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平成21年 3月定例会 第3号 平成21年2月27日

  • 伊藤敏範(/)
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  1. 八街市議会 2009-02-27
    平成21年 3月定例会 第3号 平成21年2月27日


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    平成21年3月第1回八街市議会定例会会議録(第3号) ………………………………………………… 1.開議 平成21年2月27日 午前10時00分 1.出席議員は次のとおり 1番 桜 田 秀 雄 2番 林 修 三 3番 山 口 孝 弘 4番 小 髙 良 則 5番 湯 淺 祐 德 6番 川 上 雄 次
    7番 中 田 眞 司 8番 古 場 正 春 9番 林 政 男 10番 新 宅 雅 子 12番 鯨 井 眞佐子 13番 北 村 新 司 14番 古 川 宏 史 15番 山 本 義 一 16番 京 増 藤 江 17番 右 山 正 美 18番 小 澤 定 明 19番 京 増 良 男 20番 丸 山 わき子 21番 加 藤 弘 22番 山 本 邦 男 1.欠席議員は次のとおり 11番 横 田 義 和 ………………………………………………… 1.地方自治法第121条の規定による会議事件説明のための出席者は次のとおり ………………………………………………… 市 副 教 総 市 長 長谷川 健 一 長 髙 橋 一 夫 長 齊 藤 勝 市 育 務 民 部 部 長 山 本 重 徳 長 小 倉 裕 経 済 環 境 部 長 森 井 辰 夫 -101- 建 設 部 長 並 木 会 計 管 理 者 伊 藤 はつ子 教 育 委 員 会 教 育 次 長 尾 髙 幸 子 農 業 委 員 会 事 務 局 長 藤 﨑 康 雄 監 査 委 員 事 務 局 長 江 澤 弘 次 選挙管理委員会事務局長 加 藤 多久美 財 水 政
    道 課 課 長 長谷川 淳 一 長 醍 醐 文 一 国 保 年 金 課 長 石 毛 勝 介 護 保 険 課 長 醍 醐 真 人 下 水 道 課 長 吉 田 一 郎 学校給食センター所長 石 井 勲 務 生 政 課 課 課 長 加 藤 多久美 長 藏 村 隆 雄 長 浅 羽 芳 明 道 路 河 川 課 長 勝 股 利 夫 庶 務 課 長 河 野 政 弘 総 厚 農 事 主 主 主 1.本会議の事務局長及び書記は次のとおり ………………………………………………… 務 局 長 今 井 誠 治 査 水 村 幸 男 任 主 事 栗 原 孝 治 事 大 塚 真 紀 ………………………………………………… 1.会議事件は次のとおり ○議事日程(第3号) 日程第1 一般質問 日程第2 休会の件 平成21年2月27日(金)午前10時開議 -102- ただいまの出席議員は21名です。議員定数の半数以上に達していますので、本日の会議
    ○議長(山本邦男君) は成立しました。 これから、本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、配付のとおりです。 日程に入る前に報告します。 本日の欠席の届け出が、横田義和議員よりありました。 以上で報告を終わります。 日程第1、昨日に引き続き、一般質問を行います。 傍聴人の方に申し上げます。 傍聴人は、傍聴規則第8条の規定により、議事について可否を表明、または騒ぎ立てるこ とは禁止されています。 なお、議長の注意に従わないときは、地方自治法第130条の規定により退場していただ く場合がありますので、あらかじめ申し上げます。 順次、質問を許します。 最初に、誠和会、山本義一議員の個人質問を許します。 ○山本義一君 おはようございます。誠和会の山本義一でございます。 今3月議会で登壇の機会をいただきました会派の皆様に厚く御礼を申し上げます。 私は、市民皆様とともに考え、魅力ある、元気な八街市であるように努めてまいりますの で、長谷川市長におかれましても、強いリーダーシップのもと、さらなる発展に、ご尽力を お願いいたします。 それでは、通告順に質問しますので明解なる答弁をお願いします。 質問事項1.元気で活力ある八街市へ。 質問要旨(1)経済対策についてお伺いいたします。 「百年に一度」と言われるような厳しい経済状況下において、生活支援及び消費刺激策と して、全ての家庭に支援が行き届く定額給付金の支給は必要であります。総額2兆円は、G DPの0.4パーセントに相当するもので、消費が活発になれば、GDPを0.2パーセン ト引き上げる効果が見込まれると言われていることから、内需拡大にもなります。 そのようなことから、経済を元気にし、景気低迷を吹き飛ばすためにも期待をしていると ころであります。特に、定額給付金の支給には、市議会での補正予算の成立が必要なことか ら、本市においても議会初日に全会一致で議決されたところであります。 支給までに、給付リストの作成や申請書の印刷、発送などの作業が必要で、年度内の支給 開始は難しい状況にあるものと思われますが、一日も早く支給ができるよう取り組みをお願 いいたします。 さて、定額給付金の活用として、プレミア付き商品券の発行を計画している自治体もある -103- ようです。商工会議所と連携して、1万円で1万1千500円分の買い物ができる15パー セントプレミア商品券の発行を決定しているところもあるようであります。 そこで、質問の①は、定額給付金の支給に伴い、本市でもプレミア商品券を経済対策とし ての考えはないかお伺いいたします。 次に、質問要旨(2)商業振興についてお伺いします。 次世代を担う若者は、無限の可能性を秘めた、かけがえのない存在です。新しい発想と若 者らしいチャレンジスピリットがみなぎっております。その力が八街市の活力に活性化にな るものではないでしょうか。賑わい、活気に満ちあふれる八街ふれあい夏まつり、産業まつ りなどには大勢の市民の皆さんが集まり、盛大に開催されております。これだけ人が集まる ので、毎月1回継続して、さまざまな思考を凝らしたイベントでもいいですから、開催を考 えてはどうでしょうか。 また、商店街市道をカラー舗装や絵を描くなど雰囲気づくりをしてはどうでしょうか。 そこで、質問要旨の①は、空き店舗を家賃補助など支援をし、高校生や大学生に貸し出し、
    営業してもらってはどうかお伺いいたします。 質問の②は商店街皆さんと協働で月に1回のイベントの開催や商店街のイメージづくりを 考えてはどうかお伺いいたします。 質問要旨(3)市有地の有効利用についてお伺いします。 JAいんば農協の機能再編により、川上支所が統廃合され、廃止になりました。川上支所 は地区の農業の経営と技術の向上、農業資材の購入や金融など、地域に多大なる貢献をして きました。支所機能の再編は、小売店などとの競争が激化する中、将来的に経営の健全化を 図ることだと思います。川上支所の取り壊しも、出荷場を残して終わりました。跡地につい そこで質問の①は、JAいんば農協川上支所の跡地利用は、どのように考えているのかお ては市の所有地であります。 伺いいたします。 次に、質問事項2.安心できる八街市に。 質問要旨(1)八街警察署の設置について、お伺いいたします。 全国的な治安の悪化に対応するため、警察官の増員や空き交番対策として交番相談員等の 非常勤職員の増員にも努めているところでもありますが、犯罪を抑止するための対策として、 警察官による街頭活動の強化、青色回転灯を装着した自主防犯パトロールの実施や防犯カメ ラの設置などありますが、やはり一番は警察署の設置が犯罪抑止になると思います。 八街駅前でも街頭犯罪が起きました。駅前交番の設置も急がねばなりません。 そこで、質問の①は八街幹部交番を八街警察署に格上げできないか、お伺いいたします。 質問の②は、新たな考えの中で八街警察署の設置はできないのかお伺いいたします。 質問要旨(2)介護保険制度についてお伺いします。 介護の必要な高齢者が急速に増え、介護する人の高齢化も進んでまいりました。また、働 く女性も増えるなど、家族だけで介護することは、大変難しくなってきております。高齢化 -104- が進む中で、被保険者数も増え、保険料の引き上げが、やむなくされてきました。平成18 年4月には、介護予防を重視した新たな取り組みが始まりました。 そこで、質問の①は、高齢化が進む中で介護保険料の見直しはあるのか。どのように見直 されたのかお伺いいたします。 質問の②は、それぞれの要介護認定者数をお伺いします。 質問の③は、今後の高齢化率の推移をお伺いいたします。 次に、質問事項3.緑豊かな八街市に。 質問要旨(1)市民の憩いの場所について、お伺いいたします。 本市の緑豊かな環境は心が和む、市民の憩いの場や子どもたちの環境教育、子どもたちの そこで質問は、貴重な自然を活かし、憩いの場となる里山整備をしてはどうか。また、充 遊びの場となるものと思います。 実した支援策はないか、お伺いいたします。 質問事項4.未来の八街市に。 質問要旨(1)教育施設整備問題についてお伺いいたします。 急激な人口増加により、児童・生徒が増加して、教室不足が生じました。教育施設のイン フラ整備が間に合わず、仕方なくプレハブ校舎での授業となりました。プレハブ教室の老朽 化が進み、外壁などは、さびが出てまいりました。 今回、21年度の当初予算には、交進小学校の仮設校舎の改修費が計上され、大変うれし く思っております。このことを、今後、順次、改修や解消ができるように計画をお願いいた します。 さて、南中学校にはプレハブの教室が6教室あります。3年生6クラスが学んでおります。 大変、老朽化が進んでおりますので、そこで質問の①は、八街南中学校プレハブ教室の改 修はいかがか、お伺いいたします。 次に、質問要旨(2)食育についてお伺いします。 食育基本法は、平成17年に施行され、特に子どもたちに対する食育について「心身の成
    長及び人格の形成に大きく影響を及ぼしていく、基礎となるもの」としています。また、学 校給食法は「児童及び生徒の心身の健全な発達に資し」と学校生活を豊かにし、健康の増進 を図ることしており、給食の時間も大切な教育の時間であります。給食の時間は45分ぐら いあるわけですが、準備や配ぜん、また、後片づけに時間を要し、実際に食べる時間が15 分から20分ぐらいと、おいしく、楽しく食べるには、非常に少ない時間のように思われま す。 そこで、質問要旨の①は、給食の時間を有効に使えないか、お伺いいたします。 質問要旨の②は、小麦粉で作られていたパンなどを米粉を使用して、新たな食感を持った 新製品ができることで、米の消費拡大による食料自給率の向上にもつながることから、米粉 を使った給食にできないかお伺いします。 質問要旨(3)スポーツプラザの駐車場についてお伺いします。 -105- ります。 スポーツプラザは、スポーツの中核施設として広く市民に利用されています。体育祭や各 種スポーツの大会が開催されております。また、夜間照明の設置など、施設設備の充実を行 っていただいているところであります。しかしながら、体育施設の規模的な大きさの割には 駐車場が少ないように感じられます。大きな大会になりますと、駐車できずに、路上駐車や 近くのコンビニに駐車して、迷惑をかけているというようなことがあるようにお聞きしてお そこで質問は、スポーツプラザに隣接しているクリーンセンターの最終処分場の一部をス ポーツプラザの駐車場にできないのか、お伺いいたします。 質問要旨(4)次世代懇談会についてお伺いします。 高校生や大学生が普段考えていることや八街への思いなどを把握して、高校生、大学生の 奇抜、斬新なアイデア、意欲や元気を八街市の活性化に結びつける機会を設け、若いエネル ギーを活かす方策を検討してはどうでしょうか。 そこで質問は、市内在住の中学校・高等学校・大学の生徒と意見交換会を開催してはどう かお伺いします。 ○市長(長谷川健一君) 以上で登壇しての質問は終わります。明解なるご答弁をよろしくお願い申し上げます。 誠和会、山本義一議員の質問に答弁をいたします。 初めに、質問事項1.元気で活力ある八街市へについて答弁いたします。 (1)①ですが、定額給付金の給付にあわせた取り組みで、プレミア商品券等の発行を予 定している幾つかの地域がありますが、本市では、八街サービス会において商店街の活性化 を図るため、昭和57年から商品券の発行をしておりましたが、現在は、諸般の事情により、 商品券の発行がされておらず、市内の商店で使用できる商品券がありません。 このようなことから、新たにプレミア商品券の発行については考えておりませんが、現在、 各商店会及び八街商工会議所とともに、消費拡大に向けた取り組みについて検討していると ころであります。 次に、(2)①ですが、現在も空き店舗の活用事業として、八街駅南口商店街振興組合に おいて設置した「ギャラリー悠々」に対し、家賃の一部を助成しているところであります。 この施設は、八街駅南口の空き店舗を利用し、市民の交流の場・憩いの場として運営して おり、利用料は無料で、だれでも利用できます。施設内では書道の展覧会をはじめ、各種の 発表の場として活用しており、夏まつりでは落語会を開くなど、多くの市民に喜ばれており ます。 このほか、空き店舗を活用した事業について関係者と協議しているところではございます が、ご質問のような要望等がございましたら、検討してまいりたいと考えております。 次に(2)②ですが、イベントにつきましては、ふれあい夏まつりや産業まつりなど、年 1回開催をしておりますが、定期的なイベントにつきましては、以前、八街商工会議所にお いて、北口で行うイベントについて、さまざまな話し合いが行われましたが、諸事情により -106-
    実現しなかった経緯がありました。 定期的なイベントを開催するに当たっては、商店街の皆さんが中心となって行わなければ 成功はしないと考えておりますので、今後、実現可能な計画がございましたら、商店街のイ メージづくりと併せて協力してまいりたいと考えております。 次に(3)①ですが、JAいんば川上支所の跡地利用については、現在、事務所部分は取 り壊され、事務所側の倉庫については、起債償還期間が、まだ残っているため、当面、事務 所の建っていた部分を含め、来年度以降も借地したいとの申し出がありましたので、JAい んばと協議を進めております。 なお、旧川上駐在所隣接の倉庫については、既に取り壊され、更地となっており、平成2 1年3月31日をもって返却されることとなっております。 今後の跡地利用については、借地されている部分が返却された時点で、売却も含め検討し ていきたいと考えております。 して答弁をいたします。 次に、質問事項2.安心できる八街市にの(1)の①と②は関連しておりますので、一括 現在、安心できる八街市を目指して、犯罪抑止対策として、防災行政無線や広報紙を活用 した啓発活動をはじめ、防犯ボランティア団体の皆様や市の青パト車による監視活動を実施 するとともに、警察の警ら活動に重点を置いた犯罪防止活動の強化を図っているところでご ざいますが、JR八街駅周辺の状況は、依然として自転車盗や公共施設の破損などが発生し ており、これらの犯罪を減少させるためには、駅前交番の設置が重要であり、市民の皆さん も望んでいるところでございます。 また、市民生活の安全を確保するためには、警察力の強化以外の方法は考えられないこと から、警察署を設置していただけるよう、県警本部に要望しているところでございますが、 県警本部の考えは、各警察署の治安情勢や人口・世帯数等の総合的な検討及び警察官の増員 問題も関係してくるため、設置には難色を示しております。 本市の治安が悪化しないよう、警察力の強化を図るため、一日も早くこれらの要望に応え ていただけるよう、今後も引き続き、要望してまいりたいと考えております。 次に(2)①ですが、第4期の介護保険事業計画におきましては、高齢化の進展に伴う要 支援・要介護認定者の増加、必要とされる施設の整備、介護サービス利用の増加、平成21 年4月の介護報酬の改定等による影響を考慮し、介護給付費全体の増加が見込まれることか ら介護保険料を引き上げざるを得ない状況であります。 介護保険料の引き上げ幅につきましては、基準月額で187円、率にして約5パーセント と推計しております。 また、平成17年度の税制改正による影響で、保険料段階が上昇した被保険者への対応と して、現行の第4段階を課税年金収入額合計所得金額の合計が80万円以下の方と、それ 以外の方に区分するとともに、現行の第5段階を合計所得金額が125万円未満の方を第5 段階、合計所得金額が125万円以上200万円未満の方を第6段階とし、保険料段階を現 -107- ります。 行の6段階から、7段階に変更するなど、よりきめ細やかな保険料段階を設定するものであ 次に②ですが、平成20年10月1日現在の要支援・要介護認定者数につきましては、要 支援1が212人、要支援2が256人、要介護1が364人、要介護2が257人、要介 護3が281人、要介護4が220人、要介護5が209人、合計1千799人で、認定者 数の第1号被保険者数に占める割合、いわゆる認定率につきましては、13.5パーセント でございます。 また、第4期介護保険事業計画における平成21年度以降の推計値を申し上げますと、平 成21年10月1日現在の推計値は、要支援1が222人、要支援2が269人、要介護1 が382人、要介護2が265人、要介護3が295人、要介護4が230人、要介護5が 220人、合計1千883人で、認定率は13.5パーセントと見込んでおり、計画の最終
    年度に当たる平成23年10月1日現在の推計値は、要支援1が242人、要支援2が29 1人、要介護1が413人、要介護2が290人、要介護3が325人、要介護4が252 人、要介護5が243人、合計2千56人で、認定率は14.0パーセントと見込んでいる ところでございます。 次に、③ですが、人口の伸びが鈍化し、社会増も見込めない現状と市民の年齢構成から推 計いたしますと、年々高齢化が進むことは避けられない状況であると考えております。 今後の高齢化率につきまして、第4期介護保険事業計画における推計値を申し上げますと、 平成21年10月1日現在、65歳以上人口1万3千933人、高齢化率17.9パーセン ト、平成22年10月1日現在、65歳以上人口1万4千328人、高齢化率18.3パー セント、平成23年10月1日現在、65歳以上人口1万4千697人、高齢化率18.6 パーセント、平成26年10月1日現在、65歳以上人口1万7千455人、高齢化率21. 5パーセントと見込んでいるところでございます。 次に、質問事項3.緑豊かな八街市について答弁をいたします。 (1)①ですが、近年、生活様式や農業生産などの変化により、里山と人との関わりが薄 れ、そのよさが失われつつあります。これを取り戻すため、県では「千葉県里山の保全整備 及び活用の促進に関する条例」に基づき、各種団体の里山活動に対して支援をしております。 具体的に申し上げますと、里山活動を行う団体と、その活動を行う区域を提供する土地所 有者が、里山活動協定を締結し、県知事の認定を受けると、里山保全整備活用事業補助金交付対象団体となることができます。 し、活動を行っております。 本市におきましては、NPO団体やボランティア団体などの3団体が、この補助金を活用 市内における、里山活動の例を申し上げますと、昨年では、里山フェスティバルや小谷流 地区において里山整備が行われております。 また、昨年、沖地区では、遊休農地活用事業の1つであります遊休農地リフレッシュ活用 支援事業を活用しまして、遊休農地にコスモスを植え、遊休農地の解消を推進しております。 -108- 開花時期に開催したコスモス祭りには、私ども参加させていただきましたが、市内外の方 が多数訪れ、盛況でございました。 市といたしましては、里山保全活動遊休農地解消対策としても有効な施策の1つである と認識しておりますので、引き続き、市民・ボランティア団体等との協働により、里山整備 等の活動が進められるよう支援してまいりたいと考えております。 次に、質問事項4.未来の八街市にの(1)から(3)までにつきましては、後ほど教育 長から答弁をさせます。 次に、(4)ですが、現在、中学生や高校生の意見を伺う場としましては、毎年開催され ている子ども模擬議会がありますが、以前、市の総合計画2005の策定に当たり、ヤング フォーラムやちまたと称しまして、学校長の推薦を受けた市内4中学校と八街高校及び千葉 黎明高校の生徒24名の皆さんと、私をはじめ、市執行部とが直接対話方式により、意見交 換を行ったことがありまして、そこで20年先の八街を夢と希望にあふれる豊かな街にする ため、未来の八街を担う中学生、高校生を対象に、市の強み、将来像などについてのさまざ まな意見、希望を聞かせていただいております。 このような懇談会は、計画策定などの機会に開催しているところですが、このほか、市政 懇談会につきましては、各地域や地区などからの要望があれば、その都度、私がその地区に 出向いて懇談会に出席しているということもありますので、同様にそれぞれの中学校や高等 学校で意見交換会等の計画がございましたら、出席の要請をいただきたいと考えております。 なお、今、八街市では、成人式は実行委員会で開催をしておりまして、その実行委員会と の八街の市の将来についての懇談会も開催をしております。 次に質問事項4「未来の八街市に」の(1)から(3)までについては、後ほど教育長か ら答弁させます。 ○議長(山本邦男君)
