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平成28年第4回定例会(第7号) 名簿 開催日: 2016-12-16
平成28年第4回定例会(第7号) 本文 開催日: 2016-12-16

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  1. 白井市議会 2016-12-16
    平成28年第4回定例会(第7号) 本文 開催日: 2016-12-16


    取得元: 白井市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-18
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                  午前 10時00分  開 議 ◯秋本享志議長 皆さん、おはようございます。本日は御苦労さまでございます。  ただいまの出席議員は21名でございます。  これから本日の会議を開きます。   ─────────────────────────────────────────      ○議事日程について 2 ◯秋本享志議長 本日の議事日程は、お手元に配付の日程表のとおりでございます。   ─────────────────────────────────────────      ○諸般の報告について 3 ◯秋本享志議長 これから日程に入ります。  日程第1、諸般の報告を行います。  初めに、本日市長から追加議案8件の送付があり、これを受理しましたので報告します。  次に、監査委員から例月出納検査結果の報告がありましたので、その写しをお手元に配付しておきましたから、御了承願います。  次に、総務常任委員長文教民生常任委員長環境経済常任委員長から、委員会審査報告書の提出がありましたので、報告します。  次に、議会運営委員長総務常任委員長文教民生常任委員長環境経済常任委員長から、閉会中の継続調査申出書の提出がありましたので、報告します。  次に、発議案1件の提出があり、これを受理しましたので報告します。  以上で諸般の報告を終わります。   ─────────────────────────────────────────      ○(議案第1号、議案第4号、議案第6号~議案第10号)の質疑、討論、採決 4 ◯秋本享志議長 日程第2、議案第1号 白井市学童保育条例の制定についてから、日程第8、議案第10号 白井市民プールの指定管理者の指定についての7議案を一括議題といたします。
     7議案について、文教民生常任委員会の審査の経過並び結果について、報告を求めます。  文教民生常任委員会福井みち子委員長。 5 ◯福井みち子文教民生常任委員長 おはようございます。文教民生常任委員会に付託を受けました議案7件について、その結果及び経過について御報告いたします。  本委員会は12月7日に委員会を開催し、議案第1号 白井市学童保育条例の制定について、議案第4号 白井市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、議案第6号 白井市障害者介護給付認定審査会の委員の定数を定める条例の一部を改正する条例の制定について、議案第7号 白井市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、議案第8号 白井市白井駅前公民館、白井市白井駅前児童館及び白井市白井駅前老人憩いの家の指定管理者の指定について、議案第9号 白井市学習等供用施設の指定管理者の指定について、議案第10号 白井市民プールの指定管理者の指定について審査を行いました。  審査の結果はお手元に配付の常任委員会審査報告書のとおりです。  初めに、議案第1号 白井市学童保育条例の制定について、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定いたしました。  なお、審査の過程において質疑がなされましたが、主なものを要約して申し上げますと、学童保育を市の放課後児童健全育成事業として実施することについて、各学童保育所、保護者とはどのように話し合いをしてきましたかという質疑に対し、ここの地域の特性を踏まえ、学童保育所ごとに基準が決まっていましたので、統一した基準内容にすること、保育料を統一するなどを、平成28年4月から毎月保護者会と委託に向けての担当者、指導員と意見交換会を重ね、修正を繰り返しながら行ってきましたとの答弁がありました。  29年度以降、学童保育所は民間委託になるのですか、指定管理者制度に移行するのは決定しているのですかという質疑に対し、民間事業者へは平成29年10月から平成33年3月までの業務委託になります。その間に指定管理者制度移行に向けて、関係課等と協議検討をしていきたいと考えていますとの答弁がありました。  現在の保育料は7,000円から9,000円ですが、今回9,500円に設定した根拠は何ですかという質疑に対し、保護者会の運営ではなく、民間事業者へ委託するため、人件費については指導員の勤務時間を6時間から8時間に、保護者が行っていた事務等を担うエリアマネジャーを配置し積算しました。物件費については、学童保育所ごとに実績の平均を出し、総事業費の2分の1を保護者負担とするよう積算しましたとの答弁がありました。  1つ、夏季休業日のみの利用料金は1万4,300円となっていますが、春休み、冬休みの利用料はどうなりますかという質疑に対し、春休みと冬休みについては、2週間程度の短期間利用になり、月の途中の入退所に該当になるので、それぞれの月の申し込みが必要になり、下期分4,800円と上期分4,800円の保育料を徴収することになりますとの答弁がありました。  1つ、集団における保育が困難と思われる児童の想定と、日常に医療行為が必要な児童の扱いについてという質疑に対し、白井市の場合、その子の状況に応じて相談をした中で現在も受け入れておりますので、方針的には変わっていませんが、全てが受け入れられるというのではなく、原則として集団保育が可能な場合ということで設定させていただいているところですとの答弁がありました。  1つ、白井第一小学校のみ保護者会で運営継続となっている。保育料はどうなるのですかという質疑に対し、第一小学校の保育料についても、市内統一ということで、9,500円で徴収いたしますとの答弁がありました。  また、委員から次のような討論がなされました。  賛成します。市長が早急に対応しますと言われて以来、職員も増員され、個別に丁寧に対応をされた結果、保護者の合意と信頼を得て条例ができることは大きな成果と思い、賛成します。  以上で議案第1号に係る審査報告を終わります。  次に、議案第4号 白井市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定しました。  なお、審査の過程において質疑がなされましたが、主なものを要約して申し上げますと、1つ、本案は所得税法等の一部改正に伴い条例の一部を改正するということですが、この改正内容についてという質疑に対し、今回の改正は、日本と台湾との間で二重課税を防止等するため取り決めが結ばれたことから、所得税法等の改正において、外国居住者等所得に対する相互主義による所得税等の非課税等に関する法律が改正され、この利子配当所得に対して住民税の課税においては分離課税となりますが、国民健康保険税については、全ての所得として課税するため、所得として捉えるための規定の整備をするものですとの答弁がありました。  また、審議の過程において討論はありませんでした。  以上で議案第4号に係る審査報告を終わります。  次に、議案第6号 白井市障害者介護給付認定審査会の委員の定数等を定める条例の一部を改正する条例の制定について、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定しました。  なお、審査の過程において質疑がなされましたが、主な質疑を要約して申し上げますと、1つ、委員の任期を3年に定めた理由についてという質疑に対し、法律施行令の一部改正により、市町村の実情に合わせて、任期は2年を超え3年以下の期間に変えられることになりましたので、3年といたしましたとの答弁がありました。  また、討論はありませんでした。  以上で議案第6号に係る審査報告を終わります。  次に、議案第7号 白井市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定しました。  なお、審査の過程において質疑、討論はありませんでした。  以上で議案第7号に係る審査報告を終わります。  次に、議案第8号 白井市白井駅前公民館、白井市白井駅前児童館及び白井市白井駅前老人憩いの家の指定管理者の指定について、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定しました。  なお、審査の過程において質疑がなされましたが、主なものを要約して申し上げますと、職員配置や人件費はどのように捉えていますかという質疑に対し、職員の配置については、センター長以下、事務員、児童厚生員など、運営に必要な職員の人数を指定しています。人件費は審査会の中で適当かどうかが審査されましたとの答弁がありました。  1つ、答申に今回の募集における人件費の上昇分が適切に反映されることを確認してくださいとあるが、どう確認をするのですかという質疑に対し、29年度から指定管理者については社会保険労務士が労働状況等を審査する中で、人件費等も審査されると思いますとの答弁がありました。  また、討論はありませんでした。  以上で議案第8号に係る審査報告を終わります。  次に、議案第9号 白井市学習等供用施設の指定管理者の指定について、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定しました。  なお、審査の過程において質疑がなされましたが、主なものを要約して申し上げますと、1つ、指定管理者制度の導入を1年先延ばしの要望が出ていた経緯がありました。今回応募したのは、指定管理者として体制が整ったと判断してよろしいのですかという質疑に対し、協議会は指定管理者を受ける組織として体制が整ったと判断をしていますと答弁がありました。  市に関係する方が数名運営協議会役員にいますが、問題はないですかとの答弁に対し、NPO法人の構成ですので特に問題はありませんとの答弁がありました。  1つ、従業員14名の計画となっていますが、社会教育主事、児童厚生員、司書の配置はされるのですかという質疑に対し、14名の中には、教員の免許や児童厚生員等の資格を有した方が入っていますとの答弁がありました。  1つ、1社指名にした根拠についてという質疑に対し、3年間の委託の内容を検証し、業務の運営については非常に適切に行われており、地元団体による事業運営の成果は十分あったと市では認識しています。平成29年度からの指定管理者制度移行については、当団体が地域課題を的確に捉え、地域連携による地域に密着した事業活動の展開をしてきた実績を踏まえ、より一層地域の活性化が期待できると考え、公募によらない1社を指名しましたとの答弁がありました。  1つ、指定管理者となるNPO法人の理事は全て市内在住の人で構成されているのですか。全ての理事が当該施設で働くのですかという質疑に対し、理事は白井市内の方は11名、市外が1名です。NPO法人が従業員等を定めて運営していくことになりますので、理事で勤務する人、人数はわかりませんとの答弁がありました。  また委員から次のような討論がされました。  賛成します。冨士センター運営協議会はこれまで委託団体としてさまざまな独自の事業を展開してきており、地域の方々にも好評だと聞いております。指定管理に向けて必要なNPO法人取得など、資格取得を進めています。地域の核となる施設となることを期待していますという討論がありました。  以上で議案第9号に係る審査報告を終わります。  次に、議案第10号 白井市民プールの指定管理者の指定について、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定しました。  なお、審査の過程において質疑がなされましたが、主なものを要約して申し上げますと、1つ、学校の水泳指導としてプールを利用していますが、プール利用については業務内容を協栄と協議されていますかという質疑に対し、プールの指定管理業務とは別に学校のプール利用については教育委員会で業務委託をしていますとの答弁がありました。  また、討論はありませんでした。  以上で議案第10号に係る審査報告を終わります。  以上をもちまして文教民生常任委員会の審査報告を終わります。 6 ◯秋本享志議長 以上で文教民生常任委員長の報告を終わります。  これから委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑は7議案一括して行います。質疑に当たっては議案番号をお示しください。  質疑はございますか。  柴田議員。 7 ◯柴田圭子議員 では、まず、議案第1号の学童保育条例の制定について、民間に委託予定ということですけれども、委託先についての質疑及びそれについての答弁について再度お伺いいたします。  それから、学童保育所の目指す姿というのも示されていると思うのですが、子どもの健全育成や地域の実情についての理解を十分有する主体による継続的な運営というところが強く出されていると思いますが、ここについての議論はなされましたか。  それと、適切な民間事業者がいなかった場合どうするのかというようなことについての議論はあったでしょうか。それが学童保育条例について。  それから、次が議案第8号、駅前センターの指定管理についてです。ちょっと待ってください。今回出ているこの駅前センターについては、ほかのセンターと違うところは、常々指摘しているとおり、公民館が入っているところですが、社会教育の場という位置づけを外していないままの状況です。ここについて、このセンターの目的に照らしてのこの指定管理者が適切かどうか、つまり、まちづくりの観点からこの事業者が適切かどうかという意味での質疑はあったでしょうか。  それから、人件費についてかなり議論がされているというふうに報告はいただきましたけれども、この人件費自体が現状の人件費に比べ、29年度以降指定を受けた場合どのように変わるかについての質問があったかどうか、そして、回答はどうであったかということと、そこを伺います。  それから、議案第9号、学習等供用施設については、NPO法人の運営母体である理事さんたちが持っている肩書きについての質問及び答弁はあったでしょうか。  以上、伺います。 8 ◯秋本享志議長 福井委員長。 9 ◯福井みち子文教民生常任委員長 議案第1号の学童保育条例の制定についての御質問、3件あったと思うんですけれども、委託者についての質疑があったかということでしたけれども、これに向けての質疑はなかったように思います。  それから、目指すもの、継続的な運営ができるのかどうかというようなことについての質疑も特になかったと思います。  それから、適切な民間事業者がなかった場合にどうかというような質疑もなかったと思います。そして、ただ、これについては、執行部の方で心当たりがあるというか、何件か心当たりがあるというような回答が、今柴田議員がおっしゃったような直接の質疑はありませんでしたけれども、心当たりがあること、そして、県内だけでも何十件ものそういう業者があるというような答弁はありました。  次、第8号ですけれども、いわゆる公民館が社会教育施設としての目的を持っているわけですけれども、そのことについてこの事業者が適切かどうかというような直接的な議論はありませんでした。  そして、また、人件費については、前回のに比べて人件費が上がってきている、申請の人件費が上がってきていることから、人件費が8%と言ったかな、は上がるということについての議論はあって、そういった答弁もありました。  それから、第9号につきましては、NPO法人の理事の持っている肩書きというところにつきましては、特に質問はありませんでしたけれども、先ほどの答弁の委員長報告の中にも、その理事の中には元教職員であるとか、児童厚生員の資格を持っている人がいるとかということはありました。それから、もう1つ、自治会長さんとか、民生委員さんとかということを懸念していたと思う、が担うことはどうかということを懸念していたと思うんですけれども、そういった地域の役職を持っている人がやることについてどうかという質疑はあって、それについては特に問題がないということで回答がありました。 10 ◯秋本享志議長 柴田議員。 11 ◯柴田圭子議員 では、2回目で伺います。  学童保育については、委託先についての当てはあるというようなのが執行部の答弁であったようですが、これはもし適切な民間事業者がいなかった場合はどうなるのかという議論はあったのかどうか、これさっき聞いたかもしれませんけれども、そこをちょっと確認します。  それから、委託先についてですけれども、附属機関設置条例の総務のほうの管轄の議案でも、委託業者の選定審議会設置の条例変更が出ているところですけれども、委託先については、今まで他市では保育に係っていないところが受けて問題になっているところもあったりしますので、業者についての議論がもう少し多分あったかとは思うんですけれども、そこもう1回確認をお願いいたします。  それと、学童というのは教育部門ではないところが所掌しているんではありますが、小学校というのはもう教育委員会の所掌の中に位置づけられているもので、その児童を預かるということで、要は、教育的な観点で、要は、教育大綱というのもありますので、教育的な観点で学童の運営というのはどうするとかいうような議論はあったのでしょうか。それが学童についてです。  それから、駅前センターについては、このワーカーズコープというのは他の指定管理者と違って、組織維持管理費というのが固定でつけられていて、それが本部に行く経費だということで説明を受けていますが、その組織維持管理費、固定で上に上げられる管理費についての議論はあったのでしょうか。  それから、冨士センターですが、人権擁護委員とか民生委員、自治会の役員とかが入っているけれども問題はないという答弁であったということでした。それでは、例えば、地元の人たちが入っているNPO法人ということで、いわゆる市の目指すところのまちづくり協議会なり何なり、そういう拠点等を担うような役目も持っているとか、そういうような説明なり、あるいは、質疑があったかどうかを確認します。 12 ◯秋本享志議長 福井委員長。 13 ◯福井みち子文教民生常任委員長 教育委員会の所掌ではないわけですけれども、当然学童保育、学校へ行っている子どもたちのことですから、そういう視点での運営についての話、あれがあったかという、議論があったかということですけれども、それはありませんでした。  それから、先ほどもちょっと2番目で回答を間違えたような気がいたしますが、継続的な運営ができるのかどうかというような議論があったかというふうに1回目に質問されて、それについて回答していなかったような気がするんですけれども、今回は3年間で、その3年後には指定管理者にということで検討しているということが、話がありましたので、特段に継続的な運営をどうするかというような質疑はなかったということです。  それから、第8号の方の、ワーカーズで本部に上げられる経費についてということに関しては、特段議論はありませんでしたし、質疑もありませんでした。  それから、第9号の方の冨士センターのところですけれども、これについても、まちづくり協議会というような話については一切議論がありませんでした。 14 ◯秋本享志議長 柴田議員。 15 ◯柴田圭子議員 学童保育のところですが、継続的なではなく適切な民間事業者がいなかった場合というふうにお尋ねしたつもりだったんですけれども、じゃあ、適切な民間事業者がいなかった場合、市が直営で続けるかどうかとかというような議論はあったかどうかを伺います。  それから、駅前センターについては結構です。  それから、冨士センターについても結構です。  あと1つだけお願いします。 16 ◯秋本享志議長 福井委員長。 17 ◯福井みち子文教民生常任委員長 学童の方が適切な民間事業者がなかった場合というのは、先ほども言ったように、議論がなかった、質疑もなかったわけで、ですから、直営でやるつもりがあるかというようなことについても議論はなかったわけですね。その前にも言ったように、適切な事業者というのは千葉県内にも非常にたくさんあるということで、お話があったので、委員としてはそれで納得をしていたということだと思います。 18 ◯秋本享志議長 ほかに質疑はございませんか。               [「なし」と言う者あり] 19 ◯秋本享志議長 質疑はないものと認めます。これで質疑を終わります。  討論、採決は分割で行います。  これから討論を行います。  初めに、議案第1号 白井市学童保育条例の制定について討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、原案に賛成者の発言を許します。  永瀬議員。 20 ◯永瀬洋子議員 では、議案第1号について賛成討論を行います。  白井の学童保育所につきましては、既に1980年代の初めごろから保護者の方から御希望が出ておりました。そういうことがありましたので、これは1980年の半ば以降に、清水口小学校、大山口小学校で保護者が運営する学童保育所がつくられたと聞いております。1989年の平成元年には、南山小学校にも保護者が運営する学童保育所が開設いたしました。そして、保護者と指導員がよりよい学童を目指して非常に頑張ってこられました。  それから、また当時の白井市議会の、私たちの先輩議員である方々も、大変このことについて支援をなさいました。その中の多くの方は今現在おられませんけれども、その多くの議員がこの学童保育所についていろいろと議会でも質疑を繰り返したことを私は記憶しております。このようにして、白井の学童保育所は公設民営方式で続けられてきたわけです。  しかし、時代が変わりましたし、保護者の方の中からはやはり負担が多いというお声が出ましたから、今回のような市がいわゆる公設公営法式にすることについて、私も賛成はしたいと思います。  しかし、当時の白井市、そのときはまだ白井町ですけれども、そこにおきましては、いわゆる市民参加とか、それから、市民協働のまちづくりとか、そういったことは言われていなかったのですが、この学童保育所の設置については、これはまことに今振り返りますと、市民参加のまちづくりとか、市民と協働のまちづくりの先駆けを果たしたと私は思います。  今回の市の条例設置によって、どんなものが変わるかと思いますと、特に変わったところはなくて、各学童の保育所に保護者会を設置してほしいと市の方でも言っているということですし、それから、最低でも年に1回は保護者と指導員、それから、受託業者、そして、市が意見交換会を行って、よりよい学童保育所を目指すというお答えがございましたから、私はこれに賛成したいと思いますけれども、このように、市民が市民の欲しいと思っている施設を自分たちの手で開拓した、そういった歴史というものを忘れたくないと思いますから、私はあえてこのことを申し上げて、今回の条例設置に賛成をいたします。  以上です。 21 ◯秋本享志議長 ほかに討論はございませんか。
