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令和 3年度予算審査特別委員会−03月16日-02号

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  1. 富津市議会 2021-03-16
    令和 3年度予算審査特別委員会−03月16日-02号


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    最終取得日: 2022-12-23
    令和 3年度予算審査特別委員会−03月16日-02号令和 3年度予算審査特別委員会                予算審査特別委員会議事録 1.日  時  令和3年3月16日(火)午前10時 1.場  所  第3委員会室 1.出席委員   佐久間   勇 君       猪 瀬   浩 君       宮 崎 晴 幸 君   三 富 敏 史 君       福 田 好 枝 君       三 木 千 明 君   平 野 英 男 君       石 井 志 郎 君 1.欠席委員   なし 1.議  長   渡 辺   務 君 1.委員外議員   千 倉 淳 子 君       渡 辺 純 一 君 1.出席説明員   市長        高 橋 恭 市 君   副市長        小 泉 義 行 君   教育長       岡 根   茂 君   総務部長       白 石 久 雄 君   総務部参与     前 田 雅 章 君   総務部次長資産経営課長事務取扱
                                       市 原 岳 人 君   総務課長      牧 野 常 夫 君   防災安全課長     小野田 隆 博 君   防災安全課主幹   大 谷   寛 君   企画課長       阿 部 淳一郎 君   秘書広報課長    石 川 富 博 君   財政課長       高 梨 正 之 君   財政課主幹     宮 崎   悟 君   市民部長       中 山 正 之 君   市民課長      平 野 巳 貴 君   課税課長       石 井   太 君   納税課長      秦 野 憲 一 君   天羽行政センター所長 鳥 部 裕 志 君   環境保全課長    鹿 島 和 博 君   健康福祉部長     坂 本 秀 則 君   社会福祉課長    中 山 貴 弘 君   福祉の窓口課長    木 村 美 文 君   子育て支援課長   中 山 淳 子 君   介護福祉課長     池 田 剛 和 君   健康づくり課長   藤 嵜   勉 君   国民健康保険課長   花 田 康 宏 君   建設経済部長    庄 司 優 人 君   建設経済部次長農業委員会事務局長                                    茂 木 雅 宏 君   都市政策課長    義 崎 哲 也 君   建設課長       藤 川 幸 男 君   商工観光課長    嶋 田 清 一 君   農林水産課長     棟 方 雅 典 君   農林水産課鳥獣対策室長           会計管理者      赤 井 明 浩 君             松 下 順 一 君   選挙管理委員会事務局長監査委員事務局長  消防長        岩 崎   脩 君             平 野   勉 君   消防総務課長    角 田 安 隆 君   予防課長       宇 山 則 幸 君   消防署長      牧 野 安 浩 君   消防分署長      松 本 敏 宏 君   教育部長      相 澤 智 巳 君   教育部参事学校教育課長事務取扱                                    須 藤 秀 明 君   教育総務課長    尾 形 卓 信 君   学校教育課主幹    細 谷 憲一郎 君   学校教育課主幹   大 畑   光 君   生涯学習課長     樋 口 峰 昭 君   公民館長      平 野 隆 志 君 1.出席事務局職員   事務局長      重 城   祐     主幹         大 川 美佐子   係長        三 木 貴 好     主査         吉 原 香保利 1.議  事    議案第18号 令和3年度富津市一般会計予算           ────────────────────────                    開     議           令和3年3月16日(火) 午前9時55分 開議 ○委員長(佐久間勇君) それでは、定刻前でございますが、ただいまから予算審査特別委員会、本日の会議を開きます。           ────────────────────────                    委員長あいさつ ○委員長(佐久間勇君) おはようございます。委員の皆さんには、お忙しい中、御出席を頂きましてありがとうございます。  さて、本日3月16日、17日の2日間の予定で審査を行いますが、委員の皆様には簡潔明瞭な質問をお願いし、慎重かつ十分なる審査を行いますので、円滑な協議進行に御協力をお願い申し上げます。  また、執行部の皆様には、的確かつ簡潔な答弁をお願いいたしまして、私からの挨拶といたします。  これより着座させていただきます。  それでは、議長がお見えですので、御挨拶をお願いいたします。           ────────────────────────                    議長あいさつ ○議長(渡辺務君) 皆さん、おはようございます。今日、明日と予算審査特別委員会ということです。今回の特別委員会、特にそうなんですけども、コロナ禍でどういう対応するかというところで、職員の皆さん、そして議員の皆さんにも、普段とは違う対応を迫られるところだと思います。そんな中で、どうか将来の富津市を見据えた有効な議論をしていただくことをお願い申し上げます。  それから、私、この後、コロナ対策で退席をさせていただきますので、それは御承知頂ければと思います。 ○委員長(佐久間勇君) ありがとうございます。  次に、執行部から御挨拶をお願いいたします。市長、高橋恭市君。           ────────────────────────                    執行部あいさつ ◎市長(高橋恭市君) 改めまして、おはようございます。予算審査特別委員会の開会に当たりまして、御挨拶を申し上げます。委員の皆様方におかれましては、3月定例会開会中、大変御多用の中、本委員会を開催していただきまして、誠にありがとうございます。  2月24日の本会議におきまして、本委員会に付託されました令和3年度の一般会計及び各特別会計の予算案につきましては、本日と明日の2日間にわたり、審査をお願い申し上げます。  さて、新年度の予算を編成する時点におきましては、今日時点でも緊急事態宣言発令中ではございますが、新型コロナウイルス感染症の収束の見通しが立たず、今後の景気の先行きも不透明で、足元の景気の動向から、市税収入の大幅な落ち込みが見込まれる状況でございました。  このような状況の中で、令和3年度の当初予算は、経営改革の基本となる将来にわたる持続可能な行政経営を念頭に、「住みたいまち富津市」「選ばれるまち富津市」づくりのための事業を着実に実行する方針として編成をいたしました。限られた経営資源をより一層効率的・効果的に活用し、持続可能な行政経営を実現できるよう、気を引き締めて市政運営に当たってまいりますので、委員各位におかれましては、慎重なる御審議を賜り、原案どおり御可決頂きますようお願い申し上げます。  以上、簡単ではございますが、開会に当たりましての挨拶とさせていただきます。2日間よろしくお願いいたします。 ○委員長(佐久間勇君) ありがとうございます。  ここで、渡辺議長は所用のため退席いたします。ありがとうございます。           ────────────────────────                    委員長の報告 ○委員長(佐久間勇君) それでは、議事に入るに先立ち、私から報告します。  委員外議員として、千倉淳子議員、渡辺純一議員が出席していますので、御了承願います。  次に、本日、三木委員から、所用のため若干遅れる旨の連絡がありましたので、御報告いたします。  以上で、私からの報告を終わります。  委員外議員にお尋ねします。御発言はありますか。発言があるようですので、ここでお諮りいたします。富津市議会会議規則第110条第2項の規定により、委員外議員の発言を認めることに御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(佐久間勇君) 異議なしと認め、そのように決定します。  なお、委員外議員の発言については、各委員の質疑終了後、答弁を含め、5分以内とします。  ここで、傍聴の許可についてお諮りいたします。本日、傍聴の申出がありましたので、許可することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(佐久間勇君) 異議なしと認め、許可します。ここで傍聴者に入室頂きますので、しばらくお待ちください。                   〔傍聴者入室〕 ○委員長(佐久間勇君) 次に、説明員の方に申し上げます。発言される場合は挙手と同時に起立し、指名された後に着席し、各自マイクのスイッチを入れてから発言するようお願いします。           ────────────────────────                    議     事     議案第18号 令和3年度富津市一般会計予算 ○委員長(佐久間勇君) それでは、ただいまから議事に入ります。  議案第18号 令和3年度富津市一般会計予算は、2月19日の本会議において、執行部から詳細な説明を受けたことから、説明を省略し、直ちに質疑を行いたいと思います。質疑終了後、討論、採決を行います。  本日の議事は、お手元に配付されております会議次第のとおり、議案第18号 令和3年度富津市一般会計予算の審査を行います。審査は審査区分表に従い、行います。  歳入については、審査区分表1ページに記載の一般財源、白抜きになっている項目を審査し、特定の歳出に充当する歳入、網かけになっている項目は、その歳出を審査する際に併せて行いますので、御了承願います。その際に、令和3年度予算一般会計雑入充当先歳出一覧表を御活用ください。  また、歳出については、新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、審査区分表の2ページから6ページまでに記載のとおり、原則として所管部局ごとに質疑を行います。詳細な質疑を行った後、最後に、審査区分表7ページ上段に記載のとおり、令和3年度富津市一般会計予算に係る総括的な質疑を行います。ここでは総括的な質疑のみとしますので、詳細な質疑は審査区分ごとの時間内にお願いします。  また、審査区分ごとに7回説明員を入れ替えることから、質疑漏れ等がないよう御注意ください。  それでは、議案第18号 令和3年度富津市一般会計予算を議題といたします。
     これより質疑に入ります。  初めに、審査区分表1ページ、歳入のうち、白抜きで示している部分に関する質疑を行います。委員の皆様には円滑な進行のため、必ず予算書、または附属資料の別、ページ番号、款項目を示してから質疑をお願いします。  御質疑ありませんか。三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) よろしくお願いいたします。歳入につきまして、14ページの市税について、ちょっとお尋ねをいたします。  市民税でございますけども、現在コロナ禍による影響で、非常に落ち込むことが懸念されておりますが、前年度と比較いたしまして約4%の減ということで、85億1,000万という数字が計上されておりますが、現在コロナ禍による特例措置として猶予制度というものがありますが、そちらは課税後の制度ということで、見込まれていないということは承知しておりますが、徴収率につきましては、現年課税分が98.3%、滞納繰越分が22.0%という高い数字を設定していただいていますけども、こういった数字に対する実効性があるのかどうか、ちょっと教えていただければと思います。 ○委員長(佐久間勇君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。納税課長、秦野憲一君。 ◎納税課長(秦野憲一君) お答えいたします。  初めに、現年度課税分の徴収率の算出方法についてですが、令和2年度当初予算の徴収率及び決算見込みの徴収率を比較し、高い徴収率のほうを用いていることから、98.3%となっております。令和元年度決算の徴収率につきましては、98.2%となっております。  次に、滞納繰越分の徴収率の算出方法についてですが、令和2年度当初予算の徴収率、決算見込みの徴収率、過去3か年決算の平均徴収率等を比較し、原則高い徴収率を用いております。(「ありがとうございます」と呼ぶ者あり) ○委員長(佐久間勇君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) ありがとうございます。やはり納税は市民・国民の義務ですので、ぜひよろしくお願いしたいというところでございます。  私も企業団職員の頃には、ちょっと異なりますけども、私債権ということで、いろいろ徴収業務に携わりましたけども、やはり公平性の観点から納税に対する徴収というものは、やっぱり組織一体となって取り組んでいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(佐久間勇君) 質問いいんですね。(「はい」と呼ぶ者あり)  ほかに質疑ありますか。福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) 14ページと15ページにわたって、法人市民税とか固定資産税、軽自動車税というのが、それぞれ前年度に比べて数%ですけど、徴収率を上げているんですけど、この理由は何なんでしょうか。 ○委員長(佐久間勇君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。納税課長、秦野憲一君。 ◎納税課長(秦野憲一君) お答えいたします。滞納繰越分の徴収率につきましては、ただいま説明させていただきましたけども、令和2年度の当初予算の徴収率、決算見込みの徴収率、過去3か年決算の平均徴収率を比較して、原則高い徴収率を用いていることから、徴収率が上がっております。 ○委員長(佐久間勇君) よろしいですか。(「はい」と呼ぶ者あり)  ほかに質疑ございませんか。石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 30ページ、18の1の1、財産貸付収入です。土地建物貸付収入についてお聞きいたします。  令和元年及び令和2年度の予算では、2,000万を超えていた貸付収入が、令和3年度では1,381万円、比較すると689万6,000円の減になっております。令和元年と令和2年度が同じ予算を立てていたということは、同じ物件であったんではないかと思いますが、この物件と減額の理由をお聞かせ頂きます。 ○委員長(佐久間勇君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。総務部次長資産経営課長事務取扱、市原岳人君。 ◎総務部次長資産経営課長事務取扱(市原岳人君) お答えいたします。  財産貸付収入土地建物貸付収入の令和2年度からの減額理由につきまして、減額要因の主なものとしましては、まず土地建物貸付収入で、新富の市有地の貸付けで約390万円の減、自動販売機の設置に係る庁舎の貸付けで約180万円の減、また旧環南小学校の施設貸付けで約76万円の減が生じております。  それぞれ理由としましては、まず新富の市有地につきまして、貸付けの相手方から、新型コロナウイルス感染症の影響で事業を一時的に縮小していた間、使用する土地の面積に応じて契約内容を変更していたため、貸付け面積の減に応じて歳入の見込みも減少しております。  なお、こちらの貸付けにつきましては、2月1日から従前どおり事業が再開されたため、貸付け面積を復元しており、令和3年度の当初予算の計上には間に合いませんでしたが、実際は520万円程度の収入を見込んでおりますので、令和元年度と同程度の収入を見込んでいるところでございます。  また、自動販売機の設置に係る庁舎の貸付け収入につきましては、自動販売機の設置業者を選定するための入札を経て決定するもので、入札の実施が令和元年度末であったことから、令和2年度の予算計上は令和元年度までの実績に基づく見込みでございました。令和3年度の計上額につきましては、入札結果に基づいたものでございまして、今年度実際に収入するものと同額となっております。  最後に、旧環南小学校の施設の貸付けにつきましては、今年度末で終了することにより減額となっております。 ○委員長(佐久間勇君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) ありがとうございました。  では、続けて、もう1点お聞きいたします。  同じくページ30ページ、18の2の1、財産収入、不動産売払収入土地建物売払収入1,730万円について、令和2年度の予算では2,000万計上されていて、まだ決算が出ていませんので、最終的に決算がどうなるかというのは、また決算委員会のときにお聞きしますけど、それまでに数字が出てくると思いますが、土地建物売払収入の1,730万円について、どこの物件をどのように処分するのか、お聞かせ頂きたいと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 総務部次長資産経営課長事務取扱、市原岳人君。 ◎総務部次長資産経営課長事務取扱(市原岳人君) お答えします。  令和3年度において収入見込みを行っておりますものは、公共資産売却業務包括民間委託の対象とした17件の物件のうち、1件を売却見込みとして計上しております。1,730万円の金額につきましては、委託対象の17物件の平均売却予測額となっております。 ○委員長(佐久間勇君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) そうすると、特に今回、金谷小学校のほうがちょっと話が出ていますが、そういうものの金額として上がってきたということじゃないということでよろしいんですね。 ○委員長(佐久間勇君) 総務部次長資産経営課長事務取扱、市原岳人君。 ◎総務部次長資産経営課長事務取扱(市原岳人君) お答えします。  不動産の売却収入につきましては、閉校施設についての売却の収入は入っておりません。 ○委員長(佐久間勇君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 公共施設再配置推進計画というものの中で、公有財産の貸付け、また売却というのを今後進めると思います。有効な実のある事業を進めていただければと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 答弁結構ですね。(「結構です」と呼ぶ者あり)  ほかに質疑ございますか。副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) すみません。今の石井委員の質問に関連なんですが、先ほど土地建物貸付収入のほうで、旧環南小学校が令和2年度で終わりということで、もう一つの質問のほうで、土地建物売払収入のほうでは、旧環南小学校ではないというお答えを頂いたわけですが、それであるならば、令和3年度も引き続き貸付けを続けてもよいと思うわけでありますが、旧環南小学校を令和2年度で終了した理由は何かあるんでしょうか。 ○委員長(佐久間勇君) 総務部次長資産経営課長事務取扱、市原岳人君。 ◎総務部次長資産経営課長事務取扱(市原岳人君) お答えします。  旧環南小学校につきましては、再配置推進計画の中で、民間企業への売却等を進める方針というところでございまして、今後の利活用を具体的に検討できるよう、一旦契約の更新を行わないこととしたところでございます。 ○委員長(佐久間勇君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) 続きましては、予算書30ページ、18款1項1目、今の土地建物貸付収入なんですが、先ほど石井委員のほうからは、旧金谷小学校の売却を18款2項1目のほうに入っていないという御回答がありましたが、こちら18款1項1目のほうの中には見込まれているということでよろしいんでしょうか。  昨日発表された募集要項を見ますと、今年の11月ぐらいから貸付けをしていくというようなことが書かれていますので、大体100万前後ぐらいが歳入で発生する見込みなのかなと思うんですが、そこのところどうなっているのかということを確認と、もう一つ、今、旧環南小学校のお話もありましたが、今後は旧金谷小学校のような形で、住民のワークショップを開催をして、そこから出た意見を基に、プロポーザル公募や売却を検討していくということでよいのか、お答え頂ければと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 総務部次長資産経営課長事務取扱、市原岳人君。 ◎総務部次長資産経営課長事務取扱(市原岳人君) お答えします。  まず、土地建物貸付収入の中に、金谷小学校の貸付け収入が入っているかという御質問につきましては、貸付け収入につきましては、利活用事業者の提案によることによって金額が決定するため見込みが立たないため、この中には入っておりません。  また、旧環南小学校の利活用について、ワークショップを実施するかどうかにつきましては、先ほども申し上げましたとおり、再配置推進計画の中で、旧環南小学校、閉校のほうが先にされていたため、民間利活用について地元と協議を行わないで、民間企業の売却等を進めるということで位置づけが異なっておりますので、環南小学校については、現在のところワークショップを行う予定はございません。 ○委員長(佐久間勇君) よろしいですか。副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) すみません。続きましては、30ページ、19款1項1目の一般寄附金のうちのふるさとふっつ応援寄附金ですが、こちら一般質問のほうでも出ましたが、今年から企業版ふるさと納税のほうを始めるということであったと思います。  その回答の中で、富津市まち・ひと・しごと創生総合戦略の中から事業を抜粋して、その事業を提案するということだったかと思うんですが、どのような事業を設定をして、どれくらいの収入を見込んでいるのか、教えていただければと思います。 ○委員長(佐久間勇君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  企業版ふるさと納税につきましては、社会教育の充実に資する事業のほうに活用させていただくことを考えております。また、企業版ふるさと納税についての収入となる見込みについては、特に定めておりません。 ○委員長(佐久間勇君) よろしいですか。副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) あと、もう1点ですが、歳入1款2項1目、14ページの固定資産税、土地の評価額、評価なんですが、こちら教育福祉の協議会の中では、評価額が下落をしたということで、令和2年度と比べてみますと、約550万円の減少ということで、課税評価額の総額としては約4億円近く下落していることになるかと思います。これはコロナ禍が関係しているのか、それとも、していないのか分からないんですが、この評価額が下がったエリアはどこなのかを、ちょっと教えていただければと思います。また、その下げ幅もお願いします。 ○委員長(佐久間勇君) 課税課長、石井 太君。 ◎課税課長(石井太君) お答えいたします。  令和3年度の土地の評価額につきましては、3年に一度の評価替えに伴います令和2年1月1日基準の不動産鑑定、また、7月1日基準の事前修正を基に算定しております。  そこで、令和2年度と令和3年度の評価額の比較におきまして、市内では大堀・青木の区画整理地内、また新富地区及び金谷地区の一部は据置きとなっております。その他の地域では下落しておりまして、市内平均で約1.3%の下落状況となっております。 ○委員長(佐久間勇君) ほかに質疑ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(佐久間勇君) なしと認めます。  それでは、委員外議員の方、御質疑ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(佐久間勇君) 質疑もないようですので、審査区分表1ページ、歳入に関する質疑を終了します。  ここで説明員入替えのため、暫時休憩をします。再開時刻を10時30分とします。                  午前10時20分 休憩           ────────────────────────                  午前10時25分 開議 ○委員長(佐久間勇君) それでは、指定された定刻前でございますけれども、休憩前に引き続き会議を開きます。  説明員の方に申し上げます。発言される場合は挙手と同時に起立し、指名された後に着席し、各自マイクのスイッチを入れてから発言するようお願いします。  ただいまから、歳出及び特定の歳出に充当する歳入について質疑に入ります。冒頭に申し上げましたように、原則として所管部局ごとに質疑を行います。  それでは、審査区分表2ページ、1款・2款の総務部及び会計課所管、3款及び4款の総務部所管に関する質疑を行います。御質疑ありませんか。石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 38ページ、1の1の1議会費、本来ならば、議会事務局が説明員として答えるべきですが、本日、議会事務局が説明員として出席しておりませんので、私の意見として述べさせていただきたいと思います。  説明の4項目め、共済費、議員共済組合負担金2,923万9,000円、議員報酬の8,760万円の約3割近いものが共済費として支出されております。平成23年に議員年金が廃止されました。それに当たりまして、全国市議会議長会を主として、現在の年金受給者、また遺族年金受給者に対する支給をどうしようかという中で、国の指導に基づいて衆参両院議員で地方議員年金が廃止されたんですが、これが一般会計から繰り出されております。  事前に事務局とお話しさせていただいて、特に1期生・2期生の方で、議員年金が廃止になったときの経緯を御存じないと思いますが、約60年間これがずっと支払い続けられるそうであります。ですから、平成23年からですから、平成でいえば83年まで延々と支払われるということでございます。  そういう中で、今、現職の16人の議員の中には、もう議員年金の該当者がいません。かつて富津市のため、また富津市議会のために御尽力頂いた方々が年金頂いております。その方に対しては、当然やはり権利があるわけですから、支給することには異議ございません。また、遺族年金として支給される者には、異論を述べるつもりではありません。  その中で、この2,923万9,000円というのが、延々と議員報酬、議員人件費の中に組み入れられているということに対して、今回質問しようと思ったんですが、なかなか難しい問題で、法律で決められている中で、地方自治体がこれを負担せよというふうになっております。  今後、議会としても、このような問題を考えながら、要するに、予算請求に対してどのような方法ができるかということを続けたいということで、質問ではなくて、改めて意見等述べさせていただきます。これ、総務部長に聞いても、なかなか答えられないところだと思いますんで、御理解頂きまして、この議会費について、1点述べさせていただきました。 ○委員長(佐久間勇君) 議会費の予算の執行に対する意見ということで、答弁はよろしいということで。(発言する者あり)分かりました。  ほかに質疑ございますでしょうか。福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) ページ43ページなんですけど、2款1項1目の経営改革関係費で、行政経営アドバイザー報償費ってあるんですけど、これは誰に依頼しているのかというのと、専任なのか、テーマごとに替えるのかということをお聞きしたいと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 財政課長、高梨正之君。 ◎財政課長(高梨正之君) お答えいたします。  経営アドバイザーですけれども、行政組織、また定員管理、財政、公共施設等の再配置等、これら総合的な事項に係る課題のほか、各分野における個別事項に係る課題に対しまして、その目標に向け、前進的な意見・助言を頂くため、それぞれ専門家、精通する方を市長が委嘱するものとしております。  この経営アドバイザーですが、任期は2年以内としまして、再任を妨げないということになっておりますが、アドバイザーから意見・助言を聞く場は、会議の委員に限らず、講演・セミナー等、短期的なものを含むものと考えております。  まず、当初といたしまして、固定の会議員は考えてはおりません。その内容により、臨機応変に委嘱したいと考えております。 ○委員長(佐久間勇君) ほか……続けて。福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) 44ページなんですけど、市制施行50周年記念行事に関しての、これ切手を発行って書いてあったと思うんですけど、これ何のために切手を、どういう、何というのかな、考えのもとに、この切手というのは発行するんですかね。 ○委員長(佐久間勇君) 秘書広報課長、石川富博君。 ◎秘書広報課長(石川富博君) お答えいたします。  市制施行50周年という大きな節目の記念の年になりますので、その記念として、また市民の皆様が改めて町の魅力や資源に気づき、より一層富津市に誇りや愛着を持っていただけるような、また広く富津市の魅力をアピールできるような記念切手を作成する予定でございます。
