印西市議会 > 2020-09-10 >
09月10日-06号

  • デジタル化(/)
ツイート シェア
  1. 印西市議会 2020-09-10
    09月10日-06号


    取得元: 印西市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-26
    令和 2年  第3回定例会( 9月定例会)       令和2年第3回印西市議会定例会 議事日程(第6号)                             令和2年9月10日(木)午前10時開議日程第 1 会議録署名議員指名日程第 2 一般質問  『個人質問』      18番 軍 司 俊 紀      10番 櫻 井 正 夫       1番 柿 原 健 一日程第 3 休会の件出席議員(21人)   1番   柿   原   健   一       2番   梶   原   友   雄   3番   藤   江   研   一       4番   松   本   有 利 子   6番   稲   葉       健       7番   小   川   利   彦   8番   玉   木       実       9番   米   井   重   行  10番   櫻   井   正   夫      11番   浅   沼   美 弥 子  12番   岩   崎   成   子      13番   海 老 原   作   一  14番   中   澤   俊   介      15番   藤   代   武   雄  16番   増   田   葉   子      17番   松   尾   榮   子  18番   軍   司   俊   紀      19番   金   丸   和   史  20番   山   田   喜 代 子      21番   近   藤   瑞   枝  22番   板   橋       睦欠席議員(1人)   5番   伊   藤   真   一地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 市  長   板   倉   正   直     副 市 長   杉   山   甚   一 総務部長   古   川   正   明     企画財政   小   林   正   博                          部  長 市民部長   岩   﨑   博   司     環境経済   土   屋   茂   巳                          部  長 福祉部長   富   澤       実     健  康   酒   井   和   広                          子 ど も                          部  長 都市建設   川   嶋   一   郎 部  長 教 育 長   大   木       弘     教育部長   髙   橋       清本会議に職務のため出席した者の職氏名 議  会   鈴   木   悦   子     議  会   吉   岡   哲   男 事務局長                     事 務 局                          次  長 係  長   篠   原   雅   男 △開議の宣告                               (午前10時) ○議長(板橋睦) おはようございます。これから本日の会議を開きます。                        〇 △議事日程の報告 ○議長(板橋睦) 本日の議事日程については、お手元に配付したとおりです。ご了承願います。                        〇 △会議録署名議員の指名 ○議長(板橋睦) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定によって、20番、山田喜代子議員、21番、近藤瑞枝議員を指名します。                        〇 △一般質問 ○議長(板橋睦) 日程第2、一般質問を行います。  昨日に引き続き個人質問を行います。  18番、軍司俊紀議員の発言を許します。  質問方式は登壇一問一答です。  18番、軍司俊紀議員。    〔18番、登壇〕 ◆18番(軍司俊紀) 皆さん、おはようございます。18番、軍司俊紀でございます。通告に基づき、登壇一問一答方式で質問いたします。早速質問に入ります。  1、新型コロナウイルス感染症対策と印西市の方針について。第2回定例会で新型コロナウイルス感染症に対する印西市の支援策を問うたが、現状や進捗を確認する。  (1)、印西市が新型コロナウイルス感染症対策として拠出した金額は幾らになるのか。  (2)、保育園待機児童対策について。8月17日に市内認可保育園等公立、私立の空き状況が10月入園募集として公開された。保育施設を毎年新設するも、この内容を見ると保留児童数は251名と、依然として解消にはほど遠い状況である。  ①、令和3年4月の開園は予定どおり進んでいるのか。  ②、保育士の確保は可能か。  (3)、地域包括ケアシステムを支える上での在宅介護について支障は出ていないか。  ①、今年度は訪問診療等を実施している医療機関に対して調査を行い、現状や在宅医療を継続していく上で課題を把握していきたいとしていたが、現状はどうなっているのか。  ②、在宅介護に支障は出ていないか。  (4)、避難所となる学校施設に必要な機能について。新型コロナウイルス感染症を想定した災害発生から避難所の解消までの期間を区分し、必要な機能は整備されているのか。  (5)、市内飲食店への補助としてテークアウトデリバリーに取り組む飲食店に対しての補助を考えるべきではないか。  大きい2番、学校施設個別施設計画策定について。学校施設のインフラが今後急速に老朽することが予想される中、文科省では公共施設等総合管理計画に基づき、個別施設ごとの長寿命計画(個別施設計画)を令和2年度中のできるだけ早い時期に策定することを求めていたが、印西市ではどうなっているのか。  大きい3番、次期交通安全計画について。印西市交通安全計画は、国及び県の交通安全計画に準拠し、5年ごとに計画を策定しているが、現計画は今年度までとなっている。来年度以降の策定状況はどうなっているのか。  (1)、10期計画の検証と評価はどのように行われているのか。  (2)、地域からの信号の設置の要望はどのように扱われているのか。  以上、簡便かつ的確な答弁を求めます。 ○議長(板橋睦) 板倉市長。    〔市長、登壇〕 ◎市長(板倉正直) 皆さん、おはようございます。軍司俊紀議員個人質問に対し、答弁をいたします。  1の(1)については私から、その他については担当部長から答弁をいたします。  1の(1)についてお答えをいたします。新型コロナウイルス感染症対策につきましては、市民の生命及び健康を保護すること並びに市民生活及び経済に及ぼす影響を最小限にとどめることの2つの基本的考えから、市独自の支援策としまして、生活支援経済支援教育支援地域医療支援の4つの分野において支援しております。主な市独自の政策につきましては、生活支援では子育て支援臨時特別定額給付金事業としまして8,503万7,000円、経済支援につきましては、いんざい応援クーポン事業としまして5億7,624万7,000円、教育支援につきましては、小学校及び中学校ICT環境整備事業としまして1,002万1,000円、地域医療支援につきましては、健康危機管理事業としまして1,400万円を予算計上しており、本議会に上程しております一般会計補正予算(第5号)を含めた市の単独事業としての支援策は、合計で10億3,025万9,000円でございます。  なお、国の特別定額給付金事業などの国、県の支援策を含めた総額といたしましては、122億4,232万3,000円の予算を計上しているところでございます。  私からは以上でございます。 ○議長(板橋睦) 酒井健康子ども部長。    〔健康子ども部長、登壇〕 ◎健康子ども部長酒井和広) 1の(2)、①についてお答えいたします。  令和3年4月1日の開園を予定いたしまして、小規模保育事業4施設の事業者を令和2年8月31日まで公募したところでございます。今後申請書類の審査及びプレゼンテーションを実施し、10月中に事業者を決定する予定であり、現在までのところ計画どおり進捗しているところでございます。  次に、②についてお答えいたします。今回の公募は、職員の配置基準といたしまして、保育士資格が必須の小規模保育事業A型でございますので、申請された段階で、保育士の確保が可能であるものと考えているところでございます。  以上です。 ○議長(板橋睦) 富澤福祉部長。    〔福祉部長、登壇〕 ◎福祉部長(富澤実) 1の(3)、①についてお答えいたします。  市内の訪問診療及び往診をしていただいております8医療機関に調査票を送付させていただき、5医療機関からの回答がございました。調査結果といたしましては、24時間365日対応している医療機関が3か所で、うち2か所は今後縮小するとのお答えでございました。理由といたしましては、年齢や体力、人員不足を挙げられておられます。在宅医療の課題といたしましては、24時間対応との回答が最も多く3件、在宅医療を支援する病院の必要性、介護事業者との連携が各2件ございました。  次に、②についてお答えいたします。介護サービス事業者サービス提供を縮小するなどの対策を取る中で、サービスを継続された方もいる一方、感染症に対する不安から利用を控える実態もございました。このようなことから、在宅での介護の負担が一時的に増したものと考えているところでございます。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。    〔総務部長、登壇〕 ◎総務部長(古川正明) 1の(4)についてお答えいたします。  新型コロナウイルス感染症を想定した避難所運営を行うため、感染症等に対応した避難所運営マニュアルを策定いたしまして、必要な資材の整備を行っているところでございます。指定避難所となります学校施設におきましては、体育館のほか、発熱者等への対応のため、一部の教室を開放することとしております。避難所における健康管理については、毎日の健康チェックや保健師による巡回を計画しているところでございます。また、避難所運営や資材の取扱いについての訓練を予定しているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 土屋環境経済部長。    〔環境経済部長、登壇〕 ◎環境経済部長土屋茂巳) 1の(5)についてお答えをいたします。  新型コロナウイルス感染の再拡大により、地域経済に与える影響は長期し、特に飲食店の皆さんにおかれましては、大変厳しい状況にあるものと認識をしております。市では、飲食店などの皆様への支援として、いんざい応援クーポンを発行し、あわせて応援クーポンを取り扱う飲食店を紹介する特設ホームページテークアウトを行う店舗を情報発信する印西エール飯を公開するなどの後方支援を行っているところでございます。先般の議会において、議員によりご提案をいただいておりますテークアウトデリバリーに取り組む飲食店への補助に関しましては、他市の情報収集を行っているところでございまして、引き続き調査研究してまいりたいと、このように考えております。  以上でございます。
