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06月09日-02号

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  1. 富里市議会 2022-06-09
    06月09日-02号


    取得元: 富里市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-31
    令和 4年  6月 定例会(第3回)         令和4年第3回富里市議会定例会会議録(第2号)                  6月9日出席議員   1番  荒野峰之君          10番  沖田健二君   2番  河田厚子さん         11番  戸村喜一郎君   3番  國本正美君          12番  田口勝一君   4番  藤田 幹君          13番  大川原きみ子さん   5番  井上 康君          14番  布川好夫君   6番  柏崎のり子さん        15番  江原利勝君   7番  岡野耕平君          16番  高橋益枝さん   8番  鈴木英吉君          17番  猪狩一郎君   9番  櫻井優好君          18番  野並慶光君           …………………………………………………欠席議員  なし           …………………………………………………地方自治法第121条規定により、説明ため出席した者職氏名  市長        五十嵐博文君  都市建設部長    相川裕史君  副市長       山根康夫君   教育長       吉野光好君  総務部長      粕谷幸夫君   教育部長      金杉章子さん  企画財政部長    鈴木隆次君   消防長       山室俊夫君  健康福祉部長    森 秀樹君   総務課長      五十嵐信幸君  経済環境部長    長谷川敏彦君  社会福祉課長    池田幸市君           …………………………………………………出席した事務局職員職氏名  議会事務局長    高橋正浩    主査補       関口昌孝  主幹        岡村和宏    主査補       吉田貴一           …………………………………………………議事日程               議事日程(第2号)           令和4年6月9日 午後1時開議 日程第1 一般質問           …………………………………………………本日会議に付した事件  1 一般質問           …………………………………………………             …………………………………              午後1時00分 開議             …………………………………出席議員  18名欠席議員  なし ○議長(野並慶光君) これから本日会議を開きます。…………………………… △日程第1 一般質問…………………………… ○議長(野並慶光君) 日程第1、一般質問を行います。 本定例会におきましても一問一答方式により実施いたしますので、質問者、また答弁者におきましては、議事進行について御協力願います。 なお、第1回目質問及び答弁は登壇して行い、第2回目以降質問及び答弁は自席にて着席まま御発言願います。 順番に発言を許します。 鈴木英吉君。          (鈴木英吉君登壇) ◆(鈴木英吉君) 富里自民鈴木英吉でございます。議長お許しをいただきましたので、通告に従い一般質問をさせていただきます。 一昨年から続く新型コロナウイルス感染症や、ロシアによる侵攻、そしてウクライナと戦争によって経済に対する悪化が始まっており、市民生活に大きな影響を与えていますが、その中にあって五十嵐市政では感染症対策経済活動両立に向け、コロナ対策を最優先に実施する一方で、新型コロナ影響から市民生活を守り、ポストコロナ持続的な成長に向け基盤整備を進めてこられました。 その一つである末廣農場は、富里市初観光及び交流を中心として、様々な観点から大きな期待が寄せられる中、6月5日にグランドオープンを迎え、にぎわい、そして多く人たちに見守られながらオープンしたことは、私も知るところであります。 この末廣農場が、県内外に広くPRされ富里市魅力が伝わり、本市さらなる発展に向けた契機となることを期待しております。富里は新たな富里に向けて、今いろいろな面で変わりつつあります。そして五十嵐市政成長に向けた取組について高く評価するものであります。 それでは、通告に従い一般質問をさせていただきます。1 農業政策について (1)令和4年度スイカ生産高推移について (2)すいか里生産支援奨励金について (3)スイカブランド化に向けて共同選果について (4)スイカ生産者問題点は。2 旧洗心小学校跡地利用について (1)現在状況は。 (2)今後利用計画について (3)農業関連施設として考え方は。3 富里市観光化へ考え方は。 (1)観光施設発祥地「末廣農場」を起点とした今後展開は。 (2)富里市観光化へ発展をどう見ているか。4 有害鳥獣駆除について (1)一般民家における被害対策は。 (2)近隣市町連携は。 (3)農家が被害を受けた場合対処は。 (4)イノシシ等が出没した場合関連機関通知と連携は。 以上、よろしくお願いします。 ○議長(野並慶光君) 鈴木英吉質問に対する当局答弁を求めます。 市長、五十嵐博文君。          (市長 五十嵐博文君登壇) ◎市長(五十嵐博文君) 鈴木議員一般質問にお答えいたします。 まず、農業政策についてでございますが、令和4年度スイカ生産高推移につきましては、富里市農業協同組合を一例に申し上げますと、まず、販売数量につきましては令和3年度は39万4,000ケース、販売金額は13億5,200万円でございました。 現在、4月上旬から天候不順によりスイカ生産影響が懸念されているところでございますが、令和4年度における目標としては販売数量45万ケース、販売金額15億円が見込まれております。 次に、すいか里生産支援奨励金についてでございますが、本奨励金は平成23年度から、市特産物であるスイカ栽培促進と生産者減少抑制を図り、富里すいか産地維持を目的に支援しているものでございます。 制度開始以来、12年目を迎えた令和4年度においては新たにスイカ作付面積拡大に意欲を持つ生産者支援策として、対前年比で1割以上作付面積を拡大した生産者に奨励金を加算することとしております。今後も生産者御意向等を伺いながら、奨励金在り方について検討し、富里すいか生産者、作付面積維持、拡大に取り組んでまいります。 次に、スイカブランド化に向けて共同選果についてでございますが、市内ではスイカに限らず生産者組合による共同選果が行われ、品質統一化や出荷効率化が図られているところでございます。 一方で、本市には共同選果場はございませんが、他地域では選果場を持つことによる生産販売分離体系による出荷品質安定などが図られると聞いております。現在、本市においては、共同選果による生産者省力化や消費者安全・安心ため品質向上に資する取組が行われておりますが、今後については主体となる生産者組合動向に注視してまいります。 次に、スイカ生産者問題点はと御質問につきましては、令和3年度に実施いたしましたスイカ生産者に対するアンケートでは、223件中126件回答をいただきました。その結果、作付面積減少が挙げられており、要因としましては、機械化が容易である他品目へ転換や栽培管理負担増加、生産者本人または御家族高齢化による労働力不足、労働対価に見合った収益が得られないことなどを把握しているところでございます。 次に、旧洗心小学校跡地利用についてでございますが、現在状況はと御質問につきましては、平成30年5月に庁内組織として旧洗心小学校跡地利活用検討委員会を設置し、地域コミュニティー地域活動拠点となっていた施設である経緯を踏まえて、行政と地元が一体となり検討を開始しています。令和4年5月には、地元地域住民で構成されている洗心まちづくり協議会役員改選に伴い、改めて現状検討状況報告をするとともに、地域皆様へ情報提供方法などについて確認したところです。 また、跡地活用に関するヒアリングを実施した民間事業者からは、施設老朽化や雨漏りなど改修に係る多額経費捻出が難しいといった意見が出ており、現在、市において屋根等効率的な修繕範囲や手法等について検討を進めております。 なお、同じくヒアリングを実施した社会福祉法人においては、事業化は中長期的な計画であり、現時点では具体的な検討には至っていない状況となっております。 次に、今後利用計画についてでございますが、地域を第一にを念頭に、地域活性化や住民福祉の向上に資する跡地利用決定に向け、施設改修計画やヒアリング状況に応じ、早期に公募型プロポーザル方式をはじめ効率的な手法により事業者を選定し、跡地活用が図れるよう取り組んでまいります。 次に、農業関連施設として考えはと御質問につきましては、農業研修施設をはじめとする農業関連施設は地域に合った跡地の利活用一つと考えられますが、現時点では、農業関連施設として活用を希望する民間事業者から問合せはございません。今後も、農業関連事業者も含め広く情報発信に努めてまいります。 次に、富里市観光化へ考え方はと御質問についてでございますが、観光施設発祥地、末廣農場を起点とした今後展開につきましては、まずは観光・交流拠点施設末廣農場ガイダンス施設を有効に活用して、旧岩崎家末廣別邸とかつて末廣農場歴史及び旧岩崎久彌末廣農場別邸公園四季折々景色等を発信し、末廣別邸公園末廣農場を一体的に訪れていただくとともに、末廣農場市民団体をはじめとした関係団体等が主催する人を呼び込むイベントを開催するなど、新たな観光拠点形成を図ってまいります。 また、集客を末廣農場だけにとどめることなく、市内に点在する文化財はもとより、市民市民団体など皆様協力をいただきながら、自然景観農業体験など、末廣農場を中心にルート化を図っていく計画としております。 なお、関係自治体と新たな観光行政についても連携し、広域的なにぎわいを創出できるよう進めてまいります。 次に、富里市観光化へ発展をどう見ているかと御質問につきましては、末廣農場は、首都圏や成田空港から有利なアクセス性を生かし、将来像である持続的に発展する拠点、着地型観光拠点形成を目指しております。 また、ポストコロナという社会背景からも、本市特徴的な観光資源である馬と触れ合いや、農業や里山、谷津など自然景観、古くから点在する文化財などは貴重な観光資源として捉えており、これらを全面的に押し出しPRする契機であると考えております。 今後は、地域と一体となってもてなす地域による地域ため観光づくりや、観光資源情報発信することにより、観光化へ発展につながるものと考えております。さらには、市民市民団体、関係機関が主体となり、富里市が誇る優れた農畜産物や魅力ある観光資源を発信することにより市内へ周遊を促進し、着地型観光拠点として市域全体観光化に寄与できるよう努めてまいります。 次に、有害鳥獣駆除についてでございますが、一般民家における被害対策はと御質問につきましては、令和3年度は民家や住宅地等目撃情報など、お問合せや御相談が13件ありました。その内訳としましては、猿が6件、イノシシが3件、カラスなど鳥類が2件、アライグマハクビシンが1件ずつとなっております。最もお問合せなどが多かった猿とイノシシにつきましては、出没や目撃情報があった場合、速やかに市公式ホームページ掲載や防災・防犯メール配信により情報提供及び注意喚起を行うとともに、市職員が市内警戒を行い、状況に応じて成田警察署へ協力を要請するなど対応をしております。 