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令和 2年度決算審査特別委員会−09月14日-02号

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  1. 富津市議会 2020-09-14
    令和 2年度決算審査特別委員会−09月14日-02号


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    令和 2年度決算審査特別委員会−09月14日-02号令和 2年度決算審査特別委員会              決算審査特別委員会議事録 1.日  時  令和3年9月14日(火)午前9時30分 1.場  所  第3委員会室 1.出席委員   平 野 明 彦 君       渡 辺 純 一 君       宮 崎 晴 幸 君   三 富 敏 史 君       関     努 君       三 木 千 明 君   佐久間   勇 君       石 井 志 郎 君 1.欠席委員   なし 1.議  長   渡 辺   務 君 1.議会選出監査委員   福 原 敏 夫 君 1.委員外議員   千 倉 淳 子 君       猪 瀬   浩 君       福 田 好 枝 君 1.出席説明員   市長         高 橋 恭 市 君   副市長        小 泉 義 行 君
      教育長        岡 根   茂 君   代表監査委員     磯 貝 昭 一 君   監査委員       福 原 敏 夫 君   総務部長       中 山 正 之 君   総務部参与      石 川 富 博 君   総務部次長資産経営課長事務取扱                                     市 原 岳 人 君   総務課長       高 梨 正 之 君   防災安全課長     秦 野 憲 一 君   防災安全課主幹    大 谷   寛 君   企画課長       阿 部 淳一郎 君   企画課移住定住推進室長小網代   昇 君   秘書広報課長     牧 野 常 夫 君   財政課長       花 田 康 宏 君   市民部長       鹿 島 和 博 君   市民課長       平 野 巳 貴 君   課税課長       石 井   太 君   納税課長       神 子 丈 夫 君   天羽行政センター所長 鳥 部 裕 志 君   環境保全課長     錦 織 和 則 君   環境保全課広域廃棄物処理事業室長                                     地 引 憲太郎 君   健康福祉部長     坂 本 秀 則 君   社会福祉課長     中 山 貴 弘 君   福祉の窓口課長    木 村 美 文 君   子育て支援課長    中 山 淳 子 君   介護福祉課長     長谷川   栄 君   健康づくり課長    藤 嵜   勉 君   国民健康保険課長   平 島 光 洋 君   建設経済部長     茂 木 雅 宏 君   建設経済部次長兼農業委員会事務局長      都市政策課長     義 崎 哲 也 君              藤 川 幸 男 君   建設課長       棟 方 雅 典 君   商工観光課長     嶋 田 清 一 君   農林水産課長     三ツ俣 光 浩 君   農林水産課鳥獣対策室長松 下 順 一 君   会計管理者      池 田 剛 和 君   選挙管理委員会事務局長監査委員事務局長                                     尾 形 卓 信 君   消防長        宇 山 則 幸 君   消防総務課長     牧 野 安 浩 君   予防課長       角 田 安 隆 君   消防署長       松 本 敏 宏 君   消防分署長      庄 司 健 一 君   教育部長       平 野   勉 君   教育部参事学校教育課長事務取扱        教育総務課長     小野田 隆 博 君              須 藤 秀 明 君   学校教育課主幹    保 坂 典 江 君   学校教育課主幹    平 野 睦 智 君   学校教育課主幹    宮 崎   悟 君   生涯学習課長     樋 口 峰 昭 君   公民館長       平 野 隆 志 君 1.出席事務局職員   事務局長       重 城   祐     主幹         大 川 美佐子   係長         三 木 貴 好     副主査        渡 邉 秀 樹 1.議  事    (1)監査委員の決算審査意見書についての説明    (2)議案第15号 令和2年度富津市一般会計歳入歳出決算の認定について             (質疑、討論、採決)           ────────────────────────                    開     議           令和3年9月14日(火) 午前9時30分 開議 ○委員長(平野明彦君) 皆さん、おはようございます。定刻となりましたので、本日の会議を開きます。  ただいまから決算審査特別委員会本日の会議を開きます。           ────────────────────────                    委員長あいさつ ○委員長(平野明彦君) 委員の皆様には、お忙しい中をお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。  さて、本日9月14日と明日15日に2日間の予定で審査を行いますので、委員の皆様には、簡潔明瞭は質問をお願いし、慎重かつ十分なる審査を行いたいと思いますので、円滑な議事進行に御協力をお願いいたします。  また、執行部の皆様方には、的確かつ簡潔な答弁をお願いしまして、私の挨拶とします。           ────────────────────────                    議長あいさつ ○委員長(平野明彦君) それでは、議長がお見えですので、御挨拶をお願いいたします。 ○議長(渡辺務君) 皆さん、おはようございます。今、委員長からもお話がありましたけども、本議会も、議会としてコロナウイルス対策を取ってきたところであります。この決算審査特別委員会についても、平野委員長より皆さんに事前通告のお願いがあったと思います。その通達の下、多くの通告を頂いたと伺っています。何とぞ円滑な議事運営、それに心がけながら活発な議論をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員長(平野明彦君) ありがとうございました。           ────────────────────────                    執行部あいさつ ○委員長(平野明彦君) 次に、執行部から御挨拶をお願いいたします。高橋市長。 ◎市長(高橋恭市君) おはようございます。決算審査特別委員会の開会に当たり御挨拶申し上げます。  委員の皆様方には、9月定例会開会中の御多用の中、本委員会を開催していただきまして、誠にありがとうございます。  本委員会に付託されました議案第15号から議案第19号までの各会計の令和2年度決算につきまして御審査をお願い申し上げます。委員の皆様方には様々な面から御指導いただき、原案どおり御認定賜りますようお願い申し上げまして、開会に当たっての挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。           ────────────────────────                    委員長の報告 ○委員長(平野明彦君) それでは、議事に入るに先立ち、私から報告します。  委員外議員として猪瀬 浩議員、福田好枝議員が出席してございますので、御了承願います。  以上で、私からの報告を終わります。  委員外議員にお尋ねします。御発言はありますか。猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) 区分によっては質問をしたいところがありますので、よろしくお願いします。 ○委員長(平野明彦君) 発言があるようでございますので、ここでお諮りします。富津市議会会議規則第110条第2項の規定により、委員外議員の発言を認めることに御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(平野明彦君) 異議なしと認め、そのように決定します。  