四街道市議会 2021-09-08
09月08日-03号
令和 3年 9月 定例会(第3回) 令和3年第3回
四街道市議会定例会 第10日 令和3年9月8日(水曜日)午後1時開議 議 事 日 程 (第3号) 日程第1 代表質問 ・四街道 清 宮 一 義 ・志誠会 岡 田 哲 明 〇本日の会議に付した事件 1、開 議 1、議事日程の報告 1、諸般の報告 1、代表質問 四街道 清 宮 一 義 志誠会 岡 田 哲 明 1、散 会午後1時開議 出席議員(19名) 1番 久 保 田 敬 次 郎 2番 本 田 良 3番 阿 部 百 合 子 4番 田 中 徳 彦 5番 坂 本 弘 毅 6番 成 田 芳 律 7番 栗 原 直 也 8番 大 越 登 美 子 9番 保 坂 康 平 10番 西 塚 義 尊 11番 関 根 登 志 夫 12番 戸 田 由 紀 子 13番 石 山 健 作 14番 広 瀬 義 積 16番 森 本 次 郎 17番 高 橋 絹 子 18番 岡 田 哲 明 19番 長 谷 川 清 和 20番 清 宮 一 義 欠席議員(1名) 15番 山 本 裕 嗣 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人 市 長 佐 渡 斉 副 市 長 武 富 裕 次 教 育 長 府 川 雅 司 危機管理監 澤 畠 博 経 営 企画 石 渡 省 己 総 務 部長 岩 井 勝 明 部 長 福 祉 齋 藤 千 裕 健康こども 山 﨑 裕 之 サ ー ビス 部 長 部 長 環 境 経済 麻 生 裕 文 都 市 部長 嶋 田 浩 司 部 長 上 下 水道 外 谷 茂 行 会計管理者 齊 藤 宏 一 部 長 消 防 長 齊 藤 信 行 教 育 部長 伊 藤 克 紀 本会議に出席した事務局職員 事 務 局長 岩 堀 精 昇 係 長 金 親 敬 子 主 任 主事 金 坂 尚 輝
△開議の宣告 (午後1時)
○
成田芳律議長 ただいまの出席議員19名、定足数に達していますので、本日の会議は成立しました。 直ちに本日の会議を開きます。 ◇
△議事日程の報告
○
成田芳律議長 本日の日程については、お手元に配付の日程表のとおりです。 ◇
△諸般の報告
○
成田芳律議長 日程に入るに先立ち、諸般の報告を申し上げます。 今定例会において設置されました
決算審査特別委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、お手元に配付の委員会名簿のとおり指名しましたので、ご報告します。 次に、
決算審査特別委員会の正副委員長互選の結果を報告いたします。
決算審査特別委員会委員長に高橋絹子さん、同副委員長に保坂康平さんがそれぞれ決定しました。 次に、
決算審査特別委員会開催表をお手元に配付してあります。委員長が了承されていますので、これをもって開催日の通知とします。 ◇
△代表質問
○
成田芳律議長 日程第1、代表質問を行います。 発言時間については、質問時間のみで先般配付しました代表質問・
一般質問発言順に記載の時間としますので、ご了承願います。 初めに、会派四街道の代表質問を行います。 四街道、清宮一義さんの発言を許します。 20番、清宮一義さん。 〔
清宮一義議員登壇〕
◆清宮一義議員 議席20番、会派四街道、清宮一義です。
新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言中、市行政においては、市民の生命と生活を守るため、お疲れのところ大変ですが、終息に向け引き続き頑張りをお願いするものです。私たち議員も市民の生命、生活の向上に向け、この問題を真正面から受け止め、問題解決に努めてまいります。 それでは、通告に従い質問いたします。 1、
新型コロナウイルス対策について。 ①、現在の
ワクチン接種状況を伺う。 ②、現在の接種体制に問題はないか伺う。 ③、若年、現役世代の接種率向上への取組を伺う。 ④、ワクチンを受けたほうがよいかという疑問や問合せに対し、どのように回答しているか伺う。 ⑤、市長自らによる、コロナ対策の訴えや広報の現状及び今後の予定を伺う。
⑥、新型コロナウイルス対策につき、国、県との協力体制を伺う。 大きな2項目、持続可能な財政運営について。 ①、持続可能な財政運営のために、どのような運営方針で取り組んでいるか伺う。 ②、行革計画及び行革効果に対する
新型コロナウイルス関連の財政措置の影響について伺う。 大きな3、
次期ごみ処理施設について
。 ①、訴訟及び汚染土壌調査の進捗状況を伺う。 ②、地元への説明状況を伺う。 大きな4項目め、市庁舎建設について。 ①、3月議会において示されたスケジュールに変更があるか伺います。 ②、市民に向けてどのように周知を図る予定か伺います。 大きな5、
デジタル庁創設に伴う市の対応について。 ①、国はデジタル時代の官民のインフラを今後5年で一気呵成につくり上げることを目標としているが、現行の
情報化推進計画との整合をどのように図る予定か伺う。 ②、市の将来像をどう捉えているか伺います。 大きな6、
ふるさと納税について。 ①、1、
返礼品発掘専門の職員、2、
企業版ふるさと納税として人材派遣型の寄附、3、ふるさと産品を生み出す施策、4、市外の方が多く来る場所に、ふるさと産品を自販機で販売することについて、どのように捉えているか伺う。 ②、当市はゼロカーボン宣言を行っている。そこで、当該宣言に資する
プロジェクト型事業または脱炭素に資する返礼品の用意について、どのように捉えているか伺う。
③、ふるさと納税のプロジェクト型として、SDGsに資する事業または返礼品の用意について、どのように捉えているか伺う。 大きな7項目め、広報の充実について。 ①、市の
シティセールスについて課題、問題点はないか伺う。 ②、例えば
宅配ボックス購入支援事業のように、8月2日時点で、残り18件分受け付けられるといった情報の更新をホームページで行うことは、より市民に活用され得ると考える。そこで、ホームページの更新について、どのように捉えているか伺う。 8、産業振興について。 ①、今回の緊急事態宣言を受けて、事業者に対する補助、支援に変更があるか伺う。
②、新型コロナウイルスに伴う、市内事業者との相談体制や連携をどのように図っているか伺う。 ③、SDGsに取り組む事業者の登録、認証制度や支援融資優遇、(仮称)よつかいどう
SDGsパートナーといった取組の検討はいかがか伺う。 大項目の9、農業振興について
。 ①、農地バンクにつき現状どのように評価し、今後どのように働きかけるか伺う。 ②、人・農地プランの現況と今後の方向性を伺います。 大項目の10、
地域包括支援センター運営について
。 ①、現状の課題、問題点はないか伺う。 ②、現在2か所のセンターによる運営を行っているが、需要の増加やより利便性の向上に資するべく、新たに設置することにつき、どのように捉えているか伺う。 大項目の11、福祉サービスの向上について
。 ①、高齢者や障害者の窓口対応で、マスクやアクリル板の設置に伴い、聞き取りづらい、分かりづらいといった問題点があると考える。そこで、タブレットによる字幕表示やマイクの使用といった検討はいかがか伺います。 大項目の12、認知症対策について
。 ①、ケアラーへの支援について、現況の取組と課題について伺う。 ②、あたまの健康チェックの実施状況を伺う。また、その評価を伺う。 ③、相談窓口に
物忘れ相談プログラムや
TDASプログラムを設置し、
認知症早期発見に資する取組についての検討はいかがか伺う。 大項目の13、子育て環境の充実について
。 ①、妊産婦や育児中の保護者の行政に対する要望をどのように把握しているか伺う。
②、ヤングケアラーの把握状況を伺う。 大項目の14、通学路の安全対策について
。 ①、通学路の安全点検の実施状況を伺う。 ②、四街道市
通学路交通安全推進会議の活動状況を伺う。 ③、今般八街の事件を受け、当市における対策を伺う。 大項目の15、大規模災害に備えての危機管理について
。 ①、災害対策基本法改正や
新型コロナウイルス対策に対応した四街道市
国土強靱化地域計画、四街道市地域防災計画の見直しについて、どのように行っているか伺う。 ②、自助、共助、「ご近助」の重要性、必要性について、市民の浸透具合はいかがか伺う。 ③、日常と非日常を切り分けず、融和させる
フェーズフリーともなっている「よめーる」の普及について、訓練時や講習会において、プログラムの中に組み込むといった仕組みづくりについて、いかがか伺う。 大項目の16、
後期基本計画の進行管理について
。 ①、進行管理につき、今年度の状況に特筆すべき事項があれば伺う。 ②、計画進行中に市長としての任期満了を迎えることとなるが、市長は現在どのような総括をしているか伺います。 壇上での質問は以上となりますが、詳細については詳しくご説明をいただきたいと思います。なるべく再質問にならないようにお願いします。 以上、壇上からの質問とします。
○
成田芳律議長 清宮一義さんの質問に対する当局の答弁を求めます。 市長、佐渡斉さん。 〔市長 佐渡 斉登壇〕
◎市長(佐渡斉) 会派四街道の代表質問にお答えいたします。 私からは、第1項目、
新型コロナウイルス対策及び第16項目、
後期基本計画の進行管理についてお答えいたします。 初めに、第1項目の1点目、現在の
ワクチン接種状況でございますが、9月6日時点で2回接種を終えた高齢者の割合は90%を超えており、市民全体に対する接種率は1回目が52.4%、2回目は43.9%となっております。市内の接種する場所といたしましては、保健センターでの集団接種が全体のおよそ4分の1、残りを医療機関での個別接種で実施しております。 続きまして、2点目、接種体制の課題でございますが、8月後半から9月に使用するワクチンの国からの供給量が市の要求量を下回ったことにより、接種体制はあるにもかかわらず、供給されるワクチンが不足している状況が続いていることから、早期に接種を受けたい市民の皆様の要請にお応えできないところでございます。 続きまして、3点目、若年、現役世代の接種率向上への取組でございますが、若年層の不安を取り除き、接種につなげるため、市内の小児科医師が作成した、中・高校生で起こりがちな体の反応など、ワクチンに関する分かりやすい解説を載せた6種類のリーフレットを、親子で御覧になった上で、納得して接種していただけるように、
市ホームページに掲載しております。また、現役世代である20歳代から50歳代の方に対しては、14か所の医療機関で土曜日に、5か所で日曜日にワクチン接種を実施いたしますほか、10月からの集団接種においては、新たに15時30分から19時45分までという時間帯でのワクチン接種の実施も計画し、現役世代にも接種会場に来ていただきやすいようにと準備しているところでございます。 続きまして、4点目、ワクチンを受けないほうがよいかというお問合せに対してでございますが、その方のご不安な点をお聞きし、厚生労働省など公的な情報を基に、現状で分かっていること、分からないことをお伝えし、最終的にはご自身で決定していただくようお答えしております。 続きまして、5点目、市長自らによるコロナ対策の訴えや広報の現状及び今後の予定でございますが、
新型コロナウイルス感染者数の急増に伴い、緊急事態宣言の発出や
まん延防止等重点措置が行われ、千葉県から協力要請があった際などの機会を捉え、
市ホームページのほか、
ヤフー防災速報、ツイッター、よめーる、
フェイスブック、ラインの各種SNSを活用し、随時市長からの
緊急メッセージを発出しております。また、広報の現状でございますが、
市ホームページにおいてトップページに、
新型コロナウイルスワクチン情報、一部公共施設の閉館に関するご案内及び
新型コロナウイルス感染症関連情報へのリンクを設けるなど、必要な情報を得やすい構成となるよう努めております。 さらに、
新型コロナウイルス感染症関連情報においては、先ほど申し上げました
市長メッセージのほか、市内の感染状況として、千葉県などから提供を受けた情報に基づき、感染者情報を毎日公表しております。市独自の支援や事業者への支援、お知らせ、生活に関する支援の内容などのほか、千葉県からの協力要請の内容、在留外国人のお祭りなどにおける感染症対策の周知、体調に不安があるときなどの各種相談窓口、1都3県
共同メッセージなどにつきましても、相談窓口、予防の項目でまとめて掲載しております。今後も
市ホームページ、各種SNSを通じ、
感染防止対策を呼びかけるとともに、情報発信に努めてまいります。 続きまして、6点目、国、県との協力体制でございますが、大きく2点ございます。1点目としまして、印旛保健所への応援職員の派遣でございます。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う保健所の業務負担が急増していることから、令和2年12月24日付で千葉県から応援職員の派遣依頼を受け、本市からは令和3年1月20日付で職員1名を印旛保健所に派遣しており、現在も保健所業務に従事しているところでございます。また、去る8月13日付で千葉県から改めて派遣依頼がございまして、9月1日付人事異動で印旛保健所に応援職員1名を追加派遣したところでございます。 2点目として、
感染防止対策に係る協力依頼等への対応でございますが、緊急事態措置及び
まん延防止等重点措置がなされた場合の千葉県からの協力要請の内容、1都3県
共同メッセージのほか
感染防止対策などを
市ホームページなどに掲載するほか、防災行政無線でも呼びかけるなど、千葉県対策本部の協力依頼に対応した周知啓発活動を実施しております。また、今般の
新型コロナウイルス感染症の急拡大に伴い、自宅療養者などが増加している中、8月31日付で、市町村との連携について、自宅療養者等の安否確認を含めた健康観察等に係る協力が可能かどうかについて、千葉県からの照会がやっとございました。県からの具体的な依頼内容及び条件等は示されておりませんが、対応可能な協力を積極的に進めてまいりたいと考えております。 続きまして、第16項目、
後期基本計画の進行管理の1点目、今年度の状況の特筆すべき事項及び2点目、計画進行中に市長としての任期満了を迎えるが、どのような総括をしているかでございますが、本市におけるまちづくりの指針である四街道市
総合計画後期基本計画につきましては、令和元年度から令和5年度までの5か年を対象とする計画となっております。令和2年度の進捗状況につきましては、目標に掲げた44の施策指標のうち17の施策指標が進捗しておりますが、
新型コロナウイルス感染症の影響により施策指標に前進が見られない、こういったものもございます。また、進行管理対象の210事業につきましては、千代田中学校大規模改造工事及び
文化センター会館棟耐震改修工事が終了したほか、保育所を5か所整備したことにより待機児童がゼロになるなど、188事業が実施されております。現在、
総合計画後期基本計画の2年が終了したところでございますが、計画に位置づけられた事業はおおむね順調に進捗しているものと考えております。 私からは以上でございます。他のご質問につきましては、教育長ほか担当部長等よりご答弁をいたさせます。どうぞよろしくお願いします。
○
成田芳律議長 教育長、府川雅司さん。 〔教育長 府川雅司登壇〕
◎教育長(府川雅司) 私からは、第13項目、子育て環境の充実のうち2点目、
ヤングケアラーの把握状況についてお答えいたします。 市内小中学校では、
ヤングケアラーに特化した実態調査は実施しておりませんが、児童生徒に対し、定期的な教育相談やアンケート、教育相談箱の設置、相談先の周知を実施し、悩みを早期に発見するために様々な取組を行っております。市教育委員会は、校長会議、教頭会議で各学校において
ヤングケアラーの概念について教職員へ周知し、
ヤングケアラーの視点も持って教育相談に当たるよう指導、助言をしております。引き続き
