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令和 4年度予算審査特別委員会−03月15日-02号

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  1. 富津市議会 2022-03-15
    令和 4年度予算審査特別委員会−03月15日-02号


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    令和 4年度予算審査特別委員会−03月15日-02号令和 4年度予算審査特別委員会                予算審査特別委員会議事録 1.日  時  令和4年3月15日(火)午前10時 1.場  所  第3委員会室 1.出席委員   三 木 千 明 君       猪 瀬   浩 君       宮 崎 晴 幸 君   三 富 敏 史 君       福 田 好 枝 君       平 野 英 男 君   佐久間   勇 君       石 井 志 郎 君 1.欠席委員   なし 1.議  長   渡 辺   務 君 1.出席説明員   市長        高 橋 恭 市 君   副市長        小 泉 義 行 君   教育長       岡 根   茂 君   総務部長       中 山 正 之 君   総務部参与     石 川 富 博 君   総務部次長資産経営課長事務取扱                                    市 原 岳 人 君   総務課長      高 梨 正 之 君   防災安全課長     秦 野 憲 一 君
      防災安全課主幹   大 谷   寛 君   企画課長       阿 部 淳一郎 君   企画課移住定住推進室長           秘書広報課長     牧 野 常 夫 君             小網代   昇 君   財政課長      花 田 康 宏 君   市民部長       鹿 島 和 博 君   市民課長      平 野 巳 貴 君   課税課長       石 井   太 君   納税課長      神 子 丈 夫 君   天羽行政センター所長 鳥 部 裕 志 君   環境保全課長    錦 織 和 則 君   環境保全課広域廃棄物処理事務室長                                    地 引 憲太郎 君   健康福祉部長    坂 本 秀 則 君   社会福祉課長     中 山 貴 弘 君   福祉の窓口課長   木 村 美 文 君   子育て支援課長    中 山 淳 子 君   介護福祉課長    長谷川   栄 君   健康づくり課長    藤 嵜   勉 君   国民健康保険課長  平 島 光 洋 君   建設経済部長     茂 木 雅 宏 君   建設経済部次長農業委員会事務局長     都市政策課長     義 崎 哲 也 君             藤 川 幸 男 君   建設課長      棟 方 雅 典 君   商工観光課長     嶋 田 清 一 君   農林水産課長    三ツ俣 光 浩 君   農林水産課鳥獣対策室長松 下 順 一 君   会計管理者     池 田 剛 和 君   選挙管理委員会事務局長監査委員事務局長                                    尾 形 卓 信 君   消防長       宇 山 則 幸 君   消防総務課長     牧 野 安 浩 君   予防課長      角 田 安 隆 君   消防署長       松 本 敏 宏 君   消防分署長     庄 司 健 一 君   教育部長       平 野   勉 君   教育部参事学校教育課長事務取扱       教育総務課長     小野田 隆 博 君             須 藤 秀 明 君   学校教育課主幹   保 坂 典 江 君   学校教育課主幹    平 野 睦 智 君   学校教育課主幹   宮 崎   悟 君   生涯学習課長     樋 口 峰 昭 君   公民館長      平 野 隆 志 君 1.出席事務局職員   事務局長      重 城   祐     主幹         大 川 美佐子   係長        三 木 貴 好     副主査        渡 邉 秀 樹 1.議  事    議案第12号 令和4年度富津市一般会計予算           ────────────────────────                    開     議           令和4年3月15日(火) 午前9時59分 開議 ○委員長(三木千明君) 皆さん、おはようございます。  定刻前ではございますが、皆さんおそろいですので、ただいまから予算審査特別委員会、本日の会議を開きます。           ────────────────────────                    委員長あいさつ ○委員長(三木千明君) 委員の皆様方には、お忙しい中お集まり頂きまして、誠にありがとうございます。  さて、本日3月15日と明日16日の2日間の予定で予算審査を行いますので、委員の皆様には簡潔明瞭な質疑をお願いいたしまして、また慎重かつ十分なる審査を行いたいと思いますので、円滑な議事進行に御協力をよろしくお願いいたします。  また、執行部の皆様方には、的確かつ簡潔な答弁をお願いいたしまして、私からの挨拶とさせていただきます。  それでは、議長がお見えですので御挨拶をお願いいたします。議長、渡辺 務君。           ────────────────────────                    議長あいさつ ○議長(渡辺務君) 皆さん、おはようございます。予算審査特別委員会、お集まり頂きましてありがとうございます。慎重な審議をしていただきたいと思います。  1つお話させていただきたいんですけども、この数年、国も地方もコロナ禍で異例の財政運営を強いられていると考えます。国は対策を立案して財源を確保するというスタンス、そして地方自治体はその立てられた対策を実施するというスタンス、異例の補正予算ラッシュみたいなとこがあります。現実に、当市でも通常例えば一般会計180億、90億ぐらいの予算が近年は200億を優に超える。補正予算終わって決算になると230とかそういう予算規模になっています。財源は専ら国が手当てをして、全額国費負担というのはどうもこの頃当たり前みたいになってきて、ただ戦後の日本の財政政策というのは、あくまで緊急のときは全額国費負担ということであったと思うんですけども、本来は、平時というんですか、そういうところでは地方が実施する以上、少なくとも一部はその地方が負担するというのが原則であったと思います。これは、戦後の税制の制度改革の中でずっと続けられてきたことだと思います。  そんな中で、今回もいろんな、岸総理も例えば去年の12月ぐらいから12か月ではなくて16か月を見据えた財政とかということで立案を計画を立てていろんなことやってるんですけども、そんな中で自らの財源というのを自ら政策立案から実施するということをそのプロセスを確立するというのも必要なことじゃないかなというふうに私は考えます。基本に立ち返って、本来のこの富津市の財政運営というのを考えるというスタンスがそろそろウイズコロナ、アフターコロナの中では必要なんじゃないかなというふうに感じつつあります。どうかその辺を踏まえて議論をしていただければなと思います。  具体的に言うと、これから5年後、10年後、アフターコロナ、ウイズコロナの中でどうやっていくかということを踏まえながら、あんまりこれやるなとは言いませんけど、重箱の隅をつつくようなことを議論するのも必要なんですけども、それと当時に一方で将来を見据えた健全な財政というものを考えた議論というのをしていただきたいなと期待をいたしております。どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長(三木千明君) ありがとうございました。  次に、執行部から御挨拶をお願いいたします。市長、高橋恭市君。           ────────────────────────                    執行部あいさつ ◎市長(高橋恭市君) おはようございます。予算審査特別委員会の開会に当たりまして御挨拶を申し上げます。  委員の皆様方におかれましては、定例会開会中の大変御多用の中、本委員会を開催していただきまして、誠にありがとうございます。  2月22日の本会議におきまして本委員会に付託されました令和4年度の一般会計及び各特別会計の予算案につきまして審査をお願い申し上げます。  予算編成に当たりましては、いまだ終息の兆しが見えない新型コロナウイルス感染症対策に取り組むとともに、将来にわたる持続可能な行政経営を念頭に住みたいまち、選ばれるまち富津市づくりに向けた事業を推進する方針として編成をいたしました。  限られた経営資源をより一層効率的・効果的に活用し、持続可能な行政経営を実現できるよう気を引き締めて市政運営に当たってまいりますので、委員の皆様方におかれましては、慎重なる御審査を賜り、原案どおり御可決くださいますようお願い申し上げまして、開会に当たりましての挨拶に代えさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(三木千明君) ありがとうございました。  ここで、皆様方に傍聴の許可についてお諮りいたします。  本日傍聴の申出がありましたので、許可すること、このことに御異議ありませんでしょうか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(三木千明君) 異議なしと認め、許可いたします。  傍聴者に入室いただきたいと思いますので、しばらくお待ちください。           ────────────────────────                    議     事     議案第12号 令和4年度富津市一般会計予算 ○委員長(三木千明君) 続いて、本日の議事について説明します。  議案については、事前に説明文を配布していますので、執行部の説明は省略し、直ちに質疑を行い、質疑終了後、討論、採決を行います。  本日の議事は、お手元に配布の会議次第のとおり、議案第12号 令和4年度富津市一般会計予算の審査を行います。  審査は審査区分表に従い行います。  歳入については、審査区分表1ページに記載の一般財源、白抜きになっている項目を審査し、特定の歳出に充当する歳入、網かけになっている項目はその歳出を審査する際に併せて行いますので、御了承願います。  その際に、令和4年度一般会計予算雑入に係る歳出充当内訳を御活用ください。  また、歳出については、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のため、審査区分表の2ページから6ページまでに記載のとおり原則として所管部局ごとに質疑を行います。  詳細な質疑を行った後、最後に審査区分表7ページ上段に記載のとおり、令和4年度富津市一般会計予算に係る総括的な質疑を行います。ここでは総括的な質疑のみとしますので、詳細な質疑は審査区分ごとの時間内によろしくお願いいたします。  また、審査区分ごとに説明員を入れ替えることから、質疑漏れ等がないように御注意ください。  質疑については通告順に従い、その他の質疑は通告のあった質疑が終了した後に行うこととします。  以上のとおり、本日1日で議案第12号の審査を行います。  次に、明日3月16日の議事については、議案第13号から議案第15号までの3議案について審査いたします。  今日、明日の2日間で全ての審査を行いますので、皆様方の御協力をよろしくお願いいたします。  それでは、ただいまから議事に入ります。  議案第12号 令和4年度富津市一般会計予算についてを議題といたします。  これより質疑に入ります。  初めに、審査区分表1ページ、歳入のうち白抜きで示している部分に関する質疑を行います。  委員の皆様方には、円滑な進行のため、必ず予算書または附属資料の別、またページ番号、款、項、目を示してから質疑をよろしくお願いいたします。  では、初めにあらかじめ通告のあった委員の発言を通告順に許可します。三富敏史委員の発言を許可します。三富敏史委員
    ◆委員(三富敏史君) よろしくお願いいたします。  私、予算審査委員会はまだ経験少ないですけども、改めて市の施策を拝見させていただきますと、もう数千件に及んで膨大でもう大変だなということをつくづく感じさせていただきました。そうした中で、今回コロナ禍ということで限られた運営ですので、委員長が御指摘のように簡潔明瞭に御質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。  初めに、P15ページの1款3項1目環境性能割について、こちらちょっと御確認させていただければと思います。  こちら、私の認識ですと軽自動車環境割と申しますのは、燃費性能に応じて課税される市町村税ということで理解しております。軽自動車税につきましては、ゼロ%から2%の税率、そこから元年の10月から令和3年の12月までの間に取得した自動車に対して1%軽減されているというふうに理解しておりますが、措置が終了に伴って来年度は本則に戻して計上してるというふうに見てるんですけども。  前年度690万に対して、令和4年度は1,000万超えておりますが、この差額約340万というのは、この軽減終了に伴う1%の上乗せという理解でよろしかったかどうか、お尋ねします。 ○委員長(三木千明君) 課税課長、石井 太君。 ◎課税課長(石井太君) お答えいたします。  環境性能割の増の主な要因につきましては、新たに令和4年度中に取得、課税される車両台数につきまして令和3年度の決算見込み台数から自家用乗用車に対する1%軽減措置が終了することによりまして、非課税から1%に税率が上がる車両、これを130台増、1%から2%に税率が上がる車両を98台増等と見込んだ結果、これらの軽減措置の終了に伴う影響で約270万円の増、その他2%課税の車両台数の増等の見込みを合わせまして、約340万円の増となっております。 ○委員長(三木千明君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 分かりました。ありがとうございます。  では、続いて、30ページ、30ページの18款2項1目土地建物売払収入についてお尋ねいたします。  こちらは、不動産売却収入ということですが、どちらの不動産をどの程度で売却する予定の予算なのか、差し支えない範囲でお伺いいたします。 ○委員長(三木千明君) 総務部次長資産経営課長事務取扱、市原岳人君。 ◎総務部次長資産経営課長事務取扱(市原岳人君) お答えします。  当初予算に計上するものにつきましては、当該年度の見込みでございますので、売却が決まっているわけではございません。  なお、今年度、令和3年度に不動産売却の入札を1件行い、八王子の土地を820万円で売却したことから売却見込みの件数は1件としており、計上額は資産経営課で管理する売却可能性のある不動産16件の売却見込額の平均となっております。 ○委員長(三木千明君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) ありがとうございます。  最後、31ページ、20款1項1目財政調整基金繰入金についてお尋ねいたします。  繰入金につきましては、令和2年度が約2億600万円ほどでございます。令和3年度は4億3,700万、令和4年度、次年度は5億3,400万と年々増加してるわけでございます。財政調整基金につきましては、昨年度繰入れがございませんでしたが、本年度は3億円取り崩しておりますが、こちらは財源不足による、財政需要によるものなのかどうかをお尋ねいたします。 ○委員長(三木千明君) 財政課長、花田康宏君。 ◎財政課長(花田康宏君) お答えいたします。  令和4年度につきましては、広域火葬場整備運営事業図書館整備事業などの大規模事業を実施することからその財源として計上をしております。  なお、財政調整基金につきましては、大規模事業を実施する際の財源、また年度間の財源調整機能を有している基金でございますので、基金残高目標額22億円を超える部分について今回有効に活用を図るものでございます。 ○委員長(三木千明君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 分かりました。ありがとうございます。  以上でございます。 ○委員長(三木千明君) 次に、福田好枝委員の発言を許可します。福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) 予算書の14ページ、1款1項1目、1款1項2目、共通なんですけれども、法人市民税の法人税割について過去の予算書を見ると前年度より約8,000万円増となっておりますが、前々年度の令和2年度と比較すると逆に約8,600万の減となっている状況で、長期的に見ると戻りつつあるだけのような予算になっているんですが、令和2年度と比較した場合の減というのはどんな要因が考えられるのでしょうか。 ○委員長(三木千明君) 課税課長、石井 太君。 ◎課税課長(石井太君) お答えいたします。  法人市民税の予算につきましては、原則、大手電力関連企業大手鉄鋼関連企業を除く前年度の決算見込みを基に算出しておりまして、令和2年度予算は令和元年度の決算見込みを基に、令和4年度は令和3年度の決算見込みを基に算出しております。  令和元年度決算見込額は、当時約3億円と見込みまして、今年度の決算見込額は約1億6,000万円で減額となっておりますが、これは令和元年度が感染症が蔓延する前の各企業の業績によるもので、令和3年度はコロナ禍での各企業の業績によるものでありますので、各企業の個々の業績の悪化等の理由は把握できませんが、おおむね感染症の影響が大きいのではないかというふうに考えております。 ○委員長(三木千明君) 福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) ありがとうございます。どんな要因というのが、もう確実にこれだというのはつかめないと思いますけど、今の説明で、コロナの影響が多少なりともあるということ、了解いたしました。ありがとうございます。 ○委員長(三木千明君) 次に、佐久間 勇委員の発言を許可します。佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) それでは、予算書の15ページをお願いいたします。  1款2項2目の固定資産税のうちの現年課税分のことですが、国有資産等所在市町村交付金の対象となっている件数と、減額されてるんですが、この減額されている理由というのが分かりましたら教えてください。 ○委員長(三木千明君) 課税課長、石井 太君。 ◎課税課長(石井太君) お答えいたします。  国有資産等所在市町村交付金の令和4年度の対象件数としましては、国及び県分を合わせまして、新富地区等の土地の貸付けで103筆、県営住宅等の家屋で18棟、水産施設等の償却資産で3件となっております。  また、予算額の減の要因としましては、新富地区の企業への土地の貸付け面積の減や家屋償却資産の経年減価による減により326万円の減となっております。 ○委員長(三木千明君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 分かりました。  続きまして、予算書の36ページ、それと224ページにも書いてありますが、23の市債のことで、23の1項8目で、臨時財政対策債のことでちょっとお聞きいたします。  この臨時財政対策債というのが前々年度、また前年度と減額はしてるんです。当該年度、この令和4年度もまた減額する見込みということでなってますが、将来に向けての建設債というようなものとは違いまして、赤字公債となる臨時財政対策債じゃないのかなと思うんですが、全般的にこの地方債というものがそれを極力下げたい、引き下げたいというような計画というのがあるんでしょうか。 ○委員長(三木千明君) 財政課長、花田康宏君。 ◎財政課長(花田康宏君) お答えいたします。  地方債残高につきましては、富津市中期財政計画、経営改革5か年計画におきまして、次世代に過度な負担を残さない、健全な将来の姿を示す財政規律指標として令和7年度末の上限目標額を180億円以下と設定してございます。 ◆委員(佐久間勇君) 分かりました。  以上です。 ○委員長(三木千明君) よろしいですか。 ◆委員(佐久間勇君) はい。 ○委員長(三木千明君) それでは、次に、平野英男委員の発言を許可します。平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) 14ページ、市税、説明文の中で、令和3年度当初予算では新型コロナウイルス感染症の影響による減少を見込んでいたが、想定より影響が少なかったことから増額を見込むとありますけれども、端的に伺いたいと思うんですが、この影響が少なった要因というのはどのように分析されているのか、そこ教えていただきたいと思います。 ○委員長(三木千明君) 課税課長、石井 太君。 ◎課税課長(石井太君) お答えいたします。  令和3年度の当初予算における感染症の影響につきましては、具体的な数値を設定して見込んだ市税というものは、主に個人市民税の所得割、法人市民税の法人税割、固定資産税の償却資産分、この3つを見込んでおります。  個人市民税の所得割における給与所得分につきましては、県の勤労統計調査の対前年比率を参考に令和2年度決算見込みの3%減を見込み、営業所得分あるいは法人市民税の法人税割につきましては、財務省の法人企業統計の対前年比率を参考に30%減というふうに見込みましたが、決算見込みでは個人市民税の給与所得において約0.6%増となるなどで予算額より増となる見込みや法人市民税では予算額で見込んだ減額が少なくなるなど、その使用した統計数値と富津市の状況が個々の給与所得や企業の業績等によって乖離してしまい、影響が少なかったというふうに考えております。  また、固定資産税の償却資産分につきましては、比較的税額の大きい大手電力関連企業メガソーラー関連企業以外の企業について、令和3年度では感染症の影響として過去の平均変動率の10%減と想定し見込みましたけども、この部分に係る決算でも予算額より増となる見込みから、令和2年度の設備投資がコロナ禍においても新規企業を含めて一定程度あったことなどにより影響が少なかったのではないかというふうに考えております。 ○委員長(三木千明君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) 分かりました。  では、18ページ、地方交付税、この地方交付税で総務省の出してる令和4年度地方財政対策の概要ですけれども、この中で令和4年度の計画に関しては、先ほど佐久間委員からも臨時財政対策債のお話ありました。臨時財政対策債が令和4年度に関してはもう大幅に抑制されています。一方で、地方交付税が増額されてるわけなんですが、この10年間の臨時財政対策債を見ても、極端に少なくなってます。本来の姿に近づいているかもしれないんですが。本来の姿は臨時財政対策債がゼロで、地方交付税がしっかりと交付されるのが通常の姿であると思いますが。  もし分かれば、国の動向、今後こういった形で臨時財政対策債を抑制されて交付税が増える、これ一時的な措置なのか恒久的な措置なのか、もし国の動向でつかんでいることがあれば教えていただきたいと思います。 ○委員長(三木千明君) 財政課長、花田康宏君。 ◎財政課長(花田康宏君) お答えいたします。  各年度の地方交付税額及び臨時財政対策債の発行可能額につきましては、毎年度国が作成する地方財政計画におきまして、地方全体が一定の行政サービスを行うために必要な需要額とその財源となる地方税や交付税の原資となる国税収入の見込み等に基づく交付税額との差し引きの結果、不足する額の財政措置として決定されている状況でございます。  このことから令和4年度におきましては、国において地方全体の地方税や交付税の原資となる国税の法定率分の増収を見込み、地方交付税の代替措置であります臨時財政対策債を抑制するとされましたが、今後の動向については国から示されておらず、現時点では不透明でございます。 ○委員長(三木千明君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) ありがとうございます。国の財政当局が行うことなので、なかなか市では分からないと思います。ありがとうございます。  では、次、31ページ、企業版ふるさと納税、これ当初予算額1,000円ということで、分からないでもないんですけれども、私どうしても営業職が長かったので、毎月毎月高い目標額設定されていました。そういう民間の営業職と行政経営当然違うということは分かるんですけれども、この予算1,000円、現在の実績としては、どこかの答弁で十数件で数千万と実績を伺ったところなんですけれども、現在の実績を踏まえてプラスアルファの予算額、私の認識としては目標額、これを設定しなかった理由というのを教えてください。 ○委員長(三木千明君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  企業版ふるさと納税につきましては、寄附行為自体が株主や企業実績と密接な関係にあるなど、寄附を行うに当たりまして様々な観点からの検討を要するというふうに聞いております。  したがいまして、一般寄附と同様に行政として寄附見込額を算出することは困難であることから、当初予算におきましては1,000円の計上としております。  また、令和4年度の企業版ふるさと納税に係る募集事業、募集金額につきましては、令和4年4月以降に決定し、市ホームページ等で掲載していきたいと考えております。 ○委員長(三木千明君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) ありがとうございます。  この企業版ふるさと納税というのは、今現在も担当の皆さん方頑張っていただけてると思いますが、待っていても当然入ってくるものではなく、こちらから働きかけないといけない、本当に汗をかかないとなかなか集まらないものだと思っています。  そういったところでちょっとお伺いしたいのが、令和3年度の営業活動の実績と令和4年度の営業活動の取組方針、これをお聞かせいただきたいと思います。 ○委員長(三木千明君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  令和3年度の営業活動ですけども、まず新富工場協議会の定例会のほうに参加をいたしました。また、企業への直接訪問を行い、企業版ふるさと納税の仕組みや募集事業の説明を行うことで寄附を募ってまいりました。結果としまして、2月末時点で御賛同を頂いた事業者が12者から合計3,370万円の御寄附を頂きました。  また、令和4年度におきましても、今年度同様募集事業を決定した後、市ホームページへの掲載、また新富工場協議会企業への訪問を行ってまいります。  また、企業版ふるさと納税の案内チラシを作成いたしまして、各部署においてゆかりのある企業へ配布するなど、全庁挙げて寄附を募ってまいりたいと考えております。 ○委員長(三木千明君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) ありがとうございます。今後の営業努力に期待いたしますんで、よろしくお願いします。  では、35ページお願いします。  これ、もう同じです。同様に営業努力が伴うもの、待っていてもなかなか見込めないものですけれども、22款5項5目ネーミングライツ料、これも同様の質問させていただきますけれども。  当初予算額1,000円、令和3年度当初予算額と同額となっております。そういったところで、現在の実績と令和4年度のやはり営業活動の取組方針、これをお聞かせいただきたいと思います。 ○委員長(三木千明君) 総務部次長資産経営課長事務取扱、市原岳人君。 ◎総務部次長資産経営課長事務取扱(市原岳人君) お答えします。  現在のネーミングライツの実績で歳入のあるものにつきましては、市民ふれあい公園内の野球場及び陸上競技場で、年100万円の1件のみとなっております。今年度も新規契約は実現しなかったため、令和4年度も3年度と同額を計上させていただいております。  令和4年度には新規契約を獲得できるよう、企業等への周知活動用チラシを作成したところでございますので、今後は費用等に対する営業活動を一層強化し、新規契約の契約ができるよう努めてまいります。 ○委員長(三木千明君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) どうもありがとうございます。もう市民ニーズに応えていくためにも、このネーミングライツ、新たな財源確保策ですよね。先ほどの質問の企業版ふるさと納税も同様ですが、使い道が自由な一般財源と同様なものであると思いますので、今後の活動に期待しております。  以上です。 ○委員長(三木千明君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) すいません、それでは端的に質問のほうをさせていただければと思います。  まず、予算書13ページ、歳入、1款5項1目の入湯税についてです。こちら、昨年度よりも49万5,000円増えておりまして、前年度決算見込みから増額をしたということになっております。入湯税については、1日1人150円設定ということで、約3,300人ほどの利用客が増えたかと思いますが、何か新しい温泉施設ができたとか、できる見込みで計上してるのか、教えていただければと思います。