    会議中でありますが、ここで10分間休憩をいたします。 (休憩 午前10時30分) (再開 午前10時40分) ○議長(山本邦男君) 再開します。 休憩前に引き続き、会議を開きます。 ○教育長(齊藤 勝君) 質問事項4.未来の八街市について答弁いたします。 (1)①についてですが、八街南中学校プレハブ校舎につきましては、平成6年から8 年にかけて建築したもので、現在6教室を使用しておりますが、10年以上が経過しており、 各所に老朽化が進んでいる部分もあるため、随時、補修等により、対応しているところでご ざいます。 プレハブ校舎につきましては、児童・生徒の急増に対応するため、緊急に建築した校舎で -109- ありますが、その後、児童・生徒は減少しているものの、学級編成の弾力化などによる必要 性もあり、現在に至っております。 市内小中学校のプレハブ教室は、現在小学校で37教室、中学校で10教室あり、このう ち普通教室として使用されているものが、小学校で29教室、中学校で6教室あり、その他 はTT教室や会議室、笹引小学校では、児童クラブなどに活用されております。 なお、平成21年度で、交進小学校のプレハブ校舎の建て替えを計画しており、引き続き 八街南中学校を含め、老朽度や児童・生徒数の推移を勘案し、対応してまいりたいと考えて おります。 す。 次に(2)①ですが、市内各小中学校においては、給食の時間として、40分から50分 を確保し、給食指導を行っております。給食の時間の後は、20分から30分の昼休みが設 けられており、児童・生徒は給食後のひとときを思い思いに過ごすことができます。 給食の時間の中には、準備や後片づけの時間も含まれており、学級担任の指導のもと、児 童・生徒は協力して、効率よく準備や後片づけに取り組み、食事の時間が確保されておりま 食事中は、楽しく味わいながら食事をとるとともに、学校給食センターから配付される食 材や献立等を紹介する便りをもとに、時には食事のマナー、時には食材や栄養のバランスに ついての知識を学び、また時には郷土食や行事食を味わいながら、地域への理解や郷土への 愛着の心をはぐくむなど、生きた食育指導の場ともなっております。 今後も、食育基本法の理念に沿って、給食の時間を一層充実させてまいりたいと存じます。 (2)②ですが、米粉を給食に利用できないかにつきましては、米粉パンを給食に提供す るために、パン製造者において試行錯誤の結果、昨年12月に米粉を使用したパンの製造が 可能となりました。このことから、給食センターでも、今後、小麦パンと同様に、米粉パン なお、米粉を使用した加工品につきましても、可能な限り利用し、消費拡大につなげてい を3月より給食に配食する予定です。 きたいと考えます。 次に、(3)①ですが、市ではスポーツプラザを会場として市民体育祭、ピーナッツ駅伝 大会、スポーツ少年団マラソン大会などの大きな大会にあたり、多くの市民の皆様にお集ま りいただき、盛大に開催しているところでございます。 大会開催にあたっての駐車場対策として、選手送迎バスの運行をはじめ、スポーツプラザ 緑地及びインターロッキングの利用並びにクリーンセンター敷地の借用などで対応している ところですが、個人での自家用車による来場が多く、駐車場確保に苦慮しているところでご ざいます。 ご質問のクリーンセンター最終処分場の埋立終了部分の活用につきましては、一般廃棄物 の最終処分場及び産業廃棄物の最終処分場に係る技術上の基準を定める省令に基づき、埋立 が、全て終了してからでなければ跡地利用につきましては不可能であるとのことであります。
    したがいまして、大会にあたりまして、参加者はできるだけ乗り合わせによる来場につい -110- ○山本義一君 てご協力をお願いしたいと考えております。 ご答弁ありがとうございます。また、山本邦男議長におかれましては、ご配慮いただきま してありがとうございました。 今日は、一般質問の大変大事な時間だと認識しながら、体調管理が不十分だったというこ とで、誠に皆様にはご迷惑をおかけします。また、ちょっと風邪なんですけれども、お聞き 苦しい点をご容赦いただきたいと思います。ちなみに風邪薬は飲んできませんでした。 それでは、再質問させていただきます。 まず最初に、定額給付金の1番目の経済対策についてですけれども、今、現時点では市と しては考えていないということでありましたけれども、このことについて、商工会議所とか、 また、商店街の皆様と協議したとか、そういう経緯はございませんでしょうか。 ○経済環境部長(森井辰夫君) 先般、会議所におきまして、駅周辺の5商店街の方々、それから南口商工振興組合、それ からサービス会の方々と協議をいたしております。 この協議の趣旨といたしましては、市におきまして、プレミア商品券の発行はしないとい うことでありますけれども、定額給付金、支給をされた後、市民の方々が少しでも地元商店 街で買い物をしていただきたいということで、その方策について考えてみましょうという投 げかけをいたしております。 その結果、いろんな意見が出ておったわけでございますが、その1点をちょっとご紹介い たしますと、一つには予算がないので、取り組みは難しいのではないかという意見のほか、 今までセール等を実施したことがないので、商店街がまとまってやれば効果はあると思う、 やってみようではないかという意見も出ておりまして、最終的には市内全店でセールを行い、 広告宣伝しようという方向で進んでおります。 次の会議を開催するわけですけれども、詳細等につきましては、次の会議までに各商店街 に持ち帰りまして、いろんな面で検討をするということで、先般の会議は終わっております。 いずれにいたしましても、前向きに検討しておるというような状況でございます。 ○山本義一君 す。 5つの商店街の方々と、そういった協議をされたということであります。やってみようじ ゃないかというような意見もあったということで、非常に前向きでいいのかなと思っていま 昨日も給付金の話が出ていましたけれども、本市に給付金がおりてくるのが、11億5千 万円くらいありますので、非常に大きな金額ですので、ぜひとも地元で使っていただきたい というのは当然だれしも思うことであると思いますけれども、11億円が100パーセント 地元へ落ちれば、それは越したことはないんですけれども、そういうことは難しいと思いま すから、たとえ20パーセントでも、30パーセントでも地元の商店街で買っていただけれ ば、非常に大きな金額になるわけですよね。2億円、3億円、4億円というような金額にな -111- ってきますので、ぜひとも、そういった検討は必要だと思います。何らかのそういうセール でもいいですから、地元で使っていただければ、それだけ経済効果があるのかなと認識して いますので、今後、また協議を重ねる中で、なるべく前向きな検討をしていただき、なるべ く地元がよくなるようにしていただければいいなと思っております。よろしくお願いします。 次に、商業振興の中の1番につきましては、実はこれは大変難しいような問題でもありま すし、また、山口議員もこれは非常に認識をしていまして、後で詳しく質問するようですの で、山口議員にこれは任せたいと思います。 あと、イベントの開催、これは先ほども質問しましたけれども、夏まつりとか、産業まつ りには、市内の市民の方々が2万人近くぐらい集まっている、人出があるように聞いていま
    す。本当ににぎやかで、どこにこれだけ人がいるんだろうと思うくらい集まってきておりま す。そういったこともありますので、月1回、何かそういうイベントが開催できれば、賑わ いのある八街が、また創出できるのかなと思って質問させていただきました。 これにつきましては、いろいろ経緯があって、前にも検討されたようでありますけれども、 また、今後とも、そういった検討がなされればいいのかなと。そういうことで、また、今後 ともよろしくご検討をお願いしたいと思います。 次は、八街警察署について、何点かお聞きしたいのですが、八街駅前交番が昨年4月に移 転しまして、そのときに八街警察署に格上げできれば非常によかったんですけれども、なか なか警察の組織の方の見直しも、できませんでしたのか、幹部交番ということで移転しまし た。警察官の増員もされているようでもあります。今回も議会で、発議案で八街駅前交番の 早期設置に関する意見書を全会一致で可決しておりますので、当然、八街駅前交番を早期に 設置しなくちゃいけないというのは、すごく認識があるんですけれども、この八街警察署と いう名前の変更、これは非常に難しいことなんでしょうか。何かいろいろ、簡単にはできな いんでしょうか。その辺をちょっとわかる範囲でご答弁いただければと思います。お願いし ます。 ○市長(長谷川健一君) まず、警察署については、もう八街幹部交番の移転の前から、移転を契機に警察署にして いただきたい、昇格をしていただきたいというような陳情を県警本部、そしてまた千葉県、 今、知事がいませんので、白戸副知事にも陳情に行ってまいりました。その中の話で、県と しては、人口10万人を基本として警察署に格上げをするというような、こんな基準がある そうですけれども、これはあくまでも基準ですので、それと犯罪の多い地域というようなこ とも、その中に入るというようなことで、それと、まず警察署にするには、警察署員の増が 原則ですので、警察署の増員があったときに、やはり警察署に昇格するというようなことで。 それと、もう1点は警察署にふさわしい場所というようなことでございまして、私どもは、 ぜひ、警察署に昇格をしていただきたいというようなことで、場所についても警察署にふさ わしい場所を選定しますが、これは県警との双方で、場所については協議をします。 そういう中で、最終的には警察署は、ここでは無理だというようなことでございましたの -112- で、そこで警察署に昇格が、できないなら、それはやむを得ないけれども、警察官の増員だ け、ひとつお願いしたいと。仮に警察署が署員が100人であって、交番が100人であっ ても、私どもは、それでも結構だから増員はしていただきたいというようなことでございま して、そのときには、今の北側の区画整理の中に、もとの八街幹部交番がございまして、そ こには、もう今の人員でもぎりぎりの部屋しかないということで、全部来ると外に出ている そうですから、ないということで、まず今回、今度の移転のときには、十分余裕がある、将 来警察署に昇格できる位置と、そのような構造でお願いしたいというようなことで、これは、 ちょうど八街から選出している、石井県議会の副議長ですけれども、警察常任委員会の委員 長でもございましたので、一緒に行っていただきました。そういう協議を本当にさんざんや ったんですけれども、やはりそういうことで昇格はできなかったんですけれども。 今までの経緯を見ますと、幹部交番から警察署に昇格したところがあるわけで、ですから 今回の交番用地につきましても、将来警察署としてもできる場所ということで、今の公民館 の前を幹部交番の場所に選んだわけでございまして、警察署については、1日も早く昇格を するように陳情もしてまいりますけれども、とりあえず、その前に、今、八街交番が今度公 民館の方に幹部交番が移りましたので、旧幹部交番があったときでさえも、駅の周辺ではい ろんな犯罪が発生していましたので、交番用地は、もう区画整理の中でとってありますから、 その交番を1日も早く作っていただきたいというようなことで、髙橋副市長に県警の方にも 再三、お願いに行っていただいているのが現状でございまして、交番を先に作らないうちに 警察署というようなことは、あり得ないと思うし、何よりも警察署にこだわることなく、警 察署員が大勢いれば、別に問題ないわけですから。とりあえずは、八街北側の駅前交番を1 日も早く作っていただくことを強く要望しているところでございます。以上です。
    ○山本義一君 ご答弁ありがとうございました。今の市長の答弁を聞いて、市民の方々も大変安心された のかなと。警察官の増員をかなり積極的に取り組んでいただいておるということであります。 私も駅前交番は、早期に作っていただきたいというのは、もうだれしも思っているところで ありますが、先ほど市長も、そうやって申されましたので、ぜひとも駅前交番は優先的に作 っていただきたいなという思いであります。 今の話の中で、新たにというのですか、今の八街交番が、今後警察署になっても用地的に は大丈夫だというようなお話でありましたけれども、また新たに、もし考えられることがあ れば、今、佐倉、八街、酒々井で成り立っております。成田については、成田・富里という ようなことでなっていますけれども、例えば八街と富里で警察署を設立するとか、また違っ た考えになりますけれども、そういったことも、今後考えられるのかどうか。もし、考えら れるのであれば、それについても、今後検討していきたいなと思っていますけれども、いか がでしょうか。 ○市長(長谷川健一君) そういうような、要するに合併警察署と申しますか、そのようなことを、まず市から私は -113- 言うべきことではないと。八街市は八街市に警察署をしてくださいということで要望してい るわけですから、そういう中で県の方で、いや、それは一市ずつ人口が10万人弱のところ に作るのが大変だから、警察署の方から、冨里、八街で1つ作る、こういう計画を出してき たときに、両市で検討するなら結構でしょうけれども、初めから八街で警察署を作っていた だきたいという要望をしている中で、今度は、それがだめだから冨里と一緒に警察署を作っ てくださいと、こんなことは、私はすべきじゃないと思っております。あくまでも単独で、 警察署を作っていただきたいというような要望が、これが本当の筋でございますので。です から、そういうことは、警察の方で、県の方で考えることであって、合併した場合には、ま たそれは違いますけれども、まだ合併しているわけではございませんから、そういうことは 考えるべきじゃないというふうに私は思っております。 ○山本義一君 ありがとうございました。よくわかりました。1日も早い駅前交番と警察署の設置を今後 次に、市民の憩いの場について、充実した支援策は、どのようなものがあるのか、お伺い ともお願い申し上げます。 いたします。 ○経済環境部長(森井辰夫君) 支援策につきましては、先ほど市長答弁があったとおりでございまして、里山活動を行う 団体並びに、その活動を行う区域を提供する土地所有者が里山協定を締結し、認定を受ける と。それに伴いまして、活動事業の補助金の交付団体となりまして、補助金が交付されると いうようなことでございます。 それと、先ほどの市長答弁の中でありましたとおり、そのほかに遊休農地リフレッシュ活 用支援事業というものもございますし、いろいろな支援事業もございますので、とにかく何 をやりたいかということは、相談していただければというふうに考えております。 ○山本義一君 ありがとうございました。 次に、教育施設整備についてお伺いします。 子どもたちの数も大変減ってきてはおります。自然減ということもありますし、プレハブ の校舎の数も、それによって普通教室として使ってきたのが減ってきているというわけで、 そのあいた教室をほかの目的に利用しているというのが現実だというようなお話でありまし たけれども、ちょっと逆行しちゃうとまずいんですけれども、もし、これ今、少人数学級を 実施していますけれども、これをもし40人学級に戻した場合には、プレハブ教室の解消に なるんでしょうか。 ○教育次長(尾髙幸子君)
    今、児童数の減ということの中で話があったところでございますけれども、児童数の減で 考えていきますと、児童数についてちょっとお話しさせていただきたいと思います。 八街市の児童数につきまして、平成8年度ピーク時と比べますと、小学校では1千339 -114- 人の減、クラスで16クラスの減。中学校では平成9年度のピーク時から比較しますと50 5人の減、クラス数で2クラス減となっております。これら、今お話の中で、少人数指導に 対応するための弾力的な運用、それと特別支援学級の増ということの中で、今、プレハブが 解消していかない状態であるということの中なんでございますが、今お話しの標準学級の4 0人クラスで考えていきますと、3年から5年で解消していく学校もあると思われます。概 ねは10年間ぐらいかかるのかなということの中で、解消の明確な年度について示せないの が実情でございます。 ○山本義一君 しょうか。 ○教育次長(尾髙幸子君) ○山本義一君 ありがとうございました。 わかりました。なかなか解消は難しいということでございます。今回、交進小学校の仮設 校舎が、これ7千万円ぐらいかかるんですけれども、4教室の改修ということでありました。 これ、順次、今後とも解消していけるのか。その辺についてはどうでしょうか。ほかの学校 の改修、老朽化しているプレハブの改修はしていけるのかどうか、その辺の見通しはどうで 先ほど教育長の方から答弁させていただいたところでございますが、老朽度等を考慮し、 また、今、その弾力等々の中の状況が必要であるということが生じた場合には、それらを含 めた中で改修を含め、これから考えてまいりたいと考えております。 最後に1点お聞きしたいんですが、スポーツプラザの駐車場です。先ほどの答弁では、省 令に基づき、埋め立てが完了しないと開放はできないんだというようなご答弁がありました。 そういったことがあるんで、開放できないんでしょうけれども、何か簡単に私なんかが考え ると、今、囲われている塀、埋まったところから10メートルでも20メートルでも動かせ て、上は駐車場だけにするんだから使えそうな気がするんですけれども、やはりどうしても その辺の省令とかがあり、できないということでございました。その点について、もう一度 ご確認の答弁をいただけませんでしょうか。 ○経済環境部長(森井辰夫君) これにつきましては、先ほどご答弁いたしましたとおり、省令で細かく基準が設けられて おるところでございまして、この処分場につきましては、埋立地のほかに一般廃棄物が飛散 したり、悪臭が発散しないような措置を講じるとともに、みだりに人が埋立地へ立ち入らな いのを防止することができる囲いを設けることなど、一般廃棄物の最終処分場及び産業廃棄 物の最終処分に係る技術上の基準を定める省令で定められているということもありまして、 こういったことから、維持管理上、埋め立てが全て終了してからでないと無理であるという ことの見解でございます。 ○山本義一君 だめだということで、わかりましたので、ありがとうございました。 -115- では、私の質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(山本邦男君) 以上で、誠和会、山本義一議員の個人質問を終了します。 次に、誠和会、中田眞司議員の個人質問を許します。 ○中田眞司君 誠和会の中田真司です。今回は、5項目について質問させていただきます。 市長をはじめ、執行部の皆さんには、明解なる答弁をお願いいたします。
    それでは、順次質問をさせていただきます。 質問の第1は、道路問題について質問をさせていただきます。 平成11年まで、関東財務局の管理下であった赤道・青道について、平成12年度より改 正され、市の管理に下げられたものです。畑・造成された土地内、畑への連結道路、また何 らかの目的地に行くためと、八街市内でも数多く張りめぐらされて、さまざまな場所にあり ます。 ます。 ます。 ます。 要旨(1)赤道・青道売却に至るまでの過程についてお伺いいたします。また、現地調査 は実施しているのかを含めてお伺いいたします。 子どもたちが安心に登下校するために歩道の整備が必要です。歩道整備が簡単に進まない 今、通勤時間帯と一緒になり、側溝の上を不安そうに登校する子どもたちが多く見受けられ 要旨(2)歩道整備が簡単に進まないが、側溝を歩道として利用している子どもたちが多 い。歩行者を保護するため、道路と側溝の境に、例えば目立つ色のラインとか、アースカー ブとか等して分離できないのか、お伺いいたします。 要旨(3)交通弱者と言われる高齢者・子どもたちなどの安全確保のため、計画的な歩道 整備が必要と考えるがいかがか、お伺いいたします。 続きまして、教育問題についてお伺いいたします。 いじめによる長欠また自殺と、なかなか後の絶たないニュースが流れているところでござ います。前にも、このいじめの件で質問いたしました。今回は、また同じ問題で質問をさせ ていただくわけですけれども、このいじめについては、各個人の感じ方あるいは捉え方、見 方といろいろな面から、これをいじめと位置づける定義が人によって格差があるという中、 なかなか解決に向いていかないような感じもいたします。 そこで、要旨(1)いじめによる長期欠席者のその後と今後の対策についてお伺いいたし 要旨(2)小中学校の携帯電話の所持について、どのように指導するのか、お伺いいたし 続きまして、市内文化財についてお伺いいたします。 現在、本市には有形文化財6件・有形民俗文化財4件・無形民俗文化財2件、遺跡4件・ 天然記念物2件の合計18件を指定文化財として保護しています。また、文化財指定とされ -116- ておりませんが、文化財と思うものが約50件ぐらいあると思います。この文化財の指定方 法(規定)について、まず、お伺いいたします。また、指定はしたものの、その管理につい ては地権者にゆだねるというようにお聞きしておりますが、指定された文化財の管理につい てお伺いいたします。 続きまして、公共施設利用についてお伺いいたします。 公共施設は数多くあるわけですが、今回はスポーツを中心とした施設について質問をさせ ていただきます。 本市にスポーツを中心にした施設は中央グラウンドを中心に、東西南北の各グラウンド・ サッカー場、また学校のグラウンドと数多くの施設が提供されております。グラウンドの利 用も土日の利用に集中して、なかなか思った日に予約ができないのが現状です。予約につい ては担当の窓口に出向くわけですが、要旨①電話では予約ができないのか、まずお伺いいた します。 行程になるわけです。 また、利用料の支払いは、概ね1カ所500円前後で利用できますが、しかし何らかの理 由によりキャンセルした場合、返金はすぐ窓口じゃなく、代表者の口座に入金というような 要旨②利用料は窓口で支払い、キャンセルした際の返金は口座振替となるが、窓口での返 済はできないのか、お伺いいたします。 要旨(2)スポーツ振興課事務室のスポーツプラザへの移転についてお伺いいたします。 要旨①ますます不便になるように思えるが、移転の理由についてお伺いいたします。
