四街道市議会 > 2021-06-15 >
06月15日-05号

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  1. 四街道市議会 2021-06-15
    06月15日-05号


    取得元: 四街道市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-02
    令和 3年  6月 定例会(第2回)          令和3年第2回四街道市議会定例会 第16日                            令和3年6月15日(火曜日)午後1時開議 議 事 日 程 (第5号) 日程第1 一般質問       ・戸 田 由紀子       ・岡 田 哲 明       ・阿 部 百合子                                              〇本日の会議に付した事件 1、開  議 1、議事日程の報告 1、一般質問    戸 田 由紀子    岡 田 哲 明    阿 部 百合子 1、散  会午後1時開議 出席議員(20名)     1番   久 保 田  敬 次 郎         2番   本  田     良     3番   阿  部  百 合 子         4番   田  中  徳  彦     5番   坂  本  弘  毅         6番   成  田  芳  律     7番   栗  原  直  也         8番   大  越  登 美 子     9番   保  坂  康  平        10番   西  塚  義  尊    11番   関  根  登 志 夫        12番   戸  田  由 紀 子    13番   石  山  健  作        14番   広  瀬  義  積    15番   山  本  裕  嗣        16番   森  本  次  郎    17番   高  橋  絹  子        18番   岡  田  哲  明    19番   長 谷 川  清  和        20番   清  宮  一  義 欠席議員(なし) 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  市   長   佐  渡     斉      副 市 長   武  富  裕  次  教 育 長   府  川  雅  司      危機管理監   澤  畠     博  経 営 企画   石  渡  省  己      総 務 部長   岩  井  勝  明  部   長  福   祉   齋  藤  千  裕      健康こども   山  﨑  裕  之  サ ー ビス                   部   長  部   長  環 境 経済   麻  生  裕  文      都 市 部長   嶋  田  浩  司  部   長  上 下 水道   外  谷  茂  行      会計管理者   齊  藤  宏  一  部   長  消 防 長   齊  藤  信  行      教 育 部長   伊  藤  克  紀 本会議に出席した事務局職員  事 務 局長   岩  堀  精  昇      局 次 長   飯  泉     克  主 査 補   植  草  俊  幸      主 任 主事   金  坂  尚  輝 △開議の宣告                               (午後1時) ○成田芳律議長 ただいまの出席議員20名、定足数に達していますので、本日の会議は成立しました。  直ちに本日の会議を開きます。                        ◇ △議事日程の報告 ○成田芳律議長 本日の日程については、お手元に配付の日程表のとおりです。                        ◇ △一般質問 ○成田芳律議長 日程第1、一般質問を行います。  発言時間については、質問時間のみで30分以内としますので、ご了承願います。  では、順次通告者の発言を許します。  12番、戸田由紀子さん。    〔戸田由紀子議員登壇〕 ◆戸田由紀子議員 議席番号12番、戸田由紀子です。通告に従いまして質問いたします。  1、新型コロナウイルスワクチン接種について。本市では、新型コロナウイルスワクチン接種対策室を立ち上げ、接種に取り組んでいます。ワクチンの供給量が定まらない中、3月15日に市民向けコールセンターを開設し、まず85歳以上の高齢者からと年齢を区切って段階的に接種券の送付を行うなど、予約の際に市民の混乱を招かないよう工夫をしながら、保健センターにおける集団接種と医療機関による個別接種、そして予約お助け隊の開設、もったいないバンクの運用開始と、分かりやすいネーミングとともに市民の立場に立った取組は、見えないところでのご苦労が多々あったのではないかと、関係者の皆様全てに感謝と敬意を表します。  (1)、ワクチン接種の進捗状況について。65歳以上の高齢者の接種状況、医療従事者の接種状況、予約はスムーズにできているのか、ワクチンの入荷状況、接種後の副反応、当日キャンセル分の活用、そして市医師会との協力体制についてお聞かせください。  (2)、外出するのが困難な在宅高齢者に対して医師の往診による接種について。  (3)、在宅の要支援、要介護者の接種会場までの送迎、同行支援は、介護保険サービスの対象になるのか。  (4)、在宅の高齢者に関わる訪問ヘルパーや民生委員さんたちへの接種時期はいつからの予定か。  (5)、今後の接種スケジュール。  2、避難行動要支援者避難支援体制整備事業について。  (1)、避難行動要支援者台帳管理システム導入委託の実施目的と内容について。令和3年度の当初予算に避難行動要支援者台帳管理システム導入委託が予算されていますが、システムすることの目的とメリットについて伺います。  (2)、避難行動要支援者の避難支援に関わる今後の市の取組について。昨年の10月、国の中央防災対策実行会議の下に設置されたサブワーキンググループにおいて、令和元年台風19号を踏まえた高齢者等の避難の在り方についての中間取りまとめがあり、要支援者の個別計画を市町村が作成することや福祉避難所への直接避難などの方向性が示されましたが、その後の国の進展状況と今後の市の対応について伺います。  3、こどもルーム運営委託について。  (1)、社会福祉協議会からの事業撤退の申出を受け、来年度からの運営委託について検討状況を伺います。  (2)、新規運営事業者を選定するに当たり、本市として重視する点は何ですか。  (3)、今後のスケジュールを伺います。  4、コロナ禍における子供の学びについて。  (1)、コロナ禍で2年目を迎えた学校は、学びの機会の確保と感染対策の両立という厳しい対応が求められる中、手探りでの対応が続いておりますが、教職員の側からと児童生徒の側から見た現状と課題について伺います。  (2)、大阪市では緊急事態宣言発令に伴い、原則オンライン学習とすることを決めましたが、準備が整わない学校現場に混乱を引き起こし、結局通常の授業やプリント学習オンライン学習は一部の時間帯に限定することとなりました。オンライン学習を進めるには、十分な通信環境が整備されていることや授業方法が確立されているなどが必要です。そこで、まず本市のオンライン学習の目指すところは何かをお聞きします。  (3)、修学旅行は、子供たちにとって大変楽しみな、そして成長に欠かせない学校行事の一つですが、コロナ禍での実施についての判断は頭の痛い問題ではないかと思います。今年度の修学旅行について、どのように考えているのか伺います。  (4)、昨年度に引き続き、令和3年度当初予算に中学生の広島・長崎派遣事業費が計上されておりませんでした。その理由と教育委員会の考えを伺います。  5、四街道小学校の給食室の老朽問題について。  (1)、四街道小学校の給食室は、昭和48年、1973年に建設され、48年経過し、かなり老朽が進んでおりますことから、まず現状をどのように把握されているのか伺います。  (2)、自校方式の給食として、長年子供たちに愛され続けており、在校生はもちろん、卒業生からもいろいろな行事とともに給食のおいしかったことが自慢げに話されたりして、たくさんの子供たちの中に忘れ難い学校生活の思い出の一つとして残っています。給食室の今後の対応方針を伺います。  以上で壇上からの質問を終わります。 ○成田芳律議長 戸田由紀子さんの質問に対する当局の答弁を求めます。  教育長、府川雅司さん。    〔教育長 府川雅司登壇〕 ◎教育長(府川雅司) 私からは、第4項目、コロナ禍における子供の学びについての1点目、2点目につきまして順次お答えいたします。  1点目の2年目を迎えた学校生活における現状と課題についてですが、市内小中学校の教職員は、国や県の感染症対策のマニュアルやガイドライン、通知にのっとって、感染源を断つ、感染経路を断つ、抵抗力を高める等の感染症対策を徹底しながら教育活動を行っております。児童生徒は、新しい生活習慣として、身体的距離の確保、マスクの着用、うがい、手洗いが自主的に行えるようになっております。  課題としましては、教職員は近距離での教育活動は制限があり、工夫を求められること、また大勢が一堂に会する行事などでは、実施時期や内容について状況を考慮して、その都度検討する必要があります。児童生徒は、友達との会話や身体的な距離の確保など、コミュニケーションに制限があることが挙げられます。  続きまして、2点目のオンライン学習の目指すところは何かについてですが、新型コロナウイルス感染症が終息しておらず、必要に応じて臨時休業等が行われる段階においては、児童生徒の学びを保障するため、ICTを活用しつつ、教師による対面指導と遠隔、オンライン教育との組合せによる新しい生活様式を目指すところとしております。  また、新型コロナウイルス感染症が終息した段階においては、未来を生きる児童生徒に求められる資質、能力を一層育んでいくためにも、発達段階に応じたICTを活用した対話的、協働的な学びが展開できるようにすることを目指すところとしております。  私からは以上となります。    〔何事か言う人あり〕 ◎教育長(府川雅司) すみません。訂正をさせていただきます。2点目のオンライン学習の目指すところは何かについてということでございますけれども、そこの新型コロナウイルス感染症が終息しておらず、必要に応じて臨時休業等が行われる段階においては、児童生徒の学びを保障するため、ICTを活用しつつ、教師による対面指導と遠隔、オンライン教育との組合せによる新しい、先ほど私「生活様式」と申し上げてしまいましたが、新しい「教育様式」を目指すところとしております。この部分を訂正させていただきます。失礼しました。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。    〔健康こども部長 山﨑裕之登壇〕 ◎健康こども部長(山﨑裕之) 私からは、第1項目、新型コロナウイルスワクチン接種についてのうち、健康こども部所管分及び第3項目、こどもルーム運営委託について順次お答えします。  初めに、第1項目の1点目、ワクチン接種の進捗状況についてですが、6月15日現在の実績でVRS、ワクチン接種記録システムに記録されている65歳以上の高齢者の接種状況は、1回目は1万2,736回、2回目は1,633回となっております。また、医療従事者への接種状況は、V―SYS、ワクチン接種円滑システムの接種状況は、1回目は2,337回、2回目は2,142回となっています。  予約はスムーズにできているかについてですが、当市では当初高齢者の方へ一斉に接種券を送付する予定で準備を進めておりましたが、先行した市町村で予約が殺到したなどの混乱を受け、段階的な接種券発送に切り替え、年齢別に3段階で郵送いたしました。送付後の予約開始から二、三日は、コールセンターに電話がつながらない状況が生じており、市民の皆様にはご迷惑をおかけしたところですが、インターネットによる予約サイトにつきましてはおおむね順調に予約の受付ができている状況です。  ワクチンの入荷状況ですが、4月24日に1箱、5月1日に4箱、5月21日に9箱、5月25日に13箱、6月11日に15箱、6月後半にも15箱入荷の予定で、計6万5,715回分の入荷があることから、高齢者分のワクチンとしては十分な入荷量となっております。  接種後の副反応ですが、6月15日時点で国より県を通じ、予防接種後副反応疑い報告書として3件の情報提供がございました。これは、予防接種法に基づき、医師が副反応を疑う症状を認めた場合、厚生労働省に報告することが定められているもので、副反応の程度の重さによるものではございません。  なお、今回情報提供のあったものは、1件は発熱、1件は手のしびれ、1件は目まいによるものです。  当日キャンセルが出た場合には、貴重なワクチンを無駄にしないよう対応しており、まずはそれぞれの医療機関がかかりつけ患者様の中でお声かけをしていただきます。接種ができそうな方が見つからない場合には、医療機関から市に連絡をいただき、市が募集しているもったいないバンクの登録者の中から、地理的な条件等を加味して市でマッチングを行います。  また、ワクチン接種の終了時間までの状況により、高齢者施設等の従事者や医療従事者等にもお声かけをしており、市内の小中学校並びに幼稚園、保育園の職員等にもご協力をいただく予定でございます。  市医師会との協力体制でございますが、本年1月より毎月医師会の会議でお時間をいただき、市長も出席してワクチン接種体制構築のための説明や協力依頼、意見交換を重ねてまいりました。当市では、大変協力的な医師の方が多く、できる限りのご支援をいただいているところでございます。  続きまして、2点目、医師の往診による接種についてですが、市内で訪問診療とワクチン接種に協力いただいている医療機関は3か所ございます。通常の訪問診療と並行して接種をすることが多いため、1日に接種できる人数は限られますが、順次接種を進めていただけると伺っております。  続きまして、4点目、在宅の高齢者に関わる訪問ヘルパーや民生委員への接種についてですが、医療提供体制の確保、重症リスクの大きさなどを踏まえ、ワクチン接種の順位は医療従事者等、次に高齢者、その次に高齢者以外で基礎疾患を有する者及び高齢者施設等の従事者とされています。本市においては、在宅の要介護高齢者や要支援者が新型コロナウイルス感染症に感染し、やむを得ず自宅療養を行う場合も想定されることから、自宅療養を余儀なくされた高齢者の患者や濃厚接触者に直接接し、介護サービスの提供などを行う居宅サービス事業所等でサービスの提供等を行う意思を有する職員を高齢者施設等の従事者として含めることとし、市内の事業所に対し調査を実施したところ、19事業所、171名の職員から意向が示されました。これらの方は、高齢者施設等の従事者として、高齢者の次の順位で接種、もしくはキャンセルが出たときの接種対象としています。  民生委員につきましては、優先接種の対象となりませんので、先ほど申し上げた接種順位に従って接種を行っていただくこととなります。  続きまして、5点目、今後の接種スケジュールについてですが、高齢者の次の対象である高齢者以外で基礎疾患を有する方については、6月1日よりお申出をいただき、6月17日までにお申出のあった方については6月18日に接種券を発送する予定としております。その後もお申出は随時受け付けており、申出のあった時点で速やかにお送りしてまいります。  高齢者施設等の従事者につきましては、市内施設での接種と余剰ワクチンが出たときにお声かけし、来場可能な場合には接種していただく運用を併用し、開始しているところでございます。  また、市外の施設にお勤めの方には、お申出をいただいた上で、基礎疾患を有する方と同時期に接種券を発送いたします。  なお、60歳以上64歳までの方へは6月18日に、59歳以下の方への接種券の発送は現在検討しているところでございます。  次に、第3項目、こどもルームの運営委託について順次お答えさせていただきます。初めに、1点目、委託に向けた検討状況についてですが、令和4年度以降のこどもルームの運営につきましては、新たな民間事業者との委託に向け、市の基本的な考え方についてまとめた四街道市こどもルーム運営事業受託事業者の選考に係る基本方針を定め、現在仕様書等の作成を進めているところです。  続きまして、2点目、委託に当たり、重視する点は何かについてですが、保育の質を保つ上で、現在の各こどもルームで児童と接している支援員等の皆様に継続して働いていただくことが重要だと認識しております。このため、基本方針において、支援員等の処遇については現在の処遇を下回ることのないよう、仕様書に明記することとしております。また、支援員等の配置については、現在行っている国の基準を上回る市独自の配置基準を継続し、仕様書に明記することとしております。  令和4年度以降のこどもルームの運営事業者の選考については、これらを重視しつつ、民間事業者の豊富な経験をこどもルーム運営に生かすことで、より一層利用保護者や利用児童が安全で安心して利用することのできるこどもルームの運営となるよう努めてまいります。  続きまして、3点目の今後のスケジュールについてですが、9月議会にて債務負担行為を設定させていただき、10月頃に民間事業者等の公募を行い、11月頃に事業者の選定を行っていく予定です。その後、社会福祉協議会と新たな事業者間での業務の引継ぎ、利用保護者向けの説明会等を予定しております。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。    〔福祉サービス部長 齋藤千裕登壇〕 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) 私からは、第1項目(3)、第2項目(1)、(2)について順次お答えいたします。  最初に、第1項目の(3)の在宅の要支援、要介護者の接種会場までの送迎、同行支援につきましては、居宅サービス計画に基づき、介護保険サービス訪問介護サービスの対象となります。  次に、第2項目の(1)の避難行動要支援者台帳管理システム導入委託の実施目的と内容につきましては、避難行動要支援者台帳は四街道市避難行動要支援者避難支援全体計画に基づき、職員が年1回エクセルファイルにより要支援者の情報を手入力で処理を行っております。これをシステムし、介護保険システム障害者支援システムと連動することにより、常に最新の情報で管理することが可能となり、大規模災害時においても迅速な支援につながるものと考えております。  