平成24年 3月 定例会(第1回)告示第17号 平成24年第1回
富里市議会定例会を次のとおり招集する。 平成24年2月14日 富里市長 相川堅治1 期日 平成24年2月21日2 場所
富里市議会議場応招議員 1番 五十嵐博文君 10番 窪田 優君 2番 井上 康君 11番 柏崎のり子さん 3番 高橋祐子さん 12番 原 清一君 4番 岡野耕平君 13番 鈴木英吉君 5番 田口勝一君 14番 高橋益枝さん 6番 戸村喜一郎君 15番 栗原恒治君 7番 大川原きみ子さん 16番 佐藤繁夫君 8番 布川好夫君 17番 櫻井優好君 9番 江原利勝君 18番 猪狩一郎君不応招議員 なし 平成24年第1回
富里市議会定例会会議録(第1号) 2月21日出席議員 1番 五十嵐博文君 10番 窪田 優君 2番 井上 康君 11番 柏崎のり子さん 3番 高橋祐子さん 12番 原 清一君 4番 岡野耕平君 13番 鈴木英吉君 5番 田口勝一君 14番 高橋益枝さん 6番 戸村喜一郎君 15番 栗原恒治君 7番 大川原きみ子さん 16番 佐藤繁夫君 8番 布川好夫君 17番 櫻井優好君 9番 江原利勝君 18番 猪狩一郎君 …………………………………………………欠席議員 なし …………………………………………………地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者の職氏名 市長 相川堅治君 消防長 森田武臣君 副市長 石橋 規君 総務課長 加藤浩史君 総務部長 林田博之君 財政課長 綿貫 薫君 健康福祉部長 岩澤新一君 社会福祉課長 尾崎正尚君
市民経済環境部長 細野 明君 産業経済課長 高岡明仁君 都市建設部長 飯高貞男君 建設課長 相川直雄君 教育長 山中 忠君 会計管理者 南條正和君 教育次長 大塚実季雄君 水道課長 萩原三夫君
農業委員会事務局長 関 利之君 教育総務課長 高須利幸君
監査委員事務局長 高橋恒夫君 消防総務課長 小高治久君 …………………………………………………出席した事務局職員の職氏名 参事兼議会事務局長 佐々木 智 副主査 吉田 寛 副主幹 加瀬敏也 主事 田村秀之 …………………………………………………議事日程 議事日程(第1号) 平成24年2月21日 午前10時開議 日程第1 会期決定の件 日程第2
会議録署名議員の指名 日程第3 同意第1号 副市長の選任につき同意を求めることについて(説明・質疑・討論・採決) 日程第4 議案第1号から議案第31号まで(説明) 議案第1号 平成24年度富里市
一般会計予算 議案第2号 平成24年度富里市
国民健康保険特別会計予算 議案第3号 平成24年度富里市
下水道事業特別会計予算 議案第4号 平成24年度富里市
介護保険特別会計予算 議案第5号 平成24年度富里市
後期高齢者医療特別会計予算 議案第6号 平成24年度富里市
水道事業会計予算 議案第7号 富里市名誉市民条例の制定について 議案第8号 富里市
暴力団排除条例の制定について 議案第9号 富里市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について 議案第10号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について 議案第11号 富里市長及び副市長並びに
教育委員会教育長の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について 議案第12号 富里市職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定について 議案第13号 富里市税条例の一部を改正する条例の制定について 議案第14号 富里市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について 議案第15号 富里市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について 議案第16号 富里市
土地区画整理事業施行地区内における建築行為等の許可に関する条例の一部を改正する条例の制定について 議案第17号
成田都市計画事業七栄南新木戸土地区画整理事業施行に関する条例を廃止する条例の制定について 議案第18号 富里市消防長の任命資格を定める条例の制定について 議案第19号 富里市
消防手数料条例の一部を改正する条例の制定について 議案第20号 富里市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について 議案第21号
富里市立図書館条例の一部を改正する条例の制定について 議案第22号 富里市
布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに
水道技術管理者の資格基準に関する条例の制定について 議案第23号 富里市道路線の認定について 議案第24号 富里市道路線の変更について 議案第25号 千葉県
市町村総合事務組合規約の一部を改正する規約の制定に関する協議について 議案第26号 平成23年度富里市
一般会計補正予算(第6号) 議案第27号 平成23年度富里市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 議案第28号 平成23年度富里市
下水道事業特別会計補正予算(第5号) 議案第29号 平成23年度富里市
介護保険特別会計補正予算(第3号) 議案第30号 平成23年度富里市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 議案第31号 平成23年度富里市
水道事業会計補正予算(第2号) 日程第5 一般質問(会派代表) …………………………………………………本日の会議に付した事件 1 開会 2 市長の発言 3 諸般の報告 4 会期決定の件 5
会議録署名議員の指名 6 同意第1号(説明・質疑・討論・採決) 7 議案第1号から議案第31号まで(説明) 8 一般質問(会派代表) …………………………………………………
△開会 午前10時00分
○議長(猪狩一郎君) ただいまから平成24年第1回
富里市議会定例会を開会します。 ………………………………… 午前10時00分 開議 …………………………………出席議員 18名欠席議員 なし
○議長(猪狩一郎君) これから本日の会議を開きます。…………………
△市長の発言 …………………
○議長(猪狩一郎君) 日程に入るに先立ち、市長から発言の申し出がありました。これを許します。 市長、相川堅治君。 (市長 相川堅治君登壇)
◎市長(相川堅治君) 本日、ここに平成24年富里市議会第1回定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様におかれましては、ご参集いただきありがとうございます。 定例会の開会に当たり、平成24年度当初予算を初め諸議案の審議をお願いするに先立ちまして、私の市政運営に関します基本的な考え方など所信を申し上げ、議員の皆様並びに市民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。 昨年は、3月11日の東日本大震災、そして東京電力福島第一原子力発電所の事故とその後の放射能被害など、私たちがこれまで経験したことのない事態の連続でした。 当市におきましても、液状化現象が発生して家屋や道路などに大きな被害をこうむりました。また、放射能の影響については、市民の皆様の不安を解消するため、測定器の貸し出しを開始したほか、市による定期的な定点測定を実施し公表しているところであります。 被災された多くの地域ではまだその爪跡が残り、放射能の被害への対応では、多くの自治体で今なお苦慮している状況が続いております。一日も早い終息と復興を祈念するものであります。 私は市政を担わせていただいて以来、市民の皆様の声を大切に、市民一人一人が安心・安全で快適に暮らすことができるまちづくりを進めてまいりました。特に、学校施設の耐震化や国道409号の4車線化の促進、
子育て支援センターの開設、協働の
まちづくり条例の制定など、これからの富里市を見据えた事業に取り組んでまいりました。 昨年、再び市政を担わせていただくに当たり、市民の皆様と約束した五つの事項について述べさせていただきます。 まず、公共交通の充実についてでございますが、引き続き富里市
地域公共交通会議の協議をいただき、その結果を踏まえて実証運行に移行することになりますが、その過程の中で
パブリックコメントを実施し、多くの市民の皆様の意見を伺っていきたいと考えます。 次に、二点目の保健センターの建設は、健康福祉部が中心となりまして庁内に
プロジェクトチームを設置し、
新保健センターの基本的な考え方と
市民活動サポートセンターの併設について検討しているところであり、今の私の任期中に建設の道筋をつけていきたいと考えます。 三点目の継続事業を完成するですが、市道01-008号線の完成、
学校給食センターの統合につきましては、現在、全力で取り組んでいるところであります。 四点目のみんなでつくった計画の実行は、総合計画の実行であります。平成23年度を目標年次としてスタートした新総合計画に掲げた「人と緑が調和し 未来を拓く臨空都市 とみさと」を目指して、着実に施策を展開することといたします。 五点目の新たな夢を描くにつきましては、庁内に中堅・若手職員10名で構成する新
アクセス構想研究会を立ち上げ、各方面で調査・研究しているところであります。 市の事業ではありませんが、国道409号の4車線化と徳洲会による病院開設は、多くの市民の願いでもありますので、できるだけのサポートをしてまいりたいと考えます。 平成24年度予算編成におきましては、これまでの議会での質問や要望あるいは市議会会派の要望を考慮し、私が議会でした約束と市民の皆様と約束した事項をこの予算に盛り込んだものであり、全力で実施する覚悟で取り組んでまいります。 今回、施政方針であえてこのことを述べさせていただきましたのは、私は日ごろから子供たちの前で約束は守れと言える大人でいたいという思いからであります。 それでは、平成24年度の市政執行に当たりまして、以上述べましたもののほか、当初予算の主な事業について幾つか申し上げさせていただきます。 初めに、「手をつなぎ、みんなで目指す、明るく元気なまち」、
健康福祉施策等についてでございますが、本年度策定しました地域福祉計画は、「豊かな自然の中でだれもが安心して暮らせるまちづくり」「つながりやふれあいを大切にする温かみやぬくもりに満ちたまちづくり」「みんなでともにつくり目指すまちづくり」を基本理念に掲げ、支え合い、助け合いの方策を自助・共助・公助に分け、それぞれの領域で地域福祉の実践を図る仕組みを示したところでございます。 平成24年度以降は、この計画を地域福祉に関する活動の基礎として位置づけ、計画の推進に努めてまいります。 まちの宝であり次代を担う子供の健やかな成長や子育て支援を図るため、