    ○委員長(三木千明君) 課税課長、石井 太君。 ◎課税課長(石井太君) お答えいたします。  入湯税につきましては、令和3年度予算は、金谷温泉供給事業の廃止に伴い、それ以外で運営している1者のみの見込みで計上しましたけども、今年度、金谷温泉供給事業で運営していた1者が引き続き独自に事業を行っていることにより2者の実績がありましたので、これらの決算見込みにより入湯客数約3,300人増と見込みましたことから増額を見込んでおります。 ○委員長(三木千明君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) 続きまして、予算書30ページ、歳入、18款1項1目の財産貸付収入についてお伺いいたします。  こちら、まず土地建物貸付収入ですが、令和3年度は1,381万円、令和4年度は1,543万5,000円ということで、旧学校施設等貸付収入が増えております。そのうちの多分1つは、旧金谷小学校の民間活力導入で月額22万円の使用料収入が入るということで年間264万円かと思いますが、予算書では431万9,000円となっていることで170万円ほどがどういったものなのかをちょっと教えていただきたいと思います。  多分、旧天羽東中学校の民間活力が今年度、令和4年度行われるかと思いますが、旧環南小学校や旧竹岡小学校の貸付けなども令和4年度に行われる予定で予算に含まれてるかを教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 総務部次長資産経営課長事務取扱、市原岳人君。 ◎総務部次長資産経営課長事務取扱(市原岳人君) お答えします。  まず、旧天羽東中学校の民間活力に係る貸付料については今回見込んでおりません。御指摘の金額につきましては、旧金谷小学校及び旧天神山小学校の貸付先の方に光熱水費を実費負担していただくための金額になっております。 ○委員長(三木千明君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) 分かりました。  すいません、質問1つまとめてしまったんで、もう一度お伺いいたします。  旧環南小学校や旧竹岡小学校も令和4年度の予算にはまだ含まれていないということでよろしいんでしょうか。 ○委員長(三木千明君) 総務部次長資産経営課長事務取扱、市原岳人君。 ◎総務部次長資産経営課長事務取扱(市原岳人君) 失礼いたしました。お答えいたします。  旧竹岡小などについても、今回予算としては見込んでおりません。 ○委員長(三木千明君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) 続けて、同じく土地建物の貸付収入についてですが、こちら、昨年度よりも162万5,000円の増額となっておりまして、多分こちらは旧小久保ダムの民間活力による使用料収入かと思いますが、それも含めてそのほか何か予算等含まれているのか、お伺いいたします。 ○委員長(三木千明君) 総務部次長資産経営課長事務取扱、市原岳人君。 ◎総務部次長資産経営課長事務取扱(市原岳人君) お答えいたします。  まず、小久保ダムの貸付料につきましては、現在、契約締結に向けて交渉準備中でございますので、当初予算では見込んでおりません。  増減理由としましては、そのほかの普通財産の貸付面積などの増によるものでございます。 ○委員長(三木千明君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) 分かりました。これから多分補正とかで上がってくることになるのかなと思いますんで、期待をしております。  では、最後の質問のほうに移ります。予算書30ページ、歳入、19款1項1目のふるさとふっつ応援寄附金についてお伺いいたします。  ここ近年の実績を見ますと、大体約3億5,000万円程度ということで、中期収支見込みのほうにもその数字で計上しているかと思いますが、当初予算書では毎年5億円を目指すとしております。  現在の寄附金の件数は大体2万1,000件ということですので、年間の寄附金額が3億5,000万円程度であると仮定しますと、1人当たりの平均寄附額は1万6,500円ぐらいとなるかと思います。  そうしますと、残り1億5,000万円を増やそうとしますと、9,000件増の3万件の寄附件数を求める必要が出てくるかと思いますが、既存の寄附者が2万1,000件ぐらいですので、1.5倍以上増やさなければいけないんですけど、どのように寄附者を増やそうと考えているのか、教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  ふるさと納税ポータルサイトにおける効果的な広告のほうの実施、またふるさと納税PRイベントのほうの積極的な出展等により、本市の返礼品の露出機会の増加を図ってまいりたいと考えております。  また、返礼品だけではなく、事業にスポットを充てたガバメントクラウドファンディングにも取り組んでいくことを考えております。 ○副委員長(猪瀬浩君) ありがとうございます。  以上です。 ○委員長(三木千明君) よろしいですか。 ○副委員長(猪瀬浩君) はい。 ○委員長(三木千明君) 以上で、通告のあった質疑は終了いたしました。  委員の皆さんに伺いますが、ほかに御質疑ありませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(三木千明君) では、ほかに質疑もないようですので、審査区分表1ページ、歳入に関する質疑を終了といたします。  ここで、説明員入替えのため暫時休憩といたします。再開時刻を午前10時50分といたします。                  午前10時39分 休憩           ────────────────────────                  午前10時44分 開議 ○委員長(三木千明君) では、説明員の入替えも終了しまして、委員の皆さんもおそろいですので、休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいまから歳出及び特定の歳出に充当する歳入についての質疑に入ります。  冒頭に申し上げましたとおり、原則として所管部局ごとに質疑を行います。  それでは、審査区分表2ページ、1款、2款の総務部及び会計課所管、3款、4款及び11款の総務部所管に関する質疑を行います。  まず、あらかじめ通告のあった委員の発言を通告順に許可します。三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) よろしくお願いします。  私、3点ほどあります。  まず、1点目ですけども、42ページ、2款1項1目定年延長制度導入支援業務委託料についてお伺いいたします。  こちらは、公務員の定年延長の議論が始まって大分年月がたっております。そうした中、昨年の6月に改正法が成立したということを受けまして、2023年度から2031年度までに2年ごとに1歳ずつ上げるという方向性が出てきたわけなんですけども、この職員の人事管理という観点からこの本件業務委託77万円というのはどのように活用する業務なのか、お尋ねいたします。 ○委員長(三木千明君) 総務課長、高梨正之君。 ◎総務課長(高梨正之君) お答えいたします。  主に例規の整備支援ということになります。洗い出し、改正案、新規制定、これが漏れのないように行うということの支援でございます。 ○委員長(三木千明君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 分かりました。ありがとうございます。  続いて、2点目なんですけども、44ページ、2款1項2目文書管理関係費についてお尋ねいたします。  こちらは、職員の負担軽減という観点からお伺いいたしますけども、現在、会議等の議事録作成につきましては、恐らく手作業かなというふうに考えておりますけども、現在、AIを使ったソフト、Rimo Voiceとかいうソフトを活用いたしますと、1時間の会議でも大体およそ5分で文字化するというような優れたAIソフトが開発されておりますけども、この文書管理関係費1,425万1,000円の中にはそういった文字化するソフトとかそういうものを検討しているのかどうか、お伺いいたします。 ○委員長(三木千明君) 総務部次長資産経営課長事務取扱、市原岳人君。 ◎総務部次長資産経営課長事務取扱(市原岳人君) お答えします。  委員御指摘のとおり、会議録を作成するシステムにつきましては、職員の負担軽減の観点から有用なものと考えており、導入の可否について資産経営課や財政課などが共同で調査研究をしております。  引き続き、導入に向けて検討してまいりたいと考えております。予算の中では、現状計上はされていないところでございます。 ○委員長(三木千明君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) ありがとうございます。やはり、いろいろ職員の、施策多いですので、負担軽減のためにも検討よろしくお願いいたします。  それから、最後なんですけども、P50ページ、2款1項4目ふるさとふっつ応援寄附関係についてお尋ねいたします。  こちら歳入にもございましたけども、ふるさと納税につきましては近年一般納税者への認知も広まって貴重な財源として位置づけられておりますが、第2期富津市まち・ひと・しごと創生総合戦略では、目標値を2018年度から3億6,000万から5億円に設定値を上げておりますけども、この5億円を見込んだ中でのもろもろの経費を差し引いた金額がこの2億8,230万というふうに考えるのかどうか、ちょっと基本的なとこなんですけど、教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  委員のおっしゃるとおり、寄附額5億円と設定することによる経費であります。 ○委員長(三木千明君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 分かりました。ありがとうございます。  以上でございます。 ○委員長(三木千明君) 次に、福田好枝委員の発言を許可します。福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) 審査区分表の2、予算書の56から57なんですけれども、2款1項8目公共交通関係費について、タクシー利用料金助成費を減らした理由を教えていただきたいと思います。 ○委員長(三木千明君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  予算額のほうは、昨年度と比較して減少となっておりますけども、本年度実施いたしましたタクシー券を1枚から2枚に上げるという制度変更した後の利用実績に基づく利用率と利用登録者の増加率を見込んで予算計上のほうをしております。事業内容の縮小をするというものではありませんので、御理解を願いたいと思います。 ○委員長(三木千明君) 福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) ありがとうございます。内容がよく分かりました。  同じなんですけれども、市移動手段確保等支援事業補助金のこのどことどこというか、幾つのところに補助を出すんでしょうか。 ○委員長(三木千明君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  こちらの内訳のほうなんですけども、新たな移動手段に係る導入調査研究事業に5万円、ボランティア運送事業に20万円、交通空白地有償運送事業に457万5,000円となっております。  今予定しております移動手段に係る導入調査研究事業につきましては、峰上地区のほうを、今、区長さんはじめ地域の方たちと協議をしておりますので、そちらのほうで使う予定です。  また、ボランティア運送事業につきましては、岩坂地区のほうに行っている事業に充てる予定です。  また、交通空白地有償運送事業457万円ですけども、こちらは現在行ってる竹岡地区、こちらに157万5,000円、それで峰上地区、これは新規ですけども300万円を予算で見込んでおります。 ○委員長(三木千明君) 福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) ありがとうございます。  それと、市地域公共交通会議負担金というのがあるんですけど、すいません、不勉強で、これをちょっと内容というか、これはどういうものなのかというのを教えていただきたいと思います。 ○委員長(三木千明君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  こちらは、公共交通会議への負担金についてですが、平成30年3月に策定をいたしました富津市地域公共交通網形成計画の計画期間が令和4年度末をもって終了することから、令和4年度にこの現契約に引き継ぐ富津市地域公共交通計画を策定するための負担金であります。令和4年度から国では本計画策定に係る補助金の申請者は市ではなく地域公共交通会議に限るということが示されましたので、計画のこの改定に必要な経費を負担金として富津市地域公共交通会議のほうに支出をしようとするものであります。 ○委員長(三木千明君) 福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) ありがとうございます。  以上です。 ○委員長(三木千明君) 次に、佐久間 勇委員の発言を許可します。佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 予算書の47ページをお願いいたします。
     2款1項3目13節の使用料及び賃借料のうちの公用車メンテナンスリースにつきましてお聞きいたします。1,200万ほど予算をつけてございますが、リースがいいか購入がいいかといういろいろな問題もありますけれども、まずこの対象となっている公用車というものを教えてください。 ○委員長(三木千明君) 総務部次長資産経営課長事務取扱、市原岳人君。 ◎総務部次長資産経営課長事務取扱(市原岳人君) お答えいたします。  公用車のメンテナンスリースは平成28年9月から導入しております。対象としては、車両本体の購入費、期間中の自動車税、保険料、車検、定期点検などをまとめてリースしているものでございまして、令和4年度でリース車は40台になる予定になっております。 ○委員長(三木千明君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 分かりました。  最近騒がれているSDGs、もしくは車も脱炭素車両というようなことが騒がれている中で、富津市としては脱炭素関係の車両を導入するというような考えについてはどうでしょうか。 ○委員長(三木千明君) 総務部次長資産経営課長事務取扱、市原岳人君。 ◎総務部次長資産経営課長事務取扱(市原岳人君) お答えいたします。  脱炭素につきましては、現在4台出張車がございまして、うち2台がハイブリット車となっております。残りの2台につきましても、今後更新の際にハイブリット車に更新していく予定になっております。  また、各課に割り当てている公用車につきましては、使い勝手の観点からワンボックスの貨物車やADバンなどの車両が必要であり、それらにつきましてはガソリン車のままとなっております。  なお、リース車両ではございませんが、今年度、市長車として電気自動車を購入いたしました。  今後導入する公用車につきましては、コスト面や有効性、社会情勢などを勘案しながら電気自動車の導入について研究してまいりたいと考えております。 ○委員長(三木千明君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 分かりました。ありがとうございました。 ○委員長(三木千明君) では、次に、平野英男委員の発言を許可します。平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) では、予算書51ページ、2款1項4目PRイベント事業で、附属資料は25ページの下段のほう、デジタルサイネージ。ようやくこういった取組をしていただくということで、大歓迎で期待しているわけなんですが、本当に大きな第一歩だと思います。日本橋、東京駅、横浜駅でデジタルサイネージを掲載するということですけど、これの放映時期と期間、あと秒数など、そういったことをまず教えていただきたいと思います。 ○委員長(三木千明君) 企画課移住定住推進室長、小網代 昇君。 ◎企画課移住定住推進室長(小網代昇君) お答えいたします。  令和4年度の移住定住推進のための新たな取組といたしまして、東京都中央区日本橋室町ちばぎん三井ビルディング1階にあります大型ディスプレイとJR東京駅、横浜駅構内にありますデジタルサイネージでの移住定住プロモーション映像の放映を行います。日本橋室町ちばぎん三井ビルディング1階では、3分の映像を4月より1年間放映し、JR東京駅、横浜駅構内におきましては、時期はまだ未定ですが、15秒の映像を1か月間放映いたします。 ○委員長(三木千明君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) ありがとうございます。  日本橋が3分で1年間、東京駅と横浜駅が15秒ですけど1か月間で、広告料としては非常に安いなと思っております。  先日、議会のほうにも案内していただきましたが、移住定住促進のプロモーション動画、早速拝見させていただきました。あれは、もちろん移住定住促進のためのプロモーション動画であるわけなんですけれども。  今回、この都市部に掲載するデジタルサイネージですが、ターゲットをどのように絞り込んでいるのか、以前も私そういったお話を本会議場でも際限なく、何度となく行わせていただきましたが、要するに都市部では富津市という知名度、まだまだ全然低いです。なので、富津市という名前、この知名度を上げるためのデジタルサイネージなのか、それとも富津市の産品をPRして、地元事業者活性化して、商売につなげていただくデジタルサイネージなのか、あるいは観光名所をPRして交流人口を促進させるためのデジタルサイネージか、あるいは移住定住促進を促すためのデジタルサイネージなのか、どのようなターゲットでの掲載になるのか、教えてください。 ○委員長(三木千明君) 企画課移住定住推進室長、小網代 昇君。 ◎企画課移住定住推進室長(小網代昇君) お答えいたします。  デジタルサイネージPRにつきましては、首都圏の働き世代、子育て世代に向けて、本市の自慢である豊かな自然、都心からのアクセスのよさや充実した子育て支援をアピールし、興味を持っていただくことで、富津市の知名度向上、さらには移住定住につなげてまいりたいと思います。 ○委員長(三木千明君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) ぜひ、移住定住促進につなげていただきたいと思いますが。  これも以前、もう何度となく申し上げた部分なんですが、今回予算額としては55万4,000円、行政経営を費用対効果でいうのはちょっといかがなものかと思いますけれども、ただ、仮に費用対効果の部分でお話をさせていただいたとして、1家族が富津市に引っ越しをしてくれて、そこで家を建ててくれます。そこから数十年にわたって固定資産税あるいは市民税が数十年の長きにわたって入ってくれば、この55万4,000円というのは全然もう安い金額、むしろ数百万、デジタルサイネージ、コストをかけていただいてもいいんじゃないかと思ってます。  とにかく、今回に関してはこの都市部の3か所で行っていただくことで大きな一歩であると思いますので、移住定住促進につながっていただけることを期待しております。  以上です。 ○委員長(三木千明君) では、次に、宮崎晴幸委員の発言を許可します。宮崎晴幸委員。 ◆委員(宮崎晴幸君) 予算書51ページ、附属資料が25ページ、項目が2款1項4目ステイふっつ移住促進事業についてお伺いします。  このステイふっつ移住促進事業の概要について教えてもらえればと思います。 ○委員長(三木千明君) 企画課移住定住推進室長、小網代 昇君。 ◎企画課移住定住推進室長(小網代昇君) お答えいたします。  富津市への移住を目的に、住居探し、仕事探し、暮らしの体験をするなど、移住活動に係る市内宿泊施設に宿泊する費用の一部を補助する事業でございます。補助対象者は、45歳までの市外在住者で、1世帯4人まで、1人当たり1泊の基本宿泊費の2分の1以内、上限5,000円、1世帯当たり1泊最大2万円とし、2泊までを補助対象としております。そのほか、事前の移住相談や活動後のアンケート調査への協力が要件となります。  また、富津市で生活をより具体的にイメージしてもらうため市内案内を実施いたします。 ○委員長(三木千明君) 宮崎晴幸委員。 ◆委員(宮崎晴幸君) 続いて、同じ2款1項4目の空家バンク事業についてお伺いします。  空家バンクリフォーム補助金の事業概要と空家バンク登録支援業務の事業概要、併せて教えてもらえればと思います。 ○委員長(三木千明君) 企画課移住定住推進室長、小網代 昇君。 ◎企画課移住定住推進室長(小網代昇君) お答えいたします。  空家バンクリフォーム補助金につきましては、空き家を有効活用し、移住定住の促進による地域の活性化を図るため、空家バンクに登録している物件を購入または賃貸した方に対しリフォーム費用の一部補助を行います。補助対象経費の2分の1以内で、最大50万円としております。令和3年度の実績については、1件の補助を交付しております。  続きまして、空家バンク登録支援補助金の事業概要について説明いたします。  空家バンクの登録を促し、移住定住の促進、市内における空き家の有効活用の一層の推進を図ることを目的に、空家バンクの登録が完了した物件の家財道具の撤去、相続等の不動産登記、仲介手数料及び引っ越し費用にかかった費用の一部を補助するものです。補助金額は、補助対象経費の2分の1以内で、最大10万円としております。 ○委員長(三木千明君) 宮崎晴幸委員。 ◆委員(宮崎晴幸君) ありがとうございました。この空家バンクの登録支援業務って非常に新しい取組で一番いいと思います。これが逆にもっともっと周知してもらえればと思いますので、よろしくお願いします。  最後になります。予算書52ページ、2款1項4目にありますUIJターンによる起業・就業者等創出事業補助金、これの事業概要について教えてください。 ○委員長(三木千明君) 企画課移住定住推進室長、小網代 昇君。 ◎企画課移住定住推進室長(小網代昇君) お答えいたします。  移住定住の促進及び中小企業における人手不足の解消を目的に、東京圏からのUIJターンによる起業・就業する移住者を支援する補助金でございます。  