富津市議会 2021-03-23
令和 3年 3月定例会−03月23日-05号
令和 3年 3月定例会−03月23日-05号令和 3年 3月定例会
令和3年2月招集
富津市議会定例会会議録(第5号)
議 事 日 程
令和3年3月23日(火) 午前10時開議
日程第1 議案第6号から議案第16号まで及び議案第18号から議案第21号まで並びに陳情第2号及び陳情第3号
(
委員長報告、質疑、討論、採決)
日程第2 議案第17号
(討論、採決)
日程第3 議案第22号及び議案第23号
(
討論省略、採決)
日程第4 議案第25号
(
提案理由の説明、質疑、
委員会付託省略、討論、採決)
日程第5 発議案第2号及び発議案第3号
(提出者の説明、
総括質疑、
委員会付託省略、討論、採決)
〇本日の会議に付した事件
ただいまの報告について質疑ありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君) 質疑もないようですので、質疑を終結します。
────────────────────────
総務産業常任委員会委員長の報告
○議長(
渡辺務君) 続いて、
総務産業常任委員会に付託しました議案等の審査結果について報告を求めます。
総務産業常任委員会委員長、
山田重雄君。
〔
総務産業常任委員会委員長 山田重雄君登壇〕
◎
総務産業常任委員会委員長(
山田重雄君) それでは、
総務産業常任委員会に付託されました議案5件、陳情1件について、その審査結果を報告します。
去る3月9日午前10時から、第3
委員会室において
委員会を開催し、執行部への説明員の出席を求め、慎重に審査した結果は次のとおりであります。
初めに、議案第6号 富津市み
らい構想条例の制定については、審査の過程において、質疑、討論はなく、採決の結果、全員の賛成をもって原案のとおり可決するものと決しました。
次に、議案第7号 富津市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び
費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定については、審査の過程において、質疑、討論はなく、採決の結果、全員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。
次に、議案第13号 富津市
漁港管理条例の一部を改正する条例の制定については、審査の過程において、
漁港施設の
占用許可期間の考え方について、今後の漁港の
有効活用についてなどの質疑がなされた後、討論はなく、採決の結果、全員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第14号
君津富津広域下水道組合負担金基金条例を廃止する条例の制定については、審査の過程において、
基金廃止後の
終末処理場の財源についての質疑がなされた後、討論はなく、採決の結果、全員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第15号 富津市
温泉供給事業特別会計条例等を廃止する条例の制定については、審査の過程において、
温泉供給事業特別会計に属する資産についてなどの質疑がなされた後、討論はなく、採決の結果、全員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
最後に、陳情第2号
JR内房線への
ワンマン運転導入に関する陳情については、願意を十分理解するため、陳情者の
趣旨説明や執行部の意見を聴取した後、審査の過程において、本陳情の趣旨は、
ワンマン運転導入の廃止を求めているのか、もしくは危惧される事態が発生した場合に改善を求めるものか。
ワンマン運転を実施している路線で身体に障害のある方や
高齢者等の事故に関する条例はあるのか。
JR内房線を存続させるため
ワンマン運転を導入すると考えるが、JRの
経営状況等現状をどのように分析しているのか。列車と
野生動物との
衝突事故が多発しているとあるが、事実関係はどうかなどの質疑がなされ、その後、討論においては、本陳情は、危惧される事態が発生した場合に
ワンマン運転導入の見直しを図るよう要請するものであり、現在のところは、
意見書提出は不必要であると考え反対する。
JR内房線利用者の利便性が向上し利点のほうが大きい。また、安全性に関してもJRが対応しているものと思われ、反対するとの
反対討論と、
ワンマン運転導入について十分に周知し、利用者の不安を払拭すべきものであることから、本陳情を機に情報を発信してほしい。危惧される事態が発生した場合に、本議会で対応を考える機会を残しておくべきであると考え、賛成するとの
賛成討論がなされ、採決の結果、
賛成者少数により不採択すべきものと決しました。
以上が、
総務産業常任委員会に付託されました議案の審査結果です。どうぞよろしく御審議のほどお願い申し上げまして、報告を終わります。
○議長(
渡辺務君)
委員長の報告は終わりましたが、ただいまの報告について質疑ありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君) 質疑もないようですので、質疑を終結します。
────────────────────────
教育福祉常任委員会委員長の報告
○議長(
渡辺務君) 続いて、
教育福祉常任委員会に付託しました議案等の審査結果について報告を求めます。
教育福祉常任委員会委員長、
諸岡賛陛君。
〔
教育福祉常任委員会委員長 諸岡賛陛君登壇〕
◎
教育福祉常任委員会委員長(
諸岡賛陛君)
教育福祉常任委員会に付託されました議案6件、陳情1件について、その審査結果を報告します。
去る3月10日午前10時から、第3
委員会室において
委員会を開催し、執行部への説明員の出席を求め、慎重に審査した結果は次のとおりです。
初めに、議案第8号 富津市
障害者介護給付等認定審査会の委員の定数等を定める条例の一部を改正する条例の制定については、審査の過程において、
障害者介護給付等認定審査会の
委員定数について、どのような理由で6人から10人以内に増やしたのか。委員数を増やすとともに
知的障害、
精神障害等の各分野の均衡に配慮し、
精神障害の委員を2名加えているが、難病の
学識経験を有する委員についてはどのように考えているのかとの質疑がなされ、その後、討論はなく、採決の結果、全員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第9号 富津市
介護保険条例の一部を改正する条例の制定については、審査の過程において、質疑、討論はなく、採決の結果、全員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第10号 富津市
国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定については、審査の過程において、市内で
新型コロナウイルス感染症の感染者が確認されているが、
