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09月05日-02号

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  1. 袖ケ浦市議会 2016-09-05
    09月05日-02号


    取得元: 袖ケ浦市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-30
    平成28年 第3回 定例会(8月招集)             平成28年第3回(8月招集)            袖ケ浦市議会定例会会議録(第2号) 9月5日      議事日程議事日程(第2号) 平成28年9月5日(月) 午前9時30分開議日程第 1 会議録署名議員の指名日程第 2 議案第4号ないし議案第9号                                   (質疑・委員会付託)日程第 3 認定第1号及び認定第2号                      (質疑・決算審査特別委員会設置・同委員会付託)日程第 4 一般質問                       〇 △開議                平成28年9月5日 午前9時30分開議 ○議長(田邊恒生君) おはようございます。ただいまの出席議員は23名でございます。したがいまして、定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 直ちに本日の会議を開きます。                       〇 △諸般の報告 ○議長(田邊恒生君) 日程に入る前に諸般の報告を申し上げます。 25番、渡辺盛君から本日欠席届が提出されておりますので、御報告いたします。                       〇 △会議録署名議員の指名 ○議長(田邊恒生君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議規則第88条の規定により、18番・佐藤麗子君、19番・笹生猛君、20番・榎本雅司君、以上の3名を指名いたします。                       〇 △議案第4号ないし議案第9号(質疑・委員会付託) △議案第4号 協定の締結について(袖ケ浦市公共下水道袖ケ浦終末処理場汚泥処理施設に係る機械・電気設備)の改築工事委託) ○議長(田邊恒生君) 日程第2、議案第4号ないし議案第9号を議題といたします。 初めに、議案第4号に対する質疑をお受けいたします。 質疑はございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田邊恒生君) 質疑はないようですので、これにて質疑を終結いたします。                       〇 △議案第5号 平成28年度袖ケ浦市一般会計補正予算(第2号) ○議長(田邊恒生君) 次に、議案第5号に対する質疑をお受けいたします。 質疑はございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田邊恒生君) 質疑はないようですので、これにて質疑を終結いたします。                       〇 △議案第6号 平成28年度袖ケ浦市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) ○議長(田邊恒生君) 次に、議案第6号に対する質疑をお受けいたします。 質疑はございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田邊恒生君) 質疑はないようですので、これにて質疑を終結いたします。                       〇 △議案第7号 平成28年度袖ケ浦市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) ○議長(田邊恒生君) 次に、議案第7号に対する質疑をお受けいたします。 質疑はございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田邊恒生君) 質疑はないようですので、これにて質疑を終結いたします。                       〇
    △議案第8号 平成28年度袖ケ浦市介護保険特別会計補正予算(第1号) ○議長(田邊恒生君) 次に、議案第8号に対する質疑をお受けいたします。 質疑はございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田邊恒生君) 質疑はないようですので、これにて質疑を終結いたします。                       〇 △議案第9号 平成28年度袖ケ浦市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号) ○議長(田邊恒生君) 次に、議案第9号に対する質疑をお受けいたします。 質疑はございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田邊恒生君) 質疑はないようですので、これにて質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第4号ないし議案第9号につきましては、お手元に配布してございます議案付託表に記載した各常任委員会に審査を付託いたします。                       〇 △認定第1号及び認定第2号(質疑・決算審査特別委員会設置同委員会付託) △認定第1号 平成27年度袖ケ浦市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算の認定について ○議長(田邊恒生君) 日程第3、認定第1号及び認定第2号を議題といたします。 ただいま議題といたしました決算の審査に当たり、細部につきましては決算審査特別委員会において審査を願うこととし、この際大綱について質疑をいただきたいと思います。 初めに、認定第1号に対する質疑をお受けいたします。 質疑はございませんか。 24番、篠﨑典之君。 ◆24番(篠﨑典之君) 24番。認定第1号、平成27年度袖ケ浦市歳入歳出決算についての大綱質疑を行います。 今回の決算、27年度決算につきましてはですね、市側としては平成25年以降ですね、5年間で税収不足58億円あるということで、財政構造確立集中的取り組みということで取り組んできたわけですけれども、税収不足、税収不足と、お金がないから市民サービスは削っていくんだというような、これまでの形では維持できないというふうなことで取り組んできたわけですけれども、現状のですね、この27年度決算を見ますと、例えば財政調整基金が39億6,378万3,000円の26年度末の数字から3億円ほどふえて42億4,340万5,000円。これは市の貯金がふえているわけですね、現実は。これは25年度と比べてどのようなことになっているのか。そして、この現状の数字を捉えてですね、今さまざまな福祉などのサービスを市は削ってきているわけですけれども、そういった取り組みについてどのように考えているのか、財政力指数なんかもわずかながらプラスになっているわけですけれども、その辺の考え方について市長に伺います。 ○議長(田邊恒生君) 市長、出口清君。 ◎市長(出口清君) 私のほうから大綱について御説明させていただきます。 持続可能な財政構造の改革をした当初ですね、篠﨑議員さんおっしゃった内容、正確にはちょっと違っていると思うんですが、一般財源でですね、収支見通しをしたところ、58億円不足にこのままでは、何も対策を講じないとなってしまいますよと、ですから将来に向けてですね、財政構造改革をしていかないとですね、大変なことになってしまうと、こういう状況認識のもとにですね、さまざまな対策を講じてきたわけです。結果して、簡単に申し上げますとですね、1つは財政構造の改革がきちっと成果を上げてきたことが1つです。そして、2つ目にはですね、さまざまな対策をやる中でも景気だとか、まちづくりの様子、そういったものも転換してまいりましたので、その効果もあわせて上がってきたと。こういう2つの事情がありまして、私どもが当初予測していた内容を成果としては上げてきたと。そのことによってですね、財政調整基金、これもですね、当初の見通しを上回って、効果の結果ですね、なってきたと、このような認識であります。しっかりとこのような効果を上げていくことが必要だと、こういうふうに思っております。 ○議長(田邊恒生君) 24番、篠﨑典之君。 ◆24番(篠﨑典之君) 24番。先ほどもお聞きしたんですけども、25年度にその財政構造確立集中的取り組みと持続可能なためにということで打ち出したわけですけども、現実に25年度から比べまして市の貯金ですね、財政調整基金どのぐらいふえているのでしょうか。そして今、市の努力によってふえてきたんだというふうなお話ですけど、これはやはりちゃんと正確にですね、税収が上振れしたというような経済状況の影響も大きいんだというようなこともきちんと述べる必要があろうかと思うんですけども、そのあたりあわせて再度伺います。 ○議長(田邊恒生君) 企画財政部長長谷川美喜男君。 ◎企画財政部長長谷川美喜男君) 持続可能の取り組みの中で当初の財政調整基金等の残高の見込みはというようなことでございますが、当初計画の中では24億6,000万円ほどの残高になるというふうな見込みを持ってございました。しかしながら、先ほど来の市税収入、また取り組みの効果等によりまして、25年度の段階での実績は35億2,000万円ほどの残高というふうになってございます。また、これまでですね、3年間取り組まさせてきていただいた中で、市税収入が大きく下がってしまうだろうというようなこと等がございましたが、景気の一部回復等々もございまして市税収入が上振れをしたというふうなことでございます。なお、取り組みに当たりましてはですね、25年度の取り組みでは特に計画よりも大きな効果はあったというふうな部分ございますが、3年間を通して見た中ではですね、特に27年度においては効果見込み一部実施をですね、すべきでないというふうな項目もございましたので、それらから27年度はマイナス、3年間を通じますと1億強ですね、増加というふうな状況でございます。引き続きまして29年度までですね、この取り組みにつきまして、基本的には取り組み全て実施をしてございますが、残りの28、29というふうなことで取り組みを維持してまいりたいと、このように考えてございます。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 24番、篠﨑典之君。 ◆24番(篠﨑典之君) 24番。改めて再度伺いますけども、こういった状況見通しとなってもさまざまな福祉サービス、これまで市が福祉施策などで比較的他市と比べてもきめ細かい福祉施策やってきたんですけども、そういうのがこの間削減されているんですけど、そういうのは戻す考えはないということで、この決算受けても同じ考えなのか、最後に伺います。 ○議長(田邊恒生君) 企画財政部長長谷川美喜男君。 ◎企画財政部長長谷川美喜男君) 先ほど御答弁を申し上げました29年度までについてはですね、これまで行った取り組みについては維持をさせていただきたいというふうに考えております。なお、各種事業見直しをさせていただいてございますけれども、この見直しに当たりましては、現在の状況あるいは他市のサービスの水準等々もですね、勘案をした中で進めてまいりました。基本的には、他市よりも上回っているサービスは引き続き維持できているものというふうに考えてございます。今後ですね、さまざまな福祉サービス等も含めましてございますが、それらにつきまして、現状の制度等々の中で市民の皆様が御負担になっていたり、そういったようなもの等がございましたら、そういった部分についてはですね、今後も充実と申しますか、そういった課題に向けてですね、施策等も考えてまいりたいと、このように考えてございます。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) ほかに質疑はございませんか。 3番、粕谷智浩君。 ◆3番(粕谷智浩君) 3番。認定第1号 平成27年度袖ケ浦市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算の認定について質疑をさせていただきます。 先ほどから少しお話出たんですけれども、平成27年度財政調整基金の現在高が42億を超す状況となりました。過去に何回かお聞きしていますが、袖ケ浦市にとって適正な財政調整基金の残高は幾らぐらいと考えているのかお聞きします。 ○議長(田邊恒生君) 企画財政部長長谷川美喜男君。 ◎企画財政部長長谷川美喜男君) 財政調整基金の適正規模はというような御質問でございます。こちらにつきましてはですね、一般的には標準財政規模の10%程度というような言い方がございます。そういった中でまいりますと、そのような考え方をいたしますと、13億、15億、その程度がですね、一つの目安になろうかというふうに考えてございます。私ども持続可能でもそのような数値を取り上げてございますけども、この数値は決してですね、今後の災害あるいは新たな財政、行政需要等々踏まえますと、それ以上あったほうがよろしいんではないかというふうに考えてございます。明快に幾らが妥当であるというふうなことは申し上げることは難しゅうございますので、御理解いただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 3番、粕谷智浩君。 ◆3番(粕谷智浩君) 3番。なかなか金額を答えていただくのは難しいということだったんですけれども、過去に聞いたときも、また過去に質問された方もいらっしゃるんですけれども、30億が適正であるですとか、規模の1割だという話があったんですけれども、財調の積み立て、やはり高くなるのは重要だと思うんですけれども、単年度の予算決算で見ていきますと、もう少しできることがあったのにやらずに終わってしまったと。行政サービスというのは、やはり単年度で仕上げていって、できることを可能な限り実現していくということが重要だと思うんですけれども、過去ここ数年財調が減っていくというような話の中で積み立てがふえてきたようなこの状況について、どのように考えているのか改めてお聞きします。 ○議長(田邊恒生君) 企画財政部長長谷川美喜男君。 ◎企画財政部長長谷川美喜男君) 御質問は、財政調整基金等がですね、徐々にふえている、逆にそういったことをですね、よく踏まえれば当初の予算、事業等々をですね、もっと計上して市民福祉の向上に使うべきでなかったかというような御質問かというふうに思います。私どももですね、そういったような観点に立ちながら予算編成をさせていただいているところでございます。ただ、年度の中でですね、さまざまな状況の変化等もございます。中にはですね、補助事業等でこれだけの規模やっていきたいというふうなことで国のほうにもお願いするところでございますが、そのようなものがですね、実際には国の補助金がなかなかつかないというふうなことから、事業は縮小せざるを得ないというような状況。そうしますと、おのずからですね、一般財源のほうがですね、そこへ充当できないというふうなこと等々もございます。また、国の事情だけではない計画をする中でですね、やはり予算というものは一定程度持っておらないと事業は実施できませんので、そういったようなことからしているところでございます。粕谷議員の御質問のとおりですね、毎年の財源等々をよく踏まえながら、またそういった中で無駄のないようなですね、効率的な考え方、そういったものも今後も十分踏まえて編成等を進めてまいりたいというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 3番、粕谷智浩君。 ◆3番(粕谷智浩君) 3番。最後の質問になるんですけれども、経常収支比率、平成27年度また90%台に突入したという状況なんですけれども、これについて今後の見通しと、やはり経常収支比率下げていくこと重要だと思います。ですので、その辺の考え方について伺います。 ○議長(田邊恒生君) 企画財政部長長谷川美喜男君。 ◎企画財政部長長谷川美喜男君) 経常収支比率のほうでございますが、今年度90%を超えるような状況となりました。この90%につきましてはですね、従前から財政運営の中ではですね、一般的に言われているのが80%を超えると財政の硬直化を招いてくるので、注意が必要だというふうに言われてきているところでございます。しかしながら、それ随分前のことになりますが、最近各自治体においてはですね、もう90%あるいは90%を超え100%に近いというような団体も出てきておるというふうなところもございます。そのような状況の中、私どもは割と低目の中でですね、運営を進めてきたところでございますけれども、やはりここに来てですね、90%を超えると。以前に、数年前に1度91.何%かになったところでございますが、このようになってまいりますとですね、毎年毎年の財政運営がですね、非常に硬直化をしてまいって自由度がなくなってくるというふうなことがございます。そういったようなことはですね、極力抑えてまいりたいというふうに考えてございます。したがいまして、そういった中では、直ちではございませんが、まずは収入の確保というふうなものが大事でございます。現在進めております袖ケ浦海側の区画整理であったり、あるいは椎の森工業団地、こういったようなもの、あるいはその他のまちづくりで多くの人が住んでいただくというふうなこと等でですね、まずは一般財源であります収入をですね、ふやしていく努力をしていくべきであろうというふうに思います。加えましてですね、各種事務事業をこれまで進めてきてございますけれども、持続可能の中でも何項目かさせていただいているところでございますが、時代の状況等々、さまざまな行政ニーズ、そのようなものをよく捉えながら、また役所の内部においては、より効果的な効率的なですね、予算の執行というふうなことも踏まえて経常経費の削減、抑制等にも取り組んでいきたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) ほかに質疑はございませんか。 17番、励波久子君。 ◆17番(励波久子君) 17番。認定第1号 平成27年度袖ケ浦市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算の認定について大綱の質疑を行います。 今回、一般会計ですと実質単年度収支は2億6,000万ほどの黒字、これ審査意見書ですね、監査委員の意見書によるとそういうふうになっています。また、特別会計でも実質収支は3億5,000万ほどの黒字、そして先ほどからもありますように財政力指数で1.085と増加を前年度からしております。こういったことから、全体として袖ケ浦市の財政は健全という認識でよろしいんでしょうか。伺います。 ○議長(田邊恒生君) 企画財政部長長谷川美喜男君。 ◎企画財政部長長谷川美喜男君) まず、実質単年度収支というふうなことで、一般会計のほうで2億円ほどあるというふうなことでございますけれども、こちらのほうはですね、前年度からの繰越金や実際に基金からの繰り入れ等々も踏まえる中でどうだったかというふうなものでございます。それがまた黒字ということ。また、特別会計のお話も出ましたけれども、特別会計におきましてはですね、それぞれの会計が赤字というふうなことになってまいりますと、これは一般会計からの補填というふうなことにもなりかねない状況となります。そのようなことから黒字でございますが、特に国民健康保険特別会計につきましてはですね、国保財政の調整基金、これを全額繰り入れた上での黒字ということで2億数千万というふうなこととなってございます。いずれにいたしましても、また財政力指数についてもお話ございましたけれども、こちらのほうは税収等々による標準的な財政規模を上回っているかどうかということで、従前はですね、大昔はもう2を超えるような状況、また1.5程度の時期もございました。最近では財政力指数が1.1に至らないような状況がですね、ここ数年続いてございまして、交付団体と比べますと、そのような行財政の需要に対するですね、ものの幅、自由度がですね、極めて少なくなってきているというふうな状況の中で、サービスのほうは私ども、先ほど来申し上げましたが、他市よりも上回る水準でいろいろなサービスをさせていただいているというふうな状況でございます。このような状況でございまして、また先ほど監査委員さんのお話も出ました報告第3号におきまして、財政の健全化比率等につきまして御報告を申し上げているところでございますけれども、こちらのほうの数値でまいりました場合にはですね、いずれも健全な範囲にあるというふうなものでございます。私どもの一般会計を含む各特別会計でございますけれども、健全財政を維持しながら運営を進めてきたところでございまして、それがですね、今危ういというような……危ういではなくてですね、失礼いたしました。そのような努力もしてまいりましたので、健全財政という範囲にまだあるというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 17番、励波久子君。 ◆17番(励波久子君) 財政力指数が1.1以上ですね、不交付団体であると思うんですけども、持続可能な構造改革やる際に58億円不足になるということで、29年度までの計画ですね、中間にもう来ているわけですけれども、今後この財政力が1を下回るという可能性があるのかどうなのか、また現在において県内で不交付団体の自治体はどのぐらいあるのか伺います。 ○議長(田邊恒生君) 企画財政部長長谷川美喜男君。 ◎企画財政部長長谷川美喜男君) 財政力指数におきます不交付団体の関係でございます。