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令和2年第4回定例会(第6号) 本文 開催日: 2020-12-18
令和2年第4回定例会(第6号) 名簿 開催日: 2020-12-18

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  1. 白井市議会 2020-12-18
    令和2年第4回定例会(第6号) 本文 開催日: 2020-12-18


    取得元: 白井市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-18
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                  午前 10時00分  開 議 ◯長谷川則夫議長 皆さん、おはようございます。本日は御苦労さまです。  ただいまの出席議員は21名でございます。  これから本日の会議を開きます。   ─────────────────────────────────────────      ○議事日程について 2 ◯長谷川則夫議長 本日の議事日程は、お手元に配付の日程表のとおりでございます。   ─────────────────────────────────────────      ○諸般の報告について 3 ◯長谷川則夫議長 これから日程に入ります。  日程第1、諸般の報告を行います。  初めに、本日市長から追加議案2件の送付があり、これを受理しましたので報告します。  次に、総務企画常任委員長教育福祉常任委員長都市経済常任委員長、後期基本計画に関する調査特別委員長から委員会審査報告書の提出がありましたので報告します。  次に、議会運営委員長、総務企画常任委員長教育福祉常任委員長都市経済常任委員長から、閉会中の継続調査申出書の提出がありましたので報告します。  以上で諸般の報告を終わります。   ─────────────────────────────────────────      ○(議案第4号、議案第5号、議案第7号)の報告、質疑、討論、採決 4 ◯長谷川則夫議長 日程第2、議案第4号 白井市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてから、日程第4、議案第7号 白井市老人福祉センター、白井市青少年女性センター及び白井市福祉作業所の指定管理者の指定についての3議案を一括議題とします。  3議案について、教育福祉常任委員会の審査の経過並びに結果について報告を求めます。  教育福祉常任委員会、柴田圭子委員長。
    5 ◯柴田圭子教育福祉常任委員長 教育福祉常任委員会に付託を受けました議案3件について、その結果及び経過について御報告いたします。  本委員会は12月8日に委員会を開催し、議案第4号 白井市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、議案第5号 白井市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、議案第7号 白井市老人福祉センター、白井市青少年女性センター及び白井市福祉作業所の指定管理者の指定について審査を行いました。  審査の結果は、お手元に配付の常任委員会審査報告書のとおりです。  まず、議案第4号 白井市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定しました。  なお、審査の過程において質疑がなされましたが、主なものを申し上げますと、1つ、条例改正に伴う軽減措置の概要について。  答弁、今回の改正は、所得の低い世帯の軽減措置として、市民税の申告などを基に、世帯主及び国保加入者の前年度の総所得金額の合計が軽減判定基準以下の世帯について、所得額に応じて均等割額と平等割額が軽減されるものです。その軽減判定所得の算定時に、基礎額が33万円を43万円に引き上げるものです。給与所得、年金所得の被保険者については、給与、年金の所得のある被保険者が2人以上いる場合は、その人数から1人を引いた数に1人当たり10万円の金額を算定所得に加算して軽減判定を行うことができるというものです。  1つ、国保加入世帯数と軽減措置を受けている世帯数について。  答弁、10月末時点で国民健康保険の被保険者数は1万3,216人です。そのうち軽減対象者は6,643人、世帯数ですと8,143世帯のうち4,149世帯になります。  なお、討論はありませんでした。  以上で議案第4号に係る審査報告を終わります。  次に、議案第5号 白井市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定しました。  なお、審査の過程において質疑がなされましたが、主なものを申し上げますと、1つ、今回の条例改正によって市民に影響を及ぼす事項はありますか。  答弁、今回の改正については、地方税法の一部改正に伴った所要規定を整備するための条例改正で、介護保険料等に影響するものはございません。  なお、討論はありませんでした。  以上で議案第5号に係る審査報告を終わります。  最後に、議案第7号 白井市老人福祉センター、白井市青少年女性センター及び白井市福祉作業所の指定管理者の指定について、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定しました。  なお審査の過程において質疑がなされましたが、主なものを申し上げますと、1つ、お風呂の修繕のリクエストは指定管理者からは上がってこないのか。  答弁、指定管理者とは協議していますが、コロナの影響もあり、これからの検討です。  1つ、公募は今までにしたことがありますか。  答弁、第1回目のときに公募を行いました。実質的には、社会福祉協議会だけが手を挙げたような状況でありました。  1つ、管理者のAEDを含む緊急時の対応訓練等は共通のものか、各自で行っているのか。  答弁、指定管理者それぞれが独自で消防署に協力していただきながら、実施計画を立てて行っております。  1つ、指定管理者の訓練は年何回行っていますか。  答弁、AEDなどの講習については年2回、研修については年1回実施しております。  1つ、市としてはどういう点をチェックし、助言をしてきましたか。  答弁、毎月提出される報告書で利用人数や実施した事業などを確認していますが、特に指摘するようなことはありませんでした。また、モニタリングの中で、状況を詳しく確認させていただいています。  1つ、指定管理者の期待する視点として、市民ニーズを的確に捉え有効に運用する、経費削減の2点が挙げられていますが、市の評価を伺います。  答弁、利用者のニーズを捉えて生きがいづくり等事業を展開しているところですが、担当課としてはさらに利用が増えるような事業等を一緒に考えていきたいと考えています。  1つ、利用者が増えるため、指定管理者から市にリクエストはありますか。  答弁、要望等は直接市には来ていませんが、指定管理者のアンケート等では、老人福祉センター施設であれば、体を動かすような健康を重視したもののニーズはすごく多いです。  なお、討論はありませんでした。  以上で議案第14号に係る審査報告を終わります。  以上をもちまして、教育福祉常任委員会の審査報告を終わります。 6 ◯長谷川則夫議長 以上で教育福祉常任委員長の報告を終わります。  これから委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑は3議案一括して行います。質疑に当たっては議案番号をお示しください。  質疑はございますか。ありませんか。               [「なし」と言う者あり] 7 ◯長谷川則夫議長 質疑はないものと認めます。これで質疑を終わります。  討論、採決は分割で行います。  これから討論を行います。  初めに、議案第4号 白井市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、原案に賛成者の発言を許します。  討論はありませんか。               [「なし」と言う者あり] 8 ◯長谷川則夫議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第4号を採決します。  議案第4号に対する教育福祉常任委員長の報告は可決です。  議案第4号は教育福祉常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。               [賛成者起立] 9 ◯長谷川則夫議長 起立全員です。  したがって、議案第4号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第5号 白井市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。               [「なし」と言う者あり] 10 ◯長谷川則夫議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第5号を採決します。  議案第5号に対する教育福祉常任委員長の報告は可決です。  議案第5号は教育福祉常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。               [賛成者起立] 11 ◯長谷川則夫議長 起立全員です。  したがって、議案第5号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第7号 白井市老人福祉センター、白井市青少年女性センター及び白井市福祉作業所の指定管理者の指定について討論を行います。  討論はございますか。ありませんか。               [「なし」と言う者あり] 12 ◯長谷川則夫議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第7号を採決します。  議案第7号に対する教育福祉常任委員長の報告は可決です。  議案第7号は教育福祉常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。               [賛成者起立] 13 ◯長谷川則夫議長 起立全員です。  したがって、議案第7号は委員長報告のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────      ○(議案第1号、議案第6号)の報告、質疑、討論、採決 14 ◯長谷川則夫議長 日程第5、議案第1号 白井市公共下水道事業受益者負担に関する条例等の一部を改正する条例の制定について、及び日程第4、議案第6号 白井市企業立地促進条例の一部を改正する条例の制定についてを一括議題とします。  都市経済常任委員会の審査の経過並びに結果について報告を求めます。  都市経済常任委員会、植村 博委員長。 15 ◯植村 博都市経済常任委員長 都市経済常任委員会に付託を受けました議案2件について、その結果及び経過について御報告いたします。  本委員会は12月9日に委員会を開催し、議案第1号 白井市公共下水道事業受益者負担に関する条例等の一部を改正する条例の制定について、議案第6号 白井市企業立地促進条例の一部を改正する条例の制定について審査を行いました。  審査の結果は、お手元に配付の常任委員会審査報告書のとおりです。  初めに、議案第1号 白井市公共下水道事業受益者負担に関する条例等の一部を改正する条例の制定については、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定いたしました。  なお、審査の過程において質疑、討論はありませんでした。  次に、議案第6号 白井市企業立地促進条例の一部を改正する条例の制定については、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定いたしました。  なお、審査の過程において質疑がなされましたが、主な質疑を要約して申し上げますと、1つ、固定資産税の猶予や商業地へのサウンディングなど、いろいろな手法で企業誘致に努めていらっしゃいますが、これまでの企業立地促進の実績を伺いますという質疑に対して。  答弁、今回の条例改正では、企業立地優遇制度について上程しており、市街化区域内が対象です。助成の額につきましては、固定資産税相当額の2分の1を5年間助成します。実績については、平成18年度に施行して以降、指定された件数は、企業立地奨励金が16件、雇用促進奨励金が1件となりますとの答弁がありました。  1つ、条例の適用を受けた企業が市にしっかり根づいていったか、その後の成果について伺いますという質疑に対して。  答弁、企業立地奨励金の指定を受けた16件の事業者について、15件は現在も継続して運営していますが、1件廃止としているものがございますとの答弁がありました。  1つ、今回で3回目の条例延長に関し、期間を区切って都度継続してきた経緯や背景について伺いますという質疑に対して。  答弁、平成18年度の施行の際に、5年間で区切って施行したので、その都度5年ずつ延長してきたものです。今回の延長については、後期基本計画が5年計画であること、財政推計の見直しと財政健全化の取組において、平成8年からは実際に企業誘致を見込んだ税収分の金額が推計されていること、また、近隣の企業誘致の動向を見ると、ここ5年が非常に重要な時期になることを考え、5年間の延長とするものですとの答弁がありました。  また、委員から次のような討論がなされました。  平田委員より、賛成します。これまでの実績も伺いましたが、何も利益を生まず放置されている土地が利益を生む企業の進出は白井市にとって非常に大切なことだと思います。千葉ニュータウン以降の市街化調整区域には、インフラの整備がなく、それだけの財政投入を企業に負担していただかなくてはいけない分、固定資産税の優遇で措置していくことは、新たな企業進出、誘致を促進することになりますので、5年間の延長に賛成いたします。  小田川委員より、賛成します。今回他市の動向も見ながら、この5年間が勝負として延長するということで、この奨励金を魅力にして立地促進をしていただきたいと思います。そして、この奨励金は、白井市にお住まいの障害のある方の雇用を促進するものも兼ね備えていると考えます。市街化区域における事業所の誘致と障害者雇用促進の両方に有益な内容であると考えますので、こちらの議案に賛成いたします。  以上で議案第6号に係る審査報告を終わります。  以上をもちまして、都市経済常任委員会の議案審査報告を終わります。 16 ◯長谷川則夫議長 以上で都市経済常任委員長の報告を終わります。  これから委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑は2議案一括して行います。質疑に当たっては議案番号をお示しください。  質疑はございますか。  中川議員。
    17 ◯中川勝敏議員 後のほうの第6号議案のところについての質問です。  今回委員会の傍聴をさせていただきましたが、率直に言って、進出してきた企業がどれだけの理由で進出し、満足度はどうなのかというふうな、企業側の、進出してきた側の評価、どう捉えて、どう進出してきて、見通しはどうかというところの情報は、もちろん相手側があることですけれども、こちらのこういうふうな助成措置を取っているわけですから、その辺の進出企業側の情報や評価というのはどのぐらい把握されて見通しを立てておられるんでしょうか。 18 ◯長谷川則夫議長 そういう質疑があったかどうかということになります。よろしいですか。  植村委員長。 19 ◯植村 博都市経済常任委員長 そのような質疑はございませんでした。 20 ◯長谷川則夫議長 ほかに質疑ございますか。ありませんか。               [「なし」と言う者あり] 21 ◯長谷川則夫議長 質疑はないものと認めます。これで質疑を終わります。  討論、採決は分割で行います。  これから討論を行います。  初めに、議案第1号 白井市公共下水道事業受益者負担に関する条例等の一部を改正する条例の制定について討論を行います。  討論はございますか。ありませんか。               [「なし」と言う者あり] 22 ◯長谷川則夫議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第1号を採決します。  議案第1号に対する都市経済常任委員長の報告は可決です。  議案第1号は都市経済常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。               [賛成者起立] 23 ◯長谷川則夫議長 起立全員です。  したがって、議案第1号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第6号 白井市企業立地促進条例の一部を改正する条例の制定について討論を行います。  討論はございますか。  徳本議員。 24 ◯徳本光香議員 日本共産党を代表して、議案第6号 白井市企業立地促進条例の一部を改正する条例の制定について反対の討論をいたします。  反対理由は、主に2つです。  1つ目は、本当に企業誘致に関して効果があったのか、検証した結果が示されていないという理由です。  2006年から現在まで、最初の10年は固定資産税全額を助成し、その後は半額を助成するこの条例で、現在までに約2億5,000万円を助成しています。今までこれを適用した企業は16社だそうです。そのうち15社が現在も市内で営業しています。これは一見効果はあったようにも見えるのですが、何が決め手となって白井を選んだのか、調査はしたのでしょうか。他市と全く同じ条件であればこの条例があるほうが有利というお考えは当然のことと思いますが、多額の助成金の効果がそういった検証の仕方だけでは曖昧過ぎると思います。  例として、2011年に横浜市が同条例で助成金を支給した会社にアンケートを取ったところ、半数以上の企業が税の軽減や助成金があるから進出したわけではないと答えています。  また、白井市のある審議会を傍聴した際に、委員の方が、固定資産税を重視して進出を決めるということは企業ではあり得ない、ただプレゼントをあげてしまっただけだという意味の発言をしたのを聞き、驚いたこともありました。  横浜市と白井市では条件が違うと思われるかもしれませんが、市民へのサービスに対しては受益者負担や費用対効果という言葉がよく聞かれています。一方で、企業への投資、優遇措置について、効果がどれくらいあったのか、客観的に調べたものを示していただかなければ困ると思います。  また、雇用の効果に関して、数値として分かっているのは、市民を正規で5人以上雇用した場合に適用される雇用促進奨励金を支給した企業は、2007年の1年間、1社のみだそうです。さらに、障害者の方の雇用は約14年間で1人もありません。  では、5人以下であっても、正規や非正規ともに市民の雇用につながる成果はあったかというと、これも調査はされていないとのことです。この点も効果があったのか不明なところです。こういった調査はぜひ今後行ってほしいと思います。  2つ目の反対理由は、もっと白井に合った企業誘致の仕方があるのではないかということです。お隣の市のように、インフラ整備などまですることが財政的に難しかったり、大きな企業を呼ぶのが難しいというのであれば、財政が苦しいのに効果を十分検証せずに多額の助成制度を5年間延長するよりも、それこそ空き家なども使ったり、個性的で多様な魅力のある個人事業主を呼び込めるような政策に転換してはどうかと思います。  以上の理由から、この議案に反対いたします。 25 ◯長谷川則夫議長 ほかに討論はございますか。               [「なし」と言う者あり] 26 ◯長谷川則夫議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第6号を採決します。  議案第6号に対する都市経済常任委員長の報告は可決です。  議案第6号は都市経済常任委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。               [賛成者起立] 27 ◯長谷川則夫議長 賛成多数です。  したがって、議案第6号は委員長報告のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────      ○(議案第9号~議案第13号)の報告、質疑、討論、採決 28 ◯長谷川則夫議長 日程第7、議案第9号 白井市一般会計補正予算(第11号)についてから、日程第11、議案第13号 令和2年度白井市下水道事業会計補正予算(第2号)についてまでの5議案を一括議題とします。  これから、各常任委員会の審査の経過並びに結果について、各常任委員長の報告を求めます。  初めに、総務企画常任委員会、石井恵子委員長。 29 ◯石井恵子総務企画常任委員長 総務企画常任委員会に付託を受けました議案1件について、その結果及び経過について御報告いたします。  本委員会は12月4日に委員会を開催し、議案第9号 令和2年度白井市一般会計補正予算(第11号)のうち総務企画常任委員会が所掌する科目について審査を行いました。  審査の結果は、お手元に配付の常任委員会審査報告書のとおりです。  本議案は賛成全員により原案可決と決定しました。  なお、審査の過程において質疑がなされましたが、主な質疑を要約して申し上げると、総務費に関して、1つ、千葉県知事選挙に要する経費として、令和2年度の当初予算に1,612万2,000円が予算化されています。今回257万円の補正予算が計上されていますが、内容を伺いますという質疑に対して。  答弁、補正の内容につきまして、千葉県選挙管理委員会により実施された新型コロナウイルス感染症対策のための必要経費の交付の検討に係る所要見込額の調査で、必須で実施する対策についての指導があり、その内容については、1点目、投開票所の入口等に濃度70%以上のアルコール液を設置すること、2点目、記載台の定期的な消毒、3点目、一度使用した鉛筆は再使用前に消毒をすること、4点目、アルコール消毒液にアレルギーがある選挙人等のために、使い捨てのポリ手袋等を用意すること、5点目、名簿対照係や投票用紙交付係など、選挙人との直接対面する席に当たっては、飛沫感染防止のための透明の障壁を設けること、6点目、投票事務従事者及び開票事務従事者はマスクと手袋を着用することなどの指導がありました。  これらを踏まえ、必須の対策を実施するための消耗品類、選挙人が投票所で順番を待つ際に密になることを避けるため足元に張る注意喚起のテープ、従事者の環境衛生を保つためのハンドソープなど、当初予算では想定されなかった投開票所における消耗品について、所要額を計上したものとなっていますと答弁がありました。  次に、1つ、マイナポイント事業費補助金に関連して、マイナンバーカードの職員と市全体のそれぞれの取得率について伺いますという質疑に対して。  答弁、マイナンバーカード取得率について、市民の皆さんが9月末現在で23.9%、職員は8月末現在で29.9%となっていますとの答弁がありました。  次に、消防費に関して、1つ、印西地区消防組合負担金は具体的にどういったことに使われますかという質疑に対して。  答弁、印西地区消防組合負担金の内容としては、新型コロナウイルス感染症対策の経費で、具体的には、消防救急車両等で使う衛生消耗品、PCR検査費用、廃棄物収集運搬処理委託、仮眠室のカーテンレールの設置工事になりますとの答弁がありました。  歳入については、寄附金に関して、1つ、まちづくり寄附金の市内外の割合はどういう比率になっていますかという質疑に対して。  答弁、まちづくり寄附金については、ふるさと納税として返礼品があるものについては全て市外からのもので、全体では9割以上が市外の方からの寄附になりますとの答弁がありました。  次に、市債に関して、1つ、市債の道路橋梁債が減額されていますが、充当される財源について伺いますとの質疑に対して。  答弁、道路橋梁整備事業債の減額の経緯としては、市道15-003号線の新設改良事業に係る工事が工期延長になった影響を受け、今年度内の適正な工期の確保が見込めないことから、繰越明許費を想定しており、その1路線の繰越しに当たり、当初起債と一般財源で対応する予定でしたが、今回起債部分に千葉ニュータウンの基金の財源を振り替えることによってそのまま繰越しを行うものですとの答弁がありました。  繰越明許費の総務費に係る部分については、1つ、トラック購入に係る庁用車管理に要する経費が次年度に繰り越されることで、納車の時期等により業務に支障が出ることはありますかという質疑に対して。  答弁、繰越しが承認いただけましたら、直ちに入札を執行し、現存のトラックの車検の有効期間が来年度の7月までですので、それまでに納車したいと考えておりますとの答弁がありました。  なお、審査の過程において討論はありませんでした。  以上で議案第9号に係る審査報告を終わります。  以上をもちまして総務企画常任委員会の審査報告を終わります。 30 ◯長谷川則夫議長 次に、教育福祉常任委員会、柴田圭子委員長。 31 ◯柴田圭子教育福祉常任委員長 教育福祉常任委員会に付託を受けました議案3件について、その結果及び経過について御報告いたします。  本委員会は12月8日に委員会を開催し、議案第9号 令和2年度白井市一般会計補正予算(第11号)のうち教育福祉常任委員会が所掌する科目について、議案第10号 令和2年度白井市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第3号)について、議案第11号 令和2年度白井市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第3号)について審査を行いました。  審査の結果は、お手元に配付の常任委員会審査報告書のとおりです。  初めに、議案第9号 令和2年度白井市一般会計補正予算(第11号)のうち教育福祉常任委員会が所掌する科目については、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定いたしました。  なお、審査の過程において質疑がなされましたが、主なものを要約して申し上げますと、1つ、待機児童対策事業の補助金の対象人数について。  答弁、待機児童対策補助金につきましては、保育士の宿舎借り上げ支援事業が当初より2名増加、駐車場借り上げは15人分増加となっております。保育処遇改善事業費補助金につきましては6人分の増加を見込んでおります。  1つ、指定障害福祉サービス費の予算時の見込み数と増加の人数について。  