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令和 3年度決算審査特別委員会−09月13日-02号

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  1. 富津市議会 2021-09-13
    令和 3年度決算審査特別委員会−09月13日-02号


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    最終取得日: 2022-12-23
    令和 3年度決算審査特別委員会−09月13日-02号令和 3年度決算審査特別委員会                 決算審査特別委員会議事録 1.日  時  令和4年9月13日(火)午前9時30分 1.場  所  第3委員会室 1.出席委員   諸 岡 賛 陛 君       渡 辺 純 一 君       宮 崎 晴 幸 君   三 富 敏 史 君       三 木 千 明 君       千 倉 淳 子 君   平 野 英 男 君       福 原 敏 夫 君 1.欠席委員   なし 1.議  長   石 井 志 郎 君 1.議会選出監査委員   平 野 明 彦 君 1.委員外議員   猪 瀬   浩 君 1.出席説明員   市長         高 橋 恭 市 君   副市長        小 泉 義 行 君
      教育長        岡 根   茂 君   代表監査委員     磯 貝 昭 一 君   監査委員       平 野 明 彦 君   総務部長       中 山 正 之 君                          総務部次長              総務部参与      石 川 富 博 君   資産経営課長事務取扱 小 川 真 司 君   総務課長       高 梨 正 之 君   防災安全課長     秦 野 憲 一 君   防災安全課主幹    大 谷   寛 君   企画課長       阿 部 淳一郎 君   企画課移住定住推進室長小網代   昇 君   秘書広報課長     牧 野 常 夫 君   財政課長       花 田 康 宏 君   市民部長       鹿 島 和 博 君   市民課長       小 泉   等 君   課税課長       平 野 巳 貴 君   納税課長       中 山 貴 弘 君   天羽行政センター所長 神 子 丈 夫 君   環境保全課長     錦 織 和 則 君   環境保全課広域廃棄物処理事業室長                                     石 井   太 君   健康福祉部長     坂 本 秀 則 君   社会福祉課長     大 川 美佐子 君   福祉の窓口課長    木 村 美 文 君   子育て支援課長    小野田 隆 博 君   介護福祉課長     長谷川   栄 君   健康づくり課長    地 引 憲太郎 君   国民健康保険課長   平 島 光 洋 君   建設経済部長     茂 木 雅 宏 君   建設経済部次長 兼農業委員会事務局長     都市政策課長     義 崎 哲 也 君              藤 川 幸 男 君   建設課長       棟 方 雅 典 君   商工観光課長     嶋 田 清 一 君   農林水産課長     立 石 和 則 君   農林水産課鳥獣対策室長根 本   浩 君   会計管理者      池 田 剛 和 君   選挙管理委員会事務局長監査委員事務局長                                     尾 形 卓 信 君   消防長        牧 野 安 浩 君   消防総務課長     庄 司 健 一 君   予防課長       角 田 安 隆 君   消防署長       松 本 敏 宏 君   消防署分署長     佐 野 誠 一 君   教育部長       平 野   勉 君   教育総務課長     中 山 淳 子 君   学校教育課長     黒 川 雅 人 君   学校教育課主幹    保 坂 典 江 君   学校教育課主幹    財 前   司 君   学校教育課主幹    宮 崎   悟 君   生涯学習課長     樋 口 峰 昭 君   公民館長       平 野 隆 志 君 1.出席事務局職員   事務局長       重 城   祐     主幹         澤 邉 高 廣   局長補佐       三 木 貴 好     副主査        渡 邉 秀 樹 1.議  事    (1)監査委員の令和3年度富津市決算審査意見書についての説明    (2)議案第16号 令和3年度富津市一般会計歳入歳出決算の認定について             (質疑、討論、採決)           ────────────────────────                    開     議           令和4年9月13日(火) 午前9時29分 開議 ○委員長(諸岡賛陛君) 皆さん、おはようございます。定刻前でございますが、皆さんおそろいのようですので、ただいまから決算審査特別委員会本日の会議を開きます。           ────────────────────────                    委員長あいさつ ○委員長(諸岡賛陛君) 委員の皆様には、お忙しい中お集まりいただきまして、誠にありがとうございます。  さて、本日9月13日と明日14日の2日間の予定で審査を行いますので、委員の皆様には簡潔明瞭な質疑をお願いし、慎重かつ十分なる審査を行いたいと思いますので、円滑な議事の進行に御協力をお願いいたします。  また、執行部の皆様には、的確かつ簡潔な答弁をお願いいたしまして、私からの挨拶とします。           ────────────────────────                    議長あいさつ ○委員長(諸岡賛陛君) それでは、議長がお見えですので、御挨拶をお願いいたします。 ○議長(石井志郎君) おはようございます。ただいま委員長から御説明ありましたとおり、今日と明日2日間にわたり、令和3年度富津市決算審査を特別委員会で行うわけであります。この後に監査委員の令和3年度富津決算意見書の説明、またその後、本日は一般会計のほうの審査になろうかと思います。あくまでもこれは決算の認定に伴う特別委員会であります。認定に伴う質疑を慎重に行っていただければと思います。  簡単ではございますが、決算審査特別委員会開会に当たり、議長として御挨拶させていただきます。2日間よろしくお願いいたします。 ○委員長(諸岡賛陛君) ありがとうございました。           ────────────────────────                    執行部あいさつ ○委員長(諸岡賛陛君) 次に、執行部から御挨拶をお願いします。市長、高橋恭市君。 ◎市長(高橋恭市君) おはようございます。決算審査特別委員会の開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  委員の皆様方には、9月定例会開会中の大変お忙しい中、本日は特別委員会を開催していただきまして、誠にありがとうございます。  今日、明日の2日間の予定で、本委員会に付託されました議案第16号から議案第19号までの各会計の令和3年度決算につきまして御審査をお願い申し上げます。委員の皆様方には様々な面から御指導いただき、原案どおり御認定いただきますようお願い申し上げまして、開会に当たっての挨拶に代えさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(諸岡賛陛君) ありがとうございました。           ────────────────────────                    委員長の報告 ○委員長(諸岡賛陛君) それでは、議事に入るに先立ち、私から報告します。  委員外議員として猪瀬 浩議員が出席していますので、御了承願います。また福田好枝議員が傍聴で出席していますので、御報告します。  以上で、私からの報告を終わります。  委員外議員にお尋ねします。御発言はありますか。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) はい。質問をさせていただこうかと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 発言があるようですので、ここでお諮りします。富津市議会会議規則第110条第2項の規定により、委員外議員の発言を認めることに御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(諸岡賛陛君) 異議なしと認め、そのように決定します。なお、委員外議員の発言については、各委員の質疑終了後、答弁を含め5分以内とします。           ────────────────────────                    傍聴者の許可 ○委員長(諸岡賛陛君) ここで傍聴の許可についてお諮りします。本日、傍聴の申出がありましたので、許可することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(諸岡賛陛君) 異議なしと認め、許可します。  ここで、傍聴者に入室していただきますので、しばらくお待ちください。                   〔傍聴者入室〕 ○委員長(諸岡賛陛君) 続いて、本日の議事について説明します。  まず、監査委員から令和3年度富津市決算審査意見書の説明を聴取します。  次に、議案第16号 令和3年度富津市一般会計歳入歳出決算の認定についての審査を行います。  議案第16号は、8月26日の本会議において説明文を配布していますので、執行部の説明を省略し、直ちに質疑を行い、質疑終了後、討論、採決を行います。  審査は、審査区分表に従い行います。  歳入については、審査区分表1ページに記載の一般財源、白抜きになっている項目を審査し、特定の歳出に充当する歳入、網かけになっている項目は、その歳出を審査する際に併せて行いますので、御了承願います。  その際に、令和3年度一般会計歳入歳出決算、雑入に関わる充当先歳出一覧表を御活用ください。
     また、歳出については、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のため、審査区分表の2ページから6ページまでに記載のとおり、原則として所管の部局ごとに質疑を行います。詳細な質疑を行った後、最後に審査区分表7ページ上段に記載のとおり、令和3年度富津市一般会計歳入歳出決算に関わる総括的な質疑を行います。  ここでは、総括的な質疑のみとしますので、詳細な質疑は審査区分ごとの時間内にお願いします。  また、審査区分ごとに説明員を入れ替えることから、質疑漏れ等がないよう御注意ください。  また、質疑については通告順に行い、その他の質疑は通告のあった質疑が終了した後に行うこととします。  以上のとおり、本日1日で議案第16号の審査を行います。  次に、9月14日の議事については、議案第17号から議案第19号までの3議案について審査します。今日と明日の2日間で全ての審査を行いますので、委員の皆様の御協力をお願いいたします。           ────────────────────────                    議     事     (1)監査委員の令和3年度富津市決算審査意見書についての説明 ○委員長(諸岡賛陛君) それでは、ただいまから議事に入ります。  監査委員の令和3年度富津市決算審査意見書についての説明を議題とします。  令和3年度富津市決算審査意見書について説明を求めます。代表監査委員、磯貝昭一君。着座にて。 ◎代表監査委員(磯貝昭一君) それでは、私のほうから、令和3年度決算審査意見書について、その概要を御説明いたします。  令和3年度富津市一般会計・特別会計決算及び基金運用状況について、自治法第233条第2項及び同法第241条第5項の規定により、市長から審査に付されましたので、令和4年6月23日から8月17日までの間、平野明彦監査委員とともに決算審査を実施し、8月17日に別冊令和3年度富津市決算審査意見書を市長に提出いたしました。  審査の結果につきましては、決算審査意見書の1ページの第6に記載いたしました。  結果でございますが、市長から審査に付されました一般会計及び特別会計の歳入歳出決算書、同事項別明細書、実質収支に関する調書並びに財産に関する調書について、富津市監査基準に基づき審査した限りにおいて、いずれも関係法令に適合し、かつ正確であることを認めました。  2ページ、3ページにつきましては、審査の意見を記述いたしました。  まず、決算の概要でございますが、この数値につきましては、4ページの第8の1、決算の総括表、これらを掲載しております。  一般会計及び特別会計を合わせた決算額合計は、歳入が338億2,505万3,606円、歳出は321億5,583万7,687円、歳入歳出差引額、形式収支額は16億6,921万5,919円、翌年度繰越財源として2億372万円、実質収支額は14億6,549万5,919円の黒字でございます。前年度比較では5億6,454万5,060円、62.7%の増加でございました。  一般会計の自主財源となります市税につきましては89億3,688万9,078円、前年度比較では6億4,520万2,726円、6.7%の減となりました。主な要因は、法人市民税及び固定資産税の減少によるものでございます。徴収率につきましては96.8%と前年度比0.4ポイント向上しております。これにつきましては、滞納処分等の努力の成果が現れたものと思われます。なお、不納欠損額につきましては2,481万3,490円となっております。  また、収入未済額につきましては、市税、国民健康保険税等を合わせますと6億円を超えている状況にありますので、今後も引き続き、納税者間の公平性と財源確保に努めていただきたいと存じます。  次に、財政運営について記載いたしました。  まず、経常収支比率につきましては85.8%、前年度は86.9%でございましたので、1.1ポイント減少しております。これは向上したことになります。今後も、物件費の抑制及び扶助費の適正な執行などにより、経常的経費の抑制に努めるとともに、市税の徴収率のさらなる向上のほか、歳入のより一層の確保を図られたい旨、申し上げました。  また、財政調整基金につきましては、新型コロナウイルス感染症対策事業災害関連事業等の財源として1億3,411万9,000円を取り崩し、積立ては3億7,805万8,094円、当年度末現在高は25億468万6,078円となっております。今後も、大規模災害等の不測の事態に対応可能な財政運営を望む旨、申し上げました。  続きまして、地方債についてでございます。  臨時財政対策債上水道事業等の財源といたしまして15億8,980万円借り入れました。当年度末の地方債残高は155億4,189万2,090円となっております。なお、健全化判断比率実質公債費比率につきましては、標準財政規模等の増加の要因によりまして8.2%となりました。前年度より0.2ポイント減少しております。これは向上しております。今後も、地方債の借入れに当たっては、事業の優先度を見極めるなど長期的な視野に立ち、慎重な取扱いが必要である旨、申し上げました。  続きまして、令和3年度富津市基金運用状況審査意見書の概要を申し上げます。内容は40ページに掲載いたしました。  審査の対象は、土地開発基金及び国民健康保険出産費資金貸付基金高額療養費貸付基金の3基金でございます。  土地開発基金及び国民健康保険出産費資金貸付基金につきましては、当該年度中の基金の運用はなく、令和3年10月1日をもちまして両基金条例は廃止となっております。  高額療養費貸付基金につきましては、2人に対して貸付けと償還が行われ、基金の設置の趣旨に沿って、適正な運用がなされていることを認めたものでございます。  以上が、基金運用状況審査の概要でございます。  最後でございます。  令和3年度決算審査に当たりまして、各部局等の職員からの説明を聴取する中で、職員の退職、人事異動や新規職員の採用が行われている状況にあります。このような中で事務事業の連携、特に縦の連携、さらには横の連携が必要であると感じられたこと等を、決算審査意見書を市長に提出するに当たり、口頭意見として申し上げたところでございます。  これをもちまして、令和3年度決算審査意見書の概要説明といたします。 ○委員長(諸岡賛陛君) ありがとうございました。  以上で、監査委員の令和3年度富津市決算審査意見書についての説明を終わります。  委員の皆様に当たっては、ただいまの監査委員の説明を踏まえて審査していただきたいと思います。  ここで、両監査委員は退出されます。  会議の途中ですが、説明員入替えのため暫時休憩とします。再開時刻は9時55分とします。                  午前9時46分 休憩           ────────────────────────                  午前9時49分 開議 ○委員長(諸岡賛陛君) 皆様おそろいのようですので、休憩前に引き続き、会議を開きます。           ────────────────────────     (2)議案第16号 令和3年度富津市一般会計歳入歳出決算の認定について              (質疑、討論、採決) ○委員長(諸岡賛陛君) 議案第16号 令和3年度富津市一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。  これより質疑に入ります。  初めに、審査区分表1ページ、歳入のうち、白抜きで示している部分に関する質疑を行います。  委員の皆様には、円滑な進行のため、必ず決算書または決算に係る主要施策の成果説明書の別、そのページの番号、款項目を示してから質疑をお願いします。  初めに、あらかじめ通告のあった委員の発言を通告順に許可します。平野英男委員の発言を許可します。平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) では、決算書19ページ、成果説明書15ページ、1款1項1目個人市民税、これちょっと確認の意味で教えていただきたいんですけれども、個人市民税に関して、令和2年度と比較いたしますと2.2%減少していますけれども、その要因を教えていただきたいのと、また現在取り組んでいる収納率向上のための取組、どういったことを行っているのか、ここをちょっと教えてください。 ○委員長(諸岡賛陛君) 課税課長、平野巳貴君。 ◎課税課長(平野巳貴君) お答えいたします。  個人市民税の減少した理由については、税制改正による基礎控除等の所得控除額の増による影響で、前年度と比較し、個人市民税所得割の課税額が減額となったことによるものです。  次に、収納率向上の取組については、納税課で毎年、市税等徴収対策基本方針を定めております。徴収率の向上には、現年課税分の徴収率を高め、収入未済額、翌年度繰越額をできる限り縮減することが必要という認識の下、納期内納付、年度内納付割合の向上に向けた取組を進めております。  また、滞納繰越分については、税の公平性の観点から、滞納処分を前提とした厳しい姿勢で臨み、徴収率の向上を図ることとし、滞納処分をする財産がなく、税負担が極めて厳しいと判断される場合には、滞納処分の執行を停止するなど適切な判断を行い、滞納額の圧縮に努めております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) ありがとうございます。  では、市民の皆さん方にあらゆる納付のチャンスを与えることが収納率向上につながる一因だと思うんですけれども、そこでちょっと確認したいのが、国民健康保険を除いた一般市民税、どういった納付方法があるのか。それぞれの納付方法の割合、これを教えてください。 ○委員長(諸岡賛陛君) 納税課長、中山貴弘君。 ◎納税課長(中山貴弘君) お答えいたします。  納付方法及び納付件数による納付割合についてお答えいたします。  金融機関や市役所での窓口納付が27%、口座振替が19%、コンビニ納付が19%、納税組合による納付が2%、スマートフォンアプリ決済が1%、クレジットカード納付が1%、市県民税特別徴収分が31%、エルタックスによる共通納税が1%となっております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) ありがとうございます。今後もあらゆる納付のチャンスを増やしていただければと思います。  以上です。 ○委員長(諸岡賛陛君) 次に、三富敏史委員の発言を許可します。三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) よろしくお願いいたします。私のほうから1点お伺いいたします。  決算書は6ページと18ページになります。主要成果の説明書では4ページと8ページになります。  こちら、市税についてお伺いいたします。  市税につきましては歳入の40%を占めるわけでございますが、コロナ禍による影響がまだまだ大きいと思われる中で、やはり令和3年度と比較いたしますと、予算額に対しては8億2,277万9,000円の減、調停額に対しても6億4,502万3,000円の減ということで、割合にいたしますと6.7%減少しているわけでございますが、この数字は想定内と申しますか、まあ許容範囲かとは思いますが、主な要因について、また今後の動向についてお伺いいたします。よろしくお願いいたします。 ○委員長(諸岡賛陛君) 課税課長、平野巳貴君。 ◎課税課長(平野巳貴君) お答えします。  対前年度比で減少している主な要因としては、特定企業の法人市民税税割や固定資産税の償却資産分の減によるものです。なお、個人市民税所得割では、税制改正による基礎控除等の所得控除額の増による影響が主な要因です。  固定資産税の土地については、コロナ禍前の平均下落率に比べると、地価下落の影響も回復しつつありますが、市内の土地取引はいまだ停滞傾向にあり、地価下落に拍車をかけているものと考えられます。  家屋については、新築棟数等については横ばいで推移しており、コロナの影響はあまり見受けられません。  また、償却資産については、小売店や飲食業等について若干の影響があるかもしれませんが、埋立地区企業においては直接的に影響を受ける業種の企業は少ないものと捉えております。  次に、今後の動向については、まず個人市民税は、近年では給与所得を含めた総所得は増となっており、法人市民税においては、特定企業による影響で年度によっては大幅な増減となっておりますことから、共に新型コロナウイルスの影響等ある中で、景気の先行き不透明感より推察が難しいと考えます。  次に、固定資産税のうち、特に償却資産については、近年では主に特定企業による新たな設備投資等があったため増加傾向でありましたが、令和3年度決算では施設設備の改修程度にとどまったことから、既存設備の減価が上回ったことによって大幅な減少となっています。令和4年度以降も大幅な新規投資による増は見込めず、経年による減価等により、減少傾向になると捉えております。  そのほか、入湯税、たばこ税については、富津市温泉供給事業の廃止等やたばこの喫煙環境の変化や健康志向などの理由により、減少傾向となると捉えております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) ありがとうございました。コロナによる影響はさほどないということなんですけど、困難な方につきましては猶予制度などを広くアナウンスしていただきまして、確実に納付いただけるように努めていただければと思います。ありがとうございました。  以上です。 ○委員長(諸岡賛陛君) 次に、千倉淳子委員の発言を許可します。千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) 決算書25ページ、成果説明書4ページ、地方交付税についてお聞きいたします。  御説明の中に、特別交付税について令和2年に令和元年度分の過大交付となった台風被害関連分の精算による減額が行われたため、令和3年は増額となったというようなことが書いてあったと思うんですが、すいません、ここもう1回、何で過大になったのかとか、詳しく説明していただけますか。 ○委員長(諸岡賛陛君) 財政課長、花田康宏君。 ◎財政課長(花田康宏君) お答えいたします。  令和元年度における特別交付税につきましては、令和元年台風災害の甚大な被害に対しまして迅速な復旧を図るため、被災市町村へ特別交付税の算定対象となる事業費の概算見込みベースによりまして、特別交付税のほうが多く交付されております。令和2年度特別交付税では、災害復旧事業の進展によりまして、事業費見込額が減額となったことに伴う精算が行われ、交付額が減額調整されることとなったものでございます。  具体的には、被災住宅の修繕に対する補助を行う被災住宅修繕緊急支援事業分が1,024万8,000円、被災農業者の農業用施設の再建等に対する補助を行う被災農業者支援事業分が6,842万3,000円の合計7,867万1,000円が、令和2年度特別交付税から減額算定されたものでございます。 ○委員長(諸岡賛陛君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) ありがとうございました。では、交付された概算よりも少ない金額で、何とか富津市のほうはそれぞれの被害に対しての対策が打てたという感覚でよろしゅうございますか。 ○委員長(諸岡賛陛君) 財政課長、花田康宏君。
