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平成31年第1回定例会(第7号) 本文 開催日: 2019-03-22
平成31年第1回定例会(第7号) 名簿 開催日: 2019-03-22

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  1. 白井市議会 2019-03-22
    平成31年第1回定例会(第7号) 本文 開催日: 2019-03-22


    取得元: 白井市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-18
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                  午前 10時00分  開 議 ◯秋本享志議長 皆さん、おはようございます。本日は御苦労さまでございます。  ただいまの出席議員は21名でございます。  これから本日の会議を開きます。   ─────────────────────────────────────────      ○議事日程について 2 ◯秋本享志議長 本日の議事日程は、お手元に配付の日程表のとおりでございます。   ─────────────────────────────────────────      ○諸般の報告について 3 ◯秋本享志議長 これから日程に入ります。  日程第1、諸般の報告を行います。  初めに、本日市長から報告2件、追加議案2件の送付があり、これを受理しましたので報告します。  次に、監査委員から例月出納検査結果の報告がありましたので、その写しをお手元に配付しておきましたから、御了承願います。  次に、各常任委員長から委員会審査報告書の提出がありましたので、報告します。  次に、平成30年度「市民税・県民税に係る課税誤り」に関する調査特別委員長から委員会審査報告書の提出がありましたので、報告します。  次に、議会運営委員長総務企画常任委員長教育福祉常任委員長都市経済常任委員長から、閉会中の継続調査申出書の提出がありましたので、報告します。  以上で諸般の報告を終わります。   ─────────────────────────────────────────      ○(議案第7号、議案第10号~議案第13号、議案第17号)の質疑、討論、採決 4 ◯秋本享志議長 日程第2、議案第7号 白井市教育委員会の附属機関の委員の任期の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてから、日程第7、議案第17号 契約の変更についてまでの6議案を一括議題といたします。
     6議案については、教育福祉常任委員会の審査の経過並びに結果について報告を求めます。  教育福祉常任委員会石井恵子委員長。 5 ◯石井恵子教育福祉常任委員長 おはようございます。教育福祉常任委員会に付託を受けました議案6件について、その結果及び経過について御報告いたします。  本委員会は3月1日に委員会を開催し、議案第7号 白井市教育委員会の附属機関の委員の任期の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、議案第10号 白井市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、議案第11号 白井市ひとり親家庭等医療費等の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第12号 白井市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、議案第13号 白井市学童保育条例の一部を改正する条例の制定について、議案第17号 契約の変更について審査を行いました。  審査の結果は、お手元に配付の常任委員会審査報告書のとおりです。  初めに、議案第7号 白井市教育委員会の附属機関の委員の任期の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定いたしました。  なお、審査の過程において質疑がなされましたが、主なものを申し上げますと、1つ、任期3年に延長するに当たり、当て職として団体の長を委員に任命している人でこれまで1回も参加していない委員がいます。3年の任期中には家庭の事情等で参加できなくなることも考えられますが、その点どのように考えますかとの質疑に対し。  確かに欠席の方がございますが、団体の代表者として委員を務めていただいていますけれども、会長、副会長ということでお願いしているわけではありません。出席のできる方、副会長でも、理事でも、来年度6月まで任期ですから、その後そのようにお願いするように考えたいと思います。あとは、文化会館は土曜日曜開館ですから、土曜日曜開催の委員会があってもいいかとも思いますので、含めて調整を行いたいと思いますとの答弁がありました。  また、委員から次のような討論がなされました。  平田新子委員より、賛成します。白井市文化会館、図書館、郷土資料館、プラネタリウム館については、長期的に継続的に任期が2年から3年に変更改正することには賛成しますが、任期が長くなる間には個人的事情の変化などにより出席できなくなる委員なども出てくる可能性があります。そのような点を、任命する際や、任命後も考慮し、きちんと意見を出してくれる人が出席されるよう、市からきちんと伝えていただくことを求め、賛成いたします。  以上で、議案第7号に係る審査報告を終わります。  次に、議案第10号 白井市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定しました。  なお、審査の過程において質疑がなされましたが、主なものを申し上げますと、条例改正に伴い、平成31年4月1日施行日以降、旧被保険者に係る減免措置の対象外となる影響はどのくらいかとの質疑に対し。  平成31年1月末の時点で、平成31年4月1日以降から対象外となる人数は35名、減免額は101万6,900円と見込んでいますとの答弁がありました。  なお、討論はありませんでした。  以上で、議案第10号に係る審査報告を終わります。  次に、議案第11号 白井市ひとり親家庭等医療費等の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定しました。  なお、審査の過程において質疑がなされましたが、主なものを申し上げますと、ひとり親等の前年所得について、「1月から6月までに申請するもの」から「1月から9月までに申請するもの」と改正されますが、影響はとの質疑に対し。  利用者へのマイナス影響はないと考えております。特に利用者にとっては、今まで8月から翌年7月という期間の中、8月に現況届に基づく新たな資格判定をする時期を迎えておりました。そうしますと、申請して届出する8月分の医療費は支給が少しおくれていた状況です。それを11月に変えることにより、8月届出に基づき、11月までの間に審査をいたしますので、8月の医療費は前年の資格判定に基づき助成を行うことができ、利用者にとって利便性が向上するものと考えます。また、事務手続でも、8月届出に基づき資格審査をしていたものを、11月までに資格審査をしますので、スムーズな資格審査、新たな資格認定通知が本人にお届けできますので、医療費助成支給もスムーズに行える形になりますとの答弁がありました。  なお、討論はありませんでした。  以上で、議案第11号に係る審査報告を終わります。  次に、議案第12号 白井市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定しました。  なお、審査の過程において質疑がなされましたが、主なものを申し上げますと、この改正により指導員の確保、人数や、特に指導員の質の低下を心配する人もいますが、この変化をどのように捉えますかとの質疑に対し。  現在全国的にも学童保育所指導員は不足で、国でも資格要件を緩和することを進めているところです。白井市においても、委託業者になりましたが、現場サイドからは基準を満たしていますが指導員が足りない、ちょっと余裕がないと意見をいただいています。ただ、指導員からも、緩和をして質を下げるのではなく、十分研修等を通じ質の確保に努めていきたいと申し出をいただいていますので、市としても協力したいと考えていますとの答弁がありました。  なお、討論はありませんでした。  以上で、議案第12号に係る審査報告を終わります。  次に、議案第13号 白井市学童保育条例の一部を改正する条例の制定について、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定しました。  なお、審査の過程において質疑がなされましたが、主なものを申し上げますと、延長保育の申し込みの仕方は事前制か、突然明日仕事の都合でという場合にはその都度申し込みできるのかとの質疑に対し。  今回の延長保育はあらかじめ申込制を想定しています。本年4月以降、学童利用者に夏休み等々を含めた延長保育利用についてあらかじめの申請をお願いする文書を配付する予定です。その結果に応じ、職員配置等を準備する形です。できるだけ急遽の申し込みがないようにしたいのですが、実際急遽要望があった場合は事後申請という形で臨機応変に対応してまいりたいと考えていますとの答弁がありました。  なお、討論はありませんでした。  以上で、議案第13号に係る審査報告を終わります。  最後に、議案第17号 契約の変更について、採決の結果、賛成多数により原案可決と決定しました。  なお、審査の過程において質疑がなされましたが、主なものを申し上げますと、平成29年2月6日契約時にアスベスト対応も含まれた契約内容であったのに、煙突内の断熱材に含まれるアスベストの飛散防止等の処置が必要となり、約2年後の平成31年2月14日の変更契約に至るまでの間、教育委員会の対応がどうであったのかとの質疑に対し。  まず一番最初に、平成17年度、文部科学省から学校施設等におけるアスベスト使用実態調査があり、その時点で施設の天井部分は確認していましたが、煙突は確認できていなかった状況です。その後、平成28年11月に北海道でアスベスト関係で給食調理ができなくなることがありましたので、それを受け、再度文部科学省から確認してほしいと11月1日付の通達があったところです。それを受け、学校給食共同調理場アスベスト含有について再調査を行ったところ、11月9日に煙突の中でアスベストを発見した状況でございます。そのとき、煙突の外部に老朽があり、目視で確認ができた状況です。その結果、すぐアスベスト流出調査、使用禁止とし、補正予算を組んで直接ボイラーから別の煙突をつける対策をしましたとの答弁がありました。  また、委員から次のような討論がなされました。  竹内陽子副委員長より、反対します。補正予算の内容まで否定するものではありませんが、教育委員会内に技術者がいながら、2年間もアスベスト対策についてチェックできなかった点に疑義を感じることから反対します。  以上で、議案第17号に係る審査報告を終わります。  以上をもちまして、教育福祉常任委員会の審査報告を終わります。 6 ◯秋本享志議長 以上で教育福祉常任委員長の報告を終わります。  これから、委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑は6議案一括して行います。質疑に当たっては議案番号をお示しください。  質疑はございませんか。  中川議員。 7 ◯中川勝敏議員 申しわけありません。遅くなりまして。議案第10号、国民保険税の一部を改正する条例に係る、ここに係るんじゃなくて、ごめんなさい。第21号ですか。 8 ◯秋本享志議長 まだやっていません。 9 ◯中川勝敏議員 済みません、先走りました。では、後で。 10 ◯秋本享志議長 ちょっと黙って手を挙げるとわからないもので、議長とか、何とか、はいとか、返事をして、お願いします。 11 ◯中川勝敏議員 済みませんでした。了解。 12 ◯秋本享志議長 質疑はございませんか。               [「なし」と言う者あり] 13 ◯秋本享志議長 質疑はないものと認めます。  これから討論を行います。  初めに、議案第7号 白井市教育委員会の附属機関の委員の任期の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例の制定について討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、原案に賛成者の発言を許します。               [「なし」と言う者あり] 14 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから、議案第7号を採決します。  なお、採決に当たっては、押しボタン式投票をもって行います。  議案に賛成の方は緑色の賛成ボタンを、反対の方は赤色の反対ボタンを押してください。  会議規則により、いずれのボタンも押さずに在席しているときは反対ボタンを押したものと見なされますので、御注意願います。  投票参加ボタンを押してください。  議案第7号に対する教育福祉常任委員長の報告は可決です。  賛成、反対ボタンを押してください。               [賛成、反対ボタンを押す] 15 ◯秋本享志議長 押し忘れ、押し間違いはございませんか。               [「なし」と言う者あり] 16 ◯秋本享志議長 ないものと認めます。以上で投票を終了いたします。  投票総数20人、賛成20人、反対0人です。  したがって、議案第7号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第10号 白井市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、原案に賛成者の発言を許します。               [「なし」と言う者あり] 17 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第10号を採決します。  この採決は押しボタン式投票をもって行います。  投票参加ボタンを押してください。  議案第10号に対する教育福祉常任委員長の報告は可決です。  賛成、反対ボタンを押してください。               [賛成、反対ボタンを押す] 18 ◯秋本享志議長 押し忘れ、押し間違いはございませんか。               [「なし」と言う者あり] 19 ◯秋本享志議長 ないものと認めます。以上で投票を終了いたします。  投票総数20人、賛成20人、反対0人です。  したがって、議案第10号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第11号 白井市ひとり親家庭等医療費等の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、原案に賛成者の発言を許します。  討論はありませんか。               [「なし」と言う者あり] 20 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第11号を採決します。  この採決は押しボタン式投票をもって行います。  投票参加ボタンを押してください。  議案第11号に対する教育福祉常任委員長の報告は可決です。  賛成、反対ボタンを押してください。               [賛成、反対ボタンを押す] 21 ◯秋本享志議長 押し忘れ、押し間違いはございませんか。               [「なし」と言う者あり]
    22 ◯秋本享志議長 ないものと認めます。以上で投票を終了いたします。  投票総数20人、賛成20人、反対0人です。  したがって、議案第11号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第12号 白井市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、原案に賛成者の発言を許します。  討論はありませんか。               [「なし」と言う者あり] 23 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第12号を採決します。  この採決は押しボタン式投票をもって行います。  投票参加ボタンを押してください。  議案第12号に対する教育福祉常任委員長の報告は可決です。  賛成、反対ボタンを押してください。               [賛成、反対ボタンを押す] 24 ◯秋本享志議長 押し忘れ、押し間違いはございませんか。               [「なし」と言う者あり] 25 ◯秋本享志議長 ないものと認めます。以上で投票を終了いたします。  投票総数20人、賛成20人、反対0人です。  したがって、議案第12号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第13号 白井市学童保育条例の一部を改正する条例の制定について討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、原案に賛成者の発言を許します。  柴田議員。 26 ◯柴田圭子議員 議案に賛成いたします。  これは総括をさせていただいたところですけれども、現場の声として、朝30分早く来るということは指導員2人体制が必要であるし、さらにもっと早くから体制を整えておかなくてはいけなくて、シフトも全て変えなくてはならない、人繰りがとても厳しいという話を聞き、また、全体のアンケートをとりましたら、アンケートでは2割の保護者が希望を出していたというような話も聞きました。  体制をどうもってこの条例を提案して、提出してきたのかということをちょっと疑問に思ったものですから、総括したんですけれども、その後事業者の方とお話しする機会も得まして、市の対応というところをも聞きましたら、きちんと最初からの事業者も参加させて、相談をしてきているし、対応がきちんとされてきている、人数の確保もめどがつくというようなことの確認を得られました。  そういうことであれば、やはりニーズがあるところに事業として市が取り組むのはいいのではないかというところで、賛成をします。  ただ、まだ学童保育が民間のほうに移ってから間もないですし、保護者と指導員の間の連協ですね、指導員のほうの連協の体制も大分もろくなりつつあるようなところもありますので、そのあたりきちんと市のほうがバックアップをして、体制が整っていくように、今後も引き続き見守って、きちんと対応していただきたいと思います。 27 ◯秋本享志議長 ほかに討論はございませんか。               [「なし」と言う者あり] 28 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第13号を採決します。  この採決は押しボタン式投票をもって行います。  投票参加ボタンを押してください。  議案第13号に対する教育福祉常任委員長の報告は可決です。  賛成、反対ボタンを押してください。               [賛成、反対ボタンを押す] 29 ◯秋本享志議長 押し忘れ、押し間違いはございませんか。               [「なし」と言う者あり] 30 ◯秋本享志議長 ないものと認めます。以上で投票を終了いたします。  投票総数20人、賛成20人、反対0人です。  したがって、議案第13号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第17号 契約の変更について討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、原案に賛成者の発言を許します。  討論はございませんか。               [「なし」と言う者あり] 31 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第17号を採決します。  この採決は押しボタン式投票をもって行います。  投票参加ボタンを押してください。  議案第17号に対する教育福祉常任委員長の報告は可決です。  賛成、反対ボタンを押してください。               [賛成、反対ボタンを押す] 32 ◯秋本享志議長 押し忘れ、押し間違いはございませんか。               [「なし」と言う者あり] 33 ◯秋本享志議長 ないものと認めます。以上で投票を終了いたします。  投票総数20人、賛成19人、反対1人です。  したがって、議案第17号は委員長報告のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────      ○(議案第8号、議案第9号)の質疑、討論、採決 34 ◯秋本享志議長 日程第8、議案第8号 消費税等の税率の引き上げに伴う関係条例の整理に関する条例の制定について、及び、日程第9、議案第9号 白井市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についての2議案を一括議題といたします。  2議案については、総務企画常任委員会の審査の経過並びに結果について報告を求めます。  総務企画常任委員会、柴田圭子委員長。 35 ◯柴田圭子総務企画常任委員長 総務企画常任委員会に付託を受けました議案2件について、その結果及び経過について御報告いたします。  本委員会は2月28日に委員会を開催し、議案第8号 消費税等の税率の引き上げに伴う関係条例の整理に関する条例の制定について、議案第9号 白井市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について審査を行いました。  審査の結果は、お手元に配付の常任委員会審査報告書のとおりです。  初めに、議案第8号 消費税等の税率の引き上げに伴う関係条例の整理に関する条例の制定については、採決の結果、賛成多数により原案可決と決定しました。  審査の過程において質疑がなされましたが、主なものを申し上げると、1つ、使用料の見直しは、今回の消費税等の税率引き上げに伴うものだけではなく、昨年の4月1日にも行っていますが、昨年から利用率はどのように変化していますか。  答弁。昨年の4月1日から利用料金の見直しを行った結果、現状把握している利用率については大幅な変化はないと考えています。本年度に利用料金が上がったことによって利用率が低下していないかという御質問かと思いますが、それについてはそれほど変化は出ていないと把握しています。  1つ、使用料、利用料金における内税、外税についてはどのようになっていますか。  答弁。使用料については、基本的に外税方式をとっています。指定管理者が管理している施設については、利用料金を徴収することになりますので、内税で整理をしています。  なお、次のような討論がありました。  中川委員から、反対の立場で討論します。消費税の問題については、白井市の4年前の経験と今のありようを慎重に検討していく必要があると思います。白井の経済にどういう影響があるのか、どういう策を講じたらいいのかといった提案をあわせて出していただかないと、国が言ってきたから行うと私は思えてなりません。そういう点で、市民の立場からどれだけ負担を軽減させていくのか、地元の商店街の要望をどう受けとめていくのかということについて、ぜひ御検討願いたい。ただ消費税の増税分を使用料に上乗せをするということについては、賛成しかねます。  植村副委員長から、10月1日の消費税率の引き上げのための関係条例の整理に賛成の立場で討論します。平成18年度の社会保障費は121兆円、40年度には190兆円にまで増加していく。このままでは、減少していく社会の担い手となる現役世代の若い人の負担がどんどん増えていく。比較的高齢者には手厚くなっている社会保障を、手薄だった現役世代へもっと手厚くしていくため、世代間の格差を少なくする全世代型の社会保障を目的とする今回の消費税引き上げです。2%上がることで5兆6,000億円の税収増があり、そのうちの2.8兆円で低所得者の高齢者の保障の充実と子育て世代への3つの無償化として充てていくことになる。また、将来世代への負担軽減や軽減税率導入のためにも使われる。日本は中負担中福祉の国であり、今回の消費増税は広く薄く国民にお願いするしかない。その国の決定を受けての自治体の行うべき業務である関連条例の整備であり、10月1日に間に合うようその準備が必要なのは当然です。  以上で、議案第8号に係る審査報告を終わります。  次に、議案第9号 白井市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定しました。  審査の過程において質疑がなされましたが、主なものを申し上げると、1つ、職業紹介相談員の直近の活動状況について伺います。  答弁。平成29年度の職業紹介所に来場された人数は2,465人、職を紹介した件数は264件、就職件数については83件の紹介等が実績となっています。  1つ、職業紹介相談員は残業を行いますか、ある場合、報酬はどう定めていますか。  答弁。残業については、平日においてはありません。休日については、白井市就職フェア等の特別な行事等を実施する場合があり、その際には時間外手当ではなく週休日の振り替えにより対応しています。  1つ、報酬を時給に換算した場合幾らになりますか、また、県の最低賃金と比較した場合どうなりますか。  答弁。現在の職業紹介相談員の報酬を時給に換算した場合、約900円の時給換算になります。なお、現在千葉県の最低賃金は時給895円になっています。  なお、討論はありませんでした。  以上で、議案第9号に係る審査報告を終わります。  以上をもちまして、総務企画常任委員会の審査報告を終わります。 36 ◯秋本享志議長 以上で総務企画常任委員長の報告を終わります。  これから委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑は2議案一括して行います。質疑に当たっては議案番号をお示しください。  質疑はございませんか。               [「なし」と言う者あり] 37 ◯秋本享志議長 質疑はないものと認めます。これで質疑を終わります。  討論、採決は分割で行います。  これから討論を行います。  初めに、議案第8号 消費税等の税率の引き上げに伴う関係条例の整理に関する条例の制定について討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  中川議員。 38 ◯中川勝敏議員 先ほどは失礼しました。  今、委員長の報告の中でもあったんですが。
