富津市議会 2021-03-23
令和 3年 3月23日全員協議会-03月23日-01号
令和 3年 3月23日
全員協議会-03月23日-01号令和 3年 3月23日
全員協議会
全員協議会議事録
1.日 時 令和3年3月23日(火)午後1時
1.場 所 第3委員会室
1.出席議員
1番 宮 崎 晴 幸 君 2番 渡 辺 純 一 君 3番 三 富 敏 史 君
4番 福 田 好 枝 君 5番 関 努 君 6番 猪 瀬 浩 君
7番 諸 岡 賛 陛 君 8番 三 木 千 明 君 9番 千 倉 淳 子 君
10番 山 田 重 雄 君 11番 平 野 英 男 君 12番 佐久間 勇 君
13番 渡 辺 務 君 14番 石 井 志 郎 君 15番 平 野 明 彦 君
16番 福 原 敏 夫 君
1.欠席議員
なし
1.
出席説明員
市長 高 橋 恭 市 君 副市長 小 泉 義 行 君
教育長 岡 根 茂 君 総務部長 白 石 久 雄 君
総務部参与 前 田 雅 章 君
総務部次長 市 原 岳 人 君
総務課長 牧 野 常 夫 君
防災安全課長 小野田 隆 博 君
防災安全課主幹 大 谷 寛 君
企画課長 阿 部 淳一郎 君
市民部長 中 山 正 之 君
環境保全課長 鹿 島 和 博 君
健康福祉部長 坂 本 秀 則 君
子育て支援課長 中 山 淳 子 君
教育部長 相 澤 智 巳 君
教育部参事学校教育課長事務取扱
須 藤 秀 明 君
1.
外部説明員
かずさ
水道広域連合企業団技師長 渡 邉 浩 司 君
かずさ
水道広域連合企業団総務企画課参事 平 野 和 之 君
かずさ
水道広域連合企業団浄水2課長 石 井 秀 幸 君
かずさ
水道広域連合企業団工務1課長 吉 岡 保 孝 君
1.
出席事務局職員
事務局長 重 城 祐 主幹 大 川 美佐子
庶務係長 三 木 貴 好 主査 吉 原 香保利
1.議 事
(1)富津市
笹毛地先φ250
㎜送水管漏水事故に伴う断水について
(2)富津市
国土強靭化地域計画について
(3)第2期富津市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略に係る改定及び実行計画(2021年度当初予算版)について
(4)木更津市新
火葬場整備運営事業に係る経過報告について
(5)
公立保育所の再配置について
(6)富津市
学校給食共同調理場整備基本計画について
(7)その他
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開 会
令和3年3月23日(火) 午後0時57分 開会
○議長(渡辺務君) それでは、ただいまから
全員協議会を開催いたします。
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議長あいさつ
○議長(渡辺務君) 議員の皆様にはお忙しい中、御出席をいただきましてありがとうございます。
本日の
協議事項につきましては、お手元の会議次第のとおりです。
それでは、よろしく御協議のほどをお願い申し上げまして、私からの挨拶とします。
────────────────────────
市長あいさつ
○議長(渡辺務君) 開催に当たり、執行部を代表して、市長から御挨拶をお願いします。市長、高橋恭市君。
◎市長(高橋恭市君)
全員協議会の開会に当たりまして御挨拶を申し上げます。
議員の皆様方には、本会議終了後、お疲れの中、本協議会を開催していただきまして、誠にありがとうございます。
本日、御協議申し上げます案件は、富津市
笹毛地先φ250
mm送水管漏水事故に伴う断水についてほか5件でございます。
詳細につきましては、この後御説明をさせていただきますので、よろしくお聞き取りの上、御意見、御指導賜りますようお願い申し上げまして、挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(渡辺務君) ありがとうございました。ここで傍聴の許可についてお諮りします。
本日、傍聴の申し出がありましたので、許可したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺務君) 異議なしと認め、許可します。
ここで傍聴者が入室しますので、しばらくお待ちください。
〔
傍聴者入室〕
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協議事項
(1)富津市
笹毛地先φ250
mm送水管漏水事故に伴う断水について
○議長(渡辺務君) それでは、直ちに
協議事項に入ります。
初めに、
協議事項(1)富津市
笹毛地先φ250
mm送水管漏水事故に伴う断水についてを議題といたします。
それでは、執行部の説明を求めます。
企画課長、
阿部淳一郎君。
◎
企画課長(
阿部淳一郎君)
協議事項1につきましては、令和2年12月28日に、富津市
笹毛地先で発生しました
送水管漏水事故に伴う断水についての説明であります。
本日、かずさ
水道広域連合企業団から4名の職員が出席しておりますので、自己紹介の後、詳細について御説明申し上げますので、お聞き取りのほどよろしくお願いいたします。
○議長(渡辺務君) かずさ
水道広域連合企業団技師長、
渡邉浩司君。
◎かずさ
水道広域連合企業団技師長(
渡邉浩司君) かずさ
水道広域連合企業団の技師長の渡邉です。よろしくお願いします。
私のほうから職員の紹介をさせていただきます。
総務企画課参事の平野です。
工務1課長の吉岡です。
浄水2課長の石井です。
それでは、着座について説明させていただきます。
まず初めに、富津市
笹毛地先漏水事故により、年末年始の期間、富津市天羽地区において、広域での断水となり、富津市民の皆様及び関係機関の皆様に、御迷惑と御不便をおかけしてしまったことに改めておわびを申し上げます。
また、富津市議の皆様をはじめ、区長様、市職員の皆様に
復旧応急給水等御協力をいただき誠にありがとうございました。
それでは、お手元の資料1に沿って説明させていただきます。
令和2年12月28日14時に発生した富津市の
笹毛踏切近傍の
漏水事故により、令和2年12月29日10時に湊地区、
天神山地区、峰上地区で3,070戸、同日16時に
竹岡地区、
金谷地区1,800戸が断水し、
断水箇所は合計で4,870戸となってしまいました。令和3年1月3日10時の全域の
断水解消まで、最長で6日間にわたり断水したことから、当企業団が実施した対応等について報告するものです。
まず、1の
漏水箇所ですが、富津市
笹毛地先の
JR内房線笹毛踏切近傍にて、
亀田送水ポンプ場から
岩坂配水場まで約7キロの口径250ミリの送水管で、
JR下越部における
ダクタイル鋳鉄管と鋼管の間のゴム製可とう継手の漏水でした。
なお、
岩坂配水場から先は、竹岡第2配水場へ送水をしております。
図1及び図2は位置図とその詳細図です。
図3の拡大版を最後のページ8ページに資料1として添付しておりますので、そちらを御覧ください。
昭和59年度の竣工図で、平面図では、左側が北になります。縦断図にて
JR軌道横断部分の北側と南側では地盤高に高低差があり、地盤高の低い北側で、送水管の土被りを確保できるよう埋設深さに設置したことにより、今回の
漏水箇所である南側では土被りが深くなりました。
その後、盛土工事により敷設当時より、さらに土被りが深くなり、約7メートルの土被りとなりました。
次に、2枚目、2ページにお戻りください。
2の
断水範囲及び影響について、表1を御覧ください。
12月29日10時に
岩坂配水場の水がなくなり、湊地区、
天神山地区、峰上地区の3,070戸で断水となりました。
同日16時に竹岡第2配水場の水がなくなり、
竹岡地区、
金谷地区の1,800戸で断水となり、全体で4,870戸の断水となりました。
その後、
漏水箇所を修繕の上、送水を再開し、充水・洗浄作業を進めながら、1月2日15時に湊地区の一部、天神山の一部1,771戸で断水が解消いたしました。
1月3日6時に
竹岡地区及び
金谷地区の高台を除く全域3,069戸で断水が解消し、同日10時に
竹岡地区及び
金谷地区の高台30戸で断水が解消し、全区域が断水解除となりました。
図4は、断水の影響範囲です。
緑の囲みが湊・天神山・峰上地区で、赤の囲みが竹岡・
金谷地区の
断水範囲となります。
3の応急活動ですが、復旧に向け当企業団では、全ての
技術系職員と
事務系職員を動員し、交替勤務で24時間体制を編成し、対応に当たりました。
応急復旧の
漏水箇所修繕についてですが、
漏水箇所が幾つかの場所の可能性があり特定できないことから、まず浅部の
試掘に着手しましたが、
漏水箇所が判明せず深部の漏水であることと断定しました。
試掘の結果、深部の可とう継手の破損が原因と想定したことから、掘削の上、
漏水箇所の修繕を行うこととしました。
修繕の方法は、破損部分である可とう継手を撤去し、新設管を敷設することとしましたが、
ダクタイル鋳鉄管と
JR下越部の鋼管をつなぐ必要があったことから、継手部には手配できた
異種管継手を使用することとしました。
土被りが約7メートルあり、鋼矢板を打設し支保工を2段架設することとしましたが、年末のため仮設材の調達に手間を取り、さらに掘削底面からの湧水処理などに時間を要しました。
図5、6の写真は、
漏水修繕の写真です。
次に3ページをお開きください。
仮設配管による
バイパス管敷設についてですが、
漏水箇所が可とう継手ではなく、
JR下越部さや管内の鋼管だった場合には、復旧に長期間を要することが想定されるため、笹毛踏切から南側100メートル程度離れた軌道下のボックスカルバート内を経由して口径200ミリの
仮設配管による
バイパス管を敷設することとしました。
仮設不
断水止水栓や割丁字管は早急に手配できたものの、
仮設用ポリエチレン管口径200ミリの手配に時間を要しました。
図7は、
仮設配管のルート図で、図8は、施工状況の写真、図9は、軌道下のボックルカルバートの写真です。
次に
応急給水ですが、当
連合企業団では、1日
当たり最大6か所での拠点給水や、病院や
社会福祉施設等の巡回給水を実施しましたが、当
連合企業団が所有している給水車5台や
タンク車では、
応急給水活動に対し賄い切れないことから、千葉県
水道災害相互応援協定により、千葉県
総合企画部水政課に給水車の応援を要請しました。
12月29日から1月3日の6日間の間に、1日
当たり最大13台、12事業体から合計55台の給水車を支援いただきました。さらに、
給水活動においては、当
連合企業団の
給水タンクを利用した
タンク車により、富津市で2台、富津・君津市の
管工事業協同組合で12台のほか、民間企業の
ヴェオリア・ジェネッツ株式会社では、給水車4台の御協力をいただきました。
なお、給水車とは別に、千葉県
総合企画部水政課を通じ千葉県企業局から
応急給水袋3,000枚も支援していただきました。このうち400枚を使用し、残り2,600枚は
断水解消後に千葉県企業局に返却しました。
表2及び表3は、活動した給水車の内訳と応援していただいた
水道事業体の内訳となっています。
次に4ページをお開きください。
4の時系列ですが、12月28日14時に、富津市
笹毛地先にて漏水を確認しました。これは、千葉県
君津土木事務所発注の
道路改良工事の受注者である
株式会社中山工務店より水が噴き出ているとの通報があり、漏水を確認しました。
16時には、
漏水箇所調査のため、
漏水修繕依頼先である富津市
管工事業協同組合により浅部の
試掘に着手いたしましたが、
漏水箇所は特定できませんでした。
18時には断水に備え、
給水タンク、
給水袋等の準備を始めました。
18時45分に、
亀田送水ポンプを停止いたしました。この時点で、漏水量が多く、富津市の
遠方監視テレメーターにより時間約140トンの漏水が想定されました。また、送水先である
岩坂配水場の配水池においても、受水量より配水量が多く、水位が低下していました。
JR付近であることから、二次災害を懸念し、
送水ポンプを停止いたしました。
19時15分に
送水管断水開始となり、
漏水箇所では、水替えを実施しながら、深部の
試掘を実施しましたが、
漏水箇所は特定できませんでした。
12月29日は、
漏水箇所が、
軌道横断部付近の可とう継手である可能性が高いことが判明し、掘削に必要な鋼矢板の手配をいたしました。
応急給水では8時から給水車8台で
応急給水活動を開始し、8時30分に千葉県水政課に
応援給水を要請しました。
10時に湊・天神山・峰上地区で、16時に竹岡・
金谷地区で断水となり、13時には
応急給水場所を増設し、給水車13台で21時まで
応急給水を実施しました。
漏水箇所では、22時30時から
株式会社渡辺工務店により手配できた鋼矢板の打設を開始いたしました。
12月30日11時40分に鋼矢板の打設が完了し、12時30分から
株式会社青木建材土木により、
土留め支保工設置及び掘削を開始いたしました。
