四街道市議会 > 2021-02-22 >
02月22日-01号

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  1. 四街道市議会 2021-02-22
    02月22日-01号


    取得元: 四街道市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-02
    令和 3年  3月 定例会(第1回)           令和3年第1回四街道市議会定例会 第1日                            令和3年2月22日(月曜日)午後1時開議 議 事 日 程 (第1号) 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 施政方針説明 日程第4 議案第1号~議案第21号       ・提案理由の説明 日程第5 休会の件                                              〇本日の会議に付した事件 1、開  会 1、開  議 1、議事日程の報告 1、諸般の報告 1、会議録署名議員の指名 1、会期の決定 1、議長辞職の件 1、議長退任の挨拶 1、議長の選挙 1、議長就任の挨拶 1、副議長失職の件 1、副議長の選挙 1、副議長就任の挨拶 1、市長の挨拶 1、施政方針説明 1、議案第1号~議案第21号の上程、説明 1、休会について 1、散  会午後1時開議 出席議員(19名)     1番   久 保 田  敬 次 郎         2番   本  田     良     3番   阿  部  百 合 子         4番   田  中  徳  彦     5番   坂  本  弘  毅         6番   成  田  芳  律     7番   栗  原  直  也         8番   大  越  登 美 子     9番   保  坂  康  平        10番   西  塚  義  尊    11番   関  根  登 志 夫        12番   戸  田  由 紀 子    13番   石  山  健  作        14番   広  瀬  義  積    16番   森  本  次  郎        17番   高  橋  絹  子    18番   岡  田  哲  明        19番   長 谷 川  清  和    20番   清  宮  一  義 欠席議員(1名)    15番   山  本  裕  嗣 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  市   長   佐  渡     斉      副 市 長   武  富  裕  次  危機管理監   澤  畠     博      経 営 企画   永  易  正  光                          部   長  総 務 部長   鈴  木  雅  雄      福   祉   齋  藤  千  裕                          サ ー ビス                          部   長  健康こども   小  島  淳  一      環 境 経済   麻  生  裕  文  部   長                   部   長  都 市 部長   林  田  和  洋      上 下 水道   外  谷  茂  行                          部   長  会計管理者   齊  藤  宏  一      消 防 長   齊  藤  信  行  教 育 部   伊  藤  克  紀  副 参 事 本会議に出席した事務局職員  事 務 局長   塩  田  直  樹      局 次 長   飯  泉     克  係   長   金  親  敬  子      主 査 補   植  草  俊  幸  主 任 主事   金  坂  尚  輝      主   事   伊  藤  慎  二 △開会の宣告                               (午後1時) ○森本次郎議長 ただいまより令和3年第1回四街道市議会定例会を開会します。  ただいまの出席議員19名、定足数に達していますので、本定例会は成立しました。                        ◇ △開議の宣告 ○森本次郎議長 直ちに本日の会議を開きます。                        ◇ △議事日程の報告 ○森本次郎議長 本日の日程については、お手元に配付の日程表のとおりです。                        ◇ △諸般の報告 ○森本次郎議長 日程に入るに先立ち、諸般の報告を申し上げます。  本職の出席要求に対する出席者については、お手元に配付の一覧表によりご了承願います。  次に、本定例会前に提出された請願1件については、お手元に配付の請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託します。  次に、本定例会前に提出された陳情3件について、陳情第1号及び陳情第2号についてはお手元に配付の陳情文書表のとおり、所管の常任委員会及び議会運営委員会に付託します。また、陳情第3号については、参考資料として陳情一覧表をお手元に配付してあります。                        ◇ △会議録署名議員の指名 ○森本次郎議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本定例会の会議録署名議員に、会議規則第88条の規定により、  14番   広 瀬 義 積 さん  17番   高 橋 絹 子 さん を指名します。                        ◇ △会期の決定 ○森本次郎議長 日程第2、会期の決定を議題とします。  お諮りします。本定例会の会期を本日から3月19日までの26日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○森本次郎議長 ご異議なしと認めます。  よって、会期は26日間と決定しました。  暫時休憩します。    休憩 午後 1時02分    再開 午後 1時03分    〔議長、副議長と交代〕    〔森本次郎議員退席〕 ○成田芳律副議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  暫時議長職を交代します。                        ◇ △日程の追加 ○成田芳律副議長 ただいま森本次郎さんから議長の辞職願が提出されています。  お諮りします。この際、議長辞職の件を日程に追加し、議題としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○成田芳律副議長 ご異議なしと認めます。  よって、議長辞職の件を日程に追加し、議題とします。                        ◇ △議長辞職の件 ○成田芳律副議長 辞職願を事務局長に朗読させます。