    最後に農業問題についてお伺いいたします。 石油高騰により、肥料、生産資材の値上がりが深刻になっております。肥料は種類によっ ては3倍といった値上げ、平均でも60パーセントぐらいの値上げがありました。また、生 産資材についても、軒並み値上げとなっております。この値上げも野菜の販売価格に反映さ れていないのが現状です。新聞紙上を見ますと、いろいろな自治体やJAがこの対策に乗り 出しました。政府から緊急対策事業もあったわけですが、要旨①肥料高騰の補助事業につい てお伺いいたします。 また、この原油高騰で生産コストも上昇したわけですが、市として農業者に対しての助成 について、前の議会でも質問しましたが、再度お伺いしたいと思います。 以上で、1回目の質問を終わります。明解な答弁をよろしくお願いします。 ○市長(長谷川健一君) 誠和会、中田眞司議員の質問に答弁をいたします。 初めに、質問事項1.道路問題について答弁いたします。 (1)ですが、赤道、青道につきましては、地方分権という大きな時代の流れの中で、平 成12年度から16年度までの5カ年をかけて、順次、国から市町村へ譲与されました。こ のことによって、本市が維持管理だけでなく、財産処分の決定をすることができるようにな りました。例えば、道路としての現況がなく、機能していない赤道については、幾つかの条 -117- 件が整えば、用途廃止の手続を経てから、売却処分することができます。一般的には、これ を赤道の払い下げと呼んでおります。具体的には、払い下げを希望される方が行政財産に関 する用途廃止の申請書を市に提出し、これに対し、市では、書類の審査、現地調査などを実 施した上で、用途廃止の可否の判断を下します。可とした場合は、行政財産から普通財産に 所管替えを行い、その後に売却の手続をするようになっております。最近では、ゴルフ場開 発に伴い、赤道を売却処分した例があります。 青道につきましては、地域の排水路と位置づけられていることが多いことから、払い下げ をするケースは、ほとんどありませんが、まれに水路としての機能が全くなく、流末の水路 につながっていないような場合は、払い下げの対象となることが考えられます。 なお、全ての赤道・青道に関する調査というものは実施しておりませんが、境界査定申請 や払い下げの相談を受けた際など、事案ごとに調査をしているのが現状でございます。 次に、(2)(3)ですが、関連しておりますので、一括して答弁いたします。 (2)でご提案いただきました手法は、あまり経費をかけることなく、大きな効果が得ら れるものと考えておりまして、既に八街中学校や八街東小学校周辺の通学路などにおいて、 白線により実施済みであります。 討してまいりたいと考えております。 今後も、学校などを中心として、現況の道路の中で、実施可能な施設整備などについて検 なお、歩道整備を伴う道路改良事業では、用地の買収や物件の補償が伴うため、関係者の 方々の深いご理解とご協力が必要不可欠となります。 また、事業の実施に当たっては、多大な費用が必要となります。このことから、現在の市 の財政状況を考慮しますと、何本もの路線の整備を同時に進めることは、非常に厳しいもの がありますので、現在、進めている文違1号線の事業完了後に、新たな路線の整備に着手を してまいりたいと考えております。 次に、質問事項2.教育問題について、質問事項3.市内文化財について及び質問事項4. 公共施設利用については、後ほど教育長から答弁させます。 次に、質問事項5.農業問題について答弁いたします。 (1)ですが、国においては、燃油及び化学肥料の価格が高騰し、農業経営に及ぼす影響 を緩和することを目的に、肥料・燃油高騰対応緊急対策事業の取り組みを開始いたしました。 この事業は、燃油の使用料または化学肥料の使用量を2割以上低減させる取り組みを行う3 人以上の農業者グループに対して、燃油及び肥料購入費の増加分の7割を助成するというも のであります。
    この事業の実施に当たっては、事務処理の効率化を図るため、市町村協議会の設置が必要 不可欠とされたことから、本市におきましては、平成21年1月15日に「八街市燃油・肥 料高騰緊急対策推進協議会」を設立いたしました。 先般、この協議会を通じて事業実施者13件・受益者戸数143戸の申請を県に行ったと ころであり、申請時における助成額は、約1千500万円となっております。 -118- います。 なお、今後の助成金の交付手続につきましても、協議会を通じて行うこととなります。 次に(2)ですが、燃油の価格につきましては、大分落ちついてきているようでございま すが、一時期の価格高騰により、生産コストが増大した一方で、その増加分が販売価格に反 映できないという状況もあり、農家の収益が減少していることは理解しているところでござ 市といたしましては、農業者の経営負担を軽減するため、今年度においては、先ほど答弁 いたしました、国の助成制度を活用するほか、県の補助事業でございます「園芸王国ちば強 化支援事業」に「施設園芸燃油高騰対策事業」が追加されましたので、この事業を活用して 省エネ暖房機を導入する農家に対して助成を行ったところでございます。 平成21年度におきましては、特に原油高騰に対する助成ということは考えておりません が、引き続き、生産の安定化・省力化を目的として、パイプハウス・収穫機等の整備をする 農業者を支援する県補助事業の生産力強化支援事業を積極的に推進するほか、農業近代化資 金等の制度資金の利子の一部の補給を行い、支援をしてまいりたいと考えております。 なお、従来から実施しております「園芸用廃プラスチック適正処理事業」では、新たに排 出者登録料に対する補助を行う予定で予算を計上しております。 教育問題についての答弁については、教育長から答弁をお願いいたします。以上です。 ○教育長(齊藤 勝君) 質問事項2.教育問題について答弁いたします。 (1)ですが、教育委員会では、毎月、各小中学校における長期欠席児童・生徒につきま して、欠席者数とその理由を聞き取りながら報告を受けています。また、解決に向けた指 導・助言を実施しております。 されておりません。 それらの中で、「いじめ」だけが理由で長期欠席者になったという事例は、今年度は報告 長期欠席者への対応につきましては、八街市教育支援センター「ナチュラル」、校内適応 指導教室の活用、市のカウンセラー等による教育相談を行い、児童・生徒への支援を行って また、教職員の指導力向上を目指した各研修会も実施しております。 さらに、今年度から学校教育相談員による家庭訪問を行い、学校と家庭を結ぶ重要な役割 おります。 をしております。 また、本年度八街南中学校区に、北総教育事務所の生徒指導専任指導主事を派遣し、学校 全体の組織的な取り組みの充実に向け、長欠児童・生徒を持つ担任との面談を行うなど、き め細かな指導助言を行っております。 今後も長期欠席者の解消を目指し、学校を指導、支援してまいります。 次に(2)ですが、本市においては学校生活では携帯電話は必要ではないと考え、市内全 ての小中学校で学校への携帯電話の持ち込みは原則として禁止しております。なお、保護者 からの申し出があり、必要性を学校が認めた場合には持参を許可しております。 -119- なお、許可の際には、校内で使用しないことや友だちに見せないことを指導したり、登校 の際に預かり、下校の際に返却したりするなどの工夫もしております。 次に、質問事項3.市内文化財について答弁いたします。 (1)ですが、指定文化財につきましては、文化財保護法及び八街市文化財保護に関する 条例に基づいて指定をしております。その具体的な流れとしましては、まず、教育委員会が
    指定候補文化財の調査を実施します。その候補物件が、実際に指定すべき文化財であると判 断した場合、条例第4条第2項により、文化財の所有者等または保持者から文書で同意を得、 同第7条により文化財審議会に諮問します。同審議会から市指定文化財に指定すべきものと して答申を得た後、教育委員会の議決を経て、条例第8条により告示するとともに、所有者 等または保持者に指定書を交付して、一定の手続が終了します。 なお、指定文化財の指定につきましては、文化財保護法第182条第3項の規定により、 千葉県教育委員会教育長を通じて、文化庁長官に対しても報告することとなっております。 次に(2)ですが、指定文化財の管理につきましては、八街市文化財保護に関する条例第 10条で、「指定文化財の所有者等または保持者は、良好な状態で当該指定文化財を管理し なければならない」と規定しており、所有者等または保持者が指定文化財の管理を行うこと となっております。 また、文化財を指定する際は、あらかじめ、指定文化財の管理義務が所有者等または保持 者にあることを伝え、同意を得た上で指定の手続を行います。 なお、指定文化財の良好な管理と所有者等の負担の軽減を図るため、郷土資料館では、文 化財の寄託を受ける制度を設けており、また、教育委員会では、平成18年度から八街市文 化財ボランティアの協力を得て、所有者・市民・行政とが一体となって行う協働事業として、 市指定史跡の整備作業を実施しております。 質問事項4.公共施設の利用について答弁いたします。 (1)①ですが、現在、スポーツプラザを含め、社会体育施設及び公民館の使用につきま しては、窓口で使用料金を添えて申請いただき、使用許可書を即日交付しております。 電話予約だけで許可してしまうことは、安易に取り消しすることが可能となり、施設の有 効な利用及び使用者に対しての公平性に欠ける点があることから、確実な利用を図るため、 現在の手続としております。 なお、空き状況につきましては、電話での確認に対し、お答えしておりますので、ご利用 ください。 ます。 次に②ですが、各体育施設の使用料は、保管による事故等を防止するため、受領後速やか に市会計に入金されます。一旦入金された使用料は、返金する場合も市の会計処理の規定に 沿って処理されますので、キャンセルに伴った即日返金はできないというのが実情でござい 返金に当たっては、口座振替を原則に手続を行っておりますが、現金での返金も可能であ ります。現金の場合には、窓口で一度キャンセル及び返金の手続を行っていただき、市の指 -120- いります。 ○中田眞司君 と思います。 定した日に再度来庁していただく必要がありますので、できるだけ口座振替でのご協力をお 願いしているところでございます。 次に(2)①ですが、代表質問1、林政男議員に答弁したとおりでございますが、移転に 伴う市民サービスの低下につながらないよう、今後も調査研究し、効率的な運用を行ってま 答弁ありがとうございました。それでは、自席にて、再度幾つか質問させていただきたい まず、道路問題ですけれども、先ほど市長の方から答弁がございましたが、この中で、私 確認はできなかったんですけれども、現地調査は全部していないというお話でしたけれども、 この赤道の隣接される地権者の同意というものはいただいているわけですか。 用途廃止をする際に、隣接地権者の同意がいるかという意味でよろしいでしょうか。 ○建設部長(並木 君) ○中田眞司君 売却するときです。 ○建設部長(並木 君) 先ほどの市長答弁の中にもありましたように、まず用途廃止ができるかどうかということ
    が一番初めの条件になります。それは、機能しているか、機能していないかということが、 その条件になりまして、それで機能していないということであるのであれば、そのときに隣 接地権者、そういう方の同意は当然必要でございます。 ○中田眞司君 隣接している地権者の同意が必要ということでしたけれども、用途がなされていないとい うより、郊外というより、畑の方を見ますと、意外とそういった道路が、赤道ですか、ある わけですけれども、そういう畑の中の歩道というか、通学道路として利用されているような 道が各箇所にございます。通学道路として整備はされていないんですけれども、用途的に見 ますと道路として暗黙の中で使用されております。その地権者が2名、3名複数の場合はと もかく確認がいるということなんですけれども、もし、その道路に隣接する地権者が1軒の 場合だったら、これはどうなるんでしょうね。地権者の同意は必要なんですけれども、スム ーズに何らかの状況を検討しないまま売却できるというようなことなんですか。 ○建設部長(並木 君) 今、おっしゃられた通学道路として利用されている場合というようなお話の場合には、そ れは、もう現在機能なされているというような判断をします。ただ、ご指摘のありましたよ うに、例えば水路の方がわかりやすいかなというふうには思うんですが、一番上流側に青道 があったとします。実際には、そこはもう全然機能していないと。ほかからの流入も何もな いと。それで、その一番上流、ある一部分が機能していなくて、なおかつ、それが地権者が 1人しかいないということであれば、それは申請によって機能していないのであれば、地権 -121- ○中田眞司君 者が1人だということであれば、その地権者の承諾でよろしいんじゃないかと。その前に機 能しているか、機能していないかというのは、判断させてはいただきます。 ちょっと、今、青道の話が出てしまったんですけれども、排水の方で。青道じゃなくて赤 道なんですけれども、例えば両サイドが畑の地権者です。その間に一本、歩道として整備さ れていないんですけれども道が現在あると。そこを子どもたちが、両サイドに大きな道があ るんですけれども、そこを通れば近いんだということで、その細い道を、現況畑みたいなも のなんですけれども、通学路に使っていると。その売却の場合は両サイド、地権者1軒なん ですけれども、その場合は1軒が申請すれば、そのまま売却、現地調査もしないまま、その まま歩道と使われているんですけれども、売却するのか、しないのかと、そういうことで質 問をしたんですけれども。 ○建設部長(並木 君) 使っているということですので、機能しているというふうに考えます。したがいまして、 今のご質問ですと廃止はできないというように考えます。 ○中田眞司君 わかりました。では、機能しているとした場合は、どんな、いかなる場合でも売却はしな いという考えでいいですね。わかりました。 続きまして、歩道の側溝を利用して通学している子どものことなんですけれども、先ほど 市長の方から経費があまりかからないということで、その方向で進んでいるというお話もご ざいましたけれども、確かに、この側溝を利用して通学している子どもたち、確かに多いで す。これも、市内を見ますとかなり側溝を利用しているわけですけれども、市内云々じゃな くて、やはり市外に目を向けた場合も、この側溝を利用して通学している子どもたち、かな り見受けられます。市外を見ますと、また市内と違って、ただ道路わきに側溝があって、縁 石も何もないと、非常に不安そうな子どもたちが通学しているわけですけれども、ぜひ、こ ういった通学路がかなりございますので、市内だけじゃなくて、やはり市外も見た中でかな り長い距離のこういう側溝を利用して通学している子どもたちもおりますので、ぜひ、その 辺に目を向けた中で、順位があると思いますけれども、早目な対策をひとつお願いしたいと 思います。 続きまして、教育問題について質問をしたいと思います。
    いじめに対しての長欠はいないということでした。これに関連するんですけれども、いじ めに対して、あるいは長欠に対して、長欠という数字は前にも質問したときに出たわけです けれども、現在このいじめ、あるいは長欠の数字というのは、ある程度の改善はされている のか。もし、わかりましたらお願いします。 ○教育次長(尾髙幸子君) 数字的には微増ということでございます。長欠ですね。 ○中田眞司君 -122- いじめと長欠です。 ○教育次長(尾髙幸子君) すみません。先ほどの答弁の中で、いじめだけで長欠になっていることは、今年度は報告 されていないという答弁をさせていただいたところですけれども、いじめだけで長欠になっ ているということの中は、今までもなかったということで、ちょっと言葉じりで今年度はと いうことの中で答弁させていただいたところに、ちょっと若干違和感あるんですが、今まで いじめだけの理由で長欠になった児童はおりません。 ○中田眞司君 私の質問がちょっと、通告の質問がちょっとまずかったみたいで。このことにつきまして は、またチャンスがありましたら、次回質問をしたいと思います。 続きまして、市内の指定文化財ですけれども、地権者、この文化財審議会の中で調査・審 議した中で決定をするわけですけれども、この中で先ほど申しましたように、有形文化財、 あるいは史跡、天然記念物の文化財ということで保護されているわけですけれども、この管 理というのは、保持者あるいは地権者に一任しているということだったんですけれども、こ の管理がされているか、されていないかということについては、この審議会あるいはそうい った関係団体から調査をしているということで認識していいのですか。 ○教育長(齊藤 勝君) 文化財の管理状況については、それぞれ文化財審議会あるいはボランティアの方々の定期 的な会がありまして、そこで報告をして、お互いに状況については把握しております。 ○中田眞司君 それだったら結構です。ありがとうございました。 次に、先ほどの教育問題にもう一度、戻らせてもらいます。先ほど、携帯電話のことにつ いて、どういった指導をしているかという問題で質問したわけですけれども、現在、小学校 低学年はさほどではないと思うんですけれども、小学校・中学校の生徒の携帯の所持率とい うのは、どのくらいあるか、大体把握できますか。 ○教育長(齊藤 勝君) 全国学力状況調査というのを行ったことについては報告いたしましたが、その中で家庭状 況調査というのがありました。あくまでも、これは行ったのは小学校6年生と中学校3年生 のみなんですが、その小学校6年生、中学校3年生のみでよろしいでしょうか。 八街市の場合には、小学校6年生で38.9パーセント、中学生が77.4パーセントで ございます。 ○中田眞司君 小学6年生で38.9パーセント、中学で約77パーセントと、全国平均を見ますとちょ っと八街は多いようですよね。こういった中で、原則的には持ち込まないと。持ち込んだ場 合は先生が一時的に預かるということなんですけれども、この持ち込む、持ち込まないとい う指導はしているわけですけれども、この携帯につきましては、本来は通話だけと、子ども -123- に限っては連絡のみの携帯ということでは別に問題ないんですけれども、今、機能は子ども たちが持っても、我々が持っても携帯電話というのは、ほとんど機能は同じなもので、いろ いろサイトの問題等の中で、いろいろな問題が出ているわけですよね。この問題について教
    育委員会の中で持たせないというのはわかるんですけれども、この辺の問題について、また どういった指導をしているのか。持たせないということであれば、そういう問題はないと思 うんですけれども、実際には持たせないといっても、かなりの人数が所持して学校内に入っ ているわけですけれども、その辺の問題について、どういった指導をしているのか、お伺い します。 ○教育次長(尾髙幸子君) 携帯電話のマナーや危険性の指導について、児童・生徒への指導、保護者への啓発はすべ の小中学校で実施しております。児童・生徒に対しては、各学校では道徳の授業はもちろん のこと、学校の教育活動全体で命の尊重、あるいは相手の立場を理解して支え合う態度を育 てる教育を進めております。また、有害サイトやメールの危険性については、児童・生徒へ の指導とともに、保護者への理解、啓発もあわせて行っております。 具体的には、携帯電話事業者に協力を依頼して、携帯安全教室等を実施しているところで ございます。 ○中田眞司君 ありがとうございました。 それでは、次に入らせていただきたいと思います。公共施設の利用についてですけれども、 先ほど電話予約は無理ということで答弁をいただいたわけですけれども、これは代表質問の 中で林議員も、ちょっとそういう問題に触れたわけですけれども、そのときに、たしか林議 員もネット予約はできないかという質問をしたと思います。そのところについて、ちょっと 答弁をしたかどうか、私は聞いていなかったんですけれども、どうしてネット予約というも のは、またこのキャンセルの場合のネット入金ということで、その辺の考えはないのか、お 聞きいたします。 ○教育次長(尾髙幸子君) インターネットの予約ということでよろしいでしょうか。 機械処理ですので、平等に処理できるように思えると思うんですが、実際はランダムに行 うと結果的には同じ人が連続して区分の予約をとることができる等々が出てくると思います。 これは課題の1つではないのかなと。本市においては、申請時に料金をいただいているとい うようなことの中で、申し込みについての公平性を保っておりますので、それで現在のとこ ろ行きたいと考えております。 ○中田眞司君 ありがとうございました。 それでは、農業問題ですけれども、先ほど答弁いただきました。価格というより、市自体 で農業者に対しての助成というもの、金額云々じゃなくて、やはり先ほど市長の方から私も -124- 前々から言っております廃プラについては、金額云々じゃなくて、やはり500円という手 数料の中でも前向きな姿勢を見たということで、非常にうれしく思っております。 また、今後こういった農業を取り巻く環境が非常に厳しいわけですけれども、またこうい ったいろんな波があろうかと思います。そういったときに、市自体で独自にまた、すぐ対応 ができるような姿勢をとっていただきますようお願いをいたしまして、私の質問を終わらせ ていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(山本邦男君) 以上で、誠和会、中田眞司議員の個人質問を終了します。 ここで、昼食のため、しばらく休憩をいたします。 午後は、1時10分から再開いたします。 (休憩 午前11時49分) (再開 午後 1時10分) 山口孝弘議員より、本日の一般質問に関係する資料を配付したい旨の申し出がありました ○議長(山本邦男君) 会議を開く前にご報告いたします。
    ので、これを許可しました。 休憩前に引き続き、会議を開きます。 次に、誠和会、小高良則議員の個人質問を許します。 ○小高良則君 誠和会の小高良則です。 現在、日本は昨年9月のリーマンショックにより、経済は大変不安定で株価の下落、企業 経営の縮小、雇用の減少、内閣府が発表した08年11月から12月期の国民総生産(GD P)速報に至っては、物価変動の影響を除いた実質GDPは前期7月から9月期比で、3. 3パーセント減と、これが1年間続いた場合、年率換算で12.7パーセント減と大変な数 値が出されており、輸出を主とする日本は大変な経済危機により、今後の生活が大変不安視 されるところです。 このような経済状況の中、八街市民が安心して暮らせるよう、安全に生活できるよう、健 康で過ごせますよう、長谷川市長には、元気な八街市づくりをお願いいたします。政治経済 の安定が生活の安定と考え、私も微力ながら頑張りたいと思います。 それでは通告に従い、私は道路問題、雇用問題、市職員について、住環境について、福祉 問題、教育問題について、順次質問しますので、明解なる答弁をお願いいたします。 質問事項の1番目は、道路問題について伺います。 八街市の道路事情は、厳しい財政の中、安易に改善できるものではありません。しかし、 市民ニーズはさらなる向上を絶えず求めております。その一端の一区交差点付近の歩道整備 について伺います。 かねてよりお伺いしていますが、既に用地買収は終わり、整備の段階かと思われます。隣 -125- なのか伺います。 地土地所有者が一部舗装をしていますが、市といたしまして今後どのように整備をする計画 次に、文違1号線について、交差点からの接続が完了し、新たなルートが開通されました。 今後の工事の進行計画はどのようになっているのか。また、豪雨時には踏切付近が冠水する が、この工事で冠水対策はどのように考えているのか伺います。 次に、踏切設備についてですが、八街駅上り下りとも近接して踏切があります。よって安 全上、どうしても遮断機の下がる時間が長くなってしまっています。時には駅に電車が入っ てくる前から乗客を乗せ、発車通過までと、かなりの時間を要しており、知らぬドライバー の心中を考えますと、いらつく方もおるのではないでしょうか。 そんなとき、狭隘な道路を過度の速度を出さないでいただくためにも、踏切に通過時間等 の表示ができないでしょうか、伺います。 質問事項の2番目は、雇用問題について伺います。 昨年末からマスコミで派遣切り報道が連日されていました。雇用の問題は、全国にわたり 深刻になっております。八街市民の中にも職探しに困っている方が大勢いるやとも思われま せん。八街市では、ホームページ、ジョブ・ナビ・やちまたを立ち上げています。2月20 日現在、最新情報で15社、1万4千680のアクセスが見られます。就労に力強くお手伝 いするために、募集事業者の加盟の勧誘促進、事業者との連携等を図るべきと考えます。八 街市の取り組みについて考えをお尋ねいたします。 質問事項の3番目は、市職員について伺います。 不景気な折、多くの市民と接し、働く職員は元気で明るく心身ともに健康でなくてはなり ません。部署により厳しい環境もあるでしょう。職員の精神健康上の取り組みについて伺い ます。 質問事項の4番目は、住環境について伺います。 住宅用火災警報器について、平成20年6月1日から取りつけが義務化されました。防災 課ではホームページにより設置を促しております。また、消防団の中には消火器、火災報知 機の設置を進める活動を行う分団もあるようです。設置は万が一の時に生命を守ることがで き得る大切な手段です。市では啓発活動をどのように行っていますか、伺います。
