四街道市議会 > 2020-12-10 >
12月10日-06号

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  1. 四街道市議会 2020-12-10
    12月10日-06号


    取得元: 四街道市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-02
    令和 2年 12月 定例会(第4回)          令和2年第4回四街道市議会定例会 第17日                           令和2年12月10日(木曜日)午後1時開議 議 事 日 程 (第6号) 日程第1 一般質問       ・大 越 登美子       ・阿 部 百合子       ・本 田   良                                              〇本日の会議に付した事件 1、開  議 1、議事日程の報告 1、諸般の報告 1、一般質問    大 越 登美子    阿 部 百合子    本 田   良 1、散  会午後1時開議 出席議員(20名)     1番   久 保 田  敬 次 郎         2番   本  田     良     3番   阿  部  百 合 子         4番   田  中  徳  彦     5番   坂  本  弘  毅         6番   成  田  芳  律     7番   栗  原  直  也         8番   大  越  登 美 子     9番   保  坂  康  平        10番   西  塚  義  尊    11番   関  根  登 志 夫        12番   戸  田  由 紀 子    13番   石  山  健  作        14番   広  瀬  義  積    15番   山  本  裕  嗣        16番   森  本  次  郎    17番   高  橋  絹  子        18番   岡  田  哲  明    19番   長 谷 川  清  和        20番   清  宮  一  義 欠席議員(なし) 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  市   長   佐  渡     斉      副 市 長   武  富  裕  次  教 育 長   府  川  雅  司      危機管理監   澤  畠     博  経 営 企画   永  易  正  光      総 務 部長   鈴  木  雅  雄  部   長  福   祉   齋  藤  千  裕      健康こども   小  島  淳  一  サ ー ビス                   部   長  部   長  環 境 経済   麻  生  裕  文      都 市 部長   林  田  和  洋  部   長  上 下 水道   外  谷  茂  行      会計管理者   齊  藤  宏  一  部   長  消 防 長   齊  藤  信  行      教 育 部長   濱  田  宗  孝 本会議に出席した事務局職員  事 務 局長   塩  田  直  樹      係   長   金  親  敬  子  主 査 補   植  草  俊  幸 △開議の宣告                               (午後1時) ○森本次郎議長 ただいまの出席議員20名、定足数に達していますので、本日の会議は成立しました。  直ちに本日の会議を開きます。                        ◇ △議事日程の報告 ○森本次郎議長 本日の日程については、お手元に配付の日程表のとおりです。                        ◇ △諸般の報告 ○森本次郎議長 日程に入るに先立ち、諸般の報告を申し上げます。  大越登美子さんより資料配付の申出があり、これを許可しましたので、お手元に配付してあります。                        ◇ △一般質問 ○森本次郎議長 日程第1、一般質問を行います。  発言時間については、質問時間のみで30分以内としますので、ご了承願います。  では、順次通告者の発言を許します。  8番、大越登美子さん。    〔大越登美子議員登壇〕 ◆大越登美子議員 議席番号8番、市民くらぶ大越登美子です。ただいまより一般質問させていただきます。  1、鷹の台地区市民要望。吉岡、鷹の台地区の住民の皆さんはふだんの買物、病院、駅など、日常生活をほぼ千葉市の生活圏内で過ごされる方が多く、千葉市にある施設をよく利用されます。駅の駐輪場使用料金の市外料金の負担をしたり、近くにある保育園に優先的に行けないなど、千葉市と四街道市の市境の問題を抱えています。市は、住民の心情を考え、一つ一つしっかりと取り組んでいただきたいと思います。鷹の台地区に放置された消防用地や公共用地の問題、公共交通の不便さ、消えかかった路面の白線、公園樹木の管理、通学路の安全性を考えた整備など、十分応えていないことを踏まえて、住民の方から寄せられた要望を、以下質問します。  ①、沿道樹木及び歩道整備。  1)、歩道根上がりに対する整備状況。  2)、千葉市が所管する沿道樹木について。  ②、鷹の台公園を利用する市民要望。  1)、木製遊具の老朽化の対応。  2)、ボール遊びができる場所について。  2、こどもルーム問題。市のこどもルーム運営を受託している社会福祉協議会は、こどもルームの主任支援員の先生に対し、新年度には異動がないことが告げられていたにもかかわらず、3月30日に異動の内示を本人に通知しました。一体なぜこのようなことが起こったのか、どうしてすぐに解決できなかったのか、支援員の方や父母の方、もちろん子供たちにも多大な影響を与えた出来事です。父母の声を聞き、運営にどのように反映しているのか、これまでの組織運営にも疑問を持たざるを得ません。市は、ルームの施設整備をし、社会福祉協議会はルームの運営を担っており、両者の連携なくしてはこどもルーム事業は成り立ちません。しかし、そこにはその運営を担う先生方がおられること、子供たちが安心して過ごせるように責任を持っておられることを十分ご理解していただいた上で、以下質問します。  ①、社会福祉協議会雇い止め事件について。  1)、父母から提出された雇い止め撤回の要望書について、どのような見解であるか。  2)、事実確認調査をどこまで把握しているか。  ②、こどもルーム運営業務委託の在り方と今後について。  ③、来年度のこどもルーム整備予定について。  3、次期ごみ処理施設用地残土問題。現在、市は業者を相手に裁判中ですが、百条委員会において関係者からの証言が次々と明らかになっております。既に信頼を失墜させた責任をどのように取ることが望ましいのかをお考えいただき、以下質問します。  ①、損害賠償請求事件。  1)、下野商事との契約行為の妥当性について。  2)、市の内部での調査、検証はどのように行っているのか。  以上、壇上からの質問とさせていただきます。ご答弁のほどよろしくお願いします。 ○森本次郎議長 大越登美子さんの質問に対する当局の答弁を求めます。  都市部長、林田和洋さん。    〔都市部長 林田和洋登壇〕 ◎都市部長(林田和洋) 私からは、第1項目、鷹の台地区市民要望につきまして順次お答えいたします。  初めに、1点目の沿道樹木及び歩道整備のうち、歩道根上がりに対する整備状況でございますが、街路樹の根による歩道の隆起は、市道鷹の台2号線で104か所を確認しており、昨年度までに21か所の改修が完了し、今年度は8か所の改修を予定しております。今後も、引き続き隆起が著しい箇所から順次対策を講じ、歩行者の安全確保に努めてまいります。  次に、千葉市が所管する沿道につきましてお答えします。当該道路は、東京情報大学谷当交差点から防犯ボックスのある御成台3丁目交差点までを本市が管理し、その先、御成街道までが千葉市が管理しております。このことから、樹木の管理や歩道整備などご要望がございましたら、千葉市へ伝えてまいります。  続きまして、2点目の鷹の台公園を利用する市民要望についてお答えいたします。  初めに、木製遊具の老朽化の対応でございますが、滑り台や丸太橋などを組み合わせた木製の複合遊具は、利用者に優しく、ぬくもりのある遊具である一方、部材のひび割れや腐敗の進行など管理が難しい遊具でございます。現在、定期的な遊具の点検を行い、安全性に問題がある遊具が確認された場合には、状況に応じて撤去や補修等を随時行っているところでございます。また、経年劣化のためやむを得ず撤去した遊具については、自治会などからの要望を確認した上で、利用者の安全性を考慮し、検討してまいります。今後とも、市民に安全で安心してご利用いただけるよう、公園遊具の適切な維持管理に努めてまいります。  次に、ボール遊びのできる場所につきましては、平成28年度から四街道中央公園野球場の無料開放を行っておりますが、その他の公園でのボール遊びについては他の公園利用者や隣接住宅に迷惑がかかることでのトラブルがあることから、現在のところ原則禁止となっております。  私からは以上でございます。 ○森本次郎議長 健康こども部長、小島淳一さん。    〔健康こども部長 小島淳一登壇〕 ◎健康こども部長(小島淳一) 私からは、第2項目のこどもルーム問題についてお答えいたします。  初めに、①、社会福祉協議会の雇い止め事件の(1)父母から提出された要望書についてですが、当該要望書社会福祉協議会宛ての文書であり、社会福祉協議会の労使関係上の内容であることから、見解を述べる立場にないものと認識しております。  (2)の事実確認調査についてですが、調査を開始したとの報告はありました。  続きまして、②、こどもルーム運営業務委託の在り方と今後についてですが、現在は社会福祉協議会と委託契約を結んでおりますが、管理運営のさらなる効率化や、より効果的な保育の実施の観点等から、民間企業への委託も含めた運営手法の検討を継続して行っているところです。  最後に、③、来年度のこどもルーム整備予定ですが、利用児童数の増加を受けて、四街道小第3こどもルームの令和3年4月1日に開所に向けた整備を進めております。来年度のこどもルームの運営につきましては、継続利用の申込み人数や小学校への入学を控えた保育所や幼稚園等に通う児童の保護者に行いました利用希望調査年間平均利用率等から勘案し、四街道小第3こどもルームを整備することで利用申込みに対する受入れは全小学校で可能と判断しております。  私からは以上です。 ○森本次郎議長 環境経済部長、麻生裕文さん。    〔環境経済部長 麻生裕文登壇〕 ◎環境経済部長(麻生裕文) 私からは、第3項目の次期ごみ処理施設用地残土問題についてお答えいたします。  初めに、1点目の下野商事との契約行為の妥当性でございますが、土地交換契約につきましては、四街道市長と下野商事株式会社において対等の立場で締結した私法上の契約でありますことから、適法な契約行為であり、妥当性があるものと捉えております。  次に、2点目の市の内部での調査、検証はどのように行っているかでございますが、当時の関係書類等について、その存否を含めて確認を行うほか、既に退職をしている者や当時関係していた職員への聞き取り、さらに関係事業者につきましても、ご協力を得られる限りとなりますが、聞き取り調査を行っているところでございます。  私からは以上でございます。 ○森本次郎議長 再質問はありませんか。  大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 ご答弁いただきまして、ありがとうございます。では、再質問させていただきます。  1の鷹の台地区市民要望に関してなのですけれども、今回根上がりに関しては4年前にもお話しさせていただいて、そこから104か所から21で、今年度は8か所ということで、随時やられていることも私も承知しております。土木課の方々は、すぐに自治会要望に関してはやってくださっているのも、壇上では消えかかった路面の白線などというふうにお話ししましたが、今年もやってくださいました。皆様方からも住民の方からも、ありがたく思っているお話はありました。それで、この根上がりに関しては、市内どこもそうなのですけれども、鷹の台の場合に限らせていただきたいのですが、歩道のやっぱりインターロッキングですか、がたがたになってしまうので、そこがやっぱり問題だということで、十分今後よく見ていただいてやっていただきたいなと思います。  ちょっと要望なのですけれども、その歩道の狭さゆえに、すごく狭いのでぶつかってしまうこともあるのです、雨の日なんかは特に。ですので、沿道の生け垣の要所要所のところに待避の確保できないのかなというふうに思うのですが、これはお返事はできないですか。 ○森本次郎議長 都市部長、林田和洋さん。 ◎都市部長(林田和洋) お答えいたします。  壇上答弁の繰り返しになりますが、次年度以降も引き続き隆起が著しい箇所から順次改修してまいりたいと考えております。その改修の中で、例えば議員仰せのとおり、部分的な待避所とか、そういったものの必要性があれば、その根上がりの対策と併せて検討してまいりたいと、このように考えております。  以上でございます。