    事務局長塩田直樹) 朗読いたします。  令和3年2月22日  四街道市議会副議長   成 田 芳 律 様                                四街道市議会議長 森 本 次 郎    辞  職  願  今般、一身上の都合により議長職を辞職したいので、許可されるよう願い出ます。  以上でございます。 ○成田芳律副議長 お諮りします。  森本次郎さんの議長の辞職を許可することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○成田芳律副議長 ご異議なしと認めます。  よって、森本次郎さんの議長の辞職を許可することに決定しました。  暫時休憩します。    休憩 午後 1時04分    再開 午後 1時05分    〔森本次郎議員入場〕 ○成田芳律副議長 休憩前に引き続き会議を開きます。                        ◇ △議長退任の挨拶 ○成田芳律副議長 議長の辞職を決定しましたので、森本次郎さんのご挨拶をお願いします。  16番、森本次郎さん。    〔森本次郎議員登壇〕 ◆森本次郎議員 一言皆様に対して御礼のご挨拶を申し上げさせていただきます。  議員皆様方のご推挙を賜りまして、この1年間議長を務めさせていただきました。様々な課題もありましたが、議員皆様方のご支援、ご協力の下、議長の職責を果たすことができました。  皆さん、本当にありがとうございました。                        ◇ △日程の追加 ○成田芳律副議長 ただいま議長が欠員となりましたので、この際、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○成田芳律副議長 ご異議なしと認めます。  よって、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行うことに決定しました。                        ◇ △議長の選挙 ○成田芳律副議長 議長の選挙を行います。  選挙は投票により行います。  議場の閉鎖を命じます。    〔議場閉鎖〕 ○成田芳律副議長 ただいまの出席議員は19名です。  投票用紙を配付します。    〔投票用紙配付〕 ○成田芳律副議長 念のため申し上げます。  投票は単記無記名です。  投票用紙配付漏れはありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○成田芳律副議長 配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めます。    〔投票箱点検〕 ○成田芳律副議長 異状なしと認めます。  これより投票を行います。  事務局長の点呼に応じて順次投票願います。 ◎事務局長塩田直樹) 点呼いたします。    〔投  票〕 ○成田芳律副議長 投票漏れはありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○成田芳律副議長 投票漏れなしと認めます。  投票を終了します。  議場の閉鎖を解きます。    〔議場開鎖〕 ○成田芳律副議長 開票を行います。  会議規則第31条第2項の規定により、立会人に14番、広瀬義積さん、17番、高橋絹子さん、20番、清宮一義さんを指名します。  広瀬義積さん、高橋絹子さん、清宮一義さん、立ち会いをお願いします。    〔開  票〕 ○成田芳律副議長 選挙の結果を事務局長に報告させます。 ◎事務局長塩田直樹) 選挙の結果をご報告します。  投票総数19票   有効投票19票   無効投票0票  有効投票中   森 本 次 郎 議 員 9票   成 田 芳 律 議 員 10票  以上です。 ○成田芳律副議長 この選挙の法定得票数は5票です。  よって、私、成田芳律が議長に当選いたしました。  会議規則第32条第2項の規定による当選の告知をいたします。                        ◇ △議長就任の挨拶 ○成田芳律副議長 議長当選の承諾と併せ、議長就任に際してのご挨拶をさせていただきます。    〔成田芳律議員登壇〕 ◆成田芳律議員 ただいま議長にご推挙を賜りました成田芳律でございます。就任に際しまして、一言ご挨拶を申し上げます。  まずもちまして、この1年間、ご推挙を賜り副議長として浅学非才の身ではございますが、1年間尽力をさせていただき、森本議長を補佐させていただきました。  このたび議長という重責を拝命したわけでございますので、一層できる限り努力をしてまいりたいと、このように考えておりますので、先輩、同僚議員の皆様方からの、引き続きましてなお一層のご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。  また、それとともに佐渡市長はじめ執行部の皆様、市民の皆様におかれましても、円滑な議会運営、これを目指し、さらに充実させていきたい、このように考えておりますのでご指導、ご鞭撻を賜りますよう、こちらも併せて何とぞよろしくお願い申し上げまして、就任に際してのご挨拶に代えさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。                        ◇ △副議長失職の件 ○成田芳律議長 ただいまの選挙の結果、私、成田芳律が新たに議長に就任しました。  副議長につきましては、副議長が議長に当選し、議長就任を承諾した場合、法律上何らの手続を要せず、自動的に副議長の職を失うものと解されております。  私は、議長就任を承諾いたしましたので、副議長の職を失いました。                        ◇ △日程の追加 ○成田芳律議長 ただいま副議長が欠員となりました。  お諮りします。この際、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○成田芳律議長 ご異議なしと認めます。  よって、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行うことに決定いたしました。                        ◇ △副議長の選挙 ○成田芳律議長 副議長の選挙を行います。  選挙は投票により行います。  議場の閉鎖を命じます。    〔議場閉鎖〕 ○成田芳律議長 ただいまの出席議員は19名です。  投票用紙を配付します。    〔投票用紙配付〕 ○成田芳律議長 念のため申し上げます。  投票は単記無記名です。  投票用紙配付漏れはありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○成田芳律議長 配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めます。    〔投票箱点検〕 ○成田芳律議長 異状なしと認めます。  