健康増進ルームは、
市民の
生活習慣病予防や
介護予防などを
目的とし、
市民の主体的な
健康づくりを
運動面から支援する
施設として、
平成13年に開所しました。近年全中学校区に
総合型地域スポーツクラブが
設置されたことや、
民間の
トレーニング施設が
市内に開設したことで、
事業開始時に比べて
地域で
健康づくりに取り組みやすい
環境が整っています。
そのような中、
健康増進ルームは
トレーニング機器、
マシンの
老朽化や
利用者の
高齢化による
使用料収入の減少が見られる
現状にあります。
健康増進ルームの
使用料変更を上程するまでの
経緯としましては、
平成29年9月に
健康増進ルームについて、
白井市
事務事業評価及び
事務事業の
見直し基準に基づき
評価しましたところ、
受益者負担の
公平性の
観点や
市内の整ってきた
運動環境の
状況を踏まえると、
必要性、
有効性が低いことから、
廃止を含めた
見直しが必要であるとなりました。
これを受け、同月に
健康増進ルームの
利用者の
意向などを把握するため、改めて
利用者アンケート調査を実施いたしました。同年11月に
アンケート調査結果で
健康増進ルームの
満足度が高いことや、
施設を
利用することにより
運動習慣がついた方が多くいたことから、
市民の健康の
維持増進と
介護予防を
目的とした
施設であることを踏まえ、
施設を
廃止するのではなく、
運営方法等を
見直した上で
存続することを、
白井市
行政評価委員会での
協議を経て、
行政経営戦略会議で
決定し、
見直しの
方針については市のホームページに掲載し、
市民に公表いたしました。
平成30年1月から7月にかけて、
使用料手数料減免制度庁内検討委員会で
健康増進ルームにおける
減免対象者の
検討を行いました。この間、近年の
利用状況や
マシンが老朽している
現状について、
委託事業者からの専門的な
意見を聴取するなどにより、
健康増進ルームを長期的に
運営できる
方法を
検討しました。
8月にはこれまでの
検討内容を踏まえ、次の6項目の
見直しの
方針について、
行政経営戦略会議で
決定いたしました。
1つとして、免除の
対象は
身体障害者手帳、
療育手帳、
精神障害者保健福祉手帳を持つ者のみとする。
2つ目として、新たに木曜日を
休所日とする。
3つ目としまして、平日の開所時間を1時間短縮し、19時までとする。
4つ目として、
マシンは
新規購入を行わず、
修理が必要となった場合は
廃棄する。
5つ目として、
使用料は現行の1人1回310円から1人1回220円2時間以内とする。
6つ目として、65歳以上の
使用料の額については50%を減額するとしたところでございます。
9月には、
健康増進ルームの
見直しの
方針について
利用者説明会を開催しました。そして、10月に
附属機関であります
健康づくり推進協議会で
見直しの
方針について報告し、
委員の
皆様に御
承認をいただいたところです。
次に、
利用者説明会後の
検討内容についてお答えします。9月の
利用者説明会以降、市の
方針に
変更はありませんが、
施設の
存続を踏まえた
見直しの
方針については、
市民に御
理解をいただくため、
職員や
委託事業者にも協力をいただきながら、
利用者の
皆さんを中心にチラシを配布するなど、周知に努めているところでございます。
以上でございます。
7
◯秋本享志議長 柴田議員。
8
◯柴田圭子議員 じゃあ、2回目の
質問をいたします。
利用者がだんだん減ってきているということではありましたが、昨年とった
アンケートの
内容から見た
トレーニングルームの
位置づけと、
事務事業評価で受けたその
評価と、ちょっと
乖離があるような気がするんですけれ
ども、そこについてはどのように考えられたのでしょうか。
それから、
アンケートの中には、
有料か
無料かのところについては、65歳以上の
有料化については7割が
反対であったということがわかりますけれ
ども、この間の9月の
説明会においても、
有料化については随分いろいろな
意見が出ていたと思います。それで、
幾つか
意見が、非常に厳しい
意見だなと思うようなのも出ていたんですけれ
ども、どの
程度のことを
協議会のほうに報告して、
委員の承諾を、
承認を得たのでしょうか。
私が出た
説明会で、まず、
トレーニングマシンですね、その
トレーニングマシンが壊れたら
廃棄すると明記されていることに対する
利用者の
拒否反応というのが大きかったと思います。例えば、クラウドファンディングを使うなどして、古くなったものは捨てるのではなく続けて購入するという
方向は考えられないのか、こういう
意見が出ていました。
アンケートのほうも見てみますと、ただ
ストレッチとかに通うのではなく、