次に、(2)の避難行動要支援者の避難支援に係る市の取組につきましては、本年5月10日、災害対策基本法の一部改正により、個別避難計画の作成について、法第49条の14で「市町村長は、地域防災計画の定めるところにより、個別避難計画を作成するよう努めなければならない」とされました。また、本年5月に改定された内閣府の避難行動要支援者の避難支援に関する取組指針において、福祉避難所への直接避難が位置づけられました。  本市におきましては、平成27年度から避難行動要支援者避難支援体制整備事業に取り組み、台帳の整備、更新を進めてまいりました。個別避難計画につきましては、避難支援者である区、自治会が主体となって作成しておりますが、今後は法や取組指針の内容に沿って体制の整備を進めてまいります。  私からは以上です。 ○成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。    〔教育部長 伊藤克紀登壇〕 ◎教育部長(伊藤克紀) 私からは、第4項目の3点目、4点目及び第5項目のご質問に順次お答えします。  初めに、第4項目の3点目、今年度の修学旅行についてですが、市内小中学校では、現時点では修学旅行は実施の予定です。児童生徒の感染予防を最優先に考え、行く先や活動内容、移動方法等について検討し、準備しております。  続きまして、4点目、中学生の広島・長崎派遣についての考えについてですが、中学生の広島・長崎派遣については、令和2年度、3年度は東京オリンピック・パラリンピックのため予算に計上しませんでした。今後は、新型コロナウイルス感染症の状況等を鑑み、予算要望してまいります。  続きまして、5項目の1点目、四街道小学校給食室の現状についてですが、四街道小学校給食室は昭和48年に建設され、築48年を経過しています。また、平成2年に配膳室を増築しているところです。築年数がかなり経過しておりますが、施設設備、厨房機器類に関して適宜修繕や更新を行い、安心、安全でおいしい給食の提供に努めております。  続きまして、2点目、対応方針を伺うについてですが、四街道小学校給食室につきましては、四街道市学校施設の長寿命計画の基本方針に基づき、老朽の状況や将来の配食数、費用対効果を見極めた上で、効率的な整備等を行ってまいります。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 再質問はありませんか。  戸田由紀子さん。 ◆戸田由紀子議員 ご答弁ありがとうございました。それでは、順次再質問させていただきます。  まず、1項目めの新型コロナウイルスワクチン接種についてでございますが、進捗状況につきましては今細かくご説明いただきましたので、これからもまだ続きますので、そこはしっかりとまた取り組んでいただきたいと思います。  それで、先ほど出てきました予約お助け隊、6月1日に開設されているのですけれども、これの利用状況をちょっと教えてください。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。
    福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  予約お助け隊につきましては、その会場の運営を福祉サービス部のほうで担当いたしましたので、私のほうからご答弁を申し上げます。お助け隊につきましては、市文化センターを会場といたしまして、6月1日から6月13日まで、中1日のお休みを挟みまして12日間開設をいたしまして、合計404名の市民の皆様にお越しをいただきました。1日平均に直しますと、約34名の方にお越しをいただいたということでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 戸田由紀子さん。 ◆戸田由紀子議員 私も最後の13日の日に、文化センターでお助け隊の方とちょっとお話しさせていただきました。職員の方がお休みも返上した形でそこで対応してくださっていましたので、この1日平均34名というところでは、かなりの方がこれに関心を持って、本当に助けてほしいというところで駆け込んだのではないかと思います。  それで、このお助け隊については、これからの設置というところはいかがなのでしょうか。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  会場につきましては、13日で閉じてしまったわけですけれども、今後の対応につきましては、例えば高齢者の窓口であったり、障害者の窓口であったり、そういうところにお客様がいらっしゃって、そのついでにワクチン接種の予約をしたいというお申出があれば、その都度職員のほうで対応させていただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 戸田由紀子さん。 ◆戸田由紀子議員 分かりました。  それから、もう一つのもったいないバンク、これの運用状況についてお願いします。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  もったいないバンクにつきましては、接種のキャンセルが発生した場合、予約が6人に満たないときとか、ワクチンが余ってしまって、廃棄をなくすために、6月からもったいないバンクを新たに始めたわけなのですけれども、現在のもったいないバンクの登録者数、本日時点で99名登録がございます。バンクから実際にご紹介した関係は、昨日までで20名という形になってございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 戸田由紀子さん。 ◆戸田由紀子議員 これ、もったいないバンクを始めたのはいつからとおっしゃいましたか。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) 募集、登録開始が6月1日からです。  以上です。 ○成田芳律議長 戸田由紀子さん。 ◆戸田由紀子議員 6月1日から登録が99名されていて、そのうち20名の方に紹介されたということですが、これまた時間がたつに従って、もう少し増えてくるのではないかと思います。あと、医療機関の窓口でも、看護師さんが電話して、キャンセルが出たのだけれども、どうですかというようなお電話もされていましたので、かなりキャンセル分については無駄にしないような努力を皆さんされていらっしゃるなという気がいたしました。これも無駄にしないように、迅速に対応していただきたいと思います。  それから、(3)ですけれども、居宅サービス計画をつくられている方は、これで介護保険サービスが対応されるのですけれども、介護認定を受けていてもサービスを受けていない人とか、介護認定を受けていない方で何らかの支援が必要な高齢者に対して、ワクチン接種に向けてのどのような支援があるのか伺います。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  接種会場までの移動が困難な高齢者の方が、例えばタクシーを利用いたしまして接種会場まで移動するための支援策といたしまして、要介護3以上の認定を受けている在宅生活者の方へのタクシー利用助成事業の実施に向けて、現在準備を進めているところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 戸田由紀子さん。 ◆戸田由紀子議員 要介護3以上の方ということで、今タクシー代のそういう準備をしていただいているということで、これはこれで助かる方がいらっしゃるので、いいと思うのですけれども、3以上の方以外の方、その方たちに対しては何かないのでしょうか。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  現在のところ、市としての対応というのは特に考えてはいないわけですが、そのほかにも例えば社会福祉協議会で行っております福祉タクシーとか、そういったものをご利用いただければいいかなというふうには考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 戸田由紀子さん。 ◆戸田由紀子議員 窓口のほうには、これからまた接種を行う方たちの中にも、移動がちょっと困難な方とかいらっしゃると思います。そういう方が相談に見えたりされるかと思いますので、やはりそのとき、本当に困難な思いをされている方に対しては、しっかりと支援をしていただきたいと思いますし、要介護3以上の方と同じような形で支援していただければ大変ありがたいなと思っております。それは要望させていただきます。  それから、(4)の訪問の方には、171名の職員の方が手を挙げて一応受けられるということなのですけれども、民生委員さんたち、今地域の中で民生委員の方たちが高齢者の方たちの相談に乗ったりとか、いろいろな情報を届けたりしていたのが、今ちょっとそれができなくなってしまっていると。でも、このワクチンの接種に関しては、そういう民生委員の方たちが直接情報を届けるとか、何かそういうことができるのではないかと思うのです。それで、民生委員の方たちにもちょっと優先順位を上げた形でワクチンの接種ができないものだろうかと思っているのですが、いかがでしょうか。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  確かに議員おっしゃることも分かるのですけれども、やはり当市としましては、これまでも答弁しましたとおり、医療従事者、国の順位に従って接種優先順位を決定しておりますので、大変恐縮ではございますが、確かに民生委員さんも地域で高齢者の方等と接する機会はあるかと思うのですが、基本的にはまず高齢者施設の従事者等々を接種順位の優先という形で考えておりますので、大変申し訳ありませんが、今のところ民生委員さんは優先順位を上げる予定はございません。  以上でございます。 ○成田芳律議長 戸田由紀子さん。 ◆戸田由紀子議員 それでしたら、もったいないバンク、こちらのほうへの登録などもちょっと検討していただければと思います。これは要望させていただきます。  それから、次の今後のスケジュールなのですけれども、これから基礎疾患のある人への接種が始まります。6月1日からホームページ等では情報を流しているのですけれども、基礎疾患のある人たちへの情報提供の方法について教えてください。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  情報提供ということでございますが、実際にはもう市のホームページ等ではお知らせしているのですが、市政だより6月15日号、もう多分お手元にあるかと思うのですが、市政だより、あとはよめーる、ヤフー防災速報で情報発信を行っております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 戸田由紀子さん。 ◆戸田由紀子議員 基礎疾患の対象になっている方で、障害のある方たちもいらっしゃいます。その方たちにも、通所施設とか、障害者の親の会などへの周知などもお願いしたいと思います。これは要望させていただきます。  それから、次の段階の障害福祉事業所、基礎疾患の対象になっている方たちのいらっしゃる事業所、障害福祉事業所、そこの職員の方たちへの接種というのはどういう形になりますか。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  高齢者の入所施設と同様に、障害者の入所施設で65歳以上の高齢者が入所している施設におきましては、医療機関の巡回接種によりまして、65歳以上の高齢者を対象にワクチン接種を行ってまいりますが、施設の職員につきましては施設側と医療機関との調整によりまして接種を実施することとなります。  以上でございます。 ○成田芳律議長 戸田由紀子さん。 ◆戸田由紀子議員 入所施設の方以外の方にも、できれば接種のほうをしていただければと思います。  それから、これからの接種対象者の方たちについてなのですけれども、59歳以下の方たちも順番で始まります。そのときに、子供たちに接する機会の多い教職員や保育士、幼稚園教諭、それからこどもルームの支援員など、子供に関わる方たちを優先して接種できるように要望いたします。それで、優先接種に当たっては、その過程と根拠をしっかりと周知していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  それから、今保健センターで行っている集団接種なのですけれども、これはかなり予約が取りやすいということで、保健センターで受けている方いらっしゃいます。これはいつまで実施予定ですか。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  保健センターで実施しています集団接種につきましては、現時点におきましては9月までの接種を計画しておりまして、それ以降、10月以降につきましては現在検討中でございます。  以上です。 ○成田芳律議長 戸田由紀子さん。 ◆戸田由紀子議員 できれば継続していただきたいなと思っております。  では、次の避難行動要支援者のほうに移ります。システムについては分かりました。  それで、今後の市の取組、これは市が名簿、個別支援計画をつくらなければいけないというふうに義務されたということはとても大きなことだし、担当にとりましてはこれから先どうしていくのかというところで、新しく立ち上げなければいけない部分もたくさんあると思うのです。かなり力が必要になってくるかと思うのですが、今現在、令和3年3月末時点において、避難行動要支援者の人数及びそのうち平時からの個人情報の提供に同意している要支援者の人数と、既に個別計画を策定している人数を教えてください。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  令和3年3月末時点の避難行動要支援者は2,537人でございます。そのうち、個人情報の提供に同意書を提出している方につきましては764人でございます。また、既に個別計画が策定されている方は140人でございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 戸田由紀子さん。 ◆戸田由紀子議員 2,537人の方が3月時点でいらっしゃるということですね。  それから、要支援者として名簿に載せる対象者はどういう方なのか、それと新規登録者は年間何人ぐらいいるのか、またその登録は毎年更新されているのかお願いします。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  本市におきましては、避難行動要支援者避難支援全体計画に基づきまして、避難行動要支援者の基準を、まず①、身体障害者手帳の1級、2級を所持する人、下肢機能障害のある身体障害者手帳3級を所持する人、②としまして療育手帳の(A)、それからAの1、Aの2を所持する知的障害者、③としまして精神保健福祉手帳の1級を所持する精神障害者、④として難病患者としまして、特定疾患治療研究事業の医療費助成患者のうち重症認定者及び小児慢性特定疾患治療研究事業の医療費助成患者のうち重症認定者、⑤といたしまして介護保険制度における要介護認定の介護度が3から5と認定されている方、⑥といたしまして介護保険制度における要介護認定の介護度が1または2と認定されている独り暮らしの65歳以上の方、⑦としましてその他単独での避難が困難と思われる要配慮者としております。  名簿のほうは、毎年8月末日の情報によりまして更新を行っておりまして、令和2年度の新規登録者は481名でございます。  以上です。 ○成田芳律議長 戸田由紀子さん。 ◆戸田由紀子議員 新規登録者の方が481名いらっしゃるということで、この人数は亡くなる方もいらっしゃるとかということでは、毎年変化するかと思いますが、これからは増えていくのではないかと予想しております。本当に大変な事業に取り組まれるわけですが、それからこれが義務されることによって、計画作成に係る経費は地方交付税措置がされるということですけれども、対象となる経費はどのようなものでしょうか。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  避難行動要支援者に対しまして、避難支援等を実施するための個別避難計画の作成に要する経費につきましては、普通交付税の包括算定経費の防災諸費項目の中での単位費用の1項目に当たるため、具体的な対象経費についてお示しをすることは困難であると考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 戸田由紀子さん。 ◆戸田由紀子議員 普通交付税措置ということで、補助金で計画できたら1件幾らだよという形で補助してくれるのかと思ったら、違うのですね。この辺のところは、ちょっとまだ納得できないところありますけれども、次へ行きます。  内閣府は、福祉避難所に関して新しい制度を設けました。これでどのように変わるのでしょうか。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  今回災害対策基本法施行規則におきまして、指定福祉避難所を指定したときは、その名称、所在地及び受け入れる被災者を特定しまして、本人とその家族のみが避難する施設であることを明示すること。その他、市町村が必要と認める事項を公示することが位置づけられました。  以上でございます。 ○成田芳律議長 戸田由紀子さん。 ◆戸田由紀子議員 それから、この福祉避難所への直接避難が可能となった場合、現在の福祉避難所数で受入れは十分と考えていらっしゃいますか。高齢者、障害者施設、それぞれの受入れ態勢を伺います。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  現在高齢者施設7法人8施設、障害者施設1法人2施設、それから千葉県立千葉盲学校と合わせまして11施設と福祉避難所の協定を締結しており、受入れ人数につきましては利用できる床面積を基に協定締結当時に算出しております。しかしながら、昨今の災害規模の拡大と新型コロナウイルス感染症に対応する避難所の滞在スペースを踏まえまして、新規に設立をされる施設とその都度協定締結を進めることで、今後も受入れ態勢の充実を図りたいと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 戸田由紀子さん。 ◆戸田由紀子議員 また、その受入先についても、かなり個々の形で、ほかのところも受入れができるようなことになるようなこともありましたので、それらをちょっと見守っていきたいと思っております。  