なお、委員外議員の発言については、各委員の質疑終了後、答弁を含め5分以内とします。  ここで傍聴の許可についてお諮りします。本日、傍聴の申出がありましたので、許可することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(平野明彦君) 御異議なしと認め、許可します。  ここで、傍聴者に入室いただきますので、しばらくお待ちください。                   〔傍聴者入室〕 ○委員長(平野明彦君) 続いて、本日の議事について説明します。  まず、監査委員から令和2年度富津市決算審査意見書の説明を聴取します。  次に、議案第15号 令和2年度富津市一般会計歳入歳出決算の認定についての審査を行います。  議案第15号は、8月26日の本会議において執行部から詳細な説明を受けたことから、説明を省略し、直ちに質疑を行い、質疑終了後、討論、採決を行います。  審査は、審査区分表に従い行います。  歳入については、審査区分表1ページに記載の一般財源、白抜きになっている項目を審査し、特定の歳出に充当する歳入、網かけになっている項目は、その歳出を審査する際に併せて行いますので、御了承願います。  その際に、令和2年度一般会計歳入歳出決算、雑入に係る充当先歳出一覧表を御活用ください。  また、歳出については、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のため、審査区分表の2ページから6ページまでに記載のとおり、原則として所管部局ごとに質疑を行います。詳細な質疑を行った後、最後に、審査区分表7ページ、上段に記載のとおり、令和2年度富津市一般会計歳入歳出決算に係る総括的な質疑を行います。  ここでは、総括的な質疑のみとしますので、詳細な質疑は審査区分ごとの時間内にお願いいたします。  また、審査区分ごとに説明員を入替えることから、質疑漏れ等がないよう御注意ください。
     また、質疑については、通告順に行い、その他の質問は通告のあった質問が終了した後に行うこととします。  以上のとおり、本日1日で、議案第15号の審査を行います。  次に、9月15日の議事については、議案第16号から議案第19号までの4議案について審査します。今日と明日の2日間で全ての審査を行いますので、委員の皆様の御協力をお願いいたします。           ────────────────────────                    議     事     (1)監査委員の決算審査意見書についての説明 ○委員長(平野明彦君) それでは、ただいまから議事に入ります。  監査委員の令和2年度富津市決算審査意見書についての説明を議題とします。  それでは、令和2年度富津市決算審査意見書について説明を求めます。代表監査委員、磯貝昭一君。 ◎代表監査委員(磯貝昭一君) 監査委員の令和2年度決算に係る意見について、その概要を御説明いたします。  令和2年度富津市一般会計・特別会計決算及び基金運用状況並びに公営企業会計決算について、地方自治法第233条第2項及び同法第241条第5項並びに地方公営企業法第30条第2項の規定により、市長から審査に付されましたので、福原監査委員とともに審査を実施いたしました。  審査の結果につきましては、別冊令和2年度富津市決算審査意見書として、去る8月17日に市長に提出いたしました。  それでは、意見書の概要について申し上げます。  別冊「決算審査意見書」の1ページをお開きください。  審査の対象に掲げる一般会計及び各特別会計決算の審査に当たりましては、富津市監査基準に準拠し、決算計数は正確であるか、予算の執行は適正かつ効率的であるか、資金の管理は適正であるか、財産の取得、管理及び処分は適正であるか、これらを主眼といたしまして、各決算書及び証拠書類における各計数の照合に併せ、関係部署からの説明を聴取し実施するとともに、定期監査、例月出納検査の結果等を考慮し、慎重に審査を行いました。  これら審査による結果といたしまして、関係帳票及び証拠書類は、いずれも関係法令に適合し、かつ正確であることを認めたものでございます。  2ページをお開き願います。  第7に審査の意見を記述いたしました。  まず、決算概要につきまして、4ページ、第8の1、決算の総括表を掲載しております。  一般会計及び特別会計を合わせた決算額合計は、歳入が379億946万1,335円で、歳出が366億2,033万7,476円でありました。  歳入歳出差引額の12億8,912万3,859円から翌年度に繰り越すべき財源3億8,817万3,000円を差し引いた実質収支額は9億95万859円の黒字であり、前年度と比較いたしますと、1億8,103万5,911円、16.7%の減少でありました。  実質収支額の内訳といたしまして、一般会計は7億5,487万3,411円、特別会計は1億4,607万7,448円となっております。  なお、翌年度に繰り越すべき財源3億8,817万3,000円につきましては、新型コロナウイルスワクチン接種事業被災住宅支援事業等、支出が終わらない見込みのもの、または、予算成立後のそれぞれの理由等により年度内にその支出が終わらないものに対する繰越明許費事業34件によるものでございます。  一般会計歳入では、自主財源の根幹であります市税の本年度決算額は95億8,209万1,804円で、前年度と比較いたしますと8億1,991万5,960円、9.4%増加し、徴収率につきましては96.4%で、前年度より1.0ポイント向上しております。  また、不納欠損額につきましては、2,978万7,792円で、前年度と比較いたしますと691万3,502円、18.8%の減額となっておりました。  さらに、市税、国民健康保険税を合わせた収入未済額につきましては、7億8,784万771円で、前年度より1億9,174万6,706円、19.6%の減少となっております。  このようなことから、引き続き納税者間の税負担の公平性の観点から、納期内納付等の納付指導による新たな滞納者の発生を抑制するとともに、滞納処分の適正な執行により財源確保に努めていただきたい旨、申し上げました。  次に、財政運営につきましては、財政指標のうち財政構造の弾力性を示す経常収支比率につきましては、市税収入の増加により86.9%となり、前年度より4.2ポイント減少しておりますので、今後も、物件費の抑制及び扶助費の適正な執行などにより経常経費の抑制に努めるとともに、市税のさらなる徴収率の向上、財産収入の確保などにより、歳入のより一層の確保を図られたい旨、申し上げました。  また、財政調整基金につきましては、新型コロナウイルス感染症対策事業等の財源として2億9,622万2,000円を取り崩しましたが、4億6,207万2,664円を積み立て、当年度末現在高は22億6,074万6,984円となっております。  今後も、大規模災害等の不測の事態に対応可能な財政運営を望む旨、申し上げました。  次に、地方債の借入れにつきましては、19億200万円であり、本年度末の地方債残高は前年度から4億634万4,331円増加し、154億9,370万7,079円となっております。このうち、地方交付税の代替措置であります臨時財政対策債は76億8,316万8,344円で、全体の49.6%を占めております。  なお、財政健全化判断比率の実質公債費比率につきましては8.4%となり、前年度より0.2ポイント減少しております。今後も、地方債の借入れに当たっては、事業の優先度を見極めるなど、長期的な視野に立ち、慎重な取扱いが必要である旨、申し上げました。  20ページをお開き願います。  第14款の予備費でございます。  当初予算5,000万円、補正予算3,000万円が計上され、8,000万円の予算でありました。  予備費充用につきましては、新型コロナウイルス感染症関連経費等102件を対象とし、充用額は5,921万2,000円でございました。  以上が、一般会計及び各特別会計に係る決算審査の概要でございます。  次に、令和2年度富津市基金運用状況審査の概要を申し上げます。  40ページをお開きください。  基金の運用状況の審査に当たりましては、富津市監査基準に準拠し、基金運用状況調書及び証拠書類における各計数を照合するとともに、各計数が正確であるか、当該基金の設置目的に沿って適切に運用されているかを主眼といたしまして、例月出納検査、定期監査の結果等を考慮し、慎重に審査を行いました。  審査対象の土地開発基金及び国民健康保険出産費資金貸付基金につきましては、当該年度中の基金の運用はございませんでした。高額療養費貸付基金につきましては、設置の趣旨に沿って適正な運用がなされていることを認めたものでございます。  以上が、基金運用状況審査の概要でございます。  