印西市議会 > 2020-09-08 >
09月08日-04号

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  1. 印西市議会 2020-09-08
    09月08日-04号


    取得元: 印西市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-26
    令和 2年  第3回定例会( 9月定例会)       令和2年第3回印西市議会定例会 議事日程(第4号)                              令和2年9月8日(火)午前10時開議日程第 1 会議録署名議員の指名日程第 2 一般質問  『個人質問』      11番 浅 沼 美弥子       9番 米 井 重 行      20番 山 田 喜代子       4番 松 本 有利子出席議員(22人)   1番   柿   原   健   一       2番   梶   原   友   雄   3番   藤   江   研   一       4番   松   本   有 利 子   5番   伊   藤   真   一       6番   稲   葉       健   7番   小   川   利   彦       8番   玉   木       実   9番   米   井   重   行      10番   櫻   井   正   夫  11番   浅   沼   美 弥 子      12番   岩   崎   成   子  13番   海 老 原   作   一      14番   中   澤   俊   介  15番   藤   代   武   雄      16番   増   田   葉   子  17番   松   尾   榮   子      18番   軍   司   俊   紀  19番   金   丸   和   史      20番   山   田   喜 代 子  21番   近   藤   瑞   枝      22番   板   橋       睦欠席議員(なし)地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 市  長   板   倉   正   直     副 市 長   杉   山   甚   一 総務部長   古   川   正   明     企画財政   小   林   正   博                          部  長 市民部長   岩   﨑   博   司     環境経済   土   屋   茂   巳                          部  長                 福祉部長   富   澤       実     健  康   酒   井   和   広                          子 ど も                          部  長 都市建設   川   嶋   一   郎 部  長 教 育 長   大   木       弘     教育部長   髙   橋       清本会議に職務のため出席した者の職氏名 議  会   鈴   木   悦   子     議  会   吉   岡   哲   男 事務局長                     事 務 局                          次  長 係  長   篠   原   雅   男     係  長   寺   本   和   美 △開議の宣告                               (午前10時) ○議長(板橋睦) おはようございます。これから本日の会議を開きます。                        〇 △議事日程の報告 ○議長(板橋睦) 本日の議事日程については、お手元に配付したとおりです。ご了承願います。                        〇 △会議録署名議員の指名 ○議長(板橋睦) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定によって、16番、増田葉子議員、17番、松尾榮子議員を指名します。                        〇 △一般質問 ○議長(板橋睦) 日程第2、一般質問の個人質問を行います。  今回通告のありました質問内容に同じようなものが幾つかありますので、前の質問者の質問をよくお聞きになり、重複しないよう、また質問が通告内容から外れることがないようお願いします。  発言につきましては、地方自治法第132条及び会議規則第151条に規定されております品位の保持に努めていただきたいと思います。  なお、執行部において反問するときは、その旨を告げて私の許可を得た上で行ってください。また、個人質問の質問時間は、20分となっておりますので、議事進行にご協力をお願いします。  11番、浅沼美弥子議員の発言を許します。  質問方式は一問一答です。  11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) 皆様、おはようございます。11番、公明党の浅沼美弥子でございます。令和2年第3回定例議会におきまして、一問一答方式で個人質問を行わせていただきます。  1、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、以下交付金と申し上げますが、の有効活用で魅力あるまちづくり。  (1)です。第二次交付金限度額4億5,900万円が示されましたけれども、この事業計画策定の内容についてお伺いします。 ○議長(板橋睦) 板倉市長。 ◎市長(板倉正直) 皆さん、おはようございます。お答えをいたします。  新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金に係る第二次提出分の交付限度額が6月に示され、9月の提出期限に向けて、現在実施計画の提出の準備を進めているところでございます。対象事業といたしましては、既に議決をいただいております令和2年度補正予算の事業で、交付金の制度要綱に合致する事業を実施計画事業として提出する予定でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) 印西市が既に市単独で実施している事業のうち、事業者緊急支援給付金、当初予算で1億円、それから補正で1億1,650万円、それからいんざい応援クーポンが5億7,600万円、それから子育て支援臨時特別給付金、これ8,500万円、これらが充当可能なのかなと考えられます。執行部に先見の明があったと言えますけれども、逆に言いますと、市の単独事業として、市の財政から支出する見通しの事業が国の地方創生臨時交付金の活用によって、浮くといいますか、そういう状況になりますので、これを活用して、ぜひ自治体の創意工夫が光るような事業を新たに組み込んでいただきたいなと思っております。  そこで、(2)に移りますが、この交付金を担当する内閣府は、正しい生活様式等への対応分については、地域の社会経済構造そのものを将来の感染リスクに対して強靱なものへと改革することを推進する観点から、新たな日常に対応した①、社会的な環境の整備、②、新たな暮らしのスタイルの確立、③、新たな付加価値を生み出す消費、投資の促進等に積極的に取り組むことを期待し、重点政策として20分野を地域未来構想20として発表いたしました。さらに、自治体と各分野の専門家、関係省庁をマッチングして、事業の実施を加速させるため、地域未来構想20オープンラボを設置し、かつてない取組を進めております。オープンラボへの登録は、7月31日に一旦締め切られ、これまで175自治体と713の専門家や企業から応募がございました。千葉県内では、市川市、白井市、横芝光町、大多喜町の2市2町が登録をいたしました。自治体につきましては、9月30日まで追加登録が可能になっております。コロナ禍だからこそできるまちづくりの大きな変革のチャンス到来と捉え、印西市の明るい未来を開く知恵を発揮していただきたいと思います。この地域未来構想20オープンラボについての当市の対応状況、今後の取組について伺います。 ○議長(板橋睦) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えをいたします。  ただいま浅沼議員からご紹介をいただきました地域未来構想20オープンラボにつきましては、新型コロナウイルス禍における新しい生活様式などに対応した事業展開を進める上で、参考となる事例の紹介や専門家からの支援などが可能となるものと考えておりますので、現在利用を申し込む方向で検討をしておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) 利用申込みの方向で検討しているということですね。国も新たな日常構築の原動力となりますデジタル化への集中投資、社会実装とその環境整備を進めていくことにしており、特にデジタルガバメントは今後1年間が改革期間であると骨太の方針にも示されました。そこでデジタル化の果実を本市に大胆に取り入れるとともに、オンライン、テレワーク、ワーケーション、働き方改革や移住などにより、魅力あるまちづくりと質の高い地域社会を築いていくことが必要と考え、公明党ではさきの会派代表質問で、藤江議員のほうから種々ご提案をさせていただいております。ところで、オープンラボの説明会には参加されなかった、オンラインでの説明会には参加されなかったとのことですけれども、特設サイトが開設され、専門家リストや国の支援策などが紹介されており、その内容は誰でも見られるようになっております。ぜひ職員の皆様には見ていただきまして、このウィズコロナ時代の次の一手の取組を検討していただきたいが、いかがでしょうか。 ○議長(板橋睦) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えをいたします。  地域未来構想20オープンラボからの情報提供や専門家が有する技術などの支援をいただくことは、大変有効であると考えておりますので、職員への周知を行いまして、新しい生活様式の実現等に向けた取組の推進などに活用してまいりたいというふうに考えておるところでございます。  以上でございます。
    ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) それでは、2番に移ります。新型コロナウイルス感染拡大防止対策に係る費用の設計変更時の対応についてです。  国土交通省は、本年4月20日工事及び業務における新型コロナウイルス感染症感染拡大防止対策の徹底についてを、また4月22日には新型コロナウイルス感染症感染拡大防止に係る費用の設計変更時における積算上の対応についてを事務連絡として関係部署に発出をしております。前者には感染拡大防止対策の徹底、感染拡大防止対策に係る設計変更について示され、後者は感染拡大防止対策に係る費用の取扱い等について示されております。  そこで(1)、2つの事務連絡は、都道府県、指定都市宛てになっておりますけれども、本市での取扱状況について伺います。 ○議長(板橋睦) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えをいたします。  千葉県から令和2年4月22日付で通知を受けまして、4月24日に財政当局から各課へ周知いたしまして、適切に対応するよう通知をしてございます。また、事業担当課においても受注者に対しお知らせなどで周知を図っておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) (2)です。工事以外の指定管理や外部委託の業務の契約または設計変更の状況はどうでしょうか。 ○議長(板橋睦) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えをいたします。  指定管理や外部委託の業務の契約につきましても、関係課へ通知し、適切な対応を行ってございます。また、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止に伴いまして、設計の変更が必要となった業務につきましては、受注者との協議の上、契約変更の対応を行っておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) 具体的な対応について伺いたいと思います。 ○議長(板橋睦) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えをいたします。  具体的な対応といたしましては、指定管理や外部委託の業務の契約につきまして、受注者と協議の上、3密を避けるための取組の実施や業務日数等の短縮に伴う対応を行ったものでございます。具体的な例を申し上げますと、松山下公園総合体育館トレーニングルーム運営管理業務委託につきましては、受注者と協議の上、休止期間中に必要かつ可能な業務の実施や再開時に必要な準備業務を行う旨の覚書を交わすとともに、業務時間の短縮に伴う委託料の変更を実施してございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) (3)です。今後新たに発注する事業及び更新する事業に、本市として基準となる新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を設計及び契約に追加するなどの対応が必要ではなかろうかと思うのですが、見解を伺います。 ○議長(板橋睦) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えをいたします。  本市といたしましては、基準となります新型コロナウイルス感染拡大防止対策費をあらかじめ設計に盛り込むことは現在考えておりません。しかしながら、事務連絡での通知等も踏まえまして、今後も感染防止対策の必要が生じた場合には、適切な対応を取ってまいりたいと考えておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) それでは、3の感染症予防対策に移りたいと思います。  感染症予防対策、5点にわたって質問させていただきますが、それぞれの感染症に関しましての細かいことにつきましては、これまでも何度も取り上げておりますので、説明等を省かせていただきます。  (1)です。新型コロナウイルス感染症と類似した症状が出るインフルエンザの同時流行がこの冬懸念されております。今冬に備えた対策について見解を伺います。 ○議長(板橋睦) 酒井健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(酒井和広) お答えいたします。  新型コロナウイルス感染症インフルエンザ予防に有効とされます手指消毒やマスクの着用等感染症予防に引き続き留意するとともに、「広報いんざい」や市のホームページ、さらにはツイッター等を通じまして、インフルエンザワクチンの接種勧奨に努めてまいりたいと考えております。  なお、高齢者インフルエンザワクチンの接種につきましては、対象者全員に9月中に個別通知にて予診票と案内文を送付する予定でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) 国のインフルエンザ対策もパッケージで示されて、今年は多めのインフルエンザの予防接種の量も確保したという報道がされ、また順番についても高齢者が先に10月初めにやっていただきというようなことが国で発表されておりますけれども、市のインフルエンザ対策はどのようにしていくのか、伺います。 ○議長(板橋睦) 酒井健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(酒井和広) お答えいたします。  インフルエンザの流行期には、多数の発熱患者が発生しておりまして、季節性インフルエンザ新型コロナウイルス感染症は、症状が似ていることから、判別が難しいと言われておるところでございます。今シーズンは、新型コロナウイルス感染症の流行が懸念されておりますので、インフルエンザの予防接種は、これまで以上に重要であると考えております。市では、予防接種法に基づきます定期接種対象者であります65歳以上の高齢者等に対しまして、個別通知を行いつつ、「広報いんざい」や市ホームページにて、インフルエンザワクチンの接種を呼びかけるとともに、印旛市郡医師会とも連携を密にしてまいりたいと考えております。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) (2)の高齢者肺炎球菌ワクチンの接種促進策も重要と思います。検討する考えはありませんでしょうか。 ○議長(板橋睦) 酒井健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(酒井和広) お答えいたします。  高齢者用肺炎球菌ワクチンの接種につきましては、例年3月末に接種対象の方に個別通知にて、予診票と案内文を送付しているところでございます。「広報いんざい」や市ホームページの周知に加えまして、市内医療機関に接種勧奨のポスターを掲示するなど、引き続き周知、啓発に努めてまいりたいと考えております。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) (3)です。平成29年6月議会で取り上げました帯状疱疹の予防接種についてですが、当時はなかった不活化ワクチンが今年接種可能となりました。これまで持病があって接種できない人等もおりましたけれども、これまで接種できなかったそういった人なども接種できるようになります。再度助成等について検討する考えはないか、伺います。 ○議長(板橋睦) 酒井健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(酒井和広) お答えいたします。  平成28年3月に、国におきまして帯状疱疹予防の目的で50歳以上の方に対する水痘ワクチンの効果、効能が追加承認されたところでございます。市といたしましては、現在のところ費用助成については、考えておりませんが、国の定期接種化に向けました動向を注視してまいりたいと考えております。