    また、市営住宅に対する対応はいかがですか。 そして、2011年7月24日には、現行のアナログ放送は終了と言われております。市 営住宅の地上デジタル放送への切り替えはどのようになっているのか、伺います。 質問事項の5番目は、福祉問題について伺います。 高齢化が進む現在、老人福祉問題は行政を行う上で、今後さらに上位に位置づけられると 思います。日本は世界の中でも有数の長寿国ですが、高齢者を取り巻く環境は深刻で、若者 は職を求め都市へと移住する傾向も見られ、そのため、高齢者が高齢者を介護する老老介護 という言葉も聞こえています。 さまざまな問題の中、私は高齢者虐待について伺います。 -126- 介護社会を支える仕組みとして2000年に介護保険制度が施行され、そのことにより多 くの家庭に介護保険サービスが提供されるようになりました。そして、それまで、なかなか 表面化されなかった家庭介護者による虐待の問題が多く確認されているようです。 八街市においては、地域包括支援センターにその窓口があり、社会福祉士、保健師、主任 介護支援専門員が問題の対応に当たっているようです。高齢者虐待は起こってはならないこ とです。八街市の取り組みについてお伺いします。 質問事項の6番目は、教育問題について伺います。 平成20年3月19日、本市では青少年の健全育成を求め、八街市を「青少年健全育成都 市」とする宣言をしました。およそ1年たちますが、実際この1年、どのような活動をして きたのか。また、今後どのような活動を考えているの伺います。 次に、本市の取り組みの連携教育について伺います。 4中学校と八街高校、黎明高校と2校の高校があります。研さんを高め、連携をとるには 恵まれた環境にあると考えます。中高の連携の様子についてお聞かせ下さい。 次に、学力向上について伺います。 次世代を担う子供たちには、さまざまな生きる力をつけてもらわなくてはなりません。そ の中、学校教育による学力の向上は望まれるところです。八街市の子どもたちの学力はおよ そ県平均と聞き覚えがありますが、八街市発展のためにも、学力の向上を願うものです。 そこで、本市の取り組みについてお伺いいたします。 以上で登壇しての質問を終わりますが、明解なご答弁をお願いいたします。 ○市長(長谷川健一君) 誠和会、小高良則議員の質問に答弁をいたします。 初めに、質問事項1.道路問題について答弁いたします。 (1)ですが、本年度は国道409号から伊藤商店前を通り、長谷団地へ向かう市道一区 1号線及び二区10号線の一部、約150メートルにつきまして、土地所有者のご協力によ り用地を確保できました。 そこで、来年度におきましては、歩行者の安全で円滑な通行の確保を図るため、舗装やガ ードレールなどの施設整備を行ってまいりたいと考えております。 また、伊藤商店前の交差点では、見通しが悪いことから、今後は、隅切り用地の確保など について、地元関係者の方々へ、ご理解、ご協力を求めてまいりたいと考えております。 次に(2)ですが、ご案内のとおり、本年2月に県道成東酒々井線側の交差点改良工事が 完了し、交差点が南側に約100メートル移動し、円滑な通行が確保されたところでありま 現在、市道文違1号線の工事では、県道から本昌寺の墓地までの間の表層部分の工事を進 す。 めております。 また、拡幅用地の取得や物件補償について、9名の方々と契約を締結しております。残り の用地の取得や物件補償については、平成21年度に行うとともに、あわせて道路改良工事 -127- ります。
    につきましても、実施してまいりたいと考えております。 なお、改良工事が完了しますと、斉藤米店付近での道路冠水が解消されるものと考えてお 次に(3)ですが、ご指摘の踏切は駅に隣接していることから、駅への入線待ちや利用者 の乗降に要する時間などにより、踏切の閉鎖時間が長いものと思われます。JRに確認した ところ、運行速度や車両編成などにより、条件が異なってくることから、ご質問のような感 知をする設備は設置できないとのことでありますので、ご理解をお願いいたします。 次に、質問事項2.雇用問題について答弁いたします。 (1)ですが、最近の景気の悪化に伴い、雇用失業情勢も企業の採用意欲の減退などから 新規求人数が減少を続けるとともに、完全失業率及び有効求人倍率の動向など、諸情勢は大 変厳しいものとなっております。 本市における雇用対策としては、以前「高齢者・パートタイマー職業相談室」がありまし たが、法改正に伴い、平成18年度をもって廃止となり、現在は相談業務に変わる対策とし て、求人情報をだれでも自由に閲覧できる就労支援サイト「ジョブ・ナビ・やちまた」を開 設したところであります。 しかしながら、最近の雇用情勢の悪化により、求人情報を掲載する事務所が減少傾向にあ りますので、今後も地域雇用の安定・維持のため、求人情報を充実させ、効果的に利用して いただけるよう、さらに就労支援サイトの充実を図りたいと考えております。 次に質問事項3.市職員について答弁いたします。 (1)ですが、近年、民間企業のみならず、国、地方自治体においても、メンタル疾患に よる長期療養者が増大しており、本市においても、ここ数年、メンタルの不調による療養休 暇・休職をする者が多くなってきております。メンタルヘルス対策は、公務能率の維持向上 を図ることはもちろん、組織の活性化や危機管理の上からも非常に重要であります。 そこで、本市においては、産業医の健康相談を定期的に実施するとともに、管理者や一般 の職員を対象にメンタルヘルス研修を実施し、ストレスとは何か正しく認織し、上手に自己 を管理する方法を学ぶことにより、メンタル不調の予防、不調者の早期発見・早期治療等に 努めているところでございます。 また、職員の心身の健康の保持・増進を目的に、福利厚生事業の一環として職員組合を通 じたスポーツ大会の実施や、県内の市役所職員による各種スポーツ大会へ積極的に参加させ ております。 市の業務を遂行する上で、職員の健康の保持は非常に重要であることから、今後について も公務能率の維持向上のため、職員の心身の健康管理に十分配慮するとともに、必要な対策 を推進してまいりたいと考えております。 次に、質問事項4.住環境について答弁いたします。 はじめに、地上デジタルテレビ放送移行につきましては、市では総務省の依頼に基づきま して、広報紙への掲載、公共施設などにおけるポスターの掲示やパンフレット・チラシ配布 -128- などにより、市民に向けた周知をしているところでございます。 総務省の調査によりますと、2008年3月時点で、アナログ放送終了の認知度は92. 2パーセントであり、アナログ放送の終了時期の認知度は64.7パーセントという結果が 出ています。総務省や放送事業者では、さらにこの認知度を高め、地上デジタル放送視聴の ための作業、手順の理解度を高めるため、アナログ放送画面への「アナログ」マークの表示 や告知スーパーの実施、放送番組において地上デジタル放送の受信方法等を具体的に紹介す るなど、地上デジタル放送を促進する番組の制作、放送、情報番組やスポットによる201 1年アナログテレビ放送終了の告知など、テレビ放送を通じての周知広報に取り組んでおり ます。 ます。 また、学校、庁舎など公共施設につきましては、国の「地上デジタル放送への移行完了の ためのアクションプラン2008」において、2010年末までにデジタル対応を完了する ことを目標としていることから、国の改修等に対する地方財政措置等を活用しまして、順次、
    本市でも改修等の対応を実施してまいりたいと考えております。 次に、住宅用火災警報器の普及につきましては、佐倉市八街市酒々井町消防組合条例によ り、既存住宅を含めた全ての住宅で、昨年6月1日より設置が義務づけとなり、以前より 「広報やちまた」をはじめ、市のホームページや消防組合広報誌「ダイヤル119」等に掲 載するほか、懸垂幕の掲示や防災行政無線を活用して、広く周知を図っているところであり また、地域防災訓練の際にも、地域役員の皆さんをはじめ、地元消防団におきましても、 設置促進にご協力いただいております。 これらのことから、自分自身の身は自分自身で守るという意味においても、市民の皆さん にご理解をいただき、早急に設置していただけるよう、住宅火災での逃げ遅れによる死亡事 故「ゼロ」を目指して普及啓蒙に引き続き努めてまいりたいと考えております。 次に質問事項5.福祉問題について答弁いたします。 (1)ですが、平成18年に施行された「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支 援等に関する法律」により、身体的虐待、介護等の放棄、精神的虐待など、5つについて定 義されています。 本市においても、介護を要する高齢者が身体的に虐げられたり、長年にわたる家族関係の 問題等から精神的に負担を強いられた状況で生活している高齢者について相談を受けること がございます。そうした相談に対しては、介護者の負担軽減等のため、介護保険サービスの 利用について提案する等していますが、親族との関係悪化により、同居の継続が困難な高齢 者について、やむを得ない場合には、老人福祉法による施設への入所措置をとることもござ います。 平成20年度には、関係機関の連絡を密にし、高齢者虐待の防止・早期発見につなげるた め「高齢者虐待防止連絡協議会」を設置し、市役所関係部署のみならず、介護保険事業所や 民生委員、警察署職員等の顔の見える関係づくりに努めているところでございます。 -129- また、認知症についての理解が十分でないために、高齢者が認知症になった場合に虐待を 受けることもあります。虐待防止に関するものではございませんが、市では平成19年度か ら「認知症サポーター養成講座」の名称で、認知症に関する学習会を開催しており、今後に つきましても、認知症についての理解を広めることにより、高齢となっても安心して暮らせ る地域づくりにつなげてまいりたいと考えております。 次に、質問事項6.教育問題については、後ほど教育長から答弁させます。以上です。 ○教育長(齊藤 勝君) 次に、質問事項6.教育問題について答弁いたします。 (1)ですが、青少年健全育成都市宣言につきましては、次代を担う青少年が、自己の役 割や存在感を自覚し、創造性豊かで、未来への希望を持ち、「ヒューマンフィールドやちま た」を実現する中核的人材となるよう、家庭・学校・地域が一体となって、組織的に青少年 の健全な育成に取り組むことを目的に宣言したものであります。 教育委員会では、この宣言を市民に広く周知するために、広報やちまたや市のホームペー ジに掲載するとともに、市内、各幼小中高等学校や各公共施設に宣言文を掲示いたしました。 さらに、教育委員会の主催事業や各種会議で配付する資料に宣言文を掲載するとともに、 教育委員会の封筒に宣言都市である旨を明記し、市民に周知を図っているところであります。 また、関連する事業といたしまして、本年度より、放課後子ども教室、学校支援地域本部 事業を実施し、家庭・学校・地域が一体となり、青少年健全育成に取り組む体制づくりをし ております。 まいります。 今後は、教育委員会で実施している青少年健全育成に関する、さまざまな事業のさらなる 充実を図るとともに、社会教育委員と共同で、新たな取り組みについて検討を行い、全ての 市民が青少年健全育成の意識を高め、家庭・学校・地域が一体となった運動や事業を進めて 次に(2)ですが、幼小中高連携教育は、八街市の子どもたちの学校生活を落ちついたも のにし、将来の八街を支える、規範意識のある人づくりを目指す取り組みであります。
    幼稚園、保育園、小学校はもちろんのこと、中学校や高等学校でも、この取り組みへ向け て具体的に工夫を重ねてきております。小学校の取り組みについては、地域公開等で多くの 地域の方々にも、その取り組みの一端をごらんいただいているところであります。中学校や 高等学校においても、例えば子ども模擬議会では、中学生が事務局を務め、今年度からは高 校生がこれに参加しております。教育委員会の連携教育関係の掲示コーナーには、高等学校 の学校便りも掲示し、各校の取り組みが地域の皆様にわかりやすいものとなるように努めて おります。 っております。 このほかにも、部活動の交流会や進路指導ガイダンス等、中学生と高校生が直接関わる機 会も工夫しております。さらに、通学合宿においても、さまざまに小中学生との関わりを持 昨年、改正された学校教育法におきましても、義務教育の目標を掲げ、学校種を超えて子 -130- どもをよりよく育てていくことが色濃く定められており、本市の取り組みが全国に先駆けた 正しい取り組みであったことがうかがえる状況にあります。 今後も、今を大切にし、将来に夢を持つ子どもたちを育てるために、幼小中高連携教育を 推進していくことが大切であると考えております。 次に(3)ですが、八街市の学力については市のホームページや市広報などで公表してい るとおり、全国学力・学習状況調査の結果を見ると、全国平均、県平均と比べて決して高い とは言えない状況にあります。 学力状況について、もう少し詳しく見ていくと、1つ目として、学力の低下傾向が見られ ること。2つ目として、授業の基本的なルールが十分に身についていないこと。3つ目とし て、家庭の教育力の低下が見られます。これらの原因としては、学校教育の問題として、基 礎的、基本的な力が十分ではないこと、学習意欲の低下や学習態度の乱れ、学習用具の忘れ 物が多いことが考えられます。 ないことが考えられます。 家庭の問題としては、基本的な生活習慣の乱れや家庭学習の習慣が十分には身についてい そこで、八街市として「3年後の平成24年度までに学力検査で県平均を上回る」という 目標を掲げて、学力向上に取り組んでいきます。そのための具体策として、「学力向上プロ ジェクト事業」を新たに立ち上げ、児童・生徒の基礎・基本の定着を図り、学力向上に取り 組んでいく計画です。この「学力向上プロジェクト事業」では、学期ごとに児童・生徒によ る授業アンケートと教師による授業評価を実施し、「授業改善プラン」を示して日々の授業 改善に取り組んでいきます。 ○小高良則君 ありがとうございました。数点にわたり、大変丁寧なご答弁をいただきまして、再質問を ちゅうちょする場面も若干ございますが、何点か、自席において再質問させていただきたい と思います。 まず、質問事項、道路問題の方から始めさせていただきますが、今年、409号から伊藤 商店から長谷団地の150メートル区間、用地確保で工事を検討されてくれているというこ とで、その中で、今回、用地買収のエリアじゃなかった、以前から市の土地になっている一 分団詰所跡地が、今、採石のままになっていますが、そこは同じように舗装はかけていただ けるんでしょうか。 ○建設部長(並木 君) 舗装したいと考えております。 ○小高良則君 ありがとうございます。ここは、やはり大変子どもたちの交通量も多く、通勤の車も多い 箇所ですので、U字構が、中途半端な位置にできたりする形状の中で、安全対策がかなり検 討されるのかなと考えます。よりよい安全性等を求めて、使い勝手のいい施工をしていただ きたいとお願いいたします。 -131-
    続きまして、富山地区の文違1号線についてですが、前に鯨井議員の答弁の中で、排水を 本昌寺の方へ引かれるという話でしたが、具体的な施工方法を若干教えていただきたいと思 います。 ○建設部長(並木 君) 斉藤米店の排水につきましては、現在JRを横断しまして、白松の郷の方に行っておるん ですが、それを流下方向を変更いたしまして、本昌寺の方に持っていきます。一部、いわゆ るU字構と言われるもので、全部処理するんじゃなくて、一応、パイプを入れましてダブル 配管といいますか、踏切の方から本昌寺に向かいまして一部高いところがありますので、そ れは地下配管で本昌寺の方に持っていくという形で、現在設計しております。 ○小高良則君 地下配管という言葉が出たので、ちょっとその辺でお聞きしますが、今回の施工箇所とは 若干距離があるんですが、その先の泉台入り口も冠水箇所としては有名です。その辺から高 低差がとれるのであれば、地下配管等で、その辺の水を引っ張っていって、本昌寺の方面に 抜いてあげるということは、考え方としてはできないのでしょうか。レベル的な問題とか、 費用的な問題はちょっと今は考えないで、レベル的な問題、施工上の技術的な問題でお答え ください。 ○建設部長(並木 君) 技術的なことで言いますれば、いわゆるはき口、最終的なはき口と現在冠水している箇所 の高低差があれば、これはポンプ云々というのは、また別の問題といたしまして、自然流下 で考えたときに、はき口の方が低ければ技術的には可能でございます。 ○小高良則君 そうですか。そうしましたら、今の1号線の施工によって、2カ所の冠水が、ことによる と、範囲を広げれば解消されるのかなと思うと、その辺も今後ちょっと検討していただきた いなと思います。それは、今お願いだけで、考えていただければと考えますが、ちょっと 囲が今回の工事とはかけ離れていますので、私のちょっと思いでとどめますが。 続いて、雇用問題についてお伺いいたします。 雇用問題、八街のジョブ・ナビ、私もホームページを見させていただきました。リンク先 等があって、かなり充実しています。現在、登録者が108件、求人データで93件、私が 見たときで1万4千772番目の訪問者ということでした。ずっとクリックしていきますと、 各登録している業者さんが、数多く示されておりまして、この方たちがやはり協力してくれ ているのかなと、やはり力強い思いでいましたが、しかし、八街の商工会議所の会員数を見 ますと、平成21年2月1日現在で、1千823件の会員数がございます。その方たちと、 もうちょっと密に連絡をとれば、この登録事業者数が、もう少し協力していただける気宇は あるんじゃないかと考えます。その登録事業者数の拡充について、商工会議所との連携をと って増やしていく考え方ができないのか、ちょっとお伺いします。 ○経済環境部長(森井辰夫君) -132- ジョブ・ナビにつきましては、やはり登録事業者数が多いほど、やはり利用者の利便にな るわけでございますし、いかに数を増やすかというのが、今後の課題となってまいりますの で、ただいま、お話が出ました会議所との連携も図りまして、登録者数の増を図っていきた いと、このように考えます。 ○小高良則君 今議会では、丸山議員がハローワークとの共同を考えていただきたいというふうにありま したが、私は、今言った商工会議所とともに、近隣の他市町村、隣接する他市町村からのや はり情報提供も通勤圏内であれば、あって当然だと考えています。その辺は検討を重ねてお 願いしたいという要望で終わりますが、お願いいたします。 それと、ジョブ・ナビについて、もう1点ですが、もう少しジョブ・ナビがありますよと いう啓発活動をしてもいいのかなと。決して全世帯がパソコンを持っていて、ホームページ
    を開いてリンク先を探しているとは思えません。その中で、広報紙に定期的に載せること等 も必要ではないかと考えます。また、ジョブ・ナビを利用された方々の意見、また改善点等 の意見等を載せるスペースがございません。また、各企業との求人・募集・採用結果等、そ ういうのが確認できているんでしょうか。 ○経済環境部長(森井辰夫君) その辺の確認につきましては、現在のところ登録業者に対して、アンケートをとることに よって確認をするという作業をしております。ところが、なかなか相手方の方から回答がな いというようなのが実情でございまして、今後、私どもといたしましても、結果を知りたい というふうに考えておりますので、その辺の方策を検討してみたいと思います。 ○小高良則君 ありがとうございます。企業とホームページを立ち上げている執行部側が、やはり密に連 絡をとることにより、雇用は促進されることも多々あると思うので、やはり連絡を、連携を 共同を密にしまして、今後それらの資料を集めて、今後のよりよい求人、ジョブ・ナビを作 るために鋭意努力していただきたいなと考えます。要望、お願いいたします。 続いての質問ですが、八街市職員について、これは大変、八街市よくやっているのかな、 できているのかなと。ただ、メンタル面に対しても市長答弁では、しっかりした答弁がござ いました。国においても、公務員の健康と安全ということで、職員の健康管理、職員の心の 健康づくり、VDT指針、喫煙指針等をホームページでうたっております。それらをちょっ と開いてみましたところ、八街で今取り組んでいる事業と、ほぼ同等のように行っておりま すので、市長の先ほど答弁されたように、心のメンタル疾患等にかからず、元気に市の仕事 ができるように、市の職員の皆さんにはお願いしまして、次に移ります。 地上波デジタル放送は、アクションプラン2008によって、2010年までに完了目標 だということで、順次対応していただけると。これは、かなりの予算がかかるのかなという ふうに、僕は考えるんですけれども、その予算確保の方はどのようになっているのでしょう か。 -133- ○財政課長(長谷川淳一君) これにつきましては、財政措置されるというような情報も来ております。実際、今回の2 次補正の中でも、そういった財源があるというような情報は得ておりますけれども、今回の 2次補正では、それは実際にうちの方は事業化しておりません。ただ、あとは財政、交付税 措置するというようなことになろうかと思いますけれども、ちょっとその辺は細かい情報は、 まだ実際、把握しておりません。 ○小高良則君 そうですね。まだ、これからということで、恐らく当然、機器設備だけじゃなく、テレビ 自体も各公共、学校等にあるわけですから、それも変えていかなくちゃいけないというと、 かなり予算がかかるのかなというふうに単純にかかるのですが、ただ、チューナーをつける という手もございますけれどもね。 ○財政課長(長谷川淳一君) 実際、今考えておるのは、チューナーで対応するというふうに考えております。チューナ ーにつきましても、今、当初は相当高い金額で販売しておったようでございますけれども、 今は1万円台でチューナーを販売しておりますので、そういった安価なものによって対応す るということになろうかと思います。 ○小高良則君 安価という言葉はいいですね。先日、ある会社のテレビが32で、DVDつきで5万円を 切って、円高の影響で安く売っているような場合も出てきました。今後、普及するとさらに 安い製品が出てくるんじゃないかという電気メーカーの説明もございましたが、よく精査し て、よりよいタイミングで普及させていただきたいなと考えます。 続きまして、福祉問題について、若干お伺いします。 誠和会代表の北村議員の質問のときに、本市の高齢化率が平成26年には27.5パーセ