応急給水は8時から21時まで給水車21台で実施しました。
12月31日20時に
漏水箇所を特定し、21時に
漏水箇所の修繕を開始しました。
仮設配管では17時にルートを決定し、資機材の在庫状況を確認しました。
応急給水は8時から21時まで給水車25台で実施しました。
1月1日4時に
漏水箇所の修繕が完了し、4時40分に充水を開始しましたが、
修繕箇所より漏水したため、充水を中止しました。
漏水の原因ですが、施工を急ぎ接合部の確認が足りなかったことや、管の抜け出し防護が足りなかったことが原因と考えています。
10時30分に再掘削を開始し、18時に掘削完了、19時20分に
漏水修繕が完了しました。接合部の確認や管の抜け出し防護のため鋼矢板や支保工からの控えを取る等の対策を講じ、充水を開始しました。
仮設配管では、5時に資機材の納入手配、6時に配管工を手配し、12時40分から
仮設分岐部の施工を開始し、20時30分に分岐部及び
道路横断部の工事を完了しました。
応急給水は8時から21時まで
給水車等23台で実施しました。
1月2日零時に
亀田送水ポンプ場からの送水を開始し、1時には、湊・天神山・峰上地区から充水・洗浄を開始しました。
同日15時には、湊地区の一部1,771戸で
断水解消となりました。
仮設配管では、7時10分
仮設配管材料が現場に到着し、配管を開始し、17時30分に
仮設配管における作業が完了いたしました。
応急給水は8時から21時まで
給水車等25台で実施しました。
5ページをお開きください。
1月3日6時に峰上地区・
竹岡地区及び
金谷地区の高台を除く全域3,069戸で
断水解消となりました。
10時には残りの30戸で
断水解消となり全区域の
断水解消となりました。
応急給水は、8時から11時まで給水車10台で実施いたしました。
同時刻、待機していただいた
応援事業体の10台の給水車も解散となりました。
次に、5の
漏水事故発生の原因ですが、
立ち上がり管の
巻き立て防護コンクリートの自重約9トンにより不等沈下が生じ、可とう継手に負荷がかかったことから、
許容変位量200ミリを超え、可とう継手が破損し、漏水が発生したものと想定しています。
図の10、11は、破損したゴム製可とう継手の写真です。
最後に、6の今後の対応方針ですが、今回の
修繕箇所は、年末年始の調達が難航した中で手配した資機材で対応しており、可とう性がないこと、抜け出し防止対策として鋼矢板や支保工から控えをとっていること、既設の
防護コンクリートを残置していることから、
応急復旧として仮設の状態となっています。
漏水箇所は、
軌道下横断管路を含め更新を図る方針とし、JR協議を含めた
設計業務委託を発注し、その後速やかに着工する予定としております。
仮設配管の送水能力を試験通水により確認した後に仮
配管ポリエチレン管口径200ミリを撤去し、仮復旧工事時には再利用をいたします。
今回の
漏水事故と同様な
軌道横断等の重要管路は、
漏水調査・点検を実施し、優先順位を上位にして管路更新をしてまいります。
軌道横断箇所については、企業団内4市全体で82か所、富津市内で30か所あります。
JR内房線の主要な
軌道横断箇所については、
漏水調査を実施したところ、漏水発生の報告は今のところはございません。
また、今回の漏水には間に合わなかったのですが、過年度より検討を進めていた
漏水事故等の
情報提供を目的としたかずさ
水道広域連合企業団公式ツイッターを令和3年1月20日に開設し、1月28日には第1報の
漏水情報を発信いたしました。
多くの市民の皆様に見ていただけるよう、3月1日発行の当
連合企業団の広報誌に
漏水事故に伴う断水のおわびと報告書を掲載したところでございます。
今後は、漏水の修繕状況など幅広く
情報提供を充実させていく所存でございますので、何とぞよろしくお願いいたします。
最後に、
漏水箇所の修繕費用と
仮設用ポリエチレン管の工事費ですが、合計で約6,000万円、
応急給水、給水袋、職員の人件費は913万円で、富津市の
セグメント負担分の合計が約6,913万円となります。
報告のほうは以上です。
○議長(渡辺務君) 執行部の説明は終わりました。
ただいまの説明について御質問等ございますか。6番、猪瀬 浩議員。
◆6番(猪瀬浩君) 本当非常に大変な中、対応いただきましてありがとうございます。私もちょっと仕事柄こういったことをしていますので、どういったことが行われているというのは大体想像はついていたんですけど、その中で、やはり深部が7メーターということが分かった時点で、鋼矢板とかそういったものをするということで大がかりな多分作業になるということは分かっていたかと思うんですけど、市民の方への
安全安心メール等で報告が毎日、今日中とか明日には直りますというような報告だったわけですが、例えば、29日にもそのようなことが分かったということだったんで、例えば、二、三日はかかりますとか、そういった形で少し長く見といて早く直る分には市民の方も安心できたかと思うんですけど、毎日明日直るんだったら、じゃあ今日我慢すればいいよねというような感じで、市民の方は、こんだけ6日かかっちゃったんで困ったというようなことのお話を受けたんで、そこら辺の報告の仕方についてはどのような議論をされたのか教えていただければと思います。
○議長(渡辺務君) かずさ
水道広域連合企業団浄水2課長、石井秀幸君。
◎かずさ
水道広域連合企業団浄水2課長(石井秀幸君) お答えします。
漏水箇所が、先ほども説明したように、幾つかの場所の可能性があり特定できなったことから、まず、浅部の
試掘を着手したわけなんですが、そのときにまだ
漏水箇所が判明せず、深部の漏水であると断定をしました。
ここに時系列にあるように、12月28日の夕方から深夜にかけて深い箇所で、深部での漏水であったということを想定しました。
深部の漏水であったため、土留め、鋼矢板等が必要になり、調達及び設置に時間を要しましたので、
修繕復旧作業を進めるに当たって、日々状況が変化し、修繕が難航し、想定よりも日数がかかり、市民に対して分かりにくい情報を発信してしまいました。
今後は、漏水現場の状況を把握しながら、正確な
情報提供を努めてまいりたいと考えております。
○議長(渡辺務君) ほかに質疑ございますか。9番、
千倉淳子議員。
◆9番(
千倉淳子君) 今のことに関連してなんですけど、私も現場をすぐに見にいかせていただいて、現場で聴取させていただいたところの状況は、もう深いところに破損部分があったということがもうすぐに分かっていたように、私はお聞きしたんです。それでも、2日目も3日目も翌日に復旧の予定だとかというのが流れたというところのその現場と本体とのこの連絡の誤差というか、現場の感覚がその連絡をする部署にちゃんと刻々と伝わっていたかどうかというとこがちょっとすごく不安だったんですが、そういう連絡系統というのはどうだったんでしょうか。
○議長(渡辺務君) かずさ
水道広域連合企業団技師長、
渡邉浩司君。
◎かずさ
水道広域連合企業団技師長(
渡邉浩司君) 当日、現場のほうにも、私どもよく連絡は取っていたんですけども、鋼矢板の打ち込み作業とかが、私どもが予想していたより1枚当たりの時間が大変かかる、水が出ていて、さらに地盤が固くて、水を吹かしながら打設しなければいけないとか、そういう時間がかかる状況が後から後から出てきてしまった関係で、このような形になってしまいました。
先ほど答弁したように、今後はより正確な情報を現場と持ち合わせまして、正確な情報を市民の方に伝えていきたいと考えております。
○議長(渡辺務君) 9番、
千倉淳子議員。
◆9番(
千倉淳子君) ありがとうございます。正直な御報告をしていただきまして、本当に誠実にやっていただいたのは信じておりますが、やっぱり現場にというか、もう市民の中におりますと、本当に、いや明日まで直るんでしょうというような、私が見てきたものよりも、皆さんの感覚がすごく気楽になってしまっているのがすごく怖くて、本当に高齢化している地域だし、水を汲みにいくにも大変な地域ばっかりなんです。ですから、簡単にその時間帯を、かかる時間が間違ってしまいますと、本当にそれを汲みにいくのが大変な人たちがいるということを、疑うわけじゃないですけど、もう一度念を押して言わせていただきます。かかるものだったら、かかるようにみんな準備もしますので、そこのところを、現場との、それから、感覚のずれのないように、今後もしこういうことがたくさんあっちゃいけませんけれども、そこのところを
重々お願いをしておきたいなと思ったもんですから、しつこいようですけれども、今後ともこういうことがあったときには、連絡を密にしていただいて、正確な情報を、分からない、不確かな情報は流さないでいただきたいというふうに心から思っております。よろしくお願いいたします。
○議長(渡辺務君) ほかに質疑等ございますか。2番、
渡辺純一議員。
◆2番(渡辺純一君) まず私も製造業に携わっておりましたので、
トラブル復旧の大変さ、すごく非常に分かります。そういう意味では、年末年始に対応していただいて、私も見にいきましたけども、大変御苦労であったと。まずその点について敬意を表したいと思います。
その上で、先ほどの時系列の説明のところ、4ページの1月1日の4時40分のところで、漏水が再発したということで、そのところでの説明のところで確認不足という文言をお聞きしました。そこの部分、
管理的要因なのか、それとも、
作業的要因なのかと、それに対しての対策が議論されてお決まりでしたらお聞かせ願えればと思います。
○議長(渡辺務君) かずさ
水道広域連合企業団技師長、
渡邉浩司君。
◎かずさ
水道広域連合企業団技師長(
渡邉浩司君) この再漏水については、私どもも反省すべき点がたくさんございます。深いところでの作業で、直接うちの職員が確認はできないような状態でした。7メートル下の穴の中での作業でしたので、請負業者さんのほうに任せてしまったような状況になってしまったのですが、今後は、通水時には再度確認し、上と下に下りなくても写真等で確認するとか、そのようなことをきちんとした後に通水するという、再漏水は、これはあってはならないことなので、その辺はきちんと現場に監督する職員のほうを指導しながらやっていきたいと考えております。
○議長(渡辺務君) 2番、
渡辺純一議員。
◆2番(渡辺純一君) 通水、水張りのとき非常に大きいステップの作業に移るところとか、皆さんで確認をして、確実に次につながるような作業をしていただければというふうに思います。
○議長(渡辺務君) ほかに質疑ございますか。3番、三富敏史議員。
◆3番(三富敏史君) 年末年始の御対応ありがとうございました。
1点ちょっと確認したいんですけども、今回の原因は、特に老朽化ということではなく、59年敷設の図面がありますので、敷設後36年は経過しておりますけども、原因といたしますと、
立ち上がり管の巻き保護コンクリートによる可とう管の負荷がかかったという原因でございますけども、こういった土被り7メーターで、同種のこの箇所がどの程度あるのかというところをちょっと分かったら教えていただければと思います。
○議長(渡辺務君) かずさ
水道広域連合企業団浄水2課長、石井秀幸君。
◎かずさ
水道広域連合企業団浄水2課長(石井秀幸君) 現在富津市での
軌道横断箇所について30か所近くあります。今回のような7メーターぐらいの敷設している箇所については、今のところ調査の範囲ではない。
先ほども説明したように、この30か所のうち、内房線の主要な管路については、
漏水調査のほうを今年度実施しまして、漏水発生の疑いというか、そういうのがないことを報告は受けておりますので、今後も引き続き、各市においても、
軌道横断箇所、あと国道の主要管路の横断箇所については、
漏水調査を実施した上で更新をしたほうがいいのか、その辺を検討を進めてまいりたいと考えております。
○議長(渡辺務君) 8番、三木千明議員。
◆8番(三木千明君) 重ねてですけれど年末年始不測の事故で迅速に対応いただいた皆さん方に、また、富津市と協定を結んでいる各企業の皆さん方にも、現場行ったときには、俺紅白も見てねえし、餅も食ってねえよというような中で、本当現場が現場だけに、重機置いてあるところも非常に、素人が見てもあんまりいい土壌じゃなかったなというふうな感じを受けた中で、本当みんなどろどろになりながら、寒い中で本当大変だったと思います。
詳細な状況の報告を頂いて、ある程度自分でも分かっていたつもり、現場にも何度か足を運ばせていただいて、我々はただ見るしかできなかったんですけれども、あと流れてくる情報、先ほどあったけれども、各地域の皆さん方に、やっぱり心配なさっている皆さん方に、いつぐらいには復旧しそうだということを伝える、それしか我々できなかった中で、歯がゆいものがあったんですけれども、本当にお疲れさまでございました。
これ、私、ある意味、不測の事故だと思っていましたんで、これ反省を踏まえることも大事なんですけれども、5ページに書いてあるように、今後の対応、これがやっぱり一番大事だと思うんです。その中で、ちょっと6番の後ろから2行目に、重要管路の