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) この帯状疱疹については、非常に身近な病気なんですけれども、なかなかこの予防接種で防げるということをまだ知らない方が非常に多い。広報なんかもしっかりとやっていただきたいなと思っております。  (4)に移ります。風疹予防接種の無料受診券の利用状況が全国的に低いと言われておりますけれども、印西市の状況いかがでしょうか。 ○議長(板橋睦) 酒井健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(酒井和広) お答えいたします。  令和元年度の風疹無料クーポン券対象者のうち、風疹の抗体検査の利用者は2,589人、MRワクチンの接種者は502人でございます。令和2年4月に再度未利用者の方に対しまして通知をいたしまして、4月から6月で風疹の抗体検査の利用者は289人、MRワクチンの接種者は99人となっております。引き続き「広報いんざい」や市ホームページ等で周知、啓発に努めてまいりたいと考えております。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) 国ではオリンピックを見据えて、2019年から2021年の3年間、この風疹無料クーポンを継続いたします。41歳から58歳までの男性、抗体率が低いということでやるわけなのですけれども、昨年も2,000人ぐらいの風疹の患者さんが出ましたし、そういう状況の中で、コロナ禍にあって、この風疹の予防接種の接種率も低くなっている、利用率が低くなっているということで、なかなか厚労省が目標としている90%にこの3年間でいくかどうか、難しい状況になってきました。そこで、公明党は先月の末に厚労省に要望書を提出して、目標を達成するまでこの無料券の継続を申し入れたところです。印西市でも引き続き継続する考えはあるか、伺います。 ○議長(板橋睦) 酒井健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(酒井和広) お答えいたします。  風疹の抗体検査、予防接種は、予防接種法に基づきまして実施されておるところでございます。国では、令和3年度まで行うこととしておりますので、国の動向、千葉県近隣自治体の状況を注視しつつ、市の対応について検討してまいりたいと考えております。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) (5)に移ります。定期接種となっております子宮頸がんワクチンの接種状況と今後の取組について伺います。 ○議長(板橋睦) 酒井健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(酒井和広) お答えいたします。  令和元年度の接種人数は30人でございまして、接種率は2.1%となっております。今後の取組といたしましては、平成25年6月の厚生労働省の通知によりまして、積極的接種勧奨は控えている状況でございますが、標準接種年齢であります中学校1年生の女子に対して、案内を送付するとともに、令和2年度は接種対象の最終年度に当たります高校1年生相当の女子487名の方に対して、7月に接種についての案内を送付させていただいたところでございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) このことにつきましては、なかなか高校1年で無料で接種できるのが終わりなのですけれども、高校2年生になってから知らなかったということで、公明党のほうにもいろんな声が届いておりました。そこで7月に健康増進課のほうに行きまして、最終の学年に対しての周知をしていただけないかということでお願いしましたところ、早速やっていただきましたことに感謝を申し上げたいと思います。  そこで、今後も最終の学年、高校1年生対象に周知をしていただけるのか、その点について伺います。 ○議長(板橋睦) 酒井健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(酒井和広) お答えいたします。  接種の最終年齢ということになりますので、今年度初めて実施した効果等を検証しながら、前向きに検討していきたいと考えております。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) それでは、4の健康寿命の延伸に移ります。  (1)、身近な場所で歩く、体を動かす取組への支援策についてです。  ①、健康遊具の整備状況とその活用について伺います。 ○議長(板橋睦) 酒井健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(酒井和広) お答えいたします。  市内では、37の都市公園に背伸ばしベンチや腹筋ベンチ、懸垂平行棒など、128基の健康遊具を設置しておりまして、市民の方にご活用いただいているものと認識しております。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) すばらしい器具が整備されているのですけれども、それを活用していっていただきたいなと思っております。今後この健康遊具を活用していく予定があるかどうか、伺います。 ○議長(板橋睦) 酒井健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(酒井和広) お答えいたします。  市内の公園に関しますアンケートにおきましても、多くの方がウオーキングなど健康増進のため、公園を利用しているとの結果もございますので、公園に設置しております健康遊具について、どのような形で活用できるか、まずは調査研究してまいりたいと考えております。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) ②、ウオーキングマップ等マップ活用事業の現状について伺います。 ○議長(板橋睦) 酒井健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(酒井和広) お答えいたします。  ウオーキングマップは、8つのコース別に市内の名所や旧跡、里山などを楽しめるよう作成しておるところでございます。毎年各コース1,000枚ずつ印刷をいたしまして、市内12か所の公共施設に配置するとともに、昨年度はヘルスアップ教室の中でも、マップを用いた授業を2回ほど開催したところでございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) またさらに進めていっていただきたいと思います。  ③です。ウオーキング等に利用されている県道佐原我孫子自転車道線へのアクセス、これ土手の道です、利根川の。ここのアクセスには国道356、それから県道4号の安全対策というのが不可欠になってまいります。関係機関に申し入れる考えはないか、伺います。 ○議長(板橋睦) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。  利根川の堤防に整備されております一般県道佐原我孫子自転車道線への徒歩によるアクセスにつきましては、現地を確認いたしまして、どのような安全対策が可能か、関係機関と協議してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) 横断歩道と信号機が設置されている場所からの堤防へアクセスするための階段がないのです。その階段の設置ができないか、伺います。 ○議長(板橋睦) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。  階段の設置につきましては、河川管理者であります国土交通省の河川占用許可が必要となりますことから、安全対策と併せまして、道路管理者であります千葉県印旛土木事務所と協議をしてまいりたいと、このように考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) それと、356号線は交通量が多く、横断歩道が設置されて、階段も設置されていますけれども、一部はカーブによって見通しが非常に悪くなっております。横断する際に危険と思われる箇所が2か所ほどあります。信号機の押しボタン信号の設置などを検討してはどうかと思うのですが、そういったもの、あと横断歩道が非常にもう見えなくなってしまっていて危険な状況でありますので、あそこも点検していただきまして、関係機関に要望をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(板橋睦) 岩﨑市民部長。 ◎市民部長(岩﨑博司) お答えをいたします。  信号機の設置や横断歩道の補修につきましては、先ほど都市建設部長が答弁いたしました関係機関との安全対策の協議を踏まえまして、設置及び管理を所管している印西警察署へ要望として伝えてまいりたいと考えております。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) 先日非常に暑い日に、現地を調査していただきまして、よく現状を把握していただいたと思いますので、いろんな観点から検討できると思いますので、横断歩道がないところ、横断歩道を造っていただいたりできますので、ぜひとも土手道、非常に市民の方に親しまれておりますので、安全に乗れるように、歩けるような対策をしていっていただきたいと思います。  ④です。地域スポーツクラブの現状と課題について伺います。 ○議長(板橋睦) 酒井健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(酒井和広) お答えいたします。  総合型地域スポーツクラブは、人々が身近な地域でスポーツに親しむことができるスポーツクラブでございまして、子供から高齢者まで様々なスポーツを愛好する人々は、それぞれの志向、レベルに合わせて参加できる特徴を持ち、地域住民により自主的、主体的に運営されておるところでございます。市内では牧の原スポーツクラブが総合型地域スポーツクラブとして活動を行っておりまして、地域の子供から高齢者まで幅広い年齢層の方々が会員となり、多様な種目を用意し、自主的に活動を行っておるところでございます。  現在の活動状況といたしましては、屋外でのスポーツ種目については、活動を再開いたしましたが、屋内でのスポーツ種目につきましては、市内小・中学校体育館が現在も開放を見合わせていることから、活動を休止していると伺っているところでございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) スポーツ人口の裾野を広げる機会にもなりますし、子供から高齢者までより多くの市民が気軽にスポーツを楽しむための環境を整備するためにも、総合型地域スポーツクラブの育成というのは非常に重要ではなかろうかと思います。この地域を軸とした総合型地域スポーツクラブの果たす役割、一段と重要さを増しておりますと思っているのですけれども、市の見解また具体的な支援について伺います。 ○議長(板橋睦) 酒井健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(酒井和広) お答えいたします。  議員ご指摘のとおり、地域総合型スポーツクラブにつきましては、地域住民の方々の自主的な運営によって積極的な活動を推進していくべきものと認識しております。そういった中で市の施設での予約等につきましては、市としても十分協力をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) それでは、この4の(1)の身近な場所で歩く、体を動かす取組への支援策として、⑤です。ウィズコロナ時代の支援の在り方について見解を伺います。 ○議長(板橋睦) 酒井健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(酒井和広) お答えいたします。  コロナ禍によります外出等の自粛で、活動量が減り、運動不足が問題になっているものと認識しております。3つの密を避けられる屋外で個人が気軽に取り組める運動について、「広報いんざい」や市ホームページ、さらにはツイッター等を利用しまして情報発信に努めてまいりたいと考えております。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) インターネットを活用できない高齢者への対策は、健康増進課としてはどのようなことができるでしょうか。 ○議長(板橋睦) 酒井健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(酒井和広) お答えいたします。  高齢者の方には、インターネット等で情報が得にくい方もいらっしゃいますので、公民館や保健センター等に設置しております健康情報コーナーの過程でできる簡単な運動を紹介したリーフレット等を利用していただけるよう周知に努めてまいりたいと考えております。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) 5、人と環境にやさしいまちにということに移らせていただきます。  (1)、農薬の空中散布、①、実施状況を伺います。 ○議長(板橋睦) 土屋環境経済部長。 ◎環境経済部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  今年度の実施状況につきましては、実施主体である印西市植物防疫協会が市内の水田約1,900ヘクタールを7月22日から26日までの5日間で、本埜地区2日、印西地区2日、印旛地区5日を予定しておりましたが、天候の影響を受けたことにより、実施期間が1日延びまして、7月22日から27日の6日間、本埜地区2日、印西地区3日、印旛地区5日で実施したところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) ②に移ります。今年は、小・中学校の夏休みが短縮となりまして、空中散布が通学期間中の散布となりました。教育委員会ではどのような対応をされたのか、伺います。 ○議長(板橋睦) 大木教育長。 ◎教育長(大木弘) お答えいたします。  農薬の空中散布の実施につきましては、令和2年6月25日付で印西市植物防疫協会から各幼稚園、小・中学校へ通知されました。本年は夏休み期間ではございませんでしたが、教育委員会として7月8日開催の校長会議並びに7月15日開催の教頭会議におきまして、実施の内容について確認をし、児童生徒への指導の依頼をしたところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) ③です。健康被害等の訴えとその対応について、これまでの状況を伺います。 ○議長(板橋睦) 土屋環境経済部長。 ◎環境経済部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  市内に化学物質過敏症の症状を訴えている方がおりますので、以前から事前に散布についてのご連絡を個別に対応しておりましたが、平成29年度にその方が化学物質過敏症の症状を発症したという報告がございました。そのため、市では症状のあった方と印西市植物防疫協会と関係者で協議を行い、平成30年度よりお住まいの地区周辺の水田約6.4ヘクタールを散布区域から除外したところでございます。  以上でございます。
    ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) 今年度の健康被害の訴えはどうだったか、伺います。 ○議長(板橋睦) 土屋環境経済部長。 ◎環境経済部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  今年度につきましては、化学物質過敏症の症状を訴えている方から、頭痛、目まい、吐き気といった症状が出たとのお話がございました。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) ④です。空中散布ができない一部地域の農業者からは、どのような声があるか、伺います。 ○議長(板橋睦) 土屋環境経済部長。 ◎環境経済部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  植物防疫協会には、除外した区域の農業者から、カメムシ等の被害が今まで以上に発生したことで、米の品質が低下し、買取り価格や収量に影響が出ているとの相談が寄せられていると伺っております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) 農業者の皆さんとまた健康被害を受けていらっしゃる皆さんとの分断というのは、やっぱり絶対に避けなければいけないと思います。そのために市はぜひとも力を尽くしていただきたいということをこれまでもご相談をさせていただきましたが、そういった農業者の声に対しまして、市として何らかの対策を行っているのか、伺います。 ○議長(板橋睦) 土屋環境経済部長。 ◎環境経済部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  市といたしましては、今年度より空中散布から除外した区域の農業者に対しまして、水稲防除薬剤費用の一部助成事業を行っております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) ありがとうございます。  この水稲防除薬剤費用の一部助成に当たりまして、薬剤の選定というのはどのようになっていますか。 ○議長(板橋睦) 土屋環境経済部長。 ◎環境経済部長(土屋茂巳) お答えいたします。  一部助成の対象となる水稲防除薬剤につきましては、ネオニコチノイド系ではない粒剤タイプを選定しているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) 粒剤タイプ、投げ込み式、要するに空中散布ではない方法を広めていったらどうかなと思うのですけれども、今後この粒剤タイプの散布に切り替えることも考えているのか、その点について伺います。 ○議長(板橋睦) 土屋環境経済部長。 ◎環境経済部長(土屋茂巳) お答えいたします。  今年度から空中散布の除外地区に対しての薬剤補助を始めたことから、薬剤効果と周辺への影響を確認するとともに、他市町村での取組事例等を調査研究してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) それでは⑤です。当市の現状を踏まえまして、付加価値の高い、人と環境にやさしい農業への転換を支援する考えはないか、伺います。 ○議長(板橋睦) 土屋環境経済部長。 ◎環境経済部長(土屋茂巳) お答えいたします。  市では、環境にやさしい農業を推進するため、化学肥料、化学合成農薬の使用を県の慣行レベルから原則5割以上低減する取組と併せ、有機農業などに取り組む農業者等に対して、環境保全型農業直接支払補助金による支援を行っているところでございます。また、県ではちばエコ農産物の認証支援を行っているところでございます。市といたしましては、環境に優しい農業に取り組む農家に対して支援を拡大するため、関係機関と連携を図り、取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 残り時間を考慮の上質問を行ってください。  11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) 環境保全型農業直接支払補助金、それからちばエコ農産物、どの程度の方たちが取り組まれているのか、お願いします。 ○議長(板橋睦) 土屋環境経済部長。 ◎環境経済部長(土屋茂巳) お答えいたします。  環境保全型農業直接支払補助金につきましては、現在1件が該当しており、作物は水稲となっております。ちばエコ農産物につきましては、令和元年度で23生産者等が認証を受けており、作物は水稲をはじめとして野菜、果樹となっております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) それでは5の(2)です。戸建て住宅地の庭の殺虫剤散布についてです。  ①、予防的散布や集団散布についての現状はどうかについて伺います。 ○議長(板橋睦) 土屋環境経済部長。 ◎環境経済部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  現状としましては、戸建て住宅地の庭などで、殺虫剤の予防的散布や集団散布が実施されているとの報告がございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) ②、健康被害の相談はありますか。 ○議長(板橋睦) 土屋環境経済部長。 ◎環境経済部長(土屋茂巳) お答えいたします。  戸建て住宅地において、近隣住宅の庭での殺虫剤等の散布により、健康被害を訴える相談がございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) ③ですが、基本的に予防的散布はしないようにというようなパンフレット等を印西市でも配っていますし、県でも出しております。  ③です。人と環境に優しい庭木等の害虫対策をしっかりと周知、推進する考えはないか、伺います。 ○議長(板橋睦) 土屋環境経済部長。 ◎環境経済部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  市といたしましても、引き続き住民の皆様にできるだけ殺虫剤等に頼らない管理をお願いし、やむを得ず殺虫剤等を散布する場合は、周辺住民や子供等への健康被害を生じないように、徹底していただくよう広報等で周知を図るとともに、業者側に対しても、殺虫剤等を散布する際には、必要最小限とし、散布作業の内容について、周辺住民に事前周知するなど配慮を行うといった業者側への啓発を行ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) 決して悪気があってやっているわけではないのです。今年ちょっと1件、公園の草刈りの業者の方が歩道との間の雑草、除草剤をまいてしまって、サービスでまいたということでした。また、戸建ての住宅の方々もきちんときれいにしておくということは、もうマナーだと思って、事前に集団で業者の人にお願いして、予防的に虫が湧いているわけではないのですけれども、殺虫剤をばっと広くまいてしまうといったことは、やはりしっかりとした印西市としてどういう手入れが正しい手入れなのかということをしっかりと周知をこれからしていっていただきたいなと思います。分かっていただかないと、なかなか改善はできないと思いますので、ちょっと工夫していただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、最後の(3)です。保育園、幼稚園等で使用するワックス等についてです。  ①、使用の現状を把握していますか。 ○議長(板橋睦) 酒井健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(酒井和広) お答えいたします。  公立保育園につきましては、清掃業者から使用するワックスの安全データシートにより確認し、把握しているところでございます。 ○議長(板橋睦) 大木教育長。 ◎教育長(大木弘) お答えいたします。  公立幼稚園につきましても、清掃業者から提出されます使用するワックスの安全データシートにより確認をし、把握しているところでございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) ②です。使用する製品についての基準はあるかどうか、伺います。 ○議長(板橋睦) 酒井健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(酒井和広) お答えいたします。  保育園で使用いたします製品についての基準はございませんが、厚生労働省におきまして、シックスクールの原因として、可能性のあるホルムアルデヒド、トルエン等の13の物質について指針値は示されているところでございます。 ○議長(板橋睦) 大木教育長。 ◎教育長(大木弘) お答えいたします。  幼稚園でも使用する製品についての基準はございませんが、文部科学省が学校保健安全法に基づきまして、学校環境衛生基準を示しております。この中で教室等の環境におけるホルムアルデヒド等の揮発性有機化合物の基準及びダニ等の揮発性有機化合物以外の基準が定められております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) ③です。シックスクール対応を周知、推進する考えはないでしょうか。 ○議長(板橋睦) 酒井健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(酒井和広) お答えいたします。  現在もシックスクールに配慮いたしましたワックスを使用していることから、公立保育園に対しましては、引き続き継続し、民間保育園に対しましては、周知を図ってまいりたいと考えております。 ○議長(板橋睦) 大木教育長。 ◎教育長(大木弘) お答えいたします。  幼稚園のほうでも、シックスクールに配慮したワックスを使用しておりますことから、引き続き健康面に配慮した環境維持に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 11番、浅沼美弥子議員。 ◆11番(浅沼美弥子) 民間保育園への周知方法について伺います。 ○議長(板橋睦) 酒井健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(酒井和広) お答えいたします。  民間保育園に対しましては、園長会とか連絡会議等を持っておりますので、そういった中で情報提供を積極的に行ってまいりたいと考えております。 ○議長(板橋睦) これで浅沼美弥子議員の個人質問を終わります。  自席にお戻りください。  ここで休憩したいと思います。  11時5分まで休憩します。    休憩  午前10時48分    再開  午前11時5分 ○議長(板橋睦) 再開します。  休憩前に引き続き会議を開きます。  個人質問を行います。  9番、米井重行議員の発言を許します。  質問方式は、登壇一問一答です。  9番、米井重行議員。    〔9番、登壇〕 ◆9番(米井重行) おはようございます。9番、自由民主党、米井重行です。  令和2年8月27日、内閣総理大臣は持病が悪化したことなどから、国政に支障が出る事態は避けたいとして、総理大臣を辞任する意向を固められました。まずは、7年8か月もの間ご自身の健康も顧みずに、総理大臣という激務を全身全霊で務められたことに心から敬意を表します。  第二次安倍政権が発足して以来、総理は様々な課題にチャレンジされ、大きな実績を残されてまいりました。まずは、アベノミクスによる経済再生です。若者の就職内定率は過去最高の98%、中小企業の倒産も過去最低の水準、正社員の有効求人倍率は史上初の1倍を超え、雇用の拡大、所得の向上を実現されました。また、外交においても、国際協調主義に基づく積極的平和主義の立場から、日米同盟や友好国との協力関係により、一層強固にすることで、地域社会、国際社会の平和と安定に寄与されました。また、国防においても、我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す中、平和安全法制を成立させ、紛争を未然に防ぐ力を高めることで、日本国民の命と平和な暮らしを守るため、あらゆる事態に切れ目のない対応を可能とされました。このように多くの課題にチャレンジされ、実績を残してきたこと、憲法史上最長の在職期間となる7年8か月もの間総理を務められたこと、全ては国政選挙のたびに力強い信任を与えてくださった背中を押してくださった国民、市民の皆様のおかげであります。私も自民党公認の市議会議員として、市民の皆様に心から御礼申し上げます。  しかし、いまだ国にはコロナ禍をはじめ、拉致問題、ロシアとの平和条約、そして憲法改正と解決しなければならない課題が残されております。新たに選出される我が党の総裁の下、私も党所属の市議会議員として、今やれることを課題解決のために全力で努めてまいります。  5月25日の緊急事態宣言が解除され、3か月が過ぎました。感染を予防しながら日常生活を送るコロナ時代が始まり、自粛要請の緩和や都道府県間の移動、大型イベントの解禁など、徐々に経済活動を戻していく動きが始まりました。その中、国、県、そして多くの自治体が社会活動、経済活動の両面からの救済支援を開始しました。しかし、いまだに収束の見えない新型コロナウイルス、飲食店をはじめ、多くの事業所への経済的影響、市民の皆さんへの社会的な影響を考えると、まだまだ不十分と思われます。そうして大人もそうですが、子供たちの生活文化も崩壊しました。私は毎回質問で申します。今当たり前のことが将来も当たり前であり続けられるよう、その当たり前が変わってしまいました。休校を始まりに、両親や地域の皆さんが見守る卒業式、入学式、運動会、修学旅行等、今年以降も手探り状態です。何とか今までの当たり前を取り戻せるよう、我が印西市も子供たちの夢、希望、そして将来のためにも、いろいろな知恵を絞り出し、支えていかなければなりません。前回も申し上げましたが、コロナの時代の新たな日常をつくり上げるチャレンジに、国民、そして市民の皆様と一体となって取り組み、これから確実に変容していく社会において、いつまでも豊かにあり続ける印西市を目指していかなければなりません。  それでは、議長に対し通告しました内容のとおり質問させていただきます。  大項目1、市内の幹線道路の整備状況。私たちの生活や経済活動に欠かせない道、人々の暮らしや地域社会を支えます。特に在来地区は新しい道一つで生活が向上します。私は毎回道路の質問をします。変化もないかもしれませんが、確認の意味で伺います。  (1)、市道00―026号線、船尾地先から戸神地先までの進捗状況。  (2)、市道00―117号線、船尾地先から松崎地先までの区間の整備状況。  (3)、市道00―031号線、小林小学校から小林浅間地先までの道路整備、用地の取得状況。  (4)、開発に伴い、抜け道になっている近隣の住民対策。  大項目2、水路の整備計画。  (1)、師戸川上流水路の護岸工事。  大項目3、小・中学校統廃合後の施設利用。自由民主党では、日本全体の活力を上げるため、地方創生を掲げ、日夜取り組んでいるところですが、一つの考えとして、極端な言い方をすれば、印西市はまさに日本の縮図と考えることができます。印西市は、現在千葉ニュータウンを中心に都市化が進み、利便性が高い良好な都市環境が形成されつつあります。しかしながら、ニュータウンから一歩離れたその他の地域を見てみますと、一極集中の傾向から来る弊害や日本各地で問題となっている人口減少、少子高齢化などの影響も懸念され、地域の活気や活力を失いつつあるように思います。市民一人一人が希望を持って生き生きと暮らしていけるためにも、地域の活性化が重要であり、地域の活力を上げることで、印西市ひいては日本全体の活力を上げることになるものと考えます。そのようなことから、廃校となった学校跡地等の利活用は、まさに地方創生という観点からも非常に重要であると考えます。  (1)、経過、現状、今後の計画を伺います。  大項目4、通信インフラ普及に伴う庁舎内のルール。  (1)、庁舎内での撮影。新聞報道によると、船橋市役所は、庁舎管理規則に従わず職員や来庁者を動画で撮影した男性に対し、平穏に業務を遂行する権利を侵害しているとして、庁舎内での撮影禁止を求めて提訴しました。これを受けて、千葉地方裁判所は船橋市の許可なく撮影することを禁じる判決を言い渡したとされています。市役所の窓口には、日々相談や手続で多くの方が訪れますが、来庁者の中には自分が撮影されていることに気を害する方や相談しにくくなってしまう方がいらっしゃると思います。また、職員にとっても必要以上に動画を撮影されるということになれば、円滑な業務にも支障が出てしまうことも考えられます。許可なく庁舎内で撮影が行われて事務の妨げとなった事案はあるか、伺います。  大項目5、印西市のコロナスタイル。  (1)、イベントの影響、今後の取組、成人式について。  大項目6、新型コロナウイルス対策。  (1)、感染防止対策事業所登録制度。私は常々飲食店の皆さんに対する支援策について要望してまいりましたが、市では9月から市内飲食店を応援するために、いんざい応援クーポンが実施されています。船橋市では、新型コロナウイルス感染防止対策に取り組む飲食店を応援するため、感染防止対策に取り組んでいることを届け出た事業者にステッカー等の提供やホームページで周知を行っています。印西市では、いんざい応援クーポン取り扱う飲食店に対し、感染防止対策の取組に関する周知は行っているのか、伺います。  以上で、最初の質問を終わります。 ○議長(板橋睦) 板倉市長。    〔市長、登壇〕 ◎市長(板倉正直) 米井重行議員の個人質問に対し、答弁をいたします。  1の(1)については私から、その他については、担当部長から答弁をいたします。  1の(1)についてお答えをいたします。市道00―026号線延伸区間道路整備事業の進捗状況といたしましては、主要地方道千葉竜ケ崎線と主要地方道船橋印西線との区間について、令和2年3月25日に供用を開始しております。また、船橋印西線から西側の区間につきましては、戸神川に橋梁を架けるための工事を令和2年度に予定しているところでございます。  私からは以上でございます。 ○議長(板橋睦) 川嶋都市建設部長。    〔都市建設部長、登壇〕 ◎都市建設部長(川嶋一郎) 1の(2)についてお答えいたします。  市道00―117号線につきましては、整備に必要な事業用地を取得するため、道路用地に関する課題に取り組んでいるところでございます。  次に、(3)についてお答えいたします。市道00―031号線の用地の取得状況につきましては、現在事業用地の取得率が約92%となっております。残る未買収用地17筆、約3,590平方メートルにつきましても、関係地権者より早期にご理解が得られるよう、鋭意交渉に努めているところでございます。  次に、(4)についてお答えいたします。開発に伴い、抜け道となっている道路につきましては、周知看板などを設置しているところでございます。  次に、2の(1)についてお答えいたします。師戸川上流の市で管理する水路につきましては、整備を行う予定となっており、令和2年度より取り組んでいるところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 小林企画財政部長。    〔企画財政部長、登壇〕 ◎企画財政部長(小林正博) 3の(1)についてお答えいたします。  初めに、旧永治小につきましては、市場性の有無などを確認するため、令和元年度にサウンディング調査を実施いたしまして、現在活用に向けて、用地測量等を行っているところでございます。  次に、旧本埜第二小学校及び旧宗像小学校につきましては、教育委員会におきまして、全庁への活用意向調査を実施いたしましたが、長期的な活用案がなかったため、現在スポーツ振興課を通じて利用希望のありました市内のスポーツ団体に体育館及び校庭をご利用いただいておるところでございます。なお、両施設ともに、校舎の耐用年数が10年未満でありますことから、公共施設跡地等活用方針に基づき、解体に向けて準備を進めることとなりますが、体育館の耐用年数がまだ残存している状況などを踏まえまして、民間を含めた活用の可能性を検討してまいりたいと考えておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。    〔総務部長、登壇〕 ◎総務部長(古川正明) 4の(1)についてお答えいたします。  本庁舎の状況で申し上げますと、来庁者が調査内で撮影されることはございますが、撮影などによって、業務の妨げとなったといった事案は、現在のところございません。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 酒井健康子ども部長。    〔健康子ども部長、登壇〕 ◎健康子ども部長(酒井和広) 5の(1)のイベントへの影響、今後の取組についてお答えいたします。  