    森本次郎議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 ありがとうございます。そのように言っていただけると、住民の方々も安心されるのではないかなというふうに思います。  次に行きます。次は、千葉市の所管する沿道のことで、樹木のことなのですけれども、やはりそこの部分だけ、四街道市はきちんとされているのですが、千葉市側の道路に関してですと、とても高い状況になっていて、要は大丈夫かなというのは去年の台風のときにお話がありましたので、ぜひ要望を届けていただきたいなと思います。これに関してなのですが、千葉市の沿道は本当に四街道市とぎりぎりのところにあるので、住民の方もここが四街道市の所管ではないかというふうに思われる方もいたということなので、住民からの苦情が、車の騒音がひどく、どうにかならないかと自治会に寄せられた案件があります。この件では情報大学の通り道になるのですけれども、鷹の台開発当時から50キロ規制であって、死亡事故が発生したり、つい最近も防犯ボックスの先、そこで車の追突事故があったということで、今回鷹の台自治会から要望が上がった、この50キロから40キロにしてほしいと、これを自治振興課から四街道警察署にご提出いただきまして、どうか千葉市との連携、強く要望したいと思います。今後注視していきたいと思います。  次に参ります。木製遊具なのですが、これも本当に私は前からお話しさせていただいているのですが、検討していくということでありまして、ぜひ今あるべき姿といいますか骨組みになっていますので、子供たちの目線に考えていただいて設置をお願いしたいと思います。  最後になるのですけれども、ボール遊び、これ原則禁止になっているというのがトラブルがあることからというふうに先ほどご答弁あったのですけれども、原則禁止になっているのですが、実際にどのようなボール遊びが禁止事項に該当されるのでしょうか。 ○森本次郎議長 都市部長、林田和洋さん。 ◎都市部長(林田和洋) お答えいたします。  このボール遊びが危険である、このボール遊びは危険でない、ボール遊び一つとっても非常にいろんな遊び方がございまして、一概にこれは危険だ、これは安全だというような区分けができることは非常に困難でございます。そのことから、鷹の台公園以外も、全ての公園に対して原則ボール遊びは禁止というようなことにさせていただいております。しかしながら、親御さんが小さなお子様を連れて、柔らかいボールでボール遊びをするであるとか、あるいは広い他の公園利用者がいないところで至近距離でのキャッチボールであるとか、こういったものが基本的には安全といいますか危険ではない行為なのかなと。危険な行為といいますと、例えば野球でもバットを使用してゲーム方式で遊んでいたりサッカーも同じです。ゲームをやったり、こういったことが危険なボール遊びということで判断をさせていただいております。これにつきましては、他の公園利用者にそのボールがぶつかってけがをするという事例とかありますので、こういった問題だとか、あるいはボールの飛び出しによって隣接する住宅に被害を及ぼす、こういったケースもございますから、こういったものは禁止をさせていただいているところでございます。  以上でございます。 ○森本次郎議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 今ご答弁いただいたのですけれども、禁止事項というふうに私がお話ししたので、どういった遊びなのかなというのは、公園に行くと看板があります。看板に野球、サッカー、ゴルフかな、そういうものも書いてあるのです。今回新型コロナで密になるということで、みんなの公園だからボール遊びは禁止しましょうという看板も出ましたけれども、そういったことで子供たちが遊ぶ場所というのが限定されてきてしまうのです。鷹の台地区に限って言えば、本当にびっしりと住宅も建っていますし、空き地というのは公共用地と鷹の台の公園と、本当に近隣の小さい公園です。あとは学校しかないのですけれども、そういったところで鷹の台公園ではグラウンドゴルフは許可はされていて、子供たち遊ぶところないではないかと、不公平ではないかというお声をいただいたのですが、この件に関してはどのようなお考えでしょうか。 ○森本次郎議長 都市部長、林田和洋さん。 ◎都市部長(林田和洋) お答えいたします。  鷹の台公園に限らず、特に今年度につきましては緊急事態宣言など新型コロナウイルス感染対策として学校が休校になったり、それから在宅勤務が増えた関係で、公園の利用者が非常に増えております。このような状況下の中で、ボール遊びに対してなぜボール遊びができないのかといった苦情や、逆になぜボール遊びをさせるのかというような苦情が市のほうにもたくさん届いております。ちなみに、今年度の集計では4月以降ボール遊びがなぜできないのかといった苦情が15件、逆にボール遊びをなぜさせるのかといった苦情が16件ほど市のほうにも届いており、このほか業務を委託しています地域振興財団や直接の管理人さんのほうへもたくさんの苦情が寄せられているところでございます。  ご質問のグラウンドゴルフにつきましては、平日の午前中に限って使用を認めているところでございまして、その理由といたしましては他の公園利用者への危険性が非常に少ない、それから別途これ利用届というものを市のほうに提出していただいておりまして、この中で責任者、それからグラウンドゴルフを行うに当たっての利用条件、こういったものを周知徹底して行っております。その利用団体等を市のほうも把握して、責任の所在も明確になっていることからグラウンドゴルフについては今のところ認めているというような状況でございます。  以上でございます。 ○森本次郎議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 何か面倒くさいことをしなければいけないのですね、子供たち遊べないです。子供が放課後たった1時間です。遊ぶ場所欲しいと言っているのですけれども、ぜひ考えていただきたいのです。吉岡とか鷹の台地区の子供たちが気軽にボール遊びができる場所の確保として、平日放課後の1時間ほどテニスコート、開放できないでしょうか。 ○森本次郎議長 都市部長、林田和洋さん。 ◎都市部長(林田和洋) お答えいたします。  テニス場をボール遊びできる場所として開放した場合に、テニスコートでございますから、ネットの支柱、それから審判台とか、そういったものがあり、衝突事故、ここにぶつかる可能性や鷹の台公園の場合、コートがハードコート、硬い面でできているコートでございますから、転倒してけがをするというようなことが懸念されます。さらに、鷹の台公園のテニス場につきましては、住宅が隣接しております。すぐ道路も隣接しているというような状況もあって、万が一ボールの飛び出し、あるいはふだんのテニスボールとは違う音等によって、近隣住宅に迷惑がかかる可能性がありますので、現在のところテニスコートでの開放については難しいものと考えております。  以上でございます。 ○森本次郎議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 そういうふうに言うかなと思ったのですけれども、ぜひ考えてほしいということで、坂本議員からも質疑ありました。学校の校庭の開放も含めて、子供が歩いて行ける場所に場所ないのです、遊べる場所が。ぜひ検討していただきたいと思うのですが、市長はこれに関してはどのようなお考えでいらっしゃいますでしょうか。 ○森本次郎議長 市長、佐渡斉さん。 ◎市長(佐渡斉) 私どものような、そういう年代の人間は、子供のころいろんな公園とか近くの広場でボール遊びを結構自由にできた。そういう経験からしますと、今の子供たちはいろんな制限があってボール遊びができる場所が少ない、これは大変不幸だと思います。先ほども都市部長から答弁ございましたけれども、ボール遊びをさせてくれという件数と何でボール遊びをさせるのだと、そのボールによって乳母車の赤ちゃんの中にボールが飛び込んできたらどうするのだとか、何かいろんなやっぱりご意見が今拮抗しています。ただ、学校については教育委員会所管なので、ちょっと言及はいたしませんが、個々の例えばいろんな公園等について、これがボール遊びができるか、できないか、これは大越議員が自治会の地区住民の要望というお話で来ているので、恐らく鷹の台自治会でも検討されておると思います。これからまた自治会とか近隣の方々のご意見を聞いたり、そしてまた何よりも利用者である子供たちの安全性、こういう観点からも検討してまいりたいと、このように思います。  以上です。 ○森本次郎議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 ありがとうございます。鷹の台自治会からという、その要望が市長のほうまでお話が行っていたのだなと今聞いて分かったのですけれども、ぜひご検討いただきたいのは、やはり公共用地3,800平米、空き地が目の前にあって遊べないのです。そういうことを一つ一つやっぱり考えていただいて、政策に入れていただきたいと思います。  次に参ります。こどもルーム問題なのですが、先ほどもご答弁あって見解を述べる立場にないという話なのですけれども、父母からの要望に対して社協としてどのような対応が適切であると考えているのか、質問させていただきたいと思います。 ○森本次郎議長 健康こども部長、小島淳一さん。 ◎健康こども部長(小島淳一) お答え申し上げます。  壇上での答弁の繰り返しになりますけれども、当該要望書社会福祉協議会宛ての文書でございます。社会福祉協議会の個別の労使関係上の内容でありますことから、見解を述べる立場にはないものと認識しているところでございます。  以上です。 ○森本次郎議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 随分冷たいではないですか。個別の労働、私3月、6月、9月と話出していますけれども、同じ答えです。他団体の人事のことだしとか、裁判中だからといって何も言わない、聞かないなんてひどいのです。そもそもこの要望書が出たとき、5月、なぜすぐに対応しなかったのかが問題なのです。ここにいる同僚議員、間に入り社協や市に対しても指摘してきたことを、なぜ放置してきたのでしょうか。 ○森本次郎議長 健康こども部長、小島淳一さん。 ◎健康こども部長(小島淳一) お答えいたします。  放置ということはないものと考えております。 ○森本次郎議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 では、放置していないのだったら何なのですか。意見あるのではないのですか。 ○森本次郎議長 健康こども部長、小島淳一さん。 ◎健康こども部長(小島淳一) 意見については、差し控えさせていただいているところでございます。  以上です。 ○森本次郎議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 それが皆さんに伝わらないのです、ずっと。伝わっていないのです。これもう皆さん、ここにいる議員の方々もみんなご存じなのですけれども、これ次の質問でルームの児童への聞き取り調査というのをされているのですが、この市の見解というのをいただけますか。 ○森本次郎議長 健康こども部長、小島淳一さん。 ◎健康こども部長(小島淳一) こちらのほうも、先ほど壇上で答弁いたしましたとおり、その聞き取り調査を行ったということは伺っておりますけれども、こちらの件につきましても社会福祉協議会に対する元こどもルームの指導員からの訴訟のまさしく争点となっていることからも、見解を述べることはできません。  以上です。 ○森本次郎議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 では、保育課にも訴状の内容が届いているのですね。今争点というふうにおっしゃったので、ご理解していただいているということですね。 ○森本次郎議長 健康こども部長、小島淳一さん。 ◎健康こども部長(小島淳一) 届いているわけではございません。そちらのほうの訴状の内容の写しは拝見はさせていただいております。  以上です。 ○森本次郎議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 では、報告あったということですね。今回これ雇い止めにされた先生は裁判起こされたということで、ようやくお話出せるのですけれども、先生に対する誹謗中傷の怪文書が一部の市議会議員宛てに届いたのです。皆さんご存じですね。私には届いていませんでしたけれども、それがきっかけで和解の話はストップしているのです。何とも奇妙な出来事でした。その後弁護士と職員を使ってルームの児童宅に行き聞き取り調査した、そのことです。聞き取り調査、ここで問題なのは実名を出したということです。このことに関しては意見ないですか。 ○森本次郎議長 健康こども部長、小島淳一さん。 ◎健康こども部長(小島淳一) お答えします。  その件につきましても、今回の訴訟の中の争点の一つとして、題材として取り上げられておりますので、その件についても答弁は差し控えさせていただきます。 ○森本次郎議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 では、これこのことに関して報告あったのだったら、なぜそのときに注意なさらなかったのですか。やり方です。これ人権問題になるのです。実名を出して弁護士連れて、児童のいる前に聞き取り調査しているということ自体が問題ではないですか。これはどういうふうにお考えになりますか。 ○森本次郎議長 健康こども部長、小島淳一さん。 ◎健康こども部長(小島淳一) その怪文書をきっかけにということでございますけれども、そちらのほうについては、やはり社会福祉協議会のほうで判断なさってやった内容というふうに捉えております。  以上です。 ○森本次郎議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 だって、仲介で真ん中にいたではないですか、市が。全部知っているでしょう。質問なのですけれども、市と社会福祉協議会との業務委託契約を、これ契約書毎年やっていますけれども、遵守するということの条項、これどのように考えていらっしゃいますか。 ○森本次郎議長 健康こども部長、小島淳一さん。 ◎健康こども部長(小島淳一) お答えいたします。  市では、社会福祉協議会こどもルーム運営に関する委託契約を結んでおり、こどもルーム事業を円滑に効果的に推進していただけるものと考えております。なお、業務委託契約書の第4条において、委託業務についての調査、報告についての規定がございますが、個別の労使上の問題等についてはこの規定外であるというふうに考えております。  以上です。 ○森本次郎議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 事前にお知らせしたから、この話出したのではないですか。私その話を出さなければ、この話しなかったと思いますけれども、私は報告を待つのではなく、求めることが必要だというふうに思っているのです。この文章を拡大解釈しているにすぎないなというふうに思いますが、今回の不祥事で起こったことへの対応、これはどのように考えていますか。 ○森本次郎議長 健康こども部長、小島淳一さん。 ◎健康こども部長(小島淳一) 議員の仰せの、これ雇い止めの案件につきましては、あくまで社会福祉協議会の労使関係上の問題であること、また最終的には司法にて判断される事項でありますことからも、見解等を述べることはできません。  以上です。 ○森本次郎議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 どんどん不安になってきました。先ほども言ったのですけれども、公の機関、しかも社会福祉協議会です。業務委託契約書、これは双方の約束事で書いてありました。おのおのの対等な立場における合意に基づいて公正な委託契約を締結し、信義に従って真実にこれを履行するものとするとされていることから、この案件に対しては社協には真意を確認する必要が生じてきますが、いかがでしょうか。 ○森本次郎議長 健康こども部長、小島淳一さん。 ◎健康こども部長(小島淳一) この件につきましては、先ほど来お答えいたしましているとおり、労使上の個別の問題であると考えております。ですので、この場での答弁等についてはいたしかねるということでお答えしているわけでございます。  以上です。 ○森本次郎議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 小島部長は、課長のときからこどもルームをずっと仕事としてやられて、毎年のようにこどもルーム増設に関しても関与されてきた。これ最後の最後、本当にこの仕事してよかったと思ってもらいたいから、私は質問しているのですけれども、立場上答えにくいこともあると思うのです。市長に伺うのですが、こういったことが今契約上の中で起こっているということは、市長はどのようにお考えでしょうか。 ○森本次郎議長 市長、佐渡斉さん。 ◎市長(佐渡斉) お答えいたします。  こういう個別の労働関係の紛争が起きて、非常に遺憾に思っております。