四街道市議会 > 2014-09-10 >
09月10日-04号

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  1. 四街道市議会 2014-09-10
    09月10日-04号


    取得元: 四街道市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-02
    平成26年  9月 定例会(第3回)         平成26年第3回四街道市議会定例会 第10日                           平成26年9月10日(水曜日)午後1時開議 議 事 日 程 (第4号) 日程第1 一般質問       ・大 谷 順 子       ・高 橋 絹 子       ・成 田 芳 律                                              〇本日の会議に付した事件 1、開  議 1、議事日程の報告 1、一般質問    大 谷 順 子    高 橋 絹 子    成 田 芳 律 1、散  会午後1時開議 出席議員(21名)     1番   市  川  尚  史         2番   関  根  登 志 夫     3番   鈴  木  陽  介         4番   成  田  芳  律     5番   中  島  康  一         6番   清  水  清  子     7番   大  谷  順  子         9番   戸  田  由 紀 子    10番   斉  藤  耀  一        11番   宮  崎  昭  彦    12番   岡  田  哲  明        13番   山  本  裕  嗣    14番   高  橋  絹  子        15番   吉  本  貴 美 子    16番   長 谷 川  清  和        17番   石  山  健  作    18番   清  宮  一  義        19番   阿  部  治  夫    20番   森  本  次  郎        21番   市  橋  誠 二 郎    22番   広  瀬  義  積                         欠席議員(なし) 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  市   長   佐  渡     斉      副 市 長   武  富  裕  次  教 育 長   髙  橋  信  彦      危機管理監   平  井     進  経 営 企画   大  野  芳  久      総 務 部長   麻  生  和  雄  部   長                                       福   祉   小  澤  芳  雄      健康こども   高  橋  靖  明  サ ー ビス                   部   長               部   長                                       環 境 経済   杉  山     毅      都 市 部長   勝  山  博  昭  部   長                                       水 道 事業   櫻  井  克  已      会計管理者   岡  田  篤  男  センター長                                       消 防 長   能  城  俊  一      教 育 部長   髙  野  松  男  監査委員会   成  田  勝  彦  事 務 局長 本会議に出席した事務局職員  事 務 局長   林  田  良  一      主   幹   小  林     武  副 主 査   藤  井  康  行 △開議の宣告                               (午後1時) ○市橋誠二郎議長 ただいまの出席議員21名、定足数に達していますので、本日の会議は成立しました。  直ちに本日の会議を開きます。                        ◇ △議事日程の報告 ○市橋誠二郎議長 本日の日程については、お手元に配付の日程表のとおりです。                        ◇ △一般質問市橋誠二郎議長 日程第1、一般質問を行います。  発言時間については、質問時間のみで30分以内としますので、ご了承願います。  では、順次通告者の発言を許します。  7番、大谷順子さん。    〔大谷順子議員登壇〕 ◆大谷順子議員 議席7番、市民ネット大谷順子でございます。それでは、通告に従いまして一般質問をいたします。  1、栗山残土埋め立て問題。本年4月に実施された栗山特定事業埋め立て地の事業者及び市によるボーリング調査の分析結果報告書が公表されました。2つの報告書を見ると、市のクロス調査では5検体全てが条例規制値の9.0を大きく超えた10.8から11.1という強アルカリ性であるのに対し、事業者の報告書では9.0を超えるものは60検体中8カ所のみと、大きな相違が見られます。2つの報告書を精査しての市の見解と事業者への改善命令専門機関への相談状況をお尋ねします。  残土条例については、改正に取り組む市の考え方とパブリックコメントの状況をお尋ねします。  2、ごみ処理施設問題。四街道市にとって最重要課題であるごみ処理施設問題では、6月22日にみそら小学校タウンミーティングが開催され、物井アクセス道路新設買い物難民対策などの共存共栄策が初めて示されました。8月30日には、みそら自治会内での意見交換会も開催されたと伺っております。年内に実施予定の直接投票までの間、市としてどのような対応を図っていくつもりかお尋ねいたします。  2点目は、ダイオキシン類特別措置法に基づき年1回以上実施されているダイオキシン通常測定値と平成25年度に測定された精密機能調査ダイオキシン類数値が大きくかけ離れている理由をお尋ねします。  3、みそら小こどもルーム補助金損失問題。みそら小こどもルーム新築工事の県補助金について、繰り越し手続を行わなかったことにより1,065万円の損失となったことは問題であると言わざるを得ません。市民感覚からしても、なぜ市が当然行うべき補助金繰り越しの手続を行わなかったのか理解に苦しむところです。市の説明では、1月10日と2月20日に繰り越しを行わない判断をしたとのことですが、その判断に至った理由や庁内での協議内容、県への報告はどのようなものであったのかお尋ねいたします。  以上、壇上よりの質問といたします。 ○市橋誠二郎議長 大谷順子さんの質問に対する当局の答弁を求めます。  環境経済部長、杉山毅さん。    〔環境経済部長 杉山 毅登壇〕 ◎環境経済部長(杉山毅) 私からは、1項目の栗山残土埋め立て問題、2項目のごみ処理施設問題についてお答えいたします。  初めに、1項目の1点目、2つの報告書を精査しての市の見解と事業者への改善命令専門機関への相談状況についてですが、市が行った調査の結果と事業者が行った調査の結果に相違が見られたことから、その理由について事業者に対して説明を求めているところです。市といたしましても、独自にそれぞれの調査を委託した検査機関に確認いたしましたところ、検体である土壌から検査液を作成する際の手順に相違点があることを確認いたしました。具体的には、市が委託した検査機関では、検体である土壌について生土の状態のものを使用し、かつ検体の受領後1日から4日後に測定検査を行っていたのに対し、事業者が委託した検査機関では検体の受領日後17日から43日間をかけて風乾、自然乾燥させた土壌を使用していました。このようなことから、市といたしましては双方の検査結果の相違は検体である土壌の相違にあったためと考えております。  次に、事業者への改善命令につきましては、事業者に対して改善計画の提出を求めているところでございます。  次に、専門機関への相談につきましては、県の研究機関や民間の専門機関へ相談を行っております。  次に、2点目の残土条例改正に取り組む市の考え方とパブリックコメントの状況についてですが、市といたしましては土砂等の埋め立て等に係る特定事業場において問題が発生している中で、現在原因の解明に取り組んでいるところでございますが、今後も同様の問題が発生することが懸念されることから、再発防止を図るため条例等の見直しを行うものです。  パブリックコメントとしていただいておりますご意見については、現在のところ3件です。  続きまして、2項目の1点目、みそらで実施される住民投票までの市の対応についてですが、現施設の継続操業についてご理解をいただくために、これまでの間みそら自治会、山梨地区においてタウンミーティングをそれぞれ2回開催し、ご説明やお願い、意見聴取等に努めてまいりました。これらタウンミーティングみそら地区でのアンケート等を通じ、継続操業は市の約束違反であるため、その協議には応じられないというご意見がある反面、共栄策を活用して地域を活性化したいというご意見もいただきました。一方、これら継続操業に対する賛否にかかわらず、現施設の排出ガスによる健康被害や環境への影響を不安視している方も多くいらっしゃいます。このため、現施設での安定的な継続操業に努めるとともに、よりクリーンな最新鋭施設の建設を視野に入れてまいりたいと考えており、これらをもとにご理解を得てまいりたいと考えております。  次に、2点目、ダイオキシン通常検査精密機能検査の測定値が異なる理由についてですが、ダイオキシン類の測定につきましては、それぞれ測定時の焼却条件が異なるため測定値も異なる結果となることとなります。  私からは以上です。 ○市橋誠二郎議長 健康こども部長高橋靖明さん。    〔健康こども部長 高橋靖明登壇〕 ◎健康こども部長高橋靖明) 私からは、大項目の3、みそら小こどもルーム補助金損失問題の1点目、明許繰り越しの手続についての協議内容についてお答えいたします。  みそら小こどもルーム新築工事を対象とする放課後児童クラブ整備費補助金については、整備の過程において繰り越しについて検討した時期が2回ございましたので、順次ご答弁申し上げます。初めは、本年1月10日でございますが、昨年12月26日に請負業者から施工体制が確保できなくなったため、工事実施の可否及び契約辞退を検討したいと、このような旨の申し出があったことに伴うものでございます。請負業者に対しては、工事実施の可否を回答するよう指示するとともに、履行できない場合には契約を解除し、再度の業者選定を行うことも検討させていただきました。その結果、請負業者から工事を実施し、工期内に完了させるとの回答が1月10日にあったことなどから、繰り越しの申請は行わないことといたしたところでございます。  次に、本年2月20日についてでございますが、これは千葉県が国に対し補助金繰り越しの有無について報告ための期限として、市に報告を求める連絡があったものです。期限までに繰り越しの有無について決定し、報告するため、関係部局で対応を協議し、2月13日に請負業者から作業員の増員、作業時間の延長などにより工期内に完了できる旨の報告を受けていること、また今回の工事内容が一般的には工期内の完了が可能な構造や規模であることなどの理由により繰り越しは行わないこととし、千葉県に対しその旨を報告したものでございます。  請負業者から工期内の完了が困難となった旨の遅延理由書の提出があったのは3月26日になってからであり、この提出の約1カ月前の2月20日時点での繰り越しを行わないという判断は適切なものであったと考えてございます。  私からは以上でございます。 ○市橋誠二郎議長 再質問はありませんか。  大谷順子さん。 ◆大谷順子議員 ご答弁ありがとうございました。順次再質問させていただきます。  残土問題ですが、先ほど部長のご答弁をお聞きしますと、数値の相違は土壌の状態に相違があったためというふうなご答弁内容でしたけれども、これは専門機関に相談なさっての見解ですか。 ○市橋誠二郎議長 環境経済部長、杉山毅さん。 ◎環境経済部長(杉山毅) 専門機関等にもご意見を伺っての結果でございます。 ○市橋誠二郎議長 大谷順子さん。 ◆大谷順子議員 そうすると、もともと本来は同じ状態で検査をしなければいけなかったにもかかわらず、風乾と生土という状態の違うもので検査をしたことが、まずは大きな問題があったということですね。  それで、このボーリング調査の結果、これは3カ月以上かかって提出されているわけですけれども、やはりこの報告書そのものにも問題があるというふうに思います。まず、ボーリング調査の資料採取、4月5日から18日ですが、分析はいつ行ったのかというふうな報告書の記載は全くありません。さらに、千葉分析センターは6月18日、つまり2カ月後に埼玉県の環境検査研究協会、ここに分析の再委託を行っておりますが、この埼玉のほうの検査機関の資格も、あるいは環境計量士名も全く記載されておりません。また、本来4月に採取した土壌を2カ月以上時間が経過した中で分析、検査をして、正確な数値が出るのかというのも疑問が残ります。市はこのような不適格な報告書を受け取って、その後不明な点は事業者に電話で確認をするという後手に回った対応になっているわけです。本来は、このような不適格な報告書は突き返すべきだったのではないかというふうに申し上げます。  それで、今回の予備調査で、まず市は土壌汚染の要因と汚染範囲の特定ができたと考えているのかお尋ねをいたします。 ○市橋誠二郎議長 環境経済部長、杉山毅さん。 ◎環境経済部長(杉山毅) 先ほども答弁いたしておりますけれども、事業者が行った調査と市の行った調査でpHの値に乖離があるというところがございます。私どもといたしましては、風乾処理の期間がそれに影響を与えたというところがあると思っておりますが、基本的にはやはり市の調査方法のほうが妥当であるというふうに考えておりますので、pH自体が基本的に風乾処理した場合と1.5から2ぐらい違うのではなかろうかというようなことでございますので、市の考え方をもとに事業者のほうと対応させていただく予定でございます。  以上です。