それで、現在個別の計画が進まない、策定が進まない状況があって、課題として多くの自治体では避難を支援する人の確保が難しいと言われています。今後市では、どのように個別計画の策定を行っていくお考えでしょうか。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  令和3年5月20日付で国から避難行動要支援者の避難行動支援に関する取組指針の改定が示されまして、優先度の高い避難行動要支援者について、地域の実情に応じておおむね5年程度で個別避難計画の作成に取り組んでいくこととされました。本市の避難行動要支援者の避難支援につきましては、四街道市地域防災計画、四街道市避難行動要支援者避難支援全体計画の中に位置づけられておりますことから、今後個別避難計画の作成の推進に向けて計画を見直し、庁内外の推進体制を整備してまいりますとともに、個別避難計画作成の優先度に基づき、対象者の選定をしてまいります。  また、個別避難計画の作成は、今までと同様、関係者や本人等の参画を得て取り組まれるものですし、発災時においては避難行動要支援者の避難支援を含め、地域全体での避難が円滑に行われなければなりませんので、引き続き区、自治会等関係者への説明、協力依頼を行ってまいります。  以上でございます。 ○成田芳律議長 戸田由紀子さん。 ◆戸田由紀子議員 これは、それぞれ関わる方たちの連携ということが非常に重要になってきます。自治会、学校、それから市役所、本当にもろもろのところがあります。  それで、これは今兵庫県のほうで個別支援計画の作成支援事業として、県内全市町村でケアマネジャーなど福祉の専門職が地域と一緒に平時に作成するケアプランに合わせて個別支援計画の作成、更新に取り組んでおります。このような先進自治体の取組を参考にしながら、自治会、民生委員任せではなくて、庁内の関係部署との連携を強化して、行政と市民が一緒になって高齢者や障害者、そして本当に避難が必要な方たちの対象者の個別支援計画作成に取り組んでいただきますように要望いたします。  それから、こどもルームの運営に移りますが、これは父母の会からの要望と、また支援員からの要望はどのようなものがあったのかお願いします。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  四街道市学童保育所父母の会からは、支援員の配置基準の維持や新たな受託事業者との移行期間の確保等について、市の考え方を確認したい旨の文書をいただいており、父母の会と意見交換をさせていただいております。  また、支援員等からは、雇用の継続などに関しての心配する声が多いと聞いておりますので、こどもルーム会議等に参加しまして、基本方針について説明することで、支援員等の不安や疑問の解消に努めてまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 戸田由紀子さん。 ◆戸田由紀子議員 全く新しい委託業者になるわけですので、父母の会、それから支援員の方たちと顔を合わせる中で話し合いながら、やはりお互い信頼関係をつくり上げながら新しい運営基準に向かって取り組んでいくという、そのような心構えで取り組んでいただきたいと思います。これは信頼関係がなければ、本当に先行きまた大変なことになってしまいますので、よろしくお願いいたします。  では次に、教育委員会のほうお願いいたします。教職員の方と児童生徒の方の現状と課題について伺いました。やはり子供たち、先生とか友達同士でのコミュニケーションが取れないというところが非常につらいし、苦しいというふうな状況にあるようなのです。それで、先日2年ぶりに市内の小学校6年生と中学校3年生を対象に全国学力テストが実施されました。その中に、なぜか昨年度のコロナ禍の影響についての質問項目が、子供だけでなく学校側にもその質問項目が設けられていたのです。この質問項目がどのような内容だったのか、ちょっと幾つか紹介していただきたいのと、結果が大変気になっておりますが、この結果の公表はいつ頃になりますか。 ○成田芳律議長 教育長、府川雅司さん。 ◎教育長(府川雅司) お答えを申し上げます。  学校への質問項目でございますけれども、学校の臨時休業の期間や短縮授業、分散登校を行った日数、期間中の家庭学習の内容、家庭学習状況の把握の手段、家庭学習におけるICT環境がない家庭への支援やICT活用の課題等を問うものがございました。  なお、結果の公表時期につきましては、8月頃に予定されていると聞いております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 戸田由紀子さん。 ◆戸田由紀子議員 全国学力テストというところで、ちょっと意外な気がしたのですけれども、これは全国的な集計がされると思います。千葉県は千葉県で、またこれは統計、まとめて公表されるのですか。 ○成田芳律議長 教育長、府川雅司さん。 ◎教育長(府川雅司) 今私がお答えしましたのは、国の結果の公表時期は8月が予定されていると答えました。県の状況につきましては、今のところ状況把握を聞いておりませんし、県から追加項目についての公表の仕方については伺っておりませんので、そういう状況でございます。  以上です。 ○成田芳律議長 戸田由紀子さん。 ◆戸田由紀子議員 分かりました。この結果、コロナ禍の中での子供たちの状況と学校側の状況がある程度浮き上がってくるものがあると思いますので、本当に気になりながら、結果を待っていたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それから、オンライン学習の目指すところ、伺いました。それで、再質問ですが、通信環境の整備状況と授業方法の確立についての現状をお願いします。 ○成田芳律議長 教育長、府川雅司さん。 ◎教育長(府川雅司) お答えを申し上げます。  整備状況でございますが、昨年度タブレット端末の導入に合わせまして、市内の各小中学校にGIGAスクール構想端末専用の高速通信ネットワーク回線を整備したところでございます。授業方法の確立についてでございますが、市の教育委員会ではICT機器を活用した各学校での授業実践例を取りまとめて、各学校に紹介をしております。その授業実践例の取りまとめを紹介することによって、各学校はこういうふうにICT機器を活用した使用方法があるのだという、そういうことで授業に取り組んでいると。  以上でございます。 ○成田芳律議長 戸田由紀子さん。 ◆戸田由紀子議員 ICTを使うことが目的になってしまうのではなくて、一つの手段として学習の充実を図ってほしいと思います。  それで、ICT、デジタル教科書の導入というと、これにつながってくるかと思うのですけれども、この実証実験を本市でもやっているのですが、本市の対応状況を教えてください。 ○成田芳律議長 教育長、府川雅司さん。 ◎教育長(府川雅司) お答えを申し上げます。  文部科学省は、学びの保障・充実のための学習者用デジタル教科書実証事業につきましては、本市は市内6小学校、2中学校が対象校でございます。デジタル教科書を1人1台端末で利用できる状況でございます。本市の場合、希望した教科は外国語科で、令和3年度のみの実証実験のために、今年度末の使用が可能でございます。現在当該校の端末にデジタル教科書を配信しております。順次使用を開始しているところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 戸田由紀子さん。 ◆戸田由紀子議員 外国語でデジタル教科書の実証事業をやっているということですね。小学校が半分の6、中学校が2つということで、期間は一応今年度、令和3年度中、1年間の取組ですか。 ○成田芳律議長 教育長、府川雅司さん。 ◎教育長(府川雅司) お答え申し上げます。  国からは、そういうふうに言われております。 ○成田芳律議長 戸田由紀子さん。 ◆戸田由紀子議員 分かりました。これも結果が出ると思いますので、またそのときにちょっと伺いたいと思います。  それから、もう一つ、子供の視力の問題なのですけれども、視力が本当に低下してきているようです。視力の保護に十分な配慮が必要ですけれども、どのような保護対策を行っているのでしょうか。 ○成田芳律議長 教育長、府川雅司さん。 ◎教育長(府川雅司) お答えを申し上げます。  視力の保護対策でございますけれども、タブレット端末の導入に際しまして、各学校にて使用時間や使用方法等のタブレット活用のルールを定めております。ルールでは、画面に近づかないようにすることや、30分に1度は目を休めることなどを定めております。また、導入した全ての端末にはブルーライトを軽減する液晶保護フィルムを貼っております。学習でございますけれども、タブレット端末の活用のみに頼るのではなく、児童生徒の健やかな成長に配慮しながら、対面指導とオンライン教育との組合せによる新しい学習形態を目指して行っております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 戸田由紀子さん。 ◆戸田由紀子議員 ちなみに、今四街道市内の小学生、中学生の視力はどのような状況になっていますか。 ○成田芳律議長 教育長、府川雅司さん。 ◎教育長(府川雅司) お答え申し上げます。  本市、四街道市の視力の状況でございますけれども、2019年度の学校保健統計調査でございますが、裸眼視力が1.0未満の割合でございますけれども、小学生が19.5%、中学生は36.8%。  なお、2020年度、小学生で23.0%、中学生で35.0%の状況でございます。  以上です。 ○成田芳律議長 戸田由紀子さん。 ◆戸田由紀子議員 ちょっと全国平均よりは視力が少しいいのかなという気がしますけれども、2019年と2020年度で少し上下しているというようなところは、やっぱり気をつけていかなければいけないかと思います。  それで、またこの視力についても実態調査をするようなのですけれども、これはいつ頃公表されるのですか。 ○成田芳律議長 教育長、府川雅司さん。 ◎教育長(府川雅司) お答えを申し上げます。  文部科学省が小中学校を対象に視力の実態把握のために大規模調査を行うということは、4月下旬の報道等から承知をしております。これによりますと、全国の小中学校で各学年約1,000人、合計9,000人を抽出し、5月から6月に実施するとのことでございます。これは、GIGAスクール構想の実施に伴い、タブレット端末の使用による視力への影響を懸念する声に応じたもので、次年度以降も継続してライフスタイルと視力との関係について分析をしていくという見通しとのことでございます。  なお、本市におきましては、現在のところ本調査に係る文部科学省からの通知はございません。実施内容の詳細については、把握をしておりません。  以上でございます。 ○成田芳律議長 戸田由紀子さん。 ◆戸田由紀子議員 学校現場でのいろんな調査というところは、先生方の負担が増えるのではないかという思いをしながら、でもやはりその実態は把握していただきたいなという思いで、ちょっと複雑な思いでおりますけれども、本当に調査結果をしっかりと生かした形で、これからの学校教育に取り組んでいただきたいと思います。  それから、修学旅行なのですけれども、現時点では実施の予定ということでございます。それで、ちょっと安心したわけですけれども、本当にもし万が一これが中止になったときには、やはり生徒たちにはきちんと説明して、話合いを持って、生徒たちの気持ちをしっかりと受け止めて、気持ちの整理ができるように対応していただきたいと思います。これは中止にならないように願っておりますけれども、万が一というときのことをちょっとお願いしておきます。  それから、広島、長崎への派遣事業なのですけれども、オリンピック・パラリンピックのために2年間ちょっと派遣がされなかったということですが、今後予算要望をしていくということで、これはこれからも継続していくというところで、教育委員会の姿勢ということでよろしいですか。 ○成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。
    ◎教育部長(伊藤克紀) お答えいたします。  広島・長崎派遣の事業につきましては、キャリア教育の一環として生徒自身の生き方について考えるよい機会と捉えておりますので、大変有意義な事業と考えておりますので、これからも続けていきたいというふうには考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 戸田由紀子さん。 ◆戸田由紀子議員 それから、改めてなのですけれども、この広島・長崎派遣事業の目的は何か、それからこれまで実施してきたことへどのような評価をされているのかを伺います。 ○成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。 ◎教育部長(伊藤克紀) お答えいたします。  先ほどもちょっと申し上げましたけれども、キャリア教育の一環ということで、自分の生き方について考えるよい機会となったということで、各学校での報告会や市民団体との共催によりまして平和と文化のつどいにおいても作文発表等、スピーチ等も行うということで、生徒にとっては広く皆さんにお伝えしていただくという中で、例えば学校であれば全体を活性させるような、そういう役割も担っているところでございますので、引き続き大変有意義な事業であると考えておりますので、行っていきたいというところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 戸田由紀子さん。 ◆戸田由紀子議員 これは、平成28年なのですけれども、ある中学校で派遣された中学生がこのお便りに書いていることをちょっと読み上げたいと思います。  長崎派遣を終えて。実際に見たもの、聞いたものは、戦争や核について考える貴重な体験でした。この体験を戦争を知らない友達に思ったことや考えたこととして、平和がどれだけ大切で尊いものかを伝えていきたいです。そして、核を廃絶した平和な世界を実現するために、世界中の人に長崎や広島に足を運んでもらい、核の恐ろしさを自分の目で見て、耳で聞いて、感じてほしいと思います。  これは、中学3年生の感想です。子供たち、本当に真摯に、しっかりと自分の中に受け止めておりますので、これからも継続をお願いしたいと思います。  それから、ちょっとリーフレットの四街道市の学校教育というものに、令和2年度にはこのキャリア教育が載っていないのですけれども、これはやはりオリンピック、その関係で載っていないということですか。 ○成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。 ◎教育部長(伊藤克紀) お答えします。  リーフレットは元年度は載っていたと思うのですが、2年度につきましては予算計上しておりませんでしたので、リーフレットには載っていないというところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 戸田由紀子さん。 ◆戸田由紀子議員 分かりました。  改めて本当に事業の継続を、予算要望をしっかりとしていただき、継続していただきたいと思います。  では次に、四街道小学校の給食室に移ります。学校施設長寿命計画、この中では具体的にはどのような形になっていますか、この給食室。 ○成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。 ◎教育部長(伊藤克紀) お答えいたします。  長寿命計画におきましては、給食室に限らず、学校全体を見通しているわけでございまして、築年数が40年を過ぎた建物から長寿命改修の検討をすることという形で考えております。利用状況や老朽の状況などを見極めた上で、整備に当たっては費用対効果を勘案して計画的に実施していくという計画でおります。  以上です。 ○成田芳律議長 戸田由紀子さん。 ◆戸田由紀子議員 それから、もう一つ、公共施設の再配置計画がございます。令和元年度から令和10年度の中で、ここではこの給食室に関して、給食提供体制の在り方検討というふうに記載されているのですけれども、これはちょっとどのように受け止めたらよろしいのでしょうか。 ○成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。 ◎教育部長(伊藤克紀) お答えいたします。  再配置計画のほうにつきましては、自校式、共同式、両方を含めて検討するということで考えておりますが、今四街道小学校の給食の提供体制につきましては、現在のところちょっと結論に至っていないという状況でございます。引き続き将来に向けた適切な、効率的な給食提供体制について考えてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○成田芳律議長 戸田由紀子さん。 ◆戸田由紀子議員 この検討は、教育委員会の中でされるのですか、どこで検討されているのでしょうか。 ○成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。 ◎教育部長(伊藤克紀) お答えいたします。  まずは、教育委員会の中で検討したいというふうに考えております。  以上です。 ○成田芳律議長 戸田由紀子さん。 ◆戸田由紀子議員 それで、一応取組のスケジュールとかはありますか。給食室に関して、四街道市としてどのように取り組んでいくのかというふうなところを示すスケジュールみたいなものはありますか。 ○成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。 ◎教育部長(伊藤克紀) お答えいたします。  四街道小学校給食室につきましては、次期基本計画に向けて様々な角度から調査研究をしてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○成田芳律議長 戸田由紀子さん。 ◆戸田由紀子議員 次期の基本計画にこれをのせなければ、ちょっと動きが取れないということですよね。ぜひ次期の基本計画の中に給食室の改修ということをきちんと入れていただきたいと要望いたします。  これは、単独自校方式というところで古い歴史があります。そして、子供たちにとっては、自分たちの生まれ育った四街道市の大事な大事な思い出の一つです。やはりそこはしっかりと自校の単独方式というところでの実施を要望させていただきます。  以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。 ○成田芳律議長 以上で戸田由紀子さんの質問を終結します。  