答弁、予算では実人数の延べ人数を2,216人と見込んでいましたが、9月までの実績では2,381人の利用がありました。  1つ、ママヘルパー派遣事業の補助金等の返還金の内訳について。  答弁、昨年度の実績に伴う返還金になります。当初670時間を予定しておりましたが、実際には347時間でしたので、この金額が返還になりました。  1つ、児童扶養手当に要する経費のうち、児童扶養手当の受給状況について。  答弁、今年の10月末現在で362世帯に支給しており、昨年度と比べますと11世帯増になっております。予算につきましては、来年2月までの増加分を見込んでおり、過去3か年の平均を取りまして、14世帯、28名分を予算化しております。  教育費では、1つ、教育の情報化推進事業のうち、契約変更等に伴う違約金の内容について。  答弁、市内中学校5校にあるパソコンルームのパソコンをリースで行っておりますが、来年度からアクティブラーニング教室に変えていきますので、リースを解約することによる5校分の違約金となります。  なお、討論はありませんでした。  以上で議案第9号に係る審査報告を終わります。  次に、議案第10号 令和2年度白井市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第3号)については、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定しました。  なお、審査の過程において質疑及び討論はありませんでした。  以上で議案第10号に係る審査報告を終わります。  最後に、議案第11号 令和2年度白井市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第3号)については、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定しました。  なお、審査の過程において質疑及び討論はありませんでした。  以上で議案第11号に係る審査報告を終わります。  以上をもちまして教育福祉常任委員会の審査報告を終わります。 32 ◯長谷川則夫議長 次に、都市経済常任委員会、植村 博委員長。 33 ◯植村 博都市経済常任委員長 都市経済常任委員会に付託を受けました議案3件について、その結果及び経過について御報告いたします。  本委員会は12月9日に委員会を開催し、議案第9号 令和2年度白井市一般会計補正予算(第11号)のうち都市経済常任委員会が所掌する科目について、議案第12号 令和2年度白井市水道事業会計補正予算(第2号)について、議案第13号 令和2年度白井市下水道事業会計補正予算(第2号)について審査を行いました。  審査の結果はお手元に配付の常任委員会審査報告書のとおりです。  初めに、議案第9号 令和2年度白井市一般会計補正予算(第11号)のうち都市経済常任委員会が所掌する科目については、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定いたしました。  なお、審査の過程において質疑がなされましたが、主な質疑を要約して申し上げますと、環境衛生費に関して、1つ、地球温暖化対策実行計画策定業務委託料について、従前市自らが策定していたと記憶していますが、今回委託した事情や背景、狙いについて伺いますという質疑に対して。  答弁、委託した理由については、平成27年度に策定した第4次計画までは職員が作成しており、温室効果ガス排出量を基準年度から7年で6%削減することを目標とする内容でしたが、平成28年5月13日の閣議決定で地方公共団体は約40%削減することが目標となりました。しかし、第4次計画の進捗状況から、現在の市の取組ではこの目標を達成することは難しく、実効性を持った計画を作成するため、専門的な知見を有するコンサルタント会社へ委託することとしたものですとの答弁がありました。  1つ、地球温暖化対策実行計画は2年をかけて策定することになっていると思いますが、大まかなスケジュールの内容を伺いますという質疑に対して。
     答弁、今年度については、既往データ、基礎データの整理及び温室効果ガス排出量の把握をします。令和3年度については、温室効果ガス総排出量の目標設定と目標達成に向けた具体的な措置の検討、進捗管理の仕組みの検討を行い、その後、計画書を作成しますとの答弁がありました。  次に、債務負担行為補正に関して、1つ、国営総合農地防災事業負担金、手賀沼地区について、3条資格者218人の同意徴収を行うことですが、この費用は白井市が負担しますかという質疑に対して。  答弁、白井市が行いますので、市の負担で行いますとの答弁がありました。  また、審査の過程において、討論はありませんでした。  以上で議案第9号に係る審査報告を終わります。  次に、議案第12号 令和2年度白井市水道事業会計補正予算(第2号)については、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定いたしました。  なお、審査の過程において質疑がなされましたが、主な質疑を要約して申し上げますと、1つ、修繕費について、切り回し工事をするということで、珍しいケースかと思いますが、これまでの経緯を伺いますという質疑に対して。  答弁、まず、場所については、冨士地先、市道12-46号線です。こちらについて、昨年6月に船橋市の下水道課から、下水道のマンホールの中に管が入っているというお話を伺い、当市職員が現地確認をしたところ、その管が白井市の水道管であることを確認し、船橋市と協議を重ねて現在に至りますとの答弁がありました。  1つ、修繕費について、配水管切り回し工事に係る近隣住民への生活の影響と工事の周知方法について伺いますという質疑に対して。  答弁、工事については、年度内に発注、終了する予定です。夜間工事を予定しており、夜間に断水を開始し、1日で終わるよう予定しています。断水で御迷惑をかける近隣の使用者については、チラシ等を配布して周知を図っていきたいと考えていますとの答弁がありました。  1つ、予定キャッシュ・フロー計算書中、9月補正との差について、当年度純利益が7万6,000円増額に対し、未収金の増減額が7万6,000円の減額となっていますが、その内容について伺いますという質疑に対して。  答弁、当年度純利益の増額と未収金の増減額の減額の内容については、事業に伴う仮受け消費税と仮払い消費税の差分で、消費税の未収金によるものが7万6,000円となっておりますとの答弁がありました。  また、審査の過程において討論はありませんでした。  以上で議案第12号に係る審査報告を終わります。  最後に、議案第13号 令和2年度白井市下水道事業会計補正予算(第2号)については、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定いたしました。  なお、審査の過程において質疑がなされましたが、主な質疑を要約して申し上げますと、1つ、流域下水道維持管理費について、昨年度分の大雨による不明水が増加したことから、不足額を補正するものとのことでしたが、各市町村はどのような割合で負担するのか伺いますという質疑に対して。  答弁、県の処理事業を利用する流域下水道を構成している各市の下水道使用料の調定汚水量の割合によって不明水を負担することになっていますとの答弁がありました。  1つ、ポンプ場費の動力費について、電気料金が増えたと伺っていますが、昨年では1台のみ使用していたポンプを2台同時に稼働し始めたことが要因ですかと質疑に対して。  答弁、昨年度の大雨では七次中継ポンプ場で溢水した際、ポンプ1台をオーバーホールに出しており、1台をフル稼働させたための電気料金が増額したもので、特段2台動かしたからということではございませんとの答弁がありました。  1つ、予定貸借対照表をもとに、流動比率と民間企業で言う自己資本比率を求めた場合の数値を伺いますという質疑に対して。  答弁、下水道の流動比率については約413.6%、民間企業で言う自己資本比率については約10%ですとの答弁がありました。  また、審査の過程において討論はありませんでした。  以上で議案第13号に係る審査報告を終わります。  以上をもちまして都市経済常任委員会の審査報告を終わります。 34 ◯長谷川則夫議長 以上で各常任委員長の報告を終わります。  休憩いたします。  再開は11時ちょうど。                  午前 10時46分  休 憩   ─────────────────────────────────────────                  午前 11時00分  再 開 35 ◯長谷川則夫議長 会議を再開します。  これから委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑は5議案一括して行います。質疑に当たっては議案番号をお示しください。  質疑はございますか。ありませんか。               [「なし」と言う者あり] 36 ◯長谷川則夫議長 質疑はないものと認めます。これで質疑を終わります。  討論、採決は分割で行います。  これから討論を行います。  初めに、議案第9号 令和2年度白井市一般会計補正予算(第11号)について討論を行います。  討論はございますか。  中川議員。 37 ◯中川勝敏議員 賛成の立場から発言をさせていただきます。  これで、補正予算の先立っての委員会、常任委員会のところで、私のちょっと質問が分かりにくかったということで、マイナンバーのね、取得率、どれだけ行っているかと、職員と市民ということで、数字はお聞きして、3回ぐらい中断して聞いたものですから、私も最後に何を言うのか、言いたいことが1個残っていたもので、賛成の立場から今日1つだけ申し上げたいと思います。  御承知のように、共産党はマイナンバーカードの促進については、これは個人情報保護の観点や、いろいろなものひもつきということで、基本的に賛成はしていないということはありますが、今回の補正予算についてはマイナポイントの関連で70万円の予算が組まれていると、このことについて反対するものでありません。賛成をしております。  ただ、最後に申し上げたいのは、賛成の立場から、市の職員の取得率ということを聞いたのは、もっと取得率を上げるためにあの手この手を使えと中川が言ったのかという誤解を受けているようなので、改めて申し上げますが、これは一般市民にもそうですし、職員にもそうですが、職員はなおのこと、持つか、マイナンバーカードを取得するかしないかは、やはり、硬軟取り混ぜて、それぞれの人が自分で判断して決めていくことだと。だから、市の中にあっては、決して職員は持って当然だとかね、業務上取るべきだとか、そういうふうな、いわゆる取得をあえて促すような、そういう形は圧力になると思いますので、その辺は十分、職務を遂行することと、マイナンバーカードを自分個人が新たに申請するかどうかというのは別の問題なので、業務上そこのところは行政のほうとしてしっかり対処していただきたい。デリケートな問題なんで、要望をしておきたいと思います。個人の判断に委ねられることだという立場で考えていただければという立場を補足させていただきます。 38 ◯長谷川則夫議長 ほかに討論はございますか。  徳本議員。 39 ◯徳本光香議員 同じく、日本共産党として、この議案には賛成ですが、少し補足で、マイナポイントの部分については賛成しておりません。ただ、全体としてこの議案には賛成いたします。  以上です。 40 ◯長谷川則夫議長 ほかに討論はございますか。ありませんか。               [「なし」と言う者あり] 41 ◯長谷川則夫議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第9号を採決します。  議案第9号は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。               [賛成者起立] 42 ◯長谷川則夫議長 起立全員です。  したがって、議案第9号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第10号 令和2年度白井市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第3号)について討論を行います。  討論はございますか。ありませんか。               [「なし」と言う者あり] 43 ◯長谷川則夫議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第10号を採決します。  議案第10号に対する教育福祉常任委員長の報告は可決です。  議案第10号は教育福祉常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。               [賛成者起立] 44 ◯長谷川則夫議長 賛成全員です。  したがって、議案第10号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第11号 令和2年度白井市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第3号)について討論を行います。  討論はございますか。ありませんか。               [「なし」と言う者あり] 45 ◯長谷川則夫議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第11号を採決します。  議案第11号に対する教育福祉常任委員長の報告は可決です。  議案第11号は教育福祉常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。               [賛成者起立] 46 ◯長谷川則夫議長 起立全員です。  したがって、議案第11号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第12号 令和2年度白井市水道事業会計補正予算(第2号)について討論を行います。  討論はございますか。ありませんか。               [「なし」と言う者あり] 47 ◯長谷川則夫議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第12号を採決します。  議案第12号に対する都市経済常任委員長の報告は可決です。  議案第12号は都市経済常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。               [賛成者起立] 48 ◯長谷川則夫議長 起立全員です。  したがって、議案第12号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第13号 令和2年度白井市下水道事業会計補正予算(第2号)について討論を行います。  討論はございますか。ありませんか。               [「なし」と言う者あり] 49 ◯長谷川則夫議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第13号を採決します。  議案第13号に対する都市経済常任委員長の報告は可決です。  議案第13号は都市経済常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。               [賛成者起立] 50 ◯長谷川則夫議長 起立全員です。  したがって、議案第13号は委員長報告のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────      ○(議案第8号)の報告、質疑、討論、採決 51 ◯長谷川則夫議長 日程第12、議案第8号 白井市第5次総合計画後期基本計画についてを議題とします。
     後期基本計画に関する調査特別委員会の審査の経過並びに結果について報告を求めます。  後期基本計画に関する調査特別委員会、斉藤智子委員長。 52 ◯斉藤智子後期基本計画に関する調査特別委員長 後期基本計画に関する調査特別委員会に付託を受けました議案1件について、その審査の経過と結果について御報告いたします。  議案第8号 白井市第5次総合計画後期基本計画についての審査の結果は、お手元に配付の委員会審査報告書のとおりです。  本委員会は令和2年10月9日に後期基本計画の調査研究を進めるために設置され、令和2年10月23日、10月30日、11月6日、11月13日の4日間にわたり答申案の調査研究を進めてきました。  本会議での議案の付託を受けて、令和2年12月7日に本案に対する質疑を行い、12月10日に討論、採決を行いましたが、採決に当たり委員から修正案が1件提出され、採決の結果、賛成少数により修正案が否決されました。続いて、原案について採決を行ったところ、採決の結果、賛成多数により原案が可決されました。  なお、審査の過程において質疑がなされましたが、主なものを審査ごとに要約して申し上げます。  初めに、1の後期基本計画概要、1ページから5ページまでの関連では、1つ、1ページから3ページにかけての計画の体系の箇所で、産業振興計画や環境計画はコロナのために先送りせざるを得ず、計画策定時には市民活動が長期間停滞することは想定されていなかったと思われますが、この不測の事態ということに関して計画をつくった時点から変更があったのか伺いますという質疑に対し。  計画や事業の中ではなるべく多くの市民の声を聞いて進めていきたいと思っています。その中で、コロナ禍で接触対面ができない場合、ズーム会議、こういうものを活用して、広く意見を聞きながら進めていきたいと思っていますという答弁がありました。  1つ、印西市との比較で、2015年の時点では印西市、白井市はともに人口が今年で下がるという予想でした。結果として、印西市はさらに伸びて産業も誘致がどんどん進んでいます。白井はそれに比べて、予想よりも先に人口が低下になりました。それを踏まえて、今回の策定に当たった市の意気込みについてお聞きしますという質疑に対し。  今回の特徴は、都市マスタープランの見直し、北千葉道路というものを意識した沿道の開発ができるよう、内容を変更しています。希望としては、印西市が物流、電算事業者がいろいろ来て進出していますから、当市としてもこの計画の中でその波及効果を期待しています。さらに、暮らしの面では、若い世帯が、今コロナ禍において、東京一極集中から地方に来る流れが加速するのではないかと思っていますので、この若者の定住というものを意識していますという答弁がありました。  1つ、コロナの影響で今年度中策定予定のものが次年度に繰り越され、今まで総合計画に合わせるように計画策定をしてきたものがずれてしまうことになりますが、総合計画とほかの計画との年度の整合性をどのように考えていくのかをお尋ねしますという質疑に対し。  各種の計画については、法に基づくものがありますので、企画政策課から総合計画に合わせる旨の指示はしていません。あくまで次年度に持ち越したものについては中身を十分に精査しながら進めていくものですので、年度については各種の計画に委ねるものと考えていますという答弁がありました。  次に、2のまちづくりの重点戦略のうち、若い世代定住プロジェクト、6ページから13ページまででは、1つ、成果指標と取組指標の関連で、恐らく4つの取組指標の各目標値を実現したら合計特殊出生率1.35になるというロジックかと思うのですが、これで足りるのでしょうかという質疑に対し。  取組については、ダイレクトな部分として、戦略1-3に掲げた4つの視点になると思っています。そのほか、後期基本計画の各戦略の柱、1-3、1-2など、いろいろありますが、それについては密接に関連しており、各戦略の柱が横断的に連携していくものと考えています。したがって、子育てしたくなるまちづくりの成果指標である合計特殊出生率は、第1には子育て、教育環境の充実を図った成果としていますが、雇用環境、住環境、コミュニティ、にぎわいなど、あらゆる分野でまちの魅力が向上していくことで出生率も向上していくものと考えていますという答弁がありました。  1つ、働く場を生み出すまちづくりの目標の1つが、市内の就業率を上げることとなっており、目標実現に向けた取組の1番目に工業団地のこと、2番目に産学官の連携が書かれています。一昨年に市は日大の生産理工学部と協定を取り交わしましたが、この学が入ることによってどのような取組を期待されたのか伺いますという質疑に対し。  学との連携について、効果としてはいろいろなものが考えられますが、分かりやすい部分では、就業の面、学生と連携した形での就職といった部分への効果や、技術革新という部分、全体の底上げという部分を捉え、従業員の確保などにつなげていけたらと考えているところですという答弁がありました。  1つ、先ほどの回答では、空き家のリフォームや団地の空き家を活用するとありましたが、先日の一般質問で、空き家を活用する空き家バンクなどは今のところ考えていないということでした。具体的にはどのようにスタートされるのでしょうかという質疑に対し。  今例示として空き家というお話をしましたが、ここ戦略1-1で考えている部分は、まだ大々的な形で空き家バンクを整えていくということではなく、今実施している親元近居同居という中で、転入してこられる際に、例えば、既存の住宅をリフォームする場合の支援などを行っていますので、そういった中の取組として考えているところですという答弁がありました。  1つ、子育てしたくなるまちづくりについて、後期基本計画なので仕方がないと思いますが、総論はよし、しかし、取組の具体性が見えてこないというのが今の感想です。例えば、取組4、非常に世界が変わってきている今、この項目が盛り込まれるのは当然で大賛成ですが、未来を生き抜く力を教えるにはトップダウンの教育だと思っています。指導する側が未来に対して生き抜く力は何か、ある程度具体的に持たないと、せっかく端末をどの子どもにも持てるようにしても、テクニカルな到達で終わってしまいます。もっと力強い未来に生きる力を蓄えるような、子どもの教育に対してどのように指導される方が力をつけていくのか伺いますという質疑に対し。  学校教育の柱立ての1つとして記載しており、この後期基本計画の重点の中では、例えば、補助教員や地域の人材活用、情報化ということは掲げています。この分野については、今教育委員会と連携して策定している教育大綱とリンクをさせており、それを具体化していく部分には、教育振興計画があります。そういった部分できちんと補完しながら底上げをしていきたいと考えています。こちらについては、考え方の整理という形での記載になっておりますという答弁がありました。  次に、戦略2、みどり活用プロジェクト、14ページから19ページまででは、1つ、16ページの耕地面積について伺います。現状値、目標値とも1,060ヘクタールですが、耕地とは耕してある土地ということであり、手賀沼周辺、普通の農地を見ても、実際は木が生えていたり、もう10年以上放置されている土地が多くあります。目標値でなく、管理されている土地が何%ぐらいあるのかを載せて皆さんにお示ししたほうが一番いいのですが、その割合の検討がつきますかという質疑に対し。  残念ながら数値については確認できず、あくまでも出典元の農水省の作物統計の数字を持ってきたものです。目標値と現状値が一緒というのは、荒廃農地を作らない、新規就農を促す、そういうことで、耕地、作る面積を現状のまま維持していきたいという意味になっておりますので、1,060ヘクタールというものはあくまでも統計上の数値ということになり、現状については把握はできていないということで御理解いただきたいと思いますという答弁がありました。  1つ、16ページ、4、誰もが農に親しめる環境づくり、農家などと連携してとありますが、ここの市民農園、体験型の園の支援、農業体験など、農家の方に関わっていただく部分をどの程度まで進めるか伺いますという質疑に対し。  この市民農園については、現在いわゆる農家を主体とした形での推進を進めており、この中で制度の周知をしっかり行いながら協力いただけることがありましたら対応していく、今のところはそのような形で考えていますという答弁がありました。  1つ、16ページの取組指標の中で、梨の改植、新植面積、現状値が分からないと書いてあります。戦略の中に育苗センター事業というのがあり、何年も前から農家の方々が古くなった梨の木の植え替えでかなり売れていると伺っています。どこの農家が何本買っていったというような数値が出ていないところがよく分かりません。ここが大事なところだったと思いますが、いかがでしょうかという質疑に対し。  指標の立て方の中で、例えば、今回の梨の改植については、いわゆる累計で測っていく。これからやっていく部分に積み重ねて、最終的に5年後にどのくらいになっているのかという目標の立て方をしており、累計で指標を立てているものについてはこれからどれだけ積み上げられるかという考え方で作っています。ここのバーにしてある部分というのは、いわゆるゼロではなくて、これを起点に積んでいくという考え方ですので、今回の梨の改植についても、いわゆる累計値を目標としており、現状値についてはあくまでもバーという形で示させていただいていますという答弁がありました。  次に、戦略3、拠点創造プロジェクト、20ページから27ページまででは、1つ、24ページ、取組指標の中で、自治会加入率が現状値63.5%、目標値67.6%となっております。ここ四、五年の経過を見ると、約1ポイントずつ低下をしてきており、この目標値の67.6%というのはここ四、五年にはないパーセンテージになっております。自治会の加入率というのは全国的にも低い傾向になりつつありますが、この67.6%を設定するに当たってどのような議論がなされたのか、確認をさせていただきたいという質疑に対し。  自治会加入率については、御指摘のとおり年々減少傾向にあり、その理由として、役員の大変さなどが挙げられます。ただ、今後はいわゆる高齢者世帯が増えていく中で、元気な高齢者の地域活動や社会参加を推進し、地域力を高めていくためには、コミュニティの力がますます重要になります。こうした中で、取組としては、啓発ということで訴えていく形しかないのですが、この数字については、新たに加入を促進していくというよりは、今以上には減らさないという発想になっています。今後世帯数はだんだん減少していく形になりますので、何とか足止めさせていくことによって加入率は上昇していくのではないかということでこの数値にさせていただきましたという答弁がありました。  1つ、24ページ、地域拠点でつながる健康なまちづくりの取組指標について伺います。小学校区まちづくり計画事業の実施率80%とあるのですが、これはどういった意味で受け取ればよいのでしょうかという質疑に対し。  