富里市議会 2013-02-26
02月26日-03号
平成25年 3月 定例会(第1回) 平成25年第1回
富里市議会定例会会議録(第3号) 2月26日
出席議員 1番
五十嵐博文君 10番 窪田 優君 2番 井上 康君 11番
柏崎のり子さん 3番 高橋祐子さん 12番 原 清一君 4番 岡野耕平君 13番 鈴木英吉君 5番 田口勝一君 14番 高橋益枝さん 6番
戸村喜一郎君 15番 栗原恒治君 7番
大川原きみ子さん 16番 佐藤繁夫君 8番 布川好夫君 17番 櫻井優好君 9番 江原利勝君 18番
猪狩一郎君 …………………………………………………
欠席議員 なし …………………………………………………
地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者の職氏名 市長
相川堅治君 消防長 森田武臣君 副市長 石橋 規君
総務課長 加藤浩史君
総務部長 林田博之君 参事兼
財政課長 佐々木 智君
健康福祉部長 岩澤新一君
社会福祉課長 尾崎正尚君
市民経済環境部長 高岡明仁君
産業経済課長 三橋賢治君
都市建設部長 飯高貞男君
建設課長 相川直雄君 教育長
國本與一君
会計管理者 南條正和君
教育次長 小野祐一郎君
水道課長 萩原三夫君
農業委員会事務局長 関 利之君
教育総務課長 高須利幸君
監査委員事務局長 高橋恒夫君
消防総務課長 青柳隆永君 …………………………………………………出席した
事務局職員の職氏名
議会事務局長 綿貫 薫 副主査 吉田 寛 副主幹 加瀬敏也 主事 田村秀之 …………………………………………………
議事日程 議事日程(第3号) 平成25年2月26日 午後1時開議 日程第1
一般質問(個人) …………………………………………………本日の会議に付した事件 1 諸般の報告 2
一般質問(個人) ………………………………………………… ……………………………… 午後1時00分 開議 ………………………………
出席議員 18名
欠席議員 なし
○議長(
猪狩一郎君) これから本日の会議を開きます。…………………
△諸般の報告 …………………
○議長(
猪狩一郎君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告を行います。
監査委員から、
例月出納検査の結果報告がありました。写しをお手元に配りましたので、御了承願います。 これで諸般の報告を終わります。……………………………
△日程第1
一般質問……………………………
○議長(
猪狩一郎君) 日程第1、
一般質問を行います。 順番に発言を許します。 井上 康君。 (井上 康君
質問者席)
◆(井上康君) 井上 康でございます。それでは、通告に従いまして、
一般質問をさせていただきます。 まず、(1)
公共施設(箱物)の老朽化についてですが、どこの自治体も抱える施設の多くが、建築してから30年以上経過し、建物の
老朽化対策が問題になっています。富里市も施設の数は少ないながらも、同様に今後10年ほどしますと、大規模な改修や改築などが集中する時期を迎えることになります。 古くなりつつある建物、施設をどのように保全・維持し、あるいは建てかえていくか、いかにこの問題にうまく取り組んでいくか、富里市の
財政運営にとって極めて大きな問題であります。 そこで、質問します。 (1)
公共施設(箱物)の
老朽化対策について
①老朽化が進む
公共施設(庁舎、学校、公民館、体育館など)の今後の対策について ア 市の方針と今後の計画はどのようになっていますか。 イ 方針や計画案を市民に伝え、情報を共有する予定はありますか。 市のお考えをお聞かせください。 次に、
児童通学路についてでございます。 昨年6月議会以降、
児童通学路の
安全確保が急がれるべきと私のほうでも提言してまいりました。なぜならば、今までPTAや
自治会長から市へ要望が来ていますが、長年
継続検討課題として扱われて、改善が進んでいない分が多々ありました。その後、国からの指摘もあり、また、市が積極的に事の重大性を御理解いただき取り組んでいただいたおかげで、8月から年末にかけて一斉点検がなされた。そして、対応策が決まったと聞いています。年度の
切りかわりであるこの時期に最新の情報を確認させていただきたいと思います。ということで、 (2)
児童通学路について
①市内児童通学路における
危険箇所の確認と検証について ア 総点検の結果と対策は。 イ
対策案実施の
スケジュールは。 ということでございます。よろしくお願いします。
○議長(
猪狩一郎君) 井上 康君の質問に対する当局の答弁を求めます。 市長、
相川堅治君。 (市長
相川堅治君登壇)
◎市長(
相川堅治君)
井上議員の
一般質問にお答えいたします。 なお、
教育関係の御質問につきましては、教育長が答弁いたします。 まず、
公共施設の
老朽化対策についてでございますが、昨年の6月議会でお答えしましたとおり、現在、施設・設備の維持、管理、更新等の
老朽化対策については、所管する部課等において
施設ごとに行っています。
公共施設については、庁舎を初め
学校施設、生涯
学習施設、
コミュニティー施設、
福祉施設など、その機能や役割は
施設ごとに異なりますので、維持、管理、更新に当たっては、機能や役割に応じた日常の業務経験が必要と考えています。 また、各施設を個別に管理することにより、日ごろから施設の点検や監視が行き届き、きめ細かな管理や
改修計画の策定が可能となることなどのメリットがございます。したがいまして、今後の
維持管理方針や
改修計画につきましては、これまでと同様に、各担当部署において日常の
維持管理を行うとともに、
市民ニーズなどを踏まえた
施設機能の確保のための
改修計画等を立て、
老朽度合いなどを勘案の上、緊急性の高い施設から計画的に実施してまいります。 次に、方針や計画案の市民との
情報共有につきましては、
事業ごとに策定している
計画案等について、
市ホームページ等により周知に努めてまいります。 以上でございます。
○議長(
猪狩一郎君) 教育長、
國本與一君。 (教育長
國本與一君登壇)
◎教育長(
國本與一君)
井上議員の
一般質問にお答えいたします。 老朽化が進む
公共施設の今後の対策についての、
教育委員会が所掌する施設についてでございますが、現在は富里市
教育施設耐震化整備等事業計画に基づき、学校の耐震化を進めるとともに、老朽化の著しい
学校給食センターについては、現在
改築事業を進めているところです。 また、災害時の避難所となる各小・中学校の体育館の非構造部材の
安全対策を計画的に実施していくこととしています。 御質問の老朽化する
教育施設については、
耐震化事業を実施しながら、設備等の
機能維持に関するものや子供たちや利用者の安全に係るものを優先的に考え、修繕等を行っているところです。 学校の
耐震化事業完了後、
社会教育施設等を含めた
教育施設全体を見ながら、
長寿命化を図るための大
規模改造事業を計画的に実施してまいりたいと考えています。 なお、計画については、
市ホームページ等を活用して情報を発信してまいりたいと考えています。 次に、
市内児童通学路における
危険箇所の確認と検証についてでございますが、まず、総点検の結果と対策につきましては、
市内学校から
通学路危険箇所として挙げられた小学校33カ所、中学校5カ所につきまして、
市関係課及び
成田警察署、
成田土木事務所による
合同点検を8月に実施いたしました。
合同点検には、教職員及び児童・生徒の保護者や
地元自治会の役員の方にも参加いただき、実際の交通事情を一緒に体験することにより、
安全対策を検討する上で大変有意義なものになったと考えています。 この点検結果を検証し、
関係機関と協議した結果、信号機の設置や横断歩道の整備等、さまざまな対策案を取りまとめ、各学校に対して公表したところでございます。 次に、
対策案実施の
スケジュールについてでございますが、一部対策実施可能な箇所につきましては、着手済みでございます。来年度以降も引き続き
安全対策を進めるべく、平成25年度予算案に建設課及び
市民活動推進課にて関連経費を計上しています。 今後も通学路の
安全確保のため、
関係機関と連携しながら対策を進めてまいります。 以上でございます。
○議長(
猪狩一郎君) 井上 康君。
◆(井上康君) 御答弁ありがとうございました。 それでは、再質問をさせていただきます。 まず、
公共施設の老朽化、特に箱物に絞って今回伺いたいと思うんですが、箱物、建物の老朽化についてですが、今御答弁いただきました、御存じのように、市の人口と市税の収入がここ数年連続で減少傾向にあります。一方で、高齢者や障害を持った方への支出、それから、医療費や生活困窮の方への支出、そういったものは増加傾向にあるということは周知のとおりでございます。したがいまして、
公共施設の保全や整備に予算を十分に振り向けることは非常に困難な状況になっていますのは明らかでありまして、施設の維持を持続可能なものとしていくためには、新規の建物や建てかえは極力控え、やりくりし、俗に言う身の丈に合った規模と数にとどめざるを得ない状況が来ていると感じています。 今までは、古くなりますと一つ建てかえるという形で一つ一つ対応していけばよかった、問題なかったかもしれませんが、全国そうですけれども、富里市も含めて昭和50年からそれに続いて集中して建てた建物が、今後10年もしますと老朽化し、大きな問題となってきます。今までとは違うという環境が出てくると思います。 その意味で、富里市も老朽化の対策の方針と計画を、やはりきちんと打ち出していくべきではないか、まさにその時期ではないかと私は考えています。 今御答弁いただきまして、まず今後の方針ですが、
老朽化度合いを勘案の上、緊急度の高い施設から計画的に実施していくということで御答弁いただきました。 振り返ってみて、最近ここ、私議員になって2年足らずですが、最近の傾向から見ても、この計画性の面で私は課題があるのではないかなと懸念しています。例えば
給食センター、今統合、建てかえが進んでいますが、築37年と27年、もう限界ぎりぎりまで来て、天井や壁も傷んで、急遽前倒しでばたばたと
統合計画が進んだという感じがします。予定外の土地も新たな購入して、第二調理場の跡地もまだどうするか明確になっていないと。そういう中で、何か
後手後手な感じがしています。いたし方ない面ももちろんありますが、随分やはり計画性という面では問題があるのではないかなと感じています。 また、今、
新保健センターが進んでいますが、この建設の基本設計にまさに入ろうとしています。これも急遽、短時間の中で進められた感が否めません。計画性を持って対応しているとは、やはり言いがたいのではないでしょうか。 そこで、まず私は①のアに関連して、幾つか質問したいと思うんです。
先ほど箱物の老朽化に対する方針や計画は、各担当課で進めているというようにお答えいただきました。それに基づきまして、この各担当課が各施設を管理しているということなんですが、再度確認も含めて、どの施設をどの課が所掌されているのか、概略で結構なんで、どなたにお答えいただくのかちょっとわかりませんが、ざっとお答えいただければまずありがたいんですが。
○議長(
猪狩一郎君)
林田総務部長。
◎
総務部長(
林田博之君) ただいまの御質問でございますけれども、
教育関係の施設につきましては、
教育委員会で事務局のほうでやっていますので、そのウエートは
公共施設の中でも高いものですから、そういうような形でございます。 あとは、保育所については
健康福祉部、
保健センターもそうでございます。あと庁舎につきましては財政課、本庁舎は財政課でございまして、消防庁舎はもちろん消防というような、そんなぐあいでございます。
○議長(
猪狩一郎君) 井上 康君。
◆(井上康君) 承知しました。 そうしますと、確認させていただきましたけれども、
保健センター、
福祉センター等々には
福祉部門、それから、本庁舎は財政、8割方は学校、
教育施設ですけれども、こちらは
教育委員会ということで確認させていただきました。 通常、
公共施設を考える場合、過去から大体40年たつと建てかえを真剣に考えるというように言われていますけれども、例えば
教育施設を例にとりますと、第一小が今31年目、日吉台小が31年目、富中も31年と、大体並んでいっとき建てたんですね。これらは昭和57年以降の建物で、俗に言う昭和56年の6月の
耐震基準の古いものではなくて、新しい
耐震基準ですから、もう
耐震補強は要らない学校になっています。ただ、これ10年たちますと、当然40年を迎えてきますけれども、これ学校にまず限って伺うと、10年たつとこれは建てかえるんでしょうか。それともほかの手法を、先ほどもちょっと出ましたけれども、もう一度お聞きしたいんですが、その辺のところ、現時点でのお考えでいいので、まず簡単に教えてください。