暫時休憩します。    休憩 午後 2時15分    再開 午後 2時30分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ○成田芳律議長 引き続き一般質問を行います。  18番、岡田哲明さん。    〔岡田哲明議員登壇〕 ◆岡田哲明議員 議席番号18番、会派志誠会の岡田です。通告に従い、一般質問をさせていただきます。  大項目1、感染症対策を含め、災害時に今後検討が必要とされる避難場所の在り方について伺います。  最初に、①として、最新の新型コロナウイルス感染症対策の情報を考慮した上での避難場所の在り方を伺います。変更点や今後の検討課題など、また市民に周知することがあれば教えてください。  ②として、避難場所については市民からの多種多様な意見や希望があると考えますが、それらを受け止める上でも、自家用車両での避難も今後検討課題となるのではないかと考えます。例えばどうしても集団での避難に際し不安がある場合や、発熱があったり、基礎疾患の有無など、何らかの理由で他人とは一緒にいないほうがよい、または隔離される必要性があると判断された場合など、集団での退避は困難であることが考えられます。  または、ペットと一緒に避難するときにも、避難場所がペットを受入れ可能であるかの確認の手間が省けたり、飼い主とともに行動ができることから、飼い主、ペット双方の安心につながります。環境省のガイドラインでは、過去の災害において、ペットが飼い主と離れ離れになってしまう事例が多数発生したが、このような動物を保護することは多大な労力と時間を要するだけでなく、その間にペットが衰弱、死亡するおそれもある。また、不妊去勢処置がなされていない場合、繁殖により増加することで、住民の安全や公衆衛生上の環境が悪化することも懸念される。このような事態を防ぐために、災害時の同行避難を推進することは、動物愛護の観点のみならず、放浪動物の人への危害防止や生活環境保全の観点からも必要な措置であるとペットの同行避難を推進しています。  東日本大震災での事例として、ペットによる子供への危害が心配である、またはノミが大量発生したなどのトラブルが多く見られたそうです。また、自治体によっては、震災前からペット救済マニュアルの作成や、餌やケージなど物資の備蓄を行っていたのにもかかわらず、飼い主や自治体の災害対応部署にペットとの同行避難に関する意識が浸透せず、多くの飼い主がペットを置いて避難したため、発災後の対応に苦慮した自治体が見られたそうです。総合運動公園や広い校庭がある学校の避難場所などへの自家用車での避難についてのご見解を伺います。  大項目2、新型コロナウイルス感染症対策について。WHOによりパンデミックと認定された新型コロナウイルス感染症は、世界の全ての人が初めて体験する脅威であることから、国によっての対応も様々異なり、日本においても対応に右往左往していると思われます。そのような中で、今のところ唯一の頼みの綱であるワクチンが医療従事者や高齢者を中心に接種可能となり、少し光が見え出したかなと思われる昨今であります。聞くところによりますと、ワクチンの配給や接種に関して、国からの指示が明瞭、明確なものでなく、曖昧な指示が多かったようですが、職員や医療機関、医師会などの協力で、当市においては比較的スムーズに行われているようで安堵しています。  そこで、①として、ワクチン接種状況を伺います。  ②として、児童生徒の安全を確保するため、学校施設での感染症対策について、前回質問した時点では学校施設や教材など、消毒作業をはじめとする安全対策を実施していましたが、現在の状況を伺います。  次に、③として、高齢者施設での対応について伺います。  大項目3、教育現場の改善について。新型コロナウイルス感染症の発生も要因の一つではありますが、教職員の仕事量は膨大なものだと聞き及んでいます。  そこで、①、依然として教員の労働状況が改善されていないと考えますが、現在の実態を伺います。  また、本市教育委員会としてどのような改善策をお考えかお聞かせいただきたいと思いますことから、②、改善に向け、様々な手法が考えられると思うが、市が実現可能な施策を伺います。  大項目4、市の魅力発信事業について。以前一般質問で転入や転出する人に対して、なぜ本市に転入するのか、またはなぜ転出するのかの意識調査は、本市の発展を考える上で最重要的な情報になると申し上げました。市民への意識調査を実施していることは存じ上げていますが、私個人的にはそれは単なる感想に近い意識であると考えます。引っ越しを決意することは、人生において相当重大な決断です。深く考えずに、安易な考えで引っ越しをする人はごく少数だと思います。  そこで、本市が正しい情報をつかんでいるのかお尋ねしたく、①として、本市に転入、転出する人の意識調査は極めて重要だと考えるが、実施しているかを伺います。  地方自治体は、あらゆる手を使って人の流入策を戦略的に展開しています。本市は都心に近く、また県都千葉市に隣接していることから、立地条件には恵まれていると考えますが、それに楽観して手をこまねいているわけにはいきません。  そこで、②、今後の本市のシティプロモーションを伺います。  また、同様に市のPRにつながることから、③として、フィルムコミッションの活用について伺います。  以上、壇上からの質問といたします。ご答弁よろしくお願いいたします。 ○成田芳律議長 岡田哲明さんの質問に対する当局の答弁を求めます。  市長、佐渡斉さん。    〔市長 佐渡 斉登壇〕 ◎市長(佐渡斉) 私からは、第4項目、市の魅力発信事業についてのご質問に順次お答えいたします。  初めに、1点目、本市に転入、転出する人の意識調査の実施についてでございますが、平成27年に転入者、転出者のうち、18歳から45歳までの子育て世代を対象に、それぞれ1,000人に転入、転出の動機などについてアンケート調査を実施し、課題等の把握に努め、シティセールスの推進を含めた総合戦略の策定に活用したところでございます。また、転入、転出に係る統計データなどを用いた社会動態の現状につきましては、適宜その把握に努めているところでございます。  続きまして、2点目、今後の本市のシティプロモーション及び3点目、フィルムコミッションの活用についてお答えいたします。シティプロモーションにつきましては、四街道市シティセールス戦略に基づき、積極的なプレスリリースを継続するとともに、新たに今年度は東関東自動車道の陸橋、中志津橋に市PR用キャッチコピーを記載した横断幕や京葉道路幕張パーキングエリア内に市の周知啓発用パンフレット「るるぶ四街道市」を設置するなど、ターゲットエリアに向けたシティセールスを展開いたします。また、本市にゆかりのある著明な方をPR大使として設置することにつきましても準備を進めているところでございます。  フィルムコミッションにつきましては、この事業を通して撮影された場所やロケーション候補地をPRに活用し、市の魅力の創出につなげられるよう取り組んでまいります。  私からは以上でございます。他のご質問につきましては、教育長をはじめ担当部長よりご答弁をいたさせます。どうぞよろしくお願いします。 ○成田芳律議長 教育長、府川雅司さん。    〔教育長 府川雅司登壇〕 ◎教育長(府川雅司) 私からは、第3項目、教育現場の改善について順次お答えいたします。  初めに、1点目の依然として教員の労働状況が改善されていないと考えるが、実態を伺うについてでございますが、県費負担の教職員の勤務時間外の在校時間の5月の状況は、月45時間を超えた職員が小学校では49.7%、中学校では47.7%の状況です。昨年度の同時期は、緊急事態宣言に基づく臨時休校であったため、比較はできませんが、改善の傾向がうかがえます。  主な要因としては、各学校が地道に取り組んでいる業務改善のほかに、新型コロナウイルス感染防止対策のために様々な教育活動等を見直しており、削減や簡素が行われていることが考えられます。  一方で、この感染防止対策があらゆる場面で求められることで、新たな業務負担を与えており、単純には改善が進まない状況がうかがえます。  続きまして、2点目の改善に向け、様々な手法が考えられると思うが、市が実現可能な施策を伺うについてでございますが、学校の多忙を解消し、教職員が心身ともにゆとりを持って子供と向き合い、豊かな学びを実現していくために、教育委員会は学校と連携して大きく3つの視点で業務改善に取り組んでいます。  1点目は、経営の重点への位置づけです。今年度全校長に対して学校経営の重点に業務改善に係る事項を設定するよう指示しました。これに基づき、校長は学校の実情に応じた具体策を講じ、職員が一丸となって組織的な改善に取り組んでいます。  2点目は、校務の合理、効率の促進です。市から導入した校務支援システムの活用を進め、情報の共有や作業の重複の解消を図ります。また、GIGAスクール構想の環境整備による学習のICT活用を進めることも、教員が手作業で行っていたことを大幅に軽減することが期待されます。さらに、押印の見直しを含め、報告や調査等の文書の精選及びデジタルデータによる提出や、会議や研修のオンラインを促進し、移動や時間の負担軽減を図ります。  3点目は、多様な業務を担う人員の確保です。子供の学習を支援する学習サポーター、教員の作業を代替するスクールサポートスタッフ、外国籍の児童生徒に日本語の習得を支援する日本語指導教員、小学校で特定の教科の授業を受け持ち、担任の負担を軽減する専科教員などの配置を県教育委員会に要望し、確保に努めます。また、市が配置している少人数指導教員、特別支援教育支援員、学校司書、ITC支援員等についてもますますその必要性が高まっており、十分に配置できるよう努めます。  私からは以上となります。    〔何事か言う人あり〕 ◎教育長(府川雅司) 大変失礼しました。答弁の訂正をさせていただきます。2点目のところでございますが、最後の「また、市が配置している」というところの文章でございまして、言い方でございまして、また、市が配置している少人数指導教員、特別支援教育支援員、学校司書、私「ITC」と、CとTを逆に答弁させていただきましたが、正しくは「ICT支援員等についてもますますその必要性」ということで、大変失礼しました。ICTでございます。どうも失礼しました。 ○成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。    〔教育部長 伊藤克紀登壇〕 ◎教育部長(伊藤克紀) 私からは、第1項目、感染症対策を含め、災害時に今後検討を必要とされる避難所運営の在り方について及び第2項目、新型コロナウイルス感染症対策についての2点目について、順次お答えいたします。  初めに、1項目の1点目、最新の新型コロナウイルス感染症対策の情報を考慮した上での避難所の在り方を伺うについてですが、避難所については昨年の6月までに内閣府から出された避難所における新型コロナウイルス感染症への対応などの通知により、密集、密接、密閉を避けた避難所運営が求められることとなりました。それに伴う課題として、市全体の避難所受入れ可能人数が減少すること、感染症対策の徹底が挙げられます。  市では、対応策としてパーティションやマスクの備蓄に努め、受入れ可能人数の減少を抑えるとともに、避難所での3つの密を避けるため、ホームページや昨年の6月1日号の市政だよりにおいて、安全が確保できる場合は在宅避難、分散避難、車中泊等を検討していただくようお願いしております。また、避難所生活でのマスク着用や2メートル程度の距離を取ること、換気を行うなどのほか、マスクや消毒液、体温計、上履きなど、避難するときに持参していただきたいものを併せてお知らせしております。  続きまして、2点目、多種多様な意見や希望を受け止めるため、避難場所での車両受入れについての可能性を伺うについてですが、避難場所への自家用車での避難は、避難車両の渋滞による二次災害発生のおそれや、緊急車両や歩いて避難する人の妨げになること、浸水している道を車で通行することは危険を伴うこと、また校庭などを消防のドクターヘリや自衛隊の救援ヘリなどが利用する可能性もあることから、身体障害者、高齢者、乳幼児等のやむを得ない場合以外については自家用車を使用せず、原則として徒歩での避難をお願いしています。  続きまして、第2項目の2点目、児童生徒の安全を確保するため、学校施設での感染症対策についてですが、児童生徒の安全確保に向けて、各学校では大きく4つの柱で感染対策に取り組んでいます。1点目は、ウイルスの侵入を防ぐことです。児童生徒、教職員、それぞれの同居家族の健康状態の把握、来校者の制限や入校時の体温測定及び体調確認の徹底に努めています。  2点目は、感染リスクの高さを確認することです。学校生活や学習活動は、可能な限り3つの密を回避したものに改善し、感染リスクを下げた内容となるよう工夫に取り組んでいます。  3点目は、清潔な衛生環境を保つことです。適切な換気、手洗いの励行、日常の丁寧な清掃活動、必要に応じた消毒作業等、文部科学省及び県教育委員会から示されたガイドライン等に基づいて行っています。  4点目は、自ら感染を防ぐ力の育成です。マスクの着用や手洗い、会話や接触等のエチケットなど、新しい生活様式の習慣を図るとともに、免疫力を高める食事や運動、睡眠の大切さを理解できるよう、家庭と連携して取り組んでいます。今後も家庭と協力して感染防止に努めてまいります。  私からは以上です。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。    〔健康こども部長 山﨑裕之登壇〕 ◎健康こども部長(山﨑裕之) 私からは、第2項目、新型コロナウイルス感染症対策についてのうち、①、ワクチン接種状況についてお答えします。  本市では、65歳以上の高齢者に対し、4月30日に市内の高齢者施設の入所者へのワクチン接種を皮切りに、5月17日より保健センターを会場として集団接種を開始し、5月24日からは市内35の医療機関による個別接種を随時開始いたしました。65歳以上の高齢者の接種率は、6月15日現在の実績で、1回目は47%、2回目は6%となっております。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。    〔福祉サービス部長 齋藤千裕登壇〕 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) 私からは、第2項目の③についてお答えいたします。  高齢者施設では、日頃から入所者及び従事者の健康管理に留意し、マスクの着用や手指消毒の励行、定期的な施設内の清掃、消毒、換気の実施、3つの密の回避など、一般的な感染症対策を徹底していただいております。感染経路の遮断という観点では、面会は緊急やむを得ない場合を除き、制限等を検討していただき、搬入業者等の対応についても物品の受渡しは玄関等、限られた場所で行うなどの対策を行っております。  また、万が一入所者や従事者に新型コロナウイルス感染症の陽性者が発生した場合には、感染が拡大しないよう、保健所の指示により、施設内の消毒を行うとともに、濃厚接触者等を特定し、PCR検査が実施されます。  市といたしましては、国が提供する高齢者施設向けの感染対策に関する研修教材等の周知を図るほか、必要な助言や衛生資材の提供などを行っております。  私からは以上です。 ○成田芳律議長 再質問はありませんか。  岡田哲明さん。 ◆岡田哲明議員 ご答弁ありがとうございました。順次再質問をさせていただきます。  まず、大項目1のほうから行きますが、まず避難所に対してなのですが、今議会の補正予算でも避難所の簡易ベッドとかパーティション、仕切り板などが盛り込まれていたということなので、感染症対策も進んでいるように思えるのですが、今もかなり湿気が多かったり、要は夏の暑さとか湿気対策、それから冬の防寒対策については、感染症対策も考慮に入れた上ではどのように考えていますでしょうか。 ○成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。 ◎教育部長(伊藤克紀) お答えします。  避難所となります体育館での暑さ対策でございますけれども、各学校にあります大型サーキュレーター、扇風機を活用し、防寒対策につきましては大型ストーブ等で対応することを考えているところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 岡田哲明さん。 ◆岡田哲明議員 ということは、あまり変わっていないということですね。分かりました。  あと、以前より私ペットに関しては質問をしているのですが、これは何か進展はございましたでしょうか。 ○成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。 ◎教育部長(伊藤克紀) お答えいたします。  12月議会で答弁をしたところでございますが、そのときとあまり変化はございません。指定避難所は、施設の大きさや構造など様々であることや、新型コロナウイルス感染症の感染予防のためのゾーニングなどの影響によりまして、ペット用のスペースの確保は非常に厳しいという状況もあります。風雨をしのぐことができる飼育場所の確保に今後も努めてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○成田芳律議長 岡田哲明さん。 ◆岡田哲明議員 先ほど壇上での質問の中でも申しましたが、ペットの問題もかなり深刻になるものと想定されますので、ぜひ真剣に取り上げていただきたいというふうに思います。  あと、自家用車を利用しての避難については、多分否定的なご答弁になるというのは分かっていたのですけれども、例えば避難所まで歩いて避難することがちょっと容易でない場合とかありますよね、遠方に住んでいるとか。これは質問ではなくて要望にしておきますから、心配しないでください。それとか、例えば家屋が倒壊寸前になってしまったとか、慌てて車で逃げ出したとか、いろんなことが想定されると思うのです。学校の校庭等、ドクターヘリとかが使うのであれば、それはそれでしようがないと思うのですけれども、市内に、例えば総合運動公園にもかなりの駐車場の台数止まれる余地もありますし、日大の用地もかなり広大なものもありますから、ちょっと否定的に考えないで、というかこれは私本当は危機管理監に聞きたかったのですけれども、私のミスでちょっと危機管理監をお呼びすることがかなわなかったので、9月にやりたいと思います。もし危機管理監聞いていたら、よろしくお願いしたいと思います。第1項目はそれで終わります。  第2項目、ワクチンの接種状況なのですけれども、まずワクチン接種を推進していく上で、今後何か工夫などは考えられていますでしょうか。