令和 4年 6月 定例会(第3回) 令和4年第3回
富里市議会定例会会議録(第2号) 6月9日
出席議員 1番 荒野峰之君 10番 沖田健二君 2番 河田厚子さん 11番
戸村喜一郎君 3番 國本正美君 12番 田口勝一君 4番 藤田 幹君 13番
大川原きみ子さん 5番 井上 康君 14番 布川好夫君 6番
柏崎のり子さん 15番 江原利勝君 7番 岡野耕平君 16番 高橋益枝さん 8番
鈴木英吉君 17番 猪狩一郎君 9番 櫻井優好君 18番
野並慶光君 …………………………………………………
欠席議員 なし …………………………………………………
地方自治法第121条
の規定により、説明
のため出席した者
の職氏名 市長
五十嵐博文君
都市建設部長 相川裕史君 副市長 山根康夫君 教育長 吉野光好君
総務部長 粕谷幸夫君
教育部長 金杉章子さん
企画財政部長 鈴木隆次君 消防長 山室俊夫君
健康福祉部長 森 秀樹君
総務課長 五十嵐信幸君
経済環境部長 長谷川敏彦君
社会福祉課長 池田幸市君 …………………………………………………出席した
事務局職員の職氏名
議会事務局長 高橋正浩 主査補 関口昌孝 主幹 岡村和宏 主査補 吉田貴一 …………………………………………………
議事日程 議事日程(第2号) 令和4年6月9日 午後1時開議 日程第1
一般質問 …………………………………………………本日
の会議に付した事件 1
一般質問 ………………………………………………… ………………………………… 午後1時00分 開議 …………………………………
出席議員 18名
欠席議員 なし
○議長(
野並慶光君) これから本日
の会議を開きます。……………………………
△日程第1
一般質問……………………………
○議長(
野並慶光君) 日程第1、
一般質問を行います。 本定例会におきましても一問一答方式により実施いたしますので、質問者、また答弁者におきましては、議事進行について御協力願います。 なお、第1回目
の質問及び答弁は登壇して行い、第2回目以降
の質問及び答弁は自席にて着席
のまま御発言願います。 順番に発言を許します。
鈴木英吉君。 (
鈴木英吉君登壇)
◆(
鈴木英吉君)
富里自民の会
の鈴木英吉でございます。議長
のお許しをいただきましたので、通告に従い
一般質問をさせていただきます。 一昨年から続く
新型コロナウイルス感染症や、ロシアによる侵攻、そしてウクライナと
の戦争によって経済に対する悪化が始まっており、
市民生活に大きな影響を与えていますが、その中にあって
五十嵐市政では
感染症対策と
経済活動の両立に向け、
コロナ対策を最優先に実施する一方で、
新型コロナの影響から
市民生活を守り、
ポストコロナの持続的な成長に向け基盤整備を進めてこられました。 その一つである
末廣農場は、富里市初
の観光及び交流を中心として、様々な観点から大きな期待が寄せられる中、6月5日に
グランドオープンを迎え、
にぎわい、そして多く
の人たちに見守られながらオープンしたことは、私も知るところであります。 この
末廣農場が、県内外に広くPRされ富里市
の魅力が伝わり、本市
のさらなる発展に向けた契機となることを期待しております。富里は新たな富里に向けて、今いろいろな面で変わりつつあります。そして
五十嵐市政の成長に向けた取組について高く評価するものであります。 それでは、通告に従い
一般質問をさせていただきます。1
農業政策について (1)令和4年度
のスイカ生産高の推移について (2)すいか
の里生産支援奨励金について (3)スイカ
のブランド化に向けて
の共同選果について (4)
スイカ生産者の問題点は。2 旧
洗心小学校跡地利用について (1)現在
の状況は。 (2)今後
の利用計画について (3)
農業関連施設として
の考え方は。3 富里市
の観光化へ
の考え方は。 (1)
観光施設の発祥
の地「
末廣農場」を起点とした今後
の展開は。 (2)富里市
の観光化へ
の発展をどう見ているか。4
有害鳥獣の駆除について (1)
一般民家における被害
の対策は。 (2)
近隣市町と
の連携は。 (3)農家が被害を受けた場合
の対処は。 (4)
イノシシ等が出没した場合
の各
関連機関の通知と連携は。 以上、よろしくお願いします。
○議長(
野並慶光君)
鈴木英吉君
の質問に対する当局
の答弁を求めます。 市長、
五十嵐博文君。 (市長
五十嵐博文君登壇)
◎市長(
五十嵐博文君)
鈴木議員の一般質問にお答えいたします。 まず、
農業政策についてでございますが、令和4年度
のスイカ生産高の推移につきましては、富里市
農業協同組合を一例に申し上げますと、まず、
販売数量につきましては令和3年度は39万4,000ケース、
販売金額は13億5,200万円でございました。 現在、4月上旬から
の天候不順により
スイカ生産へ
の影響が懸念されているところでございますが、令和4年度における目標としては
販売数量45万ケース、
販売金額15億円が見込まれております。 次に、すいか
の里生産支援奨励金についてでございますが、本奨励金は平成23年度から、市
の特産物である
スイカ栽培の促進と生産者
の減少
の抑制を図り、
富里すいかの産地維持を目的に支援しているものでございます。 制度開始以来、12年目を迎えた令和4年度においては新たにスイカ
の作付面積拡大に意欲を持つ生産者
の支援策として、対前年比で1割以上
作付面積を拡大した生産者に奨励金を加算することとしております。今後も生産者
の御意向等を伺いながら、奨励金
の在り方について検討し、
富里すいかの生産者、
作付面積の維持、拡大に取り組んでまいります。 次に、スイカ
のブランド化に向けて
の共同選果についてでございますが、市内ではスイカに限らず
生産者組合による
共同選果が行われ、品質
の統一化や出荷
の効率化が図られているところでございます。 一方で、本市には
共同選果場はございませんが、他地域では選果場を持つことによる
生産販売の分離体系による出荷品質
の安定などが図られると聞いております。現在、本市においては、
共同選果による生産者
の省力化や消費者
の安全・安心
のため
の品質
向上に資する取組が行われておりますが、今後については主体となる
生産者組合の動向に注視してまいります。 次に、
スイカ生産者の問題点はと
の御質問につきましては、令和3年度に実施いたしました
スイカ生産者に対するアンケートでは、223件中126件
の回答をいただきました。その結果、
作付面積の減少が挙げられており、要因としましては、機械化が容易である他品目へ
の転換や
栽培管理の負担増加、
生産者本人または御家族
の高齢化による労働力不足、労働対価に見合った収益が得られないことなどを把握しているところでございます。 次に、旧
洗心小学校跡地利用についてでございますが、現在
の状況はと
の御質問につきましては、平成30年5月に庁内組織として旧
洗心小学校跡地利活用検討委員会を設置し、
地域コミュニティーや
地域活動の拠点となっていた施設である経緯を踏まえて、行政と地元が一体となり検討を開始しています。令和4年5月には、地元
の地域住民で構成されている
洗心まちづくり協議会の役員改選に伴い、改めて現状
の検討状況の報告をするとともに、地域
の皆様へ
の情報提供の方法などについて確認したところです。 また、跡地
の活用に関する
ヒアリングを実施した
民間事業者からは、施設
の老朽化や雨漏りなど
の改修に係る多額
の経費
の捻出が難しいといった意見が出ており、現在、市において屋根等
の効率的な修繕
の範囲や手法等について検討を進めております。 なお、同じく
ヒアリングを実施した
社会福祉法人においては、事業化は中長期的な計画であり、現時点では具体的な検討には至っていない状況となっております。 次に、今後
の利用計画についてでございますが、地域を第一にを念頭に、地域
の活性化や
住民福祉の向上に資する
跡地利用の決定に向け、施設
の改修計画や
ヒアリングの状況に応じ、早期に
公募型プロポーザル方式をはじめ効率的な手法により事業者を選定し、跡地
の活用が図れるよう取り組んでまいります。 次に、
農業関連施設として
の考えはと
の御質問につきましては、農業
の研修施設をはじめとする
農業関連施設は地域に合った
跡地の利活用の一つと考えられますが、現時点では、
農業関連施設として活用を希望する
民間事業者から
の問合せはございません。今後も、
農業関連事業者も含め広く
情報発信に努めてまいります。 次に、富里市
の観光化へ
の考え方はと
の御質問についてでございますが、
観光施設の発祥
の地、
末廣農場を起点とした今後
の展開につきましては、まずは観光・
交流拠点施設末廣農場のガイダンス施設を有効に活用して、旧岩崎家末廣別邸とかつて
の末廣農場の歴史及び旧岩崎久彌末
廣農場別邸公園の四季折々
の景色等を発信し、末
廣別邸公園と
末廣農場を一体的に訪れていただくとともに、
末廣農場で
市民団体をはじめとした
関係団体等が主催する人を呼び込むイベントを開催するなど、新たな
観光拠点の形成を図ってまいります。 また、集客を
末廣農場だけにとどめることなく、市内に点在する文化財はもとより、
市民や
市民団体など
の皆様
の協力をいただきながら、
自然景観や
農業体験など、
末廣農場を中心に
ルート化を図っていく計画としております。 なお、
関係自治体と新たな
観光行政についても連携し、広域的な
にぎわいを創出できるよう進めてまいります。 次に、富里市
の観光化へ
の発展をどう見ているかと
の御質問につきましては、
末廣農場は、首都圏や成田空港から
の有利な
アクセス性を生かし、将来像である持続的に発展する拠点、
着地型観光の拠点
の形成を目指しております。 また、
ポストコロナという社会背景からも、本市
の特徴的な
観光資源である馬と
の触れ合いや、農業や里山、谷津など
の自然景観、古くから点在する文化財などは貴重な
観光資源として捉えており、これらを全面的に押し出しPRする契機であると考えております。 今後は、地域と一体となってもてなす地域による地域
のため
の観光づくりや、
観光資源を
情報発信することにより、観光化へ
の発展につながるものと考えております。さらには、
市民や
市民団体、
関係機関が主体となり、富里市が誇る優れた農畜産物や魅力ある
観光資源を発信することにより市内へ
の周遊を促進し、
着地型観光の拠点として市域全体
の観光化に寄与できるよう努めてまいります。 次に、
有害鳥獣の駆除についてでございますが、
一般民家における被害
の対策はと
の御質問につきましては、令和3年度は民家や
住宅地等で
の目撃情報など、お問合せや御相談が13件ありました。その内訳としましては、猿が6件、
イノシシが3件、カラスなど
の鳥類が2件、
アライグマ、
ハクビシンが1件ずつとなっております。最もお問合せなどが多かった猿と
イノシシにつきましては、出没や
目撃情報があった場合、速やかに
市公式ホームページへ
の掲載や防災・
防犯メールの配信により
情報提供及び
注意喚起を行うとともに、市職員が市内警戒を行い、状況に応じて
成田警察署へ協力を要請するなど
の対応をしております。 カラスによる
被害対策では、
市公式ホームページや
市広報紙により、カラス
の生態や攻撃から身を守る方法等を掲載し
注意喚起を行い、また
アライグマや
ハクビシンなど
の小型
の動物が民家
の敷地に入り込んだなど
のお問合せがあった場合は、それら
の駆除を行う千葉県
害虫防除協同組合に相談いただくよう御案内しております。 今後も、引き続き
有害鳥獣の出没や
目撃情報があった際は、
情報提供、
注意喚起を行うことはもとより、