漏水調査と点検を実施し、優先順位を上位にして管路更新していきますというんですけども、限られた予算の中で、私ちょっと無茶なことを言うかもしれませんけれども、これ言葉尻捉えるようで申し訳ないんですけど、漏水があってからじゃやっぱり遅いわけです。あればこそ、敷設した時期を見て、危ないところを早めに交換する。漏水がなくても、経過年数によって換えるということは、さっきのかかった経費で見ても7,000万円程度、これは深さがあったということもあって、加えられた料金というのもかなりあったとは思うんですけども、
漏水調査、点検実施して、管路更新というよりも、時期を見て、ある程度もう経過年数が来ているなというものを、事前に漏水なくても換えるということは検討いただけないですか。
○議長(渡辺務君) かずさ
水道広域連合企業団浄水2課長、石井秀幸君。
◎かずさ
水道広域連合企業団浄水2課長(石井秀幸君) 今回の
笹毛地先においては、昭和59年で36年ほどたっておりますが、水道管の法定耐用年数が大体40年となっております。その中で、現在行われている君津地域の統合基本計画の中で、老朽管の更新ということで、敷設後40年たった古い管から、今更新計画のほうを立てて、各種交付金を頂きながら更新のほうを進めております。
また、今回このような重要な送水管路とか、そういうようなところについても、今後、調査検討を含めまして、優先順位を上げて更新を図れるよう、これから計画を進めていく考えでおります。
○議長(渡辺務君) ほかに質疑ございますか。6番、猪瀬 浩議員。
◆6番(猪瀬浩君) 今のにちょっと絡めて御質問なんですが、これ天羽地区の大動脈の管が破裂してしまったということで、長い時間漏水、断水をしてしまったわけなんですけど、今後検討していきますということで、今、今後の対応方針のとこに書いてあるんですが、これまた1つの管路だけでやる形なんです。例えば、
バイパス管も後ほど撤去をする予定ですというふうに書かれているんで、もしどういうルートを通るにしても、そこがまた断水をしてしまったときに工事がしにくいような形だと、同様の問題が起きるんで、例えば、
バイパス管というか、普段は使わないけど、もしどっかが断水したときにはとかというようなことは考えたり、管路の計画、複数ルートを使えるようにするとかというのは考えたりするんでしょうか。
○議長(渡辺務君) かずさ
水道広域連合企業団技師長、
渡邉浩司君。
◎かずさ
水道広域連合企業団技師長(
渡邉浩司君) 私どもといたしましても、そのようなルートは検討していきたいところではございますが、富津市の地形、今、一方通行の奥まで水道管路が1本しか通っていないような状況でして、ほかのルートを考えるとなると、相当なお金、費用等がかかってきます。
今できることといたしましては、
漏水事故があったときに、そこを仮設的につなげるような材料を協定によりすぐ用意できるような状況で、漏水してもそこを部分的に止めて、今回のような仮設の
バイパス管を組んで、配水池の水がなくなる前にそのような復旧をできるような形で、今のはそのような検討をしております。全部新しいルートを1本造るとなると、費用的にもかなりかかりますんで、現在は、もし漏水が出たら、そこ部分的に仮設を回せるような形で材料調達等協定等を結んで、すぐに材料手配でき、着工でき、今回のように何日間もかからないで、仮設の復旧ができるような形を取っていきたいと考えております。
○議長(渡辺務君) ほかに質疑ございますか。9番、
千倉淳子議員。
◆9番(
千倉淳子君) ちょっと執行部のほうにお伺いをしたいと思うんですが、今回、結果的には5日間お水が来なかったというところもあったわけですけど、そうしたときに、お風呂に入れないということが一番の問題になってきまして、元気な方は近隣の銭湯だったり、そういったとこに行くこともできましたけれども、高齢者などはそこまで行くこともできず、5日間全くお風呂に入れない状況になることもあったところもあったと思うんです。私自身も高齢者を2人抱えているので、その人たちをお風呂に入れるためには、やっぱり何度もお水を汲みにいって、お風呂にためてという、あと小さなお子様を持っている人もお風呂に入れるのにとても困った。こういうときに、お風呂の援助というのがもう少し考えられなかったのか。災害時には、自衛隊が来てくれましたけれども、ああいったものがどうにかできなかったのか、そこの辺を教えていただければと思います。
○議長(渡辺務君) 総務部長、白石久雄君。
◎総務部長(白石久雄君) 今回は、先ほどありました、復旧の時期が見込めなかったということで、事前に分かっていれば、自衛隊は今回災害じゃないということで派遣はちょっと無理だということになりまして、最初はすぐ復旧する見込みだったんでしたんですけど、だんだん長引きましたので、最後は、近隣の君津市とか鋸南町の入浴施設を打診しまして、断水している地域の方が無料で入れるのを検討したんですが、もう復旧の見込みが立ちましたので実施には至りませんでした。
災害なんかの場合ですと、もうその対応が決まっていますから、自衛隊派遣とかそういうのも考えられますが、今回のような場合はやっぱりちょっと復旧時期が見込めませんので、現実的には対応はかなり厳しいかなと思います。
今回、市のほうでは、今度仮設のシャワーを2基しかありませんが整備しますので、そういうので今後対応できるかと思います。今回はちょっと、今のところ有効な対応というのは、現状では難しいなと考えております。
○議長(渡辺務君) 9番、
千倉淳子議員。
◆9番(
千倉淳子君) あれからそういったものを整備できないかどうか続けて調査とか……
◆16番(福原敏夫君)
千倉淳子議員、水道事業のほうをさきに、今の質問については内部的な質問になってくるんだよね。水道企業団の今説明をもう少し受けて、それが終わったらその話に切り替えていかないとと私は思います、議長。
○議長(渡辺務君) 少しちょっと議事を止めますけども、今の福原さんの動議は、市の対応は別途時間を取って議論しろということでよろしいですか、福原さん。
◆16番(福原敏夫君) そうですね。問題違いということが、そこら辺、今度は議長の判断で。
○議長(渡辺務君) そしたら、
千倉淳子議員、今会議止めていますけど、市の対応に関しては、じゃあ別途時間を取って、企業団の説明を質疑を中心にということでやっていただいてよろしいですか。
◆9番(
千倉淳子君) それで結構です。ありがとうございます。失礼いたしました。
○議長(渡辺務君) そしたら、今後、会議の予定もありますので、追って、これどうしようかな。皆さんいかがしましょうか。諮りたいんですけど、企業団説明が終わってから新たに時間を今日この場で取るか、日にちを改めるか、いかがいたしましょうか。12番、佐久間 勇議員。
◆12番(佐久間勇君) せっかく企業団がやっているから、企業団の説明が終わって、企業団の人が帰っていただいた後に、継続してやっちゃっていいじゃないですか、執行部への質問だとすれば。改めて招集することはないでしょう。
○議長(渡辺務君) そういうことでよろしいでしょうか、皆さん。(「日を改めたほうがいいんじゃないですか」と呼ぶ者あり)日を改める。じゃあちょっと理由をおっしゃってください。(「特に今日ここでやることじゃないと思います」と呼ぶ者あり)皆さん、いいかでしょう。(「個人質問か何かでもやっていなかったですか。どっかで同じ質問していませんか、議会の中で、
千倉淳子議員は」と呼ぶ者あり)
◆9番(
千倉淳子君) 同じ質問はしていないです。(「実は私の父が介護が必要で」と呼ぶ者あり)いやいや介護が必要だなんて話もしていないですし、(「どっかでしませんでしたっけ」と呼ぶ者あり)前の説明のときに……
○議長(渡辺務君) ちょっと待ってください。そしたら、暫時ここでちょっと休憩します。議長、副議長と事務局で日程的なものを含めてちょっと相談しますので、少しお時間を頂きたいと思います。ここで続けるのか、このまま企業団の説明のみにするのか、その上で私のほうで判断をさせていただいて、皆さんよろしいですか。(発言する者あり)じゃあ暫時休憩します。時間をください。
午後1時37分 休憩
────────────────────────
午後1時42分 開議
○議長(渡辺務君) それでは、会議を再開します。
ほかに質疑ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺務君) それでは、ほかになければ、
協議事項(1)を終了とします。
それでは、かずさ水道広域企業団の皆様は御退席ください。お疲れさまでした。
────────────────────────
(2)富津市国土強靱化地域計画について
○議長(渡辺務君) 次に、
協議事項(2)富津市国土強靱化地域計画についてを議題といたします。
それでは、執行部の説明を求めます。
防災安全課長、小野田隆博君。
◎
防災安全課長(小野田隆博君) それでは、富津市国土強靱化地域計画について御説明させていただきます。
本日資料を、2─1富津市パブリックコメント手続実施結果報告書、また資料2─2、意見を踏まえ修正箇所をまとめました新旧対照表、最後に2─3としまして、質問に対する回答をまとめたもの、この3つとなっております。
富津市パブリックコメント手続実施結果報告書を御覧ください。
2月19日開催の
全員協議会で御説明させていただいた後、パブリックコメントを2月22日から3月11日まで実施した結果、4名、1事業者から12件の御意見がございました。
頂いた意見のうち、意見を踏まえ修正しようとする箇所のみ、時間の関係もございますので、説明させていただきたいと思います。結果報告書と新旧対照表を併せて御覧いただきたいと思います。
まず、結果報告書の1ページ目の上段でございます。
意見の内容は、全体的にこの計画が分かりにくい、探しづらい、せめてリスクシナリオのページを記載したほうがよいというような御意見でございました。リスクシナリオごとの推進方針という部分が地域計画のほぼ半分を占めることから、御意見を尊重し、掲載ページ番号を記載することといたしました。
新旧対照表を御覧いただきたいと思います。1ページ目の下段に示すとおり、修正案のほうですが、ページ番号を右端のほうへ記載し、探し、分かりやすいようにというように修正したいと思います。
次に、結果報告書の2ページを御覧ください。
一番下、3段目ですが、対象とする自然災害(想定するリスク)についての御意見で、令和元年の台風15号、19号で床上浸水3件、床下浸水2件が発生しているが、記載したほうがよいのではという御意見でございました。床上浸水、床下浸水の件数は、この中で半壊または一部損壊の中に含め記載しておりますが、ほかの水害等含め、全般的に水害被害には床下浸水、床上浸水というような表記をしていますことから、こちらについて、それぞれ内数として表記しようとするものです。
新旧対照表1ページの上段の修正案のとおり、半壊230棟の後に、括弧で、うち床上浸水2棟、一部損壊3,586棟、括弧で、うち床上浸水1棟、床下浸水1棟、このように修正しようとするところでございます。
次に、3点目でございます。結果報告書6ページを御覧ください。
6ページの下段、2段目の御意見は、令和元年の台風15号で長期停電が発生し、医療施設では電源がないと命に関わる事態になりかねない。停電対応・分散型電源の設置についての取組を入れたほうがよいのではというような御趣旨でありました。医療施設への非常電源の確保等は人命に関わることであり、計画案にその旨の記載がなかったことから、御意見のとおり追記しようとするものでございます。
新旧対照表の4ページ、最後のページの上段を御覧いただきたいと思います。3つ目の丸、「医療施設においては、非常用発電機等の導入を促進するとともに、エネルギーの多様化及び停電対応・分散型電源の設置に努める」というように追記したいと思います。
なお、長期停電対応としまして、昨年、東京電力パワーグリッド(株)木更津支社と、医療施設や福祉施設等へ優先して電源車を配備する旨も定めた協定を締結しているところでございます。
次に、4点目といたしまして、実施結果報告書の7ページ下段の御意見ですが、令和元年の台風において停電の復旧状況等の情報が分からず、精神的に不安な状況で過ごした。市は市民に対し、適切な復旧等の情報を時々刻々と提供することが重要というようなことから、
情報提供を図るため対応を確保する一元化共有体制の確保・強化の記載について御意見がありました。
市民に対し、様々な情報を提供することも市の責務であると考えております。県やライフライン事業者から派遣される連絡員とも連携し、ホームページ等にライフライン事業者のホームページのリンクを貼るなど、情報を一元的に把握できるようにしたり、また、広報車両の的確な運用などを含め、新旧対照表の4ページ下段の「県やライフライン事業者と連携し、災害情報を一元的に把握しやすいように、災害広報体制の強化を推進し、時々刻々と変化する被害の状況や災害復旧の見通し等の情報を地域住民に迅速に提供する」というように追記しようとするものでございます。
