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平成30年第4回定例会(第5号) 名簿 開催日: 2018-12-04
平成30年第4回定例会(第5号) 本文 開催日: 2018-12-04

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  1. 白井市議会 2018-12-04
    平成30年第4回定例会(第5号) 本文 開催日: 2018-12-04


    取得元: 白井市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-18
    最初ヒットへ(全 0 ヒット) 1                  午前 10時00分  開 議 ◯秋本享志議長 皆さん、おはようございます。本日は御苦労さまでございます。  ただいまの出席議員は21名でございます。  これから本日の会議を開きます。   ─────────────────────────────────────────      ○議事日程について 2 ◯秋本享志議長 本日の議事日程は、お手元に配付の日程表のとおりでございます。   ─────────────────────────────────────────      ○(議案第2号~議案第15号、議案第20号)の質疑委員会付託 3 ◯秋本享志議長 これから日程に入ります。  日程第1、議案第2号 一般職職員管理職手当の特例に関する条例制定についてから、日程第15、議案第20号 和解及び損害賠償の額の決定についてまでの15議案一括議題といたします。  これから質疑を行います。  質疑は15議案一括して行います。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  柴田圭子議員。 4 ◯柴田圭子議員 おはようございます。通告してありますのは、議案第8号のところです。議案第8号は白井保健福祉センター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、これで今まで健康増進ルーム高齢者にとっては無料であったのを有料化する、また、時間の制限を少し、2時間を1つ単位として、今まで310円だったものを220円にするというような変更内容です。  ここについては、運営見直しについてということで、今年9月15日にウエルぷらっとにおいて説明会が開催されています。また、昨年度のうちに利用者からのアンケートをとっていて、利用料のこととか、満足度とか、それから、トレーニングマシンについてのことなど、いろいろなアンケートをして、その結果も踏まえての今回の措置かなとは思うんですけれども、いささか説明会のときの利用している市民の受け止めというんでしょうかね、がちょっと私にとってはこのまま進めていいのかなというような内容でしたので、今回そのときのは全く踏まえず、全く中身が変わらないまま上程されてきましたので、質問をさせていただく次第です。  質疑事項としましては、使用料変更を上程するまでの経緯利用者説明会後の検討内容、これを最初質問といたします。御答弁お願いいたします。 5 ◯秋本享志議長 五十嵐健康子ども部長。 6 ◯五十嵐 洋健康子ども部長 使用料変更を上程するまでの経緯利用者説明会後の検討内容についてお答えします。
     健康増進ルームは、市民生活習慣病予防介護予防などを目的とし、市民の主体的な健康づくり運動面から支援する施設として、平成13年に開所しました。近年全中学校区に総合型地域スポーツクラブ設置されたことや、民間トレーニング施設市内に開設したことで、事業開始時に比べて地域健康づくりに取り組みやすい環境が整っています。  そのような中、健康増進ルームトレーニング機器マシン老朽化利用者高齢化による使用料収入の減少が見られる現状にあります。  健康増進ルーム使用料変更を上程するまでの経緯としましては、平成29年9月に健康増進ルームについて、白井事務事業評価及び事務事業見直し基準に基づき評価しましたところ、受益者負担公平性観点市内の整ってきた運動環境状況を踏まえると、必要性有効性が低いことから、廃止を含めた見直しが必要であるとなりました。  これを受け、同月に健康増進ルーム利用者意向などを把握するため、改めて利用者アンケート調査を実施いたしました。同年11月にアンケート調査結果で健康増進ルーム満足度が高いことや、施設利用することにより運動習慣がついた方が多くいたことから、市民の健康の維持増進介護予防目的とした施設であることを踏まえ、施設廃止するのではなく、運営方法等見直した上で存続することを、白井行政評価委員会での協議を経て、行政経営戦略会議決定し、見直し方針については市のホームページに掲載し、市民に公表いたしました。  平成30年1月から7月にかけて、使用料手数料減免制度庁内検討委員会健康増進ルームにおける減免対象者検討を行いました。この間、近年の利用状況マシンが老朽している現状について、委託事業者からの専門的な意見を聴取するなどにより、健康増進ルームを長期的に運営できる方法検討しました。  