カラスによる被害対策では、市公式ホームページ市広報紙により、カラス生態や攻撃から身を守る方法等を掲載し注意喚起を行い、またアライグマハクビシンなど小型動物が民家敷地に入り込んだなどお問合せがあった場合は、それら駆除を行う千葉県害虫防除協同組合に相談いただくよう御案内しております。 今後も、引き続き有害鳥獣出没や目撃情報があった際は、情報提供注意喚起を行うことはもとより、関係機関と連携を図ることにより、市民の皆様に被害が及ばないよう努めてまいります。 次に、近隣市町連携はと御質問についてでございますが、有害鳥獣対策は広域で実施することがより効果的であることから、特にイノシシ対策として、山武市で捕獲や山武市、芝山町と定期的な情報交換を行っているほか、隣接する市町と連携拡大に向けた協議を進めております。 なお、千葉県に対しては、県全体で有害鳥獣対策強化に向けた先導的役割を果たすよう要望を行っているところでございます。 次に、農家が被害を受けた場合対処はと御質問につきましては、令和3年度有害鳥獣による被害額は総額147万9,000円で、主にスイカや落花生被害が出ております。農家方から農作物被害報告を受けた際には、市職員と鳥獣被害対策実施隊員で現地を確認、調査し、捕獲用わな設置をするなど対策を行っております。また、令和3年度から有害鳥獣被害防止対策協議会を通じて、被害防止ため電気柵設置に対して助成を実施しているところでございます。 なお、有害鳥獣による被害防止には鳥獣を引き寄せない対策も重要であることから、野菜残渣適切な処理や、野生鳥獣生息域となる耕作されていない土地適正管理などについて周知を図っております。 次に、イノシシ等が出没した場合関連機関通知と連携はと御質問につきましては、市内でイノシシ目撃情報があった場合は、市職員と実施隊員で現地確認を行うとともに、教育委員会成田警察署へ連絡し情報共有を図っております。また、市公式ホームページ掲載と併せて、児童・生徒安全を確保するため、保護者に対してマチコミメールを配信し、注意喚起を行っております。 今後も、関係機関と連携を密にし、情報を共有しながら農業被害未然防止地域住民安全確保ため、迅速な対応に努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 鈴木英吉君。 ◆(鈴木英吉君) 御答弁ありがとうございました。 まず、1番農政についてですけれども、やはり富里基幹産業が農業であるということで、農家人たちがいろいろ苦慮していることに対して対策をしていかなければならないという観点で、今回はスイカについて特化しますけども、五十嵐市長富里すいかをPRしたり、いろんな面で富里すいかにする愛着はよく知っておりますけれども、やはり現場農家人に聞いてみるとなかなか大変なことがあって、(1)令和4年度スイカ生産高推移についてですけど、これはまだ予測であって結果が出ていませんので結果についてはいいんですけど、今年天候不順、霜が降りたり、日照不足等観点から、トンネルスイカが、花つきが悪くて、抜いて捨ててしまった農家もありますし、また再び苗を買って植えている農家もあって、またスイカがなってもブクみたいに中に隙間が出るスイカが結構多くて大変だということを農家人から聞いていますし、実際に私もスイカを割ってみたときに、中に隙間があるスイカがありましたので、それはちょっと定価を安くして農家人は売るように、販売するようにしているらしいんですけど、こういう観点からやはり生産者意向を調査して、どういうような、生産者がどういう苦慮をしているかということを把握して対策を取ることが大変大事だと思いますので、この生産高推移については、また今年度分かった時点でお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いします。 (2)すいか里生産支援奨励金ですけども、今、御存じようにいろいろな観点から物価が上昇していまして、スイカを作る資材等も高くなっておりまして、ビニールいろんなパイプとか、なおさらスイカ農家に対しては圧迫になっております。その中で、またビニールを買うときに支払って、また破棄するときに廃プラお金を払って廃棄しているわけですよね。もう二重にこれ払っているわけであります。 それと、スイカ生産者中には、すいか里支援奨励金申請も面倒くさいし、いろいろなあれがあってもらっていないんだという人もいますし、また丸朝組合ほうでも、丸朝組合はJAとは別団体で、販売方面も違うと思うんですけど、ここにもすいか里支援が出ているわけですけども、これはそれとして、物価が高騰している中でいろいろな統一できていない面から見たら、廃プラほうに少し援助金を回してもいいんではないかという声も出ておりますので、この点についてはどうなんでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 長谷川経済環境部長。 ◎経済環境部長長谷川敏彦君) 廃プラスチック処理につきましては、廃プラスチック処理協議会がございます。そちらに対しまして補助金を出させていただいているところでございまして、スイカにかかわらずビニール製品取扱い等ございますことから、多く農家さんに対して公平に補助金ほうは分配をさせていただいているという状況でございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 鈴木英吉君。 ◆(鈴木英吉君) それは知っておりますけども、やはり廃プラ料金も上がっていまして、農協から買った場合には幾らかその廃プラに対する価格もプラスされているということなんですけど、ほかところで買った場合はそういうは多分ないと思うんですよね。 それで、廃プラに奨励金をやるということになれば、スイカ農家ばかりではなくてほか農家人たちにもそういうような援助が行くんではないかということもありますし、一つ生産者に対する支援ということになると思いますけども、これは一概にすぐどうのこうのという問題ではなくて、農家皆さん方考え方、そして市財政とかいろいろな面から見ると、今すぐに即答できるような問題ではないと思いますので、こういうスイカ奨励金を廃プラに一部回したほうがいいんではないかという声も出ているということを認識していただいて、今後検討課題にしていただければと思いますので、よろしくお願いします。 (3)スイカブランド化に向けて共同選果なんですけど、これはいろんな経緯で選果はされているんですけども、農家人たちに聞くとやはり一枚岩ではないんですよね。自分で売っている人もいるし、農協に売っている人もいるし、いろんな人がいまして、その中でスイカ基準がばらばらだと。これでは一生懸命我々が作って、富里スイカということで出したいんだけど、これは消費者に対してそういう選果漏れした、あまり基準に漏れたようなスイカだと不評になって富里スイカとしてブランド化が崩れちゃうんではないかというふうに危惧している農家人も結構いまして、そういう意味で、現場サイド生産者統一化と生産者が誇りを持って作っていける、そういうような現場声を聞きながらやることではないと富里すいかを、すばらしいブランド富里すいかを残すには難しいんではないかと思いますし、私は富里をスイカと馬まちということを、これをスローガンにして行くことは歴史においても大事だと思うんです。 だけど、これは生産高ではなくて、少数でも富里スイカはブランド化して統一されていて、すばらしい味とすばらしいスイカなんだということを位置づけるは、本当富里スイカとして残す要因としては一番ではないかというふうに思っているんですけども、スイカ共選について、どのような見解を持っているでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 長谷川経済環境部長。 ◎経済環境部長長谷川敏彦君) 共同選果に関する基準遵守という観点でお答えをさせていただきます。 本市特産物でございますスイカ出荷に際しましては、生産者組合ごとに独自出荷ため共同選果基準や規約を設けて、基準を満たしたもののみを出荷することによりまして品質管理がされております。出荷前検査等は生産組合ごとに行われ、基準を満たすスイカが出荷されていると認識をしておりますが、市といたしましても品質向上による富里すいかブランド確立が重要であると考えております。 令和3年4月に制定をさせていただきました富里市すいか条例に、生産者役割としまして、「富里すいかブランド価値を更に高めるため、高品質かつ安定的な生産を目指すとともに、消費者安全性及び安心信頼性確保に努める」と規定されておりますので、この条例趣旨を生産者皆様に呼びかけてまいります。 ○議長(野並慶光君) 鈴木英吉君。 ◆(鈴木英吉君) 趣旨はすばらしいものなんですけど、熊本スイカが今1位なんですけど、この熊本スイカができたということは、富里へ来てスイカ接ぎ穂とかいろんな技術を学んでいって、今は熊本が1位になっているんですけど、なぜ1位で推移できているかというこういう研究も大事ですし、また私は別にスイカが駄目だとか言っているんではなくて、私も富里で生まれていますので、富里スイカをどこに行っても、富里スイカはすばらしいという、そういうような、富里といえばスイカなんだと言われるように、私はなってもらいたいと、そういう観点から私は質問しているんですけど、すいか条例をつくっていただいて、市長に一生懸命宣伝PRしていただいて、それでそのすばらしさを生産者にもきちんと伝わって、また生産者がどういう面で苦労しているかということも把握していかないと、両輪でいかないとうまくこのスイカ里、富里ということを残すは難しいんではないかと、そういうふうに思いますので、これからもいろいろ現場サイドを視察したり、農家人たち声を聞いて改善していただきたいと、そういうふうに思っていますので、よろしくお願いします。 それから、4番スイカ生産者問題点はそういうところだと思いますし、以前も聞いておりますので、後継者不足とか、それによる労働力低下とか、そういうことだと思います。 昔は、スイカは反別単価が上がるので、農家人たちもこぞってスイカを作っていたんですけど、今は品物をすり替えて、もう少し労力は要らない、そして面積を多くすれば単価はスイカと同じぐらい上がると、そういうようなほうに展開している向きも多々ありますので、そういうことも考慮しながら、農家生産者と向き合った調査や研究をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 続きまして、旧洗心小学校跡地利用についてですけども、(1)現在状況ですけど、先ほど市長答弁もありましたように、そういうことで理解はしています。 状況はそういうことだということで、次に(2)今後利用計画について、前回も旧洗心小学校跡地問題は質問したんですけど、大体、地元意向に沿ってとか、外枠部分だけ答弁しかもらえなかったんですけど、周り市町でも結構廃校している学校がたくさんありまして、それぞれに利用しているんです。なぜ富里はこれほどずっとそのまま置き去りにされているかということが、すごく市民の間にも疑問を持たれていますし、我々もそれを苦慮しているんですけど、いろんな行政として考えてみれば、いろんな法律的な問題とか資金問題とか、いろいろ問題点はあると思いますけれども、やはりその中である程度時期にその利用を考えるというふうにしていかなければいけないと思うし、民間から要望がないとかそういうことではなくて、こちらからこういうようなものに使えますよということで発信することも大事だと思うんです。 やはり待っているんではなくてこちらから呼びかけること、それから行動に移してやっていかないと、いつまでたっても、結局、何にも使われないで、施設自体がどんどん老朽化して、それこそ取り壊さなければいけないというような事態にもなりますので、そうするとまた費用もかかりますし、だんだん悪くなっていくんではないかなというふうに考えておりますので、その点ももう少し一歩踏み込んで考えていただきたいことと、近隣施設を見て、こういう利用仕方をしているんだなということも研究していただきたいと、そういうふうに思いますけども、これに対してはどうでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 鈴木企画財政部長。 ◎企画財政部長鈴木隆次君) 旧洗心小学校跡地利用につきまして、まず都市計画土地利用方針といたしまして、都市マスタープラン中で交流拠点と位置づけ、また豊かな自然や農業を生かした人々触れ合い場、憩い場として活用を検討するとなってございます。 従来、検討を続けてきたわけですが、市長答弁にもございましたプロポーザル等を早期に実施できるよう、今後も検討を重ねてまいりたいと思います。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 鈴木英吉君。