こちらにつきましては、地区まちづくり協議会が設立された後、いろいろな事業計画がなされます。その計画された事業がどれだけ実行されたかという、いわゆる実施率という形で指標化させていただいていますという答弁がありました。  1つ、24ページ、成果指標の健康寿命の延伸というところで、これは現状値ですが、平成28年の全国平均が、健康寿命、男性72.14歳、千葉県72.37歳に対して、白井市は80.2歳、女性は、全国で74.79歳、千葉県75.17歳に対して、白井市は82.6歳、7年、8年、白井のほうが大変健康寿命が長い。大変よいことなのですが、調査の方法は一緒なのでしょうか。また、白井の平均寿命は何歳でしょうかという質疑に対し。  健康寿命については、言葉としては共通している部分があるのですが、ここで掲げている白井市の健康寿命については白井市独自の数字です。平均寿命は国とそう変わらず、大体男性で81歳、女性で86歳前後であったと思いますという答弁がありました。  1つ、26ページ、取組指標についてお聞きします。公共交通による人口カバー率ですが、市長も言及されているように、公共交通の利便性についての満足度が低いというのが白井市の大きな課題だと思います。この点について、なぜ満足度を指標に入れなかったのかという質問の答えとして、満足度は複数の取組成果が複合的に作用していて、個々の取組の成果とは直結しないので、人口カバー率の個々の指標を入れましたということでした。先ほどの学校の満足度については、総合的な満足度を聞いている点からいっても、個々の指標というよりは、公共交通に関しては、全体の満足度は重要かと思うのですが、入れる考えはないでしょうかという質疑に対し。  基本的に、満足度とはいろいろな要素が重なった上で出てくるものです。実行した部分に対して必ずしもそこに因果関係が生じるものではなく、あまり指標には適さないということで、基本は入れておりません。学校については、全員に幅広い内容で満足度を聞いているということで、今回教育の部分については取組自体が幅広くなっている部分もありますので、その指標を使わせていただいたところですという答弁がありました。  次に、横断的視点、災害に強いまちづくりから3のまちづくりの進め方まで、28ページから37ページまででは、1つ、コロナも含めた不測の事態で、財源、財政に大きな影響があった場合には、後期基本計画の改定も検討する必要があるという回答がありました。今現在で見込めない部分が大きな問題として、具体的にどこまでの状況になると改定になるのか、状況の対応に間に合うのか、スケジュール的なことを補足的に教えていただきたいという質疑に対し。  タイミングについては、予算が組めなくなったときだと思っています。ただし、それ以前に、毎年財政のほうは中身を見ていますから、コロナの影響の中、今予算編成を行っている令和3年度予算もその影響額というものを既に確認しています。そのようなものを見ながら編成作業を進めていく中で、ここが限界だといったときに判断しなければいけないと思っています。ただ、現状で白井市の財政が大きく痛むような影響は出ていませんという答弁がありました。  1つ、29ページ、自助・共助・公助による取組の公助のところで、事業者などとの連携による帰宅困難者の支援体制の整備とありますが、この帰宅困難者というのは一体どういう人たちを指すのか、例えば、白井市に働きに来ていて市外に帰らなければいけない人たちなのか、あるいは、都心に働きに出ていて白井に帰らなければいけない人たちを指すのか、また、都心で働いているが白井方面に帰る、例えば、印西市民だとか、たまたま中継地として白井に入ってくる程度の人たち、いろいろなタイプの人がいると思うのですが、帰宅困難者の定義について確認をしますという質疑に対し。  こちらに例示している部分については、他市に御自宅があり、帰れなくなってしまう、いわゆる白井市内にとどまる方に対しての対応ということで例示していますという答弁がありました。  また、委員から次のような討論がなされました。  平田委員より、白井市第5次総合計画後期基本計画原案に賛成の立場で討論いたします。ポイント1、後期基本計画策定に向かっては、住民意識調査、タウンミーティングなど、白井市の現状、将来像を市民に伝えながら、市民ニーズや意見を集約し、それを反映する形で審議会での議論に生かされて答申案が策定された経緯があり、行政力と市民力が車の両輪となって今後5年間の白井市を形づくっていかなくてはならない点で評価いたします。  ポイント2、9月、12月の一般質問では、後期基本計画で心配される大災害や新型コロナ感染症からの社会情勢の大きな変化、SDGsやCO2削減も鑑みた市の森林環境譲与税や環境基本計画、庁舎などのWi-Fi環境整備を含むICT化、国土強靱化計画、地域防災計画などによる白井市の防災体制強化を確認してまいりました。また、不測の事態が生じた場合のスピード感のある柔軟な対応として、基本計画の見直し、財政推計の見直し、都市マスタープランの一部変更の可能性、停滞している市民活動への再構築のアプローチなど確認してまいりました。これからの激動の5年間の中で、白井市の目指す方向性を打ち出すものが後期基本計画であり、その存在意義は大きいと思います。  ポイント3、ただし、原案の戦略1-3、子育てしたくなるまちづくりの取組指標として、学校のICT整備率、目標値1人1台とあります。去る4月2日開催の第4回臨時議会で、学校のICT化についての議案第4号が可決されており、1人1台のタブレットを導入するのは、3年をかけ、令和5年までに段階的に整備していくとされておりました。その後、コロナ禍の非常事態宣言に鑑み、4月10日、文科省より非常事態宣言を受けた7都府県は優先して令和2年度中に1人1台のタブレット導入、ICT環境整備を進める方針と、国からの財政の補助を行うことが打ち出されました。白井市では3年の計画を大幅に短縮して、1人1台は令和2年度中、つまり、令和3年3月稼働予定として整備するための補正予算が4月24日に可決されたわけです。よって令和2年度中に既に達成された数値が令和3年度から7年度までの5年間の目標数値とされるのは非常に不適切です。しかし、それ以上に予算や議案が絡んで、令和2年度に整備完了となると分かっているものが、基本計画では何の修正もなく取組指標として記載されている点では、各課や審議会との横断的情報共有がなされていたのかどうか甚だ疑問です。役割分担と連携を基本的な考えとして示している後期基本計画なのに大丈夫なのかといささか心配もしております。  つきましては、これから基本計画や個別計画策定時に、1、ICT導入による学習習熟度の向上、利用チャンスの拡大、児童・生徒、先生方の活用度合いに家庭でのICT学習の達成状況などを必ず盛り込んで、小・中学校でのタブレットの利用定着、有効活用、利便性向上を確実に図っていくことを強く要望し、私の賛成討論といたします。  岡田委員より、原案に賛成です。白井市の宝である梨、自然豊かな緑、工業団地、成田空港や東京に近い立地のよさ、子育てしてみたくなる教育、1人1台のタブレットや、28年間で800人の中学生をオーストラリアに派遣している国際交流などなど、これらの白井の宝を大いに利用して、若者に移住していただける可能性は大きいと思います。そのためには、利用されていない、畑、田、そして、谷田清戸の森を有効活用して利益を上げるシステムづくりを早急に行うべきかと思います。  実際に、先日の一般質問で話ししましたが、白井で梨や畑をやりたい若者たちはいます。また、いざ彼らが白井に住みたいというときに必要となるのは住む家です。調査済みの空き家のデータを生かして、若者に家を提供できるような空き家バンクなども検討が必要かと思います。  前期基本計画になかった災害対策が追加されたのも大変よかったです。すばらしい後期基本計画だと思います。しかし、この計画の実践、行動、これが伴わなかったら何の意味もありません。皆さんで行動を実践し、ぜひとも目標に近づくよう頑張ろうではありませんか。  以上をもちまして後期基本計画に関する調査特別委員会の報告を終わります。 53 ◯長谷川則夫議長 以上で、後期基本計画に関する調査特別委員長の報告を終わります。  これから委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑ございますか。  影山議員。 54 ◯影山廣輔議員 私も一応一委員でありますので、あえて質問することは本来はなんですけれども、今しがたの委員長報告の在り方について大変重大な疑義を覚えましたので、あえて質問いたします。  修正案について、修正案が出ました、賛成少数で否決されましたということだけは報告されました。ただ、その修正案がいかなる内容であったのかとか、あるいは、この修正案に対して、当然提案者に対して質疑応答というのがございますけれども、そういった内容が一切報告されていませんでした。これは報告としては不完全なものであると思いますが、では、ここで質問という形で、この2つについて、どういう内容であったのか確認させていただきたいと思います。  以上です。 55 ◯長谷川則夫議長 暫時休憩します。                  午前 11時34分  休 憩   ─────────────────────────────────────────                  午前 11時35分  再 開 56 ◯長谷川則夫議長 再開します。  斉藤委員長。 57 ◯斉藤智子後期基本計画に関する調査特別委員長 失礼いたしました。それでは、修正案について、どういう内容の修正案だったかをお伝えいたします。  令和2年12月10日、後期基本計画に関する調査特別委員会委員の影山廣輔委員からの修正案でございます。  1つ、26ページ、戦略3-3、拠点を結ぶまちづくりにある成果指標の滞在人口率(平日・日中)の項目を、22ページ、戦略3-1、都市拠点がにぎわうまちづくりの成果指標へ移す。  1つ、26ページ、戦略3-3、拠点の進むまちづくりにある成果指標2、鉄道の運賃問題対策に対する満足度及び路線バスや循環バスの利便性向上の取組に対する満足度の項目を新たに追加するという2点です。その修正案が出されました。 58 ◯長谷川則夫議長 以上ですか。 59 ◯斉藤智子後期基本計画に関する調査特別委員長 以上です。 60 ◯長谷川則夫議長 影山議員。 61 ◯影山廣輔議員 答弁漏れがございます。その内容と、あともう1つ聞いたのが、それに対する質疑応答がどういう内容でありましたかということを聞きました。  以上です。 62 ◯長谷川則夫議長 斉藤委員長。 63 ◯斉藤智子後期基本計画に関する調査特別委員長 それでは、修正案に対する質疑の内容についてお答えいたします。  質疑として出ましたのが、戦略3の拠点を結ぶまちづくりにある成果指標を戦略3-1に移行するということについて、確かに審議のときでも重複する内容はありましたが、そこをあえて移すといった理由をお聞かせいただきたいという質疑がありました。  また、2点目として、戦略3-3の成果指標2、鉄道の運賃問題に対する満足度及び路線や循環バスの利便性向上、組織に対する満足度の項目を新たに追加するとありますが、これはあくまでも市営のものであればいいのですが、これにはなかなか民間企業というところで直接の経営にはタッチできない部分もある中での指標をあえて入れることといったところで、これが最初に書いてある市の将来に対する責任を明確化と書かれた趣旨とどうつながりがあるのかということをお聞きしたいという質疑がございました。  それに対するお答えですが、まず、1つ目の質問のお答えでは、そもそも滞在人口率(平日・日中)の人口を増やすんだというのであれば、まずは白井市内に人を引きつけるコンテンツ、魅力というものがなければそもそも意味がないわけです。どんなにバスを走らせようが、鉄道を走らせようが、その場所に魅力がなければ人は集まりません。そういう観点から、戦略3-1の都市拠点がにぎわうまちづくりのほうがより理にかなっているものと考えます。  2つ目は、民間の中でなぜわざわざこれを出したのかといいますと、結局のところ、住民意識調査をお読みになっていただけると分かりやすいと思いますが、常に鉄道とバスのことに関しては住民満足度が低く、そして、重要度が高いとされているわけです。ほとんど毎回のようにです。第12回住民意識調査、第13回、14回の住民意識調査、3冊を見ても、やはりこのこと、この2つがほぼトップというか、どん底というか、とにかく先を走っているわけです。この問題の解決なくして住民の生活の豊かさの実感というのは有り得ないです。  それと、もう1つの指標としては、移住したい理由というのがアンケートの中にあるわけですが、あなたが白井市から市外に移住したい理由は何ですかというところで、一番は交通費が割高だから、これが2019年度調査の68.6%とトップになっています。そのときは、市の発展に期待できないから、日常生活が不便だからというのが、2番、3番に来て、4番目に、通勤通学に不便だから、これが28%となっています。それから、4番目に交通絡みのことで、白井から脱出したいと、そういう方がいらっしゃると。これは当然市の将来に対して悪い影響を与えることは目に見えているなと読めますので、これを何とかしなければならないと思うところでありますというお答えでした。 64 ◯長谷川則夫議長 影山議員よろしいですか。 65 ◯斉藤智子後期基本計画に関する調査特別委員長 以上です。 66 ◯長谷川則夫議長 影山議員。 67 ◯影山廣輔議員 それで質疑応答は全てでしょうか。2人からあったと思うんで、全てとは言わないですけれども。 68 ◯長谷川則夫議長 報告は要点でございますので、その点を御留意いただきたいんですけれども。 69 ◯影山廣輔議員 分かりました。 70 ◯長谷川則夫議長 お答えできますか。 71 ◯影山廣輔議員 じゃあ、いいです。別のことで。 72 ◯長谷川則夫議長 影山議員。 73 ◯影山廣輔議員 とにかく、こういう、何というんですか、こういう内容の修正案があった、こういう質疑応答があったという事実がすぽっと抜けている、議会だよりなんかはこういう、何というんだ、委員会。 74 ◯長谷川則夫議長 ここ意見を述べる場ではございませんので、質疑ですので、質疑をしてください。 75 ◯影山廣輔議員 すみません。では、1点だけ質疑。 76 ◯長谷川則夫議長 影山議員。 77 ◯影山廣輔議員 では、最後に確認をしますが、一番最後の討論の部分、この討論の中で、修正案に関する内容、触れた部分というのはあったかなかったか、確認させていただきたいと思います。 78 ◯長谷川則夫議長 斉藤委員長。 79 ◯斉藤智子後期基本計画に関する調査特別委員長 討論の中で、修正案に関する討論はなかったものです。 80 ◯長谷川則夫議長 よろしいですか。  ほかに質疑ございますか。ありませんか。               [「なし」と言う者あり] 81 ◯長谷川則夫議長 質疑はないものと認めます。これで質疑を終わります。  失礼しました。席にお戻りください。  これから討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。
     影山議員。 82 ◯影山廣輔議員 反対の立場から討論を申し上げたいと思います。  でも、その前にちょっと1点だけ抗議させていただきたいのですが、やはり委員長報告で。 83 ◯長谷川則夫議長 抗議をすることはできません。討論を行ってください。 84 ◯影山廣輔議員 抗議をしたかったんですけれどもね。分かりました。どこで抗議すればいいのか分かりませんが、では、討論のほうをさせていただきます。  私はこの戦略3-3の部分で、いろいろ質疑を重ねまして、修正案を出して、その上で反対をいたしました。委員会では着席したままで特に討論はしなかったんで、今回この本会議場でその理由についてつまびらかにさせていただきたいと思います。  まず、この戦略3-3の拠点を結ぶまちづくりの中で、成果指標というものと取組指標というのがございます。やはりこの成果指標にある滞在人口率、平日の人口をここに持ってきた。道路ネットワークとか、都市拠点を結ぶ、産業機能の創造はともかくとして、ほとんどネットワーク化、まち全体の移動、拠点間を移動しやすいまちづくりを進めますとか、とにかく動くこと、ムーブに関してのところが戦略3-3では特化されていますが、先ほどの委員長報告の中の後の質疑応答中でありましたとおり、やはり戦略3-1、都市拠点がにぎわうまちづくり、こちらのほうに入るのがふさわしかろうということで、修正を出しました。滞在人口率というのを増やすためには、その場所に、ここでは白井市内ですけれども、学びですとか、就職、仕事ですとか、そのほか、買物、ショッピングや学び、学生の学校に通学するとか、そういう昼間に人を集めるコンテンツがあってこそのことだということで、この成果指標を動かすことを提案しました。  そして、そこは成果指標がすっぽり抜けるわけですから、そこに住民意識調査、5年に1回やっています。この報告、この中の満足度と重要度という中で、ずっと何年も何年もの間、鉄道の運賃問題対策、路線バスや循環バスの利便性向上の取組、この項目について、取組目標なり、成果指標なり、どちらかで改善されるよう取り上げるのが一番の筋だと考えるわけです。にもかかわらず、これが入れられず、成果指標の中に1個だけこの昼間人口という不自然な項目が入れられる。とてもとても珍妙なことだと私には感じました。  また、取組指標の公共交通による人口カバー率、これは、入れること自体は私は問題ないと思うんですよ。ただ、公共交通に直接触れる項目がこれだけというのは、やはりこれもまた不自然な話。白井市の中ではもともと北総線の運賃が高いとか、バスの便数が少ない、行きたいときに行きたいところへ行けないという声が多くあって、もともと路線がないところというのは、人口カバー率の中で9割近くはカバーしていて、残りの1割、ですから、6,000人ぐらいですかね、人口、それぐらいのところ、それももちろん大切なのは分かります。だから、これを入れないという、入れるなということは言いません。入れたこと自体は問題ないと思うんですけれども、それ以外の、先ほど言った満足度等を入れないこと、つまり、大多数の人の声を全然ここの中に練り込まれていないということなんですよ。この一部の人の正義、公共交通、路線が走ってないところに走らせようという、これは確かに正義として正しいと思いますよ。その一部の人の正義を大々的に掲げることで、より多くの人たちの生活困難とか、不満とか、そういったものを覆い隠すような、そういう不自然な取組目標の設定の仕方、これはいかがなものかと。住民の不満の声、白井市から出ていきたいという人たちの声、こういったものに謙虚に耳を傾けず、事実から目をそらし、多数の声から耳を塞ぎ、そうやって作られる戦略というのが果たしていかほど実効性があるのか。正当性があるのか。大いなる疑問であります。  また、余談ではありますが、拠点を結ぶまちづくりの取組目標とかの隣のページにある、こちらは執行部では、これは議案ではない、議案ではないと言っていますけれども、もっと豊かにみんなで取り組めることという項目がございまして、これちょっと読み上げます。市民、市民団体、事業者がそれぞれできることを実践し、拠点を結ぶまちづくりの実現を目指します。1つとして、道路沿いの清掃活動を行う。もう1つは、公共交通機関の利用に努める。この2項目です。  実はほかの戦略と比べてこの2項目というのは大変少ない数でして、さらに言うと、いわゆる頭に市民、市民団体、事業者がと言いながら、公共交通の利用に努めるという、市民向け、利用者向けの努力目標的な表現はありますが、事業者に向けたそういったたぐいの話、項目はここにはない。ほかのところを見るとあるんですね。例えば、誘客効果のある魅力的な店舗づくりをする。 85 ◯長谷川則夫議長 かなり広範囲に上っています。簡潔にお願いします。  影山議員。 86 ◯影山廣輔議員 必要と思うところなんで言っております。そろそろ閉じますので。  そういうふうに、ほかのところでは事業者向けの項目がありながら、ここはなぜかそれが不自然に抜けている。事業者に何も言えないんですかね、この白井市は。とてもとても不思議なことであります。  そういった住民の暮らし向きを無視した形での計画の立て方、これに大いなる疑義があるということで、反対の討論とさせていただきたいと思います。  以上です。 87 ◯長谷川則夫議長 次に、原案に賛成者の発言を許します。  田中議員。 88 ◯田中和八議員 議案第8号 白井市第5次総合計画後期基本計画について、賛成の立場で討論をさせていただきます。  第5次総合計画後期基本計画については、住民意識調査などの基礎調査のみをコンサルタントに委託しておりますが、計画そのものは職員が力を合わせて策定したものと聞いております。市役所内に職員、課長、部長と3層にわたる策定体制を構築して、職員が議論を重ねて案を練り、ワークショップでは、市民や議員の意見を踏まえ、総合計画審議会での議論を経て作り上げてきたものと認識をしております。  前期基本計画時に比べ、コンサルタント経費として約1,000万円強を削減し、また、それ以上に職員が一丸となって白井市の今後について考え、今後5年間のまちづくりの指針となる計画をつくり上げたことを評価しておりますし、今後の計画推進に向けての心強い体制が整ったものと考えています。  また、後期基本計画では、新たに横断的視点として災害に強いまちづくりを掲げております。昨年千葉県に甚大な被害をもたらした台風が記憶に新しいところですが、災害に対する備えがより一層求められる時代背景を的確に捉えて、新たに視点を追加したことも高く評価しております。  公共交通の満足度も成果を図る指標の1つと考えますが、まずは交通空白地域の解消が重要であり、公共交通の人口カバー率を拡大していくという目標は適切であると考えています。  また、後期基本計画の重要な住民参加である小学校区単位のまちづくり協議会の設立数が成果指標になかったことは、私としては残念です。  この特別委員会の中でも意見がありましたが、成果指標や取組指標の目標値の設定について甘さが見られる部分が一部ありますので、今後毎年度の評価を通じて施策の推進を図られるよう要望をいたします。  最後に、私としては、基本構想が議決事項になっていることは当然と思いますが、その基本構想を実現するために取り組む施策を示した基本計画を議決事項としていることに対し疑問を感じます。その点を1つ問題提起させていただき、賛成討論といたします。 89 ◯長谷川則夫議長 次に、原案に反対者の発言を許します。  次に、原案に賛成者の発言を許します。  古澤議員。 90 ◯古澤由紀子議員 議案第8号に賛成の立場で討論をいたします。  特別委員会の審議を経て、一旦は棄権の意思を表明いたしました。表決を変えたのは5期議員を務めている中で初めてであります。行政と議会の在り方が本来の提案権とチェック機能の関係を基盤とするのであれば、チェック機能を有する議会が初めから同意した計画をチェックするというのは自己矛盾を犯しているという思いがあり、法律の改正により基本計画を議決事項にするか否かを改めて決した際には、議決事項にしないという表決をした経緯があります。そのために、今回の第5次総合計画後期基本計画に対する表決は、自己の議員のチェック機能という立場を鮮明にしておくという視点から、賛成に回ることを避けました。  また、特別委員会の審議の中で、質疑がありました。コロナ及び大災害が起こった場合、コロナによる影響と影響を受けていない部分をどのように評価していくのかという質問です。それを聞き、違和感を感じました。市が提出した計画を議会がその当初認めることによって、計画に絶対性を付与することになり、計画原理主義に陥り、硬直化する危惧があると考えました。それを討論で述べ、退席いたしました。しかし、棄権の立場での討論は認められないということで、討論の削除を告げられ、私の議員としての主張そのものも表明できないということになりました。  私が討論で述べたいのは、議会は厳正なチェック機能を担う機関であるという事実と、しかし、市政運営に当たっては柔軟性が必要であるという2点です。これらは相反し、矛盾するかに思いますけれども、テーゼ、アンチテーゼ、アウフヘーベン、という弁証法の在り方はここでも生きていると考えます。もともと議決をせずに執行部の計画を受け入れるという立場で賛成の立場に立っても、自己矛盾は起こらないと判断いたしました。ただし、賛成する中で、議員としてのチェック機能を緊張のあるものにすることと、同時に、計画至上主義に陥り、過度でマニュアル化した要求をすることのないよう、議員としての見識を自らに課して、本案に賛成いたします。  最後に、今回のこの計画はコンサルタントを入れずに職員で策定したということを高く評価いたしたいと思います。  以上です。 91 ◯長谷川則夫議長 ほかに討論はございますか。  植村議員。 92 ◯植村 博議員 原案に賛成の立場で討論をさせていただきます。  この第5次総合計画後期基本計画は、基本構想に掲げた将来像、「ときめきとみどりあふれる快活都市」の実現に向けて、今後5年間重点的に何をなすべきかを明確にする計画です。  白井市は今後人口減少と少子化、高齢化がますます本格化していくことが見込まれ、これに伴う地域経済の縮小や地域社会の停滞、災害リスクの高まりなど、多くの課題に直面しています。ポストコロナという新しい時代を迎えるに当たって、まず取り組まなければならない課題は、人や地域のつながり、絆の再構築です。コロナウイルス感染防止のため、人と会うことを控えたことで、人と人、また、人とコミュニティのつながりが弱まりつつあります。暮らしの現場である地域社会で人がますます孤立し疲弊していくことが懸念されています。  こうした流れに歯止めをかけて、地域に活力を取り戻そうとしております。本計画には重点戦略として若い世代定住プロジェクトが掲げられております。できるだけ定住人口を維持し、持続可能なまちを目指しています。  さて、このような中で、市民一人一人が暮らしに真の豊かさを実感できるまちづくりを進めていくためには、市民とともに将来像を共有し、市民、市民団体、事業者など、多様な主体と行政がそれぞれの力を結集して、まさに総合力を発揮して取り組んでいくことが重要です。  現在は人口減少時代であり、活動人口という概念が重要になってきます。人口が減少しても、地域の活動人口を高めていけば、地域は活性していくとの考え方です。  現在かなりの自治体は、人口を増やそう、維持しようと頑張っています。それはそれでよいのですが、現実的には厳しい実情があります。  そこで、人口が減っても活動人口で頑張っていこうという道もあるということなんです。活動人口の増やし方は、自治体と住民の情報の共有、時間や空間の共有、共有が共感につながり、その先には、共創、共に創ると書きますが、それへ変化、進化していくものと考えられます。共創が活動人口の1つの形態だと指摘している識者もおります。  この後期基本計画には、その観点も反映されております。