意見を踏まえての修正箇所は以上の4件であります。意見の公表については、本日を経て、明日24日を予定しております。
なお、頂いた御質問に対する回答、資料2─3でございますが、こちらも併せて公表しようと考えております。
また、計画書につきましては、印刷製本した後、議員の皆様にお配りいたします。そのほかについては後ほど御覧いただきたいと存じます。
以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(渡辺務君) 執行部の説明は終わりました。
ただいまの説明について御質問等ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺務君) それでは、ないようですので、
協議事項(2)を終了とします。
────────────────────────
(3)第2期富津市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略に係る改定及び実行計画(2021年度当初予算版)について
○議長(渡辺務君) 次に、
協議事項(3)第2期富津市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略に係る改定及び実行計画(2021年度当初予算版)についてを議題といたします。
それでは、執行部の説明を求めます。
企画課長、
阿部淳一郎君。
◎
企画課長(
阿部淳一郎君) まず、資料の説明に入る前に、資料について1点訂正をお願いいたします。
資料3─2の7ページ、上段の富津市創生会議委員名簿(2021年3月31日現在)と記載しておりますが、3月1日に訂正をお願いいたします。
それでは、
協議事項(3)の第2期富津市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略に係る改定及び実行計画(2021年度当初予算版)について御説明申し上げます。
初めに、第2期総合戦略の改定につきまして御説明申し上げます。資料3─1を御覧ください。
まず、1の改定趣旨についてですが、今回の改定は、第2期総合戦略に掲げる施策を推進するに当たり、2021年度における新規事業で、当該施策の推進に資するものを追加するというのが趣旨でございます。その中で、市の独自施策、また、取組に対する目標が設定できるものを今回追加をしております。
次に、2の改定内容についてですが、今回、4つの事業を新規に追加しています。具体的な改定内容は、資料3─2の第2期総合戦略新旧対照表にて御説明申し上げます。資料3─2を御覧ください。
1ページを御覧ください。
基本目標1の下に掲げる基本的な施策の方向①安心して出産、子育てできる環境を整えるにおける行政の取組について、施策1、切れ目のない子育て支援の実施の事業に、ふっつ子育てきずなLINE配信事業(子育て支援課)、産前産後ヘルパー派遣事業(子育て支援課)及びすくすくギフト事業(子育て支援課)を新規に追加いたします。
次に、3ページをお開きください。
基本目標2の下に掲げる基本的な施策の方向②自慢できる地域力を高めるにおける行政の取組について、施策7、地域の皆がいつまでも安心して元気に暮らせるための活動支援及び健診の充実の事業に、基幹相談支援センター事業(福祉の窓口課)を新規に追加いたします。
以上が改定内容となります。
続きまして、同じく資料3─2の5ページをお開きください。
本改定に伴い、資料編に、第2期富津市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略の改定について、富津市創生会議委員名簿(令和3年3月1日現在)、第2期富津市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略改定経過を新規に追加いたします。
資料3─1にお戻りください。
3の手続ですが、本改定は、3月17日の庁議で決定し、本日、議員の皆様へ説明した後、新型コロナウイルス感染症の影響により書面会議としております富津市創生会議において、委員の皆様に資料を送付し、御意見については、3月31日までに回答を頂くこととなっております。
次に、資料3─3の第2期総合戦略実行計画(2021年度当初予算版)につきまして御説明申し上げます。
今回、策定いたしました2021年度当初予算版の実行計画は、昨年度末に策定の2020年度当初予算版の実行計画について、年度別の事業内容、事業の自己評価、事業成果等を2021年度当初予算案等の内容に更新し、各事業の2021年度目標値に対する達成度、取組状況について取りまとめたものです。
この実行計画につきましても、富津市創生会議の委員の皆様にお示しして、頂いた御意見は今後の事業実施の改善方策として取りまとめていきます。
以上で説明のほうは終わります。
○議長(渡辺務君) 執行部の説明は終わりました。
ただいまの説明について御質問等ありませんか。6番、猪瀬 浩君。
◆6番(猪瀬浩君) ちょっと確認をさせていただきたいんですが、こちら、まち・ひと・し
ごと創生総合戦略をつくる、もともとがたしか富津市人口ビジョン2040で、このままいくと2040年度には人口が3万人になってしまうのを、何とかそれを緩やかにして3万4,000人に抑えたい。その目標を達成するために、この総合戦略で定めたことを行っていくということだったかと思います。
その中で、本年度の、令和3年度の施政方針で、平成28年度の出生数が212名に対して、令和元年度が166人、令和2年度は138人と大幅に減少しているということが書かれているわけで、これは富津市人口ビジョン2040年やまち・ひと・し
ごと創生総合戦略において、しっかりと考えていかなければいけないことだと思うんですが。今回提案いただいているものは、あくまでも2021年度の事業、新規事業を追加しますよということなわけですが、その出生数が大幅に減ってしまったということは、別途、創生会議などで議論されたりはするんでしょうか。
○議長(渡辺務君)
企画課長、
阿部淳一郎君。
◎
企画課長(
阿部淳一郎君) 議員おっしゃいますとおり、人口減少しているというところなんですけども、今回の改定については、2021年の追加事項を載せた形となっております。また、この結果につきましては、第2期富津市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略が2020年から2024年までということでなっておりますので、こちらの結果につきましては、今回、第2期が終了する時点で確認のほうをしたいと考えております。
○議長(渡辺務君) 6番、猪瀬 浩君。
◆6番(猪瀬浩君) 2024年、まだあと3年、4年先なわけですけど、そのときまでにこの原因とかを突き詰めて、ある程度対策を取っていかないと、2024年のときに、例えばここで目標値として取るのは、満足度のニーズ調査とかを調査するということで、多分数値が出てくることになるわけですけど。
満足度が上がっても人口減少が止めれてないということは、このまち・ひと・し
ごと創生総合戦略の人口ビジョン2040を達成するというところと乖離してしまうので、ぜひ、あとまだ3年、4年あるではなくて、今そういう状況が令和3年度の施政方針の中で示された、分かったということであれば、中間アンケートとか、そういったところも取りながら、ぜひ何が原因がなのか、それをするために、2022年度、2023年度、こういうことをやっていこうという施策を考える上での情報収集を検討していただければと思います。意見です。
○議長(渡辺務君) ほかに質疑ございますか。14番、石井志郎君。
◆14番(石井志郎君) 先ほど
企画課長さんとこ行って説明受けてきたんですけど、もう一回改めてお聞きしたいと思います。
資料で言うと77ページと79ページを見ていただきたいと思います。
事業費ベースの考え方でちょっとお聞きしたかったんですが、77ページのところで、創業のための環境整備、創業支援事業ということで、2020年、事業費が7,853万5,000円、2021年に7,782万9,000円ということで、基本的に7,000万の中小企業融資貸付金がメインでこの計画を立てているんですね。
次に、79ページ見たところで、創業のための環境整備で商工振興事業という事業名が、創業ではなくて商工振興事業というふうになっているんですね。2020年に中小企業の事業費ベースで1億573万5,000円。ここが要するに、一番上に中小企業融資貸付金7,000万で、何を聞いているかというと、同じ7,000万が事業名目が変わっている中で、事業費ベースの中に7,000万が計上されていて、事業費が7,853万5,000円と1億573万5,000円ということで、もともとの7,000万を要するに2つのところで事業費ベースで上げているということで、予算の執行じゃなくて、あくまでも事業費という、この事業をやるための事業費の中に、同じ名目の7,000万が入っているのどうかということをちょっと先ほどお聞きしたんですけど、その辺のところは、計画が2つあるのは別に構わないんですね。ただ、その事業費の中に同じ7,000万がこういうふうに計上して、事業費が膨らんでいるように見えちゃうんですが、その辺はどうなんでしょうか。
○議長(渡辺務君)
企画課長、
阿部淳一郎君。
◎
企画課長(
阿部淳一郎君) お答えいたします。
議員おっしゃいますとおり、項目が2つにまたがっているということなんですけども、77ページにつきましては、創業支援事業に有効的な策がこちらに7,853万5,000円ということで3項目載っております。それで、79ページのほうにつきましては、事業としては商工振興事業ということで、こちらには6項目が載っているということで、この事業を行うに当たって有効なものを載せているので、ダブりの部分もあるんですけども、ほかにも、ここ以外のところも同じような施策がこの事業に、この施策に有効だというものは載っているような形でつくっております。
○議長(渡辺務君) 14番、石井志郎君。
◆14番(石井志郎君) 半分分かって、半分分かってないんですけど。要するに総事業費の中に同じ名目で、事業費の中に同じ7,000万というのが2つ計上されていて、事業費が要するに膨らんでいるように感じたんで質問させてもらいました。調べると結構多いんですよね。同じような名目で、同じ事業費が別々の事業費の中に計上されているというのがあるんで、事業費イコールそれ予算じゃないんで、それ分かっているんでいいんですけど、もう少し何か分かりやすいというか、ができればいいかなと思って質問させていただきました。
以上です。
○議長(渡辺務君) ほかに質疑ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺務君) それでは、ないようですので、
協議事項(3)を終了いたします。
────────────────────────
(4)木更津市新
火葬場整備運営事業に係る経過報告について
○議長(渡辺務君) 次に、
協議事項(4)木更津市新
火葬場整備運営事業に係る経過報告についてを議題といたします。
それでは、執行部の説明を求めます。
環境保全課長、鹿島和博君。
◎
環境保全課長(鹿島和博君) では、木更津市新
火葬場整備運営事業に係ります経過報告について御説明を申し上げます。
君津地域4市の共同利用施設として、木更津市が事業主体となり整備を進めている木更津市新火葬場につきましては、令和4年12月の供用開始に向け事業に取り組んでおり、令和2年度は工事用道路の建設や造成工事、実施設計業務などを行ったところでございます。
また、令和2年11月には、公募の結果、名称が「きみさらず聖苑」に決定をいたしました。
なお、全体工程表は参考資料の1のとおりとなっております。
次に、事業の進捗状況についてでありますが、現在、造成工事の段階であり、建設発生土の搬出と並行して地盤改良及び擁壁の築造を進めているところでございます。
造成工事は6月下旬に完了する予定であり、その後、新火葬場建設に向け、本格的に工事着手することとしております。
なお、造成工事の建設発生土は、金田西特定土地区画整理事業地内に搬出をしております。
次に、設計業務につきましてですが、設計内容がおおむねまとまり、建築確認申請の手続を進めている段階であります。
検査機関による確認審査を経て、当初の予定どおり、この3月末までに実施設計が完了する予定です。
次に、地元対応について御説明を申し上げます。
まず本郷区につきましては、平成30年1月22日に締結しました覚書に基づき定期的な報告を行っており、本年度は令和2年8月と令和3年3月の回覧において、新火葬場及び要望事項等の進捗状況についての報告を行いました。
引き続き、新火葬場に係る
情報提供などを適時行い、併せて富津聖苑の運営期間の再延長についても御理解を頂けるよう、誠意を持って対応をしてまいります。