    39 ◯秋本享志議長 中川議員に申し上げます。委員会で討論しましたよね。 40 ◯中川勝敏議員 ええ、しました。 41 ◯秋本享志議長 では、本会議ではやらないということになっています。 42 ◯中川勝敏議員 本会議では言えないんですか。 43 ◯秋本享志議長 はい。 44 ◯中川勝敏議員 そうですか。質問はもう終わったんでしょうかね。質問もできない。 45 ◯秋本享志議長 委員長に対する質疑はもう終わりましたので。 46 ◯中川勝敏議員 そうですか。 47 ◯秋本享志議長 ほかに討論はありませんか。               [「なし」と言う者あり] 48 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第8号を採決します。  この採決は押しボタン式投票をもって行います。  投票参加ボタンを押してください。  議案第8号に対する総務企画常任委員長の報告は可決です。  賛成、反対ボタンを押してください。               [賛成、反対ボタンを押す] 49 ◯秋本享志議長 押し忘れ、押し間違いはございませんか。               [「なし」と言う者あり] 50 ◯秋本享志議長 ないものと認めます。以上で投票を終了いたします。  投票総数20人、賛成19人、反対1人です。  したがって、議案第8号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第9号 白井市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、原案に賛成者の発言を許します。  討論はありませんか。               [「なし」と言う者あり] 51 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから、議案第9号を採決します。  この採決は押しボタン式投票をもって行います。  投票参加ボタンを押してください。  議案第9号に対する総務企画常任委員長の報告は可決です。  賛成、反対ボタンを押してください。               [賛成、反対ボタンを押す] 52 ◯秋本享志議長 押し忘れ、押し間違いはございませんか。               [「なし」と言う者あり] 53 ◯秋本享志議長 ないものと認めます。以上で投票を終了いたします。  投票総数20人、賛成20人、反対0人です。  したがって、議案第9号は委員長報告のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────      ○(議案第14号、議案第15号、議案第18号、議案第19号)の質疑、討論、採決 54 ◯秋本享志議長 日程第10、議案第14号 白井市廃棄物の減量及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてから、日程第13、議案第19号 白井市道路線の認定についてまでの4議案を一括議題といたします。  4議案については、都市経済常任委員会の審査の経過並びに結果について報告を求めます。  都市経済常任委員会、血脇敏行委員長。 55 ◯血脇敏行都市経済常任委員長 都市経済常任委員会に付託を受けました議案4件について、その結果及び経過について御報告いたします。  本委員会は3月4日に委員会を開催し、議案第14号 白井市廃棄物の減量及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第15号 白井市水道事業の布設工事監督者及び水道技術管理者の資格等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第18号 白井市西白井コミュニティプラザの指定管理者の指定について、議案第19号 白井市道路線の認定について審査を行いました。  審査の結果は、お手元に配付の常任委員会審査報告書のとおりです。  初めに、議案第14号 白井市廃棄物の減量及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例の制定については、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定いたしました。  主な質疑を要約して申し上げますと、1つ、提案理由の中に適正な受益者負担を確保するとありますが、今回の改正によりどの程度改善されるのかという質疑に対して。  使用料、手数料の考え方で適正な受益者負担をお願いするということを定めており、これにのっとった形で見直しをかけています。規定で計算するともっと高い金額が出ますけれども、急激な負担増を緩和するために、改正できる上限を1.5倍以内ということで定めていますので、この規定にのっとって改正幅を抑制しています。今回の見直しにより一定程度の適正化は図れたものと考えていますとの答弁がありました。  1つ、最終日、受付が殺到し、物理的に間に合わないことを心配する声もありますが、告知等市としての対策はどう考えていますかという質疑に対して。  受付をしてその日に持っていく場合は、午前は9時から12時、午後が1時から4時といった時間の制限がありますので、早急に周知していきたいと考えています。また、今回1月1日にしたのは、年末年始の駆け込みもあり、その期間をなるべく長くとりまして、駆け込みではなく事前に準備をしながら計画的に排出をお願いしたいということで、期間を長めにとっていますので、こういった点も含め、広報等に努めてまいりたいと考えていますとの答弁がありました。  1つ、高齢者等に対する粗大ごみの支援について、周知はどのようにしているのかという質疑に対して。  この制度については既に実施しており、65歳以上の高齢者だけの世帯あるいは障害者と同居の方等、なかなかごみの持ち出しができない世帯については、申し込んでいただいて、職員が現場を確認し、職員による持ち出しが可能である場合は、指定された日に持ち出しの支援をしているといった制度です。審議会からはいい制度があっても周知が進んでいないのではないかと御指摘がございましたとの答弁がありました。  1つ、有料化は粗大ごみ減量につながったのかという質疑に対して。  平成19年に有料化するといった時点ではものすごい駆け込みの排出がありました。有料化になって以降はかなり減量化されまして、その数字でずっと推移をしてきているという状況ですので、ごみの有料化というものがごみの減量意識の意識改革につながっていると考えておりますとの答弁がありました。  また、委員から次のような討論がなされました。  永瀬洋子委員から、賛成します。平成19年に粗大ごみ処理手数料が有料化されたときには、粗大ごみ量が激減しましたので、有料化の効力を知りました。有料化はごみの減量化には有効でありますが、また、ごみの不法投棄を招くおそれもあります。このあたりのことは環境課の御努力に期待したいです。また、市街化調整区域に広い土地を所有されている方には難しいことですが、市とも連携し、不法投棄をさせないよう御注意いただきたいと考えます。  以上で、議案第14号に係る審査報告を終わります。  次に、議案第15号 白井市水道事業の布設工事監督者及び水道技術管理者の資格等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定いたしました。  主な質疑を要約して申し上げますと、1つ、改正案の中で専門職大学とはどのような大学を指しているのかという質疑に対して。  専門職大学、専門職短期大学があり、特定の職業のプロフェッショナルになるための必要な知識、理論、そして、実践的なスキルの両方を身につけることができる大学だということになっています。その中では、授業の3分の1は実習、それから、実技というようなものになっており、卒業後即企業の戦力になれるような人材を育て上げることを目的とした大学となっておりますとの答弁がありました。  なお、討論はありませんでした。  以上で、議案は第15号に係る審査報告を終わります。  次に、議案第18号 白井市西白井コミュニティプラザの指定管理者の指定について、採決の結果、賛成多数により原案可決と決定しました。  主な質疑を要約して申し上げますと、1つ、2年6カ月後の自主事業の考え方はという質疑に対して。  この2年6カ月の中で自主事業の必要性をよく検証しながら、次回の応募に当たりましては検討していきたいと考えています。  1つ、コミュニティプラザには子ども室があり、児童厚生員の存在は大切だと思いますが、まちづくり西白井には児童厚生員の有資格者がいないことはどのように考えていますかという質疑に対して。  児童厚生員の資格を持った方については、市民雇用をしたいという考えですが、実際には議会が通らないと指定管理者を指定できないため、この時点でそういう方と契約できていないということだと思いますので、現時点では探していますというようなことだと思っていますとの答弁がありました。  1つ、NPO法人の役員の任期と同プラザ指定期間が違うため、指定期間中に法人役員の変更、法人の方針が大きく変わってしまう等の際はどう対応するのかという質疑に対して。  地方自治法上の規定やコミュニティプラザの設置管理条例の中で指定の取り消しといったような条項もありますので、こういったところで対応していきたいと考えています。  1つ、選定審査会の中で、まちづくり西白井から館長候補が民生委員となって常駐もしくは相談窓口のような形をとれないかという議論があったが、市としてはどのように考えているかという質疑に対して。  事業者から出てきた民生委員の常駐というようなことに関しては、市といたしましても無理があるのではないかということで考えておりますとの答弁がありました。  1つ、自主事業実施に当たって、使用料や事業費の負担はどうなるのかという質疑に対して。  市内のセンター全てで受益者負担の公平性の観点で、使用料など減免制度見直し、この中で指定管理者が管理する施設において、指定管理者みずからが利用するときは利用料金を免除するということにしているところです。自主事業といいましても、イベントのほか、利用者の団体連絡会というものを新たにつくろうというような提案も出ておりますから、こういった会議を開くときの料金も、自主的な活動というようなこともあり、ほかのセンターと同じ考えで、利用料金については免除ということで考えています。この2年6カ月の中で自主事業の必要性をよく検証しながら、次回の募集に当たりましては検討していきたいと考えていますとの答弁がありました。  委員から次のような討論がなされました。  斉藤智子委員から、賛成の立場で討論します。指定管理者に提案されている特定非営利活動法人まちづくり西白井は、自費で自主事業に取り組もうとされており、地域の活性化への熱意というものが感じられます。  西白井ベリーフィールドがある大山口小学校区、七次台小学校区のほか、清水口小学校区の2万3,000人を超える地域のコミュニティ施設の受け皿は、現在西白井複合センター1カ所しかありません。既に飽和状態であり、市内のほかのセンターに比べ非常に利用しづらい状況です。特に複合センターから最も遠い場所にある西白井ベリーフィールドの住民にとって、地域のコミュニティの場、災害時の避難所ともなる西白井コミュニティプラザの整備は長年の願いであります。  同法人の会員の方は地元住民の方であり、法人設立以来、地域の清掃活動、交通安全活動、防災訓練の支援など、地域貢献活動を継続的に実施しているということで、地域のために、また、市全体を視野に入れた管理運営をしていただけることが今後期待されます。これからはさらに地域住民のニーズを取り入れ、市民に喜ばれる施設の管理運営をしていただけることを期待し、本議案に賛成します。  永瀬洋子委員から、反対します。西白井コミュニティプラザは西白井複合センターの補完的施設であり、貸し館業務が主であるとのことです。貸し館業務とは申せ、不特定多数が使用しますので、管理運営は法令遵守のもとに行う重要な業務です。特定非営利活動法人まちづくり西白井の理念は高く、すばらしいと思いますが、白井市の実情にはまだお詳しくないところがあるとお見受けします。そこで、2年ぐらいはまず市が直営し、まちづくり西白井に管理運営を委託することが望ましいと考えます。白井コミュニティセンター開設時には新設団体が指定管理者になったとのことですが、新設団体といえども各構成員はそれぞれ市内において実績があり、市内の現状を把握していたと思います。やはりそういったならし運転が必要だと思いますので、私は今回の西白井コミュニティプラザの指定管理者をまちづくり西白井の方にお願いするというこの案には残念ながら反対いたします。  和田健一郎委員から、賛成します。確かに指定のNPOは設立間もないこともあり、実績から考えることができない未知の部分も他の委員指摘のとおりであります。質疑の回答でありましたが、通常より短い期間の2年6カ月で、試行錯誤のもとで実績を判断できること、さらに、条例で何か不都合があれば、市は調査、そして、指定の取り消し等もできるため、それによる対応で十分可能と考えます。今後の期待と注意深くチェックする2つの思いで賛成討論とさせていただきます。  以上で、議案第18号に係る審査報告を終わります。  次に、議案第19号 白井市道路線の認定については、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定いたしました。  主な質疑を要約して申し上げますと、1つ、池の上、木戸公園内、南山貯水池の歩道橋が市道となり、今後補修等を考えるとのことですが、補修等に当たり、歩行者と自転車のレーンを分けることは考えていますかという質疑に対して。  市道の橋梁の修繕、長寿命化修繕計画を31年度で見直しを予定しています。今回認定する橋梁については、自転車、歩行者の専用ということの位置づけになっていますので、今後点検等を行う中で修繕は補助金を活用して行いたいと考えていますが、今後策定する自転車走行ネットワーク計画で、橋梁修繕計画を踏まえ検討しますとの答弁がありました。  1つ、今回の道路線の認定には、白井木戸公園の周辺通路や南山の法目池歩道橋が含まれている理由はという質疑に対して。  この2橋については、公園の園路という利用だけでなく、起点、終点とも市道に接続をしているという状況があり、一般の交通にも利用されているところで、今後効率的な管理と国庫補助金の有効活用を図るため、今回の都市公園と市道の兼用工作物として認定をするものですとの答弁がありました。  なお、討論はありませんでした。  以上で、議案第19号に係る審査報告を終わります。  以上をもちまして都市経済常任委員会議案審査の報告を終わります。 56 ◯秋本享志議長 以上で都市経済常任委員長の報告を終わります。  これから委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑は4議案一括して行います。質疑に当たっては議案番号をお示しください。  質疑はございませんか。  中川議員。 57 ◯中川勝敏議員 議案第14号 廃棄物の減量、適正処理についてのことですが、この議案をよくよく見ると、受益者負担をやれば値段が上がるから市民は持ち込まないのではないか、減量につながるのではないかという、私はそういうニュアンスでこの文章を、条例の案を受けたわけなんですけれども、独自のいわゆる価格問題だけではなくて、排出される廃棄物の減量策の減量化というのは独自にどんなふうなほかに手があるのかというのは検討されたんでしょうか。  以上です。 58 ◯秋本享志議長 血脇委員長。 59 ◯血脇敏行都市経済常任委員長 そのような質疑は出ておりません。  以上です。
    60 ◯秋本享志議長 ほかに質疑はございませんか。               [「なし」と言う者あり] 61 ◯秋本享志議長 質疑はないものと認めます。これで質疑を終わります。  討論、採決は分割で行います。  これから討論を行います。  初めに、議案第14号 白井市廃棄物の減量及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例の制定について討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、原案に賛成者の発言を許します。  平田議員。 62 ◯平田新子議員 では、原案に賛成の立場で討論させていただきます。  以前、一般質問で本議案の内容について細かくお伺いいたしました。コスト計算をもとに、市の全体の使用料、手数料等の見直しの観点からも、手数料の150%を限度とする今回の見直しをやむを得ないこととして判断いたします。  それと、また、一般質問の際の答弁では、10月から実施したいというお話でしたけれども、市民生活、大掃除といったことを考慮して、32年1月から実施するとされたことは大変よかったと思って評価いたします。  ただいま地域包括ふれあいネットワーク会議というのがございまして、そこの中では、団地の上層階からごみを出す、普通ごみに関してもそうなんですけれども、ごみを集積所まで運ぶということが大変な作業になってきて、ボランティアをそのためにつくらなくてはいけないといったことも話題に出ております。  地域の実態、地域の市民サービス、生活ということを判断したときに、3点、これからも継続して検討していただきたいことがございます。  まず、受益者負担として、ただいまのコスト計算では2,000円を超えるコストになっておりますが、そこまでどんどん上げてしまうのかということ、これは市民生活の実態とどこまですり合わせるかということです。  それから、1つ、印西クリーンセンターを利用する印西市、栄町、そして、白井市の料金が今全然ばらばらになっておりますので、この統一した考えをもとに平準化していくということの検討、それから、ごみ減量の協力ということで、ふれあいネットワーク会議でも言いましたけれども、行政講座で直接来ていただくというのは非常によいという御判断が出ました。といいますのは、戸建てのエリアと、それから、高層階が多いような団地のエリア、それではごみ出しの事情が大いに違うということで、その事情に合った環境課による出前講座などはとてもいいということで、そういったことを含めて取り組んでいただくことを要望し、賛成とさせていただきます。 63 ◯秋本享志議長 ほかに討論はありませんか。               [「なし」と言う者あり] 64 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第14号を採決します。  この採決は押しボタン式投票をもって行います。  投票参加ボタンを押してください。  議案第14号に対する都市経済常任委員長の報告は可決です。  賛成、反対ボタンを押してください。               [賛成、反対ボタンを押す] 65 ◯秋本享志議長 押し忘れ、押し間違いはございませんか。               [「なし」と言う者あり] 66 ◯秋本享志議長 ないものと認めます。以上で投票を終了します。  投票総数20人、賛成19人、反対1人です。  したがって、議案第14号は委員長報告のとおり可決されました。  ここで休憩いたします。  再開は11時20分。                  午前 11時02分  休 憩   ─────────────────────────────────────────                  午前 11時20分  再 開 67 ◯秋本享志議長 会議を再開いたします。  次に、議案第15号 白井市水道事業の布設工事監督者及び水道技術管理者の資格等に関する条例の一部を改正する条例の制定について討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、原案に賛成者の発言を許します。               [「なし」と言う者あり] 68 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第15号を採決します。  この採決は押しボタン式投票をもって行います。  投票参加ボタンを押してください。  議案第15号に対する都市経済常任委員長の報告は可決です。  賛成、反対ボタンを押してください。               [賛成、反対ボタンを押す] 69 ◯秋本享志議長 押し忘れ、押し間違いはございませんか。               [「なし」と言う者あり] 70 ◯秋本享志議長 ないものと認めます。以上で投票を終了いたします。  投票総数20人、賛成20人、反対0人です。  したがって、議案第15号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第18号 白井市西白井コミュニティプラザの指定管理者の指定について討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  影山議員。 71 ◯影山廣輔議員 残念ながら、ぎりぎりのところでこれ反対せざるを得ないと思います。  私はこの指定に関して、この指定事業者、まちづくり西白井ですか、そのプレゼンを含めた各種資料に目を通しまして感じたことを申し上げますと、確かに地域への貢献をうたっている、地域に貢献したいという熱意は伝わってくるんです。ただ、この熱が伝われば伝わるほど、逆にもう1つの疑問が膨らんできました。西白井地区以外のことについてはどう考えているんだろうかと。確かに、西白井地区のまちをこうしたい、こうしたいという熱意はどんどんどんどん伝わってくるんですよ。ただ、この該当施設は白井6万市民のためのものです。もちろん、設置箇所の地域性というもの全く見なくていいとは私は言いません。半分ぐらいはそういう地域性が盛り込まれてもいいと思いますけれども、9割以上が西白井のことばかりというものもこれはいかがなものかと、そういう印象を受けました。  よって、もう少し視野を広げる勉強をしていただいて、それから、その後改めてこの指定管理者を受けていただきたいと、少しそういう猶予を与えてもいいのではないのかなと、そういう思いもありまして、委員長報告の中にもありました反対討論とほぼ同じような結果になりますが、少し間を持ってから改めてこの指定管理を行ってはよろしいのではないかと思います。  以上です。 72 ◯秋本享志議長 次に、原案に賛成者の発言を許します。  長谷川議員。 73 ◯長谷川則夫議員 賛成の立場で討論させていただきます。  ただいまございましたように、確かに地区限定という考え方はぬぐい切れないと思います。私も条件つき賛成というのは好ましくないと思っていますけれども、今回については、この指定管理者の方に白井市全体の施設であるということを強く認識していただいて、管理に当たっていただきたいということを念頭に申し上げて、賛成の討論といたします。  以上です。 74 ◯秋本享志議長 ほかに討論はございませんか。  福井議員。 75 ◯福井みち子議員 私は反対の討論をさせていただきます。  今回の議案は指定管理そのものなんですけれども、私はそもそもこの施設の建設そのものに反対をいたしました。なぜかと言えば、今大変厳しい財政状況の中で、今これを建てるべきかどうかというときの判断でも、今これを建てるべきではない。今公共施設の再配備計画をつくろうとしている中で、なぜこれが優先されるのかということの疑問が1つ大きくあったことが反対の大きな1つになります。  そして、また、この管理条例ができたときにも、ここは自主事業はやらない、管理運営のみということでの市のほうの方針でした。指定管理者が自主事業をやることについては構わないというような方針を示しておりました。  まず、この方針に反対です。なぜならば、西白井複合センターの補完施設としてできるというのであれば、この施設もいわゆる社会教育施設でなければならないはずなんですね。いわゆる地域のコミュニティのための施設ではなくて、社会教育の施設として成り立たなければならないわけですけれども、この指定管理者の方々にはそういった方針を示した自主事業はありませんでした。いわゆる地域のコミュニティのための事業ということに熱心に取り組もうという、そういった姿勢はわかりますけれども、私自身は本来そうあるべき施設ではないということで反対をするわけです。  社会教育施設と言えば、やはり生涯学習、地域の方々のための生涯学習への支援とか、子育ての支援というようなこともきちんと含めた上でやらなければなりませんけれども、はっきり申し上げて、やはり自治会レベルの事業からはみ出たものがないというような自主事業です。  ですから、これははっきり言って市の姿勢の示し方がまずかったということだと思うんですね。ですから、それでまず反対したいと思います。  そして、また、地域コミュニティの施設ということで割り切ったということでということであるならば、今小学校区単位のまちづくりでまちづくり協議会をつくろうとしているわけですから、ここが主体になるべきだと思うんですね。そして、そういうことも検討されていない。今度の指定管理者の方がそういったまちづくり協議会を取り込んでいくというような計画の図を見せていただきましたけれども、それは逆ですね、まちづくり協議会の中にこの地域の団体が含まれるというような形になるべきであります。  