○議長(
猪狩一郎君)
小野教育次長。
◎
教育次長(
小野祐一郎君) 基本的には大
規模改造として、長寿化を図るというのが原則でございます。
○議長(
猪狩一郎君) 井上 康君。
◆(井上康君) 建てかえないで、使っていくと。
長寿命化するということですね。 もう一方、例えば代表的な本庁舎ですね、これは平成25年度に
耐震設計に入りまして、平成26年から工事をしていくというように伺っていますが、この構造材、要は地震には耐えられる、構造的には問題ないとしても、それ以降、壁、外壁だとか、配管だとかいろいろ老朽化してきます。この辺に関しては、今現在時点ではどのような、ざっとで結構なんですけれども、お考えをお持ちか教えてください。
○議長(
猪狩一郎君)
林田総務部長。
◎
総務部長(
林田博之君) まず、平成25年度予算に計上しています
耐震診断、平成8年度にやっていますけれども、それが使えないということもございます。それから、その後の老朽度という問題も当然ありますので、
メンテナンスについては空調なんかも随時というようなことでやっています。例えば前段のボイラーのときにも、法定の
耐用年数よりはかなり倍以上もっていたり、そんな事実もございましたので、必ずしも前倒しして壊れない前に直すというようなことはできていなかった部分は確かにございます。ですので、
メンテナンスについては、随時いろいろな工事がありますので、それとあわせてやってきているのが実情でございます。
○議長(
猪狩一郎君) 井上 康君。
◆(井上康君) 代表的なところでもう一つ、
福祉センターに関しては、
福祉部門はどのようにお考えですか。
○議長(
猪狩一郎君)
岩澤健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(
岩澤新一君)
福祉センターにつきましては、昭和62年から供用開始していまして、今回で26年目ですか、たちますが、いろいろと屋根の工事とか、あとはお風呂の工事とか毎年毎年していまして、これからも壊れたら改修していくというのが現状でございます。
○議長(
猪狩一郎君) 井上 康君。
◆(井上康君) 代表的な三つの施設について伺いました。 幾つか伺って、私のほうの提言をさせていただきたいと思うんですが、次にお聞きしたいのが、この耐震化の計画を立てるとき、今
ばらばらに管理されているとおっしゃいましたけど、計画を立てるときの
基礎データですが、
通常資産管理台帳と言われるんですか、これに関してですが、同じフォーマットで同じ情報が記録されて管理されているんでしょうか、課を越えて。 例えば、
耐用年数の設定とか、それから、
維持管理費のかかった費用の推移ですとか、それから、傾向ですね、そういったものとか劣化診断の情報とか、先般発表された
財政白書54ページにも書いてありましたが、資産の老朽化の程度、こういったものを同じような仕様で管理されているんでしょうか。つまり何をお聞きしたいかといいますと、複数の建物の劣化とか損傷の程度に応じて、限られた予算をどうやって
優先順位をつけていくかを決めるための
データ集計とか統計とか、そういうものを比較できるように今なっているのか、それがちょっと心配な分があるんですが、それをお聞かせください。
○議長(
猪狩一郎君)
林田総務部長。
◎
総務部長(
林田博之君) ただいまの御質問でございますけども、財政課で基本的な公有財産の
台帳管理はしてございます。それは取得価格だったり面積であったり、建築の年月日ですか、そういったものでございまして、今お尋ねのいわゆる修繕とか、いろいろな
メンテナンスやった記録というのが一元化されたものは持っていないのが実情でございます。 それから、先ほどの老朽化のほうの考え方の話でございますけれども、こちらにつきましては、
耐用年数の捉え方がいわゆる今、確定申告の時期でもございますけども、所得税とか法人税で使います
減価償却資産の
耐用年数等に関する省令というのが財務省でありますけども、それとは異質なものでございまして、例えば庁舎であれば50年というのが
耐用年数、保育所であれば30年というような簡単な方法でなっていまして、
減価償却も定額ということで、均等でやっています。 例えば20億円で50年の
耐用年数の建物があったとしますと、単純にやりますと4,000万円と、単年度の
減価償却がそんなようなアバウトな数字でございますので、個別の
耐用年数を財務省に合わせてやっているというやり方ではございません。 以上でございます。
○議長(
猪狩一郎君) 井上 康君。
◆(井上康君) 承知しました。 基本的な
財産取得時の
管理データはあるにしても、老朽化に対して細やかなデータというものはなかなか今とれていないというお返事だったと思いますけど、単純にこの分野、私そんな不勉強でわからないですが、これのデータが一元されたものがないと、例えば本当は紙ベースより
電子ベースでちゃんと比較できるように
電子データになっているのが理想だと思うんですが、そういうものがないと、何から
優先順位をつけて解消していくのか、何から予算をつけていくのか、そういうものが市民の間でも議会の間でもなかなかちょっと不透明になるんではないでしょうか。毎回何か建てる、何かを壊すときに同じことの繰り返しになるような感じがします。なので、やはり単純に古いものから見直していくというのでは、非常に修繕に対して合理性がないと思うんですね。 もう一つ伺ってから意見を申し上げたいと思うんですけど、もう一つお聞きしたいのは、
ファシリティマネジメントという言葉があります。これは建物、建築物などを最適な状態、つまりコストを最少にして、効果を最大にして保有し、運営し、維持するための総合的な
管理手法というように辞書に書いてありますけど、この
ファシリティマネジメントにおいて、今、管理が
ばらばらにされていますが、市として統一したそういった過去に
取り組みをされたことがあるんでしょうか。 例えば民間の
システム会社がつくる
公共施設の
システムってソフトがありますね。それでシミュレーションしてみたり、例えば自治体がよく使っている
財団法人建築保全センター提供の
保全情報システムというんですか、こういうのがあるそうです。それでシミュレーションしてみたり、または
近隣自治体、佐倉市とか山武市とか流山市とかが入っているようですけど、
ファシリティマネジメントの
連絡協議会、こういったもので
情報交換をして、今後どうしていったらいいか、お宅の市はどうするのと、そういうことをやっているようなんですけど、こういったことを過去真剣に
公共施設の数自体少ないので、まだそういう時期ではないとお考えになっていたかもしれませんが、その
取り組みはあったんでしょうか。もしあったんであれば、そこから何か得たものというんですか、出てきたもの、見えてきたものというのは何かございますか。もしあれば教えてください。
○議長(
猪狩一郎君)
林田総務部長。
◎
総務部長(
林田博之君) ただいまの
ファシリティマネジメントにつきましては、従来から千葉県
公共建築等連絡協議会というのがございまして、県と市町村で加入しているものでございますが、その部会がございまして、いわゆるFM部会、
ファシリティマネジメント部会がありまして、それの勉強会といいましょうか、部会の活動に平成24年度から市のほうも財政課の
契約管財班の担当者が3回ほど出席して、情報は得ています。 それと、今言ったFMのさっきの施設のソフトなんかのシミュレーションの関係でございますけれども、やはり見てみますと、都道府県、それから、政令市、大きな市がその必要性を特に感じてやっているというところでございまして、当市の場合、全く感じていないということではないですが、必要性の認識、考え方、そういったものの意識の改革というものは、経営戦略とかそういったものについては共鳴するものでございますので、今後ともその辺は研究していきたいというように思っています。
○議長(
猪狩一郎君) 井上 康君。
◆(井上康君) 今、部長おっしゃるとおり、今
ファシリティマネジメント進んでいるところとは200とか300とか施設を抱えているものでありますけども、ただ、富里市も財政的に余裕がありませんので、やっぱりきちっとそうしたものをもう取り組んでいくべきだと思います。 ここで、①のアに関して、ちょっと私としての提案がございます。 前もちょっと、昨年6月にちょっとだけ触れさせてもらいましたけど、今の個別の
管理体制、これはこれでそれなりに今、市長から御答弁いただいて、理はあると思うんですが、今まではそれでよかったと思うんですよ。でも、私はもう例えば建物、ハード面は一元的な
管理運営を行う体制にしたほうがよいと思うんですね。そのほうが合理的な管理ができると思います。その今この時点で、先ほどデータの分析とか、それらがなかなかうまくいっていない面も伺いました。1カ所でトータルで管理したほうが効率的であるし、総合的な管理ができるんではないかなと思うんですが、そういう仕組みを取り組もうというお考えはございませんか。再度ちょっとお聞きしたいんですが。
○議長(
猪狩一郎君)
林田総務部長。
◎
総務部長(
林田博之君) そういうことが念頭にあって、部会などにも出ているんですが、やはり
基礎データといいましょうか、今までのかかった修繕のデータの蓄積とかそういうものが散逸していまして、例えばカルテのようなことで情報が経年、過去からずっと保有していればいいんですけども、そこら辺がいまいちなかなか整理されていない部分がございます、正直言って。ですから、そういうものを含めてカルテのような、今後も使っていくわけですので、そういった情報の一元化に期するような方策というのをやはり考えていくべきだというようには認識しています。
○議長(
猪狩一郎君) 井上 康君。
◆(井上康君) すみません、意外な……。そうしますと、ないデータ、今後新しいものをつくっていくときに、過去の算出したデータに対してはどのようにしていこうとされているんですか。ちょっとだけ。
○議長(
猪狩一郎君)
林田総務部長。
◎
総務部長(
林田博之君) まだ内部的に共有した考え方ではないんですけども、私が今考えていたのはそういうことで、ここから将来も、例えば
メンテナンスやっていくわけですので、それらの修繕にかかった費用ですとか、いろいろな必要な内容ですね、そういったものは永久に持ち続けて、施設がある以上は持っていなければいけないんだろうという、そういう認識で申し上げたわけでございまして、過去の部分を全部整理するとなると、これまた膨大な時間とエネルギー使うことになりますので、それは今後の課題も含めてというお話でございます。
○議長(
猪狩一郎君) 井上 康君。
◆(井上康君) では、これ以上は伺いません。 私の提案の続きなんですが、私は統一管理がやはり必要だと思います。
ファシリティマネジメントにおいては。やはり統一管理するんであれば、私これ個人の意見ですが、財政部門、市の市有財産を管理している財政管理の部署の部門が特化して、トータル管理をすべきではないかなという感じがしています。 理由は三つありまして、なぜかと申し上げますと、まず一つ目なんですが、先ほども次長さんからも出ていましたけど、もう建てかえていく時代ではないですね、新しいものに。そうしますと、
長寿命化ですから、いかに老朽化を遅らせて長もちさせるか。40年のものは50年、50年のものは100年、100年は無理かもしれませんが、もたせていこうというのが大体の方向性ですね。限られた予算内で
優先順位をつけて、トータル管理するにはやはりある程度の専門性が問われると思います。 確かに
教育委員会が所掌されていますけれども、
教育委員会の皆様はやはり教育、学力の向上であるとか、教育環境の整備、これに対して専門特化された知識をお持ちです。ただ、建物とか構造物のプロではないわけですね。それを
維持管理するためのプロではありません。 そういう面からすると今の体制、新しく物をつくる場合は、そのノウハウが要りますから、それは妥当性ありますが、いかに維持していくかということになりますと、ちょっと違うんではないかなと私は思います。 それから、二つ目に、少子高齢化に向かいます。学校も縮小化しなければいけない、共用化しなければいけない、または集約化しなければいけないという問題が出てきます。そうしますと、空き教室をどうするか、地域の触れ合いのコミュニティーの場所にするか、または高齢者の方の施設にするか、または子育て支援のスペースにするか、例えば洗心小も今、耐震やろうとしています。実際に学校としては、
教育施設でなくなった場合どうするのか、そういうこともこれからのことをずっと考えると、