関係機関と連携を図ることにより、
市民の皆様に被害が及ばないよう努めてまいります。 次に、
近隣市町と
の連携はと
の御質問についてでございますが、
有害鳥獣の対策は広域で実施することがより効果的であることから、特に
イノシシへ
の対策として、山武市で
の捕獲や山武市、芝山町と定期的な
情報交換を行っているほか、隣接する市町と
の連携拡大に向けた協議を進めております。 なお、千葉県に対しては、県全体で
有害鳥獣対策の強化に向けた
先導的役割を果たすよう要望を行っているところでございます。 次に、農家が被害を受けた場合
の対処はと
の御質問につきましては、令和3年度
の有害鳥獣による被害額は総額147万9,000円で、主にスイカや落花生
の被害が出ております。農家
の方から
農作物被害の報告を受けた際には、市職員と
鳥獣被害対策実施隊員で現地を確認、調査し、捕獲用
のわな
の設置をするなど
の対策を行っております。また、令和3年度から
有害鳥獣被害防止対策協議会を通じて、
被害防止のため
の電気柵設置に対して助成を実施しているところでございます。 なお、
有害鳥獣による
被害防止には鳥獣を引き寄せない対策も重要であることから、野菜残渣
の適切な処理や、
野生鳥獣の生息域となる耕作されていない土地
の適正管理などについて周知を図っております。 次に、
イノシシ等が出没した場合
の各
関連機関の通知と連携はと
の御質問につきましては、市内で
イノシシの目撃情報があった場合は、市職員と
実施隊員で現地確認を行うとともに、
教育委員会や
成田警察署へ連絡し情報
の共有を図っております。また、
市公式ホームページへ
の掲載と併せて、児童・生徒
の安全を確保するため、保護者に対してマチコミメールを配信し、
注意喚起を行っております。 今後も、
関係機関と連携を密にし、情報を共有しながら
農業被害の未然防止や
地域住民の安全確保
のため、迅速な対応に努めてまいります。 以上でございます。
○議長(
野並慶光君)
鈴木英吉君。
◆(
鈴木英吉君) 御答弁ありがとうございました。 まず、1番
の農政についてですけれども、やはり富里
の基幹産業が農業であるということで、農家
の人たちがいろいろ苦慮していることに対して
の対策をしていかなければならないという観点で、今回はスイカについて特化しますけども、
五十嵐市長は
富里すいかをPRしたり、いろんな面で
富里すいかにする愛着はよく知っておりますけれども、やはり現場
の農家
の人に聞いてみるとなかなか大変なことがあって、(1)
の令和4年度
のスイカ生産高の推移についてですけど、これはまだ予測であって結果が出ていませんので結果についてはいいんですけど、今年
の天候
の不順、霜が降りたり、
日照不足等の観点から、トンネル
のスイカが、花つきが悪くて、抜いて捨ててしまった農家もありますし、また再び苗を買って植えている農家もあって、またスイカがなってもブクみたいに中に隙間が出るスイカが結構多くて大変だということを農家
の人から聞いていますし、実際に私もスイカを割ってみたときに、中に隙間があるスイカがありましたので、それはちょっと定価を安くして農家
の人は売るように、販売するようにしているらしいんですけど、こういう観点からやはり生産者
の意向を調査して、どういうような、生産者がどういう苦慮をしているかということを把握して対策を取ることが大変大事だと思いますので、この生産高
の推移については、また今年度分かった時点でお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いします。 (2)
のすいか
の里生産支援奨励金ですけども、今、御存じ
のようにいろいろな観点から物価が上昇していまして、スイカを作る資材等も高くなっておりまして、
ビニールいろんなパイプとか、なおさら
スイカ農家に対しては圧迫になっております。その中で、また
ビニールを買うときに支払って、また破棄するときに廃プラ
のお金を払って廃棄しているわけですよね。もう二重にこれ払っているわけであります。 それと、スイカ
の生産者
の中には、すいか
の里支援奨励金の申請も面倒くさいし、いろいろなあれがあってもらっていないんだという人もいますし、また丸朝組合
のほうでも、丸朝組合はJAとは別
の団体で、
販売方面も違うと思うんですけど、ここにもすいか
の里支援が出ているわけですけども、これはそれとして、物価が高騰している中でいろいろな統一できていない面から見たら、廃プラ
のほうに少し援助金を回してもいいんではないかという声も出ておりますので、この点についてはどうなんでしょうか。
○議長(
野並慶光君)
長谷川経済環境部長。
◎
経済環境部長(
長谷川敏彦君)
廃プラスチックの処理につきましては、
廃プラスチックの処理
の協議会がございます。そちらに対しまして補助金を出させていただいているところでございまして、スイカにかかわらず
ビニール製品の取扱い等ございますことから、多く
の農家さんに対して公平に補助金
のほうは分配をさせていただいているという状況でございます。 以上です。
○議長(
野並慶光君)
鈴木英吉君。
◆(
鈴木英吉君) それは知っておりますけども、やはり
廃プラ料金も上がっていまして、農協から買った場合には幾らかその廃プラに対する価格もプラスされているということなんですけど、ほか
のところで買った場合はそういう
のは多分ないと思うんですよね。 それで、廃プラに奨励金をやるということになれば、
スイカ農家ばかりではなくてほか
の農家
の人たちにもそういうような援助が行くんではないかということもありますし、一つ
の生産者に対する支援ということになると思いますけども、これは一概にすぐどうのこうのという問題ではなくて、農家
の皆さん方
の考え方、そして市
の財政とかいろいろな面から見ると、今すぐに即答できるような問題ではないと思いますので、こういうスイカ
の奨励金を廃プラに一部回したほうがいいんではないかという声も出ているということを認識していただいて、今後
の検討課題にしていただければと思いますので、よろしくお願いします。 (3)
のスイカ
のブランド化に向けて
の共同選果なんですけど、これはいろんな経緯で選果はされているんですけども、農家
の人たちに聞くとやはり一枚岩ではないんですよね。自分で売っている人もいるし、農協に売っている人もいるし、いろんな人がいまして、その中でスイカ
の基準がばらばらだと。これでは一生懸命我々が作って、富里
のスイカということで出したいんだけど、これは消費者に対してそういう選果漏れした、あまり基準に漏れたようなスイカだと不評になって富里
のスイカとして
のブランド化が崩れちゃうんではないかというふうに危惧している農家
の人も結構いまして、そういう意味で、
現場サイドの生産者
の統一化と生産者が誇りを持って作っていける、そういうような現場
の声を聞きながらやることではないと
富里すいかを、すばらしい
ブランドの富里すいかを残すには難しいんではないかと思いますし、私は富里をスイカと馬
のまちということを、これをスローガンにして行くことは歴史においても大事だと思うんです。 だけど、これは生産高ではなくて、少数でも富里
のスイカは
ブランド化して統一されていて、すばらしい味とすばらしいスイカなんだということを位置づける
のは、本当
の富里
のスイカとして残す要因としては一番ではないかというふうに思っているんですけども、スイカ
の共選について、どのような見解を持っているでしょうか。
○議長(
野並慶光君)
長谷川経済環境部長。
◎
経済環境部長(
長谷川敏彦君)
共同選果に関する基準
の遵守という観点でお答えをさせていただきます。 本市
の特産物でございますスイカ
の出荷に際しましては、生産者
の組合ごとに独自
の出荷
のため
の共同選果基準や規約を設けて、基準を満たしたもののみを出荷することによりまして品質
の管理がされております。出荷前
の検査等は生産組合ごとに行われ、基準を満たすスイカが出荷されていると認識をしておりますが、市といたしましても品質
向上による
富里すいかのブランドの確立が重要であると考えております。 令和3年4月に制定をさせていただきました富里市すいか条例に、生産者
の役割としまして、「富里
のすいか
のブランド価値を更に高めるため、高品質かつ安定的な生産を目指すとともに、消費者
の安全性及び安心
の信頼性
の確保に努める」と規定されておりますので、この条例
の趣旨を生産者
の皆様に呼びかけてまいります。
○議長(
野並慶光君)
鈴木英吉君。
◆(
鈴木英吉君) 趣旨はすばらしいものなんですけど、熊本
のスイカが今1位なんですけど、この熊本
のスイカができたということは、富里へ来てスイカ
の接ぎ穂とかいろんな技術を学んでいって、今は熊本が1位になっているんですけど、なぜ1位で推移できている
のかというこういう研究も大事ですし、また私は別にスイカが駄目だとか言っているんではなくて、私も富里で生まれていますので、富里
のスイカをどこに行っても、富里
のスイカはすばらしいという、そういうような、富里といえばスイカなんだと言われるように、私はなってもらいたいと、そういう観点から私は質問しているんですけど、すいか条例をつくっていただいて、市長に一生懸命宣伝PRしていただいて、それでそのすばらしさを生産者にもきちんと伝わって、また生産者がどういう面で苦労しているかということも把握していかないと、両輪でいかないとうまくこのスイカ
の里、富里ということを残す
のは難しいんではないかと、そういうふうに思いますので、これからもいろいろ
現場サイドを視察したり、農家
の人たち
の声を聞いて改善していただきたいと、そういうふうに思っていますので、よろしくお願いします。 それから、4番
のスイカ生産者の問題点はそういうところだと思いますし、以前も聞いておりますので、後継者不足とか、それによる労働力
の低下とか、そういうことだと思います。 昔は、スイカは反別
の単価が上がるので、農家
の人たちもこぞってスイカを作っていたんですけど、今は品物をすり替えて、もう少し労力は要らない、そして面積を多くすれば単価はスイカと同じぐらい上がると、そういうようなほうに展開している向きも多々ありますので、そういうことも考慮しながら、農家
の生産者と向き合った調査や研究をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 続きまして、旧
洗心小学校跡地利用についてですけども、(1)
の現在
の状況ですけど、先ほど市長答弁もありましたように、そういうことで理解はしています。 状況はそういうことだということで、次に(2)
の今後
の利用計画について、前回も旧洗心小学校跡地問題は質問したんですけど、大体、地元
の意向に沿ってとか、外枠
の部分だけ
の答弁しかもらえなかったんですけど、周り
の市町でも結構廃校している学校がたくさんありまして、それぞれに利用しているんです。なぜ富里はこれほどずっとそのまま置き去りにされている
のかということが、すごく
市民の間にも疑問を持たれていますし、我々もそれを苦慮しているんですけど、いろんな行政として考えてみれば、いろんな法律的な問題とか資金
の問題とか、いろいろ問題点はあると思いますけれども、やはりその中である程度
の時期にその利用を考えるというふうにしていかなければいけないと思うし、民間から
の要望がないとかそういうことではなくて、こちらからこういうようなものに使えますよということで発信することも大事だと思うんです。 やはり待っているんではなくてこちらから呼びかけること、それから行動に移してやっていかないと、いつまでたっても、結局、何にも使われないで、施設自体がどんどん老朽化して、それこそ取り壊さなければいけないというような事態にもなりますので、そうするとまた費用もかかりますし、だんだん悪くなっていくんではないかなというふうに考えておりますので、その点ももう少し一歩踏み込んで考えていただきたいことと、近隣