    市橋誠二郎議長 大谷順子さん。 ◆大谷順子議員 私の質問しているのは、土壌汚染の要因と範囲の特定はできたのかということです。できたと考えているかということ。 ○市橋誠二郎議長 環境経済部長、杉山毅さん。 ◎環境経済部長(杉山毅) 要因につきましては、まだ解明はされません。  また、範囲ということですけれども、そちらについても事業者自体検査報告でも全体的に8以上の数値が出ておりますので、基本的には全体的に高い数値なのかなというような考えを持っています。  以上です。 ○市橋誠二郎議長 大谷順子さん。 ◆大谷順子議員 わかりました。事業者の報告書、土壌検査のほうは環境省の公定法で検査しております。それから、一方1メートルずつの9項目の土質検査のほうは、pHについては四街道市の残土条例に基づいて行っております。つまり検査方法が異なっているにもかかわらず、2つの検査のpHの値は全く同じ結果が出ております。これpHの土壌溶出検査の検体の作成、公定法と、それから四街道市の分析では4倍の差があって、結果としてpHは0.5から0.6の差が出ます。これは、昨年10月24日採取の分でも実際に再検査をやり直して、結果として強アルカリになったということがあります。部長は覚えておられないのでしょうか。事業者から提出された土壌及び土質分析結果のpH、先ほど部長はその検出方法で、風乾で飛ばしている期間があるというふうにおっしゃっていましたけれども、私はやはり信頼できないのではないかなというふうに思いますけれども、これについては検査方法について問題ないというふうにお考えでしょうか。 ○市橋誠二郎議長 環境経済部長、杉山毅さん。 ◎環境経済部長(杉山毅) 公定法と市の条例の数値が同じということについてですけれども、事業者に確認いたしましたところ、環境省の告示18号では、水素イオン濃度測定方法には規定がございません。そのため、市の条例に定める基準に基づいた検査をした1メートルごとの検体について行ったということで、1メートルごとに採取した検体について行った水素イオン濃度の数値を引用して記載したというような説明でございました。  以上です。 ○市橋誠二郎議長 大谷順子さん。 ◆大谷順子議員 部長、こうした報告書というのは報告書の記載が全てでありまして、電話で確認してどうだったとか、こうだったとかというのは全く意味をなさないわけで、本来はほかの検査結果を見ていただいても、ほかの事業者からの検査結果とか、例えば搬出の際に出された検査結果なんかを見ましても、きちんとしたところは残土条例のこれに基づいてpHは検査したとかというふうなことが備考欄に書かれているものなのです。今回は、はっきり言って何も書かれていないわけですから、その報告書そのものの記載というのがどうであったかというのはとても大切なことだというふうに思います。電話で再確認というふうに、やっぱり後手に回って、私がおかしいのではないですかと言ったら確認しておられるわけですから、そうした対応というのが非常にまずいというのをまず自覚していただきたいというふうに思います。  それで、部長のご答弁だと、結果としては同じ方法で検出した残土条例に基づくpHだったということでですけれども、水質調査のほうですけれども、これも水質検査結果の備考欄に残土条例の施行規則により作成したというふうに書いてあります。これは、作成方法は土壌分析に使われる方法であって、本来水質検査のものではないのですけれども、ここら辺についてはどのようにお考えでしょうか。 ○市橋誠二郎議長 環境経済部長、杉山毅さん。 ◎環境経済部長(杉山毅) ボーリング結果の報告書の水質検査結果で、圏域の作成方法を市の条例に基づく方法で行ったという記載がございますけれども、この方法は検査機関に確認したところ、記載間違いだというような回答を得たところでございます。  以上です。 ○市橋誠二郎議長 大谷順子さん。 ◆大谷順子議員 きちんとした専門的な検査機関だったらば、土壌の検査結果を水質検査のところに書くなんていうのはあり得ないわけです。ですから、その間違いというのは本当に間違いです。  水質検査そのものも、伺ったところ市の職員の立ち会いも全くなかったということです。それから、採取した日をお聞きしましたら、ボーリング調査の日、その当日に採取をされておりますけれども、職員の方が立ち会っておられて、果たしてこのボーリング調査の日、当日にしみ出し水があったのかなというのも疑問が残ります。つまりボーリング方法そのものが水を入れているわけでもありませんし、すぐしみ出し水が出てくるような状況でもないということを担当者に聞いておりますけれども、この水質検査の結果については、市はどのようにお考えでしょうか。 ○市橋誠二郎議長 環境経済部長、杉山毅さん。 ◎環境経済部長(杉山毅) 水質検査におきましても、場内等におきましてかなり高い値が出ているというふうに認識しているところでございます。  以上です。 ○市橋誠二郎議長 大谷順子さん。 ◆大谷順子議員 もちろん1番のところ、ナンバーワンでは相当な数値が、塩化物にしても、全硬度についても、カルシウムについても、やはりすぐ近くの井戸で異常があったときのような数値が出ておりますので、まだ状況は全く改善されていないということがわかりますし、検査方法自体も疑義が、先ほど申し上げましたように市の職員の立ち会いもないし、果たしてどうやって採取したのかというふうな疑問も残るというふうに思います。  そうした中で、私たちが信用できるのは、市が実施なさったクロス調査の結果のみです。わずか5カ所の土質検査でしたけれども、pHについては条例の安全基準を大きく超えた数値が出ておりますが、このクロス調査の結果について市の考えをお聞きしたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○市橋誠二郎議長 環境経済部長、杉山毅さん。 ◎環境経済部長(杉山毅) 市が行った調査につきましては、適正な検査だというふうには思っております。  以上です。 ○市橋誠二郎議長 大谷順子さん。 ◆大谷順子議員 ありがとうございます。それで、先ほど部長もご答弁の中で、汚染は深く広がっているのではないかというふうなご答弁をなさいましたけれども、クロス調査の結果を見ると、これ5カ所のボーリングの3メートル、5メートル、7メートル、8メートル、12メートルと、アトランダムに採取して、全て強アルカリ性を示しているということで、やはり土壌が広く深く汚染されているということを示しているというふうに考えます。先ほどご答弁で、要因もわからないと、それから範囲も特定できないという感じでしたけれども、根本的な問題解決には残土の撤去しかないわけなのですけれども、市長はこれまでにも条例に基づいて行政としての役割を果たしていくというふうにご答弁をしておられますけれども、この違反土壌の撤去については今現在どのようなお考えかお尋ねをいたします。 ○市橋誠二郎議長 市長、佐渡斉さん。 ◎市長(佐渡斉) 昨年から市といたしましては残土埋め立て業者改善計画書の提出を求めています。その改善計画書の提出を求めているにもかかわらず、今大谷議員がおっしゃられた汚染範囲とか汚染原因すら私どもに報告がないので、ボーリング調査を命令したわけです。ですから、今も改善計画書の提出をさらに求めておるわけでございますが、全量撤去の可能性も含めて、提出される改善計画書を評価する中で条例に基づいた対応をしたいと、このように考えています。 ○市橋誠二郎議長 大谷順子さん。 ◆大谷順子議員 その改善計画書というのは期限をつけておられるのでしょうか、いついつまでに提出ということで。 ○市橋誠二郎議長 市長、佐渡斉さん。 ◎市長(佐渡斉) 期限をつけておりましたが、その期限が全く守られていないというのが昨年からの状況で、結局ボーリング調査を実施する以前にもう改善計画書を出せという期限にはなっています。ですから、今担当のほうで粘り強く改善計画書の提出、これを求めているわけです。ただ、改善計画書にいたしましても、市が調査した結果と、例えばpHにしても1.5から2.0違いますので、あくまでも今回事業者が出してきたボーリング調査の結果等々に、例えばpHについてはあくまでも市の調査のほうが正しいのだと、1.5とか2.0を上乗せした結果を前提とした改善計画、これを求めたいと、このように考えています。 ○市橋誠二郎議長 大谷順子さん。 ◆大谷順子議員 業者に命令してもなかなか提出しないということで、それをずっと待っているということは、今後も排水等にも影響がありますし、地下水にも影響があるのではないかというふうに思います。業者任せになっているわけなのですよね、どうしてもこれまでの市の対応を見ますと。やはりそれではなかなか早期の解決というのは難しいというふうに思いますが、今回調査、あくまでも予備調査という位置づけですけれども、本調査については業者に命令するお考えはおありでしょうか。 ○市橋誠二郎議長 環境経済部長、杉山毅さん。 ◎環境経済部長(杉山毅) 今後ボーリング調査の結果並びに事業者からの改善計画に対する専門機関などの意見も聞きながら、本調査が必要と判断された場合については、事業者と協議してまいりたいと考えています。  以上です。 ○市橋誠二郎議長 大谷順子さん。 ◆大谷順子議員 非常に歯がゆい回答で、もういらいらしてしまいますが、何とかぜひ早期解決に向けてご尽力いただきたいというふうに思います。  それでは、残土条例に移ります。今回の栗山の残土の2期分の発生元証明書、その96件拝見したら、千葉県内だけでなく、東京とか、遠くは埼玉からも残土が搬入されていまして、残土は工事を行うと必ず出るものなのだというふうな認識を持ちました。私たちが生活したらごみが出るように、工事があれば、小さな工事でも残土は出るというふうに認識いたしましたけれども、今現在安倍政権になってから公共工事非常にふえていますし、今後行われる東京オリンピックでは再開発も盛んに行われるだろうということで、残土はますます出てきて、結局埋め立て場は必要になってくるだろうというふうに思いますが、やはりそうした状況の中で市が残土条例、緩い条例のままだと、非常に大量の残土が持ち込まれるだろうというふうな懸念がありますので、改正は適切だというふうに思いますが、やはり汚染土壌が入らない、入れさせないというふうなことがこの条例の目的とする住民生活の安全確保、それから生活環境の保全につながるというふうに思いますが、もう一つわかったことは、今回残土によって地下水にも影響が出たということです。残土で地下水汚染が起こるということです。四街道市民の飲み水は、ほとんどを地下水に頼っているわけですから、地下水の保全というのがやはり住民の健康を守る上で大変重要だということがわかりました。今回の改正概要ですが、改良土の搬入不許可、それから搬入届け出の1件当たりの量、5,000立方メートルから2,000立方メートル、それから検査報告を3カ月ごとにということで、一定の評価ができる内容だというふうに思いますが、安全基準が溶出基準だけなのです。水に溶かした基準だけだということで、実際には水には溶けにくいけれども、土壌汚染とか、時間をかけて浸透して地下水汚染を引き起こすというふうな物質もあります。木更津市では、人の健康被害を及ぼすものとして、新たに法律改正等により規定されたダイオキシン類も含めた土壌の含有量基準、これも安全基準に入れておりますので、ぜひ安全基準の追加もご検討いただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ○市橋誠二郎議長 環境経済部長、杉山毅さん。 ◎環境経済部長(杉山毅) 条例改正の市における考え方でございますけれども、壇上でもご答弁いたしましたけれども、問題発生の防止を図る観点から見直しを行ったものでございますけれども、他市の条例等も参考にさせていただいて、条例の改正を見直していきたいと思っております。  以上です。 ○市橋誠二郎議長 大谷順子さん。 ◆大谷順子議員 では、他市の例ということで幾つか挙げたいと思います。  まず、銚子市ですけれども、これは昨年9月の条例改正で処理土の搬入不許可ということになりましたけれども、それだけではなくて土砂等の発生場所の制限、これも千葉県内に限っております。千葉は、首都圏の産廃残土の捨て場というふうに言われておりますけれども、それを防止するためには県内に限るという制限を設けることは非常に有効だというふうに思いますので、これもご検討いただきたいと思います。  それから、日本で一番厳しいと言われている残土条例、これがすぐ近くの山武市にございます。条例そのものが残土の埋め立てによる地下水の水質の汚濁の防止に関する条例というふうになっていますように、飲料水を地下水に頼っている旧山武町で、産廃によって地下水汚染がされたことで、平成22年に条例改正を行っておりまして、そのときに土地所有者と周辺300メートルの住民で地下水保全協定を結ぶということで、事業者は協定書がないと残土埋め立ての申請ができないというものです。協定の有効期間は10年ということで、この協定があることで地下水汚染の事前防止に大きな効力を発しているというふうに担当者のお話を聞いてまいりましたので、これもぜひご参考にしていただきたいと思います。  それから、同じ山武市ですが、ここは四街道市と同様のpHの基準を設けておりますが、pHが9.0を超えた場合、重金属があっても検出されないときがあるとして、pHを一度中性に戻してから再度溶出試験を行って、安全基準を超えているか否かを判断しています。これは、安全基準に対する厳しい姿勢が感じられます。ほかにも埋め立て事業区域の面積300平方メートル以上とか、土地所有者の義務も非常に厳しいというふうになっておりまして、こうした行政の厳しい姿勢で山武市の埋め立てが非常に少なくなったというふうに言われておりますので、ぜひ他市の条例も参考にし、そしてパブコメの意見も参考にして、時間をかけてで私はいいと思いますので、抜本的な見直しをしていただきたいというふうに要望いたします。 ○市橋誠二郎議長 環境経済部長、杉山毅さん。 ◎環境経済部長(杉山毅) 確かに今議員仰せのとおり、他市の条例では規定が厳しいところもございますけれども、本市の現状等も踏まえまして、今回の改正内容を検討したところでございます。土壌汚染が今後起きないように、なるべく早期に条例の改正を行ってまいりたいと考えておりますので、そういったところをご理解いただきたいと思います。  以上です。 ○市橋誠二郎議長 大谷順子さん。 ◆大谷順子議員 今急いでやっても、現在の汚染問題が解決するわけでもないわけなのです。一定早くすることには、それは意味があるというふうには思いますけれども、今の部長のご答弁ですと、もうこの3点以外は変えないというふうに聞こえます。そうすると、パブコメをする意味もないわけなのです。もう少し柔軟に、前向きに、やっぱり今の3点だけでは不十分だというふうな意見に耳をぜひ傾けていただきたいというふうに思います。  それでは、2点目のごみ処理施設問題に入ります。これまで市は、安定的、持続可能なごみ処理ということで言っておられましたけれども、現施設での継続操業、現在の炉は平成4年につくられて、平成20年、21年に大規模改修しておりますけれども、いずれは更新の時期が来るというふうには思いますけれども、見学させていただいて、1号炉系列と2号炉系列の距離が非常に狭いというふうに感じましたけれども、例えば1号炉を潰して新しくするときに、安全に2号炉の継続操業が可能なのかというのをまずお聞きしたいと思います。 ○市橋誠二郎議長 環境経済部長、杉山毅さん。 ◎環境経済部長(杉山毅) クリーンセンターの設備機器の更新につきましては、平成20年、21年に改修工事におきまして焼却炉のケーシングを初めさまざまな機器の更新を行った実績がございます。したがいまして、1炉を稼働させながら、もう一炉の設備を更新するということは可能というふうに考えています。  以上です。 ○市橋誠二郎議長 大谷順子さん。 ◆大谷順子議員 ごめんなさい、私の言い方が悪かったのでしょうか。例えば1号炉を運転しながら、2号炉を潰して新しくするなんていうこともできるのですかという意味です。 ○市橋誠二郎議長 環境経済部長、杉山毅さん。 ◎環境経済部長(杉山毅) 炉自体ではなくて、もう系統を全部かえるということでしょうか。それは、ちょっと1号炉、2号炉、当然共通な部分もございますので、それにつきましては今の状況で新しい系統の炉を設置するというのは、現状の中では厳しいかなというふうには思います。 ○市橋誠二郎議長 大谷順子さん。 ◆大谷順子議員 私もそうだと思います。それで、これまで部長ご答弁で、焼却炉施設の修繕をして延命というふうなお話をずっとしてこられましたけれども、国では平成22年より延命化のために焼却施設長寿命化計画、これを策定した自治体には交付金3分の1を出しております。市は、今年度も修繕のために1億7,600万余円契約締結していますけれども、今後も毎年1億円近くの修繕費がかかるというふうなお話もしておられましたけれども、これ市でも長寿命化計画を策定して、交付金を受けて延命化を図っているのかお尋ねをいたします。 ○市橋誠二郎議長 環境経済部長、杉山毅さん。 ◎環境経済部長(杉山毅) 焼却施設長寿命化計画につきましては、老朽化が進んだ廃棄物処理施設の主要設備機器の更新を行う基幹的設備改良工事を実施する場合、国の循環型社会形成推進交付金の対象事業となるということから、当該事業の採択を受けるためにはあらかじめ策定しなければならない計画というふうになっています。現在市では、みそら自治会、山梨3区に継続操業のお願いをしているところでございまして、先ほど壇上でもご答弁いたしましたけれども、最新の施設の建設も視野に入れておりますことから、長寿命化計画の検討は現在考えておりません。  以上です。 ○市橋誠二郎議長 大谷順子さん。 ◆大谷順子議員 その最新鋭ごみ処理施設と、それに付随するプールとか、温浴とか、保養施設、このリユース、リサイクル工房の設置も入っていましたけれども、これは今現在の敷地内を想定しての検討なのか、またそれが面積的にも可能なのか、いかがなのでしょうか。 ○市橋誠二郎議長 環境経済部長、杉山毅さん。 ◎環境経済部長(杉山毅) さきのみそら地区とのタウンミーティングにおきまして、市の考えている共栄策といたしまして、ご指摘のように最新鋭のごみ処理施設、それから付随するプール、温浴保養施設の建設、それからリユース、リサイクル工房の設置を検討するというご説明をさせていただいたところですけれども、これらの施設の規模にもよりますけれども、現施設を稼働しながらの条件ということになりますと、これらの施設全てを現在の敷地におさめるということは厳しいというふうに考えております。  以上です。 ○市橋誠二郎議長 大谷順子さん。 ◆大谷順子議員 全ては難しいということですけれども、では焼却施設棟とか粗大ごみ処理施設棟とかという部分だけだったら、いわゆるごみ処理の部分だけならば可能だということでしょうか。 ○市橋誠二郎議長 環境経済部長、杉山毅さん。 ◎環境経済部長(杉山毅) 平成14年のときの計画は、新しい施設を建設するというものでございまして、その際は現在の敷地の中での計画でございましたけれども、そういった意味からすれば可能でございますけれども、ほかの付随施設につきましては、そういった施設の規模によりまして面積が大分左右されますので、現施設の中では厳しいというふうに考えているところです。  以上です。 ○市橋誠二郎議長 大谷順子さん。 ◆大谷順子議員 そうしますと、今の敷地の中で現在の施設を運転しながら新しく焼却施設棟とか粗大ごみ処理施設棟をつくるということだと、焼却炉自体は今よりもっと住宅に近くなるということが考えられますが、それはそういうふうに思われますか、部長は。 ○市橋誠二郎議長 環境経済部長、杉山毅さん。 ◎環境経済部長(杉山毅) 現敷地の中で見た場合につきましては、みそら団地側のほうの敷地というふうになるとは思います。  以上です。 ○市橋誠二郎議長 大谷順子さん。 ◆大谷順子議員 そうなると、さらに住民同意というのは厳しくなるのではないかというふうに思いますが、今の施設しか用地がないとかというならば、継続操業というのも理解できるわけなのですけれども、吉岡に用地を取得しているわけですけれども、吉岡用地の位置づけ、改めてお尋ねをいたします。 ○市橋誠二郎議長 環境経済部長、杉山毅さん。 ◎環境経済部長(杉山毅) 現在、今のクリーンセンターの継続操業をお願いしているというところから、吉岡の次期ごみ処理施設用地に新しいクリーンセンターを建てるということは、現在はございません。  以上です。 ○市橋誠二郎議長 大谷順子さん。 ◆大谷順子議員 私は位置づけをお尋ねしたのですけれども、次期ごみ処理施設用地なわけですよね。吉岡の用地の取得の際は、土地の所有者には同意書まではもらっていないかもしれないけれども、一応ごみ処理施設用地としてということではご説明はされているわけですか。 ○市橋誠二郎議長 環境経済部長、杉山毅さん。 ◎環境経済部長(杉山毅) 用地購入に際しましては、その説明はさせていただいて購入させていただいています。 ○市橋誠二郎議長 大谷順子さん。 ◆大谷順子議員 タウンミーティングの際にも、吉岡の用地に新設することができないかというふうなご意見が随分ありましたけれども、改めてできない理由をお答えいただけますか。 ○市橋誠二郎議長 環境経済部長、杉山毅さん。 ◎環境経済部長(杉山毅) 現施設を継続操業させることが最善であるという判断した理由でございますけれども、現施設は協定値を超えたことのない施設でございまして、定期的なメンテナンスによりまして施設の延命も可能なこと、また現施設が行政はもとより市民の皆様にとっても利便性の高い位置にあり、収集運搬経費の抑制を図ることができること、吉岡の用地に新しい施設を建設する場合には、地元の皆様のご理解を得たといたしましても、現実的にはおおむね7年から10年程度の時間を要しますし、また隣接します千葉、佐倉市の住民説明も必要であるということから、別途時間を要することが懸念されるというようなことから、現施設の継続操業をお願いしているところでございます。  以上です。 ○市橋誠二郎議長 大谷順子さん。 ◆大谷順子議員 今の3点で、致命的な理由なのかなというふうに思います。これだけの理由で住民の方々に納得してもらうというのは、なかなか難しいのではないかというふうに思います。みそら自治会のアンケートでも、無期限の操業に反対57.1%、賛成16.9%と、継続操業をお願いしている市にとっては、非常に厳しい結果が出ております。今後予定の直接投票の結果、継続操業を認めないというふうな結論が出た場合、市はどういうふうに対応するのか、お考えがあるのかをお聞きしたいというふうに思います。 ○市橋誠二郎議長 環境経済部長、杉山毅さん。 ◎環境経済部長(杉山毅) 投票の結果、そういう事態が発生した場合には、当然自治会側の結論というか、自治会側のお考えを聞きながら対応させていただきたいと思っております。  以上です。 ○市橋誠二郎議長 大谷順子さん。 ◆大谷順子議員 つまり投票の結果が全てではないと、自治会の結論だということですか、その意味は。 ○市橋誠二郎議長 環境経済部長、杉山毅さん。 ◎環境経済部長(杉山毅) 当然自治会は投票の結果でどういうふうに対応するかというのを決めてくると思いますので、そういったことで自治会の考え方をもとに、今後私どもと協議させていただきたいと思っています。  以上です。 ○市橋誠二郎議長 大谷順子さん。 ◆大谷順子議員 結論を尊重するというふうにお考えなのか、そうではないのか、もう一度聞かせてください。 ○市橋誠二郎議長 環境経済部長、杉山毅さん。 ◎環境経済部長(杉山毅) 直接投票は、みそら自治会において行われるものでございますので、みそら自治会がその投票結果をもって判断されるものでございますので、その自治会の判断をもって私どもは協議させていただきたいと思っています。  以上です。 ○市橋誠二郎議長 大谷順子さん。 ◆大谷順子議員 住民の方々の気持ちというのをどういうふうに考えておられるのか、ちょっと今のご答弁ではよくわからないのですけれども、みそらに住んでおられる方はやはりサラリーマンが多くて、ローンを組んで住宅を、マイホームを手に入れられた方ですよね。住民というのは、やっぱり土地とか家を手に入れたら、そう簡単には動くことができないわけなのです。ごみ処理施設が嫌だからといって引っ越しすることは、ほとんどの方がそういうことは難しいわけなのです。自分の地域に降りかかった課題を何とか解決したいというのは、これは当然のことで、地域エゴでもないし、反対のための反対でもないし、今まで長く、三十数年にわたってご協力をいただいているわけですけれども、先ほど壇上のご答弁で賛成の方もいるようなことをおっしゃっていましたけれども、もちろん条件つけて焼却施設を受け入れて、より住みよい地域にしようというふうに考える方がいるのもわかりますけれども、しかし焼却場があるばかりに、行政のころころ変わる方針にもう三十数年振り回されている住民の方が移転してほしいというふうな気持ちというのは、これは市長にもぜひご理解をいただけるというふうに思うのです。そこら辺のところのご理解はあると思うのですけれども、次期用地で新施設建設までの間現施設での操業という、つまり次期用地に新施設をつくるまでの間、今の施設での操業というふうな案というのは検討なさるおつもりはないのでしょうか。 ○市橋誠二郎議長 市長、佐渡斉さん。 ◎市長(佐渡斉) 吉岡地区に次期清掃工場、クリーンセンターといった場合に、先ほど部長がご答弁いたしましたとおり、現実的には地元の方々のご理解をいただくのに7年から10年というようなご説明をさせていただいておりますが、本当に7年から10年かと、これはもう根拠のある期間の設定ではございません。また、隣接する千葉市とか、また佐倉市の住民説明もありまして、何年みそらの皆様方にお待ちいただければ吉岡に建てられるという、そういうお約束ができないのです。ですから、そういうまたお約束ができない、根拠のない期間設定でみそらにこの期間だけ清掃工場を稼働させてくださいという確認書なり、協定書を結ぶこと自体が、これまで行政が三十数年間繰り返してきた、結局約束を守れなかったということをまた繰り返すだけだろうというのが私の本音でございます。ですから、不確実な、そういう期間を設定して、次にはこの期間が過ぎれば吉岡地区に清掃工場が完成して、クリーンセンターとして稼働できますということがお約束できないので、そういう今まで繰り返してきた行政の不安定な、ころころ変わるような、そういう施策、これからもそれを継続するということはやめて、ここでもう断ち切って、みそらに現在のクリーンセンターを継続稼働させていただきたいと、こういうお願いをしているわけです。  また、最新鋭の施設の話ですが、確かにいろんなごみを焼却すれば、さまざまな有害物質とか、いろいろ出てくるわけです。しかしながら、そこを最新鋭のものにして、例えばこの本会議場の空気を調べてみて、ここの中にあるダイオキシンの量、それよりも今度できるクリーンセンターから出てくる最新鋭のもののダイオキシンの量は、むしろ清掃工場から出てくる、クリーンセンターから出てくるダイオキシンの値のほうが低いのだというぐらいのものまで努力すべきだと、そういう意味での最新鋭のものをつくりたいと、こういう考えでございます。 ○市橋誠二郎議長 大谷順子さん。 ◆大谷順子議員 市長はタウンミーティングの際にも、今現在のあの施設の用地が焼却施設としては適当ではないというふうに自分も考えるというふうにご答弁をしておられましたけれども、もう既に市長は約束を破っておられるわけなのですよね、残念ながら。広域処理も実現できなかったわけですし、来年の3月になったら結局操業停止もお約束していたのができなくなったというわけで、これ以上破りたくないというふうなお気持ちもあるのだろうと思うのですけれども、やはりこれは本末転倒の議論だと思うのですよ、私は。行政が次期用地として購入したところですから、では何のために買ったのだという話になってしまうわけです。用地があるわけですから、そこにまずつくるための努力をして、長くかけるけれども、ご理解いただきたいというふうになさるのが本来のあり方ではないかというふうに私は思います。ご答弁は結構ですけれども。  それから、ダイオキシンの測定、条件によって異なるためと、これはちょっと余りにも乱暴なご答弁でございます。1桁、桁が違っておりますので、とにかくダイオキシン類の測定をすればいいという話ではないのです。皆さん行政の方は、やれば終わりだというふうに思っておられるかもしれませんけれども、住民の健康ということに影響を及ぼすわけですから、やはり真摯に取り組んでいただきたいというふうに思います。  では、3点目に入ります。先ほど部長のご答弁は、結局こどもルーム整備に関する経緯をご答弁いただいただけで、協議内容については余りご答弁いただけなかったというふうに思うのですけれども、昨日森本議員が大変厳しい質問をなさったので、私のほうは素朴な質問をさせていただきたいというふうに思います。  それで、ご答弁の中にも業者の話がたびたび出てきました。工期内に工事を完成させると、完了させるというふうなことでというふうにおっしゃっておられましたけれども、それほど信用できる業者だったのかなというのが本当に素朴な疑問でございます。例えばこれまでにも市の発注何度も受けて、確実に仕事をこなして、無理なところも何とかしてくれるような実績というのか、そういうのがあったのか、信用する根拠があったのかお尋ねしたいというふうに思います。 ○市橋誠二郎議長 都市部長、勝山博昭さん。 ◎都市部長(勝山博昭) お答えをいたします。  今回のこどもルームのプレハブの面積、そういったものから見ますと、建設業の許可を持っていて、入札の参加資格を満たす事業者であれば十分に履行することは可能だと思っております。  以上です。 ○市橋誠二郎議長 大谷順子さん。 ◆大谷順子議員 工事そのものは非常に簡単な工事ですから、そういうふうに考えられたとしても不思議はないのですけれども、それにしても壇上でのご答弁のとおり、翌々日には結局契約を辞退したいとか、そういう話が出てくるとか、それから1月10日、明許繰り越しを行わないと判断してからも、基礎工事の着工も1週間以上おくれているとか、それからその後大雪も降っておりますよね。それでもなおかつ2月20日、また明許繰り越しをしないというふうな判断をなさったのですけれども、これ県のほうに伺いますと、県は2月の県議会で明許繰り越しの手続をとっているのですね、議会のほうの手続です。市は、そういうこと全く考えられなかったのかなというふうに思います。例えば念のために手続をして、年度内に終わればそれでよいわけですから、そういう意見というのは庁内の庁議では出なかったのでしょうか、協議では出なかったのかお尋ねします。 ○市橋誠二郎議長 市長、佐渡斉さん。 ◎市長(佐渡斉) これにつきましては、こどもルームの関係ですから、庁議の議題にはなっておりません。入札してすぐ契約して、結局その後で資材の調達ができないとかということで、契約を辞退したいというお話が昨年ございました。その時点で、副市長にいろいろとご尽力賜って、県のほうにそういった情報提供をしていただいて、県のほうでそういった配慮をしていただいたと。結果的に、2月県議会で県のほうが繰越明許と。ですから、県の児童家庭課のほうにつきましては、私どものほうから直接コンタクトをとっているということがありまして、県もいろいろご配慮いただいていると、こういうことです。