教育委員会が所掌しているということは、もちろん理もあるんですが、今、時代としてはそうではなくなってきているのではないかなという感じがします。 それから、三つ目に、今やっている補修というのは、あくまでも事後保全ですね。壊れたところを直す、手当てすると。でも、これでは逆にコストが上がってしまいますから、これからは予防保全、いかに少しの傷、予防から、先般道路の補修の話も出ていましたけど、建物同じで悪くなってから補修したんではやはりお金がかかりますから、いかにコストを厳格に精査して、無駄を最小限にマネジメントしていくか。これ三つのことを考えると、やはり
ばらばらにやっているというよりは、市の財産を管理するところはきちっとやっていくべきではないかなと思います。 これに関しては、くどいようですが、財政担当の資産管理のところがやっていただくのが一番妥当ではないかなと思います。御答弁は結構ですけども、ぜひ御検討いただきたいと思います。 次に、①のイのほうに移ります。 御答弁では、この情報の共有ですね。情報の共有に関しては、ホームページ等で周知を努めていくというようなお返事をいただきました。先ほど、今、管理の話ししました、統一管理が必要だと。一方、市が老朽化する施設をどう維持していくか、私は今後30年くらいの計画や方針を出して、わかりやすい説明を加えて、市民の皆さんに提示して共有することがとても大事だと思います。今、市長もどんどん推し進めていらっしゃる協働のまちづくりに、市民の市政参画というのがあります。まさに市政参画の一番の柱ではないでしょうか。私はそう思います。 例えばの一例ですが、庁舎を建てかえるということが市の方針として、例えば今後提案されたとします。当然そういう場合はどこもあるんですが、反対される方と賛成される方がいると思います。予想される反対の意見としては、この財政状況厳しい折に、箱物にお金をかけていいんですか、そうではないでしょう。既存の市民サービスのためにお金をかけるべきでしょうという意見も出てくるのも当然だと思います。 また、賛成側の意見としては、例えば庁舎であれば、庁舎は司令塔、防災のときの拠点にもなりますし、それから、高齢者の方がエレベーターがないとか、障害を持った方が階段だと不便だとか、バリアフリーにしなさいとかいう声を考えると、当然これも建てかえるべきだと。両方やはりあると思うんですね、意見が。箱物行政では、幾度もこういうことが繰り返されます。今も千葉県内では至るところで庁舎建て壊しとか、いろいろ話題になっていますけど、このような場合に私は考えるんですけど、予算が上程されたときに、その予算に対して単純に議会の中だけで判断していればいいのかと。そうではないんではないかと思うんですね。やはり私は同時に市民の皆さんとの合意形成に最大限力を割くべきだと思います。 現在、振り返ってみて、この手の予算づけに関して、市民の皆さんは十分な財政情報を得ていません。今回、市のほうで私も先般からお願いしていましたが、
財政白書が出ました。これは市民の方が財政状況を知るとてもいいステップだと思います。ただ、今のを見ますと、まだ白書なんで、白書ですから、数値の塊ですね。過去においての検証をなさるといいますか、今後については述べられていません。まだ半歩前進というところだと思うんですね。ですから、こういう情報なしに一般の方が、多分100人の方にお聞きして、100人同じだと思いますが、新しく機能が充実した施設があったらいいですかと聞けば、必ず100人の方はそうですと。私もそう答えると思います。でも、本当に何を先に優先させるのか、ほかに先に優先させるものはないのか、本当に今その時なのか。判断する材料と指針がやはり必要になってくると思います。まして、建物は市の借金でつくりますから、将来負担が子供たちにどのぐらいのしかかってくるのか、今、小学校に通っているお子さんの御両親とか、幼稚園に通っている方の御両親とか、そういう方たちがまさに意識を持って見ていただけるような指針というものが必要ではないかなと思います。 そこでお聞きします。 今後の計画や方針を出して、ある程度明文化して、わかりやすい解説を加えて市民の皆様に提供する、先ほどホームページというお話ありましたけど、ホームページまだまだ出ていませんね。だから、そういう共有することに価値があると思うんですけど、この辺は市のお考えはどうでしょうか。
○議長(
猪狩一郎君)
林田総務部長。
◎
総務部長(
林田博之君) ごもっともな御意見だというようには思います。ただ、あくまでもその財源の裏づけ、計画は幾らでもある程度つくれるというところはありますけども、その財源を担保して、全部説明するというところになると、かなり難しい問題が含んでいるというように思います。ただ、わかりやすく解説していくというのは、情報公開していく上で、何のためにやるかということを考えれば、当然そういう方向にするのがよいというようには思います。 ですから、例えばその費用というか、物にもよると思います、箱物、確かに一番庁舎建設というのが一番いろいろなところで問題というか、病院なんかもそうですけども、そういう大きな箱物のときには、そういった考え方は、市民と共有していくという考え方は必要ではないかなというようには感じています。
○議長(
猪狩一郎君) 井上 康君。
◆(井上康君) 市のお立場も少しは理解しているつもりでございまして、なかなか勇気の要ることだと思います。お金の流れが読めない中で、どれだけそういうものを開示していいのか、非常に勇気の要るものだと思います。ただ、実際にそういうのを実態としてやっている自治体もありまして、一例ちょっと申し上げたいんですが、他の自治体の例ですけど、有名ですけど、神奈川県の秦野市。これ人口17万人ですから、富里市の規模的には3倍、建物の数も3倍ですから、単純に比較はできないですけどね。ただ、こちらでは相当先進的な感じでありまして、平成21年10月に秦野市の
公共施設白書というのをつくりました。今、手元に持ってきましたけど、ここでお見せしても仕方ないんで。つくりまして、広く市民の皆様にも箱物を中心とした
公共施設の現状と課題をお知らせするということをやって、まず白書をつくりました。そして、平成21年12月に有識者で組織する、これ地元の有識者と大学の先生10人ぐらいですかね、集まっていただいて、第三者委員会を設置して、この白書を基礎資料としながら、中長期的な視点に立った秦野市における
公共施設のあり方についての検討というのを1年ほど重ねてきまして、平成22年10月に秦野市
公共施設の再配置に関する方針というのを、こういうものですね、何百ページもありますかね、結構あるんですけど、こういうのを定めました。そして、何とこの先40年間における箱物のあり方についての方向性を示したということなんですね。これ非常に勇気の要ることだと思うんですけど、非常にこれは秦野市も出てから、各自治体が追従していろいろなことを始めています。秦野市もそういう自治体があるんだったら、どんどん情報を提供しますよ、指導しますよとやっていますね。富里市も今、部長からもなかなか厳しいと答えいただきましたけど、やってみてはどうかと思うんですね。市長、この辺、市長のお気持ちをちょっと聞かせていただきたいんですが。
○議長(
猪狩一郎君) 相川市長。
◎市長(
相川堅治君) 非常にいい意見だと思います。ただ、先ほども申し上げたとおり、自分の使っているものを自分で管理して、自分で知って、きちっと何年もつかを報告しなさいということが基本ですので、その課、その担当、いつもいつも自分が見ている建物、毎日見ている、使っている、その人たちに今は責任を負わせているといったらいいか、一応任せてある部分が非常にございます。そして、見に行ったり、これはどうなっているんだということを全員で話し合って、これはもう建てかえなくてはならないなというような形で今までやってきたというのが事実ではないかなと思います。 今言われたように、将来を見通してやるということは、非常に必要だと思います。ただ、富里市は将来負担率が20パーセントですので、成田市や何かより非常にいいところに今はございますので、私は仕事は今やるべきだろうと。これがどんどん将来負担率が大きくなって、100以上もたくさんありますので、そういうようになると、ちょっと動きがとれなくなるのかなと。公債費比率も非常にいい方向に行っていますので、今やるべきかなというような判断を持ったということで、やらせていただいている。ただ、今言われたように、将来30年、40年の計画を建てるということは、非常に必要なことだと思いますので、検討させたいというように思います。
○議長(
猪狩一郎君) 井上 康君。
◆(井上康君) 前向きな御発言、ありがとうございます。 公債費比率と将来負担率に関しては、私はまた別の意見を持っていますが、ここでは申し述べる場ではないので、また差し控えますが、考えていただけるということでしたので、ありがたく思います。 とにかくこの方針を出すということは、長期の方針が明確というのは非常にすばらしいんですね。なぜすばらしいかというと、こういう方針が決まっていれば、市民もある程度方向性が見える。議会で何かを判断するときも指針があります。それから、市としても施政方針、市の方向を決めるときも、こういう40年プラン無視してつくれないわけですね。5年後に何つくりますと簡単に言えないわけです。こういった指針、ガイドラインというものがとても価値あるものだと私思いますので、ぜひ試みていただきたいと思います。 では、このように二つの意見、提言をさせていただきまして、次の(2)のほうに移らせていただきます。
児童通学路ですね。 御答弁いただきました小学校区で33ですか、それから、中学校区で5カ所あったということですね。そこで、これ私、去年の6月以降いろいろ強く要望させていただきましたが、今回すごく前進しました。非常に感謝申し上げます。関係者の方の熱意と実行力は、市民の方も高く評価されるものだと思います。 そこで何点か伺いたいんですけど、この33カ所、5カ所ですけど、これは過去から何年もPTAとか
自治会長さんから市長、教育長さんに回ってきたものがありますよね。今回、総ざらいして、ほとんどその要件、上がってきた要望に対してはチェックが行われて、全部解決できるかとか別にして、ほとんど網羅されていると考えてよろしいんでしょうか。
○議長(
猪狩一郎君)
小野教育次長。
◎
教育次長(
小野祐一郎君) 網羅されていると思っています。
○議長(
猪狩一郎君) 井上 康君。
◆(井上康君) 承知しました。 そうしますと、その結果ですが、先ほどの御答弁だと、学校には報告が行っているということでございますね。そうしますと、この要望が出されていた各地の方、PTAも含めて、地区、
自治会長さん、いろいろ多々いらっしゃいますけども、よく耳にするのは、要望を出したときに検討しますとか、できませんというのは早く返ってくるんですけど、できたときに余り御報告いただけないというのはありましてね、それ意見が、全体ではない、少しあるんですが、この辺はあれですか、そういった関係者の方々にはこれから報告という形、その
スケジュールみたいなものはありますか。
○議長(
猪狩一郎君)
小野教育次長。
◎
教育次長(
小野祐一郎君) 各学校には公表していますが、その学校からPTAなり地区の方には学校だよりとか、そういうものを通して、これからお知らせするんではないかなと思っていますが、
教育委員会はそこまで所掌してございません。
○議長(
猪狩一郎君) 井上 康君。
◆(井上康君) 承知しました。 次に、
スケジュールについて御答弁いただきましたね。
スケジュールに関しましては、もう一部実施可能な箇所につきましては、着手済みでございますと。平成25年度の予算案に建設課及び
市民活動推進課に関して、関連経費を計上していますということを伺いました。ですので、これから予算委員会を通して、それが承認されればどんどん進んでいくということになるんではないかと思いますが、この33カ所と5カ所、合計38カ所、横断歩道とか信号とかも含めてだと思うんですけど、大変御苦労いただいたと思うんですけど、この辺に関しては、平成25年度予算の中で全部承認された場合で結構なんですけど、どのくらい進むのか。その38カ所全部オーケーだった場合、平成25年度内で済むんですか。それとも、もっと何年もかかって継続していかなければいけない部分というのは、多々あるんでしょうか。平成25年度内、どのくらい、何パーセントでざっくりで結構ですけど、その平成25年度内とそれ以降の計画を簡単で結構なので、わかる範囲で教えていただけますか。
○議長(
猪狩一郎君) 飯高
都市建設部長。
◎
都市建設部長(飯高貞男君) 点検箇所38カ所中、国県道が11カ所、富里市道が27カ所ございます。そのうち富里市道27カ所でございますが、今年度中に7カ所実施する予定でございます。また、新年度の平成25年度については12カ所、そして、用地買収等の絡むものにつきましては平成26年度以降ということで4カ所、あと残りの4カ所が既存の継続事業として実施しているものでございます。 以上でございます。