の施設を見て、こういう利用
の仕方をしているんだなということも研究していただきたいと、そういうふうに思いますけども、これに対してはどうでしょうか。
○議長(
野並慶光君) 鈴木
企画財政部長。
◎
企画財政部長(
鈴木隆次君) 旧洗心小学校
の跡地利用につきまして、まず都市計画
の土地利用方針といたしまして、都市マスタープラン
の中で交流拠点と位置づけ、また豊かな自然や農業を生かした人々
の触れ合い
の場、憩い
の場として
の活用を検討するとなってございます。 従来、検討を続けてきたわけですが、市長答弁にもございましたプロポーザル等を早期に実施できるよう、今後も検討を重ねてまいりたいと思います。 以上です。
○議長(
野並慶光君)
鈴木英吉君。
◆(
鈴木英吉君) そういったような観点
の中で、実施できない要点という
のはどこにあるんですか。今いろんな、今言いましたよね、その中ですぐ実施できない、取り入れられないという問題はどこにあるんですか。
○議長(
野並慶光君) 鈴木
企画財政部長。
◎
企画財政部長(
鈴木隆次君) お答えいたします。 ただいま各種
の事業者から、事業
の提案等ございます。その中で、施設
の状況等を勘案しまして調整している結果、まだ実施に至らないということで、事業
の展開に進められるまで
の下調査が済んでいないというような状況でございます。 以上です。
○議長(
野並慶光君)
鈴木英吉君。
◆(
鈴木英吉君) 調査に至っていないというけど、大分年月がたっていますよね。毎回毎回同じような答弁ですけど、これはいつになったら、今度はこういう施設ができるようになりますとか、そういうような答弁にならない
のかなというふうに思っていますけど、これは今言われたとおりだということなんで、これはとにかく早い時点に利用できるような答弁をしてもらえるように期待して待っておりますので、よろしくお願いします。 それから、(3)
の農業関連施設として
の考えはと、私がこれ提案したんですけど、前は福祉施設とかそういう感じで提案しました。農業施設、関連施設という
のはまちづくり協議会をつくって、いろいろ地元に合ったものということで会議をやっていると言いますけど、これも随分長い間やっていますし、地元
の人たちが、いやこれはどうだというような、すばらしいアイデアをなかなか出せるほど経験とかいろいろなものがないので、これは地元
の対策としてやっているんでしょうけど、できれば二区
の農業
の真ん中にありますので、あそこで何か研修講座を開いたりとか、いろいろ農業に関連した、あそこに行けば先進的な農業ができるし、また周り
の農地を借りて体験農家、そして就労もできるようになるというような、そういうような現実に合ったような利用
の仕方もあると思うんですけども、それはどうでしょうか。
○議長(
野並慶光君) 鈴木
企画財政部長。
◎
企画財政部長(
鈴木隆次君) お答えいたします。 当市
の基幹産業でございます農業につきましては、南部地域が主となるため、後継者育成を含めた農業関連
の研修または集会施設として
の活用についても、活用が挙げられるものと思います。市長答弁にもございましたが、現時点では
農業関連施設として
の活用を希望する
民間事業者から
の問合せがないことから、繰り返しとはなりますが、今後も
農業関連事業者も含め広く
情報発信に努めてまいります。 以上でございます。
○議長(
野並慶光君)
鈴木英吉君。
◆(
鈴木英吉君) 今、周りでも、夷隅郡も移住者が全国第3位ということで、テレビでもやっていましたけども、町
のサラリーマン
の人も移住して、空き地
の畑や何かを開拓して牧場を始めたり農業を始めたりしているわけです。ですから、今結構、自然
の中に移住して農業をやりたいという人も結構増えているんです。芝山町でも、9日
の新聞にありましたけど、そういう基幹産業、農業を応援する施設を造るんだということで出ていましたけど、やはり農業という
のは、食料自給と言われて、食料を確保するには一番大事なものなので、それと、富里はいろんな周りを見渡した中で、富里
の農家という
のはすばらしい作物を作るし、すごく整備されて観光としてもすばらしい状態になっているんです。 だから、そういう意味でもう少し、せっかく二区
の農家
の真ん中にある旧洗心小学校なので、それを利用した施設が来ればいいんではないかなというふうに思いますし、また庭には、今キャンプがすごくはやっていますので、キャンプに使えるような、貸し出して使えるような施設を、呼びかけしてキャンプしていただいて、バーベキューや何かやる場合は周り
の農家から野菜や何かを供給して買っていただいてやると、そういうような形で、やはりその地域に合ったやり方という
のはあると思うんです。そういう面も考慮しながら考えていただきたいと思いますので、よろしく御検討をお願いします。 次に、3番
の富里市
の観光化へ
の考え方について、(1)
観光施設の発祥
の地
末廣農場を起点とした今後
の展開はということなんですけども、これもまだ始めた、6月5日に
グランドオープンしたばかりで、今は駐車場もいっぱいになるほど来訪者もあっていいんですけど、何人か
市民があそこを訪れた人たちに聞いてみると、ちょっと富里らしさが出ていないと。それから、買うものがないんではないかとか、そういう何かちょっと厳しい意見も出ていますので、こういうことは指定管理者にある程度、内容
の変更とかなんかは市
のほうから多少は伝えないんですか。
○議長(
野並慶光君)
長谷川経済環境部長。
◎
経済環境部長(
長谷川敏彦君)
市民の皆様、あるいは御利用者
の皆様から
の意見については、常に参考とさせていただき、指定管理者と内容について
の変更については常に協議をしてまいる所存でございます。 以上です。
○議長(
野並慶光君)
鈴木英吉君。
◆(
鈴木英吉君) ぜひ、せっかくあれだけ
のすばらしい施設を造ったんですから、もう内外からたくさん来ていただいて、富里市を広めていただきたいというふうに思っていますし、またいろんなガイドマップを作って、ここではこういうものを見られて、ここではこういう
のをできますよというようなものを作って、
末廣農場でお茶を飲んだり、反省会したり、御飯を食べたりと、そういうような拠点になればいいなというふうには思っています。 それで、レストランなんかもちょっと今
のところ、始めたばかりだからかどうか知らないけれど、メニューも少ないし、ちょっと地元
の人には値段も高いんではないかという意見もありますので、そういう点も常に、私は別に悪く言っているんではなくて、そういう意見を拾って少しでもいいものにしていただいて、
五十嵐市長が一生懸命頑張ってあれだけ
の施設をオープンしてもらったわけですから、これが発展して、名所になるようになっていただきたいという観点から言っているわけですけども、そういう意味で、買物するところも野菜がちょっと少なくて、何かそれは品物を多く入れるためだと思うんですけど、ちょっと多方面
のアンテナショップみたいな形になっているので、もう少し富里
の、これが富里
のものなんだというものを置いていただいたり、入ったときにそれを感じるような内容にしていただければいいんではないかなというふうに考えていますので、よろしくお願いします。 次に4番、
有害鳥獣の駆除についてですけども、たまたま
一般民家の人が、
ハクビシンがうちに入っちゃったということで、プロ
の駆除者に頼むと何十万とかかるので、どうにかならないかということを聞いたので、これは前にも何件か
一般民家に入って、屋根裏に入って、1部屋駄目になっちゃったという被害を結構聞いているんです。だから、これが来たときに、駆除する
のはどこというような取組はあれかもしれないけど、市役所とか何とかへ、環境課だと思うんですけど、行くと思うんですよ、相談にね。 そういうときに、この市長答弁にもありますように13件もあるということなので、これからいろいろな被害が出てくると思うし、本当に
ハクビシンに屋根裏に入られちゃうと大変なことになるので、来たときに相談できる窓口としては環境課と思うんですけども、その点、きちんと親切にこういうふうにしたらいいんではないかというようなことを
市民に伝えられるようなふうになってほしいと思うんですけども、その点はどうでしょうか。
○議長(
野並慶光君)
長谷川経済環境部長。
◎
経済環境部長(
長谷川敏彦君) 一般
の民家
の方から
の駆除
の相談等があった場合というお尋ねでございます。 市長
の答弁にもございましたが、相談については真摯に対応させていただいております。 なお、
ハクビシン等
の例示ございましたですが、様々なケースがありますので、そのケースに応じた対応ということで、今後も十分配慮しながら進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(
野並慶光君)
鈴木英吉君。指名されてからお話しください。
鈴木英吉君。
◆(
鈴木英吉君) 2番
の近隣市町と
の連携においては市長答弁で理解しましたので、これは結構です。 (3)
の農家が被害を受けた場合
の対処はということは、今
のところまだそれほど、それほどと言っては語弊がありますけども、スイカ畑がもう立ち直れないほど被害を受けたとかそういう報告は聞いていないんですけど、こうなった場合には補償とか、そういうことに対してはどのような対処方法がありますか。
○議長(
野並慶光君)
長谷川経済環境部長。
◎
経済環境部長(
長谷川敏彦君) 災害同様、明らかな
農業被害という認定を受けるものについては、
所得補償
の保険等加入者については対象になるものと考えてございます。また、本
所得補償に関する
の農業
の被害
の保険につきましては、加入勧奨ということで、JA等、組合を通じて共済組合連合会等から
のあっせん等をしていると承知しておりますので、そういった個人農家各戸
の対応ということでお願いしているところでございます。 また、冒頭に申しましたとおり、災害という考え方で捉えなければいけないような事態につきましては、その都度対応していきたいと考えてございます。 以上でございます。
○議長(
野並慶光君)
鈴木英吉君に申し上げます。指名されてからお話しください。
鈴木英吉君。
◆(
鈴木英吉君) 今
のところまだそういうような大きな被害は出ていませんので、今
のうちから準備していただいて、まず出ないことが大事なんですけど、出た場合
の対処を速やかにお願いしたいと思います。 次に、(4)
のイノシシ等が出没した場合
の関連連携機関
の通知と連携はということなんですけど、この前武州に出たときもそうなんですけど、やはり登下校
の生徒
の危険性とかいろんなことが考えられますよね。それで警察とか学校とかいろんな関連
の機関に通知して、それでその対策を考えていかなければならないということですけども、これは市長答弁にも出ていますので、そういうような感じで連係プレーを取りながら、ほかに被害が及ばないようにきちんと対処していただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 一応、以上で質問は終わりなんですけど、旧洗心小学校は地域によって貴重な財産であることから、地域
の実績やニーズを踏まえながら有効活用していくことが求められていますので、それに対して早く具体的な答弁をいただけるような対策を研究していただきたいと思うと同時に、
農業体験をしてみたいとか農業生活を体験してみたいなど