スクールカウンセラー及びスクールソーシャルワーカーを活用し、児童生徒が悩みを相談しやすい環境を整えるとともに、関係機関と連携を図ってまいります。 私からは以上でございます。
○
成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 〔
経営企画部長 石渡省己登壇〕
◎
経営企画部長(石渡省己) 私からは、第2項目及び第4項目から第7項目のうち、
経営企画部所管分について順次お答えします。 初めに、第2項目、持続可能な財政運営の1点目、持続可能な財政運営のために、どのような運営方針で取り組んでいるかについてですが、現在の本市の財政状況として、歳入面で人口増加に伴う地方交付税及び
臨時財政対策債等の一般財源の増加が見込まれる一方で、
社会保障関係経費の増加や大型事業の実施に伴う公債費の増加など、将来的な歳出の増加も想定されているところです。将来にわたって持続可能な財政運営としていくためには、
行財政改革推進計画に基づく取組を着実に実施していくとともに、公債費の増加につながる普通建設事業の予算化に当たっては、必要性や事業規模について十分に検討した上で、過大な予算額とならないよう査定を行うことや、国、県の補助制度及び交付税措置のある起債を最大限活用することで、市の財政負担の軽減に努めていくことが重要であると考えております。 続いて、2点目、行革計画及び行革効果に対する
新型コロナウイルス関連の財政措置の影響についてですが、
行革項目ナンバー4、他会計への繰出金等の見直しにおいて、
国民健康保険特別会計に対する
法定外繰り出しのない状態を維持することとしております。昨年度は、
新型コロナウイルス感染症の影響を受けて収入が減少した世帯について、市が
国民健康保険税の減免を行いましたが、国、県から
災害等臨時特例補助金及び
特別調整交付金が交付されたため、同特別会計に対する
法定外繰り出しは、発生しませんでした。また、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した事業のうち、
新型コロナウイルス対策家計応援事業において、指定ごみ袋の無償配布を行った影響で、
行革項目ナンバー8、一般廃棄物の減量化と資源化において、見込んでいた効果額が目標値を下回りました。 次に、第4項目、市庁舎建設についてお答えします。初めに、1点目、3月議会において示されたスケジュールに変更があるかについてですが、現在庁舎整備事業は実施設計業務に取り組んでおり、年度内の完了を見込んでおります。また、実施設計業務の完了と合わせ、庁舎建設に要する費用を、令和4年3月議会に補正予算案として提出する予定であり、予算成立後、速やかに令和4年度中の工事着手に向けた諸手続を順次進めてまいります。その後、第1期工事となる新築棟の建設完了後、令和6年度初旬に、既存の本庁舎機能を新築棟へ移転し、引き続き第2期工事となる本館の解体工事及び新館の減築、大規模改修工事などを実施し、令和7年度中に第2庁舎と
青少年育成センターの機能を新館へ移転する予定であり、3月の時点で説明したスケジュールと変更はございません。 続いて、2点目、市民に向けてどのように周知を図る予定かについてですが、
市庁舎整備事業の内容については、市民の皆様に積極的に情報を発信するため、庁舎整備に関する様々な情報を「みんなの新庁舎」と題し、市政だよりや
市ホームページに定期的に掲載しております。市政だより5月1日号へ市庁舎整備の再開について、6月1日号へ
設計コンセプトについてなど、9月までに5回、庁舎整備に関する情報を掲載しており、今後も11月、1月、3月号などへ定期的に掲載していく予定です。 次に、第5項目、
デジタル庁創設に伴う市の対応についてお答えします。初めに、1点目、現行の
情報化推進計画との整合をどのように図る予定かについてですが、令和3年3月に策定した第10次四街道
市情報化推進計画では、国のデジタル化に対する方針や内容を踏まえており、整合は図られております。 続いて、2点目、市の将来像をどう捉えているかについてですが、将来デジタル化が進むことにより、行政手続のオンライン化の拡大や情報システムの標準化など、市民の利便性が向上し、併せて庁内の業務の効率化も図られていくものと考えております。今後も、国の
自治体DX推進計画との整合を図りながら
市情報化推進計画を着実に推進し、市民、職員双方がデジタル化の恩恵を享受できるよう取り組んでまいります。 次に、第6項目、
ふるさと納税のうち、
経営企画部所管分についてお答えします。初めに、1点目のうち、
返礼品発掘専門の職員及び
企業版ふるさと納税として、人材派遣型の寄附についてですが、
返礼品発掘専門の職員につきましては、現在市内において
返礼品等取扱協力事業者を募集するとともに、職員が事業者に対して情報提供を行っております。これに加えて、10月からふるさと寄附の返礼品に係る委託事業者を変更し、委託事業者が市内事業者などに訪問して、新たな返礼品の発掘を行うなど強化を図る予定です。人材派遣型の
企業版ふるさと納税につきまして、専門的知識、ノウハウを有する企業の人材が寄附活用事業に従事することで、市の地方創生の取組を一層充実、強化することができ、企業にとっても当該経費の最大約9割に相当する税の軽減を受けることができるなど、地方自治体、企業双方にメリットのある制度となっております。本市におきましても、人材派遣型の
ふるさと納税を活用したいとの相談があった場合には、必要に応じて協議してまいりたいと考えております。 続いて、3点目、
ふるさと納税のプロジェクト型として、SDGsに資する事業または返礼品の用意について、どのように捉えているかについてですが、
プロジェクト型ふるさと寄附の事業につきましては、
総合計画後期基本計画に位置づけた
四街道未来創造プロジェクトⅡなどの地方創生に資する事業を選定し、持続可能なまちづくりを進めていることから、SDGsの達成に寄与する事業でもあると考えております。なお、返礼品につきましては、市内で栽培、製造、加工が行われているもの、または市内でサービスの提供が行われているものを対象としており、その他要件等を設けず、SDGsに資するものを含め、広く募集しているところです。 次に、第7項目、広報の充実についてお答えします。初めに、1点目、市の
シティセールスの課題、問題点についてですが、令和元年度に実施した認知度調査において、四街道市の認知率は千葉県内で85.1%、東京都内で49.2%となり、東京都内における市の認知度向上が課題であると考えております。また、地域資源はあるものの、他自治体との差別化という点においては、特徴的な資源が少ないことも課題としており、今後特色ある地域資源の創出に努めてまいりたいと考えております。 続いて、2点目、ホームページでの情報の更新についてですが、本市ではホームページのコンテンツを作成、更新することが可能なコンテンツマネジメントシステムを導入しており、各所属において、コンテンツの更新作業を行うことが可能となっております。このため、運用における基本的なルールは定めておりますが、情報の更新方法や頻度、創意工夫などの詳細な点については、各所属で適切に判断され、情報提供がなされるものと考えております。 私からは以上です。
○
成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 〔環境経済部長 麻生裕文登壇〕
◎環境経済部長(麻生裕文) 私からは、第3項目、第6項目、第8項目及び第9項目のご質問について順次お答えいたします。 初めに、第3項目、
次期ごみ処理施設の1点目、訴訟及び汚染土壌調査の進捗状況でございますが、裁判につきましては、これまで口頭弁論が4回、弁論準備手続が6回、千葉地方裁判所において行われたところでございます。令和3年6月議会以降の進捗状況でございますが、令和3年6月24日の弁論準備手続では、原告である市の準備書面について陳述し、被告の下野商事、大谷総合都市計画事務所及び建設機構より、準備書面の陳述がございました。次回は、明日9月9日に弁論準備手続が行われる予定でございます。 また、土壌調査につきましては、
次期ごみ処理施設等用地の砕石混じり層において、鉛及びその化合物が土壌含有量基準に不適合であることが確認され、年度当初より予定していた埋め土層などにある地下水調査を一旦保留し、砕石混じり層の取扱いを含めた土壌汚染対策法に基づく今後の手続や、埋め土層などにある地下水調査の実施方法などを県の関係部署に相談し、調査計画の再構築を行うこととなりました。調査計画の再構築に当たりましては、県の関係部署に相談を行いながら、砕石混じり層の取扱いの判断や調査が法令に適合するとともに、手法が効率的で適切な調査計画を立案することが必要であると判断して、技術的能力を有する土壌汚染対策法に基づく指定調査機関と委託契約を締結したところでございます。今後は、再構築した調査計画を基に、土壌汚染対策法に基づく調査をさらに進め、同法第14条の区域指定の申請を目指してまいります。なお、地下水モニタリング調査につきましては、年4回のうち2回目の水質分析が終了し、フッ素及びその化合物、鉛及びその化合物、水素イオン濃度のそれぞれの数値は、全ての地点で基準値に適合している状況でございます。 次に、2点目の地元への説明状況でございますが、
次期ごみ処理施設等用地の砕石混じり層において鉛及びその化合物が、土壌含有量基準に不適合であったことが確認され、今後は県の関係部署と相談し、土壌汚染対策法に基づく調査計画の再構築が必要となったところであり、吉岡区につきましては新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、
次期ごみ処理施設等に関する連絡協議会でのご報告ではなく、5月下旬に連絡協議会委員の皆様や近隣にお住まいの方々に対し、個別に連絡を行った上で、状況等について対面でのご説明や文書でのご報告をいたしました。また、みそら自治会、山梨三区、成台中区につきましても、現状等について5月下旬に文書によるご報告をいたしました。みそら自治会につきましては、5月下旬に自治会役員に対し直接説明を行い、7月22日には自治会主催による住民説明会の場で、市長出席の下ご説明をしたところでございます。 続きまして、第6項目、
ふるさと納税の1点目のうち、環境経済部所管の3点目、ふるさと産品を生み出す施策でございますが、地域資源を活用した特産品を創出することは、地場産業の発展や地域の活性化につながることから、重要であると考えております。また、消費者等のニーズにつきましては、今後産業まつりの来場者を対象に、出店者が販売する物品の購入に関する調査や、
ふるさと納税の寄附者に対し、返礼品に関するアンケート調査を市商工会が実施する予定であり、その結果を事業者にフィードバックすることにより、新商品の開発や改良につながるよう、情報共有しながら連携を図ってまいります。 次に、同じく環境経済部所管の4点目、市外の方が多く来る場所に、ふるさと産品を自販機で販売することについて、どのように捉えているかでございますが、いわゆる観光地や道の駅などに24時間対応可能といった理由で、特産品の自動販売機が設置されている事例があることは承知しております。本市においても、市内の農家が、卵や野菜などの農産物を自動販売機で販売している事例があり、令和2年度には市内の認定農業者が野菜用自動販売機の導入に当たり、市が購入費用の一部を補助する認定農業者推進事業補助金の交付実績がございます。なお、特産品の自動販売機につきましては、本市に当てはめた場合、設置場所等を含め、どのような可能性があるかについて、今後も引き続き調査研究をしてまいります。 次に、2点目のゼロカーボン宣言に資する
プロジェクト型事業、または脱炭素に資する返礼品の用意について、どう捉えているかでございますが、現在
ふるさと納税の仕組みを利用した先進事例として、ゼロカーボンに資する事業に対して寄附金を募り、出資面から二酸化炭素の削減に貢献した証明書の発行を返礼する取組がございます。また、令和3年6月には、総務省が
ふるさと納税の返礼品として、区域内において地域資源を活用して発電された電気についても、条件を満たせば地場産品基準に適合するものとして扱うことができるという判断を示すなど、環境面に配慮した幅広い見解が示されております。本市においては、現時点でゼロカーボン宣言に資する
プロジェクト型事業などの返礼品の用意はありませんが、先進事例を参考に調査研究をしてまいります。 続きまして、第8項目の産業振興の1点目、今回の緊急事態宣言を受けて、事業者に対する補助、支援に変更があるかでございますが、7月1日から開始しております、
新型コロナウイルス対策減収事業者応援事業においては、8月2日発令の緊急事態宣言により、飲食店等に休業等の要請がなされ、今後も厳しい経営状態が続くと推察されることから、当初支援の対象としていなかった千葉県感染拡大防止対策協力金を受給している飲食店等についても、千葉県からの要請に応じて休業等をしている場合には、応援金が受給できるよう支援対象枠を拡大したところでございます。 次に、2点目の新型コロナウイルスに伴う市内事業者との相談体制や連携をどのように図っているかでございますが、四街道市商工会と連携を図り、
新型コロナウイルス感染症の影響による事業者支援についての周知や、市内事業者からの相談や要望等を伺っております。 次に、3点目のSDGsに取り組む事業者の登録、認証制度や支援融資優遇、(仮称)よつかいどう
SDGsパートナーといった取組の検討についてでございますが、持続可能な開発目標、SDGsの理念を尊重した経営活動を行っている事業者を支援することは、市内事業者の持続可能な成長を後押しするとともに、地域経済の持続可能な発展や社会の課題の解決を図る上でも有益であるという認識を持っておりますことから、市が行う認証制度や支援融資優遇等の支援施策については、今後先進事例等に関する調査や研究を行ってまいります。 続きまして、第9項目、農業振興の1点目、農地バンクにつき現状どのように評価し、今後どのように働きかけるかでございますが、まず農地バンクの現状の評価につきましては、市の農地バンクに登録されている8月末現在の情報として貸出し希望者が7名、農地が15筆で約1万4,000平方メートルとなっており、これまでに登録された農地を借りた方は1名で、吉岡地区の4筆、約4,000平方メートルになっております。借受け実績が少ない理由といたしましては、規模拡大を目指す農家にとって、希望する面積や地区等の条件が合致しないことなどが考えられますが、本制度は耕作放棄地の解消や担い手農家への農地集約を進める上で、農地の貸手と借手の橋渡しをする重要な制度と認識していることから、農地の貸し借りの成立に向けて、今後も市政だよりや
市ホームページなどを通じて、一層の周知を図り、農地バンク制度を推進してまいりたいと考えております。 次に、2点目の人・農地プランの現状と今後の方向性でございますが、人・農地プランについて、国では農業者が話合に基づき
地域農業における中心経営体、地域における農業の将来の在り方などを明確化し、市町村が公表することとしており、本市では平成25年2月に和良比地区を対象としたプランを作成したのが最初で、平成29年3月に市内全域を対象としたプランを作成しております。なお、国においては、令和元年度より、各市町村が作成しているこれまでの人・農地プランをより実効性のあるものに見直し、これを核に農地の利用集積、集約化を加速していくため、人・農地プランの実質化の取組を進めているところであり、本市においては人・農地プランの実質化に向けて現在山梨地区が取り組んでおり、これまで地元農家と市、県の関係団体との話し合いを複数回行うとともに、昨年度は地権者の皆様に農業経営の現状や今後5年から10年後の見通しなどを伺うアンケート調査を実施し、新たなプランの作成を進めているところでございます。今後は、山梨地区以外の他の地区についても、人・農地プランの実質化の作成につながるよう、関係機関と連携しながら、積極的に活動してまいりたいと考えております。 私からは以上でございます。
