四街道市議会 > 2018-12-10 >
12月10日-05号

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  1. 四街道市議会 2018-12-10
    12月10日-05号


    取得元: 四街道市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-02
    平成30年 12月 定例会(第4回)         平成30年第4回四街道市議会定例会 第15日                          平成30年12月10日(月曜日)午後1時開議 議 事 日 程 (第5号) 日程第1 一般質問       ・森 本 次 郎       ・阿 部 百合子       ・阿 部 治 夫                                              〇本日の会議に付した事件 1、開  議 1、議事日程の報告 1、一般質問    森 本 次 郎    阿 部 百合子    阿 部 治 夫 1、散  会午後1時開議 出席議員(21名)     1番   阿  部  百 合 子         2番   津  島  秀  樹     3番   大  越  登 美 子         4番   西  塚  義  尊     5番   成  田  芳  律         6番   栗  原  愛  子     7番   関  根  登 志 夫         8番   中  島  康  一     9番   栗  原  直  也        10番   坂  本  弘  毅    11番   大  谷  順  子        12番   清  水  清  子    13番   岡  田  哲  明        14番   戸  田  由 紀 子    15番   石  山  健  作        17番   山  本  裕  嗣    18番   森  本  次  郎        19番   高  橋  絹  子    20番   長 谷 川  清  和        21番   阿  部  治  夫    22番   清  宮  一  義 欠席議員(なし) 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  市   長   佐  渡     斉      副 市 長   武  富  裕  次  教 育 長   髙  橋  信  彦      危機管理監   澤  畠     博  経 営 企画   永  易  正  光      総 務 部長   植  草  俊  幸  部   長  福   祉   濵  口  新  一      健康こども   矢  部  雅  彦  サ ー ビス                   部   長  部   長  環 境 経済   宇  田  俊  哉      都 市 部長   小  出  重  孝  部   長  上 下 水道   阿  部  貴  之      会計管理者   髙  橋     廣  部   長  消 防 長   西  岡     亨      教 育 部長   荻  野  武  夫 本会議に出席した事務局職員  事 務 局長   小  林     武      局 次 長   森  田  智  裕  局次長補佐   飯  泉     克      主 査 補   菅  谷  英  嗣  主 任 主事   浜  崎  直  人 △開議の宣告                               (午後1時) ○戸田由紀子議長 ただいまの出席議員21名、定足数に達していますので、本日の会議は成立しました。  直ちに本日の会議を開きます。                        ◇ △議事日程の報告 ○戸田由紀子議長 本日の日程については、お手元に配付の日程表のとおりです。                        ◇ △一般質問 ○戸田由紀子議長 日程第1、一般質問を行います。  発言時間については、質問時間のみで30分以内としますので、ご了承願います。  では、順次通告者の発言を許します。  18番、森本次郎さん。    〔森本次郎議員登壇〕 ◆森本次郎議員 議席番号18番、森本です。一般質問を行います。  1、施政概要について。庁舎整備のさらなる精査の方向性、後期基本計画の策定状況について、ごみ処理施設の整備について、防災ハザードマップの策定について、ごみ処理手数料制度の導入について。  2、行財政改革の推進について。策定の現況、財政の見通し。  3、交通安全対策について。交通事故の現況、交通安全対策の取り組みの概況、放置自転車対策の取り組みの概況。  4、教育・子育て支援について。子ども医療費助成の現況、英語教育の現況と課題。  5は取り下げます。  6、シティセールスについて。シティセールスの概況、今後の取り組み。  7、防災対策について。緊急時のライフライン確保の現況と課題。  以上で壇上からの質問とします。 ○戸田由紀子議長 森本次郎さんの質問に対する当局の答弁を求めます。  経営企画部長、永易正光さん。    〔経営企画部長 永易正光登壇〕 ◎経営企画部長(永易正光) 私からは、第1項目、施政概要についてのうち、庁舎整備にさらなる精査の方向性及び後期基本計画の策定状況について、第6項目、シティセールスについてお答えいたします。  初めに、第1項目のうち、市庁舎整備のさらなる精査の方向性についてお答えいたします。これまで進めてきております庁舎整備の基本設計は、基本計画をもとに長期的な視点や効率性を踏まえるとともに、市町村役場機能緊急保全事業で示す標準面積も考慮しつつ作成してきており、整備後の総面積は1万3,070平方メートルと基本計画で示している目安1万2,500平方メートルから1万4,500平方メートルの比較的下限値に近い面積でおさまる設計としています。しかしながら、事業費については市場の影響などもあり、計画に示した目安を上回る見通しとなったことから、さきの9月議会における予算の修正理由である将来の財政不安の一因となったものと考え、今後事業費の縮減を目標に、さらに設計内容を精査し、面積縮小が可能となる部分がないか、あるいは削除できる部分がないかなどを探ってまいりたいと考えているところでございます。  続いて、後期基本計画の策定状況につきましては、本12月市議会定例会に議案として提案する予定で策定作業を進めてきたところでございますが、さきの9月市議会定例会において、補正予算案が修正可決されたことを受け、庁舎整備事業の延期による各事業への影響を確認する必要が生じたことから策定スケジュールを変更させていただきました。今後は、今月下旬から来年1月下旬にかけてパブリックコメントを実施し、市民の皆様からご意見を頂戴する予定でございます。その後、2月にパブリックコメントの結果を公表するとともに、後期基本計画案に対する必要な修正を行った後、3月市議会定例会に計画案を議案として提案し、ご審議をいただく予定でございます。  次に、第6項目のシティセールスの概況、今後の取り組みについてお答えいたします。昨年度制作いたしましたMCバトル形式のPR動画3本は、引き続きユーチューブ、フェイスブック等で公開を行っており、現在約31万5,000回の視聴をいただいております。市民協働では、Y・Y・NOWSONプロジェクト日本経営協会主催の第10回協働まちづくり表彰でグランプリを獲得するなど、市のPRに貢献しています。また、今年度上半期には26回のプレスリリースを行い、毎回20以上の新聞社、通信社等ウエブサイトに掲載されております。イベントにつきましては、平成31年1月20日にNHKと共催で、「みんなDEどーもくん!」の公開収録を予定しており、現在NHKと開催に向けた準備を進めています。  続いて、今後の取り組みといたしましては、今年度作成される後期基本計画に対応したシティセールス戦略の修正等を行ってまいります。  私からは以上でございます。 ○戸田由紀子議長 環境経済部長、宇田俊哉さん。    〔環境経済部長 宇田俊哉登壇〕 ◎環境経済部長(宇田俊哉) 私からは、第1項目、施政概要についてのごみ処理関係について順次お答えいたします。  初めに、ごみ処理施設の整備でございますが、現在の進捗状況は都市計画の変更手続につきましては、千葉県の法定協議を経て、11月26日に都市計画の変更の公告をいたしております。生活環境影響調査につきましては、環境審議会においてご意見をいただいたほか、市条例に基づく告示縦覧に伴う意見について、市の考え方を公表いたしました。土壌汚染対策法に基づく千葉県への届け出を行うための調査につきましては、基準値を超えるフッ素及びその化合物が検出され、その結果、入札の条項を維持することができなくなったため、総合評価一般競争入札を中止いたしました。現在深度調査に向けた絞り込み調査を実施しております。地元吉岡区とは、引き続き施設建設事業及び地域振興事業などの協議を進めております。  次に、ごみ処理手数料制度導入についてでございますが、7月から9月までにお申し込みのあった42の区・自治会に対しまして、家庭系ごみ処理手数料に係る説明会を開催いたしました。また、自由参加の説明会につきましては、12月から1月までに市役所など公共施設で開催してまいります。説明会などでのご意見を参考に、来年3月議会に条例改正案を提出させていただく予定でございます。  私からは以上でございます。 ○戸田由紀子議長 危機管理監、澤畠博さん。    〔危機管理監 澤畠 博登壇〕 ◎危機管理監(澤畠博) 私からは、第1項目、施政概要のうち防災ハザードマップについてと第7項目、防災対策の緊急時のライフラインについて順次お答えいたします。  まず、防災ハザードマップの作成業務委託につきましては、平成30年10月30日に株式会社ゼンリン千葉営業所と請負契約を締結しており、履行期間は平成31年3月31日までとして、現在作成業務を進めているところです。今般の防災ハザードマップでは、昨今の地震、台風及び集中豪雨などの緊急時また平常時の持ち運びや、地区防災計画の策定、防災講座等にも活用しやすいよう、サイズやデザインに配慮した紙媒体の防災マップへの刷新を考えております。さらに、紙媒体の防災マップを配布するだけでは、緊急時や避難時に十分とは言えないので、普及が著しいスマートフォンやタブレット端末でも閲覧ができるよう、ウエブ版の整備も考えております。なお、新たな紙媒体の防災ハザードマップについては、来年3月中の配布を考えています。  次に、第7項目、防災対策の緊急時のライフラインについてお答えいたします。まず、現況ですが、上下水道、電気、ガス、通信等のライフライン関係施設が震災等により被害を受けた場合、熊本地震では停電が4日間、水道とガスでは完全復旧まで16日間を要し、市民生活への影響が極めて大きなものとなりました。そのため、市では各ライフラインの機関から責任ある代表を選出し、防災会議委員として地域防災計画の修正時に参画していただく等、ライフライン施設の応急復旧体制の確立と、迅速な応急対策の実施の必要性について確認いただいておりますが、災害の規模により熊本地震と同様な状況になることが考えられます。  続いて、課題は、ライフラインの各機関が所有する施設の耐震化と、ライフラインが停止した場合の対策の推進であると考えております。  私からは以上です。 ○戸田由紀子議長 総務部長、植草俊幸さん。    〔総務部長 植草俊幸登壇〕 ◎総務部長(植草俊幸) 私からは、第2項目、行財政改革の推進について及び第3項目、交通安全対策についての1点目につきまして順次お答えいたします。  初めに、第2項目の1点目、現行の第7次行財政改革推進計画の進捗状況についてお答えいたします。平成30年度上半期の進捗状況につきましては、現在取りまとめを行っているところですので、平成29年度の進捗状況でお答えいたします。分野別改革の推進に属する項目を除いた22の実施項目中、20の実施項目について、「計画どおりに取り組めている」または「完了した」であり、割合では90.9%であることから、おおむね順調に取り組めているものと考えております。  次に、2点目、新計画の概要についてお答えいたします。第8次行財政改革推進計画の策定につきましては、本年8月までに策定した計画案をさきの9月議会の際にご報告させていただいたところです。その後、補正予算案に対する審議の結果を受け、庁舎整備事業の延期による本計画への影響の確認や、財政状況等の数値の時点修正を行うとともに、現在次期ごみ処理施設整備及び運営事業に係る入札の中止に伴う本計画への影響を確認しているところでございます。今後は、1月上旬に行財政改革審議会より答申をいただき、1カ月間のパブリックコメントを実施した後、策定した計画について、3月議会においてご報告させていただく予定です。  続きまして、第3項目の1点目、交通事故の現況についてお答えいたします。四街道市内の交通事故の現況につきましては、平成29年の1年間に市内で発生した人身事故は298件、負傷者は375人で、前年比で人身事故は44件の増加、負傷者は69人の増加となっております。また、物損事故は1,859件、前年比で192件の減少となっております。  私からは以上でございます。 ○戸田由紀子議長 都市部長、小出重孝さん。    〔都市部長 小出重孝登壇〕 ◎都市部長(小出重孝) 私からは、第3項目、交通安全対策のうち都市部所管事項につきまして順次お答えします。  初めに、2点目の交通安全対策の取り組みの概況は、道路バリアフリー工事、市内各所のカーブミラー、路面標示等の交通安全施設の新設や更新及びゾーン30指定区域の交通安全施設整備工事を実施いたしております。このうち、今年度は引き続き千代田地区の道路バリアフリー工事、市内各所の交通安全施設の新設や更新を実施しているところでございます。ゾーン30指定区域の交通安全施設整備工事につきましては、指定予定地域の地元自治会に説明を行い、準備を進めております。  次に、3点目、放置自転車対策の取り組みの概況についてお答えします。平成30年9月議会の答弁と重複いたしますが、放置自転車対策につきましては年間約70日の放置自転車撤去を実施するとともに、JR四街道駅前において放置自転車指導や放置自転車クリーンキャンペーン等を実施し、自転車利用者に対し放置自転車防止の啓発を行っております。  私からは以上です。 ○戸田由紀子議長 健康こども部長、矢部雅彦さん。    〔健康こども部長 矢部雅彦登壇〕 ◎健康こども部長(矢部雅彦) 私からは、大項目4、教育・子育て支援についてのうち子ども医療費助成の現況についてお答えいたします。  子ども医療費助成につきましては、平成23年度から段階的に拡充を図り、平成25年8月診療分からは自己負担を廃止し、完全無料にて実施しているところですが、その事業費は年々増加しており、平成29年度の実績では助成延べ件数19万3,471件で、医療費助成額は約3億8,700万円となり、平成23年度との比較では助成延べ件数は約7万7,000件で、66%増加、医療費助成額は約1億9,800万円、105%増加している状況です。また、平成30年度の上期実績は、助成延べ件数は約9万7,000件、医療費助成額は約1億9,300万円となっております。  私からは以上でございます。