次に、令和2年度富津市公営企業会計決算に係る審査の概要を申し上げます。  42ページをお開きください。  富津市温泉供給事業特別会計決算でございます。審査に当たり、決算報告書及び損益計算書をはじめとする財務諸表、その他附属書類における各計数の照合に併せ、これらが関係法律及び富津市監査基準に準拠し正確に作成されているか、関係部署からの説明を聴取するとともに、定期監査、例月出納検査の結果等を考慮し、慎重に審査を行いました。  審査の結果といたしまして、関係帳票及び証拠書類は関係法令に適合し、かつ正確であることを認めたものでございます。  第7に、審査の意見を記述いたしました。  令和2年度の温泉供給戸数は11戸で、経営収支は、営業収益81万9,060円に対しまして、営業費用169万2,469円で、当年度は87万3,436円の純損失になっております。  これにより、当該年度未処理欠損金は2,249万4,020円と、極めて不健全な経営内容となっており、本事業の継続自体が難しい状況であります。  このような状況から、本事業は令和2年度をもって廃止となったところであります。  意見といたしまして、事業廃止に伴い、利用者などとの必要な調整、各施設等の処分等の適切な対応を望むものである旨、申し上げました。  以上が、公営企業会計決算審査の概要でございます。  このたび、令和2年度の決算審査の過程で、各部署から説明を聴取する中で、既存の事務事業や、新たに緊急的、早急に対応しなければならない事業の内容に対し、職員数を大きく減少させてきた反動が表れているものと見受けられました。現在は、国、県などからの権限移譲に伴い事務量が増加している傾向にあると見受けられますが、今後も自然災害をはじめ唐突な出来事が発生する可能性が多々あるものと思われます。  このようなことから、事務事業を執行する職員の確保は必要不可欠であり、市を取り巻く各種要因を見つめ、適正な定員の管理を進められることを望みます。  このようなことを、決算審査意見書を市長に提出に当たり、意見として申し上げた次第でございます。  以上をもちまして、令和2年度決算審査意見書の概要説明といたします。 ○委員長(平野明彦君) ありがとうございました。  以上で、監査委員の令和2年度富津市決算審査意見書について、説明を終わります。  委員の皆様にあっては、ただいまの監査委員の説明を踏まえて審査していただきたいと思います。  ここで、両監査委員は退席されます。  会議の途中ですが、説明員入替えのため暫時休憩とします。再開時刻を10時10分とします。                  午前 9時51分 休憩           ────────────────────────                  午前10時03分 開議 ○委員長(平野明彦君) それでは、休憩前に引き続き、会議を開きます。  議事に入るに先立ちまして、私からの追加報告でございます。  委員外議員として千倉淳子議員が出席していますので、御了承願います。  委員外議員にお尋ねします。御発言はありますか。 ◆委員外議員(千倉淳子君) あります。 ○委員長(平野明彦君) 発言があるようですので、ここでお諮りします。富津市議会会議規則第110条第2項の規定により、委員外議員の発言を認めることに御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(平野明彦君) 御異議なしと認め、そのように決定します。  なお、委員外議員の発言については、各委員の質疑終了後、答弁を含め5分以内とします。御了承ください。           ────────────────────────                    議     事     (2)議案第15号 令和2年度富津市一般会計歳入歳出決算の認定について              (質疑、討論、採決) ○委員長(平野明彦君) それでは、議案第15号 令和2年度富津市一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。  これより質疑に入ります。  初めに、審査区分表1ページ、歳入のうち、白抜きで示している部分に関する質疑を行います。  委員の皆様方には円滑な進行のため、必ず決算書または決算に係る主要施策の成果説明書の別、また、ページ番号、款項目を示してから質疑をお願いいたします。  初めに、あらかじめ通告のあった委員の発言を通告順に許可します。関 努委員の発言を許可します。関 努委員。 ◆委員(関努君) 2点ほど通告書を出しておきましたが、そのうちの1点だけに絞って質問をさせていただきます。  歳入歳出決算書の20ページ、21ページになります。  2款地方譲与税3項森林環境譲与税1目森林環境譲与税でございます。現在、1,000万円ほどあるんですけれども、一般質問でも触れさせていただきましたけれども、森林環境譲与税の今後の用途について、また、いつ頃からこの事業を始める予定なのかという部分と、いずれにしても、またしばらくこのまま積み立てていくのか。いずれにしても、倒木等でなかなか森林も手が入らないでいる状況でございますので、この点についてお聞きさせていただきます。 ○委員長(平野明彦君) 答弁を求めます。農林水産課鳥獣対策室長、松下順一君。 ◎農林水産課鳥獣対策室長(松下順一君) お答えいたします。  森林環境譲与税については、間伐や人材育成、担い手の確保、木材の利用促進や普及啓発などの森林整備及びその促進に関する費用に充てることとされ、令和元年度から譲与が始まり、令和2年度については歳入決算で1,002万円となっております。  今後の用途及びいつから事業を始めるかについては、今年度、譲与税を活用し、富津市森林整備方針及び事業計画の作成を今進めておりますので、作成された計画を基に令和4年度から取り組んでまいりたいと考えております。 ○委員長(平野明彦君) 関委員、よろしいですか。 ◆委員(関努君) 結構です。 ○委員長(平野明彦君) 続きまして、宮崎晴幸委員、どうぞ。 ◆委員(宮崎晴幸君) 歳入について教えていただきたいので、決算書、18ページ、19ページ、成果説明書、15ページについて教えてください。  市税についてですが、新型コロナウイルス感染症の影響も懸念される中で、1項2目の法人市民税が前年度と比較し約2億1,000万円の増になっており、また、2項1目の固定資産税、特に償却資産について、前年度と比較すると約5億4,000万円の増となっていますが、これほど大きくなった要因を教えていただきたいと思います。 ○委員長(平野明彦君) 課税課長、石井 太君。
    ◎課税課長(石井太君) お答えいたします。  まず、法人市民税につきましては、主に法人税割が影響しておりまして、法人税割の率の引下げ、あるいは、これは全てが新型コロナウイルス感染症の影響とは断言できませんけども、所得の減等により税額が減となった法人数が約300社ありまして、これらにより約1億9,000万円の減がありましたが、逆に、所得の増等により税額が増となった法人数も約300社ございまして、約4億円の増となっております。  これにつきましては、主に電力関連業や、製造業等の法人の所得の大幅な増によるもので、合わせまして2億1,000万円の増となっております。  次に、固定資産税、特に償却資産の主な増額要因でございますが、これにつきましては、大手電力会社や鉄鋼会社を含めた新富地区の令和元年度における設備投資、これが前年より大幅に増となったことによりまして、約5億8,000万円の増となりますが、それ以外の地域の企業が所有する償却資産でありますので、減価償却があります。その分が約4,000万円の減ということで、合わせまして約5億4,000万円の増となっております。 ◆委員(宮崎晴幸君) ありがとうございました。 ○委員長(平野明彦君) よろしいですか。  続きまして、三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 私は決算審査は昨年に引き続き2回目となりますけども、やはりさっと見させていただく中では、市の施策、事務事業がすごく膨大だなというふうにつくづく感じておるところでございますが、やはり予算、決算は大事な審査だと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  私から、歳入、1点だけ質問させていただきます。  決算書45ページ、成果説明書44ページのふるさとふっつ応援寄附金についてお伺いいたします。  ふるさと納税につきましては、最近では、一般納税者への認知も広がりまして、今では貴重な財源として位置づけられておりますが、令和2年度は電子感謝券、これはいわゆるポイント付与だと思いますけども、こういった新たなプロモーションを導入されておりますが、昨年度より1億1,400万円ほど減少しております。