    ◎財政課長(花田康宏君) 減額算定をされましたが、それについては適正な事業費が減額したこともありまして、そのほかの財源、交付金や特別交付税措置をもって対応できたものと考えております。 ◆委員(千倉淳子君) ありがとうございました。 ○委員長(諸岡賛陛君) 通告のあった質疑は終了しました。  委員の皆さん、ほかに質疑ありませんか。よろしいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(諸岡賛陛君) それでは、委員外議員の質問に入ります。猪瀬 浩委員外議員の発言を許可します。猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) すいません、1点質問させていただきます。  決算書44ページ、45ページ、歳入、18款2項1目の土地建物売払収入について御質問させていただきます。  これは多分市のほうが普通財産を売却をしていくというものに対しての益だと思うんですが、どの物件が売却することができたのかを教えていただきたいのと、たしか20件ぐらいでしたっけ、あったかと思いますが、市の対象としている売却予定リストの対象があと何件ぐらい残っているのか教えていただければと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 総務部次長資産経営課長事務取扱、小川真司君。 ◎総務部次長資産経営課長事務取扱(小川真司君) お答えいたします。  令和3年度におきましては、公共用財産の用途廃止に伴います払下げが合計で4件、内訳でございますが、西川で1件、富津で1件、相野谷1件、竹岡で1件の合計4件でございます。そのほか、地元区に対しまして売却をした湊の旧消防団旧詰所の敷地が1件、それから、一般競争入札で売却をしました富津の土地が1件ございまして、合計で6件の普通財産を売却したところでございます。  それから、未利用財産の売却を図るために、令和2年度に専門的な知識・技術・経験を有します事業者に委託をしまして、売却の可能性があるかどうかの調査を実施しております。調査対象としました普通財産は17件ございまして、そのうちの1件は令和3年度中に一般競争入札により売却をしております。残りの16件の普通財産につきましても、需要が期待できる物件のほうから優先順位づけをいたしまして、売却処分のほうを検討してまいります。 ○委員長(諸岡賛陛君) 猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) 分かりました。もう、すると結構売却が進んできているということかと思います。引き続き進めていただければと思います。  あとは、合計が1,130万円ってことは1件当たり200万円ぐらいなのかなと思います。ちょっとどれくらいの広さとか、どういった財産かというところは、具体的なところはちょっと分からないですが、できるだけ入札等で高く売れるようにお願いしたいと思います。  以上です。 ○委員長(諸岡賛陛君) ほかに質疑ありませんか。大丈夫ですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(諸岡賛陛君) ほかに質疑もないようですので、審査区分表1ページ、歳入に関する質疑を終了します。  ここで、説明員入替えのため暫時休憩とします。再開時刻は10時20分とします。                  午前10時05分 休憩           ────────────────────────                  午前10時12分 開議 ○委員長(諸岡賛陛君) それでは、休憩前に引き続き、会議を開きます。  ただいまから歳出及び特定の歳出に充当する歳入についての質疑に入ります。  冒頭に申し上げましたように、原則として所管部局ごとに質疑を行います。  それでは、審査区分表2ページ、1款・2款の総務部及び会計課所管、3款及び4款の総務部所管に関する質疑を行います。  初めに、あらかじめ通告のあった委員の発言を通告順に許可します。平野委員の発言を許可します。平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) 決算書の65ページお願いします。  2款1項3目庁舎管理費、この6ページでいうと真ん中よりちょっと下、庁舎管理費で真ん中よりちょっと下ですね、自動水洗化工事291万5,000円、この具体的な内容を教えてください。 ○委員長(諸岡賛陛君) 総務部次長資産経営課長事務取扱、小川真司君。 ◎総務部次長資産経営課長事務取扱(小川真司君) お答えいたします。  市役所本庁舎の手洗い41か所の既設のレバー水栓を非接触で手が洗えるようにセンサー水栓へ改修を行ったものでございます。 ○委員長(諸岡賛陛君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) では、庁舎のトイレの洋式化であったり、それに伴ってウォシュレットの設置等、こういった改修予定、どうなっているのか教えていただきたいと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 総務部次長資産経営課長事務取扱、小川真司君。 ◎総務部次長資産経営課長事務取扱(小川真司君) お答えいたします。  庁舎トイレの改修につきましては、庁舎中長期保全計画の中で、令和12年度までに実施することとしております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) 以前、市民の皆さんに御指摘をいただいてもっともだなと思った部分が市民の皆さん多く利用する1階の部分は特に利用率高いと思うんですけれども、多目的トイレは別として、それ以外の部分が和式であったり、当然洋式になっている部分はウォシュレットが付いていない状況です。全部一気にというのはちょっとなかなか現実的ではないと思うんですが、市民の利用率の高い1階部分からだけでも徐々に早い段階で洋式化、ウォシュレットの設置、こういったものを進めていくべきだと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○委員長(諸岡賛陛君) 総務部次長資産経営課長事務取扱、小川真司君。 ◎総務部次長資産経営課長事務取扱(小川真司君) お答えいたします。  トイレの改修工事につきましては、給排水管や内装復旧等が関連する工事を同時に実施する必要があることから、効率的かつ効果的に改修を進められるよう庁舎中長期保全計画の中で検討してまいります。 ○委員長(諸岡賛陛君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) よろしくお願いいたします。  では、次に移ります。67ページ、決算書。これも2款1項3目基金費ですね。下のほうになりますけれども、令和3年度公共施設等マネジメント基金積立金はここに記載されている通り5億2,641万2,190円だと思いますが、令和3年度の取り崩し額です、聞きたいのが。また、その用途も合わせて教えてください。 ○委員長(諸岡賛陛君) 総務部次長資産経営課長事務取扱、小川真司君。 ◎総務部次長資産経営課長事務取扱(小川真司君) お答えいたします。  令和3年度の取り崩し額は2億4,520万円でございまして、主な活用用途といたしましては庁舎改修工事大佐和老人憩の家解体工事、道路維持管理に関わる修繕料などになっております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) ありがとうございます。現在、令和4年度、執行中ですけれども、今年度の取り崩し予定額とその用途、また令和4年度の積立予定額教えてください。 ○委員長(諸岡賛陛君) 財政課長、花田康宏君。 ◎財政課長(花田康宏君) お答えいたします。  令和4年度の取り崩し予定額は1億7,860万円であり、主な活用用途といたしましては庁舎改修工事、学校給食共同調理場整備事業、公共施設や道路橋梁等の修繕料などになっております。  また、基金の積立予定額は予算積立の1億円と基金利子を合わせた1億11万9,000円でございます。 ○委員長(諸岡賛陛君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) ありがとうございます。  では、61ページに移ります。成果説明書は41ページ。  2款1項1目公共施設再配置関係費で、決算書で言うと下のほうですね。公共施設個別施設計画策定支援業務委託料繰越明許費分1,430万円ですけれども、これに関連して。現在、策定している個別施設計画で未策定のものはどういったものがあるのか教えていただきたいのと、あと個別施設計画に関しても市民の皆さん方、それぞれの地域の皆さん方への意識づけになるのでそういったものの公表をどんどんしていくべきだと思うんですけれども、公表を考えているのか、そこまで教えてください。 ○委員長(諸岡賛陛君) 総務部次長資産経営課長事務取扱、小川真司君。 ◎総務部次長資産経営課長事務取扱(小川真司君) お答えいたします。  令和3年度末時点で、個別施設計画のほうの策定状況でございますが、総合社会体育館、浅間山運動公園、高宕山自然動物園、保育所、都市公園などの公園施設等の個別施設計画が未策定となっております。  また、策定済みの個別施設計画につきましては、定例会一般質問においても御指摘をいただいたところでございますが、ホームページでの公表など市民に分かりやすくお示しができるよう各施設の所管課と協議調整してまいりたいと考えております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 次に、三富委員の発言を許可します。三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 私からは3点、区分表2、御質問させていただきます。  1点目は、決算書59ページ、成果説明書は39ページ、2款1項1目総務管理運営関係費(システム関係費)についてお伺いいたします。本事業につきましては、事業費が前年度8,275万8,000円に対しまして、令和3年度は1億4,268万3,000円。およそ6,000万円、7割強増加しているわけでございますが、内訳を見ますと委託費が大体6,200万円ほど増加しておりますが、この主な要因についてお伺いいたします。 ○委員長(諸岡賛陛君) 総務部次長資産経営課長事務取扱、小川真司君。 ◎総務部次長資産経営課長事務取扱(小川真司君) お答えいたします。  委託費が増加をしました主な要因といたしましては、令和2年度からの繰越明許による事業といたしまして、庁内ネットワークに係る機器やLAN配線等の更新を行ったことによるものでございます。こちらの電算業務委託料が7,430万2,800円となっております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) ありがとうございます。ぜひ信頼性の高い情報セキュリティーよろしくお願いいたします。  続きまして、2点目なんですけれども、決算書71ページの、成果説明書50ページになります。こちらふるさとふっつ応援寄附金関係費についてお伺いいたします。  本事業につきましては、9月議会での一般質問で渡辺純一議員からも質問がありまして、傾向と対策が分かっているつもりでございますが、ちょっといま一度確認をさせていただければと思います。ふるさと納税につきましては、近年一般納税者への認知も広まり、貴重な財源として位置づけられておりますが、本市でもまち・ひと・しごと創生総合戦略において5億円ほど見込んでおりますが、各自治体が同じような傾向にあるということからおよそ35%減の3億2,600万円にとどまっているということでございます。  今後につきましては、今までと異なり効果的かつ効率的な広告を実施して、寄附者のニーズに即した返礼品をということでございますが、寄附金や寄附件数の増加のためにはの具体策について改めてお伺いいたします。 ○委員長(諸岡賛陛君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  目標額達成のためには、新規の寄附者はもとよりリピーターの獲得が重要と考えております。一般的に寄附額が高い自治体はリピート率も高い傾向であることから出品している事業者様と一緒に会議を開きまして、寄附者満足度アップのための様々な取組やクレームの事例などを共有いたしまして、寄附者が再度寄附をしたいと思ってもらえるよう返礼品のさらなる充実に向けて取り組んでおります。  また、新たな返礼品として現在注目を集めておりますグランピングの返礼品の8月末に掲載を始めたところであります。 ○委員長(諸岡賛陛君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) ありがとうございます。ふるさと納税制度は税制改正によりまして平成20年からスタートしておりますのでもう十数年もたっておる中で、やはり各自治体同じような傾向という中で、やはり知名度アップにもつながりますので、引き続き効果的なプロモーションよろしくお願いをいたします。  3点目、最後なんですけれども、決算書77ページ、成果説明書54ページの2款1項8目公共交通計画推進事業、移動手段確保等の支援事業についてちょっと教えていただければと思います。  本事業につきましては、交通不便地域の生活利便性向上のための支援事業ということで、私、3月議会でも一般質問させていただいて、確認しているところでございますが、成果を拝見しますと前年度よりも利用者数は2倍以上増加しているのに、運行便数は25%減っております。また、活動実績につきましては、交通事業者と15回協議し、勉強会も8回ほど実施しておりますが、支援事業団体は1団体にとどまっているわけでございます。  今後は、事業者を増やすにあたりましては、どのようにアプローチしていくのかお伺いいたします。 ○委員長(諸岡賛陛君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  議員がおっしゃいますように、前年より利用者数は2倍以上増加している、運航便数は20%入っているというようなお話ありましたけれども、利用者数の全体が倍となった要因としましてはNPO法人わだちの自家用有償運送が地域の方へこれは浸透してきているから、そのように考えております。  また、運行回数の減につきましては、利用者の状況などから令和2年の9月までは月、火、金の3日運行していたものを令和2年9月から毎週火、金の2日に変更したこと。また、令和3年10月から午後の2便を予約制としたということです。そういうところで運行回数のほうは減っております。また、今後、事業者を増やすためになんですが、交通不便地域の皆様と地域に合った運行について、時間がかかっていますけども課題等を共有しながら丁寧な協議を進めていくことが持続可能な運行につながると考えております。  また、令和3年度から協議を行なってきました峰上地区で今年度新たなデマンド型の実証運行を開始する予定であります。 ○委員長(諸岡賛陛君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) ありがとうございます。ぜひ交通不便地域に暮らす住民の方々のさらなる充実はもとより、決して運送事業者の負担が増大にならないようにアプローチしていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○委員長(諸岡賛陛君) 次に、三木委員の発言を許可します。三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) 私からは審査区分表の2、決算書67ページ、2款1項3目、事業名が分散勤務環境整備事業について伺いたいんですが、この分散勤務環境整備事業というのは700万からの予算等を組んで、市役所の旧レストラン棟に分散勤務環境を整備するとともに、広く市民や外部の方に向けてテレワークスペースとして開放したというふうに伺っておりますが、まずこの分散勤務環境を整えた上でのこの旧レストラン棟の職員及び外部の方々の利用の実施状況、どの程度かお答えいただければと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 総務部次長資産経営課長事務取扱、小川真司君。 ◎総務部次長資産経営課長事務取扱(小川真司君) お答えいたします。  旧レストラン棟につきましては、本年5月から市民等への開放も始めたところでございまして、8月末までに職員の分散勤務に18名、市民等のテレワークに3名の利用があったところでございます。 ○委員長(諸岡賛陛君) 三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) 取組としては、残念ながらレストラン棟が事業者の方が撤退されたということでスペースの有効活用ってことではいいと思うけれども、今お答えいただいた8月末現在で職員が18名で、市民の利用が3名と。ちょっといろいろやり方あると思うんですけれども、今後同じスペースの展開として、例えばテレワークスペースの活用機会を広げるとかっていうお考え。あと、本庁舎でも夏休み期間中小学生の学習の場として、本庁舎の1室提供したりっていうこともあったんですけど、そこいらも含めて、今後の活用の仕方というのについてお考えあるんでしょうか。 ○委員長(諸岡賛陛君) 総務部次長資産経営課長事務取扱、小川真司君。
    ◎総務部次長資産経営課長事務取扱(小川真司君) お答えいたします。  旧レストラン棟につきましては、引き続き職員の分散勤務時の執務スペースとしての活用のほか、民間事業者等によりますテレワークの呼び水となるように引き続き開放してまいりたいと考えております。なお、テレワークスペースにつきましては、ホームページやSNSを活用した広報のほか、ポスターのほうを作成をいたしまして、新富工場協議会への配布や本庁舎、各保育所などへの掲示を行っているところでございまして、引き続き取組の周知に努めてまいりたいと考えております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) 今、お答えの中にもありました通り、やっぱりちょっとお金かけて、このやっていることはいいことだと思うんです。その中で、やはりちょっと決定的に足りないのが、そういうスペースがあるということのお知らせだと思うんです。ということで、今お答えにもありましたけれども、ぜひ有効活用してもらえるように、せっかく組んだ内容でありますので、今後も継続してこの利用促進にかけてお知らせ等広くやってもらえればと思っています。  以上です。 ○委員長(諸岡賛陛君) 次に、千倉委員の発言を許可します。千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) 決算書61ページ、成果説明書を40ページ、お願いいたします。  経営改革関係費ということで、2款1項1目ですかね。成果説明書の中に、職員からの市営運営に関する業務改革等の提案募集とありますけれども、提案があった5件とその内容について教えていただければと思います。またそれ採用があったものがあるということ、一部採用になったものと書いてありますが、その辺りを教えてください。 ○委員長(諸岡賛陛君) 財政課長、花田康宏君。 ◎財政課長(花田康宏君) お答えいたします。  まず、提案のほうが5件ございまして、そのうちまず採用となった提案につきましては災害時における災害対応職員のスムーズな人員確保のための職員の子どもの一時預かり体制の構築について、という提案でございます。検討の結果、一時預かり所の創設は困難ではあるものの、実態に即した子育て世帯職員への配慮や措置を検討することとなりまして、採用となりました。  次に、一部採用となった提案でございますが、内容は市役所へ来庁した市民の待ち時間のストレス緩和や職員の作業効率向上のためのBGMによる市役所庁舎内の環境整備についてでございます。現在の放送設備では対応ができないことから、今後放送設備改修時での対応や他団体での事例、費用対効果を勘案の上検討をすることとなり一部採用となりました。  そのほか、不採用となった3件の提案につきましては、職員の作業効率向上等のためクールビズ期間以外もTPOに合わせたネクタイ着用を職員の個人の判断に任せる提案、それから、会計年度任用職員のモチベーションアップ等のため本人の意向にかかわらず常勤職員と同様に定期人事異動を行う提案、それから日直業務の効率化を図るための職員の日直執務室であります総合管理室へのパソコン導入の提案がございました。 ○委員長(諸岡賛陛君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) 各働いている方たちが御自分たちの環境を考えてこういう提案をされるということと、またそれを汲み取ろうとする執行部の皆さんの動きに私はとてもすばらしいことだなというふうに思っております。環境がよくなっていくということは効率も上がることだと考えておりますので、今後ともこういったことが続けられることは望ましいなと思っております。よろしくお願いいたします。  次の質問に移ります。決算書61ページ、成果書41ページの公共施設の再配置についてですが、これは先ほど平野委員の御質問の中にもありましたので詳しくはあれですけど、発表について、やはりホームページ等でというようなお話がありましたが、これはいつごろ発表できる感じになりますか。その都度ですか。 ○委員長(諸岡賛陛君) 総務部次長資産経営課長事務取扱、小川真司君。 ◎総務部次長資産経営課長事務取扱(小川真司君) お答えいたします。  基本的には、ホームページ上での公表というのがやはり広く市民の方に見ていただけるかなと考えております。