トレーニングマシンを使うということに大きな重きを置いているという人がとても多いようでした。だから、そこについての
検討を、ただ維持できなくなったら、もう
部品がなくなって壊れたら
廃棄するということについて、前向きな
検討要請も
説明会では出ていたと思うんですけれ
ども、そこについてはどうでしょうか。
それから、つまり
トレーニングマシンを
利用している人は36%に及んでいますね。
ストレッチとか
筋トレ教室プラストレーニングマシンの
利用という
人たちも三十何%かいて、
過半数が
トレーニングマシンをしているわけです。出た
意見の中には、
有料化するのはいいんだけれ
ども、それによって
内容がどう変わるのか、いい
方向に転換するならいいけれ
ども、今よりもサービスがダウンするのにただ
有料化というのでは納得ができないという
意見もありました。
ここについて再度の確認、また、どういうふうに
協議会のほうに
説明して
廃棄という
方向のままにいたのかということを聞きます。
それから、
アンケートにおいても
有料化は7割が
反対でした。
高齢者だと思うんですけれ
ども、
利用している内訳を見ましても、65歳以上の方が
過半数ですよね。その
方々は、
増進ルームを使うことによって医者に行かないで済んでいる、確実に
医療費の
低減に役立っているという
意見が出ていました。だから、また、
医療費との
関係、住民の
健康意欲、それから、
認知症予防などの
観点からも見て、全体的なことを勘案した上での今回の
措置なのか、ただ、要は
費用を削減するために、ただ
費用の
低減ということのみで
運営はどうするのかということのビジョンがないんではないかという指摘もありました。
それと、さらには、
お金がない、
お金がないと言っていると。
高齢者が
負担するのはもう仕方がないだろう、それは甘んじて受けるけれ
ども、
ナッシー号がとても不便になったからそこを回してくれるような足の
確保、
高齢者にとって大事なのは足の
確保なんだから、そういうことにも注意を向けてもらいたいとか、あと、こういうふうにね、みんなに
負担を強いているのに、また新しい建物を建てるそうですね、どういうことなんでしょうという
意見も出ていました。
このことは
小学校の
エアコン設置の
説明会を
小学校区
単位で行ったときも出ていた
意見で、こういうふうに切り捨てられるのに何でまた新しいものを建てるんだというのは、やはり
市民全体から見てもちょっと
理解がしがたいことなんだなということが改めてわかります。
そこについて何かちゃんとした
説明ができるんですかね、これは最後に
市長に聞かないといけないのかもしれないんですけれ
ども、その
見直しをする、
使用料をどんどん値上げしていく、
高齢者からの
負担をもらう、そういうようになっていく中で新しいものをつくることについて
理解ができないという
意見がここでも出ていた。ここについては、どういうふうに
説明すると納得できるんでしょうか。
それから、
説明をして御
理解をいただくということを何度も市のほうは言ってらっしゃいました。だから、要は、
説明をします、
理解を得ますということを、
意見が出るたびに何度もおっしゃっていたんです。でも、これというのは、要は、
説明はするよ、だけれ
ども、絶対にこれはやらせてもらうよということの
あらわれで、じゃあ、何のために
説明会を開いたのか。
説明会の
位置づけというのは何だったのか。
説明会で出た
意見をどのように忖度するのか、どのように斟酌するのか。これは
市民参加で言っている
パブコメをとるとか、
説明会を開催するとか、ワーキンググループで話し合いをするとか、
幾つかの具体的な
手法があると思うんですけれ
ども、これは、
説明会というのは
市民参加の
1つではあるとは思うんですが、じゃあ、これをどうやって生かすのかということも見えてこない。
協議会においてそれでも
承認されたというのはどうだったのだろうということが疑問です。
その
理解を得るということについて、これも
市長なのかもしれません、
説明会を催しました、開催しました、回数を重ねればこれで
理解を得られましたということになるんでしょうか。これは今市がいろいろなところで
使用料、
手数料を上げようとしている中で、多分
説明をします、
理解を得られるようにしますということをあちこちで言ってらっしゃると思うんですけれ
ども、ここでも同じです。だから、
理解を得られるというのはどういう
状況になると
理解を得られたとして、その
値上げ案なり何なりをゴーとするのでしょう、そこが大きく疑問として膨れ上がっています。
以上、2回目の
質問をいたします。
9
◯秋本享志議長 伊澤市長。
10
◯伊澤史夫市長 それでは、私のほうからは、個々ではなく全体的な
考え方をお答えしたいと思います。
