四街道市議会 > 2017-12-14 >
12月14日-08号

  • "法定外一般会計繰り入れ"(/)
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  1. 四街道市議会 2017-12-14
    12月14日-08号


    取得元: 四街道市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-02
    平成29年 12月 定例会(第4回)         平成29年第4回四街道市議会定例会 第18日                          平成29年12月14日(木曜日)午後1時開議 議 事 日 程 (第8号) 日程第1 一般質問       ・津 島 秀 樹       ・山 本 裕 嗣       ・広 瀬 義 積 日程第2 休会の件                                              〇本日の会議に付した事件 1、開  議 1、議事日程の報告 1、諸般の報告 1、一般質問    津 島 秀 樹    山 本 裕 嗣    広 瀬 義 積 1、休会について 1、散  会午後1時開議 出席議員(22名)     1番   阿  部  百 合 子         2番   津  島  秀  樹     3番   大  越  登 美 子         4番   西  塚  義  尊     5番   成  田  芳  律         6番   栗  原  愛  子     7番   関  根  登 志 夫         8番   中  島  康  一     9番   栗  原  直  也        10番   坂  本  弘  毅    11番   大  谷  順  子        12番   清  水  清  子    13番   岡  田  哲  明        14番   戸  田  由 紀 子    15番   石  山  健  作        16番   広  瀬  義  積    17番   山  本  裕  嗣        18番   森  本  次  郎    19番   高  橋  絹  子        20番   長 谷 川  清  和    21番   阿  部  治  夫        22番   清  宮  一  義 欠席議員(なし) 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  市   長   佐  渡     斉      副 市 長   武  富  裕  次  教 育 長   髙  橋  信  彦      危機管理監   澤  畠     博  経 営 企画   藤  森  勝  義      総 務 部長   植  草  俊  幸  部   長  福   祉   濵  口  新  一      健康こども   矢  部  雅  彦  サ ー ビス                   部   長  部   長  環 境 経済   本  田  耕  資      都 市 部長   飯  田  好  晃  部   長  上 下 水道   阿  部  貴  之      会計管理者   佐 久 間  正  美  部   長  消 防 長   林  田  茂  樹      教 育 部長   小  髙  博  信 本会議に出席した事務局職員  事 務 局長   小  林     武      局 次 長   森  田  智  裕  主 査 補   菅  谷  英  嗣 △開議の宣告                               (午後1時) ○岡田哲明議長 ただいまの出席議員22名、定足数に達していますので、本日の会議は成立しました。  直ちに本日の会議を開きます。                        ◇ △議事日程の報告 ○岡田哲明議長 本日の日程につきましては、お手元に配付の日程表のとおりです。                        ◇ △諸般の報告 ○岡田哲明議長 日程に入るに先立ち、諸般の報告を申し上げます。  広瀬義積さんより資料配付の申し出があり、これを許可しましたので、お手元に配付しております。                        ◇ △一般質問 ○岡田哲明議長 日程第1、一般質問を行います。  発言時間については、質問時間のみで30分以内としますので、ご了承願います。  では、順次通告者の発言を許します。  2番、津島秀樹さん。    〔津島秀樹議員登壇〕 ◆津島秀樹議員 議席番号2番、日本共産党、津島秀樹です。通告に従い一般質問を行います。  大きな1番、市民の命と健康を守る。安倍自公政権が2015年に強行した法改定により、2018年度から国保の都道府県単位化が実施、実行されます。新制度が施行されれば、国保は都道府県と市町村が共同で運営する制度となります。都道府県化が実施された後も国保税の率、額を決定し、住民から徴収するのは引き続き市町村の仕事ですが、国保財政は都道府県に一括で管理されるようになり、都道府県が各市町村に納付金を割り当て、市町村が住民から集めた保険料を都道府県に納付する形で国保財政は賄われることになります。都道府県は、納付金の額を提示する際、市町村ごとの医療給付費の水準、標準的な収納率、標準保険料率などの指標を提示します。納付金が払えない市町村は、新設した財政安定化基金から借金で穴埋めをして、国保料金引き上げで借金を返すように求めています。こうした仕組みの導入により、給付費の水準が高い自治体、収納率が低い自治体、一般会計からの公費の独自繰り入れで保険料を下げている自治体などを浮き立たせ、都道府県から市町村に給付費抑制、収納率向上、繰り入れ解消を指導させるというのが制度導入の根本的な狙いだと思います。今回の制度改変に際し、政府、厚労省は国保への1,700億円の公費投入を行うとしていますが、その投入額の半分は都道府県、市町村の国保財政が政府が採点をする。そして、成績がよいとされた自治体には、予算を重点投入する保険者努力支援制度という新たな仕組みによって配分をされます。そこでは、市町村に公費の独自繰り入れをやめさせるよう、都道府県が指導しているかどうか、市町村が滞納者への差し押さえなど、収納対策の強化を行っているかどうか、都道府県が病床削減などの医療費抑制の取り組みを行っているかどうかなどが重要な採点項目となります。高過ぎる国保税の問題を改善するどころか、さらなる負担増と徴収強化を推進する、こんな都道府県化では住民の困難と制度の矛盾は深まるばかりです。そこに強引な給付抑制策や病床削減が結びつけば、地域の医療基盤が壊れかねません。日本共産党は、国保の都道府県化による国保税の負担増、住民いじめの国保行政の強化に断固反対をいたします。  以上の立場から何点か質問いたします。  ①、広域化に伴う国保税の値上げはやめるべき、これ以上の負担増は何としても避けるべきと思うが、いかが考えるか。  ②、県から標準保険料率の最終案が示されているはずだが、市民の保険料はどうなるのか、一日も早く公表すべきだと思う。いつ公表するのか。  ③、市民の負担増を防ぐために、一般会計からの法定外の繰り入れを考えるべきだが、その考えはあるかどうか。新制度に変わっても市町村の判断で一般会計からの繰り入れが可能であることは、法案審議の議論の中で厚労省もたびたび答弁をしているところでございます。  ④、介護保険制度が大きく変えられたが、介護サービスの後退はないか。  大きな2番、安心、安全な市民生活を。  ①、ごみ処理施設建設予定地への残土の不法投棄はないか。  ②、公共事業なので条例や規則は適用除外だというが、その契約の中身や現場の監視、監督を実施しなかったことやそして土壌検査、水質検査のずさんさが指摘されているが、どのように考えているか、全ての資料の公開を求めたいが、いかがか。  ③、残土条例改正の進捗はいかがか。千葉県が建設残土や産業廃棄物のごみ捨て場になってしまうとの懸念が広がっているが、当市においては不法残土の投棄が実際に大問題になっている中で、一日も早く残土条例を改正して、厳しい規制を実行して、自然環境の保全や市民の命の水を守ることに力を尽くすべきだと思うが、いかがか。  大きな3番、市民参加で市民本位の無駄のない効率的な市政を。  ①、本庁舎建てかえで実施をするワークショップについて、体制、時期、規模、開催方法、回数、どのように考えているか。  ②、市民参加条例は正しく機能しているか。  以上、壇上からの質問とさせていただきます。 ○岡田哲明議長 津島秀樹さんの質問に対する当局の答弁を求めます。  健康こども部長、矢部雅彦さん。    〔健康こども部長 矢部雅彦登壇〕 ◎健康こども部長(矢部雅彦) 私からは大項目1、市民の命と健康を守るの①から③までをお答えいたします。  初めに、①の広域化に伴う国保税の値上げには反対と②、県の標準保険料率案を受けた市は、保険税の方針を公表すべきについては、関連がありますので、一括して答弁いたします。11月30日に千葉県より県に納める事業費納付金と標準保険料率の試算値が発表されました。これによりますと、本市は現行の保険税率より上昇することが示されており、これを参考とした保険税率等を考慮していくこととなります。現時点では、制度改正後においても、現行税率による予算編成が可能かを検討している段階でもあり、事業費納付金等の確定値が年明けに示されることから、その状況を踏まえて判断してまいります。なお、公表については、3月議会で上程する平成30年度の国保特別会計予算が承認された後に市ホームページなどを通じてお知らせする予定です。  次に、③、市民の負担増を防ぐために、一般会計からの法定外繰り入れを考えるべきについてお答えいたします。千葉県の国保運営方針では、決算補填目的の法定外一般会計繰り入れについては、その必要性や額の妥当性を改めて整理、検討した上で、計画的な解消、削減に努めることとされています。当市におきましても、この運営方針を基本に、予算編成を進めてまいりたいと考えております。  私からは、以上です。 ○岡田哲明議長 福祉サービス部長、濵口新一さん。    〔福祉サービス部長 濵口新一登壇〕 ◎福祉サービス部長(濵口新一) 私からは第1項目、市民の命と健康を守るの④、介護保険が大きく変えられたが、介護サービスの後退はないかについてお答えします。  介護保険制度の変更に当たっては、従来介護予防給付で行っていたサービスを利用していた方が混乱することなくサービスを利用できるように要支援認定の有効期限を迎えた方から順次相当サービスへの移行を進めています。今後は、生活支援体制整備のために設置した生活支援コーディネーターを中心として、四街道市地域支え合い推進会議を活用し、ボランティア、NPO、民間企業、社会福祉法人、協同組合等の介護予防、生活サービスを担う多様なサービスの提供者の発掘、育成、支援を一層推進し、介護予防、生活支援サービス体制の強化を図っていくことから、介護サービスの後退はないものと認識しています。  私からは、以上でございます。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。    〔環境経済部長 本田耕資登壇〕 ◎環境経済部長(本田耕資) 私からは第2項目、安心、安全な市民生活をについてお答えいたします。  初めに、1点目のごみ処理施設建設予定地への不法残土の持ち込みはないかについてでございますが、これまでのご質問にもご答弁申し上げてまいりましたとおり、搬入された土砂は発生元証明にて確認いたしておりますので、市残土条例に反するような残土の持ち込み等はございません。  次に、2点目の公共事業で適用除外というが、管理、監督の体制は十分かについてでございますが、土地交換契約に基づくくぼ地解消工事として、隣接地主より請負を受けた事業者が施工管理し、市も適宜現地確認を行っております。  次に、3点目の残土条例の改正はどうなっているかについてでございますが、条例改正の進捗状況につきましては、現在条例の案文について、庁内で最終調整を行っております。終了次第検察庁との協議、環境審議会への諮問及びパブリックコメントを経て、議会上程を目指してまいります。  私からは、以上でございます。 ○岡田哲明議長 経営企画部長、藤森勝義さん。    〔経営企画部長 藤森勝義登壇〕 ◎経営企画部長(藤森勝義) 私からは第3項目、市民参加で無駄のない市政をの2点についてお答えをいたします。  初めに1点目、市庁舎建てかえのワークショップについてですが、市庁舎整備に関するワークショップについては、基本設計の進展とともに素案をお示しした上で、市民の皆様によるご議論をいただきたいと考えており、第1回目を今年度中に開催する予定としております。具体的な日程等につきましては、近くお知らせさせていただく予定でございます。なお、ワークショップの回数につきましては、全体のスケジュールを考慮し、3回程度の開催を見込んでおります。  続いて、2点目の市民参加は正しく機能しているかについてですが、当市においては市民参加条例の適正な運用を図るために、庁内組織として市民参加推進本部、また附属機関として有識者、公募市民を交えた市民参加推進評価委員会を設置し、各市民参加手続の実施予定、実施状況について審議等を行っており、正しく機能しているものと認識をしております。  私からは、以上でございます。 ○岡田哲明議長 再質問はありませんか。  津島秀樹さん。 ◆津島秀樹議員 ありがとうございました。  それでは、頭からの再質問をさせていただきます。まず、国保ですが、国保加入世帯の構成の推移と現状、市内の市民の皆さん、どのくらいが国保に入っているのか、今度の値上げでどのくらいの市民が影響を受けるのか、これをぜひ知りたいと。
    岡田哲明議長 健康こども部長、矢部雅彦さん。 ◎健康こども部長(矢部雅彦) お答えをいたします。  納税義務者の推移ということで、加入者の構成別に過去3年間の数値を申し上げます。まず、平成28年度ですが、給与所得者が5,789世帯、営業世帯が1,212世帯、農業が36世帯、年金所得者が6,057世帯、所得なしの世帯が1,843世帯でした。以下、同様の順に数字は棒読みとさせていただきますが、続いて平成27年度は給与が5,901、営業が1,216、農業が29、年金が6,270、所得なしが896、平成26年度は給与が5,964、営業が1,193、農業が34、年金が6,413、所得なし979。  以上でございます。 ○岡田哲明議長 津島秀樹さん。 ◆津島秀樹議員 ほとんどが年金生活者、非正規の皆さんということだと思います。  では次に、国保税の滞納世帯数、この推移3年ほどで結構です。今政府の統計では全国では312万5,000世帯が国保税払いたくても払えない、滞納しているという数字も出ています。当市では、どういう状況か、お願いします。 ○岡田哲明議長 健康こども部長、矢部雅彦さん。 ◎健康こども部長(矢部雅彦) 現年度課税分の滞納世帯の推移を申し上げます。  平成28年度が2,795世帯、平成27年度が2,302世帯、平成26年度が2,479世帯となっております。平成27年度までは、被保険者全体の減少もありまして、滞納世帯数も減少傾向でしたが、28年度は海外から四街道市を経由地として入国し、ごく短期間で他市へ転出した外国人加入者が極端に多かった結果と分析しております。今後も転出先や勤務地等を調査の上、文書催告を行うなど、滞納者数の削減に努めてまいります。  以上でございます。 ○岡田哲明議長 津島秀樹さん。 ◆津島秀樹議員 それでは、滞納世帯が2,795世帯ということですが、この滞納世帯の年収、所得はどのくらいなのかと、どのような生活実態なのかと、苦しい中にあるのかという、その掌握についてどのような努力をしているか、お聞きをします。 ○岡田哲明議長 健康こども部長、矢部雅彦さん。 ◎健康こども部長(矢部雅彦) 滞納者の生活実態でございますが、大きなくくりとして、課税対象所得100万円未満の世帯が全体の約6割を占めております。滞納世帯への対応といたしましては、納税相談時や保険証更新時などさまざまな機会を通じて経済的な事情や生活状況を聞き取りまして、状況把握を行いますとともに、被保険者おのおのの立場に寄り添った中で適切な助言を行っておるところでございます。  以上です。 ○岡田哲明議長 津島秀樹さん。 ◆津島秀樹議員 100万以下の世帯が6割、そういうことです。それで、所得の低い方に対しては、市民税非課税という制度があります。それなりの世帯の方々が市民税非課税ということだと思いますが、しかし国保税については、どんなに所得が低くても非課税という制度はありません。7割、5割、2割の減免制度はあるのですが、この辺の法的な根拠と実際に課税の実態、その市民税非課税の世帯が何世帯あるかというところの報告をお願いします。 ○岡田哲明議長 健康こども部長、矢部雅彦さん。 ◎健康こども部長(矢部雅彦) 国保の税条例に定めますとおり、所得が全くない世帯でも均等割、平等割を賦課しておりますが、その70%は軽減措置を適用しております。また、低所得世帯に対しては、世帯の構成人数や世帯にそれぞれの所得額に応じて70%、50%、20%と3段階の軽減措置も施しております。なお、市民税非課税世帯数についてのデータは、システム上必要としませんため、持ち合わせておりません。  以上でございます。 ○岡田哲明議長 津島秀樹さん。 ◆津島秀樹議員 そういう実態の中で、今度の都道府県化の中で、大幅な値上げが予想はされているのですが、この滞納世帯がふえるのではないかと懸念をしておりますが、どう思うか、お聞きします。 ○岡田哲明議長 健康こども部長、矢部雅彦さん。 ◎健康こども部長(矢部雅彦) 既に厚生労働省と千葉県から報じられておりますが、広域化に伴って被保険者の税負担が大きく上昇しないように激変緩和策として、公費投入が枠組みをされているところでありまして、被保険者に過度の保険税負担を強いることのないよう配慮されております。今後も国、県に財政支援及び激変緩和の継続を強く要望してまいります。  以上でございます。 ○岡田哲明議長 津島秀樹さん。 ◆津島秀樹議員 それで、激変緩和措置を考えているので、余り心配はないというような事前のお話も伺っておりますけれども、日経新聞、産経新聞に日経の9月9日付、産経新聞9月14日付に県から示された標準課税料率で試算をすると、県下千葉県のうちで最高の値上げが四街道で、1万8,910円、19.8%の値上げと、そういう報道がされております。新聞報道は事実なのですが、ちょっとそれについての説明を願いたい。 ○岡田哲明議長 健康こども部長、矢部雅彦さん。 ◎健康こども部長(矢部雅彦) お答えをいたします。  ただいまご質問の中に出てきた数値は、9月の第3回目の試算の数値であるというふうに認識をしています。その後11月に県から4回目の試算値が示されておりまして、その段階ではまだ上昇するという結果ではありながら、県下1位という段階よりは低目におさまっているところでございます。  以上です。 ○岡田哲明議長 津島秀樹さん。 ◆津島秀樹議員 それでは、今出ました激変緩和措置の具体的な中身ですが、私も不勉強ですが、とりあえず一挙に上げるとびっくりするので、段階的に値上げをするというようなことなのか、3年とか、5年に分けて値上げの幅が1万円上げるとなったら3,500円ずつ3年間連続で上げていくということなのか、ちょっとその辺説明を願いたい。 ○岡田哲明議長 健康こども部長、矢部雅彦さん。 ◎健康こども部長(矢部雅彦) お答えをいたします。  激変緩和でございますが、保険料の急激な上昇が起こらないように、単年度の1人当たり保険料の伸び率を一定程度以上とならないように措置をされるものでございます。お尋ねの急激に引き上げられるのか、あるいは段階的なことなのかという部分については、特に示されておりませんので、各市町村で判断していくものと思われます。  以上でございます。 ○岡田哲明議長 津島秀樹さん。 ◆津島秀樹議員 ありがとうございます。  それでは、介護保険について再質問をさせていただきます。私も質問の中で何回か言わせていただいたのですが、要支援1と2は介護保険の給付から外されたというような言い方をしておりますけれども、この具体的な中身として介護保険という制度があって、その保険の給付、それから外されて、市町村が独自の事業、新事業というふうに言っておりますけれども、新事業においてこれを同じレベルで介護サービスをやれと。