これより投票を行います。  事務局長の点呼に応じて順次投票願います。 ◎事務局長塩田直樹) 点呼いたします。    〔投  票〕 ○成田芳律議長 投票漏れはありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○成田芳律議長 投票漏れなしと認めます。  投票を終了します。  議場の閉鎖を解きます。    〔議場開鎖〕 ○成田芳律議長 開票を行います。  会議規則第31条第2項の規定により、立会人に5番、坂本弘毅さん、14番、広瀬義積さん、20番、清宮一義さんを指名します。  坂本弘毅さん、広瀬義積さん、清宮一義さん、立ち会いをお願いします。    〔開  票〕 ○成田芳律議長 選挙の結果を事務局長に報告させます。 ◎事務局長塩田直樹) 選挙の結果をご報告します。  投票総数19票   有効投票18票   無効投票1票  有効投票中   関 根 登志夫 議 員 10票   森 本 次 郎 議 員 6票   坂 本 弘 毅 議 員 2票  以上です。 ○成田芳律議長 この選挙の法定得票数は5票です。  よって、関根登志夫さんが副議長に当選されました。  ただいま副議長に当選されました関根登志夫さんが議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定による当選の告知をいたします。                        ◇ △副議長就任の挨拶 ○成田芳律議長 副議長に当選されました関根登志夫さんのご挨拶をお願いします。    〔関根登志夫議員登壇〕 ◆関根登志夫議員 ただいま副議長にご推挙をいただきました関根登志夫でございます。  これからの1年間、四街道市としては新型コロナウイルスとの闘いが続くと思いますが、議長をしっかりとサポートして、頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。                        ◇ △市長の挨拶 ○成田芳律議長 市長より発言を求められていますので、これを許可します。  市長、佐渡斉さん。    〔市長 佐渡 斉登壇〕 ◎市長(佐渡斉) 議長よりお許しをいただきましたので、一言ご挨拶をさせていただきたいと存じます。  先ほど正副議長の選挙が行われまして、成田議長、関根副議長が就任されました。心からお祝いを申し上げる次第でございます。  また、議長並びに副議長として大変ご苦労いただきました森本議員成田議員には、議会運営及び市民福祉向上のため、多大なるご尽力を賜り、心から感謝を申し上げます。  今後とも変わらぬご協力を賜りますようお願い申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、ご挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。                        ◇ △施政方針説明成田芳律議長 日程第3、施政方針説明を行います。  施政方針の説明を求めます。  市長、佐渡斉さん。    〔市長 佐渡 斉登壇〕 ◎市長(佐渡斉) 令和3年第1回四街道市議会定例会の開会に当たり、市政運営の方針と主要な施策について述べさせていただくとともに、提案いたしました令和3年度予算案について、その概要を申し上げます。  初めに、新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、感染された皆様には心よりお見舞い申し上げます。また、医療従事者をはじめ、最前線の現場でこの感染症と闘い続け、地域を支えていただいている全ての皆様に対しまして、心から感謝申し上げます。  世界的な新型コロナウイルス感染拡大が続く中、本市においても昨年12月以降、感染者が急激に増加しました。市民の皆様には、これまでも新型コロナウイルス感染拡大防止のため、3密の回避や手洗い、マスク着用の徹底など、長期にわたりご協力をいただいているところではありますが、1月7日に政府から、千葉県を含む1都3県に緊急事態宣言が発出されたことにより、不要不急の外出、移動の自粛や飲食店等の営業時間の短縮など、さらなるご協力をいただき、改めて感謝申し上げます。  このような中、市では2月1日に健康増進課内に新型コロナウイルスワクチン接種対策室を設けるなど、ワクチン接種を早期に実施するための体制を整え、着実に準備を進めているところでございます。ワクチン接種の道筋が見えてきたことから、長く続いているコロナ禍の暗闇にも希望の光が見え始めています。今後も、国や千葉県と連携を図りながら感染症対策などの取組を進めてまいりますので、市民の皆様、共に力を合わせ一丸となって、この未曽有の事態を乗り越えてまいりましょう。  さて、本市は、4月1日に市制施行40周年を迎えることとなります。この間、多くの方々のご努力、ご協力によって、市は着実に発展を続けており、先人の皆様の功績に対しまして深く感謝するとともに、引き続きふるさと四街道を次世代の子供たちに引き継げるよう全力を傾注してまいります。  また、本年は私が市長に就任させていただいてから12年目を迎えることとなります。これまで1期目、2期目に取り組んだ子育て支援高齢者福祉の充実などをベースに、さらなる高みを目指したサードステージとして、子供から高齢者まで誰もが安心して快適に住み続けられるまち、選ばれるまち四街道の実現に向け、信念を持って邁進してまいりました。今後も、この信念の下、たゆまぬ努力を続けながら、新型コロナウイルス感染症対策に万全を期し、任期最終年度も引き続き未来へとつなぐ、持続可能なまちづくりに向けて全力で取り組んでまいります。議員各位におかれましては、一層のご理解、ご協力を賜りますよう、お願いいたします。  それでは、本市における重要な項目について申し上げます。  本市のまちづくりの指針となる総合計画については、6年度を開始年度とする新たな計画の策定に向け、本市を取り巻く社会動向の変化や主要な統計指標に基づく現状分析等を行うための基礎調査を進めてまいります。  ごみ処理施設については、次期ごみ処理施設等用地における深度方向の汚染状況の調査結果から、くぼ地解消工事の埋め土層等に地下水があることが判明しました。そのため、さらに水質や流動方向についての四季を通じたモニタリング調査が必要となったことから、6年10月の施設稼働のスケジュールを維持することが難しい状況となりました。今後は、当該調査結果を踏まえ、土壌汚染に係る対策を確定し、施設整備を進めてまいります。  また、損害賠償請求事件の裁判については、市の主張が認められるよう、引き続き取り組むほか、地元吉岡区とは、次期ごみ処理施設建設等に関する連絡協議会の中で、吉岡区道路整備等検討業務などの具体的な地域振興策について協議を進めてまいります。  庁舎整備については、東京オリンピックパラリンピック開催後に事業費を再算定し、適切な時期に改めて事業の再開を判断することとしていましたが、民間の建設物価も落ち着き、現在下落傾向にあることなどから、再開する好機であると捉え、3年度から庁舎整備を進めてまいります。  