    ント予想の超高齢化社会が考えられるとございました。超高齢化社会、大変心配するところ でございます。その中で、介護に関わる人たちの教育的支援は、どのように現行でなってい るのでしょうか、教えてください。 ○介護保険課長(醍醐真人君) 介護に関わる教育的支援というご質問でございますけれども、当然、介護になっても安心 して暮らしていけるような形で、いろんな介護に関わるサービスがございます。それらに関 する周知といいますか、お知らせ。それから、介護する方々に対しても、当然、介護疲れが 出て成り立たないと、そういうことのないような形で、パンフレットとか、そういうものを 用意してございまして、機会あるごとに、その辺の周知とか、PRとかに努めているところ でございます。 ○小高良則君 民生委員さんとか、介護をしている方々というのは、多分そういうパンフレット等でかな りおわかりになるんじゃないかと。やはり、先ほどの答弁にあったように、やはり市民との -134- 協働、地域と本人・家族、また行政が、やはりそれぞれが知識を得て対応していかなくちゃ いけない事案だと思います。 私の所属している会派、誠和会で横須賀市に高齢者虐待事業の視察に行ってまいりました。 対応の流れとしましては、八街市と概ねほぼ同じに感じられました。全体の流れも課長と話 している中で、評価されていたんですが、概ね同じような対応でされているという点でござ いました。高齢者虐待防止・早期発見・早期対応を目的として、高齢者虐待防止事業に取り 組み、平成16年からは、横須賀市ではセンターを開設するに至っておりまして、平成20 年3月には、地域で理解と支援に向けて、第3版の対応マニュアルも発行されておりました。 向こうは財政規模が大きいのかなと。大変丁寧なマニュアル本がありまして、私がこれを見 ていても、虐待にはやはりこういう種類があって、こういう場合も虐待に当たるのかと、 多々驚くような内容が記されていたりしており、大変有意義なパンフレットがあるなと。本 市もいずれ、こういうようなマニュアル本ができれば、すばらしいなという思いの中に手に 今しております。 その内容で、私は高齢者虐待行為には、先ほど市長答弁がありました5つの虐待。身体的 虐待、介護・排せつの世話放棄・放任、心理的虐待、性的虐待、経済的虐待とありましたが、 やはりそのように定義されており、それらの虐待があるというのも、私はまだ介護に携わっ ていない人間としまして、改めて考えさせられました。活字でマニュアル化されることによ りまして、大変わかりやすく、介護に関わる人には大変活用できるんじゃないかなと。先ほ ど課長の答弁の中で、パンフレットという言葉がありましたけれども、充実したパンフレッ トができるといいなと考えております。 また、横須賀市では、年次報告を行っておりまして、毎年、報告書が作成されております。 これは簡単な、自分のところで作ったものを製本したものだと思いますが、裏の方には全国 的な介護に対しての新聞記事の切り抜き等を載せて、活性化を図っているように感じられま した。こういうものも、やはり後世のために資料として、きちんと残していくのもいいのか なと思いました。今後そのような、やはり資料づくりは大切なものですから、資料づくりと ともに前向きな、超高齢化社会に向けての取り組みを衷心からお願いするものであります。 次に、教育問題についてお伺いいたします。 宣言の中には、市民と一体となって組織的にとございます。これは、今、介護の方でも私 ちょっと触れましたが、やはり家庭・親、それと学校・教員、あと地域、3者がやはり連携 してあたっていかなくちゃいけない。やはり3者が連携することを大事に思っておりますが、 今、先ほどの教育長の答弁ですと、最後の方にちょっと触れておりますが、具体的に現在・ 過去において地域との連携が若干聞こえなかったんですが、その点に対しての考えをもう一 度お願いいたします。 ○教育次長(尾髙幸子君) 先ほどの答弁の中でもありましたように、それと先ほど来からの一般質問の中でもお答え
    しているところでございますが、放課後子ども教室や、あるいは学校支援対策地域本部事業、 -135- ○小高良則君 実住小学校で行っている事業、これはまさしく、家庭と学校と地域が一体になった、本当に すばらしい事業だと思います。これらが、青少年健全育成に取り組む体制づくりではないの かなと。これらを継続していくことによって、各地域で立ち上げっていくといいなというこ との中で継続した事業を行ってまいりたいと、こう考えております。 そうですね。継続こそ力であって、継続することによって多くの市民に周知していただけ る、そのように考えますので、ぜひともお願いしたいと思います。 また、八街市では社会を明るくする運動等も行われております。それら式典の場での啓発 活動などを通して、また、発展していただきたいと。また、社明運動に対しても、いろいろ その後どのようになっているのかとか、考えるところがありますが、これは次回、またの機 会にさせていただきたいと思います。 また、青少年問題についてですが、近年は実際によっては、子ども課なる課を設けるとこ ろが目立っております。子どものこと一切を組織的に業務を扱っているようで、都市は各課 の連携により、今、子どもたちのための青少年健全育成のために当たっておりますが、より よい連携、より強い連携をもって、子どもたちのために行政を行っていただきたいと思いま すので、お願いいたします。 次に、教育の向上で3年後までに平均点を上回る計画ですということでありましたので、 学力向上プロジェクト、授業改善プラン、これは3年後、期待しておりますので、教師はぜ ひ目標に向けてまい進していただきたいと思います。 長谷川市長におきましては、大変また忙しいと思いますが、どうぞ時間を作っていただい て、それらの子どもたちの応援のために、次世代を担う普段の子どもたちの生活時に先駆者 として励ましの声等をかけていただければ、うれしいかなと思います。 そんなことをお願いいたしまして、私の質問を終わります。どうもありがとうございまし た。 ○議長(山本邦男君) 以上で、誠和会、小高良則議員の個人質問を終了します。 会議中でありますが、ここで10分間の休憩をいたします。 (休憩 午後 2時06分) (再開 午後 2時17分) ○議長(山本邦男君) 再開します。 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、誠和会、山口孝弘議員の個人質問を許します。 ○山口孝弘君 誠和会の山口孝弘です。日々、勉強中の身ではありますが、市長並びに執行部の皆様、議 員の諸先輩方におかれましては、ご指導、ご鞭撻をよろしくお願いいたします。 -136- それでは、通告に基づいて質問させていただきます。 質問事項1.活力ある魅力ある八街市にするために。 要旨(1)八街の「八」にちなんだ施策により活力を。 明治の始め、明治新政府は士族救済のために、農業・商工業へ就業させる士族授産対策の 1つとして、新たな農地の開拓を図りました。千葉県では、小金牧・佐倉牧が営まれていた 原野を農地として開墾し、小金牧から入植が開始され、八番目に開墾された地が、現在の八 街市の始まりでございます。 この末広がりで、めでたいと言われている8という数字ですが、現在では、市長の公用車 のナンバー、八街市総合計画2005の「目指します」から始まる8つの施策。市章も八街
    市の「八」を上下に組み合わせたものになっております。また、一番最初の市民音楽祭が、 平成8年8月8日に開催されたという経緯もあり、八街市にとって、とてもゆかりがある数 字と言えます。私たちも、八街といえば、「八」というような感覚を持っており、とても覚 えやすいのも事実であります。 今後も、この数字を活用した施策次第では、商工業の活力、市民参加への活力、人と人と の助け合いなどを生み出すきっかけとなり、無限の可能性を秘めていると考えられます。 ②八のつく市町村との協力による「八」のつくサミットの開催をしてはいかがか、お伺い そこで質問いたします。 ①八街の日「八」の日の制定をしてはいかがか。 いたします。 次に、要旨(2)八街市民憲章について。 議長の許可を得て、八街市民憲章を配付させていただきました。八街市民憲章は、平成4 年9月28日に制定されました。市民憲章の前文でもあるように、私たちの八街は、開拓の 歴史と恵まれた自然環境の中で、先人の努力によって栄えてきた街で、「ヒューマンフィー ルドやちまた」を目指して、調和のとれたよりよい街づくりのために、市民憲章は定められ ました。市民憲章には、市民の街に対する愛情を醸成し、街づくりへの参加意欲を喚起する という大きな意義があります。それは、強制や義務や利害ではなく、例えば「繰り返し声に 出す」「心を込めて祈る」「美しいものを思い描く」などといった理屈を超えた行為が契機 私は、この八街市民憲章を多くの方に知っていただき、唱和する機会が増えることにより、 私たちは、八街の市民であるという自覚と誇りを再認識していただく、きっかけにもなるの になります。 ではないかと考えます。 そこで質問いたします。 ①八街市民憲章の認知度と、市民憲章を唱和する機会を増やす取り組みについて。 ②八街市民憲章に、例えば「私たちは、日本一の落花生と豊かな自然に囲まれた八街の市 民です」というような「私たちは~八街の市民です」という前章を加えることができないか お伺いいたします。 -137- 次に、要旨(3)活力ある商店街について。 100年に一度の世界的金融危機を迎え、個人や中小企業の方々、特に商店街、商店は大 変厳しい状況が続いております。私は、商店街にかつての活気、活力を取り戻してもらいた いと願っている1人であります。 そのためには、景気もさることながら、まずは商店街や商店自身がやる気を起こし、消費 者の心を捉えた努力や工夫を積み重ねていくことが必要であると考えております。何といっ ても商店街が一致団結し、一丸となって賑わいづくりへの取り組みを行っていくことが重要 であり、行政は、そうした商業者のやる気を捉え、個々の商店街の特徴に応じた、きめ細か ①商店街の現状と市が考えている将来に対する構想について伺う。 ②商店街に若者が出店したり、頑張ることができる補助金の創出ができないかお伺いいた い支援を行っていくことが必要であります。 そこで、質問いたします。 します。 次に、質問事項2.子育て支援について。 要旨(1)認定こども園制度について。 急速な少子化の進行、家庭や地域を取り巻く環境の変化に伴い、小学校就学前の子どもの 教育、保育に対する需要が多様化しています。八街市では、保育所の待機児童ゼロを目指す 取り組みとして、私立の風の村保育園が開設されました。しかし、待機児童が解消されたか というと、解消されていないというのが現状です。これは、さまざまな要因が考えられます が、共働きをせざるを得ない社会状況に変化してしまったこと、将来に対する不安が原因と 考えられます。
    また、全国的にも、認定こども園、幼保一元化へ移行する動きも少しずつ出てきています。 これは、幼稚園の持つ教育と、保育所の預かりの機能を一体的に提供することで、子育て支 援機能の充実を図ること。また、幼稚園と保育所の施設や運営を一元化することで、財政的 に効率的な経営を行おうとするもので、定員オーバーとなっている保育所が多い中、定員割 れを起こしている幼稚園に待機児童の解消を図ることが挙げられます。地域において子ども が健やかに育つための整備は子育て支援における重要な課題であります。 そこで、質問いたします。 ①八街市でも、幼稚園の教育と保育園の預かりの機能をあわせ持つ認定こども園の創設が できないか、お伺いいたします。 次に、質問事項3.教育問題について。 要旨(1)いじめ、不登校、校内暴力、非行について。 近年、地域社会の変化、価値観の多様化、人間関係の希薄化等、青少年を取り巻く環境は 時代の流れとともに大きく変化しています。 また、社会が成熟化する中で個々の価値観やライフスタイルの多様化が進むとともに、青 少年の興味、関心、進路希望等の多様化も一層進んでいくと考えられます。 -138- それに伴い、いじめ、不登校、校内暴力、非行についても急速な変化が生じてきています。 この変化を的確に捉え、柔軟にかつ急速な変化に対応できる体制を確立していかなければな りません。 そこで質問いたします。 ①いじめ、不登校、校内暴力、非行の傾向と支援策についてお伺いいたします。 次に、(2)中学校の部活動ついて。 部活動では、生徒の心身を鍛え、社会性を養うなど、教育的意義の高い活動が展開されて います。学年を超えた人間関係、同じ道にいそしむ者同士の親密な触れ合い。また、若い学 生にとって自ら選んだ部活動に、持っているエネルギーを爆発させることも、極めて重要な ことであり、その爆発を利用して自らを向上・発展させることは、大変有意義なことと考え しかし、少子化の進行の中、生徒数の減少と教職員数の減少が続いています。その中で、 部活動を指導する先生の絶対数も少なくなっています。こうした中、どのようにすれば部活 動が維持できるのか大きな課題であると認識しております。 そこで、質問いたします。 ①部活動の現状、指導教員の位置づけと市教育委員会の支援状況についてお伺いいたしま ます。 す。 次に、要旨(3)小学校の外国語教育について。 諸外国では、韓国が1997年に小学校での英語を必修化にしました。中国では2001 年以降、必修化を都市部から段階的に導入しています。 また、フランスやドイツなども同様で、小学校英語は既に多くの国で定着している状況に あります。国際化が進み、私たちの日常生活も世界のさまざまな国々と、より密接に関係し ていると感じることが多くなりました。このような状況の中、世界的には異なる文化を持つ 国々と協調していくこと、とりわけ「対話」の重要性が強調されております。この「対話」 に必要な言葉の教育について、世界各国では母国語教育はもちろんのこと、外国語教育にも 力を入れ始めています。 ヨーロッパでは「多言語主義」を共通の方向性として掲げ、母国語、英語に限らず、さま ざまな言語と、その背景にある文化理解を行う教育に力を入れています。アジアでも、お隣 の韓国では英語以外の第2外国語が高校から必修となっています。 このような世界的な状況の中、日本でも2011年、平成23年度から小学校における外 国語教育が必修化されます。 そこで質問いたします。 ①小学校の外国語教育必修化についてお伺いいたします。
    以上で登壇しての質問を終了いたします。明解なるご答弁をよろしくお願いいたします。 ○市長(長谷川健一君) 誠和会、山口孝弘議員の質問に答弁をいたします。 -139- 初めに、質問事項1.活力と魅力ある八街市にするためについて答弁いたします。 (1)の①ですが、市民の日としまして、近隣では千葉市において、都市に愛着と誇りを 持ち、将来のまちづくりを考える日として指定都市の指定に関する政令公布日を市民の日と して制定しております。 このほかには、茂原市の市制50周年の市制記念日、成田市の成田市、下総町、大栄町が 合併し、新成田市が誕生した記念日などのように、市制や合併を記念したものが多くなって 八街の日を制定することは、市民の連帯感や一体感を醸成するとともに、八街の歴史を振 り返り、将来の街づくりを考える日として意義のあるものと考えますので、市民意識の高ま りなども踏まえつつ、周年記念など節目の事業等の中で検討してまいりたいと考えておりま 次に、②ですが、埼玉県八潮市の音頭により、平成8年8月8日、「八」の字が並んだこ とにちなみ、頭に「八」の字がつく、全国36自治体に呼びかけ、意見交換や行政、市民レ ベルの交流を積極的に推進するために「八」の字サミットが16自治体の参加により開催さ おります。 す。 れました。 その後、毎年、サミット会場を持ち回りにより、平成15年度まで開催しておりましたが、 交流のきっかけが、頭に「八」の字がつくということだけであり、各自治体の規模や抱えて いる課題が異なり、結びつきの弱いことなどから参加団体の減少により、平成15年度の開 催を最後に休止となっております。 本市では、第1回のサミットが開催された同日に、8・8・8にちなんだ八街市民音楽祭 をスタートしたことと、その後のサミット開催地が全国的なことによる財政的負担が大きい ことなどから、参加はしておりませんでした。 自治体間の連携、交流につきましては、市民、企業、行政、それぞれが市域を超えた広域 的な連携を進め、互いに都市の活力と魅力を高めるために、意義のあることと考えておりま すことから、目的や効果などを勘案しながら検討してまいりたいと考えております。 次に(2)の①と②につきましては、関連しておりますので、一括して答弁いたします。 市民憲章につきましては、市民が調和のとれた、よりよい街づくりを推進するために、平 成4年に制定され、広報やちまた等に掲載し、市民の皆さんへの周知を図っているところで ございます。 また、家庭教育講演会、成人式や生涯学習推進大会等において、市民の皆さんとともに唱 和を行っており、また、市役所においても、第1会議室に市民憲章を掲示し、朝礼時に職員 による唱和を行っているところでございます。 前章の追加についてですが、市民憲章の制定に当たりましては、市民から標語を募集し、 その結果を市民憲章制定委員会において審査した上で制定されたものでございますので、今 後、多くの市民からの要望があれば検討してまいりたいと考えております。 次に(3)①ですが、商店街の現状につきましては、後継者不足または消費者ニーズの多 -140- す。 様化への対応の遅れなどから、お店を閉めるところが多くなっており、特に八街駅周辺では 古くからの商店が建ち並ぶ場所で、シャッターを閉めたままの店舗が多く見受けられます。 こうした中、平成14年に駅南口の商店の方々により、八街駅南口商店街振興組合を設立 し、市及び商工会議所連携のもと、南口商店街の活性化に取り組んでいるところでございま 近年、取り組んできた事業では、空き店舗対策として「ギャラリー悠々」の開設、また、 駅周辺への集客事業としてボックスショップ「ぶらんみなみ」の開設や宝くじ販売事業など
    取り組んできたところであります。 将来的に、八街TMO構想に基づいた街づくりですが、喫緊の課題として、現在ある空き 店舗のシャッターを開けること、そして賑わいのある商店街を取り戻すことでありますので、 現在、関係者と連携し、取り組んでいるところでございます。 次に(3)②ですが、商店街に若い方が出店していただければ、活気が出て大変すばらし いことだと思います。しかしながら、ご質問の補助金の創出でございますが、ただ単に個人 の方が店舗を出店するためにかかる経費に対し、補助金等の助成をするということは、補助 金の性質上難しいものでありますが、出店に当たって、金融機関から融資を受ける際には、 市の制度融資の独立開業資金をご利用いただければ利子に対する助成がございます。 また、空き店舗を活用し、商店街の活性化につながるような事業計画等がございましたら、 計画の内容によっては、補助金等の助成について検討させていただきたいと考えております。 次に質問事項2.子育て支援について答弁いたします。 (1)①ですが、幼稚園と保育園では運営基準や職員の資格などが異なるほか、認定こど も園を設置するためには、幼稚園では保育園の機能を、保育園では幼稚園の機能をそれぞれ 備える必要があり、加えて子育て相談や親子が集える場の提供など、地域における子育て支 援機能も備える必要があります。 このため、保育時間の違いなどをはじめとする保育園と幼稚園の運営方法の違いを解決し なければならないなど、さまざまな問題点があることから、当市におきましては、現時点で は認定こども園を設置する予定はございません。 次に、質問事項3.教育問題については、後ほど教育長から答弁をさせます。以上です。 ○教育長(齊藤 勝君) 質問事項3.教育問題について答弁いたします。 (1)①ですが、いじめ、不登校、児童・生徒の問題行動は本市においても課題の1つで あります。 まず、いじめについてですが、小・中学校におけるいじめの実態を把握し、いじめのない 学校づくりを支援するために、学期ごとにいじめ調査を実施しております。平成20年2学 期末における調査では、いじめの総数は小学校31件、中学校57件となっています。いじ めの約4割は、「冷やかし・からかい」、次いで「仲間はずれ」となっています。これらの いじめの大半は指導により解消されております。また、継続しているいじめについても、早 -141- 急な解消を目指して指導をしております。 なお、昨年同時期の調査と比較して、約3割減少しております。 次に不登校についてですが、平成21年1月末現在では、小学生31名、中学生169名 と前年度と比較して微増傾向にあり、憂慮すべき状況にあります。 また、暴力行為や校内暴力、非行等の問題行動に関しては減少してきています。 教育委員会としましても、毎週の中学校における生徒指導会議には、指導主事が毎回出席 し、問題行動の把握と助言に当たっています。また、問題行動の防止の観点で、健全育成講 演会を実施しております。 今後も、いじめ、不登校、校内暴力、非行の解消を目指し、指導・支援してまいります。 次に、(2)①ですが、部活動は、教育課程外に位置づけられてはおりますが、中学校に おいては、生徒の心身の成長のために重要なものとなっております。 中学校の部活動は原則的に自由参加ですが、加入率は4校平均で約74パーセントです。 各校とも校外の野球やサッカーのクラブチームに所属する生徒もおり、加入率は減少ぎみと なっています。また、全ての生徒の希望する部活動を行うことは現実的に厳しいものがあり ますが、そのような生徒につきましても他の部活動に参加するように勧めています。 各部活動では、4校とも管理職以外の全ての教員が、いずれかの部活動の顧問として、生 徒の指導に当たっております。部活動の指導で専門性が要求されるものも少なくなく、現実 として専門外の教員が顧問となっている場合もあります。このため、学校では、地域ボラン ティアを外部指導者として活用しており、4校で現在、延べ11の部活動に外部指導者が入