傷病手当金の支給を申請した方は何人いるのかなどの質疑がなされ、その後、討論はなく、採決の結果、全員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第11号 富津市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定については、審査の過程において、
公的年金等に係る所得に係る
国民健康保険税の課税の特例の所得の算定に、
山林所得を加えたのはなぜかとの質疑がなされ、その後、討論はなく、採決の結果、全員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第12号 富津市
国民健康保険基金条例の一部を改正する条例の制定については、審査の過程において、質疑、討論はなく、採決の結果、全員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第16号 木更津市、君津市、富津市、袖ケ浦市、鴨川市、南房総市及び鋸南町
広域廃棄物処理事業協議会規約の変更に関する協議については、審査の過程において、
広域廃棄物処理事業協議会の事務所を木更津市から富津市に移設されることに伴い、
広域廃棄物処理事業室が新設されるが、その
組織体制はどのようになるのかとの質疑がなされ、その後、討論はなく、採決の結果、全員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
最後に、陳情第3号 75歳以上の
医療費窓口負担について原則1割負担の継続を求める陳情については、願意を十分理解するため、陳情者の
趣旨説明や執行部の意見を聴取した後、審査の過程において、
医療費の
自己負担割合が2割となった場合、市内で影響を受ける人数はどれくらいか。2割負担になる方の
負担増額について、どのように
負担軽減措置を講じるのかなどの質疑がなされ、その後、討論において、高齢者の方に負担増を強いるのは
大変忍びない気持ちであり、陳情の内容には心情的には非常に共感する部分があって理解できる。しかし、増えていく
医療費に対処し、この
会計制度を維持していくためには、急激な負担増の
抑制措置を講じつつ、一定以上の収入がある方の負担を増加させる政府の方針に関しては、大局的な観点からいくと正しいと思うので、反対するなどの
反対討論と、
自己負担が増えた場合、最大の問題は受診を控える方が出てくることだと思う。また、
窓口負担が増えて重症化する患者が増大すれば、
医療費抑制のために
負担割合の引上げをしたのに、かえって
医療費などを押し上げてしまう可能性がある。加速する
少子高齢化社会を見据えて、
社会保障の抑制も重要だと思うが、一方で受診を控えることにより、
社会保障費そのものが増大してしまったら本末転倒だと思う。軍事費を削減し、国民の命と生活を守ることを優先してほしいと思うので、賛成するとの
賛成討論がなされ、採決の結果、
賛成少数で不採択すべきものと決しました。
以上が、
教育福祉常任委員会に付託されました議案の審査結果です。よろしく御審議のほどお願い申し上げまして、報告を終わります。
○議長(
渡辺務君)
委員長の報告は終わりました。
ただいまの報告について質疑ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君) 質疑もないようですので、質疑を終結します。
────────────────────────
○議長(
渡辺務君) それでは、順次、討論、採決をします。
初めに、議案第6号 富津市み
らい構想条例の制定について、討論に入ります。
反対討論はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君) 次に、
賛成討論はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君) 討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決します。
議案第6号を
委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
渡辺務君)
起立全員です。よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。
────────────────────────
○議長(
渡辺務君) 次に、議案第7号 富津市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び
費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について、討論に入ります。
反対討論はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君)
賛成討論はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君) 討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決します。
議案第7号を
委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
渡辺務君)
起立全員です。よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。
────────────────────────
○議長(
渡辺務君) 次に、議案第8号 富津市
障害者介護給付等認定審査会の委員の定数等を定める条例の一部を改正する条例の制定について、討論に入ります。
反対討論はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君)
賛成討論はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君) 討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決します。
議案第8号を
委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
渡辺務君)
起立全員です。よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。
────────────────────────
○議長(
渡辺務君) 次に、議案第9号 富津市
介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、討論に入ります。
反対討論はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君)
賛成討論はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君) 討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決します。
