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09月08日-06号

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  1. 印西市議会 2022-09-08
    09月08日-06号


    取得元: 印西市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-26
    令和 4年  第3回定例会( 9月定例会)       令和4年第3回印西市議会定例会 議事日程(第6号)                              令和4年9月8日(木)午前10時開議日程第 1 会議録署名議員の指名日程第 2 諸般の報告日程第 3 議案第11号 工事請負契約の締結について日程第 4 議案第12号 工事請負契約の締結について日程第 5 一般質問  『個人質問』       9番 櫻 井 正 夫       8番 米 井 重 行      20番 山 田 喜代子      16番 松 尾 榮 子日程第 6 休会の件出席議員(22人)   1番   柿   原   健   一       2番   梶   原   友   雄   3番   藤   江   研   一       4番   松   本   有 利 子   5番   伊   藤   真   一       6番   稲   葉       健   7番   小   川   利   彦       8番   米   井   重   行   9番   櫻   井   正   夫      10番   浅   沼   美 弥 子  11番   岩   崎   成   子      12番   海 老 原   作   一  13番   近   藤   瑞   枝      14番   藤   代   武   雄  15番   増   田   葉   子      16番   松   尾   榮   子  17番   軍   司   俊   紀      18番   金   丸   和   史  19番   板   橋       睦      20番   山   田   喜 代 子  21番   玉   木       実      22番   中   澤   俊   介欠席議員(なし)地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 市  長   板   倉   正   直     副 市 長   杉   山   甚   一 総務部長   岩   﨑   博   司     企画財政   小   林   正   博                          部  長 市民部長   吉   林   由 美 子     環境経済   岩   井   大   治                          部  長 福祉部長   富   澤       実     健  康   岡   本   一   弘                          子 ど も                          部  長 都市建設   櫻   井       敦     上下水道   笛   田   和   人 部  長                     部  長 選挙管理   米   井   雅   俊 委 員 会 事務局長 教 育 長   大   木       弘     教育部長   土   屋   茂   巳本会議に職務のため出席した者の職氏名 議  会   吉   岡   哲   男     議  会   中   嶋       広 事務局長                     事 務 局                          次  長 議  会   伊   藤   悦   子 事 務 局 議 事 係 主  査 △開議の宣告                               (午前10時) ○議長(中澤俊介) おはようございます。これから本日の会議を開きます。                        〇 △議事日程の報告 ○議長(中澤俊介) 本日の議事日程については、配付したとおりです。ご了承願います。  また、マスクの着用を認めておりますが、音声認識にご配慮いただき、明瞭に発言いただきますようお願いいたします。  なお、休憩中に議場内の換気を行いますので、ご協力願います。                        〇 △会議録署名議員の指名 ○議長(中澤俊介) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定によって、4番、松本有利子議員、5番、伊藤真一議員を指名します。                        〇 △諸般の報告 ○議長(中澤俊介) 日程第2、諸般の報告を行います。  本日、板倉市長から議案の送付があり、これを受理しましたので、ご報告いたします。  これで諸般の報告を終わります。                        〇 △A NAME="KR04T09G0011">議案第11号、議案第12号(一括議題) ○議長(中澤俊介) 日程第3、議案第11号 工事請負契約の締結について及び日程第4、議案第12号 工事請負契約の締結についての2議案を一括議題とします。  本案について提案理由の説明を求めます。  板倉市長。    〔市長、登壇〕 ◎市長(板倉正直) 皆さん、おはようございます。議案第11号及び議案第12号について一括してご説明をいたします。  初めに、議案第11号についてご説明をいたします。本案は、印西市立高花小学校保全改修工事について、相手方、古屋建設株式会社と5億2,668万円で工事請負契約を締結するものでございます。  続きまして、議案第12号についてご説明をいたします。本案は、印西市小林コミュニティプラザ保全改修工事について、相手方、古川建設株式会社と3億2,670万円で工事請負契約を締結するものでございます。  以上が議案第11号及び議案第12号についての提案理由及び概要でございます。よろしくご審議くださいますようお願いをいたします。 ○議長(中澤俊介) これで2議案一括しての説明が終わりました。これから質疑を行います。  なお、2議案はそれぞれ常任委員会に付託する予定です。  質疑は2議案一括して、総括的な質疑で行います。  質疑に当たっては、議案番号をお示しください。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(中澤俊介) 質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております2議案については、付議事件一覧のとおり、文教福祉常任委員会に付託します。                        〇 △一般質問 ○議長(中澤俊介) 日程第5、昨日に引き続き個人質問を行います。  9番、櫻井正夫議員の発言を許します。  質問方式は一問一答です。  9番、櫻井正夫議員。 ◆9番(櫻井正夫) 皆さん、おはようございます。議席9番、櫻井正夫でございます。令和4年印西市議会第3回定例会にて一般質問を行います。  質問の前に一言申し上げます。今年の夏は、猛暑というか、酷暑というか、例年にない暑い日が続きました。気象庁も異常という言葉は使いたくないのですが、そんなことを言いながら異常気象でしたと言っております。そして、気象庁観測史上、数多くの記録を変えたと発表しております。それでも、記録破れの暑い夏でしたが、よかったことが2つほどあります。それは、ハエと蚊が少なかったことです。川、水たまりに産んでも、気温が上がって水温が上がってしまって、あまりボウフラが育つことができなかったのではないかなと、私はそういうふうに見ております。また、コロナ禍も収まらず大変な夏でありましたが、立秋も過ぎ野秋立ちて季節は、忘れないように鈴虫やコオロギの鳴き声も加わって、秋の期待が感じられる今日この頃です。  それでは、質問に入ります。一問一答でお願いいたします。大項目1、道路問題について。  (1)、市道は、国道、県道以外は全て市道となるかを伺います。 ○議長(中澤俊介) 櫻井都市建設部長。 ◎都市建設部長(櫻井敦) お答えいたします。  市が管理する道路につきましては、道路法による道路として認定された市道のほか、法定外公共物として道路法の適用を受けない道路がございます。  また、市が管理していない道路につきましては、個人が管理する私道がございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 9番、櫻井正夫議員
    ◆9番(櫻井正夫) 再質問いたします。  再質問①、法定外公共物として、道路法の適用を受けないとの答弁がありましたが、どのような場所になるかを伺います。 ○議長(中澤俊介) 櫻井都市建設部長。 ◎都市建設部長(櫻井敦) お答えいたします。  法定外公共物の道路につきましては、特に定まった場所はございませんが、市街化調整区域に多く存在する状況でございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 9番、櫻井正夫議員。 ◆9番(櫻井正夫) 再質問②で行きます。自分の土地に道路を施工する場合は、砂利道、アスファルト舗装、また幅員等の規定はないかを伺います。 ○議長(中澤俊介) 櫻井都市建設部長。 ◎都市建設部長(櫻井敦) お答えいたします。  開発による帰属を伴う道路整備につきましては、印西市開発事業指導要綱により、歩行者専用道路を除いて車道幅員を6メートル以上とすることや、舗装については、印西市が管理する市道の構造の技術的基準を定める条例において規定されております。また、私道につきましては、行政が指導する規定はございません。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 9番、櫻井正夫議員。 ◆9番(櫻井正夫) 私道については行政が指導する規定がないということは、自分の土地であれば、山、田んぼ、畑に道路は自由に施工できるということであると私は思います。それでよろしいですよね。  (2)、市道に認定されている道路は、例えばガードレール、U字溝、崖の斜面となっている擁壁等、市道管轄に含まれるのか伺います。 ○議長(中澤俊介) 櫻井都市建設部長。 ◎都市建設部長(櫻井敦) お答えいたします。  市が管理する道路附属物として位置づけているガードレール、側溝、擁壁などにつきましては、市道の管理となっております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 9番、櫻井正夫議員。 ◆9番(櫻井正夫) 再質問いたします。  ①、道路つき附属物については、市が道路附属物と位置づけしているものは全て市道の管理と分かりましたが、例えば国道464号線を横切る県道、市道の橋梁についても同じことなのかを伺います。 ○議長(中澤俊介) 櫻井都市建設部長。 ◎都市建設部長(櫻井敦) お答えいたします。  国道464号を横断する橋梁につきましては、県道については千葉県管理、市道につきましては市の管理でございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 9番、櫻井正夫議員。 ◆9番(櫻井正夫) ということは、逆に県道の上を国道が横切って横断するという橋梁の場合は国の管理ということでよいですね。  それでは、(3)に入ります。幅員が4メーターないと道路と認定されないと聞いていますが、在のほう、在のほうということは私の住んでいるようなところの田舎のことですから、周辺と思ってください。入ると、昔のまま2間道路となっております。これも市道に入るのかを伺います。 ○議長(中澤俊介) 櫻井都市建設部長。 ◎都市建設部長(櫻井敦) お答えいたします。  幅員が2間、約3.6メートルの市道につきましても存在しております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 9番、櫻井正夫議員。 ◆9番(櫻井正夫) 再質問いたします。  ①、4メーターの幅員がなければ建築物は建たないとのことですが、2間道路でも市道があると伺いましたけれども、新築住居は建てられないかを伺います。 ○議長(中澤俊介) 櫻井都市建設部長。 ◎都市建設部長(櫻井敦) お答えいたします。  2間道路につきましても、都市計画区域が指定された時点において建築物が建ち並んでいたもので特定行政庁が指定したもの、建築基準法第42条第2項に規定された道路、いわゆる2項道路となります。この道路に2メーター以上接し、道路中心線から2メーターセットバックした敷地で、他の法令の基準を満たしていれば新築住居を建てることは可能でございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 9番、櫻井正夫議員。 ◆9番(櫻井正夫) 4メーターなければ道路と認めないというだけではなくて、一つ平賀抜ける道で、今バイパスができていますけれども、旧道沿いで鳥見神社というのがあるのです。鳥見神社の前から奥のほうに進んでいくと山中になるのですが、人家があります。これ限界集落なんてことは言いませんけれども、六、七軒うちあります。私の知り合いで、子供さんが家を建ててくれれば帰ると言っておられるそうです。そこは2間道路なので、新築はできないと言われて、道路を何とか広げてくれないかと行政に2回ほど要望書を出されているそうです。部長の説明で、建築基準法第42条2項に規定された、いわゆる2項道路、この道路で2メートル以上接し、道路中心線から2メートルセットバックした敷地で、他の法令の基準を満たしていれば新築住居を建てることは可能と答弁されました。これ早速、当てはまるか見てまいります。  この付近で、私はちょっと平賀の件で言いましたけれども、そこのところのうち建てるよりも、また大きな問題一つあるのです。それは、この前住民の方が救急車を呼んだそうです。そうしたら、あの中へ入ってみれば分かるのですけれども、70センチぐらいの大きさの木が道路側に出ていて、当たってしまって救急車入れなかったみたいですけれども、そういう状態であって、担架で患者さんを運んだそうです。今の救急車というのは、救命器具いっぱいついておりますもので、がたいが大きいのです。そういうことを考えると、やっぱり2間道路というのは、そろそろ市全体で考えていかないといけない時代になってきたのかなと、このように私は今思っております。  今度(4)に入ります。質問です。市道と認定されない場合、両側の地主さんへ20センチか30センチメートル広げたいという働きかけを市としてはなされるのかを伺います。 ○議長(中澤俊介) 櫻井都市建設部長。 ◎都市建設部長(櫻井敦) お答えいたします。  市道認定されていない道路の場合、道路幅員が狭い箇所において、先ほど申し上げました2項通りに接した敷地へ建築する場合のセットバックの指導を除き、道路幅員を確保するため地権者へ働きかけすることは行っておりません。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 9番、櫻井正夫議員。 ◆9番(櫻井正夫) 4メートルなければ道路と認めないと言っているのですけれども、いろいろ要件つければ、2間道路というのは3,600ですか、だから4メーターまでに合わせるのは40センチなのです。そのくらいなのです。そんなに大きな問題ではないのですけれども、2間道路ということを私は以前も、40センチ増やせば4メートルになるのですから、そこのところをこれから両側の地主さんから、本当は20センチずつ寄附してくれよなんていうことを言っても私はおかしくないと思うのです。どうしても4メーターという規定を押すのだったら、そんな気持ちでおります。  それで、やっぱり印西市は日本一住みたい環境のいいまちだと、7年間も続いたのです。それが町なかから離れて奥のほうに行くと、江戸時代から馬車や牛車が走る、通るのに利用した2間道路や限界集落みたいな場所がまだあるようですなんて言われると、これはやっぱり恥だと思うのです。ですから、今のうちに、早いところ手を打ったほうがいいのではないかなと、私はこのように思います。  それで、ここで一つ要望書なのですけれども、あちこちから皆さんも多くの数の要望書が来ていると思います。それで、私は要望書を受けたら、必ず現地を見て状況確認をしていただきたいと思うのです。なぜかというと、行ってみないと分からないと思うのです。この要望の一件は、二、三年放置して、放置ということはおかしい、気をつけなくても何とかなるのではないかなとか、問題ないとか、それからまた別な要望の件では、明日にも何とかしなければならない、そういうようなこともあると思うのです。その判断ができるから私はお願いしているわけですけれども、この前代表質問藤代議員の質問で、何だか金がないとか、予算がないとかなんてちょっとおっしゃっておりましたけれども、こんなこと言っている場合ではないです。住民の要望ぐらいはしっかり聞いてやってください。お願いいたします。  (5)に入ります。ある方で、土地を提供してもよいので幅を広げてくださいとおっしゃっておりますけれども、市の考えを伺います。 ○議長(中澤俊介) 櫻井都市建設部長。 ◎都市建設部長(櫻井敦) お答えいたします。  先日の会派至誠、藤代議員会派代表質問にお答えいたしましたとおりでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 9番、櫻井正夫議員。 ◆9番(櫻井正夫) ただいま部長の答弁ありましたけれども、これ私は担当の方に、藤代会派代表の質問の内容何だったっけなと聞いたのですけれども、道路拡張への地域の要望や未着工の道路整備に対応できない要因という質問されているのです。藤代議員は頭いい方ですから、漢字でいっぱい書いてありますけれども、私の場合はほとんど平仮名です。これを提供して、土地をあげるから何とか道路を広げてくれよと、こんないい話ないのではないですか。それでもし、それ土地だから、ちょっと場所見てきたのですけれども、100メーターないぐらいあるのではないですか、そこのところをユンボかブル持っていって、いいよ、私大型特殊持っているから広げてしまいますよ。いいというのだもの、地主さんがいいと言っているのだもの、こんないい話ないのではないですか。私は、そんなに深刻に考えないで、そういう声を無にしてはいけません。私は、そんな話しした後すぐ飛んでいって、お願いしますと言って道路を広げられれば、少しだって広げておけばまた後々楽ではないですか。そういうところもちょっと考えてみていただければいいなと、このように思います。  それで、道路を提供されるという方、それこそ土屋部長と一緒に二、三回行っています。その方と会っていますから、土屋部長とも。