この報告なのですが、初めに労働基準監督署の指導という形で報告を一回受けたのですが、これ労働基準監督署の指導ということであると、これかなり法的な強制力持っていて、これなかなか市のほうで関与することは非常に難しいと、やはりただその後いろいろ調べてみたら、労働局のほうの何か助言であったという話なのですが、これについても労働契約法という法律の中でいろいろ動いていく話なので、なかなか担当課としても個別のそういう労働紛争、これはなかなか関与しづらいと、今度はまた裁判ということなのですが、裁判になってくると、ちょっと私その訴状の写しは見ていないのですが、新聞で書かれている程度のことしか知りませんが、やはり個別の労働案件に対する問題であるので、やはり先ほどから裁判の争点にもなっているということであれば、争点にもなっている項目については、担当部署、市役所の職員としては、これはコメントすることはできない、こういうのが実態であります。  以上です。 ○森本次郎議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 何かそういうご答弁をいただくのだなって今聞いていたのですけれども、毎年これ社会福祉協議会こどもルームの事業を委託しているのは市なので、それが担当部署で、契約しているのは市長のお名前書いてありましたので、やっぱりそうやって代表者はどのように考えているかというのを市民の方々は聞きたいです。やっぱりどこを向いて仕事をしているかというのを考えていただきたいと思うのです。こういった形式的な契約、形骸化しています。こういった意味がないと思うのです、拡大解釈してしまっていますし、至急見直しをしたり、来年度に向けてどのように委託契約をしたらいいかというのを、そこを考えていただきたいと思います。  最後、こどもプランの重要施策のうち、こどもルームの充実、これはどのようにお考えでしょうか、どのようなことなのでしょうか。 ○森本次郎議長 健康こども部長、小島淳一さん。 ◎健康こども部長(小島淳一) お答え申し上げます。  共働き家庭の増加など、子供の放課後の居場所としてのニーズが拡大していることから、こどもプランの重点施策として、保育サービスの充実と質の確保を掲げ、その具体的施策といたしましてこどもルームの充実を位置づけしておるところでございます。こどもプランにおいて、入所状況や小学校の児童数の状況等を基に施設整備を進めることとしており、利用を希望する児童、保護者に対して十分な提供体制を確保してまいりたいと考えております。  以上です。 ○森本次郎議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 これは今回6号議案でも放課後の児童支援員の特例の改正の提案ありましたけれども、来年度のみなし支援員の見通し、これはどのようになっているのでしょうか。ごめんなさい、質問。 ○森本次郎議長 健康こども部長、小島淳一さん。 ◎健康こども部長(小島淳一) お答え申し上げます。  具体的な数はちょっと申し訳ないのですけれども、把握していないのですけれども、確かに今補助員である方で、支援員となる資格を持っている方はいらっしゃいます。その方が支援員の資格を得るための講座受講ですか、たしか2日間程度だと思うのですけれども、そちらのほうを受けていただければ、すぐ支援員になれるという方は、そういう条件のある方については数名いらっしゃいます。  以上です。 ○森本次郎議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 すみません、お話出していない中しゃべりましたけれども、ありがとうございます。それで、こういう形で質の原点というふうに先ほど今ご答弁あったのですけれども、壇上でのご答弁では、年間平均の利用率から勘案して、今回も全小学校で可能と判断しているというふうにおっしゃられるのですが、昨年より増えているというのは数字を見て分かるのですが、これどんどん増えていく中、結局は第3ルームしか設置されないのですね、そうですね。ほかはない。 ○森本次郎議長 健康こども部長、小島淳一さん。 ◎健康こども部長(小島淳一) 今年度、要は来年の4月1日に向けての整備は四小の第3ルームのみでございますけれども、ただ今後の次年度以降の計画の中で、当然整備を進めていかなければならない小学校も存在しているということは事実でございます。  以上です。 ○森本次郎議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 すぐに整備してほしいと言っても、これはお金の面とかいろいろな面あるかと思うのですけれども、やはり質の確保という意味では、支援員の先生をぜひしっかりとやっていただきたいなというところです。昨日保坂議員の質疑でも現在の木造校舎、今の第3ルーム、2月の下旬完成ということなのですけれども、今現時点はどのような状況で、地区社協さんのご協力を得られて始められているというふうには聞いたのですが、進捗状況は、リフォーム中だとは思うのですが、お知らせいただけますか。 ○森本次郎議長 健康こども部長、小島淳一さん。 ◎健康こども部長(小島淳一) 現在リフォーム中で、契約行為が終わりまして、現在工事を進めているところでございます。  以上です。 ○森本次郎議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 では、進めていながら保育もされているということなのですね。 ○森本次郎議長 健康こども部長、小島淳一さん。 ◎健康こども部長(小島淳一) 現状は、利用状況がこのコロナ禍の影響があると思うのですけれども、現状は既存のうみルーム、そらルームで運営しているところでございます。  以上です。 ○森本次郎議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 また視察というかお邪魔させていただきたいなと思います。この件、こどもルームの件、私もずっと追わせていただいていますが、今回資料配付させていただきました5月12日の要望書、これ今ご答弁ではなかなかできないお話ですけれども、ぜひこの最後、やはり合理的な理由のない無理な異動は行わないことですとか、やっぱり安心、安全な学童の保育ができるようにということで、きちんと要望書が上がっていますので、それに対応していただく、だって3月に請願通ったではないですか。だから、両輪でやっていかなければいけないというふうに思いますので、そこのところをよろしくお願いします。引き続きこの件は確認していきたいと思います。  次に参ります。次期ごみ処理施設の問題です。壇上でお話いただきましたけれども、下野商事との契約、皆さん方ももうご存じかと思うのですが、市が定める公有財産の交換の規定、これ資料配付させていただいている皆様もご存じな四街道市財務規則を抜粋したものです。準じた内容であるかということで質問させていただきます。 ○森本次郎議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  市が定める公有財産の交換に関する規定でございますけれども、財務規則のほかに四街道市財産の交換・譲与・無償貸付に関する条例の第2条におきまして、普通財産の交換が定められており、下野商事との土地交換契約につきましてもこの条例に従い行ったものでございます。  以上でございます。 ○森本次郎議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 すみません、取得したときは行政財産だったと思います。確認なのですが、今交換した土地はもともと行政財産、そして交換するために普通財産に手続を取られたということの確認なのですけれども、それは普通財産にしたのはいつになりますか。 ○森本次郎議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  当用地、ごみ処理施設等用地の一部でございまして、ごみ処理施設等用地でございますので、行政財産でございました。それを用地内の土地の一部を交換するに当たりまして、平成27年11月10日に行政財産の用途を廃止し、普通財産に切り替えた後に、平成27年11月17日に土地交換契約を行ったものでございます。  以上でございます。 ○森本次郎議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 分かりました。平成27年11月17日なのですね。では、この普通財産から交換して、それを行政財産には戻されているのですか。 ○森本次郎議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  その後、これは過去のご答弁でも申し上げておりますけれども、土地の交換契約を行って平成29年の12月27日に下野商事と交換する土地の所有権の移転登記を行いましたけれども、今まだ最終的な土地の立会いの上での引渡しが行われておりませんので、行政財産には戻してございません。  以上でございます。 ○森本次郎議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 そこの部分は、議会でもくい打ちをしていないからという話も出ていました。第183条は、公有財産を交換しようとするときは6つの事項を記載した書面を作り、市長の決定を受けなければならないというふうに書いてあるのですが、これも手続はされているのですね、書面はあるかということなのですが。 ○森本次郎議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  これがまさに先ほど申し上げました契約のとおりでございますので、具備したものがございます。  以上でございます。 ○森本次郎議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 この書面、見たことないので見せていただきたいなと思うのですが、183条の6番目の交換契約書案、これはどういう内容のものでしょうか。 ○森本次郎議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  こちらは平成27年11月17日に行いました土地交換契約書のことでございます。  以上でございます。
    森本次郎議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 いや、おかしいなと思ったのです。平成27年11月17日の前に案として添えることになっているのです。案、もうこれ契約してしまっているのです、17日に。それで、これは書面あるのですね、確認です。 ○森本次郎議長 答弁できますか。  環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  こちらは財務規則の183条にあるものにつきましては、27年の11月17日の契約をもって決定させていただいたものでございます。  以上でございます。 ○森本次郎議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 何かよく分からなくなりましたけれども、別途案があるのか、それとも土地交換契約書そのものなのか、どちらですか。 ○森本次郎議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  27年の11月17日の段階、決裁を回した段階では案として印鑑等はついていない、公印等はついていないものはついているはずでございます。そして、決裁を取った後に契約書として残しております。その案が残っているかということについては、今確認は取ってございません。  以上でございます。 ○森本次郎議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 すみません、突然話したので分からないかなと思うのですけれども、ちょっと時間がないので、また百条のほうでお願いしたいなと思うのですが、この181条のほうです。これ土地の境界の標柱の建設、これくい打ちもしていないというふうに今お話あったのですが、これ覚書も作成されていないと解釈していいですか。 ○森本次郎議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  覚書等は作成してございません。  以上でございます。 ○森本次郎議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 ご答弁いただいた中、対等な立場で締結した私法上の契約とのご答弁はいただきましたけれども、市の試算で3億600万円もするようなくぼ地を解消するための造成工事を、資本金1,000万の下野商事の負担で行うものとする契約書は、契約内容というのがこれは対等であるかということなのですが、これはどのようなお考えですか。 ○森本次郎議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  こちらにつきましては、資本金の多寡ではなく、今回の場合そこの土地を持っている方か否かというところでございますので、特に会社の大小もしくは資本金等の違いというものは考慮していないものでございます。交換すれば、その目的が達せられるというところでございます。  以上でございます。 ○森本次郎議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 私法上だから、私法上の契約というのは、自治体の契約って二通りあると、これが私法上の契約というふうに言われたのでびっくりしたのですけれども、それって市営住宅とか入居をするときの契約が、これに関しては家賃が発生してきて、私法上の契約というふうに思うのですけれども、これ民間というか一企業の、これ行政契約というふうに思うのですけれども、違いますか。 ○森本次郎議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  我々は、行政という立場を持っておりますけれども、土地の交換に関しましては交換する土地の一所有者同士の契約ということで私法上の取引というふうに言わせていただいた次第でございます。 ○森本次郎議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 いや、私の調べ方がおかしかったのかな、今何か私法上とか公法上とかって言わなくて、行政契約というふうに、何か私のネットの調べ方が悪いのかしら、そういうふうに書いてあったのです。やっぱり一般市民の人から見ても、おかしいなという、これは契約妥当だというふうにおっしゃいましたけれども、妥当とは言えないというふうに思います。質問なのですけれども、この公有財産の管理についてはどのように把握していらっしゃいましたか。 ○森本次郎議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  管理というのは、ちょっといろいろな意味があると思いますけれども、私どもといたしましてはこの用地、行政財産であったものを交換するに当たりまして、先ほど申し上げました行政財産の用途を廃止し、普通財産に切り替えた後に土地交換を行ったということで、その後の管理を行っていたというところでございます。  以上でございます。 ○森本次郎議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 27年11月17日から、その管理をではしていますというふうに言っても、結局はくい打ちもできなかったし、そういうことだと思うのです。この規則に沿ってできていないのではないかなというふうに思います。