    ○議長(板橋睦) 髙橋教育部長。    〔教育部長、登壇〕 ◎教育部長(髙橋清) 2についてお答えいたします。  学校施設の長寿命計画につきましては、長期的な視点を持って総合的かつ計画的な管理を推進するため、令和2年7月に印西市学校施設長寿命計画策定支援業務委託として契約を締結し、現在印西市内小・中学校等劣化度調査等を実施しているところでございます。策定の時期につきましては、今年度中を予定しておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 岩﨑市民部長。    〔市民部長、登壇〕 ◎市民部長(岩﨑博司) 3の(1)についてお答えをいたします。  現在の第10次印西市交通安全計画は、今年度で最終年度を迎えることになります。つきましては、上位計画である国の基本計画中間案が今年度秋頃県に示され、県はこれに基づき、次期交通安全計画の検討を開始するということでございますので、当市におきましては、県の計画策定と並行し、第11次印西市交通安全計画の策定を進めていく予定でございます。ご質問の検証及び評価につきましては、本計画は毎年度印西交通安全対策会議において、計画中の施策及び事業に対し、委員の皆様からご意見をいただき、各種事業等に反映しているところでございます。  次に、(2)についてお答えいたします。本計画の第2章、第2節の道路交通安全の施策にございます信号機の設置につきましては、町内会、自治会等を通じて、地域から設置要望が寄せられている箇所について、その都度現地確認を行い、交通事故の多い箇所や危険な交差点に重点を置き、交通の円滑にも配慮した上で、意見を付して関係機関である印西警察署に要望をしております。今後も市といたしましては、警察に要望した信号機の設置の状況につきまして、適時現地確認を行うなどいたしまして、継続した要望を行ってまいりたいと考えております。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) それでは、一問一答で再質問を行っていきますけれども、まず1番の(1)です。  新型コロナウイルスとして、感染症対策として拠出した金額なのですけれども、印西市の内容は分かったのですが、その拠出した金額というのが市民にとってどうなのだというのがあるのです。そうなると、では近隣他市の状況はどうなのだろうかというようなまず疑問点が湧いてくるのですけれども、ほかの自治体での単独事業、これに要した金額、それは把握されているのでしょうか。 ○議長(板橋睦) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長小林正博) お答えいたします。  令和2年7月末時点におきます近隣市など他団体の状況につきまして申し上げますと、成田市が約25億7,000万円、白井市が約2億1,000万円、我孫子市が約4億7,000万円、八千代市が約5億5,000万円、流山市が約3億円となっておる状況でございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 今のご回答をお聞きしていると、それなりには出してきているのだなというのは何となくは分かるのですけれども、でもお隣に突出した金額を出している成田市がある。成田市でやはりいろいろな事業やっていて、その内容というものもやはり見ていかなくてはならないなというふうに思うのですけれども、印西市の財政支出の内容というのは、これ成田市レベルのものになっているのでしょうか。その内容も含めてちょっと教えてください。 ○議長(板橋睦) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長小林正博) お答えをいたします。  成田市との比較という視点でございますが、子育て世帯への支援、地域活性のためのクーポン発行、小学校及び中学校のICT環境整備中小企業支援など、事業といたしましては、同様の事業を実施しているものと認識をしているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) ほぼ同じなのかなと思っているのですけれども、成田市が突出すべきものとしては、成田市は市内に病院があって、その病院に成田日赤に1億円、それから国際福祉医療大学にたしか1億円出しているはずなのです。やはり優先して成田市民をそういうところに受け入れてもらおうと考えた場合に、印西市でも例えばやはり日医大とか、印西総合病院に対して、そういったような支援というのも今後考えていくべきではないかなというふうに思うのです。その1億円、1億円もちろん成田市は財政的に豊かで、印西市もほかの自治体に比べたら豊かですけれども、やはり市民のことを第一に考えた場合に、そういったような支援も必要なのではないかなというふうに個人的には思うわけなのですけれども、そういう意味でちょっと確認したいのがさらなる新型コロナウイルス感染症対策というのは考えていらっしゃるのでしょうか。 ○議長(板橋睦) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長小林正博) お答えをいたします。  先ほど市長からご答弁申し上げましたように、現在4つの分野において支援策を実施している状況でございます。新型コロナウイルス感染症につきましては、状況に応じた対応をする必要がございますので、感染症の状況を注視することはもちろんのこと、他自治体の情報を収集するとともに、現在実施しております市民満足度重要度調査におきまして、新型コロナウイルス感染拡大に関連いたしました市の施策に関する項目を設問として設けまして、市民の皆様のお声、意向を把握し、これらも踏まえまして今後のさらなる対策を検討してまいりたいと考えておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 今の回答はある程度分かったのですけれども、市民満足度、それから重要度調査を行って検証していくと。これはそれなりに意味もあるのだろうなとは思うのですけれども、一例をちょっと申し上げるのですけれども、今回のこの定例市議会において、ほかの議員さんからも提案がありました。私もずっと聞いていたのですけれども、どんな提案かというと、要はPCR検査の拡充です。これについての質問があって、私も拡充すべきではないかなと思いながら聞いていたのですけれども、ちょっと議論を深めて、市の考え方を聞きながら、PCR検査の拡充ということについてちょっと視点を持っていきたいのですけれども、例えば流山市、それからお隣の白井市、松戸市なんかがPCR検査のこれ拡充を行っているわけです。こういう自治体においては、介護施設とか、学校等で新型コロナウイルス感染症が発生した場合、新型コロナウイルスの患者が出た場合には、当然これらの自治体も保健所ないですから、保健所が濃厚接触者は誰だというのを決めて、決めてというか見つけて、あなたは検査しなさいよと、あなたはいいですよという、こういう選別、振り分けを行っていると。そうなった場合に、では私はPCR検査しなくてもいいのだとなった場合に、やはり不安だと思う市民に対して、今申し上げた自治体については、市が独自にPCR検査をしているわけです。聞きたいのですけれども、では同じような状況になったら、印西市は対象とならなかった方について、今申し上げた3市のようなことを行っていくことができるのか。どういう状況になるのか、確認したいと思います。 ○議長(板橋睦) 酒井健康子ども部長。 ◎健康子ども部長酒井和広) お答えいたします。  PCR検査につきましては、保健所におきまして感染者及び施設等から慎重な聞き取りを行いまして、濃厚接触者を認定し、必要な方につきまして検査を実施しておりますので、現段階で市独自での検査の拡充は検討しておりません。市といたしましては、引き続き国や県の動向を注視しつつ、特に印旛保健所及び印旛市郡医師会とは連携を密にいたしまして、情報共有を図ってまいりたいと考えております。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 今の部長のご答弁の前段、保健所が感染者及び施設から慎重な聞き取りを行って、濃厚接触者を認定し、必要な方には検査を実施すると。だけれども、印西市はやらないよと。先ほど申し上げた3市についてはやるわけです。ここに差が出てくるわけです。それで、今の回答で印西市民は納得するのだろうか、そういうことをちょっと私は考えるわけです。やはりお金という問題は当然あると思います。だけど、印西市はこれ財政的に別に逼迫しているわけでもないし、今回の定例会では補正予算に上がってきていませんけれども、国から第二次補正で限度額4億5,900万円が提示されて、市はどこに充当するか、これもう既に決まっているわけです、決めているわけです。そうすると、先ほど市長のほうからご答弁ありましたけれども、単独事業費が10億3,000万円ではなくて、これ単独事業費に充当するわけですから、5億7,000万円になるわけです。そうすると、ではこの4億5,900万円は国のほうから来て、もう充当する事業は決まっているけれども、ほかにプラスアルファでできるのではないかということで、先ほどから申し上げている大きな病院への補助とか、あるいは今申し上げたようなPCR検査の拡充とか、こういうことができるのではないかなということで私は申し上げているわけです。