議案第9号を
委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
渡辺務君)
起立全員です。よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。
────────────────────────
○議長(
渡辺務君) 次に、議案第10号 富津市
国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について、討論に入ります。
反対討論はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君) 次に、
賛成討論はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君) 討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決します。
議案第10号を
委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
渡辺務君)
起立全員です。よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。
────────────────────────
○議長(
渡辺務君) 次に、議案第11号 富津市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、討論に入ります。
反対討論はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君)
賛成討論はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君) 討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決します。
議案第11号を
委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
渡辺務君)
起立全員です。よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。
────────────────────────
○議長(
渡辺務君) 次に、議案第12号 富津市
国民健康保険基金条例の一部を改正する条例の制定について、討論に入ります。
反対討論はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君)
賛成討論はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君) 討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決します。
議案第12号を
委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
渡辺務君)
起立全員です。よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。
────────────────────────
○議長(
渡辺務君) 次に、議案第13号 富津市
漁港管理条例の一部を改正する条例の制定について、討論に入ります。
反対討論はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君)
賛成討論はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君) 討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決します。
議案第13号を
委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
渡辺務君)
起立全員です。よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。
────────────────────────
○議長(
渡辺務君) 次に、議案第14号
君津富津広域下水道組合負担金基金条例を廃止する条例の制定について、討論に入ります。
反対討論はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君)
賛成討論はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君) 討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決します。
議案第14号を
委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
渡辺務君)
起立全員です。よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。
────────────────────────
○議長(
渡辺務君) 次に、議案第15号 富津市
温泉供給事業特別会計条例等を廃止する条例の制定について、討論に入ります。
反対討論はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君)
賛成討論はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君) 討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決します。
議案第15号を
委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
渡辺務君)
起立全員です。よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。
────────────────────────
○議長(
渡辺務君) 次に、議案第16号 木更津市、君津市、富津市、袖ケ浦市、鴨川市、南房総市及び鋸南町
広域廃棄物処理事業協議会規約の変更に関する協議について、討論に入ります。
反対討論はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君)
賛成討論はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君) 討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決します。
議案第16号を
委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
渡辺務君)
起立全員です。よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。
────────────────────────
○議長(
渡辺務君) 次に、議案第18号 令和3年度富津市