第183条、公有財産の交換、第170条、公有財産の取得報告、第181条、土地の境界標柱の建設、第171条の公有財産の管理、第172条の財産台帳、こういった流れが少なくともこの条項を経てようやく財産管理がされているかというふうに思うと私は思っているのですけれども、永易部長に伺うのですが、第170条の公有財産の取得報告は、部長は書面により会計管理者に通知しなければならないとあるのですが、当時の部長がよくご存じかと思いますが、当時と変わらず今もこのようなルールでしょうか。 ○森本次郎議長 経営企画部長、永易正光さん。 ◎経営企画部長(永易正光) お答えいたします。  経営企画部では、全庁的に公有財産の移動などについて、その状況調査を定期的に実施いたしまして、この内容を財産に関する調書として取りまとめ、会計管理者に報告をしているところでございます。  以上でございます。 ○森本次郎議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 分かりました。時間がないので、申し訳ありません。調書ですね、また調べさせていただきたいと思います。  次に行きます。市の内部での調査、検証、どのように行っているかということで、関わりのある全ての職員、元職員への聞き取り調査の報告書を作っておられますか。 ○森本次郎議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  壇上答弁でも申し上げましたとおり、現在既に退職した者を含めて、当時の関係する職員への聞き取り調査を進めているところでございまして、聞き取り調査を行った職員の議事録につきましては作成してございます。  以上でございます。 ○森本次郎議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 議事録は作成されていて、報告書はまだということ、これから作るということですか。 ○森本次郎議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) 報告書につきましては、まだ関係する全ての職員に聞き取り調査を行ったわけではございませんので、聞き取った後、その辺全てをいろいろ検証しながら作成することになろうかと思います。  以上でございます。 ○森本次郎議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 時間がないのであれなのですが、具体的に聞き取り調査の内容、何かお話しできることがあればお願いしたいのですが。 ○森本次郎議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  内容につきましては、今後の裁判における求釈明や否認もございますことから、裁判に影響があるのですけれども、聞き取っている筋といたしましては、今のお話、ご質問もございました土地交換契約からくぼ地解消の工事の当時の状況、また記録作成の有無とか、その辺を含めて聞き取り調査を行っております。  以上でございます。 ○森本次郎議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 分かりました。先ほどまだ職員へ聞いていない方がおられるのだなと思ったのですけれども、市長、副市長に対しては聞き取りはされていますか。 ○森本次郎議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  いわゆる職員に対しては、特別な機会を設けて聞き取りを行っているわけでございますけれども、市長、副市長におかれましては日頃のこの問題の検討の中でご存じのこと、知っていらっしゃることを思い出していただいておりますので、特別には行ってございません。  以上でございます。 ○森本次郎議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 では、議事録ないということですね、そうすると。  最後の質問、調査をするに当たり、全てに関係する事業者名と調査された時期、分かれば教えてください。 ○森本次郎議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  こちらにつきましては、発生元証明に記載のありました搬入業者や発生元事業者を中心に、協力が得られる範囲で聞き取り調査を行っておりますけれども、具体的な事業者名や時期につきましては、公開することにより事業者自体の信用問題とつながる可能性や裁判への影響がありますことから、お答えは差し控えさせていただきたいと存じます。  以上でございます。 ○森本次郎議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 そういうご返答かなと思ったのですけれども、百条委員会で資料請求の中の文書の中で、ちょっと何だろうなと思ったある事業者に対して、平成25年12月24日に四街道警察署長に宛てて、暴力団員等または暴力団密接関係者であるかどうか、照会をかけておられた文書を拝見しました。これはどういう理由で照会をかけたのでしょうか。 ○森本次郎議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  こちらは契約等を行うに当たり、反社との関係の有無についての照会をしたものと考えております。  以上でございます。 ○森本次郎議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 他の業者にも、このような照会をかけているのでしょうか。 ○森本次郎議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  こちらはいわゆる搬入業者とかそちらの事業者につきましては、土地交換契約、くぼ地埋立てを行うべき下野商事の責任において行っておりますので、入れるまで、その書類をもらうまで、どこかというところも分かりませんし、その責任は下野商事というふうに考えておりますので、私ども市といたしましては、調査は行ってございません。  以上でございます。 ○森本次郎議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 参考資料として提示していないので、どこの事業者のことを言っているのか多分分からないかと思うのですが、これ1枚1件しかなかったのです。ほかにもあるのかなと思って質問しているのですけれども、通常こういうことをやられるかどうかと、そういうことなのですけれども。 ○森本次郎議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  通常と申しますか、平成30年に改正いたしました新しいいわゆる残土条例では、残土の特定事業の許可を申請がありましたときには警察にその照会を行いますし、その改正前、以前も念のため行っていたということはございます。  以上でございます。 ○森本次郎議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 この件は、太陽光パネルの件なので、下野商事ということでは直接下野商事の話ではないのですけれども、これ話はあしたの質問、同僚議員でお願いしたいと思うのですが、どこのお友達からこういった情報を得るのかなというふうにちょっと疑問に思いながら、またわざわざ照会をかけた意図は何なのかなというふうに疑問に思って質問させてもらったのですが、市長に伺いたいのですけれども、この問題って、この事件ですけれども、折に触れて市長は責任を感じておられると発言がありまして、しかし市長ご自身は先ほど部長からもありましたが、聞き取り調査されていないということでは、話にならないなというふうに思います。百条委員会で出頭要請があった場合は、要請に応じる意向はありますでしょうか。 ○森本次郎議長 市長、佐渡斉さん。 ◎市長(佐渡斉) 百条委員会から出頭要請、これについては森本議長名で出頭要請があると思います。議長から要請されたことに対しては断る特段の理由は現時点ではないと思います。 ○森本次郎議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 では、市民団体も立ち上がり、この真相を究明するという団体も立ち上がったり、多くの市民の方が注視しているものです。しっかりと説明する義務がありますので、よろしくお願いします。  あしたの市民くらぶ3人の方にバトンを渡し、私の質問を終わりにさせていただきます。ありがとうございました。                        ◇ △発言の訂正 ○森本次郎議長 環境経済部長から答弁の訂正を求められていますので、許可いたします。  環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) 先ほど警察への照会、失礼いたしました。こちらにつきましては、25年12月に行った警察への照会につきましては、第一ソーラー事業のエネルギープロダクトという会社の行政財産の目的外使用の申請に当たりまして調査をかけたものでございます。  以上でございます。 ○森本次郎議長 1分ありますけれども、大丈夫ですか。よろしいですね。 ◆大越登美子議員 はい。 ○森本次郎議長 以上で大越登美子さんの質問を終結します。  暫時休憩します。    休憩 午後 2時06分    再開 午後 2時25分    〔議長、副議長と交代〕 ○成田芳律副議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  暫時議長職を交代します。 ○成田芳律副議長 引き続き一般質問を行います。  3番、阿部百合子さん。    〔阿部百合子議員登壇〕 ◆阿部百合子議員 議席番号3番、日本共産党、阿部百合子です。提出しました順に沿って質問いたします。  1、コロナ関連について。新型コロナ第3波の抑止は、検査と追跡と減収補填が必要だと日本共産党は提言しています。コロナの重症患者が増えて、病院での医療崩壊が始まりつつある状況の中で、国の医療機関への支援は待ったなしです。しかし、医療機関への減収経営支援金は国では3兆円と決定していながら、11月末でまだ2割しか届いていないありさまです。それを見かねて、自治体によっては緊急立替払い的な支援金支出を行うところも出ています。秋の臨時国会では、少なくとも第3次臨時交付金の概要は出ると見込んでの質問を準備しましたが、その議論もせず国会は閉幕してしまいました。①の質問は、勇み足的な質問になってしまいましたが、市として第1次、第2次の臨時交付金に入っていなかった部分も含めて質問をさせていただきます。  ①、国からの第3次コロナ関連地方創生交付金の事業予定の概要をお聞きする。  ②、来年度予算案についても、コロナに関わる予算組みの特徴について説明していただきたく、お聞きする。  ③、公務員の一時金の引下げを言われているが、臨時、会計年度任用職員へも一律に引下げを予定しているのか、こういうときだけ職員と同じに扱うのか、お聞きする。  2番、介護保険に関して。  ①、介護保険法の改正によって、また保険料の値上げが予想されるが、国に対して助成額を増やすよう要求しているか。  ②、また、市として保険料の値上げを食い止める努力をする用意はあるか。  ③、介護度1、2まで自治体で運営する総合事業に出す動きがあるが、これに対して自治体担当者として反対の意思表示を出しているか。  3番、オスプレイの木更津基地への暫定配備問題について。複雑な構造から、事故が絶えない輸送機オスプレイ、大きさは学校の25メートルプールとほぼ同じです。墜落事故と聞いたら、このプールが丸ごと落っこちてくるような恐ろしい想像が頭をよぎります。日本政府は、この輸送機を17機購入することを決めました。当初計画の佐賀県では、地元住民の猛反対に遭い、配備先は宙に浮き、結局千葉の木更津駐屯地に5年間の暫定配備を名目に、今2機が7月に配備されています。  ①、近隣自治体として、防衛省からどのような依頼や要請が来ているのか。  以上、壇上からの発言といたします。よろしくお願いします。 ○成田芳律副議長 阿部百合子さんの質問に対する当局の答弁を求めます。  市長、佐渡斉さん。    〔市長 佐渡 斉登壇〕 ◎市長(佐渡斉) 私からは、第3項目、オスプレイの木更津駐屯地への暫定配備についてお答えいたします。  本年2月に木更津市と防衛省との間で、オスプレイの暫定配備に係る合意事項が取り交わされ、7月に2機の暫定配備が始まったことは承知しております。ご質問の防衛省からどのような依頼や要請が来ているかでございますが、これまで防衛省から本市へオスプレイの暫定配備についての依頼や要請はございません。  私からは以上でございます。他のご質問につきましては、担当部長よりご答弁いたさせます。どうぞよろしくお願いします。 ○成田芳律副議長 経営企画部長、永易正光さん。    〔経営企画部長 永易正光登壇〕 ◎経営企画部長(永易正光) 私からは、第1項目、コロナ関連についてのうち、1点目及び2点目についてお答えいたします。  初めに、1点目、国からの第3次コロナ関連地方創生交付金の事業予定の概要につきましては、国の第2次補正予算による地方創生臨時交付金までは示されておりますが、その後につきましては国からは何も示されていない状況でございます。  続いて、2点目、次年度予算編成の特徴についてですが、新型コロナウイルス感染症の影響で、市税や各種交付金収入の大幅な減少が見込まれることに加え、感染症対策やウィズコロナに対応する新たな支出も想定され、非常に厳しい財政状況になるものと考えられることから、事業費につきましては抜本的な見直しを行い、一層の経費削減に取り組むこととしております。  私からは以上でございます。 ○成田芳律副議長 総務部長、鈴木雅雄さん。    〔総務部長 鈴木雅雄登壇〕 ◎総務部長(鈴木雅雄) 私からは、第1項目の3点目、会計年度任用職員の一時金の引下げについてお答えいたします。  会計年度任用職員の期末手当につきましては、去る11月27日に可決をいただきました四街道市一般職の職員の給与等に関する条例等の一部を改正する条例に規定のとおり、本年12月の期末手当の支給割合の引下げは実施せず、令和3年度から正規職員と同様の率に引き下げることとしております。  私からは以上でございます。 ○成田芳律副議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。    〔福祉サービス部長 齋藤千裕登壇〕 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) 私からは、第2項目について順次お答えします。  最初に、①についてですが、ご質問の助成金は、低所得者の介護保険料軽減強化との理解でご答弁させていただきます。低所得者の介護保険料軽減強化は、第1段階から第3段階の住民税非課税世帯を対象に、助成金という形ではなく公費を投入して軽減強化を図るもので、軽減額の2分の1を国、都道府県と市町村がそれぞれ4分の1ずつ負担するもので、令和2年度においては保険料基準額に対する割合を第1段階では0.5を0.3に、第2段階では0.75を0.5に、第3段階では0.75を0.7に、それぞれ軽減強化を図っております。  次に、②の第8期計画内における介護保険料につきましては、介護保険法の一部改正も踏まえ、現在3年間のサービス見込み量等の算定を行っているところです。  