子ども医療費助成については、これまでも対象者の拡大に努めてまいりましたが、本年4月から、その対象者を中学校3年生まで拡充いたします。 また、放課後児童の健全育成の充実のため、新たに富里第一小学校と浩養小学校に
学童クラブ施設の整備を行います。 加えて、子育ての手助けをしてほしい人と子育ての手助けができる人による会員組織を設立し、相互援助活動のコーディネートを行う
ファミリーサポートセンター事業を実施します。 第5期
高齢者保健福祉計画・
介護保険事業計画に基づき、高齢者のさまざまなニーズに対応するため、介護サービスや介護予防など、いつまでも健康で生きがいの持てる生活ができるような支援体制を整えてまいります。
国民健康保険については、医療費が増加する一方、税収入が減少しており、健全な運営が難しい状況にあるため、国に対し、
国民健康保険の脆弱な財政基盤の解消や医療費負担率の引き上げなど、引き続き要望してまいります。 次に、「教えあい、みんなで学ぶ、心の豊かさと愛を育むまち」、生涯学習と教育については、次代の富里を担う子供たちを育むため、すべての教科・領域を通してふるさと学習やキャリア教育などの充実について、引き続き取り組んでまいります。 英語教育の充実と国際理解教育を推進するため、アメリカメクオン市の
コンコルディア大学の実習生の受け入れを行います。 先ほども触れましたが、子供たちに安全・安心な学校給食を提供するため、
学校給食センターの統合整備に向け、平成24年度は用地の先行取得、測量、地質調査、実施設計を進めてまいります。 生涯学習につきましては、市民の多様な学習ニーズに対応するため、生涯学習に関する情報や、市民の知識や経験を生かし、ともに学び教え合う学習環境の提供に努めます。 次に、「みんなが活躍し、農・商・工がともに輝く活力あるまち」、産業経済の振興については、基幹産業である農業の維持・発展のため、引き続き
環境保全型農業支援対策事業への取組を行うとともに、すいかの
里生産支援事業、
県営畑地帯総合整備事業の促進に努めてまいります。 商業の振興については、地域経済の活性化を図るため、市制10周年を記念して
プレミアム付商品券発行補助事業や街路灯整備への補助など、商工会など関係団体との連携を一層図ってまいります。 工業の振興については、臨空都市としての立地条件を生かした企業誘致に努めるとともに、引き続き
企業立地奨励金及び
雇用促進奨励金を交付する制度を継続してまいります。 次に、「人と自然が調和し、安全安心なまち」、環境や消防・防災への取組については、
地球温暖化防止対策の取組を推進するため、啓発活動や
住宅用太陽光発電システム設置補助制度を引き続き実施してまいります。 10月からの新清掃工場稼働に伴い、市民生活に支障が生じることがないよう、ごみ処理のスムーズな移行に努めてまいります。 防災対策として、引き続き防災備蓄を計画的に推進するとともに、防災無線の
子局デジタル化に向けた調査・設計を行います。 また、住宅の耐震化を促すため、耐震診断の補助に加え、新たに木造住宅の耐震改修や
住宅リフォームの補助事業を創設いたしました。 消防・救急体制につきましては、災害等から市民の生命、身体及び財産を守り、安全な生活を確保するため、高
規格救急自動車や消防団の
消防ポンプ自動車を更新・整備し、消防・救急体制の充実を図ります。 次に、「市民のこころをむすび、可能性を未来につなぐまち」、
都市基盤整備等については、市民の生活や経済活動を支える重要な基盤の一つである道路整備については、幹線道路の計画的な整備、計画的な維持補修に努めてまいります。 (仮称)
酒々井インターチェンジや市道01-008号線の整備による波及効果をまちづくりに生かすため、周辺土地利用の増進が図られるよう、
市街化調整区域における地区計画を策定するための調査を行います。 区画整理事業につきましては、七栄新
木戸土地区画整理事業を推進し、市の玄関口にふさわしい良好な市街地の形成を目指します。 次に、「市民と行政の気持ちの共有による自立したまち」については、協働によるまちづくりを着実に進めるため、環境づくり、担い手づくりなど、基本的かつ総合的な施策として策定した富里市協働の
まちづくり推進計画に基づき、平成23年度から各種事業に取り組んでいるところであります。 平成24年度につきましては、
市民活動支援補助金事業、
地域フォーラムの開催、新たな取組として、
市民活動発表会の開催、
地域づくり協議会のモデル事業の実施、協働の
まちづくり講座の定期開催、また、平成27年度の開設を目標としている
市民活動サポートセンターの設置準備を進めるための検討委員会の発足などを計画しております。 計画を推進していく上で、より多くの市民の皆さんに関心を持っていただけるよう、段階的に事業を進めていくことが重要であると考えておりますので、市民、地縁による団体、
市民活動団体等にかかわっていただきながら、協働の
まちづくり推進事業を進めてまいります。 最後に、平成14年4月に市制施行してから10周年を迎えるに当たり、市民とともに記念すべき節目の年を祝うため、各記念事業を実施し、市民が市に誇りと愛着を持つことによるまちづくりの基本理念である「みんなでつくる 笑顔あふれるまち・富里」の実現を目指します。 記念事業といたしましては、記念式典、
プレミアム付商品券発行補助事業、名誉市民条例の制定、子ども議会の開催などの特別事業と、例年実施しております主要なイベントなどの冠事業を予定しております。 以上、市政に対する所信の一端と平成24年度の主要施策の概要を申し上げましたが、現在の経済情勢を見ますと、依然、企業の景気感は下降幅が拡大し、雇用情勢は厳しい状況にあります。一方、さきに千葉県が発表した県内の1月の常住人口は、1920年に統計をとり始めて以来初めて減少し、富里市でも同様な傾向にあります。これに高齢化の進展が相まって、これからのまちづくりに大きな影響を与えるものと考えます。 さらに、国政においては、ねじれ国会の中で混迷が続いており、今後の国政の動向は、地方行政にとりましても大きな懸念材料となっています。 総合計画が目指す将来像「人と緑が調和し 未来を拓く臨空都市 とみさと」は、豊かな自然の中で文化や歴史などを継承しながら、市民一人一人が生き生きと輝き、未来への扉を開き、個性豊かな自立した臨空都市を目指すものです。 今後とも計画の実現に向け、市民との対話や市民との協働を基本とし、引き続き効率的、効果的な行政運営や自立性の高い持続可能な財政運営に努めてまいりますので、議員の皆様並びに市民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げ、施政方針といたします。 ありがとうございました。…………………
△諸般の報告 …………………
○議長(猪狩一郎君) この際、諸般の報告を行います。 まず、議員派遣結果の報告について、お手元に配付の文書のとおり議員の派遣を決定したので、報告します。 次に、監査委員から例月出納検査の結果報告がありました。写しをお手元に配りましたので、ご了承願います。 次に、議長の出席要求に対する出席者については、写しをお手元に配りましたので、ご了承願います。 これで諸般の報告を終わります。…………………………………
△日程第1 会期決定の件…………………………………
○議長(猪狩一郎君) 日程第1、会期決定の件を議題とします。 お諮りします。 本定例会の会期は、本日から3月16日までの25日間としたいと思います。ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(猪狩一郎君) 異議なしと認めます。 会期は、本日から3月16日までの25日間と決定しました。……………………………………………
△日程第2
会議録署名議員の指名……………………………………………
○議長(猪狩一郎君) 日程第2、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
富里市議会会議規則第82条の規定によって、江原利勝君及び窪田優君を指名します。………………………………
△日程第3 同意第1号………………………………
○議長(猪狩一郎君) 日程第3、同意第1号 副市長の選任につき同意を求めることについてを議題とします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 市長、相川堅治君。 (市長 相川堅治君登壇)
◎市長(相川堅治君) 提案理由の説明の前に、先ほど、2ページの平成32年度を目途にというのを、平成23年度というように読み間違えたようでございますので、訂正をお願いいたします。 それでは、提案理由の説明を申し上げます。 ただいまから、本議会に提案いたしました議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 まず、同意第1号 副市長の選任につき同意を求めることについては、副市長の石橋規氏が平成24年3月31日をもって任期満了となるため、同氏を再度、選任するに当たり、地方自治法第162条の規定により、議会の同意を求めるものです。 よろしくご審議の上、同意されますようお願いいたします。 以上です。
○議長(猪狩一郎君) しばらく休憩します。 午前10時21分 休憩 ………………………………… 午前10時33分 開議出席議員 18名欠席議員 なし
○議長(猪狩一郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。……質疑なしと認めます。 お諮りします。 ただいま議題となっております同意第1号は、委員会への付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(猪狩一郎君) 異議なしと認めます。 同意第1号は、委員会への付託を省略することに決定しました。 これから討論を行います。 討論はありませんか。……討論なしと認めます。 これから同意第1号を採決します。 同意第1号は、同意することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立)
○議長(猪狩一郎君) 賛成多数です。 よって、同意第1号は、同意することに決定しました。…………………………………………………………
△日程第4 議案第1号から議案第31号まで…………………………………………………………
○議長(猪狩一郎君) 日程第4、議案第1号 平成24年度富里市
一般会計予算から議案第31号 平成23年度富里市