8月にはこれまでの検討内容を踏まえ、次の6項目の見直し方針について、行政経営戦略会議決定いたしました。  1つとして、免除の対象身体障害者手帳療育手帳精神障害者保健福祉手帳を持つ者のみとする。2つ目として、新たに木曜日を休所日とする。3つ目としまして、平日の開所時間を1時間短縮し、19時までとする。4つ目として、マシン新規購入を行わず、修理が必要となった場合は廃棄する。5つ目として、使用料は現行の1人1回310円から1人1回220円2時間以内とする。6つ目として、65歳以上の使用料の額については50%を減額するとしたところでございます。  9月には、健康増進ルーム見直し方針について利用者説明会を開催しました。そして、10月に附属機関であります健康づくり推進協議会見直し方針について報告し、委員皆様に御承認をいただいたところです。  次に、利用者説明会後の検討内容についてお答えします。9月の利用者説明会以降、市の方針変更はありませんが、施設存続を踏まえた見直し方針については、市民に御理解をいただくため、職員委託事業者にも協力をいただきながら、利用者皆さんを中心にチラシを配布するなど、周知に努めているところでございます。  以上でございます。 7 ◯秋本享志議長 柴田議員。 8 ◯柴田圭子議員 じゃあ、2回目の質問をいたします。  利用者がだんだん減ってきているということではありましたが、昨年とったアンケート内容から見たトレーニングルーム位置づけと、事務事業評価で受けたその評価と、ちょっと乖離があるような気がするんですけれども、そこについてはどのように考えられたのでしょうか。  それから、アンケートの中には、有料無料かのところについては、65歳以上の有料化については7割が反対であったということがわかりますけれども、この間の9月の説明会においても、有料化については随分いろいろな意見が出ていたと思います。それで、幾つ意見が、非常に厳しい意見だなと思うようなのも出ていたんですけれども、どの程度のことを協議会のほうに報告して、委員の承諾を、承認を得たのでしょうか。  私が出た説明会で、まず、トレーニングマシンですね、そのトレーニングマシンが壊れたら廃棄すると明記されていることに対する利用者拒否反応というのが大きかったと思います。例えば、クラウドファンディングを使うなどして、古くなったものは捨てるのではなく続けて購入するという方向は考えられないのか、こういう意見が出ていました。  アンケートのほうも見てみますと、ただストレッチとかに通うのではなく、トレーニングマシンを使うということに大きな重きを置いているという人がとても多いようでした。だから、そこについての検討を、ただ維持できなくなったら、もう部品がなくなって壊れたら廃棄するということについて、前向きな検討要請説明会では出ていたと思うんですけれども、そこについてはどうでしょうか。  それから、つまりトレーニングマシン利用している人は36%に及んでいますね。ストレッチとか筋トレ教室プラストレーニングマシン利用という人たちも三十何%かいて、過半数トレーニングマシンをしているわけです。出た意見の中には、有料化するのはいいんだけれども、それによって内容がどう変わるのか、いい方向に転換するならいいけれども、今よりもサービスがダウンするのにただ有料化というのでは納得ができないという意見もありました。  ここについて再度の確認、また、どういうふうに協議会のほうに説明して廃棄という方向のままにいたのかということを聞きます。  それから、アンケートにおいても有料化は7割が反対でした。高齢者だと思うんですけれども利用している内訳を見ましても、65歳以上の方が過半数ですよね。その方々は、増進ルームを使うことによって医者に行かないで済んでいる、確実に医療費低減に役立っているという意見が出ていました。だから、また、医療費との関係、住民の健康意欲、それから、認知症予防などの観点からも見て、全体的なことを勘案した上での今回の措置なのか、ただ、要は費用を削減するために、ただ費用低減ということのみで運営はどうするのかということのビジョンがないんではないかという指摘もありました。  それと、さらには、お金がない、お金がないと言っていると。高齢者負担するのはもう仕方がないだろう、それは甘んじて受けるけれどもナッシー号がとても不便になったからそこを回してくれるような足の確保高齢者にとって大事なのは足の確保なんだから、そういうことにも注意を向けてもらいたいとか、あと、こういうふうにね、みんなに負担を強いているのに、また新しい建物を建てるそうですね、どういうことなんでしょうという意見も出ていました。  このことは小学校エアコン設置説明会小学校単位で行ったときも出ていた意見で、こういうふうに切り捨てられるのに何でまた新しいものを建てるんだというのは、やはり市民全体から見てもちょっと理解がしがたいことなんだなということが改めてわかります。  そこについて何かちゃんとした説明ができるんですかね、これは最後に市長に聞かないといけないのかもしれないんですけれども、その見直しをする、使用料をどんどん値上げしていく、高齢者からの負担をもらう、そういうようになっていく中で新しいものをつくることについて理解ができないという意見がここでも出ていた。