続きまして、③ですが、議員仰せの要介護1及び2の方を対象とするサービスを総合事業に移行するといった改正等の話は承知しておりません。今後の国の動向を注視してまいります。  私からは以上でございます。 ○成田芳律副議長 再質問はありませんか。  阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 それでは、1番のコロナ関連について再質問させていただきます。  国から金額の提示など、まだ何も示されていないという話が出ましたので、コロナ第3波の段階ではそれでも感染の抑制が必要です。今まで私は病院、介護施設、学校の教員など、多くの患者さん、利用者さん、児童などに接する職業の方々は、特に定期的検査が必要というふうに要請してまいりました。全額国費でと我が党の国会議員団は実現に向けて奮闘中ですが、政府はやっと半額補助を言い出しました。この間、印西市ではPCR検査65歳以上は無料でとなり、酒々井町では2万円の補助で7,500円で受けられるようになっています。また、白井市では5,000円で、富里市では保育所、学校職場ではゼロ円で実施されるように変わってきています。国の対応が遅くなっているのがいけないのですが、国の第3次交付金前でも市として独自実施の準備をする用意はないか、お聞きします。 ○成田芳律副議長 健康こども部長、小島淳一さん。 ◎健康こども部長(小島淳一) お答えいたします。  確かに議員ご指摘のとおり、定期的に検査を実施できれば、利用者、従事者ともに安心感を得られるということは思われます。ですが、現状では先ほど議員さんご自身も壇上で申し上げられましたとおり、医療崩壊になりつつあるというような状況もありますことから、やはり限られた医療資源を、要は発熱等の症状のある方への対応に集中させるべきということで考えてございます。  以上です。 ○成田芳律副議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 9月議会でも似たような質問いたしましたら、PCR検査ができるところ、医療機関がないとのことでしたが、交付金を使って検査機の購入またはその補助を出し、民間医療者に頼るなどの方策を検討したのか、その予定はないかを聞きたいと思います。よその市で少し例を言います。白井市では、我が党の市議が医院にアンケートを取り、55か所から返送されてきた中で、その半数が歯医者さんだったそうです。PCR検査をやってくれますかの質問の項目に、市など行政からの支援内容によってはと5通が回答して記述されていたそうです。その民間医療者に頼るなどのPCR検査をしてもらうような方策を検討したのか、その予定はないか、お聞きします。 ○成田芳律副議長 健康こども部長、小島淳一さん。 ◎健康こども部長(小島淳一) 当然PCR検査の検討については医師会等といろいろご協議はさせていただきました。現実的な問題としては、先ほどの答弁との繰り返しになりますけれども、まずは発熱等の患者さんに集中すべきだということで考えております。  以上です。 ○成田芳律副議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 病床を空けておくことや一般の患者の受診減少で、病院は経営的に厳しく、結局は職員の冬のボーナスが減額になったところが圧倒的に多いです。命を張って踏ん張っている職場に対して、国からの経営支援はもちろんのこと、県は患者受入れの病床に1床1万円の上乗せを決めました。医療崩壊を防ぐために、四街道市としてコロナ陽性者受入れの病院だけでなく、町の医院にも支援を実施することを第3次交付金を最優先で充てていただきたいが、いかがでしょうか。 ○成田芳律副議長 健康こども部長、小島淳一さん。 ◎健康こども部長(小島淳一) 第3次交付金につきましては、先ほど経営企画部長が答弁申し上げましたとおり、現時点での内容は不明確であり、それを優先的にというお答えはできかねるところでございますけれども、本市におきましてはまず第一弾の交付金活用事業として、病院に限らず発熱患者等の診療を行う医療機関への助成を実施しております。さらに、本12月定例会におきまして補正予算において、市内の全医療関係機関、病院、内科、その他の診療科、歯科、調剤等の関係機関に対しまして、感染防止対策に係る支援金を計上しているところでございます。  以上です。 ○成田芳律副議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 今の補正予算に入って、ちょっと見落としていてすみません。それでは、継続して支援する立場で、補正でそういうことをやっているというふうに受け止めていいのですね。 ○成田芳律副議長 健康こども部長、小島淳一さん。 ◎健康こども部長(小島淳一) お答えいたします。  継続的にでき得る限りの支援は継続して行ってまいりたいと考えております。  以上です。 ○成田芳律副議長 阿部百合子さん。
    ◆阿部百合子議員 四街道市内の介護施設、通所事業所で、事業所閉鎖に追い込まれているようなところはないのでしょうか。 ○成田芳律副議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  市で把握している限りにおきまして、そのような事案は発生していないものと承知しております。  以上でございます。 ○成田芳律副議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 私が聞いたところでは、閉鎖もしたというふうに聞いているのですが、ぜひ聞いてみていただきますようにお願いいたします。  次に、閉鎖事業所を放置していると、今ないとはおっしゃいましたけれども、あるのです。介護保険事業の総合事業に出さなくても運営できているという四街道市の強みもなくなっていくという危機感は持っておられないでしょうか。それと、その支援策は考えていないのか、お聞きします。 ○成田芳律副議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  私、先ほどご答弁申し上げましたとおり、先ほど市でそのような事業所閉鎖に追い込まれたところはないかというご質問に対しましては、私どもが把握している限りにおいてはないというご答弁をさせていただいたところでございます。今後のそういうコロナの動向とか、そういったものを私どもとしては今後も注視をしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○成田芳律副議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 市として低所得者向けの第1次、第2次で打ち出した施策の継続をお願いしたいと思います。コロナでの経済的打撃は一律に出ていません。ダメージの大きいのは、やはり低所得者です。特別の支援が必要です。昨日追加議案として、ひとり親家庭に支援金の再交付が国で決まり、準備したいという提案が出されました。うれしいことです。それ以外で市独自の施策の継続も考えていないでしょうか。 ○成田芳律副議長 暫時休憩します。    休憩 午後 2時45分    再開 午後 2時46分 ○成田芳律副議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 それでは、追加質問というより要望を申し上げます。Go Toから取り残された小規模事業者への支援策、飲食業とか、そういう職業別ではなく、市内小規模事業者への市独自の経営支援は第2波にはありましたが、継続して支援するよう、そして必要な方への支援が行き届くように、生きたお金の使い方を心から望みます。  もう一つの要望は、失業者が7万人、昨日高橋議員からも出ておりました。四街道市でも例外ではなく、年末年始にかけて家を失う、または生活ができなくなる人が出てくる事態が予想されています。既に東京都は、補正予算で5億円の予算を追加し、年末年始のビジネスホテルを1,000人分確保することを決めました。11月24日、厚生労働省が事務連絡を出しています。生活困窮者への対応は、例年以上に必要となっているという協力依頼です。年末年始の生活保護窓口の開設や住まいに不安がある方、社会福祉協議会での緊急貸付けなど、四街道市でもよろしくお願いいたします。千葉市は福祉事務所が2万円の生活費をつなぎ資金として渡しています。私が今言いましたことは、その後担当課として変更があれば教えてください。生活保護の年末年始の開設とかサポートみらいのところの緊急貸付けなんかは、その後変化ないですか。 ○成田芳律副議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  生活保護の年末年始の方への対応ということでは、毎年私どもとしても職員を自宅に配置をして、何かあった場合にはすぐ出勤できるような、そういう体制は整えているところでございます。今年の年末年始の対応につきましては、今現在対応を検討しておりますので、近いうちに答えのほうを出したいというふうに考えております。  それから、緊急小口資金、住居確保給付金、それから総合支援資金、それらについても継続して今社会福祉協議会の中にございますくらしサポートセンターみらいのほうで対応しているところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律副議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 検討中ということで、どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、②のほうに行きます。これは要望を申し上げておきます。コロナ関連の影響は長引いて出てくるものと思います。財政がきついことは承知していますが、10年前のリーマンショック以上の現状に即して、柔軟な対応を、コロナの影響もあるということを踏まえながら、この1年間、予算の中に考えていただければと思います。  ③の再質問を行います。コロナの最初の頃、市役所職員は半分ずつ自宅で仕事のスタイルでしたけれども、窓口担当の非正規、会計年度任用職員は、そういうシステムに組み込まれていたのでしょうか。 ○成田芳律副議長 総務部長、鈴木雅雄さん。 ◎総務部長(鈴木雅雄) お答えいたします。  緊急事態宣言を踏まえた職員の2交代制等につきましては、会計年度任用職員につきましても正規職員等に準じた扱いといたしまして実施したところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律副議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 自宅で仕事ができる職種、できない職種もあると思うのですけれども、少なくともフルタイム、臨時職員の場合は労働安全衛生上、そのシステムに組み入れるべきで、そういった習慣を身につけていただきたいと思います。同じにしてくださっているということなので、これはいいです。  意見として、述べておきますが、会計年度職員は女性が圧倒的に多いと思いますが、このコロナ禍、非正規労働者が200万人も減少しており、失業者となっています。痛ましい事実として女性の自殺が急激に増えています。市役所は、解雇はしていないでしょうが、全国で非正規の6割が女性ということは、間接差別が透けて見えます。そういうことに手を貸す雇用形態は減らしてほしいものです。総務部として、引き続き努力していただきたいことを要望として申し述べておきます。  また、コロナ禍の女性の自殺急増は、コロナショックにより露呈した男女不平等をいかに是正していけるかという課題と、先日DVの拠点づくりの補正予算が組まれておりましたけれども、やってくださっているのだなと思いました。それと、緊急的には今ある休業補償や家賃補助など、財政支援策を届け切ることの大事さ、これは行政の役目だと思います。国の支援策は誰が申請しているのかも市はつかんでいない、国は教えてくれないとのことでした。おかしいと思います。少なくとも市内で何人くらいの申請があったくらいは掌握しておいていただきたいです。  デジタル化とは、国が住民を直に操り、地方自治体は端末操作だけの役目になるのでしょうか。恐ろしいことです。地方自治体の政策の独自性や多様性はどうなるのでしょうか。デジタル化に対して、国の予算にも多くの金額が充てられています。市役所の皆さんは、地方行政を担当している専門家として、ぜひ地方自治はどうあるべきか、その原点に立ち戻りデジタル化を両面から検証して発信していただきたいものです。働き方に戻りますと、日本共産党は雇用は正社員が当たり前、8時間働けばきちんと食べていける、そんな社会を目指して取り組んでいます。私も実現のため頑張りたいと思っています。  2番の1番の再質問に行きます。コロナ感染症に係る今年の6月1日付の厚生労働省が出した事務連絡は、報酬区分の2区分の算定が可能となることが示されました。2時間のサービスなのに4時間仕事をしたようにすることがオーケーとなるというものです。もちろん利用者本人の了解の下でのことですが、利用者負担が増えます。直ちにやめることを厚生労働省にも伝えていただきたいが、いかがでしょうか。市担当者としての見解をお聞きします。 ○成田芳律副議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  本年6月1日付事務連絡は、通所系サービス事業所等が実施をいたします新型コロナウイルス感染症拡大防止への対応を適切に評価するという観点から、介護報酬の臨時的な取扱いを認めるものでございまして、利用者負担についても趣旨をご理解いただき、同意が得られれば問題はないものと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律副議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 私の周辺では、この制度は時限立法的に出されているけれども、何か長くこの制度を続けたいみたいな動きがあるけれども、それはコロナという理由があるときだけであって、それをずっと続けるのはやめてほしいというふうに聞いております。よろしくお願いします。  四街道市内で、この人員基準の臨時的な取扱いとして示された特例措置を使っての動きはあったのか、お聞きします。 ○成田芳律副議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  この臨時的取扱いの実施状況につきましては、市内の事業者のほとんどが実施をしているということを聞いております。  以上でございます。 ○成田芳律副議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 そのほとんどが利用しているところは、よかった、よかったみたいな評価なのでしょうか。そんなの聞いておられませんか。 ○成田芳律副議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  その評価までは私どもでは聞いておりません。  以上でございます。 ○成田芳律副議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 事業所を守るためというなら、利用者に負担を求めず、減収となった介護事業所への財政支援を全額公費負担で行うことが正しいのではないかと思います。