今回の指定管理を申し込んできた方が悪いというこのことではないと思います。その方々はやはりここの指定管理をとりたいと思って、一生懸命に白井のコミュニティセンターなどへ勉強に行っていらっしゃいますから、そういった熱意ある姿勢というのは評価するところですけれども、私は市の姿勢そのものが間違っているということで、この指定管理者には反対をいたします。 76 ◯秋本享志議長 ほかに討論はございませんか。  竹内議員。 77 ◯竹内陽子議員 私も反対をさせていただきます。  既に討論の中で出ている内容ではございますけれども、まず、西白井コミュニティプラザが複合センターの補完施設と位置づけされている市の答弁を何回も伺ってまいりました。しかし、西白井地区の単独の指定管理施設とされていることも、理解できる点もあるんですけれども、やはり位置づけが補完施設と、あくまでも補完施設と言うのであれば、単独に委託をして指定管理をするというのはいかがなものかと思います。  そして、このたびの指定管理者とする団体に対する指定管理者選定委員会、この答申というのがございます。その中に、「申請団体の経営状況に関する評価点数が基準点である30点を上回っており、申請団体の財政状況が健全であることから」ということで、この選定委員会は答申を出しているわけです。  しかし、委員会質疑の中でいろいろ伺ってまいりましたけれども、活動内容を伺っていくと、どうも財政状況が健全であるとは考えにくかったと私は思います。  以上の点から、私は反対をさせていただきます。 78 ◯秋本享志議長 ほかに討論はございませんか。  柴田議員。 79 ◯柴田圭子議員 私も反対の立場で討論をいたします。  福井議員と同じで、そもそも今この時期に建てるべきかどうなのか、100%税金を投入する建物であるならばもっと違う位置づけすべきではないかという疑問がそもそもありました。さらに、それに加えて、今度は公募の、何ですか、指定管理者の募集の要項を見ましても、応募者の資格が、「白井市内に本店、本社、支店、支社または営業所(出張所)を有する法人、並びに白井市内に事務所を有し、白井市内を中心に活動している団体が申請することができます。なお、地方自治法の規定により個人は申請することができません」と、ここまでしか書いてない。説明会には3団体が、2者と1団体が聞きにきて、結局申請をしてきたのは1つのNPO法人だけであったと。  それはどういう状況であったのかというと、ここから読み取れる限りは市内に営業所なり出張所なりがあれば申請できますよ、市内での活動があればどうぞと言っているけれども、実は法人市民税の申告などをしていなければ、実は応募すらできない状況であった。それは読み取れないんですよ。読み取れない後ろの事情にそういうことがあって、2者はそれは応募できないねということで来なかったんですね。すごく恣意的だと私は思います。どうしてもこのNPOにとらせてあげようという市の恣意的な誘導があったように思えてしまうんですね。  総括でも申しましたとおり、まだこれからということであれば、まず最初に直営にして、そういう団体にまず状況を把握し、なれてもらった上でやるということが検討できなかったのか、なぜいきなり指定管理なのか、その経緯が非常に何かとても私は理解ができない。もう少し段階を踏んでもいいのではないか。それこそ丁寧に10年間も検討してきた、建設については丁寧に検討してきたんですから、無理やりほかの議員から指摘を受けるようなことを抱えているNPOの法人に対してどうしても誘導的に指定をするというような形をするのはいかがなものかと私は思います。  資料を読みましたけれども、非常に熱意があって、前向きに活動しようとされていることは十分わかるんですけれども、それこそ審査会の議事録を見れば、にもあるとおり、自治会OBの集まりだと感じてしまう。指定を受けたときに管理者がお友達グループでは困ると、白井市全体を視野に指定を受けている事業者としてやってもらわないといけないという苦言も呈されている、そういうような事業計画でもあるということは否めないことでもあるんですね。だから、そこを無理にそういう募集要綱にのっとった事業計画をいっぱいつくらせて、そこに指定するというのではなく、もうちょっと順序を踏んではよかったのではないかなというのがやはり率直な感想でございます。  以上のことで、あとほかの議員の言っていることも加えまして、反対といたします。 80 ◯秋本享志議長 ほかに討論はございませんか。               [「なし」と言う者あり] 81 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第18号を採決します。  この採決は押しボタン式投票をもって行います。  投票参加ボタンを押してください。  議案第18号に対する都市経済常任委員長の報告は可決です。  賛成、反対ボタンを押してください。               [賛成、反対ボタンを押す] 82 ◯秋本享志議長 押し忘れ、押し間違いはございませんか。               [「なし」と言う者あり]
    83 ◯秋本享志議長 ないものと認めます。以上で投票を終了いたします。  投票総数20人、賛成13人、反対7人です。  したがって、議案第18号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第19号 白井市道路線の認定について討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、原案に賛成者の発言を許します。  討論はありませんか。               [「なし」と言う者あり] 84 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから、議案第19号を採決します。  この採決は押しボタン式投票をもって行います。  投票参加ボタンを押してください。  議案第19号に対する都市経済常任委員長の報告は可決です。  賛成、反対ボタンを押してください。               [賛成、反対ボタンを押す] 85 ◯秋本享志議長 押し忘れ、押し間違いはございませんか。               [「なし」と言う者あり] 86 ◯秋本享志議長 ないものと認めます。以上で投票を終了いたします。  投票総数20人、賛成20人、反対0人です。  したがって、議案第19号は委員長報告のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────      ○(議案第20号~議案第26号)の質疑、討論、採決 87 ◯秋本享志議長 日程第14、議案第20号 平成30年度白井市一般会計補正予算(第7号)についてから、日程第20、議案第26号 平成30年度白井市水道事業会計補正予算(第3号)についてまでの7議案を一括議題といたします。  これから各常任委員会の審査の経過並びに結果について、各常任委員長の報告を求めます。  初めに、総務企画常任委員会、柴田圭子委員長。 88 ◯柴田圭子総務企画常任委員長 総務企画常任委員会に付託を受けました議案1件について、その結果及び経過について御報告いたします。  本委員会は2月28日に委員会を開催し、議案第20号 平成30年度白井市一般会計補正予算(第7号)のうち総務企画常任委員会が所掌する科目について審査を行いました。  審査の結果は、お手元に配付の総務企画常任委員会審査報告書のとおりです。  本議案は賛成多数により原案可決と決定しました。  審査の過程において質疑がなされましたが、主なものを申し上げると、1つ、しろいホワイトフェスティバル実行委員会補助金について、フェスティバル中止に至る経緯、議論、及び総括について伺います。  答弁、廃止した理由は、平成30年9月27日に開催したホワイトフェスティバル実行委員会会議において、昨年度までの開催実績や市が平成30年8月に策定した財政推計の見直しと財政健全化の取り組みを踏まえて、今年度を含めたイベント実施の有無を慎重に審査した結果、今年からしろいホワイトフェスティバルは開催しないことを実行委員会で決定しました。総括については、中止を決定した実行委員会でさまざまな討論がありました。今までは雪があり1万人程度の来場者がいましたが、昨年度は3,000人しか来場者がいなかったことも踏まえて、最終的に開催しないという決定をいたしました。  1つ、公共施設の劣化度調査委託料の減額はどのような理由によるものですか。また、それによって調査に与える影響はあるのですか。  答弁、公共施設劣化度調査委託料132万2,000円の減額につきまして、公共施設の劣化度調査を外部委託する委託費用を、当初予算では462万7,000円を計上していましたが、入札の結果、契約額が330万4,010円となったことから、その入札差金として132万2,000円を減額するものです。入札に当たっては、その入札の条件をしっかり決めているため、その落札金額が落札者による調査に影響を与えることはないと考えています。  なお、以下のような討論がありました。  影山委員より、反対の立場で討論します。教育債など、学校給食共同調理場建替事業が市の財政を今もなお痛め続けていることを鑑み、反対します。  以上で、議案第20号に係る審査報告を終わります。  以上をもちまして総務企画常任会の審査報告を終わります。 89 ◯秋本享志議長 次に、教育福祉常任委員会石井恵子委員長。 90 ◯石井恵子教育福祉常任委員長 教育福祉常任委員会に付託を受けました議案5件について、その結果及び経過について御報告いたします。  本委員会は3月1日に委員会を開催し、議案第20号 平成30年度白井市一般会計補正予算(第7号)のうち教育福祉常任委員会が所掌する科目について、議案第21号 平成30年度白井市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第5号)について、議案第22号 平成30年度白井市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第4号)について、議案第23号 平成30年度白井市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について、議案第25号 平成30年度白井市学校給食共同調理場事業特別会計補正予算(第4号)について審査を行いました。  審査の結果は、お手元に配付の常任委員会審査報告書のとおりです。  初めに、議案第20号 平成30年度白井市一般会計補正予算(第7号)のうち教育福祉常任委員会が所掌する科目について、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定いたしました。  なお、審査の経過において質疑がなされましたが、主なものを申し上げますと、児童措置費中私立保育園入所児童委託料について、児童数の減によって6,938万円の減があるが、その詳細についてとの質疑に対し。  当初予算の積算時は4月当初から各市立保育園等で定員いっぱいまで児童を受け入れることを見込みましたが、3歳児から5歳において一定の保育園等で入所枠に若干の空きがあったなどがあります。あと、園によってはゼロ歳児が定員まで全員入らないことがございまして、年間委託料見込額を積算したところ、当初予算と大きく差が出る見込みが出ましたので、今回補正するものですとの答弁がありました。  小学校施設整備、外構工事について、入札不調の理由はとの質疑に対し。  第二小学校北側擁壁の改修は、参加資格要件とし市内に本店、支店、営業所を置く者として実施しました。今回の工事は市内事業者でも可能ではないかと入札しましたが、プレキャストコンクリート擁壁という部分の特殊性、意欲のある事業者等がなかったことから、応札がなかったと捉えているところですとの答弁がありました。  なお、討論はありませんでした。  以上で、議案第20号に係る審査報告を終わります。  次に、議案第21号 平成30年度白井市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第5号)について、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定いたしました。  なお、審査の過程において質疑がなされましたが、主なものを申し上げますと、歳入について、国民健康保険税のマイナスは加入者減ということですが、減の実態はとの質疑に対し。  国民健康保険から後期高齢者医療制度への移行、また、国民健康保険から社会保険への適用範囲の拡大に伴う移行等がありまして、360人の減と見込んだところですとの答弁がありました。  なお、討論はありませんでした。  以上で、議案第21号に係る審査報告を終わります。  次に、議案第22号 平成30年度白井市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第4号)について、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定いたしました。  なお、審査の過程において質疑がなされましたが、主なものを申し上げますと、保険者機能強化推進交付金の補正881万3,000円について、今年度から設けられた交付金の内示により増額するとあったが、その概要等はとの質疑に対し。  財政的インセンティブは、介護保険法の改正により国から市町村の取組評価に応じ保険者機能強化推進交付金が交付されるもので、本年度から交付されます。この評価の指標ですが、3つの大項目があり、1つとしてPDCAサイクルの活用による保険者機能の強化に向けた体制等の構築関係、これは8指標になります。2として、自立支援重度化防止等に資する施策の推進関係、これは46指標になります。3として、介護保険運営の安定化に資する施策の推進関係7指標、合計61指標、612点満点で、その評価点数と第1号被保険者数に応じ交付金が交付されます。白井市は612点中466点です。県平均343.8点で、白井市は122点ほど上回り、54市町村中第8位ということになりましたとの答弁がありました。  なお、討論はありませんでした。  以上で、議案第22号に係る審査報告を終わります。  次に、議案第23号 平成30年度白井市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定いたしました。  なお、審査の過程において質疑がなされましたが、主なものを申し上げますと、後期高齢者医療広域連合納付金の内訳等はとの質疑に対し。  歳入で計上しております後期保険料を徴収した分を、市から、今度は歳出予算として広域連合に納付しているという状況ですとの答弁がありました。  なお、討論はありませんでした。  以上で、議案第23号に係る審査報告を終わります。  最後に、議案第25号 平成30年度白井市学校給食共同調理場事業特別会計補正予算(第4号)について、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定いたしました。  なお、審査の過程において質疑がなされましたが、主なものを申し上げますと、給食事業に要する経費中、消耗品の減額内訳はとの質疑に対し。  強化磁器食器について、御飯のお椀と汁のお椀があり、御飯お椀1,265枚、汁お椀1,100枚、ランチ皿839枚分、合計300万844円の減額ですとの答弁がありました。  なお、討論はありませんでした。  以上で、議案第25号に係る審査報告を終わります。  以上をもちまして、教育福祉常任委員会の審査報告を終わります。 91 ◯秋本享志議長 次に、都市経済常任委員会、血脇敏行委員長。 92 ◯血脇敏行都市経済常任委員長 都市経済常任委員会に付託を受けました議案3件について、その結果及び経過について御報告いたします。  本委員会は3月4日に委員会を開催し、議案第20号 平成30年度白井市一般会計補正予算(第7号)のうち都市経済常任委員会が所掌する科目について、議案第24号 平成30年度白井市下水道事業特別会計補正予算(第3号)について、議案第26号 平成30年度白井市水道事業会計補正予算(第3号)について審査を行いました。  審査の結果は、お手元に配付の常任委員会審査報告書のとおりです。  初めに、議案第20号 平成30年度白井市一般会計補正予算(第7号)のうち都市経済常任委員会が所掌する科目については、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定いたしました。  主な質疑を要約して申し上げますと、1つ、合併浄化槽の設置促進事業ですが、これがマイナスになった要因はという質疑に対して。  当初計画していた17基を当初予算に計上しましたが、実績として10基となったということで、この分の減額になっていますとの答弁がありました。  1つ、橋梁維持に要する経費の減額については、住民説明会がおくれたということだけではなく、鉄道事業者と調整が図れなかったということなんですかという質疑に対して。  住民説明会については、地元から説明会の要望があり、日程調整等で着手がおくれてしまったものです。これに伴い、鉄道管理者の立ち会いの日程調整に時間を要してしまったということですとの答弁がありました。  なお、討論はありませんでした。  以上で、議案第20号に係る審査報告を終わります。  次に、議案第24号 平成30年度白井市下水道事業特別会計補正予算(第3号)については、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定いたしました。  主な質疑を要約して申し上げますと、一般会計への繰り出しの内容はという質疑に対して。  平成29年度の実質収支により一般会計の繰入金を財源としました事業が対応可能であったということから、今回繰入金の精算をしたものですとの答弁がありました。  なお、討論はありませんでした。  以上で、議案第24号に係る審査報告を終わります。  次に、議案第26号 平成30年度白井市水道事業会計補正予算(第3号)については、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定いたしました。  なお、質疑、討論はありませんでした。  以上で、議案第26号に係る審査報告を終わります。  以上をもちまして都市経済常任委員会議案審査の報告を終わります。 93 ◯秋本享志議長 以上で各常任委員長の報告を終わります。  これから委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑は7議案一括して行います。質疑に当たっては議案番号をお示しください。  質疑はございませんか。               [「なし」と言う者あり] 94 ◯秋本享志議長 質疑はないものと認めます。これで質疑を終わります。  討論、採決は分割で行います。  これから討論を行います。  初めに、議案第20号 平成30年度白井市一般会計補正予算(第7号)について討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  影山議員。
    95 ◯影山廣輔議員 総務常任委員会でも反対討論をさせていただきましたが、総務とは所掌が別のページのところから反対討論をさせていただきたいと思います。  教育福祉常任委員会の所掌のところ、ページ数で言いますと28ページ、教育費、保健体育費、学校給食共同調理場建替事業、公有財産購入費のところであります。  全体の予算の増減はないんですけれども、ここではあくまでこの補正予算の時点での話ではありますけれども、このあといろいろあるんで、それは別の話として置いておきまして、この時点では国県支出金が削られて、地方債あるいは一般財源に振り替えられると、こういう事態になっております。  そもそもこの学校給食共同調理場というのは、新しい土地を買っての新築か、あるいは、今というか、もう終わっていますね、かつて西白井駅前で運営していたあそこで修繕、修理してやれるかという議論がありました。こちら、私の手元にあるのが、2016年2月に発行されました市民がつくったチラシです。「学校の給食調理場の移転建替計画は、市民が提案する改修案より33億円も高く、完成は2年遅く、国の長寿命化方針にもそむく」と書かれています。また、この中には、「移転建替計画の無駄遣いをやめ、学校の冷房化を早期に実現しましょう」、この一文、今こうやってみると何となく予言めいて見えますね。そういったこともありまして、今回こういった国県支出金が崩れて、市の財政に不安を生じさせる、そういったかかる事態は私はあってはならないものだと思います。  あくまでもこの補正予算、この時点での話ですが、やはりこういうことは私は白井6万市民、そして、市の納税者に対して、これで大丈夫だよということ自信を持って言うことはとてもできません。よって、反対とさせていただきます。  以上です。 96 ◯秋本享志議長 次に、原案に賛成者の発言を許します。  討論はありませんか。               [「なし」と言う者あり] 97 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第20号を採決します。  この採決は押しボタン式投票をもって行います。  投票参加ボタンを押してください。  賛成、反対ボタンを押してください。               [賛成、反対ボタンを押す] 98 ◯秋本享志議長 押し忘れ、押し間違いはございませんか。               [「なし」と言う者あり] 99 ◯秋本享志議長 ないものと認めます。以上で投票を終了いたします。  投票総数20人、賛成18人、反対2人です。  したがって、議案第20号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第21号 平成30年度白井市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第5号)について討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、原案に賛成者の発言を許します。  討論はありませんか。               [「なし」と言う者あり] 100 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第21号を採決します。  この採決は押しボタン式投票をもって行います。  投票参加ボタンを押してください。  議案第21号に対する教育福祉常任委員長の報告は可決です。  賛成、反対ボタンを押してください。               [賛成、反対ボタンを押す] 101 ◯秋本享志議長 押し忘れ、押し間違いはございませんか。               [「なし」と言う者あり] 102 ◯秋本享志議長 ないものと認めます。以上で投票を終了いたします。  投票総数20人、賛成20人、反対0人です。  したがって、議案第21号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第22号 平成30年度白井市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第4号)について討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、原案に賛成者の発言を許します。  討論はありませんか。               [「なし」と言う者あり] 103 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第22号を採決します。  この採決は押しボタン式投票をもって行います。  投票参加ボタンを押してください。  議案第22号に対する教育福祉常任委員長の報告は可決です。  賛成、反対ボタンを押してください。               [賛成、反対ボタンを押す] 104 ◯秋本享志議長 押し忘れ、押し間違いはございませんか。               [「なし」と言う者あり] 105 ◯秋本享志議長 ないものと認めます。以上で投票を終了いたします。  投票総数20人、賛成20人、反対0人です。  したがって、議案第22号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第23号 平成30年度白井市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、原案に賛成者の発言を許します。  討論はありませんか。               [「なし」と言う者あり] 106 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第23号を採決します。  この採決は押しボタン式投票をもって行います。  投票参加ボタンを押してください。  議案第23号に対する教育福祉常任委員長の報告は可決です。  賛成、反対ボタンを押してください。               [賛成、反対ボタンを押す] 107 ◯秋本享志議長 押し忘れ、押し間違いはございませんか。               [「なし」と言う者あり] 108 ◯秋本享志議長 ないものと認めます。以上で投票を終了いたします。  投票総数20人、賛成20人、反対0人です。  したがって、議案第23号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第24号 平成30年度白井市下水道事業特別会計補正予算(第3号)について討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、原案に賛成者の発言を許します。  討論はありませんか。               [「なし」と言う者あり] 109 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第24号を採決します。  この採決は押しボタン式投票をもって行います。  投票参加ボタンを押してください。  議案第24号に対する都市経済常任委員長の報告は可決です。  賛成、反対ボタンを押してください。               [賛成、反対ボタンを押す] 110 ◯秋本享志議長 押し忘れ、押し間違いはございませんか。               [「なし」と言う者あり] 111 ◯秋本享志議長 ないものと認めます。以上で投票を終了いたします。  投票総数20人、賛成20人、反対0人です。  したがって、議案第24号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第25号 平成30年度白井市学校給食共同調理場事業特別会計補正予算(第4号)について討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、原案に賛成者の発言を許します。  討論はありませんか。               [「なし」と言う者あり] 112 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第25号を採決します。  この採決は押しボタン式投票をもって行います。  投票参加ボタンを押してください。  議案第25号に対する教育福祉常任委員長の報告は可決です。  賛成、反対ボタンを押してください。               [賛成、反対ボタンを押す]