およそ25%になりますが、こういった減少する傾向というものは、私が調べる限り富津のふるさと納税のランキングは、県内でも例年上位を占めておる中で、これは全体的な減少傾向なのかどうか、教えていただければと思います。よろしくお願いします。 ○委員長(平野明彦君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  本市のふるさと納税につきましては、県内では、令和2年度9位という結果でありました。  まず、本市のふるさと納税の減少につきましては、令和元年度は災害の支援が非常に多かったと。また、ふるさと納税のポータルサイトの契約において、従前は露出機会の最も多いプランを契約しておりましたけども、令和2年度から契約形態のほうが平準化されたことなどが要因であると考えております。  県内の動向としましては、54市町村中35%の19自治体が前年度比マイナスということになっております。ですので、県内の動向とすると、35自治体は増加をしているという現状です。  なお、南房総地域9自治体を見ますと、そのうち8自治体がマイナスということでありますので、これは本市と同じように災害支援を受けた自治体はやっぱり南房総エリアは多かったと、そのように考えております。 ◆委員(三富敏史君) 分かりました。ありがとうございます。 ○委員長(平野明彦君) 続きまして、佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) それでは、私からは決算書18ページ、成果説明書16ページをお願いします。  固定資産税の滞納繰越分の徴収について伺います。  口座引き落としが一般化すればいいのですけれども、この徴収ということには大変苦労していると思いますが、現年度分だけではなくて、不納処分にならないように、この滞納繰越分を徴収するということは大変なことだと思います。  令和2年度の決算で、収入済額5,114万7,353円というのは立派な成果だと思います。なかなか取るに当たって脅しをかけるわけにはいかないと思いますので、この滞納分をどういう方法で徴収したのかということをお聞かせください。 ○委員長(平野明彦君) 納税課長、神子丈夫君。 ◎納税課長(神子丈夫君) お答えします。  市税に滞納がある方に対し催告書を発送しても、納付相談等に応じない。また、分納約束が不履行になっているなど、納税意思のない滞納者については、広く財産調査を行い、発見次第差押えを行い、換価しております。  特に令和2年度は差押え済みの生命保険を中心に、滞納市税への換価充当を行ったことや、納付機会の確保のため、毎月末2日間、夜8時まで夜間相談窓口を開設していることなどが滞納繰越分の徴収につながったものと考えております。 ○委員長(平野明彦君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 今回、物納的なものはなかったんでしょうか。 ○委員長(平野明彦君) 納税課長、神子丈夫君。 ◎納税課長(神子丈夫君) 物納的なものは特にはございません。 ○委員長(平野明彦君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) ありがとうございます。税負担の公平性から、地道でまた粘り強く納税者に理解してもらうような努力をしつつ、引き続き徴収業務をお願いいたします。  以上です。 ○委員長(平野明彦君) それでは、続きまして三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) 私から、歳入に関して、決算書の22ページ、主要施策成果説明書4ページ、7款1項1目地方消費税交付金について伺います。  御存じのとおり、コロナ禍によって個人消費の落ち込みがあった年度であったと思うんですけれども、先ほど、宮崎委員からの質問である程度その答弁で様子が見えてきたんで、重なる部分もあるかと思うんですが、一方で、地方交付税ほか、前年度と比べ減額となった項目がある中で、地方消費税交付金が前年度に比べ増額となった要因をどう捉えておられるか伺います。 ○委員長(平野明彦君) 財政課長、花田康宏君。 ◎財政課長(花田康宏君) お答えいたします。  まず、県から交付される交付金の案分の基礎となります本市の国勢調査人口や従業者数は、前年度から変更はございませんでした。  委員がおっしゃられますとおり、個人消費の落ち込みが見られる中でも増額となりましたのは、令和元年10月からの消費税率引き上げで、地方消費税率が1.7%から2.2%へ引き上げられた影響が通年ベースとなったことが大きな要因であると考えております。 ○委員長(平野明彦君) よろしいですか。 ◆委員(三木千明君) はい。 ○委員長(平野明彦君) それでは、続きまして、石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 歳入、決算書43ページ、18款財産収入1項財産運用収入1節財産貸付収入、そこの備考の1と2をお聞きします。  土地建物貸付収入1,452万8,008円、これが土地建物貸付収入です。  で、2番が旧学校施設等貸付収入199万3,737円計上されております。今、統廃合後の小中学校の貸付等の、また売払い等の計画が進んでおりますが、この内容につきまして、どのような内容で貸し付けているか。また、場所が分かりましたら、お答えいただければと思います。 ○委員長(平野明彦君) 総務部次長資産経営課長事務取扱、市原岳人君。 ◎総務部次長資産経営課長事務取扱(市原岳人君) お答えします。  土地建物貸付収入の主なものとしましては、新富配管用地を事業用地として貸し出したもの、262万6,000円のものと、60万程度のものが主なものでございまして、また、本庁舎の自動販売機の場所代として、自動販売機の設置業者から計420万程度徴収しております。また、旧天羽老人ホームの地代や富津警察署敷地地代などが含まれております。  また、旧学校施設等の貸付収入につきましては、旧金谷小学校を貸し付けたもの124万円程度、もう1つ、旧環南小学校の一部を貸し出したものが2件で、計75万円でございました。 ○委員長(平野明彦君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) この金谷小学校124万の貸付収入というのは、今回、契約を締結したものは11月からの使用になると思うんですが、そうすると、この124万というのはその業者ではなくて、二重貸しみたいになるんですか。 ○委員長(平野明彦君) 総務部次長資産経営課長事務取扱、市原岳人君。 ◎総務部次長資産経営課長事務取扱(市原岳人君) お答えします。  昨年度貸し付けた124万円のものにつきましては、昨年度中限りの契約でございましたので、別の契約で二重貸しにはなっておりません。 ○委員長(平野明彦君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 了解しました。環南もたしか契約が解除になったと思いますので、この75万円も入らない。取りあえずは、この199万3,000円というものは令和4年以降はなくなるというふうに理解させていただきます。  そこで、事前に出してなかったんですけど、これは皆さんも答えを用意していると思うんですが、そこで、45ページの土地建物売払収入とあるんです。で、今回、合併後の旧小中学校、貸付あるいは売払いするという案が出ておりますが、この土地建物売払収入というのがそういう学校関係ではなくて、違う施設かどうか、お答えできますか。 ○委員長(平野明彦君) 総務部次長資産経営課長事務取扱、市原岳人君。 ◎総務部次長資産経営課長事務取扱(市原岳人君) お答えします。  土地建物売払収入につきましては、赤道など、市で使用していない土地などにつきまして、一体として利用したいという希望者から申出があった場合に売却したものや、また、事業用の代替用地などが含まれております。 ○委員長(平野明彦君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) ありがとうございました。貸付けで1,452万8,000円、これはもう配管用地だとか、自動販売機ということで、これはある程度契約が続く限りは継続的に入る収入だということで、喜ばしいことだと思います。  今後、統廃合後の小中学校がうまく貸付けすることができて、収入として計上、また売ることができて売払い収入でプラスになるように御期待申し上げます。  以上です。 ○委員長(平野明彦君) それでは、通告者による質問は終わりました。  ほかに委員の皆さんにございますか。