四街道市議会 > 2020-03-19 >
03月19日-05号

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  1. 四街道市議会 2020-03-19
    03月19日-05号


    取得元: 四街道市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-02
    令和 2年  3月 定例会(第1回)          令和2年第1回四街道市議会定例会 第10日                           令和2年3月19日(木曜日)午前10時開議 議 事 日 程 (第5号) 日程第1 代表質問       ・日 本 共産党  阿 部 百合子       ・志  誠  会  岡 田 哲 明 日程第2 議案第22号~議案第25号      総括審議       ・委員長報告       ・質疑       ・討論       ・採決 日程第3 休会の件                                              〇本日の会議に付した事件 1、開  議 1、議事日程の報告 1、諸般の報告 1、代表質問    日本共産党  阿 部 百合子    志誠会  岡 田 哲 明 1、議案第22号~議案第25号の委員長報告、質疑、討論、採決 1、休会について 1、散  会午前10時開議 出席議員(19名)     1番   久 保 田  敬 次 郎         2番   本  田     良     3番   阿  部  百 合 子         4番   田  中  徳  彦     5番   坂  本  弘  毅         6番   成  田  芳  律     7番   栗  原  直  也         8番   大  越  登 美 子     9番   保  坂  康  平        10番   西  塚  義  尊    11番   関  根  登 志 夫        12番   戸  田  由 紀 子    13番   石  山  健  作        14番   広  瀬  義  積    16番   森  本  次  郎        17番   高  橋  絹  子    18番   岡  田  哲  明        19番   長 谷 川  清  和    20番   清  宮  一  義 欠席議員(1名)    15番   山  本  裕  嗣 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  市   長   佐  渡     斉      副 市 長   武  富  裕  次  教 育 長   髙  橋  信  彦      危機管理監   澤  畠     博  経 営 企画   永  易  正  光      総 務 部長   齋  藤     豊  部   長  福   祉   齋  藤  千  裕      健康こども   矢  部  雅  彦  サ ー ビス                   部   長  部   長  環 境 経済   麻  生  裕  文      都 市 部長   林  田  和  洋  部   長  上 下 水道   阿  部  貴  之      会計管理者   小  出  重  孝  部   長  消 防 長   西  岡     亨      教 育 部長   荻  野  武  夫 本会議に出席した事務局職員  事 務 局長   塩  田  直  樹      局 次 長   森  田  智  裕  係   長   金  親  敬  子      主 査 補   菅  谷  英  嗣  主 査 補   植  草  俊  幸 △開議の宣告                              (午前10時) ○森本次郎議長 ただいまの出席議員19名、定足数に達していますので、本日の会議は成立しました。  直ちに本日の会議を開きます。                        ◇ △議事日程の報告 ○森本次郎議長 本日の日程については、お手元に配付の日程表のとおりです。                        ◇ △諸般の報告 ○森本次郎議長 日程に入るに先立ち、諸般の報告を申し上げます。  各常任委員会委員長から議案第22号から議案第25号までの委員会審査報告書が提出され、お手元に配付してあります。                        ◇ △代表質問 ○森本次郎議長 日程第1、代表質問を行います。  発言時間については、質問時間のみで、先般配付しました代表質問発言順に記載の時間としますので、ご了承願います。  初めに、日本共産党の代表質問を行います。  日本共産党、阿部百合子さんの発言を許します。  3番、阿部百合子さん。    〔阿部百合子議員登壇〕 ◆阿部百合子議員 議席番号3番、日本共産党の阿部百合子です。日本共産党の代表質問を行います。  質問の前に、今回の新型コロナウイルス感染拡大が一刻も早く収まることを願うものです。2020年度国家予算が通っています。消費税の増税で税金を集め、社会保障は改悪し、大軍拡に使うという内容です。  さて、四街道市の3月議会は予算議会です。昨年10月からの消費税の増税が、消費不況へのダメージに加え、新型コロナウイルスの感染拡大の影響が、日本経済、そして四街道の生活経済にも追い打ちをかけています。都市計画道路は全面的に見直しすべきです。特に、都市計画道路3・3・1号線の2工区は凍結し、見直しをして、税金の使い道を暮らしを支える施策に回すことを求めます。その立場から以下質問します。  1番、新型コロナウイルス関連。安倍首相が、3月2日から小中高の臨時休校要請と突然表明し、対応に当たった教育現場や市役所、そして保護者の皆さんの混乱は大変なものとなりました。感染が起きていない成田市などでは、3月16日から子供たちを登校させています。新型コロナ感染の影響で、子供を持つ人が仕事を休まざるを得なくなったり、会社の臨時休業による自宅待機や、さらには解雇されたりするケースも出ています。日本共産党志位委員長は、社会全体に与えるこれらの影響についての問題を明らかにしました。政府の唐突な一斉休業要請の後、命令ではありません、地域で柔軟に判断いただきたいの変更など、後手後手の国の通達に振り回される事態となっています。このコロナウイルス関連の質問を考えた時点が、大混乱の2月末でしたから、ウイルス関連の状況の変化は目まぐるしく、的を射ていない質問部分があるかもしれません。  ①、公共施設内の消毒液の配置、職員のマスク勤務、手すりなどの清掃、消毒は頻繁に実施しているのか伺う。  ②、感染と疑われるとき、市内病院での受付はどういう対応になっているのか伺う。  ③、市民へのお知らせはホームページだけか伺う。  ④、国では、学校休校に伴って、親が仕事に行けなくなったなど、休職への賃金補填、日額8,330円を上限に助成を考えると言っているが、それに呼応して市独自で立替払いや、その他の施策は考えられないか伺う。  ⑤、休校に伴って、小学1、2年の児童及び特別支援学校の生徒の受入れを四街道でも実施されているが、その実態と規模、人数などを伺う。  ⑥、国の一斉休校宣言によって保護者の負担は大きい。保護者からの要望を聞き、柔軟に対応する準備はあるか伺う。  大きい2番、こどもルーム、学童保育の充実に向けて。①、コロナウイルスによって学校の一斉休校との関連で、学校開放されたことはよかったが、学童ルームを利用したい人に門戸を広げるべきと思うが、現状の受入れ態勢はどうなのか伺う。  ②、朝から夕方まで預かるということは、そうでなくても指導員の欠員状態のルームでは、市としてどのような応援体制を組んでいるのか伺う。  ③、予想される次年度の受入れ児童増加に対し、適正規模でのこどもルームを開設することをどう考えているのか伺う。  ④、開設と同時に、主任指導員を配置することについてはどう考えるか伺う。  ⑤、市保育課と指導員会とのやりとりで、指導員の処遇改善を求める要望に沿って、どのような改善が図られるのか伺う。  大きい3番、教科書選定会議について。①、中学校の教科書選定の年、選定採択会議の公開を実施する考えはないか伺う。  ②、今回も教科書展示を実施する予定はあるのか伺う。  ③、展示会場での市民からの意見を読んで、選定会議に臨んでいただきたいが、いかがか。  大きい4番、次期ごみ処理施設建設用地への汚染残土問題。①、適用除外としたことが問題の発端、第三者委員会などの設置で、問題点の把握が必要と考えるが、いかがか。  ②、これまでの表土調査で、フッ素が検出されたことに加えて、深度調査で高アルカリ性が深さ方向にも全体に測定されている。今後さらに詳細な調査を行うと思うが、これまでの調査で全体が汚染されていることは容易に想定できる。こうした事態を受けて、どのように対処するつもりか伺う。  大きい5番、国民健康保険税の引下げについて。①、県広域化になって2年目、次年度の値上げは平均どのくらいの値上げになるのか。1人単身、収入がない人、4人世帯、40歳、所得350万円。年金世帯、65歳以上、所得150万円の人。  ②、国保税の引下げを一般会計から法定外繰入れとして実施することはできないか。  ③、このままの状態だと滞納者が増えるだけです。担当課として、何もしないで見過ごす仕事を続けるのか伺う。  大きい6番、安くておいしい水について。①、八ッ場ダムの完成で、表流水の受水量を押しつけられ、水道料金の大幅な値上げが予定されています。ここ3年間は準備期間で値上げはないとのことだが、市民への負担押しつけには反対です。いかがお考えか。  ②、周辺の市とともに、県へ井戸のくみ上げ量の削減撤回を求めていただきたいが、いかがか。  大きい7番、交通手段の確保について。最近の高齢者の運転事故には心痛む思いです。免許証を返納したくても、毎日の暮らしのことを考えると、そこで立ち止まってしまう、そんな声が市民から上がっています。4人に1人が高齢者の四街道では、最優先項目と言えます。どこに住んでいても、皆がひとしく、移動できる交通権の保障の問題として、以下質問します。  ①、さつきケ丘団地での実験運用の経過はどうか伺う。  ②、みそらから物井駅、千代田団地間のヨッピィ運行は考えられないか伺う。  以上、壇上からの質問を終わりとします。回答をよろしくお願いいたします。 ○森本次郎議長 阿部百合子さんの質問に対する当局の答弁を求めます。  市長、佐渡斉さん。    〔市長 佐渡 斉登壇〕 ◎市長(佐渡斉) 会派日本共産党阿部百合子議員の代表質問にお答えいたします。  私からは、第5項目、国民健康保険税の引下げについてお答えいたします。  初めに、1点目、次年度は平均どれくらいの改定になるのかについてでございますが、全体の平均を求めることは困難でございますので、議員が例示されましては幾つかのケースでお答えいたします。40歳代夫婦の子供2人がいる世帯で、年間所得が350万円というケースで試算をしますと、本年度と比較し、年間で3万9,800円、8.02%の増加となり、40歳代の1人世帯で所得がなく7割軽減を受ける場合では、本年度と比較し、年間で1,100円、5.56%の増加、65歳以上の夫婦で年金所得150万円の2割軽減を受ける場合では、本年度と比較し、年間で9,300円、5.55%の増加となる見込みでございます。  続いて、2点目の一般会計からの法定外繰入れの実施の考えにつきましては、千葉県国民健康保険運営方針に、赤字補填などを目的とした法定外一般会計繰入れは、保険給付と保険料負担の関係性が不明瞭となること、また被保険者以外の住民に負担を求めることとなり、解消、削減を図るべきであるとされております。また、政府の経済財政諮問会議は、改革工程表2019で、法定外繰入れの解消に向けた計画策定の推進等、内容の公表の実施を求めるとしています。当市といたしましても、法定外繰入れは行わず、適正な国保税率による賦課を行い、安定した国保運営を継続してまいります。  次に、3点目の滞納者の増加につきましては、税の滞納は社会情勢の変化など、様々な要因で発生すると考えられることから、税額改定による発生率を予想することはできません。被保険者個々の生活実態は様々であり、納税相談などの場において、個々の事情に即した、適正なご案内が行えるよう対応しているところでございます。  私からは以上でございます。他のご質問につきましては、教育長ほか担当部長等でご答弁いたさせます。どうぞよろしくお願いします。 ○森本次郎議長 健康こども部長、矢部雅彦さん。    〔健康こども部長 矢部雅彦登壇〕 ◎健康こども部長(矢部雅彦) 私からは、大項目1の新型コロナウイルス関連のうち、①から③及び2のこどもルームの充実についてお答えいたします。  最初に、大項目1の①、公共施設内の消毒液については、アルコール手指消毒液出入り口付近などに配置をしております。職員のマスク着用については、2月28日の新型コロナウイルス感染症対策本部会において、窓口業務に従事する職員はマスクを着用することといたしました。また、不特定多数が触れる庁内のカウンターなどは、閉庁後など1日1回程度、職員が次亜塩素酸ナトリウムで拭き取り消毒を行っております。手すりやドアノブなどの共有部分については、館内の清掃を請け負う業者に1日2回の清掃、消毒をお願いしているところでございます。  続いて、②、感染を疑われるときの市内の病院での受付についてですが、本市に限らず、国が示している受診の目安に該当する方は、県の保健所などに設置している帰国者・接触者相談センターに電話し、その判断を経て、帰国者・接触者外来または一般医療機関を受診する流れになっています。市内の医療機関を受診された患者さんが感染を疑われる場合も、帰国者・接触者相談センターを案内することとなっています。なお、帰国者・接触者外来は県が感染症に対応可能な病院に依頼して確保しており、2月25日の時点で県内43か所とのことです。その一覧表は、人が殺到して医療機能が低下する懸念や院内感染防止の観点から、公表はされておらず、市にも知らされておりません。  続いて、③、市民へのお知らせについては、情報が目まぐるしく変わる状況下で、それに対応して更新できるのがホームページであるため、お知らせ方法の中心になっています。その他には、市公共施設の窓口と手洗い場に設置するため、感染症対策のチラシと手洗いポスターを配布いたしました。またホームページだけですと、情報の行き渡らない家庭もあるため、3月4日の地区回覧で感染防止対策と相談先、受診の目安を載せたチラシを地区回覧しているところでございます。  次に、大項目2のこどもルームの充実についてお答えします。①の学校が臨時休校中のこどもルームについては、先日の会派四街道の質問にお答えしましたとおり、現在登録のある児童のみの受入れとして開所したものです。こどもルーム登録外の児童に対応するため、教育委員会では1、2年生と特別支援学級の児童生徒については、保護者の申出により各学校でお預かりしています。  続いて、②、こどもルームの臨時的開所は、長期休業期間の開所と同様、8時から19時までとしましたが、既存の職員体制だけの対応では困難であることから、教育委員会のご協力の下、学校の補充教員や特別支援教育支援員の派遣応援を受けて実施することといたしました。  続いて、③、こどもルームの開設の考え方についてですが、限られた施設を最大限に利用するため、定員に対し、年間を通しての利用者数を考慮し、弾力的に受入れを行っています。なお、利用状況から、既存ルームの利用が難しい場合には、学校の余裕教室の利用や学校敷地外での空き家等の活用を視野に入れ、一時的な運用も含め対応してまいります。  続いて、④、主任指導員の配置については、社協独自の配置基準ではありますが、従来から新たなルームが開設されるときには、主任指導員を配置しております。  続いて、⑤、指導員の処遇改善を求める要望についてですが、補助事業であるキャリアアップ処遇改善事業の導入については、委託先との協議が調い、導入に向けて令和2年度当初予算に計上しております。雇用形態や職員配置、勤務時間等に係る問題については、雇用契約を結んでいる委託先である社会福祉協議会で決定するものであり、法人職員としての処遇改善については、引き続き社協が適切な対応を図るよう指導してまいります。なお、各種要望や職場環境の充実のため、委託先との関係で解決できない問題もあろうかと思いますので、指導員の主任会議等に市職員を出席させるなど、意見交換の場を設けて、市としてできる支援を行ってまいります。  私からは以上です。 ○森本次郎議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。    〔福祉サービス部長 齋藤千裕登壇〕 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) 私からは、1の④についてお答えします。  現在国においては、学校の臨時休業に伴って生じる課題への対応として、保護者向けの休暇取得支援として新たな助成金制度を、また委託を受けて個人で仕事をする方向けに支援額を給付する制度を創設しています。さらには、休業等により収入減少があった世帯の資金需要に対応するため、都道府県の社会福祉協議会が無利子で生活費を貸付けする生活福祉資金貸付制度の拡充を図るとしています。市としましては、今後も国や県の動向を注視してまいります。  私からは以上です。 ○森本次郎議長 教育部長、荻野武夫さん。    〔教育部長 荻野武夫登壇〕 ◎教育部長(荻野武夫) 私からは、第1項目、新型コロナウイルス関連の5点目、6点目及び第3項目、教科書選定会議についてのご質問に順次お答えいたします。  初めに、第1項目の5点目、休校に伴う学校預かりの実態と規模、人数についてですが、3月2日より小学校1、2年生の児童及び特別支援学級に在籍で、こどもルームを利用していない、預ける場所がない、また自宅で過ごすことなどが難しい児童生徒で、保護者から希望があった場合は、平日の午前8時から午後2時30分まで学校で預かりを行っています。全小中学校合計で、1日およそ平均50名が学校に来ています。  次に、6点目、保護者からの要望を聞き、柔軟に対応する準備はあるかについてですが、臨時休校については、保護者の負担は大きいと思われますが、おおむねご理解を頂いているものと認識しております。子供たちの健康、安全、生命を守ることを前提に、ご要望いただければ検討してまいります。  続きまして、第3項目の1点目、教科書の選定・採択会議の公開を実施する考えはないかについてですが、教科書採択については、文部科学省及び県教育委員会の通知により、教科書発行者に限らず、外部からのあらゆる働きかけに左右されることなく、静ひつな環境を確保することが求められています。地方教育行政の組織及び運営に関する法律第21条第6項により、教科書採択は市町村教育委員会において行うことが定められています。また、義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律第13条第5項により、市町村教育委員会は、採択地区協議会における協議の結果に基づき、種目ごとに同一の教科用図書を採択しなければならないと定められており、本市が採択会議を公開することにより、他の市町の採択の動向に影響を与えてしまう可能性があるため、印旛採択地区協議会ではそれぞれの市町教育委員会の採択会議を非公開としております。  次に、2点目、今回も、教科書展示を実施する予定はあるかについてですが、教科書展示につきましては来年度も開催する予定です。  次に、3点目、展示会場での市民からの意見を読んで選定会議に臨んでいただきたいが、いかがかについてですが、教科書採択については、教科書発行者に限らず、外部からのあらゆる働きかけに左右されることなく、静ひつな環境を確保し、採択権者の判断と責任において公正かつ適正に行われることとなっております。  私からは以上でございます。 ○森本次郎議長 環境経済部長、麻生裕文さん。    〔環境経済部長 麻生裕文登壇〕 ◎環境経済部長(麻生裕文) 私からは、第4項目のご質問について順次お答えいたします。  初めに、1点目の第三者委員会などの設置は考えていないかでございますが、次期ごみ処理施設の土壌汚染問題につきましては、昨年の3月議会におきまして多数の議員の賛成により可決されました、平成31年度四街道市一般会計予算に関する附帯決議の中で、市は土壌汚染等の原因究明に当たることとされております。それを踏まえ、現在、裁判を行っているところであり、原因の究明や相手に対する法的責任を追及していく中で、事実等が判明されていくものと捉えておりますので、第三者委員会等の設置については考えてございません。  次に、2点目の全体が汚染されていることが容易に想定される事態を受けて、どのように対処するつもりかでございますが、土壌汚染対策法に基づき、詳細調査となる地下水モニタリング調査及び進路調査を実施し、土壌汚染の状況を詳細に確認した上で、県や指定調査機関と相談し、土壌汚染対策の、検討を進めてまいりたいと考えております。  私からは以上でございます。