私どもの団体がですね、現在1.幾つというふうな毎年度の財政力指数というふうなこととなってございます。こちらにつきましてですね、現在景気が若干上を向いているというふうなこと等がございますんで、何とかなっておるかなというふうな部分がございます。先ほども申し上げたとおり、今後まだ一、二年というのはちょっと難しいかもしれませんが、今後海側の区画整理だったり、椎の森工業団地、あるいは転入の増加等々によりまして市税収入も上向きになるように努力をさせてもらっているところでございます。また、交付税につきましてはですね、一部マジックというふうな言い方で失礼かもしれませんけれども、国のほうがですね、財源となるべきものがございます。また、その配分というふうな細かい基準を持っているんですけれども、これを毎年度見直したり、あるいは調整をかけたりというふうなことがございます。総額が不足いたしますと若干調整するというふうなこともございます。そういったようなことから、かねてより私どもの昔のベースでいけば1を割る時期がもう来てしまうんじゃないかなという危惧を持っておったところでございますが、そのような国のほうの交付税算定の基準自体の見直しが逐次行われていることからですね、1を割ることは非常に微妙なラインにあるのではないかなというふうに思ってございます。 また、不交付団体が県内の市の中でどれほどかというふうなことでございますが、28年度においては、私どもを含め、浦安、成田、市川、市原の5団体というような状況と……失礼いたしました。5団体でございます。成田、浦安……君津市さんもですね、今年度不交付団体ということで、ちょっと市川、市原についてはですね、御容赦を、5団体ということで御理解いただきたいと思います。 ○議長(田邊恒生君) よろしいですか。いいですか。 17番、励波久子君。 ◆17番(励波久子君) ちょっと聞きづらかったんですが、成田、浦安、市原、市川ですか。               (「市川です」と呼ぶ者あり) ◆17番(励波久子君) 市川、君津、そしたら袖ケ浦を含めて6団体ということでよろしいんでしょうか。 ○議長(田邊恒生君) 企画財政部長長谷川美喜男君。 ◎企画財政部長長谷川美喜男君) 失礼いたしました。 28年度1.0以上のところはですね、浦安、成田、私ども袖ケ浦、市川ということになってございまして、あとがこれは調整率の関係で君津市さんが不交付団体というふうなこととなってございまして、合計の5ということとなってございます。 ○議長(田邊恒生君) もうちょっときちっと。 ◎企画財政部長長谷川美喜男君) 失礼いたしました。 浦安市、市川市、市原市、君津市、袖ケ浦の5団体でございます。それに加えまして、成田さんがですね、合併の算定の関係というふうなことの中でですね、不交付団体というふうになっているところでございます。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) ほかに質疑はございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田邊恒生君) 質疑はないようですので、これにて質疑を終結いたします。                       〇 △認定第2号 平成27年度袖ケ浦市水道事業会計決算の認定について ○議長(田邊恒生君) 次に、認定第2号に対する質疑をお受けいたします。 質疑はございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田邊恒生君) 質疑はないようですので、これにて質疑を終結いたします。                       〇 △決算審査特別委員会の設置・同委員会付託 ○議長(田邊恒生君) お諮りいたします。 認定第1号及び認定第2号につきましては、12人の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上審査することにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田邊恒生君) 異議ないものと認めます。 よって、認定第1号及び認定第2号につきましては、決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上審査することに決定いたしました。                       〇 △決算審査特別委員会委員の選任 ○議長(田邊恒生君) お諮りいたします。 決算審査特別委員会委員の選任については、議長から指名することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田邊恒生君) 御異議ないものと認めます。 よって、決算審査特別委員会委員の選任につきましては、議長から指名することに決定いたしました。 委員の氏名を事務局長に朗読させます。 事務局長、武井隆文君。 ◎議会事務局長(武井隆文君) それでは、申し上げます。 決算審査特別委員会委員に 創袖クラブから      1番  山 口   進 議員    2番  山 下 信 司 議員     10番  村 田   稔 議員   20番  榎 本 雅 司 議員 新風会から      3番  粕 谷 智 浩 議員   11番  鈴 木 憲 雄 議員 市民クラブから     21番  阿 津 文 男 議員 日本共産党袖ケ浦市議団から     17番  励 波 久 子 議員 開政クラブから     12番  佐久間   清 議員 公明党から      8番  緒 方 妙 子 議員 志清会から      6番  小 国   勇 議員 新政会から     15番  篠 﨑 龍 夫 議員 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) ただいま朗読いたしましたとおりでございます。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田邊恒生君) 御異議ないものと認めます。 よって、ただいま指名いたしました12名の諸君が決算審査特別委員会委員に選任されました。                       〇 △決算審査特別委員会正副委員長の互選 ○議長(田邊恒生君) これより決算審査特別委員会委員の方々により、委員長、副委員長の互選をお願いしたいと思います。 暫時休憩いたします。                     午前 9時59分 休憩                                                       午前10時06分 開議 ○議長(田邊恒生君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 委員長、副委員長が互選されましたので、事務局長に報告させます。 事務局長、武井隆文君。 ◎議会事務局長(武井隆文君) それでは、御報告いたします。 決算審査特別委員会委員長に篠﨑龍夫議員、副委員長に村田稔議員。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 以上、決定いたしました。 10時20分まで休憩いたします。                     午前10時07分 休憩                                                       午前10時20分 開議 ○議長(田邊恒生君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                       〇                                    一般質問 ○議長(田邊恒生君) 日程第4、一般質問を行います。 通告者8名に対し順次質問を許可します。 なお、質問時間につきましては30分以内となっておりますので、念のため申し添えます。           ※ 篠﨑典之君の一般質問 ○議長(田邊恒生君) 初めに、24番、篠﨑典之君、登壇願います。               (「議長、24番」と呼ぶ者あり)               (24番 篠﨑典之君登壇) ◆24番(篠﨑典之君) おはようございます。今期最後、そして1996年の初当選後、最初の議会から数えまして通算79回目の一般質問となります。私は、大綱1点目といたしまして、JR長浦駅及びJR袖ケ浦駅の改善と駅周辺整備等について、2点目として市民生活の安全と充実を確保するための街区整備、教育諸設備などの充実について伺います。 初めに、JR長浦駅及びJR袖ケ浦駅の改善と駅周辺整備等について伺います。(1)としまして、JR長浦駅ホームへおりたり、改札に上ったりする際のバリアフリー、つまり高齢の方や体が不自由な方ができるだけ不自由なく利用できるようにするための対応についてです。長浦駅に現在ある小型エレベーターだけでは一度の輸送定員が小さく、高齢者や障害者などの足腰が不自由な方にとってはエスカレーターの整備が急がれるところです。市は当初エスカレーターの設置を計画しておりましたが、駅舎の改築時にJR側が維持費がかかることなどを理由に設置管理を拒否しています。ホームへのエスカレーター設置について、この間市はどのようにJRと交渉し、解決する考えなのか伺います。 (2)、JR長浦駅のみどりの窓口については、駅舎の改築と新型自動券売機の設置を機に、JR側からの納得のいく説明もなく廃止となってしまいました。みどりの窓口は復活させるべきですが、この間の対応と今後の方策を伺います。 (3)、袖ケ浦駅にも長浦駅にも自由通路の上には休憩用のベンチが設置されていません。高齢者や足腰の不自由な方が一服する場所がありません。私は、ぐあいが悪くても、ベンチがないので、仕方なくトイレの中で座っていたという利用者の方の声も受けて以前から設置を求めてきましたが、なかなかこのベンチ、設置されません。早急に設置すべきと考えますが、その見通しを伺います。 (4)、JR長浦駅前ロータリーにあるバス停付近は、街路灯はあるものの、バスの時刻表も読めない、顔も見えないなど照度が低い状態となっております。速やかに時刻表が読める程度の照明を設置すべきだと考えますが、どうであるか伺います。 次に、大綱2点目です。市民生活の安全と充実を確保するための街区整備、また教育諸設備などの充実についてです。市が整備すべき身近な各種の設備などについては、改善要望があるにもかかわらず、財政難を口実に老朽化や不備が放置されることがあってはなりません。以下の点について、現状はどうなのか、また早急な対応方策はどうなのかについて伺います。 (1)、雨水用の道路側溝などのふたかけについて、整備されていない箇所がありますが、市の整備方針と実現の見通しを伺います。 (2)、公園の遊具など施設の整備については、親しまれる施設とするためにも利用者の意見を反映させる工夫が必要と考えますが、実際に利用する方の声をどのように反映させて整備しているのか。また、公園などの草刈りや樹木の剪定については、防犯のためにも適切な実施が当然ですが、どのような方針で実施しているのか伺います。 (3)、夜間の通行に支障を来す箇所への防犯灯の設置は、道路や通路の利用状況、必要な照度確保など、どのような基準で設置しているか伺います。 (4)、学校など教育施設及び備品などの整備について、この間、水洗トイレのレバーから水が噴出する、体育祭のときに地元自治会からテントを借りているなどの現状がありました。特に子育て環境として重要な学校施設と備品の老朽化の現状把握と対応について、どのような手だてを講じているのか伺います。 以上、最初の質問とさせていただきます。 ○議長(田邊恒生君) 24番、篠﨑典之君の質問に対し答弁を求めます。 市長、出口清君。               (市長 出口 清君登壇) ◎市長(出口清君) おはようございます。篠﨑典之議員の質問にお答えいたします。 初めに、大綱1点目、JR長浦駅及びJR袖ケ浦駅の改善と駅周辺整備等についてのうち、JR長浦駅ホームへの昇降バリアフリーについてでございますが、長浦駅舎等の整備については、国の示す公共交通機関の旅客施設に関する移動等円滑化整備ガイドラインに基づいて整備を行っております。このガイドラインでは、エレベーターの設置が必須とされており、エスカレーターについては、エレベーターを設置することが困難な場合等の代替施設という位置づけで、設置は必須ではありませんが、市といたしましては、駅利用者の利便性を考慮し、平成22年5月と12月、JR東日本旅客鉄道株式会社千葉支社長に直接私がお会いしまして、エスカレーターの設置を要望いたしました。しかしながら、JR東日本では、ガイドラインに基づいて整備を行っていることから、ホームへのエスカレーター設置はできないとの回答でありました。また、市がエスカレーターの設置費用を負担することで調整を試みましたが、JR東日本としては維持管理面での負担増や、JR長浦駅だけを特別に扱うことはできないとの理由から、ホームへのエスカレーター設置は実現しておりません。なお、市ではエレベーターをより利用しやすくなるよう、JR東日本に対してホーム床面への誘導表示を設置していただくなど、駅利用者の利便性の向上に努めてまいりました。 このような経緯がございますが、JR長浦駅の供用開始以降は、段差のない自由通路の整備や、自由通路へのエスカレーター、エレベーターの設置などによるバリアフリー化により快適な歩行空間が確保され、誰もが使いやすい駅となりました。しかしながら、ホームへのエスカレーターの設置は駅利用者の利便性をさらに向上させる設備であることから、引き続き要望をしてきたところであります。 そうした中、JR東日本からホームへのエスカレーターの設置などを行うには駅利用者の増加が必要であるとの見解が示され、本市としましては袖ケ浦駅海側特定土地区画整理事業や椎の森工業団地の整備などにより駅利用者の増加を図っていくことが必要であると考えております。今後も本市のまちづくりを推進していく中で、引き続きJR東日本への要望活動を継続していくとともに、県や本市を含む県内市町村、経済団体で構成している千葉県JR線複線化等促進期成同盟においてもJR東日本への要望活動を行ってまいります。 次に、JR長浦駅のみどりの窓口についてでございますが、JR長浦駅のみどりの窓口の廃止につきましては、IT化やチケットレス化の進展に伴い、JR東日本としての全社的な方針として、みどりの窓口の利用状況等を勘案しながら、みどりの窓口による販売から券売機による販売方法に変更しており、JR長浦駅は新駅舎の完成時にみどりの窓口から多機能の新型指定席券売機に変更されたものであります。このようなJR東日本の方針もありますが、JR東日本千葉支社に訪問などを行い、JR長浦駅のみどりの窓口の設置について要望をしてまいりました。また、指定席券売機で購入できる切符などについて、市ホームページや広報紙においてお知らせをしております。 なお、先ほどのエスカレーターの質問で申し上げましたとおり、JR東日本では駅利用者の増加が必要であるとの見解でありますので、今後も本市のまちづくりを推進していく中で要望活動を継続してまいります。また、県内の他の駅においても、みどりの窓口が廃止されたことによりJR東日本へ要望している団体もございますので、それらの団体と連携し、千葉県JR線複線化等促進期成同盟においてもJR東日本への要望活動を行ってまいります。 次に、JR長浦駅及びJR袖ケ浦駅自由通路への休憩用ベンチの設置についてでございますが、かねてよりJR東日本と設置位置や施工方法等の調整を行っており、本年11月には設置を完了する予定であります。 次に、長浦駅南口ロータリーのバス停付近の街路灯の照度についてでございますが、駅舎が整備されたことを踏まえ、ロータリーにも照度の高い街路灯が望ましいと考えますので、利用者の利便性向上のため、今後LED化を図っていく中で照度の高い道路照明灯について検討してまいります。 次に、大綱2点目、市民生活の安全と充実を確保するための街区整備、教育諸設備等の充実についてのうち、雨水用道路側溝等へのふたかけの整備方針と実現見通しについてでございますが、土地区画整理事業等の開発事業で整備された福王台、蔵波台、長浦駅前、のぞみ野などの区画道路の側溝は、清掃など日常の維持管理を容易にするため、ふたのないU型側溝で整備されております。近年、交通量の増加や安全意識の高まりなどにより、ふたかけ側溝への要望がふえていることは承知しておりますが、市内の全市街地の側溝延長を考えた場合、膨大な事業量となることから、通学路など優先度の高い路線についてふたかけ側溝に敷設がえを実施してきております。今後につきましても、通学路やゾーン30に指定されている路線等において、交通量や歩行者等の状況を調査しつつ、側溝のふたかけ整備について検討してまいります。 次に、公園の遊具等施設の整備において、実際に利用する方の声をどのように反映させて整備しているのかについてでございますが、市民の身近にあります街区公園や近隣公園については、公園周辺の地元自治会の要望を反映させ、公園規模や利用者の年齢等を考慮して遊具等の設置を行っております。また、市内外からの利用の多い袖ケ浦公園や百目木公園につきましては、地元自治会のほか、メール等による市民の声や管理組合を通じていただいた利用者の意見を反映することとしております。 また、公園等の草刈り、樹木剪定の実施方針についてでございますが、街区公園や近隣公園につきましては、市民の憩いの場となるよう、指定管理者により、草刈りは年3回から4回、樹木の剪定は年1回を基本に実施しております。そのほか、安全な環境を保つため、見通しを阻害する樹木の伐採を行うとともに、防犯灯に枝がかぶった箇所や歩行者や車両の通行の妨げとなる箇所については、その都度枝の剪定を実施することとしております。 最後に、防犯灯の設置基準についてでございますが、市では夜間における歩行者の交通安全及び犯罪の防止を図るため、袖ケ浦市防犯灯設置申請等取扱要綱を定め、この要綱に基づいて防犯灯の設置を行っております。その中の設置基準では、宅地開発区域内及び住宅密集地域については道路の交差部を起点として電柱1本置き、それ以外の地域については地域の実情に応じ歩行者が夜間の通行において見通しのできない箇所に設置することとしております。実際の設置に当たっては、夜間に現地調査を行い、歩行者の状況や既設防犯灯の設置状況、電柱の間隔、道路の形状及び明るさなどを確認し、設置の可否を判断しております。なお、防犯灯の設置に関する要望につきましては、周辺に居住する方々の意見を集約する必要があることから、地域の実情を把握していただいております区長、自治会長等から提出いただくようお願いしているところでございますので、御理解くださるようお願いいたします。 学校施設と備品の老朽化の現状とその対応につきましては、後ほど教育長が答弁いたします。 以上です。 ○議長(田邊恒生君) 教育長、川島悟君。               (教育長 川島 悟君登壇) ◎教育長(川島悟君) 篠﨑典之議員の質問にお答えをいたします。 学校等教育施設及び備品等の整備について、特に子育て環境として重要な学校施設と備品の老朽化の現状把握と対応について、どのような手だてを講じているかについてでございますが、学校教育施設につきましては、これまで安全性を最優先し、耐震補強を主に大規模改修を計画的に実施してまいりました。昨年度までに小中学校の構造体の耐震補強工事を完了したことから、現在は老朽化した外壁の改修やトイレ改修等の環境改善に取り組んでおります。また、これら以外のふぐあい等の修繕につきましては、状況に応じ学校配当予算または事務局予算により対応しております。 水洗トイレのレバーの故障等につきましては、工事を伴うこともあり、一時的に対応ができない場合もありますが、可能な限り速やかに修繕を実施し、ふぐあいを解消しております。また、学校備品の更新等につきましては、要望等を受け、現地確認などにより必要性を判断し、対応しております。体育祭時のテントの借用につきましては、児童生徒の暑さ対策として自治会等から借用していると聞いております。なお、自治会行事の際には学校保有のテントを貸し出すこともあり、学校と地域の相互連携により学校や地域の行事が行われているものであり、好ましい姿であると感じております。このような形態は、体育祭という一時的な対応のためであり、通常の学校運営の行事等におきましては学校配置のテント数で不足はないと考えております。学校等教育施設の修繕や備品につきましては、学校運営上の支障とならないよう優先し、対応しておりますので、御理解くださるようお願いをいたします。 ○議長(田邊恒生君) 24番、篠﨑典之君。 ◆24番(篠﨑典之君) 24番。それでは、2回目以降の質問をさせていただきます。 最初に、JR長浦駅、袖ケ浦駅の改善、駅周辺整備などなんですけれども、駅ホームへのエスカレーター設置なんですけども、これはもう2年ぐらい前からの課題になっているんじゃないかと思うんですけれども、このエスカレーター必要だというふうに私も思うんですけども、長浦駅のホームから上がるとき、健常者、健康な方でもですね、駅のホーム、電車からおりて階段を上ろうと思って見上げると、踊り場が2つあって、そして階段が51段あるわけですね。これJR側が維持費を理由に拒んでいるということなんですけれども、先ほどの答弁を聞きますと乗降の数の問題を気にしているようですけれども、問題になっているようですが、これこの間のJR長浦駅の利用の人数というのを見ますとですね、平成17年度が6,726名だったんですけど、若干増減がありながらも6,000人以上は上回ってずっと維持しているんですね。JRの、JRといいますか、バリアフリーの円滑な推進のための取り組みとかというのがあるんですけど、その中見ましても基本的には、先ほども答弁に一部ありましたけれども、5,000人以上の利用のある駅についてはバリアフリーを積極的に進めるというようなことになっているんですけれども、確かに人数という点では6,000人超えている。