要件としましては、住民票を移す直前の10年間のうち通算5年以上東京23区内または東京圏に在住し、東京23区への通勤をしていた方のうち千葉県マッチングサイトに掲載された企業への就職、本市でのテレワークによる業務継続を行う方などが補助対象となります。  なお、千葉県マッチングサイトに掲載されている事業者は現在156者で、市内事業者は8者となっております。2人以上の世帯は100万円で、単身の場合は60万円の補助となります。令和3年度の実績につきましては、2人以上の世帯1件がございました。 ○委員長(三木千明君) 宮崎晴幸委員。 ◆委員(宮崎晴幸君) ありがとうございました。また、引き続きよろしくお願いいたします。 ○委員長(三木千明君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) では、質問を2点ほどさせていただきます。  1点目が、予算書43ページ、歳出、2款1項1目行政経営アドバイザーについてお伺いいたします。  こちら、令和3年度からアドバイザーという形で設定していますが、令和4年度も設けるということですが、令和3年度のアドバイスの実績と令和4年度はどのような形で活用していくかを教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 財政課長、花田康宏君。 ◎財政課長(花田康宏君) お答えいたします。  令和3年度におきましては、青堀保育園運営事業に係る法人のプレゼンテーションにおきまして、大学教授及び公認会計士へアドバイザーの委嘱を行いまして、専門的見地からの助言等を頂いております。  また、令和4年度におきましては、今後の学校施設改築改修へ向けた学校教育施設に係るアドバイザー、また市立図書館開設へ向けた指定管理者候補者選定のプレゼンテーションにおけるアドバイザーなどの活用について、現在、事業担当課と検討を進めておりまして、そのほかも必要に応じて効果的に活用する予定でございます。 ○委員長(三木千明君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) ありがとうございます。  では、もう1つ、予算書46ページ、歳出、2款1項3目庁舎改修工事についてお伺いいたします。  当初の予定ですと、令和4年度はレストラン棟と車庫棟の電気設備またレストラン棟の空調設備更新工事と衛生設備の全面改修、車庫棟の機械設備更新ということで行うということが議会のほうにも説明受けていたと思いますが、現在レストラン棟はレストラン棟として稼働していないわけですが、この部分の改修工事が最終審査の中で行わないということで予算減となったのかを教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 総務部次長資産経営課長事務取扱、市原岳人君。 ◎総務部次長資産経営課長事務取扱(市原岳人君) お答えします。  まず、レストラン棟につきましては、昨年度から稼働しておりませんので、現在、大規模な改修工事は当面実施しないという方針にしておりますので、当初の要求からも外しております。  当初の要求の際は、庁舎の排煙オペレーター装置のほうの要求をしておりましたが、そちらについては必要性を再度精査した結果、今回予算措置は行わないということになったところでございます。 ○委員長(三木千明君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) すいません、あと関連の質問ですが、この庁舎改修工事ですが、令和5年度に現業棟のLED照明の切替えが予定をされているかと思いますが、ということは、既に調査も終えて、令和4年度には設計段階に入るかと思いますが、令和4年度にその予算が含まれているのかと、現時点でどのようなLED照明計画を立てているのか、教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 総務部次長資産経営課長事務取扱、市原岳人君。 ◎総務部次長資産経営課長事務取扱(市原岳人君) お答えします。  LED照明の改修につきましては、令和6年度から工事を実施する予定でおりまして、令和4年度の予算については関連するものは含まれておりません。令和5年度から詳細設計を行う予定でございますので、その中で検討させていただきます。 ○副委員長(猪瀬浩君) 以上です。 ○委員長(三木千明君) 以上で、通告のあった質疑は終了いたしました。  事前通告はありませんでしたけれども、委員の皆さん、ほかに質疑ございますでしょうか。三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 先ほどちょっと阿部課長の回答ですぐお伺いすればよかったんですけども、50ページのふるさとふっつ応援関係のところで、課長の説明では5億円に対するもろもろの経費の残った経費が2億8,200万円という御説明なんですけども。  同じ5億円の設定で、昨年は2億8,400万と、いわゆる来年のほうが200万低いわけなんですけども。やはり、ふるさと納税というのはすごくもう貴重な財源と、先ほどの説明の中に、貴重な財源という中で、やはりある意味競争という要素があります。やはり、市民がこのふるさと納税してしまうとうちの税収が減ってしまって、同じ行政サービスをするというところで考えますと、どんどんPRして増やしていくという取組が必要かと思うんですけども、むしろこの取組事業を減らすというのは何か逆方向のような気がするんですけども、その辺はいかがなんですか。 ○委員長(三木千明君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  委員おっしゃいますとおり、うちのほうは富津市農産品を露出する機会を多く取り入れようということで、各ポータルサイトのほうになるべく富津市の産品が上位に見れるような形で、そういうような内容を各ポータルサイトに申込みをして、当然富津市と同じようによその市も上位に掲げたいというふうに思っておりますので、なかなかそれが当たったり当たらなかったりというのがあるんですけれども。そこは、昨年同様、今年度もやっていくように努めようと思っております。 ○委員長(三木千明君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 分かりました。やはり、魅力あるふるさと納税を目指していただいて、貴重な財源にしていただければと思ってますんで、よろしくお願いいたします。ありがとうございます。  以上です。 ○委員長(三木千明君) ほかに質疑ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(三木千明君) では、ほかに質疑もないようですので、審査区分表2ページに関する質疑を終了といたします。  ここで、説明員入替えのため暫時休憩といたします。会議の再開時刻を11時30分といたします。                  午前11時15分 休憩           ────────────────────────                  午前11時25分 開議 ○委員長(三木千明君) では、説明員の皆さんも委員の皆さんもおそろいですので、休憩前に引き続き会議を開きます。  続きまして、審査区分表の3ページ、2款の市民部及び選挙管理委員会、監査委員事務局所管及び3款及び4款の市民部所管に関する質疑を行います。  初めに、あらかじめ通告のあった委員の発言を通告順に許可します。三富敏史委員
    ◆委員(三富敏史君) 1件質問させていただきます。  52ページ、2款1項5目天羽行政センター関係費についてでございます。  現在、公共施設につきましては災害時等の公的拠点としていろいろ活用することが想定されておるわけですけども、そうした中で、この公衆無線LANですか、いわゆるそういう環境整備も必要かというふうに考えておるんですけども、この天羽行政センター関係費の95万円にはそういった公衆無線、いわゆるWiFi等の環境整備というのは想定してるのかどうか、お尋ねいたします。 ○委員長(三木千明君) 天羽行政センター所長、鳥部裕志君。 ◎天羽行政センター所長(鳥部裕志君) お答えいたします。  天羽行政センターには、セキュリティーの整ったWiFi環境は整備されておりません。また、天羽行政センター関係費に整備費用は計上しておりません。  災害時等の公的拠点として本庁各課や関係機関と連絡調整は、庁内情報システムや電話等を用いて行っております。  今後についてですが、関係機関の連絡調整手段の整備状況を注視してまいります。  なお、市民サービスの一環として市民会館には無料WiFiが整備されております。 ○委員長(三木千明君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) ぜひ、そういった、先日もいろいろ施設利用する中で、やはりこのWiFi環境というのはそういう拠点には必要かと思いますので、またぜひ御検討をよろしくお願いできればと思います。  以上でございます。 ○委員長(三木千明君) 続きまして、福田好枝委員の発言を許可します。福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) 予算書53ページの2款1項5目郵便局包括事務委託事業についてです。  郵便局に委託して経費節約とはなっていないように見えるんですけれども、逆に費用増えているのかなとかと、この数字だけ見ると、そこら辺についてちょっと説明をお願いいたします。 ○委員長(三木千明君) 天羽行政センター所長、鳥部裕志君。 ◎天羽行政センター所長(鳥部裕志君) お答えいたします。  令和3年度の峰上出張所、関豊連絡所関係予算額93万9,000円でしたが、これには人件費が含まれておりません。係長1名と会計年度任用職員2名の人件費を含みますと、例年約1,000万程度の経費がかかっております。令和4年度は、郵便局包括事務委託事業として226万5,000円予算計上となっておりますので、経費比較においても有利になっております。 ○委員長(三木千明君) 福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) よく分かりました。ありがとうございます。  次に、続けて56ページなんですけれど、市民活動支援事業で、負担金補助金及び交付金で、市民が誇れる市の顔づくり関連事業、これ団体数と補助金額をどのように見込んでいるかについてお尋ねしたいんですけれども。私、頂いた資料の中に1団体につき20万というふうに記憶してるんですけれども、ということは3団体なのかなとは思うんですけれども。それと、今現在、この市民が誇れる市の顔づくりの事業をやっている団体さんを教えていただきたいと思います。 ○委員長(三木千明君) 市民課長、平野巳貴君。 ◎市民課長(平野巳貴君) お答えいたします。  議員のおっしゃるとおり、こちらは補助対象経費の2分の1の20万を限度として3団体を見込んでおります。現在、令和3年度に実施をする予定となっておりますのは、東大むら塾とあと富津こども食堂きみはまさっちゃん食堂が今申請を出しております。 ○委員長(三木千明君) 福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) ありがとうございます。今のところ2団体ということですね。  次に、113ページなんですけれども、4款1項6目の環境美化事業について、補助金はどんなものに使っているのでしょうかということをお尋ねしたいと思います。 ○委員長(三木千明君) 環境保全課長、錦織和則君。 ◎環境保全課長(錦織和則君) お答えいたします。  環境美化事業は、富津市環境美化事業補助金交付要綱等に基づきまして、市内の海岸、公園、その他の公共の場所においてボランティアによる清掃活動や花植え、また不法投棄防止の啓発など、自発的に環境美化事業を行う団体に補助金を交付する事業でございます。  なお、現状では、これらの環境美化活動を行っていただいている市内の3団体に補助金を交付しております。 ○委員長(三木千明君) 福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) ありがとうございます。やっぱり、富津市の印象として、本当に何か町なかを走っていても、こんなこと言っちゃ失礼なんですけど、本当にごみは多かったり、雑草とかが生い茂ってたりして、とても美しいとは言えないんです。なので、この環境美化事業に対して本当力入れて、ボランティアというか市民の方の力も借りて環境美化に励んでいただきたいなと思います。ありがとうございます。 ○委員長(三木千明君) 続きまして、佐久間 勇委員の発言を許可します。佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) それでは、予算書の56ページ、附属資料16ページをお願いいたします。  2款1項7目市民活動支援事業、先ほど福田委員のほうからもありましたけれども、私のほうは、11節の役務費、保険料についてお聞きいたします。  かなり以前ですけれども、各住民自治区の中で自主防災組織を立ち上げるに当たって、なかなか立ち上げてくれない理由というのをお聞きしたら、区長の命令で動かしてけがをされたら責任が取れないと、そういうことで自主防災組織を立ち上げることを躊躇しているという区長が大分いたんですけれども、その後、ある程度市のほうもPRしながらも保険適用になるということも含めて自主防災組織も増えてきたのかなとは思いますけれども。いま一度、その支援事業に対して適用の範囲、どういう活動が保険対象になるのかというところをお聞きしたいと思います。お願いします。 ○委員長(三木千明君) 市民課長、平野巳貴君。 ◎市民課長(平野巳貴君) お答えいたします。  富津市市民活動災害補償制度の保険の適用範囲について、地域社会活動として、区の活動、防犯防災活動、公共施設の清掃活動など、社会教育活動として、スポーツ、文化活動の指導など、社会福祉活動として、在宅高齢者や身障者の見守り、手話通訳など、青少年健全育成活動として、子ども会活動、非行防止パトロールなどでございます。  本制度は、個人で保険加入の手続や保険料を負担していただく必要はありませんが、個人ボランティアの方は事前にボランティア活動計画書を市民活動推進係に提出していただき、被補償者名簿に登録していただく必要があります。有償ボランティアについては、原則として報酬や謝礼を得て活動している人は対象となりません。ただし、弁当や交通費などの実費支給は無報酬とみなしております。 ○委員長(三木千明君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) ありがとうございました。事前登録が必要なのかというところと、例えば今の有償ボランティアという言い方でしますと、区長さんというのは今の扱いは、今、区長さんの扱いは何ですか、有償ボランティアになりますか、区長さんというのは。 ○委員長(三木千明君) 市民課長、平野巳貴君。 ◎市民課長(平野巳貴君) お答えいたします。  区長は、今の時点で、令和2年度から地方公務員法の改正がありまして、非常勤特別職から有償ボランティアに変更となっております。 ○委員長(三木千明君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) となりますと、今の有償ボランティアが対象にならないとなると、各区の動きの中で自主防災組織を立ち上げた場合の事故に対して、区長さんは対象にならないということになりますか。 ○委員長(三木千明君) 市民課長、平野巳貴君。 ◎市民課長(平野巳貴君) お答えいたします。  区長に関しましては、市で区長業務総合補償プランという保険に加入しておりますので、そちらで対象となります。 ◆委員(佐久間勇君) 分かりました。ありがとうございます。 ○委員長(三木千明君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) それでは、次の質問に入ります。  予算書の111ページ、4款1項4目の首都圏自然歩道環境整備事業、この首都圏自然歩道環境整備事業というのは何かちょっと聞き慣れないような言葉なんですけれども、対象となる箇所と委託する内容についてお聞かせください。 ○委員長(三木千明君) 環境保全課長、錦織和則君。 ◎環境保全課長(錦織和則君) お答えいたします。  首都圏自然歩道は、関東地方1都6県を巡る長距離な自然歩道でございます。美しい自然だけではなく、歴史や文化遺産に触れ合うことができる歩道で160の路線が設けられ、それぞれ鉄道やバスなどと連絡するよう設定がされております。  これらのうち、当市におきましては3路線が該当しております。君津市の豊英から高宕山を経由し、鹿野山までのコースの間にニホンザルと出会う道、九十九谷をたどる道の2路線、また金谷から鋸山を経由し保田までのコース、東京湾を臨む道の1路線が該当しております。  委託先でございますが、コースがある地元区であります田倉区、宇藤原区及び富津市観光協会天羽支部にコースの定期的な巡視や草刈りなどをそれぞれ委託しております。 ○委員長(三木千明君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 分かりました。そういったいい自然環境の中で、できればこれから暖かくなるし、ハイキングできるというようなことで、そういう草木を整備するということで、またPRのほうもしていただけたらありがたいなと思います。  次の質問に入ります。予算書の112ページをお願いいたします。附属資料では27ページになります。  それの富津聖苑解体工事設計業務委託ということで、今回予算を計上してありますけれども、富津聖苑は皆さんもう御承知のとおりに、これからは木更津のほうの広域のほうに火葬に移るということで、富津聖苑の建物を解体するための設計工事を委託するということで予算計上されてると思いますが、一度造ったものを壊すともう更地になります。さらに、その中で限られた用途という中で地元の考えももちろんあるでしょうし、富津市の発展に向けての考えもある、どう活用したらいいかということもいろいろと検討しているとは思いますが。この解体工事の設計業務を委託するということに対して、予算を計上して、これから事を進めていくと思うんですが、今後の流れというのとこれからの方向性について教えてください。 ○委員長(三木千明君) 環境保全課長、錦織和則君。 ◎環境保全課長(錦織和則君) お答えいたします。  富津聖苑は解体を行う方向で検討しており、現在共同運営を行っております君津市と協議を進めているところでございます。  いわゆる迷惑施設である火葬場の操業に当たり、長い間、これは旧火葬場から見ると63年間という期間になります。御迷惑をおかけしてきた地元区の皆様への配慮などを考慮すると、現状では富津聖苑は解体することが望ましいと考えております。  なお、詳細につきましては、今後改めて御報告させていただきたいというふうに考えております。 ◆委員(佐久間勇君) 分かりました。ありがとうございます。 ○委員長(三木千明君) 続きまして、通告ありました宮崎晴幸委員の発言を許可します。宮崎晴幸委員。 ◆委員(宮崎晴幸君) 予算書73ページ、附属資料25ページ、3款1項1目結婚支援事業についてお伺いいたします。  婚活支援事業補助金が令和4年度予算で90万円になっておりますが、算出金額の根拠を教えていただきたいのが1点、それと結婚新生活支援事業補助金について300万円が計上されております。この算出根拠も教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 市民課長、平野巳貴君。 ◎市民課長(平野巳貴君) お答えいたします。  婚活支援事業補助金でございますが、結婚を希望される男女の出会いの場を提供する企業や団体に対して、チラシや会場使用料など要項にある補助対象経費の合計額の2分の1以内、30万円を限度として交付しますので、3件分を予算計上しております。  続きまして、結婚新生活支援事業補助金でございますが、市内に定住する新婚世帯に対する住宅の取得費用、住宅賃借費用及び引っ越し費用の助成であり、1世帯当たり60万円を限度として交付しますので、5件分を計上しております。  なお、財源は、歳入、23ページ、地域少子化対策重点推進交付金の補助率30万円の2分の1、15万円の5件分、75万円を計上しております。 ○委員長(三木千明君) 宮崎晴幸委員。 ◆委員(宮崎晴幸君) ありがとうございました。  逆に、今このお話を聞いてて、どういうふうな形で周知方法を取っているのか、教えてください。 ○委員長(三木千明君) 市民課長、平野巳貴君。 ◎市民課長(平野巳貴君) お答えいたします。  結婚新生活支援事業補助金でございますけど、周知方法ですが、広報ふっつや回覧をはじめSNSなどで周知したほか、不動産屋にチラシを置かせていただきました。その結果、問合せ等も数件ありましたので、引き続き様々な方法で周知してまいります。 ○委員長(三木千明君) 宮崎晴幸委員。 ◆委員(宮崎晴幸君) ありがとうございました。引き続き、ぜひ富津市を新生活の場に選んでもらえるよう、よろしくお願いします。  続きまして、予算書117ページ、附属資料が20ページになります。  4款2項2目環境センター管理運営事業についてお伺いいたします。  一般廃棄物処理基本計画及び施設整備基本構想策定業務委託料が1,298万円計上されていますが、どのような業務内容になるのかと、また経費の内訳を教えてください。 ○委員長(三木千明君) 環境保全課長、錦織和則君。 ◎環境保全課長(錦織和則君) お答えします。  当業務には、2つの業務がございます。1つ目の一般廃棄物処理基本計画は、廃棄物処理法の規定に基づき市町村が定める計画で、ごみの減量など当市のごみ処理計画に伴う基本的な政策を策定するもので、現計画の更新を行うものでございます。  また、2つ目の施設整備基本構想は、老朽化した富津市環境センターの在り方について、今後どのような運営方法が効率的かなどの検討を進め、次期環境センターの基本的な整備方針を定めようとするものでございます。  両業務におきましては、非常に関係性が深いことなどから効率性を考慮し、一括発注で実施するものでございます。  なお、両業務の予算上の経費内訳でございますが、一般廃棄物処理基本計画分が748万円、施設整備基本構想分が550万円となっております。 ○委員長(三木千明君) 宮崎晴幸委員。 ◆委員(宮崎晴幸君) ありがとうございました。引き続きよろしくお願いいたします。  以上です。 ○委員長(三木千明君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) それでは、すいません、質問させていただきます。