    ○委員長(佐久間勇君) 福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) この記念切手なんですけど、これデザインとかそういう図画、それっていうのは、どなたかに依頼してつくるわけですか。 ○委員長(佐久間勇君) 秘書広報課長、石川富博君。 ◎秘書広報課長(石川富博君) お答えします。  デザインについては、市の職員のほうで考えてつくりたいと考えてございます。 ○委員長(佐久間勇君) 福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) これ別に質問ではないんですけど、提案なんですけど、50周年記念というのは、市民の方とともにお祝いするということですよね。  だとすれば、例えばの話、小学校、中学校、高校とか児童生徒さんに、記念切手発行しますよって、デザインを考えてもらいませんかみたいな、そういう何というのかな、企画をしたりすれば、子供さんたちも富津市について改めて考えたりとかするじゃないですか。富津市のいいとこ、ここだとかという、そういうふうな企画とかを考えていただければ、ちょっと盛り上がるのかなみたいな。興味が湧く、広くいろんな人に興味が湧く。  だから、これは児童生徒じゃなくても、一般の人でも構わないと思うんですよ。切手のデザインを考えてみませんかみたいなことをやったらいかがかと。これ私の提案なんですけど。 ○委員長(佐久間勇君) 答弁求めますか。提案でいいですか。(「そういう考えってございますか」と呼ぶ者あり)答弁求めますか。(「答弁求めたいです」と呼ぶ者あり)  ただいまの質疑に対する答弁ありますか。秘書広報課長、石川富博君。 ◎秘書広報課長(石川富博君) 今のところ私どもの考えているのは、観光地をPRするような写真を使って、台紙の裏にQRコードをつけて、ここの場所ですということを示すようなデザインを考えてございます。 ○委員長(佐久間勇君) ほかに質疑ございますか。三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 若干、項目は福田委員と重なるとこありますけども、まず、43ページの行政経営アドバイザー報償費につきまして、ちょっとお尋ねいたします。  以前は行政に経営という理念はなかなかなじまなかったんですけども、今は必然的に行われている行政経営なんですけども。  そういった中で、やはり市民目線に立ったアドバイザーを取り入れるということで、先ほど高梨課長から、いろいろどんな方ということを御説明ありましたけども、通常、報酬にしろ、委託料にいたしましても、そういった業務に対する成果物を受領して、それに対する検証を行って支払うという手続を行う中で、こういったアドバイザーに対する業務の検証というのはどのように行うのか、ちょっと教えていただければと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 財政課長、高梨正之君。 ◎財政課長(高梨正之君) お答えいたします。  やはりこれは委託とは違うというところを前提にしまして、やはりどうしてもこれ職員だけで、その事業を進める中では、どうしても行き詰ってしまうというところの中で、やはり全国的に見ても、そういった先進技術があったり、知識を持っている方の意見、または、そういった講演を聞くということは、結果的によい事業につなげられるものと考えております。  したがいまして、冒頭申し上げましたけれども、委託とは違いますので、そういった成果として出てくるというのは、その事業の成果イコールになるのかなと思います。そのように考えております。 ○委員長(佐久間勇君) よろしいですか。三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 次、やはり福田委員からも質問ありましたけども、44ページの市制施行50周年記念事業778万3,000円と、あと関連いたしまして、188ページにも、やはり市制施行50周年記念事業というのがあります。同じく194ページにもあるんですけども、全体的なことなんで、こちらでちょっと御質問させていただければと思っていますけども。  やはり市制50周年ということは、やはり節目の事業ですので、市長からも施政方針でいろいろ述べられていただいて承知はしておりますけども、主な事業内容を聞くというよりも、やはり隣の君津市も50周年で、10月にたしかイベントを予定しています。  そういった、やはり近隣の市と少しタイアップして、例えばスポーツ大会にしても、そういった芸術の展示等にしましても、やはり同じ近隣の隣の君津市と、そういったタイアップしてできるものは、さらなる充実という考えで、タイアップできるところはタイアップして盛り上げていくというような考えもあってよろしいんじゃないかと、ちょっと思ったんですけども、そういったことを担当部署と連携して検討していただく考えがあるのかどうか、ちょっとお尋ねいたします。 ○委員長(佐久間勇君) 三富委員、188ページの件は教育関連ですから、44ページの関係の総務関係の中の答えということで(「そうですね。いろいろ市制、行事重なっていますけど」と呼ぶ者あり)それでは、ただいまの質疑に対する答弁を求めます。秘書広報課長、石川富博君。 ◎秘書広報課長(石川富博君) お答えいたします。  先ほどの件ですけれども、50周年の記念事業を計画するに当たりまして、関係する部署含めて、関係課長を集めて検討委員会を開きました。その中で、君津市さんとタイアップするというような御意見もありましたけれども、こういうコロナ禍の状況の中で、大人数を集めて開催するようなイベントについてはどうなのかという意見もありまして、今のところタイアップについては考えていないという状況でございます。(「分かりました。また、ちょっと関連。引き続き」と呼ぶ者あり) ○委員長(佐久間勇君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) すみません。そうしましたら、46ページの庁舎管理費について、ちょっとお尋ねいたします。  庁舎管理費ですけども、こちら改修工事の実施設計料、1,342万1,000円及び管理業務委託料494万並びに、これ改修工事費ということで、1億6,453万円計上されておりますが、こちらは富津市庁舎中長期保全計画、頂いた資料に基づく計画というふうに認識いたしますと、令和3年度は外壁タイルとエレベーター、防火シャッター等の改修というふうにスケジュールなっておりますけども、そういうもろもろの実施設計及び施工というふうに考えてよろしいのかどうか、ちょっと確認させてください。 ○委員長(佐久間勇君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。総務部次長資産経営課長事務取扱、市原岳人君。 ◎総務部次長資産経営課長事務取扱(市原岳人君) お答えします。  庁舎管理費の改修工事実施設計業務・管理業務及び改修工事費につきましてお答えしますが、御質問のうち実施設計業務につきましては、令和4年度に実施を予定している屋上の防水機能の改修工事に係るものでございます。  改修工事、また管理工事費につきましては、お見込みのとおり、令和3年度に実施を予定している工事費でございます。 ○委員長(佐久間勇君) ほかに。三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 分かりました。ありがとうございます。  現在、御承知のように、いろいろ震災に関わることとか、まだまだオリンピック需要によって建設費高騰していますし、作業員も不足されるということで、なかなか品質確保が難しい。品確法が改正されたというところもありますので。  また、発注者側もすごく今いろいろな手法で、すごく負担が多いと思いますので、やっぱりそういった中長期計画の施行に当たりましても、発注の仕方をいろいろ研究して、少しでも職員の負担のないように進めていただければというふうに思っておりますので、それは提案として述べさせていただきます。  それから、じゃあ続いて、すみません、50ページのところですけども、こちら、ちょっとこちらも確認なんですけども、UIJターン起業・就業者創出補助事業なんですけども、こちらはやはり地方創生の一環として、起業者への補助金というふうに理解しておるんですけども、これはあくまでも起業者に対する補助事業というふうに考えてよろしいかどうか、ちょっと確認させてください。 ○委員長(佐久間勇君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  本事業は、千葉県が県内の条件不利地域への移住や就業・起業を加速化させるための補助事業で、移住者への支援金という形になります。  でも、この条件があるんですけども、移住する前の元の要件として、東京23区、または東京圏に移住前10年のうち5年以上在住していた方。  また、就職要件としまして、千葉県のマッチングサイトに掲載された企業への就職、こちらが条件でありまして、ただいま千葉県のマッチングサイトに登録されている事業者が約280社ほどあります。そのうち市内の事業者については、今のところ4社の登録があると、そのような状況であります。(「ありがとうございます」と呼ぶ者あり) ○委員長(佐久間勇君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) ありがとうございます。  最後、次のページ、52ページなんですけども、ちょっとこれも確認なんですけども、東京2020オリンピック・パラリンピック関係費ということで、500万円計上されておりますけども、こちらは昨年、やはりオリンピック・パラリンピックが延期になりまして、前年度と同額の500万円という金額を計上しておりますけども、これは予算措置的には全額繰越明許費ということで扱いでよろしいかどうか、教えていただければと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  予算額500万円につきましては、オリンピック聖火リレーに係るイベントの業務全般のほか、パラリンピックの採火式に係る備品の購入等であります。  令和2年度の予算につきましては、執行が見込まれる項目以外は、減額の補正を行ったところであります。令和3年度予算については、新型コロナウイルス感染症予防対策に係る経費も計上して、総額を前年同額の500万ということで設定しております。(「分かりました。ありがとうございます」と呼ぶ者あり) ○委員長(佐久間勇君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) 41ページお願いします。ICTアドバイザー報償費、以前から富津市、ICTアドバイザーの方いらっしゃるわけなんですけれども、改めてICTアドバイザーの役割を教えていただきたいと思います。 ○委員長(佐久間勇君) ただいまの質疑に対して答弁を。総務部次長資産経営課長事務取扱、市原岳人君。 ◎総務部次長資産経営課長事務取扱(市原岳人君) お答えします。  ICTアドバイザーの役割につきましては、情報通信技術であるICTを活用した施策を富津市でも推進するために、情報政策に関して助言や政策提言を頂くために設置しているものでございます。 ○委員長(佐久間勇君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) ありがとうございます。ICTといえば、最近、頻繁に耳にする言葉ですけれども、デジタルトランスフォーメーション、DX化の推進があります。  これ富津市が連携協定を締結したもので、非常に興味深いなと思っているものがあるんですけれども、NTTテレコンとの包括連携協定ですね。NTTテレコンのホームページで、1月8日に公表されているわけなんですけれども、これ2022年の3月末まで実証実験をすることになっていると思うんですが、細かい事業の内容は聞きません。細かい事業の内容は、多分これ防災安全課と社会福祉課にまたがってしまうと思いますんで、概略でいいんですけれども、このNTTテレコンとの実証実験どういったものなのか、窓口の企画課に伺いたいと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  令和3年1月8日にNTTテレコンと締結しました包括連携の内容については、防災・防犯、高齢者支援をはじめとする市民サービスの向上のため、具体的には、市内に設置されている防災柱にNTTテレコンのLPWAという機器を設置しまして、ガスの使用量の検針を通じた高齢者見守りサービスの提供、また高齢者の自宅内に防災情報受発信用の簡易端末を設置して、LPWAを活用した防災情報をランプとブザーでお知らせするサービスの実証実験を共同で進めるものです。  もう少し詳しく言いますと、ガスの場合は、例えば独自のガスの使用量の検針器を設置しまして、毎日利用がされているかの確認ができるので、高齢者の見守りに活用できるというもので、あと、ランプとブザーを使ったものなんですが、こちらは視覚障害、聴覚障害、高齢者の方に、市からの情報が発信されたことをランプとブザーでお知らせをするというような内容となっております。 ○委員長(佐久間勇君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) ありがとうございます。内容だけ聞いていると、非常にいいものですね。ただ、実証実験進んでいく段階で、どういった問題点が出てくるか不明ですけれども、内容は非常に有効なものであると感じています。  これ例えば今回実証実験ですけれども、これ仮に本格導入するとなると、コストとしてはどのぐらい見込まれるのか、その辺り分かれば教えていただきたいと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  現在、実証実験の準備中ということで、本格導入となった場合、見込まれる、一応コストについては、現時点では把握がちょっとまだできておりません。 ○委員長(佐久間勇君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) ありがとうございます。内容は非常にいいものなので、こういったものから、今まで以上に富津市のDX化の推進、こういったものをきっかけに進んでいければと思います。  では、続いて49ページ、移住・定住推進事業ですけれども、先日、私ども議会のほうにも案内がありました。かねてから、これ提言していたものなんですけれども、本格的に力を入れて、移住定住のほうに力を入れる、その推進室が来年度から設置されるわけなんですけれども、移住定住推進室での具体的などういった施策で展開しようと考えているのか、お考えのほうを聞かせていただきたいと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  まず、先進事例の情報収集のための行政視察やイベントへの参加のほうを通じまして、空家バンクの充実など、移住定住に有効な策を今後検討してまいります。 ○委員長(佐久間勇君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) イベントとかも積極的にやっていただきたいと思いますし、ただ危惧、1つだけいろいろな自治体の移住定住促進を見ている中で、うまくいっているところ、なかなか四苦八苦しているところあったりするわけなんですけれども、ぜひプロモーション動画であったりとか、都市部でのイベント、今コロナ禍であるんで、都市部でのイベントってなかなか難しいかもしれないんですけれども、そういうことをすると、結構やった気分にはなるんですけれども、なかなか実際、実には結びつかないというところもあるんで、当然それはそれで進めていかなければならないところだと思うんですが、これ、かねてから申し上げているとおり、ぜひマーケティングの考え方も取り入れていただきたいなと思います。  効率よく、今、自治体間で、日本全体で人口が大幅に毎年毎年減っている中で、以前は、うちの地域に来てくれたら、これだけの補助を出しますよ。日本全国で、要するに人の取り合いになっているだけで、日本の国家としての本質的な解決にはなっていない部分があったので、あんまり取り合いをしても意味ないなというのは、以前、考え方としてあったんです。  ただ、無意味だなと思いつつも、積極的にうちの地域に来てくれたら、こういった補助をしますよというところに、結局取られっ放しになってしまうんで、若干数年前から、やっぱり今は自治体間競争の時代なんで、富津市も取りに行かなければ、やっぱりいけないという考え方に変わってきています。  人を取りに行く、来てもらうときに、やっぱり民間企業の考え方、民間企業があれだけマーケティング、細かいデータ分析とかして戦略的にものを販売したり、サービス提供しているわけですよね。これ、行政経営の移住定住に関しても、当然同じことだと思いますんで、国のほうでは膨大なビッグデータ公開していますし、民間事業者でも、いろいろなデータを公表しているわけです。  富津市でも、今まで蓄積されたデータがあると思いますんで、そういったデータに基づいて効率よく移住定住が進むような、そういった戦略のほうをぜひ進めていただけたらうれしいと思います。  次の質問ですけれども、移住定住促進と、これ切っても切り離せない事業、幾つもあるわけなんですけれども、切り離せない事業の1つ、空家バンクの質問をさせていただきます。  49ページ、一番下段にあります。現在の登録物件数と実績のほうを教えていただきたいと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  空家バンクの令和2年度の登録件数は3件ございました。うち2件は成約済みで、残りが1件という状況であります。  また、富津市の物件を購入または賃貸を希望する方については、現在10名の方が登録をされております。 ○委員長(佐久間勇君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) もっともっと活発な展開を望んでいるところなんですけれども、空き家のオーナー、所有者に関しても、市内に所有者がいるケースもあれば、割と多くのケースで、市内に所有者がいないケースもあろうかと思います。  だから、空き家の物件に関しましては、いろいろな媒体を活用した周知のほう、お願いしたいわけなんですけれども、また空き家を探している方、総務省のホームページでも、様々な取組事例見させてもらったんですけれども、どれが富津市にマッチングしているかというのは、まだ私も分かりません。  ただ、取組事例として、空き家の見学ツアーを実施したり、空き家のコンシェルジュであったり、案内人を配置したり、いろいろな自治体が空家バンクを活発に行うということで、いろんな取組をしているわけです。  なので、先ほど申し上げました移住定住促進、切り離せない事業の1つとして、こういった空家バンク、さらに活発にしていく必要があるかなと思っています。今後の事業展開、どういった形で工夫していくのか、その辺りをちょっとお聞かせ頂きたいと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  議員おっしゃいますとおり、空家バンクの登録件数もかなり少ないということで、これから空家バンクを増やしていくことを求められるわけなんですけども、今、うちのほうで考えているのは、4月の初めに固定資産税の納税通知書のほうを発送する際に、市外の方には、空家バンクについてのお知らせという形で同封しまして、問合せ等あった方については、こちらのほうで詳しく説明して、登録者のほう増やしていきたいと、そのように考えております。  また、今年度、空家バンク登録支援業務委託料というものを計上させております。こちらについては、空き家となっている所有者の方と連絡を取りまして、空家バンクのほうに登録をしてもらうというような業務を設定しております。 ○委員長(佐久間勇君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) ありがとうございます。活発に展開していただければと思います。  じゃあ、あと2点ほど、これ拡充の事業なので、2点ほど確認したいんですけど。  まず、1点目、50ページ、地域おこし協力隊、この活動実績、また令和3年度の拡充ポイント、まず教えてください。
    ○委員長(佐久間勇君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  地域おこし協力隊の活動実績ですが、平成30年7月から委嘱期間のほうがスタートしてから、活動拠点はイオンモール富津ステーションで「しごとサポートふっつ」というサイトを開設しまして、市内の起業者の紹介であったり、社員募集情報の掲載、また富津市商工会と連携して、これから起業を考えている方に、富津チャレンジショップなどを経験してもらうということです。  令和3年度の拡充としましては、現在の地域おこし協力隊が令和3年7月に3年の任期が終了となることから、新たに1名、地域おこし協力隊員をAFICCの金谷ステーションに配置し、観光に関するワンストップ相談、鋸山のガイドであったり、観光マップ等の作成業務のほうを考えております。 ○委員長(佐久間勇君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) ありがとうございます。  では、最後の質問ですけれども、56ページ、公共交通計画推進事業、こちらも令和3年度拡充の事業なので、令和3年度の拡充ポイント教えてください。 ○委員長(佐久間勇君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  令和3年度の拡充ポイントですが、タクシー券の利用者、あとタクシー事業者からの要望も多かったことから、令和3年度よりタクシー券を1回で使用できる枚数を1枚から2枚へ拡充しております。 ○委員長(佐久間勇君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) ありがとうございます。より今後、使い勝手がいいものへと、さらに深化させていただきたいと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 平野英男委員の関連して、何点か質問させてもらいます。  先ほど、まちおこし、空家バンク等のいろんな質問が出て、今年度から先進地の視察等を行うというようなお答え頂きました。  議会では、もう数年前に、秩父市の空家バンク、また、まちおこし協力隊の視察に執行部を同伴して行っております。また、その前には、空き店舗の利活用ということで、宇都宮にも行っています。そのとき、議会でも報告書を出して、また執行部の同行の方も報告書を提出していると思うんですね。  過去にそういうことをやってきている中で、要するにそれが反映されていない。要するに、ただ同行で行くだけじゃなくて、どういうことをやっているかということを、やっぱりもう少し丁寧にやっていただかないと、せっかく議会では視察したものを一般質問だとか、議員が各自が紹介して、それを質問等に使っているわけなんですね。その辺が、要するに、これから見に行くんじゃない。  空家バンクのことも、一言言わせていただきます。空家バンクというのは、要するに、利活用できる素質のある人がやらなきゃいけないんですね。不動産業というのは、あくまでも物件が自分のとこの利益になるかどうかということがメインなんですね。  富津市内に、空家バンクになぜ登録できないか。それ要するに、建物が古いとか、要するに、中に荷物が入っているとか、すぐ物件として売買できない物件なんですね。そういうものを不動産業者に見せても、不動産業者、手出さないですよ。  例えば、佐貫の含富里というところに、またカフェができたんですね、空き家を使って。そこは木更津の方です。木更津の方が土曜日だけ限定で営業に来ているんですけど、要するに古い建物でも、要するにそれを利活用できる、リノベーションできる人が来れば活用できるんですね。そういう人を育てていただきたいんですよ。  だから、職員の方も現地視察に行って、ただ報告書書くんじゃなくて、その中にどういうものがあるかということを見ていかなかったら、結局、今までと同じことをするようになるんです。その辺、ちゃんとに考えていただきたい。  建物の売買、空家バンクで売買というのは、商売ですから、なかなか結びつかないですよ。建物が幾ら古くても、築100年でぼろぼろでも、それをどうするか。  私、好きで、何ですか、落語家が今、湊の奥でやっていますね、冒険少年でしたっけ。ああいうのを見ているんですけど、その中で、やっぱりよそから移住してきた人なんかが、やっぱりぼろぼろの家を改装していく。ぼろぼろの家というのは、不動産屋さん、手出さないですよ。その辺のことをやっぱり考えていかないと、なかなかこれできないと思う。  定住奨励金が1,400万出ていますけど、これかつて移住定住奨励金ということで、固定資産税相当額を要するに還付するということが、まだ続いていますね。これだって検証していないんですね。