今後、所管課のほうと協議調整してまいりまして、なるべく速やかに公表できるように努めてまいります。 ○委員長(諸岡賛陛君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) ありがとうございます。そうですね、速やかに載せていただいて、皆さんやっぱりこれについては不安を持っている部分が多いと思いますので、よろしくお願いいたします。  次に移ります。決算書65ページになります。庁舎の改修ですけれども、これ長中期計画では5年で11億、11年で24億ぐらいの予算だったかなというふうに記憶しているんですけれども。昨今の物価高騰等による影響とかというのは、この後どんなふうにお考えでしょうか。 ○委員長(諸岡賛陛君) 総務部次長資産経営課長事務取扱、小川真司君。 ◎総務部次長資産経営課長事務取扱(小川真司君) お答えいたします。  現在、策定をしております庁舎中長期計画におきましては、現在の物価高騰等の影響額、その辺りは見込んでいないところでございますが、こちらの計画に基づいてこういったことを改修しますということにつきましては、前年度予算要求、あるいは予算の査定の中で適切に見込んでまいりたいというふうに考えているところでございます。 ○委員長(諸岡賛陛君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) 大きな金額ですので、今後のこの物価高騰というのがすごく響くんじゃないかなというところでとても心配しているところでございますが、よろしく御配慮のほどお願いしたいというふうに思っております。  それから、次は決算書69ページ、説明書の45ページになります。  地域おこし協力隊関係ですけれども、この成果のところを見ますと、ほぼほぼネット上での発信というような感じがするんですけれども、この辺地域おこし協力隊がしている具体的なこととか、あとAFICCとの関連性とかそういったことについて教えていただければと思うんですが。 ○委員長(諸岡賛陛君) 企画課移住定住推進室長、小網代 昇君。 ◎企画課移住定住推進室長(小網代昇君) お答えいたします。  地域おこし協力隊の横瀬氏は昨年の10月より金谷ステーションを拠点にNPO法人オール富津情報交流センター、通称AFICCが運営しているポータルサイト、しごとサポートふっつなどで情報発信を行っております。  そのほか、前職の映像関係の経験を生かし、富津市地域おこし協力隊YouTubeチャンネルを開設したほか、その他SNSでも空き家情報や地域情報の発信を行っております。令和3年度の情報発信はYouTube2件、TikTok2件の発信を行っており、再生回数は約3,800回です。令和4年度からインスタグラム、ブログによる発信も行っており、把握しておりますSNSの再生回数は合わせますと約2万2,000回であります。  また、ネットによる情報発信のほか鋸山を含む金谷地区の観光案内や鋸山復興プロジェクト、鋸山ガイドの育成事業などにも携わっております。  また、観光協会が実施しました鎌倉殿の頼朝公ツアーのパンフレットなどの作成も行っております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) ありがとうございます。細かい作業をいろいろやっていただいているというふうに今お聞きしましたけれども、そういったものがやっぱりどういう成果を上げたかというところ。ただアクセス回数ではなくて、何かそれが生きてきたときにはぜひ公表していただいて、やっていただいていることに対する皆さんへの公表というか、そういうことがもっと浸透していけばいいなと思っております。よろしくお願いいたします。  最後になりますけど、決算書69ページ、成果説明書47ページ。  2款1目4項空家バンクについてでございますが、広報の周知により申し込みが増加しているというふうに書いてございます。どのくらいの問い合わせがあったかということと登録に適さない物件があってと、残念ながらと書いてありますが、この適さない物件というのはどんなものだったのか教えていただいてよろしいでしょうか。 ○委員長(諸岡賛陛君) 企画課移住定住推進室長、小網代 昇君。 ◎企画課移住定住推進室長(小網代昇君) お答えいたします。  令和3年度につきましては、県外在住者固定資産税納税通知書に空家バンク制度を広報するチラシを同封した結果、問い合わせは約70件でありました。令和4年度につきましては、同固定資産税納税通知書に全件広報チラシを同封した結果、問い合わせは8月末現在で57件であります。  空家バンクに適さない物件ということでございますけれども、相続が未登記であったり、道路が未接続であったり、境界が未確定のものということでこちらは判断しております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) たくさん空き家が目立つわりにはなかなか登録数が伸びていかないというのはいろんな理由があるんだなというふうに思います。この辺をやっぱり皆さんにお知らせすることによって、そういうことがどんどん広がっていけばいいかなというふうにも思いますので、また広報、もちろん固定資産税などの通知にも入れていただいたということですが、そういったことがどこかで発信できたらまた少し興味も違ってくるかなというふうに思ったところでございます。大変ですけどよろしくお願いいたします。  以上です。 ○委員長(諸岡賛陛君) 次に、渡辺副委員長の発言を許可します。渡辺純一副委員長。 ○副委員長(渡辺純一君) それでは、2点ほど御質問していきたいと思います。  決算書63ページ。2款1項1目、成果説明書43ページになります。  市制施行50周年記念事業ということで12節の委託料と中のプロモーションビデオ制作委託料についてでございます。先日、関わりましたYouTubeの視聴回数、実際見させていただきましたが、その回数と市の評価についてお伺いしたいと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 企画課移住定住推進室長、小網代 昇君。 ◎企画課移住定住推進室長(小網代昇君) お答えいたします。  移住定住プロモーション映像のYouTubeの視聴回数は令和4年8月末現在で約1,300回となっております。このプロモーション映像はYouTube配信のほか本年4月より東京日本橋室町ちばぎん三井ビルディング1階の大型ディスプレイ、15秒間に編集した映像を本年7月にはJR東京駅、8月にはJR横浜駅構内のデジタルサイネージにて活用しております。  市の評価といたしましては、多くの方々に富津市を知っていただけるきっかけになっていると考えております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 渡辺純一副委員長。 ○副委員長(渡辺純一君) ありがとうございます。今ほどデジタルサイネージに活用して、多くの人に見てもらうというのも理解したんですけど、ほかに何か多く見てもらうような方法がございましたら教えていただきたいと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 企画課移住定住推進室長、小網代 昇君。 ◎企画課移住定住推進室長(小網代昇君) お答えいたします。  デジタルサイネージに活用するほか、東京有楽町にあります移住者が多く、移住検討者が多く訪れるふるさと回帰支援センター内の千葉県移住支援センターの御協力をいただき、移住相談の際にこのプロモーション映像の紹介をしていただいております。また、同センターが主催するふるさと回帰フェアなどのイベントには多くの移住希望者が訪れることから、本市も出店を予定している9月25日のイベントの際には会場で配信し多くの方に見ていただき本市を知ってもらい興味を持っていただけるよう努めてまいります。 ○委員長(諸岡賛陛君) 渡辺純一副委員長。 ○副委員長(渡辺純一君) ありがとうございます。いろいろ工夫されているというふうに感じたところでございます。ぜひいろいろ検討を実行していただきたいというふうに思います。  先ほどの三木委員の質疑の回答のところにもあったんですが、ほかの部署でも言えることだと思うんですけれども、せっかくいろいろ予算かけていろいろこうしたデータですね、外向けのものを作っていただくんですが、うまくもうちょっと生かされないかなと感じているところでございまして。富津市のフェイスブックなり、あとはインスタですね、そういったところでの活用もそうなんですけれども、あと富津市を盛り上げようとするほかの組織ですね。多分ベクトルは一緒だと思います。富津市を盛り上げるということで。そういったところ、フェイスブックで言えば富津っ子、それからあと富津市の観光協会だったらたび旅富津などですね。こういった協力している組織と垣根を越えて、単にトップページにそのリンク先を貼り付けるのではなくて、その概要欄、そこに動画に飛ぶURL、これを貼り付けるなりそういった工夫をして、双方で会得しているフォロワー数なり等々、相互に補完し合えるような取組を今後も必要じゃないかなというふうに思いますので、ぜひ御検討のほうをお願いしたいというふうに思います。  以上です。 ○委員長(諸岡賛陛君) 通告のあった質疑は終了しました。委員の皆さん、ほかに質疑ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(諸岡賛陛君) それでは、委員外議員の質疑に入ります。猪瀬委員外議員の発言を許可します。猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) ありがとうございます。それでは、決算書148ページ、149ページ、附属資料では157ページ。歳出4款3項1目のかずさ水道広域連合企業団出資金についてお尋ねします。こちら平成30年のときには10年間で30億6,060万円ということでお話があって細かい数字もそのときにお聞きしております。その中で、令和3年度決算時点で、当時平成30年のときに説明いただいたものよりも5,000万増えておりまして、令和4年度も増えている状況であります。これは前倒しで出資金を出しているのか、それとも出資金を使わなければいけないようなものが出ているためこういう形になって、総額が増える見込みがあるのかどうかというところを教えていただければと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  30億6,060万円のこの出資金は、水道事業への出資金で、10年間の債務負担行為を組んでおります。富津市ではこのほかに債務負担行為を組んでいない水道未普及地域への拡張事業分として2億5,290万円の出資を君津地域水道事業統合広域化基本計画で予定をしております。10年間の計画で負担行為分と拡張事業分合計しますと33億1,350万円であります。このほか計画に記載がない用水供給事業への耐震化事業分の出資金や水道事業及び用水供給事業の児童手当の出資金については、この基本計画には含んでおりません。また、令和3年度の決算で申し上げますとこの計画にはないですね、元年に起きた災害の関係で生じた自家発電の整備事業等が含まれておりますので、令和3年度はそういうものが含まれていることを申し上げます。 ○委員長(諸岡賛陛君) 猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) 分かりました。当時と災害等もありましていろいろ状況が変わっているかと思います。それで金額が増えるようであれば、適宜議会のほうにはこんな感じでということで今後説明をいただければと思います。  では、続いてですが、決算書76ページ、77ページ、附属資料53ページ。  歳出、2款1項8目タクシー利用料金助成費について質問させていただきます。  こちら、令和2年度と比較をしますと、利用者数は1.5倍ほど増えていて利用回数は2.5倍ほど増えています。ということは1人当たりの利用回数が結構増えたのだなということが数字から分かります。その理由としては多分タクシーの割引チケットを1枚から2枚にしたためだと思いますが、費用が2.5倍ほどに現在膨れ上がっています。当面、この運用制度については変更をしないということですが、今後利用者数、特に回数ですね、そういったところが増加していくと市のほうとしては思っているのか。どれくらいの増で止まるんだということをちょっと考えているのか教えていただければと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  タクシーチケットに係る経費については、令和3年度で389人の新規の登録がありました。また、今後の高齢化率を考慮し毎年約400人程度の増加があった場合、平均利用率を乗じて計算しますと、毎年約300万円ずつ増加していくと想定をしております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) 分かりました。  そうしましたら続きで、決算書同じく76、77ページで、附属資料としましては55ページ、54ページ。  歳出、2款1項8目のバス利用利便性維持向上事業、市移動手段確保等支援事業補助金、2つについてちょっと合わせて質問をさせていただきます。  先ほど、市移動手段確保等支援事業補助金については三富委員のほうからも質問がありましたが、1団体の方々…… ○委員長(諸岡賛陛君) 猪瀬委員外議員、時間のほうが過ぎてしまっているので、そこで終了とさせていただきます。  それでは審査区分表2ページに関する質疑を終了します。  ここで、説明員の入れ替えのため暫時休憩とします。再開時刻を11時とします。                  午前10時52分 休憩           ────────────────────────                  午前10時57分 開議 ○委員長(諸岡賛陛君) それでは、休憩前に引き続き、会議を開きます。  審査区分表3ページ、2款の市民部及び選管・監査事務局所管、3款及び4款の市民部所管に関する質疑を行います。  初めに、あらかじめ通告のあった委員の発言を許可します。三富委員の発言を許可します。三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 私は1点だけ質問させていただきます。決算書145ページ、主要成果説明書154ページの4款2項2目になります。事業名、第2期君津地域広域廃棄物処理施設整備事業についてお伺いさせていただきます。  本事業につきましては、KCSが令和8年度末をもって操業を終了するということから、新たに6市1町の処理施設を整備するということでございますが、事業費をちょっと確認させていただきたいんですけども、前年度よりもおよそ6割下がっております。内訳ですけども、昨年度発生していた出資及び出資金がなくなりまして、令和3年度は負担金補助金及び交付金という形で増加しておりますが、その出資金と負担金の相違についてもちょっと確認させていただければと思います。よろしくお願いします。 ○委員長(諸岡賛陛君) 環境保全課広域廃棄物処理事業室長、石井 太君。 ◎環境保全課広域廃棄物処理事業室長(石井太君) お答えいたします。  令和2年度の出資金につきましては、事業者である株式会社上総安房クリーンシステムに対するものでありまして、会社設立のための資金や運転資金に充てられるものでございます。なお、出資比率及び出資額につきましては、7自治体と構成企業の間で締結されました株主間協定により決められておりまして、7自治体の出資比率は自治体が重要な決議事項に対し、影響力を確保できる全体の35%、金額にして資本金20億円ですのでそのうち7億円としまして、各自また各自治体の出資割合は株主としての最低限の権限を行使できる全体の3%を最低限保有することとし、7億円のうち60%均等割、40%を人口割で算定、富津市では9,000万円となっており、単年度で支出しております。  また、負担金につきましては、令和3年度では事業者である株式会社上総安房クリーンシステム主体で実施しております環境影響評価業務に関わる国からの交付金が構成市町の窓口となります本市に一括交付されますので、事業者に同額を負担金として支出するものでありますけれども、令和2年度の負担金につきましては、当時本事業の事務局が木更津市に設置されておりまして、木更津市において施設整備事業費として本事業に係るアドバイザリータイプ料や運営経費等を支払っていましたことから、これに伴います構成市負担金として富津市が木更津市に支払ったものでありますので、名称は同じでありますけれども、すみません分かりにくくて、内容が違うものとなっております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 詳細な説明ありがとうございます。ぜひ令和9年の操業開始に向けまして事業の推進をよろしくお願いいたします。
     以上でございます。 ○委員長(諸岡賛陛君) 通告のあった質疑は終了しました、委員の皆さんほかに質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(諸岡賛陛君) それでは、委員外議員の質疑に入ります。猪瀬委員外議員の発言を許可します。猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) 決算書72ページ、73ページ、歳出、2款1項5目郵便局包括事業委託事業についてお伺いいたします。  こちらは一般質問の方でも出ましたが、その中で確認をちょっとさせていただきたいこととしまして、今回は令和3年度は機械設備等の準備のための予算立てということであったかと思いますが、この準備をするまでの間に関尻郵便局と金谷郵便局でこういった点が大変であるなどの意見をもらっていたのかということと市としてこの事業、令和4年度、今始まっていますが、今後の可能性をどう捉えているかをちょっと教えていただければと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 天羽行政センター所長、神子丈夫君。 ◎天羽行政センター所長(神子丈夫君) お答えいたします。  現在までの間、関尻、金谷郵便局から議員の御指摘のような意見は伺っておりません。また、今回のサービス提供につきましては、峰上出張所、関豊連絡所、金谷連絡所の廃止に伴う代替サービスとして導入しているためほかの郵便局で同様のサービス提供を行う予定はございません。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) 以上になります。 ○委員長(諸岡賛陛君) 質疑もないようですので、審査区分表3ページに関する質疑を終了します。  ここで、説明員入替のため暫時休憩とします。再開時刻を11時10分とします。                  午前11時04分 休憩           ────────────────────────                  午前11時08分 開議 ○委員長(諸岡賛陛君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  審査区分表4ページ、3款・4款及び10款の健康福祉部所管に関する質疑を行います。  初めに、あらかじめ通告のあった委員の発言を通告順に許可します。  三富敏史委員の発言を許可します。三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 区分表4、ちょっと多くて恐縮ですけど、すみません。よろしくお願いします。  1件目は、決算書95ページになります。成果説明書は67ページ。  3款1項5目新型コロナウイルス感染症の流行下における一定の高齢者等への検査助成事業についてお伺いいたします。  本件の事業につきましては、高齢者等へのPCR検査の助成事業の推進ということで、私2年前の12月議会でいろいろ御質問させていただきまして、どういう経緯でありましても、事業化していただいて、誠にありがとうございます。内容的には、高齢化の高い本市としては、早期発見、早期治療すれば、重症化が防げるということで、PCR検査の助成事業をお願いしたというところでございますが、年間420人を見込んでいたところ、結果的には9人だったということですが、本事業はすごく必要と考えておりますけども、どのように周知しているのか。また、参考までに、助成事業の対象者以外の方のPCR検査の受検者数などがありましたら、教えていただければと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 介護福祉課長、長谷川 栄君。 ◎介護福祉課長(長谷川栄君) お答えします。  周知方法としましては、市ホームページへの掲載及び区長回覧、広報ふっつへの掲載、令和3年の1月号、2月号、5月号で行っております。  また、携帯端末、LINEの通知や教育医療機関へ、事業概要のチラシを配布し、窓口等で貼りつけをしていただくよう依頼をいたしました。  また、助成事業の対象者以外の受検者数につきましては、把握はしておりませんが、当時、千葉県が実施しました感染拡大傾向時の一般検査事業、いわゆる大型ドラッグストア等で実施されました、通称無料PCR検査の実績を申し上げます。  令和3年度末における受検者数は、千葉県全体としまして、PCR検査12万229名、抗原検査3万3,583件、合計15万3,812件となっております。なお、確認しました千葉県健康福祉部疾病対策課では、市町村別の集計は行っていないとのことでした。 ○委員長(諸岡賛陛君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) ありがとうございました。ぜひ、高齢者の基礎疾患の有する方、もちろん、そうでない方も、重症化リスクはもとより、後遺症が残る方も大分おられるということですので、引き続き推進のほどよろしくお願いをいたします。  それから2点目なんですけども、こちら、決算書123ページ、成果説明書115ページになります。  3款3項2目生活保護扶助費についてお伺いいたします。  本事業につきましては、やはり、今年の6月に議会の一般質問をさせていただいておるわけなんですけども、確認ですけども、健康で文化的な最低限度の生活を保障するとはいえ、やはり、生活保護費が非常に増加しているという中で、社会保障費ですね、生活保護費の約5割を占めるのが医療扶助費ということになりますけども、医療扶助費をいかに必要最小限に抑えていくというのが今後大事になるというふうに考えておりますけども、国も平成30年に生活保護法の一部改正されまして、後発医薬品の使用の原則化が図られておりますけども、実際には、本市では、ジェネリックの推進や投薬日数等の協力要請をどのように周知しているのか、ちょっと教えていただければと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 社会福祉課長、大川美佐子君。 ◎社会福祉課長(大川美佐子君) お答えいたします。  生活保護世帯及び後発医薬品の使用率の低い薬局に対しまして、リーフレットを配布するなどして、後発医薬品の使用の原則について理解を深めていただき、協力を得ているところでございます。  また、投薬日数等ということでございますが、頻回受診ということでお答えをさせていただきます。  頻回受診に対する対応ですが、日頃のケースワークの中で、被保護者に対して、医療機関への適切な受診を指導しております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 分かりました。ありがとうございます。  続いての質問ですけども、決算書125ページになります。