     まず、予算書55ページの歳出、2款1項7目コミュニティセンター関係についてお伺いいたします。  先日議会のほうにも天羽地区区長会様から天神山、竹岡、金谷のコミュニティセンター等の市による管理・維持を継続してもらいたいという要望が出されました。本年度も予算としては変わらずついているわけですが、こういった要望なども出て、令和4年度、またそれ以降、どのようにこのコミュニティセンターの管理・維持を考えているのか、教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 市民課長、平野巳貴君。 ◎市民課長(平野巳貴君) お答えいたします。  公共施設再配置推進計画では、各コミュニティセンター等は地元区と譲渡を含めた協議を進める方針としております。現在、協議を進める前提として、各地域に対してどのような意向をお持ちか伺うなど、方針に基づいた取組を進めております。  天羽地区区長会からの要望はその中で頂いたものでございますので、引き続きほかの地域の考えなども伺い、公共施設の適正配置を進める中でコミュニティセンターの維持・管理についても検討を進めるものと考えております。 ○委員長(三木千明君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) 時間かかるのは仕方ないと思うんですけど、やはり指定管理者も昨年度更新しておりますんで、できるだけ早く地元の方のまず意向を確認をしていただければと思います。  では、続いて予算書の67ページなんですが、歳出、2款4項4目県議会議員選挙費についてお伺いいたします。  こちら、4年前の予算と比べまして200万円ほど予算が増えているわけでありまして、先日の令和3年度補正予算(第1号)では、投票券の自動配布機器を導入するということで、人件費などは削減されるのかなと思っているわけですが、この人件費も1.5倍ほど増えております。  あと、ポスター掲示場の設置委託料が、こちらが約1.5倍の160万円ぐらいの増となっているわけですが、これら増額の理由を教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 選挙管理委員会事務局長監査委員事務局長、尾形卓信君。 ◎選挙管理委員会事務局長監査委員事務局長(尾形卓信君) お答えします。  まず、最初に投票用紙自動交付機につきましては、新型コロナウイルス感染症対策として、機械を通じて投票用紙を交付することで選挙人との接触の機会を減らすことなどを目的としており、また事務従事者が選挙人ごとに交付機を操作する必要があるため、事務従事者の人員数については変更がないものと考えております。  人件費につきましては、新型コロナウイルス感染症対策に係る事務量の増加が見込まれることから、選挙執行に係る事前準備日数を増やしたことにより増額となっています。  次に、ポスター掲示場設置委託料については、消費税及び地方消費税の税率が8%から10%に変更になったことによる増額と、ポスター掲示場の材料である木材が新型コロナウイルス感染症の影響により木材の供給が需要に追いつかないことに起因するウッドショックの影響により世界的に木材の価格は高騰しており、これら先も続く可能性があるためこの予算額を見込んでおり増額となっています。 ○委員長(三木千明君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) 続きまして、富津聖苑関係につきまして、本来ですと建設経済部の所管になるのかなと思うわけですが、市民部から建設経済部のほうに業務委託をしてるということなので、この場でお聞きいたします。  131ページ、歳出、6款1項6目と148ページ、歳出、8款2項1目の富津聖苑の地元整備事業としまして、除草作業や道路修繕等の予算が上がっているわけですが、こちら富津聖苑のほうが終了するということで市民部から建設経済部のほうに業務委託をするというのは、こちら令和4年度いっぱいで終わるということでよろしいんでしょうか。 ○委員長(三木千明君) 環境保全課長、錦織和則君。 ◎環境保全課長(錦織和則君) お答えいたします。  令和4年度の富津聖苑の廃止に伴いまして、地元整備事業も令和4年度をもって終了となっております。 ○委員長(三木千明君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) 続いて、予算書112ページ、附属資料20ページの歳出、4款1項5目の広域火葬場整備運営事業についてなんですが、予算としましては5億87万6,000円が計上されておりまして、附属資料を見ますと、木更津市道234─2号線道路改良事業、地元対策費、広域火葬場施設整備費、広域火葬場維持管理運営費としてこの富津市の負担分が計上されているわけですが、それぞれの内訳を教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 環境保全課長、錦織和則君。 ◎環境保全課長(錦織和則君) お答えいたします。  広域火葬場整備事業負担金につきましては、施設整備費が4億6,493万円、地元対策費及び木更津市市道234─2号線改良工事費が2,625万3,000円でございます。  また、広域火葬場運営事業負担金につきましては、維持管理運営費が908万3,000円、維持管理運営モニタリング支援業務委託料が51万1,000円となっております。 ○委員長(三木千明君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) 予算書113ページ、歳出、4款1項6目の環境美化事業に当たるんではないかなと思うわけですが、5月に地域側溝清掃などの美化清掃運動を行っているかと思いますが、こちらは少子高齢化に伴ってなかなか担い手が少なくなったり、また側溝が重いために持ち上げることが非常に厳しいというような声を聞きます。  それに対しまして、市としては、例えば側溝の蓋、車が通るようなものだと20キロぐらいの重量があるかと思うんですが、例えばこれをグレーチングなどにして重量を下げたりしたり、または今貸している住民の方が2人で持ち上げるような治具をてこの原理で上げられるような治具があるわけですけど、そういった治具などにして市民の方の負担を軽減するようなことは検討されているのかと、そういったものがこの予算に含まれているか、教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 環境保全課長、錦織和則君。 ◎環境保全課長(錦織和則君) お答えいたします。  側溝清掃につきましては、同じくボランティアで行われてるとこもございますが、道路上の管理のものでありますので、こちらに係る費用は当予算には含まれておりません。 ○副委員長(猪瀬浩君) 分かりました。以上です。 ○委員長(三木千明君) 以上で、通告のあった方からの質疑は終了いたしました。  事前通告はありませんでしたけれども、ほかに質疑ございますでしょうか。石井志郎委員。 ○委員長(三木千明君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 1点確認させていただきます。  佐久間委員と猪瀬委員から質問がありました、ページでいうと111ページ、4款1項6目火葬場費、今回火葬場管理運営事業費が2,743万2,000円になっております。先ほどの話ですと、今年度で建設経済部のほうに委託していたものは終了というお話がありましたが、この本体の部分で需要費から始まって地元整備事業まで項目があるわけなんですが、これは12月できみさらず聖苑に移った場合に、今年度予算というのは令和4年度までの予算なんですが、この事業というのはどの分は継続させるのか、それとも全部これで終わるのかというとこはどういうふうになるんでしょうか。 ○委員長(三木千明君) 環境保全課長、錦織和則君。 ◎環境保全課長(錦織和則君) 基本的には、この地元整備事業につきましては令和4年度事業をもって終了となる予定でございます。 ○委員長(三木千明君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 迷惑施設として地元対策費いろいろ出してきました。その辺、また今後、誤解が招かないような、終えんに向けるというか聖苑が片づくまでの間、丁寧に対応していただければと思います。  以上です。 ○委員長(三木千明君) ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(三木千明君) では、質疑もないようですので、審査区分表3ページに関する質疑を終了といたします。  ここで、一旦会議を休憩といたしますので、ここで暫時休憩といたします。会議の再開を午後1時といたします。                  午前11時57分 休憩           ────────────────────────                  午後 0時55分 開議 ○委員長(三木千明君) では、休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいまから審査区分表の4ページ、3款、4款及び10款の健康福祉部所管に関する質疑を行います。  では、早速ですが、あらかじめ通告のあった委員の発言を通告順に許可します。三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 大綱5点ほど質問させていただきます。  1点目なんですけども、75ページ、3款1項1目生活困窮者自立支援事業についてお伺いいたします。  本件事業につきましては、生活保護に至る前の段階で生活困窮者に対する自立支援を行うということでございますが、年々増加する扶助費を抑えるための重要な事業と私は認識しておりますが、予算につきましては、昨年度が1,959万円に対し、令和4年度は6%増の120万ほど増額となっておりますが、やはり自立支援という観点からはもう少し手厚い増額にしてもよろしいかというふうに考えておるんですけども、どの程度の成果を見込んでの予算なのか、お伺いいたします。 ○委員長(三木千明君) 社会福祉課長、中山貴弘君。 ◎社会福祉課長(中山貴弘君) お答えいたします。  令和4年度から新たに就労準備支援事業、家計改善支援事業を実施し、就労に向けた基礎能力の形成を支援することで、就労意欲を向上させ、就労増収率の上昇を見込んでおります。 ◆委員(三富敏史君) 分かりました。よろしくお願いいたします。 ○委員長(三木千明君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) すいません、2点目ですけども、92ページ、3款2項3目ひとり親家庭支援事業についてございます。附属資料では、17ページになります。  こちらは、ひとり親家庭自立支援給付金につきましては、資料によりますと、就業に結びつきやすい資格を取得するため、養成機関に入学した独り親家庭の父母に対し給付金を支給するとあります。また、期間を緩和して拡充したとありますが、要件を1年以上から6か月以上に緩和したということですが、具体的にどういう養成機関を想定し、どういった資格を見込んでの6か月に短縮いたしまして、どの程度の成果を見込んでいるのか、参考までに教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。  拡充分の対象としては、デジタル分野、ICT分野の技術者認定講習、例えば大手コンピューターネットワーク機器メーカーが認定する資格取得のための講習などを想定しております。予算では、1人の給付を想定しております。 ○委員長(三木千明君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 分かりました。ありがとうございます。  続いて、3点目伺います。97ページ、予算書、3款2項6目、こちらは児童遊園地管理運営事業についてお伺いいたします。  児童遊園につきましては、児童福祉法40条に規定されております屋外型の児童厚生施設でございますが、昨年度予算は168万6,000円に対しまして、令和4年度は24万5,000円ほど15%ほど増額となっておりますが、児童厚生施設を設置を望まれている地域が多い中で、やはり消耗品費とか修繕費、賃借料が変わらないということは、施設も変わらないというふうに考えておりますけども、その15%増の主な要因について教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。  増額の主な要因は、令和3年度大貫海浜児童遊園地のトイレを簡易水洗に改修したことに伴い、くみ取り手数料が6,000円の増、また草刈り業務委託の作業員の人工の見直しによる19万円の増となっております。 ○委員長(三木千明君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) ありがとうございます。やはり、現在コロナ禍でいろいろ外出制限ひかれる中で、やはりこういった屋外施設、児童遊園施設というのは貴重な施設だと思います。その中で、やはり要望があるからといって増設するのは行政のスリム化、コンパクト化に向けてはなかなか難しいかもしれませんけども、またそういった児童遊園施設、もし今なかなか子供を遊ばせても遊ばせるところがないという意見大分聞きますので、そういったことを考慮してまた計画考えていただければと思います。  続いて、4点目なんですけども、101ページ、4款1項1目君津中央病院企業団負担金について教えていただければと思います。  君津中央病院企業団の運営費に係る負担金につきましては、前年度は高等教育の無償化に伴う措置や地方創生臨時交付金等によって増額となりました。また、令和4年度はさらに2,714万7,000円ほど富津市では増額になっておりまして、3億2,940万ほどでございます。長期化するコロナ禍で非常に経営が厳しい中で、元病院職員としては非常に感謝しているところなんですけども、この増額措置の主な要因について、また経緯について教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 健康づくり課長、藤嵜 勉君。 ◎健康づくり課長(藤嵜勉君) お答えいたします。  君津中央病院企業団への負担金につきましては、毎年度、構成4市と企業団で負担金会議を随時開催し決定しております。来年度の負担金歳出に当たりましては、構成4市として昨年度に引き続きまして標準的な行政経費として捉えられることから、公立病院に係る地方財政措置として算定いたします普通交付税需要額及び特別交付税ルール分算定額を基礎としました額で提案し、決定されております。  各市の負担分につきましては、本院、分院、学校運営費などにつきまして、君津中央病院企業団規約の規定によりそれぞれの負担割合により算定されます。  増額の要因といたしましては、交付税算定基礎額が昨年度基礎額よりも増となったことによるものでございます。 ○委員長(三木千明君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) ありがとうございます。  続いて、企業団関係なんですけども、やはり構成市負担金につきましては、令和3年度は企業団要求額は19億円に対しまして、構成市負担金総額は16億円だったと聞いておりますが、やはり病院運営協議会や病院経営コンサルタントからも構成市負担金が少ないとの指摘がある中で、令和4年度は企業団の要求額が幾らに対して構成市負担金の合計が幾らか、教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 健康づくり課長、藤嵜 勉君。 ◎健康づくり課長(藤嵜勉君) お答えいたします。  企業団からの要求額は20億円ほどでございました。それに対しまして、構成4市の負担金額につきましては、17億4,260万円でございます。 ○委員長(三木千明君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 分かりました。ありがとうございました。  そうしますと、企業団要求額が20億円に対して17億ということは、やはり3億円ほどの乖離があるというふうに見られます。やはり公立病院として、地域医療の最後のとりでといたしまして、救急や不採算部門の診療を続けてますので、引き続き御支援のほどをお願いしたいと思います。  続きまして、最後、109ページ、4款1項3目の特定不妊治療費助成事業についてお伺いいたします。  こちらは一般質問でも何度か取り上げさせていただいてますけども、経緯としますと、近年少子高齢化が社会問題として注目されている中で、やはり少子化対策の一環としても特定不妊治療の助成事業が行われているというふうに認識しておりますが、やはり厚生労働省の調査によりますと、出生率が年々低下し続けている中で、現在も不妊に悩む夫婦は6組に1人と言われている中で、富津市の事業を見ますと1年間に10万円の助成ということでございますが。やはり、近隣市のように、例えば君津市は治療1回ごとに10万円、木更津も治療1回ごとに10万円、袖ケ浦は1年度に限り15万円というふうに手厚く補助しておりますけども、そういう少子化対策等を考えますと、やはり経済的な負担を軽減という観点からもう少し充実を測ってもよろしいんではないかというふうに考えてますけど、どのような視点で160万円ほど計上しているのか、お伺いいたします。 ○委員長(三木千明君) 健康づくり課長、藤嵜 勉君。 ◎健康づくり課長(藤嵜勉君) お答えいたします。  本助成事業につきましては、千葉県の特定不妊治療費助成事業の助成決定後の申請受付となります。そのことから、今後の保険適用への移行など国や県から正式に発出される告示、通知等を注視しながら、より効果的な支援を調査研究してまいりたいと考えております。 ○委員長(三木千明君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) ありがとうございます。やはり、子供を望みながらもかなわない人の経済的負担を軽減させるという目的でありますし、また不妊治療というのは年齢も加わりますので時間との戦いという側面がありますので、せめて近隣市並みに足並みをそろえていただければより効果的と考えますので、よろしくお願いいたします。
     以上でございます。ありがとうございます。 ○委員長(三木千明君) 委員の皆さん、通告した順で質問のほうをお願いします。一覧で、円滑に進めるためにも、通告順の質問の順番でお願いしたいと思います。  続きまして、福田好枝委員の発言を許可します。福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) ページ、予算書で114ページで、附属資料、19ページです。  新型コロナウイルスワクチン接種事業の中で、対策事業委託料と体制確保事業委託というふうに書いてあるんですけれども、これはどんな団体に委託を見込んでいるのかというのが、これは医療関係者なのか、それとも医療の知識のない一般の方の団体なのかというのを知りたいというのと。  続けて、以前市民からの看護師さんを募集したりしてたと思うんです。今回そういう募集はしないのでしょうか。しないとすれば、どういった理由でしないのでしょうかということをお聞きしたいと思います。 ○委員長(三木千明君) 健康づくり課長、藤嵜 勉君。 ◎健康づくり課長(藤嵜勉君) お答えいたします。  市が設置いたします会場で行う集団接種会場の運営につきましては、医師や看護師なども含めまして、包括的な業務委託が可能な業者に委託してまいります。そのため、現時点では市が直接の看護師さんあるいは医師の募集はいたしません。 ○委員長(三木千明君) 福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) ありがとうございました。私のほうの質問は以上で終わりです。 ○委員長(三木千明君) 続きまして、佐久間 勇委員の発言を許可します。佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 予算書の79ページをお願いします。  3款1項5目シルバー人材センター運営事業のうちの18節の負担金、運営補助金につきましてをお聞きいたします。  シルバー人材センターに登録している人というのは、第一線を退いてでもまだまだ現役並みに働けるという人が多いと思いますけれども、この人材登録者の数と毎年行っている事業だと思うんですが、その中の運営実態が分かりましたら教えてください。 ○委員長(三木千明君) 介護福祉課長、長谷川 栄君。 ◎介護福祉課長(長谷川栄君) お答えします。  シルバー人材センターの人材登録者数については、令和3年4月1日時点で118人、令和4年3月1日現在では146人となっており、28人の増となっております。  運営の実績につきましては、令和元年度が収入4,992万5円に対し、支出4,951万8,317円であり、40万1,688円のプラスとなっております。  令和2年度の実績につきましては、収入4,255万3,709円に対し、支出4,303万2,037円であり47万8,328円のマイナスとなっております。  令和2年度次期繰越収支差額、今までの累計としまして、マイナス139万6,019円となっております。  市としましては、補助金を交付しているほか、市役所の業務などでシルバー人材センターの活用をお願いする旨、周知を行っております。 ○委員長(三木千明君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 今回、シルバー人材センターのことをお聞きしましたが、私が一番聞きたかったことは、本来、社会福祉協議会が請け負っているこのシルバー人材ですが、その業種、やる種目がどこまで広がってるのかなと、もっともっといろいろ多種にわたって、社会福祉協議会が行っている事業の中でも高齢者、第一線退いた方に活躍してもらってるという高齢者生きがい事業的なものも職種も多くなってるところもありますので、その辺のところも含めて、福祉部門という考えの中でいろいろな活動が富津市にもあると思いますが、さらに増強していくというような考え、こういった事業も増やしていきたいとの考えというのは市としてはあるんでしょうか。 ○委員長(三木千明君) 介護福祉課長、長谷川 栄君。 ◎介護福祉課長(長谷川栄君) お答えします。  シルバー人材センターの活動に関する増減、または運営の方針につきましては、事業所が判断するところであります。市としましては、福祉の関連団体として補助金を支出し、活動を支援している立場であります。現在、コロナ禍の影響下にあってシルバー人材のサービスを利用する人も減ってきており、運営が厳しいと声を聞いております。  今後は、センターからの相談や現場の声を傾聴し、状況をよく把握した上で補助金や情報交換などを通じて支援してまいりたいと考えております。 ○委員長(三木千明君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 分かりました。そりゃそうですよね。できれば、ただ富津市の福祉部門としてある程度福祉の両輪の片輪を担っていただくという社会福祉協議会ということですので、新たな事業の展開ということもどこかに入れていただいて、市のほうも依頼する、向こうも請け負うという形ができたらいいなと思います。これは、また後で総括のところでもちょっと触れたいと思いますが、以上で終わります。ありがとうございました。 ○委員長(三木千明君) 続きまして、宮崎晴幸委員の発言を許可します。宮崎晴幸委員。 ◆委員(宮崎晴幸君) 予算書98ページ、3款3項2目扶助費についてお伺いいたします。  前年度予算と比較して1,940万8,000円の増額となっておりますが、その要因を教えてください。 ○委員長(三木千明君) 社会福祉課長、中山貴弘君。 ◎社会福祉課長(中山貴弘君) お答えいたします。  当市の場合は、生活保護の世帯の約7割を高齢者世帯が占めており、年金収入のみでは生活が困難な方が多く、保護申請に至るケースが多数ございます。  また、医療扶助費につきましても、高齢者世帯が多いことから長期入院やまた手術費等でも心臓手術を例えば1回行いますと約500万円の費用がかかります。  また、子供が複数いる世帯からの申請もございます。  これらの要因を勘案しまして増額予算となっております。 ○委員長(三木千明君) 宮崎晴幸委員。 ◆委員(宮崎晴幸君) ありがとうございました。  その中で、これ、すいません、通告し忘れてしまったんですが、その他扶助費の算出根拠について教えてください。 ○委員長(三木千明君) 社会福祉課長、中山貴弘君。 ◎社会福祉課長(中山貴弘君) お答えいたします。  その他扶助費の内訳といたしましては、種類としまして、出産扶助、生業扶助、葬祭扶助の3種類がございます。  出産扶助につきましては、出産に必要な分娩費、また生業扶助費につきましては、高等学校就学費や教材代及び就職支度費、技能を習得するための費用、また葬祭扶助につきましては、火葬や死体運搬などの葬祭に必要な費用の内訳となっております。 ○委員長(三木千明君) 宮崎晴幸委員。 ◆委員(宮崎晴幸君) ありがとうございました。  続いて、予算書の94ページです。  3款2項4目市立保育所施設整備事業についてお伺いします。  飯野保育所の改修工事費なんですが、747万6,000円の予算となっておりますが、この工事の概要について教えてください。 ○委員長(三木千明君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。  工事概要といたしましては、ひさし、軒先の雨どいのつり金具等の劣化により落下のおそれがありましたので、今回新たな雨どいに更新することといたしました。 ○委員長(三木千明君) 宮崎晴幸委員。 ◆委員(宮崎晴幸君) ありがとうございました。それこそ、市長も掲げてらっしゃいますように、子育て日本一の中で、それこそ基幹保育園になり得る保育園がまだ市内にはあると思います。そういうところも、ぜひ安心安全の児童を預かる施設のために改修を進めてもらえればと思いますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○委員長(三木千明君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) それでは、質問をさせていただきます。  予算書86ページ、歳出、3款1項8目訪問入浴についてお伺いいたします。  こちら、令和3年度予算では180万円ほど計上されていたものが、令和4年度では123万5,000円ということになっており、減額されているようであります。  入浴は、定期的に安心安全に入浴する権利があるもので、本人が入浴できる状況にある際には、例えば週2回以上、そういった形で入浴できないと虐待にも値することになるかもしれません。そういった中で、安定した予算を計上することが非常に大事だと思うわけですが、今回減額されております。財源を確保できないことを理由に、障害を持つ方の人権を迫害するような行為はあってはならないことだと思いますが。  今回この令和4年度予算で1年間で何人の障害者の方がこの制度を使って入浴できる予定になるのか、教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 福祉の窓口課長、木村美文君。 ◎福祉の窓口課長(木村美文君) お答えいたします。  令和4年度の一般会計予算では、1人分の予算額となっております。  しかしながら、あくまでも複数の方が御利用され、予算に不足が生じる場合は、補正予算を計上して対応してまいりたいと考えております。 ○委員長(三木千明君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) 1人分ということですが、いろいろお話聞く中で、使いたいんだけどなかなかこの制度を使えないといったような話もあるようですので、ぜひ訪問入浴をしたい方に対してしっかりと制度を設けていただいて、活用できるようにしていただければと思います。  では、続いて、予算書93ページ、歳出、3款2項4目保育所費の一般職の人件費についてお伺いいたします。  こちらは、昨年度と比べて2,000万円ほど増えているんですが、例年の回答だととりあえずの人員配置の予算ですという回答があるかと思うんですけど、今回この青堀保育園関係で、次期事業所さんへの引継ぎの期間があるかと思いますが、そういった予算はどれくらいこの中に含まれてるのか、教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 総務課長、高梨正之君。 ◎総務課長(高梨正之君) お答えいたします。  今回、新規採用は4人でございますけれども、これは保育士職の年代の平準化を図るため採用したところでございます。 ○委員長(三木千明君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) すいません、そうしますと、その次期事業所への引継ぎで市も一緒に引継ぎ対応入るかと思うんですが、その予算はこの中には含まれていないで別途どこかに含まれているという解釈でよろしいんでしょうか。 ○委員長(三木千明君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。  今回の人件費増の中には、おっしゃられました引継ぎ保育のための増額は含まれておりません。 ○委員長(三木千明君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) 分かりました。これからだと思うんで、またそのときには教えていただければと思います。  では、続いて予算書95ページ、歳出、3款2項5目の放課後児童健全育成事業についてお伺いいたします。  こちら、市のほうで、先月、各学童内で問題が起きていないかの利用者の保護者向けのアンケートを行ったことと思います。そのことを受けまして、学童を利用されてる保護者の方から相談があったわけでありまして、こちらは、今、担当部署のほうで対応してもらっているわけですが。  現在、コロナ禍ということもあって、学童運営者同士の協議会も開かれていなかったり、学童内での保護者会も開催しにくい状況であるということの中で、相談窓口がなくて非常に苦慮されているというようなお話を頂いております。  そういった中で、市として学童運営に対するサポート体制はどうなっているのかというところと、保護者の方が相談窓口として、学童の方とお話してもなかなか話がつかないといったようなこともあるようであります。そういった中で、市として例えば第三者による行政版ADRとでもいいましょうか、裁判外紛争解決手続などを設けたほうがよいと思うわけですが、そういった予算はこの中に含まれているでしょうか、教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。  各クラブがそれぞれ直面している課題への対応などを共有し、解決につながるよう、放課後児童クラブ連絡協議会を開催し、継続的なサポートに努めております。  補助金の使途については、適宜調査や報告を求め、適正な執行を求めるほか、放課後児童クラブは社会福祉事業であることから、まずはクラブ自体が利用者本位の運営ができるよう、国の指針やガイドラインに示されているとおり、一義的には各クラブが苦情に対する体制整備や第三者評価の導入に努めることが必要ですが、場合によっては外部機関の活用も今後検討してまいたいと考えます。 ○委員長(三木千明君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) ぜひ、当事者同士で解決できる問題であればいいんですが、逆に当事者同士で行うと内情が分からないで大きな問題に発展する可能性もあると思いますんで、そういったところで市のほうにも窓口もしくは第三者の窓口をつくっていただいて、問題が起こらないように対応をお願いしたいと思います。  続きまして、予算書105ページの歳出、4款1項2目の予防接種健康被害調査委員報酬についてお聞きいたします。  こちら、一般質問でも質問させていただいたんですが、なかなか医師の方が厚労省のほうに報告を上げていただけなかったりするわけですが、そういった中で、こちら予防接種健康被害調査委員というものがありますので、例えば副反応などが出てしまった場合において、こちらのほうで窓口となり得るのか。今、5歳から11歳というお子さん方のワクチン接種も始まっているわけでありますが、副反応が出た場合の相談窓口としてこちらの調査委員の方が窓口になり得るのか、そこら辺、窓口体制もちょっと教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 健康づくり課長、藤嵜 勉君。 ◎健康づくり課長(藤嵜勉君) お答えいたします。  本委員につきましては、予防接種法の規定に基づく予防接種健康被害救済制度による申請が市に提出されたときに、予防接種健康被害調査委員会を開催し、当該健康被害事例につきまして医学的な見地から調査を行い、国に上げるものでございます。  本委員が副反応に対する相談に対応するものではございません。副反応に対する相談につきましては、接種をした医師やかかりつけ医、国や県が開設する相談窓口で対応をしております。 ○委員長(三木千明君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) 分かりました。その医師の方が相談窓口にならないこともありますんで、そういったときには健康福祉部の中で対応を、お話聞いて医師の方と検討してもらうようなこともぜひ御検討頂ければと思います。  私から以上です。