検証したのは、これがなくても来たかもしれないから、移住定住奨励金やめましょという検証したかもしれない。  果たして、来た人たちが、この富津市に住んで、移住定住奨励金をもらって来たかもしれないし、違うかもしれないけど、富津市に来たことによって、どうなったかって、自分の生活がどう変わったかということをやっぱりしていかなかったら、移住定住進まないですよ。  ちょっといっぱいいろんなことしゃべっちゃいましたけど、今後の、だから行政として、また議会も一所懸命一緒に頑張んなきゃいけないんですけど、その辺のこと、事前に出していませんので、答えられるかどうか分かりませんけど、その辺どういうふうに考えるか、ちょっとお聞かせ頂けますか。 ○委員長(佐久間勇君) 総務部参与、前田雅章君。 ◎総務部参与(前田雅章君) お答えします。  委員のおっしゃったようなことも、大変重要なことであるというふうに考えておりますので、今度新たにできます推進室におきましては、過去の事例等もまたもう一度、再度検証するなどといったこともやりますし、また先ほど申し上げたとおり、先進地、再度、今また、今最も新しいものも、またあるかもしれませんので、そういった事例も掘り起こすなどして、トータルで、また空家バンクも含めて、トータルで移住定住については考え直してやっていきたいというふうに考えております。 ○委員長(佐久間勇君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) ぜひ本当に頑張っていただきたいと思います。  先ほど、これはあえて言いませんでしたけど、まちおこし協力隊が、金谷ベースで観光マップをつくるというお話もありました。款が違いますから質問しませんけど、要するに観光協会の補助金が出ているんですね。観光協会に、そういう観光事業の育成というものも、皆さんはお願いしていると思うんですね。そういうところへ、また改めて、要するに地域おこし協力隊というものをそこに派遣して、金谷の観光マップつくらせるということは、だからすごく、何というんかな、富津市全体を考えたときに、いかがかなと思います。これ、言うつもりなかったんですけど。  だから、そういうのもやっぱりちゃんとに検証しながら、今の地域おこし協力隊の活動と、新たにもう一人入れるんなら、その人がどういう活動して、マップつくるんなら、そんなもの要らないですよ。観光マップつくるだけで、これだけの費用かけて、地域おこし協力隊なんか置く必要ないですよ。  やっぱりその人が、秩父市なんかでその人が、要するに移住定住だとか、空家バンクだとか、そういうものを全部やっているんですよ。そういう人が、自分のそういう知識を持って、要するに、秩父の場合、東京から西武鉄道使って、どんどん引っ張っているんですね。そこまで、だから広げてほしいんですよ。観光マップつくるのに、地域協力隊1人増やす必要なんかないと思いますよ。  だから、そういうことを期待してお願いしたいと思います。前田さん、今回で定年するんで、影となって応援していただけると思いますが、その辺のことをよろしくお願いしまして、終わりにします。 ○委員長(佐久間勇君) じゃ、それは提言ということで、よろしいですね。(「はい、お願いします」と呼ぶ者あり)  三木委員が出席されました。区分表の2ページやっておりますので。  また、委員にお願いいたします。質問は簡潔によろしくお願いいたします。  ほかに質疑ございますか。福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) ページの52ページなんですけど、企画費の高速バスを利用したPR事業ということなんですけど、これはバスのラッピング広告ですか。 ○委員長(佐久間勇君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  こちらの予算につきましては、富津浅間山バスストップの開設を機に、令和元年10月に富津市の魅力を発信するため、日東交通株式会社所有の高速バス1台、こちらにラッピング装飾のほうをしております。引き続きPR事業を行うための広告料という形になっております。 ○委員長(佐久間勇君) 福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) まだ、そんなに年数がたっていないので、成果というのが、実感できる成果というのがどうなのかというとこなんですけど、何か手応えというか、今現在ありましたでしょうか。 ○委員長(佐久間勇君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) 成果と言いますと、なかなかそちらのバスをラッピングしたから観光客が増えたとか、そういう数的なものはお示しすることはできませんけれども、東京からこちらに運ぶ際に、そのラッピングを見て、富津市の魅力を感じてもらい、富津市に足を運んでもらうというような施策になっております。 ○委員長(佐久間勇君) 福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) あのデザインというか、あれもやっぱり市役所の職員の方がされたんでしょうか。 ○委員長(佐久間勇君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  デザインにつきましては、市のほうで商工観光課とも含めて、どのような写真を載せたらいいかというようなことで、マザー牧場であったり、東京湾観音であったりという観光のものと、食、富津の食も併せてラッピングのほうには取り入れております。 ○委員長(佐久間勇君) 福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) ちょっとこんなこと申し上げてあれなんですけど、ああいう広告って、何か物産カタログみたいな感じなんですけど、インパクトが少ないというか、アクアラインの20周年のときにも、日東や小湊とかも、ああいうラッピング、アニメーションのDVDをつくって、それとともにアニメの主人公2人をラッピングしたものを走らせたんですね。  そのときすごく、やっぱり撮り鉄ならぬ、撮りバスみたいな、そういうバスを追っかける人がいて、追っかけてきて、その写真を撮るんですよ。そういった何か人目を引くというか、話題性のあるラッピングにしたほうが効果的だったのかなって、これ私の勝手な意見なんですけど。例えばの話、50周年とかでリニューアルみたいなことは考えていないでしょうか。 ○委員長(佐久間勇君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  令和元年10月につくったラッピングということで、まだ耐用年数は四、五年あるというようなこともありますので、今のところ、そちらをリニューアルするというような考えはございません。(「続いていいですかね」と呼ぶ者あり) ○委員長(佐久間勇君) 福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) 57ページなんですけど、2款1項8目の公共交通関係費の移動手段確保等支援事業補助金というのが、これ去年と比べると減額になっているんですけど、この減額の理由というのは何なんでしょうか。 ○委員長(佐久間勇君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  こちらの富津市移動手段確保等支援事業補助金交付要綱に基づきまして、現在、交通空白地有償運送事業を行う1団体に対して、これ補助を行っているものでありまして、運行に要する経費に係る補助金の額は、補助対象経費の総額から国等の補助額、運送収入及び運送外収入を控除した額、または補助対象経費の総額に、初年度は10分の9、2年目は10分の7、3年目以降は10分の5を乗じた額のいずれか少ない額を補助するということになっております。  当団体は、平成31年4月から補助対象団体となっており、令和3年度は事業開始から3年目となることから減額になったものでございます。 ○委員長(佐久間勇君) 福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) 決まりどおりに減らしているということですね。  57ページの同じページのバス利便性維持・向上事業で、5,466万6,000円というのが出ているんですけど、これって利用者に見合っている負担金なのかって、補助金なのかというのが、ちょっと思ったもので、御質問させていただきたいと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  こちらの本年度の決算見込みの額は、5,365万1,000円程度でございますが、令和元年の10月から令和2年9月までの補助対象路線に係る利用者数は7万8,886人であります。今年度利用者が大きく減少したことに関しては、新型コロナウイルス感染症の影響によるところが大きいものと捉えております。 ○委員長(佐久間勇君) いいですか。福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) 恐らくコロナの影響で、今年度というか、この1年間は、はっきりした数字というか、そういうのが本当に利用者さんが少なくなったこともあるんでしょうけれども、私も車とかで走っていてすれ違うと、あまりバスを利用している人の数が少ないかなと思ったりとかして、市民の方からも、やっぱり1人しか乗っていないのに、ガソリン使って走っているみたいなことを言われたりするので、ここのところをもうちょっと、公共交通の関係はもうちょっといろいろと研究して、何らかの手段を講じていただきたいと思います。 ○委員長(佐久間勇君) それは答弁要らないですね。(「要らないです」と呼ぶ者あり)ほかに質疑ございますか。副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) そうしましたら、皆さんが質問していたもので、まずは44ページ、2款1項1目の市制施行50周年記念事業ですが、こちら総務所管ということで、多分施政方針に載っていた11月4日に行われる記念式典の予算かと思います。  そういった中で、ちょっと御質問したいんですが、印刷製本費として74万2,000円、またプロモーションビデオ制作委託料などが載っているんですが、これは記念誌は何部ぐらい発行して、どのような方に配布をする予定なのか。式典が行われたときに、式典参加者だけに配布するものなのか。また、プロモーションビデオは、その当日、記念式典で使用するものなのか、その後もまたホームページなんかで活用していく考えがあるのかというところをお聞きしたいのが1点と、あと記念グッズもつくるというようなことが書かれていたかと思いますが、この記念グッズは参加者に配るものなのか。あとは、記念講演も行うということで、講師料が30万円計上されているわけですけど、どのような方をお呼びして、どのような講演をしてもらうつもりなのか、教えていただければと思います。 ○委員長(佐久間勇君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。秘書広報課長、石川富博君。 ◎秘書広報課長(石川富博君) お答えいたします。  まず、印刷製本費74万2,000円の内訳でございますけれども、コロナ禍で収容できる人数等、不確定ではございますけれども、予算では記念式典への650名の招待状の印刷代として28万6,000円、記念式典時に使用するパンフレット代として16万9,400円、記念デザインの婚姻届の印刷代等として28万6,000円を見込んでいます。  また、御質問の記念誌については発行を予定してございません。  次に、プロモーションビデオについては、市制施行50周年をPRするとともに、市の魅力を最大限発信するよう、また、人口減少の抑制に資するような移住定住の促進にも光を当てるようなプロモーションビデオを作成したいと考えてございます。  また、できれば、11月14日の式典時に御披露できればと考えてございます。  また、式典の様子については、今のところ映像化の予定は考えてございません。  また、記念グッズについては、消耗品費としてのほうに予算計上してございます。記念グッズについては、市内の子供たちやイベント参加者に向けて、エコバッグを作成する予定でございます。  記念講演につきましては、著名な方をということで、今考えてございますけれども、現時点ではまだ決定しておりません。内容についても、こちら側の希望として持っているものはございますけれども、これから講師の方と相談してまいりたいと考えてございます。 ○委員長(佐久間勇君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) すみません、まずは日程が11月14日ということで間違えておりまして、申し訳ございません。  続きまして、質問なんですが、50ページ、2款1項4目の地方創生関係費のうちの、こちら富津市みらい構想を策定するための予算だと思いますが、まずは、みらい構想会議委員報償費として30万円が計上されているわけですが、1回の会議1人当たり幾らぐらいを想定しているのか、何回ぐらい会議を行われるのかというところを教えていただければと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  30万円の積算につきましては、会議1回当たりの報償費を5,000円とし、委員数を15名、会議の開催回数を4回と見込んで計上のほうをしております。 ○委員長(佐久間勇君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) 分かりました。その後ろのほうに、通信運搬費が41万1,000円計上されているわけですが、こちらは委員を募集するために募集要項を発行したり、また市民アンケートも同時に行うことを想定しているかと思うんですが、例年ですと、大体2,000通発送して、1,000通ぐらいが返信がある見込みで算定しているかと思うんですが、そういう考え方でよろしいのかということと、例年ですと、住基ネットなどを使って、ランダム発送方式を取っているかと思いますが、今回のこのみらい構想は各地域ごとの構想も策定するということで、ランダム発送の際には、地域別、年代別にもバランスよく参加者を募集して、またアンケートの返信を求めていく必要があるかと思うんですけど、発送のときに、そういう地域別の発送数をある程度作為的に行ったりということは考えているんでしょうか。 ○委員長(佐久間勇君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  通信運搬費の41万1,000円につきましては、発送数を2,000通、返信率を4割と見込み、発送及び返信の郵便料金を140円、その他受取人払い手数料等を計上しております。  また、アンケートの実施に際して、地域、年代、男女などを考慮する必要があると考えております。また、発送数については、第2期総合戦略を作成する際にも、2,000人にアンケートを調査していることから、参考にしておりますので、少ないとはちょっと考えてはおりません。 ○委員長(佐久間勇君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) ぜひこのみらい構想、先ほど15名の方が委員に見込まれるということですので、できれば小学校区、旧小学校区別に1名ぐらいずつは入るような形と、あとは年代などにもうまく配慮、どうしても募集して、どういう方が来るか分からないんで、うまくなるか分からないですが、そういったところも配慮頂ければなと思います。  あと、続いてなんですが、119ページの4款3項1目かずさ水道広域連合企業団出資金なんですが、こちら平成30年3月のときに確認したときには、10年間で出資金の総額は30億6,060万円でということで、令和3年度の見込みは、その平成30年当時では3億3,840万円ということでしたが、今回3億6,922万円が計上されています。  これは、あれですか、実際に動かしていくに当たって、老朽管が多くて予算が増えそうなのかどうかということで増えているのか、それとも何か事業が前倒しでやることによって増えているのかというところを、ちょっとお聞きしたいのと、そういったもろもろを考えた上で、10年間の総額は変わらない見込みなのかをちょっと教えていただければと思います。
    ○委員長(佐久間勇君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  出資金総額の30億6,060万円につきましては、君津地域水道事業統合広域化基本計画に基づき算出しました広域化対策に係る10年間の富津市域の事業に対し出資しているもので、現在、債務負担行為を設定しているものであります。  市が、かずさ水道広域連合企業団に支出している出資金の内訳としましては、こちらの広域化対策に係る事業のほかに、耐震化事業に要する経費、あとは自家発電整備事業に要する経費と派遣職員に係る児童手当などがあります。  また、令和3年度計上されておりませんが、未普及地域解消に要する経費も、今後予想をされていきます。  広域化対策に係る令和元年度決算額につきましては、こちらの計画数値と同額の数字となっております。 ○委員長(佐久間勇君) いいですか。副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) ちょっと質問する気はなかったんですが、先ほど平野委員や石井委員が質問されていた50ページ、2款1項4目の地域おこし協力隊なんですが、こちら今現在、AFICCさんの北部ビューローで勤めている地域おこし協力隊の方は、この7月で任期満了というお話があったんですが、この方はその後も富津市に見事移住してもらえるということになったのかというところと、もしその方がいなくなると、AFICCさんのほうの運営というところがどうなるのか。  これちょっと予算とは少し離れてしまうところもあるんですが、もともと市のほうで予算計上して、現在4年目ですかね、あと残り4年間は国の補助金を使ってやる事業ということで、市も注視していかなきゃいけないというところで、そこのところをちょっと教えていただければと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  現在の富津市地域おこし協力隊として活動していただいている隊員につきましては、協力隊の任期終了後も引き続き本市に居住するということで、意向の確認はしております。  また、今度、イオンモールで北部ビューローということで活動しておりましたけども、そちらの今の地域おこし協力隊員がいなくなったことについては、AFICCの方が、そのまま引き続き行うということになっております。 ○委員長(佐久間勇君) ほかに質疑ございますか。──委員からの質疑はないと認めます。  それでは、委員外議員の御質疑ありますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(佐久間勇君) 質疑もないようですので……総務部参与、前田雅章君。 ◎総務部参与(前田雅章君) 先ほど猪瀬議員からの御質問の中で、みらい構想会議の委員の選任に当たっては、公募するかのような発言があったように伺いましたが、みらい構想の委員に関しましては公募はいたしませんので、一応念のために申し上げます。 ○委員長(佐久間勇君) 分かりました。  それでは、質疑もないようですので、審査区分表2ページに関する質疑を終了します。  ここで説明員入替えのため、暫時休憩をします。再開時刻を11時40分とします。                  午前11時28分 休憩           ────────────────────────                  午前11時33分 開議 ○委員長(佐久間勇君) よろしいですか。時間は40分と切りましたけれども、皆さんおそろいということで再開してよろしいでしょうか。(「着席をお願いします」と呼ぶ者あり)  再開してもよろしいでしょうか。定刻、前ではございますけれども、再開させていただきます。  休憩前に引き続き会議を開きます。  説明員の方に申し上げます。発言される場合は、挙手と同時に起立し、指名された後に着席し、各自マイクのスイッチを入れてから発言するようお願いいたします。  審査区分表3ページ、2款の市民部及び選管監査事務局所管、3款及び4款の市民部所管に関する質疑を行います。質疑ありませんか。三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) よろしくお願いします。71ページ、附属資料ですと23ページになりますけれども。結婚支援事業についてお尋ねいたします。  18節負担金交付金の新婚生活支援事業につきましては、人口減少抑制対策といたしまして、私も12月議会で一般質問させていただきましたが。事業化いただきまして、まずはありがとうございました。  その中で、ちょっと財源の確認なんですけれども、本事業は国が30万円、市が30万円ということで認識しておりますけれども。この附属資料の23ページの内訳を見ますと、国が75万円、市が225万円となっておりますけれども、この内訳と見込み人数などを分かりましたら教えていただければと思います。 ○委員長(佐久間勇君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。市民課長、平野巳貴君。 ◎市民課長(平野巳貴君) お答えいたします。  見込み件数につきましては、先進自治体のうち富津市と人口規模が類似している団体いすみ市及び山武市の実績を参考に、5件を見込んでおります。  財源内訳については、国の補助の上限額30万円に対する補助率2分の1、15万円掛ける5件で75万円です。その30万円に上乗せして1世帯当たり60万円を上限として補助する予定でございます。 ○委員長(佐久間勇君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 分かりました。ありがとうございます。  本事業は、かずさ4市先駆けて実施する事業ですので、ぜひ、市民サービスのアピールになると思いますので、よろしくお願いしたいということと。もし、今後、実績が上がらないようでしたら、私もよく知らないんですけれども、何か婚活サイトとかっていろんなサイト事業、支援事業があるということですので、そういったものを活用して実績を上げていただくっていう方法もあるということを伺っておりますので、よろしくお願いいたします。  それから続きまして、よろしいですか。 ○委員長(佐久間勇君) どうぞ。(発言する者あり)分かりますか。 ◆委員(三富敏史君) ありがとうございました。 ○委員長(佐久間勇君) ほかに。平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) では、三富委員の結婚新生活支援事業に関連して伺いたいと思います。  見込みが5件ということで、もっともっと上を目指していただきたいなというところなんですけれども。これ、来年の4月から、また基準が変わると思います。基準が緩和されるということですよね。年齢が34歳以下だったのが夫婦ともに39歳以下、所得が340万円未満だったのが所得が540万円未満っていうことで、基準が緩和されると思います。  これはこれで国の基準なんですけれども、例えば、こういった基準をさらに緩和した富津市の独自策。これをさらに緩和するとなると、当然、国の支援は受けられなくなるっていうことになろうかと思うんですけれども。ただ、それであっても、先ほど石井委員、この前の質問の部分で、移住・定住奨励金の検証を、当然そういったことも進めなきゃいけないんですけれども。  ただ、先ほども言いました、今、自治体間競争です。とにかく、もう競争に勝っていかなければならないので、こういった結婚新生活支援事業の基準を緩和してでも。例えば、所得の基準を設けないとか。お金持ちに来てもらって困ることは富津市、ないので、基準を設けずに支援金を出していく。  これ、以前の一般質問でも言ったんですけれども、そこまで、じゃあ出す必要があるのか。そこまで出しても1件数十万、何件か来れば、もう100万、200万になっていくわけなんですけれども。ただ、その後、子育て世代の家庭が、市民税、固定資産税を数十年にわたって払い続けてくれれば、費用対効果は全然見込めると思うんです。  だから、移住・定住をより一層促進するためにも、こういった基準を緩和して、より力強くこの結婚新生活支援事業を進めていくべきだと思うんですが。まだこれ、来年度から始まるものなんで、今、急にどうこうはないかもしれないんですけれども、お考えを聞かせていただきたいと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 市民課長、平野巳貴君。 ◎市民課長(平野巳貴君) お答えいたします。  対象要件につきましては、国の基準が令和3年度から、夫婦双方の年齢34歳以下から39歳以下、夫婦の合計所得が340万円未満から400万円未満と緩和されたことにより、富津市でも国の基準に合わせて導入したところでございます。  対象要件の緩和につきましては、実績を踏まえた上で、今後、調査研究してまいります。 ○委員長(佐久間勇君) よろしいですか。ほかに質疑ございますか。石井志郎委員。どうぞ。 ◆委員(石井志郎君) 歳入で、ページ34ページ、22款5の2の説明欄が13、雑入、環境保全施策協力金1,039万8,000円。令和元年度予算が693万5,000円で、令和2年度予算が933万4,000円と増えていますが、この内容と増えている要因についてお聞きしたいと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 環境保全課長、鹿島和博君。 ◎環境保全課長(鹿島和博君) お答えいたします。  本来、一般廃棄物の処理につきましては、自区内処理というものが原則であります。ただし、それができない自治体におきましては、各市、今回、富津市にあります民間の最終処分場に一般廃棄物──これは主に焼却灰となりますが──を搬入する場合に、搬入団体が最終処分場に搬入した一般廃棄物の量に、1トン当たり1,000円を乗じて得た額を市に協力金として支払っていただいているものであります。  予算額が大幅に増加している要因ですが、民間の最終処分場を処理したいという、この事前の申出を行ってくる自治体数が大幅に増えたことによる増額となっているものであります。 ○委員長(佐久間勇君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 富津市もKCSでごみを処分していて、灰が出てきたり、最低、そういうものが出てくるので、富津市だけの問題でないで、自治体間で協力が必要だと思います。ただ、いろいろまた問題も出るかもしれませんので、その辺はしっかり把握して受入れを、するかしないかの判断をしていただければと思います。  いいですか次に。 ○委員長(佐久間勇君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 同じく、22の5の2、14番。雑入、資源物等売捌代。これが、令和元年度予算で1,143万円で、決算で1,556万1,000円あって、令和2年予算が658万1,000と約半額の予算になりました。  また、今年度も663万4,000円と、令和元年度予算と比べて、やはり半分ほどの予算計上になっていますが、この要因と内容についてお話しいただければと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 環境保全課長、鹿島和博君。 ◎環境保全課長(鹿島和博君) お答えいたします。  