この後期基本計画の策定に当たっては、市民のまちづくりに対する意向を把握するため、4種類のアンケート調査に加え、2回にわたって計6日間各地区でのワークショップを開催し、市長自らが市の将来像を語り、今後のまちづくりの方向性を論議するなど、丁寧に市民等の意見を聞き、今後の方向性を共有してきております。  そして、総合計画審議会でも、昨年度から11回にわたって審議を重ね、市民、市民団体、学識経験者、それぞれの立場や経験に基づいて論議を尽くし、この計画案が出来上がったものと考えます。  さらに、後期基本計画と比較して、各取組の成果を見える化するために、成果指標を加えたり、資料にあるとおり、市民等が取り組めることを盛り込むなど、市民と計画を共有し、ともにまちづくりを進めていくための様々な工夫もされています。  未来に何を見詰めるのか。「ときめきとみどりあふれる快活都市」と示されています。未来像を描き、そのために今何をなすべきかを示しています。私たちはその本質を自身の人生感を基に読み解いていかなければなりません。個人がお互いに異なっていればいるほど社会的な連帯が必要となってきます。時代、社会という変化の荒波の中、後期基本計画という羅針盤を基に、行政とかじ取り役の市長、そして、多様な乗客である市民がともに力を合わせ、漂流しないよう航海を続け、目的の港である将来像に到着したいものです。  ある経営者は、明日の仕事は今日やれと言っている。本当の仕事は明日何が起こるのかを予測して、そのための準備や計画を明日までに間に合うようにしていくことだ。それ以外は作業だ。作業だと毎日の繰り返しとなってしまい、会社は変わることができないと言いました。つまり、持続化のためには自らが常に変わり続けるとともに、自分の周囲や次世代に思いをはせることが大切だということです。  どうしても私たちは効率主義に陥りがちです。いつも最適解ばかりを求めて行動しています。しかし、時間というものは区切られない連続した流れです。よいときがあり、悪いときがあり、部分的な最適だけを求めると、そのときはいいように見えても、長い時間の幅で見れば、全体は非効率になっているかもしれません。  この基本計画をどう見るかは私たち次第です。同じ環境ではあっても心のありようで見え方は異なります。私は、この後期基本計画は、基本構想実現のための羅針盤であり、明日のための仕事であると思います。笠井市長が掲げる、まさにオール白井で、今後の5年間のまちづくりを進める指針として、多くの市民と論議し、共有し、時間をかけて作ってきたものであるこの計画を着実に進めていただき、白井の発展につなげていくよう要望し、私の賛成討論といたします。 93 ◯長谷川則夫議長 ほかに討論はございますか。  和田議員。 94 ◯和田健一郎議員 賛成の立場で討論させていただきたいと思います。  質疑の中でも述べましたが、ちょうど5年前の前期基本計画のときにも、他の委員の方とも討論したところでございますが、北総線の問題に関して、そこで、同じ沿線である印西市、もともと白井市と印西市では合併の話もあったというところで、特に私としても注目すべきことなのですが、この5年前には、両市ともに今年から人口減少を迎えるという予想の中でありましたが、蓋を開けてみれば、白井は予定よりも早めにピークアウト、人口減少に現実入りまして、印西のほうは今も栄えている。さらには、産業で申しましたら、データセンター銀座として世界中の企業からも集まるというような形の可能性もありました。  ここで、今回市の職員が知恵を絞りながらやっていた計画に賛成という立場でございますが、今後大きなビジョンで考えなければいけないんじゃないかという、この5年が白井の未来にとっては大きな、どう転ぶかという中で重要な観点があるという趣旨のもとでやっていきたいと思います。  さらに、千葉県と友好都市の台湾の桃園市、こちら国際空港もある中でございますが、ちょうど5年ほど前からアジアのシリコンバレーにするという大きな計画を下に、まさに世界の産業が100年に一度の大きな転換期を迎えるという中で、この大きなビジョンを掲げた上で着実に実行しているというところを、私も何度も伺わせてやっていたところでございます。  そういう中で言いましたら、この白井市としましても、過去を振り返り、さらに将来的な中でどうこれから伸びる産業を見つけて誘致をしていくか、さらには、コロナ禍の移住先ということで、全国市の中でも北総線沿線が注目をされたという、この中でどう私たちのまちに呼び込んでいくのかといった重要な課題があると思われます。  詳細までこれ以上言いますとちょっと長くなりますので、概要ということで、また別の形で私はこれは述べさせていただきますが、とにかく今回議会で特別委員会を設けて審議をすることはどうかというふうな形で御指摘もありました。私も確かに悩むところでございますが、これはあえて議会が参加するということで、ともに産みの苦しみを共有しながらビジョンを示して、そして、実行していくことの重要性を改めて感じた次第でございます。  以上をもって賛成討論という形でさせていただきたいと思います。 95 ◯長谷川則夫議長 ほかに討論はございますか。  申し訳ございませんが、討論は簡潔にお願いします。  竹内議員。 96 ◯竹内陽子議員 では、簡潔に申し上げます。議案第8号 白井市第5次総合計画後期基本計画について、賛成をいたします。  今いろいろな御意見がありましたけれども、私は1点に絞り、申し上げます。この計画の基本的な考えとして、市民自治、そして、補完性原理の考えに基づいて推進し、より現場で当事者間に即した課題解決や多角的な公共的活動の創出につなげると示してあります。まさに地方自治体の基本的な考え方と思います。  また、取組指標は現状値をしっかり捉えることで、目標値に向かう市の計画推進に結びつくものだと思いますが、近年の大災害の経緯、南海トラフ想定を踏まえ、国土強靱化計画、地域計画、地域防災計画が策定され、横断的視点として掲げた災害に強いまちづくりを推進していくことは最も重要なことであり、ゆえに取組指標も計画どおりに推進できないことも認識していかなければならないと思います。  しかし、取組指標の出典等が、総務省、経産省、農水省、内閣府、JA等からの調べが多く、また、調査も28年度のデータもあり、市民の皆様が参考にされた場合、比較検討に戸惑いを感じるのではないでしょうか。この件については、委員会において質問しましたが、回答は最適なものからのデータと答弁されたと思います。  やはり、市の各担当課は、全てとは言いませんが、市のデータをしっかり把握していくことも大事だというふうに思います。最近市長は議会に対しかなり事業の経緯、変更を掲示されています。大事なことだというふうに私は思っております。そして、そのことが目標実現に向けた取組につながっていくのだと思います。この点をカバーしていく意味でも、基幹計画の中で明確に進めていただくことをお願いし、賛成としたいと思います。  以上です。 97 ◯長谷川則夫議長 ほかに討論はございますか。  徳本議員。 98 ◯徳本光香議員 白井市第5次総合計画後期基本計画について賛成の討論をいたします。  私も皆さんと同じく、職員の方々が、委託をせず、努力と熟考を重ねてこの計画を練り上げたということを評価させていただきます。  何点か気になるところは申し述べておきたいと思います。  今回成果指標や取組指標というのを設けたことは、客観的な指標が入るということでとてもよいと思っておりますが、その中に幾つか気になる指標、適切かどうか疑問な指標がありました。特に戦略3-3の公共交通による人口カバー率については、私は残念に思っています。やはりオール白井で取り組める一番のことが北総線運賃値下げやバスを便利にするということだと思いますので、ぜひ市長が覚悟を持って、ここに利便性への満足度というものを上げるぞという気概を込めていただきたかったなというふうに思っています。  また、他市の総合計画を見ますと、SDGs、持続可能な開発目標と絡めて総合計画をつくっているところもあり、白井市としても世界を視野に入れて、その大きな流れに沿っていくという視点で絡めていただくのもよかったのではないかなと思っています。  以上で賛成の討論といたします。 99 ◯長谷川則夫議長 ほかに討論はございますか。ありませんか。               [「なし」と言う者あり] 100 ◯長谷川則夫議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第8号を採決します。  議案第8号に対する後期基本計画に関する調査特別委員長の報告は可決です。  議案第8号は後期基本計画に関する調査特別委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。               [賛成者起立] 101 ◯長谷川則夫議長 賛成多数です。  したがって、議案第8号は委員長報告のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────      ○動議の提出 102 ◯岩田典之議員 議長。 103 ◯長谷川則夫議長 岩田議員。 104 ◯岩田典之議員 附帯決議を提出するため、休憩の動議をお願いします。 105 ◯長谷川則夫議長 ただいま岩田議員から休憩の動議が提出されました。  賛成の議員はいらっしゃいますか。               [「賛成」と言う者あり] 106 ◯長谷川則夫議長 所定の賛成者がありますので、動議は成立しました。  したがって、本動議を直ちに議題とし、採決いたします。  お諮りします。本動議のとおり休憩することに御異議ございませんか。               [「異議なし」と言う者あり]
    107 ◯長谷川則夫議長 異議なしと認めます。  したがって、休憩の動議は可決されました。  休憩いたします。  再開は13時30分。                  午後  0時13分  休 憩   ─────────────────────────────────────────                  午後  1時30分  再 開 108 ◯長谷川則夫議長 会議を再開します。   ─────────────────────────────────────────      ○日程の追加 109 ◯長谷川則夫議長 休憩中に、岩田典彦議員から、お手元に配付のとおり、発議案第1号 議案第8号白井市第5次総合計画後期基本計画に対する附帯決議が提出されました。  この際、発議案第1号を日程に追加し、追加日程第1とし、直ちに議題にしたいと思います。御異議ございませんか。               [「異議なし」と言う者あり] 110 ◯長谷川則夫議長 異議なしと認めます。  したがって、発議案第1号 議案第8号白井市第5次総合計画後期基本計画に対する附帯決議についてを日程に追加し、直ちに議題とすることに決定しました。   ─────────────────────────────────────────      ○(発議案第1号)の提案理由の説明、質疑、討論、採決 111 ◯長谷川則夫議長 追加日程第1、発議案第1号 議案第8号白井市第5次総合計画後期基本計画に対する附帯決議についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  岩田典之議員。 112 ◯岩田典之議員 発議案第1号 議案第8号第5次総合計画後期基本計画に対する附帯決議について。  上記発議案を別紙のとおり白井市議会会議規則第14条の規定により提出します。  令和2年12月18日提出。  白井市議会議長、長谷川則夫様。  提出者、白井市議会議員、岩田典之。  賛成者、白井市議会議員、血脇敏行、同、田中和八、同、柴田圭子、同、岡田 繁、同、石川史郎、同、小田川敦子、同、徳本光香、同、和田健一郎、同、中川勝敏。  提案理由、後期基本計画をより実現性のあるものにするため、議案第8号白井市第5次総合計画後期基本計画に対する附帯決議(案)。  白井市第5次総合計画後期基本計画には、基本構想に位置づけされた3つの重点戦略を実現するための取組を定めていますが、取組目標の数値や取組指標の一部に注視すべきものがあると捉えています。  また、新型コロナウイルス感染症等の動向により、新たな課題への対応が求められます。そのため、今後その対応について議会に説明を求めるため、下記意見を付するものです。  記、1、新型コロナウイルス感染症等新たな課題と対応については、本年度同様、適時議会に説明すること。  2、取組目標の数値や取組指標について、修正を要する場合は速やかに議会に報告すること。  以上、決議する。  令和2年12月18日。  白井市議会。  提出先、白井市長、笠井喜久雄。  以上であります。 113 ◯長谷川則夫議長 これから質疑を行います。質疑ございますか。  古澤議員。 114 ◯古澤由紀子議員 1と2と項目がありまして、1のところは、「本年同様議会に説明すること」とあります。「本年同様議会に説明」というこの文面から考えますに、本年の説明は十分であったということですか。 115 ◯長谷川則夫議長 岩田議員。 116 ◯岩田典之議員 おっしゃるとおり、白井市長は、このコロナのことについて、必要がある、その都度議会に対して説明をしております。同様に、後期基本計画、これが可決された後も、本年と同じように、逐次、適時といいますか、議会に説明をしてほしいと、おっしゃるとおりであります。 117 ◯長谷川則夫議長 古澤議員。 118 ◯古澤由紀子議員 私の性質かもしれませんけれども、本年十分ではあったと理解すれば、来年はわざわざこのような文面を出さなくても、当然同じようにまたそれ以上にやってくれるだろうなと想像するんですけれども、そうでなくわざわざこれを出した意図は何でしょうか。 119 ◯長谷川則夫議長 岩田議員。 120 ◯岩田典之議員 当然そのように思われる方もいるかもしれませんけれども、議会として改めて市長に対して申し入れるわけですから、本年よかったから、じゃあ、新年度以降5年間それでいいよというわけにいきません。やはり議会として改めて議長にこのことについて申し入れるという意味で、ここに付しました。  以上です。 121 ◯長谷川則夫議長 古澤議員。 122 ◯古澤由紀子議員 2番の取組目標の数値や取組指標について修正を要する場合は速やかに議会に報告すること、これ議会報告で済む場合と、議決で変更を決しなければいけないこともあると思われますけれども、この点はどうでしょうか。 123 ◯長谷川則夫議長 岩田議員。 124 ◯岩田典之議員 議決を要するようなことを求めているわけでありません。ここに「注視しています」ということも本文に書いてありますけれども、この後期基本計画に書かれています取組目標、このことについて、何といいますかね、その修正等が見られた場合には、例えば、全協であるとか、そういった場合において、当然、文面でもいいですし、口頭でもいいですから、速やかに議会のほうに報告してほしいと、そういう意味であります。 125 ◯長谷川則夫議長 3回まで。  ほかにございますか。  平田議員。 126 ◯平田新子議員 先ほど古澤議員のほうから、何か発言の中で、計画原理主義という言葉が出てきましたけれども、ここの項目の取組目標の数値や取組指標についてということを、この数字を守らないとと言っていることは、いわゆるその計画原理主義、私は、質問の中とか、答弁の中でも、いろいろな不測の事態が起こっていくときに、いかに柔軟性のあるスピーディな対応ができるかということを確認させていただいています。そうすると、この数値にとらわれていてはフレキシブルな対応ができなくなるんじゃないかと思うんですけれども、この数値にこだわる根拠は何か教えてください。 127 ◯長谷川則夫議長 岩田議員。 128 ◯岩田典之議員 この基本計画そのものを、文言を変えろとか、計画を見直すとか、こういうことを言っているわけではありません。この基本計画、後期基本計画の中に示されています数値とか、そういうものが、例えば、参考にしただろう、まち・ひと・しごと創生総合戦略、この中であるとか、あるいは、ほかのものの、あるいは、国や県、そういうものと合わせたときに、この後期基本計画を、この中にあることと、もし数値に変更等、修正等あれば議会に報告をしてほしいと、そういうことであって、平田議員がおっしゃる柔軟性を持って取り組むということは全く異論はありません。  以上です。 129 ◯長谷川則夫議長 平田議員。 130 ◯平田新子議員 先ほどの討論の中でも、この数値のデータの出し方がおかしいというような、そこが納得できないという議員の声もありました。その辺に関しては、ここに名前を連ねていらっしゃる議員の皆様は、この数値は非常にいい数値だと評価していらっしゃるということでしょうか。 131 ◯長谷川則夫議長 岩田議員。 132 ◯岩田典之議員 先ほどの討論のことは私は関与しておりませんけれども、おっしゃるとおり、ここに名前を連ねている人は、基本的にこの後期基本計画の中に示されている数値というのは、原則的に間違ってはいないんじゃないかと思っています。  以上です。 133 ◯長谷川則夫議長 よろしいですか。  ほかに。  竹内議員。 134 ◯竹内陽子議員 2番目に書いてあることの内容なんです。これは、「速やかに議会に報告すること」というふうに書いてありますけれども、今までに速やかに報告しなかったということがあったんでしょうか。 135 ◯長谷川則夫議長 岩田議員。 136 ◯岩田典之議員 この後期基本計画は、今回初めてといいますかね、改選後初めてですから、今までのことは分かりません。  以上です。 137 ◯長谷川則夫議長 竹内議員。 138 ◯竹内陽子議員 今までも、この上段に書いてある新型コロナウイルス感染症等の動向により、新たな課題への対応が求められます。そうですね。確かにそうです。でも、今現在も、市長自ら議員に対してアンケートも取りました。そして、それによって予算づけもしたものもたくさんございます。私としては、市が今までいろいろ議会に対して次々変わることを示しています。そういうことをどのように感じられているんでしょうか。 139 ◯長谷川則夫議長 岩田議員。 140 ◯岩田典之議員 これは基本計画、後期基本計画に対する附帯決議案ですから、どのように捉えているとか、そういうことのコメントは差し控えていただきます。 141 ◯長谷川則夫議長 竹内議員。 142 ◯竹内陽子議員 しかし、これを出す以上は、差し控えさせていただきますじゃなくて、思いがあるから出されたと思うんですよ。そういうところはっきりと述べていただきたいと思います。 143 ◯長谷川則夫議長 岩田議員。 144 ◯岩田典之議員 先ほども申し上げましたけれども、後期基本計画、この内容そのものを変えろとか、修正をしろとか、そういうことを言っているわけでありません。基本的にこの基本計画は可決されましたし、私もこの後期基本計画、それから、名前を連ねている10名も賛成、皆さん、みんな賛成で、この附帯決議を出しております。  ただ、じゃあ、そのままでいいか、可決したからそれでもう議会としておしまいかというと、そういうことでありません。改めてこの中の設定した目標の数値や取組指標について、もしその後、その後新たに分かったこと、あるいは、改めてこれを取り組んでいく中で、あるいは、調査をする中で、あるいは、国、県とやり取りをする中で、もし若干なりとも修正するものがあったならば、議会に速やかに説明をしてほしいと、報告をしてほしいと、そういうのがこの附帯決議案であります。  以上です。 145 ◯長谷川則夫議長 ほかにございますか。  3回までです。  ほかにございますか。ありませんか。               [「なし」と言う者あり] 146 ◯長谷川則夫議長 質疑はないものと認めます。これで質疑を終わります。  席にお戻りください。  これから討論を行います。討論はございますか。  平田議員。 147 ◯平田新子議員 反対の立場で討論いたします。  まず、私はコロナになりまして、一貫して、こちらが要求する以前に、市長からいろいろな説明や、それから、議員の皆さん、何か提案してくださいというお話をいただきました。多分これがいわゆる市長がお考えになるオール白井、議会も一緒にやってくださいという意思表示だったのだと思います。これが、後期の基本計画が可決された後に、可決されたからやめたというふうになくなると私は思っておりません。市長が笠井市長である以上、この姿勢は多分貫かれるものだと思います。これだけ激動の後期基本計画に当たっては、2点目ですけれども、この取組指標や目標という数値にこだわってフレキシブルな対応ができないことのほう私は恐れます。議員がこの数値に違いが出たじゃないかと、そこを追求するんじゃなくて、大きな変化に対してどう対処するのかということのほうが主軸を置くべきことだと思っております。ということで言いますと、取組目標の数値や取組指標ではなく、財政推計が変わる、基本計画の見直しが行われる、あるいは、本当の不測の事態が大きく白井市に影響を及ぼすとき、そういうときに市のほうから説明がないはずがないと思っておりますし、そこは議会と執行部、市長との協力関係で乗り越えていかなければ白井市全体もよくならないと思っております。  よって、この発議案には反対いたします。 148 ◯長谷川則夫議長 ほかに討論はございますか。  古澤議員。 149 ◯古澤由紀子議員 この発議案に反対いたします。  1項目、2項目を読みましても、これは当たり前で、受け入れられるものですけれども、要は、この項目を出さなければいけない状態に今あるかどうかということを考えますと、出す必要はないというのは私の判断です。市の執行部と議会の在り方を考えますと、やはりこれは、役割違いますけれども、信頼関係から結びついていないといけないと思っています。とは言っても、議会は市政が冗漫にならないようなチェック機関でありますし、ただただ信頼というわけではありませんけれども、先ほど現状の分析で提出者本人が言われたように、本年は十分な説明を受けていたという状況にあり、そこから考えても、どう考えても、これからこの状態が悪化していくとは私には推定できません。そういう理由から、改めて議会が上位に立ってこのような附帯決議を出す必要を全く感じていないために、私は附帯決議に反対いたします。 150 ◯長谷川則夫議長 ほかに討論はございますか。  徳本議員。 151 ◯徳本光香議員 賛成の立場で討論いたします。  この2番において、速やかに議会の報告することというのは、過去に速やかでなかったから言っているということではなく、今度変わることもあるでしょうから、実態に応じて説明をしてくださいというだけのことです。それ以上の意味はないと私は考えて賛同しています。  また、新型コロナウイルス対策に対しても、市のほうは十分説明はしてくれてきていると思っていますが、指標の中には一部に注視すべきものがあるというのは事実だと捉えていますので、その点むしろフレキシブルに柔軟にやっていくべきという意見がありましたが、それと同じ考えでこの決議に賛同しています。  以上です。