     柴田議員。 22 ◯柴田圭子議員 私も賛成の立場で討論いたします。  子どもとともに親も育つんです、だから、公設民営でいいんですと、私の子どもが小さくて学童に通っていたころは、保護者がそう言っていました。だから、例えば、保護者の負担が結構あるから公設公営という形を打診するということはしないんだろうかという疑問を持って、一般質問しかけたときに、しないでくださいと言われたこともあるんです。そのぐらいに気概を持って、保護者が学童保育というものの運営に深く関わっていた時期がずっと続いていたと思います。それに比べれば、本当に保護者が、時代が変わったというんでしょうか、保護者が本当に働く中で、指導員の選定までし、その労務計算までし、会計から何から全部管理していく、相当な負担だろうなと思っていたら、やはりそれは負担なんですよね。だから、それを何とか負担を軽減してもらいたい、いい形での運営にしてもらいたい、そういう形で保護者の声が集約されたというこの経過を見れば、やはりそこは公の方が責任を持って運営をする方に関わっていくというふうにしていくのが妥当なのではないだろうかと思うようになりました。  ただ、民間事業者に委託するというのは、先ほど質問にもちょっと出したんですけれども、問題がないわけではなく、それこそ選定がすごく大事になってくると思います。ですので、募集要項とか定めるときに、そこのどういうふうにこの学童を運営していくのか、そして、事業者がどのような形態で臨んでほしいのかということを、市の方針、しっかり書き込んで、そして、選定をする、附属機関条例の中に出てくるその選定をする委員さんたちも、そこのところをしっかり肝に据えて、そして、選ぶという作業をしていただきたいなと思います。  以上で賛成討論といたします。 23 ◯秋本享志議長 ほかに討論はありませんか。  平田議員。               [「委員会で討論した」と言う者あり] 24 ◯平田新子議員 そうなんですか。じゃあ、結構です。 25 ◯秋本享志議長 ほかにありませんか。               [「なし」と言う者あり] 26 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第1号 白井市学童保育条例の制定についてを採決します。  議案第1号に対する文教民生常任委員長の報告は可決です。  議案第1号は文教民生常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。               [起立全員] 27 ◯秋本享志議長 起立全員です。  したがって、議案第1号は委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第4号 白井市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、原案に賛成者の発言を許します。  討論はありませんか。               [「なし」と言う者あり] 28 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第4号 白井市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。  議案第4号に対する文教民生常任委員長の報告は可決です。  議案第4号は文教民生常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。               [起立全員] 29 ◯秋本享志議長 起立全員です。  したがって、議案第4号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第6号 白井市障害者介護給付認定審査会の委員の定数等を定める条例の一部を改正する条例の制定について討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、原案に賛成者の発言を許します。  討論はありませんか。               [「なし」と言う者あり] 30 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第6号 白井市障害者介護給付認定審査会の委員の定数等を定める条例の一部を改正する条例の制定について採決いたします。  議案第6号に対する文教民生常任委員長の報告は可決です。  議案第6号は文教民生常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。               [起立全員] 31 ◯秋本享志議長 起立全員です。  したがって、議案第6号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第7号 白井市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、原案に賛成者の発言を許します。  討論はありませんか。               [「なし」と言う者あり] 32 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第7号 白井市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。  議案第7号に対する文教民生常任委員長の報告は可決です。  議案第7号は文教民生常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。               [起立全員] 33 ◯秋本享志議長 起立全員です。  したがって、議案第7号は委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第8号 白井市白井駅前公民館、白井市白井駅前児童館及び白井市白井駅前老人憩いの家の指定管理者の指定について討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、原案に賛成者の発言を許します。  柴田議員。 34 ◯柴田圭子議員 議案第8号に賛成します。駅前センターのワーカーズコープへの指定管理なんですけれども、ずっと公民館について、市が直接人育ての場としてね、社会教育の場として使わないで民間に任せるというのはおかしいんじゃないかということがずっとあったので、公民館関係の関わっている指定管理者制度についてはずっと反対をしてきていました。  今回は、ここですごく迷いました。まちづくりという観点からはどうなんだろうか。人を育てていくという観点からどうなんだろうか、それが民間の事業者に市が、教育大綱を持っている市がね、社会教育の場としてそこを十分に活用できるような事業者とたり得ているんだろうか、そういうようなことを随分考えたんですけれども、継続性ということを考えた際に、またここで変わるということについて、せっかくここまで培ってきた駅前センターの運営と、あと、人との触れ合い、そういうことをまた振り出しに戻すのか。また何かわけのわからないまま指定管が続くか、市が直営になるのかわからない状況になるのかというのは、私にとってはやはりそれはリスクが高過ぎるなと考えたので、賛成としたいと思います。  また、ワーカーズについては、かねてから人件費についてすごく議論があったところですが、今回は指定管理者の選定審査会の先生の中に社会保険労務士の方もいますし、人件費についてはきちんと見ていくということが議論の中でも出てもおりましたので、きちんと見ていっていただきたいと思います。  以上をもって賛成討論とします。 35 ◯秋本享志議長 ほかに討論はございませんか。               [「なし」と言う者あり] 36 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから、議案第8号 白井市白井駅前公民館、白井市白井駅前児童館及び白井市白井駅前老人憩いの家の指定管理者の指定についてを採決します。  議案第8号に対する文教民生常任委員長の報告は可決です。  議案第8号は文教民生常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。               [起立全員] 37 ◯秋本享志議長 起立全員です。  したがって、議案第8号は委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第9号 白井市学習等供用施設の指定管理者の指定について討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、原案に賛成者の発言を許します。  竹内議員。 38 ◯竹内陽子議員 それでは、議案第9号に賛成をします。  在来地区とニュータウン地区と、多少地域性の異なる冨士地区を、地元のNPOを指名し、冨士センターの運営管理を任せることになるわけですけれども、地元住民の声には期待と不安があるようです。  長年地域で活動されてきた方々によるNPOの運営管理だからこそ安全と思う方がいる一方で、逆の声も伺いました。わからないでもないなという思いがいたします。だからこそ、主張されている事業計画をしっかり進めていただいて、目標としている地域の若い方々の雇用につなげていただきたいと、そういうふうに思います。  そして、市が進めている小学校単位のまちづくり協議会の中心核に当然なるような今回の指定管理を、市は十分注視をしていただくことが大事であることを申し添えまして、賛成といたします。 39 ◯秋本享志議長 ほかに討論はありませんか。               [「なし」と言う者あり] 40 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第9号 白井市学習等供用施設の指定管理者の指定についてを採決します。  議案第9号に対する文教民生常任委員長の報告は可決です。  議案第9号は文教民生常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。               [起立全員] 41 ◯秋本享志議長 起立全員です。  したがって、議案第9号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第10号 白井市民プールの指定管理者の指定について討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、原案に賛成者の発言を許します。  討論はありませんか。               [「なし」と言う者あり] 42 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第10号 白井市民プールの指定管理者の指定について採決します。  議案第10号に対する文教民生常任委員長の報告は可決です。  議案第10号は文教民生常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。               [起立全員] 43 ◯秋本享志議長 起立全員です。  したがって、議案第10号は委員長の報告のとおり可決されました。
      ─────────────────────────────────────────      ○(議案第2号、議案第3号、議案第18号)の質疑、討論、採決 44 ◯秋本享志議長 日程第9、議案第2号 白井市附属機関条例の一部を改正する条例の制定についてから、日程第11、議案第18号 財産の取得についての3議案を一括議題といたします。  3議案について、総務常任委員会の審査の経過並びに結果について報告を求めます。  総務常任委員会、石井恵子委員長。 45 ◯石井恵子総務常任委員長 総務常任委員会に付託を受けました議案3件について、その結果及び経過について御報告いたします。  本委員会は12月6日に委員会を開催し、議案第2号 白井市附属機関条例の一部を改正する条例の制定について、議案第3号 白井市税条例等の一部を改正する条例の制定について、議案第18号 財産の取得について審査を行いました。  審査の結果は、お手元に配付の常任委員会審査報告書のとおりです。  初めに、議案第2号 白井市附属機関条例の一部を改正する条例の制定については、採決の結果、賛成多数により原案可決と決定いたしました。  審査の過程において質疑がなされましたが、主なものを申し上げると、1つ、白井市行政経営改革審議会について、名称の変更になっているが、現行と担任する事務はどう変わるのですか。答弁、昭和61年度から行政改革を進めてきましたが、もう今までの行政改革だけでは限界に来ており、平成27年度から有識者による行政経営有識者会議を設置し、抜本的に今までやってきた取り組みの見直しを進めています。その有識者会議の指針は、行政経営指針と言いますが、これを平成29年3月までにまとめる予定です。この行政経営指針に基づき、今までのものをさらに発展させながら、具体的に実行するための計画をつくるのが行政経営改革審議会になります。担任する業務は2点で、1点目が行政経営改革に関する計画の策定及び審査等に関する事項についての調査、審議をすること、2つ目が、行政経営改革について市長に意見を述べることになります。  1つ、白井市行政経営改革審議会について、委員の任期が2年から3年になりましたが、その理由は何ですか。答弁、計画をつくりますので、どうしても1年間は計画づくりに着手しなければなりません。さらに、その業務の中には、推進等に関することも入っています。1年で計画をつくり、実際動くのがそれ以降になりますので、その推進の体制なり評価の仕方についても審議をするとなると、どうしても2年では計画の策定、推進、実行までの期間が短いため、今回は3年に設定しました。  1つ、白井市地域公共交通活性化協議会について、市民が2名という中で、白井の各地域の声をどうくみ上げていきますか。答弁、その2名の方でどこまで代弁できるかというところまでは、私どもでは明確には答えられないところですが、少なくとも、委員の方はその地域代表というより、市全体で物事を考えているものだと思っていますので、支障はないと考えています。  1つ、白井市地域公共交通活性化協議会の定数について、現行の地域公共交通会議より10名も定数を増やす中、市民が2名のままであることについてどのような議論がありましたか。答弁、市民については公募の2名は変更しない考えですが、公的団体というところで自治連合会、あるいは、高齢者クラブ連合会の代表の方等に出ていただいています。また、今回はその公的団体としてもう1つ福祉関係を検討していますので、市民に近い声ということでは6名の方の声が反映されると考えています。それから、今回の計画の中で一番大きなものが地域公共交通網形成計画という交通のマスタープラン的なものを詰めていくわけですが、もちろんその中で大きなウエートを占めてくるバスの関係が出てきます。この計画の策定に当たっては、なるべく広く市民ニーズについてアンケート調査で拾っていきたいと考えていますが、高齢化というものが市の大きな課題になっておりますので、今後考えていかなければならない潜在的なニーズというのも考えた上でアンケート調査を考えているところです。そのようなところを通し、市民の意見をなるべく集約して計画に反映させていきたいと考えています。  1つ、白井市公共交通活性化協議会において予定している市民アンケートの対象について、何人程度を予定していますか。答弁、アンケートを実施するためには費用もかかるため、まだ具体的に人数を申し上げられる段階にはなっていません。まだ予算等の策定段階ですので、アンケートの対象人数については現時点ではできかねるということで御了承ください。  1つ、白井市地域公共交通活性化協議会の委員構成の公共的団体等の代表者の部分で説明があった福祉団体とはどのような団体ですか。答弁、現在の地域公共交通会議にいる方たちはそのまま今回の新しい組織にも移行してもらうということで考えています。現在は自治連合会、高齢者クラブ連合会、それから、第二小学校のPTA会長に入っていただいています。そこになるべく福祉に広く関わっている団体があればそちらに加わってもらいたいと考えています。  1つ、白井市学童保育所運営業務委託業者選定審査会について、学童の保護者を委員に加えるといったことは考えていないのでしょうか。答弁、現在市内の学童保育所は保護者会が運営しておりますので、その保護者会の代表者2名を公共団体等の代表者として委員に選定する予定です。  また、委員から次のような討論がなされました。  1つ、反対します。唯一の理由として、白井市地域公共交通活性化協議会のメンバー構成について疑義がございます。白井市では白井市市民参加条例を定め、ここに市民参加の推進、特にその手法の1つとして審議会等への一般市民公募の充実をうたっております。少なくとも年齢、あるいは、性別、地域等、さまざまな特性にむらのないよう、きちんと配慮しなければいけないということがうたわれているにもかかわらず、今回の質疑、答弁の内容からしまして、地域の声、利用者の声、住民の声が届きにくい体制であると思わざるを得ません。よって、この24人の中の市民、あるいは、公共的団体等の代表者も込みでの市民の人数というものが少ないということで、これについては最低限3分の1の確保はするようにうたっていただきたかったのですが、それがないので今回反対させていただきます。  1つ、賛成します。白井市地域公共交通活性化協議会において、今までの定数14名を24名にし、10名増やしているので、多くの方から多様な意見が出ると思います。また、公共的団体等の代表者も市民に当たるとすると、6名の委員が市民ということになり、全体の24名の4分の1となります。全ての地域から代表者を出すわけにもいきませんので、この6名の方で皆さんの意見を集約し、発表していただければいいと考え、私は賛成いたします。  1つ、賛成します。今回の委員構成について意見がいろいろ出ましたけれども、私は過不足ない構成になっていると考えます。今回は白井市附属機関条例の一部を改正する案ということでありますので、構成員のメンバーの内訳等は条例が制定された後の細かい段階での話でありまして、今回はこの改正について賛成か反対かというところの審議でありますので、過不足ない構成になっていると判断したため、賛成いたします。  以上で議案第2号に係る審査報告を終わります。  次に、議案第3号 白井市税条例等の一部を改正する条例の制定については、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定しました。  審査の過程において質疑がなされましたが、主なものを申し上げると、1つ、条例改正の主なものとして、自動車取得税の廃止に伴う環境性能割の創設と現行の軽自動車税の名称を種別割と定義されたとの説明がありましたが、その経緯についてお伺いします。答弁、改正されています現行の地方税法には、平成29年4月の消費税率の引き上げを前提として、平成29年3月31日で自動車取得税を廃止しまして、環境によい軽自動車の普及を目的として、取得時に燃費基準の達成度により税率が変わる環境性能割というものが創設される法規定がされたところです。また、種別割については、4月1日現在で原動機付自転車や軽自動車を保有している方にこれまでどおり課税させていただくものですが、新たに創設された環境性能割と区分をする必要がありますので、現在軽自動車税と言われている名称を種別割と変更するものです。  なお、審査の過程において討論はありませんでした。  以上で議案第3号に係る審査報告を終わります。  次に、議案第18号 財産の取得については、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定しました。  なお、審査の過程において質疑がなされましたが、主なものを申し上げると、1つ、今回の財産の取得について、入札参加者のうち、3社が辞退を申し出ております。特にイトーキ、コクヨといった什器を直接つくって販売しているメーカーが辞退ということですが、その理由について何かわかっていることはありますか。答弁、今回の一般競争入札におきまして、辞退をした業者が3社ございます。その辞退届の理由でございますが、会社の販売施策、あるいは、調達困難な理由というのが主なものです。  なお、討論はありませんでした。  以上で議案第18号に係る審査報告を終わります。  以上をもちまして総務常任委員会の審査報告を終わります。 46 ◯秋本享志議長 以上で総務常任委員長の報告を終わります。  これから委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑は3議案一括して行います。質疑に当たっては議案番号をお示しください。  質疑はございますか。  柴田議員。 47 ◯柴田圭子議員 では、議案第2号の白井市附属機関条例の一部を改正する条例の制定について質疑をいたします。  3つの附属機関の改正が出ていますけれども、その中で、白井市地域公共交通活性化協議会、これについては、公募枠についての議論があったと思うのですが、委員構成の説明についてちょっと再度お願いいたします。  それと、公募市民枠についての説明も再度お願いいたします。  それから、行政改革、最初の行革の方の審議会とは違って、地域の交通事情に明るい人が計画策定においては必要かと考えるんですが、これに関する質問があったかどうかを伺います。  それと、学童の方、学童の業務委託についは、公募の市民というのがメンバーとして入っていないようですが、ここについての質疑があったかどうか伺います。 48 ◯秋本享志議長 石井委員長。 49 ◯石井恵子総務常任委員長 まず、最後の学童の公募ということについては、質疑はございませんでした。  それから、公共交通活性化協議会の公募の枠についてですね、この公募の枠については、先ほど委員長の報告の中でありましたとおり、公募は2名のままですということでした。  それから、公共団体等の中に高齢者クラブの方であるとか、自治連合会の方であるとか、市民というふうに考えておりますということがありましたので、枠という部分では市民の枠が6名というふうになるというふうに捉えているという話がありました。  あと、ちょっと漏れていたら。地域の交通事情に明るい人というお話は、質疑はありました。質疑は、たった2名の市民の方がその地域、その地域の事情に精通しているとは思えないので、もっとたくさん入れていただいた方がいいのではという質疑に対し、答弁が、答弁をちょっとそのまま読ませていただきますね、市民の関係について、公募2名は変更しない考えです。あと、公的団体というところで、現在自治連合会、高齢者クラブの代表の方に出ていただいております。今回その公共団体はもう1つ福祉関係の方を考えているところです。市民に近い声ということで、6名の方の声が反映されると考えています。というところで答弁をいただきました。 50 ◯秋本享志議長 いいですか。  ほかに質疑はございませんか。  中川議員。 51 ◯中川勝敏議員 今の議案第2号の地域交通審議会の件で、当然いろいろな地域の人たちの声、市民の声を聞くということから、広く聞き取ることが大事なんですが、人数的なね、制約とかいろいろな問題がある上で、そうすると、やはり市民の声を反映させるという点では、やはり在の方に住んでいる方、ニュータウンに住んでいる方、たくさんの方の代表を選ぶのかと。それがまた不十分であれば、例えば、アンケートはね、全市的に必ず実施すると、そういうふうな審議はなかったのでしょうか。 52 ◯秋本享志議長 石井委員長。 53 ◯石井恵子総務常任委員長 アンケートを実施して、市民の意見を集約してはどうかという、今の御質問だと思いますが、そのような質疑はございました。読ませていただきます。市民意見の集約の手段としてアンケートを利用するという話が前に答弁であったんですけれどもね、例えば、ナッシー号の路線を変更することもそうなんですが、徹底してアンケート調査を行って、市民の方の声を吸い上げていくということでやっていただけるんでしょうかという質疑に対して、回答としては、1つは、これはナッシー号の話にもなってくるんですけれども、いいでしょうかね、この答弁で。1つは、この白井市市役所周辺の環境が変わってきていますと。御存じのように、大きな病院が2つ、それから、総合公園というものが既にオープンしております。これにまず対応させるためということを考えて、今年度当初から検討はしているところでございます。  それから、もう1つ、ここで状況が変わってきたのは、路線バスが一部千葉ニュータウン中央駅から白井駅を経由して、新鎌ヶ谷の方に運行することになったということで、もともとの市の考え、あるいは、今後の考えもそうなんですが、路線バスと循環バスの役割分担というものはしっかりした中で交通網というものを考えていかなきゃいけないと思っているところでございまして、今回の部分については、確かに市民の意見等を事前にアンケート調査等はしていませんが、今後この件について現在ある地域公共交通会議の方に意見を出させていただきまして、その中で審議していただく予定でございますというような質疑応答がありました。 54 ◯秋本享志議長 よろしいですか。  ほかに質疑はございませんか。  永瀬議員。 55 ◯永瀬洋子議員 では、お聞きします。この構成メンバー、つまり、この地域公共交通の活性化協議会、これの構成メンバーというのはいつ決まるんですか。これはもう既に決まっているのか、これから決めるのか、そういった突き詰めた質問はありましたか。  それから、もう1つ、この議事録といいますか、先ほどの委員長報告をお聞きしますと、市の職員が非常に増えているんですが、これについての理由というのはどんなふうにこの会議の中で質疑があったんでしょうか。  それから、公共的団体等の代表者も増えるということでございますが、この公共的団体等の代表者というのは、いわゆる当て職の人が入ると、そういった質疑はなかったんでしょうか。  以上、3点についてお伺いします。 56 ◯秋本享志議長 石井委員長。 57 ◯石井恵子総務常任委員長 いつからやるのかとかという突き詰めた議論というのはございませんでした。別にないんですが、市の職員がたくさん入っているとか、そのことについての説明はありました。それから、職員の肩書きとか、ポジションとか、そういったことについてもありました。当て職というようなことではございませんでした。  これはちょっと答弁を読んだ方がいいですね。では、今の質問についての答弁を読ませていただきます。今回の委員が14名から24名、幅広く多くの方々の意見を聞こうということで大人数に増えたんだろうと思いますが、その委員構成について御説明いただきたいという質問に対して、執行部からは、今回の委員については10名増やして24名という予定にしているところです。この委員構成につきましては、附属機関はもう既に40ほど市にありますけれども、その中でも最大規模の人数体制にしているところでございます。  今回の構成の主な変えた視点でございますが、まず、市の職員の部分でございますが、これまで副市長と道路管理者である道路課長に入ってもらっておりました。今回は今後の高齢化社会等を見据えていることと、それから、このたびの総合計画の中で、拠点創造プロジェクトですとか、あるいは、拠点がつながる都市づくりということで、その拠点間の移動というものに重点を置いた計画になっております。ということで、弱者対策という観点からは、福祉関係の部署の職員にも入ってもらいたいという構成と、それから、都市計画の部門からも参加してもらうということで、職員の部分を増やしております。それから、関係機関の部分ですと、これまでも道路管理者が市道の管理者だけでございましたが、今回はやはり特に路線バスなんかは、幹線道路ということで、幹線網の考え方が非常に重要になってきますので、そういったことで県道の道路管理者の方にも入ってもらおうかということで、今考えているところでございます。それから、自動車運送業の方でございますが、ここでもう1社路線バスが市の方に運行するということがほぼ予定されておりますので、そのあたりも加味しているところでございます。それから、福祉関係の公的団体というところも考えているところでございます。あと、学識経験者ということで、公共交通、あるいは都市計画という部分の専門家の方に入って議論していただきたいということで、このような委員構成になっています。  その後、市の職員の肩書きとか、ポジションとかはどうなんですかという質問もありまして、それはちょっと今条例制定前ですので、詳しいところは発言を控えさせてくださいという答弁でございました。  以上です。 58 ◯秋本享志議長 永瀬議員。 59 ◯永瀬洋子議員 それでは、今答弁をお読みいただいてありがとうございます。  次の質問に移りたいと思います。これまでの白井市の地域公共交通会議というものが、今度は法律によって白井市地域公共交通活性化協議会という形になったわけですね。そういった法律があるから。それで、この委員会のお仕事としては、一番大きいことは、つまり、法律第6条第1項の規定に基づいて地域公共交通網形成計画の策定及び変更に関することについて協議すると、こういうことなんですが、それでは、この地域公共交通網形成計画ということについて、委員会の中での質疑というのはあったでしょうか。  それから、もう1つ、アンケートをとるとおっしゃっておられるのですが、このアンケートにつきましては、今中川議員も質問なさいましたから、かなり重なるかもしれませんが、このアンケートの対象というのはどういう方を考えているんだという、そういったお答えはあったでしょうか。  以上、2つのことについて質問します。 60 ◯秋本享志議長 石井委員長。 61 ◯石井恵子総務常任委員長 その交通網についての詳しい質疑等、ごめんなさいね、地域公共交通網形成計画、このことについての詳しい質疑は、先ほど委員長報告の中で触れただけでございます。  それから、アンケートの対象者については、まだ、先ほどもいいましたように、予算も確定していませんので、対象者等についてはここではちょっとまだわかりませんということでございました。 62 ◯秋本享志議長 永瀬議員。 63 ◯永瀬洋子議員 それでは、この委員会の構成メンバー、まだ決定はしていないということでございましたけれども、それでは、決定のあかつきには市民公募を増やすことも考えないわけではないとか、そういった質疑はあったでしょうか。 64 ◯秋本享志議長 石井委員長。 65 ◯石井恵子総務常任委員長 先ほどもお答えしたとおりで、また答弁を読むと同じところを読むようになっちゃうんですが、つまり、市民の2名というのはそのままですかという質問があったわけですね。構成人数は多くなるのに、公募による市民が2名のままというのはそのままですかということの質問に対しては、先ほども読んだのでもう読みませんけれども、公募の2名は変更しない考えでございます。  以上です。 66 ◯秋本享志議長 ほかにはございませんか。               [「なし」と言う者あり] 67 ◯秋本享志議長 質疑はないと認めます。これで質疑を終わります。  ここで休憩いたします。  再開は11時30分。                  午前 11時18分  休 憩   ─────────────────────────────────────────                  午前 11時30分  再 開 68 ◯秋本享志議長 会議を再開いたします。  討論、採決は分割で行います。  これから討論を行います。  初めに、議案第2号 白井市附属機関条例の一部を改正する条例の制定について討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、原案に賛成者の発言を許します。  平田議員。 69 ◯平田新子議員 まず、有識者会議、傍聴させていただいても、非常に白熱した議論が真剣に交わされていておりまして、これが29年3月に方針として決まった場合に、本当に具現化して動かしていくのは大変だという感じで、身が引き締まる思いで毎回傍聴しております。そういった具現化のために、この新しい白井市行政経営改革審議会というのは、より実践的にプランを実現していくものとして大変必要だし、重要な役割を担っていると思います。  また、昨日も、白井市地域公共交通会議を傍聴させていただきましたが、実際もう新しいルートというのも提案されておりますし、民間の交通機関と重複しないでいかに白井市全体に交通網を網羅するかという観点で、非常に委員の皆様も真剣に議論をしてくださっていたと思います。  そういった中で、やはり高齢者というのはどんどん増えていらっしゃるわけですけれども、自分で運転する、誰かに乗せてもらう、この2点については、人を乗せて事故を起こしたら責任が負えないということで、私が思っている以上に人を乗せない、人はもうお誘いして乗っていただくことはできないと言っている高齢者が非常に増えておりますし、ましてや昨今のテレビのニュースで、自分でできると思ってもアクセルとブレーキを間違えたという事件があると、これから免許を返納していかれる方たちは加速度をつけて増えていくと思われます。  その中で、やはりバスという公共機関、そういったものが網羅されていなければ、タクシー、あるいは、出かけるのをやめて引きこもる、そういった事態を招くということで、高齢化社会を見据えた拠点間をつなぐ交通体系という意味では、この会議は非常に意味が大きく、大事なものだと思います。  それから、先ほど柴田議員からの質問や御意見にもありましたように、子どもにとって、あるいは、保護者にとって安心で信頼できる学童保育ということを業務委託していくに当たりましては、この選定審査会、こちらのほうで深く、また、適正に審議され、きちんとした業務委託を実現するためには必要だと思いますので、この条例改正に賛成いたします。 70 ◯秋本享志議長 ほかに討論はございませんか。  永瀬議員。