    森本次郎議長 上下水道部長、阿部貴之さん。    〔上下水道部長 阿部貴之登壇〕 ◎上下水道部長(阿部貴之) 私からは、第6項目、安くておいしい水について、順次お答えいたします。  初めに、1点目、八ッ場ダムの完成で水道料金の大幅な値上げが予定されていることへの考えについてでございますが、八ッ場ダムの完成により、印旛郡市広域市町村圏事務組合に新たな水源が確保されることから、本来であれば令和2年度には八ッ場ダムの配分量に応じた暫定井戸の削減が求められたところではございましたが、千葉県との協議において表流水の受入れに係る施設整備等の必要性を踏まえ、受水量増加の猶予が図られるとともに、本市が保有する暫定井戸について段階的に削減できる方向で、おおむね了承を頂いておりますので、受水費の早期増加は回避できる見通しでございます。このような中、水道料金の在り方につきましては、受水費の増加が経営への影響と密接であることから、今後の受水費の推移動向を的確に捉え、経営への影響を把握するとともに、施設の老朽化対策や災害対策などの重要課題への対応、また給水サービスを確実に維持する上で必要となる適切な水道料金の在り方を総合的に検証してまいりたいと考えております。  次に、2点目、周辺の市とともに県へ井戸のくみ上げ量の削減撤回を求めることについてでございますが、平成29年2月に印旛郡市広域市町村圏事務組合の構成団体9団体の首長が連名で千葉県知事に対し、地下水から表流水への転換に当たり、暫定井戸の量的調整も可能とすることや、地下水採取規制に係る、千葉県環境保全条例の見直しについて要望したところでございます。千葉県との協議を進める中で、地下水から表流水の転換では、暫定井戸の段階的かつ量的調整を可能とする見解を頂いたところでありまして、これにより1点目のご質問でお答えさせていただきましたとおり、暫定井戸の段階的かつ量的調整が可能となりましたことから、要望は一定の成果を達成できたものと考えております。なお、ご質問の内容に関係する地下水採取規制に係る千葉県環境保全条例の見直しにつきましては、地盤沈下が継続しており、地下水採取規制は継続するというのが千葉県の見解でございます。今後も、暫定井戸の削減に係る様々な協議が必要となることが想定されますことから、印旛郡市広域市町村圏事務組合の構成団体と連携を図り、千葉県との協議が効果的に進められるよう努めてまいりたいと考えております。  私からは以上でございます。 ○森本次郎議長 経営企画部長、永易正光さん。    〔経営企画部長 永易正光登壇〕 ◎経営企画部長(永易正光) 私からは、第7項目、交通手段の確保についてお答えいたします。  初めに、1点目のデマンド型乗合タクシーの実証実験につきましては、昨年10月30日に試行運行を開始し、さつきケ丘運営協議会を中心に飛鳥交通千葉及び本市の3者において、毎月の運行状況を確認しながら11月から1月までの運行等における課題を整理し、本年4月1日からの実証運行の内容を取りまとめています。この内容につきましては、2月25日に開催いたしました、地域公共交通会議において、試行運行における中間報告を行うとともに、実証運行の内容について承認を頂いており、現在4月1日からの実証運行に向け準備を進めているところでございます。  続いて、2点目のみそらから物井駅、千代田団地間のヨッピィ運行についてですが、既に路線バスが運行している地域でございますので、競合等が発生し、既存の路線バスの減便などの影響も生じるため、公共交通を維持する観点からもヨッピィの運行は難しいと考えております。  私からは以上でございます。 ○森本次郎議長 再質問はありませんか。  阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 それでは、1番から質問させていただきます。  1番の②の再質問です。市内病院、要するに県では帰国者、対応する病院は43か所あるけれども、教えていないということなので、ちょっとこの質問は市内のことを聞いておりますので、教えていないということは四街道市内の病院は該当はないということなのでしょうか。感染症のベッドや医療従事者の準備はなされているのか伺うという質問だったのですが、四街道市内の病院は該当しないということなのでしょうか。 ○森本次郎議長 健康こども部長、矢部雅彦さん。 ◎健康こども部長(矢部雅彦) 県のほうから公表はされておりませんので、市内にあるかどうかも含めて公表はされていない、分からないという状況でございます。 ○森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 それでは、分からないところではしようがない。  ③の再質問を行います。ホームページだけか伺うの再質問です。市内で感染者が出たことは、ホームページではたどり着けない。自治会の回覧でやっとそのことが書かれてあったが、市全体に配布したのか伺います。 ○森本次郎議長 総務部長、齋藤豊さん。 ◎総務部長(齋藤豊) お答えいたします。  ご質問は、2月28日付で区・自治会長に宛てた依頼文書のことと存じますが、この依頼文書につきましては新型コロナウイルス感染症の流行に関し、その感染拡大を防止する観点から、区・自治会の主催による行事等について開催の自粛のお願い等を趣旨とするもので、区・自治会長に郵送した文書でございます。  以上です。 ○森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 私は旭ケ丘団地に住んでいますけれども、その自治会長宛てのあれが来たのです。ですから、私が聞いたのは旭ケ丘団地だけ増し刷りして回したのか、ということはよその自治会にはそういうことはしなかったのかということを聞いております。 ○森本次郎議長 総務部長、齋藤豊さん。 ◎総務部長(齋藤豊) お答えします。  市内の全区・自治会長全てに郵送しております。  以上です。 ○森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 いや、そうすると私は回覧の中で見たのですけれども。そういうことをよその自治会はしたかどうかは分からないということです。 ○森本次郎議長 総務部長、齋藤豊さん。 ◎総務部長(齋藤豊) この文書は、あくまでも区長、自治会長に宛てた文書ですので、全自治会員に回覧をしたのかはこちらでは分かっておりません。  以上です。 ○森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 私もその回覧板というのは、早く読んで次の人に回さなくてはいけないので、ぱぱぱっと読んで、すぐ次の人に回してしまったのですけれども、自治会長宛てのあれには感染者のたどった経路や市民に注意喚起の情報だったのでしょうか、教えてください。 ○森本次郎議長 総務部長、齋藤豊さん。 ◎総務部長(齋藤豊) ご質問の2月28日付の区・自治会長に宛てた依頼文書に記載されている本市における感染症の発生事例についてですが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、各区・自治会の主催する行事等の自粛について、協力をお願いする理由の一つとしてお知らせしたものです。  以上です。 ○森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 本当は何も個人情報の細かいことを教えろと言っているわけではないのです。こういった本市で発生しました、こういう情報こそ市民に待たれていると言えます。回覧でなく、全戸配布など、特別に臨時的な扱いのそういうチラシのような運用は考えられなかったのでしょうか。 ○森本次郎議長 総務部長、齋藤豊さん。 ◎総務部長(齋藤豊) お答えします。  回覧または全戸配布による情報の提供については、各家庭に行き渡るまでかなりの時間を要することから、緊急を要する場合などの情報伝達手段としては適当ではないと考えております。2月28日付の区・自治会長に宛てた依頼文書は、その日の午後に千葉県が報道機関に対し発表した情報を含め、翌2月29日の土曜日に届くように2月28日の金曜日の夜に四街道郵便局の窓口に直接持参して、即皆様方に周知していただくために送った文書でございます。  以上です。 ○森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 本当に急ぐのだったら、昨日の高橋絹子議員がおっしゃっておられたように、防災無線に相当するのか分からないのですけれども、今後の教訓としていただきたいと思います。それと、ホームページには載っていないと近所の人に言われて私もホームページを見たのですけれども。ホームページの書き方なのですが、表にぱっと読んでぱっと出ているような表現ではなかったのです。千葉県のリンクにやっと四街道の感染者のことが載っていました。載せ方として、先日の成田議員が言っておられた、欲しいときにその情報が載っていないと、だんだんホームページも見なくなるし、隠しているのと思ってしまうのではと発言がありました。私もそういうふうに思いました。ホームページへの載せ方基準も課題だと思うのですが、いかがお考えでしょうか。 ○森本次郎議長 市長、佐渡斉さん。 ◎市長(佐渡斉) 四街道市の自治振興課のほうから、2月28日付で、翌土曜日の午後には各自治会長さん、区長さん全員に郵送で届いた件でご質問されています。28日の午後2時に千葉県が記者発表をしておりまして、その内容は2月26日に印旛医療圏、つまりこの印旛の中で、クルーズ船で21日に下船して四街道に戻られた方が陽性になったという細かいことではなくて、26日は印旛管内という発表なのです。28日の午後2時に、これは四街道市在住の方だと、こういう記者発表を県がしました。それがどうしてかというと、その前の日に、これまでは印旛医療圏とか何々医療圏という発表なのですが、27日から要は市についても公表するというふうに県が方針を変更したので、2月26日に、印旛医療圏の中で陽性の方が出たと。28日にはそれは四街道だと、そういう記者発表がありました。私どものほうに、県のほうからメールで届いてきたのが28日の夕方近かったところでございます。したがいまして、一番早く発表、お伝えするには、やはり28日のもう夕方でしたので、夜の8時までに四街道郵便局に手紙を届ければ、翌日には配送されますので、速達性といいますか一番早い方法を取らせていただいたところでございます。  また、防災行政無線で、発表するというようなお話もございましたけれども、これは21日に下船されて、25日まで自宅にずっといらっしゃいまして、それで25日入院して26日に検査したら陽性になった方でございます。ですから、千葉県のほうから、要は濃厚接触者がどういて、何人いて、そしてまたこれがどういう経路で四街道市内で移動されているとか、そういう細かい情報は私どもにも全くありません。ですから、防災行政無線で発表をして、そしてまた市民の皆さんにいろんな動揺を与えるのは問題だと、ですから防災行政無線はやめろというのは私の判断でございます。  また、市のリンクの関係なのですが、自治会長さんや区長さんに郵送させていただいた。その中でも、もう四街道市は情報持っているのではないのかと、もっと詳しいこと教えなさいという、いろんな反響がございました。実際に四街道市は情報持っていないのです。千葉県が発表している情報だけしかないので、これは誤解を招かないためにもリンクを張るのが、そして千葉県のホームページの中で、情報を見ていただくのが一番誤解が少ないのかなという判断をしたところでございます。  以上です。 ○森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 リンクを張るほうがいいのかなという判断で、そういうふうに書かれたのだろうなと私は思ったのですが、近所の人にそう言われてあれでした。それで、今話を聞きましたら本当に1日刻みにいろんなことが入ってきて、どうしようか、どうしようかという判断を迫られている状況が分かりました。そういう意味では、今後も似たような台風のことがあると思うのです。昨年の台風被害のときも、情報を市民にどう伝えるかが課題だと報告がありました。今回は少し様相が違ってはいますが、感染防止のために正確な情報を知らせることの認識、今おっしゃったように、私は今取りあえず防災無線と、急ぐときはというような例を言いましたけれども、動揺を与える、そういうこともあるなというのを分かりつつ話をしています。だから、情報をどう的確に発信すればいいのかというのも、今回のことも教訓になったと思います。そういう問題意識というのでしょうか、そういう受け止めを伺いたいと思います。 ○森本次郎議長 市長、佐渡斉さん。 ◎市長(佐渡斉) 阿部議員仰せのとおり、その時々の状況によって様々な対応の仕方があると思います。今回の新型コロナウイルスにつきましては、感染症対策の対策本部長、私がやっていますので、どういう形で情報発信を適切にすればいいのか、柔軟に対応したいと思いますし、また市民の皆さんに与える動揺とか、いろんな風評被害等々も考えながら、阿部百合子議員が今ご指摘されたような、そういう観点にも立ちまして適切な情報提供、これに努めてまいります。  以上です。 ○森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 新たな課題が、生まれたということで、市民も含めて、その辺、考えていけたらと思います。  それでは、④の再質問に入ります。先日、どなたかの議員にも回答がありましたけれども、高橋議員でしたか、答弁にもありました。学校給食が急になくなって、調理員さんの賃金保障は契約どおりというふうな回答だったと思います。そうすると4時間契約の人は4時間、6時間契約の人は6時間、そういうことですね、確認です。 ○森本次郎議長 教育部長、荻野武夫さん。 ◎教育部長(荻野武夫) お答えいたします。  給食業務につきましては、委託で出しておりますので、委託経費の支払いは予定どおり行うというご答弁をさせていただきました。  以上でございます。 ○森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 それでは、似たような質問です。確認です。学校の中でも、正規雇用でない方いらっしゃいます。講師の方とか、あと事務の方は派遣ですか、そういう人たちはどういうふうに考えておいでですか。 ○森本次郎議長 教育部長、荻野武夫さん。 ◎教育部長(荻野武夫) お答えいたします。  市のほうで雇用している職員につきましては、先日のご答弁でも申し上げましたが、こどもルームのお手伝いをしていただいている方もいらっしゃいます。今おっしゃられた事務員につきましては、県の職員でございますので、そのまま通常どおり勤務をしております。  以上でございます。 ○森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 何度も同じような質問でごめんなさい。先日も回答があったと思うのですが、学校の英語のALTの皆さんで雇用形態が2種類あったと思うのですが、派遣みたいなALTの方と非常勤的なALTの方も、これも全部対応はしてくださるのですか。 ○森本次郎議長 教育部長、荻野武夫さん。 ◎教育部長(荻野武夫) お答えいたします。  ALTにつきましても通常どおり勤務をしております。  以上でございます。 ○森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 それでは、何で何度も聞いたかといいますと、政府はフリーランスなど個人事業主的な仕事をしてる人は4,300円という差別的な金額を出しておりまして、何で半分なのみたいな感じで、学校にもそういう人が結構いるのではないかなと思って、確認のために質問しました。よろしくお願いします。  ⑤の再質問に入ります。校庭開放は可能と文科省がQ&Aで答えていますが、四街道市内では既に開放しているのでしょうか。 ○森本次郎議長 教育部長、荻野武夫さん。 ◎教育部長(荻野武夫) お答えいたします。  学校開放につきましては、団体の活動は自粛をしていただいております。あと個人の使用につきましては、その学校の子供たちの使用につきましては特に制限はしておりません。  以上でございます。 ○森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 それでは、⑥の再質問に入ります。保護者の要望は、子供の命と健康についてなら対応しますという回答がありましたけれども、それではもっと広げて児童生徒からの相談窓口なんかは、考えて対応しておられますか。 ○森本次郎議長 教育部長、荻野武夫さん。 ◎教育部長(荻野武夫) お答えいたします。  各校とも今家庭訪問を実施しております。その中で、相談窓口としては特別設けてはおりませんが、直接話を伺っているところです。  以上でございます。 ○森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 それでは、市の職員のことで聞きます。子育て中の市の職員が、休業、休みやすい環境を整えることは実施しているのか伺います。 ○森本次郎議長 総務部長、齋藤豊さん。 ◎総務部長(齋藤豊) お答えします。  新型コロナウイルス感染症対策に伴う小学校等の臨時休業等により、子の世話を行う職員が、当該世話を行うため、勤務しないことが、やむを得ないと認められる場合については、国家公務員の取扱いに準じて有給の特別休暇が取得できるように対応しております。  以上です。 ○森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 よろしくお願いします。  次は、休校期間中、給食は実施しないとされていますが、学校の開放で来ている子に給食の用意はできないか伺います。 ○森本次郎議長 教育部長、荻野武夫さん。 ◎教育部長(荻野武夫) お答えいたします。  学校では、現在児童生徒の預かりを実施しておりますが、当日の人数把握、また食材料の調達などが困難でありますので、給食を実施することはできないというふうに考えております。  以上でございます。 ○森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 今日は3月19日で、もう2週間がたちまして、これが24日、春休みまでずっと続くとなると、お弁当を持たせることが大変だという、当該の方の意見を聞いておりまして、何とかならないかなと思って聞きました。  それでは、次に行きます。文科省の一斉休業に関するQ&Aには、給食調理場を活用して昼食を提供する場合はという質問に対して回答しているのは、臨時休業期間中に、学校給食の施設や人員を活用して昼食を提供することは、学校給食には当たらないが、食中毒やアレルギー事故を防止するためにも、学校給食衛生管理基準を可能な限り遵守して、昼食を提供することが重要と答えています。これのQ&Aを読んで、四街道はやっぱり無理だとお考えか。ちょっと考えてみようかなというお考えか、お聞かせください。 ○森本次郎議長 教育部長、荻野武夫さん。 ◎教育部長(荻野武夫) お答えいたします。  答弁の繰り返しになりますが、当日の人数把握、食材料の調達、これが難しいものでございますので、当市としましては給食を実施することは難しいというふうに考えております。  以上でございます。 ○森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 給食材料の納入業者など、臨時休校によって事業に支障の来すおそれのある業者への支援措置はどう考えているのか伺います。 ○森本次郎議長 教育部長、荻野武夫さん。 ◎教育部長(荻野武夫) お答えいたします。  事業者に対しましては、現在国が支援措置を行うということとしておりますので、市独自の支援措置につきましては考えておりません。  以上でございます。 ○森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 ウイルスの感染が疑われる人が、国民健康保険の資格証明書交付世帯であれば、全額自己負担になるので容易に医者にはかかれない。重症化の懸念や周囲への感染を広げるおそれがあり、厚労省が資格証を短期保険証とみなすようにとの事務連絡を出しましたが、短期保険証を交付しているでしょうか、お伺いします。 ○森本次郎議長 健康こども部長、矢部雅彦さん。 ◎健康こども部長(矢部雅彦) お答えいたします。  2月28日付の厚労省通知におきましては、資格証明書を交付されている方が新型コロナウイルス感染症の発症の疑いがある場合には、受診前に市町村の窓口に納税相談や保険料の納付のために訪れることは、感染拡大を防止する必要から避ける必要があるということで、該当者については短期の被保険者証の交付に比べて、帰国者・接触者外来への受診を優先する必要がありますことから、該当者が受診した際に資格証明書を提示した場合は、当該月の診療についてはこの資格証明書を被保険者証として取り扱うこととされたものです。したがいまして、この通知により保険者として短期被保険者証の交付を求められているものでありませんので、この件では短期被保険者証の交付はしていないという状況でございます。 ○森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 四街道の資格証明書世帯の人たちは、自分がウイルスの感染にかかっているなんてみんな分かっていないのですけれども、被保険者証としてみなすというのは、ご本人たちは分かっているのですか、どういうルートでそういうのが厚労省から出ているなんて、そんなのも知らないです、窓口に来てくださいといったって。 ○森本次郎議長 健康こども部長、矢部雅彦さん。 ◎健康こども部長(矢部雅彦) 3月17日付ですが、市のホームページに、新型コロナウイルス感染症の発症の疑いがある場合には、帰国者・接触者相談センターに電話またはファクスでお問合せいただくことのご案内と、資格証明書をお持ちの方向けに帰国者・接触者外来を受診した場合には、被保険者証とみなして取り扱うということ掲載しました。また、資格証明書を交付している方、現在26名おられますが、昨日同じ内容の通知を個別にご案内をさせていただきました。 ○森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 個別に連絡してくださってありがとうございます。国保も払えないような方は、やっぱりホームページみたいな、パソコンみたいなのはもう持っている人とは、ちょっとほど遠いのではないかなというふうに思いますので、いろんな方法で連絡していただいたということはよかったと思いました。  それに、次に市内中小商店などへの資金繰り融資を国は実施すると言っていますが、市として売上げの落ち込みをカバーするような施策は考えていないのか、伺います。 ○森本次郎議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  新型コロナウイルスに伴う資金融資などにつきましては、国や県の各種制度メニューがございますので、市といたしましては、この市内中小事業者に対しまして、迅速かつ適切に案内ができるよう努めてまいります。  以上でございます。 ○森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 案内してくださることもとっても大事ですけれども、本当に経済的には非常にダメージが大きいと考えています。何とかして盛り上げたいなというふうに考えて質問いたしました。今回の一斉学校休校要請の件は、全国でも批判が多く出ました。地方自治体として、言いにくい部分もあるでしょうが、国の言うとおりをうのみに聞くだけでなく、自治体として一歩立ち止まって考える習慣をぜひともお願いしたいものです。両親が働いている世帯の子供の学校受入れはすぐに実施していただき、保護者から感謝されています。今後、東海大地震というのですか首都直下地震ですか、その発生予想が出されています。同じ局面も出てくるはずです。教訓を生かしていただきたいものです。日本共産党は、政府に大胆な経済政策を取ることを要請しました。3つあります。1つは、新型コロナの影響から緊急に国民生活を防衛する、あらゆる手だてを取ること。2つ目、外需依存がいよいよできなくなる下で、内需、家計、中小企業支援に力を集中すること。この2の中に消費税をすぐに5%に引き下げることや、国保料をはじめ、社会保険料の緊急減免、納税の緊急猶予などの措置も入っています。3番、予備費の枠内でなく、来年度予算の抜本修正によって財源をコロナ対策による財源を確保することということを、経済政策を打ち出しています。  それでは、大きい2番に行きます。2番の再質問、コロナウイルス関連で、学童ルームに対しても国から支援の補助が出ると聞きましたが、市独自の応援体制は学校の教室を貸すということと、あと支援員を派遣するという話が出ましたが、その2つだけでしょうか確認します。 ○森本次郎議長 健康こども部長、矢部雅彦さん。 ◎健康こども部長(矢部雅彦) 学校の臨時休校後のこどもルームの開設におきましては、現時点では、学校の教室そのものを借りているルームはございません。なお、こどもルーム利用者の保護者への支援といたしまして、学校の臨時休校と同時にこどもルームの開所時間を8時から19時までとしたことと、開所時間の延長に伴う追加の保育料を徴収しないといったことが挙げられます。  以上でございます。 ○森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 ご配慮に感謝したいと思います。  それでは、③、④、⑤の再質問です。この3、4、5の内容が今回請願という形で出され、教育民生常任委員会では、全員賛成で本会議に送られます。補正予算を組むという話がちょっとありましたけれども、昨日の西塚委員への回答でも補正予算でやるという回答だったのですが、確認していいでしょうか。 ○森本次郎議長 健康こども部長、矢部雅彦さん。 ◎健康こども部長(矢部雅彦) 次年度令和2年度に向けた適正規模でのルーム運営につきまして、中央小、八木原小については、分室から単独ルームへの変更、和良比小については単独ルームを追加するよう準備を進め、4月から利用できるよう対応しております。したがって、この3ルームについては、補正予算は組まないで対応することになります。四街道小については、新たな第3ルーム整備に向けて、次年度に補正予算を計上する予定で準備を進めております。それと、処遇の改善については、繰り返しになりますが、キャリアアップ処遇改善事業を導入する方向で進めております。したがいまして、職員配置や処遇改善に関しては補正予算は組まないでの対応となります。  以上でございます。 ○森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 それでは、行財政改革のさなか、緊急の課題と受け止めていただき、うれしいことです。保護者や支援員先生のほっとした顔が浮かんできます。素早い判断をしてくださったことに感謝します。今回議案として出されている子ども条例の文章にあるように、市は子供が安全で良好な環境の中で、心も体も健康に生活できるよう努めますと書かれています。また、子供の居場所として、市は子供が安心して過ごし、遊んだり活動したりできる場所や困ったときや助けが必要なときに相談できる場所をつくりますとあります。教育は学校だけではありません。条例の前文には、子供たちの成長を支えていくことを約束し、この条例を定めますとなっています。この理念を実行に移す努力の最初の実践事例が学童ルームの増設と言えます。  大きい3番の、再質問行きます。大きい3番は再質問ということではないのですが、意見です。静ひつな環境でということを部長は何度も繰り返されましたけれども、私は船橋でも60人を超える傍聴者がいましたけれども、60人いたからといって、わあわあうるさい環境ではありません。ちゃんと粛々と公開されて、採択会議は進められていました。印旛地区採択協議会は9つ町がありますので、ちょっとほかの市とは、いろんな苦労があるのだろうと思いますが、何とか工夫をしていただきまして、公開に向けて一歩進めていただきたいということを意見として申し上げまして、大きい3番は終わります。  4番の再質問行きます。12月議会でも、裁判中で相手に利用されるおそれがあるので、議会答弁を控えたいという項目がたくさんありましたが、裁判が結審し、業者の責任が出たとしても、市の管理責任はその中に明確に出てくるのか。それなしに市民の不信、不安は解消しません。市は責任を持って、議会と市民への説明を果たすべきです。いかがでしょうか。 ○森本次郎議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  本問題については、市の主張、証言については法廷においてきちんと訴えていき、相手方に対して法的な責任を追及していくことが重要であると考えておりますことから、それぞれの責任行為につきましては、裁判の中で明らかにされていくものと考えております。なお、裁判の経過等につきましては、裁判に影響を与えない範囲で、ご説明させていただき、第一審判決については判決後ご報告させていただくことを考えております。  以上でございます。 ○森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 その第一審判決はいつぐらいになるのでしょうか。分からない。 ○森本次郎議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  現在、第3回の口頭弁論まで進んでおりますけれども、まだ先につきましては、見通せない状況でございます。  以上でございます。
    森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 昨日の広瀬議員への回答で、12月に千葉地裁に出した損害賠償の裁判は、先日4社から棄却の答弁書が来たというものでした。棄却とはそれは、そんなの知らない、責任ないということですか、詳しく教えてください。 ○森本次郎議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  市の訴えにつきましては、その4社に若干の金額の違いはありますけれども、20億強の損害賠償請求を求めたものでございますけれども、相手方については、その損害賠償請求については、それぞれの責任ではないということを訴えている、市とは逆の訴えを裁判所のほうに申し入れたということでございます。  以上でございます。 ○森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 フッ素化合物が米軍横田基地周辺の井戸から検出されたとの報道があり、低体重で生まれてくる新生児の出生率が高くなる懸念を、京都大学の小泉名誉教授は指摘しています。沖縄の米軍基地周辺からも同様なことが発生し、飲み水が汚染されている報道もあります。徹底した除去工事が求められます。受け止めはどうでしょうか。 ○森本次郎議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  これまでの壇上でもご答弁申し上げましたとおり、本事業におきましては、土壌汚染対策法に基づき、地下水モニタリング調査や深度調査を実施いたしまして、その結果を踏まえ適切に対応してまいりたいと考えております。なお、有機フッ素化合物につきましては、国において水道管理に関する水道水の暫定目標値を設定するなどの動きもございまして、市といたしましては、今後もさらに国の動向を注視する必要があるものと考えております。  以上でございます。 ○森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 大変な汚染のものです。よろしくお願いします。意見を言います。残念ながら、こういうことが続き過ぎます。ましてや撤去に要する金額の大きさにはびっくりです。何が問題だったのですか、市民がそう思うのは当然です。市が自ら説明しないなら、裁判は時間がかかりますので、同時並行して第三者委員会や百条委員会を設置して徹底究明していくしかありません。みそら自治会の皆さんもずっと待っています。そして、現施設は毎年億という修理をかけつつ動かしています。  大きい5番に行きます。減免制度の在り方に関して、今の制度を維持していくのか、あるいは見直しを行うのか、検討したことはありませんか。 ○森本次郎議長 健康こども部長、矢部雅彦さん。 ◎健康こども部長(矢部雅彦) 検討の結果、今回税率改正の条例案を上程させていただいたところでございます。 ○森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 検討の結果、やっぱり値上げせざるを得ないというのが、結論だったのだと思います。全国知事会や全国市長会は、国庫負担増をたびたび国に要請しています。また、子供にまでかかる国保料均等割部分の軽減措置を導入し、少子化対策の抜本強化も求めています。全国での運動実現まで、時限立法的に、せめて第3子から子供の均等割部分の軽減措置など、緊急的対応は考えられないか伺います。 ○森本次郎議長 健康こども部長、矢部雅彦さん。 ◎健康こども部長(矢部雅彦) 子供の均等割部分の軽減措置につきましては、全国市長会など地方団体からは、子供の均等割の軽減を求める要望を国に提出しておる状況でして、国と地方の場で検討されるとされております。今後も、この協議を継続して続けるということですので、この推移を引き続き見守ってまいります。  以上でございます。 ○森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 四街道はお金がないという中であれですが、全国で子供の均等割部分を、市独自で補助するという自治体も増えております。あまりにも高過ぎるということで、少子化で子供が1人よりは2人、3人になると、どんどん保険料も上がっていくわけですから、その矛盾を解消するための取組が、四街道以外のところも増えております。何度も同じことを質問するとお思いでしょうが、意見を言います。昨年11月、日本共産党として、四街道市民に対してアンケートを取りました。多かったのが、国民健康保険税の引下げでした。国民皆保険は名ばかりです。高過ぎる保険の額を払える額に引き下げていく、これは緊急課題だからこそ、全国知事会でも動き始めています。その気がない今の政府は変えていくしかありません。日本共産党は、その先頭に立って、引き続き力を尽くしてまいります。  大きい6番に行きます。再質問、四街道市は3.11のとき、1割程度入っている表流水を遮断しました。表流水の供給で、異物混入などの事故は、1年間に何件くらいあるのか伺います。 ○森本次郎議長 上下水道部長、阿部貴之さん。 ◎上下水道部長(阿部貴之) ご答弁させていただきます。  用水供給事業者であります印旛郡市広域市町村圏事務組合に確認しましたところ、平成26年度から平成30年度までの5か年におきまして、利根川で発生した水質事故は、年間平均10件でございます。いずれも利水者への影響がない小規模な状況であると伺っております。利水者というのは、用水供給業者とか、そういう水をくむところです。なお水質事故の要因につきましては交通事故を起こした車両や、工場からの油類が流出することなどによるものが多いということでございます。  以上でございます。 ○森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 これをわざわざ質問したのは、年平均10回が多いか少ないかそれは少ないほうがいいのですけれども、3.11のときには表流水に放射能が水の中に下りてくるということで遮断したと思いますが、地下水はそれに比べたら安全なのではないかなという思いで質問しました。  次に、地下水から表流水に切り替える発端は、京葉工業地帯の地盤沈下が理由でした。最近の四街道では、地盤沈下はほぼ収まっています。安くておいしい地下水は貴重な資源です。また、遠くからポンプで送るよりも、近場のほうが省エネにもふさわしい、この点についてどう考えるか伺います。先ほど引き続き地盤沈下は頑張らなければいけないと県に言われたとおっしゃったけれども、四街道の地盤沈下は収まっているのではないですか。 ○森本次郎議長 上下水道部長、阿部貴之さん。 ◎上下水道部長(阿部貴之) ご答弁させていただきます。  地盤沈下の状況につきましては、千葉県から発表される報道資料等から、本市を含む千葉県全体の地盤沈下について確認をし、状況の把握に努めております。最近では平成元年12月に公表されております。本市の平成30年の1年間の沈下量は、一部の地域で2センチ未満の沈下があるほかは、地盤沈下は見られておりませんが、千葉県では今後も沈下の状況を監視するとともに、その防止に取り組むものとしております。  次に、送水に係る省エネの考え方、こちらにつきましては、取水箇所数や、一括浄水、こういったところのスケールメリット等も含め様々な要因が考えられますことから、一概には比較できないものと考えております。  以上でございます。 ○森本次郎議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 意見とします。国と県の水道事業計画は、八ッ場ダム建設の負担をはじめ、過大な水需要の見誤りが県民、住民に大きな負担を強いるものになっています。過大な見積りをした責任を住民に押しつけることは納得できません。先日の市議選挙で、今後の水道の行方の話をすると、市民の関心は高く、安くておいしい水を維持するために、黙って受け入れてはいけないとの思いを強くしました。  私からの質問は以上とします。 ○森本次郎議長 残り時間がありますので、同会派の関連質問を許します。  関連質問はありませんか。  2番、本田良さん。 ◆本田良議員 議席2番、本田良でございます。よろしくお願いします。さきの市議会議員選挙において、市民の皆様から、女性の目線で市民の声を届け、議会に参加してほしいとのご支持を頂きまして、ここに立つことができました。感謝申し上げます。とはいえ、議会のシステムも、あと聞き慣れない言葉や言い回し、会議室の場所に日々戸惑い、先輩議員の皆様、職員の方々にご迷惑をおかけしておりますが、これからもご指導、ご鞭撻のほどをよろしくお願いいたします。  7番の、交通手段確保についての関連質問、2番のところをさせていただきます。昨年7月誕生いたしました、物井のショッピングモールもねの里モールには、ヨークマートをはじめ様々な店舗が相次いで開店しております。一方、みそら団地には店がなく、免許証を返納いたしますと、翌日から買物や病院通いに困ることから、事故の心配をしながら免許証が返納できないとの声が数多くある現状です。そこで、ショッピングセンターの各店舗からの補助や市からの補助で、もねの里モールへの新たな循環バスをつくれるよう、市には仲立をお願いしたい。あわせて、千代田消防署の近くにはいろんな病院もできておりますので、そこも回るルートも生まれたらいいかなと思っております。あと、内陸バスとは競合しないと私は認識しているのですが、そこはまた教えてください。今回和良比の地域には、千葉市の若松台団地からヨーカドーに向けてバスが通っております。そういうふうな形で、みそらのほうのバスを物井のほうに走らせていただきたい、そういうふうに思っております。そういう質問でも大丈夫ですか、いかがでしょうか。よろしくお願いいたします。 ○森本次郎議長 経営企画部長、永易正光さん。 ◎経営企画部長(永易正光) お答えをいたします。  みそら地域におきましては、千葉内陸バスが運行いたします四街道駅とみそら団地を結ぶみそら団地線、こちらのほうが運行をされております。千葉内陸バスとの競合ということで、みそら団地線のほうを利用する方の減少などから路線の減便等、こういったことも想定されますので、市が、あるいは市が主導して循環バスを運行することは難しい状況でございます。  以上でございます。 ○森本次郎議長 2番、本田良さん。 ◆本田良議員 でも、日々の日常的な不便さは皆さんがすごく感じております。それで、みそらの団地の中を歩いていますと、とてもいい団地だと思って住むことを決めて、30年、40年前に引っ越してきたのに、年を追うごとに住みづらくなっているという、そういう声が出ております。やっぱりそういう暮らしにくくて悲しいという思いを、市民の皆様にさせてはならないと思いまして、これは緊急な課題だと私は感じておりますが、いかがでしょうか。 ○森本次郎議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  バスという観点ではございませんけれども、買物支援という観点からお答えさせていただきますと、環境経済部所管において地域の限定はしておりませんけれども、買物支援の一環といたしまして、宅配サービスや買物代行を行う事業者などをまとめた買物支援リストを、市ホームページへの掲載、市役所窓口で配布しておりますので、買物支援という形に限定されますけれども、皆様にご活用いただけますよう広報のほうをしておるところでございます。また、先ほどの物井のヨークマートでございますけれども、そちらは今のところ登録のほうはないのですけれども、登録ができるかどうかというところは確認をさせていただいて、できるということであればリストのほうに掲載させていただきたいと存じます。  以上でございます。 ○森本次郎議長 本田良さん。 ◆本田良議員 そうですね。国の国土交通省のほうから出されている文書がちょっとあったのですが、協議会のようなものをつくって、それで、検討していくということは考えられないのでしょうか。そうすれば、赤字でも負担をしてもらえるように、ここ書いてあるのですけれども、それと買物はやっぱりお年寄りでも、自分の目で見て買いたいというものもありますし、自分の足で歩いて病院に行くとか、そういうやっぱり寝込まないための予防にもなりますので、ぜひそういう形を検討していただきたいと思います。いかがでしょうか。 ○森本次郎議長 経営企画部長、永易正光さん。 ◎経営企画部長(永易正光) お答えをいたします。  市といたしましては、公共交通を維持するということがまずもって主眼にあります。議員ご指摘の協議会等ということで、今当市で実証運行を始めますデマンドのように、そういう地域の方、それから、事業者のそういう協賛とか、あるいは市が一緒になってというようなことであれば、有償あるいは無償化ということで適用される法律等も変わってまいりますので、そういった法律的な部分での調査あるいは検討が必要にはなりますけれども、もし具体的に事業者等からお話があれば、その辺については、考えることができるのではないかというふうには思っております。  以上でございます。 ○森本次郎議長 本田良さん。 ◆本田良議員 ありがとうございます。ちょっと希望が出てきた気持ちがいたしました。やっぱり交通手段は全市的な問題だと考えております。できれば、お年寄りが快適に暮らせる暮らしができる四街道市を目指して、いろんな方法があるかと思われますが、ぜひよい知恵を出して検討していただきたい、そういうふうに思っております。どうぞよろしくお願いいたします。                        ◇ △発言の訂正 ○森本次郎議長 上下水道部長より答弁の訂正の申出がありましたので、これを許可します。  上下水道部長、阿部貴之さん。 ◎上下水道部長(阿部貴之) 大変申し訳ございません、答弁の一部訂正をお願いいたします。  私、再度の質問を頂きました2点目のところで、地盤沈下に係る千葉県の報道の発表日、こちらにつきまして平成元年12月と言ってしまったと思います。実はこちらにつきましては令和元年12月の誤りでございます。昨年の令和元年12月の誤りでございます。以上でございます。おわびさせていただきますとともに、訂正させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○森本次郎議長 阿部議員、よろしいですか。  以上で日本共産党、阿部百合子さんの質問を終結します。  暫時休憩します。    休憩 午前11時31分    再開 午後 1時00分    〔議長、副議長と交代〕 ○成田芳律副議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  暫時議長職を交代します。 ○成田芳律副議長 次に、志誠会の代表質問を行います。  志誠会、岡田哲明さんの発言を許します。  18番、岡田哲明さん。    〔岡田哲明議員登壇〕 ◆岡田哲明議員 議席番号18番、会派志誠会の岡田です。通告に基づき、代表質問をさせていただきます。  大項目1、市長の政治姿勢を問う。1990年頃より少子化、少子化現象という言葉が騒がれ始め、1994年頃には子供人口と高齢者人口が同じくらいになり、2000年代に入ると高齢者人口が子供人口を上回る逆転現象となり、それ以来国が何らかの対策を講じても少子化は収まらず、日本の少子高齢化率は2017年10月1日現在で27.7%と、国際連合のランクとしても超高齢社会に分類されているのは承知のとおりです。この問題は、当然のことながら国内の生産性の減少や、さらには社会保障負担の増大に結びつくことで、日本全体の経済の低迷、停滞が長く続いていて、日本全体が抱える重要問題の一つであります。また、さらには昨年の台風に起因する災害の影響や、昨年11月に発生した新型コロナウイルス感染症は、ついには先日もWHOから世界的な流行を意味するパンデミックであるという発表までされ、目に見えない未知の病原菌に対する恐怖感と、世界での感染者が10万人をはるかに上回り、死者も3,600人を超しているという現実が人を惑わせ、混乱を引き起こしています。これらの要因が財政難に拍車をかけ、さらなる深刻な財政難が予想されます。そこで、①、本市のかじ取り役である市長の来年度の意気込みを伺いたいと思います。  大項目2、危機管理監所管分。さきにも述べましたが、昨年令和元年に本市が受けた台風による被害は、かつてないほどの大きなものとなりました。地震に対する被害を想定しての対策は、各自治会や区などでも防災組織による訓練などで準備していましたが、雨や風による災害に対しては想定外であったことだと思います。このことを教訓に、これからの本市の取組を伺いたいと思います。①、令和元年に発生した房総半島台風や東日本台風の本市に対する影響を受けて、今後取りかからなければならない課題や市民への対応に関する対策を伺います。  大項目3、経営企画部所管分。何度も申し上げますが、本年度は災害などによって財政に対して大きく影響した年だと思います。そこで、①、本年度予算の執行状況と来年度予算編成に際し、特に配慮を要した点があれば、その内容を伺います。  また、②、来年度予算編成において、経常収支比率及び財政調整基金の想定している数値を伺いたいと思います。  JRやバス事業者などによる本市の公共交通サービスは、他市と比較しても良好であると私は認識しています。少子高齢化社会となる以前の状態、つまり多くの市民が市外の勤務先に向かう通勤に対する利便性の追求と、今現在の高齢化社会における市民サービスとしての利便性向上は大分変わりました。市民からは、様々なご意見や希望などがあると思いますが、③として、公共機関のさらなる利便性向上への取組について、本市の考えを伺います。  シティセールスについて、本市の今までの取組、活躍は非常に高く評価しています。様々な媒体や事業によって本市の認知度を高めたことは、市民に対して大きな活力となったことだと思います。そういった意味では、来年度シティセールス課がなくなってしまうことで、とても残念であります。それと同時に、来年度からの活動が心配です。そこで、④、シティセールスの今後の取組について伺います。  大項目4、総務部所管分。さらなる行財政改革は常に求められていると思いますが、大きな改革は市民サービスにも影響することが危惧されます。そこで、①、行財政改革に向けた取組と来年度の計画を伺います。  区や自治会からの様々な要望が上がってきていますが、財政難が続く本市にとって、全ての要望をかなえることは難しいところです。そこで、その実態をお聞きしたいと思います。②、区・自治会の各種要望に対する対応状況と、来年度の方針について伺います。  さて、高齢者の運転ミスによる事故が多発しており、運転免許証の自主返納に対する必要性が、報道機関でも取り上げられています。しかし、地理的条件や各自の都合もあり、またメリット・デメリットの兼ね合いも人それぞれの考えが違うことから、自主返納をためらう人も大勢いると思います。そこで、③、自動車運転免許証返納者の傾向と本市の対応について伺います。  大項目5、環境経済部所管分。本市が抱える重要問題の一つが、新ごみ処理施設建設であります。順調に事業が進められていると思いきや、搬入された土壌にフッ素が混入していたことは残念でたまりません。多くの市民が今後の事業の進み方に興味を持たれています。そこで、①、新ごみ処理施設建設計画について、現状と今後の計画を伺います。  また、建設計画予定地である吉岡地区への配慮もお願いしなければいけないことから、②、新ごみ処理施設建設における吉岡地区への対応を伺います。  都市計画道路3・3・1号線の第1工区工事が完成を間近に控えていると認識していますが、隣接する成台中区画整理事業内についても建設を検討している企業があると聞いています。そこで、③、成台中区画整理事業内の企業誘致の状況を伺います。  大項目6、都市部所管分。初めに、都市部所管分としての①、大型台風被害からの本市の復旧状況を伺います。  次に、空き家対策については以前より質問させていただいておりますが、空き家の有効利用は本市の福祉サービスをはじめとする市民サービスにつながります。そこで、②、市内空き家対策について、現状と活用方法について本市の考えを伺います。  また、市内には老朽化し、住民不在であったり、または火災が原因で人が住めなくなった家、いわゆる廃屋が存在していると思いますが、市民の安全性や美観の点からも対策が必要だと考えます。そこで、③、市内廃屋の現状と今後の対応方針を伺います。  大項目7、健康こども部所管分。昨年より何度か質問いたしましたが、市内の学童保育に関して、利用者から相談が相次いであります。行政、父母会、そして支援員がお互い歩み寄り、理解した上で納得して、安心して安全に子供たちを預けられる環境を整えることは、早急に取りかからなければいけない問題であります。そこで、①、学童保育に関して、父母会や支援員からの要望が届いていると聞き及んでいるが、本市の対応と方針を伺います。  さて、児童虐待に関する事件が多く報道で見受けられますが、子供たちの安全や将来を考えると、万全の対策と早急に対応できる対策が必要です。そこで、②、本市の児童虐待やDV被害に関する状況と取組を伺います。  口腔ケアは、人間が健康的に生活するためにはとても重要な要素の一つです。特に高齢者の方にとっておいしく食事を頂けることは、精神的にも肉体的にも健全な毎日を送ることができる鍵となると思っています。そこで、③、令和元年に実施された、後期高齢者の歯科検診の実績と今後の方針を伺います。  大項目8、福祉サービス部所管分。障害のある方が本市で満足して生活できるような環境づくりは行政の役割ですが、まだまだ不満を抱えている方も多くいらっしゃるようです。そこで、①、本市における障害者サービス向上に向けた取組を伺います。  ②、高齢者の生きがいづくりからシニアクラブの本年度の現状と今後の方針を伺います。  大項目9、消防所管分。消防や救急に当たる車両整備には多額の費用を要します。計画的な配備が求められますことから、①、消防、救急車両の整備状況と今後の計画を伺います。  大項目10、教育部所管分。新型コロナウイルスは、教育現場に非常に大きな混乱を引き起こしたと思います。教育委員会でも、また現場サイドでも、日々変わる情報で苦労されたことと推察いたします。そこで、①、新型コロナウイルスにより、本市の教育現場にどのような影響があったか、現状と今後の取組を伺います。  次に、英語教育の導入など新たに取り組んでいる事業もありますが、子供たちの学力及び体力の向上は常に求められます。そこで、②、児童生徒の学力及び体力向上に向けた取組を伺います。  また、③、小中一貫教育の充実に向けた取組を伺います。  最後に、児童生徒の安全を確保することから、④、通学路の安全確保対策について、来年度の方針を伺います。  以上、壇上からの質問といたします。答弁のほどよろしくお願いします。 ○成田芳律副議長 岡田哲明さんの質問に対する当局の答弁を求めます。  市長、佐渡斉さん。    〔市長 佐渡 斉登壇〕 ◎市長(佐渡斉) 会派志誠会、岡田哲明議員の代表質問にお答えいたします。  私からは、第1項目の1点目、来年度の意気込みについてお答えいたします。これまで私は、子育て日本一を掲げ、認可保育所の整備をはじめとする子育て環境の充実に向け、多くの取組を推進してきました。とりわけ子育て日本一の取組は大きな目標であり、何か一つに特化した取組を日本一にすることで達成できるものではなく、自然環境や住環境をはじめとした総合的な子育て環境の向上に向け、一つ一つの施策について子育ての視点を大切にしながら取り組んできたところでございます。また、シニア・シルバー世代が元気なまちの取組においても、高齢者がいつまでも元気に過ごせるよう、そして元気なシルバー世代の方々が、これまでの知識や経験をまちづくりに生かしていただけるよう取組を進めてきたところでございます。このような取組を進める中で、合計特殊出生率は平成21年の1.17から平成30年には全国平均を上回り、県内では6番目に高い1.47の水準となるなど改善が図られたほか、引き続き人口増加基調を維持しており、特に20代後半から30代前半の子育てファミリー層の方々から選ばれているなど、人口構成の不均衡改善に向け好ましい状況にあると考えております。  一方で、コロナウイルス感染症の拡大に伴う地域経済への影響については、国や県と連携しながら可能な支援について検討を進めるとともに、将来的に見込まれる人口減少社会と急速に進展する少子高齢化への対応、自然災害の頻発、激甚化をはじめとする災害対応、次期ごみ処理施設建設への対応など、山積みする行政課題にも市民の皆様から託されたかじ取り役としての重責を果たすべく、適切に対応していく所存でございます。そして、行財政改革による健全財政を維持しつつ、持続可能な行政運営の推進と、私が掲げる子育て日本一、シニア・シルバー世代が元気なまちの考えを反映した総合計画後期基本計画に基づき、将来都市像「人 みどり 子育て 選ばれる安心快適都市 四街道」の実現を目指して、令和2年度も全力で取り組んでまいりたいと考えております。  私からは以上でございます。他のご質問につきましては教育長、そしてまた担当部長等々よりご答弁をいたさせます。どうぞよろしくお願いします。 ○成田芳律副議長 危機管理監、澤畠博さん。    〔危機管理監 澤畠 博登壇〕 ◎危機管理監(澤畠博) 私からは、大項目2、危機管理監所管分についてお答えします。  今後も、気象変動による台風の大型化や暴風雨が想定されています。また、風水害のほかにも、南関東を震源とする直下地震の脅威も迫っています。そうした大規模自然災害への備えとして、取りかかるべき、今最も大切なこととして、大局的には大規模自然災害がいつ何どき起ころうとも、最悪な事態に陥ることのない強さとしなやかさを持った安心安全な地域社会を平時から築き上げておくことです。