水道事業会計補正予算(第2号)までを一括議題とします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 市長、相川堅治君。 (市長 相川堅治君登壇)
◎市長(相川堅治君) 提案理由の説明を申し上げます。 議案第1号から議案第31号までの議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 まず、議案第1号から議案第6号までの6議案は、平成24年度富里市一般会計及び各会計当初予算です。 議案第1号
一般会計予算は、歳入歳出それぞれ145億5,300万円で、前年度比3.5パーセントの減です。 主な歳入としては、市税が、固定資産の評価がえによる減収を見込みましたが、年少扶養控除の廃止やたばこ税等の増収が見込まれることで、全体では前年度比0.2パーセント減の56億5,933万1,000円を計上しました。 地方譲与税については、
地方揮発油譲与税は微増、
自動車重量譲与税の減により、全体では前年度比13.2パーセント減の1億6,300万1,000円を計上しました。 各交付金については、
地方消費税交付金、
地方特例交付金の減などにより、前年度比8.4パーセント減の5億8,050万円を計上しました。 地方交付税は、国の平成24年度地方財政への対応方針及びこれまでの交付実績などとあわせて推計し、普通交付税15億1,800万円、特別交付税1億円を見込み、全体では前年度比5.3パーセント増の16億1,800万円を計上しました。 国庫支出金は、事業量の増大に伴う生活保護費負担金及び社会資本整備総合交付金の増、並びに一般財源化に伴う次世代育成支援対策交付金の減などにより、全体では前年度比1.1パーセント増の19億8,202万2,000円を計上しました。 県支出金は、学童クラブの整備に伴う児童厚生施設等整備費補助金、千葉県安心こども基金事業費補助金の増、千葉県地域グリーンニューディール基金事業補助金の減などにより、全体では前年度比12.7パーセント増の8億384万2,000円を計上しました。 繰入金は、財政調整基金繰入金、衛生施設整備基金繰入金などを計上し、全体では前年度比22.2パーセント減の6億9,715万6,000円を計上しました。 そのほか、市債は、一般廃棄物処理施設整備事業債、地方特定道路整備事業債などを計上し、市債全体では、前年度比16.6パーセント減の21億640万円を計上しました。 次に、主な歳出としては、総務費は、新たに千葉県知事選挙事業1,661万8,000円、市制施行10周年記念式典事業80万8,000円などを計上し、空調施設改修に伴い庁舎管理事業1億3,691万3,000円などがあるものの、防災行政無線整備事業、各種選挙関係経費の減などにより、全体では前年度比4.5パーセント減の19億9,360万7,000円を計上しました。 民生費は、生活保護事業7億2,933万4,000円などを計上し、
子ども医療費助成事業1億4,559万5,000円を衛生費から移行したことなどにより、全体では前年度比3.9パーセント増の46億4,742万7,000円を計上しました。 衛生費は、新たに地球温暖化対策事業1,025万円などを計上し、廃棄物処理事業5億4,464万2,000円などがあるものの、ごみ処理施設建設事業、廃棄物処理施設等維持管理事業の減などにより、全体では前年度比21.9パーセント減の20億4,753万4,000円を計上しました。 農林水産業費は、
県営畑地帯総合整備事業の一部を国の平成23年度第4号補正により前倒ししたことなどにより、全体では前年度比3.7パーセント減の2億8,269万4,000円を、商工費は、企業誘致事業5,755万3,000円などにより、全体では前年度比30.3パーセント増の1億4,208万8,000円を計上しました。 土木費は、七栄新木戸地区土地区画整理事業5億3,805万6,000円、成田財特路線整備事業4億6,281万2,000円、下水道整備繰出事業3億1,256万円など、全体では前年度比7.3パーセント増の19億3,249万7,000円を計上しました。 消防費は、消防救急無線広域化・共同化整備事業6,644万円などがあるものの、常備消防車両整備事業などの減により、全体では前年度比1.8パーセント減の9億2,550万3,000円を計上しました。 教育費は、教育指導事業4,775万1,000円、幼稚園就園奨励費補助事業3,860万7,000円などがあるものの、幼稚園施設維持管理事業、小学校教育振興事業、中学校施設維持管理事業の減などにより、全体では前年度比6.0パーセント減の14億5,507万4,000円を計上しました。 公債費は、前年度比4.0パーセント減の11億816万1,000円を計上しました。 予備費は、前年度同額の3,000万円を計上しました。 次に、債務負担行為は、新たに民間賃貸住宅借上げ事業、富里市
学校給食センター施設統合用地取得事業及び千葉県地方土地開発公社が資金の融資を受ける融資期間に対する債務の損失補償について、期間、限度額の設定を行うものです。 民間賃貸住宅借上げ事業は、平成25年度から平成26年度までの期間で、限度額は富里市民間賃貸住宅借り上げに関する要綱に定める範囲内とし、富里市
学校給食センター施設統合用地取得事業は、平成24年度から平成26年度までの期間で、限度額を5,620万5,000円に利子を加えた額とし、千葉県地方土地開発公社が資金の融資を受ける融資機関に対する債務の損失補償は、平成24年度から平成26年度までの期間で、限度額は公共用地取得事業として借り入れた元金、利子及び遅延利息に対する損失補償をそれぞれ設定するものです。 次に、地方債は、庁舎管理事業ほか9件を設定しました。 議案第2号
国民健康保険特別会計予算は、歳入歳出それぞれ57億6,913万8,000円で、共同事業拠出金が減となる一方、保険給付費及び後期高齢者支援金等の増などにより、前年度比5.8パーセントの増です。 議案第3号
下水道事業特別会計予算は、歳入歳出それぞれ7億2,734万8,000円で、公共下水道の維持管理を行う下水道一般管理事業費及び下水道整備事業費の増などにより、前年度比4.2パーセントの増です。 議案第4号
介護保険特別会計予算は、歳入歳出それぞれ19億5,168万8,000円で、介護サービス等諸費を初めとする保険給付費の増などにより、前年度比8.7パーセントの増です。 議案第5号
後期高齢者医療特別会計予算は、歳入歳出それぞれ2億5,222万8,000円で、後期高齢者医療広域連合納付金の増などから、前年度比10.4パーセントの増です。 議案第6号
水道事業会計予算は、契約者数及び使用水量等を勘案し、業務の予定量を策定しました。 収益的収支は、水道事業収益が9億7,836万5,000円で、前年度比2.3パーセントの減、水道事業費用は9億2,227万5,000円で、前年度比1.6パーセントの減であります。資本的収支は、資本的収入が1億3,833万円で、前年度比5.9パーセントの減、資本的支出が3億7,881万7,000円で、前年度比19.9パーセントの増であります。 また、平成24年度の建設改良工事につきましては、配水ピット改修工事及び浄水場施設更新工事を計画しております。 次に、議案第7号から議案第22号までの16議案は、条例の新規制定、一部改正及び廃止です。 まず、議案第7号 富里市名誉市民条例の制定については、名誉市民を顕彰するため、条例を制定するものです。 次に、議案第8号 富里市
暴力団排除条例の制定については、社会全体としての暴力団排除を推進し、市民の平穏な生活及び事業活動の健全な発展に寄与するため、条例を制定するものです。 次に、議案第9号 富里市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、地方公務員の育児休業等に関する法律の一部改正に伴い、引用している条文にずれが生じたため、所要の改正を行うものです。 次に、議案第10号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定については、名誉市民選考委員会委員、生活保護面接相談員及び生活保護就労支援員の報酬額を新たに定めるなど、所要の改正を行うものです。 次に、議案第11号 富里市長及び副市長並びに
教育委員会教育長の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定については、本市の財政状況などを総合的に勘案し、市長及び副市長並びに教育長の期末手当の減額期間の延長など、所要の改正を行うものです。 次に、議案第13号 富里市職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定については、人事院及び千葉県人事委員会の勧告にかんがみ、平成18年4月から実施された給与構造改革に伴う経過措置額を、平成25年4月1日から廃止するものです。 次に、議案第13号 富里市税条例の一部を改正する条例の制定については、地方税法の一部を改正する法律等が公布されたことに伴い、個人市民税における退職所得の10パーセント税額控除の廃止など、所要の改正を行うものです。 次に、議案第14号 富里市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定については、地方税法施行令の一部改正に伴い、
国民健康保険税基礎分(医療分)支援分及び介護分課税限度額の引き上げを行うものです。 次に、議案第15号 富里市介護保険条例の一部を改正する条例の制定については、
介護保険事業計画の見直しに伴い、平成24年度から平成26年度までの保険料率と低所得者に配慮するとともに、より負担能力に応じた所得段階を設定するため、所要の改正を行うものです。 次に、議案第16号 富里市
土地区画整理事業施行地区内における建築行為等の許可に関する条例の一部を改正する条例の制定については、土地区画整理法の一部改正に伴い、
土地区画整理事業施行地区内における建築行為等の許可に関する権限が県知事から市長に移譲されることから、所要の改正を行うものです。 次に、議案第17号
成田都市計画事業七栄南新木戸土地区画整理事業施行に関する条例を廃止する条例の制定については、成田都市計画事業七栄南新
木戸土地区画整理事業が平成23年度中に完了する見込みのため、条例を廃止するものです。 次に、議案第18号 富里市消防長の任命資格を定める条例の制定については、市町村の消防長及び消防署長の任命資格を定める政令に基づき、消防長の任命資格を定めるものです。 次に、議案第19号 富里市