担当者として見解をお聞きしたいと思います。 ○成田芳律副議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  本取扱いの趣旨は、減収となりました介護事業所への財政支援ではなく、感染症拡大防止対策によりましてサービス提供に必要となる手間や経費の増大を適切に評価をしまして、利用者の同意が得られた場合に限り介護報酬の臨時的な取扱いを認めるものでございまして、その同意を得られた際には利用者にも相応の負担をお願いしているものでございます。  以上でございます。 ○成田芳律副議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 介護福祉士の伊藤みどりさんの話を紹介します。この方は、介護労働者が労働基準法違反の状態に置かれているのは国の責任だと、ホームヘルパーが国に損害賠償を求める裁判を起こしています。伊藤さんは、介護の効率性は国からの虐待のようだと介護現場の様子を語っています。2012年の介護報酬改定では、訪問介護でそれまで1こま1時間だった訪問時間数を1こま60分、45分、30分、20分と細切れに変えられました。利用者が朝デイサービスに行くための介護は、排せつも食事も30分、本人の気持ちにかかわらず、さあ、おむつ替えますと強要作業になっています。以前は、なるべくおむつなしで済むように、食後にトイレ誘導をしたり本人が行くのを嫌がれば同意も得られるまで話を聞くことができました。食事介護で入っても、30分以内で終わらせなければなりません。そのため調理するのではなく、弁当や惣菜を買うことになります。掃除も部屋の隅々までできず、丸く掃いて終わりです。ヘルパーが忙しそうに動き回ること自体、認知症の人を不安にさせてしまいます。細切れの訪問介護で無駄なくやれというのが国の姿勢ですが、介護に生産性や効率性を持ち込むと、利用者の人権侵害につながってしまいますと伊藤さんは訴えています。市内でも、こういった細切れの介護の実態を把握しておられるでしょうか。 ○成田芳律副議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  それぞれのご利用者様の例えば訪問介護の今言ったような時間数、そういったものについてはケアマネジャーが適切に評価をしてケアプランを作成をします。その中で決まっていくものでございますので、細かい実態までは私どものほうでは一つ一つ把握はしていないところでございますけれども、そのサービスについては適切に行われているものというふうに考えております。  以上でございます。 ○成田芳律副議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 お聞きします。ヘルパーさんの細かい実態は分からないって今おっしゃいましたけれども、そういうヘルパーさんの実態の交流みたいなのは四街道市としてやったことないのですか。 ○成田芳律副議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  ケアマネ事業所との意見交換とか、そういったものを行いながら介護現場の実態の把握には努めております。  以上でございます。 ○成田芳律副議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 厚生労働省は、2019年度の介護事業の利益率を先日発表しました。2018年度よりも下がって、2年連続で低下しています。新型コロナ以前から深刻な経営状況に置かれていたことが明らかになりました。昨日デイサービスの事業所にだけ介護報酬の引上げを認めるとした報告がラジオで今朝流れていました。そのほかの事業所では、2021年度の介護報酬改定で引上げは提起されていません。人材確保を言いながら、人員基準緩和を多く盛り込んだことは職員を疲弊させる内容ばかりです。また、訪問介護の生活援助の多数の利用を点検、検証する仕組みの導入が明記されたことは、訪問介護全体を抑制しようという意図が明白だと認知症家族の会から意見が出ています。こういったことに対して、国に対してどういう意思表示を出せる場があるのか、決まるまでじっと四街道市の担当者は見守るだけなのでしょうか。 ○成田芳律副議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  私どもとしては、今後の国の動向を注視してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○成田芳律副議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 介護認定がどんどん利用者にとって厳しくなってきています。そういうふうに厳しくせよと国から指導が来ているのでしょうか。担当者として、どういう受け止めでしょうか。 ○成田芳律副議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  私どもとしては、国から来ます一つ一つの通知に対して、それぞれについて適切に対応していくということでございます。  以上でございます。 ○成田芳律副議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 それでは、③番の再質問行います。また、介護度1から5まで、利用者が選択すれば、今までの総合事業でとなるということになっています。一見よいようにも見えますが、介護の質が落ちることは歴然としています。担当者としてどうお考えか、お聞きしたいと思います。 ○成田芳律副議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  これにつきましては、ケアマネジャーも関わり、ご本人の希望に合わせまして人員、設備基準を満たす介護保険サービスと住民主体のサービスB型等を組み合わせて利用することが可能となりますので、利用者の選択の幅を広げるものでございまして、介護の質の低下を招くものとは私どもとしては考えておりません。  以上でございます。 ○成田芳律副議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 現在、四街道では総合事業の部分は該当事例はない状態とのことでした。私も団塊の世代代表ですけれども、2030年頃、介護利用がピークになるとき、安い介護、質が確保されない介護に誘導されていく危険性を心配しています。最後まで尊厳を持って生き抜ける介護制度にするための改正であってほしい。改正のたびに悪くなっていくような気がします。担当者として、その立場で声を上げていっていただきたいものです。  3番の再質問行きます。防衛省の説明では、木更津では住宅地上空は飛ばないと説明し、習志野基地周辺の住民には住宅地も飛ぶと説明しています。最初からダブルスタンダードでの説明をしているようです。四街道では、どちらの説明になるのでしょうか。 ○成田芳律副議長 総務部長、鈴木雅雄さん。 ◎総務部長(鈴木雅雄) お答えいたします。  先ほど壇上で市長からご答弁申し上げましたが、防衛省から本市に対しまして、今回のオスプレイの暫定配備に関する説明はございません。  以上でございます。 ○成田芳律副議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 このオスプレイは、アメリカ本土では住宅上空は飛ばないことが基本となっています。その理由は、構造が複雑で欠陥機と言われ、よく墜落し、死者が出ています。米軍のオスプレイが既に日本近海でも事故を起こしています。日本では、木更津で住宅地は飛ばないと言いつつ、天候によっては変更もあり得るという説明がなされ、結局はどこでも飛ぶということではないでしょうか。日本人の命はこんなに軽く見られていると言えるのではありませんか。市長に聞きますが、こんな危ない飛行機を配備するなと反対表明していただきたいのですが、いかがでしょうか。 ○成田芳律副議長 総務部長、鈴木雅雄さん。 ◎総務部長(鈴木雅雄) 私からお答え申し上げます。  オスプレイの木更津駐屯地への暫定配備につきましては、先ほど市長から壇上で答弁申し上げましたとおり、木更津市と防衛省との間で暫定配備に関わる合意事項が取り交わされてございます。このことから、当該合意に基づく木更津市の意向を尊重すべきものと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律副議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 今のところ説明はないということなので、もし説明されたらどの辺を飛ぶかという飛行計画を明らかにしてくださいということを、ぜひ防衛省に確認取っていただきたいと思います。  この空飛ぶ欠陥機オスプレイは、11月頃だからもう先月です。関東一帯に拡大という予定でもう飛んでいるそうです。試験飛行の日、最初の日に警報装置がついて、宙に浮いてのホバリングだけで外に飛んではいけなかったと聞きました。整備工場も置かれてあり、木更津の17機に加え、沖縄米軍普天間基地の24機、米軍横田基地には10機配備されており、その整備も否定できません。日常訓練に加えて、整備後のテスト飛行もと常に飛行が繰り返されることになります。想定される自衛隊オスプレイの飛行ルートは、習志野基地での日常訓練や房総半島で低空飛行を繰り広げ、首都圏だけでなく静岡や群馬、新潟まで飛ぶ予定になっています。少なくとも近隣自治体に飛行計画を明らかにすべきです。習志野基地でオスプレイの日米合同演習がなされるのではと、習志野、八千代、船橋の市長さんたちは防衛省に説明するよう要請中です。この3つの市は県内でも住民が多い地域です。  千葉県は、今自衛隊がアメリカと海外で戦争するための重要な拠点にされようとしているのです。コロナ禍、政府の来年度予算の軍事費は、約5兆5,000億円となっています。2012年から毎年増額記録更新中です。新型コロナの世界的蔓延という異常事態に、軍事費は手つかずです。持続可能な社会に向けて真反対の方針ではないでしょうか。アメリカのトランプ大統領に言われるままに爆買いし、欠陥機オスプレイを自衛隊用に17機も買わされてしまいました。このオスプレイは、欠陥機ということで、アメリカと日本以外は使っていません。欠陥商品の在庫を押しつけられたのです。日本政府が購入する機体は1機200億円以上、合計3,600億円です。これはあくまで購入費、その後の20年間の維持補修費を含めたら、6,739億円に上ります。お隣の韓国では、アメリカ製戦闘機の導入費などの予算を日本円にして約1,600億円削減し、コロナ対策の全国民対象の給付金や中小企業支援などの財源にしました。インドネシアやフィリピン、マレーシア、タイなどでも同様の動きが出ています。  日本はというと、軍事費を削ってコロナに対応という考えはないようです。木更津だけでなく、日本でのオスプレイ配備撤回、訓練中止を求めます。また、このオスプレイは島などに物資を運ぶ輸送機ですが、外国に真っ先に攻め込む攻撃的な海兵隊的な役割を持つ輸送機です。これは憲法9条を持つ国が持っていてはいけない兵器です。それが千葉の木更津に配備され、恐らく四街道の上空にも飛んでくることでしょう。心臓が飛び出るくらいの騒音です。菅首相に言いたいです。飛んでくるのはオスプレイ、飛んでいくのは私の税金、先手を打つ相手は他国ではなく、コロナでしょうと言いたいです。その立場で国にも声を上げていただきますようお願いしまして、私の質問を終わりといたします。ありがとうございました。 ○成田芳律副議長 以上で阿部百合子さんの質問を終結します。  暫時休憩します。    休憩 午後 3時11分    再開 午後 3時29分    〔副議長、議長と交代〕 ○森本次郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ○森本次郎議長 引き続き一般質問を行います。  2番、本田良さん。    〔本田 良議員登壇〕 ◆本田良議員 議席番号2番、会派日本共産党の本田良です。通告に従いまして一般質問をさせていただきます。  私は、28年前に千葉市から四街道市に転居してまいりました。水道から出る水のおいしさに感動いたしました。それが八ッ場ダムの完成に伴い、四街道市は井戸のくみ上げを制限して、表流水を混ぜると聞き、このおいしい水はどうなるのか心配しています。また、国土交通省が進めている霞ケ浦導水の工事はまだ途中と聞いていますが、完成すれば、その水も入れることになっています。おいしい水を守ってと願っている市民の皆さんに代わり質問をいたします。  1、これからの水道事業について。  (1)、八ッ場ダムの完成に伴う今後の水道事業について。  ①、受水はいつから始まり、その分の増量は幾らかお聞きします。受水の増量に伴う受水費の増額分は幾らか、お聞きします。  ②、令和元年度の決算で営業費用が約14億7,200万となっております。受水が開始された場合、どの程度になるか、見通しをお聞きします。  ③、その際の収支見込みはどうか、お聞きします。  (2)、霞ケ浦導水事業の進捗と今後の計画について。  ①、霞ケ浦導水事業の完成見込み時期と受水量の増量分はどのくらいか、お聞きします。  ②、受水の増量に伴う受水費の増額分は幾らになるか、お聞きします。  ③、その際の収支見込みはどうか、お聞きします。  (3)、今後の水道事業について。  ①、今後の需要の伸びが1.55倍となる計画ですが、この根拠は何か、お聞きします。  ②、ここ数年、給水量は横ばいで推移をしています。今後もこの傾向が続くとすれば、霞ケ浦導水事業に参画する必要はないのではないか、見解をお聞きします。  2、市内の交通問題について。  (1)、さつきケ丘のデマンドタクシーについて。  ①、利用状況はいかがか、お聞きします。  ②、問題点があるとすれば、どのようなことがあるか、お聞きします。  (2)、グリーンスローモビリティについて。  ①、計画の進捗状況をお聞きします。  ②、今後の進め方と予定をお聞きします。  ③、地元千代田団地と周辺の自治会の反応はどのようなものだったか、お聞きします。  3、市内のごみ処理の現状と次期ごみ処理施設建設について。  ①、ごみ減量の目標数値は達成していると聞いておりますが、現在の数値はどうか、お聞きします。  ②、回収日の増えた地域の評価は当局にどのように届いているか、お聞きします。  ③、みそら自治会へ2024年の稼働予定と伝えられているようですが、工事の工程表や規模についてお聞きします。  ④、PFI契約で行うと聞いております。どのようなものか、お聞きします。  ⑤、PFI契約のメリットとデメリットについてお聞きします。  ⑥、建設予算は幾らか、お聞きします。  ⑦、ごみの量が今より減れば、計画の焼却炉を小さくしたりすることはあるのかをお聞きします。  ⑧、現在の清掃工場の焼却炉の修理に、年約1億円かけていること、また地元のみそら自治会にもおわびしつつ、建設が遅れていること、加えて埋立て用地に汚染残土が発覚し、裁判を起こし、裁判費用がかかっていること、総合的に考えると市の判断ミスによる責任は大きいと考えられます。受け止めはいかがか、お聞きします。  4、内部統制制度の進み具合について。6月の全員協議会において、令和元年第3回定例会における不適正な事務執行に伴う行財政運営に関する決議に対する市の考え方の中に、事務の適正な執行を確保するため、令和3年4月から内部統制制度の導入を予定しているとお聞きしました。