の機関に対して、気軽に体験できる施設利用から新規就農者につなげる取組に活用するなど、いろんな考え方ができると思うんです。 いずれにしても、洗心小学校は、農村
の中にありますので農業に関連した……
○議長(
野並慶光君)
鈴木英吉君に申し上げます。通告順を遡って要望等々
の発言はお控えいただきたいようにお願いいたします。
◆(
鈴木英吉君) 分かりました。 ということで、そういう
のを総合しながら今後も取り組んでいただきたいと思います。 以上で質問を終わります。
○議長(
野並慶光君) これで
鈴木英吉君
の質問を終わります。 そのまましばらくお待ちください。 次に、江原利勝君。 (江原利勝君登壇)
◆(江原利勝君) 公明党、江原利勝、
一般質問を行います。1 マイナポイント事業について (1)マイナンバーカード登録状況について (2)普及促進
の取組について2 道路行政について (1)末広南交差点について (2)市道5-0057号線(十倉地先)
の水たまり解消について (3)市道5-0056号線(十倉地先)維持管理について (4)県道成田両国線(旧平地先)歩道について3
イノシシ対策について (1)現状と取組について 以上3点、よろしくお願いします。
○議長(
野並慶光君) 江原利勝君
の質問に対する当局
の答弁を求めます。 市長、
五十嵐博文君。 (市長
五十嵐博文君登壇)
◎市長(
五十嵐博文君) 江原議員
の一般質問にお答えいたします。 まず、マイナポイント事業についてでございますが、マイナンバーカード登録状況につきましては、本市ではこれまでマイナンバーカード
の取得促進に向けて、
市広報紙をはじめ
市公式ホームページ、窓口封筒や、
市民課ロビーで
の動画などによる啓発、
市民課ロビー
の証明写真機から
のオンライン申請サポート、ワクチン接種会場で
の出張申請サポートを実施してきました。また、令和4年度から新たに特定健診会場で
の出張申請サポートを実施しております。 これら
の取組により、令和4年5月29日現在
の本市
のマイナンバーカード申請率は48.91パーセントで前年同期比8.29ポイント
の増となっており、千葉県内平均は48.33パーセントとなっています。また、交付率は本市においては41.63パーセント、千葉県内平均は41.87パーセントという状況でございます。 今後もマイナンバーカード
の取得促進に取り組んでまいります。 次に、普及促進
の取組についてでございますが、マイナポイント
の活用によりキャッシュレス決済
の利用拡大を図り消費を喚起するとともに、デジタル社会
の実現に向けた環境整備を目的として、令和4年1月からマイナポイント第2弾が実施されているところでございます。マイナポイント第2弾では、マイナンバーカードを取得された方に最大5,000円相当
のポイント、6月30日からはマイナンバーカード
の健康保険証として
の利用申込みを行った方に7,500円相当
のポイント、公金受取口座
の登録を行った方に7,500円相当
のポイント、合計2万円相当
のポイントが付与されます。 本市では、マイナポイント
の申込みに関し、オンライン手続に不安を抱かれている方などを対象に、具体的な操作方法など、市役所と日吉台出張所にマイナポイント
の手続ブースを設置し、市職員により支援を行っております。また、マイナポイント
の手続ブースでは、ポイント申込手続
のほか、ポイント申込みに先立ち必要となるマイナンバーカード
の健康保険証として
の利用申込みや公金受取口座
の登録
の支援も実施しております。 今後につきましては、健康保険証として
の利用申込みと公金受取口座
の登録に関するポイント申込みが6月30日に開始されることから、この時期に合わせ市役所内
の手続ブースに機器類等
の環境整備を含め支援員を配置し、支援体制
の充実を図りたく、今議会に補正予算として提案させていただいております。 マイナポイント事業は、マイナンバーカード
の普及を図る一つ
の重要な取組でもあることから、
市広報紙をはじめ
市公式ホームページや、市公式LINEなどによる周知、また手続方法に関する動画
の活用など、より分かりやすい案内となるよう努めるとともに、手続に関する支援体制
の充実を図り、普及促進を行ってまいります。 次に、道路行政についてでございますが、末広南交差点につきましては、主たる交差点は千葉県が管理する国道296号と、市で管理する都市計画道路3・4・21号七栄葉山線と
の交差点において右折レーンと信号機による安全
の確保をしているところです。 また、この交差点に付随した国道296号と市道4-0086号線と
の交差点では、平成26年8月と平成27年6月に成田土木事務所及び
成田警察署とともに安全対策に向けた現地確認を実施し、国道296号側市道へ
の横断歩道
の設置、歩行者へ
の安全対策として、外側線による待避スペース
の路面標示や車止めを設置するとともに、ドライバーへ一時停止を強調するため
の注意喚起の路面標示を実施いたしました。 なお、当該交差点へ
の信号機
の設置について、令和元年と令和3年に
成田警察署へ要望し、同署立会い
の下、現地を点検したところ、既存
の信号機と
の間隔が短いことから、新たな信号機
の設置はできない旨、回答をいただいております。 今後は、富里市観光・
交流拠点施設「
末廣農場」
の開業に伴う車両等
の動線や交通量を見極めた上で、新たな方策等について千葉県と協議してまいります。 次に、十倉地先
の市道5-0057号線
の水たまり解消についてでございますが、雨水排水
の流末
の確保が困難なことから、冠水対策として雨水浸透ますを5基設置しておりますが、風雨等による土砂
の堆積が原因で、水たまり
の解消までに時間を要する状況を認識しております。よって、今後
の改善策としては、令和4年度内に当該雨水浸透ます
の能力を
向上させる対策工事を実施してまいります。 次に、十倉地先
の市道5-0056号線維持管理についてでございますが、舗装
の損傷度合い
の著しい箇所について舗装
の補修工事を実施し、継続的な維持管理に努めてまいります。また、雨水排水
の流末がないことから、降雨時には一部道路に水たまりが発生している状況となっております。当該箇所につきましても市道5-0057号線と同様、水たまり箇所へ
の雨水浸透施設による対策工事を実施してまいります。 次に、旧平地先
の県道成田両国線
の歩道についてでございますが、本区間においては、両側歩道と片側歩道により構成されておりますが、道路管理者である千葉県では、片側歩道区間
の新たな歩道整備については予定はないものの、維持管理としては両側歩道を含め路肩部分
の除草や土砂撤去を行うと
のことです。 また、特にカーブに面したガードレールが設置されている歩道
のない区間については、防草シート
の敷設などについて検討すると伺っております。 次に、
イノシシ対策についてでございますが、現状と取組につきましては、市内で
イノシシの目撃情報があった場合は現地確認を行うとともに、防災行政無線や
市公式ホームページなどを活用し情報
の伝達を行っているほか、市職員と
鳥獣被害対策実施隊員で現地を調査し、定期的なパトロールやわな
の設置を行っております。 市では、箱わななど捕獲用資機材
の充実や、
実施隊員の活動と連携するとともに、令和3年度から
有害鳥獣被害防止対策協議会を通じて電気柵
の設置に対する助成を実施しており、令和3年度に5件、令和4年度は6月9日現在で1件
の設置を行っているところでございます。 また、
イノシシ対策には広域的な取組が重要であることから、山武市、芝山町と定期的な
情報交換を行うとともに、平成30年度から山武市地先における捕獲許可をいただき、令和3年度には22頭
のイノシシを捕獲し、水際対策を強化しております。さらに、隣接する市町と
の連携拡大を図るべく準備を進めるとともに、千葉県に対し広域的かつ
先導的役割が図られるよう要望を行っているところでございます。 今後も広域的な連携強化に努めるとともに、わな
の設置やパトロールによる監視に努め、富里市
農業協同組合や
教育委員会、
成田警察署など
の関係団体と連携を密にし、情報を共有しながら
農業被害の未然防止や
地域住民の安全確保に努めてまいります。 以上でございます。
○議長(
野並慶光君) 江原利勝君。
◆(江原利勝君) 答弁をいただきまして、何点か再質問をさせていただきます。 まず、最初
のマイナポイント事業についてマイナンバーカード
の登録です。ワクチン会場等で出張サポート、これが県平均を上回って大変富里市としてもいい方向に向かっていると、最終的な目標達成についてはもう一度確認しますけども、目標は何パーセントでしたか、これを部長、お願いします。
○議長(
野並慶光君) 粕谷
総務部長。
◎
総務部長(粕谷幸夫君) 本市
の令和4年度末
の交付率
の目標といたしましては、74.1パーセント、こちらを目標としております。 以上でございます。
○議長(
野並慶光君) 江原利勝君。
◆(江原利勝君) ありがとうございます。 これはもう毎回お聞きしているんですけども、この目標達成に向けて皆さんが取り組んでいるこの出張サポート、各ワクチン会場に集まっているからこそ出張ということでありますけども、逆に、自治会
の集会所、またサークルだとかそういう各種
の集まりに出向いていく
のが本来
の出張サポートであって、たまたま持ち出しができるということで、出張申請という表現でしたけども、これは行く
のが本来
の出張サポートだと思うんですけども、申請をこれから登録を上げる、目標は74.1パーセントに向けたこの取組という部分では考えていらっしゃるでしょうか。
○議長(
野並慶光君) 粕谷
総務部長。
◎
総務部長(粕谷幸夫君) マイナンバーカード
の取得促進
の取組について
の地区へ
の出張申請サポート
の実施ということ
の御質問でございますが、それぞれ
の集会所というところではございませんが、8月を取得促進強化月間に位置づけまして、日曜日に北部コミュニティセンター、中部ふれあいセンター、農林業センター、こちらを会場として予約制による出張申請サポート
の実施を予定して準備を進めているところでございます。 以上でございます。
○議長(
野並慶光君) 江原利勝君。
◆(江原利勝君) そういう目標達成に向けた8月
の強化月間、取組月間という部分で、取組をされているということで、さらに期待しますので、また9月にもこれ質問させていただきますけども、昨年12月、多く
の皆さんもワクチン
の接種証明書
のアプリができまして、多く
の方がダウンロードしたと思うんですけども、接種証明書はマイナンバーカードが必要なんですよね。暗証番号が当然必要ですけども、第2回目を接種した方々はもうすぐに接種証明書があるということで安心はしたんですけども、次に、第3弾、第3回目
のワクチン接種をしたときに、私は自動更新される
のかなと思ってずっと待っていたんですけども、これはもう一度ダウンロードしてやらないと第3回目
の接種証明書という
のは出てこないんですよね。またそこでもマイナンバーカードが必要だということで、海外へ行く方は接種証明書、これ絶対必要なんですよ。海外でもこういう
のが、接種証明書がないと受け入れられないということで、必要だと思うんですけども、こういう観点からもマイナンバーカードは必要ですよと、そういうことをぜひ周知していただきたいというふうに思っていますけども、これも含めて
の取組という
のはどうでしょうか。
○議長(
野並慶光君) 粕谷
総務部長。
◎
総務部長(粕谷幸夫君) このワクチン接種証明、今、議員申されているとおりマイナンバーカードが必要になります。また、今後
のデジタル社会においても必要となるものでございますから、多く