主要成果説明書117ページ。  4款1項1目休日在宅当番医事業についてお伺いいたします。  本件の事業につきましては、休日や年末年始の医療体制の確保ということで、大変助かってございますが、内訳ちょっと教えていただきたいんですけども、本件委託料201万8,000円のうち、この事業概要を拝見いたしますと、休日及び年末年始、こちら令和3年度ですが、71日ありましたけども、これを9施設、9の医療機関で輪番制で回して、177万5,000円ということでございます。  また、耳鼻咽喉科につきましては、日曜日ということですので、令和3年度は51日間ございました。それを当番医7機関で回して、8万2,875円ということです。  また、年末年始のみということは、令和3年度は4日間あります。この中で、歯科当番医は、日数は記載されておりませんので分からないんですけども、16万円ほど計上されておりますが、これらの委託料の回数と計算、あるいは、その仕組みについて、教えていただければと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 健康づくり課長、地引憲太郎君。 ◎健康づくり課長(地引憲太郎君) お答えいたします。  休日及び年末年始の医療体制につきましては、午前9時から午後5時までを診療時間としまして、市内9医療機関の協力により、当番制で71日間開設しました。委託料につきましては、君津木更津医師会との間で、1日1医療機関当たり2万5,000円で協定を締結しております。  次に、耳鼻咽喉科の診療につきましては、4市を1つの枠組みとし、日曜日の午前9時から正午までを診療時間として、7医療機関の協力により、当番制で51日間開設しました。  各種医療機関の内訳でございますが、木更津市4医療機関、君津市2医療機関、袖ケ浦市1医療機関でございます。  委託料につきましては、君津木更津医師会との間で、1日1医療機関当たり2万5,000円で協定を締結している中で、耳鼻咽喉科につきましては、午前のみの診療であることから2万5,000円の2分の1に診療日数を乗じて、各市前年の4月1日現在の住民基本台帳人口割合で案分した額を各市負担額としております。  次に、年末年始の歯科当番医につきましては、午前9時から正午までを診療時間とし、市内15医療機関のうち4医療機関の協力により、当番制で令和3年12月31日から令和4年1月3日までの4日間開設をしました。  委託料につきましては、君津、木更津、歯科医師会との間において、4日間で16万円として委託契約を締結しております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) ありがとうございました。引き続き市民のための医療体制の確保をよろしくお願いいたします。  続きましてですけども、決算書127ページ、成果説明書125ページになります。  4款1項3目成人歯科健康診査事業について、引き続きお伺いいたします。  歯科健康診査につきましては、現在、1歳、3歳、高校3年生までは、全学年が対象ということで義務化されておりますけども、成人は義務化されてないというのが現状でございます。しかし、近年では、歯の健康が全身の健康に影響を与えるという見方が強まっております中で、受診者数ですけども、98名とほぼ横ばいの状態でございます。自己評価では、個人の通知と広報で周知を図っているとのことですけども、やはり、歯科健診が重要視される中で、受診者数を増やすという取組は、例えば、今、10歳間隔になっておりますけども、これを5歳間隔にするとか、あるいは、広報紙の掲載回数を増やすなどの対策を考えてもよろしいんではないかと思うんですけど、いかが考えでしょうか。 ○委員長(諸岡賛陛君) 健康づくり課長、地引憲太郎君。 ◎健康づくり課長(地引憲太郎君) お答えいたします。  成人歯科健康診査事業の取組につきましては、市ホームページ、広報ふっつに掲載、また、安全安心メールでの配信、各種健診会場でのポスター掲示により周知を行っているところでございます。  受診者数を増やす取組としましては、保健師、管理栄養士共に行う健康教室での講話、妊婦歯科健康診査など、年齢層の幅を広げて行っております。  今年度は、これまでに各種団体の総会においての講話、高齢者通所型サービス利用者、また、スタッフに向け歯周病についての講話、お口の健康体操、唾液腺マッサージの指導を通じ、歯科健診に関心を持っていただけるよう、取り組んでいるところでございます。  また、今年の10月13日、14日の胃がん検診に合わせまして、厚生労働省の委託事業を活用し、簡易唾液検査を行い、歯周病になりやすい口腔内環境かチェックしまして、歯科健診の受診勧奨を行うことを予定しております。  何より直接市民に会って話を聞いていただくことが重要であると考えておりますので、現在のコロナウイルス感染症の状況にもよりますが、今後は保育所、小中学校での講話なども実施し、多くの市民の方に口腔内の健康意識を高めていただき、健診を受けていただけるよう努めてまいりたいと考えております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) ありがとうございます。ぜひ、歯の健康を守る予防措置は、やはり、年齢に関係なく、健康寿命を延ばすと言われておりますので、ぜひ、事業の拡充をよろしくお願いいたします。  それから、続いて、決算書127ページ、同じく、同じページなんですけども、決算書は126ページに、次のページになります。  これは、健康増進保健指導事業4款1項2目でございますが、本事業につきましても、自己評価欄では、人工透析の割合が本市はすごく多いというふうに分析されているとおり、やはり、生活習慣病から発症する脳や心臓、腎炎等の疾患はすごく国保をはじめ介護を圧迫しますので、改善が必要というふうに思われる中で、本市では、保健指導等は非常に大幅に増加しておりますけども、生活習慣病1人当たりの医療費も未受診者が3万6,373円に対して、受診者は1,951円と大幅に抑えられておりますので、非常に成果があると思っていますけども、そこでお伺いしたいのは、これから、やはり、社会保険というよりも、必ず退職等によって、国保に加入せざるを得ない方が現れてくると思うんですけども、そういった方々の、結局は39歳以下というのは、今、特定健診の義務化がないんですけども、その方々に対して、今後どのように健診を呼びかけていくのかというのをちょっとお伺いさせていただければと思っています。 ○委員長(諸岡賛陛君) 健康づくり課長、地引憲太郎君。 ◎健康づくり課長(地引憲太郎君) お答えいたします。  国民健康保険には、現状の自営業の方に加え、企業の被用者保険に加入されている方も定年を迎えるなどして、ほとんど、大半の方が将来的には国民健康保険に加入されると認識しております。  富津市では、保険者が実施する特定健診、保健指導の40歳という年齢の前に国民健康保険加入者に限らず、18歳から39歳の市民の方を対象に、若年健診と併せて、国保特定健診と同様に個人面接や戸別訪問により保健指導を実施しています。まだ、若いから大丈夫だという認識ではなく、若いうちから健診を継続的に活用し、健診結果の変化を見ながら生活に気をつけていただくことで、将来の生活習慣病の発症や重症化の予防に努めているところでございます。 ○委員長(諸岡賛陛君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 分かりました。ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  続きまして、最後なんですけども、決算書135ページになります。成果説明書141ページです。  4款1項3目特定不妊治療費助成事業についてお伺いいたします。  本件事業につきましても、やはり、子供を産みたくても産めない夫婦に対して、治療費の一部を助成するという制度でございまして、一部、もう、保険適用、菅内閣のときの保険適用で、もう一部スタートしておりますけども、私、一昨年の12月議会でも質問させていただいておりますけども、本市は県費を除いて1年間で10万円という限度の助成でありますけども、それで助成件数が20件、金額でいたしますと127万9,000円ですけども、いろいろ不妊治療を望んでいる人なんかに聞きますと、やはり、不妊治療というのはすごく、もちろん苦痛でもありますし、時間とお金がかかるという中で、産みたくても産めない、治療したくてもできないという中で、近隣市のように1回の治療ごとに10万円にするとか、あるいは、年間上限額を10万円から15万円に引き上げるとかということだけでも、すごく治療してみたいなという人が増えるんじゃないかと思いますけども、その辺のさらなる充実を図る考えがあるのかどうか、見解をお伺いします。 ○委員長(諸岡賛陛君) 健康づくり課長、地引憲太郎君。 ◎健康づくり課長(地引憲太郎君) お答えいたします。  特定不妊治療費の助成事業につきましては、県の助成制度の要件に合った治療であることを条件に、治療に応じた費用から県の助成額を控除し、控除後の2分の1に相当する額に対して、1年度間に10万円を上限に助成を行っているところでございます。  しかしながら、令和4年2月9日の中央社会保険医療協議会において、人工授精等の一般不妊治療、体外受精、顕微授精等の生殖補助医療について、令和4年4月から新たに保険適用されることになりました。それによって、令和4年4月以降に不妊治療を始めた方に対しては、県の助成制度が適用できなくなったため、市としましても、今後の県の助成動向も注視しながら、市独自の不妊治療に付随した支援策を検討していきたいと考えております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) ありがとうございます。やはり、本施策につきまして、子供が欲しくても産めない夫婦にとっては非常に有効であり、少子化対策という観点からも有効だと思いますけども、補助事業を充実したからといって、財政が逼迫するようなことは決してないと思います。かといって、子供がたくさん産まれることも現実的にはないかもしれませんけども、せめて、そういう治療をしようとか、そういうインセンティブを与えるような施策はすごく有効じゃないかというふうに考えていまして、ちょっと質問させていただきました。よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○委員長(諸岡賛陛君) 次に、三木千明委員の発言を許可します。三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) 私からは、決算書の107ページ、3款1項8目の訪問入浴事業について伺いたいと思います。  この事業、今定例会の個人質問の中で取り上げられた内容でありまして、令和2年度までは、富津市では、この事業が採用されていなかったと。今般、令和3年度より予算化されて展開されているものだと認識しております。その中で、この訪問入浴事業、対象の方は、一般的に障害のある方が対象になると思うんですけれども、障害のある方がこういった障害福祉の観点で入浴に絡む事業というのは、ほかにもあると思うんですけれども、この3款1項8目の訪問入浴事業の対象となる方と、対象となる方がどういった方なのか。また、その対象にならなかった方についての、訪問でなくてもいいんです。入浴のサービスがあてがわれているというような事業については、どういったものがあるのか、教えていただければと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 福祉の窓口課長、木村美文君。 ◎福祉の窓口課長(木村美文君) お答えいたします。  本訪問入浴事業の対象となる障害のある方につきましては、下肢または体幹機能に係る障害の程度が1級または2級に該当する方。  また、厚生労働大臣が定める特殊の疾病に掲げる特殊の疾病の状態が下肢または体幹機能に係る障害の程度が1級または2級に該当する方と同等の程度にあると市長が認める方。  また、この2種類のいずれかに該当し、かつ、医師が訪問入浴の利用が可能と認める方。  自宅において、住居の構造などにより、居宅介護サービスを利用して入浴ができず、また、通所による入浴サービスを利用できない方。  さらに、介護保険法に規定する要介護者、要支援者に該当する方は対象外といったようなことになります。  本訪問入浴事業以外に入浴ができる障害福祉サービスといたしましては、生活介護または地域生活支援センターの2型事業といったようなものもございます。そういったサービスを御利用して、入浴をされている方もいらっしゃいます。 ○委員長(諸岡賛陛君) 三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) 御丁寧にすみません。今、お答えいただいた中で、通所できない方が、その部分だけ切り取ってすみませんけど、いろいろ訪問入浴事業のサービスを受けられる方の中で、通所、例えば、どっかの事業所とかの入浴サービスを使えない方というのは、さっき説明のあった、下肢、体幹等に、1、2級の障害があるという方に要約されるという解釈でいいですか。 ○委員長(諸岡賛陛君) 福祉の窓口課長、木村美文君。
    ◎福祉の窓口課長(木村美文君) お答えいたします。  下肢または体幹機能に障害のある方に限定されるかということになりますと、生活介護や地域生活支援の2型の事業所の様々な事情により異なってくるとは考えられます。しかしながら、本訪問入浴サービスの対象者といった方に関しましては、先ほど申し上げましたとおり、他のサービスを御利用ができないという方、自宅において入浴することができないといったような方を対象にさせていただいており、可能な限り入浴をできる機会を障害のある方に提供していきたいといったような趣旨となってございます。  以上でございます。 ○委員長(諸岡賛陛君) 三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) 例えば、障害のある方が週2回入浴できないということは虐待と言われても仕方ないと認識されているだとか、訪問入浴の、また、訪問入浴を希望する方が市役所の窓口に来て要望を上げたり、説明をしても、なかなかそれが通らないというようなことのお話が個人質問の中でありました。私それメモ取っていたんですけども、今回、令和3年度から始まった、この訪問入浴事業について、予算書で見ますと、当初予算で180万予算組んでありました。ところが、この決算書見ると2万5,728円。執行率でいくと約1.4%なんです。これは今話したとおり、ニーズがあるのに、富津市では虐待を承知として、予算を組んでいたにもかかわらず、この執行率なんですか。 ○委員長(諸岡賛陛君) 福祉の窓口課長、木村美文君。 ◎福祉の窓口課長(木村美文君) お答えいたします。  議員も先ほどおっしゃられておりましたが、本事業に関しましては、令和3年度の新規事業でございます。令和3年度予算につきましては、まずは3名の方が週1回1年御利用されるといったことを見込んで予算化したものでございます。  この予算に関しまして、相談支援事業所等を通じて事業の周知に努めさせていただきました。その中で数件の問合せはございましたけれども、本実施要項に規定する対象者に該当された方が1名のみであったといった結果、その1名の方が3月から2回御利用になったといったものとなってございますので、決して、利用者を制限した結果、1.4%程度の執行率しかなかったといったことではないということでございます。 ○委員長(諸岡賛陛君) 三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) 大変失礼しました。今の中で、180万の当初予算組んでいたのは、想定として3名。その方たちが週1回年間通じていった場合の180万という予算を組んでいたんですが、実際きちんとその訪問入浴のサービスを受けるに当たって該当した方が1名で、それも年度末3月に来られて2回、3月に2回実施された結果が2万5,728円という決算だったということで、じゃあ、もちろん、令和3年度から始めた時点で、富津市としては、それなりのというか、数が見えない中であっても、想定した分の予算を組んでおられたということが今分かりました。大変失礼しました。  また、そのときの答弁で、部長さんから、令和4年度について、当然ながら令和3年度、年度末とはいえ、1人の方の該当者がいて、サービスの提供を受けた方がいたということに基づいて、令和4年度では1名分の予算組みをされたということで答弁あったんですけれども、例えば、これ、該当者の方が人数増えてしまって、簡単に言ったら、1人分の予算しか組んでないのに、2名該当者が生じて、サービスの提供を受けたといった場合、当然、これ、お金、予算としては足りなくなっちゃうんですけれども、そういった場合というのは、富津市としては、恐らく補正で対応するということだと思うんですが、念のため、どういう対応されるんですか。 ○委員長(諸岡賛陛君) 福祉の窓口課長、木村美文君。 ◎福祉の窓口課長(木村美文君) お答えいたします。  この事業を開始するに当たって制定いたしました事業の実施要項に基づいて、対象者に該当する方には、利用決定をさせていただくといったことでございますので、当初予算が1名であっても、要項に該当される方に関しましては、支給決定を行っていくということになりますので、予算に不足が生じれば、補正予算のお願いをさせていただくといったことを考えてございます。 ○委員長(諸岡賛陛君) 三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) 大変失礼な発言等もあって恐縮しておりますけれども、繰り返しになりますが、この事業、上総4市の中で、後発で令和3年度から採用した事業だというふうに承知しております。そういった意味では、富津市の掲げる「障害のある方も、その人らしく、ともにいきいきと暮らせるまちの実現」ということに、障害者福祉を拡充していって、富津市、住みよいまちづくりということでは、前進しているんだなというふうに認識しております。  また、当然ながら、ちょっと窓口の様子とか見ていると、さっき申し上げたとおり、一例として、この訪問入浴サービスかどうか、私直接聞いていませんけれども、いろいろな方がサービスの提供を受けたいと思って相談に来られたり、それに対応している職員の皆さん方、やっぱり規定があって、青天井で全部受け入れたらば、介護保険の制度ぶっ壊れちまいますんで、世の中全体が人生100年時代と言われている中で、富津市の高齢化率も大変、決して低い値ではないと思っております。皆さんが長寿社会を迎えるということは大変喜ばしいことであって、富津市も、その中で、健やかで、みんながいろいろ障害等出ないような事前策、いきいき百歳体操をやったりだとか、そういうことをやっていきながら、健康で長生きできるというまちづくりで、ただ、高齢化とともに、どうしても体のあちこち痛んできたり、今までと違う生活様式にならざるを得ない方が増えてきているいう中では、決して、そういった方たちに対しても、富津市として、ないがしろにしているということはないと、もちろん承知しておりましたけれども、特に、この訪問入浴事業で、窓口に来られた方に対して、職員の皆さん方も大変言いづらいことも言わなきゃいけない。基準があって、このサービスは、心の中で受けさせたいと思っても受けさせられないと答えるしかない状況の方もいて、そういった方には、例えば、それを補うようなサービスの提供をお勧めしたりだとか、これはどうしても受けさせて、受けたいという要望は分かるんですが、基準があるんで駄目だということをやっているというふうな話も聞いたことありますし、窓口がいろいろ混雑しているというのは、そういったことに対して、皆さん方が熱心に取り組んでいる姿勢だと思っています。  この決算と直接関係ない言い回しになってしまって申し訳ないんですが、私、聞きたかった訪問入浴事業についての実態というの分かりましたし、決して、富津市が上総4市の中で比べても、他市と比べて、障害のある方に対して、非常に冷酷な市ではないということが分かりましたので、今日は、インターネット中継とかないんですけど、傍聴の方も見えていまして、決して、そうでないということが分かってもらえれば、一例ですけど、理解してもらえればと思って、よかったと思っています。  以上です。 ○委員長(諸岡賛陛君) 次に、千倉淳子委員の発言を許可します。千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) 決算書91ページ、成果説明書58ページになります。社会福祉協議会関連事業になります。  今回、このサービス、社会福祉協議会がいろいろな、高齢者たちに対していろいろなサービスを行ってくださっているわけですが、シルバーサービス、シルバーテレホン友愛サービスというのが、今回はやっぱり非常に数が増えております。これはコロナ禍において、高齢者の不安が非常に増大していると思われる、私はそう思うんですが、皆さんの中では、内容を聞いて、どんなふうに思われるのか。また、このサービスをしている方というのは、全くの無償ボランティアの方がやってらっしゃるのか、その辺の内容について、分かれば、教えていただきたいと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 社会福祉課長、大川美佐子君。 ◎社会福祉課長(大川美佐子君) お答えいたします。  本サービスは安否確認のための電話訪問です。令和3年度は令和2年度と比較しますと419件の増となっております。令和2年度以降は新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、支援者の活動自体、こちらを自粛した期間があったことから、実績の件数が令和2年度と令和3年度比較して、変化がございます。  あと、サービスの方は無償ボランティアかどうかということでございますが、おっしゃるとおり、無償ボランティアにより実施しております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) ありがとうございます。元年と2年が自粛をして、それを今回解除したので、3年度は増えたというような形になっていますかね、今のお答えで、そういう理解でよろしかったですか。もう1回。 ○委員長(諸岡賛陛君) 社会福祉課長、大川美佐子君。 ◎社会福祉課長(大川美佐子君) それでは、過去に何年か遡って件数を申し上げます。  この成果説明書58ページには、令和2年度と令和3年度の実績のみの記載ですので、令和元年度から平成28年度までの件数を申し上げます。  令和元年度は1,148件、平成30年度1,773件、平成29年度2,010件、平成28年度1,948件と減少傾向となっています。  令和元年度は、御存じのとおり台風災害によりということがございます。また、地区社会福祉協議会や民生委員と連携して実施しております要援護者地域見守り事業、こちらの事業の浸透により、シルバーテレホン友愛サービスの事業が減少していることも減少要因の1つではないかと考えているところです。 ○委員長(諸岡賛陛君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) 分かりました。ありがとうございます。1人で暮らしている方への安否確認ということでしていただいているんだと思うんですけど、これで、すごく困っていることが分かったとかということも結構あると思うので、これがもう少し伸びていけばと思いながらも、無償ボランティアということで、なかなか限りもあるのかなというふうに思っておりますが、ほかのサービスも使いまして、できる限り、独り暮らしの方の不安がどこかで聞き取ってあげられるような制度がたくさん続いていけばいいなというふうに思っています。