渡辺副委員長、よろしいですか。 ○副委員長(渡辺純一君) ありません。 ○委員長(平野明彦君) それでは、委員外議員の質疑に入りますが、通告がございませんでしたが、質疑ございますか。猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) 通告しておりませんでしたが、先ほど石井委員のほうから質問がありました旧金谷小の貸付けなんですが、こちら、希望すればこういった金銭を払うことによって借りることができるということになるのかなと思うんですが、ほかの旧小学校跡地なども同じように貸付けは、市として考えているのか、お答えいただければと思います。 ○委員長(平野明彦君) 総務部次長資産経営課長事務取扱、市原岳人君。 ◎総務部次長資産経営課長事務取扱(市原岳人君) お答えします。  貸付けにつきましては、体育団体などの利用がありますので、そちらの兼ね合いがありますし、また、閉校施設につきましては、民間事業者による閉校施設の利活用を主に考えておりますので、そちらの取組との兼ね合いを考えながら認めていきたいというふうに考えております。 ○委員長(平野明彦君) よろしいですか。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) はい。 ○委員長(平野明彦君) ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(平野明彦君) それでは、ほかに質疑もないようですので、審査区分表1ページ、歳入に関する質疑を終了します。  ここで、説明員入替えのため暫時休憩いたします。再開時刻を10時35分とします。                  午前10時24分 休憩           ────────────────────────                  午前10時30分 開議 ○委員長(平野明彦君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいまから歳出及び特定の歳出に充当する歳入についての質疑に入ります。  冒頭に申し上げましたように、原則として所管部局ごとに質疑を行います。  それでは、審査区分表2ページ、1款、2款の総務部及び会計課所管、3款、4款及び11款の総務部所管に関する質疑を行います。  初めに、あらかじめ通告のあった委員の発言を通告順に許可します。  関委員の発言を許可します。関 努委員。 ◆委員(関努君) 決算書の65ページ、67ページでございます。2款総務費1項総務管理費3目財産管理費、積立金なんですけれども、財政調整基金積立金について、公共施設等マネジメント基金積立金なんですけれども、約4億円ということでございます。当初予算の1億円から見まして大分増えたようでございますが、公共施設の老朽化が進む中で積立ての推進は大事なことだと思っております。大規模施設の撤去等には2億円とも2億5,000万とも聞いておりますので、今後の積立てについてお聞きします。 ○委員長(平野明彦君) 総務部次長資産経営課長事務取扱、市原岳人君。 ◎総務部次長資産経営課長事務取扱(市原岳人君) お答えします。  公共施設等マネジメント基金は、施設の維持管理だけでなく、公共施設の適正配置を可能にしていくために設置したものであり、また、富津市公共施設再配置推進計画のとおり、公共施設の再配置に取り組んだ場合も多額の更新費用や修繕費用が必要となることが見込まれておりますので、できる限り当該基金の積立てを行っていくことの必要性を感じております。  積立てにつきましては、毎年度1億円を中期財政計画に計上しておりますが、決算の状況などにより、庁内の理解を得ながら、さらなる積増しを実施していきたいと考えております。 ○委員長(平野明彦君) よろしいですか。関 努委員。 ◆委員(関努君) 同じくその決算書の65ページ、67ページでございますが、主要成果説明書の39ページになります。2款総務費1項総務管理費4目企画費のうち、移住定住促進事業についてお聞きします。地域おこし協力隊の鹿野氏なんですけれども、平成30年から本年7月までイオンモールを中心に活動をしていたと聞いておりますが、次年度は新たな隊員を募集して市南部を拠点とした活動とありますが、活動内容等についてお聞きいたします。 ○委員長(平野明彦君) 企画課移住定住推進室長、小網代 昇君。 ◎企画課移住定住推進室長(小網代昇君) お答えいたします。  地域おこし協力隊につきましては、鹿野光久氏に平成30年7月から本年7月までの3年間、富津市観光・しごと・移住推進プロジェクトの推進を目的に、イオンモール富津にあります北部ビューローにてAFICCのメンバーと共に活動していただきました。新たな地域おこし協力隊の募集につきましては、1名の応募があり、現在採用に向け準備を進めております。  今回は、金谷にあります南部ビューローを拠点に、引き続き同事業の推進のため活動していただく予定であり、併せて北部ビジネスビューローの運営サポートにも関わっていただく考えであります。
    ○委員長(平野明彦君) 関 努委員。 ◆委員(関努君) 南部を中心にということでございます。例えば金谷を何日とか、こちらの北部ビューローのイオンに何日かっていう、そういうようなことを考えているんですか。 ○委員長(平野明彦君) 企画課移住定住推進室長、小網代 昇君。 ◎企画課移住定住推進室長(小網代昇君) お答えします。  現在、金谷ビューローの活動につきましては、AFICCと共に今後どのように活動していっていただくか検討して協議してまいりたいと思います。 ○委員長(平野明彦君) 関 努委員。 ◆委員(関努君) 北部ビューローのイオンモールですけど、なかなか鹿野氏も忙しいのか、なかなかお訪ねしてもお会いできないというような話も数多くお聞きしましたので、また南部ビューローを中心にっていうことでございますんで、調整をしながらまた進めていっていただければと思いますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○委員長(平野明彦君) よろしいですか。 ◆委員(関努君) はい。 ○委員長(平野明彦君) 次に、宮崎晴幸委員。 ◆委員(宮崎晴幸君) 移住定住についてお聞きいたします。  決算書67ページ、成果説明書41ページ、2款1項4目の移住・定住推進事業についてですが、現在の空き家数の状況と現在の課題等ありましたら、今後の取組方についても含めて教えていただきたいと思います。 ○委員長(平野明彦君) 企画課移住定住推進室長、小網代 昇君。 ◎企画課移住定住推進室長(小網代昇君) お答えいたします。  現在の空家バンクの登録件数は1件であります。  課題としましては、空き家希望者に対して利用できる提供できる空き家が少ない状況であります。そのため、本年4月に県外在住者の固定資産税納税通知書に空家バンクの案内を同封し制度の周知を図りました。また、本年7月には地域おこし協力隊と共同で作成した空家バンクのリーフレットを活用し、空家バンクの登録件数を増やすため、引き続き制度の周知を図ってまいります。 ○委員長(平野明彦君) よろしいですか。宮崎晴幸委員。 ◆委員(宮崎晴幸君) 今1件という状況だと思うんですが、やはりこれ今、日増しにどんどんどんどん空き家っていうふうなのがあると思うんです。リーフレットを固定資産税等に入れていただくとか、そういう取組というのは物すごく大事だと思います。  あと一番は、時間が許すのであれば、空き家があるよって言われてるようなエリアを歩いていただくことが一番、市が積極的に空き家に対してちゃんと携わっているんだと、そういうふうに見えるような形の今後展開を考えていただけたらと思います。これに対しての答弁は不要でございます。  以上です。 ○委員長(平野明彦君) 続きまして、三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 決算書59ページ、成果説明書37ページ、2款1項1目の総務管理運営費について伺います。  こちら総務管理運営費における電算業務委託料4,240万6,725円ですが、決算書では4,290万735円と若干数字は異なりますが、昨年度より36%増加しております。成果説明書によりますと、令和2年度のパソコン借上げ総数は、昨年度の成果説明書では600──562台、実質9台増えておりますけども、今年の成果説明書では571台と変わってないわけなんですけども、いずれにしましても台数的にはそれほど変わらないように見受けられますが、主な増額要因についてお伺いいたします。 ○委員長(平野明彦君) 総務部次長資産経営課長事務取扱、市原岳人君。 ◎総務部次長資産経営課長事務取扱(市原岳人君) お答えします。  