市町村それぞれの予算、その範囲の中で実施をしていくということであれば、それからはみ出した分は切り捨てられるということになるのではないかと、そういう理解を私はしておりますけれども、正しいかどうか、お願いします。 ○岡田哲明議長 福祉サービス部長、濵口新一さん。 ◎福祉サービス部長(濵口新一) お答えいたします。  正しいかどうかということについてのお答えは厳しいのでございますが、介護予防給付から介護予防・日常生活支援総合事業に移ったというのは、新しく市の事業として行うのですけれども、これ自体が介護保険制度でございます。ですので、従前のサービスをそのまま介護予防・日常生活支援総合事業の相当サービスとして移行いたしますので、市の予算で行うものではなく、通常どおりの介護保険の中での制度ということでご理解をお願いしたいと思います。そこで、この介護予防給付から介護予防・日常生活支援総合事業に移行するサービスに要する費用、こちらが賄えるように原則として従前の実績から勘案した上限が設定されていますが、事業の円滑な実施に配慮した特例が設けられていることなどから、はみ出した部分を切り捨てるということはございません。  以上でございます。 ○岡田哲明議長 津島秀樹さん。 ◆津島秀樹議員 それでは、市民の皆さんからこの新事業に移行してからデイサービスや訪問介護がいろいろ利用しづらくなったという声がこれはあるのです。実際にどういうことかと、正確で細かい聞き取りはし切れておりませんけれども、本当に介護サービスの後退がないのかどうなのか、その実態をきちっと掌握をしているのか、掌握する努力をしているか、アンケート調査をしているかと、ちょっとこれは先ほどは介護サービスの後退はありませんと断言をしていただきましたけれども、実際にそういう聞き取りだとか、アンケートだとか、それぞれの提供施設を訪問して、利用者の皆さんの声とか、そういうのを正確に掌握する努力はしているかどうか、ちょっとお尋ねします。 ○岡田哲明議長 福祉サービス部長、濵口新一さん。 ◎福祉サービス部長(濵口新一) お答えいたします。  現在介護予防・日常生活支援総合事業に移っているのですけれども、これは順次今までのサービスから相当サービスのほうに移っておりますので、サービスに影響はないということでございます。これを踏まえて、従来と同様の介護サービスを受けられるような体制をとっていることから、現在アンケート調査を行ってはいないのですが、利用者や地域包括支援センターケアマネジャーから訪問介護や通所介護が使いづらくなったという報告は現在のところ受けてはおりません。  以上でございます。 ○岡田哲明議長 津島秀樹さん。 ◆津島秀樹議員 今のところそういう声はないということですが、逆に私のほうにはそういう声が着実に届いていますので、その辺は引き続きできるだけ細かい調査なり、聞き取りなり、これに努めていただきたいと思います。  あと包括支援センターでの相談利用の状況、職員の配置事業、人手は足りているかと。これも私が質問で移行するという前に準備は万全かと、大丈夫かと、人は足りるかというようなことで、大丈夫です。きちっと万全の体制で準備をしていますということでしたが、これについてもちょっとお聞きをしたいと。 ○岡田哲明議長 福祉サービス部長、濵口新一さん。 ◎福祉サービス部長(濵口新一) お答えいたします。  第6期の基本計画においても、現在策定中の介護保険事業計画においても、地域包括支援センターの機能強化努めるということでしております。そういったところから行っているところでございますが、まず地域包括支援センターの平成28年度の相談件数でございますが、基幹型地域包括支援センターが2,791件、みなみ地域包括支援センターが2,403件で、合計5,194件となっております。  配置状況につきましては、平成29年度の基幹型地域包括支援センターが9人、みなみ地域包括支援センターが4人でございます。  人手は足りているかということでございますが、第7期高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画の施策として、さらなる先ほど申しましたが、機能強化を図ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○岡田哲明議長 津島秀樹さん。 ◆津島秀樹議員 ありがとうございます。  それでは、初任者研修に対する助成制度を始めたということで、その利用状況をちょっとお聞きをします。 ○岡田哲明議長 福祉サービス部長、濵口新一さん。 ◎福祉サービス部長(濵口新一) お答えいたします。  11月末日を期限といたしまして、実費の半額、5万円を上限とする介護職員初任者研修補助金の募集をしたところ、9人の申請がございました。  以上でございます。 ○岡田哲明議長 津島秀樹さん。 ◆津島秀樹議員 ありがとうございます。  これからますます介護大事になってきます。量的にも、質的にも重要になってきますので、これの宣伝を半分出すよということでのPRの宣伝、周知をしていただきたい、力を入れていただきたいと思います。  あと包括支援センターの問題は、先ほどいろいろ考えていくということでしたけれども、市内にたくさんの介護施設、それでこの運営についての実態調査、制度が変わる中で、本当にボランティアの皆さんに支えられて運営、設置者の本当に献身的な努力の上に成り立っているというような状況、そういう聞き取りも我々は行ってしております。ですから、その辺の本当に運営の実態、その他についてのそのことについての掌握といいますか、それはされているかどうか。 ○岡田哲明議長 福祉サービス部長、濵口新一さん。 ◎福祉サービス部長(濵口新一) お答えいたします。  地域密着型施設につきましては、地域密着型サービス事業者、利用者、利用者の家族、市職員または地域包括支援センターの職員などが参加いたします運営推進会議というものを定期的に行っておりまして、その中でさまざまに情報交換を行っているところでございます。  また、四街道市域のみに事業所を置いております社会福祉法人におきましては、現在市において2年に1度指導監査を実施しているところでございまして、複数市町村に事業所を置く社会福祉法人におきましては、千葉県にて指導監査をしているところでございますので、そういったところで把握をしているということでございます。  以上でございます。 ○岡田哲明議長 津島秀樹さん。 ◆津島秀樹議員 ありがとうございます。  それでは、総選挙がありました。この翌日に新聞報道なのですが、日本経団連の榊原会長から要支援1と2に続き、要介護1と2の在宅サービスも介護保険給付から外すことが提案されたと報道されました。これが正確な報道なのかどうなのか、ちょっと確認をさせていただきたいということと、これがすぐにということではなくて、政府に対する、安倍首相に対する要請があったという段階ですけれども、これが万が一でも強行されますと、要支援、要介護に認定された方々の65%が介護保険給付の枠外に押し出されると、こういう状態を危惧して、介護保険制度の創設にかかわった方から、今のこの国の動きと方向は国民に対する国家的な詐欺に等しいと批判をされております。これは、新聞紙上にも掲載されておりますけれども、このような点どのようにお考えなのか。事前の担当課に対する聞き取りでは、そういう情報はつかんでいないというようなお答えでしたけれども、ちょっと答弁をお願いします。 ○岡田哲明議長 福祉サービス部長、濵口新一さん。 ◎福祉サービス部長(濵口新一) お答えいたします。  私の認識といたしましては、総選挙たしか10月の22日だったと思うのですけれども、その後にいわゆる私どもの担当とする省ではないところの省が担当する、例えば財政制度等審議会とか、そういったところの経営者としてのご意見として要介護1、2の在宅サービスについて、どうなのかというようなお話があったとは聞いてはございます。ただ、今年度の介護保険制度の改正、いわゆる介護保険法、この介護保険法改正に向けた昨年度の社会保障審議会介護保険部会において、要介護1、2の地域支援事業に移行することについて議論がなされたところでございますが、まずは当面の地域支援事業の状況を把握、検証すべきとの考えが示され、厚生労働省は地域支援事業には移さない方針を示しております。その後厚生労働省内でこの論議はされていないため、今後の国の動向を注視してまいりたいと考えています。  以上でございます。 ○岡田哲明議長 津島秀樹さん。 ◆津島秀樹議員 ありがとうございます。  それでは、最後にちょっと要望になりますけれども、400兆円を超える大企業の内部留保と高額所得者に対する優遇税制の中で、私たち市民の暮らしは自公政権の国民の高齢化による社会保障費の自然増分の切り捨て、その大号令のもとで社会保障全般における給付の切り下げや負担増、中でも年金の引き下げにより日々の暮らしはどんどんと厳しくなっています。住民の命と暮らしを守ることは、地方自治の大きな仕事です。不要不急の大型公共事業に莫大な予算を計上するのではなく、市民の日々の暮らしにこそ最優先で予算を計上していただきたい。国保の値上げは何としてもやめていただきたい。一般会計からの法定外の繰り入れを決断し、市民の負担増はやめることを要望いたします。  それでは、大きな2番、安心、安全な市民生活の再質問に移らせていただきます。不法残土の廃棄はないということで言い切っていただきましたが、土壌検査、水質検査はどうなっているか。万全を期しているかどうか。その実施の方法、回数、検査の結果、これについて公表すべきだと思いますが、いかがか。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) お答えいたします。  埋め立てに使用した土砂に対しましては、5月に市残土条例に定める検査項目について、地質検査を行っており、基準値を超える数値はございませんでした。また、あわせて水質検査も行っており、問題はないと考えております。なお、公表とのことでございますが、情報公開制度にて対応してまいりたいと考えております。  以上です。 ○岡田哲明議長 津島秀樹さん。 ◆津島秀樹議員 今の答弁にもありましたけれども、持ち込まれた残土については、発生元証明をとってあるので問題はないと、この前の質問でも答弁いただきましたが、そして今残土条例に基づいた検査もきちっとやっているというような話でしたけれども、片一方では公共事業だということで、さまざまな条例や規則での適用除外というような言い方もされておりまして、改正された四街道の新しい残土条例でも、2,000立米ごとに発生元証明書を提出させると、そういうことが条例上義務づけられているわけでございますけれども、これはされていないと、私もその発生元証明の写しをずっと見させていただきましたけれども、2,000立米どころか、その10倍、十数倍の2万何千立米、そういうレベルでの発生元証明と、非常にこの問題を感じています。なぜそうなのか、片一方では残土条例に基づいたきちっとした水質、土壌検査をしていると言いながら、こういうところでは公共事業の名目で適用除外したというのは、どうしても納得がいかない。専門家ではない多くの市民の皆さんからの意見もいただきましたけれども、この公共事業だから、各種の条例や規則の適用除外にしてもいいという規定は確かにあるらしいのですが、公共事業というのは、まさに公共が、自治体が責任を持ってやるのだと、ですからいろいろな条例や規則、それよりももっと厳しい目できちっと管理、監督をしていくと、これが前提のはずです。だから、あえてその条例の適用除外するというようなことだと思います。それが適用除外、まさにずさんとも言えるような2,000立米どころか、2万4,000立米とか、そういうレベルでの発生元証明をこれで済ませている。その辺の問題についてどうお思いになるか、ちょっと見解を。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) お答えいたします。  今回のくぼ地解消工事は、公共事業として適用除外としております。2,000立方メートルごとの点検の義務はございません。また、先ほどの答弁とも重複いたしますが、地質検査を行っておりますので、それで基準値を超えた数値はなかったことから、問題はないものと考えております。  以上です。 ○岡田哲明議長 津島秀樹さん。 ◆津島秀樹議員 我々何が埋まっているかわからないという市民の皆さんからの声もいろいろいただきましたけれども、この公共事業適用除外、最低限の検査をちゃんとしているというふうな答弁をこの前もいただきましたけれども、では書類のチェックだけではなくて、現場にきちっと市の職員配置をして、出入りをする残土を持ち込むダンプカー、業者、これにきちっとその都度点検をする、違法な産業廃棄物が持ち込まれていないかとか、ちゃんと発生元証明が添付されているかとか、そのような行政として公共事業をやるのであれば、最低限の責任、義務があると思いますが、そういう体制はとっておられたのかどうなのか。先ほど定期的に見て回ったということですけれども、その定期的というのはどのくらいの頻度なのか、延べ時間どのくらいなのかとか、わかる範囲で結構ですので、お答えいただきたい。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) お答えいたします。  定期的にというのはちょっと私申し上げたのかどうかわりませんが、適宜現場に行って職員が確認をしております。  以上でございます。 ○岡田哲明議長 津島秀樹さん。 ◆津島秀樹議員 それでは、ほかの同僚議員からの質問にもあって、公共事業だと、適用除外だという答弁がいろいろありましたけれども、公共事業であるならば、我々議会として、議員としては、当然行政執行部から市議会への報告と承認が必要だと思いますけれども、その手続はきちっとしたのか、費用は業者持ちになったので、承認の手続は不必要だと勝手に解釈をして片一方では公共事業だと強弁し、条例の適用除外なので業者の負担を大幅に軽減し、便宜を図ったと理解せざるを得ないが、どのように考えるか、お答えいただきたい。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) お答えいたします。  くぼ地解消工事につきましては、予算措置がありませんとともに、土地についても等価交換であり、議案とはならない案件でございます。ことし3月、それから7月に市議会へ現地説明を行いましたが、ご質問等には真摯に対応してまいりました。今後も真摯に対応してまいりたいと考えております。  以上です。 ○岡田哲明議長 津島秀樹さん。 ◆津島秀樹議員 予算が伴わないということで、特に議案として議会に提出はしていないということですが、当初この事業については、市の事業見積もり3億円を超えるという数字が出ています。そして、先方との話し合いで先方が全部持ってくれるというふうになったと思うのですが、市の事業として3億円をかけてくぼ地の解消埋め立てをするということであれば、当然この議会に議案として出すべきだろうと思うのですが、これは先方がお金要らないというので、議案としての提出はしなかったという今の説明ですが、本当にそれでいいのかというふうな疑問が残りますが、次に移ります。  その相手事業者、これは具体的に名前言います。大谷総合都市計画事務所、これをちょっと調べてみましたら、この会社の目的、定款には、廃棄物法にかかわる事業や埋め立て事業をなりわいとして登録はされておりません。なおかつ都市計画道路の建設遅滞に関して、市を訴え14億円の損害賠償裁判を争っている鹿渡南部土地区画整理組合の事務局をしており、実質的なこの訴訟の当事者であること、これを聞いて大変に驚きました。地主の下野商事からこの事業所に一切を任せるとの報告があったと、その文書も見させていただきましたけれども、この時点でこの大谷総合都市計画事務所が今裁判で争っている相手だということを知っていたのかどうなのか、ちょっとお聞きをします。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) お答えいたします。  事業者につきましては、法人登記の内容で建設コンサルとなっており、埋め立て事業に支障はないものと考えております。また、鹿渡南部特定土地区画整理事業に関する損害賠償請求事件の原告は、鹿渡南部土地区画整理組合で、被告は四街道市となっております。  以上です。 ○岡田哲明議長 津島秀樹さん。 ◆津島秀樹議員 それと、これはどう考えても丸投げだと言わざるを得ないのですけれども、この丸投げを禁止した約束事があります。四街道市建設工事適正化指導要綱これでも明らかになっておりますが、こういう公共事業丸投げをする、こういうことは禁止をされているはずですが、どうお考えでしょうか。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) お答えいたします。  このくぼ地の平たん化の事業でございますが、これは隣接地権者と四街道市との間で土地交換契約に基づくものでございまして、工事請負契約ということでの契約を結んでいることではございませんので、そのままそれが適用されるかどうか、ちょっと私は不勉強で回答できません。  以上でございます。 ○岡田哲明議長 津島秀樹さん。 ◆津島秀樹議員 その辺の判断は確かに難しいところだと思うのですけれども、ただこの精神から言えば、公共事業一部の民間業者に丸投げをするというのは、だめだよということです。このケースで違反かどうかとか、そういうことは非常に難しいとは思いますが、今後の教訓にしていただきたいと思います。  そして、最後に要望となりますけれども、この新しいクリーンセンターを四街道につくる、大きなくぼ地があってこれを何とか埋めなくてはいけない、3億円の金がかかるはずだったけれども、隣接する地主から土地を交換して、そのくぼ地解消は先方のお金でみんなやってもらえるというようなことですけれども、実際に何が埋まっているかわからない、違法なものが埋まっているのではないかと心配される市民の方々がおります。そして、皆さん思い出していただきたいのですけれども、栗山の残土不法投棄問題、これいまだに解決していません。やはり四街道のこの美しい自然と安心、安全、おいしい水を守っていきたいと、これは多くの市民の皆さんの願いです。やはりこういう面で行政にかかわる皆さん、本当に細かい神経を使いながら、監視の目を光らせながら頑張っていただきたいと思います。  あと残土条例の改正について、準備中ということですが、これは本当に担当する皆さんご存じだと思うのですけれども、今まで千葉県、中でも四街道は不法残土の捨て場、ごみ捨て場というような悪評も立っておりました。そういう中で、やはりこれではだめだと、厳しい残土条例をつくっていこうというような大きな市民の声もありまして、行政も積極的にそれを受けとめて動くということだったと思うのですけれども、一部にはこれからオリンピックやさまざまな大型の公共施設の建設、トンネルをつくるとか、港をつくるとか、莫大な量の残土が発生をすると。それがこの千葉県だけではなくて茨城もそうですが、大量に流れ込むと、そういう危惧があります。ですから、一日も早く本当に厳しい条例の改正、努力をしていただきたい、最後に要望して私の質問を終わりにします。ありがとうございました。 ○岡田哲明議長 以上で津島秀樹さんの質問を終結します。  暫時休憩します。    休憩 午後 1時54分    再開 午後 2時10分 ○岡田哲明議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ○岡田哲明議長 引き続き一般質問を行います。  17番、山本裕嗣さん。    〔山本裕嗣議員登壇〕 ◆山本裕嗣議員 議席番号17番、山本です。通告に従って質問をいたします。  1、高齢者福祉と健康づくりについて。健康の大切さは、健康なときにはわからない、病気になって健康のありがたさがわかったと病気になった人が話されていました。私もそのとおりだと思います。健康な生活を送るには、バランスのとれた食事、適度な運動と十分な睡眠が必要と言われております。また、年を重ねるにつれ、体は思うようにならず、簡単にできたことが難しくなる、介護を必要とする人、家族に認知症を抱えている人などは、もっと大変だと思います。そして、高齢者を狙った巧妙化する特殊詐欺から守る取り組みなどについて4点お伺いをいたします。  ①、予防接種各種ワクチンの接種状況。  ②、医療と介護の連携、老老介護、認知症など。  ③、健康づくり、胃カメラ、肺がんなどの検診について。  ④、特殊詐欺撲滅に向けて。  2、住みよいまちづくりに向けて。人口減少が始まり、多くの自治体が生き残りをかけていろんな取り組みをしています。安全なまち、便利なまち、清潔なまちなど、そのまちに合った取り組みだと思います。住みよいまちにするには、まず都市基盤の整備、ライフラインの整備が大切なことから6点お伺いをいたします。  ①、空き家対策の現状。  ②、道路、歩道の整備状況は。3・4・7号線、県道吉岡浜野線、歩道については中央地区文化センター付近の歩道について。  ③、排水路の整備、第3排水路、北中下付近の内黒田付近の排水路のことについてです。  ④、公園の遊具の管理について。  ⑤、下水道の整備、老朽化対策、市街化調整区域への整備は。  ⑥、所有者不明の土地について。  3、企業誘致について。地方創生の一環として推進されている企業誘致は、雇用の創出と地域の発展につながることから、多くの自治体が取り組んでいます。当市の企業誘致の状況について3点お伺いをいたします。  ①、物井、UR造成地の現状と今後の取り組みについては。  ②、ヤクルト工場の今後、道路拡張によってどうなるか。  ③、市内への企業誘致、進出状況は。  4、施政概要からごみ処理施設、小中一貫教育、3市連携についてお伺いし、壇上からの質問といたします。  以上です。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さんの質問に対する当局の答弁を求めます。  市長、佐渡斉さん。    〔市長 佐渡 斉登壇〕 ◎市長(佐渡斉) 私からは、第1項目の4点目、特殊詐欺撲滅に向けて、第2項目の5点目、下水道整備及び6点目、所有者不明の土地について順次お答えいたします。  初めに第1項目、高齢者福祉と健康づくりについての4点目、特殊詐欺撲滅に向けてについてお答えいたします。ことし1月から10月までの千葉県内の特殊詐欺の被害状況でございますが、被害件数は1,206件で、前年同期に比べ281件増加し、被害総額は約19億7,023万円で、前年同期に比べ約6,272万円の増加となっています。四街道市内の被害状況については、被害件数は25件で、前年同期に比べ5件増加し、被害総額は約4,444万円で、前年同期に比べ約2,176万円の減少となっております。被害の未然防止策として、市ではシルバーリーダー講習会、防犯指導員講習会、各地区の敬老会などに参加させていただき、詐欺の手口や対策の方法について紹介するなど、啓発を行うほか、四街道警察署からの依頼により、防災行政無線による注意喚起を行っております。今後も引き続き四街道警察署と連携を図り、特殊詐欺被害の未然防止に取り組んでまいります。  続きまして、第2項目、住みよいまちづくりに向けての5点目、下水道整備、老朽化対策と市街化調整区域の整備についてお答えいたします。老朽化対策につきましては、四街道市公共下水道管渠長寿命化計画に基づき、老朽化対策の推進を図っており、本年度につきましては、旭ケ丘地区内において延長約320メートルの布設がえを実施しています。また、市街化調整区域の整備につきましては、今後公共下水道施設の改築、更新事業の費用が増加し、これまで以上に経済的かつ効率的な汚水処理施設の整備が求められる中、既存施設の長寿命化を初めとした老朽化対策を重点的に推進していく必要がありますことから、市街化調整区域の整備を推進していくことが難しいものと考えております。  次に、第2項目、住みよいまちづくりに向けての6点目、所有者不明の土地についてに関しまして、固定資産税課税の観点からお答えいたします。固定資産税の賦課におきまして、実態調査を行っても、なお所有者の所在が不明であり、納税通知書を所有者に送付することができないことがあります。その場合、地方税法第20条の2に規定されている公示送達の手続を行うことにより、課税をしています。平成29年度の公示送達件数は43件で、その課税対象となる土地の面積は約2万6,000平米となります。  私からは、以上でございます。他のご質問につきましては、担当部長等よりご答弁をいたさせます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○岡田哲明議長 健康こども部長、矢部雅彦さん。    〔健康こども部長 矢部雅彦登壇〕 ◎健康こども部長(矢部雅彦) 私からは大項目の1、高齢者福祉と健康づくりについてのうち、①、予防接種、各種ワクチン接種状況、③、健康づくりの胃内視鏡検診、肺がん個別検診についてお答えいたします。  予防接種法に基づく高齢者の定期の予防接種は、肺炎球菌とインフルエンザの2種類があります。肺炎球菌ワクチンの予防接種は、65歳から100歳までの5歳刻みの年齢の方を対象に行っております。今年度は4月から10月までの7カ月間で、1,906人の方が接種しております。接種期限は、年度末までとなります。インフルエンザの予防接種は、65歳以上の方を対象に、10月から12月末までを接種期間として開始したところでございます。10月1カ月間の接種者数は4,929人でした。  続きまして、今年度より開始をしました胃内視鏡検診、肺がん個別検診の受診状況をお答えいたします。6月から10月までの実績としては、胃の内視鏡検診で112人、肺がん個別検診で271人の方が受診されております。実施期間としては、2月末までとなっておりますので、一人でも多くの方に受けていただけるよう周知してまいります。  私からは、以上です。 ○岡田哲明議長 福祉サービス部長、濵口新一さん。    〔福祉サービス部長 濵口新一登壇〕 ◎福祉サービス部長(濵口新一) 私からは第1項目、高齢者福祉と健康づくりについての②、医療と介護の連携、老老介護、認知症についてお答えします。  医療と介護の連携については、本年5月に国立病院機構下志津病院内に設置した四街道市在宅医療・介護連携支援センターの相談業務を10月から開始しました。現在は、相談窓口開設のPRをしているところであり、具体的な相談には至っておりません。本市における老老介護の実態につきましては、第7期の高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画の策定に当たり、主な介護者との関係別、年齢別のアンケートを行ったところ、主な介護者の関係別を見ると、配偶者では65歳以上の高齢者が86.2%を占めており、また子では65歳以上の高齢者が21.6%を占めています。  老老介護の対策としては、訪問介護、通所介護などの福祉サービスの活用など、早目の対応が重要となることから、身近な相談窓口であります地域包括支援センターにご相談いただきたいと存じます。  認知症施策については、今年度内に認知症初期集中支援チームの設置に向けた準備を進めているところです。認知症初期集中支援チームは、医療サービス、介護サービスにつながっていない認知症の方、認知症が疑われる方を適切な医療サービス、介護サービスにつなげる役割を担います。今後も高齢者人口の増加とともに、認知症高齢者もふえることが予想されることから、認知症に対する支援策も推進してまいります。  私からは、以上でございます。 ○岡田哲明議長 都市部長、飯田好晃さん。    〔都市部長 飯田好晃登壇〕 ◎都市部長(飯田好晃) 私からは第2項目、住みよいまちづくりに向けての1点目から4点目まで順次お答えいたします。  初めに、1点目、空き家対策の推進状況についてお答えいたします。四街道市の空き家対策の現状につきましては、空き家の適正管理と有効活用方策が重要な課題と考えており、空き家の所有者へ適正管理を促すとともに、活用に対する意識啓発を図りながら、対策に取り組んでおります。具体的には、ことしの3月に関係3団体と空家等対策の推進に関する協定を締結し、空き家の所有者に対しまして、相談業務を開始いたしました。相談実績としては、11月末時点で21件いただいており、空き家対策の推進のためさらに業務の充実を図りたいと考えております。また、適正に管理されていない空き家について、近隣の方から苦情が寄せられており、これらの空き家については、文書等による指導をしているところです。今後は、今年度中に市内全域を対象に、空き家の調査を行い、空き家の実態を把握いたします。来年度は四街道市空家等対策計画を策定し、空き家の適正管理や有効活用方策等の施策を推進してまいりたいと考えております。  次に、2点目、道路、歩道の整備状況(3・4・7号、県道吉岡線、中央地区)についてお答えいたします。都市計画道路3・4・7号南波佐間内黒田線整備事業につきましては、現在までに用地測量委託、地質調査委託、道路詳細設計業務委託、不動産鑑定評価委託が完了しております。また、9月議会の補正予算として承認いただいた橋梁詳細設計委託業務につきましては、11月に契約を締結し、業務を進めております。  次に、用地買収の進捗状況につきましては、租税特別措置法に関する確認書類を税務署へ申請し、年度内に2地権者と契約締結できるよう交渉を進めております。  続きまして、県道浜野四街道長沼線の吉岡交差点からヤクルト工場までの整備状況につきましてお答えいたします。現在千葉県において、今年度末の完了を目指し、延長約318メートル、幅員約18メートルで、右折レーンや両側歩道の整備を印旛土木事務所で行っております。  次に、中央地区の歩道整備状況ですが、歩道の切り下げ部分において、車両の出入りにより一部の箇所で平板ブロックのがたつきが生じています。平板ブロックのがたつきの補修については、平成27年度に1カ所、平成29年度に1カ所の補修を実施いたしました。今後におきましても、平板ブロックのがたつき箇所は随時補修を実施してまいります。なお、県道の歩道につきましても、現地確認したところ、一部の箇所で平板ブロックのがたつき等が見られましたので、印旛土木事務所へ修繕を要望いたしました。  次に、3点目、排水路の整備(第3排水路、北中下付近)のうち、第3排水路についてお答えいたします。第3排水路関係の整備状況ですが、四街道西中学校グラウンド地下に設置する雨水地下貯留施設につきましては、四街道駅周辺地区都市再生整備計画による交付金を活用して、平成28年度は流入流出施設及び計画貯留量約3,000トンのうち約1,000トンの雨水地下貯留施設を整備し、供用しております。残りの貯留施設約2,000トンにつきましても、当該交付金を活用し、平成28年度の繰り越し事業として本年11月から工事を進めており、完成は平成30年3月を予定しております。また、四街道西中学校周辺の排水施設の点検を実施し、排水勾配の不良箇所等の改修をあわせて進めております。  次に、4点目、公園遊具の管理状況についてお答えいたします。現在市内に157カ所ある都市公園の遊具管理につきましては、指定管理者である地域振興財団に委託しており、管理の内容については、四街道総合公園、四街道中央公園及び各近隣公園は、週1回の休場日を除き、管理人が常駐しておりますので、ほぼ毎日施設及び遊具点検を行い、適宜軽微な修繕を行っております。その他の街区公園につきましては、月1回の施設及び遊具点検を行い、適宜軽微な修繕を行っております。  私からは、以上でございます。 ○岡田哲明議長 上下水道部長、阿部貴之さん。    〔上下水道部長 阿部貴之登壇〕 ◎上下水道部長(阿部貴之) 私からは第2項目、住みよいまちづくりに向けての③、排水路の整備のうち、北中下付近についてお答えいたします。  北中下付近の排水路の整備でございますが、四街道雨水幹線の溢水を軽減するため、平成28年度に文化センター地下駐車場に雨水地下貯留槽施設の設置が完了いたしました。本年度につきましては、栗山新町から電電栗山までのバイパス管整備に係る基本設計を実施しております。  私からは、以上でございます。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。    〔環境経済部長 本田耕資登壇〕 ◎環境経済部長(本田耕資) 私からは第3項目、企業誘致及び第4項目、施政概要からの1点目と3点目についてお答えいたします。  初めに第3項目、企業誘致の1点目、物井、UR造成地の現状と今後の取り組みにつきましては、業務用地の残り2区画のうち、46街区につきましては、(仮称)コメリパワー四街道店の出店が予定されており、千葉県に対し大規模小売店舗立地法に基づく届出書が提出されたところでございます。今後市において関係図書の縦覧を行うとともに、関係各課に意見照会を行った上で、市商工開発促進審議会に諮問し、答申を得て千葉県に意見等を提出する予定となっております。37街区につきましても、大規模小売店舗立地法に基づく届け出が提出されましたら、同様の手続を行ってまいります。  次に、2点目の道路拡張によるヤクルト工場の今後につきましては、現在行われている道路改良が国道51号線の交差点改良に付随する部分のみで、ヤクルト工場までは対象区域に入っておらず、工場の今後については今のところ特に伺っておりません。  次に、3点目の市内への企業誘致と進出状況についてですが、交通のアクセス性にすぐれる本市の立地を生かして、物流拠点としての高い利便性も含めた総合的な本市の魅力として、区画整理や開発行為を担当する関係部署と連携を図り、情報を共有しながら今後も企業誘致を進めてまいりたいと考えております。  続きまして、第4項目、施政概要の1点目、ごみ処理施設についてでございますが、(仮称)四街道市次期ごみ処理施設整備及び運営事業の実施方針を定め、公表いたしました。今後は、事業者の募集及び選定において、入札公告や入札参加資格審査、事業提案書の受け付け等を行い、事業審査委員会の審査を経て、平成30年9月の事業契約の締結を予定しております。吉岡区との協議状況は、11月までに連絡協議会を21回開催しており、施設建設事業及び地域振興事業等の協議を進めております。引き続き平成33年10月の稼働に向けて鋭意努めてまいります。  次に、3点目、3市連携の環境経済部所管事項につきましては、千葉あそび2017秋冬号に掲載しました2つのプランのうち、サツマイモと落花生の収穫体験のプランは、台風の影響により残念ながら中止となりましたが、市内5カ所をめぐる紅葉狩りプランにつきましては、3日間開催することができ、参加者数37名、うち市外から29名の参加があり、市外の方に対する本市のPRにつながったものと考えております。  私からは、以上でございます。 ○岡田哲明議長 教育部長、小髙博信さん。    〔教育部長 小髙博信登壇〕 ◎教育部長(小髙博信) 私からは4項目め、施政概要からの2点目、小中一貫教育についてお答えいたします。  今年度より旭中学校区の小中学校5校を四街道市英語教育推進モデル校に指定し、モデル校の小学校4校においては、2学期から1、2年生を含めた全学年で市教育委員会が提供する教材やALTを活用し、義務教育9年間を見通した連続性のある英語教育のあり方についての研究に取り組んでいます。モデル校4小学校では、学級担任とモデル校専任のALTが連携し、リズムに合わせて発音練習ができる教材や市教育委員会が配付した教材を活用しながら授業を行っています。また、来年度より1年生から6年生まで英語科を新設して学習を進めることができるよう、現在文部科学省に教育課程特例校の申請を行っています。今後も小学校間の連携を図りながら、中学校の外国語科への円滑な接続に向けての研究実践を進めてまいります。  私からは、以上でございます。 ○岡田哲明議長 再質問はありませんか。  山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 ありがとうございました。  では、順次再質問をさせていただきます。高齢者福祉と健康づくりについてですけれども、予防接種昨年と比較すると、大分ふえているのですけれども、10月末でこれ肺炎が約2,000人で、インフルエンザが5,000人、これ去年より大分ふえていると思うのですけれども、どのくらいふえているのか、それとふえた理由、これがわかれば。 ○岡田哲明議長 健康こども部長、矢部雅彦さん。 ◎健康こども部長(矢部雅彦) 昨年度との比較でございますが、肺炎球菌ワクチンは10月までに1,906人が接種しておりまして、昨年同時期では1,534人でしたので、実績値としては372人多い状況です。インフルエンザ予防接種につきましては、10月の1カ月間で4,929人の接種で、昨年同時期では3,973人でしたので、今年度は956人多くなっております。その昨年比較とのふえた理由ですが、肺炎球菌ワクチンのほうは、公費での接種は対象となる1年度のみとされておりますことから、説明書にその旨を記載しまして、来年度以降公費での接種はできないということや全額自費で受けた場合の金額も参考に載せたことなども接種の動機づけとなったのではないかというふうに推測をしております。また、インフルエンザにつきましては、その年々の流行状況によっても差がありますが、ことしはマスコミ等でワクチンの供給おくれの報道がありましたことから、それに刺激されて早目に接種した方が多かったということでふえた分もあるのではないかと推測しております。  以上でございます。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 10月末でこれですから、11月末ぐらいまでこれ1カ月間でもっとふえているのではないかと思う。そこの人数を把握していれば。