の市民が取得されるように普及促進に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(
野並慶光君) 江原利勝君。
◆(江原利勝君) 私は、この登録
のパーセントを上げるだけが目標ではないと思うんです。 多く
の市民の方々に、この利便さ、便利だということを、またはお得感を味わっていただきたい。さらに1万5,000ポイント、これ次に、(2)に行っていますけども、この1万5,000ポイントで様々なお得な感覚になりますよと。そしてキャッシュレスで
の新しい取組
の消費喚起をする施策と、今、部長もデジタル社会ということでありましたけども、まさに基盤づくり、デジタル社会
の基盤づくりだというふうに思っております。 このカード
の申請は9月末まで、第1弾
の申請、そしてマイナポイント
の申込期限が2月末までだと、これから急いでカードを取得する方、初めて登録して5,000円分
のポイントを受け取ることができるんですけれど、カードを取得してキャッシュレス決済で買物、またチャージしないと5,000円分
の還元が受けられない、このポイント交換が非常に難しいと
の声が多いんです。 最初
のその5,000円分
のポイントをダウンロードしてスムーズにいくかどうかが次
の第2弾にかかっているんですけど、第1弾
の5,000円
のポイントでつまずくと非常になかなか次に行こうという気持ちになれない。ですから、この親切なサポート、これをぜひしていただきたいんですけども、この体制について
のお考えについては先ほどもあったんですけども、もう一度お願いします。
○議長(
野並慶光君) 粕谷
総務部長。
◎
総務部長(粕谷幸夫君) マイナンバーカード
の申込みにつきましては、やはりちょっと分かりづらい点がございます。また、マイナポイント
の申込みに関しましては、当然マイナンバーカード
の取得が前提となりますので、市といたしましては、このカードを交付される窓口、こちら
の厳格な本人確認と暗証番号
の設定を行うため、市
の窓口で
の交付に限り行っているものでございます。 このことから、マイナンバーカードを受け取りに来た方が、その流れでマイナポイントをお申し込みいただく、またマイナポイント
の相談をいただくに当たりまして、市役所庁舎内、それと日吉台出張所、こちらに支援ブースを置くこと
のメリットがあるということで、現在実施しているところでございます。 市長答弁にありましたとおり、この支援体制
の充実を図るために補正
のほうをさせていただいております。いずれにしましても、丁寧な説明、丁寧な支援を行ってまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(
野並慶光君) 江原利勝君。
◆(江原利勝君) 今回、補正にこれが入っているということで、私も通告を出した後
の補正を見て分かったことですから、これ御了承願いたいんですけども、このマイナポイント
の手続は、市役所だけではなくてマイナポイントスポットでも、各種商業施設、携帯ショップ、また様々なところでも、食品スーパー等も行っているわけですよね。要するに、お買物ついでに行って手続をやってもらおうかなという方も多く考えていらっしゃるかと思うんです。 ですから、市役所に来たついでにという部分ではなく、わざわざ手続をしに
市民の方が来られるということであれば、より親切に、わざわざ来ていただいてありがとうございますという気持ちは皆さんお持ちだと思うんですけども、その中で対応していただきたいなというふうには思うんです。 その中で、そういう他社
のスポット、これから広告が6月30日からマイナンバーカード、第2弾がスタートするわけですから、コマーシャル等でもまたこれからどんどんやっていくと思うんですけども、こういうブースで
の対応、また
市民の方が、本当に親切で、そこ行ったほうがいいわよという口コミになるような対応をお願いいたします。 それでは、2
の道路行政についてお伺いします。 末広南交差点について、私が一番心配している
のは交通事故です。6月5日
の以前も以降も、多く
の方々、市道4-0086号線から出る、そして国道に出て3・4・21号都市計画道路に行くわけですけども、国道を横断してさらにすぐに左折すると、非常に危険な運転技術が、危険というか高度な運転技術が要求されますし、皆さん方も本当に感じられていると思うんですけれど、それを数台、またかなり
の渋滞が発生していると、こういう状況で出るタイミング、非常に難しい。 市長答弁では、信号機
の設置はできないというふうにありますけども、やはりこの車両
の動線を見極めたいということでありますけども、事故が起きてからでは遅いんではないかと、起きないことを願っているんですけども、どのタイミングで、県に協議
の方向をする
のか、交通量を見極めた上でというか、もう渋滞も起きていますし、非常に危険だという
のを周り
の人も気がついていて、さらに何を見極める
のかなというふうには感じるんですけど、ここについてはいかがでしょうか。
○議長(
野並慶光君) 相川
都市建設部長。
◎
都市建設部長(相川裕史君) 江原議員
の再質問にお答えをさせていただきます。末広南交差点に近接します丁字路型
の交差点に関する対策について
のお尋ねでございます。 どのタイミングで要望という趣旨
の御質問でございますが、先ほども議員触れられたように、また市長答弁にもございましたとおり、
関係機関である
成田警察署に対しましては、まず信号機
の設置を要望いたしました。ところが近接する信号機と
の距離が短いということで新設はできないという回答をいただいているところですが、その他に同じく
成田警察署に対して
の要望という観点で考えますと、一つは交通規制が考えられ得るところだというふうに思っております。 したがいまして、今、
末廣農場施設
の利用、これに伴って渋滞
の発生も見受けられますので、その状況も見ながら、また交通規制となりますと地域
の住民
の皆様
の御意見、御要望、こちらも重要になってまいりますので、そういったことを捉えた上で、交通規制等について要望してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(
野並慶光君) 江原利勝君。
◆(江原利勝君) 既にもう苦情も来ていますし、願う
のは交通事故がないようにと、その前に動線確保または道路
の規制ですか、詳しいことは分からない、どういう形がいい
のかという
のは協議されると思うんですけども、やはりいい方法を考えていただきたいというふうに思っています。苦情はどこへというよりも、大体
の方がこれ非常に危険だよということは口にされますので、早い対応を願いたいというふうに思います。 次に行きますけども、市道5-0057号線、水たまり解消、接続する市道5-0056号線、これも排水対策、ぜひとも対応をお願いします。これは、いつになっても水たまりが解消されないということで、これも
市民から
の要望がありましたので、ぜひよろしくお願いします。 次
の(4)
の県道成田両国線、ここは歩道に堆積した土砂、これから草が出て、その草刈りを成田土木でやっていただいているんですけど、これは刈っても刈っても、土砂を撤去しない限り、私は難しいと思うんです。そういう要望は行かれていると思うんですけども、その手前というか、ネットフェンス
のところ
の歩道
の堆積した土から草が出ていると。これはもう5年たっても何年たっても全然撤去されないということで、雨が降った後
の歩道は歩けませんよという、そこまで
の苦情もありますので対応をお願いしたいというふうに思っています。 ですから、
市民は、ここは市
の道路だから市
の窓口に言わなくてはいけない、ここは県道、国道はどこだと、
市民の方はそこまで区別して理解はしていませんよ。とにかく市が窓口で何とかやっていただきたいということだと思うんですよね。そのために相談も来るわけですから、ぜひとも国・県道も含めて市が窓口になって解消されるように、何度も対応していただきたいなというふうに思っておりますので、ぜひよろしくお願いいたします。 最後に、
イノシシ対策についてお聞きします。 パトロールや箱わな
の設置や、電気柵で本当に取組について、水際で止めていただいているということで、本当に感謝しております。 そこで、
農業被害の未然防止、
地域住民の安全確保というふうに市長答弁であったんですけど、これからが野菜、また畑に山になっている野菜が
イノシシの餌場になるということから、いつ、どこで、また
イノシシの出没があるかという
のは本当に気になりますが、学校とも協議をするという、連携もしているということで先ほど市長答弁であったんですけども、子供たちが登下校
のとき
の安全対策について、
教育委員会がどのようなお考えかちょっとお聞きしたいんですけども、仮に、
イノシシが登下校
のときに子供たちが遭遇してしまったと、この場合
のお考えをお聞きしたいんですけども、子供たちは元気いっぱいに大きな声でいろんな話をしながら登下校している、もう元気いっぱいですよ、大きな声が、近所まで聞こえるような声で、そして楽しそうに走ったり、また元気な中に、そこに、その近くに
イノシシが出没した場合、これ
の対応という
のは、学校として
の対応はどのようなお考えでしょうか。
○議長(
野並慶光君) 金杉
教育部長。
◎
教育部長(金杉章子さん) 江原議員
の再質問にお答えいたします。 児童・生徒
の安全指導について
の御質問でございますけれども、
イノシシの目撃情報があった場合、安全確保
のため、各学校を通じまして保護者
の御協力も含めまして
注意喚起等を行っているところでございます。 また、学校で
の指導といたしましては、
イノシシに遭遇してしまった場合にはということで、富里市で作成しております対応によりまして、まず近寄らず、見えなくなるところまで離れる、また落ち着いて行動し、もし出会ってしまったときには背中を見せずにゆっくりと後退する。刺激しないよう、大声を出したり物を投げたりしないというような内容で指導しているところでございます。 以上です。
○議長(
野並慶光君) 江原利勝君。
◆(江原利勝君) これは一般的な対応かと思うんですけども、
教育委員会としては、私はもっと研究していただきたいなというふうには思うんです。 子供たちが、ある小学校
の下校時間は100メートル、200メートルにわたって一気に下校してきます。その中間辺りにもし出没してしまったら、みんながこれ前に行かずに、その場で静かに退避すると。刺激しないように、今まで元気いっぱい話をしていた
のが急にしゃべりを止めて静かになるという、これは絵に描いたような、本当に理想的な対応だと思うんですけども、子供たちがきゃあとも一言も言わずに、みんなが100メートルにわたって静かに後ずさりできるんですかね。先に行ってしまった子供たちにどうやって連絡をする
のか。近くにいた大人に誰が、見た人が、また気がついた人がどうやって、走ってはいけない、静かに後ずさりをしながら畑で作業している方に伝達できるかと。 こういう本当に理想的な対応ができれば一番いいと思うんですけど、私なんかは素人なりにも、SOS、非常用
のベルを鳴らして近く
の大人が本当に気がついていただけるように、逃げろとか、そういうふうに、そっち
の方向ではなく回避していただくような対応は大人しかできないですし、子供たちは走ってはいけない、見た人は、大変もう真っ青になっているし、気がつかないで後ろからわあわあ騒いで来る子供たちに対して、誰がリーダーになって対応できるかと、非常に不思議な光景が絵に浮かぶわけですけども、それが出ないことを望んではいるんですけども、そういうような安全対策、これはもう最悪
のことを考えてまでも、そういう子供たちに教育という
