四街道市議会 > 2021-03-19 >
03月19日-06号

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  1. 四街道市議会 2021-03-19
    03月19日-06号


    取得元: 四街道市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-02
    令和 3年  3月 定例会(第1回)          令和3年第1回四街道市議会定例会 第26日                            令和3年3月19日(金曜日)午後1時開議 議 事 日 程 (第6号) 日程第1 議案第1号、議案第3号~議案第16号、議案第22号~議案第25号、請願第1号、陳情第      1号、陳情第2号      総括審議       ・委員長報告       ・委員長報告に対する質疑       ・討論       ・採決 日程第2 議案第26号       ・提案理由の説明       ・採決 日程第3 発議案第1号       ・提案理由の説明       ・質疑       ・討論       ・採決 日程第4 発議案第2号       ・提案理由の説明       ・採決 日程第5 次期ごみ処理施設用地残土埋め立てに関する調査特別委員会の中間報告の件 日程第6 発議案第3号       ・提案理由の説明       ・質疑       ・討論       ・採決 日程第7 次期ごみ処理施設用地残土埋め立てに関する調査特別委員会の調査経費の件 日程第8 委員会の閉会中の継続調査の件                                              〇本日の会議に付した事件 1、開  議 1、議事日程の報告 1、諸般の報告 1、議案第1号、議案第3号~議案第16号、議案第22号~議案第25号、請願第1号、陳情第1号、   陳情第2号の委員長報告、質疑、討論、採決 1、発議案第4号の上程、説明、質疑、討論、採決 1、議案第26号の上程、説明、採決 1、発議案第1号の上程、説明、質疑、討論、採決 1、発議案第2号の上程、説明、採決 1、次期ごみ処理施設用地残土埋め立てに関する調査特別委員会の中間報告の件 1、発議案第3号の上程、説明、質疑、討論、採決 1、次期ごみ処理施設用地残土埋め立てに関する調査特別委員会の調査経費の件 1、委員会の閉会中の継続調査の件 1、閉  会午後1時開議 出席議員(20名)     1番   久 保 田  敬 次 郎         2番   本  田     良     3番   阿  部  百 合 子         4番   田  中  徳  彦     5番   坂  本  弘  毅         6番   成  田  芳  律     7番   栗  原  直  也         8番   大  越  登 美 子     9番   保  坂  康  平        10番   西  塚  義  尊    11番   関  根  登 志 夫        12番   戸  田  由 紀 子    13番   石  山  健  作        14番   広  瀬  義  積    15番   山  本  裕  嗣        16番   森  本  次  郎    17番   高  橋  絹  子        18番   岡  田  哲  明    19番   長 谷 川  清  和        20番   清  宮  一  義 欠席議員(なし) 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  市   長   佐  渡     斉      副 市 長   武  富  裕  次  教 育 長   府  川  雅  司      危機管理監   澤  畠     博  経 営 企画   永  易  正  光      総 務 部長   鈴  木  雅  雄  部   長  福   祉   齋  藤  千  裕      健康こども   小  島  淳  一  サ ー ビス                   部   長  部   長  環 境 経済   麻  生  裕  文      都 市 部長   林  田  和  洋  部   長  上 下 水道   外  谷  茂  行      会計管理者   齊  藤  宏  一  部   長  消 防 長   齊  藤  信  行      教 育 部長   濱  田  宗  孝 本会議に出席した事務局職員  事 務 局長   塩  田  直  樹      局 次 長   飯  泉     克  主 査 補   植  草  俊  幸 △開議の宣告                               (午後1時) ○成田芳律議長 ただいまの出席議員20名、定足数に達していますので、本日の会議は成立しました。  直ちに本日の会議を開きます。                        ◇ △議事日程の報告 ○成田芳律議長 本日の日程については、お手元に配付の日程表のとおりです。                        ◇ △諸般の報告 ○成田芳律議長 日程に入るに先立ち、諸般の報告を申し上げます。  市長から議案の追加が1件送付され、お手元に配付してあります。  次に、発議案3件が提出され、お手元に配付してあります。  次に、各常任委員会委員長議会運営委員会委員長及び予算審査特別委員会委員長から委員会審査報告書が提出され、お手元に配付してあります。  次に、監査委員から令和2年度監査報告書第1回が提出され、お手元に配付してあります。                        ◇ △議案第1号、議案第3号~議案第16号、議案第22号~議案第25号、請願第1号、陳情第1号、陳情第2号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○成田芳律議長 日程第1、議案第1号、議案第3号から議案第16号まで及び議案第22号から議案第25号まで並びに請願第1号、陳情第1号及び陳情第2号を一括議題とし、これより総括審議を行います。  お諮りします。議案第11号 令和3年度四街道市一般会計予算に対する委員長報告は、会議規則第39条第3項の規定により省略することとします。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○成田芳律議長 ご異議なしと認め、そのように決定します。  次に、各常任委員会及び議会運営委員会の審査の経過並びに結果について各委員長の報告を求めます。  初めに、総務常任委員会委員長、西塚義尊さん。    〔西塚義尊総務常任委員会委員長登壇〕 ◎西塚義尊総務常任委員会委員長 ただいまより総務常任委員会の報告を申し上げます。  本委員会は、3月3日午後1時30分から、議場において、執行部から危機管理監、経営企画部長、総務部長、消防長、その他関係職員の出席を得て、本委員会委員全員出席の下、開催いたしました。  では、本委員会に付託されました議案5件のうち4件について、審査の経過と結果を報告いたします。  議案第1号 四街道市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定について、議案第3号 四街道市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第4号 四街道市特別職の職員の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第8号 字の区域及び名称の変更について、以上4議案については、慎重審査の結果、議案第1号については賛成多数で原案のとおり可決すべきものと、その他3議案については、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、審査の過程において、執行部より詳細な説明があり、質疑が行われましたが、その主なものを要約して申し上げます。  初めに、議案第1号 四街道市長等の賠償責任の一部免責に関する条例の制定について、本条例の制定と内部統制制度との関係について詳細な説明をとの質疑に対し、いずれも平成29年の地方自治法の改正によるものであり、共に令和2年4月1日に施行されています。損害賠償責任の一部免責の目的は、高額の損害賠償責任を負うリスクにより職員が職務執行に当たり萎縮することなく、能力を最大限発揮できるようにすることです。また、内部統制制度導入の目的の一つは、業務に伴う重大なミスや不祥事の発生を未然に防ぐことであり、併せて実施することで効率的な行政運営を推進するものですとの答弁がありました。  また、それぞれの職により、基準給与年額の6倍、4倍、2倍、1倍とした基準について、内部でどのような議論が行われたのかとの質疑に対し、地方自治法施行令に定められた基準は、会社法などの規定と均衡を図ったものとされており、本市が別の基準を定める特段の理由はなく、千葉県や他市においても別の基準を定めている団体は見当たらなかったため、参酌基準どおりとしたものですとの答弁がありました。  次に、議案第3号 四街道市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例の制定について、今回の条例改正はどのような経緯で行うことになったのかとの質疑に対し、ひとり親家庭に対する医療費助成制度が、償還払いから現物給付に変更になったことに伴い、本条例の独自利用事務の規定との整合を図る必要が生じたため改正するものですとの答弁がありました。  次に、議案第4号 四街道市特別職の職員の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定については、質疑はありませんでした。  次に、議案第8号 字の区域及び名称の変更について、新たな名称を「たかおの杜」とした由来について説明をとの質疑に対し、地域のシンボルである高おかみ(漢字は雨かんむりに龍)神社とその鎮守の杜が変わらぬ姿で残る、緑豊かなまちをイメージしたもので、地域住民、土地区画整理組合出店予定事業者、市の4者による協議会で幾つかの候補の中から決定したと伺っていますとの答弁がありました。  また、令和4年1月下旬に新たな住所に変わる予定とのことだが、住民票や戸籍の整備、郵便物の転送手続などは大丈夫かとの質疑に対し、住民票については所管している市が修正します。また、法務局や郵便局の方に住居表示審議会の委員になっていただいており、調整を図っています。運転免許証や銀行への手続は個人で行っていただく必要があるため、対象区域内にお住まいの方にご説明した上で、お願いしていますとの答弁がありました。  なお、議案第1号について、反対討論が1件ありました。  以上で総務常任委員会の報告を終わります。    〔何事か言う人あり〕 ◎西塚義尊総務常任委員会委員長 大変失礼いたしました。議案第1号 四街道市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定についてと申し上げるところ損害賠償の損害を抜かして申し上げていたようでございます。おわびして訂正いたします。 ○成田芳律議長 以上で総務常任委員会委員長の報告を終わります。  次に、都市環境常任委員会委員長、坂本弘毅さん。    〔坂本弘毅都市環境常任委員会委員長登壇〕 ◎坂本弘毅都市環境常任委員会委員長 ただいまより都市環境常任委員会の報告を申し上げます。  本委員会は、3月1日午後1時30分から、議場において、議長並びに執行部から環境経済部長、都市部長、上下水道部長、その他関係職員の出席を得て、本委員会委員全員出席の下、開催いたしました。  では、本委員会に付託されました議案7件のうち5件について、審査の経過と結果をご報告いたします。  議案第5号 四街道市手数料条例の一部を改正する条例の制定について、議案第9号 市道路線の廃止について、議案第10号 市道路線の認定について、議案第15号 令和3年度四街道市水道事業会計予算、議案第16号 令和3年度四街道市下水道事業会計予算、以上5議案については、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、審査の過程において、執行部より詳細な説明があり、質疑が行われましたが、その主なものを要約して申し上げます。  初めに、議案第5号 四街道市手数料条例の一部を改正する条例の制定について、この条例改正に係る手数料の根拠について、国からは、いつ、どのように通知されたのかとの質疑に対し、国土交通省住宅局住宅生産課から、令和2年9月4日付で、事務連絡文書において、建築物エネルギー消費性能適合性判定等に係る手数料の制定について、審査想定所要時間の考え方が示されましたとの答弁がありました。  次に、議案第9号 市道路線の廃止については、質疑はありませんでした。  次に、議案第10号 市道路線の認定については、質疑はありませんでした。  次に、議案第15号 令和3年度四街道市水道事業会計予算について、収益的支出のうち、受水費2億5,214万2,000円について、前年度と比較し大幅に増額している理由はとの質疑に対し、コロナ禍において、ご家庭で使用される水量が増加傾向にあります。このような現況を鑑みて、安定給水に支障が生じないよう、これまで1日当たりの受水量を2,500トンとしていたところを4,000トンと見込んだため、増額となりましたとの答弁がありました。  次に、議案第16号 令和3年度四街道市下水道事業会計予算について、資本的支出のうち、マンホールポンプ通報装置調整池警報装置及び下水道管路情報管理システムについて詳細な説明をとの質疑に対し、初めにマンホールポンプ通報装置は、故障等によりポンプが作動しない場合に市に通報が入る装置で、市内に15か所あるマンホールポンプのうち6か所を更新します。次に、調整池警報装置は、調整池の中に人がいる際に雨水の流入があった場合、その危険を知らせる回転灯と警報器を、成台中土地区画整理組合で施工した調整池に3か所設置するものです。最後に、下水道管路情報管理システムは、平成26年に導入し、7年経過したことから、現システムの更新を行うものですとの答弁がありました。  なお、討論はありませんでした。  以上で都市環境常任委員会の報告を終わります。 ○成田芳律議長 以上で都市環境常任委員会委員長の報告を終わります。  次に、教育民生常任委員会委員長、大越登美子さん。    〔大越登美子教育民生常任委員会委員長登壇〕 ◎大越登美子教育民生常任委員会委員長 ただいまより教育民生常任委員会の報告を申し上げます。  本委員会は、3月2日午後1時30分から、議場において、議長並びに執行部から福祉サービス部長健康こども部長、教育部副参事、その他関係職員の出席を得て、本委員会委員6名出席の下、また3月10日午後4時52分から、議場において、議長並びに執行部から福祉サービス部長健康こども部長、教育部長、その他関係職員の出席を得て、本委員会委員6名出席の下、開催いたしました。  では、本委員会に付託されました議案14件並びに請願1件及び陳情1件のうち、議案9件並びに請願1件及び陳情1件について、審査の経過と結果を報告いたします。  議案第6号 四街道市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、議案第7号 四街道市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、議案第12号 令和3年度四街道市国民健康保険特別会計予算、議案第13号 令和3年度四街道市介護保険特別会計予算、議案第14号 令和3年度四街道市後期高齢医療特別会計予算、議案第22号 四街道市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例等の一部を改正する条例の制定について、議案第23号 四街道市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について、議案第24号 令和2年度四街道市一般会計補正予算(第8号)、議案第25号 令和3年度四街道市一般会計補正予算(第1号)、請願第1号 四街道小学校第3こどもルーム新設に関する請願、陳情第1号 75歳以上の医療費窓口負担について原則1割負担の継続を求める陳情書、以上9議案については、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。また、請願第1号については、賛成多数により、採択すべきものと決定しました。また、陳情第1号については、賛成少数により、不採択とすべきものと決定いたしました。  なお、審査の過程において、議案については執行部より詳細な説明があり、質疑が行われ、請願については紹介議員より詳細な説明があり、紹介議員及び執行部に対する質疑が行われ、また陳情については執行部に対する質疑が行われましたが、その主なものを要約して申し上げます。  初めに、議案第6号 四街道市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、条例の改正によって介護保険料の算定方法に変更はあるかとの質疑に対し、介護保険料は現行の第7期介護保険事業計画と同様に、基準額を年額5万6,400円とし、所得に応じ16段階で算定します。今回の改正では、給与所得及び公的年金等の所得控除額が10万円引き下げられることによる不利益が生じないよう、保険料の算定において合計所得金額から10万円を控除するものですとの答弁がありました。  次に、議案第7号 四街道市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、改正の内容について詳細な説明をとの質疑に対し、地方税法施行令の改正により、個人所得課税の見直しにおいて、給与所得及び公的年金等の所得控除額が10万円引き下げられることにより、国民健康保険税の負担水準につき不利益が生じないよう、国民健康保険税の軽減を判定する所得基準を改定するものですとの答弁がありました。  次に、議案第12号 令和3年度四街道市国民健康保険特別会計予算、歳入の一般被保険者国民健康保険税19億986万8,000円について、予算計上に当たり算出方法はとの質疑に対し、一般被保険者国民健康保険税の歳入予算は、前年の収入をもとに算出しています。令和3年度予算は、新型コロナウイルス感染症の影響による所得の減少率を5%と見込み、収納率を90.6%として算出しましたとの答弁がありました。  次に、議案第13号 令和3年度四街道市介護保険特別会計予算、認知症高齢者見守り事業22万円について、新規事業とのことだが、事業内容について説明をとの質疑に対し、行方不明になった認知症の高齢者等が保護された際に、早期に身元が確認できるようQRコードが印字された見守りシールを配布するものです。持ち物や衣服などにQRコードシールを貼ることにより、発見された方がQRコードを読み取ると、チャット方式で家族等と連絡が取れる仕組みになっていますとの答弁がありました。  