まず、昨日も少しお話しさせていただきましたけれ
ども、この
白井市が将来持続可能な
行政運営を行うにはどういう
行財政運営がいいかと、やはり大きな大きな根本にあるんではないかと思っております。持続可能な
まちにしていくには、
行政経営で努力をする
部分もあるし、
市民に対しても適切な
受益者負担をいただいていく、それも
1つの大きな大きな柱であろうかと思います。
そのような中で、例えば、今回の話題となっております
ウエルぷらっとのトレーニングルームにつきましても、6万3,000人の
市民のうちで使う方が数百人の中で使っているわけでございます。この
運営については、6万3,000人全ての
市民の
税金、
市民の
負担から成り立っていると。そこには基本的には
利用者の
受益に対する
負担も必要だろうと、そういう
観点があるわけです。これは
ウエルぷらっと以外の全ての
使用料、
手数料について当てはまることでございます。そのようなことで、今回の
議会も含めまして、
使用料、
手数料の
見直しを
議案として提案をさせていただいているところでございます。そのような中で、
負担の率は100%
負担から50%等とあるんですけれ
ども、それは
施設によって
考え方が違ってきます。その中の
1つが今回のところでございます。
そして、よく
市民参加、
市民に
説明をして御
理解をいただくと
行政も私も言っております。何度も私も
タウンミーティングや
地区説明会で
説明をさせていただいています。その中では、必ずしも全員が賛成をいただける
案件は、全ての
案件が賛成いただくわけではありません。ただ、全体的に考えて、例えば、
高齢者福祉に力を入れていけば、予算の配分として全てに
高齢者でいいのか。
年少者もあるし、乳幼児もある、働いている人の
壮年期の年代もある。やはり
税金というのは必要なところに分配していく、いただいた
税金を分配していくというのが基本的な考えで、ただ、その中には弱者の
優先とか、
福祉の
優先、いろいろな
優先順位があろうかと思います。それを勘案して配分していくわけでございます。
そのような中で、御
理解を得ようとして
説明しているんですけれ
ども、結果的には100%、これはどこでも同じだと思います。100%の
理解を得るというのはやはりなかなか難しいことで、できれば多くの
方々の
理解をいただいてというのが一番いいんですけ
ども、そのように何度も何度も
説明をしていっても結果的にはいただけないと。その場合は、最終的に私は、
条例であれば
議会、
議案、
議決案件であれば
議会、
議会によって最終的な判断をいただいていくと、これが
民主主義における
行政手法の
決定の
1つであろうと思っているところでございます。
ただ、先ほ
ども担当部長からありましたとおり、今回に関しても、最終的に
議案として提案するわけですけれ
ども、それまでには、時間をかけて
説明会を開催したり、内部でも
調査をしたり、議論をしたり、そして、ものによっては
市民や
専門家が、有識者で組織される
審議会等において
審議をいただいて、その答申を待って
議案にして出すという、いろいろな手続を踏んで出しているわけでございまして、その辺も御
理解をいただきたいと思うところでございます。
そのほかの詳細については、
担当部長からお答えさせていただきます。
11
◯秋本享志議長 五十嵐健康子ども部長。
12
◯五十嵐 洋健康子ども部長 それでは、何点か、今
市長のほうから今回の改正にかかわります基本的な
考え方は
説明させていただきましたので、私のほうからは細部について少しお答えをさせていただきたいと思いますが、何分ちょっと回答する件数が多いものですから、もし
漏れ等がございましたら御指摘いただければと思います。
まず、
アンケート内容から見た
市民の思いと
事務事業評価での
位置づけに大きな
乖離があるのではないかというような御
意見についてどのように考えるかということでございましたが、まさに
アンケートの
内容からにつきましては、
市民の
皆様の御
意見は
存続を望むという御
意見であったと私
どもは捉えております。
そういったことで、私
どものほうとしましては、それらの御
意見を十分踏まえまして、
事務事業評価の結果では
廃止を含めた
検討ということで
意見がありましたが、私
どものほうとしましては、今の
市民の
皆さんの御
意見を踏まえまして、
存続、継続させていただく
手法を
検討させていただいて、今回の
条例の
制定に至っているということで御
理解をいただきたいと思います。
ただ、そういった中で、やはり
使用料等の
見直しに
反対する
意見でありますとか、
マシンを
利用したいという強い御
意向は伺っておりましたが、そういった中で、その各論の
部分では一部
対応できない