そのため、ハード面、ソフト面の施策を総合的かつ計画的に推進するための指針となるものが、国土強靱化地域計画でございますので、現在当該計画の策定に向けた業務に鋭意努めているところであり、官民の役割分担も含めた具体的な施策等については、本計画の中で明らかにしてまいりたいと考えています。  私から以上です。 ○成田芳律副議長 経営企画部長、永易正光さん。    〔経営企画部長 永易正光登壇〕 ◎経営企画部長(永易正光) 私からは、第3項目の経営企画部所管分についてお答えいたします。  初めに、1点目の本年度予算の執行状況と来年度予算編成に際し、特に配慮した点についてですが、本年度予算の執行状況については、一般会計予算の執行率で申し上げますと、令和2年2月末現在で約80%となっております。前年度の同時期では約82%であり、若干の減となりますが、台風15号からの一連の災害の影響による明許繰越し件数の増加や、新型コロナウイルス対策に係る事業の中止による影響があるものの、そのほかはおおむね予定どおりの事業執行がなされているものと考えております。令和2年度当初予算編成において配慮した点としましては、例年どおり経常収支比率の改善を念頭に、経営改革会議で検討した収支改善項目を確実に予算に反映させることに加え、新たに予算編成方針に、普通建設事業を予算化する際に、交付税措置のある起債の活用が可能か検討することを定め、公共施設の老朽化対策工事などに、交付税措置のある有利な起債を積極的に活用した予算編成を行いました。また、台風15号からの一連の災害により、多くの倒木被害があったことを受けて、近隣に住宅のある小中学校や都市公園等の樹木伐採委託に例年より多くの予算を配分しました。  続いて、2点目の来年度予算編成において、経常収支比率及び財政調整基金の想定している数値についてですが、経常収支比率については決算における指標であり、当初予算では算定しておりませんが、令和2年度当初予算案は、幼児教育・保育の無償化による影響や、経営改革会議の取組による成果、地方消費税交付金の増加などにより、収支が改善する見込みです。財政調整基金繰入額は、6億1,502万4,000円と、前年度までに比べて大幅に減少し、令和2年度末の財政調整基金残高は、26億691万円となる見込みです。  続いて、3点目の公共交通機関の利便性向上への取組につきましては、市では鉄道、バスなどの公共交通は市民生活に欠くことのできない交通手段でありますことから、その確保、維持に努める必要があると考えております。鉄道につきましては、JRの利用者は横ばいで推移しているものの、利便性向上に向け、今後も引き続き下り最終電車の時刻の繰下げや、物井駅の通勤快速電車の停車、またホームドアの設置等によるバリアフリーの充実など、JRに対して要望活動を継続してまいります。バス交通につきましては、市内の主要な道路には、路線バスが運行しており、おおむね充実していると考えておりますが、市内には公共交通空白地域等が点在していることから、その解消に向けデマンド型乗合タクシーの実証実験を行っているところでございます。また、今後も路線バスを維持する必要があることから、路線沿線の地域の方々にバスを利用していただけるよう、周知啓発による利用促進に努めるとともに、電動のモビリティーを活用し特定地域を周回しながら、バス停等への移動支援を行う取組も併せて検討してまいります。  続いて、4点目のシティセールスの今後の取組についてですが、平成27年度にシティセールス推進課を新設し、公募により採用したシティセールス推進課長の下、これまで市の認知度向上を図ってまいりました。シティセールス戦略の改定に伴い、今年度実施した認知度調査の結果では、千葉県内における四街道市の認知率は、前回平成28年度調査から6.5%アップの85.1%と高い水準になっており、この5年間のシティセールス活動が本市の認知度向上に一定の貢献を果たしたものと考えています。令和2年度からは、政策企画業務との連携強化を目指し、シティセールス業務を政策推進課に統合いたしますが、これまで培ってきたシティセールスのノウハウや活動基盤を継承、さらに発展させ、今後も引き続き積極的なプレスリリース配信や、PRパンフレット、PR動画の活用、イベントなどによる魅力の発信と、市民協働の推進を主軸とした魅力の創出に努めてまいります。  私からは以上でございます。 ○成田芳律副議長 総務部長、齋藤豊さん。    〔総務部長 齋藤 豊登壇〕 ◎総務部長(齋藤豊) 私からは、第4項目、総務部所管分についてお答えいたします。  初めに、1点目、行財政改革に向けた取組と来年度の計画についてお答えいたします。第8次行財政改革推進計画の実施状況についてでございますが、令和元年度における各項目の9月時点の進捗状況等を取りまとめ、行財政改革推進本部会に報告したところでございます。また、令和2年度に予定されている実施内容についてでございますが、主な項目といたしましては令和2年の9月から開始されます可燃ごみ、不燃ごみを対象とした家庭系ごみ処理手数料の導入、課の統合や係の統合等、令和2年4月1日より実施する組織機構の見直しなどを次年度の取組として予定しております。  次に、2点目、区・自治会からの各種要望に対する対応状況と来年度の方針についてお答えいたします。初めに、ご要望につきましては、区・自治会との連絡窓口となっております自治振興課において、連絡票により受け付け、それぞれの内容に応じて関係各課等に回付し、その後関係各課において対応方針を決定した後、文書等により回答をさせていただいているところです。来年度の方針についてですが、基本的な対応方針といたしましては、連絡票の受付窓口となる自治振興課において、区・自治会からのご要望に対し、速やかに各関係課に回付するとともに、受付後2週間程度で、文書等による回答を行う方針の下、引き続き関係各課との調整に努めてまいりたいと考えております。  次に、3点目、自動車運転免許証返納者の傾向と本市の対応についてお答えいたします。自動車運転免許証の返納については、所管が千葉県公安委員会となっており、所轄の四街道警察署に確認いたしました。本市での返納者の直近3か年の実績を申し上げますと、平成29年の1月から12月までは292人、そのうち65歳以上の方が285人、平成30年度の同期間で268人、そのうち65歳以上の方が263人、令和元年の同期間で470人、そのうち65歳以上の方が456人となっております。傾向につきましては、65歳以上の方が返納者の大半を占め、また今年度の65歳以上の返納者数は、昨年と比較して約1.8倍と大幅に増えております。次に、本市の対応についてですが、運転免許証の返納について考えていただく機会として、高齢者の大学講座やシルバーリーダー講習会において、警察署員に講話をお願いいたしました。また、自治振興課では、運転免許証の返納を考えられている方が来庁された場合や、交通安全についての生涯学習まちづくり出前講座の中で、返納手続や返納後の特典などについて情報を提供させていただいています。そのほか、返納後の特典として、四街道市、千葉市、所轄の警察署と千葉県個人タクシー協会との4者間の協定による個人タクシーの運賃割引制度や、千葉県警察本部が募集している、バス、タクシー事業者等の独自の運賃割引制度をはじめ、飲食店や娯楽施設、宿泊施設等の利用料金の各種割引制度について、市ホームページで紹介をしています。  私からは以上でございます。 ○成田芳律副議長 環境経済部長、麻生裕文さん。    〔環境経済部長 麻生裕文登壇〕 ◎環境経済部長(麻生裕文) 私からは、第5項目のご質問について順次お答えいたします。  初めに、1点目の新ごみ処理施設建設計画について、現状と今後の計画でございますが、施設等用地における土壌汚染の範囲を把握するための地質等状況調査が終了したことから、令和2年度においては土壌汚染対策法の一環として、地下水モニタリング調査を実施するとともに、地質等状況調査の結果を踏まえ、本議会に債務負担行為補正を提案しております、深度調査を実施してまいります。また、早期に土壌汚染対策の検討を行い、用地造成を進めてまいりたいと考えております。  次に、2点目の吉岡区への対応でございますが、吉岡区に対しましては、毎月開催しております、次期ごみ処理施設建設等に関する連絡協議会において、逐次、施設建設事業や、地域振興事業等の協議を進めております。昨年には、用地周辺のお住まいの方々を対象とした説明会及び意見交換会を開催し、特に地域振興事業等について忌憚のないご意見やご要望を頂きましたことから、現在連絡協議会において、その内容を詰めていくこととしております。なお、主な地域振興事業として、吉岡4号線、9号線の整備事業や区内の道路維持工事、間もなく完成を迎える吉岡区集会所の建設事業などがあり、着実に進行しているところでございます。  次に、3点目の環境経済部所管分としての成台中土地区画整理事業内の企業誘致の状況でございますが、当該事業区域における企業誘致活動につきましては、成台中土地区画整理組合が国道51号線の地理的特性を生かした企業誘致を行っていると伺っております。また、千葉県発行の千葉県の産業用地に関する総合パンフレットに関係記事が掲載されておりますことからも、当該事業区域における企業誘致の動向について引き続き見守ってまいります。  私からは以上でございます。 ○成田芳律副議長 都市部長、林田和洋さん。    〔都市部長 林田和洋登壇〕 ◎都市部長(林田和洋) 私からは、第6項目、都市部所管分について、順次お答えいたします。  初めに、1点目の大型台風災害からの本市の復旧状況でございますが、道路関係で被害を受けた主な復旧状況につきましては、内黒田地先の道路陥没と南波佐間地先の斜面地崩落による土砂流出箇所については、既に復旧工事が完了し、市道山梨南波佐間線道路法面崩壊箇所については、間もなく工事に着手する予定でございます。また、市道山梨6号線及び亀崎地先の法面崩壊箇所の復旧につきましては、引き続き隣接土地所有者と協議調整し、道路の通行確保に必要な工事を実施してまいります。なお、その他道路において支障となった比較的規模の小さな箇所につきましては、既に復旧が完了いたしました。次に、公園関係で被害のあった樹木の倒木121本及び園灯やフェンスなど15か所の施設につきましては、年度内に全ての復旧が完了する予定でございます。次に、被災した住宅関係でございますが、災害救助法に基づく応急修理と被災住宅修繕緊急支援事業の補助金制度を活用し、現在までの申請状況につきましては、半壊による応急修理が1件、一部損壊が274件となっております。なお、本補助金制度は令和2年度も継続して支援してまいります。  続きまして、2点目の、市内空き家対策の現状と活用方法についてお答えいたします。本市の空き家対策の現状につきましては、昨年度策定した四街道市空家等対策計画を踏まえ、空き家対策の関係部局で構成する四街道市空家等対策会議を新たに設置して、特定空家等の認定や措置について協議をしてまいりました。その結果、そのまま放置すれば倒壊等、著しく保安上危険となるおそれのある管理不全な空き家3棟について特定空家等に認定したことから、空家等対策の推進に関する特別措置法第14条第1項に基づく指導を行ってまいります。また、空き家の活用方法につきましては、所有者等に対し、空家等相談業務により活用方法を提案するなど、空き家の流通促進に向けて関係団体等と連携を図りながら、取組を推進してまいりたいと考えております。  次に、3点目の市内廃屋の現状と今後の対応方針についてお答えいたします。今年度特定空家等に認定した空き家以外にも、火災などにより建物の老朽化が著しく、管理不全な空き家が見受けられることから、空家等実態調査や市民等からの情報提供により把握に努めてまいります。今後の対応方針については、地域の良好な生活環境を維持するために、周辺住民に影響を与えている罹災家屋等の廃屋を含む空き家の所有者等に対して、適切な管理への指導を行ってまいりたいと考えております。  私からは以上でございます。 ○成田芳律副議長 健康こども部長、矢部雅彦さん。    〔健康こども部長 矢部雅彦登壇〕 ◎健康こども部長(矢部雅彦) 私からは、7項目め、健康こども部所管分についてお答えします。  最初に、①、学童保育への要望に対する対応と方針については、これまでの各会派からの質問に対する答弁と重複いたしますが、中央小、八木原小については分室から単独ルームへの変更、和良比小については単独ルームを追加するよう準備を進め、令和2年度当初から利用できるよう準備を進めています。四街道小については、新たな第3ルーム整備に向け、新年度に補正予算を計上して対応してまいります。完成までの間、利用児童が多いときは、西中A地区社協の拠点を借用することとします。職員の配置については、現主任を含め約80名の方が継続雇用の申請があったと伺っており、新規採用者と合わせれば国の配置基準以上の体制になる見込みです。職員の処遇改善については、キャリアアップ処遇改善事業を導入する方向で進めておりますが、雇用形態や職員配置、勤務時間等に係る問題については、雇用契約を結んでいる委託先である社会福祉協議会で決定するものであり、法人職員としての処遇改善については、引き続き社協が適正な対応を図るよう指導してまいります。なお、各種要望や職場環境の充実のため、委託先との関係で解決できない問題もあろうかと思いますので、指導員の主任会議等に市職員を出席させるなど、意見交換の場を設けて、市としてできる支援を行ってまいります。  次に、②、児童虐待やDV被害に関する状況と取組ですが、市民、児童相談所及び警察などから通告のあった児童虐待受付件数は、平成30年度は215件、29年度は197件、28年度は165件、またDV被害者からの相談件数は、平成30年度は28件、29年度は44件、28年度は22件でした。取組としては、家庭児童相談員、母子・父子自立支援員、婦人相談員を配置し、ケースワーカーとともに児童虐待やDVに関する相談に対応し支援を行っているところです。その中で、DV被害を受けている親を持つ子も含め、虐待を受けている児童は、四街道市児童及び配偶者等に対する暴力防止対策地域協議会、通称CANPYを設置し、構成員である児童相談所や警察など庁内外で児童に関わる多くの機関相互の連携により、児童虐待の予防、早期発見及び虐待を受けた子供に対する適切な支援を行っております。  最後に、③の後期高齢者の歯科検診の実績等についてですが、本事業は千葉県後期高齢者医療広域連合が千葉県歯科医師会への業務を委託することにより実施しております。今年度の実施期間は6月から12月までで、対象者は今年度中に76歳になられる方で、当市の対象者数は12月末時点で1,483人です。12月審査分までの受診者数は193人、受診率は13.0%となっています。今後においては、受診率の向上を図るため、市政だより等により周知を図ってまいりたいと考えております。  私から以上です。 ○成田芳律副議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。    〔福祉サービス部長 齋藤千裕登壇〕 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) 私からは、第8項目、福祉サービス部所管分についてお答えします。  ①について、障害のある人が必要とするサービスが受けられるよう、窓口となる市内5か所の障害者相談支援事業所と連携し、相談を通じて、総合支援法に基づいた各種のサービスを、それぞれ個人の事情に合わせて提供しております。また、新たな事業としまして、施設に入所している強度行動障害のある知的障害者が、安心して入所先で生活できることを目的に、強度行動障害者支援事業補助金を、本年度より創設したほか、地域の障害者が利用する地域活動支援センターⅢ型の事業所の家賃の一部を補助することで、事業所の安定した運営を図る地域活動支援センター等家賃補助金を令和2年度より開始いたします。  次に、②についてお答えします。シニアクラブの本年度の現状についてですが、平成31年4月1日現在49の単位シニアクラブがあり、会員数は2,314人となっています。今後の方針につきましては、シニアクラブの活動は、地域の担い手としての社会奉仕活動や、高齢者にとっての健康づくり、生きがいづくりの場として、大きな役割を担っており、認知症予防にも効果が期待できることから、市といたしましても引き続き支援してまいりたいと考えています。  私からは以上です。 ○成田芳律副議長 消防長、西岡亨さん。    〔消防長 西岡 亨登壇〕 ◎消防長(西岡亨) 私からは、第9項目の①についてお答えいたします。  消防、救急車両の整備状況につきましては、平成26年度から28年度の間、消防車両3台を更新整備し、29年度には総務省消防庁から消防団車両の無償貸与を受け、新規整備を図ったところでございますが、平成30年度から、令和元年度にかけましての整備はございませんでした。今後の計画につきましては、令和2年度の更新予定はございませんが、令和3年度以降、後期基本計画に基づき、消防ポンプ自動車、小型動力ポンプ付積載車及び高規格救急車の更新整備を図る予定でございます。  以上でございます。 ○成田芳律副議長 教育部長、荻野武夫さん。    〔教育部長 荻野武夫登壇〕 ◎教育部長(荻野武夫) 私からは、第10項目、教育部所管分のご質問に順次お答えいたします。  初めに、1点目、新型コロナウイルスにより、本市の教育現場にどのような影響があったかについてですが、3月2日から3週間以上にわたり臨時休校としたため、学習内容の定着を図る時間が確保できなかったことや、学校行事が中止または縮小化されたことなど、大きな影響がありました。本市では、教職員の家庭訪問などを行い、児童生徒の健康状況の確認とともに、学習資料を届け、学習計画を確認し、休校中の家庭学習の充実を図っています。実施できなかった学習については、来年度実施するよう、時期や方法について検討しています。  次に、2点目、児童生徒の学力及び体力の向上に向けた取組についてですが、まず、学力向上に向けた取組についてですが、全国学力・学習状況調査及び県標準学力検査についての結果の分析を行い、指導改善のポイントについて各小中学校に指導、助言を行っています。また、各小中学校を授業力向上研究校に指定し、教員の授業力向上を図っております。体力向上については、市体育主任会議において、各学校が、自校の課題を明確にし、課題に応じた取組を行うよう指導、助言を行っております。  次に、3点目、小中一貫教育の充実に向けた取組についてですが、各小中学校は、義務教育9年間を一体的に捉え、各中学校区の目指す15歳の姿を設定し、学習面や生活面について共通理解を図りながら、小中一貫教育に取り組んでいます。各中学校区では、現在小中の連携を図り、重複する行事の精選を行うなど、系統的に実施できるよう教育課程を編成しています。また、小中学校の合同の取組として、キャリア教育学習会、音楽交流会、挨拶運動、募金活動など、中学校区ごとに特色ある活動を行っています。  次に、4点目、通学路の安全確保対策についての来年度の方針についてですが、毎年各小中学校で4月から5月にかけて通学路の点検を行っており、安全対策が必要と思われる箇所について教育委員会へ要望書が提出されます。