こちらの資源物の販売等の代金につきましては、市場で販売ができます鉄やアルミくず、新聞、段ボールなどを販売を行ったその売上げとなっております。  平成31年度に比べまして、この4項目全てにつきまして、その市場での価格、これ、市況価格と言いますが大幅な下落がありまして、令和2年度もその状況が続いたために、今回の予算措置の中でも昨年と同様の金額程度となっております。 ○委員長(佐久間勇君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) この中にペットボトル入っていないんですけど、ペットボトルは蓋とシールと本体、区分けすることによって売りさばき代が高くなるっていうふうに言われて、うちはもう全部、分別して出しているんですけど。ペットボトルなんかっていうのは、今、どういう状況になっているんでしょうか。 ○委員長(佐久間勇君) 環境保全課長、鹿島和博君。 ◎環境保全課長(鹿島和博君) ペットボトルにつきましては、現在、リサイクル協会のほうに出しておりますが、こちらにつきまして、ほぼきちっと分けた形での分別がされれば、ほとんど金額的にかからなくなりますので、逆に、差額分っていうか有償で売れた場合に、若干のお金が返ってくるっていう制度もありますが、その分別手段によってその辺は変わってくるものとなっております。 ○委員長(佐久間勇君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 有効な資源の再利用っていうことで、リサイクル法の中で事業を行っているわけなんですが。売りさばき代ができるだけ、1,500万が令和2年度の決算で幾らになるか分かりませんけど、それが十分に反映されるような事業をしていただきたいと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) それに関連しまして、ちょっとお聞きしたいと思います。  順番がちょっと変わっちゃいます。ページ111ページ。これが、すみません。先に、4の1の6の18。 ○委員長(佐久間勇君) 何ページですか。 ◆委員(石井志郎君) ページ111ページ、4の1の6の、説明欄が18番。衛生費、保健衛生費、地域温暖化対策事業費、住宅用省エネルギー設備等設置補助466万円について。これ、昨年と同じ金額になっています。国県の補助金でやっていると思うんですが、昨年は9月で、これ締切りになったぐらい需要の大きい施策だと思うんですが、その辺のことについて今後どのように考えているか、ちょっとお聞かせいただけますか。 ○委員長(佐久間勇君) 環境保全課長、鹿島和博君。 ◎環境保全課長(鹿島和博君) お答えいたします。  住宅用の省エネルギー設置補助金につきましては、現在、住宅用の太陽光発電設備や蓄電池設備、エネファーム設備、窓断熱設備の4種類の設備に対して補助を行っているものであります。  平成31年度に対し、令和2年度の金額を大幅に増額させて対応いたしましたが、こちらにつきましては、太陽光発電の場合、契約等の関係で、10月30日が1つの期限となっております。そのため、皆さん9月ぐらいまでに駆け込みでやってきますので、結果として9月末で締切りとなっております。  令和3年度につきまして、今年度と同額程度の予算要求しましたのは、令和3年度から、蓄電池設備が今現在、最も設置が多いんですが、こちらにつきまして、太陽光設備との一体での設置でなければならないという、補助対象にならないという情報がありましたため、設置におけますハードルが高くなったという認識で、今年とほぼ同じような金額での予算計上をさせていただいたものであります。 ○委員長(佐久間勇君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 先ほど平野委員から質問もありましたが、定住・移住のそういう中にも、こういう環境に優しい補助金等が出る富津市っていうのも、もしかすると、選択肢の中に入ってくるかもしれません。なかなか厳しい財政ですので、すぐにはできないと思いますが、その辺のところも今後加味して、予算執行していただければと思います。  続いてすみません。 ○委員長(佐久間勇君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 同じく111ページ、4の2の2、説明欄10番目の衛生費、清掃費、塵芥処理費、環境センター管理運営事業修繕費が、今年度も884万6,000円計上されています。  令和元年度予算が400万円、令和2年度が640万円、以前の質問に対する答弁ですと、平均1,000万ぐらいの修繕費がかかっているということで。今後、先ほど言いました、分別等の処理をしている機械等の修理にかかっていると思うんですが、今後、この環境センターの運営についてどのように考えているか、ちょっとお聞かせいただけますか。 ○委員長(佐久間勇君) 環境保全課長、鹿島和博君。 ◎環境保全課長(鹿島和博君) お答えいたします。  今、委員おっしゃいましたとおり、環境センターの機械類の修繕料が大変かかっているのが現状であります。このように、毎年、多額の修繕料が必要となっている環境センターにつきましては、令和3年度に立地場所、委託の範囲や必要な施設並びに運営方法等について、専門的な視点から分析検証を実施するため、施設整備方針検討業務予算を今回、計上させていただいて、今後の環境センターの在り方の方向性を定めたいと考えております。 ○委員長(佐久間勇君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 今までの数字を見ると、本当、とんでもないような修繕費がかかっていると思います。その辺は十分検討していただいて、長い間使えるような計画を作っていただければと思います。  じゃあ、次にすみません。 ○委員長(佐久間勇君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 同じくページ117ページ、4款2項2目の説明欄14番です。  衛生費、清掃費、塵芥処理費、最終処分場整備事業、工事請負費、汚水処理施設増設工事1億1,385万円について、ちょっとお聞きいたします。
     令和2年に同予算で汚水処理施設実施設計業務委託料5,879万5,000円で、たしかこの工事に対する設計に入っていると思うんですが。現状と今後について、どのように考えているかお聞かせいただきたいたいと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 環境保全課長、鹿島和博君。 ◎環境保全課長(鹿島和博君) お答えいたします。  富津市の新冨にあります富津市一般廃棄物最終処分場は、昭和59年から稼働しておりますが、付随する水処理施設につきましては、当初計画の1日当たり140トンに対し、1日当たり70トンの水処理を行っております。  この処分場が公有水面埋立型であり、公有水面埋立法に基づきます竣工期限が、令和5年4月となっているため、この期限に間に合うように、現在、場内にたまっております浸出水、これは廃棄物に触れた水でありますが、これにつきまして、1日当たり120トンの水処理にするため、水処理施設の増設を行うものであります。 ○委員長(佐久間勇君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 先ほどの質問で、環境保全施策協力金という話もありました。やはり、ごみを処理している上には、こういう迷惑なものがいっぱい発生してきて、富津市の場合には、ここで処理しているっていうことだと思います。でも、今後、今の話ですと、令和5年に竣工っていうことで、いつまでこれが続けられるのか。要するに、受入れができるのか。また、処理にどれだけのお金がかかるかっていうことは、大変な、ちょっと問題点が出るように思われます。その辺は十分に今後、検討していただいて、よりよい計画を進めていただければと思います。 ○委員長(佐久間勇君) ほかに質疑ございますか。副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) すみません。そうしましたら、108ページ、4款1項4目の浄化槽転換事業補助金ですが、これ、毎年行っているものでありますが、毎回、「下水道事業計画区域は除く」という形になっているわけですが。下水道組合企業団のほうもなかなか新たな下水道が進まないっていう中で、計画に入っているがために、この補助金を使えない方がいらっしゃるわけですけど。こういったところを見直す考えとかは、令和3年度はあるのでしょうか。 ○委員長(佐久間勇君) 環境保全課長、鹿島和博君。 ◎環境保全課長(鹿島和博君) お答えいたします。  現在、浄化槽の補助金につきましては、下水道の区域は対象外となっていることや、この下水道の計画に対し遅れが発生していることは、十分承知しております。しかしながら、特定の地区だけを、今までやってきていなかった部分だけを補助の対象とすることは、やはり公平性を欠けるのではないかっていうことで、現在は考えておりません。 ○委員長(佐久間勇君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) 公平性っていうところなんですが、いつできるか分からない、もう20年、30年たっている状況の中で、なかなかできない中で計画だけが残っているので、申請できないっていうのは、逆に公平性っていうところでどうかと思いますんで、そこのところはぜひ、検討いただければなと思います。  続いて、110ページの4款1項4目の広域火葬場整備事業費2,750万ですが。これ、教育福祉の協議会の説明のときには、道路整備費というようなお話があったと思うんですが。平成30年3月頃の協定の際に聞いたときには、この平成31年から平成35年ぐらいに予定される設計建設モニタリング支援業務として、2,750万円がかかるというようなお話だったと思うんですけど、どちらが正しいのかということと。  あと、もう一つ、同じく令和3年度には金融機関との直接協定締結支援業務として、704万円も令和3年度に計上される予定だということが、平成30年のときにお話あったわけですが。今回、これが計上されていない理由を、ちょっと教えていただければと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 環境保全課長、鹿島和博君。 ◎環境保全課長(鹿島和博君) お答えいたします。  まず1点目の、2,750万でありますが、これは木更津市の市道234の2号線の道路整備事業となっております。  また、直接協定に係るものが704万が、令和3年度に計上されていないっていうことですが、こちらにつきましては、令和2年度に既に、直接協定の支援につきましては行われておりますので、今回は載せていないものとなっております。 ○委員長(佐久間勇君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) すみません、もう1つの、金融機関との直接協定のほうも、あれも令和2年度に計上されているんでしょうか。 ○委員長(佐久間勇君) 環境保全課長、鹿島和博君。 ◎環境保全課長(鹿島和博君) すみません、説明の仕方が悪くて申し訳ありません。金融機関との直接協定締結につきましては、令和2年に行っております。 ○委員長(佐久間勇君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) もう1つ、続いてなんですけど、113ページの4款2項1目の清掃総務の一般職、人件費がこれ、例年に比べて2,500万円ほど増額となっているかと思いますが、これは第2期広域焼却場の準備室が富津市になったことによる増額なのでしょうか。もし、そのとおりの場合ですと、この人件費などはどういった形で、ほかの自治体から案分してもらうような感じになっているのか教えていただければと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 総務課長、牧野常夫君。 ◎総務課長(牧野常夫君) お答えいたします。  まず、御質問をいただいた人件費の関係なんですけれども、どのような形で毎年予算計上をしているかというところから、御説明をさせていただきますが。  各年度における当初予算の人件費につきましては、職員の配置確定が予算編成後になることから、基本的には、予算要求時点、前年度の配置という形になりますけれども、職員の配置に準じて予算計上をしているところでございます。  そして、新年度に配置された職員の状況によりまして、人件費の組替えを行いまして、例年、9月の定例市議会に、人件費の補正予算を議案として上程をさせていただいているところでございます。  ただいま議員御質問の内容でございますが、まず、この科目には第2期君津地域広域廃棄物処理施設に係る人件費は、含まれていないところでございます。  処理施設にかかる本市職員の人件費につきましては、当初予算書110ページの、公害対策費の一般職人件費で計上しているところでございます。  前年比との差額というところでございますが、こちらにつきましては、先ほどの予算編成の仕方により、当該科目について令和元年度、年度途中に設置されまして、令和2年度末をもって廃止予定の災害廃棄物対策室の人件費を含んでおります。令和3年度予算要求時点では対策室の廃止が確定していなかったことから、現体制の職員人件費を含んだ額となっております。  また、比較対象の令和2年度当初予算では、その予算要求時点に同対策室が組織されていなかったことから、人件費が少なくなっているっていうところでの差額となっております。 ○委員長(佐久間勇君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) 分かりました。公害対策総務関係費のほうということで。このかかった費用は、案分は7市で均等でよろしいんでしたでしょうか。ちょっと教えていただければと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 環境保全課長、鹿島和博君。 ◎環境保全課長(鹿島和博君) お答えいたします。  各自治体から職員を派遣してもらいまして、この事務局のほうは運営をしていくわけですが、派遣職員を行っていない自治体もあるため、人件費を含む総事業費を7自治体で案分する形で精算し、必要に応じて、多く負担している自治体には返金するような計画を取っておりますので、7自治体での案分ということになります。 ○委員長(佐久間勇君) 最後ね。副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) すみません。最後、53ページ、2款1項5目、峰上出張所関豊連絡所関係なんですが。こちら、出張所とかは天羽地区においては、まだ協議が十分ではないっていうことで令和2年度の予定をしていたが、延期したというお話でした。  今回、予算の中には、その住民との協議関係のものが含まれていないんですが、令和3年度でどういうふうに動いていくのかというところを教えていただきたいのと、あとは債務負担行為、220ページ、コミュニティセンター関係が、例年ですと指定管理の契約が複数年度になっているんですが、令和3年度、単年度での契約という形で示されています。そういったところで、こちらのほうも地域住民との協議などを検討しているのか、教えていただければと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 天羽行政センター所長、鳥部裕志君。 ◎天羽行政センター所長(鳥部裕志君) まず、峰上出張所等の取扱いについてお答えいたします。  予算では見込んでいませんが、公共施設等を利用し、地域住民に峰上出張所、金谷連絡所、関豊連絡所の現状と今後の計画や代替え案などを丁寧に説明し、御理解、御協力を得るよう努めてまいります。 ○委員長(佐久間勇君) 市民課長、平野巳貴君。 ◎市民課長(平野巳貴君) 市民課所管であるコミュニティセンターについてお答えいたします。  指定管理料につきましては、令和元年度から令和3年度までの3年間の長期継続契約となっており、令和3年度が最終年度となっていることから、当該年度以降の支出予定額は令和3年度のみの記載となっております。 ○委員長(佐久間勇君) よろしいですか。ほかに質疑ございますか。福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) 地球温暖化のことは、さっき石井委員からの質問で解決したので。113ページの、塵芥処理費についてお尋ねしたいんですけれども。ページ21の歳入のところで、清掃手数料が1億8,900万円っていうふうになっていたんですけれども、この内訳っていうのがどんなものなのか。環境センターに持ち込まれたごみの処理も含まれているのでしょうか。お聞きします。 ○委員長(佐久間勇君) 環境保全課長、鹿島和博君。 ◎環境保全課長(鹿島和博君) お答えいたします。  こちらの塵芥処理手数料につきましては、まず、ごみ袋の販売の手数料分、それから、環境センターへ直接搬入される分、それとあと、一部、許可業者におきましては、直接KCSのほうへ運んでいる分もありますので、それらを含んでこちらとなっております。 ○委員長(佐久間勇君) 福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) ごみ袋だけの売上げ料金っていうのは分かりますか。 ○委員長(佐久間勇君) 環境保全課長、鹿島和博君。 ◎環境保全課長(鹿島和博君) お答えいたします。  ごみ袋の売上げ代につきまして、予算上は6,691万6,000円となっております。 ○委員長(佐久間勇君) よろしいですか。ほかに質疑ございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(佐久間勇君) 委員からの質疑は終結いたします。  それでは、委員外議員の方、御質疑ありますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(佐久間勇君) 質疑もないようですので、審査区分表3ページに関する質疑を終了したします。  ここで暫時休憩いたします。  それでは、再開時刻を13時10分といたします。それでは、よろしくお願いします。                  午後0時03分 休憩           ────────────────────────                  午後1時04分 開議 ○委員長(佐久間勇君) 定刻前でございますけれども、皆さんおそろいでありますので、会議を再開したいと思います。  休憩前に引き続き会議を開きます。  説明員の方に申し上げます。発言される場合は、挙手と同時に起立し、指名された後に着席し、各自マイクのスイッチを入れてから発言するようお願いします。  審査区分表4ページ、3款及び4款の健康福祉部所管について質疑を行います。質疑ありませんか。宮崎晴幸委員。 ◆委員(宮崎晴幸君) すみません、予算書84ページ、基幹相談支援センター事業について御質問させていただきます。  今回、新規事業であり、義務でなく任意事業の中で実施する必要性について教えていただきたいのが1点です。それともう1点が、委託する内容について教えていただきたいと思います。 ○委員長(佐久間勇君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。福祉の窓口課長、木村美文君。 ◎福祉の窓口課長(木村美文君) お答えいたします。  まず、必要性でございますけれども、近年、富津市におきましても、障害のある方の高齢化や障害の重度化、重複化など、障害福祉における様々な課題が顕在してきておりまして、福祉ニーズの多様化が進んでいる状況でございます。  これらの状況に対応するため、相談支援の強化、充実が喫緊の課題であることから、基幹相談支援センターを設置し、地域の相談支援体制の強化を実施する体制の確保及び総合的、専門的な相談支援を実施するためでございます。  次に、委託する内容につきましては、具体的には5つの事業を主に委託いたします。  1点目といたしましては、障害のある方に対する総合的、専門的な相談支援として、障害の種別に応じた総合的な相談支援。  2点目は、地域移行、地域定着への取組といたしまして、障害者支援施設や精神科病院と連携し、障害がある方の地域生活への移行に向けて、住居の確保や新生活の準備等。  3点目は、地域の相談支援体制の強化と取組といたしまして、相談支援事業者に対して、専門的な指導や助言、人材育成のサポートなど。  4点目は、障害のある方への虐待防止、権利擁護といたしまして、家庭内または施設内での障害者虐待に関する相談窓口としての役割を担うほか、障害によって判断能力が不十分な方に対しましては、本人に代わって福祉サービスの利用契約や財産管理などを行う成年後見制度の利用実施をサポートいたします。  5点目は、地域生活支援拠点事業に関することといたしまして、地域生活支援拠点事業における中核的な機関として、コーディネートの役割を担っていただきます。  また、これらに付随する業務も含めて、富津市の障害福祉に関する相談支援の中核的な役割を担っていただく予定でございます。 ○委員長(佐久間勇君) 宮崎晴幸委員。 ◆委員(宮崎晴幸君) 今の内容を聞いていて、非常に、一番大事な部分が、どんどん拡充されていると思いました。あとは、これをいかに市民の方、もしくは市外の方が富津市に魅力を感じてもらえるような情報発信をお願いをしたいと思います。答弁については結構です。 ○委員長(佐久間勇君) よろしいですか。 ◆委員(宮崎晴幸君) 続けてよろしいですか。 ○委員長(佐久間勇君) 宮崎晴幸委員。 ◆委員(宮崎晴幸君) 予算書の87ページ、3款2項1目の子育て応援きずな事業、すくすくギフトについて御質問させていただきます。  すくすくギフト委託の概要及び目的の内容、それと実施している県内市町村があるのかを、まず教えていただきたいと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。  この事業、すくすくギフト委託の事業ですが、こちらは子育て世帯の経済的負担の軽減、もって子育てしやすいまちづくりの推進を目的としております。  お子さんが1歳までの間に、カタログから選びました3,500円までの育児用品、例えば、紙おむつとかおしりふき、こういった育児に必要な消耗品を、変更がない限り自宅に配送しようとするものです。  もう1点、実施している県内市町村はあるかという御質問でしたが、県内に実施をしているというところは承知はしておりません。神奈川県では、厚木市、座間市、綾瀬市等が実施をしているということは承知しております。 ○委員長(佐久間勇君) 宮崎晴幸委員。
    ◆委員(宮崎晴幸君) これ一番大事なことだと思うんです。高橋市長も、とにかく子育て日本一を掲げていることを踏まえれば、だんだんと、いわゆる子育てに対して行政が本気になっているって、そういう度合いが見える内容になっていると思います。こちらについても、本当に周知の徹底と情報発信をきずなLINE等を活用して、行ってもらえればと思います。  続けて質問、大丈夫ですか。 ○委員長(佐久間勇君) 宮崎晴幸委員。 ◆委員(宮崎晴幸君) それに関連するものなんですけど、子育て応援事業の中で、産前産後ヘルパー派遣事業についてお聞きしたいと思います。  今までの産後ケア事業との違いについてが、まず1点です。  それと、ヘルパーはどのような方が自宅のほうに来られるのか。  それと3点目が、利用料金及び利用回数について。  それと最後が、利用時間帯について教えてもらえればと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。  産前産後ヘルパー派遣事業は、今までの産後ケアが産後4か月までの母子が医療機関に宿泊し、母子の健康状態のケアや乳房ケア、授乳指導などを行っておりました。こちらの産前産後ヘルパー派遣事業は、家事育児の支援を直接御自宅で行うというようなものを予定しております。  ヘルパーについては、市と契約をこれから締結いたします、訪問介護事業所から派遣を考えております。  利用料金と利用回数ですが、自己負担といたしまして、生活保護世帯、市民税所得割非課税世帯については、自己負担なしで無料でございます。その他の世帯については、700円を御負担いただきます。これとは別に、委託料を事業者に対し、市から支払うということとなっております。  回数ですが、産前は妊娠届の後、出産までの間、1回2時間、1日2回までを20回、産後も出生から産後6か月までの間、同様に、1回2時間で1日2回まで、20回までということを予定しております。  利用時間帯ですが、こちらは日中、お母さんの代わりに家事育児をする方がいらっしゃらないための事業ですので、午前9時から午後5時までを予定しております。 ○委員長(佐久間勇君) 宮崎晴幸委員。 ◆委員(宮崎晴幸君) こちらについても、本当に今まで困っていたお母さん方とか、例えば御両親がいらっしゃって、いわゆる育児を手伝っていただいている方々には非常に楽だったんですけど、逆にこれからの時代、単身世帯の方々って非常に増えているのが今の現状です。  それを踏まえると、一番市が本当に寄り添ってくれるっていう言葉のとおりの事業だなと、私は思っています。なので、これが来年度は、逆に利用率を見ていただいて、逆に来年度もう少し拡充ができるような、大きなこれ施策になると思っていますので、ぜひとも情報発信をお願いいたします。  以上でございます。 ○委員長(佐久間勇君) ほかに質疑ございますか。三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) すみません。76ページです。3、1、5、老人福祉費についてですけれども。老人福祉費の敬老行事事業についてちょっとお尋ねしたいんですけれども、この事業の内容と対象見込人数など、ちょっと教えていただければと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 介護福祉課長、池田剛和君。 ◎介護福祉課長(池田剛和君) お答えいたします。  敬老の意を表し、併せて長寿者の福祉の増進を図ることを目的とした事業で、9月の老人週間にて実施しております。  100歳以上の方にお祝い金1万円、100歳到達者にお祝い金1万円と祝い状、あと、総理大臣より記念品と祝い状が届きます。88歳到達者には祝い状をお配りしております。  3年度の見込みといたしましては、101歳以上が44人、100歳到達者が28人、88歳到達者が336人で、計408人を想定しております。  なお、100歳以上の方で市長の訪問を希望される方は、市長が直接、お宅に訪問して、お祝いを行います。 ○委員長(佐久間勇君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) ありがとうございます。私、調べる限りは、人口の総人口1億2,000万人のうちなんですけれども、100歳以上の方は8万人いらっしゃいます。0.006%ということで、1万人当たりに換算しますと6人になりますので、富津市は多いほうかなというふうには思いますけれども、やはり健康で長生きということは万民共通の願いでございます。  富津市では百歳体操を推進しておりますので、ぜひ健康長寿といきいき百歳体操の推進といたしまして、市に貢献していただいた、その高齢者の方々への長寿祝金っていうのを、やはり、もうちょっと充実していただくっていう考えはないのかどうかっていうところを、ちょっとお伺いさせていただければと思います。 ○委員長(佐久間勇君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。介護福祉課長、池田剛和君。 ◎介護福祉課長(池田剛和君) 現在のところでは、お祝い金と祝い状をお渡しする予定でいます。