○
成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 〔福祉サービス部長 齋藤千裕登壇〕
◎福祉サービス部長(齋藤千裕) 私からは、第10項目の
地域包括支援センター運営から第12項目の認知症対策までをお答えします。 最初に、第10項目の①と②につきましては関連がございますので、一括してお答え申し上げます。四街道市地域包括支援センターにつきましては、現在北地区、南地区にそれぞれ1か所ずつ設置し、高齢者の各種相談に対応しておりますが、高齢者数の増加に伴い相談件数は増加しています。また、要支援者等の増加により、予防プラン作成数も増加しております。このことから、四街道市高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画第8期計画において、専門職の増員や新たな地域包括支援センターの設置について位置づけており、今後計画に基づき対応を進めてまいりたいと考えております。 次に、第11項目の①につきましては、現在高齢者や障害者の窓口対応において、マスクやアクリル板の設置により、聞き取りづらいといったご意見はいただいておりません。両窓口は、特に個人情報に関する内容の相談等が多いことからマイクの使用は難しく、またタブレットによる字幕表示につきましては、筆談を行うなど窓口対応を工夫しております。今後の窓口対応につきましても、コロナ感染予防対策を万全に取った上で、お客様に寄り添った窓口対応に努めてまいります。 次に、第12項目の①につきましては、認知症カフェの開催や認知症高齢者等見守りシール支給事業がございます。認知症カフェにつきましては、市内4か所で開催しておりましたが、緊急事態宣言期間中である現在は、開催を見合わせております。これによりケアラーの精神的な負担増が懸念されることから、認知症カフェを開催している地域包括支援センターや介護事業所の担当者が、電話やメールで個別相談に応じておりますが、ケアラー同士の交流が図れないため、緊急事態宣言解除後は、感染拡大防止に努めながら、再開を進めてまいりたいと思います。認知症高齢者等見守りシール支給事業につきましては、事業に登録した高齢者の衣服などにQRコードのついたシールを貼り付け、スマホでそのコードを読み取ることにより、介護者へ連絡が行くもので、9月1日から受付を開始いたしました。 次に、第12項目の②につきましては、9月15日まで定員150人の申込みとし、8月25日現在80人が申し込み、51人が受検しています。申込み後、未受検の方には個別に電話連絡をさせていただき、受検を促すなど、きめ細かい対応を実施しております。評価につきましては、受検状況や受検結果を踏まえて実施してまいりますが、既に受検された方で、テスト実施後の聞き取りアンケートの中で相談の必要があると判断した方には、地域包括支援センターなどのご案内をしており、相談につながった方がいると伺っております。 次に、第12項目の③につきましては、今年度実施中のあたまの健康チェックと重なる部分があると思いますので、まずはあたまの健康チェックの次年度継続実施に向けた準備を進めてまいります。 私からは以上です。
○
成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 〔健康こども部長 山﨑裕之登壇〕
◎健康こども部長(山﨑裕之) 私からは、第13項目、子育て環境の充実の1点目、妊産婦や育児中の保護者の行政に対する要望をどのように把握しているかについてお答えいたします。 健康増進課では、乳児家庭全戸訪問事業の産婦のアンケートや乳児相談の問診票に、実施してほしかったサービス等について記入していただく項目を設け、要望の把握に努めております。 私からは以上でございます。
○
成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。 〔教育部長 伊藤克紀登壇〕
◎教育部長(伊藤克紀) 私からは、第14項目、通学路の安全対策についてのご質問に順次お答えいたします。 初めに、1点目、通学路の安全点検の実施状況を伺うですが、実施状況につきましては、各学校が点検を行い、危険箇所として小学校87か所、中学校17か所の報告を受けています。例年この中から抽出した箇所を関係各課、警察、学校関係者と合同点検を行っておりますが、今年度は八街の事故を受け、全小学校の優先順位の最も高い箇所で合同点検を行いました。さらに、県教育委員会から小学校の通学路の緊急一斉点検の通知を受け、例年学務課と学校関係者とで行うそのほかの危険箇所の点検も、可能な限り関係各課、警察、学校関係者が参加し、全箇所の点検を行いました。 続きまして、2点目、通学路安全推進会議の活動状況を伺うですが、活動状況につきましてはさきの危険箇所点検の状況を学務課が集約し、関係各課及び警察に対応策の検討を依頼し、それぞれから提出された回答を取りまとめ、関係者が集まり、全ての危険箇所について状況を確認し、対応策を検討しました。速やかに対応できるものは順次担当課が進めており、そのほか予算確保や事業調整等が必要なものは検討を進めております。具体的には、既存の横断歩道等の復旧、注意喚起の看板及び路面標示の設置等、個々の危険箇所に応じた対策を講じております。学校関係者の対応が必要な箇所については、学務課から検討を依頼してまいります。 続きまして、3点目、今般八街市の事件を受け、当市における対策を伺うについてですが、対策については事故の有無にかかわらず、毎年関係各課、警察、学校関係者と点検及び対策を進めているところですが、これまでご説明申し上げたように、例年よりも合同点検を手厚く行い、関係者が現場の状況を把握し、課題を共有し、対策に取り組んでおります。今後も安全対策の推進に取り組んでまいります。 私からは以上でございます。
○
成田芳律議長 危機管理監、澤畠博さん。 〔危機管理監 澤畠 博登壇〕
◎危機管理監(澤畠博) 私からは、15項目、大規模災害に備えての危機管理について順次お答えいたします。 初めに、1点目の災害対策基本法改正や、
新型コロナウイルス対策に対応した四街道市
国土強靱化地域計画、四街道市地域防災計画の見直しについてお答えします。まず、
国土強靱化地域計画でございますが、本計画は今般の災害対策基本法の改正と関連する部分がないこと、また新型コロナウイルスに関しては、疫病、感染症等の大規模発生として、既にリスクシナリオの一つに掲げて対応方策を示していることから、現在のところ見直しは考えておりません。 次に、地域防災計画でございますが、本計画につきましてはご質問の災害対策基本法の改正及び新型コロナウイルスへの対応のみならず、経年による地震被害の変化、風水害の激甚化、頻発化への対応や風水害での教訓等を踏まえるとともに、公助、共助、自助の連携強化などさらなる防災力の強化のために、見直しが必要であると考えております。なお、見直しの時期でございますが、可能な限り早い時期に着手したいと考えております。 次に、2点目の、自助、共助、「ご近助」の重要性、必要性について、市民の浸透具合についてお答えします。浸透具合について、具体的にははかりかねるところでございますが、これまでも様々な機会を捉えて、自助、共助、「ご近助」の重要性等についてはお伝えしてきておりますので、相応の浸透は図られているものと考えております。なお、今後もさらに浸透するよう努めてまいります。 次に、3点目のよめーるの普及について、訓練時や講習会においての組み込みなどの仕組みづくりについてお答えします。よめーるの普及については、これまでも市政だより、防災ハザードマップでの掲載のほか、市や地域の防災訓練、出前講座等の機会に啓発を行ってきているところですが、7月下旬の時点での登録者数は約7,000人となります。よめーるは、
フェーズフリーあるいはふだんの暮らしの中に組み込む防災、いわゆる生活防災の1つであり、訓練や出前講座あるいは危機管理室を訪れる住民の呼びかけ等の草の根活動として、今後も啓発を継続していく考えです。 私からは以上です。
○
成田芳律議長 再質問はありませんか。 清宮一義さん。
◆清宮一義議員 かなり詳しい、丁寧なお答えいただきまして、大変どうもありがとうございました。何点か私のほうでちょっと疑問と思った点とか、そういった点についてお聞きしていきたいと、こんなふうに思っております。 第1項目の
新型コロナウイルス対策について、若年といいますか幼児への感染が心配されていますが、当市ではどのような対策をお持ちなのか、ちょっと伺います。
○
成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。
◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。 12歳未満のお子様へのワクチン接種は、現在認められておりませんことから、有効な感染予防対策といたしましては、従来どおりマスクの着用、小まめな手洗い、うがい、3密を避けるなどとなります。なお、市内の保育施設の
感染防止対策といたしまして、9月1日から緊急事態宣言が発令されている期間においては、ご家庭での保育が可能な方に対しましては、ご利用の自粛をお願いする要請を行ったところでございます。また、乳児に関しましては、感染対策に必要な日常生活用品などの購入費用の負担軽減を図るために、令和3年1月1日から12月31日までに生まれた乳児1人に対しまして、5万円の給付を行っているところでございます。 以上でございます。
○
成田芳律議長 清宮一義さん。
◆清宮一義議員 なるほど、5万円という大きなお金が、費やされているところでございますけれども、私ども四街道市は子育て日本一をうたっている当市ですので、市民が安心できるように対応をお願いしたいと、こんなふうに思っております。 それと、今日報道にあったのですけれども、本日の報道で何かファイザー社のワクチンが、半年ぐらいで80%ぐらい、免疫力が落ちるのではないのかと、落ちるというようなデータが大きくあるのだと、だから3回目をしたほうがいいだろうと、こういうようなことがあったけれども、そのようなことについて情報等については、市のほうには入っていますでしょうか。また、そういうような、前々から幾らかそういったことも言われておりますので、どのような方向性で行くのかというのがありましたら、教えていただきたい。
○
成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。
◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。 3回目接種という形で、ブースター接種とよく言われているものだと思うのですが、確かに国のほうでは、今後やはりそういうものが必要であろうということで、どのような方法でやるか等、検討しているという情報はありますけれども、まだ国のほうから具体的な情報といいますか、そういうものが入ってきておりませんので、当然私どもも国の動向等に注視しながら、今後必要な措置を取っていきたいと考えております。 以上でございます。
○
成田芳律議長 清宮一義さん。
◆清宮一義議員 情報等ありましたら、なるべく早く市民の皆様にお知らせをお願いいたしたいと、このように思っているところでございます。 では、2項目めの持続可能な財政運営ということで、当市ではこの後の項目でも出てまいりますけれども、
次期ごみ処理施設や庁舎建設ということで、大型事業が控えております。当市財政で、これらに対応できる財政なのか、お伺いいたします。
○
成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。
◎
経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。
次期ごみ処理施設整備事業や庁舎整備事業等の大型事業の実施により、将来の公債費が増加することとなりますけれども、近年の起債抑制の効果等により普通建設事業債が減少していること、また公債費見合いの基準財政需要額の増加や当面の人口の増加傾向が続くことに伴う地方交付税及び臨時財政対策債の増加が見込まれること、またさらに基金の取崩しや市有地の売却等による財源の確保も見込まれますことから、大型事業への対応が可能であると考えております。 以上です。
○
成田芳律議長 清宮一義さん。
◆清宮一義議員 今後も、そのごみの関係で残土問題等また大きく出費する、出費のおそれもなきにしもあらずでございますので、慎重に進めていっていただければと、このように思っているようなところでございます。 では、3項目めの
次期ごみ処理施設についてお伺いいたします。
次期ごみ処理施設のスケジュールはどのようになりますか。また、次期ごみ処理場の稼働時期に遅延等は、変更があるのかどうか、お伺いいたします。
○
成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。
◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。
次期ごみ処理施設建設のスケジュールでございますけれども、現状くぼ地解消工事の埋め土層などに地下水が確認されたこと、また砕石混じり層において、鉛及びその化合物が土壌含有量基準に不適合であるということが判明いたしましたことから、壇上でもお答え申し上げましたけれども、県の関係部署と相談を図りながら、調査計画の再構築をして調査を進めてまいるという予定でございます。その後に調査をして、その後土壌汚染対策法14条に基づく区域指定の申請を行いますことから、現段階では施設建設に向けての土壌汚染対策工事を含めた用地造成工事のスケジュールは、現段階では見通せない状況となりました。したがいまして、施設の稼働時期につきましても、令和6年10月の稼働を目指しておったところではございますけれども、どれぐらい遅延等変更が生じるかということにつきましては、今どういう調査をしたらいいかという計画を練っているところでございますので、そこの部分についてありますので、見通せない状況となっているところでございます。 以上でございます。
○
成田芳律議長 清宮一義さん。
◆清宮一義議員 ちょっと雑音もあり、うまく聞き取れなかったのだけれども、スケジュールがうまく進行していけないというお話だと、こういうふうに理解しているのですけれども、このスケジュールの状況について、みそら及び山梨、吉岡、近隣については説明、先ほど確かに文書での説明や、役員に対して説明は5月下旬にしたと、こういうようなことがあったのですけれども、一般の方々には回覧は出すのだろうけれども、どのような、先ほど聞いた中では、そんな回覧みたいな形に聞こえたのだけれども、どのような形で実際やったのかをもう一度お願いしたいと思います。
○
成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。
◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。 まず、吉岡区に対しましては、本来であればいわゆる月に1回やっている連絡協議会という、区長さんを含めた役員さんに集まっていただく連絡協議会があるのですけれども、そちらでご説明をして区民の方にお知らせいただくべきところではございますけれども、コロナウイルス対策の関係で連絡協議会は開かずに、委員さんに対しましてご連絡をさせていただきまして、来ていいよという、対面でご説明くださいという方に対しては出向いてご説明をし、郵送もしくはポストに入れておいていいよという方については、電話で概略を説明して、資料については郵送もしくはポストに投函させていただいたところでございます。それで、番組といいまして隣組の方にいろいろ周知をしていただくというような形をとっております。 また、みそら自治会に対しましては、役員さんにあらかじめ状況のほうをご説明させていただきまして、その後自治会のほうで回覧いただいて、自治会員の方にお集まりいただいて説明会を開催して、現在の状況をご説明をさせていただいたというところでございます。また、山梨三区と成台中区につきましては、今年の2月24日付と同じく今年の5月31日付で、宙水が出てスケジュールを維持することができなかったという件、またさらに5月で鉛が出てしまったという件を区長さん宛てにお知らせをして、この部分について区の方にご周知いただくようにお願いしたところでございます。 以上でございます。
○
成田芳律議長 清宮一義さん。
◆清宮一義議員 2月24日と5月31日、スケジュールが維持できない旨の連絡をしたということで、みそらには自治会の方に集まっていただいてご説明したということでございますけれども、その時点で何かご質問というのかな、理解のできない方というのかな、今後はどう進むのだとか、そういったご意見はありましたでしょうか。
○
成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。
◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。 みそら自治会の方からは、どうしてこのように遅延になってしまったのかということと、用地での埋立て等を適正に行っていたのか、適正に管理していたのかとか、そのようなご批判、ご質問をいただいたところでございまして、また今後どうやっていくのかというところもご質問を頂戴いたしました。市といたしましては、現状をご説明いたしたところでございますけれども、何分当然当初から遅延している事業でございますので、ご理解をいただいたというふうには、市のほうからは申し上げられない状況でございます。また、吉岡につきましては、いろいろ定期的にお話合いを行っておりますので、適正に行ってほしいというご意見を頂戴したところでございます。 以上でございます。
○
成田芳律議長 清宮一義さん。
◆清宮一義議員 現状のいろいろ進んでいる問題点について、ご説明をしたということで、私も今聞いていて、少しあるのですけれども、どうしても最終的にどうなるのかというスケジュールは、大変問題になるのではないかと思うのです。要するに、それで焼却場は建つことは建つのだろうけれども、いつ頃になるのかというようなことで、やっぱり今後市民というか住民の方々に安心していただくためには、ある程度確かに県の指導とか、そういったものもたくさんありますけれども、具体的なスケジュールをもって説明に当たらないと、やはり信頼性がなくなってしまうのではないかと、こんなふうに思っておりますので、その辺はよくよく中の中で、庁舎の中で皆さんでご協議をされて、その説明に当たっていただきたい、こんなふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 大きな項目の11番で、福祉サービスの向上についてということで今お聞きしていたのですけれども、聞き取りにくい人にマイクでやれば、個人情報が漏れるといった、いろんな問題があるというようなことで、もう一つはタブレットだと筆談でやっているからいいではないかと、こういうようなことで現状で行くというようなお話でございましたけれども、やっぱり個人情報も必要ですけれども、もしどうしても個人情報があったらマイクではなくてワイヤレスというのですか、そういったものや何か使って、個人と接触するとか、私どももそうですけれども、タブレットを使ってやると、いろいろ今までの情報を簡単に、ああ、そういう点ですか、こういうことで対応できていきますねというようなことで、いろんな情報を多く相手に与えることができるので、なるべく少し今後再検討しながら、なるべく市民というのか相談者に理解されやすい方向で進んでいっていただきたいと、こんなふうに要望して、お願いいたしたいと思います。 それから、14項目の通学路の安全対策ということで、今お聞きしたら教育委員会のほうで大分小学校では87か所、中学校で17か所という報告を受けて、それでもさらに合同点検を密に行っているということでございますけれども、そういうような対策で、この前のような大きな、八街市の事件というのですか事故が、当市のこの対策、皆さんのやっている対策を進めることで、大きな問題は回避されると、こうお考えなのか伺います。
○
成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。
◎教育部長(伊藤克紀) お答えいたします。 現状では、様々な宅地などの開発や道路整備などによりまして、車両の通行状況は絶えず変化しているところでございます。用地買収や規制の同意、地形などの問題など、容易には対策が進まない箇所もあるところではございますが、関係各課と協議を重ねまして、学校関係者と協力して可能な対策を進めてまいりたいというふうに考えております。また、ドライバーの安全運転の徹底が、子供の安全確保では一番有効、一番効果があることから、警察の対応を要望してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○
成田芳律議長 清宮一義さん。
◆清宮一義議員 それで、確かに最終的には八街の事故も何もドライバー、原因者はドライバーですので、ドライバーのマナーを守ってすることが一番大切なことだと、こういうふうには私も思っております。だけれども、一応周りをやはり危険とみなされるものは、よほど注意をして図っていかないと、子供というのは物すごく何をするか分からない。要するに予期せぬことをするので、なかなか通学路とかそういったものは、実際この前の事故も一方的な事故なのだと思いますけれども、子供たちというのはいろんな方向性、真っすぐ歩いていたかなと思ったら、左、右に歩いたり止まったりということで、またじゃれ合っていったりということがありますので、その辺も含めて今後安全対策をうまく進めていただきたいと、こんなふうに思っているところでございます。 ちょっとこれは先ほど危機管理監のほうから、第15項目めですけれども、災害時においては非常に自助・共助・「ご近助」ということで進めていただけるということで、必要性があるということを言っていました。夜間対策も、こういう中においては必要だと思いますけれども、先日防災に意のある企業が、四街道市防災に活用していただきたいというようなことでグッズの寄附があったと、ちょっと私も認識しているのですけれども、危機管理監のほうでは、これはどのようにご活用いただいてるのか、ちょっとお知らせしていただければ、ありがたいと思うので。
○
成田芳律議長 危機管理監、澤畠博さん。
◎危機管理監(澤畠博) 先日、企業からの寄附としてランタンをいただきました。これについては、各避難所で停電の際に使うということを前提に、各避難所に配分をするということで考えています。 以上です。
○
成田芳律議長 清宮一義さん。
◆清宮一義議員 いろんなことで、意のある企業が現れて四街道市のためになってくれるということで、だんだん、だんだん四街道市も充実してくると、こういうふうに私は思っております。丁寧な説明でいただきましたことに対して感謝をしながら、私の質問は以上といたします。 では、私の後、同会派から関連質問ございますので、よろしくお願いします。
○
成田芳律議長 暫時休憩します。 休憩 午後 2時28分 再開 午後 2時45分
○
成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 残り時間がありますので、同会派の関連質問を許します。 関連質問はありませんか。 13番、石山健作さん。
◆石山健作議員 それでは、関連質問させていただきたいと思います。 まず、新型コロナ対策ということでございます。毎日新聞紙上を見ますと、四街道は非常に多い。3日前あたりからずっと30名とか35名とか、各市町村から見ると非常に多いのですが、その原因は何でしょう、分かったら教えていただきたいと思いますが。
○
成田芳律議長 関連質問に対する当局の答弁を求めます。 健康こども部長、山﨑裕之さん。
◎健康こども部長(山﨑裕之) 感染者が多いということに対する要因ということでよろしいでしょうか。どういった要因がということで、はっきりとした要因、特定されている要因はないわけなのですが、特にクラスターが発生しているわけでもございませんし、一時期すごく多い60とかそういう公表あったかと思いますけれども、ここ二、三日は11人、12人というふうに、だんだん落ち着いてきておりますので、やはり今この時期はもうどこで感染するか分からない状況でございますので、県のほうの公表につきましても感染経路等が今公表されていない状況がございまして、どういった要因かという具体的なものは、大変申し訳ないのですけれども、把握していないところでございます。 以上でございます。
○
成田芳律議長 石山健作さん。
◆石山健作議員 そうすると、四街道市は印旛保健所ですね。保健所からそういう詳しい話は来ていないと、ただ四街道市は感染者何名ですと、そういう人数分だけが印旛保健所のほうから市のほうへ来るのか、それちょっとお願いします。
○
成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。
◎健康こども部長(山﨑裕之) 保健所からの、ただいま来ています状況、公表の内容につきましては年齢、年代ですね、10代、20代とか年代と性別、あと感染確定日、その3点だけが私どものほうに今情報として上がってきているところでございます。また、すみません、先ほどの感染の関係なのですけれども、やはり最近はデルタ株にほぼ置き換わったということも、感染が結構広がっている要因の一つかなというふうに思われます。 以上でございます。
○
成田芳律議長 石山健作さん。
◆石山健作議員 なるべく市民は詳しいことを知りたいのです。それで、ワクチン接種について、先ほど市長のほうから報告ございました。1回目は52.4、2回目は43.9という非常に高い、総体で90%だというような市長のほうから報告ございまして、我々高齢者からのずっとやっているのですが、実は今先ほど部長答弁の中で、ワクチンが遅れていると、そういう話もございましたが、その遅れている原因は、またその対応はどのようになっているのか、ちょっと教えてください。
○
成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。
◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。 確かに、高齢者の最初の接種の始まった時期につきましてはワクチン潤沢にございまして、私どもの国に対する要望に対して同じような数のワクチンが供給されておりまして、その際には当然ですけれども医療機関に最大限の予約枠を設定していただいて、私どものほうも医療機関の希望する量のワクチンを配送し、接種を進めてきたわけなのですけれども、大体7月の中旬の第9、第10クールぐらいからちょっとワクチン、国のほうでも供給量が抑えられておりまして、私どもが要求する、市が要求する量を下回るようになりました。 このため、医療機関の希望どおりにワクチンを配ってしまいますと、足りなくなってしまうということもございますので、私どもワクチンの供給量が減ってからは各医療機関の使用の上限量を定めさせていただいて、その上限の範囲内で医療機関に予約枠を設定していただく。そして、その設定していただいた枠が上限枠を超えていないか、私どものほうで再度確認をさせていただいて、市民の皆様に予約枠を開放するというような形を取ってまいりました。これらの手順を踏んでしまいますと、ちょっと手間と時間かかってしまいますので、市民の皆様はなかなか予約が取れないというような状況が出てしまっているところではございますが、予約枠のオーバーを防ぐためには、またワクチンが限られた数しか入ってこない中では、このような対応を取らざるを得なかったという状況でございます。 以上でございます。
○
成田芳律議長 石山健作さん。
◆石山健作議員 20代、30代、40代ですか、いや、職域でやったり、また大学生は大学でやったりといろいろあるのですが、今一番心配しているのは、先ほど来13歳以上16歳までですか、要するに中学1年生から、その接種なのですが、四街道市は接種券の発行、非常に早かった。この印旛郡市内では、もう私はトップクラスだと思うのです、発行は。私よく佐倉市とか成田市とか、いろいろの人たちと話すのですが、四街道は早いなと、早かったのです、確かに。子供に対しての接種券発行。そこで、実は8月24日1時から、予約開始というようなことで、入れてみたらもう全部埋まってたと。それで、その中で電話かけるたびに、もういっぱいですと。ある接種会場では、子供さんがかかりつけのうちでしたら接種しますと、いや、子供さんのかかりつけってあまりないのです、我々高齢者と違って。そこで、一番悩んでいるのが若いお母さんたちですか、そこで私のところにもよく苦情というのも来るのですが、何回電話かけても出ないと、要するにコールセンターへ何回電話かけてもいっぱいですと。 そこで、このコールセンターというのは何か料金かかるのですね、20秒ごとに10円かかると。それでかけました。ちょっとお待ちくださいというようなことで、すぐ1分、2分かかってしまうと。それを1日2回、3回、2回ぐらいかけるらしいのです、1時と4時頃に。そうすると、ちょっとお待ちくださいというと、もう1日何百円かかると、そういう若い人たちからの苦情が来ているのです。このコールセンターというのは、私てっきり市でやっていると思ったら、どこでやっているのですか、これ。このコールセンターは委託しているのですか。
○
成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。
◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。 コールセンターにつきましては、民間の企業のほうに委託して、コールセンターの運営を行っていただいております。 以上でございます。
○
成田芳律議長 石山健作さん。
◆石山健作議員 民間へ委託しているからお金取ると、これ行政で出す、例えばフリーダイヤルなんかできないのですか。行政の、これみんな言っています。お金取るのですと、それでつながればいいけれども、つながらないと、つながっても接種会場はないと、そういうようなことでこれ私はてっきり市でやっているコールセンターだと思ったのですが、今先ほど聞いたら、これ民間へ、NTTへ頼んでいるというような話で、20秒で10円です。これは毎日かけたら大変です。このフリーダイヤル何でやらなかったか、ちょっとお聞きしたいと思います。
○
成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。
◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。 まず、委託先はNTTではございません。NTTの回線を使っているというだけでして、委託先につきましては光ビジネスフォーム株式会社というところになります。コールセンターを設置する際、確かに今使っておりますナビダイヤル、料金がかかってしまいますナビダイヤルを使うのか、今議員仰せの通話無料のフリーダイヤルで行うのかというところも確かに検討の中ではございました。ただ、フリーダイヤルでしてしまいますと、1件の通話時間が、結構長くなってしまうというようなお話もございましたので、導入する際には四街道市としては、まずその1件でも多くコールセンターにつながって、予約成立がすることを目指しまして、限られた時間、コールセンターにも8時半から17時15分の間、平日のみという形になっておりますけれども、限られた時間とオペレーターの数も限られておりますので、その辺を有効に活用するためにということも考えまして、通話が有料となってしまいますけれども、こちらのナビダイヤルのほうを採用したというところでございます。 以上でございます。
○
成田芳律議長 石山健作さん。
◆石山健作議員 これ各市町村も、このフリーダイヤル、委託でやっているのか、四街道市だけなのか、ちょっとそこをお聞きします。
○
成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。
◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。 近隣市の状況で、私が今こちら把握しているものといたしまして、お隣の佐倉市さんも、同じようにこの料金かかるナビダイヤルを利用しております。成田市さんも0570発信ですから同じナビダイヤルかと思われます。富里市さん、あと八千代市さん等々も、同じようにやっています。他市が同じだからということではございませんけれども、私どもは先ほど申し上げたとおり、導入するに当たりまして、先ほど申し上げたような理由から、こちらを採用したというところでございます。 以上です。
○
成田芳律議長 石山健作さん。
◆石山健作議員 他市もやっているというようなことで答弁ありましたけれども、やはりこれ子供のことについてですから、私は無料でもいいのではないかと、金額そんな大きい金額ではないのだろうと思うのですが、ぜひこれからはもうどうなのでしょう、無理でしょうか、ちょっとそれお聞きします。
○
成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。
◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。 今は、もうこれで今年度は進んでる最中でございます。この途中からというところは、なかなか厳しいものがあるのではないかと考えております。確かに最初の高齢者のときには、なかなかやはりウェブでの予約等々が難しいという方で、すごい数の方がコールセンターのほうに問合せがあったかと思います。最近につきましては、やはりコールセンターにはお問合せ当然あるわけなのですけれども、数等も若年という形でスマホやパソコンからもう自分で、結構皆さんウェブ予約ができるような形になりましたので、コールセンターのほうに予約を代行してほしいとか、そういうことの数は今後減っていくものと思っております。 以上でございます。
○
成田芳律議長 石山健作さん。
◆石山健作議員 ぜひそういう、ちょうど子育て真っ最中の方たちの要望も、ひとつ聞いてあげたほうがいいのではないかと、何しろ今若いお母さんたち必死なのです。初め、いや、そんなワクチン打たないと言っていた人が、急に家庭内の感染が出てきた中で、それでではうちもやる、うちもやると、そういう親同士のメールですか、それが非常にもう四街道市内では蔓延しているというようなことで、先ほど言った、そういう苦情がどんどん出てきているということで、ぜひ子育て日本一だなんて言っているのだから、そのぐらいはどうかと、大変何百万もかかるような金額ではないと思うし、ぜひお願いしたいと思っております。 次に、県内で発生した先ほどもありましたウイルス感染した妊婦の事案について、マスコミの報道で知ってから、市の対応が非常に早かったと、私も早いなと思ったのですが、このことの対応について、もし経緯が分かったらお願いしたいと思いますが、どうでしょう。
○
成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。
◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。 8月19日でしたか、発生したのは前の日だったと思うのですが、県内の他市で発生した妊婦の事案の報道を受けまして、また妊娠中の方からもやはりコロナウイルス感染の不安の声も聞かれ始めていたときでもございましたので、妊婦への優先接種について検討したところでございます。それで、報道を受けた翌日20日の日に、市内の産婦人科さんのほうに、妊婦の接種についてご相談をさせていただいたところ、お引受けいただけるということになりましたので、今度は各市内の接種医療機関に緊急的にワクチンを何とか、まだ予約入っていない分を少しでもいいから融通していただけないかというようなことで呼びかけ、それで急遽妊娠中の方を対象とする優先接種を実施することを決定したところでございます。 ただ、そのときにはもう8月24日からは、先ほど出ておりました12歳から15歳とか、その後という形でもう順次予約を開始していくということも予定しておりましたので、急遽なのですが、取りあえず23日のみ妊娠中の方だけが、予約サイトに入れるような、急遽そういうような手配をいたしまして、23日に予約サイトで、妊娠中の方の予約を受け付けたというところでございます。それ以降は、随時電話で妊娠中の方の予約は健康増進課のほうで受け付けておりまして、また周知期間も短期間でありましたので、個別に妊娠中の方、健康増進課のほうで母子手帳等の交付等々で対象者はある程度把握しておりますので、全ての方に個別でお手紙も送付して、ご案内をしたというところでございます。あと、昨日からこちらの関係で、妊娠中の方が感染するのが多いのがパートナーからというところが特に多いものですから、昨日から同居するパートナーの方にも優先接種の対象として加えることといたしたところでございます。 以上でございます。
○
成田芳律議長 石山健作さん。
◆石山健作議員 妊婦の方は、大変心配して、このワクチン打って後遺症はないのかとか、いろいろ心配している中で、新聞報道、マスコミから異常は見当たらないというようなことで安心して、結構ワクチン打つ妊婦さんが多いというのを聞きましたので、ぜひ四街道も早急にお願いしたいと思っております。 それで、四街道市はファイザー製ワクチンを使用しておりますが、例えばモデルナとか、アストラゼネカ製のワクチン、これは使用していないというように思うのですが、四街道市はファイザー製だけなのですよね。これ何でモデルナとかアストラゼネカ使わないのか、ちょっと理由を教えていただきたいと思います。
○
成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。
◎健康こども部長(山﨑裕之) 確かに四街道、ファイザー社製のワクチンのみを現在使用しているところでございますけれども、まずモデルナ社製のワクチンにつきましては、6月に入りまして市町村でも集団接種に使用してもいいという国からの方針転換がございまして、当市におきましてもモデルナ社製のワクチンを導入するかどうかということで検討をしたところではございましたけれども、1つの会場でファイザー社製とモデルナ社製を併用することは、接種の間違いのおそれがあるため、もし導入するのであれば、やはりファイザー社製のワクチンの2回目の、その当時2回目予約入っている、それを受けた方の終了を待ってから、モデルナに切り替えることとなるのではないかと。ただ、そうするとその切替えの時期にはどうしても接種のスピードが落ちてしまうというような幾つかの課題がありましたので、検討の結果モデルナ社製につきましては、当市では導入しないということに至った次第でございます。 また、アストラゼネカ社製につきましても、たしか8月の初旬だったと思うのですが、予防接種法の臨時接種に位置づけられておりまして、接種の対象は40歳以上とされているということ、また他のワクチンとは異なる重篤な副反応として、まれに血栓症があること等が通知でありましたので、その時点でも四街道市、当市ではもう既に40歳代の方の予約を受け付けておりまして、それ以降は30歳代以下に移行する時期でもあったことですので、導入には至らなかったというところでございます。 以上でございます。
○
成田芳律議長 石山健作さん。
◆石山健作議員 これからファイザーで行くならファイザー、なるべく早急にお願いしたいということでございます。そして、あるちょっと新聞紙上を見たら、こういうコラムが載っていました。新型コロナウイルスのワクチン接種が遅れているのは、自治体職員の能力が低いからだということを地元で耳にしましたと。ワクチン接種を担当する同僚のことを思うととても切なくなりました。ワクチンの確保や供給など、自治体ではどうにもならない課題がある。住民に接する担当者は、そうした苦情を受け止めて、一日でも早く希望者が接種できるようにと、日々目の前の仕事に取り組んでいる。医療関係者への感謝を聞くことは多いが、ワクチン接種のために汗をかいている人への感謝はあまり聞かない。ワクチン接種を陰で支える自治体職員の姿を想像してもらえたらと思わずにいられないと、こういうコラムが載っておりました。私もこれ同様でございます。ぜひ頑張っていただきたいと思います。 次に、14番、通学路の安全対策、これ八街で大変大惨事が起きました。大変悲しいことでございます。実は、私もこれこういう交通事故体験しました。私の子供、小学校4年生のとき、朝行ってきますと、行ってらっしゃいと言ったら、五、六秒でドーンと音して、うちの女房が外へ出たら、うちの子供が車にはねられたと、約2メートル飛ばされたと、そういうことで実は私成田にいまして、朝電話かかってきて、子供が交通事故に遭った、すぐ帰ってきてくれと電話ありまして、私富里のインターからどのように、その病院まで行ったか分かりません。何しろ飛ばしたのでしょう。病院に着きましたら、頭、顔全部包帯、鼻と口と下の尿ですか、管が3本あるだけ。いや、どうなるかと思いました。そこで、もう私、家族全員、これはもう心配です。2日間昏睡状態だったのです、子供が。その間、学校の校長先生はじめ先生方、またクラスの子供たちに非常に心配かけました。 たまたまその事故を起こしたときに、四和小学校の養護の先生が車で通って、車止めてくれて、うちの女房が抱えて泣きながら名前言っていたとき、毛布持ってきなさい、私が抱いているから、冷やしてはだめですって、その四和小の養護の先生が抱いていてくれたと、救急車呼んでくれたと、非常に助かりました。それで、病院運ばれたということで、2日間昏睡状態で私祈りました。神様にお願いしました。どうか無事でいてくれと、それで約25日間入院しまして、飛ばされたときに小型自動車のバックミラーが右耳の後ろへぶつかった。それで、出血して飛ばされて、縁石にランドセルがぶつかった。クッションになって頭を打たなかったということで、私も家族も全員心配しましたけれども、今は子供が3人いるというようなことで安心しているのですが、何しろその気持ちを私は忘れないのです。 そこで、議員になってから、小学校に入学式、卒業式呼ばれまして、1年生はもう足は床に着かないし、ぶらぶらして、わあわあ騒いでいます。それで、私が実はうちの子供が、おじさんの子供がこの小学校4年生のときに事故あったと話すと、今までのこと話すと、しんとしたのです、1年生が。それ約束してくれますか、交通事故に気をつけましょう。この学校は、市の中心地にあって車も多い、人も多い、自転車も多い、交通事故だけは気をつけてくださいと、約束しましょうと言ったら、はいと言ってくれます。6年後卒業式、私との皆さん約束守って、ありがとうって私は礼言います、6年生の卒業式に。子供たちがそれを、1年生のときの約束覚えているか覚えていないか私は分かりませんが、その中でやはり親から言われます。そういう話を聞いてよかったですと、子供も分かっている子供いますと、そういうようなことで、この交通事故だけは何とかこれは起こしちゃいけない。うちの子供は言いました。踏切だから、車は速度下げて止まると思ったら止まらなかったと、それでぶつかったというようなことで、やはり車運転の人も十分気をつけていただきたいと、私はこれ32年前ですけれども、今でも覚えています。ぜひこれ市全体として、教育長、交通事故には十分気をつけていただきたいと、その点どうでしょう。
○
成田芳律議長 教育長、府川雅司さん。
◎教育長(府川雅司) 子供の命は非常にかけがえのないものだと認識をしております。今議員仰せのとおり、交通事故防止に新年度始まって約1週間たちますけれども、各学校では周りの地域の方々と、一生懸命地域の方に協力していただいて、本当に通学時間帯等々出ていただいて、交通事故防止に努めていただいている。これは、繰り返し繰り返し継続しながら、教育委員会も学校に啓発して、子供一人一人の事故防止に全力を尽くして取り組んでいきたいと、そういうふうに思っているところです。 以上です。
○
成田芳律議長 石山健作さん。
◆石山健作議員 ぜひ教育委員会としてもお願いしたいと思います。 次に、16番、
後期基本計画の進行管理ということで先ほど市長、任期満了を迎えることとなるが、どうなのだということで代表が質問しましたが、総括として事業を粛々とやっているというようなことで、そうすると2月任期満了、次どうします、市長。そういうことで、市長いろいろ計画も練っておることでございますが、市長この継続をするのか。ぜひもし分かったらお願いしたいと思います。確かに今コロナ問題で頭いっぱいだとは思うのですが、もしなかったらいいです。
○
成田芳律議長 暫時休憩します。 休憩 午後 3時16分 再開 午後 3時19分
○
成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 石山健作さん。
◆石山健作議員 今、市長がコロナで頭いっぱいだというようなことで、まずいかに市民の中でコロナを出さないか、コロナが終息するのかというようなことでいっぱいだというようなことで伺いましたので、次回にします。 以上です。
○
成田芳律議長 以上で四街道、清宮一義さんの質問を終結します。 暫時休憩します。 休憩 午後 3時19分 再開 午後 3時35分
○
成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
○
成田芳律議長 次に、会派志誠会の代表質問を行います。 志誠会、岡田哲明さんの発言を許します。 18番、岡田哲明さん。 〔岡田哲明議員登壇〕