    71 ◯永瀬洋子議員 白井市附属機関条例の一部を改正する条例に賛成します。  今皆様も御存じのように、12月1日から白井市の西側に大きな病院が池の上の方から引っ越してまいりました。このことについて、今の平田議員の発言とちょっと一部重複いたしますけれども、病院が池の上周辺の方にとっては少し遠くなったわけです。それで、皆さんが病院のバスが、何か池の上と復の間を直通するならいいんだけれども、ぐるっと回るので非常に時間がかかって困るから何とかしてほしいと私におっしゃるんですけれども、私そこまではちょっと申し上げられないので、ちょっと困った話だなと、こう思うんです。  確かに、運転免許証を持っていない中高年の方たちにとっては、バスがどのように走るかというのは非常に大きな関心事なんです。ですから、先ほど委員長の報告にありましたように、白井市地域公共交通会議の24人のメンバーの中に、もっと市民の声を入れてほしいという御発言があったというのは、本当にこれは確かなことだと思います。  ですから、こういった意味で、24人の内訳というのはこれから決まるということでございますから、いわゆるなるべく各地域の声を直代表できるような、やはり公募市民を入れることは非常に大切だと思います。全く決まってしまったわけではなくて、これから決まるということですから、ぜひ公募市民の枠というのをできる限り増やしていただきたいと私は思うんです。  もちろん市の職員の方の数が増えたのも、それはそれで納得できますし、それから、公共的団体等の代表者が入ったのももちろん納得はできるんですが、やはり自分で白井の中をどんなふうに交通を使って自分の行きたいところに行くかということを真剣に考えている、困っている中高年の人たちがとても多いんですから、やはりそういった市民の生の声をなるべく取り上げていただきたいと思いますので、この白井市地域公共交通会議のメンバーに、できたら市民公募をもうちょっと増やしていただきたいということを要望いたしまして、そのほかのことについては一応賛成したいと思いますので、この要望をぜひ取り上げていただくよう、切にお願いして、私はこの白井市附属機関条例の一部改正を賛成いたします。  以上です。 72 ◯秋本享志議長 ほかに討論はございませんか。  和田議員。 73 ◯和田健一郎議員 賛成の立場から討論させていただきます。  ちょっとかいつまんで話ししますと、論点としては3つございまして、主に一般質問でも交通に関して私もさせていただいたのですが、やはり、まず、この中で交通といいますと、やはりある程度の専門性ということが必要になってくると思います。その専門性と申しますと、やはり他市との比較ということをしなければ、逆にいつも住んでいる我々のまちというものの状態が見えないといったところもあるんじゃないかと思います。ほかのまちでは、例えば、交通渋滞がひどい、もう自転車で行く方が早くなるだとか、そういった形の多様なところで、よくちょっとほかのまちに行くと隣の花は赤いという話になりまして、隣のまちとか、ほかのまちではこんないいところがあるという。ただ、よく見てみたらそういう問題点、デメリットもあったりという、そういうやはり比較衡量という、そういう問題として多角的視野が必要になってくるかなというところがございまして、やはりそういったところのことがあるんじゃないかなという。  それから、あと、市民の皆さんの声という、やはり地元の、逆に住んでいないとなかなかわからないという問題もあると思いますので、やはりこのほかにもアンケートや、いろいろとそういったところでやっていくというところで、さまざまな意見も、もちろん市民の意見というと、これはやはり確保しなければいけないのは、相反する意見も多くなるということで、なるべくなら自分の家の近くにとめてもらいたいということと、なるべく時間を早く交通したいということを、やはり非常にこの相反することもありますので、そういう中でどう皆が納得できるようにするかという、その合点のいくような形での妥協というのが、これは非常に難しいところでありますが、そこには多く耳を傾けながら、それでどう合理性のもとにやっていくかといったところが今後市民の意見を聞きながらというところで大きな論点になるんじゃないかと思っていまして、そういったところでは、一般質問の最後でもありました、積極的な議論のもとに、その中でどう皆が納得できるような形で最後は、いいかげんな意味の妥協という意味じゃないんですけれども、それが必要になってくるんじゃないかなということと、最後やはり要望としては、皆様も言っていたのでちょっともう省略しますが、高齢化社会ということの問題として、交通弱者の問題、免許ですね、70歳を過ぎて、千葉ニュータウンはいろいろと便利だ、映画館もすぐ近くに行けてというふうな、そういう形であったのですが、車がなければ、ある意味で言ったらものすごく遠くなってしまうと。私も中学校時代のとき映画館を近く行こうと思ったら柏ぐらいだったので、自転車2時間かけていったような、そういう記憶があったりするものですから、結構、そうですね、自分のまちというのは免許を持ってからかなり近くなったんですけれども、それが逆のことになるのかと思うとなかなか、視点を変えてしまうとやはりなかなかそういったところも問題になると思います。  その中で、やはり民間業者との、これはどう共存していくのかということの話も、これも重要な論点になると思いまして、もちろん市として補助金を出さずに元気な民間で交通網が回っていくということであれば、非常にこれは理想的なそういったところもあると思います。やはり、その中でどこを福祉的な分野として助けるのか、それから、民に任せられる部分はどうするのかという、これに関しましては専門性と、及び、多くの人たちの耳を傾けた中でどう納得できるようなものになっていくか、やはりそういったところに期待を込めまして、以上3つのことから賛成討論をさせていただきます。  以上です。 74 ◯秋本享志議長 ほかに討論はございませんか。  柴田議員。 75 ◯柴田圭子議員 賛成の立場で討論いたします。  3つの附属機関の設置の改正なり、新設置だったんですけれども、それぞれに意味があって重要なことですので、この条例自体には賛成します。  また、行革の方については、市民公募もちゃんと半分入っているという、白井市市民参加条例を持っている市としてね、前向きに受け入れようとしているところが非常に見られますので、これはいいと思います。  あと、白井市の地域公共交通活性化会議についてですが、市民として6人、要は、福祉関係や高齢者、自治会関係などを入れて、市民公募を入れて6人ということでしたけれども、じゃあ、その市民団体の4人が当て職的なものじゃないのか、そこら辺は私たちにはわからないわけです。そして、例えば、老人会関係の方が出てきたとして、じゃあ、その人が白井市全体の道路事情を把握しているのかといったら、それはないだろうと。だから、その4人が、当て職的な存在の4人が市民の代表で、地域性をちゃんと把握して入ってきてくださるというふうに結論づけることにはちょっと無理があるかなと思います。それこそノンステップバスの使い方とかね、それから、こういう場所にはこういうバス停が必要だとか、そういう形での具体的な方法は示されるかもしれないけれども、じゃあ、地域にとってどこが必要かというところまでは、その人たちに担わせるのはちょっと無理があるのかなと。  それで、白井市には市民参加条例というのがあって、必ず公募を入れるようにしましょうというのの背景として白井市がうたっているのは、よりよいまちづくりを進めていく、その上で市民の意見を聞きながら、また、まちづくりを市民と市の共通課題として捉え、相互理解のもとに市民と市が連携、協働していくことが必要と考えている。そのためには、市民一人一人が持つ豊かな創造性、知識、経験等を十分にまちづくりに生かしながら、よりひらかれた行政を展開し、市民主体のまちづくりを行うため、市民参加の基本的な考え方と市政運営に市民の意見を反映するための手続を定めるというふうに高らかにうたっているわけですね。  だから、市が今回24人と倍の人数に増やしているにもかかわらず、公募枠が2人、それを固定したということについては大変ちょっと残念だなと思いますし、確かに公募してくる人たちが、どの審議会に行っても公募市民は同じような顔ぶれだねというようなきらいがないとは言えません。けれども、市の方から市民参加の機会を閉ざしちゃいけないと思うんですね。だから、例えば、アンケートをとるといっても、まだ方法考えていないというけれども、これ以上市民参加を増やせないよということであれば、事前にアンケートをとってニーズを把握した上で会議に臨む、そして、さらにまたアンケートをとるとか、そういう手間を踏めるのかどうか。あるいは、それこそ市民公募枠を増やして、もうちょっとみんなの意見をその場で吸収できるようにするのかどうか。  これは、人数までは今回の条例の議案では入っていないところで、議案の説明においていろいろとるる説明がなされたところ、これから要綱づくりをされると思うので、こういう今までで体験を踏まえて、市民参加というのをどう捉えるのか、改めて考えていただいて、要綱の際に反映をしていただきたいと思っております。  あと、学童については非常に大事なことですので、これは反対すること全くございません。また、本当に学童一つ一つの特性は、学童の団体の代表が入るということですので、それで捉えられると思いますので、賛成いたします。  以上をもちまして賛成討論といたします。 76 ◯秋本享志議長 ほかに討論はございませんか。               [「なし」と言う者あり] 77 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第2号 白井市附属機関条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。  議案第2号に対する総務常任委員長の報告は可決です。  議案第2号は総務常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。               [起立多数] 78 ◯秋本享志議長 賛成多数です。  したがって、議案第2号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第3号 白井市税条例等の一部を改正する条例の制定について討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、原案に賛成者の発言を許します。  討論はありませんか。               [「なし」と言う者あり] 79 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第3号 白井市税条例等の一部を改正する条例の制定についてを採決します。  議案第3号に対する総務常任委員長の報告は可決です。  議案第3号は総務常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。               [起立全員] 80 ◯秋本享志議長 起立全員です。  したがって、議案第3号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第18号 財産の取得について討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、原案に賛成者の発言を許します。  竹内議員。 81 ◯竹内陽子議員 それでは、議案第18号、賛成をしたいと思います。  庁舎の整備事業に伴い、ファイリングシステム導入に伴う備品購入ですが、一般競争入札の結果と、そう言われればそのとおりなんでしょうが、現在新庁舎の建設工事を請け負っている大成建設が落札したとの報告には、議員の間でも驚きの声がありました。入札の応募資格がある市内業者は3社あると伺っております。市内業者の振興を図ると考える市は、もう少し配慮があってもよかったんではないかと思わざるを得ません。一言つけ加え、賛成といたします。 82 ◯秋本享志議長 ほかに討論はございませんか。               [「なし」と言う者あり] 83 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第18号 財産の取得についてを採決いたします。  議案第18号に対する総務常任委員長の報告は可決です。  議案第18号は総務常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。               [起立全員] 84 ◯秋本享志議長 起立全員です。  したがって、議案第18号は委員長報告のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────      ○(議案第5号、議案第11号、議案第12号)の質疑、討論、採決 85 ◯秋本享志議長 日程第12、議案第5号 白井市印鑑条例の一部を改正する条例の制定についてから、日程第14、議案第12号 調停事件の受託についての3議案を一括議題といたします。  3議案について、環境経済常任委員会の審査の経過並びに結果について報告を求めます。  環境経済常任委員会、血脇敏行委員長。 86 ◯血脇敏行環境経済常任委員長 環境経済常任委員会に付託を受けました議案3件について、その結果及び経過について御報告いたします。  本委員会は12月8日に委員会を開催し、議案第5号 白井市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について、議案第11号 白井市白井コミュニティセンター及び白井市白井児童館の指定管理者の指定について、議案第12号 調停事件の受託について審査を行いました。  審査の結果はお手元に配付の常任委員会審査報告書のとおりです。  初めに、議案第5号 白井市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について、採決の結果、賛成多数により原案可決と決定いたしました。  なお、審査の過程において質疑がなされましたが、主な質疑を要約して申し上げますと、1つ、コンビニ交付が始まってから、コンビニで取得される見込み枚数と発行1枚当たりの経費はという質疑に対して、出張所の発行枚数と市民の利用状況から、月100枚程度を見込んでいます。印鑑証明書1通300円は市の窓口と変わりませんが、コンビニへの手数料として123円を支払うので、差額の177円が市に入ってきますとの答弁がありました。  1つ、先行実施している近隣自治体において、セキュリティ対策面でトラブル等はどうですかという質疑に対し、近隣でコンビニ交付をしている浦安市、船橋市、柏市に問い合わせをしたところ、暗証番号を忘れてしまったというような問い合わせは何件かあるということでした。  また、J-LIS、ジェイリスに確認したところ、今のところ漏洩等につながるような大きな事故は起きていないと聞いていますとの答弁がありました。  1つ、コンビニにおける端末機の設置状況についてという質疑に対し、コンビニエンスストアに設置してあるマルチコピー機を使い、これまで3回の試験は全部クリアしています。年内に実際の店舗で交付できるかの試験を受け、了承となれば1月4日スタートという形になりますとの答弁がありました。  また、委員から次のような討論がなされました。  反対します。国行政のマイナンバー制度は今とどまるべきだ。これから年末調整や確定申告、住民税の申告など、市民と行政の活用に入り、個人情報の流出は本番を迎える。既にこの1年間で日本年金機構で125万件、ベネッセで24万件の個人情報が流出している。そもそもこの制度は行政に情報収集を担わせ、国で一元管理する徴税と給付の制限が目的、これからさまざまな利用サービスに活用していく今、中止すべき。個人情報の流出犯罪は加速するであろう。  賛成します。市民が求めている利便性の向上に行政として対応していただくとともに、セキュリティには万全の策をお願いして、賛成討論といたします。  賛成します。マイナンバーの流れはもうとめられないと思う。個人の預金までマイナンバーで管理されるようになり、どんどん拡大する。懸念されるのはセキュリティの問題であり、市は重々その点を心して万全の対策で臨んでほしい。  賛成します。市の広報に議会での議決前に記載されたことについて、議会前に行政が決定してしまうことにならないよう、今後は議決後にお願いをします。  また、セキュリティはもちろん万全でなければいけませんが、一方で、万が一漏洩した場合、迅速な対応も必要と考えます。さらに、コンビニでの同サービスの時間が、例えば、終電で帰ってきた人たちでは間に合わない等あると思います。来年のスタート後に利用する市民の意見を踏まえ、改善も視野に入れてのことをお願いします。  以上で議案第5号に係る審査報告を終わります。  次に、議案第11号 白井市白井コミュニティセンター及び白井市白井児童館の指定管理者の指定について、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定いたしました。  なお、審査の過程において質疑がなされましたが、主なものを要約して申し上げますと、1つ、6月6日、指定管理者選定委員会での提言で、労働条件審査の導入が設けられたが、同指定管理者のもとで最低賃金、残業手当の実施はどうでしたかという質疑に対して、賃金の支払いについては、年に2回、現場で確認作業を行っており、その中で、口頭もしくは賃金台帳等を目視できちんと支払われているということを確認しています。今後それ以上にきちんと確認するという意味で、モニタリングの中に労働条件審査の項目が来年度から加わり、専門家による確認を行うことになっていますとの答弁がありました。  1つ、官制ワーキングプアになっていないかという指摘や、指定管理者選定委員会の提言もあり、人件費を見直すことになっているが、応募事業者の人件費はどうでしたかという質疑に対し、人件費アップについては応募者に説明し、提出された収支計算書で前回の提案から8%上がっていることを確認しています。さらに、最低賃金についても、市で提示している価格の人件費よりも今回の応募者が提案している人件費が高いので、その部分は最低賃金がきちんと確保されていると考えていますとの答弁がありました。  1つ、人件費の配分を上げるために、事業や管理費が縮減されていませんかという質疑に対し、審査会において提案された事業計画の個々について説明を受け確認をしていますので、特にほかを縮小してはいないと考えていますとの答弁がありました。  1つ、児童館に来る子どもの交通安全はどのように取り組んでいますかという質疑に対し、児童館はゼロ歳から18歳まで使え、利用人数は年々増えています。安全安心の関係から、ゼロ歳から小さい子どもについては保護者に必ず来ていただき、小学生はなるべく1人で来ないようにとしております。また、帰宅などは事務所の人が外へ出て安全確認をしており、安全面には配慮していますとの答弁がありました。  なお、討論はありませんでした。  以上で議案第11号に係る審査報告を終わります。  次に、議案第12号 調停事件の受託について、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定いたしました。  なお、審査の過程において質疑がなされましたが、主なものを要約して申し上げますと、1つ、千葉県の申し立てによる調停までの経緯はという質疑に対し、平成8年、9年ごろに、引き継ぎのため当時の千葉県企業庁等とこの部分の現地確認をしたところ、一部道路用地の外、私有地に入っていることが判明したので、これについては市としては解決されていないと引き継ぎができないということを企業庁に伝え、今回企業庁が裁判所に申し立てをしましたとの答弁がありました。  1つ、概要、調停内容の確認を通して、実際に下水道管の越境はありましたかという質疑に対し、雨水管については道路境界の外、私有地に一部入っている状況ですとの答弁がありました。  1つ、解決金は土地代金と理解していいですかという質疑に対し、現在の境界から調停申し立ての境界まで後ろに下がることになり、その面積が約16平米ほどです。企業庁がこの土地の評価をしたところの額ですとの答弁がありました。  なお、討論はありませんでした。  以上で議案第12号に係る審査報告を終わります。  以上をもちまして環境経済常任委員会議案審査の報告を終わります。 87 ◯秋本享志議長 以上で環境経済常任委員長の報告を終わります。  これから委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑は3議案一括して行います。質疑に当たっては議案番号をお示しください。  質疑はございませんか。  永瀬議員。 88 ◯永瀬洋子議員 議案第11号 白井市白井コミュニティセンター及び白井市白井児童館の指定管理者の指定についてというこの御報告の中で、委員長がこうおっしゃっているんですね、賃金の支払いがちゃんとされるかどうかという質問に対して、委員長が先ほど、モニタリングをしているから、これは専門家がするから、その辺の確認はできるんだというようなことをおっしゃっているんですが、この専門家というのはどういう資格の人を指しているのかという、そういった質疑はなかったんでしょうか。