今後また状況等が変われば、再度考えさせていただきます。 ○委員長(佐久間勇君) よろしいですか。続けて。三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 分かりました。では、続きまして、77ページ、3、1、5、老人福祉費の老人憩の家管理運営事業についてお尋ねいたしますけれども。  こちら、旧大佐和老人憩の家の解体工事、約5,000万円でございますけれども。こちらは建築リサイクル法に基づく分別解体というふうに認識しておりますけれども、それ相応に費用がかかるというふうに考えますが、やはり、建物滅失に対して5,000万円というのは非常に大きいというふうに考えますので、竣工の年月日、あるいは建物の規模、構造、アスベスト含有建材があるのかどうかとかその辺、5,000万円の積算根拠というものをちょっと教えていただければと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 介護福祉課長、池田剛和君。 ◎介護福祉課長(池田剛和君) お答えいたします。  所在地が富津市千種新田277の1、昭和60年竣工となっております。構造は鉄筋コンクリート造平屋、規模は延べ床面積436.67平米。  御質問のアスベストの仕様についてですが、外部としては吹きつけ石綿として、外壁等の吹きつけ塗料、吹きつけタイルと、内部として煙突の断熱材、内部天井等のボードが該当いたします。石綿が飛散しないように、躯体解体前に石綿関係法に基づいた対策を取り、石綿除去を行います。  具体的には、外壁につきましては、ビニール等で外部と遮断して作業を行い、飛散しないような措置を取るということでございます。 ○委員長(佐久間勇君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 分かりました。ありがとうございます。  やはり、そういった有害物質を含んでいるということも踏まえまして、やはり万全を期して施工していただけると思いますけれども、近隣の方々への説明等安心、安全施行で、よろしくお願いしたいと思います。  続きまして……。 ○委員長(佐久間勇君) どうぞ。三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) すみません。91ページ、3、2、4の公立保育所民間移管受託法人選考委員報償費についてお尋ねいたしますけれども。こちらは、委員報酬ということで81万6,000円計上しておりますけれども、私の認識不足かもしれませんけど、こちらは対象施設は、青堀保育所かというところと、あと、委員の数と開催回数とを教えていただければと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。  こちらの報償費につきましては、高砂福祉会青堀保育園のほうが撤退のほうを申し出ておりますので、そちらの次期事業者受託法人を、今後、公募してまいりますが、そちらのほうを検討いたします。青堀保育園が対象施設です。  委員の数は、予算では10人で、開催回数を15回で予定しております。 ○委員長(佐久間勇君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) ありがとうございます。最後の質問なんですけれども、100ページの、附属資料ですと18ページになりますけれども、4、1、1、18節の負担金交付金の中で、君津中央病院企業団運営費に係る負担金ということで。こちらは9月議会のほうでいろいろ質問させていただきまして、高等教育の無償化に伴う措置だけか分かりませんが、拡充いただきましてありがとうございました。  その中で、本市の予算額は昨年の2億8,700万8,000円に対しまして、1,527万8,000円増額の3億228万6,000円が計上されておりますが、その内訳、ちょっと確認したいんですけれども。例えば、高等教育の無償化による、その看護学校運営費計上分がお幾らで、あと残る、もしプラスアルファがあるんであれば、その金額の内訳、ちょっと参考までに教えていただければと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 健康づくり課長、藤嵜 勉君。 ◎健康づくり課長(藤嵜勉君) お答えいたします。  高等教育の無償化につきましては、対応経費として構成4市分が610万円でございます。  その中で、富津市負担分としましては、君津中央病院企業団の規約に基づきまして、均等割30%の4分の1の額45万7,500円、それと、人口割70%のさらに13.15%の額が56万1,505円、これの合計で富津市負担分としましては、101万9,005円の負担となります。また、そのほかの本市の増額分としましては、本院運営費分が315万80円、分院運営費分が1,223万9,360円となります。 ○委員長(佐久間勇君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 分かりました。ありがとうございます。  令和3年度の企業団の負担金につきましては、全体の要求額19億円に対して、今回16億円ということでございまして、非常に運営費は依然厳しいということを確認しておりますので、また引き続き御支援いただければと思います。よろしくお願いします。  以上です。 ○委員長(佐久間勇君) ほかに、質疑。平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) 87ページお願いします。宮崎議員が質問をした、子育て応援きずな事業に関連して質問をさせていただきます。  この中で、きずなメール配信委託料、要するにこれ、LINEだと思うんですけれども、これの現在のLINEの登録数、教えてください。 ○委員長(佐久間勇君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。  きずなLINEに登録いただいております方は、2月末で249人です。 ○委員長(佐久間勇君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) ありがとうございます。質問した意味としては、子育てに悩んで苦しんでいる子育て世帯の方、非常にその悩みのテーマとか悩みの度合いは、各自皆さん違うと思うんですけれども。そういった人たちを誰一人取り残さない、そういうことを考えて質問しているんですけれども。皆さん方が情報共有できる子育てサロンを設けたりしてくれています。  ただ、そういったところになかなか足を運んでくれない方います。あるいはアウトリーチ型、訪問によって皆さん方のお悩みを聞こうとしても、曜日を変えても時間を変えても、なかなか会えなかったりとか。これ、子育てだけじゃなくて、そういう方たちっていると思うんですけれども。そういう方たちにどうやってアプローチをして、心を救っていくか。本当にこれ、富津市だけじゃなくて、全国的に大きな問題だと思っています。  そこで、アプローチの仕方をどうやって間口を広げるかっていうことを考えたときに、1つの方法論なんですけれども、今、LINEに関しては配信のみでやっていると思うんですけれども、これをLINEからもいろんな相談を受けられるような双方向型でやったらどうかっていうのを思っています。  ただ、そういう人たちがLINEに登録してくれるかっていう問題はあるんですけれども、ただ、試みてもらう価値はあるのかなと思うんですけれども。それに関してはどうお考えなのかお聞かせいただきたいと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。  現在、きずなLINEのシステム上、双方向ができない状態です。私たちも担当といたしましても、こちらの双方向のやり取りというのはとても有効だというふうに考えておりますので、チャンネルは1つでも多いほうがいいという考え方から、現在、事業者との検討を始めております。 ○委員長(佐久間勇君) ほかに質問、質疑等ございますか。福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) 93ページの3款2項5目の子ども・子育て支援事業についてなんですけれども、今、学童保育、放課後の児童健全育成事業補助金についてお聞きします。  今、学童保育が幾つあって、その中の何か所の学童保育に、この事業補助金というのを出していらっしゃるのでしょうか。 ○委員長(佐久間勇君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。  既存では、補助金を歳出しておりますクラブが8クラブございます。補助金を支出していない、自主事業としてやっていらっしゃるところが1クラブありますが、こちらのほうも4月からは補助対象ということで、新設が予定されております。 ○委員長(佐久間勇君) ほかに質疑。どうぞ。福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) 18、19ページの歳入のところの14款2項1目の入所児童児保護者負担金及び管外受託負担金というのが昨年度より増額しているんですけれども、これの理由っていうのはどういった理由なんでしょうか。 ○委員長(佐久間勇君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。  こちらは保育料徴収の対象となる3歳未満児の割合が増加していることが要因と考えております。 ○委員長(佐久間勇君) ほかに質疑ございますか。副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) すみません。そうしましたら、先ほど宮崎議員が御質問していました、すくすくギフトについて御質問させていただきます。  こちら、市のホームページのほうで、2月15日にプロポーザルを実施するということで、実施要綱のほうが発表されました。今日から提案受付をするということになっているわけですが、3月1日までに参加表明書を締切りっていうことになっていますので、今現在、何者ぐらいに通知を出して、何者から表明があったのか教えていただければと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。  こちらのプロポーザルにつきましては公募型でありますので、参加募集を広く実施要領を公告し、行いました。参加表明、申込みのあった数は2者でございます。 ○委員長(佐久間勇君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) 今回の提案については、議会のこの議決が通らなければ、契約は行わないということになっているんですが。一応、3月31日には、その今、2者のうちから、多分、業者が決まることになるかと思います。  要綱などを見ますと、延べ1,920人のほうに配布予定ということで予算で割ると、1人当たり大体3,500円の予算を見ていらっしゃるかと思うんですけど。これはまた、ギフトカタログのほうを配布する予定なのかなと思うんですけど、この3,500円に当たるまでの間、先ほど言った紙おむつとかおしりふきシートとか、そういったものをカタログの中から自由に、金額分選べるというような形を行っていくんでしょうか。 ○委員長(佐久間勇君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。  市としては、月額3,500円を上限額に、カタログの中から品物、紙おむつとかおしりふきとかそういったものを選んでいただき、その3,500円を超える部分については自己負担をしていただくということで実施をする予定です。 ○委員長(佐久間勇君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) すくすくギフトなんですが、こちら、実施要綱のほうには「6月1日からスタートします」と書いてあるんですが、このやっぱり、4月1日から5月31日の方は、遡ることはできないということでよろしいんでしょうか。
    ○委員長(佐久間勇君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。  6月契約以前に出生された方、また転入された該当の方に対しては、遡って対象とする予定です。 ○委員長(佐久間勇君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) 続きまして、90ページの、歳出3款2項4目の保育所の一般職員の人件費なんですが。こちら昨年度と比べて2,000万円ほど減額をしておりまして、一方で、会計年度任用職員の人件費が2,000万円ほど増えているんですが。これは定年などを迎えて、会計年度任用職員として採用するということで、そのような予算になっているか、ちょっと教えていただければと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 総務課長、牧野常夫君。 ◎総務課長(牧野常夫君) 私のほうから、一般職の人件費が減額っていうところの理由についてお答えをさせていただきます。  まず、こちらにつきましては、育児休暇を申請している保育士がいます。来年度、その期間っていうところを含めて、その分を減額しているっていうことになります。 ○委員長(佐久間勇君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) 私のほうからは、会計年度の増額についてお答えいたします。  こちらについては、単価アップとか経験年数の加算等で増額になっております。定年退職の方については、会計年度ではなく再任用となっておりますので、一般職のほうへ算入されております。 ○委員長(佐久間勇君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) それに関連しまして、94ページの、歳出、3款2項5目の保育士の配置改善事業補助金なんですが、こちらは民間の保育士さんだと思いますが。2,060万円ほど、配置改善事業補助金として2,060万6,000円、処遇改善事業補助金として1,920万円とあるわけですが、これを行うことによって民間の保育士さんの賃金水準っていうのは、どれくらい上がる見込みで考えていらっしゃいますでしょうか。 ○委員長(佐久間勇君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。  配置改善事業では、基準数に加え配置された保育士、対象となった保育士1人当たり、月額16万8,900円の補助、処遇改善事業は、対象となった保育士1人、月額2万円の補助でございます。 ○委員長(佐久間勇君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) 続きましては、ちょっと、90ページの3款2項3目に移りますが。母子生活支援費ですが、これ附属資料では多分、17ページの事業番号17番の母子生活支援施設へ入所するための予算だと思います。  「母子生活支援施設への入所」という言葉が附属資料にはあったわけですが、富津市にそのような施設があるんでしょうか。ちょっと教えていただければと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 福祉の窓口課長、木村美文君。 ◎福祉の窓口課長(木村美文君) お答えいたします。  富津市には、母子生活支援施設はございません。県内に4施設あるのみでございまして、近隣では木更津市に1施設ございます。 ○委員長(佐久間勇君) よろしいですか。 ○副委員長(猪瀬浩君) はい。 ○委員長(佐久間勇君) ほかに質疑ございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(佐久間勇君) それでは、委員からの質疑を終結いたします。  委員外議員の方の御質疑ありますか。委員外議員、千倉淳子君。 ◆委員外議員(千倉淳子君) すみません。76ページ、3款1項5目老人福祉費のほうからお聞きいたします。  天羽養護老人ホームの移転解体の事業だと思うんですけれども、広域市町村圏事務組合負担金が3,921万円ですか書いてございます。この解体はいつ頃行われて、これ解体費っていうのは、最初から折半っていうふうに決まっていたのかっていうことと、解体後について何かありましたら教えてください。 ○委員長(佐久間勇君) 介護福祉課長、池田剛和君。 ◎介護福祉課長(池田剛和君) 私からは、解体工事の時期についてお答えします。  解体の予定は、令和3年8月から令和4年3月を予定しております。令和3年度中に施設を解体し、土地を富津市に返却する予定でございます。 ○委員長(佐久間勇君) 総務部次長資産経営課長事務取扱、市原岳人君。 ◎総務部次長資産経営課長事務取扱(市原岳人君) 私のほうからは、解体後の跡地についてお答えさせていただきます。  解体後の跡地の取扱いに関しましては、現在のところ決まっておりませんので、今後、売却などの利活用について調査検討などをしてまいります。 ○委員長(佐久間勇君) 委員外議員、千倉淳子君。 ◆委員外議員(千倉淳子君) ありがとうございました。あと、すみません、ちょっと追加で、答えられたら教えてください。これ、最初から折半でしたっけ。解体費。 ○委員長(佐久間勇君) 介護福祉課長、池田剛和君。 ◎介護福祉課長(池田剛和君) お答えいたします。  こちらの負担割合は、均等割30%、人口割70%という設定でやっておりまして、富津市の総合事業の負担割合は16.7%となっております。 ○委員長(佐久間勇君) 委員外議員、千倉淳子君。 ◆委員外議員(千倉淳子君) ありがとうございました。了解しました。  では、次、移らせていただきます。3款1項8目障害者総合支援費について、84ページお願いいたします。  先ほど宮崎委員のほうからもお話がありました基幹相談支援センター事業ですが、これ、新規となっております。今までも障害の窓口のほうで相談事業は行っていたと思うんですが。先ほど5つぐらいの項目を挙げていただきましたけれども、今までもそれと同じようなことをしてはいたと思うんですが。これが新規として発生した、もともとの……。 ○委員長(佐久間勇君) あと1分です。 ◆委員外議員(千倉淳子君) バックとかそういった、それからこれとどう違ってくるのかっていうところを教えてもらっていいですか。 ○委員長(佐久間勇君) 福祉の窓口課長、木村美文君。 ◎福祉の窓口課長(木村美文君) お答えいたします。  議員おっしゃいますとおり、令和2年度、今年度までは一般相談支援事業として委託事業を実施しております。こちらの機能を拡充いたしまして、地域の障害福祉に関する相談支援の中核的な役割を果たしていただくことを目的といたしまして設置することから、一般相談支援事業と基幹相談支援センターを一体のものとして、令和3年度から実施するといったことでございますので。主な機能の中に、一般相談支援も含んでいるといった御理解でお願いしたいと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 委員外議員、千倉淳子君。 ◆委員外議員(千倉淳子君) まだ大丈夫ですか。すみません。  では、これは相談事業所に委託費ってどのくらい払われるんですか。 ○委員長(佐久間勇君) 福祉の窓口課長、木村美文君。 ◎福祉の窓口課長(木村美文君) お答えいたします。  一般相談支援事業として実施しております内容で、平成24年度から平成30年度までは、事業の実施日を週3日といたしまして、毎年度、約580万円。令和元年度から週5日に増やしまして、令和元年度が845万1,000円、今年度は855万1,950円でございます。 ○委員長(佐久間勇君) 委員外議員、千倉淳子君。 ◆委員外議員(千倉淳子君) ありがとうございます。  では、最後になりますけれども、同じページの、障害者の訪問入浴事業についてお聞きいたします。新規で取り入れていただいて、大変ありがたく思っていますが。180万円の予算がついているんですが、この算出方法を教えてもらっていいですか。 ○委員長(佐久間勇君) 福祉の窓口課長、木村美文君。 ◎福祉の窓口課長(木村美文君) お答えいたします。  近隣市の実施状況を参考にいたしまして……。 ○委員長(佐久間勇君) 時間でございます。  申し訳ございませんでした。途中で止めて申し訳ございません。答弁を含めて5分以内ということですので、もう時間でございますので。  ほかに委員外議員で質問ございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(佐久間勇君) 質疑もないようですので、審査区分表4ページに関する質疑を終了したします。  ここで説明員入替えのため、暫時休憩とします。  再開時刻を13時50分からといたします。                  午後1時41分 休憩           ────────────────────────                  午後1時46分 開議 ○委員長(佐久間勇君) 再開予定時刻、13時50分ということでいましたけれども、皆さん、お集まりでございますので、始めさせてもらいます。よろしいですか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(佐久間勇君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  説明員の方に申し上げます。発言される場合は挙手と同時に起立し、指名された後に着席し、各自マイクのスイッチを入れてから発言するようお願いします。  審査区分表5ページ、2款及び3款の建設経済部所管、5款、6款、7款、8款、11款に関する質疑を行います。御質疑ありませんか。宮崎晴幸委員。 ◆委員(宮崎晴幸君) 予算書123ページ、6・1・3の農作物被害対策事業、鳥獣被害防止総合対策交付金についてお伺いさせていただきます。  市街地にも侵入して被害が確認されているのが近年の状況ですが、その辺の対策について教えていただきたいと思います。 ○委員長(佐久間勇君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。農林水産課鳥獣対策室長、松下順一君。 ◎農林水産課鳥獣対策室長(松下順一君) お答えします。  有害獣の捕獲頭数については、昨年より増加しているところであり、近年、生活環境被害としてアライグマ等小動物の被害や、天羽地区においては、特に猿による被害が多く報告されていることから、鳥獣対策事業として、住宅地出没対策として猿用のおりの購入、有害獣事業業務委託の中で小動物対策の強化及び天羽地区各区を対象に追い払い用の花火を購入し、配付してまいります。  また、市街地の安全、安心を考えた中で、引き続き富津市有害鳥獣対策協議会による緊急時のパトロールを強化して、市民の安全、安心を図りたいと考えております。 ○委員長(佐久間勇君) ほかにございますか。続けて、宮崎晴幸委員。 ◆委員(宮崎晴幸君) 続けて、今度は予算書の134ページ、6・3・2特任事業補助金、附属資料22ページ、事業番号66、二枚貝増養殖技術開発試験事業補助(カキ養殖試験)二枚貝、これについてなんですが、二枚貝養殖の具体的な内容について教えていただきたいと思います。 ○委員長(佐久間勇君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。農林水産課長、棟方雅典君。 ◎農林水産課長(棟方雅典君) 試験を行う新富津漁協は、県内最大のノリ養殖を行っている漁協ですが、近年不作が続き、漁業者及び漁協の経営が危機的状況にあります。  そこで、ノリ以外の新たな収入源を確保するため、漁協が独自に行っていたカキの養殖試験を本格的に実施することとしました。  試験方法としましては、漁港内で既に育てているカキが夏に産卵し、稚貝が生まれますので、それを採取し、養殖かごで育て、ノリの時期になったら養殖施設に添架し、増殖させるものです。  事業といたしましては、その資材の購入費に対して補助するものでございます。 ○委員長(佐久間勇君) 宮崎晴幸委員。 ◆委員(宮崎晴幸君) 正直、ノリの被害というのも非常に大きく甚大なものになっているというのは、関係者の方からお聞きしました。そういうことを踏まえて、逆に富津市の新たな魅力、新たな産業の創出のために、引き続きこういう活動を行っていただきたいのと同時に、市としてぜひともPRできるよう、私たちも一生懸命頑張りますので、御協力をお願いしたいと思います。  以上です。 ○委員長(佐久間勇君) それは、いいんですね、答弁を求めなくて。(発言する者あり)  ほかに、質疑ございますか。三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) すいません、54ページの2・1・6交通安全対策費についてなんですけれども、こちら交通安全施設対策事業についてお尋ねいたしますけれども、現在、令和3年1月からの交通死亡事故が全国でワースト1という状況でございますけれども、そうした中で交通安全施策対策事業450万円につきましては、こちら、道路交通違反等の反則金を原資として、18ページの交通安全対策特別交付金ということで450万円支給されているわけなんですけれども、こちらのそういった中で修繕費300万円と、設置工事費150万円の主な用途についてお尋ねいたします。 ○委員長(佐久間勇君) 建設課長、藤川幸男。 ◎建設課長(藤川幸男君) お答えします。  交通安全対策事業の用途につきましては、修繕費は現在あるカーブミラー、ガードレール、ガードパイプ等の修繕でございます。あと、区画線も引き直したりするので、修繕をいたしております。  設置については、やっぱり同じようなものの新規設置について、主な目途でございます。