    戸田由紀子議長 教育部長、荻野武夫さん。    〔教育部長 荻野武夫登壇〕 ◎教育部長(荻野武夫) 私からは、第4項目、教育・子育て支援についてのうち英語教育の現況と課題についてお答えいたします。  文部科学省の教育課程特例校に指定されている旭中学校区の小学校4校においては、英語専科教員を配置し、全学年で特色ある教材やALTを活用して授業を行っています。今後特例校4小学校での研究の成果を市内全小学校に広げていくために、引き続き義務教育9年間を見通した小学校における英語教育のあり方についての研究に取り組んでまいります。  私からは以上でございます。 ○戸田由紀子議長 暫時休憩します。    休憩 午後 1時21分    再開 午後 1時22分 ○戸田由紀子議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  再質問はありませんか。  森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 ご答弁ありがとうございました。では、まず順次再質問していきます。  まず、新庁舎の建設なのですけれども、先日もオリンピック以降、資材価格などを見きわめて検討していくと、再度判断していくということでしたけれども、これは今回の基本計画に入るのか、入らないのかでは、いろいろ財政の見通しとか全部違ってくると思うのですけれども、それは31年からの基本計画に入れる方向なのか、入れない方向なのか、そこら辺はどうですか。 ○戸田由紀子議長 経営企画部長、永易正光さん。 ◎経営企画部長(永易正光) お答えをいたします。  オリンピック後ということでございますので、現時点におきましては後期基本計画の中には位置づけていきたいというふうに考えております。 ○戸田由紀子議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 そうすると、平成33年以降ということになるのですかね。いずれにしても、今答弁でありましたけれども、面積が縮小の部分があるかどうか探っていくということで、これは以前も申し上げましたけれども、標準面積の範囲内ということでしたけれども、やはりこの間財政が厳しいということで、社会資本の整備の更新、50年間で2,300億ですか、47億かかると、それを圧縮していかなければいけないと、床面積2割削減していかなければいけないという中で、今回1.3倍にふえるわけですよね。ここを可能な部分を探るではなくて、もうやり遂げていくということでやっていかないと、やり切れないのではないですか、この49億円の財源不足があるわけですから。 ○戸田由紀子議長 経営企画部長、永易正光さん。 ◎経営企画部長(永易正光) お答えをいたします。  庁舎設計において、効率性等もこれまで十分に配慮して進めてきたところでございますけれども、議員からご指摘のございました事業費の増加という部分もございますので、さらに精査を進めて縮減に向けて努力してまいりたいというふうに考えているところです。なお、1人当たりの執務室の面積で申し上げますと、市町村役場機能緊急保全事業での標準、これが1人当たり35.3平方メートルであるのに対して、現在私どものほうで考えているところで29.2平方メートルと、標準よりはかなり削減をさせていただいておりますけれども、また時間ができましたので、壇上での答弁の繰り返しとなりますけれども、もう少しどこか削減できるところがあるのかどうかというところを探ってまいりたいということでご理解いただきたいと思います。  以上でございます。 ○戸田由紀子議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 永易部長もいろいろ苦しい立場とは存じますが、ここできちんとやっていかないと、例えば公民館とか小中学校とかプールとか、さまざまなものを2割減らすということはできっこないので。  それと、今回議会が財政が厳しいということで予算を削除したわけですけれども、従来の計画だと議会のスペースは1.5倍ふえることになっていました。これは、当然新しい計画の中ではきっぱりと見直していかなければいけないと思うので、そこは行政として議会にもぜひ協力してくださいということをお願いすれば、前回これを通せなかったわけですから、議会も協力していただけると思うのですけれども、そこら辺のお考えはどうですか。 ○戸田由紀子議長 市長、佐渡斉さん。 ◎市長(佐渡斉) 9月議会において、予算が修正ということで削除されたわけであります。それ以降、議会のほうと、例えば今回建設する4階部分の議会の面積、こういった協議をする機会はございませんでした。ですから、これからも面積等の精査をする中で、また議会等からもいろんなご意見があるし、またそういう機会を設けたいと思います。  それから、そもそも庁舎建設につきましては平成25年に38億円ということで、8月にはパブリックコメントも終わったのですが、25年の9月議会で庁舎整備特別委員会をつくられて、その後全国各地を皆様方視察されたと思うのですが、森本議員ご指摘のとおり、庁舎の面積を今減らす場合に、私の頭の中で想定できるのは、交流スペースです。それとあと、今森本さんが言われた議会棟、これも議会の一員として森本議員がそういうご指摘をされています。ですから、この2点は削減の対象になるかなと思いますが、ただ25年の9月議会で38億円で庁舎ができるといったときに、議会の皆様方はまちづくりに庁舎を生かすためにどうしたらいいのだという、そういうテーマで皆さん方視察に行かれたのです。その中で、交流スペース、これ減らすしかないという、そういう現状になりますので。ですから、議会棟そのものの面積と、では交流スペースは、四街道市議会が今まで十分検討してきた、38億で。もう5年前の話ですから、ほぼできているのではないかと、あのまま行ってしまえば。その中でも最大のテーマが、今残っているのは交流スペースですから、それについてもちゃんと議会としてのご意見をいただけるようなそういう機会、これは設けたいと思います。  以上です。 ○戸田由紀子議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 ぜひそこのところは議会のスペース、交流スペース、私も議会の中に投げかけてまとめてまいりたいと思いますので、行政のほうも議会に厳しい状況を理解してということで、要請をお願いできたらと思います。  このことに関して、私ども昨年高浜市というところに行って、吉岡さんという庁舎を6割削減した方を四街道に来年お招きする予定にしていますので、ぜひ時間が合えば、永易部長初め関係者の方、市民の方の公開セミナーという形でやる予定にしていますので、ご出席していただければと思うのですが、どうでしょうか。 ○戸田由紀子議長 経営企画部長、永易正光さん。 ◎経営企画部長(永易正光) お答えをいたします。  ぜひ参加してみたいと思います。  以上でございます。 ○戸田由紀子議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 部長、よろしくお願いいたします。  では、次に参ります。ごみ処理手数料なのですけれども、これは今42自治会、区や自治会の説明と、市民の方からいろんな声があったと思うのですけれども、どんな声がありましたか。 ○戸田由紀子議長 環境経済部長、宇田俊哉さん。 ◎環境経済部長(宇田俊哉) お答えさせていただきます。  さまざまなご意見をお寄せいただいたところでございまして、今回の清宮議員のご質問でもお答えしましたとおり、制度そのものに反対するご意見というのもいただきました。なお、その制度そのものに反対するご意見というのは少なかったのですけれども、やはり新しい制度ということで、袋の内容ですね、どのような袋になるのかとか、袋を交換するときには従前の袋はどうするのかとか、また紙おむつなど、高橋議員のご質問にもございましたように、大量に排出するので、透明な袋、ビニール、ポリ袋で出すことが可能な検討をお願いしたいとか、そういったようなご意見もいただきました。総じていろいろな、新しい制度でございますので、市民の皆様、いろいろな面でご不安な点、あるいは経費がかかって大変だよというようなお声、また市の財政状況を考えれば、市民のほうも協力していかなければいけないのではないかというような賛同するご意見などもいただいたところでございます。 ○戸田由紀子議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 いろんなご意見が出たようなのですけれども。それで、経費の15%で算定したと、受益者負担でやっていくということはある程度理解しているつもりなのですけれども、経費の範囲内とはいえ、ただだったものをお金取るわけですから、ある程度サービスの向上ということも考えていかなければいけないかなと思うのですけれども、そこら辺はどうお考えですか。 ○戸田由紀子議長 環境経済部長、宇田俊哉さん。 ◎環境経済部長(宇田俊哉) お答えさせていただきます。  向上策の具体に関しましては、まだ確定などはしてございませんけれども、やはり分別の形態が多様に分かれています。市民の皆様方も、私どもの分別した区分に沿った出し方にご協力をいただいているところではありますけれども、代表例で申し上げますと、雑紙類の分別がまだ進んでいないというような部分もございます。クリーンセンターの可燃ごみの組成分析の内容からすると、まだ四十数%は紙類が含まれている。その紙類が含まれている四十数%の中に資源に回せるであろう状態のものもあります。そういったことから、分別の方法などについてさらにわかりやすくするような、皆様方にご案内できるような、そういう仕組みなども今後検討していかなければいけないと思っております。なお、その分別の方法もさることながら、いかにしてごみを減量すべきか、どのような減量の方法で皆様方も袋を使う回数を減らすことができるか、そのようなアイデアなども皆様から募集して、その皆様方からいただいたお知恵を市民の皆さんにいろいろご紹介していく、そういうような機会も設けてまいりたいと存じます。 ○戸田由紀子議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 そういうこともサービスの向上の一つなのかもしれませんが、やはり一番大きいのは、以前もほかの議員から質問あったのですけれども、可燃ごみは祝日収集が休みなので、月曜日の地区の方が非常に現在不公平感がある。これ有料化前ですけれども、例えば来年10連休になってしまうではないですか。4月27日土曜日から5月6日月曜日まで10連休で、これは月曜日だけの方ではなくて、みんな10日間、可燃ごみ出せないと、その後も大変だし、これ有料化前ではありますけれども、その地ならしでないですけれども、何かそこで対策とか考えておられますか。 ○戸田由紀子議長 環境経済部長、宇田俊哉さん。 ◎環境経済部長(宇田俊哉) お答えさせていただきます。  年末年始などについては、ごみの収集がお休みになるということで、事前にご案内して、市民の皆様方にごみの家庭内の保管、これをご協力いただいている。これは、浸透していますし、市民の皆様方のご協力も賜っているところでございます。なお、議員のご質問ありました来年大型連休が控えているわけでございますが、やはりそのうちのどこかの日を収集日に設けないと、年末年始以上のご不便を市民の皆様方におかけすることになりますので、どういった収集にするか、これは今検討中でございます。また、来年の3月議会のころまでには明らかにするとともに、前もって市民の皆様方に市政だよりや自治会回覧などでご案内させていただいて、大型連休の場合のごみの排出の特別な収集日について、これを周知していくということで現在考えておりますので、ご理解いただきたいと存じます。 ○戸田由紀子議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 その点に関しては、素早いご対応ありがとうございます。よろしくお願いします。  次に、ごみ処理施設の残土の話なのですけれども、きのうの部長のお話だと行政には非がないという話だったのですけれども、一点の曇りもないということでよろしいでしょうか。 ○戸田由紀子議長 環境経済部長、宇田俊哉さん。 ◎環境経済部長(宇田俊哉) お答えさせていただきます。  さようお考えいただければと存じます。 ○戸田由紀子議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 そうだとすると、世間の見方からすると、何かすごく行政は生ぬるい対応しているのではないかなというふうに見られているのです。これもともと残土の埋め立てというのはいつ終わる予定でしたか。 ○戸田由紀子議長 環境経済部長、宇田俊哉さん。 ◎環境経済部長(宇田俊哉) お答えさせていただきます。  土地の交換契約が大もとでございまして、その中にくぼ地の解消という条項を設けております。なお、その土地の交換契約の終期に関しては期日がございませんけれども、やはり新ごみ処理施設の建設は平成33年10月稼働というところを目指しておりまして、その前段で用地造成工事なり、今回中止にしましたけれども、入札なり、そういったプロセスがございますので、それにそごを生じないように終了するというところで予定してございました。 ○戸田由紀子議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 ですから、その当初予定した終了というのはいつでしたか。 ○戸田由紀子議長 環境経済部長、宇田俊哉さん。 ◎環境経済部長(宇田俊哉) お答えさせていただきます。  申し上げておりますとおり、終了の時期というものは明記してございません。 ○戸田由紀子議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 明記していないにしても、昨年の時点で終わる予定が終わっていない、終わっていないということでしたから、大体いつごろ終わるかと考えていたのがあるのではないですか。 ○戸田由紀子議長 環境経済部長、宇田俊哉さん。 ◎環境経済部長(宇田俊哉) お答えさせていただきます。  目途といたしましては、今年度が始まるころには終了しているというのが望ましたかったのではないかと考えております。 ○戸田由紀子議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 もっと早かったはずだと思うのですけれども、それをここで今議論してもしようがないので、だらだらやりませんが、いずれにしても予定が延びて、今の今までずるずるやって、有害物質まで出てきて、都市環境で説明もあったみたいですけれども、行政指導していますというのが、世間の人から見ると役所はもっと強く出られないのかなというふうに思っているようなのですけれども、そこら辺はどうですか。 ○戸田由紀子議長 環境経済部長、宇田俊哉さん。 ◎環境経済部長(宇田俊哉) お答えさせていただきます。  当方も行政手続をもろもろ踏んで、段取りを予定して、当事者に対応しているところです。まずは行政指導からというのが行政手続の手順の1つ目というところでございます。  以上です。 ○戸田由紀子議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 ですから、その行政指導をいつまでやっているのかなと。普通役所と業者の関係だったら、私も開発申請とか仕事柄やっていますので、そうしたら書類山ほどつくって、担当者が頭下げ下げ、各部署回って、もし何か言われたらすぐ相談があって、私も頭を下げたりとか。役所の言うこと、馬耳東風ではないですか、この○○総合事務所ですか。ちょっと普通では考えられないです。まさか市の高級幹部OBが在籍していたからとか、そういうことは関係ないですよね。 ○戸田由紀子議長 環境経済部長、宇田俊哉さん。 ◎環境経済部長(宇田俊哉) お答えさせていただきます。  土地交換契約の相手方、そして土地交換契約の相手方から委任されている施工者、この両名に対しまして行政指導を行ったものであって、行政指導に対応するか否かの返答の期間、これも設けております。その期限等に粛々と私どもは対応していくということでございますので、それ以上のものもそれ以下のものもございません。  以上です。 ○戸田由紀子議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 以前質問させていただいたときに、何でこの会社にやらせるのだということを言ったことがあるので、そのことをまたくどくど繰り返しませんけれども、しかもこれまで質問もあったように、公共事業の取り扱いとして詳細調査を免除して、あり得ない対応して、ハッピーに全部何もありませんでしたと終わればいいのですけれども、今こういう状況になっているということをもっと重く捉えていただきたいと思いますし、それと有害物質が今回出たということは、これは廃掃法違反ということになるのでしょうか。 ○戸田由紀子議長 環境経済部長、宇田俊哉さん。 ◎環境経済部長(宇田俊哉) お答えさせていただきます。  関連する法令に関しましては、市残土条例でございます。 ○戸田由紀子議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 これは、建設残土とかということではないのですか。 ○戸田由紀子議長 環境経済部長、宇田俊哉さん。 ◎環境経済部長(宇田俊哉) ただいま明らかになっているフッ素及びその化合物が環境基準値を超過している箇所がかなり出ておりますけれども、それに関しまして、その内容を確定するために残土条例で進めてまいりましたので、行政指導を行って、その内容確認をしているという状況でございます。なお、建設残土が搬入されているわけでございますけれども、建設残土が搬入されていることについては法令の範囲内で行っているものでございます。  以上です。 ○戸田由紀子議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 それで、これから詳細な調査、環境財団ですか、委託したのをまた追加でやるのですか、これ幾ら費用がかかっていますか。 ○戸田由紀子議長 環境経済部長、宇田俊哉さん。 ◎環境経済部長(宇田俊哉) お答えさせていただきます。  この後深度調査を行うわけでございますけれども、今表面の表土から50センチまでの範囲の中で30メーターに区切って5カ所の検体を混合して1検体とする、そういう表土調査を行ったと。深度調査をやる際は、10メーターメッシュごとに区切ったところで表土が汚染基準を上回っているところの部分を深度調査をするというようなことになっておりますので、さらに今絞り込み調査といって、10メーターメッシュごとの表土の汚染状況を把握する作業を進めているところです。