もちろんこれPCR検査の拡充については、印西市単独で決められるものではなくて、印旛郡の医師会、特に印西市の医師会の先生方と協議もしなければいけないかと思うのですけれども、その辺はやはり考えていってもらいたいなというふうに思います。  (1)については、最後に1点だけ、これ別の視点でちょっと確認したいのですけれども、今回のこの新型コロナウイルス感染拡大の中で、今年は印西市において財政計画が最後の年なのです。言い換えると、来年度から10か年の財政計画をこれからつくっていかなければならない、そういう中で今現在この新型コロナウイルス感染症拡大というのは、どういう影響を及ぼすのでしょうか。財政計画にどのように反映をするのか、その点をお聞きしたいと思います。 ○議長(板橋睦) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長小林正博) お答えをいたします。  歳入につきましては、税収減等による歳入減少が見込まれ、歳出につきましても、新しい生活様式に伴う市事業の見直しなどにより、新たな支出が必要になると考えておるところでございます。しかしながら、新型コロナウイルス感染症につきましては、常に状況が変化しており、その状況に応じた対策が必要となりますことから、財政計画に反映することは難しいと考えておるところでございます。以上のようなことから、新型コロナウイルス感染症対策につきましては、当初予算編成方針において方針を示すことなどによりまして、対応をしてまいりたいと考えておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 分かりました。しっかりと考えていっていただければと思います。  それでは、(2)に入ります。①ですが、まず確認したいのは、結局小規模保育事業の整備とか、施設改修で、保留児童はこれゼロになるのでしょうか、そこを確認します。 ○議長(板橋睦) 酒井健康子ども部長。 ◎健康子ども部長酒井和広) お答えいたします。  小規模保育事業の整備及び定員増に伴う施設改修によりまして、おおむね待機児童は解消されるものと見込んでおりますが、現在も子育て世帯の転入が続いておりまして、保留児童につきましては、若干発生するものと考えているところでございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 若干発生するということですけれども、どのようにフォローしていくつもりですか。 ○議長(板橋睦) 酒井健康子ども部長。 ◎健康子ども部長酒井和広) お答えいたします。  小規模保育事業施設等の整備や保育士確保対策により、保留児童の解消に努めてまいりたいと考えているところでございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 令和3年度中の保留児童に対するフォローとして、以前からちょっと申し上げていますけれども、例えばベビーシッターとか、保育ママとかそういうものを活用する考え方ないのか、確認します。 ○議長(板橋睦) 酒井健康子ども部長。 ◎健康子ども部長酒井和広) お答えいたします。  ベビーシッターにつきましては、千葉県への届出により、印西市内に5人の方が事業を実施していることを把握しておりますので、情報提供に努めてまいりたいと考えているところでございます。なお、保育ママにつきましては、既に実施している自治体の状況を調査研究してまいりたいと考えております。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) いずれも、ちょっと不安な部分はあるのですけれども、やはり親御さんが突然の例えば病気とか、親類の不幸とかで、やはり一時預かりというものを今でも利用していると思うのですけれども、この利用状況というのはどうなっていますか。また、これ拡大していくという考え方もないのかどうか、確認します。 ○議長(板橋睦) 酒井健康子ども部長。 ◎健康子ども部長酒井和広) お答えいたします。  一時預かり事業につきましては、新型コロナウイルス感染拡大の防止策を徹底した上で、引き続き事業を実施してまいりたいと考えております。なお、一時預かり事業の拡大に当たりましては、保育士の確保が必要となりますので、保育士の確保に努めてまいりたいと考えております。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 今まさに保育士の確保ということをおっしゃっていますけれども、それでは②に入りますが、保育士の確保は可能かということですけれども、保育士への市独自の処遇改善など、どのように考えていますか。 ○議長(板橋睦) 酒井健康子ども部長。 ◎健康子ども部長酒井和広) お答えいたします。  保育士の処遇改善につきましては、現在も保育士処遇改善事業補助金といたしまして、保育士1人当たりに対し、市独自の2万円を加えました4万円を支給しているところでございます。今後も他市の状況等を調査研究いたしまして、処遇改善の充実を図ってまいりたいと考えております。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) やはり都市間競争がある中で、印西市にある保育施設を保育士さんたちが選んでもらわなくてはならないというのをやはり考えていかなくちゃならないと思うのです。そうなった場合に、さらに、印西市は保育士の処遇改善というのをしていかなくちゃならないというふうに私は思うのです。今保育士さんの家賃補助というのは行っていると思うんですけれども、こちらについて近隣他市と比較していかがでしょうか。 ○議長(板橋睦) 酒井健康子ども部長。 ◎健康子ども部長酒井和広) お答えいたします。  民間保育園等につきまして、保育士宿舎借り上げ支援事業といたしまして、家賃の月額上限8万2,000円を補助しているところでございます。国におきまして、令和2年度中に補助金の上限を市区町村ごとに設定することが示されておりまして、本市につきましては、浦安市、市川市に次いで高い設定の7万4,000円とされたところでございます。  以上です。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 国において設定する基準額というのは決まっているみたいなので、それについては何とも言えないのですけれども、さらに処遇改善を目指してほしいなと思います。  別の視点からちょっと確認したいのですけれども、昨年この議場において、言葉は悪いのですけれども、保育士さんの囲い込みをすべきではないかという発言をしました。学生さんたちに奨学金の貸与とか補助などをして、印西市で働いてもらうことを約束して、印西市に保育所を確保していったらどうだという提案をさせていただいているのですけれども、このことについては、実施を考えていると、検討していくというような話があったと思うのですが、これ現状どうなっていますか。 ○議長(板橋睦) 酒井健康子ども部長。 ◎健康子ども部長酒井和広) お答えいたします。  新卒保育士の確保を目的といたしました保育士修学資金貸付事業補助金の新設や保育士の離職防止を目的といたしました保育士処遇改善事業費補助金の拡充を検討したところでございますが、実現には至っていない状況でございます。また、本年度新卒保育士を確保するため、保育士合同就職説明会を実施する予定でございましたが、昨今の新型コロナウイルス感染症拡大によりまして、事業実施には至っていない状況でございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) この合同就職説明会は実施に至っていないということですけれども、これオンラインでやるなり、その辺の工夫というのを考えていただければというふうには思います。  もう一個、最後にちょっと確認したいのがやはり保育士さん、一旦印西市で勤め始めたら、もうずっと長い間、その職場を気に入って勤めていってもらうというのをやはりやっていってもらいたいなということなのですけれども、6月議会において、私のほうでこの新型コロナが拡大する中で、保育園等も休園になり、保育士さんへの給与支払いが心配になって、こういうことをお聞きしました。通常どおり賃金が払われているのかという質問をしました。そうしたら市の回答は、市では臨時休園であっても施設型給付は従来どおりに支給されていることを確認したので、保育園等に通知したので問題ないと。通常どおりに賃金等が支払われているものと考えているという回答をいただいています。だけれども、その後に複数の保育士さんから連絡があって、もらってないぞと、どうなっているのだという連絡がありました。それについては、市のほうにこの話をして対応するようにやってくださいと言いましたけれども、この臨時休園中の保育士の賃金問題についてどう対応しましたか、確認します。 ○議長(板橋睦) 酒井健康子ども部長。 ◎健康子ども部長酒井和広) お答えいたします。  国より届いておりました施設型給付費等や賃金の取扱いに関する通知と併せまして、市からも民間保育園に対しまして、適正な賃金の支給について文書により通知したところでございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 確認を続けていきたいと思います。  (3)に入ります。地域包括ケアシステムの問題ですけれども、まず①なのですけれども、24時間365日対応している訪問診療医が年齢や体力を理由に縮小するとしており、24時間対応が課題となっている中で、これ8期計画ではどのような対策を取っていますか。 ○議長(板橋睦) 富澤福祉部長。 ◎福祉部長(富澤実) お答えいたします。  在宅医療におきましては、緊急時の対応が必要となりますので、24時間対応が必要不可欠となります。訪問診療医からは、訪問が一時的に困難になった場合のピンチヒッター的な医師や緊急受入れが可能な病院など、在宅医療を支援する病院の必要性も挙げられておりますので、どのような支援体制が必要か、またそれを構築する方法などにつきまして、訪問診療医の先生方にもご意見を伺いながら、次期計画中に整理してまいりたいと、このように考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) やはり在宅医療をやっていただいている先生方については、非常に負担がかかると思うのですけれども、そういう先生方について金銭的な補助というのはやはり考えていくべきではないのですか。 ○議長(板橋睦) 富澤福祉部長。 ◎福祉部長(富澤実) お答えいたします。  先ほどのご答弁で申し上げましたとおり、どのような支援体制が必要か訪問診療医の先生方にご意見を伺う予定でおりますので、その内容を基に必要がある支援について整理し、市の施策として検討すべきものは検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 今現在印西市には、いわゆる在支診というのはゼロなのです。このままでいいのかなと思うのですけれども、検討していっていただきたいなと思います。  ②に入ります。在宅介護についてです。いわゆるこのウィズコロナ、在宅支援診療所がないという状況の中で、市内事業者の方とどのような連携を図って対応を考えていくのか、確認します。 ○議長(板橋睦) 富澤福祉部長。 ◎福祉部長(富澤実) お答えいたします。  在宅医療では、多くの方が訪問診療医と訪問看護事業所のチームによる支援を受けているところでございます。市内4か所の訪問看護事業所は、定期的に連絡会を開催しております。今年度からは、市も情報共有や課題検討に加わらせていただいているところでございます。連絡会では、訪問看護が訪問診療医を下支えすることで、医師の負担を軽減し、安定的な在宅医療の提供を可能にすることができるものとの意見もございますので、コロナ禍の中でも、訪問看護を継続的に提供し、在宅介護に支障が出ないよう、連絡会に参加し、当該事業所とともに、課題検討を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 今連絡会という話があったと思うのですけれども、この連絡会への参加実績とか、今後の予定はどうなっているのか、確認します。今後継続していくのですか、併せてお答えください。 ○議長(板橋睦) 富澤福祉部長。 ◎福祉部長(富澤実) お答えいたします。  訪問看護連絡会の参加は、本年7月が初回で、次の8月と2回の参加実績でございます。2回の連絡会では、ケース検討や市の医療連携に関する事業について、意見を交換したところでございます。今後も月1回の連絡会に継続的に参加し、サービス提供をする上で、訪問看護師が必要としている支援や市民の皆様が在宅療養や自宅の終末期についてイメージができるような啓発方法などについてご意見をいただき、事業の推進にご協力いただく予定でございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) この新型コロナウイルスに対して十分な協力とサポートをお願いしたいなと思います。  (4)に入ります。避難所となる学校施設の必要な機能についてです。学校は、結局災害時における地域の避難所として利用されます。だとすれば、学校施設における安全性の確保とか、防災機能の強化がこれ必要になってくると思います。お聞きしたいのは、これ学校における避難所運営というのは主体的にどの部署が行うのでしょうか。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えをいたします。  印西市地域防災計画におきましては、避難所の開設、運営に関することの所掌につきましては、教育委員会を主体といたします教育班ということになっております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) これ新型コロナウイルスが流行しているときも同じように教育委員会が主体となってやっていくということでよろしいのでしょうか。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えをいたします。  新型コロナウイルスが流行している場合におきましても、主たる所掌については変更はございません。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 教育委員会が主体となっていくということですけれども、ではもう少し深掘りして聞きたいのですけれども、これ避難所というと、イメージがどうしても体育館がイメージされるのですけれども、新型コロナウイルスの感染が拡大していくとなると、必然的にゾーン分けという考え方が出てきて、これは学校教室の利用も必須ではないかなと思うのですが、いかがでしょうか。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えいたします。  発熱者等への対応のため、主として特別教室を専用スペースとして開放することとしておりまして、各学校と調整をしているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) しっかりこれ各学校と防災課、それから健康増進課と連携しながらやっていってもらいたいなと思います。  もっと細かく聞きたいのですが、ちょっと時間の関係で、2点だけ最後に聞きます。これ具体的な内容をベースとした市として避難訓練必要なのではないですか。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えをいたします。  今月市職員を対象といたしました災害用テント等の設置訓練を実施する予定でございます。また、新型コロナウイルス感染拡大の状況にもよるところでございますが、例年実施しております市総合防災訓練の規模を縮小いたしまして、市職員と自主防災組織、町内会等の代表者を対象といたしました避難所運営を中心とした訓練の実施を11月に行いたいということで予定をしているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 新型コロナウイルスを想定した避難所の在り方についてのこれ周知広報はどのように行っていくのですか、確認します。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えいたします。  本年4月に避難所における新型コロナウイルス感染症への対応方針を定めまして、市ホームページに掲載したところでございますが、今年度7月に策定いたしました感染症に対応した避難所運営マニュアルについて、市ホームページへの掲載するほか、必要に応じ配布するなどの周知に努めてまいりたいと、そのように考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 周知広報をお願いしたく思います。  (5)に入ります。テークアウトとか、デリバリーについてお聞きしてきましたけれども、ちょっとこれ切り口を変えてお聞きしたいと思うのです。つまりテークアウトとか、デリバリーをするためにどうやって店を周知するのかというと、例えば飲食店とか、小規模事業者というのは、これはアフターコロナ対策として、ウェブサイトをつくろうとか、あるいはネットショップするために、ECサイトをつくろうとか考えている事業者がいると思うのです。今、国ではこのような事業者に対して補助金、これ4分の3出しています。市で残りの4分の1を出すとか、このようなことというのは考えられないのでしょうか。 ○議長(板橋睦) 土屋環境経済部長。 ◎環境経済部長土屋茂巳) お答えをいたします。  国の小規模事業者持続補助金のコロナ特別対応型につきましては、新型コロナウイルスによる影響を乗り越えるために、ネットショップなどの非対面型ビジネスモデルへの転換等に取り組む小規模事業者に対して補助するものでございますが、軍司議員のご提案など踏まえまして、今後調査研究してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 残り時間を考慮の上質問を行ってください。  18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 補助をしっかり考えてもらいたいと思います。これ既に申請している事業者もあると聞いているので、商工会とも連携しながら補助金のPR、支援を行っていただきたいと思います。  大きな2番に入ります。まず、1点確認したいのは、この長寿命計画というのは何年を見越した計画になるのでしょうか。 ○議長(板橋睦) 髙橋教育部長。 ◎教育部長(髙橋清) お答えいたします。  今回策定を予定しております学校施設長寿命計画の計画期間といたしましては、令和32年度までの30年間でございます。  以上でございます。
    ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) その30年間の長寿命計画については、これどのような内容が盛り込まれる予定になっていますか。 ○議長(板橋睦) 髙橋教育部長。 ◎教育部長(髙橋清) お答えいたします。  学校施設長寿命計画につきましては、今現在における学校の劣化状況調査を把握し、あわせて今後必要となる学校施設の機能として、照明をLEDする等検討した上で、今後の改修等の内容や次期改修にかかる費用等を整理し、学校施設の長寿命に向けた年次計画を策定してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) その長寿命計画については、これ文科省からの指針が出ていると思うのですけれども、その指針に沿った内容になると思いますけれども、いわゆるそれ以外に印西市独自のものというものはこれあるのでしょうか、確認します。 ○議長(板橋睦) 髙橋教育部長。 ◎教育部長(髙橋清) お答えいたします。  学校施設の長寿命計画につきましては、議員ご指摘のとおり、文部科学省の指針に沿って計画を策定する予定でございますが、印西市としては、さらにコンクリート圧縮強度試験を行い、構造躯体の健全を確認することとしておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 印西市では、コンクリート圧縮強度試験を行っていくということですけれども、これ全体的なちょっと考え方として、国のほうでは先進的な取組を紹介しているわけです。例えば具体的な例を申し上げると、京都の宇治市では、この長寿命計画に伴って、学校施設とほかの機能とのこれ集約ということで、老人福祉施設と一緒にしたらどうなるのかというのを宇治市は考えて提示しています。