    ○委員長(佐久間勇君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) ありがとうございます。現在、コロナ禍ということで、やはり移動自粛ですので、前年に比べますと事故が少ないという中でも、やはり千葉県でも65歳以上の高齢者の歩行中、あるいは自動車、自転車運転中の事故が多いということで、やはり課長がおっしゃったように、白線が見えなくて事故があるケースもありますので、そういったところ、対策事業をよろしくお願いしたいと思います。  それから、続きまして、98ページの3・4・1台風災害関連経費についてお尋ねしますけれども、こちら、被災住宅応急修理業務委託3,439万円、委託費として計上しておりますけれども、この業務の内訳及び対象件数等、あるいはこの業務のやはり積算根拠など分かりましたら教えていただければと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 都市政策課長、義崎哲也君。 ◎都市政策課長(義崎哲也君) お答えします。  令和元年度台風被害により、令和2年度中に家屋修理の完了に至らないと見込んだ分の費用であります。  内訳といたしましては、半壊が22軒分、一部損壊が71軒分の計上であります。災害救助法による応急修理制度であり、金額的には最大半壊については59万5,000円、一部損壊については30万円を限度に修理業者に支払う、そういう形で委託となっております。 ○委員長(佐久間勇君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 分かりました。ありがとうございます。  では、次の質問をさせていただきます。  139ページの7・1・4、こちら観光施設関係費についてなんですけれども、134ですね。海水浴場の管理運営事業1,500万円ですけども、こちら、昨年はコロナ禍による影響で中止となっておりますけれども、予算は昨年1,378万6,000円でございました。  過去3年の推移を見ましても、大体1,200万円から1,300万円台ということで推移していますけれども、おおよそ1割増となった理由とか、また海水浴客の見込み数などを分かりましたら、教えていただければと思います。 ○委員長(佐久間勇君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。商工観光課長、嶋田清一君。 ◎商工観光課長(嶋田清一君) お答えいたします。  海水浴場の開設期間につきましては、例年と同様の期間を見込んでおりますが、ライフセーバーの監視業務に係る新型コロナウイルス感染防止対策として、マスクや非接触体温計等の消耗品、備品等の購入、またライフセーバーの宿舎での密を避けるため、宿舎を増やすことが想定されるため、その経費を見込んでいるものでございます。  また、海水浴客の見込み数につきましては、開設した過去3年を見ると約5万人から9万人と主に天候に左右されるため、年によってばらつきがあり、また、今年についてはコロナ禍でありますので、入り込みの想定が難しいものとなっています。 ○委員長(佐久間勇君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) ありがとうございます。分かりました。  最後の質問ですけれども、146ページの8・2・1防犯灯整備事業について、ちょっと教えていただければと思います。  こちら、防犯灯整備事業3,218万5,000円というところで、防犯灯設置工事については90万円ということですけれども、この設置予定台数というところをちょっと教えていただきたいということと、あと、要望数及び設置順位など、もし分かったら参考までに教えていただければと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 建設課長、藤川幸男君。 ◎建設課長(藤川幸男君) お答えいたします。  この防犯灯整備事業につきましては、要望してきたものに対し、富津市で必要かどうか調査等、検討をして設置をしております。  要望数については、今年入れて3年分で申しますと、平成30年度が要望数が50件、令和元年度は49件、令和2年度が54件に対して、それぞれ30年度が42件、令和元年度32件、今年度が35件というふうな設置数になっております。  それについては、要望に対して建設課のほうで調査した中で、必要と認めるところをつけておりますので、それだけの差が出ているということで、今年度要望のあった中で、建設課が必要だと認めるところでついていないところは、今のところございません。 ○委員長(佐久間勇君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 分かりました。ありがとうございます。  最後、その関連ですけれども、使用料及び賃借料771万8,000円、計上されていますけれども、こちら、昨年と同額の金額が計上されているんですけれども、ちょっと素朴な質問になるかもしれませんけれども、昨年も、やはりそういった新設している防犯灯があると思うんですけれども、それに関わる賃借料というのは、どこにかかってくるというふうに考えればいいんですか。 ○委員長(佐久間勇君) 建設課長、藤川幸男君。 ◎建設課長(藤川幸男君) そのリース料については、リースしている、リースで発注している5,455灯の分はリース契約しておりますので、その賃借料が毎年上がってくるということで、新しく追加したものについては、建設課で、今、管理をしているというところでございます。なので、10年間、この金額は変わりません。 ○委員長(佐久間勇君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 分かりました。ありがとうございます。  以上です。 ○委員長(佐久間勇君) ほかに質疑ござい……、福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) すいません、お先に失礼いたします。  冒頭で宮崎委員からも質問があったんで、これ、私、質問に出していなかったんで、あれなんですけど、駆除しますよね、有害の鳥獣を、123ページなんですけど、駆除したその有害獣を、それを、私、ちょっと聞いたところによると、土地のある人は自分の土地に、その処理の仕方なんですけど、穴を掘って埋めたりしているというふうにお聞きしたんですけど、基本的にはこの駆除した動物のその死骸というか、そういうのはどういうふうに処理をしているんですか。 ○委員長(佐久間勇君) 農林水産課鳥獣対策室長、松下順一君。 ◎農林水産課鳥獣対策室長(松下順一君) お答えします。  基本的には埋設して処理しているところでございます。また、近年、ALSOKと協議いたしまして、生体のままであれば、ALSOKのほうで引き取ってもらって、処分をした形で処理できるような形を取っているところでございます。 ○委員長(佐久間勇君) 福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) 自分のところの土地に埋めるとか、そういうことができない人に関しては、市のほうで引き取って焼却するとか、そういうことをしているわけですか。 ○委員長(佐久間勇君) 農林水産課鳥獣対策室長、松下順一君。 ◎農林水産課鳥獣対策室長(松下順一君) 基本的には捕獲従事者に確保していただいているところでございます。 ○委員長(佐久間勇君) よろしいですか。 ◆委員(福田好枝君) はい。 ○委員長(佐久間勇君) ほかに質疑ございますか。平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) 123ページ、お願いします。123ページの上段のほうですけれども、特産品開発調査・研究事業補助金、これ、ちょっとどういうものか分からないので、端的に事業内容を教えてもらいたいということと、令和2年度の予算が30万円で令和3年度予算案に関しては90万円なんで、この増額の要因も教えていただきたいと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 農林水産課長、棟方雅典君。 ◎農林水産課長(棟方雅典君) 特産品開発調査・研究事業補助金につきましては、地場産業の振興及び地域の活性化を図るため、市で生産されている農林水産物を活用し、産業、観光の発展に寄与するような特産品開発の調査、研究事業について補助する事業でございます。  施政方針及びまち・ひと・しごと総合戦略に上げられていますとおり、富津市の特産品のブランド力をさらに高めるため、令和2年度は1件分30万円でしたが、3年度は3件分90万円に増額し、推進していきたいと考えております。  また、既に何件か問合わせも来ている状況でございます。 ○委員長(佐久間勇君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) 分かりました。ありがとうございます。  では、次の質問ですけれども、127ページ、これ新規事業なんで伺いたいと思います。  全国のため池、老朽化のほうが進んでいると思います。それに輪をかけて、近年、局地的な大雨ですよね。また、大規模な地震が発生して、ため池の被害が全国で発生しているような状況だと思います。  こういったため池が決壊しても安全に避難するため、こういったため池ハザードマップ、作成することが必要になってきているかと思いますけれども、このハザードマップ作成にあたって、富津市内でその対象となるため池の数、どのぐらいあるのか、まず教えてください。 ○委員長(佐久間勇君) 農林水産課長、棟方雅典君。 ◎農林水産課長(棟方雅典君) ため池の数は79か所ございますが、今回、ハザードマップをつくりますため池につきましては、防災重点ため池に指定された20か所分でございます。 ○委員長(佐久間勇君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) 結構ありますね。これ、ちなみに富津、大佐和、天羽で、地区別に幾つか、今、答えられますか。 ○委員長(佐久間勇君) 農林水産課長、棟方雅典君。 ◎農林水産課長(棟方雅典君) 防災重点ため池につきましては、富津地区4か所、大佐和地区10か所、天羽地区6か所でございます。 ○委員長(佐久間勇君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) ありがとうございます。これはこれでいいんですけれども、これ、防災安全課の事業ともつながってくるんですけど、防災安全課の新規事業で総合防災マップ、要するに津波、高潮、洪水、土砂災害など、1冊にまとめる新規事業があるんですけれども、市民の皆さんにとって、1冊にまとめることって、非常に分かりやすいものとなると思います。  このため池ハザードマップが、そちらの総合防災マップのほうにも入るのかどうなのか、これを教えてください。 ○委員長(佐久間勇君) 農林水産課長、棟方雅典君。 ◎農林水産課長(棟方雅典君) 防災安全課に確認いたしましたところ、入れる方向で考えているとのことです。 ○委員長(佐久間勇君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) 市民にとって、見やすいものになろうかと思います。ありがとうございます。  以上です。 ○委員長(佐久間勇君) ほかに質疑ございますか。福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) 125ページの農業振興費で強い農業・担い手づくり総合支援事業で先進的農業経営確立支援事業補助金で、この先進的っていうのがついているので、これってどういう、どんなところにどんな支援をしているのかというのをお尋ねします。 ○委員長(佐久間勇君) 農林水産課長、棟方雅典君。 ◎農林水産課長(棟方雅典君) 先進的農業経営確立支援事業補助金につきましては、国庫補助事業のメニューの一つの名称でございまして、広域に展開する農業法人等の経営の高度化に必要な農業用機械、施設導入を支援するものでございます。  高度化と申しましてもいろいろございますが、今回提案がございましたのは、ドローンやGPSつき田植え機等を購入したいということで、今回は申請してございます。 ◆委員(福田好枝君) ありがとうございます。 ○委員長(佐久間勇君) ほかに質疑ございますか。石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) ページ136ページ、7款1項2目商工費、商工振興費、中小企業資金融資対策事業8,195万3,000円計上されております。  貸付金7,000万円の運用についての項目になろうかと思いますが、新型コロナウイルス感染症禍での現状についてお聞かせください。 ○委員長(佐久間勇君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。商工観光課長、嶋田清一君。 ◎商工観光課長(嶋田清一君) お答えいたします。  市の中小企業資金融資条例に基づく、新規の融資実行件数は、過去3年平均で年約39件のところ、令和2年度決算見込みでは令和3年2月末現在で14件であり、市の融資制度を利用する中小企業者が減少しています。  この理由につきましては、新型コロナウイルス感染症を原因とする県制度融資、セーフティーネット資金が発動されたため、市の中小企業資金融資制度ではなく、県のセーフティーネット資金融資を活用されている中小企業者が多いものが原因であると考えております。 ○委員長(佐久間勇君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) そこで、ちょっとその下の項目20番目と21番目に貸付金7,000万円というのは、原資になる7,000万円かと思います。  21番の保償補填及び賠償金、県信用保証協会補償金で71万円計上されているんですが、この項目については、破綻等で返済不能になったものの補填なんでしょうか。また、要するに今回のそのコロナ禍の中で、融資件数が減っているというのは、県の保証等を利用しているということかもしれませんが、原因で、営業をやめる、要するに自分の商売をやめるという方が増えるんじゃないかと危惧しているんですが、その辺は、今、担当のほうではある程度調査等を進めているんでしょうか。 ○委員長(佐久間勇君) 商工観光課長、嶋田清一君。 ◎商工観光課長(嶋田清一君) お答えいたします。  県信用保証協会の補償金につきましては、今年度、令和2年度でございますが、1件、補填のほうをしている状況でございます。  それから、ただいまセーフティーネット資金の融資制度につきましては、市のほうの認定申請が必要でありますけれども、こちらの件数、先ほど申しましたとおり、今、4号が207件、5号が68件、危機管理が125件ということで、400件の認定申請が来ているような状況でございますので、市内の事業所の方々の運用資金というんですか、そういうところで幅広い業種に影響が出ているものと考えております。 ○委員長(佐久間勇君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) すいません。そうすると、要するに融資制度を受けている方の中で、取りあえず1件が事業が継続が難しくなったということでよろしいんでしょうか。 ○委員長(佐久間勇君) 商工観光課長、嶋田清一君。 ◎商工観光課長(嶋田清一君) そのとおりでございます。 ○委員長(佐久間勇君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 本当に、先ほど言いましたけれど、コロナ禍の中で本当に非常に自営業の皆さん、苦労していると思います。そういう中で行政ができることと民間ができること、いろいろ難しい部分があろうかと思いますが、できるだけ相談に乗って上げて、傷が深くならないような方法を考えていただければと思います。これは提言です。 ○委員長(佐久間勇君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 次に、ページ155ページ、8款5項1目の12番目、説明12番目の土木費、都市計画費、都市計画総務費、都市計画基礎調査業務委託料726万円について、3月議会でもまちづくりの件で御質問させていただきました。この基礎調査というのは、都市計画の見直しで基礎調査をするということなんですが、この基礎調査というのは、どういうことをやるんでしょうか。 ○委員長(佐久間勇君) 都市政策課長、義崎哲也君。 ◎都市政策課長(義崎哲也君) お答えします。
     都市計画法の規定に基づき、都市の現状及び将来の見通しを5年ごとに定期的に把握するための調査であります。県内の都市計画区域を中心に行われ、調査結果は千葉県が取りまとめ、区域マスタープラン等の見直しの検討材料となります。  都市における人口、産業、土地利用、交通、都市施設などの現状及び将来の見通しを把握する基礎的な調査であります。 ○委員長(佐久間勇君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) そうすると、富津市の将来、未来構想を、今、これからつくろうとしている中で、富津市の地域ごとの未来展望というものが、今、皆さんの頭の中で考えられると思うんですが、そういうものがこういうところに反映される、要するに基礎調査の中でそういうものも調べられるということでよろしいんでしょうか。 ○委員長(佐久間勇君) 都市政策課長、義崎哲也君。 ◎都市政策課長(義崎哲也君) 計画的なものは、一切反映されずに、現状等を把握した結果、どういう形で都市計画をまとめるかというのを、県のほうで査定すると思います。 ○委員長(佐久間勇君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) ありがとうございました。我々が要望することと、今回の基礎調査というものが合致するかどうか分かりませんけれど、富津市の将来を考えた中で都市計画の見直し、また調整区域、市街化区域等の見直し等もあろうかと思います。その辺は、しっかり協力して、いい結果が出るようにお願いしたいと思います。  以上です。 ○委員長(佐久間勇君) ほかに質疑ございますか。副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) そうしましたら、先ほど宮崎委員も質問しました123ページ6款1項3目の有害鳥獣捕獲事業委託料なんですが、こちら、私のほうが昨年、一般質問させていただいたときに、小久保地区のほうでイノシシが住宅地に発生をして、銃が使えないので捕獲のしようがないというようなお話があって、その後、その時に県のガイドラインが出ていますので、それを見て、今後の対策を検討していきますというお答えがあったかと思うんですけれども、具体的に今年度、どういった、そういった猟銃が使えないようなところとか、箱罠が設置できないような場所に対して、そういう市街地に対してどのような対策を取るように考えていらっしゃいますでしょうか。 ○委員長(佐久間勇君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。農林水産課鳥獣対策室長、松下順一君。 ◎農林水産課鳥獣対策室長(松下順一君) お答えします。  素案についてはおおむねできまして、コロナ禍もあり、個別に、今、県及び関係機関と調整しているところでございます。  内容につきましては、発生時の初動対応から、捕獲関係機関の役割を明確にし、現場の対応を明記した内容となっております。 ○委員長(佐久間勇君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) ぜひ、その素案が実践できれば、市民の方も安心すると思いますんで、よろしくお願いします。  続いて、131ページ、6款2項2目森林整備方針・事業計画作成業務委託料、こちらは新しい事業だと思いますが、林野庁のほうのホームページを見ますと、整備方針計画を10年間定めて、その後、公有林の経営計画5か年分と民有林所有者への指導方針などを決めていくというふうにうたっているわけですが、今回のこの整備方針計画の中では、そちら10年のほうの計画を定めていくのか、それとも5年のほうで民有林所有者などにも、その指導方針などを含めたものをつくっていくのか、どういった形なのか教えていただければと思います。 ○委員長(佐久間勇君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。農林水産課鳥獣対策室長、松下順一君。 ◎農林水産課鳥獣対策室長(松下順一君) 本事業につきましては、森林環境譲与税を活用した事業になりまして、今後の森林をどのように整備するかというような内容となっております。  それで、委員の質問についての行政所有の整備方針ということではなくて、国有林、県有林を除いた森林を対象として考えております。  また、民有林、所有林等の意見聴取については、本事業では行わず、令和3年度作成する方針に基づき、整備森林整備事業実施に必要な範囲について、意見聴取や事業の同意を得ることと考えております。 ○委員長(佐久間勇君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) 続いて、159ページの8款6項1目の空家等対策事業ですが、こちら、富津市空家等対策の推進に関する条例が制定されて1年がたつわけですが、その中に、例えば隣の管理不全空き家などの屋根や壁が飛んできそうな場合は、市のほうが代替で対応をして、後でその所有者のほうに求めるとか、そういったことも行うということが盛り込まれていたかと思うんですけど、今回、予算の中ではそういったものが盛り込まれていなさそうなんですが、例えば昨年は、そういったなんとかしてほしいというような要望はあったのかどうかというところをお聞きしたいのと、今後、そういうような要望があった場合には、どのようにして市のほうにお願いをすればいいのかを教えていただければと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 都市政策課長、義崎哲也君。 ◎都市政策課長(義崎哲也君) 空き家についてですが、相談件数といたしまして、条例制定後から現在まで32件あります。  措置の仕方なんですが、応急措置としては、窓、門扉等の閉鎖、飛散した部材の移動、飛散のおそれがある部分の取り外し等、いずれも簡易的なものが対象であり、これまでにも職員により必要最小限の軽微な措置を実施している状況であります。  危害の予防については、その建物の所有者に対して請求することとなりますので、今後、所有者の特定等を進めながら、注意喚起を行っていきたいと思っております。 ○委員長(佐久間勇君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) 分かりました。結構、やはりこういったもの相談を受けますんで、32件ほど、もう相談を受けているということですので、周知をしっかりしていただいて、隣が危ない場合、どうしたらいいんだろうと困る方の相談に乗っていただければと思います。  続いてなんですけれども、155ページ、8款5項2目の君津富津広域下水道組合関係費なんですが、こちら、毎年関係出資金ということで1億円ぐらい出資をしているわけですが、下水道組合のほうの、ちょっと予算を見ますと、この関係の負債が15億円ぐらいありますので、この1億円ずつ返還をしていくという形を含みますと20年ぐらいはまだ支出、富津市のほうしていくことになるかと思います。  その一方で、今回、下水道組合の負担金基金のほうがなくなったわけで、もう真水で一般会計のほうから繰入れを、支出をしていかなきゃいけないふうになるわけでありますが、広域下水道を先ほど、浄化槽の関係でも質問させていただいたんですが、計画はあるけどなかなかできない状況の中で、これ、一般会計のほうから、ずっと捻出をしていくしかないのでしょうか、そこら辺、どのようにお考えなのか、教えていただければと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 都市政策課長、義崎哲也君。 ◎都市政策課長(義崎哲也君) お答えします。  一般会計から支出していく予定であります。 ○委員長(佐久間勇君) ほかに質疑ございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(佐久間勇君) それでは、委員からの質疑を集結いたします。  委員外議員の方、御質疑ありますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(佐久間勇君) 質疑もないようですので、審査区分表5ページに関する質疑を終了します。  ここで、説明員入替えのため、暫時休憩をします。再開時刻を14時30分といたします。                  午後2時20分 休憩           ────────────────────────                  午後2時26分 開議 ○委員長(佐久間勇君) それでは、再開時刻前でございますけれども、皆さん、そろいましたので、ここで再開させていただきます。  休憩前に引き続き、会議を開きます。  説明員の方に申し上げます。発言される場合は、挙手と同時に起立し、指名された後に着席し、各自マイクのスイッチを入れてから発言するようお願いします。  審査区分表6ページ、上段、10款について質疑を行います。御質疑ありませんか。宮崎晴幸委員。 ◆委員(宮崎晴幸君) 予算書188ページ、10・4・1市制施行50周年記念事業備品購入についてお伺いいたします。  生涯学習バス2台目の購入と書いてあるのですが、購入にあたり、どのようなバスを購入するのかと、またこの納期の時期はいつぐらいになるのかを教えていただきたいと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 生涯学習課長、樋口峰昭君。 ◎生涯学習課長(樋口峰昭君) お答えします。  生涯学習バスの平成29年度から令和元年度の3年間の利用実績では、25人未満の利用が約半数を占めています。そのため、この利用層を中心に考え、中型バス28人乗り程度を想定しております。  また、利用者の方からはDVDを見る機能が欲しい、座席に物を入れるところが欲しいなどの御意見をいただいておりますので、このような御意見を十分考慮し検討してまいります。  納期につきましては、受注生産のため、契約後、納車まで早くても半年程度かかると聞いており、納車は冬の時期を想定しております。このような状況から、できるだけ早期の発注に向けて、内容の検討を進めております。 ○委員長(佐久間勇君) 宮崎晴幸委員。 ◆委員(宮崎晴幸君) 実際に、やはりバスが1台体制だと、やはり市民の方も取り合いになってしまったり、逆に、やはり皆さんが有効的に活用するには2台必要だというのは十分に理解しております。なので、なるべく市民の皆さんが利用しやすいようなバスを検討していただいて、早期に発注していただけたらと思います。  続けての質問に移らせていただいてよろしいでしょうか。 ○委員長(佐久間勇君) はい。 ◆委員(宮崎晴幸君) 続けて、今度は予算書の196ページ、10・4・6、文化財保護関係費、文化財史跡用地取得費についてお伺いさせてもらいたいと思います。  これについて、具体的な内容及び内裏塚古墳用地取得状況についてが1点と、もう1つが指定文化財保存整備事業補助金、補助金の内容についても併せて教えていただきたいと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 生涯学習課長、樋口峰昭君。 ◎生涯学習課長(樋口峰昭君) 1点目につきまして、国指定史跡内裏塚古墳周溝部2筆の土地1,453平方メートルの取得を予定しております。  なお、取得用地に係る対象経費のうち、5分の4を国からの補助金として受け入れ、同じく県からは対象経費のうち15分の1を補助金として受け入れる予定です。  また、取得時期につきましては、現在、全体の約51%の取得が済んでおり、令和3年度2筆の土地を購入しますと、全体の約57%の取得となります。  残りの土地については、複数の個人の方が所有しておりますので、協議が整い次第、購入を進めてまいります。  2点目の指定文化財保存整備事業補助金につきましては、予算額124万8,000円のうち、100万円は竹岡にあります県指定文化財三柱神社本殿の修復工事に伴う補助金です。  千葉県から事業費の最大2分の1の補助金があり、市は残りの事業費に対し補助しています。  なお、平成30年度から再建工事がスタートし、令和7年度までの8年間の予定です。残りの24万8,000円は、花香谷にあります市指定文化財内藤家長の墓が大分傷み、傾きも生じている状況です。この修復に係る事業費の最大2分の1の額を補助するものであります。 ○委員長(佐久間勇君) 宮崎晴幸委員。 ◆委員(宮崎晴幸君) ありがとうございます。実際に、内裏塚古墳に関しては、43%まだ残っております。引き続き、どうしてもやはり必要な史跡となっておると思いますので、用地取得を進めてもらえればと思います。  また、逆に文化財等はいろいろと、今後、修繕、補修等が必要になってくる文化財、市内に多数あると思います。またそういうふうなものに対して、何とか、やはり保存をしていくためにも、こっちから、逆に予算のほうの拡充をお願いしたいと思います。  以上です。 ○委員長(佐久間勇君) ほかに質疑ございますか。