    113 ◯秋本享志議長 押し忘れ、押し間違いはありませんか。               [「なし」と言う者あり] 114 ◯秋本享志議長 ないものと認めます。以上で投票を終了いたします。  投票総数20人、賛成20人、反対0人です。  したがって、議案第25号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第26号 平成30年度白井市水道事業会計補正予算(第3号)について討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、原案に賛成者の発言を許します。  討論はありませんか。               [「なし」と言う者あり] 115 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第26号を採決します。  この採決は押しボタン式投票をもって行います。  投票参加ボタンを押してください。  議案第26号に対する都市経済常任委員長の報告は可決です。  賛成、反対ボタンを押してください。               [賛成、反対ボタンを押す] 116 ◯秋本享志議長 押し忘れ、押し間違いはございませんか。               [「なし」と言う者あり] 117 ◯秋本享志議長 ないものと認めます。以上で投票を終了いたします。  投票総数20人、賛成20人、反対0人です。  したがって、議案第26号は委員長報告のとおり可決されました。  休憩いたします。  再開は1時30分。                  午後  0時05分  休 憩   ─────────────────────────────────────────                  午後  1時30分  再 開 118 ◯秋本享志議長 会議を再開いたします。   ─────────────────────────────────────────      ○(議案第27号~議案第32号)の質疑、討論、採決 119 ◯秋本享志議長 日程第21、議案第27号 平成31年度白井市一般会計予算についてから、日程第26、議案第32号 平成31年度白井市水道事業会計予算についてまでの6議案を一括議題といたします。  これから各常任委員会の審査の経過並びに結果について、各常任委員長より報告を求めます。  初めに、総務企画常任委員会、柴田圭子委員長。 120 ◯柴田圭子総務企画常任委員長 総務企画常任委員会に付託を受けました議案1件について、その結果及び経過について御報告いたします。  本委員会は3月6日に委員会を開催し、議案第27号 平成31年度白井市一般会計予算のうち総務企画常任委員会が所掌する科目について審査を行いました。  審査の結果はお手元に配付の常任委員会審査報告書のとおりですが、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定しました。  審査の過程において質疑がなされましたが、主なものを申し上げると、歳出では、1つ、長期の庁舎総合管理委託料と長期でない庁舎総合管理委託料との関係はどのようになっていますか。  答弁、長期の庁舎総合管理委託料につきましては、平成30年10月1日から3年間の長期で、庁舎の案内、電話交換、清掃、中央監視や守衛などの業務に関する委託料です。  長期ではない庁舎総合管理委託料5万2,000円につきましては、時間外における空調機を運転するときなどに作業者へ時間外として支払う分を別に予算計上しているものです。  1つ、選挙費全般について、平成31年度の各選挙において投票率を上げる工夫などはありますか。  答弁、現在投票所の関係で西白井コミュニティプラザを建設する予定となっていますが、こちらが完成して使えるようになった後には投票所として活用することも検討しています。  1つ、ポスティング委託料の内容について伺います。  答弁、ポスティング委託料は、選挙広報の配布をポスティング委託により実施することによるものです。従前は新聞折り込み等により行っていましたが、最近では新聞を購読していない方が多いことから、市の広報も全世帯へのポスティングへ改めましたが、選挙公報についてもそれに準じて実施することとしました。市長選、市議選、県議選の全てにおいて全世帯へのポスティングに改めることから、経費については、若干上がっています。  1つ、消防団員を増やすための取り組みは行っていますか。  答弁、消防団体制強化事業の中で、新しく入団された団員に対して新しい制服を出す、消防団の各部に必要な消防資機材について紹介をし、備品として購入するといったことを行っています。また、各催し物のときに消防団の勧誘についてパンフレット等を配布しています。  歳入では、1つ、しろいの魅力発信課における雑入の書籍等販売収入は何の収入を見込んでいるのですか。  答弁、書籍等販売収入は『白井の散歩道』という1冊500円の冊子、名刺及びピンバッジについての販売収入を合わせて7万6,000円計上しています。  なお、討論はありませんでした。  以上で、議案第27号に係る審査報告を終わります。  以上をもちまして総務企画常任委員会の審査報告を終わります。 121 ◯秋本享志議長 次に、教育福祉常任委員会石井恵子委員長。 122 ◯石井恵子教育福祉常任委員長 教育福祉常任委員会に付託を受けました議案4件について、その結果及び経過について御報告いたします。  本委員会は3月8日及び13日に委員会を開催し、議案第27号 平成31年度白井市一般会計予算のうち教育福祉常任委員会が所掌する科目について、議案第28号 平成31年度白井市国民健康保険特別会計事業勘定予算について、議案第29号 平成31年度白井市介護保険特別会計保険事業勘定予算について、議案第30号 平成31年度白井市後期高齢者医療特別会計予算について審査を行いました。  審査の結果は、お手元に配付の常任委員会審査報告書のとおりです。  初めに、議案第27号 平成31年度白井市一般会計予算のうち教育福祉常任委員会が所掌する科目については、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定しました。  なお、審査の過程において質疑がなされましたが、主なものを申し上げますと、まず、福祉部及び健康子ども部、歳出では、シルバー人材センター活動支援に要する経費中、広報紙がシルバー人材センターにより各戸配布されているが、問題、相談等はあったかとの質疑に対し。  初めは、苦情として配達されていないが一番多い状況でしたが、それでも月に多くて5件程度でした。少ないときはほとんどゼロから1件という状況で、現在は少ない状況と伺っています。さらに、市民からは発行より早く手元に届く等、配達によりシルバー会員と市民が毎回触れ合うことで随分顔なじみになったとよい方向の連絡も受けている状況ですとの答弁がありました。  高齢者福祉事務に要する経費中、印西地区SOSネットワークについて、他市で白井市民が保護される場合はどのような対応となるのかとの質疑に対し。  昨年7月から、千葉県警では認知症高齢者等を保護した場合に、本人や家族の同意を得られた場合は市町村へ支援対象者情報提供書により保護情報が提供される取り組みが開始されました。当市ではこの情報を受け、地域包括支援センターがまず家族に連絡、介護サービス利用者である場合は当該ケアマネジャーにも連絡し、支援に当たっています。また、サービスを使っていない人は介護保険の申請などの支援に当たっていますとの答弁がありました。  家庭児童相談事業中、平成30年度の状況を踏まえて、31年度の取り組みはとの質疑に対し。  虐待相談状況は年々増えている状況です。平成30年12月の状況で、児童家庭相談は197件、それに対し、児童虐待相談が91件です。過去の状況ですと、虐待は27年度90件、28年度99件、29年度110件です。新年度は同様な体制のもと進めていきますが、国が今考えているネットワークを市としては仕様が固まった時点でその有効性を確認していく状況でございますとの答弁がありました。  幼児教育の無償化に向け、償還払いによる返金とのことだが、市はどのような業務、対応をする予定かとの質疑に対し。  4月から9月分までは、今までどおり奨励金として家庭の状況等に応じ補助する形です。10月以降分は、正直初めからお金を払わなくてよいのか、実際に払ってからお金を返すのかということが、まだ国からの決定通知が来ておりません。ただ、今ある就園奨励費補助金の制度をそのまま利用し、償還払いをするのではないかということで、今回は増額で予算計上しています。償還払いとなった場合でも、保護者からの取りまとめは園が行い、園から請求書が上がってくると想定しています。そして、市から直接保護者に払うか、もしくは、今の奨励金制度と同じように、園に支払って、園から保護者にお金が戻るかというのは、正直まだ制度設計ができていない状況ですとの答弁がありました。  食生活改善推進委員は20名だが、活動内容はとの質疑に対し、市の料理教室の実施補助をしています。例えば、ヘルシー食育講座、男性料理教室、健康知っ得料理教室、親子の料理教室、親子のみそづくり体験教室などをやっています。また、イベント啓発として、ふるさとまつりやスポーツフェスタなどでもお願いしています。また、市内の保育園、幼稚園での食育活動として、エプロンシアターや紙芝居などの活動をしていますとの答弁がありました。  歳入では、衛生費県補助金中、地域自殺対策強化事業費補助金についてどのように使われていますかとの質疑に対し。  歳入所管は健康課ですが、教育委員会や社会福祉課の予算に振り分けられ、心の相談とか、スクールカウンセラーなどの相談業務が主な対応となっていますとの答弁がありました。  教育部では、教育資金利子補給事業について、平成32年に事業を廃止するということで、31年のスケジュールはとの質疑に対し。  事業は毎年申請となっており、申請者とは文書等のやりとりの中で、32年度をもって新規申し込みを打ち切るという内容でお知らせする考えですとの答弁がありました。  指導事務に要する経費中、いじめ対策調査委員会の事業内容はとの質疑に対し。  会議は基本年1回と考えており、内容は市内小・中学校のいじめの施策に対する評価、御意見をいただくことが中心です。そして、重大事態が起きた場合には2回、3回と、ケース・バイ・ケースで招集することになっています。なお、重大事態とは、被害者の生命、心身または財産に重大な被害が生じた疑いがあると認めた場合、また、相当の期間欠席を余儀なくされている疑いがある場合等であり、そのときには臨時招集する動きですとの答弁がありました。  地域人材活用事業中、部活動サポーター謝礼金について、13部活の各校配置バランスについて、31年度は同様のバランスで行うのかとの質疑に対し。  今年度は小学校3校、中学校5校で、数は違いますが、11部活に配置をしています。31年度はできるだけ1つの学校に偏らないよう調整したいと思いますが、教員の人事異動がはっきりしたときに必要な部活動サポーター等も出てくると思いますので、そこで検討していきたいと考えていますとの答弁がありました。  小学校施設整備に要する経費中、消防設備改修工事の詳細はという質疑に対し。  消防設備の改修は桜台小学校職員室の自動火災報知設備の受信機の通話装置の呼び出し音が鳴らなくなってしまい、年式が古く、部品交換が困難な状況であったことから、受信機の更新を予定しています。また、防火設備改修は白井第三小学校ほか5校の防火扉や防火シャッターで閉鎖速度が通常より早く閉まってしまう等の状況でしたので、危険防止装置の欠損部分の交換を予定していますとの答弁がありました。  文化財保護周知事業について、昨年市内文化財をドローンで撮影し、市のキャラクターも登場、BGMもついた動画が製作され、すばらしいものでした。新年度についても、撮影場所を変え、継続的に制作するのかとの質疑に対し。  映像関係のプロの方からドローンが使えるので協力しますとお声をいただき、全てボランティアの協力で今回PR動画をつくることができました。予算は全くかかっていないので、できるのであればまた同じ機会を得られるよう、第2弾、第3弾と考えていきたいですとの答弁がありました。  また、委員から次のような討論がなされました。  平田新子委員より、賛成します。平成31年度は新給食センターの完成や各種の交付金による負担軽減もありますが、白井市の財政を年々増加する民生費が圧迫しています。特に高齢者と子どもに関する経費の伸びは著しいものがあります。その中で、いろいろな部門において細部まで見直し、検討がなされ、工夫、改善を試みている様子もうかがい知ることができますので、賛成します。  竹内陽子副委員長より、賛成します。平成31年度教育福祉常任委員会の所管する予算に賛成します。ただし、議案第17号は反対しています。その討論の中で、予算に反対するものではありませんと述べました。理由は、当初の契約の際、アスベスト問題が大きく取り上げられているのに、なぜ業者が当初の時点で飛散防止についてわからなかったのか、また、教育委員会及び役所の建築士との連携がどのようにとられていたのか疑問に思うところです。したがって、議案第17号には反対していますが、アスベストの飛散があっては困りますので、予算には賛成します。  以上で、議案第27号に係る審査報告を終わります。  次に、議案第28号 平成31年度白井市国民健康保険特別会計事業勘定予算については、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定しました。  なお、審査の過程において質疑がなされましたが、主なものを申し上げますと、特定健康診断委託料について、個別検診導入に至る経緯は。  平成29年度の測定健康診査未受診者を対象とした意識調査で、日程、時間の都合がつかないとの理由により受診をしていないという回答があり、また、かかりつけ病院や自宅付近に位置する病院で受診したいとの意見や要望が上がっていました。これらを踏まえ、データヘルス計画に基づき、受診者の利便性を図り、さらなる受診率向上のため、個別検診の導入検討を進め、市内医療機関等から合意が得られたためですとの答弁がありました。  また、討論はありませんでした。  以上で、議案第28号に係る審査報告を終わります。  次に、議案第29号 平成31年度白井市介護保険特別会計保険事業勘定予算については、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定しました。  なお、審査の過程において質疑がなされましたが、主なものを申し上げると、在宅医療・介護連携の推進に要する経費中、緊急医療情報キットの活用実績はとの質疑に対し。  消防署に確認しましたが、30年4月から今年2月末までの数値では、65歳以上の救急出動は、白井市内で1,091件、キットが活用された事例71件、また、介護施設のシート活用は72件活用されている状況ですとの答弁がありました。  介護予防普及啓発事業中、介護予防推進員の感想や反応はとの質疑に対し。  参加者に喜んでもらえるのでやりがいがあるとか、筋トレ体操を一緒にやっているうちに自分の体力もついたとの感想が多く、活動を通し自身の健康増進と介護予防にもつながっていると考えていますとの答弁がありました。  また、討論はありませんでした。  以上で、議案第29号に係る審査報告を終わります。  最後に、議案第30号 平成31年度白井市後期高齢者医療特別会計予算については、採決の結果賛成全員により原案可決と決定しました。  なお、審査の過程において質疑がなされましたが、主なものを申し上げると、後期高齢者の医療費負担についてはどのように考えているのかとの質疑に対し。  今後後期高齢者の医療給付費が増加していくことにより、給付費も増加はしていきますが、国で提案をしている医療給付費の増加に対応するための負担の見直しについて、約1割を担う被保険者の負担、もしくは、現役世代の負担など、今後変更される可能性もあり、国の動向を注視していきますとの答弁がありました。  また、討論はありませんでした。  以上で、議案30号に係る審査報告を終わります。  以上をもちまして、教育福祉常任委員会の審査報告を終わります。 123 ◯秋本享志議長 次に、都市経済常任委員会、血脇敏行委員長。 124 ◯血脇敏行都市経済常任委員長 都市経済常任委員会に付託を受けました議案3件について、その経過及び結果について御報告いたします。
     本委員会は3月7日及び11日に委員会を開催し、議案第27号 平成31年度白井市一般会計予算のうち都市経済常任委員会が所掌する科目について、議案第31号 平成31年度白井市下水道事業特別会計予算について、議案第32号 平成31年度白井市水道事業会計予算について審査を行いました。  審査の結果は、お手元に配付の常任委員会審査報告書のとおりです。  初めに、議案第27号 平成31年度白井市一般会計予算のうち、当常任委員会に付託の予算については、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定いたしました。  主な質疑を要約して申し上げます。まず、市民環境経済部所管分を申し上げます。  1つ、出張所の総括事務に要する経費について、出張所のあり方についてどのような検討を行って予算計上されたのか、費用対効果の判断はという質疑に対して。  出張所については、歳出削減のための取り組みとして、公共施設のあり方の見直しの中で、出張所の窓口廃止を掲げています。人口減少に伴って、自治体の人口規模、職員も減ってくることで、持続可能な行政体制の構築を考え、今後住民サービスのあり方について検討していく考えですとの答弁がありました。  1つ、自治組織活動補助金について、補助金のあり方に関する見直しで31年度からどうなるのかという質疑に対して。  これまでは自治会では会議費という経費の中で過大な支出をするような事例があり、見直しをしてきたということです。内容については、定期総会に係る経費は対象外でしたが、定期総会の会議自体は対象とし、会議の中の食事は対象外、お茶代は市の予算の基準額180円までは認めていますけれども、これ以上の茶菓代、お茶代に関しては対象外、また、反省会に係る懇親会費も対象外経費ですが、反省会でなければ懇親会費はいいのではないかという自治会側の実績等もあり、懇親会費は全て対象外経費ですというようなところで見直しを行ったところですとの答弁がありました。  1つ、白井市民まちづくりサポートセンター管理運営事業の専門コーディネーターの派遣業務委託料の委託内容はという質疑に対して。  まちづくりサポートセンターの活動に当たっては、3年間で段階的に自立ができることを目標に進めているところです。30年度は1年目ということで、この専門コーディネーターの方に来ていただきながら、まちづくりサポートセンターの自主事業などの運営、団体と団体をつなぐ、そういった連携というようなところをこの方々に指導をいただこうということです。今年度は2年目になりますので、そこを少し段階的に委託で頼む部分を減らし、時間数を見直ししたというようなところが大きな見直しになっていますとの答弁がありました。  1つ、戸籍事務に要する経費について、夜間届出の状況はという質疑に対して。  夜間の届出については、例えば、婚姻とか、届出になりますけれども、年間で、29年度実績では13件、今年度12月末現在で9件となりますとの答弁がありました。  1つ、沿道みどりの推進事業について、効果的な事業内容への見直しはされたかという質疑に対して。  こちらは戦略事業で、沿道のみどりをチェーンのようにつないでいろいろなものに活用していただきたいということで進めています。45万円が補助金で計上させていただいており、市民の方45団体に御活用いただいているところです。総合計画の外部評価の際にもいろいろ御指摘をいただいており、それも踏まえ検討しています。その中で、カンナ街道の再生ということで、5団体ほどの団体がつくられており、花の植栽が現在進められている状況です。工夫をしながら引き続きやっていきたいと考えていますとの答弁がありました。  1つ、印西地区環境整備事業組合に要する経費について、昨年度末から年始のごみ回収が12月27日の次が1月7日と、かなりの間となりました。今年の年末年始について、委託先とはどのような話をしていますかという質疑に対して。  回収は印西クリーンセンターのほうで委託契約を結んでやっている状況ですが、年末年始に非常にごみがたまってしまって困ったというようなお話を頂戴しましたので、組合の方にお話をしまして、何かできないか検討をお願いしたいと考えておりますとの答弁がありました。  1つ、援農ボランティア就農支援事業について、民間の農業スクールの方を講師として講習会を行うとのことだが、その内容はという質疑に対して。  30年度は新規就農をステップアップ講座ということで、これは市内に農場を構え法人化された農業者団体に御協力いただいて、そこから講師をお招きしています。夏に行ったときは、農業を始められて間もない講師の体験談や、農場見学の中では、葉物野菜のつくり方を現地で見学したり、農業のほうでピザ窯で焼いたピザを食べたりと、少し楽しみながら体験したところですとの答弁がありました。  1つ、中小企業の活性化支援事業について、零細事業者や目指す人の支援についてという質疑に対して。  この融資については、商工会にも随分と協力をいただいているところで、個人事業主も利用できるという制度になっていますとの答弁がありました。  続きまして、都市建設部所管分を申し上げます。  1つ、法定外道路現況調査委託料の赤道の現状と予算化の内容はという質疑に対して。  市道認定した道路については国から普通交付税措置がされておりますが、法定外の赤道等道路認定していない部分については措置がされていないような状況ですので、今回財政健全化の取り組みとして赤道を市道認定し、普通交付税の増加を図ることを考えています。今ある赤道を2カ年の間で調査し、市道認定ができるところを抽出して、市道認定という形で議会に提案していくようなことを考えていますとの答弁がありました。  1つ、橋梁長寿命化修繕計画策定業務委託料について、壊れたら修繕するより事前に保全した方が維持費が安くなるとのことでしたが、認識はという質疑に対して。  経費がかからない予防保全型という形で進めてまいります。これまで点検も一巡終わり、既に予防保全型の修繕を行っているところで、基本的にはそのような形で行ってまいります。ただ、修繕と更新のコスト比較検討については改めて行う予定となっていますとの答弁がありました。  1つ、都市計画審議会委員及びまちづくり審議会委員の会議回数と内容についてという質疑に対して。  都市計画審議会委員報酬は、平成30年度の2回分から来年度は4回分を見込んでいます。現在途中の案件もあり、新たな案件や都市計画変更等が考えられるところで審議していただく予定です。まちづくり審議会の委員報酬は、平成30年度は6回分の予算を持っていましたが、今年はまだ1回も案件がないことから、来年度は2回分に減らしたところですとの答弁がありました。  1つ、危険コンクリートブロックの現状についてという質疑に対して。  ブロック塀については、上限10万円で10件分を見込んでおります。現状としまして、昨年度小・中学校を中心に500メートルの範囲で調査をし、実際1.2メートルを超えているものが大体150件ありました。そのうち危険なものとされるものが14件ありましたとの答弁がありました。  1つ、近居推進事業について、昨年度と同等の予算額だが、今回の補正予算で国からの補助金が減額になり事業が縮小されたが、31年度についてはどのような検討がされたのかという質疑に対して。  先日の補正予算の中で、補助金割れということで減額をさせていただきました。31年度についても同じく1,050万円に対して補助金の要望をしています。これがどれくらいつくかわかりませんが、同じ要望をしておりますので、当初としては1,050万円分の補助ができると考えていますとの答弁がありました。  1つ、バス交通推進事業、前回の循環バス時刻表の改正には多くの市民から意見が寄せられていたが、バス時刻の改正は図られるのかという質疑に対して。  バス運行の見直しについては、地域公共交通活性化協議会という、交通事業者、学識経験者等を交えた会議で、既に今年度から見直しの検討に入っているところですとの答弁がありました。  なお、討論はありませんでした。  以上で、議案第27号に係る審査報告を終わります。  次に、議案第31号 平成31年度白井市下水道事業特別会計予算については、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定いたしました。  