ここについては、どういうふうに説明すると納得できるんでしょうか。  それから、説明をして御理解をいただくということを何度も市のほうは言ってらっしゃいました。だから、要は、説明をします、理解を得ますということを、意見が出るたびに何度もおっしゃっていたんです。でも、これというのは、要は、説明はするよ、だけれども、絶対にこれはやらせてもらうよということのあらわれで、じゃあ、何のために説明会を開いたのか。説明会位置づけというのは何だったのか。説明会で出た意見をどのように忖度するのか、どのように斟酌するのか。これは市民参加で言っているパブコメをとるとか、説明会を開催するとか、ワーキンググループで話し合いをするとか、幾つかの具体的な手法があると思うんですけれども、これは、説明会というのは市民参加1つではあるとは思うんですが、じゃあ、これをどうやって生かすのかということも見えてこない。協議会においてそれでも承認されたというのはどうだったのだろうということが疑問です。  その理解を得るということについて、これも市長なのかもしれません、説明会を催しました、開催しました、回数を重ねればこれで理解を得られましたということになるんでしょうか。これは今市がいろいろなところで使用料手数料を上げようとしている中で、多分説明をします、理解を得られるようにしますということをあちこちで言ってらっしゃると思うんですけれども、ここでも同じです。だから、理解を得られるというのはどういう状況になると理解を得られたとして、その値上げ案なり何なりをゴーとするのでしょう、そこが大きく疑問として膨れ上がっています。  以上、2回目の質問をいたします。 9 ◯秋本享志議長 伊澤市長。 10 ◯伊澤史夫市長 それでは、私のほうからは、個々ではなく全体的な考え方をお答えしたいと思います。  まず、昨日も少しお話しさせていただきましたけれども、この白井市が将来持続可能な行政運営を行うにはどういう行財政運営がいいかと、やはり大きな大きな根本にあるんではないかと思っております。持続可能なまちにしていくには、行政経営で努力をする部分もあるし、市民に対しても適切な受益者負担をいただいていく、それも1つの大きな大きな柱であろうかと思います。  そのような中で、例えば、今回の話題となっておりますウエルぷらっとのトレーニングルームにつきましても、6万3,000人の市民のうちで使う方が数百人の中で使っているわけでございます。この運営については、6万3,000人全ての市民税金市民負担から成り立っていると。そこには基本的には利用者受益に対する負担も必要だろうと、そういう観点があるわけです。これはウエルぷらっと以外の全ての使用料手数料について当てはまることでございます。そのようなことで、今回の議会も含めまして、使用料手数料見直し議案として提案をさせていただいているところでございます。そのような中で、負担の率は100%負担から50%等とあるんですけれども、それは施設によって考え方が違ってきます。その中の1つが今回のところでございます。  そして、よく市民参加市民説明をして御理解をいただくと行政も私も言っております。何度も私もタウンミーティング地区説明会説明をさせていただいています。その中では、必ずしも全員が賛成をいただける案件は、全ての案件が賛成いただくわけではありません。ただ、全体的に考えて、例えば、高齢者福祉に力を入れていけば、予算の配分として全てに高齢者でいいのか。年少者もあるし、乳幼児もある、働いている人の壮年期の年代もある。やはり税金というのは必要なところに分配していく、いただいた税金を分配していくというのが基本的な考えで、ただ、その中には弱者の優先とか、福祉優先、いろいろな優先順位があろうかと思います。それを勘案して配分していくわけでございます。  そのような中で、御理解を得ようとして説明しているんですけれども、結果的には100%、これはどこでも同じだと思います。100%の理解を得るというのはやはりなかなか難しいことで、できれば多くの方々理解をいただいてというのが一番いいんですけども、そのように何度も何度も説明をしていっても結果的にはいただけないと。その場合は、最終的に私は、条例であれば議会議案議決案件であれば議会議会によって最終的な判断をいただいていくと、これが民主主義における行政手法決定1つであろうと思っているところでございます。  ただ、先ほども担当部長からありましたとおり、今回に関しても、最終的に議案として提案するわけですけれども、それまでには、時間をかけて説明会を開催したり、内部でも調査をしたり、議論をしたり、そして、ものによっては市民専門家が、有識者で組織される審議会等において審議をいただいて、その答申を待って議案にして出すという、いろいろな手続を踏んで出しているわけでございまして、その辺も御理解をいただきたいと思うところでございます。  そのほかの詳細については、担当部長からお答えさせていただきます。 11 ◯秋本享志議長 五十嵐健康子ども部長。 