三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 予算書の178、関連183ページ、10・2・1、10・3・1のICT支援委託料についてですけれども、こちら、ICT支援委託につきましても、12月議会で一般質問させていただきましたが、GIGAスクール構想に伴いまして整備した端末操作において、教員や生徒に負担にならないように支援を行っていただくということで、小中ともに851万4,000円、計上されておりますが、その中にはセキュリティー対策費が含まれているのかというところです。  例えば、メールやウェブなどの使用によるウイルス感染対策や紛失、盗難などによる費用、例えば、万が一なんですけれども盗難や紛失があった場合の措置として、その端末が校内のLANなどに接続を無効にするなどの技術的な要素を加えられるんですけれども、そういった費用がこういった委託料に含まれているのかどうかというところ、お伺いさせていただきます。 ○委員長(佐久間勇君) 学校教育課主幹、大畑 光君。 ◎学校教育課主幹(大畑光君) お答えいたします。  もし、盗難にあった際の費用などについては含まれております。また、その盗難された際には無効化するように、そのID、パスワード、盗難された端末のID、パスワードを報告することにより、無効化することができるようになっております。 ○委員長(佐久間勇君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 分かりました。それ、大事なところでした。ありがとうございます。  また、関連した質問なんですけども、やはり、予算書の178ページの、さらに上位事業のICT教育推進事業についてのお尋ねなんですけれども、こちらは、やはり新学習指導要綱に基づき、児童が情報端末などを慣れ親しんで文字入力するということで、基本的な操作やモラルを身につけられるというふうに明記されておりますけども、小学校教育は、やはり中学生と異なりまして、そういったコンピュータ端末の操作が難しいと考えますけども、その178ページの小学校教育推進事業というのは、2,849万1,000円なんですけれども、183ページの中学校ICT教育推進事業は1,830万円ということで、約1,000万円ほど下回りますけれども、これは単なるその学校数の違いだけの金額の相違なのかというところ、ちょっとお尋ねいたします。 ○委員長(佐久間勇君) 学校教育課主幹、大畑 光君。 ◎学校教育課主幹(大畑光君) お答えいたします。  学校数も違いますけれども、その台数、端末の台数が、小学校と中学校で異なりますので、それによる金額の差となっておるところです。 ○委員長(佐久間勇君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 分かりました。先ほどの質問では、ICT支援委託は小中学校同じ851万4,000円だったもので、その辺の、ちょっと確認をさせていただいたところがあります。  それから、後は質問ではないんですけれども、やはり小学校というのは6学年ありますので、ぜひ、その端末指導という中では、やはり上級生が下級生に教えるという異学年交流、こういったものによって、さらに深い理解が期待できると言われておりますので、ぜひこういったことも御検討いただければと思って提案させていただきます。  質問については、ICT関係は以上ですけれども、もう2点ほど。  196ページ、予算書10・4・6の工事請負費、千種新田収蔵庫解体工事について伺いますけれども、こちら旧大佐和老人憩の家でも、ちょっと御質問させていただきましたけれども、千種新田収蔵庫解体工事1,175万9,000円は、何年竣工の建物で、規模、構造というところを、あと、こちらの代替施設とかはどのようになっているのかお伺いさせていただきます。 ○委員長(佐久間勇君) 生涯学習課長、樋口峰昭君。 ◎生涯学習課長(樋口峰昭君) お答えします。  建物につきましては、昭和49年建築で、その後の増築もあり、3棟からなる木造平屋建て184.6平方メートルです。当初は市営住宅として、その後、福祉作業所として利用されていましたが、その利用がなくなり、空き施設となっていたことから、平成23年から文化財収蔵庫として使用してきました。  建物の老朽化が進んでいることから、収蔵していました文化財収蔵物につきましては、湊の旧法務局の建物内及び旧環南小学校体育館に分散し、移動を済ませております。 ○委員長(佐久間勇君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 分かりました。ありがとうございます。  最後の質問なんですけれども、予算書201ページの10・5・2、こちらも工事請負費の中で、給食施設整備事業でございますけれども、こちら、対象施設は大貫調理場、天羽調理場と青堀小の調理場というふうに認識しておりますけれども、それぞれ調べると35年以上経過しておりますので、現在の事業も、もう、言わば規定路線で進んでおります、承知しておりますけれども、竣工が5年というふうに、私、ちょっと調べる限り認識しておりますが、そうした中で、例えば、もう先が見えている建物に対して、付加価値を与えるような更新工事や大規模改修は行わないというふうに認識しておりますけれども、この232万7,000円なんですが、この事業内容をお伺いさせていただきます。 ○委員長(佐久間勇君) 教育部参事学校教育課長事務取扱、須藤秀明君。 ◎教育部参事学校教育課長事務取扱(須藤秀明君) お答えいたします。
     給食施設等改修工事の232万7,000円は、天羽共同調理場の内部塗装改修工事のものであり、本来は令和2年度の夏季休業中に実施を予定しておりました。  しかし、夏季休業が短縮されたために改修ができませんでしたので、令和3年度予算に計上させていただきました。施設維持のための最低限の修繕を予定しております。 ◆委員(三富敏史君) 分かりました。ありがとうございます。  以上でございます。 ○委員長(佐久間勇君) ほかに質疑ございますか。平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) 192ページ、お願いします。中段です。成人式事業、今年は本当に残念だったと思います。仕方がないといったら仕方がないんですけれども、皆さん、同じ気持ちだったんじゃないかなと思います。  来年の1月に関しても、本当にどういう状況になっているのかというのは、もう皆目検討つかないところあるんですけれども、今の時点で、実際どうでしょう、令和3年度の開催方法、どういった準備を進めているのか、その辺りを、まずお聞かせいただきたいと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 公民館長、平野隆志君。 ◎公民館長(平野隆志君) お答えいたします。  令和4年の成人式については、ワクチン接種が進み、新型コロナウイルスの感染が収束に向かうことを期待しております。また、その中で、今のような状況が続くようであり、座席間の確保が必要な場合は2回に分けるなど、必要な対策を考えてまいります。  式典の中身については、新成人の実行委員会を立ち上げ、その中で考えてまいりたいと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) 本当にこのコロナウイルスの感染拡大、もしくは収束、その社会的な状況を見ながらの進め方になろうかと思います。  今年の1月に関しては中止になったわけなんですけれども、何らかの形で思い出づくりとか、やっぱりしてあげられないかなという思いです。皆さんも同感で、これに反対の人はいないんじゃないかと思うんですけれども。  ただ、じゃあ代替案、何ができるかということを考えたときに、当然、実行委員がいることなので、市だけでどうこうというわけにもいかないと思うんですけれども、ただ、一生に一回のものなので、何らかの形で思い出づくりをしてあげられたらなというふうに考えているんですけれども、この中止となった令和2年度の成人式の代替案など、考えているのであれば、そこをちょっとお聞かせいただきたいと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 公民館長、平野隆志君。 ◎公民館長(平野隆志君) 中止決定後、1月9日に実行委員会議を開催し、代替についての話をさせていただきました。  実行委員が協議した結果、先が読めない中、改めて全体で実施するのは難しいので、中学校ごとで検討していきたいとの回答をいただきました。  その後、大貫中の実行委員から連絡が入り、今月に大佐和中学校で写真撮影の企画を行いたいとの連絡を受け、調整させていただきました。ほかの中学については話が、まだ出ていない状況です。 ○委員長(佐久間勇君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) ありがとうございます。コロナウイルスに関しては、本当に我々から、いろんなものを奪ったわけですけれども、成人の皆さん方のこういった思い出づくりの場も奪ったわけです。  大変な状況ですけれども、できることを考えて、力添えできる部分に関しては力添えのほう、これからもお願いしたいと思います。  以上です。 ○委員長(佐久間勇君) ほかに質疑ございますか。福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) 177ページ、10款2項1目と182ページの10款3項1目の小学校・中学校、それぞれの施設整備事業に関して、質問というかお願いというかなんですけど、コロナ対策のためにアルコール消毒をしていると思うんですけれども、アルコール消毒が手で押すポンプ式のものが設置してあると思うんですけれども、それを自動で噴霧できるようなものと、もしくはその自動で噴霧するとともに、体温の計測が同時にできるようなものを入れていただくことは検討していただけませんでしょうか。 ○委員長(佐久間勇君) 教育総務課長、尾形卓信君。 ◎教育総務課長(尾形卓信君) お答えします。  小学校及び中学校の施設整備事業は、トイレ改修工事により工事期間中、トイレの不足を補うための仮設トイレの借上げと、飯野小学校校舎屋根防水工事及び吉野小学校屋内運動場屋根防水工事に係る予算となっております。 ○委員長(佐久間勇君) 教育部参事学校教育課長事務取扱、須藤秀明君。 ◎教育部参事学校教育課長事務取扱(須藤秀明君) 自動消毒器についてお答えいたします。  これにつきましては、小学校・中学校とも、保健管理費の需用費、消耗品費のほうで対応することができます。現在、全ての学校ではありませんが、国の補助金を活用して既に設置している学校が多数あります。まだ設置できていない学校については、各学校の状況を見て検討していきたいと思っております。 ○委員長(佐久間勇君) よろしいですか、まだありますか。いいですか。 ◆委員(福田好枝君) いえいえ、大丈夫です。検討していただいて、全ての学校に導入していただければと思います。  以上です。 ○委員長(佐久間勇君) ほかに質疑ございますか。副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) そうしましたら180ページ、10款2項3目の青堀小学校の体育館の耐力度調査について御質問します。  今年度、令和2年度は校舎のほうを耐力度調査されたかと思うんですが、まず、ちょっとその状況がちょっとどういう状況なのかを教えていただいて、この体育館もなぜやるのかも教えていただければと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 教育総務課長、尾形卓信君。 ◎教育総務課長(尾形卓信君) お答えします。  青堀小学校校舎の耐力度調査については、普通教室棟、特別教室棟及び渡り廊下について、建物の構造耐力等について調査し、結果は建物の構造耐力については平成22年に地震補強していることもあり高得点でしたが、経年による機能の健全度等については、建設されてから45年が経過していること、海岸からの距離等の要因により、100点満点中42点から52点であり、総合点で申し上げますと1万点中、普通教室棟では3,553点、特別教室棟では3,807点、渡り廊下では3,931点で、文部科学省の長寿命化改良または建替えの補助対象となる4,500点を下回る結果となっています。 ○委員長(佐久間勇君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) 分かりました。建替えも検討していくことに、多分なるかと思うんですけれども、その関係で、今回は体育館も耐力度調査をして、建替えが必要であれば両方をやっていく形で考えているということでよろしいんでしょうか。 ○委員長(佐久間勇君) 教育総務課長、尾形卓信君。 ◎教育総務課長(尾形卓信君) お答えします。  青堀小学校の施設全体の在り方については、総合的な視点で判断、検討する必要があると考え、令和2年度の校舎耐力度調査に加えて、体育館の耐力度調査費について予算計上したところでございます。 ○委員長(佐久間勇君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) 続いて、先ほど宮崎委員が質問しました内裏塚関係で、195ページの10款4項6目の文化財審議会委員報酬なんですが、こちらの中で、ちょっとうたわれてはいないんですけど、令和2年の10月現在の富津市の計画一覧表を見たときに、令和4年度に内裏塚古墳群保存活用計画を発表するということで、3年度に計画を策定していくのかなと思うわけでありますが、特に審議会の予算が見受けられないんですが、これは一般の方々にお話を聞いて策定するものではないということでよろしいんでしょうか。 ○委員長(佐久間勇君) 生涯学習課長、樋口峰昭君。 ◎生涯学習課長(樋口峰昭君) 当時の段階では、早々に進めていきたいと考えておりましたが、なかなか思い通りにいかず、現在、スケジュールを含め練り直しをしているところです。  しかしながら、担当課としては一定の期間の中で策定したいと考えております。 ○委員長(佐久間勇君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) ぜひ今、活用計画の中で市民の方から、また見にこられる方からもそうなんですけど、例えば石井電化さんの前のところの空き地も買収されているかと思うんですけれども、そこを駐車場で使ったら、非常に見やすいのになというような意見も出てきております。  そういったところも含めまして、この活用計画、今、早急に進めていくというところで、また用地買収は、まだ57%ということですが、前段階でそういった活用もできるように、ぜひ検討していただければなと思います。  あともう1点、先ほど三富委員のほうが御質問しました178ページ、10款2項1目のGIGAスクール関係のものなんですけど、こちら、端末の数は生徒数の関係もあるというような回答があったかと思うんですけど、これは毎年、その児童生徒は学年上がっていくと、そのまま持っていって、中学校、小学校6年生の子は中学校にも持っていく感じになるのか、それとも中学で、あとは中学校3年生の子はそこで返却というような感じになるのか、ちょっと教えていただければと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 学校教育課主幹、大畑 光君。 ◎学校教育課主幹(大畑光君) お答えいたします。  小学校においては6年生で卒業した、その子たちが使っていたものが、小学1年生、その次の年度に入ってくる児童に配置するものとなります。  同様に、中学校3年生が使っていたものは、来年度の中学1年生が使うというふうに活用してまいります。 ○委員長(佐久間勇君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) そうしますと、中学校いる間、小学校いる間は生徒児童が持っているんですけど、その後はそのデータは引き継いだりとかはできるんでしょうか。要は自分で持ったりとかというのは、どう考えていますでしょうか。 ○委員長(佐久間勇君) 学校教育課主幹、大畑 光君。 ◎学校教育課主幹(大畑光君) そのデータの卒業時の活用の方法等につきましても、今後検討してどのようにやっていけばというところを、また立案し、実施していければと考えております。 ○委員長(佐久間勇君) よろしいですか。ほかに質疑がないようですので、委員からの質疑を終結いたします。  それでは、委員外議員の方の御質疑、ございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(佐久間勇君) 質疑もないようですので、審査区分表6ページ、上段に関する質疑を終了します。  ここで、説明員入替えのため、暫時休憩をします。再開時刻を15時といたします。                  午後2時51分 休憩           ────────────────────────                  午後2時57分 開議 ○委員長(佐久間勇君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  説明員の方に申し上げます。  発言される場合は、挙手と同時に起立し、指名された後に着席し、各自マイクのスイッチを入れてから発言するようお願いします。  審査区分表6ページ、下段、9款、12款、13款に関する質疑を行います。御質疑ありませんか。三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 予算書164ページです。お願いします。  9、1、2の消防団員出動手当についてお尋ねいたします。  消防団員出動手当231万4,000円につきましては、3月議会でも猪瀬議員からも一般質問がありましたが、予算措置額についてなんですけども、こちら火災1回当たりの出動手当1,000円として年間231万4,000円を計上しているのか否かというところです。  私も消防団員として過去6年間お世話になっている中で、やはり団員が不足しているという報告もありました。1人当たりの負担も多くなっているということもお伺いする中で、やはりOB団員制度とかも試みているようですけども、やはり手当を近隣市並みに引き上げて入団を募ってもよろしいんではないかと考えるんですけど、その辺の見解をお伺いいたします。 ○委員長(佐久間勇君) 消防総務課長、角田安隆君。 ◎消防総務課長(角田安隆君) お答えします。  出動手当の231万4,000円は、火災や風水害などの災害出動や各種訓練、講習会への参加等に対する出動手当で、出動1回当たり1,000円です。また、手当の見直しについては、現在消防団にて検討しております。 ○委員長(佐久間勇君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) ありがとうございます。やはり、市民の生命財産を守る消防団につきましては、やはり地域防災の要と言われておりますし、出動手当はそれに付随するものでございまして、手当の高でそういった使命感が変わるわけではないですけども、やはり見直しをいただければというふうに考えております。ありがとうございます。  それから、最後1点、予算書の168ページなんですけども、こちら9、1、4使用料及び賃借料の住宅地図LGWANシステム使用料についてお伺いいたします。  こちらは、418万円計上しておりますが、前年度の(発言する者あり)41万8,000円、私、幾らっていった。(「41万8,000円」と呼ぶ者あり)昨年度計上されておりませんですので、私の認識とすると新規導入システムというふうに考えておりますけども、いろいろ調べますと本システムは安否情報の整理や情報照会、回答を行う端末として捉えられている中で、ちょっと素朴な質問かもしれないですけど、住民基本台帳ネットワークでも同様の情報収集ができるんではないかと考えておるんですけども、その辺の相違というか、活用方法を教えていただければと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 防災安全課長、小野田隆博君。 ◎防災安全課長(小野田隆博君) お答えいたします。  住宅地図のLGWANシステムでございますが、まず住宅地図を含む地図データに手持ちのデータを重ね、様々な業務の効率化が可能となるシステムでございます。  住基ネットにつきましては、私どもの所管とはちょっと直接違いますが、住基ネットは個人情報で他のシステムと現在連携するようにはちょっと運用ができませんので、おっしゃるような活用は今本市についてはできない状況です。 ◆委員(三富敏史君) 分かりました。ありがとうございます。 ○委員長(佐久間勇君) ほかに質疑ございますか。平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) そのまま168ページで、上のほうで総合防災マップ作成事業、新規事業です。これは、今個別にある津波、高潮、洪水、土砂災害、こういったものを一冊にまとめるということですけれども、先ほど農林水産課のほうにも確認しましたけれども、農林水産課のほうで作成するため池ハザードマップもこちらにまとまるというようなことをいただきました。この作成部数、各戸に配布するのか、そこをお聞かせいただきたいと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 防災安全課長、小野田隆博君。 ◎防災安全課長(小野田隆博君) お答えいたします。  おっしゃるとおり津波、高潮、洪水、土砂災害等のハザードマップ、これを合わせて作成するような形で考えております。ため池については当初は想定しておりませんが、可能であれば合わせて作成するように考えております。なお、部数について2万3,000部を予定しておりまして、いろいろな災害リスク、ハザードマップ合わせますので、一応全戸配布を考えております。 ○委員長(佐久間勇君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) ありがとうございます。では、同168ページ、下段のほう災害対策コーディネーター、来年度で3回目になるかなと思いますけれども、この開催時期と対象人数を教えてください。 ○委員長(佐久間勇君) 防災安全課長、小野田隆博君。 ◎防災安全課長(小野田隆博君) お答えいたします。  令和3年度の災害対策コーディネーター養成講座につきましては、現時点では11月の21日、26日、27日、日土日という3日間を考えてございます。
    ○委員長(佐久間勇君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) 対象人数は。 ○委員長(佐久間勇君) 防災安全課長、小野田隆博君。 ◎防災安全課長(小野田隆博君) 失礼いたしました。今までと同じように50人を予定しております。 ○委員長(佐久間勇君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) ありがとうございます。この災害対策コーディネーターしかり、あるいは自主防災組織もしかりだと思うんですけれども、こういった人たちというのは自ら災害知識を学んで、自ら普及啓発を行い、防災訓練なども自ら企画して実施するのが本来の務めであるかと思います。  ただ、その道筋を作ってあげるのも行政の役割の一つかなと思うわけなんですけれども、コロナウイルスの問題があるので、なかなかどういう規模でどういう開催方法か、執行部も悩むところはあると思うんですけれども、令和3年度の防災訓練の予定、現状で分かることを教えていただきたいと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 防災安全課長、小野田隆博君。 ◎防災安全課長(小野田隆博君) 令和3年度の市のほうで主催をするというような訓練については、今現在計画を練っているところであります。11月5日に津波防災の日というものが指定されておりますので、この日に合わせた前後等で津波避難訓練を計画したいと考えております。 ○委員長(佐久間勇君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) ありがとうございます。では、防災関連で関連する質問をしたいんですけれども、昨年の12月21日に富津市青木にコンテナホテルのほうがオープンしました。それに先立つ12月25日ですか、富津市と災害協定、レスキューホテルの災害協定のほうを結んだと思います。これ、取り越し苦労に終わればいいんですけれども、災害協定を結んだんで大丈夫だと思いますけれども、災害が起こったとき、当然これ富津市だけが被災するわけじゃなく、近隣の市町も同時に被災するわけです。そのときに、このレスキューホテルに関しては、念のための確認です。富津市が優先して活用できるのかどうなのか、そこを教えてください。 ○委員長(佐久間勇君) 防災安全課長、小野田隆博君。 ◎防災安全課長(小野田隆博君) お答えいたします。  協定を結びましたコンテナホテルでございますが、協定の中で特段の理由がない限りが優先的に提供に協力するものというふうに定めております。なお、協定の相手方である事業者は、千葉県内においても東金ですとか、成田、いすみ、また4月からは野田と、県内でもかなりの数を有しております。また、関東近県、また全国展開もしておりますので、移動できるコンテナですので、その辺は心強く思っているところでございます。 ○委員長(佐久間勇君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) 最後の質問ですけれども、こちらのコンテナホテル、私も詳しい状況は当然中に入って見たことがないので分からないんですけど、聞くところによると大変今、にぎわっていると聞いています。日によっても変わるとは思うんですけれども、災害が起こったときに、例えばホテルが満室の場合もあろうかと思うんですけれども、事前に考えたら想定されるイレギュラーっていろいろなことがあるかなと思います。  今申し上げたように、災害時、満室だったら必然的に使いたくても使えないとかあるので、あまりマイナスの発想ばかりしても意味はないかもしれないんですが、ぜひいろんなイレギュラーを想定して、そのときに備えていただきたいと思うんですが、これに関して何かあればお聞かせいただきたいと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 防災安全課長、小野田隆博君。 ◎防災安全課長(小野田隆博君) 御心配のイレギュラーの場合ですが、まず基本的に空き室をお借りするようになりますが、一応、そのような災害のときにはやはりキャンセルも生じるということから、その対応は逆にできるのかなというところと、必要とする場合ですが、災害が長期化してきた場合にお願いをするということになりますので、現在の場所での利用をまず第一優先で考えておりますが、一番懸念されるのは移動して使う場合、給排水ですとか、汚水の関係、その辺の設備関係が懸念されますが、申し上げているとおり多少時間がある中ですので、その辺を整備した上で移動して使う。そのように考えております。 ○委員長(佐久間勇君) ほかに質疑ございますか。石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 162ページの9款1項の説明の一番下で、ここで該当するかどうか分からないんですが、今の新型ウイルス感染症禍の下、救急搬送した場合に発熱で運ばれる方も結構いらっしゃるって聞いているんですね。その場合に、コロナに感染しているかどうかっていうのはその場じゃわからないですよね。そういう場合に、たしか補正予算では入っていたと思うんですが、今現状、救急搬送後に帰隊した救急車あるいは作業車っていうんですか、そういうものの消毒とか清掃というのは、今のコロナ禍だとどこでその費用というのが出ているんでしょうか。  