主な質疑を要約して申し上げますと、1つ、地方公営企業法適用支援業務の委託料についてという質疑に対して。  債務負担行為により平成29年度から31年度までの3カ年で行っている事業で、1年目には固定資産調査のための資料収集整理、決算書、工事台帳等の整理等を行ったところです。平成30年度は、このデータをもとに資産の調査、整理、評価、減価償却費の算出、システムへの登録、関係部局との調整などを主に行ってまいりました。31年度は、金融機関の指定、税務署、総務省への報告、新予算の編成、打ち切り決算等の事務事業についての支援を委託している業務となりますとの答弁がありました。  1つ、下水道管渠築造工事委託料の内容はという質疑に対して。  平成27年度から継続して行っている雨水管の排水整備工事で、けやき台下神崎川の最上流から用悪水路に向かい、大きい箱型のボックスカルバートという雨水の施設を今布設している工事のための事業費ですとの答弁がありました。  なお、討論はありませんでした。  以上で、議案第31号に係る審査報告を終わります。  次に、議案第32号 平成31年度白井市水道事業会計予算については、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定いたしました。  質疑を要約して申し上げますと、1つ、配水管洗浄作業業務委託の洗浄作業の委託状況についてはという質疑に対して。  エリアとして発注しており、平成31年度につきましては、西白井地区の7カ所で面的に洗浄するというような形になりますとの答弁がありました。  1つ、水道事業経営戦略策定見直し支援業務委託料についてはという質疑に対して。  経営戦略は平成29年度から10年間の計画期間で、中長期的な視点で経営を戦略的に進めているところですが、今年度配水場がスタートするということと、料金改定も検討しているところで、それらの条件がかなり変動しますので、それに合わせた形でこの戦略のほうの見直しを考えているものですとの答弁がありました。  なお、討論はありませんでした。  以上で、議案第32号に係る審査報告を終わります。  以上をもちまして都市経済常任委員会の報告を終わります。 125 ◯秋本享志議長 以上で各常任委員長の報告を終わります。  これから委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑は6議案一括して行います。質疑に当たっては議案番号をお示しください。  質疑はございませんか。  中川議員。 126 ◯中川勝敏議員 議案第28号 平成31年度国民健康保険税予算についてというところですが、質問したいのは、全てかねてより都道府県と自治体で国保税を決めていくという年度に入っておりますが、今回提案されている国保税予算について言えば、千葉県との関係で標準保険料率というのが白井のほうにも掲示されて、それに基づいて幾らにしていくかと有効な背景があるかと思いますが、もう既に全国で、今年度の31年の新予算の中で、例えば、標準的な家庭で言えば、東京都新宿区は4人家族、給与収入400万円のモデルケースの家で、現在42万円の国保料だけれども、これを52万円にしていくということで、年間10万円の引き上げが掲示されておりますが、今回白井で出されているこの国保会計の予算について言えば、そこのところはどう判断されているのか。今年度の予算に入っているのか、入っていないのか。入っていないとしたら、それをどういう形でこの標準保険料率を調整していこうと考えておられるのか。その考え方をお聞きしたい。 127 ◯秋本享志議長 今は委員長報告に対しての質疑ですから、委員会の審議の中で出たか出ないか。  石井委員長。 128 ◯石井恵子教育福祉常任委員長 今中川議員から質問をされたような内容について、当常任委員会で質疑はございませんでした。  以上です。 129 ◯秋本享志議長 ほかに質疑はございませんか。               [「なし」と言う者あり] 130 ◯秋本享志議長 質疑はないものと認めます。これで質疑を終わります。  討論、採決は分割で行います。  これから討論を行います。  初めに、議案第27号 平成31年度白井市一般会計予算について討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、原案に賛成者の発言を許します。  影山議員。 131 ◯影山廣輔議員 一昨年、昨年、いや、それ以前から反対を続けている私めが賛成討論をする、そうすると、明日雪が降るんじゃないかと思われるかもしれませんが、本当に明日雪が降ったらちょっと明日のイベントに差し障りがあるので困ってしまうんですが、賛成の立場であえて討論をさせていただきます。多分今年限定かもしれません。  というのは、普段でしたら、昔々だったら北総線の問題とか、最近でしたらこの学校給食共同調理場新築による財政の毀損とか、あるいは、交通問題で北総線が値下がらないばかりか、最近バスのルートの改悪で住民を困らせたりとか、あるいは、昨年の課税誤りの件で、DSKの責任があまり問われていないのはどういうことかなという心配面とか、もろもろを挙げて、本当だったら反対をしてもいいところなんですけれども、今年の当該31年度予算に限っては、それを上回る重要な問題がありまして、あえて賛成としていきます。  それは、やはり学校の教室エアコン問題、これに尽きます。白井の将来のために、まず若者の教育環境の整備、これは学校給食センターとは違って、内容もほかに替えのききようのない内容でありまして、これをまず初年度この予算をつつがなく走らせていただきたい、今回賛成するのはほぼほぼこの1点のみです。  以上で、賛成の討論とさせていただきます。 132 ◯秋本享志議長 ほかに討論はございませんか。ありませんか。  斉藤議員。 133 ◯斉藤智子議員 議案第27号 平成31年度白井市一般会計予算に賛成の討論をさせていただきます。  学校給食共同調理場や配水場などの大規模事業の完了による工事費の減などにより、31年度当初予算は197億210万9,000円として編成されました。  31年度は第5次総合計画前期基本計画の最終年であり、その成果を示すとともに、後期基本計画を策定、スタートさせる大変重要な年です。総合計画の3つの重点戦略について優先的に予算配分されており、中でも、若い世代定住プロジェクトの推進では、具体的な予算として、子ども医療費助成の所得制限の廃止や学童保育の拡充、産後ケア事業、公立保育園での使用済み紙おむつの園内処理など、子育て世代にうれしい内容になっています。  また、特に今年の夏から市内14校の小・中学校の普通教室全室にエアコンが設置されることについては、児童・生徒や保護者の皆さんから感謝と喜びの声が多数寄せられます。  31年度当初予算は、財政推計の見直しと財政健全化の取り組みをもとに編成されたことと思います。これは今後の責任ある行財政運営を担うため、昨年市長を先頭に全職員の皆さんが一丸となって策定されたことであり、改めて感謝と敬意を表したいと思います。  今後市民への理解を一層広げた上で、市民とともに持続可能な行財政運営を進めていかれること期待し、当初予算に賛成いたします。 134 ◯秋本享志議長 ほかに討論はございませんか。  植村議員。 135 ◯植村 博議員 それでは、議案第27号 平成31年度予算に賛成の立場で討論をさせていただきます。  市の将来像は、「ときめきとみどりあふれる快活都市」である。若い世代定住プロジェクト、みどり活用プロジェクト、拠点創造プロジェクトという3つの重点戦略を定め、計画事業推進に努めている。平成31年度は成果を明らかにしながら、後期基本計画の策定に着手する年でもあります。  予算編成方針で、財政推計から予算決算見込額の差異を考慮し、財政調整基金からの繰入額を6億円までとし、一般会計の予算規模を197億円として編成に当たっております。限られた行財政資源、人・物・金の中でどのようにして持続可能な行政運営を進めていくかを課題とし、行政運営改革と共同施設管理の2点に留意して編成されたとあります。  平成31年度当初予算は、学童保育の拡大や子ども医療費助成の所得制限の廃止などの子育て支援の充実や、西白井コミュニティプラザの運営開始、アクセス道路整備事業などのにぎわいづくりの拠点創造など、市の活力を伸ばす事業を予算化したものであり、あわせて、産後ケア事業や危険ブロック塀等対策事業補助金等、新たな市民ニーズに応じた事業についても予算化しているとありました。  管理職手当の削減や利用料金の見直しなど、財政健全化の取り組みにも一部を反映したことなどで、繰入金を決めた範囲内で編成することができた。平成31年度は消費税を初めとした税制改正や、幼児教育の無償化など、大きな制度改正が予定されている。今後その無償化による影響など、財政推計策定時に見込むことができなかった内容を考慮し、推計を見直し、人口減少、少子高齢化により人口構成が変化していく社会状況の中で、市民が安心して暮らせる財政運営に努めていくものとするとありました。と、当初予算の概要の冒頭にはるる記載されております。  公明党は、未来への投資として教育費の無償化を強く推進しています。10月に消費税引き上げに伴う税収を生かし、教育費負担の軽減に全力を挙げて取り組んでいます。  昨年の4月から7月にかけて行った訪問調査運動において、収入の高い低いに関係なく、おしなべて教育費の負担が軽減すればもう1人子どもを育てたいとの調査結果がありました。  OECD経済協力開発機構加盟国の中で、日本は教育費への公費負担の割合が最低レベルとなっております。家計における教育費の負担の重さは少子化の一因になっている。経済格差が教育格差につながり、貧困の連鎖を生んでいることが大きな課題となっています。  こうした状況変えるためには、人を育てる未来への投資がさらに進められていく必要があります。新規事業として、子育て支援の充実として、幼稚園の送迎ステーション事業の実施に向けて準備がなされています。また、学校の環境の改善として、新しい学校給食センターが4月より稼働を始めます。このセンターでは炊飯も自前で行えますし、何より安心、安全のアレルギー対応食の提供も開始されます。今国民の2人に1人が花粉症やアトピー性皮膚炎といったアレルギー性疾患を抱えています。  何よりうれしいことは、市内の14の小・中学校の普通教室にエアコンが整備され、6月から試運転の運びとなります。  平成31年度当初予算は、学童保育の拡大や子育て医療費の助成の所得制限の撤廃といった子育て支援の充実に、西白井のコミュニティプラザの運営開始、アクセス道路、にぎわいづくりの拠点創造など、市の活力を伸ばす事業なども盛り込まれています。  白井市の将来を支えるのは教育です。その担い手である教員、幼稚園教諭、保育士の処遇改善に向け一層の支援を期待します。また、学校給食の無償化についても取り組みを検討していっていただければと思います。  ぜひ教育の時代を白井市が推進していく、子育てしているお父さん、お母さんたちが安心して次の世代を育てていけるような教育施策の充実を期待しております。  以上のような教育の観点をもって編成された平成31年度予算に賛成いたします。 136 ◯秋本享志議長 ほかに討論はございませんか。  中川議員。 137 ◯中川勝敏議員 賛成でございませんので、反対の討論をさせていただきます。
     今るる賛成の方の発言が続きましたが、今年度予算、今市民の中ではどうこの予算の概要について受けとめられているかと。国が消費税を10%に引き上げる、この10月から。その中で、国保税の問題、その他の大幅な引き上げが予定されている。地方に行けば、白井市の場合もそうですが、使用料、その他利用料、自己負担がどんどん増えてきていると。この中で、全国的な政治状況の判断として、新聞社のいろいろなデータが出ておりますが、今のような経済情勢で消費税を10%にしたら大変なことになる、やめるべきだ、現状に据え置くべきだという人が87%に達しているという、一昨日のJNNの世論調査も出ております。  その中で、国が住民負担の押しつけ、増税、こういうことをやっている中で、白井市の市政、行政はどうあるべきかと。私は住民の暮らしを守る、命を守るというところに立って、本来命と暮らしを守るために、市政は住民の声に耳を傾けて、寄り添った運営をしていく。その住民の声を聞き寄り添った運営という点で、この間の姿勢はどうであったか。  先ほど影山議員が言いましたのと私は反対の角度から言うわけですが、給食の調理場の問題、多くの意見が出されて、5年、10年越しで論議してきた。しかし、初めに結論ありきで、結局は決めたとおりに、10年前に言ったとおりになっている。住民の声を果たして聞いたのかと。やはりこの点が、エアコン問題での導入で、やりますといって、半年後にやれませんと言って、またやりますと言った。これはやはり住民の声に本当に耳を傾けるという市政になっていない。その代表的なあらわれではないでしょうか。  そういう点で、今回の予算についても、そういう角度から、私はやはり住民の声に寄り添った、開かれた市政にしていくという点で、この予算もまだまだ不十分だという立場で反対を表明します。 138 ◯秋本享志議長 ほかに討論はございませんか。ありませんか。  石井議員。 139 ◯石井恵子議員 多くの賛成討論、反対討論等出まして、どうしようかなとも思ったんですが、せっかく昨日から原稿を考えてまいりましたので、ここで私も討論させていただきます。  議案第27号 平成31年度白井市一般会計予算について、賛成の立場で討論させていただきます。  今回の予算編成は、伊澤市政の集大成とも言うべく予算編成になっております。第5次総合計画の前期基本計画では、過去3年間、200億円を超える予算編成でしたが、防災減災対策となる小・中学校の大規模改修や、この庁舎建替整備、市営水道の配水場建設事業が完了しました。また、学校給食衛生管理基準を満たした新転地での学校給食センターの建て替えにより、いよいよアレルギー対応の除去食が提供できるようになります。今年の4月からですね。また、この新しい給食センターは市の総合公園のすぐそばであり、災害時には炊き出しも可能なことから、市民の安心、安全、そして未来の宝である子どもたちの食の安全になくてはならない事業が完了しました。  平成31年度一般会計当初予算197億210万9,000円は、学校給食共同調理場事業特別会計を廃止し、一般会計に計上してもなお200億円を下回りました。  具体的に予算の中身を見ますと、小・中学校の普通教室に待ちに待ったエアコンが設置され、今年の夏から稼働します。また、多くの保護者が希望していた第二小学校での学童保育所の開設や、各学童保育所での夏休みや学校休業日における延長保育の実施、幼稚園等送迎ステーションと小規模保育事業の準備、子ども医療費の所得制限廃止や産後ケアの実施など、子育て支援の充実が見てとれます。防災減災対策としても、危険ブロック塀等対策事業補助金が制度化され、白井中学校の柔剣道場吊り天井耐震改修工事も実施されます。  限られた財源を市民の安心、安全のため、活力あるまちづくりにつなげるべく予算編成となっています。  周囲を人口10万人以上の市に囲まれた我が白井市であっても、伊澤市長、また、全職員の努力のおかげで、次の世代につなげるべき事業が実施されることに感謝しております。  また、エアコンについては、先ほどから全員の議員が討論の中で触れておりますが、伊澤市長におかれましては、各市内の小・中学校に出向いていき、あの暑い中、子どもたちと一緒に同じ教室で勉強し、給食を食べて来られました。その中で、子どもたちが暑い学校生活を過ごしていらっしゃるのを、市長は身をもって体験されてきました。その中でのエアコンの設置、また、一時、一旦とまったこともございましたが、市長が一番子どもたちの気持ちを、また、保護者の気持ちをわかっていてくれたんではないかと思います。  それを証拠に、この新しい庁舎において、皆さん涼しい、涼しいと、エアコンの中にいる中で、市長室だけはエアコンが切ってあったという、誰も市民が気づくことのないことを市長はやっておられました。この点についても、非常に感謝申し上げます。  以上のことをもちまして、当初予算に賛成いたします。 140 ◯秋本享志議長 ほかに討論はございませんか。               [「なし」と言う者あり] 141 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第27号を採決します。  この採決は押しボタン式投票をもって行います。  投票参加ボタンを押してください。  賛成、反対ボタンを押してください。               [賛成、反対ボタンを押す] 142 ◯秋本享志議長 押し忘れ、押し間違いはございませんか。               [「なし」と言う者あり] 143 ◯秋本享志議長 ないものと認めます。以上で投票を終了いたします。  投票総数20人、賛成19人、反対1人です。  したがって、議案第27号は原案のとおり可決されました。  休憩します。  再開は2時45分。                  午後  2時28分  休 憩   ─────────────────────────────────────────                  午後  2時45分  再 開 144 ◯秋本享志議長 会議を再開いたします。  次に、議案第28号 平成31年度白井市国民健康保険特別会計事業勘定予算について討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、原案に賛成者の発言を許します。  討論はありませんか。               [「なし」と言う者あり] 145 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第28号を採決します。  この採決は押しボタン式投票をもって行います。  投票参加ボタンを押してください。  議案第28号に対する教育福祉常任委員長の報告は可決です。  賛成、反対ボタンを押してください。               [賛成、反対ボタンを押す] 146 ◯秋本享志議長 押し忘れ、押し間違いはございませんか。               [「なし」と言う者あり] 147 ◯秋本享志議長 ないものと認めます。以上で投票を終了いたします。  投票総数20人、賛成20人、反対0人です。  したがって、議案第28号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第29号 平成31年度白井市介護保険特別会計保険事業勘定予算について討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、原案に賛成者の発言を許します。               [「なし」と言う者あり] 148 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第29号を採決します。  この採決は押しボタン式投票をもって行います。  投票参加ボタンを押してください。  議案第29号に対する教育福祉常任委員長の報告は可決です。  賛成、反対ボタンを押してください。               [賛成、反対ボタンを押す] 149 ◯秋本享志議長 押し忘れ、押し間違いはございませんか。               [「なし」と言う者あり] 150 ◯秋本享志議長 ないものと認めます。以上で投票を終了いたします。  投票総数20人、賛成20人、反対0人です。  したがって、議案第29号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第30号 平成31年度白井市後期高齢者医療特別会計予算について討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、原案に賛成者の発言を許します。               [「なし」と言う者あり] 151 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第30号を採決します。  この採決は押しボタン式投票をもって行います。  投票参加ボタンを押してください。  議案第30号に対する教育福祉常任委員長の報告は可決です。  賛成、反対ボタンを押してください。               [賛成、反対ボタンを押す] 152 ◯秋本享志議長 押し忘れ、押し間違いはございませんか。               [「なし」と言う者あり] 153 ◯秋本享志議長 ないものと認めます。以上で投票を終了します。  投票総数20人、賛成20人、反対0人です。  したがって、議案第30号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第31号 平成31年度白井市下水道事業特別会計予算について討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、原案に賛成者の発言を許します。               [「なし」と言う者あり] 154 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第31号を採決します。  この採決は押しボタン式投票をもって行います。  投票参加ボタンを押してください。  議案第31号に対する都市経済常任委員長の報告は可決です。  賛成、反対ボタンを押してください。               [賛成、反対ボタンを押す] 155 ◯秋本享志議長 押し忘れ、押し間違いはございませんか。               [「なし」と言う者あり] 156 ◯秋本享志議長 ないものと認めます。以上で投票を終了いたします。  投票総数20人、賛成20人、反対0人です。  したがって、議案第31号は委員長報告のとおり可決されました。
     次に、議案第32号 平成31年度白井市水道事業会計予算について討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、原案に賛成者の発言を許します。               [「なし」と言う者あり] 157 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第32号を採決します。  この採決は押しボタン式投票をもって行います。  投票参加ボタンを押してください。  議案第32号に対する都市経済常任委員長の報告は可決です。  賛成、反対ボタンを押してください。               [賛成、反対ボタンを押す] 158 ◯秋本享志議長 押し忘れ、押し間違いはございませんか。               [「なし」と言う者あり] 159 ◯秋本享志議長 ないものと認めます。以上で投票を終了します。  投票総数20人、賛成20人、反対0人です。  したがって、議案第32号は委員長報告のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────      ○(報告第2号、報告第3号、議案第33号、議案第34号)の一括上程 160 ◯秋本享志議長 日程第27、報告第2号 専決処分についてから、日程第30、議案第32号 平成31年度白井市一般会計補正予算(第1号)についてまで一括上程します。   ─────────────────────────────────────────      ○(報告第2号、報告第3号、議案第33号、議案第34号)の報告、提案理由の説明、       議案内容の説明 161 ◯秋本享志議長 報告及び提案理由、並びに議案内容の説明を求めます。  伊澤市長。 162 ◯伊澤史夫市長 本日追加提案いたします案件については、報告案件として、専決処分に関する案件が2件、議案として、平成30年度一般会計の補正予算が1件、平成31年度一般会計の補正予算が1件の計2議案となります。  それでは、議案の提案理由及び概要について御説明いたします。  報告第2号 専決処分については、平成30年12月14日午前10時20分ごろ、白井市母子保健推進員が自家用車で市の事業、おめでとう訪問に行った際、訪問先である相手方敷地内に設置されたコンクリート製の囲いに車両の接触をさせ、当該囲いを損傷したものです。  損害賠償の相手方は白井市在住の個人1名で、損害賠償の額は5万4,000円となります。  報告第3号 専決処分については、平成30年12月14日午前10時20分ごろに、相手方の妻である白井市母子保健推進員が相手方所有車の自家用車で市の事業のおめでとう訪問に行った際、訪問先の敷地内に設置されたコンクリート製の囲いに当該自家用車を接触させ、損傷したものです。  損害賠償の相手方は白井市在住の個人1名で、損害賠償の額は5万1,384円となります。  議案第33号 平成30年度白井市一般会計補正予算(第8号)については、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億6,499万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ215億3,290万6,000円とするものです。  補正の内容は、平成31年度当初予算に計上していた事業について、平成30年度学校施設環境改善交付金の内示に伴い平成30年度予算に計上するもので、中学校施設改修に要する経費及び学校給食センター運営に要する経費に係る繰越明許費を追加するもの、学校給食共同調理場建替事業、及び中学校施設改修事業に係る地方債の限度額を変更するものです。  議案第34号 平成31年度白井市一般会計補正予算(第1号)については、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ6,426万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ196億3,784万5,000円とするものです。  