12 ◯五十嵐 洋健康子ども部長 それでは、何点か、今市長のほうから今回の改正にかかわります基本的な考え方説明させていただきましたので、私のほうからは細部について少しお答えをさせていただきたいと思いますが、何分ちょっと回答する件数が多いものですから、もし漏れ等がございましたら御指摘いただければと思います。  まず、アンケート内容から見た市民の思いと事務事業評価での位置づけに大きな乖離があるのではないかというような御意見についてどのように考えるかということでございましたが、まさにアンケート内容からにつきましては、市民皆様の御意見存続を望むという御意見であったと私どもは捉えております。  そういったことで、私どものほうとしましては、それらの御意見を十分踏まえまして、事務事業評価の結果では廃止を含めた検討ということで意見がありましたが、私どものほうとしましては、今の市民皆さんの御意見を踏まえまして、存続、継続させていただく手法検討させていただいて、今回の条例制定に至っているということで御理解をいただきたいと思います。  ただ、そういった中で、やはり使用料等見直し反対する意見でありますとか、マシン利用したいという強い御意向は伺っておりましたが、そういった中で、その各論の部分では一部対応できない部分がございましたので、説明会を開催させていただきまして、あらかじめ御説明をさせていただいたということで捉えております。  それから、協議会にはどのような内容でどの程度の報告をされているかということなんですが、協議会につきましては、私どもの開催する前にあらかじめ説明会等での資料といいますか、そういった類似の資料を配布させていただきまして、御意見をあらかじめ検討する時間をいただきまして、御意見をいただくことにしたところですが、これにつきましては、特に大きな反対意見等はいただいていなかったところでございます。  次に、マシンについて、マシン廃棄考え方とそれに対する対応ということでございますが、マシンにつきましては、健康増進ルーム目的が、いわゆる健康づくりですとか、介護予防目的とした施設であるということを前提に考えましたときに、民間トレーニング施設が増えております中で、市民利用につきましては、民間との役割分担ができること、また、それを検討しなければいけない状況にあるということ、それから、私どものほうの考え方としまして、マシンに頼らず自宅においても実施できるストレッチ等の体操を積極的に進めていきたいというようなこと、それから、マシンそのものにつきましては、経費の中で委託料等を除きますと大きく占めている部分がありました。そういったことを検討させいただきまして、方針決定させていただきました。  御意見にもありましたが、そういった中で、すぐに全てのマシン等廃棄するものではなくて、また、マシンが壊れたからといってすぐ廃棄するんではなくて、修理がきくものは修理をさせていただきながら、マシンの多くは更新の時期を迎えておりまして、メンテナンス部品がないといったものについては廃棄をさせていただくということで捉えておりまして、意見の中で、それらについてはもう一度検討し直してほしいという御意見をいただきましたので、説明会でもお話しさせていただきましたとおり、改めて9月ごろにアンケート等を実施し、皆さん意見は改めて決定していきますと。今回の決定が未来永劫にわたって変更しないというものではございませんということで、御回答はさせていただいたところでございます。  それから、医療関係等で御意見をいただいていたかと思いますが、医療費抑制に対する考え方としまして、医療費抑制に当たってはいろいろな市の健康増進事業等もありまして、健康増進ルームがどの程度寄与しているかという具体的な数字は持っておりませんが、例えば、市の介護認定者数等は、高齢化の進展に比べて非常に増加率は低く抑えられているなど、そういった部分での効果というのは認識はしておりまして、そういったことからも、今回使用料については半額とさせていただくような措置をとらせていただいたものでございます。  そういう中にありましても、本事業を単独で検証した場合には、やはり受益者負担の原則や効率性などの面から見直しが必要であり、そういった部分見直しに向けての大意をはからせていただいたということでございます。  以上でよろしいでしょうか。 13 ◯秋本享志議長 柴田議員。 14 ◯柴田圭子議員 大体お答えいただいたと思いますし、市長からもその理解ということについてのお話しいただきました。最終的に決めるのは議会だということで、またまたこれも議会がしっかり見ていかなくっちゃいけない部分1つで、何でも賛成してはいけないということのあらわれでもあるかと思います。  議案として出てしまうと反対しにくいというのもあるようなので、こちらの皆様の中には、その前にきちんと何かちゃんと考える時間というのを持ちたいなとは常に思っているところなんですけれども、なかなかそうもいかないようで、また議会にボールが投げられているという状況だということですね。  やはり今いろいろ御答弁を伺っていても、出た意見に対してどのようにきちんと答えていくかというのは、やはり一つ一つの不満とかね、意見とかをくみ取って、こうしますよというふうな対応をしていくというのは大事だと思うんです。  