また、木更津市では、大久保団地自治連合会、木更津市新火葬場整備運営監視協議会と定期的に連絡会議を開催し、施設や周辺道路の整備などの情報交換、また、区域の活性化や公共財の整備などの要望について協議を進めているところでございます。
最後に、使用料基準額の算定につきまして説明をいたします。
資料の2ページを御覧ください。
君津地域4市の地域内住民の新火葬場の使用料につきましては、新火葬場の維持管理費を基に検討を行っております。
2ページの中ほどにある表にありますように、使用料基準額の算定に当たりましては、事業期間の維持管理費29億3,503万4,124円を事業期間の想定火葬件数6万751件で割り、1体当たりの原価を4万8,000円としました。この原価を基に、木更津市の使用料・手数料の見直しに関する基本方針に基づき、受益者負担率を算定した上で使用料の基準額を算出したものであります。
表にありますように、原価4万8,000円に対し、受益者負担率25%で、使用料基準額を試算しますと1万2,000円となります。この算定された金額につきまして、現在、君津地域4市で検討を進めている状況であります。
今後は、地域外住民の使用料や改葬・その他に係る使用料、多目的室や霊安室の使用料の算定も進めて協議・調整を行うこととしております。
以上で説明を終わらせていただきます。
○議長(渡辺務君) 執行部の説明は終わりました。
ただいまの説明について御質問等はありませんか。6番、猪瀬 浩君。
◆6番(猪瀬浩君) まず1点目、最後に説明いただいた使用料、算出根拠は分かったんですが、これ木更津市の市条例で最終的には金額を決定するかと思うんですけど、木更津市さんはいつぐらいに設定しようと考えているのかということをお聞きしたいのが1点と。
あと、これは君津、袖ケ浦さんと、あと富津は同じ金額になるかと思うんですけど、それ以外のところは、また別途金額を算定をしていくというような形で考えているということでよろしいんでしょうか。
○議長(渡辺務君)
環境保全課長、鹿島和博君。
◎
環境保全課長(鹿島和博君) お答えいたします。
使用料につきましては、今議員の言いましたように、木更津市の条例を改正する手続が必要となります。この時期につきましては、できるだけ早い段階で金額のほうを確定し、市民の皆様方にお知らせしたいという考え方がございますので、時期的にはいつというのはまだはっきりしないんですが、できるだけ早い段階で行いたいというふうな考え方であります。
また、2点目の市外4市以外の方の使用料に関しましては、現行でも割増しの料金となっておりますので、同様な考え方で、今後、金額につきまして算定をしていくというような考え方でおります。
○議長(渡辺務君) 6番、猪瀬 浩君。
◆6番(猪瀬浩君) あともう1点なんですけど、1ページ目に本郷区さんと定期的にお話をしているということなんですが、こちら富津聖苑のほうが、この供用開始に合わせて令和4年の12月以降は、多分富津聖苑のほうが稼働が停止するかと思うんですけど、その後、富津聖苑の施設をどうするかという協議がどうなっているのかというところをお聞きしたいなと思います。
富津市公共施設白書を見る限りは、借地にはならないようなので、全て市有地かと思いますけど、建物を解体する場合は、今現在、君津市さんと供用しているので、君津市さんも一部負担してくれるのかなと思うんですが、君津市さんや本郷区の方とどういった協議をしているか教えていただければと思います。
○議長(渡辺務君)
環境保全課長、鹿島和博君。
◎
環境保全課長(鹿島和博君) お答えいたします。
現在、富津聖苑の閉園後の在り方につきましては、有効利用や解体等についての様々な面から内部で検討を行っているところでございます。
今議員の言いましたように、もし解体という選択肢となれば、こちらにつきましては君津市との共同運営でありますので、君津市に対して解体費の負担について正式な協議等を行うような方向性で考えております。
○議長(渡辺務君) ほかに質問等ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺務君) それでは、ほかになければ、
協議事項(4)を終了とします。
────────────────────────
(5)
公立保育所の再配置について
○議長(渡辺務君) 次に、
協議事項(5)
公立保育所の再配置についてを議題とします。
それでは、執行部の説明を求めます。
子育て支援課長、中山淳子君。
◎
子育て支援課長(中山淳子君) それでは、
協議事項(5)の
公立保育所の再配置について、今後の議論のたたき台として、再配置計画たたき台を取りまとめましたので御説明させていただきます。
資料に沿って御説明いたしますのでお聞き取りください。
1ページ、1、
公立保育所をめぐる課題では5点、
公立保育所をめぐる課題を上げております。
1点目、入所児童数の状況では、全体では入所児童数はほぼ横ばいで推移しておりますが、地域によっては異なる状況にあることを記載しております。
少人数のため、3歳以上児でも合同で保育を実施している保育所もあり、集団生活を送る中で葛藤やそれを乗り越える体験をし、年齢や発達に応じた社会性を獲得するという保育所としての役割を果たすことが難しくなっております。
その一方で、入所を希望される子供の低年齢化が進み、希望した時期に希望の保育所に入所できず、保留となっているお子さんも発生しております。
2点目、保育士の確保では、保育士不足が入所受入れ児童数に影響を与えるだけでなく、クラス編制を組むこと自体に影響していることを記載しております。
表は、モデルの試算として、保育所を集約した場合の児童数と保育士数とを比較したものです。集約した場合、それぞれに保育士を確保する場合と比較して、ここでは5人の保育士が他の支援に振り分けることが可能となることを記載しております。
2ページをお開きください。
3点目、保育ニーズの多様化と育児力の低下では、これまでは保育所や保育園での支援を充実させることにより対応できていたことも、子育て家庭のニーズが多様化していることで、従来の枠組みだけでは応えきれない新たなニーズが発生していること、保育所を利用していない家庭に対する総合的な子育て支援を行政には求められていることを。
4点目、施設の状況では、人口ピーク時に合わせて建築された
公立保育所は過剰となっていること、建築年が集中しているため、今後、改修や建て替え時期も集中することも予想され、その負担が課題となることを。
5点目では、運営費の状況として、
公立保育所の運営に必要な経費は、国県の負担がある私立保育園と異なり、一般財源化されたことを、それぞれ課題として記載しております。
3ページを御覧ください。
2、目指すべき基本方向では、今後、
公立保育所の再配置を進める上で基本となる事柄を3点にまとめております。
1点目、発達に適した集団の確保は、課題の1点目で申し上げましたが、子供たちの発達に適したよりよい環境を確保するため、さらに保育の需給バランスの均衡を図るため、
公立保育所の統廃合も視野に入れ進めていくこととします。
2点目は、公立施設の配置の検討では、公私の別なく、地域全体の保育・教育の施設の配置を考慮し、検討を進めることとします。このまま児童数が減少の傾向のまま進み、何も策を講じなければ、公立も私立も児童数が減っていき、共倒れとなることも想定されます。こうした事態を回避するために民間の力を積極的に活用し、
公立保育所の再配置を進めていくこととします。民間ができることは民間にお願いし、さらなるサービスの拡充や機能強化を検討します。一方で、民間事業者の参入が難しい地域やサービスの提供は、行政の責任でその機能を果たしてまいります。
具体的には、3歳以上児の保育と3歳未満児の保育に分け、3歳以上児はバス等を使い集まっていただくことで保育の質を確保し、一方の3歳未満児はバス等での移動が困難なことから、地域における保育の場を公立の小規模保育として存続させます。
3点目、量的・多様化する保育ニーズへの対応では、
公立保育所、私立保育園、認定こども園、さらには幼稚園も含め、それぞれが役割を果たしながら、市全体の子供の育ちの現状に応じた教育・保育の実現を目指すことといたします。
4ページをお開きください。
3、具体的な再配置では、富津地区、大佐和地区、天羽地区の地区ごとに再配置の考えをお示ししました。
表中の児童数は令和3年2月1日時点の入所児童数を記載しております。
まず、①富津地区です。この地区は、3歳未満児の入所保留となっている子供の受皿を確保することが必要です。
このため、定員19人の0歳から2歳までの子供を受け入れる小規模保育所を誘致するとともに、既存の私立保育園の3歳未満児受入れ拡大を働きかけます。飯野保育所は一定規模の入所があり、民間事業者からの参入が見込めることから、民間移管の検討を再開いたします。
新制度未移行の幼稚園事業者に対しては、認定こども園への移行を促し、1歳、2歳の受皿拡充を図ってまいります。
施設別の児童数の表、左側は2月1日時点を記載しており、その人数のままたたき台の再配置後の児童数、右側の表で表しております。
富津・青堀の2園は現状維持、飯野保育所は移管し、仮称ですが、飯野保育園として児童数は現状どおり、未移行幼稚園が認定こども園に移行した場合、現在預かりで見ているお子さんの分の増、一番下は小規模保育園として19人の増を図りたいと試算しております。
ほかの地区にも同様の試算表を記載しております。あくまでも受皿としての試算であり、必ず当該保育所に入所しているお子さんが、これに従い移動しなければいけないといった性質のものではございませんので、御承知おきください。
続いて、5ページ、②大佐和地区です。この地区は、保育所、保育園、幼稚園が計5園あり、将来的には、推計されている児童数に対し、施設が余剰となる見込みであり、対応が必要です。
このため、吉野保育所は民間移管の検討、佐貫保育所は3歳未満児対象の小規模保育所として継続し、3歳以上児は既存の施設に集まっていただくことで、発達に適した集団生活を送ることができるよう環境整備を図ってまいります。
既存の民間保育園には、定員増や施設の移管を含め、受皿拡充を働きかけることといたします。
大佐和地区の試算表では、吉野保育所を仮称ですが吉野保育園とし、佐貫保育所との3歳以上児の人数と合わせた人数で試算しております。民間保育園には拡充を働きかけますが、どの程度増できるかは今後の協議によりますので、試算は現時点での児童数を用いております。
続いて、6ページ、③天羽地区の説明に移ります。この地区の
公立保育所では、児童数の減少により集団保育が困難となっており、就学に向け、保育の質を確保することが困難となっております。
このため、中央保育所は民間移管検討の再開、竹岡保育所、金谷保育所、峰上保育所の3施設は、3歳未満児と3歳以上児を分けます。3歳未満児はそれぞれの地元において、
公立保育所として小規模保育所を設置し、3歳以上児には集まっていただき、年齢や発達に合った体験を獲得するための集団を提供したいと考えております。その過程で、施設の移管を含め、民間事業者の力を活用していきたいと考えております。
天羽地区の試算表では、中央保育所を仮称中央保育園として民間に、その他の公立3園は小規模保育所として3歳未満児の人数を、3歳以上児の人数は移管後の中央保育園に計上しております。
7ページ下段の4、取組の目安は、おおむねの考えを表記したものです。
一番左側の年度の列、起点をn年度として、次の年度をnプラス1と表記いたしております。これは、本日たたき台としてお示ししており、この後の検討の内容によって進捗が大きく変わりますので、スタートありきでないこと、また一斉に再配置を行うわけではないことを表したもので、今後、子ども・子育て会議や保護者の皆様の意見などを伺いながら、それぞれの検討を進めてまいります。
また、先に廃止ありきでなく、検討の結果や環境の変化等、民間事業者の受け手がいないとなった状況であれば、公立として保育の場を提供いたしますが、公立として存続する場合であっても、3歳以上児の集約は行い、よりよい保育環境を提供する考えです。
富津地区の3歳未満児の受入れ枠拡大が、ほかの地区の今後の受入れ枠に大きく関係してまいります。
また、このスケジュールでは直接表記しておりませんが、高砂福祉会青堀保育園の返還並びに次期事業者の選考が大きく進捗に影響してまいりますので、表の始まりをn年度と表記しておりますが、必要な検討や要請については、できる団体から進めてまいります。
次に、9ページ、A3の再配置イメージ図を御覧ください。
こちらは、再配置のイメージをつかんでいただくために作成したものです。
また、11ページ、参考資料として、平成18年度からの3歳未満児と3歳以上児の児童数の推移を、公立・私立の合計、
公立保育所計、私立保育園計を表とグラフにしたものをつけてございます。