それは若干いろいろ増減があったり、減少傾向の年があったりということもあるかと思うんですけども、これ改めて伺いますが、JR側はですね、単に人数だけでなくて、例えば袖ケ浦について言いますと、福祉施設もあったり、あるいは今も申しましたように階段がですね、51段もあると。実際にはエレベーター今ありますけれども、大きくないために行列ができることも間々あるというようなことがある中で、そういったことについてのJR側の考え方に対して、まずJR側の考え方はどうなのか、それに対して市側はどのように投げかけているのか伺いたいと思います。 ○議長(田邊恒生君) 都市建設部長、立野文雄君。 ◎都市建設部長(立野文雄君) JRの考え方ということでございますけども、市長答弁でも申し上げましたとおり、経費の面であるとかですね、長浦駅だけ特別な扱いはできないというふうなことをJR側のほうは言っているわけでございまして、ただ市のほうといたしましては、確かに長浦駅につきましてはホームから改札までの高低差がございますので、そういった面で利便性を図るためにですね、何とか設置していただきたいという要望を続けているということでございます。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 24番、篠﨑典之君。 ◆24番(篠﨑典之君) 24番。本当にJRというのは冷たいところだなとつくづく私も思うんですけども、JR東日本、私も直接交渉に伺ったんですけども、本当に聞く耳を持たないといいますか、利用者を考えない会社なんだなというふうに痛感した次第なんですけれども、これ例えば検討しているかどうかわかりませんけど、これエスカレーターについては設置は申し出たりしているんですけど、これ仮に維持管理の分まで市が負担するとなった場合の予算などについては検討されたことというのはあるでしょうか。 ○議長(田邊恒生君) 都市建設部長、立野文雄君。 ◎都市建設部長(立野文雄君) 仮にですね、エスカレーターの維持管理費を市が負担するということになった場合ですけども、自由通路のほうでエスカレーターがございますので、そちらのほうを参考にいたしますとですね、1基当たり二百数十万、年間かかるという状況になると思います。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 24番、篠﨑典之君。 ◆24番(篠﨑典之君) 24番。そういったことについてJRとの間で話し合いなどをしたことというのはございますでしょうか。 ○議長(田邊恒生君) 都市建設部長、立野文雄君。 ◎都市建設部長(立野文雄君) 建設費の負担について、市のほうで負担するので、どうでしょうかという調整は過去にしたことございますけども、維持費までですね、設置した後以降の維持費を全て市が負担するというようなことまでは申し出てはおりません。そういったことになりますとですね、JRの施設になりますので、市が簡単に負担していいということにはならないと思いますので、御理解いただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 24番、篠﨑典之君。 ◆24番(篠﨑典之君) 24番。市がですね、エスカレーターの設置を負担するというのは、これは非常に前向きな対応だったと私も思うんですけれども、この設置について、エスカレーターの設置について、市側が負担してでも設置するという経緯がもしわかれば伺いたいのと、それからそもそも今の長浦駅の階段ですね、これ51段の階段、これ非常に幅も広くて、もともとエスカレーターを設置する前提で設計されていたかと思うんですけれども、伺いたいと思います。 ○議長(田邊恒生君) 都市建設部長、立野文雄君。 ◎都市建設部長(立野文雄君) まず、エスカレーターの経費の市の負担の、市が負担しても設置していただきたいというふうなことを申し出た経緯ということでございますけども、これは駅舎を整備する際にお話をしたことであってですね、駅舎をつくる最初の段階で市が費用負担してでも設置していただきたいという意味でございます。ですから、今現在はもう既に完成をしてですね、供用開始しているわけですから、その段階でJRの施設に対して市が負担していくというのはちょっとハードルは高い状況になってきたのかなというふうに考えております。 あと、51段の階段に対してエスカレーターということなんですけども、最初はエスカレーターの設置が好ましいということでJRのほうには申し出は行っておりました。ただし、そのJRの基準があると思うんですけども、そちらのほうでJR側のほうからですね、エスカレーターの設置はできないという結論でございますので、御理解いただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 24番、篠﨑典之君。 ◆24番(篠﨑典之君) 24番。現状確かにエレベーターはあるんですけれども、国交省が出している移動等円滑化の促進に関する基本方針だとか、それに類するパンフレットなんかも出たりしているんですけれども、そういうのを見ましても、例えば今エレベーターがあっても、じゃエスカレーターもつけちゃいけないとか、そういうことじゃなくて、むしろ地方に至っては特に例えば高齢化も進んでいるわけで、これから高齢化比率もふえるわけで、そういったことを鑑みてやっぱり積極的にふやしていこうという流れがあるんですね、こういうの見ますと。そういったことなどについてはどのようなやりとりをされておられるんでしょうか。 ○議長(田邊恒生君) 都市建設部長、立野文雄君。 ◎都市建設部長(立野文雄君) まずですね、バリアフリーということでいえばですね、エスカレーターではなくてエレベーターになります。例えばベビーカーを押したお客様なんかはですね、やはりエスカレーターというわけにはいきませんから、どなたでもということになればやはりエレベーターということになります。ただし、一度の輸送人数がですね、長浦駅でいえば11人ということで、多くないということもありますので、多少待ち時間があることはあるかもしれません。ですから、バリアフリーということであればエレベーターが整備されておりますので、お年寄りの方についてもですね、もし仮に1回の輸送で間に合わなければですね、一度待っていただくとか、そういったことでですね、御利用いただければいいのかなというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 24番、篠﨑典之君。 ◆24番(篠﨑典之君) 24番。なかなか容易に進んでいないようなんですけれども、そもそもJRもですね、この長浦駅の設置におきましても、そんなお金出しているわけじゃなくて、もう5,000万円も出していないわけですよね、二十数億の駅舎に対して。やっぱりそういうことなのにそういう態度で本当に憤りを私も感じるんですけれども、ぜひともですね、高齢化も進展する状況がありますので、積極的に引き続き働きかけていっていただきたいと重ねてお願いしたいと思います。 次に、長浦駅のみどりの窓口の問題なんですけれども、これ以前でしたらみどりの窓口に駅員さんがいて、機械だとか苦手な方であっても窓口でここの駅に、例えば長崎とか、あるいはそこまで遠くなくても名古屋に行きたいだとか、新幹線に乗りたいんですけどもとか、これはしょっちゅう行くようなことじゃない場合でも駅員さんがいれば、口で伝えればぱっと窓口で対応してもらえていたわけですけども、それが駅舎と同時になくなってしまったわけですね。結局姉ケ崎駅や木更津駅に行かなければならない、長浦駅で必要な場合は何よりもこの新型券売機を操作するということが必要になってくるわけで、確かに高性能なのかもしれませんけれども、機械が苦手な方も圧倒的に多いわけで、やっぱりそういった方の利便性などのことを考えたり、あるいは長浦駅はそもそも非常に駅員さんのことも考えて整備されてつくられている設計になっているわけで、これはきちんと配備すればいつでも窓口置ける状況かと思うんですけれども、そのあたりのJR側の考え方といいますか、言い分というのはどういうものなのか伺います。 ○議長(田邊恒生君) 企画財政部長長谷川美喜男君。 ◎企画財政部長長谷川美喜男君) みどりの窓口の廃止といいますか、撤退に伴いますJRの考え方というふうなことでございますが、JRさんのほうではですね、現在みどりの窓口からですね、現在のチケットレス化等々、最近の機械、最新の機械がさまざま情報機器発展してございますので、そのようなことから券売機方式に変換をしているというふうなことでございます。なおですね、長浦駅がみどりの窓口が廃止になったところでございますけれども、私ども以降にありましてもですね、内房線においては本千葉駅あるいは千倉駅あるいは浜野駅、このようなところにおいてもですね、現在順次ですね、みどりの窓口が廃止というふうな方向にあるという方向になってございます。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 24番、篠﨑典之君。 ◆24番(篠﨑典之君) 24番。こういった本当にやり方見ていましても利用者のこと考えていないなというふうにも思いますけれども、これも先ほどの答弁の中でほかの駅でも廃止されているので、連携をして要望していくというお話がありましたけれども、これはどういった連携など具体的に考えているのか伺います。
    ○議長(田邊恒生君) 企画財政部長長谷川美喜男君。 ◎企画財政部長長谷川美喜男君) 先ほど市長の答弁でも申し上げましたけれども、県内の団体等でですね、しております団体ございます。千葉県JR線複線化等促進期成同盟というふうなものがございます。この同盟のですね、毎年度のJRさんへの要望というふうなことで、私どものほうではですね、みどりの窓口あるいはエスカレーターの設置等をお願いをしているところでございますが、この団体を使いましてですね、他の団体も同じようにみどりの窓口の復活というふうなことを述べていると。同盟の中でですね、全体として1市だけではなくてですね、さまざまな大きな団体として要望を行っているというような状況でございます。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 24番、篠﨑典之君。 ◆24番(篠﨑典之君) 24番。これこの間もですね、市長を先頭にもういろいろJRにも言っていくし、市としても取り組んでいくというふうなことでそういった今お話も出てきているんですけど、これやっぱりみどりの窓口の問題にしても、それからエスカレーター設置にしましても、これ利用者ですとか、市民の方にもっと知らせながら、あるいは巻き込みながら、やっぱり市民とも協働して取り組むようなことも大事じゃないかと思うんですけれども、そのあたりはどのようにお考えなんでしょうか。 ○議長(田邊恒生君) 企画財政部長長谷川美喜男君。 ◎企画財政部長長谷川美喜男君) エスカレーター並びにみどりの窓口につきましてはですね、先ほど来御説明をしたとおりJRの方針等々によりましてこのような状況となってございます。こういったものに対して私ども鋭意ですね、JRさんのほうにはこの2点について御要望させていただいたところでございますけれども、住民を巻き込んでというようなお話でございますけれども、巻き込むと申しますか、ここでですね、ちょっとお話を申し上げますと、実は駅のほうに利用者の声というような案内のボックス等が設置をされてございます。この中のものをですね、JRさんのほうからどういったものがございますかということでしてございますけれども、その中では長浦駅においてはですね、当初から引き続きエレベーターがあったらいいというふうなお話がございます。               (何事か呼ぶ者あり) ◎企画財政部長長谷川美喜男君) 失礼しました。エスカレーターについてはですね、ちょっと長いのあったらいいなというふうなことがございますが、徐々になれてしまったと言ったら大変失礼かもしれませんけれども、その声は少なくなってきている。また、みどりの窓口についてはですね、駅のほうにおいても駅員さんがいらっしゃる中で駅員さんにお尋ねをするとですね、操作方法について等を御案内を申し上げているというふうなこと等からですね、大きなトラブルがあるというふうなことはございません。そういった中で、私どもあったらよろしい施設であるということは十二分に承知をしてございます。あえて市民の皆さんをということではなく、そのような声もお受けしながらですね、JRのほうに要望を続けてまいりたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 24番、篠﨑典之君。 ◆24番(篠﨑典之君) 24番。何回も同じ人がやらなくなっただけで、要望そのものの実情とか思いは変わらないんじゃないかと思うんですけども、ぜひともですね、いろんな幅広い連携なんかも含めて取り組みを引き続き強めていっていただきたいと思います。 それから次に、袖ケ浦駅、長浦駅の自由通路上の休憩用ベンチなんですけれども、これも先ほども申しましたように、本当にぐあいが悪いんだけれども、座る場所がない、この前の台風のあった8月22日ですか、のときもですね、内房線がとまってしまって、6時間、7時間駅で足どめを受けるようなことになってしまったという実情で、袖ケ浦駅でももう椅子が全くないので、地べたでもう座り込んだり、横になっていたというようなことなんかもあったわけなんですけれども、これ具体的に先ほどの答弁では位置や施工方法について調整をして、11月ごろにはつけるというようなお話のようなんですけども、具体的に例えば改札の前だとか、そういったところに両駅ともつくような形になるんでしょうか、伺います。 ○議長(田邊恒生君) 都市建設部長、立野文雄君。 ◎都市建設部長(立野文雄君) ベンチを設置する位置でございますが、今現在JRのほうと調整中ということで、はっきりここだというふうには申し上げられないんですけども、私どもといたしましてはですね、袖ケ浦駅につきましては改札を出た正面の円弧状のガラス張りの部分、そちらに何とかつけられたらいいんじゃないかなと。長浦駅につきましては、自由通路の両端のエレベーター付近、そちらのほうに何とかつけていきたいということで今JRと協議を行っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 24番、篠﨑典之君。 ◆24番(篠﨑典之君) 24番。袖ケ浦駅はつくりもちょっとね、丸い感じのつくりですので、改札出た正面というふうなことになっているのかなと思うんですけども、これ長浦駅ですけれども、今エレベーターの前付近ということなんですけど、これは改札出たあたりの、例えばこの前の台風などのときもエレベーター付近だとかですとですね、風が吹き込んできたりした場合にかなり吹き込んできて、エレベーター付近だと座っていられないとかということもあろうかと思うんですけれども、やっぱり駅の真ん中の中のほうに椅子があったほうがいいかと思うんですけれども、これはどうして改札の正面付近ではないのでしょうか。伺います。 ○議長(田邊恒生君) 都市建設部長、立野文雄君。 ◎都市建設部長(立野文雄君) 長浦駅につきましては、改札前にですね、待合スペースが既にございますので、そちらのほうで簡易的な腰かけ状のバーが設置してあるということで、あえてそこにベンチは置かないということです。エレベーター付近ということになりますとですね、台風等の風雨の激しいときは確かにおっしゃるようなこともありますけども、通常であれば、例えばエレベーターでおりるのにですね、上がってくるまで待っているとか、そういったこともあると思いますから、その間座ることもできるというメリットもあると思いますので、御理解いただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 24番、篠﨑典之君。 ◆24番(篠﨑典之君) 24番。これ長浦駅、以前からお聞きしている話ではですね、長浦駅に手すりのような、多少座れるつくりのようなちょっと段差のある手すりがあって、そこにも座れるからみたいな話なども耳にするんですけれども、そういったことも理由にしてその改札前付近というのはベンチはつけられないということなんでしょうか。 ○議長(田邊恒生君) 都市建設部長、立野文雄君。 ◎都市建設部長(立野文雄君) せっかく座れる状態の手すりがありますので、それを生かすと、それを生かしてですね、さらにそのベンチを置くということになれば、そこにダブらせておくんではなくてですね、エレベーター付近に置いたほうがいいんじゃないかというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 24番、篠﨑典之君。 ◆24番(篠﨑典之君) 24番。この長浦駅の改札前の手すり、本当に手すりですよ。若い人などはああいうところに本当に腰かけてというふうなこともよくやるかと思うんですけども、やっぱり年配の方や障害をお持ちの方などがですね、ちょっと腰かけるというふうなことじゃないですよね。もう間違えればちょっとひっくり返るようなことになりますので、やっぱりそのあたりは工夫して改善をして、例えば手すりであってもそこにちょっと腰かけるようなそういう座面みたいなものをつけるとか、そういった改良も必要じゃないかと思うんですけども、そういった検討というのはされていかないか伺います。 ○議長(田邊恒生君) 都市建設部長、立野文雄君。 ◎都市建設部長(立野文雄君) おっしゃるようなこともあろうかと思いますけども、まずはベンチということで今調整を行っておりますので、ベンチを設置させていただいてですね、その様子を見てですね、もしよりよい方法が見つかるんであればですね、検討はしたいと思います。まずはベンチを設置させていただきたいというふうに考えます。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 24番、篠﨑典之君。 ◆24番(篠﨑典之君) ぜひともですね、これは本当に市民の税金でつくった駅舎ですので、より快適に使いやすくしていく必要もありますし、また趣旨としては市民の交流の場としても活用していこうということも含まれていたかと思いますので、積極的に取り組んでいっていただきたいと思います。 次にですね、JR長浦駅前のこれは東口になろうかと思うんですけども、ロータリーのバス停付近の街路灯なんですけれども、答弁ではですね、今後街路灯明るくしていきたいと、LED化の中で明るくするようなこともしていきたいというふうなことなんですけども、このバス停なんですけどね、例えば長浦駅をおりてのぞみ野行きのバス停などは一番遠いところにあるんですけども、ああいった場所などは、時刻表などは普通時刻表の柱の中に蛍光灯があったりして明るいものになっているのが通常だと思うんですけども、そういったものもあそこには一切ついていない状態なんですね。そういったバス停の中のバスバース屋根の下のあたりが明るくなるような方策というのはこれに含まれているものなんでしょうか、伺います。 ○議長(田邊恒生君) 企画財政部長長谷川美喜男君。 ◎企画財政部長長谷川美喜男君) 先ほど答弁の中でですね、街路灯のLED化について考えていくというふうなことでございますが、その件自体がですね、時刻表が見えやすくするというような観点ではございません。駅全体の中でもうちょっと照明を考えていくというようなものでございます。今御指摘のですね、バス停の時刻表というふうなことでございますが、中に蛍光灯が入っている時刻表というのはあんどん型というふうな言い方をし、袖ケ浦駅などではバス事業者さんが設置をしてくださっている状況でございます。長浦駅の南口の部分については、平たいところに時刻が書いてあるということでございます。御指摘の若干見えづらいというふうなお話等もございます。今回LED化を進めるというふうなことでございますので、その状況を見る中でですね、引き続きやはり見えづらいなというふうなこと等があるようであれば、私どものほうからですね、バス事業者さんと調整をしていきたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 24番、篠﨑典之君。 ◆24番(篠﨑典之君) 24番。そうすると、今回とりあえず一番大きい街路灯、高いのがありますよね。それは明るくしつつも、バス停の屋根の下のところが肝心だと思って私は質問したんですけれども、全体明るくすることも大切かと思うんですが、それも含めてきちんと、ちゃんと時刻表とかが読めるというのはそういう意味で出したつもりだったんですけれども、屋根の下が明るくなるようなこともきちんと検討してもらえるということでよろしいんですね。 ○議長(田邊恒生君) 企画財政部長長谷川美喜男君。 ◎企画財政部長長谷川美喜男君) 先ほど御答弁申し上げましたとおり、LED化の状況を見る中でやはり暗いというふうなこと、また実はあんどん型を直ちにですね、設置をしようとするとですね、実は電源が行っていないというふうなこと等もございます。そういったようなこともございますので、バス事業者ともですね、調整をしていきたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 24番、篠﨑典之君。 ◆24番(篠﨑典之君) 24番。これも市民の方から出されていた要望ですし、実際現場、夜なんか本当に真っ暗で、真っ暗な闇の中で椅子に座っている女子高校生とかもいたりして、逆に大丈夫かなというふうにも思ったりする場所でもありますので、早急にお願いしたいと思います。 次に、大綱2点目の市民生活安全充実のための街区整備、いろんなまちなかの公園ですとか、側溝整備その他についてなんですけれども、まず1点目のですね、雨水用の側溝のふたかけなんですけれども、いろいろ答弁をお聞きしていますと、以前からの土地区画整備のほうは原則ふたかけしないと。