一般会計予算について、討論に入ります。
反対討論はありますか。4番、福田好枝君。
◆4番(福田好枝君) 令和3年度富津市
一般会計予算について、私は反対の立場で討論いたします。
1点目は、
新型コロナウイルス感染症の対策についてです。
感染者が減らない中で、3月21日、緊急事態宣言が解除されました。市民からは、ワクチン接種もまだいつになるか分からず、不安で外出することができない。ワクチンを待つ間、市として何かほかの対策は考えていないのかと聞かれました。
コロナウイルスとの闘いはまだまだ続きます。国や県からの予算も来ていますが、市民への
PCR検査等
コロナ対策費が入っていません。
特に、変異株については、子供の感染者が増えていることが心配です。医療従事者、介護施設、障害者施設等の
社会的検査を行うとともに、学校職員や児童生徒、保育所施設などに広く行って、今こそ収束に向けて取り組むべきだと考えます。
2つ目は、子供に対する支援の拡充です。
子ども
医療費助成は中学3年までです。窓口の負担も200円あります。県内では、高校生まで助成し、
窓口負担ゼロの自治体もあります。
学校給食費は何の助成もありません。お隣の鋸南町では、町立幼稚園、小学校、特別支援学校の幼稚部、小学部、中学部全て無料です。子育てしやすい日本一を掲げるなら、富津市にもこのような助成を行っていただきたいと強く要望いたします。
3つ目は、公共交通関係についてです。
タクシー利用助成制度は改善され評価いたします。この先、天羽地域の方の利用が増えることを注視したいと思います。
バス利便性維持向上事業の交付金が5,466万6,000円計上され、年々増加しています。しかし、市民は公共交通が便利になったと実感しておりません。早急にほかの自治体が主体で運行しているコミュニティバスや乗合タクシーなどを検討すべきではないでしょうか。
以上のようなことから
一般会計の予算に反対いたします。
○議長(
渡辺務君) ほかに
反対討論はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君) 次に、
賛成討論はありますか。15番、平野明彦君。
◆15番(平野明彦君) それでは、政友会を代表して、賛成の立場から討論させていただきます。
令和3年度の取組において代表質問でも申し上げたとおり、随所に取組の姿勢の変化を感じられました。これはささやかな変化かもしれませんが、大きな一歩への始まりだと感じております。「男子、三日会わざれば刮目して見よ」という言葉があります。今の社会では、3日で変わるのかと言われそうですけども、人間考えが変われば行動が変わります。行動が変われば、態度が変わります。この言葉から、3つのキーワードがあります。それは、「きっかけ」、「素直」、「変える」これが含まれていると言われます。
あの破綻報道からのきっかけがある。
経営改革会議の指摘を素直に受け止める心があり、変えようとする努力があって成し遂げられた成果だと思います。これらが血となり肉となるよう、この流れをさらに加速していただけるよう大いに期待するところであります。
我々、政友会として本予算について、充実しつつある子育て支援策、移住定住を促進する上で移住定住推進室を設けるなど、未来志向的な予算であると、取組であると大いに評価いたしまして、
賛成討論といたします。
○議長(
渡辺務君) ほかにありますか。6番、猪瀬 浩君。
◆6番(猪瀬浩君) 私はこの
一般会計の予算について、賛成の立場で討論をさせていただきます。
その上でですが、予算審査のときにも
総括質疑をさせていただいたんですが、今回、新規かつ一般的な事業におきまして、予算1回目の事前説明もなく、かつ予算が可決される前に、予算が通ることを前提にプロポーザル入札が進められたことに対しまして、このような対策が続いてしまいますと、予算審査が軽視されてしまうことを危惧いたします。今後も同様の方法を取る場合におきましては、あらかじめ議会に説明していただきたい旨をお願いいたしまして、今回の予算につきましては、賛成とさせていただきたいと思います。
○議長(
渡辺務君) ほかに討論はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君) ほかに討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決します。
議案第18号を
委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
渡辺務君) 起立多数です。よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。
────────────────────────
○議長(
渡辺務君) 次に、議案第19号 令和3年度富津市
国民健康保険事業特別会計予算について、討論に入ります。
反対討論はありますか。4番、福田好枝君。
◆4番(福田好枝君) 私は反対の立場で討論いたします。
収入のない子供から国保税を徴収すること自体不合理なことです。2019年度から子供を均等割の3割軽減が実現しました。大変喜ばしいことと思います。しかし、今年度はコロナの影響で支払いに困窮する方が増えると予想されます。現在、8億7,000万円余りある国保の資金を繰り入れて、子供の均等割は5割もしくはゼロにしていただきたいと思います。
子育て世代への支援を強化すべきだと考え、この予算に反対いたします。
○議長(
渡辺務君) ほかに
反対討論ありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君) 次に、
賛成討論はありますか。3番、三富敏史君。
◆3番(三富敏史君) 私は賛成の立場で討論させていただきます。
国民健康保険につきましては、構造上、被
保険者は高齢者や個人事業主が多くなっております。保険給付につきましても、全国的に増加傾向にあり、厳しい状況にある中、富津市では18歳以下の子供の均等割
保険税軽減措置等に先進的に取り組み、
保険者努力支援制度交付金も例年上位にあります。これらの成果や繰入金等により、富津市の1人当たりの国保税は、県内でも低い水準に抑えられ、市民の
保険税は毎年軽減されております。
よって、本年度もさらなる推進に取り組まれることを期待し、令和3年度富津市
国民健康保険事業特別会計予算案の
賛成討論といたします。
○議長(
渡辺務君) ほかに
賛成討論はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君) ほかに討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決します。
議案第19号を
委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
渡辺務君) 起立多数です。よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。
────────────────────────
○議長(