補正の内容は、平成31年度当初予算に計上していた事業について、平成30年度学校施設環境改善交付金の内示に伴い一部を減額するもののほか、プレミアム付商品券に係る経費及び風疹の追加対策に係る経費を追加するものです。  以上、議案の提案理由を申し上げましたが、詳細については担当部長から説明させますので、深い御理解と適切なる御審議を賜りますようお願い申し上げます。 163 ◯秋本享志議長 宇賀企画財政部長。 164 ◯宇賀正和企画財政部長 それでは、議案第33号 平成30年度白井市一般会計補正予算(第8号)について御説明いたします。  今回の補正は、平成31年度当初予算に計上した事業について、国の平成30年度予算に基づく学校施設環境改善交付金の内示を受けたことから、対象事業費を平成30年度予算に計上するため追加提案するものです。  それでは、1ページをお開きください。  平成30年度白井市の一般会計補正予算(第8号)は、次に定めるところによるものです。  第1条第1項、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億6,499万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ215億3,290万6,000円とするものです。  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、2ページの第1表、歳入歳出予算補正によるものです。  第2条、繰越明許費の追加は、3ページの第2表、繰越明許費補正によるものです。  第3条、地方債の変更は、同じく3ページの第3表、地方債補正によるものです。  それでは、歳入歳出予算補正の歳出から御説明いたします。  7ページをごらんください。  今回説明の項目に示した3つの事業は、いずれも後ほど歳入で御説明いたします学校施設環境改善交付金の内示を受けたことから補正するものです。  初めに、9款教育費、3項3目学校建設費、補正額1億2,380万1,000円の増につきましては、中学校施設改修等に要する経費としまして、老朽化による七次台中学校のトイレ改修事業費を、平成31年度当初予算に計上しておりましたが、国の平成30年度予算に基づく交付金の内示に伴い、市の予算の計上を平成30年度に前倒す必要が生じたため補正するものです。  したがいまして、この補正額は原則平成31年度当初予算に計上した額と同額となりますが、このうち工事請負費につきましては、平成31年3月1日からの労務単価改定の影響が大きいため、事業の執行に支障がないよう、平成31年度当初予算計上額より484万1,000円を増額しております。  なお、予算の重複を解消するため、平成31年度予算については、後ほど議案第34号で御説明いたしますが、平成31年度補正予算(第1号)として減額いたします。  次に、5項3目学校給食費、補正額4,119万2,000円の増、このうち学校給食共同調理場建替事業につきましては、歳出予算の補正はありませんが、交付金の内示に伴い財源内訳を変更するものです。財源のうち、国庫支出金が増額となり、地方債及び一般財源は減額となります。  学校給食センター運営に要する経費4,119万2,000円の増につきましては、学校給食共同調理場建替事業が国庫補助事業として採択されたことに伴い、平成31年度当初予算に計上しておりました学校給食共同調理場の解体撤去工事についても、交付金の内示を受けたことから、七次台中学校トイレ改修工事と同様に、補助対象分について平成30年度予算に計上するものです。  なお、予算の重複を解消するため、平成31年度予算については平成31年度補正予算(第1号)として減額をいたします。  歳出については、以上でございます。  続いて、歳入について御説明いたします。  6ページをごらんください。  14款国庫支出金、2項5目教育費国庫補助金、補正額3億4,156万7,000円の増につきましては、歳出の9款で御説明いたしました七次台中学校トイレ改修工事、学校給食共同調理場建替事業及び解体撤去工事について、学校施設環境改善交付金の内示を受けたことから増額するものです。  18款繰入金、1項1目財政調整基金繰入金、補正額1,282万6,000円の増につきましては、本補正予算の編成に当たり、不足する財源について財政調整基金からの繰入金により対応するものです。  21款市債、1項5目教育債、補正額1億8,940万円の減につきましては、2つの事業に係る借入の補正で、1つ目は学校給食共同調理場建替事業分として2億7,800万円の減額です。  これは、交付金の内示に伴い総事業費に対する市の負担額が減少することから、借入額について減額をするものです。  2つ目は、中学校施設改修等事業分として8,860万円の増額で、歳出の9款で御説明いたしました七次台中学校トイレ改修工事の事業費について、交付金の内示に伴い事業費を平成31年度予算から平成30年度予算に前倒ししたことから、財源となる地方債についても平成30年度予算に計上するものです。  歳入については、以上です。  次に、第2表、繰越明許費補正について御説明いたします。  3ページをごらんください。  9款教育費、3項中学校費、中学校施設改修等に要する経費、七次台中学校トイレ改修工事1億2,380万1,000円、5項保健体育費、学校給食センター運営に要する経費、学校給食共同調理場解体撤去工事4,119万2,000円につきましては、いずれも歳入歳出予算で御説明いたしましたように、交付金の内示に伴い平成31年度当初予算に措置していた事業費を平成30年度予算に前倒すこととなりましたが、事業の実施は平成31年度であることから、これら2つの事業について繰越明許費を追加するものです。  次に、第3表、地方債補正について御説明いたします。  同じく3ページの下段をごらんください。  地方債の補正は、学校給食共同調理場建替事業及び中学校施設改修等事業について、歳入予算で御説明いたしましたように、地方債の額を変更することから、それぞれ限度額を変更するものです。  なお、8ページに今回の補正予算により変更となる地方債に関する調書を掲載しております。  以上で、平成30年度白井市一般会計補正予算(第8号)の説明を終わります。  続きまして、議案第34号 平成31年度白井市一般会計補正予算(第1号)について御説明いたします。  本補正予算は、本議会に提出しております平成31年度予算について、予算編成時からの状況の変化により、風疹対策及びプレミアム付商品券事業について、年度当初からの事業の執行に当たっての予算を措置するため、また、先の議案第33号とも関連しますが、平成30年度の学校施設環境改善交付金の内示により、平成31年度一般会計当初予算に計上していた中学校及び学校給食共同調理場の工事に係る事業費を平成30年度予算事業として前倒しするため、追加提案するものです。  それでは、1ページをごらんください。  平成31年度白井市の一般会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものです。  第1条第2項、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ6,426万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ196億3,784万5,000円とするものです。  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額、並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、2ページの第1表、歳入歳出予算補正によるものです。  第2条、地方債の変更につきましては、3ページの第2表、地方債補正によるものです。  それでは、歳入歳出予算補正の歳出から御説明いたします。  7ページの歳出をごらんください。  4款衛生費、1項2目予防費、補正額2,689万1,000円の増につきましては、感染症予防に要する経費としまして、風疹の発生状況を踏まえ、平成31年2月に予防接種法施行令が改正されたことにより、風疹の蔓延防止に係る追加的対策として、風疹の抗体検査及び予防接種を実施するための経費を計上するものです。  対象となるのは、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までに生まれた男性で、平成31年度は昭和47年4月2日以降に生まれた対象者へのクーポン券の発送費用のほか、風疹の抗体検査や検査の結果に応じて予防接種を行うための委託料などについて計上いたしました。  次に、8ページにかけまして、6款商工費、1項2目商工振興費、補正額6,899万6,000円の増につきましては、プレミアム付商品券事業に要する経費としまして、10月からの消費税率等の引き上げが低所得者や子育て世帯の消費に与える影響を緩和し、地域における消費を喚起、下支えすることを目的に、プレミアム付商品券事業を実施するための経費を計上するものです。  この事業は、利用可能額2万5,000円の商品券を2万円で購入できる5,000円のプレミアムがついた商品券を発行するもので、商品券購入の対象となるのは、昭和31年度の住民税が非課税である者、及び平成28年4月2日から平成31年9月30日までに生まれ、かつ住民基本台帳に登録されている子が属する世帯の世帯主です。  10月からの商品券販売開始に向けて、白井市商工会の理事や市及び事業者などで構成される実行委員会方式での事業の実施を予定し、この実行委員会へのプレミアム付商品券発行事業補助金、職員の時間外勤務手当、臨時職員賃金のほか、システムに係る経費などを計上いたしました。  9款教育費、3項3目学校建設費、補正額1億1,896万円の減につきましては、中学校施設改修等に要する経費としまして、先ほど議案第33号で御説明いたしました、老朽化による七次台中学校のトイレ改修工事について、国の平成30年度予算に基づく交付金の内示に伴い、市の予算の計上を平成30年度に前倒し、平成30年度補正予算(第8号)に計上したことから、重複する予算を減額するものです。  5項3目学校給食費、補正額4,119万1,000円の減につきましては、学校給食センター運営に要する経費としまして、学校給食共同調理場の解体撤去工事について、七次台中学校トイレ改修工事と同様に、国の平成30年度予算に基づく交付金の内示に伴い、市の予算の計上を平成30年度に前倒すことから、学校給食センター取得費償還金のうち重複する交付金の対象分を減額するものです。  歳出については以上です。  続いて、歳入について御説明いたします。  6ページをごらんください。  15款国庫支出金、2項1目総務費国庫補助金、補正額6,899万6,000円の増につきましては、歳出の6款で説明いたしましたプレミアム付商品券事業の財源として、全額国庫補助が措置されることから、事務費及び事業費に係る補助金を計上するものです。  3目衛生費国庫補助金、補正額1,015万7,000円の増につきましては、歳出の4款で御説明いたしました、感染症予防に要する経費のうち、風疹の抗体検査に係る経費の2分の1に対して緊急風疹の抗体検査事業補助金が措置されることから、これを計上するものです。  5目教育費国庫補助金、補正額3,060万9,000円の減につきましては、歳出の9款で御説明いたしました中学校施設改修等に要する経費の七次台中学校トイレ改修工事の事業費について、平成30年度予算に前倒し、減額することから、財源となる学校施設環境改善交付金についても減額するものです。  19款繰入金、1項1目財政調整基金繰入金、補正額3,750万8,000円の減につきましては、本補正予算の歳入歳出の調整に当たり、財政調整基金からの繰入金により対応するものです。  22款市債、1項4目教育債、補正額7,530万円の減につきましては、15款の教育費国庫補助金の減額と同様に、歳出の9款で御説明いたしました中学校施設改修等に要する経費の七次台中学校トイレ改修工事の事業費を減額することから、財源となる中学校施設改修等事業に係る借り入れについて減額をするものです。  歳入については以上です。  次に、第2表、地方債補正について御説明いたします。  3ページをごらんください。  地方債の補正は、中学校施設改修等事業について、歳入予算で御説明いたしましたように、地方債の額を減額することから、限度額を変更するものです。  最後に、9ページに及び10ページにつきましては、今回の補正予算により変更となる給与費明細書及び地方債に関する調書です。  以上で、平成31年度白井市一般会計補正予算(第1号)の説明を終わります。
    165 ◯秋本享志議長 以上で、報告及び提案理由、並びに議案内容の説明を終わります。   ─────────────────────────────────────────      ○(議案第33号)の質疑、討論、採決 166 ◯秋本享志議長 日程第29、議案第33号 平成30年度白井市一般会計補正予算(第8号)についてを議題といたします。  これから質疑を行います。質疑はありませんか。  長谷川議員。 167 ◯長谷川則夫議員 それでは、質問させていただきます。  6ページの学校給食共同調理場建替事業の交付金の内示を受けたという、先ほどの説明がございましたが、この交付金について、新しい建て替えのほうの調理場の引き渡し時期との関連を御説明願います。 168 ◯秋本享志議長 吉田教育部長。 169 ◯吉田文江教育部長 お答えいたします。  1月末に引き渡すことになっておりますが、国のほうから御連絡があり、平成30年度の交付金の対象とはなるということで連絡を受けております。  以上でございます。 170 ◯秋本享志議長 長谷川議員。 171 ◯長谷川則夫議員 その後、引き渡しを受けた後、この交付金の対象になったわけですけれども、その事情についてはいかがでしょうか。 172 ◯秋本享志議長 伊澤市長。 173 ◯伊澤史夫市長 私のほうからお答えさせていただきます。  当初予算の中では、この給食センターはもともとPFI方式で建ててまいりました。このPFIは、今までは、過去には補助対象ではなかったわけですが、総務省のほうから、公共事業についてもPFIの活用について通知がありまして、当市においても教育委員会で検討して、PFIでいくという方針が出まして、それで、PFIで事業を行ってきまして、PFIというのは、御案内のとおり、全体的なものを業者が請け負って、後から分割で支払っていくというような、大まかに言うとそういうことで、その全体というのはPFI会社が、PFIの事業体がやるんですけれども、今までは市が直営でやったものに対して補助金をつけていたと。  文科省も、当初の交付金内示には、この給食センターは去年なかったわけですね。私も教育委員会を通して、最初いろいろ聞いたんですけれども、どうもPFIだからなかなか難しいという話があったと。それ聞いて、いや、それだと総務省の進めている内容と違うんじゃないかということで、直に文科省のほうに説明に行きたいという話をして、当時文科副大臣とお会いをいたしました。そして、PFIの事業の有意性、そして、国が進めている事業であると。ただし、所有権移転については、PFI事業者から1月にはもう移転をして、交付金決定以前には所有権を移転してしまうと、これはもう、例えば、1月というのは、試験運転の期間があるんで、どうしても年度末までには試験運転をしなきゃいけないということで、早めに1月末ということでやったんですけども、そうすると、文科省の当時の考えでは、交付金決定前に市に所有権が移転してあるんでは、これはもう補助対象にならないと。  それはおかしいんじゃないですかと話をいたしまして、PFIというのはそもそもそういうものだから、所有権の移転は伴うものですと、もともと市がやるものじゃないんでね、事業者がやるものであるから、事業者から所有権を移転して市のものになるんだと。その時期については、その市町村によって時期があって、たまたま白井市の場合は1月末になってしまうと。でも、国の補助金対象、総務省が言っている交付金対象には合致しているでしょうと。言ったんですけれども、やはりそのときは認めてもらえなかったと。  ただ、その後も何度か折衝しておりまして、結果的に、白井市も含めて、千葉県ではもう1市PFIでやっているところがありまして、そこも含めて補助、交付金対象になったということで、我々としても、文科省としても、新しい施設の建て方ということで、少し交付金が決定するまで時間がかかったんですけれども、結果的には市の主張が認められて、交付金があったと。  それから、もう1つの内容としては、交付金にも、文科省が想定していた30年度交付金の中で少し余裕ができたと、そういうのも幸いしたのではないかなと思っているところでございます。  以上です。 174 ◯長谷川則夫議員 終わります。 175 ◯秋本享志議長 ほかに質疑はございませんか。  永瀬議員。 176 ◯永瀬洋子議員 先ほどの御説明のところで、建設費の、つまり、七次台中学校のほうですけれども、建設費のところに、工事費が、労務単価が上がったというんですけれども、結局これで484万円上がったということなんですが、結局労務単価比というのは大体何%ぐらい前と比べて上がったということなんでしょうか。 177 ◯秋本享志議長 宇賀企画財政部長。 178 ◯宇賀正和企画財政部長 労務単価の関係ですので、私のほうからお答えさせていただきます。  労務単価につきましては、いろいろな職種がございますので、それぞれの職種ごとによって増減の幅が違います。ですので、一律に何%と言うのは難しいんですけれども、今回のところで多く影響が出た、上がったという部分については、例えば、ガードマンとか、そういったような部分の職種とかが上がっております。  以上でございます。 179 ◯秋本享志議長 永瀬議員。 180 ◯永瀬洋子議員 中学校のトイレの改修ですから、いわゆる建設費といいますか、材料費であるとか、そういったものが上がったと思ったんですが、それはあまり変わらずに、結局はガードマンとか、そういった人件費のほうで値上がりがあったということでよろしいんですか。建築資材のほうでは特に変わりがなかったということ。 181 ◯秋本享志議長 宇賀企画財政部長。 182 ◯宇賀正和企画財政部長 今回影響が出たのは労務単価の改定になった、労務単価と言いますのは、要は、人件費、人の関係の経費でございまして、資材の高騰とか、そういったことではございません。  以上です。 183 ◯秋本享志議長 よろしいですか。  ほかに質疑はございませんか。               [「なし」と言う者あり] 184 ◯秋本享志議長 質疑はないものと認めます。これで質疑を終わります。  お諮りします。議案第33号は白井市議会会議規則第38条第3項の規定により委員会付託を省略いたします。御異議ございませんか。               [「なし」と言う者あり] 185 ◯秋本享志議長 異議なしと認めます。  したがって、議案第33号は委員会付託を省略することに決定しました。  これから討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、原案に賛成者の発言を許します。  影山議員。 186 ◯影山廣輔議員 賛成の立場から討論をしたいと思います。  この補正予算(第8号)の特に大きな内容、この学校給食共同調理場建替関連で言いますと、先の議案第20号、補正予算(第7号)、私が反対討論を行いました。この中でいわゆる国からいただける分、その予定していたものがとらぬタヌキの皮算用じゃありませんけれども、一旦外れてしまった、それをまたおまけつきで取り戻したと、平たく言えばそういう話になります。  もともと学校給食共同調理場の新築自体が市の財政力から見てちょっと無謀だったのかなという気はしますけれども、そのそもそも論を抜いても、いただけるものを取り戻したということで、その方向性自体は否定するものではありません。  ただ、財政赤字の国からいただくというのは、ちょっといささか引け目はありますが、財政に黄色信号を灯している白井市にとってはこれは必要な措置だと思いますので、賛成いたします。 187 ◯秋本享志議長 ほかに討論はありませんか。               [「なし」と言う者あり] 188 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第33号を採決します。  この採決は押しボタン式投票をもって行います。  投票参加ボタンを押してください。  賛成、反対ボタンを押してください。               [賛成、反対ボタンを押す] 189 ◯秋本享志議長 押し忘れ、押し間違いはありませんか。               [「なし」と言う者あり] 190 ◯秋本享志議長 ないものと認めます。以上で投票を終了します。  投票総数20人、賛成20人、反対0人です。  したがって、議案第33号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────      ○(議案第34号)の質疑、討論、採決 191 ◯秋本享志議長 日程第30、議案第34号 平成31年度白井市一般会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。  これから質疑を行います。質疑はありませんか。  永瀬議員。 192 ◯永瀬洋子議員 プレミアム商品券が含まれておりますので、質問したいんですが、これは30年度の住民税が非課税のお宅ということになりますけれども、これは何世帯ぐらいいるのかということをお聞きしたいと思います。  それから、プレミアム商品券というのは。 193 ◯秋本享志議長 一問一答でお願いします。               [「違います」と言う者あり] 194 ◯秋本享志議長 違うか。3回です。失礼しました。  永瀬議員。 195 ◯永瀬洋子議員 このプレミアム商品券というのは、あくまでも税金の非課税か否かというのが条件であって、例えば、お子さんが何人いるかとか、そういったことはないのか。それから、また、これはあくまでも御本人が自発的に欲しいと言った方でなければ、もちろん配られることはないわけですね。  この3点お聞きしたいと思います。 196 ◯秋本享志議長 宇賀企画財政部長。 197 ◯宇賀正和企画財政部長 3点の質問かと思います。  まず1点目の税金の非課税の関係、住民税非課税の関係ですけれども、30年度ではなくて31年度の住民税が非課税である世帯ということになりますので、それはこれから課税処理、賦課処理をしてまいりますので、その中から出てまいります。  それから、子どもの数、今回プレミアム商品券が二通りございますけれども、その非課税世帯の関係につきましてはお子様の数とかというのは関係ございません。もう1つの福祉関係のほうの、子育て支援のほうの関係のプレミアムにつきましては、基本的に原則3歳未満のお子様の数に応じてということになろうかと思います。  それから、これ申請しなければプレミアム商品券が買えないのかということでございますけれども、こちらの、役所のほうから購入の事前の通知をさせていただきまして、それによって、それぞれの方々が申請していただいて初めて購入できる形になります。  以上でございます。 198 ◯秋本享志議長 永瀬議員。 199 ◯永瀬洋子議員 最初、30年度と31年度を間違えて失礼いたしました。  そういたしますと、31年度はこれからですから、よくわかりませんでしょうけれども、では、ちなみに、30年度で考えたら何世帯ぐらいおられたのか、それをお聞きしたいと思います。  そして、また、これは二通りの商品券があって、非課税の方と、それから、福祉のほうでいくと3歳未満の方ということで、お子さんの数は必要ないということだそうでございますが、それでは、この3歳未満児は、例えば、30年度で言ったら何世帯ぐらいが想定されるのか、それをお聞かせいただきたいと思います。 200 ◯秋本享志議長 宇賀企画財政部長。 201 ◯宇賀正和企画財政部長 人数の関係でございますけども、まず、今回補正予算を組ませていただいてございますけれども、そちらの積算のほうの数字から御説明させていただきたいと思います。  この事業費につきましては、プレミアム相当分といたしまして、総額で4,500万円見ておるのですけれども、この内訳といたしまして、まず、非課税者の関係の部分につきましては、対象者を7,000人と見込んでおります。それから、子育て支援のほうの関係につきましては、対象者2,000人として見込んでおります。合わせて9,000人ということでございます。  以上でございます。 202 ◯秋本享志議長 よろしいですか。  ほかに質疑はございませんか。  福井議員。 203 ◯福井みち子議員 1つだけ、いただいた資料の中に、8月に商品券取扱店を決定する、周知するとなっているんですけれども、以前のプレミアム商品券は大規模は使えないという縛りがありましたけれども、今回はそういうことはどうなのかをお知らせください。 204 ◯秋本享志議長 湯浅市民環境経済部長。 205 ◯湯浅章吾市民環境経済部長 お答えさせていただきます。  前回のときは、1万3,000円分のものに対しまして、まず、大規模店舗で使える、いわゆる小規模店舗と大規模店舗の併用分が6,000円分、小規模に限られるものが7,000円分ということで区切ってあったんですが、今回予定しておりますものにつきましては、大型店舗、小売店舗、それぞれ分けずに共通で使用していただくような形で考えているところでございます。  以上です。 206 ◯影山廣輔議員 福井議員。