    教育委員会としては、大会派遣事業や部活動補助金を各校に配分し、保護者の負担を軽減 今後も部活動が活性化するように支援してまいります。 次に、(3)①ですが、平成23年度からの新学習指導要領の実施に伴い、平成21年度 からの移行期間では、内容の一部を前倒ししての実施が可能になりました。それに伴い、本 市では、小学校5・6年において、総合的な学習の時間の中で、外国語活動を実施してまい っております。 しております。 ります。 教育委員会としては、平成21年度からの外国語活動実施に向けて、小学校外国語研修会 を行うなど、支援をしております。小学校外国語活動は、原則として高学年の担任が外国語 活動を行うため、今後も研修会の内容を充実させるとともに、研修の回数を増やすことによ り、指導力の向上に努めてまいります。 ○山口孝弘君 答弁ありがとうございました。それでは、自席にて再質問させていただきます。 まず、初めに八街の日についてですが、やはり八街といえば「8」というような感覚を持 っています。商工業の活力、市民参加への活力、人と人との助け合いなどを生み出すきっか けになりますので、節目の事業等で検討していただけるということですので、よろしくお願 -142- いいたします。 また、八のつくサミットについては、市長答弁でもありましたように、自治体間の連携、 交流、互いに活力と魅力を高めるために意義のあることだと、私もそう思います。ぜひとも、 よろしくお願いいたします。 次に行きます。八街市民憲章について、市長にお伺いいたします。 市長は、八街市民憲章制定の議長として大きく関わった1人であると聞いております。制 定には大変苦労され、検討・審議されたのではないかと思いますが、この市民憲章には、さ まざまな思いがあるのではないかと思います。お伺いいたします。 ○市長(長谷川健一君) さまざまな思いということを聞かれますと、なかなか答弁に苦慮いたしますけれども、や はりこれ市民憲章は、八街市を将来このようにしていこうという、その市民の一人ひとりが そういう気持ちになって市を盛り立てていくというのが市民憲章ですので、ですから、ここ にもございますように、皆さん方いろいろ、議員の方も私どもに質問しておりますけれども、 まず、質問する前に、一人ひとりが、この市民憲章の気持ちになることが、一番いい市に私 はなるんじゃないかと思います。 ということですから。 読み上げますと、郷土を愛し、文化のかおり高いまちにしましょうですから、自らしよう 2番目が自然を大切にし、うるおいのある美しいまちにしましょうですから。議会の中で も八街の自然を壊さないで里山を作ったりなんかして、環境をよくしましょうという質問が ございます。これは自ら八街市民が、このようにしようということですから。 それと、3点目についても、きまりを守り、明るく住みよいまちにしましょうという、こ れも本当に皆さんが決まりを守れば、議会の中の混乱もございません。決まりを守らないと 混乱があるわけですので、ですから、やはりこれは市民一人ひとりが、今、決まりというこ とは、これは幅広い意味をしております。要するに市の条例もみんなで決めた決まりでござ いますし、仮に税についても、これは国の法律、決まったことですから、それでまた反面、 その福祉についても、これは決まったことですから、福祉を与える人には、市はやはりそう いう制度によって与えなくちゃいけないと、決まりですから。ですけれども、制度は市は守 らざるを得ませんけれども、ほかの決まりは守らない人が多いから、なかなか行政面の中で いろいろ質問も多くなるし、市民の意見も多くなるわけでございまして、ですから、このき まりを守り、明るく住みよいまちにしましょうという、本当にこのとおりでございます。 その次が、今度は先ほどから高齢者とか、いろいろ質問してございますけれども、もう今
    の介護保険ができないときから、八街市民憲章の中では、思いやりのある、心の通った豊か なまちにしましょうということですから、やはりお年寄りをいたわりながら、弱者をいたわ りながら、それぞれ思いを持って住みよいまちにしましょうということですから。 それと、最後の5点目ですけれども、これがスポーツに親しみ、健康で働くたくましいま ちにしましょうということで、やはり人間、健康が第一ですので、スポーツをすることによ -143- って、強権な体を作って、そして、またスポーツも楽しみながらやることが、意義があるわ けですので、市民7万7千余人の為に市民憲章を作ったわけですので。また、役所の朝礼の ときには、市民憲章を唱和した方がいいと。部長、課長が順番に市民憲章を唱和し、朝礼に 出席した職員が、それに続いて唱和するわけでございます。それをずっと、継続してやって いるわけで、この市民憲章をみんなが、書いてあるとおりに行動すれば、何も言うことはな いわけですので、市民憲章を皆さん方も、よく暗記をして覚えていただきたいと思います。 以上です。 ○山口孝弘君 ありがとうございました。私も、八街市民憲章、大変すばらしいものだと感じております。 私の例なんですが、小さい頃から父の転勤とかで、各地を転々としておりました。そのお かげでといいますか、野球とかさまざまな機会で、各地の市民憲章を唱和してきました。唱 和することによって、その地の「特色」と、その地を「愛する気持ち」が生まれました。や はり、唱和することに意味のあることなのではないかと感じます。ぜひとも、唱和する機会 をできるだけ増やしていただきたいと思います。 次に、この5つの市民憲章がありますが、この前章に「私たちは日本一の落花生と豊かな 自然に囲まれた八街の市民です」と加えることにより、言い切ることによって、八街の特産 物、八街のイメージ、八街を愛する気持ちが、さらに引き出されるのではないかと思います。 いかがでしょうか。多くの市民からの要望があればとのことでしたが、お伺いいたします。 ○市長(長谷川健一君) 八街の落花生については、昨年、ブランド化しまして、商標も八街産落花生ということで とりまして、本当に日本で初めて落花生については商標をとったブランドでございますので、 山口議員さんの発想は、本当に的を得ていると、私は認識をしております。しかしながら、 先ほど答弁したとおり、市民憲章のこの憲章の内容については、皆さんの中で審議をして決 めたことですので、そういうことを加えるということであれば、また皆さんに諮る必要があ るんじゃないかと思いますので、やはりいいことであっても、慎重に取り組まないといけな いんじゃないかと思いますので、受け止めることは受け止めておきます。以上です。 ○山口孝弘君 ありがとうございます。この前、議会運営委員会と議会だより編集委員会との合同視察の 際、足利市では議会が始まるときに、市民憲章をみんなで唱和するとの話も伺いましたので、 そのように八街もできればいいなと思っております。この件については、以上であります。 ありがとうございます。 次に、活力ある商店街についてですが、私は、それぞれの商店街の実情をよく見る、生の 声を聞く、このような地道な取り組みが重要であり、支援のかぎであると考えます。喫緊の 課題として、現在ある空き店舗のシャッターを開けること、賑わいのある商店街を取り戻す ことと答弁されておりましたが、具体的にどのような話し合いや、現場の声をお聞きしてい るのかお伺いいたします。 -144- ○経済環境部長(森井辰夫君) 商店街の状況につきましては、私ども商工会議所とも月1回の連絡会議を設けておりまし て、その辺から事情といいますか、話し合いを通した中で、その状況等を把握しておるとこ ろでございます。確かに、商店街の現状につきましては、これは八街だけでなくて、ほかの 商店街のいわゆるシャッター通りになっているというような状況でございまして、いかにし
    てシャッターを開けて賑わいを取り戻すかということが、本当に問題となっておるところで ございまして、市といたしましても、現在、先ほど市長答弁がありました、空き店舗を利用 した「ギャラリー悠々」が現在あるわけでございますけれども、これはこれといたしまして、 さらに空き店舗を利用したアンテナショップ、これは昨日、新宅議員もちょっとお話いたし ましたけれども、市の特産品をここで販売してみるというようなアンテナショップも計画し てございます。 いずれにいたしましても、全面的に全て市が行うということは不可能でございますし、や はり関係機関と連絡を図って、市はいかに支援ができるかということでございますので、今 後とも商工会議所とも連絡を密にした中で進めてまいりたいというふうに考えております。 ありがとうございます。駅前の空き店舗、今現在どの程度あるのか、お伺いいたします。 ○山口孝弘君 ○経済環境部長(森井辰夫君) 3店舗だと思います。 ○山口孝弘君 が、次に補助金について。 わかりました。ぜひとも、空き店舗解消のためにも、ご尽力していただきたいと思います 午前中、山本義一議員よりバトンタッチいたしましたので、頑張りたいと思います。山本 義一議員の質問では、空き店舗を家賃補助など支援をし、高校生や、大学生に貸し出しをし てもらってはの質問がありました。これから、空き店舗の活用、特に若い方々の力、若者が 頑張ることができる補助金の創出は活性化のために必要であると認識しております。 全国の商店街で、若者の知恵と集客力が商店街を見違えるように活性化させたという多く の成功例もあります。また、高校生や大学生に出店しやすいシステムにすることで、話題性 と企画・運営することで経営ビジネスを学ぶことができます。近くでは、佐原市が行ったと 聞いております。 若者のネックといいますか、どうしても資金面で挫折してしまうということにあると思い ます。若者に夢と希望をもってもらうことのできる補助金、やる気を形にできる補助金、補 助制度、家賃補助や店舗改修の補助などの創出は必要であると考えますが、もう一度お聞き いたします。 ○経済環境部長(森井辰夫君) 若者が出店したりした際の補助ということでございますけれども、この計画によりまして は、現在、県の方でもいろいろな補助制度があるわけでございまして、物によっては、そう -145- いった補助事業も活用できるかなというところもございます。また、今、お話がありました 若者、特に高校生等が出店したりという中には、例えば週のうち1日か2日やるんだと、し かも短時間でやるということであれば、例えば先ほど申しましたアンテナショップ、その中 でちょっと場所を提供するということも可能かなというふうに考えております。 いずれにしましても、どういった計画で出店したいのかということを、まず知りまして、 それでどんな支援をできるかということがございますので、とにかく出店したいという際に は、ひとつ相談をしていただきたいと思います。 ○山口孝弘君 商工会議所との連携で、補助金とか、検討していくんではないかと思いますが、先ほどの 市長答弁でも空き店舗を活用し、商店街の活力化につながる事業等があれば、補助金の助成 を検討すると申しておりました。山本義一議員の質問でも、要望があれば検討するとのこと ではありましたが、ちょっと受け身ではないかなとは思うんですよね。受け身ではないとい うことですか。 ○経済環境部長(森井辰夫君) 決して受け身ではございません。とにかく計画があれば、先ほど申しましたように、積極 的にこちらに来ていただくなり、また会議所に出向くなりして、相談をしていただければ、 それなりの対応をしてみたいというふうに考えます。
    ○山口孝弘君 ぜひとも、積極的に検討していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 次に、認定こども園についてですが、運営方法や財政面を考えた上でも難しいのかなと考 えてしまいましたが、妊婦健診の無料化が5回から14回になり、大変すばらしいことだと 感じております。しかし、今後、子育て支援機能の充実は急務であり、私もこれから子ども を育てる身になるわけで、正直不安があります。ぜひとも充実を図っていただきたいと思い ますが、今後どのように子育て支援機能の充実を図っていくのか、お伺いいたします。 ○市民部長(小倉 裕君) 私ども、今の妊産婦の健診も出ましたけれども、乳児医療につきましても、県に先駆けま して、就学前の児童まで医療費の助成ということで行っています。また、子育て支援につき ましては、現在、実住保育園と私立の風の村保育園に子育て支援センターを開設しまして、 保育士が子育てに関する、お母さんの不安や悩みなどの相談に応じています。そのほかに、 また子育てに関する事業を通じて、親子のふれあいを支援してございます。 例を申しますと、例えば実住保育園では、保育園で遊ぼうということで、にこにこルーム の開催、また保育園の園庭の開放、そのほかに運動会とか、クリスマス会、その支援センタ ーで創意工夫して支援をしてございます。 また、今後も子育て支援に、引き続き努めてまいりたいと考えております。 ○山口孝弘君 それでは、保育園の待機児童の解消策等あるのか、お伺いいたします。 -146- ○市民部長(小倉 裕君) 待機児童の保護者の方などにつきましては、実住保育園、朝陽保育園、それと二州第一保 育園、それと私立の風の村保育園で実施しております一時保育制度や特定保育制度などを紹 介しまして、ご利用いただいております。 また、そのほかに市内に2カ所ほど民間の託児所もございますので、そちらの方の紹介等 で対応しております。 また、今、待機児童につきましては、各保育園の一時保育制度、また特定保育制度、そち らでやって、名目上は待機児童は、今、八街で約50名程度おりますけれども、ほとんどの 方が、この一時保育、特定保育を利用しているのが現状でございます。以上でございます。 ○山口孝弘君 待機児童の解消は、ぜひとも図っていただきたいわけですが、さらなる子育て支援機能、 産み育てやすい環境整備等を図っていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 次に、いじめ、不登校、校内暴力、非行の傾向と支援策についてですが、いじめは3割減 少、校内暴力、非行は減少しており、不登校については微増傾向にあるとのことでしたが、 なかなか難しい問題であり、学校によっても特色等違うのかなと感じております。 やはり各学校によって、さまざまな取り組みがあってもいいのかなと思いますが、例えば 心の教育として、花壇づくり、花づくり、野菜づくりなどを通して、生命の大切さを教える とか、命の尊さを考える1つの試みとして、乳幼児と生徒の触れ合いなど、さまざまなこと が考えられます。このような取り組みがあるのでしょうか、お伺いいたします。 ○教育長(齊藤 勝君) おっしゃられるように、子どもたちの心の教育というのは、非常に大切だと思います。今、 おっしゃいましたような中で、例えばこれは参考になるかどうか、わかりませんが、職業体 験学習で幼稚園へ行きます、あるいは保育園に行きます。そうしますと、初めはなかなか子 どもたちが寄りつかなかったんですが、そのうちにお姉さん、お兄さんということで来まし て、「えっ、こんな子が」というような子どもが本当にかわいく、目も柔軟な目で、そうい う幼児と遊んでいる姿なんか、何回か見ましたけれども、そういったようなことがございま す。 ○山口孝弘君 職業体験学習という意味で、そういった形でも心の教育というのは、多分できるとは思い
    ます。その学校によっては、特色が違うわけですから、学校の特色をぜひ活かしていただい て、心の教育というのをもう一度考えていただいて、推進していただきたいと思います。よ ろしくお願いいたします。 次に、中学校の部活動について。 先ほどの答弁で、加入率は4校平均で、約74パーセントで減少傾向であるとお聞きいた しました。やはり減少すれば、この多感な時期にさまざまな問題も出てくるのではないかと 考えます。なぜ、減少しているのか、このままでいいのかなとも思います。お伺いいたしま -147- す。 ○教育長(齊藤 勝君) おっしゃられるように、生徒の部活動への加入率がどんどん少なく、減少していることが、 非常に今あらゆる面で悩みでございます。ということは、本当に子どもたちが、今まで子ど もたちが中学校に行く楽しみは何かというと、まず部活動だったんですね。それで、もう子 どもたちは、そういったことで楽しみで部活動に来て、そして学校が終わった後、一生懸命 文化的な体育的な汗を流して、本当に晴れ晴れとして帰ってきて、疲れるけれども、翌日ま た来るという、このサイクルが非常によかったんですけれども、今そういう学校の部活動に 加入するのが、どうして少なくなってきたかということを考えますと、やはり学校以外にい ろんなものがあるということが1つ。それから、学校でもう全員加入だよという状況から子 どもたちが自由に加入しなさいという状況になってきている。状況になってきている背景に は、全員加入はおかしいんじゃないかという、いろいろな地域の声もあることは事実であり ます。 ○山口孝弘君 そういった意味で、今、部活動の加入率がどんどん下がっている実態は、そのとおりでご ざいますが、何かやはり子どもたちに我々も部活動に加入する生徒が多くなることを切に望 んでおります。そのために、先ほど答弁いたしましたけれども、地域の方のボランティアで 専門的な指導をしてくださる方はどんどん来ていただけるとか、そういった意味で部活の魅 力を各学校で広めていきたいということを望んでおります。以上です。 外部指導者、4校で11の部活動の外部指導者が入っているとお聞きいたしました。大変 力強く、とても感謝しなければいけないのではないかと思います。その11の部活動ではご ざいますが、どのような部活に外部指導者が入っているのか、お伺いいたします。 ○教育次長(尾髙幸子君) 外部指導者が来ている学校ということの中で、学校ごとにお答えさせていただきます。 八街中、ソフト・女子ソフトテニス・バレー・ブラスバンド。中央中、女子バスケット・ 男女ソフトテニス・剣道。南中、サッカー・野球。北中、サッカー。これで11部活になり ます。以上です。 ○山口孝弘君 教育長も先ほど切な思いを訴えていただきましたが、今後も部活動活性化のため、ぜひと も支援をしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 次に、小学校の外国語教育必修化についてですが、平成21年度から内容の一部を前倒し をして、小学校5・6年生において外国語活動を実施するとのことでありますが、1年生か ら4年生はどのようになっているのか、お伺いいたします。 ○教育長(齊藤 勝君) ちなみに、今先取りします4月から小学校の外国語活動ということで、英語という言葉を 使っていませんが、実際やるのは英語なんですけれども、総合的な学習を使って、週1、3 -148- 5時間やります。これは、本当に八街の各小学校では、もうそういった意味では、ほかでは 35週はやらないんですが、八街では35週やるということでございます。 それから、1年生から4年生までですけれども、それは総合的な時間の中に外国語活動を
    取り入れるか、入れないかは、各学校の裁量に任せられておりますが、たしか小学校8校の うち、6校は1年生から4年生まで、外国語活動を取り入れると聞いております。あと2校 は今のところ取り入れるという話は聞いておりませんけれども。 ○山口孝弘君 ○教育長(齊藤 勝君) うろ覚えで申し訳ないのですが、以前、1年生から6年生まで、英語教育というか、異文 化的なことをしていたのではないかなと思います。それとは、また違うのでしょうか。 まさにそのとおりなんです。異文化理解の中で、外国語に対する理解。その中で外国語を 学んでいたのが、今までの小学校の総合的な学習の中の俗に英語活動なんですね。それをそ のまま、5・6年生は、はっきりと外国語活動を先取りして行いますけれども、はっきりい えば英語活動を行うということです。ですから、初めは異文化理解として行っていたとおり でございます。前身は異文化理解の中で、外国語活動を行っておりました。もちろんそれは、 言語だけじゃなくて、異文化のそれぞれの生活とか、習慣とか、そういったものを学ぶ中で 言語を学んでいたわけです。以上です。 ○山口孝弘君 できれば、ほかの小学校2校に関しましても、できる範囲内で1年生から6年生まで、そ ういった活動をできればいいなと切に思うわけですが、例えば近隣の大学であったりとか、 地域ボランティアとの協力関係というのは、どのようになっているのか、お伺いいたします。 ○教育長(齊藤 勝君) 校長先生のお考えで、地域ボランティアを積極的に取り入れている学校もございます。で すから、そういう学校は本当に常時学校に来まして、子どもたちと接しております。それは 我々もそういうふうに地域ボランティアを積極的に活動しましょうというようなことは、こ れから働きかけていきたいと思います。 ○山口孝弘君 近隣の大学との関わりは。例えば英語教育における、英語とか、そういった活動で、そう いった大学との関係、関わりというのは、今現在、行っていますか。 ○教育長(齊藤 勝君) 大学との関わりですと、八街市ではインターンシップということで、近隣の大学で、大学 で教員を目指す方が大体50日程度、教育実習とは全く別に。学校の単位の中にある制度を 活用してもらって、現在、八街中学校、八街中央中学校に大学から来ていただいていますが、 それは中学校なんですね。ですので、インターンシップ制度で小学校に取り入れられるかど うかということは、ちょっと今検討課題とさせてください。ただ、検討課題といっても、ち ょっとどうかなというところは、今。すみません。だから、今、地域の方をどんどん積極的 -149- ○山口孝弘君 に取り入れる方が、より早いかなと、方法としては。そのように考えております。 やはり近隣の大学とか、地域ボランティアというものの活用は、とても重要なことである と思います。ぜひとも、積極的に活用していただいて、いろんな方に声をかけていただいて、 協力していただけるような体制づくりをよろしくお願いいたします。 最後に、お隣の富里市さんで、外国人との交流、英語で自分の考えを発表するなどの機会 を提供する英会話の日として、「レッツ・エンジョイ・パフォーマンス」を実施し、英語や 外国への興味、関心を高めることを目的として開催されております。八街市として、このよ うなことはできないのか、お伺いいたします。 ○教育長(齊藤 勝君) 個人的な考えですけれども、とても大事なことだと思います。というのは、八街市の子ど もたちの英語を見ますと、とてもシャイなんです。恥ずかしがり屋なんです。ですので、も ったいないんですよね。中学校の英語の授業を見ましても、本当に英語の先生の会話ってと てもきれいな会話で、私も六十の手習いで英語をやっていますけれども、Iとか、Rとか、 Bとか、Gとか、Zとかって、その発音の区別がわからないんですよ。これは、もう絶対わ