    市橋誠二郎議長 大谷順子さん。 ◆大谷順子議員 県のほうは、恐らく繰越明許になるだろうということで手配をしておられたのだというふうに思いますけれども、2月20日以降市長がどのぐらい状況を把握しておられたのかなというふうに思うのですけれども、業者から最終工程表が提出されていまして、ユニット工事、最短でも19日かかることになっているわけなのです。しかし、3月17日になって外壁材の手配がつかないというふうに言っているわけですから、もうこの時点で年内の工期での完成は難しいというのはわかっているわけなのですけれども、ここら辺はどなたも判断されていないのでしょうか。ここら辺で明許繰り越し急いでしなければいけないとかというふうな判断は、どなたもなさらなかったということでしょうか。 ○市橋誠二郎議長 健康こども部長高橋靖明さん。 ◎健康こども部長高橋靖明) お答えいたします。  3月17日ですか、私の認識といたしまして、3月24日にできない旨の申し出があったということは確実でございます。それから、3月22日でございますが、外壁材の調達が難しくなったというようなこともありまして、その後どう対応すべきかということはあったのですが、繰越明許も含めて、その段においては私どもとして2月20日に県のほうに報告させていただいて、繰越明許しないということを報告させていただいて、その後3月26日に県のほうに赴きまして、要望書を提出させていただいたということもございまして、それでその結果が3月27日に繰越明許については難しい状況があるというような県からのご回答をいただいたところでございます。そういった意味で、2月20日の私どもの回答、それが繰越明許しないということで県のほうに回答させていただいたということで、難しいものになったということでございます。  以上です。 ○市橋誠二郎議長 以上で大谷順子さんの質問を終結します。  暫時休憩します。    休憩 午後 2時00分    再開 午後 2時15分 ○市橋誠二郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ○市橋誠二郎議長 引き続き一般質問を行います。  14番、高橋絹子さん。    〔高橋絹子議員登壇〕 ◆高橋絹子議員 議席番号14番、公明党、高橋絹子です。通告に従って質問いたします。  1項目めの(1)、アダプト制導入で松並木通りをきれいに。松並木通りは、一部花壇をつくり、花が植えられるようになりました。相変わらず松の木の根元は草が生い茂り、枯れた松の掃除もされず、四街道市のメーン通りとしては恥ずかしい限りであります。県道といえども市が何らかの措置をとるべきだと思います。アダプト制度導入とあわせて松並木通りをきれいにするよう検討すべきだと思いますが、いかがでしょうか。  (2)、もねの里6号街区公園整備の方向性。UR都市機構におけるベリータウンもねの里も着々と整備され、大分形が見えてきました。もねの里内の6号街区公園についてですが、古屋城址という歴史ある地域を含めて公園にされるとのことです。空堀は深く、雑木林や竹林に囲まれた高台にあります。どのような公園を目指されているのか、その整備の方向性と今後のスケジュールについて伺います。  (3)、農地へのソーラーパネル設置の条件。耕作放棄地にソーラーパネルをとの市民の声があります。今耕作放棄地だけでなく、野菜をつくりながらもソーラーパネルが設置できるようです。地主が農地にソーラーパネルを設置する場合の条件はあるのでしょうか、伺います。  (4)、JR四街道駅北口広場整備のメリット。北口広場の整備計画が示され、運営協議会にて了承されたとのことですが、この整備計画の目的は何だったのか、どのようによくなるのか伺います。  (5)、和良比踏切の歩車道分離工事の進捗状況。和良比踏切の工事進捗状況について、また工事完了はいつごろになるのかもあわせてお知らせください。  (6)、八木原小学校の大規模改修工事。八木原小学校の大規模改修工事は、平成29年度及び平成30年度とのことでしたが、学区編成の見直しという状況の変化が生じました。基本計画を見直して前倒しすべきと思いますが、お考えをお聞かせください。  (7)、土砂崩れ対策。昨年12月の一般質問におきまして、県の調査では本市の危険箇所は20カ所抽出されているとのことでしたが、県のハザードマップに14カ所掲載されています。昨今の雨の降り方は尋常ではありません。人命を第一に、さらには住まいの安全確保のための対策は万全か伺います。  (8)、生活困窮者自立支援法施行のための取り組み状況。生活困窮者自立支援法が平成27年4月から全国の市で施行されます。これまで十分でなかった生活保護受給者以外の生活困窮者に対する第二のセーフティーネットを拡充するものとのことですが、来年4月の施行に向けて本市の取り組み状況はいかがでしょうか。  以上、壇上からお伺いいたします。 ○市橋誠二郎議長 高橋絹子さんの質問に対する当局の答弁を求めます。  都市部長、勝山博昭さん。    〔都市部長 勝山博昭登壇〕 ◎都市部長(勝山博昭) 私からは、1項目、安心快適都市四街道を目指してのうち、都市部が所管します事項につきまして順次お答えをいたします。  1点目のアダプト制度導入で松並木通りをきれいにについてお答えをいたします。ご存じのとおり松並木通りは主要地方道千葉臼井印西線で、県が管理を行っている道路でございます。アダプト制度を導入してはとのご質問でございますが、現在消防署前交差点から大日5差路までの区間におきまして千葉県アダプトプログラムを活用し、印旛土木事務所と参加団体及び四街道市が合意書を取り交わし、清掃作業、除草作業等を実施しているところでございます。  また、県道といえども市が何らかの措置をとのことでございますが、現在印旛土木事務所と道路植栽帯の維持管理に関する協定書を締結し、市において第2庁舎前から大日五差路をまでの区間の花壇に花を植え、管理をしているところでございます。  なお、松の木の根元の除草等につきましては、アダプト制度に基づきまして参加団体が実施しているとのことでございます。  続きまして、2点目のもねの里6号街区公園整備の方向性についてですが、経緯から申し上げますと、物井特定土地区画整理事業の認可前における協議では、市の史跡指定や文化財審議会の意見を踏まえ、平成3年5月ごろには現在の6号街区公園であります古屋城址の保存範囲を決定をしております。今後は、土地区画整理事業も終盤を迎えますことから、現況の保存や将来管理を含めた整備方法につきまして、関係部局と綿密な協議を進めてまいりたいと考えております。  続きまして、4点目のJR四街道駅北口広場の整備のメリットについてお答えをいたします。JR四街道駅北口広場は、昭和61年の供用開始以降、既に30年近く経過いたしました。この間、少子高齢化など社会構造の変化や市民ニーズの多様化などにより、広場を取り巻く環境も大きく変化してきており、加えて広場内の各施設も老朽化してきているところです。再整備に当たりましては、平成22年秋に供用を開始しました南口広場との一体化、広場中央を有効に交通スペースとして使用できるようバスバースや一般車乗降場の増設、歩道部分の拡幅や歩行支援のためのエレベーターや歩行者デッキの設置などを計画しているところであり、これにより交通結節点にふさわしい安全性、快適性、利便性、回遊性などを有するにぎわいのある広場を目指すものであり、これらの方策がご質問のメリットになるものと考えております。  続きまして、5点目の和良比踏切の歩車道分離工事の進捗状況についてお答えをいたします。現在JR東日本千葉支社と歩車分離案について協議を開始したところです。また、工事完了予定とのことでございますけれども、今後JR東日本千葉支社と現地立ち会い等を行い、あわせて大型車の交通規制等について警察と協議を行うことから、完了までには相当の期間を要するものと考えております。  私からは以上でございます。 ○市橋誠二郎議長 環境経済部長、杉山毅さん。    〔環境経済部長 杉山 毅登壇〕 ◎環境経済部長(杉山毅) 私からは、安心快適都市四街道を目指しての3点目、農地へのソーラーパネルの設置の条件についてお答えいたします。  ご質問の野菜をつくりながらソーラーパネルを設置することについては、許可に当たっての条件として当該発電施設が営農に支障のない範囲であること、営農を継続して行うこと、農地の状況を毎年報告することなどがございます。農地の転用については、千葉県知事の許可が必要であり、申請された内容については個別具体的に判断を行うものでありますので、関係機関と連携を図り、適切に対応してまいります。  また、当該農地が農業振興地域の区域内にある農用地区域の場合においては農用地の除外が必要ですが、農業用施設の附帯設備として一体的に利用されるものなどを除き、原則除外はできません。いずれの場合においても、千葉県、千葉県農業委員会の許可もしくは同意が必要ですので、具体的な事案については市農業委員会と連携を図り、適切に対応してまいります。  以上でございます。 ○市橋誠二郎議長 教育部長、髙野松男さん。    〔教育部長 髙野松男登壇〕 ◎教育部長(髙野松男) 私からは、1項目、安心快適都市四街道を目指しての6点目、八木原小学校の大規模改修工事についてお答えいたします。  学校施設における大規模な工事等については多くの財源を必要とすることから、総合計画などに位置づけをし、計画的な整備をしてまいりました。八木原小学校の大規模改修工事につきましても、四街道市総合計画の前期基本計画に位置づけ、28年度に実施設計、29年度に1期工事、30年度に2期工事を実施する予定となっています。  八木原小学校は老朽化してきてはおりますが、随時に小規模な修繕工事等を行ってきており、学校環境に大きな支障が生じている状況にはないことや、今回の通学区域の変更により普通教室が増加することになった場合でも、余裕教室があり十分に対応ができるため、基本計画を見直し、前倒しをして大規模改修をすることは考えておりません。  以上でございます。 ○市橋誠二郎議長 危機管理監、平井進さん。    〔危機管理監 平井 進登壇〕 ◎危機管理監(平井進) 私からは、1項目、安心快適都市四街道を目指しての7点目、土砂崩れ対策についてお答えします。  まず、議員仰せの千葉県が公表している当市内14カ所の危険箇所でございますが、これは地形図をもとに机上で抽出された箇所でございまして、これらの箇所も参考にしつつ、現地調査の結果を踏まえて、崖地が崩壊した場合に生命、身体に危害が生じるおそれがある区域とされるのが土砂災害警戒区域でございます。この土砂災害警戒区域につきましては、さきの全員協議会でご説明させていただきましたように、現在当市内9カ所の指定に向けて作業が進められているところでございます。  なお、ご質問の要旨でございます対策が万全であるかということにつきましては、本来なら危険な箇所は工事を実施して安全な状態にするということが最良の方法なのですが、これには膨大な時間と費用を必要といたします。まずは、人命や財産を守るため、危険性のある区域を明らかにした上で周知し、警戒避難体制を強化するなどのソフト対策を充実させようとするのが今般進められております区域指定の趣旨でございますので、ご理解いただきますようお願いします。  私からは以上でございます。 ○市橋誠二郎議長 福祉サービス部長、小澤芳雄さん。    〔福祉サービス部長 小澤芳雄登壇〕 ◎福祉サービス部長(小澤芳雄) 私からは、第1項目、安心快適都市四街道を目指しての8点目、生活困窮者自立支援法施行のための取り組み状況についてお答えします。  平成25年12月13日に公布されました生活困窮者自立支援法では、必須事業としまして生活困窮者の自立相談支援事業、それと住宅確保給付金の支給を福祉事務所を設置する自治体が行うという旨が規定されておりまして、またほかにも任意事業としまして就労準備支援事業など、生活困窮者の自立の促進を図る事業を規定しておりますことから、四街道市としましても関係機関と協議をしながら平成27年4月1日の施行に向けて準備を進めているところでございます。  以上でございます。 ○市橋誠二郎議長 再質問はありませんか。  高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 ご答弁ありがとうございました。まず1点目、(1)から、アダプト制度で松並木通りをきれいにということで質問させていただきましたが、アダプト制度で実施しているということでありました。花壇ができまして、ある程度ポーチュラカが植わってきれいになっているところありますけれども、一番は枯れた松の掃除も今されておりません。また、松の木の根元の草は非常に目に余るものがあるというふうに感じます。アダプト制度で今実施しているということですが、これは県とある団体との協定か何かでしょうか。どういう協定で、どのような団体と実施しているのか伺いたいと思います。 ○市橋誠二郎議長 都市部長、勝山博昭さん。 ◎都市部長(勝山博昭) これは、千葉県の道路整備のアダプトプログラムでございまして、20年4月からスタートしております。内容につきましては、各土木事務所の所長と、それから参加団体、それから当該道路がある市町村の3者によって覚書というか協定書を取り交わしまして、道路の清掃作業ですとか除草作業、あるいは快適な道路環境の維持管理する簡易な作業、そういったものを参加団体に行っていただきまして、県はそれに対しまして保険ですとか、そういった安全面の配慮、また市のほうは例えば除草等を行った場合には、その除草の処分といいますか、そういったものを四街道市が請け負うと、そういった協定の内容になっております。  以上です。 ○市橋誠二郎議長 高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 参加団体はどのような団体なのか。 ○市橋誠二郎議長 都市部長、勝山博昭さん。 ◎都市部長(勝山博昭) お答えをいたします。  参加団体は、1団体でございます。 ○市橋誠二郎議長 高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 どこかというのは言えないということですか、どういう団体か。 ○市橋誠二郎議長 都市部長、勝山博昭さん。 ◎都市部長(勝山博昭) 建設会社でございます。 ○市橋誠二郎議長 高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 その協定の内容ですけれども、今保険を県が出すとか、いろいろおっしゃいましたけれども、実際にあそこの除草をするとか、回数とか、そういう協定をしているのか。きれいに見えないから言っているわけで、その協定の内容というのはどういうふうになっているのでしょうか。 ○市橋誠二郎議長 都市部長、勝山博昭さん。 ◎都市部長(勝山博昭) 具体の協定の中身につきましては、ちょっと市のほうではわかりませんけれども、一応合意書の中としては、平成24年4月1日から27年3月31日までの間にそういった清掃作業等を行うということになっております。  以上です。 ○市橋誠二郎議長 高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 そのアダプト制度というのは、費用は実費ということでよろしいのでしょうか。できれば、きれいにと私は書きましたけれども、いつもきれいにというのをつけ加えていただいて。年1回、2回除草しただけ、それで協定を結ばれては、きれいにはならないわけです。いつ見てもきれいだなと思うような協定をぜひ結んでいただきたいなと思いますので、市がかかわっているのであれば。市は費用負担というのは少し入っているのですか、処分するだけですか。 ○市橋誠二郎議長 都市部長、勝山博昭さん。 ◎都市部長(勝山博昭) これまでにこの参加団体から、草刈り等で市に対して処分をしてくれというような依頼はございません。  以上です。 ○市橋誠二郎議長 高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 では、費用負担はないということでよろしいですか。  では、市のほうも一応この協定の中に入っているということですので、いつもきれいにすることを県のほうに一言言っていただければなと思いますので、今でも松の枯れて落ちた葉が道路の脇にたまっております。ヤマダ電機のへりのところにもいっぱいたまっております。ですので、きれいではないなと思います。草もどんどん、どんどん、1回きれいになりましたけれども、生えてきております。いつもきれいにというのも要望したいと思います。  (2)のもねの里の6号街区公園ですが、歴史文化財残しての整備ということで、これは大変深掘も深くて、行ってみましたけれども、雑木林で、竹林もあって、大変だろうなと。