○議長(
猪狩一郎君) 井上 康君。
◆(井上康君) よくわかりました。 平成24年度、年内で7カ所、平成25年度予算が通れば12カ所と。それ以降若干ちょっと時間がかかるかもしれないが8カ所、順当に行けば二、三年の間にということでございますね。 今回、国の指導もあって、全国的な対策が進みました。非常に大きく進んだと思います。本当に横断歩道の設置とか信号とか、大変な御苦労があったと思います。非常に対応がすばらしかったと思います。 ただ、一つだけ懸念があるとすれば、今回国の指導もあって一気に動きましたけども、やはりこれは継続しなければ意味がないということになっていますね。特に、道路の拡幅や歩道の確保など、すぐに対応が無理な場合は、すぐできることとして、ただ側道、道の横の土砂を取るとか、歩道を広げるとか、土砂の上の草を取るとか、枝を切るとか、そういうことが相当数ありますね。これに関しては、市役所の中の担当課、建設課さんが一生懸命頑張っていただけるということで、明記されることになるんではないかと思うんですけど、ただ、心配なのは、この横断歩道とか信号は、一回設置すればなくなることはありません。しかし、毎年枝は生えますし、それから、毎年雨が降れば泥水は道の横にたまります。そこに草が生えて自転車が通れなくなるということなんで、これ一過性のものにしないために、やはり今後も継続して対応していただくことが大事だと思います。ただ、道路予算も本当に限られているというのも理解しています。ただ、やはり、そしてまた一方では、建設課の方たちも大変に労働力、労力が大変だというのもわかりますが、方向性として、これ一過性に終わらせないで、定期的にこういう見直しをしていくと。市の中で。継続して子供の通学路の安全話確保していくという、そういうお気持ちでいらっしゃるかどうか、そこだけちょっと再確認させていただきたいと思います。
○議長(
猪狩一郎君) 飯高
都市建設部長。
◎
都市建設部長(飯高貞男君) 当然のことながら、いろいろ対策を実施しましたところも含めまして、継続してパトロール等を実施して、安全な歩行スペースを確保してまいりたいというように考えています。 以上でございます。
○議長(
猪狩一郎君) 井上 康君。
◆(井上康君) 承知いたしました。よろしくお願いいたします。 今回、道路建設関係で今お答えいただきましたけども、やはり市役所の中の担当部署だけに負担を強いるというのもなかなか厳しいものだと思います。これを持続可能な形にするためには、やはりPTAとか、それから、地元の地域の方々、それから、
教育委員会が積極的にそういった子供が通っている親御さんたち、父兄の方たちとかこういう方たちに積極的に働きかけて、地域でできることはやっていくということがまた大事ではないかなと思うんですが、私の知る限りだと、地域によって大分温度差があります。ある程度
教育委員会がそういうところを引っ張っていただけるような試みが必要かなと思うんですが、その辺はいかがでしょうか。
○議長(
猪狩一郎君)
小野教育次長。
◎
教育次長(
小野祐一郎君) 地域やPTAの御協力というのは、今現在も各学校でやっていただいています。今後ともそういう交通安全の指導なども行っていますので、今後ともそういう安全な通学路のために、各学校のボランティアさんやPTAさんの協力を求めていくようにお願いしていきたいと思います。 以上です。
○議長(
猪狩一郎君) 井上 康君。
◆(井上康君) 承知いたしました。 去年の6月ですか、私、
児童通学路に関しては、このような最初の提案をさせていただきましたが、安全に関して。最後に要望です。 そのときもそうですが、
教育委員会のほうから強力に進めていくと。横断して頑張って進めていくと、力強いお言葉をいただきました。ですから、今後ともそういった形で頑張って進めていただければ、今回のように対応を進めていただければありがたいと思います。 これは要望として。以上をもちまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(
猪狩一郎君) これで井上 康君の質問を終わります。 しばらく休憩します。 午後1時52分 休憩 ……………………………… 午後2時09分 開議
出席議員 18名
欠席議員 なし
○議長(
猪狩一郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 國本教育長。
◎教育長(
國本與一君) 先ほど
井上議員への答弁の中で、通学路の
安全対策実施
スケジュールにつきましての答弁について訂正をさせていただきます。 先ほどの答弁では、平成25年度予算案に建設課及び
市民活動推進課にて、関連経費を計上していますと答弁させていただきましたが、関連経費の計上につきましては、建設課のみでございますので、訂正のほうよろしくお願いいたします。申しわけありませんでした。 以上です。
○議長(
猪狩一郎君) 次に、高橋益枝さん。 (高橋益枝さん
質問者席)
◆(高橋益枝さん) 高橋益枝でございます。これから通告に従い、
一般質問をさせていただきます。 (1)福祉関係について ①子育て支援について ア 少子化対策について イ 出産後の健診について市の現状は。 ウ ロタウイルスワクチンについて ②福祉避難所の指定について (2)道路問題について ①橋の耐震について ②老朽化した橋について (3)富里市支線交通については、戸村議員が既にしているので、省略します。 以上です。よろしくお答えをお願いします。
○議長(
猪狩一郎君) 高橋益枝さんの質問に対する当局の答弁を求めます。 市長、
相川堅治君。 (市長
相川堅治君登壇)
◎市長(
相川堅治君) 高橋益枝議員の
一般質問にお答えいたします。 まず、子育て支援についてでございますが、少子化対策につきましては、急速な少子化が進む中、次世代育成支援対策推進法に基づき、平成22年3月に平成22年度から平成26年度までの後期5カ年計画となる富里市次世代育成支援行動計画の後期行動計画を策定し、次代を担う子供たちが健やかに生まれ、育成される社会の実現のため、さまざまな子育て支援施策に取り組んでいるところでございます。 今後につきましては、昨年8月に成立いたしました子ども・子育て関連3法に基づき、子育ての相談や一時預かりの場をふやすなどの地域ニーズに応じた多様な子育て支援のための計画を策定し、安心して子供を産み、育てることのできる環境づくりに努めてまいります。 次に、出産後の健診について市の現状でございますが、出産1カ月後の健診は、母体の回復状況や新生児の生育状況などの健診として、ほとんどの方が出産した医療機関において自己負担で実施されています。 乳児期の健診としては、月齢に応じて2回の個別健診が無料で受けられるよう助成しているほか、本市では乳児の発達や離乳食相談を含めた4カ月児健康診査を集団健診で実施しています。 出産後の健診の助成につきましては、今後全体的な健診のあり方や、県及び近隣市町の動向を見て検討してまいります。 次に、ロタウイルスワクチンについてでございますが、ロタウイルスは、1歳未満の乳児が感染すると、まれに脱水症状やけいれんなどの重い症状から、脳炎などを起こす場合があると言われています。現在、ロタウイルスワクチンは任意予防接種であり、生後6週間目から希望者は医療機関において接種を受けています。このワクチン接種の助成については、今後国の動向や近隣市町の状況を見て検討してまいります。 次に、福祉避難所の指定についてでございますが、福祉避難所は介護保険施設や医療機関などに入所や入院するまでに至らないが、一般的な避難所での避難生活が困難な災害時要援護者を収容し、適切な支援をしながら保護する目的で設置される施設であります。 福祉避難所に指定する場合には、原則として耐震、耐火構造など施設自体の安全性が確保されていること、バリアフリー化されていることなど、施設内における要援護者の安全性が確保されていること、また、要援護者の特性を踏まえ、避難生活に必要なスペースが確保されていることなど、福祉避難所の指定要件を満たしている施設を指定することになります。 市といたしましては、福祉避難所の指定要件等を踏まえ、福祉避難所として利用可能な施設について調査・精査し、福祉避難所の指定に努めてまいります。 次に、道路問題についてでございますが、東関東自動車道と交差する三つの橋につきましては、平成22年度に補修工事、
耐震補強工事を実施したところでございます。また、現在、市内の17の橋につきましては、橋梁
長寿命化修繕計画を策定中ですので、今後この計画に基づいて、計画的な修繕、
維持管理を行ってまいります。 以上でございます。
○議長(
猪狩一郎君) 高橋益枝さん。
◆(高橋益枝さん) それでは、再質問させていただきます。 まず初めに、少子化対策についてですが、施政方針の中に、本市も特に20歳代の年齢層の人口減少と書かれています。そしてまた、子育て支援施策については、待機児童の解消や子育てに関する支援の充実を図るため、平成25、26年度の事業として新しく富里市子ども・子育て支援事業計画を策定することとなったとあります。 高齢化はとまらないんです。でも、少子化はとめられると思います。そこで、やはり若い方たちが今、大変苦労しておられる少子化を食いとめるためにも、いろいろな施策、手当、そういうものが必要だと思います。 そこで、お聞きしますけれども、その中で私がちょっと提案してみたいものがあります。 まず第一に、認可外保育について。それと、保育コンシェルジュについて。また、病児・病後児保育について。また、チャイルドシートについて。乳幼児のおむつ助成制度について。それをちょっと提案していきたいと思いますので、お答えいただきます。 まず、認可外保育についてですが、広島県尾道市に視察に行ってまいりました。そこでは、やはり待機児童がかなり多くて、認可外保育ということで、保育員の方が家庭で面倒見ていました。市が補助をしていたんですが、人に補助してたんですけども、一応園の中で、園というかそこの場所で使うようになったので、保育員から保育園に助成をするようになりまして、認定保育園になりました。 そこでまず、今15施設、市が独自で認定しています。また、そこには補助金を出しています。そのためには、基準とか面積とかいろいろなところがありますけれども、有資格者も3分の1いるとか、いろいろあるんですけれども、そこをまたさらに人数がふえるようにというように、さらに認可化移行促進事業というのをつくりまして、上限200万円の補助を出して、またその上に認可化移行環境改善事業、上限700万円の補助を出していました。かなり子供たち、乳幼児に手厚くやっていると思うんですけども、認可外保育は児童福祉法の認可を受けていない保育施設なんですけれども、こういうように尾道市みたいに市独自で困っている家庭のために、そういう施策をしているところもあります。今、待機児童ゼロだそうです。それで、年度途中では少しずつふえてきますけれども、待機児童ゼロということで、勉強してまいりました。 そういうように、認可外保育についてこういうことがあるんですけれども、市としてそういう、認可外保育所、今、富里市にはありますけれども、それとはまた別にこういう感じで検討をしていただけないでしょうか。
○議長(
猪狩一郎君)
岩澤健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(
岩澤新一君) 今現在、市内には認可外保育所は3施設ございます。待機児童の解消が喫緊の課題となっていますが、希望する全ての人が安心して子供を保育所に預け、働くことができるようにするため、認可外保育施設に対して認可保育所へ移行するための必要経費を支援する事業がございますが、その国庫補助の実施要件では、設備基準や職員配置基準について、最低基準に定める保育所の基準をおおむね満たすこと等が条件となっており、市内の認可外保育施設は、ビルのテナントの一室を利用して運営を行っている現状からしますと、要件には満たない状況と考えられます。
○議長(
猪狩一郎君) 高橋益枝さん。
◆(高橋益枝さん) かなり大変なところもあります、富里市には認可外保育所で。それとまた別に今、ファミリーサポートセンターのほうでもいろいろなさっているようですけれども、また別に一つの場所、そういう尾道市のような子供たちが安心して通えるような、待機児童ゼロを目指していくような施策の御検討はいかがでしょうか。
○議長(
猪狩一郎君)
岩澤健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(
岩澤新一君) 今現在、待機児童につきましては、ゼロ歳児・1歳児・2歳児・3歳児で50名以上がいます。この解消には、いろいろ施設をつくれば解消するとは思いますが、おととし青空保育園が設置されまして、大分効果がございます。また、去年10月からファミリーサポートセンターもオープンしていますので、そういう施策を今はやっている状況でございます。