非常に学校の先生やられていた方で、こっちはもうプロなのです。もう私なんか問題にならない。それで、なぜその人がそういうことを言ったかというと、今年の2月か3月に師戸地区の、やっぱり師戸の宗像神社のところから入っていくのです。ずっと入っていくと、この前に調べてきました。うちが8軒あります。8軒あって、それで1軒は空き家、それで7軒の中で、私はその方に住民何人いらっしゃいますかと聞いたら、7軒で8人なのです。それでまた、それこそ400年、500年前から住んでいるところですから、みんな立派なうちです。もうぽつんと一軒家になるような状態なのですけれども、でも火事になったときに初めて気がついたと。奥へ入って、またそこから今度左に下りて、左へ狭いところをまた入っていったところで、地元の人ではないのですけれども、そこに作業所があるのです。その作業所で仕事をしていて、寒かったからたき火か何かしたのかな、火事になってしまって、消防署のほうに電話したら消防署が、今の消防車もやっぱりタンクに水いっぱい入って持ってきますから、入っていけないのです。そういうことで、そこに1台、それで今度田んぼの谷津の下のほうから消防車1台、そこからホースを山に上げたのです、私見に行きましたから。印西はいいところなんて言っているけれども、そういう場所がまだあるのです。そういうところを、土屋部長のように現場見てください。土屋さん褒めるわけではないですよ、それは。見なくては駄目、どんなものでも自分で見て確かめることなのです。そうすると、ああ、なるほど、これ言っていること分かるなという気持ち分かりますから、牧の原とかニュータウン周辺に住んでいる人は何不自由ないかもしれませんけれども、私たちの在はいろいろな問題あるのです。だけれども、それこそ何だ8軒しかないのに8人のほか住んでいない、そういう場所にいろいろ手を施すのはおかしいのではないかという考えはあるかもしれませんけれども、それもやっぱり先進国ということはないけれども、今有名な印西市、もう天下の印西市です。末端のほうまでやっぱり気を配っていただかないと、私は本当の、真の立派なまちにならないような気がいたします。ですから、その道路を進めてほしいと言ったのは、本当のしんからの言葉だと思うの。そこのところをひとつ部長、考えてみてやってあげてください。よろしくお願いいたします。  道路については以上でございますけれども、ただ、私の質問と藤代議員の質問とが答弁が同じとなってしまうと、そごがあるのかなと今ちょっと思いましたけれども、そこのところはまた話合いを持っていきましょう。  では、大項目に入ります。高齢者問題について。  (1)、市のこれからの高齢者問題に対して、どのような施策を考えているかを伺います。 ○議長(中澤俊介) 板倉市長。 ◎市長(板倉正直) お答えいたします。  市の高齢者の割合は、介護保険制度が創設された平成12年は11.9%、令和2年は22.8%と上昇を続け、団塊の世代が75歳以上となる令和7年には24.6%になると見込まれております。  このような状況の中、市といたしましては、高齢者が健康を維持し、支援が必要となっても住み慣れた地域で暮らし続けることができるまちを目指し、高齢者の生きがいづくりの社会参加の促進、介護予防の推進など、地域包括ケアシステムの充実に取り組んでいるところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 9番、櫻井正夫議員。 ◆9番(櫻井正夫) 印西市に5か所の地域包括支援センターがありますが、市とどのようなつながりをされているかを伺います。 ○議長(中澤俊介) 富澤福祉部長。 ◎福祉部長(富澤実) お答えいたします。  印西市地域包括支援センター運営事業業務につきましては、各地域包括支援センターに委託契約をしておりまして、介護予防、権利擁護、認知症等についての相談支援や介護保険、予防給付の利用支援、地域ケア会議等を開催しているところでございます。  また、地域包括支援センターに対しましては、担当課におきまして各種相談に対する助言等の支援を行っているところでございます。 ○議長(中澤俊介) 9番、櫻井正夫議員。 ◆9番(櫻井正夫) (2)に入ります。印西市で、あくまでも後期高齢者の夫婦世帯は何人ぐらいあるかを伺います。 ○議長(中澤俊介) 富澤福祉部長。 ◎福祉部長(富澤実) お答えいたします。  令和4年3月31日現在で申し上げますと、1,674世帯でございます。 ○議長(中澤俊介) 9番、櫻井正夫議員。 ◆9番(櫻井正夫) ここで夫婦と言ってはおかしいから、めおとで行きますから、今度。めおと世帯数の傾向の推移はどうかを伺います。 ○議長(中澤俊介) 富澤福祉部長。 ◎福祉部長(富澤実) お答えいたします。  令和4年3月31日の1,674世帯に対しまして、令和3年3月31日現在では1,520世帯でありますことから、増加していることとなります。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 9番、櫻井正夫議員。 ◆9番(櫻井正夫) (3)、また、どちらか1人で生活しておられる世帯は何件ぐらいあるかを伺います。 ○議長(中澤俊介) 富澤福祉部長。 ◎福祉部長(富澤実) お答えいたします。  令和4年3月31日現在で申し上げますと、住民基本台帳の集計では3,091世帯でございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 9番、櫻井正夫議員。 ◆9番(櫻井正夫) 再質問いたします。  ①、高齢者めおと世帯や単独世帯の方の実態把握はどのように行っているかを伺います。 ○議長(中澤俊介) 富澤福祉部長。 ◎福祉部長(富澤実) お答えいたします。  民生児童委員が高齢者夫婦の世帯や単独世帯を訪問して、実態把握を行っているところでございます。支援が必要な場合は、状況に応じまして対象者の担当圏域の地域包括支援センターと連携し、対応しているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 9番、櫻井正夫議員。 ◆9番(櫻井正夫) (4)、高齢者の方と親族とのつながりが疎遠になっているか等把握されているかを伺います。 ○議長(中澤俊介) 富澤福祉部長。 ◎福祉部長(富澤実) お答えいたします。  高齢者福祉課や地域包括支援センターにご相談いただいた際には、高齢者の方と親族とのつながりをお伺いし、その状況については把握をしております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 9番、櫻井正夫議員。 ◆9番(櫻井正夫) 再質問、①で行きます。高齢者となると、毎年状況に動きがあると思います。地域包括支援センターから、いつも現状の報告等はあるかを伺います。 ○議長(中澤俊介) 富澤福祉部長。 ◎福祉部長(富澤実) お答えいたします。  地域包括支援センターが実施しております相談業務や各種事業などにつきましては、毎月市と各地域包括支援センターの所長とによる連絡会や、個別の相談状況が確認できます情報共有システムを活用して状況を把握するとともに、各地域包括支援センターから毎月実施報告、年度末には年間事業報告書を市に提出していただいて、確認しているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 9番、櫻井正夫議員。 ◆9番(櫻井正夫) 世間とのつながりが少ない高齢者宅を見回りしてチェックされているかを伺います。 ○議長(中澤俊介) 富澤福祉部長。 ◎福祉部長(富澤実) お答えいたします。  高齢者福祉課や地域包括支援センターにおきまして、定期的な訪問などにより状況を把握している状況でございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 9番、櫻井正夫議員。 ◆9番(櫻井正夫) 私は、しつこく高齢者のことについて質問しますけれども、吉田の隣の区のどことは言いませんけれども、この前、1か月ほど前ですか、八十何歳の方が亡くなって10日間ほど誰も気がつかなかったという状況をちょっと私の親戚のほうから聞いたのですけれども、それは新聞屋さんが10日ほど見ていないと、だからおかしいということで、新聞屋さんが警察に電話したのか何か知りませんけれども、今家族との疎遠がいっぱいありますから、その辺やっぱり私も高齢者の一人です。よく印旛の包括支援センターの方は私のところ来るのですけれども、私は生意気な口利いてしまいますと知っていますから、まだあんた、俺は大丈夫だ、自分のこと心配するなって言って生意気言いますけれども、本当は、内心は違うのです。来てくれてありがたいなと思っているのです。来てくれると。そのような、話ちょっとさっきしましたけれども、亡くなって10日も気がつかなかったと。それで、私は基本的には、原点はですよ、介護というのは家族でやるべきだと思うのです。ですけれども、今家族の方だってお勤めやっている。暇が、誰だって介護を好き好んでやる方はないと思うのですけれども、その点を考えると、やっぱり介護をされている方というのは大変なのです。ですから、高齢者をお持ちの、今若い人たちはやっぱり自分の仕事で手いっぱいですから、だからそれは仕方ないと思う。ですけれども、原点は私は家族だと思います、介護は。だけれども、誰もやりたがらないのです、これが正直言って本当。  (6)、その結果があったかを伺います。 ○議長(中澤俊介) 富澤福祉部長。 ◎福祉部長(富澤実) お答えをいたします。  訪問の結果により、必要に応じて介護予防事業や高齢者の福祉サービスをご案内させていただいている状況でございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 9番、櫻井正夫議員。 ◆9番(櫻井正夫) では、大項目の3に入ります。教育問題について。  (1)、印西市にも小規模特認校制度が導入されているようですけれども、今まで3校の小学校が閉校になったが、その時点で小規模特認校制度の導入は何もなかったのかを伺います。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  それぞれの小学校について、保護者、地域等から小規模特認校制度の導入についての意見があり、検討いたしましたが、課題解消に至るほどの児童数増加は見込めないということから、ご理解をいただいたところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 9番、櫻井正夫議員。 ◆9番(櫻井正夫) 再質問いたします。  船穂小学校に小規模特認校制度が導入されることになって、保護者からの就学申請があったかを伺います。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  令和4年度における小規模特認校制度を利用しての就学者につきましては、8月末現在7人でございます。令和5年度につきましては申請受付が9月1日からとなっており、まだ集計が取れておりませんが、7月28日に船穂小学校就学希望者説明会を実施したところ、参加者は3家庭でございました。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 9番、櫻井正夫議員。 ◆9番(櫻井正夫)                                                                                                                                                                                            今回船穂小学校で廃校4校目になる可能性のあったところが導入されることになったわけです。ですから、本当は教育長の胸のうちを聞きたかったのですけれども、決まったからには、田舎の学校は楽しいと、子供たちがいっぱいここに集まってくることを心から祈って、私の質問を終わります。 ○議長(中澤俊介) これで櫻井正夫議員個人質問を終わります。  自席にお戻りください。  ここで休憩したいと思います。11時まで休憩します。    休憩  午前10時39分    再開  午前11時 ○議長(中澤俊介) 再開します。  ここで、執行部の入替えがありましたので、ご了承ください。  引き続き個人質問を行います。  8番、米井重行議員の発言を許します。  質問方式は登壇一問一答です。  8番、米井重行議員。    〔8番、登壇〕 ◆8番(米井重行) 皆さん、おはようございます。8番、自由民主党、米井重行です。  9月に入り、秋の気配もうっすらと感じる気候になりました。市内の田んぼを見ると、稲穂が実り、早くも稲刈りを開始している米農家さんも見かけるようになりました。その中、依然と収束が見えない新型コロナウイルス感染症がいまだに猛威を振るっております。そして、早くも冬に向けてインフルエンザと新型コロナウイルスの同時流行の懸念がささやかれ始めました。インフルエンザのワクチン接種が始まる10月からは、新型コロナワクチンとの同時接種等の課題が、負担が増えると思われます。常に感染患者と向き合いご尽力いただいている医療従事者、介護従事者をはじめとしたエッセンシャルワーカーの皆さんに、改めて感謝を申し上げたいと思います。  7月8日、奈良県奈良市の近畿日本鉄道大和西大寺駅付近にて、許されない蛮行によって安倍元総理がご逝去されました。安倍元総理は、憲政史上最長となる8年8か月にわたり内閣総理大臣の責任を担われ、卓越したリーダーシップ、そして実行力によって、国内外情勢に直面する我が国を導かれました。我が国日本が長年苦しんできたデフレからの脱却を目指したアベノミクス、3本の矢から始まる経済政策、さらには国際情勢が大変厳しい中にあって、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた取組や日米豪印の協力枠組み、クアッドの創設に尽力し、国際社会で日本の地位を高め、さらには平和安全法制の整備など、我が国の、そして世界の平和と安定のためにご尽力されました。安倍昭恵夫人も申しておりました。政治家としてやり残したことはたくさんあったと思うが、本人なりの春夏秋冬を過ごして、最後冬を迎えた。種をいっぱいまいているので、それが芽吹くことでしょう。憲法に自衛隊を明記して違憲論争に終止符を打ちたい。21世紀にふさわしい憲法を自らの手でつくる。亡くなる前日まで街頭で訴えていました。昭恵夫人の言葉のとおり、無念で残念でなりません。安倍元総理の残された様々なご功績に敬意を表し、心から哀悼の意を表します。  安倍元総理の意思を引き継がれた岸田総裁、新内閣総理大臣の下、我々自由民主党は責任与党として、友党公明党と協力し、現在我が国の大きな課題である新型コロナウイルス対策、原油や電気、ガスを含むエネルギーの安定供給と物価高騰による国民生活の対策を講じるとともに、激変する国際情勢の中での外交安全保障、日本の経済の再生を目指した新しい資本主義の実現を目指してまいります。  毎回申しますが、今つくらなければならないものは今つくる、打てる手だては全て打つ、今当たり前のことが将来も当たり前で続けられるよう、生活に密着した問題を一つ一つ地道に解決し、未来を育む子供たちがこの印西に誇りを持ち続けられるように、私も印西市民を代表とする市議会議員として、そして責任世代の代表として市政発展に努めてまいります。  それでは、議長に通告しました内容のとおり質問させていただきます。大項目1、市内の幹線道路の整備状況の確認。  (1)、(仮称)コスモス通り未買収地の取得状況。  (2)、市道00―031号線、小林小学校から小林浅間地先までの道路整備及び未買収地の取得状況。  (3)、市道00―009号線、船尾地先から戸神地先までの進捗状況。  (4)、市道25―083号線、原地先入り口付近の現状。  大項目2、ICTを活用した行政サービスについて。  (1)、期日前投票所。  (2)、市民協働投稿サービスの進捗状況。今年7月の参議院選挙で実施した期日前投票所の混雑状況のお知らせサービスは、有権者へ配慮したすばらしい取組だったと思いますが、その内容について伺います。  (3)、職員のタブレットの利用状況。  大項目3、新型コロナウイルスの影響で変わった日常生活の回復、そして物価高騰への負担軽減、地域経済の消費喚起について。  (1)、市民への新たな支援対策の実施を。  大項目4、小規模特認校制度の現状と課題について。  (1)、制度の利用状況。  ①、市に対する問合せ件数。  ②、申請件数、入学・転校児童、制度の利用数を伺います。  (2)、制度の広報状況。  (3)、制度に対しての教育委員会の取組は。特認校の特色の状況発信を伺います。  (4)、制度に対しての課題や要望。  大項目5、よりよい教育環境を整え、児童生徒の健康維持を。  (1)、市内小・中学校の体育館の現状。  ①、トイレの様式。  ②、空調整備状況。空調設備の設置状況を伺います。  ぜひ前向きな答弁を期待して最初の質問を終わります。 ○議長(中澤俊介) 板倉市長。    〔市長、登壇〕 ◎市長(板倉正直) 米井重行議員の個人質問に対し答弁をいたします。1の(3)については私から、その他については教育長及び担当部長、選挙管理委員会事務局長から答弁をいたします。  1の(3)についてお答えをいたします。市道00―009号線につきましては、戸神川に橋梁を架ける工事が完了し、現在戸神川から主要地方道船橋印西線までの道路改良工事を実施しております。今後、現道との交差点改良工事を行い、令和4年度末の供用開始を目指しているところでございます。  私からは以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 大木教育長。    〔教育長、登壇〕 ◎教育長(大木弘) 4の(1)、①についてお答えいたします。  就学に関する問合せは、船穂小学校が12件、本埜中学校はゼロ件でございます。  次に、②についてお答えいたします。令和4年度における小規模特認校制度を利用しての就学者につきましては、8月末現在、船穂小学校が7人、本埜中学校はゼロでございます。令和5年度につきましては、申請受付が9月1日からとなっており、まだ集計が取れておりませんが、7月28日に船穂小学校、29日に本埜中学校の就学希望者説明会を実施したところ、その参加者につきましては、船穂小学校が3家庭、本埜中学校はゼロでございました。  次に、(2)についてお答えいたします。周知方法につきましては、7月15日、「広報いんざい」及び印西市ホームページに掲載。8月2日、市内幼稚園、保育園にポスターの掲示を依頼。8月24日、各町内会自治会回覧。9月1日からはイオンモール千葉ニュータウン店のデジタルサイネージに掲示。市内小・中学校保護者へ9月中に文書配布及びメール配信による通知。