    89 ◯秋本享志議長 血脇委員長。 90 ◯血脇敏行環境経済常任委員長 今永瀬議員の方から、どういう専門家なのかということなんですが、その質疑はございませんでした。  以上です。 91 ◯秋本享志議長 ほかに質疑はございませんか。               [「なし」と言う者あり] 92 ◯秋本享志議長 質疑はないものと認めます。これで質疑を終わります。  討論、採決は分割で行います。これから討論を行います。  初めに、議案第5号 白井市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  小田川議員。 93 ◯小田川敦子議員 議案第5号に対し、私は反対の立場で討論をいたします。  私はマイナンバー制度自体に反対をしております。それは、制度のプラス面の効果よりマイナス面の被害と維持するための費用が大きいからです。一番問題視をしているのが、個人情報の漏洩です。そこから派生するプライバシーの侵害や損害を完全に予防することはできません。今後いろいろな情報とひもづけされることを考えると、運用には慎重な対応が必要だと考えます。  昨年6月に始まった日本年金機構からの個人情報の流出があったことが報告をされています。流出した個人情報は確認されているより範囲がより広いものと予想されていて、今後も予断を許さない状況ではないかと思われます。  コンビニ交付を始めることは、情報漏洩の場面が個々に広がることを意味しています。制度が廃止されない現状では、多額な維持費をかけて利便性を図ることよりも、被害を最小で食いとめることに意味を置いて、情報の取り扱いには慎重であるべきと考え、反対いたします。  以上です。 94 ◯秋本享志議長 ほかに討論はありませんか。  福井議員。 95 ◯福井みち子議員 この議案には反対をいたします。  マイナンバー制度にね、そもそも反対だといっても、国からやりなさいということで押しつけられてきているわけですから、市がやらないということができない部分というのはあると思うんですね。しかし、今回のこのマイナンバーの利用につきましては、市が選択できる部分になっているわけです。ですから、私もこのマイナンバー制度に大変危惧を持っているわけですが、国が推し進めている以上、選択のできない部分についてまで反対をしようというふうには思わない、もう仕方がないと思うんですけれども、白井市が独自に選択できる部分についてはより慎重であるべきだと思いますので、そういう点で反対をしているわけです。  そして、また、9月議会でこのコンビニ交付については補正予算が出ておりますが、そのときにも私は反対をしております。その理由としては、現在今所持率が約1割、10%で、コストに見合うためには市民の44%が所持しなければこのコストに見合わないということを言われておりますね。そして、なおかつ、窓口や出張所では300円のところ、市に入る収入は177円に引き下がってしまうということにもなっています。その上、ランニングコストを毎年771万円かけ、さらに5年後にはシステムの更新ということも含めて考えますと、費用対効果という点で非常に疑問を持つわけです。  この今の非常に財政が厳しい中で、市民サービスをいかに削っていくか、市民との協働という名前のもとに、市民ができることは市民にやってもらわなきゃならないという厳しい財政状況の中で、本当にこのコンビニ交付をしていく必要が、これだけの経費をかけてしていく必要があるのでしょうか。  そして、これを、恩恵を受けるのはわずかに1割のマイナンバーカードを持っている人、その中で、この方々で1年に何回その交付をすることをしなければならないようなことが起きるでしょうか。それからすると、非常に少ないメリットしかないと私は思います。  そういった意味でも、今の財政の厳しい中で、これを政策として選ぶということ自体におかしさを感じますし、と思います。有識者会議をつくって、その中でいかにコストを削減していくのかというような話がされている中で、始めてしまえばやめることのできない、年々コストのかかるこの制度を取り入れるということ自体には賛成ができません。  そして、また、出張所でもやっているわけですね。市民への利便を考えて出張所でもしている。それでは、出張所はどうするのだ。職員の、今再任用職員さんが出張所に行っているわけですけれども、この出張所のあり方をどうするのかということさえも検討していない。もしかして、出張所をやめて、人件費を浮かした分をこちらに回すのだというのならまだ話がわかりますけれども、そういった検討もされていない中でこの導入というのはやはりまずいというか、私としては認めることができないということで、反対をいたします。 96 ◯秋本享志議長 ほかに討論はございませんか。  竹内議員。 97 ◯竹内陽子議員 それでは、議案第5号に賛成をします。  今議員の方から課題がたくさんあること、今伺いました。ごもっともだなと思う点もございます。ただ、目前の来年1月4日からマイナンバーカードを使っての印鑑証明がコンビニで受け取れるということになるわけです。既にコンビニとデータセンター、市町村との連携はできていると、そういうふうに伺っております。他市でそういうことが始まれば、白井市民からのニーズも出てくるかと思います。  そこで、私はコンビニへちょっと意見を伺いに行ってまいりました。コンビニでの現在のコピー機の利用状況を伺う中で、もしマイナンバーを使って印鑑証明の交付は、危険性も考えられると現場の店員さんの意見がありました。特に免許証を忘れる、見てはいけないような書類が入っているということで、コンビニにはかなりそういったマル秘のものがあるそうです。それをとりに来るかと言えば、それはとりに来ない。コンビニの店員さんも不思議がっておりましたけれども、店員さんたちはそれを見ているわけです。ですから、そういう危険性はあるというふうに思います。  そして、さらに、反対討論の中にもありましたけれども、印鑑証明1通300円のうち、コンビニには123円を払う。これはかなりの負担割合だというふうに思います。  しかし、総合的にちょっと今回考えてみました。もうほとんどのコンビニで受け入れ態勢というのができているということでありますから、私としては今後トラブルがないことを祈りましてね、私は賛成をさせていただきたいと思います。 98 ◯秋本享志議長 ほかに討論はございませんか。               [「なし」と言う者あり] 99 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第5号 白井市印鑑条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。  議案第5号に対する環境経済常任委員長の報告は可決です。  議案第5号は、環境経済常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。               [起立多数] 100 ◯秋本享志議長 起立多数です。  したがって、議案第5号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第11号 白井市白井コミュニティセンター及び白井市白井児童館の指定管理者の指定について討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、原案に賛成者の発言を許します。  討論はございませんか。               [「なし」と言う者あり] 101 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから、議案第11号 白井市白井コミュニティセンター及び白井市白井児童館の指定管理者の指定についてを採決します。  議案第11号に対する環境経済常任委員長の報告は可決です。  議案第11号は環境経済常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。               [起立全員] 102 ◯秋本享志議長 起立全員です。  したがって、議案第11号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第12号 調停事件の受託について討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、原案に賛成者の発言を許します。  討論はありませんか。               [「なし」と言う者あり] 103 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから、議案第12号 調停事件の受託についてを採決します。  議案第12号に対する環境経済常任委員長の報告は可決です。  議案第12号は環境経済常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。               [起立全員] 104 ◯秋本享志議長 起立全員です。  したがって、議案第12号は委員長報告のとおり可決されました。  休憩いたします。  再開は1時30分。                  午後  0時14分  休 憩   ─────────────────────────────────────────                  午後  1時30分  再 開 105 ◯秋本享志議長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   ─────────────────────────────────────────      ○(議案第13号~議案第17号)の質疑、討論、採決 106 ◯秋本享志議長 日程第15、議案第13号 平成28年度白井市一般会計補正予算(第4号)についてから、日程第19、議案第17号 平成28年度白井市水道事業会計補正予算(第2号)についての5議案を一括議題とします。  これから各常任委員会の審査の経過並び結果について各常任委員長の報告を求めます。  初めに、総務常任委員会、石井恵子委員長。 107 ◯石井恵子総務常任委員長 総務常任委員会に付託を受けました議案1件について、その結果及び経過について御報告いたします。  本委員会は12月6日に委員会を開催し、議案第13号 平成28年度白井市一般会計補正予算(第4号)のうち、総務常任委員会が所掌する科目についてを審査を行いました。  審査の結果はお手元に配付の常任委員会審査報告書のとおりですが、賛成全員により原案可決と決定しました。  審査の過程において質疑がなされましたが、主なものを申し上げると、1つ、2款4項4目千葉県知事選挙費について、賃金の増額となっていますが、これは10月の臨時職員の賃金が改定されたものと伺っています。どのような経緯から賃金の改定に至ったのですか。答弁、臨時職員の賃金については、その職種や資格の有無などによって定められています。これはいずれも各都道府県の労働局が定めた最低賃金を下回ることは最低賃金法により認められていません。千葉県におきましても、千葉県労働局により毎年最低賃金の額が決定されて、本年10月1日以降の最低賃金は842円と決定されました。本市の一番低い額、これは事務補助員、用務員や公民館の夜間管理などの職種が840円であることから、最低賃金を下回ることになりますので、その部分については10月1日以降850円と改定したものです。  1つ、千葉県の最低賃金の金額は全国的に見て高い部類に入るのでしょうか。答弁、千葉県は842円ですが、各都道府県で首都圏はやはり高い位置にあります。一番高いのが東京都の932円、それを初めとして、神奈川県、大阪府、愛知県、埼玉県が高い状況にあります。発表では全国平均は823円となっています。ですから、千葉県の842円というのは高い位置にあると考えています。  なお、討論はありませんでした。  議案第13号に係る審査報告を終わります。  以上をもちまして総務常任委員会の審査報告を終わります。 108 ◯秋本享志議長 次に、文教民生常任委員会福井みち子委員長。 109 ◯福井みち子文教民生常任委員長 文教民生常任委員会に付託を受けました議案4件について、その結果及び経過について御報告をいたします。  本委員会は12月7日に委員会を開催し、議案第13号 平成28年度白井市一般会計補正予算(第4号)のうち文教民生常任委員会が所掌する科目について、議案第14号 平成28年度白井市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第3号)について、議案第15号 平成28年度白井市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第2号)について、議案第16号 平成28年白井市学校給食共同調理場事業特別会計補正予算(第2号)について審査を行いました。  審査の結果は、お手元に配付の常任委員会審査報告書のとおりです。  初めに、議案第13号 平成28年度白井市一般会計補正予算(第4号)のうち文教民生常任委員会が所掌する科目については、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定しました。  なお、審査の過程において質疑がなされましたが、主なものを申し上げますと、民生費では、1つ、障害福祉の重度心身障害者医療費助成に関する助成の誤りは、組織として事務処理体制に不備があったとあります。経緯と現状の対策についてという質疑に対し、当時は担当者が1人で事務をしており、決済チェックで発見できなかった部分があります。現在は担当者が積算したのをほかの職員が再度確認するチェック体制をとっていますとの答弁がありました。  1つ、過払い等を返還してもらう際の問題はどうですかという質疑に対し、職員が対象者宅へ訪問をして説明をさせていただき、今後については個別の訪問の際、厳しい御意見をいただいたことを真摯に受けとめ、対応させていただきたいと思いますとの答弁がありました。  1つ、臨時福祉給付金5,988万3,000円の増額理由は、給付対象者は何人ですかという質疑に対し、本年8月に閣議決定された未来への投資を実現する経済対策ということで、簡素な給付金として平成29年4月から平成31年9月分までの2年半分を一括して措置することに基づき補正をいたしました。給付対象人数は7,500人を想定していますとの答弁がありました。  1つ、自立支援給付金988万4,000円の減額理由は、これは何人分の利用給付に当たるのですかという質疑に対し、決算見込みで国庫から補助金をいただきましたが、平成27年度の決算額が確定した時点で想定より給付額が少なかったため、返金することになります。自立支援サービスの利用者は約320人ほどですが、延べ利用日数が900日分程度少なかったということですと答弁がありました。  教育費では、学校安全対策事業の通学路整備工事箇所と内容についてという質疑に対し、七次台小学校に通う児童が通る通学路で、西白井三丁目から桜ヶ丘住宅を結んでいる通学路です。工事内容は道路の舗装工事と、それに伴う街灯の移設工事ですとの答弁がありました。  なお、討論はありませんでした。  以上で議案第13号に係る審査報告を終わります。  次に、議案第14号 平成28年度白井市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第3号)について、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定しました。  なお、質疑、討論はありませんでした。  以上で議案第14号に係る審査報告を終わります。  次に、議案第15号 平成28年度白井市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第2号)について、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定しました。  なお、質疑、討論はありませんでした。
     以上で議案第15号に係る審査報告を終わります。  次に、議案第16号 平成28年度白井市学校給食共同調理場事業特別会計補正予算(第2号)について、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定しました。  なお、質疑、討論はありませんでした。  議案第16号に係る審査報告を終わります。  以上をもちまして、文教民生常任委員会の審査報告を終わります。 110 ◯秋本享志議長 次に、環境経済常任委員会、血脇敏行委員長。 111 ◯血脇敏行環境経済常任委員長 環境経済常任委員会に付託を受けました議案2件について、その結果及び経過について報告いたします。  本委員会は12月8日に委員会を開催し、議案第13号 平成28年度白井市一般会計補正予算(第4号)のうち環境経済常任委員会が所掌する科目について、議案第17号 平成28年度白井市水道事業会計補正予算(第2号)について審査を行いました。  審査の結果は、お手元に配付の常任委員会審査報告書のとおりです。  初めに、議案第13号 平成28年度白井市一般会計補正予算(第4号)のうち環境経済常任委員会が所掌する科目については、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定いたしました。  主な質疑を要約して申し上げますと、まず、農林水産業費に関して、1つ、飼料米を生産する農家数と面積はという質疑に対して、5R程度で、本来ですと交付金は1,500円ですが、1,000円未満切り捨てのため、対象額1,000円を農業者1名に支払うことになりますとの答弁がありました。  1つ、環境保全型農業直接交付の農産物に対する要件についてという質疑に対して、要件は交付要綱等で決められており、今回対象の方は無農薬であり、かつ、化学肥料を使わないということになっています。年に2回管理記録等の書類でそのことを確認し、要件をクリアしていれば、毎年申請に基づき補助をしていく制度ですとの答弁がありました。  次に、土木費、排水設備工事に関して、1つ、二重の排水溝設置を昨年より導入していますが、その効果についてという質疑に対して、道路排水を受ける枡が平面ですと落ち葉等が入り冠水してしまいますが、平面だけでなく、縦からも水がたれるような枡を設置し、昨年大きな冠水等話は聞いておりませんので、一定の効果があったと考えていますとの答弁がありました。  次に、消防費に関して、1つ、消火栓の設置数と場所はという質疑に対して、県道白井流山線折立地先の敷設工事に伴い、消火栓4基を新規に、道路の修繕工事に伴い3基を修繕する予定ですとの答弁がありました。  なお、討論はありませんでした。  以上で議案第13号に係る審査報告を終わります。  次に、議案第17号 平成28年度白井市水道事業会計補正予算(第2号)については、採決の結果、賛成全員により原案可決と決定いたしました。  質疑を要約して申し上げますと、1つ、削減する額の総計が一般会計補正予算の消防費歳出補正の金額と同額となるが、会計上はどうなっていますかという質疑に対して、通常工事は企業債などを財源として充てていますが、消火栓の場合は一般会計からの負担ということで、水道会計に繰り入れられます。今回は消火栓工事の変更部分を一般会計から繰り入れ、企業債を減額するため、水道会計の歳出額に変わりはありませんとの答弁がありました。  討論はありませんでした。  以上で議案第17号に係る審査報告を終わります。  以上をもちまして環境経済常任委員会議案審査の報告を終わります。 112 ◯秋本享志議長 以上で各常任委員長の報告を終わります。  これから委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑は5議案一括して行います。質疑に当たっては、議案番号をお示しください。  質疑はございませんか。               [「なし」と言う者あり] 113 ◯秋本享志議長 質疑はないものと認めます。これで質疑を終わります。  討論、採決は分割で行います。  これから討論を行います。  初めに、議案第13号 平成28年度白井市一般会計補正予算(第4号)について討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、原案に賛成者の発言を許します。  竹内議員。 114 ◯竹内陽子議員 それでは、議案第13号に賛成をいたします。  ただし、質疑の中に、あるいは、委員長の報告にもありましたように、重度心身障害者の医療費助成の誤りによる補正については、金額の問題より、むしろなぜ過払い、過少払いになったという原因が組織として事務処理体制の不備であることが反省と見直しになったというわけですから、今後二度とこのようなことがないようにということを願い、賛成をさせていただきます。 115 ◯秋本享志議長 ほかに討論はございませんか。               [「なし」と言う者あり] 116 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第13号 平成28年度白井市一般会計補正予算(第4号)についてを採決します。  議案第13号は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。               [起立全員] 117 ◯秋本享志議長 起立全員です。  したがって、議案第13号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第14号 平成28年度白井市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第3号)について討論を行います。  討論はありませんか。               [「なし」と言う者あり] 118 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第14号 平成28年度白井市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第3号)についてを採決します。  議案第14号に対する文教民生常任委員長の報告は可決です。  議案第14号は文教民生常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。               [起立全員] 119 ◯秋本享志議長 起立全員です。  したがって、議案第14号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第15号 平成28年度白井市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第2号)について討論を行います。  討論はありませんか。               [「なし」と言う者あり] 120 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第15号 平成28年度白井市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第2号)について採決します。  議案第15号に対する文教民生常任委員長の報告は可決です。  議案第15号は、文教民生常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。               [起立全員] 121 ◯秋本享志議長 起立全員です。  したがって、議案第15号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第16号 平成28年度白井市学校給食共同調理場事業特別会計補正予算(第2号)について討論を行います。  討論はありませんか。               [「なし」と言う者あり] 122 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第16号 平成28年度白井市学校給食共同調理場事業特別会計補正予算(第2号)についてを採決します。  議案第16号に対する文教民生常任委員長の報告は可決です。  議案第16号は、文教民生常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。               [起立全員] 123 ◯秋本享志議長 起立全員です。  したがって、議案第16号は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第17号 平成28年度白井市水道事業会計補正予算(第2号)について討論を行います。  討論はありませんか。               [「なし」と言う者あり] 124 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第17号 平成28年度白井市水道事業会計補正予算(第2号)についてを採決します。  議案第17号に対する環境経済常任委員長の報告は可決です。  議案第17号は、環境経済常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。               [起立全員] 125 ◯秋本享志議長 起立全員です。  したがって、議案第17号は委員長報告のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────      ○(議案第19号~議案第26号)の一括上程 126 ◯秋本享志議長 日程第20、議案第19号 一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてから、日程第27、議案第26号 平成28年度白井市水道事業会計補正予算(第3号)についての8議案を一括上程します。   ─────────────────────────────────────────      ○(議案第19号~議案第26号)の提案理由の説明 127 ◯秋本享志議長 提案理由並びに議案内容の説明を求めます。  伊澤市長。 128 ◯伊澤史夫市長 本日追加提案いたします議案の提案理由及び内容について御説明いたします。  議案第19号 一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定については、人事院及び千葉県人事委員会勧告を踏まえ、給料表並びに扶養手当及び勤勉手当を改定するため、条例の一部を改正するものでございます。  議案第20号 平成28年度白井市一般会計補正予算(第5号)については、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ992万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ203億4,659万2,000円とするものでございます。補正の内容は、歳出については、主に議案第19号の条例の一部改正に伴う職員人件費及び七次橋改修工事負担金に係る橋梁維持に要する経費について所要額を補正するものでございます。  歳入については、歳出予算の財源として繰越金について補正するものでございます。  議案第21号 平成28年度白井市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第4号)については、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ35万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ73億2,356万9,000円とするものでございます。補正の主な内容は、一般会計と同様に、職員人件費について所要額を補正するものでございます。  議案第22号 平成28年度白井市介護保険特別会計保健事業勘定補正予算(第3号)については、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ90万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ35億8,729万1,000円とするものでございます。補正の主な内容は、一般会計と同様に、職員人件費について所要額を補正するものでございます。  議案第23号 平成28年度白井市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)については、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ11万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億6,480万1,000円とするものです。補正の主な内容は、一般会計と同様に、職員人件費について所要額を補正するものでございます。  議案第24号 平成28年度白井市下水道事業特別会計補正予算(第2号)については、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ44万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ10億184万3,000円とするものでございます。補正の主な内容は、一般会計と同様に、職員人件費について所要額を補正するものでございます。  議案第25号 平成28年度白井市学校給食共同調理場特別会計補正予算(第3号)については、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ382万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億7,743万3,000円とするものでございます。補正の主な内容は、一般会計と同様に、職員人件費について、及び、排気筒建て方改修工事に係る施設維持管理に要する経費について所要額を補正するものでございます。  議案第26号 平成28年度白井市水道事業会計補正予算(第3号)については、収益的収入及び支出の予定額を補正するもので、収入及び支出の予定額をそれぞれ15万1,000円を追加し、収入支出それぞれ4億9,600万5,000円とするものでございます。また、資本的収入及び支出の予定額を補正するもので、収入及び支出の予定額をそれぞれ3万3,000円追加し、収入支出それぞれ4億9,600万5,000円とするものでございます。また、資本的収入及び支出の予定額を補正するもので、収入及び支出の予定額をそれぞれ3万3,000円追加し、資本的収入を5億4,142万1,000円とし、資本的支出を6億2,869万8,000円とするものでございます。補正の主な内容は、一般会計と同様に、職員人件費について所要額を補正するものでございます。