のは非常に難しいと思うんですけども、いつ出るか分からない、GPSがついているわけでもありませんから、どこから走ってきたというか、そうであれば防災無線等でも、地域を限定してそこは注意しましょうという
のは分かるかもしれませんけれども、近く
の林に潜んでいるかもしれないし、これは分からないんですよね。 ですから、大きな事故は今までありませんからいいんですけども、そういう刺激をしないという
のが第一前提だと思うんですけども、ここら辺は研究していただきたい。富里独自
のルールだとは思うんですけども、千葉県でも南
のほうはかなり出没していますけど、それと関東
のほう
の、これ
の近隣、近県で
の対応という
のはどんな対応でしょうか。
○議長(
野並慶光君) 金杉
教育部長。
◎
教育部長(金杉章子さん) 近県
の状況について
のお尋ねですけれども、お調べしたところ、やはり神奈川県、また少し遠くなりますけれども、よく出没している香川県、大阪府、こちら
のほうになりますと、ただいま富里市と同じようなルールで子供たちに指導しているところでございます。 しかしながら、今、議員から
のアドバイスもございました。学校におきましては、しっかりと様々なことを想定しながら対応できるようなことも含めまして、まず
イノシシの習性についても子供たちがよく学びながら、今後研究してまいりたいと思います。 以上です。
○議長(
野並慶光君) 江原利勝君。
◆(江原利勝君) 防犯ベルが
イノシシに対して駄目な
のかどうか、刺激しないという
のは分かるんですけども、何かあったとき
の非常ベルという
のは、そのために、近隣
の大人たちに知らせるため
のものなので、やっぱり有効な使い方という
のをぜひ研究していただきたい。そのため
の使い方という
のも取り組んでいただきたいし、ぱらぱらと帰る子供たちに対してはそれでもう刺激しないようにという
のは心
の中であると思うんですけども、一斉下校
のときにどうする
のかなという
のがちょっと心配だったので、そういうことも含めた富里市
の安全、子供たち
の安全について
の研究という
のを、ぜひよろしくお願いいたします。 これから
イノシシも活発になるかと思いますし、季節
の変わり目、また野菜等も出てきた中で、非常に餌場になるところを農家
の方々も本当に工夫されて取り組んでいますので、その中で子供たちが巻き添えにならないように、また大人も含めてそうなんですけども、
イノシシ対策、ぜひ取り組んでいただきたいなというふうに思っていますので、
教育委員会とまた現場
のほうも含めて、よろしくお願いします。 以上で
一般質問を終わります。
○議長(
野並慶光君) これで江原利勝君
の質問を終わります。 しばらく休憩します。 午後2時27分 休憩 ………………………………… 午後2時39分 開議
出席議員 18名
欠席議員 なし
○議長(
野並慶光君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、荒野峰之君。 (荒野峰之君登壇)
◆(荒野峰之君) とみさと至誠会
の荒野峰之です。議長
のお許しをいただきましたので、通告に従い、
一般質問をさせていただきます。 まず1としまして、富里市は6月、スイカ
の収穫
の最盛期を迎え、
市民の皆さんもスイカを購入されて、またスイカを作っていらっしゃる農家
の方々も目を細めていらっしゃると思うんですけれども、その6月といえば収穫時期と重なり、梅雨
の時期、雨季でもございます。1 市内農業従事者に対する支援について (1)雨水対策
の現状は。 (2)販路拡大へ
の取組は。2 市内主要道路整備について (1)主要道路である県道
の成田両国線及び富里酒々井線
の整備進捗状況は。 (2)
末廣農場周辺道路
の安全対策について 3、
新型コロナウイルス感染症対策
の緩和がいよいよ、児童
のマスクなども、少なくとも屋外ではマスクは外していい、そのようなことがまた市内においても児童たちに知らせられております。そういった緩和
の観点から、児童公園でも子供たち
の声が戻りつつあります。3 市内小・中学校
の児童・生徒
の安全確保について (1)現在行っている活動について (2)PTA
の取組について (3)コミュニティ・スクール制度は機能しているか。 以上、よろしくお願いします。
○議長(
野並慶光君) 荒野峰之君
の質問に対する当局
の答弁を求めます。 市長、
五十嵐博文君。 (市長
五十嵐博文君登壇)
◎市長(
五十嵐博文君) 荒野議員
の一般質問にお答えいたします。 なお、教育関係
の御質問につきましては教育長が答弁いたします。 まず、市内農業従事者に対する支援についてでございますが、雨水対策
の現状はと
の御質問につきましては、過去から
の湛水情報を地図化した資料を基に、湛水時には適宜パトロールを実施し、排水ポンプを設置するなど、湛水
の早期解消に努めているところでございます。 また、高崎川流域600ヘクタールをⅠ期とし、木戸川、作田川流域
の557ヘクタールをⅡ期とした受益地域を対象に、千葉県が事業主体となり進めている県営畑地帯総合整備事業により、畑地帯
の用水補給並びに畑地かんがい
の用水改良を行うとともに、湛水被害を未然に防止するため
の幹支線排水路及び暗渠排水など、一体的な整備を継続的に行っております。 次に、販路拡大へ
の取組はと
の御質問につきましては、販路を広げることは、農産物
の販売量増加が見込まれることや
所得の向上、安定した農業経営につながるものと捉えております。一方で、販路拡大には、販売する上で付加価値をつけ、利益率を高めることも重要であり、農産物
のブランド化は有効な手段であります。 よって、本市では包括連携協定を結ぶ日本大学や
関係機関等
の協力によって様々な場面で
のPRを実施することで、販路拡大につながる一因を担っているところでございます。 次に、市内主要道路整備についてでございますが、主要道路である県道
の成田両国線及び富里酒々井線
の整備進捗状況はと
の御質問につきましては、まず成田両国線は県道八日市場佐倉線交差点から国道296号交差点まで
の区間をバイパス道路として、平成31年3月に供用開始がされております。 また、整備進捗状況につきましては、千葉県ではバイパス延長約300メートル
の区間
のうち、約66パーセントに当たる200メートルが平成30年度までに完成し、残り
の100メートル
の区間について、現在整備を進めていると伺っております。 次に、富里酒々井線につきましては、千葉県では、事業延長2,200メートル
のうち、約55パーセントに当たる1,222メートルが令和3年度までに完成し、残り
の978メートル
の区間について、現在整備を進めていると
のことです。 次に、
末廣農場周辺道路
の安全対策についてでございますが、
末廣農場周辺道路
の交差点において、国道296号
の道路管理者である千葉県、交通規制を所管する
成田警察署などと安全対策について
の現場立会いを平成26年8月と平成27年6月に実施し、
末廣農場前丁字路へ横断歩道と歩行者安全対策
の車止め
の設置、ドライバーへ
の注意喚起の路面標示を設置いたしました。 また、富里市水道事業所前
の国道296号交差点においては、千葉県に対し横断歩道
の設置を要望した結果、令和4年度内に横断歩道
の増設、歩行者用信号機、道路照明灯、車止め
の設置を実施すると
の報告を受けております。 今後も、
末廣農場周辺
の車両等
の動線を見極めた中で、千葉県とも連携し、安全対策を図ってまいります。 以上でございます。
○議長(
野並慶光君) 教育長、吉野光好君。 (教育長 吉野光好君登壇)
◎教育長(吉野光好君) 荒野議員
の一般質問にお答えいたします。 市内小・中学校
の児童・生徒
の安全確保についてでございますが、現在行っている活動につきましては、子供たちが登下校
の際、交通ルール
の確認や自転車
の正しい乗り方
の徹底など、交通事故防止
のため日々
注意喚起を行っています。 また、年度当初には、警察
の方を招いて交通安全教室を実施するなど、より具体的な安全指導を行っております。 地震や火災など
の災害対策につきましては、避難訓練を毎年必ず実施し、授業中や休み時間、特別教室で
の授業など、より実際に起こり得る状況を想定して実施しております。 防犯対策といたしましては、学校ごとに不審者対応マニュアルを作成したり、学校に配備してあるさすまた
の有効活用について
の講習会を開催したりするなど、子供たちに被害が及ぶことがないよう、様々な取組を行っております。 次に、PTA
の取組につきましては、児童・生徒
の登下校時
の見守り活動や通学路
の点検、安全を確保するため
の提案などを行っています。 今後も、PTAと連携して、子供たちが安心して学校教育活動が送れるよう取り組んでまいります。 次に、コミュニティ・スクール制度は機能しているかと
の御質問につきましては、本市では学校と地域が一体となった教育をより一層推進するため、令和4年4月に富里市学校運営協議会、いわゆるコミュニティ・スクールをスタートいたしました。 小・中学校においては第1回
の学校運営協議会が開催され、学校経営方針
の承認や年間
の学校行事
の計画などが協議されたところです。 今後は、児童・生徒
の安全確保
の取組や体制づくりなども議題に上がることも考えられます。引き続き、既存組織や団体と
の連携を深めながら、地域とともに歩む学校を目指すとともに、地域一体で
の教育
の実現を目指し、児童・生徒
の安全確保にも努めてまいります。 以上でございます。
○議長(
野並慶光君) 荒野峰之君。
◆(荒野峰之君) それでは、再質問に移らせていただきます。 まず、1
の市内農業従事者に対する支援について、(1)
の雨水対策
の現状は。 今、市長答弁でもありましたように、高崎川流域をⅠ期として、また作田川流域、こちらをⅡ期とした県営畑地帯総合整備事業、こちら
の事業が進んでいる
のは承知しているんですが、各工区
の進捗率はどのようになっていますか。
○議長(
野並慶光君)
長谷川経済環境部長。
◎
経済環境部長(
長谷川敏彦君) 荒野議員
の再質問にお答えいたします。 県営畑地帯総合整備事業、各区
の進捗率でございますが、令和3年度まで
の事業費ベースでお答えをさせていただきます。 Ⅰ期地区につきましては49.6パーセント、Ⅱ期地区につきましては9.6パーセント
の進捗となってございます。 以上です。
○議長(
野並慶光君) 荒野峰之君。
◆(荒野峰之君) ありがとうございます。 Ⅰ期地区とⅡ期地区、49.6パーセントに対してⅡ期が9.6パーセントなので、進捗率に40パーセント
の開きがあるんですが、こちら
の理由があればお聞かせください。
○議長(
野並慶光君)
長谷川経済環境部長。
◎
経済環境部長(
長谷川敏彦君) Ⅰ期地区とⅡ期地区
の進捗率
の差ということでございますが、着手しました事業
のそれぞれ
の開始時期
の相違によるものでございます。Ⅰ期地区、進行しております地区
のほうが早く着手をしたといったような認識でございます。 以上です。
○議長(
野並慶光君) 荒野峰之君。
◆(荒野峰之君) 分かりました。 開始時期に違いがあるということで理解をするんですけども、Ⅰ期地区もⅡ期地区も、各地域、各ポイント、やっぱりそれぞれ
の事情があって、なかなかこの工事が、事業が進みづらい、そういったことも理解はできるんですけれども、実際にこの雨水で悩まされている農業従事者
の方は現在もこういった、作った作物を破棄するようなことになっている現状があるので、ぜひ引き続き県営畑地帯総合整備事業、こちら
の進捗率を高めてもらえるように、少しでも前に進めるように市
のほうからも働きかけをよろしくお願いしたいと思います。 次に移りたいと思います。 (2)