その一方で、現状見ますと、例えば最近できたまち、例えば最近ですと福王台などでは桜坂上だとか、そういった新しくできたような住宅街などは最初からふたかけが整備されていたりするんですけど、一方で古いような、以前からあるような町並みのところ、住宅地についてはほとんどふたかけがしていなかったりというふうにあるんですけれども、これ特に気になるのはですね、子供たちが利用するような公園などの周りが特にふたかけがされていないと。先ほどの話ですと、ふたかけは原則なかなか、要望はふえているけども、全部はできないというふうなことのようなんですけれども、やっぱり通学路などは優先するというようなお話もあったんですが、これはやはり公園などの場所については優先して、安全確保のためにもこれは急ぐ必要があるんじゃないかと思われるんですけども、どういった考えで対応していくのか伺います。 ○議長(田邊恒生君) 都市建設部長、立野文雄君。 ◎都市建設部長(立野文雄君) ふたかけにつきましてはですね、通学路等を優先してということで御答弁申し上げたところなんですけども、その優先度の度合いを検討する中ではですね、公園の付近についてもですね、状況を調査いたしましてですね、トータルで優先度を検討していきたいというふうに考えます。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 24番、篠﨑典之君。 ◆24番(篠﨑典之君) 24番。例えばですね、日本共産党が昨年来実施しております市民アンケートに寄せられた声にあったんですけども、公園の周り、特にここにあったのは福王台の3丁目の神栄公園というのがあったり、あと同じ福王台3丁目に富士見公園というのがあるんですけども、これも先ほど言いましたように子供たちが結構、子育て世代が周りにふえてきているんですね。そういった場所について、これあらかじめお伝えしてあろうかと思うんですけれども、これは優先して側溝にふたかけをしていくというようなことは可能なんでしょうか。 ○議長(田邊恒生君) 都市建設部長、立野文雄君。 ◎都市建設部長(立野文雄君) おっしゃられるようにですね、神栄公園であるとか富士見公園、確かに周りにはふたかけしていないと思うんですけども、そういった箇所も含めてですね、市内全域をですね、よく調査をいたしましてですね、優先度のほうについては検討していきたいというふうに考えます。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 24番、篠﨑典之君。 ◆24番(篠﨑典之君) 24番。ぜひともですね、特に本当にどこに行っても公園だけは何かふたかけしていないんですね、市内全域。なので、ぜひともお願いしたいというふうに思います。 それから、同様にですね、安全面から見て危険な箇所ほかにもあるんですけれども、声がやはりアンケートを通して寄せられているんですが、中には、私も見て驚いたんですけど、側溝の深さが70センチ近くもあって、本当に子供が落ちたら明らかに大変なことになりそうで、大人でも一歩足を踏み外して落ちたら大けがをしそうな場所があったんですね。こういった明らかに客観的に危ないというような場所でどうしてふたかけがされていないのかわからないんですけれども、これ客観的に見て事故が起きてからでは遅いわけで、そういった場所はもう本当にいろんな要望とかも直接いろんな形で上がっているかと思うんですけども、もう最優先でこういうところは手をつける必要があろうかと思うんですけども、そういった考え方についてはどうなのか伺います。 ○議長(田邊恒生君) 都市建設部長、立野文雄君。 ◎都市建設部長(立野文雄君) 特に落差が大きいとかですね、そういったことで危険を伴うというところがあればですね、これは調査をいたしましてですね、優先的に対応策を講じてまいるという考えでございます。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 24番、篠﨑典之君。 ◆24番(篠﨑典之君) 24番。すると、これもう一回確認のために伺いますけども、こういった道路の側溝については、基本的にはもうこれまでの経過も含めながら市の責任できちんと道路の側溝のふたがけは、こういった場所については行っていくという考え方でいいということでよろしいですね。 ○議長(田邊恒生君) 都市建設部長、立野文雄君。 ◎都市建設部長(立野文雄君) あくまでも交通量であるとか、通学路であるとかですね、そういった状況を調査してですね、危険だということがあれば、これはやっていくということですね。そして、特に危険な場所、段差があって特に危険だということがあればですね、それは局所的にですね、そういったところがあれば対応していくということでございます。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 24番、篠﨑典之君。 ◆24番(篠﨑典之君) 24番。ぜひともですね、まず本当に事故が起きたりしてからでは遅いので、積極的に取り組んで、明らかに危ないというところは特に最優先にもう直ちに直してもらうよう重ねて申し添えたいと思います。 それから次に、公園の遊具などの整備についてなんですけれども、実情に応じて整備していくというふうなことだったんですが、この特に公園の遊具、地域によってはもう子供たちがいない地域があったり、あるいはこれからふえてきそうな地域があったりと思うんですけども、これは子供だけでなくて、地区によっては高齢者に配慮した施設なども最近では検討されるようなところもあるんですけども、そういった検討というのはどのようにされているのか伺います。 ○議長(田邊恒生君) 都市建設部長、立野文雄君。 ◎都市建設部長(立野文雄君) おっしゃるようにですね、子供だけではなくてですね、お年寄りの方が利用される公園もあると思います。そういったことからですね、要望があればですね、その要望の声を反映してですね、例えば健康遊具であるとかですね、そういったものも設置していきたいなというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 24番、篠﨑典之君。 ◆24番(篠﨑典之君) 24番。子供用の遊具だけあって子供が全然いないなんていうふうな場所も中にはあると見受けられますので、ぜひ集いの場になるように御検討いただければと思います。 それからあと、公園樹木の剪定なんですけれども、福王台中央公園とか山王公園とか、これやっぱり近隣の方の要望なんですけども、これ高い樹木がやっぱりふえているところで、高くなると、樹木というのはてっぺんから剪定していかなきゃいけないので、クレーンを使ったり、費用も剪定にかさんでくると思うんですけども、このあたりについてどのように対応しているのか伺います。 ○議長(田邊恒生君) 都市建設部長、立野文雄君。 ◎都市建設部長(立野文雄君) 高枝の剪定については、おっしゃるように高所の作業になりますので、専門の機械等を使わなければできないということで、そう毎回ですね、毎年やるというわけにはなかなかいかないというのが実情です。剪定につきましては、見通しを阻害するような箇所、安全な公園ということでですね、そういった暗いとかですね、見通しのできないような箇所、そういったものを優先的にですね、剪定のほうは行っております。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 24番、篠﨑典之君。 ◆24番(篠﨑典之君) 24番。もちろん樹木剪定については防犯で、公園の中が見えない中で何かね、犯罪が起きたりすることがあってはいけませんので、そういったことも大事かと思うんですけど、一方で余り大きくなり過ぎると、例えば全国では老木が倒れて、中には亡くなったケースなどもあるので、そういったことも考慮していく時期に来ているんじゃないかと思うんですけれども、その辺の対応策というのはどのようにされておられるでしょうか。 ○議長(田邊恒生君) 都市建設部長、立野文雄君。 ◎都市建設部長(立野文雄君) 古木でですね、倒木が心配だというようなものについてはですね、伐採等で対応しております。例えばここに来てですね、松の枯れたものなんかが結構あったんですけども、そういったものも率先してですね、伐採をしてですね、安全を保っていくということでございます。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 24番、篠﨑典之君。 ◆24番(篠﨑典之君) 24番。ぜひとも先ほどの公園なども、本当に大きくて木があって癒やされると思うんですけども、すぐに伐採というふうじゃなくて、やっぱりちゃんと樹木医などに判断していただくとか、老朽の度合いなどもきちんと考慮しながら対応して、桜の木が一遍になくなると寂しいなんていうふうなことにもなってしまいますので、検討していただければと思います。 次に、防犯灯設置なんですけれども、基本的には区長、自治会長からの要望に基づいてというふうなことなんですけども、ほかのふたがけとかについてもそうなんですけれども、基本的には区長、自治会長からの要望で市が対応していくというルールになっているんですが、こういった要望がそれ以外のところからあった場合、あるいは指摘があった場合というのはどのように対応しているのか伺います。 ○議長(田邊恒生君) 市民健康部長、小山泰雅君。 ◎市民健康部長(小山泰雅君) お答えいたします。 防犯灯の設置要望、自治会に入っていない個人の方からのですね、そういう設置の要望のお話があった場合には、市のほうで市の担当職員がですね、現地のほう確認いたしまして、設置の基準、現地の状況、道路形状、そういうものをですね、実際確認をさせていただきまして、やはりこの場所については設置が必要だと判断した際にはですね、手続的に区長のほうから要望書を出していただく、そのような手続をとっておりますが、そういうことで処理しています。 以上です。 ○議長(田邊恒生君) 24番、篠﨑典之君。 ◆24番(篠﨑典之君) 24番。客観的に見てこれは必要だというふうに思われる場合であっても、これは必ず区長や自治会長から要望手続を出さないと実際には行わないということになってしまうということもあるということなんですか。 ○議長(田邊恒生君) 市民健康部長、小山泰雅君。 ◎市民健康部長(小山泰雅君) 区長等ですね、自治会の長の方に手続的に区全体の実情を把握していただいて出していただくと、そういうことを手続的に原則としております。市のほうで現地を確認した上でその場所については必要だという判断ですので、区長を通すようにお願いしてですね、これまでそういう形で区長が反対するだとか、そういうふうなことは恐らくなかったかなと思っております。手続だけそういう形をとらせていただいております。 以上です。 ○議長(田邊恒生君) 24番、篠﨑典之君。 ◆24番(篠﨑典之君) 24番。一応結果的に改善がされるような形で柔軟に対応していただければと思います。 それでは、次にですね、学校などの教育施設その他なんですけれども、この間ですね、保護者の方から水洗トイレが幾つも故障、故障となってびっくりしたというふうに、これは運動会のときに行ってびっくりされたということで、私も耳にして、慌てて私も現地見に行ったりして改善して、早速改善されたということで、そういう御報告ありましたけれども、それはよかったと思うんですけれども、このいろいろ今お聞きしている趣旨としてはですね、この間財政不足という言葉で一番遠慮してしまいがちなのが教育現場じゃないかと私思うんですね。ほかの側溝やその他もそうなんですけれども、財政状況など市役所の情報が一番伝わりにくいのは教育現場で、それで校長や教頭に伺いましても詳しくはやっぱり御存じないと。お金がないと言われればやっぱり我慢、遠慮してしまうというような印象を私は受けました。幾つかの学校施設、現場私見てきたんですけど、例えば昭和中学校などではですね、体育館のトイレも何年も前から生徒が荒れていた時代のまま、これはもう今の生徒は落ちついているということでしたけども、そういうことがあって、そのときに壊れた体育館のトイレや水道の蛇口がそのまま、もう本当に下に向いていないで、もうその下に向くパイプが折られたままになっていてびっくりしたんですけども、それとかあとは非常階段の金属製の階段が腐食して、明らかにおりるときに足を外して落ちそうなものだとか、プールのシャワーの水がとまらなくて常に漏れているとか、そのほか、ほかの中学校でも側溝が詰まっていて雨水のときに体育倉庫が水浸しになるとか、そういった現状があったんですけれども、こういったことに対しての対応というのはどのように考えているのか伺います。 ○議長(田邊恒生君) 教育部長、井口崇君。 ◎教育部長(井口崇君) お答えいたします。 まず、学校施設の点検等でどういう問題点を我々が把握するかというふうな状況からちょっとお話をさせていただきますけれども、建築基準法に基づいて3年に1回実施するものとですね、あと学校保健安全法に基づいて教職員が学期ごとに1回以上、また毎月行う安全点検日を決めておりまして行う検査、そして日常的に行う検査などを経ましていろいろと今御指摘のふぐあい等が指摘されて、我々のほうにも知らされるという状況になっております。基本的にはですね、子供さんたちの安全を第一に考えて、そして学校運営に次に支障にならないようにというような視点で既存の予算で対応できるものには対応しておりますし、臨時的に発生したものについては補正または次年度への要求というふうなところでですね、対応させていただいてきたところでございます。御指摘の昭和中学校のトイレでありますとか、非常階段ですか、そういったところにつきましては、今現在もう既にですね、来年度の予算措置をしていこうというふうなところもございますし、逐一1個1個これはこういうふうにしていきますというようなこと、今ここでは申し上げられませんけれども、しっかりとですね、安全を先に考えて対応していきたいと。 そしてまた、もう一点ちょっと気になりましたのは、学校現場が遠慮をしているかもしれないというふうなお話もございましたけれども、これについてはですね、資料としてお示しさせていただきましたとおり非常に小中学校とも多くの件数が上がってきておりますので、そういったところは正直に上げていただいているところもあるのかなというふうに思っております。また、もしもですね、そういうことがあってはいけないと思いますが、校長先生との懇談会とかいろんな場面でですね、我々がそのふぐあい等承知していないと予算要求もできないので、いろいろと遠慮しないでですね、上げてきてくださいというふうなお話もですね、先般8月に行った際に私のほうから申し上げさせていただいた次第です。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 24番、篠﨑典之君。 ◆24番(篠﨑典之君) 24番。要望書いろいろ各校のものを資料として私もいただきましたけれども、ここにも入っていないんだけれどもというのが現場行くとやっぱり先生の口から出てくるんですね。やっぱり私も議員活動としてももっと現場見るの第一だなと思うんですけども、ぜひともそういった財政難を理由にして子供たちの安全が阻害されるようなことがあってはならないと思います。 最後に1点だけ。エアコンについて、つけるという方向のようなんですけども、子供に聞くととても暑いということなんですけれども、どのような計画でいるのか伺います。 ○議長(田邊恒生君) 24番、篠﨑典之君の質問は終了いたしました。 午後1時まで休憩といたします。                     午前11時23分 休憩                                                       午後 1時00分 開議 ○議長(田邊恒生君) 休憩前に引き続き会議を再開します。           ※ 小国 勇君の一般質問 ○議長(田邊恒生君) 次に、6番、小国勇君、登壇願います。               (「議長、6番」と呼ぶ者あり)               (6番 小国 勇君登壇) ◆6番(小国勇君) 皆さん、こんにちは。6番、小国勇です。私、いつもここに来るときに広域農道を通ってくるんですけど、この広域農道沿いの田んぼの稲刈りもほぼ終わり、残すところわずかな稲穂が残っているような、そのような状況になってまいりました。ことし例年どおりの収穫が見込めるということなので、また米の価格も昨年よりは上昇している、そのようなことも聞いておりますので、農家の方は一安心したのではないかと思っております。 また、その一方でことしの8月は異常とも言えるほど関東から東側への台風の上陸の数が多かったようです。1951年の統計開始以来、北海道には3個の台風が上陸して、さらに東北地方にも台風が上陸し、建物、河川等に甚大な被害をもたらしました。さらに、東北に上陸しました台風10号では、河川の氾濫で多くの方が犠牲となりました。亡くなられた方の御冥福をお祈りするとともに、被災された方々にお見舞いを申し上げます。 また、農産物が水につかる北海道では、ジャガイモ、タマネギ等が被害を受け、収穫前の被害ともあり、農家の方の落胆の様子を隠せないとの報道がありました。特にタマネギの被害は大きく、北見から旭川へタマネギを運ぶ臨時貨物列車、通称タマネギ列車も路線の寸断により不通となり、この被害を受け食卓にも大きな影響が出ることでしょう。また、この台風による農林水産業の被害総額はまだ調査中とのことで、まだ被害額は出ていませんが、農林水産業に与える影響は多大なものと考えております。一刻も早い復旧を願っております。 それでは、ただいま議長の許可をいただいたので、私は大綱1点、袖ケ浦市の農業振興について質問します。本市は、言うまでもなく臨海工業地帯を有する中で緑豊かな自然が残っています。その中で、基幹産業の一つとも言える農業は盛んに行われております。しかしながら、少子高齢化、人口減少が加速する中で、これからの農業を取り巻く環境は一層厳しくなることでしょう。その一つが農業従事者の高齢化です。農林水産省の26年度の統計では、農業就業者の平均年齢は67歳で、全体の65%を占めるのが65歳以上です。明らかにこの先の農業のことを考えると高齢化による農業就業人口の減少が考えられます。そのようなことから、1点目は、本市においての5年後、10年後の農業をどのように捉えているのか伺います。また、農業従事者の高齢化、担い手の不足、農家戸数の減少や米価を中心とした農畜産物の低迷など、さらには時代の流れにもあると思いますが、若い世代の米離れ等もあり、今後遊休農地、耕作放棄地が年々増加していくことが考えられると思います。農業委員会として遊休農地の発生防止、解消にどのように取り組んでいるのか伺います。 次に、イノシシ被害の状況について伺いますが、去る7月21日の読売新聞の記事で、これまでイノシシの被害は県南、県央地域が中心でしたが、銚子市内でもイノシシの目撃情報や農産物の被害があるとの記事が載っておりました。これまでは限られた地域だけの被害も、今後は県内全域に被害が拡大していくのではないかと思います。本市においてもイノシシによる被害を最少におさめるために金網柵の設置、電気柵の設置等を行っていますが、侵入防止柵を設置しても、わずかなすき間でもくぐり抜けたり、また柵を飛び越えたりすると聞きます。さらに、頭のよいイノシシは電気柵を頭からくぐると電気でしびれるので、お尻から侵入すると、そのようなイノシシもいると聞いております。市内でもなかなか減少しないイノシシ被害の現在の駆除数、また駆除体制について伺います。 次に、地元産の農畜産物を消費していただき、地産地消の取り組みとして、また地元農家の振興を図るために農畜産物直売所「ゆりの里」があります。昨年度の実績で販売数が増加しているとのことですが、どのような取り組みを行っているのか伺います。 以上で1回目の質問を終わらせていただきます。 ○議長(田邊恒生君) 6番、小国勇君の質問に対し答弁を求めます。 市長、出口清君。               (市長 出口 清君登壇) ◎市長(出口清君) 小国議員の質問にお答えいたします。 初めに、農業振興についてのうち、本市においての5年後、10年後の農業をどのように捉えているのかについてでございますが、本市においても全国的に問題となっております農業従事者の高齢化や後継者不足、耕作放棄地の拡大などが懸念されております。平成26年度に策定した袖ケ浦市産業振興ビジョンでは、こうした本市農業の現状を整理し、本市の農業が持つ強みを生かし、弱みを克服する戦略を設定し、今後取り組むべき方向性を定め、各施策に取り組んでおります。具体的には、担い手の確保と育成、耕作放棄地対策など農地の有効活用、稼げる農業への転換などを戦略として掲げ、その実現のための取り組みとして、集落・地域における人・農地プランの作成と推進、担い手への農地の集約化、農業の6次産業化やグリーンツーリズムなど、魅力ある農業の推進に向けて取り組んでおります。これらの取り組みを着実に推進することにより、恵まれた自然環境を背景に盛んに行われている稲作、園芸、酪農、養鶏などの本市農業を将来にわたっても営める収益性のある農業として実現することを目指してまいります。 次に、遊休農地の発生防止、解消にどのように取り組んでいるのかにつきましては後ほど農業委員会会長が答弁いたします。 次に、イノシシ被害の現在の駆除頭数、駆除体制についてでございますが、イノシシの駆除頭数は、平成26年度は355頭、昨年度は502頭、本年度は7月末現在で71頭となっております。駆除体制につきましては、木更津猟友会袖ケ浦市駆除隊に委託し、捕獲されたイノシシ等の駆除を行うとともに、被害の防止も重要であることから、国の補助事業を活用したイノシシ侵入防止柵を要望のありました地区へ資材支給により設置しております。