部分がございましたので、
説明会を開催させていただきまして、あらかじめ御
説明をさせていただいたということで捉えております。
それから、
協議会にはどのような
内容でどの
程度の報告をされているかということなんですが、
協議会につきましては、私
どもの開催する前にあらかじめ
説明会等での
資料といいますか、そういった類似の
資料を配布させていただきまして、御
意見をあらかじめ
検討する時間をいただきまして、御
意見をいただくことにしたところですが、これにつきましては、特に大きな
反対の
意見等はいただいていなかったところでございます。
次に、
マシンについて、
マシンの
廃棄の
考え方とそれに対する
対応ということでございますが、
マシンにつきましては、
健康増進ルームの
目的が、いわゆる
健康づくりですとか、
介護予防を
目的とした
施設であるということを前提に考えましたときに、
民間の
トレーニング施設が増えております中で、
市民の
利用につきましては、
民間との
役割分担ができること、また、それを
検討しなければいけない
状況にあるということ、それから、私
どものほうの
考え方としまして、
マシンに頼らず自宅においても実施できる
ストレッチ等の体操を積極的に進めていきたいというようなこと、それから、
マシンそのものにつきましては、経費の中で
委託料等を除きますと大きく占めている
部分がありました。そういったことを
検討させいただきまして、
方針を
決定させていただきました。
御
意見にもありましたが、そういった中で、すぐに全ての
マシン等を
廃棄するものではなくて、また、
マシンが壊れたからといってすぐ
廃棄するんではなくて、
修理がきくものは
修理をさせていただきながら、
マシンの多くは更新の時期を迎えておりまして、
メンテナンス部品がないといったものについては
廃棄をさせていただくということで捉えておりまして、
意見の中で、それらについてはもう一度
検討し直してほしいという御
意見をいただきましたので、
説明会でもお話しさせていただきましたとおり、改めて9月ごろに
アンケート等を実施し、
皆さんの
意見は改めて
決定していきますと。今回の
決定が未来永劫にわたって
変更しないというものではございませんということで、御回答はさせていただいたところでございます。
それから、
医療の
関係等で御
意見をいただいていたかと思いますが、
医療費の
抑制に対する
考え方としまして、
医療費の
抑制に当たってはいろいろな市の
健康増進事業等もありまして、
健康増進ルームがどの
程度寄与しているかという具体的な数字は持っておりませんが、例えば、市の
介護認定者数等は、
高齢化の進展に比べて非常に
増加率は低く抑えられているなど、そういった
部分での効果というのは認識はしておりまして、そういったことからも、今回
使用料については半額とさせていただくような
措置をとらせていただいたものでございます。
そういう中にありましても、本
事業を単独で検証した場合には、やはり
受益者負担の原則や
効率性などの面から
見直しが必要であり、そういった
部分で
見直しに向けての大意をはからせていただいたということでございます。
以上でよろしいでしょうか。
13
◯秋本享志議長 柴田議員。
14
◯柴田圭子議員 大体お答えいただいたと思いますし、
市長からもその
理解ということについてのお話しいただきました。最終的に決めるのは
議会だということで、またまたこれも
議会がしっかり見ていかなくっちゃいけない
部分の
1つで、何でも賛成してはいけないということの
あらわれでもあるかと思います。
議案として出てしまうと
反対しにくいというのもあるようなので、こちらの
皆様の中には、その前にきちんと何かちゃんと考える時間というのを持ちたいなとは常に思っているところなんですけれ
ども、なかなかそうもいかないようで、また
議会にボールが投げられているという
状況だということですね。
やはり今いろいろ御答弁を伺っていても、出た
意見に対してどのようにきちんと答えていくかというのは、やはり
一つ一つの不満とかね、
意見とかをくみ取って、こうしますよというふうな
対応をしていくというのは大事だと思うんです。
今回のやり方は、昨年暮れに行われた
まちサポの
有料化、あの進め方と全く同じだなと思って見ています。ただ
説明をしました。2回
説明会を行いました。もうこれで行きますよと。本当にいろいろな
意見が出ていたんだけれ
ども、全く斟酌しなくて、4月から
有料の
まちサポが始まっているわけです。
その
理解を得るということが一体どういう
状況になったら、じゃあ、
理解大体得られただろうというふうに見切り発車するんでしょうか。その9月の
説明会においては、1回110円になったら