    ◆(鈴木英吉君) そういったような観点中で、実施できない要点というはどこにあるんですか。今いろんな、今言いましたよね、その中ですぐ実施できない、取り入れられないという問題はどこにあるんですか。 ○議長(野並慶光君) 鈴木企画財政部長。 ◎企画財政部長鈴木隆次君) お答えいたします。 ただいま各種事業者から、事業提案等ございます。その中で、施設状況等を勘案しまして調整している結果、まだ実施に至らないということで、事業展開に進められるまで下調査が済んでいないというような状況でございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 鈴木英吉君。 ◆(鈴木英吉君) 調査に至っていないというけど、大分年月がたっていますよね。毎回毎回同じような答弁ですけど、これはいつになったら、今度はこういう施設ができるようになりますとか、そういうような答弁にならないかなというふうに思っていますけど、これは今言われたとおりだということなんで、これはとにかく早い時点に利用できるような答弁をしてもらえるように期待して待っておりますので、よろしくお願いします。 それから、(3)農業関連施設として考えはと、私がこれ提案したんですけど、前は福祉施設とかそういう感じで提案しました。農業施設、関連施設というはまちづくり協議会をつくって、いろいろ地元に合ったものということで会議をやっていると言いますけど、これも随分長い間やっていますし、地元人たちが、いやこれはどうだというような、すばらしいアイデアをなかなか出せるほど経験とかいろいろなものがないので、これは地元対策としてやっているんでしょうけど、できれば二区農業真ん中にありますので、あそこで何か研修講座を開いたりとか、いろいろ農業に関連した、あそこに行けば先進的な農業ができるし、また周り農地を借りて体験農家、そして就労もできるようになるというような、そういうような現実に合ったような利用仕方もあると思うんですけども、それはどうでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 鈴木企画財政部長。 ◎企画財政部長鈴木隆次君) お答えいたします。 当市基幹産業でございます農業につきましては、南部地域が主となるため、後継者育成を含めた農業関連研修または集会施設として活用についても、活用が挙げられるものと思います。市長答弁にもございましたが、現時点では農業関連施設として活用を希望する民間事業者から問合せがないことから、繰り返しとはなりますが、今後も農業関連事業者も含め広く情報発信に努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 鈴木英吉君。 ◆(鈴木英吉君) 今、周りでも、夷隅郡も移住者が全国第3位ということで、テレビでもやっていましたけども、町サラリーマン人も移住して、空き地畑や何かを開拓して牧場を始めたり農業を始めたりしているわけです。ですから、今結構、自然中に移住して農業をやりたいという人も結構増えているんです。芝山町でも、9日新聞にありましたけど、そういう基幹産業、農業を応援する施設を造るんだということで出ていましたけど、やはり農業というは、食料自給と言われて、食料を確保するには一番大事なものなので、それと、富里はいろんな周りを見渡した中で、富里農家というはすばらしい作物を作るし、すごく整備されて観光としてもすばらしい状態になっているんです。 だから、そういう意味でもう少し、せっかく二区農家真ん中にある旧洗心小学校なので、それを利用した施設が来ればいいんではないかなというふうに思いますし、また庭には、今キャンプがすごくはやっていますので、キャンプに使えるような、貸し出して使えるような施設を、呼びかけしてキャンプしていただいて、バーベキューや何かやる場合は周り農家から野菜や何かを供給して買っていただいてやると、そういうような形で、やはりその地域に合ったやり方というはあると思うんです。そういう面も考慮しながら考えていただきたいと思いますので、よろしく御検討をお願いします。 次に、3番富里市観光化へ考え方について、(1)観光施設発祥末廣農場を起点とした今後展開はということなんですけども、これもまだ始めた、6月5日にグランドオープンしたばかりで、今は駐車場もいっぱいになるほど来訪者もあっていいんですけど、何人か市民があそこを訪れた人たちに聞いてみると、ちょっと富里らしさが出ていないと。それから、買うものがないんではないかとか、そういう何かちょっと厳しい意見も出ていますので、こういうことは指定管理者にある程度、内容変更とかなんかは市ほうから多少は伝えないんですか。 ○議長(野並慶光君) 長谷川経済環境部長。 ◎経済環境部長長谷川敏彦君) 市民の皆様、あるいは御利用者皆様から意見については、常に参考とさせていただき、指定管理者と内容について変更については常に協議をしてまいる所存でございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 鈴木英吉君。 ◆(鈴木英吉君) ぜひ、せっかくあれだけすばらしい施設を造ったんですから、もう内外からたくさん来ていただいて、富里市を広めていただきたいというふうに思っていますし、またいろんなガイドマップを作って、ここではこういうものを見られて、ここではこういうをできますよというようなものを作って、末廣農場でお茶を飲んだり、反省会したり、御飯を食べたりと、そういうような拠点になればいいなというふうには思っています。 それで、レストランなんかもちょっと今ところ、始めたばかりだからかどうか知らないけれど、メニューも少ないし、ちょっと地元人には値段も高いんではないかという意見もありますので、そういう点も常に、私は別に悪く言っているんではなくて、そういう意見を拾って少しでもいいものにしていただいて、五十嵐市長が一生懸命頑張ってあれだけ施設をオープンしてもらったわけですから、これが発展して、名所になるようになっていただきたいという観点から言っているわけですけども、そういう意味で、買物するところも野菜がちょっと少なくて、何かそれは品物を多く入れるためだと思うんですけど、ちょっと多方面アンテナショップみたいな形になっているので、もう少し富里、これが富里ものなんだというものを置いていただいたり、入ったときにそれを感じるような内容にしていただければいいんではないかなというふうに考えていますので、よろしくお願いします。 次に4番、有害鳥獣駆除についてですけども、たまたま一般民家人が、ハクビシンがうちに入っちゃったということで、プロ駆除者に頼むと何十万とかかるので、どうにかならないかということを聞いたので、これは前にも何件か一般民家に入って、屋根裏に入って、1部屋駄目になっちゃったという被害を結構聞いているんです。だから、これが来たときに、駆除するはどこというような取組はあれかもしれないけど、市役所とか何とかへ、環境課だと思うんですけど、行くと思うんですよ、相談にね。 そういうときに、この市長答弁にもありますように13件もあるということなので、これからいろいろな被害が出てくると思うし、本当にハクビシンに屋根裏に入られちゃうと大変なことになるので、来たときに相談できる窓口としては環境課と思うんですけども、その点、きちんと親切にこういうふうにしたらいいんではないかというようなことを市民に伝えられるようなふうになってほしいと思うんですけども、その点はどうでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 長谷川経済環境部長。 ◎経済環境部長長谷川敏彦君) 一般民家方から駆除相談等があった場合というお尋ねでございます。 市長答弁にもございましたが、相談については真摯に対応させていただいております。 なお、ハクビシン例示ございましたですが、様々なケースがありますので、そのケースに応じた対応ということで、今後も十分配慮しながら進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 鈴木英吉君。指名されてからお話しください。 鈴木英吉君。 ◆(鈴木英吉君) 2番近隣市町連携においては市長答弁で理解しましたので、これは結構です。 (3)農家が被害を受けた場合対処はということは、今ところまだそれほど、それほどと言っては語弊がありますけども、スイカ畑がもう立ち直れないほど被害を受けたとかそういう報告は聞いていないんですけど、こうなった場合には補償とか、そういうことに対してはどのような対処方法がありますか。 ○議長(野並慶光君) 長谷川経済環境部長。 ◎経済環境部長長谷川敏彦君) 災害同様、明らかな農業被害という認定を受けるものについては、所得補償保険等加入者については対象になるものと考えてございます。また、本所得補償に関する農業被害保険につきましては、加入勧奨ということで、JA等、組合を通じて共済組合連合会等からあっせん等をしていると承知しておりますので、そういった個人農家各戸対応ということでお願いしているところでございます。 また、冒頭に申しましたとおり、災害という考え方で捉えなければいけないような事態につきましては、その都度対応していきたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 鈴木英吉君に申し上げます。指名されてからお話しください。 鈴木英吉君。 ◆(鈴木英吉君) 今ところまだそういうような大きな被害は出ていませんので、今うちから準備していただいて、まず出ないことが大事なんですけど、出た場合対処を速やかにお願いしたいと思います。 次に、(4)イノシシ等が出没した場合関連連携機関通知と連携はということなんですけど、この前武州に出たときもそうなんですけど、やはり登下校生徒危険性とかいろんなことが考えられますよね。それで警察とか学校とかいろんな関連機関に通知して、それでその対策を考えていかなければならないということですけども、これは市長答弁にも出ていますので、そういうような感じで連係プレーを取りながら、ほかに被害が及ばないようにきちんと対処していただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 一応、以上で質問は終わりなんですけど、旧洗心小学校は地域によって貴重な財産であることから、地域実績やニーズを踏まえながら有効活用していくことが求められていますので、それに対して早く具体的な答弁をいただけるような対策を研究していただきたいと思うと同時に、農業体験をしてみたいとか農業生活を体験してみたいなど機関に対して、気軽に体験できる施設利用から新規就農者につなげる取組に活用するなど、いろんな考え方ができると思うんです。 