来年度につきましても、市教育委員会では、学校から報告を受けた箇所について、児童生徒の登下校時に合わせた合同点検や担当課による現場確認を行い、関係各課及び関係機関などと協議の上、必要に応じて改善に向けた要望を行ってまいります。  私からは以上でございます。 ○成田芳律副議長 再質問はありませんか。  岡田哲明さん。 ◆岡田哲明議員 ご答弁ありがとうございました。代表質問最後ということで、ほかの多くの会派の皆さんの質問と重複する質問があったにもかかわらず、ご丁寧に答弁いただきましてありがとうございます。また職員の方々も、一生懸命働いていただきまして本当にありがとうございました。  それでは、再質問させていただきます。まず、市長の意気込みをお聞きしましたが、市長就任以来、子育て日本一を掲げて実行していくと、またシニア世代にも優しいまちづくりということで、一貫して同じご答弁でぶれていないというのはよく分かりました。また、今度の新型コロナ騒ぎとか、非常に財政的にどういうふうになるか将来的には分からないのですけれども、例えばこの市庁舎の建設も、たしかオリンピック後の資材の、今資材が高騰しているからオリンピック終わってから、ちょっと様子を見ようというようなお話もあったかと思います。そのオリンピック自体これどうなるのか、ちょっとまだ本当に分からない状況なのですけれども、非常にこの令和2年というのは激動な年と言えるのかなと思います。さらなる市長のかじ取りに期待しますので、よろしくお願いいたします。  それでは、危機管理です。この中で、昨年の房総半島台風とか東日本台風で、実際に四街道市にも避難をされた方がいたという実例が出てしまったのですけれども、その避難所に関してなのですけれども、やはり停電がございました、この間の台風で。それで、千葉市をはじめ多くの市で避難所にソーラーパネルを設置して、非常時の電源に使うところが今増えてきているのですが、これについて本市のお考えをちょっとひとつ、お聞かせください。 ○成田芳律副議長 経営企画部長、永易正光さん。 ◎経営企画部長(永易正光) お答えをいたします。  避難所へのソーラーパネルの設置につきましては、災害時の電力確保の観点から有効な設備であるというふうには認識しております。現在、避難所の多くが小中学校の体育館となっておりますので、ソーラーパネルを設置した場合、屋根などにかかる荷重の度合いによっては、建築物の耐震性等を考慮する必要が生じるなど、設置する際のコスト、それから設置後のランニングコストなどの検証が必要になるものというふうに考えております。  以上でございます。 ○成田芳律副議長 岡田哲明さん。 ◆岡田哲明議員 分かりました。前向きに検討を、よろしくお願いいたします。  それと、今回の代表質問または今までの一般質問等でも多くあったのですが、防災行政無線の信用性というか、実際に強風のときとか雨のときとか聞きづらいというような意見がありました。私これ平成25年の6月議会で質問しているのですが、やはりここはコミュニティFM放送局、もう一度ちょっとお考えいただけないかなと思うのですが、まずお気持ちをお聞きしたいと思います。 ○成田芳律副議長 危機管理監、澤畠博さん。 ◎危機管理監(澤畠博) お答えします。  コミュニティFM放送局が災害時に有効であることは私も存じております。したがって、コミュニティFM放送局が設立されれば、災害時における情報提供にご協力をお願いしたいと考えております。   以上です。 ○成田芳律副議長 岡田哲明さん。 ◆岡田哲明議員 何となく、期待していいようなご答弁だったのかなと思うのですけれども。  平成25年のときは、FM市原さんまでちょっと視察に行きまして、いろいろお聞きしてきました。やはり四街道の立地的に成田空港に近いということで、周波数帯が限られてしまうということと、それからワット数によって、例えばプラーサヴェールの上にアンテナを立てれば、千葉市星久喜あたりから佐倉市ぐらいまでをカバーできるFM放送の、プラーサヴェールを中心とした半径何キロかというところが受信できるようになるというふうに、そのとき伺った記憶があります。仮に、市民が農園で作業しているときも、車運転しているときも、ラジオ1個あれば、いろいろな情報が得られるということは、もう言わなくても皆さん分かると思うので、ぜひ検討してみてください。あと平成30年には、広島県の三原市がコミュニティFM放送局を立ち上げました。三原市は人口約9万3,000人ということで、本市と人口的には同じ程度かなというところで、これが資本金が6,000万かかったというところなのです。ちょっとここを調べましたら、資本金を2,000万円未満とするところが全国で62局、2,000万から4,000万未満が61局、4,000万から6,000万未満というところが55局で、この2,000万未満から6,000万未満というところで全体の62%を占めるというところで、多額の費用は必要なのですが、総務省から3分の1から半分か、今3分の1だったか補助金がございます。それとあと先ほど言った周波数帯の問題がありまして、平成25年のときには市原FMさんが76.7メガヘルツなのですけれども、この同じ周波数帯使っていいというところで、星久喜のあたりでちょっと干渉してしまうかもしれないのですが、あれからちょっとまだ会っていないので、ちょっと何とも言えないのですけれども、一番の問題はそのお金の問題と周波数帯、総務省のほうで許可できる周波数帯が限りがあって関東近辺は非常に難しい。それから、羽田空港や成田空港の近くは、周波数帯の獲得が難しいというところで、ちょっとほかの自治体がやってしまうと、四街道市がもう周波数帯取れなくなってしまいますので、ぜひ早急に前向きに検討していただければと思います。  それと、教育部のほうにちょっと聞きたいのですけれども、山梨小学校体育館のことを12月議会にお聞きしましたが、その後台風被害の現状を教えていただけますか。 ○成田芳律副議長 教育部長、荻野武夫さん。 ◎教育部長(荻野武夫) お答えいたします。  山梨小学校の屋内運動場の復旧状況でございますが、屋根の復旧工事につきましては、工期的にはこの3月31日までとなっておりますが、運動場内の内部の工事はおおむね完了をしております。したがいまして、先日3月17日に卒業式が行われましたが、そちらのほうは無事執り行われました。今後、床の復旧工事を行っていく予定でございます。  以上でございます。 ○成田芳律副議長 岡田哲明さん。 ◆岡田哲明議員 それを聞いて安心しました。ありがとうございました。  次に、経営企画部所管分ですが、私がやはりちょっと心配なのはシティセールスの件なのですけれども、今までこの5年間非常によくやってきたのですけれども、そのシティセールス推進課が政策推進課に統合されるということで、これは事業が後退しないかという懸念があるのですが、その辺は部長、どうお考えですか。 ○成田芳律副議長 経営企画部長、永易正光さん。 ◎経営企画部長(永易正光) お答えをいたします。  シティセールス推進課の政策推進課への統合ということでございますけれども、平成27年度のシティセールス推進課設立後、特に広報活動の基礎力の向上に努めてまいったところでございます。中核業務の一つでありますプレスリリースの配信数の向上や多くのメディア企業への再配信、市政だよりの改良等、シティセールス活動を安定的かつ継続的に推進できるよう、業務の定型化等にも努めてきたところでございます。シティセールス業務につきましては、令和2年度より政策推進課へ統合いたしますけれども、政策企画業務との一層の連携強化を図るためのものでごございますので、当市のシティセールス活動が後退することはないものと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律副議長 岡田哲明さん。 ◆岡田哲明議員 分かりました。対応する職員数の変化とかも聞きたかったのですけれども、今の部長の答弁で分かりましたので、期待申し上げます。よろしくお願いいたします。  次に、総務部所管分です。私からは、②の区・自治会の各種要望に関して、ちょっと要望というか意見があるのですけれども、自治振興課が窓口で、区・自治会からの要望を受けると、それを担当の課に回すということなのですけれども、結局区・自治会からは窓口が自治振興課であるために、例えば道路の補修に関しての要望とか自治振興課に問い合わせるわけです。自治振興課は、その事業の計画推進、どうなっているかを把握していないために答えられないというところで、例えば道路管理課に聞いてくださいとか、そういった対応になると思うのです。区・自治会長は長年やっている方はもう慣れてあれなのですけれども、1年交代の自治会もありますし、区長さん、自治会長さんによっては非常にどうしたらいいのか分からないというような戸惑いもあるかと思います。ですから、これは要望というか意見というか、お願いなのですけれども、できれば何か、自治振興課が窓口であれば、そこがある程度の内容、計画の進捗状況を把握できるような、何かシステムづくりが可能であればお願いしたいかなと。難しいのはよく分かるのですが、お願いということでよろしくお願いいたします。何か言いたいことはないですか。分かりました。  それでは、大項目5の環境経済部に行きます。新ごみ処理施設に関しては、地下水のモニタリングを行う、深度調査を行うということですが、これはいろいろな議員から、会派から質問がありました。また6月議会でもちょっと私もやりたいと思いますので、そのときお願いいたします。  それと、吉岡地区への対応ですが、道路維持、集会所の建築というような地域振興事業があるということで、分かりました。よろしくお願いします。  それと、③の成台中区画整理事業内の企業誘致の状況を、大ざっぱなご答弁いただいたのですけれども、実際に区画整理内に進出を予定している企業名とか、今分かる範囲で教えていただけますか。 ○成田芳律副議長 都市部長、林田和洋さん。 ◎都市部長(林田和洋) 成台中土地区画整理事業区域内ということでございますので、私のほうからお答えさせてさせていただきます。  土地区画整理区域内の流通産業地区につきましては、現在のところ大和ハウス工業株式会社、それから住友重機械建機クレーン株式会社の進出が確定しております。このうち住友重機械建機クレーン株式会社につきましては、既に本年1月から建築に着手しております。また、大和ハウス工業株式会社につきましては、本年8月頃から大規模な物流施設の建築に着手する旨伺っております。なお、複合産業地区に進出を予定しているイオンにつきましては、不定期での情報交換の中で、近年の社会経済情勢の変化などから、やむを得ず所有している保留地、約17ヘクタールのうち約10ヘクタールを大和ハウス工業に売却し、残る保留地約7ヘクタールの中で集客の見込める施設の出店計画を検討している旨報告があったところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律副議長 岡田哲明さん。 ◆岡田哲明議員 かつては、たしか東洋で一番大きいイオンというのを目指していたといううたい文句があったのですが、17ヘクタールのうち7ヘクタールになってしまうということです。これはイオンの決定事項であるのでしょうから何も言いませんけれども、大変残念かなと思います。あと、この整理事業内ではなくて事業地外で、もし把握している何か変化があるようでしたら、ちょっと教えてもらえませんか。 ○成田芳律副議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  この成台中土地区画整理事業地外というところでは、今現在は把握、特にお話等はないところではございますけれども、市全体というところでちょっとお話をさせていただきますと、企業誘致につきましては特定地域においてと、特に国道51号線沿いにつきまして、市の総合計画後期基本計画に位置づけておりまして、進出企業に対する優遇制度として、固定資産税相当額の補助や市民の雇用促進など、当市四街道市に即したものになるように、基本計画にも位置づけられておりますことから現在研究して、実現に向けてまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律副議長 岡田哲明さん。 ◆岡田哲明議員 分かりました。ちなみに、この3・3・1号線が完成して、大和物流とか住友重機クレーンとかイオンが入ったとして、期待される収入、税収入というか、そういうのはもし試算が分かれば教えてください。 ○成田芳律副議長 都市部長、林田和洋さん。 ◎都市部長(林田和洋) お答えいたします。  まず、住友建機、大和ハウス工業等が進出します流通産業地区においては、大規模な物流施設でございますので、おおむね概算ではございますが、約1億円強の増収があるものと見込んでおります。なお複合産業地区、こちらイオン等でございますが、これを合わせますと、約4億円程度の固定資産税等の税収が見込まれているところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律副議長 岡田哲明さん。 ◆岡田哲明議員 四街道市初めてのあれです。お金をつくれる道路というような位置づけに私はしているのですけれども、ですからぜひ1工区終わったらすぐ2工区に移っていただいて、千代田までつなげていただくことで、もっと利便性が高まるというふうに思います。また、参加してくる企業も増えるのではないかなというふうに思います。それが完成すると、先ほど本田議員が要望していたバスも、もしかしたらイオンからみそら、みそらからヨークマート、ヨークマートから千代田というふうに、可能性が高まるのではないかなというふうに思うのです。そうすると、多分本田議員も第2工区賛成してくれるかなというふうに期待もできることですので、ぜひ検討していただければというふうに思います。  それから、都市部所管分です。復旧状況分かりました。本当にご苦労さまでした。この短い間でよくやっていただきまして、本当にありがとうございます。  それから、空き家対策とその次の廃屋なのですけれども、旭ケ丘の中でも火災が原因で、今はもう誰も住んでいないところがあるのですけれども、これが非常に子供たちにとっても危険だということで、消防にもお願いして、最初のころは見守っていただいて危険なところは外してもらったりしたのですけれども、やはり燃えた家がそこにあると、子供たちの精神衛生上にもよくないですし、やっぱり住んでいる人もちょっと困っているようなのです。そこで、先ほど部長の答弁では、今後は把握して、今度指導を行うようにするということなのですが、これ指導の次はどういった方向になるのでしょうか。 ○成田芳律副議長 都市部長、林田和洋さん。 ◎都市部長(林田和洋) お答えします。  指導につきましては、書面によりまして行っていくわけですが、これ1回ということではなくて、何回かしていきたいと思っております。それでも是正されませんと、今度は勧告という形での勧告書を送るということになります。その勧告になりますと、住宅用特例財産の6分の1課税がなくなりますので、相手方に不利益が生じてしまうということになります。ですから、取りあえず今回につきましてはまずそういった指導という形で、指導を行ってまいりたいと考えています。  以上です。 ○成田芳律副議長 岡田哲明さん。
    ◆岡田哲明議員 指導して勧告、最終的には行政代執行というところまで及ぶのかなというふうに思うのですけれども、これいきなりというか、行政代執行という形というのは非常に、ご当人にとっても周りにとってもちょっといろいろな受け止め方があるというふうに思います。それで、仮に四街道市にこれから移り住んでくる人も、今もう既に住んでる人も、四街道市はこういったものがあるというのを知ってもらうために、景観、例えば支障防止のための条例というのをつくることで、市民の方にも景観に注意しましょうとか、例えばこういった事例の場合はこうなるというのを認識してもらうような、いいきっかけになると思うのですが、そういったお考えは、例えばその景観支障防止のための条例というのをつくるというようなお考えはないですね。 ○成田芳律副議長 都市部長、林田和洋さん。 ◎都市部長(林田和洋) お答えいたします。  罹災家屋も含めて景観を損ねている廃屋につきましても、そういった景観の条例がなくても、この特措法の特定空家に認定して、一連の手続を行うことが可能でございます。議員仰せのとおり、良好な環境の形成にはそういったものも非常に重要であると考えておりますので、さらに調査研究してまいりたいと考えます。  以上です。 ○成田芳律副議長 岡田哲明さん。 ◆岡田哲明議員 ぜひ前向きに取り組んでいただければというふうに思います。  次に、7項目、健康こども部所管分ですけれども、学童保育に関してです。これは質問というよりも要望と、最後に質問が1つあります。学童保育に関して昨年12月議会において、文部科学省と厚生労働省の連携によって新放課後子ども総合プランが策定されていることに触れさせていただきましたが、この中でも、一体型の放課後児童クラブ及び放課後子ども教室の実施という点で、本市においてもぜひ教育部と健康こども部が協力し合ってほしいというふうに私は考えています。国も文科省と厚労省が垣根を越えた連携をしているわけです。ですから、余裕教室の活用等、もっと学校施設の活用を推進してほしいというふうに私は要望したいと思います。国からは、市町村は地域の実情に応じた効果的な放課後子ども教室の実施に関する検討の場として、運営委員会を設置することとあります。当然本市も取り組んでいると思いますが、できるだけスピーディーに、早期に設置していただきたいというふうに思っております。また、同様に12月議会で提案しましたが、全ての児童を対象とした多様な学習や体験活動のプログラムの充実についても、ぜひ前向きにご検討いただければと思いますので、併せて要望させていただきます。  ハードの面はそのようにお願いして、今度支援員、指導員に関して、つまりソフトの面なのですけれども、これ現在社会福祉協議会に委託していますが、これ私今まで拝見したところ、社協もかなりいっぱい、いっぱいの状況なのかなと感じるところがあります。実際に通常の福祉サービス事業も幅広く行っていて、その他の業務もかなりのボリュームになっているというふうに思います。また、昨年のように災害時にはボランティア対応などをはじめ、いざというときには主体的に本市の安心安全に尽力される部署でもあります。そこで、1つお聞きしたいのですけれども、支援員に関する委託を、仮に千葉市など他市のように、もう民間に委託という選択肢もあると思うのですが、執行部として今後どのような体系がよいか、どうお考えでしょうか。 ○成田芳律副議長 健康こども部長、矢部雅彦さん。 ◎健康こども部長(矢部雅彦) 議員仰せのとおり、現在の社会福祉協議会は様々な事業展開をしておりまして、今回22のルームを運営していくこととなりますけれども、数多くのルーム運営に非常に苦慮しているのかなと、そういうことはこの半年、1年間で感じるところでもございます。