よろしくお願いします。  続けていきます。  決算書91ページ、成果説明書の61ページ。  生活困窮者の自立支援事業ですけれども、これ今回も多分、これもコロナ禍なのかなとは思っておりますが、どのような相談内容が多いのか。今回新規で130件、プランが114件というようなことだと思いますけども、差し支えなければ、どういう内容があって、プランというのは、どういうふうに立てているのかというようなことと、あと就業に結びついたという件が、これだと何件になっているのかな。ごめんなさい、61ページ。  この89件というのは、就労支援対象者となっていますが、この89件がそれをお世話できたという考え方でいいのか、ちょっと教えていただきたいと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 社会福祉課長、大川美佐子君。 ◎社会福祉課長(大川美佐子君) お答えいたします。  生活困窮者自立支援事業による相談の内容といたしましては、新型コロナウイルス感染症による休業等の影響を受け、生活困窮状況の方からの生活資金の貸付けを受けたい、仕事がない、家賃が払えないといった相談が多くありました。  114件のプランを作成しましたけれども、その作成したプランとは、個々の相談者の状態に合った生活の自立のための支援計画であり、必要なサービスにつなげるものでございます。  主なものを上げますと、緊急小口資金等のコロナによる特例貸付けを受けること。また、就労支援、住居確保給付金の活用などです。  また、このプランには、プランの期間、次回モニタリングの時期等を記載しており、プランに基づく支援については、御本人の同意を取っております。  また、就労支援対象者、件数ということでございますが、89件、令和3年度は実績としてございます。うち20人が就労に結びついたということでございます。 ○委員長(諸岡賛陛君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) ありがとうございます。こういった支援が、きっと、コロナ禍で大変苦労されている方たちにとっては、とても、その人たちのためになった事業だろうなというふうに思っています。中で相談に乗る方たち、とても大変だと思いますけれども、その方たちのお体もう十分に注意していただいて、こういうことを続けていただければなと思います。御苦労さまでございます。  その次が、決算書の95ページから96ページ、成果書では、68ページになります。  施設の入所者の措置についてということで、措置事業ということで、天羽養護の老人ホームが特定施設入居者生活事業、介護事業となって、適時対応をというふうにありますけども、どのように対応が進んでいるのか、以前と比べて、どのように変化したのか。あと、要介護者の割合というのはなくなったのか、現在、満床状態なのか、その辺の状況を聞かせていただければと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 介護福祉課長、長谷川 栄君。 ◎介護福祉課長(長谷川栄君) お答えします。  改築以前の天羽養護老人ホームは、一般的な養護老人ホームであり、入所対象者を日常生活動作が自立して行える高齢者としていたため、食事や排せつ等の介護が必要になる場合には、特別養護老人ホームなどへ、移っていただくことを、対応が必要でありました。  改築後の現在の天羽養護老人ホームは、特定施設入居者生活介護事業所となり、介護が必要な状態の方でも入所が可能な施設となったため、対象者の状況に応じて、適宜対応することができるようになりました。  次に、介護認定者の割合はどのように変わったかということですが、改築後当初の介護認定者数の割合につきまして、令和3年4月1日時点では、入所者45人中、介護認定者36人で約80%、1年後の令和4年4月1日時点では、入所者49人中31人で約63%となっております。  また、現在の入所状況ということですが、令和4年4月時点では、定員50人のところ入所者数49人、直近の9月時点では入所者47人となっております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) ありがとうございます。生活介護事業になったといえども、やっぱりあんまり重度の方がいらっしゃいますと、なかなか介護員の方たちは手が届かないという形になって、今でもやっぱり特養のほうに適時うまく利用者を誘導していただくというのがあるべき姿かなあと思っております。それが割と今進んでいるのかなと、80%が63%になっていますので、大変スムーズに進んでいるのかなというふうにお見受けしました。  今後ともこういう状態で進んでいけばいいなというふうに思います。こういった方たち、困窮者の方たちが入る老人施設というのがなかなか少なくなっていますので、有効に活用していけたらなというふうに思っております。  今後とも、一般の企業にはなりましたけれども、市のほうの手助け、それからいろいろな意味での援助をよろしくお願いしたいと思っております。よろしくお願いいたします。  次は、決算書99ページ、成果説明書70ページでございます。  シルバー人材のセンターでございますが、会員数も就労実会員数も増えているようにお見受けしたんですが、年間の就業延べ人数が減っているというのはなぜなのか。現在のこのシルバー人材センターの課題などがあれば教えてください。 ○委員長(諸岡賛陛君) 介護福祉課長、長谷川 栄君。 ◎介護福祉課長(長谷川栄君) お答えします。  年間の就業延べ人数の減につきましては、仕事の受注数が減少したことによるものと聞いております。(「グループ」と呼ぶ者あり)仕事の受注数……(「受注数、失礼しました」と呼ぶ者あり)が減少したことによるものと聞いております。  受注数が減った要因としましては、新型コロナウイルスの影響による仕事の依頼の減少や、高齢者世帯から今まで継続的な発注があったものの、世代交代等により御自宅で、自分たちで対応するケースが増えてきたことが要因であるとシルバー人材センターから聞いております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) すみません、これ私聞いていないので、分からなかったらまたと思うんですが。ここ働く人の登録人数って増えていますか、減っていますか。もし分からなかったら、後ほど聞きに行きたいというふうに思っていますが、就労数の。 ○委員長(諸岡賛陛君) 介護福祉課長、長谷川 栄君。 ◎介護福祉課長(長谷川栄君) すみません、先ほどの質問の続きが1つ、課題の部分があったので……(「はい、ごめんなさい」と呼ぶ者あり)それをお答えしてから。  現状の課題という部分でありますが、受注数が減っていることに伴って売上げも減っており厳しい運営となっていると。受注数を増やし売上げを上げ、安定した運営ができるようになることが現状の課題であると施設側からは聞いております。  また、登録者の方については、高齢者が増えている中では増加傾向にあるというふうに聞いております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) ありがとうございます。  私、住まいが天羽地区なんですけど、そちらではきっと草刈りができないとかという人がたくさん増えていると思うんですが、なかなかシルバー人材から来ているという現状を聞かないので、何かそういうマッチングとか、今減っているとおっしゃいましたけど、そういうことがこれからしていただけたらありがたいかなというふうに思います。お仕事をしたい人たちも、もしかしたらちゃんと広報すればいるんではないかなというふうに思うんですが。  ちょうど今の話を聞くとその切替時期、年配の人たちが亡くなって世代交代をしてということであれば、ここで働く人も、それから需要者たちも、もう一度、いま一度広報して、皆さんが求めているところに行っていただけたらありがたいなというふうに思っております。よろしくお願いいたします。  次は、決算書の99ページで、地域介護・福祉空間整備等施設整備事業というのがありますが、これはどのような性質の事業で、今回は具体的にどこのどういうことに使われているのか、また財源はどうなっているのか教えていただいていいですか。 ○委員長(諸岡賛陛君) 介護福祉課長、長谷川 栄君。 ◎介護福祉課長(長谷川栄君) お答えします。  高齢者施設運営事業者に対し、施設利用者の安全を確保するために実施します施設及び設備の整備に係る経費の一部を補助するものでございます。  令和3年度につきましては、2施設がいずれもユニットバスの改修工事を実施いたしました。これに補助金を交付しております。これに係る財源につきましては、補助金の全額が国庫支出金により賄われたものでございます。 ○委員長(諸岡賛陛君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) ありがとうございます。それぞれの施設が割と老朽化しているところも多ございますので、こういう交付金があることはやっぱり大切だなというふうに思いますので、高齢者が今回はユニットバスということでしたが、入浴、またそれぞれの施設でも安全に暮らせるように、こういったところに適時出ていただければなというふうに思います。ありがとうございました。  次は、103ページの2つ一緒にお聞きしますね。グループホームの入居者家賃助成事業と、あと運営費補助事業というふうにありますが、これがどういったものでどのくらい、1人についてというか、どういうもので出るのかというところを聞かせていただければなというふうに思います。  あと、法定給付費と補助基準費の差額というふうなものがありましたが、その辺も具体的に教えてもらえればなというふうに思っております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 福祉の窓口課長、木村美文君。 ◎福祉の窓口課長(木村美文君) お答えいたします。  まず、グループホーム等入居者家賃助成事業につきまして、1人につきどのくらい助成があるのか、財源はという御質問からお答えいたします。  助成に関しましては家賃の2分の1に相当する額とし、月額で2万5,000円を上限としております。ただし、市民税非課税世帯の方に対して、共同生活住居の家賃の一部として月額1万円が支給される特定障害者特別給付費を受給されている場合には、家賃から本給付費を控除した額の2分の1に相当する額といたしまして、月額2万円を限度としております。  また、財源につきましては、県の補助が2分の1、市の負担が2分の1となってございます。  次に、グループホーム等運営費補助事業につきまして、法定給付費と補助基準額の差とあるが具体的に教えてほしいといった御質問に関しましては、ここで記載しております法定給付費とは、障害者総合支援法に基づく共同生活援助、いわゆるグループホームに入居する方へのサービスを提供した際に、事業者へ給付される報酬のことでございます。  一方、補助基準額とは、グループホームの世話人の配置人数、入居定員、利用者の支援区分により算出されているものでございます。  法定給付費と補助基準額とを比較いたしまして、補助基準額が法定給付費を上回っている場合には、その差額を事業者へ補助金として交付するといったものになってございます。 ○委員長(諸岡賛陛君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) ありがとうございます。今、障害者が施設ではなく御自宅で暮らせるように、また御自宅が難しい場合には、こういった共同生活の場所で暮らせるようにと国も指導しておりますし、そういう流れになっていくと思うので、またこういうところをしっかりと皆さんに広報して、新しい事業者が増えていかないとなかなか難しいのかなというふうに思っております。御苦労ですけども、この辺のまた采配をよろしくお願いしたいなというふうに思っています。よろしくお願いします。  あと、決算書、同じ103ページの成果説明書82、意思疎通支援事業というふうにありましたけれども、これに対しての103ページに決算がございましたが、例えば手話通訳の方をお願いしたりとか、ほかにどんな職種の方がいるのかちょっと分からないんですけど、そういう資格を持った方って富津市の中にはどのくらいいらっしゃいます。 ○委員長(諸岡賛陛君) 福祉の窓口課長、木村美文君。 ◎福祉の窓口課長(木村美文君) お答えいたします。  市内の手話通訳者に関しまして、手話通訳者の資格を取得している方の人数というのは把握してございません。しかし、本意思疎通支援事業における手話通訳者の派遣を委託しております社会福祉法人千葉県聴覚障害者協会のほうに登録されている方は、2人ということになってございます。
    ○委員長(諸岡賛陛君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) 富津市からその協会に登録している人が2人ということでよろしいですか。ありがとうございます。これからこういう方たちがまたとても必要になってくるのかなというふうに思いますので、こういったことの資格を取る方向への促しもしていただければなというふうに思います。またよろしくお願いいたします。  すみません、最後になります。決算書105ページ、成果説明書87ページ、基幹相談事業所なんですけど、3名でお給料が1,306万6,000円とのことですが、これから基幹事業所ってもっともっと数が、御相談が増えてくると思うんですけども、この基幹相談員を増やす方向というのは考えていらっしゃいますか。 ○委員長(諸岡賛陛君) 福祉の窓口課長、木村美文君。 ◎福祉の窓口課長(木村美文君) お答えいたします。  令和3年度の実績では、基幹相談支援センターで相談対応を受け付けた件数が5,373件となってございまして、令和2年度には基幹相談支援センターではございませんが、一般相談支援ということで実施しており、その実績が2,561件と、令和2年度から令和3年度で倍増しているといった状況でございます。  議員おっしゃるとおり、今後も相談件数は増加していくといったことが予想されておりますので、その状況を確認しながら、必要に応じて検討をしてまいりたいと考えております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) すみません、さっき、三木議員のほうから訪問入浴のお話もございましたけれども、要項というのは確かにございます。でも、その中で皆さんが本当に求めているものについて耳を傾ける窓口の方たち、本当に大変だと思います。ただ寄り添って皆さんの意に沿う、それは青天井ということではございません。いろんな条件がありますので、要項でこうだからこうですよではなくて、一人一人に寄り添った相談をまた今後も続けていただきたいと。  特に障害者については、今までがなかなかケアマネジメントということが追いついてこなかった部分がございますので、これからは基幹事業所のお仕事、もっともっと大変になってくると思いますので、ぜひその辺で御苦労は多いと思いますけれども、市民に寄り添った予算を組んでいた決算で思い出していただきまして、また今後もよろしくお願いいたします。  以上です。 ○委員長(諸岡賛陛君) 通告のあった質疑は終了しました。委員の皆さん、ほかに質疑ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(諸岡賛陛君) それでは、委員外議員の質疑に入ります。猪瀬委員外議員の発言を許可します。猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) 決算書116ページ、117ページ、附属資料104ページ、歳出3款2項5目の放課後児童健全育成事業補助金について御質問させていただきます。  この中に記載されております遊輝塾については、令和2年度において国・県・市の補助金を取って3単位の新たな学童施設を造る予定であったと思います。  令和3年度に実際に動き始めているかと思いますが、今回、成果説明書のほうには2単位分の報告しかありません。また、人数についても11名と12名ということで、1単位で足りるような人数のという結果になっております。  まず、この理由について教えていただければと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 子育て支援課長、小野田隆博君。 ◎子育て支援課長(小野田隆博君) お答えいたします。  理由といたしましては、支援員予定者の退職などで基準を満たす配置ができなかったこと。また、見込みより利用児童数が減ったことによるものでございます。 ○委員長(諸岡賛陛君) 猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) 分かりました。そうしましたら、令和4年度時点は解消されているということになるのかなとは思うんですが。  それも含めまして、国や県の補助金も使っておりますが、計画どおりに令和3年度いかなかった。また、令和4年度いっていればいいんですけど、いっていない場合に対して、国や県から何か対策等を市のほうに言われていたりするのか、ちょっと教えていただければと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 子育て支援課長、小野田隆博君。 ◎子育て支援課長(小野田隆博君) お答えいたします。  令和4年度におきましても、今支援の単位は1つに下がっている状況ではございます。そのような状況ですが、現時点で国・県等から特に指導等は来てございません。 ○委員長(諸岡賛陛君) 猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) 分かりました。成果説明書を見ても令和元年度、令和2年度は若干下がっていますが、令和3年度、かなり延べ利用人数が増えています。多分ニーズは多いかと思いますので、支援員の数が足りないというところであるようであれば、市のほうも協力をして計画どおりになるようにお願いしたいと思います。  続けて、決算書112ページ、113ページ、歳出3款2項4目保育所人件費についてお伺いいたします。  こちら、会計年度任用職員の人件費でちょっと比べさせていただきますが、令和2年度の決算のときには9,300万ちょっとでした。令和3年度予算では1億3,000万を組んで、結果としては9,800万円でした。令和4年度も1億3,000万円予算を組んでいるということで、多分保育所の職員の方が足りないので増やしたいということで予算決算を毎年組んでいるんだと思います。  現在、この人数が予算でほしいと言っている人数に足りないことによって、何か問題等起きているか教えていただければと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 子育て支援課長、小野田隆博君。 ◎子育て支援課長(小野田隆博君) お答えいたします。  当初予算に対しまして決算額が低くて、保育士が不足しているんではないかということでございますけれども。現状、令和3年度もそうですが、入所児童に対する法令による配置基準は満たしております。ですが、行動に気になると、発達が気になる、そういう配慮が必要な児童という子供たちがおります。その子たちに対する加配などを考慮しますと十分に足りているとは言えない状況でございます。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) 以上になります。 ○委員長(諸岡賛陛君) 審査区分表4ページに関する質疑を終了します。  ここで、説明員入替えのため暫時休憩とします。再開時刻を1時20分といたします。                  午後0時12分 休憩           ────────────────────────                  午後1時17分 開議 ○委員長(諸岡賛陛君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  審査区分表5ページ、2款及び3款の建設経済部所管、5款・6款・7款・8款・11款に関する質疑を行います。  初めに、あらかじめ通告のあった委員の発言を通告順に許可します。平野委員の発言を許可します。平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) 決算書の177ページ、お願いします。  8款2項2目道路維持事業、12番目の委託料、道路維持管理委託料1,182万7,641円、ここをお伺いいたしますけれども、毎年いろいろな市内地域の方から雑草であったりとか、街路樹の伐採など、そういった依頼があると思います。全部とは言わないですけれども、毎年依頼のある主な場所、これを教えていただきたいと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 建設課長、棟方雅典君。 ◎建設課長(棟方雅典君) 毎年依頼のある主な場所といたしましては、青堀駅周辺の街路と上総湊駅から天羽高校までの区間があります。そのうち、青堀駅周辺の街路につきましては、決算額ベースで約半分を、49%を占めているところでございます。 ○委員長(諸岡賛陛君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) ありがとうございます。  富津市、そもそも市域が広いので、いろいろな地域からこういった要望が上がってくると思います。所管のほうでも毎年ここをやろうとか、毎年のルーチンで決めているところ、場所もあると思うんですけれども、毎年行う場所の、計画的に行う範囲を若干広げてもいいんじゃないかと思うんですけれども、それに関してはいかがでしょうか。 ○委員長(諸岡賛陛君) 建設課長、棟方雅典君。 ◎建設課長(棟方雅典君) 先ほどの2か所につきましては、毎年計画的に実施しております。  実施時期につきましては、現場の状況に毎年差がありますので、住民や地元からの要望を注視し行っております。  また、範囲の拡大につきましては、より多くの予算が必要なことから、その確保に努めてまいりたいと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) よろしいですか。  次に、三富委員の発言を許可します。三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 私のほうから、区分表5、1点だけ質問させていただきます。  決算書153ページ、成果説明書158ページ、6款1項3目農作物被害対策事業(有害鳥獣捕獲事業)についてお伺いいたします。  本事業に関しましては、令和2年度千葉県農地農村振興課のデータによりますと、県下の主な加害鳥獣はイノシシはじめ、猿、シカ、ハクビシン、キョン、カラス、ムクドリ等々17種類ございまして、富津市の鳥獣被害防止計画にも、もちろん指定されてございます。  そうした中で、自己評価の記載を見させていただきますと、令和3年度はイノシシは減っているということで、駆除頭数がもちろん減っておりますが、一方のシカとか猿は年々増加しているということでございますので、今後、事業費を見ますと、もちろんこれ2割減っているわけなんですけども、今後、少し予算ではないんですけども、事業としては拡大していく方向にあるというふうに思っているんですけども、昨年度に比べて減額になっている理由について、ちょっと教えていただければと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 農林水産課鳥獣対策室長、根本 浩君。 ◎農林水産課鳥獣対策室長(根本浩君) お答えいたします。  