また市民課窓口設置モニターの掲示を行ってまいりたいと考えております。  次に、(3)についてお答えいたします。8月24日、各町内会自治会に回覧を行いましたが、その中で船穂小学校、本埜中学校の学校紹介を行っております。あわせて、学校ホームページのアドレスを掲載することにより、より詳しく学校を知っていただくよう努めているところでございます。  次に、(4)についてお答えいたします。小規模特認校制度の課題といたしましては、制度を導入したとしても、適正規模校とならないことでございます。つまり、いかに教育の質の低下を防ぐかということでございます。要望につきましては、スクールバスの運行などでございます。  次に、5の(1)、①についてお答えいたします。体育館へのトイレの設置状況でございますが、小学校の男性用トイレにつきましては33か所中、全てが洋式化されており、女性用トイレにつきましては46か所中45か所、洋式化率で申し上げますと97.8%でございます。中学校の男性用トイレにつきましては、21か所中全てが洋式化されており、女性用トイレにつきましては29か所中27か所、洋式化率で申し上げますと93.1%でございます。  次に、②についてお答えいたします。体育館への空調整備状況でございますが、小・中学校いずれも整備には至っていないところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 櫻井都市建設部長。    〔都市建設部長、登壇〕 ◎都市建設部長(櫻井敦) 1の(1)についてお答えいたします。  主要地方道千葉竜ケ崎線バイパス、(仮称)コスモス通りの用地の取得状況につきましては、令和4年第1回定例会の時点から新たに3筆、約195平方メートル取得いたしました。事業用地の取得率については、約94%と変化はございません。残る未買収用地11筆、約2,700平方メートルにつきましても、関係地権者より早期にご理解が得られるよう、事業者である千葉県とともに鋭意交渉に努めているところでございます。  次に、(2)についてお答えいたします。市道00―031号線の道路整備の状況といたしましては、昨年度より継続して市道00―031号線の流末排水となる雨水管の埋設工事を進めており、令和4年度末の完成を目指しているところでございます。用地の取得状況につきましては、現在事業用地の取得率が約92%となっております。残る未買収用地17筆、約3,590平方メートルにつきましても、関係地権者様より早期にご理解が得られるよう、鋭意交渉に努めているところでございます。  次に、(4)についてお答えいたします。市道25―083号線につきましては、雨天時に道路冠水が発生している状況でございました。道路冠水については、近隣より対策を求める要望も上がっていたことから、令和4年8月上旬に冠水対策工事を実施したところでございます。 ○議長(中澤俊介) 米井選挙管理委員会事務局長。    〔選挙管理委員会事務局長、登壇〕 ◎選挙管理委員会事務局長(米井雅俊) 2の(1)についてお答えいたします。  新型コロナウイルスの感染拡大により、投票所におきましても混雑緩和の対策が求められるようになりましたことから、さきの参議院議員通常選挙におきましては、市内5か所の期日前投票所の位置や混雑状況をスマートフォンなどから確認できるようにし、有権者の皆様が分散投票をしやすい環境づくりに取り組んだところでございます。  具体的に申し上げますと、混雑状況について期日前投票所ごとに3段階の表示によりリアルタイムに情報を提供するとともに、投票所、入場整理券や「広報いんざい」選挙特別号にQRコードを掲載し、また市の公式ツイッターでの期日前投票のお知らせにおいてリンク先を張りつけるなど、有権者の皆様が容易にアクセスできるよう配慮したところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 岩﨑総務部長。    〔総務部長、登壇〕 ◎総務部長(岩﨑博司) 2についてお答えをいたします。  市民協働投稿サービスにつきましては、システムを提供するMy City Reportコンソーシアムに対し、7月1日付で入会申込みを行い、10月1日を稼働開始日として、関係課との調整や広報等の準備を進めているところでございます。  (3)についてお答えをいたします。職員のタブレット活用につきましては、係長以上の職員に対してタブレット260台を6月下旬に配付し、庁内研修を実施したところでございます。主な用途といたしましては、ペーパーレスでの会議や打合せ、職員間の資料共有への活用を推進しているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。    〔企画財政部長、登壇〕 ◎企画財政部長(小林正博) 3の(1)についてお答えをいたします。  市民への新たな支援対策につきましては、9月5日の会派公明党、浅沼美弥子議員のご質問にお答えをしたとおりでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 8番、米井重行議員。 ◆8番(米井重行) それでは、再質問に入らせていただきます。一問一答でお願いいたします。  大項目1、市内の幹線道路の整備状況の確認。(1)、(仮称)コスモス通り未買収用地の取得状況の再質問です。  千葉県との協議の進捗状況はどのように進んでいるのか伺います。 ○議長(中澤俊介) 櫻井都市建設部長。 ◎都市建設部長(櫻井敦) お答えいたします。  個別の案件につきましては申し上げることができませんが、協議を行うことにより、新たに3筆、約195平方メートルを用地取得いたしました。今後も協議を行い、用地取得に向けていきたいと考えております。  以上でございます。
    ○議長(中澤俊介) 8番、米井重行議員。 ◆8番(米井重行) では、国土交通省関東地方整備局所管の関東地区所有者不明土地等に関する連携協議会との相談が行われていると思いますが、進捗はどのようになっているのか伺います。 ○議長(中澤俊介) 櫻井都市建設部長。 ◎都市建設部長(櫻井敦) お答えいたします。  関東地区所有者不明土地等に関する連携協議会からいただいたご意見を参考に、千葉県と問題解決に向けた検討を行っているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 8番、米井重行議員。 ◆8番(米井重行) 次、(2)、市道00―031号線、小林小学校から小林浅間地先までの道路整備及び未買収用地の取得状況の再質問です。  流末排水工事の埋設工事を令和4年度末の完成を目指しているとのことだが、昨年の私の質問で、近隣にお住まいの方との調整に不測の期間を要し、工事の進捗に遅延が生じる状況だったが、その後の住民との調整は順調か伺います。 ○議長(中澤俊介) 櫻井都市建設部長。 ◎都市建設部長(櫻井敦) お答えいたします。  近隣にお住まいの方との調整のため工事着手に遅延を生じましたが、現在調整が整い、順調に工事を進めているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 8番、米井重行議員。 ◆8番(米井重行) では、令和4年度以降の供用のための工事の予定はどのようになっているのか伺います。 ○議長(中澤俊介) 櫻井都市建設部長。 ◎都市建設部長(櫻井敦) お答えいたします。  現在事業用地の取得に努めている状況であるため、今後の工事スケジュールは明示できませんが、用地取得後、速やかに工事に着手してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 8番、米井重行議員。 ◆8番(米井重行) 次、(3)、市道00-009号線、船尾地先から戸神地先までの進捗状況です。質問のたびに毎回伺ってきましたが、この路線もやっと工事の完成が見えてきました。完成している路線の部分開通から、いろいろと職員の皆様にはご尽力いただき感謝しております。この路線最後の締めの質問になると思います。  再質問です。この道路工事最後の交差点改良、信号機の設置に対し、千葉県公安委員会との協議の進捗はどのようになっているのか伺います。 ○議長(中澤俊介) 櫻井都市建設部長。 ◎都市建設部長(櫻井敦) お答えいたします。  千葉県公安委員会とは、令和4年度末の信号機の設置を目途に協議を進めているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 8番、米井重行議員。 ◆8番(米井重行) 交差点改良と信号機の設置は、道路改良工事とは別の工事発注だと思うが、準備は進めているのか伺います。 ○議長(中澤俊介) 櫻井都市建設部長。 ◎都市建設部長(櫻井敦) お答えいたします。  交差点改良に関しましては、千葉県公安委員会との協議と並行いたしまして、工事発注の準備を進めているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 8番、米井重行議員。 ◆8番(米井重行) 了解しました。しっかりと令和4年度末の供用開始をお願いいたします。  次、(4)、市道25―083号線、原地先入り口付近の現状の再質問です。私も8月上旬、施工した場所を見ました。現場を見ると、冠水対策工事も応急的な対策と思うが、今後どのような考えか伺います。 ○議長(中澤俊介) 櫻井都市建設部長。 ◎都市建設部長(櫻井敦) お答えいたします。  市道25―083号線につきましては、隣接地に2つの保育園が開園されたことや、近隣地域における住宅開発などによりまして交通量も増加していることから、整備に向けまして検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 8番、米井重行議員。 ◆8番(米井重行) では、整備に向けて検討とのことですが、歩道や側溝等の設置を含めた道路工事と受け止めてよろしいのか伺います。 ○議長(中澤俊介) 櫻井都市建設部長。 ◎都市建設部長(櫻井敦) お答えいたします。  市道25―083号線につきましては、一般県道千葉ニュータウン南環状線に接続する市道でございますことから、具体的な整備内容は現地の状況を踏まえまして、今後検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 8番、米井重行議員。 ◆8番(米井重行) 現場の状況を見ると、台風等の大雨には機能不足と思われます。未舗装地の砂利石が保育園に飛び石するような可能性も考えられます。ぜひ早急な対応をお願いいたします。  次、大項目2、ICTを活用した行政サービスについて。(1)、期日前投票所の再質問です。私も夏の参議院選挙のときに確認しました。使いやすく分かりやすいサービスで、ワクチン接種やその他の市民サービスにも使えると思ったぐらいです。  では、混雑状況のお知らせサービスを導入したことによる効果と検証について伺います。 ○議長(中澤俊介) 選挙管理委員会事務局長。 ◎選挙管理委員会事務局長(米井雅俊) お答えいたします。  さきの参議院議員通常選挙における本サービスのアクセス数は約7,400回となっており、期日前投票者数が約1万4,000人であったことを鑑みますと、多くの皆様にご利用いただいたと考えております。このことから、期日前投票において有権者の皆様がスマートフォンなどにより、地図上で期日前投票所の位置を確認していただくことや、すいている時間帯を選んで投票していただくことなど、投票しやすい環境づくりにつながる効果があったと認識しております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 8番、米井重行議員。 ◆8番(米井重行) では、ツイッターは有効なツールと思われますが、どれぐらいの頻度で更新されたのかお伺いします。 ○議長(中澤俊介) 米井選挙管理委員会事務局長。 ◎選挙管理委員会事務局長(米井雅俊) お答えいたします。  さきの参議院議員通常選挙における市の公式ツイッターの活用につきましては、選挙公報の配布日に合わせて7月1日から発信を行い、7月10日の投開票日までの間、選挙期日や混雑状況のお知らせなどについて、8回の情報提供を行ったところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 8番、米井重行議員。 ◆8番(米井重行) 内容について伺いましたが、やはりすばらしいツールです。ぜひ今後も投票率アップにつながるよう調査研究をお願いいたします。  次、印西牧の原圏への期日前投票所の設置について。印西牧の原圏への期日前投票所の設置については、私もこれまで複数回質問してきました。直近では、令和4年第1回定例会において、当会派至誠の近藤瑞枝議員からも同様の質問が出ておりました。答弁では、検討を深めるとのことであったが、現在の進捗状況について伺います。 ○議長(中澤俊介) 米井選挙管理委員会事務局長。 ◎選挙管理委員会事務局長(米井雅俊) お答えいたします。  選挙管理委員会といたしましては、期日前を含めまして、投票所の適正な配置などについて検討しております。その中で、印西牧の原域圏につきましては、令和5年春の統一地方選挙に向けて、牧の原モア内に期日前投票所を設置することについて、施設の所有者と具体的な検討を進めているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 8番、米井重行議員。 ◆8番(米井重行) 設置に向けて進めてくれているとのことで、選挙管理委員会の皆さんには感謝申し上げます。  それで、私の思いなのですけれども、イルミライのイルミネーションもそうですが、千葉ニュータウン中央駅に偏り過ぎな思いがありました。人口が密集している牧の原圏の商業施設に期日前の投票所ができると、一段と投票しやすい環境づくりにつながると思います。ぜひ進めていただきたいと思います。  次に、(2)、市民協働投稿サービスの進捗状況の再質問です。サービスに対し、事案の確認は登載前に確認をするのか伺います。 ○議長(中澤俊介) 岩﨑総務部長。 ◎総務部長(岩﨑博司) お答えいたします。  市民の皆様からの投稿につきましては、担当部署におきまして、運用マニュアルに従い確認をした後に公開することとしております。 ○議長(中澤俊介) 8番、米井重行議員。 ◆8番(米井重行) 登載する内容にフィルターをかけるのか、例えば人間の顔や車のナンバー等プライバシーに関することや、業務用の宣伝や逆の嫌がらせ等も考えられるが、システムの内容、運用方法を伺います。 ○議長(中澤俊介) 岩﨑総務部長。 ◎総務部長(岩﨑博司) お答えいたします。  投稿者が意図せず写り込んだ人物や車のナンバー等につきましては、システムに搭載されたAI機能により該当部分が自動的にぼかし処理されるものとなっております。また、市として意図しない投稿につきましては、マニュアルに従いまして適切に対応してまいります。 ○議長(中澤俊介) 8番、米井重行議員。 ◆8番(米井重行) 予算審査常任委員会でも質問しましたが、市内には国道や県道、そして利根川の堤防や河川、鉄道関係と市以外の管轄として、職員の皆様がふだん頭を悩ませる民間の関係、例えば集合住宅のような管理組合が管理している領域と市の行政サービス以外、国、県、諸官庁や団体、組合との連携をする考えはないのか伺います。 ○議長(中澤俊介) 岩﨑総務部長。 ◆8番(米井重行) お答えいたします。  システムとしての連携はございませんが、投稿していただきました情報を活用いたしまして、スピード感を持って迅速に対応してまいりたいと、このように考えております。 ○議長(中澤俊介) 8番、米井重行議員。 ◆8番(米井重行) 分かりました。  次、(3)、職員のタブレットの利用状況の再質問です。タブレット端末がインターネットに接続できるWi―Fi環境の確認です。本庁及び出先機関等に整備の進捗状況はどのようになっているのか伺います。 ○議長(中澤俊介) 岩﨑総務部長。 ◎総務部長(岩﨑博司) お答えをいたします。  本庁舎におきましては、附属棟、会議棟も含めまして全庁で利用可能でございます。また、出先の機関におきましては、事務室での利用が可能となっております。 ○議長(中澤俊介) 8番、米井重行議員。 ◆8番(米井重行) 担当部署や職員の皆さんで情報やデータの共有をするクラウド等の情報共有システムの導入は、どのような利用方法か伺います。 ○議長(中澤俊介) 岩﨑総務部長。 ◎総務部長(岩﨑博司) お答えをいたします。  情報共有のためのクラウドシステムといたしましては、オフィス365に付随しているチャットやオンラインストレージ等のアプリケーション群を利用してございます。 ○議長(中澤俊介) 8番、米井重行議員。 ◆8番(米井重行) 今後、市民の皆さんに提供するサービスに対しての利用、活用の予定はどのように考えているのか伺います。 ○議長(中澤俊介) 岩﨑総務部長。 ◎総務部長(岩﨑博司) お答えいたします。  タブレット端末のモバイル性を活用することで、窓口におきましては来庁者の皆様への制度説明や外国語通訳、手話通訳などでの活用を考えております。また、保健福祉関連の各種サービスの提供や、土木、建設関連の現場での活用につきましても推進してまいりたいと、このように考えております。 ○議長(中澤俊介) 8番、米井重行議員。 ◆8番(米井重行) では、職員の皆さんに対して、タブレット端末等の勉強会の実施はどのように行っていく予定か伺います。 ○議長(中澤俊介) 岩﨑総務部長。 ◎総務部長(岩﨑博司) お答えをいたします。  先ほどもご答弁申し上げましたが、6月下旬に行いました庁内研修では191名の職員が参加しております。今後におきましても、このような研修を繰り返し行いまして、タブレット端末がより機能的に活用され、業務の効率化につながるよう努めてまいりたいと考えております。 ○議長(中澤俊介) 8番、米井重行議員。 ◆8番(米井重行) 分かりました。昨今システムの進化は、半年後には古くなる時代です。私たち議会もそうですが、定期的な研修会を開き、新しい機能、情報を取り入れ、市民サービスの向上に努めてもらいたいと思います。  次、大項目3、新型コロナウイルスの影響で変わった日常生活の回復、そして物価高騰への負担軽減、地域経済の消費喚起について。(1)、市民への新たな支援対策の実施をの再質問です。  地域経済の消費喚起として、クーポン券の再実施を行う考えはないのか伺います。 ○議長(中澤俊介) 岩井環境経済部長。 ◎環境経済部長(岩井大治) お答えいたします。  現在市独自の経済対策事業として、いんざい応援クーポン事業の第2弾を実施しているところでございますが、クーポンの使用期限は本年10月31日までとなっており、事業は継続しております。  また、物価高騰対策臨時特別給付金事業について、本定例会に一般会計補正予算を計上させていただいておりますので、まずは本給付金事業の実施に向け、鋭意準備を進めてまいりたいと考えております。 ○議長(中澤俊介) 8番、米井重行議員。 ◆8番(米井重行) 了解しました。いんざい応援クーポン第2弾の実施に続き給付金事業と、職員の皆様のご苦労に感謝申し上げます。ただ、地元経済はまだまだコロナショックから立ち直っていません。物価高騰対策臨時特別給付金事業に対してもいろいろ言いたいことがあり、私の思いをいろいろ伺いたいのですが、予算議案になりますので、このことは予算委員会で伺います。  大項目4、小規模特認校制度の現状と課題について。(1)、制度の利用状況。①、市に対する問合せ件数は、再質問はありません。  次に、②、申請件数(入学・転校児童)の再質問です。船穂小学校ですが、私の把握している状況だと未就学児が11名ですが、制度の利用数はどのようになっているのか伺います。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えいたします。  令和4年度における小規模特認校制度を利用しての就学者につきましては7人、そのほかの学区外就学で4人、計11人でございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 8番、米井重行議員。 ◆8番(米井重行) 私の情報だと、これは8月末、質問前の情報だと思うのですけれども、本日で12名となった情報もありますが、11名となって数字は小さいですが、船穂小学校にしてみるとすごい児童数の増加です。パーセンテージにいうと40%超えです。小規模特認校制度の上々のスタートと思われます。この勢いを止めないように、次の質問を行います。  (2)、制度の広報の状況。重い腰を上げた感はありますが、小規模特認校制度の広報を多方面に対して行っていることに評価をしたいと思います。それで再質問です。イオンモール千葉ニュータウン店のデジタルサイネージに掲示との答弁ですが、どのようなものか伺います。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  デジタルサイネージにつきましては、50インチモニター3面に、企業広告や自治体からのお知らせを表示するものでございます。イオンモール千葉ニュータウン店1階、ガーデンコートエスカレーター横に9月から設置されております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 8番、米井重行議員。 ◆8番(米井重行) では、印西市に転入予定者に対しての広報はどのように考えるのか伺います。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  市ホームページに掲示しておりますが、併せて転入の際には学務課窓口にて手続が必要となりますことから、ポスターの掲示及びチラシを設置し、周知に努めております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 8番、米井重行議員。 ◆8番(米井重行) 小規模特認校制度の今後の広報の考えを伺います。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  ケーブルネット296やらーばんねっとにおいて情報提供をできるか検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 8番、米井重行議員。 ◆8番(米井重行) 今後も定期的な広報があってこそ、小規模特認校制度の情報が周知されると思います。定期的な広報の考えを伺います。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  小規模特認校の就学申請につきましては、毎年9月1日から10月末となりますことから、市ホームページや「広報いんざい」などで周知したいと考えております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 8番、米井重行議員。 ◆8番(米井重行) 申請時期のときももちろん重要ですが、時期が過ぎればまた来年ではなく、定期的、継続的な広報を心がけていただきたいと思います。  次に、(3)、制度に対しての教育委員会の取組は、学校の特色等の発信を伺いますの再質問です。制度の周知ではなく、学校の特色や活動を紹介する広報、小規模特認制度利用者の声や第三者の声を広報に盛り込んではと思いますが、お伺いします。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  他自治体の事例等を参考に、研究してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 8番、米井重行議員。 ◆8番(米井重行) 他自治体の参考も大事ですが、印西市でも知恵やアイデアを出し、ぜひ小規模特認校のよさ、そして利用児童の生の喜びの声を市民にお知らせしていただきたいと思います。  次、(4)、制度に対しての課題や要望の再質問です。やはりスクールバスの運行の要望が多いが、導入の考えはないのか伺います。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  小規模特認校につきましては、スクールバスの運行は考えていないところでございます。  以上でございます。
    ○議長(中澤俊介) 8番、米井重行議員。 ◆8番(米井重行) スクールバスの運行に対して何か問題や課題があるのか、お答えいただきます。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  学校の始業時間に合わせ市内全域からスクールバスを運行する場合、地区によっては児童生徒が長時間にわたり乗車することとなり、大きな負担となると思われます。また、各小・中学校から小規模特認校へスクールバスを運行した場合、1台当たり必要な経費は年間510万円かかります。また、必要な台数は25台となりますので、年間約1億3,000万円となり、多額の費用がかかることになります。さらに、バス停やバスターミナルの整備などが必要となることから、スクールバスの運行は考えていないというところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 8番、米井重行議員。 ◆8番(米井重行) 小規模特認校のスクールバスの運行については、市内全域のため時間的にも経費的にも厳しい状況というのは理解できました。しかし、先日の柿原議員が質問しましたスクールバスの導入に関する質問に対して、遠距離通学路の危険を回避するための方法として、今後全市的に検討したいとの答弁がありました。また、小規模特認校の導入を決めたからには、やはりその学校を希望する多くの児童生徒が通うことのできる方法を今後も検討いただきたいと考えております。  児童生徒の送迎を将来的にも保護者任せにするのか、市内全域が無理ならば、隣接する大規模校から小規模校への通学を希望する児童のためにスクールバスを運用できないのかなど、小規模特認校の特色をさらに高め、小規模特認校を希望する児童生徒が通学しやすい環境づくりについて、引き続きご検討していただきたいと考えております。子供たちの義務教育の可能性を広げるのは、行政の役目と考えております。そのことを強く申し上げます。  大項目5、よりよい教育環境を整え、児童生徒の健康維持を。(1)、市内小・中学校の体育館の現状、トイレの様式の再質問です。中学校の武道場における洋式トイレの設置状況はどのようになっているのか伺います。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  武道場への設置状況でございますが、一部の中学校につきましては洋式トイレが設置されていない状況でございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 8番、米井重行議員。 ◆8番(米井重行) では、校舎や体育館の洋式化が進んでいる中で、一部の武道場が未整備とのことだが、今の時代に洋式トイレは常識だと思います。今後、改修する予定はないのか伺います。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  未設置の武道場のトイレにつきましては、大規模改修等において順次整備してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 8番、米井重行議員。 ◆8番(米井重行) 大規模改修時での改修となると、全てが実施されるまでにはかなりの年数がかかると思われますが、それまでの期間、簡易的な方法で洋式トイレを早期に設置できないのか伺います。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  簡易的な改修につきましては、今後調査研究してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 8番、米井重行議員。 ◆8番(米井重行) 次、②、空調整備状況の再質問です。  体育館に空調設備を整備するには、費用が幾らかかるのか伺います。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  体育館に空調設備を整備するには、体育館の断熱性能の向上と電気使用量の増加に伴う受変電設備の改修等も併せて必要となるものと考えております。このようなことから、空調設備設置費用につきましてはそれらも考慮しますと、概算金額ではございますが、1校当たり約1億円から1億1,000万円程度の工事費が見込まれるものと考えております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 8番、米井重行議員。 ◆8番(米井重行) 空調設備設置には、多額の費用がかかることは分かりました。  ほかの市町村では、費用が比較的安価である簡易的な大型冷風機の導入を進めていると聞いていますが、市では簡易的な大型冷風機の導入に向けた考えはないのか伺います。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  令和3年8月に、大森小学校の体育館において大型冷風機による実演を行いましたが、空調設備ほどの効果は見受けられなかったということから、現時点におきましては見送っているというところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 8番、米井重行議員。 ◆8番(米井重行) 令和3年度に体育館で大型冷風機の実演を行い、エアコンほどの効果は得られないとのことは了解しました。ですが、使い方によれば、それなりの効果が得られると思います。近年、最近の猛暑を考えると、体育館の大規模改修時等までエアコンの設置を待っていては遅いと思うし、大規模改修ごとの設置だと、生徒、児童に不平等が生じます。そして、もし体育館で運動や部活動等をして体調不良が発生したら、行政はどのような言い訳をしますか。何も対策を取っていないと言われるかもしれません。そのようなことにならないためにも、早急な対応が必要と思います。しかし、市内の小・中学校全校にエアコン設置となると多くの費用がかかり、工事を行うにも多くの時間と手間がかかりますので、来年度の夏までにエアコンを設置することは現実的ではないことも理解はできます。  他の自治体や民間の施設を見ても、将来的には生徒、児童の体育活動や避難所等の活用を考えれば、エアコンの設置が必要かと思いますが、早急な対策として大型冷風機の導入を進めてはどうでしょうか。導入の利点を挙げますと、近年印西市でも台風の際に長期間にわたり大規模停電が発生しました。停電時、エアコンは使用ができませんが、大型冷風機であれば防災用の発電機で使用することができます。そして、持ち運びが可能なため必要な場所に設置することができます。このように、大型冷風機は低コストで瞬時に設置できることを考えると、エアコンを設置するまでの間の対策として、大型冷風機の導入を再度検討してみてはいかがでしょうか。市民や児童生徒のために導入されることを期待して、私の質問を終わります。 ○議長(中澤俊介) これで米井重行議員の個人質問を終わります。  自席にお戻りください。  ここで休憩したいと思います。午後1時まで休憩します。    休憩  午前11時53分    再開  午後1時 ○議長(中澤俊介) 再開します。  ここで、執行部の入替えがありましたので、ご了承ください。  休憩前に引き続き会議を開きます。                        〇 △発言の取消し ○議長(中澤俊介) 先ほど9番、櫻井正夫議員から、本日の本会議における発言について取消しの申出がありました。  お諮りします。会議規則第65条の規定によって、配付しました発言取消申出書のとおり許可することにご異議ございませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(中澤俊介) 異議なしと認めます。  したがって、9番、櫻井正夫議員の発言取消しの申出を許可することに決定しました。  なお、会議録につきましては、議長において調整いたしますので、ご了承願います。                        〇 △一般質問続行 ○議長(中澤俊介) 引き続き、個人質問を行います。  20番、山田喜代子議員の発言を許します。  質問方式は登壇一問一答です。  20番、山田喜代子議員。    〔20番、登壇〕 ◆20番(山田喜代子) 皆さん、こんにちは。日本共産党、山田喜代子です。  それでは、質問いたします。1番、物価高から暮らしをどう守るのか。物価高騰の背景には、コロナ禍、ウクライナ情勢などの世界的な状況があります。しかし、原因はそれだけではなくて、岸田政権と日本銀行が進める異次元の金融緩和による円安誘導計画が大本にあります。物価高対策として、市は市民の暮らしをどう守っていくのか。近隣成田市では、下水道使用料の免除、若者、高齢者支援、保育園等への補助、バス事業者への補助等を実施しています。市の具体的な支援はどうか伺います。  2番、学校の安全をどう守るのか。2021年4月、宮城県市立小での防球ネットでの事故、北九州市立中ではバスケットボールのゴールボード落下事故が発生しました。5月文科省は、倒壊や落下のおそれのある設備の総点検を全国の教育委員会に通知しました。それでは、市内の学校設備は安全なのか質問します。  3番、公平、適正な課税について。固定資産税、都市計画税の適正な課税と税務行政の信頼性の向上について。  (1)、固定資産税評価と課税の現状について。  ①、土地課税の誤りについて。  ア、住宅用地に対する軽減措置等の漏れ。  イ、土地の現況用途、利用状況(画地の認定等)の把握漏れ。  ②、家屋課税の誤りについて。  ア、既に滅失された家屋に対する課税について。  イ、家屋の課税漏れの判明、発生状況。  ウ、航空写真により捕捉されている大量の不明物件。  ③、償却資産の課税の網羅性について。  ア、申告対象者は把握、捕捉できているのか。  ④、死亡者に対する課税の問題について。  ア、死亡者に対する課税という事実とそのリスクはどうか。  イ、死亡者課税ケースの収納状況、死亡者課税の現状。  ⑤、三税協力の現状について。  ア、県税との家屋評価業務協力の現状と今後について。  (2)、課題認識について、今まで申し上げました(1)の現状から導かれるそれぞれの問題意識について伺います。  ①、特に家屋の全数把握の必要性について。  ア、固定資産税の起点は家屋からという視点。  イ、課税漏れ家屋の存在とその影響。  ウ、家屋の全数把握によって得られる利益とは。  ②、増え続ける業務量への対応について。  ア、業務のマネジメントという視点。  イ、新築家屋の増加、土地の異動の増加への対応。  ウ、固定資産評価に求められる第三者性、中立性について、  ③、今後の県税事務所との業務協力について。  (3)、課題解決の方法と制度運営に関する持続可能性について。  以上、大きく3項目質問いたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(中澤俊介) 板倉市長。    〔市長、登壇〕 ◎市長(板倉正直) 山田喜代子議員の個人質問に対し答弁をいたします。3の(1)、⑤、アについては私から、その他については担当部長から答弁をいたします。  3の(1)、⑤、アについてお答えをいたします。評価に関する業務を円滑に実施するため、千葉県佐倉県税事務所との取決めの中で、非木造家屋について令和2年度までは2,000平方メートル以上、令和3年度からは3,000平方メートル以上のものは県評価対象となっております。  なお、今後につきましても引き続き、協力体制を維持していきたいと考えております。  私からは以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。    〔企画財政部長、登壇〕 ◎企画財政部長(小林正博) 1についてお答えをいたします。  物価高から暮らしをどう守るかにつきましては、9月5日の会派公明党、浅沼美弥子議員のご質問にお答えをしたとおりでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。    〔教育部長、登壇〕 ◎教育部長(土屋茂巳) 2についてお答えいたします。  文部科学省における老朽化状況等の調査につきまして、定期的に実施しているところでございます。平成26年度調査において、市内小・中学校体育館の落下等のおそれのある設備について調査を行い、全てのバスケットボールのゴールボード等の落下防止対策を実施し、安全対策を図ったところでございます。  なお、小・中学校校舎につきましては、各学校において月1回の安全点検や日常の点検を実施していただき、不具合が発生した場合は早期に修繕などの対応を行い、学校施設の安全に努めているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 吉林市民部長。    〔市民部長、登壇〕 ◎市民部長(吉林由美子) 3の(1)、①、アについてお答えいたします。  住宅用地に関する令和3年度の更正件数は172件でございました。そのうち、誤りを事由として更正した件数につきましては把握しておりません。  次に、イについてお答えいたします。地目誤りにつきましては、令和3年度は4件でございます。また、画地認定誤り件数につきましては把握しておりません。  次に、②、アについてお答えいたします。令和3年度に更正を行った滅失家屋につきましては、所有者ご本人からの申出や登記等により37件でございます。  次に、イについてお答えいたします。令和3年度新たに課税するために更正を行った家屋につきましては10件であり、登記の遅れや所有者ご本人からの申出等となっております。  次に、ウについてお答えいたします。