イベントの対応方針といたしましては、昨日の会派創進、松尾議員にお答えいたしましたように、国や千葉県からの要請に基づきまして、市としての対応方針を策定し、対応してまいったところでございます。この中で主催のイベントでは、6月に実施を予定しておりましたいんざい環境フェスタなどを中止しており、多くの不特定多数の方が集まるイベントは、影響を受けているものと認識しております。今後の取組につきましても、国や千葉県の要請に沿いまして、引き続き市としての対応方針を決定し、これに沿ってイベントにつきましては、対策を十分取った上で実施していくべきものと認識しております。 ○議長(板橋睦) 髙橋教育部長。    〔教育部長、登壇〕 ◎教育部長(髙橋清) 5の1、成人式についてお答えいたします。  今年度の成人記念式典につきましては、3つの密を避けるため、午前と午後の2部制とし、新型コロナウイルス感染症拡大防止策を講じた上で、開催することを予定しているところでございます。なお、今後の新型コロナウイルスの感染状況によっては、式典開催の中止や変更について、新成人の方々で構成する成人記念式典運営スタッフ会議のご意見も伺いながら、慎重に判断してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 土屋環境経済部長。    〔環境経済部長、登壇〕 ◎環境経済部長(土屋茂巳) 6の(1)についてお答えいたします。  いんざい応援クーポンを取り扱う飲食店の皆様には、感染防止対策に関する取組事項を示した資料をお渡しして周知を図っているところでございます。なお、いんざい応援クーポン事業においては、クーポン発行のほかに、クーポンを取り扱う各飲食店を紹介する特設ホームページを開設しておりまして、その中で、市が示した感染防止対策の取組事項も掲載しているところでございます。 ○議長(板橋睦) 9番、米井重行議員。 ◆9番(米井重行) それでは、再質問に入らせていただきます。一問一答でお願いします。  市内の幹線道路の整備状況、船尾地先から戸神地先までの進捗状況を伺います。令和2年度に予定している戸神川の橋梁工事について、工事のスケジュールと内容について伺います。 ○議長(板橋睦) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。  令和2年度の工事スケジュールにつきましては、11月中に契約手続を完了し、令和3年3月末の完成を予定しております。また、工事内容につきましては、橋梁上部工等を予定しているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 9番、米井重行議員。 ◆9番(米井重行) それでは、橋梁工事以外の今後の予定について伺います。 ○議長(板橋睦) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。  令和3年度に交差点改良工事及び舗装工事を実施いたしまして、令和3年度中の工事完成を予定しているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 9番、米井重行議員。 ◆9番(米井重行) 現在市道は幅員が狭く、待避所もあるものの、大型が通行する場合は、すれ違いも難しい状態となっております。舗装も傷んできております。現在整備が進められている箇所が完成すれば、地域の状態が改善することから、地域の期待が大きいものがあります。このようなことから、早期の開通を目指していただきたいと思いますので、開通時期について伺います。 ○議長(板橋睦) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。  現在整備を進めております市道00―009号線と主要地方道船橋印西線との交差点につきましては、現在は信号機が設置されておりませんが、供用開始に当たりましては、信号制御の交差点となる予定でございます。  なお、開通時期でございますが、令和3年度中の供用開始を予定しているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 9番、米井重行議員。 ◆9番(米井重行) 昨年一部分が供用開始されました。船尾地区の皆さんも大変喜んでいただいております。残りの部分も工事も遅れなく令和3年度中の供用の開始を目指していただきたいと思います。  次(2)、船尾地先から松崎地先までの区間の整備状況です。私もこの地区の関係で、担当職員さんの努力はよく聞いております。用地買収も絡むことなので、この場の質問はこれまでとします。近々の朗報に期待し再質問はありません。  (3)、小林小学校から小林浅間地先までの道路整備用地の取得状況。このことに関しても了解しました。この質問に絡みますが、当時私が質問しました都市計画道路3・4・11の小林駅南口付近の一部狭隘道路が4月の時点できれいに整備され、横断歩道も設置されました。私たち自民党の要望でしたが、子供たちの通学路、そして安全が確保されたと、住民の方も大変喜んでいます。引き続き丁寧な事業用地の確保の交渉に努めていただきたいと思います。再質問はありません。  (4)、開発に伴い抜け道になっている近隣住民対策。草深原地区及びコストコ裏の泉地区が抜け道になっていると思われますが、苦情はあったか、伺います。 ○議長(板橋睦) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。  草深原地区につきましては、苦情等はございませんが、泉地区におきまして、道路の一部に狭隘な箇所があり、車両のすれ違いに苦慮していると聞いているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 9番、米井重行議員。 ◆9番(米井重行) では、そのような箇所について、安全対策はどのように考えるのか、伺います。 ○議長(板橋睦) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。  既に看板は設置しているところではございますが、再度状況を確認いたしまして、車両のすれ違いが困難である旨の周知看板等の増設を検討し、対応してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 9番、米井重行議員。
    ◆9番(米井重行) 私も今できる最善の対応だと思います。今後もいろいろな要望、苦情が出ると予想されます。ぜひ柔軟な対応をよろしくお願いしたいと思います。  大項目2、水路の整備計画、(1)、師戸川上流水路護岸整備、本年度の実施内容について伺います。 ○議長(板橋睦) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。  令和2年度の実施内容でございますが、水路の位置を確認するための境界確定測量を予定しており、8月上旬に測量業者との契約を締結し、測量作業の準備を進めているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 9番、米井重行議員。 ◆9番(米井重行) では、今後の予定を伺います。 ○議長(板橋睦) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。  令和3年度以降につきましては、水路の下流である師戸川の河川管理者と協議を始める予定としており、今後市で管理する水路の整備は計画的に進めてまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 9番、米井重行議員。 ◆9番(米井重行) 河川管理者は千葉県でよろしいのですよね。事業着手、そして前向きな回答をいただきました。ですが、昨年も台風の影響で水路が増水しています。冠水もしております。スピード感を持って進めていただきたいと思います。  大項目3、小・中学校統廃合後の施設利用、(1)、経過、現状、今後の計画の再質問に移ります。先ほどの答弁において、統廃合した3校の活用に向けた検討状況が分かりました。このうち旧本埜第二小学校と旧宗像小学校については、民間を含めて活用の可能性を検討していくとのことでしたが、今後の検討の流れとしては、旧永治小学校と同様の流れになるのか、その点について伺います。 ○議長(板橋睦) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えをいたします。  旧本埜第二小学校並びに旧宗像小学校につきましては、先ほどご答弁申し上げましたとおり、これまでの検討の中では、庁内における長期的な活用はなかったところでございます。したがいまして、今後は民間活用なども含めまして検討することといたしまして、活用に向けた課題を整理しつつ、旧永治小学校と同様に、サウンディング調査の実施などを考えておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 9番、米井重行議員。 ◆9番(米井重行) 今後サウンディング調査などを実施していくとのことですが、これまでの状況を見ていますと、やはり検討に時間がかかっているように思います。そこで、学校跡地の活用に当たって、どのような課題があるのか、確認をさせていただきます。 ○議長(板橋睦) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えをいたします。  学校跡地の活用に当たっての主な課題といたしましては、用地関係の整理、老朽化した建物等の取扱い、都市計画上の用途の制限などが考えられるところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 9番、米井重行議員。 ◆9番(米井重行) ただいま活用に当たっての課題を挙げていただきました。確かに活用に当たっては、様々な課題があるということは理解できます。ただ、学校というのは子供たちへの教育の場としてではなく、これまで地域コミュニティーの中心的な役割を担ってきた施設でもあると私は考えます。そういった点も含め、地域住民は早期の活用を望んでいると思いますが、どのように考えているのか、市長に伺います。 ○議長(板橋睦) 板倉市長。 ◎市長(板倉正直) お答えをいたします。  ただいま米井議員よりご指摘がございましたとおり、学校につきましては子供たちへの教育の場であるとともに、地域住民の交流や防災拠点としての役割を担っているものと認識をしております。このようなことを踏まえまして、私といたしましては、統合した学校の跡地等ができるだけ早期に有効活用が図れるよう、地域の皆様の声に耳を傾けながら取り組んでまいりたいと、このように考えております。 ○議長(板橋睦) 9番、米井重行議員。 ◆9番(米井重行) 市長もいろいろ考え、思いがあると思われます。ぜひ地域の皆さんが喜んでいただけるような活用を期待したいと思います。  大項目4、通信インフラ普及に伴う庁舎内のルール、(1)、庁舎内での撮影の再質問です。市役所の窓口には、生活への支援が必要な方の相談や税金の相談、健康や介護に関する相談など、生活に密着する相談に多くの方が来られると思います。相談される方にとって相談内容が生活に密着するものであればあるほど、他人に見られたくなく知られたくないと思う人もいるでしょう。職員の方だって関係のない人から必要以上にカメラを向けられれば、業務に集中できないことがあると思います。今回は、船橋市の事案として報じられていますが、印西市でもいつ発生するか分かりません。  再質問します。過剰な撮影が行われた場合、相談者のプライバシーが侵されたり、行政サービスが阻害されたりすることがないのか、伺います。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えをいたします。  個人が認識できるような撮影はもとより、相談者が利用している窓口を特定できるような撮影は個人のプライバシーに影響するものと考えております。また、相談に来られた方がお話ししにくくなったり、職員が過剰の撮影行為に対応することで、他の業務に支障を来したり、生じたりすることがあると、このように考えているところでございます。 ○議長(板橋睦) 9番、米井重行議員。 ◆9番(米井重行) それでは、実際に庁舎内で過剰な撮影行為があった場合、その行為に対して市はどのように対応するのか、伺います。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えをいたします。  庁舎内のプライバシーや行政サービスに影響が生じるといった撮影が行われている場合には、庁舎管理規則に基づきまして、他の方に迷惑を及ぼす行為がないよう、庁舎の秩序の維持に努めていかなければならないと考えているところでございます。 ○議長(板橋睦) 9番、米井重行議員。 ◆9番(米井重行) さきの市長選挙では、ある候補者が市役所のロビーや通路などから、動画をインターネット上にライブ配信していました。私の認識している範囲では、複数回行われたと記憶しております。先ほどの総務部長の答弁では、過剰な撮影による事務の妨げはなかったということですが、撮影のカメラが窓口や個人に向けられ、その映像がインターネットに登載されるとなれば、来庁者のプライバシーや行政サービスに影響がないとは言い切れません。度を超えた撮影が行われている場合には、すぐに撮影者に声をかけるような対応が私も必要と考えます。再質問はありません。  大項目5、印西市のコロナスタイル、(1)、イベント影響、今後の取組、成人式について。今年度の成人式典の市民への周知はいつするのか、伺います。 ○議長(板橋睦) 髙橋教育部長。 ◎教育部長(髙橋清) お答えいたします。  市民への周知につきましては、9月の教育委員会定例会に報告後、市ホームページ及び広報紙においてお知らせする予定でおるところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 9番、米井重行議員。 ◆9番(米井重行) では、今回のコロナ禍での成人式典を実施する中で、市としてオリジナルで成人式を祝う方法を考えているのか、伺います。 ○議長(板橋睦) 髙橋教育部長。 ◎教育部長(髙橋清) お答えいたします。  市といたしましては、間隔を空けた座席の配置などの新型コロナウイルス感染症防止対策を講じた上で、例年どおりの式典開催を考えており、当日参加できない方については、後日支所などで記念品を受け取ることができるよう予定しておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 9番、米井重行議員。 ◆9番(米井重行) 新成人の中には、医療に従事し、制約がかかる方やいろいろな事情で参加できない人も多いと考えられます。当日式典に参加できない人のために、式典の数日前から会場にブースを作り、撮影スポットなどを密を避けるため設置するなどの考えはないのか、伺います。 ○議長(板橋睦) 髙橋教育部長。 ◎教育部長(髙橋清) お答えいたします。  米井議員のご提案につきましては、式典に参加できなかった新成人の方に、記念の一こまを提供できるようなものを今後実施に向けて検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 残り時間を考慮の上質問を行ってください。  9番、米井重行議員。 ◆9番(米井重行) 今回は、撮影等の提案をしました。ほかにも市のホームページを利用した式典の中継、成人式の様子を記録したり、市のホームページへの特設サイトの作成等、いろいろなアイデアを検討していただきたいと思います。思い出に残る成人式を計画していただきたいと思います。  大項目6、新型コロナウイルス対策、(1)、感染防止対策事業所登録制度。船橋市の感染防止対策事業所登録制度は、ステッカー等を提供し、店舗に表示されることにより、市民が安心してお店を利用できる環境づくりにもつながり、感染防止対策に取り組む事業所の集客を支援できるものではないかと考えます。これまで藤江議員より、感染防止対策に取り組む店舗へのステッカー提供に関する同様の質問がなされております。私は、市内の飲食店をはじめ、いろいろな店舗、事業所が安心していただけるようなシールやポスターあるいはステッカーのような、ここのお店は感染防止はしっかりしていますよというような印を示すような対策を取ってはと思います。今後も市内飲食店の皆様に対する様々な支援策について検討すべきではないか、伺います。 ○議長(板橋睦) 土屋環境経済部長。 ◎環境経済部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  新型コロナウイルス感染症の再拡大により、地域経済に対する影響の長期化が懸念される中、感染防止対策と社会経済活動の両立を図っていくことが大変重要であると認識をしております。このことにつきましては、以前から米井議員からお話を伺っておりました。また、藤江議員からも今議会において同様の質問をいただいたところでございます。調査研究をしていくということで、答弁をさせていただいたところではございますが、その後先週になりますけれども、商工会と観光協会、私どもちょっと協議をさせていただきました。どうにか忙しい中ではありますけれども、協力していただけるということでございましたので、市民が安全にお店を使用いただけるためにも、ステッカーの作成について今準備をしてまいりたいと、準備をしていくということで進めております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 9番、米井重行議員。 ◆9番(米井重行) すばらしい回答をいただきました。ありがとうございます。土屋部長には、応援クーポン券のときにもスピーディーな対応、決断、実行のおかげで、市民の皆さんにも大変喜んでいただいております。せっかくいんざい応援クーポンという事業展開していることです。市民の皆さんが安心して利用できるためにも、ステッカー等による感染防止対策は、よい効果だと思います。雑談になりますが、かつて土屋部長は甲子園ボーイと記憶しております。応援クーポンがクリーンヒットだとすると、次が6番表の強打者、送りバントを行われました。確実に点を取りにいくように、市内の飲食店をはじめ、いろいろな店舗のオーナーさんを送り、推し進めていきたいと思います。ぜひやっていきたいと提案いたしまして、私の質問を終わります。 ○議長(板橋睦) これで米井重行議員の個人質問を終わります。  自席にお戻りください。  引き続き個人質問を行います。  20番、山田喜代子議員の発言を許します。  質問方式は、登壇一問一答です。  20番、山田喜代子議員。    〔20番、登壇〕 ◆20番(山田喜代子) 皆さん、こんにちは。日本共産党、山田喜代子です。  それでは、早速質問に入ります。1番、新型コロナ対策について。  (1)、新型コロナウイルスの感染急拡大は、極めて憂慮すべき事態となっています。この拡大を抑止するためには、PCR等検査を大規模に実施し、陽性者を隔離保護する取組が必要です。そのためにも①、感染震源地、エピセンターを明確にし、その地域の住民、事業所の在勤者の全体に対してPCR等検査を実施すること。在勤所、これカットしてください。  ②、地域ごとの感染状態の情報を市民に開示すること。  ③、福祉施設等また学校など、集団感染によるリスクが高い施設に勤務する職員、出入り業者への定期的なPCR等検査を行うこと。必要に応じて施設利用者全体を対象にした検査を行うこと。  ④、検査によって明らかとなった陽性者を隔離保護、治療する体制を緊急につくり上げること。日本のPCR検査の人口比での実施数は、世界で159位という異常な遅れとなっています。  以上4項目について市の考えを伺います。  (2)、各種支援について。個人、世帯への各種支援、事業者などへの各種支援は、滞りなく行われているか。  2番、コロナ禍での職員の労働について。コロナ感染対策に追われ、職員の労働実態はどうか。実態を把握しているか。どのような課題があり、どう解決するのか。  3番、介護事業所へのアンケート結果について。市は、5月介護事業所に向けて実態調査を実施、86事業所中77事業所から回答を受けた。アンケート項目は、施設の運営状態について、事業への影響等です。この結果を受けて、市は事業所の意見、要望にどう応える考えか。  4番、ふれあいバス無料化について。7月1日から70歳以上の高齢者が無料となりました。申請者は、北部689名、南部1,156名、船穂、牧の原285名、印旛70名、本埜40名、合計で2,240名です。これは7月末時点の数です。これは市民の皆さん大いに歓迎される無料化ですけれども、申請場所が各支所、本庁のみとなっています。申請場所を増やすなどの改善策を考えているか、また無料化に伴っての課題はあるか、伺います。  5番、住んでよかったと実感できるまちづくりについて。市長は3期目の決意を表明しました。障がいがあっても地域で暮らしていくために、住宅改修費の給付制度があります。手すりの取付け、段差の解消、扉の取替え等が対象箇所となっている。利用は1回限り、助成額は限度額20万円です。障がいは年を経て障がいの度合いも変わってきます。1回限りではなく、障がいに応じた支援、限度額を実態に合わせた額とする考えはないか、先進自治体の把握はしているのかどうか、伺います。  以上5項目質問いたします。 ○議長(板橋睦) 板倉市長。    〔市長、登壇〕 ◎市長(板倉正直) 山田喜代子議員の個人質問に対し、答弁をいたします。  1の(2)については私から、その他については担当部長から答弁をいたします。  1の(2)についてお答えをいたします。緊急事態宣言が解除され、約3か月が経過した現在におきましても、依然として感染拡大が続いております中で、特別定額給付金をはじめとする、国、県の支援策に加え、市といたしましても、市民の生命及び健康を保護すること、市民生活及び経済に及ぼす影響を最小限にとどめることの2つの基本的考えの下、独自に生活、経済、教育、医療に対する支援、感染拡大防止対策など、各種支援対策を講じているところでございます。これら支援に関しましては、できる限り迅速に、市民や事業者の皆様に行き届くよう、最優先事項として取り組むよう指示をいたしまして、おおむね予定どおりの時期からの対応、対策が図られてこれたものと考えております。また、これから予定しております取組につきましても、今後の感染状況等に応じ、適切に対応できますよう、実施に向けた準備、調整を進めてまいりたいと考えております。  私からは以上でございます。 ○議長(板橋睦) 酒井健康子ども部長。    〔健康子ども部長、登壇〕 ◎健康子ども部長(酒井和広) 1の(1)、①についてお答えいたします。  感染者からのヒアリングは、千葉県が実施しており、千葉県からはPCR検査の体制につきましても、以前に比較し整ったこともあり、濃厚接触者など検査が必要な人には待機することなく、検査を実施していると伺っております。  次に、②についてお答えいたします。感染者の公表は、千葉県が実施しており、地域ごとの感染状態の情報については公表されておりません。  次に、③につきましてお答えいたします。4日の会派響、玉木議員の質問にお答えしたとおりでございます。  次に、④についてお答えいたします。医療体制の整備は、千葉県により行われており、フェーズに応じた病床及び宿泊施設の確保がされているものと認識しております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。    〔総務部長、登壇〕 ◎総務部長(古川正明) 2についてお答えいたします。  新型コロナウイルス感染症対策に取り組む中での職員の勤務実態といたしましては、長時間勤務の承認申請や職員の退勤時間などで、時間外勤務の状況を確認しているところでございます。時間外勤務につきましては、今年度から規則によりまして、年間及び1か月の上限時間を設定しましたことから、勤務の実績が多い部署に対しましては、ヒアリングを行い、事務処理における課題等の確認や職員の健康保持に対する注意などを行ったところでございます。その中で、新型コロナウイルス感染症に関連した業務での時間外勤務の実績の多い業務としましては、子育て支援課における子育て世帯に対する各種の給付金の給付事務、社会福祉課における特別定額給付金の給付事務、保育課における保育園の休園に関する事務、学務課及び指導課における学校運営に関する事務が多いという状況でございます。このような事務の状況を踏まえまして、現在も他部署からの兼務体制を取るなどの方法により対応しているところでございます。  以上です。 ○議長(板橋睦) 富澤福祉部長。    〔福祉部長、登壇〕 ◎福祉部長(富澤実) 3についてお答えいたします。  市では、衛生用品の不足への懸念という調査結果を受けまして、施設運営について必要な衛生管理体制を整えるため、マスク、アルコールの不足に備え、備蓄を進めております。現在は国より社会福祉施設等へのマスクの供給が実施されておりますので、市を通して配布をしているところでございます。また、通所系介護サービス事業所等につきましては、国より介護報酬の算定について臨時的な取扱いが示されましたので、この通知に基づき算定が可能となっております。新型コロナウイルス感染症による症状は、随時変化していくと思われますので、事業所に対しての助言や国からの通知を周知するとともに、お互いの状況や対応など、事業所同士の情報共有が必要となることから、迅速に情報提供ができるよう、仕組みづくりの検討をしてまいりたいと考えております。  次に、4についてお答えいたします。ご質問の改善策につきましては、4日会派公明党の藤江議員のご質問にお答えしたとおりでございます。また、課題につきましては、ふれあいバス乗車時に乗務員による確認作業が必要になるため、バス事業者の負担等が挙げられるところでございます。  次に、5についてお答えいたします。住宅改修の給付事業につきましては、下肢、体幹などに障がいがある人で、身体障害者手帳1級から3級までの人に対し、段差解消などの住環境の改善を行う場合、対象者1人につき1回に限り20万円を上限に給付を行っております。また、近隣の自治体の給付内容を確認しましたところ、自治体によって助成額には幅がございます。助成回数につきましては、多くの自治体が1回限りとしているところでございます。しかしながら、議員のご指摘をいただいたとおり、本制度の給付決定後に障がいの程度が変わり、さらなる支援が必要となることもありますことから、先進地の助成事例を参考に、障がいがある人へのきめ細かい支援を行えるよう、調査研究をしてまいりたいと考えております。 ○議長(板橋睦) 20番、山田喜代子議員の質問の途中ですが、ここで休憩したいと思います。  午後1時まで休憩します。    休憩  午前11時57分    再開  午後1時 ○議長(板橋睦) 再開します。  休憩前に引き続き会議を開きます。  20番、山田喜代子議員の質問の続きを行います。  20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) それでは、再質問を行います。  最初の新型コロナ対策について、一問一答でよろしくお願いいたします。現在の感染拡大は、全国で幾つかの感染震源地、エピセンター、これは感染者、特に無症状の感染者が集まって、感染が持続的に集積する地域が形成され、そこから感染が広がることによって起こっていると考えられています。このことは多くの専門家が指摘していることです。これは、政府として全国の感染状況を分析、震源地を明らかにして、大規模な検査を行って感染拡大を抑止するべきだと考えています。そもそもその目的というのは、診断目的ということではなくて、防疫目的です。感染者の一定割合は、無症状の感染者です。この無症状の感染者の中には、感染力がある人とない人の2種類があることが明らかになっています。これは、全国民の検査をするのは不可能であることから、エピセンターを明確にして検査すべきであると日本共産党は考えて、このことについて政府に申入れを行いました。その申入れを基に次の質問を行いたいと思います。このことについては再質問ありません。  ②の地域ごとの情報を市民に知らせることについて再質問を行います。この感染状況の情報開示はあらゆる感染対策の土台となります。現在感染状況の実態の開示の仕方は、これは自治体によってばらばらとなっています。これは東京都内の場合ですけれども、新規感染者とともに、感染数や陽性率を何らかの形で明らかにしている自治体、これ全国で本当少なくて15区市にとどまっています。これは8月7日現在です。これでは本当にどこが感染震源地なのか、住民は知ることができず、不安に駆られることになります。世界では、ニューヨークでは地域ごとの感染状況が細かく分かる感染マップを明らかにして、市民に公表しています。その結果、感染者の早期発見と感染状況の実態の把握が進んで、様々な施策も前進しているとしています。そもそも行政がこの情報を的確、迅速に皆さんに知らせることこそ、感染状況についての正しい知識を共有できて、感染者の早期保護や地域を限定した補償とセットの休業要請など、感染対策を住民の一致協力によって進められるのではないのでしょうか。この情報を人任せにしないで、印西市が自ら情報を公表してこそ臆測や不安が払拭できるのではないのでしょうか。それについて、この公表について、考えがあれば伺いたいと思います。 ○議長(板橋睦) 酒井健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(酒井和広) お答えいたします。  感染者の状況の公表につきましては、先ほど申し上げましたように、千葉県のほうで公表しているところでございますが、市といたしましても、印旛管内の市長、町長連名で千葉県のほうには的確な情報開示と当然個人情報ですとか、そういった部分には十分配慮いただいた上での的確な情報開示、情報共有を既に要望を行っているところでございますが、引き続き連携して、県のほうには申し伝えていきたいというふうに考えております。 ○議長(板橋睦) 20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) 県に要望しているということは分かっています。県に要望すると同時に、市としても開示できる、そのような方策をぜひ庁内で検討していただきたいと思います。  ③に移ります。福祉施設等の施設利用者全体を対象に検査を行うことについて、③です。これ玉木議員の質問の答弁については、必要な人が必要なときにPCR検査を受けられるよう、県や印旛市郡医師会と協力しながら体制を整えていると、このように答弁しました。つまり整えているということは、実施する方向というふうに私は捉えているのですけれども、皆さん既にもう報道されているように、白井市ではクラスターを抑える目的で、教育、福祉施設の児童、利用者、職員らに独自のPCR検査を行うとのことで、これは補正予算を組んだことが新聞報道されています。さらに、県内では松戸市では、無症状の高齢者や高齢者施設の職員を対象に、抗体検査費用を補助します。これは1人半額の5,000円、それとPCR検査装置を導入した医療機関に購入費の7割補助、これ上限1,200万円、これを決定しました。さらに、君津4市で、君津木更津医師会が運営するPCRセンターの設置をこれは決めました。さらに、8月27日、ここでは県の市長会や県町村会が県に対して緊急要望を提出し、PCR検査の拡充を求めたことはもう皆さんご存じのとおりです。市は、PCR検査が必要であると認めているわけであって、市民の生命と健康や暮らしを守るために、一日も早く検査を実施すべきと考えます。市長は本当にこの3期目を当選されて、ずっとこのまち印西で本当に安心して暮らせるようにということで、皆さんに表明していますけれども、このことについてPCR検査、ほかの自治体ではもう既に実施しています。この印西市、PCR検査の実施について、市長の考えがあればお伺いしたいと思います。 ○議長(板橋睦) 酒井健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(酒井和広) お答えいたします。  議員ご指摘のように、先日の玉木議員、松尾議員にお答えしたとおりでございますが、引き続き印旛市郡医師会と連携を密にいたしまして、検査体制の確立については、既に印旛市郡医師会のほうでも、PCR検査等を実施していただいておりますので、そういったところとも意見交換しつつ、検査体制の確立に努めてまいりたいと考えております。 ○議長(板橋睦) 20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) 意見交換するのは結構ですけれども、それをいかに実施するかが大事なので、それは早急に結論をつけていただきたいと思いますけれども、ちょっとその点について。 ○議長(板橋睦) 酒井健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(酒井和広) お答えいたします。  繰り返しになりますが、市郡医師会、あと印西市を管轄しております印旛保健所とも連携を密にしてまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(板橋睦) 20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) 次、④に移ります。体制をつくり上げることについて。  これは、今もそうですけれども、本当に県任せにしないで、人口割としては感染者、本当に印西市は多いです。何か皆さん毎日新聞読むたびにその表見てみてしまうという声が届いています。本当に感染者の多い市として、これ検討すべきであると考えますけれども、どうなのでしょうか。もしこの答え、答弁できるのでしたらお願いいたします。 ○議長(板橋睦) 酒井健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(酒井和広) お答えいたします。  感染者に対する支援ということでございますが、基本的には印旛保健所のほうで感染者については健康観察と医療的な支援を行っているものと認識しております。印旛保健所とは、日頃からそういった意見交換、連携を密にしておりますので、引き続き連携を密にしつつ、印旛保健所から協力要請があった場合については当然市としても協力していきたいと考えておるところでございます。 ○議長(板橋睦) 20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) 向こうから協力要請があれば動くというのではなくて、こちらのほうから保健所を動かすという、そういう方針でぜひやっていただきたいと思います。  (2)に移ります。各種支援についてです。このいんざい応援クーポン、これは市独自の給付で、これらの申請が不要です。皆さんのところに届いていると思います。その他の各種の支援は申請が必要です。ただ、申請手続が必要な支援について、今後市民の皆さんにどう周知していくのか、お伺いします。 ○議長(板橋睦) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えいたします。  各種支援を受けるためには、申請などの手続が必要なものもございますので、支援を必要とする人にしっかりと行き届くよう、今後も広報やホームページ、関係機関、団体等を通じまして周知に努めてまいりたいと、このように考えておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) よろしくお願いします。  それと、休業したにもかかわらず、会社から休業手当が支払われていない方たちを対象として、厚生労働省の休業支援金という制度があります。それは市としては、どのように市民の皆さんに周知していく考えなのかを伺います。 ○議長(板橋睦) 土屋環境経済部長。 ◎環境経済部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  議員ご質問の休業支援金制度につきましては、市ホームページ及び担当課窓口においてチラシなどを設置して周知をさせていただいているところでございます。 ○議長(板橋睦) 20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) 分かりました。この各種支援については、この「広報いんざい」の7月1日号にこれに各種支援ということで、びっちりと書いてあります。なかなか細かいところまで書いてありませんけれども、これがありますけれども、この特集号を組んでいますけれども、これは8月1日号にも掲載されています。