     以上、議案の提案理由を申し上げましたが、詳細については担当部長から説明させますので、深い御理解と適切なる審議を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。   ─────────────────────────────────────────      ○(議案第19号~議案第26号)の議案内容の説明 129 ◯秋本享志議長 内藤総務部長。 130 ◯内藤健作総務部長 議案第19号 一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。  本案は、人事院及び千葉県人事委員会勧告を踏まえ、給料表並びに勤勉手当及び扶養手当の見直しを行うため、条例の一部を改正するものです。人事院及び千葉県人事委員会の勧告によりますと、本年4月分の月例給における民間との格差が、人事院においては0.17%、千葉県においては0.23%、民間が公務員の給与を上回る結果となりましたので、これらの勧告に準じて、千葉県と同様に給料表及び子に係る扶養手当額を引き上げるものです。また勤勉手当については、人事院及び千葉県人事委員会からの勧告に準じて0.1カ月分を引き上げ、年間支給月数を4.2月分から4.3月分とするものです。平成28年度については、12月期に0.1月分を加え、平成29年度は6月期と12月期にそれぞれ0.05月分を加える改正になります。さらに、扶養手当の見直しについての勧告があり、配偶者に係る手当額を他の扶養親族に係る手当額と同額まで減額し、現行の1万3,000円から6,500円に、子育て支援策として、子に係る手当額を増額し、現行の6,500円から1万円に改定するものです。  なお、この見直しは、平成29年度から段階的に実施することとされています。  それでは、裏面をごらんください。  一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例。  資料として新旧対照表を添付しておりますので、ごらんください。  第1条は扶養手当の改正です。  資料の1ページをごらんください。  条例第9条は扶養手当に係る改正です。  第2項は扶養親族の分類を細分化するものです。  第3項の改正は、千葉県人事委員会勧告に基づき、今年度の扶養手当の額を、扶養親族である子を対象に、6,500円から7,000円に引き上げるものです。  条例第10条の改正は、前条の改正に伴う届出等に関する改正です。  資料の2ページの下の方をごらんください。  条例第21条第2項の改正は、勤勉手当の支給割合を再任用以外の職員は100分の80から100分の90に改め、再任用職員については100分の37.5から100分の42.5に改めるものです。  資料の3ページをごらんください。  附則第10項の改正は、7級職以上で55歳以上の職員の勤勉手当の減額規定を勤勉手当の支給率に合わせて改めるものです。  資料4ページの別表第1、行政職給料表(1)、資料5ページの別表第3、医療職給料表(1)及び資料6ページの別表第4、医療職給料表(2)の改定は、平成28年度千葉県人事委員会勧告に基づき千葉県が実施した内容に準じて給料表を改定するものです。  次に、議案に戻りまして、給料表の次のページの第2条をごらんください。  第2条は平成29年度以降の扶養手当の見直し及び平成29年度における勤勉手当の支給割合に関する規定です。  資料については9ページをごらんください。  第9条の改正は、見直し後における扶養手当の改正になります。扶養手当の月額を扶養親族である配偶者、父母等については1人につき6,500円とし、一定以上の給与水準にある行政職8級の部長相当職については、1人につき3,500円に改めるものです。また、扶養親族である子に係る扶養手当を1人につき1万円に引き上げるものです。これは、配偶者の扶養手当を父母等と同額まで減額し、子に係る扶養手当を増額するものです。しかしながら、配偶者に係る手当額の減額については、受給者への影響をできるだけ少なくするため、段階的に実施することとし、平成29年度及び平成30年度における具体的な手当額は附則において定めています。  次に、議案の第2条のページの後段をごらんください。  あわせて、資料の9ページの一番下をごらんください。  条例第21条の改正は、議案の第1条において改正する勤勉手当の支給割合を平成29年6月及び12月に均等に割り振るものです。再任用以外の職員は100分の90から100分の85に改め、再任用職員については100分の42.5から100分の40に改めるものです。  議案に戻り、附則についてですが、第1項はこの条例の施行期日を定めるもので、この条例は交付の日から施行し、扶養手当の見直しについては平成29年4月1日から適用するものです。  第2項は、議案第1号の改正のうち、給料表及び扶養親族である子に係る扶養手当の引き上げは平成28年4月1日から適用し、勤勉手当の支給割合の改正は平成28年12月1日から適用するものです。  第3項は、適用日前の異動者の号給の調整について規定するものです。  第4項は給与の内払いに関する規定です。  第5項から第6項は扶養手当の見直しに関する特例措置を規定するもので、配偶者に係る手当額の減額について、受給者への影響をできるだけ少なくするため、平成29年度及び平成30年度の2カ年で扶養手当の額を段階的に規定するものです。  第7項は条例の施行に関する規則への委任規定です。  以上で議案第19号の説明を終わります。  続きまして、議案第20号 平成28年度白井市一般会計補正予算(第5号)について御説明いたします。  本補正予算は、主に給与改定による職員の人件費の増額及び土木費における工事に係る負担金の増額について追加、提案をするものです。  1ページをお開きください。  平成28年度白井市の一般会計補正予算(第5号)は、次に定めるところによるものです。  第1条第1項、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ992万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ203億4,659万2,000円とするものです。  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるものです。  それでは、歳入歳出予算補正の内容について、歳出から御説明いたします。  初めに、一般職員人件費の補正について御説明いたします。  20ページ、給与費明細書の一般職総括をごらんください。  一般会計全体の一般職の職員人件費は、給料914万5,000円の減、職員手当等1,120万9,000円の増、共済費850万6,000円の減で、合わせて644万2,000円の減額となっています。  給料及び手当について御説明いたします。  21ページ、給料及び職員手当等の増減額の明細をごらんください。  今回の補正は、給与改定とその他の2つの事由がございます。給与改定については、議案第19号で御説明いたしました人事院及び千葉県人事委員会の勧告を踏まえた条例の改正により補正するものです。その他については、9月議会での補正以降、職員の退職や採用がなかった育児休暇代替等に係る給与等の減額、及び、増額が必要となった手当について所要額を補正するものです。  次に、共済費について御説明いたしますので、20ページにお戻りください。  共済費は9月に行われた標準報酬月額の定時決定により執行残が見込まれる分について減額するものです。  科目ごとの一般職員人件費の補正につきましては、説明を省略させていただきます。  次に、特別職について御説明いたします。  19ページをごらんください。  期末手当の減額につきましては、教育長の就任が10月となったことから、期間率により執行残が見込まれる分について、また、共済費の減額につきましては、一般職と同様に執行残が見込まれる分について補正するものです。  なお、給与改定等により、特別会計等においても人件費を補正することから、特別会計への繰出等についても所要額を補正いたします。  該当する箇所について、科目順に御説明いたします。  11ページをごらんください。  3款民生費、1項6目国民健康保険費、補正額35万円の増につきましては、国民健康保険特別会計事業勘定への繰出に要する経費として補正するものです。  7目介護保険費、補正額16万3,000円の減につきましては、介護保険特別会計保険事業勘定への繰出に要する経費として補正するものです。給与改定のほか、職員の休職期間に係る補正があるため、減額となります。  9目後期高齢者医療費、補正額11万5,000円の増につきましては、後期高齢者医療特別会計への繰出に要する経費として補正するものです。  13ページに移りまして、下段、4款衛生費、3項2目水道事業会計費、補正額18万4,000円の増につきましては、公営企業への補助及び出資に要する経費として補正するものです。  15ページに移りまして、下段、7款土木費、4項1目都市計画総務費、補正額93万円の増のうち3万円につきましては、下水道事業特別会計への繰出に要する経費として補正するものです。  次に、橋梁事業における負担金の増額について御説明いたします。  同じく15ページの中段をごらんください。  7款土木費、2項3目橋梁維持費、補正額1,709万8,000円の増につきましては、橋梁維持に要する経費としまして、七次橋改修工事について、地盤支持力不足による工法の変更に伴い事業費の増が見込まれることから、所要額についてを補正するものです。事業費の総額は、平成27年度からの繰越明許費と今年度の第2号補正予算及び本補正予算により増額する額の合計となります。なお、事業期間については平成29年度までに延長されることとなりますが、事業費のうち繰越明許費については再度繰越明許による繰越手続ができないため、翌年度へ繰り越すに当たっては、事業費全額を事故繰越として平成29年度に繰り越すこととなります。  歳出については以上でございます。  次に、歳入について御説明いたします。  7ページをお開きください。  19款繰越金、1項1目繰越金、補正額992万8,000円の増につきましては、歳出予算の補正に伴う財源として、平成27年度からの繰越金をもって充てるものです。  以上で平成28年度白井市一般会計補正予算(第5号)の説明を終わります。 131 ◯秋本享志議長 五十嵐健康福祉部長。 132 ◯五十嵐 洋健康福祉部長 それでは、議案第21号 平成28年度白井市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第4号)について御説明いたします。  本補正予算は、主に給与改定による職員人件費について追加提案するものです。  1ページをごらんください。  平成28年度白井市の国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第4号)は、次に定めるところによるものです。  第1条第1項、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ35万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ73億2,356万9,000円とするものでございます。  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、2ページの第1表歳入歳出予算補正によるものでございます。  それでは、歳入歳出予算補正の内容について、歳出予算から御説明いたします。  5ページの歳出をごらんください。  1款総務費、1項1目一般管理費、補正額35万円の増は、職員人件費について、一般会計の職員と同様に、人事院及び千葉県人事委員会の勧告に準じ、一般職員人件費について、給料及び勤勉手当、扶養手当などの職員手当等の増額、並びに、9月に行われた標準報酬月額の定時決定により執行残が見込まれる共済費、及び、9月補正以降変更が生じた手当について所要額を補正するものでございます。  歳出については以上でございます。  続きまして、歳入予算について御説明いたします。  同じく5ページ上段をごらんください。  8款繰入金、1項1目一般会計繰入金、補正額35万円の増につきましては、歳出予算の補正に伴う財源として、一般会計からの繰入金をもって充てるものです。  なお、6ページから8ページにつきましては、今回の補正により変更となります給与費明細書でございます。  以上で議案第21号の説明を終わります。  続きまして、議案第22号 平成28年度白井市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第3号)について御説明いたします。  本補正予算は、主に給与改定による職員人件費について追加提案するものです。  1ページをごらんください。  平成28年度白井市の介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第3号)は、次に定めるところによるものでございます。  第1条第1項、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ90万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ35億8,729万1,000円とするものでございます。  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、2ページの第1表歳入歳出予算補正によるものでございます。  それでは、歳入歳出予算補正の内容について、歳出予算から御説明いたします。  6ページをごらんください。  1款総務費、1項1目総務管理費、補正額1万8,000円の増額、及び、4款地域支援事業費、3項1目包括的支援事業費、補正額92万5,000円の減額は、職員人件費について、一般会計の職員と同様に、人事院及び千葉県人事委員会の勧告に準じ、一般職員人件費について、給料及び勤勉手当、扶養手当などの職員手当等の増額、並びに、9月に行われた標準報酬月額の定時決定により執行残が見込まれる共済費、及び、今後執行残が見込まれる一般職員の給料、職員手当等の減額について補正するものでございます。  歳出については以上でございます。  続きまして、歳入予算について御説明いたします。  戻りまして5ページをごらんください。  3款国庫支出金、2項3目地域支援事業交付金包括的支援事業・任意事業、補正額35万9,000円の減額、5款県支出金、2項2目地域支援事業交付金包括的支援事業・任意事業、補正額18万1,000円の減額、7款繰入金、1項3目地域支援事業繰入金包括的支援事業・任意事業、補正額18万1,000円の減額、1つ飛びまして、その下、同じく7款繰入金、2項1目介護給付費等準備基金繰入金、補正額20万4,000円の減額につきましては、歳出予算で御説明しました4款地域支援事業費、3項1目包括的支援事業費の一般職員人件費の補正に伴い、財源として見込んでいた国庫支出金等についてそれぞれ減額補正するものでございます。  戻りまして、7款繰入金、1項5目その他一般会計繰入金、補正額1万8,000円の増額につきましては、歳出予算で御説明しました1款総務費、1項1目総務管理費の一般職員人件費の補正に伴い、財源として一般会計からの繰入金を充てるため、増額補正するものでございます。
     なお、7ページから11ページにつきましては、今回の補正により変更となります給与費明細書でございます。  以上で議案第22号の説明を終わります。  続きまして、議案第23号 平成28年度白井市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について御説明いたします。  本補正予算は、給与改定による職員人件費について追加提案するものです。  1ページをごらんください。  平成28年度白井市の後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによるものです。  第1条第1項、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ11万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億6,480万1,000円とするものでございます。  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、2ページの第1表歳入歳出予算補正によるものでございます。  それでは、歳入歳出予算補正の内容について、歳出予算から御説明いたします。  4ページの歳出をごらんください。  1款総務費、1項1目一般管理費、補正額11万5,000円の増は、職員人件費について、一般会計の職員と同様に、人事院及び千葉県人事委員会の勧告に準じ、一般職員人件費について、給料及び勤勉手当、扶養手当などの職員手当等の増額、並びに、9月に行われた標準報酬月額の定時決定により執行残が見込まれる共済費の減額について補正するものでございます。  歳出については以上でございます。  続きまして、歳入予算について御説明いたします。  同じく4ページ上段をごらんください。  2款繰入金、1項1目事務費繰入金、補正額11万5,000円の増につきましては、歳出予算の補正に伴う財源として、一般会計からの繰入金をもって充てるものです。  なお、5ページから7ページにつきましては、今回の補正により変更となります給与費明細書でございます。  以上で議案第23号の説明を終わります。 133 ◯秋本享志議長 武藤環境建設部長。 134 ◯武藤 茂環境建設部長 それでは、議案第24号 平成28年度白井市下水道事業特別会計補正予算(第2号)について御説明いたします。  1ページをごらんください。  平成28年度白井市の下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによるものでございます。  第1条第1項、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ44万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ10億184万3,000円とするものでございます。  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、2ページの第1表歳入歳出予算補正によるものでございます。  それでは、歳入歳出予算補正の内容について、歳出予算から御説明いたします。  5ページをごらんください。  1款下水道事業費、1項1目一般管理費10万2,000円の増額、1項2目維持管理費15万4,000円の増額、及び、2項1目公共下水道事業費18万8,000円の増額は、職員人件費について、一般会計の職員と同様に、人事院及び千葉県人事委員会の勧告を踏まえた条例の改正に伴い、職員の給料月額及び勤勉手当、扶養手当の増額、並びに、9月に行われた標準報酬月額の定時決定により執行残が見込まれる共済費の減額について所要額を補正するものでございます。  次に、歳入予算について御説明いたします。  戻りまして4ページをごらんください。  下段の5款繰越金から御説明いたします。  1項1目繰越金41万4,000円の増額は、歳出予算で御説明いたしました一般管理費、維持管理費及び公共下水道事業費の職員人件費の補正に伴う財源として、繰越金をもって充てるものでございます。  次に、上段の4款繰入金、1項1目繰入金3万円の増額は、歳出予算の補正額における繰越金からの不足額3万円について、一般会計からの繰入金をもって充てるものでございます。  なお、6ページから8ページにつきましては、今回の補正により変更となる給与費明細書でございます。  以上で議案第24号の説明を終わります。 135 ◯秋本享志議長 染谷教育部長。 136 ◯染谷敏夫教育部長 議案第25号 平成28年度白井市学校給食共同調理場事業特別会計補正予算(第3号)について御説明いたします。  1ページをお開きください。  平成28年度白井市の学校給食共同調理場事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによるものでございます。  第1条第1項、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ382万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億7,743万3,000円とするものです。  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、2ページの第1表歳入歳出予算補正によるものでございます。  それでは、補正予算の内容について、歳出予算から御説明いたしますので、4ページの下段をごらんください。  1款総務費、1項1目一般管理費、一般職員人件費4万6,000円の増額につきましては、一般会計と同様に、給与改定及び共済費の標準報酬月額の定時決定等に伴い、所要額を補正するものでございます。  次に、施設維持管理に要する経費、工事請負費、補正額378万円の増につきましては、北海道札幌市において学校給食調理場等の煙突内部のアスベスト建材の落下等により、学校給食の調理の中止となった事例や、文部科学省から学校施設等における石綿含有保温材等の使用状況調査、いわゆる特定調査の再確認等の調査依頼によりまして、改めて点検、調査を行ったところ、ボイラー排気用煙突の建材にアスベストが含まれていることが確認されたことから、最優先に給食の安全安心、近隣住民や従業員の安全、周辺環境の保全等を確保するため、既存の煙突を速やかに密閉の上閉鎖するとともに、今後の給食調理業務等の安定稼働のために2基のボイラー設備を改修し、新たにボイラーに直接排気筒を設置する改修工事を行うため、所要額を補正するものでございます。  なお、この改修工事については冬休み期間中に実施し、給食の欠食がないようにすることとしております。  歳出については以上でございます。  次に、歳入について御説明いたしますので、同じページの上段をごらんください。  3款1項1目繰越金、補正額382万6,000円の増につきましては、歳出予算の補正に伴う財源として、平成27年度からの繰越金をもって充てるものでございます。  なお、5ページから7ページにつきましては、今回の補正により変更となります給与費明細書でございます。  以上で議案第25号の説明を終わります。 137 ◯秋本享志議長 武藤環境建設部長。 138 ◯武藤 茂環境建設部長 それでは、議案第26号 平成28年度白井市水道事業会計補正予算(第3号)について御説明いたします。  1ページをごらんください。  第1条、平成28年度白井市の水道事業会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによるものでございます。  第2条は収益的収入及び支出を補正するもので、収益的収入及び支出の予定額をそれぞれ15万1,000円増額し、4億9,600万5,000円とするものでございます。  第3条は資本的収入及び支出を補正するもので、資本的収入の予定額を3万3,000円増額し5億4,142万1,000円に、資本的支出の予定額を3万3,000円増額し6億2,869万8,000円とするものでございます。  次に、2ページから3ページをごらんいただきたいと思います。  第4条は、今回の補正に合わせて継続費の年割額を補正するものでございます。  次に、4ページをごらんください。  第5条は議会の議決を得なければ流用することのできない経費として、職員給与費3,988万7,000円を4,007万1,000円に改めるものでございます。  第6条は他会計から補助金を受ける金額3,556万5,000円を3,571万6,000円に改めるものでございます。  それでは、補正予算の内容を御説明いたします。  15ページをごらんください。  収益的収入及び支出について、下段の支出から御説明いたします。  1款水道事業費、1項3目総係費15万1,000円の増額は、職員人件費について一般会計の職員と同様に、人事院及び千葉県人事委員会の勧告を踏まえた条例の改正に伴い、企業職員の給料月額及び勤勉手当、扶養手当の増額、並びに、9月に行われた標準報酬月額の定時決定により執行残が見込まれる共済費の減額について所要額を補正するものでございます。  次に、上段の収入について御説明いたします。  1款水道事業収益、2項3目他会計補助金15万1,000円の増額は、職員人件費の補正に伴い一般会計からの補助金を補正するものでございます。  16ページをごらんください。  