近くにあるさとくらし公園のような芝生がばっとできるようなきれいな、遊べるような公園とはちょっと趣が違うかなと思ったものですから、どんな方向でつくるのかなというのがわからないので、伺った次第なのです。今関係部局と、これは学校関係でしたか、公園ですね、ということですが、どういう関係部局とやっているのでしょうか。 ○市橋誠二郎議長 都市部長、勝山博昭さん。 ◎都市部長(勝山博昭) 先ほど答弁でもお答えをしましたけれども、市の文化財審議会の中で現況を保存するようにという指導をいただきましたので、今のまま保存をするのか、あるいはある程度手を入れて中が散策できるようにするのか、そういったことについて今文化財審議会を担当しております社会教育課と協議を行っているところでございます。  なお、公園としての整備につきましては、公園の園路の勾配に関しまして条例化しておりまして、その場合ですと勾配が約5%以下、あるいは特別な場合でも8%というふうに条例で定めておりますので、議員も現地で中を見たと思いますけれども、空堀等、あるいは道路から入るには、この勾配では整備ができませんので、階段で整備するのか、そういったいろんな面も含めて保存のあり方について協議をしていきたいと、こう思っております。  以上です。 ○市橋誠二郎議長 高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 大変かと思うのですけれども、その整備をするのにちょっと時間がかかるのではないかなと思うのですが、今後のスケジュールについてご答弁がなかったような気がするのですが、もねの里のUR機構の整備が終わるまでにできるのですか。いつごろまで完成という目標で今打ち合わせをしているのでしょうか。 ○市橋誠二郎議長 都市部長、勝山博昭さん。 ◎都市部長(勝山博昭) お答えをいたします。  ことしの当初の予定で申し上げれば、今年度中に何とか整備をしたいというのが機構の考えでございますけれども、先ほど申しましたようにどの部分を保存してどういった形にするのか、それが決まりませんと整備ができませんので、まずはそれを決めてからURのほうにお示しをしたいと、このように思っています。 ○市橋誠二郎議長 高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 方向性を決めるのも大変かと思いますし、また整備するのもちょっと時間がかかるのではないかなと思います。UR機構のほかのところが全部整備されても、この公園はちょっと残るのではないかなと心配ではないかなと思います。  最終確認をいたしますが、どんなふうに整備をするかというのは市が協議して決めて、整備するのはUR機構が整備して、その後の管理は市が管理するということでよろしいですか。 ○市橋誠二郎議長 都市部長、勝山博昭さん。 ◎都市部長(勝山博昭) 議員仰せのとおりでございます。 ○市橋誠二郎議長 高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 もう一点、先日文化財の遺跡に関するお話をちょっと聞く機会がございまして、物井から多く遺跡が出ているということですが、もねの里内に遺跡のようなものが出ているのか、その用地はどんなふうに整備されているのかわかりますか。 ○市橋誠二郎議長 教育部長、髙野松男さん。 ◎教育部長(髙野松男) 済みません、具体的に例えばどんなようなものとかという……    〔「いや、いや。あるのかと聞いている、私のほうからもね里……」と言う人あり〕 ○市橋誠二郎議長 もねの里の中に具体的にそういうふうな埋蔵して…… ◎教育部長(髙野松男) ちょっと確認する時間をいただきたいと思います。 ○市橋誠二郎議長 では、後ほどご答弁をお願いします。  では、続けて高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 それでは、3点目へ行きます。農地へのソーラーパネルの設置条件ということで、市民の素朴な意見で、耕作放棄地にソーラーパネルを設置したらどうかという意見がございます。そういうことで、ちょっとテレビなどでも野菜をつくりながらソーラーパネルが設置できるようになったということで放映がされております。答弁の確認をいたしますけれども、野菜をつくりながら、その上にソーラーパネルを設置する場合は、農業振興地域であろうとなかろうと、申請して許可がおりれば大丈夫ですか。 ○市橋誠二郎議長 環境経済部長、杉山毅さん。 ◎環境経済部長(杉山毅) 農業振興地域の区域内にある農用地の場合は、農用地の除外が必要でございますけれども、農業用施設の附帯設備として一体的に利用されるものなどを除き、原則除外はできないということになります。  以上です。 ○市橋誠二郎議長 高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 では、農業振興地域では営農中であってもソーラーパネルは設置できないということですね。 ○市橋誠二郎議長 環境経済部長、杉山毅さん。 ◎環境経済部長(杉山毅) 農業用の施設の附帯設備としての発電施設でしたらば除外可能ですけれども、原則的には除外はできません。  以上です。 ○市橋誠二郎議長 高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 除外はできないと、ちょっと除外する話ではなくて、営農中の土地への設置の許可出ないということですか。さっきの3つの要件があれば、営農中であればどこでもできるということではないということですね。 ○市橋誠二郎議長 環境経済部長、杉山毅さん。 ◎環境経済部長(杉山毅) 営農して行うという場合には、例えば発電施設の支柱などの設置部分につきましては、農業者みずからが行う場合には農地法の4条の許可申請、それから土地所有者以外が行う場合は農地法第5条の申請、それからパネルを設置する農地に地上権を設定する必要がある場合は農地法3条の申請も同時に行うというような感じになりまして、基本的に条件がいろいろ立地によりまして違いがございますので、詳しくはご相談していただければと思いますけれども、農用地の場合には先ほど申し上げましたとおり、農業用の発電設備以外は原則除外はできないというような状況です。 ○市橋誠二郎議長 高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 それでは、農業振興地域は一時転用というのが許可可能になったわけですけれども、農振地域では農業用のソーラーパネルでなければだめだと、許可おりないということでよろしいのですか。 ○市橋誠二郎議長 環境経済部長、杉山毅さん。 ◎環境経済部長(杉山毅) 原則できません。 ○市橋誠二郎議長 高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 では、耕作放棄地の場合、なおさら農振地域の場合は農地転用になるので、今までは営農地の話をしていたのです。今度は耕作放棄地の話ですけれども、耕作放棄地の場合は農地転用ということで、全て農地転用になるわけですね。そういう考え方でよろしいですか。 ○市橋誠二郎議長 環境経済部長、杉山毅さん。 ◎環境経済部長(杉山毅) 当市の耕作放棄地の場合は、一時的な耕作放棄地という位置づけとなっておりまして、農地の用途変更は行われておりませんので、全ての耕作放棄地は用途が農地というふうになっております。  以上です。 ○市橋誠二郎議長 高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 農地にもいろいろあるようですけれども、農地転用が一時的な耕作放棄地ですか、もうちょっと詳しく説明お願いします。 ○市橋誠二郎議長 環境経済部長、杉山毅さん。 ◎環境経済部長(杉山毅) 基本的に農地という位置づけですので、耕作放棄地といえども基本的には農用地の場合には除外はできません。  以上です。 ○市橋誠二郎議長 高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 農業振興地域で耕作放棄地の場合は、農業を振興しなければいけない地域なのに農業をしていないわけですよね。そういう地域が実際いっぱいあるわけです。そういう矛盾を感じるわけですけれども、この農業振興地域の耕作放棄地でのソーラーパネル設置の可能性というのは一切ないということですか。 ○市橋誠二郎議長 環境経済部長、杉山毅さん。 ◎環境経済部長(杉山毅) 先ほどお答えいたしましたけれども、一時的な耕作放棄地という位置づけで、農地という用途には変わりございませんので、原則的には除外はできません。ただし、営農している場合は一定の要件により許可ができることもございます。  以上です。 ○市橋誠二郎議長 高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 個々によって違うと、条件があるということのようですけれども、農地にもいろんな種類があるようで、ちょっと難しいのですけれども、先ほどのご答弁の中で最後にちょっと確認したいのですが、こういうソーラーパネルの設置を許可してもらうためには、県の農業委員会に許可をいただくわけですか、市の農業委員会は通らないのですか。 ○市橋誠二郎議長 環境経済部長、杉山毅さん。 ◎環境経済部長(杉山毅) 壇上でご答弁いたしましたけれども、農地の転用につきましては千葉県知事の許可が必要ということになりますので。ただし、先ほども申し上げましたとおり個別的に判断を行うというものでございますので、そちらのほうはご相談をいただきたいというふうに思っております。  以上です。 ○市橋誠二郎議長 高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 農業振興地域のあり方というものは、長年変わらない、除外申請というのが余り通らないというという話のようなのですけれども、これはソーラーパネルと関係ないので、また別の機会にといたします。なかなかソーラーパネル、簡単につけることはできないなというのがわかりました。いろんな条件があるということを確認いたしました。  (4)番に行きます。JR四街道駅北口広場のことですけれども、長年にわたって運営協議会のほうも、平成23年からずっと話をされているということで、協議されているということで、一般車両の停車場ですか、あの問題から始まったのかなと思ったりもするのですが、このペデストリアンデッキの設置というのが示されておりますけれども、これの効果といいますか、先ほどいろいろなメリットというのをおっしゃっていましたけれども、ペデストリアンデッキはちょっとお金かかるし、エレベーターも必要ですので、この効果というのはどんなふうに見られているのでしょうか。 ○市橋誠二郎議長 都市部長、勝山博昭さん。 ◎都市部長(勝山博昭) お答えをいたします。  まず、このペデストリアンデッキでございますけれども、ご承知のように今歩道部は結構狭い状況でございまして、交通を分散化するには、やはりもう一本違う通路で対岸の歩道に人を通すということも有効かなと思っております。また、南口広場のほうで今後エレベーターの設置の計画がございますので、エレベーターで駅の自由通路を通っていただいて、そしてその歩行者デッキを通じて、例えばタクシープールですとか、あるいはバスバースですとか、一般乗降場ですとか、そういったところに人が行けるということで南北が一体となって利用できると、そういった構造を考えております。  以上です。 ○市橋誠二郎議長 高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 運営協議会の内容をちょっと見させてもらいましたら、4つの案が最初提示されて、その中からこの案に落ちついたというふうに見ましたけれども、どんなふうなところが削られて、どんなところがいいということで、運営協議会の意見といいますか、主なものを教えていただければ。 ○市橋誠二郎議長 都市部長、勝山博昭さん。 ◎都市部長(勝山博昭) 当初4つの案を示させていただきまして、要はどういったところにタクシープールを設けるとか、バスバースを設けるとか、そういったような交通処理をどうするかというもので、4つのパターンで検討させていただきまして、最終的にはその4つのパターンをプラスアルファで補うもう一つの違う案が出てまいりまして、最終的にはその案で決定をしたということでございます。やはり今出て、これまでも市民の方からもいろいろご意見がございますけれども、真ん中にある広場、あれは有効に利用されていないのではないかということで、そこをやはり交通スペースとして使ったほうがいいと、そういったご意見等もありましたので、今回そういった有効利用も含めた中で検討をさせていただいたところでございます。  以上です。 ○市橋誠二郎議長 高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 総工費5億円ということを聞いたのですけれども、費用対効果についてはどんなふうにお考えでしょうか。 ○市橋誠二郎議長 都市部長、勝山博昭さん。 ◎都市部長(勝山博昭) これにつきましては、何とか国のほうの助成をいただくように、今現在県を通じまして協議を行っているところでございますけれども、効果につきましてはやはり歩道部分が今現在例えば3.5メーターから6メーター程度に広がるとか、あるいはバスバースが4バースから5バースになるとか、あるいは一般乗降場、今1カ所でございますけれども、それを大体5台程度の乗降場ができるようなスペースの確保とか、そういったものができまして、先ほどもお答えをしましたけれども、安全性ですとか快適性、そういったものに資するものと思っております。  以上です。