消防手数料条例の一部を改正する条例の制定については、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部改正に伴い、所要の改正を行うものです。 次に、議案第20号 富里市火災予防条例の一部を改正する条例の制定については、危険物の規制に関する政令の一部改正に伴い、所要の改正を行うものです。 次に、議案第21号
富里市立図書館条例の一部を改正する条例の制定については、図書館法の一部改正に伴い、図書館協議会の委員の任命基準を定めるものです。 次に、議案第22号 富里市
布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに
水道技術管理者の資格基準に関する条例の制定については、水道法の一部改正に伴い、水道の
布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに
水道技術管理者の資格基準を定めるものです。 次に、議案第23号 富里市道路線の認定については、七栄北新
木戸土地区画整理事業の道路整備に伴い、道路1路線を認定するものです。 次に、議案第24号 富里市道路線の変更については、七栄北新
木戸土地区画整理事業及び開発行為の道路整備に伴い、市道の路線を延長し、終点を変更しようとするものです。 次に、議案第25号 千葉県
市町村総合事務組合規約の一部を改正する規約の制定に関する協議については、組織団体である銚子市及び松戸市から共同処理する事務の追加依頼があったため、規約の一部を改正することについて協議するものです。 次に、議案第26号から議案第31号までの6議案は、平成23年度各会計補正予算です。 議案第26号
一般会計補正予算(第6号)は、歳入歳出それぞれ4億1,721万2,000円を減額し、総額を150億3,153万3,000円とするものです。 主な歳入は、市たばこ税5,700万円、配当割交付金400万円、減収補てん特例交付金2,290万5,000円、特別交付税3,038万4,000円、障害者自立支援給付費国・県負担金1,600万2,000円、生活保護費負担金2,428万2,000円、子育て支援交付金1,387万5,000円、消防防災通信基盤整備費補助金1,426万9,000円、市町村振興協会市町村交付金863万6,000円、緊急防災減災事業債3,700万円などの増、及び
自動車重量譲与税1,900万円、
地方消費税交付金2,000万円、自動車取得税交付金1,700万円、財政調整基金繰入金9,948万7,000円、衛生施設整備基金繰入金2,036万8,000円、教育施設整備基金繰入金990万円、一般廃棄物処理施設整備事業債2億1,670万円などの減です。 主な歳出は、財政調整基金積立金1,162万1,000円、その他目的基金積立金461万2,000円、障害者自立支援介護訓練等給付事業2,267万円、
国民健康保険繰り出し事業3,247万1,000円、子どものための手当システム導入業務委託料498万8,000円、消防救急無線広域化・共同化整備事業に係る消防用備品費5,137万2,000円などの増、及び介護保険繰り出し事業1,718万8,000円、子ども手当給付金8,235万9,000円、新清掃工場建設負担金2億4,462万3,000円、七栄新
木戸土地区画整理事業に係る補償金1,944万4,000円、道路・橋梁災害復旧事業に係る工事請負費3,177万4,000円などの減です。 継続費の補正は、庁舎管理事業についての総額及び年割額の変更をするものです。 繰越明許費は、児童福祉総務事業ほか6件について、翌年に繰り越すものです。 債務負担行為の補正は、福祉センター指定管理委託事業ほか1件の追加及び被災者住宅再建基金利子補給事業の期間を変更するものです。 地方債の補正は、緊急防災、減災事業の追加、防災行政無線整備事業のほか、9件の借入限度額の変更です。 議案第27号
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)は、歳入歳出それぞれ1,094万7,000円を減額し、総額を55億4,094万2,000円とするものです。 議案第28号
下水道事業特別会計補正予算(第5号)は、歳入歳出それぞれ1,806万8,000円を減額し、総額を7億1,014万6,000円とするものです。 地方債の補正は、公共下水道事業ほか2件の借入限度額の変更をするものです。 議案第29号
介護保険特別会計補正予算(第3号)は、歳入歳出それぞれ7,358万9,000円を減額し、総額を19億7,876万3,000円とするものです。 議案第30号
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)は、歳入歳出それぞれ518万2,000円を増額し、総額を2億3,666万2,000円とするものです。 議案第31号
水道事業会計補正予算(第2号)は、収益的収入及び支出、資本的収入について補正するものです。 収益的収入は、営業収益を98万円、営業外収益を932万7,000円増額するものです。収益的支出は、営業費用を36万1,000円、特別損失を333万2,000円増額するものです。資本的収入は、企業債を840万円減額、分担金及び負担金を92万3,000円増額するものです。 よろしくご審議の上、可決されますようお願いいたします。
○議長(猪狩一郎君) 休憩します。 午前11時05分 休憩 ………………………………… 午前11時07分 開議出席議員 18名欠席議員 なし
○議長(猪狩一郎君) 会議を再開します。 相川市長。
◎市長(相川堅治君) 自席からで申しわけないんですけれども、訂正をさせていただきます。 私の読み上げたのとページが違うんですけれども、3ページの4.5パーセント減の19億と読み上げたそうでございますけれども、17億に訂正をお願いいたします。 次に、5ページに当たりますが、下から2行目、次に、議案第12号の富里市職員というのを13号というように読み間違えたそうですので、ご訂正をお願いいたします。 次に、8ページの下から5行目でございますけれども、歳入歳出それぞれ581万を518万と読み間違えたようでございますので、ご訂正をお願いいたします。 それで、9ページでございますけれども、下から3行目、資本的収入は企業債の870万というのを840万と読み間違えたようでございますので、それぞれ訂正をお願いしたいと思います。 申しわけありませんでした。(「もう1カ所、8ページの下から8行目」) 17億を19億と読み間違えたそうでございますので、ご訂正をお願いしたいと思います。 そのほかにお気づきの点はありませんか。 以上だそうです。よろしくお願いします。……………………………
△日程第5 一般質問……………………………
○議長(猪狩一郎君) 日程第5、一般質問を行います。 今定例会におきましても一問一答方式により実施いたしますので、質問者また答弁者におきましては、議事進行についてご協力をお願いいたします。 また、質問は対面方式により行いますので、質問者席から発言願います。 なお、会派代表質問につきましては、補助者を1名まで認めることとしておりますので、補助者におかれましては、質問者席に着席願います。 本日は、通告により会派代表質問を行います。 質問時間につきましては、答弁を含め、市民クラブ100分、公明党70分以内です。また、関連質問は認めないことになっておりますので、議事進行にご協力願います。 初めに、市民クラブの会派代表質問を行います。 市民クラブ代表、鈴木英吉君。 (鈴木英吉君質問者席)
◆(鈴木英吉君) 市民クラブの鈴木です。市民クラブを代表し、市長の施政方針について代表質問をさせていただきます。 さて、昨年の3月11日に起きた東日本大震災、経済情勢の低迷、国政のねじれ国会等の中で、我が富里市では市制10周年を迎え、平成32年度を目標年次とした新総合計画「人と緑が調和し 未来を拓く臨空都市 とみさと」を目指して市政を展開するとしていますが、相川市長におかれては、2期目を経過し3期目に入って、今まで8年間の準備年度をかなめとして公約を実行する時期に来ました。 先ほど、平成24年度に向けての施政方針を拝聴させていただき、その力強さを感じたわけであります。 そこで、これらをどのように構築し、実現していくのかについて、通告に従い質問させていただきます。 (1)施政方針について (2)平成24年度予算について 以上、よろしくお願いします。 失礼しました。 (1)施政方針について ①市長の政治姿勢について ②行政経営について ③産業の活性化について ④少子高齢化について ⑤資産運用について (2)平成24年度予算について ①主な事業について ア 市道整備について イ 福祉対策について ウ 教育振興対策について 以上です。よろしくお願いします。
○議長(猪狩一郎君) 鈴木英吉君の質問に対する当局の答弁を求めます。 市長、相川堅治君。 (市長 相川堅治君登壇)
◎市長(相川堅治君) 市民クラブ、鈴木議員の会派代表質問にお答えいたします。 なお、教育関係のご質問につきましては、教育長が答弁いたします。 まず、施政方針についてですが、私の政治姿勢につきましては、終始一貫としまして、将来の富里市のあるべき姿を目指し、市民の声を聞きながら、市民とともにまちづくりを進めていくことにあります。 一昨年、市民の皆様とともに制定した富里市協働の
まちづくり条例と、今年度を開始年度とする新総合計画というこれからのまちづくりの指針に基づきまして、これからも着実な市政運営に努めてまいります。 特に、市民の健康づくりの拠点となります
新保健センターの整備や、長年懸案となっていました
学校給食センターの統合事業につきましては、安全・安心な学校給食を提供すべく、平成26年度中の完成を目指して取り組みます。 引き続き、市民ニーズを的確に把握しながら、住民満足度を向上するよう事業展開を図ってまいります。 次に、行政経営についてでございますが、多くの自治体が極めて厳しい財政状況に陥っている中、自主財源を確保し、いかに地域住民の福祉を高め、特色ある行政運営を行っていくかが重要な課題であることから、地方分権時代における今後の自治体には、新たな経営理念の構築と理念実現のための実行力も求められております。 そのためには、まず組織の充実が必要不可欠であり、その組織は人によって運営されております。組織が十分に機能し、最良の結果をもたらすためには、力のある人材が育たなければなりません。職員として今何をすべきか、市民のために何が必要なのか、みずからの責任において地域づくりを行う富里市の職員として必要な意識の改革を、行政経営の重点目標として引き続き取り組んでまいります。 次に、産業の活性化についてでございますが、農業部門につきましては、すいかの
里生産支援事業による産地の維持に努めるとともに、地球温暖化防止や生物多様性保全に効果の高い営農に取り組む