資本的収入及び支出について、下段の支出から御説明いたします。  1款資本的支出、1項3目建設事務費3万3,000円の増額は、先に収益的支出で説明しましたことと同様に、職員人件費について所要額を補正するものでございます。  次に、上段の収入について御説明いたします。  1款資本的収入、2項2目負担区分に基づかない出資金3万3,000円の増額は、職員人件費の補正に伴い一般会計からの出資金を補正するものでございます。  なお、5ページから13ページにつきましては、今回の補正により変更となります補正予算実施計画、補正予定キャッシュフロー計算書、給与費明細書及び予定貸借対照表からなる予算に関する説明書でございます。  以上で議案第26号の説明を終わります。 139 ◯秋本享志議長 以上で提案理由並びに議案内容の説明を終わります。  休憩いたします。  再開は2時50分。                  午後  2時36分  休 憩   ─────────────────────────────────────────                  午後  2時50分  再 開 140 ◯秋本享志議長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   ─────────────────────────────────────────      ○(議案第19号)の質疑、討論、採決 141 ◯秋本享志議長 日程第20、議案第19号 一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  これから質疑を行います。質疑はございませんか。  永瀬議員。 142 ◯永瀬洋子議員 質疑はあります。  それで、今回、つまり、一般職の職員の給与というのは、今回は扶養手当と、それから、勤勉手当ですか、それが上がったということになるんですよね。それで、結局今いろいろな御説明をいただきましたけれども、そういたしますと、全体でどのぐらいのプラス、人件費の増額ということになるんですか。それを、もちろん計算すれば出てくるんですけれども、ちょっと計算するのがなかなか難しいので、そこを教えていただきたいと思います。 143 ◯秋本享志議長 内藤総務部長。 144 ◯内藤健作総務部長 それでは、人件費の補正ということになると次の議案になってしまうんですけれども、予算書の21ページを見ていただければ、まず上に給料及び職員手当等の増減の明細ということで書いてありますけれども、今回の給与改定に伴います増分というのが一番上にあります291万円で、そのほかの減分としまして1,205万5,000円、それから、職員手当等につきましては、給与改定に伴う増分が1,715万3,000円、その他の分としまして594万4,000円の減ということで今回予算の方に予算化しているものでございます。  以上です。 145 ◯秋本享志議長 永瀬議員。 146 ◯永瀬洋子議員 今回扶養手当は内容が少し変わりましたね。結局これは扶養手当の、つまり、お子様のいる方には幾らか優遇ということになるということになるんでしょうか。 147 ◯秋本享志議長 内藤総務部長。 148 ◯内藤健作総務部長 扶養手当の改正でございますけれども、まず1点は、配偶者の扶養手当については減額をしていくということです。もう1つは、逆に扶養親族である子の扶養手当については増額をするということになっております。  以上です。 149 ◯秋本享志議長 永瀬議員。 150 ◯永瀬洋子議員 それは結局今回の税制の改革で扶養者、妻の収入というのも少し数字が変わってきたということもありますし、それから、やはり子育てということに重きを置いているということのあらわれなんでしょうか。 151 ◯秋本享志議長 内藤総務部長。 152 ◯内藤健作総務部長 子どもの扶養手当につきましては、先ほど議案説明する中で説明しましたように、今議員おっしゃったように、今の少子化対策ということでの増額というふうに聞いております。  配偶者につきましては、税制改正が云々というよりも、給与改定そのものが、民間事業者との差をどうするのかというのが給与改定の一番の趣旨になりますので、今回の改正の主な理由としますと、民間企業におけます配偶者の手当を支給する事業所の割合ですとか、あとは、公務員におけます配偶者を扶養親族とする職員の割合が減少傾向にあることなどを配慮しまして金額を減じるものなんですけれども、さらに議員御指摘のように、今ある税制の改正ですとか、そういったものも考慮した上での改正というふうに聞いております。  以上です。
    153 ◯秋本享志議長 ほかに質疑はございませんか。               [「なし」と言う者あり] 154 ◯秋本享志議長 質疑はないものと認めます。これで質疑を終わります。  お諮りします。議案第19号は会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたします。御異議ございませんか。               [「異議なし」と言う者あり] 155 ◯秋本享志議長 異議なしと認めます。したがって、議案第19号は委員会付託を省略することに決定いたしました。  これから討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、賛成者の発言を許します。               [「なし」と言う者あり] 156 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第19号 一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。  議案第19号は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。               [起立全員] 157 ◯秋本享志議長 起立全員です。  したがって、議案第19号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────      ○(議案第20号)の質疑、討論、採決 158 ◯秋本享志議長 日程第21、議案第20号 平成28年度白井市一般会計補正予算(第5号)についてを議題といたします。  これから質疑を行います。質疑はございませんか。  竹内議員。 159 ◯竹内陽子議員 それでは、本会計補正予算の15ページにあります7款2項3目、そこの七次橋改修工事負担金、これについて質問をしたいと思います。  この件につきましては、12月5日と8日にURと市より説明があったわけですけれども、私はさらに担当課に詳細についてもいろいろ伺いました。  まず、28年4月の第1回目の変更ですよね。この変更は、議会は仕方がないなということで認めた部分もあると思います。  ただ、2回目の変更は、経緯をたどっていきますと、UR自身も認めているように、当初の調査の甘さが露呈してきたんではないかなというふうに思うわけです。UR自身も説明に来て、反省していますと、こう言っているわけです。そういう点を市はどのように捉えていますか。 160 ◯秋本享志議長 武藤環境建設部長。 161 ◯武藤 茂環境建設部長 今回の七次橋の件につきましては、先ほど議員おっしゃいましたように、12月5日と8日に御説明をさせていただきました。その中でも特に、今反省という言葉がございましたけれども、その前に、今回の工事の発注方法についてちょっと簡単に説明させていただきますと、白井市の発注であれば前提条件を全て固めてから発注することになりますが、URは少しでも早く整備するということで、条件が全て固まらないうちに設計施工というような形で発注し、前提条件を固めながら工事を実施しているというところでございます。この点が市とURの発注方法の違いとなっているということでございます。  今回の変更につきましては、前回の工法変更に伴う現場の安全性の確保というようなことで必要な変更だったと思います。URが反省しているというその中の説明の中で述べたということに、URの発言につきましては、6月、第1回の変更のとき、議会の補正を、御審議いただいたときでございますけれども、6月の変更の際に現場の把握が十分できていなかったと、できていれば1回の変更で済んだものを2回の変更になったことに対してであるというようなふうには私の方ではちょっと記憶してございます。  以上でございます。 162 ◯秋本享志議長 竹内議員。 163 ◯竹内陽子議員 それでは、市の意向で橋の幅を8メートルにしたわけですよね。それをURに申し出て、その工事費用の差額分を市が負担するという、そういう契約書を取り交わしたんですが、この工事に対する市の監理というのはどのようにしてきましたか。 164 ◯秋本享志議長 武藤環境建設部長。 165 ◯武藤 茂環境建設部長 それでは、今回の工事に関しまして、監理について、監理といいますか、市がどのように関わってきたかという観点からちょっと御説明をさせていただきますと、済みません、先ほど言いました、平成27年8月3日に今回の工事の契約を締結したわけでございますけれども、この中に、第5条では、市は必要があると認めるときは資料の提出や現地の立ち入り調査を求めることができる。それから、第6条では、事業が完了したときにはなりますけれども、ある意味では完了検査ができるというような形になっております。  これまで市といたしましては、毎月初めに事業の進捗状況、協議というか、打ち合わせというか、確認をしてございます。うちの担当職員の方が現場の方の確認をしてございます。  それから、市の方にも工事はどうなっているのかというような、市の工事というふうに思われている方もいらっしゃるのかなとは思うんですけれども、当然市内で事業を行っていますので、そういう中で、そういう、どこまで進んでいるの、何をやっているのというようなお話を聞いたときには回答させていただいていますし、URの方にもその内容については連絡をしているというような話になっております。  そういう形で、毎月月初めに進捗状況を確認しながらともに事業を進めているというような形になろうというような手続を踏んでおります。  それから、先ほど第6条の関係でお話させていただきましたけれども、事業が終了した時点では、何というんですかね、当然設計内容に基づいた検査というものはやっていくというふうに捉えているところでございます。  以上でございます。 166 ◯秋本享志議長 竹内議員。 167 ◯竹内陽子議員 それで、最初のときには、確かこの橋を改良するのは地盤改良形式という、そういった形式ですけれども、最終的には桟橋形式というんですか、変わったんですけれども、それを同じ状態だったら比較すると、どちらがどう安くて、比較検討した場合はどういうふうになるんでしょうか。  それから、全協の説明の際に、市はこの工事の変更はやむを得ないと、こう判断しているわけなんですけれども、最終的な問題というのはこのやむを得ないという話なんですけれども、それはどのようなことを指してやむを得ないと、こうおっしゃっているのか、そこをお答えいただきたいと思います。 168 ◯秋本享志議長 武藤環境建設部長。 169 ◯武藤 茂環境建設部長 それでは、1点目の今回の変更のコスト比較というところで、まず1点目説明させていただきます。  今議員おっしゃいましたように、二案を検討してございます。1つの1案は、簡単に言いますとヤードの下、桟橋方式によるヤードの確保、それから、2案につきましては、地盤改良の上鉄板式によるヤードの確保というような形になっております。  この比較に当たりまして、まず作業を実施しているんですけれども、ちょっと私も技術屋じゃないんでわからない部分あるんですけれども、土質をとり、配合試験を実施した結果、厚さ2メートルの改良体をつくらないと荷重に耐えられないことがあり、それから、また、河川内に改良体というんですかね、異物というふうに最初言っていたんですけれども、残すことができないため、その改良体部を撤去することになりますと、周辺への負荷と。これは近隣家屋への騒音だとか振動の問題でありますね、含めましてですけれども、そういうことが大き過ぎるので桟橋方式を採用したというふうになっております。  今御質問の比較でございますけれども、改良部体という部分を含めましてですけれども、撤去費を含めますと、桟橋方式は地盤改良方式の8割程度の費用におさまり、経済性で優位であるというふうには聞いております。  それから、2点目の前回の12月5日あるいは8日の説明の中でのやむを得ないという部分での御質問かと思いますけれども、ちょっと長くなるかもしれませんけれども、今回の補正をお願いしてるということに関しましては、これは説明会のときにもお話をさせていただきましたけれども、橋梁工事として残っている最後の工事ということ、それから、七次台と西白井と北環状線を結ぶ主要な市道であるということ、それから、工事については、この工事については用地交渉などの遅れから大きく遅れてしまっているというようなことで、速めに完成させたいということ、それから、さらには仮設の状況が長く続くことにより、通行の安全性の確保の面からも、安全性の面から影響が大きいということで対応したいということで、早く終了することが一番かなというふうには思っています。  やむを得ないということにつきましては、今回の工法変更につきましては、現場の安全対策というようなことで、必要な変更であるということでやむを得ないものというふうに御説明をさせていただいたところでございます。  以上でございます。 170 ◯秋本享志議長 ほかに質疑はございませんか。  平田議員。 171 ◯平田新子議員 あそこを普通の市民の方と一緒に車で通りました。市民感覚でどういうふうにおっしゃっているかというと、例えば、東京オリンピックのように、豊洲のように、どんどんどんどん建築費がかさんでということで、この間の説明会では、ある程度早くやるためにやりながら検討していった結果、2回の修正をすることになったということですが、二度あることは三度あるかもしれませんし、そのたびにずるずるずるずると、東京都のように財源が豊かなところでもいろいろ問題になっていて、この財源をこれからどうしようかという白井市において、仕方がない、仕方がないといってこのままどんどん言われるままにお金を出していくべきものなのか。かといって、もう一方、あんなにS字にこんなに曲がったものを今さら、完成させなくては、あのままずっとああいうふうに交通事故の不安もありながらというわけにはいかないので、ある意味、言われっぱなしで、やられっぱなしで、払いっぱなしになるのかなという不安を持っていらっしゃるんですけれども、今後そういうところの確認とか、それから、相手に対する責任の求め方というのは、市の考え方をお聞きしたいと思います。 172 ◯秋本享志議長 平田議員に申し上げます。あそこじゃなく、議案番号と内容を言ってから質疑してください。 173 ◯平田新子議員 済みません、七次橋の改修工事についてということでお願いいたします。 174 ◯秋本享志議長 武藤環境建設部長。 175 ◯武藤 茂環境建設部長 ちょっと一部先ほどの竹内議員と重複する部分がございますけれども、今回の工事の発注方法については、設計施工ということで御理解いただければと思います。その中でも十分URとは協議を進めていく、これまでも協議を進めてきたし、これからも十分協議を進めながら、何というんですかね、事業を実施していきたいと思っております。  私どもの方でも、市の方でもそういう設計施工という部分はなかなか理解できないという部分もあるのかもしれませんけれども、今後、何というんですかね、そういう費用負担が伴う事業につきましては、ある程度設計を固めた段階の中で十分協議を行った上で、議会の方にも説明させていただいて、事業を進めていければというふうに思っています。  6月の、本来ならば今回2回目でございますが、1回目の設計変更のときに、もうちょっと市の方でも十分設計の段階を精査した上で、精査すべきだったかなという反省はございます。反省というか、整備すべきだったかなという思いはございます。  以上でございます。 176 ◯秋本享志議長 よろしいですか。  ほかに質疑はございませんか。  和田議員。 177 ◯和田健一郎議員 同じく七次橋、7款2項のものなんですけれども、ちょっと大きく分けて2つお聞きしたいと思います。  まず、工事はURがやっているということで市が負担しているという中で、契約内容の手続のちょっと確認をしたく存じます。まず、工事の、特に変更について、URとの契約書における条文、その根拠にやっていくといった形の設計変更の部分ですか、それをちょっと、具体的な話でちょっと条文を踏まえてお聞きしたいと思います。  それと、あと、次に、これはちょっとほかの竹内議員も含め、平田議員も言っていたのですが、やはり二度目の設計変更ということで、最初のうちの何とかできなかったのかというやはり意見といいますか、感想は私も持っている中のことでございます。ただ、やはり国道464号線のバイパスといいますか、よく渋滞する中で、迂回としてあそこをよく通る方もいらっしゃるかなという中で、やはり早期開通といった、やはり市としても重要な道路ですから、そういったところで焦る気持ちも何かあったんじゃないかなという中で、やはりどうしても確実性と限られた予算と、そういう中、なかなか工事変更といったところでは、技術的に理想とはなかなか難しかった部分があるんじゃないかなと思っていまして、それで、2つ目の質問としては、やはりもうちょっとその当初の見込みと違った流れを、そうですね、なるべく早くつなげたかったという話での払い終わったとも言えますけれども、今後技術的な部分についての確認を、これでき上がった後じゃないとなかなか難しいと思うんですけれども、それも含めてどうやっていくのかといったところの2つをちょっと聞いて、お聞きしたいと思います。 178 ◯秋本享志議長 武藤環境建設部長。 179 ◯武藤 茂環境建設部長 何度も同じ答弁になって申しわけない部分はございますが、今回の見立てというんですか、契約については設計施工であるということでございます。契約、今回の設計変更につきましては、先ほど申しました平成27年8月3日に締結いたしました契約の第4条の規定において協議をしてきたというところでございます。第4条をちょっと読ませていただきますと、特に第4条の第2項でございまして、「事業計画の変更または事業の進捗により、白井市の負担について過不足が生じるおそれがあると見込まれたときは、直ちに市及びURは協議するものというような条文がございます。これに基づいて協議をしてきたということで、こういう中でいろいろURと市の方で協議をした中で、工事の安全の確保ということで、先ほど答弁させていただきましたけれども、やむを得ないということで、今回の補正予算を計上させていただいたというところでございます。  以上でございます。  それから、2点目のこれからどう確認していくのかということでございますが、これも先ほどとちょっと同じような答弁になろうかとは思いますが、契約の中に、先ほど第5条、第6条等もあります。それに基づきまして、やはり毎月協議、必ず協議を、今までもやっておりますし、これからも協議をしながら適正に運営をして、何というんですか、工事を確認していくという。特に、ちょっと外れるかもしれませんけれども、市といたしましては、工事の安全性、特に道路交通の安全性、市道でございますので、安全性等については重点的に確認し、協議をしていきたいなというふうには思っております。  以上でございます。 180 ◯秋本享志議長 和田議員。 181 ◯和田健一郎議員 まず、最初の契約のことにつきまして、第4条のいわゆる設計変更に関することも協議をするという形でありましたが、ただ、ちょっとその契約の条文も確認しますと、では、もちろん変更なのですが、例えば、微々たる補正の部分の変更と、例えばの話、予算額で言いましたら3倍近くになってしまっているものとしては、何かこう、違った工事に近い、趣旨変更に近いようにも見受けられるかと思いまして、やはり今後この契約書の条文についても、場合分けだとか、そういうのが必要になってくるんじゃないかと思っております。  また、次に工事のことにつきまして、やはり市の拡張に関しまして、現状の橋の幅ですと、中型トラックだとか、そういったものがすれ違うことができずに、しかも、長さが長くなりますので、1回入ってしまったらバックするだとか、そういうふうな、既存の長さでは行けないところはやはりどうしても拡張はやむを得ない、そういった中で、やっていくことに地盤が弱かったりだとか、いわゆるPCとか、重い物を吊し上げるクレーンが必要であるとか、そういう形の、わかっています、そういう中で、特に先ほどなぜ反省を生かしていきたいかといったら、これはうちの市だけの問題じゃなくて、共有ということが大事になるんじゃないかと、その考えを聞きたいと思います。  これは全国的にこの20年間公共工事が減っていく中で、技師、いわゆる建築関係の設計技師がかなり不足をしている空白の20年がありまして、従来昭和のときには設計ではあり得なかったようなミスだとか、そういったところが全国的に頻繁になっていっているといったところが実はあるようで、工事関係者の中でも話をして、やはりそういったところ、今回のことに関しても、でき上がった後でなければ、先ほどの竹内議員の答弁でも、技術的な何か検証をしていきたいということでありましたら、やはりこういったところでこういう事例があったとしたら、そのノウハウをどう生かしていくのかといったところがやはり全体的にやっていく必要があると思いまして、また、そういったところも含めて前向きな検討を、市内だけじゃなくて、そういうほかとも共有していくようなお考えといったところをちょっとお聞きしたいと思います。 182 ◯秋本享志議長 武藤環境建設部長。 183 ◯武藤 茂環境建設部長 今回のこの件につきましては、先ほど申しました、設計施工ということで、順次工事を進めてきたということで、事故があったとか、そういう部分ではなくて、通常の業務の中で進めてきた中で、設計施工という中でこういう形になったと。  技術的なことを共有という部分では、全国的な部分はちょっとあれですけれども、市とURでは、その中では今後の工事においてもこういう状況を踏まえた上で、協議をした上で、今までもそうですし、これからも適正に工事は進めていきたいなというのは今思っているところでございます。 184 ◯秋本享志議長 よろいしですか。  ほかに質疑はございませんか。  柴田議員。 185 ◯柴田圭子議員 金額の問題なんですけれども、6月と9月と2回補正出ていますが、市の負担分について妥当かどうかというのは、URと突き合わせをして、積算して、これで妥当だねというふうに、そこまで詰めてあるんでしょうか。 186 ◯秋本享志議長 武藤環境建設部長。 187 ◯武藤 茂環境建設部長 URから提示された金額につきましては、細部までの詰めという話ではないですけれども、積算の項目等々につきましては説明を受け、うちの方の技術担当職員の方、技術担当というか、うちの市の方でそれについては妥当であろうという判断のもとに、その今回提示した補正予算については、URから提示がありました見積額で補正予算を計上させていただきました。  以上でございます。  柴田議員。 188 ◯柴田圭子議員 その設計施工でなく、市のいつもやっている方法でやった場合、2回補正を組まないでも多分済んだだろうとは思うんですが、その際、今回2回組んだことで、金額的に1回で済ませるよりも大幅に上回ってしまったとか、トータルで見れば同じだねとか、そこら辺の方はどうでしょう。  それと、あと、協定の中には、何かあった場合は話し合いをする、協議するという一言もあるわけですけれども、金額についてちょっとお勉強しなさいよみたいな話というのはあったのかどうか、そこについてお尋ねします。 189 ◯秋本享志議長 武藤環境建設部長。 190 ◯武藤 茂環境建設部長 1点目の市の契約の方法と今回の設計施工の金額の件ですけれども、トータル的には多分同じぐらいになるのかなとは思います。ただ、今回の設計施工の中で、何というんですかね、期間、工期を延長しておりますので、その分について、何というんですかね、その分が増額になるという話ではないんですけれども、そういう部分はありますので、ちょっと詳細な、何というんですかね、比較はしてございませんが、トータル的には同じ、同程度の金額になるのかなというふうに思っております。  それから、協議の中で、負担金について勉強、勉強というか、その辺の負担金の協議は内容等の説明は確認しましたが、減額という部分についての話はしてございません。  以上でございます。 191 ◯秋本享志議長 ほかに質疑はございませんか。  永瀬議員。 192 ◯永瀬洋子議員 いろいろな御質問が続いておりますから、私は簡単に。先ほど部長が、これは最後の橋梁工事だとおっしゃいました。そういたしますと、URとこのような形で契約をする、お金を負担するような工事というのは、今後白井市内では、特別な事情が起きない限りあり得ないということをおっしゃったんでしょうか。 193 ◯秋本享志議長 武藤環境建設部長。 194 ◯武藤 茂環境建設部長 今回の河川改修に伴って、橋梁工事についてはこれが最後かなと思っております。  以上でございます。 195 ◯秋本享志議長 よろしいですか。  ほかに質疑はございませんか。               [「なし」と言う者あり]