    152 ◯長谷川則夫議長 ほかに討論はございますか。  竹内議員。 153 ◯竹内陽子議員 私もこの附帯決議には反対をしたいと思います。  ここで述べていることは全くごもっともなことだというふうに思います。これがもし行われていなければ、私も賛成するところです。でも、今年度経緯を見ていますと、行政のほうは、事業の内容が変わったり、財政のほうも変わったり、そういうことは即議会のほうに報告している。これ現状だったと、議員の皆さんも理解していると思います。だから、来年もそうあってほしい。むしろそれ以上のことをしていくのが行政だと思います。だからこそ、私も後期基本計画にも期待をしたいと。  ただ、私の申し上げました1点だけというのは、その取組指標、これも、本来ならば行政がしっかりと自分の自治体の数値を捉えるということが大事なんです。でも、いろいろなところからその数値を持ってきて、最適だというところに私は今もって疑問を感じておりますけれども、その点は別としても、行政はしっかりと今年度いろいろ報告している。それ以上のことも来年度お願いをしたいということで、今回わざわざこの発議をする意味がよく分かりません。  以上をもって、私の反対討論です。 154 ◯長谷川則夫議長 ほかに討論はございますか。  田中議員。 155 ◯田中和八議員 この附帯決議に賛成の立場でちょっとお話をさせていただきます。  先ほどの後期基本計画に対する採決で、私は賛成討論させていただきました。その中で、成果指標や取組指標の目的の設定について甘さが見られる部分が一部ありますので、今後毎年度の評価を通じて施策の推進を図られるよう要望しますという言葉を入れさせていただきましたので、この附帯決議に関しましては賛成とさせていただきます。 156 ◯長谷川則夫議長 ほかに討論はございますか。  小田川議員。 157 ◯小田川敦子議員 私は賛成の立場で討論いたします。  特別委員会の1日目になりますが、私はそのときに、この後期基本計画に今起きているコロナの影響が加味されているのかという質問をいたしました。その回答は、この影響は入れずに策定をしていますというお答えでした。そして、同じ特別委員会の中で、4回目になったかと思うんですけれども、後期基本計画を万が一修正する場合はどういう事態でしょうかとお聞きしたときには、委員長報告にもありましたけれども、予算が組めなくなったときですというふうなお答えがありました。  今回のこの計画の策定は、そういった今既に起きている社会状況、収入にも影響を及ぼすような、そういった事態を含みおかない状態で作っていることから、今後5年間とても流動的な状態にあると私は心配をしています。その中で、万が一修正があるときには議会に報告すること、1項目めになりますが、本年同様に丁寧な説明を求めること、これを付する附帯決議には何ら異論がなく賛成をいたします。  以上です。 158 ◯長谷川則夫議長 ほかに討論はございますか。ありませんか。               [「なし」と言う者あり] 159 ◯長谷川則夫議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから発議案第1号 議案第8号白井市第5次総合計画後期基本計画に対する附帯決議についてを採決します。  発議案第1号は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。               [賛成者起立] 160 ◯長谷川則夫議長 起立多数です。  したがって、発議案第1号は原案のとおり可決されました。  ここで席替えのため、休憩をいたします。  再開は、14時10分、2時10分です。                  午後  1時52分  休 憩   ─────────────────────────────────────────                  午後  2時10分  再 開 161 ◯長谷川則夫議長 会議を再開します。  議場内が暑く感じられるようでしたら、上着を取っていただいて構いません。   ─────────────────────────────────────────      ○(議案第14号、議案第15号)の一括上程 162 ◯長谷川則夫議長 日程第13、議案第14号 令和2年度白井市一般会計補正予算(第12号)について、及び日程第14、議案第15号 令和2年度白井市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第4号)についての2議案を一括上程します。   ─────────────────────────────────────────      ○(議案第14号、議案第15号)の提案理由の説明、議案内容の説明 163 ◯長谷川則夫議長 提案理由並びに議案内容の説明を求めます。  笠井市長。 164 ◯笠井喜久雄市長 それでは、議案の提案理由の説明をさせていただく前に、再び感染が拡大している新型コロナウイルス感染症について御報告をさせていただきます。  昨日12月17日時点で、白井市における感染者の数は56名となりました。特に家庭内感染が増えている傾向にあります。  12月16日、今週水曜日の夕方に、千葉県から医療法人社団聖仁会 白井聖仁会病院における集団感染の報告がありました。感染者の内訳は、昨日17日時点で、職員3名、入院患者2名が確認されています。当該病院においては、保健所と連携を取りながら対応しているところでございます。  また、白井市商工会では職員1名の感染が確認され、16日から本日18日まで、保健所の指導により、消毒作業等のため閉館となっています。なお、商工会内において濃厚接触者に該当する者はいないところでございます。  感染拡大が続く中、年末年始に向かいますが、市民の皆様には引き続き感染予防対策を徹底していただくようお願いいたします。市としましても、市民の命と生活を守るため、関係機関と連携を密にしながら感染症防止対策への取組を全力で進めてまいります。  それでは、追加提案いたします議案の提案理由及び内容について説明いたします。  市から追加提案いたします案件については、令和2年度白井市一般会計補正予算について、令和2年度白井市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算の2議案となります。  それでは、本日提案いたします議案の提案理由及び概要について御説明をいたします。  議案第14号 令和2年度白井市一般会計補正予算(第12号)については、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億632万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ278億3,395万9,000円とするものです。  歳入歳出予算の主な補正内容は、新型コロナウイルス対策に要する経費として、ウェブ会議やテレワーク環境の整備を行うもの、選挙用備品を購入するものなど、また、新型コロナウイルス感染症対策に係る市民等支援に要する経費として、公共施設や小・中学校のトイレを洋式化とするもの、衛生用備品を購入するもの、都市公園に新しい生活様式に沿った公園利用案内看板を整備するものなどの費用を計上するものでございます。  また、新型コロナウイルス対策に要する経費及び新型コロナウイルス感染症対策に係る市民等支援に要する経費に対する国の補助金として、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などを計上するものでございます。  議案第15号 令和2年度白井市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第4号)については、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ56万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ39億7,881万7,000円とするものです。  歳入歳出予算の主な補正内容は、新型コロナウイルス感染症対策として、在宅医療、介護従事者がパソコンやタブレットを利用してサービス利用者情報の共有化を図るための環境整備に係る所要額を計上するものです。  以上、議案の提案理由を申し上げましたが、詳細については担当部長から説明させますので、深い御理解と適切なる御審議を賜りますようお願い申し上げます。 165 ◯長谷川則夫議長 津々木企画財政部長。 166 ◯津々木哲也企画財政部長 議案第14号 令和2年度白井市一般会計補正予算(第12号)について御説明いたします。  1ページを御覧ください。  令和2年度白井市の一般会計補正予算(第12号)は、次に定めるところによるものです。  第1条第1項、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億632万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ278億3,395万9,000円とするものです。  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、2ページから3ページの第1表、歳入歳出予算補正によるものです。  第2条繰越明許費の追加は、4ページの第2表、繰越明許費補正によるものです。  第3条地方債の追加及び変更は、5ページの第3表、地方債補正によるものです。  それでは、第2表、繰越明許費補正から御説明いたします。  4ページを御覧ください。  2款1項総務管理費、新型コロナウイルス対策に要する経費(Web会議、テレワーク用備品購入)、この経費は、9ページの事業番号26となります。  次に、新型コロナウイルス感染症対策に係る市民等支援に要する経費(陸上競技場管理棟防水改修工事他、パーテーション等備品購入)、この経費は、9ページの事業番号8となりまして、これらの追加につきましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、工事の施工及び備品を購入するものですが、工事に係る適正な工期が確保できないことや、新型コロナウイルス感染症拡大の影響によるものと思われる端末を含む周辺機器及びパーテーション等の市場における品薄状態を考慮し、繰越明許費を設定するものです。  9款1項教育総務費、新型コロナウイルス対策に要する経費(Web会議用パソコンセットアップ委託)、この経費は12ページの事業番号4となりまして、総務管理費、新型コロナウイルス対策に要する経費(Web会議、テレワーク用備品購入)と同様、端末を含む周辺機器の市場における品薄状態を考慮し、繰越明許費を設定するものです。  次に、5ページを御覧ください。  第3表、地方債補正について御説明いたします。  まず、追加となる小学校施設改修等事業、また、変更となる公共施設保全事業、及び中学校施設改修等事業につきましては、指定避難所とされている公共施設及び学校のトイレを洋式化するため、地方債を借り入れることから、限度額の追加及び変更をするものです。  また、15ページにつきましては、今回の補正予算により変更される地方債に関する調書です。  続きまして、歳入歳出の御説明に入りますが、今回の補正予算につきましては、新型コロナウイルス感染症対策に係る事業を中心に調製をしており、大きく分けて、新型コロナウイルス対策に要する経費につきましては、庁内内部の対応策を中心としたもの、また、新型コロナウイルス感染症対策に係る市民等支援に要する経費につきましては、市民の方などへの対策を中心としたものとなっており、各課の事業において名称が多数重複することから、事業名の読み上げは割愛させていただきますので御了承ください。  それでは、歳出から御説明いたします。  9ページを御覧ください。  2款1項1目一般管理費、補正額3,858万2,000円の増、このうち、事業番号26の補正額3,533万8,000円の増につきましては、新しい生活様式に沿ったウェブ会議やテレワーク実施等に係る環境整備を行うため所要額を計上するものです。  次に、事業番号29の補正額324万4,000円の増につきましては、足踏み式消毒液スタンドの購入、また、指定管理者の新型コロナウイルス感染症対策の取組に係る支援金として所要額を計上するものです。  9ページから10ページにかけまして、2款1項5目財産管理費、補正額6,700万2,000円の増につきましては、陸上競技場管理棟防水改修工事、庁舎の自動ドア化、及び公共施設のトイレの洋式化など、非接触型の設備の工事を実施するほか、自動水石けん器等を購入するため所要額を計上するものです。  次に、2款1項9目地域振興費、補正額280万円の増につきましては、公益的な活動をする団体に対し、新しい生活様式に沿った活動の継続、支援を目的に、無料のズーム体験講習会を開催するため所要額を計上するものです。  同じく10ページ中段の2款4項1目選挙管理委員会費、補正額1,793万円の増につきましては、選挙の際、密を避け、開票事務従事者を減らし、少人数で効率よく作業できるよう、選挙用備品を購入するため所要額を計上するものです。  10ページから11ページにかけまして、3款1項2目障害福祉費、補正額65万5,000円の増につきましては、新型コロナウイルス感染拡大に伴う日中一時支援事業等体制強化事業補助金を活用し、必要な事業を実施するため所要額を計上するものです。  次に、3款1項7目介護保険費、介護保険特別会計保険事業勘定への繰り出しに要する経費、補正額56万4,000円の増につきましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した事業を介護保険特別会計保険事業勘定で行うことに伴う介護保険特別会計保険事業勘定の補正により繰出金を増額するものです。  次の5款1項3目農業振興費については後ほど御説明いたします。  続きまして、7款4項2目公園緑地費、補正額3,022万8,000円の増につきましては、都市公園に新しい生活様式に沿った公園利用案内看板を整備するため所要額を計上するものです。  12ページに移りまして、9款1項4目学校事務費、補正額277万7,000円の増につきましては、新しい生活様式に沿ったウェブ会議や学習システムネットワークの環境整備をするため所要額を計上するものです。  12ページから13ページにかけまして、9款2項1目学校管理費、補正額2,129万1,000円の増、及び9款3項1目学校管理費、補正額1,655万5,000円の増につきましては、小学校及び中学校のトイレの洋式化や簡易サーマルカメラなどを購入するため所要額を計上するものです。  同じく、13ページ中段の9款4項1目社会教育総務費、補正額15万4,000円の増につきましては、新しい生活様式に沿ったウェブ会議の環境整備を行うため所要額を計上するものです。  9款4項6目図書館費、補正額132万円の増につきましては、図書の消毒器を購入するため所要額を計上するものです。  13ページから14ページにかけまして、9款4項9目文化会館費、補正額100万円の増、及び9款5項2目体育施設費、補正額500万円の増につきましては、文化会館や運動施設来場者の検温を行うサーマルカメラを購入するため所要額を計上するものです。  最後に11ページ中段に戻りまして、5款1項3目農業振興費、育苗センター事業、補正額47万円の増につきましては、農家からの梨苗の需要に対し育苗センターの供給量が不足していることから、育苗施設を増設し、梨農家の計画的な改植を支援するため、補助金を育苗センターに交付するため所要額を計上するものです。  歳出については、以上でございます。  次に、歳入について御説明いたします。  8ページを御覧ください。  上から順に、15款国庫支出金、2項1目総務費国庫補助金、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、補正額1億4,266万5,000円の増につきましては、各事業の予算書の説明欄に記載されています新型コロナウイルス対策に要する経費、及び新型コロナウイルス感染症対策に係る市民等支援に要する経費に対する国の補助金として計上するものです。  15款国庫支出金、2項2目民生費国庫補助金、新型コロナウイルス感染拡大に伴う日中一時支援事業等体制強化事業補助金、補正額32万7,000円の増、及び16款県支出金、2項1目民生費県補助金、新型コロナウイルス感染拡大に伴う日中一時支援事業等体制強化事業補助金、補正額16万3,000円の増につきましては、歳出の3款1項2目の新型コロナウイルス感染症対策に係る市民等支援に要する経費で御説明をいたしました、新型コロナウイルス感染拡大に伴う日中一時支援事業等体制強化事業補助金に対する国及び県の補助金として計上するものです。  16款県支出金、2項3目農林水産業費県補助金、補正額47万円の増につきましては、歳出の5款1項3目の育苗センター事業で御説明をしました、早期成園・省力化のためのナシ改植促進事業補助金に対する県の補助金として計上するものです。  19款繰入金、1項1目財政調整基金繰入金、補正額3,890万3,000円の増につきましては、本補正予算の歳入歳出の調整に当たり、財政調整基金からの繰入金により対応するものです。  最後に、22款市債、1項1目総務債、補正額1,600万円の増、及び1項4目教育債、補正額780万円の増につきましては、第3表、地方債補正において御説明したとおり、借入れの見込みによる補正をするものです。  歳入については以上でございます。  以上で令和2年度白井市一般会計補正予算(第12号)の説明を終わります。 167 ◯長谷川則夫議長 豊田福祉部長。 168 ◯豊田智美福祉部長 議案第15号 令和2年度白井市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第4号)について御説明いたします。  1ページをお開きください。
     令和2年度白井市の介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第4号)は、次に定めるところによるものです。  第1条第1項、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ56万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ39億7,881万7,000円とするものです。  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、2ページの、第1表、歳入歳出予算補正によるものです。  それでは、歳入歳出予算補正の内容について、歳出から御説明いたしますので、5ページ下段を御覧ください。  4款地域支援事業費、3項1目包括的支援事業、補正額56万4,000円の増につきましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、在宅医療、介護従事者がICTによる情報共有を図るため、その環境整備に係る所要額を補正するものです。  歳出については以上でございます。  次に、歳入について御説明いたします。  上段を御覧ください。  7款繰入金、1項3目地域支援事業繰入金(包括的支援事業・任意事業)、補正額、56万4,000円の増につきましては、歳出の4款地域支援事業費、3項1目包括的支援事業費の補正に係る財源として一般会計からの繰入金を充てるため所要額を補正するものです。  歳入については以上でございます。  以上で議案第15号 令和2年度白井市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第4号)の説明を終わります。 169 ◯長谷川則夫議長 以上で提案理由並びに議案内容の説明を終わります。   ─────────────────────────────────────────      ○(議案第14号)の質疑、討論、採決 170 ◯長谷川則夫議長 日程第13、議案第14号 令和2年度白井市一般会計補正予算(第12号)についてを議題とします。  これから質疑を行います。  質疑ございますか。  平田議員。 171 ◯平田新子議員 質問いたします。11ページ、農業振興費の育苗センターで、育苗施設を増やすということですが、これ最初まち・ひと・しごとの事業で提案して、国からの補助金を頂きながら、市の事業として移ってきたものですけれども、どういう内容の増設というか、そこを教えてください。 172 ◯長谷川則夫議長 岡田市民環境経済部長。 173 ◯岡田光一市民環境経済部長 お答えいたします。  今議員がおっしゃるように、これまで、平成27年度から30年度までは国の地域活性化地域住民生活等緊急支援交付金、こちら活用をしていたところです。それで、昨年度から、これは県の補助金で、早期成園・省力化のためのナシ改植促進事業補助金を使っているところです。  具体的にこの早期成園のこの事業に関しましては、県の補助金で、補助対象経費というものが、1つは施設、機械等の整備費。それから、もう1つは、資材費、それと、施工費、この3つの内容が補助対象経費となっておりまして、この経費に関しまして補助対象の補助率が2分の1以内となっておりまして、このたびこの補助金を活用して、育苗センターにあります梨を植え付ける棚を1列新たに作っていきたいというような内容でございます。  以上でございます。 174 ◯長谷川則夫議長 平田議員。 175 ◯平田新子議員 1列増設することによって、苗の本数は何本増えるということになりますか。 176 ◯長谷川則夫議長 岡田市民環境経済部長。 177 ◯岡田光一市民環境経済部長 お答えいたします。  棚を1列増設することで133本分の苗が定植、増設できるということになります。 178 ◯長谷川則夫議長 平田議員。 179 ◯平田新子議員 最後の質問です。  133本増えて、トータル何本になるということでしょうか。 180 ◯長谷川則夫議長 岡田市民環境経済部長。 181 ◯岡田光一市民環境経済部長 お答えいたします。  令和3年度分の予約の本数というものが、現在1,696本出てきているところでございます。ここでこの1列増設することで133本分が増えますので、合計で1,874本分の苗を定植することができるということになります。  以上です。 182 ◯長谷川則夫議長 ほかに質疑ございますか。  徳本議員。 183 ◯徳本光香議員 11ページの下段の7)公園施設等改修工事についてお聞きします。  1つ目が、公園に看板をつけて新しい生活様式を書いて注意喚起すると思うんですが、新型コロナが終息した後はどのような対応になるのでしょうか。  2つ目は、39個の看板を立てるということで、この3,000万円いうことは、1つが大分高価なものということなんでしょうか。その質についてお聞きします。  3つ目は、なぜ今この時期にこの工事が必要と考えているんでしょうか。  4つ目が、今感染者が増えている中ですが、この分を市民生活や地域経済支援に充てるという案は出なかったのでしょうか。  以上です。 184 ◯長谷川則夫議長 高石都市建設部長。 185 ◯高石和明都市建設部長 お答えいたします。  まず、この看板の終息後の対応ということでございますが、まず1つ目は、この看板については、日常的ないわゆる一般的な公園利用の注意も促すのと併せて、この新しい生活様式の観点も踏まえた注意喚起を併せて行う予定で考えております。仮にコロナが終息した場合には、盤面の書換え等もあるかとは考えているところでございます。  2番目の結構金額的なものが高価ではないか、品質はどのようなものかというような御質問だと思うんですが、まず、内容といたしましては、2種類の看板を39か所で設置する予定です。1つは、横1.8メートル、縦1.2メートル、このサイズのものを8か所、それから、もう1つは縦横1.1メートルのものを31か所予定しております。このうち、既存のものからの取替えは、大きいもののほうが6か所、小さいもののほうは21か所、これは撤去も含めて今回の工事で付け替えるというような工事内容になるところでございます。  材質については、基本的にはアルミ製のものを使う予定で、これから入札するんで詳細のところは、金額までは申し上げられませんが、これに含まれるのは、先ほどの撤去費、それから、設置費、もちろん材料費、そこにいわゆる諸経費的なものが含まれるわけですが、これについては資材の部分は見積りでやっておりますけれども、それ以外の部分はいわゆる公的な千葉県の積算基準に準じて積算しているところです。  それから、今この時期になぜこれが必要なのかというところからの御質問ですが、この新型コロナによって、いわゆる皆さん家の中になるべく入っていたほうが安全だという風潮は強いわけですが、やはり公園という空間はそういう中で非常に重要であって、有効に活用してほしいと。要するに、密閉空間でないわけですから、そこはルールを守って活用することによって、むしろ健康の増進にもつながるだろうという考えが基本にございます。ですので、その正しい、気をつけてもらいたい部分が何点か、例えば、手洗いをしてくださいとか、一定の距離は保ってください、それから、空いた時間を利用してくださいというようなところを今盤面の候補として考えていますが、そういった部分では気をつけて利用してもらうことにより、市民の健康の維持増進が図られるものということで、今回つけることとしたところでございます。  以上です。 186 ◯長谷川則夫議長 笠井市長。 187 ◯笠井喜久雄市長 最後の質問ですよね。最後は市民生活のほうに予算のほうをという話だと思うんですが、今回はどちらかというと新しい生活様式に重点を置いています。それを、今の感染状況を見ますと、むしろ増えている傾向になります。これから寒くなってきますとますます感染拡大が広がってくると、こういうことを受けまして、それと、ワクチンが期待をされていますが、つい最近のニュースでいくと3月ぐらいには早くてワクチンができるということでありますが、これもまだ見通しが立っておりません。ですから、長期的な視点である程度考えていかなければいけないということで、今回に至りました。  以上です。 188 ◯長谷川則夫議長 よろしいですか。  和田議員。 189 ◯和田健一郎議員 ちょっと同じところの質問になりますが、11ページの公園施設等改修工事ということで、私のほうにも公園に対する市民からの問合せで、やはり新しい生活様式といったことがなかなか普及していなくて、それによって怖いというような意見もあったりしていますが、そこで1点目としましては、市としてもそのような普及にはまだ至っていないような状況という認識でよろしいかということですね。  2点目としては、やはり、なかなか、これで、これから特に気温が下がっていき、年明け辺りに心配されるといった中ですが、一応、それで、先ほどの確認も含めてですけれども、この時期に普及することによってこの今の現状の公園利用が改善されるといった形で考えているかと、この2つをお聞きしたいと思います。 190 ◯長谷川則夫議長 どちらが先、笠井市長。 191 ◯笠井喜久雄市長 お答えいたします。  普及に今至っていないかということですが、盛んにホームページ、報道等でも、三密を避けるとか、マスクをつけることは報道されています。でも、実際白井の総合公園なんか見てみますと、土日なんかは家族連れでテントを張って、三密の状態が結構見受けられます。まだまだこれだけいろいろな啓蒙活動をやっているのですが、そういう状態があるというのは事実です。これから寒くなってきて、ますますそういうような傾向になっていくのだろうということを懸念しています。  この看板をつけて普及するかという話だと思うのですが、やはり人が集まる場所、人がいる場所にそういう啓発用の看板をつけることは効果があるというふうに思っております。  以上です。 192 ◯長谷川則夫議長 よろしいですか、和田議員。 193 ◯和田健一郎議員 効果ということで言いましたら、1つの中では、よく市民間のトラブルで、私のところでも聞く中で言えば、三密を避けるということ、その注意の仕方によってお互いがトラブルになるといったところもあったと思いますが、そういう場合でも看板に書いてあるということであれば合理的な理解というのが得やすいという、そちらも考えていらっしゃるという理解でよろしいでしょうか。 194 ◯長谷川則夫議長 笠井市長。 195 ◯笠井喜久雄市長 そういう理解です。実際市長への手紙等で、子どもたちが集まっていろいろわいわい騒いでいるのだけれども、あの状態でいいのかという声を聞きます。ただ、そういう看板があると注意もしやすいという声を聞きますので、看板があることによって注意喚起、誰でも気をつけることができるというふうに思っております。  以上です。 196 ◯長谷川則夫議長 よろしいですか。  ほかに質疑ございますか。  小田川議員。 197 ◯小田川敦子議員 補正全体に対して、1回で3往復なので、ちょっと多い質問になりますが、よろしくお願いします。  まず、10ページになります。2款4項1目選挙管理委員会費についてです。これは、事前に頂いた資料の中では、選挙の開票事務従事者を減らすということが機械を導入する目的というふうにお答えいただいていたんですが、このことについて、従来と比べた場合の削減効果はどうなっているのかをまず1つ伺います。  そして、機械であるので、機械任せにはできませんから、100%取り違いがないように確認するのは人間の作業になると思います。新しい機械を導入しても確実性を担保した上でこの人的配置を減らす効果があるのかどうかについて伺います。  次は11ページになります。3款1項7目介護保険費になります。これは事業としてはICTを活用した在宅医療と介護の多職種連携情報共有ネットワーク事業に当たります。こちらの目的については、そうですね、この事業について、まず最初に事業の目的と概要を御説明いただきたいと思います。 198 ◯長谷川則夫議長 繰出金ですので、介護保険のほうで聞いていただくことになりますけれども。 199 ◯小田川敦子議員 そうですか、介護保険で。 200 ◯長谷川則夫議長 どうぞ、続けてください。 201 ◯小田川敦子議員 そうか、そうか、そうですね、分かりました。じゃあ、この3款1項7目のは取り下げます。  次は、同じ11ページになります。7款4項2目公園案内板設置事業について伺います。看板設置を新しくする目的に、新しい生活様式の声かけというふうな説明がありました。現場に看板を設置して新しい生活習慣を呼びかけるということは確かに効果があろうかとは思うんですが、同時にチラシやホームページなどを含めてどうなっているのか、全体的な呼びかけという点ではどうなっているのかについて伺います。  2点目です。公園看板の数が39か所というふうな説明でしたが、市内の公園はもっともっとたくさんあります。この39か所を選定した理由について伺います。  次に、12ページに行きます。9款1項4目、続けていいですか、学校事務費になります。この学校事務費は、事業名で言うと学習用ネットワーク整備事業になります。この事業に対しての質問ですが、まず資料を頂いた中から提案理由が載っていますが、教育委員会の学習用ネットワーク及びWi-Fi環境の整備のためのシステム設定委託料ということでしたが、この整備をした後の運用の開始はいつ頃の予定でしょうか。そして、この整備をすることにより、どういうことができるのか、できるようになるのかを伺います。  以上です。 202 ◯長谷川則夫議長 笠井市長。 203 ◯笠井喜久雄市長 まず、新しい生活様式と感染予防の注意のお話ですが、これはホームページにも掲載をしておりますし、定期的に広報等を活用してその辺の注意喚起を行っています。さらに、SNSがありますから、その中にも新しい様式については紹介をしています。  以上です。 204 ◯長谷川則夫議長 高石都市建設部長。 205 ◯高石和明都市建設部長 公園のほうについて私のほうから御説明いたします。  まず、注意の仕方ということで、チラシとかホームページでどうなっているかという御質問ですが、結論から言うと、ホームページは掲載しておりません。チラシのほうについても特にやってはいないんですが、今やっているのは、現地への貼り紙を、春から、ラミネートに加工して、手作りで注意を呼びかけています。内容的には、密集を避けてくださいとか、会話について気をつけてくださいというような呼びかけはさせていただいております。  ただ、これはいわゆる大きめの公園、全部が全部じゃなくて、近隣公園クラス以上、要するに、運動公園、総合公園、あと、中木戸公園とか、ああいう大きめの公園に設置し、呼びかけています。  今回はその内容もう少し充実させたものを39か所設置すると。39か所をどうして選んだのかというところの御質問が2つ目でございましたが、基本的には面積のほうで今回1,000平米以上の公園を対象に39か所とさせていただいたところでございます。  以上でございます。 206 ◯長谷川則夫議長 川村課長。 207 ◯川村俊男選挙管理委員会書記長 お答えします。  選挙機器の購入の補正の関係なんですが、選挙機器を購入して削減効果がどういう効果があるのかということだったと思います。その効果としては、開票事務の従事者が、通常の選挙ですと密になっているような状況がありますので、その事務従事者の数を減らしていって、少ない人数で効率よく執行できるように、機器を新しく購入する考えでおります。  機器の導入によりまして、最も密になりやすい開被分類作業、それから、点検作業を行う職員数を削減していくということ、それから計数作業担当は、その分増える可能性もあるんですが、開票事務従事者の総数を減らして密を回避していきたいと考えております。  あと、2点目として、人数的に配置を減らす効果があるのかという御質問だったと思います。3月21日の知事選の場合、想定している総数の従事者の人数が、前回の場合ですと62名ございました。今回の場合、約15名ほど機械を購入していくことによって削減をして、密をできるだけ避けていきたいと考えております。  以上です。 208 ◯長谷川則夫議長 ただいま御答弁いただいたのは川村選挙管理委員会書記長でした。大変失礼しました。  鈴木教育部長。