いずれにしても、洗心小学校は、農村中にありますので農業に関連した…… ○議長(野並慶光君) 鈴木英吉君に申し上げます。通告順を遡って要望等々発言はお控えいただきたいようにお願いいたします。 ◆(鈴木英吉君) 分かりました。 ということで、そういうを総合しながら今後も取り組んでいただきたいと思います。 以上で質問を終わります。 ○議長(野並慶光君) これで鈴木英吉質問を終わります。 そのまましばらくお待ちください。 次に、江原利勝君。          (江原利勝君登壇) ◆(江原利勝君) 公明党、江原利勝、一般質問を行います。1 マイナポイント事業について (1)マイナンバーカード登録状況について (2)普及促進取組について2 道路行政について (1)末広南交差点について (2)市道5-0057号線(十倉地先)水たまり解消について (3)市道5-0056号線(十倉地先)維持管理について (4)県道成田両国線(旧平地先)歩道について3 イノシシ対策について (1)現状と取組について 以上3点、よろしくお願いします。 ○議長(野並慶光君) 江原利勝君質問に対する当局答弁を求めます。 市長、五十嵐博文君。          (市長 五十嵐博文君登壇) ◎市長(五十嵐博文君) 江原議員一般質問にお答えいたします。 まず、マイナポイント事業についてでございますが、マイナンバーカード登録状況につきましては、本市ではこれまでマイナンバーカード取得促進に向けて、市広報紙をはじめ市公式ホームページ、窓口封筒や、市民課ロビーで動画などによる啓発、市民課ロビー証明写真機からオンライン申請サポート、ワクチン接種会場で出張申請サポートを実施してきました。また、令和4年度から新たに特定健診会場で出張申請サポートを実施しております。 これら取組により、令和4年5月29日現在本市マイナンバーカード申請率は48.91パーセントで前年同期比8.29ポイント増となっており、千葉県内平均は48.33パーセントとなっています。また、交付率は本市においては41.63パーセント、千葉県内平均は41.87パーセントという状況でございます。 今後もマイナンバーカード取得促進に取り組んでまいります。 次に、普及促進取組についてでございますが、マイナポイント活用によりキャッシュレス決済利用拡大を図り消費を喚起するとともに、デジタル社会実現に向けた環境整備を目的として、令和4年1月からマイナポイント第2弾が実施されているところでございます。マイナポイント第2弾では、マイナンバーカードを取得された方に最大5,000円相当ポイント、6月30日からはマイナンバーカード健康保険証として利用申込みを行った方に7,500円相当ポイント、公金受取口座登録を行った方に7,500円相当ポイント、合計2万円相当ポイントが付与されます。 本市では、マイナポイント申込みに関し、オンライン手続に不安を抱かれている方などを対象に、具体的な操作方法など、市役所と日吉台出張所にマイナポイント手続ブースを設置し、市職員により支援を行っております。また、マイナポイント手続ブースでは、ポイント申込手続ほか、ポイント申込みに先立ち必要となるマイナンバーカード健康保険証として利用申込みや公金受取口座登録支援も実施しております。 今後につきましては、健康保険証として利用申込みと公金受取口座登録に関するポイント申込みが6月30日に開始されることから、この時期に合わせ市役所内手続ブースに機器類等環境整備を含め支援員を配置し、支援体制充実を図りたく、今議会に補正予算として提案させていただいております。 マイナポイント事業は、マイナンバーカード普及を図る一つ重要な取組でもあることから、市広報紙をはじめ市公式ホームページや、市公式LINEなどによる周知、また手続方法に関する動画活用など、より分かりやすい案内となるよう努めるとともに、手続に関する支援体制充実を図り、普及促進を行ってまいります。 次に、道路行政についてでございますが、末広南交差点につきましては、主たる交差点は千葉県が管理する国道296号と、市で管理する都市計画道路3・4・21号七栄葉山線と交差点において右折レーンと信号機による安全確保をしているところです。 また、この交差点に付随した国道296号と市道4-0086号線と交差点では、平成26年8月と平成27年6月に成田土木事務所及び成田警察署とともに安全対策に向けた現地確認を実施し、国道296号側市道へ横断歩道設置、歩行者へ安全対策として、外側線による待避スペース路面標示や車止めを設置するとともに、ドライバーへ一時停止を強調するため注意喚起路面標示を実施いたしました。 なお、当該交差点へ信号機設置について、令和元年と令和3年に成田警察署へ要望し、同署立会い下、現地を点検したところ、既存信号機と間隔が短いことから、新たな信号機設置はできない旨、回答をいただいております。 今後は、富里市観光・交流拠点施設末廣農場開業に伴う車両等動線や交通量を見極めた上で、新たな方策等について千葉県と協議してまいります。 次に、十倉地先市道5-0057号線水たまり解消についてでございますが、雨水排水流末確保が困難なことから、冠水対策として雨水浸透ますを5基設置しておりますが、風雨等による土砂堆積が原因で、水たまり解消までに時間を要する状況を認識しております。よって、今後改善策としては、令和4年度内に当該雨水浸透ます能力を向上させる対策工事を実施してまいります。 次に、十倉地先市道5-0056号線維持管理についてでございますが、舗装損傷度合い著しい箇所について舗装補修工事を実施し、継続的な維持管理に努めてまいります。また、雨水排水流末がないことから、降雨時には一部道路に水たまりが発生している状況となっております。当該箇所につきましても市道5-0057号線と同様、水たまり箇所へ雨水浸透施設による対策工事を実施してまいります。 次に、旧平地先県道成田両国線歩道についてでございますが、本区間においては、両側歩道と片側歩道により構成されておりますが、道路管理者である千葉県では、片側歩道区間新たな歩道整備については予定はないものの、維持管理としては両側歩道を含め路肩部分除草や土砂撤去を行うとことです。 また、特にカーブに面したガードレールが設置されている歩道ない区間については、防草シート敷設などについて検討すると伺っております。 次に、イノシシ対策についてでございますが、現状と取組につきましては、市内でイノシシ目撃情報があった場合は現地確認を行うとともに、防災行政無線や市公式ホームページなどを活用し情報伝達を行っているほか、市職員と鳥獣被害対策実施隊員で現地を調査し、定期的なパトロールやわな設置を行っております。 市では、箱わななど捕獲用資機材充実や、実施隊員活動と連携するとともに、令和3年度から有害鳥獣被害防止対策協議会を通じて電気柵設置に対する助成を実施しており、令和3年度に5件、令和4年度は6月9日現在で1件設置を行っているところでございます。 また、イノシシ対策には広域的な取組が重要であることから、山武市、芝山町と定期的な情報交換を行うとともに、平成30年度から山武市地先における捕獲許可をいただき、令和3年度には22頭イノシシを捕獲し、水際対策を強化しております。さらに、隣接する市町と連携拡大を図るべく準備を進めるとともに、千葉県に対し広域的かつ先導的役割が図られるよう要望を行っているところでございます。 今後も広域的な連携強化に努めるとともに、わな設置やパトロールによる監視に努め、富里市農業協同組合教育委員会成田警察署など関係団体と連携を密にし、情報を共有しながら農業被害未然防止地域住民安全確保に努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) 答弁をいただきまして、何点か再質問をさせていただきます。 まず、最初マイナポイント事業についてマイナンバーカード登録です。ワクチン会場等で出張サポート、これが県平均を上回って大変富里市としてもいい方向に向かっていると、最終的な目標達成についてはもう一度確認しますけども、目標は何パーセントでしたか、これを部長、お願いします。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長(粕谷幸夫君) 本市令和4年度末交付率目標といたしましては、74.1パーセント、こちらを目標としております。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) ありがとうございます。 これはもう毎回お聞きしているんですけども、この目標達成に向けて皆さんが取り組んでいるこの出張サポート、各ワクチン会場に集まっているからこそ出張ということでありますけども、逆に、自治会集会所、またサークルだとかそういう各種集まりに出向いていくが本来出張サポートであって、たまたま持ち出しができるということで、出張申請という表現でしたけども、これは行くが本来出張サポートだと思うんですけども、申請をこれから登録を上げる、目標は74.1パーセントに向けたこの取組という部分では考えていらっしゃるでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長(粕谷幸夫君) マイナンバーカード取得促進取組について地区へ出張申請サポート実施ということ御質問でございますが、それぞれ集会所というところではございませんが、8月を取得促進強化月間に位置づけまして、日曜日に北部コミュニティセンター、中部ふれあいセンター、農林業センター、こちらを会場として予約制による出張申請サポート実施を予定して準備を進めているところでございます。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) そういう目標達成に向けた8月強化月間、取組月間という部分で、取組をされているということで、さらに期待しますので、また9月にもこれ質問させていただきますけども、昨年12月、多く皆さんもワクチン接種証明書アプリができまして、多く方がダウンロードしたと思うんですけども、接種証明書はマイナンバーカードが必要なんですよね。暗証番号が当然必要ですけども、第2回目を接種した方々はもうすぐに接種証明書があるということで安心はしたんですけども、次に、第3弾、第3回目ワクチン接種をしたときに、私は自動更新されるかなと思ってずっと待っていたんですけども、これはもう一度ダウンロードしてやらないと第3回目接種証明書というは出てこないんですよね。またそこでもマイナンバーカードが必要だということで、海外へ行く方は接種証明書、これ絶対必要なんですよ。海外でもこういうが、接種証明書がないと受け入れられないということで、必要だと思うんですけども、こういう観点からもマイナンバーカードは必要ですよと、そういうことをぜひ周知していただきたいというふうに思っていますけども、これも含めて取組というはどうでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長(粕谷幸夫君) このワクチン接種証明、今、議員申されているとおりマイナンバーカードが必要になります。