印西市議会 > 2020-09-03 >
09月03日-01号

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  1. 印西市議会 2020-09-03
    09月03日-01号


    取得元: 印西市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-26
    令和 2年  第3回定例会( 9月定例会)       令和2年第3回印西市議会定例会 議事日程(第1号)                              令和2年9月3日(木)午前10時開議日程第 1 会議録署名議員の指名                                日程第 2 会期の決定                                     日程第 3 諸般の報告                                     日程第 4 行政報告                                      日程第 5 議案第 1号 印西市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について        日程第 6 議案第 2号 印西市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について         日程第 7 議案第 3号 印西市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例             の一部を改正する条例の制定について                  日程第 8 議案第 4号 印西市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について  日程第 9 議案第 5号 印西市道路占用料条例の一部を改正する条例の制定について        日程第10 議案第 6号 印西市急傾斜地崩壊対策事業分担金徴収条例の一部を改正する条例の制定につ             いて                                 日程第11 議案第 7号 印西市都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例の制             定について                              日程第12 議案第 8号 印西市公共下水道事業分担金徴収条例の一部を改正する条例の制定について 日程第13 議案第 9号 印西市下水道条例の一部を改正する条例の制定について          日程第14 議案第16号 印西市ひとり親家庭等医療費等の助成に関する条例の一部を改正する条例の制             定について                              日程第15 議案第10号 令和2年度印西一般会計補正予算(第5号)              日程第16 議案第11号 令和2年度印西国民健康保険特別会計補正予算(第3号)        日程第17 議案第12号 令和2年度印西介護保険特別会計補正予算(第2号)          日程第18 議案第13号 工事請負契約の締結について                      日程第19 議案第14号 工事請負契約の変更について                      日程第20 議案第15号 印西市基本構想の策定について                     日程第21 認定第 1号 令和元年度印西一般会計歳入歳出決算認定について           日程第22 認定第 2号 令和元年度印西国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について     日程第23 認定第 3号 令和元年度印西下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について      日程第24 認定第 4号 令和元年度印西介護保険特別会計歳入歳出決算認定について       日程第25 認定第 5号 令和元年度印西後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について    日程第26 認定第 6号 令和元年度印西水道事業会計決算認定について             日程第27 報告第 1号 令和元年度健全化判断比率及び資金不足比率の報告について        日程第28 報告第 2号 専決処分の報告について                        日程第29 同意第 1号 印西市固定資産評価審査委員会の委員の選任につき同意を求めることについて日程第30 同意第 2号 印西市教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについて      日程第31 諮問第 1号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて       出席議員(22人)   1番   柿   原   健   一       2番   梶   原   友   雄   3番   藤   江   研   一       4番   松   本   有 利 子   5番   伊   藤   真   一       6番   稲   葉       健   7番   小   川   利   彦       8番   玉   木       実   9番   米   井   重   行      10番   櫻   井   正   夫  11番   浅   沼   美 弥 子      12番   岩   崎   成   子  13番   海 老 原   作   一      14番   中   澤   俊   介  15番   藤   代   武   雄      16番   増   田   葉   子  17番   松   尾   榮   子      18番   軍   司   俊   紀  19番   金   丸   和   史      20番   山   田   喜 代 子  21番   近   藤   瑞   枝      22番   板   橋       睦欠席議員(なし)地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 市  長   板   倉   正   直     副 市 長   杉   山   甚   一 総務部長   古   川   正   明     企画財政   小   林   正   博                          部  長 市民部長   岩   﨑   博   司     環境経済   土   屋   茂   巳                          部  長 福祉部長   富   澤       実     健  康   酒   井   和   広                          子 ど も                          部  長 都市建設   川   嶋   一   郎     上下水道   笛   田   和   人 部  長                     部  長 会  計   芝   野   広   子 管 理 者 教 育 長   大   木       弘     教育部長   髙   橋       清 監査委員   小 那 木   康   淳 事務局長本会議に職務のため出席した者の職氏名 議  会   鈴   木   悦   子     議  会   吉   岡   哲   男 事務局長                     事 務 局                          次  長 係  長   篠   原   雅   男 △開会の宣告                               (午前10時) ○議長(板橋睦) ただいまから令和2年第3回印西市議会定例会を開会します。  本定例会の開催に当たり、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、議席の間隔を空けて会議を執り行ってまいりますので、ご了承願います。傍聴の皆様におかれましても、席の間隔を空けて傍聴くださいますようお願いいたします。  なお、報道機関から撮影の申出がありますので、これを許します。  また、クールビズの励行により、上着、ネクタイを外されても結構でございます。                        〇 △開議の宣告 ○議長(板橋睦) これから本日の会議を開きます。                        〇 △議事日程の報告 ○議長(板橋睦) 本日の議事日程については、お手元に配付したとおりです。ご了承願います。  また、マスクの着用を認めておりますが、着用をしたままの発言に際しましてはマイクによる音声認識にご配慮いただき、明瞭に発言いただきますようお願いいたします。  なお、休憩中は議場内の換気を行いますので、ご協力お願いします。                        〇 △会議録署名議員の指名 ○議長(板橋睦) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定によって、10番、櫻井正夫議員、11番、浅沼美弥子議員を指名します。                        〇 △会期の決定 ○議長(板橋睦) 日程第2、会期決定の件を議題とします。  お諮りします。本定例会の会期は、本日から10月6日までの34日間にしたいと思います。ご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) 異議なしと認めます。  したがって、会期は本日から10月6日までの34日間に決定しました。                        〇 △諸般の報告 ○議長(板橋睦) 日程第3、諸般の報告を行います。  本日、板倉市長から議案の送付があり、これを受理しましたので、ご報告いたします。  次に、議会活動については、一覧表にしてお手元に配付したとおりです。ご了承願います。  次に、監査委員から各会計に関する例月出納検査の結果の報告がありました。その写しをお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。  次に、本定例会の説明員の出席要求を行ったところ、出席通知のありました者の職氏名の写しをお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。  次に、本定例会において受理した陳情については、お手元に配付した写しのとおり議員配付としましたので、ご報告いたします。  これで諸般の報告を終わります。                        〇 △行政報告 ○議長(板橋睦) 日程第4、行政報告を行います。  板倉市長から行政報告の申出がありますので、これを許します。  板倉市長。    〔市長、登壇〕 ◎市長(板倉正直) 皆さん、おはようございます。令和2年第3回定例会に当たりまして、議員各位におかれましてはご多用のところご出席をいただきまして、誠にありがとうございます。また、平素から市政の進展、市民福祉の向上にご尽力をいただいておりますことに厚く御礼を申し上げます。  さて、新型コロナウイルス感染症につきましては、いまだに終息の兆しが見えず、一時期に比べますと全国的な1日当たりの感染者数は減少したものの、重症者数は依然として多く、各地でクラスターが発生するなど、予断を許さない状況となっております。印西市におきましても、7月9日に約2か月ぶりに感染者が確認されて以来、微増を続け、現在まで累計で55名の感染者数となっております。市といたしましても、感染の拡大防止のために、8月18日に印旛郡市の9市町の連名で千葉県知事に対し、保健所の体制強化や行政検査対象者の拡大、情報共有の徹底等について要望を行ったところでございます。新型コロナウイルス感染症対策につきましては、今定例会におきましても関連した予算案を提出しておりますが、今後におきましても緊張感とスピード感を持って対応してまいる所存でございます。  それでは、令和2年第2回臨時会以降の主な活動事項についてご報告をいたします。  8月15日、戦没者を追悼し、平和を祈念する事業を市役所の玄関前で開催し、平和の鐘を撞鐘するとともに、平和への願いを込めた標語の優秀作品の表彰を行いました。  8月28日、千葉県沿線市、沿線商工団体で構成する一般国道464号北千葉道路建設促進大会が千葉市で開催され、出席をいたしました。大会では、北千葉道路早期全線開通の実現のため、船橋市から西側部分の国における新規事業化や印西市から東側部分の十分な予算の確保と4車線での整備などを決議いたしました。  以上が主な報告事項でございます。  今議会に提案いたします案件は、条例10件、予算3件、契約の締結1件、契約の変更1件、決算の認定6件、報告2件、人事3件、その他1件の計27件でございます。それぞれにご提案申し上げましたときにご説明をさせていただきますので、どうぞよろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(板橋睦) これで行政報告を終わります。                        〇 △議案第1号~議案第9号、議案第16号(一括議題) ○議長(板橋睦) 日程第5、議案第1号 印西市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定についてから日程第14、議案第16号 印西市ひとり親家庭等医療費等の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定についてまでの10議案を一括議題とします。  本案について提案理由の説明を求めます。  板倉市長。    〔市長、登壇〕
    ◎市長(板倉正直) 議案第1号から議案第9号まで及び議案第16号について一括してご説明をいたします。  初めに、議案第1号についてご説明をいたします。本案は、地方税法の一部改正に伴い、条例中で引用している地方税法の条項番号を改めるものでございます。  続きまして、議案第2号についてご説明をいたします。本案は、地方税法の一部改正に準じ、介護保険料の延滞金の割合等の特例に関する規定について所要の改正を行うものでございます。  続きまして、議案第3号についてご説明をいたします。本案は、指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準及び指定居宅サービス等の事業の人員、設置及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の一部を改正する省令の施行に伴い、居宅介護支援事業所における管理者要件について所要の改正を行うものでございます。  続きまして、議案第4号についてご説明をいたします。本案は、地方税法の一部改正に準じ、保険料の延滞金の割合の特例に関する規定について所要の改正を行うものでございます。  続きまして、議案第5号についてご説明をいたします。本案は、地方税法の一部改正に準じ、道路占用料の延滞金の割合等の特例に関する規定について所要の改正を行うものでございます。  続きまして、議案第6号についてご説明をいたします。本案は、地方税法の一部改正に準じ、分担金の延滞金の割合の特例に関する規定について所要の改正を行うものでございます。  続きまして、議案第7号についてご説明をいたします。本案は、地方税法の一部改正に準じ、下水道事業受益者負担金の延滞金の割合等の特例に関する規定について所要の改正を行うものでございます。  続きまして、議案第8号についてご説明をいたします。本案は、地方税法の一部改正に準じ、下水道事業受益者分担金の延滞金の割合等の特例に関する規定について所要の改正を行うものでございます。  続きまして、議案第9号についてご説明をいたします。本案は、地方税法の一部改正に準じ、下水道使用料の延滞金の割合等の特例に関する規定について所要の改正を行うものでございます。  続きまして、議案第16号についてご説明をいたします。本案は、千葉県のひとり親家庭等医療費等助成事業の制度の変更により、助成方法等を改めるものでございます。  以上が議案第1号から議案第9号まで及び議案第16号についての提案理由及び概要でございます。よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(板橋睦) これで10議案一括しての説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑に当たっては、会議規則第56条の規定により、同一議員につき同一議題について3回を超えることができないことになっております。  また、質問につきましては、議席の配置変更に伴い、発言席に移動の上発言いただくようお願いします。円滑な議事運営にご協力ください。  なお、10議案はそれぞれ常任委員会に付託する予定です。  質疑は10議案一括して、総括的な質疑で行います。  質疑に当たっては議案番号をお示しください。