◆岡田哲明議員 議席番号18番、会派志誠会の岡田哲明です。通告に従い代表質問をいたします。 一昨年、2019年の台風19号は、発生後間もなく猛烈な勢力に発達し、その後北上しても大きくは勢力が弱まらず、強い勢力を保ったまま本州を襲いました。死者71人、行方不明者12人、重傷者32人、軽傷者383人、全半壊の住宅は1,627棟、一部破損家屋は3,138棟、浸水家屋は6万2,400棟以上の被害が報告されているそうですが、要因としては台風のエネルギー供給源となる海面水温27度、これは平年比プラス一、二度だそうですが、その海域を台風が進んだことで大量の水蒸気を取り入れたこと、台風の勢力を弱める効果のある乾燥した空気の比率が平年よりも少なかったこととされています。比較的自然災害に強いと思っていた四街道市も大きな被害を受け、今でも雑木林や山林に痕跡が残っており、そのすさまじさを実感いたします。本年の台風の発生についてはどうでしょうか。ウェザーニューズ社の予想では、今年の台風の発生状況は平年並みだが、進路は平年よりも東を通るようです。気象庁の予測でも、海面水温については本州東方及び関東南東方の海域は平年よりも低い見通しとされているものの、台湾近海では平年以上の30度近くとなることも予測されています。また、沖縄の東及び南、そして四国、東海沖の海面水温も平年よりも高い見通しとのことです。海流については、黒潮は房総半島に近い位置を流れ、親潮は平年よりも面積が小さく、対馬暖流は平年よりもかなり強い流れになると予想されています。このことから、当然そのときの状況にもよりますが、比較的大きな台風が発生する要因があり、進路についても関東地方に近づく可能性が平年よりも高いのではないかと思います。 そこで大項目1、大規模自然災害に対する本市の対策について伺いたいと思います。 ①として、大地震をはじめ台風や大雨、大風に対する本市の学校施設、公民館及びわろうべの里における対策や備えの現状と課題を伺います。一昨年では、山梨小学校体育館の屋根が飛ばされたり、多くの施設で雨漏りがありました。心配される市民も多いと思いますので、少し詳細にお答えください。 ②、本市の道路冠水の現状と今後の計画を伺います。 ③、災害時における危機管理室と他部署との円滑な連携が求められると思いますが、現状を伺います。 大項目2、障害児支援対策について伺います。障害を持つ児童生徒やその保護者の皆さんのご苦労は計り知れないものでありますが、いかに行政や学校が親身になって悩み事を聞いたり、可能な限り支援できるかによって、日々繰り返す日常生活の中で喜びや幸福感を感じることができるのではないかと思います。 そこで、①、家庭と教育及び福祉の連携に対する本市の方針と取組状況を伺います。 ②、学校教育現場における現状を伺います。市内小学校で特別な支援が必要な児童の支援はどうなっていますでしょうか。 ③、障害のある子供と家庭に対する支援について、本市の取組状況を伺います。できれば、就学前、就学後、そして進学に至るまでのケアについても教えてください。 大項目3、市民生活の利便性向上に向けた取組について。 ①、スマートフォンを活用したキャッシュレス決済の経済効果を伺います。 ②、デジタル・ディバイド解消に向けたスマホ教室の有効活用について、本市の考えを伺います。 ③、買物不便地域や高齢のため買物が不便な人々に対する支援策について、本市の取組状況を伺います。 ④、グリーンスローモビリティへの取組状況を伺います。 ⑤、空き家や空き地の利活用に向けた本市の考え及びごみ屋敷への対策について、本市の取組状況を伺います。 大項目4、本市の知名度向上に向けた取組について。 以前より度々お聞きしておりますが、①として、人口増を図るためには、さらなる本市の知名度向上に向けた施策が不可欠であり、重要であると考えますが、現在の取組状況を伺います。 ②、知名度向上には様々な分野での事業が関連しますが、今回は農産物についてお聞きします。その中で、農業支援策として、カラーピーマン及びメロンを特産品とすべく尽力されたようですが、その後の活動や他の特産品支援策についての考えを伺います。 ③、四街道中学校にある門かぶりの松について、その歴史を伺います。 コロナ禍ではございますが、今注目を浴びているスポーツにゴルフがあります。実際にゴルフ人口も増えており、東京オリンピック2020でのゴルフでも、本市にゆかりのある人が銀メダルを獲得するなど、世間一般的に注目を浴びています。そこで、④、旭中学校でのゴルフ部設立について、市教育委員会の見解を伺いたいと思います。 今回この旭中学校としたことについては理由があります。①として、旭中学校近隣に所在するゴルフパートナー練習場が、青少年健全育成に尽力されており、練習場を中学生には無料で開放し、クラブなどの道具も貸出ししていただけるとの申出があること。②として、旭中学校区に前述のオリンピック銀メダリスト稲見萌寧さんと、また旭中学校卒業生でもある男子プロゴルファー篠崎紀夫さん、51歳、この方はツアー1勝、シニアツアーでも現在賞金ランキング4位でございます。また、みそらには丸山大輔プロ、50歳、この方はツアー3勝、シニアツアー賞金ランキングが現在14位でございます。篠崎紀夫さんは、私の旭中学校時代の野球部の後輩の弟さんなので、旭中学校卒業というのは分かるのですが、多分丸山大輔プロも旭中卒業生なのではないかなというふうに私は思っております。これらの方々の存在から、子供たちにとって身近な存在であると認識し、目標にしたり、子供たちのモチベーションアップが期待できること、以上のことから今回旭中学校とさせていただきました。 以上、壇上からの質問とさせていただきます。ご答弁よろしくお願いいたします。
○
成田芳律議長 岡田哲明さんの質問に対する当局の答弁を求めます。 市長、佐渡斉さん。 〔市長 佐渡 斉登壇〕
◎市長(佐渡斉) 会派志誠会の代表質問にお答えいたします。 私からは、第3項目、市民生活の利便性向上に向けた取組についてのご質問に順次お答えいたします。 初めに、1点目、スマートフォンを活用したキャッシュレス決済の経済効果でございますが、令和2年度に実施した第1弾ペイペイキャンペーンでの支払い総額が約3億円、今年度に実施した第2弾では、支払い総額が約5億9,000万円で2倍近くに増えております。このことから、今回のキャンペーンがキャッシュレス決済の浸透及び地域経済の売上げの増加に寄与したものと考えております。 続きまして、2点目、デジタル・ディバイド解消に向けたスマホ教室の有効活用についてでございますが、市民の皆様の身近なIT機器であるスマートフォンの活用を広げることは、デジタル化の恩恵を実感していただく上で非常に有効であると考えております。このことから、65歳以上の高齢者を対象に、初めてスマートフォンに触れる方向けのスマートフォン講習会を9月、10月に開催する予定となっております。 続いて、3点目、買物不便地域や高齢のため買物が不便な人々に対する支援策について、本市の取組状況でございますが、市では市内で食料品や日用品等の宅配サービスを行う事業者や買物代行を行う事業者などをまとめた買物等支援リストを
市ホームページに掲載し、宅配サービスや買物代行を希望する方々に情報提供を行っております。また、市内で宅配等を行うことが可能な事業者の募集も随時行っており、掲載を希望する事業者がいる場合は、リストへの追加登録を行っております。今後も引き続き買物等支援リストを活用していただけるよう、市民の皆様への周知を図ってまいります。 続いて、4点目、グリーンスローモビリティへの取組状況でございますが、10月の実証実験開始に向け、関東運輸局千葉運輸支局、市内交通事業者等の関係機関と運行に関する協議を行うとともに、千代田地区の自治会代表者に対する説明会等を行い、実証実験に係る運行案を取りまとめました。8月には四街道市地域公共交通会議を開催し、案に関するご意見を伺った上で、運行方法等を決定したところでございます。現在この運行方法に基づき、予約受付や運行上のデマンドシステムを運用する事業者と、運行等に関する協議等を行うなど準備を進めております。なお、7人乗りの車両につきましては、7月末に納車されており、千代田地区で数回の走行テストを実施するなど、運行上の安全確認等を行っているところでございます。 続きまして、5点目、空き家や空き地の利活用に向けた本市の考え及びごみ屋敷への対策についてでございますが、空き家の利活用につきましては、所有者等の意向の把握に努め、空き家に関する協定を結んでいる関係団体と連携を図り、売買、賃貸、他用途施設への活用方法を提案するなど、空き家の流通を促進してまいりたいと考えております。また、空き家等の解体、除却された跡地につきましては、平成30年度に計画策定した四街道市空家等対策計画に基づき、地域の実情に合った有効な土地の利用、活用について取り組んでまいります。 続いて、ごみ屋敷への対策につきましては、住宅の敷地やその敷地から道路にはみ出しているごみなどにより、周辺住民から臭いや害虫の発生等の衛生面に関する相談があったときは、その住宅に訪問して住人に話を伺い、ごみの排出方法の説明や相談に応じるなど、解決に向けて取り組んでいるところでございます。しかしながら、この問題につきましては、住人に対し片づけや処分のお願いをしていくことから、直ちには解決に至らないという実情がございます。また、放置されているごみへの対応、発生した原因及び周辺住民からの相談内容によっては、複数の部署が関わることになりますので、連携を図りながら解決に向け対応しているところでございます。 私からは以上でございます。他のご質問につきましては、教育長はじめ担当部長等よりご答弁をいたさせます。どうぞよろしくお願いします。
○
成田芳律議長 教育長、府川雅司さん。 〔教育長 府川雅司登壇〕
◎教育長(府川雅司) 私からは、第2項目の1点目から3点目、第4項目4点目について順次お答えいたします。 まず最初に、第2項目の1点目、家庭と教育及び福祉の連携に対する本市の方針と取組状況ですが、市教育委員会では市の特別支援の体制を整備することを目的に、特別支援連携協議会を年2回開催しており、教育、保健、福祉、労働の各関係機関等が一堂に会して、本市における特別支援の取組についての情報共有及び意見交換を行っております。また、市内における特別支援教育に係るネットワークの構築と、各校の特別支援教育コーディネーターの資質向上を目的に、特別支援教育連絡会議を年3回開催しております。本会議では、教育、保健、福祉、労働の各関係機関と情報共有を行うだけでなく、外部講師による講話や県立特別支援学校の見学等を行っております。これらの取組を通して、市、学校、関係機関等が一体となり、特別支援教育の推進を図っております。 次に、2点目、学校教育現場における現状ですが、各学校は児童や保護者からの特別な支援についての要望があったときなどに、児童の状況や教育的ニーズを踏まえて、保護者と丁寧に話し合い、支援方法を決定した上で指導、支援しています。市教育委員会は、学習支援等の支援を行う特別支援教育支援員を配置しております。さらに、学校からの要請に応じて、市巡回相談員を派遣し、児童一人一人に適した支援の在り方について、具体的な指導、助言を行っています。また、医療機関、県立特別支援学校への相談や見学についての連絡調整等の支援も行っております。 次に、3点目、障害のある子供と家庭に対する支援についての本市の取組状況ですが、就学前については、就学相談説明会や就学児健康診断を通じて、本市の特別支援教育についての説明を行っております。また、支援を希望している保護者には就学相談を行っており、必要に応じて小学校の特別支援学級等の見学や体験を実施し、保護者と就学先や支援の在り方について相談しています。就学後、特別支援学級在籍の児童生徒及び通級における指導を受けている児童生徒については、保護者と丁寧に話し合い、支援方法について決定した上で、その内容について個別の教育支援計画、個別の指導計画に明記し、児童生徒の教育的ニーズに応じた、指導、支援を行っています。進路については、生活上、学習上の実態から、保護者と学校で進路先についての相談を丁寧に行い、生徒、保護者の希望に沿った進路相談に心がけています。市教育委員会でも、学校の求めに応じて適切に指導、助言を行っております。 次に、大項目4点目の旭中学校でのゴルフ部設立について、市教育委員会の見解を伺うですが、学校における部活動は学校教育の一環であり、各学校が様々な要件を総合的に判断し、設置及び運営をしております。市教育委員会は、部活動設立については、学校からの求めに応じ協議や相談を丁寧に行うこととしております。なお、現在市内中学校からゴルフ部設立についての相談はございません。 私からは、以上となります。
○
成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。 〔教育部長 伊藤克紀登壇〕
◎教育部長(伊藤克紀) 私からは、第1項目の1点目及び第4項目の3点目のご質問にお答えいたします。 初めに、第1項目の1点目、大規模自然災害に対しての学校施設や公民館の対策や備えの現状と課題を伺うについてですが、地震に対しては耐震工事を行い、全ての施設におきまして耐震性に問題はございません。また、台風に伴う大雨、大風が予想されるときには、事前に各学校や公民館に対し、災害への備えとして、水はけをよくするため排水溝等の清掃、屋上の飛散物防止、ガラスの飛散防止として、カーテン等を閉めるなどの対策をお願いしています。また、令和元年度の台風15号等におきましては、倒木による被害があったため、令和2年度からは倒木の可能性がある高木、老木につきましては伐採に努めております。課題としましては、老朽化している学校施設については雨漏りが生じる学校もあります。雨漏りにつきましては、緊急性の高いところから防水工事を行い対応しております。 〔何事か言う人あり〕
◎教育部長(伊藤克紀) 大変失礼いたしました。先ほどの、また台風に伴う大雨、大風が予想されるときには、事前に各学校や公民館に対し、災害への備えとして、水はけをよくするため排水溝等の清掃、屋外の飛散物防止というところを、屋上の飛散物防止と申し上げてしまいました。大変失礼いたしました。屋外の飛散物防止が正しい答えでございます。大変申し訳ございません。 続きまして、4項目の3点目、本市の知名度向上に向けた取組において、四街道中学校にある門かぶりの松の歴史について伺うについてですが、四街道中学校の松は、現在のイトーヨーカドーやヤマダ電機の場所にありました旧四街道中学校から移植したものでございます。ご質問の門かぶりの松は、駐車場に植えられた横に伸びている一番高い松のことだと思われますが、移植してから年月がたち、高木、老木となっていること、また支柱も腐食しておりますので、先ほど第1項目でもご答弁申し上げたとおり、台風、強風での倒木のおそれがありますことから、今年度中に伐採を予定しております。 私からは以上でございます。
○
成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 〔福祉サービス部長 齋藤千裕登壇〕
◎福祉サービス部長(齋藤千裕) 私からは、第1項目の①のうち、福祉サービス部所管事項についてお答えいたします。 南部総合福祉センターわろうべの里につきましては、指定避難所として指定されていることも踏まえ、施設の修繕等については迅速に対応しています。現状において、施設設備の不具合はないため、指定避難所としての機能は果たせるものと考えております。また、職員には災害時における避難所運営マニュアルに基づく避難所設営訓練に参加させるなどし、迅速な避難所開設に対応できるよう、意識、知識の向上に努めているところでございます。課題といたしましては、災害等による突発的な不具合が生じた場合に、指定避難所としての機能を果たせなくなることが考えられます。 私からは以上です。
○
成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 〔都市部長 嶋田浩司登壇〕
◎都市部長(嶋田浩司) 私からは、第1項目の2点目、本市の道路冠水の現状と今後の計画を伺うにつきましてお答えいたします。 近年の台風、大雨等においては、道路冠水が頻繁に発生している箇所のほか、今までに冠水していなかった箇所においても道路冠水が発生しております。道路冠水を防止するため、市内全域において、事前及び降雨時に道路パトロールを行い、集水施設の状況を確認し、枯れ葉等の撤去を行い排水機能の確保を図っているところでございます。また、道路冠水が頻繁に発生する6か所につきましては、ホームページ上で周知するとともに、現地に看板や水深表示を設置し、注意喚起を図っているところでございます。道路冠水対策の主な工事といたしましては、四街道鹿渡線みのり町アンダーパスの冠水の軽減を図るため、排水路整備工事を実施いたしました。今後につきましても、既存排水施設の点検を行い、原因を究明して冠水対策を講じてまいります。 私からは以上でございます。
○
成田芳律議長 危機管理監、澤畠博さん。 〔危機管理監 澤畠 博登壇〕