要するに、今までのと違うと思うんですね。要するに、消毒薬も今までの簡単な消毒じゃなくて、ある程度徹底しなきゃいけないと思うんですが、その辺はこの予算書の中にはそういうのが出てくるんでしょうか。 ○委員長(佐久間勇君) 消防署長、牧野安浩君。 ◎消防署長(牧野安浩君) その辺の予算は、救急のほうの、一般救急の消耗品のほうで消毒薬とかは購入しておりますので、そちらで賄っております。あとは、委員先ほどおっしゃられたように、補正予算の中でその消毒液ですとか、コロナ対策のところで購入をして、賄っているところでございます。 ○委員長(佐久間勇君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 今、救急救命士含めて救急車で出動なさる方は防護服もちょっと普通のと違うのを着ていますよね。それも補正予算でやったものなんでしょうか。あるいはこういう常備費の中でやっているんでしょうか。 ○委員長(佐久間勇君) 消防署長、牧野安浩君。 ◎消防署長(牧野安浩君) その辺は一応一般の予算の中からもございますし、地方創生の中で購入した部分も現在、使わせていただいております。 ◆委員(石井志郎君) ありがとうございます。 ○委員長(佐久間勇君) ほかに質疑ございますか。副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) すみません。160ページの9款1項1目の消防情報支援システムなんですが、私もちょっと先日知ったんですが、聴覚障害や言語障害を持つ方が、救急要請できるNet119っていうアプリがあるみたいなんですが、これを利用されている方が富津市にどれくらいいるのかということと、こちら福祉関係の方と、健康福祉部なんかと連携することによって、本当緊急要請をしたいけどできない方なんかにとっては非常に便利なものかと思うんですけど、そこら辺の連携はどうなっているか教えていただければと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 消防署長、牧野安浩君。 ◎消防署長(牧野安浩君) お答えいたします。  今現在の、本日現在まで市内でのNet119アプリ登録者数は18名でございます。これは、令和2年2月3日から運用が開始されているものでございます。平成30年の年度末からこのNet119に、導入に伴う説明が指令事務協議会の中で提案されまして、その後、その年の夏頃、健康福祉部の担当部局と連携とって、市内にどれくらいこの聴覚言語障害の人数がいるかと、こういうNet119というアプリが導入されるので登録を希望する方、スマートフォンを持っている方とか、そういうアンケートも取らせていただいています。  その中で、本格的な導入が決まって契約が終わりまして、令和元年の11月頃ですか、事業者向けの説明会を経て翌年の1月の月末に、2回ほど健康福祉部と連携を図って登録説明会をして登録に至っていると。2月3日から運用開始という経緯で今現在きております。 ○委員長(佐久間勇君) ほかに質疑ございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(佐久間勇君) それでは、委員からの質疑を終結いたします。  委員外議員の方、御質疑ございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(佐久間勇君) 質疑もないようですので、審査区分表6ページ下段に関する質疑を終了します。  以上で、一般会計予算の歳出及び特定歳出に充当する歳入についての質疑を終了します。  ここで説明員入れ替えのため、暫時休憩をします。再開時間を15時30分といたします。                  午後3時16分 休憩           ────────────────────────                  午後3時22分 開議 ○委員長(佐久間勇君) 皆様のおかげさまでスムーズな進行をしておりまして、再開時間よりもまだ早いんですけども、おそろいということでただいまから始めさせていただきますので、よろしいでしょうか。  休憩前に引き続き会議を開きます。  これより審査区分表7ページ、議案第18号の総括的な質疑を行います。  今まで、歳入歳出を分割して項目ごとに質疑を行いましたので、ここでは本議案に続いて全体を総合して締めくくりの総括的な質疑を行います。  御質疑ありませんか。平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) これまでを見ているんで、特に心配はしていないんですけれども、ただ念のために質問をさせてください。  年度内に成立する令和3年度の国家予算ですけれども、こちらに関してはコロナウイルスの感染拡大状況のそういった懸念ですね。これを踏まえて5兆円の予備費が確保されている状況です。これまでも何度か補正予算、今年度持ってきましたけれども、来年度に関してもコロナウイルスの感染症対応、地方創生臨時交付金、こちらのほうが来るであろうということが容易に想像がつきます。今までのパターンですと、担当の方が非常に苦労されているのを知っています。  大体国から来て、2日、3日でその事業を出さなきゃいけない。大体こういうパターンだと思います。そういったことは分かって、もう事前に事業内容も各課でそういったことをまとめてくれていると思うんですけれども、またこのパターンで来ると思うので、しっかりと各種事業者、団体、生活困窮者、子育て世代、困っている方々の状況を踏まえた上で、速やかに国からそれが来たときには、その事業を出せる、そういった準備をしっかりと今までと同様に行っていただきたいと思っています。大丈夫だと思うんですけれども、そのように事前準備のほうを徹底していただきたいので、それに対して何かいただければと思います。 ○委員長(佐久間勇君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。総務部長、白石久雄君。 ◎総務部長(白石久雄君) お答えさせていただきます。  委員御指摘のとおり今までも対応してまいりましたが、今後も情報収集に努めまして迅速に丁寧に対応していきたいと思っております。 ○委員長(佐久間勇君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) ぜひ国の支援策から漏れる事業者や団体、生活困窮者いますよね。これまでもやってくれているんですけれども、そういった漏れる方をうまく市のほうで、かゆいところに手が届くようなきめ細かい事業のほうを、また考えていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○委員長(佐久間勇君) ほかに質疑。石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) ページ208ページからの給与費明細書について、総括で質問させていただきます。  今回の予算書を見させていただきまして、一般職人件費と会計年度人件費は歳出項目で、各項目で確認することができます。以前は、臨時職員等の人件費を物件費で計上していた時代があろうかと思います。そういうふうな時代と比べれば非常にわかりやすくなったんですが、今回、一般職人件費の中で会計年度任用職員のほかに、まだ人件費として支払われている職員がいるのか、ちょっとお聞きしたいと思います。 ○委員長(佐久間勇君) 総務課長、牧野常夫君。 ◎総務課長(牧野常夫君) お答えいたします。  こちらの給与費明細に掲げさせていただいていますのは、今石井委員がおっしゃられるように一般会計で支払っています常勤一般職、再任用のフルの職員、また会計年度のフルの職員になります。それ以外の職員ということになりますと、特別会計で給与を支払っております国民健康保険事業の特別会計の職員、また後期高齢者医療特別会計、介護保険事業特別会計で支払っている職員、それに加えまして君津郡市広域市町村圏事務組合に派遣している職員、あるいは君津富津広域下水道組合に派遣している職員の人件費ということで、そちらについてはここの明細には加えておらず、別のところから支払っているということになります。 ○委員長(佐久間勇君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) そうすると、かつてのように物件費等で流用しているような職員はいないということでよろしいわけですね。 ○委員長(佐久間勇君) 総務部長、白石久雄君。 ◎総務部長(白石久雄君) 従来の会計年度職員が導入される前は、非常勤一般職とあと臨時職員がおりましたが、臨時職員が決算統計上、物件費で行っていましたので物件費扱いで、会計年度職員を導入してからは臨時職員はおりませんので、全て人件費扱いとなっております。 ○委員長(佐久間勇君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) ありがとうございました。非常に分かりやすくなってまいりました。ここのところで職員数、国保会計とか健康福祉部関係で会計上、この中の職員数に入らない部分がここに出ていると思うんですが、これが多いのか少ないのか、以前から言っているとおり仕事量の中で果たしてこれが適正どうかということも、今後も検討していかなければならないんではないかと思います。その辺はまたいろいろな機会で御提案、御提言させていきたいと思います。よろしくお願いします。  続きまして、以前は予算書、決算書の中に特殊勤務手当という項目がございました。それが、この数年ですか、特殊勤務手当というものが表示されなくなりましたが、特殊勤務手当の該当職と内容についてどのようなものがあるかお答えいただけませんか。 ○委員長(佐久間勇君) 総務課長、牧野常夫君。 ◎総務課長(牧野常夫君) お答えいたします。  特殊勤務手当につきましては、滞納徴収手当あるいは社会福祉業務手当、乳幼児保育業務手当などがございます。 ○委員長(佐久間勇君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 市のホームページの検索で、平成24年と平成28年の地域手当の書類を取らさせていただきました。平成24年に支給総額で約406万6,000円、平成28年で390万5,000円って出ています。その中に今お話があった滞納徴収手当が日額200円とか、乳幼児保育業務手当、乳幼児等の業務に従事した月額200円とか書かれております。  先ほど消防で質問させていただきました今の新型コロナウイルス感染症禍の下、業務上にいろいろな危険を伴う業務をしている職員もいらっしゃいます。また台風等で、台風15号のときに大嵐の中、出動した職員もいらっしゃいました。特に、だから消防がっていうわけじゃないんですが、そういう中で防疫作業手当というのが、感染症の患者の輸送及び感染症の病原体に汚染し、または汚染した疑いのある物件云々で、これ日額400円という、書かれているんですね。これ、平成28年ですので、またその後、変更になっていればまたお答えいただきたいと思うんですが、あと危険手当だとか、救急業務手当、救急業務に従事した場合に1回150円、救急救命士の場合、1回500円、救助活動というのはおおむね10メートル以上の高所で消火に当たる人たちが月額2,500円というふうに、こういうふうに決められているんですね。  そういう中で、先ほどちょっとお話しましたが、要するに新型コロナウイルス感染症の疑いがある高熱を発症した人を搬送したときに、要するにこの手当を払っているのか。今は要するに、もう少し高額な、危険手当といったらおかしいんですが、そういう特殊勤務手当を払っているのか、その辺はどういうふうになっているでしょうか。 ○委員長(佐久間勇君) 消防長、岩崎 脩君。 ◎消防長(岩崎脩君) お答えします。  新型コロナに関する感染症防疫手当につきましては、県のほうからの協定で1件につき4,000円、これを件数ごと報告して県からもらえるようになっております。市独自の防疫手当については、感染拡大に伴って現在計画中でございます。 ○委員長(佐久間勇君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 何を言いたいかというと、見えなくなっていたものを今回特殊勤務手当ということでちょっと探させてもらったんですが、やはりそのときに必要なもの、特にこの新型コロナウイルス感染症、感染の中での業務というものの危険度というのを考えたときに、ぜひ見直し等含めまして、やっぱし職員の皆さんも人です。  その人たちが特にそういう危険な業務をやるということに対して、我々は見過ごすわけにはいかないんですが、その辺の見直し等というのは、今消防長のほうからお話ありましたけど、その辺のことはこの規定の中で特例でっていうとおかしいんですけど、そういうものの考えというのはいかがでしょうか。 ○委員長(佐久間勇君) 総務課長、牧野常夫君。 ◎総務課長(牧野常夫君) お答えいたします。  コロナウイルス関連の出動手当、危険手当ですね。そういうものについて、近隣市でも規定しているところがあることは承知しております。今後、コロナウイルスに関連した予防接種なども開始されるというところもございますので、今の段階では考えていないというところでの回答とさせていただきます。 ○委員長(佐久間勇君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 今日、そちらに座っている方々、市の執行部の皆さんが分かりましたといえば、すぐ動ける皆さんが座っていらっしゃると思います。ぜひ、こういうものはまず先んじてこういう人方にやはり敬意を表すことも必要ではないかと思います。  予算がかかることですからなかなか、はい、分かりましたという訳にはいかないと思うんですが、やはり消防隊の、救急隊の皆さんはやっぱり大変な業務をやっています。  先日も、うちの近所で39度の熱が出たおじいさんがいて、その方はコロナじゃなくてほかの発熱だったんですね。そういう方のときにもきてやっぱり同じ業務をしなきゃいけない。その辺はしっかり考えて、早急に検討していただければと思います。  それと、先ほど言いました消防救急車ですか、救急搬送車の中のやっぱりそういう消毒を含めたものもしっかり、市行政として消防本部だけに任せるんじゃなくて、やっぱり全体としてこのコロナ禍を乗り切りためにはやっていただきたいと思います。その辺、市長か総務部長でも構わないんですが、いかがでしょうか。 ○委員長(佐久間勇君) 市長、高橋恭市君。 ◎市長(高橋恭市君) 石井委員のお言葉のとおり、しっかりと現場の声に耳を傾けて、安心して全ての職員が働けるような職場となるように努めてまいりたいというふうに思っております。しっかりと現場の声と状況をよく調査をしながら進めてまいりたいというふうに思います。 ○委員長(佐久間勇君) ほかに質疑ございますか。副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) すみません。すくすくギフトのところで御質問させていただいたんですが、今回プロポーザル入札という形で、予算が通る前に、予算が通ることを前提とした公募が行われていたわけであります。  私が議員になってから、ちょっとこのようなことが行われていたというのは、市単独のものではなかったように思うわけですが、これは例えば広域焼却場なんかはPFIをやるということで事前に全協なんかで説明をいただいて、予算もこれくらいですよっていうことをやって進めていて、予算が上がってきたりということはあったと思うんですけど、今後、このような手法を市単独の事業なんかでも取り入れていく考えがあるのかということと、もしそのような考えがあるようであれば、できれば全員協議会等で事前に説明をしていただいてやっていただくか、もしくは予算が通った後にしっかりやっていただくような形をとっていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ○委員長(佐久間勇君) 財政課長、高梨正之君。 ◎財政課長(高梨正之君) お答えいたします。
     年度当初から業務を行わなければいけないなどの特別な場合、これらにつきましては年度当初に入札等に係る事務を行っておりますと事業の実施に支障を来すことから、予算の議決を受けられない場合は契約手続を行わない等の条件をつけて議決前に入札等の準備行為を行っているところでございます。  このことから、今回たまたまこのすくすくギフトにつきましては、プロポーザルということはございましたけれども、こういった場合につきましては別のものを含めての入札等は進めているような状況でございます。したがいまして、これらにつきまして基本設計仕様書と概算の予算額等を示すという考えはございません。 ○委員長(佐久間勇君) 副委員長、猪瀬 浩君。 ○副委員長(猪瀬浩君) 分かりました。例えばいろいろな必要な消耗品とかを買うときは多分そのようなこともやられているかと思うんですが、こういったやっぱ事業ですので、新しい事業ですので、できればしっかりと議会のほうに説明をいただいてから事業を進めていただかないと、何でもかんでも予算が通らなかったらなくなりますよっていう形で事前に進められてしまいますと、議会のほうも予算審査をする意味がだんだん薄れてきてしまいますので、ぜひこういうことを考えるときには、そういったことも念頭に入れて検討いただければと思います。意見です。 ○委員長(佐久間勇君) ほかに。石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 皆さん見ていただきたいんですけど、208ページを見ていただきたいと思います。  給与明細書の議員欄を見ていただきたいと思います。先ほど議会のことで、ちょっと意見言わせていただいたんですが、平成22年までは議員年金が我々議員と行政のほうの共済費負担ということで運用して、拠出していたと思います。  ここを見ると、議員のところに共済費2,923万9,000円で、要するに報酬1億2,000万円合わせて1億4,900万円ということで、要するにこれは我々が使う共済費ではなくて、要するに退職議員の年金あるいは退職議員の遺族年金の拠出金の共済費なんですね。これ、ここで議論するつもりはありません。  ただ、要するにこういう書き方していたときに、これを市民の人が見たときに、要するに1億4,900万円の報酬、その中に共済費が2,900万円入っていますよというような見方になろうかと思います。これは国が決めたことで、全国市議会議長会で決めたことなので、これを総務費で出してくれっていうつもりはありません。ただ、やっぱりこういうふうになると、一般の人が見たときに議会がやっぱり1億4,000万円かかってしまっているんじゃないかというような見方になろうかと思います。  これ、意見として聞いていただきたいです。富津市議会だけじゃどうにもならないです。要するに、全国市議会議長会等を含めてこの共済費というものの書き方というのが、先ほど議会費のことと言わせていただきましたけど、また要するに今後考えていただければということで、あえて時間借りてちょっとこの辺のことを皆さんに聞いていただきたいということで、お話させていただきました。以上です。よろしくお願いします。 ○委員長(佐久間勇君) 答弁はいいですか。 ◆委員(石井志郎君) 結構です。 ○委員長(佐久間勇君) ほかに質疑ございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(佐久間勇君) それでは、委員からの質疑は終結いたします。  委員外議員からの御質疑ございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(佐久間勇君) 分かりました。  質疑もないようですので、質疑を終結し、討論に入ります。反対討論はありませんか。福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) 反対の立場で討論いたします。  全部が全部反対っていうわけではないですけれども、先日も市民の方からワクチンの接種がいつになるのって、すごい感染予防にも努めているし、外出も控えているんだけれども、緊急事態宣言がずっと継続していて、ワクチン接種が始まるまでの間、市としては何かほかの対策は考えてくれてないのかしらって聞かれたんですね。  本当、ないとしか答える、ワクチン接種を待ってくださいとしかお答えができなくて、とても心苦しかったんですけれども、そんな市民の皆さんの声を聞く中で予算書を見てみると、やっぱりコロナ対策に対しての予算というのが、国からと県からとかってくるものもあるとは思うんですけれども、ちょっと弱いかなって思って、コロナ対策として市民の皆さんの不安をちょっと拭い去るためにも、PCRの検査とかを、一般質問でもお願いしたんですけど、それを広めていただくと、広めてというか、拡充していただくとか、もちろん市独自として社会的検査を行っていただくっていうことは承知しているんですけれども、それも1回だけのことなので、継続して学校職員とか児童生徒、この変異ウイルスというのが、特に子供さんに感染が多くみられたりというのがあって、やっぱり学校対策というのが強化してほしいなというふうに思いがあるので、そういった意味でもコロナに対しての対策の予算を、もうちょっと強くしていただきたいなと思うので、反対の立場で討論させていただきました。 ○委員長(佐久間勇君) ほかに反対討論はありますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(佐久間勇君) 次に、賛成討論はありませんか。三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) 私は、賛成の立場で討論させていただきます。  3月の定例会でも、私個人質問の中でも申し上げたところがあるんですけれども、富津市では平成26年度の財政破綻報道、これ以降、経営改革プランにのっとり経営改革に実直に取り組んできた経緯があります。その中で、およそ50億円もの収支改善を図るとともに、目標としていた財政調整基金の積み増し、及び地方債残高の抑制を図り、財政指標の改善も見られているところであります。  この経営改革プランは令和元年度に終了したところでありますけれども、将来にわたる持続可能な行政経営を実現させるため、今年度経営改革プランの基本方針を継承した地域財政計画を策定し、引き続き経営改革に取り組んでいこうとしているところであります。  私は、その3月の定例会でも今年令和3年度は富津市のリスタート元年だと捉えております。その中で、令和3年度の予算は新型コロナウイルス感染症の影響もあり、市税収入の大幅な落ち込みも見込まれる中ではありますけれども、将来にわたる持続可能な行政経営を念頭に置きつつ、施政方針でも掲げた住みたいまち、そして選ばれるまち富津市、このまちづくりの施策も各分野に盛り込まれており、具体的には高齢者世代に対する住宅用火災報知器の交付、及び設置の支援や消防防災マップの作成、また子育て支援という観点からも家事や育児を援助する産前産後ヘルパー派遣事業や、育児用品を定期的に送付するすくすくギフトの実施、これは新たな事業でありますけれども、また小学校の児童を対象に学習のつまずき解消を目的とした放課後学習教室の全校への拡大、そして市の最上位の構想として位置づける富津市みらい構想の策定など、富津市の将来を見据えた予算として期待できるものと判断しております。  つまりは、富津市が普通の市に戻ったこと、このことに甘えず、新しい施策、アクセル、また経営改革というブレーキ、これを同時に踏み込んだ、また組み入れてものと評価し、私は本予算、十分に期待し、賛成をするところであります。 ○委員長(佐久間勇君) ほかに賛成討論はありますか。平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) 私も賛成の立場で討論をさせていただきますが、最後の総括的質疑のところでも言いました。今までもしっかり対応してくれているんで心配はないけれどもお聞きいたしますということで、まずコロナ対応のところ、これまで振り返ってみても令和2年度の補正予算の段階でも、様々な対応をしてきているわけです。これも触れたように、国の支援策から漏れる事業者であったり、あるいは個人の様々な形での生活困窮者、そういった市独自の支援策のほうもこれまで講じてくれています。  だから、そういったことを踏まえて心配はしていないんだけれどもという形で、先ほど質問をさせていただきました。どこまでやっても、当然足らないところをつつけば、それは幾らでも出てくると思います。ただ、そういう声に対して真摯に耳を傾けて、そういう声が可能な限りできないように当然対応はしてもらいたいと思うんですけれども、ただこれまでの市の対応を見ていて、かなり頑張っていると私は評価できます。これがコロナ対応ですね。  今回の、令和3年度の予算案に関して評価できる部分、いろいろあるんですけれども特に注目しているのが、富津市創生事業、これを今まで以上に力を入れていくというそういう決意が見えてきました。具体的には、移住定住推進室、当然これ設置することが目的じゃなくて、ここで何をするかっていうところが当然肝要になってくるんですけれども、ただこれ一歩進めて設置したっていうことは、大いに評価できるわけです。  移住定住促進をする上で、様々な関連事業があるわけなんですけれども、新規の事業として結婚支援事業、また子育て応援絆事業、拡充する事業に関しては空家バンクの支援事業など、当然それぞれの、先ほど予算審査の中でもありましたけれども、それぞれの事業の制度は上げていかなければいけないんだけれども、ただこういった新規事業、拡充する事業を見ていて、富津市のより一層このまちを創生するんだ、そういう意気込みが見えてきました。  また、何の事業を推進するんでも、その元手になる予算が必要になってくるわけなんですけれども、これさきの一般質問でも明らかになりましたけれども、企業版ふるさと納税、これを進めていくんだということも明らかになりました。具体的には地域再生計画を国のほうに提出をしているんで、現状その承認待ちですよね。こういった前向きな姿勢を見るにつけ、その意気込み、この令和3年度の予算案に関しては非常に未来志向的な予算案だと、非常に希望が持てる予算だと私は理解しました。  よって、この予算案に賛成をさせていただきたいと思います。 ○委員長(佐久間勇君) ほかに賛成討論はありますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(佐久間勇君) 討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決を行います。  議案第18号を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○委員長(佐久間勇君) 起立多数であります。  よって、議案第18号は原案のとおり可決すべきものと決しました。           ────────────────────────                    散     会 ○委員長(佐久間勇君) 以上をもちまして、本日の審査を終了とします。  次の予算審査特別委員会は明日3月17日、午前10時、議案第19号 令和3年度富津市国民健康保険事業特別会計予算の審査から会議を始めます。  本日はこれにて散会とします。お疲れさまでした。                  午後3時51分 散会  上記会議の概要を記載し事実と相違ないことを証するためにここに署名する。    令和  年  月  日              予算審査特別委員会委員長  佐久間   勇...