次に、議案第14号 令和3年度四街道市後期高齢者医療特別会計予算後期高齢者医療保険料の算定方法に変更はあるかとの質疑に対し、後期高齢者医療保険料は県内同一の保険料率となっており、所得等に応じて算出します。算定方法は令和2年度と同様ですとの答弁がありました。  次に、議案第22号 四街道市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例等の一部を改正する条例の制定について、改正の要点は何かとの質疑に対し、新型コロナウイルス感染症の流行や災害頻度の高さを鑑みて、感染症や災害への対応を強化するとともに、介護従事者がより安心して働くことができる環境の整備を図り、人材の確保や離職の防止につなげるという趣旨から改正するものですとの答弁がありました。  次に、議案第23号 四街道市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定については、質疑はありませんでした。  次に、議案第24号 令和2年度四街道市一般会計補正予算(第8号)、新型コロナウイルス対策医療機関等支援事業1,100万円について、事業内容の説明をとの質疑に対し、市の休日夜間急病診療所を除く全44医療機関に対し、診療時間の延長や雇用の拡充など、新型コロナウイルス感染症対策を進めるための奨励金として1医療機関当たり一律25万円を給付するものですとの答弁がありました。  また、小学校施設整備維持管理事業及び中学校施設整備維持管理事業空調設備設置工事設計業務委託料について、設置対象となる教室はとの質疑に対し、小学校については、中央小学校、大日小学校、旭小学校、山梨小学校、みそら小学校及び吉岡小学校の図書室6か所と音楽室5か所の計11か所が対象です。また、中学校については、市内全5校の技術室9か所と図書室4か所の計13か所が対象ですとの答弁がありました。  次に、議案第25号 令和3年度四街道市一般会計補正予算(第1号)、新型コロナウイルスワクチン接種事業の医師報酬480万円について、保健センターを会場とする集団接種に従事する医師の任用に係る経費とのことだが、積算方法はとの質疑に対し、休日夜間急病医療所における報酬額を参考に、1日当たり6時間勤務で医師を6名確保し、週に2日、4週間従事していただくことを想定し積算していますとの答弁がありました。  次に、請願第1号 四街道小学校第3こどもルーム新設に関する請願、紹介議員に対する質疑では、新設に当たり、建物は恒久的なものではなく、簡易的ですぐに活用できるようなものを考えているということでよいかとの質疑に対し、施設については関係部署との調整によるものと考えますが、恒久的なものを求めるということではありませんとの答弁がありました。  また、執行部に対する質疑では、四街道小学校の第3こどもルームについて、木造校舎を改修して利用する計画を断念し、日本語指導教室を借りることになったとのことだが、学校側における問題はないかとの質疑に対し、緊急措置として日本語指導教室こどもルームとして使用することになり、解体校舎も含め使用していた6教室分が少なくなります。今後35人学級制の導入なども想定すると、1ないし2教室増が見込まれるところですとの答弁がありました。  次に、陳情第1号 75歳以上の医療費窓口負担について原則1割負担の継続を求める陳情書、負担割合が2割になることによる財政的な影響について説明をとの質疑に対し、市では影響額についての試算は行っていませんが、国の試算によると、負担割合を1割から2割へ変更することで、75歳未満の方が負担する後期高齢者支援金が720億円の減少、75歳以上の方が納める後期高齢者医療保険料が180億円の減少となりますとの答弁がありました。  なお、討論はありませんでした。  以上で教育民生常任委員会の報告を終わります。    〔何事か言う人あり〕 ◎大越登美子教育民生常任委員会委員長 申し訳ございません。訂正させていただきたいと思います。議案第14号 令和3年度四街道市後期高齢者医療特別会計予算のところ、私間違えまして、高齢医療特別会計予算と申し上げてしまいました。すみません。あと、議案第24号ですが、小学校施設設備維持管理事業及び中学校施設設備維持管理事業の、設備を整備と申し上げてしまいました。すみません、何度も。あともう一つ、議案第25号なのですけれども、休日夜間急病診療所というふうに読み上げるところを、医療所と申し上げてしまいました。訂正させていただきます。 ○成田芳律議長 以上で教育民生常任委員会委員長の報告を終わります。  次に、議会運営委員会委員長、栗原直也さん。    〔栗原直也議会運営委員会委員長登壇〕 ◎栗原直也議会運営委員会委員長 ただいまから議会運営委員会の報告を申し上げます。  本委員会は、3月4日午前11時から、議場において、議長及び副議長の出席を得て、本委員会委員全員出席の下開催いたしました。  では、本委員会に付託されました陳情1件について、審査の経過と結果をご報告いたします。  陳情第2号 四街道市議会基本条例の強化等に関する陳情、以上陳情1件については、慎重審査の結果、賛成少数により、不採択とすべきものと決定しました。  では、審査における主な意見を要約して申し上げます。政治倫理条例ありきではなく、議会として襟を正すためにどうすべきかという議論から始め、その1つの手段として政治倫理条例が必要ということであれば、制定に向けて動き出すというのが本来の段取りである。今後、特別委員会もしくは既存の委員会で協議、検討していくのがよいと考えるという意見がありました。  また、議員として、市民から信頼される議会の実現に力を注いでいかなければならないとは考えるが、陳情の趣旨にある二度と議員辞職勧告決議など実施しないで済むよう、四街道市議会基本条例の見直し強化と議会政治倫理条例の新設を実施ということが、政治倫理条例において罰則規定を盛り込むものとなるとなじまないと考えるという意見がありました。  なお、討論はありませんでした。  以上で、議会運営委員会の報告を終わります。 ○成田芳律議長 以上で議会運営委員会委員長の報告を終わります。  以上で各委員長の報告を終了します。  暫時休憩します。    休憩 午後 1時29分    再開 午後 1時29分
    成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより各委員長の報告に対する質疑を行います。  各委員長の報告に対する質疑に当たっては、通告を省略します。  なお、発言時間については、答弁を含め60分以内としますので、ご了承願います。  初めに、総務常任委員会委員長の報告に対する質疑を許します。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○成田芳律議長 質疑なしと認めます。  以上で総務常任委員会委員長の報告に対する質疑を終結します。  次に、都市環境常任委員会委員長の報告に対する質疑を許します。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○成田芳律議長 質疑なしと認めます。  以上で都市環境常任委員会委員長の報告に対する質疑を終結します。  次に、教育民生常任委員会委員長の報告に対する質疑を許します。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○成田芳律議長 質疑なしと認めます。  以上で教育民生常任委員会委員長の報告に対する質疑を終結します。  次に、議会運営委員会委員長の報告に対する質疑を許します。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○成田芳律議長 質疑なしと認めます。  以上で議会運営委員会委員長の報告に対する質疑を終結します。  以上で各委員長の報告に対する質疑を終結します。  次に、ただいま議題となっています議案第1号、議案第3号から議案第16号まで及び議案第22号から議案第25号まで並びに請願第1号、陳情第1号及び陳情第2号について、これより討論を行います。  通告はありませんでしたが、討論はありませんか。  暫時休憩します。    休憩 午後 1時31分    再開 午後 1時36分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  討論の発言時間は20分以内といたしますので、ご了承願います。  3番、阿部百合子さん。    〔阿部百合子議員登壇〕 ◆阿部百合子議員 議席番号3番、日本共産党の阿部百合子です。議案第1号と議案第11号について、反対の意見を述べて反対討論といたします。  議案第1号、市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定について、反対の理由は、この間市役所内で、手続の不祥事、市営住宅の算定ミスによる損害、そして大日小学校学童ルーム建設でも相次いでいます。結果その損害部分を、市役所職員全員で補填するという市長提案も議会は退けました。その代わり、庁内でその未然防止に向けての内部統制マニュアルをきちんと作るということでした。その作業報告も出されていない中で、今回市長などの損害賠償免責の条例制定案が提出されました。・・・・ではありませんか。確かに地方自治法でそのことが規定されていますけれども、現在四街道市では汚染残土問題が、百条特別委員会と千葉地裁で争われている最中に、市民から見れば免罪符かのように受け止められる内容です。そして、善意で、故意でなくが強調されていますが、故意ではなかったと誰が判断するのかの質問に、市の回答は裁判でとのことでした。裁判で判定される問題ではありません。第三者委員会など、しかるべき場で判定されるべきと考えます。反対の理由には、こんな重要なことがパブリックコメントもなくつくられたということです。  以上、進め方、2つの理由で議案第1号に対して反対を表明します。  続きまして、議案第11号、令和3年度一般会計予算について、新型コロナウイルス感染が深刻、長期化しています。四街道の経済や市政にも同様の影響が出ています。今までの経済のやり方でいいのでしょうか。国は、デジタル化を進めるための交付金や施策を繰り出してきています。利益を生まないけれども、なくてはならない分野、医療、介護、障害福祉、保育などケアに手厚い社会をきちんとつくること、格差を正し、暮らし、家計応援第一の政治へ根本的に展開すべきです。毎年発言していますが、とりわけコロナウイルスの発生で税収も減り、市民の行動様式が変化しています。こうした中で、不要不急の都市計画道路は全面的に見直しをすべきです。特に、都市計画道路3・3・1号線の2工区は凍結し、3・4・7号線も見直しをする。税金の使い方を市民の暮らしを支える施策に回すことを求めます。今回、保育所の待機児童対策として、新規事業所の開設が準備されており、また、保育士への手当上乗せ支給が、四街道市から今まで月1万円だったものが1万6,000円へと拡充されています。一部前進していますが、市民の暮らし優先の市政運営としては不十分です。  その理由1、コロナ感染予防として、これから行われようとしているワクチンの接種と、併せて無症状感染者を発見、保護するためのPCR検査を徹底して拡充することが急務ではないでしょうか。市は相変わらず検査機関がないので、症状がある人の検査で手いっぱいというところで止まっています。機関に助成して実施をお願いするということの視点がない。今週21日で緊急事態宣言が解除される予定です。新規患者数が減少し、検査能力に余裕ができている今こそ、コロナ封じ込めのための大規模検査を行うべきです。県内他市でも既に実施中です。  その理由2つ目、市庁舎建設の実施設計費用分を削除して審議をの動議は否決されましたが、この件では住民意見を聞く手続を取って、実施設計に入ってほしいの思いで反対です。なぜなら、四、五年前の基本設計とコロナによって現在の市民意見の変化と、庁舎とはの位置づけの再確認が必要と考えるからです。  以上、議案第1号と第11号の反対討論とします。 ○成田芳律議長 8番、大越登美子さん。    〔大越登美子議員登壇〕 ◆大越登美子議員 議席番号8番、会派市民くらぶ、大越登美子です。これより議案第1号 四街道市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定について、議案第11号 令和3年度四街道市一般会計予算に反対の立場から討論させていただきます。  まず、議案第1号は、住民訴訟などによる市長や職員などへの損害賠償額に一定の上限を設け、それを超える損害額を放棄させる内容が記されています。近年の訴訟では、市長からの違法な補助金支出による、1億円を超える住民訴訟の判決も増えており、このことにより、市長や職員などが市に与えた損害額の金額を回収できず、結果として高額な市民の負担を生じさせる可能性が考えられます。令和元年四街道市においては、大日小こどもルーム補助金損失問題、市営住宅算定ミスによる不祥事を重く受け止め、内部統制制度を導入することを明言されました。この内部統制制度は、形式的なものではなく、かつ一時的な対応を求めるものではありません。ガバナンスの見直しにより、業務の効率性やそのプロセスをどのように組織的に対応していくのか、そしてその運用状況を議会及び市民へどのように説明責任を果たしていけるのかが重要になります。今回の議案質疑の中で、令和3年度から導入するお考えがあることが初めて分かりました。まずは、市民への経緯説明と具体的な規則や指針の策定などを示し、広く意見を聞く姿勢が今の四街道市には必要かと思います。  また、議案質疑の中で、パブリックコメントを求めなかった理由は何かとの質問に対し、市民参加条例第6条第1項の規定に従い、パブリックコメントなどの市民参加手続の対象外とするという答弁でした。しかし、市民参加条例は、市民の行政活動に参加する権利を保障するために制定されたもので、その内容は市が実施すべき最低限の市民参加手続を列挙したものにすぎません。この第6条第4項には、第1項に掲げる行政活動以外の行政活動についても、市民参加手続の対象とすることができると記され、その対象には市民の関心や市民生活への影響を勘案し、必要とされる事項については市民参加手続を実施するものとされています。すなわち四街道市では、次期ごみ処理施設用地での土壌汚染に関し、残土埋立て業者に20億円を超える損害賠償を求めており、仮に市長や職員に過失があったならば、当然に損害賠償請求は高額になるもので、いかにこの事案が今回の議案内容の対象外とはいえ、市民にとっては極めて関心の高い条例と思われます。さらに、同第6条第1項第3号では、市民の権利を制限する内容の条例制定は、市民参加手続の対象となっており、市民からの損害請求権が部分的に制限される内容と判断することが可能であることからも、市民参加手続の対象にすべきと考えます。現に多治見市、守谷市などの自治体では、パブリックコメントを実施しています。  このように、議案第1号はパブリックコメントなどの市民参加手続が実施されておらず、条例に基づく適正な手続が実施されていないことをもって、その制定に反対するものです。  次に、議案第11号 令和3年度四街道市一般会計予算に反対の立場から意見を申し上げます。  まず、今回の令和3年度一般会計の予算総額は、前年度に比べ20億9,000万円増加し、連続過去最高の293億5,000万円となっております。歳入では、新型コロナウイルスによる個人市民税がマイナス7億1,000万円と、かつてないほどの落ち込みが際立ち、緊急事態であると市民からの悲鳴が聞こえてきます。一方、歳出の面では、当初予算で庁舎整備事業費が盛り込まれており、予算審査特別委員会においての時間内では、余りにも審議できない状況でありました。急遽開いた協議会において示された市債償還の見通しには唐突感が否めません。平成30年9月議会の総務常任委員会においても再度の説明をされております。大型事業の市債償還については、庁舎、次期ごみ、3・3・1号線、3・4・7号線、千代田中学校、八木原小学校及び文化センター耐震化の7つの事業が盛り込まれて、20年間の償還見通しで49億円の財源不足となるが、償還財源2億5,000万円を、行革で生み出していくとしておりました。その際に示された内訳は、子ども医療費の自己負担額基準見直し4,800万、家庭系ごみ処理手数料の導入1億1,900万円、公民館有料化2,000万円などです。  しかし、今回開かれた協議会説明では、庁舎と次期ごみ処理の市債償還のみで30年間の見通しを立て、10億円の財源不足という説明がありました。償還財源の資料すらなく、市民の皆さんへ一体どう説明ができるというのでしょうか。ほかに大型事業は大型事業とせず、10年償還と変更したということが後の聞き取りで分かったくらいですけれども、いずれにしても財源不足は変わりありません。社会保障費の伸びが加味されていないことは、平成30年時の検討と変わりません。協議会のときに、副市長は平成30年、あれは間違いだったと言われましたけれども、ローンの借り方、支払う内訳は知らせたくなかったのではないでしょうか。副市長は、事務方のトップです。ずっと四街道市のお財布事情を誰よりも把握し、誰よりも賢く、やりくり上手しなければならないのです。交付金が入るということはめったにないことかもしれませんけれども、親のお金ばかり当てにしていたら、子供だって、子供もいつまでたったって成長しません。企業誘致や空き家の活用方法、商業の活性化、自主財源の確保をしなければならないのです。  四街道市民は、サラリーマン世帯が多く住まわれている特徴からして、あと4年後の2025年問題に突入していく前に、全ての事業の全見直しが必要であることを申し上げ、令和3年度一般会計予算に反対いたします。 ○成田芳律議長 14番、広瀬義積さん。    〔広瀬義積議員登壇〕 ◆広瀬義積議員 議席番号14番、広瀬義積です。議案第1号、議案第11号に反対で討論をします。  議案第1号、市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定について、今まで討論に立った同僚議員の討論の内容に加えて申し上げたいと思います。附則において、他市の事例では附則の適用区分に、その条例の規定は、この条例の施行の日以後の市長等の行為に基づく損害賠償について適用する。または、この条例は施行日から施行し、同日以後の行為に基づく損害賠償について適用するとなっています。市の試算でも21億円の負債となる次期ごみ処理施設用地への膨大な量の汚染された土砂の不法投棄事件など、今までの市長の行為について、その損害賠償を逃れるためのものであるとしたら、市民に対する重大な背信行為となります。  以上が、議案第1号について。  議案第11号、令和3年度一般会計予算については、吉岡地先の次期ごみ処理施設用地に、膨大な量の汚染土が不法投棄され、現在も放置されたままとなっています。この事件は、市長の立場を悪用した四街道市の歴史に大きな汚点を残し、大切な市民の税金を損失し、市民生活に悪影響を与える、前代未聞の事件と言えます。