また、今後デジタル社会においても必要となるものでございますから、多くの市民が取得されるように普及促進に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) 私は、この登録パーセントを上げるだけが目標ではないと思うんです。 多くの市民の方々に、この利便さ、便利だということを、またはお得感を味わっていただきたい。さらに1万5,000ポイント、これ次に、(2)に行っていますけども、この1万5,000ポイントで様々なお得な感覚になりますよと。そしてキャッシュレスで新しい取組消費喚起をする施策と、今、部長もデジタル社会ということでありましたけども、まさに基盤づくり、デジタル社会基盤づくりだというふうに思っております。 このカード申請は9月末まで、第1弾申請、そしてマイナポイント申込期限が2月末までだと、これから急いでカードを取得する方、初めて登録して5,000円分ポイントを受け取ることができるんですけれど、カードを取得してキャッシュレス決済で買物、またチャージしないと5,000円分還元が受けられない、このポイント交換が非常に難しいと声が多いんです。 最初その5,000円分ポイントをダウンロードしてスムーズにいくかどうかが次第2弾にかかっているんですけど、第1弾5,000円ポイントでつまずくと非常になかなか次に行こうという気持ちになれない。ですから、この親切なサポート、これをぜひしていただきたいんですけども、この体制についてお考えについては先ほどもあったんですけども、もう一度お願いします。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長(粕谷幸夫君) マイナンバーカード申込みにつきましては、やはりちょっと分かりづらい点がございます。また、マイナポイント申込みに関しましては、当然マイナンバーカード取得が前提となりますので、市といたしましては、このカードを交付される窓口、こちら厳格な本人確認と暗証番号設定を行うため、市窓口で交付に限り行っているものでございます。 このことから、マイナンバーカードを受け取りに来た方が、その流れでマイナポイントをお申し込みいただく、またマイナポイント相談をいただくに当たりまして、市役所庁舎内、それと日吉台出張所、こちらに支援ブースを置くことメリットがあるということで、現在実施しているところでございます。 市長答弁にありましたとおり、この支援体制充実を図るために補正ほうをさせていただいております。いずれにしましても、丁寧な説明、丁寧な支援を行ってまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) 今回、補正にこれが入っているということで、私も通告を出した後補正を見て分かったことですから、これ御了承願いたいんですけども、このマイナポイント手続は、市役所だけではなくてマイナポイントスポットでも、各種商業施設、携帯ショップ、また様々なところでも、食品スーパー等も行っているわけですよね。要するに、お買物ついでに行って手続をやってもらおうかなという方も多く考えていらっしゃるかと思うんです。 ですから、市役所に来たついでにという部分ではなく、わざわざ手続をしに市民の方が来られるということであれば、より親切に、わざわざ来ていただいてありがとうございますという気持ちは皆さんお持ちだと思うんですけども、その中で対応していただきたいなというふうには思うんです。 その中で、そういう他社スポット、これから広告が6月30日からマイナンバーカード、第2弾がスタートするわけですから、コマーシャル等でもまたこれからどんどんやっていくと思うんですけども、こういうブースで対応、また市民の方が、本当に親切で、そこ行ったほうがいいわよという口コミになるような対応をお願いいたします。 それでは、2道路行政についてお伺いします。 末広南交差点について、私が一番心配しているは交通事故です。6月5日以前も以降も、多く方々、市道4-0086号線から出る、そして国道に出て3・4・21号都市計画道路に行くわけですけども、国道を横断してさらにすぐに左折すると、非常に危険な運転技術が、危険というか高度な運転技術が要求されますし、皆さん方も本当に感じられていると思うんですけれど、それを数台、またかなり渋滞が発生していると、こういう状況で出るタイミング、非常に難しい。 市長答弁では、信号機設置はできないというふうにありますけども、やはりこの車両動線を見極めたいということでありますけども、事故が起きてからでは遅いんではないかと、起きないことを願っているんですけども、どのタイミングで、県に協議方向をするか、交通量を見極めた上でというか、もう渋滞も起きていますし、非常に危険だというを周り人も気がついていて、さらに何を見極めるかなというふうには感じるんですけど、ここについてはいかがでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 相川都市建設部長。 ◎都市建設部長(相川裕史君) 江原議員再質問にお答えをさせていただきます。末広南交差点に近接します丁字路型交差点に関する対策についてお尋ねでございます。 どのタイミングで要望という趣旨御質問でございますが、先ほども議員触れられたように、また市長答弁にもございましたとおり、関係機関である成田警察署に対しましては、まず信号機設置を要望いたしました。ところが近接する信号機と距離が短いということで新設はできないという回答をいただいているところですが、その他に同じく成田警察署に対して要望という観点で考えますと、一つは交通規制が考えられ得るところだというふうに思っております。 したがいまして、今、末廣農場施設利用、これに伴って渋滞発生も見受けられますので、その状況も見ながら、また交通規制となりますと地域住民皆様御意見、御要望、こちらも重要になってまいりますので、そういったことを捉えた上で、交通規制等について要望してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) 既にもう苦情も来ていますし、願うは交通事故がないようにと、その前に動線確保または道路規制ですか、詳しいことは分からない、どういう形がいいかというは協議されると思うんですけども、やはりいい方法を考えていただきたいというふうに思っています。苦情はどこへというよりも、大体方がこれ非常に危険だよということは口にされますので、早い対応を願いたいというふうに思います。 次に行きますけども、市道5-0057号線、水たまり解消、接続する市道5-0056号線、これも排水対策、ぜひとも対応をお願いします。これは、いつになっても水たまりが解消されないということで、これも市民から要望がありましたので、ぜひよろしくお願いします。 次(4)県道成田両国線、ここは歩道に堆積した土砂、これから草が出て、その草刈りを成田土木でやっていただいているんですけど、これは刈っても刈っても、土砂を撤去しない限り、私は難しいと思うんです。そういう要望は行かれていると思うんですけども、その手前というか、ネットフェンスところ歩道堆積した土から草が出ていると。これはもう5年たっても何年たっても全然撤去されないということで、雨が降った後歩道は歩けませんよという、そこまで苦情もありますので対応をお願いしたいというふうに思っています。 ですから、市民は、ここは市道路だから市窓口に言わなくてはいけない、ここは県道、国道はどこだと、市民の方はそこまで区別して理解はしていませんよ。とにかく市が窓口で何とかやっていただきたいということだと思うんですよね。そのために相談も来るわけですから、ぜひとも国・県道も含めて市が窓口になって解消されるように、何度も対応していただきたいなというふうに思っておりますので、ぜひよろしくお願いいたします。 最後に、イノシシ対策についてお聞きします。 パトロールや箱わな設置や、電気柵で本当に取組について、水際で止めていただいているということで、本当に感謝しております。 そこで、農業被害未然防止地域住民安全確保というふうに市長答弁であったんですけど、これからが野菜、また畑に山になっている野菜がイノシシ餌場になるということから、いつ、どこで、またイノシシ出没があるかというは本当に気になりますが、学校とも協議をするという、連携もしているということで先ほど市長答弁であったんですけども、子供たちが登下校とき安全対策について、教育委員会がどのようなお考えかちょっとお聞きしたいんですけども、仮に、イノシシが登下校ときに子供たちが遭遇してしまったと、この場合お考えをお聞きしたいんですけども、子供たちは元気いっぱいに大きな声でいろんな話をしながら登下校している、もう元気いっぱいですよ、大きな声が、近所まで聞こえるような声で、そして楽しそうに走ったり、また元気な中に、そこに、その近くにイノシシが出没した場合、これ対応というは、学校として対応はどのようなお考えでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長(金杉章子さん) 江原議員再質問にお答えいたします。 児童・生徒安全指導について御質問でございますけれども、イノシシ目撃情報があった場合、安全確保ため、各学校を通じまして保護者御協力も含めまして注意喚起等を行っているところでございます。 また、学校で指導といたしましては、イノシシに遭遇してしまった場合にはということで、富里市で作成しております対応によりまして、まず近寄らず、見えなくなるところまで離れる、また落ち着いて行動し、もし出会ってしまったときには背中を見せずにゆっくりと後退する。刺激しないよう、大声を出したり物を投げたりしないというような内容で指導しているところでございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) これは一般的な対応かと思うんですけども、教育委員会としては、私はもっと研究していただきたいなというふうには思うんです。 子供たちが、ある小学校下校時間は100メートル、200メートルにわたって一気に下校してきます。その中間辺りにもし出没してしまったら、みんながこれ前に行かずに、その場で静かに退避すると。刺激しないように、今まで元気いっぱい話をしていたが急にしゃべりを止めて静かになるという、これは絵に描いたような、本当に理想的な対応だと思うんですけども、子供たちがきゃあとも一言も言わずに、みんなが100メートルにわたって静かに後ずさりできるんですかね。先に行ってしまった子供たちにどうやって連絡をするか。近くにいた大人に誰が、見た人が、また気がついた人がどうやって、走ってはいけない、静かに後ずさりをしながら畑で作業している方に伝達できるかと。 こういう本当に理想的な対応ができれば一番いいと思うんですけど、私なんかは素人なりにも、SOS、非常用ベルを鳴らして近く大人が本当に気がついていただけるように、逃げろとか、そういうふうに、そっち方向ではなく回避していただくような対応は大人しかできないですし、子供たちは走ってはいけない、見た人は、大変もう真っ青になっているし、気がつかないで後ろからわあわあ騒いで来る子供たちに対して、誰がリーダーになって対応できるかと、非常に不思議な光景が絵に浮かぶわけですけども、それが出ないことを望んではいるんですけども、そういうような安全対策、これはもう最悪ことを考えてまでも、そういう子供たちに教育というは非常に難しいと思うんですけども、いつ出るか分からない、GPSがついているわけでもありませんから、どこから走ってきたというか、そうであれば防災無線等でも、地域を限定してそこは注意しましょうというは分かるかもしれませんけれども、近く林に潜んでいるかもしれないし、これは分からないんですよね。 