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) 質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております10議案については、お手元に配付の付議事件一覧のとおり、議案第1号及び議案第4号の2議案については総務企画常任委員会に、議案第2号、議案第3号及び議案第16号の3議案については文教福祉常任委員会に、議案第5号から議案第9号の5議案については建設経済常任委員会にそれぞれ付託します。  ここで暫時休憩します。    休憩  午前10時13分    再開  午前10時14分 ○議長(板橋睦) 再開します。  ここで執行部の入替えがありましたので、ご了承ください。                        〇 △議案第10号~議案第12号(一括議題) ○議長(板橋睦) 日程第15、議案第10号 令和2年度印西一般会計補正予算(第5号)から日程第17、議案第12号 令和2年度印西介護保険特別会計補正予算(第2号)までの3議案を一括議題とします。  本案について提案理由の説明を求めます。  板倉市長。    〔市長、登壇〕 ◎市長(板倉正直) 議案第10号から議案第12号までについて、一括してご説明をいたします。  初めに、議案第10号についてご説明をいたします。本案は、令和2年度印西一般会計予算歳入歳出予算の補正、債務負担行為の補正及び地方債の補正でございます。  まず、歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億6,324万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ524億7,527万1,000円とするものでございます。  今回の歳入歳出予算の補正の主な内容でございますが、歳入につきましては、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金及び公立学校情報機器整備費補助金について増額をするものでございます。また、歳出でございますが、議会運営に要する経費及び児童扶養手当受給世帯臨時特別給付金給付事業について増額をするものでございます。  続きまして、債務負担行為の補正でございますが、市民課窓口業務委託など6件について追加をするものでございます。  最後に、地方債の補正でございますが、中学校施設整備改修事業について変更をするものでございます。  続きまして、議案第11号についてご説明をいたします。本案は、令和2年度印西国民健康保険特別会計予算歳入歳出予算の補正及び債務負担行為の補正でございます。まず、歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,135万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ93億1,989万5,000円とするものでございます。  今回の歳入歳出予算の補正の主な内容でございますが、歳入につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により見込まれる国民健康保険税の減免に対する国からの財政支援及び前年度繰越金について増額するものでございます。また、歳出でございますが、一般管理事務に要する経費について増額するものでございます。  次に、債務負担行為の補正でございますが、国保年金課窓口業務委託を追加するものでございます。  続きまして、議案第12号についてご説明をいたします。本案は、令和2年度印西介護保険特別会計予算歳入歳出予算の補正及び債務負担行為の補正でございます。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億1,388万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ57億266万4,000円とするものでございます。  今回の歳入歳出予算の補正の主な内容でございますが、前年度の給付費等の実績に伴う支払基金及び国、県からの交付金等の精算を行うものでございます。  次に、債務負担行為の補正でございますが、印西北部地域包括支援センター事業用建物賃貸借契約について追加を行うものでございます。  以上が議案第10号から議案第12号までについての提案理由及び概要でございます。よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(板橋睦) これで3議案一括しての説明が終わりました。  なお、総括的な質疑は、議会運営委員会における申合せにより省略をいたします。  ただいま議題となっております3議案については、お手元に配付の付議事件一覧のとおり、予算審査常任委員会に付託します。                        〇 △議案第13号、議案第14号(一括議題) ○議長(板橋睦) 日程第18、議案第13号 工事請負契約の締結について及び日程第19、議案第14号 工事請負契約の変更についての2議案を一括議題とします。  本案について提案理由の説明を求めます。  板倉市長。    〔市長、登壇〕 ◎市長(板倉正直) 議案第13号及び議案第14号について、一括してご説明をいたします。  初めに、議案第13号についてご説明をいたします。本案は、令和2年度松山下公園陸上競技場規模改修工事について、相手方、長谷川体育施設株式会社千葉営業所と1億3,222万円で工事請負契約を締結するものでございます。  続きまして、議案第14号についてご説明をいたします。本案は、令和元年第3回市議会定例会において議決をいただいた印西市文化ホール大森図書館規模改修工事工事請負契約について、契約金額を変更するものでございます。  変更の理由でございますが、新型コロナウイルス感染拡大の影響による工事期間の延長、消防用施設の改修等に要する経費を追加するため、現契約金額に6,368万7,800円を増額し、16億368万7,800円とするものでございます。  以上が議案第13号及び議案第14号についての提案理由及び概要でございます。よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(板橋睦) 説明が終わりました。  これから質疑を行います。  なお、2議案については、それぞれ常任委員会に付託する予定です。  質疑は2議案一括して、総括的な質疑で行います。  質疑に当たっては議案番号をお示しください。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) 質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております2議案については、お手元に配付の付議事件一覧のとおり、議案第13号については建設経済常任委員会に、議案第14号については文教福祉常任委員会にそれぞれ付託します。  ここで暫時休憩します。    休憩  午前10時23分    再開  午前10時24分 ○議長(板橋睦) 再開します。  ここで執行部の入替えがありましたので、ご了承ください。                        〇 △議案第15号 ○議長(板橋睦) 日程第20、議案第15号 印西市基本構想の策定についてを議題とします。  本案について提案理由の説明を求めます。  板倉市長。    〔市長、登壇〕 ◎市長(板倉正直) 議案第15号についてご説明をいたします。  本案は、印西市基本構想を策定するため、印西市基本構想の策定に関する条例第5条の規定により議会の議決を求めるものでございます。  本市は、これまで平成23年第3回定例会において議決をいただきました「ひと まち 自然 笑顔が輝く いんざい」を将来都市像として掲げた基本構想に基づき、合併後の均衡あるまちづくりを推進してきたところでございます。この間、大型商業施設や物流の拠点施設、データセンターなどの企業立地が進むとともに、平成30年5月には人口が10万人を突破するなど、着実に発展を遂げてまいりました。  本基本構想では、さらなる市の発展を目指すとともに、市民の皆様が住みよさを実感できるまち、将来も住み続けたいと思えるまちを目指すものとしまして、目標年度の令和12年度の将来都市像を「住みよさ実感都市 ずっと このまち いんざいで」と定めました。本基本構想の10年間において、将来都市像の実現に向けたまちづくりに取り組んでまいる所存でございます。  詳細につきましては、企画財政部長から説明いたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(板橋睦) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) 議案第15号 印西市基本構想の策定についてご説明いたします。  初めに、策定の経過についてご説明いたします。印西市基本構想の策定に当たりましては、平成30年9月に印西市総合計画策定基本方針を定めまして、平成30年10月25日付で印西市総合計画の策定について印西市総合計画審議会へ諮問をいたしました。翌年の令和元年8月には、市民会議、中学生会議を開催いたしまして、市の理想の未来像などについてご意見をいただきました。  なお、議員の皆様には、令和元年6月に総務企画常任委員会の勉強会におきまして印西市総合計画策定基本方針をご説明した後、令和元年11月に全員協議会におきまして策定の経過説明、令和2年3月に同じく全員協議会におきまして印西市基本構想及び序論の素案につきましてご説明をさせていただいております。  市民会議などでいただきましたご意見や平成29年度に実施いたしました市民満足度・重要度調査の結果、また類似団体との比較などによる現状把握、課題分析を行うとともに、策定段階に応じまして必要な都度印西市総合計画審議会からご意見を伺い、印西市基本構想の策定を進めてまいりました。その後、令和2年5月に印西市基本構想の素案について市民意見公募、いわゆるパブリックコメントを行い、10名の市民の皆様からご意見をいただきました。これらのご意見を踏まえまして策定いたしました印西市基本構想の素案につきましては、印西市総合計画審議会においてご審議をいただき、令和2年7月30日付で印西市基本構想の内容が妥当である旨の答申をいただいておるところでございます。  それでは、印西市基本構想の概要についてご説明申し上げます。印西市基本構想の目次を御覧ください。印西市基本構想は、印西市基本構想の策定に関する条例第2条第2項の規定により、基本構想の位置付け、印西市の将来都市像、まちづくりの基本的な方針、土地利用基本構想の4つの章で構成してございます。  1ページをお願いいたします。第1章、基本構想の位置付けでございますが、基本構想は市が総合的かつ計画的な行政運営を進めていくため、将来都市像を描き、その実現に向かって市民と市が計画的にまちづくりを進めていくための指針、すなわち進むべき方向を示す方針として定めるものでございまして、令和3年度から令和12年度までの10年間を計画期間としてございます。  次に、第2章、印西市の将来都市像、1、将来都市像でございますが、市民が安心して暮らし、多様なライフスタイルの下で生き生きと活動し、生活の様々な場面で住みよさを実感できるまち、そして将来も住み続けたいと思えるまちを理想像として掲げ、将来都市像を「住みよさ実感都市 ずっと このまち いんざいで」と定めたものでございます。  2ページを御覧ください。2、将来人口等の見通しの(1)、人口でございますが、本市の人口は千葉ニュータウン区域の新規宅地開発とその供給余力により緩やかに増加し、令和10年の11万100人をピークに減少に転じ、令和12年では10万9,300人と推計しております。  3ページを御覧ください。(2)といたしまして世帯数でございますが、こちらも人口動態と同様に緩やかに増加し、令和10年の4万4,160世帯をピークに減少に転じ、令和12年では4万3,960世帯になるものと推計しております。  4ページをお願いいたします。3、財政の見通しでございますが、本市の財政状況は歳入面では平成30年度から普通交付税不交付団体となっており、また令和2年度から合併に伴う特例措置がなくなり、財政運営に必要な一般財源総額に影響を及ぼしております。歳出面においても、高齢化の進展や福祉ニーズ等の増大に伴う扶助費等の社会保障関係経費の増加が見込まれるとともに、公共施設の改修に伴う地方債の新規発行によりまして債務残高は増加するため、財政運営に重い負担となることが見込まれ、今後も厳しい財政運営が続く見通しとなっております。このため、基本構想の推進に当たっては、歳入歳出の両面にわたる創意工夫に努め、行政の効率化及び合理化に向けた行政改革を推進することにより、財政構造の弾力性の確保と財政基盤の強化を図っていくこととしております。  5ページを御覧ください。第3章、まちづくりの基本的な方針、1、政策の大綱でございますが、将来都市像を実現するためのまちづくりの方向性として、分野別の5つの政策を示したものでございます。  6ページをお願いいたします。2、まちづくりの方向性といたしまして、5つの政策に係る方向性を示してございます。  政策1から順にご説明いたします。政策1、「誰もが安心して健康で明るく暮らせるまちをつくります」の安全、安心、健康福祉に関する分野でございますが、地震、台風などの自然災害への対策、交通事故や犯罪の防止対策など、市民が安全、安心に暮らすことができるまちづくりを進めるものでございます。  また、市民が生涯にわたり健康に暮らせるよう、健康増進を図れる環境をつくるとともに、住み慣れた地域で生きづらさを感じることなく、誰もが明るく生き生きと暮らせるまちづくりを進めるものでございます。  次に、政策2、「子どもたちの未来を育み誰もが心に豊かさをもたらすまちをつくります」の子育て、教育、文化に関する分野でございますが、少子化対策を積極的に推進し、未来を担う子供たちを守り、育てていく環境を整え、子供たちが健やかで心豊かに成長することができるまちづくりを進めるとともに、子供たちが未来を開くたくましい力を持ち、多様な可能性を伸ばすことができるよう、基礎的な学力の向上に加え、外国語に触れる機会やICTの活用、豊かな人間性を育むための充実した道徳教育などを進めるものでございます。  また、地域の伝統芸能や歴史、文化財の保護活用などを図るとともに、市民一人一人が生涯を通して学ぶことのできる環境の整備、多様な学習機会の提供、優れた文化、芸術に接する機会の拡大に努めるなど、全ての市民が心に豊かさをもたらすまちづくりを進めるものでございます。  7ページをお願いいたします。政策3、「地理的優位性をいかした活力あふれるまちをつくります」の産業、交流に関する分野でございますが、本市の地理的な優位性を生かし、雇用の場の確保、地域産業の活性化を図るとともに、市民が地域への愛着と誇りを持ち、ずっと住み続けたいと思えるよう、さらに本市の魅力を向上させ、認知度の向上を図り、市外からの移住や交流を促進するなど、人々が行き交うにぎわいのあるまちづくりを進めるものでございます。  次に、政策4、「自然と都市が調和する快適で人にやさしいまちをつくります」のまちづくり、生活環境に関する分野でございますが、市民が道路や水道、公園などの生活インフラを安全、安心に利用し続けられるよう施設の適切な保全を図るとともに、各駅圏や集落などを接続する利便性の高い交通ネットワーク、市街地の整備を進め、快適で機能性の高いまちづくりを進めるものでございます。  また、豊かな自然環境の保全、生活環境の美化運動などを推進するとともに、地球温暖化への対策などについて関係団体などがそれぞれの役割の下で連携し、資源循環型社会の構築を目指した、環境や人に優しいまちづくりを進めるものでございます。  8ページを御覧ください。政策5といたしまして、「市民と行政が力を合わせ持続可能なまちをつくります」の住民自治、協働、行財政に関する分野でございますが、災害への備えや高齢者世帯の増加など、共助活動の重要性が再認識される中で、コミュニティー活動への期待が高まっており、住みよい地域づくりに向けて市民一人一人が主体的な取組を進められるまちづくりに努めるものでございます。  また、個人の生活や社会全体の構造が大きく変化していくことが予想される中で、社会情勢や時代の変化、市民ニーズに対応した質の高い行政サービスを提供し、それを維持していくため、行財政改革を進めながら、将来に向けた持続可能なまちづくりを推進するものでございます。  続きまして、9ページをお願いいたします。第4章、土地利用基本構想でございますが、令和12年度までの市域における土地利用の基本的な方針を大枠として示したものでございます。なお、土地利用の詳細な内容につきましては、現在策定を進めております都市マスタープランなどにおいて今後皆様にお示ししていくものでございます。  初めに、1といたしまして、本市の土地利用の現状でございますが、市の地勢や市街地、農地などの現在の土地利用の状況について記載しております。  次に、2、将来の都市構造の方向でございますが、都市構造に関わる道路や鉄道などの交通網の現状、千葉県の国土利用計画、土地利用計画における本市の位置づけなどを踏まえた今後の都市構造の方向性を示しております。  10ページを御覧ください。