    196 ◯秋本享志議長 質疑はないものと認めます。これで質疑を終わります。  お諮りします。議案第20号は会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたします。御異議ございませんか。               [「異議なし」と言う者あり] 197 ◯秋本享志議長 異議なしと認めます。したがって、議案第20号は委員会付託を省略することに決定いたしました。  これから討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、賛成者の発言を許します。  竹内議員。 198 ◯竹内陽子議員 賛成をする以上は、やはりなぜ賛成かということをきちんと言っておかないといけないと思いまして、賛成討論をさせていただきます。  いろいろな今質疑がありました。本来ならばこれはやはりどなたかが勉強してよねという話がありましたけれども、そのような話に値するんではないかなというふうに私も思っております。  でも、その七次橋の工事のいろいろな質疑から見えてきたことは、まずURの当初契約の甘さにあったというふうには、私はそれはもう否めない事実だというふうに思います。これはUR自身も説明に来たときに、反省をしております、こう言ったわけですから、そのとおりだというふうに思います。  工事というのは、過程においても想定外というの起きるとは思います。でも、このような工事を大なり小なり今までやってきたURさんですからね、当初の契約から2.5倍の金額になったことは、先ほどどなた議員かおっしゃっていましたけれども、契約書の疑義が生じていると言っても過言ではないというふうに私は思います。  それでも市はやむを得ないと判断しているのは、多分市民や橋を利用する人々のことを考えてのことだというふうに私は思っている、私も同様です。内容はちょっとお粗末だったかなというふうに思いますけれども、多くの市民の方が、あそこで事故もなく、安心して早く渡れるようにということはやはり考えていかなきゃいけないと思いまして、私はこの第20号議案にある、特に七次橋改修工事の件を質問しましたけれども、今の思いで私は賛成をしたいというふうに思います。  以上です。 199 ◯秋本享志議長 ほかに討論はございませんか。               [「なし」と言う者あり] 200 ◯秋本享志議長 これで討論を終わります。  これから議案第20号 平成28年度白井市一般会計補正予算(第5号)についてを採決します。  議案第20号は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。               [起立全員] 201 ◯秋本享志議長 起立全員です。  したがって、議案第20号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────      ○(議案第21号)の質疑、討論、採決 202 ◯秋本享志議長 日程第22、議案第21号 平成28年度白井市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第4号)についてを議題といたします。  これから質疑を行います。質疑はございませんか。               [「なし」と言う者あり] 203 ◯秋本享志議長 質疑はないものと認めます。これで質疑を終わります。  お諮りします。議案第21号は会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略します。御異議ございませんか。               [「異議なし」と言う者あり] 204 ◯秋本享志議長 異議なしと認めます。したがって、議案第21号は委員会付託を省略することに決定いたしました。  これから討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、賛成者の発言を許します。               [「なし」と言う者あり] 205 ◯秋本享志議長 これで討論を終わります。  これから議案第21号 平成28年度白井市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第4号)についてを採決します。  議案第21号は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。               [起立全員] 206 ◯秋本享志議長 起立全員です。  したがって、議案第21号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────      ○(議案第22号)の質疑、討論、採決 207 ◯秋本享志議長 日程第23、議案第22号 平成28年度白井市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第3号)についてを議題といたします。  これから質疑を行います。質疑はございませんか。               [「なし」と言う者あり] 208 ◯秋本享志議長 質疑はないものと認めます。これで質疑を終わります。  お諮りします。議案第22号は会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたします。御異議ございませんか。               [「異議なし」と言う者あり] 209 ◯秋本享志議長 異議なしと認めます。したがって、議案第22号は委員会付託を省略することに決定いたしました。  これから討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、賛成者の発言を許します。               [「なし」と言う者あり] 210 ◯秋本享志議長 これで討論を終わります。  これから議案第22号 平成28年度白井市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第3号)についてを採決します。  議案第22号は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。               [起立全員] 211 ◯秋本享志議長 起立全員です。  したがって、議案第22号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────      ○(議案第23号)の質疑、討論、採決 212 ◯秋本享志議長 日程第24、議案第23号 平成28年度白井市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。  これから質疑を行います。質疑はございませんか。               [「なし」と言う者あり] 213 ◯秋本享志議長 質疑はないものと認めます。これで質疑を終わります。  お諮りします。議案第23号は会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたします。御異議ございませんか。               [「異議なし」と言う者あり] 214 ◯秋本享志議長 異議なしと認めます。したがって、議案第23号は委員会付託を省略することに決定いたしました。  これから討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、原案に賛成者の発言を許します。               [「なし」と言う者あり] 215 ◯秋本享志議長 これで討論を終わります。  これから議案第23号 平成28年度白井市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について採決します。  議案第23号は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。               [起立全員] 216 ◯秋本享志議長 起立全員です。  したがって、議案第23号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────      ○(議案第24号)の質疑、討論、採決 217 ◯秋本享志議長 日程第23、議案第24号 平成28年度白井市下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。  これから質疑を行います。質疑はございませんか。               [「なし」と言う者あり] 218 ◯秋本享志議長 質疑はないものと認めます。これで質疑を終わります。  お諮りします。議案第24号は会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略します。御異議ございませんか。               [「異議なし」と言う者あり] 219 ◯秋本享志議長 異議なしと認めます。したがって、議案第24号は委員会付託を省略することに決定いたしました。  これから討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、原案に賛成者の発言を許します。               [「なし」と言う者あり] 220 ◯秋本享志議長 これで討論を終わります。  これから議案第24号 平成28年度白井市下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてを採決します。  議案第24号は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。               [起立全員] 221 ◯秋本享志議長 起立全員です。  したがって、議案第24号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────      ○(議案第25号)の質疑、討論、採決
    222 ◯秋本享志議長 日程第26、議案第25号 平成28年度白井市学校給食共同調理場事業特別会計補正予算(第3号)についてを議題といたします。  これから質疑を行います。質疑はございませんか。               [「なし」と言う者あり] 223 ◯秋本享志議長 質疑はないものと認めます。これで質疑を終わります。  お諮りします。議案第25号は会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたします。御異議ございませんか。               [「異議なし」と言う者あり] 224 ◯秋本享志議長 異議なしと認めます。したがって、議案第25号は委員会付託を省略することに決定いたしました。  これから討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、原案に賛成者の発言を許します。               [「なし」と言う者あり] 225 ◯秋本享志議長 これで討論を終わります。  これから議案第25号 平成28年度白井市学校給食共同調理場事業特別会計補正予算(第3号)についてを採決します。  議案第25号は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。               [起立全員] 226 ◯秋本享志議長 起立全員です。  したがって、議案第25号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────      ○(議案第26号)の質疑、討論、採決 227 ◯秋本享志議長 日程第27、議案第26号 平成28年度白井市水道事業補正予算(第3号)についてを議題といたします。  これから質疑を行います。質疑はございませんか。               [「なし」と言う者あり] 228 ◯秋本享志議長 質疑はないものと認めます。これで質疑を終わります。  お諮りします。議案第26号は会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたします。御異議ございませんか。               [「異議なし」と言う者あり] 229 ◯秋本享志議長 異議なしと認めます。したがって、議案第26号は委員会付託を省略することに決定いたしました。  これから討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、原案に賛成者の発言を許します。               [「なし」と言う者あり] 230 ◯秋本享志議長 これで討論を終わります。  これから議案第26号 平成28年度白井市水道事業会計補正予算(第3号)についてを採決します。  議案第26号は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。               [起立全員] 231 ◯秋本享志議長 起立全員です。  したがって、議案第26号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────────      ○(発議案第1号)の上程、説明、質疑、討論、採決 232 ◯秋本享志議長 日程第28、発議案第1号 カジノを含む「統合型リゾート施設(IR)」整備推進法(カジノ解禁法)に反対し、廃止を求める意見書についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  中川勝敏議員。 233 ◯中川勝敏議員 お手元の発議案第1号、こちらの方を読み上げて提案にかえたいと思います。  発議案第1号 カジノを含む「統合型リゾート施設(IR)」整備推進法(カジノ解禁法)に反対し、廃止を求める意見書について。  上記発議案を別紙のとおり白井市議会会議規則第14条の規定により提出します。  平成28年12月16日提出。  白井市議会議長、秋本享志様。  提出者、白井市議会議員、中川勝敏。  賛成者、市議会議員、福井みち子、永瀬洋子、竹内陽子、小田川敦子、影山廣輔。  提案理由、カジノ議連がまとめた同法は、刑法が禁じる賭博を合法化し、他人の不幸を踏み台にした不健全な成長戦略であると国民の多数が反対しているため。  裏側の方をごらんください。  案について述べさせていただきます。  カジノを含む「統合型リゾート施設(IR)」整備推進法(カジノ解禁法)に反対し、廃止を求める意見書(案)。  国会において、国際観光産業振興議員連盟(カジノ議連)がまとめた特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律(カジノ解禁法)が、自民党、日本維新の会、公明党一部議員によってか期末に強行されたことは極めて重大である。同法は、刑法が禁じる賭博を合法化するものである。国民の間に広がる疑問や異論を置き去りにした乱暴な議会運営や不十分な審議のままに強引に押し通しており、多くのマスコミも一斉に批判、反対しているように、断じて許されない暴挙である。  カジノ解禁法の提出者である細田博之自民党総務会長は、カジノを中核とする統合型リゾート(IR)を国内に設置することは、国際観光振興、地域振興、税収に資すると述べている。カジノを解禁すれば、海外から日本を訪れる観光客が増え、賑わうことで地方の経済が活性化し、税収も増えるとバラ色の未来に描いている。安倍晋三首相は、日本の成長戦略の目玉になると発言し、閣議決定した成長戦略にもカジノを盛り込み、関係各省庁から選抜した特命チームに、カジノ解禁に向けた検討作業までさせている。これではあまりにも無分別であるとのそしりは免れない。  そもそもギャンブルは他人のお金を巻き上げて別の人に移すだけで、何ら生み出すものではない。経済効果などはあり得ない。カジノは最も刺激的で人をのめり込ませる賭博場である。反社会的勢力の介入、マネーロンダリング(資金洗浄)の横行、多重債務問題の再発、青少年への悪影響など、その大きな弊害は枚挙にいとまがない。  とりわけ深刻なのは、ギャンブル依存症である。日本は賭博を禁じている国なのに、競馬、競輪などの公営賭博が行われ、社会問題を引き起こしてきた。さらに、厚生労働省の推計によれば、賭博でなく遊戯という扱いで行われているパチンコも含めて、成人人口の4.8%、536万人が依存症だと指摘されている。既に我が国は世界最悪のギャンブル依存症大国であると言っても過言ではない。この上、新たにカジノを日本に上陸させるのは、到底容認できない。  国会審議で、法案提出者は、カジノには厳格な規制を加える。カジノの収益を依存症対策に充てるなどと答えているが、しかし、カジノをどう規制するのか、どのような依存症対策を行うのかなど、具体的問題は同法施行後1年以内に政府の責任で策定させる実施法の段階に丸投げとなっている。あまりにも無責任であると言わざるを得ない。  よって、本議会は国民の多数が批判しているカジノ解禁法に反対し、廃止を求めるものである。  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。  平成28年12月16日。千葉県白井市議会。  意見書提出先、内閣総理大臣、安倍晋三、衆議院議長、大島理森、参議院議長、伊達忠一。  以上です。 234 ◯秋本享志議長 これから質疑を行います。質疑はございませんか。  和田議員。 235 ◯和田健一郎議員 まず1つお聞きします。先ほど言いました、通称カジノ解禁法、IR法のことについて、パチンコも含めて、成人人口が、今の現状が世界最悪のギャンブル依存症であるとして、さらにこれはこのままではもっとひどくなるという解釈でよろしいでしょうか。 236 ◯秋本享志議長 中川議員。 237 ◯中川勝敏議員 そのとおりでございます。実は現在日本ではパチンコについては賭博という表現ではなくて、遊戯という規定にしておりますが、遊戯というのは国語辞典を引けば娯楽として行う遊びというふうになっておりますが、これによる依存症を調査しております世界のWHOの定義によれば、日本の依存症患者の集計の中に、このパチンコによる人々も依存症の対象ということで、国際的にはパチンコも賭博という形で規定されていると。これがここの原案にもございました五百数十万人の依存症患者がいるということで、断トツ世界1位ということになりますが、これにさらにカジノを導入することによって、これが増えてくるであることは火を見るよりも明らかというふうに考えております。 238 ◯秋本享志議長 和田議員。 239 ◯和田健一郎議員 そこで、やはり現状としても問題であるということで、この問題を解決しなければさらに悪化させるからという、くどいような質問かもしれませんが、こういうふうなことで、今の現状でも多くの日本国民が苦しんでいる。その中で、問題を解決しなければいけないのに、またさらに悪化させることであるからこそ反対であるという解釈でよろしいか、ちょっと確認。 240 ◯秋本享志議長 中川議員。 241 ◯中川勝敏議員 そうでございます。日本は依存症の人たちが世界一の比率でいるわけですけれども、積極的な依存症対策というのは、日本は政府を挙げてほとんどやっていないということをWHOも認めている状況です。アメリカなどはラスベガスのそういうカジノの展開の中で、依存症はどう対策していくかと真剣に検討されておりますが、日本の中では今までの依存症対策の検討はほとんど明らかになっていない。そればかりか、今回の法案はカジノを認めるという、今回の法案でした。  今後、じゃあ、国民の中に関心の高い依存症対策はどうなるのかというのは、1年以内に実施法の中で依存症対策を決めていけばいいということで、政府のほうにこの議連の法案は丸投げされたという形になって、今国会での衆参での論議でも、依存症対策は必要だねという言い方とか、もう軽い論議で終わっております。しかし、中身としては、賭博を認めるという中身ですから、私どもは断じてこれは認めるわけにはいかないと、そういう点から対策を講じていくことは本当に望まれているというふうに考えております。 242 ◯秋本享志議長 ほかに質疑はございませんか。  平田議員。 243 ◯平田新子議員 やはり世界最悪のギャンブル依存症大国であるというところで、例えば、マカオですとか、ラスベガス、あるいは、ダービーをやっているイギリス、そういう国に比べて日本が最悪という、数字の根拠をもうちょっとはっきり教えていただきたいと思います。 244 ◯秋本享志議長 中川議員。 245 ◯中川勝敏議員 今私の手元にあります数字的なものでは、2012年12月、厚生労働省が諸外国におけるギャンブル依存症の病的賭博の状態にある人たちの有病率というのを出しております。成人に対して調査したものですが、アメリカ、カナダ、イギリス、スペイン、スイス、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、オーストラリア、ニュージーランド、日本と、こういう国々のギャンブル依存症の病的賭博の人たちの成人における比率を出しておりますが、年齢は大体18歳以上の各国成人調査の中で、日本のこのままでいくと障害有病率は何%になるかというのについては、男性は9.6%、女性は1.6%、こういう日本についての数字を出しておりますが、各国は男女込みで出しておりまして、日本の次にギャンブル依存症の有病率が高い国、2%に乗っている国はオーストラリア、次いで、スペインの1.7%、フィンランドの1.5%、アメリカの1.4%と、こういう数字から見ても、日本の有病率の高さはずば抜けていると言わざるを得ないと思います。  あと、数字的には以上ですが、世界の中で、先ほど遊戯という扱いを受けているパチンコ、これもこの統計の中は入っているわけです、日本の場合。10年前にお隣の韓国、日本と1、2を争うパチンコ大国と言われた韓国では、10年前に撤収を決めました。だから、今パチンコをやっている国としては日本だけと。その当時、今から10年前、韓国はパチンコを禁止するということで、その当時どれだけの店の数があったかと。1万1,000店の韓国の国内にパチンコ店があったわけですが、その韓国が10年前全面的にパチンコを閉鎖したという経験がございます。  じゃあ、日本の今のパチンコの店舗は1万2,000店ということですから、両雄相愛並び立たずで、韓国は全面的に禁止されてしまった中で、日本だけが世界の中でただ1つパチンコということでの状況が続いております。  ちょっと今手元にあります数字ではそれだけでございます。 246 ◯秋本享志議長 よろしいですか。  ほかにございませんか。  多田議員。 247 ◯多田育民議員 いやいや、ほかにあればいいんだけれども、今日もう出番がないのかと思っていたら、最後にこういうのがあって、12月議会の最終の議案ですけれども、日ごろ大変人格識見ともに大変御立派な方として尊敬を申し上げている中川議員が提出されているものでありますけれども、私も通称カジノIR法案、正確にはカジノというのは一切出てきませんで、名称的には特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律ということで、私も六、七年ぐらい前からこの地域にそういうものは持ってこれないかということを、京成電鉄を中心にして、成田のIR推進協議会とか、千葉県の方々とか、いろいろ検討してきたものですから、1つ、2つ質問をまずさせてもらいたいと。  いつもこの件では、こういうたぐいの最終日に意見書として出てくる。もちろん大変国民が今現在関心を持っているナウなテーマなんですけれども、あくまでこの意見書というのは、地方自治法の第99条にある当該地方公共団体の公益に関する事件について意見書を提出することができるということであります。例えば、今オスプレイが沖縄で墜落をしたと。そのことについては大変日本国民も関心を持つんだけれども、白井市議会の意見書というような形でそれが適正であるかどうかというようなことになると、当該地方公共団体の公益ということについてはいささか疑問があるんではないかというような観点が必ず出てくるわけですよね。原子力潜水艦なんかもそうですし。  今般国のほうで、通称カジノ解禁法案、特定複合施設の推進をするIR法案が成立をしたわけで、これがどれぐらい我が白井市の、地方公共団体の白井市の市民及びこの白井市そのものの公益に関係をするのかということについてまずお尋ねしたい、これが1点目ですね。  それから、3回しかないということなので、まとめて質問しておきますけれども、国民の多数が反対をしておると書いておられるわけですね。国民の多数というのはどういうデータに基づいて国民の多数なのか。例えば、衆議院の内閣委員会、40人で構成をするんですけれども、自民党が21人でしたかね、民進党が7人、公明党を置いて、共産党は2人だけしかいないんですけれども、どういうことに基づいて国民の多数が反対をしているという、そのまず根拠をお伺いをしておきたい。これが2点目ですね。  それから、十分な審議が尽くされていないというようなことを言っておるんですけれども、不十分な審議のままにということですかね。これはどういうことなのかと。確かに衆議院についてはね、蓮舫代表が盛んに、蓮舫さんらしい表現で、5時間33分でしたかね、わずかにというようなことを言っておるんですけれども、自治体はこの一院しかないわけだけれども、国は二院制であって、参議院については参考人質疑も全部入れて16時間ぐらいやっているんでしたかね。大変やっているわけですよ。修正議案まで可決しておるわけですね。したがって、衆議院においては、民進党が委員長になっておって、なかなか採決に応じないんじゃないかと言われておったんだけれども、ちゃんと採決をしているんですね。  そのような状況の中で不十分な審議というのは一体どういうことなのか。修正までしたものはちゃんと衆議院に帰ってきて、15日未明にそれがまた可決されているわけでしょう。だから、二院制の中で、参考人質疑もやって、極めて時間をとって、またそれを修正もして、それも戻してやっているというのは、かなり充分なんじゃないかというようなことが言えるんですけれども、これ何に基づいて不十分な審議と言っているのかと。それも共産党の立場からはですよ、十分でないと言っている、あるいは、民進の立場からもそうでしょうけれども、彼らもともと審議を拒否しているわけですね。最初から審議に応じようとしない。この議案というのはもちろん前からずっと出ているわけです。継続審査になっている。その前は、衆議院の選挙があったから、それはそれで終了しているけれども、また出しているというようなことで、3年以上前からずっと審議してきているわけですよね。十分な時間の中で審議しているにも関わらず、何をもって不十分な審議だと言っておるのか。それぞれ政党の立場からは見解が違うということになるだろうけれども、民主国家ですから、法治国家ですから、いろいろな方々の意見も交えて議論をしてきているわけですよね。だから、それをどういうふうに理解をしておるのかということが3点目ですかね。  もう1つあるのは、文書の中にもあまりにも、中段ごろにもあるんですけれども、あまりにも無分別であるとか、あまりにも無責任であるとか、こういうことを言っておるんですけれども、我が国は法治国家ですから、それなりの審議をして、それなりの結論を出しておることに対して、どういう意味であまりにも無分別だと、分別が二院制の中で充分あって、そういう結論を出していると。責任を持って各衆議院、参議院とやってきていると思えるわけですけれども、1つの立場からあまりにも無分別だとか、無責任だとか、いろいろこう、言われているんですけれども、それはどういう理解をしたらいいのかと。  一応以上4点を質問したいと思います。 248 ◯秋本享志議長 中川議員。 249 ◯中川勝敏議員 十分なお答えになっているかどうか、意見の捉え方の違うところもあろうかと思いますが、まず最初に、白井の市民にとっての公益性がどういう点が侵されようとしているのかと、国政の問題ではないかというふうな趣旨のことで言われたと思いますが、今回のカジノ法案、これは設備を導入すると、カジノを日本に導入すると、設備をつくってそれを1年以内に政府が提案して来ると、こういうふうな中で、希望する日本の地域、自治体は手を挙げてくださいということがこの法律で通過することによって決まったわけです。とりわけ白井を取り巻く環境で、千葉県は手を挙げています。