    ○委員長(三木千明君) 以上で、通告のあった質疑は終了いたしました。  委員の皆さん、ほかに通告以外の質問等ありますでしょうか。佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 三富委員の質問に関連する質問させていただきます。  予算書の101ページ、4款1項1目の君津中央病院企業団負担金につきましてのことでございますが。  構成4市で負担金を納めまして企業団経営してるわけですけれども、地域医療の在り方ということに関しては、国の意向と地域の実態との隔たりがあろうかと思いますが、今回のこのコロナ禍を経験いたしまして、ますますその重要性というのを通関してきたと思います。  そこで、お聞きしたいんですが、君津中央病院企業団を中心とした地域医療圏構想につきまして、現状と課題等がありましたらお話頂けますでしょうか。 ○委員長(三木千明君) 健康づくり課長、藤嵜 勉君。 ◎健康づくり課長(藤嵜勉君) お答えいたします。  君津地域医療圏につきましては、三次救急として地域医療の最期のとりでとなる君津中央病院を中心に各市の二次救急病院、各市のクリニックなど連携体制で敷かれております。その中で、本市での課題といたしましては、地域医療を担っていただいている医師の方の高齢化や産婦人科や耳鼻咽喉科など医療機関に診療科がないこと、または君津中央病院大佐和分院の老朽化、あと存続などについての問題が課題であると考えております。 ○委員長(三木千明君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) そうですよね。その診療科目のないのもまた住民が困るところなんですけれども。  君津中央病院大佐和分院の今後の方向性につきまして、企業団から計画の進捗等の報告は来ているのでしょうか。 ○委員長(三木千明君) 健康づくり課長、藤嵜 勉君。 ◎健康づくり課長(藤嵜勉君) お答えいたします。  この計画の進捗については、特に報告等はございません。 ○委員長(三木千明君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) では、富津市にある大佐和分院です。老朽化の問題いろいろありますけれども、今後どのような方針を持って当たるべきだと考えているか、ちょっとお考えありましたらお聞かせください。 ○委員長(三木千明君) 健康づくり課長、藤嵜 勉君。 ◎健康づくり課長(藤嵜勉君) お答えいたします。  君津中央病院大佐和分院につきましては、君津地域医療圏の総合病院としまして、脳卒中回復期対応をはじめ二次救急や災害時の二次救護所として中核的な役割を担う非常に重要な医療機関でございます。  本市としましては、大佐和分院が高度先進医療、高次救急医療を担う本院との機能分担の中で地域包括医療を担う病院として存続できるよう、また施設の建替えも含め取り組んでいきたいと考えております。 ○委員長(三木千明君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) ぜひとも、積極的に富津市から逃さないように進めてもらいたいと思います。ありがとうございました。  以上です。 ○委員長(三木千明君) ちょっと、ここで委員長の立場で申し訳ないんですが、先ほど猪瀬委員の質問の中で3款1項8目の、ごめんなさい、ほかに質問ありますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副委員長(猪瀬浩君) 委員長、三木千明君。 ○委員長(三木千明君) すいません、先ほど猪瀬委員から質問のありました3款1項8目の訪問入浴の関係で、質問の中で、まずこの訪問入浴を受けたい方がいて、発言の中で、週に2回入浴できないのは虐待にも該当しかねないと。しかし、答弁の中ではあくまでも令和4年度1人分の予算しか計上してないということの回答がありました。  なおかつ、質問の中で、複数人、これ申出があったという話もあるということなんですが、これ、もし捉え方の違いもあるかもしれませんけれども、例えば複数人からのこの訪問入浴を受けたいという方がいらして、それでもなおかつ予算の算出上1人分しかできないということであるということであれば、逆にこれ富津市で、恐らくこれは障害のある方の訪問入浴の分野だと思うんですけれども、人権迫害ですとか虐待をしているようなふうに受け止めてしまうんですけれども、この件の予算の計上の算出根拠ということを改めて、先ほどもちろん木村課長からは聞かれたことに対しての答弁だけだったんで、1人分の予算しか計上してなかったということの説明をもうちょっと詳しくしていただければと思うんですが。 ○副委員長(猪瀬浩君) 福祉の窓口課長、木村美文君。 ◎福祉の窓口課長(木村美文君) お答えいたします。  この令和4年度一般会計予算を私ども事業担当課として予算要求する際には、当課当初3人の利用を見込んで予算要求をさせていただいたところでございます。しかしながら、その当時はまだ利用実績がなかったことから、まずは1名分ということで予算を査定していただいたものと私どもとしては考えております。 ○副委員長(猪瀬浩君) 委員長、三木千明君。 ○委員長(三木千明君) 実績に基づいてやったんですけれども、先ほど課長からも答弁ありました。複数人の申込みがあって、該当するということであれば補正で対応していくと、もちろん過剰な積算で過剰な予算でやればいいというだけのものじゃなくて、実績に基づいてやったということで、該当者が増えるということであれば補正で対応していくということで、あくまでもそういうことであれば富津市として利用者、障害のある方の希望に対しての虐待や人権迫害には該当しないということでよろしいですか。 ○副委員長(猪瀬浩君) 福祉の窓口課長、木村美文君。 ◎福祉の窓口課長(木村美文君) お答えいたします。  本訪問入浴事業は、令和3年度に新規事業として予算をつけていただいたものでございます。その際に、実施要項を定め、対象者や利用回数等を規定してございます。そちらの要項に基づきまして、御利用できる対象の方に関しましては、その利用の規定に合致すれば利用を開始していただくということは基本になっていくものでございます。  ですので、あくまでも1人分の予算であるから1人しか執行しないといったような意思表示をしてるわけではございませんので、その点に関しましては御理解を賜りたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○副委員長(猪瀬浩君) そのほか質疑ある方はいらっしゃいますでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(三木千明君) では、ほかに質疑もないようですので、審査区分表の4ページに関する質疑を終了といたします。  ここで、説明員入替えのため暫時休憩といたします。会議の再開を午後1時45分といたします。                  午後1時36分 休憩           ────────────────────────                  午後1時43分 開議 ○委員長(三木千明君) では、すみません、おそろいですので、休憩前に引き続き会議を開きます。  これからは審査区分表の5ページ、2款及び11款の建設経済部所管、5款、6款、7款、8款に関する質疑を行います。  あらかじめ通告のあった委員の発言を通告順に許可します。三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 3件ほど説明させていただきます。よろしくお願いします。  初めに、126ページ、6款1項3目農作物被害対策事業についてお伺いします。  有害鳥獣によります農作物の被害は深刻化している中で、農作物被害対策事業につきましてはすごく有効な事業だと考えている中で、前年度は1億3,900万円ほどだったのに対して令和4年度は1,270万円減額の1億2,690万円ほどなんですけども、やはりその有害鳥獣が減らないのは狩猟の担い手不足もその1つだというふうにいわれる中で、やはり感染対策を講じながらなんですけども狩猟免受講者を増やす取組も必要かというふうに考えておりますけども、対前年度より10%ほど減額となっておりますけども、今後の方向性などお聞かせ願えればと思います。 ○委員長(三木千明君) 農林水産課鳥獣対策室長 松下順一君。 ◎農林水産課鳥獣対策室長(松下順一君) お答えいたします。  今後といたしましては、有害鳥獣の捕獲や侵入防護柵及び捕獲用わなの購入事業を引き続き富津市有害鳥獣対策協議会と連携し、実施するとともに、市捕獲従事者、地域住民の連携強化といった取組について対策を図っていきたいと思います。  減額の理由につきましては、特に侵入防護柵事業について国の交付金にて実施しているわけなんですけども、当然、実績等を考慮した中で減額とした中で1,200万円ほど減額となっております。 ○委員長(三木千明君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) ありがとうございます。そこにはきっと狩猟免許受講等の要は含まれていないということで解釈いたしました。ですけど、鳥獣対策、防虫ネットを含めてよろしくお願いいたします。  2点目なんですけども、145ページの8款1項1目地籍調査事業についてちょっと教えていただければと思います。  こちら地籍調査事業につきましては、一筆ごとに地番、地目、境界、面積等を測量する業務ということで市が中心となって実施するものと理解はしておりますけども、前年度が3,770万円ほどに対して令和4年度は3,970万ほど計上していますけども、ちょっと素朴な質問なんですけども、この本事業は何年計画で何年で終了する予定というふうに考えているのか、ちょっと見通しを教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 都市政策課長、義崎哲也君。 ◎都市政策課長(義崎哲也君) お答えします。  地籍調査につきましては、令和元年度から西大和田地域で着手しております。地区の大きさに応じて調査区を細分化してありまして、1調査区当たり承認されるまで約3年かかります。西大和田地区にあっては6調査区域の予定で実施しております。令和4年度は現地調査と、令和3年度着手地区の地図作成、令和2年度着手の地区の承認手続、これを行います。西大和田地区の完了は令和8年度を見込んでおります。 ○委員長(三木千明君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 詳細説明ありがとうございます。  続いて、4点目なんですけど、最後なんですけども、159ページ、8款6項1目住宅管理事業についてお伺いいたします。  住宅管理事業におけるこれ工事請負費なんですけども、こちら市営住宅の解体費として240万円ほど計上しているというふうに見ておりますけども、前年度220万円ほどだったんですけども、大体今民間の解体単価というのは坪3万円から4万円といわれる中で、やはり公共単価はもちろん異なりますけども、もし同じ市営住宅であってもちろん入居者がいれば解体できないんですけども、やはり効率的に解体していくということで考えるならば、この事業、もう少し踏み込んでもいいんじゃないかなと考えた中でこれは何棟分の解体を考えているのか教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 都市政策課長、義崎哲也君。 ◎都市政策課長(義崎哲也君) お答えします。  本年度につきましては、昨年度と同様2棟分の予算を計上しております。場所にあっては望井団地、こちらのほうを解体する予定になっています。 ○委員長(三木千明君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 分かりました。ありがとうございます。やはり計画的に解体するということであれば、やはり養生費とか重機回送費なんかを考えますと本当にもう少し計画的に効率よく、しかも低コストで解体できると思いますので、また事業推進よろしくお願いいたします。  以上でございます。ありがとうございます。 ○委員長(三木千明君) 続きまして、福田委員の発言を許可します。福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) これは予算書のどこに当たるのか、ちょっとすみません、129ページになるんでしょうか。素朴な疑問で農地を借りたい人がいて、あと貸したい人がいてということがあった場合、その借りたい人と貸したい人のつなぐ窓口というのはあるのでしょうかということをお聞きしたいと思います。 ○委員長(三木千明君) 建設経済部次長農業委員会事務局長、藤川幸男君。 ◎建設経済部次長農業委員会事務局長(藤川幸男君) お答えいたします。  この賃借に関する実務というか実務を執り行っているのは今のところ中間管理機構というところがやっているんですけども、それは貸手と借手を結びつけるような事業なんですけども、それについての市の窓口としては農林水産課と農業委員会で御相談頂ければと思います。 ○委員長(三木千明君) 福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) ありがとうございます。直接ではなくてもこの農林水産課とかに相談すれば、そちらのほうを紹介してくれてつなぐことができるということですね。ありがとうございます。  続きまして、152ページの8款2項4目の道路局所管補助金事業というのがありまして、橋梁長寿命化修繕事業、資料を拝見してどこというふうなことが書いていなかったので、どこの橋梁なのかというのと、あともう1点、大貫海岸の今、橋梁工事をされていると思うんですけど、看板のほうに令和4年10月に終了というふうに出ているんです。でも、一向に工事がされている様子が見受けられないので、これがこの令和4年10月に本当に終了する見込みであるのかということをお聞きしたいと思います。 ○委員長(三木千明君) 建設課長、棟方雅典君。 ◎建設課長(棟方雅典君) まず、橋梁長寿命化の委託料につきましては、橋梁補修設計点検業務委託で対象は市内の192橋になります。  工事請負費につきましては、橋梁補修工事で対象は市道高溝高宕線、高溝地先の清滝橋が対象となります。  また、大貫海岸の市道海岸線の海岸橋につきましては、さきにお知らせしましたとおり令和4年10月に開通予定でございます。現在、ケタを、橋を工場で製作しておりますので、それができ次第、現場に持ってきて架設、その後の処理の舗装等の工事を行って、9月中に完成し10月に開通を予定してございます。 ○委員長(三木千明君) 福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) ありがとうございます。やっぱり工事が止まっているように市民の方は見受けられるということで御相談を受けて早く開通してほしいという要望がございまして、私も見に行ったんですけど、今おっしゃったように多分別の場所で造って持って来てというふうな形なのかなとは想像していたんですけれども、はっきりお答えいただいたのでその旨を市民の方にお伝えしたいと思います。ありがとうございます。 ○委員長(三木千明君) 続きまして、佐久間委員の発言を許可します。佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 予算書の128ページをお願いいたします。  6款1項4目の園芸振興「輝け!ちばの園芸」次世代産地整備支援につきましてお聞きいたします。この補助事業の概要を教えてください。 ○委員長(三木千明君) 農林水産課長、三ツ俣光浩君。 ◎農林水産課長(三ツ俣光浩君) お答えいたします。  「輝け!ちばの園芸」次世代産地整備支援事業についてでございますけれども、園芸産地の生産力強化を図るため、パイプハウス等の施設整備や規模拡大のための省力機械等の導入について支援する事業でございます。  令和4年度の予算につきましては、岩瀬地区にシャインマスカットを栽培する事業者に対し、果樹などの設置について事業費の4分の1を補助する予定としています。 ○委員長(三木千明君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 分かりました。これはあくまでも単発でなく継続事業ということで、さらにそういう事業者からの問合せとか呼びかけとか、逆に市のほうから働きかけとかというその動きはどうなんでしょうか。 ○委員長(三木千明君) 農林水産課長、三ツ俣光浩君。 ◎農林水産課長(三ツ俣光浩君) 事業につきましては広報周知をしておりまして、事業者から申請がありましたら審査していく予定でございます。 ○委員長(三木千明君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 分かりました。  続きまして、予算書の133ページ、付属資料では16ページになりますが、6款2項2目の森林環境整備事業につきましてお聞きいたします。
     森林整備保全のための新規事業だと思いますけど、この意向調査の目的とその後の方向性、どうやってやっていくかというその方向性につきましてお聞かせください。 ○委員長(三木千明君) 農林水産課鳥獣対策室長、松下順一君。 ◎農林水産課鳥獣対策室長(松下順一君) お答えいたします。  意向調査の目的につきましては、森林所有者の森林管理に関する将来的な意向などを把握するため、所有森林の管理の状況や考え方、境界の把握などの調査を行い、結果を取りまとめた上、事業実施後の管理や集約化が可能かどうかを判断するために行うものとなっております。  方向性としては今年度策定する森林整備方針及び事業計画に基づき本市の課題である有害獣の被害が多い地域の森林や重要インフラ施設周辺の森林整備を行うため、必要な手続が整いましたら地域の皆様の協力の下、順次実施していきたいと考えております。 ○委員長(三木千明君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 分かりました。まず意向を聞きましてどういう方向にしていくかということと、富津市の環境整備、やはり里山との境、そういういろいろな問題が出てくると思うんですが、市内では今後10年先を見通した場合、管理不全に陥るような森林が続出するんじゃないのかなと、そのようなことが予想されますけども、目的税として新たに税制度の動きもあるようですけども、そういった情報は入っておりますか。また、どうその税を活用していくのかということを検討とかは行っているんでしょうか。 ○委員長(三木千明君) 農林水産課鳥獣対策室長、松下順一君。 ◎農林水産課鳥獣対策室長(松下順一君) お答えいたします。  森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律が平成31年4月1日施行され、森林環境譲与税については地方公共団体金融機構の公庫債権金利変動準備金を活用し、令和元年から譲与が開始されているところでございます。  令和6年度からは個人住民税均等割と併せて1,000円が森林環境税として課税されることとなっており、その税収は森林環境整備事業の財源として活用されることとなっています。  令和6年度以降の譲与額については、試算では約1,500万円となっているところでございます。 ○委員長(三木千明君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) その環境整備するにも人材不足というもろもろの問題も出てくると思いますが、森林というのは伐採はもちろんそうですけども、伐採した後にはまた植え付けなきゃいけないとかという、それに従事する人の確保がこれから問題になるんじゃないかなと思うんですが、そういった林業従事者の実態というのを把握しているのでしょうか。その辺のところと、今後どのように育成していくというような考えがありましたらお聞かせください。 ○委員長(三木千明君) 農林水産課鳥獣対策室長、松下順一君。 ◎農林水産課鳥獣対策室長(松下順一君) お答えいたします。  本市の林業施業者は2020年農林業センサスでは6経営体となっていますが、経営体の実態については詳細の把握はできていないところでございます。  担い手の育成については、本市における林業経営は非常に厳しい状況ではございますが、千葉県や千葉県森林組合等と連携し取り組む必要があると考えております。 ○委員長(三木千明君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 放棄されてそのまま荒れ放題になるともちろん有害鳥獣が増えることにもなりますので、その辺は重々監視も含めて話を進めていただきたいと思います。  次の質問に入ります。  140ページの7款1項4目18節の負担金補助及び交付金のところで市の観光協会補助金につきましてお聞きいたします。  今、富津市の観光協会は任意団体という形で動いていると思うんですが、その富津市観光協会に対しまして補助金というものを支出しているんですが、その用途を教えてください。 ○委員長(三木千明君) 商工観光課長、嶋田清一君。 ◎商工観光課長(嶋田清一君) お答えいたします。  市観光協会補助金の使用目的につきましては、観光振興に寄与する各種イベント等の実施や観光資源の調査研究、宣伝、紹介などに係る誘致宣伝費用となっており、これまでと同様、富津市観光協会へ交付を予定しております。 ○委員長(三木千明君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 分かりました。この観光振興ということでこれまでと同様にということですが、今、観光協会のほうが法人化のほうの動きがあるということをちょっと耳にしましたが、この法人というのが一般社団法人か何法人か分かりませんけれども、法人というのは私の認識で言うと1つの会社だということだと思いますが、その会社の経営に対しまして活動に対する受託とか補助のお金は出せると思います。ただ問題だと思うのが法人格の観光協会という1つの会社に対しまして、例えば今財源となっている現の観光協会の実施事業の中のキャンプ場とかテニスコートとかありますが、これは県からの施設を市が借り受け、観光協会という流れの中でやっていると思いますが、法人格を取った場合、そのダイレクトの流れが入札をしなければいけなくなるとか、指定管理制度をもって業者を選定するとかいうことになるかという、その辺のところがちょっと私、非常に地元の観光に携わっていた経緯があるもので不安になってしょうがないんですが、その辺のところはどうなんでしょうか。 ○委員長(三木千明君) 商工観光課長、嶋田清一君。 ◎商工観光課長(嶋田清一君) お答えいたします。  現在、観光協会の法人化に向けまして法人設立発起人5名によりまして組織等を検討していると聞いておりますので、現段階で法人化についてまだ確定しておりませんので判断できないような状況でございます。 ○委員長(三木千明君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) この段階で確かに判断はできないんですけども方向性とすると法人格を取るということの流れとそのまま管理が継続できるという問題と、またさらに観光振興ということから思いますと、富津情報交流センター──これNPO法人でAFFICというんですが、このAFFICもやはり観光事業もやっていると思うんですが、その中でそのAFFICとの観光がらみの整合性というのが今後図られていくのかなと、ちょっとその辺の懸念もあります。これはまだまだ想像の範囲ですから、決定してからまだ決めればいい話ですけども、そういう問題が生じるのではないかなということまでお含みおきいただければ、それでよろしいと思いますので、これは答弁結構です。以上でございます。 ○委員長(三木千明君) 続きまして、宮崎晴幸委員の発言を許可します。宮崎晴幸委員。 ◆委員(宮崎晴幸君) 予算書138、139ページです。  7款1項2目中小企業資金融資対策事業についてお伺いいたします。中小企業資金融資対策事業の各補助金があると思うんですが、この金額になった算出根拠について教えてください。それともう1点、また市独自の支援策についてはどのようなものがあるのかも併せて教えてください。 ○委員長(三木千明君) 商工観光課長、嶋田清一君。 ◎商工観光課長(嶋田清一君) お答えいたします。  各補助金の算出根拠につきましては、中小企業資金融資利子補給事業補助金につきましては直近3年の決算額の平均を基礎といたしまして、また小規模事業者経営改善資金利子補給事業補助金については、令和2年度決算額を基礎とし、コロナ禍における中小企業者等の影響を踏まえまして増加を想定して算出しております。  また、中小企業緊急融資信用保証料及び利子補給事業補助金につきましては、セーフティーネットの保証期間が延長されていること等を踏まえて算出をいたしました。  令和3年度に実施している市独自支援策について、中小企業者等への支援で申し上げますと、中小企業者等事業継続支援給付金が73件、960万円、県事業継続支援金への上乗せとして実施した中小企業者等事業継続支援給付金が292件、1,460万円の予定となっております。 ○委員長(三木千明君) 宮崎晴幸委員。 ◆委員(宮崎晴幸君) ありがとうございました。また引き続きよろしくお願いします。以上です。 ○委員長(三木千明君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) すみません、私のほうの質問をさせていただきます。  予算書124ページ、歳出6款1項1目の農地農家基本台帳システムについて御質問します。  こちら今年度予算ではデータの入力をするということであって、終わるかと思うんですけど、それで令和4年度から本格的に活用することになると思いますが、これは例えばこのデータで耕作放棄地がどこかとか、そういったことがデータが更新されるかと思うんですけど、ほかの自治体などでは農家の方に限らず農地台帳を公開しているような自治体も増えてきておりますが、個人情報を除いた農地の管理状況などを市ホームページなどで公開したりする考えはあるのかを教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 建設経済部次長農業委員会事務局長、藤川幸男君。 ◎建設経済部次長農業委員会事務局長(藤川幸男君) 台帳システムのデータ入力なんですけど、台帳自体は令和4年度からではなくて既に台帳自体は整備されて、農業委員会で管理しております。  今回上げておりますデータ入力というか、その費用につきましてはデータの更新時必要な費用等、システムの保守管理の費用を計上させていただいております。  委員おっしゃるような全体で見られるようなものと言えば農地ナビというのが農林水産省がもともと発案したものが今現在公開されておりますけども、それにつきましては今フェーズ1という上体のものが公表されております。それに引き続き改善をしたものをフェーズ2として後々にやっていくという中でそこまで行ったら当市もそこで公表に入ろうかなというようなことを考えてはおります。 ○委員長(三木千明君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) では、国のほうはフェーズ2になってきたら市が管理している情報も公開を検討していくということですので、ぜひ農地の質問はいろんな議員の方からも出てきておりますので、特に耕作放棄地です、そういったところでぜひ公開をしていただいて一緒にどういうふうに農地を活用していくかということを検討できるようにしていただければと思います。  続いて、予算書144ページの歳出、8款1項1目の土木総務関係費についてお伺いいたします。  こちらは測量登記業務委託料ですが、例年ですと五、六百万円ぐらいの予算計上がされている中で令和4年度においては1,200万円近い予算が計上されています。この委託料なんですけども、特定の建設事業に係る測量登記業務委託ではないと思いますので、なぜこれだけ令和4年度においては2倍の予算を計上したのかを教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 建設課長、棟方雅典君。 ◎建設課長(棟方雅典君) 令和4年度から例年の事業に加えまして、新たに未登記処理を実施するための予算が増額となっております。未登記処理と申しますのは道路内に残っている個人の所有権を市に移転するための処理を来年度から実施したいというふうに考えております。 ○委員長(三木千明君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) 登記のほう、やはり個人との境目が分からないと非常に苦慮されていると私も聞きますので、そういったところでしっかりと境界の確定とか登記のほうをお願いしていきたいと思います。  続いて、149ページの歳出8款2項3目の市道湊富士見台線の整備事業についてお聞きいたします。こちらは天羽中学校への通学路の道路拡張工事だと思いますが、現状において何かスクールバスや徒歩、自転車での通学について問題が出ているのかということと、それに合わせて今回の工事で対応を行うのかなと思うんですけど、どのような対応を行うのか教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 建設課長、棟方雅典君。 ◎建設課長(棟方雅典君) やはり幅員が狭いということで要望がございまして、この事業を立ち上げておりますので、幅員の拡幅を行います。  また、特に大きな車が入ってきた場合のために上下線に各1か所ずつ待避所を設ける予定でございます。 ○委員長(三木千明君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) すみません、続いて149ページの歳出8款2項3目の二間塚地域排水整備事業についてお伺いいたします。  こちらは先日の令和3年度の補正予算で繰越明許費が立っているんですが、それとは別に今回令和4年度で予算が計上されています。以前も質問したんですが、当時はまだ八街市の痛ましい事故もなかったわけでありますが、今現在も大分道路の形状ができている中で子供たちの通学における事故が発生しないかなどの不安な声も聞くわけでありますが、市としてそういった八街市の痛ましい事故もあって令和4年度予算を立てて対応を取る考えがあるのかというところと、今、元大山商店近くまで対応していただいているんですけど、この4年度予算で例えば水町歯医者のほうとかの工事まで行う計画があるのか、どういった感じでこの予算を計上しているのか教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 建設課長、棟方雅典君。 ◎建設課長(棟方雅典君) まず、歩行者対策につきましては事業説明会でも御説明いたしましたが、道路を拡幅し保護者スペースを確保するとともにライン等で視覚的に歩車分離をする予定でございます。  また、地域排水の計画につきましては、当初から水町歯医者近くの十字路まで両水路を埋め立てる計画で実施しておりますが、工事を繰り越しましたので令和4年度中に完成する予定です。また、令和4年度予算は地元から要望のある排水の枝線を整備する予定でございます。 ○委員長(三木千明君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) すみません、続いて予算書には含まれていないんですけど、予算編成のときに中期収支見込みでは計上されていなかった市道等排水整備工事測量設計業務委託料として所管部署から2,350万円の予算要求がされておりましたが、最終審査ではゼロ円ということで令和4年度においては行えないことになったものが見受けられます。この行わなくなった排水整備事業というものがどういったものだったのかということと、令和4年度は行わないんだけど令和5年度以降行うのかとかそういったところの今回予算に上げなかった判断内容を教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 建設課長、棟方雅典君。 ◎建設課長(棟方雅典君) 該当につきましては排水整備といたしまして相川、富津及び桜井地先を予定しておりました。  また、測量設計につきましては岩坂地先の事業を予定しておりました。  今後につきましては実施に向けて再度検討し、引き続き要望をし、実施に向けていきたいと考えております。 ○委員長(三木千明君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) すみません、あと2問させていただきます。  予算155ページ、付属資料16ページ、歳出8款5項1目大規模盛土造成地二次スクリーニング計画作成業務委託料について御質問します。  これは多分、熱海市の崩落事故を受けて国のほうから調査を依頼されているものかと思いますが、付属資料を見ますと対象箇所が27か所と書かれておりますが、具体的にどのような場所でこの二次スクリーニングでどういうことをやるのか教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 都市政策課長、義崎哲也君。 ◎都市政策課長(義崎哲也君) お答えします。  大規模造成盛土二次スクリーニングを行う箇所は都市政策課のホームページのほうに公表しておりまして令和元年度に作成したものです。  これは国土交通省のほうで作成したものをそのまま載せております。 ○委員長(三木千明君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) 予算159ページ、歳出8款6項1目の市営住宅改修工事についてお聞きいたします。  こちらは市民の方から相談は行っているということなんですけど、まだ市営団地で人が住んでいる中で、住んでいる場所は修繕されているかと思うんですけど、空いている部屋などのところの屋根や雨どいが外れて近隣住宅地に被害を及ぼすんではないかというような事態になっている場所があります。そういった中で市営住宅については人が住んでいる間は大々的な修繕はしないけど維持をしていくという中で強風などによる飛散防止対策は最低限行ったほうがよいと思いますが、そういったような管理の予算は含まれているのか教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 都市政策課長、義崎哲也君。 ◎都市政策課長(義崎哲也君) お答えします。  市営住宅の修繕の予算につきましては、限られた予算の範囲内で入居者のいる部屋を優先で修繕を行っております。また、住んでいない部分の維持管理につきましては必要に応じて修理のほうをしていこうと思っています。 ○委員長(三木千明君) 以上で、通告のありました質疑は終わりました。その他、委員のほうで質疑ありますでしょうか。石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) すみません、2点質問させていただきます。  1点目、予算書133ページ、6の2の佐貫城址花木公園整備事業232万1,000円についてお聞きいたします。委託料として199万1,000円が今回計上されています。以前、佐貫城花木公園で森林協会だか森林組合の演習目的ということで樹木の伐採をしたことがあるんです。茂木部長は覚えていると思いますけど。それが2年か3年の事業でやったんです。その後、放置されて今すばらしい竹林になっているんです。何を言いたいかというと、今回森林整備報酬及び事業計画というのにも計画が載せられているんですが、大きな金額は要らないんですけど継続事業でやらないとなかなか林野の整備ってできないんですけど、今回これはどういう内容で単年度で終わるものなのか、その辺もちょっとお聞きしたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○委員長(三木千明君) 農林水産課鳥獣対策室長、松下順一君。 ◎農林水産課鳥獣対策室長(松下順一君) 佐貫花木公園の委託につきましては、市が所有する森林に隣接する住民から市の山林が崩れそうで危険との情報がありまして、現地等を確認したところ伐採する必要が生じました。その関係で危険倒木の伐採ということで委託料として前年度予算より170万5,000円増額となっております。 ○委員長(三木千明君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 表と裏、何か所かあるんですよね。崖に木が生えていて下が崩れていて危ない状況なところ分かります。そうすると今回のやつは森林整備計画等の整備費じゃないということでよろしいんですね。  次に、141ページ、商工費の観光施設関係費で今年もまだまん延防止の地域から除外されていないんで、5月の連休、また8月の海水浴場がどういうふうになるかというのは非常に不透明なところなんですが、今回その1,400万円の予算が計上されておりますが、行政としてみれば今年の海水浴場設置をどのように考えているか。これは早めにやっぱり地区の観光協会だとか事業者の方に説明しておかないと、土壇場になってやるといってもなかなか難しいですし、また準備していてやらなくなったりこれは非常に判断が難しいところなんですが、この予算について今年度の海水浴場の整備、富津、大貫の中央海水浴場はもう海の家をやる人がいなくて最終的にあそこを整備するのは市がやらなきゃいけないんです。佐貫の海水浴場も非常に荒れています。あれを今まで佐貫の大佐和の観光協会の皆さんが整備していたんですが、それをもし海水浴場にするにはとんでもない費用がかかるかもしれない。そういう中でこの海水浴場を今年は予算づけしていただいているんですが、その辺の考え方をちょっとお聞かせいただけますか。 ○委員長(三木千明君) 商工観光課長、嶋田清一君。 ◎商工観光課長(嶋田清一君) お答えいたします。  令和4年度の海水浴場の開設につきましては、皆さんも御承知のとおり令和2年度、令和3年度とコロナ禍による利用者の安全の確保が難しいという観点から開設中止としたところです。今現在もまん延防止等の措置が取られている中でどのようにしていくかというところは明言はできないですけれども、開設をする準備をしていきたいと考えております。
     大貫中央海水浴場と新舞子海水浴場等につきましても実際に台風等によりまして海岸が砂のほうがちょっとあらわれて少ないような状況になっておりますので、その辺につきましても海水浴場の関係団体、観光協会等々と連携しながら開設に向けて準備を進めてまいりたいと考えております。 ○委員長(三木千明君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) ありがとうございました。下洲の海水浴場も例年大勢の方が訪れたすばらしい海水浴場でした。ただやっぱりこの令和2年度、令和3年度の海水浴場というのは設置はしていなくても大勢の観光客が来ていました。そういう中で混乱がないように、ぜひ状況を判断しながら推進していただければと思います。  以上です。ありがとうございました。 ○委員長(三木千明君) ほかにありますでしょうか。三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) すみません、関連質問で6款2項2目、133ページになります。  6款2項2目の森林環境整備事業について、佐久間委員からも質問がございましたのでちょっと関連してお伺いいたします。  森林の問題につきましては、50年前に植栽した樹木が一斉に伐採期を迎えておりますけれども、耐酸性の悪化や担い手の不足によって放置されている森林が多い、増加しているということで富津市もそうなんですけども関係者が非常に悩んでいるという中で本事業の財源の1つと考えておりますけれども、森林環境譲与税について、とりわけ令和4年度の使途、使い道についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員長(三木千明君) 農林水産課鳥獣対策室長、松下順一君。 ◎農林水産課鳥獣対策室長(松下順一君) 令和4年度の予算につきましては、本年度作成した森林整備方針及び事業計画に基づきまして森林整備の意向調査業務委託料として750万円を予算措置しようとするものでございます。 ○委員長(三木千明君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) ありがとうございます。先週の3月12日の新聞によりますと、本事業というか森林に関わる事業につきましては2019年度からスタートしているというふうに記載しておりますけれども、その中で再来年度から国民の約半数に当たります、1,000円ずつ徴収するということで計画されているという政府の説明がありますけれども、そういった中で参考までにお聞きしますけれども、2024年度以降の制度は不確実というふうに考えていますけど、その見通しなど分かりましたら教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 農林水産課鳥獣対策室長、松下順一君。 ◎農林水産課鳥獣対策室長(松下順一君) 森林環境譲与税につきましては先ほどお話しいたしましたけれども、令和元年度から譲与が開始されているところでございます。令和6年度につきましては、個人住民税均等割と併せて1,000円が森林環境税として課税することとなっています。まだ詳しい内容についてはまだ事業が始まったばかりで不透明なところでございますが、今のところそれに基づいて事業のほうを実施したいと考えております。 ○委員長(三木千明君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) ありがとうございます。記事によりますとそういった待望の財源が確保できるという中で、その中でもやはり全体の54%が使い道がなくして残って基金として積み立てるという傾向があるというふうにうたわれていますので、ぜひその伐採とかそういった大切な分野におけるお金の回る仕組みを作っていただければと思いますのでよろしくお願いいたします。以上でございます。 ○委員長(三木千明君) ほかに質疑ありますでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(三木千明君) 質疑がないようですので、審査区分表5ページに関する質疑を終了いたします。  ここで説明員入替えのため暫時休憩といたします。  会議の再開を午後2時45分といたします。                  午後2時28分 休憩           ────────────────────────                  午後2時40分 開議 ○委員長(三木千明君) では、休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、審査区分表6ページの上段、4款及び11款の教育部所管、10款に関する質疑を行います。  初めに、あらかじめ通告のあった委員の発言を、通告順に許可します。三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 関連して1点になるのか2点になるのか分かりませんけど、178ページと関連すると中学校183ページの10款2項、小学校でいうと2項ですけども、中学校は3項になります。いずれも1款1目の学校管理費についてお伺いいたします。  ICT支援委託料についてなんですけども、こちらはICT教育推進におけますICT支援委託料ということで小学校も中学校も851万4,000円計上しております。これは前年度と同額でございますけども、一方のパソコン等の借上料──賃借料です、は前年度よりも小学校は18%減、中学校は16%減とやはり生徒数に応じて減っているわけなんですけども、このICT支援委託料は生徒数とは関係していないというふうに考えるのかもしれませんけども、この851万4,000円の支援員の人数とか割り振り等を教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 学校教育課主幹、保坂典江君。 ◎学校教育課主幹(保坂典江君) ICT支援委託は令和3年度、令和4年度ともに小中学校に1名ずつの2名です。 ○委員長(三木千明君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 分かりました。そうするとこちらは生徒数が減少していますけども、1名、2名ということですので同額というふうに理解しました。ありがとうございます。 ○委員長(三木千明君) よろしいですか。 ◆委員(三富敏史君) はい。 ○委員長(三木千明君) 続きまして、福田委員の発言を許可します。福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) 107ページなんですけれども、小中学校のPCR検査事業とありますけれど、これはPCRの検査キットでの検査なのでしょうか。 ○委員長(三木千明君) 教育部参事学校教育課長事務取扱、須藤秀明君。 ◎教育部参事学校教育課長事務取扱(須藤秀明君) このPCR検査については医療機関でのPCR検査になっております。 ○委員長(三木千明君) 福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) なら安心いたしました。キットで自分でやるとか、または唾液とかは、唾液は病院でやるんでしょうけど、鼻から自分でやったりするのでなかなかうまくいかないとかということを聞いていてすごい使い勝手が悪かったというお話をお聞きしたのでそこら辺のところが心配で検査キットではないということで安心いたしました。ありがとうございます。  続きまして、178ページのICT教育推進事業についてなんですけれども、これはタブレット貸与している学年がお聞きしようと思ったんですけど、調べたらもう1年生からお配りしているということなんで結構でございます。  そのときにちょっと不安に思ったのが家に持ち帰ったり、学校で使うのも、もちろん学校が基本なんですけれども、お家に持ち帰る場合もあるときにカバーとかも一緒にお配りしているのでしょうかということをお聞きしたかったんですけれども。 ○委員長(三木千明君) 学校教育課主幹、保坂典江君。 ◎学校教育課主幹(保坂典江君) タブレット端末の管理は基本的に各学級ごとの充電保管庫で管理しております。破損した場合には修繕費用の予算を確保してあり、その程度により新品交換あるいは修理対応を行っております。修理期間中は各学校に配置してある予備機を代替使用することで、いつでも全員が使用可能な状態になっております。また、タブレットにはカバーはついており、多少の衝撃には耐えられる仕様となっております。 ○委員長(三木千明君) 福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) 次で聞こうと思って、管理とか壊れた場合の対応ってどうしていらっしゃるのかなというふうに思ってお聞きしようと思っていたんですけど、今お答えいただいたのでありがとうございます。  実際にそういうふうに壊れちゃったとか、そういう不具合があったとかという事例というのは今まででございましたでしょうか。 ○委員長(三木千明君) 学校教育課主幹、保坂典江君。 ◎学校教育課主幹(保坂典江君) 実際に持ち帰った際等に、ございました。 ○委員長(三木千明君) 福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) でも、その場合も今おっしゃったようにちゃんと子供たちに不便がないように対処していただいているということでよろしいでしょうか。 ○委員長(三木千明君) 学校教育課主幹、保坂典江君。 ◎学校教育課主幹(保坂典江君) はい、実際にそのように対応しました。 ○委員長(三木千明君) 福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) 次、183ページ、先ほど三富議員のほうからもICT支援推進事業についてお聞きしたんですけど、実際にこのICT支援委託料でこれはどなたへの支援、各1名ずつで2名ということなんですけど、教員と生徒、両方なんですか。 ○委員長(三木千明君) 学校教育課主幹、保坂典江君。 ◎学校教育課主幹(保坂典江君) ICT支援業務委託によりICT支援員が行っている業務は授業中の児童生徒に対するタブレット端末の操作の支援、また授業をする先生方の活用の支援も行っております。 ○委員長(三木千明君) 福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) ありがとうございます。教員の方と生徒さんと両方に指導されているということです。ありがとうございます。  