本事業は、市から富津市有害鳥獣対策協議会へ捕獲業務を委託している事業であり、その事業費の約8割が捕獲報償費となっております。  議員が申していたとおり、駆除頭数については、イノシシは令和2年度と比較して減少、シカ、サルについては増加しており、令和2年度と比較して、イノシシは5割減、シカは1割増、サルは3割増となっており、イノシシの捕獲実績の大幅な減少が主な事業費の減額要因となっております。  また、令和3年度からサル被害対策として、天羽地区全域を対象に追い払い用のロケット花火の配布を実施しました。  引き続き有意義な事業となるよう、新たな試みも含めて研究してまいりたいと考えております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 分かりました。そうしますと、きっと出来高で、この業務委託しているという解釈になろうかというふうに思っていますけども、状況は分かりましたけども、少しでも駆除数を増やす、せめて横ばいか現状維持に努めていただければと思っておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○委員長(諸岡賛陛君) 次に、千倉委員の発言を許可します。千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) 決算書167ページ、成果説明書175ページ、7款1項4目観光総務関係費について、令和2年より令和3年は半減しているわけですけど、これは例年どおり、令和元年のほうに戻ったということなのか、この辺の内容をちょっと説明してもらっていいですか。 ○委員長(諸岡賛陛君) 商工観光課長、嶋田清一君。 ◎商工観光課長(嶋田清一君) お答えいたします。  観光総務関係費の減額理由といたしましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により落ち込んだ、観光需要喚起策として千葉県が実施した「みんなで元気に!ちばの『おもてなし』提供事業」を令和2年度に富津市観光協会が事業主体となり、実施したことへの市の補助金分の減額。また、観光ガイドマップ、フッツアーのポータブルなんですけど、そちらの増刷を令和3年度に実施していないことによる減額が主な理由となっております。なお、今年度、令和4年度に観光ガイドブック、フッツアーのほうの更新を予定しており、現在準備を進めているところでございます。 ○委員長(諸岡賛陛君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) ありがとうございました。  では、令和2年に行ったことが令和3年度はできなかったけれども、令和4年にまたそのマップが新しくなって、発行されるというようなことでよろしかったですか。観光についてはもっと力を入れてもらいたいなといつも思っているので、そこの辺がどんどん活性化すればいいなと思っています。よろしくお願いいたします。 ○委員長(諸岡賛陛君) よろしいですか。 ◆委員(千倉淳子君) いいです。 ○委員長(諸岡賛陛君) 次に、渡辺副委員長の発言を許可します。渡辺純一副委員長。 ○副委員長(渡辺純一君) それでは、決算書159ページ、6款2項2目、成果説明書は特にございません。  森林整備方針及び事業計画書作成業務委託についてでございます。  富津市の先ほど申し上げました同計画書が発表されまして、中身見させていただきまして、ゾーニングの設定、目指すべき森林の姿勢等が記載されてございました。また、その期間を令和4年度から令和8年度とした上で、主な事業等の事業計画も確認させていただきました。  スケジュールを見たところ、5年間で取り組むということだけ記載されてございまして、そこでちょっと教えていただきたいんですけども、4つか5つぐらい事業計画、詳細があったと思うんですけども、同時並行的に事業をスタートさせて、5年間で完成させるのか、それともそれぞれ1項目ずつ取り組んでいって、計画を実行していくのか、その後の方向性が分かる形での御説明を改めてお伺いしたいと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 農林水産課長、立石和則君。 ◎農林水産課長(立石和則君) お答えいたします。  森林整備方針及び事業計画書の計画期間につきましては5年間としているわけでございますが、まず5年間を第1期として、5年を経過する際には期間の更新を図っていくとともに、必要があれば、事業計画の内容も見直しを行いながら、令和9年度以降も継続して森林整備を図っていくことになります。  今後の事業の方向性、進め方でございますが、今年度につきましては、住宅地付近でのイノシシの出没報告が多い地区といたしまして、岩瀬、中の地区、そして金谷の駅周辺の地区、それからインフラ施設の被害が懸念される志駒から梨沢の林道鹿原線沿いの地区の山林を選定いたしまして、山林所有者に対しまして、土地境界の把握状況、今現在どういう状況かということや日常の管理、そして、今後管理をどうしていくんだというアンケートや、市のほうで今後整備を進めるに当たってどういった考えを持っていますかといった意向の調査を行った上で、またその意向の結果に基づいて、整備の範囲をまた設定しまして、来年度から樹木の伐採、間伐、それから職人等の整備を1か所ずつ進めていきたいと考えております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 渡辺純一副委員長。 ○副委員長(渡辺純一君) 詳細説明、ありがとうございました。  続きまして、決算書181ページ、8款2項4目、成果説明書の183ページになります。  橋梁長寿命化修繕事業についてでありますが、成果説明書の下段、自己評価のところに「近接目視による点検が義務づけ」というふうに記載しておりますけども、高所など、具体的な点検方法をお伺いしたいと思います。また、国交省が行う目視点検という文言なんですけども、撮影によるモニター越しの確認でも認められるのか否か、ここら辺について教えていただきたいと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 建設課長、棟方雅典君。 ◎建設課長(棟方雅典君) 高所の点検方法につきましては、リフトがついた点検車両やロープアクセスにより近接目視を行い、点検を行っております。  また、近接目視とは、国土交通省の道路橋定期点検要領によりますと、点検者が部材の状態を把握し、評価が行える距離まで近接して目視を行うこととなっております。つまり、肉眼で確認することが基本となっております。  しかし、点検者が目視と同等の診断を行えると判断した場合についても、その方法を採用してよいとされておりますので、点検者が請け負った業者から、ドローン等の撮影による撮影点検の提案があった場合は、その有効性が確認できれば採用も可能であると考えます。 ○委員長(諸岡賛陛君) 渡辺純一副委員長。 ○副委員長(渡辺純一君) ありがとうございました。  点検と一言で言っても、ボルトの緩みなり、ハンマーによるたたき点検、あと配ったところでファイバースコープとか、細かいところ、人の手で行わなければならない点検が存在すると聞いております。そのアーム車なり、足場の設置前に、先ほど言っていただきましたドローンの活用、これによって解決し費用を抑えられる場面もあるかと思います。
     今、御答弁いただきましたけども、今後はそうした研究検討をぜひお願いしたいというふうに思います。  続いてですけども、決算書の185ページ、8款5項3目、成果説明書の185ページになります。公園管理事業です。  事業の委託料の中ですけども、公園内の外灯もしくは防犯灯ですか、外灯の保守も含まれるのかお伺いしたいと思います。仮に含まれるということでありましたらば、点検頻度、補修判断、どのように取決めがされているのか、この2点をお伺いしたいと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 都市政策課長、義崎哲也君。 ◎都市政策課長(義崎哲也君) お答えします。  市民ふれあい公園を含む都市公園及び市立公園につきましては、富津市施設利用振興公社、ミズノ共同体に指定管理委託を実施しており、支払っている指定管理料の中の修繕費の割当てがありまして、その中で修繕等を実施しております。  外灯の管理につきましては、具体的には、日中に点灯させながらの点検を年2回実施し、球切れがあった場合には、随時交換を実施しております。  また、日常の園内巡回などにより、支柱の劣化状況や基礎部分のクラックなどを確認し、必要な補修を実施しております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 渡辺純一副委員長。 ○副委員長(渡辺純一君) ありがとうございます。  いろんな管理すべき公園等々があろうかと思いますが、ふれあい公園の外灯撤去なり、あとは上総湊の海浜公園のジョギングコース、外灯の球切れ、損傷、これを早く措置していただきたいという市民からの声があるということはお伝えしておきたいというふうに思いますけども、これから補修を行うということであれば、せっかくですのでLED化、ここら辺も視野に入れて決行、検討していただければというふうに思います。  以上です。 ○委員長(諸岡賛陛君) 通告のあった質疑は終了しました。  委員の皆さん、ほかに御質疑ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(諸岡賛陛君) それでは、委員外議員の質疑に入ります。猪瀬委員外議員の発言を許可します。猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) そうしましたら、決算書182ページ、183ページ、歳出、8款5項1目都市計画基礎調査業務委託料についてお伺いいたします。  こちら、朝日航洋さんのほうが入札で落としているかと思いますが、この基礎調査というものはどういったことを行ったのかを、まず教えていただければと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 都市政策課長、義崎哲也君。 ◎都市政策課長(義崎哲也君) お答えします。  令和3年度に実施いたしました、都市計画基礎調査では、土地利用の状況や宅地開発の状況、公共施設等の立地状況など、富津都市計画区域及び大佐和都市計画区域に係る様々な情報について、航空写真や都市計画図などを照合させながら、分布状況等に係る図面を作成し、千葉県に成果を報告しております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) 続いての質問になりますが、調査報告書が出来上がって、県にも提出をされているということですが、その調査報告書は公開できるのかというところと、あとは県のほうに報告をする際に、例えば今こういう状況ですから、市としては今後こういう都市計画を考えていきたいとか、そういった要望等も一緒に上げているのか、教えていただければと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 都市政策課長、義崎哲也君。 ◎都市政策課長(義崎哲也君) お答えします。  都市計画基礎調査の業務報告につきましては、基礎調査後の都市計画に見直し等の係るスケジュール等、千葉県が都市計画見直しに係る方針を示す予定であると伺っております。その方針を踏まえて、県、市町村、必要な都市計画の変更等を令和6年度以降になると伺っておりますので、その段階で、都市計画審議会等に諮問を諮って意見等を伺いたいと思います。  また、調査結果につきましては、一部個人情報が含まれておりますので、全ては開示はできないと伺っております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) 分かりました。  あと、決算書150ページ、151ページ、歳出、6款1項1目農地・農家基本台帳システムについてお伺いいたします。  こちら当初予算のときにも確認したんですが、このときに、令和3年度に導入するということで、データ入力のほうは全て終わったという理解でよろしいのかというところと、その情報も個人情報の部分を秘匿にして、それ以外の部分をオープンデータとして公開していただくとか、そういったことはできるのかお尋ねします。 ○委員長(諸岡賛陛君) 建設経済部次長農業委員会事務局長、藤川幸男君。 ◎建設経済部次長農業委員会事務局長(藤川幸男君) お答えいたします。  今回のデータ入力が終わったかどうかにつきましては、以前から使用しているシステムでデータをアップデートしているというものでございます。  令和3年度に導入したのはタブレット端末でございまして、これにつきましては既にデータ入れて、昨年度から使用しております。  データの公開につきましては、今、農地ナビで公開されているものがあるんですけども、それについては情報が古くて、今ちょっとまだ更新ができないんですけども、荒廃状況等については順次公開ができればなというふうに思っています。 ○委員長(諸岡賛陛君) 猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) 今、2点ほど質問させていただいたんですが、都市計画マスタープランが令和6年度以降に行われる予定ということですので、ぜひ今こういった情報を議会や市民のほうにも見せていただいて、市の都市計画の考え方をしっかりと示していただけるようお願いしたいと思います。  以上です。 ○委員長(諸岡賛陛君) 質疑もないようですので、審査区分表5ページに関する質疑を終了します。  ここで説明員入替えのため、暫時休憩とします。再開時刻を1時45分といたします。                  午後1時40分 休憩           ────────────────────────                  午後1時43分 開議 ○委員長(諸岡賛陛君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  審査区分表6ページ上段、10款の教育部所管に関する質疑を行います。  あらかじめ通告のあった委員の発言を通告順に許可します。三富委員の発言を許可します。三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 区分表6、1件質問させていただきます。決算書229ページ、成果説明書223ページです。  10款4項6目高宕山の猿の被害防止事業について、お伺いいたします。  本件事業につきましては、自己評価表のところで記載ありますけれども、猿の行動範囲や猿の群れの詳細な調査を行い、群れごとの個体数管理をするということで246万円を業務委託しているということでございますが、最近では住宅地にもはぐれ猿が出没しておりまして、安全安心メールでもいろいろ注意が呼びかけられている中で、高宕山の猿と、最近、住宅地に出没するそのはぐれ猿との関係というのは、本件業務委託で何か分かったことがあるのかというのが1点と、あと、高宕山から脱出したはぐれ猿なのか、有害鳥獣のはぐれ猿なのかの分類は難しいと思いますが、少なくともおり外で管理下にない、そういったはぐれ猿対策は、今後、どのように考えているのか、ちょっと参考までにお伺いさせていただければと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 生涯学習課長、樋口峰昭君。 ◎生涯学習課長(樋口峰昭君) お答えいたします。  本事業は、本市と君津市の共同事業であり、天然記念物高宕山の猿生息地の猿による被害防止管理事業調査団に委託し、事業を実施しております。  事業内容は、電気柵等の農作物被害防止、生態調査と個体数管理、天然記念物指定地域の生態環境調査であります。  現在、天然記念物指定地域及び周辺で電波発信器が装着されている群れを対象に調査をしており、豊岡地区などでは住宅街にも出没していることは調査から確認しております。群れとしては近年、行動域に大きな変化はなく、一定の区域内で遊動しております。生態調査としての行動範囲の把握など主な業務としておりますので、電波発信器を装着していない群れから離れた猿の把握や対象は本事業では難しいと考えております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) ありがとうございます。  大貫地区とか、佐貫地区に出没するその猿が高宕山から脱出した猿か否か分からないということですが、いずれにしましても、猿は学習能力が非常に高く、捕獲が非常に困難と言われておりますので、そうした中で、やっぱり猿対策といたしましては、根気よくを追い払うことが大事だと言われております。心地よい場所だと思わせないように、必ず山に追い払う対策が必要ということですので、ぜひまたそういった爆竹とかロケット花火とか、そういういわゆる追い払いグッズを支給していただけるとすごく出没地域は助かるんじゃないかと思ってますので、また御検討よろしくお願いできればと思います。  以上でございます。 ○委員長(諸岡賛陛君) 次に、三木委員の発言を許可します。三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) 私からは決算書の227ページ、成果説明書の222ページ、10款4項6目文化財保護関係費、その中の鋸山日本遺産候補地域活用推進協議会負担金2,612万5,000円なんですけれども、まずこれ、基本的なものですみません。令和3年度の予算書、当初予算だと、この補助金の予算的には124万8,000円だったんですけれども、2,612万5,000円と膨らんだ、決算的に膨らんだことに対しての説明をまず求めたいと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 生涯学習課長、樋口峰昭君。 ◎生涯学習課長(樋口峰昭君) お答えいたします。  こちらの事業につきましては、富津市と鋸南町で協議会を立ち上げた事業でございます。予算額といたしましては、文化庁のほうに届けてある事業というところで、当初、協議会の中で金額を見積もったところであります。その金額に対しまして富津市と鋸南町で人口割とかその辺のことを勘案して、事業全体の金額を富津市と鋸南町で按分しているという、そのような形を取っているところでございます。 ○委員長(諸岡賛陛君) 三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) もちろん、富津市の観光の大きな柱でもあります鋸山、このことについて鋸南町と共同とはいえ、日本遺産の認定を目指していろいろ取り組んでおられること、これ自体は否定しませんけれども、確かにこの2,612万5,000円という額を決算上、この負担金として拠出してるという中でいくと、具体的には令和3年度、候補地域の登録に向けてどのような事業に具体的には取り組まれたのでしょうか。 ○委員長(諸岡賛陛君) 生涯学習課長、樋口峰昭君。 ◎生涯学習課長(樋口峰昭君) お答えいたします。  令和3年度の具体的な事業につきましては、基礎調査事業としまして、鋸山来訪者に対する現地でのニーズ調査や、首都圏の過去3年間に鋸山を訪れた人を対象にウェブアンケートを実施しました。分析の結果を今後の事業展開に役立ててまいります。  環境整備事業では、鋸山のシンボルマークの策定に取り組みました。シンボルマークを策定し、周遊ルート上の案内板などに使用して統一感を持たせるとともに、地域ブランドの確立を図ってまいります。  測量事業では、鋸山上空からヘリコプターによる航空レーザー測量及び現地測量を実施しました。ルートの距離、危険箇所の把握や案内マップの作成などに活用していく予定です。  そのほか有償ガイド育成事業や体験プログラム構築事業など、合計8事業を実施したところであります。 ○委員長(諸岡賛陛君) 三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) 分かりました。  ちょっとお答えづらいかもしんないですけど、これだけいろいろ皆さんが事業展開してくれたり、負担金払ってまで取り扱っている中で、今、日本遺産登録、お答えできれば。手応えはどうなんですかね。 ○委員長(諸岡賛陛君) 生涯学習課長、樋口峰昭君。 ◎生涯学習課長(樋口峰昭君) お答えいたします。  日本遺産の認定の手応えとしましては、令和6年度に行われると伺っております日本遺産審査評価委員会、こちらにおきまして日本遺産に認定されるよう鋸山の資源を生かした各種事業を着実に実施しているというところでございます。 ◆委員(三木千明君) はい、結構です。 ○委員長(諸岡賛陛君) 次に、福原敏夫委員の発言を許可します。福原敏夫委員。 ◆委員(福原敏夫君) それで私のほうから1つだけ質問したいと思います。  決算書でいきますと217ページ、成果説明書ですと210ページ。教育委員会の生涯学習課で管理してる生涯学習バスの関係で、ちょっとお尋ねをいたします。  このバスについては、昔は行政が管理運行しておりました。でも、時世によって現在は委託事業になっているのが実態です。  そこで、委託先とはどんな契約されているか分かりませんけれども、この成果説明書によると400万円ほど、401万2,000円が委託料ということで出ております。  昨年はまさしく過ぎた年はコロナという問題があって、なかなか実績を残すことが難しかったと思います。これ、いくら職員が努力しても数字を残すことができないという現実だと思っております。そんな中でも一応、97回は運行されたと。  もとを見ると1年間で契約上は200回の運行というか、200日って言うんでしょうかね。運行する中で97回運行されたということで、401万2,000円の委託料。安いか、高いかは別として。本来なら200日のものが97日になったということで、そういう点では多分にこの委託料に影響しているかどうか、まずひとつお伺いをしたいと思います。  基本的に考えれば、もう行政が業者に対しての委託をする、管理委託まで含めての委託料だと思いますので、そのものは崩すことができないじゃないかなって私も感じがしますけれども、もしかしたら半分稼働しなかったということで、401万2,000円になったのかなぁという、ちょっと期待を感じますので、そこからまずお話しし、この管理等は恐らく生涯学習課が全て管理しているとは思いますけれども、どんな管理状況してるかを併せてお聞かせいただきたいと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 生涯学習課長、樋口峰昭君。 ◎生涯学習課長(樋口峰昭君) お答えいたします。  生涯学習バス運行管理業務は令和2年度から令和4年度までの3年間の長期継続契約を結んでおり、株式会社スターロードシステムに業務委託をしております。運行上限回数を200回とし、200回を超える運行は別途協議としているところでございますが、令和3年度はコロナ禍の影響を受け、運行回数は97回と目標回数を大きく下回りました。3年間の長期継続契約を結んでおりますので、契約どおりの金額401万3,000円を支出したところでございます。  また、運行の管理というところにおきましては、業務委託をしているところですが、運転手の体調管理、またアルコールのチェックの管理等々、随時連絡調整をしながら進めているところでございます。 ○委員長(諸岡賛陛君) 福原敏夫委員。 ◆委員(福原敏夫君) ありがとうございました。  体調管理までやっぱり管轄が生涯学習課、富津市ということで、現在、行っていると。そこは委託先には入っていないということでいいんですか。 ○委員長(諸岡賛陛君) 生涯学習課長、樋口峰昭君。 ◎生涯学習課長(樋口峰昭君) お答えいたします。  体調管理につきましては、委託事業者のほうで行っていただくというものでございますが、その辺の確認、安全な運行というところで、私どもも連絡調整を密に取っているという状況でございます。 ◆委員(福原敏夫君) ありがとうございます。 ○委員長(諸岡賛陛君) 福原敏夫委員。 ◆委員(福原敏夫君) それでは、今までは1台で運行しておりましたけれども、市制50周年で1台のバスが増えました。元にかえって2台になりましたけれども、今のお話で契約はあと1年残っているという、今、お話ございましたけれども、この1台を含めると2台運行になりますけれども、その契約書を見たときに変更をするのか。今の契約書で、今、2台体制になっているわけですけれども、そこら辺の考え方をちょっとお聞かせいただけますか。