渡辺務君) 次に、議案第20号 令和3年度富津市
後期高齢者医療特別会計予算について、討論に入ります。
反対討論はありますか。4番、福田好枝君。
◆4番(福田好枝君) 私は、反対の立場で討論いたします。
以前勤めていた会社の同僚は、父親が75歳になった際に会社の社会保険から抜くように言われました。しかし、国民年金であった父親の年金は少なく、結局のところ自分が払わなければならない、今までは医療にかかった際の
窓口負担だけだったのにと嘆いていました。
75歳を迎え後期高齢者になると、健保の扶養家族から外され、対象となる人全員が保険料を負担しなければなりません。若い世代の負担軽減と言っているものの、このような事例もあり、若い世代の負担が減っているとは言い難いのが現実です。
2008年4月から始まったこの制度ですが、このようなことから、私は
後期高齢者医療制度そのものに反対なので、この予算に反対いたします。
○議長(
渡辺務君) ほかに
反対討論はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君) 次に、
賛成討論はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君) ほかに討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決します。
議案第20号を
委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
渡辺務君) 起立多数です。よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。
────────────────────────
○議長(
渡辺務君) 次に、議案第21号 令和3年度富津市
介護保険事業特別会計予算について、討論に入ります。
反対討論はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君)
賛成討論はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君) 討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決します。
議案第21号を
委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
渡辺務君)
起立全員です。よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。
────────────────────────
○議長(
渡辺務君) 次に、陳情第2号
JR内房線への
ワンマン運転導入に関する陳情について、討論に入ります。
反対討論はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君)
賛成討論はありますか。6番、猪瀬 浩君。
◆6番(猪瀬浩君) それでは、私は、陳情第2号
JR内房線への
ワンマン運転導入に関する陳情に対して、賛成の立場で討論させていただきます。
まず、
JR内房線は、この地域に住む住民にとってはなくてはならない公共交通であり、今回のダイヤ改正において、JRの企業努力によってダイヤ数が増えたことは大いにうれしく思うわけであります。
一方で、今回のダイヤ改正から
ワンマン運転となることに対する、JRの地域への説明が不足していることを不安に思う陳情団体の訴えは理解できるものであります。
なお、陳情団体の方々とは、事前に署名活動の依頼文書等も頂いていたことにより、私としましても、JRに対して団体の方が不安に思っている事項の確認を行って、JRからの回答を陳情団体に伝えていただくこと、また、常任
委員会での市からの見解を受けて、陳情団体の方々の不安は一定程度改善できたものと思うわけではありますが、例えば、常任
委員会の中で、市が確認をしてくださった障害者の利用におけるJRの支援サービスなどについては、広く市民に周知してもらいたいということ、また、今後も住民の方などが不安に思うことが出てきた際には、その不安解消のためにJRへの確認を市にお願いしたいと思うわけであります。
そして、陳情者の団体の方々が心配される、
ワンマン運転導入後に万が一トラブルが起きた場合、国や県、そして市などに対して動いてもらえるように働きかけてほしいといった内容については、そのような問題が起きた際には、現在、国で行われている駅の無人化に伴う、安全・円滑な駅利用に関する障害当事者だったり、鉄道事業者、国土交通省の意見交換会の場合は、鉄道に関する基準を定める省令などを議論する場などに、必要に応じて法整備の見直しやJR等への再発防止支援の検討をお願いすべく、議会としても国や県に意見書を出すことも必要となってくるだろうということを鑑みまして、この陳情には賛成の立場を表明するものであります。
○議長(
渡辺務君) ほかに
賛成討論はありますか。4番、福田好枝君。
◆4番(福田好枝君) 私は、採択に賛成の立場で討論いたします。
運転手が1人であることで心配なことは、事故が起きたときに運転手が瞬時に幾つもの判断を迫られることになり、
ワンマン運転の負担は2人で対応できるときとは桁違いに重くなります。それは、人命の軽視です。
車椅子の方が利用する場合、前日に連絡すれば君津駅から応援に来るとのJRの説明でしたが、それでは車椅子の方は急用の場合、利用できなくなります。健常者を標準にしたもので、平等ではありません。
ワンマン運転により危惧された事態が発生した場合には、速やかに
ワンマン運転導入の見直しが実施されることという陳情の趣旨に賛成いたします。
以上です。
○議長(
渡辺務君) ほかに
賛成討論ありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君) ほかに討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決します。
陳情第2号について、
委員長報告は不採択でありましたので、原案について採決します。
陳情第2号
JR内房線への
ワンマン運転導入に関する陳情を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
渡辺務君) 起立少数です。よって、陳情第2号は不採択と決しました。
────────────────────────
○議長(
渡辺務君) 次に、陳情第3号 75歳以上の
医療費窓口負担について原則1割負担の継続を求める陳情について、討論に入ります。
反対討論はありますか。6番、猪瀬 浩君。
◆6番(猪瀬浩君) 私は、陳情第3号 75歳以上の
医療費窓口負担について原則1割負担の継続を求める陳情に対して、反対の立場で討論させていただきます。
まず、厚労省のホームページの国民医療費データを参照しましたところ、平成20年度から平成30年度のこの10年間で、全世代の国民医療費は約8兆5,000億円以上の増加となっており、そのうち75歳以上の方については5兆6,000億円の増加ということで、増加額の全体の65.7%を占めておりました。