ですから、大きな事故は今までありませんからいいんですけども、そういう刺激をしないというが第一前提だと思うんですけども、ここら辺は研究していただきたい。富里独自ルールだとは思うんですけども、千葉県でも南ほうはかなり出没していますけど、それと関東ほう、これ近隣、近県で対応というはどんな対応でしょうか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長(金杉章子さん) 近県状況についてお尋ねですけれども、お調べしたところ、やはり神奈川県、また少し遠くなりますけれども、よく出没している香川県、大阪府、こちらほうになりますと、ただいま富里市と同じようなルールで子供たちに指導しているところでございます。 しかしながら、今、議員からアドバイスもございました。学校におきましては、しっかりと様々なことを想定しながら対応できるようなことも含めまして、まずイノシシ習性についても子供たちがよく学びながら、今後研究してまいりたいと思います。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 江原利勝君。 ◆(江原利勝君) 防犯ベルがイノシシに対して駄目なかどうか、刺激しないというは分かるんですけども、何かあったとき非常ベルというは、そのために、近隣大人たちに知らせるためものなので、やっぱり有効な使い方というをぜひ研究していただきたい。そのため使い方というも取り組んでいただきたいし、ぱらぱらと帰る子供たちに対してはそれでもう刺激しないようにというは心中であると思うんですけども、一斉下校ときにどうするかなというがちょっと心配だったので、そういうことも含めた富里市安全、子供たち安全について研究というを、ぜひよろしくお願いいたします。 これからイノシシも活発になるかと思いますし、季節変わり目、また野菜等も出てきた中で、非常に餌場になるところを農家方々も本当に工夫されて取り組んでいますので、その中で子供たちが巻き添えにならないように、また大人も含めてそうなんですけども、イノシシ対策、ぜひ取り組んでいただきたいなというふうに思っていますので、教育委員会とまた現場ほうも含めて、よろしくお願いします。 以上で一般質問を終わります。 ○議長(野並慶光君) これで江原利勝君質問を終わります。 しばらく休憩します。              午後2時27分 休憩             …………………………………              午後2時39分 開議出席議員  18名欠席議員  なし ○議長(野並慶光君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、荒野峰之君。          (荒野峰之君登壇) ◆(荒野峰之君) とみさと至誠会荒野峰之です。議長お許しをいただきましたので、通告に従い、一般質問をさせていただきます。 まず1としまして、富里市は6月、スイカ収穫最盛期を迎え、市民の皆さんもスイカを購入されて、またスイカを作っていらっしゃる農家方々も目を細めていらっしゃると思うんですけれども、その6月といえば収穫時期と重なり、梅雨時期、雨季でもございます。1 市内農業従事者に対する支援について (1)雨水対策現状は。 (2)販路拡大へ取組は。2 市内主要道路整備について (1)主要道路である県道成田両国線及び富里酒々井線整備進捗状況は。 (2)末廣農場周辺道路安全対策について 3、新型コロナウイルス感染症対策緩和がいよいよ、児童マスクなども、少なくとも屋外ではマスクは外していい、そのようなことがまた市内においても児童たちに知らせられております。そういった緩和観点から、児童公園でも子供たち声が戻りつつあります。3 市内小・中学校児童・生徒安全確保について (1)現在行っている活動について (2)PTA取組について (3)コミュニティ・スクール制度は機能しているか。 以上、よろしくお願いします。 ○議長(野並慶光君) 荒野峰之君質問に対する当局答弁を求めます。 市長、五十嵐博文君。          (市長 五十嵐博文君登壇) ◎市長(五十嵐博文君) 荒野議員一般質問にお答えいたします。 なお、教育関係御質問につきましては教育長が答弁いたします。 まず、市内農業従事者に対する支援についてでございますが、雨水対策現状はと御質問につきましては、過去から湛水情報を地図化した資料を基に、湛水時には適宜パトロールを実施し、排水ポンプを設置するなど、湛水早期解消に努めているところでございます。 また、高崎川流域600ヘクタールをⅠ期とし、木戸川、作田川流域557ヘクタールをⅡ期とした受益地域を対象に、千葉県が事業主体となり進めている県営畑地帯総合整備事業により、畑地帯用水補給並びに畑地かんがい用水改良を行うとともに、湛水被害を未然に防止するため幹支線排水路及び暗渠排水など、一体的な整備を継続的に行っております。 次に、販路拡大へ取組はと御質問につきましては、販路を広げることは、農産物販売量増加が見込まれることや所得の向上、安定した農業経営につながるものと捉えております。一方で、販路拡大には、販売する上で付加価値をつけ、利益率を高めることも重要であり、農産物ブランド化は有効な手段であります。 よって、本市では包括連携協定を結ぶ日本大学や関係機関協力によって様々な場面でPRを実施することで、販路拡大につながる一因を担っているところでございます。 次に、市内主要道路整備についてでございますが、主要道路である県道成田両国線及び富里酒々井線整備進捗状況はと御質問につきましては、まず成田両国線は県道八日市場佐倉線交差点から国道296号交差点まで区間をバイパス道路として、平成31年3月に供用開始がされております。 また、整備進捗状況につきましては、千葉県ではバイパス延長約300メートル区間うち、約66パーセントに当たる200メートルが平成30年度までに完成し、残り100メートル区間について、現在整備を進めていると伺っております。 次に、富里酒々井線につきましては、千葉県では、事業延長2,200メートルうち、約55パーセントに当たる1,222メートルが令和3年度までに完成し、残り978メートル区間について、現在整備を進めているとことです。 次に、末廣農場周辺道路安全対策についてでございますが、末廣農場周辺道路交差点において、国道296号道路管理者である千葉県、交通規制を所管する成田警察署などと安全対策について現場立会いを平成26年8月と平成27年6月に実施し、末廣農場前丁字路へ横断歩道と歩行者安全対策車止め設置、ドライバーへ注意喚起路面標示を設置いたしました。 また、富里市水道事業所前国道296号交差点においては、千葉県に対し横断歩道設置を要望した結果、令和4年度内に横断歩道増設、歩行者用信号機、道路照明灯、車止め設置を実施すると報告を受けております。 今後も、末廣農場周辺車両等動線を見極めた中で、千葉県とも連携し、安全対策を図ってまいります。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 教育長、吉野光好君。          (教育長 吉野光好君登壇) ◎教育長(吉野光好君) 荒野議員一般質問にお答えいたします。 市内小・中学校児童・生徒安全確保についてでございますが、現在行っている活動につきましては、子供たちが登下校際、交通ルール確認や自転車正しい乗り方徹底など、交通事故防止ため日々注意喚起を行っています。 また、年度当初には、警察方を招いて交通安全教室を実施するなど、より具体的な安全指導を行っております。 地震や火災など災害対策につきましては、避難訓練を毎年必ず実施し、授業中や休み時間、特別教室で授業など、より実際に起こり得る状況を想定して実施しております。 防犯対策といたしましては、学校ごとに不審者対応マニュアルを作成したり、学校に配備してあるさすまた有効活用について講習会を開催したりするなど、子供たちに被害が及ぶことがないよう、様々な取組を行っております。 次に、PTA取組につきましては、児童・生徒登下校時見守り活動や通学路点検、安全を確保するため提案などを行っています。 今後も、PTAと連携して、子供たちが安心して学校教育活動が送れるよう取り組んでまいります。 次に、コミュニティ・スクール制度は機能しているかと御質問につきましては、本市では学校と地域が一体となった教育をより一層推進するため、令和4年4月に富里市学校運営協議会、いわゆるコミュニティ・スクールをスタートいたしました。 小・中学校においては第1回学校運営協議会が開催され、学校経営方針承認や年間学校行事計画などが協議されたところです。 今後は、児童・生徒安全確保取組や体制づくりなども議題に上がることも考えられます。引き続き、既存組織や団体と連携を深めながら、地域とともに歩む学校を目指すとともに、地域一体で教育実現を目指し、児童・生徒安全確保にも努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) それでは、再質問に移らせていただきます。 まず、1市内農業従事者に対する支援について、(1)雨水対策現状は。 今、市長答弁でもありましたように、高崎川流域をⅠ期として、また作田川流域、こちらをⅡ期とした県営畑地帯総合整備事業、こちら事業が進んでいるは承知しているんですが、各工区進捗率はどのようになっていますか。 ○議長(野並慶光君) 長谷川経済環境部長。 ◎経済環境部長長谷川敏彦君) 荒野議員再質問にお答えいたします。 県営畑地帯総合整備事業、各区進捗率でございますが、令和3年度まで事業費ベースでお答えをさせていただきます。 Ⅰ期地区につきましては49.6パーセント、Ⅱ期地区につきましては9.6パーセント進捗となってございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) ありがとうございます。 Ⅰ期地区とⅡ期地区、49.6パーセントに対してⅡ期が9.6パーセントなので、進捗率に40パーセント開きがあるんですが、こちら理由があればお聞かせください。 ○議長(野並慶光君) 長谷川経済環境部長。 ◎経済環境部長長谷川敏彦君) Ⅰ期地区とⅡ期地区進捗率差ということでございますが、着手しました事業それぞれ開始時期相違によるものでございます。Ⅰ期地区、進行しております地区ほうが早く着手をしたといったような認識でございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) 分かりました。 開始時期に違いがあるということで理解をするんですけども、Ⅰ期地区もⅡ期地区も、各地域、各ポイント、やっぱりそれぞれ事情があって、なかなかこの工事が、事業が進みづらい、そういったことも理解はできるんですけれども、実際にこの雨水で悩まされている農業従事者方は現在もこういった、作った作物を破棄するようなことになっている現状があるので、ぜひ引き続き県営畑地帯総合整備事業、こちら進捗率を高めてもらえるように、少しでも前に進めるように市ほうからも働きかけをよろしくお願いしたいと思います。 次に移りたいと思います。 (2)販路拡大取組、市長答弁でもございました、販路拡大にはブランド化は有効であるということで、ブランド価値の向上に向けたPR活動を積極的に行って、現在いろいろな角度からPR活動はされていらっしゃると思うんですけども、もうちょっと具体的な内容についてお伺いできますでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 長谷川経済環境部長。 ◎経済環境部長長谷川敏彦君) 販路拡大につなげる方策として実施しているPR活動につきましては、令和2年度からイトーヨーカドー、JA富里市と連携いたしまして、インターネット通販サイトで富里スイカ販売を実施しております。 また、日本大学芸術学部によりますニンジンやスイカポスター活用を行いまして、知名度向上につながる取組を行ってまいりました。 今年度は、市や生産者組合など各主体が行うスイカ関連イベントを富里すいかフェアと位置づけまして、さらなる周知効果向上を図っております。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) そういった販路拡大で、令和2年度よりイトーヨーカドー、JA富里市と連携する。また、最近ですと日本大学芸術学部によるという、またPR活動もされているは承知しているんですが、PR活動もそうなんですけども、これにとどまらず、またさらに今後新しい取組というかアイデアというか、そういったものは今後展望としてあるんでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 長谷川経済環境部長。 ◎経済環境部長長谷川敏彦君) 新しいアイデア等があるかとお尋ねでございますが、販路拡大ためということで市はPR活動に努めさせていただいているところですけども、令和4年度に行います新たな取組としましては、勝浦市朝空マーケットへ出店、それから富里産品PRため、富里市農業協同組合と連携して、京成上野駅で富里産品販売によりまして富里産品知名度向上を図るなどを実施してございます。 今後も、新たな取組等については鋭意検討して努力してまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) そういった新たな取組、アイデアを生かして、また先日内閣府ほうに五十嵐市長、スイカ贈呈をされまして、それがSNS上でもかなり市民の方々も喜んで、いい評価をいただいているとは思うんですけども、そういったスイカとかニンジンといった産物取組もそうなんですけども、今おっしゃった富里産品知名度というところでは、スイカ以外、例えば梨とかイチゴとか、ブルーベリーとか、富里市にはいろいろな果物、こちらほうもいろいろ富里産物としてあると思うんですけども、こちらについて取組というはございますでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 長谷川経済環境部長。 ◎経済環境部長長谷川敏彦君) スイカ以外果物に対するPR等取組についてお尋ねでございますが、スイカ以外ですと、梨を一例に挙げさせていただきますと、梨選定各種講習会開催や、千葉県果樹園芸組合、こちらが主催いたします千葉なし味自慢コンテストへ富里市果樹組合が参加し、品質の向上に努めております。また、市公式ホームページで梨栽培について紹介するなど、知名度向上を図っているところでございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) 富里市としていろいろ、このPRもそうですし、販路拡大、取り組んでいることは十分理解できました。やはり、先ほど雨水対策こともお話しさせてもらいましたけども、農業従事者に対してこういったいろいろな後押しといいますか、そういったものをこれからも積極的に市として行っていただければなと思います。 次に移ります。 市内主要道路整備についてなんですけども、(1)主要道路である県道成田両国線整備状況、こちらなんですけども、成田両国線に関しましては平成31年3月に供用が開始されたという市長答弁だったんですけども、それからもう丸3年が経過しているんですよね。やっぱり近隣住民方は完成を心待ちにしているというか、いつ完成するんだという声はやっぱり年々多く上がってきているが今現状なんですけども、今整備、丸3年が経過しているんですけども、これが3年たった中で目に見えた進展というか、なかなか市民の方々も感じられないところがあると思うんですけども、この進展についてはいかがでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 相川都市建設部長。 ◎都市建設部長(相川裕史君) 荒野議員再質問にお答えいたします。 県道成田両国線現在工事進捗についてお尋ねでございますが、千葉県に確認をさせていただきましたところ、現状といたしまして、未整備区間一部用地取得交渉が難航しているため、いわゆる完成形工事に着手には至っていないといった状況とことでございます。しかしながら、今後も引き続き早期完成を目指して粘り強く用地交渉に当たっていくというふうに伺っております。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) そういった、粘り強く交渉するというはやっていただいて、これからもやっていただけるということなんですけども、私がここ成田両国線を強く意識しているは、特にここは富里小学校指定通学路でもあるんですね。富里中学校生徒、富里高校生徒、児童・生徒通学路にはなっているんですけども、また近隣住民、車往来、あと歩行者往来もそうなんです。やっぱりここは市内主要道路として位置づけるであれば、早期に完成に近づけるように努力していただきたいんですけども、安全対策について申入れなどは実施しているんですか。 ○議長(野並慶光君) 相川都市建設部長。 ◎都市建設部長(相川裕史君) 安全対策に関するお尋ねでございますが、まず現状対策として千葉県ほうに確認をさせていただきましたが、いわゆる完成形道路整備まで間、成田警察署協議によって、県道と市道3-0016号線交差点県道沿い歩道がある側に横断歩道と歩行者安全対策用車止め、これらを設置するというふうに伺っております。 また、市としていたしましては、今後におきましても市民の皆様や学校から御要望を踏まえまして、関係機関現地診断などを通じて、さらなる安全対策について引き続き要請してまいります。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) ありがとうございます。今御答弁ですと、県道と市道3-0016号線県道沿い歩道がある側に、横断歩道と歩行者安全対策用車止めなど措置を講じる予定という御答弁がありましたので、ぜひ一日も早くそれが完成されるようにしていただきたいなと思います。 次に、もう一つ主要道路、富里酒々井線道路なんですけども、こちらは高松入神社、こちら付近交差点区間、工事進捗が、やっぱり近隣住民方は通行する上で不備を感じているようなんですけども、こちら解消めどというは立っているんでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 相川都市建設部長。 ◎都市建設部長(相川裕史君) お答えいたします。 富里酒々井線高松入神社付近交差点区間工事に関してお尋ねでございますが、こちらにつきましては、一部交差点用地について現在交渉中というふうに聞いてございます。 今後も、市からは、早期整備と併せまして、整備完了まで間、通行上支障とならないよう、安全対策について千葉県に対し要請してまいります。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) 私もあそこ交差点はよく通るんですけども、やはり道路が若干細い分、左に曲がる、右に曲がる、そういったところで車車種によってはちょっと曲がりづらい、そういったところが自分としても思っているところですので、引き続き千葉県ほうへ要請していただきたいと思います。 また、この富里酒々井線に関しては、途中下って上るところ一番低いところ、こちらに水たまりというか排水が困難なポイントがあるんですけども、こちら道路排水今後排水対策として取組はいかがでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 相川都市建設部長。 ◎都市建設部長(相川裕史君) 富里酒々井線一部未整備となっております道路排水今後取組に関するお尋ねでございますが、現状といたしましては、流末排水確保が困難であるため、浸透マンホール施設を設置していると聞いてございます。 今後も当該施設適正な管理を行って、持続的な浸透機能保持に努めていくというふうに伺っております。 以上です。
    ○議長(野並慶光君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) この浸透マンホール、こちら設置は私も存じているんですけども、実際にゲリラ豪雨とかあったときにあそこを通行してみると、やはりこの浸透マンホールだけではなかなか解消できない排水対策問題ですので、今後も、機能保持もそうなんですけども、こちら富里酒々井線事業を県ほうに一日も早く進めていただけるように要請していただければなと思います。 それでは、次に移ります。 (2)末廣農場周辺道路安全対策なんですけども、答弁もいただきました周辺道路安全対策、そちら状況については理解したんですけれども、こちらは一番近い学校とすればもう富里小学校、こちら道路は指定通学路にはなってはいないんですけども、児童・生徒を含む歩行者も、こちらもまた主要道路なので多く利用する道路であるんですけども、市としてはこちら末廣農場、岩崎別邸、観光拠点と位置づける以上、この観光拠点周辺道路、こちら整備というはやっぱり今後はもっと早く、早期に進めるよう整備をするが必要なではないでしょうかというところなんですけども、いかがでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 相川都市建設部長。 ◎都市建設部長(相川裕史君) 末廣農場周辺道路整備に関するお尋ねでございますが、末廣農場に隣接いたします国道296号をはじめ、旧岩崎久彌末廣農場別邸公園側に面します市道4-0073号線、また末廣農場西側に面します市道4-0074号線がございますが、こちらについては新たな道路整備等具体的な計画は今ございませんが、今後も車両や歩行者流れを十分把握するとともに、施設を利用される方々動線を見極めた上で、現道状況で必要な安全対策を速やかに講じてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) こちら周辺道路なんですけども、これから末廣農場グランドオープンして、夏休みを迎えて、やっぱり交通量もそうですし観光に来る方々も大勢いらっしゃると思うんです。そうすると、こちら道路周辺道路というはなるべく早く整備していただけるように市としても働きかけをしていただきたいと思います。 それでは、次、教育関係に移りたいと思います。 教育長には丁寧な御答弁をいただきまして、ありがとうございます。 それで、(1)現在行っている活動についていろいろ御説明はいただいたんですけれども、先日凶悪な事件が富里市内で起きたわけですけども、こういった突発的といいますか、平常ではない場合警察へ要請というは、教育委員会ほうからはどうされているんでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長(金杉章子さん) 荒野議員再質問にお答えいたします。 警察へ要請について御質問でございますけれども、これまで事件性ある事案に関しましては、学校や教育委員会に情報が入った場合、警察へ通報により、状況に応じた捜査活動とともに監視やパトロールが行われてまいりました。 先日事件に当たりましては、成田警察署から連絡により教育委員会で事件を知ることになりましたので、その時点で既に警察により捜査等が行われておりました。 