の販路拡大
の取組、市長
の答弁でもございました、販路拡大には
ブランド化は有効であるということで、
ブランド価値
の向上に向けたPR活動を積極的に行って、現在いろいろな角度からPR活動はされていらっしゃると思うんですけども、もうちょっと具体的な内容についてお伺いできますでしょうか。
○議長(
野並慶光君)
長谷川経済環境部長。
◎
経済環境部長(
長谷川敏彦君) 販路拡大につなげる方策として実施しているPR活動につきましては、令和2年度からイトーヨーカドー、JA富里市と連携いたしまして、インターネット通販サイトで富里スイカ
の販売を実施しております。 また、日本大学芸術学部によりますニンジンやスイカ
のポスター
の活用を行いまして、知名度
向上につながる取組を行ってまいりました。 今年度は、市や
生産者組合など
の各主体が行うスイカ関連
のイベントを
富里すいかフェアと位置づけまして、さらなる周知
の効果
向上を図っております。 以上でございます。
○議長(
野並慶光君) 荒野峰之君。
◆(荒野峰之君) そういった販路拡大で、令和2年度よりイトーヨーカドー、JA富里市と連携する。また、最近ですと日本大学芸術学部によるという、またPR活動もされている
のは承知しているんですが、PR活動もそうなんですけども、これにとどまらず、またさらに今後新しい取組というかアイデアというか、そういったものは今後
の展望としてあるんでしょうか。
○議長(
野並慶光君)
長谷川経済環境部長。
◎
経済環境部長(
長谷川敏彦君) 新しいアイデア等があるかと
のお尋ねでございますが、販路拡大
のためということで市はPR活動に努めさせていただいているところですけども、令和4年度に行います新たな取組としましては、勝浦市
の朝空マーケットへ
の出店、それから富里産品
のPR
のため、富里市
農業協同組合と連携して、京成上野駅で富里産品
の販売によりまして富里産品
の知名度
向上を図るなどを実施してございます。 今後も、新たな取組等については鋭意検討して努力してまいりたいと考えてございます。 以上でございます。
○議長(
野並慶光君) 荒野峰之君。
◆(荒野峰之君) そういった新たな取組、アイデアを生かして、また先日内閣府
のほうに
五十嵐市長、スイカ
の贈呈をされまして、それがSNS上でもかなり
市民の方々も喜んで、いい評価をいただいているとは思うんですけども、そういったスイカとかニンジンといった産物
の取組もそうなんですけども、今おっしゃった富里産品
の知名度というところでは、スイカ以外、例えば梨とかイチゴとか、ブルーベリーとか、富里市にはいろいろな果物、こちら
のほうもいろいろ富里
の産物としてあると思うんですけども、こちらについて
の取組という
のはございますでしょうか。
○議長(
野並慶光君)
長谷川経済環境部長。
◎
経済環境部長(
長谷川敏彦君) スイカ以外
の果物に対するPR等
の取組について
のお尋ねでございますが、スイカ以外ですと、梨を一例に挙げさせていただきますと、梨
の選定
の各種講習会
の開催や、千葉県
の果樹園芸組合、こちらが主催いたします千葉なし味
の自慢コンテストへ富里市果樹組合が参加し、品質
の向上に努めております。また、市
の公式ホームページで梨
の栽培について紹介するなど、知名度
向上を図っているところでございます。 以上です。
○議長(
野並慶光君) 荒野峰之君。
◆(荒野峰之君) 富里市としていろいろ、このPRもそうですし、販路拡大、取り組んでいることは十分理解できました。やはり、先ほど雨水対策
のこともお話しさせてもらいましたけども、農業従事者に対してこういったいろいろな後押しといいますか、そういったものをこれからも積極的に市として行っていただければなと思います。 次に移ります。 市内主要道路整備についてなんですけども、(1)主要道路である県道
の成田両国線
の整備状況、こちらなんですけども、成田両国線に関しましては平成31年3月に供用が開始されたという市長答弁だったんですけども、それからもう丸3年が経過しているんですよね。やっぱり近隣住民
の方は完成を心待ちにしているというか、いつ完成するんだという声はやっぱり年々多く上がってきている
のが今
の現状なんですけども、今
の整備、丸3年が経過しているんですけども、これが3年たった中で目に見えた進展というか、なかなか
市民の方々も感じられないところがあると思うんですけども、この進展についてはいかがでしょうか。
○議長(
野並慶光君) 相川
都市建設部長。
◎
都市建設部長(相川裕史君) 荒野議員
の再質問にお答えいたします。 県道成田両国線
の現在
の工事
の進捗について
のお尋ねでございますが、千葉県に確認をさせていただきましたところ、現状といたしまして、未整備区間
の一部用地取得
の交渉が難航しているため、いわゆる完成形
の工事に着手には至っていないといった状況と
のことでございます。しかしながら、今後も引き続き早期完成を目指して粘り強く用地交渉に当たっていくというふうに伺っております。 以上でございます。
○議長(
野並慶光君) 荒野峰之君。
◆(荒野峰之君) そういった、粘り強く交渉するという
のはやっていただいて、これからもやっていただけるということなんですけども、私がここ
の成田両国線を強く意識している
のは、特にここは富里小学校
の指定通学路でもあるんですね。富里中学校
の生徒、富里高校生徒、児童・生徒
の通学路にはなっているんですけども、また近隣住民、車
の往来、あと歩行者
の往来もそうなんです。やっぱりここは市内
の主要道路として位置づける
のであれば、早期に完成に近づけるように努力していただきたいんですけども、安全対策について
の申入れなどは実施しているんですか。
○議長(
野並慶光君) 相川
都市建設部長。
◎
都市建設部長(相川裕史君) 安全対策に関するお尋ねでございますが、まず現状
の対策として千葉県
のほうに確認をさせていただきましたが、いわゆる完成形
の道路整備まで
の間、
成田警察署と
の協議によって、県道と市道3-0016号線交差点
の県道沿い
の歩道がある側に横断歩道と歩行者安全対策用
の車止め、これらを設置するというふうに伺っております。 また、市としていたしましては、今後におきましても
市民の皆様や学校から
の御要望を踏まえまして、
関係機関と
の現地診断などを通じて、さらなる安全対策について引き続き要請してまいります。 以上でございます。
○議長(
野並慶光君) 荒野峰之君。
◆(荒野峰之君) ありがとうございます。今
の御答弁ですと、県道と市道3-0016号線
の県道沿い
の歩道がある側に、横断歩道と歩行者安全対策用
の車止めなど
の措置を講じる予定という御答弁がありましたので、ぜひ一日も早くそれが完成されるようにしていただきたいなと思います。 次に、もう一つ
の主要道路、富里酒々井線
の道路なんですけども、こちらは高松入神社、こちら
の付近
の交差点
の区間、工事
の進捗が、やっぱり近隣住民
の方は通行する上で不備を感じているようなんですけども、こちら
の解消
のめどという
のは立っているんでしょうか。
○議長(
野並慶光君) 相川
都市建設部長。
◎
都市建設部長(相川裕史君) お答えいたします。 富里酒々井線
の高松入神社付近
の交差点区間
の工事に関して
のお尋ねでございますが、こちらにつきましては、一部交差点用地について現在交渉中というふうに聞いてございます。 今後も、市からは、早期整備と併せまして、整備完了まで
の間、通行上支障とならないよう、安全対策について千葉県に対し要請してまいります。 以上でございます。
○議長(
野並慶光君) 荒野峰之君。
◆(荒野峰之君) 私もあそこ
の交差点はよく通るんですけども、やはり道路が若干細い分、左に曲がる、右に曲がる、そういったところで車
の車種によってはちょっと曲がりづらい、そういったところが自分としても思っているところですので、引き続き千葉県
のほうへ要請していただきたいと思います。 また、この富里酒々井線に関しては、途中下って上るところ
の一番低いところ、こちらに水たまりというか排水が困難なポイントがあるんですけども、こちら
の道路排水
の今後
の排水対策として
の取組はいかがでしょうか。
○議長(
野並慶光君) 相川
都市建設部長。
◎
都市建設部長(相川裕史君) 富里酒々井線
の一部未整備となっております道路排水
の今後
の取組に関するお尋ねでございますが、現状といたしましては、流末排水
の確保が困難であるため、浸透マンホール施設を設置していると聞いてございます。 今後も当該施設
の適正な管理を行って、持続的な浸透機能
の保持に努めていくというふうに伺っております。 以上です。
○議長(
野並慶光君) 荒野峰之君。
◆(荒野峰之君) この浸透マンホール、こちら
の設置は私も存じているんですけども、実際にゲリラ豪雨とかあったときにあそこを通行してみると、やはりこの浸透マンホールだけではなかなか解消できない排水対策
の問題ですので、今後も、機能
の保持もそうなんですけども、こちら
の富里酒々井線
の事業を県
のほうに一日も早く進めていただけるように要請していただければなと思います。 それでは、次に移ります。 (2)
の末廣農場周辺道路
の安全対策なんですけども、答弁もいただきました周辺道路
の安全対策、そちら
の状況については理解したんですけれども、こちらは一番近い学校とすればもう富里小学校、こちら
の道路は指定通学路にはなってはいないんですけども、児童・生徒を含む歩行者も、こちらもまた主要道路なので多く利用する道路であるんですけども、市としてはこちら
の末廣農場、岩崎別邸、
観光拠点と位置づける以上、この
観光拠点の周辺道路、こちら
の整備という
のはやっぱり今後はもっと早く、早期に進めるよう整備をする
のが必要な
のではないでしょうかというところなんですけども、いかがでしょうか。
○議長(
野並慶光君) 相川
都市建設部長。
◎
都市建設部長(相川裕史君)
末廣農場周辺
の道路整備に関するお尋ねでございますが、
末廣農場に隣接いたします国道296号をはじめ、旧岩崎久彌末
廣農場別邸公園側に面します市道4-0073号線、また
末廣農場西側に面します市道4-0074号線がございますが、こちらについては新たな道路整備等
の具体的な計画は今ございませんが、今後も車両や歩行者
の流れを十分把握するとともに、施設を利用される方々
の動線を見極めた上で、現道
の状況で
の必要な安全対策を速やかに講じてまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(
野並慶光君) 荒野峰之君。
◆(荒野峰之君) こちら
の周辺道路なんですけども、これから
末廣農場も
グランドオープンして、夏休みを迎えて、やっぱり交通量もそうですし観光に来る方々も大勢いらっしゃると思うんです。そうすると、こちら
の道路周辺道路という
のはなるべく早く整備していただけるように市としても働きかけをしていただきたいと思います。 それでは、次、教育関係に移りたいと思います。 教育長には丁寧な御答弁をいただきまして、ありがとうございます。 それで、(1)
の現在行っている活動についていろいろ御説明はいただいたんですけれども、先日凶悪な事件が富里市内で起きたわけですけども、こういった突発的といいますか、平常ではない場合
の警察へ
の要請という
のは、
教育委員会のほうからはどうされているんでしょうか。
○議長(
野並慶光君) 金杉
教育部長。
◎
教育部長(金杉章子さん) 荒野議員
の再質問にお答えいたします。 警察へ
の要請について
の御質問でございますけれども、これまで事件性
のある事案に関しましては、学校や