3、将来の土地利用の方針でございますが、地域の特性を生かした魅力ある発展を図るため、市域を都市的な土地利用を進める都市環境ゾーンと自然的な土地利用を進める自然共生ゾーンとに分け、それぞれのゾーンでのまちづくりの方向性を定めるとともに、駅圏、地域生活拠点、産業拠点、開発検討拠点を設定いたしまして、持続的で機能的な土地利用を推進するものでございます。  それでは、都市環境ゾーンから順にご説明いたします。お手数ですが、最後のページ、12ページの土地利用構想図を併せて御覧いただきたいと思います。  初めに、都市環境ゾーンでございますが、こちらは都市計画上の市街化区域と一致してございます。現在こちらの区域は住宅やオフィス機能、商業機能、業務施設などが集積する市街地となってございます。こちらの区域を都市環境ゾーンと位置づけまして、住む、働く、学ぶ、憩うといった各種機能に対応した都市環境の整備を進めていくこととしております。  次に、自然共生ゾーンでございますが、こちらは都市計画上の市街化調整区域と一致してございます。こちらの区域は、古くからの地域の拠点である既存の集落が形成され、その周辺には美しい田園地帯や貴重な里山が広がりを見せております。こちらの区域を自然共生ゾーンとして位置づけまして、豊かな自然環境の保全や、それぞれの地域の特性を生かした暮らしと交流機能の向上を図っていくこととしております。  次に、都市軸でございますが、市北部を東西に横断するJR成田線と国道356号及び市中央部を東西に横断する北総線・成田スカイアクセスと国道464号、いわゆる千葉北道路でございますが、を都市軸として位置づけ、都市間を結ぶネットワークの強化を図るものでございます。  次に、地域交流軸でございますが、公共施設や地域生活拠点などを結ぶ道路などの交通網、また各地域の人と人をつなぐ交流ネットワークを地域交流軸として位置づけ、各拠点、各地域間の移動、交流などにおける利便性の向上を図るものでございます。  11ページをお願いいたします。駅圏でございますが、市北部のJR木下、小林駅、市中央部の北総線の千葉ニュータウン中央駅、印西牧の原駅、印旛日本医大駅の5つの駅周辺の地域につきましては、それぞれの地域の特性などを生かした拠点の形成を図るものでございます。  次に、地域生活拠点でございますが、駅圏のほか、住宅や公共施設などが一部集積する地域を地域生活拠点として、永治、船穂、宗像、六合、本埜、平賀学園台の6つの地区を設定してございます。最寄りの駅圏や公共施設などの地域間を結ぶネットワークを強化するとともに、地域の歴史的建造物や伝統、文化、豊かな自然環境などの各地域の特性を生かした人の交流により、活気ある地域の拠点としての形成を図るものでございます。  次に、産業拠点でございますが、鹿黒南、みどり台及びつくりや台、松崎工業団地を設定してございます。首都圏や成田国際空港などの周辺都市へのアクセス性を生かし、本市の発展を牽引する産業機能を集積する拠点として位置づけまして、企業誘致などを進めるものでございます。  次に、開発検討拠点でございますが、印旛中央地区及び千葉ニュータウン中央駅と印西牧の原駅の中間地点で6駅の予定地とされた箇所につきまして、住宅、産業等の需要や周辺土地利用などの状況を踏まえまして、市街地を形成すべき地区について開発検討拠点と位置づけ、土地利用の方向性や可能性を検討するものでございます。  以上が議案第15号に係る説明でございます。よろしくご審議くださいますようお願いいたします。  申し訳ございません。発言の訂正をお願いいたします。「北千葉道路」と申し上げますところを「千葉北道路」と申し上げてしまいましたので、発言の訂正をお願いいたします。 ○議長(板橋睦) 説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) それでは、質問させていただきます。  一言一句について質問するつもりはないのですけれども、今後この10年間の印西市の方針、将来像を、この基本構想で出てくるわけですから、4点ほどちょっとお聞きしたいと思います。  1点目、これ今後10年を見据えた次期総合計画の特徴というのは何でしょう。  2点目、この基本構想をつくるに当たって参考とした自治体というのはあるのでしょうか。  3点目、先ほども部長のほうから説明ございましたけれども、今年の5月に次期総合計画の基本構想に関する市民意見公募手続が実施されて、提出者は10名で、これ50件の意見の提出がありましたね。その中に、例えば修正、地域課題、参考、その他ということで、それぞれ3件、4件、26件、17件のご意見があったわけなのですけれども、これ結局10名の方から50件というだけで十分なのかというのを思いながら、先ほど部長のほうから説明もございましたけれども、このパブリックコメントをやる前に、例えば18歳以上の印西市民3,000人に対して、18歳以上の男女に対して無作為抽出でアンケートを取っていますよね。そのほか、もちろん市民会議やったり、中学生会議やったりというのは存じ上げているわけなのですけれども、そもそもこの総合計画というものを、基本構想か、基本構想というものがどういうものなのかというのを市民に十分にこれ分かってもらって、その上でこれはとても重要な計画なのだよということを分かってもらった上で、この計画を策定するに当たって市民の意見を聴くためにどんな努力をしてきましたか。そこを確認したいと思います。  最後、4点目ですけれども、土地利用基本構想に特に関連して、これもちろん3章のまちづくりの基本的な方針になろうと思いますけれども、昨年の12月に私この基本構想、総合計画について一般質問させていただいているわけです。総合計画と公共施設配置について質問をしました。そのときに、私は居住している地区の人口に比例して公共施設も配置されるべきではないか、このことを念頭に置きながら10年後のまちづくりを行うべきではないかということで一般質問をさせていただき、企画財政部長からは「公共施設の整備に当たっては、それぞれの行政サービスを所管する部課において人口規模や市民ニーズ、社会情勢などを的確に捉え、設置の可能性等について検討していくものと考える」という答弁をいただいています。では、具体的にこの半年間でどのように検討し、基本構想に盛り込まれたことがあるのでしょうか。  以上、大きく4点お聞きします。 ○議長(板橋睦) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えいたします。  まず、1つ目のご質問でございます次期総合計画の特徴は何かというご質問でございますが、本市は、町の時代も含めまして、今回が6度目の基本構想の策定となっております。過去5回につきましては、人口推計におきまして必ず増加の一途という結果、推計をしてございましたが、本基本構想におきましては初めて平成10年をピークに、計画最終年度の12年におきましては推計人口が減少すると、人口が減少するという結果になってございますことから、次期の計画の特徴につきましては人口減少へ対応した政策の推進が特徴であるというふうに認識しておるところでございます。  続きまして、作成に際し参考にした自治体はあるのかというご質問でございますが、手前どもといたしましては参考になりそうな類似団体と参考になりそうな各団体の情報を収集いたしまして本市との比較、分析を行っておりますが、基本的にはこれまでの総合計画の継続性を重視いたしまして策定したものでございます。  3番目のご質問の市民の意見を聞く工夫をしたのかというご質問でございますが、先ほどの説明と重複するかもしれませんが、まず市民会議を実施いたしまして、その後10年後の印西市を担っていただくと思われる中学生からの、中学生会議を開催いたしました。なおかつ、総合計画審議会には節目、節目でご意見を伺っております。また、本埜地区地域審議会、印旛地区地域審議会におかれましても、新市基本計画の総括、検証を行っていただきまして、次期基本構想、総合計画に引き継いでいただきたいということの要望もいただいておるところでございます。コロナ禍に、新型コロナウイルスの影響で、本年5月に予定しておりました市民説明会は中止とせざるを得なかったわけでございますが、パブリックコメントにおきまして、通常2週間のところを期間を延長いたしまして、1か月間の期間でパブリックコメントを実施してございます。  以上が市民の声を聞く工夫ということでご理解をいただきたいと思います。  最後に、公共施設の配置の関係のご質問でございますが、基本構想につきましては抽象度の高い、大まかな枠組みや方針といった意味での政策の次元に関する計画でございますので、個別事項を直接的に盛り込むべきものという認識はございません。しかしながら、基本構想の11ページの駅圏の最後の一文に公共施設に関する分を反映したつもりでございまして、今後策定する基本計画、実施計画における検討事項として検討してまいりたいというふうに考えておるところでございます。  以上でございます。    〔「すみません、議長」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) では、小林企画財政部長、続けてください。 ◎企画財政部長(小林正博) 発言の訂正をお願いします。  質問の1つ目の次期総合計画の特徴は何かについての答弁の中で、「令和10年」と申し上げるところを「平成10年」と申し上げてしまいました。大変申し訳ございません。発言の訂正をお願いいたします。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員。 ◆18番(軍司俊紀) それでは、再質問ということでお聞きしていきますけれども、まず①の次期総合計画の特徴は何かということで、今まで5回総合計画、基本構想をつくってきて、今回6度目になりますよと。その中で、今までは人口がずっと伸びてくということで考えていたけれども、今回初めて人口減少を推定したような政策を入れてつくり上げていくよということについては了解はしたわけなのですけれども、次の②にも関係するのですけれども、参考とした自治体はあるのかということでも一応回答はいただきましたけれども、共通して言えるということは、例えばこれ先進市を見てみると、先進市の中で結構、基本構想を見ていると、いわゆるSDGsってありますよね。SDGsというのが要は持続可能な開発目標ということで、私が言うまでもなくご承知かと思うのですけれども、持続可能なまちづくりをするために持続可能な世界をつくっていくために17分野の目標と169項目のターゲット、達成基準がありますよと。これらについて、基本構想の中で先進市においては言及をしているわけです。例えば今回提示された基本構想に照らし合わせると、将来都市像というのがありますよね。そして、まちの将来像を実現するためにも5つのまちづくりの基本方針というのが、これは5ページに掲げられていますよね。5ページのその5つのまちづくりの基本的な方針というものが掲げられていると。5つの基本的な方針というのは、今後策定する基本計画の骨格とも言うべき方針を示したものだということを考えられるわけです。まさにこれSDGsが目指すべき、SDGsが言っていることを具現化しているものがこの中にやはり含まれてくるということであるのであれば、印西市においてもきちんとこのことは明記すべきではなかったのかと、そのような議論はなかったのかということについて確認したいと思います。それが2点目の質問です。これは、①、②の共通の質問です。  ③については、なるほど確かに最後部長がおっしゃるとおり、通常ですと市民を集めて将来都市像はこうなりますよと、印西市が掲げる目標はこうですよということで、市内幾つかの場所で、今回は1か所設定されていましたけれども、新型コロナウイルス感染症拡大によって中止しましたというのは理解しているわけなのですけれども、今新型コロナウイルスの話が出ましたので、今回の例えばこの市民意見公募手続の中で案を修正するものというのが3件あるわけです。この3件何かというと、これ全て新型コロナウイルス感染症拡大に伴うものに対して、これ3件の意見ですけれども、多分これ1人の人か2人の人が同じようなことを書いたのではないかなというふうにして私は類推しているのですけれども、このようなことが3件の方から書かれているわけです。一個一個これ読んだりはしませんけれども、例えば新型コロナウイルスに関して1件だけご紹介すると、参考とする意見について、政策5について社会情勢や時代の変化とあるが、今日の新型コロナウイルス感染症の件をも考慮して、ポストコロナ(終息前提)、新しい生活様式イコール行動変容、市職員そのものの行動変容についても触れるべきであるみたいなご意見をいただいて、それについて参考意見としたいということを印西市は市民意見公募手続の中で結果報告ということで参考として取り上げている。確認したいのは、では市民からこういったような意見がありましたよということで、特にその新型コロナウイルス感染症拡大に伴って、この文章を読んでいるだけではどこが新型コロナウイルス感染症に関わったものなのかというのが、参考としますよ、修正しますよとは書いているのだけれども、具体的にどこを修正したのかあまり読み取れないのだけれども、それは具体的にどこなのでしょうか。それについて、もしも即答できるのであれば確認して、お答えをいただきたいなと思います。  最後、4点目。再質問としては、先ほど部長のほうからご答弁ありました。私が申し上げている、例えば公共施設の再配置について、例えば12月の議会においては、私はその総合計画と公共配置について具体的に、では市役所とか大ホールとか児童館、青少年施設はどうなのでしょうかということをそのときにお聞きをしていて、このことについて10年後の市の姿はどうあるべきかという視点で、では基本構想の中には盛り込まれていないというのはこれ読めば分かります。だけれども、そういう議論があったのかどうかと。そういう議論さえなかったのかどうか。それについてちょっと教えていただけますか。今後もしかすると、先ほどもご説明ありましたけれども、本来であれば例えばこれが都市マスタープランがあって、その中に土地の利用計画があるわけです。その中に盛り込まれてくるのかもしれませんし、それを期待していたりもするわけなのですけれども、そのことについてご回答いただきたい。  以上、再質問します。 ○議長(板橋睦) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えいたします。  まず、SDGsの関係のご質問でございますが、審議資料の序論の第3章、社会動向の6といたしまして、地方創生の充実・強化に向けた取組におきまして、「持続可能なまちづくりや地域活性化に向けて取組を推進するに当たって、SDGsの理念に沿って進めることにより、政策全体の最適化、地域課題解決の加速化という相乗効果が期待でき、地方創生の取組の一層の充実・深化につながるものとしております」というような表記をしてございます。このようなことから、基本構想の部分におきましてはお示し、記載はしてございませんが、総合計画等の一体的な推進を図るものという観点から、基本構想をブレークダウンした基本計画におきまして記載してまいりたいと考えておるところでございます。  続きまして、パブリックコメントの新型コロナに関する修正意見をどこに反映させたかというご質問でございますが、まちづくりの基本的な方針のまちづくりの方向性の政策1におきまして、「新型コロナウイルス感染症の流行を契機に、従来の生活では考慮しなかったような場においても、感染症対策を講ずる必要が生じていることから、新しい生活様式の定着を進めるとともに、感染症予防などを推進します」という一文を加えさせていただいたものでございます。  それと、公共施設の配置に関する再質問でございますが、議論はあったのかというご質問でございますが、具体的な議論はなされておりません。しかしながら、駅圏の構想、駅圏の公共施設の在り方につきましては、印西市公共施設等総合管理計画との整合性を図りながら、基本計画、実施計画において検討してまいりたいと、かように考えておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 18番、軍司俊紀議員、3回目になります。 ◆18番(軍司俊紀) 最後ということで簡単にちょっといきたいのですけれども、①、②のことでSDGsについて基本構想の中には記載はないけれども、総合計画の中で記載していくと同時に、基本計画の中で入れていきたいというふうなご答弁をいただきました。やはり今後のまちづくりというのは、国内外の新たな社会潮流であるこのSDGsの考え方、これをしっかりと取り入れていっていただきたいというふうに思いますので、このことはお願いということで、①、②については再々質問はありません。  ③についても、文章が一応入っているというのが分かりましたので、これで了解しました。  最後に、④のことで1つだけ。これは、①から④まで全部通してちょっと申し上げたいのですけれども、結局今回の基本構想、総合計画というものが、印西市で暮らす住民が印西市が考える将来像をして意見を寄せて、そして計画に反映されるというものであってほしいなと思いながらずっとこの間策定の経緯を見守ってきたわけなのですけれども、今回の新型コロナウイルスのご意見に対して文言化されているということで少しは安心したわけなのですが、こういったような作業を行っていくことが市民が行政の主体であることを実感できるのだろうなというふうに私は思うわけです。意見を言うだけではなくて、発言には責任を持って共にまちづくりを行っていくと、共に考え、痛みさえ分かち合っていくということをやっていく必要があるのかなと思います。  