    ○委員長(諸岡賛陛君) 生涯学習課長、樋口峰昭君。 ◎生涯学習課長(樋口峰昭君) お答えいたします。  2月中旬から2台体制として運行しておるところでございますが、委託事業者との協議におきましては、運行回数の上限200回に達していないという状況から、当初契約をしました委託料の中で対応しておりまして、追加費用は発生していないということでございます。 ○委員長(諸岡賛陛君) 福原敏夫委員。 ◆委員(福原敏夫君) 分かりました。継続は今の契約で1年行くということで理解できました。  ただ、2台になったというのは事実ですので、そうしますと1日運行するのに1人の運転手ということを考えれば、1台が200日という処置が、決まりがございますよね。もう1台が入るとまた200台という、我々は考えて、使うほうですとね、400日、富津のバスが使えるという感じ取り方、私はすると思うんです。市民に、大変使ってる方については利用しやすく、本当にもうただで乗って行くようなバスがないので、市のバス、使ったときには非常に喜んでいると。じゃあその倍を喜ばせられるのかなと思いましたけれども、今のお話でいきますと、あくまで1日1回1運行という考えになってしまうような感がするけれども、例えば2台あるのに、この団体で行くのに2台が欲しいんだと言われたときに、そういう運行のときはこれからも随時、委託先のほうで運転士を用意して、市の要望、市民の要望に応えることは可能ですか。 ○委員長(諸岡賛陛君) 生涯学習課長、樋口峰昭君。 ◎生涯学習課長(樋口峰昭君) お答えいたします。  先ほど私、説明させていただきました、委託料の変更で増額はしておりませんが、その範囲の金額の中で、今2台同時に運行することもございます。現状4月からの現在まで82回運行しておりまして、従前のバスが39回、新しいバスが43回運行しておりまして、2台同時に運行することも数回あるというような、このような状況でございます。 ○委員長(諸岡賛陛君) 福原敏夫委員。 ◆委員(福原敏夫君) せっかくいいバスも入ったし、市とすればできるだけ要望に私どもも応えてあげたいと。ともすると、今のままですと200回が限度というひとつ枠があるわけですよね。ですから、考え方によっては1人の運転手で1回Aのバスを使う。次はBのバスを使うということで、合わせて200回という取り方になってしまう恐れがあると思うんですけれども、ぜひここらでも我々が一市民で使うことがあると思いますので、できる限り使わせてほしいし、使ってまたもらいたいわけですよね。ですから、今現在はそういうことで理解できました。しかし、今後1年後、契約改善のときによく行政のほうで、皆さんで協議をして、私が考えるのに、今200回ってのを聞くと、行政主体ではなくて、完全に委託先の考え。委託先の会社の考えで私200日ときてるんですよね。365日あるんですよね、年間は。それが200日となってくると、ひと月のバスは10日以上、月、休んでるんですよね。勿論、年間整備があって、車検もある、整備があります。それにしても200日っいうのは一応決まっているのでね。市民の立場からして、できるだけ2台運行が度重なっても要望に応えられる体制で、これからはひとつ取り組んでほしいということをお願いして、私は終わります。考えがあったらどうぞ。 ○委員長(諸岡賛陛君) 生涯学習課長、樋口峰昭君。 ◎生涯学習課長(樋口峰昭君) お答えいたします。  今のお話、いただいたところでございますが、200回と現在、今年度、82回という状況でございますが、現在、利用申請に対しましてお断りすることもなく、希望どおり御利用いただいている状況でございます。  今年度、200回を超えるということがありましたら、その部分につきましては別途協議ということで、単価契約ということで考えておりまして、予算も確保しているところでございますので、200回を超えても市民の方のニーズに応えられるという状況、体制は取っているところでございます。 ○委員長(諸岡賛陛君) 福原敏夫委員。 ◆委員(福原敏夫君) ぜひ行政が市民向けにうちのほうの行政もこういうバスを持ってやってますよという面目を保つためのバスじゃなくて、実際問題、市民が恩恵受けるバス運行ということでお願いをしたいと思います。ありがとうございました。 ○委員長(諸岡賛陛君) 次に、千倉委員の発言を許可します。千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) 決算書213ページ、成果説明書205ページの中学校施設整備事業ですが、成果のところ、205ページの成果のところを見ると、3年度で39基分の39というふうになっていますが、これは100%、3つの中学校ですかね、に対して39基のトイレがあって、それが全部直ったということでいいですか。これは先生のところとかも全部含めて、それで100%洋式になったという考え方でよろしいですか。 ○委員長(諸岡賛陛君) 教育総務課長、中山淳子君。 ◎教育総務課長(中山淳子君) お答えいたします。  こちらの成果説明書に記載してあります基数ですが、これは2か年で洋式化する便器の数をそれぞれの年度で記載したものです。ですので、学校トイレの今の洋式便器の割合はまた別途ございまして、小学校で76%、中学校で81%となっております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) ありがとうございます。では、また4年度と続いていくんだと思いますけれども、これは完成、100%になるのはいつ頃になりますか。 ○委員長(諸岡賛陛君) 教育総務課長、中山淳子君。 ◎教育総務課長(中山淳子君) お答えいたします。  和式便器を希望する児童生徒もいらっしゃいますので、現時点では今後の整備は考えておりません。 ○委員長(諸岡賛陛君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) 分かりました。  和式を好む生徒がいるというのは、ちょっと意外でしたけど、でもすばらしいですね、そういうことがあってもいいかなというふうに思います。分かりました。とりあえず39個で、今は中学校は81%ということですね。了解いたしました。ありがとうございます。  次に行きます。次は、決算書217ページ、成果書210ページ。今、福原議員がおっしゃった生涯バスのことですが、もう言わんとすることは一緒で、出来るだけ走っていただきたいなぁというところでございました。  これ、運転手さんは何人ぐらいいらっしゃるんでしょうかね。お手当てもちょっと聞きたかったけど、それは委託してあるから向こうの先じゃなきゃ分からなければ、それはそれなんですけれども、要は何が言いたいかというと、今、とてもバスとかは運転手さんの健康管理だとか、安全管理がとても厳しいので、朝のアルコールチェックだとか、飲んでいる薬だとか、そういうのもあって、それはもう向こうが委託でやっているとは思うんですが、ある程度、しっかりした人数がいるのかどうかというところをちょっとお聞かせいただければと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 生涯学習課長、樋口峰昭君。 ◎生涯学習課長(樋口峰昭君) お答えいたします。  現在、2台のバスそれぞれに主任運転手が配置され、交代要員として1名、計3名で稼働しております。  また、運転士の報酬につきましては、委託事業者に確認したところ、定額の月給制と伺っております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) ありがとうございます。  どの交通でもそうですけれども、特に生涯バスということになると、子供さんだとかお母さん達とか、市民大事な方、乗っけるので、今後も、さっき課長、おっしゃられたと思いますけど、委託業者任せではなく、市も一緒になった、そういう管理の確認とかをしていただきたいなというふうに思っております。よろしくお願いいたします。  次に行きます。決算書223ページ、成果書219ページということで、市民会館の管理運営というところなんですが、その前のほうに中央公民館、それから富津公民館の利用者数が同じように成果のところに書かれているんですけれども、市民会館だけは件数が非常に少なくて、利用人数がとっても多いんですけど、この利用人数が少ない、利用人数じゃない、ごめんなさい、件数が少なくて人がとっても多いというところのこの理由って何かわかりますか。 ○委員長(諸岡賛陛君) 公民館長、平野隆志君。 ◎公民館長(平野隆志君) お答えいたします。  市民会館の活動実績の減少理由については、6月から新型コロナウイルスのワクチン接種会場として市民会場を使用したことによるものでございます。市民会館を利用していたサークル団体を例に挙げますと、市民会館28サークルございます。そのうち12サークルはコロナが怖いので自粛するとの申出があり、休止しております。ほかの16サークルは振り替えを行い中央公民館や富津公民館を利用しておりますので、他の2館は通常より利用が増加しております。よって、6月以降の市民会館での活動実績の数は、ほかの2館に含まれていると解釈していただければと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) てことは、これからもそういうふうに、またほかに流れちゃうということで、市民会館が元のように戻っていくって感じにはならないんですかね。 ○委員長(諸岡賛陛君) 公民館長、平野隆志君。 ◎公民館長(平野隆志君) お答えいたします。  元に戻るというか、ワクチン会場のほうを使わなければ元に戻っていくとは思いますが、今回、振り替えしたことによって、富津公民館や中央公民館も使い勝手がいいという、そういうお言葉もいただいておりますので、多少は他の館に流れるようなことがあると思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) ありがとうございます。  できるだけせっかくある市民会館ですから、これからもそこでたくさんの人が集っていただけるといいなあと私は思っておりますけれども、何にしてもホールの周りとかがとっても暗かったりとかするので、その辺については今後もよく見ていただきながら、利用者が増えるような方向で導いていただければなというふうに思っております。よろしくお願いいたします。  最後になります。決算書225ページの成果説明書221ページ、図書館の関係費でございますが、これもコロナのせいかなと思いますが、今年度、貸出利用者数、それから冊数、とても伸びています。要因はやっぱりコロナで皆さんが図書館を使おうと思ったのか、それとも図書館が今度、新しくできることへの期待なのか、何かそんなふうに思ったんですが、その辺はいかがお考えですか。 ○委員長(諸岡賛陛君) 生涯学習課長、樋口峰昭君。 ◎生涯学習課長(樋口峰昭君) お答えいたします。  令和2年度はコロナウイルス感染症対策による公民館の休館等により、利用者は減少しましたが、令和3年度は徐々に図書サービスを実施できるようになり、目標の8割近くまで利用状況が回復しました。要因といたしましては、令和2年から導入しました図書システムからの検索や予約など、図書システムのアクセスが増加していることが主な要因と考えております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) ありがとうございます。とてもいいことですね。これから図書館がイオンに出来るにあたりましても、皆さんがそういうシステムを使いながら、どんどん図書に、富津市の中の図書に馴染んでいただけることはすばらしいことだと思います。今後ともまたそういったことがどんどん便利に、皆さんが使えるように、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○委員長(諸岡賛陛君) 次に、渡辺副委員長の発言を許可します。渡辺純一副委員長。 ○副委員長(渡辺純一君) そうしましたら、決算書の205ページ、10款2項1目、成果説明書、特にございません。小学校管理運営費になります。10節のところに、小学校の消耗品費の欄がございますが、令和2年度からいたしますと、若干ですが予算が減額しているということもちょっと気になるんですけれども、決算率で計算しますと、令和2年度で87.6%、令和3年度で88.0%と抑えられているということなんですが、まず、ここの主な理由をお聞かせください。 ○委員長(諸岡賛陛君) 教育総務課長、中山淳子君。 ◎教育総務課長(中山淳子君) お答えいたします。  いずれも新型コロナ感染症感染対策のため、学校プールにおいて水泳授業を行わなかったことから、プール用の消耗品分の予算が執行残となっております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 渡辺純一副委員長。 ○副委員長(渡辺純一君) ありがとうございました。  同様な中身になるんですけども、続いて決算書の211ページ、今度、中学校ですね、10款3項1目中学校管理運営費、同じく10節の消耗品費になります。中学校につきましては、昨年度で執行率が98.0%、今年度も97.8%と予定どおりということであります。小学校も同様なんですけども、コピー用紙なり、コピー用のトナーですね、これが慢性的に不足しているというふうに聞いてございます。そういった声が市の認識として届いているかどうか、今後どうしていくのかというのを教えていただければと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 教育総務課長、中山淳子君。 ◎教育総務課長(中山淳子君) お答えいたします。  今後も良好な教育環境となるよう、消耗品等も含め予算措置に努めてまいりたいと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 渡辺純一副委員長。 ○副委員長(渡辺純一君) ありがとうございます。ぜひ現場の先生方の要望を聞いて十分しんしゃくしていただければというふうに思います。よろしくお願いします。  続いての質問になります。決算書が209ページ、10款2項1目、成果説明書が199ページになります。ICT教育推進事業ということで、これは中学も併せてという形にさせていただければと思いますが、モバイルルーターの貸出しの実績、それからその貸出しにおける通信、それから破損等の問題課題が生じてないか、お伺いしたいと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 学校教育課長、黒川雅人君。 ◎学校教育課長(黒川雅人君) お答えいたします。  令和4年9月現在、児童生徒に対して47台と各学校に予備として2台ずつで22台、合計69台を貸し出しております。  通信破損等の問題や課題につきまして、市教委への報告はございませんでした。 ○委員長(諸岡賛陛君) 渡辺純一副委員長。 ○副委員長(渡辺純一君) ありがとうございます。  これも同じ項目、ICT教育推進事業なんですけども、事業の自己評価におきまして、故障不具合があったと掲載してございます。どのようなものがあったのか、また、その対処方法について、ICT支援員でなければ処置できない現象だったのかどうなのか、この点、お伺いしたいと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 学校教育課長、黒川雅人君。 ◎学校教育課長(黒川雅人君) お答えいたします。  故障不具合があった対応につきましては、1日に3時間、月に7回程度配置していますICT支援員と電話でのヘルプデスクで対応しております。令和3年度における児童生徒用タブレットの故障不具合は、落下等による画面破損、水濡れによる破損など、買換えが必要な故障は11件ありました。そのほか故障につきましてはキーボード液晶画面の不具合や突然ログインができなくなるなどのケースがございましたが、保守の範囲での対応であり、ICT支援員が不在であっても電話によるヘルプデスクで対応しております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 渡辺純一副委員長。 ○副委員長(渡辺純一君) ありがとうございます。  どちらかと言うとハード的な不具合があったというふうに認識いたしました。  なかなかないのかも分かりませんが、続いての質問なんですけれども、仮にそういったその不具合が出たときに、教職員でも扱いに慣れて、不具合の復旧ができるようになったとして、そのICT支援員の出番が減少してきたといったときに、この委託料についての見直しができるのかどうなのかについてお伺いしたいと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 学校教育課長、黒川雅人君。 ◎学校教育課長(黒川雅人君) お答えいたします。  令和4年度1学期のICT支援員の業務実績で最も多かった内容は、児童生徒のタブレットやICT機器の活用支援や授業支援でした。続いて教職員への校務用パソコンの活用支援、ICTを活用した授業準備の支援でした。不具合復旧の対応は少なく、ICT支援員の機器の活用支援や事業支援を継続させたいため、委託料は継続させたいというふうに考えております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 渡辺純一副委員長。 ○副委員長(渡辺純一君) ありがとうございました。  見直すんだったら減額してほしいということではなくて、学校の現場の先生方、非常にICT支援員の支援を非常に重宝しているということで、できれば長らくやってほしいというふうな声を聞いてございますので、もし減額できるのであれば、その分、長くして欲しいだとか、そういった検討もできるのであればお願いしたいと思います。  以上です。 ○委員長(諸岡賛陛君) 通告のあった質疑は終了しました。  委員の皆さん、ほかに質疑はありませんか。宮崎晴幸委員。 ◆委員(宮崎晴幸君) すみません。ちょっと教えていただきたいんですけど、10款2項1目の14節にあります工事請負費自動水洗化工事費144万6,065円について、これはある程度、自動水栓化ということで何年か前からかあったと思うんですけど、これは概ね市内の小学校の児童水洗化というのは終わってるのか、もし分かれば教えてもらえればと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 教育部長、平野 勉君。 ◎教育部長(平野勉君) お答えいたします。  この自動水洗につきましては、コロナ対策等の交付金等も活用しながら学校要望に応じて自動水栓を一部に取り付けてございます。ですから、全てを自動水洗にするということではございませんで、学校要望に合わせました自動水洗化をしたところでございます。 ○委員長(諸岡賛陛君) よろしいですか。
     それでは、委員外議員の質疑に入ります。猪瀬委員外議員の発言を許可します。猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) そうしましたら、先ほど三木委員が質問しました決算書226ページから227ページ、附属資料222ページの歳出10款4項6目鋸山日本遺産候補地域活用推進協議会負担金について、お伺いいたします。  先ほど行っている事業については回答があったんですが、行っている活動とかまた団体の理事とか、そういったものが私、ホームページとか探してみたんですけど見つかりませんでした。文化庁が日本遺産を、候補を狙っているところで、落選した理由なんかを見ますと、そういう情報がうまく市民に伝わってないということで落選等になっている事例もありました。なので、そういったことにならないようにも、情報を広く伝えていって、市民の機運も高めていく必要があると思うんですが、そこら辺はどのようになっているか教えていただければと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 生涯学習課長、樋口峰昭君。 ◎生涯学習課長(樋口峰昭君) お答えいたします。  本協議会事業内容は、市ホームページ、SNSケースを活用し、事業内容等を発信しているところでございますが、今後は、今、お話がありました会議内容なども含めてさらなる発信に努めてまいります。 ○委員長(諸岡賛陛君) 猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) ぜひよろしくお願いします。  続きまして、決算書206ページ、207ページ、附属資料197ページ、歳出10款2項1目学校感染症対策等支援事業について、お伺いいたします。  この決算書では保健衛生用品等の購入をしたということで書かれていましたが、感染症予防というところの中で、青堀小さん、ちょっと見たんですけど、教室の机と机の間隔が非常に密になっていたのにちょっと驚きました。そこで、今、オミクロンは特にエアゾール感染が非常に要因として考えられるということでなっているわけですが、そこら辺の感染症対策なんかについてどのように取っているのか、教えていただければと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 学校教育課長、黒川雅人君。 ◎学校教育課長(黒川雅人君) お答えいたします。  新型コロナウイルス感染症、学校における感染対策ガイドラインに沿って各学校に適切に対応するよう指導しております。特に、換気につきましてはガイドラインに示されているとおり、気候上可能な限り2方向の窓やドアを同時に開けること、開ける幅は10センチから20センチ、状況に応じては全開として、それらを目安に全小中学校とも常時換気を行っております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) 分かりました。  間隔はどうしても今の現状では難しいところあるかと思いますが、引き続き感染症予防対策のほう、お願いしたいと思います。  続きまして、決算書226ページ、227ページ、附属資料222ぺージの歳出10款4項6目文化財史跡用地取得費、これ、内裏塚古墳の用地取得についてお伺いいたします。  今年、令和3年度は2筆購入したということですが、あと何筆残っているのかということと、あと何年ぐらいで内裏塚古墳用地を全て購入ができるのかを教えていただければと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 生涯学習課長、樋口峰昭君。 ◎生涯学習課長(樋口峰昭君) お答えいたします。  内裏塚古墳50筆のうち現在19筆の買い上げが終了しており、31筆の買い上げはこれからとなります。地権者からの買い上げ要望により買い上げを進めておりますので、まだまだ多くの年月を要すると考えておりますが、全ての公有化に向け引き続き取り組んでまいります。 ○委員長(諸岡賛陛君) 質疑もないようですので、審査区分表6ページ上段に関する質疑を終了します。  ここで、説明員入替えのため暫時休憩とします。再開時刻を2時35分とします。                  