また、本年度から鳥獣による農林水産業等に係る被害の防止のための特別措置に関する法律に基づく袖ケ浦市鳥獣被害対策実施隊を新たに設置し、捕獲おりの修繕や周辺の除草、被害の現地調査の実施のほか、草刈りによる緩衝帯の設置などの被害対策指導を行っております。さらに、わな猟免許新規取得の補助制度を開始し、駆除体制の強化を図っております。 最後に、農畜産物直売所の取り組みについてでございますが、昨年度の農畜産物直売所の運営につきましては、地産地消の推進の取り組みとして、旬の野菜の情報を店内看板で紹介することや野菜の調理方法の説明文を同封するなど、商品を手にとりやすい工夫を行うことで販売促進を図ってまいりました。また、袖ケ浦魅力発見バスツアーやふるさと納税返礼品などの事業を通じて新鮮な市内農畜産物の魅力につきましても市外への情報発信に努めたところでございます。このような取り組みもあり、昨年度の売上額につきましては5億4,922万円と、26年度よりも4,041万円増加し、レジ通過者につきましても32万8,000人と、26年度より1万4,000人増加いたしました。 今後も地産地消の推進と農家経営の安定に資するよう取り組んでまいりますので、御理解くださるようお願いいたします。 ○議長(田邊恒生君) 農業委員会会長、地引正和君。               (農業委員会会長 地引正和君登壇) ◎農業委員会会長(地引正和君) 小国議員の質問にお答えいたします。 農業委員会として遊休農地の発生防止、解消にどのように取り組んでいるかとのことでございますが、遊休農地とは、農地法第32条第1項第1号において「現に耕作の目的に供されておらず、かつ、引き続き耕作の目的に供されないと見込まれる農地」、また同項第2号において「その農業上の利用の程度がその周辺の地域における農地の利用の程度に比し著しく劣っていると認められる農地」と規定され、遊休農地が発生すると病害虫など周辺の農地に悪影響を及ぼすほか、不法投棄や火災などが発生し、生活環境にも多大な影響を及ぼす可能性があるものと認識しております。このようなことから、農業委員会といたしましては、毎年集中期間を設け、市街化調整区域内の全ての農地について、その状況を現地にて直接確認する農地利用状況調査を実施し、遊休農地の現状把握に努めてまいりました。また、周辺の耕作者からの苦情、要望などを踏まえ、現地確認の結果、著しく荒廃している農地につきましては、所有者の方に文書等によりその適正な管理をお願いしているところであります。 さらに、昨年度農業委員会等に関する法律が改正され、それまで任意の業務とされていた農地利用の最適化の推進が農業委員会の必須の業務とされました。この農地利用の最適化とは、1、担い手への農地利用の集積、集約化、2、遊休農地の発生防止、解消、3、農業への新規参入の促進とされております。この改正に伴い、国や県からの指導を受けつつ、遊休農地の発生防止、解消及び担い手への農地利用の集積、集約化をあわせて推進するため、昨年度実施した農地利用状況調査の結果を生かし、本年3月及び4月の2回に分けて農地が遊休農地と確認された全ての所有者に対し農地利用意向調査を実施いたしました。この農地利用意向調査とは、遊休農地を所有している方に農地として適正な管理をしなければならないという意識を持っていただくとともに、今後どのようにしていこうとするのか、その意向を確認するものであり、さらには農地の受け手として農地中間管理機構等の存在を周知し、それらを活用した農地利用の集積、集約化につなげていこうとするものであります。今後は、この農地利用意向調査の中で農地中間管理機構に農地を貸したいと希望する方の登録手続を行い、農地中間管理機構等による受け手との交渉や中間管理権の設定などの事業につなげることにより農地利用の集積、集約化を図り、遊休農地の解消に結びつけたいと考えております。また、遊休農地の発生防止策として、農業委員及び本年度から新設された農地利用最適化推進委員による担当地区での常時パトロールなどによる早期発見や、農業委員会の活動内容を広く周知することにより、農地に関するさまざまな相談に対応していくことで遊休農地の発生防止に努めてまいりたいと考えております。御理解くださるようお願い申し上げます。 ○議長(田邊恒生君) 6番、小国勇君。 ◆6番(小国勇君) それでは、引き続き通告に従い2回目の質問をしていきます。 2015年の農林業センサスでは、年齢別農業就業人口の推移では減少が大きいのは70代の方で、今現在平均年齢は67歳の方々は10年後には農業をやめてしまうと、そのような計算となります。さらに、農家戸数も5年前の調査より14.7%減少しています。また、25年10月に実施しました農業事業者向けアンケート調査でも将来にわたり後継者がいない、担い手がいないということですね、の方が約過半数の方の回答があり、そのことから考えても今後の担い手の確保は難しいと考えますが、人・農地プランの作成、進捗状況、また作成に至っていない地域への対応について伺います。 ○議長(田邊恒生君) 環境経済部長、髙石一君。 ◎環境経済部長(髙石一君) 人・農地プランの作成の状況でございますが、市内では4地区で作成されております。地区名を具体的に申し上げます。25年度に横田の上宿、26年度に大曽根勝、27年度に百目木、同じく27年度に上宮田、下宮田の4地区でございます。市といたしましては、農業委員会や土地改良連合協議会、農地・水保全管理協議会など農業関係者の集まる機会を捉えて、人・農地プランについての説明や作成についての働きかけを行っております。今後ともこうした働きかけを行うとともに、地域や農業者からの相談等がございましたら、市から出向きまして勉強会やアンケートを行うなど、プランの作成を支援してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 6番、小国勇君。 ◆6番(小国勇君) 6番。現在のところ4地区ということなので、まだまだ作成に至っていない地区が多いのかなと思っております。産業振興ビジョンにおいても年度にて目標を上げております。さらに、人・農地プランをもとにまた農地の集積、担い手の育成に取り組んでいくとのことだと思いますので、市としても地域に対しての働きかけを続けていってほしいと思っております。 次に、遊休農地の取り組みについて2回目の質問します。農業委員会として遊休農地の取り組みは理解いたしました。 それでは、先ほどの答弁の中についてちょっと具体的に聞いてまいりたいと思っております。まず最初に、過去5年間の遊休農地の推移について伺います。 ○議長(田邊恒生君) 農業委員会会長、地引正和君。 ◎農業委員会会長(地引正和君) 過去5年間の遊休農地の推移についてでございますが、平成23年度411ヘクタール、全体の13.9%、平成24年度406ヘクタール、全体の13.7%、平成25年度414ヘクタール、全体の14.1%、平成26年度374ヘクタール、全体の12.8%、平成27年度353ヘクタール、全体の12.2%となっております。数字的には減少しておりますが、こちらについては作付ができない荒廃農地を除いているためであり、総体的には横ばいで推移しているものと捉えております。 以上です。 ○議長(田邊恒生君) 6番、小国勇君。 ◆6番(小国勇君) 6番。それでは、ちょっともう一つ聞きたいんですけど、次に今年度から農地が遊休農地と確認された全ての所有者に対して農地利用意向調査を実施したとのことですが、これまでの調査結果の内容について伺います。 ○議長(田邊恒生君) 農業委員会会長、地引正和君。 ◎農業委員会会長(地引正和君) 利用意向調査の具体的な内容についてですが、利用状況調査により遊休農地と判断された農地の所有者に対して郵送により調査票を送付し、必要事項を記入の上、期限までに返送していただく方法で実施いたしました。調査票の内容は、該当地の地番、地目、面積、遊休農地であること、農地を適正に管理することは必要である旨を記載した上で、今後の利用の意向として、1、中間管理事業を利用する、2、農協が行う農地所有者代理事業を利用する、3、みずから所有権移転または賃借権などの権利設定等を行う、4、みずから耕作する、5、その他の中から自身の意向を回答していただきます。去年3月及び4月の調査での対象者は合わせて908人でした。回答率は63.16%であり、そのうち1の中間管理事業を利用するが22.52%、2の農協の農地所有者代理事業を利用するが13.45%、3のみずから所有権移転などを行うが6.88%、4のみずから耕作するが14.86%、5のその他が42.3%となっております。なお、その他の中では、耕作に対しては未定だが、草刈りなどを行い保全管理していくという回答が一番多くありました。この結果のうち、1、農地中間管理機構を利用する、2の農協の農地所有者代理事業を利用するという回答については、今月中に各団体への情報提供を行う予定であります。 以上です。 ○議長(田邊恒生君) 6番、小国勇君。 ◆6番(小国勇君) 6番。その他を除いては1の中間管理事業を利用するが最も多く、また次に2の農協の農地所有代理事業を利用する方が多いようですが、要するにこれ今後は自分ではなく他の人に農地を貸して耕作をしてもらう、そのようなことだと思いますけど、そのような中で効率のよい農地や借り手、また買い手もいると思いますが、効率の悪い山間部、谷津田等ですね、このような農地は借り手もなく、また雑草や木が生い茂り、荒廃していくことが考えられますが、そのような農地の活用法を今後どのように取り組んでいくのか、またどのように考えているのか伺います。 ○議長(田邊恒生君) 環境経済部長、髙石一君。 ◎環境経済部長(髙石一君) 利便性の悪い山間部の農地の活用についてということでございますが、このような農地につきましては、営農の効率性等の面から担い手への集積は難しい農地であると思われます。また、保全管理についても平地に比べると労力を要する農地であると言えます。このような課題は、本市のみならず同様の地形を有する市町村の共通の課題でもございます。市といたしましては、農業委員会と連携いたしまして、同様の課題を抱えている地域の先進的な取り組み等をまずは調査してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 農業委員会会長、地引正和君。 ◎農業委員会会長(地引正和君) 先ほど答弁の中でですね、中間なんですけど、本来であれば「本年3月」と言うのを「去年3月」という形で言いましたんで、訂正しておきます。 ○議長(田邊恒生君) 6番、小国勇君。
    ◆6番(小国勇君) 6番。農地以外の活用は、農地法や、また農業振興地域の整備に関する法律などで農地以外の転用は難しい、そのようなことも聞いております。農地として今後の活用方法を考えていかなければならないのかなと考えております。例えばイノシシ被害が多い地域では、遊休農地にはそのような遊休農地をすみかとすることが多いので、イノシシの嫌いなニンニク、またハーブ等を植えてイノシシよけの対策にもつながるかなと思っております。実際にこの取り組みは佐賀県吉野ケ里町で行われており、ジャンボニンニクを栽培してまちおこしも図りながら、さらにイノシシよけ、遊休農地の解消につながるのではないかと期待されているようです。ほかにも都心には豊かな自然を好む方もいらっしゃると思います。そのような方に谷津田を開放して農業体験農園、そのようなことも考え、田植えからまた稲刈りまでと米づくりを体験してもらう体験型農園の実施も考えてみてはどうかなと思います。ただ、民間の力では限界があると思いますので、行政としても農地再生に向けた取り組みとして補助的な役割を果たしていかなければならないのかなと思っておりますので、ぜひ検討してみてください。 次に、イノシシ駆除体制の2回目の質問に移ります。これまでイノシシの侵入防止柵の実績について伺います。 ○議長(田邊恒生君) 環境経済部長、髙石一君。 ◎環境経済部長(髙石一君) 侵入防止柵の設置の実績についてでございますが、侵入防止柵につきましては、24年度から国の補助事業を活用し、金網柵と電気柵を設置しております。24年度から27年度までの4年間の実績といたしましては、金網柵の設置が中川地区と平岡地区で10カ所、約18キロ、電気柵の設置が平岡地区と久保田地区で14カ所、約21キロとなっております。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 6番、小国勇君。 ◆6番(小国勇君) 6番。今の答弁聞きますと随分な距離だな、キロ数だなという、そのようにわかります。田畑をぐるりと柵で囲い、農家の皆様農機具を入れるときに大分苦労している、そのようなことも聞きます。しかしながら、イノシシの被害から守るには仕方ないのかなと、そのような声を聞いております。また、これまでイノシシの被害は田畑に限られていましたが、侵入防止柵の影響もあるとは思いますが、近年では山間部の住宅地にも被害は拡大していると、そのようなことも聞きますが、そのような地域の被害の軽減対策を行っているのか伺います。 ○議長(田邊恒生君) 環境経済部長、髙石一君。 ◎環境経済部長(髙石一君) 住宅地におけるイノシシによる生活被害への対策ということでございますが、まずは地域からの要望によりまして市職員が出向き、イノシシ対策の勉強会を開催しております。また、農業被害の場合と同様に捕獲おりの設置につきましても可能ではございますが、設置する場合は設置場所や餌の管理、埋設場所の確保など、地域の協力をお願いしておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 6番、小国勇君。 ◆6番(小国勇君) 6番。要望があれば捕獲おりの設置も行うということなので、以前にイノシシの被害に遭った方からわな免許取得についてちょっと相談されたことがありました。イノシシの被害も余りにも多いので、自分で免許を取得して駆除したいということでしたが、具体的な内容はわからないということなんで、ちょっと説明をしたことがありました。その後取得したのか、ちょっと確認はしておりませんが、ことしの5月から実施されていますわな猟取得時の補助制度を申請したのは何名なのかちょっと伺います。 ○議長(田邊恒生君) 環境経済部長、髙石一君。 ◎環境経済部長(髙石一君) 本年度から実施しておりますわな猟免許の新規取得への補助について、現在2名の方から申請がございます。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 6番、小国勇君。 ◆6番(小国勇君) 6番。2名ということなので、私的にはもう少し申請があったのかなと思っておりましたけど、そもそもこの補助制度に至った経緯は、市内で発生している野生鳥獣による農林畜産物の被害を防止し、農業経営の安定などを図ることが目的だと思います。補助制度の始まりは広報等に載っておりましたが、その後ちょっとどのように周知しているのかあれなんですけど、今後は農家の皆さんに補助制度を周知していってもらえればと思っております。また、金網柵、電気柵の設置も被害の軽減には必要かと思いますが、しかしイノシシの駆除は金網柵、また電気柵では根本的にはやっぱり解決にならないのかなと考えております。 現在捕獲したイノシシは地中に埋設と聞いていますが、後々のことを考えると埋設の場所等も考えなければならないと思います。隣の市、市原市では市原市サービスエリア、また道の駅あずの里で房総ジビエいのししサラミと房総ジビエいのししやわらかジャーキーを発売し、そのほかにも各店がイノシシのメンチコロッケ、またイノシシ鍋、イノシシカレー等、それぞれの専門分野でノウハウを生かして家庭でも調理できるようなメニューを開発しております。駆除したイノシシをもっと活用できるように、本市でもジビエ料理として提供できないか、またそのような流通経路の確保が可能か伺います。 ○議長(田邊恒生君) 環境経済部長、髙石一君。 ◎環境経済部長(髙石一君) 駆除したイノシシ肉の活用等についてでございますけれども、御紹介のございました市原市では、イノシシ肉の処理を大多喜町の処理施設に依頼しており、そこから飲食店や加工する企業へ提供されております。野生のイノシシを食肉として利用するためには、鮮度を保つために絶命後30分以内に処理施設で解体する必要があります。このため、処理施設に近い地域で捕獲したイノシシのみが処理されております。また、処理に当たっては処理施設と行政の職員の立ち会いや放射性物質の全頭検査を行う必要がございまして、イノシシ肉の解体加工をいかに円滑に行えるかが課題になっているということで伺っております。本市の最寄りの処理施設といたしましては、君津市に施設がございますが、この施設まで本市から30分以上の時間がかかります。また、処理できるイノシシの基準が体重が40キロ以上で、健康な個体とされております。君津市の場合、年間の捕獲頭数は約2,800頭ですが、そのうち食肉として処理されている個体は約50頭から80頭ということで伺っております。このようなことから、本市の場合、最寄りの処理施設まで遠いこと、また仮に本市に処理施設を建設しても加工できる個体数が少なく、コスト面で課題があることなどから、流通経路を確保し、ジビエ料理としてイノシシ肉を提供することはなかなか難しいところがあるというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 6番、小国勇君。 ◆6番(小国勇君) 6番。結論からいいますとジビエ料理の提供は難しいと、そのようなことですが、その中でもイノシシの処理の時間が一番重要だと、そのように理解しました。ただ、この先イノシシもふえていくことが予想されますので、イノシシの処分費にお金をかけるのでなく、収入となるよう、またジビエ料理として提供できるように、最寄りの施設を利用するのではなく、できれば地元の肉屋さん等で処理ができるような、そのような流通経路が確立できるような検討をしていただければと思っております。 次に、ゆりの里についての2回目以降の質問をいたします。昨年度の売り上げ額も前年度に比べて4,041万円増加、またレジ通過者も1万4,000人増加しているとのことですが、それに伴って農家の方から出荷額は増加しているのか伺います。 ○議長(田邊恒生君) 環境経済部長、髙石一君。 ◎環境経済部長(髙石一君) 農家からの出荷額ということで、農家の売り上げになります。27年度の農家の売り上げ額は3億4,200万円、26年度は3億2,900万円でございまして、1,300万円の増でございます。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 6番、小国勇君。 ◆6番(小国勇君) 6番。それでは、市内の地域別の出荷額を伺います。 ○議長(田邊恒生君) 環境経済部長、髙石一君。 ◎環境経済部長(髙石一君) 市内生産者の地域別の出荷額、売り上げ額でございますが、27年度の実績といたしまして、平岡地区が8,000万円、根形地区が6,400万円、中川、富岡地区が5,600万円、長浦地区が3,800万円などとなっております。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 6番、小国勇君。 ◆6番(小国勇君) 6番。農家の方から出荷額も1,300万も増加しており、これまでのゆりの里の取り組みの成果かなと思っております。出荷額では平岡地区が8,000万、一番多いのは、これ地域によりやっぱり農地面積が広いことが理由かなと理解します。その他の地域の出荷額を上げるためにもさまざまなイベントを開催してきましたが、どのようなイベントを開催してきたのか、また新たな集客のためのイベント開催を市の提案も含めて検討しているのか伺います。 ○議長(田邊恒生君) 環境経済部長、髙石一君。 ◎環境経済部長(髙石一君) 直売所のイベントにつきましては、菖蒲まつりや新米まつり、年末感謝祭など、8月を除く毎月、年間11回開催しており、各イベントにつきましては定着してきているものと考えております。市といたしましては、指定管理者や農業者の団体でございます出荷者協議会等との協議も含めまして、現在行っているイベントについて、グレードアップを図り、来場者の増加に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解いただきたいと存じます。 ○議長(田邊恒生君) 6番、小国勇君。 ◆6番(小国勇君) 6番。さまざまなイベントを実施して来場者の増加に努めていることは理解しました。今後も売り上げのアップ、また来場者の増加に努めてください。 先ほどの答弁を聞いていますと、生産者の出荷額の約4割の方が平川地区とのことで、平川地区の生産性が高いことがわかりました。さきに言いましたように、農業を取り巻く環境は非常に厳しさを増してくると思います。生産者の高齢化、また担い手等の問題もあります。また、高齢化によって自動車等の運転も困難になることも考えられます。もっと身近な場所で販売が必要かと思います。さらに、本市には年間100万人の集客があるドイツ村があります。その何割かがゆりの里に立ち寄ってくれることでしょう。しかし、ドイツ村とゆりの里の位置関係を見ましても全ての方が立ち寄ってくれることは難しいかなと思っております。さまざまなことから考えて、平川地区の生産性の高さ、また館山自動車道、圏央道の交通の結節点にもある平川地区に第2のゆりの里を検討していかないか伺います。 ○議長(田邊恒生君) 環境経済部長、髙石一君。 ◎環境経済部長(髙石一君) 直売所につきましては、平成19年度に開設したものでございます。当時の出荷者数は250名でございましたが、27年度では435名に増加し、商品を陳列するスペースが手狭になってきております。また、施設の老朽化に伴う修繕も必要となっております。このようなことから、市といたしましては29年度に売り場の拡張を含めた改修工事を行うことを第3期実施計画に位置づけております。