ここの千葉県にカジノを導入したいと、まず県は成田空港近辺に導入したいと、森田知事は手を挙げております。さらに、千葉市は幕張新都心に導入したいということで、行政の市としては千葉市が手を挙げていると。こういう点で、既に千葉県はこの成田周辺にカジノを導入するということで、この数年間で調査研究費、既に4,400万円を使っているということで、白井市にカジノの施設が、また、白井を取り巻く千葉県に、近隣に導入されるということはかなり絵空事ではなくて、現実味を帯びている。こういう中身かと思います。  どういうことが考えられるのかというのは、ここにも書きましたように、青少年への影響であるとか、その他いくつかの関連のことが、県内の成田なり、千葉市に導入されるとなると、これはその可能性から見て大いに白井の市民の公益性に係ることではないでしょうかというふうに思います。  2番目の多数の人が反対していると、何をもって多数なんだということで、これは共産党の主張じゃないかと、あなたの主張はわかりますがということですが、決して私どもの党だけの主張ではないというふうに思っておりますが、例えば、参議院の本会議を通過したときに、与野党の参考人4人の方が意見陳述をした。そのときに、賛成派、反対派、2人、2人、4人の参考人が全て依存症をね、どう対策するかが全く見えてこない、不十分だと。まだまだ論議すべきだということを提案した日に、参議院の委員会の審議を終わって、可決成立に参議院ではなったというときに、その直後に5つの全国紙、読売新聞、日経、朝日、毎日等が、五大紙が世論調査を直後に実施したところ、やはり過半数の人たちの反応が、とりわけ依存症対策が全く見えてこない、心配だということが最も多い声として上がったのではないかと、私は久しぶりに読売新聞を読みましたが、ああ、読売もすごいね、論陣を張って、共産党とよく似ているなというぐらいに思った次第でございます。  そういう点で、国民の多数という言い方をさせていただきました。そのときに読売や五大紙がアンケートをとって、審議を尽くせだとか、まだ見えてこないとか、反対だとか、賛成だとかいう数字のちょっとデータは今今日持ち合わせておらないので、多数の根拠という点、数字が今日は出せませんが、もし必要であれば後日出したいと思います。  不十分な審議ということについてなんですが、もともとこのカジノというものを日本に導入するというのは、近年一番最初に述べられたのは1999年、ときの東京都知事石原慎太郎さんがぶち上げましたですね。お台場にカジノと。これで全国の国会議員の人たちや地方議員の人たちが元気をもらって取り組んできた経過がありますけれども、その後、幾つかの変遷で途絶えたり、カジノ議員連盟も少し休んだりということを何度か繰り返してきた。  その中には、やはりカジノは賭博であるということについて、これは認めざるを得ない、真正面から反論できていないということから、この点では今回のこの法案、多田議員もおっしゃいましたように、カジノ何とか法案なんていうのは、私のこの意見書もカジノを含むリゾートIR施設云々という言い方で、法案の中身としてカジノという言葉は表題としては出てきていない。やはり議員連盟の方もどこか後ろめたい。カジノと出すとイコール賭博。賭博を禁止するという、刑法で禁止されているということも指摘させてもらいましたが、これは戦後の日本国憲法のもとで、カジノ、賭博を禁止したんではなくて、大日本帝国憲法の段階で明治天皇の時代に刑法で賭博は禁止するというのが日本の刑法の源流でございますから、昨日、今日始まった規定ではない。これに対して、残念ながらカジノ議員連盟の方々は真正面から反論できていないというのが私のこれは持論でございますので、そういう点からいくと、不十分な審議というのは真正面からのそういう論議をやはりやってこられていない。  典型的なのは、参議院の自民党の委員会で、自民党の議員の方が一般質問した、このカジノ法案について、時間が余ってしまった。南無妙法蓮華経というね、お経をあと20分も唱えていたというね、これは国会議員、ちょっと話がわきにそれますが、というふうなことで、要するに、真正面から刑法で禁止されている賭博を強行しようとするこの論点、根拠、考え方は何なんだということを真正面から提起されていない。そういう点で審議が煮詰まらなかったという点で不十分だというふうに申し上げています。  いや、そんなの1年後の実施法の中で出てくるじゃないかと言うけれども、やはり国民の心配はそこにはない。本当に依存症になったらどうなるんだろうということで、もう既に500万人の賭博の依存症の方がおられる、そういう家族の方を含めると、やはり日本の現在の人口の一千数百万人、2,000万人近い人たちがこの賭博による依存症に悩んでいる人たちだということに対して、1年後に対策出しますよとか、カジノの利益で依存症のね、病院をつくればいいとか、これはあまりにも子どもじみた提案ではないかと、審議は尽くされていない、本質的なというふうに申し上げた方がいいかと思いますが、ということで表現させていただきました。
     もう1つ御質問あったと思うので、最後はちょっと済みません。聞き漏らした。 250 ◯多田育民議員 あまりにも無責任。 251 ◯中川勝敏議員 あまりにも、はい、今の3つの質問の答えの中でそういう表現を使わせていただいたと御理解いただければと思います。 252 ◯秋本享志議長 多田議員。 253 ◯多田育民議員 2回目ということで、まず1点目の第99条に関する問題なんですが、ちょっとね、現在千葉県はね、自治体として希望していないんですよ。これもう三、四年前からそうなんですね。ちょうど今伊藤副市長がおられる前が宇井隆浩さんがね、県から約3年来られていた。県におられるときはね、ちょうど企画政策課で森田知事のね、直接カジノに関することを担当しておられたんですね。この我が白井市に副市長としてお見えにならなければ、シンガポールに森田さんと一緒に行って、それを担当していくという方だったわけです。これが、だから、もう四、五年前になりますかね、したがって、私は約3年間ね、宇井さんと一緒に県が担当して、これは三菱総研でね、1,000万円だったか2,000万円かで依頼をして、成田の国際観光会館でもね、一緒に行ったりしてやった。当時は、今水道局長のね、田谷さんが県の企画政策課長でね、この本件を担当していたんですよ。そのときは、まさに県はね、やりたがっていたわけですね。  それで、千葉市も成田市もそれなりに手を挙げていた。千葉の市長と成田の市長はいろいろな立場から、多少ニュアンスがあったんですけれども、成田には成田IR推進協議会という会ができた。これは、私とはホットラインがつながっていたんですけれども、米屋の羊羹の諸岡孝昭さんという、米屋の羊羹の総帥がね、元成田の商工会議所もやった、ずっとその方がIR推進協議会の会長で、非常に推進、私もちょうど今度の議連の幹事長の岩屋さんという方は、私の大学の同じサークルの後輩なものですから、3年ぐらい前になりますかね、議長にも来ていただいたんですけれども、成田に私が呼んできて、成田のIR推進協議会でやったと。そのころはね、県はやりたがっていたんですよ。  ところが、いろいろなことがあってね、そのいきさつは言う必要がないんですけれども、今も千葉県が手を挙げているというふうなことをおっしゃいましたけれども、これはね、ちょっと、私が五、六年は関わっていますから、事実認識に欠けていると。それから、千葉の市長も、成田の市長も、積極的に手を挙げているという状態ではない。特に成田の小泉さんについては、いろいろな事情があって、私も2回、私はシンガポールに、当時民主党政権の古賀一成さんが会長だった。もと建設事務次官で、7期やったんですかね、私の後輩が自民党の幹事長をやったと。それの非公式の推薦を受けてシンガポールに行っているわけですよ。当時、ちょうどね、5年前に東日本大震災があったものですから、その1カ月後に行ったから、大変ね、シンガポールのラスベガスは関心を持った。私は大きな地図を開いて、ここは羽田はどこだとか、ここもいろいろあったわけですね。  そのころはね、この質問ですから、あまり私の話がね、長くなっちゃまずいんですが。 254 ◯秋本享志議長 ちょっと短くしてください。 255 ◯多田育民議員 ただ、認識でね、ちょっとあまりにも大きな齟齬があるとね、少なくとも現在手を挙げているのは大阪であったり、大阪は市一体で270の舞浜を、手が挙がっておるわけです。市一体でね。それから、横浜も、神奈川県知事とも私は2人で話をして確認をしているんですけれども、横浜の市長とか、大変一生懸命やっている。京急が一生懸命やっているんですね。私は京成にどうだと言った、京成も最初はやりたがったんだけれども、やはりそこまでいかない、いろいろな状況があるわけですよね。  だから、現在ね、千葉県についてはね、全く、千葉県はどう言っているかというと、もし市町村でいろいろあれば、今まで集めたデータをお知らせすることはできますと、ここしか言っていないんですよ。千葉市も成田市も積極的にやろうということはないわけです。ただ、民間の団体がそれぞれある。ちょうど今日やっているんですよ、千葉市はね。私も案内が来て、岩屋幹事長が来て講演をしているんですけれども、もう私も時間があれば行かなきゃいけないんだけれども、そうはいかない。本会議をサボってなんていったら大ごとになるということでね、これは現在中川提出者が。 256 ◯秋本享志議長 多田議員に申し上げます。簡潔な質問。 257 ◯多田育民議員 いや、簡潔にということは、今結論的に言えば、認識が異なっている。少なくとも千葉県はね、全くないです。成田はもちろんないし、千葉市もないんだというね、認識のもとに、まず第99条のことを考えてもらいたい、公益に、そういう一般論としてカジノ反対だというのはいいんですよ。ところが、そういうことをね、意見書として白井市議会が上げるなんていうことになるとね、これは個人が、あるいは、ある政党がそれは反対だというのはいくらでも自由ですけれども、議会がそういうことをやるというのは何事なんだと。白井市議会というのはばかかという話になってきますから、そういうことを言っているわけ。認識が違ってはいけない。大阪ならいいんですよ、横浜ならいいんですよ。これは佐世保も手を挙げていますから、長崎九州財界の、そこならいいんですけれども、そういうところの話だと。あるいは、お台場も出てくるかもしれないけれども、北海道もちょびっとありますけれどもね、そういうことでありますから、我が千葉県及び白井市は、この第99条の地方公共団体の公益に関する事件ということには全くならないというふうに私は考える、そのことを言っているんで、再度ね、認識が異なっているんで、その辺は再考してもらいたい。それが1番目ですよね。  4項目言っておるものだから、多数だということを2番目に言ったんですけれども、参考人のことなんかを言われたのは、その前の段階ですよね。4人のあれをやられたというようなことで、今回のことではないんで、ちょっとまた古い話になっているんではないかという感じがします。  ちょっと1番目で長くなりましたから、とりあえず2回目の質問はこの程度にしておきます。状況とね、その確認をしました。 258 ◯秋本享志議長 中川議員。 259 ◯中川勝敏議員 ちょっと手元に十分な資料がなくて、多田議員もこちらに参画されているので、多田議員の方がホットな情報かと思いますが、私の手元に今ありますのは、2013年までの段階でカジノ誘致のための関連予算を組んで、取り組んできた自治体、1に沖縄、2に千葉県、こういう数字のもとで言わせていただきました。その段階での構想がそうなんですが、さらにもう1年のデータがありまして、2014年、やはりカジノ誘致のために予算を組んで使っていこうと言ったのは千葉県、千葉県が2014年の県の予算の中で500万円計上し、同じく千葉市が500万円計上していると。これが2014年度のことまでで、今年は26年ですので、このちょっと2年間の直近のことは私もデータを持っておりませんので、多田議員の方の指摘の方が新しいのかなと思います。  以上でございます。わかっているのはそういうことです。 260 ◯秋本享志議長 多田議員。 261 ◯多田育民議員 それじゃあ、三度目ということでね、それはね、調査費なんですよね。誘致として、今回法案として通りました総合型リゾート施設(IR)整備推進法に基づくそういう自治体として誘致をしたいと、自治体が誘致をするわけですよ。国にそれを申請して、国に承認してもらう、実際にそれを遂行するのは民間の企業なわけ、したがって、税金は一銭も使わないんですが、そういう調査をする費用として県も500万円、それから、千葉市も500万円ということであって、誘致をしたいという意思はね、1つも合意形成されていないし、そういうことは言っていないわけですよね。現在でもその状態のままですから、少なくともそういうことについての第99条に対する公益に関してどういう御見解を持っておられるかということをお尋ねをしたわけです。  質問ですから、以上で終わります。 262 ◯秋本享志議長 回答は。  それでは、中川勝敏議員。 263 ◯中川勝敏議員 お答えしたようなしていないような今の御質問にちょっと答えづらいんですけれども、最後に私が申し上げた2014年度の千葉県、千葉市のカジノ開発を研究するという予算は執行されましたから、14年度までは使ったということで、それ以上はちょっと、はい。 264 ◯秋本享志議長 ほかに質疑はございませんか。               [「なし」と言う者あり] 265 ◯秋本享志議長 質疑はないものと認めます。これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  最初に、原案に反対者の発言を許します。  次に、賛成者の発言を許します。  柴田議員。 266 ◯柴田圭子議員 賛成の立場で討論します。  まず、このIR整備推進法についてですが、この法案が通った直後のテレビで、日本の、要は、世界のカジノの売り上げは年間13兆円である。対して、日本のパチンコ、競輪、競馬など、いわゆる遊戯とか、賭博にお金をかけて遊興に関するものが29兆円であるという報道がされました。  先ほど依存症についてのパーセンテージで示されてもいますが、金額的にも、日本は群を抜いて、世界のカジノの総売り上げよりもはるかに多くの額をそういうお金で使っているという事実がございます。  また、時々テレビでも特集されたりしておりますけれども、パチンコの依存症、女性にも多いし、本当にもう主婦がパチンコ屋に通い詰めているとかいうようなのもレポートされて、ドキュメンタリーで流れたりもしています。  そういうような状況下で、これ以上にいわゆるカジノを日本に誘致する必要があるのかということを私は疑問に思っております。  まさにこの文章の中に入っている、ギャンブルというのは他人のお金を巻き上げてほかの人に移るというものであって、ちっとも生産的ではないし、何ら生み出すものでもない、これはそのとおりだと思います。  それで、この意見書については賛成ですし、あと、公益、これを公益と見るかどうかについてなんですが、意見書の提出は地方自治法の第99条において、普通地方公共団体の議会は当該普通地方公共団体の公益に関する事件につき意見書を国会または関係行政庁に提出することができるという定めがあります。この交易について、これは白井市には関係がないことであるということでいつも反対をされておられますけれども、これは地方議会の事務提要におきましては、解釈として、議会の意見書提出に係る公益に関する事件の範囲とはどういうものかということを定めています。議会の意見書提出における公益に関する事件とは、当該普通地方公共団体の事務に関するものに限定されるのかという問いに対し、決定として、意見書提出における公益に関する事件とは、当該普通地方公共団体の事務に限らず、議会が交易に関する事件であると判断する事項の全てのものを含むと解すると、このように明記されております。ですから、その議会がこれは公益である、市民にとっても重要に関係してくると判断をするかどうか、それで公益になるかどうかだと私は思います。  このカジノ法案に関しましては、白井市内にもパチンコ店たくさんありますし、これからどうなっていくのかというのは白井市民も人ごとではない話でございますので、これは立派に公益でございますし、この意見書については賛成といたします。 267 ◯秋本享志議長 ほかに討論はありませんか。  和田議員。 268 ◯和田健一郎議員 どっちかという二択でいったら賛成の立場でちょっと討論させていただきます。  これはちょっと現状として理論的というわけではないんですけれども、私としても学生時代の友人がその遊戯と言われているものにのめり込んで大変なことになったといったところを見ていまして、本人自身が、自己責任という言葉とか、議論はいろいろとある中ですけれども、やはり先ほど中川議員が言っていましたけれども、約1割近くの数字ということの統計によれば、やはり自分の周りでも結構な人数でいたのを思い出すと、あながち、そうですね、そういうふうな数字かなと思っていたところもあったものですから、やはり、そうですね、身近でそういうふうなものを見ている以上、やはりなかなかそういったところを管理してやるというのは非常に危険なものじゃないかといったところが私の中で根底にある中でおります。もちろん白井として、白井市に直接導入するものじゃなくて、第99条のという議論もあるかと思いますが、広義な意味で私は含まれるというふうな、あと、趣旨的な、細かいちょっと表現というより、趣旨的な意味を含めまして、どちらかという二択で言いましたら賛成という形の討論でさせていただいたところです。  以上です。 269 ◯秋本享志議長 ほかに討論はありませんか。  多田議員。 270 ◯多田育民議員 何もないようであれば、一応質疑をあれだけしたんですから、それらの整理をしながら、本意見書に対しては反対の討論をしたいと思います。  まず第一は、いつも言っておる手続論です。広く解釈をする、それから、討論の中でも、パチンコ店がいっぱいあるんだからというような話もありましたけれども、まさにこれは逆なんですよね。そのパチンコ店については、これは賭博ではなくて遊戯であるという理屈でね、20兆円産業と言っておるんですかね、25兆円産業と言っているんですが、全国津々浦々、我が白井市にもあるんですよね。ところが、この統合型リゾートというのは、当初2つ、3つ、地域を限定してね、自治体が、県とか市とか合わせた形で国に申請をして、国が厳密な審査をして、カジノ管理委員会等をつくってね、それから指定をすると。当初2つ、3つ、どんなに多くても全国10ぐらいということを言っておるわけで、パチンコ店みたいにね、どこへ行っても津々浦々カジノをやっているということではないんですよ。ヨーロッパではね、ちょっとしたまちに結構あるとかね、南仏のモンテカルロとか、ちょっとしたところにはみんなあるとか、100カ所とか、200カ所ぐらいヨーロッパではあるらしいというのがあるんですけれども、パチンコ店のようなイメージでは全くないんですよ。  先ほども中川提出者が言っておりましたけれども、韓国は禁止しているんですかね、日本だけなんですよ。そういう意味ではね、中川議員がおっしゃっているように、まさに日本はね、ギャンブル王国なんですね。だから、これの法案がなかなか苦労した理由が、パチンコ業界とのいろいろな関係にあるわけですけれども、今度はあわせてね、パチンコを、これは遊戯、これはギャンブルではないということでなっておるんですけれども、これもね、いろいろあわせてこれから政府に義務づけているわけですよね。この法案というのは、カジノ解禁法案というよりは、政府に対して具体的な実施の仕方、制度設計というものを義務づけているわけですよ。だから、プログラム法だとか、基本法だとか、義務づけ法だとか言われているわけですね。だから、これを四、五年間ずっとやってきているわけです。やっとそれが成立をした。  基本的には観光戦略なんです。カジノ解禁法案じゃなくて、日本の成長戦略として、これは内閣の中で成長戦略でちゃんと位置づけられているわけ。位置づけられているがゆえに、内閣の中では、経産省、これは内閣官房の中に30人とか、40人とかね、集めて、既に検討しているわけです。大体大筋はでき上がっていると。1年以内に出せと言っているけれども、少なくとも大筋はでき上がっているということになっているわけ、漏れ聞いているわけですね。  そのぐらい、その中では、パチンコをどうするかということも全部合わせて、そのギャンブル依存症の問題をどうするか、第35条の正当行為の問題ね、賭博なんだから、賭博を合法化する、今ある競輪、競馬、競艇、オートレースとかね、それから、宝くじにしたってそうだし、ほかのいろいろなちょこちょこありますけれども、そういうものを全部合法化しているのは法令に基づく行為として、刑法第35条の正当行為でやっておるわけ、法令に基づく行為かな、それによる正当性をやってあるわけですから、そういうことをね、違法性阻却をどうするのかというようなことは、法務省の役人が全部まとめて検討して、おおよそのめどはついているわけですね。それを1年後に出していこう。  だから、パチンコがどこにでもあるのと全く違うことなんです。カジノ解禁法案ではなくて、これはIRの推進法案なんだと、そういう考え方をしていた、国の成長戦略なんだ、観光戦略なんだ。観光戦略というのは、自動車産業は14兆円と言われていますけれども、今2020年が4,000万人、2030年には6,000万人になるとね、これはね20兆円を超えるぐらい、自動車産業を超えるぐらいの観光産業になっていくわけですよ。そういうふうに国を持っていこうという大きな、アベノミクスが成功するかどうか、そこまで私は知らんけれども、そういう方向づけの中で言っているわけですから、単に賭博を解禁するという法律では全然ないわけですよね。統合リゾートだ、三十何年前にリゾート法というのができて、どこもやって随分失敗したんですけれども、それは国全体がバブルが弾けてなっていったからですね。そういう経験を経て、今度はそういうことにならないようにといってやっておるわけですよ。  ここでもう、私がこの北印旛沼にオリエンタルランド、私の企画書を出して、一応それは役員会でもかけられたというんだけれども、ディズニーランドがあって、ディズニーシーがあるんだから、ここへディズニースカイをつくれんか、こう言った。京成電鉄の大塚さんという人が、10年来いろいろ多少の交流があるんですけれども、なかなか収支が合わないんだと。だけれども、カジノでも来ればなというようなことで、県の経営者協会の中で初めてカジノの話をされて、初めて七、八年前に森田さんがちょっとその気になった。ちょっと検討したけれども、結局どうなったか知らんが、力不足だと思ってやめたんでしょうね。  そういう長いいきさつがあるわけで、これは単なるカジノ、賭博をやろう、どこへ、パチンコと同じようにやろうというような感覚で考えるから大きな狂いが出るんであって、カジノ解禁法ではなくて、IR推進法というのはそういう観光戦略としてのものなんだという理解の中でね、やれば、こういうものの考え方は非常にマイナスなの。自動車が走れば事故が起こるから自動車はやめるとかね、北総鉄道が来るとうるさくなるから嫌だと、鉄道なんか来てもらいたくないんだというようなたぐいの発想に非常に似ている。私が30年前に言ったときにそういうことを言う人がいたけれども、ちょっと似たような発想になっている。  だから、まさにこれをやれば、パチンコの遊戯の問題、そういうことも全部合わせて、今のこのいろいろそういうね、問題が解決をされる方向に行くんではないかということで、1年以内にそういう実施法を出し、その中で問題を細かく議論をしていくということにしていけばいいんではないかと、こういうふうに考える。  以上、私の意を述べまして、本意見書には反対をしたいと、こういうふうに存じます。 271 ◯秋本享志議長 ほかにございませんか。               [「なし」と言う者あり] 272 ◯秋本享志議長 討論はないものと認めます。これで討論を終わります。  これから発議案第1号を採決します。  発議案第1号は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。               [起立少数] 273 ◯秋本享志議長 起立少数です。  したがって、発議案第1号は否決されました。   ─────────────────────────────────────────      ○議員の派遣について 274 ◯秋本享志議長 日程第29、議員の派遣についてを議題といたします。  お諮りします。会議規則第168条の規定により、お手元に配付の議員の派遣についてのとおり派遣することに御異議ございませんか。               [「異議なし」と言う者あり] 275 ◯秋本享志議長 異議なしと認めます。  よって、会議規則第168条の規定により、議員を派遣することに決定しました。   ─────────────────────────────────────────      ○閉会中の継続調査について 276 ◯秋本享志議長 日程第30、閉会中の継続調査についてから、日程第33、閉会中の継続調査についてまで4議案を一括議題といたします。  議会運営委員長総務常任委員長文教民生常任委員長環境経済常任委員長から、当該各委員会に係る事件について、会議規則第111条の規定により、お手元に配付しました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出がありました。  お諮りします。各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ございませんか。               [「異議なし」と言う者あり] 277 ◯秋本享志議長 異議なしと認めます。  したがって、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。   ─────────────────────────────────────────      ○閉会の宣言 278 ◯秋本享志議長 以上で今期定例会に付議されました案件の審議は全部終了いたしました。  平成28年第4回白井市議会定例会を閉会いたします。  大変御苦労さまでございました。                  午後  4時37分  閉 会                 署   名   議   員      地方自治法第123条第2項の規定により署名する。          議      長   秋   本   享   志          議      員   血   脇   敏   行
             議      員   影   山   廣   輔 Copyright © Shiroi City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...