これに関しましては、表土調査の調査委託事業の契約を行っておりますが、変更契約で締結しまして、絞り込み調査を現在実施しているところです。なお、深度調査に関しましては、その本数等によりまして費用等が異なってまいりますので、今深度調査で何がしかかるというようなところは申し上げることはできません。  以上です。 ○戸田由紀子議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 これから調査の結果次第によるのでしょうけれども、土壌を改良するのか、あるいは搬出するのかわからないのですけれども、今後どういう形になるわけですか。 ○戸田由紀子議長 環境経済部長、宇田俊哉さん。 ◎環境経済部長(宇田俊哉) お答えさせていただきます。  既に何人かの議員にもお答えさせていただいているとおりなのですけれども、深度調査によりまして立体方向の汚染の状況が明らかになります。また、どういったような汚染が広がっているから、どのような改良工事、あるいは措置をすればよいかということに関しましては、指定調査機関の助言をもとに千葉県が決定することでございますので、私どもは千葉県の指導に粛々と従うということになります。  以上です。 ○戸田由紀子議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 そうすると、例えば土壌改良する、あるいはその土をどこか持っていってくださいということになると、それは誰がやるのですか。 ○戸田由紀子議長 環境経済部長、宇田俊哉さん。 ◎環境経済部長(宇田俊哉) お答えさせていただきます。  これは、土地交換契約がまずあって、それに伴ってこういう流れに今までなっております。そういったことを踏まえまして、行政が実施して先方にその対価を委ねるのか、あるいは先方にやっていただくのか、そのほかにもいろいろな手法があるかと存じますが、その方法に関しましては今後の検討というところで決定してまいります。  以上です。 ○戸田由紀子議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 部長も悩まれるところだと思うのです。これ早期にごみ処理施設をつくらなければいけないということで考えれば、市がとりあえずやるというのも一つ考え方だと思いますけれども、まずこの話の経過見たら、相手から金取れるわけがないと、どうしたらいいのだということになってしまいますので、またそれはそれで問題になりますから、本当によくよく検討して、議会の理解ももらう中で対応していただきたいなと思うのと、やっぱりこれ埋め立てで相当ぬれ手にアワで何億も入っているわけですから、いろいろ原因者の特定だとか話ありましたけれども、準備だけは少なくともしておいて、ぱっと押さえられるようにしておいていただきたいなと要望しておきます。  では、次に行きます。行財政改革の推進なのですけれども、今回も9月議会で49億円の財源不足ですか、20年間で生じるという話があって、49億という話があったのですけれども、例えば来年幼保無償化ですか、3,000億、市町村が負担しなければいけないと、社会保障経費の自然増も6,000億あると、これは毎年これから続いていくということを考えると、49億ではなくて、55億とか60億とか、さらにふえていくような気がするのですけれども、そこら辺はどうなのでしょうか。 ○戸田由紀子議長 経営企画部長、永易正光さん。 ◎経営企画部長(永易正光) お答えいたします。  そういったこともございまして、今後5年間の推計等を作成していきたいということでお答えをさせていただいたところでございます。  以上でございます。 ○戸田由紀子議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 そうすると、今第8次の行財政改革の案をつくっていて、第7次の進捗を伺ったときに、おおむね順調というご答弁あったのですけれども、おおむね順調でも今こういう状況になっているわけですから、逆からいったら第8次2.5億足りない、でも今永易部長が言ったように、もっともっと不足額ふえるかもしれないということがあれば、これは3億、4億、つらいですよ、厳しい。でも、市民の方に負担をお願いするのだから、議会も行政も痛みを分かち合うということで、3億、4億の計画をつくっていくということでないといけないのではないでしょうか、どうでしょうか。 ○戸田由紀子議長 総務部長、植草俊幸さん。 ◎総務部長(植草俊幸) お答えいたします。  先ほど壇上でもご答弁申し上げましたが、庁舎整備の事業の延期、またごみ処理施設の関係もございまして、現在行財政改革推進計画については影響を確認しているところでございます。10月の行財政改革審議会の時点では、おおむね5億円を超える行革効果額を得たいということで審議会には諮らせていただいているところでございます。  以上です。 ○戸田由紀子議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 よくその内容をまた見させていただきたいと思うのですけれども。  ちょっとお伺いしたいのは、9月4日に総務常任委員会で行革の、さっき答弁ありました8月に取りまとめたものをお示ししましたよというところで、このときは5年間で6億5,000万ですから、6億円足りないと。20日にまた何か総務で説明があって、これで2億5,000万になりますと、ぴったり2億5,243万1,000円ですか、そういう計画を出してこられて、説明があったみたいなのですけれども、これは急遽2週間の間に単独補助金の見直しとか、これ自治会の方とか聞いたらびっくりすると思うのですけれども、これは各課で根回しが済んで、こういう方向だということになったのでしょうか。 ○戸田由紀子議長 経営企画部長、永易正光さん。 ◎経営企画部長(永易正光) お答えをいたします。  今議員がお話しされている部分につきましては、経営企画部のほうで出しました市債残高の推移ということで、20年間の推計といいましょうか、償還の予定ですね、こちらを示させていただいた折の行革等によって得たい、期待したいというか、その効果額のことかと思うのですけれども、こちらのほうにつきましては全てが行財政改革の推進計画に位置づけたものではございません。経営企画部あるいは財政のほうの担当のほうで計画に位置づけているものや、今後こういったことに取り組んでいけば、20年間で49億円不足する予定なのだけれども、何とか運営していけるのではないかということで、進めていきたい項目として掲げさせていただいたものでございます。  以上でございます。 ○戸田由紀子議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 そうすると、自治会とか、商工会とか、中学校部活動補助金とか、いろいろありますけれども、まだ正式ではないというか、そういうものだということで理解しますが。  2億5,000万の、これある程度はやむを得ないものだと思うのですけれども、さっきも話ししたように、年間3億とか4億、5億とかになってくれば、これは市民だけではなくて、先ほども言ったように、議会とか職員とかそういうところもきちっと協力してやっていく、財源を満たしていくという形にしないと、市民の理解を得られないと思うのですけれども、そこら辺の考えはどうですか。 ○戸田由紀子議長 経営企画部長、永易正光さん。 ◎経営企画部長(永易正光) お答えをいたします。  確かに市民の理解を得るというものは、こういった市民の方にご負担をいただくような項目も含まれておりますので、非常に難しいことだと思います。したがいまして、できる限りしっかりと皆様にご説明をして、ご理解をいただけるように努めていくということでご理解をいたたければと思います。  以上でございます。 ○戸田由紀子議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 私が尋ねたことの答えになっていないのですけれども、では具体的に言いますけれども、例えば第7次行革、第7次行革だと職員定数の抑制で幾ら、職員給与の抑制で幾ら、時間外勤務の抑制で幾らという項目があって、幾らとあるわけです。ところが、9月4日に配られた第8次の組織の効率化、活性化というのは全部横線で、職員の適正化とか、長時間労働の抑制とか、はっきり言って職員の方が、申しわけないけれども、痛みがある項目というのは全くない。しかも、金額もゼロ、横棒。これからもし考えているのだったら答弁していただきたいのですけれども、そこら辺どうですか。 ○戸田由紀子議長 総務部長、植草俊幸さん。 ◎総務部長(植草俊幸) お答えいたします。  9月の議会で報告をさせていただいた時点も、その後の10月の行財政改革審議会、その間にも、庁内調整がついた項目については随時つけ加えさせていただいております。そのために、効果額のほうも異なっております。森本議員が今おっしゃられましたハイフンといいますか、横バーになっている部分、決してゼロということではございませんで、ご報告させていただいた時点ではまだ効果額のほうは算出できていなかったということで、現在組織の見直し等も進めておりまして、本来ですと庁舎が完成する平成33年度から組織の見直しを予定しておりましたけれども、1年前倒しができないかということで現在検討を進めているところですので、改めて金額が出ましたら、そちらのほうにはつけ加えさせていただきたいと思います。  以上でございます。 ○戸田由紀子議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 金額が出ましたらつけ加えていただきたいというのもあるのですけれども、今言ったように、例えば職員給与の抑制とか、時間外勤務の抑制とか、項目に入っていないのです。それは、項目に入るということもあると、入れていただかないと困るのですけれども、その点が1点。  それと、第7次では九十何%、22項目中20項目とありましたけれども、時間外勤務は残業がふえているのです。そういったこと、きっぱりと働き方を変えていくということで取り組んでいただく。  この2点についてお伺いします。 ○戸田由紀子議長 総務部長、植草俊幸さん。 ◎総務部長(植草俊幸) お答えいたします。  第8次の計画におきましても、職員数の適正化あるいは長時間労働の抑制については取り組む項目として掲げさせていただきたいと考えております。職員数の削減は、なかなか現状厳しいところではございますけれども、可能なところがあれば取り組むと。あと、長時間労働につきましても、時間外については職員数がふやせない状況という中で時間外勤務がふえているというような状況もございますので、その辺も踏まえて検討していきたいと思います。  以上でございます。 ○戸田由紀子議長 森本次郎さん。
    ◆森本次郎議員 そうすると、第5次定員適正化計画で、平成33年度に610人にすると。610人でもちょっと多いのではないかなと。というのは、再任用の方がいますから、このときに再任用予測数52人ですから、急激に増加している業務量の変化に応じてどうのこうのと書いてありますけれども、ここら辺も手をつけないと、49億、50億、60億の収支不足を賄っていけないのではないかなと思いますけれども、そこら辺はどうですか。 ○戸田由紀子議長 総務部長、植草俊幸さん。 ◎総務部長(植草俊幸) お答えいたします。  再任用者につきましては、平成30年4月1日現在で42名在籍しております。これが現在の見込みでございますけれども、平成31年4月1日現在、総数では53という見込みでございますけれども、短時間勤務の再任用者につきましては42から逆に1名減って41名という見込みです。その差はということになりますけれども、フルタイムの再任用の導入を予定しておりまして、その分については正規職員数に含まれますので、新規採用職員数を抑制することで全体の増加を防ぐというようなことで今考えているところでございます。  以上です。 ○戸田由紀子議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 ぜひそこはしっかりと進めていっていただきたいということと、やっぱり市民負担でいろいろ市民の方にお願いするわけですけれども、市の予算見たら人件費50億なわけですから、ここ手をつけないと、申しわけないのですけれども、ここはどうしようもないと思います。  それで、今業務量がふえる中で残業もやむを得ないというような話があって、確かに一生懸命で気の毒だなという方ももちろんいらっしゃいますけれども、例えばJRは国鉄のときに60万人いて、今18万人です。例えば東京入国管理局、成田空港、羽田空港、東京入管、2,000人職員がいるのですけれども、7年前ですか、民主党政権のときは外国人が七、八百万人しか来なかったのが今3,000万人、それでも職員は20人ぐらいしかふえていないですから、もっとITとかAIとか活用して、人の働き方、もっともっと工夫していっていただきたい。  ついでだから言ってしまうけれども、さっきの開発の話ではないのですけれども、我々が完了届を出すときに、四街道はよその自治体より5倍書類が多いのです。我々が判こを押すのが5倍多いということは、職員の方が見るのも5倍多いということですから、副市長、こういう仕事のあり方を全庁的に見直して、仕事がふえてもみんなが残業なくて帰れる、みんな笑顔と、そういう市役所にしていただきたいのですけれども、どうでしょうか。 ○戸田由紀子議長 副市長、武富裕次さん。 ◎副市長(武富裕次) まず、職員を雇用する立場として、そういう面から言いますと、職員には当然快適な労働条件で一生懸命働いていただきたいというのがありまして、そういう面から時間外等も極力抑制するという方針で臨んでおります。今指摘ありましたように、いろいろもっと省力化できる部分もあるのではないかと。私の知らないそういう開発関係の書類がほかの5倍とか、そういうのはちょっと私承知していない話でありましたけれども、そういう面も含めて、それはもう改善できることはどんどん改善していきたいし、仕事そのものも効率的、不必要に時間をかける、あるいは必要以上にいろいろな作業をすると、そういうようなことは努めてなくしていくという方針で私は考えております。庁内でも、毎年業務改善というのをそれぞれ職員から報告していただいて、それを庁内全体で共有するというような、そういうような努力もしておりますし、職員のそういう業務を改善するアイデアもいただいておりますので、そういうことも活用しながら、業務は努めて簡略化、簡素化、効率化していきたいと、そういう考えでおります。 ○戸田由紀子議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 副市長より、不要なものは全てなくしていくと力強いお言葉をいただきましたので、永易部長、植草部長、副市長についていってください。よろしくお願いいたします。  ちょっとその件で1つ言うと、入管、出国するとき、前は並びました。この間たまたま外国に行ったものですから、今自動化ゲートで、パスポートをぽっと置いて、顔写真撮って、スタンプもなしで出ていけるということで、今非常に便利になったので、ぜひ体験してみてください。  次へ行きます。財源不足の話の続きなのですけれども、1つ大きな原因、庁舎もありました。もう一つこれ、260億かかるという次期ごみ処理施設の、これは大きな負担になっているわけですよね。負担というか、要因。 ○戸田由紀子議長 経営企画部長、永易正光さん。 ◎経営企画部長(永易正光) お答えをいたします。  確かに大型の事業というものは今後の財政に対しては影響が大きいというふうには考えております。  以上でございます。 ○戸田由紀子議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 それで、私たちもいろいろあちこち見たりしているのですけれども、つい先日、もうご承知かと思うのですけれども、千葉市の北谷津清掃工場の入札があって、581トンの処理能力で、建設と20年間の運営費681億円。ということは、トン当たりコストでいうと四街道の3分の1ということなので、四街道は小さいので80トンで、規模のメリットが出せないという部分もあるのですけれども、庁舎建設を見直すようにごみ処理も今立ちどまっているということですから、いま一度見直して縮減していくということも可能なのではないでしょうか。 ○戸田由紀子議長 環境経済部長、宇田俊哉さん。 ◎環境経済部長(宇田俊哉) お答えさせていただきます。  現在の入札条項とそごが生じたため入札は中止させていただきました。これを機に今後の規模、それから運営方法は変更することはないにしても、事業者とのいろいろな提案をいただきながら、事業費圧縮ということを念頭にさせていただきたいと存じます。 ○戸田由紀子議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 今部長から事業費圧縮ということを念頭にというお話があった後で恐縮なのですけれども、財源不足を解消していくという中で、清宮議員から佐倉市、酒々井町のほうの加入はどうかという話がありましたが、逆に千葉市へ加入をしていくということは考えられないですか。 ○戸田由紀子議長 環境経済部長、宇田俊哉さん。 ◎環境経済部長(宇田俊哉) お答えさせていただきます。  清宮議員のご質問のご答弁は、具体的には佐倉市、酒々井町清掃組合というお言葉がありましたけれども、広域の検討を断念して市単独でごみ処理を進めていくという決定をさせていただいたところでございます。また、吉岡地区の皆様方のご理解を頂戴しながらここまで進めてきたというような経緯もございますので、環境経済部といたしましては現在の手法で進めさせていただくということで考えは変わりません。  以上でございます。 ○戸田由紀子議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 部長からするとそういう話になるかと思うのですが、50億の財源不足を克服して、さらに財源を生み出していくというためには、千葉市は3用地2工場体制ということで、北谷津ができれば北工場と合わせて1,151トンですから、四街道を吸収、ほぼほぼできるだけの余力があるわけですよね。例えば北谷津の681億円、このうち5分の1、130億円を四街道市が出しますと、こう言ったら、千葉市は130億楽になりますし、四街道は260億が130億になって、残った130億、そこから財源不足49億を引いても91億手残りが出る。もう有料化とかしているの、みんな撤回です。それぐらいなりふり構わずやっていかないといけないと思うのですが、そこら辺どうでしょうか。 ○戸田由紀子議長 市長、佐渡斉さん。 ◎市長(佐渡斉) 先ほど森本議員のほうで北谷津の入札が終わったということで、入札が終わったということは環境省とのいろんな手続関係全部、ある程度終わっているのです。ですから、環境省の交付金も、四街道市の場合も生活環境調査とか交付金もらっていますし、千葉市もそれで動いておりますので、そういうご提案、ちょっとタイミングがずれてしまったなという。また、千葉市のほうも、地元の説明の段階で他市のごみを受け入れるというのは大変大きな壁をクリアしなければいけない。これは、四街道も当然であります。吉岡区の皆様方については、要は最終処分場はやめてくださいと、他市のごみはという、それも受け入れるのはだめだとか、吉岡区の方々にいろいろご理解いただく過程の中でさまざまなご意見を私も伺っています。同じようなことは当然千葉市にもありまして、現時点では入札までいってしまって、この段階でなかなか広域協議は、佐倉市、酒々井町清掃組合もそうでありますし。佐倉市、酒々井町清掃組合も今年度で基幹的な改修終わってしまいますので、千葉市もスタートしてしまいますので、ですからこれから加入するとなると、いろんな計画から地元説明から全てまたやり直しという、そういう大きなリスクがありますので、貴重なご提案ではありますが、ちょっとタイミング的にはほとんど困難だと言わざるを得ない、そういう状況です。  あと、260億という話なのですけれども、私は予定価格234億というふうに公表していますので、この前入札一回中止になったのですけれども、260億ではなくて234億ということでご理解いただきたいと思います。 ○戸田由紀子議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 これ以上表の議論をしても、なかなかデリケートな話でもありますので、チャンスをうかがって財源確保に努めていただきたいと思います。  次に行くのですけれども、ふるさと納税、税収を確保しなければいけないということ、私もしつこく言って恐縮なのですけれども、ここのところの状況はいかがでしょうか。 ○戸田由紀子議長 経営企画部長、永易正光さん。 ◎経営企画部長(永易正光) お答えをいたします。  現在11月28日の時点でのデータとなりますけれども、449万円の寄附をいただいている状況でございます。  以上でございます。 ○戸田由紀子議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 部長も何か今言いにくそうにしていたのですけれども、やっぱり市民の方に負担をお願いして、私も余りくどくど言いたくないのですけれども、佐倉市が2億、八街は5,000万集めている中で、449万では困ります。今四街道のふるさと納税は、ふるさとチョイスとか、どんなサイトに出されていますか。 ○戸田由紀子議長 経営企画部長、永易正光さん。 ◎経営企画部長(永易正光) お答えいたします。  サイネックスという会社にお願いをしておりますけれども、そこから関連づけて、ふるさとチョイスのほうには掲載されている状況でございます。  以上でございます。 ○戸田由紀子議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 それで、部長は最近例えばネットでアマゾンとか楽天とか利用したことございますか。 ○戸田由紀子議長 経営企画部長、永易正光さん。 ◎経営企画部長(永易正光) お答えいたします。  済みません。私ネットでの買い物をしておりませんので、申しわけございません。 ○戸田由紀子議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 どこかの大臣みたいな答弁なのですけれども。今私なんか楽天とかアマゾンとかいろいろ使うのですけれども、そこを使う人は、アマゾンで買う人は直接アマゾンで買わないのです。楽天で買う人は直接楽天で買わないのです。ポイントサイトというのがありまして、例えばハピタスとか楽天リーベイツというのが有名なのですけれども、そこで買うと例えばアマゾンのポイントもつきます。楽天リーベイツのポイントもつく。ポイント二重どりなので、みんなネットでそういう買い物をしているわけです。何が言いたいかというと、ふるさとチョイスはポイント還元率がゼロなのです。楽天リーベイツというところですと、Wowma!というふるさと納税のサイトがありまして、これはKDDIがやっている。そこは、9%ポイントバックなのです。だから、20万ふるさと納税したら、1万8,000ポイント返ってくる。それは、楽天で1万8,000円分の買い物ができるし、マイルにかえれば9,000マイルになるわけです。みんなそっちで買ってしまうわけです。ふるさとチョイスもいい、全国的に一番有名ですから。賢い人は、みんなWowma!で9%ポイントバックで買うわけです。ことしはちょっと間に合わないのですけれども、ぜひWowma!に入れていただく。ちょっとご検討いただけないですか。 ○戸田由紀子議長 経営企画部長、永易正光さん。 ◎経営企画部長(永易正光) お答えいたします。  当然そういったサイトを経由するということは、それなりの経費がかかりますので、その辺の費用対効果を見てみたいというふうに考えます。  以上でございます。 ○戸田由紀子議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 ぜひ皆さんも楽天リーベイツを見てください。ポイント還元率が一番高いので。  次に、9月議会でも富裕層の定住ということどうですかとお願いしたのですけれども、これはなかなか否定的な話だったのですけれども、これ例えば工場を誘致したりとか、球団を誘致したりとか、税金を免除したり、土地を無償で提供したりあるわけですから、これは今の状況を考えたら、なりふり構わず富裕層の定住、お金足りないのですから、検討すべきではないですか。 ○戸田由紀子議長 総務部長、植草俊幸さん。 ◎総務部長(植草俊幸) お尋ねの件につきまして、市民税の課税の関係でお答えさせていただきたいと思いますが、本市の個人住民税などは地方税法の規定に基づきまして地方自治体が課税する場合の通常の税率、標準税率を採用しております。財政上その他の必要があると認められた場合には標準税率以外を採用することも可能ですけれども、所得割の税率は1つにするということになっております。ですので、富裕層に限定した優遇措置として別に税率を定めることは残念ながらできません。したがいまして、標準税率を下回る税率にする場合には、全ての方を対象にして税率を下げるということになろうかと思います。  以上でございます。 ○戸田由紀子議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 企業誘致の場合も補助金を出したりとか、土地を無償で提供したりとか、いろいろなやり方があるかと思うので、これたしかやっているところがあったので、研究してみていただきたいのです。例えばZOZOタウンの前澤友作さん、あの方は年収140億です。納税額が七十何億円、市民税額14億円です。仮に前澤さん、四街道に来ていただいたら7億円にさせていただきますということになれば、前澤さんはハッピーで、四街道も4.5億、2.5億の財源不足がなくなって、4.5億余る。そうしたら、私も残業するなとかなんとかとうるさいことも言わなくなる。みんなハッピー、市民も無料化が進んでハッピーということになるので、ちょっと冗談ですけれども、検討をぜひ進めていっていただきたいと思います。  次に、指定管理者の問題もやりたかったのですけれども、これちょろっとやってもしようがないので、また今度にします。  次に、子ども医療費助成、部長からご説明いただいて、件数、金額ふえているというのはよくわかりました。これ前の高橋さんですか、質疑で重複診療とか、ジェネリックとか、いろいろ努力していますよという話だったですけれども、今は例えばお薬とか患者さんの自由ですよね。 ○戸田由紀子議長 健康こども部長、矢部雅彦さん。 ◎健康こども部長(矢部雅彦) お答えいたします。  ジェネリック医薬品の推奨はしておりますけれども、本人の意思によることになると思います。最終的にはご本人の意思ということだと思います。 ○戸田由紀子議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 それで、それについては委員会でも質疑があったのですけれども、例えば生活保護の場合は生活困窮者自立支援法の改正で10月1日から原則ジェネリックですよと。これは、お医者さんが一般薬を処方してきても、薬局のほうでジェネリックを出しなさいということになっているではないですか。それを見習って、ジェネリック、効果は一緒なのですから。幾らですか、3億8,700万かかっているのを少しでも下げる。生活保護と同じにしてください。どうですか。 ○戸田由紀子議長 健康こども部長、矢部雅彦さん。 ◎健康こども部長(矢部雅彦) 先日教育民生常任委員会でたしか話題になったことだと思います。その後、もし仮にそういったことが可能なのか、できるのかという観点から少し調べてみました。それによりますと、本市が行っている子ども医療費助成制度は、県の補助金の制度に乗っかって実施しているという点が1つあります。現物給付による取り扱いをしておりますけれども、市町村から委任を受けた県と医師会、歯科医師会、薬剤師会等で、県は取り扱いに関する契約を締結しておりまして、対象をジェネリック医薬品だけにするというように本市だけが違った取り扱いをすることは、医療機関で混乱が生じるため難しいと、そういう千葉県の担当者の方のご意見もいただきました。ですので、もし本市だけがそういう方向性を模索するとすれば、県の補助金の制度の利用はできないだろうということが1点。  それから、もし県の補助金を使わないで償還払いとして市独自で考えた場合の想定ですが、そうしますと技術的にはもしかしたら可能なのかもしれないのですが、通常領収書には医薬品の記載がありませんので、領収書とあわせて処方された医薬品名がわかる書類の提出が必要になるだろうと。そして、市のほうでは先発医薬品がジェネリック医薬品なのかどうか、そういった審査も行う必要が出てきまして、そういったことをあわせると現実的には難しいのかなと、そういうように感じております。  以上でございます。 ○戸田由紀子議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 部長、私はそれは違うと思うのです。これは、今四街道市のことを取り上げていますけれども、ジェネリックのほうが安くて得する、得するという表現は変ですけれども、財政が楽になるというのは、四街道市だけではなくて千葉県も同じことではないですか。よその市町村も同じです。だから、それは逆に県でそうしてくださいよと県に働きかけて、別に四街道だけ先にどうしてもやってくれなんてことは言っていませんから、そこは皆さんで協力して、千葉県は子ども医療費はジェネリックですというような働きかけをしていっていただけないものですか。 ○戸田由紀子議長 健康こども部長、矢部雅彦さん。 ◎健康こども部長(矢部雅彦) お答えいたします。  確かに議員がおっしゃるように、県内全体でジェネリック医薬品のみというような形で整合性を図っていけば、もしかすると実現は可能なのかもしれないと思います。  以上でございます。 ○戸田由紀子議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 副市長、もう一回ちょっとお尋ねさせていただくのですけれども、9月議会のときに自己負担導入という話があったときに、しかもこれ千葉市は、ちょっといろいろ違いはありますけれども、千葉市は自己負担200円ですから、四街道300円、これは子育て日本一どうなってしまうのだということで心配した議員の方も多かったと思いますし、やはり佐渡市長が掲げた子育て日本一、これだけは何とか守らなければいけないということで、今いろいろ要望させていただきましたけれども、特にこの子ども医療費の問題、しっかりと負担増を招かないように最後の最後まで努力するということで、ぜひ意気込みをお聞かせいただきたいのですけれども。 ○戸田由紀子議長 副市長、武富裕次さん。 ◎副市長(武富裕次) これについては、私の考えを申し上げるしかないと思うのですけれども、先ほどから長期的な財政見通し等が非常に厳しいというような話もございます。そういうこともある。それから、子育て関連の施策に係る経費というのは非常に膨らんできている、非常に多くなってきている。まして、これから幼児教育の無償化というのも来年の10月には始まる。そういうものには当然市町村の負担も伴うわけです。そういったようなことを、そういう全体を見ていくと、やっぱり負担できるところは負担していただくしかないのかなというのが私の考えでございます。  それで、子供の医療費について完全に無料ですというのは、やはり制度としても私は少し問題があるのではないかというふうに考えておりますので、私としては長い目で見たら、やはり適正な負担はお願いしていかざるを得ないのではないかなと。森本議員の期待されている答弁から違って、その辺は申しわけないと思いますけれども、これは私の考えですけれども、私はそういう考えを持っております。 ○戸田由紀子議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 ぜひ副市長、佐渡市長は子育て日本一を掲げて当選されて、そのシンボル的なものとして子ども医療費助成というものがあるわけです。一般論としてはよくわかります。だから、何を捨てて何を守るか。我々、私なんかは、公民館有料化も仕方がないと、ごみ有料化も仕方ないと、でもやっぱり守るところは守ろうよというところでいろいろ厳しいことも言わせていただきましたけれども、そこ行政、議会が一丸となって、市民が得られる改革を進めていただくようお願いして、終わります。 ○戸田由紀子議長 健康こども部長、矢部雅彦さん。 ◎健康こども部長(矢部雅彦) 森本議員への答弁で、1点だけ訂正させてください。  償還払いとなった場合には県の補助金の対象から外れると申し上げましたが、正確には償還払いでも県の補助金になるそうですので、訂正させていただきます。失礼しました。 ○戸田由紀子議長 以上で森本次郎さんの質問を終結します。  暫時休憩します。    休憩 午後 2時28分    再開 午後 2時45分 ○戸田由紀子議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ○戸田由紀子議長 引き続き一般質問を行います。  1番、阿部百合子さん。    〔阿部百合子議員登壇〕 ◆阿部百合子議員 議席番号1番、日本共産党、阿部百合子です。発言通告に従って、順次質問してまいります。  1、「子どもの医療費一部有料化」と提出しましたが、「子どもの医療費助成額の減少・基準の見直し」と訂正して質問に入ります。子どもの医療費助成問題は、全国で医療費助成による無料化に向けての運動が広がり、県も動かし、窓口負担300円とか200円のところまで実現し、日本共産党議員から繰り返し無償化への質問が続けられた結果、平成25年、2013年8月から、四街道市独自の施策、窓口負担なしの完全無料化が県内では先進事例として、佐渡市政のもとに実現された施策でした。