このため、現時点では市が主体となって新たな直売所を設置することは考えておりませんので、御理解いただきたいと存じます。なお、民間の事業者から直売所の設置についての相談等があった場合につきましては、市としても協力してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 6番、小国勇君。 ◆6番(小国勇君) 6番。29年度に改修工事を行うとのことで、また具体的な内容はまだ決まっていないような、そのようなことを聞いております。改修に至っては、袖ケ浦の御当地グルメ、ホワイトガウラーメン等の飲食ができるような、そのようなスペースも検討していただければと思っております。 また、市が主体での直売所は難しいとのことですが、民間で直売所を行うときには何らかの協力は考えているということですが、確かに市に全面的に頼るのもどうかなと思いますが、民間で直売所の設置も金銭面、また土地の問題等もあり、困難なところもあると思います。まずは直売所を市で設置していただき、販売は地域の販売組合等を設立して販売を運営するようなことも可能かどうか、今後試算してまた検討していただければと思っております。 最後に、少子高齢化の影響でどの分野においても人材確保が難しくなることでしょう。特に農業分野においてはより一層厳しさが増すことでしょう。脱サラをして農業を始めようとしても、農業用機械が高額で初期費用がかかります。借金してまで農業を始めようとする方は少ないかなという思いもあります。また、個人で農地を購入したくてもさまざまな制約があり、購入が難しいことも挙げられます。そのようなことから、どうしても日本の農業は世襲をとらざらなくいると思います。ただ、農業を守ろうという若い世代の方もいらっしゃいます。私、以前に今後の平岡地区ということで若い世代の方とちょっと話し合いを持ったときに、そのときに市街化調整区域で家が建てられないとか、交通の利便性が悪い等のような意見が出ました。その中で、ある方はUターンにて平岡地区に戻ってきた方がいたのですが、なぜ戻ってきたのかと質問をしたところ、この方は実家が農業を営んでおり、これまで受け継いできた農地を守らなければならない、そのような理由で戻ってきたそうです。このように、農地を守ろう、また農業を守ろうという方もいます。また、農業を始めたいと、そのような方もいると思います。きょうも幾つか提案しましたが、ぜひ前向きに検討していただければと思います。 以上で私の一般質問を終わらせていただきます。 ○議長(田邊恒生君) 6番、小国勇君の質問は終了いたしました。 1時55分まで休憩といたします。                     午後 1時42分 休憩                                                       午後 1時55分 開議 ○議長(田邊恒生君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。           ※ 緒方妙子君の一般質問 ○議長(田邊恒生君) 次に、8番、緒方妙子君、登壇願います。               (「議長」と呼ぶ者あり)               (8番 緒方妙子君登壇) ◆8番(緒方妙子君) 議場の皆様、こんにちは。8番、公明党の緒方妙子でございます。初めに、台風10号による被害で亡くなられた方々へ心より御冥福をお祈りいたします。また、被災された方々へお見舞いを申し上げます。一日でも早く生活の再建ができますよう心からお祈りいたします。 それでは、議長の許可をいただきましたので、大綱2点について質問をいたします。大綱1点目、子ども・子育て支援新制度について伺います。昨年4月から施行された子ども・子育て支援新制度は、国の全ての子育て家庭への支援を行うことにより、一人一人の子供の健やかな成長を支援するための施策であり、子供や保護者の置かれている環境に応じ、保護者のニーズなどに基づいて、幼稚園、保育園、認定こども園などの多様な施設事業者からそれぞれの特性を生かした良質かつ適切な教育、保育、子育て支援を総合的に提供することを目的としています。そこで、新制度による本市の子育て支援充実の取り組みと現在の施設の状況を伺います。 次に、市民への制度変更の情報提供はどのように行っているかを伺います。また、新制度において園児募集から入園までの手続について伺います。市立幼稚園などを利用する場合と保育所などで保育を利用する場合についてです。 最後に、新制度によって利用者負担がどのように変わったか伺います。 大綱2点目、市内公共交通について伺います。地域公共交通活性化再生法の制定から間もなく10年を迎えようとしています。何度か改正を実施し、取り組みの強化を図っているところですが、地方自治体においての地域公共交通をめぐる状況は厳しくなるばかりです。本市においても、空白地域はもちろん、市街地においても高齢の方や車を持たない方などにとって移動手段は限られています。こうした中、市内路線バスは市民の足であり、公共交通として重要です。市としてもバス事業者に対し路線の変更やダイヤ改正などの働きかけを行っておりますが、利用者増には至らないのが現状です。路線空白地域はもちろん、市内公共交通の現状と課題について伺います。 こうした現状において、路線バスのあり方や改革の必要性を感じますが、今後の方向性、取り組みについて伺います。 以上で1回目の質問を終わります。 ○議長(田邊恒生君) 8番、緒方妙子君の質問に対し答弁を求めます。 市長、出口清君。               (市長 出口 清君登壇) ◎市長(出口清君) 緒方議員の質問にお答えいたします。 初めに、大綱1点目、子育て支援についてのうち、子ども・子育て支援新制度における本市の子育て支援の充実の取り組みと施設の状況についてでございますが、平成27年4月からスタートしました新制度では、一人一人の子供が健やかに成長することができる社会の実現を目指し、幼児期の学校教育や保育、地域の子育てを量の拡充と質の向上の両面から社会全体で支えていくこととなっております。具体的には、小学校就学前の子供の教育、保育を保障するため給付制度が創設され、保育の必要性に応じて支給認定を受けた子供の教育、保育費は利用者の所得に応じた負担額を差し引いて、国、県、市町村が給付することとなりました。また、幼稚園と保育所の機能や特徴をあわせ持つ認定こども園を推進することや、市町村が認可する小規模保育事業など地域型保育が創設されたことにより、子供の年齢や親の就労状況などに応じた多様な支援が進められることとなりました。さらに、本市においては、新制度前から実施してきた放課後児童クラブや、そでがうらこども館を含む地域子育て支援拠点事業、ファミリーサポートセンター事業や子育て短期支援事業など、地域におけるさまざまな子育て支援事業が子ども・子育て支援法に位置づけられ、全市町村において計画的に進めていくこととなりました。 本市では、新制度の開始に合わせ、26年度に袖ケ浦市子育て応援プランを策定するとともに、小規模保育事業等の認可基準や放課後児童クラブの設置運営基準等を制定し、あわせて給付制度に対応した幼児教育、保育の利用者負担額を設定し、子育て支援の充実に向けた制度などの整備を行ったところであります。また、現在の施設の状況につきましては、これまで私立白ゆり保育園の開設とその後の増設や私立大空保育園の開設を支援するとともに、市立保育所の定員を拡大してまいりました。その後、本年1月に小規模保育事業である私立みどりの風保育園、4月に民設の放課後児童クラブであるこども会館フレンドクラブが開設しております。これにより市立幼稚園2施設、市立認可保育所5施設、私立認可保育園4施設、小規模保育事業所1カ所、家庭的保育事業所1カ所、放課後児童クラブ14施設、地域子育て支援拠点4カ所となりました。なお、市内にある私立幼稚園2園については、現在新制度に移行しないことを選択している状況であります。 次に、市民への制度変更の情報提供についてでございますが、26年11月に広報紙で子ども・子育て支援特集号を発行し、新制度を紹介するとともに、市内5カ所で説明会を開催いたしました。加えて、市ホームページでも新制度に関する情報提供を行っております。 次に、新制度においての園児募集から入園までの手続についてでございますが、新制度ではこれまでの市立幼稚園や保育所等への入園、入所の手続とあわせ支給認定の申請をしていただきます。支給認定の区分は、子供の年齢や教育、保育の必要性に基づき、1号認定から3号認定までの3つの区分となります。1号認定は、3歳児から5歳児までの教育のみを必要とする子供、2号認定は3歳児から5歳児までの保育を必要とする子供、3号認定はゼロ歳児から2歳児までの保育を必要とする子供に対する認定であります。幼稚園を利用する場合は1号認定、保育所を利用する場合は2号認定、保育所及び小規模保育事業所等を利用する場合は3号認定が必要となります。また、認定こども園は1号認定から3号認定までの全ての子供が利用できる施設となります。なお、市内の私立幼稚園につきましては、新制度に移行しておりませんので、支給認定を受ける必要はありません。市立幼稚園の利用手続は、従前の書類のほかに支給認定の申請書が必要となり、保育所の利用手続は申請様式が変更となりましたが、原則として所得を証明する書類の添付が不要となったことなど、負担の軽減が図られております。 次に、新制度によって利用者負担がどのように変わったかとのことでございますが、世帯の所得に応じて負担をしていただく仕組みは変わりませんが、所得の根拠となる税目について、所得税から市民税となり、それに伴い算定時間が4月から9月に変更となりました。本市では、保育を必要とする2号認定及び3号認定の利用者負担につきましては、制度変更前と同様の水準を維持できるように設定し、国基準や近隣市と比較して低廉な利用者負担額を維持しております。また、教育のみを必要とする1号認定につきましても、国基準や近隣他市よりも低廉な額で利用者負担額を設定しております。ただし、1号認定を受けた子供が市立幼稚園を利用する場合の利用負担額は、暫定的に従来の保育料の額としております。 次に、大綱2点目、市内公共交通についてのうち、市内公共交通の現状と課題についてでございますが、まず本市の交通環境の変化を申し上げますと、モータリゼーションの進展により自家用車の利用を前提としたライフスタイルが定着してきたことから、路線バスの利用者が減少してきているとともに、乗り合いバスの規制緩和により新規参入、また赤字路線からの撤退が容易にできるようになったことから、生活路線バスの運行を維持するため市からの補助金が増加しております。 一方で、東京湾アクアラインの開通に伴い高速バスの運行が開始されるなど、本市を取り巻く交通環境は大きく変化してきました。そのような中、近年の現状について交通手段ごとに申し上げますと、鉄道については、臨海部にJR内房線、内陸部にJR久留里線が運行しており、近年の利用者数は袖ケ浦駅では増加しておりますが、長浦駅や横田駅は減少傾向にあります。また、高速バスについては、現在6路線が運行されており、新規路線の誘致や運行本数の増便による利便性が向上してきていることから、近年の利用者数は路線により増減がございますが、全体としては増加傾向となっております。路線バスについては、10路線が運行されており、このうち市が補助をして運行を維持している路線が4路線ありますが、その利用者数については減少傾向にございます。市からの補助金についても、10年ほど前は2,000万円前後でありましたが、近年は6,000万円を超える年もあり、財政的に非常に厳しい状況となっております。タクシーについては、市内に4事業所が営業しており、平川地区での利用者は減少傾向、長浦地区や昭和地区については横ばい傾向となっております。そのほか、公共交通ではございませんが、企業や病院の送迎バス、私立高校のスクールバスなどが運行されているとともに、袖ケ浦市社会福祉協議会が実施しているボランティア輸送、平川地区でのNPO法人による外出支援なども行われております。 また、今後の本市の状況変化としましては、袖ケ浦駅海側土地区画整理地区の人口の増加、椎の森工業団地2期地区への企業立地が見込まれるとともに、観光入り込み客数も近年増加してきております。一方で、日本の人口は平成20年から減少してきており、本市においても人口は平成37年度ごろをピークに減少していくことが見込まれるとともに、高齢化もさらに進行していくことが想定されております。 次に、市内公共交通の課題についてでございますが、現状と今後の状況変化を踏まえ課題を抽出しているところであり、1点目としましては、利用状況に応じた公共交通の整備として、路線バスについては今後も継続的な利用促進策や路線の維持対策について検討していくこと、2点目としましては、高齢化の進行により今後も交通弱者が増加していくことから、高齢化に対応した移動手段の確保策について検討していく必要があります。また、3点目としましては、袖ケ浦駅海側特定土地区画整理事業や椎の森工業団地の整備完了により公共交通需要が増加する地区もありますので、それらを踏まえた公共交通網を検討していくこと、4点目としましては、観光入り込み客数が近年増加傾向にあることから、観光施設の需要を取り込みながら、生活路線バスを維持していけるように運行ルートや運行ダイヤなどの検討もしていく必要がございます。5点目としましては、公共交通網を維持していくためには、担い手の高齢化や人材不足などへの対応も課題として考えております。市といたしましては、このような課題があると認識しているところであり、現在有識者や関係機関、交通事業者、住民等で組織される袖ケ浦市地域公共交通活性化協議会において、持続可能な公共交通ネットワークを形成することを目指し、地域公共交通の調査研究を行っているところであります。今後、この協議会での意見を踏まえつつ、課題解決のための取り組み方策を検討してまいりたいと考えております。 最後に、路線バスの今後の方向性、取り組みについてでございますが、路線バスにおいては、これまでも電車との接続改善や利用状況に応じた運行改正、椎の森工業団地への乗り入れなどを行い、交通利便性の向上を図ってきたところでございます。また、市ホームページや広報紙、回覧などによりバスを利用していただくためのPRも随時行っております。今後もバス事業者と協議しながら、利用状況に応じた運行改正や、利用者の増加を図るためのバス利用のPRを継続的に行うとともに、市内の公共交通全体を見据えながら、路線バスの今後の方向性や取り組みなどについて整理してまいりたいと考えておりますので、御理解くださるようお願いいたします。 失礼いたしました。大綱1点目の子育ての新制度の件で、新制度によって利用負担額がどのように変わったかというところでの回答の中で、税目が所得税から市民税となったと、それに伴いまして算定時期が4月から9月に変更となったというふうに言うべきところ、算定時間というふうにお答えしたようです。算定時期が4月から9月に変更したということで訂正をお願いいたします。失礼いたしました。 ○議長(田邊恒生君) 8番、緒方妙子君。 ◆8番(緒方妙子君) 8番。それでは、子ども・子育て支援新制度について再質問をいたします。 新制度については不明確な点も多いため、改めて確認をさせていただきます。先ほどの御回答で小学校就学前の保育の必要性に応じて認定を受けることになった、手続は簡易なものである、利用負担額は所得の市民税にて算定される、どの施設でも認定の負担額となる、現在私立幼稚園2園は制度への移行をしていないので現状負担、市立幼稚園においては暫定的に経過措置をとり、ほかとの調整を図っていく、また本市は国基準、近隣他市より低額に抑えられている、何よりも地域ニーズに合った保育、教育を展開していくことができるようになったとお答えいただきました。 それでは、利用者の立場からもう少しお聞かせください。子ども・子育て支援新制度がスタートしたことでいろいろなことが変わったようですが、新制度を利用する市民にとってどのようなメリットがあるかを伺います。 ○議長(田邊恒生君) 福祉部長、宮嶋亮二君。 ◎福祉部長(宮嶋亮二君) 新制度に変わりまして保護者の方、市民の目線からどのようなメリットがあるかということでございます。新制度におきましては、1点目としまして、就労下限時間の引き下げによりまして保育所等が利用しやすくなったということがございます。保育所と小規模保育等も含めてでございますが、利用を希望する多くの方は就労により勤務時間中に育児が困難というような理由が主体でございますが、そのような理由で保育所等を利用される場合の条件としましてですね、以前におきましては1カ月の就労時間が75時間、これが新制度下では64時間に引き下げられております。これによりまして保育所等の利用条件が緩和されたということがございます。2点目といたしまして、保護者の多様な就労時間に対応できるよう、11時間と8時間の保育時間が設定されたということがございます。これに伴いまして、8時間保育を利用される場合の保育料は11時間保育を利用する場合の保育料よりも低額というふうに設定をさせていただいております。3点目といたしまして、家庭的保育事業あるいは小規模保育事業等の地域型保育事業が創設されたということがございます。地域の実情に応じて少人数で家庭的な雰囲気による保育の実施が可能ということで、市民の方の利用選択の幅が広がったというところがございます。なお、現在本市では定員5人のみらいっ子るーむ、あるいは定員19人のみどりの風保育園が運営されておりまして、いずれも定員いっぱいの受け入れを行っているという状況でございます。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 8番、緒方妙子君。 ◆8番(緒方妙子君) 8番。1点目の就労時間は、保護者の就労時間が75時間から64時間に引き下げられて、これまでも就労時間が足りなくて対象にならなかったパートタイム、短いパートタイムや居宅内労働、内職などをされている方も含まれるようになり、緩和が図られて利用できる方がふえたということでよろしいでしょうか。 ○議長(田邊恒生君) 福祉部長、宮嶋亮二君。 ◎福祉部長(宮嶋亮二君) はい、おっしゃるとおりでございます。パート、そのほか短時間で働いていらっしゃる方もこの8時間のほうでですね、対応いただけると。失礼しました。64時間の中でですね、御入所の申し込みいただけるということでございます。 ○議長(田邊恒生君) 8番、緒方妙子君。 ◆8番(緒方妙子君) 2点目は、今までは8時間保育も11時間保育も同一負担であったようですが、今回から8時間と11時間と区分され、適正な料金が図られるようになったということでよろしいでしょうか。 ○議長(田邊恒生君) 福祉部長、宮嶋亮二君。 ◎福祉部長(宮嶋亮二君) これにつきましても、2つの利用時間設定された中で、今おっしゃっていただいたように短い時間のほうでは低額な料金というふうになっているところでございます。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 8番、緒方妙子君。 ◆8番(緒方妙子君) 最後に、この制度により新たに地域型保育として家庭的保育のみらいっ子るーむ、地域型保育のみどりの風保育園などは既に定員がいっぱいとなり、保育園より少人数の地域の実情に合わせた施設として実施されるようになりました。新制度は、このように子育て中の御家庭にとってメリットがあり、大変よいことだと思いますので、引き続きさらなる充実と適切な運営に努めていただきたいと思います。 それでは、新制度でさらにふえる教育、保育の場としての認定こども園について伺います。新制度では認定こども園を推進していくこととなったのですが、こうした推進により待機児童や入所待ち児童の解消につながるのか、認定こども園の特徴やメリットについて伺います。 ○議長(田邊恒生君) 福祉部長、宮嶋亮二君。 ◎福祉部長(宮嶋亮二君) 認定こども園の推進で入所待ち児童の解消、あるいはその他メリットということでございますが、おっしゃるとおり私ども例えば海側のほうで認定こども園進めてまいりますが、第1の大きな内容としましては、保育需要にお応えしていきたいというところは当然ございます。そのほか、認定こども園の特徴、メリットということでございますが、認定こども園は保育を必要とするゼロ歳から2歳のお子さんに対しました保育を提供させていただきまして、同じ施設で3歳から5歳のお子さんには保護者が就労しているか否かにかかわらず教育と保育を一体的に提供することができるということでございます。このため、3歳から5歳のお子さんにつきましては、保護者の就労状況が例えば変わった場合でありましてもですね、通いなれた園を継続して御利用いただけるというふうに考えております。また、親御さんのですね、就労の関係で保育の必要性があるとされているお子様であっても、認定こども園では幼稚園と同じ教育が受けられることになりますので、小学校以降の生活や学習の基礎、これらの育成につなげる幼児教育と保育が提供できるものと考えております。加えまして、教育のみを必要とする3歳から5歳のお子さんでありましてもですね、ゼロ歳から2歳の例えば乳幼児の方と同じ園に通うということもございますので、異年齢の交流といいましょうか、触れ合いのですね、機会が提供されることもあるというふうに考えております。これらのことから、認定こども園は入所待ち児童の解消に資するとともに、保護者の幼児教育、保育に対する多様なニーズにも対応できる施設であるというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 8番、緒方妙子君。 ◆8番(緒方妙子君) 8番。認定こども園は、保護者の多様なニーズに対応できる施設、また子育て環境向上のためにもぜひ推進していただきたいと思います。 