太陽光発電所建設のための搬入路としての行政財産使用許可及び次期ごみ処理施設用地隣地地主との土地交換契約を交わしたことにより、市の財政に巨額な損失を与えることが確実となっています。本来であれば、土壌汚染対策法や四街道市土砂等の埋め立てによる土壌の汚染及び災害の発生の防止に関する条例などに沿って、届出やその後の管理が適正になされていなければなりません。条例を施行し、執行する市が条例を守らなくていいはずはありません。不当な利権を業者もしくは自らが得ようとして、秘密裏に履行していた事実が白日の下にさらされ、慌ててつじつまを合わせようとして市の職員をも巻き込み、いわゆる忖度を強いているとしたら許されることではありません。市長自らが、結果責任があると認めているのであれば、原因者として少なくとも給与の減額や裁判費用等は市長が負担すべきです。口先だけで責任を果たすことなど認められません。  次期ごみ処理施設建設についても、4年以上もの遅れを生じているにもかかわらず、現クリーンセンターの修繕計画、新施設の建設に向けたスケジュールなどの明確な計画案を示していないのは、怠慢であり、責任放棄とも言えます。鹿渡南部特定土地区画整理事業など、長年にわたる大谷総合との関係にも触れなければなりません。私は、鹿渡南部特定土地区画整理事業に設立当初から反対してきました。この事業は、故小川進市長時代に約800万円をかけ調査を行い、採算が合わない事業であるとの調査結果を無視、中台良男市長時代に事業が進められました。事業開始時は、約28億円だった事業費が数年後には41億円に跳ね上がり、現在では12億円余の負債を抱えている状態です。しかも、本来組合で負担すべき公園や道路の資金、調整池の機能を持たせた地下貯留施設や都市計画道路3・4・7号線の迂回路となる保留地の買取りなどに要する経費など、7億円を超える税金をつぎ込んでいます。この規模の事業に7億円もの巨額な経費が使われていることは考えられないことです。この事業の業務代行であったのが、次期ごみ処理施設用地への不当投棄に関わった大谷総合都市計画事務所であり、土地区画整理組合での不正な会計処理などで、組合から告発されているとも聞いております。この事業に関連する3・4・7号線の費用も本予算に含まれていますが、費用対効果を考えれば削除をすべきです。  新型コロナウイルス感染予防対策について、コロナ禍において、コロナ禍を何もしない理由にする消極的な自治体と、コロナ禍のこの機を生かし、情報化推進やテレワークなどの新たな事業の推進や見直し、今までできなかった業務を創意工夫して実施して市民サービスの向上に結びつけ、市政進展のための次のステップに進めるなどの積極的自治体、そして前段で申し上げました消極自治体と大きく2つに分かれると言われています。残念ながら、今の四街道市政、佐渡市政の内容は消極的と言わざるを得ません。ワクチンの接種による効果を期待したいところですが、効果は限定的とのお話もあります。さらなる感染予防対策の徹底が必要であるとの指摘もあります。今後も、ウィズ、アフターコロナ時代が続くことの覚悟が必要です。そこで、必要なのがコロナ禍を負の面だけで捉えず、前進のための試練として捉え、この機だからこそできることに積極的に取り組むことです。市独自の地元商工業者への支援策や、PCR検査への支援、市民の知恵や協力を得ることなど、取り組むことは多種多岐にあり、打つ手は無限にあります。これらのことが予算に反映されていないのは残念です。  新庁舎建設については、建て替えが必要であることや市町村役場機能緊急保全事業についても、平成30年当時予算が議会により削除されたときとほとんど変わっていません。この間2年以上経過をしていますが、今まで議会や市民に対して説明がされていない中で、市の重要な事業がこのような唐突の提案となるのは不可解です。入札率が10%下がっているとの説明がありました。しかし、これは不確定なものであり、判断材料とはなりません。市の示した財政計画では、30年で10億円の赤字を計上しています。行財政計画で10億円の赤字削減をしていくとしています。これまでの行財政改革の成果の中身は、保育園に対する国からの補助金の計上など他力本願的なものであります。我が市の超高齢化に伴う扶助費の増加など、医療費、福祉関係経費等の増加分も加味されていません。将来的な市の財源を生み出す経費に使用すべき基金である住みよい豊かなまちづくり基金が、ほぼ全額使われてしまうことなど、さらに財政の硬直化を招くことになります。そして、いつの間にか次期ごみ処理施設用地への汚染土不法投棄に伴う損失額21億円が、庁舎建設に伴う予算計画の中で盛り込まれていました。このままでは、庁舎建設によって福祉などの市民サービスの低下と市民負担を増加させる結果を招くことは必須であります。加えて、防災にとって重要な消防署が築約60年と老朽化をしており、防災拠点の機能を高めるとしたなら、新庁舎建設と併せて計画すべきであります。また、行政サービスの多様化が進んでおり、スマートシティ、スーパーシティなどのこれからの市役所に求められる概念及び機能が入っていないことを残念に思います。一歩立ちどまって、これからの行政サービス、公共施設の維持管理や四街道市の財政運営なども含めた、市民のための新しい庁舎を目指すべきです。  以上の理由で、11号に反対をするものです。  これからの議会活動についても、この機会に一言申し上げます。鹿渡南部特定土地区画整理事業の巨額負債、みそら小や大日小こどもルームの補助金損失…… ○成田芳律議長 議案と関係ない部分につきましては。 ◆広瀬義積議員 関係あることです。 ○成田芳律議長 関係あるのであれば、そこでお願いします。 ◆広瀬義積議員 吉岡地先の次期ごみ処理施設用地に膨大な量の汚染土が不法投棄にしても、次から次へと問題が発生しています。これは行政側の怠慢や失態と簡単に片づけることはできません。これは例えば鹿渡南部特定土地区画整理事業で、これまで議会が予算や行政執行を認めてきたことなどが要因とも考えられます。駄目なものは駄目、毅然とした対応をしていたら、今日このようなことはなかったと考えています。私も、様々な問題を指摘しながら、議会全体のものにできなかったふがいなさを感じるところです。そして、このままの議会運営を続けていたなら、市民福祉を推進することは真逆になってしまうことが、容易に予測できます。これらの問題をうやむやにすることなく、議会及び議員が反省し、乗り越えていかなければならない課題と考えています。議会基本条例の理念の実現や懸念となっている議員倫理条例や議会改革の課題、コロナ禍での議会運営についても、一つ一つ結果を出していきましょう。そして、これからの市政進展の一助となることに、そのことはつながります。考えが違うのは当たり前です。否定し合う議会から前向きな意見を出し合い、市民の市民福祉の充実と不正、怠慢を許さない、そんな市政とするために議論し、協調する議会への脱皮が必要です。  最後に、市長に申し上げます。市長に求められることは、自己保身のための口先だけのごまかしや都合のよい言い回しではありません。四街道市の発展や市民福祉の向上などへの具体的な成果を出すことであり、結果が全てです。結果が出せないのであれば、辞めていただくのが筋ではないですか。これ以上職員のやる気をそぐことや、市職員に無駄な忖度をしてほしくはありません。四街道市に損害を与え続けている佐渡市長に、辞意を早く出していただくことを再々度申し上げ、反対討論とします。 ○成田芳律議長 1番、久保田敬次郎さん。    〔久保田敬次郎議員登壇〕 ◆久保田敬次郎議員 議席番号1番、市民くらぶ、久保田敬次郎です。令和3年度四街道市一般会計予算、11号議案、次期ごみ処理施設整備事業に反対討論を行います。  本年なのですけれども、令和3年1月17日に、みそら自治会において市の説明は、深度調査、観測井戸9本を使っての1年間調査した結果報告でした。調査結果は、県と協議を行い、3月末には土壌検査の対策と建設手法を決定する。そのときには、遅れながらも着工できる説明でしたが、ところが令和3年の2月27日に、みそら自治会での説明は、その前に終了した深度調査の結果を県に報告したところ、よく分からないので、吉岡の土地の断面図を作成するように言われたと。12月24日に断面図2枚提示したら、埋め土の上層に地面の10メーターから20メーターにたまり水がある。それが連続しているので調べてほしい、市は県からの指示で地下水を発見したので、新たに観測井戸30本を設置し、土壌汚染対策法に基づく地下水の水質分析及び流動方向の調査を実施する説明でした。1か月ちょっとの間に、余りにも前回と違う説明に、唖然といたしました。場内は怒り、嵐のようでした。また、工期も1年半延びる。では、今まで一体何をやってきたのですか。土壌検査費、深度調査費、また9本の観測井戸、合計1億1,700万が、どぶに捨てたような形になっております。ここに来て、30本の観測井戸費5,600万別途にかかるということなのです。財政が苦しい中、無駄な出費は抑えるべきだと思います。  市が指導を仰いでいた千葉県との食い違いも分かってきました。県は30本の新たな観測井戸を設置しろとは言っていない。一体何でしょう、これは。また、地層想定断面図を提出しろとは言っていない。ちぐはぐ、何が何でも30本の観測井戸を市は設置したくてしようがないのか。国の環境省水・大気環境局土壌環境課に確認したら、吉岡の汚染されている場所から250メーターの場所に飲料とするための井戸がなければ、観測井戸の設置は必要ない。どういうことでしょうか、これは。驚くべきことであります。よって、今回の新しい深さの地下水を飲む人がいないならば、改めて観測する必要はない。分かりやすく言いますと、汚染されている場所から250メーターに住んでいる人は、上水道を使用して、井戸水使用不可にすればよいことだけなのです。既に深度調査の結果が出ているのだから、市は直ちにでも法14条の区域の指定を申請し、造成工事をできるように進めるべきです。私は、土壌汚染法に違反してやれと言っているわけではありません。国の環境省の示す土壌汚染法にのっとってやればいいのです。四街道市が違うというのであれば、国の環境省の、具体的にこことここは違うのだと、僕らの意見が正しいのだということを、我々みそら自治会、また四街道市民に説明すべきだと思っております。  百条委員会で証言した元職員、宇田氏のことが忘れられません。宇田氏は、私はみそら地区住民の皆様が納得いくように説明しましたと、頭を下げ一生懸命やっている姿が目に浮かびました。今はどうなのだ。平気でうそは言う、説明が十分なされていない、また勉強不足、下請業者は国の環境省も土壌汚染対策法を知らないのではないかと思っております。知らないのならよく分かります。だから、市は決してうそは言っていない。何でか、ただ業者の言うとおりに言っているだけなのです。いつまでも業者に翻弄され、業者にだまされている。吉岡にはそこまでけちがついているのか。それに比べ、みそら在住のみそらごみ処理の第一人者は大したものです。国や県の土壌汚染対策法を調べ上げました。口うるさいかもしれないが、市や業者はみそら在住のごみ処理第一人者を見習ってほしい。聖パウロいわく、心に愛がなければ相手の胸に響かない。できないことはできないで、今まで市の言うとおりにしたではないか。たまには、みそら地区住民の胸に響くことを言ってほしい。  よって、令和3年度一般会計予算、11号議案、次期ごみ処理施設整備事業7,219万4,000円に対して反対いたします。 ○成田芳律議長 19番、長谷川清和さん。    〔長谷川清和議員登壇〕 ◆長谷川清和議員 議席番号19番、会派四街道、長谷川清和です。議案第11号 令和3年度四街道市一般会計予算に賛成の立場から討論を行います。  今回の当初予算には、庁舎整備実施設計委託料など、今後庁舎整備を進めていくために必要な予算が計上されています。現在の市役所庁舎の本館と新館は耐震性が低く、大地震が起きたとき倒壊する可能性があり、もし庁舎が倒壊した場合、庁舎を利用している市民の方々や職員など、多くの人命に関わる重大な欠陥があると言わざるを得ません。また、いざというときに市民の方々から一番頼りにされるべき庁舎が一番先に倒壊し、緊急の事態への様々な対応が行えなくなる、このようなことは絶対に避けなければなりません。執行部から説明がありましたが、市庁舎は多くの市民が利用する施設であり、またいつ起きるか分からない大地震や台風などの際には、災害対策の中心として機能しなければならない。市民にとって非常に重要な施設であると私も考えております。基本計画や基本設計の内容は、市民参加手続や議会からの要望も反映するなど、丁寧につくり上げた内容であると認識しております。市民のために、早期に安全、安心な市民サービスの拠点の確保は急務であり、今から根本的な計画の見直しをする、そんな時間的な余裕は私はないと思っております。災害は、四街道市の庁舎整備が完了してくれるまで待ってくれる保証はありません。庁舎整備は、安全第一で考えるべきであると考えます。  執行部が平成30年9月議会において示した20年間で最大49億円不足する見込みについては、今般改めて検討内容が示され、今後も厳しい財政状態は続くと考えられますが、行財政改革等による収支改善を進めていくことで、庁舎整備と次期ごみ処理施設の整備に要する財政負担を加味したとしても、本市の財政は耐えることができると示されておりました。平成30年9月議会に庁舎整備を中断した一番の理由は、東京オリンピック・パラリンピック開催の影響による建設物価の上昇、庁舎整備の費用が増大したことと記憶しておりますが、現在は建設物価も落ち着き、事業費の見直しも行われてきました。最近の他市の庁舎建設における落札率は、80%から90%の状況であると、また事業再開に欠かすことのできない市町村役場機能緊急保全事業の活用により、対象事業費の22.5%、およそ9億6,500万円の交付措置が見込まれること、庁舎の建て替えに非常に有利である市町村役場機能緊急保全事業を活用するためには、令和4年度中に工事着手が必要であることなど説明がありました。平成30年度に庁舎整備事業を中断した財政問題や建設費問題の解決の糸口が見えている今、当時の計画に基づき一刻も早く事業を再開し、安全、安心な庁舎を備えておく、これこそが一番のサービスではないでしょうか。  今から100年前に、人の生命と健康を守る人間中心の機能を備えた都市づくり、このとき既に構想していた明治の政治家、後藤新平が、関東大震災からの復興計画は、その内容が膨大なものであったため、当時は大きな反対を受け、その一部しか実現されませんでしたが、現在に至るまで首都東京の防災に大いに貢献するものとなっております。今まさに世界は新型コロナで大混乱であり、将来の見通しも不透明な中、最優先事項は新型コロナ対策であります。これは重々承知しております。しかし、政府の地震調査委員会の発表によると、千葉県では約85%の確率で、今後30年以内に震度6弱の地震が発生すると警告を鳴らしている状態であり、重要課題である庁舎整備について、新型コロナ対策と並行して実施していく、災害の発生を見越し災害に対して備えておく、市民の生活、人命を守る、これこそが政治家に課せられた使命だと考えております。今後さらなる財源の確保、行財政改革を推進することを強く要望し、私の賛成討論とさせていただきます。 ○成田芳律議長 7番、栗原直也さん。    〔栗原直也議員登壇〕 ◆栗原直也議員 議席番号7番、会派市民くらぶ、栗原直也です。ただいまより、議案第11号 令和3年度四街道市一般会計予算に反対の立場より意見を申し上げます。  この議案第11号 令和3年度一般会計予算における庁舎等整備事業9,679万9,000円については、平成30年度一般会計補正予算において否決された庁舎整備基本計画に基づく実施設計委託料ほかが、改めて令和3年度一般会計予算として上程されたものです。この補正予算が、平成30年度に否決された要因には、庁舎整備事業や次期ごみ処理施設事業、さらには都市計画道路事業など、今後予定される大型事業に関連した歳出増加や実質単年度収支での赤字などに対し、財政的見地より基金や交付税などで償還可能か試算したところ、20年間に約49億円もの財源が不足すると執行部より説明されたことによるもので、その原因として近年の建築費の高騰による事業費の上昇が挙げられました。そこで、今回新たに提示された協議会資料からは、あくまでも東京オリンピック・パラリンピックにより建設物価が高騰し、事業費が増大したことなどを理由として一時的に事業を中断したもので、改めて事業費の再算定を行い、再開の可否を判断したところ、近年での起債抑制効果による普通債の減少により、庁舎整備による起債償還が可能であるとともに、有利な財源としての市町村役場機能緊急保全事業を活用することにより、事業が再開できると説明されています。  その根拠として、千葉県営繕単価指標が基本計画時を100とすると、令和元年度の115をピークに現在は107まで低下していること、また設計者からの情報として公共事業での落札額が予定価格の80%から90%程度に落ちていることなどが挙げられており、さらには設計内容の変更により2億4,500万円もの予算額が削減可能と述べられています。しかしながら、庁舎整備のスケジュールからは、工事契約が既に令和4年度前半に予定されており、今後1年程度で建設物価が急激に低下するとは考えにくく、また現在の指数が基本計画時と比べ依然として7ポイント高いことからも、建設物価が大きく低下している状況とは言い切れません。さらには、入札動向として落札額が予定価格の80%から90%程度との設計者等からの情報も、財源不足が大きく解消される根拠としては、余りにも具体的論拠に欠けるものと言えます。また、資料に示された市債償還の見通しからは、庁舎整備による約44億円もの起債償還額は、近年の起債抑制等の効果により返済が可能とされますが、この起債抑制等による効果額は何ら具体的数値で示されておらず、果たして毎年2億2,000万円が20年間継続する起債償還に対して、近年の起債抑制等の効果のみで対応可能か疑問に思われます。  さらに、財源見通しに関しては、僅か3年前に説明された20年間で49億円もの財源不足から、30年間で10億円の財源不足へと大きく減額されたもので、いかにその試算ベースとなる決算年度を変更したとはいえ、前回見通しでの不足額の約80%に相当する39億円もの減額は、もはや変更や修正と呼ぶには余りにも異常な数値であり、本市の公表する財政見通しそのものが既に信頼に値しないものと疑わざるを得ません。それに加え、本年度予算での扶助費の伸び率が前年比5.9%、金額ベースでは4億9,000万円増の約88億3,000万円にも達している中で、将来の社会保障関係費の伸びを全く考慮しない償還見通しからは、3年前に指摘された49億円もの財源不足が大幅に解消されるとの見解は極めて危うい判断と考えます。さらには今回の審議において、財源として、市町村役場機能緊急保全事業の対象となるための着工期限が目前であることをもって、極めて短時間の審議の中で、庁舎整備事業に着手する判断の是非を求めることは非常に危険であり、財源はもとより、その捻出により市民に与える多大な影響を考えるならば、より慎重で具体的な財政的調査と徹底した討論による合理的な判断が強く求められるものと考えます。  