それでも広報はほかの記事もありますから、特に市独自の給付ということも含めて、各種支援の特集として、臨時号を発行することを提案したいと考えています。例えば一例として、持続化給付金、ここにも書いてありますけれども、このことについて、給付金は法人が200万円、個人事業主は100万円の給付となって、売上げが前年同月比で50%減少が条件となっています。これ担当課にも皆さんにお渡ししましたけれども、これ特に農家の方に特化してのことなのですけれども、持続化給付金のお知らせ、最大100万円が給付されていますというこのチラシを民間の農民組合が皆さんにチラシを配っています。このことについて、江藤農水大臣がどう言っているかというと、持続化給付金はほぼ全ての農業者が対象となります。特にこの給付金については、ほぼほぼ全ての農業者の方々がいわゆる農林水産業に係る所得を申告しておられる方々、全ての方々が対象になると理解しておりますけれども、現場では自分が本当に対象になるのだろうかという疑問を持っている方もおられますから、それぞれの業績について、業態について、そういったことをしっかり細かく説明させていただくことが必要だと思っていますと、これ国会で答弁しているのです。質問しているのは自民党の木村次郎議員です。  さらに、立憲の大串博志議員も質問しているのです。このことに農水大臣がどう答弁しているか。多くの農業者の方々が自分は規模も小さいし、小規模であるから持続化給付金の対象にならないだろうというような判断をされていることも多い、農林の場合はほぼほぼこれは対象になる可能性が極めて高いということでありますから、農業者の元に一日も早くこの制度が理解され、そして利用されるように努力していきたいと、このように農水大臣が答弁しているのです。これは本当に皆さんかなりの確率をもって対象になって、申請すると2週間後にはそのお金がご本人に振り込まれるという実例を聞いています。ただ、この問題はこの給付金、この申請というのは紙ベースではなくて、スマホかパソコンで申請するということなのです。なかなか面倒くさいというか難しくて、スマホが得意でない方もいらっしゃいますから、これぜひ市として先ほど支援するというふうにおっしゃいましたので、申請の支援をしていただきたいというふうに提案したいと思っています。  ちなみにこの民間の農業団体である農民組合がこの申請をサポートしています。例えば香取市では174人が申請、多古町では60人、八街市では20人、成田市では22人、これ申請して結果がどうなったかというのは、直接ご本人にお金が振り込まれるので、まだ実績は把握していないということなのです。この申請サポートについて、実際には県内で3か所の申請のサポート介助がありますけれども、松戸市、船橋市とか、ちょっと遠いので、印西市独自で、特に農家の方が多いですから、印西市は。申請サポートを印西市独自でするというこのことの考えについて、お伺いしたいと思います。 ○議長(板橋睦) 土屋環境経済部長。 ◎環境経済部長(土屋茂巳) お答えいたします。  既に現在も困っている農家については、親身に声を聞き、寄り添った対応をしているところでございます。また、今回のこの持続化給付金につきましては、コロナの影響を受けた農家が減収されたということでの給付金でございます。そういった相談がございましたら、私どもも親身にその相談に対応してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) また先ほど言ったように、もしかして自分は対象でないというふうに考える人もいるので、申請を待つのその前に、もっとこういう給付金の制度あるのだよということをPRしていただきたいと思っております。よろしくお願いします。  次に、2番のコロナ禍での職員の労働について伺います。これ時間外労働の多い部署とどのぐらい多いかについて伺いたいと思います。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えいたします。  規則上の上限の一つでございます月45時間を超えて勤務している課といたしましては、社会福祉課、子育て支援課、保育課、学務課などでございます。また、月45時間を超えて勤務している人数といたしましては、最も多い月で社会福祉課が対象職員11名のうち7名、子育て支援課が13人のうち5人、保育課が17人のうち10人、学務課が6人のうち2人という状況でございます。また、所属ごとに最も多かった職員の時間数といたしましては、社会福祉課が5月で月143時間、子育て支援課が6月で70時間、保育課が4月で105時間、学務課が同じく4月で52時間という状況でございました。  以上です。 ○議長(板橋睦) 20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) 今おっしゃった時間というのは、これはその課の担当の合計ということですか。1人当たり特に多い職員が例えば社会福祉課が143時間ということなのですか、それともその課の合計ですか。もし1人当たりの時間数が分かればお伺いしたいと思います。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えいたします。  ただいま申し上げました時間数につきましては、所属ごとに最も多かった職員の時間数ということでございます。 ○議長(板橋睦) 20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) これ1か月に143時間ということですか。ちょっとこれ絶句というか、こういう状況でいいのですか。いいと思っていますか。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) 先ほど来申し上げました規則で、一応基本的には月45時間を限度という形でさせていただいているところでございますが、今回ちょっと新型コロナウイルスの関係で、特別給付金、今回は143時間と一番多かったところなのですが、特別給付金の関係でゴールデンウイークの間ちょっと返上して仕事をされたといったことの状況を伺っております。かなり多い状況で、もちろん好ましい状況ではないというふうには考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) これは、労働基準法に違反するのではないかと思いますけれども、例えばコロナの問題はこれで収束するのではなくて、いつ終わるか分からないような、こんな状況なわけです。特に社会福祉課は11人中7人、これだけの多くの率で皆さん残業しているので、収束の見えないコロナ対策、これ対策、市民を守る立場から職員の増員、これはぜひ考えるべきだと思いますが、ちょっとその点について考えを伺います。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えをいたします。  職員の増員につきましては、今年度は定めました定員管理計画があるのですが、そちらのほうで今後5年間で28人ほど職員の増員ということで、計画をしているところでございます。着実に職員採用を進めながら、適正な人員の確保に努めてまいりたいと、そのように考えております。  以上です。
    ○議長(板橋睦) 20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) 今おっしゃった定員管理計画というのは、多分コロナ前で計画したと思うのです。実際にコロナが発生して、本当に先が見えない中で、これ計画そのものも見直して、職員の増員を求めたいと思います。  次に移ります。3番の介護事業者へのアンケート結果、これは仕組みづくりというふうにおっしゃいましたけれども、具体的にはどのような仕組みづくりを検討しているのか、お伺いします。 ○議長(板橋睦) 富澤福祉部長。 ◎福祉部長(富澤実) すみません。お答えする前に発言の訂正をお願いいたします。  3についての答弁の中で、新型コロナウイルスの感染症による状況と申し上げるところを症状と申し上げてしまいましたので、ご訂正をお願いします。  それではお答えいたします。コロナ禍の中で、事業所の方々が情報を共有する方法として、これまでアンケート形式の情報収集と発信に加え、新たな手法として、リモート会議やITを中心としたコミュニケーションツールを使った意見交換会などを想定しております。既に民間では、様々なアプリケーションが開発されておりますが、市が主体となって情報を共有する場を設定する場合、不適切な投稿や誤った情報を管理、また関係者のみ参加できる仕組みをつくる必要もあり、課題は多岐にわたります。このようなことから、事業所同士の情報共有にはどのような形がよいか、事業所と相談しながら仕組みを考えていきたいと思っております。コロナ禍で対面できない状況であっても、これまで築いてきた顔の見える関係により、事業所同士が電話で情報交換をしている実情もありますので、この後もこの関係を継続的できるよう、事業所に対して支援を行ってまいります。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 残り時間を考慮の上質問を行ってください。  20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) 4番のふれあいバスの無料化について伺います。  市民の皆さんからどのような要望や意見が寄せられているのでしょうか。 ○議長(板橋睦) 富澤福祉部長。 ◎福祉部長(富澤実) お答えいたします。  市民の方から寄せられました主なご意見といたしましては、ただいまのご質問で山田議員からご指摘いただいた申請窓口の拡大やホームページ以外からも申請書を簡単に入手可能としてほしいというご意見を伺っております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) 分かりました。8月の利用者は、7月と比べて500人近く伸びているのです。8月末の70歳以上の高齢者人口は1万6,515人と聞いています。もちろん高齢者の皆さんが全員バスを利用するわけではありませんけれども、高齢者人口は増え続けています。現状を踏まえて、市内の公民館、コミュニティーセンターの4館等に申請書を設置したり、またふれあいバスの車内にも設置するなど、申請をもっとしやすくする考えというのはないでしょうか。 ○議長(板橋睦) 富澤福祉部長。 ◎福祉部長(富澤実) お答えいたします。  高齢者の方の利便性向上に配慮し、ご提案の内容も含めまして、より簡便な手続が可能となるよう、今後検討してまいります。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) ふれあいバスの高齢者への無料化というのは、日本共産党は繰り返し要求してきました。先ほど本当にたまたま引っ越しのとき見つけて、23年前のふれあいバス運行に関する要望書、これ当時の海老原栄市長に提出して、ふれあいバスの無料化を求めました。このたび実現できました。これは日本共産党だけではなくて、他の複数の議員の皆さんも議会質問で取り上げました。希望する高齢者の皆さんが簡便に無料パスを利用できるよう、早急な検討を求めて最後の次に移ります。  住宅リフォームについてです。住宅リフォームで、答弁では自治体により助成額に幅があるとのことでした。近隣自治体の助成額はどのようになっているのか、把握されているのでしたら、伺います。 ○議長(板橋睦) 富澤福祉部長。 ◎福祉部長(富澤実) お答えいたします。  成田市、四街道市、白井市などの近隣自治体の助成額は、上限額が20万円から70万円と、市町村によって幅がございます。印西市より助成額が多い自治体もございますが、そのような自治体では、非課税者のみを対象としているものや課税者には所得状況により給付要件を定めているところがございます。なお、印西市につきましては、20万円を上限としているところでございますが、所得の制限を設けずに給付をさせていただいているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) 20万円とはいえ、所得制限を設けていないというのは、大いに評価したいと思います。  それでは、市として助成額や助成回数について改善すべきと考えますけれども、改善の検討の考えはあるでしょうか。 ○議長(板橋睦) 富澤福祉部長。 ◎福祉部長(富澤実) お答えいたします。  障がいのある人が住宅を改修することで、居住での生活動作を円滑にするためにも、現行の助成制度の在り方を整理し、今後検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) 分かりました。ちなみに給付実績をもし把握されているのでしたらお答えいただきたいと思います。 ○議長(板橋睦) 富澤福祉部長。 ◎福祉部長(富澤実) お答えいたします。  過去5年間の実績で申し上げさせていただきます。平成27年度が4件、平成28年度が2件、平成29年度がございませんでした。平成30年度が5件、令和元年度が1件となっております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) この20万円ですけれども、助成額の20万円の根拠について伺います。 ○議長(板橋睦) 富澤福祉部長。 ◎福祉部長(富澤実) お答えいたします。  助成額の20万円でございますが、こちらにつきましては、介護保険制度の居宅介護住宅改修に準じているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) 介護保険制度に準じているということで、この制度内容の見直しについて、これ見直しは行っているのでしょうか。 ○議長(板橋睦) 富澤福祉部長。 ◎福祉部長(富澤実) お答えいたします。  住宅改修の給付事業につきましては、平成18年度に障害者自立支援法が施行された際に、新規制度とし、障がいのある65歳以上の方や40歳以上65歳未満で16種類の特定疾患に該当する介護保険の対象となる方が同じようなサービスを利用する場合には、法の定めにより、原則として介護保険のサービスが優先されることとなっております。このようなことから介護保険制度に準じたところであり、金額等の見直しは行っていない状況でございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) この20万円という助成額、この拡大というの検討できないでしょうか。 ○議長(板橋睦) 富澤福祉部長。 ◎福祉部長(富澤実) お答えいたします。  繰り返しになってしまいますが、制度の在り方につきましては、実情に即した支援が行えますよう、今後検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) 前向きな答弁をいただきました。今までの答弁をまとめてみますと、障害者自立支援法の施行から14年が経過していますが、今まで見直しをしなかった。制度は介護保険制度に準じているとのことですけれども、そもそもこの介護保険制度、2000年4月にスタートして今年で21年目に入りますが、この間介護保険料は上がり続けてきました。にもかかわらずサービスの見直しをしなかったということです。20万円の助成額といっても、印西市が全部出すのではなくて、国や県、市がそれぞれ負担するわけですから、仮に市が3分の1としても、約6万円の負担にすぎません。市の負担です。これ最後に答弁されたように、早急に実情に見合った支援の実施を求めて私の質問を終わります。 ○議長(板橋睦) これで山田喜代子議員の個人質問を終わります。  自席にお戻りください。  暫時休憩します。    休憩  午後1時30分    再開  午後1時30分 ○議長(板橋睦) 再開します。  引き続き個人質問を行います。  4番、松本有利子議員の発言を許します。  質問方式は一問一答です。  4番、松本有利子議員。 ◆4番(松本有利子) 皆様、こんにちは。4番、松本有利子です。一問一答方式にて質問してまいります。  まず、短いながらも市政にこれまで関わらせていただき、気づいたことがございます。それは、私の思っている以上に、市では様々な取組を行っていたということです。しかしながら、私のように市のその取組について今まで知らなかったという市民の方々も多くいらっしゃいます。そこで、今回は市の取組だけではなく、周知という部分にも着目して質問させていただきたいと思います。  それでは、大項目1、災害対策について。  (1)、市民との連携について。  ①、自主防災組織推進のための取組について伺います。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えをいたします。  自主防災組織推進のための取組につきましては、組織設立時には防災備品等を譲与、平時については、防災訓練等の活動に対し助成金を交付しております。また、研修会や市総合防災訓練を実施し、人材の育成や体制の強化に取り組んでいるところでございます。  以上です。 ○議長(板橋睦) 4番、松本有利子議員。 ◆4番(松本有利子) 分かりました。  去年も質問させていただきましたが、②、自主防災組織に属していない自治会等との連携について伺います。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えいたします。  災害対策につきましては、地域の被害を最小限に抑えるためには、地域住民相互の協力が必要不可欠であることから、地域防災力の向上を目的といたしまして、市町内会自治会連合会を通じまして、啓発活動のご協力や市総合防災訓練の参加などによりまして、今後も連携を図ってまいりたいと考えているところでございます。 ○議長(板橋睦) 4番、松本有利子議員。 ◆4番(松本有利子) 自主防災組織に属していない自治会やマンション管理組合は実際にあります。町内会自治会連合会に属していない組織もあります。つまりこれまで市が啓発活動を行っていた自主防災組織の推進についてよく分かっていない組織もあります。だからこそ、直接自治会やマンション管理組合に手紙や連絡が来れば、実際に議題として取り上げていただける可能性が高まるのではないでしょうか。  そこで質問ですが、自主防災組織に属していない自治会やマンション管理組合等へ自主防災組織推進に関する手紙等を送る考えがあるか、伺います。