そこで、本市においては、平成30年度に袖ケ浦駅海側地区に認定こども園を開設する計画を打ち出し、公募による誘致を進められているかと思いますが、事業の進捗状況と期待されるサービスについて伺います。また、近隣市における認定こども園の整備状況についても把握されている範囲でお答えいただきたいと思います。 ○議長(田邊恒生君) 福祉部長、宮嶋亮二君。 ◎福祉部長(宮嶋亮二君) 本市の袖ケ浦駅海側地区における認定こども園の整備の進捗ということでございますが、これにつきましては設置運営事業者を公募させていただきまして、先日設置運営事業をしていただける社会福祉法人をですね、選定させていただいたところでございます。 また、認定こども園で期待されるサービスということでございますが、認定こども園では先ほど御質問にもございました教育、保育を1つの施設で提供できると、あるいはまた子育て支援センター機能をですね、これは必須で整えなくてはいけないということがございます。また、これに加えまして期待されるサービスといたしまして、延長保育ですとか休日保育、あるいは病児保育などとともに、また教育を必要とするお子さん、幼稚園というふうなことになりますけど、的なものになりますが、そのお子さんたちに対する3年保育ですとか、あるいは給食の提供、あるいは長期休暇中における保育の実施など、これらが期待されるものと考えております。これらの実施につきましてはですね、今後事業者とですね、認可権限のあります県との協議を重ねていく中で検討を進めていきたいと考えております。いずれにいたしましても、計画、平成30年度の開設ということでございます。そこに向けて事業進めてまいりたいと考えております。 また、近隣市の状況ということでございますが、市原市や富津市におきましてですね、既存の幼稚園、既に幼稚園があったものがですね、認定こども園に移行したという施設がございます。また、木更津市におきまして法人からの申し出によりましてですね、定員82名の新規施設の設置が今計画されているというところを伺っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 8番、緒方妙子君。 ◆8番(緒方妙子君) 8番。本市で進めていく認定こども園は、公募で進める事業としては近隣市初ということになりますが、施設そのものについても期待しております。また、入所待ち待機児童対策としても待ち望まれるところですので、着実に事業を進めていただきたいと思います。 また、サービスの面では、現在の公立幼稚園では行われていない3年保育や給食の提供も期待されるということ。延長保育休日保育、そして病児保育においては、大変かと思いますが、子育てしやすい環境整備の一環として前向きに検討項目となったことに感謝いたします。ぜひ実現していただけるよう協議を進めていっていただきたいと思います。 次に、保育料のことについて伺います。1号認定を受けた子供が市立幼稚園を利用する場合の利用者負担は暫定的に従来の保育料としているとの御答弁がございましたが、今後市立幼稚園を利用する場合の利用負担額はどのようになっていくのか伺います。 ○議長(田邊恒生君) 教育部長、井口崇君。 ◎教育部長(井口崇君) ただいまの質問にお答えいたします。 平成27年度から実施されたいわゆる新制度では、利用者負担については幼稚園と認定こども園といった施設の違いや、公立と私立といった運営主体の違いにかかわらず、同一サービスに対し同一料金を適用するという国の基本的な方向性が示されております。市立幼稚園の保育料は、新制度への移行に当たって、現在の利用者への影響を考慮し、従前の料金に据え置いていることから、現在料金の見直しを検討しているところでございます。市民の皆様が市内の各教育、保育施設の利用を検討するに当たっては、教育、保育の内容だけでなく、利用料金も重要な比較要素となるかと存じますので、来年度早い時期にお示ししたいと考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 8番、緒方妙子君。 ◆8番(緒方妙子君) 8番。御回答いただきましたように、利用料金も重要な比較要素となります。30年には海側地区の人口増なども見込み認定こども園の開設、幼稚園の入園者率低下などで31年度には市立幼稚園の統合を予定しています。国基準、近隣市と比較し低廉な保育料を設定しているとのこと。認定こども園は、保護者の就労有無にかかわらない施設利用が可能です。制度の変更や改定、新しい取り組みには丁寧に説明、周知を行っていただきますようお願い申し上げます。 この新制度により、国においても保育料の負担軽減や保護者への仕事、子育て両立支援、幼稚園や保育所などの職員の処遇改善を行い、市町村の取り組みを制度面、財政面から支えます。市においては、自治体の裁量が問われてまいります。子育て現場に最も身近な市は、さらなる地域のニーズを踏まえ、地域の必要量を把握し、良質かつ適切な教育、保育、子育て支援を提供する体制を確保していかれるよう、あわせてお願い申し上げます。 次に、大綱2点目、公共交通について再質問をいたします。地方の公共交通を取り巻く状況は厳しさを増しています。15年度版の交通政策白書によりますと、高速バスを除く一般路線バスは5年間で約6,463キロが代替輸送手段がない状態で廃止され、鉄道も37路線、754キロが廃止。地域公共交通の再生は喫緊の課題となっています。こうした中で市としてもさまざま行っておりますが、課題は多く、解消には至りません。現在有識者、関係機関、交通事業者、住民等で組織される協議会を持たれておりますが、地域交通活性化協議会において持続可能な公共交通ネットワークを形成することを目指し、地域公共交通の調査を行っているとのことですが、この協議会はいつから開始し、いつまでに方向性を示す予定か伺います。 ○議長(田邊恒生君) 企画財政部長長谷川美喜男君。 ◎企画財政部長長谷川美喜男君) 協議会での検討の開始あるいは方向性の時期というようなことでございます。先ほど御答弁申し上げました地域公共交通活性化協議会というものがございますが、こちらにつきましては、当初、平成21年11月に地域の公共交通総合連携計画の作成ということを目的に設置されたものでございますが、この業務が一旦終了してございましたので、平成27年の8月に持続可能な公共交通ネットワークを形成することを目指しまして、公共交通の調査、検討を行うことを目的にするように規約を改めさせていただきました。27年度に会議を2回、28年度に1回の会議を開催いたしまして本市の公共交通の現状あるいは課題を整理したところでございます。次回の会議は29年の1月ごろに予定してございまして、この会議において今後の取り組みの方向性などにつきまして御提言等をいただく方向となってございます。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 8番、緒方妙子君。 ◆8番(緒方妙子君) 8番。平成15年、交通空白地域の解消に循環バス試行運転、平成22年、委員会設置にてデマンド型乗り合いタクシーなど、さまざま検討し、取り組みを行われていることですが、平成21年11月に設置され、本市の現状と課題の整理ができつつありますが、市としてはその協議会で上げられた課題に対する取り組み策について、今後どのように取り組んでいくのかを伺います。 ○議長(田邊恒生君) 企画財政部長長谷川美喜男君。 ◎企画財政部長長谷川美喜男君) 今後の取り組みの方向というふうなことでございますが、今ほど御答弁申し上げましたとおり、協議会からの御提言を1月以降にいただくという方向にしてございます。その提言をいただいた上でですね、順次取り組んでまいりたいというふうに考えてございますが、その中で調査、検討を要するようなもの等につきましては、また私どものほうで先進地の例などをですね、研究等させていただきながら取り組みを進めてまいりたいと、このように考えております。 以上です。 ○議長(田邊恒生君) 8番、緒方妙子君。 ◆8番(緒方妙子君) 8番。整備ができる間も市民の方々は日々不自由な生活をされています。地域ではバス会社による免許証返納による乗車額の半額などを行っておりますが、先進地においては高齢者へタクシー券の配布、免許証返納時に1万円がチャージされたICカード乗車券の交付、乗車一律ワンコインなど、制度整備がされるまでは必要ではないでしょうか。公共交通に関する先進事例の視察などは本市では行っているのか伺います。 ○議長(田邊恒生君) 企画財政部長長谷川美喜男君。 ◎企画財政部長長谷川美喜男君) 交通施策について先進の視察等を行っているかというふうなことでございますが、私どもこれまで平成22年10月から25年3月まで実施をいたしましたデマンド型の乗り合いタクシー、あるいは現在実施していただいてございますが、地域支え合い活動支援事業などの取り組みの検討の際にはですね、先進地の視察をさせていただいたところでございます。今後の取り組みの中でもですね、その提言の方向等を踏まえて、必要に応じまして視察にも取り組んでまいりたいというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 8番、緒方妙子君。 ◆8番(緒方妙子君) 8番。視察はどんどん行っていただきたいという意味でお話しさせていただきます。以前にもお伝えいたしましたが、京丹後市の地域交通への取り組みを視察し、御紹介させていただきました。斬新なアイデアはもちろんですが、行政の取り組む姿勢と熱意、国の対応にもめげず規制緩和をかち取り、実施に至りました。ぜひ若い職員の方には視察を通してそうした思いもあわせて学んできていただきたいと思います。とはいうものの、まずは地域の状況、課題などの把握が必要です。そこで、公共交通に関する市民のニーズはどのような形で吸い上げているのか伺います。 ○議長(田邊恒生君) 企画財政部長長谷川美喜男君。 ◎企画財政部長長谷川美喜男君) 公共交通に対する市民のニーズということでございます。先ほど来申し上げております地域公共交通の活性化協議会の中には学識経験者、行政機関の代表の方以外にですね、市民の皆さん、また利用者の代表というふうなことで自治連絡協議会あるいはシニアクラブ連合会等から選出をいただきました方、また公募の委員の方でも組織をしてございます。この協議会の場におきまして市民の皆さん方のお考え、あるいは利用者の代表としての御意見等をいただいているところでございます。また、これ以外にも3年ごとに実施をしてございます市民意識調査、そういった中でもこういったものの部分、方向を調査をしてございますので、こういったものを踏まえて検討を進めていくということで考えてございます。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 8番、緒方妙子君。 ◆8番(緒方妙子君) 8番。いろいろ調査をしていただいていることはわかりました。路線バスは、高齢の方や交通弱者と言われる方の大切な移動手段です。しかし、利用しづらい、本数が少ない、自宅から遠いなどで利用者増を図るのは困難な状況です。バスにおいては、さまざまな課題や調査により路線変更やダイヤ改正などを行い、苦しい財政の中から補助金を充て維持されていることは承知していますが、改めて路線バスについては10路線のうち市から補助をして運行を維持している路線が4路線あるとのことですが、具体的にはどの路線か伺います。 ○議長(田邊恒生君) 企画財政部長長谷川美喜男君。 ◎企画財政部長長谷川美喜男君) 路線バスのうち、市の補助金をもって維持をしている路線、4路線ということでございますが、まず1点目には、のぞみ野団地と長浦駅を結んでおりますのぞみ野長浦線、また馬来田のほうから木更津に向けて市内を通っております馬来田線、そして馬来田から姉ケ崎に向けて動いております平岡線、そして代宿団地から袖ケ浦バスターミナルの線、代宿団地袖ケ浦バスターミナル線の4路線がその補助路線でございます。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 8番、緒方妙子君。 ◆8番(緒方妙子君) 8番。ありがとうございます。それでは、補助額が多い路線はどの路線か伺います。 ○議長(田邊恒生君) 企画財政部長長谷川美喜男君。 ◎企画財政部長長谷川美喜男君) 補助額でございますが、27年度の決算で申し上げます。今ほど御紹介したものの順に申し上げます。のぞみ野長浦線が年間580万円、馬来田線が920万円、平岡線2,200万円、代宿団地袖ケ浦バスターミナル線が960万円となってございまして、4路線の中で平岡線への補助金が一番多いというふうな状況でございます。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 8番、緒方妙子君。 ◆8番(緒方妙子君) 8番。平岡線への補助金額が一番多くなっているとのことですが、利用増や改善のためにどのような取り組みを行っているかを伺います。 ○議長(田邊恒生君) 企画財政部長長谷川美喜男君。 ◎企画財政部長長谷川美喜男君) 平岡線につきましてはですね、平成26年6月に利用状況に応じた運行ルートや運行ダイヤを変更することによりまして運行経費の削減を図るとともに、利用促進の取り組みとして、先ほど申し上げましたとおり市ホームページや広報紙、回覧板などを通したPRを行ってまいりました。また、今年度新たな取り組みといたしまして、バス事業者の方の協力を得まして、平川公民館まつりにおきましてバスの乗り方教室というものを開催を予定しております。この教室につきましては、マイカー社会の進展に伴いまして路線バスの乗車経験がないというふうなこと、また乗り方がわからないという方、そういった方がふえてきてございますので、バスに親しんでもらうとともに、バスへの理解、関心を高めてもらって路線バスの利用促進につながればというふうに考えてございます。 なお、先ほど前の御答弁で平岡線のことをちょっと勘違い申し上げました。馬来田から姉ケ崎というふうに申し上げましたが、こちらのほう、袖ケ浦のバスターミナル、袖ケ浦駅から行政センターに向けての路線ということでございます。大変申しわけございません。御訂正をお願いします。 ○議長(田邊恒生君) 8番、緒方妙子君。 ◆8番(緒方妙子君) 平川公民館まつりにおいてバスの乗り方教室を開催されるということで、乗り方がわからないという方がいらっしゃるということにちょっと驚くこともあるんですが、考えてみれば乗る機会が減っているということで、こうしたことも大切なことだと感じます。身近な交通手段として乗っていただく機会をつくること、身近に感じていただくことも必要かと思っております。公共交通は生活を支えるための大切な機能であり、みずからが移動手段を持たない子供たちや高齢の方々、通学、通院、買い物といった福祉的な役割もあると考えます。市民の外出の機会を広げる当市として、赤字だから補助するというのではなく、サービスを提供するための当市として公共交通政策を考えていくことが重要です。路線存続のためには、いかに多くの方に利用していただける路線へと変えていけるのか、自家用車から公共交通への乗りかえができるかなどの利用促進策や運行手法について、地域住民、事業者、そして行政、学識経験者が真剣になって知恵を絞り、取り組んでいかなければならない喫緊の課題であります。外出を制限される交通弱者、自家用運転をせざるを得ない方、やむなく送迎をしている状態などを解決するためにも、取り組む行政が先進地への視察を積極的に行い、さまざまな試行錯誤を繰り返しても地域公共交通をマネジメントするのは地方行政の責務との思いで問題解決に取り組んでいただきたいと思います。 以上で私の一般質問を終わります。 ○議長(田邊恒生君) 8番、緒方妙子君の質問は終了いたしました。 2時50分まで休憩いたします。                     午後 2時40分 休憩                                                       午後 2時50分 開議 ○議長(田邊恒生君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。           ※ 篠﨑龍夫君の一般質問 ○議長(田邊恒生君) 次に、15番、篠﨑龍夫君、登壇願います。               (「15番」と呼ぶ者あり)               (15番 篠﨑龍夫君登壇) ◆15番(篠﨑龍夫君) 皆さん、こんにちは。篠﨑龍夫でございます。任期最後の一般質問ということでやらせていただきます。よろしくお願いいたします。 先ほど来話がありましたが、やはりことしは台風の被害、これが非常に多かったと。これからもまだ起こるかもわかりませんが、そういうのが今の状況じゃないかなと。これは皆さんも言っている、おわかりなんでしょうが、温暖化の影響ということですよね。世界的に京都議定書を上乗せしようとか、そういう動きになっています。要は人間がつくり出したこの環境でありますんで、これを何とかしていかないといけないなと。袖ケ浦もですね、こういうことで環境、温暖化に対してみんなでやっていかないとならないなと。今ここの部屋も寒い、暑いという話がありましたが、何か黒子みたいな人がいっぱいいる、こういうのもやめてですね、アメリカのポートランドだったですかね、あの辺視察に行ったとき、もう今議会というのはみんなジーパンとかああいうのでやっているよという話がありました。これもですね、一つのこれからの議会の進む道じゃないかなというふうに思っております。 それでは、今回はですね、この環境問題について重点に質問をしていきたいというふうに思っております。まず、第1点目はポイ捨てごみへの対応ということでございます。まちの中を歩いているとやはりポイ捨てごみが各所にあって、ちょっと困ったなというような思いになることだと思います。市ではいろいろやっておりますが、ポイ捨てごみ、これをなくそうということで年2回の一斉清掃とかですね、いろいろやっておりますが、なくならないというのが現状であります。いろいろなところでアイデアを凝らしてですね、対応しているということで、その中の2つ、これが非常にいいだろうという私の思いがありまして、これをまねでもしていけば袖ケ浦もごみがなくなっていくんじゃないかなというふうな思いがあります。そういうことで、まずスポーツごみ拾いと。これ先般新聞に出ておったんですが、ルールを決めてですね、ポイント計算を行うと。これは例えばどういうあれかというと、ペットボトルのあれなんかを100グラムとか拾うとポイント100点、それからあとたばこの吸い殻というのは、あれなかなかあれなんですが、それも100グラム拾うと100点とか、そういうような形でですね、ポイントをつけまして、それで時間を決めてごみ拾いの競争をやるんだというような、これが全国でですね、今現在80カ所ほど、昨年の例で80回開催されたそうです。これも非常にやっている人を見ることによって俺もごみ捨てるのやめようやというような気持ちにもなっていくんじゃないかなと。そういう市民の意識改革をするためにも、これ一ついいやり方じゃないかなというふうに思います。市民の話を聞いてみますと、毎日毎日決まった人が同じところにごみをポイ捨てすると、注意しても全然聞かないんだと、そういうような話も、これは市役所のほうにもこういう話が実際あるということは伝わっているというふうに思っておりますが、こういうことを変えるためにもいい手だてじゃないかなというふうに思っております。 それから、2番目として環境美化重点地区の指定ということでございます。これはお隣の市原市で実施している例でありますが、駅周辺ですね、ここに4地区を環境美化重点地区というふうに指定しまして、清掃活動を行うとともに、通勤時間帯などにビラ配りをしたり、市民への協力を求めると、そういうような活動をやっております。これはなぜ私が知ったかといいますと、姉ケ崎に飲み会があって行ったんです。そしたら駅のところに十何人ほど帽子をかぶってビラなり、ティッシュペーパーとかそういうのを配ってですね、市民の皆さんの協力を得る活動をやっていた。これはいいことだなということで、この2点を例にとって市でも実施していかないかということでございます。 次に、第2点目は食べ残し減量策と。これ今学校なんかでも問題になっているんですが、給食を残すとかですね、残したものの量というのが非常に多いんですね。世界的なデータを見てみますと、食品として材料を出して、その材料のうちの6割が廃棄物として捨てられるというのが現実だそうです。そういうことでですね、食べ残しを減らしていくということもやったらどうかと。飲食店から出るごみのですね、6割が食べ残しとして出るそうです。それで、その食べ残したものをまたその飲食店がですね、まちのごみに捨てると、それでまたお金もかかってくるんですね。そういうことで、どっちにしろよくないことなんで、やっていかないかということで、いろいろ例を調べてみますと、松本市ではですね、食べ残し減量策として残さず食べよう!30・10運動というのをやっております。その例を後でちょっと言いますが、こういうものをですね、当市でも行わないかということでございます。 その一つの例がですね、外食における活動ということで、まず飲食店に行ったらですね、適量を注文すると。それから、会食を開始したらば30分間はですね、席を立っちゃいかん、とにかく食べることに集中しようということでございます。それで食を楽しむ、せっかく料理屋さんに行ったんだから、食を楽しむということをやりましょうということでございます。それで、3番目はですね、閉店前10分間は全部自分の席に戻りなさいと、そして残ったものを食べるということを松本市ではやっているそうです。 それで、もう一つ、家の中での活動内容ということですと、毎月30日にですね、冷蔵庫のクリーンアップ、これをやりまして、賞味期限の近いものや傷みやすいものを積極的に使用するというようなことをやっているそうです。