また、海老名市ではこれ学校プールの廃止と既存の屋内温水プールの活用ということで、プールがなくなったらどうするのだと、かつこの長寿命計画の中でプールというのは夏の時期しか使わないものなのだからどうなのだというふうなことがこういう計画の中で出てきているわけです。ですから、印西市もこれコンサルのほうにお願いしているとは思うのですけれども、印西市独自に何をすべきなのかというのをもう少し議論を深めながら、もちろんこれ今現在つくっているところになると思いますので、スケジュールなんかもお聞きしていますけれども、しっかりと今後これ議員のほうにもどういうふうになっていくのだというのを提示しながら、もう少し煮詰めていっていただきたいなと思います。簡単に言ってしまうと、これ長寿命で何をするのか、何を目指すのか、こういったようなこともしっかり考えていってもらいたいと思います。時間の関係でこのことについては、改めてお聞きしていきたいなと思います。  最後の項目、大きい3番、次期交通安全計画について確認をします。まず、10期計画の検証と評価はどのように行われているのかということですけれども、これもう少しこれ細かく聞きたいのですけれども、これ10期計画の策定状況について、県の計画と並行して策定を進めるということだけれども、では策定計画のこれ詳細はどうなっているのですか、確認します。 ○議長(板橋睦) 岩﨑市民部長。 ◎市民部長(岩﨑博司) お答えいたします。  計画の策定に際して、国及び県が策定する交通安全計画に関する事項を反映する形で、交通安全対策会議及び政策調整会議での審議や関係機関への照会、パブリックコメントなどの手続を経て策定を進めてまいりたいと考えております。なお、策定時期につきましては、令和3年度の早い時期を想定しております。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 10期計画において、計画の基本的な考え方が5点ほど載っていて、それについては時間の関係で申し上げられませんけれども、しっかりとこれ検証とか評価というものを行っていって、どういうものを行っていたのかを提示してほしいと思うのです。印西市交通安全対策会議をやっているということですけれども、その内容というのはこれ一体どういうものなのか、そのことを確認したいと思います。 ○議長(板橋睦) 岩﨑市民部長。 ◎市民部長(岩﨑博司) お答えをいたします。  毎年度開催しております交通安全対策会議において、委員の皆様からいただいた主なご意見といたしましては、自転車交通ルールの浸透やスケアードストレイトによる交通事故の危険性の認識、「広報いんざい」での計画の周知及び警察との連携強化などに関するものでございます。これらのご意見を踏まえまして、本計画中の3つの重点項目に沿って各種事業を実施しております。主な事業を申し上げますと、重点項目1の高齢者の交通安全対策の強化では、シニアナイトスクールの実施や75歳以上の高齢者を対象としたアクセル、ペダル踏み間違い等による急発進等抑制装置設置への補助事業などがございます。重点項目2の自転車安全利用対策強化では、自転車保険への加入促進やヘルメット着用の普及活動、また自転車安全安心利用啓発重点地区の設定、印西警察署と連携した歩道歩行等の自転車に対する指導啓発活動の強化などがございます。重点項目3の成人の交通安全対策の強化では、企業への交通安全教室、スケアードストレイトによる交通安全教室の実施などでございます。これらの事業の総合的な評価につきましては、第11次印西市交通安全計画を策定する中で行い、計画中に反映してまいりたいと考えております。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) 今おっしゃった内容というのをこれしっかりと議論しながら、11期計画新しく盛り込まれるものもあると思いますので、検討、そして公表、市民からの意見も聞きながらやっていっていただければというふうに思います。  最後の項目、(2)の地域からの信号設置要望についてなのですけれども、これ以前から信号設置についてはるる皆様のほうに、要望があるところはこういうところで、小学校の交通安全の部分もありますよということで、例えば牧の原四丁目、五丁目の交差点、西の原公園西側の交差点など具体的な箇所の要望についてどうなっているかを確認して終わります。 ○議長(板橋睦) 岩﨑市民部長。 ◎市民部長(岩﨑博司) お答えいたします。  ご質問の牧の原四丁目、五丁目の交差点及び西の原公園西側の交差点における信号機の設置につきましては、これまでも市民の方々から要望いただいておりまして、印西警察署に要望書を提出してございます。現在までのところ、いずれの箇所も通学路として多くの児童が横断しており、特に児童の安全を確保する上でその重要性につきましては認識しておりますので、今後とも関係各課と連携し、印西警察署へ強く要望してまいりたいと考えております。 ○議長(板橋睦) これで軍司俊紀議員個人質問を終わります。  自席にお戻りください。  ここで休憩したいと思います。  11時10分まで休憩します。    休憩  午前10時53分    再開  午前11時9分 ○議長(板橋睦) 再開します。  休憩前に引き続き会議を開きます。  個人質問を行います。  10番、櫻井正夫議員の発言を許します。  質問方式は一問一答です。  10番、櫻井正夫議員。 ◆10番(櫻井正夫) 皆さん、こんにちは。10番、櫻井正夫でございます。令和2年、間もなく日本では、2月初め頃からでしたが、新型コロナウイルス感染症というウイルス病が流行し半年が過ぎましたが、収束する気配がありません。一時は風邪の一種だから、暖かくなれば減少するだろうと言われた専門家の方もおられましたけれども、今でも感染者の方は減っておりません。確かに新型コロナウイルスも、風邪の一種だとは言われておりますけれども、日本では風邪は昔から万病の元と恐れられておりました。また、風邪を引かれて、薬や注射打ってよくなったと言われる特効薬というのは今までなかったような気がいたします。昔から先輩方は、卵酒を飲めば治るとか、四、五日休んで寝ていれば治るとかよく言われましたけれども、即、効いて治った薬は今でもないと私は思います。新型コロナウイルス感染症は、手ごわい相手と思いますけれども、皆で努力、協力し合えば闘えない相手ではないと私は思っております。それから、体を張って治療に専念されておられる医療関係の皆さん、保健所、消防署、役所の皆さん、全ての関係者の皆様方に心よりの敬意を申し上げます。  それともう一点、何日か前に台風10号で大災害を受けた九州、四国、中国地方の皆さんに、心からのお見舞いを申し上げます。  それでは通告に基づいて質問に入ります。一問一答方式でお願いいたします。皆さんもご存じのように、私は野原の一軒家に住んでおります。暇なときはよく近くを車でふらふらするのですけれども、私を見ると、イノシシを何とかしてくれよとよく言われますので、大項目の1はやはりイノシシに入ります。  大項目1、イノシシ駆除について。  (1)、令和元年度の捕獲数を伺います。 ○議長(板橋睦) 土屋環境経済部長。 ◎環境経済部長土屋茂巳) お答えをいたします。  令和元年度のイノシシ捕獲数でございますが、市の委託事業として、幼獣259頭、成獣378頭、合わせて637頭でございます。並行して、千葉県の捕獲強化緊急対策としての捕獲業務を実施しております。こちらの捕獲数は67頭でございますので、印西市全体での捕獲数は704頭となります。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 10番、櫻井正夫議員。 ◆10番(櫻井正夫) 再質問ですけれども、市の委託事業として合計637頭の捕獲を受け、千葉県の捕獲強化緊急対策としての捕獲業務を実施していて、その捕獲数が67頭、別々に捕獲数が分かれた計算をしてありますけれども、千葉県の捕獲強化緊急対策とはどのようなものなのかを伺います。 ○議長(板橋睦) 土屋環境経済部長。 ◎環境経済部長土屋茂巳) お答えをいたします。  全国的に鳥獣被害が増大していることから、農林水産省より有害鳥獣の捕獲強化の指示が発出されたことを受け、県は当市を含む、捕獲強化指定地域において、千葉県猟友会と捕獲業務委託契約を結び、各地域の通常のイノシシ捕獲事業と並行し、捕獲の強化を図っているものでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 10番、櫻井正夫議員。 ◆10番(櫻井正夫) ちょっと訳分からぬですけれども、(2)に入ります。  被害作物はほとんど変わらないと思いますけれども、被害の状況を伺います。 ○議長(板橋睦) 土屋環境経済部長。 ◎環境経済部長土屋茂巳) お答えをいたします。  イノシシによる被害状況でございますが、把握している令和元年度の被害額は、水稲1,011万9,000円、芋類204万8,000円、豆類12万1,000円、タケノコ33万3,000円、合計して1,262万1,000円でございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 10番、櫻井正夫議員。 ◆10番(櫻井正夫) (2)についての再質問をいたします。  被害金額の総計ですが、これは農産者皆さんの合計金額だと思いますが、行政としての損失補償等はされているのかを伺います。 ○議長(板橋睦) 土屋環境経済部長。 ◎環境経済部長土屋茂巳) お答えをいたします。  行政として鳥獣被害に対する補償につきましては行っていない状況でございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 10番、櫻井正夫議員。 ◆10番(櫻井正夫) 私これ被害作物はほとんど変わらないといったのは、ほとんど芋類とか、タケノコ類とか、それから稲とかだということでございましょうけれども、毎年この1,000万円強という農家の皆さん方被害を受けているのです。それよく皆さん苦情、弁償しろよなんていうことを言わないのですね。現在の人は立派だ。  (3)に入ります。囲いわなの設置は、くくりわな及び箱わなと比較して、特別な捕獲を得られたのか、伺います。 ○議長(板橋睦) 土屋環境経済部長。 ◎環境経済部長土屋茂巳) お答えをいたします。  囲いわなによるイノシシの捕獲数につきましては、令和元年度は22頭、令和2年度は7月末現在で12頭でございます。いずれも一度に複数の捕獲ができるということから、囲いわなの特性である群れでの捕獲について一定の成果が得られているものと考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 10番、櫻井正夫議員。 ◆10番(櫻井正夫) 今まで2回囲いわなについての設置や姿図なんかをもう何回も伺っておりますけれども、これらお金が結構かかる囲いわなの設置の金額なもので、もう少し捕獲されればいいなと私は個人的に希望はしているのですけれども、頑張ってもらいたいと思います。  (4)に入ります。電気柵の補助はまだされているのかを伺います。 ○議長(板橋睦) 土屋環境経済部長。 ◎環境経済部長土屋茂巳) お答えをいたします。  電気柵の設置補助につきましては、従前と変わらず国及び県の補助金を活用した任意の地域及び団体において設置を行うものと、それとこの補助金採択基準を満たさない、満たしていない耕作地に対する市単独補助の2種類を実施しているということでございます。 ○議長(板橋睦) 10番、櫻井正夫議員。 ◆10番(櫻井正夫) (4)に対しての再質問をいたします。  電気柵の補助の採択基準というのはどのようなものか、伺います。 ○議長(板橋睦) 土屋環境経済部長。 ◎環境経済部長土屋茂巳) お答えをいたします。  国及び県の採択基準でございますが、おおむね連続する耕作地において、3名以上の任意団体で、設置後に耕作及び維持管理を継続して行っていただくことということでございますが、防除効果を高めるために可能な限り地域でまとまって実施していただくこと等を併せてお願いをしているところでございます。  それとまた、市単独補助金につきましては、国及び県の補助基準に該当しない耕作地において、2名以下で、設置後に耕作及び維持管理を継続していただくことでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 10番、櫻井正夫議員。 ◆10番(櫻井正夫) (4)についての再々質問をいたします。  電気柵の補助を申し込むには、どのようにしたらいいかを伺います。 ○議長(板橋睦) 土屋環境経済部長。 ◎環境経済部長土屋茂巳) お答えをいたします。  国及び県補助金については、設置希望年度の前年10月頃までに要望を取りまとめ、国及び県と協議を行った上で事業を実施しておりますことから、地域等において電気柵設置の希望がございましたら、まずは市にご相談をいただきたいと考えております。また、市単独補助金につきましても、同様にまずは市にご相談いただければと考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 10番、櫻井正夫議員。 ◆10番(櫻井正夫) 電気柵の補助については、必ず市のほうに申し込むということでございますね。よろしく、分かりました。  (5)に入ります。3年前にひどく荒れていた地域が1年間ぐらい静かであったところがまた荒らされたとよく聞きますけれども、市の方に苦情はなかったかを伺います。 ○議長(板橋睦) 土屋環境経済部長。 ◎環境経済部長土屋茂巳) お答えをいたします。  地域や期間は様々でございますが、ご質問のようなご相談は多々いただいております。そのような場合は、その都度職員が現地に赴き、状況等を確認した後、必要に応じてイノシシの捕獲委託先である印西猟友会に捕獲強化を依頼するとともに、相談者に対し被害防止のための指導等を行っているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 10番、櫻井正夫議員。 ◆10番(櫻井正夫) 今(5)についての答弁の続きではないですけれども、1か月ほど前に、ある方から畑に大きな穴を掘られて、土手を崩されて困ったと。見に来てよと私のほうに電話がありました。一度見に行って、そこは小作地ではなくて、普通の荒れた畑になっているのですけれども、そこで私がやっぱりこれは昔からの小学校からの知った人ですから、こっちがうるさいのです。だから、こんな何にも作っていないのにこんなところやってもしようがないなんてことを言ったら大変なことになってしまいますから、状況を見たら、やっぱり土手が相当ひどく荒らされていて、すぐに私がしゃべるよりも今市役所の偉い人を連れてくるから、その人によく言えよと私すぐ言って、土屋部長に私が部下が見る前にトップが現場を見ないといけないよと生意気なことを言って、一緒に行って当人と会ってもらいました。何とか土屋部長にまとめていただきましたけれども、私には手に負えない件でしたものですから、解決した部長は大したものだと、すぐ来てくれたこと、ありがたくお礼を申し上げます。  それでは、大題目2に入ります。災害後の後始末について。  (1)、岩戸、師戸地区内で昨年10月の台風被害で公道が崩壊されたままであるが、今後どのようにされるかを伺います。これちょっと説明しますと、私は今年6月まで全然知らなかった、私のほうにも連絡なかったのがいけないのと、私のほうもよく見ていないのも欠点があったかもしれませんけれども、海老原議員のほうから「櫻井さん、師戸で道路が崩壊していて、もう1年もたつのだけれども、何にもなっていないのかというお叱りの電話を受けた」と。そうしたら、海老原議員は人間がいいから、私に、地元だから立てたと思います、「櫻井さん、見に行ってやってくれよ」と。言ったら本当にひどいです。そっくり流されてしまって、それを私も8か月も知らないでいたということは、地元で何をしているのかなというふうに言われますけれども、非常に大変な形になっておりましたもので、今後どのようにされるかを伺います。 ○議長(板橋睦) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。  師戸地区内におきまして、市道岡台・内野線が令和元年10月25日の大雨の影響で、道路の一部が崩壊し、通行止めとなっていることから、復旧工事を予定しておるところでございます。なお、令和元年度に設計業務委託を実施しておりまして、令和2年度は工事発注のための積算業務委託を実施しており、現在工事契約に向け準備を進めているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 10番、櫻井正夫議員。 ◆10番(櫻井正夫) よろしくひとつお願いいたします。  それでは(2)に入ります。岩戸地区での県道64号線沿いに折れた樹木が他の大木に乗ったままになっておりますけれども、処置についてどうされるのか、伺います。ちょっとこの件につきましては、四、五日前に見に行ったら解決していました。ですから、私ちょっと簡単に説明しますけれども、これは64号線沿いのところに並行になっている電線があるのです。その電線からさらに10メーターぐらい上がったところに、直径50センチ、長さ15メーターぐらいの大木が、木は立っているのですけれども、横になっているのです、大きな木の枝にのっかって。すごい状態で、みんな高いから分からなくてみんな知らないで通っていましたけれども、私はこれはずっと前から知っていたのですけれども、印旛土木のほうにも何度も言いました、電話でも。ただ、印旛土木のほうでは、これは地主さんの責任だと、こう言うのです。印西市にはちょっと言ったのですけれども、あくまでもこれは責任は土木ではなくて、印旛土木さんに言ってみますということで、お互いにこの件についてなすり合いというのはおかしいかなと思って、ちょっと建設課の方と打合せしたときに、あなたらがやってくれるのだったら、今月やらなかったら俺がやるからいいよと言って怒ったのです。怒ったら利いてしまったのです。怒るのもたまにいいです。私が怒ったら1週間前に撤去してありました。ですから、これについての質問はもう一件落着でございますので、お願いいたします。  では、(3)に入ります。旧印旛村地区は、崖を背負った住居が数多くあります。断崖とは言いませんが、危険箇所をチェックする考えはないかを伺います。 ○議長(板橋睦) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。  千葉県が行います急傾斜地崩壊対策事業の対象となるか現地確認を行っているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 10番、櫻井正夫議員。 ◆10番(櫻井正夫) これも私の担当の山﨑さんを連れていって、やっぱり私は現場を見るのが好きだから、現場を見てこの状態見なさいと言ったのです。そうすると、後ろにあるのです。それで、その上で、自分の住居よりも倍の高さの土手があるのです。その土手と住居の間が2メーターもないのです。しょっちゅうだらだら、だらだら砂がこぼれているのです。私は心配で寝ていられません、本当。あれ崩れたら大変なことです。それをやっぱり未然に何とか、その方にうちどこかへ移動するなんてことは言えませんけれども、あれはちょっと考えてあげないと私は大事故につながるというような気がするのですけれども、その点やっぱりもう少し細かく市のほうでも調べていただければいいなと、このように思います。  それでは、3に入ります。大項目3、印旛沼公園下の市所有地について。  (1)、昨年の議会答弁において、調査研究をしていくということでしたけれども、その後市としての計画があるかを伺います。 ○議長(板橋睦) 板倉市長。 ◎市長(板倉正直) お答えをいたします。  9月4日の会派響、玉木議員の質問にお答えしたとおり、私といたしましても、この土地は生かし方次第では有効に活用できるものと考えており、その活用方策につきましては、私から直接担当部署に検討を指示しているところでございます。農地という規制がありますので、関係する機関等とよく調整を図り、取り組んでまいりますので、ご理解をお願いしたいと思います。 ○議長(板橋睦) 10番、櫻井正夫議員。 ◆10番(櫻井正夫) あくまでもあそこは農振地域ということは、何度も部長さんに言われて知っていますけれども、非常にあそこの価値ある将来有望な場所だと私は思うのです。