環境保全型農業支援対策事業への取組など各種事業を進めてまいります。 商業部門につきましては、地域経済の活性化を図るため、プレミアム付商品券発行への補助や商店会の街路灯のLED化に対する補助など、今後とも商工会や商店会と連携を図ってまいります。 工業部門につきましては、引き続き
企業立地奨励金及び
雇用促進奨励金を交付する制度を継続し、企業誘致に努めてまいります。 次に、少子高齢化についてでございますが、少子高齢化は全国的にも大きな社会問題であり、本市においても大きな課題であります。 このことから、少子化対策においては次世代育成支援行動計画を、高齢化対策においては
高齢者保健福祉計画・
介護保険事業計画を策定し、それぞれの施策を展開しているところであります。 平成24年度の子育て支援施策としましては、子ども医療費の助成を中学校3年生まで拡充するほか、放課後児童の健全育成充実のため、学童クラブの施設整備を行います。加えて、子育ての相互援助活動のコーディネートを行う
ファミリーサポートセンター事業を新たに実施してまいります。 また、高齢者施策といたしましては、平成24年度から平成26年度までの3年間を計画期間とする第5期
高齢者保健福祉計画・
介護保険事業計画を策定しましたので、これに基づき各種支援体制の充実を図ってまいります。 また、高齢者を初めとする交通弱者の移動利便性の向上も視野に入れ、市内公共交通体系の見直し作業を進めてまいります。 次に、資産運用についてでございますが、市有地の活用については、現況で売却可能なもの、あるいは貸し付け可能なものについては、現在も積極的に売却、貸し付けを行っております。今後は行政財産と普通財産について、全体的な洗い出しと仕分けを行い、財産区分の変更を含めた運用方針を検討・整備していくとともに、土地利用のあり方を踏まえ、直接的な利用、貸し付け、あるいは売却が可能であるかどうかの検討を全庁的に行ってまいります。 また、市有財産の管理手法につきましては、佐倉市で既に導入されているファシリティマネジメントや、国土交通省が提唱するパブリック・リアル・エステート戦略等、先進自治体の導入例を踏まえ、費用対効果の高い効率的な管理手法を調査・研究してまいります。 次に、平成24年度予算についてでございますが、平成23年度より推進しております富里市第一次実施計画に基づき編成したものでございます。 市道整備についての主な事業でございますが、まず、道路改良事業につきましては、成田財特による市道01-008号線と、社会資本整備総合交付金による市道01-006号線の整備のほか、市道01-002号線、市道01-017号線の幹線市道及びその他の生活道路・通学路の改良工事を予定しております。 また、道路維持補修事業において、既存道路の老朽化が著しい路線を計画的に補修するため、市道01-001号線、日吉台のメーン道路の日吉台小学校前や、市道01-003号線、七栄交番前の路線など、道路維持補修工事を予定しており、その他維持補修の必要な箇所について要望などを踏まえ、計画的に補修に努めてまいります。 次に、福祉対策についてでございますが、健康づくりの施策といたしましては、子ども医療費の助成について、本年4月から対象者を中学3年生まで拡充いたします。 また、新たにクレアチニン検査を特定健診、後期高齢者健診に加え、健診事業の充実に努めてまいります。 次に、社会福祉施策としましては、急増する生活保護に係る事務の適正化を図るため、面接相談員と就労指導員の設置を行い、相談指導体制を整備してまいります。 次に、障害者福祉施策としましては、第2次一括法による事務権限移譲や障害者自立支援法の改正により追加される制度を加え、平成21年度に制定しました富里市障がい者基本計画・障がい福祉計画を適宜見直しながら、着実な推進に努めてまいります。 次に、子育ての支援の施策としましては、次世代育成支援行動計画に基づき、保護者が労働等により昼間家庭にいない小学生に対し、授業の終了後等に適切な遊びや生活の場を与え、その健全な育成を図るため、新たに富里第一小学校と浩養小学校に学童クラブを設置するための施設整備を行います。 また、子育ての手助けをしてほしい人と子育ての手助けができる人による会員組織を設立し、相互援助活動のコーディネートを行う
ファミリーサポートセンター事業を実施いたします。 以上でございます。
○議長(猪狩一郎君) 教育長、山中 忠君。 (教育長 山中 忠君登壇)
◎教育長(山中忠君) 市民クラブ、鈴木議員の会派代表質問にお答えいたします。 平成24年度当初予算における教育振興対策についてでございますが、富里市教育施設耐震化整備等事業計画に基づき、富里南小学校第一校舎耐震補強工事にかかわる実施設計業務を進めます。 次に、英語教育推進事業では、2名の外国人英語指導助手と6名の日本人英語指導助手の配置に加え、アメリカ
コンコルディア大学の実習生を年間を通して3名受け入れ、主に小学校に配置し、英語教育及び国際理解教育の一層の推進を図っていきます。 次に、特色ある学校づくり推進事業では、園長・校長の指導のもと、それぞれの学校規模や地域の特性を生かした特色ある教育活動を積極的に取り組む市立幼稚園、小・中学校に対して、予算の範囲内でその経費を配当し、学校の自主性、自立性に基づく特色ある学校づくりを推進していきます。 次に、個別指導補助員配置事業ですが、現在、市内の小・中学校の特別支援学級及び通常の学級における発達障害等にある特別の支援を必要とする児童・生徒に対して、10名の個別指導補助員が個別の指導の補助に当たっております。来年度は個別指導補助員をすべての小・中学校に1名ずつ配置し、事業の充実を図っていきます。 次に、
学校給食センター施設統合整備事業では、第一調理場と第二調理場の老朽化が著しいことから、両調理場を統合させた施設を整備するため、必要な用地を先行取得する関連経費について予算計上し、平成27年4月の稼働を目指し事業を推進していきます。 次に、新規事業として、近代和風建築物である旧岩崎別邸の所有者から建物調査の承諾が得られたことから、その基本調査費用を計上し、建物の文化財的価値を判断する基礎資料を作成いたします。 次に、体育運営費では、体育協会各スポーツ専門部が実施する大会等において、市制10周年を記念する事業に対して補助を行います。 以上でございます。
◆(鈴木英吉君) どうもありがとうございます。
○議長(猪狩一郎君) 挙手してお願いします。鈴木英吉君。
◆(鈴木英吉君) 市長の政治姿勢については、一貫して市民の声を聞きながら、市民とともにまちづくりをするということにぶれない形でこれからも継続していくということで、このことについてはわかりました。これで市民のために市政を担っていっていただきたいと、そういうように思います。 次に、行政経営についてですけども、おっしゃられたように、今、国政、混迷した社会情勢の中で、なかなか思うようにいかないのが事実ではありますけれども、昔は国の交付金や国の指示に従って地方行政を運営していくという形がとられてきたわけですけども、やはり今、大阪の橋下市長のように、維新の会、ああいう地方からいろいろな声が出まして、地方から変えていかなければならないんだという声が出ている中で、やはり各地方行政が特色ある行政運営をしていかないと乗りおくれてしまう、また、財政難の中で市民に負担をかけてしまうということがあるわけですので、やはりこの行政経営に関しては真摯に受けとめて、努力と職員の教育、こういうものをきちんとしていただき、健全なる市政運営をしていただきたいという中で、毎回、総合計画というのが出てるんですけども、今回の新総合計画と前年の総合計画との違いと、継続するものも多々あると思うんですけども、その成果について、その辺の詳細をわかる範囲内で教えていただきたいと思います。
○議長(猪狩一郎君) 林田総務部長。
◎総務部長(林田博之君) 新旧の指標の成果というのは、今、詳しく申し上げられないですけども、前回の総合計画との大きな違いというのは、例えば少子・高齢化の進展ですとか、過去10年の取り巻く環境が大きく変わってきているというのと、やはり地方分権の進展というところがございます。 それで、今回の新しい総合計画では、行政評価の視点、評価をやっていくということで、例えば第一次から第三次まで10年間、実施計画ございますが、その中で、途中途中でそれぞれの政策や事務事業について評価していくということで、次のステップに反映させていくという点が大きな違いだというように思います。
○議長(猪狩一郎君) 鈴木英吉君。
◆(鈴木英吉君) やはり組織のやり方というものが大変これに影響してくるんだろうと思いますけども、人事評価と職員の育成とかいろいろありますけれども、やはり今までの既存の組織の運営の中で評価しても、育成しても、これは実際の職員が能力を発揮できるというようなわけにはいかないと思うんですけども、職員も自由な形で自分の意見を出したり、またそれをいいものであれば受け取って実施に移すというような柔軟性がまず必要だということと、あと、前からも話してますけど、部制をとっておりますので、やはり一つの事業においても、一つの部や担当課だけでできるものではなく、みんな連携していると思いますので、こういうような部の連携プレーをきちんとすると、お互いに情報を交換しながらするということが必要だと思うんですけども、そういう中で今、組織の編成、改革というのはどのように進んでいるんでしょうか。
○議長(猪狩一郎君) 林田総務部長。
◎総務部長(林田博之君) ただいまの点でございますけども、組織のまず個人の問題というか、職員の資質の問題ということでございますけども、先ほど来ありますけども、今後の自治体経営におきましては、やはりまちづくりの視点、そういう点では人材育成が欠かせないというものがございます。それから、意識の改革ですね。ですから、鈴木議員の質問にもございますように、従来の行政運営というのは、どうしても運営という言葉になっているんですけど、今は経営という理念が入り込まないと、これからはやっていけないというような考えがございます。 それから、部制につきましては、市制以降、しばらくたってから部制に移行しまして、やはり市長からのトップマネジメントがございますが、それの意向指示に従って各部長はその所掌の範囲、とりわけ関連する部門で構成されているわけでございますので、そういったところにつきましては、三位一体改革後は、平成17年度からでしたかね、行政組織別予算、枠配分の予算制度を取り入れました。 そういう中で、より住民に近い立場でマネジメントしていただきたいという思いがありまして、そういう経過をたどっております。 それから、例えば部課長会議もありますけど、部長会議というのも月2回やっていますので、そういう連絡体制も含め、それから、市の意思決定のトップマネジメントにあります庁議、そういう場面で意見調整、部長同士ではなかなかいきませんので、その会議、課長を含めた、例えば