防災対策については、首都直下地震などの大地震の発生や大型台風の接近、上陸など、今後懸念される大規模自然災害に対する脆弱な部分を除去し、強さとしなやかさを持った安全・安心なまちづくりを進めていくため、昨年10月に策定した「四街道市国土強靱化地域計画」に基づく各種取組を積極的に進めてまいります。  都市計画道路の整備については、3・3・1号山梨臼井線において、調整池など附帯施設整備工事を実施するほか、3・4・7号南波佐間内黒田線の整備に向け、引き続き用地取得を進めてまいります。  新たな公共交通サービスの取組については、交通利便性向上による地域公共交通課題等の解決を図るため、千代田地区においてグリーンスローモビリティを活用した市主体の新たな実証実験の開始に向け、準備を進めてまいります。  次に、主要な施策について、総合計画基本目標に沿って申し上げます。  基本目標1、「だれもが健康でいきいき暮らせるまち」の分野でございますが、子ども家庭支援については、4月に設置を予定している子ども家庭総合支援拠点において、児童及び妊産婦の福祉に関する支援体制の充実を図るとともに、市内で乳幼児のおむつ交換または授乳を行う設備を有する施設を赤ちゃんの駅として登録し、広く周知するなど、子育て環境の充実に努めてまいります。  保育サービスの充実では、保育所入所待機児童対策として整備を進めてまいりました認可保育所3か所及び小規模保育所2か所が4月1日に開所を予定しており、これにより市内保育所等の定員は1,588人となります。  また、整備を進めてまいりました四街道小学校の第三こどもルームが4月1日に開所するほか、需要が増加傾向にある和良比小学校におけるこどもルームの来年4月1日の増設に向け準備を進めてまいります。  高齢者支援については、3年度を開始年度とする四街道市高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画第8期計画に基づき、高齢者の多様な課題に対応するため、高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施を推進してまいります。  障害者支援については、3年度を開始年度とする第6期四街道市障害福祉計画及び第2期四街道市障害児福祉計画に基づき障害のある人が地域で自立した日常生活・社会生活を送れるよう、必要な障害福祉サービスの提供に努めてまいります。  地域福祉については、3年度を開始年度とする第3次四街道市地域福祉計画に基づき、「我が事・丸ごと」地域共生社会の実現に向け、諸施策に取り組んでまいります。  基本目標2、「安全・安心を実現するまち」の分野でございますが、防災・減災については効果的な情報発信を目的とした防災行政無線システム更新及び防災情報を一斉配信するシステムの12月の運用開始に向け、準備を進めてまいります。  消防・救急については、救急体制の充実を図るため、旭分署に救急車を追加配備するとともに、搬送用アイソレーター装置を整備します。また、複雑多様化する災害に対応するため、消防署に配置されている救助工作車更新整備に向け、準備を進めてまいります。  消防団については、災害対応能力の向上に向け、5月に第29回四街道市消防操法大会を開催するほか、引き続き消防団員の確保に努めてまいります。  消費者保護については、複雑多様化する消費者トラブルや多重債務などの消費者被害を未然に防止するため、引き続き消費者への啓発に向けた消費生活講座を開催します。  基本目標4、「みどりと都市が調和したうるおいのあるまち」の分野でございますが、環境保全については、公害防止対策の推進として、大気汚染や水質汚濁、騒音等の調査測定を継続して実施します。また、大日地区での環境基準を超過した地下水については、これまで実施してきた地質ボーリング調査結果等を踏まえ、早期の汚染機構解明に努めてまいります。  循環型社会については、ゼロカーボンシティ宣言の下、二酸化炭素排出量実質ゼロの地域社会の実現に向け、環境負荷の低減と再生可能エネルギーの普及促進を図るため、宅配ボックスや住宅用省エネルギー設備等の設置に対する支援を行ってまいります。  また、ごみ排出量の数値目標等を改めて検証するため、28年度に策定した四街道市一般廃棄物処理基本計画の中間見直しを進めてまいります。  住環境については、成台中土地区画整理事業区域内の成山及び中台の一部に係る住居表示の実施に向け、準備を進めてまいります。  また、公園、緑地の整備として、公園施設を計画的に維持管理していくため、四街道市公園施設長寿命化計画の策定を進めるほか、快適な住まいの整備として、入居者の居住性を高めるため、四街道市公営住宅等長寿命化計画に基づき、市営緑ケ丘住宅の外壁等改修工事を実施します。  生活基盤については、みのり町4号線ほか2路線の道路排水施設を整備するなど、市内の排水対策を推進してまいります。  また、浸水対策事業として、四街道雨水幹線の溢水解消に向け、調整池等の測量を実施するとともに、小名木雨水5号幹線の整備を進めてまいります。  水道事業では、安定した水の供給を確保するため、第2浄水場の受変電設備及び第3浄水場の濃縮槽設備の更新を行うとともに、引き続き老朽管の入替えなどの配水改善工事を進めます。  基本目標5、「にぎわいと活力にあふれるまち」の分野でございますが、道路・交通については、四街道鹿渡線ほか1路線の舗装修繕工事を実施し、安全・安心な道路環境の整備を進めます。  市街地形成については、成台中土地区画整理事業において、3年度の換地処分に向け、引き続き適正な組合運営を促します。  産業については、中心市街地と商業の活性化を促進するため、引き続き空き店舗等の活用に対する支援を行うとともに、商工会と連携を図りながら市内における創業者を支援してまいります。  農林業では、子育て世代を対象とした市民親子農業収穫体験講座を開催し、体験学習を通して参加者と農業者との積極的な交流を進め、農業と地産地消に対する理解を深めてまいります。また、森林整備をサポートする人材を養成するため、森林保全ボランティア養成講座を開催し、市内の森林整備及び保全を図ってまいります。  基本目標6、「ともに創る将来に向けて持続可能なまち」の分野でございますが、みんなで地域づくりについては、みんなで地域づくりセンターの機能を生かし、地域づくりを担う主体や行政との連携・協力を促進しながら、魅力ある地域づくりの推進を図ってまいります。また、みんなで地域づくり事業提案制度(コラボ四街道)を活用し、地域づくりの担い手の掘り起こしも引き続き図ってまいります。  シティセールスについては、プレスリリースによる積極的な情報発信に努めるとともに、東関東自動車道の陸橋にPR用横断幕を掲げるほか、京葉道路のパーキングエリア内に市の周知啓発用パンフレットを設置するなど、市の認知度向上を図ります。また、四街道市にゆかりのある方をPR大使として任命し、効果的なプロモーションを展開してまいります。  