    からないんです。ところが、子どもたちにはわかるんです。だから、そういう子どもたちが 本当にすばらしい発音をしている英語の先生の発音を、本当に恥ずかしそうに発音している。 それには、やはり「ドント・ビー・シャイ」、もう恥ずかしがらずにというようなことでや っていくためには、今のような授業はとても大事だと思いますが。ですから、私の頭の中に 入れております。ありがとうございました。 ○山口孝弘君 ありがとうございます。ぜひ、将来このような活動ができればいいなと切に思います。 以上で、私の質問を終わります。ありがとうございました。 ○教育次長(尾髙幸子君) すみません。先ほどの外部指導者のところで、非常に申し訳ありません。一生懸命やって いただいている八街中の体操部を抜かしてしまいました。訂正してください。よろしくお願 いいたします。 ○議長(山本邦男君) 以上で、誠和会、山口孝弘議員の個人質問を終了します。 会議中でありますが、ここで10分間の休憩をいたします。 (休憩 午後 3時24分) (再開 午後 3時38分) ○議長(山本邦男君) 再開します。 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、誠和会、林修三議員の個人質問を許します。 -150- ○林 修三君 誠和会の林修三でございます。今朝ほど、すごい雪が降りまして、その段階では今日は早 く終わらなきゃいけないのかなと、少しプレッシャーもかかっておりましたが、雪がやみま した。しかしながら、私に与えられた時間が大変、まだ1時間43分の中で5時には何とか ならないのという声も聞こえてきましたので、できるだけ5時に終わるような進め方で頑張 ってみますので、よろしくお願いしたいと思います。 いずれにしましても、今日最後の出番となりまして、大変皆さんお疲れのところではござ いますけれども、質問も私、9人目ということになりまして、内容の重なりが多々出てくる かと思いますけれども、ご容赦願いたいと思います。 昨年、10月から12月期の実質国内総生産(GDP)が、年率換算で12.7パーセン ト減となり、第1次石油危機以来、戦後2度目の2けたマイナス成長であると報道されてい ます。未曾有の不景気が世界から日本を襲っており、八街市も、その波の中で大変厳しい財 政状況ではありますが、市民にとって少しでも安心して過ごせる環境づくりをという願いを 込めながら、これから幾つかの質問をさせていただきますので、市当局並びに議員各位にお かれましては、よろしくご指導のほどお願いいたします。 通告順に従いまして質問させていただきます。 まず、質問の第1は、八街市における子育て支援体制の充実についてお尋ねするものであ ります。 質問の(1)は、「八街市次世代育成支援行動計画」の策定についてお伺いいたします。 この次世代育成支援行動計画は、平成17年3月に、第1期のものが作成されています。 これは、少子化が進む中にあって、国が平成15年7月、次世代育成支援対策推進法を制定 し、全ての都道府県、市町村及び300人を超える従業員を有する企業は、計画を策定し、 取り組んでいく必要性が生じたためであります。 八街市では、既に平成13年度に八街市子どもプランを策定して、先進的に取り組まれて おりましたが、このプランを踏まえ、地域全体で子育てを支援していくために、初期の行動 計画を市民の声を聞きながら策定したと聞いております。 子どもがいつも輝いて、明るく健やかに育つ街の基本理念のもと、子どもの育ちと子育て
    を地域社会全体で支える街など、3つの基本方針、さらにそれを受けて、7つにわたる基本 目標を掲げ、具体的な施策を進めながら、これまで取り組んでこられました。 この初期の行動計画が、平成17年度から21年度までの5年間であるために、22年度 からのものを今回策定しようとしているのでしょうが、あれから4年経過し、経済不況、進 む少子化、就労する女性の増加等、さまざまな諸課題がある中で、これからの行動計画を作 っていかなければなりません。さらに一歩進んだ行動計画の策定が求められています。 そこでお尋ねいたします。①前回策定の行動計画の評価と新行動計画の策定委員及び基本 的なお考えについてお尋ねいたします。 次に、質問の(2)安全な遊び場の提供についてお伺いいたします。 -151- 今、市内を歩いていて、子どもたちが外で遊んでいる場面に会うことは大変稀であり、ほ とんどの子どもたちは習いごとや塾通い、家の中でコミック雑誌やテレビゲームをしている 傾向にあります。特に家の中に潜って、何かをしている子どもたちが多いように思われます。 これでは、健康的にもよくないし、集団遊びの中で培われる協力、我慢、思いやり等々の力 が育っていかないように思われます。 一方で、スポーツ少年団や子ども会も減少の傾向にあります。このままですと、子どもた ちは個人の個、孤独の孤の世界の中につかってしまいそうです。外で元気に友だちと目いっ ぱい遊べる環境を作っていかなければならないのではないかと考えられます。 けやきの森公園、中央公園、校庭開放、園庭開放等々、さまざまな遊び場づくり、環境づ くりに努力していただいているところではありますが、興味・関心がさらに高まったり、数 的に遊び場が十分であるとは言えない状況ではないかと思われます。 そこで、お尋ねします。 ①安全な遊び場の献上と今後のお考えについてお伺いするものであります。 次に、質問の第2は、市民の政治意識高揚についてお尋ねします。 質問の(1)は八街市の選挙投票率についてお伺いします。 全国的に市民の政治離れが進んでいるように思われます。とりわけ、若者たちに多い傾向 にあります。その要因としては、さまざまなことが考えられましょうが、実際に政治活動が 見えない、身近でない、開かれていない等々があるように思います。国民のため、県民のた め、市民のための政治になりきっていないというように、多くの有権者には映っているので はと懸念されます。もとより政治は、法に基づき、国民・市民・住民のために行われるよう にと、選挙によって代表を選ぶ議会制をとっています。したがって、選挙によって選ばれた 人たちの活動が、有権者に見えたり、開かれていかなくてはなりません。 時あたかも話題となっている「定額給付金」についての審議を船橋市議会では3月8日の 日曜日に本会議を開き、市民が傍聴しやすい日に設定、開かれた議会として市民に呼びかけ ると報道されておりました。これは一例であり、政治が身近なものとして市民・住民に見え ていかなければ、政治への参加や意識が高まっていかないのは火を見るより明らかではない かと考えられます。 間もなく、3月には「千葉県知事選挙」がありますし、そして、間違いなく本年中に国政 選挙、衆議院選挙があります。投票率ではかなり低い八街市のこれまでの実態があるように 思われますが、そこでお尋ねします。 最近5年間における各選挙の投票率の推移についてお伺いいたします。 次に、②投票率向上のための手だて、取り組みについて、どのようにお考えか、お伺いい たします。 次に、質問の第3は、高齢者介護の充実について、幾つかお尋ねします。 平均寿命が延び、人生85年時代が到来しつつあると言われています。昨年5月、厚生労 働大臣の人生85年ビジョン懇談会から、人生85年時代に向けた、リ・デザインという長 -152- す。
    寿社会における暮らし方、働き方など、人生設計のビジョンが出され、関係諸機関等が、そ れを今後の各種施策に取り込み、その展開によって構築していこうとしていると聞いていま 人生設計をデザインし直す、すなわち、リ・デザインのその概要は、①子どもの頃から文 化を学び、他者に支えられていることから学びながら、自分づくりに励むこと。②若い頃か ら何度でも学び、性別や年齢に関わらず働き、世代を超えて交流すること。③仕事と生活の バランスのとれた働き方を実現し、特に女性も力を存分に発揮できるようにすること等の中 で、各メニューが用意されております。4つ目としては、生きる知恵や経験を活かし、人の ため、世間のために役立つ生き方を探ることのため、例えば地域における芸術・文化・スポ ーツなどの交流機会の拡大や、そうした機会を広げるまちづくり、あるいは老いや介護の問 題にも配慮した多様な住まいづくり。はたまた、子育て・教育・環境等の分野における地域 貢献活動へのさまざまな世代の住民参加。あるいは住民、企業、地方自治体及び国とさまざ まな関係者の協働の促進などがメニューとしてうたわれています。 本市において17.3パーセント、国全体で20パーセントを超える高齢化率、今後加速 度を増して高まると言われている、この高齢化率、長い人生を生涯現役として、より多くの 皆さんが自分らしく生きられるような社会全体の仕組みが作られていくことが求められてい るように思われます。 しかしながら、病気やけが、加齢や障害、失業など自分の努力というか、自助努力だけで は解決できず、自立した生活を維持できない場合があり、そこに社会全体で支え合う仕組み の1つとしての介護保険があると考えております。 本市においても、新年度からの高齢者福祉計画、介護保険事業計画の策定が進められてい ると聞いています。未曾有の不景気、財政厳しい現状ではありますが、市民の切実な要望を 具体的に反映、実現する計画と期待してやみません。 そこで、高齢者介護施策についてお尋ねします。 ①高齢者の現状についてですが、本市の要介護者の現状と推移についてお伺いいたします。 ②高齢者介護アンケート調査の結果についてですが、この調査の目的、調査概要はどんな ものか。また、調査結果はいかがなもので、その結果、どのような課題があったのかについ てお伺いいたします。 次に、③高齢者介護計画についてでありますが、上位計画である市の総合計画や部内各課 との整合性等をどのように図りながら、この計画は進められたのかについてお伺いします。 ④高齢者の介護予防についてでありますが、介護予防についてどのような考え方で、どの ように推進されようとしているのか。また、介護予防はまさに自分らしさの創造であり、生 きがいづくりそのものではないかと考えるものでありますが、生涯学習等、他の計画とどの ように整合性を持って介護予防の充実を図っていこうとされているのかのお考えをお伺いい たします。 次に、質問の第4は教育の活性化について幾つかお尋ねします。 -153- 質問の(1)は八街市の教育の活性化についてお伺いするものでありますが、今、教育を めぐって、これまでの教育、これからの新しい教育をどう進めていくかが、課題となってい ます。教育の憲法とも目される教育基本法が昭和22年に制定されて以来、およそ60年ぶ りに改定されたことが、それを物語っています。新しい新教育基本法では、社会総ぐるみで の教育を確立しようとしていることが伺われます。すなわち、生涯学習の理念が新設された ことや、義務教育では基本的な資質を養うこと。そして、国及び地方公共団体は、義務教育 の機会を保障し、その水準を確保するため、適切な役割分担及び相互の協力のもと、その実 施に責任を負うことの新設、さらに大学のことや幼児教育の充実についても新設。そして、 法10条に家庭教育の充実を新設。また、13条に学校・家庭及び地域住民等の相互の連携 協力を新設しました。また、16条2項で国は全国的な教育の機会均等と教育水準の維持向 上を図るため、教育に関する施策を総合的に策定し、実施しなければならない。3項に地方 公共団体は、その地域における教育の振興を図るため、その実情に応じた教育に関する施策 を策定し、実施しなければならない。さらに4項では、国及び地方公共団体は、教育は円滑
    かつ継続的に実施されるよう、必要な財政上の措置を講じなければならないことを新設して います。 これらのことからもうかがえるように、これまでのよい点は継続・発展しつつも、時代の ニーズに合った新しい教育に重点的に取り組んでいかなければ、時代に遅れ、未来を担う子 どもたちに取り返しのできない、大きな負を背負わしていくことにもなりかねません。 そこで、お尋ねします。 ①平成21年度八街市教育施策の重点は、どのようになっているか、お伺いいたします。 ②先般、実施された教育委員会の点検・評価と、新年度予算及び教育施策との関連につい て、どのように活かされているのか、お伺いいたします。 ②スポーツ振興課移転に伴う教育委員会内の連携についてお伺いするものであります。 これをもちまして、私の質問を終わらせていただきますが、市当局におかれましては、前 向きで明解なるご答弁をいただければ幸いでございます。よろしくお願いいたします。 ○市長(長谷川健一君) 誠和会、林修三議員の質問に答弁をいたします。 初めに、質問事項1.子育て支援体制の充実について答弁いたします。 (1)①、(2)①につきましては、関連しておりますので、一括して答弁いたします。 八街市次世代育成支援行動計画につきましては、「子どもがいつも輝いて明るく健やかに 育つ街」を基本理念とし、平成17年度から平成21年度までの5年間の計画を策定してお るところです。 その実現に向けて、市民と行政が連携し、「子ども自身の育ちを支えるまち」「子育て家庭 と親の育ちを支えるまち」「子どもの育ちと子育てを地域社会全体で支えるまち」を基本方 針として、計画を推進しているところであります。 計画の中で設定した目標事業量につきましては、平成19年4月に私立風の村保育園が開 -154- 設したことから、保育園定員数の増加をはじめ、休日保育事業の開始、地域子育て支援セン ターの増設、一時保育事業実施園数の増加などに取り組むことができたほか、児童クラブに つきましては、平成18年以降、朝陽児童クラブの定員数を30名から60名に増加すると ともに、二州児童クラブ、笹引児童クラブ、沖児童クラブを計画的に設置してきたところで あり、本年4月に八街東児童クラブを開設することで、市内全小学校区に児童クラブを設置 することができ、当初の目標は、ほぼ達成できたものと考えております。 平成21年度に策定する後期行動計画の策定委員につきましては、前期行動計画策定時と 同様に、知識経験を有する者、保健医療機関、福祉関係団体、施設利用者、経済・労働団体、 社会教育団体と幅広い分野から選出してまいりたいと考えております。 また、平成22年度から26年度までの、後期行動計画の策定に当たり、基本的な方針と して、前期行動計画の基本理念を継承しつつ、前期行動計画全体の評価を行うとともに、そ の結果を踏まえながら、本年1月に実施したニーズ調査とあわせて、総合的に検討・策定し てまいりたいと考えております。 子育て支援体制の強化の施策の1つとして、本市総合計画の中でも、「安全な遊び場の提 供を推進する」とされており、一時保育や子育て支援センターの充実、在宅で子育てをして いる家庭の親子に対し、各保育園の遊戯室や園庭を開放しているほか、市の業務に支障のな い範囲で、総合保健福祉センターの一室とスポーツプラザの会議室を開放し、親子の遊び・ 交流の場を広げることにより、在宅の親子に安全な遊び場を提供するなどして、支援をして いるところであります。 また、市内には、中央公園をはじめとする都市公園のほか、児童に健全な遊び場を与え、 児童の健康を増進すること等を目的として、15カ所の児童遊園・子どもの遊び場を設置し ているところであり、随時点検を実施し、安全管理に努めているところであります。これら の安全な遊び場の提供につきましても、引き続き、後期行動計画の検討・協議の中で対応し てまいりたいと考えております。 答弁させます。
    次に、質問事項2.市民の政治意識高揚については、後ほど選挙管理委員会事務局長から 次に、質問事項3.高齢者介護の充実について答弁いたします。 (1)①ですが、認定者数及び認定率については、山本義一議員に答弁いたしましたとお り、高齢者の増加によって、認定者数が増加しておりますが、認定率については、ほぼ横ば いで推移している状況でございます。 なお、認定者の介護サービスの受給状況につきましては、平成18年4月は認定者1千6 20人に対し、受給者が1千291人で、受給者の認定者に対する割合、いわゆる受給率は 79.7パーセント、平成19年4月は認定者1千669人に対し、受給者が 1 千309人 で、受給率は78.4パーセント、平成20年4月は認定者1千747人に対し、受給者が 1千317人で、受給率は75.4パーセントであります。 また、平成18年の法改正による予防給付の創設により、要介護1の認定者が減少し、要 -155- 支援1・2の認定者が増加する傾向があらわれており、平成19年4月と平成20年4月の 比較では、要介護1の認定者が112人減少したのに対し、要支援1・2の認定者は69人 増加しているところでございます。 次に②ですが、アンケート調査につきましては、40歳から64歳までの市内在住の方3 00人、65歳以上の市内在住の方400人及び在宅で要支援または要介護の認定を受けて いる市内在住の方500人を無作為抽出し、計1千200人を対象に第4期高齢者福祉計画 介護保険事業計画の基礎資料とするため、平成20年7月16日から8月31日までの間に 実施したものでございます。アンケート調査票の配布及び回収につきましては郵送で行い、 最終的な調査票の提出者数は624人、回収率は52.0パーセントでございました。アン ケート調査の結果に基づき、各調査対象ごとに課題を取りまとめましたところ、40歳から 64歳までの方の場合は、健康づくり・体力づくりへの関心を介護予防に結びつける方策、 地域との関わりやボランティア活動等を始める、きっかけづくりの2点が挙げられ、65歳 以上の方の場合は、日頃から地域の人々との交流を深めていくこと、日頃から積極的に外出 し、活動するための支援と転倒予防対策、生活習慣病予防の情報提供と事業への参加促進、 居宅重視の取り組みの 4 点が挙げられ、在宅で要支援・要介護認定を受けている方の場合は、 一人ひとりの状況に応じた多様な介護サービスの提供、介護者の負担軽減のための支援、災 害時要援護者支援対策の3点が課題として挙げられているところでございます。 次に③ですが、第4期の介護保険事業計画につきましては、高齢化の進展による第1号被 保険者の増加に伴う要支援・要介護認定者数の増加と、それに伴う介護サービス利用の増加 を見込み、認定者が必要とする介護サービスを適正に利用することができるよう配慮して、 策定したものでございます。 また、県内でも不足が見込まれる広域的な特別養護老人ホームの整備の推進、地域密着型 サービスとして認知症対応型共同生活介護施設の整備及び夜間対応型訪問介護事業の新規指 定を見込み、施設サービスを含めた介護サービスの充実を図ってまいりたいと考えておりま す。 来年度から始まる第4期介護保険事業計画期間における介護サービス給付見込総額を第3 期と比較いたしますと、介護報酬の改定等の影響もあり、約13億8千960万円、率にし て18.9パーセントの増を見込むなど、介護保険料を引き上げざるを得ない状況となった ところでありますが、保険料の算定に当たりましては、平成17年度の税制改正の影響で保 険料段階が上がった方たちへの対応を含めて、保険料段階を現行の6段階から7段階に変更 するなどの、きめ細やかな保険料設定をするものでございます。 次に④ですが、介護認定で要介護、要支援と認定される高齢者の3割程度は、高齢による 衰弱や転倒、骨折、認知症などが原因と言われています。これは「廃用性症候群」と呼ばれ るもので、生活習慣病と同様に、ある程度の改善・予防が可能です。 そこで、介護保険で要介護、要支援の認定を受けていない高齢者に、運動機能の向上を目 指した運動教室を開催し、運動に関係する体の各部位の働きを理解し、日常生活の中で継続 -156-
    おります。 ざいます。 して運動していくよう支援したり、口の中の健康の大切さについて講演会を開催するなどし て、介護予防に取り組んでいるところでございます。 今後も、介護予防の教室や講演会を開催して、その普及啓発に努めてまいりたいと考えて 次に、質問事項4.教育の活性化については、後ほど教育長から答弁させます。以上でご ○選挙管理委員会事務局長(加藤多久美君) 質問事項2.市民の政治意識高揚について答弁いたします。 (1)の①と②につきましては、関連しておりますので一括して答弁いたします。 各選挙の投票率につきましては、平成15年4月の千葉県議会議員選挙は30.78パー セント、8月の八街市議会議員選挙は55.78パーセント、11月の衆議院議員選挙は4 9.60パーセント、平成16年7月の参議院議員選挙は46.37パーセント、平成17 年3月の千葉県知事選挙は38.86パーセント、9月の衆議院議員選挙は59.34パー セント、平成18年11月の八街市長選挙及び八街市議会議員補欠選挙は36.53パーセ ント、平成19年4月の千葉県議会議員選挙は29.42パーセント、7月の参議院議員選 挙は49.72パーセント、8月の八街市議会議員選挙は49.38パーセントでございま 選挙管理委員会では、市民の皆さんが選挙に関心を持たれるよう、常時の啓発として小学 生を対象としたポスターや標語の募集、中学校では一般選挙と同様の方法で生徒会の選挙が 行えるよう記載台や投票箱の貸し出し、新有権者となった新成人の皆様には成人式において 投票への参加を呼びかける啓発物資を配布しております。 また、選挙時の啓発としては、市役所庁舎への懸垂幕設置、駅のホームから見えるよう北 口駅前自転車駐車場への横断幕の設置、大型スーパー等での啓発や広報車による市内巡回啓 発、防災行政無線の活用、選挙公報や広報やちまた等による投票への呼びかけを行っており した。 ます。 なお、仕事等により投票日当日、投票できない方につきましては、期日前投票等の呼びか けを行っており、今後も投票率を上げるよう努めてまいりたいと考えております。 ○教育長(齊藤 勝君) たします。 質問事項4.教育の活性化については、①、②は、関連がありますので、あわせて答弁い 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正により、教育委員会は、毎年、その 権限に属する事務の管理及び執行の状況について、点検及び評価を行うことが義務づけられ たことから、本年度は平成19年度の教育委員会所管の事務事業のうち、各課等において重 点的に取り組んだ15項目について点検・評価を実施いたしました。 結果につきましては、12月議会でご報告させていただいたとおりであり、全ての事務事 業において初期の目的に沿って執行されており、概ね適正であったと判断いたしました。 -157- この結果を踏まえて、基本的には継続した事業展開を前提として、21年度に向けた教育 施策のより充実した展開を図ろうとするものであります。 教育施策でございますが、生涯教育の推進、学校教育の充実、社会教育の充実、スポー ツ・レクリエーションの振興という4つの観点から定めております。 1つ目の主な施策として、生涯教育の推進では、「いつでも、どこでも、だれでも」参加 できる生涯学習を構築するために、生涯学習の基盤整備や学習支援体制の整備のため、地域 コーデイネータ講座の開設、インターネットの市ホームページを活用した学習情報のPR、 生涯学習推進大会の開催等により生涯学習を効果的に推進してまいります。 2つ目の学校教育の充実では、生涯学習の視点から、たくましく、豊かな心を兼ね備えた 幼児・児童・生徒の育成を目標として、幼小中高連携教育の継続的な展開と公開により、子 どもたちの「生きる力」を培うとともに、「学力向上プロジェクト」を中心とした授業改善