次、172ページと関連で187ページなんですけど、学校バスの運営事業の中での任意保険みたいなものが見当たらなかったので、これというのは委託料の中に入っているものなのでしょうかお尋ねしたいと思っています。 ○委員長(三木千明君) 教育部参事学校教育課長事務取扱、須藤秀明君。 ◎教育部参事学校教育課長事務取扱(須藤秀明君) 172ページの10款1項2目11節の保険料2万6,000円は、自賠責保険の料金となっております。任意保険は委託料に含まれており、事業者が任意保険を加入しております。 ○委員長(三木千明君) 福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) そうですね、これを拝見しまして両方とも2万6,000円というふうになっていたのでこれは自賠責かなと思って、それで任意保険の部分がなかったのでどうなっているのだろうと思ってちょっと疑問に思ったのでお尋ねしました。すみません、ありがとうございます。  以上で、私の質問を終わりにしたいと思います。 ○委員長(三木千明君) 続きまして、佐久間委員の発言を許可します。佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 予算書172ページ、付属資料22ページをお願いいたします。  10款1項2目12節のスクールバス運行管理委託9,808万5,000円、このことについてちょっとお聞きしたいんですが、付属資料のほうでは書いてあるんですが、大佐和地区2路線、天羽地区9路線とありますけれども、この委託概要というのがどういった委託概要になっているかというのを1日の運行回数とか部活動の場合はどうだとかって、それと児童生徒以外の利用者があるかとか、そういうところが分かりましたら教えてください。 ○委員長(三木千明君) 教育部参事学校教育課長事務取扱、須藤秀明君。 ◎教育部参事学校教育課長事務取扱(須藤秀明君) お答えいたします。  小学校のスクールバスは朝の登校便を1便、下校時は2便運行しております。中学校のスクールバスは登校時、下校時ともに2便運行しております。  また、中学校では休日や長期休業中の部活動を行う際には朝1便、帰り1便を運行しております。  また、住民混乗につきましては環小学校の登校時のスクールバスについては住民混乗としており、令和3年度は2月末までに合計20人の方が利用しております。  また、登下校にかからない時間帯であれば、児童生徒が校外学習や社会科見学を行く際に特例利用として運行を行い、児童生徒の送迎等を行っております。 ○委員長(三木千明君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 分かりました。スクールバスはもう必ず往復便を取っていますので、できれば地域の人のニーズも応えていただけたらありがたいなと思います。  次の質問に入ります。  173ページ、10款1項2目について教育センター費ということで、これは小中学校に関わるもので教育総務費関係でちょっとお聞きしたいんですが、小学校からも英語を教えているということで日本人の子供に対して英語を教える、それは分かるんですけども、私がちょっと聞きたいのが市内の小中学校に通う外国から来られた子女、ですから日本語が分からないと、そういう子供たちが何人かいるんじゃないかなと思うんですが、そういう外国子女に対する対応というのはどうしているかということをお聞きしたいんですが。 ○委員長(三木千明君) 教育部参事学校教育課長事務取扱、須藤秀明君。 ◎教育部参事学校教育課長事務取扱(須藤秀明君) お答えいたします。  外国籍の児童生徒は青堀小学校に18名、富津中学校に5名、大佐和中学校に2名、天羽中学校に3名、合計28名が在籍をしております。  青堀小学校には県から日本語指導のための教員が1名配置されており、週1時間から2時間、個別の指導を行っております。また、青堀小学校を含め他の学校では補助の教員が授業に入り、日本語の理解に不安がある児童生徒に対して個別に対応したり、ボランティアの方に来ていただく、ポケトーク等の翻訳機を使用するなどの対応をしております。  また、授業中や休み時間の子供同士の対話の際にはGIGAスクール構想で整備された情報端末の翻訳機能を利用し、日本語を母国語に、母国語を日本語に訳し会話を進めるなどの対応を行っております。 ○委員長(三木千明君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) そういう情報端末のようなものを駆使して子供って言葉が分からないと特に孤独になりがちですので、友達が早くできれば言葉も早く覚えると思いますので孤立化にならないようにできる限りのことをやってください。  次の質問に入ります。  175ページ、付属資料では22ページになります。  10款1項2目読書活動推進事業ということで、これも新規事業なんですけど、読書支援員3名を雇用して小中学校に週1回配置すると書いてありますけれども、学校というのは始業から終業までの時間帯の中で必ずカリキュラムがあると思うんですが、1年生から6年生、中学生は1年生から3年生まで、読書の活動を推進するこの読書支援員という人たちがどこでどの時間帯で誰を対象にというのがちょっと見えて来ないんです。ですから、この対象や活動時間とか活動の概要が何か分かりましたら教えてください。 ○委員長(三木千明君) 学校教育課主幹、保坂典江君。 ◎学校教育課主幹(保坂典江君) 市内小中学校で読書を推進するための読書支援員の仕事は学校の図書室や校内の読書環境の整備、児童生徒への読書活動の推進、教職員への読書活動の支援、図書室と連携した授業への支援などを予定しております。  対象は主には児童生徒ですが、教職員へ対する支援も含まれております。  勤務時間は1日4時間です。最大限に有効活用できる時間帯に配置できるように学校と協議してまいります。 ○委員長(三木千明君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) そうするとまた確認するんですが、その学校の空いている時間帯の中で何時にということではなくて、その支援員がどういうタイミングでそれをやるかというのが、常時、例えば図書館を拠点にしますから空いている子供とか相談に来る人は常時来てくださいという体制なものか、1年から何年生までの子供たちが来てくださいと言ってこれこれこうです、こういう本がいいですとか何とかと説明するのか、その辺がもうちょっといまいち見え切れていないんです。お願いします。 ○委員長(三木千明君) 学校教育課主幹、保坂典江君。 ◎学校教育課主幹(保坂典江君) 1日4時間ですので子供たち、主に児童生徒が図書室等に行って読書支援員と触れ合える時間に値する1日の中で4時間学校によって要望、希望があると思いますので、これから学校と協議して最大限子供たちと活動ができる時間を設定してまいりたいと思います。 ◆委員(佐久間勇君) 分かりました。以上です。 ○委員長(三木千明君) 続きまして、平野委員の発言を許可します。平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) では、予算書が180ページ、10款2項3目、付属資料は22ページです。
     青堀小学校の卒業生なんで、青堀小学校校舎改築事業を伺わせていただきたいと思います。  この予算731万5,000円ですが、これは基本構想及び基本計画策定とありますけれども、まずその内容に関してお伺いさせていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 教育総務課長、小野田隆博君。 ◎教育総務課長(小野田隆博君) お答えいたします。  まず、基本構想は現状の把握や既存建物解体等に係る調査などの建築条件整理、また当事者である教職員や保護者、地域住民等からのニーズを踏まえ、施設規模、場所など条件の課題等を整理を行うとともに合意形成を図り基本事項をまとめるものです。  基本計画は基本構想に肉付けする作業で、設計、工事を進める上での根幹となる計画となります。具体的な課題や条件を整理し、改築方法の比較検討、必要な諸室の面積、配置などの平面計画や概算工事費など具体的な案を策定していくものです。  基本構想、基本計画の策定に当たりましては、先ほど申し上げました関係者のニーズや意見を取り入れるため、学校長をはじめとする教職員、PTA役員などの保護者、地元区長などの地域住民の方で構成する検討委員会を設置して検討してまいります。  また、必要に応じてアンケートを実施するなど児童や委員以外の保護者からの意見も聞いていく考えです。さらに委託業者にも会議に参加してもらい、ニーズを肌で感じてもらうとともに専門家の意見を踏まえて進めてまいります。 ○委員長(三木千明君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) 分かりました。  いよいよ小学校のほう改築かというところなんですが、実は今の校舎に関してはすごく思い出があるというか、私が小学校2年のときに今の校舎が入ったということで非常に当時のことは覚えております。感慨深いものがあるんですけれども、実際、今後、校舎改築事業のスケジュール、これをちょっと教えていただきたいと思います。 ○委員長(三木千明君) 教育総務課長、小野田隆博君。 ◎教育総務課長(小野田隆博君) お答えいたします。  校舎改築事業の今後のスケジュールにつきましては、令和5年度に基本設計、令和6年度に実施設計、令和7年度中に着工の予定と考えております。校舎につきましては令和10年度までには完了したいと現時点では考えておりますが、内部の検討会議においては屋内運動場や老朽化したプールなどの課題もあると認識しています。今後の進捗状況により随時お知らせしてまいりますので御理解を賜りたいと存じます。 ○委員長(三木千明君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) ありがとうございます。  では、質問を変えます。  予算書の196ページ、10款4項6目鋸山の日本遺産認定に向けてに関してですが、令和3年度、推進協議会のほうが立ち上がって、この令和3年度、令和4年度、令和5年度で様々な取組が行われることだと思います。非常に多くの取組をするということは認識しておりますけれども、この令和4年度に関しては主にどういった取組をするのか、そこを教えてください。 ○委員長(三木千明君) 生涯学習課長、樋口峰昭君。 ◎生涯学習課長(樋口峰昭君) お答えいたします。  鋸山日本遺産候補地域活用推進協議会のまず現在の取組状況ですが、基礎調査事業におきましては鋸山来訪者に対する現地でのニーズ調査や首都圏の過去3年間に鋸山を訪れた人を対象にウェブアンケートを実施しました。分析の結果を今後の事業展開に役立てていきます。  環境整備事業におきましては、鋸山のシンボルマークの策定に取り組んでいます。シンボルマークを策定し、周遊ルート上の案内板などに使用して統一感を持たせるとともに地域ブランドの確立を図ります。  測量事業では鋸山上空からヘリコプターによる航空レーザー測量及び現地測量を実施しました。分析を行い、今後の案内マップの作成やルートの距離、危険箇所の把握などに活用していく予定です。  そのほか、有償ガイド育成事業や体験プログラム構築事業など合計8事業に取り組んでいます。  令和4年度につきましては、新規事業5事業を含みます12事業を予定しております。新規事業として海上から巡る日本遺産候補地域事業では東京湾フェリーの臨時特別運航を実施し、東京湾臨海の房州石建造物や鋸山とふもとの町並みを洋上から見学するツアーを実施し、ニーズやリピーターの状況を把握し戦略、立案に活用いたします。  また、鋸山のシンポジウム事業では鋸山の歴史的・文化的価値を共有し、今後の方向性を議論しながら地域全体で活性化を図る環境づくりに取り組んでいきます。  そのほか鋸山高付加価値検証事業や小中学校での普及啓発事業など鋸南町と協力し取り組んでまいります。 ○委員長(三木千明君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) 多くの取組事業があると思いますけれども、しっかりと進めていただければと思います。  地域には様々な文化サークルがあります。そういったところで独自で鋸山の歴史を勉強会を開いたりとか、あるいは独自でセミナーを開催したりとか、そういった独自の展開をされているところがありますけれども、今も既にそういったところに対してアンテナを張っていただけていると思うんですが、一層、アンテナを張っていただいて連携できる部分、サポートできる部分というのをぜひ行っていただきたいと思います。  当然、同じ認識だと思いますが、行政だけであったり、あるいは推進協議会だけであったり、そこだけが頑張ってもなかなか難しいと思います。市民から候補地認定に向けての機運の高まり、これがないとやっぱり最終的には難しいと思いますので、ぜひとも今以上にアンテナを張って連携、サポートをしていただきたいと思いますが、そのあたりの考えを聞かせてください。 ○委員長(三木千明君) 生涯学習課長、樋口峰昭君。 ◎生涯学習課長(樋口峰昭君) お答えいたします。  市民と一体となり認定に向けて機運を高めることは非常に重要なことと認識しております。  また、鋸山の魅力を地域内外への方々へ発信することは地域への愛着の醸成にもつながると考えます。このような考えから鋸山のシンボルマークの策定では1月に地域の小中学校である天羽小学校、天羽中学校、鋸南小学校、鋸南中学校の児童生徒にタブレット端末などを活用し、2つの案についてどちらを採用すべきか、将来を担う子供たちに投票してもらい決定をしました。  令和4年度の新規事業につきましては、富津市、鋸南町、全ての小中学校で鋸山の教室と題した普及啓発活動を行います。  鋸山のシンポジウム授業では今後の方向性を議論しながら地域全体で活性化を図り、認定に向け機運を高めていきたいと考えております。  また、市内の文化サークルにおきましては鋸山の魅力発信などを行っていただいていることをありがたく受け止めております。  認定に向け機運が高められますよう、文化サークルの方々、地域の方々などと一体となって取り組めるよう努めてまいります。 ○委員長(三木千明君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) すみません、そしたら予算書187ページ、歳出10款4項1目生涯学習バス運営事業についてお聞きいたします。  令和4年2月より生涯学習バスが2台体制となったと思うんですが、令和3年度のバス運行業務委託料が500万円ぐらいに対して令和4年度は640万円ということで倍になっていないことが分かります。2台体制になるので単純に倍ぐらいになるのではないのかなと思うわけですが、そうなっていない理由とそれぞれの運行稼働率を何日に設定しているのか教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 生涯学習課長、樋口峰昭君。 ◎生涯学習課長(樋口峰昭君) お答えいたします。  生涯学習バスは令和2年度から令和4年度まで3年間の長期継続契約により運行業務委託を結んでいます。その中で年間稼働回数を200回とし、200回を超えた分は別途1回2万円の単価契約を結んでおり、その回数を70回と見込んでいることが増額の要因です。  また、1台当たり何日運行という考え方ではなく、2台で270回と見込んでおります。 ○委員長(三木千明君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) 分かりました。  続いて、192ページ、歳出10款4項4目成人式事業についてお聞きいたします。  多分この4月1日から18歳以上が成人となると思うんですが、そうするとこの令和4年度の成人式は対象が18歳以上から18、19、20歳になるのか、それとも20歳だけで行うのかというところと、20歳だけで行うということであれば、成人は18歳以上なので名称とか何か変えたりするのかというところをまずお聞きしたいと思います。 ○委員長(三木千明君) 公民館長、平野隆志君。 ◎公民館長(平野隆志君) お答えいたします。  令和3年度の成人式実行委員の皆さんにも今後の成人式の取扱いの希望を確認したところ、開催年齢や時期については現行のままがよいとの回答を頂きました。現段階では決定しておりません。  なお、県内の状況でございますが、千葉県が2月時点で取りまとめた各市町村への意向アンケートの結果では、全市町村とも20歳を対象とした成人式を考えているとのことであります。  また、成人式の名称につきましては現段階、先ほど言いましたが未定ではございますが、今後変更した場合の新規の看板作製費用として13万2,000円を今回要求しております。  あと、名称等についてですが、成人の集いなどそういった意見も聞いております。 ○委員長(三木千明君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) あともう1つなんですが、今年度何とか成人式が開催できました。その中でやはりどうしても年末年始を迎えると感染者が増えてくるという中で千葉県としては無料PCR検査を12月末ぐらいからスタートしたわけなんですけど、これはあくまでも千葉県民対象であったために、県外から成人式に参加してもらおうという方に関してはこの制度が使えなかったわけであります。例えば、富津市において令和5年の1月がどうなるか分からないんですけど、無料PCRの補助を検討するなど、県外から帰って来られた方とかに対してそういったことは考えていないんでしょうか。 ○委員長(三木千明君) 公民館長、平野隆志君。 ◎公民館長(平野隆志君) お答えいたします。  市内の医療機関に陰性証明について確認したところ、新型コロナウイルス感染症の抗原検査キットを使用して行った場合の陰性証明の発行につきましては、直接検査を行った医療機関での場合で、かつ有料の診断書の交付になるということで、医療機関により診断書の料金が異なるものでございます。  あわせまして、今後、市の各事業全体と比較し、現段階で本成人式の事業だけの取扱いだけを決定し、予算化する状況ではないと判断したものでございます。  今後は、新型コロナウイルスの感染状況等を注視し、千葉県や県内、市の本事業に関する対応状況等を踏まえながら検討してまいりたいと考えております。 ○委員長(三木千明君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) ぜひ一生に一度の成人式ということもありますので、状況を見ながら検討のほうをお願いいたします。  予算書195ページ、歳出10款4項5目の図書館整備事業について2点ほどお聞きします。  まず1点目としましては、これから工事設計業務委託と管理業務委託ということで予算が計上されているんで、そこにおいてレイアウトなんかも決定するかと思うんですけど、この業務委託の入札が行われる時期、あとは指定管理を行うための業務委託の予算も上がっているので、この指定管理を選定する時期がいつぐらいになるか教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 生涯学習課長、樋口峰昭君。 ◎生涯学習課長(樋口峰昭君) お答えいたします。  設計業務は公募型プロポーザルを予定しており、4月に公告し、8月に設計が終了する予定です。その後、速やかに内装工事に関する入札を進めてまいります。  レイアウト図などにつきましては公表可能な時点でホームページ等で公表してまいります。  指定管理者につきましては6月の募集を予定しています。 ○委員長(三木千明君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) あとこの図書館整備で確認なんですけど、整備工事が今年度に予算計上されているということは始まるかと思うんですけど、そうするとイオン富津さんからこの図書館のためのスペースの使用貸借契約も本来結ばれるということで予算計上が賃料や光熱費がなされるかと思うんですけど、計上されていない理由を教えていただきたいのと、あと指定管理者とイオン富津との賃料については多分10年間の債務負担行為を組むことになるかと思うんですけど、その設定のタイミングを教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 生涯学習課長、樋口峰昭君。 ◎生涯学習課長(樋口峰昭君) お答えいたします。  賃貸借契約の契約期間は営業開始日から10年間との提示を受けています。そのため令和4年度は賃料や光熱費はかかりませんので予算を計上しておりません。  また2点目につきまして、債務負担行為ということでございますが、こちらにつきましては適正な時期を見て計上してまいりたいと考えております。 ○委員長(三木千明君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) 最後の質問になります。文化財保護関係費について予算書196ページ、歳出10款4項6目についてお伺いいたします。  令和3年6月の時点の市計画一覧表の中には令和4年度から内裏塚古墳群保存計画をスタートさせるということがあったんですが、これがペンディングされたと思います。その中で今回の文化財保存整備事業補助金100万円が計上されているわけですけど、こういった内裏塚古墳群に対する整備事業の補助金などは含まれているのか、どういった補助金なのか教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 生涯学習課長、樋口峰昭君。 ◎生涯学習課長(樋口峰昭君) お答えいたします。  昨年度、富津市内裏塚古墳群保存活用計画を策定していくスケジュールを建てましたが、千葉県と協議を行う中で内裏塚古墳群の国指定史跡認定を優先させるべきとの助言がありました。そのためその業務を優先して進めております。  また、2点目、指定文化財保存整備事業補助金100万円につきましては、平成30年度から8年間の継続事業で実施しております千葉県指定文化財三柱神社の再建に対しての補助金でありますので古墳への補助金は支出しておりません。 ○副委員長(猪瀬浩君) 分かりました。以上です。 ○委員長(三木千明君) 以上で、通告のありました質問は終了しました。  委員の方でほかに質問がある方はいらっしゃいますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(三木千明君) 質疑もありませんので、以上をもちまして審査区分表の6ページ上段に関する質疑を終了といたします。  ここで説明員入替えのため暫時休憩といたします。  再開時刻を午後3時25分といたします。                  午後3時16分 休憩           ────────────────────────                  午後3時20分 開議 ○委員長(三木千明君) では、休憩前に引き続き会議を開きます。  審査区分表の6ページ下段、9款、12款、13款に関する質疑を行います。  では、初めにあらかじめ通告のあった委員の発言を通告順に許可します。三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 私のほうから1件だけ質問させていただきます。よろしくお願いします。  163ページになります。