借上料が大幅に増額になった理由としましては、令和元年12月にパソコンの更新を行ったことでございます。この際に445台のパソコンの更新を行ったわけですが、その際に事務の効率化や故障リスクの低減などのために仕様を変更し、ハードディスクドライブからソリッドステートドライブのものに変更したことから、月々のリース料が1台当たり1,000円程度上がったことによるものでございます。  令和元年度の決算の際は、更新が12月、年度終盤であったため、決算額への影響はそれほどございませんでしたが、令和2年度決算においては通年での経費となったため、560万円程度の増額となったものでございます。 ○委員長(平野明彦君) よろしいですか。三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) ありがとうございます。  それでは、2点目の質問させていただきます。決算書67ページ、成果説明書40、2款1項4目の移住・定住促進事業、先ほど宮崎委員から空き家状況等が質問ありましたけども、私は定住奨励金2,554万2,000円についてお伺いいたします。  こちらは、昨年度決算より約1,000万円ほど減少しております。件数ですと328件から238件ですから90件ほど減少しておりますが、こちらは平成24年4月1日施行の富津市定住奨励条例に基づき、期間は24年4月1日から27年1月1日までですから、2年9か月間の住宅取得者が交付対象ということで読み取れますけれども、こちら住宅取得のインセンティブとして機能していないとの理由、評価から打ち切られたというコメント記載ありますけども、それに代わる何か効果的な奨励策があって打ち切ったのかどうか教えていただければと思います。 ○委員長(平野明彦君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  委員おっしゃいますとおり、本制度は住宅取得のインセンティブとして機能していないという評価をしましたことから、本制度の復活のほうは考えては今のところありません。昨年度に空家バンクリフォーム補助金を導入しておりますが、空家バンクの登録件数が伸びてこなければ活用できない制度でありますので、今後、移住定住につながっていくような施策のほうを検討してまいりたいと思います。 ○委員長(平野明彦君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 分かりました。やはり、同条例目的を拝見いたしますと、定住人口の増加を図るものをはじめ、他市でも期間を延長しているような自治体も数々ありますので、ぜひ定住人口、減少している状況でありますので事業を復活してもよいのではないかなというふうに感じておりますけども、また御検討いただければと思います。よろしくお願いします。 ○委員長(平野明彦君) よろしいですか。 ◆委員(三富敏史君) 以上です。 ○委員長(平野明彦君) それでは続きまして、佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) それでは、私からは2点ほど質問させていただきます。  決算書75ページ、成果説明書50ページをお願いいたします。2の1の8移動手段確保等支援事業についてお聞きいたします。  成果説明書によりますと、交通空白地有償運送事業として、竹岡地区空白地有償運送とあって、それに補助金を出しております。家族や車がない交通弱者と言われる人たちにとっては、病院や買い物などに行くための足の確保は切実な問題となります。  この事業は、導入調査研究等に基づく計画事業ですが、2年度決算時点で事業化、事業から2年が経過しております。実績から見た評価と今後の対応、方向性についてお聞かせください。 ○委員長(平野明彦君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  実績のほうから申し上げますが、令和2年度利用人数は317人であります。それに伴う市の負担は112万9,601円となっております。  また、この事業に関しまして、一定の要件を満たしますと国庫補助対象となりまして、主な補助要件としましては、交通不便地域の移動確保を目的とするものや、乗車人員が1運行当たり2人以上であることなどがございます。  令和2年度は、1運行当たり2人以上という人数要件のほうは満たすことができませんでしたけれども、新型コロナウイルス感染症の影響により全国的に公共交通利用者の減少が見られたことから、人数要件は満たさなくてもいいという特例措置のほうが講じられまして、国のほうから167万9,000円が交付されております。  今後の方向性につきましては、本年度においても人数要件の特例措置が継続される見込みでありますが、来年度は未定であることから1運行当たり2人以上の方に利用していただけるよう、事業者のほうと連携しまして取り組んでまいりたいと思います。 ○委員長(平野明彦君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 事業成果を見ますと、運行便数に対して利用者の数というのがありますけれども、何かこの2分の0.59とか2分の0.79っていうの、何か空車の状態で走行しているということか、ちょっと私よく分かりませんけれども、隣の51ページにあるバス利便性の意義のところにも表がありますように、利用人数に対しての1人当たりの負担金額っていうのが分かりましたら教えていただきたいんですが。 ○委員長(平野明彦君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  利用人数317人に対しまして、市の負担112万9,601円ですので、1人当たり3,563円となっております。  また、成果説明書の50ページの1運行当たりの利用者数2分の0.79というふうに表示しているところは、目標額が1運行当たり2人に対しまして結果が0.79人だったということであります。ですので、こちらの結果が2人以上になれば国からの補助金の要件になるという形になっております。 ○委員長(平野明彦君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 分かりました。全国的な問題でもあります交通弱者対策、国でも道路交通法改正いたしまして、二種免許を持つことなく地域の支え合い活動としてボランティア運送事業ができるように力を入れています。利用者からの謝礼程度ならば白タクにならないということで岩坂地区を、岩坂お助けクラブというところがボランティア組織でやっているようなんですけども、とにかくこの福祉有償運送にしろ、地域ボランティア運送にしろ、交通弱者の目線に立って地域の声に応えるような活動となるように進めていただきたいと思います。  以上です。  次、もう一度。 ○委員長(平野明彦君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 2点目ですけども、2点目は決算書126ページをお願いいたします。3の4の1災害見舞金について、この災害見舞金支給規則には自然災害や火災での被害に対する支給ということをうたっていますけれども、令和2年度の決算で50万円の扶助費のうち5万円の支出というのは何か少ないような気がするんですけど、この内訳を教えてください。 ○委員長(平野明彦君) 秘書広報課長、牧野常夫君。 ◎秘書広報課長(牧野常夫君) お答えいたします。  この災害見舞金5万円の支出につきましては、住宅の全焼による見舞金1件の支出があった5万円となっております。 ○委員長(平野明彦君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 私もちょっと下調べが足らなくて台風、令和元年の台風被害の後処理も2年にあったんじゃないのかといろいろ思ったんですけども、災害救助法とか激甚災害の指定を受けると対象外だということは書いてあるってことで、そうなのかと思いました。このほかにも被災者に対してのお見舞っていうようなことはあるんでしょうか。 ○委員長(平野明彦君) 秘書広報課長、牧野常夫君。 ◎秘書広報課長(牧野常夫君) 令和2年度におきましては、災害見舞金につきましては住宅の火災の1件でございまして、災害等自然災害による見舞金の該当はなかったということでございます。  以上です。 ◆委員(佐久間勇君) ありがとうございます。 ○委員長(平野明彦君) よろしいですか。 ◆委員(佐久間勇君) 以上です。 ○委員長(平野明彦君) 続きまして、石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) それでは、何点か質問させていただきます。  