資料の説明は以上ですが、市は、小学校に上がる前の全ての子供たちがより良い環境、より良い集団で過ごす中で、その後の人間形成に欠かせない社会性や生きる力の基礎を培うことができるよう、保育や幼児教育の環境を整備することが重要であると考えております。
しなしながら、児童数の減少による集団の小規模化や保育人材の確保が困難なことなどから、現在の
公立保育所を取り巻く課題は大変厳しいものとなっております。
公立保育所全て現在の姿のまま、将来にわたって存続させることは困難な状況であることから、形を変え、
公立保育所としての役割を果たしていくことといたします。また、保育所、保育園を利用していない家庭のニーズが多様化しており、きめ細やかな対応が求めされております。
そうであれば、保育において民間にお願いできるところは民間の力をお借りし、行政でなければ対応できない課題に重点的に対応し、保育所の利用の有無を問わず、富津市に暮らす子供たち、そして、子育て中の保護者の皆さんが子育てする喜びを感じられる環境を整備すべく、皆様の御理解を得ながら、
公立保育所の再配置に取り組んでまいりたいと考えております。
将来を見通したとき、想定される状況でシナリオを見込み、今できる最大の備えをこのたたき台として取りまとめました。
先々、市の状況の変化により、保育所を利用する子供が増えたり、見込めたりするなど、必要に応じて改めて地域に保育所として再スタートを切ることなどは柔軟に対応する考えでおります。
3月12日開催の子ども・子育て会議において、このたたき台を示し、市の考えを説明いたしました。今後、子ども・子育て会議において検討、協議をいただき、併せて議会の皆様から御意見を頂戴し、市の案として取りまとめ、パブリックコメントを実施し、広く市民意見を聞き、計画として取りまとめる予定です。
以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(渡辺務君) 執行部の説明は終わりました。
ただいまの説明について御質問等ありますか。14番、石井志郎議員。
◆14番(石井志郎君) 3点になるかも分かりませんけど、御質問させてもらいます。
保育所の入所条件は、どういう条件になるのでしょうか。収入だとか、どういう事情でうちで見られないのか。そういう条件が整わないと保育所には入れないと思うんですが、その辺の入所条件というのはどういうふうになるんでしょうか。
○議長(渡辺務君)
子育て支援課長、中山淳子君。
◎
子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。
保育所は、家庭で保育ができないお子さん、例えば保護者の方が就労をしている。また、例えばお家の中に介護を必要としていらっしゃる方がいらっしゃるとか、そういったことで、家庭でお子さんを保育できない場合にお預かりするところでございます。
○議長(渡辺務君) 14番、石井志郎議員。
◆14番(石井志郎君) 今回、統廃合ありきの計画じゃないということで安心はしたんですが、3ページのとこに、「3歳以上に対する供給量を調整する」という、その供給量を調整するその供給量というのはどういうことを意味して、また、供給量という言葉を使っているのか。
また、青堀保育所が、今の説明の中でもありましたけど、民営化したものが、やはりいろいろな諸条件が整わない中で、業者さんが徹底するという案件があります。そういう中に、その下段でも「民間活力を積極的に活用し」云々と書かれているんです。
なかなか、民間を使ってやるというのは大変だと思うんですが、3歳児以上と、供給量というのは、この供給量というのは子供たちを集めるということなのか、その供給量というのはどういうことなんでしょうか。
○議長(渡辺務君)
子育て支援課長、中山淳子君。
◎
子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。
ここで使っております「供給量」というのは、その保育所がどの程度お子さんを預かるとができるか、定員を示してございます。
○議長(渡辺務君) 14番、石井志郎議員。
◆14番(石井志郎君) 最初に、どういう方が保育所を使うのかということも聞かせていただきました。
佐貫地区で両親が働いていて、おじいさん、おばあさんが保育所に送迎しているというのも多々見受けられるのが今の佐貫保育所の現状です。
また、地域によっては、青堀地区で保育所がいっぱいで入れなくて、吉野保育所に連れていって、それからまた富津に戻って仕事に行く、仕事が終わったら、また、吉野保育所に子供を迎えにいって、また富津地区に帰らなきゃいけないという家庭もあるかと聞いております。
そういう中で、これから要するに先ほどもまち・ひと・しごとのほうでもそういう話が出たと思うんですけど、2040年の富津市の少子化対策でどうしようかという話の人口を維持させなきゃいけないという中で、その保育所というのがやはり地域でどうしても必要だと。
佐貫を例えで言わせていただきますけど、送迎ステーションを造ってそこまで送っていって、例えば大貫の保育所の送迎バスが迎えに来るという場合に、送りはできるんです。ただ、迎えが、もし何かあったときに送迎ステーションで責任持ってそのまま見ていてくれるのか、あと、延長保育というのがあります。そういうのなんかの十分な対応というものを今後検討していただかないと、先日もちょっとお話しましたけど、佐貫に4世代の方が住む、今、家を造っている方います。子どもさんが、今、2歳かな。
そういうふうに、佐貫に住んでくれる方が、たまたま、まれかもしれませんけどいたときに、その保育所がある、ないというのは非常にやはり大きなこれから地域の子育てに必要だと思うんですが、今後検討していただけるということで、再配置ありきじゃないということなんですか、その辺のところというのはどのように考えているか、ちょっとお聞かせいただけますか。
○議長(渡辺務君)
子育て支援課長、中山淳子君。
◎
子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。
まず、送迎ステーションということで御質問がありましたが、迎えの時間、本当に家庭それぞればらばらであるかと思うんですが、そういったことでも安心して預けていただけるように、例えば送迎ステーションのほうできちんと責任を持って保護者の方がお迎えに来るまでお預かりする。
また、送迎ステーションと本園のほうとの行き来の便を延長保育にも合わせた時間にも設けるなど、臨機応変といいますかニーズに対応したように行っていきたいというふうに考えております。
○議長(渡辺務君) 14番、石井志郎議員。
◆14番(石井志郎君) ありがとうございました。
子育てとか教育というのはコストじゃないと思うんです。やはり、子育てだとか教育というものをコストで考えて、経費がかかるからやめるといったら、もうここに住む人誰もいなくなっちゃうと思うんです。
その辺は、かかるものはかかるで、やはりある程度覚悟していかないと、今度はそういう移住定住推進室もつくるようなお話聞いていますけど、そういうこれから子育てしたい人たちが住んでみたい、そういうまちづくりというのをしていかないと、入り口で保育所がもうなくなりますよ、なくなっちゃいましたよ。保育所はバスで迎えにきて隣のまちまで──隣のまちというのは失礼ですけど──佐貫だったら大貫に行ってくださいよ、上総湊に行ってくださいよというのが、果たしてそれが子育てに優しいまちなのかなというのを思います。
コストコが木更津の西地区に進出して、従業員が2,000人から首都圏川崎方面から移住してくるんじゃないかと。もう移住している人もいるそうなんですけど、そういう人がぜひ本当に富津市の風光明媚な富士山が見える空気がきれいで環境のいい自然がいっぱいあるとこに住んでみたい、でも、保育所もない、教育環境が良くないところには住みたくないねというふうになるのは、またいかがかと思います。
今後、これありきじゃなくて、これからまた子育て会議でいろいろ検討するということですが、やはり5年、10年先じゃなくて15年、20年後の富津市がどういうふうになるかというふうな議論をしていただければと思います。
その辺は、今後の議論についてはどのような議論になるか、ちょっと最後に聞かせていただけますでしょうか。
○議長(渡辺務君)
子育て支援課長、中山淳子君。
◎
子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。
子ども・子育て会議には、保護者の方にも多くの方に入っていただいております。こういった場を活用いたしまして、様々な意見を頂戴しながら子供の保育に必要な場をどうやって提供したらよいのかというところを考えてまいりたいと思います。
○議長(渡辺務君) はい。14番、石井志郎君。
◆14番(石井志郎君) ありがとうございました。市長も本当、子育て日本一のまちをつくりたいと言っております。コストがかかるのはしようがないです。ほかを切ってでもやはりつけなきゃいけないところにはつけていただきたい。それが、やはり移住定住、これから若い人たちが子育てする人たちが富津市に住もうという、やはりそういう地域になると思います。
やはり、流山とかああいうとこにしても、やはり教育がいいとか、環境がいいとか、それこそ駅前に保育所があるとか、そのために流山に住むというようなのをテレビでやっていました。
やはり、そういう子育てにいい環境というのも必要だと思いますので、ぜひ、これからいい計画を実行していただければと思います。
以上です。
○議長(渡辺務君) ほかに質疑ございますか。12番、佐久間 勇議員。
◆12番(佐久間勇君) これはたたき台ということですので、これをたたき台にこれから進めていくとこだと思うんですが、一応、子育て日本一を目指して子育てしやすいまちということ、さらに、子育て支援施策がいっぱいあります。その中で、子供ということ、独り親家庭もそうなんですけれども、働くことの支援に対して子供を見るという施設、それが現状に子供が減ってきた中で民営公設と民間等という形で調整していくということは大いに必要な部分だと思いますが、ただ、未満児、要するにゼロ歳児の場合は1人で3人までしか見られないという状況の中で、流動的だと思うんです。
エリアが富津市広いですけれども、その中で、子供が生まれるときが年によって違う。そのときに、民間になった場合、未満児が多いからといって保母さんの数を増やしても、その後、継続的に何年後かにはもうそれが減ってきたときに、その保母さんの人件費を抱えているのが大変になるということの中で、どうしても経営ではない部分があると思うんです。ですから、その保育に対して子ども・子育て環境を良くするということは、もちろん少ない人数よりもほかの子供たちと一緒に遊ばせてとかという、非常に合わせることはいいことだと思うんですが、働く親とかが預けなきゃいけないという状況の中で、広域であるこの富津、その中でどの場所にそれを持っていくか、その送迎はどうするかとか、民間が運営した場合は採算性の問題で撤退する恐れもあるということもあるもんで、その辺のところをやはり行政の中で掲げている目標が、子育てしやすいまちということで日本一を目指すということでさらにその支援をしているということですので、子供を受け入れる保育環境というのは非常に重要な部分だと思います。
これは、もうどの場所にという、やはりわざわざ向こうまでいくということはなかなかできないと思いますので、今後の利便性も考えてもらいたいと思いますので、これは特に答弁は結構です。私の思いだけで言い伝えましたけど、それだけを検討の課題に入れてください。
以上です。
○議長(渡辺務君) ほかに質疑ございますか。6番、猪瀬 浩議員。
◆6番(猪瀬浩君) すみません。今、保育士という話が出たんですけど、これ、9ページを見ますと、今のたたき台の案ですと、公立の小規模保育所として残すのは、佐貫と竹岡と金谷と峰上で、それぞれ合わせますと、未満児を預かるのは21名ということなので、未満児ですと多分1人の保育士さんに対して3人ぐらいが見れたと思いますので、そうすると7人の保育士さんで公立でやっていくという形になると思うんですけど、今、市が抱えている保育士さんは民間になった場合はどういうふうになるとか、そういうことまで考えていらっしゃるんでしょうか。
○議長(渡辺務君)
子育て支援課長、中山淳子君。
◎
子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。
今、市が雇用しております会計年度任用職員につきましては、民間移管が決定した場合には、そちらの法人へ移ることを希望するのか、引き続き市で雇用して継続を希望するのか、その辺調査いたしまして決定してまいりたいと思っております。
また、市が継続して雇用した場合にでも、今、十分に行えていない部分の保育や子育て支援にそういった保育士を活用してまいりたいと考えております。
○議長(渡辺務君) 6番、猪瀬 浩議員。