○議長(
猪狩一郎君) 高橋益枝さん。
◆(高橋益枝さん) 市としましても、いろいろな子育て支援、かなりなさっていますけれども、こういうことも一つの待機児童を少なくする方法かなと思いますので、一応お知らせしておきます。 次に、保育コンシェルジュについてですが、神奈川県の横浜市では、平成23年から始めた制度なんですけれども、保育を希望する保護者ですね、場所とか時間とかいろいろな要望があります、保護者さんのほうから。それに応じ、個別のニーズや状況に最も合った保育サービスの情報提供を行う保育専門相談員ということで、横浜市は18区ありますが、そこに全て一人ずつ配置されています。 あと、ほかに行っているような市は、当市としては把握していますでしょうか。
○議長(
猪狩一郎君)
岩澤健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(
岩澤新一君) 平成25年度から千葉市で保育関係だけではなく、子育て支援全体の相談を行う子育て支援コンシェルジュを配置する予定と聞いています。
○議長(
猪狩一郎君) 高橋益枝さん。
◆(高橋益枝さん) まだ少ないと思いますけれども、市の職員の方が当市は相談に乗っていると思うんですけれども、その市の職員の方は、何年かすれば異動になりますよね。
○議長(
猪狩一郎君)
岩澤健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(
岩澤新一君) 現在は、
健康福祉部の子育て支援課の職員が対応しています。子育て支援課の保育班に配置されている方は一般行政職でございます。異動については、3年から5年で異動するのが一般的でございます。
○議長(
猪狩一郎君) 高橋益枝さん。
◆(高橋益枝さん) やはり異動になると、また新しい職員の方が担当ということですので、こういう専門の方がずっとおられると、いろいろな情報とかそういうものの積み重ねができますので、ぜひこういう保育コンシェルジュの検討もしていただきたいんですけれども、どうでしょうか。
○議長(
猪狩一郎君)
岩澤健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(
岩澤新一君) 今後につきましては、保育士などの専門職を配置することも検討課題とはさせていただきますが、当面の間は異動があった場合は、専門的な研修を受講するなど、個々の保育ニーズに合ったきめ細かな対応をしてまいりたいと考えています。
○議長(
猪狩一郎君) 高橋益枝さん。
◆(高橋益枝さん) ぜひ検討していただきたいと思います。 次に、病児・病後児保育についてなんですけれども、子ども・子育て支援法案の概要の中に、地域子育て支援拠点事業として、病児・病後児保育事業が入っています。保護者の就労、子育て支援の充実を図るため、就学前の子供で病気又は病気の回復期にあって、集団保育が困難で、保護者の方が就労・病気・事故・出産等で家で育てるのが困難な場合、専門施設で一時的に預かる、そういうことなんですけれども、待機児童の解消に向けて、子ども・子育て関連3法では、消費税に伴う増収分のうち、毎年約7,000億円を投入して保育サービスを充実することを決めました。まだなんですけれども、そういう国のほうも努力されていますので、この病気のお子さんをどうしても、いきなり熱が出たときに、会社から真っすぐ帰れないとかそういう場合に、やはりあったほうがいいと思いますので、どうでしょうか。
○議長(
猪狩一郎君)
岩澤健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(
岩澤新一君) 病児・病後児保育につきましては、次世代育成支援行動計画の後期行動計画の中で、平成26年度までに1施設を計画目標として定め、医療機関等への協力を求めて、連携を図りながら実施できるように努めてまいりたいと考えています。
○議長(
猪狩一郎君) 高橋益枝さん。
◆(高橋益枝さん) 平成26年度までに実施、努力されるようですが、よかったです。 それで、茨城県の神栖市なんですが、そこはもうそういう支援をしていまして、神栖済生会病院ですね、そこは乳幼児だけでなく、小学校3年まで預かってくれるそうです。また、もう一カ所ありまして、白十字保育園という、そこの施設でも、ここは就学前までなんですが、預かってくれます。1日3名なんですが、1日2,000円なんですけれども、そういう神栖市にまだほかにも子育て支援が充実していまして、この前テレビでやっていましたけれども、銚子市からそういう若い世代が子供を連れてもう移動しているということがあるんですね。そうすると、やはり子育て支援充実していれば、そういう若い世代の方たちが入ってきて、転入してきてということもあります。そうしますと、増収にもつながると思うんですけれども、で、また、日本病児保育協会というのが2012年に設立されています。これは、一般財団法人なんですけれども、病児保育の担い手を養成するためにつくられました。質の高い病児保育従事者の育成、みずから病児保育事業を立ち上げようとする人が学べる場を提供し、また、病児保育の資格、認定病児保育スペシャリストも創設して、認定されて、また、そういうところもあります。ですから、病気のお子さん、また、病気の後、そういう預かってくれるところをぜひ平成26年度までにお願いしたいと思いますが、大丈夫でしょうか。
○議長(
猪狩一郎君)
岩澤健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(
岩澤新一君) 病児・病後児保育関係の施設につきましては、成田市で2カ所、佐倉市でも2カ所あります。また、神栖市でもあるということで、そういう先進地の事例を参考にしながら、平成26年度までに1施設建設できるように努めてまいります。
○議長(
猪狩一郎君) 高橋益枝さん。
◆(高橋益枝さん) ぜひなるべく早くお願いしたいと思います。困っている人は、今現在でもいると思いますので。 次に、チャイルドシートなんですけれども、これ産まれたら必ずつけなければいけないんですよね。道路交通法で。そうしますと、必ず買わなければいけない。レンタルの人もいらっしゃるし、違うところで買ってくる人もいるでしょうけれども、また、これも茨城県神栖市では、購入経費の50パーセント、上限1万円まで補助金を出しています。必ずつけなければいけないものなので、かなりの出費になると思うんですけれども、ほかにそういう補助金を出している市町村、御存じでしょうか。
○議長(
猪狩一郎君)
岩澤健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(
岩澤新一君) 東庄町と芝山町では、チャイルドシート等の購入費用に対して、1万円を上限に助成していると聞いています。また、流山市では、NPO法人に委託して、チャイルドシートの無料貸し出しを行っていると聞いています。
○議長(
猪狩一郎君) 高橋益枝さん。
◆(高橋益枝さん) 無料貸し出しはすばらしいと思いますが、当市としてはどうでしょうか。
○議長(
猪狩一郎君)
岩澤健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(
岩澤新一君) 少子化対策の観点から、そういう補助制度を導入していると思いますので、今後の検討課題とさせていただきたいと思います。
○議長(
猪狩一郎君) 高橋益枝さん。
◆(高橋益枝さん) かなりチャイルドシート、お金がかかりますので、そういうところにもきめ細かに対応して、検討していただきたいと思います。 次に、乳幼児のおむつ助成制度なんですけれども、お年寄りには無料で今配付されています、全部ではないですけれども、生まれてから赤ちゃんは、乳幼児は小と一緒に大のほうもかなりの回数で出るんですよね。そのたびに取りかえなければいけないので、かなりの負担になっている家庭もあるようです。ですから、これも少しは助成できたらいいかなと思うんですけれども、ほかのところでやっている、当市はしていませんけれども、ほかのところでやっているところを御存じでしたら教えてください。
○議長(
猪狩一郎君)
岩澤健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(
岩澤新一君) 乳幼児の紙おむつ関係の助成制度についてでございますが、旭市ではゼロ歳から1歳児までの乳幼児を養育している方に、月額3,000円分の紙おむつ購入券を支給していると聞いています。また、香取市社会福祉協議会では、5,000円の紙おむつ代を助成していると聞いています。
○議長(
猪狩一郎君) 申し上げます。再質問については、余り拡大解釈をなさらないで、再質問をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 高橋益枝さん。
◆(高橋益枝さん) これで終わりなんですけれども、乳幼児のおむつ助成制度は。とにかくいろいろなところで少子化対策として手当てしていただければ、若い御夫婦、子供連れの御夫婦がまたふえる可能性もあると思いますので、よろしくお願いします。 では、それでは次に、出産後の健診について市の現状はということなんですけれども、かなり健診とか集団健康診査とかやっていただいているようなんですけれども、出産後の1カ月健診ですね、乳児が5,000円、お母さんのほうが5,000円、これ必ず皆さん受けます。その後の2回は、3カ月から6カ月と9カ月から11カ月、2回無料で出ていますけれども、最初の1カ月健診はかなり高負担だと思うんですね、若い御夫婦にとっては。ですから、これも少し助成していただけたらなと思うんですけれども、ほかに助成している市町村、御存じでしょうか。
○議長(
猪狩一郎君)
岩澤健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(
岩澤新一君) ほかの市町村でございますが、全国的には生まれて1カ月の子供の健診として助成を実施しているところもあると聞いてはいますが、近隣市を初め千葉県内の市町村では、実施していないようでございます。
○議長(
猪狩一郎君) 高橋益枝さん。
◆(高橋益枝さん) やはり母子家庭というか、生まれて父子はいないと思いますけど、母子だけの方もいると思うんですね。そういう方はやはり休まなければいけないので、この1カ月健診、ある程度、千葉県ではないようなんですけれども、ほかでやっているようなので、検討していただきたいんですけれども、これから様子を見ながらということなんですけれども、前向きに考えていただきたいんですけど、どうでしょうか。
○議長(
猪狩一郎君)
岩澤健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(
岩澤新一君) 1カ月健診の助成につきましては、乳児期の健診の目的や方法について検証して、近隣市や千葉県内の状況を見て、これから検討していきたいと思っています。
○議長(
猪狩一郎君) 高橋益枝さん。
◆(高橋益枝さん) ぜひ検討していただきたいと思います。 次に、ロタウイルスワクチンなんですけれども、任意でやってもやらなくてもいいということなんですけれども、生後6週から接種し、2回受けるのと、ロタリックスというのがありまして、生後2カ月と4カ月の2回のワクチンで効果が69.6パーセントから93.5パーセント、これは2011年に発売されています。また、ロタテックは、生後2カ月と4カ月と6カ月の3回のワクチンで、入院を防ぐ効果は90.5パーセントから98.2パーセント。これは2012年7月発売なんですが、アメリカではワクチン接種により入院が75パーセント減少しましたということです。また、ロタウイルスの特効薬がないことから、ワクチンの開発が進められ、100カ国以上で予防接種が行われ、また、20カ国では定期予防接種に指定されているそうです。 今、受けなければならないワクチン、ロタウイルスのワクチンは、料金が1回1万2,000円から1万5,000円、これ2011年の調べなんですけど、合計3万6,000円から4万5,000円と決して安くはないんですけれども、名古屋市では一部助成しているそうです。当市としては、国から任意になっていますので、やってもやらなくてもいいんですけれども、かなりの高額なんですよね。これを受けない場合、副作用もありますけれども、うつりやすく、防ぎにくく、小学校に上がるまでに2人のうちに1人がロタウイルスで受診することもあると言われています。ですから、そんなに重症になりやすい病気ではないんですけれども、やはりここにお答えになりましたように、脱水症状、けいれんなどの重い症状から脳炎などを起こす場合があると言われていますということですので、任意でありますが、富里市としてはそういうことに助成するようなお考えはありますでしょうか。