行財政運営については、第8次四街道市行財政改革推進計画に位置づけた18項目の着実な実施と適切な進行管理を図ることにより、効率的・効果的な行財政運営の推進に取り組んでまいります。  共生社会については、男女共同参画社会の実現に向け、計画的かつ継続的な施策の推進を図るため、4年度を開始年度とする第4次四街道市男女共同参画推進計画の策定に取り組んでまいります。  以上、分野ごとの主要な施策について申し上げました。  なお、教育行政に係る方針については、基本目標3、「豊かな心を育み学ぶ喜びを実感できるまち」と定めています。各施策については、教育長及び教育部長が病気療養のため、教育部副参事が代わりに述べさせていただきます。  次に、令和3年度予算案の概要について申し上げます。  本市の財政状況は、令和元年度普通会計決算では、実質単年度収支は前年度に引き続き黒字となり、経常収支比率は95.5%と、前年度より0.9ポイント改善しましたが、主な改善要因は外部要因に大きく依存したものとなっており、依然として高水準となっております。今後も社会保障関係経費の増加傾向が継続していることや、次期ごみ処理施設整備等の大型事業による公債費の増加が見込まれることに加えて、新型コロナウイルス感染症の影響により、各種歳入の減少や感染症対策に係る歳出の増加も想定されることから、これまでにない厳しい状況となる見込みでございます。  このような状況を踏まえ、令和3年度当初予算は、「人 みどり 子育て 選ばれる安心快適都市 四街道」の実現を目指し、四街道市総合計画後期基本計画に沿った取組を行うことを基本としながら、新型コロナウイルス感染症など喫緊の行政課題に対しては、適切に対応していく方針の下、編成いたしました。また、第8次行財政改革推進計画に掲げられた項目を着実に実施するとともに、経営改革会議の方針に基づいた収支改善策にも取り組み、経常収支比率95%以下を目指すこととしました。  これらの結果、一般会計予算の総額は、前年度に比べ、20億9,000万円、7.7%増加し、293億5,000万円となり、3年連続で過去最高額となりました。  歳入では、新型コロナウイルス感染症の影響による個人市民税の減などを見込み、前年度比6.3%減の105億1,600万円、地方交付税及び臨時財政対策債は、国の令和3年度地方財政対策を踏まえ、合計で37億8,000万円を計上しております。  歳出では、子育て支援の充実や社会保障関係経費の増加等により、民生費が前年度比6.3%増の137億4,870万7,000円、新型コロナウイルスワクチン接種関係経費の増加等により、衛生費が前年度比15.6%増の29億7,960万2,000円、八木原小学校大規模改造事業の増加等により、教育費が前年度比19.1%増の32億874万8,000円となりました。  また、3・3・1号山梨臼井線整備事業の事業費減少等により、土木費が前年度比19.1%減の18億3,511万3,000円となりました。  特別会計の予算規模は、3会計の合計で169億4,780万円となり、前年度に比べ2億7,050万円、1.6%の増加となりました。  以上、令和3年度の施政方針を申し上げました。  本方針の下、市民の皆様が「四街道に住んでよかった」と誇らしく感じていただけるよう、また「四街道にぜひ住んでみたい」と多くの方々から「選ばれるまち」となるよう、本市の将来都市像の実現に向け、諸施策の推進に全力で取り組んでまいります。議員各位におかれましては、より一層のご理解、ご協力をお願い申し上げます。 ○成田芳律議長 次に、教育行政方針の説明を求めます。  教育部副参事、伊藤克紀さん。    〔教育部副参事 伊藤克紀登壇〕 ◎教育部副参事(伊藤克紀) 令和3年度における教育行政方針を申し上げます。  初めに、学校教育に関しまして、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、児童生徒の保護者並びに市民の皆様には、教育活動を継続するため、新たな生活様式に基づく様々な対応にご協力いただき、心から感謝申し上げます。  市教育委員会では、引き続き新型コロナウイルス感染症への対応を図りながら、令和元年度からスタートしました四街道市教育振興基本計画後期計画に基づき、「四街道市の教育が目指す姿」の実現に向けて、各施策に全力で取り組んでまいります。  小中一貫教育については、各中学校区の特色を生かした活動を継続しながら、教育課程等のさらなる充実を図り、それぞれの校区で設定した「15歳の姿」の実現に取り組んでまいります。また、小中一貫教育コーディネーターを対象とした会議を開催し、学習面及び生活面について、長期的な視野に立った系統的な教育活動を推進してまいります。  外国語教育の推進については、全小学校を教育課程特例校とし、小学1年生から外国語教育に取り組むことで、義務教育9年間を見通した外国語教育を推進してまいります。また、外国語指導助手や英語専科教員等を活用し、発達段階に応じた実践的な英語力をバランスよく育成することで、外国語教育の充実を図ってまいります。  いじめ防止対策については、市いじめ防止基本方針に基づき、各小中学校でいじめ防止方針の見直しを行い、いじめの早期発見、早期対応に向けた取組を行うとともに、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーや関係機関等と連携しながら、不登校や学校生活などの課題について必要な支援ができるよう、充実した相談体制づくりに努めてまいります。  情報教育については、情報活用能力を育成するため、国のGIGAスクール構想に基づき整備したタブレット端末の活用を促進してまいります。また、分かりやすく、深まりのある授業を展開するため、ICT支援員を配置し、児童生徒の学習の充実を図るとともに、教職員に指導、助言を行ってまいります。  地域人材の活用による学校支援については、社会に開かれた教育課程の実現を図るため、新たに中央小学校をモデル校として学校運営協議会を設置し、地域住民や保護者などが一定の権限と責任を持って学校運営に参画するコミュニティ・スクールの推進に取り組んでまいります。  続きまして、主要な施策について、その概要を申し上げます。  子ども教育については、義務教育の充実を図るため、新学習指導要領の趣旨を踏まえ、家庭、学校、地域の連携を強めながら、「確かな学力」、「豊かな心」、「健やかな体」の調和の取れた「生きる力」を育む教育の推進に取り組んでまいります。また、学校の教育活動全体を通して「命の教育」を推進し、児童生徒の思いやる心、強い心、自尊感情の育成を図ってまいります。  特色ある教育の推進では、全小学校に少人数指導教員を配置し、児童一人一人の実態に応じたきめ細やかな指導により基礎基本の定着を図ることで、分かる喜びと学ぶ楽しさを味わえる学習環境を整えてまいります。  教育活動・内容の充実では、全小中学校を授業力向上指定校に指定するとともに、教職員一人一人が研究授業を実施するなど、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善を進めてまいります。  