    市橋誠二郎議長 高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 これはパブコメとかも行われたのですか、これからですか。 ○市橋誠二郎議長 都市部長、勝山博昭さん。 ◎都市部長(勝山博昭) 今後のスケジュールでございますけれども、やはり駅前ですので、商店会に結構影響があると思いますので、まずは商店会の連絡協議会、こちらに説明を行った後に、12月議会で議員の皆様に素案というものをお示ししたいと思っております。そして、その後、来年に入りますけれども、市民参加手続に基づきましてパブリックコメントを実施してまいりたいと思っております。  以上です。 ○市橋誠二郎議長 高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 長年にわたって協議されたということだと思いますので、しっかりした内容だと、詳しく議事録読んだわけではありませんけれども、またパブリックコメントなんかの意見も、商店街の意見もしっかり取り入れていただきたいなと思います。  次の和良比踏切の歩車道分離工事についてですが、JRとの打ち合わせ中だということでした。現地調査とか警察との協議を今行っているということですが、そうしますと当初の工程表によりますと12月ごろから事業準備を開始するという予定でございましたけれども、この事業準備の開始というのはいつごろになって、最終いつごろになるかというのは想像つかないということですか、今。 ○市橋誠二郎議長 都市部長、勝山博昭さん。 ◎都市部長(勝山博昭) 踏切の改良、改修となりますと、やはりJRとの協議が必要でございますが、JRで担当する部署が、例えば信号の通信ですとか、あるいは電力とか土木、あるいは保線とか、いろいろな部門が一堂に会しませんとなかなか協議が進まないというのが現状でございまして、何とかそういった部署に集まっていただいて、打ち合わせができるようにお願いはしてきているところでございます。  以上です。 ○市橋誠二郎議長 高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 まだJRとの一堂に会しての打ち合わせというのはできていないということですね。  もう一点、3案あるということでしたけれども、その一堂に会した打ち合わせができていないということは、まだ1つに絞り込めていないということですか。 ○市橋誠二郎議長 都市部長、勝山博昭さん。 ◎都市部長(勝山博昭) お答えをいたします。  まず、現地につきましては、JRとの現地確認は1回行わせていただいております。  それから、3案でございますけれども、今ある踏切を少しでも拡幅していただいて、例えば歩道部分を1メーターぐらい確保できればなと思っておりますけれども、その拡幅が難しい場合は、大型車がそこを通れなくなりますので、警察と協議をして大型車の交通規制、それも対応しなければなりません。そうしますと、やはり沿線住民の全員の同意が必要となりますので、そういったことで時間がかかるということ。それから、あとのもう二案は非常にお金がかかる案でございまして、1つは千葉市側のほうに地下の通路をつくってはというもの。それから、もう一つは、道路を振りかえて踏切に直角、要はこういう直角に交わるような道路で整備してはと、これははっきり言ってその周辺を全て区画整理事業等で対応できなければならないような案と、こういった3つの案が示されておりまして、かなり多額の費用がかかりますので、現時点で分岐点、要はポイントを移動することがなく、現状の中で何とか整備ができるようにJRと協議をしていきたいと、このように思っています。  以上です。 ○市橋誠二郎議長 高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 わかりました。この踏切の改修の工事は、全部四街道市の費用負担ということでよろしいのですか。 ○市橋誠二郎議長 都市部長、勝山博昭さん。 ◎都市部長(勝山博昭) 四街道市の負担となります。 ○市橋誠二郎議長 高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 事故の多いところですので、早急にと思いますけれども、協議が必要だということで、家も密集しているところですし、すぐ大きな道路があるところですので、十分な協議をして、できるだけ早くお願いをしたいなと思います。  6番目の八木原小学校の大規模改修についてですけれども、基本計画を見直す予定はないということです。28年度実施設計ということではありますけれども、審議会あるいは地元説明会で早目に大規模改修してほしいというご意見はなかったのでしょうか。そのときには、ご意見、要望とか、そういうのはなかったですか。 ○市橋誠二郎議長 教育部長、髙野松男さん。 ◎教育部長(髙野松男) お答えいたします。  説明会等におきまして、八木原小学校、29年度、30年度に改修工事をするという説明をいたしましたけれども、もっと早くしてほしいという要望等はございませんでした。 ○市橋誠二郎議長 高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 大規模改修工事は29、30年度でやるということで、了承を得られたと市のほうは思っているということですね。もし学区編成反対だという結論が出た場合は、早急に仮設校舎をつくるということにしなければいけなかったわけですので、できればその場合と同じような気持ちで大規模改修に取り組んでいただきたいなと、それに取り組むのが本当は誠意ある態度ではないかなと私は思いましたので、きれいであればねという一言が必ず出てきます。今まで何回か聞いておりますので、来年から1年生で入るお母さんたちが少しでも早くきれいになる小学校にという思いで、1年でも早くできればなと思いました。多くの財源が必要だということではありましたけれども、ほかの何か早急でないものをちょっとずらして、何があるかわかりませんけれども、早目に見直すべきかなと思いまして、一応提言をいたします。  7番目の土砂崩れについて伺います。広島のことがありましたので、教訓にしていただきたいなと思いますが、土砂災害の警戒区域、9カ所という説明がございましたけれども、その該当住民に対して説明会が行われたと、説明があったということですけれども、そのときの例えば雨量の予報がこれぐらい、ちょっといつもより多いなというときの情報提供とか、また避難勧告のお知らせの方法とか、そういう説明は明確にされたわけですか。 ○市橋誠二郎議長 危機管理監、平井進さん。 ◎危機管理監(平井進) お答えします。  説明につきましては、千葉県のほうが参りまして細かく説明をしております。  以上です。 ○市橋誠二郎議長 高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 避難勧告だとか、雨量の予測だとか、そういうのを説明されたわけですね。ということですね、今説明されたということは。件数が四街道の場合は少ないかなと思いますので、本当は災害予告の車を回すとか、そういうことではなくて、1件1件に配信されるような体制とか、そういうのを丁寧にとってもいいのではないかなと私は思います。  今回の広島の土砂災害の話を聞きますと、避難勧告は災害が起きてから4時間後ですか、避難勧告は起きてから出たとか、避難勧告を出すのは大変だというお話ではありましたけれども、隣近所とのお互いのやりとりも非常に重要だったという話も聞いております。そういう意味で、今回の広島を教訓にして、ぜひ避難勧告のあり方、また雨量の予測もちょっとこれからひどくなりそうだなというときのお知らせというのも、情報提供というのも事前にその地域の方にはするべきだなと思うのですが、ピンポイントではできないものでしょうか。 ○市橋誠二郎議長 危機管理監、平井進さん。 ◎危機管理監(平井進) お答えします。  これからは、指定を受けた場合の情報伝達の手段としましては、今現在防災無線で市内全域に流しておるのですけれども、ピンポイントにその地区だけを限定して防災無線で流すとか、あるいは広報車で回すとかということで、これからはそういう方向でやるということになっておりますので、対応してまいります。 ○市橋誠二郎議長 高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 今回また広島のほうでもハザードマップに載っていないところも被害に遭っているという、そういう情報もありました。今回県が指定しているこの9カ所以外でも、四街道市が把握している危険箇所というのが何カ所かあるかなと思うのですけれども、それは何カ所ぐらいあるのか、またその区域も同様の措置をすべきだと思うのですが、いかがでしょうか。 ○市橋誠二郎議長 危機管理監、平井進さん。 ◎危機管理監(平井進) お答えします。  今回の指定につきましては、あくまで県が危険箇所ということで14カ所を定めまして、その周辺ということで県が定めておりまして、これが最後ではございませんで、佐倉市とか、ほかの例を見ますと、毎年のように数カ所ずつふやしていって、そういう形でやっておりますので、今後四街道もこれで最後だというふうには考えておりません。ですから、これからどんどん……どんどんというほどではないと思いますけれども、ふえていくとは思いますけれども、先ほど言われましたようにその箇所を把握しているかということで申し上げますと、厳密には把握はしておりません。箇所数自体については。  以上です。 ○市橋誠二郎議長 高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 それでは、ふえていった時点で、さらに同じような措置を早急にとっていただきたいなと思います。人命が第一でありますし、また財産を守るという目的を達していただきたいなと思います。  最後に、8番目ですが、生活困窮者自立支援法ということで、今関係部局と検討中ということですか。今年度中に、4月1日からの始まりですので、関係部局ということですが、これは関係部局というと主体的には福祉サービス部が中心となって、どういう形で今検討中なのか、具体的に教えていただけますか。 ○市橋誠二郎議長 福祉サービス部長、小澤芳雄さん。 ◎福祉サービス部長(小澤芳雄) 先ほど壇上でもお答えしましたけれども、必須事業の中で住宅確保給付金の支給とあるのですが、これは既に生活保護担当課であります生活支援課でやっております。それ以外のものについては、今は社会福祉協議会と協議を進めているところでございます。ただ、議員もご存じかと思うのですが、国からのいろいろなガイドラインがまだ来ていない、これから来るという部分がございますので、といっても来年の4月1日にはやらないといけないということになっておりますので、体制固めはしていきたいと思っております。  以上です。 ○市橋誠二郎議長 高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 先日厚生労働省の役人の方のお話を、生活困窮者支援ということで聞く機会がございまして、この必須事業だけやっていては、第二のセーフティーネットを果たす策割にはならないと。やっぱり任意事業である就労支援だとか、就労訓練だとか、家計相談だとか、そういったものをやっていかないと、自立をさせるまで、相談で入ってくる、自立して巣立っていくまでやらないと意味がないということでおっしゃっておりました。そういう意味で、必須事業だけやればいいというのではなく、任意事業のほうもぜひ取り組んでいただきたいなと思います。  モデル事業で、隣の佐倉市と八街も今年度から始めたようでありますし、新聞にも佐倉市のことは載っているぐらいです。近隣でモデル事業やっておられますので、ぜひお願いしたいと思いますが、今社会福祉協議会と連携をとっているということですが、社会福祉協議会が非常に大きな役割を今担っているようで、先日富士宮市というところへ行きましたら、社会福祉協議会中心に地域包括支援センターを総合窓口としてやっておりまして、障害者の相談も、生活の相談も、学校の相談も、何でも総合窓口を市の中のブランチで相談を受けて地域包括支援センターに持ってくるというのをやっておりました。そのブランチを生活困窮者自立支援の相談窓口にもするというふうにこれからするそうであります。そういう意味で、総合的にやらないと、例えば学校の給食費払えなくなったと、そこからその家庭のところに入っていくとか、あるいは水道料金をちょっと滞納しているとか、そこから家庭に入っていくとか、そういう察知をしなければいけない。ということは、総合的な部署、そういうところから見つけていかなければいけないというのもありますので、相談を待っているだけではなくて、今度は出ていかなければいけないという、そういう場所のようでありますので、生活保護にならないために、ぜひ積極的な取り組みをお願いをしたいなと思います。  以上で私のほうからの質問を終わります。 ○市橋誠二郎議長 それでは、答弁保留分についてまずご答弁願います。  (2)のもねの里の部分ですけれども、遺跡の件ですね。  教育部長、髙野松男さん。 ◎教育部長(髙野松男) お答えいたします。  先ほどご質問の発見された埋蔵文化財についてですけれども、埋蔵文化財の調査をした中では、次の3カ所でございます。まず、出口遺跡と、それから清水遺跡ですが、これはどちらも古墳時代の円憤でございまして、土器、石器、石棺、埴輪等が出土されております。それから、小屋ノ内遺跡でございますが、これは奈良、平安時代の竪穴式住居の集落跡でございまして、茶碗やかめ等が出土されております。  以上でございます。 ○市橋誠二郎議長 高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 もねの里の中に3カ所あるということですね。そうしますと、この6号街区以外ではどんなふうに整備されているのかと、先ほど聞いたのはそういうことなのですが。 ○市橋誠二郎議長 教育部長、髙野松男さん。 ◎教育部長(髙野松男) 今後文化財審議会等にもご意見を賜りまして、計画していきたいと思います。  以上です。 ○市橋誠二郎議長 高橋絹子さん。 ◆高橋絹子議員 いいです。6号街区のことなので、詳しくはまた後でお伺いします。  以上です。                        ◇ △発言の訂正 ○市橋誠二郎議長 それでは、もう一点、3点目の農地へのソーラーパネルの関係ですけれども、答弁の訂正の申し出がありましたので、これを許可します。  環境経済部長、杉山毅さん。 ◎環境経済部長(杉山毅) 農地へのソーラーパネルの設置の条件のご質問の壇上答弁の中で、転用に関しましてですが、千葉県農業委員会の許可もしくは同意が必要というふうにお答えいたしましたけれども、農業委員会は省いていただきまして、千葉県の許可もしくは同意が必要ということで訂正をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○市橋誠二郎議長 以上で高橋絹子さんの質問を終結します。  暫時休憩します。    休憩 午後 3時10分    再開 午後 3時30分 ○市橋誠二郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ○市橋誠二郎議長 引き続き一般質問を行います。  4番、成田芳律さん。    〔成田芳律議員登壇〕 ◆成田芳律議員 議席4番、会派四街道創志会の成田芳律です。通告に従いまして一般質問を行います。  今回は、去る7月30日に行いました第6回中学生模擬議会において、25名の中学生議員から活発な質問があり、そこでもう一問ずつ再質問があった場合にどのようなことを質問するのであろうかということを意識しての質問とさせていただきました。25名の中学生議員の再質問としての位置づけを意図しておりますので、通告では26個ございましたので、その中から大項目2、16番については取り下げます。  それでは、質問を行います。大項目1、中学生模擬議会を受けて。1、今回の模擬議会は、さまざまな形で中学生議員の独自性を感じられたと私自身は評価をしております。具体的には、開催の目的の一つである議会運営の体験はもとより、住みよいまちづくりのための質問、また身の回りについてから現状の四街道市内の問題点についての質問、さらには将来にわたり今後の四街道市に向けての提言など、大変興味深く聞かせていただきました。そこで、執行部としては今回の中学生模擬議会についてどのような評価をしているかお伺いいたします。  2、私自身は大変すばらしいものであったと考えておりますが、事前の準備や模擬議会終了後に関しては、私自身はどのような状況であったかはわかりません。そこで、全体を通じて課題、問題点はあったのか、またあるとすればそれはどのようなことであるのかお伺いいたします。  3、これらを踏まえ、次回の模擬議会がよりよいものとなることを期待いたしまして、今後の方針をどのように考えているのかお伺いいたします。  大項目2、中学生模擬議会時における質問の関連質問。当日は、全25名の中学生議員から活発な質疑がなされ、生徒の皆さんにとってもいい経験になったのではと考えております。模擬議会終了後、廊下でもう少し聞きたかった、またこの質問についてはどうであったなどの会話をしているのを見かけました。そこで、今回の一般質問のやり方をしてみようと考えた次第でもありました。そのため、1生徒に1問の再質問ということを意図いたしまして、以下25問質問をいたします。  