○議長(
猪狩一郎君)
岩澤健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(
岩澤新一君) ロタウイルスワクチンにつきましては、任意の予防接種ではございますが、任意の予防接種の助成につきましては、国の予防接種法の動向とか、近隣の市町村の助成状況を見ながら、これから検討していきたいと思っています。
○議長(
猪狩一郎君) 高橋益枝さん。
◆(高橋益枝さん) 任意ですので、これから検討されるということですので、ぜひ検討していただけるものだったら、検討していただきたいと思います。 次に、福祉避難所の指定についてなんですけれども、災害時における避難所運営の手引きが県より平成21年10月に出ていますが、その中に福祉避難所の設置ですか、そういう指定をしてくださいというようなあれが出ています。 福祉避難所というのは、介護保険施設や医療機関等に入所・入院するに至らないが、一般的な避難所での避難生活が困難な災害時要援護者を収容し、適切な支援をしながら保護する目的で設置する施設をいうという、そういう定義がありますけれども、既に福祉避難所を指定している県内市町村がありますか。
○議長(
猪狩一郎君) 高岡
市民経済環境部長。
◎
市民経済環境部長(高岡明仁君) 県内では、特別養護老人ホームや障害者支援施設などを福祉避難所と指定している市町村につきましては、昨年の9月末でございますが、20市町村というように聞いています。
○議長(
猪狩一郎君) 高橋益枝さん。
◆(高橋益枝さん) 県内でそのくらい、20市町村ですか。340カ所らしいんですけれども。そのうち、まだ市としてそういう避難所を指定することが考えられていますでしょうか。
○議長(
猪狩一郎君) 高岡
市民経済環境部長。
◎
市民経済環境部長(高岡明仁君) 今現在は指定はしていないんですが、今後は指定していく方向で進めていく予定でございます。
○議長(
猪狩一郎君) 高橋益枝さん。
◆(高橋益枝さん) 指定に努めてまいりますというお答えでしたので、これからなさるんでしょうけれども、前に言ったような、県で福祉避難所の指定に関する考え方などを市町村に開示していますけれども、この今のことはわかっていらっしゃると思います。 福祉避難所として、事前に指定できるかどうかにかかわらず、データベース化しておくことなど、整理しておくのが必要ではないかと思うんですけども、いかがでしょうか。
○議長(
猪狩一郎君) 高岡
市民経済環境部長。
◎
市民経済環境部長(高岡明仁君) 施設自体の安全性の確保など、福祉避難所に指定する場合は、幾つかの要件がございますので、市内に指定可能な施設が幾つあるか把握する必要はあるというようには考えています。 また、その指定状況にかかわらず、災害時に急遽対応が必要になるような場合も考えられますので、指定可能な施設につきましては、データベース化などにより整理したほうがいいだろうというようには考えていますので、今後検討してまいりたいと思います。
○議長(
猪狩一郎君) 高橋益枝さん。
◆(高橋益枝さん) ぜひ検討していただきたいと思います。災害はいつ起こるかわかりませんので、こういう障害を持った方とかは、普通の施設で面倒見てもらうというのが困難な場合がありますので、また、福祉避難所として指定可能な施設は、どういう施設を想定できますか。
○議長(
猪狩一郎君) 高岡
市民経済環境部長。
◎
市民経済環境部長(高岡明仁君) 想定できる施設ということであれば、小・中学校などの指定避難所とか、デイサービスセンター、特別養護老人ホーム等の老人
福祉施設、障害者支援施設等の施設、
保健センター、特別支援学校などが挙げられると思います。
○議長(
猪狩一郎君) 高橋益枝さん。
◆(高橋益枝さん) そういう施設がかなりあると思いますけれども、そういうところをデータベース化していただければと思います。それに、この中で小学校区に1カ所あることが望ましいとされていますが、施設整備が整っていないところ、また、その障害者の施設とかいろいろな施設でも、公的な施設でなくても、市が負担して整備しようかなということは考えていらっしゃいますか。
○議長(
猪狩一郎君) 高岡
市民経済環境部長。
◎
市民経済環境部長(高岡明仁君) その辺につきましては、非常に難しいところあるんですけど、同居家族の生活圏とか、コミュニティーとかのつながりに配慮が必要だろうというようになりますので、そのあたりを考慮した上で、小学校区に1カ所程度の割合で指定するということは、確かに望ましいというようには思います。 ただ、小学校区内に
福祉施設などがない場合につきましては、その小・中学校の指定避難所における環境の比較的よい教室などを、バリアフリー化の推進を図ることを前提に指定することも可能ですので、先ほど述べたように指定可能な施設の把握をする中で、一緒に検討していければなというように思います。
○議長(
猪狩一郎君) 高橋益枝さん。
◆(高橋益枝さん) 人数的には一般の方よりも人数は少ないかもしれませんけれども、やはり大切な命ですので、それもまた、普通の人よりもまた困り合いぐあいが違うと思いますので、ぜひ検討していただきたいと思います。 それから、今、小学校に防災のための備品や何かが備蓄されていますけれども、この施設ですね、福祉避難所の施設、もし指定されたとしたら、この物資とか資機材の備蓄についても検討いただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○議長(
猪狩一郎君) 高岡
市民経済環境部長。
◎
市民経済環境部長(高岡明仁君) 要援護者に配慮した食料などの福祉避難所における必要な物資や資機材がありますので、備蓄を図る必要があると考えていますので、備蓄に当たっては、協定などによる流通物資なども想定した上で、検討していければというように思います。
○議長(
猪狩一郎君) 高橋益枝さん。
◆(高橋益枝さん) これから指定するための調査ですね、調査・精査しというお答えなんですけれども、大体どのくらいで指定できるかなというような予定ですね、ありましたら、お答えをお願いします。
○議長(
猪狩一郎君) 高岡
市民経済環境部長。
◎
市民経済環境部長(高岡明仁君) その辺の指定につきましては、指定は
市民活動推進課でございますが、やはり福祉部局との調整も必要になりますので、その辺も踏まえて進めていければというようにしか、今は言えないと思います。
○議長(
猪狩一郎君) 高橋益枝さん。
◆(高橋益枝さん) ぜひなるべく早く検討して、福祉部と協力してやっていただきたいと思います。 次に、橋に移ります。 橋の耐震についてですが、高速道路にかかっている三つの橋は、全て耐震でもう補修してあるということなんですが、よかったと思います。橋は生命線でもあります。橋が崩れると、その次に行けませんので、それと市内の17の橋については、橋梁
長寿命化修繕計画を策定中ということなんですが、この計画はいつぐらいにでき上がるんでしょうか。
○議長(
猪狩一郎君) 飯高
都市建設部長。
◎
都市建設部長(飯高貞男君) 今年度に策定は完了する予定でございます。 以上でございます。
○議長(
猪狩一郎君) 高橋益枝さん。
◆(高橋益枝さん) 国のほうで防災、今まで補助金が道路とか治水とか海岸とか、別々に出ていましたが、今度社会資本整備総合交付金と一括されまして、それから、防災安全交付金と社会資本整備総合交付金というようになっています。防災安全交付金の中にインフラ
老朽化対策で橋梁、トンネルの補修、そういうところに平成25年度予算案としてですが、1兆460億円の国の予算がついています。ですから、富里市の橋が17あるということなんですけれども、かなり古い橋もあると思います。また、災害があったときに、その橋を渡らなければ行けないところもあります。川が2本、江川も入れれば3本かな、富里市にはありますので、そこの橋が崩れると、避難するのも大変だなと思います。 一番でもないですけど、ちょっと聞きたいんですけれども、新橋の観音堂の前の橋なんですけれども、橋の下に4本柱が立っていまして、それも斜めに立っているので、ごみが集まって、そのごみを撤去するのに大変なんです。皆さん年に何回か川の中に入ってそのごみを取りますけれども、下がつるつるでかなり危ないらしいんですね。それで、皆さん高齢化してきています。そういう大変なことがあるので、あそこのその橋は、また柱も丸くてこのくらいなんですけれども、曲がったりしてきているんですね。あの橋については御存じでしょうか。
○議長(
猪狩一郎君) 飯高
都市建設部長。
◎
都市建設部長(飯高貞男君) 確認していまして、新大橋といいまして、その新大橋については、平成23年度と24年度に目視等による点検・調査を実施していまして、この2年間のうちに変化等がありませんでしたので、継続して経過観察をしていくという考えでしているところでございます。 以上でございます。
○議長(
猪狩一郎君) 高橋益枝さん。
◆(高橋益枝さん) あの川は、高崎川だと思うんですけれども、高崎川は酒々井から高崎川で、その手前は水路だということをお聞きしたんですけれども、水路になりますと、どこが
維持管理をするか、わかりますか。
○議長(
猪狩一郎君) ちょっとずれていると思うんですけど、質問を変えてもらいたいです。
◆(高橋益枝さん) 老朽化した橋についてなんですけど。
○議長(
猪狩一郎君) 橋の問題ではない、今、水路の問題質問されていますから。 高橋益枝さん。
◆(高橋益枝さん) それで、その橋、水路はいいです。では、橋ですね、橋の
維持管理は市だと思うんですけれども、その橋の両脇が、両脇についている、普通だとこのくらいあると思うんですけど、橋の両脇に、それが、(「欄干」)欄干ですね、ありがとうございます。50センチメートルぐらいしかないんですね。ひざぐらいまでしかないんですよ。歩いていても、非常に危険な感じがするんですね。それで、8月17日の花火大会の日、あそこに人がたくさん乗ります。消防で火事になった場合のことを想定して、水門があるんですけど、それを上げておくんですね。で、水をとめています。その手前にちょうど取水口があるんですけれども、もしそういうときに橋に何かがあった場合、また、落ちた場合、水がかなり深くなっていますので、危険だと思うんですね。そういう事情は御存じでしょうか。
○議長(
猪狩一郎君) 飯高
都市建設部長。
◎
都市建設部長(飯高貞男君) 多少高欄というんですか、低いのは知っています。それで、その辺も含めまして、今年度、今策定中である
長寿命化計画の中で検討してまいりたいと思います。 以上でございます。
○議長(
猪狩一郎君) 高橋益枝さん。
◆(高橋益枝さん) つくって50年以上たっていますので、やはりかなり危険度はあると思います。その修繕計画ができましたらお知らせしていただきたいと思うんですけれども、そういうお知らせはどういうようになさるんでしょうか。
○議長(
猪狩一郎君) 飯高
都市建設部長。
◎
都市建設部長(飯高貞男君) 計画等につきましては、ホームページ等をいろいろ活用して、お知らせをしたいというように考えています。 以上でございます。
○議長(
猪狩一郎君) 高橋益枝さん。
◆(高橋益枝さん) その橋の近辺とか、その地区の方には、お知らせはないんでしょうか。
○議長(
猪狩一郎君) 飯高
都市建設部長。
◎
都市建設部長(飯高貞男君) 検討させていただきます。 以上でございます。
○議長(
猪狩一郎君) 高橋益枝さん。
◆(高橋益枝さん) 以上です。ありがとうございました。
○議長(
猪狩一郎君) これで高橋益枝さんの質問を終わります。 次に、佐藤繁夫君。 (佐藤繁夫君
質問者席)
◆(佐藤繁夫君) 市民クラブの佐藤繁夫です。通告に従いまして、
一般質問をさせていただきます。 (1)教育の諸問題について ①研究指定について ②地域と一体となったキャリア教育について ③学校支援ボランティアについて ④給食について (2)防災、危機管理については、×××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××私はこの(1)だけの質問をさせていただきます。
○議長(
猪狩一郎君) 休憩します。 午後3時00分 休憩 ……………………………… 午後3時44分 開議
出席議員 18名
欠席議員 なし
○議長(
猪狩一郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいまの佐藤繁夫君の発言につきましては、後刻会議録を調査して、不穏当発言があった場合には、議長において善処いたしますので、御了承願います。 しばらく休憩します。 午後3時44分 休憩 ……………………………… 午後3時45分 開議
出席議員 18名