    岡田哲明議長 健康こども部長、矢部雅彦さん。 ◎健康こども部長(矢部雅彦) 予防接種の実績につきましては、月末で締めて医療機関から報告を受けております。その関係で現時点でちょうど11月分の報告が集まってきている最中ですので、今回実績値としてご報告できるのは、10月分までということでご了承いただければと思います。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 ということは、打っている人はいるのだけれども、まだ医療機関から上がってきていないということですよね。それでインフルエンザ、ホームページをクリックしていったら、お知らせのところで12月末までなのだけれども、1月まで延長しますよということなのですけれども、これちょっと頭のほう読んでいると、国の選定がおくれて12月末だった予防接種の予約をしようとした人、希望した人だけが接種できる、ちょっとここのところの文言がわからないのですけれども、12月に予約した人で接種できなかった人は1月までということなのか、それとも1月に行っても注射できるのかどうか。 ○岡田哲明議長 健康こども部長、矢部雅彦さん。 ◎健康こども部長(矢部雅彦) 今年度対象となって接種を希望したもののワクチンの供給おくれにより12月末までに接種できない方を救済する目的で、今年度は接種期間を1月末まで延長することといたしました。  以上です。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 接種できなかった人でしょう。あそこのホームページを読んでいた人が私に言った話ですから、あれを読む限り予約をしていなくても1月行けば打てるのか、それとも12月に予約しておかなければだめなのかということを聞きたかった。 ○岡田哲明議長 健康こども部長、矢部雅彦さん。 ◎健康こども部長(矢部雅彦) 12月末までに予約をした方ということが対象になります。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 病院に電話しておけばいいということですか。 ○岡田哲明議長 健康こども部長、矢部雅彦さん。 ◎健康こども部長(矢部雅彦) 既に契約医療機関には周知しておりますので、そのとおりでございます。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 それで、報道でちょっと部長もご存じだと思うのですけれども、オーストラリアで発生している何か殺人インフルエンザとかといった日本上陸も秒読みということで報道されている。このインフルエンザかかった人が何か異常な行動をとるとかという取り上げ方をされていたのですけれども、これは把握できていればいいのですけれども、どういった状況をあれするのか、ちょっとわかる範囲で実際どうなのかわからないので、ちょっとお聞かせください。 ○岡田哲明議長 健康こども部長、矢部雅彦さん。 ◎健康こども部長(矢部雅彦) お尋ねのオーストラリアで発生しているインフルエンザウイルスの報道でございますが、厚生労働省検疫所のホームページには、10月にオーストラリアで過去の流行期と比べてやや規模が大きい、一部の地域でインフルエンザに関する肺炎による死亡者の急激な増加が見られたと、そういう記載がございまして、そのことかと思います。その病原性についての評価は現時点ではされておりません。日本でもインフルエンザの流行時期になっておりますので、感染症の発生状況については、引き続き注視してまいりますし、北半球やアジアへの影響の有無についても、今後の情報を見ていきたいと思っております。  2番目にお尋ねの異常行動ということがございましたが、これはオーストラリアのインフルエンザにかかわらず、日本でのインフルエンザの治療を受けたときの薬などで、そのような異常行動をとられる方があるという報告がやはり厚生労働省のホームページに出ております。内容としては、インフルエンザと診断されて治療が開始された後、少なくとも2日間はお子さんを1人にしないことを原則として、できるだけ家の1階に寝かせる、高層階の住居の場合は、窓の施錠を確実に行う、ベランダに面していない部屋で寝かせるなどの事故防止対策について具体的にホームページには載っておるところでございます。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 確かにそうです。インフルエンザにかからないようにと注射を打って、その注射でおかしくなったのではしようがないから、注意していただければと思います。予防接種打っていると打っていないのでは大分違うと思うのですけれども、しっかりと周知していただければと思います。  それで、2番目の医療と介護の連携ということで、6月議会の質問で9月から始めますということで、9月の議会で質問したら、ちょっとおくれていますということなので、10月から開始しましたということで始めたのだけれども、まだ相談はないということで理解してよろしいのでしょうか。 ○岡田哲明議長 福祉サービス部長、濵口新一さん。 ◎福祉サービス部長(濵口新一) お答えいたします。  10月1日から相談業務を開始はいたしましたが、現在はその相談窓口のPRを行っているところでございまして、まだ具体的な相談には至っていないのが実情でございます。  以上でございます。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 PRをやっているということです。それで、私ホームページをクリックしたのです。福祉のほうに進んだと。医療と介護の連携というところをしたら更新されたのが2016年の3月1日、これ医療と連携の介護会議を始めますということで、ちょっと部長にお話ししたら、きのう、おとといかな、見たらそこの部分が削除されていた。別に私はそれを何で言ったかというと、市長と下志津の院長と医師会の会長と下野さんだったですか、一緒に写った場面だったです。これは、せっかく協議を始めたと。私は削除しろと言ったのではない。だから、逆に協議が調って相談を開始しましたというようなアップをしないと、せっかく出ているものがもったいないのではないか、これ好き嫌いは別の話ですから、ちゃんとやっぱり広報するものはしてやらないと、せっかく調って下志津で相談を受け付け業務をしますよと、それを今度見ようと思っても削除されたからどこを見ればいい、そうすると新たに医療と介護を打たないと出てこない、そういう状況なので、やっぱりきちっとした対応をお願いしたいのだけれども、部長そこのところ。 ○岡田哲明議長 福祉サービス部長、濵口新一さん。 ◎福祉サービス部長(濵口新一) お答えいたします。  議員からのご指摘を受けまして、確かに2016年3月1日に在宅医療、介護連携の相談窓口を設置する協議を開始しましたという記事が議員からご指摘を受けるまでずっとアップをされていたということ、そこには当然下志津病院で式典を行った印旛市郡医師会、四街道地区医師会長たしか当時は下野先生だと思うのですが、下野先生とあと石毛院長と四街道市長と、3人でかたく手をとっている写真がまだアップをされていたということで、私のほうからは指示はしておりませんが、原課のほうで議員のありがたいご指摘を受けまして、2017年ことしの12月11日直近で大変恐縮なのですが、ここで四街道市在宅医療介護連携支援センターを開設しましたと、おくればせながら在宅医療介護連携支援センターの役割等も記事にいたしまして、アップいたしました。ただ、この在宅医療介護連携支援センターをご相談をするターゲットと申しますか、それは介護の関係者、医療関係者、いわゆる専門家に対して専門的なご相談を差し上げるということで、事業者向けのところにアップをしたので、なかなかそこに至らないという部分がありました。また、こちらも皆様に工夫してお知らせできるよう、今後とも考えてまいります。今回はありがとうございました。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 私責めているのではなくて、せっかく頑張っているのにもったいないかなということで、私はあれしたのです。それで、ホームページからいくと、高齢者虐待ネットワークというここのところの会議を設立しましたと書いてあるのですけれども、これも更新したのが2011年の3月31日、そのままずっと来ている。でも、ほかのその下のところ関連をクリックしていくと、内容があって、これは2017年と書いてあって、内容はしてあります。だから、設立して活動していますとかということをやはりしないと、せっかく頑張っているのにもったいないなという気持ちでお話ししているので、誤解のないようにお願いします。  それで、老老介護と認知症について、今まで説明の中でやっぱりふえていくということを予測して、それで6月議会でも、9月議会でもちょっとお話ししたのだけれども、治療につながっていない認知症にたどり着くのが大変だ、どうすればこういうふうにたどり着けていくのだということで、そこのところは頑張ってほしいという話ししたところ、これ認知症対策についてのところで、認知症初期集中支援チームということ、これをつくってここの中でやるということで理解していいのですか。 ○岡田哲明議長 福祉サービス部長、濵口新一さん。 ◎福祉サービス部長(濵口新一) お答えいたします。  認知症初期集中支援チームにつきましては、30年3月1日に設置をする予定でございまして、四街道市地域包括支援センターいわゆる基幹型包括の中に設置をする予定です。チーム員といたしましては、チームドクター、こちらは訪問医療にご造詣の深いまごころクリニックの先生、それと保健師と社会福祉士、この3名でチームを組みまして、アウトリーチをしていくと。アウトリーチ、つまり訪問支援ということでございますが、認知症の方が医療サービスや介護サービスにつながっていない方をつなげていく、それから要は地域の中で孤立をしていて、なかなか周りのところから見えにくい方について専門的にアプローチをしていくと、そのためには地域の皆様のご協力が必要でございますので、今後ともそういったことも周知をしながらアウトリーチを進めてまいりたいと考えています。  以上でございます。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 全く部長の言うとおりだと思います。しっかりと頑張っていただきたいと思います。よろしくお願いします。  それで、10月29日後期の基本計画策定の中に、これは医療、やっぱりそういう人たちのメンバーも入っていたと思うのですけれども、そこの中で市民と意見交換があったようですけれども、福祉団体の方も何者かいらっしゃったと思うのですが、そのとき福祉についての後期策定の中にどんな意見が出たのか、わかる範囲で結構ですけれども。 ○岡田哲明議長 経営企画部長、藤森勝義さん。 ◎経営企画部長(藤森勝義) お答えをいたします。  10月29日の意見交換会ということですが、こちらにつきましては、後期基本計画の策定に当たりまして、市民会議を開催しております。その第2回目に開催した会議なのですが、この2回目の会議におきましては、この市民会議で市に提言を今後いただく予定ですので、その提言書作成の参考とするために市民会議の参加者が直接市民の方にインタビューを行うと、市に関する意見を伺っているのですが、この市民会議の意見等については、現在市民会議の中で提言書としてまとめている最中でございますので、ちょっと提言書として提出されたときにはホームページ等で公表する予定になっているのですけれども、現在ちょっとまだまとめている最中というところでご理解をいただきたいと思います。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 確かにまとめている最中ということで、いい意見があったと思うのですけれども、取り入れていただければと思います。  1の3、健康づくりです。6月から始めた検診のことについてですけれども、10月まで胃カメラ、肺がん、結核などこれを受けた人、足すと383人ですか、これ再検査というのですか、それを異常ないよという人がほとんどだと思うのですけれども、その中で再検査をしたほうがいいですよと言われた方は何人ぐらいいらっしゃるのか。 ○岡田哲明議長 健康こども部長、矢部雅彦さん。 ◎健康こども部長(矢部雅彦) 6月からの5カ月間で胃の内視鏡検診の結果、精密検査が必要とされた方は13人、肺がん、結核個別検診で精密検査が必要とされた方は32人となっております。  以上でございます。                        ◇ △発言の訂正 ○岡田哲明議長 健康こども部長より答弁の訂正の申し出がありましたので、これを許可します。  健康こども部長、矢部雅彦さん。 ◎健康こども部長(矢部雅彦) 先ほどのワクチン接種の答弁でございますが、今年度ワクチンの供給のおくれで接種期限を1月末までに延長したその詳細について答弁申し上げましたが、先ほどは12月中に申し込んだ方のみということで答弁いたしましたけれども、この12月中に申し込んだ方を原則としつつ、今回対象者として予診票等を郵送された方が12月までに連絡なく1月に接種を希望した場合については、ワクチンの余裕があれば可能ということでございますので、先ほどの答弁を修正させていただきます。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 ということは、通知が来た人は12月電話はしていなかったのだけれども、行ってワクチンの余りがあれば打てるということ、そういうことでいいのですか。 ○岡田哲明議長 健康こども部長、矢部雅彦さん。 ◎健康こども部長(矢部雅彦) 今年度の対象者のみでございますが、そのような措置になります。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 これ肺が足すと45人の人が受けて、そのうちもう少し調べたほうがいいよという方が何人かいたと聞いているのですけれども、何人いたのですか。 ○岡田哲明議長 健康こども部長、矢部雅彦さん。 ◎健康こども部長(矢部雅彦) この方たちの中で精密検査の結果報告の中で、がんの疑いという判定が出た方がそれぞれ1名ずつ、合計2名でございます。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 この2名の方がんの疑いがあると。その後の状況についてわかれば、ちょっとこんなこと言って大変申しわけないですけれども、亡くなっているという可能性もあるし、完治したという可能性もあるでしょうけれども、そういうせっかくこうしたので、追跡というか、それはやったのかやらないのか、ちょっと。 ○岡田哲明議長 健康こども部長、矢部雅彦さん。 ◎健康こども部長(矢部雅彦) 診断確定のためにさらに専門医等につながって詳しい検査をされているかとは思われますが、その後の最終結果までは把握してございません。  以上でございます。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 ちょっといい方向になっていればいいけれども、悪いあれだったら個人情報の何とかもあるでしょうけれども、わかりました。  それと、ホームページから予防接種状況、子宮頸がんワクチンのあれが今年度何人ぐらいこれを受けたのか。子宮頸がんのところにちょっと書いてあるのですけれども、積極的な勧奨はしませんということが書いてあるのですけれども、ことし何人ぐらいの人が受けたのか、ちょっとお伺いします。 ○岡田哲明議長 健康こども部長、矢部雅彦さん。 ◎健康こども部長(矢部雅彦) 子宮頸がんワクチンの接種状況ですが、今年度は1名実績がございます。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 その1名の方は、年齢的には何歳ぐらいの方なのか、例えば中学生とか、高校生とか、その程度でいいですけれども。 ○岡田哲明議長 健康こども部長、矢部雅彦さん。 ◎健康こども部長(矢部雅彦) 10代の方でございます。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 その方に何か異常が出たとか、そういう報告は受けているか、ちょっとお聞きします。 ○岡田哲明議長 健康こども部長、矢部雅彦さん。 ◎健康こども部長(矢部雅彦) 現時点でそのような報告は受けてございません。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 では、④の特殊詐欺、これことしの詐欺、最悪のペースで報道されて、新聞報道渡したと思うのですけれども、1月から10月までで約19億円の被害、四街道の被害が先ほど伺って、ここも5件ふえているということで、これ金額約4,500万ぐらいですけれども、去年の金額としてちょっと聞きそびれてしまったのですけれども、去年よりもふえているのか減っているのか、ちょっと伺います。 ○岡田哲明議長 総務部長、植草俊幸さん。 ◎総務部長(植草俊幸) お答えいたします。  市内の状況でございますけれども、本年と昨年の1月から10月同じ時点で比較をいたしますと、件数としては昨年の20件から25件に5件増加しております。金額といたしましては、昨年が6,620万円、ことしが4,444万円ということで、金額的には3分の2ほどの金額になっております。  以上でございます。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 これ被害は減っているけれども、件数はふえているということで、どうしたらいいのかということで、やっぱりいろんなところでこれ話していただかないとまずいなと。この新聞の報道でも柏、松戸、船橋などはもう大変な状況で、パトロールも強化しているという、しかし減っていない。いろんなことを考えてくるのですけれども、これ9月議会において、8月ですか、座談会を開いて詐欺のことをやったよと。あと何回かこれやりますからという話だったのですけれども、その後この詐欺のことについての講演とか、そういうのはやったのかやらないのか。 ○岡田哲明議長 総務部長、植草俊幸さん。 ◎総務部長(植草俊幸) お答えいたします。  シルバーリーダーの講習会ですとか、あとは自治会等にお邪魔しての防犯についてのお話については、9月末現在と、それ以降の特にまだ開催しておりませんので、状況は変わっておりません。あと別の観点からいたしますと、壇上でも市長からご答弁申し上げました防災無線の活用ですけれども、11月末現在でことしは既に40回放送しております。昨年同時期ですと28回でしたので、回数にいたしますと1.4倍を超える呼びかけをさせていただいているところでございます。また、四街道警察署が時期的には7月から8月にかけて署員が総出で市内のATMに張りついて警備活動を行うというようなことがございましたけれども、市の防犯協会の職員もそれにあわせて協力をさせていただきましたほか、市役所の敷地内にもATMが設置されておりますが、このATM付近で携帯電話で通話しながら利用している方がいらっしゃった場合には、声かけをするよう職員に周知をするなどしているところでございます。  以上です。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 防災無線で40回もあれしたという話でやっているにもかかわらず、5件ふえているということで、これ何かのやっぱり市のあれのときに高齢者がいるようなところでちょっと1秒でも、2秒でも詐欺にかからないようにということを言わないと減っていかないと思うのです。これ新聞にも書いてありますけれども、千葉県の県立高校の女子の高校生が詐欺で逮捕された。このことを部長ご存じですか。 ○岡田哲明議長 総務部長、植草俊幸さん。 ◎総務部長(植草俊幸) お答えいたします。  新聞報道の範囲でございますけれども、特殊詐欺の受け子として、千葉市在住の県立高校生が逮捕されたということは承知しております。  以上でございます。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 部長、受け子として逮捕されたのではないのです。これ電話かけて、そこのおばあちゃんとやりとりの人です。受け子は受け子でまたほかに逮捕されているのです。女子の高校生が逮捕されたのは、電話をかけるほうなのです。ということなので、やっぱり詐欺の加害者が低年齢化しているということで、だまされる人は高齢者が多い、うまくだまして100万円取られたとかという新聞報道にも書いてあったのですので、これよく注意してやっていただきたい。アマゾンを利用した通販詐欺とか、そういうのもあるようですから、よろしくお願いいたします。詐欺のところはこれで。  大きい2番の住みよいまちづくりに向けての空き家対策ですけれども、空家対策推進計画の策定をすると6月議会、9月議会で答弁がありました。その後の状況というのは、どういう状況なのか。 ○岡田哲明議長 都市部長、飯田好晃さん。 ◎都市部長(飯田好晃) お答えいたします。  四街道市で空き家等実態調査及び空家対策計画策定業務委託を発注し、今年度中に市内全域を対象に空き家の実態調査を行い、来年度に四街道市空家等対策計画を策定する予定でございます。  以上です。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 それで、あれをするというのはわかりましたけれども、先ほど答弁で11月末までに21件の相談があったと。その相談の内容についてはちょっと聞かせてください。 ○岡田哲明議長 都市部長、飯田好晃さん。 ◎都市部長(飯田好晃) お答えいたします。  21件でございますが、複数の相談もありますけれども、相続の問題での相談が4件、有効活用として売買等の相談が10件、草刈り管理等の相談が7件でございます。  以上でございます。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 これ相続とかはちょっと難しいと思うのですけれども、草刈りとかという相談というのは、これどういうことですか。草を刈ってくださいということなのですか、よくわからない。 ○岡田哲明議長 都市部長、飯田好晃さん。 ◎都市部長(飯田好晃) お答えいたします。  草刈り等のご相談がありました際には、市のほうでは協定を締結しております四街道市シルバー人材センターのほうでそのような取り扱いをしている旨のご紹介をさせていただいております。  以上です。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 草刈りをしたいのだけれども、シルバー人材センターを紹介したということですね。それで、文書で指導したという話があったのですけれども、この文書で指導した結果はどうなったのか。 ○岡田哲明議長 都市部長、飯田好晃さん。 ◎都市部長(飯田好晃) お答えいたします。  空き家等の苦情関係の対応でございますけれども、苦情の通知後に一定期限内に所有者より市へ連絡がありました件数は、107件中58件の連絡がございまして、54.2%でございます。  以上です。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 文書で指導したというのだから、例えば何かをしろということでやったわけでしょうから、それで文書で指導した結果が五十何%と言われても、ちょっとわからない。 ○岡田哲明議長 都市部長、飯田好晃さん。 ◎都市部長(飯田好晃) お答えいたします。  今申し上げましたのは、あくまでも文書でまずは対象者に通知をいたしまして、通知をしましたら、その対象者のほうから市のほうに連絡がいただけた件数が54.2%だったということで、その対応がどうかというところにつきましての件数については、把握のほうはできておりません。  以上です。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 返事が来なかった人は、どういうことなのだろう。所在がつかめなかったのか、それともシカトをしているのか。 ○岡田哲明議長 都市部長、飯田好晃さん。