課税客体の把握や現況確認等を行うための資料の一つとして、航空写真があります。撮影されるものの中には、課税の対象とならない家屋も含まれているため、現地確認を行い進めているところでございます。  次に、③、アについてお答えいたします。新規登録のあった事業者につきましては、法人市民税の対象者のリストを用いて把握しております。また、市の広報紙やホームページにおきまして申告の周知を行い、把握に努めております。  次に、④、アについてお答えいたします。市内に住所を有していた方の令和3年度の件数につきましては181件でございます。また、死亡者課税は無効であると解されることから、改めて相続人に対し賦課しなければならないため、相続人が長期にわたり判明しなかった場合は、賦課徴収が停滞してしまうことが考えられます。  次に、イについてお答えいたします。死亡者課税の現状につきましては、181件のうち179件は対応済みでございます。2件につきましては、相続人調査を引き続き実施しております。  次に、死亡者課税における収納状況でございますが、平成29年度から令和3年度までの過去5年分の実績といたしまして、課税額合計3,373万3,400円に対する滞納者数は36名であり、滞納金額といたしましては、平成29年度分で53万8,000円、平成30年度分で63万6,800円、令和元年度分で92万7,300円、令和2年度分で82万2,900円、令和3年度分で117万2,100円、5年分の滞納金額の合計額は409万7,100円でございました。  なお、対象者の過去5年分の課税におきまして、不納欠損や執行停止したものはございません。  次に、(2)、①、アについてお答えいたします。現地調査や所有者本人からの申出、またその他関係資料などの情報により、課税客体の把握に引き続き努めてまいります。  次に、イについてお答えいたします。一般的に課税漏れがあった場合につきましては、本来収入すべき税額が減少することになります。  次に、ウについてお答えいたします。家屋の全数把握につきましては、現地調査や関係資料からの情報のほか、家屋課税台帳と家屋現況図の整合性の確認及び航空写真との照合等を行い、課税対象となる家屋の調査に努めているところでございます。  次に、②、アについてお答えいたします。引き続き事務の効率化に努め、対応してまいりたいと考えております。  次に、イについてお答えいたします。令和4年度から、法務局との登記情報連携システムにより、電子データを取得することで事務の効率化を図る予定でございます。  次に、ウについてお答えいたします。固定資産評価基準に基づき評価を実施しております。  次に、③についてお答えいたします。県税事務所とは、情報共有を図りながら業務を進めておりますが、引き続き協力体制を維持し、進めてまいりたいと考えております。  次に、(3)についてお答えいたします。今後、課題を精査し、事務の効率化について検討を行ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) それでは、質問いたします。  物価高から暮らしをどう守るかについて。今おっしゃったとおり、これらは全て財源は国と考えますけれども、市として独自の支援を考えているのか伺います。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えをいたします。  物価高騰対策に関する本定例会に補正予算として上程しております事業につきましては、いずれも市としての独自の支援事業でございますが、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の対象事業として認められたものにつきましては、交付金を充当するものでございます。  また、今後も市民、事業者の皆様への影響を注視しながら、適切な施策を検討してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) 実はエネルギーと食料を中心とする物価高というのは、皆さんご存じのとおり低所得者ほど家計の重荷になっているということが、改めて総務省や日銀の調べで裏づけられたとの報道がありました。景気の足かせとなる低所得世帯の負担を軽減できなければ、日本経済の本格回復は望めないともしています。  そこで、質問ですけれども、特に生活に困っている生活困窮者への支援として、例えば生活保護世帯の夏季加算、それを支給する考えはないでしょうか。 ○議長(中澤俊介) 富澤福祉部長。 ◎福祉部長(富澤実) お答えいたします。  生活保護につきましては、国からの法定受託事務でありますことから、市といたしましては夏季加算を支給する考えはございませんが、今後とも国の動向を注視してまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(中澤俊介) 20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) 夏季加算というふうに私は言いましたけれども、そのほかに、それではないほかの名目で、困窮者に支給している例をちょっと申し上げたいと思います。新潟市では、生活保護世帯を含む住民税非課税世帯に、1世帯当たり1万5,000円を支給しています。さらに県内の例では、袖ケ浦市では子育て世代に1世帯当たり5キロの地元産米を、市が買い取ってそれを無償で世帯に届けています。これは農家の支援にもつながっています。さらに船橋市では、住民税非課税世帯などにお米券、これは米のギフト券10キロ相当分を配付することとしています。  市として、生活困窮者への支援の対象を拡大する考えはないか伺います。 ○議長(中澤俊介) 富澤福祉部長。 ◎福祉部長(富澤実) お答えいたします。  市といたしましては、物価高騰対策臨時特別給付金事業により市民一律に給付金を支給することから、生活困窮者への改めての支給を考えてはございません。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) 市民一律に給付金の支給については、これは評価するものですけれども、これまで多くの議員の皆さんが、困窮者、困窮される方への支援を皆さん質問されてきました。市として、特に生活保護世帯の実態を把握して、そこの世帯には定期的に訪問していますけれども、訪問する際に聞き取り調査をして、困窮状態をぜひ把握していただきたいと思います。憲法25条に沿った支援をすることを求めて、次の質問に移りたいと思います。  学校の安全をどう守るかです。これ一応点検しているということですけれども、それでは不具合の発生状況はどうなっているでしょうか。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  学校による日常点検等の中で不具合等が発生した場合、報告を受け早急に修繕等を行い対応しているところでございます。不具合による件数と内容でございますが、令和3年度におきましては、小学校では約230件、中学校では約140件の修繕を行ったところでございます。主な修繕内容として、割れたガラスの取替え、壊れた鍵の交換、点滅等が発生した照明器具の交換、消防設備や給排水設備の不具合等の改修でございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) あと、各学校がどれだけ安全点検表を使って点検をしているかということをお聞きしました。そうしましたら、小林中学校の例としてこの書類を頂きました。これが、かなり量があるのです。これは、どういうところを点検するかというと、各教室から始まって、特別支援学級もそうです。学習室や社会科の資料室、生徒会室、トイレ、昇降口、湯沸かし室など28か所、そして音楽室や被服・調理準備室、体育館の倉庫とかトレーニングルームなど24か所の点検をしていることが分かりました。どれだけの項目を点検しているかというと、例えばこの1枚の紙だけでも、一番多くて23か所も点検しているのです。そのチェック項目として、第1理科室の準備室、例えば照明器具に落下のおそれ、変形、腐食等の異常は見当たらないか(準備室を含む)。どういうことをチェックするか、目視、音を出す打音、振動、負荷、作動というふうに、23項目の中で5項目ものチェックをするって非常に重い負担になっています。本当にきめ細かく点検していることが分かります。  教師の皆さんの過重労働というのは、皆さん共通の認識となっていますけれども、学校を点検している教師の負担軽減のために、学校の点検を教師ではなくて、例えばシルバー人材センターや地域の町内会等、第三者に委託する考えはないでしょうか。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  学校施設や設備の点検につきましては、日常的な教育活動の中で点検を行い、不具合等が発生した場合、早期に対応することが大切であると考えているところでございます。  また、学校においても施設や設備の状況把握は大変重要であるため、委託などによる点検ではなく、教職員による自己点検が望ましいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) 私この点検項目を一つ一つよく見てみました。この項目については、専門的なチェックもありますけれども、教師でなくても点検が可能であるという項目が結構あるのです。点検項目って必ず決まっていますから、第三者への依頼をぜひ検討していただきたい。何よりも、教師による自己点検が望ましい。やるべきだというふうには言っていませんよね、望ましい。だけれども、日常的な教育活動って言いますけれども、本当に学校の先生は忙しいというのは、もう議員の皆さんも周知の事実なので、それは第三者への依頼をぜひ検討していただきたい。ちょっとその点について考えを伺います。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) 教員の重労働につきましては十分承知をしておりまして、ありがたいご意見だと受け止めております。しかしながら、児童生徒の安全を確保するのが一番大事でありますので、大変ですけれども、教師に点検確認していただきたいと、このように考えております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) ちょっと繰り返しになりますけれども、項目を見ると、例えば最初に教えてあげれば、それは十分にチェックできることですし、かなり定年退職した方が専門的なセキュリティーのことなんかも詳しい方もいらっしゃいますので、ぜひ第三者に点検できないかを検討していただきたいと思います。答弁は結構ですので、ぜひ検討していただきたいと思いまして、教師の負担軽減、それを求めて次の質問に移ります。  3番の公平、適正な課税についてです。これ誤りを事由として更正した件数を把握していないということは、172件もの課税の更正をしているが、それらは誤りではなかったということなのでしょうか。更正ということは、当初課税後に何らかの理由で課税を変更したということであって、それが誤りでなかったのなら、なぜ課税の更正をしたのでしょうか。私は、課税の更正をした理由を聞いています。どのようなケースが課税の更正という結果となるのか、市民は知りたいと思っています。その傾向性などの把握もしないで市民は課税されているのでしょうか。固定資産税は、賦課課税方式という言わば市役所から市民に向けて、有無を言わさず納税通知書が送られてきます。当然内部では事務の分析等がされているでしょうから、それも含めて答弁をお願いします。 ○議長(中澤俊介) 吉林市民部長。 ◎市民部長(吉林由美子) お答えいたします。  172件の更正の主な理由といたしまして、住宅用地に対する特例措置の適用誤り、また登記内容の異動に関し税務通知書を受領してから評価完了まで期間が短いことなどにより、年度当初の課税に反映できなかったものでございます。更正理由別の詳細集計及び分析につきましては、行っておりません。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) それでは、②の家屋課税の誤りの滅失された家屋についてです。  家屋滅失という意味は、既に滅失され現状のないものに課税をしていたということで、基本的にはあってはならないものだと考えています。しかし、課税課に限らず職員の皆さん、本当に非常に人が足りないと、いつもそういう声が届いています。限られた人員の中で、市内の各家屋の現状を漏れなく調査するというのは、本当に現実的な問題として私は難しいことだと思っています。しかし、答弁では、本人の申出、滅失登記といった市民の行動にのみ期待しているという全く受け身の立場なのです。待つのではなくて、市として能動的に動くという考えはないのでしょうか。 ○議長(中澤俊介) 吉林市民部長。 ◎市民部長(吉林由美子) お答えいたします。  家屋を取り壊した場合は、登記または届出をすることにつきまして周知を図っておりますが、その他、航空写真や家屋現況図などを参考に現地確認等を行い、引き続き滅失家屋の把握に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) ウの航空写真により捕捉される大量の不明物件で伺います。  昨年からずっとヒアリングしていますけれども、今までのヒアリングでは、家屋の可能性として航空写真に写るものが1万7,000件程度あると聞いています。既に業務の中でGISなどといった課税情報と現況の情報を結びつけるような、本当に高度なソリューション、課題を解決するためのシステム、これが導入されているというふうに聞いています。そんな状況の中で、数量的な内容が答弁されないのでしょうか。  今までの質問の中で、多くの自治体が現況を把握して、課税漏れの家屋が存在することのないよう努力しているということは再三申し上げています。議員の皆さんにも、資料を前回の議会でお渡ししています。先行自治体の事例からは、課税家屋棟数の10から15%にも及ぶ課税漏れの家屋が捕捉されている事例が、これは平均的な事例のようです。仮にこの数値を印西市に適用すると、市の課税棟数が約3万3,000棟と聞いていますので、当てはめると3,000から5,000棟程度の課税漏れ家屋が存在するのではないのでしょうか。先ほどの航空写真上から見ると、家屋形状を示すもの約1万7,000件のうち3,000から5,000棟の課税漏れ家屋が、それに含まれるのではないかということを私は思っているのです。  あくまでも仮説ですけれども、これは本当に大きな課題だと考えています。この課題の解決、私はいつも言っていますけれども、現状の職員ではやり切れないというふうに考えています。この課税の信頼性だけではなくて、その敷地である土地の課税の正当性にも影響があると思います。市町村合併から12年経過しました。その経過した今こそ、喫緊の課題であると思いますけれども、どのような認識でしょうか。 ○議長(中澤俊介) 吉林市民部長。 ◎市民部長(吉林由美子) お答えいたします。  家屋台帳とひもづけができていない家屋図形約1万3,000件につきましては、通常業務においてその解決に努めているところでございます。今後は、家屋課税台帳と航空写真や家屋現況図との照合、また航空写真から判断できない対象外家屋の確認などの調査を行い、台帳及び現況図の整理を進めていきたいと考えております。  また、課題解決に職員が全て対応できるのかとのご質問ですけれども、こちらも引き続き事務の効率化に努め、職員により対応したいと考えております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) 今の答弁は1万3,000件というふうにおっしゃいましたけれども、事前のヒアリングとちょっと数字が違いました。答弁をお聞きすると、もう全ての質問に対して言えることですけれども、分析ということはしないのでしょうか。このように数量的な答弁をと求めていることに対して、例えば仮に1万3,000件とします。これヒアリングでは1万7,000件でしたけれども、その内訳などは答弁できないでしょうか。旧印西市域で何件、旧印旛村域で何件など、地域的な要素などは答えられるでしょうか。当然非課税の家屋の地域別件数なども簡単に出るはずではないのでしょうか。せっかくGISを導入しているのに、地図を用いたシステムのメリットを享受できないというのは、ちょっとおかしいのではないかなと私は思っています。  それで、担当課には今まで問題解決のロードマップ、年次計画の立案をすべきではないかというふうに、今まで提案してきました。全くちょっとかみ合わないという答弁に終始しています。ただでさえ業務課題が多い中では、本当にどのような認識か、これ聞きたいのですけれども、この質問については最後に市長にお聞きしたいと思っているので、部長の答弁は結構です。  次に、③の償却資産、申告対象者の把握、捕捉について伺います。償却資産の課税については、申告制であるということから、申告対象者の把握が課題であるとされています。申告対象者は、業を営む者と定義されているところですけれども、申告対象者を把握する手法としては、法人市民税の対象者のリストを用いてとしていますが、それで十分なのでしょうか。償却資産というものが、税務申告における減価償却対象資産であるということが本当に分かるように、国税、税務署等とのデータの照合とか、例えば理容業、美容業や宿泊業や飲食業など、各種許認可の必要な業態のデータなどの活用も視野に入れるべきではないのでしょうか。その点について考えを伺います。 ○議長(中澤俊介) 吉林市民部長。 ◎市民部長(吉林由美子) お答えいたします。  対象者の把握につきましては、保健所で行っています許認可の情報提供及び協力体制を確認するなど、また他市の効果的な方法を調査研究してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) ④の死亡者に対する課税で、死亡者に対する課税という事実とそのリスクについて。では、市内に住所を有していた方の数字は分かりました。では、市外に住所を有する方の死亡者課税の取組について、リスク及び差押えについて伺います。 ○議長(中澤俊介) 吉林市民部長。 ◎市民部長(吉林由美子) お答えいたします。  被相続人の死亡後、その死亡を知らないでその方の名義で通知した場合につきましては、賦課処分に係る効力が生ずると解されております。  なお、一般的には死亡者課税で賦課処分が無効な場合は、改めて相続人に対し賦課処分しなければ滞納処分には至らないものでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) 今のご答弁で、被相続人の死亡後、その死亡を知らないでその方の名義で通知した場合は、賦課処分に係る効力が生じると解されているというふうにおっしゃいましたけれども、ではその根拠はどうなのでしょうか、その根拠をお示しできたらお願いします。  