また、特別な支援を必要とする児童生徒へは、特別支援教育支援員の派遣や巡回相談員による相談支援体制を充実させるとともに、保護者と合意形成を図りながら個別の教育支援計画及び指導計画を作成し、有効に活用することで、個々の児童生徒への指導・支援が充実するよう、引き続き各小中学校を支援してまいります。  教育環境の充実では、増加する外国にルーツを持つ児童生徒及びその保護者への支援を行うため、大学等と連携し、多文化教育スーパーバイザー及びコーディネーターの養成、保護者向け説明会などへの講師、通訳の派遣を行うとともに、各種言語に対応したリーフレット等の充実や翻訳機の活用を図ってまいります。  教育施設の整備では、八木原小学校校舎大規模改造工事を進めるとともに、学校トイレの洋式化・乾式化を行い、将来にわたって継続利用できる教育環境の整備を図ってまいります。  生涯学習については、市民のまちづくりへの参加を目的とした市民大学講座を開催するとともに、市民の生涯にわたる主体的な学習活動を幅広く支援し、まちづくりに貢献できる人材の育成を図ってまいります。  社会教育施設の整備では、図書館の整備・サービスの充実を図るため、市民の生涯学習の拠点として、読書や学習に求められる多様な資料を収集整備し、蔵書の充実に努めるとともに、展示活動や更新した移動図書館車を活用して、読書意欲の醸成を図ってまいります。また、電子書籍の貸出しにより、新しい生活様式に合った利便性の高い図書館サービスを提供してまいります。  文化・スポーツについては、文化の創造と歴史の継承において、新型コロナウイルス感染症の状況を考慮しながら、市民文化祭などを開催し、市民相互の交流及び芸術文化活動の振興を図ってまいります。また、地域の人々が守り伝えてきた郷土の歴史資料を後世に継承していくため、歴史民俗資料の収集・保存・活用を進めるとともに、市史編さん刊行計画に基づき、「市制施行40周年写真集」の発刊を行ってまいります。  スポーツ・レクリエーション環境の整備では、新型コロナウイルス感染症の状況を考慮しながら、例年実施しているスポーツ事業を安心・安全に展開できるよう、生涯スポーツの環境確保を目指します。また、併せて総合型地域スポーツクラブの支援を図り、日常生活の中での運動機会を創出してまいります。  以上、令和3年度の教育委員会所管に係る主要な事項について申し上げましたが、これら教育行政全般にわたり、引き続き市民の皆様並びに議員各位のご理解とご協力を賜りながら、教育行政の推進に全力で取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。 ○成田芳律議長 以上で施政方針説明を終わります。                        ◇ △議案第1号~議案第21号の上程、説明 ○成田芳律議長 日程第4、議案第1号から議案第21号までを一括議題とします。  提出議案の説明を行います。  議案第1号から議案第21号までの提案理由の説明を求めます。  市長、佐渡斉さん。    〔市長 佐渡 斉登壇〕 ◎市長(佐渡斉) 提案理由のご説明をさせていただく前に、先ほどの施政方針の中で一部読み違いがございましたので、訂正をさせていただきます。  2ページ目の重要項目、このページの下から9行目でございますが、昨年12月に策定した「四街道市国土強靱化地域計画」、これを私昨年10月に策定した「四街道市国土強靱化地域計画」、12月を10月と間違えて施政方針を述べさせていただきましたが、訂正させていただきます。どうも申し訳ございません。  それでは、本定例会に提出させていただきました議案について、提案理由説明を申し上げます。  議案第1号 四街道市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定について。本案は、地方自治法等の一部改正に伴い、市長等の損害賠償責任の一部免責に関する必要な事項を定めるため提案するものであります。  議案第2号 四街道市歴史民俗資料施設整備事業基金条例の制定について。本案は、プロジェクト型ふるさと寄附による寄附金を歴史民俗資料施設整備事業の資金に充てるため、地方自治法第241条の規定に基づき、当該事業資金の管理等を行う基金を設置するため提案するものであります。  議案第3号 四街道市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例の制定について。本案は、四街道市ひとり親家庭等医療費等助成条例の一部改正に伴い、所要の規定の整備を行うため提案するものであります。  議案第4号 四街道市特別職の職員の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について。本案は、市長、副市長及び教育長の給与の特例について、特例期間を延長するため提案するものであります。  議案第5号 四街道市手数料条例の一部を改正する条例の制定について。本案は、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部改正に伴い、所要の規定の整備を行うため提案するものであります。  議案第6号 四街道市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について。本案は、第8期介護保険事業計画の策定に伴い、令和3年度から令和5年度までの介護保険料の額を定めるとともに、介護保険法施行令の一部改正に伴い、所要の規定の整備を行うため提案するものであります。  議案第7号 四街道市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について。本案は、地方税法施行令の一部改正に伴い、国民健康保険税の軽減判定所得基準に関する規定、その他所要の規定の整備を行うため提案するものであります。  議案第8号 字の区域及び名称の変更について。本案は、成山及び中台の各一部について住居表示を実施することに伴い、字の区域及び名称を変更する必要が生じたため、提案するものであります。  議案第9号 市道路線の廃止について。本案は、既存認定路線の起点及び終点が再編成されためいわ115号線を廃止するため、道路法第10条第3項の規定により提案するものであります。  議案第10号 市道路線の認定について。本案は、開発行為に伴い新設された大日萱橋台53号線ほか3路線を認定するため、道路法第8条第2項の規定により提案するものであります。  次に、議案第11号から議案第14号までは、令和3年度四街道市一般会計予算及び各特別会計予算について、地方自治法第211条第1項の規定により提案するものであります。順次ご説明いたします。  議案第11号 令和3年度四街道市一般会計予算。予算の内容は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ293億5,000万円とするもので、令和2年度当初予算と比較し、7.7%、20億9,000万円の増額です。  