民間でやっているところが、ナリタヤの2階か何か、1回90円だから、そっちのほうが安くなるからみんな来なくなるとか、そういう話も出ていましたけれ
ども、それと、あと、
トレーニングマシンのほうも、クラウドファンディングをやってみたらどうなんだというような提案もあったんですよね。そういうような提案とか
考え方、特に
高齢者にとっては貴重な
施設であるというのは
説明会の中にいてよくわかったので、その
人たちが決して
理解をしたとは言えないような
状況の
説明会だったんですが、その
人たちからくみ取った
意見をどうやって反映させて、または、個別にでもこういうふうに考えますということの返しをして進めていくかというのは、
市民参加、
市民から
意見を頂戴しながら進めていくという道筋においてはとても大事だと思うんですよね。
だから、
まちサポに引き続き、今回の
健康増進ルームについても、そこが抜けているところ、もう市はこう決めたんだよ、だから、これでやらせてくれよ。
説明会開いたよ、御
理解いただきたいよ、それで進めてしまっているという今のやり方が、果たして妥当なのかどうか私は大いに疑問なんですね。
やはり
マシンが必要で、
ストレッチとか筋トレだけじゃだめなんだよ、
資料は修正すべきだと。修正もしないで
議会を通すのかというような
意見も出ていたんですね。そうしたら、今回はこれでやらせていただきたい、ただし未来永劫このままというわけではなく、
見直し後の
利用状況を踏まえながら必要に応じて都度
見直しを行っていくというお答えをされていた。このお答えは、その指摘を受けていると何回かそういう答え方をしていた。じゃあ、この先どういうふうなビジョンを持って
見直しを考えていくのか。来年また
アンケートをとると言っているけれ
ども、どういうふうに進めていくのか。
事務事業評価では
廃止も含めての
検討だったけれ
ども、いや、
必要性が高いと
アンケートからくみ取ったからとにかく
存続させる。ただし、かける
費用を
低減化させるために、これ以上持てない
マシンは
廃棄するんだというようなことにとれたんだけれ
ども、そこは全くかみ合ってない
部分なんですよね、
利用している
人たちと。
だから、それで
理解をもうもらったんだ、これでいいんだ、審
議会の了解も得たんだ、だから、
議会に上程して
条例改正するんだ。
まちサポもそうでしたけれ
ども、そういう進め方で果たして
市民参加、
市民に納得してもらった進め方と言えるのかどうか。値上げは仕方がないですという
意見ももちろんありました。だけれ
ども、その先どうなるのかがわからない。それから、市は健康状態のデータを持っているんだから、
健康増進ルームに来る人のデータと来ていない人とのデータを比較できるじゃないかと。どれだけ健康増進に役立っているのかということがこれでも出るでしょう、そういうような、要は、幅広い取り組み方をしてもらいたいよという
意見が出ていました。
そういう前向きの
意見を今後吸収して、何かお返し、取り入れて進める、
健康増進ルームのあり方としてね、そういういわゆる
まち中の
民間のジムとかでは得られない、そのプラスアルファのものを生み出すことができるのかというのは、それはそれこそ
行政サイドの
考え方次第、取り組み方次第だと思うんですね。だから、ただ値上げをします、
高齢者有料にしますで、
理解してくださいよ、
マシンは
廃棄しますよというようなのではなく、プラスアルファになるような
有料化というのを、その
利用者も求めていたわけですから、そこに着目して今後どうするかというビジョンが示されないと、なかなか厳しいものがあるのではないかなと思います。
私はこの間の
説明会で
皆様が
理解したとはとても思えない
状況なんですよね。
市民に対して何かそういう接点を持ったのはそのときだけだと思うんですよね。あとは内部でもんだ、
行政経営会議でオーケー出た、
協議会でもんでもらって了承を得た。それは使っている人ではなく、切り捨てよう、何とか縮小しようという基本的なスタンスを持っている
人たちの間での話ですよね。だから、
市民の
意見をくみ取っていく、そして、プラスにつなげていくということの工夫というのは非常に難しいとは思うんですけれ
ども、まずここでどういうふうに返していくのかというところをひとつ考えていただきたいと思うんですね。
だから、
理解を得られていないなと私はちょっと思うので、そこら辺今後の前向きな取り組みということについて何かお考えがあるのか。
説明会概要というのがネットに載っているんで見ましたら、あまり今後の
対応として、今私が申し上げたようなプラスに使えるような
検討というのは載っていないようなんですね。なので、そこについて改めてお伺いしたいと思います。
15
◯秋本享志議長 五十嵐健康子ども部長。
16