    209 ◯鈴木直人教育部長 それでは、学習用ネットワーク整備委託料につきましてお答えします。  いつ頃からかということにつきましてですが、できるだけ早くこちらのほう進めたいなと考えております。整備するまでちょっと時間はかかるかもしれませんが、できるだけ早くということでは考えております。  実際どういうことができるのかということにつきましては、1つは、学校でできる環境を教育委員会でもできるようにしていきたいと考えております。また、教育委員会と各学校において、その学習用のタブレット端末を使用することによって、授業支援ソフトとか学習支援ソフトの活用等の指導を先生方のほうにも行えるという形で進めていきたいと考えております。  以上です。 210 ◯長谷川則夫議長 答弁漏れ何かありますかね。ちょっといっぱいあったんで、小田川議員。 211 ◯小田川敦子議員 多分答弁漏れはないと思いますので、2回目の質問を行いたいと思います。  選挙事務用品の購入についてなんですが、前回の知事選と比べて15名削減が見込まれるということで、承知しました。なので、選挙のほうは2回目の質問はありません。  そして、次に、公園案内板についてなんですが、ホームページの掲載が私は見つけられなかったんです。具体的には、「コロナ、公園」というふうな検索ワードで引っ掛けたら、「公園を利用される皆様へ」というところが出てきて、そこには何らコロナのコの字もなかったというふうな状況だったので、周知という部分では一律な案内をお願いしたいなと思って、先ほど確認をさせていただきました。  そして、コロナの公園に関しての2回目の質問になりますが、新しい生活様式を現場で周知するために看板設置をするということは、基本お知らせすることにはいいことだなというふうに思うんです。ただ、新しい生活様式というくくりだけで考えれば、それこそいろいろなメディアも発信していれば、子どもによっては学校で徹底されていたりとか、情報元としてはかなり社会の中で潤っているのかなというふうに私自身感じています。  その中で、欠けていると思うのが、コロナに対する偏見を是正する周知だと思うんです。偏見のない寛容な地域づくりであるとか、その差別、偏見、いじめをなくすことを看板に入れるということも必要な措置ではないかなと思うんですが、市としてはどのようにお考えになりますか。  そして、看板の2つ目の質問ですけれども、看板の単価が非常に高い気がするんです。ちゃんと見積りを取りましたということですけれども、今までこんなに高額な看板を頼んでいたのかしらというふうに、私はここはちょっと納得ができないんですよね。この金額、3,000万円近い金額を、単純に39個の看板ですから、割る39にすれば100万円に近い数字が出てきます。1個の看板にそんな高い看板を今まで注文あったんだろうかというふうに思いますので、市の金銭感覚として、この看板の金額は妥当と思われているのかどうかということについて御意見を伺いたいと思います。  次に、学習用ネットワーク事業の2つ目の質問を行います。運用に関しては、できるだけ早くということで答弁がありました。状況においては、学校でできる環境を教育委員会でも揃えていくというふうな説明でありました。  他市の例を見ますと、このGIGAスクールを進めるに当たって、教職員のテレワークも進めるというふうなタイアップな取組も進んでいるところがあって、教育、学校でやるような作業を、校務ですよね、自宅でもできるように導入している事例もあったんですが、今回はそれに当たるのでしょうか。  そして、2つ目の質問です。このネットワークの整備に関してなんですが、ネットワークが、今回だけじゃなく、今までのGIGAスクールのシステムの説明の中で、校務系のシステムと学習系のシステムがありますというふうな御説明があって、それぞれがサーバにつながっているというふうな管理運営だったかと思います。GIGAスクールになった場合には、それを基本クラウド活用を進めていきましょうというふうな方向性もありますので、白井においては今後こういった情報の取扱い、ICTの環境整備の中にクラウドを活用していくという方向性が含まれているのか、今回のこの学習用、教育委員会とつなげるネットワークの整備というのは、それも含めた御提案なのかという点を確認したいと思います。  以上です。 212 ◯長谷川則夫議長 井上教育長。 213 ◯井上 功教育長 私のほうからお答えさせていただきます。  まず、タブレットにつきましては、子どもが持ち帰るように考えておりますので、当然教師も持ち帰られるように、成績処理とか、それとは全く別の端末になりますので、それとは分離されていますので、家に帰って教材を作るとか、そういうことが可能ですので、教員も持ち帰られるようにするように考えております。  それから、クラウド化につきましては、もう全ての流れがクラウド化に向かっています。今使っているサーバというのは機械ですので、それは壊れたり、場合によっては、盗まれたりとか、そういうことがあるので、機械のサーバからクラウド化という流れがありますので、学校のICT化につきましてはその流れでございます。よろしいでしょうか。 214 ◯長谷川則夫議長 高石都市建設部長。 215 ◯高石和明都市建設部長 まず、先にちょっとお話があったホームページの件ですけれども、現在は確かに載せていないところですが、今その看板の文面のほうも、どういう内容にするかとか、詰めている、この後作業を詰めていきますので、そこは併せてホームページのほうでも注意を促すというのは考えていきたいと思います。  その中で、先ほどの人権的な内容について掲載するかどうかというのも、その1つの中ではあろうかと思っております。ただ、基本的には公園利用の案内なんで、ちょっとそこにそういうカテゴリのものまで加えてしまうというのは、今のところは考えていないところでございます。  それから、金額について、かなりの高額なものなので、それは妥当性をどう考えるかというところでございます。私のほうに今内訳計算書等ございます。ただ、何分にもこれから入札するんで、それをちょっと細かくはお話はできません。先ほど議員からそれが妥当かどうかと聞かれるところから考えれば、私は、担当者にも、積算の積み上げ方、考え方、それから、実際その単価も見て、妥当じゃないかと考えているところでございます。  以上です。 216 ◯長谷川則夫議長 小田川議員。 217 ◯小田川敦子議員 3回目の質問をする前に、1つ、教育長の御回答を確認させてください。先生が自宅で持ち帰って仕事ができるようになるという、タブレットを持ち帰るというのは、校務もできるというふうな回答でよろしいんですか、そこを確認させてください。 218 ◯長谷川則夫議長 井上教育長。 219 ◯井上 功教育長 それは、校務、校務と言えば、教材を作ったり、そういうのも全部校務ではあるんですけれども、いわゆる子どもの個人情報に関わる部分の校務については別の校務支援システムという、ここは分離されていますので、そこにつながることはございませんので、先ほど言いました、個人情報に関わらない教材づくりであるとか、例えば、学級通信づくりであるとか、そういうようなことが家庭でできるようになるということでございます。 220 ◯長谷川則夫議長 小田川議員。 221 ◯小田川敦子議員 3回目の質問をさせていただきます。  看板について3回目の質問をさせていただきます。じゃあ、看板のほかにも、SNSやホームページ等で発信していくというふうなことも今後検討していくというお話でしたので、そこを伺いますが、じゃあ、新しい生活様式以外の、やはりコロナにかかったということを隠さないでも、隠さないでもいいと言ったら言い方おかしいですけれども、そこに、かかったらかかった人が悪いというふうな風潮を払拭していくような、そういった偏見のない地域づくりに関してのお考えは今後どのように取り組んでいかれるのかについて最後伺います。  最後、学習用ネットワーク整備について3回目の質問をさせていただきます。教育長に2回目の答弁を確認させていただきましたが、校務系のシステムは自宅には引き込まずに、学習系のシステムの一部を教師の自宅でも使えるようにするというふうな運用なのかなというふうに勝手に解釈はしましたが、ここで問題にしているのが、やはり児童・生徒の個人情報の取扱いについてなんです。GIGAスクール構想を進めるに当たって、白井市の個人情報保護条例という部分を変えなければいけないんじゃないかというふうな指摘があり、そして、国に対してもそのことの通知文みたいなのも過去に出ています。もう細かく言うと長くなるので、多分もうお分かりいただけたかと思うんですが、それを、教育委員会としては児童・生徒の個人情報の取扱いをどのように考えて、どのように守って、GIGAスクール構想を実行していくのかについて確認させていただきます。 222 ◯長谷川則夫議長 小田川議員に申し上げます。議案に特化した質問をお願いしたいと思います。  答えられますか。笠井市長。 223 ◯笠井喜久雄市長 まず、誹謗中傷の部分でございますが、これは看板に関係なく、ホームページに、感染者が出た場合については、一番上に、誹謗中傷しないようにということで、注意喚起を必ずしています。  それと、6年生を今対象に、社会科の特別授業があるんですが、その中でも、6年生に、感染というのは誰でもなるんだと、もしなった場合は、誹謗中傷、いじめを絶対しないようにということで、そういう授業も私のほうで今話をしております。  以上です。 224 ◯長谷川則夫議長 井上教育長。 225 ◯井上 功教育長 お答えさせていただきます。  セキュリティに関しては、万全を期すように今計画はしております。校務と学習とあるんですけれども、セキュリティなので、あまり詳しくここでも申し上げられないことがございまして、ただ、とにかく万全は、当然これ全国に一斉に入るものでございますので、業者もその旨計画しておりますし、教育委員会も、常に活用しながらも、その面は十分注意しながらやっていきたいというふうに考えております。 226 ◯長谷川則夫議長 ここで休憩いたします。  再開は15時15分、3時15分。                  午後  3時06分  休 憩   ─────────────────────────────────────────                  午後  3時15分  再 開 227 ◯長谷川則夫議長 会議を再開します。  議員の皆さんに申し上げます。質疑は一般質問とならないよう御注意ください。  質疑ございますか。  石井議員。 228 ◯石井恵子議員 10ページ、2款4項1目の選挙管理委員会費のところで質問いたします。  内容は、投票用紙計数機等備品式とあります。コロナに関しての消耗品等々は、議会の中の補正予算の中で十分説明を受けたわけですが、ここは投票用紙の計算する機械ということです。この機械を何台ぐらい買う予定なのか、そして、この機械は、どこかでも使われているという実績があるものなのかどうなのか、そこら辺をお聞きします。  もう1点は、学校関係です。12ページの教育費、9款2項、3項もそうですが、学校のトイレを改修する、洋式トイレにするということと、あと何でしたかね、サーマルカメラですかね、それをそろえていただけるということですが、このほかに、トイレの蛇口なんですけれどもね、今子どもたち全部ひねっていると思うんですが、トイレを公共施設と同じように、ソープディスペンサー、自動水石けん器ですか、このようにするというような検討はなされたのかどうかというところを伺います。 229 ◯長谷川則夫議長 川村選挙管理委員会書記長。 230 ◯川村俊男選挙管理委員会書記長 まず、購入機械の数ということですが、今回購入する予定の機械の種類が3種類ほどございます。1種類目は、投票用紙の計数機が1つ、それから、2種類目のほうが投票用紙読取分類機というものを購入します。3つ目の種類のほうは、それに付随します投票用紙の読取機分類機用のスタッカーという機械を購入します。  購入する機械の数ですが、1種類目の計数機のほうは購入数15基を予定しております。それから、投票用紙読取分類機、これについては購入数2基を予定しております。それから、3種類目のその読取分類機に付随する機械になるんですが、それは購入数6基を予定しております。  計数機のほうは、投票用紙を、一般的にお金を数える計数機のようなものを購入するという機械で、皆さんも御存じかと思います。  2種類目の読取分類機というのは、当市では今まで購入をしておりませんで、今回初ということで、今まで職員のほうで開被分類をしてきたというようなところがあるんですが、それが近年機械の発達に伴って、投票で書かれた、人が投票した文字を読み取ることができるような機械が出てきたということがございまして、その機械を購入していくものです。  3種類目のほうは、その読み取った機械のほうで、その読み取った本体にも幾つか分類する入れ物があるんですが、それだけだと分類する数が限られますので、それを幾つもの候補者に振り分けられるような、増設できるようなものがスタッカーというようなものになっておりまして、それを全部で6個付け足すというようなものになっております。  それと、すみません、2点目のほうですが、実績があるかということですが、この機械、当市では今まで実績はないんですけれども、先進地の自治体のほうでは購入をして、実績を持っているということを聞いております。  以上です。 231 ◯長谷川則夫議長 鈴木教育部長。 232 ◯鈴木直人教育部長 お答えします。  手洗いの自動の水栓の件ですが、入っている学校と入っていない学校が今現在あります。今回トイレを和式から洋式に改修する学校につきましては、これと同時に、自動の手洗いの機械を入れるということになっております。また、今入っていないところについては今後検討ということで考えております。  以上でございます。 233 ◯長谷川則夫議長 石井議員。 234 ◯石井恵子議員 学校のほうです。今御答弁あったのは、トイレの水道だけのことをおっしゃっていますか。トイレの水道だけではなくて、校内の水道全体のことをちょっとお聞きしています。 235 ◯長谷川則夫議長 鈴木教育部長。 236 ◯鈴木直人教育部長 そちらについても検討はしたところなんですが、今現在ちょっと入っていないというのが現状でございます。  以上です。 237 ◯長谷川則夫議長 よろしいですか。  ほかに質疑ございますか。  柴田議員。 238 ◯柴田圭子議員 2点伺います。  最初が、先ほどの看板のところ、11ページの公園の看板のことなんですけれども、これは設置をするところまでの費用ですけれども、コロナが終息した後にはまた書き換えることも考えているというようなお話がどこかであったと思うんですね。その費用までは当然この中に含まれておらず、そういう事態になった場合は自治体の経費で書換えをするということでよろしいのかどうかの確認をします。  それから、もう1点は、先ほどの学校のGIGAスクールの関係なんですけれども、例えば、これ業者に委託していろいろな接続とか段取りをね、してもらわざるを得ないようなことになると思うんですけれども、その確認をまずしたいと思います。それで、その委託をするという場合、個人情報の扱いはどうしても不可避になると思うんですけれども、その扱いはどのように、例えばね、個人情報保護条例とかでは該当になるようなものがちょっと私には読み取りかねるので、どこかに何かガイドラインなり、基準なりがあるかどうかをお示しいただきたいと思います。お願いします。 239 ◯長谷川則夫議長 高石都市建設部長。 240 ◯高石和明都市建設部長 看板の書換えの費用でございますが、今回の見積りの中にはそこまでは入っていないところでございます。  以上です。 241 ◯長谷川則夫議長 鈴木教育部長。 242 ◯鈴木直人教育部長 お答えします。  セッティングにつきましては業者に委託をして進めているところでございます。先ほどありました個人情報につきまして、十分に気をつけていけるように、ガイドラインを作成して、現在進めているところでございます。  以上です。 243 ◯長谷川則夫議長 よろしいですか。  ほかに質疑ございますか。ありませんか。               [「なし」と言う者あり] 244 ◯長谷川則夫議長 質疑はないものと認めます。これで質疑を終わります。  議案第14号 令和2年度白井市一般会計補正予算(第12号)については、お手元に配付のとおり、徳本光香議員外1名から修正動議が提出されました。  この動議は所定の賛成者がありますので、成立いたしました。  この際、提出者の説明を求め、質疑を行います。  徳本光香議員。 245 ◯徳本光香議員 皆さんお疲れさまです。もう少し御辛抱をお願いします。  お手元の修正動議の資料を御覧ください。  令和2年12月18日。  白井市議会議長、長谷川則夫様。  発議者、白井市議会議員、徳本光香、同、中川勝敏。  議案第14号 令和2年度白井市一般会計補正予算(第12号)に対する修正動議です。  上記の動議を地方自治法第115条の2、及び白井市議会会議規則第17条の規定により、別紙の修正案を添えて提出します。  この修正動議は、公園案内板設置事業の項目のみ削除をするものです。  提案の理由を説明いたします。  まず、削除を提案する事業の内容は、新型コロナ感染症対策として、国の第2次地方創生臨時交付金の残金2億円強のうち3,000万円強を購入するものです。内容は、市内39か所の公園に、新しい生活様式の公園の利用方法を書いた看板を設置する工事をするというものです。
     今回の補正予算全体として、市民生活応援や地域経済支援にはなっておりません。これは今までの支援で行ったという理由かもしれませんが、新しい生活様式のもと、先ほど市長がおっしゃっていたように、長期的な視点でパソコンや感染症予防対策に主に使われています。  日本共産党としては、この公園の看板の項目についてのみ承諾しかねて削除する修正を提案します。  大きく2つの削除理由があります。  1つ目の削除理由は、そもそも本当にこの事業が新型コロナ対策として今必要なのかという疑問がわくからです。この公園に関する新しい生活様式を書く看板の工事は今年度中に実施するという見込みだそうですが、これからの時期はより寒くなり、公園で遊ぶより室内で過ごすほうが多くなりがちです。先ほど市長も報告されたように、家庭内感染が増えたり、年末年始など飲食店や商店などでの感染対策支援のほうがより重要ではないでしょうか。  また、新型コロナが広まり始めてから今まで、公園での過ごし方に関する注意書きというのはラミネート用紙に書いたものが既に桜の木などにたくさんくくりつけてあります。あえて今になって高価な看板にそれを書いて立てるという必要性は非常に薄いと考えています。さらに、新型コロナの終息とともに、これらに関する内容は不要になります。書換えの手間と予算も追加で発生します。看板で伝える必要は全くなく、今のやり方で内容を更新すれば安価で済みますし、もっとたくさんつけられると思います。  また、新しい生活様式は今年の春頃からずっと全国民に繰り返し知らされているものであり、本当にこの看板が必要だというのであれば、ほとんどが新規の建て替えという看板、そして、39か所という数ではなく、もっとたくさんの公園につけるべきで、これもラミネートで代用は十分可能だと思います。1,000平米以上の公園よりも小さい公園のほうが人が集まると距離は近づくのではないでしょうか。  2つ目に、重要な削除理由があります。この交付金はもともと国民から集めたものです。今回は特に新型コロナ対策の臨時の対策費として、市民が望むような使い方をするべきだと思うからです。私は今回急遽ですが、この3,000万円をかける公園の看板について、市内の知り合いやソーシャルネットワーク上でのつながりのある人々に、このことをどう思うか、また、もし2億円の国の交付金があったら一番にどう使ってほしいか聞いてみました。  その中の意見を紹介しますと、看板については非常に怒る方が多く、それは無駄な使い方だと思います、その分困っている人に援助が回るようにしてほしいという声が多数ありました。看板設置はぜひしてほしいという意見は、今回聞いた二十数名の方からはありませんでした。  どんな交付金の使い方を望むかについては、看板に使うくらいであれば、今白井市が始めてくれた自己負担5,000円のPCR検査をぜひ無料にしてほしいという声や、クラスターが発生した病院に母親が入院しているので、洗濯物を届けるときに感染が気になっており、ほかの会合に行きづらいので気軽に検査を受けたいという声など、すぐに回答してくれた二十数名のうち、半数がPCR検査のさらなる充実を望んでいました。  そのほか、この看板の分のお金があるのであれば、コロナの最新情報をたくさん集めて、何でもコロナのことを知っているスペシャリストの職員を配置して、市民からの不安や素朴な疑問にどんどんホームページで答える体制を整えたり、毎日防災無線を流して、注意喚起したいことや、コロナ感染防止の内容、市内の最新情報を流せば看板は要らないのではないかという声もあって、今このときの確かな情報こそ皆さんは望んでいると分かりました。  つまり、裏を返せば、看板の変わらない内容を望む人は今はあまりないと思います。公園以外での注意喚起や市が始めたPCR検査についても、無線を使えばもっとお知らせできるのではないでしょうか。  また、白井市では学生への調査というのはまだ行っていませんが、近隣自治体の中の大学生に対して、若者が無料で食料などを配布するという企画が最近行われました。ここで111名の大学生が訪れて、アンケートにも答えてくれたんですが、今バイトが中止されていたり、食費も抑えているということでとても苦しんでいます。 246 ◯長谷川則夫議長 徳本議員、提案理由の説明をしてください。 247 ◯徳本光香議員 申し訳ありません。  看板に使うお金はもっとそういったほかのことに使ってほしいという声がたくさんあるんです。もっと望まれていることに使ってください。中小企業、個人事業主へ補填するのでもよいと思います。  最後に、今回の交付金は臨時交付金であり、そのときに一番必要な状況に応じたものを指すと思います。 248 ◯長谷川則夫議長 提案理由の説明ですので、再度申し上げます。 249 ◯徳本光香議員 もう終わります。  公園の看板と、今まさに求められている支援のどちらが急務なのか、必要とされているか考えれば、看板のほうが重要でないことは明らかだと思います。  コロナに関連づけて今後必要な事業を行いたい事情があるのだと思いますが、金額的にも内容的にもどうしても納得ができませんし、市民もそれを求めていないと思います。  以上が修正動議の理由です。 250 ◯長谷川則夫議長 徳本議員、修正案の内容を読み上げてください。 251 ◯徳本光香議員 これから読み上げます。  修正内容について説明します。  1ページめくってください。  議案第14号 令和2年度白井市一般会計補正予算(第12号)に対する修正案です。  こちらは補正予算(第12号)の1ページの修正部分です。  議案第14号 令和2年度白井市一般会計補正予算(第12号)の一部を次のように修正する。  第1条中、2億632万8,000円を1億7,610万円に改め、278億3,395万9,000円を278億373万1,000円に改める。  次に、補正予算書の2ページに当たる部分ですが、第1表、歳入歳出予算補正の一部を次のように改めます。  歳入は、15款国庫支出金、2項国庫補助金の補正額1億4,299万2,000円を1億1,921万9,000円にし、合計額78億9,019万2,000円を78億6,641万9,000円にします。  