お聞きしたいのは、基本計画、これから第1次基本計画をつくっていくということになろうとは思うのですけれども、これにおいてもやはり市民参加のプロセスというものはきちんと取っていくということなのですよね。その中で、今申し上げた、例えばSDGsに関する文言であるとか、新型コロナウイルスに関するさらなる言及であるとか、それとか都市マスタープラン、土地利用計画なんかを含めた形できちんと市民公開され、市民からのご意見を聞きながら第1次基本計画をつくっていくという考え方でいいのかどうか確認して、私の再々質問を終わります。 ○議長(板橋睦) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えいたします。  基本計画のプロセスということでございますが、この基本構想がご賛同いただきました後にはすぐさま市民の方にお知らせするとともに、同時並行的に基本計画については策定していくと。基本計画におきましても、やはり市民の皆様によく理解していただくということが重要でございますので、再度基本計画の策定に当たりましては市民説明会等を実施しまして、内容について市民の皆様にご理解、ご了解をいただくということを想定しております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 自席にお戻りください。  質疑の途中ですが、ここで休憩したいと思います。  11時25分まで休憩します。    休憩  午前11時9分    再開  午前11時25分 ○議長(板橋睦) 再開します。  休憩前に引き続き会議を開きます。  ほかに質疑はありませんか。  20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) それでは、何点か質問します。  私は、議案第15号の審議資料からページを追って質問したいと思います。序論から、8ページです。先ほど軍司議員からも人口の問題が出ましたけれども、転入・転出の状況ということで、最近5か年の転出者の状況が、酒々井町への転出者が最も多くなっている。これ全協で順天堂大学生の転出というふうにありましたけれども、さらに千葉市への転出者も増加傾向にある。この現状を、理由をどう捉えているかについても伺いたいと思います。  それと、財政の状況です。これ9ページから14ページまで財政の状況が書かれていて、9ページの歳入の推移については、本市の財政運営は比較的自主性が高い、10ページでは歳出の推移として、公債費は平成30年度は約19億円に減少している、11ページでは基金としては平成30年度には155億円と約35億円増加している、12ページでは地方債残高は、多くの地方公共団体の地方債残高が増加傾向にある中、本市は順調に地方債残高を減らしていますとあります。これは、地域住民へのサービス水準を下げることなく、地方債残高を縮小できていると考えられますってあります。さらに、13ページには財政力指数、これは平成26年度以降上昇し、皆さんご存じのように平成30年度では1.02となって、1%を超えている状況です。経常収支比率は、財政構造の弾力性は比較的高いと言えます、つまり弾力性があるというふうに言っています。14ページでは、実質公債費比率の推移では平成26年度以降減少しています、将来負担比率の推移についても本市の比率は平成27年度以降算定されておらず、健全な財政運営と言うことができますって、こういうふうにありますね。つまり借金がどんどん減っていて、基金も増えていく、非常に弾力性のある財政運営をしているというふうに今の現状を書かれていますけれども、これらをどう評価するのかちょっとお伺いしたいと思います。  次に、16ページです。これ産業の動向とあって、就業人口は市内での就業率が低い状況とあります。これだけ印西市にいろんな企業が進出してきていますけれども、印西市民はそこに就職していないということで、就業率が低い原因というのを、今現状を表記されていますけれども、その原因をどう捉えているかについてちょっと伺いたいと思います。  それと、第3章の社会動向です。コロナ問題です。これ先ほど軍司議員も言われましたけれども、コロナのこの記述について。この記述については、この時期が早かったというせいもあるかもしれませんけれども、安全・安心への意識の高まりというふうにあって、集中豪雨、コロナ、それとスマートフォンなどの被害、これが3つ書かれていますけれども、この中で生活や経済に甚大な影響を及ぼすおそれがあるものとしてというふうにコロナ問題を捉えていますけれども、もうこれ既に影響があることですので、これはちょっと書き方をもっと変えたほうがいいのではないかなと思っています。コロナ禍とか、コロナ後の新しい行政姿勢といいますか、その辺をもう少し示したほうがいいのではないかという声も市民からありますので、この安心、安全への意識の高まり、コロナ問題についてはもう少し現状に即した記述が必要かと思います。その点についての考えを伺いたいと思います。  さらに、同じページの22ページの一番最後、旺盛なインバウンド需要を取り込む、これ外国人の訪問のことですけれども、このことについて今さんざん、いかに市民の皆さんに分かりやすく知らせるかという観点から立ったら、このインバウンド事業、この書き方というのはどうなのでしょうか。説明が必要だと思いますけれども、その点について伺います。  それと同じことなのですけれども、次の23ページです。地球環境や気候変動への関心の高まり、3行目、サプライチェーンの断絶ってあります。これも計画ができたときにいろいろと文言の説明をするのでしょうけれども、やっぱりこの時点でも分かりやすく記述をしてもらわないとなかなか市民の皆さんも意見が言えませんので、なるべく片仮名表記のことについては説明が必要かと思いますけれども、その点についてのお考えを伺います。  6番目の、同じ23ページです。SDGs。これも軍司議員と質問が重なりますけれども、これをやることによって市民生活がどう変わるのか、どう変化していくのか、その点もっと具体的に、具体的にというか、分かりやすく記述していただけたらと思いました。  さらに、第4章の市民ニーズ、25、26に関わりますけれども、これ若手職員や市民、また中学生の会議で皆さんいろんな意見が出ました。そのときに必ず出てくるのが、北総線の運賃が高いということなのです。それは、この中に市民の要求として交通網の充実とかいろいろと書かれていますけれども、具体的に、こればかりではないですけれども、ふれあいバスのこととか路線バス、いろいろとありますけれども、これ交通網って一くくりにしないで、特に北総線の問題はニュータウンのまちづくりに大きな影響を及ぼすことから、それをもっと具体的に北総線の問題を、北総線の運賃の解決とか、そういう問題を書かないと、一まとめに、交通網とか交通問題って一くくりにするのはどうかと思います。この北総線の問題については、10年前の議事録をちょっと私見たのですけれども、そこでもやっぱり北総線の問題を強く記入すべきではないかという意見がありましたので、だけれども10年後は変わっていないということをちょっと指摘したいと思います。  それと、第3章のまちづくりの基本的な方針、これの6ページです。政策1、2、3、4って6ページと7ページにありますけれども、政策2の中で、下から5行目、「豊かな人間性を育むための充実した道徳教育などを推進します」とあります。道徳教育って国では位置づけていますけれども、印西市としてこの道徳教育について議論があってここに記述したのかどうか、その点について伺いたいと思います。  あと、次の8ページです。8ページの政策5、「市民と行政が力を合わせ持続可能なまちをつくります」ということであります。このことについても、真ん中辺、Societyってあります。このことについても市民の皆さんがこの字を見てすぐ分かるわけではないので、その点についても、これから用語の記述を冊子を作るときにやると思いますけれども、この時点でもうちょっとほかの別記としてその記述の説明をする必要があるのではなかったのかなというふうに思っています。その考えについて。  あと、最後11ページです。この一番最後の開発検討拠点とあります。これ先ほどの説明の中で、6駅と、あと印旛中央地区の話が出ました。この印旛中央地区ということについてはもう合併前から問題であって、担当課をつくったり、また新たに設置したりという、そういう紆余曲折がありましたけれども、SDGsの自然を守る、持続可能な社会をつくるという観点から、この開発検討拠点というふうに位置づけるのはどうかと思いますので、その点についての考えをお伺いします。  以上です。 ○議長(板橋睦) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) 多岐にわたりご質問をいただいておりますので、答弁漏れがございましたらご指摘をしていただきたいと思います。  まず、審議資料の8ページ、人口の流れの酒々井町への流出、千葉市への流出をどう捉えているかというご質問でございますが、冒頭で申し上げておきますが、審議資料におきます序論につきましては現状とその分析という意味で記載してございますので、ご理解をいただきたいと思います。  酒々井町と千葉市への流出をどう捉えているかということでございますが、酒々井町につきましては順天堂大学生の移転、千葉市への移転につきましては、ちょっとその辺のどういった理由で移転をされたのかということにつきましては把握はしてございません。  続きまして、財政状況についての評価というご質問でございますが、議員おっしゃるとおり、現状におきましては財政指数が非常にいい結果をもたらしていると、いい結果になっているということで、サービス水準を落とすことなく、健全な財政運営を行っているというふうに手前どもは考えておるところでございます。  続きまして、産業の動向、原因をどう捉えているかと、市外への就職の関係でございますが、こちらはやはり市内で、当たり前のことなのですが、市外への就職率の高さが反映した結果ということで手前どもは捉えておるところでございます。  続きまして、新型コロナについての記載のご質問でございますが、もうちょっと現状に合った書き方をというご指摘だと思うのですが、新型コロナにつきましては全てが解明されたわけではございませんので、手前どもとしてはこういった表記にとどめているというところでご理解をいただきたいと思います。  続きまして、インバウンドやサプライチェーン、SDGsというような、横文字で書いてあるけれども、分かりにくいのではないかと、用語についてどうなのかというご質問でございますが、あとSociety5.0についても同様のご質問だと思いますが、こちらにつきましては今回お示ししたものは議案としてお諮りしていただく印西市基本構想と審議資料といたしまして、現在の市の状況を分析した序論という形でお示ししてございますが、成果品といたしましては、現在の総合計画を御覧いただければお分かりになると思いますが、冊子としてお配りをさせていただきます。その中におきましては、用語解説という形で最後に、分かりにくいものにつきましては用語の解説ということで、意味の記載をさせていただく予定でございます。  あと、北総線の運賃の問題が市民会議、中学生会議等では記載はされていないが、どうなのかというご質問だと思いますが、こちらの会議結果につきましてはあくまでも会議における意見を記載したものでございますので、北総線の運賃が高いというような具体的な意見はなかったということでご理解をいただきたいと思います。  あと、印西市基本構想の政策の中の道徳教育がどうなのかというご質問だと思いますが、道徳教育につきましては現総合計画においても記載をしてございますし、サスティナブルという、持続性という観点から今回も記載をさせていただいたということでご理解いただきたいと思います。  あと最後に、印旛中央地区の開発拠点として位置づけるのはいかがなものかというご質問でございますが、印旛中央地区につきましてはやはり、本市におきましては千葉ニュータウン事業が完了いたしまして、それ以外の発展を図る上で重要な位置づけということで考えておるところでございます。環境への影響はという視点でご質問だと思いますが、事業を推進するに当たりましては環境アセス等々を実施いたしまして、環境に影響のないような開発の仕方ということで考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) 最初の転入、転出の話です。これは序論だから、現状と分析だから理解してちょうだいねって言いましたけれども、実際に大学生が移転してしまうということについては、ニュータウンのほうには家賃の安いアパートとか、そういうのがない。実際にURでも最低家賃は6万円ですから、なかなか若い人がそこには行かなくて、そういう現状もありますので、その辺についてやはり若い人をとどめるという、そういう方策を考えるべきではないのでしょうか。ちょっとその点について伺いたいと思います。  財政問題については、部長自らよい結果となっているということで、これからも豊かな財政力を生かして市民サービスを進めていただきたいと思っています。  そして、あとコロナ問題です。これってこの文言だけで本当にいいのでしょうか。やっぱりちょっと書き直す必要があると思うのです、コロナの位置づけとして。現状に合ったって言いますけれども、これ現状に合っていないですよ。コロナ問題については非常に大きな問題で、これからの私たちの生活、今実際に経済にも大きな影響を与えていますので、コロナ問題についてはちょっと現状に合った記述の仕方をするべきではないでしょうか。部長は今現状に合ったとおっしゃいますけれども、いや、実際には現状に合っていないのではないかなというふうな思いがありますので、改めて伺います。  それと、横文字の問題です。これ成果品については用語解説がありますよと言うけれども、それは最終的な問題であって、実際にこれを見た市民の人が分かりやすいようにいかに丁寧に説明するかということなので、今後はこういう横文字とか片仮名の文字についてはやはり十分な説明が必要だと思いますけれども、ちょっとその点もう一度伺いたいと思います。  それと、北総線の運賃が高いというのは、中学生も市民も具体的な意見がなかったって言いますけれども、いやいや、それちょっともう一回見てくださいよ。私、昨日確認したことで、中学生や若手職員、市民の皆さんが北総線の運賃は高いってはっきりと、ちゃんとパネルにも示していますよ。具体的な意見なかったというのは、それは間違いです。ちょっと確認してください。  それと、最後の印旛中央地区、これ環境アセスを実施する。これは当たり前です、開発するわけですから。影響のないようにって言いますけれども、これは絶対、実際に自然をなくして、それで開発するわけですから、影響がないということは言えないと思いますので、この印旛中央地区の開発についてもう一度ちょっとお伺いしたいと思います。  以上です。 ○議長(板橋睦) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えいたします。  まず最初に、若い人をとどめる方策をどうするのかというご質問でございますが、こちらにつきましては今後策定いたします基本計画、実施計画の中で検討してまいりたいと、かように考えてございます。  次に、新型コロナ問題の記載をやはり変えたほうがいいのではないかというご質問でございますけれども、私先ほどお答えしたのは新型コロナにつきましては全てが解明されたわけではございませんので、こういった表現にとどめさせていただいておるものでございますというご答弁をしたつもりなのですが、表記につきましてはやはりこのような表記としたいというふうに考えておるところでございます。  次に、横文字について丁寧に説明してというようなご質問だと思いますが、審議資料、議案として注記するべきものではないという判断で今回このような表記に至ったものでございまして、今後につきましても説明、市民の方からご質問があれば丁寧に対応してまいりたいというふうに考えておるところでございます。  申し訳ございません。北総線の意見でございますが、ちょっと……申し訳ございません。私の勘違いで、最初の答弁を訂正させていただきたいのですが、各市民会議、中学生会議、若手職員会議におきましてそういった意見がございました。ただ、表記の仕方といたしまして、各分野における主な意見というところで、「利用者の負担が少ない公共交通が充実したまち」という表記に統一をさせていただいて、会議結果という形で、会議の意見ということで統一した表記にさせていただいているというところでございます。大変失礼いたしました。  あと、印旛中央地区の問題でございますが、当然環境に影響がないと、ないのではないのと言われれば全くないとは言い切れないのですが、できるだけ環境に影響がない形で印旛開発を行っていきたいと。本市におきましては、千葉ニュータウン事業が完了した現況下におきましては、ご存じのとおり、市内開発エリアといたしましては印旛中央地区だけとなってございますので、市のさらなる発展を考えた場合はやはりこの印旛中央地区を何とか成功に導きたいということで記載をさせていただくものでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 20番、山田喜代子議員、3回目になります。 ◆20番(山田喜代子) では、最後の質問で。  