◆6番(猪瀬浩君) 先ほど青堀保育園の話で、やはり保育士さん大分雇うのが難しくなっている中で、ぜひちょっと調べてもらいたいのが、今、会計年度任用職員で、市が抱えている方の条件と民間が抱えている条件、例えば手当がどれくらい違うのかというところもぜひ確認をしていただきたいと思います。
民間に移った後に、要は今までより待遇が市のほうがよかったということになってくると、保育士さんがどんどんいなくなってしまうこともありますので、そういったところまでぜひ考えていただきたいなと思います。
あと、子ども・子育て会議で、もう議論されているのは、先日ちょっと見たんで分かるんですけど、その中で、今、委員に入っているところが富津保育園さんと佐貫保育所さんと中央保育所さんだったと思うんですけど、今回、民間に移管したいというところが要は委員に入っていないことになるわけですけど、そういった保育所の関係の方、保護者の方とかにはどういうふうに説明をしていくつもりなのか教えていただければと思います。
○議長(渡辺務君)
子育て支援課長、中山淳子君。
◎
子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。
現在の子ども・子育て会議の委員は、
公立保育所所長会の代表ですとか、また、その
公立保育所を利用されている保護者の代表の方、同じように私立の保育園や幼稚園の施設の代表、保護者の方ということで総括的に入っていただいて、御議論をいただいております。
今後、個別の再配置計画を進める段階には、地域の方や、また、保護者の方が協議を重ねていき、丁寧に進めていきたいと考えております。
○議長(渡辺務君) 6番、猪瀬 浩議員。
◆6番(猪瀬浩君) 最後、今後、たたき台から案にしてパブリックコメントということなんですけど、それはどれくらいを見込んでいるんですか。例えば令和3年度中にもう案としてしまうのか、令和4年度、令和5年度ぐらいまでちょっと長期に考えているのか、今現在、どれくらいまでにこれを案としたいのか教えていただければと思います。
○議長(渡辺務君)
子育て支援課長、中山淳子君。
◎
子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。
まだ、実際に子ども・子育て会議でも1回御検討いただいた段階でおります。この後、1回目が富津地区について御討議いただきました。この後、大佐和地区、天羽地区と検討・論議を重ねていただきますので、先にスケジュールありきではないというふうに私たちは考えております。
やはり、事業者の意向ですとか、また、青堀の関係等もございますので、その辺はスピーディーなところも必要かなというふうには考えております。
○議長(渡辺務君) ほかに質疑ございますか。15番、平野明彦議員。
◆15番(平野明彦君) 質問というよりか要望みたいなもんなんですけども、この話を聞いていると、やはり流れ的には民間にやりなさいという、公立には国のお金が入ってこないとかで非常に厳しい中で、またいろいろハードルのある中でやっていかなきゃいけないということもあって、ある程度、これ民間移管というか十分考えなきゃいけないことは多々あると思うんですけども、ただ、子育て支援課で考える民間移管というのはなかなか限界があると思うんです。
先ほどの商工会絡みではありませんけども、商工支援振興策ということで創業支援というのがありました。これまたちょっと違う意味合いですけども、こういったものに創業できるような人を探すというのも一つだと思うんです。自分の知っている中で、移住してきた人たちが喫茶店をやりながら託児所をやっているというのがありました。
そういったものを含めて、こういった部分の創業という視点も含めて考えていったほうがいいのかなというふうに思いますので、一言だけ。ちょっと言いたいだけいって申し訳ないんですが。以上です。
○議長(渡辺務君) 答弁は。
◆15番(平野明彦君) いいです。
○議長(渡辺務君) いいですか。
ほかに質疑ございますか。9番、
千倉淳子議員。
◆9番(
千倉淳子君) すみません。最後に、たたき台だというんであれですけど、最後の9ページの表の見方をちょっと教えてもらいたいなと思うんですけど、例えば天羽地区のところを見ていると、今、公立の保育所が4つあります。そして、それが中央保育所とみなと幼稚園に3歳以上を集約します。そして、3歳児未満の人たちは、今まで竹岡、金谷、峰上は、そのままのところに通いましょうと。中央保育所にいる3歳未満児さんはどこに行くんですか。
○議長(渡辺務君)
子育て支援課長、中山淳子君。
◎
子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。
こちらは、中央保育所を移管のときに、ぜひ、ゼロ歳からも見ていただきたいということで公募をかけたいというふうに考えております。
○議長(渡辺務君) 9番、
千倉淳子議員。
◆9番(
千倉淳子君) ということは、中央保育所だけは小さい子たちも一緒にそこで見てもらう方向を希望されているということなんですね。
○議長(渡辺務君)
子育て支援課長、中山淳子君。
◎
子育て支援課長(中山淳子君) はい、市のほうではそのように考えておりますが、今後、協議を重ねていきたいと思います。
○議長(渡辺務君) 9番、
千倉淳子議員。
◆9番(
千倉淳子君) ありがとうございました。その辺がどういうふうに出るのかというのはすごく難しい、せっかく集約したのにそこだけはまた一緒になっちゃうという、何かちょっとまだイメージがつかみきれないですけど、また教えていただきたいと思います。決まり次第というか、決まっていく中でいろんなことを考えていっていただきたいなというふうに思います。よろしくお願いします。
○議長(渡辺務君) ほかに質疑ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺務君) それでは、
協議事項(5)を終了いたします。
────────────────────────
(6)富津市
学校給食共同調理場整備基本計画について
○議長(渡辺務君) 次に、
協議事項(6)富津市
学校給食共同調理場整備基本計画についてを議題といたします。
それでは、執行部の説明を求めます。
教育部参事学校教育課長事務取扱、須藤秀明君。
◎
教育部参事学校教育課長事務取扱(須藤秀明君) 富津市
学校給食共同調理場整備基本計画について報告させていただきます。
学校給食共同調理場の整備については、昨年度末に基本構想を決定し、本年度において、構想に示した候補地の中で最も評価の高かった消防防災センター裏の市有地について、県への開発相談結果を踏まえ、候補地決定をさせていただいたところです。
この状況から、令和3年度から実際に事業展開するため、学校給食衛生管理基準を踏まえて基本計画を作成、教育委員会で決定されましたので報告をするものです。
それでは、計画の説明をさせていただきます。
1ページから2ページにかけては、経緯と現状が記載されております。
2ページ中段を御覧ください。
施設整備における基本方針として3点を掲げております。
1点目は、学校給食衛生管理基準及び大量調理施設衛生管理マニュアルに沿った現代的な施設とすること。
2点目として、食物アレルギー対応食の提供機能を有する施設とすること。
3点目として、コンパクトで効率的な施設とすることを掲げております。
3ページには、施設規模を決定するに当たり重要な要素である調理能力を、今後の児童生徒数の推移から1日
当たり最大2,500食の施設とすることとしております。
3ページ中段のゾーニングから7ページにかけましては、衛生管理基準で求められる区域分けに基づく必要な部屋と主な厨房機器、動線図を参考図とともに記載しております。
8ページを御覧ください。
下段の⑦食物アレルギー対応を御覧ください。
食物アレルギー対応としましては、1行目に記載のとおり、アレルギー食品を除去する対応として専用室を設けることとしております。
9ページの⑧を御覧ください。
新共同調理場では、市内11の全小中学校の給食の副食について調理を行いますが、献立は一つとすることとしております。
また、主食であるご飯、パンについては、これまでどおり別途、民間委託で対応することとしております。
次に、⑨の施設規模についてですが、基本構想では、延べ床面積を現在の3調理場の合計面積である1,350平米程度としておりましたが、現在の衛生管理基準では、各作業区域を明確に分けるために多くの壁や部屋が必要なこと、トイレの個室には一つずつ手洗い場をつけなければならないことから、1,350平米では望ましい動線の確保が困難であり、作業効率が悪くなることが予想されるため、2,500食の調理食数で炊飯設備を持たない施設の平均的な延べ床面積である1,700平米程度としております。
なお、見学施設については設置せず、衛生管理基準に沿った必要最小限の施設とすることとしております。
10ページから13ページにかけては、予定地の状況等を示したもので、13ページの(3)には、各学校への配送の考え方を示してあります。
14ページは、新共同調理場と各学校のおおよその片道距離及び所要時間を示してあります。
15ページを御覧ください。
(4)では、新共同調理場から配送を受ける学校の中で、受入れのための整備が必要な学校として、青堀小、大貫小の2校が該当することを記載しております。
次に、事業期間ですが、中期財政計画の時点では、令和5年度末までの期間としておりましたが、業務の精査を行い、令和3年度から測量及び設計業務を進め、建築工事、厨房機器の搬入を令和6年度末までに完了し、供用開始を令和7年度からと見直しております。
次に、この事業の概算工事費ですが、延べ床面積の見直しを行ったことから、敷地整備、建設工事、給排水設備整備の合計で15億5,895万円と見込んでおります。
なお、欄外に示してありますように、この見込額は、敷地までの水道・ガス管の整備費、外構整備費、受配校改修等の費用は含んでおりません。
最後に、16ページですが、事業方式について、従来方式、PFI方式、リース方式について検討し、本市が整備しようとする食数の場合では、従来方式が最適とまとめております。
以上で説明を終わります。
○議長(渡辺務君) ただいまの説明について御質問等ありますか。6番、猪瀬 浩議員。
◆6番(猪瀬浩君) すみません。今までのものよりも面積も増えて、供用開始年度もちょっと後ろになるということで、令和7年度からスタートするということで、3ページに書かれている、そのときの児童生徒数は2,170人ということで、教職員がクラスが減らないことを考えれば230ということで、2,500食ぐらいを検討しているということなんですけど、もうここに書いてあるだけで、令和8年度には子供の数がもっと減りますよということが書かれていて、先ほどの保育の考え方なんかも考えますと、8年度以降、結構余剰が出てくるんではないのかなと思うわけであります。
その中で、
千倉淳子議員が一般質問でしたんですけど、いろいろ子供たちだけじゃなくて配食できないかというところの中で、補助金を使っているんでいろいろちょっと調査しますということだったんですけど、まず、利用する補助金は、学校施設環境改善交付金でよいのかというところの確認と、もし、それで合っているとしますと、一応、国のほうなんかを見ますと、整備した学校給食施設などにおいて当初予定していた学校給食の運営の目的に支障が生じなければ、当該施設から幼稚園とか保育園、高齢者施設などに配食することは目的外使用に抵触しないというようなことが定められているようなので、国庫補助金を受ける目的等は害さない感じになるかなと思うんですけど、そこら辺の調査とかはどうなっていますでしょうか。
○議長(渡辺務君)
教育部参事学校教育課長事務取扱、須藤秀明君。
◎
教育部参事学校教育課長事務取扱(須藤秀明君) お答えします。
まず、補助金については、学校施設環境改善交付金を活用しようと考えております。また、高齢者向けの対応事例として、遠野市が文科省の補助金ではなく国土交通省の補助金を活用して対応していることは把握しておりますが、現時点では、小中学校に給食を提供するための施設として考えており、複合施設としての整備は考えてございません。
○議長(渡辺務君) 6番、猪瀬 浩議員。
◆6番(猪瀬浩君) 今、複合施設は、確かにこの補助金の対象外になってしまうかと思うんですが、ほかにもいろいろ考えている中で、今言った交付金の中の目的外使用に当たるかどうかというところの中では、2,300食、例えば2,500食作っていたのが来年度とか2,000食ぐらいになってしまったときに、その500食分を、要は学校給食2,000食分に配食するのに支障がなければ、ほかにも使っていいですよというようなことが盛り込まれてそうなので、ぜひ、ちょっとそこは確認をしていただいて、最初から盛り込めということじゃなくて、令和8年度、令和9年度とか、もし子供の数が減ってきたときに余剰が出てきたときには、そういうこともぜひ検討していただければなということで意見になります。
○議長(渡辺務君) ほかに質疑。15番、平野明彦議員。