プロジェクトチームだったりワーキングチームというような組織を補助組織としてとらえまして、現実にはそういう動きをしているというところでございます。
○議長(猪狩一郎君) 鈴木英吉君。
◆(鈴木英吉君) その中で、人事評価もやはり受け入れ態勢が柔軟性を持っているのと、やはり旧体制でこの中で仕事を決められて、いろんな意味で働きなさいとか動きなさいとかいうと、どうしてもその中で評価をやるための動きしかできないんですけども、その評価枠をもっと大きく広げれば、柔軟性を持てば、もう少し職員の能力というのは発展していきますし、その中での評価であれば、一つ一つ建設的に動いていくと思うんですけども、えてして余り職員が突出したことを考えたり、自分の自由な意見を言えない立場だと、評価制度も余り機能しないのかなというように思いますけども、現状ではある程度、柔軟性な形で動けるような体制になっていますか。
○議長(猪狩一郎君) 林田総務部長。
◎総務部長(林田博之君) こういう時代ですから、既存の考え方だけで務まるというようには思いませんが、例えば新アクセスなども市長の肝いりで、比較的若手の職員中心に今、研究しておりますけども、その辺、やはり自由な発想とか当然念頭に置いております。 それから、各種いろんな政策を行うに当たって、その土台となる基礎資料やいろんなもの、政策を考える上で、やはり若手の職員の発想というのは重要でございますので、それは以前に比べれば、上から押さえつけるというようなことは今はないというように思っています。
○議長(猪狩一郎君) 鈴木英吉君。
◆(鈴木英吉君) そういう中で、前も私、質問しましたけど、防災とか
まちづくり条例の課が、人数が少ない班で請け負っているということに対して、それはそれでふだんの仕事としては足りるかもしれませんけど、防災にしても
まちづくり条例にしても全体で考えるべきことなので、そういうような形の中で、時々そういうような全体会議みたいなのを防災、
まちづくり条例について担当課から意見を聞いて、それに対する対策というのを考えておりますか。
○議長(猪狩一郎君) 林田総務部長。
◎総務部長(林田博之君) 防災計画の、これは法律に位置づけられて粛々とやる作業でございますので、当然、事前の、前回の例えば地域防災計画の修正、見直しに関しましては、各課からいろいろ吸い上げてつくり上げているものでございますので、当然、行政の仕組みとしてそういうことになっております。 ですから、それ以外で例えば新たな理念というか、そういうものが出てきた場合にどうするかというのはあると思いますが、防災計画につきましても、いわゆる総合計画、それがトップにありますので、それといろんな地域福祉計画にしても連携して関連している計画になっていますので、それぞれの計画においても真剣に取り組んでいるというように思いますので、とりわけ防災だけ意識して云々というのは、違うテーマでは例えばあるかと思いますけども、当然、行政が求められるものについては、それぞれ役割で担っているというところでございます。
○議長(猪狩一郎君) 鈴木英吉君。
◆(鈴木英吉君) 今、防災と
まちづくり条例ということで特定の質問をしましたけど、やはりこれは全般にかかわる問題で、防災というのは、今、世間でも騒がれておりますけど、4年ぐらいに70パーセント来るのではないかというような考えもあります。総合計画にしても防災計画にしても、計画というのはそれの中でつくって進むんですけど、計画だけで実際に対処できる問題ではなくて、やはりふだんの庁舎内の意思の疎通、そして実際にそれを具体化して、それが起きた場合にどういうように動くかと、そこまで考えていかないと機能しないわけですね。 ですから、例えば
まちづくり条例に関しても、今、委員会つくっていろいろやっていますけど、やはり担当課が小さくて、その中だけで判断しろというと、なかなか委員会との考え方が、それをすぐ伝えても、ではこうしてくださいとかお互いの意見の疎通がうまくいかなかったり、今こうなっていますからというような形で進んでいかないという面がかなりあるんですよね。 だから、現に防災とまちづくりといいますけど、
まちづくり条例というのは富里市全体をこれからつくっていくわけですから、まして先ほど、部長が言いましたように、今は運用ではなくて経営をしていかなければいけないという中では、やはりもう少し柔軟に市民にも情報公開したり、いろいろな形で市民の協力を得なければいけない。 そして、後で産業のほうでもあれですけども、やはり今、行政がつくったものの中で動こうとすると、どうしても縛りとか報告とか、それ以上の発展性がなかなか出ないんですよね。 この間も成田文化会館でカジノのシンポジウムがあって、パネラーの人たちが言っていましたけど、あのときは大体行政の人が多かった。その中で、これから成田でああいうカジノをやる場合は、ほかのマカオとかああいうところでやっている以上のことをやらないと集まらないんだと。そして、IRの複合的なものをつくる場合、国際会議場をつくるのにやっぱり3,000席の固定のいすがないと国際会議はできないんだよというようなことを言っていました。 そうすると、本当にやるとなったら、既成以外のことをやらなければ進まないんですよね。そういう中で、
まちづくり条例にしてもいろんなことに対しても、これからは行政がいろんな各委員会をつくって、その委員会の中で検討して、ただ行政の報告だけで終わるということだけではなくて、市民サイドからいろいろな企画をフリートーキングでやってもらって、それを行政がいいものであればどういうようにサポートして実現するかという、そういうような柔軟性を持っていかないと、これからはこういうような厳しい社会情勢の中で行政経営はできないんではないかなと。ただ計画だけで終わってしまう可能性がありますので、そういう面で、やはり組織の柔軟性、また人材育成、評価制度、組織のそういうものをもう少し検討して、少しずつ現在の社会情勢のニーズに、そしてまた国政の指導のもとではなくて、自分から自立した行政経営ができるような自治体ができていかないと、まして財政調整基金も3億円ちょっとしかないとか、そういうようないろんな財政危機もありますので、そういう意味では、常に今の一定のところを離脱して努力と企画力を考えないと、それがきちんと推進していかないと思います。 ですから、いろんな討議とか庁舎内の柔軟性のそういうことをやっていただければと思いますので、今後、組織の見直しとかそういうものはやると言っておりますので、そういう形で私たちも期待しておりますので、自立できる行政経営をしていただけるようにしていただきたいと思います。 そこで、先ほど言いましたように、市民からいろんな意見を聞く、そういうような体制の組織づくりというのをもう少し啓発してやったほうがいいと思うんですけども、ただ行政のほうで呼びかけて委員会をつくってやるんではなくて、もう少しこういうのはどうですかというような形で、商業にしてもいろんな形にしても、農業にしても、市民だけでいろんなフリートーキングをして、それを行政に持っていくというような形のやり方についてはどう思われますか。
○議長(猪狩一郎君) 林田総務部長。
◎総務部長(林田博之君) 協働の
まちづくり条例の理念というか、市民、いろんな団体も含めて、そういう投げかけは当然想定される、予測されるところだというように思いますので、お互いのフィードバックも含めて、自発的な市民活動が活発になって、そういうような方向になっていけば、より一層充実してくるというようには思います。
○議長(猪狩一郎君) 鈴木英吉君。
◆(鈴木英吉君) あともう一点は、議会との情報の伝達がきちんといっていないんで、細かいことでも補正や何かで通ったものとか事業とかなんとかをやるときに、ある程度、報告書だけでもいいですから、こういうことをやりましたとか、こういうふうになりましたという、そういう情報を議員の人に、もう少し柔軟な体制で示していただければと思います。 ということは、やはり情報公開し、市民一人一人が市政に対しての情報を得ることがまちづくりになることでありますし、市民の協力も得られることでありますし、また安心して市民が今の富里市政に対して、ああこれだけのことをやってくれているんだなとか、こういうようなものがこうなったんだなというような、そういうことで市民が安心して暮らせますので、また市に対する支援もしてもらえると思いますんで、そういう形で、18人になりましたけど、やはり18人の議員がそれぞれの有権者、市民に、これはこうなったよときちんと説明すると、広報でやるよりは実際に伝わりますので、もう少し事業に対しての理解度が得られるんではないかと、そういうように私は思いますので、そういう点でいろいろな事業を、今、委員会のほうへ議員が行かなくなりましたんで、なおさら見えないんですよね。そういう面で、細かに事業の結果、通ったことが実際にこういうように始まりましたとか、そういうことを議員にもう少し情報を流していただきたいと思うんですけど、その点についてはどうでしょうか。
○議長(猪狩一郎君) 相川市長。
◎市長(相川堅治君) では、私からお答えをさせていただきます。 私は最初から職員には、議員に対しては決して隠すな、すべて早く言いなさいということで言っておりますので、伝わらないことがあったとしたら、これは非常に困ったことなので、これからはぜひ注意をして、小さなことまでということなので、どのくらい小さなことまで伝えればいいかなというのはちょっとわからないですけれども、今までどおり、とにかく議員さんは住民の代表ですから、まず議員さんに伝えなさいということを言っておりますので、それはこれからも厳しく言っていきたいと思います。
○議長(猪狩一郎君) 鈴木英吉君。