転入、転出については、実施計画の中でということなので、よろしくお願いします。  それと、コロナ問題については、解明されていないってあります。もちろん解明されていなくて、もう本当日々情勢が変わって大変な状況であるからこそ、このコロナに関して私たちの生活は一変したわけです、赤ちゃんからお年寄りまで全ての人が、世界中の人が。そのコロナの記述について、これは現状に合っていないと思いますので、もう一度考えて、皆さんと協議していただきたいというふうに思っています。  北総線についてです。これ部長先ほど訂正しましたけれども、本当にニュータウンの開発の一番のネックになっているのは北総線ですから、それはやはり強調して書くべきだと思いますので、その点について皆さんでもう一度協議していただきたいと思っています。  それと、印旛中央地区のことです。市の発展と言いますけれども、市の発展はもちろん皆さん誰もが賛成するものでしょうけれども、とにかく印西市のこの豊かな自然を、皆さんが印西市を気に入っている理由の一つでもありますし、自然を求めて市民は印西に転居してきたということもありますので、ぜひ自然をどう守るかという観点で、このことについては再考していただきたいと思っています。  以上です。 ○議長(板橋睦) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えいたします。  新型コロナ問題の記載の仕方でございますが、基本は現状の記載ということでいきたいと思いますが、再度検討はさせていただきたいと思います。  また、北総線の高運賃につきましても、ちょっとこちらにつきましてはやはり序論ということですので、市民会議、中学生会議、若手職員会議の中で統一した記載につきましては現行のままでまいりたいというふうに考えてございます。  最後、印旛中央地区の開発、自然をどう考えるのかということでございますが、手前どもとしましてもやはり本市の特徴である自然環境というのは大切に考えてございますので、できる限り自然環境を破壊をしない範囲での開発を目指すということでご理解をいただきたいと思います。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 20番、山田喜代子議員の質疑を終わります。  自席にお戻りください。  ほかに質疑はありませんか。  16番、増田葉子議員。 ◆16番(増田葉子) それでは、3点質問させていただきます。  まず、1点目です。基本的方針のところです。5ページ、政策の大綱ですが、私がこれまで、これまでの基本計画というか、基本構想は大体6項目ですかね、政策的に言うとずっと例年6項目だったのです。これが今回非常に簡素化したのか、連携を強化するという意味があるのか、政策が5項目になりました。その辺の議論の過程というのでしょうか、どういった意思がここに表れているのかということをまず伺いたいと思います。それが1点目です。  それから、10ページになります。都市環境ゾーンのところなのですけれども、都市環境ゾーンの下から3行目の終わり辺りからになるのですが、「「住む」、「働く」、「学ぶ」、「憩う」といった各種機能に対応した都市環境の整備を進めていきます」という記述がございます。具体的に住む、それから働く、特に学ぶとか憩う、この辺の具体的なイメージ。各駅圏にそれぞれ各種機能、こうした機能を整備していきますよということをおっしゃっていますので、具体的にどういったものをイメージしてこう書かれているのかという点について伺いたいと思います。  3点目です。今、さきのお二人の議論でよく聞いておりましたけれども、もしかしたらちょっと重なっているところがあるかもしれません。その基本計画というか、基本構想というのは市民の皆さんに10年間のまちづくりの方向性を示すものだということで、それは否定するものではありませんけれども、と同時に私は職員の皆さんの仕事を進める上でのバイブルだというふうに思っているのです。ですから、市民に示すと同時に、やはり職員の皆さんが計画に対して愛着を持ってしっかり理解して、これを基に仕事をしていくのだということを徹底していただきたいというふうに思っているのです。もうバイブルとしてしっかり位置づけてもらいたいと思っているのです。それがやはり一番大事なことだろうというふうに思っています。先ほど市民に向けてのパブリックコメントの話などもありましたけれども、例えば若手職員の皆さんから今回意見を拾いました、そういうことを基にこういうものが出来上がりました、これについて職員の皆さんどういう意見を感じられますかと、庁内パブコメというのですかね、そういうようなことが果たしてやられているのかどうか。そういったことについてお考えがあったのか、あるいはやられたのか。ありましたら、答弁をお願いいたします。 ○議長(板橋睦) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えいたします。  まず、5ページの政策の大綱の体系が6つから5つに減ったということのご質問でございますが、政策の大綱の策定に当たりましては、総合計画基本方針で分かりやすい計画とするため、類似する政策の整理、統合や体系の構成について見直しを行うということとしておりまして、市民からの分かりやすさや将来都市像を実現するために必要な政策としてのつながり、あと進行管理上の効率性、効果性などを勘案して検討し、5つにしたものでございます。また、この5つにしたもう一つの一因が、市民憲章がございます、本市には。市民憲章の理念も取り入れたらどうかということで、何々しましょうという表記にしたものでございます。  続きまして、10ページの住む、憩う、働く、学ぶの4項目の具体的なイメージでございますが、こちらはやはり、繰り返しになりますが、基本構想につきましては抽象度の高い大まかな枠組みといったものでございまして、具体的なものにつきましてはブレークダウンした基本計画及びそれを実現するための実施事業としての実施計画において今後検討してまいりたいというふうに考えておるところでございます。  最後に、職員に対しての基本構想を含めた総合計画への周知というようなご質問だと思いますが、基本構想策定段階におきまして、議員がおっしゃったように若手職員からの意見も聴取をしてございます。これにつきましては、議員ご指摘のように若手職員につきましてはやはりこういった基本構想や総合計画に接する機会が少のうございますので、まずは策定段階から若手職員に入っていただいて、これから基本計画、実施計画と策定するわけですが、その辺につきましても関わりを持っていただく意図で若手職員の会議も企画したわけでございます。今後基本構想が議決をいただきました後は、やはり基本計画、実施計画というような段階で策定するわけでございますが、当然それを策定するのも庁内の職員でございますので、庁内の職員が基本となりますことから、本基本構想を理解していただくためにも職員に対して十分に周知を図ってまいりたいというふうに考えておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 16番、増田葉子議員。 ◆16番(増田葉子) よく分かりました。  まず、最初の6項目が5項目にという点なのですけれども、ご説明でよく分かりました。私の持った印象なのですけれども、前回の後期の基本計画のほうが外に向いていたというのですかね、ブランドを発信していきましょうというような意思をちょっと感じていたのですが、今回は非常に住みよさというところで、内向きな感じがしております。それがいい悪いということではないのですけれども、非常に住んでいる人がまず満足して、そしてそういうまちをつくっていきましょうという、少し簡素化して、そして内に向いた、そういう時期であるというふうに何となくイメージとしては持っておりますけれども、非常によく分かりましたので、ありがとうございました。  それから、2点目、これ質問になりますけれども、働く、学ぶ、憩う、住むのほうは住宅になりますけれども、働く、学ぶ、特に学ぶ、憩うというところ、この辺行政がかなり絡んでくる問題だと思うのです。これどういうふうにしっかり大綱の段階でイメージを持っているかって、これブレークダウンして計画の中でつくっていきますよというようなご答弁でしたけれども、つくれないのです。要するにしっかりとしたイメージがないと。だから、今までやっていたことを踏襲するような基本計画になってしまうのです。だから、都市基盤として学ぶとか憩うということをつくりますよと、整備していきますよということを掲げているのであれば、どういうことを憩うと思っているのか、学ぶと思っているのか。5つの都市ゾーンがありますけれども、例えばここは学ぶに特化した都市整備をしましょうとか、あるいはここは憩うに特化した都市基盤整備をしましょうとか、そういう考え方だってできるのですよね。印西市って今までもう全部の都市ゾーンに、都市圏に全部の機能を持たせるというような考え方でやってきましたよね。果たしてそういうことでこれからもやっていくのかという、何か意思の問題です。だから、その辺をもうちょっときちっと何か考えられたのかどうかということをもう一度ちょっとお答えいただきたいと思います。  それから、最後の庁内パブコメということなのですけれども、出来上がった後に皆さん、これできましたから、どうぞ見てくださいというのではなくて、議会に出す前の段階に職員の皆さんがこれからバイブルとしていくものですよと、ですからこれに対してどういう意見がありますかということをされたかどうか、これからされるような、周知するのではなくて意見を聴取するようなことをされるのかどうか、その点を伺いたいと思います。 ○議長(板橋睦) 質疑の途中ですが、ここで休憩したいと思います。  午後1時まで休憩します。    休憩  午後零時4分    再開  午後1時 ○議長(板橋睦) 再開します。  休憩前に引き続き会議を開きます。  小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) 増田議員の住む、働く、学ぶ、憩うのイメージというご質問でございますが、将来都市像の一部でございます「ずっと このまち いんざいで」を実現するために、市内において住む、働く、学ぶ、憩うということが完結され、ずっと住み続けていただけることをイメージしたものでございます。  もう一点のご質問でございますが、総合計画の職員へのパブコメ、職員への浸透ということでご答弁をさせていただきたいと思いますが、総合計画を策定するに当たりまして平成31年4月に職員へのアンケートを実施してございます。策定の体制といたしましては、総合計画策定本部の下に幹事会を設けてございます。その幹事会の下に各課の職員を充てました作業部会というものを設けておりまして、全庁体制で総合計画を策定しておるところでございます。また、新規採用職員の研修におきましては、総合計画につきまして研修会を実施しているというところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 16番、増田葉子議員、3回目になります。 ◆16番(増田葉子) やはりちょっとなかなかイメージといっても言葉のやり取りでは難しいなということが分かるのですけれども、私はずっと住み続けてもらうための機能だと、をイメージしている機能だということなのです。完結するということなのですけれども。やはりもう具体的に学ぶということはただ学校があればいいということではないですよね。生涯学習ということでどういう機能がここに必要になってくるのかとか、憩うって公園があればいいということではないですよね。だから、もうちょっとその言葉に落とすときに、土地利用計画を決めるときに、どういう機能を具体的に持つのだということをやっぱりしっかりと職員の皆さんがイメージ持たないと、話が絵に描いた餅というのですかね、ただそのイメージだけが上っ面になってしまうと思うのですよね。そういうところをしっかりと考えていただきながら、この作業部会、これからのということにしていただけるのかどうか。そういうところだけ最後にちょっと伺って、基本計画をつくっていくに当たってこれからそういう作業部会もありますのでということでしたけれども、もう少し自由に、今やっていることだけではなくて、そのイメージをしっかりと若手の方も入れて膨らましながらやっていくような形が取れるのかどうか伺って、終わりにいたします。 ○議長(板橋睦) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えいたします。  先ほど来からの答弁と重複するかもしれませんが、基本構想につきましては抽象度の高い大まかな枠組みや方針といった意味での政策の次元に関する計画でございまして、基本計画につきましては基本構想に掲げられた政策をブレークダウンした施策の次元に関する計画でございます。実施計画につきましては、基本計画に掲げた施策を達成するための手段としての具体的な事務事業の次元に関する計画となってございますことから、それぞれの計画の次元におきまして適切な表現ができるよう、全職員を挙げて今後の総合計画の策定に臨んでまいりたいというふうに考えておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) これで増田葉子議員の質疑を終わります。  自席にお戻りください。  ほかに質疑はありませんか。  5番、伊藤真一議員。 ◆5番(伊藤真一) 私からは2点だけ。  審議資料の序論の17ページです。農業従事者の減少及び高齢化が進んでいるという、これ状況を書かれているのですが、先ほど部長の説明で、この序論というのは分析と状況を書かれているもので、これからどういうふうに進めるかということは書かないものであるという説明がありました。そこでですが、それでも別のところの序論では、強化に向けた取組を進めていくことが求められているという文言があるのです。なので、分析と状況だけだともうどういう方向に行くか分からないと考えます。この農業問題については、私今まで、家族農業の10年が去年度から始まりました、それについて市長、そのときの当時の担当部長も取り組んでまいりたいと言っているのです。そういうことなので、そこの部分、取組について進めていくことが求められているという文言が書かれてもよいのではないかと、そこのところ伺うのが1点。  もう一点、同じく序論の18ページです。真ん中のほうからなのですが、全体の農業生産額は平成26年度から平成29年度にかけて増加傾向にあり、当該要因としては主に米の価格の上昇により農業生産額が平成26年度から増加傾向にあることが挙げられると書いてあるのです。ここにその図として米価のグラフがあるのですが、私の経験では平成27年、これ米が大暴落している年なのです。この図は間違いなのではないですか。これによると、農林水産省から持ってきたものということが書かれているのですが、印西市はこれに当てはまらない。そこのところを伺います。 ○議長(板橋睦) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) 序論における現状分析、17ページのところの表記の仕方ということでのご質問でございますが、繰り返しになりますが、序論につきましてはあくまでも現状分析ということでご理解をいただきたいと思います。  また、18ページの農業産出額の推移の関係で、印西市には当てはまらないのではないかというご質問でございますが、こちらにつきましては農林水産省の市町村別農業産出額の結果を引用したものでございますので、ご理解を賜りたいと思います。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 5番、伊藤真一議員。 ◆5番(伊藤真一) 序論なので、状況しか書かないと。ほかのところでは、例えば23ページ、最後、強化に向けた取組を進めていくことが求められていると書いているのです。何で農業のところだけ書けないのですかね。そこのところを。最後これを聞いて終わりにします。 ○議長(板橋睦) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えします。  伊藤議員の今おっしゃった書かれているというのは、3章の社会動向についての記載でございますので、ご理解をいただきたいと思います。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) これで質疑を終わります。  自席にお戻りください。  ほかに質疑はありませんか。  17番、松尾榮子議員。 ◆17番(松尾榮子) 私は、1点について伺いたいと思います。  基本構想の中の第4章の土地利用基本構想のうちの開発検討拠点につきまして、先ほど山田議員もちょっと質問が出ましたけれども、これは6駅のところと印旛中央地区のことだということでした。印旛中央地区につきましては理解いたしました。それで、私はちょっと6駅のほうのことについて伺いたいと思います。  これは、まず1つ、先ほど答弁といたしまして持続性の面から掲載したというようなお話をいただいたと思いますが、これは駅の設置構想、この6駅につきましては千葉ニュータウン事業の初期に駅の設置計画がありましたのが外れまして、それを復活を望む声がありまして、ずっと印西市の基本構想、基本計画、あるいは都市マスタープランなどにも開発を検討するということでずっと来ていると思うのです。これは、この駅構想を含むものなのかどうか、まずお聞きします。 ○議長(板橋睦) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えいたします。  駅圏構想を含むものかというご質問でございますが、現状では駅圏構想は含んでございません。この6駅について今回開発検討拠点とした理由でございますが、千葉ニュータウン事業が完了した現状におきまして、議員ご存じのとおり、市内開発エリアといたしましては印旛中央地区だけとなってございます。一方、市を取り巻く社会的環境といたしましては、旧6駅予定地の付近に国際的な企業の進出や今後北千葉道路の開発など、地理的優位性がますます高まることが想定をされております。これらを踏まえまして、本市のさらなる発展を図るためにはやはりこのエリアを開発検討拠点とするのが妥当であるという認識から、今回拠点という位置づけをしたものでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 17番、松尾榮子議員。 ◆17番(松尾榮子) 私ちょっと再質問でお聞きしようと思っていたところを先にお答えいただいたような感じだったのですが、この地区の近隣にグッドマンとか大型の企業がたくさん進出をしてきておりますが、ここの開発検討拠点というふうに置かれておりますけれども、今現在例えばそうした企業とか周辺の環境、関係からそこの開発を望む声とか、そういったものはあるのでしょうか。 ○議長(板橋睦) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えいたします。  ただいま議員のご質問、望む声があるかということにつきましては、現時点では聞き及んでいないという状況でございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 17番、松尾榮子議員、3回目になります。 ◆17番(松尾榮子) それでは、今までお聞きしたところで大体の様子は分かったのですけれども、次期総合計画に位置づけるということは、ここにつきましては引き続き検討は続けていくということでよろしいのでしょうか。そこを確認したいと思います。 ○議長(板橋睦) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) お答えいたします。  これまでの議会答弁などにおきましては、周辺の土地利用や環境等の状況に変化がないことから、駅設置の可能性につきましては現状では難しい旨の答弁を多々してございました。しかしながら、北千葉道路の開通や鹿黒南地区の企業進出などが進んでおる状況がございますので、今後の市のまちづくりを考えますと周辺地域の市街化整備などの可能性についてはやはり今後検討する必要があるのではないかということで、今回開発検討拠点として位置づけをさせていただきましたものでございますので、ご理解をいただきたいと思います。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) これで質疑を終わります。  自席にお戻りください。  ほかに質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) これで質疑を終わります。  議案第15号については、印西市議会会議規則第37条第3項により委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) 異議なしと認めます。  したがって、議案第15号については、印西市議会会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略することに決定しました。  これから議案第15号について討論を行います。  なお、発言時間について申し上げます。議会運営委員会の決定及び議事の都合により、本日の討論についての各議員の発言は、会議規則第57条第1項の規定によって、それぞれ10分以内とします。  それでは、これより討論に入ります。  討論はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) 討論なしと認めます。  これから議案第15号について採決します。  採決は起立により行います。  議案第15号は原案のとおり決定することに賛成の方は起立をお願いします。    〔賛成者起立〕 ○議長(板橋睦) 起立多数です。  したがって、議案第15号は原案のとおり可決されました。  ここで暫時休憩します。    休憩  午後1時16分    再開  午後1時17分 ○議長(板橋睦) 再開します。  ここで執行部の入替えがありましたので、ご了承ください。                        〇 △認定第1号~認定第6号(一括議題) ○議長(板橋睦) 日程第21、認定第1号 令和元年度印西一般会計歳入歳出決算認定についてから日程第26、認定第6号 令和元年度印西水道事業会計決算認定についてまでの6議案を一括議題とします。  本案について提案理由の説明を求めます。  板倉市長。    〔市長、登壇〕 ◎市長(板倉正直) 認定第1号から認定第6号までについて、一括してご説明をいたします。  認定第1号から認定第5号までについては、地方自治法第233条第3項の規定により、令和元年度印西市各会計歳入歳出決算について、別紙決算書に監査委員の決算審査の意見書をつけて議会の認定に付するものでございます。また、認定第6号は、地方公営企業法第30条第4項の規定により、令和元年度印西市水道事業会計決算について、別紙決算書に監査委員の決算審査の意見書をつけて議会の認定に付するものでございます。よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(板橋睦) 各認定議案一括しての説明が終わりました。  なお、これらの決算審査につきましては、決算審査特別委員会を設置し、付託する予定です。  これから執行部に対する質疑を行います。質疑は総括的なものとし、また予算審議に戻るような質疑はできませんので、注意をお願いいたします。質疑は6議案一括して行います。  なお、質疑については議会運営委員会の申合せにより、事前通告のありました質疑のみ発言を許可することとします。また、質疑の回数は3回までとします。議事運営にご協力をお願いします。  5番、伊藤真一議員の発言を許します。  伊藤真一議員。 ◆5番(伊藤真一) 認定第1号 令和元年度印西一般会計歳入歳出決算認定について。  市職員の労働環境が保障されることが市民の暮らしを守ることに直結することになります。日本共産党は、このことについて毎回確認します。  大項目1、市職員の労働実態について。(1)、健康について、疾病状況、その原因及び対策はどうであったか。  (2)、人事配置について、職員の希望に添った配置になったのか。  (3)、昇給の基準について、男女差はあったのか、公平であったのか。  (4)、市職員の有給休暇取得状況について改善されていたのか。  (5)、残業、時間外労働について、目標に対してどうだったのか、時間外労働の多い部署は原因と対策はどうであったのか。  (6)、産業医からの報告はどうだったのか、またどのような対策を取ったのか。  大項目2、市の基幹産業である農業政策についてどのような評価をしているのか。  以上、大きく2点について伺います。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) 1の(1)についてお答えいたします。  職員の健康につきましては、毎年度実施をしております健康診断及びストレスチェック等の受診結果により把握をしております。特に結果がよくなかった職員に関しましては、産業医による事後指導等を実施いたしまして、管理を行っているところでございます。  (2)についてお答えいたします。毎年秋に全職員に対して意向調査を実施し、その把握に努めているところでございます。配置希望には偏りもあるため、全ての職員の希望には添えませんが、希望を踏まえた上での適材適所の人事配置に努めているところでございます。  (3)についてお答えいたします。昇給の基準につきましては、職員の初任給、昇格及び昇給等の基準に関する規則に基づきまして適正に行われておりますので、男女間における差というものはございません。  (4)についてお答えいたします。年次休暇の取得状況につきましては、1人当たりの平均取得日数は令和元年度では14日となっており、平成30年度の14日と1時間に比べまして1時間ほど減になっている状況でございます。  (5)についてお答えいたします。時間外勤務の目標値といたしましては、特定事業主行動計画におきまして平均で1人当たり1か月10時間以内を目標としておりますが、令和元年度では11.8時間となっております。1人当たりの時間外勤務の多い部署につきましては、選挙管理委員会事務局、保育課、土木管理課、防災課となっております。その主な要因といたしましては、参議院議員、県議会議員、市議会議員のそれぞれの選挙事務や3回にわたります台風等の災害対策によるものでございます。災害などで一時的に突発的に業務量が増える状況以外では、時間外勤務縮減の対策といたしましては、業務の平準化や事前命令が徹底されるよう、職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正等によりまして、今年度4月から時間外勤務の上限時間等を設定いたしまして、時間外勤務の縮減に努めているところでございます。  次に、(6)についてお答えいたします。産業医からの報告につきましては、市役所本庁舎の職場環境巡視を実施いたしまして、個別具体的な事項につきましてはその場でご指摘をいただきまして、全体的な評価としては良好であると報告を受けているところでございます。また、健康診断の事後指導を11名、ストレスチェック後の面接指導として9名の保健指導、受診勧奨をいただいたところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 土屋環境経済部長。 ◎環境経済部長(土屋茂巳) お答えいたします。  2についてお答えをいたします。持続可能な農業の実現のため、効率的、安定的な農業経営を目指して、野菜、果樹等の生産施設の整備のための園芸振興事業、米の需給調整の目的として飼料用米や加工用米への転作推進を図る多目的水田推進事業、また青年の就農意欲の喚起と就農後の定着を図るための新規就農促進事業等につきまして着実に実施し、農業者等への支援の充実を図ったところでございます。特に令和元年は台風等への影響で、当市においても農業用ハウスなどの農業施設で強風による倒壊や破損が発生し、多くの農家で被害を受けました。市では、国の緊急支援事業の発動を受け、農家等に対しましてJA西印旛とも連携を図り、速やかに周知し、被災された農家等の支援に取り組んだところでございます。令和元年度の被災農業者向け支援事業については、工事が集中し、過年度内での工事完了が見込めないことから、全額繰越明許費の手続を取り、1億6,104万9,000円を繰越ししたところでございます。今年度順調にその工事進められておりまして、ほぼ完了に向けて進んでおります。このようなことから、おおむね成果が上げられたものと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 5番、伊藤真一議員。 ◆5番(伊藤真一) それでは、大項目1、市の労働実態について。(1)、健康について再質問が、長期の療養休暇者は何人いるのか、その原因と対策について伺います。  (2)については、再質問ありません。  (3)、昇給の基準についてです。上司が部下を評価することはどのように行っているのか、また部下から上司を評価することは行っているのか。  (4)については、再質問ありません。  (5)、時間外労働について、時間外労働が多い所属の1人当たりの年間の時間外労働は何時間か。  (6)、産業医からの報告はどうだったのかについて再質問。ストレスチェック後の面接指導を受けた職員のストレスの原因と対応はどうであったのか。  大項目2、農業政策について。毎年農家減少傾向にあると思われるが、令和元年度の施策に対して成果があったのか。  以上について伺います。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えいたします。  初めに、1の(1)の再質問についてお答えをいたします。現在1か月以上の長期療養者は11名となっております。疾病の状況といたしましては、主に精神的及び心理的要因に起因するものでございます。その原因につきましては、対人関係など様々でございますが、対策といたしまして人事課に保健師を配置いたしまして、療養休暇中の職員の健康状態に不安のある職員等に対しまして状況の確認や面談を実施するなど相談体制を強化するとともに、ストレスチェックやメンタルヘルス研修を実施いたしまして、病気の発生予防、早期発見、早期治療及び再発防止に努めているところでございます。  次に、1の(3)の再質問についてお答えいたします。上司が行う部下への評価でございますが、例年6月と12月に所属長による所属職員の人事評価を行っておりますが、部下から上司を評価することについては現在行っていない状況でございます。  次に、1の(5)の再質問についてお答えいたします。先ほど申し上げました所属ごとに年間の1人当たりの平均時間数でお答えいたしますと、選挙管理委員会事務局が約348時間、保育課が約343時間、土木管理課が約315時間、防災課が306時間でございます。  1の(6)の再質問についてお答えいたします。ストレスチェック後の面接指導を受けた職員のストレスの原因につきましては、主に仕事への不安、職場での人間関係等が原因ということで伺っております。その対応といたしましては、専門医の受診勧奨のほか、産業医の保健指導と意見に基づきまして、人事配置等の配慮も行っているところでございます。また、本人の希望に応じまして、保健師による面談も実施しているといった状況でございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 土屋環境経済部長。 ◎環境経済部長(土屋茂巳) それでは、2の再質問についてお答えいたします。  市では、農業の後継者不足等による農家数の減少対策といたしまして、新規就農者の増加に向け、就農直後の所得支援として、農業次世代人材投資資金等の交付や集落における農業担い手への農地の集積、集約化を促進するための農地中間管理事業などを実施しているところでございます。令和元年度におきましては、農業次世代人材投資資金等を4経営団体に対し、合計542万1,480円を交付したところでございます。また、農地中間管理事業では、貸手21人、合計で22.5ヘクタールに及ぶ農地を借入れ手に集積したところでございます。このようなことを踏まえまして、新規就農支援や農地の集積等により、成果はあったものと考えております。  以上でございます。