次に、内閣府が示します高齢社会白書を参照しますと、75歳以上の人口は、平成30年度においては約1,800万人であるのに対しまして、2030年度には2,300万人近くになると試算をされておりまして、その増加率は27.3%という見込みとなっております。
よって、75歳以上にかかる医療費も2030度には、さらに1兆数千億円程度増える見込みが試算されるかと思います。
一方で、健康保険料の大半を負担している現役世代につきましては、2030年度までに今よりもさらに10%近く人口が減少する見込みが示されているわけで、現役世代1人当たりにかかる医療保険料負担は、ますます増えてくることになるわけであります。
そこで、国としましては、健康寿命を延ばすことやジェネリック医療品を推奨することで医療費の削減を図ろうとしているわけですが、それだけでは予算を確保できないということで、年金以外の収入がある方については、応分の医療費負担をしてもらうということで、2022年度からの方針を示されているわけであります。
なお、今回、陳情者の方が御心配なされております、年金収入しかない方の
医療費負担が増えるのではないかという心配については、今回のこの2022年度からの国の方針には該当しませんので、私としましては、今回のこの国の方針に対して異議を申し立てる考えはありません。
ただし、高齢者だけではなく、全世代における低所得者に対する保険料や
医療費の負担等が増えるような方針を国が発表した際には、その真意をつかみ、必要に応じて意見を申し述べていきたいと考えております。
以上の理由において、今回の陳情については、反対の立場を示させていただきます。
○議長(
渡辺務君) ほかに
反対討論。12番、佐久間 勇君。
◆12番(
佐久間勇君) 私は、陳情第3号 75歳以上の
医療費窓口負担について原則1割負担の継続を求める陳情について、採択することに反対の立場で討論いたします。
国民皆保険制度を維持するために、この
後期高齢者医療保険は公費である国、県、市が約5割、後期高齢者支援金として若年者からの保険料で4割、そして、いわゆる75歳以上の方から頂く保険料が1割という
負担割合で成り立っております。
さらに、病院にかかったときの
医療費は、被
保険者の所得によって
窓口負担が変わります。現役並み所得者には、3割を負担していただき、一般と低所得の方には1割の負担となっている現状です。
そのうちの一般層の
窓口負担を1割から2割にする旨が閣議決定されたわけですが、かかる
医療費として、低所得者への配慮した仕組みには変わらず、所得に応じた受益者負担は制度を維持する上でやむなしと言えることから、採択に反対をいたします。
○議長(
渡辺務君) ほかに
反対討論はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君) それでは、次に、
賛成討論はありますか。4番、福田好枝君。
◆4番(福田好枝君) 陳情第3号 75歳以上の
医療費窓口負担について原則1割負担の継続を求める陳情について、私はこの陳情を採択することに賛成の立場で討論いたします。
自己負担が増えると、
医療費の高さを理由として、特に低所得の高齢者において受診を控える傾向があります。
自己負担額と受診控えは比例しています。
自己負担割合が3割で11.5%、2割で11.2%が経済的な理由で受診を控えるというデータがあります。
受診を控えた患者にその後の影響を質問したところ、症状が悪化したと回答した人は、3割負担で6.5%、2割負担で7.1%、1割負担で3.4%です。1割負担に比べ、重症化のリスクが高くなることが問題とされています。
窓口負担が増えて、重症化の患者が増大すれば、
医療費抑制のための負担割引上げがかえって
医療費や介護費を押し上げる可能性も指摘されています。
加速する
少子高齢化社会を見据えて、政府による
社会保障費の抑制も重要ではありますが、一方で受診控えにより
社会保障そのものが増大しては本末転倒ではないでしょうか。両者のバランスを取りながら
社会保障改革を目指せるよう、慎重な議論が必要だと思います。
2割負担で国の
医療費給付費は8,000億円の減少になると試算をしています。しかし、軍事費は5兆3,000億円、思いやり予算は2,000億円です。これこそ削減して国民の命と生活を守るべきだと考えます。
このことから、私は今回の陳情に賛成するものであります。
○議長(
渡辺務君) ほかに
賛成討論はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君) ほかに討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決します。
陳情第3号について、
委員長報告は不採択でありましたので、原案について採決します。
陳情第3号 75歳以上の
医療費窓口負担について原則1割負担の継続を求める陳情を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
渡辺務君) 起立少数です。よって、陳情第3号は不採択と決しました。
────────────────────────
議案第17号
○議長(
渡辺務君) 日程第2、議案第17号を議題とします。
議案第17号 民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律に規定する特定事業に係る契約の変更契約の締結について、討論に入ります。
反対討論はありますか。4番、福田好枝君。
◆4番(福田好枝君) 民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律に規定する特定事業に係る契約の変更契約の締結について、私は反対の立場で討論いたします。
第2期君津地域公共廃棄物処理事業には、9月議会でCO2の排出を抑制しなければならない中で、ごみを燃やして処理する大型の施設を造ることを反対しました。
本来、ごみは自区内処理が原則です。今回は、日本製鉄のごみを受け入れることで、さらに大型の焼却施設を造ることになります。人口減少が続く中で、ごみの量も減ることが当然予測できます。その対策を市は、「今は考えていない、将来は市民に問いかけ考えるつもりである」と、全員協議会の中で発言されました。
大量のごみを受け入れて燃やし続けなければ採算が合わなくなるような大きな施設には問題があります。環境問題をないがしろにすることで命が脅かされています。
CO2を排出し、地球温暖化に拍車をかける、このようなさらなる大型化事業には反対いたします。
○議長(
渡辺務君) ほかに
反対討論はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君) 次に、
賛成討論はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君) ほかに討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決します。