◆(鈴木英吉君) ありがとうございます。予算ベースの中でとりあえず、その中で何か重要なものがあれば伝えてほしいと思います。 職員の方も、別に隠しているわけではないと思うんですけど、こんなことを議員さんに言う必要があるのかなという考えかどうかわからないですけど、それは今運命というドラマをやっていますけど、知る権利というのはやっぱり必要なんで、知ることによってやっぱり市民に伝える、この両方の義務がうまくいかないと市政の政治運営がうまくいかないんで、また市長のこういうすばらしい公約、それも伝わらないんで、そういう面では、やはり情報公開というものをきちんと、伝達というものをきちんとやってほしいというように思いますので、今後、よろしくお願いします。 次に、産業の活性化についてですけども、私の考えとしては、産業の活性化、それとあと、今、少子・高齢化の中で人口が減っていく中で、若い人たちにできるだけ定住してもらいたいということと、高齢者社会になって、今、大変高齢者の足がなくて困っているという声を聞きますので、またこれからどんどんふえていきます。ですから、そういう中で、この三本柱をやはりきちんとしていかなければいけないのかなというように私は思っているわけであります。 その中で、やはり産業というのは、基幹産業は農業でありますけども、今、富里市としては基幹産業は農業。それから、商工業もかなりの発展を呈していますので、これらの三つをきちんと色分けして、どういうようにこれを活性化していくかということを促進していかなければいけないと思うんですよね。 あと、一つは、これは産業ではないですけど、住居地域を完全に整備すると。そして、住みやすい富里市をつくると。 これは不動産屋さんから情報を得たんですけども、七栄地域は若い人たちが住みやすいまちだというような、住みやすいというよりも住みたいというようなまちだというようなことを聞きましたんで、これはひとつうれしいなというように思ったんですけども、やはり若い人たちはおしゃれなまちといいますか、そういう形でいろんな買い物もできる、食べたり何かそういうこともできる、そういういろんな施設があり、また交通とか都会にも便利な場所という、またそれなりに自然もあると、そういうことが大事だと思う中で、やはり七栄地域のまちというのはそういうようなことを呈しているのかなと思いますし、また、七栄だけがいいということではなくて、やはり南部のほうの農業、また安心・安全の農業をつくっていただいている、そしてまたその中にいろんな景観がありますので、それらを一体にして、まちと自然の中のそういうようなことが一体となって動くような富里市、魅力ある富里市ができることが大事と思います。 そこで、今、
まちづくり条例というのがあるんですけど、この
まちづくり条例の中に農家が入っていないということで指摘を受けたんですけども、これはいろんな形があって、この
まちづくり条例に対してではなくて、別に農家の人たちを対象にした農業会議か農業に対する何らかの組織をつくって、これからの富里市の農業経営を考えていくというものを考えているかどうかわかりませんけども、その点について、農家対策に対しては
まちづくり条例に対してどのような考え方を持っていますか。
○議長(猪狩一郎君) 鈴木英吉君の質問に対する当局の答弁を一時保留し、午後1時まで休憩します。 午前11時51分 休憩 ………………………………… 午後1時00分 開議出席議員 18名欠席議員 なし
○議長(猪狩一郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 細野
市民経済環境部長。
◎
市民経済環境部長(細野明君) 先ほどの農業者と協働のまちづくりとの関係でございますけれど、協働のまちづくりにおきましては、くくりといたしまして、市民、地縁による団体、市民活動団体、事業者、市というくくりでございまして、個別のくくりにはなっていないということで、それぞれの立場の中で積極的にまちづくりに参加してもらうような形になるかと思います。 それとあと、ただ、農業分野において、今まではなかったんですけれど、農家の方の意見が反映されるような組織を今進めているところでございます。その中でいろいろ議論していただきまして、その結果が最終的には農業振興につながり、また協働のまちづくりへの参加というような形の意味合いを持つかと思われますので、よろしくお願いいたします。
○議長(猪狩一郎君) 鈴木英吉君。
◆(鈴木英吉君) 前から後継者問題等いろいろ入っていますけれども、先ほど、まちづくりのときにもいろんな面で話しましたけど、農家の若い人たちの声、実際にそういう人たちがフリートーキングして、いろんなこれからの農業問題、またやりがいのある農業に対して、そういう人たちの意見を話す場所とか組織をつくる、行政がやるというよりも、農家の人たちが自主的にやると、そういうような形を推進したほうがいろんな意見も出るし、また農家の後継者たちが実際にやりがいある農業に対する施策が出ると思うんですけども、そういうことに対しては何か考えはありますか。
○議長(猪狩一郎君) 細野
市民経済環境部長。
◎
市民経済環境部長(細野明君) 今までは行政主導型といいますか、そういう傾向は否めなかったと思います。今後はそういうことではなくて、やはり農業者の方もいろいろな考えがございますので、そういった意見を吸い上げていくということが大事だと思っております。
○議長(猪狩一郎君) 鈴木英吉君。
◆(鈴木英吉君) もう一点は、今まで御存じのように、富里の農業というのは、かなり内外から評判がよくて、また特別に販売元を求めなくても売れたり、天候が順調、あと土壌も肥沃ということで、農家においてもそれほど苦労していなかったような体制もあると思いますけど、これからはやはりいろんな資材にかかったりとか、いろんな形で農家の負担、また後継者が減っているという面でも、もう少しいろいろな努力をしていかなければいけないという面で、産業まつりとかすいかまつりを年に1回ずつやっているんですけど、もう少し内輪だけではなく、内外にそういう産業の啓発活動をする意味で、一つの例なんですけど、大銀杏公園とか、ああいう多目的な方面から集まるところでやるということも一つあるんではないかなと。そういうことによって、富里の農業をPRする大きな成果が生まれるんではないかと思いますけども、大銀杏公園に限らず、何かPRするに当たってそういう施策はありますか。
○議長(猪狩一郎君) 細野
市民経済環境部長。
◎
市民経済環境部長(細野明君) PR関係でいいますと、今、こちらは農協のほうになりますけれど、県の事業を使っての農産物の販売チャレンジ支援事業ということで、それらについて今、検討しているところでございます。 また、当方といたしましても、ぐるなび等との連携によりまして、ネット配信だとか、そういったものに今、取り組んでいるところで、検討中でございます。 また、その他、各生産団体があるんですけど、そちらのほうも今、PRをしていこうというような動きがございます。 それとあと、大銀杏公園などでのイベント等のPRの関係でございますけれど、こちらにつきましては、関係部署との関係もございますので、その辺については今後、検討してまいりたいと思っております。
○議長(猪狩一郎君) 鈴木英吉君。
◆(鈴木英吉君) これは行政だけの問題ではないんですけど、ある人が、新橋方面、六十何戸、農家があるんですけど、ほとんどの農家に後継者がいないということで悩んでいるという話も聞きましたし、南部のほうでもそういう農家があるだろうと私も認識していますけども、これは全国的な課題でもあると思うんですけど、やはり富里の基幹産業は農業でありますし、そういう面で、後継者がいなかった場合に、その後、どういうようにして農地を維持していくかという、維持する対策も考えていかなければならないと思いますけども、そのような後継者対策において、後継者がどのくらいいない農家があるか。そういう点では、概略でいいですけども、把握していますか。
○議長(猪狩一郎君) 細野
市民経済環境部長。
◎
市民経済環境部長(細野明君) 確かにふえてございます。ちょっと数的には、今この場では申しわけございません。 後継者問題も重要な課題でございますので、今回、昨年もそうだったんですけど、一部のイベントですけど、婚活という形で、スイカロードレースにおいて、これは農業者と商工会のほうの青年部等と、今回、ロードレースで走る女性の方、20歳以上の方を募集して、先着ございますけど、その中でいろいろそういった農業者の関係の方々と一緒に走ったり、あるいはスイカの収穫作業をしたり、もろもろイベントございますけど、そういったので企画しているところでございます。 今後も、いろいろそういった施策については検討してまいりたいと思っております。
○議長(猪狩一郎君) 鈴木英吉君。
◆(鈴木英吉君) どこでも農業問題というのは大変で、これといった回答はなかなか生まれないんですけども、自給自足という面で食糧の確保というのは、これは国においても大変大事なことなんで、農家をやっぱり大事にして、富里の誇りである農業経営を応援していただければと思います。 それで、次は商工のほうなんですけど、商工のほうで国から補助金をもらっていろいろ動く中で、動きやすくするために商工推進条例みたいのをつくってほしいという話もあるんですけど、その点についてはどうですか。
○議長(猪狩一郎君) 細野
市民経済環境部長。
◎
市民経済環境部長(細野明君) 産業振興条例の件かと思いますけど、こちらにつきましては、これらを制定していくように考えております。 また、その前段といたしまして、まずその前には、現状の課題だとかいろんなことを把握する必要があるかと思います。そういったことで、平成24年度につきましては、商工会と一体となって、地域の課題あるいは解決に資するための調査、そういったものを実施していくということを考えておりまして、最終的には産業振興条例あるいはビジョンにつながればいいんではないかというように思っております。
○議長(猪狩一郎君) 鈴木英吉君。
◆(鈴木英吉君) 商工会としても、敬老会のときに商品券の配布とか、また今回も10周年でプレミアム付商品券を配布するという形で、商工の交流を図っているようですけども、やはりそれは一時的なものであるし、また敬老会のことに関しては、商品券は商工会の会員のいる店でなくては使えないということもあって、大分だぶついているという話も聞きますし、プレミア券に関しても、これはどうかなという感じもありますけど、でもやはりこういう啓発活動をするということに対しては、私も支援していきたいと思いますけども、そういうことだけでなくて、あるいは先ほどもいろんな場面で言っていますけど、商工会自体が行政に補助金をもらってどうのこうのというのも大事ですけど、その前に、商工会自体が富里の商工会をどうしたら会員の活性化を図れるか、そういうことをまず検討していかないと、やっぱり建設的な前に進む富里の発展というのはあり得ないんではないかなと思いますし、またこれは一体的に考える必要もありますし、富里の場合は、どこに行っても商店街をつくってもシャッター通りになってしまうというあれもありますけども、何らかの企業とタイアップした商店街とか、施策を考えるということも、これは結果がどうであろうとやっていかなければならないという、前向きに進んでいかなければならないということでは、やはり努力をすることが大事だということなんで、そういうことで、行政も商工会にもアピールしたり提案して、行政のただ補助金ありきではなくて、商工会自体が何をしたら発展するかということを含めて、もっと幅広く産業の活性化について考える必要があると思うんですよね。 また、重複しますけど、七栄地域はマクドナルド、吉野家とかいろんな店が出ていますけど、あそこは坪当たりの商業の売り上げ単価はかなり高いというようなことを聞いておりますので、手前みそで申しわけないんですけども、やっぱりインター周りの、市施行で区画整理をやっている中で、やはりあれを完璧に完成させ、投資した市税は回収しなければいけないということもありますし、これは延ばしても延ばさなくても、ある程度の借金をしてやらなければいけないということであれば、やはり景気がいいときにどんどん完成させれば、それだけ企業の張りつきもよかったわけですから、これを中途半端にしないで、取り次いだ事業を完璧にこなして次に行くと。