成果説明書47ページの2款総務費1項総務管理費の8目諸費、この中の事業成果の中で令和2年度が未公表になってるんです。成果の、事業成果の成果の所が。平成30年度、令和元年度は253万5,675、232万人というふうになってんですが、これは令和2年度未公表、未公表っていう書き方は何かちょっと何で公表しないのかっていうふうに受け止めるんですが、これ何で未公表にしたかちょっとお聞きします。 ○委員長(平野明彦君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  この未公表っていう記載なんですが、成果説明書を製本原稿とする時点におきまして、まだJRの駅利用者数のほうが公表されていなかったため間に合わず、未公表と記載のほうがなっております。それで、現在は公表されておりまして、令和2年度の公共交通利用者数は163万8,288人で、前年度比約3割減という形になっております。 ○委員長(平野明彦君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) ありがとうございました。やっぱり決算審査やるに当たって、今お答えがもらえたということは結果が出てたわけですから、これは事前にページ、47ページの成果説明書の未公表の数字っていうものをやはり事前に教えていただかなければいけないんじゃないかと思います。何か意図的に未公表なのかなというふうに受けてしまったんで、要するに余りにも人数が少な過ぎたのかなとかいろいろ考えてたんですけど、できればこういうのは事前に議会事務局を通しまして差し込みじゃないですけど、事前に公表していただければと思います。分かりました。  以上で終わります。 ○委員長(平野明彦君) 通告による質疑は終わりました。ほかに委員の皆さんございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(平野明彦君) それでは、ないようでございますので、委員外議員の質疑に入ります。  初めに、初めに通告のありました猪瀬 浩委員外議員。どうぞ。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) すいません、成果説明書42ページ、2款1項4目なんですが、こちら今、石井委員のほうも未公表というところがどうなのかという質問があったわけですが、こちら、住む場所に満足している人の割合、事業成果の成果のところなんですが、これ平成30年度しか出ていなくて、令和元年度、令和2年度出ていないわけです。これ毎年多分5年に見直している時にアンケートを取って行っているかと思うんですけど、人口ビジョン2040で非常に大事な部分なので、本来であれば毎年アンケートを取るべきものだと思うんですが、それを行わない理由を教えていただければと思います。 ○委員長(平野明彦君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  当該成果指標につきましては、総合戦略の作成に当たり実施する市民アンケート調査項目としていることから、毎年度の実施はしておりません。  市民アンケートは、総合戦略に掲げる4つの基本目標の達成状況の確認、施策立案等に重要であると考えますが、アンケート調査に係る経費等も含めて今後検討してまいりたいと思います。 ○委員長(平野明彦君) 猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) ぜひ毎年行っていただきたいと思います。また、社人研などで示される2040年の人口ビジョンの推移も、できれば市独自でも行っていただきたいと思います。やっぱ富津市が今最上位の、最上位ではないですが、上位のほうで掲げる計画で非常に大事な指標になると思いますので、これについては毎年報告をいただければと思います。  続いてですが、ページはないんですが、予算書の時にはあった空家バンク登録支援業務委託料176万円なんですが、決算書では数字が見当たりません。ということは、この事業ちょっと行われていないのかなと思うわけですが、どのようになっているかを教えていただければと思います。 ○委員長(平野明彦君) 企画課移住定住推進室長、小網代 昇君。 ◎企画課移住定住推進室長(小網代昇君) お答えいたします。  空家バンクの登録件数を増やすため、業務委託を実施する予定でありましたが、新型コロナウイルス感染症拡大により非常事態宣言が宣言されるなど、家屋調査等が難しい状況であったことから、令和2年度は事業を見送りました。 ○委員長(平野明彦君) 猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) ちょっと緊急事態宣言、1年中あったわけではなくて、やっぱり空家バンクというのも非常に大事だから当初予算で予算を上げたものですので、これはしっかり行うべきだったのかなと思います。  先ほど他の議員の方からも質問あったんですが、空き家リフォーム制度、こちらのほうも2件は応募があったということですが、なかなか登録が増えないということです。ただ、ちょっと私が個人的になんですけど、いろいろなちょっと不動産屋さんに聞くと、富津市でも結構建物付きの土地を探してる業者さんがいるんで紹介をしてくれないかというような話を聞きます。ということは、不動産業者さん一人一人はそれなりに富津市の土地を探しているということになるかと思いますんで、そういったことも踏まえて、この空家バンク制度というものは、なぜ登録されないかっていうのをちょっと市の制度設計がちょっとうまくいってないのかなとも思います。
     そこでちょっと確認なんですが、市としては、これは不動産業者が個別に抱えてる物については登録をしないということなんですけど、ここら辺を見直す考えはありますでしょうか。 ○委員長(平野明彦君) 企画課移住定住推進室長、小網代 昇君。 ◎企画課移住定住推進室長(小網代昇君) お答えいたします。  空家バンクのホームページについては、登録された空き家の有効活用、移住定住の促進のための登録物件や制度等について掲載しております。空家バンクに登録された物件については、空家バンクリフォーム補助金の対象となることから、不動産会社等の媒介契約がされた物件と併せて掲載すると補助対象物件と混同してしまうことから、不動産業者等の物件は掲載しておりません。 ○委員長(平野明彦君) 時間が残りわずかです。まあタイムアップということでございます。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) ちょっと……、分かりました。 ○委員長(平野明彦君) 続きまして、福田好枝委員外議員。どうぞ。 ◆委員外議員(福田好枝君) 59ページ、決算書の59ページの総務管理運営費関係費、共済費ってあるんですけど、昨年度が6,000──4,644万1,723円で、今年度が565万3,748円となっていて、去年と比べて大幅に減額って言い方はどうなのか分かんないんですけど、この数字のことを教えていただきたいんですけど。 ○委員長(平野明彦君) 総務課長、高梨正之君。 ◎総務課長(高梨正之君) お答えいたします。  昨年度は非常勤一般職と短時間の再任用職員分の社会保険料でございましたが、本年度は短時間の再任用職員分だけとなっております。  非常勤一般職員につきましては、令和2年度から会計年度任用職員ということで制度が変更になりましたけれども、これによりまして同じページの上から3つ目の二重丸、会計年度任用職員人件費のほうに移してございます。 ◆委員外議員(福田好枝君) 分かりました。ありがとうございました。 ○委員長(平野明彦君) よろしいですか。 ◆委員外議員(福田好枝君) はい。結構です。 ○委員長(平野明彦君) それでは、事前の通告がありませんが、千倉議員ありますか。どうぞ。千倉淳子委員外議員。 ◆委員外議員(千倉淳子君) 決算書の59ページ、成果書の37ページ、総務管理運営関係費のところの自己評価のとこにネットワーク障害が1件発生したためとありますが、この障害はどんな障害だったか教えていただけますか。 ○委員長(平野明彦君) 総務部次長資産経営課長事務取扱、市原岳人君。 ◎総務部次長資産経営課長事務取扱(市原岳人君) お答えします。  こちらの障害につきましては、令和2年7月3日午前7時50分ごろから午後10時30分ごろまで、LGWAN系の不特定端末からリモートデスクトップに接続ができない、また、接続できたとしても不安定という事象が発生しました。関連するサーバやネットワーク機器の状態やログデータには異常が見当たらず原因究明に時間を要しましたが、最終的にLANケーブルの抜き差しにより解決したことから、機材の老朽化などが原因と考えております。  