19款繰入金、1項基金繰入金の補正額3,890万3,000円を3,244万8,000円とし、合計は10億3,422万円を10億2,776万5,000円とする。  よって、歳入合計の補正額については2億632万8,000円を1億7,610万円とし、合計額は278億3,395万9,000円を278億373万1,000円とします。  歳出は、予算書の3ページに当たる部分です。  7款土木費、4項都市計画費の補正額3,022万8,000円と合計額11億4,014万6,000円を両方ともゼロ円とします。  よって、歳出合計は補正額2億632万8,000円を1億7,610万円とし、合計額278億3,395万9,000円を278億373万1,000円とします。  次のページは、補正予算の修正に関する説明書です。  1番、総括の。 252 ◯長谷川則夫議長 参考資料ですから、そこはよろしいです。 253 ◯徳本光香議員 分かりました。  以上で修正動議の提案を終わります。 254 ◯長谷川則夫議長 徳本議員と中川議員は発言者席に着席願います。  以上で説明が終わりました。  ただいまの修正案に対する質疑に入ります。質疑はございますか。  平田議員。 255 ◯平田新子議員 この公園の看板を立てるについては誰も望んでいませんということでおっしゃっておりましたけれども、実は私どもは所属する団体で望んでおりまして、というのは、公共施設の、例えば、いろいろなセンターですと、熱があったら駄目とか、それから、通常何人入る部屋は何人しか駄目とか、いろいろ条件が決まっておりまして、それに沿って何かをやっていますということは非常に分かりやすく、みんなも納得するんですけれども、公園に関しては何もないんですね。何かないんですかと聞きに行ったときに、何もない。それでみんながやはり自粛生活でこもって発散したいというような気持ちもありますし、子どもがいればやはり広い公園だったら走り回りたいとか、そういうときに、何も基準が決まっていないのは困るし、注意喚起できるところも、市にとってみれば、公共施設の使い方とか、そういうところでは制約が作れたけれども、何も制約できていなくて残っていたのが公園なんじゃないかと思うんですね。  その点で、たくさんの方の御意見を聞かれたということですが、白井市民6万3,194人のうち、私どもの団体で誰も聞かれていないんですけれども、何人ぐらいの御意見を聞かれたんでしょうか。 256 ◯長谷川則夫議長 挙手をお願いします。徳本議員。 257 ◯徳本光香議員 私が聞いた白井市民は二十数名で、誰も望んでいませんとは言っておらず、私が聞いた人の中ではこれを希望している人はいないということです。  また、公園で注意喚起をすること自体には反対しておらず、ラミネートで事足りるという意見です。 258 ◯長谷川則夫議長 平田議員、よろしいですか。  ほかにございますか。  石井議員。 259 ◯石井恵子議員 徳本議員に質問いたします。  今回の議案は補正予算なんですけれども、国の第2次補正に伴う地方創生臨時交付金です。この地方創生臨時交付金の目的は御存じですか。 260 ◯長谷川則夫議長 徳本議員。 261 ◯徳本光香議員 すみません、詳しくは存じ上げていませんが、コロナ対策と新しい生活様式に対応するための予算に使うものだと思っています。 262 ◯長谷川則夫議長 石井議員。 263 ◯石井恵子議員 詳しくは御存じないというお話でした。  もう1つ質問します。公園の看板はコロナが終息すれば必要ないという御発言がありましたが、コロナはいつ終息するんでしょうか。 264 ◯長谷川則夫議長 徳本議員。 265 ◯徳本光香議員 分かりません。 266 ◯石井恵子議員 終わります。 267 ◯長谷川則夫議長 ほかにございますか。  和田議員。 268 ◯和田健一郎議員 非常に貴重な議論の提案はありがとうございます。  そこで、SNSを通じて、3,000万円あったらということでやったんですが、これは入札前の金額でして、3,000万円きっかり使うとはまだ決まってない中の予算提案であると私は思っておりますが、3,000万円という中でやっていた根拠といいますか、それはどういったところでお話しされましたか。 269 ◯長谷川則夫議長 徳本議員。 270 ◯徳本光香議員 この予算で決まったから皆さん意見お聞きしますということではなく、もしという仮定の形で聞いているので、この額に近いものになるだろうという予想で聞いています。 271 ◯長谷川則夫議長 よろしいですか、和田議員。  ほかに質疑ございますか。ありませんか。               [「なし」と言う者あり] 272 ◯長谷川則夫議長 それでは、質疑はないものと認めます。  自席にお戻りください。  これで質疑を終わります。  お諮りします。議案第14号は会議規則第38条第3項の規定により委員会付託を省略いたします。御異議ございませんか。               [「異議なし」と言う者あり] 273 ◯長谷川則夫議長 異議なしと認めます。  したがって、議案第14号は委員会付託を省略することに決定しました。  これから討論を行います。  討論は、最初に原案または修正案に賛成か反対かを述べてから行ってください。  討論はございますか。  平田議員。 274 ◯平田新子議員 それでは、議案第14号 白井市一般会計補正予算(第12号)、原案に賛成の立場で討論いたします。  内容として、コロナ対策に支出されるものが主でしたが、これまで国からの新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を一番必要としているところにいち早く届けることに重点を置き、単なるばらまきではなく、また、議員からの71項目の提案も81.7%生かしていただきながら、意味ある対策に支出してきたと感じています。  コロナ感染の状況が日々深刻化してきている中、今回の補正予算では交付金の残額約2億円について、従前のコロナ対策とともに、市民生活や活動、市役所の業務遂行に新たなスタイルを切り開くため、必要な事業に幅広く活用されるものと認識しております。  特にデジタルガバメントを可能とし、災害発生時の備えとしても非常に有効な庁舎や公共施設等のWi-Fi環境の整備は大きく評価いたします。  そのほか、長引くウィズコロナ、非接触型でソーシャルディスタンスを保持しながら、行政、市民の活動を継続していくために不可欠のトイレの改修や会議室のマイク設備などの安全確保策、さらには、避難所としての運動公園の雨漏りの屋根の補修など、市民の安全安心を確保するため大切な整備事業です。  また、これはコロナ禍にとどまらず、新しい生活様式として、これからの白井市の将来に向けても大きな意味を持つ有効活用であると思い、私の賛成討論といたします。 275 ◯長谷川則夫議長 ほかに討論はございますか。  影山議員。 276 ◯影山廣輔議員 看板の予算の部分を削除するという修正案に賛成の立場から討論をしたいと思います。  この看板の費用3,000万円、ともすれば土地つき一戸建てが手に入る、夢のマイホームが手に入るようなことも不可能でない大金でございます。この大金が、いわゆる公園の中に看板をつけて、今まで言われてきたような、マスコミとかが発してきたような新生活を繰り返し訴える。費用対効果というのは果たしていかがなものであろうかと。これまでさんざん世情で言われてきたことを公園の中で繰り返す、それも公園と言えばですよ、三密、三密と言いますけれども、3つの密のうち、1つの密が、密閉が取れた空間の中で、それを言うわけですね。どれほどの説得力があるのかと、看板掲示に。  掲示といいますと、我々白井市議会の全員協議会では、議会の予告の掲示ポスターがなかなかつけられないで困っているところですけれども、たった紙のポスターをつけるだけでも費用対効果が何だとか言われるような、そういう中で、3,000万円のお金が動いちゃうと、これはちょっと私から言わせてもらえれば、一種の経済感覚をちょっと疑うところがありますね。  それで、しかも、本当にこの優先順位的にはいかがなものかという点で、やはり今困っているところにお金を渡すのが緊急じゃないでしょうか。例えば、看板をつけるお金をやるぐらいだったら、私はもうちょっと、この間せっかく決めていただいたんで、ちょっと申し訳ないんですけれども、公共交通事業者に1路線10万円、あまりにも塩すぎるかなというふうにちょっと思うところがあります。同じ注意喚起をするんだったら、私だったら、バスの広告とか、電車の広告とかに、なし坊のポスターを作って、「三密避けて感染なし」、梨の実にかこつけて、そういうふうなことをやって、そうすれば、注意喚起もあれば、同時に公共交通事業者の助けにもなる。一石二鳥の策というのを図れるわけですね。  ほかにも、20歳前後の若者を対象にした救済策とか、いろいろもっと直接困っている人に届ける体というのは考えられたはずです。  そういうことを考えましても、やはりこの3,000万円、お家が1戸建てられるお金は無駄だなあと、素直に私はそう思います。  以上です。 277 ◯長谷川則夫議長 ほかに討論はございますか。  和田議員。
    278 ◯和田健一郎議員 原案に賛成の立場で討論させていただきたいと思います。  今回の修正案に関しましての費用、まず、公園の看板につきまして、私なりには必要性はあると思っております。ただ、次の問題としては、それが費用対効果にかなっているものかどうかといったところを、今回の議論ということで提案させていたのは非常に重要な役割があります。  ただ、私としましては、その後の入札ということで、これが適正な価格でやっていたのかという、そういった形でのチェックができるんじゃないかと私としては思っております。  また、いろいろと市としても、もともとのコロナの国からの給付金に関して、市長がまず満額を使わずに、今後に残しておくという中で、本来であればいろいろとやりたかった事業もある中で出させて、出ていた中で、選定したというところであると思います。  私自身もこの公園に関して何か掲示してほしいという要望はちょっと聞いていた中のところでもございましたので、この3,000万円という、仮に満額の100%入札率だったという場合の仮定ではなく、今後の部分はちょっと見守るところも含めて、賛成討論とさせていただきます。 279 ◯長谷川則夫議長 ほかに討論はございますか。  中川議員。賛成者は。 280 ◯中川勝敏議員 討論できますか。  修正案に賛成の立場から発言をさせていただきます。 281 ◯長谷川則夫議長 発議者と書いてある。ちょっと待ってください。ちょっと確認します。  今文書を確認しましたら、発議者のところに賛成者と書かれていないので、ちょっと発議者というところに捉えて、できないという解釈になりますけれども、よろしいですか。 282 ◯中川勝敏議員 そうですか。残念です。 283 ◯長谷川則夫議長 ほかに討論ございますか。ございませんか。               [「なし」と言う者あり] 284 ◯長谷川則夫議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第14号 令和2年度白井市一般会計補正予算(第12号)についてを採決します。最初に、本案に対する徳本光香議員外1名から提出された修正案について採決いたします。  本修正案に賛成の方は起立願います。               [賛成者起立] 285 ◯長谷川則夫議長 賛成少数です。  したがって、修正案は否決されました。  修正案が否決されましたので、次に原案について採決いたします。  議案第14号は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。               [賛成者起立] 286 ◯長谷川則夫議長 賛成多数です。  したがって、議案第14号は原案のとおり可決されました。  執行部が退席しますので、暫時休憩をいたします。                  午後  3時51分  休 憩   ─────────────────────────────────────────                  午後  3時54分  再 開 287 ◯長谷川則夫議長 会議を再開します。   ─────────────────────────────────────────      ○(議案第15号)の質疑、討論、採決 288 ◯長谷川則夫議長 日程第14、議案第15号 令和2年度白井市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第4号)についてを議題とします。  これから質疑を行います。質疑ございますか。  小田川議員。 289 ◯小田川敦子議員 ICTを活用した在宅医療と介護の多職種連携情報共有ネットワーク事業について伺います。  歳出の4款3項1目になります。  まず、今回これを導入する目的、その前に、説明を先日いただいた中では、今回の予算額は導入の初期費用と利用料ということでした。具体的に導入することで何ができるようになるのかを伺います。  以上1点です。 290 ◯長谷川則夫議長 豊田福祉部長。 291 ◯豊田智美福祉部長 ICTを導入するということになりますと、在宅療養生活を送る高齢者に対して、多様な職種が様々な時間帯に自宅を訪問してサービスを提供していくものになり、ICTを活用した情報共有をすることにより、電話やファクスに要していた時間、連絡時間帯が削減され、業務のスリム化が図れます。また、患者の日常の様子や状態の変化をタイムリーに把握でき、状態に合わせた支援を迅速に提供することにつながります。それとともに、関係者が一堂に会する機会がありますので、感染症のリスク軽減を図るということも可能になります。  以上です。 292 ◯長谷川則夫議長 小田川議員。 293 ◯小田川敦子議員 すみません、今の御説明で、ちょっと理解というか、分からなかったんですけれども、介護の連携を進めていくために何かを導入するのかなというふうにイメージしていたんですが、今の説明だと、それを進めていくための会議を運営するための導入費用なのかしらというふうに聞こえたんですが、改めてそこを確認します。  2点目ですが、情報の共有ということになってくると、連携がどういう、ネットワークがどういうものかにもよると思うんですが、在宅医療と介護を連携していくというネットワークであれば、その情報は個人情報になってくると思います。そうであった場合は、個人情報の取扱いについては今後どのように定めていく方向にあるのかを伺いたいと思います。  以上です。 294 ◯長谷川則夫議長 豊田福祉部長。 295 ◯豊田智美福祉部長 お答えいたします。  今回導入するものにつきましては、厚労省のガイドラインに基づいて進めていくものになりますけれども、何というんですかね、専用のクラウド上に設定したサーバに許可された医療関係者、介護関係者のみがそこにアクセスできて、その患者の情報を共有できるという仕組みになります。  それに当たりまして、個人情報の関係につきましては、その導入に当たって、国が示しているガイドラインも個人情報保護法の内容を加味して作られたものになりますので、その辺のセキュリティ対策というのは十分図っての導入をしていくことになります。  以上です。 296 ◯長谷川則夫議長 小田川議員。 297 ◯小田川敦子議員 最後の質問をいたします。  今御説明があった、厚労省のほうが出しているガイドラインというところなんですが、今私も手元にありまして、そのガイドラインの中に、個人情報保護の方針の制定と公表という欄があります。ここに2項目書いていまして、次のように記載があります。  まず1点目が、最低限のガイドラインを作るという方向性の中で、1点目、個人情報保護に関する方針を策定し、公開していること。2点目、個人情報を取り扱う情報システムの安全管理に関する方針を策定していること、その方針には少なくとも情報システムで扱う情報の範囲、取扱いや保存の方法と期間、利用者識別を確実に行い、不要不法なアクセスを防止していること、安全管理の責任者、苦情質問の窓口を含めること、こういったことを書いたガイドラインを作るように示しているんですけれども、こういったガイドラインの策定というのはこのシステムの導入と併せて進めているんでしょうか、伺います。 298 ◯長谷川則夫議長 予算と大分離れてしまっていますけれども、答えられますか。  豊田福祉部長。 299 ◯豊田智美福祉部長 現在予定している導入については、令和3年の3月を目指しておりますので、それまでの間に必要なものについては整備をしていくことになります。  以上です。 300 ◯長谷川則夫議長 ほかに質疑ございますか。ありませんか。               [「なし」と言う者あり] 301 ◯長谷川則夫議長 質疑はないものと認めます。これで質疑を終わります。  お諮りします。議案第15号は会議規則第38条第3項の規定により委員会付託を省略いたします。御異議ございませんか。               [「異議なし」と言う者あり] 302 ◯長谷川則夫議長 異議なしと認めます。  したがって、議案第15号は委員会付託を省略することに決定しました。  これから討論を行います。  討論はございますか。  平田議員。 303 ◯平田新子議員 議案第15号 介護保険特別会計補正予算(第4号)に賛成の立場で討論いたします。  千葉ニュータウンのまち開き以後、一挙に同世代の方々が入居されてこられました。社会で活躍、地域で貢献されてこられた皆様ですが、一気にリタイアされ、そして、一気に高齢化、超高齢化されていかれます。また、誰もが病院で入院療養ができなくなる日本の近未来、在宅医療、介護のICT化は必須の策だということは一般質問でも繰り返し訴えてまいりました。  非接触型のコロナ対応としてはもちろんですが、今後生産人口が減少し、スタッフの確保がますます困難となる状況下、あるいは、多職種のスタッフでの在宅の医療、介護、看取り、認知症対応の連携をより安心安全な状態としていくためにも、在宅ケア体制の確保、効率化を進めていくICT化の早期実現に大きな意義があると思い、賛成討論といたします。 304 ◯長谷川則夫議長 ほかに討論はございますか。ありませんか。               [「なし」と言う者あり] 305 ◯長谷川則夫議長 ないようですので、これで討論を終わります。  これから議案第15号を採決いたします。  議案第15号は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。               [賛成者起立] 306 ◯長谷川則夫議長 賛成全員です。  したがって、議案第15号は原案のとおり可決されました。  休憩いたします。  ちょっと短いですが、再開は4時10分です。よろしくお願いします。                  午後  4時02分  休 憩   ─────────────────────────────────────────                  午後  4時10分  再 開 307 ◯長谷川則夫議長 会議を開きます。   ─────────────────────────────────────────      ○(陳情第12号)の質疑、討論、採決 308 ◯長谷川則夫議長 日程第15、陳情第12号 安心して子どもを産み育てられるよう、出産要件での保育園利用の改善と一時保育の日数と料金の改定を求める陳情を議題とします。  教育福祉常任委員会の審査の経過並びに結果について、委員長の報告を求めます。  教育福祉常任委員会、柴田圭子委員長。 309 ◯柴田圭子教育福祉常任委員長 教育福祉常任委員会に付託を受けました陳情1件について、その結果及び経過について御報告いたします。  本委員会は12月8日に委員会を開催し、陳情第12号 安心して子どもを産み育てられるよう、出産要件での保育園利用の改善と一時保育の日数と料金の改定を求める陳情について審査を行いました。  審査の結果はお手元に配付の常任委員会審査報告書のとおりです。採決の結果、賛成多数により採択すべきものと決定しました。  なお、審査の過程において質疑がなされましたが、主なものを要約して申し上げますと、1つ、同点数の中で市長判断の事例はありましたか。  答弁、今のところ市長の判断はございません。  1つ、待機児童が発生する要因は。  答弁、保育士不足と近年加配児のお子さんが増えていることです。加配児1人に保育士が1対1または1対3という基準がありますので、加配児のお子さんが増えてきますと保育士が不足してしまうという状況になります。  1つ、年間の出生数と出産児の入園希望数は。  答弁、年間の出産指数について、平成31年4月から11月までが254人、令和2年4月から11月までが202人という状況で、入所を希望した3組です。
     1つ、一時保育料の単価を下げた場合の市負担のシミュレーションは。  答弁、単価を下げるシミュレーションについてですが、例えば、300円、400円、500円という単価があり、全年齢層の利用料金に100円ずつ下げた場合、利用料金、市の歳入の部分、保護者負担額が約159万7,000円減額になるというシミュレーションは行いました。  1つ、出産時に協力できる親族の有無はどのように判断していますか。  答弁、システム上で世帯の状況等を把握しています。例えば、実際に住所を移動して届出をされている方については、システム上に反映されていますので分かりますが、住所を移動されていないような場合については、口頭での聞き取りになりますので、確実な状況ではございません。  1つ、出産児の保育希望者が5名とのことですが、核家族が多いと思われるニュータウンを持つ市としては潜在的要望は多いのではないですか。  答弁、里帰り出産や出産後に転入されてきた方がいると考えております。  1つ、保育園に出産要件で入所を希望する人数と入所した人数について。  答弁、入所希望3組のうち、希望されている保育園に入れなかったということで、1件が入所保留となっております。  1つ、事前に申請した場合でも前月でないと決定できないのは、国の規定によるものか、市で決めているのですか。  答弁、市で決めております。  1つ、出産の場合、入院日数分一時保育の利用ができる仕組みですが、特別な理由で1日か2日で退院をし、今回のように3人目の子で助けてくれる身内もいないような場合でも特例はないのですか。  答弁、一時保育の要件は、入院期間中は緊急保育要件で、退院後は私的保育になります。現時点におきましては産前産後も緊急保育扱いで、日数についても増やすことで調整しており、個人個人の相談内容に応じていきたいと考えております。  1つ、保育園に入れる人と一時保育を利用する人との料金の不公平さについて、市の考えは。  答弁、一時保育の単価は近隣と比較しまして確かに時間単価は若干高い状況にはございますが、市で推進しています総合計画における待機対策事業等、白井で特色ある事業を引き続き推進して子育て環境の充実に努めてまいりたいと考えております。  1つ、現在の優先順位を今後見直す考えはありますか。  答弁、選考の基準的なベースとなるのは選考基準点になります。就労については5点から10点、母親の出産については9点が基本の点数になります。そのほかに、調整点1点または2点の加点、あるいは、減点の調整点を設けています。その方その方の状況に応じて調整がつく内容となっていますので、現状の9点の幅を持たせる考えは持っておりません。  1つ、65歳以上の同居の親族がいる場合マイナス2点ということだが、それぞれにより状況は違うと思います。点数に反映していますか。  答弁、65歳未満の同居の親族またはその他の方が保育できる場合はマイナス2点、逆に保育される方が一緒に生活していたとしても、就労等、あるいは、疾病等により働けないことを証明する書類を提示していただければその2点の減点はしておりません。  1つ、一時保育に携わる正規職員の人数と人件費について。  答弁、現時点におきましては、正規職員が清水口保育園と南山保育園の2園合わせて3人で、人件費は1,019万8,480円になります。  また、委員から、次のような討論がなされました。  斉藤智子委員から、賛成します。少子化が社会問題となっている中、安心して子どもを産み育てられる社会を構築していくことは最重要課題であり、白井市においても第5次総合計画の重点戦略の筆頭に若い世代定住を掲げ、子育てしたいまちづくりをうたっています。出産のための入院時や退院後、上のお子さんの生活、育児を支えることはとても重要です。  そのような場合に使える市の子育てサービスは幾つかありますが、一番のネックになるのはサービスに係る経済的負担です。一時保育は子どもの年齢によって1時間300円から500円、ママヘルプサービスは1時間500円、ファミリーサポートは1時間700円です。20代から30代の子育て世代は一般に所得が少なく、各種アンケート調査で、子どもを持たない理由として経済的要因を挙げられることが多いことはよく知られています。  児童福祉法には国及び地方公共団体は、児童の保護者とともに児童を心身ともに健やかに育成されるよう努めなければならないとあります。その精神から見ても、周りに援助が得られない場合の特別な入所については、保育所利用選考の加点、調整点の変更や入所の予約制度も含め検討していただきたいと思います。  また、白井市の住民意識調査報告書の中で、市の子育て施策としてどのような取組を充実させていくべきかという設問について、必要なときに誰でも利用できる保育サービスと答えている割合は29.5%、子どもが安心して医療機関にかかれる体制と答えた割合29.7%と並んで最も必要とされています。  また、女性に限った回答では32.6%、18歳から29歳に限った回答では42.2%と、とても高い割合になります。  今回の陳情の背景に、多くの子育て世帯の切実な思いがあるということを考え、ぜひ一時保育の大幅な拡充をしていただきたいと思います。  以上のことから、今陳情に賛成します。  古澤由紀子委員から、趣旨採択という立場で討論します。陳情者の思いは全面的に受け止めたいと思います。しかし、本日の審議を行った結果、出産時における市の対応が取られていないわけではなく、評価できる点も多いところから、趣旨採択にしたいと思います。  出産時に他子を優先的に保育園に入園させてほしいという願意は、これだけ見ている限り、当然に認められることです。しかし、実務として手配する中で、重篤な急病や家庭の事情等々、優先してほしいという事情は多岐にわたります。そのために利用調査会が点数制で審査するわけですが、基礎点と調整点との総合で決めるなど、公平性と優先性への配慮が見られるところです。  それでは、実際の入園状況を見るに、平成31年度の出生数254人に対して、入園希望者は3件、1件が入園でき、1件が取り止め、1件が保留という状況です。  