なお、その後対応といたしましては、学校や保護者へ対応などを警察と共有しながら安全対策に取り組んできたところでございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) 確かに、事件が起こった後、学校からマチコミメール、そういったものが警察から情報が流れてきて、それを教育委員会ほうで把握して、一斉に学校を通して保護者にメールが行った。その辺スピード感というは確かに早かったと思うんですけども、その後、6月7日火曜日、夜7時47分に産経デジタルほうで容疑者確保という報道が流れたんですね。やっぱり今この御時世ですから、ヤフーニュースとか、そういったデジタル新聞はやっぱり早いんですよね、記事にするが。こういったことに対して若干遅れというか、反応鈍さをちょっと感じたんですけども、この辺は学校対応としてはどうでしたでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長(金杉章子さん) 学校対応について御質問でございますけれども、今回事件に関しましては、報道後、子供たちや保護者不安は軽減されたと感じております。これまでも、警察、生活安全課と情報共有は密にさせていただいていたところですけれども、今後このような予想することが難しい事件が発生した場合には、やはり子供たち安全確保を第一に引き続き取り組んでまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) そういった安全確保、あらゆる角度から、こういった緊急事態、予想できないものも多々これから発生したときに、そういった形でスピーディーにスピード感を持って対応してもらえるようにお願いしたいんですけども、こういった緊急事態ときに、学校対応、そういったものは理解できたんですけども、学校だけではなくて保護者方々も心配な声が大分上がっていたんですけども、このPTAとして取組、各地域によってPTA組織とかこういった温度差というがあると思うんですけども、そちら具体例というか、取組具体例をお聞かせ願えますでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長(金杉章子さん) 緊急事態PTA取組について御質問でございますけれども、PTA取組はおおむね基本的な体制は共通しております。発生事案によりまして取組や学校ごと地域性、またその環境などにより異なる部分はございますけれども、今回緊急事態では教育委員会から学校長に対応依頼をしたことから、登下校見守り、保護者送迎は共通して行われました。また、学校においては地域ボランティア団体、自治会と連携した見守り活動など取組が行われております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) PTAとしても、もう次朝には保護者方々が各ポイントに立って、児童・生徒に対して安全確保に努めていたは私も確認しているんですけども、こういったときに、令和4年度から富里市として取り組んでいるコミュニティ・スクール制度、こちら活用がやっぱり期待されるんですけども、児童・生徒安全確保ということで、今回こういった凶悪な事件が起こりましたけれども、コミュニティ・スクール第1回会議はもう行われていると思うんですけども、こういった安全面、児童・生徒へ安全面地域意見とか、周り学校を取り巻く協力してくださる方々意見というは何かこの教育委員会でちゃんと把握しているものがあるんでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長(金杉章子さん) 第1回コミュニティ・スクール会議で安全面意見について御質問でございますけれども、コミュニティ・スクール制度は令和4年4月から導入いたしまして、市内小・中学校に学校運営協議会が設置され、今まさに第1回会議が開催されているところでございます。学校運営協議会では、まず目的や役割を確認した上で、学校運営基本方針をはじめとし、年間活動予定などについて現在協議が行われているところでございます。安全面に関しましては、通学路安全対策など意見があった協議会もございました。学校運営協議会だけではなく、今後警察、道路管理者等関係機関で構成される富里市通学路安全推進会議とともに検討していくこととなります。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) この富里市通学路安全推進会議、私ほうでもこれは把握しているんですけども、毎年8月に実施されていると思うんです。8月に実施されるということは、今は6月ですから、第1回目学校運営協議会、こちらで意見が上がってきているか。また、その上がってきた意見を教育委員会はしっかりと把握しているか、そちらをお聞かせ願えますでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長(金杉章子さん) 学校運営協議会で安全面に関する意見について御質問ですけれども、子供たち安全確保に向けて、登下校や災害時対応について、学校と地域が協働できる体制づくりが重要であるという意見などをいただいております。 通学路安全対策に関しましては、現在教育委員会で各学校から通学路に関する情報を収集しているところでございます。この情報を基に、対策方針を学校、庁内関係機関とともに検討し、その上で富里市通学路安全推進会議で検討していく予定でございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) 富里市通学路安全推進会議、こちらで安全を検討していくということなんですけども、今回凶悪な事件が起こった中で、コミュニティ・スクール、年3回定例会は行われるということなんですけども、こういった緊急事態ときには、やはりコミュニティ・スクール制度、こちらを強く市として進めていくであれば、こういった緊急的な問題が浮上したときに臨時会議というを開くことが必要だと私は個人的に思うんですけども、いかがでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長(金杉章子さん) 臨時会議について御質問でございますけれども、現在定例的な会議としましては、年3回開催を予定しております。しかしながら、今回ような緊急事態が発生した場合なども含めまして、各設置学校ごとに学校運営協議会臨時的な会議を開くことは、実施することはできます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) 臨時的に開くことはできますということですよね。実際に、では凶悪事件が今回発生しましたと、臨時会議というは開かれたんですか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長(金杉章子さん) 今回事件で臨時会議を開催したかというような質問でございますけれども、今回事件においては、警察から連絡を受け、教育委員会から市内小・中学校へ安全対策を具体的に指示したところでございます。学校と保護者、地域連携により子供たちへ安全確保がしっかりと行われたため、臨時会議は開催しておりません。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) 容疑者が確保されたということで安全確保されて、そこはいいんですけども、要は犯人、容疑者が確保されたから臨時会議が開かれなかったというところに、ちょっと僕には腑に落ちない点があるんです。やっぱり、こういった事例があったら臨時会議というは開かれるべきだと思うんですけども、こういった凶悪事件が起きたときに、コミュニティ・スクール制度としては、容疑者が確保されましたとか、こうなりました、そういった最新情報を共有するシステムというはできているんでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長(金杉章子さん) 情報共有について御質問でございますけれども、各学校コミュニティ・スクール活動では、またPTA活動も含めまして、運営協議会だよりや学校ホームページなどで様々な情報を共有しているところでございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) 何か突発的なことが起こったときに周り大人たちが動いて、またその情報をしっかりと共有する、そういったところにもやっぱりスピード感というが求められると思うんですよね。 また、地域ぐるみで子供たちを守るコミュニティ・スクール制度というこの活動には期待したいところなんですけども、以前は学校評議員制度というところからそもそも発展したコミュニティ・スクール制度、地域力をということなんでしょうけれども、この件に関してはいかがでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長(金杉章子さん) コミュニティ・スクールで地域力を生かしてはいかがかと御質問でございますけれども、コミュニティ・スクールでは、学校、保護者、地域皆さんが学校運営や学校支援等を協議しながら一緒に協働し、地域と共にある学校づくりを推進していくこととなりますので、議員御提案ように地域皆様お力をお貸しいただき、地域とともに子供たち安全確保にも取り組んでいきたいと考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) 今、一緒に協働し、地域とともにという、協働というワードが出ました。富里市は協働まちづくり条例という、協働を意識したまちでもございます。 最後になるんですけども、このコミュニティ・スクール制度、協働というからには学校、保護者、地縁組織、いろんな取り巻く組織が一緒になってこの制度に力を入れていきましょうということなんですけども、こちら行政側、庁内に関しては、庁内ほうではこういったこのコミュニティ・スクール制度に対して情報共有、連携というはしっかりとできているんでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長(金杉章子さん) 庁内で連携について御質問でございますけれども、コミュニティ・スクール制度導入に当たりまして、準備期間では学校運営協議会設立や地域学校協働活動地域説明会開催に当たりまして、庁内関係各課と情報共有、連携を行ってまいりました。 なお、地域学校協働活動につきましては、まず子供居場所づくりとして、富里小学校放課後子ども教室がモデルケースとして実施されたところでございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 荒野峰之君。 ◆(荒野峰之君) 令和4年度、この4月からコミュニティ・スクール制度が開始されまして、まだ始まったばかりですので、なかなかいろんな具体例というは挙げることはまだ無理なんでしょうけども、その中でもこういった突発的な事件とか、児童・生徒安全もそうですけども、ふだん生活が脅かされるようなことがあったときに迅速に対応できるように、また富里市内いろんなモデルケースが一つでも多く増えていけるように努力していただければなと思います。 以上で私一般質問を終わりにします。 ○議長(野並慶光君) これで荒野峰之君質問を終わります。 明10日にも一般質問を行います。 本日はこれで一般質問を終わります。 以上で本日日程は全部終了しました。 明10日は、午後1時から会議を開きます。 本日はこれで散会します。             …………………………………              午後3時28分 散会             …………………………………...