    207 ◯福井みち子議員 そうしますと、大規模店が特に問題になるかと思うんですけれども、それを受けるということをきちんと把握しなくちゃいけないと思いますけれども、その辺が8月になるということでよろしいですか。 208 ◯秋本享志議長 湯浅市民環境経済部長。 209 ◯湯浅章吾市民環境経済部長 お答えさせていただきます。  先ほど予算の説明でも御案内したとおり、今回商工会の中の実行委員会方式でやらせていただきます。前回のときには、大型の店舗12店舗ほど御協力いただいたんですが、それも含めまして、たしか全部では181店舗ぐらいございましたので、この予算を通していただいた後、早急に市内の小売店舗の方、大型の小売の店舗の方に対しまして、この事業の説明等々をしまして、できるだけ多くの店舗の方に御協力いただけるよう、実行委員会とともに事業のほうを進めていきたい、このように考えているところでございます。  以上です。 210 ◯秋本享志議長 ほかに質疑はございませんか。  竹内議員。 211 ◯竹内陽子議員 風疹の予算のことについてなんですけれども、資料によりますとね、年齢の対象者、書いてあるんですけれども、対象者は8,500人ですけれども、クーポン券については4,000人ほど。これはどういう考え方になるんでしょうか、31年度予算の中で。 212 ◯秋本享志議長 五十嵐健康子ども部長。 213 ◯五十嵐 洋健康子ども部長 それでは、風疹の関係ですので、私のほうからお答えさせていただきます。  ただいま、以前御説明させていただきました中で、対象者にしましては約8,500人とお答えをしておりまして、これにつきましては、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれまでの男性の方の対象者全ての人数ということになってございます。  もう1つのほうの、約4,000人とお答えしたほうにつきましては、このうち昭和47年4月2日から昭和54年4月1日生まれまでの男性の方について、31年度は特にこの世代の方を対象にするということでございます。  その理由としましては、風疹のワクチン等の関係がございますので、できるだけ対象者を絞った形でワクチンの在庫不足等に配慮すると聞いております。  以上でございます。 214 ◯秋本享志議長 竹内議員。 215 ◯竹内陽子議員 そうしますと、昭和37年4月2日から54年4月1日の男性の中に、仮に希望者が出てきた場合にはどういう対応をしていくんでしょうか。 216 ◯秋本享志議長 五十嵐健康子ども部長。 217 ◯五十嵐 洋健康子ども部長 当該年度の対象になっておりません方につきましても、一応予算上はクーポン券を発行するということで、おおむね20%の方は、ちょっとお待ちくださいね。  失礼いたしました。もう一度ちょっと整理させていただきます。最初にまず申し上げました、昭和47年4月2日から54年4月1日生まれまでの方3,825人と、それ以外で今年度対象としない方も含めまして、そのうちの、その方は約20%と見込みまして、910人の方、合わせまして4,735人の方には発行することとして予算計上させていただいているところでございます。  以上です。 218 ◯秋本享志議長 よろしいですか。  ほかに質疑はございませんか。               [「なし」と言う者あり] 219 ◯秋本享志議長 質疑はないものと認めます。これで質疑を終わります。  お諮りします。議案第34号は、白井市議会会議規則第38条第3項の規定により委員会付託を省略いたします。御異議ございませんか。               [「異議なし」と言う者あり] 220 ◯秋本享志議長 異議なしと認めます。  したがって、議案第34号は委員会付託を省略することに決定いたしました。  これから討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、原案に賛成者の発言を許します。  討論はありませんか。  石井議員。 221 ◯石井恵子議員 反対討論がなかったんですけれども、私はこの議案第34号 平成31年度白井市一般会計補正予算(第1号)について、賛成の立場で討論させていただきます。  本案は、風疹第5期定期接種の実施と、消費税率引き上げ時の低所得者、子育て世帯の消費を手助けするプレミアム付商品券事業について追加された補正予算です。国の施策を間違いなく市民にお届けするための事業です。  御存じのとおり、風疹は妊娠初期に感染すると赤ちゃんが先天性心疾患、白内障、難聴などの先天性風疹症候群を持って生まれてくる可能性が高く、全国で問題になりました。今回の風疹第5期定期接種事業は、昨年に続き風疹の感染を拡大させないための、一定期間に生まれた男性が風疹の抗体検査と予防接種を無料で受けるための事業です。  プレミアム付商品券事業は、本年10月の消費税引き上げに備えた対策の1つであり、消費税には所得の低い人ほど負担が重くなる逆進性があります。と同時に、子育て支援の観点も加えて制度設計されたのが今回のプレミアム付商品券です。  2万円の購入額で2万5,000円の買い物ができる、市内での消費喚起のため、使用は市内の店舗に限られますが、販売単位は4,000円とし、前回よりも使い勝手がよくなっています。前回というのは、平成14年、消費税が5%から8%に引き上げられた際、景気の平準化対策の1つとして、商工会が主体となり、プレミアム付商品券が発行されました。その効果は、家計を下支えするだけでなく、地域消費を喚起する呼び水となったことが全国で証明されています。  内閣府が2017年4月にまとめたプレミアム付商品券の効果検証に関する報告書では、この商品券の事業を実施した1,788自治体へアンケート結果が掲載されています。それによると、実際に買い物で使用された総額9,511億円のうち、商品券があったから消費した額は3,391億円、ここからプレミアム分や印刷費など2,372億円を差し引いた実質的な消費喚起効果をおよそ1,019億円と試算しています。  消費税10%への引き上げに反対する声もありますが、これは2015年10月、民主党政権時代に、政権担当能力のある与野党3党の合意のもと法律が成立しています。  日本は世界の先頭を行く高齢化の進展で、医療や介護など、社会保障費が膨らみ続けています。人口減少を食いとめるためにも、教育無償化の充実も急務であり、そのための財源確保が必要であることから、消費税引き上げが決定されました。  今後は、消費税引き上げにより生活に支障を来す低所得者や、おむつやミルク、保育園の保育料金にお金がかかるゼロ歳から2歳の子どもを持つ世帯をカバーするプレミアム付商品券の導入を円滑に進めていただく本案に賛成いたします。  以上です。 222 ◯秋本享志議長 ほかに討論はございませんか。               [「なし」と言う者あり] 223 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第34号を採決します。  この採決は押しボタン式投票をもって行います。  投票参加ボタンを押してください。  賛成、反対ボタンを押してください。               [賛成、反対ボタンを押す] 224 ◯秋本享志議長 押し忘れ、押し間違いはありませんか。               [「なし」と言う者あり] 225 ◯秋本享志議長 ないものと認めます。以上で投票を終了いたします。  投票総数20人、賛成20人、反対0人です。  したがって、議案第34号は原案のとおり可決されました。  ここで休憩いたします。  再開は4時。                  午後  3時45分  休 憩   ─────────────────────────────────────────                  午後  4時00分  再 開 226 ◯秋本享志議長 会議を再開いたします。   ─────────────────────────────────────────      ○(陳情第2号)の質疑、討論、採決 227 ◯秋本享志議長 日程第31、陳情第2号 後期高齢者の窓口負担の原則1割負担の継続を求める陳情を議題といたします。  教育福祉常任委員会の審査の経過並びに結果について、委員長の報告を求めます。  教育福祉常任委員会石井恵子委員長。 228 ◯石井恵子教育福祉常任委員長 教育福祉常任委員会に付託を受けました陳情1件について、その結果及び経過について御報告いたします。  本委員会は3月1日に委員会を開催し、陳情第2号 後期高齢者の窓口負担の原則1割負担の継続を求める陳情について審査を行いました。  審査の結果はお手元に配付の常任委員会審査報告書のとおりです。  採決の結果、賛成少数により不採択とすべきものと決定いたしました。  なお、審査の過程において質疑がなされましたが、主なものを要約して申し上げますと、諸外国の窓口負担が原則無料というのは、日本と違った制度の仕組みがあるから一概に比較はできないと思いますが、1割負担のままで維持していく際の財源についてはどのように考えますかとの質疑に対し。  財源問題ですが、やはりまだまだ国全体の予算でこんなにお金を注ぐ必要があるのと疑問に感じられるところが多々あります。1つは軍事費で、膨れ上がり過ぎと思っております。ついに5兆円を超えているわけで、今本当に5兆円以上を軍事費に使う必要があるのかと疑念を感じております。それからいわゆる大企業に大きな減税をしております。そういう軍事費を減らして、大企業優遇するような政策も考えていくよう、それが国の予算関係だと思いますとの参考人答弁がありました。  高齢者からの視点での説明でしたが、社会の現況から、未来に向かう若い人々への対応を考えた公平性についての必要性を陳情者はどう考えますかとの質疑に対し。  若い人たちにとっても今のこの時代は本当に大変だと思います。私にも孫とかおりますが、その子たちの暮らしを見ただけでも、若い人は大変だと、将来の希望につながっていかない状況にあるのではないかと思います。決して高齢者だけを厚く国が保護することを求めておりませんが、若い人にも希望が持てるような施策をどんどん打ち出していただいて、これならこれからの社会で頑張って希望が持てるようにつながっていけるような国の施策が大事だと思いますとの参考人の答弁がありました。  陳情事項の中に、現行1割負担の意味を具体的に説明してくださいとの質疑に対し。  今3割の方も、ぜひここに要望しているように1割に戻す、みんな1割負担に戻すというところを目指していますとの参考人答弁がありました。  また、委員から次のような討論がなされました。  竹内陽子副委員長から、反対します。この陳情には賛否両論あると思いますが、若い人の声を聞くことができないのが残念です。陳情要旨にある内容はもっともだと思います。しかし、今議会における後期高齢者特別会計の補正予算を見ても、2,539万9,000円の追加納付という状況です。さらに、平成30年12月28日付厚労省高齢者医療課が全国後期高齢者医療広域連合協議会の後期高齢者の窓口負担のあり方についての要望に対し、今後検討していくとあり、世代間の公平性や制度の持続性確保も今後の検討課題にもなっています。したがって、所得による窓口負担が今後公平であると考えられると思い、この陳情には反対します。  多田育民委員から、賛成します。私が代表を務めている千葉県広域連合が所属している関東ブロックを経由して、全国後期高齢者医療広域連合協議会へこの要望書を提出し、昨年6月6日、全国協議会が厚労省保険局長へ同じく要望書を提出していることを鑑み、また、昨年には匝瑳市議会が全会一致で陳情を採択していることなどを考えれば、本件陳情は当然に採択すべきものと考えます。  平田新子委員から、反対します。陳情者の訴えに対する思いはよくわかりますが、質疑応答の中で制度を変えてはいけないという点と、後期高齢者全ての負担を1割にという点において違和感を覚えました。歴史上初めて50歳以上の人口が5割を超える、どこの国も経験していない少子高齢化社会となる日本、また、人生100年と言われる中、75歳から25年間の医療費をこのままの制度で維持するのは困難だと思います。また、経済力に応じた負担のほうが年齢一律の負担より現実的であり、持続可能な社会保障となるはずだと思いますので、この陳情には反対いたします。  小田川敦子委員から、反対します。この陳情の趣旨は現行の高額所得者の3割負担も含めた全ての加入者の負担割合を一律にしてほしいというものでした。少子高齢化に伴う社会保障費の増加傾向を見たとき、そして、高齢者の実態を考えたとき、せめて現行1割負担を堅持することが重要だと考えた、似たような全国後期高齢者医療広域連合協議会が国に出している要望書があるため、この要望書の実現性を高め、1割負担を維持することを優先することとし、この陳情には反対いたします。  以上をもちまして、教育福祉常任委員会の審査報告を終わります。 229 ◯秋本享志議長 以上で教育福祉常任委員長の報告を終わります。  これから教育福祉常任委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑はございませんか。  中川議員。 230 ◯中川勝敏議員 私も傍聴をさせていただいていたんですが、1つだけ、その中で、委員会でも論議されていたことで、今の最後に言われた3割負担をどうするかという問題について大きく意見が分かれた感じがありましたが、ある委員からも意見出されておりましたが、これ陳情文書には3割負担をどうこうするという陳情書にはなっていない、どこにも出てこないわけです、陳情文書には。それが、やり取りの中で、3割負担を陳情者はどう考えますかと問いかけたもんですから、陳情者はね、自分の思いとして3割負担の方も1割になってほしいということを言われたんだけれども、陳情書にはそういう趣旨は書かれていない。だから、これどう扱ったらいいのかなとまず考えるのが普通かなと私も思いました。  だから、もうそのままで採択に入っちゃって、反対のほうが多かったという、不採択の結果になっておりますけれども、その辺はどう処理すべきだったのかなと。先ほど申された中で、この陳情書の趣旨は後期高齢者医療広域連合が全国で各自治体にこういう意見書を上げてくれと出しているという文書そのものなんですね。そこでは3割負担をどうしようというのは、文章上陳情では出ていないと思うんですが、ここでは陳情人がそう陳述しちゃったふうがあるんでね、私の意見としてはというふうな感じでね、言ったことはちょっとこういう陳情の扱い方の問題というんですかね、その辺はこれでよかったのかな、何か問題はお考えにならなかったのかなと、ちょっとその辺の御意見を、中身そのものじゃなくてね、進め方についてお伺いしたいんです。 231 ◯秋本享志議長 石井委員長。 232 ◯石井恵子教育福祉常任委員長 私は常任委員会の委員長でございます。委員長の立場で今ここでお答えすることができるというのは、委員会でどういう質疑がありましたかということに対してお答えすることができるルールになっております。議会のルールにのっとって、今の中川議員の質問にはお答えすることはできません。 233 ◯秋本享志議長 ほかに質疑はございませんか。               [「なし」と言う者あり] 234 ◯秋本享志議長 質疑はないものと認めます。これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。  永瀬議員。 235 ◯永瀬洋子議員 この文章なんですけれども、確かに今中川議員が質問をなさったように、この文章の中には窓口3割負担の方も1割にするという文書はないんですね。たしか、私も傍聴して。               [「賛成か、反対か」と言う者あり] 236 ◯永瀬洋子議員 この陳情には一応賛成します。  といいますのはね、たしか3割負担の話は、委員のほうから3割負担の方も1割にすることを望んでいるんですかというような質問があって、それで、たしか参考人のお一人の方がそれはそうですということをおっしゃったんですが、文章そのものには3割負担の人も1割にせよという文章はございませんし、これがタイトルがまことにこのとおりで、原則1割負担の継続を求めると、こういう陳情でございますから、私はこれについては賛成したいと思います。
     確かに、この広い世間にはお金持ちもたくさんいらっしゃいますから、そういう方にはもちろん負担できる額をぜひ出していただきたいと思っておりますけれども、やはりいろいろな生活をなさっている方がいらっしゃいますから、少なくとも今の原則1割負担というのは継続を求めるというお気持ちにはおこたえしたいと思います。  聞くところによりますと、よその自治体でもこういったものを、要望書を国に出しているということでございますし、それから、私たちが今入っております県の後期高齢者の連合にしても、やはりこれを要望として提出しているということも伺っておりますので、私はこの陳情そのものには賛成をいたします。 237 ◯秋本享志議長 ほかに討論はありませんか。  福井議員。 238 ◯福井みち子議員 私はこの陳情には反対をいたします。  今永瀬議員がおっしゃったことはもっともでありますし、また、この書かれていることそのものはやはり原則1割、現行1割ということですから、3割負担のことについて触れてはいないわけですからとは思うんですけれども、ただ、ここで考えなければいけないのは、白井市議会がなぜ陳情を請願並みに扱っているかということなんだと思うんですね。陳情、請願もそうですけれども、陳情も含めて、いわゆる陳情する方の意思を十分に聞く、その意思をはっきりとつかまえて、内容をつかんだ上で賛成するか反対するか、そのために陳情者を呼んで、参考人として意見をお聞きしているわけです。  ただ、今回これがただ文書だけで提出をされたのであれば、今の永瀬議員のおっしゃることはそれで通ると思いますけれども、白井市議会が陳情者の意思をより細かくきちんと聞き取るという点からして、今までやってきた営みを考えますと、私自身も本来であればこの陳情には賛成したいんですけれども、今まで白井市議会がいわゆる皆さんの意思をきちんと聞こう、そして、その意思を聞いた上で市議会として意見書を出していこうという姿勢を持ってきた、その姿勢をここで崩してしまうのは非常に残念だと思います。  非常に厳しい結果にはなりますけれども、私は今回は、私自身はこの陳情には賛成したいところですけれども、やはり陳情者の意思というものが3割負担も1割にしてほしいというところにあるのであれば、やはりそれは賛成できないということで反対いたします。 239 ◯秋本享志議長 ほかに討論はありませんか。  影山議員。 240 ◯影山廣輔議員 賛成の立場から討論をさせていただきます。  やはり陳情というものを受け取って、これを審議する上で、丸かバツかをつけるのは、陳情事項に対して丸かバツか、これが本来の基本であります。ですから、ここに書いているように、現行1割負担の継続を求める意見書、現行1割負担、この部分の継続、これだけが記されてあって、確かに3割という言葉は話の流れの中で出てきましたが、3割云々という言葉一切ないわけでありまして、その発言内容を理由にこの陳情事項にバツをつけるというのは理論上間違っていると私は思います。それを、その3割ということを口を滑らせたからといって、それを種に反対して、弱い者いじめをするのはいかがなものかと、私はちょっと感じるところですね。  その上でもう1つ言いますと、私この陳情の審議の様子を傍聴していたんですが、何となく流れとして、老人と若者との対立みたいな、そういった話の流れに持っていっているような、持っていかれているような、そういう印象を受けました。  ただ、よく考えてほしいのは、今の若者にしても、事故とか、自殺とか、トラブルがない限り、いずれは老いるんです。いずれはこういうシステムのお世話になる立場になります。そう考えますと、やはり将来への不安というのは少ないほうがいいと考えられますので、若者の意見として、これはやはり賛成していただきたいと思うところでございます。  以上です。 241 ◯秋本享志議長 ほかに討論はございませんか。  柴田議員。 242 ◯柴田圭子議員 この陳情に賛成の立場で討論します。  今の影山議員がほとんど言ってくれたのでいいかとは思ったんですけれども、陳情者を呼んで、本人の口からその考えを直接聞くという、本当に貴重なことを、全国でも数少ないことを実行している白井市議会のこのやり方というのは非常に貴重で、陳情者にとっても自分の思いを直接述べられる貴重な機会を私たちが確保しているというのは、それは大事にしていかなきゃいけない制度だと思っています。  じゃあ、何で陳情を受けるのか、じゃあ、陳情者の意図はどこにあるのかというと、陳情の趣旨なんですよね。そこに沿った、今回やり取りの中で、そこのことを十分に聞き出すことに質疑を集中すべきであったとは私は思うんですけれども、残念ながら、若者との対比とか、若者のことを考えたらそんなこと言ってられないでしょうというような、もう最初から決まったこと、それを前提とした質疑が私がなされたように思うんです。  もしね、陳情事項と陳情者が言っていることが違うということが引き出された場合、陳情事項と違うんじゃないですかという、そこにもう1つ踏み込んだね、陳情者の考えを引き出すというやり取りがあってもよかったような気がします。  私が議会に入ったころから、陳情の趣旨について賛否を問うんだからねと、いくら陳情者を呼んだ状況にしても、請願もそうですし、それはずっと言われてきていたことなので、陳情事項について考えるんだよ、採択についてはそこについて判断するんだよということをずっと言われていたので、陳情事項については1割を死守することということしか述べていない。  それと、あと、全国の何か要望書を出していますよね。後期高齢者の広域連合について要望書、そこから要望書が出ていて、できるだけ維持すること、維持ができない場合は十分に説明をすることみたいな、ちょっと曖昧な書き方での要望にはなっているんですけれども、そこをちゃんとやってほしいという声を、これはやはり1割にしてほしいんだという思いが今全国的な陳情行動になっているわけで、これを出したことでその全国の高齢者の広域の連合の要望の中の力になるだろうと、そういう思いも私は感じとれるので、広域連合で出しているからいいだろうではなく、そこをさらに補強する、高齢者の直接の思いを届けるという、こういう行為について私は全く異を唱えるものではないし、もうちょっと引き出してあげる、陳情というのは何とかしてくださいと言って上げて来ることなんですから、そこにもうちょっと寄り添った質疑があってもよかったんではないかなと私は思っています。  以上の理由で、陳情には賛成いたします。 243 ◯秋本享志議長 ほかに討論はございませんか。  石井議員。 244 ◯石井恵子議員 私は、先ほども申し上げましたとおり、教育福祉常任委員会の委員長でございます。本来ならば委員長として委員会で採決した結果の陳情は採択できないものと御報告を申し上げましたし、先ほども委員会での質疑の内容を皆様に御報告したところでございます。それ以上何も言うことはないところではございますが、皆様の今の討論を聞いていますと、我が教育福祉常任委員会が非常にあたかも審議を誘導しているように、どこかに傾けているような誤解を受けざるを得ないような討論がございましたので、そこについて私は自分の立場から、本当に教育福祉常任委員の皆様7人全員が、約1時間半かけ、2時間ですかね、午前中いっぱいかけて、さまざまな角度から審議をした結果を、議員の皆様のお手元に議事録としてお渡ししてあるにもかかわらず、陳情者の気持ちに寄り添って、何かまるで忖度しなくちゃいけないみたいな言い方をされるのは非常に違うなと思いましたので、討論ではあるんですが、事実に基づいて、そのときの様子を議事録を読み上げたいと思います。 245 ◯秋本享志議長 賛成ですか、反対ですか。 246 ◯石井恵子議員 それで、陳情については、反対の立場で討論をいたします。  小田川委員が質問されたところから読み上げたいと思います。  「陳情事項のところで、ちょっと確認したい点があるんですけれども、この現行1割負担の継続を求めるという部分なんです。今の負担割合は所得に応じて3割負担の方もいらっしゃいますけれども、こちらの3割負担も1割に引き下げるというふうなことですか、それとも、3割は3割で継続して、1割現行の方の2割引き上げをやめてほしいというふうな趣旨なんでしょうかという小田川委員の質問に対して、質疑に対して、参考人である方は、確かに、今ね、1割負担の方とか、所得の高い人は3割負担という方がおります。けれども、私は何回も言うように、これはね、今3割負担の方はね、それは大変なんですよ。確かにそれなりの所得はあるからとおっしゃられると思うんですが、所得があっても年をとるごとに病院にかかる率というのは非常に多くなります。1つの科ではないわけよ。今日は内科へ行った、今日は歯科が要る、眼科が要るとかね、というので、医療費はね、本当に大変なんです。だから、今3割の方も私はぜひこれはここに要望しているように、1割に戻すと、みんな1割負担に戻すというね、そういうところを目指しているということを御理解いただきたいと思います」というふうに陳情者は述べています。  まさに我が委員会は陳情者の声に寄り添って審議を重ね、結果を出したということでございますので、この陳情には反対いたします。 247 ◯秋本享志議長 ほかに討論はありませんか。  血脇議員。 248 ◯血脇敏行議員 本陳情に反対の立場で討論をさせていただきます。  今陳情審査のところの部分を委員長が読み上げていたんですけれども、私今手元にそれがなくて、私の記憶の中で、傍聴しているときに、この陳情書に書かれている現行の1割負担の継続を求める意見ということで書かれているけれども、陳情者はということで、ある委員が質問をしたということを記憶していて、その内容がきちんとした形で私ここで述べられなかったんで、今委員長が言っていただいたんで、その部分をちょっと割愛させていただいちゃうんですけれども、先ほど、本来はこの陳情の文言に沿って審査をするべきだろうというような御発言がありました。いや、確かにそのとおりだろうなという部分もございます。ただ、参考人として陳情者をお呼びして、陳情者にこれに、陳情書の中身について少し掘り下げながら質疑を、質問をしていくという中で、最後それを採択すべきものか、不採択すべきものかというように結論が出てくるというように受けとめているところでございます。先般の常任委員会を傍聴させていただいた中で、全体的なことを考えると本陳情には反対をさせていただきます。  以上です。 249 ◯秋本享志議長 秋谷議員。 