それから、毎月10日はもったいないクッキングデーというようなことで、野菜の茎、皮、こういうものを使用してもったいないクッキングを実施するということをやっているそうです。ここでは書いていないんですが、私の活動としては、とにかく生ごみを出さない、それでコンポストに入れて肥料にして、それを植木の肥料にしたりということでやっているというようなことでございます。 これが第2点目ですが、次に最後になりますが、飛行機騒音のその後ということでございます。これは3月議会でも飛行機騒音についてですね、質問いたしましたが、私の質問が中途半端で終わったのか、そういうのもありましてですね、うまく通じないところもありました。そういうことでですね、思っていましたところ、最近はですね、夜だけじゃなくて午前中にも聞く機会がありました。これは、うるさいばかりではなくてですね、それが危険を伴うことにもなり得ると、こういうことで、今後どのように調査していくのか、また活動していくのか、この辺についてお伺いしたいと思います。 以上で第1回目の質問を終わりといたします。 ○議長(田邊恒生君) 15番、篠﨑龍夫君の質問に対し答弁を求めます。 市長、出口清君。               (市長 出口 清君登壇) ◎市長(出口清君) 篠﨑龍夫議員の質問にお答えいたします。 初めに、大綱1点目、ポイ捨てごみへの対応についてでございますが、ポイ捨て対策において大切なことは、まずはポイ捨てをさせないようにすることが重要であると考えており、市民一人一人に環境美化に対する意識の高揚を図るため、広報紙と回覧等による啓発活動を行うほか、市外からの来訪者を含めた注意喚起のための看板の設置などにより未然防止を図っておりますが、依然としてポイ捨てごみが散見されることから、新たな啓発活動に取り組む必要があると考えております。また、ポイ捨てされてしまったごみについては、年2回の市内一斉清掃と臨海部の企業と連携した年4回の臨海地区清掃のほか、袖ケ浦市環境美化推進員から毎月提出される巡回報告書をもとに袖ケ浦市シルバー人材センターに委託して散乱ごみを収集しております。なお、自治会、PTA、企業などが独自に散乱ごみの収集を行う場合には、収集用の袋の提供やトラックのレンタル費用の助成を行っており、年間7団体程度が利用しております。 議員御提案のスポーツごみ拾い、環境美化重点地区を指定しての清掃活動や啓発活動の実施につきましては、本市では本年度からポイ捨て対策の新たな取り組みとして、市民から参加者を募り、駅前などの散乱ごみの収集を行うと同時に、のぼりなどを使用し、ポイ捨て防止の啓発活動を行うことを予定しておりますので、当面はこの取り組みの実施状況等を見きわめてまいりたいと考えております。 次に、大綱2点目、食べ残し減量策について、長野県松本市において実施されている飲食店や家庭での食べ残し削減に向けた残さず食べよう!30・10運動を本市でも実施しないかとのことでございますが、千葉県では、一人一人がごみを減らすために身の回りでできることを実践するちばエコスタイルを推進しており、この中で食品ごみの削減については、ちば食べきりエコスタイルに取り組んでおります。ちば食べきりエコスタイルは、飲食店での外食や宴会時の食べ切りと、家庭での食べ残しを削減しようとするものであり、具体的には、ちば食べエコ協力店に登録した飲食店において小盛りやハーフサイズの設定、持ち帰り希望者への対応、ポスターの掲示による料理の食べ切りの啓発を行うものでございます。また、家庭においては食べ物を無駄なく使うことなどによりごみを減らすエコクッキングの啓発を行っております。市といたしましては、食品ごみの減量化について、従来から広報紙や市ホームページ、出前講座等により周知を行ってきたところでございます。今後は、県のちば食べきりエコスタイルについてもあわせて周知するとともに、飲食店での外食や宴会時の食べ切りにつきましては、まずは市職員が率先して取り組むよう指示したところでございます。 最後に、大綱3点目、航空機騒音のその後の状況についてでございますが、国土交通省東京航空局に対し現在の飛行ルートについて確認したところ、平成22年10月に羽田空港D滑走路の供用開始以降ルート変更はなく、現在も離着陸を問わず本市上空を低い高度で飛行するルートはないとのことであります。なお、航空機騒音が感じられる原因につきましては、離陸便において本市付近の海域を旋回しながら上昇する航空機や高い高度で本市上空を通過する航空機によることが考えられ、また年々羽田空港全体の発着回数が増加していることにより、本市付近を飛行する航空機の数がふえていることが原因であると考えられます。市といたしましては、今後県が主催する羽田空港の航空機騒音等に関する市町村連絡協議会の場を通して航空機騒音による苦情が市内で発生していることを伝えてまいります。 また、航空機騒音調査につきましては、市所有の騒音計では航空機以外の音との区別が困難であること、また航空機騒音の専門装置を使用したとしても、本市付近の飛行は散発的であり、評価が困難なことから、航空機騒音調査の実施は考えておりませんので、御理解くださるようお願いいたします。 ○議長(田邊恒生君) 15番、篠﨑龍夫君。
    ◆15番(篠﨑龍夫君) 順次それでは2回目の質問に入っていきます。 まず、ポイ捨てごみへの対応についてでございますが、ポイ捨てごみをですね、少なくするためにはですね、やはり捨てる人のですね、良心を奮い立たせるということが一番大事であろうというふうに思います。市でもいろいろとやってきましたけれど、いまいちのところでですね、ポイ捨てごみは減っていないというのが現状だと思います。今回の新たな取り組みの中でですね、どの程度の効果が期待できると考えているのかお答え願います。 ○議長(田邊恒生君) 環境経済部長、髙石一君。 ◎環境経済部長(髙石一君) ポイ捨てごみ対策の新たな取り組みにつきましては、市長答弁でも申し上げましたように、市民に御協力いただきまして、ポイ捨てごみの回収を行うとともに、ポイ捨て防止の啓発を行うものでございます。この取り組みの効果ということでございますが、広く市民にポイ捨ての防止、環境美化の意識を高めていただくためには啓発活動等を地道に継続していくことが必要ではないかと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 15番、篠﨑龍夫君。 ◆15番(篠﨑龍夫君) いろいろ考えておられるということでですね、期待したいところでありますが、昨年ですね、私ども視察でスポーツごみ拾いを行っている北九州に行ってきました。そのときですね、そういうのをやっているというふうには知らなかったんですが、非常にごみの落ちていないきれいなまちだなという感じをしてきました。これからですね、袖ケ浦市も外から来られる方にやはり気持ちよく来ていただくということを考えますとですね、他市でやっている成果を上げているものについてですね、まねをするというのも大事ではないかなというふうに思います。 環境保全都市の宣言をしましたのが平成3年でありました。そろそろですね、ポイ捨てごみのないまち宣言、こういうものでもしてですね、新たな企画を持って市長が先頭に立ってやっていかれたらいい成果が上がるんじゃないかなというふうに思います。市長の御意見はいかがでしょうか。 ○議長(田邊恒生君) 市長、出口清君。 ◎市長(出口清君) 篠﨑龍夫議員さんからですね、ポイ捨てごみの防止のために市長先頭立てという話で、新たな提言等もいただきました。第1質問でもお答えしましたが、まずポイ捨てごみを減らすのはですね、拾うのも大切なんですが、捨てないことが大切だと思っています。第1前提は捨てない。そのためにどういうことをするかというのがまず1つあると思います。今までですね、第1質問でお答えしましたように、拾うほうはですね、一斉清掃の市民の皆さんの御協力、それから臨海部の企業さんの御協力の臨海地区での清掃、そしてさまざまな形でのパトロールによるですね、ごみが捨てられたところについての収集活動、そういうことをやってまいりました。拾うほうはですね。ただし、捨てないようにすればこの活動もしなくてもいいわけですので、まず捨てないようにする取り組みについてもう少しですね、強力にする必要があるんではないかと、このように思っています。それは、拾っている姿を見せることも一つ必要だと思います。ですから、従来の取り組みをですね、もう少し見せるようにしていくことも必要だと思います。まず、捨てないためにはですね、市原市の例をお話しいただきました。今本市でもですね、条例がございまして、いわゆるポイ捨て禁止条例ですね、捨てちゃだめですよと、それから捨てる場合は若干の罰則もございますよと、こういうことがあります。これが運用をもうちょっときちっとする必要があるのかなと思っていると同時にですね、新たな規制区域というふうな御提言もいただきましたんで、そのようなことでもう少しですね、今の取り組み、あるいは条例を含めて運用も含めてですね、もう少しぴしっといかないのかなという思いはあります。これが1つです。捨てないようにするための取り組みですね。もう一つは、拾うことを見せてですね、市民皆さんがですね、やっぱりこれは捨ててはだめだなというような思いをしていただく、このことも必要だと思っています。これが第1質問でお答えしました新たな取り組みで市民の皆さんから募集をしてですね、駅前等なんですが、ごみの捨ててあるところ、あるいは皆さんが多く通るところですね、この辺で市民の皆さんのお力をかりてですね、捨てるとこういうことになっちゃうということを見せてですね、これは捨ててはだめだと、意識改革をしてもらうことを一つ考えて、これも具体的に今年度中にやっています。今実はですね、長浦中学校の生徒さんが在籍されている保護者の皆さんが、御承知かもしれませんが、長年長浦中学校の生徒さんはですね、多分月1回だと思いますが、日にちを決めてですね、通学途中にごみ拾いしてくると、こういう立派な運動をしておられます。多分その生徒さんは捨てないんではないかと思っております。こういうような子供のころからですね、ごみを捨てないということの植えつけですね、植えつけと言ったら語弊がありますが、啓蒙、啓発、こういった取り組みもあわせていく必要があるんじゃないかと思っております。そういった意味で市民、子供からですね、高齢者まで全ての皆さんが捨てない意識を持ってもらう取り組み、これもさらに工夫が必要だと、このように思っています。 そして、ごみを捨てる人はですね、市民の人だけではないわけですね。多くのごみは、もしかしたらですね、市外から来訪しておられる方が捨てていく、特に今のごみの散乱状況見ますと幹線道路が多いわけですね。16号、いわゆる産業道路、この路側帯あるいは緑地帯、ここが多いということが1つ。そして、もう一つは袖ケ浦インターあるいは金田インターからおりてくるそのインターの出入り口、側道ですね、こういったところ、それから広域農道を含む市道の幹線道路、こういったところにですね、特に休日明けが多いわけです。このことに対する備えなんですが、これはなかなか市だけでの取り組み、看板等の啓発でなかなかできない。そういったことで、できればですね、広域的にですね、この取り組みができないかということで、既に県条例を設置できないかというお願いは1度私はしましたが、もうちょっと手近なところですね、例えば上総4市、君津4市ですね、こういったところ、あるいは市原市さんとの協力でですね、条例の横並べ、そして対策、取り組みも横並べできないか等々ですね、このごみのポイ捨て策につきましては市民の皆さんの御協力いただいて、新たな取り組みも考えていきたいと、このように思っているところでありますので、御理解いただきたいと思います。 ○議長(田邊恒生君) 15番、篠﨑龍夫君。 ◆15番(篠﨑龍夫君) 今の市長の強い意思、これを期待したいというふうに思います。そのアピールをするときには、市長が実際にこうやって拾っている写真でも載せてですね、それとあともう一つは幹線道路と今おっしゃったんで、幹線道路の入り口のところのですね、袖ケ浦ポイ捨てごみないまちだぞというような看板でも出してですね、やられたら効果が上がるんじゃないかなというふうに思います。ぜひ頑張っていただきたいと思います。 次に、第2点目の食べ残し減量策についてですが、ちば食べきりエコスタイル、これは平成22年に施行されましたが、少なくともですね、袖ケ浦市において成果が出ているというふうには見えないというところがあります。この辺どのように考えて、今後どのようにしていくのかお伺いいたします。 ○議長(田邊恒生君) 環境経済部長、髙石一君。 ◎環境経済部長(髙石一君) ちば食べきりエコスタイルは、市長答弁でも申し上げましたように、家庭での食事の際やレストランや宴会での食事の際に食べ切りを進めることで食品ごみの削減を推進しようとする県の取り組みでございます。市では、ごみの発生自体を抑制するため、食材を使い切ることや食べ残しを減らすことを広報などを通じて従来から周知してきたところでございますが、このような考え方や取り組みが十分に浸透しているとは言えないと考えております。このため、より一層の市民への周知を行うとともに、まずは市職員みずからが率先して実践することといたしまして、特に議員御提案の松本市の30・10運動の趣旨につきましても庁内への周知を既に文書により行ったところでございます。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 15番、篠﨑龍夫君。 ◆15番(篠﨑龍夫君) この30・10活動、これは大変ですよね。市の職員の方頑張って続けていただきたいと思いますが、市の職員がですね、みずからが率先して実践するということですが、すばらしいことで、本当進めていただきたいと思います。このようなことをですね、一般市民に知らせるということが大事だと思います。そういうことでですね、今後どういうふうな形で市の職員の方が頑張っている姿を見せていくのか、この辺についてはどうお考えでしょうか。 ○議長(田邊恒生君) 環境経済部長、髙石一君。 ◎環境経済部長(髙石一君) 市職員の取り組みにつきましては、食品ごみの削減の周知にあわせましてお知らせすることを検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 15番、篠﨑龍夫君。 ◆15番(篠﨑龍夫君) ぜひこれを実行に移していきたいと、できたら我々も見習っていきたいというような思いを持っておりますが、僕自身はできるかなという不安もあります。 それでは、次、3点目、飛行機騒音に関してでございますが、東京航空局ですかね、いろいろやってくれているということなんですが、東京航空局はですね、実際に飛んでいるルート、実際のですね、決められたところじゃなくて実際に飛んでいるルートを調べて、また本市の上空を羽田から外房に向かって低い高度で飛行しているというものがあるんですが、こういうものはないと言っているんですが、そこもちゃんと確認しながら言っているんでしょうか。その辺について伺います。 ○議長(田邊恒生君) 環境経済部長、髙石一君。 ◎環境経済部長(髙石一君) 市長答弁でも申し上げましたように、本市上空を低い高度で飛行するルートが設定されていないことを東京航空局に確認しております。なお、東京航空局ではインターネット上に直近1カ月間の羽田の離着陸便が実際に飛行したルートを公開しております。これについて、市としても確認をしております。この公開されている情報では、ごく一部の航空機が本市上空を飛行しておりますが、通常の着陸の便に比べまして高い高度となっております。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 15番、篠﨑龍夫君。 ◆15番(篠﨑龍夫君) それでですね、それを確認しているということであれば、私のあれでは夜の部はですね、大体寒いときが多いんですね。今、最近というのはずっともうないんです。やっぱり冬の寒い時期、風の向きとかそういうものを考えながらやっているんだと思うんですが、その辺のですね、ルートを外れる、もともと袖ケ浦のところは通らないというのは、航路になっていないから、木更津とか市原とか、そっちのほうを通るんだと思うんですけどね、袖ケ浦のこういうそのときのあれに合わせてはみ出してくるというようなやつというのはどのくらいの頻度であるんですかね。 ○議長(田邊恒生君) 環境経済部長、髙石一君。 ◎環境経済部長(髙石一君) 東京航空局がインターネット上で公開している情報によりまして市が確認している内容ということで申し上げます。羽田空港から発着する航空機の中で本市上空を通過する航空機は、気象条件により多少変動いたしますが、多くて1日当たり5便程度でございます。これは全て離陸の便でございます。飛行の高度につきましては、着陸便の陸上部分での飛行が3,000フィート以上、メートル換算で900メートル以上とされておりますけれども、これに対しまして本市上空を飛行する離陸の便の高度につきましては5,000フィート以上、メートル換算で1,500メートル以上の高度での飛行というふうなことになっております。 以上でございます。 ○議長(田邊恒生君) 15番、篠﨑龍夫君。 ◆15番(篠﨑龍夫君) ある程度安心が持てたのかなというふうな気がしますけど、やはり飛行機ですから、どんな格好で事故を起こすかわかりませんし、その辺ですね、今後注意しながら東京航空局あたりとですね、よく情報をとり合って維持をしていっていただきたいなというふうに思います。 以上で私の一般質問を終わりますが、先ほどもちょっと言いましたように、本日をもって一般質問は私終了いたします。今回議員に立候補しないということに決意いたしました。その理由はですね、やはりこうやって話をしていてもなかなか話が通じないといいますか、それだけ年とってきているんだなと、そういうことで皆さんに大きな迷惑をかけないうちにやめるということで決断いたしました。この間、8年間、皆様の御支援をいただきまして無事務められたということを感謝しまして、以上で私の一般質問を終わりたいと思います。どうもありがとうございました。 ○議長(田邊恒生君) 15番、篠﨑龍夫君の質問は終了いたしました。                       〇 △散会 ○議長(田邊恒生君) 以上をもちまして、本日の議事日程は全て終了いたしました。 9月6日は、時間を30分繰り上げて午前9時30分より会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。 御苦労さまでございました。                     午後 3時28分 散会                                             本日の会議に付した事件1.会議録署名議員の指名2.議案第4号ないし議案第9号3.認定第1号及び認定第2号4.一般質問                                             出席議員議 長(22番)      田  邊  恒  生  君副議長(23番)      塚  本  幸  子  君議 員      1番  山 口   進 君      2番  山 下 信 司 君      3番  粕 谷 智 浩 君      5番  在 原 直 樹 君      6番  小 国   勇 君      7番  笹 生 典 之 君      8番  緒 方 妙 子 君      9番  篠 原 幸 一 君     10番  村 田   稔 君     11番  鈴 木 憲 雄 君     12番  佐久間   清 君     13番  前 田 美智江 君     14番  長谷川 重 義 君     15番  篠 﨑 龍 夫 君     16番  茂 木 芳 和 君     17番  励 波 久 子 君     18番  佐 藤 麗 子 君     19番  笹 生   猛 君     20番  榎 本 雅 司 君     21番  阿 津 文 男 君     24番  篠 﨑 典 之 君                                             欠席議員     25番  渡 辺   盛 君                                             出席説明者      市  長  出 口   清 君   副 市 長  山 口 幹 雄 君                        代  表      教 育 長  川 島   悟 君         粕 谷 秀 夫 君                        監査委員      選挙管理              農  業      委 員 会  花 沢 康 雄 君   委 員 会  地 引 正 和 君      委 員 長              会  長      企画財政            長谷川 美喜男 君   総務部長  在 原 昌 秀 君      部  長      市民健康            小 山 泰 雅 君   福祉部長  宮 嶋 亮 二 君      部  長      環境経済              都市建設            髙 石   一 君         立 野 文 雄 君      部  長              部  長      会  計            粕 谷 尚 夫 君   水道局長  切 替   昇 君      管 理 者      消 防 長  小 平 純 一 君   教育部長  井 口   崇 君      総 務 部            根 本 博 之 君      次  長                                             出席事務局職員      事務局長  武 井 隆 文 君   副 局 長  生 方 和 義 君      議事調査            原 田   拓 君      班  長...