1、国道51号線の鷹の台から自転車で登下校する生徒たちが通る通学路の信号の変わりが遅く、自転車通学者の列ができ、走行中の自動車と接触する危険がある。そこで、市としてどのような対策をしているか伺うという質問に対し、旭中学校やPTA、地区自治会からの整備改善要望が出されており、市としても改善の必要があると認識し、平成25年9月27日に国に対し改善要望をした。ただし、すぐに工事が実施されるということではないので、生徒に対し交通ルールを守って安全に通学してもらいたいとの答弁がありました。そこで、鷹の台地区から旭中学校への通学路について、平成25年9月に国に要望したとのことでありますが、その後の状況についてお伺いいたします。  2、災害対策と不審者対策両方に対しての指導を行ったほうがいいのではという質問に対し、教育委員会も同様の考えであり、両方の教育を行っていく。ただし、自分の身は自分で守るという意識と態度の必要が大切であるとの答弁がありました。そこで、中学生に対しての自助努力についてどのように啓発、教育を行っているのかお伺いいたします。  3、国道51号線での自転車通行時に道幅が狭いと感じ、広げていただきたいがいかがかという質問に対し、道路両側の雑草や樹木がせり出して通行がしにくい状況であることは認識している。むやみに道路幅を広げると、交通量の増加によりかえって危険になる可能性もあることから、除草や枝の伐採などを行っていくとの答弁がありました。そこで、国道51号線における樹木等による危険性除去に対し、どのような時点で危険と判断し、伐採を行うかお伺いいたします。  4、道路通行時の安全意識向上のために、ガードレールに文字や絵を描いてみてはいかがという質問に対し、ガードレールに直接描くことによる安全性への効果などから難しい面が多いが、他の道路附属施設や直接路面などに視覚的に注意を促す対策について研究をするとの答弁がありました。そこで、道路附属施設や直接路面への注意喚起について、どのように研究を行う予定かお伺いいたします。  5、防犯灯について、場所によって隔たりがあり、暗くなると周りが見えにくい箇所があるので、防犯灯の数をふやしてほしいがいかがかとの質問に対し、あらかじめ定めたルールに基づいた連絡票を提出して、要望を取りまとめて実施しているとの答弁がありました。そこで、場所により防犯灯の隔たりがあるとの指摘を受けたが、場所の提示以外の把握方法についてお伺いいたします。  6、中学生からすると、市政だよりやホームページを見る機会は多くなく、中学生向けに特にふるさと祭りなどについての広報をしてみてはいかがかとの質問に対し、一部行事によっては学校への案内を行っているものもあるが、協議してみるとの答弁がありました。そこで、中学生に対しての中学校を媒体としたふるさと祭りや市の広報をどのように進めていくかお伺いいたします。  7、中央公園には野球場のほかにも砂利の広場があり、そこを自由に使うことはできないかとの質問に対し、有料公園施設であるため、野球場及び屋根つき運動場についても事前の申し込みが必要となる。ただし、中央公園野球場の一部無料開放については、今後調査研究をするとの答弁がありました。そこで、中央公園の一部無料開放について、いつごろ検討結果がなされそうであるかお伺いいたします。  8、住宅密集地において抜け道として使用されている道路について、標識の設置などにより車のスピードを出さないようにする工夫について伺うとの質問に対し、速度制限規制を伴う路面標示などの安全対策を警察署と連携して進めているとの答弁がありました。そこで、抜け道として使用されている生活道路に対しての取り組み状況についてお伺いいたします。  9、障害のある人もない人も市のイベントに楽しく参加できるための工夫について伺うとの質問に対し、福祉施設などからふるさと祭り見学の依頼があれば、駐車場の確保など必要なサポートを行い、また文化センター大ホールではホール中央に車椅子専用席を6席確保しているとの答弁がありました。そこで、障害のある方などからのイベント時における対応について、現在どのような要望がなされているか、またどのように対応しているかお伺いいたします。  10、2020年のオリンピックについて、何も知らずに見るよりも知識を持って見たほうが楽しいと思う。そこで、競技や歴史についての講習会やイベントを行ってみてはいかがかとの質問に対し、体育の日の行事の中などで歴史について展示物の掲示や講演会などが行えるか、関係機関、団体などと調整を図っていきたいと思うとの答弁がありました。そこで、体育の日などにおいてオリンピックの歴史などを初め展示物や講演などに際し、どのように、またどのような団体と調整を図る予定であるかお伺いいたします。  11、オリンピックやパラリンピックにはあるが、運動公園などでは扱えない競技などにおける設備の整備について、どのように認識しているか伺うとの質問に対し、既存の施設の工夫や内容によって今後研究するとの答弁がありました。そこで、さまざまなスポーツを実施できる環境整備について、どのような方針での研究を行うかお伺いいたします。  12、四街道市は緑が多く、自然豊かな市ではありますが、空き地や林の中にテレビや家具などの粗大ごみが捨てられていることは残念である。市ではどのように対策をしているかを伺うとの質問に対し、不法投棄対策として巡回パトロールの実施や禁止看板の設置を行い、未然防止に努めている。また、空き地や林に不法投棄されたものに対しては、土地の所有者、または管理者に対応をお願いすることから、フェンスの設置などによる再発防止を依頼しているとの答弁がありました。そこで、不法投棄の再発防止策の効果についてどのように認識しているかお伺いいたします。  13、ペットボトルのリサイクルに関して、市民への呼びかけをどのように行っているか、またその効果はいかがかとの質問に対し、市政だよりやホームページによる周知、またごみの分別ガイドブックにも掲載している。ペットボトルの回収量が年々増加傾向にあることから、成果が上がっていると認識しているとの答弁がありました。そこで、ペットボトル回収に関するイベントが行われていますが、ペットボトルに対象を絞ることなく、参加がしやすくなるごみの減量や資源の有効活用のイベントなどに対する検討があるかお伺いいたします。  14、市内における粗大ごみが捨てられている場所、また捨てられやすい場所を示した地図をつくってみてはいかがかとの質問に対し、不法投棄は全く同じ場所というよりは、不法投棄されやすい地域というふうに範囲により繰り返されるという実情がある。地図の公表については、見方を変えると捨てやすい場所であると周知してしまう危険性もあり、慎重な判断が必要となるが、地図の作成については検討するとの答弁がありました。そこで、不法投棄対策としての地図の作成について、どのように方針決定がなされたかお伺いいたします。  15、成山地区のイオン建設について、前回の模擬議会時から進んでいないように思えるがいかがかとの質問に対し、道路整備状況に合わせて施設建設の手続を進めていく予定と聞いているとの答弁がありました。そこで、成台中土地区画整理事業の進捗について、6月定例会以降特筆すべき点があるかお伺いいたします。  17、四街道市は特産品、名産品で目立ったものがなく、その中において学校給食の地産地消メニューでニンジンと小松菜をよく見かける。そこで、四街道市のおいしい野菜を名産品としてアピールしていくのはいかがかとの質問に対し、現在メロンとカラーピーマンを特産として品質の向上を図りながら生産と普及に努めている。しかし、認知度が低いため、情報の発信を強化するとともに、生産拡大を図る必要があるとの答弁がありました。そこで、特産品の検討の中に中学校の給食でよく出てくるニンジンや小松菜を特産物と関連づけていく検討がなされたかお伺いいたします。  18、防犯灯について、増設の考えについて伺うとの質問に対し、地域の要望に基づき適正な設置に努めている。中学生議員各位においても、暗いと感じる箇所があったら担任などと相談してほしいとの答弁がありました。そこで、防犯灯の設置要望の状況についてお伺いいたします。  19、東関東自動車道入り口付近においては歩道がなく、車道についても不安が起こり得る構造になっていると感じる。また、市内において危険箇所も少なくないと考えるが、どのような改善策を講じているか伺うとの質問に対し、道路構造上やスペースの問題で歩行者との分離が難しい箇所があり、そうした箇所においては標識や路面標示などで安全対策を講じているとの答弁がありました。そこで、現状道路標識や路面標示に関する新設予定箇所や要望があるか伺います。  20、子育て支援として周りの環境整備、具体的には皆が集まれるような公園をふやしてみてはいかがかとの質問に対し、近隣公園や街区公園について適切に配置している。また、公園緑地の確保も図っているところであるとの答弁がありました。そこで、近隣公園や街区公園に対しての利用状況をどのように評価しているかお伺いいたします。  21、病院や買い物に行くときに、自宅付近まで送迎できる、かつ安価で気軽に利用できる交通施策について伺うとの質問に対し、福祉タクシーはあるが、高齢者や地域活性化の観点からの交通施策を検討するとの答弁がありました。そこで、地域公共交通対策における進捗についてお伺いいたします。  22、登下校時に自動車やバイクにより不安を感じた生徒も少なくない。中学生のみならず地域住民が安心して歩けるようなパトロールなどの強化を願いたいがいかがかとの質問に対し、区や自治会、市民安全パトロール隊などの協力により定期的な見守り活動をしている。今後も地域や警察など、関係機関との連携を図り、安全で安心な四街道の実現に向けて努力するとの答弁がありました。そこで、交通安全指導や地域の見守り活動に関し何か要望などが上がっているか、またどのように支援をしているかお伺いいたします。  23、飲食店においてアレルギー表示がなされているが、アレルギーが多く、外食ができない子がいると話を聞いた。アレルギー食材を抜いた料理を提供できる飲食店はないか、またそうした料理を提供していることがわかる認定書があれば、多くの子や家庭において安心して外食を楽しめると考えるがいかがかとの質問に対し、アレルギーの原因となる加工食材の原材料として国が定めたものが27品目ある。一部飲食店でアレルゲン情報の提供を行っており、またワンデーシェフさくらそうにおいて特定7品目を使用しない食事を月に1度提供し、NHKでも紹介されたところである。しかし、飲食業の経営からすると課題も少なくない。そのため、国などの情報を注視するとの答弁がありました。そこで、平成26年6月に成立したアレルギー疾患対策基本法に関連した国からの通達などはあるかお伺いいたします。  24、学校で蜂に刺され、怖い思いをした生徒もいたが、学校以外での蜂の巣や害虫が多く発生する場所を見つけた際の相談窓口や駆除を依頼するにはどのようにすればよいか伺うとの質問に対し、蜂や蜂の巣に不用意に近づく、もしくは振動を与えてはならず、早くその場から離れることが大切である。市では、公共施設以外の駆除を行っていないが、市へ相談があった場合は専門業者への相談や駆除の依頼を勧めているとの答弁がありました。そこで、スズメバチに関する相談件数は幾らかお伺いいたします。  25、駅周辺における路上駐車が目立つ。路上駐車により緊急時の救急車両などの移動に支障を来し、あるいは停車できない場合もある。そこで、路上駐車を減らす取り組みについて伺うとの質問に対し、警察署との連携により対処していきたいとの答弁がありました。そこで、駅周辺の路上駐車について、警察署との連携とは具体的にどういったことかお伺いいたします。  26、四街道北中学校において、なごみの友という年配の方々との交流会が定期的にあり、地域の方々などが来校される際に、気持ちよくお越しいただけるよう、校門から昇降口にかけて花を植えて明るい雰囲気を出したいと考えている。そのための支援を願いたいがいかがかとの質問に対し、来校する方々の気持ちに立って環境を整えるという気遣いや姿勢はすばらしいと思う。生徒会を中心に検討を行い、意見をまとめていただきたい。市教育委員会としても、そのような活動を支援していきたいとの答弁がありました。そこで、来校する方々へのもてなしとして、花壇を設けるなどの取り組みに対する支援についてどのように行うかお伺いいたします。  今回取り上げました以外にも多岐にわたっての質疑がございました。その中で、全体を通じて通学路に関する事項が多いという印象を受けました。市内全5中学校からいずれも通学路に関しての質問があったことからも、整備する必要性があると認識しています。そのため、執行部といたしましても、通学路の安全確保について、解消されていない箇所に対し重点的に取り組んでいただきたい旨申し上げます。  また、今回及び前回の模擬議会を傍聴させていただきまして、大変すばらしい体験になったのかなと感じますし、議員になるのだろうかとも思います。また、生徒の皆さんにとってもいい経験になったと感じてもらえることを願っております。ただ、同時に、特に中学3年生の生徒が多く、というのは受験を控えている時期でもあると。一方では、大変すばらしいことだとは思います。ただ、同時に、特に当日の模擬議員となった皆さんは受験をするであろうという状況であることから、それをどのようにやっていくのか、また例えば模擬議会の目的の一つ、議会のあり方、仕組みというものを見てみるということについては、例えばそれは社会科見学のような形のものでも対応ができるのではと。そうした問題で、なかなかこれがいいというのは難しいと思います。ただ、そのような中を受けて、どのように考えているのか、また今後どのようにしていくのかお伺いしたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  大項目3、入札制度について。こちらにつきましては、12月定例会の一般質問で具体的にお伺いいたしますので、その前段といたしまして、現状の確認という意味から、以下4点質問をいたします。  1、資材費や燃料費、また人員不足などにより入札不調となる可能性も想定されますが、市の認識はいかがでしょうか、お伺いいたします。  2、以前も確認をいたしましたが、予定価格について、それは何を指すものであるかお伺いします。というのは、こちらにつきましては同様の質問をさせていただきましたが、例えば歩切りであったり、今はないはずではありますが、そうした問題含めお伺いしたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  3、低入札価格審査についての市の認識をお伺いいたします。  4、市で考える入札制度の課題、問題点はあるかお伺いいたします。  以上で今回の一般質問を終わります。ご答弁のほどよろしくお願いします。 ○市橋誠二郎議長 成田芳律さんの質問に対する当局の答弁を求めます。  市長、佐渡斉さん。    〔市長 佐渡 斉登壇〕 ◎市長(佐渡斉) 私からは、第1項目、中学生模擬議会を受けての3点のご質問につきまして順次お答えいたします。  まず初めに、1点目、どのような評価をしているかについてでございますが、中学生模擬議会は次代を担う中学生たちの意見を聞くことにより、今後の市政の参考とするとともに、議会制民主主義制度の根幹となる議会運営の仕組みを体験的に学習することを狙いとして開催いたしました。市内5つの中学校から代表生徒計25名が熱心な質疑や真剣な討論を行い、このことにより政治への興味、関心や学習意欲が高まるとともに、ふるさと四街道への思いがより一層深まったと考えております。  次に、2点目の課題、問題点についてでございますが、学校からは部活動の大会等により時間の確保が難しかったとの声があり、一部の参加議員が急遽変更になったこともございましたが、中学校の協力により無事開催できましたことは非常によかったと考えております。  