欠席議員 なし
○議長(
猪狩一郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 佐藤繁夫君の質問に対する当局の答弁を求めます。 教育長、
國本與一君。 (教育長
國本與一君登壇)
◎教育長(
國本與一君) 佐藤議員の
一般質問にお答えいたします。 まず、研究指定についてでございますが、今年度から市内全ての小・中学校を、それぞれの中学校区に分け、小学校と中学校の連携を通して学習面や生徒指導面の課題解決を図ることを目的として、研究を進めています。 研究の成果として、指導法の開発や改善、児童・生徒の関心・意欲・態度の高まり、基礎的・基本的な知識・技能の向上や言語活動の充実が挙げられます。 一方、多忙化する学校においては、研究・研修をいかに充実させていくかということが課題となっています。そのためには、仕事のスリム化やスクラップ・アンド・ビルドの考え方を浸透させる等の方策を講じる必要性があると考えています。 現在、各学校の教頭を中心に、校内組織や各種行事の精選、職務の効率化等に取り組んでいます。
教育委員会としても、業務改善に努め、学校に負担をかけないよう工夫をして、今後も児童・生徒の学力向上のために研究・研修の充実に努めてまいります。 次に、地域と一体となったキャリア教育についてでございますが、市内全ての小学校で6年生が半日のゆめ・仕事ぴったり体験を、全中学校で2年生が連続3日間のわくわくWorking!、通称中学生職場体験学習と呼んでいます、を実施しています。わくわくWorking!は、平成18年から文部科学省の研究指定をきっかけに始まり、学校、地域、家庭、事業所が一体となり進めてきているもので、その後、小学校でも行われるようになり、高い評価を得ているものです。 体験場所としては、市の商工会や各種団体により実行委員会を組織し、100カ所以上の事業所の協力をいただくことができています。具体的には、農家や牧場、工場、商店、飲食店、公的機関等地元事業所を中心に、多岐にわたっています。 7年間続けて協力してくださる事業所がほとんどであり、体験の内容も年を重ねるごとに充実してきています。例えば、農家ではニンジンの収穫作業、牧場では子牛や子豚の出産に立ち会うなどの貴重な体験をしています。地元のさまざまな職場で、小・中学生が体験できることは、地域で見守りながら子供たちを育てることになり、意義深いものになっています。 職場体験の実施後は、発表会を実施して、下級生にもそれぞれの体験を共有しています。また、キャリア教育の広報活動として、現在中学生の職場体験の様子を写真にして、中央公民館、市立図書館、北部コミュニティセンターの3カ所で巡回展示をしています。 次に、学校支援ボランティアについてでございますが、学校の教育活動や環境整備について、保護者や地域の方々がボランティアとして学校を支援する活動を推進する学校支援ボランティア活動推進事業を実施しています。
教育委員会と各学校が窓口となり、ボランティアの登録を受け付け、各学校において支援活動をしていただいているところです。 現在の状況としては、平成24年4月末現在の登録人数は、個人が202名、団体が6団体で、主な支援内容につきましては、児童・生徒の安全のための登下校時の見守り活動、本の読み聞かせ、家庭科学習など各種学習の講師や補助員として活動いただいています。これらボランティアの皆さんの活動に対しては、
教育委員会で学校支援者補償制度の保険に加入しています。 今後も各学校で支援を必要とする活動内容を的確に把握し、広報やホームページ等を通してボランティアの登録者数の増加に努めるとともに、登録いただいたボランティアが有効に活用されるよう、各学校と連携を図りながら、本事業のより一層の推進・拡充を図ってまいります。 次に、給食についてでございますが、学校給食の献立は、日ごろから地元の産物などを積極的に取り入れて、児童・生徒にまちの産業などへの興味や理解を深めてもらうことや、季節の食材などを使用して、彩りのある楽しいメニューづくりなどを考えています。 また、給食の残菜を減らすことについては、献立に創意工夫を凝らすメニューづくりを行っているほか、各学校の児童・生徒に対して給食残菜に伴う環境や食への問題意識を高めるなどの食に関する指導を行っているところです。 今後も、献立内容や食に関する指導を充実させ、安全・安心な給食の提供に努めてまいります。 以上でございます。
○議長(
猪狩一郎君) 佐藤繁夫君。
◆(佐藤繁夫君) 再質問させていただきます。 ①の研究指定の件ですけれども、以前視察しました宮崎県五ヶ瀬町では、努めて研究指定は受けないとのことで、これは教師の負担が大き過ぎるというのが理由のようです。正直言いまして、富里市でも研究指定をするとこういう立派なものをつくるわけですけれども、やはりこれをつくるため、その他の会場でいろいろと説明する資料をつくるためには、大変な努力を担当の先生方はしているようです。 時間的に市としては、どのようにそれをカバーできるようにしているのか、ちょっとお伺いしたいと思います。
○議長(
猪狩一郎君) 國本教育長。
◎教育長(
國本與一君) 富里市におきまして、基本的に研究指定は、富里市の学校教育研究会という組織が主となりまして指定をしています。ということで、全ての学校が何らかの研究活動を学校教育目標の達成のために取り組んでいるということであります。 そういうことで、御指摘のどのような委員会としての配慮がということでありますけれども、研究資料等が余り多くなりますと負担になりますので、必要最低限の資料を用意して、授業に力を入れていただきたいということで、
教育委員会のほうからはお願いしています。 以上です。
○議長(
猪狩一郎君) 佐藤繁夫君。
◆(佐藤繁夫君) ふだん、表から聞くと、そのような答えが返ってくるんではないかなという感じはするんですけれども、やはりいろいろと話を聞きますと、御答弁の中に仕事のスリム化ということが言葉としては出ていますけれども、このスリム化がどうできるのか、要するに指定を受けたことによって、そことの関係ですよね。非常に多忙になると。 前の教育長にもお話しして、答弁を無理やりしてもらったような気もするんですけれども、先生は7時・7時が当たり前だと。朝の7時、帰りが夜の7時と。これでは労働基準法が守られていないと。その大きな理由が、こういう研究だとか雑務だというように聞いていますから、非常に効果があるということですから、それはいいことだと思うんですけれども、これをちょくちょくやるということは大変ではないかと思うんですけれども、その研究指定の関係については、先生方にお任せしているようなお話にも聞こえるわけですけれども、この富里市の学校教育研究会ですか、これなんかが中心となって、指定等のかかわりはあると思うんですけれども、ここらも予算的には極めて厳しいものがある。 かつて亡くなりましたけれども、葉山に住んでいた折目先生が富小の教頭のときには、この研究会の補助金が50万円あって、50万円でも先生方は足らないと言っていましたけれども、今それは4分の1になっている。そういうお金も細くなっているけれども、仕事がきつくなっているという部分もありますから、研究指定を多くやるというのはいかがなものかなと。今回も小学校四つですか、それで中学校ということで、先生方大変だったんではないかなというように思うんですけれども、そこらの改善策というのがどうも見えないんですけれども、どうなんでしょうか。
○議長(
猪狩一郎君) 國本教育長。
◎教育長(
國本與一君) 学校にはいろいろな課題がありまして、その課題のためには日々職員が研修を積むことと同時に、ある一つの研究領域を突破口にして、研究をして、学校の課題を解決して、さらに学校をよくしていくということでは、教職員、保護者等の方にも御理解いただけることではないのかなというように思っていますが、先ほども申し上げましたように、大事なのは授業でありますので、資料等の作成のために多くの労力を使うということのないように、
教育委員会からも重ねてお願いを、あるいは指導をしてまいりたいと思っています。 以上です。
○議長(
猪狩一郎君) 佐藤繁夫君。
◆(佐藤繁夫君) 今、話ししたように、今年度たしか小学校が4校で中学校が1校ということで指定したんですけれども、この指定の数を減らして、例えば少し楽にする先生がふえてくるとか、成果がいいということですから、やったほうがいいんだと思うんですけれども、成果がいいと言いながら、それではやっている人たちがもう参ったということでも、これもおかしな話ですから、そういう点ですね。 それと、働いている先生方が休暇がとれるように、いろいろと配慮するということですけれども、校長・教頭を通じてそういうことが末端に行き渡るようになっているのかどうか、お伺いしたいんですけれども。
○議長(
猪狩一郎君) 國本教育長。
◎教育長(
國本與一君) まず、市の研究指定につきましては、今年度からスタイルが変わりまして、やはり義務教育の9年間をどのように小・中学校で連携して教育に当たっていったらいいかという観点から、それぞれの中学校区ごとに研究活動を行っていくと。その中でいつ公開するかは、その中学校区の中で考えていきましょうということになりました。 ですから、例えばですけれども、富里中学校区ですと、富里中学校の先生方が自分の学校に通ってくる小学校の子供たちを見に行けるわけです。それから、小学校の側から見ますと、自分の子供たちが卒業して通う富里中学校に行って、子供たちの様子を見ることができるわけです。そういうことで、義務教育の9年間が連続して富里市の教育として取り組んでいけるような試みということで、平成24年度からスタイルが変わってまいりました。 その公開の授業をいつやるかということについては、その学校教育研究会なりそれぞれの中学校区で話し合って決めていただきたいなというように思っています。 それから、この研究活動を行うには、研修の機会をどう確保するかと。しかも、勤務時間の中で確保するかということが大事になっています。一般的には木曜日の午後が通常5時間目で終わりまして、その後、先生方の研修の機会となっているのが一般的であります。そういう機会が十分に確保されるように、
教育委員会のほうからもきちんと指導してまいりたいというように思っています。 今は大事な研修のときには、中学校でも部活動を控えたりとか、そういうことも行っていますので、随分そういう点では研修が行いやすくなってきているのではないかというように思っています。 以上です。
○議長(
猪狩一郎君) 佐藤繁夫君。
◆(佐藤繁夫君) 教育長さんが見て成果が上がっているということですから、これは必要なのかもしれませんけども、先ほど言った宮崎県五ヶ瀬町の場合には、無理してそういうのは受けないということは、先生方の負担が大きいからだということですから、先生の負担をどう減らせるかお考えいただいて、校長、教頭を通じて、実際に先生方が幾らかでも負担が減るような、それからまた、公開をしますと、こういう立派な冊子をこしらえたり、いろいろとつくるわけですけれども、これも大変お金がかかるようでございまして、予算についてはやはり需要費をちゃんと見てもらうと。ある学校によると、PTAが来客用の茶菓子代なんかもPTA会費から出しているという実態がありますから、やはりそういう部分を考えて、需要費がちゃんと賄えるような研究指定にしていただければと思います。 次に、キャリア教育の関係なんですけれども、この職場体験の学習なんですけれども、教育長さんの御説明ですと、いろいろとやっていますよと。それは事実です。やっていますね。だけれども、ここにはちょっと何か、多分課長さんに話ししたせいかと思うんですけれども、どうも農業が見えないと。この職場体験で農業が見えない。これはやはり富里市としても大事な産業ですから、ひとつ考えてもらいたいんですけれども、これは一部地域のことを話をさせてもらうんですけれども、宮城県の仙台市立東白丸小学校というところは、仙台白菜、仙台というのは昔から白菜の産地なんですけれども、仙台白菜の種まきをする。そして、栽培に農園に顔を出すと。学校では白菜を校庭の一角に植えて、白菜を収穫するということですね。もちろん種まきをした白菜の収穫にも農園のほうへ通っているというように、地元の産業に密着した体験指導をしている。 それから、佐賀県では佐賀市ですが、九つの小学校がやっているそうですけれども、地元の大豆を学校で栽培して、その栽培した豆をスーパーのほうで加工して納豆にして売り出しをしていると。こういうことがあって、要するに地元の農業と極めて密着した体験指導がなされていると。 ただ、富里市でも何か、恐らく教育長さんは経験しているのかな、第一小学校で去年3月、ちばぎんから来ていろいろと農業と銀行のかかわりなどについての話を子供にして聞かせたというようなこともあるようですけれども、やはりもう少し農業体験にしろ、あるいは物を栽培するにしても、地元の農業が立ち行くための若者指導というものをお願いしたいと思うんですけれども、いかがお考えでしょうか。