    に取り組んでまいります。 また、学校評価を自ら行い、公表することにより、外部からの意見を取り入れ、学校改善 を図ってまいります。さらに、よりよい学校環境整備のため、交進小学校プレハブ仮設校舎 の改築事業、八街中学校耐震設計業務及び学校施設の耐震診断を実施してまいります。 3つ目の社会教育の充実では、市民の多種多様化するさまざまな学習課題に対応するため、 市民との協働による活動拠点となる中央公民館、図書館、郷士資料館での学習機会の拡充を 支援してまいります。 ズに対応してまいります。 また、あらゆる機会を活用して、青少年健全育成都市宣言の周知、家庭教育学級の開催、 放課後子ども教室の開催、高齢者学級の開催、さらに市民文化祭等、市民のさまざまなニー 4つ目のスポーツ・レクリエーションの振興では、市民の健康づくりや体力づくりを目標 として、スポーツに親しむ機会の拡充を図るため、市体育協会及びスポーツ少年団指導者の 育成と指導に努めてまいります。 また、市民体育祭や各種スポーツ大会の開催、学校施設の開放等により、市民が気軽に参 加できるような機会を提供してまいります。 なお、本年度に引き続き、スポーツプラザのテニスコートへの夜間照明の設置に向けた施 設整備など、施設の充実にも取り組んでまいります。 次に、(1)③ですが、スポーツ振興課の移転につきましては、代表質問1、林政男議員 に答弁いたしましたとおりでございますが、これまでも行事等において教育委員会内の連携 を図りながら行っており、今後も同様の体制で市民サービスに努めていく所存であります。 ○林 修三君 ざいました。 それでは、自席から2回目の質問をさせていただきます。いろいろとご答弁ありがとうご まず、次世代育成支援行動計画についてでありますが、これは今年いっぱいで、来年から 新しく作られるということでありますが、まだ、そこまで至っていないという事情があるか -158- もしれませんが、この段階で、いわゆる4年間における評価とか、あるいはこれからの策定 するに当たっての行動計画の課題を受けて、最も重点としようとされているのはどんなこと か、もし、今おわかりでしたら教えてください。 ○市民部長(小倉 裕君) ご質問につきましては、先ほど市長からの答弁にもありましたように、前期行動計画で策 定した目標とする事業につきましては、ほぼ達成できたものと考えております。先ほど、林 議員さんがおっしゃったように、7事業を挙げておりますけれども、ほぼ達成できたという ふうに認識してございます。 また、後期における、重点とする事業・施策につきましては、前期で掲げてあります基本 理念、子どもたちがいつも輝いて、明るく、健やかに育つ街を継承しつつ、策定してまいり たいと考えておりますが、現時点におきましては、特に特定した事業は定めてございません。 これにつきましては、国からの行動計画策定指針に関する事項の中にも、前期行動計画の実 績評価を踏まえて策定することとされていますことから、その評価と現在作業中のニーズ調 査、これにつきましては、1月に一応アンケート調査ということで、対象としまして、就学 前のお子さんのいる家庭1千人、それと1年生から3年生までのお子さんのいる対象家庭1 千名、計2千名について調査をしましたけれども、今後、策定委員の皆様の意見を伺うとと もに、関係部署との協議、検討の中で進めてまいりたいと考えております。 ○林 修三君 に思います。 7つの項目について、ほぼ達成されたということで、大変よかったかなと思いますが、そ れでも、その中に幾つかの課題が、やはりあろうかと思います。どうぞ新しいメンバーの中 で、それらの課題、あるいは国のことを受けながら、話し合っていただきたいなというよう それから、今ある次世代育成支援行動計画を策定するときも、あるべき地域の姿を明示し、
    具体的な取り組みを展開していくこと等について、うたっていたのではないかと思われます。 今、地域の弱体する中で、このあるべき地域の姿を今後も、どう構築していこうとされてい るのか、担当部局のお考えをお伺いいたします。 ○市民部長(小倉 裕君) お答えします。国から示されました行動計画策定指針としまして、1つ、地域における子 育ての支援、2つ目として、乳児及び幼児等の健康の確保及び増進、3つ目としまして、子 どもの心身の健やかな成長に資する教育環境の整備、4点目としまして、子育てを支援する 生活環境の整備、5点目で職業生活と家庭生活との両立の推進、6つ目として、子ども等の 安全の確保、次に要保護児童への対応など、きめ細やかな取り組みの推進などがございます。 市といたしましては、地域社会全体で子育てを支援する街づくりを目指しまして、全ての 子育て家庭を対象としまして、子育てに関する相談や情報提供に努めるとともに、家庭と地 域、行政など、地域全体で子育てを支援していく、基本となる施策の検討としてまいりたい と考えております。 -159- ○林 修三君 これまで作っていただいた行動計画が大変ご立派なものを作っていただいて、これが間も なく終わり、新しい行動計画が策定されるわけですが、ちょっと心配なのは、例えば幼児教 育に関わる関係者の中でも、「ああ、こんないい行動計画があったんだ」ということを初め て知ったというような声も聞こえてきています。やはりもっと市民が、わかっていくことも 必要だと思いますので、もちろんされていると思うんですが、いろんな形で、この啓発をし ていってほしいなと。難し過ぎても、ちょっとよくわからないなという声も聞いております ので、その辺を緩和しながら、ぜひ、いい行動計画ができ上がることをお願いし、期待して おります。 それから、遊び場についてですが、たくさんのことをされていただいて、本当に感謝いた します。これからも、今までのものに加えて、特に土曜日、日曜日、親子で遊べる場所、後 継者的なことはなかなか難しいところがあるとは思うんですけれども、その辺をもう一度緩 和して、ご検討いただきたい。これも要望でございます。 それから、八街市の選挙投票率についてでございますが、ご答弁いただいて、ありがとう ございます。ただ、大変これを見ましても、低いなという感じがいたします。例えば、私が 直接関係した八街市議会議員選挙、8月の投票率が49.3パーセント、半分も行かなかっ たと。それは、立候補した私も悪いんでしょうけれども、やはりもっと、この選挙に対して 関心が高まらないものかと。これが、ちょっと言い方は悪いですけれども、この選挙の投票 率の悪さが、税の滞納と何となく比例しているように思われるんですね。ですから、この政 治をしている、あるいは活動している内容が見えるように、開かれていく、そういったこと が一方で、そういう人の税の滞納とも関係して高まっていくのかなという気がします。これ は何としてでもアップしていかなきゃいけないことでありますので、もちろん私ども議会、 開かれた議会をこれからまた目指していかなきゃいけないことではあるんですが、それと同 時に事務局は大変だと思いますけれども、今日、お話のいただいた広報、あるいは看板、宣 伝カー、防災無線等、いろんな形で行われていますが、さらにいろんなことを試みていただ くと同時に、今ある明るい選挙協議会というのでしょうか。そういったものを含めた、市民 も参画した、いわゆる小委員会的なものでも設置して、打開策を講じていっていけないのか なということを、これはお願い、要望でとどめておきます。どうぞ、ひとつ時間はかかろう と思いますけれども、投票率のアップに向けた取り組みをさらに取り組んでいただきたいと、 このように考えます。 次に、介護予防についてですけれども、重なって、重複するとは思いますが、八街市の財 政運営上から見た、本市の高齢者介護保険事業の財政運営等の経緯と将来をどのように考え ておられるのか、ちょっと教えていただきたいと思います。 ○介護保険課長(醍醐真人君) 介護財政の運営ということでございますが、来年度は平成21年度から23年度の第4期
    介護保険事業計画、これの策定に当たりまして、この3カ年での介護サービスのどの程度 -160- 伸びるかとか、高齢者の人口がどの程度伸びる、要介護認定者がどの程度伸びると、さらに は介護報酬の改定が、この4月から実施されると。そういうもろもろの状況等を勘案いたし まして、向こう3カ年のサービス料、それを補うための財源と比較検討しまして、今議会で も提案してございますが、介護保険料の改訂をお願いする次第でございます。 第3期と第4期を比較いたしまして、基準月額で5パーセント、187円引き上げたいと いうことでやってございますので、ここでの引き上げをしていただければ、この見込んだ3 カ年の中での財政運営につきましては、十分達成していけると考えております。ただし、そ の後、将来的な話になりますと、また、いろんな諸事情も変わってまいりますから、ここで は何とも申し上げられませんが、少なくとも制度ができてから、持続可能なものとしていく 責務がございますので、この辺につきましても、将来的にも健全な保険財政が維持できるよ う努めてまいりたいと、そう考えております。 ○林 修三君 ぜひ、頑張っていただきたいなと思いますが、ちょっと重複、あるいは横にそれるかもし れませんが、その介護を必要としている人の中で、現在、待機者というのか、八街市には何 名ほどいらっしゃるのでしょうか。 ○介護保険課長(醍醐真人君) いでしょうか。 それは、特別養護老人ホームへの入居の待機者というふうに理解させていただいてよろし 私が、今承知している数字では、たしか98人という数字で承知してございます。特別養 護老人ホームにつきましては、今、市内に3カ所ございます。直近では、昨年10月に文違 地区に入所、ベッド数29人ということでオープンしてございます。それを含めて3カ所ご ざいます。その施設にも確認したところによりますと、10月オープンして、開所して1カ 月するかしないかのうちに、もう満床という話で、もう既に入居を待っていらっしゃるとい うか、待機者がいらっしゃるというような話を聞いてございます。第4期の計画の中で、特 別養護老人ホームの必要性といいますか、ある程度の整備は進めてまいりたいということで、 計画上も、この3カ年の中で30床、30ベッド、整備を進めてまいりたいと。その数を見 込んで、先ほど申し上げました計画を立てて、その財源等々も全て試算しながら計画を立て、 30床の整備を進めてまいりたいと考えております。 ○林 修三君 今後、高齢者の高齢化率が、昨日から今日から、いろんな議員さんの質問の中で高まって いくというようなことが言われているわけですので、この介護を要する高齢者の方々は地域 密着型を特に切望するんじゃないかと思いますので、そういった地域密着型の介護について、 特に市内の関係の高齢者を優先的に扱って入居できるような体制を今後も進めていただきた いなということを、これは要望でお願いしたいと思います。 次に、先ほどアンケート調査のことで、ちょっとお伺いしましたが、アンケートの集約が 52パーセントだったと聞きましたが、これは何かちょっと低いような気がしますけれども、 -161- そうでもないんですか。大体こんなものですかね。 ○介護保険課長(醍醐真人君) 回収率につきましては、52パーセントということでございまして、低いか、高いかとい うのは、ちょっと一概に何とも言えませんが、たしか前回の調査の数字も、たしか50数パ ーセントだったと承知してございますし、多分、市のほかの諸計画の中でアンケート調査を 実施しますが、例えば総合計画とか、そういうもののアンケート調査の回収も、多分50と か、60とか、その辺にならざるを得ないのかなと。私個人的には、その52という数字は 高くはございませんが、決して低いとも考えてはございません。 ○林 修三君
    八街の選挙の投票率をはるかに超えていますから、高い数字ととります。ただ、ここで高 齢者介護計画のこの具体的な施策や、これがアンケート調査等から市民要望が、今後どのよ うに組み入れられていくのか等について、お考えをお伺いいたします。 ○介護保険課長(醍醐真人君) アンケート調査につきましては、施策を推進するためのあくまでも基礎資料と考えてござ います。例えば、今回アンケート調査した中の1項目で、65歳以上の方々へのアンケート の中の1つの項目でございますけれども、介護が必要になったときに、どのような介護を希 望されますかと、そういう設定をしましたところ、介護保険などのサービスを利用しながら 自宅で生活を続けたいと、そういう回答が、その設問の中で多かったようでございます。一 例でございますけれども、そういうことを踏まえながら居宅系、いわゆる自宅に住まいなが らサービスを利用して、自宅で生活していく、継続できると、そういう居宅系のサービス、 例えば訪問介護サービスとか、あるいは通所、施設の方に通ってサービスを受けるとか、そ ういう居宅系のサービスの充実を図ると。そういうことを進めながら、先ほど議員さんがお っしゃった、地域密着型のサービス、市民が優先的に使えるサービス、そういうものの整備 も推進をしながら、さらには、一部重複しますが、そうは言いながらも居宅での生活が、い ろんな諸事情からは無理だと、難しいという方々に対する施設サービス。特別養護老人ホー ム等の施設サービスにつきましては、ご承知かと思いますけれども、整備をすれば、それな りの経費がかかります。ですから、この辺の整備を進めるには慎重にならざるを得ませんが、 そうは言いましても、この3カ年の中で、ある程度の数につきましては、ベッド数の整備を 進めてまいりたいと、そういうこともあわせまして、この計画に盛り込んだところでござい ますので、アンケート調査はあくまでも基礎資料とはしますが、可能な限り、その計画の中 に反映させていきたいと、そう考えております。 ○林 修三君 大変ありがとうございます。少子高齢化という、いわゆる特異な社会現象にあって、これ からの高齢者介護施策については、さまざまな課題が、今お話を聞いても想定されます。一 方で、午前中の誠和会の山本義一議員の質問にもありました答えの中に、高齢者は今17. 3パーセントが、平成26年には21.5パーセントにまで上がるということで、いわゆる -162- 高齢者の介護の問題、高齢者は総合的な問題が多いんですが、特に介護の問題を含めて大変 大きな問題になっていくんじゃないかと。ぜひ、高齢者の方々が生活への不安を抱えずに、 将来に希望の持てる老後社会の構築を目指していかれることを切に要望したいと思います。 いろいろありがとうございます。 次に、平成18年に改訂されました教育基本法の中で、先ほどの述べましたが、第10条 に家庭教育という言葉が新設されまして、2項では、国及び地方公共団体は、家庭教育の自 主性を尊重しつつ、保護者に対する学習の機会及び情報の提供、その他の家庭教育を支援す るために必要な施策を講じるように努めなければならないとあります。八街市として、具体 的にこれをどのように捉えて、今後どのように考えていくのか。ちょっとお伺いいたします。 ○教育次長(尾髙幸子君) 家庭教育の充実ということのご質問でございますが、現在、教育委員会では家庭教育の充 実を図るために、幼小中で15の家庭教育学級を開催しております。そこでは、全市民を対 象とした家庭講演会、あるいは家庭教育指導員による家庭教育相談も実施しております。特 に各学校等に学級を設けて実施している家庭教育学級の充実を図るために、家庭教育指導員 が計画の段階から相談を積極的に受けるとともに、講師情報を充実したものとして提供する ことで、学級の内容の充実に努めております。 また、本年度より家庭教育学級の学級長会議を5月と10月と1月の合計3回実施いたし まして、情報の交換などを行うことによりまして、学級運営の充実を図ることができており ます。また、学級の参加人数を増やすためには、各小学校の入学説明会にも出向いて、学級 長とともにPRを行っているところでございます。 これら、平成21年度も家庭教育に関する学級や講演会等をより一層充実されるための工
    夫や改善をし、家庭教育の支援をしてまいりたいと考えております。 ○林 修三君 今日は雨が降っておりまして、朝ちょっと交通指導をしておりましたが、非常に車で送っ ていく保護者が多いと。過保護現象といっては言い過ぎですけれども、気持ちはわかります けれども。その中で、よく見ていると、お子さんを後部座席にお乗せになって、学校までお 運びいただいているという現象があります。こういったことや、あるいは土曜日に特別に授 業をして、午後授業が続くので給食はありませんので、お弁当を持参の日なんですが、何人 かの子がお弁当を持ってうれしそうに学校へ行く子と、本当に何人かの子どもですが、何も 持たずに行く子がいたので、聞いてみますと、うちのお父さんが10時頃授業を見に来るか ら、そのときに一緒に弁当を持ってくるんだという答えが返ってきました。これは、いい、 悪いは言えませんが、私は子どもの頃は親の作った弁当がうれしくて、教科書以上に勇んで 持っていった記憶がございます。こういうことを考えると、家庭教育、いわゆる親の考え方 等も含めて非常に課題が多いような気がいたします。あまりにも他者に責任を転嫁する大人 が多くなっているような気もいたします。家庭教育の充実は、以前にも増して非常に重要な 課題じゃないかなと。冒頭に申しました孤独の世界、あるいは個人の世界等が多くなってい -163- るのも、こういう取り巻く大人のあり方が非常に重要な気がいたします。幼稚園の保護者が 迎えにくる時間だとか、保育園での保護者が集まる行事のときに工夫するとか、PTA活動 の重点に具体的に取り組んでいくようなことを行政側から働きかけて、親教育、家庭教育の 充実をぜひ取り組んで、教育基本法でも具体策として求めていることでございますので、積 極的な家庭教育支援策について要望いたします。 次に、教育委員会の評価・点検。今回は15項目ということでありましたが、この予算と 直結するものが、ちょっとなかったような気もするんですが、この辺について、もう一度お 伺いいたします。 ○教育次長(尾髙幸子君) ○林 修三君 改めて予算に直結という言葉は使っておりませんが、先ほど教育長の方から答弁させてい ただいた中に、そこの項目を掲げさせていただいております。 やはり新しい教育施策を作るときには、そういった評価・課題等を十分に検討されていた だきながら、それが、その予算計上にも盛り込んでいくことが望ましいのかなという気がい たします。というのは、昨日、林政男議員の行政評価シート等の質問に対しまして、長谷川 市長さんは、次年度の計画、予算等に活かすことが重要であるという評価感を述べられてお りました。まさしく、私はそのとおりだと思います。これは、また今後とも点検・評価を行 われると思いますけれども、それを今後も多岐にわたって評価して点検していただくと同時 に、予算と施策とが結びついていくことを、していないとは申しません。さらにしていかれ ることを望みます。 最後にスポーツ振興課がプラザに移転されて、教育委員会内の連携、報告や相談はどのよ うにされていくのかについて、もう一度お伺いいたします。 ○教育次長(尾髙幸子君) 教育委員会内の連携ということのご質問でございますが、教育委員会では、現在、毎月月 末に教育委員会課長会議を開催しております。その中で翌月の各課の予定、各課の懸案事項、 あるいは諸問題についての話し合いをしております。これらのほかにも、常時相談体制をと ることによりまして、情報を共有しております。今後も、この連携を図っていきながら、市 民サービスに努めてまいりたいと考えております。 ○林 修三君 ぜひ、頑張って、そのようにお願いしたいと思います。 ちょっと余談になりますけれども、私が、ある施設にちょっと5時を過ぎて6時頃だった でしょうか。行ったときに、これについてちょっとどうなっているんですかということを聞 いたときに、「私は正式な職員じゃないから、よくわかりません」という答えが来ちゃった
    んですよ。困ったなと、正式な職員じゃないといっても、ここで働いているわけですから、 それは私でよかったと思いますけれども、ほかの市民だったら怒るんじゃないのかなと思っ たんですけれども、そういう、いわゆるよくない表現でいうと、お役所的なところがあって -164- は、私はならないなと思っておりますけれども、どうぞ教育委員会は4つの課から成り立っ ているわけです、これはもちろんですよね。いろいろな行事を委員会に全職員が出て、とも に取り組んでいる姿もよく見ておりますが、どうぞプラザに移られても、「それについては よくわからないんです」とか、「私どもスポーツ振興課のことではありませんので」という ようなことは出ないように、ぜひ、一層連携を深められて、せめて教育委員会内のことにつ いては、職員のだれでもが答えられ、市民の信頼を高めてくださる。特に外に行かれますの で、そこのところだけ強くお願いしたいなと、このように思います。 大変長い時間、ありがとうございました。これで、私の質問を終わらせていただきます。 ありがとうございました。 ○議長(山本邦男君) 以上で、誠和会、林修三議員の個人質問を終了します。 お諮りします。本日の一般質問をこれで終了したいと思います。 ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山本邦男君) ご異議なしと認めます。 日程第2、休会の件を議題とします。 明日28日から3月1日までの2日間を休日のため、休会したいと思います。 ご異議ありませんか。 ○議長(山本邦男君) ご異議なしと認めます。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 明日28日から3月1日までの2日間、休会することに決定しました。 本日の会議はこれで終了します。 3月2日は、午前10時から本会議を開き、引き続き一般質問を行います。 長時間ご苦労さまでした。 (延会 午後 4時47分) -165- ○本日の会議に付した事件 1.一般質問 2.休会の件 -166- ...