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  安定したワクチン接種ができるよう、予約枠を確保するため、市医師会の皆様のご協力をいただき、できる範囲で予約枠の拡大をしていただいているところでございます。また、市が実施している集団接種におきましても、7月に4日間、8月に3日間接種日を増設して実施してまいりたいと考えております。  以上です。 ○成田芳律議長 岡田哲明さん。 ◆岡田哲明議員 現場では、大変なご苦労をされていると思います。今後ともよろしくお願いします。  ワクチン接種に関して、私たち会派志誠会から、ワクチン接種済みの人の数、比率を常に公表してほしいと要望したところ、すぐに実行していただきまして、本当にありがとうございます。ホームページを見ると、一発でこれは分からなかったのですけれども、奥の奥の奥のほうにありまして、ぜひこれできたらトップページに入れていただけると、非常に皆さん安心すると思うので、お願いしたいというふうに思います。  それとあと、これは市民の方たちと会話をしたのですけれども、自分の順番はまだか、まだかと待っている人が結構いらっしゃったのです。聞いてみたところ、クーポンは届いたのだけれども、内容をよく見ていないという人もいたり、中にはまだ開封もしていない人がいたのです。これは5人以上いました。それから、通っている医療機関で相談したら、予約はうちではなくて役所でやってくれと言われたとか、そういったこともあるのです。ですから、役所とすると、単にクーポンを送りました、詳細を読んでもらって予約してくださいと、この流れを当たり前だと思わないで、未接種の人の中には根本的にまだ理解されていない人もいるということをちょっと認識していただいて、一つの区切りがついた時点でも結構ですので、高齢者の方の中で未接種の方を可能であれば拾い上げて、本当に希望していないのかなど調査というか、フォローしていただけると助かるのですが、要望としてお願いします。  あと、もしかしたら各地区の自治会館等で、希望があれば、1日でも結構ですので、職員の方にご足労いただいて、ワクチン接種に限らず、何か相談を受けてもらうというような事業を行ってもらえることで、市民一人一人を大事にできるのかなというふうに思いますので、ちょっと要望させていただきたいというふうに思います。  それからあと、高齢者施設での対応、ご答弁で大体分かったのですが、面会の制限とか、高齢者施設に入っていると、やっぱりご家族の方とかに会いたいとか、友達と会いたいというのはあると思うのですが、多くの人が我慢というか、苦労されているのだなというのがよく分かりました。もし可能であれば、もう少し具体的な例があればお聞かせいただけますか。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  先ほど壇上におきましては、主に施設におきます感染症対策についてご答弁をさせていただいたところでございますが、そのほかにということなので、例えば通所介護を利用している、あるいは訪問介護を利用している、そういうご利用者の方と施設、あるいは事業所の間におきます感染症対策について申し上げますと、高齢者の入所系、それから通所系施設、それから訪問介護事業所、ケアマネ事業所、いずれの施設や事業所におきましても、感染防止対策については常に細心の注意を払いながら丁寧に行っております。例えば通所系の施設であれば、ご利用者並びにそのご家族に対しまして、施設とご自宅をつなぐお便り帳、そういうのがあるのですけれども、そこに検温の結果、ご利用者の体調、食事の様子、排尿、排便の様子などを記入してもらいまして、発熱のあった場合には利用を中止すること、マスクの着用の徹底などをお手紙や職員から直接お願いをしておりまして、施設におきましてもご利用者が到着されときに検温と手指消毒の実施の徹底、それからお便り帳に検温の結果、施設の利用中の様子や食事の摂取量、それから水分量、排尿、排便の有無等を記入いたしまして、本人、ご家族と施設の間で情報の共有を図るなどしております。  訪問系の事業所であれば、ご利用者に対しまして訪問時の検温、それから手指消毒の実施、ヘルパーご自身も検温、それから手指消毒、手指消毒をした上からゴム手袋の装着、それから訪問記録書へ介護内容等の記入、またいずれの施設、事業所においても、万が一ご利用者の体調に変化があった場合は速やかにご家族等に連絡をするなど、感染しない、させないための努力を日々徹底して行っているところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 岡田哲明さん。 ◆岡田哲明議員 ありがとうございます。引き続きよろしくお願いします。  先ほどの要望、例えば自治会館を使ってというところですが、お二人の部長がこそこそと話したから、ちょっと怪しいなと思ったのですが、確かにこれは齋藤部長のほうの担当ですよね。縦割りは結構ですので、どちらでも結構ですので、ぜひ要望しますので、よろしくお願いいたします。  それと、大項目の3に行きます。教育現場の改善です。学校を見ると、やっぱり朝先生が6時頃学校に通勤というのですか、来たり、遅い人は9時とかまで残っていたりする方もいるやに聞いているのですけれども、かなり残業が多いのかなというふうに私は思っておりました。  そこで、府川教育長にお尋ねしたいのですが、教育長は今まで様々な現場を体験されていると思います。そこで、日頃先生方がどれほど忙しいのか、特に教頭先生になると格段に仕事量が増えるというふうに聞いているのですけれども、その辺も踏まえて先生方の現状というものをここで公開できることがあったらお願いできますか。 ○成田芳律議長 教育長、府川雅司さん。 ◎教育長(府川雅司) お答えを申し上げます。  現状でございますけれども、ちょっと数字とか個人名は差し控えさせていただいて、私が見た学校現場の印象と私の経験、それを踏まえてお答えをさせていただきます。今岡田議員さんの質問の後半に、特に教頭先生は忙しいのではないかというご質問ですけれども、私も学校に勤めているときに教頭職の仕事をさせていただきました。そのときの教頭職の仕事の心がけ、自分が考えていた心がけといいますか、こういうことをしていかなければいけないのではないかなと、それは当時の校長先生のご指導や先輩の教頭先生の姿を見ながらそういうふうに思って、できるだけ実践できる時間は実践しようと思ったのですが、そのことは早めの出勤をしました。理由は、学校の児童生徒、あるいは教職員も、学校に出勤する間に、ご自宅から出勤する間に、不測の事態等々がいろいろ、ないことを祈るのですけれども、あることもございます。そういうときに頼りになるのは、その不測の事態に遭われたお子さん、児童生徒でも、教員でも、頼りになるのは、やはり学校なのです、最初。警察にも連絡するような不測の事態もあると思いますけれども、例えば早い子は7時前から学校に行ってると。それで、7時頃に誰かがいてやると、それが一つ学校の大きな役割だと私は認識しています。では、それを誰がやるかと。そのときに、やはりそれは教頭の仕事の一つかなと、そんなふうに思ってできるだけ実践をしました。  また、教頭は、私個人の考えですけれども、先生方の担任というか、職員室の担任でもあると私は認識しています。そういう状況を先輩から教えてもらったときに、帰りもできるだけ退勤する先生方の表情とか様子を把握したかったと。また、お疲れさまの声をかけてやるのも大きな仕事ではないかと思いましたし、心配事とか、不安とか、そういうことはないかと、そういう現状の中で仕事をさせていただきました。そうすると、どうしても教頭の退勤時間、出勤時間は通常の勤務時間よりも長くなる現状でございました。それは、校長になったときに改善を目指したわけですけれども、何もないのが学校の先生方にとっても、子供たちにとっても、登校時間も帰りもそうなのですけれども、過ごしてもらうのが一番なのですけれども、なかなかそういう現状はございませんことが多かったです。ですから、教頭の仕事は、先ほど5月の在校時間も申し上げましたけれども、時間的には改善は校長先生がやってもらいたいなと思うし、意図的に考えていって取り組んでいると。  先生方でございますけれども、大事なことは子供と向き合う時間をしっかりと確保してもらいたいと。これも一つの事例ですけれども、校長の仕事をさせてもらったときに、給食の時間を子供たちがどのように楽しく談笑しながら友人と給食を食べているかと、そういう状況も見させてもらいました。また、時間のあるときに教室訪問させていただいて、給食も一緒に子供たちと。そのときに、ある教員の姿が私は今でも校長のときに焼きついているのは、給食の時間に「いただきます」をして、子供たちは楽しく談笑して食べているのですけれども、その教員は食べ終わったか食べていないか、ちょっとそこまで、廊下から見ましたのですけれども、一生懸命ノートを見ているのです。放課後になりまして、給食の時間に何をやっていたのですかと聞いたら、一人一人の連絡帳を読んでいたと。そうかと、連絡帳を読んでいたのかと。学校の教員の対応は、連絡帳、家庭との連絡のキャッチボールの対応の仕方については、いろんな方法がありますけれども、印鑑を押すとか、コメントを書いたりとか。その時間を確保するのにどうしたらいいのかなと、正直言って思いました。教員の子供と向き合う時間を確保するときに、やはりそれには会議をスリムしていくとか、業務を精選するとか、そういうことが大事ではないかなと。  ですから、できるだけ教員の業務改善ですけれども、時間を、岡田議員さんがおっしゃられたように、確かに朝6時過ぎに出て、帰りも電気のついている、これが常態していれば非常にまずいと僕は思います。ただ、そういう状況の日もあるということは、私も現場の経験から申し上げさせていただきますので、できるだけ行政として、市の教育委員会として、先生方が時間も心もゆとりがあって、しっかりと子供たちに対応できるように努めて応援をしていきたいと、そういうことを今強く認識をしております。  長くなりましたが、以上です。 ○成田芳律議長 岡田哲明さん。 ◆岡田哲明議員 貴重な体験談、ありがとうございます。やはり府川教育長おっしゃったとおり、先生方はかなりの業務、仕事量があって、まずそれをこなす時間を見つけるのが大変だというところ、私も先生方何人かに聞いたところ、皆さん同様におっしゃっていました。  これは、ちょっと意見なのですけれども、多くの先生方がおっしゃるには、研修が多過ぎると。これは意見です。初任、2年目、3年目、5年目、10年目に研修があるようなのですけれども、これは一つの例ですけれども、その準備のために、日々こなさなければいけない作業が山積しているのにもかかわらず、時間を割かなければいけないと。先ほどの連絡帳と同じようなあれかなとも思うのですけれども、そもそも研修についてはあまりいいというか、肯定的なお話がなかったのです。だから、この研修の見直しというのも、市の教育委員会レベルで可能なのかどうか分からないのですけれども、ちょっとこういう意見があったということをお伝えさせていただきます。  あと、ご答弁にもあった専科教員の補充、これはやっぱり特に体育、音楽、英語、この3つの授業に専科教員の補充が欲しいと。体育の場合、先生方が高齢だったり、あと腰痛などの理由で子供たちについていけないと。それから、音楽や英語も、特に得意な科目でないなどの理由があるようで、ちょっと不得手だと。何が肝腎なのかというと、子供たちが敏感に先生方の不安とか、先生方これ下手くそだなとか、感じ取ってしまうらしいのです。そうすると、子供たちから先生への尊敬というか、度合いが大分低くなってくるようで、先生に対する態度が変化してしまって、授業がやりづらくなったりすると。信頼を回復するのに相当な努力と時間を要するというようなご意見もございました。  それから、これは少人数指導教員の補充なのですけれども、これはちょっと財政的に難しいかと思うのですが、先生方はクラスの中で授業についてこられていない子供たちというのは、もう把握していると。ただ、今のままでは、少人数指導教員がいない場合はこのまま進めていくしかない、有効な手だてがなくて歯がゆい思いをしているということです。特に算数の授業、これが心配ということでした。必要なときに少人数指導教員の存在があれば、とても助かるというようなご意見がございましたので、ちょっとお耳に入れさせていただきます。  あと、教育長にお願いは、各学校の教頭先生方に教育長から癒やしの言葉をかけてあげてください。お願いします。  最後に、大項目4のほうに行きます。まず、転入と転出のほうなのですが、平成27年に実施したアンケート、この結果はどう捉えていますでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  平成27年度に実施しました転入者、転出者のうち、18歳から45歳までの子育て世代を対象としたアンケート、こちらにつきましては回答率につきましては転入者が28.4%、転出者が20.9%という結果となっております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 岡田哲明さん。 ◆岡田哲明議員 その中で、転入に関しての分析というのはしていますか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  転入者に関するアンケートということでございますけれども、本市に転入する世帯の家族構成、こちらにつきましてはファミリー層の転入が多い傾向となっております。また、本市へ転入するきっかけについてですけれども、仕事の都合や居住地として、また結婚等のためとなっております。また、本市を選んだ理由といたしまして、親や子供が近くにいる、また静かで交通の便がよい居住地というような回答が多くなっております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 岡田哲明さん。 ◆岡田哲明議員 それでは、逆に転出に関しての分析はいかがでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  転出に関するアンケート、こちらですけれども、本市から転出する世帯の家族構成についてですけれども、こちらは単身世帯が多く、特に20代の割合が高く、進学や就職に伴い転出している傾向が多いというところでございます。また、本市の転出のきっかけについてですけれども、仕事の都合が最も多く、次いで結婚等のためということとなっております。  以上です。 ○成田芳律議長 岡田哲明さん。 ◆岡田哲明議員 分かりました。  転入転出に当たり、これは平成27年なのですが、毎回意識調査の把握のためのアンケートを実施するべきだと思うのですが、なぜ行わないのでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  先ほどもご紹介させていただきましたけれども、27年に実施したアンケート調査、こちらの回答率がなかなか上がらないと。特に転出された方については、それを追ってアンケートのほうをお願いするわけですけれども、どうしても回答というのがなかなか上がらないというのが一つの要因でもあるのですけれども、アンケートの実施についてなのですけれども、転入、転出時でのアンケートというのは、まだ今の段階では実施する予定はございませんけれども、今後市民意識調査、こちらのほうは感想程度というような議員のお話もありますけれども、そちらで転入するきっかけや住み続けたい理由など、本市の住み心地についてアンケートを実施して、現状の把握に努めたいなというふうに考えております。  以上です。 ○成田芳律議長 岡田哲明さん。 ◆岡田哲明議員 かなり後ろ向きな姿勢に見えてしまうのですが、アンケート結果というか、分析というのは、これは業者に委託してしまうのですか、それとも自分たちで行うのでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  前回、27年のときには人口ビジョンを作成するに当たって、業者のほうに依頼をいたしましてアンケートを実施したところでございます。 ○成田芳律議長 岡田哲明さん。 ◆岡田哲明議員 単純に聞きますが、部長はなぜ四街道市が微増ながら人が増えているのか、これは知りたいと思いませんか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  具体的な理由というところで、先ほど27年に実施したアンケートの結果等で出ていますところで、転入の理由としては親や子供が近くにいるですとか、静かで交通の便がよいというようなところをいただいております。今現在も人口のほうが微増というか、増加傾向にまだあるというところで、いろいろと総合計画や総合戦略、そういったところで若い世代への対応、対策ということで、今事業を進めているところでございます。そういったのが結果として転入といいますか、人口の増加につながっているものと考えているところでございます。 ○成田芳律議長 岡田哲明さん。 ◆岡田哲明議員 では、若者たちへの積極的なアプローチによって、結果的に人口が増えているというふうに部長は判断されているのでしょうか。すみません。部長になってすぐなのに、申し訳ないのですけれども、ちょっとお聞かせください。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  ちょっと一つの例といいますか、今回経営企画部政策推進課のほうで行いました結婚新生活応援事業というものがございます。そこでもアンケートのほうを取らせていただいて、四街道市を選ぶ際に考慮した点というようなことで伺った調査がございます。その中でも、通勤、通学の公共交通の便がよかったですとか、以前四街道市に住んでいたからとか、また住むに当たって手頃な価格、賃料の住宅があったというようなご回答をいただいておるところでございまして、ですので若い世代の方には住みやすいのかなというところがございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 岡田哲明さん。 ◆岡田哲明議員 私が言いたいのは、学術的な研究をするわけではなくて、これからは地方自治体が生き残りをかけた闘いをしなければいけないといったときに、平成27年とか、古いデータを活用するというのは、ちょっともう意味がないように感じるのです。やっぱり必要なのは、今年、今月、また今日、なぜ人が移動するのか、なぜ四街道を選ぶのか、またはなぜ四街道から出ていくのか、こういう背景、要因を解析することで、先の先が読めるというふうに思うのです。ですから、ただ待っていて気がついたら人が増えていたとか、減っていたというのは、もう言っていられないということは重々御存じだと思うのですが、このことは財政運営をはじめ、全ての事業に関連するというふうに思うので、ぜひ戦略的な取組を、前向きな取組をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。  あと、フィルムコミッションなのですが、ホームページに当市のロケ地紹介のページがあるのですが、5か所ほど紹介されていますが、この1年間で全体的にはどれくらいの数のロケがあったのでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  昨年度になりますけれども、4件のロケがございました。  以上です。 ○成田芳律議長 岡田哲明さん。 ◆岡田哲明議員 執行部として、当市の魅力を売り込むときに、どの地域のどんな場所というのを想定しますか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) 売り込むというところでございますけれども、フィルムコミッション事業を通して使用された場所、こちらについて当市のPRに活用して、市の魅力の創出につなげられるよう取り組んでまいりたいと考えております。 ○成田芳律議長 岡田哲明さん。 ◆岡田哲明議員 そうなのです。撮るのは我々ではないので、どこの場所をどうやって利用するかというのは、我々では全く想像がつかないのです。例えば10年以上前なのですが、テレビ朝日系の番組で、廃屋、要はもうぼろぼろの工場跡地みたいなところを探していたときもあるし、あと映画の撮影で幽霊の出そうな建物はないかというようなこと聞かれたので、私は市職員がいた独身寮ですか、今文書保管庫になっているようですが、あそこなんかはちょうどバイオハザード的なところでいいのではないかと提案したことがあるのですが、採用されなかったみたいです。ですから、撮る側の意図は私たちには分からないので、できればいろんな場所、こんなところでもいいのかというところを、いろんなところを、もうデジカメなので、どんどん写真撮っていただいて、ホームページにアップしていただくと。今これからはドローンもあるし、ユーチューバーの方も今飛躍的に多くなっているのです。だから、どこがどんなふうに使われるか、我々では全く分からないので、そういったところを提供していけば、少しというか、四街道の魅力の新しい発見とかにもつながると思いますので、よろしくお願いいたします。  以上で私の質問を終わります。