最後に、3点目目、今後の方針についてでございますが、中学生模擬議会の開催に当たり、教育委員会や各学校との連携、協力を図り、本市の教育に資するように取り組んでまいりたいと考えています。  なお、中学生模擬議会終了後、中学生25人全員からアンケートに回答をいただいたところ、毎年開催したほうがよいが12名、48%、2年に1度開催したほうがよいが6名、24%、3年に1度開催したほうがよいが6名、24%という結果でございました。今後につきましては、アンケート結果や学校現場の声を踏まえ、開催を従来どおり3年に1回とするのか、あるいは隔年開催や毎年開催とするのか、実施方法とあわせて関係部署間において十分な協議を行ってまいりたいと、このように考えております。  私からは以上でございます。他のご質問につきましては、副市長等よりご答弁いたさせます。どうぞよろしくお願いします。 ○市橋誠二郎議長 副市長、武富裕次さん。    〔副市長 武富裕次登壇〕 ◎副市長(武富裕次) 私からは、第2項目、中学生模擬議会時における質問の関連質問につきまして順次お答えをいたします。  まず初めに、1点目、鷹の台地区から旭中学校への通学路について、平成25年9月に国に要望したとのことであるが、その後の状況についてでございますが、引き続き国に要望するとともに、他の通学路につきましても学校や地域と連携して現場確認と危険箇所の把握に努め、児童生徒の通学路の安全確保に努めてまいります。  次に、2点目、中学生に対しての自助努力について、どのように啓発、教育を行っているかについてでございますが、学校においては東日本大震災での教訓を生かした対応マニュアルに沿って、さまざまな場面や場所にいることを想定した避難訓練を実施しております。その中で、避難4原則を確実に実践できる力を身につけるとともに、さまざまなケースの災害に対応できる判断力と行動力を伸ばし、自分の命は自分で守るという姿勢が身についていくよう取り組んでおります。  次に、3点目、国道51号における樹木等による危険性除去に対して、どのような時点で危険と判断して伐採を行うのかでございますが、ご質問の国道51号に抜ける通学路では、道路パトロールや学校等からの要望により道路の有効幅員が確保できない張り出した樹木の伐採や除草を行っているところでございます。  次に、4点目、道路附属施設や直接路面への注意喚起について、どのように研究を行う予定かについてでございますが、近年はさまざまな交通安全施設が製品化されており、この中でその場所に合った施設を選定することや、あるいは他市町村の事例などを調査するなど、より効果的な交通安全対策を研究してまいります。  5点目、場所により防犯灯の隔たりがあるとの指摘を受けたが、場所の提示以外の把握方法についてでございますが、防犯灯の設置場所につきましては、区や自治会、学校、PTAなど、市民の皆様からの要望により把握をしているところでございます。  6点目、中学生に対しての中学校を媒介としたふるさと祭りや市の広報をどのように進めていくかについてでございますが、ことしの四街道ふるさと祭りは8月23日、24日の両日、中央公園をメーン会場に開催され、約4万2,000人の皆様にご来場いただきました。ふるさと祭りの広報は、市政だよりや市ホームページなどを通じてお知らせしておりますが、中学生模擬議会でのご提案を受け、今年度から市内各中学校の校内掲示板等にふるさと祭りのポスターを掲示していただき、周知を図ったところでございます。今後も四街道ふるさと祭りが多くの市民の皆様が参加し、楽しめる祭りとなるよう積極的な情報発信に努めてまいりたいと考えております。  7点目、中央公園の一部無料開放について、いつごろ検討結果がなされそうであるかについてでございますが、対象とするボール遊びのルールづくり、開放日、開放時間帯など、運営方法並びに指導員の配置による安全監視体制など、検討すべきさまざまな課題があり、こうした課題の整理ができた段階で一部開放を行ってまいりたいと考えております。  8点目、抜け道として使用されている生活道路に対しての取り組み状況についてでございますが、抜け道として使用されている生活道路は道路幅員も狭く、交通事故の危険性が高いことから、法的な速度規制などとあわせて標識や路面標示などの対策を実施してまいります。  9点目、障害のある方などからのイベント時における対応について、現在どのような要望がなされているか、またどのように対応をしているかについてでございますが、ことしのふるさと祭りでは市内の福祉施設から見学のお話を受け、駐車場をご利用いただけるよう対応したところでございます。また、そのほかのご要望はありませんでしたが、ご要望があれば必要なサポートをしてまいりたいと考えております。  10点目、体育の日などにおいて、オリンピックの歴史などを初め展示物や講演などに際し、どのように、またどのような団体と調整を図る予定であるかについてでございますが、オリンピックの歴史に関する資料の展示やオリンピック出場経験者の講演が可能かどうか、各種団体等と調整してまいりたいと考えております。  11点目、さまざまなスポーツを実施できる環境整備について、どのような方針での研究を行うかについてでございますが、多岐にわたる種目、競技があるため、今ある総合公園体育館、野球場、多目的運動場などの既存施設において活用できるものは補修、改修するなど工夫し、いろいろな種目、競技が可能かどうか研究してまいりたいと考えております。  12点目、不法投棄の再発防止策の効果について、どのように認識しているかについてでございますが、巡回パトロールの実施や不法投棄禁止看板の設置による抑止効果や通報や巡回中に迅速な撤去をすることにより、ごみがごみを生まない環境づくりを行っておりますことから、一定の効果はあると考えております。  13点目、ペットボトル回収に関するイベントが行われているが、ペットボトルに対象を絞ることなく、参加がしやすくなるごみ減量や資源の有効活用のイベント等に対する検討があるかについてでございますが、現在古紙や瓶、缶などの再資源化物を集団回収する団体に対し、回収量に応じて助成金を交付しております。また、毎年産業まつりでは市民の方々からご提供いただいた家庭の不要品などをチャリティー販売するイベントを行っております。これらの事業を通じ、市民の皆様にごみの減量や資源の有効利用を啓発するとともに、スリーアールに対する意識の向上を図っております。  14点目、不法投棄対策として地図の作成についてどのように方針決定がなされたかについてでございますが、模擬議会後、過去2年分の不法投棄地の簡略図を作成いたしました。今後は不法投棄場所をデータ化するとともに、詳細図を作成して不法投棄の再発防止や効果的な対策の検討のために有効活用してまいりたいと考えております。  15点目、成台中土地区画整理事業の進捗について、6月定例会以降特筆すべき点があるかについてでございますが、本年7月、関係権利者にお集まりいただき、住居系街区に係る事業計画の変更内容に関する説明を行ったと組合から伺っております。なお、事業計画の変更内容とは区画道路の見直しによる再配置や公園緑地の再配置が主な内容でございます。  17点目、特産品の検討の中に中学校の給食でよく出てくるニンジンや小松菜を特産物と関連づけていく検討がなされたかについてでございますが、四街道市の特産品としては、現在四街道市特産品協議会がカラーピーマン、メロンを特産品と位置づけ取り組んでいるところであり、市としても支援をしているところでございます。ニンジン、小松菜については、四街道市のみならず周辺地域においても一般的に広く作付けされている農村物でございますので、特に特産品として検討されたことはないと思われます。  18点目、防犯灯の設置要望の状況についてでございますが、防犯灯の新設につきましては、区や自治会、学校などからの要望により順次設置をしているところでございます。防犯灯の設置要望状況でございますが、平成25年度につきましては要望数46基に対しまして設置数29基、平成26年度につきましては8月末現在、要望数が43基に対しまして設置数40基となっております。  19点目、現状道路標識や路面標示に関する新設予定箇所や要望があるかについてでございますが、道路標識や路面標示などの交通安全施設につきましては、自治会や各学校などから要望をいただいているところでございます。要望箇所につきましては、関係機関共同の現地診断などを実施して、道路管理者として必要な対策に取り組んでいるところでございます。  なお、通学路で今年度予定する箇所は、さきの緊急合同点検で対策が必要と判断されました中央小学校、四街道小学校、四和小学校の各通学路の路側帯の明色化、和良比小学校通学路の交差点標示、南小学校通学路の歩道設置などでございます。  20点目、近隣公園や街区公園の利用状況をどのように評価しているかについてでございますが、有料公園施設のテニスコート利用のほか、遠足やグラウンドゴルフ、防災訓練などの自治会活動など、さまざまな用途で利用されており、今後も市民の身近な公園として安全で安心してご利用いただけるよう遊具の点検や樹木の剪定など、公園環境の整備に努めてまいります。  21点目、地域公共交通対策における進捗についてでございますが、市では現在本市の課題の一つである高齢化への対応や地域の活性化も踏まえた包括的な視点から、新たな公共交通施策の導入に向けた検討を進めているところでございまして、今年度の方針策定に向け、これまでに他自治体の先進事例の研究を行うほか、導入可能性についてタクシー事業者など関係機関との協議を進めてきたところでございます。具体的な運行方法等につきましては、今後デマンド方式の乗り合いタクシーやタクシー利用助成などの導入可能な方策について、利用者の利便性や経費、その他運用面での課題などを比較検討した上で、本市にとって最適な方策の導入を目指してまいりたいと考えております。  なお、検討に際しましては、地域公共交通会議を通じて有識者、公募市民、関係機関などの委員の方々のご意見を伺ってまいります。  22点目、交通安全指導や地域の見守り活動に関し、何か要望などが上がっているか、またどのように支援しているかについてでございますが、区、自治会によりましては、交通安全指導や地域の見守り活動を行っていただいております。これらの活動に対する支援といたしまして、交通安全指導につきましては、交通安全協会の実施する研修会に対し機材などの貸し出しを行っております。また、地域の見守り活動を含めた防犯活動につきましては、防犯のぼり旗、帽子やベストなどの防犯用品を購入するための助成を行っているところでございます。  23点目、平成26年6月に成立したアレルギー疾患対策基本法に関連した国からの通達等はあるかについてでございますが、この法律は平成26年6月27日に公布されましたが、公布日から1年6カ月を超えない範囲で施行となっております。したがって、国からの通達等はまだございません。今後随時関係通達が発せられるものと考えますので、それを注視するとともに、アレルギー疾患への対応については、これまでの情報も踏まえ、注意喚起や周知を行ってまいります。  24点目、スズメバチに関する相談件数は幾らかについてでございますが、蜂の種類ごとの集計は行っておりませんが、25年度のスズメバチを初めアシナガバチ、ミツバチを含む蜂に関する相談は、全体で97件ございました。  25点目、駅周辺の路上駐車について、警察署と連携とは具体的にどういったことかについてでございますが、駅周辺の路上駐車については、現在警察において駐車違反の取り締まり及びパトロールを行っているところでございますが、さらなる強化をお願いしてまいります。  26点目、最後ですが、来校する方々へのもてなしとして花壇を設けるなどの取り組みに対する支援についてどのように行うのかについてでございますが、各小中学校は来校する方々へのもてなしとして、また児童生徒の心を育む指導の一環として、季節や学校行事を考慮した草花の育成を計画的に行っております。花壇など学校の環境整備につきましては、市教育委員会では既に予算措置を行っているところでございます。各学校において有効に活用し、環境整備に努めていただきたいと考えております。  私からは以上でございます。 ○市橋誠二郎議長 経営企画部長、大野芳久さん。    〔経営企画部長 大野芳久登壇〕 ◎経営企画部長(大野芳久) 私からは、第3項目、入札制度について順次お答えいたします。  まず1点目、資材費や燃料費、また人員不足等により入札不調となる可能性も想定されるが、市の認識はいかがか伺うについてお答えいたします。市の工事費算定の基準については、県の積算基準に準じて行いますが、この積算基準について、県では社会情勢に合わせて適宜変更がなされております。県の基準に変更があった場合には、市の積算基準にも反映されますので、市が発注する工事は社会情勢に応じた設計額となっており、設計価格いかんによって入札不調となる可能性は低いと考えております。また、全国レベルでは工事における人手不足が問題化しているようですが、当市の入札不調の原因について事情を確認したところでは、現状では人手不足が原因であったものはございません。なお、入札不調を防ぐために工事等の早期発注について庁内に注意喚起を行っております。  次に、2点目、以前も確認したが、予定価格について、それは何を指すものであるか伺うについてお答えいたします。予定価格は、地方公共団体が契約を締結するに当たって、あらかじめ予定する契約価格の基準となる見積価格のことであり、予定価格の作成は予算に基づきその限度内において契約するための上限の予定金額としての意味を持つものでございます。当市における公共工事の予定価格の設定は、専門的知識を持つ技師が県の積算基準に基づき設計金額を算出し、この設計金額をもとに予定価格設定権者が設定しております。  次に、3点目、低入札価格審査についての市の認識を伺うについてお答えいたします。当市における低入札価格審査は、設計金額3,000万円以上の一般競争入札方式による建設工事を対象とし、予定価格の10分の7から10分の9の範囲内において設定した調査基準価格を下回る金額での応札があった場合に、四街道市低入札価格調査実施要領に基づき実施しております。低入札価格審査は、応札者に対し価格の内訳書などの調書を提出させ、ダンピング受注による手抜きや粗雑工事の防止の観点から、また下請業者に対して適正な金額での請負契約を行い、適切な賃金水準を確保するかなどを聴取し、公共事業として適切な施工ができる業者であるか判断する制度であり、一般競争入札の目的にもかなうものと認識しております。  最後に、4点目、市で考える入札制度の課題、問題点はあるか伺うについてお答えいたします。現状の入札制度については、電子入札による一般競争入札を原則に適正に行っており、問題はないものと考えておるところですが、全ての案件において最低制限価格を設定しておりませんので、人件費の占める割合が大きい委託業務においては、価格競争による受託者側の労働者の賃金への影響が危惧されるため、それらに該当する委託業務については最低制限価格の設定が必要ではないかと考えております。  私からは以上です。 ○市橋誠二郎議長 再質問はありませんか。    〔「ありません」と言う人あり〕 ○市橋誠二郎議長 ないということですので、以上で成田芳律さんの質問を終結します。                        ◇ △散会の宣告 ○市橋誠二郎議長 以上で本日の日程は終了します。  明日は定刻より会議を開きます。  本日はこれにて散会します。    散会 午後 4時20分...