◎危機管理監(澤畠博) 私からは、1項目、大規模自然災害に対する本市の対策のうち、3点目の災害時における危機管理室と他部署との連携についてお答えします。 災害時においては、震度や気象警報等、またおそれを含む被害の程度に応じて、職員の初動配備体制と各部等の役割などが地域防災計画に定められており、当該体制を確立することにより、全庁的に円滑な連携が図られているものと考えております。また、配備体制に至らない小規模な災害であっても、危機管理室と関係部署の連携の下、円滑に対応しております。 私からは以上です。
○
成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 〔
経営企画部長 石渡省己登壇〕
◎
経営企画部長(石渡省己) 私からは、第4項目、本市の知名度向上に向けた取組についての1点目、現在の取組状況についてお答えします。 本市のさらなる認知度向上に向け、東関東自動車道に架かる陸橋へのPR用横断幕設置や京葉道路幕張パーキングエリア内に市の周知啓発用パンフレットを配架するとともに、市内の魅力的な風景やイベント情報を発信するインスタグラムの運用を開始しました。また、市の情報等を発信し、市をPRしていただくPR大使の任命に向け準備を進めているほか、情報発信力を強化するため、ウェブサイト「まいぷれ」の運営事業者と協定を締結し、本市の行政情報を「まいぷれ佐倉・四街道版」に掲載するなど、連携したところでございます。なお、本定例会の補正予算案においては、市の顔ともなる
シティセールス用のロゴマーク制作に関する予算案を提出させていただいております。このロゴマークは、市外に四街道の魅力を分かりやすく、視覚的に印象づけるためのもので、市の認知度向上やイメージアップの一つとして実施したいと考えております。 私からは以上です。
○
成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 〔環境経済部長 麻生裕文登壇〕
◎環境経済部長(麻生裕文) 私からは、第4項目のうち、環境経済部所管の2点目、農業支援施策としてカラーピーマン及びメロンを特産品とすべく尽力したが、その後の活動や他の特産品支援策についての考えのご質問にお答えいたします。 カラーピーマン及びメロンの栽培につきましては、クリーンセンターの余熱を利用した温室での栽培研究を目的に立ち上げた四街道市特産品生産協議会で行っており、現在はJA千葉みらいが事務局となっております。本協議会に対しては、苗木作成などに要する経費の助成や新型コロナウイルスの影響により2年間開催しておりませんが、研修会等に参加した際に意見交換を行うなど、普及活動への支援を行っております。また、他の特産品の支援策につきましては、現在のところ、協議会からカラーピーマンやメロン以外の農産物への変更に関する意見は出ていないことから、引き続きカラーピーマンやメロンの普及活動に対する支援を行ってまいりますが、カラーピーマンやメロンの品種の見直し等の相談があれば、県農業事務所や研究機関等と連携し、生産者の意向に沿えるよう支援策を考えてまいります。 私からは以上でございます。
○
成田芳律議長 再質問はありませんか。 岡田哲明さん。
◆岡田哲明議員 ご答弁ありがとうございました。それでは、再質問させていただきます。 まず最初に、大項目1のほうから行きます。今ご答弁いただいたように学校施設、公民館、わろうべの里に対してについての準備は、万端というか大丈夫だというお話でした。ただ、自然災害なので想定外のこともあると思いますので、皆さんが予知している事例以外のことも発生する可能性もあるので、いろいろとその辺ちょっとふだんから頭に入れていただいて、前向きな姿勢で行っていただければと思います。また、わろうべの里もかなり大きいガラスが多いので、あれが飛散した場合に下に避難する方が来て、その人たちがけがするということも考えられますので、いろんなことを想定して準備していただければというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 あと危機管理室と他部署の連携なのですけれども、これは危機管理監は機能するというお話だったのですけれども、再度お伺いしますが、市長及び危機管理監の指令とか指示というのは、的確に担当者に届くようになっているのでしょうか。
○
成田芳律議長 危機管理監、澤畠博さん。
◎危機管理監(澤畠博) お答えします。 的確に職員が行動できるようにするために、訓練や研修等を通じて、職員の災害対応に対する意識の醸成に努めております。そして、確立した配備体制の命令、指示系統に従い担当者に伝わるものと考えております。 以上です。
○
成田芳律議長 岡田哲明さん。
◆岡田哲明議員 本当はそれを聞いて安心しましたと言いたいのですけれども、訓練って年に何回ぐらい行われているのですか。
○
成田芳律議長 危機管理監、澤畠博さん。
◎危機管理監(澤畠博) 訓練研修等についてお話をします。訓練については、5年に1回の総合訓練、それから1年ごとの地区防災訓練がございます。これについては、昨年度はコロナ禍の下ではできないということで諦めざるを得ませんでした。今年は避難所運営訓練、職員の通信連絡訓練、それから講習会、これは職員の一部と、それから区・自治会を対象とした、そのような勉強会みたいなものをやりたい、あるいは展示会をやりたいとは思っています。そのほかに研修としては、気象台による出前講座を出水期前に毎年実施をするということで、気象台から直接防災管理監をお呼びして、そして実施をしているという状況にあります。それから、私のほうで3年目の職員研修、新規採用職員研修を実施をしております。そのほかに令和元年度実災害で経験や教訓の累積があるということで、現状は議員が心配するような状況は少ないと思いますけれども、先ほど言いましたように、実際は何が起こるか分からないというのが災害ですので、その際に私が事務局として最大限の力を発揮したいとは思っています。 以上です。
○
成田芳律議長 岡田哲明さん。
◆岡田哲明議員 分かりました。そのお言葉を聞いてちょっと安心いたしました。職員の方、皆さんそれぞれ日々専門の事業というか業務に携わっていますから、いざというときに頭がすぐ切り替わればいいのですけれども、なかなか動けない人も多いと思いますので、その辺も考慮して、いろいろとお願いしたいと思います。 それでは、第2項目の再質問に行きますが、この件については私も度々教育委員会のほうにお邪魔して、障害を持つ子供たちの支援策についてはお伺いしていたのですが、非常に問題がかなり根深いものもありますし、いろいろな事情を抱えている部分もあるということで、今回は再質問いたしませんが、引き続き私も勉強させていただきたいと思いますので、またよろしくお願いしたいと思います。 第3項目の再質問に行きます。この中で、私の再質問はまずグリーンスローモビリティなのですけれども、7月に納車されて、今後1年半の実証実験を千代田で行うということなのですけれども、その後やはり旭ケ丘とかみそら地区での活用というのが、非常に地理的な面からも期待されると思うのですが、その辺の可能性についてはいかがお考えでしょうか。
○
成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。
◎
経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。 千代田地区を運行する路線バスにつきましては、もう既にご承知かと思いますが、平成10年から約100便の減便となっている状況でございます。また、さらなる減便は今後高齢化が進む当該地区住民の利便性の低下だけではなく、市内の他の路線の減便につながるなど市全体の公共交通への影響が及ぶ地域公共交通課題であると考えているところでございます。この実証実験につきましては、この課題を図ることを目的として実施するものでありますことから、この実証実験を踏まえまして、今後の方向性を検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○
成田芳律議長 岡田哲明さん。
◆岡田哲明議員 よろしくお願いします。歩いてでも駅まで40分あれば歩いていけるのですけれども、その間に小名木の坂というか高低差が結構あるので、お年寄りにはちょっと、いろいろ買物をするのにもちょっとバス等がないと不便だと。バス停に行くのも、高齢者になると、ちょっと歩くのもしんどいという方もいらっしゃいますので、ぜひ前向きな取組をお願いしたいと思います。 それと、もう一つこの中で空き地について、ちょっと空き地が実は担当する課がないということで伺ったのですけれども、空き地についてちょっといろいろ調べたら、他市の例では災害時の被災者のための仮設住宅用地として利活用しているところもあるそうで、このことは本市にとって多くの市民にメリットがあるというふうに考えます。空き地の所有者と事前に契約や了承を取っていれば、いざというときに簡易的なプレハブ住宅を空き地に建てるというか置くことができて、その近隣の被災者が利用することができるようにすれば、自宅に近い位置での避難ということで、近隣の知人、友人とも容易に会うことができることから、被災者の不安感も和らげられるのではないかなというふうに思います。また、反面災害本部がどのように、被災者の数や居場所などの状況を把握することは大変なのかなというふうに想像するところではあるのですけれども、比べて比較的に、相対的に見て検討する必要があるというふうに思うのですが、いかがでしょうか。
○
成田芳律議長 危機管理監、澤畠博さん。
◎危機管理監(澤畠博) お答えします。 空き地を防災空き地として、火災の延焼予防スペースや一時避難スペースとして活用しようとする事例が、神戸市など先行事例としてあることは承知をしています。しかしながら、住家を失うような大災害が発生し、応急仮設住宅の建設が必要となる場合は、公共用地を使用することが原則であり、また不足分は民間賃貸住宅を借り上げ、いわゆるみなし仮設として、被災家族に提供することが考えられます。したがいまして、住宅地の中の空き地を災害時の仮設住宅用地としてあらかじめ借り上げ、もしくは購入する計画は、今のところございません。 以上です。
○
成田芳律議長 岡田哲明さん。
◆岡田哲明議員 本来空き地というのは、所有者が家を建てたり売却するか、または駐車場とかトランクルームの経営など、利用方法を考えるのが一般的だと思うのですけれども、様々な事情によって放置されている空き地がかなり多数あります。放置宅地化された場合に、雑草の処理など衛生環境面の面でも新たな問題を誘引することが考えられます。さらに、一般の方の所有物とはなりますが、それを利用することができれば、行政側としても戦略的なまちづくりが可能になると思います。今回は危機管理対策として簡易避難所について提案しましたが、国内の先進例を調べると、移動コンテナハウスを利用しての市民交流スペースをつくったり、ポケットパークとして整備することで、ボール遊びができる小公園、犬の散歩やウオーキングの途中での休憩場所をつくったり、中には電気やガスを引いて小規模な屋台村みたいな形にしている帯広市のような例もございました。ただ、空き地に関しては四街道市は所管する課がないということですので、今後は行政として様々な対応が求められるということになると私は思いますので、このことを踏まえて対応方針等をご検討いただければというふうに思います。 次に、大項目4の本市の知名度ですが、私からはまず農業支援策のカラーピーマンとかメロンなのですけれども、これ農家の方々があまり前向きに耕作しようというふうに捉えていないのですが、その原因は御存じでしょうか。
○
成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。
◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。 カラーピーマンやメロンにつきましては、基本的には温室のハウスの施設がないと栽培ができないということから、ハウスのない生産者においては設備投資がかかってしまうこと、また近年では競合する様々な品種が出てきたことによりまして、カラーピーマンやメロンの希少性が薄れてしまったこと、さらには生産量が少ないため販路が限られてしまうということなど、様々な問題が原因になっているのではないかと考えられます。今後につきましては、問題点の洗い出しや解決方法などについて、四街道市特産品生産協議会と意見交換を実施してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○
成田芳律議長 岡田哲明さん。
◆岡田哲明議員 さすが麻生部長、前向きな姿勢で好感が持てました。確かにもうメロンとか、特産品とするメロンの品種を作る農家って、もう2軒しかないそうなのです。それも何か進んで作っているわけではなくて、仕方なく作っているようなことも聞いておりますので、協議会か何かつくっていて、年間会費に3,000円払っているそうなのです。売れないもの、作れないものを作って3,000円取られているということで、かなり農家の方もちょっと首をかしげていたので、ぜひ先ほど部長おっしゃったとおり、行政が主体となってというか、そういった先ほどご答弁いただいたように、前向きに引っ張っていっていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 今回最大に私が言いたかったのはゴルフ部設立だったのですが、教育長からは後ろ向きなご答弁で、期待はしていなかったのですけれども、私これ初めて言うわけではなくて、もう歴代の教育長にご相談すると、初めに言ったときは、それいいねと言うのですけれども、1週間もたたないうちになぜか180度方向転換されてしまうので、何か問題あるのかなと思うのですけれども、難しいとしたら、やっぱり先ほど言った学校が主体となってということ、どういった部分かもう一度お願いします。
○
成田芳律議長 教育長、府川雅司さん。
◎教育長(府川雅司) お答えを申し上げます。 先ほど壇上でも答弁させていただきましたけれども、部活動を設立をしていく要件としては、練習場、そして指導者の確保、活動成果の発表の機会の有無とか、生徒、保護者の要望などが挙げられます。ゴルフ部の活動には、多額の費用もかかることが、あくまでもこれ予想ですけれども、予想されるのではないかなと、そういうところが難しいというふうに捉えている方が、中学校関係では多いのではないかと、あくまでも予想でございますが、そういう点でございますので難しいです。 以上です。
○
成田芳律議長 岡田哲明さん。
◆岡田哲明議員 安心してください。私壇上でも質問したとおりですね、近くの練習場がもう無料開放すると、クラブも無償でお貸しするというところで、かなり恵まれた環境にあるというふうに思うのです。ちょっと前もって通告していますから聞きますが、県内の中学校でゴルフ部がある学校というのは何校ぐらいございますか。
○
成田芳律議長 教育長、府川雅司さん。
◎教育長(府川雅司) お答えをいたします。 県内ですが、公立中学校は2校です。私立の中学校は4校でございます。 以上です。
○
成田芳律議長 岡田哲明さん。
◆岡田哲明議員 公立2校、私立4校と6校です。7校目になれば、もういきなり初年度から上位3校になる可能性も、県内でトップスリーに入る可能性も出てくるわけです。それとあと県内の高校でゴルフ部がある学校というのは、数は分かりますか。
○
成田芳律議長 教育長、府川雅司さん。
◎教育長(府川雅司) お答え申し上げます。 県内ですが、公立高校は2校、私立の高等学校は7校ということで、合わせて9校です。 以上です。
○
成田芳律議長 岡田哲明さん。
◆岡田哲明議員 高校も八街の高校とか柏の高校は、もう全国大会に必ず出ているというような状況もございます。今本当にゴルフやる方の人数が増えているわけです。