高く敬意を表すものです。あれから5年、今回は財政の厳しさを理由に、後期総合計画の中で窓口負担300円の復活、助成費の削減が提案されています。市のホームページには、「市としての経費はかかるが、お母さん方が安心して子育てしやすくなり、これが定住や出産の促進につながるほか、病気の早期対応で重症になるのを防ぎ、健康増進や安心の確保につなげることができます」とあります。また、「若い世代の定住促進により、地域経済の活性化にも効果がある」と書かれています。以上を踏まえ、以下質問します。  ①、「金銭徴収」という部分を「補助金・助成金」に訂正します。助成金に関することはパブコメで意見を聞かなくてよいとなっているそうだが、新たに変えるような場面では決める前に事前に説明する場をつくるとかのルールを変えられないか。  ②、事前説明をする場をつくるやり方をすると、どういう弊害があるのか。  ③、「受診のたびに300円」のところを「受診のたびに一部自己負担」に訂正します。受診のたびに一部自己負担がかかれば、受診回数が減るだろうという意見を聞いたが……「審議会委員」のところを削除します。減るだろうという意見を聞いたが、母親の病院に連れていくこと自体も大変なのですという声がある。市はどのように考えているのか。  ④、財政が厳しいことを理由の一つにしているが、四街道市のシティセールスの重要なポイントとも言える完全無料の子ども医療費の助成費の減少に対し、市民は支持してくれると考えているのか。  2番、公民館の有料化について。①、利用者に説明のとき、社会教育の立場からの説明は一言もなかったが、なぜか伺う。  ②、公民館は住民の生涯にわたる学習権を保障する公立の社会教育施設。基本的人権としての教育権、学習権の保障に受益者負担の考えはなじまないと考えるが、いかがか。  3番、教育問題。①、小学校の英語専科教員はことし1人配置されたが、次年度も採用予定か。  ②、教職員の長時間労働対策として、1年間の変形労働時間制の導入が国の中央教育審議会で検討されています。それに対して、四街道市教育委員会として、検討段階で国の教育審議会へ意見を上げる方法はあるのでしょうか。  ③、9月から部活動指導員の配置がされたが、教職員の受けとめ方はどうか。  4、ブロック塀の耐震改修工事費の助成について。①、9月議会でブロック塀の耐震修理を住宅リフォーム助成制度の適用も可能との説明が他の議員にあったが、確認したい。いかがか。  ②、リフォーム助成制度に適用されるとしたら、1回当たり10万円助成のところを20万円と変更することは可能か伺う。  以上、壇上での発言を終わります。 ○戸田由紀子議長 阿部百合子さんの質問に対する当局の答弁を求めます。  経営企画部長、永易正光さん。    〔経営企画部長 永易正光登壇〕 ◎経営企画部長(永易正光) 私からは、第1項目、子どもの医療費助成額の減少・基準の見直しの1点目、2点目についてお答えいたします。  初めに、1点目、補助金・助成金に関することは、決める前に事前に説明する場をつくるなどのルールを変えられないかについてお答えいたします。市民参加条例の解釈において、補助金・助成金に関することは、市民等に義務を課すこと、または市民等の権利を制限する行政活動に該当せず、市民参加手続の対象外となっています。このことは、地方自治法第14条第2項の「普通地方公共団体は、義務を課し、又は権利を制限するには、法令に特別の定めがある場合を除くほか、条例によらなければならない」と定める規定には、補助金・助成金等の給付は含まないとの解釈に基づいています。したがいまして、市民参加条例を改正する考えはございません。  続いて、2点目、事前に説明をする場をつくるやり方をすると、どういう弊害があるのかについてですが、市民参加手続の対象外の行政活動について、事前の説明を行う場合、意思決定に要する時間と業務量の増大を伴うことが考えられます。市民参加条例では、市民参加手続の対象とする行政活動を明らかにするため、第6条第1項において市民参加手続の対象となる行政活動を限定列挙しているところでございます。  私からは以上でございます。 ○戸田由紀子議長 健康こども部長、矢部雅彦さん。    〔健康こども部長 矢部雅彦登壇〕 ◎健康こども部長(矢部雅彦) 私からは、大項目1、子ども医療費のうち、3点目と4点目につきまして関連性がありますので、一括して答弁させていただきます。  最初に、一部自己負担導入が受診回数の減少になるとの見解についてですが、自己負担導入の検討は子ども・子育て関連経費等の増加傾向が続く中で、この制度を維持していくために一部自己負担をお願いするという考え方であり、受診機会を奪う目的で行うものではありません。今後も子ども医療費助成制度を維持し、医療を必要とする子供たちが安心して受診できるよう、市民の皆様には適正受診を啓発してまいります。  次に、一部自己負担を導入した場合の市民の支持という点についてですが、実際に対象となっている世帯においてはメリットがあることから、自己負担を求めることへの抵抗感を持つ方がいることは承知しています。一方で、現状の制度では中学3年生までの医療費については、現物給付による完全無料化を実施しており、原則として医療機関の窓口での支払いがなく、利用者の負担感がないことから、不要不急な受診を行う方などがいる可能性は否定できないと考えております。また、医療関係者からは、子ども医療費が無料になった途端、今までは後発医薬品を使っていた方が先発医薬品に切りかえてくれと言ってきた事例があり、ジェネリック医薬品の使用が後退するのではないかとの意見をいただいたこともあるなど、市民の皆様のご意見は賛否両論あるものと認識しております。  私からは以上です。 ○戸田由紀子議長 教育部長、荻野武夫さん。    〔教育部長 荻野武夫登壇〕 ◎教育部長(荻野武夫) 私からは、第2項目、公民館の有料化について及び第3項目、教育問題のご質問に順次お答えいたします。  初めに、第2項目の1点目、利用者説明会で社会教育の立場からの説明はなかったがなぜかについてですが、本年5月に各公民館で開催しました利用団体代表者説明会におきまして、公民館は社会教育法に定められた施設であるということは述べさせていただいており、その上で公民館使用料について経緯などを含めご説明をしております。  続きまして、2点目、公民館に受益者負担の考えはなじまないと考えるが、いかがかについてですが、公民館は社会教育法第20条の目的を達成するための施設であり、国の運用基準により公民館の設置及び管理に関する事項を市町村が条例で定めることになっており、市民の皆様にいつでもご利用いただける施設であると考えております。公民館利用者が使用料をご負担いただくことで、公民館の利用が制限されるものではありません。  次に、第3項目の1点目、英語専科教員の採用についてですが、小学校英語専科教員は小学校英語教育の早期化、教科化に伴い、英語を専門的に教える専門指導教員を確保するために、平成30年度から国が予算化し、県が配置した専科教員です。本年度は、旭中学校区の小学校4校に1名を配置しており、週24時間、英語科の授業を担当しています。来年度につきましても、できる限り配置されるよう県に要望しております。  続きまして、2点目、中央教育審議会に意見を上げる方法はあるかについてですが、中央教育審議会は文部科学大臣の諮問に応じて教育に関する基本的な重要施策について調査、審議し、文部科学大臣に意見を述べる機関です。中央教育審議会に地方自治体の教育委員会が意見を述べる制度はありません。  続きまして、3点目、部活動指導員に対する教職員の受けとめについてですが、部活動指導員が配置となった部活動では、指導者がふえたことにより、活動の際の安全がより確保されるようになったこととあわせて、顧問である教員の部活動における指導時間が削減され、負担の軽減になっています。また、指導経験が少ない顧問にとっては、部活動指導員から技術指導を学ぶ機会となり、指導力の向上につながるとの報告も受けております。  私からは以上でございます。 ○戸田由紀子議長 都市部長、小出重孝さん。    〔都市部長 小出重孝登壇〕 ◎都市部長(小出重孝) 私からは、第4項目、ブロック塀の耐震改修工事費の助成について順次お答えいたします。  初めに、1点目、住宅リフォーム補助金制度の適用についてですが、ブロック塀を改修する場合、住宅リフォーム補助金の対象となる場合がございます。住宅リフォーム補助金については、市内の一戸建ての住宅または併用住宅で、1年以上継続して本市に住所を有しており、市内の施工業者による工事金額が20万円以上のリフォーム工事であること等の要件がございますので、お問い合わせいただければ個別の相談に応じています。  次に、2点目、住宅リフォーム補助金額の増額についてですが、住宅リフォーム補助金は比較的軽微なリフォーム工事も対象としており、より多くの市民の方々に活用していただきたいと考えておりますので、1件当たりの補助金額を増額する予定はございません。  私からは以上でございます。 ○戸田由紀子議長 再質問はありませんか。  阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 それでは、順番に質問してまいります。  大きい1番の子供の医療費のところからですけれども、先ほど法律でパブコメをとる必要はないというふうに書いてありますよというふうなのがありましたけれども、私は先ほど森本議員の質問を聞いておりまして、なりふり構わずやらないと大変なことになるということを何度も言葉としておっしゃっておりましたけれども、本当に大変であるならば、大変になるのであれば、私は市民を信用して、きちっと事実を説明して、その中で市民に協力いただくことはどういうことかというのがわかれば、市民は協力してくれると思います。それは、甘いとおっしゃるかもしれないけれども、まずそういうやり方をしていく以外にないと思っています。  ですから、質問します。何かを決めるとき、住民と一緒に考えていくというやり方をできるだけとってほしい。そのことが住民主体の自治体が形成されていくことと考えるのですが、いかがお考えでしょうか。 ○戸田由紀子議長 経営企画部長、永易正光さん。 ◎経営企画部長(永易正光) お答えいたします。  現在市民参加条例の運用につきましては、公募市民委員、それから有識者から構成される市民参加推進評価委員会、こちらのほうでその運用を評価していただいている状況でございます。今後も引き続き適正な運用に努めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○戸田由紀子議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 ルールにのっとってやれば今の部長の回答になるのでしょうけれども、私は物の考え方として、ルールになくたって、基本的には住民に聞いて進めるというふうなスタンスはとっても甘い考えなのでしょうか、そのことを聞いております。 ○戸田由紀子議長 経営企画部長、永易正光さん。 ◎経営企画部長(永易正光) お答えいたします。  私どものほうは条例の運用の中で判断をさせていただいておりますので、個別の案件については私どものほうで答弁することは控えさせていただきたいと思います。  以上でございます。 ○戸田由紀子議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 先日の坂本議員への回答で、今回の変更内容を、子供の医療費助成額の減少のことですが、事前にホームページでお知らせをするとのことでしたが、再度確認したいです。そういう回答をなさったのですよね。パブコメのようなことはしないけれども、こういうことを今進めていますよということをホームページに掲載するということですか。もう一度確認します。 ○戸田由紀子議長 暫時休憩します。    休憩 午後 3時06分    再開 午後 3時07分 ○戸田由紀子議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  健康こども部長、矢部雅彦さん。 ◎健康こども部長(矢部雅彦) 先日坂本議員の答弁、医療費助成制度について、私でしたけれども、ホームページ等でお知らせすると言った内容は、医療費を使っていただくための留意点として、例えばジェネリック医薬品を推奨するとか、不要不急の受診を控えていただきたいとか、そういった内容をホームページに掲載するなどしていきたいということでございまして、その部分については既に市のホームページには登載してございます。  以上です。 ○戸田由紀子議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 私の聞き間違いということでした。  それでは次に、パブコメをとらないでよいとする事項であっても、市民への影響の大きさを考えるならば、事前に市民参加手続パブコメや意見を聞く場などあっていいと考えますが、伺います。先ほどの回答でだめとおっしゃりそうですけれども、事と次第によっては影響の大きさを考えるならば、そういうパターンもあり得るのではないかという質問です。難しいですか。 ○戸田由紀子議長 経営企画部長、永易正光さん。 ◎経営企画部長(永易正光) お答えをいたします。  市民参加、パブリックコメントにかかわらず、市民参加が必要かどうかという判断をする基準のような形で、市民参加条例の中にどういう手続をする場合に、行政活動を行う場合には市民参加をしてくださいということを6条1項の中で限定的に規定させていただいているということで壇上でご答弁させていただきましたけれども、その中、それを超えて何か説明会を開いてほしいとかということに対しては、私どものほうからは、先ほども申し上げましたように、個別具体の案件になりますので、その都度判断していくという形になろうかと思います。ただ、壇上でも答弁いたしましたとおり、全てのことにおいて何でも市民参加という形になると、どうしてもそこには事務が伴いますし、時間的な制約もかかってきますので、そういうこともあって6条1項のほうでは限定的にこういう行政活動を行う場合には市民参加をしましょうということを規定しているというふうにご理解いただければと思います。  以上でございます。 ○戸田由紀子議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 私がしつこく聞いておりますのは、もし本当に財政が厳しくなるという状況でしたら、市民を信用して、正しく説明して、その中で正しい判断をしていく、こういうことが基本になろうかと思うのです。だから、そんな生易しいものではないよとおっしゃるかもしれませんけれども、そういう意味で言いました。ごめんなさい。  次行きます。利用者の声を紹介します。「小さい子を連れて病院に行くこと自体、余り行きたくはない。大変なんですよ。ほかの子も連れていくことになるし。待合室でほかの病気をもらう心配もある」、「歯科の受診は、回数行かなくてはいけないので、現在の無料は本当に助かる」、「4人子供がいます。月に一、二回は何かで病院に行きます。月2回として12カ月で7,200円。少ないと言えばそうかもしれませんが、ほかにもたくさんの出費があります。考え直していただきたいです」、このような声が寄せられていますが、どのように受けとめるのか伺います。 ○戸田由紀子議長 健康こども部長、矢部雅彦さん。 ◎健康こども部長(矢部雅彦) 現在完全無料による本市の子ども医療費助成制度は、子育て世帯より大変好評をいただいているものと認識しております。壇上での答弁の繰り返しとなりますが、市といたしてはこの子ども医療費助成制度を維持して、医療を必要とする子供が安心して医療を受けられるように、市民の皆様には先ほども申し上げましたジェネリック医薬品の推奨ですとか、不要不急な通院を控えるなどの啓発を行ってまいりたいと考えております。  以上です。 ○戸田由紀子議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 「過剰な受診はしていません」が子育て世代の声です。休日、夜間の受診は、子供特有の事情と理解はできないのでしょうか、それとも子ども相談のPRが足らないのでしょうか、伺います。 ○戸田由紀子議長 健康こども部長、矢部雅彦さん。 ◎健康こども部長(矢部雅彦) お答えをいたします。  子供の電話相談のPRも引き続き続けてまいりたいと思います。  以上です。