ですから、あれはみんなで考え合って、いい方向に私は向いてもらえばいいなと、市長に前向きな答弁をしていただきまして、ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  では、(2)に入ります。農業作物を耕していただいて、近くの農家の方にも直売できるミニ店舗等を考えたらよいと思われますが、その案を伺います。 ○議長(板橋睦) 土屋環境経済部長。 ◎環境経済部長土屋茂巳) お答えをいたします。  当該市有地の活用に向けた取組としまして、7月に土壌分析を実施し、この分析結果を踏まえ、県の改良普及員と現地確認を行ったところでございます。改良普及員からは、今すぐ農地として作付できる状況ではないとのことでありました。活用方策につきましては、先ほど市長が答弁しましたように、検討を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 10番、櫻井正夫議員。 ◆10番(櫻井正夫) 土屋部長は、発展途上地域の旗振りするには最高に向いている。あと何年職務あるか知りませんけれども、私ずっと環境経済部長をやってもらいたい。  では、(3)に入ります。観光協会でされている船の駐車場での軽トラ市等も考えてよいと思うので、このことについて伺います。 ○議長(板橋睦) 土屋環境経済部長。 ◎環境経済部長土屋茂巳) お答えをいたします。  軽トラ市といったこともその一つの活用方策として、今後検討を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 10番、櫻井正夫議員。 ◆10番(櫻井正夫) 前向きな答弁だ、うれしくなってわくわくしてきました。土屋部長は、地方創生型なのだ。やっぱり一番合っていると私は思います。だから、やっぱりあそこはいつも前から言っていますけれども、農振地域ではありますけれども、市で独自の色を出せば、別に農業関係以外でも私は可能だと思うのです。佐倉市にしても、同じだけれども、あそこも農振なのでしょう。農地なのでしょう、あれチューリップ畑。そんなこと言わないでください。だけれども、やっぱり市のほうで、私はこのような目的でこういう形のものをやりますという案を出せば、私は県だって納得すると思うのです。その点市長よろしくお願いいたします。土屋部長、よろしくお願いします。  それでは、(4)に入ります。対岸の佐倉市のチューリップ畑を船でつないでの計画は、以前にも申しましたけれども、すぐでなくても計画の予定はしていただけないかを伺います。 ○議長(板橋睦) 土屋環境経済部長。 ◎環境経済部長土屋茂巳) お答えをいたします。  このことにつきましては、当該市有地の活用方策について検討を進めたいと、まずは考えているところでございます。既に担当課におきましては、8月の26日でございますけれども、木更津市のブルーベリー観光農園を視察するなどして、検討に入っておりますので、ご理解いただきたいと思います。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 10番、櫻井正夫議員。 ◆10番(櫻井正夫) 私の考えとして、チューリップ畑と師戸城のところを船で渡すという形は、なぜかといいますと、今漁業組合の人たちが私と同じ高齢になっているのです。高齢者になってしまったもので、櫻井、おまえ船くれようかなんてこの前言われたもので、あれいい船いっぱい残っているのです。うそではないです。その船を早く利用してどこかで干して、大事にどこかでしていけばいいななんていう気持ちがあるのです。土屋部長、これもいい答弁だ。一刻も早いほうがいいです。願わくば私の生きているうちに実現したいものですから、質問を終わります。 ○議長(板橋睦) これで櫻井正夫議員の個人質問を終わります。  自席にお戻りください。  暫時休憩します。    休憩  午前11時34分    再開  午前11時35分 ○議長(板橋睦) 再開します。  引き続き個人質問を行います。  1番、柿原健一議員の発言を許します。  質問方式は一括です。  1番、柿原健一議員。    〔1番、登壇〕 ◆1番(柿原健一) 皆さん、こんにちは。定例会の最後の質問者になります。1番、柿原健一でございます。通告に基づき、本日は一括質問ということで、質問させていただきたいと思います。本日は、豪雨による被害から市民の安全、安心を守るということで、工事中中断の物件に関する大項目2件について質問いたします。  大項目1、防災対策について伺います。100年あるいは200年に1度発生すると言われる厳しい豪雨の発生頻度が最近で2倍になっております。気象庁を揺るがしめる現状は、昨年の九州や長野の河川氾濫だけでなく、今年に入ってから九州や中部の河川氾濫として私たちよく知るところでございます。印西市においても、昨年の9月に利根川水位におびえた経験は、目の前で忘れられないところでございます。まず、防災行政無線の戸別受信機についてお伺いをしてまいります。  昨年の台風15号、19号では、市の防災行政無線の放送によって、避難所開設が知らされると同時に、かつてない数の人たちが避難されました。市から市民への情報ツールとして機能を発揮しております。この防災行政無線についてですが、印西市は屋外スピーカーによる放送とその内容を確認することができる電話、いわゆる0800―800―0864及び印西防災メールを災害時の情報手段として用意しておりますが、しかしながら、密閉度が高い家屋内においては、屋外スピーカーはほとんど聞き取ることができず、多くの人は電話やメールを登録していない現状を考えると、知らされる段階の改善が急務と感じられます。地域の防災中枢は市当局であり、その発信する情報は確実に市民に伝わることが何より大切です。多くの自治体が敏速に正しい情報を提供する手段として、聞き取りにくい野外スピーカーの対応から、手元に置いて必要時に自動スイッチされる戸別受信機、防災ラジオの提供が採用されつつあります。洪水ハザードマップで浸水の危機があるエリアに暮らす高齢者の世帯や視覚障がい者世帯、外国人世帯に避難情報を音声と文字で正確に届けることができるデジタルの行政無線戸別受信機を無償で貸与する施策を早急に確立することが必要と考えております。  また、先ほど櫻井議員のほうからもございましたが、崖崩れハザードマップの危険区域に暮らす地域に対して、同様の対応をする必要があると考えております。  そこで、印西市住民登録する人の世帯に対して、大項目1、(1)、防災無線の戸別受信機を無償貸与する考えはないか、伺います。  次、(2)です。皆さんから、今日はたくさんの人が今まで新型コロナウイルス感染症対策について質問ございましたけれども、私からも少し質問させていただきたいと思います。コロナ禍により、避難所の3密の危険が叫ばれていますが、体育館等の広い空間を間仕切りで区画することや教室などのスペースを新たに活用するなど、密を避け距離を確保する対応が一般的ですが、反面避難所の収容能力が新たに問題となっているのが現状でございます。印西市は避難所のコロナ対策をどのように進めているか、次の4点を質問いたします。  (2)、①、避難所コロナ対策として3密を避けるための方策は整ったか。  (2)の②、密接を避けるためスペースを必要とするが、避難所に収容し切れない避難者への対応はどう計画するか、お伺いします。  地域において洪水などの被害で避難生活を余儀なくされた方々から、避難所の改善すべき問題として、トイレ、キッチン、ベッドについて挙げられることはよく聞かれますが、このことをTKB48というグループの名前ございます、それを称していますが、トイレ、キッチン、ベッドは、避難勧告発出前48時間以内に準備できる体制を必要とするという意味でございます。  そこで質問しますが、(2)、③について、避難所のトイレ、キッチン、ベッドの準備対応に関し、印西市の対応状況についてお聞かせいただきたいと思います。  次に、質問の(3)です。崖崩れ防止対策推進のための対策工事助成金制度創設についてお伺いいたします。現在印西市では、急傾斜地崩壊危険区域が7か所、土砂災害区域等の指定が247か所存在しております。現状での崖崩れへの対策は、危険区域の指定にとどまり、地権者に対して、対策工事の推進を促す策はないに等しいと思います。既に他市においては、状況設定の下で対策助成金制度を創設している事例も多く見られます。崖崩壊によって、人命への危険を避けることを第一の目的として、対策工事助成金を創設することで、危険な崖を一つでも減らすことが必要と考えますが、そこで(3)、①について質問いたします。急傾斜地崩壊危険区域の7か所は、県により急傾斜地崩壊防止工事の適用を受けることができるか、お伺いいたします。  次、3の②について質問いたします。土砂災害警戒区域等の指定に関わる247か所のうち、危険区域内に存在する家屋の数について、5世帯以上の崖は何か所あるか、お伺いいたします。  次、(3)の③についてお伺いいたします。これらの場所について、崖崩れ対策を地権者に申し出た事例は何件あるか、お伺いいたします。  次、(3)の④についてお伺いいたします。実際対策工事が実施された事例はあるか、お伺いいたします。  県が実施する急傾斜地崩壊危険区域7か所の対策工事以外で、人命に危険があると考えられる土砂災害警戒区域の家屋数5世帯以上の40か所には全く対策がなされていないと理解いたしますが、そこで質問いたします。  (3)、⑤について、実施されない一番の原因は何か、お伺いいたします。  次、(3)の⑥についてお伺いいたします。対策工事推進のため補助金制度の他都市の研究をしているか、お伺いいたします。  次に、(4)について、洪水対策について伺います。昨年9月に襲来した台風15号、19号の豪雨は、まだ新しいところでございますが、当市において、何度かの避難勧告が出され、利根川、手賀川の水位上昇に一喜一憂いたしました。そこで、洪水対策についてお伺いします。  (4)の①、昨年の台風15号、19号の豪雨に際し、利根川、手賀川の急激な水位上昇を経験したが、その際の危機対応について、事後に検証が行われたか、お伺いいたします。  今後ますます厳しさが増すと予想される雨量ですが、昨年市が出した避難勧告は、重大な局面だったとの認識で、結果の検証と改善対策は不可欠なものと考えます。関係機関や国や県への申入れも自らの検証に基づくものであってほしいものです。そこで、質問いたします。  (4)の②です。検証後の問題点は何か、その解決策は検討されたか、お伺いいたします。  