議案第17号を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
渡辺務君) 起立多数です。よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。
────────────────────────
議案第22号及び議案第23号
○議長(
渡辺務君) 日程第3、議案第22号及び議案第23号を議題とします。
お諮りします。議案第22号及び議案第23号については、人事案件につき、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君) 異議なしと認め、順次、採決します。
初めに、議案第22号 富津市固定資産評価審査
委員会委員の選任につき議会の同意を求めることについて、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
渡辺務君)
起立全員です。よって、議案第22号は原案のとおり同意されました。
────────────────────────
○議長(
渡辺務君) 次に、議案第23号 富津市教育
委員会委員の任命につき議会の同意を求めることについて、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
渡辺務君)
起立全員です。よって、議案第23号は原案のとおり同意されました。
────────────────────────
議案の上程
○議長(
渡辺務君) 日程第4、議案第25号を議題といたします。
ただいま議題とした議案は、お手元に配付の議案一覧表のとおりですので、朗読を省略します。
────────────────────────
市長の
提案理由の説明
○議長(
渡辺務君) ただいま議題となっている議案について、
提案理由の説明を求めます。市長、高橋恭市君。
〔市長 高橋恭市君登壇〕
◎市長(高橋恭市君) ただいま追加提案いたしました議案第25号の
提案理由について、説明いたします。
────────────────────────
議案第25号 令和3年度富津市
一般会計補正予算(第1号)
◎市長(高橋恭市君) 議案第25号 令和3年度富津市
一般会計補正予算(第1号)については、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ2,697万円を追加するもので、補正の内容は、国の施策に伴う子育て世帯生活支援特別給付事業に係る経費及びこれに関連する歳入を計上するものであります。
以上、議案第25号の
提案理由の説明といたします。
なお、議案第25号につきましては、担当部長から補足説明をいたさせます。
十分御審議の上、原案どおり御可決賜りますようお願いいたします。
────────────────────────
補足説明
○議長(
渡辺務君) 続いて、補足説明に入ります。
総務部長、白石久雄君。
〔
総務部長 白石久雄君登壇〕
◎
総務部長(白石久雄君) 議案第25号 令和3年度富津市
一般会計補正予算(第1号)について、補足説明を申し上げます。
補正予算書の6ページを御覧ください。
初めに、歳入ですが、16款国庫支出金2項国庫補助金2目民生費国庫補助金の説明欄、
新型コロナウイルス感染症セーフティネット強化交付金は、子育て世帯生活支援特別給付事業に係る交付金、2,697万円を計上するものでございます。
次に、歳出について御説明いたします。
7ページを御覧ください。
3款民生費2項児童福祉費7目子育て世帯臨時特別給付費の説明欄、子育て世帯生活支援特別給付事業は、感染症の影響が長期化する中で生活の支援を行う観点から、一定の所得に満たない子育て世帯のうち、先行して独り親世帯に対し、子供1人につき5万円を支給するため、子育て世帯生活支援特別給付金及び事務費等、2,697万円を計上するものでございます。
以上で、議案第25号 令和3年度富津市
一般会計補正予算(第1号)の補足説明を終わります。
○議長(
渡辺務君) 以上で、
提案理由の説明を終わります。
────────────────────────
○議長(
渡辺務君) ただいまの説明について、質疑ありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君) 質疑もないようですので、質疑を終結します。
お諮りします。ただいま議題となっております議案第25号について、
委員会付託を省略し、直ちに全体審議とすることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君) 異議なしと認め、そのように決定します。
それでは、討論、採決します。
議案第25号 令和3年度富津市
一般会計補正予算(第1号)について、討論に入ります。
反対討論はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君) 次に、
賛成討論はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君) 討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決します。
議案第25号を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
渡辺務君)
起立全員です。よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。
────────────────────────
発議案第2号及び発議案第3号
○議長(
渡辺務君) 日程第5、発議案2号及び発議案第3号を議題とします。
ただいま議題とした発議案は、お手元に配付の発議案一覧表のとおりですので、朗読を省略します。
────────────────────────
提出者の説明
○議長(
渡辺務君) ただいま議題となっている発議案について、提出者の説明を求めます。14番、石井志郎君。
〔14番 石井志郎君登壇〕
◆14番(石井志郎君) 発議案第2号及び発議案第3号の
提案理由の説明を申し上げます。
発議案第2号 議会議員の議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、
新型コロナウイルス感染症の収束の見通しが立たないことから、引き続き令和3年4月1日から9月30日までの間、議員報酬の月額を10%削減するため、条例の一部を改正するものであります。
発議案第3号 富津市議会会議規則の一部を改正する規則の制定については、多様な人材の市議会への参画を促進する環境を整備するため、本会議及び
委員会に係る育児、看護、介護等の欠席事由及び出産についての欠席期間を明文化するとともに、行政手続等において原則として押印を廃止する政府の動向を踏まえ、請願書の署名押印の見直しを行う等のため、規則の一部を改正するものです。
発議案第2号及び発議案第3号について、何とぞ御賛同賜りますようお願い申し上げ、
提案理由の説明とします。
○議長(