また、死亡者課税のリスクという、こちらの質問の意図がちょっと伝わっていなかったみたいです。課税者の立場としては、死亡者に対する課税の場合、差押えによる時効中断や競売等の滞納整理もできないということは、リスクではないのでしょうか。皆さんご存じのように高齢化の進む我が国において、直近相続登記の義務化などの法改正がなされました。法律は当然不遡及ですので、新しいのが優先ですから、既に死亡者課税の状態となっている物件まで整理されるということではありません。近年話題となった土地所有者不明問題が週刊誌などをにぎわせていますが、これが直接この問題に関係するものだと思っています。この問題提起において、全登記物件のほぼ20%の物件(土地)が相続登記がなされず、所有者が不明であるとされていました。答弁で、172件の死亡者課税件数と言われていますが、これは先ほど申し上げたように、あくまでも市内の送達分です。事前に聞いている、市外に送達されている個人の課税は三千数百件ほどと聞いています。この市外に送達されているこれは何の調査もなされずに、死亡者課税の状態にあるものが何件あるのかすら不明であるというふうに思っています。さきの相続登記のなされていない比率20%という数値もある中で、市外に送達されている、その分の調査もしないというのはどうなのでしょうか。何度も言いますけれども、市外に行かれている方のそれを求めるのは、非常に市の職員としては大変だと思います。何度も言いますけれども、早急に調査を進めて、適正な課税処分を行うべきだと思います。私は、今の職員の体制ではできないので、それは民間の専門業者に委託してもいいと考えていますので、その方法論等については答弁いただけますでしょうか。 ○議長(中澤俊介) 吉林市民部長。 ◎市民部長(吉林由美子) お答えいたします。  地方税法第9条の2第4項におきまして、被相続人の死亡後、その死亡を知らないでその者の名義で通知した場合、相続人の1人にその書類が送達されたときは、その通知は相続人の全部に対してされたものとみなされ、その通知に係る処分は、相続人の全部に対して効力が生ずると解されております。  また、調査につきましては、以上の理由により有効であるため行っておりません。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) ⑤の三税協力の現状についてちょっと伺いたいと思います。  ここでは、引き続き協力体制を維持していきたいというふうに答弁でした。この動向というのは、市側の業務量が増えていくという傾向と考えます。職員の定員管理の問題というのは、県や市共通の課題であるというふうに思っています。これは、今後の課題として認識すべきだと考えています。何よりも、職員の管理の状況の中で、限られた人材の中で非木造家屋の評価という専門性の高い業務負担が、これは増加傾向というばかりではなくて、今回質問させていただいている他の業務量の増大、そしていまだ見えない大きな業務課題を考え合わせるべきではないのでしょうか。固定資産評価という中立的、第三者的なものであるべきものを、課税権者である職員が行い続けるということにも、そもそも問題があると考えています。あまり問題を単眼的に捉えられずに、制度の運用、そして業務特質、その他絶対量など税務行政における信頼性の向上という視点からも、運営のマネジメントを今までどおりにやっていくのだ、市役所の職員でやっていくのだって、そういうことを考えないで、運営のマネジメントを今こそ考え直すべきだというふうに私は思っています。  私は、既に1年前からこの課題認識について質問を続けています。だけれども、なかなかかみ合わない。全国で多くの自治体が、このような業務のマネジメントに踏み込んで努力をしています。その資料は、昨年最初の質問のときから担当課に相当数提出していしますので、真摯な検討を期待したいと思います。これは、ぜひ期待に応えていただきたいと思っています。その期待を込めて、私は次の質問に移ります。  増え続ける業務量への対応についてあります。このことなのですけれども、法務局との登記連携システム云々というふうにおっしゃいました。この登記情報連携システムの導入ということが答弁されましたけれども、このシステムは所有者権移転など、もう本当にほぼ机上の事務、机上の事務に近く、この効果が認められているものと推察していますけれども、表示登記、例えば家屋の新築分号筆、地目変更など、この調査が求められるようには、あまり効果が進むとは思わないのです。固定資産税の業務は、やはり現地調査業務の負担感が強いのではないのでしょうか。どうでしょうか。 ○議長(中澤俊介) 吉林市民部長。 ◎市民部長(吉林由美子) お答えいたします。  事務の効率化を図れるよう、引き続き業務に取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) では、固定資産評価に求められる第三者性、中立性についてにちょっとお伺いしたいと思います。  今後の固定資産税関係事務のマネジメント、制度運営の持続可能性といったことを考えたときに、これは非常に重要なテーマであると思っています。固定資産税関係事務の大半を占める固定資産評価という事務は、ほぼ全体の80%を超えるというデータも存在しています。印西市の場合、事務事業評価とか行政評価といった固定資産税関係業務が全然取り上げられていないということもあって、この詳細な状況は不明ですけれども、いずれにしても、かなりのボリュームの事務であるということが言えると思います。それで、かなりのボリュームである固定資産の評価という事務の中立性とか第三者性というのは、どのように担保されるのでしょうか。私は、非常に疑問に思っています。  ともかく資産評価という専門性の高い領域については、まず土地の評価と家屋評価がありますけれども、土地評価においては、既に地価公示連動性、不動産鑑定価格が導入されても久しく、市街地評価における具体的評価手法である路線価方式、これを支える路線価の付設業務は、これは全国的に専門業者に委託され、実施されることによって、つまり市の職員がやらないで第三者に委託することによって、事実上の第三者性、中立性を担保する形となっています。それに対して家屋評価というのは、いまだに課税権者である自治体職員がその業務を直営で担っています。土地と家屋の業務の履行手法は、本当に対照的なものとなっているという現実があります。  視点として、中立性、第三者性をキーとしたときのみならず、持続可能性といった視点からも、家屋評価業務の在り方は抜本的に今こそ見直すべきときではないのでしょうか。見解を伺いたいと思います。 ○議長(中澤俊介) 吉林市民部長。 ◎市民部長(吉林由美子) お答えいたします。  家屋調査、土地の調査、その事務量が膨大なことは認識してございます。引き続き、他市の事例等も参考にしまして、課税客体の把握に努めていきたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) ご答弁ありがとうございます。  それでは、最後になりますけれども、これを今まで部長に答弁していただきましたけれども、結局印西市として課税についてどう取り組むのか、ちょっと市長の姿勢を伺いたくて何問か質問しますので、市長の答弁をお願いします。  市長は、今後の課題解決ということで、課題を精査して事務の効率化について検討を行いたいというふうにおっしゃいました。それでは、課税を精査するということですけれども、課題への認識は何ですか、その認識を伺います。
    ○議長(中澤俊介) 吉林市民部長。 ◎市民部長(吉林由美子) お答えいたします。  ただいまの議員からご提示いただきました、そのような事項を精査した上で、事務の効率化と対応方法について検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) このことについては皆さん同じように、質問をするに当たって担当課と十分な打合せの下この質問に臨んでいますけれども、最終的に市長に答弁いただけるという前提で私は質問していますので、ちょっとその点について市長からの答弁をお願いします。 ○議長(中澤俊介) 板倉市長。 ◎市長(板倉正直) お答えいたします。  ただいまご提示いただいた事項を精査の上、事務の効率化等、対応、検討してまいりたいと、このように考えております。 ○議長(中澤俊介) 20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) 何か話が全然市長に伝わっていないということが分かりました。  私は、さんざん同じ事を言ってきましたけれども、印西市の固定資産税について、例えば課税漏れ家屋の調査、死亡者課税への対応、これはどうするのでしょうか。新築価格評価にしても、県との取決めなどから、もう絶対に市の業務は増加するのです、ただでさえ忙しいのに。そのほかにも、まだ職員の業務履行能力の獲得など、いろいろ課題があると思います。  最初の議会の初日に、代表質問の中で藤代議員が、もう専門的な知識を持った人を印西市が雇えばいいのではないかって、そういうふうにおっしゃいました。それと同じように、印西市ができないことは専門の民間業者に任せる、委託したらどうかということを私は最初から言っています。市の業務実行能力をはるかに超えて、固定資産税に対する信頼性を本当に大きく毀損しているという事態ではないのですか。もう従来の業務のマネジメントでは、あるべき姿を実行するというのも不可能だと思っているのです。これは税金の問題ですよ、税の問題。不可能という言葉はあり得ません。早急に実現に向けた対策を取るべくかじを切る、それが今ではないのでしょうか。今後のより透明性を高めて、持続可能性をも含めた、市長がよく言うスピード感を持って施策を具体的にやるべきではないのですか。これは、市の税務行政の信頼性にも関わる政策的行為ですので、市長からの答弁お願いします。だって、実際にこれかなり私がこの質問したことで、ほくとせいとか議会だよりに載せたことで多くの方から反応がありました。こんなこと知らなかった、何でこちらは税金取られているのに、税金取られない方がいて非常に不公平ではないか、そういう声がたくさんあるわけです。その不公平をなくすために、印西市として市の職員ではできませんから、専門の業者に頼んで悉皆調査をして実態を把握すべき。その金額は、前にも申し上げましたけれども、2億円から3億円、年数も二、三年かかると思います、ほかの九州の自治体の例から見ても。それを押してでも、ちゃんと公平、適正な課税を市民に訴える。悉皆調査をする、それは業務委託でする。それをぜひ検討していただきたい。不公平なこういう税制制度というのは非常に納得いきません。どうですか、市長、このことについて考えを伺いたいと思います。 ○議長(中澤俊介) 吉林市民部長。 ◎市民部長(吉林由美子) お答えいたします。  現在他市の取組状況を含め、情報収集を進めております。また、課税客体の把握につきましては、通常業務の中で行っているところでありますことから、本市の課題を精査の上、業務に努めてまいりたいと考えております。 ○議長(中澤俊介) 20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) 今の他市の取組っておっしゃいますけれども、もう既にそちらのほうに資料渡しています。特に九州のほうでは霧島市とか、いろんな自治体でこれを取り組んでいるわけです。京都の宇治市は、自分たちは分からないから職員を先進地に派遣して、それで勉強してやっているわけです。千葉県では全然やっていないのです。だから、千葉県の中で印西市が先頭を切って、公平、適正な課税をするという姿勢を貫いていただきたい。何か市長全然答弁してくれませんけれども、ちょっとその辺お願いします。 ○議長(中澤俊介) 吉林市民部長。 ◎市民部長(吉林由美子) お答えいたします。  今後につきましては、効率的な方法により調査を進めて課税客体の把握に努めていきたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) 先進地を視察して、その方法を取り入れて適正な課税をするかどうか、その点について最後に伺います。 ○議長(中澤俊介) 杉山副市長。 ◎副市長(杉山甚一) ただいま案件についての調査、先進地に出張して調査研究してはというご提案をいただきました。先進地に赴く場合の行為については、業務命令として行いますので、部長の出張命令については私が命令権者となりますので、私からご答弁をさせていただきます。  不明な点を調査研究することは、非常に大事なことであるというふうに認識をしております。職員の旅費に関する条例の規定によりますと、私が、命令権者が出張命令を行うに当たっては2つの要件がございまして、1つは、通常用いるツールによって調査しても、なお調査が完結できない、いわゆる現地に行く必要があるという状況が1つ。もう一点は、当該出張に関する旅費が、予算的な確保がされていること、これは予定も含めてでございますが、その2点が整ったときに出張命令を出すということに条例上規定されております。  先ほど来担当部長がご答弁しておりますけれども、何も調査をしていないという状況ではなくて、現在調査研究をしているという答弁をさせていただいていると私は認識しておりますので、その調査研究の中でさらに現地に行く必要が生じた場合には、申請に基づき、私の判断をその時点でさせていただきたいというふうに思います。  以上です。 ○議長(中澤俊介) 答弁漏れですか。    〔「というか、いや、その答弁に対してちょっと一言、2秒で言います」と言う      人あり〕 ○議長(中澤俊介) 20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) では、調査研究して、結果をぜひお願いします。 ○議長(中澤俊介) これで山田喜代子議員の個人質問を終わります。  自席にお戻りください。  ここで休憩したいと思います。午後2時20分まで休憩します。    休憩  午後1時58分    再開  午後2時20分 ○議長(中澤俊介) 再開します。  引き続き個人質問を行います。  16番、松尾榮子議員の発言を許します。  質問方式は一問一答です。  16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 皆さん、こんにちは。16番、松尾榮子です。令和4年第3回定例会の一般質問も、私をもって最後となりました。議会の一般質問は、執行部から上程される数々の議案や予算の審査、決算の認定などのほかに、市が進める幅広い政策等について、議員が市民の意見を反映しながら自由に質疑や提言を行える貴重な機会です。今回もこの機会を大切に、4項目について質問を行いますので、執行部の皆様には明快で温かく、市民が納得のできる答弁を求めます。  それでは、質問に入ります。1、地域公共交通について。令和3年12月議会において、ふれあいバスのルートの見直し、再編、また地域要望の出ている件について伺いましたが、その後について伺います。  (1)、市民要望のある次の点について、検討はどの程度進んでいるか。  ①、千葉ニュータウン中央駅南側エリア。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えをいたします。  千葉ニュータウン中央駅南側エリアにつきましては、人口が増加している状況でございますので、ふれあいバスのダイヤ改正と併せまして検討している状況でございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 前回の質問時にも申し上げましたけれども、ふれあいバスの基本の形が現在の形になってからでも、市内の人口動態は大きく変化しております。中央駅南側エリアも戸神台、武西学園台、中央南の各地区に住宅が張りつき、南環状線の沿線には特別養護老人ホームや幼稚園などの公益的施設もできています。これらを結ぶ足の便が必要です。  ふれあいバスのダイヤ改正と併せてということですが、これはいつ頃の予定か伺います。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えをいたします。  遅延対策といたしまして、令和5年度にダイヤ改正を予定しておりますが、千葉ニュータウン中央駅南側エリアにつきましては、印西市地域公共交通計画におきまして、令和7年度をめどにルート見直しを進める予定でございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 初めて目標年度が明らかになりました。新規のルートの設定は、様々な事情が絡み大変難しいとは思いますが、そこで生活する市民のために一日も早く検討を進めていただきたいと思います。  それでは次に、②、コストコ、カインズ、ベイシア、レストラン街のある泉野地区を通るルートについて伺います。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えをいたします。  泉野地区につきましては、市民の皆様からのご要望もいただいており、運行事業者と意見交換を引き続き行っているところでございます。しかしながら、現状におきましては泉野地区へのバスの乗り入れにつきましては、付近の渋滞により定時性の確保が依然として難しいものとなるため、乗り入れは見送るべきと意見が出たため、運行に至っていない状況となっております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 泉野地区は、カインズ、ベイシア、コストコや飲食店街等々が立地する商業地区ですから、市の呼びかけでこれら企業にご協力をいただき、中央駅前などからこの地区を結ぶ送迎バスを運行できないでしょうか。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えをいたします。  現在この地区の商業施設につきましては大変盛況でございまして、進出企業に協力を得ての商業施設へのバスの運行につきましては、現状では難しいものと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 泉野地区へのルートにつきまして前回の質問の回答では、市民要望もあることから、ルート再編時には路線バスでの運行を含め、印西市地域公共交通会議において協議してまいりたいということでした。私自身も市民からの切実な声を聞いておりますことから、これは無理ということではなく、様々な手法を含めて検討を続けていただきたいと思います。  それでは次に、③、印西牧の原駅北側から印西総合病院を経て、平岡自然公園を結ぶルートについて伺います。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えをいたします。  