平成22年10月の台風18号のときに、手賀排水機場の6台の排水機場のうち、1台が運転不能となり、昨年に完全修復されたとお聞きしておりますが、施設の造営が昭和31年度全体の老朽が進んでいるため、現在その機能が100%発揮できる状態か不安があります。また、手賀川排水機場を担う北千葉排水機場の機能の保全状況の情報を加えても、両排水機施設の排水能力では耐えられないと断言できる該当エリアの降水雨量想定はできると思われます。当地の継続的な降水量と利根川上流地域の降水量との相関の中で、分かりよい県排水水量の目安を試算いただきたいと考えております。安全性の基準値を示すことで、排水機場施設の能力向上策など、今後の対応手段が見えてくると考えておりますが、そこで質問いたします。  (4)の③です。手賀沼、手賀川の増水対策として設置されている北千葉排水機場と手賀排水機場の能力は、かつて経験したことのない豪雨に対し、どこまで耐えられるか。降雨地域、毎時雨量、継続時間帯での試算はできているか、また過去の被害地域、木下六軒エリアの情報提供等はできているか、お伺いします。  次、一括質問の大項目2に入ります。JR小林駅南口の供用開始の時期についてお伺いします。JR小林駅前の広場は、現在工事が中断したままの状態でございますが、朝夕には通勤の送り迎えの車が列をなし、新設の市道と県道との丁字路では、見通しが悪いため、車同士の衝突が懸念されています。また、放置された駅前広場では、雑草が伸び切った光景になっております。そこで質問いたします。  2の(1)です。駅前広場の供用開始月日は、現在の計画でいつと定められているか、お伺いします。  それから次は、大項目2の(2)について質問いたします。現状工事が停止状態にあるが、原因となる障害は何か、その障害は排除できないのか、排除可能なのか、お伺いします。  以上で、ここで1回目の質問を終了いたします。 ○議長(板橋睦) 板倉市長。    〔市長、登壇〕 ◎市長(板倉正直) 柿原健一議員の個人質問に対し、答弁をいたします。  1の(2)、①については私から、その他については担当部長から答弁をいたします。  1の(2)、①についてお答えをいたします。避難所が過密状態になるのを防ぐため、分散避難を検討していただくよう、広報やホームページにより呼びかけを行っているところでございます。分散避難等により、避難人数を最小限にとどめ、指定避難所以外にも、公民館等多くの施設を避難所として開設する予定でございます。  私からは以上でございます。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。    〔総務部長、登壇〕 ◎総務部長(古川正明) 1の(1)についてお答えいたします。  防災行政無線機の戸別受信機の導入につきましては、現在のところ予定はございませんが、防災行政無線が聞き取りにくいといった状況もございますので、防災行政無線テレホンサービス、防災メール等により、情報の伝達に努めているところでございます。また、今後防災行政無線の音声伝達に対応いたしまして、迅速かつ的確に情報伝達を行う取組といたしまして、スピーカー放送以外の情報伝達方法の多様やそれに伴う防災行政無線システムの更新について検討してまいりたいと考えております。  次に、(2)の②についてお答えいたします。避難スペースに余裕がある避難所へ移動していただく予定でございます。移動手段のない避難者の方につきましては、バス等により他の避難所へ移動を行う予定でございます。  次に、③についてお答えいたします。避難所のトイレにつきましては、停電や断水時への対策といたしまして、簡易トイレ等を備蓄しております。ベッドにつきましては、協定に基づき段ボールベッドの供給を図る予定でございます。また、避難が長期すると予想された場合には、移動式炊飯器や組立て式煮炊きレンジ、かまど等を活用し、炊き出しを行う予定でございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 川嶋都市建設部長。    〔都市建設部長、登壇〕 ◎都市建設部長(川嶋一郎) 1の(3)、①についてお答えいたします。  急傾斜地崩壊危険区域の7か所につきましては、適用を受けているものでございます。  次に、②についてお答えいたします。危険範囲内に5世帯以上の家屋のあるところは40か所でございます。  次に、③についてお答えいたします。急傾斜地崩壊防止工事につきましては、地権者などからの要望によるもので、市が地権者に申し出た事例はございません。  次に、④についてお答えいたします。急傾斜地崩壊危険区域の7か所につきましては、千葉県印旛土木事務所による急傾斜地崩壊防止工事が実施されており、5か所は完了して、2か所につきましては、現在事業中でございます。  次に、⑤についてお答えいたします。事業の実施に当たっては、関係する地権者全員の同意が必要となることが要因であると考えているところでございます。  次に、⑥についてお答えいたします。他市において補助金制度があることは承知しており、具体的な制度の内容につきましては、今後、調査研究してまいりたいと考えているところでございます。  次に、(4)、①についてお答えいたします。国土交通省関東地方整備局利根川下流河川事務所に確認いたしましたところ、洪水予報で使用している各基準観測所におきまして、令和2年度は氾濫危険水位等の見直しを行ったと伺っております。  次に、②についてお答えいたします。国土交通省関東地方整備局利根川下流河川事務所に確認いたしましたところ、調査した避難所開設にかかる時間とその間の水位上昇量を見直した結果、市直近の利根川の押付観測所におきましては、避難判断水位を7.7メートルから7.1メートルに変更し、また、氾濫危険水位を7.9メートルから7.8メートルに変更したことにより、結果的に情報が早く発表されることとなると伺っているところでございます。  次に、③についてお答えいたします。揚水機場の能力がどこまで耐えられるのか、試算は行われているのかにつきまして、北千葉排水機場を所管している国土交通省関東地方整備局利根川下流河川事務所に確認いたしましたところ、北千葉排水機場は30年確率の降雨に伴う洪水を安全に流すことを計画として整備されていると伺っております。また、手賀排水機場を所管している農林水産省関東農政局利根川水系土地改良調査管理事務所に確認いたしましたところ、手賀排水機場は宅地開発等により流域内のピーク排水量が増加したため、現行の排水機場を機能アップさせる計画があると伺っております。なお、過去の被害地域に対する情報提供や対策につきましては、関係部署と連携を図りながら対応してまいりたいと考えているところでございます。  次に、2の(1)についてお答えいたします。小林駅南口駅前広場の供用開始時期につきましては、現在、用地取得等が完了しておりませんことから、明確な時期につきましてはお示しできない状況でございます。  次に、(2)についてお答えいたします。用地取得に向けて関係者の方々よりご理解が得られるよう鋭意交渉に努めているところでございます。  発言の訂正をお願いします。排水機場と申し上げるところ揚水機場と申し上げましたので、ご訂正をお願いいたします。 ○議長(板橋睦) 1番、柿原健一議員。 ◆1番(柿原健一) それでは、再質問を行いたいと思います。一括にて行います。  大項目1、(1)から3の1までについては、再質問はございません。  それでは、質問に入ります。(3)、2の②の再質問になります。昨年の台風において、土砂災害警戒情報が発令されている状況であり、崖崩れ防止対策推進については急務と考えるが、現状土砂災害警戒区域の避難等において、コロナ対策も含めてどのように考えているか、お伺いします。  次、大項目2の①について再質問いたします。供用開始日の明示がない点は残念ですが、JR小林駅に新設した県道291号印西印旛線の丁字路で、県道へ出る車の見通しが悪いことや計画されている朝晩の送迎車用駐車スペースの不備で、一般車が埋まるなどの問題がいつまで続くのか、小林地区の苦情となっております。供用前であっても、早急な安全対策が必要と考えるが、市の考えをお伺いします。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) 1の(3)の②の再質問についてお答えをいたします。  避難につきましては、震災、風水害と同様に分散避難を検討していただくよう呼びかけを行っておりますが、そのほかにも台風等による大雨が予想される場合におきましては、事前に避難を呼びかけるチラシの配布や消防団による広報活動等を行ってまいりたいと思います。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) 2の(1)の再質問にお答えいたします。  小林駅南口県道印西印旛線の丁字路で左右の見通しのために道路反射鏡の設置要望があることは承知しているところでございます。対応につきましては、道路管理者であります千葉県印旛土木事務所となりますことから、要望内容をお伝えしているところでございます。また、朝晩の送迎車両による渋滞等、このような状況を回避するためにも、小林駅南口駅前広場の早期整備に向けて鋭意交渉に努めているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) これで柿原健一議員の個人質問を終わります。  自席にお戻りください。                        〇 △休会の件
    ○議長(板橋睦) 日程第3、休会の件を議題とします。  お諮りいたします。9月11日から10月5日までの25日間は、決算審査特別委員会の開催、常任委員会の開催、議案自宅審査及び会議規則第10条第1項の規定により休会にしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) 異議なしと認めます。  したがって、9月11日から10月5日までの25日間は、決算審査特別委員会の開催、常任委員会の開催、議案自宅審査及び会議規則第10条第1項の規定により、休会することに決定しました。                        〇 △散会の宣告 ○議長(板橋睦) 以上で本日の日程は全部終了しました。  本日はこれで散会します。  お疲れさまでした。    散会  午後零時2分...