また、この議論の中では、市町村役場機能緊急保全事業により受け取る交付税約9.2億円を財源として見込んでおり、さらに今回示された協議会資料からは、前述したとおり年間2.2億円が、近年での起債抑制効果により捻出できると述べられています。もしこの計算が正しければ、事業着手を5年間先送りし、その間に起債償還額に相当する予算を全額建設基金として積み立てるならば、この交付税に見合うだけの財源の捻出が可能であり、いたずらに交付金を前提とした財源に固執せずに議論を進めることができます。そればかりか、新型コロナウイルスの感染拡大により仕事をなくし、あるいは収入減少や経営悪化などの生活苦に追い込まれている市民にとっては、まさに寝耳に水の事業再開であり、我々議会や市役所に対しては、お手盛りの予算との批判は免れません。とりわけ議会においては十分な調査や審議、さらには多くの議論の中から今回の議案が決定されたことの説明が求められるもので、現状のままでは議会として市民に十分な説明責任を果たすことが極めて困難と言えます。まずは、庁舎整備事業の実施計画を盛り込んだ新年度予算を取り下げ、改めてこの議論の再開を求めるとともに、まずは眼前の新型コロナウイルス感染症対策に専念し、コロナ禍での生活困窮者対策や零細企業対策に多くの予算を傾注すべきと考えます。  以上の観点より令和3年度四街道市一般会計予算に反対するものです。  以上です。 ○成田芳律議長 13番、石山健作さん。    〔石山健作議員登壇〕 ◆石山健作議員 議席番号13番、石山健作です。議案第11号 令和3年度四街道市一般会計予算に賛成の立場から、討論を行います。  現在、新型コロナウイルス感染症の拡大により、世界中が大混乱している状況で、多くの市民の皆さんも大変な生活を送られている中、市役所の建て替えという大型建設事業の実施に納得いかない方もいらっしゃると思います。しかしながら、現在の庁舎の耐震性能は、国が示す安全基準である安全値0.6に対して、本館が0.25、新館が0.4と、安全基準を満たしていないまま使用している状況です。特に、本市の行政の中核となる庁舎は不特定多数の人が利用するため、災害時への安全性の確保、また防災拠点としての機能強化を実施するべき施設として、先日策定されました四街道市国土強靱化地域計画においても位置づけされています。この国土強靭化地域計画、私が昨年一般質問におきまして、四街道市でも早急に計画を作るべきではないかと質問いたしました。そのとき千葉県においては、千葉市と旭市、2市がこの強靱化計画を策定しておりました。四街道市も、その中で他市と同じように早くやるべきだといった中で、昨年12月に、この公共施設、災害時、また安全保障、老朽化についての庁舎の件についても載っております。  本来、防災拠点となるべき庁舎が、安全な状態でない。危険なまま使用している。何も手だてを行わない。新型コロナウイルス感染症の終息時期を予見しつつ、災害発生時の防災拠点として庁舎を備えておく、これは急務であると考えております。平成30年にまとめられた新庁舎基本設計において、新たな庁舎の耐震性能は国の基準の1.5倍であり、新館は耐震補強として継続利用する。仮設庁舎は建設せず、要はプレハブは建設せず、ほかに工事を実施していく。真の実用を考慮し、いろいろな検討を重ねた結果の私は基本設計だと思います。以上のことから、新庁舎新築の実施計画予算について賛成いたしますが、今後も進捗状況の報告、確実な公的財源の確保をし、他の事業、特に次期ごみ処理施設整備事業、教育、福祉、産業等に支障がないよう事業を進めていくようお願い申し上げまして、賛成討論といたします。  以上です。 ○成田芳律議長 5番、坂本弘毅さん。    〔坂本弘毅議員登壇〕 ◆坂本弘毅議員 議席番号5番、れいわ輝、坂本弘毅でございます。議案第11号 令和3年度四街道市一般会計予算について、反対の立場で討論いたします。  まずは、新庁舎の建設に向けて、実施設計として約9,700万円が計上されております。執行部からは、建設物価の下落や、市町村役場機能緊急保全事業を活用したいと説明がありました。これについては、2年半前、平成30年9月議会において、この事業債を活用した実施設計が提案された際、総事業費が52億円に上ることが明らかになり、議会で削除され、市も東京オリンピック後に改めて検討することを表明しました。そして、今回詳細な説明もないまま突然の実施設計の再計上、なぜ事前に説明をする考えがなかったのか、議会軽視と言わざるを得ません。ほかの会派からも唐突との声が上がりましたが、当然だと思います。また、今回の実施設計において、市は部材の仕様変更などで50億円に圧縮したようですが、極めて不十分です。入札価格が下落傾向にあるとはいえ、入札は水物です。落札率が高かったらどうするのか。運を天に任せるような提案では、市民への説明責任を果たすことができません。  また、建設については、総合評価一般競争入札を検討しているとのことでしたが、これも問題があります。入札価格だけではなく、事業者を総合的に評価する。この入札方式は、行政の恣意的裁量が入る余地が大きく、各地で問題になっております。3月上旬、大阪府岸和田市では事業者選定の不透明さを指摘され、新庁舎建設の議案が否決されました。ましてや、吉岡残土をめぐって不可解な行政の動きが次々と浮かび上がっている本市において、この入札方式は危険過ぎます。もとより、新庁舎建設の必要性については理解しているところです。ですが、委員会で森本議員から指摘があったように、この事業費が本年6月、9月議会の計上であっても、国の支援措置を受けることは可能であります。したがって、ここは一旦仕切り直しをして、実施設計のぎりぎりの枠内を追求しながら、昨今のリモートワークも考慮した、徹底的な見直し、議会へも議会スペースの縮減を求め、市民への丁寧な説明を果たした上で再計上するべきであると考えます。  また、ほかの事業では、長寿者褒賞事業費の削減については、私は昨年度予算にも反対しましたが、せめて賞状だけでもお渡しするべきではないのでしょうか。それが、激動の時代を生き抜かれてこられた方々への市の対応だと思うと、非常に残念でなりません。90歳、95歳の節目を迎えられた方々に、敬意を表しながらお祝いをする、とても大切な事業ではないのでしょうか。ほかにも予算書を見ても、土地の借上料や植栽委託料、駐車場等管理委託料など、削れるところがほかにもたくさんあるはずです。新規事業についても、グリーンスローモビリティ推進事業や不調だった宅配ボックス購入支援事業など、市の積極的な事業への熱い思いが伝わってきません。また、次期ごみ処理施設建設用地の土壌汚染対策や建設自体のめどが立っていない中、ごみ処理施設周辺対策事業として、吉岡4号線の整備を急いで進めることに対しても強く危惧をしております。まずは、土壌汚染対策、施設の建設を最優先にし、一旦周辺整備は取りやめるのが筋ではないのでしょうか。今がよければそれでいいというわけではありません。子供たちの輝く未来のためにも、先を見据えた行財政運営をしていただくことを強く求め、議案第11号、四街道市一般会計予算については反対といたします。 ○成田芳律議長 12番、戸田由紀子さん。    〔戸田由紀子議員登壇〕 ◆戸田由紀子議員 議席番号12番、戸田由紀子です。私は、議案第11号 令和3年度四街道市一般会計予算に賛成の立場で討論します。  行政の役割の第一は、住民の命と暮らしを守ることであります。本予算には、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種と老朽化した市庁舎整備の実施計画策定のための予算が計上されており、この2点は、住民の命と暮らしを守る上で大変重要な事業であり、共に一日も早い取組が求められています。さて、新型コロナウイルス感染拡大防止のために、2度にわたり発出された緊急事態宣言は、延長の末この21日に解除される予定ですが、変異株の拡大が見られることもあり、依然として再感染拡大の懸念される状況にあります。コロナ禍の中で制限された生活が続き、感染防止に気をつけながら命がけで治療に取り組んでいる医療従事者の方々の疲弊はもとより、市民生活に深刻な影響が出てきており、一日も早い終息を願わずにはいられません。このような中、このたびやっとワクチン接種のめどが立ち、本市には4月19日と26日の週にそれぞれ1箱、計975人、2回分が配送される予定で、高齢者施設の入所者からの接種を開始する計画となっています。行政は、変更が少なくない国のワクチン供給スケジュールをもとに、いかに接種作業を円滑に進められるか、医療機関との調整に、また事務作業にと課題を抱えながら、住民の命を第一に考え、日々奮闘を続けており、私は時間的余裕を持って着実に早期にワクチン接種ができるよう、当初予算は可決すべきものと考えます。  2点目の庁舎整備事業ですが、現在の庁舎は本館3階建て部分が昭和44年、1960年の建築で、築52年経過し老朽化が進み、地震に対する安全性の指標であるIs値は0.25と、安全値である0.6を大幅に下回り、耐震性が大変低く、地震、災害時における安全面に問題があります。本館には業務継続の基幹となる受変電設備、非常用発電機、電話交換機などが集中しており、大地震発生時、建物の大破によりこれら設備の機能を失うおそれがあり、市役所業務の継続が困難になることが予想されており、住民サービスが麻痺してしまう恐れがあります。平成28年、2016年4月に発生した熊本地震では、宇土市、人吉市、益城町など5市町村の庁舎が全壊や損傷し、司令塔である拠点を移すことを余儀なくされ、被災者支援業務が停滞し、住民の混乱した様子がマスコミ等で頻繁に取り上げられたことは、5年経過した現在でも忘れてはならない出来事です。この熊本地震の教訓から、国は平成29年度に財政的に有利な制度である市町村役場機能緊急保全事業を創設し、自治体庁舎の耐震化への取り組みを進めてきております。  本市もこの制度を活用し、安全値を0.25から0.9に高める計画となっています。市は、庁舎整備基本計画に基づき事業を進めてきましたが、平成30年9月議会で庁舎整備事業の補正予算が修正されました。この修正を受けて、今回市は庁舎整備事業実施計画委託費を予算計上するに当たり、設計内容を精査し、面積の縮減や仕様の見直しを行い、約2億4,500万円の削減を図り工事費を約50億円としました。また、市債償還の見直しも行い、今後30年間で約10億円の財源不足が生じると大幅に修正されました。今後も、さらなる行財政改革に取り組んでいただきたいことは言うまでもありません。庁舎は単なる箱物ではありません。防災の拠点です。非常時の司令塔です。市民の安心、安全を第一に考え、厳しい財政の中、財政的に有利な市町村役場機能緊急保全事業を活用し、令和7年、2025年の利用開始に向け、庁舎整備に取り組むべきと考えます。その際、事業に関する丁寧な説明は、住民及び議会の理解を得るために必要不可欠であることを、しっかりと認識していただきたいと思います。  繰り返しになりますが、本予算に計上されたコロナウイルス感染症のワクチン接種と老朽化した市庁舎整備の実施計画策定は、住民の命と暮らしを守る上で大変重要な事業であると申し上げて、令和3年度一般会計予算に賛成の討論を終わります。 ○成田芳律議長 ほかに討論はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○成田芳律議長 討論なしと認めます。  以上で討論を終結します。  次に、採決を行います。  議案第1号 四街道市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定について採決を行います。  本案に対する総務常任委員会委員長報告は可決です。本案は、総務常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。    〔起立多数〕 ○成田芳律議長 起立多数。  よって、議案第1号については原案のとおり可決しました。  議案第3号 四街道市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例の制定について採決を行います。  本案に対する総務常任委員会委員長報告は可決です。本案は、総務常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。    〔起立全員〕 ○成田芳律議長 起立全員。  よって、議案第3号については原案のとおり可決しました。  議案第4号 四街道市特別職の職員の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について採決を行います。  本案に対する総務常任委員会委員長報告は可決です。本案は、総務常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。    〔起立全員〕 ○成田芳律議長 起立全員。  よって、議案第4号については原案のとおり可決しました。  議案第5号 四街道市手数料条例の一部を改正する条例の制定について採決を行います。  本案に対する都市環境常任委員会委員長報告は可決です。本案は、都市環境常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。    〔起立全員〕 ○成田芳律議長 起立全員。  よって、議案第5号については原案のとおり可決しました。  議案第6号 四街道市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について採決を行います。  本案に対する教育民生常任委員会委員長報告は可決です。本案は、教育民生常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。    〔起立全員〕 ○成田芳律議長 起立全員。  よって、議案第6号については原案のとおり可決しました。  議案第7号 四街道市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について採決を行います。  本案に対する教育民生常任委員会委員長報告は可決です。本案は、教育民生常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。    〔起立全員〕 ○成田芳律議長 起立全員。  よって、議案第7号については原案のとおり可決しました。  議案第8号 字の区域及び名称の変更について採決を行います。  本案に対する総務常任委員会委員長報告は可決です。本案は、総務常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。    〔起立全員〕 ○成田芳律議長 起立全員。  よって、議案第8号については原案のとおり可決しました。  議案第9号 市道路線の廃止について採決を行います。  本案に対する都市環境常任委員会委員長報告は可決です。本案は、都市環境常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。    〔起立全員〕 ○成田芳律議長 起立全員。  よって、議案第9号については原案のとおり可決しました。  議案第10号 市道路線の認定について採決を行います。  本案に対する都市環境委員会委員長報告は可決です。本案は、都市環境常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。    〔起立全員〕 ○成田芳律議長 起立全員。  よって、議案第10号については原案のとおり可決しました。  議案第11号 令和3年度四街道市一般会計予算について採決を行います。  本案に対する予算審査特別委員会審査報告は可決です。本案は、予算審査特別委員会審査報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。    〔起立多数〕 ○成田芳律議長 起立多数。  よって、議案第11号については原案のとおり可決しました。    〔「議長、動議」と言う人あり〕 ○成田芳律議長 暫時休憩します。    休憩 午後 2時51分    再開 午後 2時51分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。                        ◇ △動議の提出 ○成田芳律議長 10番、西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 議案第11号 令和3年度四街道市一般会計予算に関する附帯決議を提出したいと思います。    〔「賛成」と言う人あり〕 ○成田芳律議長 ただいま西塚義尊さんから動議が提出され、所定の賛成者がおりますので、動議は成立しました。  暫時休憩します。    休憩 午後 2時52分    再開 午後 4時00分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。                        ◇ △日程の追加 ○成田芳律議長 西塚義尊さんからの動議の提出について、議会運営委員会においては、本日の日程に追加することは可決となりました。  お諮りします。この際、本動議を日程に追加し、議題とすることに賛成の方はご起立願います。    〔起立全員〕 ○成田芳律議長 起立全員。  よって、本動議を日程に追加し、議題とすることに決定しました。                        ◇ △発議案第4号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○成田芳律議長 発議案が1件提出され、お手元に配付してあります。  発議案第4号を議題とします。  発議案第4号 令和3年度四街道市一般会計予算に関する附帯決議の提出について、提案理由の説明を求めます。  10番、西塚義尊さん。    〔西塚義尊議員登壇〕 ◆西塚義尊議員 議席番号10番、会派公明党、西塚義尊です。令和3年度四街道市一般会計予算に関する附帯決議の提出について、会議規則第14条第1項の規定により提出します。  提出者は、私、西塚義尊、賛成者は清宮一義議員、岡田哲明議員です。  提案理由。本案は、令和3年度四街道市一般会計予算に関する附帯決議の提出について、別紙のとおり決議をいたしたく提案するものです。  令和3年度四街道市一般会計予算に関する附帯決議(案)  新型コロナウイルス感染症に対して、これまで2度にわたる緊急事態宣言の発出等、深刻な状態が続いている。そして、今なお感染拡大防止のため、医療従事者をはじめ関係各位による懸命な取組がなされている。また、市内一丸となり感染拡大防止策にご協力をいただいている中、この事態を打開すべくワクチン接種が始まろうとしている。  本市は、コロナ禍と厳しい財政状況に直面している。また、次期ごみ処理施設用地問題及び市庁舎整備等、多くの課題を抱えている。これらの課題に対応するためには、なお一層行財政改革を推進するとともに、市民の理解と協力が不可欠である。