牧の原地区におきましても人口が増加している状況でございますので、路線バスの運行を含め、実施の可能性につきましてバス事業者と協議を行ったところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 印西牧の原駅北側は、10年前には想像もできなかったぐらい多くの戸建て住宅が建ち並びました。また、今年も8月のお盆には、多くの市民が平岡自然公園を訪ねておりました。印西牧の原駅から平岡自然公園までは、直線距離にして約3.9キロ、印西総合病院からは2.5キロという至近距離なのですが、直接この間を結ぶ公共交通がないため、車を使わない市民は、印西牧の原駅から中央駅、さらに木下駅、市役所へとバスを乗り継ぎ東ルートに乗り換え、片道2時間以上かけていくしか方法がありません。往復では1日がかりです。木下駅圏、小林駅圏から印西牧の原駅圏の商業施設などへ向かう市民も多いと思います。ぜひ牧の原駅から印西総合病院へ、それから平岡自然公園を経て木下駅、また小林駅を結ぶルートについて検討を進めていただきたいと思います。  それでは、④、大塚三丁目入り口周辺へのバス停の追加についてです。これも前回質問した内容ですが、ふれあいバスの停留所が大塚三丁目入り口付近になく、大塚三丁目の一番奥か企業群の中央付近にしかないことで、地元の住民にとっても、買物などでここへ向かう市民にとっても、大変不便だという声を聞いています。これについて伺います。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えをいたします。  大塚三丁目へのバス停留所につきましては、住環境も変化しておりますことから、ルート再編時におきまして追加したいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) ここにつきましては、今あるルートにバス停を追加するということだけで市民の利便性が格段に向上することから、一日も早い実現を期待します。  ルート再編時とは、具体的にいつ頃なのか伺います。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えをいたします。  ルート再編の時期につきましては、令和5年度を予定しているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 一日も早い開設を期待いたします。  それでは、(2)、バス利用環境の改善、利用促進策についてに入ります。  ①、バス停周辺の安全確保について。前回、危険性のあるバス停留所は市内で39か所という答弁でございましたが、その後、改善に向けてどのような対応をしているか伺います。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えをいたします。  危険性のあるバス停留所につきましては、ふれあいバス運行事業者と協議をしたところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 市内の道路事情は私も知っておりますけれども、地区によって様々であり、一挙的な対応は難しいとは思いますけれども、バス利用者や通行者の安全に向けて、できるところは1か所ずつでも改善していっていただきたいと思います。  そこで、その一つ、②、木刈フレンドリープラザ前バス停について伺います。  ア、同バス停の木刈幼稚園側の停留所は、小学生の通学路にもなっている大変狭い歩道上にあり、バスを待つ人と通学の小学生が交差して危険な状況になります。地元の2町内会から、少し先の安全な場所への移動の要望が出ていますが、これについて検討は行っているか伺います。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えをいたします。  木刈フレンドリープラザ前バス停でございますが、地元町内会からご要望をいただきまして、運行事業者と現地確認をし、警察との協議を終え令和4年8月29日にバス停を移設したところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) この件につきましては、質問通告の時点で元のままでありましたため、このような質問になりましたけれども、私も2学期を前に、同バス停が要望の少し広い安全な場所へ移設になっているのを確認いたしました。通学の児童も安心して通れ、大変よかったと思います。  それでは次に、イです。地元からの要望にもありますけれども、同バス停は木刈地区の医療区の側にあります。高齢化が進む地区住民や医院へ通う人たちのためにも、少し広い場所へ移動ができた後には、バス停にベンチを設置できないか伺います。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えをいたします。  ベンチの設置につきましては、印西市地域公共交通計画におけるベンチ設置基準である医療区という条件に該当いたしますことから、令和5年度当初予算におきまして対応したいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 早期の実現を期待いたします。  それでは次に、(3)、公共交通総合マップについて。  ①、進行状況について伺います。 ○議長(中澤俊介) 板倉市長。 ◎市長(板倉正直) お答えいたします。  総合公共交通マップの作成につきましては、令和4年6月に契約を締結しまして、委託業者で原案を作成中でございますが、市内鉄道駅5駅を中心に据え、ふれあいバスに加えスワン号、民間路線バス、タクシーも含めた市内全ての交通移動手段を網羅したマップの作成を目指しているところでございます。  今後は、原案ができ次第、各交通事業者も加わった地域公共交通会議におきまして、委員の皆様のご意見を伺いながら作成してまいりたいと、このように考えております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 作成は今年度と聞いておりますけれども、いつの予定なのか伺います。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えをいたします。  令和5年3月の完成を目指しているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) それでは、②、総合マップの公共施設等への配置及び市民への配布について伺います。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えをいたします。  総合公共交通マップの作成後につきましては、各公共施設への設置はもとより、実際に公共交通を使いたいと思う方々が手に取りやすい場所に設置してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 実際に作成する部数はどのくらいなのか伺います。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えをいたします。  印刷部数でございますが、2万部を予定しているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 前回の質問で、総合公共交通マップは世帯配布を行わず、公共施設への配置とスマホなどで検索する電子閲覧を推進していくということでした。しかし、特に高齢者にはスマホもまだ一般的ではなく、電子版を使うのも難しい状況です。必要な人が手に入るような方法を考えているのか伺います。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えをいたします。  総合公共交通マップの利用を促進するため、公共施設に設置する以外にも、今後具体的な調整を要しますが、駅や病院、商業施設など、人が集まる場所で、かつ公共交通のニーズがあるところに設置したいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 駅や病院、商業施設に置くということで、とてもよいと思いますけれども、ほかの市からの買物客などの方もいらっしゃいますので、何部も持っていかれて必要な市民に届かないということもあるかもしれません。設置の日時や場所を市民にしっかり広報してほしいと思います。  また、市内の必要としている人に行き渡るように、自治会町内会などで配布を希望する場合には対応することはできるか伺います。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えをいたします。  総合公共交通マップ作成後、個別にご相談があった場合には、必要性等を考慮させていただき適切に対応してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) それでは次に、大項目2、豊かな印西の自然を身近に感じられる市民の森の充実、活用についてに入ります。  9月2日の会派代表質問でも紹介がありましたけれども、私が所属する会派創進では、7月、横浜市の里山保全活動団体の支援を行っているNPO法人を訪ね、横浜市の環境保全施策や市民団体の活動等について視察調査を行ってまいりました。横浜市の市民の森制度は、昭和46年度からスタートし、令和4年4月現在、整備中のところも含め47か所、計約553ヘクタールになります。市内には、園路やあずまや、トイレなどが整備されたふるさとの森、ふれあいの樹林が多数あり、それぞれ園内のガイドマップが作成され、市民が休日に家族連れなどで訪れ、安心安全に自然に触れ親しむことができます。  印西市は、まだまだ緑が豊かですが、市内の森は誰でも自由に安全に入れるわけではありません。市民の方から、会派創進宛てにお手紙もいただきましたが、所有者の高齢化、後継者不足などで、手入れがされていない山林も多く見られます。市民が気軽に訪れ、緑の中で憩い、自然のすばらしさを堪能できる市民の森は、まだ1か所しかありません。まずは、その草深の森からしっかりと活用を進め、さらに施策を充実していくべきと思います。そこで、今回は市民の森の充実、活用について伺います。  (1)、草深の森について。  ①、草深の森の位置づけについて伺います。 ○議長(中澤俊介) 岩井環境経済部長。 ◎環境経済部長(岩井大治) お答えいたします。  草深の森は、市街地近隣に残された良好な森林を保全し、自然と触れ合う機会を市民に提供することにより市民の健康の増進を図るため、市民の森として平成10年に設置したものでございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 平成10年ということですから、今から24年も前です。その後、国による環境施策も進められ、今新たに市民が身近に触れる自然環境を守り育てる市民の森が見直されています。  そこで伺います。②、印西市の市民の森、草深の森にガイドブックはあるでしょうか。 ○議長(中澤俊介) 岩井環境経済部長。 ◎環境経済部長(岩井大治) お答えいたします。  市ではガイドブックを作成はしていませんが、草深の森の保全活動を行っているNPO法人が平成26年にガイドブックを作成しております。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 草深の森の案内やパンフレットがあるかなと市のホームページを見てみますと、出てきたのは森の中の散策路を一本線で書き表しただけの非常に簡単な略図のようなものでした。これでは、一般の市民が市民の森へ親子で行ってみようという気持ちにはなれないのではないでしょうか。  NPO法人ラーバン千葉ネットワークが作成したガイドブックは、私もちょっと拝見いたしましたけれども、森の中の散策路のマップや、中で見られる動植物などを写真入りで紹介したとても充実したガイドブックでした。こんなすばらしいガイドがあるのですから、これを再版し、市民に草深の森を周知してはいかがでしょうか。また、ホームページにも掲載してはどうか伺います。 ○議長(中澤俊介) 岩井環境経済部長。 ◎環境経済部長(岩井大治) お答えいたします。  ガイドブックにつきましては、当該NPO法人と調整したいと考えております。また、市ホームページへの掲載につきましても、ガイドブックの内容を再度精査し、掲載に向けて準備を進めてまいりたいと考えております。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) それでは、③、草深の森は、市民が誰でも安全安心、自由に入り森林浴や動植物との触れ合いを満喫できる状況になっているか伺います。
    ○議長(中澤俊介) 岩井環境経済部長。 ◎環境経済部長(岩井大治) お答えいたします。  草深の森では、定期的にナラ枯れ等の伐採のほか除草作業、巡回点検など、市民が安心して利用できるよう維持管理に努めているところでございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 維持管理をやっていただいているということなのですが、一般市民が市民の森として日常的に利用できる状況になっているかどうかが大切ではないかと思います。  そこで伺います。④です。トイレや休憩所の施設は十分でしょうか。 ○議長(中澤俊介) 岩井環境経済部長。 ◎環境経済部長(岩井大治) お答えいたします。  トイレにつきましては経年劣化が進んでおり、更新に向け市民が利用しやすくなるよう検討しているところでございます。  また、休憩所につきましては、園内の中央付近に木のテーブルとベンチを設置しているほか、園内に4台のベンチを設置しておりますが、ベンチにつきましてもトイレ同様に経年劣化が進んでおりますので、ベンチ等の設置の在り方も含め、検討しているところでございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 草深の森のトイレにつきましては、令和3年6月議会で取上げ、環境学習の場、市民の憩いの場として活用を図り、トイレについては設置から年数も経過していることから、新しいトイレの設置を検討してまいりたいと答弁をいただいております。また、令和4年2月の会派代表質問におきましても、草深の森にあったトイレを引き続き検討していくと答弁をいただいております。  太陽光発電など環境教育の場にふさわしい立派なトイレをいろいろ検討していただいたようですが、現在市内で唯一の市民の森として、市民に活発に利用していただくには、トイレや休憩所は最低限必要な施設です。まずは、市民が利用できる快適で落ちついたトイレがあり、市民にも大いに利用していただくことが大前提で、環境教育にも役立つ立派な施設は、その上で整備していただきたいと思います。草深の森にトイレの設置はきちんと行えるのか伺います。 ○議長(中澤俊介) 岩井環境経済部長。 ◎環境経済部長(岩井大治) お答えいたします。  市民が利用しやすいトイレの更新に向けて、検討を進めてまいりたいと考えております。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 今年度が初年度の第3次環境基本計画では、「みんなでつくる自然と暮らしが調和した快適でやさしいまちいんざい」を将来環境像として、自然環境では「豊かな自然の恵みを受け、潤いと安らぎを感じられるまちづくり」、人づくりでは「パートナーシップを構築し、協働で環境保全に取り組むまちづくり」など、5つの基本目標が掲げられています。  こんな立派な環境基本計画を策定し、市民、事業者、市の協働で市の豊かな自然の恵みを受け、環境を守っていこうという印西市の唯一の市民の森が、市民の日常的な利用に耐えない、こんな状況では環境基本計画の実現も、先が思いやられるところです。市民の森、草深の森のトイレは、一体いつ整備するのか伺います。 ○議長(中澤俊介) 岩井環境経済部長。 ◎環境経済部長(岩井大治) お答えいたします。  更新整備に向けて、早急に検討してまいりたいと考えております。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 早急というのは、いつなのかよく分かりませんけれども、来年度また同じ質問をしなくてもよいように、本当に早急の取組を期待いたします。  この件につきまして、市長もしお考えがあれば伺います。 ○議長(中澤俊介) 板倉市長。 ◎市長(板倉正直) お答えいたします。  草深の森は貴重な森でございまして、これからも多くの市民の人に来ていただくには、松尾議員がおっしゃるように、やはりその環境を整えなければなりません。それには、やはり立派な、みんなが安心できるようなトイレを、これは早急に建設してまいりたいと、このように考えております。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) それは期待しております。  それでは、⑤、毒キノコ、カエンダケへの対処について伺います。草深の森で毒キノコのカエンダケが発見されたようですが、まずその経緯について伺います。 ○議長(中澤俊介) 岩井環境経済部長。 ◎環境経済部長(岩井大治) お答えいたします。  8月上旬に、園内を散策していた利用者から電話にて、カエンタケのようなキノコが生えているので、対処してほしいとの通報がありまして、判明をしたものでございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) カエンダケ発生の連絡を受けて、市はどのように対応されたのか伺います。 ○議長(中澤俊介) 岩井環境経済部長。 ◎環境経済部長(岩井大治) お答えいたします。  通報を受けた後、直ちに職員が現地に向かいまして、カエンタケであることを確認し処分を行ったところでございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) カエンダケにつきまして調べましたところ、毒キノコの中でも非常に強い毒性を持つ猛毒キノコということが分かりました。現在報道でも扱われていると思います。誤って食べると、30分ぐらいで発熱、悪寒、嘔吐、下痢、腹痛、手足のしびれなどの症状が出、その後消化器不全、小脳萎縮による運動障がいなど脳神経障がいにより死に至ることもあるとのことです。毒性は強く、食べても触っても有害で、肌に触れると炎症を起こすとのことです。ナラ枯れの木の根元などに発生し、特に今年は横浜市や川崎市、埼玉県日高市、東大阪市、奈良県、福井県など、全国各地の山林や公園などでも発見されています。また、一度取り除いてもすぐに生えてくることもあるとのことです。  今後の対応について、どのように考えているか伺います。 ○議長(中澤俊介) 岩井環境経済部長。 ◎環境経済部長(岩井大治) お答えいたします。  カエンタケの発生箇所には、速やかに注意看板を設置するとともに、市ホームページにおいても注意喚起の周知を行ったところでございます。  また、市職員及び施設管理をしている事業者が定期的に巡回点検を行っております。