渡辺務君) 提出者の説明は終わりました。
ただいまの説明について、
総括質疑に入ります。質疑ありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君) 質疑もないようですので、
総括質疑を終結します。
ここでお諮りします。ただいま議題とした発議案第2号及び発議案第3号については、
委員会付託を省略し、直ちに全体審議とすることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君) 異議なしと認め、そのように決定します。
それでは、順次、討論、採決をします。
初めに、発議案第2号 議会議員の議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、討論に入ります。
反対討論はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君)
賛成討論はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君) 討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決します。
発議案第2号を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
渡辺務君)
起立全員です。よって、発議案第2号は原案のとおり可決されました。
────────────────────────
○議長(
渡辺務君) 次に、発議案第3号 富津市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について、討論に入ります。
反対討論はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君)
賛成討論はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
渡辺務君) 討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決します。
発議案第3号を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
渡辺務君)
起立全員です。よって、発議案第3号は原案のとおり可決されました。
以上で、今定例会に付議されました事件の審議は全て終了しました。
────────────────────────
市長のあいさつ及び報告
○議長(
渡辺務君) 次に、市長から発言を求められておりますので、これを許可します。市長、高橋恭市君。
〔市長 高橋恭市君登壇〕
◎市長(高橋恭市君) 令和3年3月富津市議会定例会の閉会に当たり、御礼の御挨拶と御報告を申し上げます。
議員の皆様方におかれましては、御多用の中、本定例会に連日、御出席を賜り、御提案申し上げました各議案につきまして、慎重なる御審議を頂き、原案のとおり御承認、御可決及び御同意を賜り、誠にありがとうございました。
また、議案第1号から議案第5号までにつきましては、御先議いただき、速やかに予算を執行できるようになりましたこと、重ねて御礼申し上げます。
今会期中に皆様方からお寄せいただきました貴重な御意見、御提言等につきましては、十分検討いたしまして、適切な措置を講じる所存であります。
次に、諸般の御報告を申し上げます。
初めに、新型コロナウイルスのワクチン接種について申し上げます。
新型コロナウイルスワクチン接種コールセンターを3月22日に市役所内に設置し、ワクチン接種に伴う市の取組、体制等に関する問合せに対応しております。
次に、ワクチンの集団接種訓練を3月28日、日曜日、午後2時から1時間程度をめどに市役所大会議室及びロビーにおいて実施いたします。また、もう1つの会場となる市民会館につきましても、現在、医師会とスケジュールの調整を行っています。
ワクチンの接種における集団接種に当たり、市内医療機関の医師協力の下、円滑な実施が図れるよう事前の準備を重ねてまいります。
次に、市が担う65歳以上の方を対象としたワクチン接種に係るスケジュールにつきましては、現在、厚生労働省から示されております4月下旬のワクチン供給に合わせて、高齢者施設の入所者及びその従事者から接種を開始いたします。
また、それ以外の65歳以上の方についてのうち、75歳以上の方の接種を先行して行い、次に74歳から65歳までの方に対し、段階的に接種を行います。
今後はワクチンの供給に合わせて、接種の御案内を発送し、コールセンターでの予約の受付を開始いたします。
次に、新富津漁業協同組合と富津市下洲漁業協同組合の合併について申し上げます。
両組合の合併は、適切な資源管理や組合員の所得向上対策などに取り組み、組合員の経営安定化と組合の経営基盤の強化を図ることを目的とし、3月22日に千葉県知事から認可されました。
なお、合併した組合は4月1日から新富津漁業協同組合として運営を開始いたします。
次に、新しい天羽養護老人ホームの開所について申し上げます。
君津郡市広域市町村圏事務組合が、かねてから整備を進めてまいりました天羽養護老人ホームが、4月1日から社会福祉法人あたご会の運営により、旧関豊小学校敷地内に場所を移転し、開所いたします。
次に、市道小久保岩瀬線の開通について申し上げます。
平成24年度から国の交付金を活用し、整備を進めてまいりました市道小久保岩瀬線の工事延長600メートルの区間について、4月15日に開通する予定であります。
また、生活道路における歩行者等の安全通行を確保することを目的とし、区域を定めて最高速度を30キロメートルに規制するゾーン30について、千葉県警察本部からの指導によりその区域を変更するため、市道小久保岩瀬線の富津市大貫共同調理場前から大貫小学校入り口交差点を過ぎ、国道465号線の小久保交差点までの区間で、区画線による幅員を狭くするなどの安全対策工事を道路開通に合わせて実施いたします。
以上で、報告を終わります。
令和3年度は、
コロナ禍において市民の皆様の生命や生活を守る極めて重要な一年です。しっかりと課題を捉え、一つ一つの施策を着実に実行し、市民をはじめ関係する多くの皆様が誇りや愛着を持っていただける富津市をつくってまいります。
議員の皆様には、健康に十分御留意され、市政運営になお一層の御支援と御協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会に当たっての挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。
────────────────────────
閉 会
○議長(
渡辺務君) これをもちまして、令和3年3月富津市議会定例会を閉会とします。お疲れさまでした。
令和3年3月23日 午前11時20分 閉会
上記会議の顛末を録し相違ないことを証するためにここに署名する。
令和 年 月 日
富津市議会議長 渡 辺 務
富津市議会副議長 平 野 英 男
署名議員 福 田 好 枝
署名議員 関 努
署名議員 猪 瀬 浩...