今回のやり方は、昨年暮れに行われたまちサポ有料化、あの進め方と全く同じだなと思って見ています。ただ説明をしました。2回説明会を行いました。もうこれで行きますよと。本当にいろいろな意見が出ていたんだけれども、全く斟酌しなくて、4月から有料まちサポが始まっているわけです。  その理解を得るということが一体どういう状況になったら、じゃあ、理解大体得られただろうというふうに見切り発車するんでしょうか。その9月の説明会においては、1回110円になったら民間でやっているところが、ナリタヤの2階か何か、1回90円だから、そっちのほうが安くなるからみんな来なくなるとか、そういう話も出ていましたけれども、それと、あと、トレーニングマシンのほうも、クラウドファンディングをやってみたらどうなんだというような提案もあったんですよね。そういうような提案とか考え方、特に高齢者にとっては貴重な施設であるというのは説明会の中にいてよくわかったので、その人たちが決して理解をしたとは言えないような状況説明会だったんですが、その人たちからくみ取った意見をどうやって反映させて、または、個別にでもこういうふうに考えますということの返しをして進めていくかというのは、市民参加市民から意見を頂戴しながら進めていくという道筋においてはとても大事だと思うんですよね。  だから、まちサポに引き続き、今回の健康増進ルームについても、そこが抜けているところ、もう市はこう決めたんだよ、だから、これでやらせてくれよ。説明会開いたよ、御理解いただきたいよ、それで進めてしまっているという今のやり方が、果たして妥当なのかどうか私は大いに疑問なんですね。  やはりマシンが必要で、ストレッチとか筋トレだけじゃだめなんだよ、資料は修正すべきだと。修正もしないで議会を通すのかというような意見も出ていたんですね。そうしたら、今回はこれでやらせていただきたい、ただし未来永劫このままというわけではなく、見直し後の利用状況を踏まえながら必要に応じて都度見直しを行っていくというお答えをされていた。このお答えは、その指摘を受けていると何回かそういう答え方をしていた。じゃあ、この先どういうふうなビジョンを持って見直しを考えていくのか。来年またアンケートをとると言っているけれども、どういうふうに進めていくのか。事務事業評価では廃止も含めての検討だったけれども、いや、必要性が高いとアンケートからくみ取ったからとにかく存続させる。ただし、かける費用低減化させるために、これ以上持てないマシン廃棄するんだというようなことにとれたんだけれども、そこは全くかみ合ってない部分なんですよね、利用している人たちと。  だから、それで理解をもうもらったんだ、これでいいんだ、審議会の了解も得たんだ、だから、議会に上程して条例改正するんだ。まちサポもそうでしたけれども、そういう進め方で果たして市民参加市民に納得してもらった進め方と言えるのかどうか。値上げは仕方がないですという意見ももちろんありました。だけれども、その先どうなるのかがわからない。それから、市は健康状態のデータを持っているんだから、健康増進ルームに来る人のデータと来ていない人とのデータを比較できるじゃないかと。どれだけ健康増進に役立っているのかということがこれでも出るでしょう、そういうような、要は、幅広い取り組み方をしてもらいたいよという意見が出ていました。  そういう前向きの意見を今後吸収して、何かお返し、取り入れて進める、健康増進ルームのあり方としてね、そういういわゆるまち中の民間のジムとかでは得られない、そのプラスアルファのものを生み出すことができるのかというのは、それはそれこそ行政サイドの考え方次第、取り組み方次第だと思うんですね。だから、ただ値上げをします、高齢者有料にしますで、理解してくださいよ、マシン廃棄しますよというようなのではなく、プラスアルファになるような有料化というのを、その利用者も求めていたわけですから、そこに着目して今後どうするかというビジョンが示されないと、なかなか厳しいものがあるのではないかなと思います。  私はこの間の説明会皆様理解したとはとても思えない状況なんですよね。市民に対して何かそういう接点を持ったのはそのときだけだと思うんですよね。あとは内部でもんだ、行政経営会議でオーケー出た、協議会でもんでもらって了承を得た。それは使っている人ではなく、切り捨てよう、何とか縮小しようという基本的なスタンスを持っている人たちの間での話ですよね。だから、市民意見をくみ取っていく、そして、プラスにつなげていくということの工夫というのは非常に難しいとは思うんですけれども、まずここでどういうふうに返していくのかというところをひとつ考えていただきたいと思うんですね。  だから、理解を得られていないなと私はちょっと思うので、そこら辺今後の前向きな取り組みということについて何かお考えがあるのか。説明会概要というのがネットに載っているんで見ましたら、あまり今後の対応として、今私が申し上げたようなプラスに使えるような検討というのは載っていないようなんですね。なので、そこについて改めてお伺いしたいと思います。 