    ○戸田由紀子議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 市のホームページに無料化の効果として、早期対応で重症化を防ぐと記載されていますが、6月議会でも歯の治療を例にその差ははっきりしているという全国保険医協会の記事を紹介しましたが、そのときの回答は必要な健診を必要な人が受けるということでした。先日の坂本議員への回答では、受診を抑制することではないと回答もしておられます。担当内部としてシミュレーションされたはずです。担当課としては、今回のこのことは内部矛盾を起こしていませんか、伺います。 ○戸田由紀子議長 健康こども部長、矢部雅彦さん。 ◎健康こども部長(矢部雅彦) お答えいたします。  内部矛盾というご指摘ですが、そのようには考えておりません。この制度は、市民の皆様には好評いただいておりますから、子供たちには引き続きこの制度を利用して元気に育っていただきたいと、そういう気持ちに変わりはございません。  以上です。 ○戸田由紀子議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 通告していなかったのですが、市長に伺いたいのですが、市でもシティセールスの一つと認識をしていて、四街道は出生率が少しですけれども、伸びています。市長の政策の基本は、企業誘致というやり方ではなく、新住民をふやすことで住民税の増収を図ると認識しています。地味ですが、真っ当な政策と思います。若い世代にとって、300円といえども完全医療費無料化からの後退です。普通に働いたら普通の暮らしができると思っている世代の人にとっては理解しがたいことが若者の働く現場で起こっています。貧困と格差が広がり、国民の平均的な所得の半分を貧困ラインと呼び、その子供たちが7人に1人、全国で250万人余りが貧困状態にあり、四街道でも例外ではありません。行財政改革からの必要性で市民へのしわ寄せもやむなしと判断されたのでしょうか。ここまで財政は来ておりますか。 ○戸田由紀子議長 暫時休憩します。    休憩 午後 3時15分    再開 午後 3時16分 ○戸田由紀子議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 質問内容に絡めて市長に伺います。市でもシティセールスの一つと認識をしていて、四街道は出生率が少しだが、伸びています。市長の政策の基本は、企業誘致というやり方でなく、新住民をふやすことで住民税の増収を図ることと認識しています。地味ですが、真っ当な政策と思います。若い世代にとっては、300円といえども完全医療費無料化からの後退です。普通に働いたら普通の暮らしができると思っている世代の人にとっては理解しがたいことが若者の働く現場で起こっています。貧困と格差が広がり、国民の平均的な所得の半分を貧困ラインと呼び、その子供たちが7人に1人、全国で250万人余りが貧困状態にあり、四街道市でも例外ではありません。行財政改革からの必要性で市民へのしわ寄せもやむなしと判断されたのでしょうか。ここまで財政は来ていますか。 ○戸田由紀子議長 暫時休憩します。    休憩 午後 3時18分    再開 午後 3時22分 ○戸田由紀子議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  市長、佐渡斉さん。 ◎市長(佐渡斉) お答え申し上げます。  一部有料化というのは訂正されて、助成額の減少というふうにご理解いただいて、もともと医療制度の中で助成しているわけなので、有料化ではないという、そういうご認識のもとに質問の内容を変えられて、今回の私への質問は、子ども医療費につきまして一部自己負担、これを求めなければならないほど四街道市の財政状況は逼迫しているのかというご質問でございました。途中いろいろシティセールスに絡めて、その後完全無料とかおっしゃられていましたけれども、別にシティセールスに絡めて私はやっているわけではないので、あくまで四街道市の子供たちの健全な育成、これが目的であります。シティセールスの中で副次的に今四街道市の一つの特徴として出しているだけでありまして、むしろ若い世代の方々が転入されてくると、若い世代ですからどうしても住民税としては額的には低くならざるを得ませんよね。逆に子育て支援のための保育料とか、子ども医療費とか、収入に比べて非常に歳出が多くなってくるという、そういう現状はあります。しかしながら、四街道市、お年寄りばかりのまちになって、子供の笑い声とか泣き声とか叫び声が聞こえない、そんな寂しいまちはつくりたくないというのと、また将来四街道市を支えてくれる子供たち、これを健全に育てたいと、こういう思いでございます。  それで、ご質問の子ども医療費につきまして、一部負担を求めなければならないほど四街道市の財政状況は厳しいのかと、こういうふうにご質問ございます。9月議会の総務常任委員会でもご説明申し上げましたが、清掃工場であるとか、庁舎であるとか、あるいは3・3・1号線都市計画道路であるとか、あるいは千代田中や八木原小の大規模改修等々、こういう大型事業を進める中において起債を借りるわけです。これの公債費が49億円という金額になってきて、年間にしたら2億5,000万だというご説明をさせていただきました。これも財政状況は非常に厳しいのだと、こういうご認識のもとに9月議会では関根議員が補正予算の修正動議を出されている。四街道市の財政状況は厳しいのだというのは、先ほどの森本議員の質問の趣旨、まさにそこをどう改善するのだということで、市議会においてもそれは共通認識になっていると思います。ただ、阿部議員さんおっしゃるとおり、市民の皆さんにどこまで財政状況が厳しいのかというのが浸透しているか、それは確かにおっしゃるとおりでありまして、楽観的な、また情報が行っていない市民もいることは確かであります。矢部部長が答弁いたしましたとおり、今の子ども医療費の助成制度、これを持続的に安定的に維持していくためには、四街道市のように完全無料というのは千葉県内でも本当に少ないのです。ですから、他市と同じように一部負担というのも検討していかなければならない財政状況であるということははっきり言えます。  以上であります。 ○戸田由紀子議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 意見を最後に述べます。財政難を理由に子育て支援を削減するということであれば、多くの市民はその計画さえも知らない都市計画道路3・3・1や3・4・7の見直し、凍結が先ではないのでしょうか。急ぐ必要のない公共事業の見直しで100億円を超す節約が可能で、財源の確保が可能となります。考え直していただきたいものです。先日の清宮議員の質問では、3・3・1道路工事を途中でやめたら地権者への説明が必要とか、国、県への状況説明、交付金の返還が必要になる、成台中に流通施設、企業進出への懸念があるとの説明でした。やりかけのことを途中で変更すれば、その後始末が出てくることはわかりますが、今の状況は一旦立ちどまって見直す必要があるときと日本共産党は考えます。  大きい2番に行きます。社会教育からの説明はあえてしない、そういう曖昧なごまかしの説明をしなさいと国から言われているのでしょうか、伺います。 ○戸田由紀子議長 教育部長、荻野武夫さん。 ◎教育部長(荻野武夫) お答えいたします。  壇上でも申し上げましたが、社会教育法に定められた施設であるということを説明しております。また、国からそのような要請などは受けておりません。  以上でございます。 ○戸田由紀子議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 私がそういうふうに思ったのは、ごみの説明会のときも減量化ですと一生懸命おっしゃっているし、財政のことは何にもおっしゃらないから、この市役所はどうして違う言葉を使って説明するのかなと思ったのです。  次です。社会教育の説明は1回ぐらいはあったと思うのですが、そもそもの話をなぜしなかったのかということをもう一回聞きます。 ○戸田由紀子議長 教育部長、荻野武夫さん。 ◎教育部長(荻野武夫) お答えいたします。  繰り返しの答弁となりますが、社会教育法に定められた施設であるということは説明しております。  以上でございます。 ○戸田由紀子議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 今のお答えにはちょっと納得いたしかねますけれども、次に進みます。  今回陳情として公民館使用料説明会での内容の主なものを各公民館に張り出してほしいという内容が陳情として出されています。新たなことを進めるときには、そこまでやって情報の公開に努力していただきたいものです。そうすることで、2回目の11月26日の一斉説明会ではもっと深い、または前向きな意見が出たと思うのですが、いかがでしょうか。 ○戸田由紀子議長 教育部長、荻野武夫さん。 ◎教育部長(荻野武夫) お答えいたします。  今議会の陳情でそういうご要望がたしか出ていたかと思います。先日行われました教育民生常任委員会で、委員会の中では承認ということになったと思います。教育委員会といたしましても、情報提供必要だと感じておりますので、今張り出す準備をしているところでございます。  以上でございます。 ○戸田由紀子議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 ありがとうございます。  次に、5月29日に開かれた教育委員会会議臨時会の議事録を見ますと、議案第1号 四街道市使用料条例等の一部を改正する条例の制定について、社会教育課長が提案理由の説明をし、受益者負担に賛成の意見を1名が述べ、どれくらいの収益が見込めるかの質問と回答、さらに近隣市町村の状況への質問と回答は出ていますが、市民にとって重要な社会教育の立場からの質問や意見、説明が全く出ていません。討論もなく、短時間で可決されました。社会教育の立場からの説明はあえてしないということは、社会教育の大きな転換だと思いますが、伺います。 ○戸田由紀子議長 教育部長、荻野武夫さん。 ◎教育部長(荻野武夫) お答えいたします。  四街道市立公民館条例につきましても、四街道市使用料条例とあわせてご説明をしており、公民館条例の趣旨等を変更するものではございません。  以上でございます。 ○戸田由紀子議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 社会教育の場、公民館は、戦後焦土と化した日本を平和国家として再建するために、民主主義を身につける場、地域産業の振興や地域の生活を豊かにする場になってほしいの願いを込めてつくられ、住民の学習権保障、学習支援、住民自治の向上、地域づくりのための機関として位置づけられてきました。今国から大きな力で公民館の役割を少しずつ変えていこうという動きは推測できます。第2次世界大戦のとき、社会教育という言葉や体制は消えたそうです。そして、ことし10月16日から、文科省の組織再編で社会教育課の名前がなくなっています。どこの部署と一緒になったのか、わかれば教えてください。 ○戸田由紀子議長 教育部長、荻野武夫さん。 ◎教育部長(荻野武夫) お答えいたします。  国の部署の関係ですので、私どもにそのような通知等は来ておりませんで、承知しておりません。  以上でございます。 ○戸田由紀子議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 きょうでなくていいですから、聞いてみていただけないでしょうか。いいです。取り消します。  次行きます。市川市では、公民館の利用料を2015年10月から段階的に3倍の値上げを実施したが、1年たったくらいから利用者の減少が顕著になったそうです。その理由は、最初はサークルの中で会費の値上げや利用回数を減らすなどやりくりしていたのだけれども、負担感が強まり、グループ財政のストックが底をつき、活動をやめてしまったということだそうです。市川では、この夏、市長がかわり、当面3分の1ずつ利用料の値下げを行っているとのことです。利用料の値上げは利用が減るという、他市でも同様のことが起こっています。四街道は、市川より安いから大丈夫と考えておられるのでしょうか、伺います。 ○戸田由紀子議長 教育部長、荻野武夫さん。 ◎教育部長(荻野武夫) お答えいたします。  料金の決定に当たりましては、近隣自治体との均衡を考慮するなど、過度な負担にならないように配慮しております。  以上でございます。 ○戸田由紀子議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 教育振興基本計画では、5年後、公民館利用者が5,500人ふえているという試算になっています。その根拠は何でしょうか。 ○戸田由紀子議長 教育部長、荻野武夫さん。 ◎教育部長(荻野武夫) お答えいたします。  市教育振興基本計画後期計画案の数値だと思いますが、平成29年度の利用者数が16万3,296人に対しまして、平成35年度の目標利用者数、これが16万8,700人となっております。この数値につきましては、計画最終年度の目標値として設定したものでございます。3公民館で年間約1,000人、5年間で5,000人以上利用者をふやしたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○戸田由紀子議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 わかりました。目標値だということですね。  意見を言って、この項は終わりにします。9月議会でも要望意見として発言しましたが、公民館や図書館の所管を教育委員会から市長部局に移すよう国、県から既に要請が来ているのか心配です。移すことは、自治体裁量となっています。公民館は社会教育の場、教育を受ける権利の後退となります。教育委員会管轄を維持していただきたいことを要望としておきます。  次に行きます。3番、英語教員が次年度採用されるとしたら、その人は常勤職員として採用されるのか伺います。 ○戸田由紀子議長 教育部長、荻野武夫さん。 ◎教育部長(荻野武夫) お答えいたします。  小学校英語専科教員は、臨時的任用講師という常勤職員で勤務する方法と中学校等教科担任講師という非常勤で週24時間勤務する方法があります。採用につきましては、県教育委員会が決めますので、次年度については今のところわかりません。  以上でございます。 ○戸田由紀子議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 県が決めるのですね。  四街道市教育振興基本計画後期計画のパブコメを実施していますけれども、市民からこんな疑問が出ていますので、伺います。基本方針3の(1)、現状と課題の文中、「子供と向き合う時間の確保に努めています」とあります。教師の仕事として最も大事な子供と向き合う時間が確保されていないという意味ですよね。これは大問題ではありませんか。教職員が多忙で向き合う時間がないということは、1人の持ち時間が多い正規の教職員が足りないことが理由ではありませんか。これまで教員の増員の要請を県にしていると説明がありましたが、いつどのようなやり方で要請をなさっているのか、伺います。 ○戸田由紀子議長 教育部長、荻野武夫さん。 ◎教育部長(荻野武夫) お答えいたします。  毎年6月から7月にかけまして、国、県に対して教職員の増員等について市として要望書を提出しております。また、教育長協議会、校長会等につきましても、同様に要望を出しております。  以上でございます。 ○戸田由紀子議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 子供と向き合う時間、ここが学習塾の先生と決定的に違う点です。向き合う時間確保に努めていますとありますけれども、その状況の程度はあと少しなのか、とっても困難な状態なのか、教えてください。 ○戸田由紀子議長 教育長、髙橋信彦さん。 ◎教育長(髙橋信彦) 結論から言いますと、子供と向き合う時間は学校、そして教師の工夫により確保しております。向き合う時間がないということではありません。ただ、向き合う時間をつくるのに学校も教師も、それは苦労しているところであるということであって、その教員が子供と向き合う時間がなくなったり、不足したりということではないというふうに理解しております。 ○戸田由紀子議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 変形労働時間制は、特に家族的責任を有する世代にとって、男女とも働きづらい制度と思います。残業削減に役立つとお考えでしょうか。 ○戸田由紀子議長 教育部長、荻野武夫さん。 ◎教育部長(荻野武夫) お答えいたします。  変形労働時間制につきましては、国においてまだ検討段階でありますので、国や県の動向を注視してまいります。  以上でございます。 ○戸田由紀子議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 先ほども国がやっていることだから、地方自治体においては意見は言えないという回答がほかの項目でありましたけれども、できてから何か言ってもしようがないと思うので、業務的にそういう場はやっぱりないのでしょうか。意見を言う場。 ○戸田由紀子議長 教育長、髙橋信彦さん。 ◎教育長(髙橋信彦) 先ほど部長がお答えしました、そういう地方自治体の教育委員会が意見を述べる場がないといったものにつきましては、それは中央教育審議会に対して地方自治体の教育委員会が直接意見を述べる、そういう制度がないという意味で申し上げました。県並びに国へ意見を申し上げる制度はございますし、先ほどもお答えしましたけれども、市教育委員会からも、また県の教育長協議会、私もその中に入っているのですが、そこからも要望は出しております。県、国にも要望を出しております。また、校長会においても要望を出しておりますので、そういう要望を出す、そういう仕組みはできております。  以上です。 ○戸田由紀子議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 わかりました。私とっても危惧しておりますので、ちょっと意見を言っていただきたいと思います。  次に、教職員の慢性的な長時間残業が子供たちにどのような影響を与えているか伺います。 ○戸田由紀子議長 教育部長、荻野武夫さん。 ◎教育部長(荻野武夫) お答えいたします。  現在子供たちは、充実した学校生活を送っております。市教育委員会では、教職員の負担軽減のため、校務支援システムの導入、給食費の公会計化、長期休業中の学校閉庁日の設定、部活動指導員の導入等、さまざまな業務改善を進めているところでございます。  以上でございます。 ○戸田由紀子議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 長時間労働は本当に最優先の課題だと思います。  次、慢性的な残業解決のために何が必要だと考えておられるでしょうか。 ○戸田由紀子議長 教育部長、荻野武夫さん。 ◎教育部長(荻野武夫) お答えいたします。  今後も業務改善や教職員の在校時間に関する意識改革を推進し、働き方改革に努めてまいります。  以上でございます。 ○戸田由紀子議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 意識改革といっても、帰れないのではしようがないのですけれども、これ以上質問はやめます。  それで、要望を最後に言います。第3子の給食費の無償化を検討するという話は、来年度予算に組み込んでいただくよう、厳しい財政で厳しいと思いますが、要望します。当市は、普通教室のエアコンを2年前から導入しており、全国でも先進事例となっています。学校体育館や特別教室へのエアコン導入を国は予算に入れたとのことですが、四街道市としては実現に向けて積極的に動いていただきたいと思います。  最後の最後、日本共産党は学校をよりよい教育の場にという思いで政策を発表しました。学校がブラック企業になっている。今教職員の長時間労働が社会問題になっています。その是正は、労働条件の改善として緊急であり、子供の教育条件として極めて大切な国民的な課題です。昨年、2017年、ついに政府も教員の長時間勤務の早急な是正を掲げました。しかし、その対策は肝心の教員増がないなど、不十分です。なぜ教職員が長時間労働になったのか、どうやって打開するのかの政策提案を共産党はしています。提案の1つ、教員の持ち時間数の上限を定め、そのための定数改善計画を行う。1日4こまを目安に定め、小学校で週20こま、中学校で18こまを上限とします。そのため、小中学校の教員定数を10年間で9万人ふやします。最終的に数千億の予算が必要ですが、先進国最下位の教育予算のGDP比を0.1ポイント引き上げるだけで可能なことです。提案2、学校の業務の削減、国と自治体、学校現場の双方から推進する。運動部活動などに対するスポーツ庁ガイドラインなど積極的な面を含んでいます。何かを加えるなら何かを削るを鉄則とすべきです。提案3、教職員の働くルールを確立する。残業代をきちんと払い、残業時間を規制する。提案4、公立、私立での非正規教職員の正規化と待遇改善を進める。  昨日の平和の集いでの中学生長崎派遣での発言で、「核廃絶に対して社会に発信していきたい」、「平和を語る使者になりたい」という決意や、「当たり前の暮らしをあしたも同じように送れることの大切さを学んだ」などを聞いて、教職員の温かい指導に感謝の気持ちが湧きました。子供たちの人間形成を支える教員の仕事はとうとい専門職です。それをブラックな労働条件が阻んでいます。柔軟で人間味のある教育が難しくなっています。こうした教員の置かれた状況の打開を強く求めます。  4番です。ブロック塀のところです。夏休みに調査をして、124カ所のうち59カ所が危険と認識したと言います。見直しを促す文書を発送したとのことですが、すぐ直せないなら、とりあえず「地震のときはこの塀から離れてください」の看板、ポスターを張るような手だてはできないでしょうか。 ○戸田由紀子議長 教育部長、荻野武夫さん。 ◎教育部長(荻野武夫) お答えいたします。  通学路に関しましては、危険ではないのですが、危険と思われる箇所に五十数カ所、改善をお願いする文書をお配りしてございます。また、その中で改善がされなく、危険だという判断がされた場合は、通学路の見直しを学校のほうに指示したいというふうに考えております。  以上でございます。 ○戸田由紀子議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 文書が届いて、していただけないというのはどれぐらい考えているのですか、6カ月とか。文書で何とか耐震の工事をお願いしますと、何にもしなかったのは1年ぐらいですか。 ○戸田由紀子議長 暫時休憩します。    休憩 午後 3時49分    再開 午後 3時50分 ○戸田由紀子議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 最後に文書を送ってどれぐらい待つのですかと質問しましたけれども、ちょっと範囲が広過ぎますので、取り下げます。  もう一回質問なのですが、先ほどの回答の中で1回当たり10万円助成のところを20万円にのところ、軽微なリフォーム工事なので、20万にする予定はありませんという回答だったのですけれども、もし20万に変更するとしたら、どのような手続が必要になるのか、やり方論だけちょっと教えてください。 ○戸田由紀子議長 都市部長、小出重孝さん。 ◎都市部長(小出重孝) お答えします。  やり方論ということでございますけれども、壇上でもご答弁申し上げましたけれども、住宅リフォーム補助金、これ自体より多くの方に利用していただきたいという願いもありまして、多くの申請に対応できるような形で上限を設けている状態でございます。これを例えば今の財政状況も考えまして、倍増するということになりますと、当然申請者に対して対応はしづらくなる、できない方も出てきてしまうということも考えられますので、現実的ではないかなと思います。やはり必要な財源の確保というのも当然必要になってくるかと思われますので、現段階ではそのような増額ということは厳しいかなというふうに考えております。  以上です。 ○戸田由紀子議長 阿部百合子さん。 ◆阿部百合子議員 私からの質問は以上です。ありがとうございます。 ○戸田由紀子議長 以上で阿部百合子さんの質問を終結します。  暫時休憩します。    休憩 午後 3時53分    再開 午後 4時10分 ○戸田由紀子議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ○戸田由紀子議長 引き続き一般質問を行います。  21番、阿部治夫さん。    〔阿部治夫議員登壇〕 ◆阿部治夫議員 議席番号21番、会派新清の阿部治夫です。通告に従い、一般質問をします。  本日は、ことし一番の寒さの中、私の一般質問を最後まで傍聴してくださり、ありがとうございます。私は私の流儀で質問を行いますので、よろしくお願いします。  1、市長の政治姿勢を問う。佐渡市長は、「子育て日本一 サードステージへ!」のスローガンのもと、2月28日執行の四街道市長選挙で見事3選を果たしました。当時の選挙公報によれば、1期目は子育て支援・教育や高齢者福祉の充実に、2期目はこれらを深化させるとともに、本市の目指すべき将来都市像の骨格を明確にしました。これらをベースに安心・安全・快適に住みたいまち四街道の実現に全力を尽くします。そして、市民へのサードステージへのお約束として、①、教育施設のさらなる環境整備を進めます。手始めに千代田中学校、八木原小学校からトイレの洋式化等を含む大規模改造工事を実施して、その後順次それぞれの学校に必要な整備を行う考えです。②、ごみ処理施設の建設を急ぎます。吉岡区の皆様のご協力を得ながら地域と共生できる最新鋭のごみ処理施設を整備します。③、市役所庁舎の耐震化と一部建てかえを実施します。大きな災害時においても役所機能を失わず、市民サービスの業務を継続できる強い庁舎の整備を進めます。④、文化センター会館棟の耐震改修、武道館の建てかえを進めます。文化センター会館棟の耐震改修を実施するとともに、武道や軽スポーツの拠点である武道館の建てかえを急ぎます。⑤、福祉・教育サービスレベルのさらなる向上を約束します。⑥、歴史・文化の継承とシティセールスの推進に力を注ぎます。このように市民の皆様にお約束しました。佐渡市長が3選を果たして間もなく1年を迎えようとしています。この1年間の成果と課題について伺います。  2、鹿渡南部土地区画整理。先日、四街道市鹿渡南部土地区画整理組合理事長、海保金弘氏が突然面会を求めてきました。多くの議員宅を訪問し、窮状を説明しているようです。私は、いつかこのようなことになるのではないかと想像しておりました。長くなりますが、読んでみます。「この度、無謀とも思われますが、四街道市を被告として、平成27年8月、「区画整理事業区域外の都市計画道路を区画整理事業が概成した時点でも整備が完了していない。」「本路線整備を怠った債務不履行による損害賠償金の支払いを求める。」ことを理由として千葉地方裁判所に約14億円の損害賠償等を求める訴状を提出しました。結果、組合の意を汲んでもらえず、平成30年9月、「棄却」の判決が言い渡されました。なお、組合総会においては「控訴せず」を議決しました。そもそも、本事業は、乱開発によるスプロール化を防ぎ良好な市街地を形成することを目的として市の指導によるもので、「市単独で都市計画道路3・4・7号線を整備した場合、都市的土地利用が難しいことを説明し、市が都計道と区画整理事業を平行して整備する約束」や「市長名で県都市部長あてに、区画整理事業に関連する都計道は市の道路ネットワークを形成する重要な路線で、市民生活に重要な道路であることから区画整理事業と平行して優先的に整備する旨の約束」、「市は区画整理事業を全面的バックアップするとの表明」の言を受け、組合員は意を固めました。加えて、平成11年4月、四街道市都市計画審議会は、「土地区画整理促進区域決定」と「土地区画整理事業決定」を異議無く承認した。同9月、市長は「促進区域」と「区画整理事業」を都市計画決定した。その後、平成13年4月、千葉県知事に「鹿渡南部土地区画整理組合」の設立許可をいただき組合は区域内整備に着手しました。現在に至るまでに、当時の市長からの要請(第2グリーンタウンの説得が困難との理由)により区域内都計道の整備を約2年半休止させたものの工事代行者(株)淺沼組や金融機関から融資を受けつつ、区域内の別途都計道整備のための直接施工の実施など良好な市街地整備を実施してきました。しかし、当初、区画整理事業と一緒に行うとした区域外都計道が未着工のため、区画整理事業の基本的なスキームである区域内土地の増進が図れず、保留地処分費用の低迷を余儀なくされました。借入金返済や組合運営資金確保のため組合員から約3億5,000万円を補填したものの「棄却」を受けた現状では、組合財政は破綻状態にあり組合事務所も閉鎖状況にあります。現地を見ていただければ良好な市街地が形成されていることはご理解いただけると思います。しかし、組合活動が困難な状況にあるなかで市街地の荒廃防止や市民の安全管理を維持していくことは難しい状況です。組合としても自助努力を惜しみませんので、何卒、議員の皆様には、これらの状況をご斟酌いただき区画整理事業の精算に向けて、市の都市行政を適切な方向にお導きいただけるようお願い申し上げます」、以上が文書の内容です。そこで、損害賠償請求事件について、判決後の市の対応状況についてお伺いします。  3、防犯灯。11月13日に、平成30年度千代田中学校区5学区合同パトロールが南小学校を中心に行われました。この目的は、他学区のパトロールコースと地域の内容理解、他学区の補導委員との親睦と交流です。夕方午後4時35分に南小学校を徒歩パトロール2組、車パトロール1組で物井2区、もねの里2丁目コース、もねの里3・4丁目コース、亀崎・物井コースをパトロールしました。その後意見交換し、それぞれの思いや感想を伺いました。多くの補導委員の方から、防犯灯が少ない、暗いという意見が出ました。そこで伺います。市内に設置されている防犯灯の設置状況について伺います。  4、四街道ガス灯ロードレース大会。第21回ガス灯ロードレース大会は、事故もなく盛会のうちに終わりました。私は走路役員として10キロだけしか見ておりませんが、大会の成果と課題がありましたら伺います。  5、防犯。先月つくし座自治会主催の防災訓練の一端を見学させていただきました。さすがに中島副議長が長年自治会長として自主防災に取り組んでこられた努力が結実したとの思いで、感慨深い思いで見学しました。また、先月総務常任委員会で新潟県小千谷市と上越市に行ってきました。澤畠危機管理監は、職務上の理由で欠席されましたが、成田委員長が四街道市の防災にふさわしい市を選んでいただき、勉強できました。上越市では、第2普通科連隊(高田市)出身の危機管理監から自主防災組織結成の働きかけについて伺いました。それでは、本市の自主防災組織訓練実施状況と成果について伺います。 ○戸田由紀子議長 阿部さん、ちょっといいですか。5項目、防犯とおっしゃったの。防災。5項目のタイトル、ここ。これ防犯とおっしゃったの。 ◆阿部治夫議員 今議長からご指摘がありましたので、訂正します。5、「防犯」と申しましたが、「防災」の誤りです。  以上で壇上からの質問を終わります。ご答弁よろしくお願いいたします。 ○戸田由紀子議長 阿部治夫さんの質問に対する当局の答弁を求めます。  市長、佐渡斉さん。    〔市長 佐渡 斉登壇〕 ◎市長(佐渡斉) 私からは、第1項目、市長の政治姿勢を問うについてお答えいたします。  私は、市長就任当初から掲げております子育て日本一を目指し、さらなる子育て支援の充実や福祉レベルの維持、向上に努め、子供から高齢者まで、誰もが安心して快適に住み続けられる選ばれるまち四街道の実現に向け、各施策に取り組んでいるところでございます。2月の選挙において掲げさせていただきました公約のうち、主な事業についてお答えいたしますと、子育て関係では待機児童の解消及び保育ニーズに対応するため、4月に民間による保育所3カ所及び本市、千葉市、市原市の3市連携による保育所1カ所が開所いたしました。教育環境の整備では、千代田中学校南棟校舎の大規模改造工事に着手したほか、吉岡小学校トイレの洋式化工事を行いました。また、教育活動・内容の充実では、旭中学校区の4小学校が英語教育推進モデル校に指定されるなど、英語教育の充実を図っております。高齢者支援では、認知症初期集中支援チームを地域包括支援センターに設置し、相談業務を実施しているところでございます。なお、市の最重要課題である次期ごみ処理施設の建設、庁舎整備につきましては、スケジュールの変更が生じるものの、現在策定作業を進めております四街道市総合計画後期基本計画に事業の位置づけを行い、その取り組みの推進を図ってまいります。  私からは以上でございます。他のご質問につきましては、担当部長等よりご答弁いたさせます。どうぞよろしくお願いします。 ○戸田由紀子議長 都市部長、小出重孝さん。    〔都市部長 小出重孝登壇〕 ◎都市部長(小出重孝) 私からは、第2項目、鹿渡南部特定土地区画整理についてお答えいたします。  損害賠償請求事件判決確定後の組合への市の対応につきましては、現時点における組合の正確な負債金額と資産を確定するとともに、債務の処理や残事業の整備などをどのような方策で実施するのかを具体化するよう指導しているところでございます。  私からは以上でございます。 ○戸田由紀子議長 総務部長、植草俊幸さん。    〔総務部長 植草俊幸登壇〕 ◎総務部長(植草俊幸) 私からは、第3項目、防犯灯の設置状況についてお答えいたします。  平成30年11月末現在、市内に設置している防犯灯は8,822基ございます。設置に当たっては、区・自治会から設置要望が提出された後、現地を確認した上で市防犯灯設置基準に基づき、設置しているところです。  私からは以上でございます。 ○戸田由紀子議長 教育部長、荻野武夫さん。    〔教育部長 荻野武夫登壇〕 ◎教育部長(荻野武夫) 私からは、第4項目、四街道ガス灯ロードレース大会の成果と課題についてお答えいたします。  21回目を迎えた本大会ですが、3,818名の参加申し込みをいただき、大会当日は天候にも恵まれ、市内外から3,612名のランナーが参加いたしました。今回もゲストランナーといたしまして、10キロの部に本市在住でリオパラリンピックマラソン銅メダリストの岡村正広選手、実業団陸上競技強豪チームの株式会社ユニバーサルエンターテインメントから秋山桃子選手、車椅子の部にリオパラリンピック5,000メートルで4位、1,500メートルで8位に入賞されました樋口政幸選手、5キロの部に株式会社ユニバーサルエンターテインメントからフェリスタ・ワンジュグ選手、由水沙季選手をお招きし、盛会裏に終了することができました。今大会は、申し込み開始時期を早めた効果もあり、申込者数で昨年度と比較いたしますと398人の増加となりました。課題といたしましては、引き続きとなりますが、参加者の増加と安全を最優先に行うために必要な警備員の配置、大会運営費の見直しをする必要があると考えております。  私からは以上でございます。 ○戸田由紀子議長 危機管理監、澤畠博さん。    〔危機管理監 澤畠 博登壇〕 ◎危機管理監(澤畠博) 私からは、第5項目、防災の自主防災組織訓練実施状況と成果について伺うについてお答えいたします。  本年度実施された現時点までに市が把握している自主防災組織が実施した防災訓練は、総件数で15件であり、参加した自主防災組織の数は21組織となります。また、その成果ですが、自主防災組織が実施する防災訓練では、地震体験車、水消火器訓練、煙体験ハウス、応急救護訓練、AED訓練、避難訓練、避難所設営訓練や防災啓発としてビデオ視聴、防災講話等を実施し、防災力の向上に寄与したものと考えられます。  私からは以上です。 ○戸田由紀子議長 再質問はありませんか。  阿部治夫さん。 ◆阿部治夫議員 ご答弁ありがとうございました。それでは、順次再質問をさせていただきます。  ごみ処理施設建設は、当初の計画どおり進捗しているのかお伺いします。 ○戸田由紀子議長 環境経済部長、宇田俊哉さん。