そのためには、納得の得られる分かりやすく丁寧な説明を必要とする。  庁舎整備は、防災の観点及び市町村役場機能緊急保全事業による財政措置の期限等を考慮し、予算を認めたものである。しかしながら、平成30年9月定例会において、庁舎整備に関する経費を削除した経緯があるにも関わらず、説明もなく予算計上がなされた。そこで、急遽予算審査特別委員会協議会の実施をし、説明を求めたが、十分なものではなかった。  市が再検討の時期及び内容、また経費削減策等に対する検討の経過及び結果等、必要な情報の提供を怠ったことに対し、憤りを禁じ得ない。そこで、市に対し猛省を促し、市民及び議会に対して、事務執行における理解を得られるために必要な、十分かつ丁寧な説明を行うことを強く求める。  以上のことから、以下決議します。 1.新型コロナウイルスワクチン接種に関し、接種場所及び予約に関する情報につき、分かりやすく提供をすること。 2.財政見通しにおける大型事業に関し、事業費及び財源を示すこと。 3.次期ごみ処理施設に関する土壌汚染を起因とする各種調査及び裁判に関し、進捗状況を、適宜市民及び議会へ説明すること。 4.市庁舎整備に関し、計画の経緯及び進捗状況を、適宜市民及び議会へ説明すること。  令和3年3月19日。四街道市議会。  以上です。よろしくお願いいたします。 ○成田芳律議長 以上で提案理由の説明を終わります。  これより発議案第4号 令和3年度四街道市一般会計予算に関する附帯決議の提出について質疑を行います。  質疑は通告を省略し直ちに行います。  なお、発言時間については、答弁を含め60分以内としますので、ご了承願います。  質疑はありませんか。  8番、大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 よろしくお願いします。  附帯決議ということで、先ほど動議が出されたのですけれども、改めてこの議会って何かなと思うのですが、この説明の中身からちょっと質問したいと思うのですけれども、今回は庁舎に関することで協議会が開かれて、全員皆さんここにいたと思うのです。その際に説明を求めたが、十分なものではなかったと3会派が言われているのですが、当日説明は求めたかどうかを伺います。 ○成田芳律議長 10番、西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 お答えいたします。  当日説明は求めませんでした。  以上です。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 それはなぜでしょうか。 ○成田芳律議長 西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 質問をされた方と同じ気持ちだったのですけれども、議会の秩序を守るべく、私のこの気持ちを発言するような適当な言葉がどうしても見当たらなかったので、質問を見送らせていただきました。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 当日は、本当に私を含め数人だと思ったのですけれども、そういったことで今回ここに書かれているのです。説明を求めたが十分なものではなかったと。西塚議員や清宮議員や岡田議員、名前連ねていますけれども、この方もなかったということですね。同じ気持ちだったということですか。 ○成田芳律議長 西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 お答えいたします。  清宮議員、岡田議員にも私の気持ちは伝えさせていただいて、気持ちは伝わっているものと思っております。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 そういうことで、気持ちが伝わっていなかった。だけれども、質問している私やほかの方々との共有というか、あってしかるべきだと思うのです。というのは、これすごく大事なことだというふうに思われて、今回賛成を投じたと思うのですけれども、やっぱり私たち今反対の討論しました。反対の討論の中にも、やっぱり説明を求めたい話ですとか、たくさん言われていることを耳にしているかと思うのですが、あえてこの附帯決議に出す、自分の中の気持ちは中にしまっておくというのも変ですけれども、中に入れておきながら、私たちの気持ちを考えて出された、そういうふうにも理解して取ってしまうのですけれども、どうなのでしょうか。 ○成田芳律議長 西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 お答えします。  先ほども申し上げましたとおり、私の気持ちは非常に執行部の説明に対して憤りを抑えられないというふうな説明というか、提案理由の中で申し述べさせていただきましたけれども、そのとおりでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 であれば、西塚委員は総務の委員長であります。委員長として、もう一度付託をするような進言という考えはなかったでしょうか。 ○成田芳律議長 西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 お答え申し上げます。  戸田議員の賛成討論にもありましたけれども、もう本当にいち早く、いつ大災害が起きるか分からないこの状況の中、また直近でも大きな地震が各地で起きております。もう一刻も早く庁舎整備は進めていかなければならないという、そういう立場でございます。  以上です。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 そんなの分かっています。2年前から分かっていて、ではこの2年間何をやってきたのかということで、問いたださなければいけないと思うのですけれども、この改選後1年の間、市庁舎整備に関しては総務常任委員会で説明がありましたでしょうか。 ○成田芳律議長 西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 説明はございませんでした。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 それこそ憤り通るのですけれども、そういったことで今回この件に関しては私は反対なのですが、2のほう、財政見通しにおける大型事業に関し、事業費及び財源を示すことと簡単に書いてあるのですが、示された事業内容が分かって賛成された、それとも分からない中、賛成されたのですか。 ○成田芳律議長 西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 お答えいたします。  公共施設の再配置計画であるとか、あと基本計画の中で示されているものに関しては理解はしておりますけれども、それ以外、この後推定されるような大型事業等々はまだ私自身は分かっておりませんので、この2番で表現させていただいております。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 西塚委員は、2年前も委員としていらっしゃいますし、新人議員を除く方々は平成30年の9月の常任委員会の皆さん方、傍聴されていますし、会議録にも残っています。だから、そういったことを考えると、大型事業というのはどれだけあるかというのは、ご存じのはずなのです。それが、次期ごみと庁舎だけの大型事業というふうなくくりで説明があったのですが、それに対してはどこまでご理解されていますか。 ○成田芳律議長 西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 お答えいたします。  委員というのは、予算審査の委員ということでよろしいですか。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 予算審査の委員、皆さんそうですけれども、今この附帯決議を出すに当たって、大型事業に関してということで示すことというふうに、これ出されているのですけれども、どこまで市の事業、大型事業をご理解しているのかというふうに伺いたいのですが。 ○成田芳律議長 西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 そのことについては先ほど申し上げさせていただいたとおりでございます。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 ちょっと分からないのですけれども、この2の財政見通しにおける大型事業に関しということで、大型事業を何だというふうに思ってらっしゃいますか。 ○成田芳律議長 西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 市が主体として行う公共事業のことと考えております。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 大型事業は、これまでも何度も議会でも話があったとおり、市庁舎とごみは重要な市の政策ということで、市長はじめ毎回施政方針にも出てくると思うのです。そのほかに大型事業というのは、どういうものがあるかというふうに認識されていますか。 ○成田芳律議長 西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 お答えいたします。  老朽化が進んでいる学校の建設の計画であったりとか、老朽化する公共施設の改修並びに建設だというふうに考えております。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 そういったことで、ほかにあるという認識がおありなのですけれども、だからそういう全体の見通しが、私たちには示されていないというのが今の現状だと思うのです。  3番目に行くのですけれども、これいきなり次期ごみの話になっているのですが、これはやっぱり裁判に関して今初めて言及して説明してくれということを言っているのですが、百条委員会で今回待たれるところもあるのですけれども、いろいろと1年以上かけて次期ごみの話をしているのですが、これに関して関連することでしょうか。 ○成田芳律議長 西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 お答えいたします。  関連する部分もあると思います。  以上です。
    成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 では、この中身についてなのですが、市民及び議会へ説明すること、これは具体的にどういったことを示しているのですか。 ○成田芳律議長 西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 裁判等を通して明らかになった事実を、速やかに議会への説明、また市民への公表をお願いしたいという意味でございます。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 それは今までも各議員の方々が一般質問等で質問しているのですけれども、明らかにならない、途中の報告はできないというようなことの答弁だったと思うのですが、それは西塚委員の皆さん方は今の裁判の状況をすぐに公表してほしいという、そういう意味でございますか。 ○成田芳律議長 西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 お答えいたします。  今やっている裁判もそうなのですけれども、いわゆるこの次期ごみ処理施設に関する土壌汚染に起因する問題というものが、ずっと長く続いているので、ここでやはり議会が市に対して説明を求めるとともに、市民に対して情報を公開していただきたいと、そういう気持ちでございます。 ○成田芳律議長 ほかに質疑はありませんか。  14番、広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 それでは、質問させていただきます。  今回この発議案を出される前に、附帯決議の案を出される前に、予算に賛成をされたわけですけれども、予算を賛成することの意味について十分ご理解をした上でという話ですね。中身見ますと、前段の部分では、いわゆる言い方はちょっと不適切かもしれませんけれども、市民向けに執行部に対する厳しい態度を示しながらも、実際には要望している内容というのは通常議会として実施をする内容、それを羅列したようなものだというふうに私は解釈をするのですけれども、前段の部分で言えば、私は先ほど大越議員がお話をされていましたけれども、平成30年の9月の定例議会のときの部分とほとんど変わっていないというふうに思うのです、内容そのものというのは。状況等もそんなに変わっていないというふうに思うのですけれども、なぜそのことが理解した上でというところで、今回このことで言えばなぜ予算に賛成したのかということについて、まずいわゆる問題ないからということで、予算を認めたということについての、まずはそのことについてお聞きしたいと。    〔何事か言う人あり〕 ○成田芳律議長 暫時休憩します。    休憩 午後 4時17分    再開 午後 4時17分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 ちょっと答えにくいことだろうと思うので、ちょっと言い方を変えますと、いわゆるこの部分だと私が反対というより予算の削除をした内容とほとんど変わらないのです、中身としては。まず、だからその部分を聞く前に、西塚委員は平成30年の9月議会のときに賛成討論に立たれています。いわゆる反対したという削除の部分、修正したというところなのですけれども、そのことについてまず間違いありませんか。 ○成田芳律議長 10番、西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 お答えいたします。  賛成討論したことに間違いはございません。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 そのときと今回予算に賛成したわけですけれども、状況はどこが変わったというふうに、もう一度ちょっと分かりやすく説明いただけますでしょうか。    〔何事か言う人あり〕 ○成田芳律議長 暫時休憩します。    休憩 午後 4時18分    再開 午後 4時19分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 それでは、内容についてちょっと1点から4点まであるわけですけれども、ちょっとお聞きしたいのですが、まずここの部分では、1番の部分ではこのコロナウイルスのワクチン提供に関し、途中省略しますけれども、分かりやすく情報を提供すること、2番では事業費及び財源を示すこと、適宜市民及び議会へ説明すること、それから4番、適宜市民及び議会に説明することということになっているわけですけれども、これ通常執行部としてごく当たり前のことで、これは今までやられてこなかったからということなのでしょうか、もう一度その辺詳しく説明いただければと思います。 ○成田芳律議長 西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 ここで適宜市民及び議会へ説明することというふうに入れさせていただいたのは、まず定例の議会ではないと執行部側が議員に対しても説明する場を持てないような状況をつくりたくなかったと、私たちが要望すれば、いつでも執行部側は議会に対して説明する準備を整えなければならないような、そういう環境をつくりたいと思って、この適宜という言葉を使わせていただきました。  以上です。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 それでは、その適宜の内容なのですけれども、これはいわゆる、この場合だと議会議決されれば議長なり、総務の委員会になるのかどうかわかりませんけれども、こちらが中心になって、その説明会何なりを開くということの解釈でよろしいでしょうか。 ○成田芳律議長 西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 おおむねそのような解釈でよろしいかと思います。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 それは、どの議員が言っても開催をしていくれるということでの解釈でよろしいでしょうか。 ○成田芳律議長 西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 議会が開催を要望するわけですから議長名での要望になると思いますので、そのようにしたいと考えております。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 今、議員の意見を集約する場として会派代表者会議もございます。議会運営委員会等もあるわけですけれども、どの場でそのことを言えば、そういうことが実現するのか、市の説明を今回は至急受けたいということの議員の意見を集約する場、それを上に、こういう今言われたことを実現するための部分は、どこの部分ということで、具体的にもし分かればお聞きしたいと思います。 ○成田芳律議長 西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 お答えいたします。  通常の議長経由の手続でよろしいかと思います。特に、議会運営委員会であるとか総務常任委員会でしかできないというふうに絞り込むつもりは今のところはございません。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 ここには説明ですとか、先ほど申し上げたとおり財源を示すこととかという話があるのですが、やはり市民の意見ですとか、それから議会の議員の意見ですとか、そういうことが反映をされていかなければ、やっぱりその説明を受けただけでは、やっぱり課題があろうかというふうに思うのですけれども、この示すこととか情報を提供しとか、説明することという部分についての部分は一方的なものなのでしょうか、それとももっと厳しくいろんな部分について、問いただすという言い方が適切かどうか分かりませんけれども、行政側とキャッチボールをきちっとできるような、そんなものになるのでしょう。 ○成田芳律議長 西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 お答えいたします。  提供することであるとか示すこととか、説明することというふうに留めさせていただいてるのは、私たちの強い思いをこの言葉で表現したいからこのような表現にさせていただきました。  以上です。 ○成田芳律議長 ほかに質疑はありませんか。  1番、久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 先ほども発言したのですけれども、国の環境省の見解と四街道市の見解が違います。