このほかにも、白井市には産後の支援としてママヘルプサービスや一時保育などがありますし、一時預かり事業も公立だけではなく私立も行うよう協議中です。  今後、これらの事業をより使いやすいように改善し、料金体系の改正等も含め、総合的に取り組むことで、たとえ保育園に入れない場合でも代替の支援を受けられるという安心につながると判断し、趣旨採択とします。  和田健一郎委員から、当陳情は市長の公約及び市の後期基本計画での出生率1.35を目標とする中で、第2子以降の子どもへのサポートは重要なテーマであり、決して陳情者だけの悩みではないと考えます。  一方、陳情事項1について、優先の基準の明確化、性善説ではなく、確認等で不公平が生じないように対応する問題点などもありますが、千葉ニュータウンによる私たちの白井市は核家族が必然的に多い中で、これから若い世代を呼ぶ計画上重要な問題の1つと考え、賛成します。  徳本光香委員から、賛成します。陳情者は、身内の手助けもなく、出産と子育てで限界を迎えて必死で助けを求めています。妊娠中の2月に陳情者が出した市長への手紙への回答には、保育園入所は難しいことを御理解ください。計算が違うから一時保育が高いが、御協力ください。ほかの事業をお使いください。ほかの事業とゼロ回答であるにもかかわらず、出産される方や御家族が不安なく過ごせる環境にしたいと書いてあり、陳情者の失望は大きかったであろうと思います。せめて、産前産後の4か月、産後の2か月だけでも保育をという1項目は、保育士を増やす策に力を入れると同時に実践してほしいですし、2項目めについても、もっと子育てしやすいまちを目指す白井市として重く受け止め、前進させてほしいと思います。  以上をもちまして教育福祉常任委員会の審査報告を終わります。 310 ◯長谷川則夫議長 以上で、教育福祉常任委員長の報告を終わります。  これから、教育福祉常任委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑ございますか。ありませんか。               [「なし」と言う者あり] 311 ◯長谷川則夫議長 質疑はないものと認めます。これで質疑を終わります。   ─────────────────────────────────────────      ○会議時間の延長 312 ◯長谷川則夫議長 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめ延長いたします。   ───────────────────────────────────────── 313 ◯長谷川則夫議長 これから討論を行いますが、討論に当たっては、一部採択あるいは趣旨採択、原案に賛成か、態度を表明してから討論を行ってください。  なお、提案者本人に対する批判は行わないようお願いします。  討論ございますか。  田中議員。 314 ◯田中和八議員 陳情第12号について、趣旨採択の立場で討論をいたします。  今回の陳情は、議会運営委員会で時間を費やして検討、決定した陳情者の出席しない審査でしたが、通常の参考人、陳情者のいる場合の審査では、陳情者に対し質問し、執行部は補足的な説明をする審議に対して、委員からの全ての質問が担当課になったことから、陳情者の文面以外の心情が私には十分に伝わらなかったことが残念です。  今後の白井市の保育の在り方の一部を提案され、長時間にわたり委員の議論を尽くされたことは、市保育課の課長をはじめ、担当者に大きな宿題を与えたものと考えます。  陳情事項1、「出産時、親族の協力が得られない場合、優先して保育園の入園を認めてほしい」は、出産のみならず、親族の病気、介護など、多種多様な状況にある方などからの相談、陳情があった場合に影響を及ぼす可能性があり、一概に出産と決めつけることは検討の余地があると考えます。質疑の中で、広沢副委員長が提案をしていた母親の出産基本ポイント9点を就労と同様に幅を持たせるようにするなどの検討をぜひお願いをしたいと考えます。  また、陳情事項2の「一時保育の利用日数や利用料金等、保育園と同様もしくはそれに近づけるよう改定してほしい」は、市の現状の保育士数や財政との調整も必要とします。一時保育の利用日数は既に改善済みであり、今後は費用面の検討をお願いしたいと思います。  ここ数年間の保育課は、市民からの意見に対し前向きに検討し、できることから対応し、改善をしています。例を出せば、市民よりの要望のあった、ホームページによる保育園の申込状況や、空き情報の発信、清水口保育園の駐車場対策として、西白井複合センター隣接地に新たな駐車場の整備、公立保育園におけるおむつの回収、また、千葉県で3番目の送迎ステーションを4月より開設しており、このうちの駐車場新設以外の3項目は、私のところに来た陳情書や申し入れ書でなく、市民からの要望を検討、実施してくれた案件で、保育課の実績を私は評価しております。  市の保育は、事情のある人の状況を深く受け止め、入園させたい全ての方々に公平性を持つため、ポイント制で入園を決めています。この陳情書の内容も含め、保護者の意見を真摯に受け止め、今後とも保育士の募集を継続し、改善できることから進めていただきたいことをお願いし、趣旨採択が妥当と考えます。 315 ◯長谷川則夫議長 ほかに討論はございますか。  秋谷議員。 316 ◯秋谷公臣議員 陳情第12号に趣旨採択に賛成の立場で討論させていただきます。  市長の手紙、2月6日のものですけれども、また、市長からの回答を読ませていただきました。もちろん、陳情者の文面も読ませていただきましたし、委員会の傍聴もさせていただきました。  そこで、少し市の事業について調べさせていただきました。待機児童対策事業、これは平政28年から令和2年までのものですけれども、待機児童対策事業、重点戦略事業ですけれども、小規模保育園3園、認可保育所1園を開園し、また、私立幼稚園1園の預かり保育の拡充を図るなど、共働きの子育て世代など、様々な保育事業に対して、サービス向上、保護者の選択肢を増やしています。  少し細かく述べます。平成29年には小規模保育所の開設、白井ふたば保育園、定員18名です。平成30年、認可保育所の開設、あい・あい保育園、定員60名。預かり保育拡充事業、白井幼稚園でやっています。平成31年には、小規模保育所の開設、ひなた保育園・しろい、定員12名。令和2年、ひまわり保育園の認定こども園への移行、定員60名から74名。小規模保育所の開設、ひなた保育園・ふぉるてしろい、定員19名。それから、先ほどお話がありましたけれども、幼稚園等送迎ステーション事業、これは根の商業敷地内で定員20名です。平成20年度から、私立保育所等の保育士の宿舎や駐車場の借上費用、月額給与の引上げに対して補助金を交付することによって、私立保育園の保育士確保の支援を行い、増加する保育需要に待機児童の増加を抑制しています。去年は10名、今年は2名に減っているとお聞きしました。  対策としては、保育士の宿舎借り上げ事業の補助、1か月1人当たり上限が8万2,000円。保育士借り上げ駐車場の補助、1か月1人当たり上限2,000円、保育待遇改善補助、1か月当たり3万円と聞いています。  育児病後保育事業、これも白井の市内病院、白井聖仁会病院において、病児の保育事業を1園開設されたことにより、急な保育ニーズにも安心して子どもを預けられる体制が得られています。  これは私なりに調べた結果ですけれども、待機児童対策についてはだんだん充実しているように思われます。陳情者の1、2項目とも、思いは大変よく分かりましたけれども、行政の対応も私自身はどんどん進んでいることもあり、大変評価できるものだと私は思っています。優先順位等の課題とか、いろいろありますけれども、今後とも市の行政には頑張ってもらって、その上で趣旨採択といたします。  以上です。 317 ◯長谷川則夫議長 ほかに討論ございますか。  石川議員。 318 ◯石川史郎議員 陳情に対し、趣旨採択する立場から討論します。  内容的には同じ会派の田中議員とほぼ同じなんですが、一言申し上げます。第8号議案、可決されましたが、第5次後期基本計画で、若い世代の定住、合計特殊出生率1.35をどのように達成するのかという質問をさせていただきました。白井市にとって非常に重要な主張です。白井市で出産、白井市で子育て、白井市に定住と、そういう意味で、この陳情者の切なる思いが非常に伝わってくるということをまず述べておきたいと思います。  ここに、保育所利用選考基準というのがありまして、出産関係では9点、そして、御本人の病気関係が10点、それから、主に親族関係の介護が発生した場合は10点、それと、火災で家が燃えちゃったという場合も10点、それから、DVが10点なんですね。これを見ますと、出産は私は経験がないんですけれども、ある程度予測、半年後に生まれるとか、あるんですけれども、自分の病気ですとか、介護、そういった火災とかDVはいつ起きるか分からないという面では、1つの判断基準としては、緊急性と、それと、もう1つ、公平性、2つから見て、もしもこの出産をする場合の9ポイントを仮に10にすると、今までの整合性が崩れて、現場が混乱するんじゃないかということも含めまして、私としては趣旨採択でお願いしたいと思っております。  以上です。 319 ◯長谷川則夫議長 ほかに討論はございますか。  広沢議員。 320 ◯広沢修司議員 陳情第12号に趣旨採択を求める立場で討論をいたします。  初めに、この陳情に関しては陳情者を参考人招致することができなかったことから、訴える実情や心情は陳情文書表と参考資料のとおりとし、また、陳情者は現在市外へ転出済みであることから、判断は現在白井市に在住する市民への影響を特に憂慮して判断すべきものと考えます。  まず、陳情事項1では、出産時に親族等の協力が得られない場合には優先して保育園の入園を認めてほしいというものですが、この陳情を提出するに至った経緯は、陳情趣旨に記載されているように、保育園は利用できないかもしれないという不安から来たものであります。不安の理由は2つ述べられており、入園が確定する日程と優先度についてであります。  なお、実情としては、結果的に保育園に入園ができたそうですが、悩む家庭が出ないようにという理由で、保育園に確実に入園できるよう整備すべきというふうに主張されています。  保育課から利用者へ、先ほど石川議員のほうからも紹介がありましたように、『保育所等利用の御案内』という冊子が配布されていますが、これによると、母親の出産の基準点の基本点は、選考基準の基本点は10点満点中9点と記載されており、母親の出産は決して低いとは言えないことが分かります。  では、基本点10点の場合はどんな場合に適用されるのかというと、保護者の疾病等として、おおむね1か月以上の入院や臥床、また、保育が日常的に困難と認められるような障害の場合が挙げられます。また、病人の看護等として、おおむね1か月以上入院している親族の付き添いに当たっている場合や、寝たきりまたは心身障害である親族の常時介護、また、心身の傷病及び障害により常時看護または介護が必要だと認める場合があります。  そのほか、震災、火災、風水害などによる災害の復旧に当たる場合や、虐待、DVのおそれがある場合など、社会的養護が必要な場合であります。  陳情の件名には出産要件での保育園利用の改善ということで提出されていますが、保育園に確実に入れるように、母親の出産の選考基準の優先度を上げることは、これら10点に該当する状況にある保護者の優先順位を下げてくれと言っているのと同じ意味を持ちます。果たして、介護に大変な思いをしているお母さんや、虐待のおそれがあって養護が必要な子どもの優先順位を下げることが出産中の子どもの預かり先の不安の解消に結びつくからという理由で下げたほうがよいと言ってしまってよいのでしょうか。  また、陳情趣旨に、生活環境は考慮されないと記載されていますが、これは大きな誤解であります。先に述べた基本点と同様に、調整点として、世帯の状況、就労状況、きょうだいの状況、その他で分類される24項目により、状況に応じた加点、減点が行われています。  他市の状況を見ると、白井市は10点中母親の出産要件は9点ですが、我孫子市も同じ10点中9点、印西市は12点中11点、船橋市10点中9点、市川市20点中18点となっております。ちなみに、鎌ケ谷市においては20点中12点、10点中にすると6点です。松戸市も100点中60点ということで、10点中にすると6点、八千代市については20点中8点ですが、10点中にすると4点ということとなっており、これらのことからも、他市と比べても白井市の状況は妥当な設定になっていると感じるところです。  また、1か月前にならないと確定しないということについては、震災、火災、風水害などによる災害の復旧に当たる場合や、虐待、DVのおそれがある場合など、社会的養護が必要な場合などの緊急性や、現在の手続方法を考えると許容すべき範囲であるかと思います。  本市は第5次総合計画の重点戦略に若い世代定住を掲げ、子育てしたくなるまちづくりの取組目標には、子どもの状況に応じた様々な子育て支援サービスを提供するとともに、保護者のニーズに応じた支援を行うことで、安心して子どもを産み育てられる環境づくりを進め、子育て世代が魅力を感じられるまちを目指しますというふうにうたっているように、根本的な解決には、突貫的ではなく、総合的な対応が必要です。現在の待機児童数は2名ですが、待機児童対策に重点を置いてその数を減らしていくことは、根本的な問題解決に結びつくと言えるのではないでしょうか。  市では現在、送迎ステーション事業、小規模保育施設の誘致、預かり保育の拡充などの事業により、全体として待機児童が減る仕組みに取り組んでいるところです。また、委員会での委員の質疑に対して、来年2月から子育て世代包括支援センターという事業を立ち上げ、出生から切れ目のない保育、子育て支援を目指して推進していく計画があると答弁がありました。受皿としては、ファミリーサポートセンターやママヘルプサービス、一時保育があります。総合的に全体として子育て支援の充実を図ることが大切であると思います。  また、保育士や幼稚園教諭、保育教諭の資格を持つ方が保育所などに就労もしくは内定している場合などの調整点の加点内容からは、保育士の確保に努めている様子もうかがえるところです。  陳情2では、受皿としての一時保育を補完的に利用される場合の意味合いを考えると、考慮する余地があると考えますが、あくまで、先に述べましたとおり、本市の子育てしやすくなるまちづくりの実現のためにも、部分的、突貫的ではなく、総合的な施策の実施が必要かつ重要、そして、近道だと考えます。  以上のことから、本陳情に趣旨採択をいたします。以上です。 321 ◯長谷川則夫議長 ほかに討論はございますか。  平田議員。 322 ◯平田新子議員 お疲れのところ申し訳ございません。この陳情に趣旨採択の立場、そして、また、陳情者と同じ女性という立場で、趣旨採択の討論をさせていただきます。  女性が出産するということはある意味命がけ、産後の心身の回復は、始まったばかりの育児に追われる中、非常に不安定です。そこでは周囲の温かい環境づくりが大切なこと、それは、自身や娘の経験を通しても感じております。ましてや、上にお子さんがいらっしゃる。なのに、親身に手助けをしてくれる周囲の人がいなければなおのことだと、この陳情者の心理は拝察いたします。  しかし、この陳情項目の2のほう、こちらに関しては、相談体制や保育以外のあらゆる保育の紹介、あらゆる手だての工夫なども併せて引き続き検討されるべきだと思いますが、この1に関しましては、物理的に今保育園に受け入れ人数を増やすためには、施設を増設したり、保育士を増やしたり、大がかりなハード面での充実が必要となり、すぐ対応できるものではありません。かといって、現在通園してらっしゃるお子さんにおやめくださいと言うこともできません。  また、ここの文章の中に「優先して」とあります。この優先してほしいと思う御家族は、出産時親族の協力が得られない方ばかりではございません。また、優先されるべき冷静で公平な基準によるもので判断されるべきと考えております。  そういった意味では、総じて後期基本計画の若者世代の定住や出産率上昇が掲げられている点では、働け、結婚しろ、子どもを産め、子どもを産んでも働け、何かと若い女性にしわ寄せが来ているのは、社会整備が整っていないところです。それを個人に負わせているということを十分に配慮いただき、保育環境の充実は総合計画と一致するものですので、今後も引き続き検討し改善していただきたいと思っております。  しかし、この趣旨採択という意味では、優先して、そういう部分でちょっと同意できないとこがありますので、そういう選択をいたしました。  以上です。
    323 ◯長谷川則夫議長 ほかに討論はございますか。  竹内議員。 324 ◯竹内陽子議員 私はこの陳情に対して、やはり趣旨採択と考えます。  何人かの方が御意見をるる述べてくださったので、私が今さら細かいことは申し上げません。ただ、私が1つ今回の陳情で思ったこと、端的に申し上げたいことは、まず、この陳情者はこの件に関して令和2年2月2日に市長への手紙を出しています。そして、令和2年2月20日に市長から回答を受け取っています。しかし、その後、第3子出産後の今議会に陳情を提出されました。  私は今回の委員会の審査を傍聴させていただきました。常任委員会での陳情審査をする際に、陳情者の出席がなく、さらに、他市へ転居されているとうかがえば、陳情者の十分な考えも伺うこともできない陳情審査というふうになりました。陳情者の気持ち、意見、それはただ書面だけでした。  しかし、書面を読めば十分理解できるとこもありますので、私としては今回趣旨採択と考えます。  以上です。 325 ◯長谷川則夫議長 ほかに討論はございますか。  柴田議員。 326 ◯柴田圭子議員 この陳情に賛成の立場で討論をいたします。  まず、この市の施策として、若い世代を呼び込むための施策に力を入れますということがもう明言されているわけです。ほかの他市ならともかく、基本計画でそのように明確に定め、かつ、子ども医療費を助成するなど、若い世代の経済的負担を軽減しますとまではっきり明示をして、本当に若い世代を呼び込もうとしている市であればなおのこと、こういう陳情については真摯に向き合ってもいいのかなと私は思います。ましてや2月に既に出されているわけですから。  行政は弱い者のためにあると、これは市長が前おっしゃったことです。私も10年ぐらい前にその言葉を聞いて、なるほどと思った記憶があります。つまり、いろいろ点数で配分されていて、この人たちはちゃんと見過ごしていない、市はちゃんとやっているということも分かるんですけれども、それでも隙間があるわけですね。そういう点数とかで配分し切れない事情がある。そういう弱い立場の人がいるということをこの陳情で気づかせてもらえたんじゃないでしょうか。  そういう意味で、こういうケースもあるんだったら、じゃあ、取り組んでみようか、そういうモチベーション、きっかけにもなったのではないかと思うんですね。  それと、一時保育については、経済的な負担が重いというのはもう他市等の比較で明らかなので、ここについてはもう十分考え直してもいい時期ではないかと。制度ができてから全然見直されていないようなので、ここは考え直してもいいのではないかと。  そういう弱い人の立場をどうやって救い上げるかということを行政としては考えてもらいたいなと、そういう思いで、この陳情については、賛成します。  また、陳情者が不在で審議が十分ではないということですけれども、夏にさんざんガイドラインのことで私たち議会運営委員会で検討しまして、陳情者がいなくても審議してもらいたい、そういう場合は審議をするということに決めたばかりなので、それの初めてのケースなんですね。まだこういうガイドラインを制定して間もないので、こういうことを受けるたびにこれからまた検討、検証していかなくてはいけないとは思うんですけれども、一応陳情者はいなくても審議は希望すれば受けますよというスタンスでいたので、それも何とも言えない部分ではないかなと思います。  そして、そのガイドラインを作るときには入れられなかったんですけれども、もし陳情、こういうふうに行政に対して何かやってほしい、何か改善してほしいというような陳情がもしも採択された場合は、当然議会側の要請に応じて検討することになると思うので、結果の報告、行政側からの議会に対しての結果の報告というのも、具体的に、何か月以内と言いませんけれども、そういうような結果報告というのもいただきたいなと、この陳情を見ながら思ったところでございます。  以上のようなことで賛成としたいと思います。 327 ◯長谷川則夫議長 ほかに討論はございますか。  小田川議員。 328 ◯小田川敦子議員 こちらの陳情に賛成の立場で討論をいたします。  討論するつもりはなかったんですが、趣旨採択の討論を聞いていて悲しい気持ちになりました。公平性を点数で測るということを主張する方が多くて、縦割りの論理であったり、男性の論理であったり、憤りを感じてしまいました。公平性という観点からは、それも行政としては必要な指針なのかもしれないですが、こちらの陳情者の方は結果上の子2人が保育園に入園できているという結末になっています。現場の方はもっと血の通った思いで何とかしようと努力されたんじゃないかと思います。それを、点数を出して、趣旨採択の討論にするところに、私は議会のほうが冷たいなというふうな印象を持ちました。  そして、陳情者に関しては、3番目の出産が1か月のお子さんということで、今育てている母親というふうに最初のところにあります。その状況で白井に改善を求めて、次にこういうことが起きないために陳情を出したというところに、その当時どんな思いだったのかというところをくみ取ります。  そして、また、ほかの討論の中では、既に引っ越したということを聞いたところですが、引っ越してまで白井市にそのときの思いを改善につなげてほしいと陳情に出したところに、いろいろな思いをくみ取ります。白井市の保育環境がよくなるようにというふうに私はつなげたいと思います。  具体的には、結果として上のお子さん2人が保育園に入園できたということですから、この入園できたのはどうしてなんだろうか、この工夫を次につなげられないか、出産が分かっていたその理由での保育園入所に関して、もっと早いタイミングで、妊婦さん、お母さんが安心して出産を迎えられるようにサポートできる行政サービスに改善していける糸口はないだろうかというところを具体的に行政に提案をします。  安心して出産していただきたいという思いは誰しもが共通のものだと思います。けれども、御本人にしてみたら、出産に向き合うということだと思います。上に2人お子さんがいても、いざ陣痛が始まり、出産、それは1人で1人の命を生み出すという大きな事業です。それを支援していく温かい行政サービスにつなげていただきたいと思い、こちらの陳情を賛成いたします。  以上です。 329 ◯長谷川則夫議長 ほかに討論はございますか。  影山議員。 330 ◯影山廣輔議員 この陳情は100%採択されるべし、趣旨採択だけでなくて、完全な採択ということで討論したいと思います。  やはり、この陳情者の状況を鑑みますと、3人のお子様、そのうち1人が出産したときに、上に2人も子どもがいる。そうした中で、出産を望む。それも、2人のお子様を親族に預けることもできない、頼ることもできない。そういった中で、これについて、悲痛な訴えをされている中で、緊急性を持って訴えている人に向かって、いろいろ保育園に入れられない理由を述べたりとか、あるいは、一時保育の料金が高いのは別の計算だから我慢してねとか、そういうこと、冷たい回答が届けられたというのは、とてもとても市のやはり後期基本計画でうたっている若い世代定住プロジェクト、子育てしたくなるまちづくり、こういったことに明らかに反していると私は感じます。とてもとてもこういう行政の対応が、こういうのが続けば、この計画自体も計画倒れに終わるんじゃないかと、とても危惧するところです。  以上で討論を終わりにしたいと思います。 331 ◯長谷川則夫議長 ほかに討論はございますか、ありませんか。               [「なし」と言う者あり] 332 ◯長谷川則夫議長 討論がないようなので、討論を終わります。  これから採決を行いますが、初めに、趣旨採択の提案がありましたので、趣旨採択を採決します。  陳情第12号は趣旨採択とすることに賛成の方は起立願います。               [賛成者起立] 333 ◯長谷川則夫議長 人数を数えますので、少々お待ちくださいね。  賛成少数です。  したがって、趣旨採択とすることは否決されました。  趣旨採択が否決されましたので、陳情第12号に対する委員長報告に対して採決をします。  陳情第12号に対する委員長報告は採択です。  陳情第12号は委員長報告のとおり採択とすることに賛成の方は起立願います。               [賛成者起立] 334 ◯長谷川則夫議長 賛成多数です。  したがって、陳情第12号は採択とすることに決定しました。   ─────────────────────────────────────────      ○閉会中の継続調査について 335 ◯長谷川則夫議長 日程第16、閉会中の継続調査についてから、日程第19、閉会中の継続調査についてまでの4議案を一括議題とします。  議会運営委員長、総務企画常任委員長教育福祉常任委員長都市経済常任委員長から、当該各委員会に係る事件について、会議規則第111条の規定により、お手元に配付しました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申出がありました。  お諮りします。各委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ございませんか。               [「異議なし」と言う者あり] 336 ◯長谷川則夫議長 異議なしと認めます。  したがって、各委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。   ─────────────────────────────────────────      ○閉会の宣言 337 ◯長谷川則夫議長 以上で今期定例会に付議されました案件の審議は全部終了しました。  令和2年第4回白井市議会定例会を閉会いたします。  御苦労さまでした。                  午後  4時55分  閉 会                 署   名   議   員      地方自治法第123条第2項の規定により署名する。          議      長   長 谷 川   則   夫          議      員   和   田   健 一 郎          議      員   石   井   恵   子 Copyright © Shiroi City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...