○議長(
猪狩一郎君) 國本教育長。
◎教育長(
國本與一君) まず、職場体験学習では、私の手元の資料ですけれども、農業関係での受け入れの事業所ということでは10カ所ございまして、それぞれ大変協力をしていただいています。 また、地元農産物の関係ということになりますと、これは主に活動的に小学生が中心に一般的にはなるのではないかと思いますが、例えば七栄小学校や富里第一小学校では、スイカの栽培についての学習をしていますし、富里南小学校では水田をお借りして米の栽培を行っているというようなこと、また、米については、これは農協さんの御協力ですけども、農協ではバケツ稲作という推奨をしていまして、それも取り組んでいる学校もございまして、ただ、
教育委員会として一斉に市としてこれを取り組んでいきましょうということはありませんけども、各学校で工夫した
取り組みがなされているんではないかなというように思っています。 以上です。
○議長(
猪狩一郎君) 佐藤繁夫君。
◆(佐藤繁夫君) これはもう物すごく古い話になると思うんですけど、私が南小学校へ通っていたときには、南小学校には畑が2町4反ありまして、6年1組、6年2組は1町歩ずつ、残り4反歩を5年生と4年生ということで耕作して、夏はくわ・鎌担いで学校へ行って、夜は裸電球で勉強してきたという記憶があります。それをやれとは決して言いませんけれども、最近あいている畑も各地に見えるようですから、実際に仙台市のように地元の名物を作付して、それで子供たちにもわかってもらうと。一番名物でつくりやすいというのはニンジンだとかジャガイモ、スイカはちょっと無理だと思いますけどね。そういうような形であいている畑を幾らか借りてつくってみるということも大切ではないかと思うんですけども、各学校でやっているでしょうでは、ちょっと答えが足りないような気がしますので、よろしくお願いします。
○議長(
猪狩一郎君) 國本教育長。
◎教育長(
國本與一君) 農業は種をまけば実るというわけではありません。きちんとした農業士、あるいは農協の関係者の御指導をいただかないと、十分な実りを体験するということもできませんので、そういう関係の方々と、市内にたくさんいますので、いろいろな面で御相談させていただいて、できるところから取り組んでいきたいというように思っています。 以上です。
○議長(
猪狩一郎君) 佐藤繁夫君。
◆(佐藤繁夫君) 次に、学校支援ボランティアの関係で、先ほどの御答弁ですと、200人からの支援者がいて、いろいろとやってくださると。これはもう非常にありがたいことだなと思うんですよ。 これも資料なんですけれども、いわゆる教育ボランティアというんですか、そういうのも各地で始まっていると。東京の町田市立小山田中学校というところでは、ボランティアの学校支援実行委員会というのをつくりまして、地域人材を集めて、小山田中学校を支援している。朝、授業始まる前に、子供たちに基礎教育の指導をしてもらっている。これはもちろんある程度できる人にお願いするわけですけれども、こういうようなことをやっているところがあるようです。もちろん誰でもできるということであれば話は別ですけれども、そういうようなボランティアを募ってできないのか。 それから、東京都北区では、いわゆる地域で学べる場所として、寺子屋方式ということで、これは土曜日に子供たちが勉強する。それを指導していると。月に二、三回の授業で、年間計画が22回で、夏休みが8回でサマースクールとしている。運営の担い手は地域の人と元PTA役員らの約50人でつくる滝野川寺子屋運営委員会ということで、その人たちが子供たちの遊びや勉強のお手伝いをしていると。同じようなことは大阪府池田市立池田小学校、あるいは岡山県赤磐市立赤坂中学校でも、教師を勤めた人、学生など、あるいは生徒の保護者、卒業生などが先生になって勉強のお手伝いをしていると。富里市でももちろんいろいろあるかと思いますけれども、一歩進んでこういうようなものはできないんでしょうか。
○議長(
猪狩一郎君) 國本教育長。
◎教育長(
國本與一君) 今、活用されている学校支援ボランティアは、多いのは本の読み聞かせ、これは朝の時間帯などを活用して行っている例があります。また、家庭科の調理、あるいは被服ですね、特に被服ではミシンの学習など、担任一人では非常に難しいことから、お母さんなどにボランティアとしてお手伝いいただいている、いわゆる指導の補助として常に活用されている例はあります。直接的に基礎・基本の学習などに対しての活用例というのはまだないようでありますけれども、直接的な指導としては、外国から転入されたお子さんに対する日本語指導、こういうものを取り出して、別教室で指導していただけるというようなことでは、御協力をしていただいています。 それから、寺子屋方式というようなことでの活用ということでありますけれども、これは各学校では夏休みの期間中、図書室などを活用して、サマースクールと称して行っている学校もありますし、
教育委員会では夏休みに
福祉センターなどを利用しまして、きょう
ざん塾という個別指導の塾を教員をおやめになった方ですね、退職された先生方に御協力いただいて、現在は行っているところでありまして、大変要望が多いものですから、今後期間をふやすとか、あるいは定員をふやすとか、そういうことは考えていきたいなというように思っています。 以上です。
○議長(
猪狩一郎君) 佐藤繁夫君。
◆(佐藤繁夫君) 今、教育長さんがお話しになったように、この寺子屋の関係では、そこの学校で校長をやった先生が中心になって、
教育委員会とか学校との連絡もとって、非常にスムーズにいっているというような話も新聞では伝えています。 次に、④の給食の関係なんですけれども、これは課長さんにも話ししたんですけれども、非常に給食残渣が多いと。幼稚園で22.4、小学校で27、中学校で20.3だということですよね。これは何でこういうように残るんでしょうかね。
○議長(
猪狩一郎君) 國本教育長。
◎教育長(
國本與一君) 給食は感謝を込めて食べるということで、私が教員になりたてのころは、大分前でありますけども、残さず食べなさいという指導以上の指導、つまり昼休みになってもできるだけ食べなさいというような指導もありましたが、今は給食の時間内で食べられるだけ食べなさい、休み時間は休み時間として十分に楽しみなさいというようなことで、無理な指導ができない、そういうような状況もありまして、食べるか食べないかは子供の判断に任されているようなところも一因ではないかなというように思いますし、食も家庭の育ち方によっていろいろ多様化していますので、その辺も原因になっているんではないかと思います。 ですが、給食は子供たちが好むカレーライスとかハンバーグ、これだけを出していれば、恐らく残渣が減ると思いますが、それでは食育になりませんので、その辺の兼ね合いが給食では一番大きな問題ではないかなというように思っています。 以上です。
○議長(
猪狩一郎君) 佐藤繁夫君。
◆(佐藤繁夫君) 昭和49年に第一調理場ができてから給食を続けているんですけれども、あの調理場ができるときに、最初の所長になった飯倉さんが、松尾町の
給食センターに、あんまりよく覚えていませんけど、3カ月か4カ月、その調理の関係について研修に行ったはずです。そして、そのときの松尾で教わったことは100パーセント手づくりにするべきだと。ですから、富里市で最初のころは100パーセント、多分手づくり料理を出したと。残渣が出たとは聞いていません。 先ほどもカレーの話が出ましたけれども、スイカを出した場合は、子供たちはどうですか。
○議長(
猪狩一郎君) 國本教育長。
◎教育長(
國本與一君) 私が知る範囲では、子供たち、給食でスイカが出るというのは珍しいことでありますので、子供たちは喜んで食べていますし、これからも富里市の大事な農産物でありますので、出していきたいというように思っています。 以上です。
○議長(
猪狩一郎君) 佐藤繁夫君。
◆(佐藤繁夫君) そこで、例えばカレーとかスイカとかは子供が喜んで食うよと。残渣が出ないだろうということでしたけれども、では、現在その出る理由に、恐らく手づくりではなくて、加工食品を購入する、冷凍食品を主に解凍させているというような結果がこういうことになっているんではないかと思うんですけれども、そこらについてはどうですか。
○議長(
猪狩一郎君) 國本教育長。
◎教育長(
國本與一君)
給食センター、食数も多いわけですから、半製品を納入して、給食として提供することもやむを得ないんではないかなというように思っていますが、そういった手づくりで子供たちに給食を提供したいという栄養士さんの願いもありますので、可能な限りそのような
取り組みも行っていきたいと思っています。 また、今後新
給食センターができたらの話ですけれども、子供たちの給食に対する要望を見ますと、米飯給食がもっと多いといいなという声も聞かれますので、そのような要望に応えられるような施設にして、新
給食センターを運営していきたいというように思っています。 以上です。
○議長(
猪狩一郎君) 佐藤繁夫君。
◆(佐藤繁夫君) 教育長もお認めになっているように、加工品もかなり入っているようです。そうすると、栄養士さんは栄養バランスを考えて、いろいろと組み合わせをしていると思うんですけれども、食べなければこの栄養バランスというのは一つも意味ないわけです。やはり食味の工夫というんですか、それを給食の関係者はどのようにしているんですかね。
○議長(
猪狩一郎君) 國本教育長。
◎教育長(
國本與一君) 基本的に、子供たちが食べるものでありますので、子供の口に合うように、それぞれ苦心をしているというのが現状ではないかなと思っています。
○議長(
猪狩一郎君) 佐藤繁夫君。
◆(佐藤繁夫君) 結局その母親の味というのかな、手づくりというのは。やはりできるだけ手抜きをしない、そして、子供がおいしいと言って食べてくれる、そういうものをつくる必要は当然あると思うんですよ。アトピーの関係については配慮しているようですから、富里市では事故は起きていないようですし、聞いていませんから、そこはもう十分やっていると思うんですけれども、一般の子供たちに対して、もう少し残渣が残らないように、これ残菜となっていますけれども、恐らく主食関係もかなり残っているんではないかと思うんですよね。ですから、やはりまずいものは加工品で見た目に、あるいは栄養観点から必要だといっても、まずいものは今の子供たちは食べませんから、何らかの工夫をして別のもので栄養を補うというような形の、子供が進んで食べるように、そして、今、残菜が20パーセントを超えている、これを15パーセントにする、10パーセントにするという努力はあってもいいんではないかと思うんですけれど、そこらについてどうお考えでしょうか。
○議長(
猪狩一郎君) 國本教育長。
◎教育長(
國本與一君) まず、手づくりのことですけれども、これは半製品でありましても、できるだけ手づくり感のある給食の提供の仕方というのもあると思いますので、そういった調理の工夫に努めるようにしてまいりたいと思います。 それから、給食の味についてですけども、私はまずいということを直接的に職員からも子供たちからも聞いたことはありません。それは残るのはやはり好き嫌いが非常に大きく影響していると思います。なので、食育の授業などを通じて、好き嫌いがなくなるような指導を今後も継続していきたいと思っています。 栄養士の先生が野菜のことについて、こういうことで野菜というのは体に栄養があっていいんだよというような話を授業した後は、では食べてみようかということで、嫌いな野菜も食べようという気持ちになる子もいますので、そういう
取り組みの継続が好き嫌いをなくすことにつながっていくんではないかなというように思っています。 以上でございます。
○議長(
猪狩一郎君) 佐藤繁夫君。
◆(佐藤繁夫君) 先ほども言いましたけれども、今20パーセントを超える残菜が残っていると。これを例えば目標を立てて、平成25年度は15パーセント以内にさせるというような指導を取り組むということは、考えませんか。
○議長(
猪狩一郎君) 國本教育長。
◎教育長(
國本與一君) 残菜が20パーセントを、この3年間の平均が超えていると。全体でですね。これは10パーセント台になるよう、ぜひ目指したいと思っています。 以上でございます。(佐藤繁夫君「これで終わります」)
○議長(
猪狩一郎君) これで佐藤繁夫君の質問を終わります。 明27日も
一般質問を行います。 本日は、これで
一般質問を終わります。 以上で、本日の日程は全部終了しました。 明27日は午後1時から会議を開きます。 本日はこれで散会します。 ……………………………… 午後4時25分 散会 ………………………………...