    ◎都市部長(飯田好晃) お答えいたします。  詳細にはわかりませんけれども、返事をいただけなくても、実際には現地のほうを対応していただいた方もいらっしゃいますし、そうではなくて、逆に連絡に対して無反応だったという方もいらっしゃると思います。  以上です。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 大変だけれども、頑張っていただければと思います。  それとホームページの中で読んでいたら、条例等の検討もするように書いてあったのですけれども、これ条例化をするのか、空き家対策。多くの自治体で条例をつくっているところがありますけれども、四街道もそれを考えているのか考えていないのか。 ○岡田哲明議長 都市部長、飯田好晃さん。 ◎都市部長(飯田好晃) お答えいたします。  壇上で答弁しましたとおり、来年度に四街道市空家等対策計画を策定し、空き家の適正管理や有効活用方策等を推進していく上で、必要に応じて条例についても検討していきたいと考えております。  以上です。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 条例は検討するという、つくる方向で考えているということでしょうか。 ○岡田哲明議長 都市部長、飯田好晃さん。 ◎都市部長(飯田好晃) お答えいたします。  つくる方向でといいますか、必要に応じて検討するということでございます。  以上です。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 いいです、またの機会に。  道路と歩道の整備のことについて、ちょっと3・4・7号線について用地の買収を進めていると。これ何人ぐらいの地主さんとお話ししているのでしょうか。9月議会で用地の買収を始めるということだと。 ○岡田哲明議長 都市部長、飯田好晃さん。 ◎都市部長(飯田好晃) お答えいたします。  今年度でございますけれども、2名の地権者と用地交渉をしております。  以上です。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 この2名の方の用地は、土地所有の全体の何%ぐらいに当たる土地なのか、100として50%なのか、それとも30%ぐらいなのか、パーセンテージ。 ○岡田哲明議長 都市部長、飯田好晃さん。 ◎都市部長(飯田好晃) お答えいたします。  パーセントについては、現在資料がございませんので、お答えできませんが、水田を買収する予定でございます。  以上です。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 田んぼを買うわけ、どのくらいの広さを買うのですか、1反歩なのか、2反歩なのか。 ○岡田哲明議長 都市部長、飯田好晃さん。 ◎都市部長(飯田好晃) お答えいたします。  面積につきましては、後ほどご答弁させていただきます。  以上です。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 それで、区画整理事業あそこ3・4・7あって、大分家も建ってきているようですけれども、区画整理内の道路の整備状況はどんなになっているのか、あの3・4・7グリーンタウンに入るところ、あそこのところの整備状況というのはどうなっているか。 ○岡田哲明議長 都市部長、飯田好晃さん。 ◎都市部長(飯田好晃) お答えいたします。  鹿渡南部特定土地区画整理事業区域内の道路整備の状況でございますけれども、都市計画道路3・4・7号の一部で約85メートルが残されております。また、歩行者専用道路約30メートルがあわせて残されております。  以上です。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 参考までにでいいです。区画整理ずっと家が建ってきているのですけれども、保留地大分売れているみたいだけれども、保留地残りどのくらい残っているのか、100とした場合、残り何%ぐらい売れ残りがあるのか、ちょっと。 ○岡田哲明議長 都市部長、飯田好晃さん。 ◎都市部長(飯田好晃) お答えいたします。  割合では約9%が残されております。  以上です。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 保留地が9%残っているということであれば、91%は保留地は売れたということでよろしいでしょうか。 ○岡田哲明議長 都市部長、飯田好晃さん。 ◎都市部長(飯田好晃) お答えいたします。  そのとおりでございます。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 これ以上やると、通告とちょっと違うのでほかのところ、県道浜野線のほうに行きますけれども、これ吉岡交差点を今工事しています。ヤクルト工場までをやるのですか、ヤクルト工場も入っているというふうに理解して私は質問をしたのですけれども、ヤクルト工場は入っていないということですか。 ○岡田哲明議長 都市部長、飯田好晃さん。 ◎都市部長(飯田好晃) お答えいたします。  ヤクルト工場は入っておりません。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 ヤクルト工場から総合公園へ来て小名木方面、今言った3・4・7号につながるわけですから、この区間のスケジュールというか、それはどういうふうに進めていくのか。 ○岡田哲明議長 都市部長、飯田好晃さん。 ◎都市部長(飯田好晃) お答えいたします。  ヤクルト工場から総合公園方面への整備に関しましては、現在県、市ともに予定はございません。  以上です。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 工事の予定がないということですか。計画はあるけれども、工事の予定は。 ○岡田哲明議長 都市部長、飯田好晃さん。 ◎都市部長(飯田好晃) お答えいたします。  都市計画道路線としての都市計画決定をしてありますので、計画はございますけれども、事業そのものの予定はございません。  以上です。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 いずれやるということでしょう。いずれやるけれども、工事の予定はないということ、どういうことかちょっと。 ○岡田哲明議長 都市部長、飯田好晃さん。 ◎都市部長(飯田好晃) お答えいたします。  都市計画決定されております都市計画道路ですので、いずれは事業を行うわけですが、具体的な予定はないということでございます。  以上です。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 わかりました。  それで歩道の整備、中央地区、ヨーカドーを中心とした文化センターとか、ブロックの歩道があるのですけれども、先ほど部長壊れている箇所もあるというような話されて、直したところも1カ所、ことしは2カ所というような話なのですけれども、文化センターのところからセブン―イレブンのところ、付近の歩道のブロック、これめちゃくちゃになっているのです。でこぼこというよりも、もうがたがた、これ部長確認しているかしていないか。 ○岡田哲明議長 都市部長、飯田好晃さん。 ◎都市部長(飯田好晃) お答えいたします。  写真で確認をいたしております。  以上です。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 写真で確認しているということは、担当者が行って確認していると思うのですけれども、これちょっとひどい状況なのです。乳母車を押した人がちょっとこれひどいよということで、何であそこだけあれだけひどいのですか、ちょっと私理解ができないのですけれども、同じ駐車場で、同じ歩道の中で文化センターの入り口なんかきちっとしている。しかし、あそこ大きい車両が通るわけでも何でもない、がたがたになっている。これ何か手抜き工事をやっているとか、何か設計が違うのか、地盤が悪いということはないと思うのです、あそこ地山で削ったところですから。なぜなのか、専門家の立場で。 ○岡田哲明議長 都市部長、飯田好晃さん。 ◎都市部長(飯田好晃) お答えいたします。  歩道は著しく軟弱でない限り路床の入れかえ等を行わないことから、現地盤上に築造されたり、場所によっては盛り土上に築造されます。がたつきが生じる箇所と生じない箇所の違いは、歩道下の地盤強度の違いによるものと考えております。  以上です。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 違いは施工の違いはわかりますけれども、でもあそこがたがたで、交差点のところ、どう考えてもおかしいのです。反対側の文化センターの入り口、この前まで工事していたけれども、あそこなんかは大型車両がばんばん入っていたけれども、全然どうもない。あそこのヨーカドーの入り口のところ、松並木通りですか、あそこも少しがたがたしている。しかし、正面に回ってくるとこれ全然問題ない。反対側の下志津病院のところ、ここも車の出入り物すごいです。でも全然どうということない、市役所のところ来る、ここもどうもない。車の出入り、セブン―イレブンのあそこはそんなに大した車の出入りもない、ほかと比べると車の出入りすごく少ないと思うのだけれども、物すごくひどい。部長一回自分の目で確かめてこれ早急にやっぱり対応してもらわないと、あそこ子供たちの通学路でもあるし、車椅子の方はそんなに見かけないですけれども、乳母車を押している方、また高齢者の押しながら歩いている方、買い物に行っている方を見ると、やはりあそこのところだけ抱えているような状況なので、ちょっとそこのところを部長何とか早急にしてもらわないとと思うのですけれども、そこどうでしょうか。 ○岡田哲明議長 都市部長、飯田好晃さん。 ◎都市部長(飯田好晃) お答えいたします。  セブン―イレブンの入り口につきましては、平成29年度中に補修予定でございますけれども、店舗の入り口のために現在店舗と工事の日程を調整中でございます。議員仰せのとおり早期に補修できるように日程のほうを調整したいと考えております。  それと、先ほど保留させていただきましたが、3・4・7の今年度の買収面積と割合ですが、全体で8,963平方メートルの買収に対しまして、今年度の買収が865平方メートルで、約9.7%となります。  以上です。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 約10%ぐらいです。残り90%頑張ってください。  それで、歩道の話ばかりしてもしようがないけれども、直していただけるということで、うまくセブン―イレブンの方もあそこの出入り気にしていられたので、よろしくお願いします。  排水路、西中の地下にできたことで、大分これできたことで間違いなく緩和されていると思うのですけれども、大日三差路、これイケダ水道さんの付近の排水路と道路、ここを整備をしないと、あそこのところはなかなか先に進めないような感じがするけれども、ここの計画はあるかどうかということです。計画はあるだろうけれども、予算の関係もあるでしょう。将来必ずやりますよというような話をいただければ。 ○岡田哲明議長 都市部長、飯田好晃さん。 ◎都市部長(飯田好晃) お答えいたします。  緑ケ丘三差路の道路と第3排水路の整備ですが、四街道西中学校グラウンドに雨水地下貯留施設を設置後の対策効果を検証しつつ、また当該排水路の下流であります勝田川や宇那谷2号排水路の整備状況を考慮しながら、整備計画を検討してまいりたいと考えております。  以上です。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 よろしくお願いします。  これ下水道の老朽化対策、9月旭ケ丘の入札がちょっとどうのこうのという話があったのですけれども、その後これ工事はどの程度進んだのか、ちょっとお伺いします。 ○岡田哲明議長 上下水道部長、阿部貴之さん。 ◎上下水道部長(阿部貴之) お答えさせていただきます。  今年度の旭ケ丘地区の長寿命化対策工事につきましては、旭ケ丘4丁目、5丁目におきまして、3件の工事を実施するため、9月に入札をそれぞれ実施しております。入札の結果、落札者が決定いたしましたことから、工事請負者と契約を締結しております。現在3件の工事を施工中でございます。  以上でございます。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 3件で旭ケ丘は終わりですか。 ○岡田哲明議長 上下水道部長、阿部貴之さん。 ◎上下水道部長(阿部貴之) お答えさせていただきます。  本年度は3件ということで、次年度また残りを進めていくということになります。  以上でございます。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 これ一般競争入札で公募したけれども、入札者辞退だとかあったのですけれども、これ私は失格はわかるのです、単価の入れ間違いとかなんとかと。工事しますよといって、入札してこれはとれないからといって、辞退するというようなことであるのであれば、今後辞退した会社に対しては、何らかのペナルティーを課さないと役所はこれやってもらうものと思って受け付けているのに、いざとなったら辞退しますでは、これではちょっと役所も困ると思うのだ。何らかのペナルティーをかけるようなことを考えるべきだと思うのですけれども、そこのところどうでしょうか。 ○岡田哲明議長 上下水道部長、阿部貴之さん。 ◎上下水道部長(阿部貴之) お答えさせていただきます。  当部はちょっと本庁の方とは若干違うところがあるのですが、基本的には本庁のほうと整合をとれるところはとりながらやってまいりたいと考えております。その辺につきましても、本庁の考えと同様にあわせていきたいということでございます。  以上でございます。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 部長、契約課のほうとよく話しして、せっかく発注してやってもらおうと思ってきたのに辞退では、ちょっと私も腑に落ちないなと。失格するのはしようがないだろうと思うのですけれども、ちょっと。  次に、市街化調整区域の下水道のことなのですけれども、これちょっと何とかできないかと思うけれども、なかなかこれは法律上できませんよということで、これ何とかできるような要望をして私から下水道のほうは終わります。  所有者不明の土地ですけれども、これもう時間もないから、3月に送って、企業誘致についてちょっと。物井の工業団地のところは、企業の誘致は全部終わったのか、ちょっとお聞きします。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) お答えいたします。  物井の工業団地…… ◆山本裕嗣議員 ごめんなさい、UR。 ◎環境経済部長(本田耕資) UR、先ほども壇上で答弁させていただきましたが、2区画のうち1区画につきましては、コメリパワーが進出するということで、県のほうに届け出が上がっております。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 コメリの来るのはわかりましたけれども、ほかにあるのかと聞いているのです。もう全然ないのか。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) お答えいたします。  もう一区画につきましては、まだどこが進出するかということでの県のほうへの届け出というのはございませんが、あればコメリパワーと同じような対応をとらせていただきたいと考えています。 ○岡田哲明議長 山本裕嗣さん。 ◆山本裕嗣議員 最後に、施政概要から。  小中一貫教育についてですけれども、これいろいろあるだろうけれども、教育長やっぱり子供たちの教育ですから、しっかりと頑張っていただきたいということをお願いして、私からの質問は終わります。 ○岡田哲明議長 以上で山本裕嗣さんの質問を終結します。  暫時休憩します。    休憩 午後 3時29分    再開 午後 3時50分 ○岡田哲明議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ○岡田哲明議長 引き続き一般質問を行います。  16番、広瀬義積さん。    〔広瀬義積議員登壇〕 ◆広瀬義積議員 議席番号16番、広瀬義積です。通告に従い一般質問をさせていただきます。  第1項目、鹿島荘の利用状況と今後の対策について伺います。国民保養センター「鹿島荘」は、市民の皆様に健康の増進、教養の向上及びレクリエーションを提供する憩いの場として建設された施設であり、地域の皆さんや高齢者の皆さんを中心に、多くの市民が利用されています。先月末に急遽お風呂の中止が発表され、私のところにも市民の皆さんから存続してほしい、市の説明がわからないとのお話をいただいています。鹿島荘については、従前にも改善を求める質問をさせていただきましたが、公民館や保養施設等の市民が日ごろ利用できる施設が少ない四街道市にとって大切な施設であり、今後の対策を含め質問します。  ①、鹿島荘の設立目的と利用状況。  ②、施設の老朽化対策と今後の計画。  ③、市民の保養と憩いの場の充実施策及び今後の計画。  第2項目、ごみ処理施策について伺います。  ①、現ごみ処理施設の状況とみそら自治会との訴訟及び協議状況。  ②、次期施設用地内の隣地地主との土地交換契約とくぼ地解消に伴う建設発生土等の搬入と工事の状況及び今後の取り組みと計画。  第3項目、市庁舎整備についてお聞きします。市庁舎は、単なる市民サービスを提供する場だけではなく、まちづくりの視点から考えることも必要とのお話をさせていただいているところであり、今後の市の発展にも大きな影響を与える重要な施設です。  そこで、①、設計等の進捗状況と財源確保。  ②、公共施設等の再配置計画の進捗状況を壇上からお聞きします。  第4項目、施政概要についてお聞きします。  1、3・3・1号線整備に伴う旧道の今後の取り扱いについて伺います。  2、3・4・7号線の用地取得に努めているということですが、私は行きどまりの道路とも言える道路に巨額の費用をかけることには反対です。中止及び計画変更を求めることを要望していますが、そこで①、線路から北側の計画について、事業効果及び計画予定時期と予想される経費。  ②、現在実施している計画の事業効果及び今後想定される経費。計画道路に隣接する第2グリーンタウン自治会等との協議状況。  以上、壇上よりお聞きします。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さんの質問に対する当局の答弁を求めます。  福祉サービス部長、濵口新一さん。    〔福祉サービス部長 濵口新一登壇〕 ◎福祉サービス部長(濵口新一) 私からは第1項目、鹿島荘の利用状況と今後の対策の3点について順次お答えします。  初めに、①、鹿島荘の設立目的確認と利用状況についてですが、鹿島荘は国民保養センターとして年金積立金還元融資を受けて、国民の保健向上とレクリエーション活動の健全な育成を図り、もって国民生活の福祉の増進に寄与するための施設として昭和50年9月に開館しました。施設の利用状況につきましては、開館初年度の利用者数は延べ4,550人で、その後多少の増減はあったものの、ほぼ順調に推移し、平成28年度には延べ1万8,564人の利用がありました。  次に、②、施設の老朽化対策と今後の計画についてですが、さきの中島議員の一般質問でもお答えしたとおり、開館から40年以上が経過し、機械設備、電気設備など耐用年数を超えて使用しているものが多いのが現状です。