経営企画部長にお聞きしますが、令和2年度のゴルフ場利用税の交付金は1,800万円余りなのですが、平成25年とか30年度のゴルフ場利用税交付金の額と、それから上昇率、分かったら教えてください。
○
成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。
◎
経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。 まず、平成25年度でございますけれども、1,062万7,050円、平成30年度は823万1,370円で、平成25年度より22.5%の減となっております。先ほど議員のほうからもありましたとおり、令和2年度につきましては1,804万9,185円で、平成25年度と比べますと69.8%の増となっている状況でございます。 以上です。
○
成田芳律議長 岡田哲明さん。
◆岡田哲明議員 ゴルフ利用される方は、利用税取られるのですけれども、この中でも18歳未満及び70歳以上の方は免除なのです。免税されます。ですから、このゴルフ場利用税は払われていないということなのです。交付金ですから、県が一度徴収して、そこから7割四街道市に入ってくるというところで、交付金が1,804万ということですが、ですからいかに70歳以上の方、18歳未満の方以外の層が増えたかというのが、よく分かると思うのです。ですから、こういった中で教育長もぜひ、教育長も多分ゴルフお上手だと思うのですけれども、ぜひ前向きに考えていただいて、何か問題あれば、みんなで一緒にクリアしていければと思いますので、ぜひお願いします。 最後に、本日の新聞なのですが、千葉市では体操男子の銅メダリスト、萱和磨選手に市民栄誉賞を贈ったと、また成田市では体操男子の金、銀メダリスト橋本大輝選手及びボクシング女子フライ級銅メダリストの並木月海選手に市民栄誉賞を授与するとありました。よって、女子ゴルフ銀メダリストの稲見選手も十分に資格があると思いますので、それを申し添えて私の質問を終わります。
○
成田芳律議長 残り時間がありますので、同会派の関連質問を許します。 関連質問はありませんか。 11番、関根登志夫さん。
◆関根登志夫議員 関連質問よろしくお願いします。 ゴルフ部をつくるのは難しいというのはよく分かりましたが…… 〔何事か言う人あり〕
◆関根登志夫議員 質問はしません。では、最後に言います。 では、関根登志夫です。関連質問始めさせていただきますけれども、これ以前から私がお願いしているような、質問の繰り返しになると思いますが、コロナ禍における新しい生活様式における持続可能な発展、進展による地域共生社会の実現を目指し、関連質問させていただきます。 四街道市でも少しずつではありますが、確実にデジタル化は進んできております。さらに、このスピードを緩めることなく、さらに加速していきたいと思います。このスーパーシティという発想なのですけれども、感染症対応で行動が制約されつつある中、買物、通院、行政手続や友人との交流などを極力オンラインで行え、かつ高齢者であっても、その操作に必要なサポートを受けることができ、やむを得ぬ移動が必要な際には、自動走行車両がアシストするといったような、未来の技術が感染症対応のための生活をトータルにサポートする考え方であると思います。 それでは、関連質問です。キャッシュレス決済を活用した地域経済活性化事業の成果についてなのですが、先ほどご答弁いただきまして、2回の活性化事業で約9億円が消費されたという形で、キャッシュレス、ペイペイを使って9億円が消費された。この経済効果はすごいと思うのですが、その1か月後には9億円の20%のボーナスポイントが付与されますので、さらにその1か月後に1億8,000万円ぐらいが使われるという形で、なおかつそのサービスによってスマホを使用する人が増え、高齢者の中でスマートフォンを活用できる、1つの入り口になったのではないかなと思います。四街道で行ったサービスがペイペイを使用したものなので、今現在ペイペイを常時使用している人とは限らないのですが、全国で4,000万人以上の方がペイペイを使用しているとお聞きしました。ですので、まだいろいろスマートフォンを活用できていない方は、これからスマートフォンの時代になってきてしまいますので、もうガラケーとかスマートフォンとかという言葉自体も、1つのものになってくる時代だと思いますので、後から言いますけれども、いろいろ高齢者の方にできるだけ活用をお願いしたいと思います。 そこで、当初スマートフォンを使用したキャッシュレス決済というのは、消費税が8%から10%になるときのタイミングで、サービスがちょうど同じような時期に開始されておりました。ですから、8%から10%に消費税が上がるということは、2%分が増税になったということで、例えば年間100万円分消費すると、2%分増税ですので2万円、100万円で2万円分の増税となります。そこで、私め昨年の9月から私自身自分のスマホを使って実験をしてみました。それで、ペイペイボーナスというのが付与されるのですけれども、1年間ためてみました。そして、その中にはマイナポイントでいただいた5,000ポイントも入っておりますし、四街道でのキャンペーンで付与されたものや、あといろいろなポイント活動も実験しました。その結果現在のポイント残高は、ちょうど1年たったのですけれども、ポイントだけで10万円以上になりました。ですので、2%分増税したのですけれども、10%分ポイントが付与されたことになり、5年間分の増税分が浮いたという計算になったので、これ皆様にもお得だということをお知らせしたいと思います。詳しく知りたい方はご相談いただければと思っています。 それから、キャッシュレス決済を活用したキャンペーン後のペイペイ加盟店状況について、店舗の種類と店舗数について伺います。
○
成田芳律議長 関連質問に対する当局の答弁を求めます。 環境経済部長、麻生裕文さん。
◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。 ペイペイの加盟店舗数につきましては、キャンペーン終了時点でございますけれども、417店舗となっておりまして、第1弾の際と比較して約40店舗増加しております。また、業種につきましては、この中の業種ですけれども、飲食店、各種小売店、理髪店、美容院、コンビニ、タクシー、病院、歯科医院、薬局、大型小売店など様々でございます。なお、業種別の店舗数といたしましては、飲食業が90店、小売業が194店、サービス業が120店、その他が13店という内訳になっております。 以上でございます。
○
成田芳律議長 関根登志夫さん。
◆関根登志夫議員 私もずっとお店を見ていますと、本当にペイペイを使えるお店が増えてきております。10月から手数料がかかることにより店舗数は若干減少するとは思いますが、逆に今から始めているところもあるので、スマホによるキャッシュレス決済は、この流れは止まることがないと思います。 続きまして、デジタル・ディバイド、情報格差の解消支援について、これなのですけれども、先ほど石山議員が例えばコールセンターに電話がかかって電話料金がかかると言っておりましたが、ほとんど最近のお母さんとかお父さん、小中学生のお父さん、お母さんはほとんどスマホで申し込んでいると思いますので、石山議員もスマホ教室に入っていただいて分かっていただければ、このことが理解していただけるのではないかと思います。そこで、複数の所管でスマホ教室を開催されておりますが、それぞれの教室の開催内容について伺います。
○
成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。
◎
経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。 スマホ教室の内容でございますけれども、令和元年度、令和2年度の開催についてお答えさせていただきます。まず、令和元年度につきましては、危機管理室におきまして、災害時におけるスマートフォンの活用方法などを紹介したスマホを活用した防災教室、それと令和2年度には産業振興課において、地域経済の活性化を図るため、スマートフォンによるキャッシュレス講座、またみんなで地域づくりセンターにおいて、スマートフォン等を活用し、コミュニケーション拡大を目的とした。みんなでスマホ・タブレット講座を実施しております。なお、本年度におきましてなのですけれども、先ほども壇上でもご答弁させていただきましたが、65歳以上の高齢者を対象に、初めてスマートフォンに触れる方向けにスマートフォン講習会を情報推進課において実施する予定でございます。 以上でございます。
○
成田芳律議長 関根登志夫さん。
◆関根登志夫議員 いろんなところでやっていただいておるという形で、スマートフォン教室というのはただ単にスマートフォンの利活用ができるようになるということだけではなく、スマートフォン教室自体が高齢者たちの何かサークルというか、情報交換のような形になっていて、いろいろ私も拝見したことがあるのですけれども、それを利用してなおかつスマホを利活用できるように、石山議員もスマートフォンに買い換えられたみたいなのですけれども、よろしくお願いいたします。 そこで、次ですけれども、買物が不便な方々への支援についての関連ですが、最近「とくし丸」という移動販売車を見かけるようになりましたが、御存じでしょうか。
○
成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。
◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。 移動販売車の「とくし丸」につきましては、イトーヨーカドーの四街道店と連携をいたしまして、主に栗山地区、大日地区などで、食料品や日用品等の移動販売を行っていることを確認しております。また、今「とくし丸」というようなお話、ご質問を頂戴いたしましたけれども、ほかにも市内のスーパーのヤックスにおきましても、千代田地区、旭ケ丘地区、鹿放ケ丘地区等で移動販売車といたしまして「らくちん便」という名前で、同様の移動販売を行っているということを確認してございます。 以上でございます。
○
成田芳律議長 関根登志夫さん。
◆関根登志夫議員 ありがとうございます。私の家の近所でも、たしか週2回「とくし丸」が移動販売でやってきます。四街道市の場合はイトーヨーカドーさんと連携されていて、いろいろな商品を自分の目で見て、商品を選んで買うことができます。買物が困難な方々の問題も解決してくれる救世主になるのではないかと期待しております。やはりいろいろお母さんとか、そういう方たちは幾ら年を取っても、やっぱり買物は自分の目で見て、子供や家族の好きなものを買ってあげたいという思いが強くあると思いまして、私の母も83歳におとといなったのですけれども、「とくし丸」が来るのを楽しみにしていて、カレンダーに「とくし丸」が来る日を貼ってあります。ですから、これからどんどん増えていってくれればなと思います。あとヤックスの移動販売車もよく見かけるようになります。ヤックスといったら、ドラッグストアですので、現在はまだやっていないのかもしれませんが、お薬の免許を持っていますから、お薬の移動販売も可能ではないかと思いますので、こちらも期待しております。 最後の前に、空き家や空き地、ごみ屋敷対策についての関連ですが、これ一番市民の方から相談が多い案件です。これ空き家、空き地、ごみ屋敷対策というのを一緒にしたのは、担当の所管は違うのは分かっているのですが、一緒に聞きたいのはいろんな課にまたがることですので聞かせていただきます。現在把握している空き家の戸数は何件あって、空き家の担当はどのぐらいの人数で対応されておりますか。
○
成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。
◎都市部長(嶋田浩司) お答えいたします。 現在把握している空き家の件数につきましては、平成29年度に市内全域を対象に行った空家等実態調査での空き家件数374件、並びに市民から情報提供等による空き家件数が96件について、令和3年の7月までの間、所有者の必要となる情報等を確認するとともに現地調査を行った結果、売却や解体などにより空き家が解消された家屋もあり、現在の空き家件数は330件となっております。 次に、空き家を担当している人数につきましては、建築課住宅係4名で対応しており、主に担当している職員は2名でございます。 以上でございます。
○
成田芳律議長 関根登志夫さん。
◆関根登志夫議員 例えば空き家の草木類が繁茂したり、塀のブロックも木がどんどん生えてきて、斜めになってもうすぐ倒れそうになっている場合や、ツタ類が電線をはって、電線まで行ったりしている場合、所有者に建築課の方が管理を促す書類を郵送したのですが、何回郵送しても返ってこない場合、この場合はどうお考えですか。
○
成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。
◎都市部長(嶋田浩司) お答えいたします。 空き家につきましては、まず所有者でございますので、近隣にご迷惑かけないという中では、その方を特定しなければいけないというところがございます。ただ、どうしても郵便等でできない場合、これにつきましても返事をくれないという方もいらっしゃいますので、そうならないように何回も頻繁に、写真等を添付して空き家だということを認識してもらうための対策を取っているというところでございます。 以上でございます。
○
成田芳律議長 関根登志夫さん。
◆関根登志夫議員 すみません、時間がなくなってきてしまったので、担当課だけではどうしようもできないのも理解できますが、遅れれば遅れるほど市民の皆様の不安と不満は増幅していきます。空き家問題は建築課、環境政策課。自治振興課、危機管理室、課税課、消防、東京電力、警察等、いろんな部署に関わる大変難しい問題であります。そこで、これからさらに増えていくという形なのですが、空き家・空き地特別対策チームというのを立ち上げてみてはどうかと思いますが、市長いかがでしょうか。
○
成田芳律議長 市長、佐渡斉さん。
◎市長(佐渡斉) 空き家等に関する相談、これは議員仰せのとおり、問題の原因、また解決、これは多岐にわたっております。平成30年度に計画策定した四街道市空家等対策計画によりまして、地域住民の皆さんから、空き家等における草木の繁茂、ごみ等の散乱、防犯対策、建物自体の破損等の情報については、建築課を窓口として、建築課が窓口をしておりますが、その内容に応じて防災、防火、防犯、生活環境、道路の関係分野における部署で、現実にそれぞれの部署で対応していると、これが現実でございます。また空き家等に関する課題及び情報の共有、特定空家の認定やそういった措置につきましては、空き家対策を推進していくために、庁内政策調整担当を中心に、各部に政策調整担当がおりますので、それを中心に組織された四街道市空家等対策会議、これを設置しておるところでございます。今後につきましても、四街道市空家等対策会議、これを中心に空き家が草木の繁茂や家屋の破損等により、近隣住民の皆さんに迷惑がかからないように、積極的に対策を進めてまいりたいと、このように思います。 以上です。
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成田芳律議長 関根登志夫さん。
◆関根登志夫議員 よろしくお願いします。最後に、オリンピックで……終わりました。すみません。
○
成田芳律議長 以上で志誠会、岡田哲明さんの質問を終結します。 後刻速記録を調査の上、適当な措置を講ずることといたします。 ◇
△散会の宣告
○
成田芳律議長 以上で本日の日程は終了します。 明日は定刻より会議を開きます。 本日はこれにて散会します。 散会 午後 4時54分...