250 ◯秋谷公臣議員 私は常任委員として参加させていただきましたけれども、反対の立場で討論させていただきます。  私自身が最初に質問したのは、歳入の、お金の件のことで、ヨーロッパの各国とか、いろいろ言われましたけれども、各国によって、消費税とか、その他税金ももちろん違いますし、そういった医療についても全然違うと思います。それから、その中でも、先ほど1つあったんですけれども、軍艦とか、軍事費にお金を使い過ぎだとか、大企業に使い過ぎだとか、私は国の根幹をなすそういう政策を論じるつもりはありませんけれども、安いには安い、もちろん安ければいいんですけれども、税体系そのものが歳入歳出ね、国、県、町ですけれども、成り立たなきゃいけないように、安いにもちろん決まっています。私自身も私のおばあさんも月に一度ぐらい病院に連れていきますけれども、90歳を超えているからもちろん安いんですけれども、安いにこしたことないんですけれども、ただ、一市議会がそういう国の政策に対して1割、2割、3割の提言をするのにはもっと慎重であるべきだと思っています。国には国のそういう役割を担う方がいろいろやっていて、市議会には市議会のいろいろな政策、もちろん今日もそうですけれども、いろいろな議案があったりするもので、一市議会が国に対して陳情を、この内容について、1割がいいとか、軽々しく私は言ってはいけないんではないかという、私の頭の中のことがあったので、それを含めて私は陳情には反対をいたしました。  以上です。 251 ◯秋本享志議長 ほかに討論はございませんか。  多田議員、委員会でやっていますね。 252 ◯多田育民議員 委員長がやっている。 253 ◯秋本享志議長 委員長は委員会ではやっていませんので。 254 ◯多田育民議員 それでいいの、申し合わせになっているの、そういう話があるというだけで申し合わせ事項になっていないんだから。 255 ◯秋本享志議長 なっていないの。 256 ◯多田育民議員 そういうことを言っていると、政治の問題になっている。   ─────────────────────────────────────────      ○会議時間の延長 257 ◯秋本享志議長 本日の会議時間は議事の都合によりあらかじめ延長いたします。  暫時休憩いたします。                  午後  4時29分  休 憩   ─────────────────────────────────────────                  午後  5時20分  再 開 258 ◯秋本享志議長 会議を再開いたします。  ほかに討論はありませんか。  多田議員。 259 ◯多田育民議員 19番の多田育民でございます。多分この議場では最後の討論になるかと思います。  執行部の皆さんには、いつもお騒がせをいたしまして恐縮でございます。ちょっとお待たせをいたしまして申しわけございません。  要は、この陳情文書というのが私の手元にあるわけですが、陳情事項を通して言っていることは極めて明快なんですよね。一応読みますと、国との関係省庁に対し、後期高齢者の窓口負担の見直しに当たり、現行の1割負担の継続を求める意見書、これを提出してくださいと。これは白井市議会として、現行1割負担の継続を求めると、これ以上のことは何も書いてないです。陳情事項というのはこれもう明解なんですよね。  今回の参考人が出された、まず、委員会の資料とかね、そういう資料の中では全部ゼロにしろ、ただにしろとかね、昔はただだったとか、3割の人も1割にしてくれとかいうようなことも書いている。  ちょうど参考人の津村さんという人が来られて、話の中でそういうことも言っておるんですけれども、結局3割の方も私はぜひこれはここに要望しているようにというようなことは、ちょっと3割を全部1割にしようというような感じがあるんですけれども、みんな1割負担に戻すというね、とか言っている。そういうところを目指しているということを御理解いただきたいと。最終的に、陳情事項は現行1割負担の継続なんです。3割の人を1割にしろと、要するに、3割というのは、社会的な立場もあったりして、収入があって3割負担にするという、後期高齢者でもそういう収入がある人は3割というのはあるわけですけれども、その3割も全部1割にしろなんていうことは1つも言っていない。そういうところを目指しているというんで、そういう関係者の方が目指すのは自由でありますから、そういうことを委員会の中で言っておられます。委員会の中の記録を私は見て言っているわけですから、間違いはないと思うんですけれども、目指すのはそれぞれ自由でありますから、あくまで判断をするのは陳情事項である。これはもう法律的に極めて明快なわけなんですね。それをちょっとそれぞれの委員の方がどういうふうに考えたか、その辺のこと詮索はしませんけれども、我々が判断するのは陳情事項である。活字になっている陳情事項である。そこに来た参考人がいろいろな説明をしたり、軍事費を削減してそれを回せばできるんじゃないかという類いのね、発言もありまして、私はそういうのには賛成はできないけれども、いずれにしても、陳情というのは、請願にしても同じことですが、その陳情事項、請願事項、その活字になっているところ判断をするわけでありまして、参考人や請願の説明員、紹介議員等がいろいろな話をしても、その趣旨説明というようなものの判断をするわけではないと、このことは法的に極めて明快であります。  だから、そういう意味において、3割に全部しようと、判断を、だから、それはまずいというんで判断をしたんだというのは、ちょっと違うんじゃないかなということになるわけです。  私はちょうど、千葉県が54市町村あって、1回も報告していないじゃないかというような話もあるけれども、この白井市の議会の代表という立場で千葉県の広域連合に行っていると。広域連合が正式に全国後期高齢者広域連合協議会というのは、平成30年、昨年の6月12日付で、厚生労働省の高齢者医療課に対し要望しておると。30年、昨年の12月28日付で次のような回答が来ているというのもね、取り寄せてみたらあるわけですね。最初私は大体そういうものには反対は、賛成はできなくて、反対なんじゃないかなと思って、ちょっと来てみたら、ちゃんと千葉県の広域連合として正式に出しておるということでありますから、正式に何か出しているものを、そこへ行っている、一応市議会を代表して行っているわけで、それが反対をするなんということになっちゃまずいんだろうと考えましてね、法的にはとにかく陳情事項であれば何の問題もないし、広域連合として正式に要望していうことでありますから、私はこの陳情に、教育福祉の委員はね、あまり所属の議員はしないように抑制をしてくださいというのがありますけれども、ただちょっとね、参考人の発言の内容と、それから、陳情文書事項というものは極めて明快なことですから、ちょっと視点を変えて、内容の説明をあわせて、私の賛成討論としておきたいと思います。  以上であります。 260 ◯秋本享志議長 ほかに討論はございませんか。               [「なし」と言う者あり] 261 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから採決を行います。  この採決は起立によって行います。  陳情第2号に対する委員長の報告は不採択です。よって、原案について採決します。  陳情第2号は原案のとおり採択することに賛成の方は起立願います。               [起立少数] 262 ◯秋本享志議長 起立少数です。  したがって、陳情第2号は不採択とすることに決定いたしました。   ─────────────────────────────────────────      ○平成30年度「市民税・県民税に係る課税誤り」に関する調査特別委員会の報告につい       て 263 ◯秋本享志議長 日程第32、平成30年度「市民税・県民税に係る課税誤り」に関する調査特別委員会の報告についてを議題といたします。  平成30年度「市民税・県民税に係る課税誤り」に関する調査特別委員会の調査の経過並びに結果について、委員長の報告を求めます。  植村委員長。 264 ◯植村 博平成30年度「市民税・県民税に係る課税誤り」に関する調査特別委員長 それでは、付託を受けました調査特別委員会より報告をさせていただきます。  平成30年度「市民税・県民税に係る課税誤り」に関する調査特別委員会調査報告書。  平成30年6月に納税者からの指摘により発覚した課税課における平成30年度市民税・県民税の誤賦課問題に関し、本件で大きく損ねた市民の信頼を回復させるため、市議会においても本件発生の原因や経過、責任の所在と再発防止策、その他の総合的な検証を行い、特別委員会の設置など、集中的な審議を可能とするような検証の努力をしていただきたいことという陳情を第3回定例会で受理、総務企画常任委員会での審議を経て議会で採択したことにより、8人で構成される特別委員会を設置した。  平成30年10月3日から平成31年3月15日まで、委員会10回と協議会3回を開催し、担当部長、課長から状況の聴取を行い、関係資料の提出を求め、調査と審査に努めた。  調査特別委員会での調査概要。  1、発覚と経緯。平成30年度市民税・県民税の税額決定通知書兼納税通知書(以下、「税額決定通知書」という)を6月13日に発送し、その後の市民等からの問い合わせにより、平成30年度市民税・県民税の課税誤りが発覚した。  経緯。平成30年2月16日ごろ、課税事務の効率化のためシステム的に対応できないか、DSK、市県民税課税業務の受託会社に相談を持ちかけ、開発中のソフトの情報を得る。  同2月20日ごろ、職員の手作業による入力作業を効率化させるため、開発中のソフトを使い始める。確定申告書300枚を試したが、そのうち200枚が読み取りに失敗。改良して、さらに700枚を読みとらせたが、結局それも失敗した。この間、試行中のソフトにもかかわらず、DSKの職員の立ち会いはなかった。担当職員3名が相談して決め、DSKとの調整も担当職員が行い、課長には報告を行っていなかった。  同4月3日ごろ、ソフトの精度が悪かったので、職員の手入力に移行。  同5月末、特別徴収の課税納付書を送付したが、データと違う内容が印字された通知書が241件あった。  同6月6日、課税課長が課税データの入力作業の遅延について、課員からの報告を受け、庁内メール(14時10分発信)にて、企画財政部長及び企画政策課長に状況を報告した。この時点で課税課長は入力作業の遅延のみで、開発中のソフトの使用を認知していない。  同6月13日、平成30年度市県民税の税額決定通知書を発送。納税者の申告内容をきちんと反映していない誤賦課の税額決定通知書828件を送付してしまった。課長は誤った通知書が含まれているとは知らず決裁。しかし、課員は認識していたものと思われる。  同日、また作業の遅延により、同日に発送できなかったものが329件あった。課長には報告されていない。  同6月20日、送付されてきた税額決定通知書の課税内容が申告した内容と違うという市民や市民団体からの指摘があったため、課長は担当職員から聞き取り調査し、初めて課税誤りを確認する。部長及び市長に報告、市長から至急全容の解明を指示される。また、指摘した市民等への職員対応にも一部不適切な面があり、課税課長が市民税班に厳重注意した。  その後の市の対応、7月18日から24日にかけて、総務課による関係職員の事情聴取。  7月25日、懲戒審査会が開催され、下記の処分が決定された。  処分を受けた者、処分等の理由、処分内容。  企画財政部部長、課税事務をつかさどる課の管理監督責任、口頭訓告。
     課税課課長、市税の賦課決定申告書及び申請書の処理、納税通知書の発行の専決権限を有しており、課税事務の責任者であること、戒告。  課税課主査補、市県民税の課税事務を担当する班の主任、口頭訓告。  2、実態。税額が減少する対象者658人、金額2,112万9,300円、うち特別徴収139件、816万500円。普通徴収575件、1,296万8,800円。税額が増加する対象者170人、金額1,015万4,400円、うち特別徴収71件、636万5,500円、普通徴収141件、378万8,900円。  新規課税となる対象者(税額決定がおくれた対象者)329人、金額2,070万5,900円、うち特別徴収31件、429万1,000円。普通徴収298件、1,641万4,900円。  3、直接原因。確定申告データの取込精度の向上と効率化を図るため、例年とは異なるデータの取込方法を職員が独断で試験的に導入したところ、取込精度が悪く、入力作業の手間が増大した。職員による手作業に切り替え対応したが、一部の処理がおくれた。また、誤ったデータが印字された通知書を正しい通知書と差し替える必要があったが、間に合わなかったため、誤賦課があるのを知りながら、上司に報告することなく、市民税及び県民税賦課の決裁を受けた。  ここに至る要因。1、慢性的な人手不足。課税業務は納税者の源泉徴収票を1枚ずつ確認する作業から、確定申告された書類の点検、申告内容を正しく課税台帳に登録する作業など、神経を使い、専門的なスキルを要する作業である。毎年1月から6月の確定申告から税額決定通知書の送付に至る期間の職員残業時間は、時間外労働時間の条件とされる1週間15時間、1カ月45時間を超える時間は常態化し、のみならず、過労死ライン月80時間を超える職員もいた。昨年度も入力がおくれがちで、増員の要望が出されていた。課税業務は市の財政の根幹を担う非常に重要な業務であるとともに、専門性が必要とされる。  しかし、市はその重要性、特殊性を考慮せず、全くの新人を複数配置したり、固定資産税部門を家屋と土地を統合し1つにまとめるなど、減員、業務集約化の方向に力を注ぎ、適正な人員配置を行っていない。他課から応援体制はあるが、全体に職員を減員する方向にあるため、それぞれの部署の仕事が忙しく、課税課の手伝いにまで時間を割く余裕はなく、少ない人数でかつ新人が複数含まれる体制で乗り切らざるを得なかった。  2、業務の高度化・複雑化。毎年変更・追加される国の特例措置のため、課税業務は複雑で煩雑となっている。しかし、特例措置を課税業務に反映させるための作業を専門的に行う人員の配置はない。国の法改正等に課税業務を対応させるための専門性を有した職員がそのための業務に専念できるよう配慮も必要と思われる。他市の課税業務に従事する職員数等調べにおいても、税制班を置くなどの工夫が見られるので、参考としたい。  3、報告・連絡・相談、ホウレンソウの欠如。残業を減らすため、読み取り作業の効率化が期待されるとするテスト中のソフトをDSKから提供させ、上司に報告することなく、実際の申告書を使用して試行したこと。このことが原因で入力作業が間に合わず、誤記載の通知書が業者から納入されたことを知りながら、上司に報告しないまま発送業務を行ったことは、看過することはできない初歩的かつ重大なミスである。業務遂行の上での課内の意思疎通の欠如とも言える。職員が誤りがあっても後で訂正すればよいという意識であったとすれば、税を扱う業務としての基本的な自覚が不足していたと言える。  4、リスクマネジメントのマネジメント意識が希薄。6月6日に課員が課長におくれが生じていることを報告し、課長は部長に報告したものの、そのまま放置されたことは看過できない。たとえ議会時期であったにせよ、課長は時間を割き、課員とともに部長に対面し、報告させるべきであったし、課税業務経験者でもある部長が報告を読みながらそのまま読み流してしまったことは、危機管理意識が希薄だったと言わざるを得ない。  結果、上記1から4が要因となって、今回の誤課税通知書発送となった。  4、再発防止。今後は上記、ここに至る要因1から4、これを踏まえた再発防止策が求められることを、調査特別委員会では重要課題とした。  なお、市のとった再発防止策は、資料9のとおりである。  議会からの提言。1、慢性的な人手不足に対して、課税課職員の確保、習熟した職員が課税時期に十分に力を発揮できるような人員体制と組織であること。  人事異動時期の工夫、新人職員を課税課事務のピークの4月から投入しない。課税課関係の人事異動の時期を7月と10月にするなど、他市でも取り組まれている工夫を取り入れ、職員が業務に専念できる環境をつくること。  残業時間の短縮、人事異動の工夫と応援体制を充実させることで、少なくとも現在の労働行政で過労死ラインとされている80時間、月に20日出勤とすると1日4時間以上の残業、12時間労働を超えるような残業時間とならないような人員配置をすること。  教育研修時間の確保と体制づくり、常にベテランが課税課に配置されるわけではない。未経験の職員が専門的な知識を身につけられるような研修プログラムを、年間の繁忙期以外の時期にうまく組み込むこと。  2、業務が煩雑化していることに対して、税制体制スタッフの確保、毎年のように改正がある税制に対応するには、現状の職員体制では難しい。税制対応をする職員を課内に配置し、消費税増税を初めとする次々と変化する税の特例措置等に迅速かつ余裕を持って対応できるようにすること。  問題が起こったときの体制強化、課全体で対応する体制にすることもありではないか。これは、資料20、課税課職員のアンケートより。  繁忙期の応援体制の強化、所属部署や再任用などに関係なく、経験度の高い職員を配置すること。  3、リスクマネジメント意識の向上、法令遵守の徹底、公務員として市税条例や地方税法、地方公務員法など、法令遵守義務の履行を徹底すること。  日常的な報告、連絡、相談、ホウレンソウの徹底、定期的な課内会議の開催、及び始業時における班の業務の確認、及び終業時における業務報告を行うこと。  マニュアルに記載のない事項に取り組む際の情報共有、連携・協力の徹底、必ず上司へ報告、相談し、情報を共有した上で最善の対策を講じること。  市民からの問い合わせにも丁寧に対応、市民からの問い合わせに対しても、きちんと調査し、確かな情報を丁寧に伝えること。  5、まとめ。組織の強さは迅速な報告、連絡、相談と正確さにある。将来を見据えて、時代、社会の変化に耐えられる仕組みづくりが必要だ。しかし、行政組織といっても、それを支えているのは一人一人の職員である。課員、課長への事情聴取によれば、既に前年度より作業がおくれ気味でかなり苦労をしていたと報告がある。柔軟な発想で業務を再点検し、作業に追われる悪循環を断ち、働く環境を改善する改革を進めるべきである。  職員一人一人が法令遵守の意識を持つこと、業務の点検と生産性の向上に資するツールの検証は必要だ。  また、部、課、班を貫くネットワークの構築と、報告、連絡、相談、言い換えれば自由にものが言える職場環境づくりに務めることが大切なポイントとなる。  委員会設置の早い段階から課税課職員からの招集を求める意見が出ていたが、委員会内の意見がまとまらなかった。直接の上司ができていたら、現場の状況をより具体的に把握できたと思う。担当職員から直接の聞き取り調査が行えなかったことは残念である。  本件に類する過ち、市民の信頼を損なうような事象が二度と起こらないよう、白井市の再発防止体制のさらなる充実を求め、調査を完了とする。  平成30年「市民税・県民税に係る課税誤り」に関する調査特別委員会。  委員長、植村博。副委員長、柴田圭子、委員、永瀬洋子、同、長谷川則夫、同、血脇敏行、同、中川勝敏、同、秋谷公臣、同、平田新子。  以上で報告を終わります。  その後についている部分は参考資料となっております。後ほど確認していただければと思います。  以上をもちまして報告を終わります。 265 ◯秋本享志議長 これから委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  影山議員。 266 ◯影山廣輔議員 1点だけ質問をさせていただきたいと思います。  今回のこの調査、大変御苦労されたと思いますが、この中で、市の組織とか、市の職員についてのいろいろ反省点等がるる述べておるところでありますが、もう一方の当事者でありますDSK、委託先の業者ですけれども、こちらのソフトを提供した側の責任ということについてどう考えるのか。こちら資料のほうを見ますと、資料の11番というところに弁護士と相談をしたという記録があります。弁護士と相談ということは、いわゆる法的な責任を問えるかどうか、法定にDSKの関係者を引っ張り出して責任追及できるかどうかという観点、そういう観点から弁護士との相談というのがあったかと思います。それで、困難と考えますというお答えがあった。ここまで確認したのは理解しました。  ただ、法的責任とは別に、道義的責任、道義的という言い方がちょっと重たければ、言ってみれば、DSKも、例えば、ソフトを動かすときに立ち合いがなかったとか、いろいろありましたよねと。それに対して、DSK側のほうで何か反省するところとか、あったのか、なかったのかを確認しましたかという、柔らかく言えばそういう感じになりましょうかね。そういった部分についてはどう協議されていたのかお答えください。 267 ◯秋本享志議長 植村委員長。 268 ◯植村 博平成30年度「市民税・県民税に係る課税誤り」に関する調査特別委員長 今影山議員のほうから御質問をいただきました。  未完成のソフトを提供したDSKに対する、ある意味心情的な追及というのですか、責任の所在を求められるのかということだったと思いますが、今影山議員もおっしゃったように、資料の11番に出ておりますように、市の考え方、それから、弁護士の見解として、損害賠償請求と契約上の責任を追及することは困難と考えます、このように法的な見解が述べられております。  それから、直接当委員会ではこのDSKに事情を聴取したということはございません。ただ、やはり感情的なものというのは非常に理解できるところだと思うんですけれども、やはり結果と感情的な物事をだけで進めますと、ある意味物事の本質を見失うということになりますので、ある意味この弁護士の見解、これが1つ客観的な判断ではなかったかなと、それを尊重しております。 269 ◯秋本享志議長 影山議員。 270 ◯影山廣輔議員 今感情的なという、ちょっと言い回しがあったので、ちょっとその点については引っかかったところがありましたので、申しますのは、私が先ほど、31年度当初予算のときに、ひょっとしたら反対したかもしれないよという、反対する要素もあったよという、それで、結局最後は学校教室エアコンで賛成しましたけれども、その要素の中にDSKというのも一言言いました。  というのは、市の予算の中で、やはりDSKの委託というのがかなりの部分で食い込んでいるわけですね。そこで、感情的というよりも、こういう事態で、例えば、DSKの職員の立ち合いはなかったとかいうところで、何か反省点というのがなかったのかということを聞けなかったのかなというのが、確かに市の委託していることは毎年やっていることなので大したことじゃないよという見方もひょっとしたらあるかもしれませんが、それでもやはり一抹の不安というのは、こういう事態が起きたら引っかかるところはありますので、そこのところをもう一度ちょっと確認させていただきたいと思います。 271 ◯秋本享志議長 植村委員長。 272 ◯植村 博平成30年度「市民税・県民税に係る課税誤り」に関する調査特別委員長 この調査特別委員会が議会の名のもとに設置されたときに、そこら辺のDSKに対するいろいろなお話も出てきたはずなんですけれども、そのときに、DSKに対する道義的な、ちょっと感情的な言いましたが、ある意味道義的な責任の所在を確認するということが必要ではなかったのかと、こうおっしゃっているんだと思います。  私もちょっと感情的なと言ったのは訂正させていただきたいと思うんですが、そこら辺の道義的なものについても、議会のほうで各議員の方が8人の調査特別委員会に任せるよということでありましたので、そういう皆さんの付託を背に受けて取り組んできたということであります。 273 ◯影山廣輔議員 終わります。 274 ◯秋本享志議長 ほかにございませんか。ありませんか。               [「なし」と言う者あり] 275 ◯秋本享志議長 質疑がないようですので、これで質疑を終わります。  以上で、平成30年度「市民税・県民税に係る課税誤り」に関する調査特別委員長の報告を終わります。   ─────────────────────────────────────────      ○閉会中の継続調査について 276 ◯秋本享志議長 日程第33、閉会中の継続調査についてから、日程第36、閉会中の継続調査についてまでの4議案を一括議題といたします。  議会運営委員長総務企画常任委員長教育福祉常任委員長都市経済常任委員長から、当該委員会にかかわる事件について、会議規則第111条の規定により、お手元に配付しました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出がありました。  お諮りします。各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ございませんか。               [「異議なし」と言う者あり] 277 ◯秋本享志議長 異議なしと認めます。  したがって、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。   ─────────────────────────────────────────      ○閉会の宣言 278 ◯秋本享志議長 以上で今期定例会に付議された案件の審議は全部終了いたしました。  平成31年第1回白井市議会定例会を閉会いたします。  御苦労さまでございました。                  午後  5時56分  閉 会                 署   名   議   員      地方自治法第123条第2項の規定により署名する。          議      長   秋   本   享   志          議      員   田   中   和   八          議      員   多   田   育   民 Copyright © Shiroi City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...