このことから、これまでも利用者の安全に配慮しながら、必要な修繕等を行ってきており、本年度においても外壁の剥落、雨漏りなど利用者に危険が及ぶおそれのあるものに対して、必要最小限度の修繕等を実施するなど、今後も利用者が安全に施設を利用できるよう努めてまいります。  最後に、③、市民の保養と憩いの場の充実施策及び今後の計画につきましては、多くの方に鹿島荘を利用いただけるよう、指定管理者による自主事業の充実に努め、四街道市公共施設等総合管理計画に基づき策定される公共施設の再配置計画において、今後の方向性を示してまいりたいと考えています。  私からは、以上でございます。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。    〔環境経済部長 本田耕資登壇〕 ◎環境経済部長(本田耕資) 私からは第2項目、ごみ処理施策についてお答えいたします。  初めに、①の現ごみ処理施設の状況とみそら自治会との訴訟及び協議状況ですが、山梨地区の現ごみ処理施設については、クリーンセンター運営協議会を本年度2回開催し、排ガス状況の報告などを行い、適正な運営管理にご理解をいただいているところです。また、みそら自治会との訴訟及び協議については、これまで3回の調停委員会が開催されました。今後どのような状況になるかはいまだ未定ですが、調停代理人である弁護士と連携を図りながら対応してまいります。  次に、②の次期施設用地内の隣接地主との土地交換契約とくぼ地解消に伴う建設発生土等の搬入と工事の状況及び今後の取り組みと計画ですが、これまでの定例会でも答弁申し上げましたとおり、搬入された土砂は発生元証明にて確認いたしております。また、工事の状況及び今後の取り組み計画ですが、平成27年11月17日に交わした土地交換契約書に基づき、次期用地内におけるくぼ地解消工事については、ほぼ完了している状況でございます。  私からは、以上でございます。 ○岡田哲明議長 経営企画部長、藤森勝義さん。    〔経営企画部長 藤森勝義登壇〕 ◎経営企画部長(藤森勝義) 私からは第3項目、市庁舎整備についてお答えいたします。  初めに、1点目の設計等の進捗状況と財源確保でございますが、進捗状況については、これまでもご答弁申し上げておりますとおり、過日プロポーザル方式を経て選定した業者と契約をし、新庁舎の形、階層、レイアウト及び備える機能などを具体的に描いていく基本設計に着手したところでございます。また、財源確保について、当該基本設計は市町村役場機能緊急保全事業の対象となるものではございませんが、今後進捗に伴い、当該事業の対象となり得る部分については、的確な執行を図り、確実な財源確保に努めてまいります。  続いて、再配置計画の進捗状況でございますが、現在使用実態などこれまでの調査結果をもとに施設所管課との調整を進めているところであり、今年度末を計画素案作成の目標期限としております。なお、素案がまとまり、平成30年度に入りましたら、当該素案をたたき台として市民の皆様によるワークショップでのご論議をいただきたいと考えております。  私からは、以上でございます。 ○岡田哲明議長 都市部長、飯田好晃さん。    〔都市部長 飯田好晃登壇〕
    ◎都市部長(飯田好晃) 私からは第4項目、施政概要の1点目、市政運営の課題につきまして、順次お答えいたします。  初めに、3・3・1号線整備に伴う旧道の今後の取り扱いにつきましてお答えいたします。整備延長800メートルのうち、現道部と重複する約440メートルにつきましては、4車線の道路へ拡幅となる計画ですが、みそら交差点から国道51号へ140メートル進んだ箇所から約360メーターの区間につきましては、旧道が都市計画道路区域から外れており、本線の副道として残し、隣接居住者の生活道路として整備した上で供用する予定であります。  次に、3・4・7号線の線路から北側の計画について、事業効果及び計画予定時期と予想される経費につきましてお答えいたします。鹿渡南部特定土地区画整理組合で整備した箇所からJRを横断して県道千葉臼井印西線までの都市計画道路3・4・7号南波佐間内黒田線整備事業につきましては、都市計画道路の整備に関するプログラムにおいて、区間番号12として検討され、現在整備中の区画整理地境から旭ケ丘グリーンタウン入り口付近の区間番号11の整備とあわせて整備することにより、整備順位が4位となりますので、自動車交通や歩行者、自転車の事故防止などさまざまな事業効果があると考えております。また、計画予定時期は未定であり、事業費につきましては現時点では算定しておりません。  次に、現在実施している計画の事業効果及び今後想定される経費及び計画道路に隣接する第2グリーンタウン自治会等との協議状況につきましてお答えいたします。現在実施している都市計画道路3・4・7号南波佐間内黒田線1工区の事業効果といたしましては、鹿渡地区や鹿渡南部特定土地区画整理地区の災害時の避難路や51号方面へ行く場合の時間短縮などの効果が見込まれています。また、今後予想される1工区の事業費につきましては、9億円と想定しております。なお、第2グリーンタウン自治会との協議につきましては、1工区の進捗状況を見ながら協議を進めてまいりたいと考えております。  私からは、以上でございます。 ○岡田哲明議長 再質問はありませんか。  広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 それでは第1項目、鹿島荘の問題について再質問をさせていただきます。  まず、これは市民のために大切な施設であると、特にお風呂は健康増進と交流の場になっていたというふうに思います。市民にとって大切な施設であったわけですけれども、市のお風呂に対する基本的な考え方をお聞きします。 ○岡田哲明議長 福祉サービス部長、濵口新一さん。 ◎福祉サービス部長(濵口新一) まず、温浴施設についての基本的な考え方から申し上げますと、高齢者のみならず、多くの方が温浴施設を使うことによって、リラックス効果を生み、憩いの場になるというふうには考えております。そして、ここから進みまして、鹿島荘の浴室についての考え方についてでございますが、長年皆様には浴室を使っていただきまして感謝をしているところでございます。長く使えば使うほど愛着が湧き、そこに親しみを持っていただくことは、私どもにとっても幸せなことでございます。福祉担当者にとって喜びにたえないことでございます。しかしながら、6月議会、9月議会で全員協議会で議員の皆様にご説明したとおり、6月議会の協議会では温水管に漏水があって、状況についてのご報告をし、そしてその対応については9月議会の全員協議会でご報告を申し上げるというお話をしたところ、その間8月に煙突の断熱材からアスベストが出てしまいました。これについては、早急な対応をとる必要がございましたので、封じ込め等をする必要がございました。なおかつ9月議会では、皆様にその2つの問題について、そして多額の費用がかかるということをお話をし、全員協議会でのご報告をもって、直ちに翌日には市のホームページ、それから配布文書、お知らせ文書、それから掲示と1カ月間にわたりご利用者の方あるいは何度かご利用された方々に対して周知をした後に、10月末をもって廃止をしたという断腸の思いでございます。  以上でございます。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 今部長のほうから鹿島荘は必要な施設で、市民の健康増進ですとか、さまざまな有効なものもあったと。特に風呂についてもお話をいただいたわけです。このような必要なもの、状況としてはわかりますけれども、このまま中止したままでいいのですか。 ○岡田哲明議長 福祉サービス部長、濵口新一さん。 ◎福祉サービス部長(濵口新一) お答えいたします。  何度か壇上でもご答弁をしたところでございますが、まず鹿島荘の温浴施設については、クリーンセンターの附帯施設であるということ、それから漏水をした部分に対しての費用、それからアスベストが出てきたための新たに煙突を建てるための費用、そういったもの、それから今後の公共施設の再配置計画に向けて考えたところ、全てのものを総合的に勘案をして廃止という結論に至ったものでございますので、何とぞご理解をいただきたいと存じます。  以上でございます。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 いろんな代替策は考えられたのではないかと思うのですけれども、利用者の立場に立って代替策をどのように検討されたのか、お聞きします。 ○岡田哲明議長 福祉サービス部長、濵口新一さん。 ◎福祉サービス部長(濵口新一) お答えいたします。  通常ご愛顧いただいているおおよそ40名の方々の代替策についても検討はしたところでございますが、ここで今後何度かご答弁したとおり、現在次期ごみ処理施設の附帯施設についての構想が行われており、この附帯施設の中の一つの候補に温浴施設が入るのではないかと推察をしており、そこでの代替ということも視野に入れております。  以上でございます。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 具体的にどういうことが必要なのかというところを検討したのかと聞いているのですけれども、状況、言いわけを聞いているわけではないのです。検討した内容をきちっとお話しください。 ○岡田哲明議長 福祉サービス部長、濵口新一さん。 ◎福祉サービス部長(濵口新一) お答えいたします。  まず、代替施設が必要なのかどうかというのは、非常にご利用いただいている実数としては約40名の方々への対応について、どのような対応が必要なのかということと、それから全体の福祉という対応の仕方、それから個別の対応の仕方、これを比較衡量いたしまして、今回については将来の附帯施設設備の状況を勘案して、代替案をやめたということでございます。  以上でございます。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 この施設40名の方が使っていたということなのですけれども、家庭用の風呂が使えなくなった場合も、これは昼間だけということになると思うのですけれども、使っていたということは知っていますか。 ○岡田哲明議長 福祉サービス部長、濵口新一さん。 ◎福祉サービス部長(濵口新一) お答えいたします。  特に例えば浴室が壊れたとか、あるいは何かの修理の関係で、あるいは家の建てかえであるとか、そういったところで60歳以上の方が無料で使える温浴施設として使っていらっしゃったことは、私も伺っております。  以上でございます。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 四街道市には、温浴施設がないということは理解していますか。 ○岡田哲明議長 福祉サービス部長、濵口新一さん。 ◎福祉サービス部長(濵口新一) お答えいたします。  理解してございます。  以上でございます。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 他市では、千葉市の清掃工場に温浴施設もございます。ほかの船橋等では、立派な施設もあるわけです。このような状況を考えたときに、四街道市だけないという話は、本当に通じるのでしょうか。そのことで先ほど言ったこういう施設が必要だと、その有効性というものも部長お話をされたのですけれども、それがなぜこういうことになるのでしょうか。 ○岡田哲明議長 福祉サービス部長、濵口新一さん。 ◎福祉サービス部長(濵口新一) お答えいたします。  答弁の繰り返しで恐縮でございますが、クリーンセンターの附帯施設としての温浴施設という側面がございます。なお、例えば佐倉、酒々井の清掃工場の場合ですと、その附帯施設として酒々井にその温浴施設があると、佐倉にはございません。また、千葉でも例えば北プラザであるとか、そういったところの温水施設も附帯施設でございます。あとは近隣ですと、印西にもたしか附帯施設としての温浴施設がございますが、それ以外のものについては、いわゆる余熱利用としての温浴施設ではないかと存じます。  以上でございます。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 状況として四街道市にそういう温浴施設、要するに民間のものも含めてないということですとか、それから先ほど申し上げましたとおり、家庭の風呂が使えない方もいらっしゃるし、だから今利用している人だけではなくて、いろんな人が活用しているわけです。これは代替案としていろいろあるでしょうけれども、給湯器を別のものにする、もしくは全部取りかえるというようなことも含めて検討したのかどうか、お聞きします。 ○岡田哲明議長 福祉サービス部長、濵口新一さん。 ◎福祉サービス部長(濵口新一) お答えいたします。  検討いたしました。  以上でございます。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 その検討の内容を教えてください。 ○岡田哲明議長 福祉サービス部長、濵口新一さん。 ◎福祉サービス部長(濵口新一) お答えいたします。  まず、煙突を新たに取りかえるということ、これにつきましての費用等を考えました。それについてはおよそ1,000万程度のかかる費用、構造設計は別物として、1,000万ぐらいかかるであろうと、そういった状況を見積もりというか、概算で出しまして、ここにこれだけの費用をかけるのはかなり厳しいものと考えました。  以上でございます。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 煙突を取りかえることだけ検討したのですか。 ○岡田哲明議長 福祉サービス部長、濵口新一さん。 ◎福祉サービス部長(濵口新一) お答えいたします。  煙突につきましては、要は幾つかの工法を検討いたしまして、その中でメリット、デメリットも検証させていただきました。新たな煙突の設置ということで9月定例会の全員協議会においてご説明したとおりでございまして、こちらが一番メリットが高いということで、ただしそれでも1,000万がかかるということでのご説明でございます。  以上でございます。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 私が申し上げたとおり、給湯設備そのものを別につけるということは検討されたのかどうか、お聞きします。 ○岡田哲明議長 福祉サービス部長、濵口新一さん。 ◎福祉サービス部長(濵口新一) お答えいたします。  給湯設備というよりは、現在のボイラーと、それとそれをあわせた煙突管の新設ということでの検討でございます。  以上でございます。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 ということは、給湯器等を別にかえるということの検討はしていないということですね。 ○岡田哲明議長 福祉サービス部長、濵口新一さん。 ◎福祉サービス部長(濵口新一) お答えいたします。  基本的には煙突に問題があったわけですので、その煙突を新設するか、それ以外の方法で行うかという検討をいたしました。  以上でございます。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 ですから、給湯器を別につけることの検討をしたのかどうかということを聞いているのですが。 ○岡田哲明議長 福祉サービス部長、濵口新一さん。 ◎福祉サービス部長(濵口新一) 給湯器につきましては、詳細を私ここで今資料を持っておりませんので、検討したかどうかは、後でお答えさせていただきます。  以上でございます。保留させてください。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 私が聞いている限りでは、給湯器の部分については十分な検討がされていないと、幾つか方法はあると思うのです、これを存続するための。そのことをきちっとやっぱり考えていただきたいと思います。  それから、議会に多くの陳情が上がっているように、中止に至る市の対応は利用者、市民側から考えれば、明らかに不誠実なものだと言わざるを得ません。納得していない皆さんへの詳しい資料を示して、再度の説明会を実施することが必要と思いますが、お考えをお聞きします。 ○岡田哲明議長 福祉サービス部長、濵口新一さん。 ◎福祉サービス部長(濵口新一) こちらにつきましても、過日坂本議員へのご質問に対してお答えしたとおり、9月定例会の全員協議会の中で、廃止に至った理由を市民の代表である皆様にまずお示しをして、それで報告いたしましたので、それと同じ方式で報告をいたしました。  以上でございます。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 その答弁に納得していないから質問しているのです。これまでやってきたこと、これはこれだけの議会に陳情が上がっているということは、これは問題です。やはりどれだけ説明してきちんとやっぱり納得してもらうと、それから代替案であれば、そういうことについて誠実に向き合っていくということが必要なのではないでしょうか。このような不誠実な対応というのは、問題がありますし、このことについておわびをして、市民の皆さんに周知を徹底する。例えば市政だよりですとか、自治会だよりとか、そのほかいろいろな方法が考えられると思うのです。そのことをぜひ先ほど申し上げた再度の納得いくような説明会も含めて切望したいと思います。  そして、鹿島荘のような施設は、市民にとって必要不可欠な施設であります。早急に鹿島荘での風呂の再開、先ほど言った代替案等も含めて、新しい施設のめどについて明らかにすべきだというふうに思いますが、お考えをお聞きします。 ○岡田哲明議長 福祉サービス部長、濵口新一さん。 ◎福祉サービス部長(濵口新一) ご答弁する前に、先ほど私家庭用の給湯器の検討はしたのかというお話について詳細承っていないような話をしたのですが、現状ボイラーは故障していないので、そちらは検討していないということでございます。  それから、今のご質問につきましては、当然ながら私ども断腸の思いで40名の方のご愛顧いただいた浴室を廃止をするということは、福祉サービス部の担当として非常に厳しいものではございます。ただ、全体の福祉のいわゆる公共福祉、それから個々の福祉、そういった状況も勘案しなければなりません。さらに、ご説明も第一に市民の代表である皆さんに全員協議会でご説明して、その翌日にはホームページにアップし、そして周知をするためのお知らせ文を配布し、全ての方に行き渡ったようであるということは指定管理者のほうからも聞いておりますし、それについてご納得をいただけないというのは、非常に残念でございますし、それにあわせて廃止の後でもいいから説明会を開いていただきたいというご要望に応えて、説明会も開かせていただきました。そして、代替の施設につきましても、先ほどのご答弁のとおりでございます。  以上でございます。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 納得していないから私もこうやって質問させていただいているわけです。ですから、それに対してきちっと応えて、やっぱりそれは非があるところは非として認めていただきたいと思います。そういうことをやっぱり申し上げて、それから早急な代替案等も含めて、私から見れば全く検討していません。どうしたらやっぱり今この鹿島荘の風呂を再開できるかと、幾つか手だてはあると思うのです。専門家にも問い合わせたというふうに思うのですけれども、それはどういうふうにやったか、最後にお聞きしたいと思います。 ○岡田哲明議長 福祉サービス部長、濵口新一さん。 ◎福祉サービス部長(濵口新一) お答えいたします。  専門家というのがよくわかりませんが、実際に修繕をするに当たって、新しく煙突管を建てた場合に、どれだけの金額がかかるのかという検討を概算として行って、その費用であるとかはきちんと検討はしました。  以上でございます。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 煙突のことを聞いているのではないのです。全体に総合的に再開するための部分ということで聞いているわけです。そのことが不親切なのです、やっぱり。