お金にすればもう、この予算では7,000万ほどあるのですけれども、それはもうそのまま突入するということですか。 ○成田芳律議長 暫時休憩します。    休憩 午後 4時24分    再開 午後 4時24分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 私が言っているのは、今の予算にありますけれども、内容です。国がこういう形でいいですと提示していますので……    〔「どこのこと、何番」と言う人あり〕 ◆久保田敬次郎議員 3番です。今、市のほうが示しています、これでやるのだということで、その辺の議論はなくして、議論があるかないかということを聞いてるのです。 ○成田芳律議長 暫時休憩します。    休憩 午後 4時25分    再開 午後 4時25分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 すみません、ちょっと私もそのやり方分からないのですけれども、私が言わんとしているのは、こういう質問していいかどうかあれなのですけれども、今の四街道市のですね。進もうとして、ごみ処理に関してです。予算に関してです。進もうとしていることと国が言っていることが違いますので、それは検証せずに行くのかという質問なのです。ですから、私この文章で行きます。大型事業に関し事業費及び財源を示すことということを書いてありますので、この辺の検討はするのかということです。 ○成田芳律議長 10番、西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 お答えいたします。  検討するのかということですが議会で考えるのかということなのかなと思うのですけれども、もちろん議会で疑問に思ったこととか、明らかにしてもらいたいと思うことがあれば、当然説明を求めていくことになると考えております。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 先ほど一般会計予算が一応可決しましたので、ここに明らかに違うのだというところがあるやつに関しては、そこのところについての、もう議論はするのか、しないかということです。 ○成田芳律議長 暫時休憩します。    休憩 午後 4時27分    再開 午後 4時27分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 すみません、うまく言えなくて、では予算の件です。先ほど一般会計予算が可決したのはもうご承知のとおり分かります。その中で私が言わんとするのは次期ごみ処理施設に関することなのです。先ほども言いましたように、何も言わずに、これがそのまま採用されるかということなのです。    〔何事か言う人あり〕 ○成田芳律議長 暫時休憩します。    休憩 午後 4時28分    再開 午後 4時28分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 すみません、私ちょっとうまく言えませんので、こういうところに私疑問を抱いてますので、またもうちょっと勉強して質問させていただきます。 ○成田芳律議長 3番、阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 例えば2番と4番なんかは、今西塚議員が定例会だけで説明するのではなくて、適宜というふうにおっしゃっているので、だから6月議会まで待たなくても、本当にお急ぎでしたら2番と4番なんかはもう一回説明会の場なんか持ってくださるのかな。市役所としては「うん」と言ってくださるのかな、そういうことです。    〔何事か言う人あり〕 ○成田芳律議長 暫時休憩します。    休憩 午後 4時30分    再開 午後 4時31分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 それでは、特に2と4に関しましては、6月議会を待つまでもなく、できるだけ早くもう一回、場の設定をしてほしいということをお願いしたいと思います。 ○成田芳律議長 ほかに質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○成田芳律議長 質疑なしと認めます。  以上で質疑を終結します。  次に、ただいま議題となっております発議案第4号については、委員会付託を省略し、討論、採決を行いたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○成田芳律議長 ご異議なしと認め、そのように決定します。  これより討論を行います。  討論は、通告を省略し、直ちに行います。  討論の発言時間は20分以内としますので、ご了承願います。  討論はありませんか。  暫時休憩します。    休憩 午後 4時32分    再開 午後 4時32分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  8番、大越登美子さん    〔大越登美子議員登壇〕 ◆大越登美子議員 議席番号8番、会派市民くらぶ、大越登美子です。ただいまから令和3年度四街道市一般会計予算に関する附帯決議に対しての反対討論をさせていただきたいと思います。  まず、今回動議を出された西塚議員、そして並びに清宮議員に岡田議員、3会派に対して、私は日頃よりこういった動議の出し方で、議会がどんなものであるかというのを6年間ずっと見てきました。こんな大事なときに、こういう出し方をするのはいかがなものかということを申し上げ、話をしたいと思うのですが……    〔何事か言う人あり〕 ◆大越登美子議員 すみません、議長、ストップさせてください。 ○成田芳律議長 ご静粛に願います。 ◆大越登美子議員 さっき説明を求めたのですけれども、十分でなかったと。要は、総務常任委員会でしっかりと、本当なら、本来だったら議論するべき問題だと思うのです。それが当初予算で出てきた。予算委員会の中で、予算の協議会を開いて、ではその協議内容は何ですか、皆さん方が見て……静かにしてください。  協議内容を見て、皆さん方は説明を求めなかったのです。質問しなかったのです。それなのに、こういうことが書いてあるのです。どういうことですか。提出者の西塚議員は総務常任委員会の委員長です。2年目に入るかと思いますけれども、委員長として、こんな大事なことを、やはり協議会、そして全員協議会に促すことはできたはずです。にもかかわらず提出者となりました。私は、本当にこういった議会の在り方が余りにもひどいなというふうに思いまして、初めてこういうことを言わせていただきましたけれども、今回の附帯決議の内容だって本当に10分前です、見たの。どういうことですか、こんな茶番な附帯決議がまかり通ること自体がおかしいと思います。  以上で反対討論とさせていただきます。                        ◇ △会議時間の延長 ○成田芳律議長 あらかじめ会議時間の延長をします。 ○成田芳律議長 14番、広瀬義積さん。    〔広瀬義積議員登壇〕 ◆広瀬義積議員 それでは、令和3年度四街道市一般会計予算に関する附帯決議案に反対の立場で討論をさせていただきます。  提案者は、先ほど大越議員が討論の中でお話になったとおり、総務委員長でもあります。そして、30年の9月定例議会では、先ほども確認をしましたけれども、賛成の立場で討論をされております。しかし、総務常任委員長、また賛成討論をした議員でありながら、その後は何ら取組を行ってきませんでした。これは、多分に執行部がきちんと説明をしてこなかったということが、ある意味では要因であることはあるわけですけれども、先ほど私がまさに11号に対する反対討論をしたときにお話をしました。議会がそのことを、ある意味では容認をしてきた。行政の怠慢や失態、今の四街道市の現状の部分について、大変なことになっているなという認識は皆さんお持ちだろうと思います。これは与野党問わないというふうに思います。  しかし、そのことに対してきちんと対応してこなかった。これは、先ほど私も自責の念ということで反省をするところも申し上げてきました。だけれども、この対応、この文章を見ても、確かに市民向けに冒頭の部分では厳しいことを言って、自分たちの立場を守ろうとしているのかどうか分かりませんけれども、実際の具体的なところについては、全く今議会がやらなければいけない、ある意味では別に閉会中でも委員会の審査というものはできるわけですので、そういうことも含めたきちんとしたものがあれば、この部分は特に強調する必要がないところなのです。具体的に、こういうことをしてほしい、行政に対してこういう説明をしなさい、議会に対して意見を求めなさい、市民に対してはそういうことをきちんと説明した上で意見を求めなさい、その意見をまた取り入れられるものについては取り入れていくというのが、これが基本の姿になっていくわけですけれども、まさにそのことも全く、先ほどの話の中では見えてきませんでした。  私は、確かに11号、一般会計予算に対しては反対をいたしました。しかし、きちんとやっぱり論議をした上で、この予算に対して自信と確信を持った上で、賛成、反対としていくことが、これが一番大切なことだというふうに思うわけですけれども、この附帯決議案の内容等を見れば、不満だけれども、こうしてくれたらいいと、その部分は説明をしてくれたらいいと。それでは、議会としての役割が果たせないのではないでしょうか。私は、これからの議会の改革をして、市民の負託に応えられる、そんな議会にしていかなければならないと私は強い、今西塚さん、提案者がお話をされた部分も含めて、さらに強く感じました。このままでは、さらに悪くなっていくばかりです。このどん底の四街道市政を、その一方で、このどん底とも言える四街道の市議会を改革をしていかなければ、市民のための議会にならないということを私は強く訴えて、反対討論とさせていただきます。 ○成田芳律議長 ほかに討論はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○成田芳律議長 討論なしと認めます。  以上で討論を終結します。  次に、採決を行います。  発議案第4号 令和3年度四街道市一般会計予算に関する附帯決議の提出について採決を行います。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方はご起立願います。    〔起立多数〕 ○成田芳律議長 起立多数。  よって、発議案第4号については原案のとおり可決しました。 ○成田芳律議長 議案第12号 令和3年度四街道市国民健康保険特別会計予算について採決を行います。  本案に対する教育民生常任委員会委員長報告は可決です。本案は、教育民生常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。    〔起立全員〕 ○成田芳律議長 起立全員。  よって、議案第12号については原案のとおり可決しました。  議案第13号 令和3年度四街道市介護保険特別会計予算について採決を行います。  本案に対する教育民生常任委員会委員長報告は可決です。本案は、教育民生常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。    〔起立全員〕 ○成田芳律議長 起立全員。  よって、議案第13号については原案のとおり可決しました。  議案第14号 令和3年度四街道市後期高齢者医療特別会計予算について採決を行います。  本案に対する教育民生常任委員会委員長報告は可決です。本案は、教育民生常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。    〔起立全員〕 ○成田芳律議長 起立全員。  よって、議案第14号については原案のとおり可決しました。  議案第15号 令和3年度四街道市水道事業会計予算について採決を行います。  本案に対する都市環境常任委員会委員長報告は可決です。本案は、都市環境常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。    〔起立全員〕 ○成田芳律議長 起立全員。  よって、議案第15号については原案のとおり可決しました。  議案第16号 令和3年度四街道市下水道事業会計予算について採決を行います。  本案に対する都市環境常任委員会委員長報告は可決です。本案は、都市環境常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。    〔起立全員〕 ○成田芳律議長 起立全員。  よって、議案第16号については原案のとおり可決しました。  議案第22号 四街道市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例等の一部を改正する条例の制定について採決を行います。  本案に対する教育民生常任委員会委員長報告は可決です。本案は、教育民生常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。    〔起立全員〕 ○成田芳律議長 起立全員。  よって、議案第22号については原案のとおり可決しました。  議案第23号 四街道市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について採決を行います。  本案に対する教育民生常任委員会委員長報告は可決です。本案は、教育民生常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。    〔起立全員〕 ○成田芳律議長 起立全員。  よって、議案第23号については原案のとおり可決しました。  議案第24号 令和2年度四街道市一般会計補正予算(第8号)について採決を行います。  本案に対する教育民生常任委員会委員長報告は可決です。本案は、教育民生常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。    〔起立全員〕 ○成田芳律議長 起立全員。  よって、議案第24号については原案のとおり可決しました。  議案第25号 令和3年度四街道市一般会計補正予算(第1号)について採決を行います。  本案に対する教育民生常任委員会委員長報告は可決です。本案は、教育民生常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。    〔起立多数〕 ○成田芳律議長 起立多数。  よって、議案第25号については原案のとおり可決しました。  請願第1号 四街道小学校第3こどもルーム新設に関する請願について採決を行います。  本請願に対する教育民生常任委員会委員長報告は採択です。本請願は、教育民生常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。    〔起立多数〕 ○成田芳律議長 起立多数。  よって、請願第1号については採択することに決定しました。  陳情第1号 75歳以上の医療費窓口負担について原則1割負担の継続を求める陳情書について採決を行います。  本陳情に対する教育民生常任委員会委員長報告は不採択ですので、原案についてお諮りします。本陳情を採択することに賛成の方はご起立願います。    〔起立少数〕 ○成田芳律議長 起立少数。  よって、陳情第1号については不採択とすることに決定しました。  陳情第2号 四街道市議会基本条例の強化等に関する陳情について採決を行います。  本陳情に対する議会運営委員会委員長報告は不採択ですので、原案についてお諮りします。本陳情を採択することに賛成の方はご起立願います。    〔起立少数〕 ○成田芳律議長 起立少数。  よって、陳情第2号については不採択とすることに決定しました。                        ◇ △議案第26号の上程、説明、採決 ○成田芳律議長 日程第2、議案第26号を議題とします。  提出議案の説明を行います。  議案第26号の提案理由の説明を求めます。  市長、佐渡斉さん。    〔市長 佐渡 斉登壇〕 ◎市長(佐渡斉) それでは、本日提出させていただきました追加議案について提案理由の説明を申し上げます。  議案第26号 監査委員の選任について。本案は、監査委員、勝山信氏の任期が令和3年3月31日をもって満了するので、再任するため提案するものであります。  以上でございます。ご審議の上、ご同意くださるようお願い申し上げます。 ○成田芳律議長 以上で提案理由の説明を終わります。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第26号については、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○成田芳律議長 ご異議なしと認め、そのように決定します。  これより採決を行います。  議案第26号 監査委員の選任について採決を行います。  本案に同意することに賛成の方はご起立願います。    〔起立多数〕 ○成田芳律議長 起立多数。  よって、議案第26号については同意することに決定しました。                        ◇ △発議案第1号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○成田芳律議長 日程第3、発議案第1号を議題とします。  提出議案の説明を行います。  発議案第1号の提案理由の説明を求めます。  3番、阿部百合子さん。    〔阿部百合子議員登壇〕 ◆阿部百合子議員 消費税率5%への減税を決断するよう求める意見書(案)  消費税は所得の少ない人ほど負担が重い逆進性の税金である。一昨年の消費税10%への増税によって、景気は大きく落ち込み、そこへ新型コロナウイルス感染症の影響により、さらに急速に悪化し、暮らしと経済への打撃が広がっている。昨年7月の家計消費が実質で7.6%の大幅減少、1月13日現在、休業、廃業した企業が、東京商工リサーチによると既に5万件前後に上っている。新型コロナウイルスは、国民へ平均しての打撃を与えているのではなく、特に低所得者に集中してダメージを与えている。  消費税の減税の目的は、①、所得の低い人ほど恩恵が及び、直接給付と同じ役割を果たす。②、中小企業、事業者支援について、特に苦境に追い込まれている飲食、サービス業への支援として効果がある。コロナ禍の下、暮らしや営業への支援策として消費税(付加価値税)減税に踏み切った国、地域は50に上ることが分かった。多くの国が観光や宿泊、飲食業を対象に減税している。また、文化スポーツ活動に減税で支援する国もある。コロナ禍の支援は、消費税(付加価値税)の減税が世界の流れとなっている。  よって、本議会は国に対し、コロナ危機を乗り越えるため、消費税の5%への減税を即刻決断するよう求めるものである。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  以上です。 ○成田芳律議長 以上で提案理由の説明を終わります。  これより発議案第1号について質疑を行います。  質疑は、通告を省略し、直ちに行います。  なお、発言時間については、答弁を含め60分以内としますので、ご了承願います。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕
    成田芳律議長 質疑なしと認めます。  以上で質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています発議案第1号については、委員会付託を省略し、討論、採決を行いたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○成田芳律議長 ご異議なしと認め、そのように決定します。  これより討論を行います。  討論は、通告を省略し、直ちに行います。  討論の発言時間は20分以内としますので、ご了承願います。  討論はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○成田芳律議長 討論なしと認めます。  以上で討論を終結します。  次に、採決を行います。  発議案第1号 消費税率5%への減税を決断するよう求める意見書の提出について採決を行います。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方はご起立願います。    〔起立少数〕 ○成田芳律議長 起立少数。  よって、発議案第1号については否決しました。                        ◇ △発議案第2号の上程、説明、採決 ○成田芳律議長 日程第4、発議案第2号を議題とします。  提出議案の説明を行います。  発議案第2号の提案理由の説明を求めます。  議会運営委員会委員長、栗原直也さん。    〔栗原直也議会運営委員会委員長登壇〕 ◎栗原直也議会運営委員会委員長 発議案第2号 四街道市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について、上記の議案を別紙のとおり会議規則第14条第2項の規定により提出します。  提案理由。本案は、標準市議会会議規則の一部改正に伴う整備を行うため提案するものであります。  以上です。 ○成田芳律議長 以上で提案理由の説明を終わります。  お諮りします。ただいま議題となっています発議案第2号については、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○成田芳律議長 ご異議なしと認め、そのように決定します。  次に、採決を行います。  発議案第2号 四街道市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について採決を行います。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方はご起立願います。    〔起立全員〕 ○成田芳律議長 起立全員。  よって、発議案第2号については原案のとおり可決しました。                        ◇ △次期ごみ処理施設用地残土埋め立てに関する調査特別委員会の中間報告の件 ○成田芳律議長 日程第5、次期ごみ処理施設用地残土埋め立てに関する調査特別委員会の中間報告の件を議題とします。  本件に関し、会議規則第45条第2項の規定により、同委員会より中間報告を行いたいとの申出がありますので、これを許可します。  次期ごみ処理施設用地残土埋め立てに関する調査特別委員会委員長、広瀬義積さん。    〔広瀬義積次期ごみ処理施設用地残土埋め立てに関する調査特別委員会委員長登壇〕 ◎広瀬義積次期ごみ処理施設用地残土埋め立てに関する調査特別委員会委員長 次期ごみ処理施設用地残土埋め立てに関する調査特別委員会中間報告(案)を申し上げます。  本委員会が、発足より1年を経過するに当たり中間報告を行い、現状での概況や調査状況、今後の調査内容や進め方について報告をする。  当委員会での証人尋問や審議を通じて、コロナ禍にもかかわらず多くの傍聴者があったことは、この事件に対する市民の高い関心の表れである。また、市民生活に関わる次期ごみ処理施設の問題についての関心の表れでもある。  まず、次期ごみ処理施設用地への汚染された土砂の搬入に伴う損害について報告する。  市が、千葉地方裁判所に原告として提出した訴状によると、次期ごみ処理施設用地への汚染土を含む過剰な土砂の搬入に伴う市の損害額は、余剰な土砂搬出に関わる経費や調査費用等で23億151万余円となっている。また、現在土壌汚染対策法による県との協議中であるが、対策に伴う経費も市の算出額は17億余円としている。市は、損失は損害賠償によって支払われると主張しているが、裁判の長期化は避けられないところであり、勝訴も保証されたものでなく、勝訴したとしても損害額が多大であり、差し押さえた物件も含め相手方の支払い能力は限定的と考えられる。一般会計から支出することになると、市財政への多大な損失をもたらすこととなる。  次期ごみ処理施設用地に、汚染された過剰な土砂が搬入されたことにより、当初の予定から次期ごみ処理施設建設が4年以上遅延すると公表されている。現クリーンセンターの継続操業に伴う経費、四街道市一般廃棄物処理施設整備基本計画など、関連する計画への影響もある。また、水質調査等の結果から、地下水を利用する周辺地域住民の生活への影響も懸念される事態となっている。  次に、本委員会の発足及び委員会開催状況について報告する。  本委員会は、次期ごみ処理施設用地への汚染及び過剰な残土埋立てに関する全容の解明を目的として、令和2年3月30日の議決により、地方自治法第100条第1項並びに第10項及び同法第98条第1項の権限を付与された特別委員会として設置された。  令和2年5月12日に第1回委員会を開催し、正副委員長の互選を行った。  同年6月17日の第2回委員会においては、令和2年度の委員会経費及び地方自治法第100条第1項に基づく調査に必要な記録の請求を決定した。  同年7月1日の第3回委員会においては、地方自治法第100条第1項に基づき請求した記録の確認及び再度の請求並びに次期ごみ処理施設用地の現地視察を決定した。  同年7月21日の第4回委員会においては、地方自治法第100条第1項に基づき請求した記録の確認及び再度の請求、記録についての執行部の説明並びに下野商事株式会社(以下「下野商事」という。)代表取締役葉山喬氏(以下「葉山氏」という。)、有限会社大谷総合都市計画事務所(以下「大谷総合」という。)代表取締役大谷裕一氏(以下「大谷氏」という。)及び有限会社建設機構(以下「建設機構」という。)代表取締役島田晃氏(以下「島田氏」という。)を地方自治法第100条第1項に基づく証人として出頭を求めることを決定した。  同年8月11日の第5回委員会において、大谷氏は健康上の理由で、島田氏は裁判中であることを理由にして不出頭、葉山氏は弁護士と調整中であることが発表された。  同年8月17日の第6回委員会において、下野商事からの、出頭にしても証人尋問に十分に答えられないため、事情の分かる者を出席させたいという申出を了承した。  同年10月6日の第7回委員会において、第3回委員会で決定された現地視察を行い、第4回委員会で決定された記録についての執行部の説明があった。また、第6回委員会で申出のあった下野商事の親会社である大日運輸株式会社(以下「大日運輸」という。)会長秋澤節氏(以下「秋澤氏」という。)を地方自治法第100条第1項に基づく証人として出頭を求めることを決定した。  同年10月12日の第8回委員会においては、秋澤氏の証人尋問を行った。  同年11月10日の第9回委員会においては、建設機構の元社員であり、くぼ地解消工事に携わった野老智夫氏(以下「野老氏」という。)を地方自治法第100条第1項に基づく証人として出頭を求めることを決定した。  同年11月16日の第10回委員会においては、野老氏の証人尋問を行った。また、元市職員である宇田俊哉氏(以下「宇田氏」という。)、茂垣昌平氏(以下「茂垣氏」という。)を地方自治法第100条第1項に基づく証人として出頭を求めることを決定した。  同年12月22日の第11回委員会においては、宇田氏、茂垣氏の証人尋問を行った。さらに、再度大谷氏、島田氏を地方自治法第100条第1項に基づく証人として出頭を求めることを決定した。  令和3年1月13日の第12回委員会においては、大谷氏は引き続き健康上の理由で不出頭、島田氏は一旦出頭する旨の回答をしたものの、裁判中を理由に出頭はしない意思が伝えられた。また、宇田氏を再度地方自治法第100条第1項に基づく証人として出頭を求めることを決定した。  同年1月20日の第13回委員会においては、宇田氏の証人尋問を行った。また、令和3年度の委員会経費について決定した。また、第12回委員会において伝えられた建設機構の島田氏の再三の出頭拒否について、裁判中であることは、地方自治法第100条第3項の正当な理由による出頭拒否には該当しないことから、地方自治法第100条第9項の規定により、告発しなければならないものと判断し、島田氏の告発を決定した。また、3月議会中に中間報告を提出することが決定した。  同年3月15日の第14回委員会において、本委員会のこれまでの調査について、本会議で中間報告する内容を審議決定した。来年度における証人尋問などの調査内容について、審議して決定した。  以上がこれまでの、本委員会が実施した調査経過の概要である。  次に、本委員会が実施した証人尋問、請求した資料をもとに報告する。さらに、本委員会の目的のために、採用し得る市民からの四街道市議会議員に対する告発内容に対する調査特別委員会(以下「告発百条」という。)での関係者の証言、本会議での市の答弁並びに市が提起している損害賠償請求裁判で、市並びに請求相手の証言についても、以下の点について検証を続ける。  ①、汚染土を含む過剰な土砂が、いつから搬入されてきたのかについて調査を続ける。  市の議会答弁や裁判記録では、下野商事との土地交換契約に基づく工事によって過剰な土砂が搬入されたとしているが、当ごみ処理施設用地には平成26年のソーラー発電所建設に伴う搬入路の使用許可と、その後の工事に関連して市に提出してきた事業者からの書類では、1万6,200立米の土砂が搬入されたとしており、野老氏によると建設機構が同地内で隣接地主との土地交換契約に伴う土砂搬入をしていたことが、証人尋問での証言があった。土壌汚染対策法及び四街道市土砂等の埋立て等による土砂の汚染及び災害の発生の防止に関する条例(以下「市残土条例」という。)、関係法令への抵触も含め調査を進めているところである。  ②、下野商事との土地交換契約を結んだ経緯について、証言は一致していない。  下野商事との土地交換契約に伴う残土の搬入においては、市は議会答弁で下野商事側から願書が出され、それに応えたと説明しているが、秋澤氏は大谷総合、建設機構からの市の申出ということで持ちかけられた。話を持ちかけられた際、市の押印があったので信用したとの証言をしており、一致していない。元市環境経済部長である宇田氏の証言によれば、市長と茂垣氏の関係性を配慮しながら、茂垣氏にこの事業あるいは大谷氏との連絡調整を一任していたと証言した。秋澤氏と宇田氏の証言はほぼ一致するが、茂垣氏は土地交換契約締結には一切関わっていないと証言している。  ③、契約は適正に締結されたのかについて調査を進めている。  契約先である下野商事の支払い能力調査、土砂搬入に伴う収支確認、公共事業の判断、市残土条例の運用、土壌汚染対策法に基づく事前届出など、契約に当たって本来行うべき手続や確認が十分になされていなかったことも証言が一致している。今後細部について検証していく。特に以下の点を注視している。 ・くぼ地解消に関する収支を確認する前に埋立てを始めた。市は、収支確認の提出を再三求めていたが、提出してもらっていない。(市の議会答弁)下野商事は、市からの収支確認の依頼があったのを認識していない。(秋澤氏)大谷総合に収支報告を求めたが、回答はなかった。(宇田氏) ・下野商事は、工事を大谷総合に一括して請け負わせているが、公共事業は一括請負を禁止している。 ・本件が、公共事業に当たるか国や県に確認を取らず、市独自で公共事業と判断した。市の土地が含まれていることから公共事業とした。(市の議会答弁) ・市は、建設機構の関与は知らなかったと議会答弁しているが、市の答弁によると週2回のパトロールを行っていたのにもかかわらず、建設機構の関与を見抜けなかった。 ・市残土条例第11条第1項で定められている現場事務所設置や責任者の配置、市残土条例第15条で定められている土砂管理台帳もなく、同条例施行規則第11条で定められている1か月ごとの地質・水質調査も実施されていない。 ・土壌汚染対策法第4条第1項では、土地の形質が変更される際には30日前に届出が必要と規定しているが、汚染が発覚し、検討しているさなかに気がついたと宇田氏が証言している。  ④、市残土条例第9条ただし書きに基づく特定事業許可適用除外とした経緯について、特定事業許可適用除外の情報が適切に共有されていないことについては、証言が一致している。  宇田氏は、工事を早く進め、みそら自治会に安心してほしいという意識が働き適用除外とし、埋立てを早めることができるというのも判断材料になった。茂垣氏と環境政策課で話し合ったと証言したが、茂垣氏は特定事業許可適用除外とした経緯についても一切関わっていないと証言している。また、秋澤氏、野老氏は、適用除外であったことを認識していなかったと証言している。  ⑤、工事管理の適正さについて、市の議会答弁と相反する証言が多くあった。  まず、施工計画書について、証言の信用性については検証が必要だが、大谷氏は市との裁判において、施工計画書は後づけであったと証言してる。島田氏からも、同様の内容の答弁書が本委員会に提出された。宇田氏も、添付書類まで詳しく細かく見ていたかというと、そうではなかったと思いますと証言している。野老氏は、施工計画書を見ていないと証言している。裁判での大谷氏の主張、建設機構の答弁書、宇田氏、野老氏の証言はおおむね一致しており、市が議会答弁で主張するように、施工計画書は適切に作成され、伝達されていたか、今後も調査の必要がある。  工事管理について以下の証言については、適正さを判断する上で重大に受け止める必要がある。 ・発生元証明書のない7万立米の土砂を建設機構社長の指示で搬入した。(野老氏) ・工事施工業者が、提出すべき各種届出は行っていない。(野老氏) ・土砂の発生元証明書と市の算定した次期ごみ処理施設用地内の土砂量のそご。(発生元証明書のない土砂が搬入している可能性)(市の議会答弁) ・過剰残土を、大谷氏、茂垣氏に指摘した。(告発百条での山本裕嗣氏の証言) ・パトロールについて、週二、三回行っていたとの市の議会答弁に対して、野老氏は月二、三回しか見ていない。 ・廃棄物対策課による不法投棄の取締りのパトロールはあったが、環境政策課の同行があったかどうかは報告を受けていない。(宇田氏) ・パトロールの記録はない。(市の議会答弁)  ⑥、本人以外の証人が残土埋立ての市側の中心人物であったと指摘する茂垣氏の公私にわたる大谷総合との深いつながりを示す以下の証言があった。 ・大谷総合との金銭の貸し借りがあった。(茂垣氏) ・私的な工事を大谷総合に依頼した。(茂垣氏) ・大谷総合が経営する韓国人スナックに市職員と行った。(茂垣氏) ・大谷氏を紹介されたときかなり親しげだった。(宇田氏)  こうした関係が、工事の契約に、どういった影響を与えたのか、注視する必要がある。  ⑦、以下の証言についても、引き続き調査を続ける。  佐々木政治氏は、告発百条で大谷総合、建設機構から茂垣氏を通じ、市長へ800万円の献金があったと証言したが、市長は議会答弁で否定している。茂垣氏は、大谷総合との金銭の貸し借りについては認めたが、献金については否定した。この件は、当委員会でも留意する。  茂垣氏は、広域化の交渉を期待され、7級(通常は4級)で再任用された。広域化断念後も、みそら自治会、吉岡地区との交渉を期待され、平成28年度までは7級で再任用されたが、交渉に大きな影響を及ぼす残土埋立てについては、一切承知していないと証言している。茂垣氏をめぐる人事が及ぼした影響についても注視する必要がある。  宇田氏は、よく理解もできない次元で、茂垣氏と市長が会って相談して、その意向を伝えてきたと証言しており、茂垣氏の一切関与していないという証言とは一致していない。仕事の進め方が本件に及ぼした影響についても注視する必要がある。  以上が本委員会が証言や記録、議会答弁を基にした現時点での調査の概要である。大きく食い違っている証言や内容については、今後の調査の中で真相を明らかにしなければならない。  そこで、今後の本委員会としての調査の内容と進め方を述べる。 ・前述の太陽光発電所建設に伴う当該市有地借用の経緯と土砂の搬入経緯及び汚染との因果関係 ・土地交換契約締結の経緯と契約の正当性 ・市残土条例を含む関係法令への抵触についての調査 ・特定事業許可適用除外とした経緯と正当性 ・埋立て等の工事管理の状況調査 ・諸手続が適正に処理されているかの検証 ・本件に関わる関係者の人間関係と本件への関与 などのこれまでの調査の継続と疑問点の解明を進める。  そのため、引き続き地方自治法第100条第1項に基づく必要な記録の請求及び必要に応じ証人尋問と聴取を進め、本委員会での委員相互の意見交換や審議を通じて真相の究明を図ることとする。  明確な真相究明内容とするために、関係者のご協力も得ながら努力する決意を申し上げ、中間報告とする。 ○成田芳律議長 以上で次期ごみ処理施設用地残土埋め立てに関する調査特別委員会委員長の報告を終了します。  これより委員長の報告に対する質疑を行います。  委員長の報告に対する質疑に当たっては、通告を省略します。  なお、発言時間については、答弁を含めて60分以内としますので、ご了承願います。  質疑はありませんか。  19番、長谷川清和さん。 ◆長谷川清和議員 百条委員会の中間報告、本当にご苦労さまでした。3月15日の特別委員会で中間報告のたたき台が審議されまして、その後委員長と副委員長がこれまでの証人尋問の議事録を再確認して本日の中間報告となったと伺っておりますが、そのとおりでしょうか。 ○成田芳律議長 長谷川清和さんの質疑に対し提出者の答弁を求めます。  次期ごみ処理施設用地残土埋め立てに関する調査特別委員会委員長、広瀬義積さん。 ◎広瀬義積次期ごみ処理施設用地残土埋め立てに関する調査特別委員会委員長 そのとおりです。前回の委員会のときに委員の皆さんにも申し上げて、いわゆる質問内容等も再度検証した上で、今回の報告とさせていただいております。  以上です。 ○成田芳律議長 長谷川清和さん。 ◆長谷川清和議員 では、ここでお伺いしますけれども、これまでの証人尋問の議事録は市民に全て公開されているわけではありません。例えば去る1月20日の前環境経済部長の議事録は未公開ですが、本日の中間報告と議事録に食い違いが生じるといったことは100%あり得ないと断言できるのか、ちょっとお答えください。