    ○議長(板橋睦) これで5番、伊藤真一議員の質疑を終わります。  自席にお戻りください。  次に、16番、増田葉子議員の発言を許します。  16番、増田葉子議員。 ◆16番(増田葉子) それでは、令和元年度決算の総括質疑を行わせていただきます。  大きな項目の1つ目です。全会計を対象に行政改革の取組について伺います。平成31年度当初予算の上程に当たり、市長は「今年度は行政改革推進本部において組織改革の基本方針として、事務の効率化、簡素化、部課の組織体制の強化、新たな課題への対応の3本柱を定め、組織改革を進める」と施政方針で述べられました。令和元年度決算に当たり、組織改革の効果をどのように評価なさっているか伺います。  (1)、事務の効率化、簡素化は、令和元年度においてどのように取り組まれたか。  (2)、部課の組織体制はどのように強化されたか。  (3)、新たな課題へ対応できる組織となったか、具体的に伺う。  大項目2番です。一般会計の経常経費について伺います。決算審査附属資料によると、経常収支比率が少しずつ上昇しています。中でも一貫して上昇傾向にあるのが物件費です。平成29年度の経常経費充当一般財源は38億2,988万5,000円、平成30年度は41億2,573万6,000円、令和元年度は速報値で44億7,104万5,000円となっています。また、人件費では、地方公務員給与実態調査で印西市は全国3位の高水準な給与の自治体だったことが巷間で話題となりました。経常経費の評価について伺います。  (1)、物件費の上昇をどのように評価、分析しているか。  (2)、令和元年度において委託料の効果を向上させる取組がされたか。  (3)、決算参考資料として示される財務書類(貸借対照表、行政コスト計算書、純資産変動計算書、資金収支計算書)はどのように生かされたのか。  (4)、ラスパイレス指数の評価を伺います。  以上、1回目の質問です。お願いいたします。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) それでは、1の(1)についてお答えいたします。  イノシシやムクドリ、アライグマなどの鳥獣や外来生物の被害対策といたしまして、環境保全課に新たな係を新設いたしまして、複数の部署にまたがる業務の一元化を行うことにより、事務の効率化及び縦割り行政の改善に努めたところでございます。  次に、(2)についてお答えをいたします。部及び課の体制強化といたしまして、環境経済部の主管課を変更したほか、防災課、財政課、交通政策課の3課において1課1班体制を見直すとともに、防災課へ危機管理室を新設するなど、専門分野の強化を図ったところでございます。また、人事課の新設及び高齢者福祉課と介護保険課の統合を行いまして、職員の人材育成及び組織力の向上や高齢者福祉に関する業務を一体的に行うことで、連携の強化や事務の効率化といった体制の強化を図ったところでございます。  次に、(3)についてお答えをいたします。新たな課題として、少子高齢化の急速な進行により、将来的には後期高齢者人口が年少人口を上回ることが予想されており、このような社会構造の中、より多様化する行政需要に対応する組織づくりのため、健康福祉部にスポーツに関する業務を加えまして、福祉部及び健康子ども部の2部体制といたしました。また、スポーツ施策と健康増進施策を一体的に推し進めることによりまして体制の強化を図るとともに、2部体制による子育て支援、高齢者対策、健康づくりなどの行政課題を効果的、効率的に対応できるものと考えております。  次に、2の(4)についてお答えいたします。令和元年度のラスパイレス指数は101.2で、前年度比マイナス0.8ポイントとなっており、県内では13番目の状況でございます。ラスパイレス指数が100を超えている要因といたしましては、初任給が国より高い設定であること、また学歴別、経験年齢別のそれぞれの職員構成で比較する中で、5級以上の職員の割合が多いところでございます。このようなことから、ラスパイレス指数が100に近づけるよう、級別定数管理の適正化に努めていく必要があると、そのように考えております。  以上です。 ○議長(板橋睦) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) 2の(1)、物件費の上昇の関係についてお答えいたします。  物件費の上昇につきましては、全体的な影響といたしまして、消費税率の引上げが主な原因として捉えておるところでございます。  次に、(2)につきましてお答えいたします。委託料につきましては、当初予算編成におきまして、委託の内容、効果及び必要性について常に見直しを行い、職員対応ができるものは削減をするとしておりまして、委託の効果につきましては毎年度継続的に確認をしているところでございます。  次に、(3)につきましてお答えいたします。財務書類につきましては、現金主義会計での決算書だけでは把握できない市の財政、資産状況の補完資料として活用しておるものでございます。また、予算への反映につきましては、貸借対照表から算出されます財務分析有形固定資産減価償却率から資産老朽化の状況など、印西市の現状把握の資料として活用しているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 16番、増田葉子議員。 ◆16番(増田葉子) それでは、再質問いたします。  まず、1ですが、令和元年度、組織改編が非常に大きくされまして、部が1つ増えまして、大きく組織が変わりました。いろいろ変わったところが(1)から(3)で、うまく散りばめられて答弁されているなというような印象を持っております。いずれの組織改編についても、新たな課題に対応していくため、それから事務の効率化、連携の強化、体制の強化ということが目的であろうというふうにお答えいただいております。鳥獣被害のことを(1)の答弁でされましたけれども、個人的にも戸神の調整池とかムクドリの関係で大変ご尽力をいただいていて、組織が強化されているなということは本当に身をもって体験しておりますので、本当にありがたいことだなと思っております。市民の皆さんもそのように感じておられると思います。  覚えておられるかどうか分かりませんけれども、かつて総務部長は体制を強化しようとして専門組織をつくるとそれが縦割りになるのだというふうにお答えになっていたことがありました。これは、組織改編を、これらのことを大きく変えて本当にその目的とする効果を上げられたのか。先ほどの鳥獣のところ以外でも上げられたのか。縦割りをかえって強化することになっていないかどうか。そういうことについてもう一度ちょっと確認のためにお尋ねをしたいのですけれども、決算に当たって組織改編の効果というのをどのように検証されたのでしょうか。例えば健康増進課とスポーツ振興、一緒になりました。健康増進とスポーツが一緒の政策になったのですけれども、果たしてこれ新たな課題に対応できるような効果的な施策ができたのかどうか。そういったことの検証がどのようにされたのかというのを再度ちょっと確認のために伺わせていただきます。それが大きな項目の1つ目の再質問、1つだけです。  それから、2番目の問題です。(1)で、物件費が上がっていることについては消費税のことでしょうというご答弁だったのですけれども、いやいや、消費税だけではないでしょうというふうに思うのです、数字を見ていまして。消費増税の影響というのは、令和元年度決算期間中の半分なのですよね。最初にその3年間の数字を私上げましたけれども、消費税税率の上げ幅よりも明らかに大幅に増えていますよね。決算カードの維持補修費なんかについては、恐らく消費税の影響だろうなという数字になっているのですけれども、物件費については消費税が主な原因というのは少しちょっと受け止め難いところがあります。ほかに何か要因は分析されていないのか、それについて伺います。  それから、2番目です。委託については毎年毎年精査していますよということなのですけれども、職員が対応できるということで廃止した委託事業というのは令和元年度中あったのかどうか、それについて確認をさせていただきます。  それから、3番目、(3)ですけれども、有形固定資産減価償却率の数字から資産の状況を把握していると、そのために役立てているということなのですけれども、この有形固定資産減価償却率の数字を出すために委託していると思うのです。その委託費というのは、令和元年度一体幾ら払っているのか伺います。  (4)、ラスパイレス指数についてです。(4)のラスパイレス指数は、確かにご答弁のとおり令和元年度においては0.8ポイント下がっています。この下がった要因というのはどういうふうに捉えているのか伺いたいと思います。  以上、2回目お願いいたします。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えをいたします。  かつて私のほうで言ったかどうか、ちょっと記憶はあまりないのですけれども、体制の強化をして専門性を高めることによって縦割りがより強くなってしまうというようなことの発言をもししたのであれば、その辺について私のイメージとしてちょっとあれなのですけれども、確かに体制の強化ということで専門性だけを高めるということで、組織を細分化するということになりがちだという意味だと思います。組織を細分化することによって、専門性は高まるのは高まるのですけれども、やはりどうしても縦割りの嫌いが強くなるというような性質があるのではなかろうかといった意味で発言したものと考えております。そういった中で、今後係長制の導入とか、1課1班体制の是正とか見直しとか、そういったことを併せてやっていくことによりまして、専門性を高めながらある程度組織を大きくしていくことによって、ある程度縦割りの弊害というのは解消できるのかなと、そのように考えているところでございます。そういうことで、1課1班体制の見直し等も併せて行っているといった状況でございます。  あと、組織改正、改革のその検証ということで今ご質問いただいたのですが、検証ということで改めて指標だとか、効果額とか、そういったものについて評価は行っていない状況ですが、組織の見直しによって市民サービスの向上を図って、行政課題の解決に向けて総合的な組織運営ができるようになったものと考えているところでございます。また、毎年各課の方と全庁的なヒアリングを行っておりまして、そういったことの確認を行うとともに、課題の整理を行っているところでございます。  次に、2の(4)のほうの再質問、ラスパイレス指数が0.8ポイント下がった要因ということでございますが、令和元年度のラスパイレス指数の0.8ポイント下がった要因につきましては、ラスパイレス指数を計算する際の給与表上の引上げ率だとかの相違や昇格短縮、延伸実施等の影響というものは全くなかったわけでございますけれども、学歴別、年齢別のそれぞれの職員係数、職員構成の変動が要因となったものでございます。平成30年度から係長制を導入したことによりまして、若干ではありますけれども、ラスパイレス指数にその効果が現れたといったところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) 2の(1)の再質問、消費税のほかに要因は分析されているのかというご質問でございますが、個別に分析しますと、額の多いものといたしまして道路維持修繕に要する経費におきます草刈業務委託及び街路樹管理業務委託が上げられます。こちらにつきましては、市民の皆様からのご要望が多く、これらに対応したことが決算額に反映したものというふうに分析しておるところでございます。  続きまして、2の(2)の再質問で、廃止した委託業務が具体的にあったのかというご質問でございますが、こちらにつきましては職員で対応できる業務として、情報化計画策定業務委託につきましては委託をやめまして、職員直営で策定したところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 芝野会計管理者。 ◎会計管理者(芝野広子) 2番の(3)、有形固定資産減価償却率の委託費ということでございますが、こちらにつきましては令和元年度印西市決算参考資料作成に係る経費といたしまして、委託料411万2,592円でございます。  以上です。 ○議長(板橋睦) 16番、増田葉子議員、3回目になります。 ◆16番(増田葉子) 最後になりますが、最初からいきます。  総務部長のほうでいろいろとお答えいただきましたけれども、大事なところは、検証というのは数字的なものはやっていないけれども、それぞれ関係部署の職員にヒアリングをしているというようなお答えだったのかなと思うのです。そのヒアリングというのが、令和元年度大きく変わって、そこに関係した職員の中にきちっとされたのかどうか、決算上程に当たって。部長がちょっとその1点、立ち話程度にヒアリングというのではなくて、組織的な何かヒアリングという形がされたのかどうか、そういうことをちょっと確認させていただきます。それで終わりになります。  それから、2番のほうですけれども、物件費の上昇について、確かに市民生活にこの物件費というのは本当に大きく影響しますので、いろいろな要素が入ってきますので、上がるのはこれはもう当然というか、仕方ないのかなというふうに、別に悪いと言っているわけではなくて、思っているのです。それをしっかりと把握していく、どうしてこういうふうに上がっていくのかということをやはり財政当局は捉えていく必要があるだろうなと思います。やはり草刈りなんかについてもそうですけれども、委託費なのですよね。大きくやっぱり影響してくるのは委託費なのですよね。その委託費の効果を(2)で聞きましたけれども、どういうふうにきちっと効果を捉えていくかということだと思います。先ほど情報化計画を職員の手でつくるというようなことで廃止をしましたということなのですけれども、やはり市民の方からもいろいろそういう声がございます。様々な計画を策定するときに、例えばこれは委託業者さんではなくて職員がやったほうがいいだろうということはたくさん傍聴していて思うことがあるのです。人材育てることにもなりますし。計画を進行していく上でも、つくって終わりではないですから、効果的だと思うのですよね。市民会議とかで見ていて、市民からの質問に、委員さんからの質問に職員ではなくて委託業者さんが答えていたり、司会をやっていたり、やっぱりそういう声は頂戴しておりますので、決算をするに当たってやはりその委託費の、そういった計画策定の委託、そういったことへの効果というのは検証されたのかどうかということを、ちょっと細かいですけれども、1点お聞きしていきます。  それから、(3)番です。有形固定資産減価償却率の、要するに決算資料として出てくるこの附属資料を作るために411万円かかっているということですよね。毎年これかかっているのですよね。毎年かかっているのです。それが果たしてしっかり生かされているのかということを聞きたいのです。こんなに老朽化した資産があるのだということが分かって、それで終わってしまったら、せっかく資料を作っている意味がないわけです。この老朽化した資産、施設が老朽化しているよということが分かって、固定資産の状況が分かって、では何をするのかということです。そういう検討をどういうふうにされたのか。財政当局のほうになりますかね、それを伺いたいと思います。  それから、ラスパイレス指数については分かりましたけれども、市民の皆さんがおっしゃっている声をちょっと申し上げますけれども、この全国3位というランキングが発表されたときにはやっぱり非常にいろんな反応がありました。正直言って、ええっというような反応が多かったです。こんなに高給、全国3位なのだって、すごい高給取りなのだねという、その割にはねというようなことがついてしまうわけですよね。やっぱりそういう意味での市民からの満足度というのがちょっとないのかなというふうに何か感じざるを得ないところもありました。職員構成の、年齢構成の問題だということもありますけれども、やっぱりそれだけベテランの人がいっぱいいるのだからというふうにも取れるわけですよね。ですから、そういうランキング出て、そういうことを受け止めて、しっかりとやっぱり人材育成とか、そういうことも、お仕事に見合った給料をもらっているよと、全国3位だよと胸を張って言えるような、そういうような定数管理というのですかね、人材管理をやっていただきたいなと思います。これ質問になりませんで申し訳ありませんけれども。では、残余のことをお願いいたします。 ○議長(板橋睦) 古川総務部長。 ◎総務部長(古川正明) お答えをいたします。  まず、ヒアリングが組織的に行われているかということでご質問いただいた件ですが、これ総務課、組織の所管課でございますが、そちらのほうで毎年ヒアリングを、組織に対する来年度のヒアリング、特に来年度に対する各課の希望だとか、そういったものをヒアリングをしております。その中で、当然今の現状に対する評価をいただいた上で来年度以降のことを考えていくというようなことでございますので、そういった中でヒアリングは組織的に行っているといった状況でございます。  あと、給料水準の全国3位というような話でございますが、確かに議員おっしゃるように、実際中身としてちょっと分析しますと、1人当たりの時間外勤務がちょっと今県下1位ということで、かなり高い状況になっております。そういったところが影響しているのかなというような状況ではございますが、おっしゃるように趣旨としては理解できる部分がありますので、職員としてその辺自覚を持ってやっていけるように努力してまいりたいと、そのように考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長(小林正博) 2の(2)のご質問でございますが、計画策定等の効果を検証しているのかというご質問でございますが、検証という視点では行っておりませんが、継続的に効果を確認しておりまして、予算編成時点におきましては自分たちでできるものは職員でという視点で予算編成を行っておるところでございます。  また、(3)の有効に活用しているかというご質問でございますが、総務省のほうでは財務書類等活用の手引きというものを出してございます。その中で、資産管理、予算編成、行政評価等に積極的に活用をしていくことということと、セグメント分析を行って施設管理を行えというような記載がございますことから、その辺を調査、検討しまして、この手引に沿ったような形で活用をしたいというふうに考えておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) これで質疑を終わります。  自席にお戻りください。  これで6議案を一括しての質疑を終わります。                        〇 △決算審査特別委員会の設置 ○議長(板橋睦) お諮りします。  認定第1号から認定第6号までについては、9人の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託して審査することにしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) 異議なしと認めます。  したがって、認定第1号から認定第6号までについては、9人の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託して審査することに決定しました。                        〇 △決算審査特別委員会委員の選任 ○議長(板橋睦) お諮りします。  ただいま設置されました決算審査特別委員会の委員の選任については議長が指名することにしたいと思います。ご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) 異議なしと認めます。  したがって、ただいま設置されました決算審査特別委員会の委員の選任については、議長が指名することに決定しました。  