きちっとやっぱり総合的にあらゆる方策というのを考えられるではないですか。そういうところはやっぱり給湯器のメーカーですとか、いろんなところに問い合わせしてみたりとか、それが仕事ではないのでしょうか。それでもだめだということであれば、そのことをきちっと説明すべきが市の役割ではないのですか。そのことをきちんとやっぱりやっていただくことを切望して次の質問に移らせていただきます。  第2項目、ごみ処理の問題について、今回の残土の搬入の問題を通して、私基本的なことをまずお聞きするのを忘れていましたので、そのお話をさせていただきたいと思います。造成工事を土地交換とともに隣地の地権者にやっていただくという契約ですけれども、この土地を土を入れる以外の部分で、もっと有効な土地利用の方法、いわゆるここに建設残土が入っているわけですけれども、それを入れなくてもやる方法は幾らかあったというふうなことを私ちょっとお話をいろいろ土木の方だとかという方に聞いたのですけれども、その検討はされてきたのか、お聞きします。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) お答えいたします。  議員ご案内のとおり、用地を取得したときには、市の土地と隣接地主の土地との間に谷がありまして、それがのり面で傾斜があって谷があったということで、そこの土地を互いに有効に使うためには、いずれにしても、そこは平たんにすることが有効なのだろうなと思っていましたけれども、隣接地主の方からちょっと私どもがもしその土地の交換とか、こういう話がなければ、そこにやはりのり面でつくって崩れないような形にするためには、やっぱり取得した土地全体を有効に活用できるということではないのかなと私は思っておりました。隣接地主のほうから土地の交換というお話と埋め立てるということで、お話がありましたので、これは両者にとって土地の有効利用面積がふえるということで、いいお話ではないのかなというふうには考えました。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 私が申し上げていることわかりますか。いわゆるこの土地をいかに有効に活用していくのか、それはなぜかというと、今度議案第9号でも出ていますけれども、施設を建設するわけです。施設を建設するに当たって、その施設の建設しやすい土地の形状にしていくというのは、これは基本的な基本です。どうですか。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) 施設の建設をしやすい土地ということであれば、整形な土地であって平たんな土地がベストではないかというふうに考えております。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 そうするためには、幾つか方法があったと思うのですが、その方法について検討されたかどうか、伺います。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) 整形にして平たんとなれば、整形のほうは別としましても、平たんにするには、埋め立てる必要があるのかなというふうには漠然とは思っておりました。ただし、埋め立てるにしても、のり面を確保していかないといけないということで、市だけのところを埋めるとなりますと、要は土どめみたいなものをつくって、それで埋め立てるか、あるいはのり面をつくって有効面積を少しでも多くする方法しかないのかなというふうに考えておりました。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 建物を建設して、清掃工場なりの施設を建てるときに、やはり造成をどうするのか、それから建築をどうするのか、それから清掃工場を建てるに当たっての専門的な見識を聞くとか、道路に関する部分で言えばやっぱり土木関係のそういう道路に精通した方の専門家に聞くとか、そういう専門家の意見を聞くということがまずベースにあって、それからいろいろな造成工事というのは始まるのではないですか。そのことをいわゆる土地交換契約の中で、その前にきちんとしたかどうか、確認します。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) 今行っているのは、くぼ地部分の平たん化でございまして、造成につきましては、今年度の予算をいただきまして、造成の基本設計をしているところでございますので、その中で検討していくというふうに考えております。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 これ皆さんにお渡ししてあります。部長も見ていますよね。これこんなことでいいのでしょうか。まず、ちょっとこれを見た確認、それから部長も現地を確認していると思いますけれども、その状況についてお聞きします。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) お答えいたします。  その写真の意図的なものはちょっと今言葉にあらわされていなかったものなのですけれども、これまでも第3種建設発生土ということで、それぞれの工事現場から搬入されてくる中では、極力異物等を取り除いていただくことにはなっておるのですけれども、やはり全部取り切れないという部分があって、結果的にそのような形で入っているものがあるというふうに理解をしております。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 土地交換とくぼ地の解消についてですけれども、今まで多くの議員の皆さんが質問してきました。これは問題のある契約、それから問題のある建設残土の搬入です。その後の工事の延期等の問題、それから市からの説明も全く私は理解できません。この間の答弁で、部長は本当に苦しい答弁をされています。本当に部長困っているのではないかなと思います。ある意味では、私は被害者ではないのかなと。何でこんな理不尽な答弁をしなければいけないのかと、そういうことがもう伝わってきますから、しかしこの問題は追及せざるを得ないのです。これは、市の皆さんの土地なのです。これから市の大事な清掃工場を建てなければいけない大事な土地なのです。それがこのような形で今のこの現況のような形でいいのかどうかということなのです。そのことを前提にしてお聞きしたいと思うのですけれども、今現在こういう状況だということなのですけれども、造成工事に至る部分ですとか、そのことも含めて、今現況の状況について、ほかの議員にわかるように説明していただけますか。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) またまた同じ答弁になりますが、第3種建設発生土ということで、こちらにつきましては、通常の施工が確保される粘性土及びそれに準ずるものということになっておりまして、建設上支障はないものと判断しております。  以上です。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 支障がないのですね。これ見て支障がないと言える部長、そう答弁せざるを得ないのは、私はその部分で悲しいなと思います。  あと下野商事さんとの市の境の状況というのはどうなっていますか。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) お答えいたします。  分筆登記申請を行っているというふうに伺っております。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 9月議会の質問で、市と地主、下野商事と、それから大谷総合設計事務所、土を搬入している業者です。話し合いをするということだったのですが、それはどうなっていますでしょうか。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) 市と隣接地権者と施工事業者との話し合いは行われました。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 行われたということはわかっているのです。ですから、そのときどういう話をしたかと聞いているのです。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。
    ◎環境経済部長(本田耕資) 話し合いの内容なのですけれども、話し合いの内容につきましては、ちょっと施工の話し合いと、施工の進め方ということでご理解をいただければと思います。詳細につきましては、答弁は控えさせていただきたいと思います。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 何で控えなければいけないのですか。3者協議で大谷総合が予定より1万1,000立米多く搬入されているので、1万1,000立米搬出するということでの話だというふうに私は聞いているのですけれども、いつまで搬出をするのかどうか、そのことも含めて相談なさったのではないですか。説明してください。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) お答えいたします。  まず、発生元証明で17万立方メートルということは確認をしておりますので、余剰ということということでは、当初の計画では20万立方メートルですので、余剰ではないのですけれども、隣接地権者のほうの土地に高くなっている部分があるということで、それを移動させると、そういう話でございます。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 その3者協議の中で、11月までに余剰の分の1万1,000立米を搬出をするということでしたけれども、今山のようになっているわけです。ここにも皆さんのところに資料の中にも若干ちょっと載っていますけれども、これはどうなるのですか、11月という約束は。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) お答えいたします。  その残土につきましては、国道51号線の雨水の対策と吉岡4号線、用地の南側の土地への流出を防ぐために、途中で真ん中あたりに水路を掘っていますので、その関係の掘った分が盛り土されているということでございます。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 さっき私も言いましたけれども、それ造成工事ということで、あくまでも設計というものがなければならないのに、なぜこのようなことになって、ただ土だけ入れさせるというような話になるのですか。もう少しさっき一番最初の質問のところで、どういう造成工事をするのかと決まっているから土を入れさせたのに、なぜ今のような答弁になるのですか、説明してください。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) お答えいたします。  その造成工事ということでは、平たん化する工事でございますが、これにつきましては、施工計画というものが施工者のほうから上がってきております。私がさっき申し上げましたどういったことで考えていたかというのは、それは用地を取得したときに将来ここにごみ処理施設を建てた場合には、このくぼ地をどうする必要があるのかなということでお答えをさせていただきました。11月27日に契約をした後に、施工業者のほうから施工計画は上がってきております。  以上です。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 施工計画が上がれば何でも市は許可するのですか。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) 施工計画は、私どものほうに上がってきましたので、それを確認いたしまして、このような形で進めるということでは、話として合意したということでございます。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 言いなりではないですか、大谷の。何でもっと厳しい態度で、市の土地です。そして、いろんな余分な分も入っているわけです。それに対してきちんとなぜ指導ができないのですか、教えてください。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) お答えいたします。  市の土地と隣接地権者の土地にまたがっている部分でありまして、施工につきましては、隣接地権者のほうから施工者を指名して、そこで費用もそちらが負担するということでございますので、私どもとしては、その施工上特に市のほうの用地等に支障がないという判断のもとにオーケーをしているというところです。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 公共工事です。公共工事なのに、何でこんなずさんなことになるのですか。もっときちっと管理をしていくというのが当たり前ではないですか。市の条例の中でも、現地にきちんとそういう土砂搬入ということであれば、これだけの容積があるとすれば、面積があるとすれば、それに対してはきちっと事務所をつくって、市と連携のもとにどれだけの土が入ったかどうか、日々管理をするというのが条例の中に載っているのです。そのことをきちっとやらないで、業者に全て丸投げなんていう話がどこにあるのですか。もう一度説明してください、わかるように。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) お答えいたします。  市の土地と隣接地権者の土地とそれぞれ境界でございますので、平たん化するということで、市の土地がありますので、公共事業ということで、しかも実施主体が市ということで特定事業の許可の適用除外ということにしております。それで、そのため現場事務所とか、そういったものについては、適用除外でございますので、特に設けてはございません。しかし、施工事業者との適宜担当課のほうで打ち合わせ協議をさせていただいております。  以上です。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 全くこんなことがあっていいのかと、本当に私は今まで議員長くやってきましたけれども、こんな答弁、まさに部長も苦しい立場にいるとは思うのです。誰がそのことを認めさせているというか、考えているのか、もう少し私にわかりやすく説明いただけますでしょうか。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) お答えいたします。  もともとが隣接の地権者の方から土地の交換という申し入れに対しまして、市のほうでその申し入れに対して願い書ですけれども、それに対して条件をつけて、それで契約に結びついたということでございますので……ちょっとお待ちいただけますか。先ほどの3者の話し合いの中で搬出すべき土量が確認されたので、それは施工者のほうに強く指示をしております。 ○岡田哲明議長 暫時休憩します。    休憩 午後 4時39分    再開 午後 4時39分 ○岡田哲明議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) 申しわけございませんが、もう一度ちょっとご質問お願いいたします。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 だから、何でその計画ですとか、そういうことに対して従来からあった部分、これは私はこんな契約はないとは思っていますけれども、ただ市がきちっと指導できていない、市が業者から言われた総合計画だとか何かということに対して、はい、そうですかみたいな形で全部やっているわけではないですか。こういうことがまかり通るのがおかしいですということに対して、きちんと疑念は晴らすように話してくださいという話をしているわけですから、それに対して答えてください。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) 隣接地権者との土地交換契約の中で、施工については隣接地権者のほうで行うということになっておりますので、私どもとしては工事の請負契約とかをしているわけではございませんが、土地の交換の中でそういう隣接地権者のほうがやっていただけるということになっておりますので、適宜話し合いとかはさせていただいておりますが、私どもとしては特に費用的なものも発生しておりませんので、施工の確認についてしているというぐらいのものでございます。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 工事請負契約をなぜ結ばないのですか。確認します。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) お答えいたします。  そもそもの話が隣接地権者からの土地交換の申し出でありまして、そこに市側で条件を付したということでございますので、土地交換契約の一環ということでご理解をいただきたいと思います。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 ちょっと時間がないので次行きますけれども、まずこの大谷という会社、大谷総合、鹿渡特定土地区画整理事業では市を訴えている側に、先ほどもお話が津島さんのほうからあったのですけれども、市民の間では市の土地、建設残土搬入で大もうけをしていると。市のほうは全くそのことをわかっているのに市民の大切な土地を貸し出していると、検査は十分に行われていないと。先ほど言ったとおりこのような要するに建設残土と疑わしきものがいっぱい入っているというような状況、これをどういうふうに私は理解すればいいのでしょうか。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) まずは、土砂でございますが、搬入された土砂につきましては、発生元証明に地質分析結果証明書が添付されております。その中では、市の残土条例の基準値を超えるものはございません。そして、なおかつ搬入された用地での5カ所、ことしの5月でございますが、地質分析を行った結果としても、特に条例の基準を超えているようなものは確認されておりません。条例の基準を満たしております。そういったことで、特に私どもとしてはその条例の中での一つの大きなものであります汚染土、そういったものではないというふうに判断しております。  以上でございます。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 皆さんにお示ししたこの資料は、これでいいということですか。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) 答弁の繰り返しになりますが、搬入された土砂は建設発生土でございまして、建設現場から搬入をされておりますので、極力取り除いていただくようにはしておりますけれども、そのような形で取り除けなかった部分については、用地の中に入ってきているということでご理解いただければと思います。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 私から言えばこの市の大切な土地に建設残土を何の条件もつけずに骨抜きの条件で建設残土を入れさせています。市は、大谷総合と何かあるのではないかと市民の皆さんから疑われているというか、私もいろんなお話があります。部長は、どういうふうに思いますか。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) 私は、広瀬議員のおっしゃっていることがちょっとよく理解できませんが、隣接地権者との話し合いというか、契約の中での一つの事業として捉えております。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 通常こんな契約を市がするというふうに考えていいのですか。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) お答えいたします。  