歳入の主なものは、市税105億1,600万円、地方消費税交付金17億9,100万円、地方交付税23億円、国庫支出金54億1,700万余円、県支出金29億2,100万余円、繰入金15億2,000万余円、市債21億8,700万余円です。  歳出の主なものは、総務費31億5,500万余円、民生費137億4,800万余円、衛生費29億7,900万余円、土木費18億3,500万余円、消防費12億2,400万余円、教育費32億800万余円、公債費21億3,000万余円です。  継続費については、固定資産税賦課事業ほか2件を設定しました。  債務負担行為については、四街道市国民保養センター鹿島荘指定管理料ほか1件を設定しました。  地方債については、文化センター改修事業ほか15件を設定しました。  一時借入金については、借入れの最高額を20億円と定めました。  議案第12号 令和3年度四街道市国民健康保険特別会計予算。予算の内容は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ86億9,400万余円とするもので、令和2年度当初予算と比較し、0.3%、2,900万余円の減額です。  歳入の主なものは、国民健康保険税19億1,100万余円、県支出金61億4,300万余円、繰入金6億200万余円で、歳出の主なものは、保険給付費60億6,500万余円、国民健康保険事業費納付金24億4,800万余円、保健事業費1億1,100万余円です。  一時借入金については、借入れの最高額を6億円と定めました。  議案第13号 令和3年度四街道市介護保険特別会計予算。予算の内容は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ67億800万余円とするもので、令和2年度当初予算と比較し、4.0%、2億6,000万余円の増額です。  歳入の主なものは、保険料15億8,200万余円、国庫支出金12億1,300万余円、支払基金交付金17億1,900万余円、繰入金12億4,300万余円で、歳出の主なものは、保険給付費61億1,700万余円、地域支援事業費3億8,300万余円です。  議案第14号 令和3年度四街道市後期高齢者医療特別会計予算。予算の内容は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ15億4,400万余円とするもので、令和2年度当初予算と比較し、2.6%、3,900万余円の増額です。  歳入の主なものは、後期高齢者医療保険料13億100万余円、繰入金2億3,200万余円で、歳出の主なものは、後期高齢者医療広域連合納付金14億7,700万余円です。  次に、議案第15号及び議案第16号は、令和3年度四街道市水道事業会計予算及び下水道事業会計予算について、地方公営企業法第24条第2項の規定により提案するものであります。順次ご説明いたします。  議案第15号 令和3年度四街道市水道事業会計予算。予算の内容は、業務の予定量では、給水戸数4万2,000戸、主要な建設改良事業として配水管工事ほかで12億7,400万余円を見込みました。  収益的収入及び支出では、収入を19億3,000万余円、支出を17億2,800万余円、差引き2億100万余円とするものであり、資本的収入及び支出では、収入を300万余円、支出を17億7,700万余円とするものであり、不足額17億7,300万余円は過年度分損益勘定留保資金ほかで補填いたします。  議会の議決を経なければ流用することのできない経費については、職員給与費で1億4,300万余円とし、たな卸資産の購入限度額については2,800万余円と定めました。  議案第16号 令和3年度四街道市下水道事業会計予算。予算の内容は、業務の予定量では、排水区域内人口8万5,500人、主要な建設改良事業として汚水管整備事業ほかで1億3,600万余円を見込みました。  収益的収入及び支出では、収入を20億7,700万余円、支出を20億6,300万余円、差引き1,400万余円とするものであり、資本的収入及び支出では、収入を1億9,600万余円、支出を5億3,500万余円とするものであり、不足額3億3,800万余円は、過年度分損益勘定留保資金ほかで補填いたします。  議会の議決を経なければ流用することのできない経費については、職員給与費で1億400万余円と定めました。  次に、議案第17号から議案第21号までは、令和2年度四街道市一般会計予算、各特別会計予算及び下水道事業会計予算について、補正する必要が生じたため、地方自治法第218条第1項の規定により提案するものであります。順次ご説明いたします。  議案第17号 令和2年度四街道市一般会計補正予算(第7号)。補正の内容は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億1,900万余円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ401億5,700万余円とするものであります。  継続費については、固定資産税賦課事業ほか3件を変更するものであります。  繰越明許費については、グリーンスローモビリティ推進事業ほか17件を追加するものであります。  地方債については、減収補填を追加し、ごみ処理施設周辺対策事業ほか8件の限度額を変更するものであります。  議案第18号 令和2年度四街道市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)。補正の内容は、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ500万余円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ87億3,100万余円とするものであります。  議案第19号 令和2年度四街道市介護保険特別会計補正予算(第3号)。補正の内容は、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,600万余円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ66億7,200万余円とするものであります。  議案第20号 令和2年度四街道市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)。補正の内容は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,400万余円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ15億2,700万余円とするものであります。  議案第21号 令和2年度四街道市下水道事業会計補正予算(第1号)。補正の内容は、業務の予定量については、汚水管整備事業では7,400万余円を1億4,000万余円に、雨水管整備事業では7,400万余円を3,100万余円に、それぞれ改めるものであります。  