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 草深の森では、たまたま詳しい利用者が発見して通報してくれましたからよかったと思いますけれども、市内のほかの場所においても発生しているかもしれません。同様の市施設の管理者へ敷地内の確認を徹底すること、また市民に対してもホームページだけでなく、広報や回覧で十分に危険性を周知すべきと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(中澤俊介) 岩井環境経済部長。 ◎環境経済部長(岩井大治) お答えいたします。  カエンタケは非常に強い毒性を持ち、触れるだけで皮膚の炎症を引き起しますので、見つけても絶対に触らないでいただきたいというふうに思っております。  また、議員ご指摘のとおり、市が管理する施設等にも発生している可能性がありますので、改めて注意喚起の周知を行っております。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) それでは、(2)、市民の森施策の発展と活用について伺います。  ①、竹袋ふれあいの小径について。 ○議長(中澤俊介) 岩井環境経済部長。 ◎環境経済部長(岩井大治) お答えいたします。  竹袋稲荷神社境内のふれあいの小径につきましては、平成19年にNPO法人が印西市まちづくりファンドを活用し、ふれあいの場、散策路として整備したものでございます。小径の入り口にある鳥居をくぐり階段を上がったところに、木々に囲まれた休憩所があるなど、趣のある場所であると認識しております。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) ふれあいの小径は、私も何度か訪れたことがあります。竹袋稲荷神社裏の静かな森の中に散策路があり、境内には印西市の文化興隆に尽力された鈴木元臣氏の歌碑などもあります。森を抜けて階段を降りると池があり、そこからしばらく歩くとひょうたん島池の近くへ出る、自然の中のすばらしい散策路につながっています。しかし、今現在はまだ知る人も少なく、訪れる市民も少ない状況です。  竹袋ふれあいの小径を市民の森として、多くの市民の皆さんに利用していただくことはできないか伺います。 ○議長(中澤俊介) 岩井環境経済部長。 ◎環境経済部長(岩井大治) お答えいたします。  ふれあいの小径につきましては、市民が自由に散策などで出入りし楽しんでいただける場所であり、市では市民の森として位置づけることは考えておりませんが、多くの方が気軽に利用していただけるよう、周知に努めてまいりたいと考えております。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 環境施策を進めるには、まず市民が市内の豊かな自然や動植物などに身近に触れ、こうしたすばらしい自然環境を守りたい、次世代に残していきたいと実感してもらうことが大切です。  そこで、続いて伺います。②ですが、市内にはこのほかにも、永治地区の大六天や、船尾地区の結縁寺周辺など、また印旛地区や本野地区にも多数あると思いますけれども、豊かな自然に囲まれ、地元の人が大切に守ってこられた森などがありますが、まだまだ一般の市民には知られていないところもあります。印西市の資源とも言える豊かな自然に触れ合える市内の各所について、今後市民の森等として活用していく考えはないか伺います。 ○議長(中澤俊介) 岩井環境経済部長。 ◎環境経済部長(岩井大治) お答えいたします。  まずは、草深の森の充実に取り組んでまいりたいと考えているところでございます。また、今議員のほうからご紹介のあったような場所につきましては、どのような活用方法が考えられるのか情報収集し、研究してまいりたいと考えております。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) それでは次に、大項目3、市民生活や知識、文化活動の拠点としての図書館づくりについてに入ります。  (1)、印西市のよりよい図書館の運営のために指定管理者制度を導入しないよう求める要望書が4,700人を超える署名とともに提出されたと聞いておりますが、それを受けてどのように考えるか伺います。 ○議長(中澤俊介) 大木教育長。 ◎教育長(大木弘) お答えいたします。  要望書につきましては、大変多くの方々が印西市の図書館に興味や関心を持ち、よりよい図書館の在り方を考えていただいているということであり、大変ありがたいことだと考えております。  今後、図書館運営の在り方を調査研究していく上で、貴重なご意見であると考えております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 市長も要望書を受け取られたと思いますが、市長はどのようにお考えになるのか伺います。 ○議長(中澤俊介) 板倉市長。 ◎市長(板倉正直) お答えをいたします。  要望書につきましては、令和4年8月4日に印西市子どもの文化連絡会から受け取りました。署名活動につきましては、猛暑の中行われ、4,700人を超える署名が集まったとのことでございましたので、大変ご苦労されたことだと、このように思っております。要望書については貴重なご意見であると、このように考えております。大切にしたいと、そのように思っております。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 教育長、市長のご答弁で、市が要望書と署名について一定の評価をされているということが分かり、少し安心いたしました。  印西子どもの文化連絡会は、千葉ニュータウンや成田線沿線の新住宅地が開設当初、まだ図書館などもなかった当時の印西町に越してきて、子供たちのために、各地域で読書会や文庫活動を開始したグループが集まり、1985年、昭和60年に発足、町と協力しながら新しい図書館づくりに向けて様々なことを調べて提言したり、協力して文化事業を行ったりしながら、新しい印西市に新しい文化が根づくよう活動を行ってきた、市と市民の協働の先駆けと言える市民活動団体です。印西市の民話を素材にした「そうふけっぱらのきつね」も、同団体と市教育委員会の共同で発刊されたと伺っております。  市の文化の向上に向けて、長く取り組んできた文化団体であるということをご存じかどうか伺います。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  印西市子どもの文化連絡会につきましては、以前からご協力いただいているということは承知をしているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 同会では、今回の市のアクションプランにおける図書館への指定管理者制度導入の案につきましても、まずは図書館における指定管理の導入はどのような影響があるのかなどを公正な立場で検討しようと、専門家を招いて図書館講演会を開催されました。昨日の稲葉議員の質問でも取り上げられていましたような図書館運営についての様々な課題も、同会が印西市の図書館をよりよくしていくためにはどうすればよいのかと日頃話し合われている内容です。  そうした中で、市民生活や知識、文化活動の拠点として変わっていく図書館には、指定管理者制度はそぐわないのではないかと多くの市民の賛同を得て、指定管理者制度を導入しないこと、その1点に絞って要望書を提出されたものです。市民の皆さんが市の図書館の向上に向けて、これだけの関心を持って取り組んでいただいているということ、そのことが未来に向けて、より市民に身近な市の文化の向上につながる図書館の進化につながっていくのではないでしょうか。要望は、印西市の文化の創造に向けて様々な努力を行っている団体と、印西市の図書館を愛する多くの市民の声として受け取り、今後の検討に反映していただきたいと思います。  それでは次に、(2)、指定管理者制度の導入について、今後の方向性を決定するまでのスケジュールを伺います。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  今後のスケジュールにつきましては、引き続き調査研究を行い、図書館協議会の意見も伺いながら検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 指定管理者制度のメリット、デメリットを含め、いつ頃まで検討を行うのか伺います。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  図書館における指定管理者制度につきましては、令和4年度中に図書館協議会に諮問を行い、検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) アクションプランの実施に対して、市民から様々な反応があった場合、見直しをするのか考えを伺います。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えをいたします。  印西市公共施設適正配置アクションプランにつきましては、印西市公共施設等総合管理計画で定めた基本的な考え方に基づき、具体的に進めていくための実施計画となるものでございます。したがいまして、基本的には本プランに沿って進めるべきものでございますが、施設の状況や社会情勢の変化など、様々な事情により市の方針に変更がある場合は、柔軟に対応しなければならないものと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 分かりました。これまでの経過を含め今後の慎重な検討を求め、この項につきましては終わります。  それでは次に、大項目4、北総鉄道50周年と運賃値下げについてに入ります。千葉ニュータウン地域で昭和50年代の入居開始以来、入居住民の悲願となっていた北総線の運賃値下げが、通学定期を中心に10月1日実施されることになりました。北総線の運賃問題は、平成19年6月の私の当選第1回の一般質問から何度も継続して取り上げてきた問題です。当時の通学定期は、高額の一般運賃から割引率も低く、また印西市の千葉ニュータウンには当時高校もなかったことから、初期の入居住民は、子供が中学校を終えると都内や船橋市、柏市などへの子供の進学のため、住居費、学費のほかに高額の通学定期代を負担しなければならず、子供の高校、大学への進学に合わせて引っ越す家庭も相次ぐほどでした。こうした中で、県の高校再編計画に逆行する千葉ニュータウン内への高校建設運動や、沿線自治体による通学定期への助成など、よそでは考えられない血のにじむような努力が続けられ、それが北総線の運賃値下げへの第一歩になりました。それまでには、高額運賃に耐えかねた沿線住民の運動などもありました。今回、北総鉄道が創立50周年を機に通学定期の大幅値下げに踏み切ったことは、こうした努力に応え、沿線地域の今後の発展のために大きくプラスになるものと考えます。  そこで伺います。(1)、運賃変更と通学、通勤定期等の切替え時に混乱はないのか伺います。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えをいたします。  北総鉄道株式会社に確認しましたところ、混乱がないよう準備を進めていると伺っているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 特に心配されますのは、定期の有効期限が途中の場合などですけれども、対策はあるのか伺います。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えをいたします。  北総鉄道に確認しましたところ、運賃の値下げに伴い10月2日以降の定期券を持っている場合につきましては、10月1日以降、新しい運賃で新たに定期券を購入いただき、古い定期券につきましては払戻しが可能と伺っております。  なお、特例措置といたしまして、10月31日までの払戻しにつきましては手数料が無料と伺っております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 分かりました。十分に周知していただきたいと思います。  それでは、(2)、線路使用料見直しに伴う成田スカイアクセス線と北総線への影響について伺います。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えをいたします。  北総鉄道株式会社に確認しましたところ、線路使用料の見直しについては運行に特段影響はないと伺っているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 北総線上を成田スカイアクセスが走る京成鉄道から北総鉄道へ支払われる線路使用料と、北総鉄道から小室、印旛日本医大間の千葉ニュータウン鉄道へ支払われる線路使用料の大幅な相違、格差、それがこれまで大きな問題として取り上げられてきました。  今回、運賃値下げと併せて実施される線路使用料の見直しは、これまで言われてきた格差を解決するものになるのか伺います。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えをいたします。  北総鉄道に確認しましたところ、今回の千葉ニュータウン鉄道株式会社との線路使用料の見直しは、本来的かつ安定的な線路使用料に変更するものであると伺っているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 千葉ニュータウン地域は、ニュータウン事業50年を経まして、近年ようやく発展の時期を迎えております。  今回の線路使用料の見直しにより、今後北総鉄道が沿線の発展に合わせて順調に収益を上げていけば、いずれ普通運賃や通勤定期についても京成線並みに見直しが行えるのではないかと期待したいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えをいたします。  市といたしましては、まずは今回の運賃値下げの成果を北総線の利用促進と子育て世代の定住促進につなげたいと考えております。そのため、沿線自治体等々を組織する北総線沿線地域活性化協議会での取組などを積極的に展開してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) それでは、次に(3)です。北総線の運賃問題は、千葉ニュータウン地域への入居に長く影響を与えてきました。今回、特に通学定期の大幅値下げが行われることは、今後の転入やこれからのまちづくりにも大きな影響を与えるのではないかと考えられます。  今後のまちづくりの基礎資料として、運賃変更前後の市内入居への影響について調査を行う考えはないか伺います。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えをいたします。  運賃値下げの前後における市内入居への影響につきましては、現在市で調査する考えはございません。  なお、人口の増減につきましては、毎月の住民基本台帳の人口動態により把握したいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 分かりました。  それでは次に、(4)、普通運賃のシルバーパスなどの考えについて伺います。北総線の運賃が通学定期等で大幅に値下げされることは、子育て世代の市民への大きな支援になり、今後のまちづくりにとっても好影響を与えるものと歓迎します。しかし、先ほども述べましたが、千葉ニュータウン事業の当初から働き盛りで入居し、高額運賃を支払い、高校生、大学生を抱えて高額の通学定期を支払いながら市税を納めて市の発展を支えてきた世代は、今会社を退職し、普通運賃で都内の知人や、独立した子供たちを訪ねています。  北総鉄道が、今回の値下げを精いっぱいの状況で行ったということでありましたら、せめて市がこれまで北総線の運賃で苦労してきた高齢者の普通運賃について、シルバーパスなどの割引を実施することはできないか伺います。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えをいたします。  市といたしましては、普通運賃のシルバーパス等につきましては実施する考えはございませんが、北総鉄道株式会社により、年に数度、便利でお得な1日乗車券及び3種類の回数乗車券などを販売し利用促進を図っておりますので、市民の皆様に積極的にご利用いただきたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 普通運賃を支払う市民にとりましては、現在のところ1日乗車券や回数券を活用するしかないと理解いたしました。  各所で物価高騰が言われる中で、普通運賃につきましても、初乗り運賃や京成高砂までの間で若干の値下げが行われることは評価したいと思います。市民が物価高騰の時代に幾らかでも自衛をしていくために、1日乗車券や回数券を目いっぱい活用できるよう、PRの方法について考えているか伺います。
    ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えを申し上げます。  北総鉄道株式会社の1日乗車券や回数券の利用促進につきましては、北総鉄道のPRに加えまして、本市におきましても今年度策定する総合公共交通マップへの掲載や、ホームページやツイッター、広報紙への掲載、周知ポスターの掲示など、一層の利用促進を図ってまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 北総鉄道と印西市がウィン・ウィンの関係になれるよう、今後ともよい関係を保って、さらに市民の利便性の向上に努めていただくよう申し上げまして、一般質問を終わります。 ○議長(中澤俊介) これで松尾榮子議員の個人質問を終わります。  自席にお戻りください。                        〇 △休会の件 ○議長(中澤俊介) 日程第6、休会の件を議題とします。  お諮りします。9月9日から29日までの21日間は、決算審査特別委員会の開催、常任委員会の開催、議案自宅審査及び会議規則第10条第1項の規定により休会にしたいと思います。これにご異議ございませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(中澤俊介) 異議なしと認めます。  したがって、9月9日から29日までの21日間は、決算審査特別委員会の開催、常任委員会の開催、議案自宅審査及び会議規則第10条第1項の規定により休会することに決定しました。                        〇 △散会の宣告 ○議長(中澤俊介) 以上で本日の日程は全部終了しました。  本日はこれで散会します。  なお、9月30日は午前10時に会議を開きますので、よろしくお願いいたします。  お疲れさまでした。    散会  午後3時12分...