決算審査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、    松 本 有利子 議員   稲 葉   健 議員   小 川 利 彦 議員    玉 木   実 議員   櫻 井 正 夫 議員   浅 沼 美弥子 議員    中 澤 俊 介 議員   軍 司 俊 紀 議員   山 田 喜代子 議員  以上9人を決算審査特別委員会の委員にそれぞれ指名したいと思います。ご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) 異議なしと認めます。  したがって、ただいま指名しました9人の議員を決算審査特別委員会の委員に選任することに決定しました。  ここで休憩したいと思います。  午後2時15分まで休憩します。    休憩  午後1時59分    再開  午後2時14分 ○議長(板橋睦) 再開します。  休憩前に引き続き会議を開きます。  ここで執行部の入替えがありましたので、ご了承ください。                        〇 △報告第1号 ○議長(板橋睦) 日程第27、報告第1号 令和元年度健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてを議題とします。  本案について報告を求めます。  板倉市長。    〔市長、登壇〕 ◎市長(板倉正直) 報告第1号についてご説明をいたします。  本報告は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、令和元年度健全化判断比率及び資金不足比率を算定いたしましたので、監査委員の意見をつけて報告するものでございます。健全化判断比率といたしましては、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率及び将来負担比率の4指標がございます。実質赤字比率及び連結実質赤字比率につきましては、全会計を対象とした実質赤字の標準財政規模に対する比率であり、実質赤字は生じておりません。実質公債費比率につきましては、一般会計等が負担する元利償還金及び債務負担行為などの準元利償還金の標準財政規模に対する比率で、0.7%となっており、前年度数値と比べ1.1ポイント低下しております。主な要因といたしましては、地方債に係る元利償還金の額が減少したことによるものでございます。将来負担比率につきましては、一般会計等が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する比率で、前年度同様、将来負担額を充当可能財源等が上回ったことにより、比率は算定されませんでした。その主な要因といたしましては、地方債現在高や債務負担行為に基づく支出予定額など、将来負担額が減少したことによるものでございます。各指標につきましてご説明させていただきましたが、いずれも早期健全化基準を下回っております。  次に、公営企業の資金の不足額の事業規模に対する比率を表す資金不足比率につきましては、水道事業では資金不足は生じておらず、下水道事業では打切り決算を行ったことにより資金不足となっておりますが、いずれの会計も経営健全化基準には該当しておりません。今後は、これら指標の算定結果をホームページや広報紙等により市民に公表する予定でございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) これから質疑を行います。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) 質疑なしと認めます。  以上で報告第1号を終わります。                        〇 △報告第2号 ○議長(板橋睦) 日程第28、報告第2号 専決処分の報告についてを議題とします。  本案について報告を求めます。  板倉市長。    〔市長、登壇〕 ◎市長(板倉正直) 報告第2号についてご説明をいたします。  本報告は、令和2年4月20日、市道00―107号線を走行していた相手方車両が印西市竹袋2番2地先において、道路舗装面の破損箇所に落ち、タイヤ及びホイールを破損した事故の和解及び損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定により、議会に報告するものでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) それでは、2点だけ質問します。  これ夜9時頃ということなのですけれども、この地域に、この近くに防犯灯とか、または街灯は設置されていなかったのかどうか。  それと、もう一点は、市内道路パトロールを毎日やっていると思いますけれども、この件について道路パトロールでは発見できなかったのかどうか。この2点について伺います。 ○議長(板橋睦) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。  防犯灯でございますが、現在補修後の写真が右側にあると思いますが、こちらの先に見えます電柱に1つ防犯灯がついている状況でございます。ですから、今舗装修理後の部分には防犯灯はなかったという状況でございます。  それと、パトロールにつきましては、金曜日の時点で発見されなかったものでございます。土日に雨が降って、次第に道路が破損し、急速な穴になったものと考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 20番、山田喜代子議員。 ◆20番(山田喜代子) 今この右側の写真にありますと言うけれども、この光はこの事故現場には届かないという距離ということなのですね。これをまたもう一灯設置するという考えなのかどうか、ちょっとその辺伺いたいと思います。  あと、パトロールの後に土日雨が降ってこういうことになったって言いますけれども、これってそんなに簡単に道路が駄目になってしまうのですか。 ○議長(板橋睦) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) 防犯灯につきましては、うちのほうの管轄ではございませんので、ちょっと。それと、事故現場の付近に電柱があるかというのはちょっと分からない状況でございます。  それと、穴の空いた状況でございますが、降雨により、ひび割れの状態から次第に舗装が剥がれ、急速に穴になったものと考えております。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 暫時休憩します。    休憩  午後2時22分    再開  午後2時22分 ○議長(板橋睦) 再開します。  川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) 失礼しました。道路照明につきましては、交差点部やカーブといったところにつけるようにしておりますので、この直線についてはちょっとつけられない状況でございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) 20番、山田喜代子議員、3回目になります。 ◆20番(山田喜代子) 結構この道路はいろいろと交通量も多いと思いますので、ちょっとそれつけられないって言いますけれども、やはりちょうど中学校とか介護施設もあることですし、それ条件に合わないかもしれませんけれども、今後つけていく方向として検討できるかどうかということです。  それと、もう一個、ひび割れの状態だったということは、ひび割れだったらもうだんだんこれから雨降ったら駄目になってしまうねって、そういうことだったらもうひび割れの箇所をよく見つけておいて、前もって補修するということはできないのですか。ひび割れが分かっているのだったら。ちょっとすみません、素人でよく分からないものですから。 ○議長(板橋睦) 川嶋都市建設部長。 ◎都市建設部長(川嶋一郎) 道路照明につきましては、あくまでもカーブ、視認性の悪いところにつけているといった状況でございますので、直線の道路につきましては車両のライトを上向きにすることで対応をしていただくしかないかなと考えております。  また、ひび割れ箇所は、市内の道路にはかなりの箇所がございまして、悪くなったところから順次面的に補修はかけているところでございますけれども、雨の量により急速にひび割れ部分から雨が差して、急に穴が空くといった状況が幾つか出ている状況ですけれども、どこがそのようになってしまうのかというのはちょっと分からない状況ですので、できる範囲では面的な補修はかけているところでございます。  以上でございます。 ○議長(板橋睦) これで質疑を終わります。  自席にお戻りください。  ほかに質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) これで質疑を終わります。  以上で報告2号を終わります。  ここで暫時休憩します。    休憩  午後2時25分    再開  午後2時26分 ○議長(板橋睦) 再開します。  ここで執行部の入替えがありましたので、ご了承ください。                        〇 △同意第1号 ○議長(板橋睦) 日程第29、同意第1号 印西市固定資産評価審査委員会の委員の選任につき同意を求めることについてを議題とします。  提出者の説明を求めます。  板倉市長。    〔市長、登壇〕 ◎市長(板倉正直) 同意第1号についてご説明いたします。  現在固定資産評価審査委員会委員としてご活躍いただいております小畑昌也氏が本年9月30日をもって任期満了となることから、再任をお願いいたしたく、地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。  小畑氏は、お手元の参考資料にございますように平成12年に不動産鑑定士試験に合格後、平成13年に不動産鑑定士の登録をし、その後平成14年に小畑不動産鑑定事務所を開業し、不動産鑑定士としてご活躍されております。このように、小畑氏は不動産鑑定士として豊富な経験を持ち、固定資産評価に精通しており、今後におきましても固定資産評価審査委員会委員としての経験を十分に発揮され、委員としてご活躍いただけるものと確信してお願いするものでございます。ご同意いただけますよう、よろしくお願いをいたします。 ○議長(板橋睦) これから質疑を行います。  なお、発言につきましては地方自治法第132条及び会議規則第151条に規定されております品位の保持に努めていただきたいと思います。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) 質疑なしと認めます。  同意第1号については印西市議会会議規則第37条第3項により委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) 異議なしと認めます。  したがって、同意第1号については、印西市議会会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略することに決定しました。  本件は人事案件ですので、印西市議会運営に関する申合せにより討論を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) 異議なしと認めます。  したがって、同意第1号については、印西市議会運営に関する申合せにより討論を省略することに決定しました。  これから同意第1号について採決します。  採決は起立により行います。  本件はこれに同意することに賛成の方は起立をお願いします。    〔賛成者起立〕 ○議長(板橋睦) 起立全員です。  したがって、同意第1号は同意することに決定しました。                        〇 △同意第2号 ○議長(板橋睦) 日程第30、同意第2号 印西市教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについてを議題とします。  提出者の説明を求めます。  板倉市長。    〔市長、登壇〕 ◎市長(板倉正直) 同意第2号についてご説明をいたします。  現在教育委員会の委員としてご活躍いただいております鈴木裕枝氏が本年9月30日をもって任期満了となりますことから、再任をお願いいたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。  鈴木氏は、お手元の参考資料にございますように、本埜第二小学校のPTA会長をはじめとして、教育活動サポーター及び教育活動推進員として放課後子ども教室推進事業に関わられ、また印西市放課後子ども教室運営委員会の委員長を務められるなど、児童の健全育成に取り組み、ご活躍されてきた方でございます。平成28年10月からは、印西市教育委員会の委員として、市教育行政の発展にご尽力をいただいております。このように、鈴木氏は教育に関し豊富な社会経験をお持ちであるとともに、その人望も厚く、さらには幅広い識見により、教育委員会の委員として誠意と熱意を持ってご貢献いただけるものと確信してお願いするものでございます。ご同意をいただけますよう、よろしくお願いをいたします。 ○議長(板橋睦) これから質疑を行います。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) 質疑なしと認めます。  同意第2号については、印西市議会会議規則第37条第3項により委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) 異議なしと認めます。  したがって、同意第2号については、印西市議会会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略することに決定しました。  本件は人事案件ですので、印西市議会運営に関する申合せにより討論を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) 異議なしと認めます。  したがって、同意第2号については、印西市議会運営に関する申合せにより討論を省略することに決定しました。  これから同意第2号について採決します。  採決は起立により行います。  本件はこれに同意することに賛成の方は起立をお願いします。    〔賛成者起立〕 ○議長(板橋睦) 起立全員です。  したがって、同意第2号は同意することに決定しました。                        〇 △諮問第1号 ○議長(板橋睦) 日程第31、諮問第1号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題とします。  提出者の説明を求めます。  板倉市長。    〔市長、登壇〕 ◎市長(板倉正直) 諮問第1号についてご説明をいたします。  現在人権擁護委員としてご活躍いただいております服部恵美子氏が本年12月31日までの任期をもって退任されることから、服部氏の後任として押田香代子氏の推薦につきまして、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものでございます。  押田氏につきましては、参考資料にございますように長年にわたり教鞭を取られ、平成30年3月に印西市立滝野小学校の校長を退職された後も教育現場で児童や教員の指導に当たられております。押田氏におかれましては、高潔な人格、識見の持ち主であり、長年教育に携わってきた経験を生かし、人権擁護委員としての使命を自覚され、基本的人権が侵害されることのないよう、誠意を持ってご活躍いただけるものと確信をしておりますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(板橋睦) これから質疑を行います。  なお、発言につきましては地方自治法第132条及び会議規則第151条に規定されております品位の保持に努めていただきたいと思います。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) 質疑なしと認めます。  諮問第1号については、印西市議会会議規則第37条第3項により委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) 異議なしと認めます。  したがって、諮問第1号については、印西市議会会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略することに決定しました。  なお、本件は人事案件ですので、印西市議会運営に関する申合せにより討論を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(板橋睦) 異議なしと認めます。  したがって、諮問第1号については、印西市議会運営に関する申合せにより討論を省略することに決定しました。  これから諮問第1号について採決します。  採決は起立により行います。  本件は原案のとおり認めることに賛成の方は起立をお願いします。    〔賛成者起立〕 ○議長(板橋睦) 起立全員です。  したがって、諮問第1号は原案のとおり認めることに決定しました。                        〇 △散会の宣告 ○議長(板橋睦) 以上で本日の日程は全部終了しました。  本日はこれで散会します。  お疲れさまでした。    散会  午後2時38分...