午後2時24分 休憩           ────────────────────────                  午後2時29分 開議 ○委員長(諸岡賛陛君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  審査区分表6ページ下段、9款・12款・13款に関する質疑を行います。  あらかじめ通告のあった委員の発言を許可します。三富委員の発言を許可します。三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 私のほうから1件質問させていただきます。  決算書197ページ、成果説明書192ページの9款1項4目、防災関係費についてお伺いいたします。  本件事業におかれましては、事業費が前年度と比較いたしましておよそ半額となってございます。内訳を見ますと、負担金及び交付金716万円が新たに発生しております。  事業の概要を見ますと、東京電力パワーグリッドに予防伐採負担金支出とあります。これは令和3年度から発生しておりますが、先ほど区分表5で街路樹の伐採について、平野委員からいろいろ質問がございまして、目的はもちろん承知はしておるんですけども、この交付金の算定方法と、いつまで実施するのかという見通しというか、その辺を教えていただければと思います。よろしくお願いします。 ○委員長(諸岡賛陛君) 防災安全課長、秦野憲一君。 ◎防災安全課長(秦野憲一君) お答えいたします。  予防伐採負担金につきましては、令和2年5月に東京電力と締結した基本協定に基づき、病院、福祉施設などの重要施設への安定した電力供給を確保するため、台風等による倒木により電力設備への被害が想定される箇所の予防伐採を、令和3年度から実施したものであります。  負担金の算定方法につきましては、伐採する箇所の総事業費から東京電力が実施いたします保安伐採費用を差し引いた金額を負担金として支出しております。東京電力が実施する保安伐採につきましては、電線を中心に半径2メートルの範囲のみの伐採であることから、倒木の恐れのある木等を根元付近から伐採する予防伐採も併せて実施いたしました。  この保安伐採と予防伐採を併せて行うことにより、用地交渉や重機の借り上げなど費用が軽減され、経費の節減及び市側の事務軽減につながっております。  また、実施期間につきましては、毎年東京電力と協議を行った上で、必要に応じ危険箇所の予防伐採を実施してまいりたいと考えております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) ありがとうございます。記憶に新しいと思いますけど、令和元年度房総半島台風では、樹木による電線の破損で64万世帯、16日間災害復旧にかかったという教訓を踏まえまして、平時からやっぱり計画的な樹木の伐採というのは非常に大事だと思いますので、今後もまた東京電力と連携して軽減を図っていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○委員長(諸岡賛陛君) 通告のあった質疑は終了しました。  委員の皆さん、ほかに質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(諸岡賛陛君) それでは、委員外議員の質疑に入ります。猪瀬委員外議員の発言を許可します。猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) そうしましたら、私、決算書の188ページから193ページ、歳出9款1項1目及び2目の職員人件費及び消防団員出動手当について確認をさせていただきたいと思います。  平成30年度頃には、一般職員、消防署員の一般職員ですが、6億6,400万円ほどの人件費がありましたが、令和3年度においては6億3,700万円ということで、2,700万円ほど減額された、目減りしていて、会計年度任用職員が今回決算として数字が計上されました。これは、人員が減っていることを表しているのかなと思うわけでありますが、現状今このような状況になって何か問題等発生しているか、教えていただければと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 消防署長、松本敏宏君。 ◎消防署長(松本敏宏君) お答えいたします。  消防署本署の出動体制につきましては、消防隊1隊4名、救助隊の兼務消防隊1隊4名を編成できない場合、1隊を減隊し、車両2台運用により各種災害対応に当たっております。  また、対応策として火災をはじめとする災害各種の救助事案に少ない人員で確実に対応するため、各種訓練に取り組んでいるところでございます。 ○委員長(諸岡賛陛君) 猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) 令和3年度当初予算では、会計年度任用職員がなかったかと思うんですが、決算で数値として表れてきました。これはどういったことなのか教えていただけますでしょうか。 ○委員長(諸岡賛陛君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。消防総務課長、庄司健一君。 ◎消防総務課長(庄司健一君) お答えいたします。  この会計年度職員につきましては、女性職員の妊娠に伴います事務の補助員として採用いたしました。そのため、消防職員としての活動ではなく、あくまで消防の事務職として活用させていただきました。 ○委員長(諸岡賛陛君) 猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) はい、分かりました。  続きまして、消防団員の出動手当についてお伺いいたします。  平成29年度以前とかは250万とか300万、2,500回から3,000回ぐらいの出動があったんですが、令和3年度においては、162万8,000円ということで1,628回だと思います。  これは、火災の発生件数が少なくなっているからこのようになっているのか、それとも単純に出動できる団員の方が少なくなっているのか、そこのところどちらなのか教えていただければと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 消防総務課長、庄司健一君。 ◎消防総務課長(庄司健一君) お答えいたします。  初めに、平成30年から令和3年の火災件数ですが、平成30年は16件、令和元年は21件、令和2年14件、令和3年は25件の火災があり、多少の増減はありますが、平均20件前後推移しております。  議員が御指摘の消防団員の出動件数には、火災等災害出動以外の消防行事への参加件数も含まれており、新型コロナ感染症まん延防止のため行事の実施回数が減ったことも出動件数の減少要因です。  消防団の火災出動の人数については、特に問題はございません。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) 以上です。 ○委員長(諸岡賛陛君) 質疑もないようですので、区分表6ページ下段に関する質疑を終了します。  以上で、一般会計歳入歳出決算の歳出及び特定の歳出に充当する歳入についての質疑を終了します。  ここで説明員入替えのため、暫時休憩とします。再開時刻を2時55分とします。                  午後2時38分 休憩           ────────────────────────                  午後2時47分 開議 ○委員長(諸岡賛陛君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  これより審査区分表7ページ、議案第16号の総括的な質疑を行います。  今まで歳入歳出を分割して項目ごとに質疑を行いましたので、ここでは本議案について全体を総括して締めくくりの総括的な質疑を行います。  初めに、あらかじめ通告のあった委員の発言を通告順に許可します。平野委員の発言を許可します。平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) では、決算書の242ページ、下段のほうですけれども、実質収支、いわゆる決算剰余金ですけれども12億3万2,582円ということですけれども、このうち国への返還金どのぐらいあるのか教えてください。 ○委員長(諸岡賛陛君) 財政課長、花田康宏君。 ◎財政課長(花田康宏君) お答えいたします。  令和3年度決算におきまして生じた決算剰余金のうち、令和3年度の事業として概算交付され、令和4年度に国または県へ返還予定の負担金補助交付金につきましては、交付確定を待って順次返還をしてまいりますが、現時点では2億円を超える返還を予定しております。  返還予定の主なものにつきましては、新型コロナウイルスワクチン接種事業に係る補助負担金で約1億100万円、また今回9月補正にて計上させていただいた令和元年台風災害の被災住宅修繕支援に係る社会資本整備総合交付金7,276万7,000円などでございます。 ○委員長(諸岡賛陛君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) ありがとうございます。2億円以上返すということで、それでも10億円ほどの剰余金があるということが分かりました。この質問に関しては、以前から何度かやっているんで、今日もやるかやらないかちょっと迷ったんですけれども、ただやることにさせていただきました。  平成26年度以降、毎年の決算剰余金の推移を見てみると、大体7億から9億あたり推移をしてきて、令和3年度に関してはいよいよ10億となったわけです。これ日頃皆さんと接しているんで、すごく分かります。  行政の皆さん方の立場からすると、公共施設の問題でこれから様々な維持管理であったりとか、公共施設の建て替えとか、こういった部分がめじろ押しになってくるんで、幾らあっても足りたもんじゃないという部分が正直なところだと思うんですけれども、ただ我々市民の代表の議会としては、これだけ決算剰余金があるんであれば、もっと市民サービスの充実できるんじゃないかというのが率直なところです。  なので、先ほど建設のところでもまちの維持管理に当たる樹木の伐採であったりとか、そういった部分の維持管理の拡充の話もさせていただきましたけれども、それにさらに市民の皆さんの暮らしの充実、そういった部分にさらに事業を増やしてもいいんじゃないかと思いますので、そのあたりの考え、また今後の財政運営の注意点、これを聞かせていただきたいと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 財政課長、花田康宏君。 ◎財政課長(花田康宏君) お答えいたします。  まず、決算剰余金が生じる主な要因でございますが、まず市税や譲与交付金が見込みを上回る収入となった場合や、また入札執行等によります一定程度の不用額が生じることなどによるものでございます。  令和3年度決算は、委員がおっしゃられますとおり、普通交付税の再算定などによりまして、例年と比べ決算剰余金は増加いたしましたが、近年は平均8億円程度で推移をしているところでございます。  この決算剰余金の水準でございますが、令和2年度決算で申し上げますと、標準財政規模に占める実質収支額の割合を示します実質収支比率は、本市が6.4%であったのに対しまして、県内市平均は7.2%でございまして、本市の決算剰余金の水準は極端に高いものではないと考えておりますが、剰余金が過大とならないよう、適正な執行には努めてまいりたいと考えております。  今後の財政運営といたしましては、こうした予算で見込むことが難しい年度途中の歳入の増加や、歳出の執行残により生じました決算剰余金について、当該年度の活用は難しいものの、基金への積み立てや次年度への繰越金として計上しまして、毎年度作成する中期収支見込みにおきまして、身の丈に合った財政運営を基本としながら、委員のおっしゃられた暮らしの充実ですとか、市民の安全、安心を最優先とした事業などの貴重な財源として、有効に活用できるよう計画をしてまいりたいと考えております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 次に、三富委員の発言を許可します。三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 私の方から1件総括的な質問をさせていただきます。  何ページというよりも、全般的なことなんですけども、新型コロナウイルスが国内で初めて確認されてから2年8か月経過いたしまして、長期化する感染症の影響を受けた法人や個人に対し、給付金あるいは補助金、助成金などを交付する事業が大事だというふうに思っておりますけども、そういった中で成果説明書の事業目的を見ますと、随所に長期化する新型コロナウイルス感染症の影響を受けた事業者に対し、云々という事業がたくさん見受けられますけれども、国、県、市の財源を含め、一体コロナ関連費用は令和3年度決算で幾らぐらいと計算しているのか、参考までに教えていただければと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 財政課長、花田康宏君。 ◎財政課長(花田康宏君) お答えいたします。  新型コロナウイルス感染症関連の事業といたしましては、まず地方自治体が地域の実情に合った事業に取り組むための新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金事業というものと、また国の施策により実施した事業、大きく分けてこの2つがございます。
     まず、地方創生臨時交付金事業について申し上げますと、令和3年度は39事業を実施しまして事業費は2億6,855万5,000円、財源は臨時交付金が2億5,032万5,000円、臨時交付金以外の国等の補助金が631万5,000円、一般財源が1,191万5,000円でございます。  次に、国の施策により実施した事業につきましては新型コロナウイルスワクチン接種事業、子育て世帯臨時特別給付事業や住民税非課税世帯等臨時特別給付事業など、合計で14億5,150万円であり、財源は概算交付によりまして未精算の事業もございますが、全額国庫負担となるものでございます。  以上、令和3年度決算における総額においては、事業費が17億2,005万5,000円で、市の一般財源の実質的な負担は1,191万5,000円となるものでございます。 ○委員長(諸岡賛陛君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) ありがとうございます。決算額に対してどの程度の費用が適切かというのは、なかなか難しいところがありますけども、引き続き支援事業のほどよろしくお願いいたします。ありがとうございました。  以上でございます。 ○委員長(諸岡賛陛君) 通告のあった質疑は終了しました。委員の皆さん、ほかに質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(諸岡賛陛君) それでは、委員外議員の質疑に入ります。猪瀬委員外議員の発言を許可します。猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) まず、ちょっと1点目の質問としましては、所管となる款、部署がまたいでいること、また専門的な部署がないということで、ちょっと総括質疑の中で質問させていただきます。  AED借上料なんですが、こちらNHKの方でも取り上げられたんですが、夜間、AEDはあるんだけど、夜間利用ができないというのが全国的にあるということでありました。  そこでちょっと確認なんですが、富津市として各施設ごとに任せるんではなくて、市としてのAEDの夜間の取り出しができるような体制になっているのかどうか、教えていただければと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 総務部参与、石川富博君。 ◎総務部参与(石川富博君) お答えいたします。  市が管理する公共施設に設置されたAEDについては、夜間や休日であっても日曜開庁などで施設に職員がいる場合には、利用することも可能でございます。  基本的には、緊急時に確実にAEDが作動するよう適切な維持管理を行う必要があることから、現状では施設の開館時以外の利用は行っておりません。 ○委員長(諸岡賛陛君) 猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) ぜひ検討していただきたいのは、やはり市民の方から相談を受けたんですけど、夜間に心停止を起こしてしまって、AEDを探したんだけどという話がありました。NHKのニュースのほうでは、夜間学校なんかの施設の外で取り出せるような仕組み、またコンビニ等でも借りられるような仕組みというものが、今全国的に検討されているということですので、そういったところも検討いただければと思います。  では、続いてなんですが、決算書338ページになります。基金について確認となります。  財政調整基金が令和3年度末で25億円を超えて、また公共施設マネジメント基金も15億円に達するまでの金額がたまったことになります。これらの基金を使って今後公共施設のほうの個別施設のほうの計画が動いていく感じになるかと思いますが、その中で私がちょっと危惧するのが、市の職員の中で建築士とか、そういった知識がある職員が不足しているんではないのかなと思うわけであります。  まず、そこでちょっと確認なんですが、個別施設計画を担当する職員や部署の方なんかの配置方針、建築士とかそういう資格を持った方を配置するような感じで体制が整っているかどうか、教えていただければと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 総務課長、高梨正之君。 ◎総務課長(高梨正之君) お答えいたします。  現状、この個別施設計画のある全ての部署に技術職を配置するということは、非常に厳しい状況かと思っております。  引き続き技術職の募集採用は前年度実施してまいりますが、そのほか庁内の技術的案件を集中的に行うような部署の設置や、例えば建築会社OBの技術者の方を任期付職員で雇うなどといった手法もいろいろあるかと思います。そういったことも取り入れながら進めてまいりたいと考えております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) 今任期付職員等で専門家を雇うという、また専門的な部署をつくるということで、そういったところはぜひ検討していただきたいと思います。  あと併せてなんですが、今各部署から個別で出ているわけですが、それを今度どう予算をつけていってということで、進め方が決まってくるかと思いますんで、例えば10年ぐらい先までの修繕ロードマップ等も、出来上がり次第議会等に示していただければと思います。  以上となります。 ○委員長(諸岡賛陛君) 質疑もないようですので、質疑を終結し、討論に入ります。反対討論はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(諸岡賛陛君) 次に、賛成討論はありませんか。平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) では、賛成の立場から討論させていただきます。  新型コロナウイルスの感染者が日本国内で初めて確認されてから2年半以上経過しますが、残念ながらいまだ収束の気配が見られません。  そういった中にあって、令和3年度の行政経営をコロナ対応の面から振り返ってみると、まず感染拡大防止の観点では、PCRや抗原検査事業などから始まり、子育て環境の充実では保育所や小中学校での感染症対策事業やオンライン学習環境整備事業など、また事業者支援では中小企業や農林漁業者、そして医療、福祉施設などへの事業継続支援給付を行い、さらに地域経済対策では、プレミアム付商品券事業を実施するなど、令和3年度は富津市民の生命・財産を守る事業に約2億7,000万円を費やしました。  これを令和2年度のコロナ対策事業費と合わせると、その額約8億円に上ります。このように、コロナ禍にあって非常に厳しい行財政経営のかじ取りを強いられながらも、自治体の財政状況を表す財政指標は改善傾向にあります。  このようなことから、令和3年度も健全な行政経営を行っていることが理解できました。今後、ウイズコロナ時代にあって引き続き市民の皆さんの安全と安心のための事業は続きますが、併せて住民福祉の向上に資する事業を一層手厚くすることをお願いして、私は令和3年度一般会計決算に賛成をさせていただきます。 ○委員長(諸岡賛陛君) ほかに討論はありませんか。三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) 私も賛成の立場で討論させていただきます。  令和3年度は、経営改革の基本となる将来にわたる持続可能な行政経営、これを念頭に住みたいまち、選ばれるまち、こういった富津市づくりのため、すくすくギフトをはじめとする子育て応援きずな事業や、各保育所手洗い場等の自動水栓化などの子育て環境の充実、小中学校トイレ改修事業や小学校施設整備事業、学校給食共同調理場整備事業などの教育環境の整備、また二間塚地域排水整備事業をはじめとする道路橋梁の整備や長寿命化に関わる事業に取り組んでこられました。  これら施策の実施に加え、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、市民や事業者への支援、経済対策、感染拡大の防止策などにも取り組んでこられたところであります。  このような状況の中、実質収支は12億6,003万3,000円の黒字であり、財政調整基金も令和2年度末と比較し2億4,393万9,000円の増額、25億468万6,000円となっており、ある意味で身の丈に合った収支になっていると考えられ、このことは経営改革プラン終了後も、経営改革の成果は確実に引き継がれているものと判断できるものであると考えております。  以上のことから、令和3年度決算は各種施策の取組に加え、コロナ禍に対応した経済活動への支援も積極的に展開したことは評価できる内容であり、持続可能な富津市づくりの実行に沿った内容と判断できることから、本決算に賛成するものであります。  以上です。 ○委員長(諸岡賛陛君) ほかに討論はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(諸岡賛陛君) 討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決を行います。  議案第16号を原案のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○委員長(諸岡賛陛君) 起立全員であります。よって、議案第16号は原案のとおり認定すべきものと決しました。           ────────────────────────                    散     会 ○委員長(諸岡賛陛君) 以上をもちまして本日の審査を終了とします。  次の決算審査特別委員会は、明日9月14日10時、議案第17号 令和3年度富津市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についての審査から会議を始めます。  本日はこれにて散会とします。お疲れさまでした。                  午後3時06分 散会  上記会議の概要を記載し事実と相違ないことを証するためにここに署名する。    令和  年  月  日              決算審査特別委員会委員長  諸 岡 賛 陛...