教育委員会に情報が入った場合、警察へ
の通報により、状況に応じた捜査活動とともに監視やパトロールが行われてまいりました。 先日
の事件に当たりましては、
成田警察署から
の連絡により
教育委員会で事件を知ることになりましたので、その時点で既に警察により捜査等が行われておりました。 なお、その後
の対応といたしましては、学校や保護者へ
の対応などを警察と共有しながら安全対策に取り組んできたところでございます。 以上です。
○議長(
野並慶光君) 荒野峰之君。
◆(荒野峰之君) 確かに、事件が起こった後、学校から
のマチコミ
のメール、そういったものが警察から情報が流れてきて、それを
教育委員会のほうで把握して、一斉に学校を通して保護者にメールが行った。その辺
のスピード感という
のは確かに早かったと思うんですけども、その後、6月7日火曜日、夜
の7時47分に産経デジタル
のほうで容疑者確保という報道が流れたんですね。やっぱり今
のこの御時世ですから、ヤフーニュースとか、そういったデジタル新聞はやっぱり早いんですよね、記事にする
のが。こういったことに対して若干遅れというか、反応
の鈍さをちょっと感じたんですけども、この辺は学校
の対応としてはどうでしたでしょうか。
○議長(
野並慶光君) 金杉
教育部長。
◎
教育部長(金杉章子さん) 学校
の対応について
の御質問でございますけれども、今回
の事件に関しましては、報道後、子供たちや保護者
の不安は軽減されたと感じております。これまでも、警察、生活安全課と
の情報共有は密にさせていただいていたところですけれども、今後このような予想することが難しい事件が発生した場合には、やはり子供たち
の安全確保を第一に引き続き取り組んでまいりたいと考えております。 以上です。
○議長(
野並慶光君) 荒野峰之君。
◆(荒野峰之君) そういった安全確保、あらゆる角度から、こういった緊急事態、予想できないものも多々これから発生したときに、そういった形でスピーディーにスピード感を持って対応してもらえるようにお願いしたいんですけども、こういった緊急事態
のときに、学校
の対応、そういったものは理解できたんですけども、学校だけではなくて保護者
の方々も心配な声が大分上がっていたんですけども、このPTAとして
の取組、各地域によってPTA
の組織とかこういった温度差という
のがあると思うんですけども、そちら
の具体例というか、取組
の具体例をお聞かせ願えますでしょうか。
○議長(
野並慶光君) 金杉
教育部長。
◎
教育部長(金杉章子さん) 緊急事態
のPTA
の取組について
の御質問でございますけれども、PTA
の取組はおおむね基本的な体制は共通しております。発生事案によりまして取組や学校ごと
の地域性、またその環境などにより異なる部分はございますけれども、今回
の緊急事態では
教育委員会から学校長に対応
の依頼をしたことから、登下校
の見守り、保護者
の送迎は共通して行われました。また、学校においては地域
のボランティア団体、自治会と
の連携した見守り活動など
の取組が行われております。 以上です。
○議長(
野並慶光君) 荒野峰之君。
◆(荒野峰之君) PTAとしても、もう次
の日
の朝には保護者
の方々が各ポイントに立って、児童・生徒に対して
の安全確保に努めていた
のは私も確認しているんですけども、こういったときに、令和4年度から富里市として取り組んでいるコミュニティ・スクール制度、こちら
の活用がやっぱり期待されるんですけども、児童・生徒
の安全確保ということで、今回こういった凶悪な事件が起こりましたけれども、コミュニティ・スクール
の第1回
の会議はもう行われていると思うんですけども、こういった安全面、児童・生徒へ
の安全面
の地域
の意見とか、周り
の学校を取り巻く協力してくださる方々
の意見という
のは何かこの
教育委員会でちゃんと把握しているものがあるんでしょうか。
○議長(
野並慶光君) 金杉
教育部長。
◎
教育部長(金杉章子さん) 第1回
のコミュニティ・スクール会議で
の安全面
の意見について
の御質問でございますけれども、コミュニティ・スクール制度は令和4年4月から導入いたしまして、市内小・中学校に学校運営協議会が設置され、今まさに第1回
の会議が開催されているところでございます。学校運営協議会では、まず目的や役割を確認した上で、学校運営
の基本方針をはじめとし、年間活動予定などについて現在協議が行われているところでございます。安全面に関しましては、通学路
の安全対策など
の意見があった協議会もございました。学校運営協議会だけではなく、今後警察、道路管理者等
の関係機関で構成される富里市通学路安全推進会議とともに検討していくこととなります。 以上です。
○議長(
野並慶光君) 荒野峰之君。
◆(荒野峰之君) この富里市通学路安全推進会議、私
のほうでもこれは把握しているんですけども、毎年8月に実施されていると思うんです。8月に実施されるということは、今は6月ですから、第1回目
の学校運営協議会、こちらで意見が上がってきている
のか。また、その上がってきた意見を
教育委員会はしっかりと把握している
のか、そちらをお聞かせ願えますでしょうか。
○議長(
野並慶光君) 金杉
教育部長。
◎
教育部長(金杉章子さん) 学校運営協議会で
の安全面に関する意見について
の御質問ですけれども、子供たち
の安全確保に向けて、登下校や災害時
の対応について、学校と地域が協働できる体制づくりが重要であるという意見などをいただいております。 通学路
の安全対策に関しましては、現在
教育委員会で各学校から通学路に関する情報を収集しているところでございます。この情報を基に、対策方針を学校、庁内
関係機関とともに検討し、その上で富里市通学路安全推進会議で検討していく予定でございます。 以上です。
○議長(
野並慶光君) 荒野峰之君。
◆(荒野峰之君) 富里市通学路安全推進会議、こちらで安全を検討していくということなんですけども、今回
の凶悪な事件が起こった中で、コミュニティ・スクール、年3回定例会は行われるということなんですけども、こういった緊急事態
のときには、やはりコミュニティ・スクール制度、こちらを強く市として進めていく
のであれば、こういった緊急的な問題が浮上したときに臨時会議という
のを開くことが必要だと私は個人的に思うんですけども、いかがでしょうか。
○議長(
野並慶光君) 金杉
教育部長。
◎
教育部長(金杉章子さん) 臨時会議について
の御質問でございますけれども、現在定例的な会議としましては、年3回
の開催を予定しております。しかしながら、今回
のような緊急事態が発生した場合なども含めまして、各設置学校ごとに学校運営協議会
の臨時的な会議を開くことは、実施することはできます。 以上です。
○議長(
野並慶光君) 荒野峰之君。
◆(荒野峰之君) 臨時的に開くことはできますということですよね。実際に、では凶悪事件が今回発生しましたと、臨時会議という
のは開かれたんですか。
○議長(
野並慶光君) 金杉
教育部長。
◎
教育部長(金杉章子さん) 今回
の事件で臨時会議を開催した
のかというような質問でございますけれども、今回
の事件においては、警察から連絡を受け、
教育委員会から市内小・中学校へ安全対策を具体的に指示したところでございます。学校と保護者、地域
の連携により子供たちへ
の安全確保がしっかりと行われたため、臨時会議は開催しておりません。 以上です。
○議長(
野並慶光君) 荒野峰之君。
◆(荒野峰之君) 容疑者が確保されたということで安全確保されて、そこはいいんですけども、要は犯人、容疑者が確保されたから臨時会議が開かれなかったというところに、ちょっと僕には腑に落ちない点があるんです。やっぱり、こういった事例があったら臨時会議という
のは開かれるべきだと思うんですけども、こういった凶悪事件が起きたときに、コミュニティ・スクール制度としては、容疑者が確保されましたとか、こうなりました、そういった最新
の情報を共有するシステムという
のはできているんでしょうか。
○議長(
野並慶光君) 金杉
教育部長。
◎
教育部長(金杉章子さん) 情報
の共有について
の御質問でございますけれども、各学校
のコミュニティ・スクール活動では、またPTA
の活動も含めまして、運営協議会だよりや学校ホームページなどで様々な情報を共有しているところでございます。 以上です。
○議長(
野並慶光君) 荒野峰之君。
◆(荒野峰之君) 何か突発的なことが起こったときに周り
の大人たちが動いて、またその情報をしっかりと共有する、そういったところにもやっぱりスピード感という
のが求められると思うんですよね。 また、地域ぐるみで子供たちを守るコミュニティ・スクール制度というこの活動には期待したいところなんですけども、以前は学校評議員制度というところから
のそもそも発展したコミュニティ・スクール制度、地域
の力をということなんでしょうけれども、この件に関してはいかがでしょうか。
○議長(
野並慶光君) 金杉
教育部長。
◎
教育部長(金杉章子さん) コミュニティ・スクールで地域
の力を生かしてはいかがかと
の御質問でございますけれども、コミュニティ・スクールでは、学校、保護者、地域
の皆さんが学校運営や学校支援等を協議しながら一緒に協働し、地域と共にある学校づくりを推進していくこととなりますので、議員
の御提案
のように地域
の皆様
のお力をお貸しいただき、地域とともに子供たち
の安全確保にも取り組んでいきたいと考えております。 以上です。
○議長(
野並慶光君) 荒野峰之君。
◆(荒野峰之君) 今、一緒に協働し、地域とともにという、協働というワードが出ました。富里市は協働
のまちづくり条例という、協働を意識したまちでもございます。 最後になるんですけども、このコミュニティ・スクール制度、協働というからには学校、保護者、地縁組織、いろんな取り巻く組織が一緒になってこの制度に力を入れていきましょうということなんですけども、こちら行政側、庁内に関しては、庁内
のほうではこういったこのコミュニティ・スクール制度に対して
の情報共有、連携という
のはしっかりとできているんでしょうか。
○議長(
野並慶光君) 金杉
教育部長。
◎
教育部長(金杉章子さん) 庁内で
の連携について
の御質問でございますけれども、コミュニティ・スクール制度
の導入に当たりまして、準備期間では学校運営協議会
の設立や地域学校協働活動
の地域説明会開催に当たりまして、庁内関係各課と
の情報共有、連携を行ってまいりました。 なお、地域学校協働活動につきましては、まず子供
の居場所づくりとして、富里小学校放課後子ども教室がモデルケースとして実施されたところでございます。 以上です。
○議長(
野並慶光君) 荒野峰之君。
◆(荒野峰之君) 令和4年度、この4月からコミュニティ・スクール制度が開始されまして、まだ始まったばかりですので、なかなかいろんな具体例という
のは挙げることはまだ無理なんでしょうけども、その中でもこういった突発的な事件とか、児童・生徒
の安全もそうですけども、ふだん
の生活が脅かされるようなことがあったときに迅速に対応できるように、また富里市内
のいろんなモデルケースが一つでも多く増えていけるように努力していただければなと思います。 以上で私
の一般質問を終わりにします。
○議長(
野並慶光君) これで荒野峰之君
の質問を終わります。 明10日にも
一般質問を行います。 本日はこれで
一般質問を終わります。 以上で本日
の日程は全部終了しました。 明10日は、午後1時から会議を開きます。 本日はこれで散会します。 ………………………………… 午後3時28分 散会 …………………………………...