社協側の意向や意思というものも尊重しつつ、仮に今後事業拡大、増設整備というものを進めていく上では、その時々の情勢に応じて、社協以外の法人の受託希望がある場合などには、いろいろな選択肢も含めて考えていく時期に来ているのかなというようには感じております。  以上です。 ○成田芳律副議長 岡田哲明さん。 ◆岡田哲明議員 分かりました。いずれにしろ子供の安全に結びつくということで、よい選択ができるよう、お願いしたいというふうに思います。  福祉サービス部所管ですが、シニアクラブの問題というか、現状については多くの議員が一般質問等でしていますが、やはりシニアクラブの現状というか会員数の増加とか、結構問題点があると思うのですが、その中でシニアクラブの現状における課題と対応策についてと、補助金について見直す予定はあるのかをお聞きしたいと思います。 ○成田芳律副議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  ここ数年、クラブ数と会員数のほうが減少傾向にありまして、その要因としましては60歳を過ぎても働き続ける人が増えていることや、余暇の過ごし方が多様化している状況から新規加入者の減少、それから会員のさらなる高齢化といった点が挙げられます。各単位シニアクラブに対しましては、魅力あるクラブとして高齢者のニーズに沿った組織運営や活動内容についての助言を行うなど、会員の増強を図っていくための支援を行いたいと考えているところでございます。補助金の見直しにつきましては、会員の減少に伴いますクラブの存続に一定の効果が上げられるものと期待をしまして、一時的に会員数が減少したクラブに対する救済措置を、令和2年度より実施したいと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律副議長 岡田哲明さん。 ◆岡田哲明議員 分かりました。よろしくお願いいたします。  私からは最後にします。教育部、今までほとんどの会派で代表質問にありましたが、これ学校現場で、臨時休校されたということで、今までご答弁されていないところで、もし臨時休校の実施に当たり配慮した点があって、部長、どうしてもこれが言いたいというのがあれば言ってください。 ○成田芳律副議長 教育長、髙橋信彦さん。 ◎教育長(髙橋信彦) 突然の臨時休校で、児童生徒、保護者はもちろんのこと、教職員もその対応に大変苦慮したというふうに捉えております。教育委員会としましては、学年末の大切な時期であることから、児童生徒の健康状態の確認及び学習状況のケア等を行うため、各学校に定期的に家庭訪問を実施するよう指示いたしました。家庭訪問は、小学校で3回から5回、中学校では2回から3回の予定で計画を立てて実施しております。訪問時には、教職員はマスクを着用し、感染防止に努めるとともに、必要に応じて学習プリントなどを届けるようにいたしました。臨時休校時の家庭訪問は、もちろん初めての経験ですので、非常に各校とも苦慮したところでございますけれども、それぞれの学校で工夫し、教職員一丸となって、取り組んでいるところでございます。訪問時、保護者の本当に多くの皆様から、教職員がねぎらいの言葉を頂いているとの報告を受けております。  以上です。 ○成田芳律副議長 残り時間がありますので、同会派の関連質問を許します。  関連質問はありませんか。  11番、関根登志夫さん。 ◆関根登志夫議員 議席番号11番、志誠会の関根登志夫です。それでは、志誠会の意味なのですが、誠の志の会でございます。それでは、通告に従いまして、順次関連質問させていただきます。今回は、市民の皆様から寄せられたたくさんのご意見、ご要望を参考に、少し細かなところもありますが、よろしくお願いいたします。私も質問が最後の出番ですので、皆さんが言われたこともたくさんあると思いますが、またよろしくお願いします。  大項目の1番、市長の政治姿勢を問うの関連ですが、情報発信の面で四街道は千葉市に比べて遅れているというようなご意見がありました。3月4日の日本経済新聞の記事には、こんなことが書いてありました。このところ、あちこちの知事や政令指定都市の市長をテレビでよく見かける。新型コロナウイルス禍をめぐり、トップ自らが記者会見に臨む姿だ。緊張ぎみの人、いかにも切れそうな若手、冷静なベテラン、市長としてそれぞれに存在感を示そうとしているに違いないというのがありましたが、この記事は市長は読んでおりますか。もし読んでいたとしたら、何かこれについて感想はありますでしょうか。 ○成田芳律副議長 市長、佐渡斉さん。 ◎市長(佐渡斉) 日経新聞のコラムの「春秋」だったと思います。ちょうど3月の頭、都道府県知事とか政令市、また中核市、要は保健所を設置している、また管轄している、そこの知事とか市長が、いろんなテレビとかSNS、発信しておられました。日経新聞のほうではいらいらするとか、いろいろ書いてありますけれども、それぞれ首長さん皆一生懸命、県民や市民の健康、安心安全を守るために頑張られていたと思います。四街道市は保健所を設置していないところなので情報がございませんので、千葉県の、そして四街道を管轄する印旛保健所、この指示に従って動いたところでございます。この3月については、例えば都道府県知事が、ご家族の希望により、性別や年齢は伏せてくださいということで、それは公表できませんとか、そういうのも皆さんもよく目についたと思います。逆にまたフライングして市の名前言ってしまって、市をご家族が公表しないでくれというのに言ってしまったものだから、その謝罪した首長さんもいらっしゃいます。ですから、ただそういういろんな混乱があるのですけれども、やはりそれぞれ首長、置かれた立場の中で、権限の中で、やはり最大の努力をする、これが首長の責任だと思います。私どものほうも、情報少ない中で、可能な限り市民の皆様に様々な情報を送れるように努力したい、こう思います。  以上です。 ○成田芳律副議長 関根登志夫さん。 ◆関根登志夫議員 確かに私もSNSをやっていて、千葉市の市長、結構早くいろんなことを伝えてくれていて、四街道はどうしているのかなというような意見もありました。いろいろ市長も慎重な方だと思いますが、ツイッターとかをやることは、やったらどうですか。 ○成田芳律副議長 市長、佐渡斉さん。 ◎市長(佐渡斉) 私のいろんな姿勢の中で、幅広くご質問されているので大変突然の話なので、私自身としてはツイッター等々をやってしまうと寝る暇がないので、誰かゴーストライターがいて、いろいろ指示すれば書いてくれるという状況にはございませんので、私としてはちょっとツイッター等々、SNSで発信する考えはございません。まずは時間がないです。 ○成田芳律副議長 関根登志夫さん。 ◆関根登志夫議員 寝る時間がなくなってしまうというのもありますが、やっている方もいらっしゃるので、ぜひいろいろ考えてみてやっていただきたいと思います。  続きまして、大項目の2番、危機管理監所管部門の②、令和元年度に発生した台風被害を受けて、今後取り組まなければならない課題についてですが、昨年の台風15号では先ほどもありましたが、強風によりたくさんの倒木被害がありました。市内を見てみても、いまだにたくさんの倒木が敷地内でそのままになっている状況であります。民地の敷地内の倒木は地権者が処理しなければならないのですが、大きな樹木などの場合は、処理するのに、莫大な費用もかかりますし、そのまま放置せざるを得ないが、市としましては何か対策を取られる予定はありますか。 ○成田芳律副議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  風倒木の伐採、撤去につきましては、安易にご自身で行いますと、大きな事故やけがにつながりかねないことから、森林所有者の方から相談を受けた際は、現在は専門の事業者をご紹介しているところでございますけれども。なお、被害木の撤去につきまして森林環境譲与税を活用した支援が可能かどうか、国や県に相談してまいりたいと考えておるところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律副議長 関根登志夫さん。 ◆関根登志夫議員 民地の中ですから仕方ないのもありますが、10月25日の大雨のときに、稲わらが、田んぼに流れているときに、処理していただいたというのがあったので聞いてみました。以上です、そこは。  次に、同じ部門ですが、防災行政無線の難聴地域の方からも、先ほど岡田代表も言われていましたが、行政無線が聞こえないとの声もお聞きしますが、私としては市内全域の方全てが行政無線を聞き取れるようになるのは、コスト的にも考えて不可能であると考えております。ですので、いろいろな「よめーる」との連携やあらゆるSNSと連携して対応していくのが最良ですが、難聴地域でさらに携帯、スマートフォン、パソコンを利用していない方々については、何かいい方策を考えていただきたいのですが、何かありますでしょうか。 ○成田芳律副議長 危機管理監、澤畠博さん。 ◎危機管理監(澤畠博) お答えします。  防災行政無線が聞き取れず、かつ携帯電話やパソコン等の受信機をお持ちでない方については、固定電話による防災行政無線情報提供サービスである0120―972―302という電話番号の活用や隣近所、家族からの連絡、それから区・自治会集会所や郵便局の掲示板の確認、それからNHKやケーブルテレビ296などのテレビ画面を使ったテロップによる確認等により、必要な情報を入手していただきたいと思います。さらに、これまで以上に広報車、消防団、インフラ事業者、自衛隊等のスピーカーつき車両による巡回による情報の提供もしていきたいと思っています。なお、現在様々な状況を考慮し、情報をより確実かつ継続的に市民に伝えることができる情報伝達システムの導入に向けた検討をしております。  私から以上です。 ○成田芳律副議長 関根登志夫さん。 ◆関根登志夫議員 防災行政無線の難聴地域の問題は、日本全国どこでも起こっている問題だと思いますので、四街道としては先進地となるように、これからもなお一層取り組んでいただきたいと思います。  次、大項目の3番、経営企画部所管部門の③、公共交通機関の利便性についてですが、せめてJRの最終電車、ちょっとここでは四街道駅に限定させていただきます、すみません。四街道駅のJRの下りの最終電車に最終バスを接続してほしいとの要望がありましたが、現在の四街道駅の最終バスと下りの最終電車の接続状況はどうなっておりますか。 ○成田芳律副議長 経営企画部長、永易正光さん。 ◎経営企画部長(永易正光) お答えいたします。  JR四街道駅におきます平日下り最終便の到着時刻と路線バスとの接続状況は、昨年7月1日の千葉内陸バスにおけるダイヤ改正によりまして、みそら団地線、千代田団地線の最終時刻の繰上げが行われ、千葉四街道線以外は接続ができていない状況でございます。 ○成田芳律副議長 関根登志夫さん。 ◆関根登志夫議員 それ、下りの最終電車との最終バスの接続できていない、何か差の時間というのはどのぐらいですか。 ○成田芳律副議長 経営企画部長、永易正光さん。 ◎経営企画部長(永易正光) お答えをいたします。  JR下り線、四街道着が24時15分最終でございます。それに対しまして、みそら団地線ですと最終が23時59分、それから千代田団地線も同じく23時59分、千葉四街道線は24時25分ということですので、これは対応できているという状況でございます。  以上でございます。 ○成田芳律副議長 関根登志夫さん。 ◆関根登志夫議員 先ほど下りの最終電車の時間を延長するように要望されていると、最終電車の時間を遅くするというような要望をされていくというような発言があったのですけれども。それで、そうであればやっぱりあの最終電車に最終バスをつけるのは当たり前なのではないかなと思うのです。そうでなければ、最終電車の繰下げも延長する必要がないのかなというような、何かどっちが矛盾しているか分からないのですけれども。そのぐらいの時間であればバス会社の方と、ちょっともう一回検討していただきたいと思います。これは要望でございます。  次に、これも皆さんよく言われていますが、市内のさつきケ丘地区では令和元年10月30日から、地域主体によるデマンド型乗合タクシーの実証実験が開始されました。さつきケ丘地区は四街道駅から徒歩20分の距離にある住宅地で、老年人口が44%で高齢者の多い地区です。バスについては、道路が狭く、小学校の通学路も近くにあることから、運行は難しいとのことでした。現在令和2年3月31日まで試行運転期間、4月1日から実証運行とのことですが、試行運行の状況、メリット・デメリットをお聞きします。 ○成田芳律副議長 経営企画部長、永易正光さん。 ◎経営企画部長(永易正光) お答えいたします。  昨年11月から本年1月までの運行状況でお答えをさせていただきます。3か月間の利用者は延べ56人、実人数は23人でございます。また、ダイヤを設定した週4日のうち、水曜日と金曜日の利用が多く、目的地別の運行では、JR四街道駅とイトーヨーカドーとなっております。運行率は15.6%にとどまっている状況でございます。この制度のメリットでございますが、実運行に対する委託料の支払いとなるため運行費用を低く抑えられること、地域住民が主体となっていることで地域の実情に合わせた運行が可能であること、自宅周辺からの乗車ができることなどがございます。デメリットといたしましては、地域の負担が生じること、限られた日程での運行となること、それからタクシー事業者への予約が必要であることなどが挙げられます。  以上でございます。 ○成田芳律副議長 関根登志夫さん。 ◆関根登志夫議員 試行運行から得た課題により、実証運行を行う上での改良されたことはあるか、お聞きします。 ○成田芳律副議長 経営企画部長、永易正光さん。 ◎経営企画部長(永易正光) お答えをいたします。  実証運行では課題への対応といたしまして、上り便はドア・ツー・ドアの運行からさつきケ丘地区内に3か所の乗り場を設け、タクシー事業者の負担を軽減いたしました。運行日程は、毎週水曜日、金曜日の週2日、これにプラスしまして、イトーヨーカドーのハッピーデーとなる8日、18日、28日の平日での運行を追加いたしました。また、運行ダイヤを廃止いたしまして、9時から16時までの自由な時間に予約をすることを可能とし、利便性向上とタクシー事業者における予約の前1時間の待機時間、こちらを解消いたしました。ただし、1日の運行本数、こちらのほうは上限を5本までといたしまして、予約受付期日については当日のみとしております。また、運営協議会については地区内での乗り合い者の募集を行いまして、乗り合いのグループをつくるなど、乗り合い率の向上に努めていただくこととしております。  以上でございます。 ○成田芳律副議長 関根登志夫さん。 ◆関根登志夫議員 乗り合い率の向上がないと普通のタクシーと同じくなってしまいますし、利用者が今のところまだ少ないということなのですが、さつきケ丘はこれからどんどん高齢化が毎年毎年進んでまいりますし、このデマンド型タクシーの需要はさらに増えていくと思います。さらにというか増えていくと思います。いろいろと改良を重ねて根づいたものになっていくよう、そしてこのことを成功としていけば、ほかの公共交通空白地域にも適用が可能ではないかと思います。引き続きよろしくお願いします。  大項目の4番、総務部所管部門の②、区・自治会の各種要望についてですが、毎年たくさんの要望が出て、以前から要望されていたことも長年にわたり後回しになっているものもあります。よく言われているように大きな声の人の要望を聞くのではなく、きちんと処理していただきたく思うのは当然ではありますが、現在の要望件数と処理件数、各所管割合などをお聞かせください。 ○成田芳律副議長 総務部長、齋藤豊さん。 ◎総務部長(齋藤豊) お答えいたします。  2月末現在で、連絡票による受付件数は292件で350件の要望がございます。割合といたしましては、排水、舗装など道路復旧の維持等に関する要望が約44%、道路交通法に基づく規制、標識の設置、防犯灯の設置など道路の安全確保に関する要望が17%、公園の整備や維持管理に関する要望が約14%、不法投棄や空き地の管理など環境の維持に関する要望が7%などとなっております。なお、総務部所管の処理件数といたしましては、受付件数87件で、そのうち対応したものについては85件となっております。  また、先ほど岡田議員のほうから、自治会からの要望を自治会の窓口である自治振興課で回答できるようにというご要望いただきました。この件につきまして、自治振興課で全ての区・自治会の要望を把握して管理することは非常に難しい、そのように認識して要望していただいていると思いますけれども、また要望は単年度で処理できるものではなく複数年かかるものもありますので、担当でなければ責任のある回答というのはできないと考えているところでございます。また今回、方針の中で、先ほど登壇でお答えしましたけれども、要望に対しては受付後2週間程度で文書等による回答を行う方針ということで考えていますので、こういう中で担当部署はどこですとかという明記等も考えていきたいと思います。  以上です。 ○成田芳律副議長 関根登志夫さん。 ◆関根登志夫議員 選挙期間中は、いつもより必然的に市民の皆様からの声をよく聞きますが、その中で一番多いのが道路管理の件でございます。実際にご答弁にもありましたが、都市部所管部門は処理が間に合わず、先送りされて長年解決されていないことが多いと思います。市民の皆様の一番身近な要望をぜひ解決していただきたい。毎年たまっていく要望ですが、ここはひとつ将来のためにも、経営企画部長、予算を増やすとか、補正予算を組むとか、そういうことはできないでしょうか。 ○成田芳律副議長 経営企画部長、永易正光さん。 ◎経営企画部長(永易正光) お答えをいたします。  道路関係経費の要求につきましては、緊急性の高いものを優先的に対応するため、担当課で優先順位を設定し、当該年度で実行できる業務量及び財源の範囲内で予算措置している状況でございます。このような状況の中で、特定分野の予算拡大につきまして現時点で判断することは難しいと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律副議長 関根登志夫さん。 ◆関根登志夫議員 よろしくお願いします。要望しておきます。  大項目の7番、健康こども部所管部門の①、学童保育に関して、父母会や支援員からの要望が届いていると聞き及んでいるが、本市の対応と方針を伺うの関連質問ですが、私が最初にお聞きした問題は四街道小学校のこどもルームに関してですが、定員の超過と支援員、補助員の離職の問題もあり、負の連鎖により来年度はこのままの状態では運営ができないとお聞きしました。私も実際にこどもルームにお話を伺いに行きましたが、様々な問題はたくさんありますが、この4月までに何とか1ルーム増加し、なおかつ支援員、補助員の確保が優先課題とのことです。私も保育課にお話を伺いに行きましたが、現在の取組はどうなっておりますか。 ○成田芳律副議長 健康こども部長、矢部雅彦さん。 ◎健康こども部長(矢部雅彦) 壇上の答弁と重なりますけれども、四街道小については第3ルームを四街道小の木造校舎内に整備をする計画です。これが完成するまでの間、同じ木造校舎内の西中A地区社協の拠点を借用して、既存ルーム利用者の別室として利用していくという整備状況でございます。  