通常の契約ということで、何が通常の契約かというのもちょっといろいろ委託契約とか、工事請負契約とかございますが、今回は土地交換契約ということで、隣接地権者と締結をしたものでございますので、そういった中では平たん化するという、そういった条項も入っておりますので、ちょっとそういったことで土地交換契約のプラスアルファの部分はあるというふうには理解しております。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 経営企画部長にお聞きしますけれども、このような契約というのは、通常の契約というふうに考えてもいいのでしょうか。 ○岡田哲明議長 経営企画部長、藤森勝義さん。 ◎経営企画部長(藤森勝義) このような契約といいますと、今言っていますように経営企画部、契約の中には契約形態に応じてひな形は持っておりますが、個々に契約内容によりまして、契約条項を追加するというのは通常行っております。  以上です。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 最初の取り決めというか、契約の部分で話をしたところでは、今までの議会の中ではくぼ地を平たんにする。今までずっとお話をされたわけですけれども、それが盛り土になって、今山のようになっています。契約では、盛り土の埋め立ては市の条例に基づいて実施するという契約ですが、公共事業の名のもとに例外規定として、ほとんどの検体がない。また、pHなどは数値の上限のものもあります。市は、きちんと指導していると言いますけれども、本来このような土地に対しては、きちんと検問をして、トラック一台一台土の状況ですとか、そういうものをして、その上でいろいろ土の搬入ですとか、そういうことをしていくというふうに私は認識をしているのですけれども、このようなことがまさに当たり前だというふうに考えてもいいのですか。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) お答えいたします。  両者の契約にのっとってやっているわけなのですけれども、実際には契約上の工期とかもちょっと触れてはおりませんので、そういったことでまだ完全に終わり切っていない部分があるので、そういったことで私ども市といたしましても、大変苦慮しているところでございます。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 市の条例の例外規定を指定している、これは公共事業だからという話なのですけれども、全く私は理解ができません。条例にある規定より、より環境汚染や崩壊等がない、危険がないような形で厳しく監視するというのが本旨であって、まさにそのことが守られない公共事業なんてあり得ないと思いますが、これについての見解をお聞きします。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) お答えいたします。  私ども今回適用除外ということで、条例上の適用除外規定に基づきましての履行でございますが、水質調査及び土壌調査、それから建設発生土の発生元証明による添付されている地質分析結果証明書、それから契約の中でも安全な土砂を搬入するというふうに規定は設けられておりますので、それに準じてやっているということで、条例上の骨子的なものについては遵守されているというふうに考えております。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 先ほど津島さんからもお話があったとおり、水の問題とか、いろいろなお話がありました。私現地に行ってはっきり確認しました。水たまりに油が浮いていたのです。先ほど水質調査したと言っていましたけれども、2カ所。それも水の出口のところ、こういうふうに土壌の中で雨の中に油が浮いているようなところでの水質調査はされたかどうか、確認します。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) 水質調査は、広瀬議員がごらんになったところでは、やっていないと思います。やったところは、51号からの用地に入るところと用地から出るところの部分でございます。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 市の土地です。何でそこでやらないのですか。だって、確認できるではないですか。本来であれば現場事務所できちっと確認をするということなのだけれども、市で指導しているということなのですけれども、その指導した内容というのは、全部この議会、もしくは私のところにお示しできますか、教えていただけますか、確認します。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) お答えいたします。  指導につきましては、文書による指導とかではなく、電話とか、面談とか、そういった形での指導あるいは協議を行っておりますので、そういった文書、そういったものはございません。                        ◇ △会議時間の延長 ○岡田哲明議長 あらかじめ会議時間の延長をします。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 行政は、そういう仕事なのですか。怠慢ではないですか。やっぱりその日報をきちんとつくって、どういう指導をしたのか、それから指導に当たっては文書できちっとやるというのは、これは行政としての仕事ではないのですか。確認します。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) 後ほどちょっとお答えさせていただきます。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 先ほども申し上げたとおり、皆さんにも、ほかの議員にもお渡ししたとおり、私は現地を見ましたけれども、適正に処理されているというふうにはとても思わないし、指導していると言っても、その指導の形跡がないのです。1回目、2回目のときもそうだったのですが、こんなにコンクリートのがらがあって、ごみみたいなものがあっていいのですかといったら、しばらくしたら片づけました。でも、片づけたらそのまままた今回行ったときも先ほど写真で示したとおりのような状況です。これで適正に処理されているなんていう話、指導しているなんていう話がどこで通じるのか、もう一回きちんと説明してください。わからない。私は、どう考えても理解できないです。それから、どうこれからするのかということも含めてお聞きします。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) お答えいたします。  これまで施工者が工事が遅延している部分がありましたので、市と地主と施工者の話し合いの機会を持ったということでは、先ほどお話をさせていただきましたが、やはり工事が滞っている状況があるため、今後その対応について施工者と協議し、強く指示してまいりたいと考えております。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 これからですか。随分ゆったりとしたおおらかな職員です。こんなことで、ほかにも四街道市産廃がたくさん入っているというような話もあるわけですけれども、そういう産廃の建設残土ですか、いろんなものが入っているといううわさがあるわけですけれども、こういうことに対してきちんと規制をかけて、きちんと指導していかなければいけない、そういうものがないような、条例に違反するようなことがないような形をとっていかなければいけない立場なのに、こんなことをやっていて、本当にいいのですか。確認します。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) お答えいたします。  施工者のほうには、いろいろ私どももこれまでも言ってきてはおるのですけれども、なかなか難しいところがあるのかわかりませんが、やっていただけないというところがありましたので、今後は地主側と対応を協議することも視野に入れて、この問題を私どもとしては次期ごみ処理施設というものをここに建設していかなければいけませんので、早くこのことにつきましては、解決してまいりたいというふうに考えています。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 栗原直也議員に対する答弁で、大谷総合に資料の提出を求めたが提出がないということだったのです。それについては、先ほど電話というような話があったのですけれども、相手のどういう方に、どのように求めたのか、お聞きします。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) お答えいたします。  会社の社長なり、担当者なり、そういった方にいろんなことで求めております。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 記録はとってあるのでしょうか。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) 記録というものはとっていないというふうに考えております。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 市長、こんなことで行政の仕事として成り立つのでしょうか、確認します。
    岡田哲明議長 市長、佐渡斉さん。 ◎市長(佐渡斉) 今回のくぼ地解消、そして土地の交換、これにつきましては、くぼ地の解消は隣接地権者が負担するということで、経済的なメリットがある。また、くぼ地解消については、平たん化されますので、土地の利活用が進むと、こういったメリットがあります。そして、そういったメリットに関してこういう写真を提示されて、こういう状況だと。現在四街道市の清掃工場用地については、おおむね造成がほぼ完了しているという報告を受けています。そして、ここの写真に写っている土壌でございますが、これにつきましては、土質の検査の二十数項目ですか、市の条例で定めている項目、これについては全てクリアしている、問題がないということでございます。  あとご指摘の写真に写っているこのいろんなコンクリート片ですか、こういったものについて含まれた土壌でございますので、これについては建設残土でございますから、なるべくこういった異物を撤去するということで、残土を搬入するということになっているのですが、実際入っているわけです。ここに搬入された残土については産業廃棄物ではないと。あとは、この残土が建築資材とか、そういったものに適するのかどうか、これにつきましても、建設省の指針がありますので、その中でこのコンクリートがら等々のこの含有量については、今後の土地の活用の中で問題がないだろうというような報告を受けています。産業廃棄物と産業廃棄物ではないのかというのは、いろんな見分け方があると思うのですが、四街道市内の例えば道路のU字溝そこにたまった泥についても、乾いた状態でその泥を出した場合には、これ一般廃棄物です。しかしながら、その中に水分がいっぱい入って、どろどろになったU字溝の土につきましては、これは産業廃棄物になります。ですから、写真に提示されておられますこういったコンクリートがら等々も、コンクリートがらそのものであれば、これは産業廃棄物だと思います。問題は含有されている量だと思います。  今広瀬議員のほうから要はこういった状態になっているについては、適切な市の管理監督指導ができていないというご指摘です。これは、部長の答弁でもありますように、いろいろ口頭で指導したり、適宜現場を見ているということで、漏れもあったかと思います。ですから、そういう意味におきましては、議員ご指摘のとおり指導監督が徹底していないと、これについては問題があることは私も認識しておりますが、いずれにいたしましても、土壌のその中に含まれる物質であるとか、そういうもの等については、清掃工場の建設に関しても、土地利用としてはクリアできる、そういう状態だと、このように認識しています。  以上です。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) 先ほどの保留分についてお答えいたしますが、口頭、面談等で指導しておりますが、11月10日には施工業者のほうに文書で11月30日までに履行していただくよう文書で通知をさせていただきました。  以上です。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 私が見たときは、もう11月30日過ぎていたのですけれども、それについてはどうなっていますか。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) 文書の内容が施工計画どおりやっていただくということと、契約あるいは施工計画書のとおりやっていただくということでございますが、履行されておりませんので、ただいま業者のほうに連絡をとっているところでございます。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 私は、先ほども言ったとおり現地を見てきました。それで大変驚いたわけです。それは、皆さん写真にあると思いますけれども、大きく溝が掘ってありました。3メートルから5メートルぐらいだと思うのですけれども、それが数百メートルも掘られていました。市で掘らせたのかどうか、それはいわゆる造成工事だったのか、その辺の確認をします。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) 先ほども申し上げましたとおり、国道51号からの溢水と吉岡4号線側への流出防止をするために施工計画書に従いまして、暫定的な土水路でございますが、掘るようになっております。  以上です。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 施工計画書というようなもの、私もいろいろ資料請求をさせていただきましたけれども、この溝を掘るようなことはなかったのですけれども、そこはどこでそういう話になったのか、お聞きします。 ○岡田哲明議長 暫時休憩します。    休憩 午後 5時03分    再開 午後 5時05分 ○岡田哲明議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) 済みません、答弁を保留させてください。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 ここにいわゆる今度議案第9号にも関連するのですけれども、計画書があります。それで、ここにいろいろな地図があります。ここの中にも調整池という部分もあるわけです。だから、こういうことに関してやっぱり土木工事ですとか、いろんな造成工事も含めてやるべきところなのに、なぜこのような溝が掘られなければいけない、私は穴というふうにしか見えなかったのですけれども、この辺今保留という話なので、きちんと説明をしてください。  それから、事故があった場合、どういうふうに、ここの土地今私も部長にもお許しをいただいて中を見させていただいたのですけれども、この中で事故が起きた場合、またその管理責任というものは誰がとらなければいけないのですか。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) お答えいたします。  次期ごみ処理施設用地内であれば、当然私ども市のほうになります。水路とか、そういったところで事故が起きないように、注意看板を今週3カ所に設けさせていただいております。  それから、保留分の答弁をさせていただきますが、当初の施工計画ではドレン管400ミリの計画でございましたが、変更で水路、それから暫定的な調整池となっております。  以上です。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 全く私は無計画な部分だと思います。だって、今度の残土を入れるのも、要するに残土の計画より前の部分で土地交換契約があって、その土地交換契約の中にあると。その後に費用の経費が出されるというようなずさんな部分があるのです。こんなこと、部長の答弁ではそれはどうのこうのという言いわけばかりなので、私はその言いわけは聞きたくないので、お話はしませんけれども、いつまであの状態が続くのか、看板というお話でしたけれども、看板は中にいわゆる残土を入れないでください、不法投棄をしないでくださいという看板だけで、この中に入らないでくださいとか、危険を予期する、またきちんとした人が立ち入らないような部分というのは全くないわけですけれども、その管理責任、もし何かあった場合は、本当に市の責任として部長がとられるということでの考えでよろしいのでしょうか。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) 先ほどの看板は、危険立入禁止ということでのその掲示を行った看板を3カ所、国道51号側と吉岡4号線側2カ所に設置しております。合わせて3カ所でございます。なお、用地を取得した際には、用地の外周を太いくいと、それから太い番線で囲ってございます。基本的には入らないような形になっております。ただ、一部ではそれが番線が切れているところもございます。それは事実でございます。  以上です。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 時間がないのでお聞きしたいのですけれども、先ほど用地内に油が浮いている。さっきお示ししたところの水がたまっているところで、油が浮いているというお話もしました。これは、やっぱり大谷総合設計の負担で条例に従って2,000立米ごとにボーリング調査等をきちんと実施して、そして水質調査もこれに従ったところできちんとしていくということは、これ普通ではないですか。そのことを求めていただきたいのですけれども、できますでしょうか。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) 市のほうでも、土壌調査と水質調査につきましては、検討させていただきたいと考えています。  以上です。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 では、この写真の中にもあるのですけれども、その1の部分の一番上のところ、左上のところ、ここにボーリング調査みたいなことをしているというのは、これは何ですか。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) お答えいたします。  これは、のり面の補強の施工をするための基礎的なデータを得るためのボーリング調査でございます。 ○岡田哲明議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 安全対策ですとか、これは本当はもっと土壌調査、ボーリングしているというふうに答えていただければ一番よかったのですけれども、先ほど検討するという話だったので、どこでどのような形にするのか、市民の皆さんに疑念が持たれない、市民の皆さんの土地です。そのことをきちんと…… ○岡田哲明議長 広瀬議員、お時間です。 ◆広瀬義積議員 理解した上でやっていただきたいと思うのですが、どうでしょうか。 ○岡田哲明議長 環境経済部長、本田耕資さん。 ◎環境経済部長(本田耕資) 次期ごみ処理施設用地、行政目的で買わせていただいている土地でございますので、今後適正に管理をしてまいりたいと考えております。 ○岡田哲明議長 以上で広瀬義積さんの質問を終結します。                        ◇ △休会について ○岡田哲明議長 日程第2、休会の件を議題とします。  お諮りします。12月15日及び12月18日は議案調査のため休会とします。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○岡田哲明議長 ご異議なしと認め、そのように決定します。  なお、12月16日及び12月17日は会議規則第10条第1項の規定により休会とします。                        ◇ △散会の宣告 ○岡田哲明議長 以上で本日の日程は終了します。  12月19日は定刻より会議を開きます。  本日はこれにて散会します。    散会 午後 5時12分...