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えいたします。  現在市町内会自治会連合会を通じまして、市政学習会等において、災害時の行政と地域の役割などについて説明及び資料を配付しているところでございます。今後も自主防災組織の結成されていない自治会等へ引き続き結成に向けた啓発活動を行ってまいりたいと、そのように考えております。 ○議長(板橋睦) 4番、松本有利子議員。 ◆4番(松本有利子) 分かりました。  自主防災組織に属していない自治会等への災害時の情報提供についての市の考えを伺います。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えいたします。  現在自主防災組織が結成されているか否かにかかわらず、災害情報の伝達方法につきましては、防災行政無線、防災メール、ホームページ、防災ツイッター等での伝達となります。また、災害情報の提供方法につきましては、市広報紙等において周知を行っているところでございます。  以上です。 ○議長(板橋睦) 4番、松本有利子議員。 ◆4番(松本有利子) 分かりました。  自主防災組織に属していない自治会等は、自主防災組織が自分たちで災害情報を収集して、それを基に行動していくという組織の動き方みたいなものも全く知らなかったりします。本来ならば、自主防災組織に入っていないとしても、災害時の組織としての動きなどは、各自治会でも考えていかなければなりません。自治防災組織推進に関する広報の中で、例えば自主防災組織の動きを例に挙げたりして、組織としての災害時の動きのヒントになるようなものもぜひ一緒に広めていっていただけたらと個人的には思っております。再質問はありません。  (2)、災害時の情報通信について。  ①、災害時の情報提供について、ホームページ等での受付の周知について伺います。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えいたします。  現在のところホームページからいただいた情報についての受付体制が整っていない状況となっております。しかしながら、市民の皆様からの情報を提供していただくことは、有効な情報収集の手段であると考えておりますことから、今後ホームページの活用を含め検討してまいりたいと考えております。 ○議長(板橋睦) 4番、松本有利子議員。 ◆4番(松本有利子) 分かりました。  この件に関しましては、以前も質問させていただきましたが、ウェブでの災害情報の収集というのは、電話の対応よりも職員の皆様の作業を効率化でき、有効な手段であると考えますので、できる限り早く受付体制を整えていただき、周知していただけたらと考えております。  ②、防災行政無線とホームページのリアルタイム連携について伺います。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えいたします。  防災行政無線とホームページのリアルタイム連携につきましては、現在のところ防災行政無線の放送に合わせまして、手動にて対応している状況でございます。今後ホームページ、SNS等の多様な情報配信ツールとリアルタイムで連携できるよう、システムの整備を検討してまいりたいと考えております。 ○議長(板橋睦) 4番、松本有利子議員。 ◆4番(松本有利子) 昨年にホームページと防災行政無線のリアルタイム連携ができれば、6回線の防災テレホンサービスがつながらないときも、すぐに防災行政無線の内容を誰でも知ることができるのではないかと質問してきましたが、その後ご対応いただきましたことに大変感謝いたします。ぜひともおっしゃるように、多様な情報発信ツール、例えばツイッターや以前質問しました防災ラインの活用なども含めまして、それらの連携についてもご検討いただけたらと思います。  再質問です。まだホームページと防災行政無線とのリアルタイム連携について知らない市民も多くいると思いますが、それらの周知について検討されているか、伺います。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えいたします。  防災情報の取得方法につきましては、引き続き市広報紙、ホームページ等に加えまして、防災ツイッターにおいても周知を行ってまいりたいと考えております。 ○議長(板橋睦) 4番、松本有利子議員。 ◆4番(松本有利子) ③、緊急時の職員への情報伝達について伺います。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えいたします。  緊急時の職員への情報伝達につきましては、休日、夜間に災害対応が必要となった場合、緊急連絡網及び防災メールによる伝達ということになっております。  以上です。 ○議長(板橋睦) 4番、松本有利子議員。 ◆4番(松本有利子) 分かりました。  通信障害が発生した場合の対応について、昨年視察で福岡市の防災について学んだときに、緊急時の情報伝達やその対応を円滑に行うため、公用携帯電話を各局、区、室、これは福岡市役所での呼び方ですが、に2台ずつ配備し、24時間365日体制で対応しているとのことでした。市としても前年度の災害時のような緊急の場合や通信障害等が発生した場合には、同じように公用携帯電話を活用する考えがあるか、伺います。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えいたします。  印西市に地震が発生した場合には、震度情報に応じた配備基準により、自動参集することとなっております。しかしながら、その他の緊急的な災害対応につきましては、携帯電話やインターネット回線等に通信障害が生じた場合、現状においては、通信障害が解消されるまで迅速な情報伝達が行えず、災害対応について時間を要することも予想されているところでございます。今ご指摘がありましたようなことも含めまして、今後公用携帯電話を含め、多様な系統による情報伝達について、他市の事例も参考といたしまして、調査研究してまいりたいと考えております。 ○議長(板橋睦) 4番、松本有利子議員。 ◆4番(松本有利子) ④、災害時に通信障害が発生した際の対応として、車載型基地局の要請等について進展があったかを伺います。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えいたします。  NTTドコモ、au、ソフトバンクへの要請につきましては、基本的には各携帯電話会社から千葉県に派遣されるリエゾンを通じての対応と伺っておりますが、NTTドコモにつきましては、被災地の状況に応じまして、各市町村へ派遣が検討される移動型のリエゾンを通じても要請が行われるということを確認しているところでございます。 ○議長(板橋睦) 4番、松本有利子議員。 ◆4番(松本有利子) 確認ですが、つまり通信会社と協定を結ばなくても、災害時には車載型基地局の要請を受けていただけるという認識でよろしいでしょうか。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えいたします。  要請は、リエゾン等を通じ実施し、協定締結の有無にかかわらず、災害の状況により必要な対策を講じていただけると伺っているところでございます。  以上です。 ○議長(板橋睦) 4番、松本有利子議員。 ◆4番(松本有利子) 分かりました。  昨年通信会社との協定について言及いたしましたが、市としても検討を進めていただいている中で、協定がなくても車載型基地局の要請を受け入れてもらえるということが分かりました。十分ご承知だと思いますが、通信障害発生時はスピーディーに要請いただけたらと思っております。  (3)、冠水対策について。  昨年度も質問させていただきましたが、①、本年度の冠水対策について伺います。 ○議長(板橋睦) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。  市道の冠水対策につきましては、道路冠水の要因の一つといたしまして、道路の路肩にたまっている落ち葉が雨により短時間で集水ますの流入口を塞ぎ、側溝等への雨水の流入を阻害している場合もありますことから、令和2年度につきましても、大雨等が予想される場合などには、過去に冠水が発生した箇所などを確認し、市職員が事前に集水ます周辺の落ち葉の清掃を行っているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 4番、松本有利子議員。 ◆4番(松本有利子) おっしゃるようにボランティアで災害時に集水ます清掃をされていた方からも、路肩の土や葉等が流れてきて、集水ますを塞いで冠水していた可能性を指摘されました。特に坂になっているところはそれが起こりやすく、集中豪雨の際には冠水が起こってしまっている現状があります。  そこで質問します。災害シーズン前に集中的に路肩等の清掃をする考えがあるか、伺います。 ○議長(板橋睦) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。  主要な幹線道路につきましては、路肩にたまった土砂等の撤去などを目的に、路面清掃車による道路清掃を実施しているところでございます。路面清掃車を使用した道路清掃につきましては、路面清掃車のほか、散水車、ダンプトラック等を組み合わせ、大がかりな交通誘導を伴う作業となり、費用的なこともございまして、年に1回街路樹などの落葉後に実施しているところでございます。なお、台風や大雨などの直前には、道路パトロールによる集水ますの点検、清掃等を実施いたしまして、道路の冠水防止に努めてまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 4番、松本有利子議員。 ◆4番(松本有利子) 分かりました。  次の質問に移ります。昨年冠水しやすい箇所と別件ですが、道路の白線の情報共有の方法として、端末を使ったデータ管理について言及させていただきました。今インフラ系の公的な機関でも、現場でタブレットを使って本部とリアルタイム連携しているようなところも多くあります。実際に例を挙げさせていただきます。私の勤める会社では、とある自治体の公的事業において、タブレットを現場で使いながらデータを共有するシステムを構築していました。なぜタブレットを使うかといいますと、現場にて対象物の点検等をした際、その場でタブレットを使って写真を撮ったり、情報を書き込んだりすると、リアルタイムで全職員にその情報を共有することができます。また、今までの全ての情報を端末の中で地図上に表示することも可能ですし、何かデータを検索したいときは、簡単に並べ替えやカテゴライズされたデータを見つけることができます。つまり職員の皆様の作業の効率化や情報の漏れを防ぐことにもつながっていました。よって、当市におきましても、冠水箇所の情報共有に限らないかと思いますが、今後は現場でタブレット等を使って情報を共有していくべきではないかと考えますが、②、端末を使ったデータの管理について検討されているか、伺います。 ○議長(板橋睦) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。  冠水箇所に関する情報の管理につきましては、現在のところ近年発生した冠水箇所等の位置を市内全図に転記いたしまして、担当課において情報共有を図っているところでございます。なお、端末を使ったデータ管理につきましては、関係各課と調査研究してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 4番、松本有利子議員。 ◆4番(松本有利子) 分かりました。  データを紙ベースから電子データでの管理に移行するには課題も多くあると思いますが、それさえもシステム業者側との話合いで解決できることがとても多いですので、ぜひとも調査研究いただけたらと思っております。  それでは、2番、医療、歯科について。  (1)、災害医療については、1点だけ確認させてください。昨年市と医療機関との連携のための印西市災害医療会議の設置について質問いたしました。その際に市からは、印旛保健所等と連携していくというようなご回答をいただきましたが、本年度の災害時に備えて、市と医療機関との連携はされているのか、伺います。 ○議長(板橋睦) 酒井健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(酒井和広) お答えいたします。  災害が発生した場合でも、市民の皆様が適切な医療を受けられるよう、印旛保健所や印旛市郡医師会、印旛郡市歯科医師会印西地区などの医療関係者とは日頃より連携を密にしてまいりたいと考えております。 ○議長(板橋睦) 4番、松本有利子議員。
    ◆4番(松本有利子) 分かりました。  以前質問した際にも申し上げましたが、災害時の初動対応は、被災者の命が助かるかを左右する非常に重要なこととなりますので、そういったところも含めまして、連携をお願いできたらと思っております。  それでは、(2)、オンライン診療について。先日藤江議員へのご回答で理解した部分もございますが、質問してまいります。オンライン診療は、コロナ禍以前から国が推進している事業であり、身体的に病院に行くのが大変な方、病院までの交通手段確保が難しい方等が活用できるもの、また市として、在宅医療、地域医療連携を進める上でも必要となってくる要素であると考えております。よって、オンライン診療を市としても推進していくべきだと考えます。  そこで質問いたします。①、現在の普及状況について伺います。 ○議長(板橋睦) 酒井健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(酒井和広) お答えいたします。  普及状況につきましては、6日の会派公明党、藤江議員のご質問にお答えしたとおりでございます。 ○議長(板橋睦) 4番、松本有利子議員。 ◆4番(松本有利子) 4件の医療機関が登録しているとのご回答でした。  ②、オンライン診療における市の取組について伺います。 ○議長(板橋睦) 酒井健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(酒井和広) お答えいたします。  こちらにつきましても4日の会派公明、藤江議員のご質問にお答えしたとおりでございます。 ○議長(板橋睦) 4番、松本有利子議員。 ◆4番(松本有利子) 分かりました。  市は、オンライン診療が有意義なものと考えていて、引き続き医師会の方々と情報交換していくとのことでした。  そこで、さらに具体的な部分について質問していきます。再質問です。オンライン診療システムの導入において、費用の一部が経済産業省のIT導入補助金、最大4分の3補助される等の支援策が存在しますが、医療機関への周知は行っているか、伺います。 ○議長(板橋睦) 酒井健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(酒井和広) お答えいたします。  国の補助制度につきましては、千葉県から印旛市郡医師会等を通じまして、各医療機関に通知されていることを確認しているところでございます。 ○議長(板橋睦) 4番、松本有利子議員。 ◆4番(松本有利子) 分かりました。  実際市内でオンライン診療を導入しようとした医療機関で、診察料の支払いにおいて後日来院の必要がある等の課題があり、断念したところもあったようです。今後市としてオンライン診療を推進していくような場合には、ぜひともボトルネックとなっている部分を洗い出し、その部分、例えば前述しました支払いのシステム導入等を市で補助できるような仕組みをつくるなどしていただけると、オンライン診療を始められる医療機関も増えてくるのではないかと思います。  再質問です。オンライン診療システムやその機能も兼ね備えた地域医療連携システムを既に導入している自治体もありますが、現段階で市全体にシステムを導入するような考えはないか、伺います。 ○議長(板橋睦) 酒井健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(酒井和広) お答えいたします。  オンライン診療システム等地域医療連携システムにつきましては、受診する医療機関が多岐にわたること、受診状況等の個人情報の管理等課題等が多くあるものと認識しております。 ○議長(板橋睦) 4番、松本有利子議員。 ◆4番(松本有利子) おっしゃるとおりで、今の状況下で市全体で医療機関にシステムを導入していただくというのは課題も多くありますし、医療機関の皆様からのご理解をいただくことも必要になってくると思います。ただ、オンライン診療は病院に通いにくい方が活用できるという以外にも、例えば休日診療を行うきっかけとなったり、今の時代に合った様々なメリットも生まれてきたりすると思いますので、藤江議員へのご回答でもあったとおり、医師会等を通じた情報交換において、市としての方向性もご検討いただけたらと思っております。  それでは(3)、予防歯科について。印西市歯と口腔の健康づくり推進条例が平成25年に施行されてから7年以上たちました。実際の取組は、第2次健康いんざい21にも記載されていますが、①、印西市歯と口腔の健康づくり推進条例における実績について伺います。 ○議長(板橋睦) 酒井健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(酒井和広) お答えいたします。  印西市歯と口腔の健康づくり推進条例におきます実績といたしましては、情報発信として、6月の歯と口の健康週間には、「広報いんざい」での啓発を行うとともに、歯科保健啓発事業といたしまして、歯みんぐ・カミング・8020を開催しております。また、虫歯予防対策といたしましては、歯の磨き方、ブラッシング指導と言われるものですが、こちらを行うとともに、2歳児歯科健診におきまして、希望者の方へフッ化物塗布を実施しているところでございます。さらに、ライフステージに応じました支援といたしまして、いんざい健康ちょきん運動の実施会場へ出向きまして、誤嚥性肺炎予防に向けました講話等を実施しているところでございます。 ○議長(板橋睦) 4番、松本有利子議員。 ◆4番(松本有利子) 分かりました。  ②、小学生未満の子供への取組について伺います。 ○議長(板橋睦) 酒井健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(酒井和広) お答えいたします。  就学前の乳幼児への取組といたしまして、乳幼児健診、歯科教育がございます。乳幼児健診における歯科健診でございますが、歯科医師及び歯科衛生士が保護者からのご相談に対し、細やかな対応をしているところでございます。その他、歯科教育は、市内保育園や幼稚園、子育て支援センター、子ども発達センター等へ出向きまして、対象者に合わせました講話や歯の磨き方指導等を行っております。また、市内小学校の就学時健康診断会場18か所に歯科衛生士が出向きまして、保護者に対し、永久歯列を守ることを重点に講話を行っているところでございます。これらの取組から、乳児の虫歯の罹患率は年々低下傾向になっている状況でございます。 ○議長(板橋睦) 4番、松本有利子議員。 ◆4番(松本有利子) 分かりました。  ③、学校での取組について伺います。 ○議長(板橋睦) 大木教育長。 ◎教育長(大木弘) お答えいたします。  各学校では、全学年で年に1回歯科健診を実施し、健康上の問題があると認められる場合には、児童生徒及び保護者に対し、治癒勧告等の指導を行うとともに、学校歯科医による保健指導や歯科衛生士によるブラッシング指導を実施しているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 4番、松本有利子議員。 ◆4番(松本有利子) 分かりました。  印西市の小学生の虫歯の割合は減少傾向にあるか増加傾向にあるか、伺います。 ○議長(板橋睦) 大木教育長。 ◎教育長(大木弘) お答えいたします。  虫歯があり、治療が終わっていない児童の割合につきましては、平成22年度が23.9%だったのに対し、年々減少傾向が続いており、令和元年度は15.3%にまで減少しております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 4番、松本有利子議員。 ◆4番(松本有利子) これまでのお話で、小学生未満の子供、そして小学生の子供に関しても、関係者の皆様のお力があって虫歯の割合が減るなどの成果が十分に挙げられてきていることが分かりました。  そこで④、学校での取組における新型コロナウイルス感染症対策について伺います。 ○議長(板橋睦) 大木教育長。 ◎教育長(大木弘) お答えいたします。  歯科健診につきましては、例年ですと4月から5月にかけて実施しておりますが、今年度につきましては、学校歯科医と相談の上、2学期以降に延期して実施する予定でございます。学校歯科医による保健指導につきましては、各学校と学校歯科医との間で相談の上、実施の可否を決めております。また、歯科衛生士によるブラッシング指導につきましては、今年度は全ての学校で中止の決定をいたしたところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 4番、松本有利子議員。 ◆4番(松本有利子) 新型コロナウイルス感染症対策を最優先事項として考えていることに異論はございません。今おっしゃっていただいたように、今まで市として成果を上げてきた予防歯科の取組において、このコロナ禍の影響で思うようにできない部分もあると思います。一部関係者様からは、虫歯の子が今後増えたりしないか心配だという声も聞こえてきますが、このような状況の中で、学校として予防歯科への取組についての考えも変わってくる、変えなくてはいけない部分もあると思いますが、今後の方針について伺います。 ○議長(板橋睦) 大木教育長。 ◎教育長(大木弘) お答えいたします。  国内外の感染の状況を見ますと、新型コロナウイルス感染症につきましては、長期的な対応が求められるものと考えております。したがいまして、歯科指導におきましても、学校における新しい生活様式と向き合いながら、学校歯科医の方々と相談しながら実施をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 4番、松本有利子議員の質問の途中ですが、ここで休憩したいと思います。  午後2時10分まで休憩します。    休憩  午後1時56分    再開  午後2時9分 ○議長(板橋睦) 再開します。  休憩前に引き続き会議を開きます。  4番、松本有利子議員の質問の続きを行います。  4番、松本有利子議員。 ◆4番(松本有利子) 大項目3です。地域公共交通に関係する会議の中で配られた資料の中にも、多くの課題や対策が挙げられていましたが、まず(1)、地域公共交通の課題と対策について伺います。 ○議長(板橋睦) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えをいたします。  課題といたしましては、昨年度実施いたしました市民アンケート調査や市の現状から、路線バスとコミュニティーバスの路線の重複と運行本数が少ないこと、北総鉄道の高運賃やJR成田線の乗降客の減少などが挙げられております。その対策でございますが、現在実施しております印西市公共交通会議での議論を踏まえまして、今後策定いたします印西市地域公共交通計画に盛り込んでまいりたいと、このように考えておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 4番、松本有利子議員。 ◆4番(松本有利子) 分かりました。  先日のふれあいバス見直し検討分科会の中でも、地域公共交通計画を策定するために重要なことは、まずはふれあいバスの定義を明確にすることだとありました。例えば今後の人口減少、高齢化が進行する中で、利便性を優先するのか、それとも効率性、費用対効果を優先するのか、また路線バスとの役割を分けるのか、そういったような議論が交わされていました。そういった考えの根本的な部分、まずは市としてのふれあいバスの定義を明確にすることで、地域公共交通計画の方向性も見えてくると考えますが、市としての考えを伺います。 ○議長(板橋睦) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えをいたします。  平成2年度から運行しておりますふれあいバスにつきましては、ちばレインボーバス株式会社との協定書の中で、公共施設等循環バスとして位置づけてございます。ふれあいバスの定義につきましては、今年度策定しております印西市地域公共交通計画の中で、印西市地域公共交通会議の委員の皆様と再確認をしてまいりたいと、このように考えておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 4番、松本有利子議員。 ◆4番(松本有利子) 分かりました。  次の質問に移ります。(2)、以前柿原議員も一般質問にて触れておりましたが、MaaS、自動運転、事業者との協定を結び、実証実験を行う等の先進的技術やサービスへの取組について、市としての考えを伺います。 ○議長(板橋睦) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えをいたします。  国におきまして令和2年6月に地域公共交通活性化再生法等の一部を改正し、今後の地域公共交通の課題解決に向けたご質問の新たな取組を始めたところでございます。市におきましても、先進的技術などの取組につきましては、様々な角度から情報収集を行い、市の実情に適した課題解決策につきまして、引き続き研究をしてまいりたいと、このように考えておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 4番、松本有利子議員。 ◆4番(松本有利子) 関連して再質問していきます。  ジョルダン、ヤフー、ナビタイム等の乗換検索システムには、ふれあいバスの検索結果は表示されるか、伺います。 ○議長(板橋睦) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えいたします。  ジョルダン、ヤフー、ナビタイムに加えまして、駅すぱあとなどでも、ふれあいバスの時刻検索が可能となっている状況でございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 4番、松本有利子議員。 ◆4番(松本有利子) おっしゃるように千葉ニュータウン中央駅から印西牧の原駅までの電車の乗換検索をしましたところ、ふれあいバスの結果が表示されていました。まさに国が推奨するMaaSやスーパーシティ構想、そして印西市総合計画基本構想でも触れられているSociety5.0にもつながる一歩を既に市は踏み出していたことになります。どういうことかといいますと、これらの先進的取組の中の私の考える共通事項といたしまして、ライフスタイルに合った選択ができるということが挙げられると思います。  そこで質問していきます。目的地を入れて乗換検索をするだけで、同時にバス停の位置も表示されましたし、乗車するバスの名前も表示されてとても便利でした。今までバスの時刻検索が面倒だなと感じていた人も、なじみのある検索システムを使えばストレスが減ると考えます。また、通常乗換検索を行う際に電車を想定していたら、電車での移動手段しか目に入りませんが、しかしあらかじめ検索サイトで電車、ふれあいバス、路線バスも含めた目的地までの行き方が検索できるということを市民に周知することで、バスに乗車するという選択肢が増え、自分のスタイルに合った交通手段が選べたり、また印西市の課題としていますバスの乗車率向上にもつながったりすると考えますが、市としての考えを伺います。 ○議長(板橋睦) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えをいたします。  議員ご指摘のように、乗換検索方法の選択肢が増えることにつきましては、利用者の方の利便性の向上につながるものと考えております。市といたしましては、市ホームページなど様々な方法で検索システムの周知を図ってまいりたいと考えておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 4番、松本有利子議員。 ◆4番(松本有利子) ぜひともお願いできたらと思っております。  次の質問に移ります。特に基本構想でも述べられています先進的取組について、計画へも反映すべきではないかと個人的に考えておりますが、(3)、今後の取組について計画への反映について伺います。 ○議長(板橋睦) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えをいたします。  現在印西市地域公共交通計画を策定中でございますので、市における地域公共交通の課題への対応や先進的技術等の取組につきましても、適宜市の環境に応じた形で計画に盛り込めるよう検討をしてまいりたいと、このように考えておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 4番、松本有利子議員。 ◆4番(松本有利子) 分かりました。  ぜひとも抽象的ではなく、先進市のように具体的に盛り込んでいただけたらと思っております。  それでは、4番、イルミライ★INZAIについて。  (1)、昨年度の課題について伺います。 ○議長(板橋睦) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えをいたします。  令和元年度のイルミライ★INZAIにつきましては、例年の内容に加えまして、新たに追加装飾といたしまして、駅前デッキへ雪の結晶デザインのLEDスノーフレークの設置、シンボルツリー及び一部のケヤキ並木へプロジェクションライトなどを施し、実施したところでございます。ご質問の課題でございますが、イベントを行った際に参加者の皆様にアンケートを実施いたしましたところ、イルミネーションの規模の拡大、小さい子供などの安全配慮や千葉ニュータウン南地区でもイルミネーションを実施してほしいなどのご意見を頂戴したところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 残り時間を考慮の上質問を行ってください。  4番、松本有利子議員。 ◆4番(松本有利子) 今おっしゃっていただいたように、地域からも実際に多くの声が聞こえてきています。南地区でのイルミネーションを実施する考えはあるか、伺います。 ○議長(板橋睦) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えをいたします。  イルミネーションの実施につきましては、設置樹木の位置やその状況、電源設備の確保など、実施する際の条件を吟味する必要がございます。したがいまして、これらの条件を総合的に判断した結果、千葉ニュータウン中央駅北口のケヤキ並木45本、約400メートルが最適な場所と判断し、現在実施したものでございますので、ご理解をいただきたいと思います。 ○議長(板橋睦) 4番、松本有利子議員。 ◆4番(松本有利子) 分かりました。  イオン付近などイルミネーションがとてもきれいなのですが、一方で南地区では、なぜこちらには全くイルミネーションがないの、木1本でもいいからイルミネーションをしてほしい、そんな声が聞こえてきています。同じ千葉ニュータウン中央駅を使っていても、イルミネーションの通りを全く歩かない人たちもいます。少しでも多くの方がイルミライ★INZAIに参加できるよう、課題もあると思いますが、手段としてソーラーイルミネーション等のご検討も含め、南地区での実施のご検討もいただけたらと思っております。  (2)、今年度の実施方法について伺います。  ①、新型コロナウイルス感染症対策も含めた今年度の実施方法について伺います。 ○議長(板橋睦) 板倉市長。 ◎市長(板倉正直) お答えをいたします。  イルミライ★INZAIの実施につきましては、平成30年度に人口10万人を突破したことを記念いたしまして、新たな市の観光名所の創出を図るため、初めて千葉ニュータウン中央駅北口周辺にイルミネーションを装飾したものでございます。今年度は、昨今の新型コロナウイルスの社会情勢を鑑み、従来の設置のほか、医療従事者などへの感謝の意味を込め、ブルーライトキャンペーンをイルミネーションの一部で実施し、3密を避け、ソーシャルディスタンスを保つことのできる、360度バーチャルイルミネーション企画などを予定しておるところでございます。私といたしましては、昨今の新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、各種イベントが中止を余儀なくされておりますので、イルミライ★INZAIを実施することによって、少しでも市民の皆様に希望の光を届けて、住んでいてよかったと実感できるイベントとなるよう進めてまいりたいと、このように考えております。 ○議長(板橋睦) 4番、松本有利子議員。 ◆4番(松本有利子) 新たな取組のバーチャルイルミネーションやブルーライトキャンペーンがあるということで、とても楽しみにしております。  次の質問に移ります。②、イルミネーションやプロジェクションマッピングの拡大、分散について伺います。 ○議長(板橋睦) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えをいたします。  イルミネーションにつきましては、屋外実施のイベントでございまして、基本的には3密は避けられると考えております。また、プロジェクションマッピングにつきましては、昨年まではシンボルツリー前に大きく投影していたところではございますが、今年度につきましては、新型コロナウイルス感染拡大を考慮いたしまして、LEDプロジェクターを7基設置いたしまして、分散させることによりまして3密を避けるよう工夫し、実施をしてまいりたいと考えておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 4番、松本有利子議員。 ◆4番(松本有利子) 新たにプロジェクションマッピングの分散という取組を行っていただけるということで、分かりました。  一方で、プロジェクションマッピングについて、イルミネーションと同様に、千葉ニュータウン中央駅南口のすぐ近くに住んでいても、2年間全く知らなかったという方もいらっしゃいました。駅までは行っても北口のほうまでは行かないという方も実際に大勢います。せっかくすばらしい取組をより多くの方に体験していただきたいと思います。そこで、本年度もしくは来年度以降も含めて、プロジェクションマッピングを例えば千葉ニュータウン南地区等に拡大する考えがあるか、伺います。 ○議長(板橋睦) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えをいたします。  議員ご提案のプロジェクションマッピングにつきましては、今後設置場所や条件などを整理いたしまして、千葉ニュータウン南地区での実施について、可能な限り対応をしてまいりたいと、このように考えておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 4番、松本有利子議員。 ◆4番(松本有利子) ぜひとも対応いただきたいと考えております。  再質問です。新しい試みであるバーチャルイルミネーションもぜひ多くの市民の皆様に知っていただきたいと感じました。バーチャルイルミネーションを含めたイルミライ★INZAIの周知方法について市の考えを伺って、私の質問を終わらせていただきます。 ○議長(板橋睦) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えをいたします。  周知方法につきましては、広報紙及びホームページ、SNSなどの配信を活用し、また駅前にイルミネーションフラッグの設置やイベントの告知などをメディア向けにプレスリリースを行いながら、広く周知を図ってまいりたいと、このように考えておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) これで松本有利子議員の個人質問を終わります。  自席にお戻りください。                        〇 △散会の宣告 ○議長(板橋睦) 以上で本日の日程は全部終了しました。  本日はこれで散会します。  お疲れさまでした。    散会  午後2時24分...