収益的収入及び支出については、収入では2,300万余円を、支出では1,200万余円を増額するものであります。資本的収入及び支出については、収入では2,300万余円を、支出では2,300万余円を増額するものあります。  企業債については、起債の限度額を変更するものであります。  以上、21議案の提案理由を申し上げました。ご審議の上、ご認定賜りますよう、お願いを申し上げます。 ○成田芳律議長 次に、議案第17号について細部説明を求めます。  経営企画部長、永易正光さん。    〔経営企画部長 永易正光登壇〕 ◎経営企画部長(永易正光) 議案第17号 令和2年度四街道市一般会計補正予算(第7号)の主な内容をご説明いたします。  最初に、補正予算書の4ページを御覧ください。第1表、歳入歳出予算補正に記載のとおり、本補正予算は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億1,953万9,000円を追加し、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ401億5,735万1,000円とするものです。  7ページを御覧ください。第2表、継続費補正の固定資産税賦課事業ほか3件は、契約額の確定や事業の進捗などに伴い、総額及び年割額を変更するものです。  8ページを御覧ください。第3表、繰越明許費補正につきましては、グリーンスローモビリティ推進事業ほか17事業が、年度内にその支出が終了しない見込みであることから、翌年度に繰り越して使用できる経費として設定するものです。  9ページを御覧ください。第4表、地方債補正につきましては、減収補填を追加し、ごみ処理施設周辺対策事業ほか8事業について限度額を変更するものです。  次に、歳入歳出補正予算事項別明細書について、主なものをご説明いたします。  12ページを御覧ください。歳入補正の主なものでございますが、1款市税の増減は、それぞれ現在までの調定状況を踏まえた本年度の収入見込みに基づき補正するものです。  16ページを御覧ください。16款国庫支出金、1項国庫負担金、1目民生費国庫負担金、3節児童福祉費負担金の子どものための教育・保育給付費負担金1億643万6,000円は、保育所運営委託事業に対する国庫支出金です。6節生活保護費負担金の生活保護費負担金1億3,003万4,000円は、生活保護給付事業に対する国庫支出金です。  17ページを御覧ください。2項国庫補助金、1目総務費国庫補助金、1節総務管理費補助金の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金6,474万円は、追加交付されることとなった国庫支出金です。  18ページを御覧ください。6目教育費国庫補助金、2節小学校費補助金並びに3節中学校費補助金の学校施設環境改善交付金は、小学校施設設備維持管理事業及び中学校施設設備維持管理事業に対する国庫支出金です。  22ページを御覧ください。20款繰入金、1項1目1節基金繰入金の財政調整基金繰入金3億4,354万2,000円の減額は、歳出における不用額の整理等により、本補正予算における歳入の額が歳出の額を上回ることから、繰入金を減額するものです。  続きまして、歳出補正の主なものでございますが、27ページを御覧ください。2款総務費、1項総務管理費、5目財政管理費、基金管理事業の25節市債管理基金積立金4億2,000万円は、将来の公債費の増加に備えて積み立てるものです。  42ページを御覧ください。3款民生費、2項児童福祉費、2目児童措置費の保育所運営委託事業8,847万6,000円は、保育所等利用者の増加などにより、既定の予算額に不足が生じることから、所要額を追加するものです。財源につきましては、国庫支出金の子どものための教育・保育給付費負担金などを充当しております。  46ページを御覧ください。3款生活保護費、2目扶助費の生活保護給付事業1億7,337万9,000円は、医療費の増加見込み等に伴い、既定の予算額に不足が生じることから、所要額を追加するものです。財源につきましては、国庫支出金の生活保護費負担金を充当しております。  68ページを御覧ください。9款教育費、2項小学校費、1目学校管理費、小学校施設設備維持管理事業の15節小学校維持補修工事4,272万円は、和良比小学校ほか2校の空調設備設置工事に要する経費を計上するものです。財源につきましては、国庫補助金の学校施設環境改善交付金及び市債の義務教育施設整備事業債を充当しております。  69ページを御覧ください。3項中学校費、1目学校管理費、中学校施設設備維持管理事業の15節中学校維持補修工事2億2,432万円は、四街道中学校の空調設備設置工事並びに千代田中学校及び旭中学校のトイレ改修工事に要する経費を計上するものです。財源につきましては、国庫補助金の学校施設環境改善交付金及び市債の義務教育施設整備事業債を充当しております。  78ページを御覧ください。職員人件費の補正について、給与費明細書に基づきご説明いたします。  79ページを御覧ください。給与費明細書の2、一般職については、(1)、総括の比較欄、一番右に記載のとおり、合計で4,908万9,000円の減額となっております。これは会計年度任用職員の報酬の減及び給与改定による期末手当の減等によるものです。  歳入歳出補正予算事項別明細書の各科目における職員人件費については、これらの要因による増減等を計上しています。  また、各科目における各事業の職員人件費以外の減額補正は、執行額の確定及び執行見込みに基づく不用額の整理等によるものです。  以上で議案第17号 令和2年度四街道市一般会計補正予算(第7号)の説明を終わります。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。    〔何事か言う人あり〕 ◎経営企画部長(永易正光) 失礼いたしました。先ほど私、46ページのところで3項生活保護費と申し上げるべきところを3款生活保護費と申し上げてしまったようでございます。正しくは3項生活保護費でございます。訂正しておわび申し上げます。 ○成田芳律議長 ただいま説明のありました議案第1号については、地方自治法243条の2第2項の規定により、監査委員に対し意見を求めることとします。  以上で提案理由の説明及び議案第17号の細部説明を終わります。                        ◇ △休会について ○成田芳律議長 日程第5、休会の件を議題とします。  お諮りします。2月24日及び25日は、議案調査のため休会とします。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○成田芳律議長 ご異議なしと認め、そのように決定します。  なお、明日は会議規則第10条第1項の規定により休会とします。                        ◇ △散会の宣告 ○成田芳律議長 以上で本日の日程は終了します。  2月26日は定刻より会議を開きます。  本日はこれにて散会します。    散会 午後 2時34分...