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◎広瀬義積次期ごみ処理施設用地残土埋め立てに関する調査特別委員会委員長 字句等の誤りですとか、その部分ですとか議事録の部分については一言一句全てをそのまま引用しているということではございませんので、100%と言われる部分については、これはお答えすることはちょっと今現時点はできませんけれども、しかし委員会の中で決定したということ、事実についてはご報告をさせていただきます。  以上です。 ○成田芳律議長 長谷川清和さん。 ◆長谷川清和議員 我々の百条委員会は、本当に委員長が証言者と答弁の質問と、本当に狂いなく議事録書いてありましたのでお聞きしたのですけれども、またもしくは百条委員会の報告ですので、何か間違いがあった場合は、委員長と副委員長の進退問題にまで発展しかねないので、公正に正確に頑張ってください、これは意見ですけれども。そこでちょっとお伺いしたいのですけれども、中間報告、今後まだ先に進んでいく予定だそうですけれども、どういう方が証人尋問に来られるのか、名前をもし分かれば教えていただきたいのですけれども。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◎広瀬義積次期ごみ処理施設用地残土埋め立てに関する調査特別委員会委員長 この部分については、まだ確定的なところではございません。委員会の中で、元環境経済部長、元職員の方、それから職員の方ですとか、また再度証人尋問として呼ぶ方のお名前等は委員会の中で出ておりますけれども、まだ確定したところではございません。先ほど、中間報告で申し上げた内容の部分を超えた部分については今後の委員会の中で決定をし、各議員の皆さんにも報告をした後、委員会を開催するということになろうかというふうに思いますので、ご理解をいただければと思います。  以上です。    〔何事か言う人あり〕 ○成田芳律議長 暫時休憩します。    休憩 午後 5時24分    再開 午後 5時25分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  長谷川清和さん。 ◆長谷川清和議員 先ほど中間報告の中で、山本議員の名前が出ていたのですけれども、山本議員を証人として呼ぶ予定はあるのかどうかお聞きしたいのですけれども。 ○成田芳律議長 暫時休憩します。    休憩 午後 5時25分    再開 午後 5時25分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  広瀬義積さん。 ◎広瀬義積次期ごみ処理施設用地残土埋め立てに関する調査特別委員会委員長 山本議員の証人尋問ということも、委員会の中での委員の発言というところがございましたけれども、まだいつ証人尋問をするというようなことについての決定はしておりません。  以上です。 ○成田芳律議長 長谷川清和さん。 ◆長谷川清和議員 何でこんな質問したかというのは、ちょっと我々の百条委員会で、たまたま山本議員と当時の市会議員さんと大連に視察旅行へ行ったことの話を聞かせてもらったのですけれども。そこで、もし山本議員と委員長が親しい関係であるならば、どういうふうな形で進めていくかなという、大連に旅行に……それはではそこは別として、あと島田氏を告発するという、それもまたあれかな、まずいかな。  では、以上で終わらせていただきます。 ○成田芳律議長 ほかに質疑はありませんか。  11番、関根登志夫さん。 ◆関根登志夫議員 今までの中間報告の中の経緯なのですけれども、これまで証人尋問の通知は森本議長名で出されたと思いますが、どのように出されたのか。通知の宛先人ごとに日付と回数をお答えください。 ○成田芳律議長 暫時休憩します。    休憩 午後 5時27分    再開 午後 5時29分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  広瀬義積さん。 ◎広瀬義積次期ごみ処理施設用地残土埋め立てに関する調査特別委員会委員長 証人尋問の出頭については、委員会で決定をし、議長に通知をし、議長のほうから、当時森本議長ですけれども、森本議長が事務局のほうに指示をして、証人尋問される方に提出をしたということですので、具体的にその内容ですとか、そこの部分については一応今この手元にその資料がありませんので、お答えはできないのですけれども、一応経過としてはそういうことです。  以上です。 ○成田芳律議長 関根登志夫さん。 ◆関根登志夫議員 委員会で決めて、そういうふうに通知を出したということなのですけれども、証人尋問の対象者の選定について伺いますが、広瀬委員長が事前に証人尋問の対象者と連絡を取り、日時などの都合や健康状態などを相談して、証人尋問の対象者とするかしないか決めているのですか。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◎広瀬義積次期ごみ処理施設用地残土埋め立てに関する調査特別委員会委員長 証人尋問については、きちんと出席をいただくということは基本となりますので、これは委員会の委員の皆さんにも報告をした上で、その内容等についても確認をした上で、日時の部分については確認をした上で、ご本人に来ていただくと、その日が都合がいいということも確認をした上で、通知をしていたという部分もございます。ただ、先ほどお話がありました大谷氏、それから島田氏の関係については、日程の調整ができないということでしたので、こちらで出頭要請の部分についても、あらかじめ連絡調整のできない中での通達ということになった場面もございました。それももちろん委員会の中で報告をして、委員各位の同意を基にした対応をさせていただいてるということでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 関根登志夫さん。 ◆関根登志夫議員 証人尋問の前に、広瀬委員長が証人と直接会って、または電話やメールなどで打合せしているとは思いますが、これまで事前に打合せをした証人について、全て打合せ内容などを含め覚えていたら教えていただけますか。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◎広瀬義積次期ごみ処理施設用地残土埋め立てに関する調査特別委員会委員長 打合せの内容ですとか、その部分については時間的な問題もありますし、相当膨大な量になります。私が覚えているだけでも、そのことをお話をしたら、とても1時間や2時間で終わるような話でもなくなることにもなりますので、省略をさせていただきたいというふうに思いますけれども、いずれにせよ私が相手方と言っているのは日時ですとかその部分、それから証言の部分について、委員会の中での質問の趣旨ですとかその部分について、委員の皆さんからお聞きをした上で、多少その内容の概要の部分について説明したことはございます。それ以上のことについては、先ほど中間報告のほうで申し上げました委員会の中での証人尋問というところではっきり聞いているところですので、それ以外のことについては、ご理解をいただければと思います。  以上です。 ○成田芳律議長 関根登志夫さん。 ◆関根登志夫議員 証人尋問の前に、証人と1時間も2時間かかるような内容の打合せを委員長がされていたということでよろしいのですね。 ○成田芳律議長 暫時休憩します。    休憩 午後 5時33分    再開 午後 5時34分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  広瀬義積さん。 ◎広瀬義積次期ごみ処理施設用地残土埋め立てに関する調査特別委員会委員長 証人尋問の前に証人と会って1時間も2時間もという、私は説明した覚えはございません。いや、この場で説明すると、それまでの何人もの証人に連絡を、電話連絡なりしておりますので。そうすると、その部分の内容を事細かに説明するということになると、それだけの時間がかかりますというお話を、この場で説明することになるとそうなりますと、ただその内容については、概略の部分としてそういうことだと、実際の証人尋問の内容についても、委員会の中での証人尋問の証言等の中で、そのことは説明しているということですので、お答えをします。  以上です。 ○成田芳律議長 ほかに質疑はありませんか。  15番、山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 ちょっと皆さんも質問しないので、大谷総合の社長さんである大谷裕一さんの事務所に、委員長が、委員長ということでお伺いして、あれを求めたということなのですけれども、それは事実かどうか。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◎広瀬義積次期ごみ処理施設用地残土埋め立てに関する調査特別委員会委員長 そういう事実はございません。 ○成田芳律議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 私の聞いたところによると、委員長ということで、大谷事務所にお伺いしたということなのですけれども、事実ではないということですか、間違いないですか。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◎広瀬義積次期ごみ処理施設用地残土埋め立てに関する調査特別委員会委員長 間違いありません。 ○成田芳律議長 ほかに質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○成田芳律議長 質疑なしと認めます。  以上で次期ごみ処理施設用地残土埋め立てに関する調査特別委員会委員長の報告に対する質疑を終結します。  以上で日程第5、次期ごみ処理施設用地残土埋め立てに関する調査特別委員会の中間報告の件を終了します。                        ◇ △発議案第3号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○成田芳律議長 日程第6、発議案第3号を議題とします。  提出議案の説明を行います。  発議案第3号の提案理由の説明を求めます。  次期ごみ処理施設用地残土埋め立てに関する調査特別委員会委員長、広瀬義積さん。    〔広瀬義積次期ごみ処理施設用地残土埋め立てに関する調査特別委員会委員長登壇〕 ◎広瀬義積次期ごみ処理施設用地残土埋め立てに関する調査特別委員会委員長 発議案第3号 出頭拒否に対する告発についてを提案いたします。  表題の冒頭の上記の議案を別紙のとおり、会議規則第14条第2項の規定により提出をいたします。  提案理由は、本案は地方自治法第100条第1項の規定に基づく出頭の請求に対し、被告発人が正当な理由がなく出頭を拒んだことについて、同条第3項に該当するものとして、同条第9項の規定により、当該被告発人を告発するため提案するものであります。  内容は、別紙のとおりですので、よろしくお願いいたします。 ○成田芳律議長 以上で提案理由の説明を終わります。  これより発議案第3号について質疑を行います。  質疑は、通告を省略し、直ちに行います。  なお、発言時間については、答弁を含め60分以内としますので、ご了承願います。  質疑はありませんか。  19番、長谷川清和さん。 ◆長谷川清和議員 この告発に関して、本当にひどい目に遭いまして、ちょっと脅かされて、そのとき何人かの議員さんも名前は出ていましたけれども、そこでちょっと委員長に聞きたいのですけれども、島田さんを告発した3月15日以降に、島田さんと連絡を取り合っているのか、ちょっとお聞きしたいのですけれども。 ○成田芳律議長 長谷川清和さんの質疑に対し提出者の答弁を求めます。  次期ごみ処理施設用地残土埋め立てに関する調査特別委員会委員長、広瀬義積さん。 ◎広瀬義積次期ごみ処理施設用地残土埋め立てに関する調査特別委員会委員長 お答えします。  実は、あえて名前は言いませんけれども、ある議員の方から島田さんに関する部分で変なうわさがあると、その内容についてもこの場では多少問題があると思いますので、お話はしませんけれども、許される範囲の中でお話をしたいというふうに思いますけれども、いずれにせよいろんなうわさ話があると、それを島田さんが言っているというお話でしたので、たまたま私連絡先を知っておりましたので、島田さんに確認をするために電話をさせていただきました。島田さんは、そんな事実はないということでしたので、その電話をかけてきた方に、そういう事実はないということで島田さんがおっしゃっているということについてお伝えをしたという事実はございますけれども、それ以外のことについての接触というのはございません。  以上です。 ○成田芳律議長 長谷川清和さん。 ◆長谷川清和議員 また、たまたまその件に関して、自分の自民党系の関係者ですけれども、連絡いただきまして、委員長と島田さんのやり取りは、自分はやはり実際聞いていないから分からないのですけれども、これは事実かどうかは別として、島田さんに百条委員会に出席すれば、告発を取り下げするという話をしたとかしないとか話を聞いたのですけれども、それはいかがでしょうか、事実かどうか。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◎広瀬義積次期ごみ処理施設用地残土埋め立てに関する調査特別委員会委員長 島田さんには何度も委員会に出席をしていただいて、証言をしてくださいということを申し上げました。出頭しなければ、告発するということにせざるを得ないということも伝えてあります。  以上です。 ○成田芳律議長 長谷川清和さん。 ◆長谷川清和議員 私が聞いているのは、告発を決定した委員会の後に、島田さんにそういう話をしたのかと聞いているのです。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◎広瀬義積次期ごみ処理施設用地残土埋め立てに関する調査特別委員会委員長 この部分については、島田さんがどういうふうに捉えたのか分かりませんけれども、今度の議会、今日告発をするということになりますという報告はさせていただいておりました。 ○成田芳律議長 長谷川清和さん。 ◆長谷川清和議員 やっぱり委員長ですから、そこのところはちょっと気をつけて、やっぱり告発するといったらもうそれこそ、もう被告と告発の裁判になればけんかになるわけですから、それをあえて委員長個人で言うのではなくて、委員会として伝えるべきではなかったかと思いますので、どうでしょうか。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◎広瀬義積次期ごみ処理施設用地残土埋め立てに関する調査特別委員会委員長 私としても、告発以後の問題ということになるわけでしょうけれども、いずれにしても委員会の中でも島田さんに出席をしていただいて、真相究明のために証人尋問を受けていただきたいということは、委員も一緒だというふうに思いますし、その部分は告発した以後も変わっていないのかなというふうに思います。ですから、例えばこの議会の中で告発をした人としても、出頭して証言をいただくということになれば、またその部分については委員の皆さんにきちんとお話をして了解いただくというのが、これは私の委員長としての職務に関わるのかなと思っておりますので、お答えをしたいと思います。  以上です。 ○成田芳律議長 長谷川清和さん。 ◆長谷川清和議員 本来は、委員会があって委員長ですから、委員会にまず皆さんに諮って、それで決定したことを文書か何かで提出するべきものではないかと私は思います。今いろいろ、さっきの話もそうですけれども、委員長が独断で証人に言ったりなんかすることが多いみたいですから、今後必ず証人になる方に対しては、委員会を通して正式に話に行くべきだと思っておりますので、よろしくお願いします。 ○成田芳律議長 ほかに質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○成田芳律議長 質疑なしと認めます。  以上で質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています発議案第3号については、委員会付託を省略し、討論、採決を行いたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○成田芳律議長 ご異議なしと認め、そのように決定します。  これより討論を行います。  討論は、通告を省略し、直ちに行います。  討論の発言時間は20分以内としますので、ご了承願います。  討論はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○成田芳律議長 討論なしと認めます。  以上で討論を終結します。  次に、採決を行います。  発議案第3号 出頭拒否に対する告発について採決を行います。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方はご起立願います。    〔起立全員〕 ○成田芳律議長 起立全員。  よって、発議案第3号については原案のとおり可決しました。                        ◇ △次期ごみ処理施設用地残土埋め立てに関する調査特別委員会の調査経費の件 ○成田芳律議長 日程第7、次期ごみ処理施設用地残土埋め立てに関する調査特別委員会の調査経費の件を議題とします。  次期ごみ処理施設用地残土埋め立てに関する調査特別委員会から、令和3年度における調査の必要上、調査経費を75万円以内とされたいとの申出がありました。  お諮りします。次期ごみ処理施設用地残土埋め立てに関する調査特別委員会の申出のとおり決定することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○成田芳律議長 ご異議なしと認めます。  よって、本件は、次期ごみ処理施設用地残土埋め立てに関する調査特別委員会の申出のとおり決定しました。                        ◇ △委員会の閉会中の継続調査の件 ○成田芳律議長 日程第8、委員会の閉会中の継続調査の件を議題とします。  各常任委員会委員長及び議会運営委員会委員長から会議規則第111条の規定により、閉会中の継続調査の申出書が提出され、お手元に配付してあります。  お諮りします。各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○成田芳律議長 ご異議なしと認めます。  よって、本件は各委員長からの申出のとおり決定しました。  後刻速記録を調査の上、適当な措置を講ずることとします。                        ◇ △閉会の宣告 ○成田芳律議長 以上で本定例会に付議された議案の審議は全て議了しました。  令和3年第1回四街道市議会定例会はこれにて閉会します。    閉会 午後 5時46分...