     9款1項2目消防団員出動手当についてでございます。こちらは本手当につきましては、昨年、本会議で猪瀬委員からも質問がありまして、私も本委員会で質問したという経緯があるという、よく覚えているんですけれども、予算措置額については昨年と同額の金額ですので、恐らく火災等、1回当たりの出動手当1,000円として計算して大体おおむね2,384回出動分の手当を見込んでいるというふうに見ていますけども、消防団につきましてはやっぱり地域の消防、防災のリーダーとして地域住民と密着して火災や大規模災害に駆けつけて安心・安全を守るという役割を担っておりますので、ぜひ今後処遇改善の一環として出動手当を見直してもいいんではないかと思いまして、この予算措置の根拠をちょっと教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 消防総務課長、牧野安浩君。 ◎消防総務課長(牧野安浩君) お答えします。  この積算根拠は今、三富委員がおっしゃられたとおり、出動1回、1日1,000円ということで見込んで、過去の出動回数を見込んで予算措置して計上しております。 ○委員長(三木千明君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) ありがとうございます。やはり消防団につきましては、本業を持ちながら自らの意思で参加するというボランティア的な性質がある反面、常に活動には危険を伴うという業務である中で、私も消防団でお世話になっていたんでよく分かるんですけれども、やはりそういった団員不足によって1人当たりの負担も多くなってくるという状況の中でOB団員制度なんかも導入しているというふうに考えますと、やはり近隣並みに入団者を募るために処遇改善として手当を少し見直して募ってもよろしいんじゃないかと思って質問させていただきました。御検討頂ければと思います。ありがとうございます。 ○委員長(三木千明君) 続きまして、佐久間委員の発言を許可します。佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 予算書162ページ、付属資料16ページをお願いいたします。  9款1項1目警防活動運営事業について、お聞きいたします。  令和3年度から始めましたこの高齢者世帯に関する住宅用火災報知器の交付及び設置ということについてお聞きしたいと思います。  ほかの市町村では交付はするけれども設置はしないというようないろいろ聞く中で富津市におきましては住民との交流を含めての職員自ら取り付けるということまでやっているということで独り暮らし高齢者もしくは老々世帯の人たちにとっては大変心強いことではないのかなと思います。この事業の実績、令和3年度から始めたと思うんですが、この実績と今後の展開についてお聞かせください。 ○委員長(三木千明君) 予防課長、角田安隆君。 ◎予防課長(角田安隆君) お答えいたします。  令和3年度の高齢者住宅用火災警報器設置事業の実績等についてですが、まず、この事業の対象は富津市に在住している65歳以上の方のみで構成されている世帯であって、警報器が現に設置されていない世帯とし、設置数は1世帯1機、設置した世帯数は103世帯でした。  令和4年度ですが、対象世帯などの条件は全て同様とし、100世帯への設置を目標としたいと思います。 ○委員長(三木千明君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 分かりました。職員が出向いてくれるという、今本当に詐欺じゃないけどごまかされちゃったりすると怖いから職員が消防車で行ってやるというのは非常に心強いことだと思います。ぜひとも継続していただきたいなと思います。  次の質問に入ります。  169ページ、9款1項4目の消防防災費のうちの戸別受信機設置工事につきましてお聞きいたします。  戸別受信機というのは防災行政無線の不感地帯とかいろいろ聞こえない難聴区域とかいろいろなことの中で取り付けていく戸別受信機だと思いますが、この設置工事の内訳を教えてください。 ○委員長(三木千明君) 防災安全課長、秦野憲一君。 ◎防災安全課長(秦野憲一君) お答えいたします。  令和4年度に設置いたします箇所につきましては、土砂災害警戒区域及び洪水浸水想定区域内の病院、幼稚園などの要配慮者利用施設8か所、また金谷地区27か所の計35か所を予定しております。  金谷地区につきましては防災行政無線のデジタル化に伴い、子局を移設した関係で難聴区域となった27件であります。 ○委員長(三木千明君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 分かりました。  私は携帯で防災情報を登録しているので逐次いろいろな情報が入るのですが、携帯を持っていない高齢者はやはり防災行政無線が頼りになるんですが、これがなかなか聞こえないと言われてどうしたもんかと。そういう問題で各市町村がいろいろ検討した中でやはり防災ラジオというのがもうちょっと普及してもいいんじゃないかなと、通常は普通のラジオを聞いていて、非常時には防災行政無線の声と切り替わるということが各メーカーがいろいろ出していまして価格も格安になってきているということから思うと防災ラジオというところが高齢者住宅とかそういう人たちの手元にあれば安心して防災情報が聞けるのかなというような気持ちもありますけれども、そういう防災ラジオということを導入していくことについてどうお思いでしょうか。 ○委員長(三木千明君) 防災安全課長、秦野憲一君。 ◎防災安全課長(秦野憲一君) お答えいたします。  防災ラジオにつきましては、過去に実証実験を行っております。その際に同じ周波数帯の電波を利用している団体が近くにありまして、その電波を受信してしまって本市にはそぐわないという結果が出ております。  委員がおっしゃるとおり安価でいい防災ラジオがございますが、アナログ波を対応していることから、今、デジタル波で流している関係で、今後アナログ波が使えなくなってしまうということでちょっと導入については難しいと考えております。 ○委員長(三木千明君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 分かりました。デジタルが主流になってきて防災行政無線のラジオがデジタルラジオになっていればまた考えも違ってくると思いますが、その辺のところは常にアンテナを高くしていただいて、難聴ということ、公の防災行政無線が聞こえないだけが難聴でなく、あってもやはり聞きづらいとか風向きによってとか、いろいろな条件で高齢者は新たなそういうSNSを通して知り得るという情報が少ないもので、そういうことも考慮して新たな伝達方法というものも模索していただきたいなと思います。これは要望で以上です。 ○委員長(三木千明君) 次に、いらっしゃれば発言を許可します。副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) すみません、2点ほど質問させていただきます。  まずは、予算書167ページ、歳出9款1項4目の住宅地図LGWANシステム使用料についてお伺いします。  茂原市とかですと同様かどうか分からないですけど、JISサービスを使って市民の方から危険箇所の通報を頂いたり、また市のほうから危険箇所を地図上で可視化して情報をお知らせするようなシステムを導入しているようなんですけど、この富津市における住宅地図LGWANシステムというのはどういったようなシステムなのか教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 防災安全課長、秦野憲一君。 ◎防災安全課長(秦野憲一君) お答えいたします。  住宅地図LGWANシステム使用料につきましては、最新の住宅地図の閲覧、検索、出力などができるものであり、災害発生時には避難所開設情報や通行止め情報などを入力し、ウェブ版ハザードマップと連携することで市民の皆様がパソコンやスマートフォンなどを活用していつでも確認することができるものであります。 ○委員長(三木千明君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) 今出力で通行止めとかも災害のときというお話があったんですけど、今回の事故報告にもありましたが、工事箇所と知らなくて入ってしまって事故をして市が賠償したという案件もありましたので、ぜひとも通常時でもそういった危険箇所などの情報をもし発信できるのであれば、このシステムを使って御検討頂ければと思います。  では、続いて168ページ、予算書、付属資料の16ページ、歳出9款1項4目の予防伐採負担金についてお伺いします。  こちらは令和4年度どこでということが書かれていないんですけど、どこの地域でどれくらいの規模の予防伐採を行うのかちょっと教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 防災安全課長、秦野憲一君。 ◎防災安全課長(秦野憲一君) お答えいたします。  令和4年度予防伐採の実施箇所につきましては、竹岡地区1か所、金谷地区1か所の計2か所を予定しております。  実施箇所の選定につきましては、重要施設への送電ルートであり、過去に台風による倒木被害があった箇所を電力会社から提案頂き、その中から市道沿いの箇所を現地調査し決定しております。  竹岡地区につきましては、市道相川竹岡線の一部、片側115メートルの区間を予定しております。金谷地区につきましては、市道岡線の一部、両側23メートルの区間を予定しております。 ○副委員長(猪瀬浩君) ありがとうございます。以上です。 ○委員長(三木千明君) 以上で、通告のありました委員の質問は終了となります。委員でほかに質疑がある方はいらっしゃいますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(三木千明君) 質疑もないようでございますので、審査区分表6ページ下段に関する質疑を終了といたします。  以上で、一般会計予算の歳出及び特定の歳出に充当する歳入についての質疑を終了といたします。  ここで説明員入替えのため暫時休憩といたします。  会議の再開時刻を午後3時40分といたします。                  午後3時34分 休憩           ────────────────────────                  午後3時38分 開議 ○委員長(三木千明君) では、休憩前に引き続き会議を開きます。  これより、審査区分表7ページ、議案第12号の総括的な質疑を行います。  これまで歳入歳出を分割して項目ごとに質疑を行いましたので、ここでは本議案について、全体を総合して締めくくりの総括的な質疑を行います。  まず初めに、あらかじめ通告のあった委員の発言を通告順に許可します。三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 1点確認させていただきます。  予算書の224ページになります。直接ではないんですけど、関連して付属資料ですと3ページになりますが、こちらは地方債残高についてでございますが、全体合計では直近3か年を見ますと年々増加しております。例えば令和2年度は約154億9,370万円、令和3年度は155億1,560万円、令和4年度は161億6,240万円と年々増加しているわけなんですけども、地方債の性質と申しますとやはり将来世代の市民にも公平に費用を負担していただくという観点からは非常に有効な効果的な財源でございますけども、金利変動リスクの緩和の観点からやっぱり利息の高い起債などは借換債を発行して利息軽減を図っていくというふうに考えておりますけども、そうした中でこの付属資料にもありますけども、付属資料の3ページの一番右の欄のところにありますけども、償還方法のところにうたっていますけども、要約しますと政府資金などの場合は市の都合で低金利の借換債ができると記載しておりますので、補助金とか免除される年度については当然有効な借換債を発行していくべきだというふうに考えていますけど、この事業計画というか富津市では今までそういった有効な借換債ということを考えて検討したことがあるのかお伺いいたします。 ○委員長(三木千明君) 財政課長、花田康宏君。 ◎財政課長(花田康宏君) お答えいたします。  地方債につきましては、今、委員がおっしゃられましたとおり制度上、償還年限や利率など一定条件の下、低金利への借換えが可能でございますが、政府資金を低金利へ借換えを行うに当たりましては、補償金を支払う必要があることから現時点ではメリットがないものと考えております。  なお、借換債につきまして、過去に平成12年度限りの措置といたしまして特例措置といたしまして経常収支比率や財政力指数の一定の条件の下、当時の公営企業金融公庫資金のうち利率7%以上のものについて低利に借換えを行ったことがございますが、以降は本市が活用できる特例措置は行われておりません。  このためまた今後も地方債制度等を注視しまして有利な地方債の活用に努めてまいりたいと考えております。 ○委員長(三木千明君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) ありがとうございます。やはりおっしゃるように補償金を払ってでもメリットがなければ、やはり本末転倒ですので致し方ないと思いますけど、やはり償還金利子も積み立てますと非常に大きくなりますので、ぜひ効果的かつ効率的な財政運営をよろしくお願いしたいと思います。  以上でございます。 ○委員長(三木千明君) 続きまして、佐久間委員の発言を許可します。佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 予算書の56ページ、付属19ページ、2款1項8目の公共交通関係公共交通計画推進事業ということで書いてありますけども、個別のことで聞くつもりはありません。あくまでも総括ということですので、総合的な市の考えをお聞きしたいと思います。住みたいまち、選ばれるまちづくりのために我々もこの予算を審査してきたわけなんですけれども、この公共交通ということから考えますと、首都圏近郊、1時間圏内で来れてここまで自然豊かでといううたい文句は十分ある中で、私もまだ免許は取って、まだ先も乗れるとは思いますが、この先歳を重ねてくるといつまで運転できるか、免許を返納した場合、交通はどうするかということがだんだん切実な問題になってくると思うんですが、この自然豊かな富津の中で交通網ということの脆弱さがあるとやはり公の交通網があればある程度委ねられますが、都心部と全く違って地下鉄の何とかといろんな方法で来られるという状況がない中で、これから検討していく令和5年度にまたそれを政策施行していくためにそのために検討していくということなんですが、まず市の考えはどうなのかという部分をちょっと聞きたいなと思います。  ここで私は持論があるんですが、人は移動するために何をしに行くのかなと思いますけども、おおむね病院に行くとか市役所に行くとか買物に行くとか、おおむねそれじゃないかなと思うんです。その中で過去十何年前だかに安曇野の「あづみん」というデマンド交通というシステムを社会福祉協議会がやっていたというところを実際に行政視察させていただいたことがあるんですが、赤字代替バスとか、廃止路線の補填とかということを取りやめてデマンドで交通、一筆書きでどこかに集まってということでやったんです、その市は、安曇野は。それでふと思いまして、人が何のために行くかということを思うとやはり病院に行く、市役所に行く、郵便局に行く、そういったものがある程度、その一筆書きの中の経路にあれば、非常に利便性が高いんじゃないのかなということで、先ほども中央病院や大佐和分院のこともお聞きしましたが、富津にある病院です。この病院は富津がこの場所にと場所を示して動かない限り、木更津を除いて袖ヶ浦市、君津市はうちで土地を用意しますからと言われたら富津にとどめようというほどの力が果たしてどこまで発揮できるか。流れに沿ってということよりも、こちらからここの場所があるからということで進めていかないと、富津の病院でなくなるのかなというようなちょっと危惧があるんです。  そこで昔々の話ですが、私、図書館の複合の検討委員もなりました。図書館と福祉協議会の複合の施設でこの神明山の裾のところに造ってというところまでの話をして青写真までできました。ですけど、破綻報道以降で図書館問題がなくなった。だけども、今回いいあんばいでイオンからその話が来まして念願の図書館ができると、これは本当に空洞化を防ぐことで最高だと思いました。それで今回この一筆書きもそうだし、ある程度その目的は何なのかということを考えると、ちょうど大佐和病院も老朽化して、あの場所の駐車場は市の土地だから市の土地のところに病院を建ててやっても駐車場問題もある、そのまま西へ行けばすぐ海だと、そういう津波対策もある。いろんなことを考えると、じゃあこの神明山のこの場所に病院と福祉の複合を建てて、この福祉協議会に安曇野の「あづみん」のようにデマンド交通をやってもらって富津路線がA、大佐和路線がB、天羽路線がCとかA、B、Cでやって常にAは一筆書きでここの社会福祉協議会が来ているこの場所に来る、Cに行きたい人はそこで乗り換えてCに行くという、そういうデマンド交通方式でやれば赤字代替とか廃止路線を維持するという考えから本当に利便性に合った形の交通網ができるんじゃないのかなと、それは切に思っているんです。だから、その形をどういう方法に市が進めていくのかなということを周りの意見を聞きながらとか、皆さんの意見を出して検討しましょうということよりもどういう形で市はやっていくんだと、こんなに利便性がいい富津にするために住みたい、住んでみたい町にするためにやはり交通網の脆弱さはずっと私が議員になって十何年前からやっていますけど、あまり変化がない。補填をされたところはそれなりの収益が上がれば継続して空車状態でも運行しているという、このことから考えると本当に交通網を行政がこういう方向に持って行きたいんだという考えの下に推進していかないと、この新たな公共交通網ができないのかなと思っておりますが、今までの私の考えを聞いた中で市の考え、この公共交通網ということに対しての市の考え、それをお聞きしたいと思います。 ○委員長(三木千明君) 総務部参与、石川富博君。 ◎総務部参与(石川富博君) お答えいたします。  新たな公共交通網の構築について、鉄道、バス、タクシー等の既存交通が不便な地域においては現状の不便さが少しでも解消されるよう地域の皆様のお力もお借りしながら地域特性に合った移動手段の確保に努めてまいりたいと現在は考えております。  また、令和4年度に策定予定であります、富津市地域公共交通計画でも改正法の趣旨を踏まえ持続可能な移動手段の提供について検討してまいりたいとこのように考えてございます。 ○委員長(三木千明君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 先ほども言いましたけど、今、運転できる私でもこの先5年、5年はまだ早いんですけども、10年、20年と思ったときにはいつか免許を返納しなきゃいけないと、そうすると誰が運転してくれるの、誰が行ってくれるのということを思うとこれは全く今の高齢者、車がない人だけの問題ではない。その公共交通網に近いような状態を構築するのが行政の役割で首都圏から50キロ圏内、こんなに自然豊かなというところを売りに出すならば、さらに交通網もバッチシですというぐらいまできちっと確保しないと、この部分は本当にある程度考えてもらって、そうすると公的な公共施設の再配置も含めて病院もどこに造ったらどこがいいかということまでも積極的に声が上がるのかなと、上げていって行動していって、皆さんを巻き込んでいくという形でないと委ねていったら早い者勝ちじゃないけど、財力があるところがうちがやりますという状態になったときにはなかなか後でくつがえすことができない。ここのところで病院の利便性のこともそうだし、この大佐和病院は絶対富津になきゃいけないということですので、その部分も含めてやっぱり位置も考えていただきたいなと、ではこれは以上で終わります。ありがとうございます。 ○委員長(三木千明君) 続きまして、平野委員の発言を許可します。平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) 特にページはありません。地方公共団体の財政の健全化、現す数字であったり指標、様々あるわけですが、今回、実質公債費比率にちょっと着目してみました。これは歳入のところで質問した部分は実は布石になっているんですが、国の財政当局の考えは当然地方自治体では分からないということで、地方財政計画の今回大きなものとして臨時財政対策債が大幅に抑制されて地方交付税が増えた、話を歳入のところでさせていただきましたが、この状態が続けば、実質公債費率の伸びは抑えられると思いますし、ただそうでないならば上がっていくのかなと思います。富津市の中期財政計画に目を向けても日頃、執行部の皆さん方と密にお話し、説明のほうを受けているので、この財政計画の建設事業を見るともうどれもこれも待ったなしですよね。それはもう重々承知しています。よく分かっているんで、皆さんとお話ししているんで、もうこれもあれも進めていくしかないという状況にあります。  ただ一方で危惧されることがこの状況だとかつて、数年前です、実質公債費率10%ぐらいあったと思うんですが、ここ最近の皆さん方の財政運営の努力でその数字、実質公債費比率だけじゃないですけれどもいろんな数値が改善されてきています。ただ、待ったなしの事業が目白押しで続いていくんで、やっぱり平成26年度、財政問題で揺れましたが、その予兆が見えてきたときにはやっぱり市民の代表である議会として議員としては指摘せざるを得ない、それが我々の責任だと思っています。  そこで伺いますが、待ったなしの建設事業が目白押しです。この状態でいくと実質公債費比率、当然伸びていくことになろうかと思いますが、そういった状況にあって財政健全化維持のためのその考え方、これを伺わせてください。 ○委員長(三木千明君) 財政課長、花田康宏君。 ◎財政課長(花田康宏君) お答えいたします。  実質公債費比率につきましては、この比率が上昇しますと年間の歳入に占める市債の償還費用の割合が高くなることを表しまして、財政運営の自由度が低くなるということが懸念されます。こうしたために償還費用の一部が交付税で措置される有利な起債の活用でありますとか、一方ではそういった交付税措置のない起債の抑制に努めるというところや、それから公共施設等マネジメント基金の活用によります借入金の抑制ですとか、それから令和4年度当初予算でも活用させていただきましたが、財政調整基金の目標額を超える部分の有効活用など、そういったものを活用しながら基本的には毎年度の中期収支見込みでしっかりと財源等の見込みを立てた上で将来世代に過大な負担を残すことのないよう留意しつつ、着実に事業を進めてまいりたいと考えております。 ○委員長(三木千明君) 以上で、通告のあった委員の質疑は全て終了いたしました。  通告以外に委員の皆さんで質疑、ほかにございますでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(三木千明君) 質疑もないようですので、質疑を終結し、直ちに討論に入ります。  反対討論ございますか。福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) 私は、この予算に対して反対の立場から討論させていただきます。  この予算には、市民の暮らしを守る政策があることは十分承知しておりますが、次の点についての予算を認めることができません。  1つ目として、コロナ対策についての予算の計上が少ないことです。コロナ対策については国から費用が来ていますが、市独自で予算を確保してほしいと思います。いつでもどこでも何度でもPCR検査ができるように、また抗原検査キットの常備など住民への支援や援助を行うべきではないでしょうか。  2つ目として、公共交通に対しての予算についてです。あまり乗客のいないバスに多額の補助金を投入する事業に対して市民から不満の声が届いています。市民は君津市のようなコミュニティバスやデマンドタクシーなどを走らせてほしいと望んでいます。富津市未来構想での生活の満足度についてのアンケート結果では、公共交通網の整備に対する不満が80.2%と最も多くなっています。しかし、この予算では市内全域の市民の交通圏を確保するのにはほど遠く、思い切った公共交通網の整備が必要ではないでしょうか。  3つ目は、図書館整備事業についてです。市は、イオンに指定管理者制度での図書館を設置することでこの事業を進めています。市が建設し、市が運営する図書館を造ることを望むので、この計画自体に反対であることから、この予算に対しても賛成できません。
     以上の3点から一般会計予算の認定に反対します。以上です。 ○委員長(三木千明君) 次に、賛成討論ございますか。平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) では、私は、賛成の立場から討論をさせていただきますが、新型コロナウイルス感染拡大が日本国内で広がり始めて早いですよね、もう2年以上経過しているわけです。地方財政にも大きな影響を及ぼしているわけですが、こういったことから令和4年度に関しても富津市をはじめ全国の地方公共団体というのは厳しい状況に直面している、そういったことがいえると思います。  執行部からの説明の中にもありましたけれども、幸い、現状、富津市では市税に関して、市税収入の減収を見込んでいたけれども想定より影響が少なかったとの説明がありましたが、こういったことから現状に関しては財政運営のバランス、これを崩すことがなく経営ができている状態です。  しかしながら、コロナ禍の影響による暗いトンネル、これはまだまだ見えないわけです。今後もコロナ禍への対応はもとより、地域の防災であったり減災、また医療や介護、子育てしやすいまち日本一の実現に向けた社会保障関係費や公共施設の老朽化対策費など将来的に増加する財政需要に見合う財源確保、これが求められているわけです。財源が限られていますけれども、市民からは当然これまでどおりの市民サービスが求められるわけですし、一方で市民ニーズの多様化によりこれまで以上のサービス拡充であったり、新たな課題解決のための取組が求められることになると思います。こういった視点で今回予算審議させていただきましたけれども、市民の皆さんが求める全てを実現できない以上は、当然施策事業に優先順位をつけたり、取捨選択をしたり、あるいは最小経費で最大効果が上がるようなそういった創意工夫をしなければならないわけですが、今日に関しても委員の皆さんから多くの質疑がなされたわけですが、執行部からの回答の中にもそういった創意工夫をしているところが随所に見られたわけなので、よって、私はこの令和4年度予算案に対して賛成をさせていただきます。 ○委員長(三木千明君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 議案第12号 令和4年度富津市一般会計予算について、賛成の立場から討論いたします。  令和4年度一般会計予算は、歳入歳出195億5,000万円と一昨年来の新型コロナウイルス感染症下の困難な状況でも前年度と比較すると7億5,000万円、約3.98%の増額予算となっており、歳入では市税、地方交付税、国庫支出金が増額、歳出では主に民生費や衛生費、教育費が増額となっており、新規事業や拡充事業としては子ども・子育て支援事業や子ども医療の充実、レディース検診の推進、新型コロナウイルスワクチン接種事業、きみさらず聖苑の整備、有害鳥獣対策や水産業対策推進事業、森林整備事業、市道整備事業、教育環境整備や市立図書館の整備事業などが推進されています。  予算執行に当たり歳入確保と歳出の精査により、子育て日本一を目指し、市民の安全・安心で暮らせるまちづくりに邁進されることを御期待し、令和4年度一般会計予算については賛成いたします。 ○委員長(三木千明君) ほかに討論ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(三木千明君) 討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決を行います。  ここで議案第12号を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○委員長(三木千明君) 起立多数であります。よって、議案第12号は原案のとおり可決すべきものと決しました。           ────────────────────────                    散     会 ○委員長(三木千明君) 以上をもちまして、本日の審査を終了といたします。  次の予算審査特別委員会は、明日3月16日午前10時、議案第13号 令和4年度富津市国民健康保険事業特別会計予算の審査から会議を始めます。  本日は、これにて散会といたします。  お疲れさまでした。                  午後4時03分 散会  上記会議の概要を記載し事実と相違ないことを証するためにここに署名する。    令和  年  月  日              予算審査特別委員会委員長 三 木 千 明...