    ◎環境経済部長(宇田俊哉) お答えさせていただきます。  これまでも多くの議員の皆様にお答えを差し上げているところではございますが、都市計画の変更、そして生活環境影響調査の実施に関しましては、計画どおり進捗ができておりましたが、千葉県へ届け出を行うための土壌汚染対策法に先んじての先行調査、この結果、基準値を上回るフッ素及びその化合物が検出されたというようなことで、土地交換契約に基づく契約の相手方である隣接地主、そして施工者のほうに行政指導をしているという状況でございます。この結果によりまして、深度調査をさらに行う際にどの程度の汚染のエリアが広がっているか、これによりまして対策工事などの必要性がどのようなものになってくるか、そこら辺も未定でございます。これらの対応に過分の期間がかかることが予測されておりますので、当初の予定期間よりおくれてしまうというところは否めないというところでございます。  以上でございます。 ○戸田由紀子議長 阿部治夫さん。 ◆阿部治夫議員 ありがとうございました。このごみ処理建設についての土壌汚染については、既に同僚議員から質問もあったし、これからもまたあると思います。先ほど森本議員のほうからも、鋭い質問もありました。そこで、最後に私の思いを申し上げますが、先ほども申しましたが、今までに何人かの議員が質問し、また8月より土壌汚染対策法に基づく表土調査を実施したところ、一部地域にフッ素及びその化合物について法定の基準値を超過したと、要約すればそういうことですよね。そこで、平成29年第3回定例会で、同僚の阿部議員の質問で、「ごみ処理施設建設予定地への残土の不法投棄はないか、書類上のチェックで問題なしとの答弁を繰り返していますが、栗山の二の舞は許されないと多くの市民は怒っていますが、どう思いますか」との質問で、当時の本田部長は、「ごみ処理施設建設予定地への残土の不法投棄はないかについてでございますが、これまでの定例会でも答弁申し上げましたとおり、市残土条例に基づき搬入された土砂は発生元証明にて確認しておりますので、違法な残土の持ち込み等はございません」、このように答弁しております。今まさに発生元証明の神話は崩れたわけです。過去の教訓として、栗山の二の舞は忘れたのか、また結節時点できちっと点検しておれば、そういうようなことは防げたのではないかと、このように思っているわけです。そして、私がお願いしたいのは、この原因究明とあわせて○○業者の責任も極めて重いものだと思います。そこで、○○業者の責任問題を裁判等で明らかにしていただきたいと。そして、このためにごみ処理施設稼働の時期がおくれても、みそら自治会や吉岡地区、また市民の皆さんに丁寧に説明をすればご理解いただけるのではないかと思います。今回の件で、ある議員は、「私は過去に大丈夫かと質問したら、大丈夫だとの答弁で、面目丸潰れだ」と、このように言っております。これは、ご本人の了解を得て紹介いたしました。そういうことで、厳しく、市のほうでは特段非はないということでございますので、よろしくお願いいたします。  次に移ります。市役所庁舎の耐震化と一部建てかえを実施するとあるが、9月議会で補正予算が否決されたが、その後の対応についてお伺いいたします。 ○戸田由紀子議長 経営企画部長、永易正光さん。 ◎経営企画部長(永易正光) お答えをいたします。  庁舎整備につきましては、さきの9月議会における審議結果を真摯に受けとめさせていただき、現整備計画を延期し、設計の内容についてさらに精査を行うため、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催後に事業費を再算定し、適切な実施内容及び実施時期について改めて判断するということとしたところでございます。  以上でございます。 ○戸田由紀子議長 阿部治夫さん。 ◆阿部治夫議員 そういうことでしょうが、今オリンピックに向けていろいろと工事が進んでおります。しかし、慢性的な人手不足と、本当に資機材がオリンピック後に下がるかと、そういうような保証はないわけです。ある建設業者にちょっとお聞きしましたら、なかなか難しいだろうと、そういうようなことも言っている業者もおります。私もそのように思っておるわけです。この件につきましては以上です。  次に、鹿渡南部土地区画整理についてお伺いします。海保理事長が各議員に説明した書面の中で、「「市は区画整理事業を全面的にバックアップするとの表明の言」を受け、組合員は意を固めました」云々という表現が載っていますが、これについてお伺いいたします。 ○戸田由紀子議長 都市部長、小出重孝さん。 ◎都市部長(小出重孝) お答えします。  バックアップするという表明については、確認はできませんが、土地区画整理法第75条に基づく技術的援助の申請を受けまして、市としても組合と協力しながら区画整理事業の推進を図るとの趣旨と思われます。  以上でございます。 ○戸田由紀子議長 阿部治夫さん。 ◆阿部治夫議員 わかりました。ありがとうございます。  それでは、議員の皆様には市の都市行政を適切な方向にお導きいただけるようお願い申し上げますとあるが、どのように解釈すればよいのかお伺いいたします。 ○戸田由紀子議長 都市部長、小出重孝さん。 ◎都市部長(小出重孝) お答えします。  鹿渡南部土地区画整理組合から議員の皆様に配付された文書ですので、詳細な内容や意図というのに関しましてはわかりかねますけれども、しかしながら市といたしましては事業をできるだけ早く完了させるべく、適切な指導、助言を続けてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○戸田由紀子議長 阿部治夫さん。 ◆阿部治夫議員 そういうことになろうかと思います。ありがとうございました。  土地区画整理事業には、過去2回にわたり財政の援助、例えば5億3,350万円、また保留地購入で1億9,467万400円ということで、その金額は7億2,800万余円ということでないかと思います。私は、まだまだ組合員の自助努力が足りないのではないかと思います。その理由は、組合員は98名いると聞いていますが、一部の役員は事業費の一部3億5,000万円を負担しているようですが、大多数の組合員は負担していません。市としても、9月に裁判で棄却の判決を受けて、はい、そうですかと支援するわけにはいきません。さりとて、組合財政は破綻状態であります。市としても難しいかじ取りを迫られると思いますが、どうなるにせよ、議会と市民の理解が得られるようにしていただきたいと私は思っております。ご答弁は必要ございません。  次に、5学区合同パトロールの懇談会で、「まちが暗くて児童が心配だ」と地元の複数の委員から発言がありました。そんな意見がある中、ある委員から、「防犯灯に多くの予算を計上することには無理があり、他の事業とのバランスも大切だ」との建設的な意見もありました。私もよい意見だと思いました。他学区から来ている委員からは、「もねの里は明るくて、道路も広くてうらやましいね」という意見が多くありました。私は、司会進行していたので、自分たちが住んでいるまちのことだけしか見えていないとこんな意見も出るのだろうなと思いました。そんなときに、このような意見が出ました。それぞれの家庭で門灯をつけることにより、まちが明るくなり、防犯、安全に寄与するのではないか。ある地区では夜は門灯をつけようとの運動を展開しているところもあるようです。私が市に聞いたところ、各家庭の電気料金に反映するとして、市としては難しいとのことでありました。そこで、防犯灯の年間電気料金についてお伺いします。 ○戸田由紀子議長 総務部長、植草俊幸さん。 ◎総務部長(植草俊幸) お答えいたします。  年間の電気料金でございますが、防犯灯のほかに道路照明灯なども含まれた金額となっておりまして、区分することが困難ですので、総額としてお答えさせていただきます。平成28年度が2,391万5,537円、平成29年度は2,483万5,316円となっております。  以上でございます。 ○戸田由紀子議長 阿部治夫さん。 ◆阿部治夫議員 年々右肩上がりということでございますね。了解しました。  それでは、防犯灯と街路灯の違いについてお伺いします。 ○戸田由紀子議長 総務部長、植草俊幸さん。 ◎総務部長(植草俊幸) お答えいたします。  防犯灯と街路等でございますが、まず防犯灯につきましては、夜間における歩行者の安全確保と犯罪の防止を図るために設置する照明灯ということになってございます。これに対しまして街路灯は、夜間における道路状況、あるいは交通状況を歩行者や自動車等が的確に把握をして、道路交通の安全性と快適性を向上させるために設置する照明灯とされております。  以上でございます。 ○戸田由紀子議長 阿部治夫さん。 ◆阿部治夫議員 よくわかりました。自分自身の無知をさらけ出しているような質問でありました。ありがとうございました。  四街道ガス灯ロードレース大会についてお伺いします。1つとして、5年間の参加者数の推移と、昨年と比較して児童生徒の参加者数についてお伺いいたします。 ○戸田由紀子議長 教育部長、荻野武夫さん。 ◎教育部長(荻野武夫) お答えいたします。  5年間の参加者数の推移でございますが、ことしの第21回は3,612人です。前回、昨年の第20回は3,248人、第19回は3,405人、第18回は3,353人、第17回は3,811人でした。また、小中学生の合計で比較いたしますと、ことしは1,329人、昨年は1,122人で、207名の増員でございました。  以上でございます。 ○戸田由紀子議長 阿部治夫さん。 ◆阿部治夫議員 ありがとうございました。  参加者に対して参加賞というのが出ますよね。それは、Tシャツですよね。そのTシャツにつきまして、今回も参加賞、授与したTシャツは、特に参加者の中からこれはよかったねと、あるいはあと一ひねりしたほうがいいのかなとか、さまざまな意見があれば教えていただきたいと思います。 ○戸田由紀子議長 教育部長、荻野武夫さん。 ◎教育部長(荻野武夫) お答えいたします。  ことしの大会を含めまして、過去3年間につきましては中学生以上が長袖のTシャツ、小学生にはマフラータオルをお渡ししております。大会名称にもございますガス灯やマスコットキャラクターのワラビーくん、これをモチーフに毎年作成しております。特に長袖Tシャツにつきましては、大会以外でも市内で着用されている方をたびたび見かけるため、好評をいただいているものというふうに認識しております。参加者の方から、よかったとか、いまいちだというお話は直接は聞いておりませんが、着ている方も見かけるということでございます。  以上でございます。 ○戸田由紀子議長 阿部治夫さん。 ◆阿部治夫議員 わかりました。私の所属しているジョギングクラブでもさまざまな意見がありまして、銚子に行けばサンマがどうのこうのとか、そういう意見がありましたので、今度社会教育委員ですか、何かそのときにTシャツについて俺は意見述べるのだというようなこともありましたものですので、参加者の感想はいかがなものかという視点に立ってお伺いいたしました。ありがとうございました。  次に、私もボランティアとして参加し、またこの大会を裏方で支える多くのボランティアが参加していたわけです。それで、たまたま私の担任区域で、一番重要な結節点の地域ですが、2名の方が事情があって参加できなかったのでしょう。去年もそのようだったのです。ですから、これから2年連続して無断で欠席されるような人は一声、ことしは大丈夫ですかねとか、そういうことを声かけ、確認していただければ、1人の人がカラーコーンを20個ぐらい運んだり、それからいろいろしたものですので、そういうような声かけでも余裕があればしていただきたいなと、そういうことを思いました。確認されたほうがいいと思います。この項はこれで終わります。  次に、防災についてお伺いします。さきに大谷議員から詳細にわたり質問がありましたが、せっかく質問しますので、できるだけ重ならないように質問をしたいと思います。本市での災害の危険見積もりで最初に挙げられるのは、まず地震災害であると思います。上越市の自主防災組織初動対応マニュアルでは、地震が発生した場合、落ちついて自分の身を守る。2分がたてば自分の安全確認。2分から5分たち、このとき震度4以上の場合は自主防災組織の初動対応。5分から10分経過したならば自主避難所への移動、そして自主防災組織の活動、震度5弱で役員、防災士等集合、被害に合わせた活動を展開(住民全体で)、震度5強で被害の有無にかかわらず市へ報告。次に、10分から数時間経過後、市の指定避難場所への移動。揺れがおさまったら家族や周辺の安全確認、避難の準備、この時期家を出る前に出火防止、例えばガスの元栓、電気のブレーカーを切るとか、自宅を離れるときは行き先を書いたメモを玄関に張る、車は使用せず徒歩で避難する、隣近所を誘い合って避難(高齢者世帯、要配慮者世帯も)、ブロック塀や電柱、倒壊家屋等に注意。次に、数時間から3日ぐらいまでの避難開始から避難所までは、災害発生から3日間程度は外部の応援は期待できない、行政などの広報に注意する、壊れた家には入らないと。ぐじゅぐじゅそういうことを書いてあるのです。そこで、それでは本市の自主防災組織の役割についてお伺いいたします。                        ◇ △会議時間の延長 ○戸田由紀子議長 あらかじめ会議時間の延長をいたします。 ○戸田由紀子議長 危機管理監、澤畠博さん。 ◎危機管理監(澤畠博) お答えします。  地域防災計画にも掲載しておりますが、自主防災組織の役割について、平常時と災害時に分けてお答えいたします。平常時の主な役割では、防災知識の普及、防災意識の高揚、防災資機材の整備・保守管理、避難訓練、指定避難所運営訓練及びそのルールづくりなどであり、災害時の主な役割は情報収集・伝達、安否確認、初期消火、救出・救護、物資の配分、給食・給水、災害時要配慮者、特に避難行動要支援者の避難支援及び指定避難所の運営などが挙げられます。  私からは以上です。 ○戸田由紀子議長 阿部治夫さん。 ◆阿部治夫議員 ありがとうございました。  最後に、危機管理監の得意とする訓練ではないかと思います。例えば図上訓練の重要性についてお伺いいたします。 ○戸田由紀子議長 危機管理監、澤畠博さん。 ◎危機管理監(澤畠博) お答えいたします。  市で行う図上訓練についてですが、地域防災計画を初め、業務継続計画、職員初動マニュアル等を作成しても、職員一人一人がその役割を理解して、万が一の際に力を十分発揮するためには、議員もご承知のとおり、できるだけ実際の災害に近い形で実践的に訓練することが重要であり、図上訓練はそのための有効な手段であります。多くの自治体が災害図上訓練を実施しており、当市でもできれば来年度実施したいと考えております。  以上です。 ○戸田由紀子議長 阿部治夫さん。 ◆阿部治夫議員 ありがとうございました。  時間ですので、再質問を終わります。 ○戸田由紀子議長 以上で阿部治夫さんの質問を終結します。                        ◇ △散会の宣告 ○戸田由紀子議長 以上で本日の日程は終了します。  明日は定刻より会議を開きます。  本日はこれにて散会します。    散会 午後 4時58分...