市の職員の皆さんは、市民のために働いています。制度をつくることで働きにくくなるものであってはならないと思います。そこで、質問をいたします。  ①、導入に向けた取組に対する進み具合についてお聞きします。  ②、委託している社会福祉協議会の学童保育指導員の雇い止め問題も該当するのではないか、お聞きします。  以上、壇上からの質問といたします。ご答弁をよろしくお願いいたします。 ○森本次郎議長 本田良さんの質問に対する当局の答弁を求めます。  上下水道部長、外谷茂行さん。    〔上下水道部長 外谷茂行登壇〕 ◎上下水道部長(外谷茂行) 私からは、第1項目、これからの水道事業について順次お答えいたします。なお、1点目、八ッ場ダム完成に伴う今後の水道事業についてと2点目、霞ケ浦導水事業の進捗と今後の計画については関連がございますので、一括してお答えさせていただきます。  初めに、1点目の(1)及び2点目の(1)、(2)、受水の開始時期、受水量の増量、増量に伴う受水費の増額、霞ケ浦導水事業の完成見込み時期についてでございますが、受水の開始時期については、八ッ場ダムの完成、また霞ケ浦導水事業の完成を見据えた中で千葉県との協議において、令和5年度から暫定井戸の段階的な削減を行うことで了承されておりますので、増量分の受水開始時期につきましても、令和5年度からとなる見込みでございます。受水量の増量については、暫定井戸の削減量に相当する日量2,450立方メートルの増量となる見込みでございます。また、増量に伴う受水費の増額については、令和5年度における受水単価が決定されておりませんので概算額となりますが、令和2年度の受水単価で計算いたしますと、令和5年度における受水費は1億6,000万円ほど増額となる見込みでございます。霞ケ浦導水事業の完成見込み時期については、国の事業計画変更手続の中で令和12年度まで延伸となることが国土交通省から公表されております。  次に、1点目の(2)、営業費用の見通しと(3)及び2点目の(3)、収支見込みについてでございますが、令和5年度における営業費用の見通しについては、受水費以外の要因による費用の増減はございますが、受水費の増額分、約1億6,000万円が営業費用として増加した場合、営業費用の総額は16億3,000万円ほどになると考えております。また、収支見込みについては、受水費の増加も含め事業全体に係る状況等を勘案しますと、利益の計上は見込まれるところではございますが、厳しい経営状況になるものと認識しております。  次に、3点目、今後の水道事業についての(1)、今後の需要の伸び1.55倍の根拠についてでございますが、この数値につきましては印旛郡市広域市町村圏事務組合が平成7年3月、国に申請した変更事業認可において、平成22年度における本市の1日最大給水量を4万7,170立方メートルとしており、これに対し本市の平成30年度の1日最大給水量が3万520立方メートルであることから比較しますと、約1.55倍となるものでございます。  次に、(2)、霞ケ浦導水事業に参画する必要についての見解でございますが、本市における近年の配水量の推移は横ばいではあるものの、今後の水需要に確実に対応できる安定的な水源を確保するためには、霞ケ浦導水事業への参画は必要であるものと考えております。  私からは以上でございます。 ○森本次郎議長 経営企画部長、永易正光さん。    〔経営企画部長 永易正光登壇〕 ◎経営企画部長(永易正光) 私からは、第2項目、市内の交通問題についてお答えいたします。  初めに、1点目、さつきケ丘のデマンドタクシーについての①、利用状況についてですが、4月から開始した実証運行において、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、7月7日まで乗り合いを中止した影響もあり、この間は実証運行として有効なデータが取れていない状況です。このため、乗り合いを開始した7月から11月末までの状況で申し上げますと、乗り合い率は1.04人、運行率は32.7%、利用者延べ人数は83人となっております。  続いて、②、問題点についてですが、現在新型コロナウイルス感染症の影響により、利用者が少ないことに加え、運行事業者も営業車両や乗務員を減らしており、乗務員の確保が難しい状況となっていることが挙げられます。  続いて、2点目、グリーンスローモビリティについての①、計画の進捗状況についてですが、現在国土交通省の令和2年度グリーンスローモビリティの活用検討に向けた実証調査支援事業の採択を受け、予定どおり11月30日から千代田地区を中心にグリーンスローモビリティの実証実験を実施しているところです。なお、実証実験は明日で終了となりますが、12月8日現在で延べ358人の方にご利用をいただいている状況でございます。  続いて、②、今後の進め方と予定についてですが、実証実験終了後に関係者の意見聴取及びアンケート調査結果を取りまとめ、導入に向けた課題の抽出と効果の検証を本年度中に行う予定でございます。  続いて、③、地元千代田団地と周辺自治会の反応についてですが、実証実験の実施に向け、千代田各自治会の代表者等には協議に参加いただくなど、導入に向け協力をいただくとともに、ボランティアによる運行等を積極的に行っていただいております。また、10月10日の千代田中学校地区連絡協議会において、周辺自治会に対し、導入経緯や導入地区の現状を説明し、ご理解をいただいたところでございます。  私からは以上でございます。 ○森本次郎議長 環境経済部長、麻生裕文さん。    〔環境経済部長 麻生裕文登壇〕 ◎環境経済部長(麻生裕文) 私からは、第3項目のご質問について順次お答えいたします。  初めに、1点目のごみ減量の目標数値は達成していると聞いているが、現在の数値はどうかでございますが、平成28年度に策定いたしました一般廃棄物処理基本計画における平成7年度の数値目標に関しましては、複数設定しているところであり、家庭系ごみ処理手数料制度の導入効果を測る指標となります資源物を除く家庭系ごみの1人1日当たりの排出量につきましては、令和7年度において497グラムとしております。こちらの指標につきましては、計画策定時から徐々に減少し、平成30年度に537グラムまで下がったものの、直近の令和元年度においては551グラムとなっており、増加に転じている状況でございます。また、同計画に掲げる目標の一つであります事業系ごみ及び資源物を含む家庭系ごみの1人1日当たりの排出量につきましては、令和7年度における数値目標を793グラムとしております。こちらの指標につきましても、計画策定時から徐々に減少し、平成30年度に790グラムとなり目標を一時達成いたしましたが、直近の令和元年度においては増加に転じて814グラムとなっており、未達成の状況でございます。  次に、2点目の回収日の増えた地域の評価は当局にどのように届いているかでございますが、可燃ごみの祝休日収集につきましては、本年4月1日より実施しており、半年を経過した現在の祝休日における可燃ごみの収集量は、平日の収集量と比較しても差がないことから、可燃ごみの祝休日収集の実施に関しては市民の皆様に周知され、利便性向上につながったものと認識しております。  次に、3点目の工事の工程表や規模でございますが、現時点においては土壌汚染対策の方法がどのようになるか定まっていないことから工程が組めない状況でございます。施設規模につきましては、日量80トンで進めてまいりましたが、施設建設のスケジュールが当初から遅れること、また本年2月改定の四街道市人口ビジョンにおいて、市の人口ピークが令和12年に見直されたことから、一般廃棄物処理基本計画の中間見直しの中で、ごみ排出量の数値目標等を改めて検証し、施設規模に対する影響等を確認してまいります。  次に、4点目のPFI契約とはどのようなものかでございますが、次期ごみ処理施設の整備及び運営事業につきましては、民間の資金経営能力及び技術的能力を活用するPFI等事業の導入可能性の調査を経て、PFI法に準じたDBO方式に決定したものであり、今後はその方式により事業者を選定していくこととなります。DBO方式の概要でございますが、デザイン、ビルド、オペレートの頭文字を取ったもので、それぞれデザインは設計、ビルドは建設、オペレートは維持管理及び運営を意味します。従来のような市が事業企画を行い、公的資金により施設を整備、所有し、市が自ら施設を運営する事業方式で、設計、建設、維持管理及び運営などについて、業務ごとに発注、契約を行うものではなく、公的資金により民間事業者が運営段階を見越した施設の設計、建設、さらに運営、維持管理を含めた総括的な契約を行う手法でございます。  次に、5点目のPFI契約のメリットとデメリットでございますが、本市においてはPFI法に準じたDBO方式にて施設建設を行うことになりますので、DBO方式におけるメリット、デメリットについてご説明いたします。まず、メリットといたしましては、施設の設計、建設、維持管理及び運営を一括で発注するため、主に事業者が施設を建設する段階から運営を担う事業者の意見が反映され、運営しやすい施設建設が可能となること、また運営を含めた総括的な契約となるため、事業全体での効率化が図られ、事業費の縮減が期待されます。反対にデメリットといたしましては、主に民間の業務状態の把握や価格だけでなく事業者の持つノウハウや事業計画の内容についても評価しなければならないため、事業者選定までの発注事務の負荷が大きいこと、また長期契約となることからインフレやデフレなどの市場変化への追従性が従来型の公共事業方式よりも劣ることが挙げられます。  次に、6点目の建設予算は幾らかでございますが、建設予算といたしましては土壌汚染対策工事を含めた用地造成をDBO方式にて実施する予定であることから、現段階においては定まっておりません。  次に、7点目のごみの量が今より減れば、計画の焼却炉を小さくすることはあるかでございますが、焼却炉の規模につきましては、今後のごみ排出量を一般廃棄物処理基本計画の中間見直しの中で検証し、影響等を再確認するものですが、ごみの排出量が将来予測を行う中で減少することとなれば、議員仰せのとおり施設規模の微修正の可能性もあるものと考えております。  次に、8点目の総合的に考えると市の判断ミスによる責任が大きいが、受け止めはいかがかでございますが、次期ごみ処理施設の整備につきましては吉岡区、みそら自治会、山梨三区の皆様の大変なご理解やご協力をいただきながら、平成30年1月に総合評価一般競争入札の公告まで進めることができました。しかしながら、平成30年3月に土壌汚染が発覚し、同年8月より土壌汚染対策法に基づく表土調査を実施しましたところ、区域の一部でフッ素及びその化合物について法令の基準値を超過したことから、入札を中止せざるを得ない状況になりました。この土壌汚染の原因につきましては、くぼ地解消工事に当たり、契約相手側において土質に十分配慮し、適切な土砂の搬入が行われなかったことによるものであり、また議会からも土壌汚染の原因究明に当たるよう求められていることから、現在行われている裁判の中でこの原因を究明し、くぼ地解消工事に関与した相手方に対しても、法的責任を追及していくことが重要であると受け止めております。  私からは以上でございます。  読み違いがありまして、申し訳ございません。1点目のごみ減量の目標値は達成していると聞いているが、現在の数値はどうかでございますが、令和7年度の数値目標に関してはと言うべきところを平成7年度と申し上げてしまいました。おわびして訂正申し上げます。  以上でございます。 ○森本次郎議長 総務部長、鈴木雅雄さん。    〔総務部長 鈴木雅雄登壇〕 ◎総務部長(鈴木雅雄) 私からは、第4項目、内部統制制度の進み具合についてお答えいたします。  初めに、1点目、導入に向けた取組に対する進み具合についてでございますが、6月に課長級以上、8月に課長補佐及び係長級の職員に対し、内部統制の概要、整備運用等について説明会を行いました。その後、各課等においてリスク管理を行うためのリスク管理シートを作成し、来年度の制度導入後の速やかな運用につなげることを目的に、9月から11月の間、作成したリスク管理シートによりリスク対応策の実行などの試行運用を実施いたしました。今後につきましては、本市における内部統制に関する基本方針を策定し、市議会に報告いたしますとともに、公表してまいります。  次に、2点目、委託している社会福祉協議会の学童保育指導員の雇い止め問題も該当するのではないかについてでございますが、市といたしましてはこの問題につきましては社会福祉協議会内部の労使関係上の問題であると捉えておりますことから、当市が実施する内部統制において管理するものとは考えておりません。  私からは以上でございます。 ○森本次郎議長 再質問はありませんか。  本田良さん。 ◆本田良議員 では、水道のことから再質問させていただきます。現在の広域水道からの受水量は、年間約91万2,000立方メートル、地下水との割合は9.6%程度でありますが、受水が始まると地下水と表流水の割合はどうなるか、先ほどちょっと触れていただいたかと思うのですけれども、もう一度すみません、どきどきしていてちゃんと聞き取れなかったので、すみません、よろしくお願いします。 ○森本次郎議長 上下水道部長、外谷茂行さん。 ◎上下水道部長(外谷茂行) お答えいたします。  令和元年度の本市の年間総配水量ですが、約940万立方メートルで、このうち印旛広域水道からの受水量は約91万5,000立方メートルでございますので、表流水の割合は現在9.7%程度となっております。今後、令和5年度に暫定井戸の削減が予定されておりますが、その削減量に相当します水量を受水に転換した場合、現在の受水量や配水量から換算しますと、表流水の割合は令和5年度では19%ほどになる見込みでございます。  以上でございます。 ○森本次郎議長 本田良さん。 ◆本田良議員 では、その際の柏井浄水場からの管がつながっていない第一浄水場、それとあとほかの第二浄水場、第三浄水場のおのおのの地下水と表流水との割合というものは分かりますでしょうか。第一はつながっていないので、入ってこないというのは分かります。すみません、よろしくお願いします。 ○森本次郎議長 上下水道部長、外谷茂行さん。 ◎上下水道部長(外谷茂行) お答えいたします。  暫定井戸の削減が予定されております令和5年度に向けまして、受水の増加に対応するため、新たな施設整備が必要となってございます。この施設整備を行うに当たりまして、各浄水場の既存の設備の状況を踏まえ、整備に着手する順番などについては、現在策定中の水道施設基本計画の中で慎重に検討しているところでございますので、現時点におきましては各浄水場ごとの地下水と表流水との割合、こちらについてはお示しすることができない状況でございます。  以上です。 ○森本次郎議長 本田良さん。 ◆本田良議員 2と3をまとめてちょっと質問いたします。奈良俣ダムと八ッ場ダムの確定水利権の供給水量の内訳をお聞きします。お願いします。 ○森本次郎議長 上下水道部長、外谷茂行さん。 ◎上下水道部長(外谷茂行) お答えいたします。  印旛広域水道用水供給事業におきます安定水利権の供給水量でございますが、奈良俣ダムが日量4万1,450立方メートル、八ッ場ダムが日量4万4,320立方メートルで、合計しますと日量8万5,770立方メートルとなります。  以上でございます。 ○森本次郎議長 本田良さん。 ◆本田良議員 そうすると、奈良俣ダムの確定水利権の供給水量が4万1,450立方メートルで、八ッ場ダムのほうが4万4,320、合わすと8万5,770立方メートルということは、平成30年度の広域水道の1日最大給水量は5万3,810立方メートルです。ということは、この1日の最大給水量で置き換えて考えますと、5万8,000立方メートルになるものと想定されます。この2つのダムだけで供給量は十分賄える水量が確保されていることになりますけれども、やはり霞ケ浦導水への参加は必要なのでしょうか。 ○森本次郎議長 上下水道部長、外谷茂行さん。 ◎上下水道部長(外谷茂行) お答えいたします。  今の5万数千トンというのは、現在印旛広域水道の令和元年度の時点では日量5万6,293立方メートルが最大送水量として計上されております。この日量5万5,000トン、6,000トン台につきましては、これは今各構成団体の令和元年度の申込み水量から計算されたもので、各構成団体では暫定井戸を運用した中で必要とする受水量を申し込んだものと考えております。今後は、この暫定井戸が段階的に削減されることになりますので、必要となる受水量は奈良俣ダムと八ッ場ダムの水量だけでは今後の需要に対応できないものと認識しております。  以上でございます。 ○森本次郎議長 本田良さん。 ◆本田良議員 今、暫定井戸の話が出ましたので、ちょっとお話ししますが、7市2町が県に対して暫定井戸の活用を求める意見書を出していると聞いております。ところが、森田知事は回答を寄せていないと聞いております。こういう意見書を出しているというお話はお聞きになったことありますでしょうか。 ○森本次郎議長 上下水道部長、外谷茂行さん。 ◎上下水道部長(外谷茂行) お答えいたします。  7市1町1村で9構成団体になりますが、要望のほうは現在のところ首長いわゆる市長の連名で話はありましたが、現在のところ詳しいお話は伺っていないところでございます。  以上でございます。 ○森本次郎議長 本田良さん。 ◆本田良議員 もう一つ、印旛広域は上水道を持っていませんので、県の浄水場を借りて再委託してやっている状況です。それが17億円と高い、幾つかの関係自治体の長が、この17億円を見直してほしいと申入れをするようですが、知っていらっしゃいますでしょうか。 ○森本次郎議長 上下水道部長、外谷茂行さん。 ◎上下水道部長(外谷茂行) お答えいたします。  議員仰せのとおり、印旛広域水道では浄水施設を保有していないため、千葉県企業局の浄水施設を借り受けまして、業務委託により浄水処理した水道用水を本市を含む構成団体へ供給しているところでございます。これらの業務に対し、印旛広域水道が千葉県企業局に支払う施設の賃借料及び委託料は、令和元年度の決算額では約18億9,000万円となっております。この賃借料及び委託料の見直しにつきまして、印旛広域市町村圏事務組合が千葉県企業局に対し、本年2月に要望書を提出されたことは承知しております。なお、その後も両者の間で要望内容について協議が継続されている状況であると伺っております。  以上でございます。
    森本次郎議長 本田良さん。 ◆本田良議員 では、委託料が高いということは認識をしていらっしゃるということでよろしいですか。 ○森本次郎議長 上下水道部長、外谷茂行さん。 ◎上下水道部長(外谷茂行) お答えいたします。  委託料が高いという認識はあるかということでございますが、印旛広域水道の経費全体に占めるこの委託料等の割合から見ても、やはり多額な経費であるという認識はございます。印旛広域水道に係る経費は、各構成団体においても受水費用として大きく影響するものでございますので、印旛広域水道が千葉県企業局へ支払う賃借料及び委託料が引き下げられることは本市の水道事業においても経費の増加の抑制が期待されるものと考えているところでございます。  以上でございます。 ○森本次郎議長 本田良さん。 ◆本田良議員 すみません、前後してしまって申し訳ありませんけれども、八ッ場ダムの供給に伴って地下水のくみ上げ量は何立方メートルされるとおっしゃいましたでしょうか。すみません、聞き落としたかもしれません。 ○森本次郎議長 上下水道部長、外谷茂行さん。 ◎上下水道部長(外谷茂行) お答えいたします。  本年の4月から、既に八ッ場ダムは供用開始しているところではございますが、壇上答弁でもお答えさせていただきましたが、千葉県との協議に基づき、暫定井戸の削減は現在のところ令和5年度から段階的に行っていく予定でございます。令和5年度の削減量といたしましては、日量2,450立方メートルとなる見込みでございます。  以上でございます。 ○森本次郎議長 本田良さん。 ◆本田良議員 では、意見を述べさせていただきます。11月20日、霞ケ浦導水事業の工期は7年延長とし、2023年の完成予定が2030年となることや、総事業費を約1,900億円から2,395億円に増額となることに、千葉県が同意したことが分かりました。今回の事業計画変更で、埼玉県と九十九里地域水道企業団は撤退を表明したと聞いております。工事費が高くなれば、水道料も上げざるを得なくなると考えられます。四街道市も不要な支出を減らし、料金の値上げを抑え、おいしい水を供給していただきますよう、お願いしたいと思います。 ○森本次郎議長 続けてどうぞ。 ◆本田良議員 続けて大丈夫ですか。では、交通問題の再質問をいたします。  まちづくりの土台として、しっかりとした交通網は人が食事や水を必要とするように、持続可能な社会をつくる上で欠かせないものです。しかし、このコロナ禍では、集まって話合いもなかなかできない状況であろうと想像ができます。再質問をいたします。このコロナ禍で出かけることを控えている時期だったので、利用が少ないことは予想がつきます。目的地がどこまでの利用が多かったのか、お聞きします。 ○森本次郎議長 経営企画部長、永易正光さん。 ◎経営企画部長(永易正光) お答えいたします。  利用状況でございますが、上りの便ではさつきケ丘地区からJR四街道駅までの利用が最も多く、下りの便ではイトーヨーカドーから自宅までの利用が最も多い状況でございました。  以上でございます。 ○森本次郎議長 本田良さん。 ◆本田良議員 地域の皆さんへの周知はどのように行われましたでしょうか。 ○森本次郎議長 経営企画部長、永易正光さん。 ◎経営企画部長(永易正光) お答えいたします。  デマンド型乗り合いタクシーにつきましては、市ホームページで周知しているほか、運営主体でございますさつきケ丘乗合タクシー運営協議会、こちらにおいて7月と10月の2回、利用登録者に向けてチラシを配布し、利用の促進を図っているところでございます。  以上でございます。 ○森本次郎議長 本田良さん。 ◆本田良議員 では、これに関する意見を少し述べさせていただきます。交通政策は、専門家が案を出し、行政で審議して実行するというのではうまくいきません。住民参加で、膝を交えながら話し合い、立案をして事業者と自治体と住民が協働で、それぞれの責務を果たすことが大切です。今後の人口減少と高齢化、国の進めているコンパクトシティをつなぐネットワーク、その中でコミュニティーをどうつくっていくかなどは、交通問題は菅首相ではありませんが、それこそ総合的、俯瞰的に見ていく必要があります。一部の地域や対象の人だけの問題を解決しても、問題解決には至りません。行政の実施責任を持てる場所をつくっていただきたいと思います。  次の質問に続きます。モビリティーのほうへ行きます。二酸化炭素は、地球温暖化を起こしていることは分かっています。昨年大気中の二酸化炭素の世界平均濃度は、観測史上最高だったと国連の世界気象機関が先日発表しました。産業革命前と比べて、二酸化炭素濃度は約1.5倍だといいます。しかも、新型コロナウイルスの世界的流行によって、産業活動が減速しても地球規模で濃度は上昇し続けると見通しているとしています。四街道市も、ゼロカーボンシティーとして二酸化炭素の排出量を実質ゼロにする実践の一つとして、千代田団地でのグリーンスローモビリティの実証実験運行は成功させて、千代田地域の皆様に便利な交通手段として認められるようにやっていただきたいと思っています。  再質問いたします。グリーンスローモビリティの千代田団地への周知はどのようになさいましたでしょうか。 ○森本次郎議長 経営企画部長、永易正光さん。 ◎経営企画部長(永易正光) お答えいたします。  千代田各自治会を通じまして全戸にチラシのほうを配布させていただきましたほか、商業施設にはポスターを掲示するとともに、チラシを配架し、周知に努めたところでございます。  以上でございます。 ○森本次郎議長 本田良さん。 ◆本田良議員 私も試乗してみました。そして、幾つか気づいたことを意見として述べさせていただきます。  バス停までが困難な方を対象にしているのですから、バスのルート間はどこでも止まれるようにする、それがモットー、これそういう事業なのでしょうか。すみません、認識不足かな。では、ちょっと質問にします。ごめんなさい。 ○森本次郎議長 経営企画部長、永易正光さん。 ◎経営企画部長(永易正光) お答えいたします。  千代田団地内につきましては、フリー乗降区間となっております。  以上でございます。 ○森本次郎議長 本田良さん。 ◆本田良議員 それが気がついたことが1つと、あとはバスが走る四つ角にカーブミラーがない箇所が何か所かありまして、補助の方もすごく神経を使い、運転手の方もすごく神経を使って確認を何回もしながら進めていくというような状況がありました。ぜひカーブミラーをつけるなど、安全管理のほうをよろしくお願いしたいと思います。  では、次のごみ問題のことについて再質問をさせていただきます。ごみ袋の値上げもして、ごみがどのくらい減ると見通していらっしゃったのでしょうか、お聞きします。 ○森本次郎議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  平成28年度に策定いたしました一般廃棄物処理基本計画におきましては、家庭系ごみ処理手数料制度の導入の効果といたしまして、導入前後で可燃ごみは10%、不燃ごみでは5%の削減を見込んでいたところでございます。  以上でございます。 ○森本次郎議長 本田良さん。 ◆本田良議員 先ほど申しました二酸化炭素の地球温暖化のそれを抑えるためにも、やっぱりごみを燃やす熱量も大変なものがあると聞いております。そこで、ごみを出さない生活への見直しというのですか、そういうものを市で取り組む考えはないでしょうか。例えば今言われています段ボールコンポストですとか、あとリサイクルのために何か力を入れてイベントでリサイクルを何かやってみるとか、何かそういう方法は考えていないでしょうか。 ○森本次郎議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  今、議員のほうがおっしゃっていただいたEM菌による生ごみの堆肥化については、市政だよりやホームページで啓発をするとともにイベント等で実物を持ち込んで、またこれ限りがありますけれども、希望者には配布するなどして啓発に努めているところでございます。また、資源物を、資源とできるようなものをごみにしないために、リサイクル交換コーナーを設けまして、これ従前から行っていることですけれども、譲りたい人、譲ってほしい人ということの情報提供で、それをマッチングさせるですとか、あと各自治会や子ども会育成会等にお願いして、資源物の集団回収をお願いして、その地域ごとに資源物を回収してリサイクルに回すという事業、また先般壇上でも申し上げましたけれども、今可燃ごみを出していただいている中の約50%が紙類でございます。紙類の中にも、よく組成分析をいたしますと雑紙と申しまして、例えばマッチの箱ですとかキャラメルの箱ですとかトイレットペーパーの芯ですとか、そういったものは分けて出していただければ、雑紙として溶かして、また梱包材みたいなやつに再生できますので、そういったものにしてもらうような啓発を行うとともに、また今後そういう雑紙を出しやすい工夫を今検討しているところでございます。  以上でございます。 ○森本次郎議長 本田良さん。 ◆本田良議員 雑紙を出しやすいというのは、すごく本当に困っていましたのでありがたいと思います。どうしてもばらばらになってしまいますので、やっぱりそういう工夫があって皆さんと共有できるようなことができると、もっといいかなと思います。また、コンポストみたいなものは個々にやっていても、回収してもらえるようなのが、それこそ子ども会とか、そういうのではないですけれども、そういうので月1回とかというのでも回るとか、そういう形もあるのかなって、今ふと考えただけですが、そういういろいろな形で工夫してやって、ごみを減らしていくという方向に持っていければなと考えています。  次は、内部統制制度のことでお聞きします。この制度をつくる過程で、職員の方々が仕事をしている中での気づきや提案などを吸い上げ、まとめることはできましたでしょうか。 ○森本次郎議長 総務部長、鈴木雅雄さん。 ◎総務部長(鈴木雅雄) お答えいたします。  先ほど壇上でも答弁いたしましたが、現在試行運用という形でリスクの選定等を行っている状況でございます。今現段階は、その内容を精査しているところでございます。  以上です。 ○森本次郎議長 本田良さん。 ◆本田良議員 内部統制制度っていいますと、先ほど学童保育のこと私がちょっと入れましたけれども、やっぱりいろんなことのまとめです、内部統制制度というのは。学童保育というのも契約しているところの問題が起こったという、そういうことではやっぱり全く関係ないということではないと思うのです。やっぱりそこも少しは引っかかってくるのかなって思いましたので、ここに1項目入れさせていただきました。  それで、では再質問させていただきます。学童保育の指導員のことですが、直接的な雇用主は社協ですが、委託元の市として最終責任はあると考えられます。関係ないとは言っていられません。委託先が違法な対応によって紛争が起こったとき、起こる前など、解決に向けての対応も内部統制制度の一つではないかと思われます。いかが受け止めていらっしゃいますでしょうか。 ○森本次郎議長 総務部長、鈴木雅雄さん。 ◎総務部長(鈴木雅雄) お答えいたします。  先ほどの答弁の繰り返しになりますが、こちらの問題につきましては社会福祉協議会内部の労使関係の問題と捉えておりますことから、内部統制制度の対象ではないというふうに考えております。  以上でございます。 ○森本次郎議長 本田良さん。 ◆本田良議員 意見でよろしいですか。昨日の一般質問で保坂議員も高橋議員も発言されましたように、委託先が法令違反などで運用していたら、やっぱり委託元の市に責任あるのではないかみたいな話があったと思います。先ほどの大越議員の答弁の市とのやり取りを聞いていまして、私は息が詰まるような思いがいたしました。学童の子供たちはどんな思いかと思いまして、このような問題を1年も解決できないでいる社協の運営にちゃんとした能力があるのかどうか、そこまでも考えてしまいました。内部統制制度をつくる過程が大事だと思います。ぜひよいものを期待いたしまして、私の質問を終わります。 ○森本次郎議長 以上で本田良さんの質問を終結します。                        ◇ △散会の宣告 ○森本次郎議長 以上で本日の日程は終了します。  明日は定刻より会議を開きます。  本日はこれにて散会します。    散会 午後 4時26分...