◆15番(平野明彦君) ちょっと一つだけ確認させていただきたいと思います。
本郷辺りから中央公民館に至る、この台地というのは、ちょっと縄文時代から人が住んでいるところで文化財にも入っているとこだと思います。多少、あそこの予定している敷地は、文化財調査大丈夫だという話も伺っているんですが、その辺をちょっと確認させていただきたいと思います。
○議長(渡辺務君)
教育部参事学校教育課長事務取扱、須藤秀明君。
◎
教育部参事学校教育課長事務取扱(須藤秀明君) お答えいたします。
現在、この空いている土地の奥と一番山側のところを利用しようと考えておりますが、今の調査結果のところですと、ここには文化財等に当たらないというふうに聞いていますが、今後またしっかり調査をしてやっていきたいと考えております。
○議長(渡辺務君) ほかに質疑等ございますか。8番、三木千明議員。
◆8番(三木千明君) これ、ちょっとほかの地域で新しくこの給食センター造るときに結構話題になったんですけど、9ページのところに、施設規模の中で⑧番で「主食、米飯、パンと牛乳は業者から直接配送する」ということで、私もこういうところは素人なんであれなんですけど、⑨番のところで、「特に炊飯設備や見学スペースは、最小限の施設規模にするために設置しない」と書いてあるんですけど、炊飯設備を、素人が考えると、ご飯炊くのっておかずを作るのを比べればそんなに大した行程じゃ、労力的に考えてもコスト的に考えてもそんなでもないような気がするんですけども、ここに書いてある、「施設規模を最小限にするため」と書いてあるんですけど、炊飯設備を設けないのは、これはコスト的な面だけなのか、あと、それを業者から配送した場合と直接作った場合のコストの比較というのはされたのか、ちょっとお答えいただければと思うんですけど。
○議長(渡辺務君)
教育部参事学校教育課長事務取扱、須藤秀明君。
◎
教育部参事学校教育課長事務取扱(須藤秀明君) お答えします。
炊飯設備を入れるとなると、かなり大きな釜を導入しなければならないと。そうすると、建設面積がかなり広がってしまうというところから炊飯は委託をするというところでございます。
また、コスト的なもの、今、手元に資料ないんですが、比較検討したものがございますので、後ほど御呈示させていただきたいと思います。
○議長(渡辺務君) 8番、三木千明議員。
◆8番(三木千明君) かなり大きくなると言っています。具体的にその数値もあとちょっと教えてもらいたいんですけど、この中で、災害が発生した後でも、例えばおととしの台風の被害の後というのが、学校は再開しても、館山とか南房総のエリアの小中学校、給食ない。また、あっても、写真で見たんであまりよく覚えていないですけども、学校再開しても、給食自体がうちでも用意できづらい状況であったし、出たところが牛乳とパンだけみたいなそんなイメージのものしかなかった。
それらを踏まえて、ここの中で、この説明、基本計画の中で、「災害等が発生した後も速やかに」云々と書いてあるんですけど、ちょっと黒くて悪いんですけど、このパンにしろ、パンは作るのはちょっと容易じゃないと思うんですけど、炊飯機能がないというのは、言っていることとちょっとあまり正比例しないような話に聞こえちゃうんですけど、釜はでかくなるから最小限にしなきゃいけないということでやるんですけど、そこのところは、後で確認させてもらって理解できないこともないとは思うんですけども、炊飯設備がないというのは何かちょっと腑に落ちないんです。
ちょっと後で聞いてもらって、またちょっと考えますけれども、以上です。
○議長(渡辺務君) これは答弁いいですか。
◆8番(三木千明君) はい。
○議長(渡辺務君) 14番、石井志郎議員。
◆14番(石井志郎君) 関連してちょっとお聞きいたします。
パンについては、よく何とかパンというトラックが配達しているのを見ますけど、現在、主食、米飯とパン、牛乳は牛乳屋さんが持ってきていると思うんで、これは当然、今の主食、米飯とパンの状況はどういうふうになっているか、ちょっとお聞かせいただきたいんですが。
○議長(渡辺務君)
教育部参事学校教育課長事務取扱、須藤秀明君。
◎
教育部参事学校教育課長事務取扱(須藤秀明君) お答えいたします。
現在、パンと主食のご飯については、両方とも製造元のほうが各学校に納めている状況になっております。
○議長(渡辺務君) 14番、石井志郎議員。
◆14番(石井志郎君) いろいろな問題点あろうかと思いますけど、一番、コストというのはあまり好きじゃないんですけど、やはり子供たちに安心・安全な給食が供給できるようなシステム、また、要するに災害時なんかでも、それがカバーできるような施設を造っていただければと思います。
以上です。
○議長(渡辺務君) ほかに質疑ございますか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺務君) それでは、ないようですので、
協議事項(6)を終了といたします。
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(7)その他
○議長(渡辺務君) それでは、7番目として、先ほどのその他ということでちょっと協議をしたいと思います。
協議事項(1)に関連した市の対応についてを議題とします。(発言する者あり)ちょっと御静粛に願います。(発言する者あり)
協議事項(1)に関連した市の対応について御質疑ありますか。9番、
千倉淳子議員。
◆9番(
千倉淳子君) ありがとうございます。かえってお時間長くしちゃって申し訳ありませんでした。
私がお伺いしたかったのは、前回1月1日にも、お風呂のことでそのときの状況のことを聞きました。なので、今回、この表題が今回の断水の件だったので、それに関連していると思って私は聞きました。
その後、あのときにできなかったこと、今後、こういうことが起こったときのための対策として協議検討をされているのか。どういったことを考えているかというのは、もう一回整理してお聞かせいただければと思います。これが最後の質問だったんですけど、長くなってすみませんでした。よろしくお願いします。
○議長(渡辺務君) 市長、高橋恭市君。
◎市長(高橋恭市君) お答えをいたします。
先ほど総務部長がお答えをいたしました、年末から年始にかけての断水時に、当初、正直私どもも、あそこまで長期化しないというような甘い見込みがあったのは事実だと思っております。
そうした中で、当初はお風呂の心配までは──表現があれですけども──考えていなかったという実情がございます。しかしながら、だんだんと長期化するに当たって、お風呂に対しての取組も検討させていただき、先ほど答弁させていただきましたけども、鋸南町並びに君津市の浴場に無料で富津市の市民の方に入っていただいたらどうだというような検討もさせていただきました。
少し先ほどの答弁と食い違う部分がありますけども、しかしながらコロナの関係で、受け入れていただくほうが、一時に多くの方には来ていただくのはちょっと困りますというような現状が、昨年から今年の初めにかけてはあったのが実情であります。
今後、断水がないようにしたいというのが第一ですけども、今後、このようなことがありますので、先ほど来、市民の皆さんに対しての復旧の発表の仕方というようなことがございました。もし、長期にわたるようなことがあれば、この経験を生かしてそういうことも当初から検討できるようなことを考えていくべきだろうなというふうに思っております。
しかし、自衛隊等に対しては、先ほどの答弁、総務部長申し上げましたとおり、災害ではないということで、支援隊の派遣依頼はなかなか難しいというようなお話もいただいておりますので、それも踏まえて、万が一のときには、今後いろいろな検討をしていきたいというふうに思います。
○議長(渡辺務君) どうぞ、9番、
千倉淳子議員。
◆9番(
千倉淳子君) ありがとうございました。今後の検討をよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
すみません、ありがとうございました。
○議長(渡辺務君) ほかに質疑ありますか。8番、三木千明議員。
◆8番(三木千明君) 先ほどの広域企業団の説明の中で、4市で45か所、そのうち富津市内で30か所というふうに聞き取れたんですけど。(発言する者あり)82。何かたくさんあるということで聞いたんですけど、聞き間違いですみません。
今回、ちょっとごめんなさい、これ、延びちゃったというのは、7メートルとか7メーター50の深さがあって、特定にも時間を要したということで、ちょっと不幸が重なっちゃったということで、対象の地域になった住民の皆様方には本当に御苦労、御心配をかけたんですけれども、私も当該地域の方に聞いたら、冬場だったからよかったという話なんです。まだ皆さんが我慢できたと。
例えば今もう夏場というのは、各小中学校にもエアコン配備しなきゃ授業になんないぐらいのもう酷暑という状況ですので、もう言ったら切りがないんですけれども、四季のある日本、この地域ですから、
千倉淳子議員のほうからお話出たような、これからの対策というのは防災、災害関係も含めてちょっとお金もかかるし、やれば切りがないんですけれども、例えば今回、私、断水のときに提言させてもらったのがトイレ、大抵のうちが今もう、いわゆるぼっとん式じゃなくて水洗が多いと思うんで、断水になっちゃうとそっちでの苦労もある程度あったやには聞いております。
そこら辺の配備は、協定結んでいるところもあると思うんですけれども、そこら辺の初動というのを、これインフラですから、各個人でできるものじゃありませんし、また、さっきの説明の中では天羽地域へは大動脈1本のルートしかないということであるんで、そこら辺のことも含めて、これ質問じゃなくてすみません。十分に災害対応と併せて御考慮いただきたいと思っております。
ごめんなさい、意見ですけれども。
○議長(渡辺務君) ほかに質疑ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺務君) すみません、一つだけ確認させてください。申し訳ないです。
告知の方法です。企業団から1番の説明の中で、ツイッターを利用して時系列で情報を出すというようなお話がありましたけども、それについて、今、市の対応として伺いたいんですけど、その辺で連携するような準備とか用意とか考えがあるかないか、あるとすればどういうことがあるのか確認させていただければと思います。
総務部長、白石久雄君。
◎総務部長(白石久雄君)
国土強靭化地域計画であったんですけど、やはり情報は特にインフラ関係ですと、東電とか東ガスとか、今回、かずさ水道でありますけど、やはりそこの機関で発表する情報が一番ですので、市でそれを受けて、それをまた市で、例えばそれを入力してホームページにすると、ちょっと技術的に、時間的にも正確性でも問題がありますので、やはり、そのインフラを扱っている機関の情報が一番ですので、現状ではやはりリンクするような形でやるのが一番、今では確実ではないかなと考えております。
○議長(渡辺務君) そうすると企業団の情報、ツイッターとかをリンクさせるということで。
どうそ。
◎総務部長(白石久雄君) それはこれからちょっと考えますけど、基本的にはそれをやっていくのが確実ではないかと考えております。
○議長(渡辺務君) ほかによろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺務君) それでは、以上で
協議事項全て終了しました。
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市長のあいさつ
○議長(渡辺務君) 執行部を代表して、市長に御挨拶をお願いします。市長、高橋恭市君。
◎市長(高橋恭市君) 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
本日は、大変御多用の中、本協議会を開催していただきまして、誠にありがとうございました。また、説明申し上げました案件につきまして十分なる御意見、御指導を賜り、厚く御礼を申し上げます。
令和2年度も残すとこあと僅かとなりました。来る令和3年は、コロナワクチンのまずは接種というような大事業をしっかりと頭の中に入れながら、市民の皆さんの安心・安全、幸せを実現できるような富津市を目指して、市役所一丸となって取り組んでまいります。
議員の皆様方にも引き続きの御指導、御協力を心からお願い申し上げまして、挨拶に代えさせていただきます。どうもありがとうございました。
○議長(渡辺務君) ありがとうございました。
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閉 会
○議長(渡辺務君) 長時間お疲れさまでした。
以上で閉会とします。
午後3時14分 閉会
上記会議の概要を記載し事実と相違ないことを証するためにここに署名する。
令和 年 月 日
富津市議会議長 渡 辺 務...