◯五十嵐 洋健康子ども部長 それでは、大方2つだったでしょうか。
1つは
説明会での
意見とそれに対してどのように前向きに
対応をしていくのかというお話、それから、もう
1つはビジョンを持って取り組むべきであろうというようなお話だったかと思いますが、まず、
説明会での
意見でございますが、やはり今議員がおっしゃられておりましたとおり、特に
マシンは必要であり、更新しないことに対してもっと
市民の
意見を聞くべきだという
意見はいただいておりました。それから、
高齢者の料金についても、やはりこれまでどおり
無料にしてほしいというような
意見もいただいていたところでございます。
そういったことに対しましては、繰り返しになって大変恐縮でございますが、
説明会の中でもお話しさせていただきましたとおり、
マシンについては、決してこれで全て撤去してしまう、それから、将来にわたって
変更のない
決定ということではないということで御
説明をさせていただきましたので、先ほ
どもお話しさせていただきましたとおり、9月には
アンケート調査を実施いたしまして、その結果等を踏まえて、市としても必要があれば
マシンの件については改めて
検討していくということで取り組んでいきたいと考えておりまして、その中で、クラウドファンディングのお話等もいただいておりましたので、そういったことについては、せっかくの提案をいただいておりますから、しっかりとその辺も含めた
検討をさせていただきたいと考えているところでございます。
それから、そういったことで、
市民の
皆さんに対してその後あまり
説明が十分されていないんではないかというお話もいただきましたが、
説明会後は私
どもの
職員と、それから、
民間の
市民団体で委託をさせていただいていますスタッフの方等にも協力をいただきながら、現場で何度となくそういった御
理解がいただけるよう、御
説明等もさせていただいているところでございます。
それから、今後のビジョンということでございますが、これから私
どものほうはその
説明会の折にもお話しをさせていただきましたが、
マシンについてはある
程度民間との
役割分担等も考えなければいけない中で、市としましては
マシンに頼らない、例えば、
ストレッチ体操等をこれからより充実をさせていただきまして、
マシンがない自宅に戻りましても、自宅でもできるような形ということで、
民間でなくて、市でなくてはできない
健康増進ルームへの取り組みを進めていくことで考えておりまして、
皆様がより
利用しやすい、そして、
皆さんの健康増進により役立てるような形で今後はしっかりと取り組んでいきたいと考えているところでございます。
以上です。
17
◯秋本享志議長 以上で、
柴田圭子議員の
質疑を終わります。
これで
質疑を終わります。
ただいま議題となっております
議案第2号から
議案第15号まで、及び
議案第20号については、お手元に配付しました
議案付託表のとおりそれぞれの所管の常任
委員会に付託いたします。
─────────────────────────────────────────
○(
議案第16
号~議案第19号、
議案第21号)の
質疑、
委員会付託
18
◯秋本享志議長 日程第16、
議案第16号
平成30年度
白井市一般会計補正予算(第4号)についてから、
日程第20、
議案第21号
平成30年度
白井市一般会計補正予算(第5号)についてまでの5
議案を
一括議題とします。
これから
質疑を行いますが、通告がありませんので、
質疑なしと認め、
質疑を終わります。
ただいま議題となっております
議案第16号から
議案第19号まで、及び
議案第21号については、お手元に配付しました
議案付託表のとおり、それぞれの所管の常任
委員会に付託いたします。
─────────────────────────────────────────
○休会について
19
◯秋本享志議長 日程第21、休会についてを議題といたします。
お諮りします。5日水曜日から7日金曜日まで、及び10日月曜日から14日金曜日までは休会にしたいと思います。御異議ございませんか。
[「異議なし」と言う者あり]
20
◯秋本享志議長 異議なしと認めます。
したがって、5日水曜日から7日金曜日まで、及び10日月曜日から14日金曜日までは休会にすることに
決定しました。
─────────────────────────────────────────
○散会の宣言
21
◯秋本享志議長 以上で本日の
日程は全部終了いたしました。
12月17日月曜日は午前10時から
会議を開きます。
本日はこれで散会いたします。御苦労さまでございました。
午前 10時37分 散 会
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