    成田芳律議長 以上で岡田哲明さんの質問を終結します。  暫時休憩します。    休憩 午後 3時33分    再開 午後 3時50分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ○成田芳律議長 引き続き一般質問を行います。  3番、阿部百合子さん。    〔阿部百合子議員登壇〕 ◆阿部百合子議員 席次番号3番、日本共産党、阿部百合子です。質問してまいります。  1番、高齢者の緊急通報装置の有料について。この問題は、受益者負担という名の下で有料の通知が出されていることに対して反対です。税金を払っているのに、さらに料金を取るやり方は、公民館の有料も、ごみ袋の有料もそうでした。現在緊急通報装置を登録している市民の皆さんから出た意見を以下質問します。  ①、近年の利用人数、対応実績と評価を伺う。  2番、コロナ関連について。ワクチン接種の実務を担うのは自治体です。自治体は、感染症対策の基本的取組とワクチン接種という2つの大事業を担うことになります。接種を担う医師、看護師を確保するのも自治体の役目となっています。国から実際何人分のワクチンがいつ届くのかをはらはらしながら待っているという職員の皆さんの話を聞きました。国に対して、自治体への迅速で正確な情報提供、伝達を、それと財政支援の拡充をということを党としても要請しています。担当職員の皆さん、本当にお疲れさまです。  ①、ワクチン接種における予約受付の課題は何か伺う。  ②、感染拡大第4波が続いています。大都市圏では医療崩壊が始まり、感染者が自宅療養を余儀なくされ、自宅で亡くなる方が続いています。高齢者のワクチン接種が7月末に完了しても、東京では8月に再び緊急事態宣言を出す水準、つまり重症患者病床が不足する流行が起こり得る、そんな試算が厚生労働省の専門家組織の会議で出されています。この試算は、オリンピックの開催を前提としていない試算です。会議の座長は、オリンピックがあると感染が増加に向かう要素となると指摘しています。日本共産党は、政府に対してオリンピック開催を中止してコロナ封じ込めのために集中すべきと、この1月からずっと発信しています。先日アメリカの4人の医学者が著明な医学誌に論評を載せ、オリンピックの推進は科学に基づいていないと批判しています。  コロナワクチンの接種を急ぎつつ、併せてPCR検査で症状はないが、感染させる可能性のある人を見つけ出すことが重要です。PCR検査を徹底的に実施し、封じ込めに成功している都市では、感染状況を正確に把握したことで、正確な政策決定が可能となったと検証されています。日本がこれを放置してきたために、感染拡大を許したのです。  ②、PCR検査への助成をしていただきたいが、いかがか。  ③、熱があったらかかりつけ医へとなっているが、今の実態を伺う。  ④、女性の生理の貧困が言われているが、市内公共施設トイレと小中学校の女子トイレへの生理用品の配付は考えていないか。  ⑤、コロナによる困窮者を救い上げる対策として、庁内協議の場は機能したのか伺う。  ⑥、コロナ禍でステイホームの高齢者にとって、足腰の衰えは予想できる。介護への対応、体制や準備はしているのか。  ⑦、ワクチン接種による感染防止の社会的効果が得られるまでには、一定の時間がかかります。その上、日本の接種は大幅に遅れています。感染を封じ込めるためには、大規模検査、十分な補償と生活支援と一体でワクチン接種を進めることが必要です。営業の時間短縮を要請し、申請してもなかなか入金されない実態もあります。減収の市内個人事業者へは、どういう支援策を取るのか伺います。  ⑧、本市に住民票がある外国人の方への援助はどうなっているのか、特にワクチン接種の情報など、お教えください。  3番、コロナ禍での学校運営について。  ①、コロナ禍での子供たちの変化と対応について伺います。  ②、父母の収入が減って、就学援助金申請ができる状況になっている場合、その周知など、どのようにしているのか。  ③、教員の長時間労働解消の方針は、持続して持たれているのか。  4番、学童ルームの運営について。  ①、来年度4月から民間委託で運営するとのことだが、保育の質はどのように保たれると認識しているのか。  以上、壇上から質問いたします。回答よろしくお願いいたします。 ○成田芳律議長 阿部百合子さんの質問に対する当局の答弁を求めます。  教育長、府川雅司さん。    〔教育長 府川雅司登壇〕 ◎教育長(府川雅司) 私からは、第3項目、コロナ禍での学校運営についてのうち、3点目の教員の長時間労働解消の方針は優先課題として認識されているのかについてですが、市教育委員会では学校教育充実のために教職員の長時間労働解消をはじめとした業務改善を重視しており、市内全校長に対し、今年度の学校経営の重点に業務改善に係る事項を設定するよう指示しました。これを受けて、各校長は学校の実情に応じた具体策を講じ、長時間労働解消も含め、全職員で取り組んでいます。今後も市内小中学校職員の時間外在校等時間を把握し、業務改善を促進してまいります。  以上でございます。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。    〔福祉サービス部長 齋藤千裕登壇〕 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) 私からは、第1項目の①、第2項目の④、⑤、⑥について順次お答えいたします。  最初に、第1項目、①、近年の利用人数、対応実績と評価につきましては、過去5年間の年度末の利用人数で申し上げますと、平成28年度は534名、平成29年度は551名、平成30年度は571名、令和元年度は604名、令和2年度は620名となっております。対応実績につきましては、通報により救急搬送に至った案件数では、平成28年度は40件、平成29年度は33件、平成30年度は46件、令和元年度は52件、令和2年度は34件となっております。健康、医療面に係る相談件数では、平成28年度は1,033件、平成29年度は1,050件、平成30年度は1,133件、令和元年度は1,264件、令和2年度は1,005件となっております。利用者宅への月1回の状況確認連絡の件数につきましては、平成28年度は1万350件、平成29年度は1万876件、平成30年度は1万1,220件、令和元年度は1万1,624件、令和2年度は1万1,480件となっております。高齢者数や単身高齢者世帯数の増加により、緊急通報装置の利用者も年々増加しており、本事業は在宅時の疾病等の緊急対応に大いに資するものと考えております。  次に、第2項目の④の市内公共施設トイレと小中学校の女子トイレへの生理用品の配付につきましては、トイレに常備することで必要とされる方の衛生面での不安が生じ、かえって利用しにくくなることが予想されるため、難しいものと考えます。そのため、公共施設については5か所の配付場所を定め、1,000セットの無償配付を行っております。また、小中学校においては、従前どおり保健室での配付を行っているところです。  次に、⑤の庁内協議の場は機能したのかにつきましては、本市では生活困窮者自立支援事業に基づき、くらしサポートセンターみらいと協力して、新型コロナウイルス感染症の影響に限らず、生活に困窮した方への支援を実施しているところです。また、毎月1回庁内の関係部署、関係機関などが参画し、合議体形式による生活困窮者自立支援事業支援調整会議を開催し、くらしサポートセンターみらいが相談者と作成した支援プランの適切性について協議し、情報共有しながら自立に向けた支援を行っております。  次に、⑥の介護への対応、体制の準備につきましては、コロナ禍のステイホームによる高齢者の心身の機能低下への対応として、運動や社会との交流など、介護予防への取組が重要であると認識しております。そのため、週いち貯筋体操の再開支援を行うとともに、感染対策を取った上での講習会の開催準備を進めているところです。また、新型コロナウイルスワクチン接種のため、保健センターにいらっしゃる高齢者へ、自宅で取り組める介護予防のリーフレット等の配付も行っております。今後も関係機関等と連携し、介護予防の周知を進めてまいります。  私からは以上です。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。    〔健康こども部長 山﨑裕之登壇〕 ◎健康こども部長(山﨑裕之) 私からは、第2項目、コロナ関連についてのうち、健康こども部所管分及び第4項目、学童ルームの運営について順次お答えいたします。  初めに、第2項目、コロナ関連についての①、ワクチン接種における予約受付の課題はですが、接種券を発送した翌日から二、三日はコールセンターに電話がつながらない状況が生じており、市民の皆様にはご迷惑をおかけしたところですが、インターネットによる予約サイトにつきましては、おおむね順調に予約の受付ができている状況です。今後は、接種年齢が若くなっていくことから、インターネットによる予約の増加が見込まれるので、予約時の混乱は改善されるものと考えております。  続きまして、②、PCR検査への助成についてですが、地域の検査体制、医療体制の実情として、行政検査や有症状の方への対応を優先する必要があることから、感染している可能性が低い方に対して、1度の検査で感染の有無を判定しても、感染防止効果が得られるかは疑問であるとの医療者の見解もあり、費用対効果、医療資源の保護の観点から、本市においては検査費の助成を行う予定はございません。  続きまして、③、熱があったらかかりつけ医となっているが、今の実態はについてですが、発熱の症状があった場合には、まずかかりつけ医に電話で相談し、かかりつけ医が不在であったり、発熱患者の対応をしていない場合は、市の健康増進課または千葉県の発熱相談センターなどへ電話をしていただきますと、状況に応じて複数の医療機関を紹介いたします。紹介された医療機関を受診する際には、事前に電話予約をし、受付時間や受付場所の指示を受けることとなります。  続きまして、⑧、本市に住民票がある外国人の方への援助はどうなっているのかについてですが、外国人の方への周知につきましては、市のホームページが英語、韓国語、中国語、ペルシャ語の4つの言語で自動翻訳での表示が可能となっております。また、厚生労働省のホームページにおいて、外国人向けに新型コロナウイルスの情報提供がされているところです。窓口においでいただいた外国籍の方への対応としては、健康増進課にAI通話機がございますので、これを活用してまいりたいと考えております。  次に、第4項目、学童ルームの運営についてお答えいたします。来年度4月からは民間委託で運営するとのことだが、保育の質はどのように保たれると認識しているのかについてですが、保育の質を保つ上で、現在各こどもルームで児童と接している支援員等の皆様に継続して働いていただくことが重要だと認識しております。このため、保育の質を確保するために市の基本的な考え方をまとめた基本方針において、支援員等の処遇については、現在の処遇を下回ることのないよう仕様書に明記することとしております。また、支援員等の配置につきましては、現在行っている国の基準を上回る市独自の配置基準を継続し、仕様書に明記することとしております。  現在基本方針に基づき、仕様書等の作成を進めておりますが、利用保護者や利用児童が安全で安心して利用することのできるこどもルームの運営を目指してまいります。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。    〔環境経済部長 麻生裕文登壇〕 ◎環境経済部長(麻生裕文) 私からは、第2項目の7点目、減収の市内個人事業者にどういう支援策を取るのかのご質問にお答えいたします。  新型コロナウイルス感染症の影響を受け減収が続く、市内に主たる事業所を有する中小企業以下の法人や個人事業主に対し、事業活動を下支えし、地域経済の縮小を抑えるための応援金支援事業に係る補正予算について、本定例会で提案をさせていただいております。  内容といたしましては、本年1月から6月までの各月の売上高と、前年、令和2年、または前々年、令和元年の同月の各月の売上高を比較し、いずれかの月で20%以上売上高の減少がある事業者に対し、10万円を支給するもので、昨年度に実施いたしました減収事業者への支援と異なり、国の持続給付金等を受給した事業者であっても支援対象としており、長引く新型コロナウイルス感染症の影響を受け、厳しい経営状況が続く事業者を応援する内容となっております。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。    〔教育部長 伊藤克紀登壇〕 ◎教育部長(伊藤克紀) 私からは、第3項目の1点目及び2点目のご質問に順次お答えします。  初めに、1点目、コロナ禍での子供たちの変化と対応についてですが、市内小中学校の教職員は、国や県の感染症対策のマニュアルやガイドライン、通知にのっとって、感染源を断つ、感染経路を断つ、抵抗力を高めるなどの感染症対策を徹底しながら教育活動を行っております。このことで、児童生徒は新しい生活習慣として、身体的距離の確保、マスクの着用、手洗い、うがいが自主的に行えるようになっております。  続きまして、2点目、父母の収入が減って就学支援金制度に申請できる状況になっている場合、その周知などどのようにしているかですが、就学支援制度の周知については、保護者向けの案内文書を年2回全児童生徒に配付しているほか、次年度小学校入学予定児の保護者には就学児健診の際に、また既に就学支援を受けている小学6年生には、11月に新入学学用品費入学前支給の申請内容を加えた案内文書を配付しております。これは、市政だより、ホームページにも同案内を掲載しております。さらに、中学校入学説明会でも保護者に案内文書を配付しております。  なお、各学校や教育委員会が保護者から相談を受けた際は、随時説明及び案内文書を提供し、子供たちが安心して学べる環境の維持に努めております。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 再質問はありませんか。  阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 ありがとうございます。それでは、1番から行きます。  近隣都市での有料かどうかの情報と装置の機能説明をお伺いします。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  近隣市の利用者負担につきましては、県内では半数以上の市が導入しており、印旛管内では当市を含め5市となっております。  緊急通報装置の機能につきましては、2点ございます。1点目は、急病時の救急隊の出動要請を行う機能、もう一点は健康面に関する相談を24時間対応で行うことができる機能となります。  以上でございます。 ○成田芳律議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 有料になるなら、もっと使い勝手のよいサービスの装置に替えられないか伺います。例えば千葉市のトイレに入ると、ああ、この人は元気でいるのだなと、それが分かるような装置など、いかがでしょうか。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  例えば利用者の動きがないなどの異常行動を検知するセンサーを一定の箇所に設置する等のサービスを導入している団体があることは承知しております。しかしながら、新たな装置の設置による市及び利用者の負担額の増加の可能性を考慮いたしますと、現段階では難しいものと考えます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 今部長の回答の新たな負担額とおっしゃいましたけれども、私が言った千葉市のトイレに入ると、ああ、元気でいるのだなの装置は、今より高くなるというふうに受け止めていいのですか。