みんな虫食いであっては、結局は回収が不可能になってしまいますし、活性化になりませんので、どこに置いたら商業地域としては活性化するか、農業としてはどうであるか、工業としてはどうであるかということを、もう一回きちんと検証してほしいと思うんですよ。 そういう中で、商業の条例というか憲法、そういうのをつくることによって、ではどうしよう、こうしようというものが生まれてくるんで、早くそれを制定してほしいという要望がありますので、検討して、早目にお願いしたいと思います。 それから、企業誘致ですよね。これも県でも今年度、どこでも同じなんですけども、やっぱり財政が厳しいので、企業誘致に力を入れたいということを言っておりますけども、この前、御存じかどうか知りませんけど、296のラディソンホテルに行く途中の空港ビルディングの大きい空き地があるんですけど、あそこにナリタヤが進出したいというような話が今進んでいるみたいですけど、やはり都市計画法の関係で4,000坪ぐらいはちょっと使えないところがあるということで、それを複合的に使うにはどうしたらいいかということを、今ちょっといろいろ計画しているみたいなんですけど、やっぱり都市計画法がすごくネックになって企業誘致が難しいという面がありますけど、前から市長も都市計画の見直しをしたいけども、県のいろんな縛りがあってできないんだという話も聞いておりますけども、そういう面で、企業が出やすくするには、県にもう少しいろいろと呼びかけること、それから、いろんな企業の、進出したいんだけど、こういうところがネックで出られないんだよという、そういうような情報の収集というのもきちんとしたほうがいいかなと思いますけども。 今、空港ビルディングのナリタヤが進出する面では、何か情報は来ていますか。
○議長(猪狩一郎君) 相川市長。
◎市長(相川堅治君) そういう話は確かに聞いておりますけれども、確かなことではまだ伺ってはおりません。
○議長(猪狩一郎君) 鈴木英吉君。
◆(鈴木英吉君) これは不動産屋のほうの情報で聞いたんですけど、4,000坪の余ったところをどうするかということで、進出の停滞があるというように聞いておりますので、これはいろいろな法律があるんで、市だけの施策ではできないと思いますけども、そういうことも念頭に入れて、これからの企業誘致とか商店街の活性化をもう一回見直していただければなというように思います。 それで、先ほど話しましたけど、区画整理においては、大分延び延びになっておりますし、市の財政も厳しいし、県も全部厳しいんで、延びるのはわかるんですけど、あそこの商業地域の活性化という面では、大体いつごろ、はっきりしたことは言えないと思いますけども、概略でいつごろにめどがつきそうでしょうか。
○議長(猪狩一郎君) 飯高都市建設部長。
◎都市建設部長(飯高貞男君) 富里インター周辺の充実ということで、土地区画整理のほうを行っておりますが、まず南新木戸地区につきましては、今年度終了する予定でございます。北新木戸地区につきましては、今年度末の事業費ベースの進捗率は27パーセントとなっております。今後、平成25年度末までに都市計画道路7・5・4の供用開始を目指して整備を進めてまいります。 また、その後の整備につきましても、財政状況等を踏まえながら、事業計画を検討していきながら進めてまいりたいというように考えております。 以上でございます。
○議長(猪狩一郎君) 鈴木英吉君。
◆(鈴木英吉君) いろいろ財政が厳しいのはわかりますけど、やはり主要的な道路とか主要的なものは、なるべく早くしないと、反対に既成的な企業が撤退するという場合も悪くすればあるわけですから、今までどおりの区画整理をきちんとやるということになると、大変難しい面もありますけども、暫定的に主要的なところをとりあえずやると。仮換地とかいろんな問題もありますから、簡単にはいかないと思いますけども、そういうめどを多少つけてあげないと、やっぱり地権者も将来の見通しがつかないし、いろんな面で世代の交代ということになると、また相続とかいろんなものが生まれてきますので、また今度、反対にややこしくなってしまうということもありますので、ある程度、主要なところを率先してできるような対策がとれればと思うんですけど。やはり仮換地の件がありますので、そうはいかなんでしょうか。
○議長(猪狩一郎君) 飯高都市建設部長。
◎都市建設部長(飯高貞男君) 現在の事業計画は、平成28年度末の事業期間となっておりますが、事業完了は現状では厳しいのかなというように思っております。 そのため、事業計画の再検討を行いまして、早期に終了できるように行ってまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(猪狩一郎君) 鈴木英吉君。
◆(鈴木英吉君) あと、工業のほうなんですけど、この前の新聞に市長の記者会見の記事が載っていますけど、メグミルクの撤退ということがあります。これは一時、放射能的な問題があったやに聞いておりますけど、そういう放射能的な問題でやっぱり撤退するんでしょうか。
○議長(猪狩一郎君) 相川市長。
◎市長(相川堅治君) 工場長がすぐその日に来てくださいまして報告を受けたんですが、そういうことは一切言っておりませんでした。
○議長(猪狩一郎君) 鈴木英吉君。
◆(鈴木英吉君) 撤退の理由というのはわからないわけですね。
○議長(猪狩一郎君) 相川市長。
◎市長(相川堅治君) 四つ工場がありまして、それを二つに統合したいということです。 ただ、経営内容等については、余り詳しくはわかりませんけどもということです。
○議長(猪狩一郎君) 鈴木英吉君。
◆(鈴木英吉君) それでは、次に、少子高齢化について質問したいと思います。 今、どこでも人口が減り、日本全国でも20年、30年後には1億人を割って、経済的にもかなり落ち込むんではないかという話がありますけども、本市においても少子高齢化がだんだん始まって、高齢者の割合のほうが多くなっているというように聞いておりますけども、この対策として、いろいろと子育て支援という形で行っている、できるだけの範囲でかなり綿密にやっておられることはわかっておりますけども、今後の見通しとしてどのような傾向と対策を考えていますか。
○議長(猪狩一郎君) 岩澤健康福祉部長。
◎健康福祉部長(岩澤新一君) 少子高齢化に対する今後の見通しでございますが、新年度の事業といたしましては、子ども医療費につきましては中学3年まで拡充しまして、あと学童保育につきましては富里第一小学校と浩養小学校に整備する。また、臨時的、一時的な保育ニーズに対応するためにファミリーサポートセンターを設置するということ。 また、高齢化対策でございますが、今策定しております第5期
高齢者保健福祉計画と
介護保険事業計画に基づきまして、高齢者の皆様のニーズに対応するように支援をしてまいりたいと考えております。 以上です。
○議長(猪狩一郎君) 鈴木英吉君。
◆(鈴木英吉君) 暫時いろいろ対策を立てているということですけれども、こういう中で学童クラブを浩養小学校に新しく建築するということで、まずこの建築の面積とか収容人数を聞きたいんです。それと、七栄は保育園を使ってやっているということなんですけど、これ第一小学校と浩養小学校が整備されると、ほとんどのところに学童クラブが整備されるということか。また、将来、違った形の学童クラブを整備するということに関してはどうでしょうか。
○議長(猪狩一郎君) 岩澤健康福祉部長。
◎健康福祉部長(岩澤新一君) 富里第一小学校の学童クラブの面積でございますが、127平方メートルを予定しております。定員数は50人です。浩養小学校は、面積は122平方メートル、定員は30人を予定しております。 また、今後の学童クラブの見通しでございますが、次世代育成支援行動計画では、計画年度中、平成26年度まででございますが、3カ所つくるということで、もう1カ所整備するという計画ですが、富里小学校、七栄小学校、洗心小学校のうち1カ所を整備する予定で進めたいと考えております。 以上です。
○議長(猪狩一郎君) 鈴木英吉君。
◆(鈴木英吉君) 今、少子高齢化の現状はどのようになっておりますか。
○議長(猪狩一郎君) 岩澤健康福祉部長。
◎健康福祉部長(岩澤新一君) 少子高齢化の現状でございますが、年齢別人口の推移で、平成14年から平成23年までの10年間につきましては、住基人口は4万9,000人台でほぼ変わっておりませんが、ゼロ歳から14歳では956人減っておりますが、65歳以上の高齢者につきましては3,148人ふえております。そういう現状でございます。
○議長(猪狩一郎君) 鈴木英吉君。
◆(鈴木英吉君) そのように大分逆転して、これからもどんどんその傾向がうなぎ上りになっていくと思うんですけども、そういう中で、子育て支援というのも大事なんですけども、高齢者の足という点では、自分で運転できないということと、あともう80歳近くになって運転の免許を維持するということも大変だと思うんですけども、その点についてはどのような傾向になっていますか。
○議長(猪狩一郎君) 岩澤健康福祉部長。
◎健康福祉部長(岩澤新一君) 高齢者の方の運転免許証の返納後の交通手段につきましては、路線バスとか循環バスとかデマンドタクシーとかそういうのが考えられますが、市としましては、公共交通機関を利用できない方には、対象の限定はございますが、移送サービス事業を実施しているところでございます。
○議長(猪狩一郎君) 鈴木英吉君。
◆(鈴木英吉君) そういう面では、今言われたように、交通体制の見直しということも言われておりますけども、私も先ほども言いましたけど、やはり今、団地とかいろんなところを回ってみても、医者とか買い物とかそういうところに行けないと、高齢化がかなり進行していまして行けないという人たちの意見を聞いて、何とかしてほしいというような意見がありますので、今回の予算が、後で言いますけど、そういう意味では、高齢者の足の対策、これを考えてほしいんですけど、移送サービスとかそういうことも実施しているということを聞きましたけど、どういう形だったら移送サービスを利用できるのかということに関してはどういうような考えでしょうか。
○議長(猪狩一郎君) 岩澤健康福祉部長。
◎健康福祉部長(岩澤新一君) 移送サービス事業についてでございますが、まず、内容につきましては、医療機関への送迎とか、あと公共施設への送迎、金融機関への送迎等でございます。また、対象者でございますが、高齢者で一般の公共交通機関等を利用して自力で移動することが困難な方でございます。 以上です。