以上でございます。 ○成田芳律副議長 関根登志夫さん。 ◆関根登志夫議員 ありがとうございました。まだ質問あったのですが、時間がなくなりましたので、終わります。 ○成田芳律副議長 以上で志誠会、岡田哲明さんの質問を終結します。  暫時休憩します。    休憩 午後 2時50分    再開 午後 3時05分    〔副議長、議長と交代〕 ○森本次郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。                        ◇ △議案第22号~議案第25号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○森本次郎議長 日程第2、議案第22号から議案第25号までを一括議題とし、これより総括審議を行います。  ただいま議題となっています議案第22号から議案第25号までに対する各常任委員会の審査の経過並びに結果について、各委員長の報告を求めます。  初めに、総務常任委員会委員長、西塚義尊さん。    〔西塚義尊総務常任委員会委員長登壇〕 ◎西塚義尊総務常任委員会委員長 ただいまから総務常任委員会の報告を申し上げます。  本委員会は、3月13日午後1時30分から、第1委員会室において、執行部から危機管理監、経営企画部長、総務部長、消防長その他関係職員の出席を得て、本委員会委員全員出席の下、開催いたしました。  では、本委員会に付託されました議案7件及び陳情1件のうち、議案1件について審査の経過と結果を報告いたします。  議案第22号 令和元年度四街道市一般会計補正予算(第7号)のうち総務常任委員会所管事項、以上1議案については、慎重審査の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、審査の過程において、執行部より詳細な説明があり、質疑が行われましたが、その主なものを要約して申し上げます。  議案第22号 令和元年度四街道市一般会計補正予算(第7号)のうち総務常任委員会所管事項、歳出に計上されている個人番号カード交付事業費交付金1,338万9,000円と、国から交付される個人番号カード交付事業費補助金1,298万9,000円との差額40万円は、市の負担となるのか、また、その差額の内容はとの質疑に対し、本来は歳出と歳入は同額となりますが、国から交付される金額の算定に当たり、自己都合で紛失、汚損し再交付した通知カードやマイナンバーカードの再交付手数料は、市の歳入となり、請求額から控除することになっているため、差額が生ずるものですとの答弁がありました。  また、消防団管理運営事業の備品購入費113万5,000円の減額は、ホース洗浄機の購入を見送ったためとのことだが、その理由はとの質疑に対し、昨年風水害が相次いだことにより、非常用発電設備の燃料の確保について検討することになりました。消防本部敷地内のホース洗浄機と燃料保管庫の設置位置について検討した結果、燃料保管庫の設置を優先するため、ホース洗浄機の設置を見送ったものですとの答弁がありました。  また、電子自治体推進事業のLGWAN設定変更委託料125万8,000円の減額の理由はとの質疑に対し、住民票等のコンビニ交付の運用開始を踏まえて準備していたものですが、導入に当たりLGWAN接続の構成変更が不要であると判断されたため減額するものですとの答弁がありました。  また、文化センター管理事業の文化センター指定管理料831万3,000円の増額について詳細な説明をとの質疑に対し、文化センター会館棟ほかの耐震補強等工事に伴い、会館棟が利用できなくなったことから、指定管理者では利用料金収入の不足が生じており、協定に基づく補填要求がありました。金額は、11月から3月にかけて休館したことによる利用料金の減少に基づいて算出し、休館により不要となる費用などを差し引いて、今回要望させていただきましたとの答弁がありました。  なお、討論はありませんでした。  以上で総務常任委員会の報告を終わります。 ○森本次郎議長 以上で総務常任委員会委員長の報告を終わります。  次に、都市環境常任委員会委員長、坂本弘毅さん。    〔坂本弘毅都市環境常任委員会委員長登壇〕 ◎坂本弘毅都市環境常任委員会委員長 ただいまより都市環境常任委員会の報告を申し上げます。  本委員会は、3月12日午後1時30分から、第1委員会室において、議長並びに執行部から環境経済部長、都市部長、上下水道部長、その他関係職員の出席を得て、本委員会委員全員出席の下、開催いたしました。  では、本委員会に付託されました議案9件のうち、議案1件について審査の経過と結果をご報告いたします。  議案第22号 令和元年度四街道市一般会計補正予算(第7号)のうち都市環境常任委員会所管事項、以上1議案については、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、審査の過程において、執行部より詳細な説明があり、質疑が行われましたが、その主なものを要約して申し上げます。  議案第22号 令和元年度四街道市一般会計補正予算(第7号)のうち都市環境常任委員会所管事項、合併処理浄化槽設置整備促進事業補助金163万8,000円の減額について、合併処理浄化槽の設置要望の少ない原因と今年度の申請は何件かとの質疑に対し、合併処理浄化槽の補助金の交付については、広報等により周知していますが、今年度の交付申請は6件でした。申請数が少ない原因ですが、現行の補助要綱では、既存の単独処理浄化槽及びくみ取りによる便槽を合併処理浄化槽に交換する場合のみ補助金を交付するもので、現在市街化調整区域もしくは下水道計画区域外の新築住宅には合併処理浄化槽が必ず設置されることから、新規の設置に関しては対象外となりますとの答弁がありました。  また、中心市街地等活性化事業の空き店舗等活用事業補助金が206万6,000円の減額となっているが、空き店舗等活用事業の現状は、また補助金の対象は何件を想定しているのかとの質疑に対し、空き店舗等活用事業補助金の利用状況は、賃借料の利用が4件で、継続3件と新規1件、改装費及び広告宣伝費の利用が新規にそれぞれ1件ずつで、今年度の新規利用は、建築設計業者の1件です。また、補助金の想定件数は、賃借料において前年度からの継続分と新規申請分として賃借料、改装費及び広告宣伝費において、それぞれ2件で積算していますとの答弁がありました。  また、交通安全施設整備工事350万3,000円について、工事内容と場所はとの質疑に対し、追加の交付金が3月に交付される予定で、未就学児の移動経路安全対策工事として鹿渡のさつき保育園前の道路の安全対策工事を行う予定ですとの答弁がありました。  また、勝田川改修事業負担金3,008万7,000円について、現在の勝田川の改修事業の現状と増額補正の内容はとの質疑に対し、勝田川改修事業は四街道市、八千代市、佐倉市及び千葉市の4市で協定を結んでおり、現在千葉市分の宇那谷2号排水路整備に伴う公有財産の購入費用や勝田川部分の通常の草刈り業務委託のほか改修工事を2件実施し、その全体額に対する四街道市の負担割分の、30.1%を年度末に精算するための予算ですとの答弁がありました。  また、鹿渡南部特定土地区画整理事業関連事業で、草刈り委託料が52万7,000円減額されているが、この事業の現状は、また草刈り委託料は、いつまで必要となるのかとの質疑に対し、鹿渡南部特定土地区画整理事業については現在休止している状況です。草刈り委託については、3・4・7号南波佐間内黒田線整備事業が本事業区域に隣接する部分の整備に着手するまでの管理として考えていますとの答弁がありました。  なお、討論はありませんでした。  以上で都市環境常任委員会の報告を終わります。 ○森本次郎議長 以上で都市環境常任委員会委員長の報告を終わります。  次に、教育民生常任委員会委員長、大越登美子さん。    〔大越登美子教育民生常任委員会委員長登壇〕 ◎大越登美子教育民生常任委員会委員長 ただいまから教育民生常任委員会の報告を申し上げます。  本委員会は、3月16日午後1時30分から、第1委員会室において、議長並びに執行部から福祉サービス部長健康こども部長、教育部長その他関係職員の出席を得て、本委員会委員6名出席の下、開催いたしました。  では、本委員会に付託されました議案10件及び請願2件のうち議案4件について、審査の経過と結果を報告いたします。  議案第22号 令和元年度四街道市一般会計補正予算(第7号)のうち教育民生常任委員会所管事項、議案第23号 令和元年度四街道市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)、議案第24号 令和元年度四街道市介護保険特別会計補正予算(第4号)、議案第25号 令和元年度四街道市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)、以上4議案については慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、審査の過程において、執行部より詳細な説明があり、質疑が行われましたが、その主なものを要約して申し上げます。  初めに、議案第22号 令和元年度四街道市一般会計補正予算(第7号)のうち教育民生常任委員会所管事項、地区社会福祉協議会活動拠点整備等事業補助金138万8,000円の減額について詳細な説明をとの質疑に対し、北中地区の拠点整備費用として予算計上していましたが、今年度は整備が図れなかったため減額するものです。なお、現在、活動拠点がある地区社会福祉協議会は、千代田中地区、四街道西中A地区、四街道中地区、旭中地区の4地区ですとの答弁がありました。  また、私立保育園運営費等補助事業国庫支出金返還金及び県支出金返還金1,162万2,000円の増額について詳細な説明をとの質疑に対し、放課後児童健全育成事業分の補助メニューの選定に誤りがあり、会計検査院より交付金が過大となっているとの指摘を受けたことによる、平成28年度及び29年度分の子ども・子育て支援交付金の国及び県への返還金ですとの答弁がありました。  また、教育ネットワーク基盤整備事業、小中学校LAN等整備工事2億8,000万円の増額について、整備する場所と内容はとの質疑に対し、市内全小中学校17校にWi―Fiを含む校内LANの整備を行います。ただし、全教室を整備するものではありませんとの答弁がありました。  また、歴史民俗資料館基本設計委託料500万円について、詳細な説明をとの質疑に対し、契約の方法や仕様等については今後検討することになりますが、場所は文化センターのレストラン部分の利用を想定しています。なお、昨年11月から開始したプロジェクト型ふるさと寄附事業の一つに歴史民俗資料施設整備を立ち上げており、基本設計を行うことで事業が明確化し、より多くの寄附を募ることができると考えていますとの答弁がありました。  次に、議案第23号 令和元年度四街道市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)、一般被保険者第三者納付金320万円の増額について、第三者行為による損害賠償金とのことだが、増額になった理由はとの質疑に対し、交通事故等による医療費の市負担分を、加害者へ求償したものですが、今回は長期入院による1件、約300万円の案件があったことから、高額な受入額となりましたとの答弁がありました。  次に、議案第24号 令和元年度四街道市介護保険特別会計補正予算(第4号)、介護給付費準備基金繰入金について、基金残高は幾らかとの質疑に対し、介護給付費準備基金残高は約6億6,000万円ですとの答弁がありました。  次に、議案第25号 令和元年度四街道市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)、後期高齢者医療広域連合負担金8,525万8,000円の増額について詳細な説明をとの質疑に対し、これまで3月分までの保険料収入については、額が確定した後、翌年度に精算分として納付していましたが、今後は見込み額を算出する方法へ納付の方法を変更することにより増額するものですとの答弁がありました。  なお、討論はありませんでした。  以上で教育民生常任委員会の報告を終わります。 ○森本次郎議長 以上で教育民生常任委員会委員長の報告を終わります。  以上で各常任委員会委員長の報告は終了しました。  暫時休憩します。    休憩 午後 3時20分    再開 午後 3時21分 ○森本次郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより各常任委員会委員長の報告に対する質疑を行います。  各常任委員会委員長の報告に対する質疑に当たっては、通告を省略します。  初めに、総務常任委員会委員長の報告に対する質疑を許します。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○森本次郎議長 質疑なしと認めます。  以上で総務常任委員会委員長の報告に対する質疑を終結します。  次に、都市環境常任委員会委員長の報告に対する質疑を許します。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○森本次郎議長 質疑なしと認めます。  以上で都市環境常任委員会委員長の報告に対する質疑を終結します。  次に、教育民生常任委員会委員長の報告に対する質疑を許します。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○森本次郎議長 質疑なしと認めます。  以上で教育民生常任委員会委員長の報告に対する質疑を終結します。  以上で各常任委員会委員長の報告に対する質疑を終結します。  暫時休憩します。    休憩 午後 3時22分    再開 午後 3時22分 ○森本次郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま議題となっています議案第22号から議案第25号までについて、これより討論を行います。  通告はありませんでしたが、討論はありませんか。  14番、広瀬義積さん。    〔広瀬義積議員登壇〕 ◆広瀬義積議員 議席番号14番、広瀬義積です。議案第22号に賛成の立場で討論します。  令和元年度一般会計補正予算(第7号)は、執行残の計上や繰越明許費、債務負担行為の補正などであり、大きな事業の変更がなければ討論することはありません。しかし、昨年11月20日に新聞報道もされたように、当市が取得した補助金が、会計検査院により不当認定とされ、581万円、県からの補助金を合わせると1,162万円を返還することとなりました。国や県からの補助金取得に当たっては、貴重な財源として取得漏れがないことと損失させないこと、今度のように算定の誤りがないように、最大限注意することが責務であり、このようなことを繰り返さないための対策強化をし、再発を防ぐため指摘をさせていただくために討論をさせていただきます。  この補助金は、平成28年と29年度に交付されたものであり、事業費は1億6,595万3,000円であり、市が算定した補助金等の額は5,531万6,000円でした。会計検査院から不当認定された事業費は1,743万2,000円であり、不当認定された額の補助金額581万1,000円を国に返還し、県の補助金も同額返還するものです。四街道市は、不当認定に対して、新築で設置する場合も、改修を伴う事業に含まれるものと誤って算定したものとして算定したと答えています。補助金に関わる事務は、国などの補助金等が、毎年変わることもあり、補助金等交付規則や個別の補助金要綱のほか、関係法令等が複雑に絡むこともあります。このような、会計検査院からの不当認定を皆無にすることは難しいことは理解しつつも、こどもルームに関連する補助金損失が相次いでいた時期と重なることも含め、指摘せざるを得ません。この補助金の返還は、実質的な損失はありませんが、1,162万円を返還しなければならない事実は変わらず、予算編成にも影響があります。  以上指摘し、厳密で適正な予算執行に努めていただくことをお願いし、討論を終わります。 ○森本次郎議長 ほかに討論ありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○森本次郎議長 討論なしと認めます。  以上で討論を終結します。  次に、採決を行います。  議案第22号 令和元年度四街道市一般会計補正予算(第7号)について採決を行います。  本案に対する各常任委員会委員長報告は可決です。本案は、各常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。    〔起立全員〕 ○森本次郎議長 起立全員。  よって、議案第22号については原案のとおり可決しました。  議案第23号 令和元年度四街道市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について採決を行います。  本案に対する教育民生常任委員会委員長報告は可決です。本案は、教育民生常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。    〔起立全員〕 ○森本次郎議長 起立全員。  よって、議案第23号については原案のとおり可決しました。  議案第24号 令和元年度四街道市介護保険特別会計補正予算(第4号)について採決を行います。  本案に対する教育民生常任委員会委員長報告は可決です。本案は、教育民生常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。    〔起立全員〕 ○森本次郎議長 起立全員。  よって、議案第24号については原案のとおり可決しました。  議案第25号 令和元年度四街道市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について採決を行います。  本案に対する教育民生常任委員会委員長報告は可決です。本案は、教育民生常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。    〔起立全員〕 ○森本次郎議長 起立全員。  よって、議案第25号については原案のとおり可決しました。                        ◇ △休会について ○森本次郎議長 日程第3、休会の件を議題とします。  お諮りします。3月23日から3月27日までは、議案調査のため休会とします。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○森本次郎議長 ご異議なしと認め、そのように決定します。  なお、3月20日から3月22日及び3月28日、3月29日は、会議規則第10条第1項の規定により休会とします。                        ◇ △散会の宣告 ○森本次郎議長 以上で本日の日程は終了します。  3月30日は定刻より会議を開きます。  本日はこれにて散会します。    散会 午後 3時30分...