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  実際に業者のほうとその内容について話し合ったというわけではありませんが、その可能性はあるものというふうに考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 現在装置を登録している人に使い勝手のアンケートを取ってもらいたいとの意見が出ていますが、考えていただけないでしょうか。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  利用者から実施事業者への随時相談や、実施事業者から利用者への月に1度の状況確認連絡が実施されておりますので、利用者の意向を伺う機会も確保されているものと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 それでアンケートを取ったということになるのか。  アルソックへ支払うような書類が届いたのですけれども、私たちは市役所に登録しているのですという意見がありました。どう考えているのかお願いします。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  四街道市緊急通報装置要綱の規定によりまして、緊急通報装置の設置及び使用に要する費用は市が負担いたしますが、緊急時の駆けつけ員となる協力員について、実施事業者の現場派遣員を利用する場合、その費用は利用者から直接実施事業者に支払っていただくこととしております。また、同居者の介護状態によって、単身世帯に準ずる世帯と判断し、さらに緊急通報装置を設置している利用者の方が市民税課税世帯の場合には、現場派遣員の利用と同様に実施事業者に利用料を支払っていただいておりますので、ご理解をいただきたいと思います。  以上でございます。 ○成田芳律議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 今部長からそういうふうに詳しく説明がありましたけれども、あの文書だけでは、部長が今説明してくださったようなことは書いてありません。だから、やっぱりアンケートを取ってもらいたいとか、そういうのはしてほしいですね。  昨日同僚の本田議員から、デジタル法との関連で質問をしましたけれども、この緊急装置登録者も同じようなデジタルトランスフォーメーションに入るわけですよね。国と同じ制度でない施策はどのような運用になるか、今分かっている範囲のことで伺います。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  デジタルに伴う申請手続や実施事業者との情報の扱い方など、不明な点は多いのですが、緊急通報装置設置事業に関しましては、おおむね同様の事業形態として各団体で広く実施されている事業でございますので、運用につきましては今後の制度の動向を注視してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 昨日我が党の本田議員への回答で、経営企画部長から、5月に出された公共団体の独自サービスの解説書で認められるときもあるとありました。認められるときの基準がこれから決められるのでしょうけれども、今部長も何か行けそうな感じの回答だったのですが、分かる範囲で教えてください。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答えいたします。  先ほどのご答弁の繰り返しにはなりますが、運用につきまして今後の動向を注視してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 有料になったら、利用は中止するという意見もありました。そういう方が増えると、代替の手だては何か考えていますか、伺います。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  5月の上旬に利用者の方に利用者負担導入に関する案内を送付させていただいて以降、電話や高齢者支援課の窓口におきまして何件かのお問合せやご相談を受けておりまして、その都度対象となる方は市民税が課税されている方で、利用者全員が対象になるものではないことや、市民税が課税されている方でも今年の12月までは無料であることをご説明させていただいております。  今回の制度改正では、現行のサービス水準を維持するために、一部の方が対象となる利用者負担を導入させていただくことから、代替の手段は現時点では考えておりません。  以上でございます。 ○成田芳律議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 5月の初旬に説明用紙が届き、今までの質問は今登録している3人の方からの意見を質問にしました。今回の件について、説明会を開いていただきたいという意見が出ていますが、いかがでしょうか。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  説明会を開催するという選択肢につきましては、利用者の方が現在600名以上いらっしゃることから、説明会を開催することは、現在のコロナ禍の中では困難であるというふうに考えております。そうした事情もありましたので、5月初旬に文書にて通知をさせていただいたところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 コロナの今こそ、この装置が重要なのではありませんか。この装置は、独り暮らしの高齢者を中心に配置されています。コロナが終わった後で、今急ぐ必要はないのではありませんか。いかがでしょう。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  議員が仰せのとおり、いまだ終えんが見通せないコロナ禍による特殊な状況ではございますが、現行のサービス水準を維持するためには、現段階での事業の見直しが必要であると考えまして、市民税課税者の方を対象に令和4年1月より一部利用者負担を導入することといたしました。  以上でございます。                        ◇ △発言の訂正 ○成田芳律議長 教育部長より答弁の訂正の申出がありましたので、これを許可いたします。  教育部長、伊藤克紀さん。 ◎教育部長(伊藤克紀) 答弁の訂正をお願いしたいと思います。  先ほど壇上で3項目の2点目、父母の収入が減ってというところで、就学援助制度の周知については、保護者向けの案内文書を年2回全児童生徒に配付しているほか、次年度小学校入学予定児の保護者には就学児健診の際に、また既に「就学援助」というのが正しいところだったのですが、先ほど私が答弁したのが「就学支援」という言葉を2回使ってしまっております。「就学援助」が正しい言葉でございます。大変申し訳ございませんでした。 ○成田芳律議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 緊急通報装置の質問の続きをやります。  意見としますけれども、少なくとも今回の有料の説明会を実施していただきたい。コロナがあるから無理というのは分かりますけれども、そして事業の見直しが必要、それは市役所の都合です。または、現状の器具の使い勝手のアンケートを取っていただきたい。今のボタンが一番安いのですよとおっしゃるのでしょうけれども、そういう情報も説明文だけでは、とってもそれだけでは分かりません。コロナが落ち着いてからでもよいです。そこだけは強調して、説明会をするか、アンケートを取るか、そのことをお願いして、この項を終わります。  2番です。2番の再質問、ワクチン接種のことですが、電話何台で受付をしたのですか。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  市で設置しましたコールセンターでは、20台で対応いたしました。  以上でございます。 ○成田芳律議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 20台で、二、三日はパンクしたということなのですね。あとは、少し増やしてくださった。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  増やして、20台で対応しました。 ○成田芳律議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 先行した自治体をちょっと反省しながら、一気に全員に配付しないで、年代をずらしての接種は功を奏したとおっしゃっていますが、評価としては成功だということですね。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  65歳以上の高齢者に対して接種券を一斉に発送した市町村では、予約が殺到するなどの混乱がテレビとか新聞報道でされておりました。本市では、年齢で3段階に分けて発送したことにより、大きな混乱は発生しなかったものと考えてございます。  すみません。先ほどの電話の台数なのですけれども、増やして20台と言ったのですが、最初から20台でございました。申し訳ございません。失礼いたしました。 ○成田芳律議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 予約漏れ、または接種を希望しない人のチェックが終わってから、次の年代へと進めたのですか。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  当市では、予約の状況から判断し、次の年代に接種券の発送を行いました。  なお、予約漏れ、接種を希望しない人の確認を行うのは難しいと考えてございます。  以上です。 ○成田芳律議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 私の友達でなくした人がいるのですけれども、それは担当課に行けば再発行してくださるのですか。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  ご本人が確認できる証明書等をお持ちになっていただければ、再発行は可能かと思います。  以上です。 ○成田芳律議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 分かれば教えてください。ワクチンの接種は、選挙の投票、開票作業のように、市役所の職員がばっと集まって作業しますけれども、そういう応援があったのでしょうか。 ○成田芳律議長 暫時休憩します。    休憩 午後 4時30分    再開 午後 4時30分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 ワクチンの接種は大変な大事業だと思うので、職員さんの負担もたくさん大きいと思うので、市役所の中の応援体制は、どのような応援体制があったのですか。担当部署だけで頑張ったのですか。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  まず、応援体制ということですけれども、ワクチン接種対策室を立ち上げるときに、当然健康こども部の人員では間に合いませんでしたので、庁内から人事異動をかけていただいて、そちらに増員していただいた件もございますし、また先ほど来出ております予約お助け隊、こちらなんかも全庁的に各部から職員に出ていただいて、協力していただいて、そういうワクチン接種に向けて全庁的な対応で頑張っております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 ご苦労さまでした。  議案審議のとき、私聞き逃したので、教えてください。ワクチン自体の代金は国から出ると聞いていますが、電話対応や文書での接種クーポン券発送代も国から出るのか、そして職員の対応労働時間分の費用助成はありますか。説明されたと思うのですが、私が聞き漏らしたかもしれないです。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  ワクチン代は、当然負担金として国から入ってきます。あと、ワクチン接種体制整備補助金というのがございまして、そちらのほうで各種消耗品から、委託料から、先ほどのチラシの印刷代とか、全て国のほうからの補助金で賄われるということでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 国内でうまく行っているところを見習って、間に合えばこの後の年代の接種の予約の仕方を変えることは考えていないでしょうか。先ほど部長がこれからどんどん年齢が下がるから、パソコンで予約できる人が増えているから、電話で大変な混雑はないでしょうということだったのですが、例えば日時と場所を決めて発送し、都合の悪い人が電話する方法など、若い年代にはそういう対応は必要ないですか。どうなのでしょう。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  確かにどこか、ちょっと場所はあれでしたけれども、地方のほうでは集団接種で、もう場所と日時を指定してというようなところがあったかと思います。四街道市の規模ぐらいですと、なかなかそれは難しいところがございまして、私どもとしては予約に関しましては、先ほど答弁いたしましたけれども、これから若い世代の方が接種の中心となってきますので、スマホとか、インターネット等によるウェブ予約が増加するものと見込まれますので、変更等は考えておりません。  以上でございます。 ○成田芳律議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 ワクチンを集団接種する、保健センターでやるのですね、その体制は順調に進んでいますか。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  保健センターを会場とした集団接種におきましては、外部委託の医療従事者、誘導スタッフ等を中心に実施しております。現時点におきましては、対応などの評判もよく、順調に進んでいるものと考えております。  以上です。 ○成田芳律議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 高齢者が接種を終える時期は、四街道市では、いろんなところには書いてありますが、確認します。いつ頃を目指していますか。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  接種を希望する65歳以上の高齢者全員が7月末までに接種できるよう進めてまいります。  以上です。
    成田芳律議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 ワクチンの端数、またはキャンセル、残ってしまったときの対応は、医療、保育、介護関連の職員へ優先的に接種となっていますか。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  キャンセルが出た場合には、貴重なワクチンを無駄にしないよう対応しているところでございます。まずは、それぞれの医療機関がかかりつけの患者様の中でお声かけをしていただきます。接種できそうな方が見つからない場合には、医療機関から市のほうにご連絡をいただきまして、市が募集しているもったいないバンクの登録者から、地理的な条件等を加味しまして、市のほうでマッチング作業を行います。また、ワクチンの接種の終了時間まで短いなど、状況によりましては高齢者施設等の従事者や医療従事者等にもお声かけをさせていただいておりまして、今後市内小中学校並びに幼稚園、保育園の職員の方にもご協力をいただく予定でございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 今の回答の確認ですが、1番目は診療所の患者さん、2番目がもったいないバンクの登録者、3番目が私が質問した医療、保育、介護関連に声かけをしているということですね。  それでは、②の再質問をします。ワクチン接種と併せて、PCR検査を実施することでコロナ感染を封じ込めていけます。いつでも、どこでも、誰でも、何度でもPCR検査をと国に求めていますが、やっと高齢者施設では国の費用で週2回検査が実施されるようになっています。小規模デイ事業者などのスタッフにも定期的PCR検査や抗原検査実施の費用は国が見ると厚労大臣が答弁しています。早期実現のため、市としても問い合わせるなど、取組を強めていただきたいことと、その間、市独自に行えないか伺います。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  高齢者施設職員へのPCR検査は千葉県において実施されており、今後の検査対象の拡大については現時点では未定と伺っておりますので、今後の動向を注視してまいります。  また、その間の市独自の検査助成は考えてはおりませんが、県の検査とは別に公益財団法人日本財団が高齢者施設の従業者への無料検査事業を実施しておりまして、これはデイサービス事業所等も対象になっておりますことから、当該事業の周知を図ってまいります。  以上でございます。 ○成田芳律議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 今の回答、もう一回確認します。日本財団が無料でやっているので、周知に努めるということですから、ぜひ周知をお願いいたします。  それと、感染の強い変異株が蔓延してきています。定期的PCR検査を保育所、教員、学童支援員、障害者施設スタッフなど、市独自に実施していただきたいが、いかがでしょう。これは、そのことをPRすればいですね。日本財団が無料でやっているのなら、この人たちにもそういうふうに周知すればいい。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) 日本財団が行っている事業というのは、高齢者施設、それから事業所に勤務をする方などを対象にしておりますので、今議員のほうがご質問をした保育所とか教員、それから学童支援員、これらについては該当いたしません。  以上でございます。 ○成田芳律議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 それを聞いて、また言うのもあれですが、駄目ですということですね。独自でやることは考えていないということですね。