15 ◯秋本享志議長 五十嵐健康子ども部長。 16 ◯五十嵐 洋健康子ども部長 それでは、大方2つだったでしょうか。1つ説明会での意見とそれに対してどのように前向きに対応をしていくのかというお話、それから、もう1つはビジョンを持って取り組むべきであろうというようなお話だったかと思いますが、まず、説明会での意見でございますが、やはり今議員がおっしゃられておりましたとおり、特にマシンは必要であり、更新しないことに対してもっと市民意見を聞くべきだという意見はいただいておりました。それから、高齢者の料金についても、やはりこれまでどおり無料にしてほしいというような意見もいただいていたところでございます。  そういったことに対しましては、繰り返しになって大変恐縮でございますが、説明会の中でもお話しさせていただきましたとおり、マシンについては、決してこれで全て撤去してしまう、それから、将来にわたって変更のない決定ということではないということで御説明をさせていただきましたので、先ほどもお話しさせていただきましたとおり、9月にはアンケート調査を実施いたしまして、その結果等を踏まえて、市としても必要があればマシンの件については改めて検討していくということで取り組んでいきたいと考えておりまして、その中で、クラウドファンディングのお話等もいただいておりましたので、そういったことについては、せっかくの提案をいただいておりますから、しっかりとその辺も含めた検討をさせていただきたいと考えているところでございます。  それから、そういったことで、市民皆さんに対してその後あまり説明が十分されていないんではないかというお話もいただきましたが、説明会後は私ども職員と、それから、民間市民団体で委託をさせていただいていますスタッフの方等にも協力をいただきながら、現場で何度となくそういった御理解がいただけるよう、御説明等もさせていただいているところでございます。  それから、今後のビジョンということでございますが、これから私どものほうはその説明会の折にもお話しをさせていただきましたが、マシンについてはある程度民間との役割分担等も考えなければいけない中で、市としましてはマシンに頼らない、例えば、ストレッチ体操等をこれからより充実をさせていただきまして、マシンがない自宅に戻りましても、自宅でもできるような形ということで、民間でなくて、市でなくてはできない健康増進ルームへの取り組みを進めていくことで考えておりまして、皆様がより利用しやすい、そして、皆さんの健康増進により役立てるような形で今後はしっかりと取り組んでいきたいと考えているところでございます。  以上です。 17 ◯秋本享志議長 以上で、柴田圭子議員質疑を終わります。  これで質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第2号から議案第15号まで、及び議案第20号については、お手元に配付しました議案付託表のとおりそれぞれの所管の常任委員会に付託いたします。   ─────────────────────────────────────────      ○(議案第16号~議案第19号、議案第21号)の質疑委員会付託 18 ◯秋本享志議長 日程第16、議案第16号 平成30年度白井市一般会計補正予算(第4号)についてから、日程第20、議案第21号 平成30年度白井市一般会計補正予算(第5号)についてまでの5議案一括議題とします。  これから質疑を行いますが、通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第16号から議案第19号まで、及び議案第21号については、お手元に配付しました議案付託表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に付託いたします。   ─────────────────────────────────────────      ○休会について 19 ◯秋本享志議長 日程第21、休会についてを議題といたします。  お諮りします。5日水曜日から7日金曜日まで、及び10日月曜日から14日金曜日までは休会にしたいと思います。御異議ございませんか。               [「異議なし」と言う者あり] 20 ◯秋本享志議長 異議なしと認めます。  したがって、5日水曜日から7日金曜日まで、及び10日月曜日から14日金曜日までは休会にすることに決定しました。   ─────────────────────────────────────────      ○散会の宣言 21 ◯秋本享志議長 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  12月17日月曜日は午前10時から会議を開きます。  本日はこれで散会いたします。御苦労さまでございました。                  午前 10時37分  散 会 Copyright © Shiroi City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...