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  先ほど壇上でもご答弁したとおり、費用対効果、医療資源の保護の観点から、本市においては独自の検査は行わないと判断したものでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 市内でPCR検査を実施してくれる病院はどこか教えてはもらえないのですか。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  発熱等の相談を受けましたら、発熱患者の診察を行っている医療機関を私どものほうでご紹介をいたします。PCR検査を行うかどうかは医師の判断となりますので、受診しても必ずしもPCR検査が実施されるとは限りません。  以上でございます。 ○成田芳律議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 PCR検査をしているところをオープンに教えたくないということですか。問合せすると教えてはあげるけれども、オープンにはしたくないということですか。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  医療機関等のほうも、そのために皆さん殺到されても困りますし、必要な方というところも限りがあると思いますので、私どものほうで発熱等の相談を受けた際にご紹介をするというような形でございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 ワクチン接種は、国内産のものはなく他国に頼む状況で、接種率もPCR検査率も世界で後進国になっています。厚労省自身が積極的にPCR検査を実施すると病院の医療崩壊を起こしかねないと、検査を積極的にしなかったことが判明しています。当市でもその方針、さっきから費用対効果とありましたけれども、その方針に沿ってあまり積極的に動きたくないという判断になったのでしょうか。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  定期的PCR検査の助成については、市の判断でございますけれども、先ほど壇上でご答弁したとおり、費用対効果、医療資源の保護の観点から、当市においては独自の検査に対する助成は行わないと判断したところでございます。 ○成田芳律議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 ③の再質問です。  陽性患者の受入れ病院は、最初の頃は教えられないとずっとおっしゃっていました。今でも受入れ病院は教えてもらえないのですか。やっぱり紹介するだけですか。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  新型コロナウイルス陽性患者を受け入れている病院につきましては、千葉県のほうから公表されておりませんので、市のほうでは把握しておりません。  以上でございます。 ○成田芳律議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 公表しない理由を県に聞いたことはありますか。やっぱり殺到されると困ると言っていますか。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  直接県には確認しておりませんが、県から公表されていないため、私どもではどこが受け入れているか把握していないというところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 分かりました。  ④です。再質問、女性の生理の貧困のことです。取りあえず今回は市内に配付していただきました。高く評価するものです。今後継続的に配付という方針は持っていますか。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  今回一般の方に向けまして、生理用品1,000セットの購入と防災備蓄倉庫の備蓄品を小中学校へ配付を行ったところでございますが、今後の方針につきましては状況を見ながら対応を考えてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 意見、要望です。コロナが長引くにつれ、女性の自殺の増加が目立ち、女性の経済的困窮が明らかになってきました。女性の半分は非正規労働者という実態が背景にあります。非正規雇用という雇用形態に女性が大きく固まって存在するというのは、明らかな差別です。労働法の法律でも、そのことが書かれています。でも、努力義務というざる法で罰則規定もありません。この差別、格差がなくならないのは、会社がもうけるためには安くて不安定な二流の労働者として必要だと、経団連と日本政府が意図的に放置、拡大してきたからです。日本のジェンダー平等指数が世界で120位というのも当たり前の結果だと言えます。私は、非正規労働者の運動を30年以上続けてきましたが、悔しいし、悲しいし、怒りでいっぱいです。  この生理の貧困問題は、国内では今年3月の千葉県知事選挙の金光理恵候補が最初にそのことを訴え、全国に広がりました。そして、性被害をなくそうのフラワーデモは、毎月1回行われるようになっています。5月19日現在、39の県で255自治体が生理用品の配付という施策を講じています。当面こういった福祉政策を続けていただくことをお願いしたいし、行く行くはトイレットペーパーと同じように置かれるようにと願っています。  国連での優先課題であるSDGs、持続可能な開発目標、地球の温暖ストップが緊急課題ですが、その中にジェンダー平等、社会的につくられた女性差別の撤廃が入っています。世界の運動はここまで来ています。福祉から、きちんと食べていける賃金、正社員が当たり前の雇用制度を実現させることが重要です。同じ仕事なら同じ賃金に、最低賃金を今すぐ1,500円になど、実現させる運動に、私は地元四街道から現役労働者の皆さんと一緒に引き続き参加していく決意です。  ⑤の再質問、生活保護申請をしなくても済んだ支援になっているのか。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  生活困窮者自立支援事業に基づきまして、くらしサポートセンターみらいにおける相談支援事業や緊急小口資金特例貸付のほか、住居確保給付金などによりまして、生活保護に至る前の生活困窮状態からの早期自立を支援しております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 生活困窮者への支援として、今回の臨時交付金ではどこの項目に入っていますか、教えてください。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  新型コロナウイルス対策緊急小口資金受給者支援事業の緊急小口資金受給者給付金といたしまして1,000万円、そして新型コロナウイルス対策住居確保給付金受給者支援事業の住居確保給付金受給者支援金として200万円を一般会計補正予算(第2号)のほうに計上しております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 今回傷病手当金が国から再度追加されてきていますが、こういった期間延長などの周知はどのようになされていますか。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  今回の傷病手当金の支給適用期間の延長に関します周知につきましては、既に市ホームページに掲載しております。また、7月1日号でもお知らせする予定でございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 引き続きあらゆる制度の紹介などで見守り、フォローが必要と思うが、担当者として何が重要なポイントだと受け止められたのでしょうか。困窮者を救い上げる対策として、何が重要なポイントだと受け止めたか、感想を含めて伺います。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  毎月開催されております生活困窮者自立支援事業支援調整会議におきまして、各関係部署及び関係機関より提供された情報を基に、生活困窮者が抱える課題や取り巻く環境を把握しながら、その方に寄り添った支援プランを作成することが重要であるというふうに考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 80代の親が50代のひきこもりの子を世話する8050問題、コロナ禍でも実際あると思います。昨年11月、北陸地方で63歳の20年近くひきこもりの男性が、親が施設に入所してから独り暮らしでしたが、その男性が亡くなり、死後四、五日たって発見されたという事件がありました。その前に、知人が県と市に相談したけれども、門前払いだったとのことでした。こういったことは、四街道市でも発生する可能性はあります。これは例として出しましたが、自立支援調整会議の対応の範囲ですか、教えてください。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  くらしサポートセンターみらいでは、困窮者の方以外にも関係機関や民生委員のほか、家族や知人からの相談を受けましてアウトリーチ、これは訪問支援でございますが、これによります困窮者の早期発見や問題の早期解決に向けた支援を実施しております。  また、毎月開催されます生活困窮者自立支援事業支援調整会議で関係部署へこのことを情報共有を行っているところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 意見です。市役所の仕事は、市民との対面の仕事が基本です。一番現場に近い職場です。私は労働組合の仕事をしていたとき、職場にまず来てみてほしいとよく言われました。文書の報告には出てこない職場の臭い、通路の狭さ、室内温度などを見て、なぜここの職場がそういうことを言うのかを理解してほしいとよく言われました。市役所も似ています。生身の人間の声を聞き、よりよい暮らしが続けられるように支えていく仕事です。私はそう思います。コロナで生活困窮者がたくさん出て、対応も大変だと思います。職員の皆さんが3年前の3つの台風被害に続き、昨年からのコロナ感染、たくさんの皆さんを相手に連日奮闘されています。法律を知っていないと助けられないとか、介護の技術があればなおよいとか、専門性を積み上げて市民に喜ばれる仕事をお願いします。市民からありがとうと言われる市役所にしていきましょう。  ⑥です。ステイホーム期間中であっても、高齢者が自宅で気軽にできる簡単な運動方法や筋力を低下させないような食事内容をまとめたチラシを作って、ヘルパーやケアマネを通じて直接高齢者に届けてほしいが、いかがでしょうか。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  気軽に自宅で取り組める体操につきましては、昨年度にチラシを作成いたしまして、ケアマネジャーを通じて配付をさせていただきました。今後は、筋力を低下させないような食事内容をまとめたチラシの作成などを行いまして、ケアマネジャー等を通じまして高齢者の皆様へ配付をしてまいります。  以上でございます。 ○成田芳律議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 意見です。ワクチン接種が進めば、徐々に元の日常が戻ってくるものと期待していますが、高齢者の体は待ったなしです。高齢者のことを親身になって考え、素早い対応を行っていただくよう要望します。  また、この項目では、介護を担当する施設職員の確保は大丈夫ですかを確認したかったのです。先日のNHKテレビの介護崩壊という番組で、介護事業所の倒産118件、廃業455件と相次いでいると報道されていました。事業所の経営者は、介護保険ではもう成り立たない仕組みとも発言していました。四街道市では、介護の総合事業を市内介護事業者に担ってもらっています。その事業所を倒産で減らしては、市の介護事業もスムーズにできなくなるのではありませんか。事業所の減収補填など、考えていただきたかったのですが、別の機会とします。  テレビに出ていた経営者も、ヘルパーの献身だけでは乗り切れる時代ではないとも述べています。四街道市では、倒産はないとのことですが、すれすれの経営状態で楽ではないと私は聞いています。そういう実態では、ヘルパーなどスタッフへの処遇改善は程遠く、献身的な頑張りだけでは続きません。国を挙げて高齢者を支える介護職員の処遇の改善も待ったなし、必要とされています。市の担当者として、国にも声を上げていただくよう要望します。  ⑦の再質問、今回減収事業者への応援金が臨時交付金の半分を占めているように見えます。うれしいことですが、前回の減収事業者への支援金は、かなり残したまま3月補正予算で精算のため一般会計に戻しました。なぜ渡り切らなかったのか、その理由を伺います。                        ◇ △会議時間の延長 ○成田芳律議長 あらかじめ会議時間の延長をします。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  昨年度に実施いたしました減収事業者支援事業につきましては、国の持続給付金等の支援が行き届かない事業者を支援するために実施したものでございます。予算の積算に当たりましては、国の持続給付金等の対象事業者数が把握できなかったために、最大値で計上したものでございます。  また、減収事業者支援金の申請件数が少なかった要因といたしましては、国の持続給付金等の受給事業者が多かったためであり、市の減収事業者支援事業の対象者には支援金が行き届いたものと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 持続給付金など、行き届かない人にしか出さなかったから、こんなに残しましたよという説明だったのですけれども、まあ、いいです。ここはいいです。  それでは、大きい3番のコロナ禍での学校運営なのですが、不登校は増えていないかお聞きします。 ○成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。 ◎教育部長(伊藤克紀) お答えいたします。  不登校児童生徒数については、令和元年度小中学校合計で131名、令和2年度小中学校合計で141名と増加しております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 昨年3か月の休校後、授業漬けになって形だけは終えたかもしれないが、授業が分からなくなって遅れてきた児童生徒には何か手だてを考えていますか。 ○成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。 ◎教育部長(伊藤克紀) お答えいたします。  各学校は、学校再開時に学校行事の精選、教育課程の再編成等を行い、できるだけ児童生徒に負担にならないような学習活動を実施しました。教職員は、分かりやすい授業を心がけるとともに、タブレット端末を利用するなど、個に応じた学習を実施しております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 オリンピック競技の観戦に子供動員の企画がコロナ感染以前に計画されていたようですが、四街道市の子供たちにその要請は来ておりませんか。 ○成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。 ◎教育部長(伊藤克紀) お答えいたします。  令和元年度に千葉県環境生活部オリンピック・パラリンピック推進局より、各学校を対象とした学校連携観戦チケットの募集がありました。これを受け、市内各小中学校に利用意向の調査を行い、3校から利用希望がありましたので、申込みを行ったところです。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の終息が進まない状況の中、3校全てから辞退の申出があったため、キャンセルをしてございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 意見です。千葉県は、大会組織委員会から特別価格で県内の児童生徒に観戦チケット10万4,800枚を購入し、観戦事業を進めています。日本共産党県議団は、県知事と教育長にチケット配付の中止を申入れしました。感染拡大の大波が繰り返され、より感染力が強いと言われる変異株も増えている下で、この時期に児童生徒に大会を観戦させることは、コロナ感染の危機にさらすものです。熱中症も心配ですし、終了時刻が夜10時頃の競技もあり、帰宅時間がさらに遅くなります。四街道市のように、観戦を見送る自治体も出てきています。  ③のところです。先ほど部長から、業務改善の徹底をしますよとおっしゃいましたけれども、コロナの前から小中一貫教育、道徳の教科、プログラミング、英語の導入など、たくさんありますが、そのことも全部承知して、校長の名による業務改善の徹底ということをお出しになったのか確認します。 ○成田芳律議長 教育長、府川雅司さん。 ◎教育長(府川雅司) 先ほども答弁させていただきましたが、本年度校長先生方に業務改善の一つの視点を学校経営の中に位置づけるようにということで指示をしたところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 分かりました。  3月議会で教員の残業時間が少し減ったとの報告でした。先ほど岡田議員にも回答がありましたけれども、少し残業が、小学校で49.7%、それと中学校で47.7%という報告がありました。長時間労働は解消されているとは言えないです。千葉県として、変形労働制は通ってしまいましたが、変形労働制の導入前提は、残業が月45時間以上となっている職場には導入できないとなっています。四街道市の現状の認識をお聞きします。 ○成田芳律議長 教育長、府川雅司さん。 ◎教育長(府川雅司) お答えを申し上げます。  文部科学省が進めている変形労働時間制の導入につきましては、県の教育委員会が規則の改正等を行ったことは承知をしております。導入については、他市、町の動向も注視して、必要な対応を研究してまいります。  以上です。 ○成田芳律議長 以上で阿部百合子さんの質問を終結します。                        ◇ △散会の宣告 ○成田芳律議長 以上で本日の日程は終了します。  明日は定刻より会議を開きます。  本日はこれにて散会します。    散会 午後 5時02分...