今後の対策としましては、今年度、基幹系、情報系、インターネット系の3系統に分かれている庁内のネットワークを一元化し、また、LANケーブル、本庁舎内のネットワーク回線を光ケーブル化する際に、それに併せて各フロアのLAN設備の入替えを実施することとなっております。 ○委員長(平野明彦君) 千倉淳子委員外議員。 ◆委員外議員(千倉淳子君) ありがとうございました。システム障害があると今の世の中ですといろいろな不備が起こりますので、今後対策をしっかりしていただければと思います。  もう1つ別のことでよろしいですか。 ○委員長(平野明彦君) どうぞ。 ◆委員外議員(千倉淳子君) ありがとうございます。決算書72ページ、ごめんなさい、決算書72ページです。成果書45ページ、区長関係費のところですが、湊8区、ここが、ごめんなさい、成果書45ページ、これは駄目、まだ駄目なんですか。大変失礼いたしました。 ○委員長(平野明彦君) 審査区分表がちょっとずれてます。 ◆委員外議員(千倉淳子君) 分かりました。じゃあ、大丈夫です。  以上で。 ○委員長(平野明彦君) よろしいですか。 ◆委員外議員(千倉淳子君) ありがとうございます。失礼しました。 ○委員長(平野明彦君) それでは、以上をもちまして審査区分表2ページに関する質疑を終了いたします。  ここで説明員入替えのため暫時休憩とします。再開時刻を11時15分とします。                  午前11時04分 休憩           ────────────────────────                  午前11時10分 開議 ○委員長(平野明彦君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  審査区分表3ページ、2款の市民部及び選管、監査事務局所管、3款、4款及び11款の市民部所管に関する質疑を行います。  初めに、あらかじめ通告があった議員の発言を通告順に許可します。関 努委員。 ◆委員(関努君) 決算書の72ページ、73ページでございます。2款総務費1項総務管理費7目市民活動推進費のうち市民活動支援事業、この保険料ですか、136万3,800円についてでございます。  ボランティア活動の現在の登録の団体数と、また活動回数、また活動人数等についてと、あと事故の有無について分かれば、教えていただきたいと思います。 ○委員長(平野明彦君) 市民課長、平野巳貴君。 ◎市民課長(平野巳貴君) お答えいたします。  令和2年度中に、市にボランティア活動計画書を提出した団体数は132団体になります。活動回数は、確認できるところで79回になりますが、児童見守り隊のように不定期に複数回の活動をされる団体が34団体ありますので、相当数にのぼります。  活動人数は1,645人ですが、不定期に複数回の活動をされる方がいるので、延べ人数は不明です。  保険料については、市民活動災害補償制度保険として、136万3,800円支払っています。  事故については2件報告があり、保険金の請求、支払いをしています。 ○委員長(平野明彦君) 関 努委員。 ◆委員(関努君) ありがとうございます。なかなかボランティア活動をされる方で、市のほうで保険登録があるということも、まだ知らない方も結構いらっしゃるようですので、また周知をしていただければと思います。  続きまして、成果説明書の150ページになります。4款衛生費2項清掃費2目塵芥処理費の収集事業についてお伺いをいたします。  ごみ収集事業なんですけれども、委託料は昨年度から約3,000万円ほど増額となりました。ごみ収集委託料、収集量はマイナス60トンということなんですが、委託料は逆に3,000万円のプラスと。  資源ごみのほうは234トンプラスで114万4,500円の増額ということであれなんですけど、この3,000万円の増額について教えていただければと思います。 ○委員長(平野明彦君) 環境保全課長、錦織和則君。 ◎環境保全課長(錦織和則君) お答えいたします。  ごみ収集委託業務につきましては、市内3地区のごみステーションからのごみ収集を行うもので、5年間の長期継続契約で行っております。  現契約は、令和元年10月に制限つきの一般競争入札を行い、富津地区が3者、大佐和、天羽地区は2者による入札を実施した結果でございます。  また、資源ごみ収集委託業務は、紙類、繊維類の資源ごみの収集運搬を市内全域で行うもので、1年契約となっております。こちらは5者による指名競争入札を実施した結果でございます。  両契約とも毎週月曜から土曜日の間、市内のごみステーションを巡回しごみを収集する作業で、主にその作業に携わっている方の人件費やごみ収集運搬車両などの機器損料等を考慮し設計を行っているものであり、ごみ収集量の増減に伴って金額を計る設計とはなっておりません。  なお、ごみ収集委託については、5年間の長期継続計画であることから、現契約は前契約と比べ、設計金額の上昇幅が比較的大きくなっております。 ○委員長(平野明彦君) よろしいですか。 ◆委員(関努君) 結構です。 ○委員長(平野明彦君) 続きまして、三富敏史委員、どうぞ。 ◆委員(三富敏史君) 1点ほど質問させていただきます。  決算書147ページ、成果説明書154ページ、4款2項2目最終処分場管理運営業務についてお伺いします。  こちら本件業務につきましては、焼却施設から発生する焼却灰の最終処分事業でございますが、ごみの溶融処理量は、ここではうたっていませんけれども、昨年の成果説明書を見ますと614.83トンになっておりました。それに対して、2年度は661.65トンで、おおよそ7.6%増加ですが、事業費はおおよそ2.2倍まで増加しているわけでございます。  事業の概要を見ますと、昨年にはなかったんですけど、今年度、汚水処理施設の実施設計業務委託が3,278万円ほど計上されております。これの新規計上なんですけれども、これが、その主な7.6%の増額要因なのかということと、その設計業務委託の目的についてお伺いいたします。 ○委員長(平野明彦君) 環境保全課長、錦織和則君。 ◎環境保全課長(錦織和則君) お答えいたします。  まず、汚水処理施設実施設計業務委託の目的でございますが、これは富津市一般廃棄物最終処分場の廃止に向け、場内の浸出水の処理方法等について、コンサルタント業務を委託したものでございます。  次に、事業費増額の要因ですが、今、委員、御指摘のとおり、この委託業務が大きな要因の1つとなっております。  また、このほかの要因としましては、さきの全員協議会でも御説明させていただきましたが、浸出水を下水道放流することに伴い、処分場の水質分析を充実させること、また委員から話がありましたKCSからの発生する溶融飛灰が増加したことに伴いまして、飛灰処分費が増えてしまったことなどが主な増額要因となっております。 ○委員長(平野明彦君) よろしいですか。 ◆委員(三富敏史君) 分かりました。ありがとうございます。 ○委員長(平野明彦君) それでは、続きまして、佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 私からは1点お聞きします。  この款項目の科目を審査区分表に当てはめるというのは、大変な労力なんですけれども、決算書81ページをお願いいたします。  2の3の1、個人番号カード関連事務の交付金ということで、そこに当てはまっているかどうか分かりませんけれども、国を挙げてポイントを付与している、このマイナンバーカード、この普及を目指しているんですけれども、当然のごとく、マイナンバーカードを市民の方はお持ちでしょうけれども、富津市民、市民というか職員の方は、職員は当然のごとく持っていると思うんですが、富津市民の普及状況はどうなのかということと、このマイナンバーカードを推進するために講じている手法があったら教えてください。 ○委員長(平野明彦君) 市民課長、平野巳貴君。 ◎市民課長(平野巳貴君) お答えいたします。  マイナンバーカードの普及状況ですが、令和3年8月31日現在、交付枚数は1万4,442枚、交付率は33.3%でございます。  普及促進の手法としましては、6月から1階待合スペースに設置してあります広告モニターに、市の行政情報として、マイナンバーカードの手続について掲示しています。  また、マイナンバーカードの利便性を周知するため、コンビニでの証明書の取得方法の動画を市ホームページに掲載いたしました。さらに、各市施設での出張申請の実施に加え、商業施設での出張申請を予定しており、定期的に出張申請を実施することで、交付率アップを図ってまいります。 ○委員長(平野明彦君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) ありがとうございます。市民目線で言うと情報を管理されてしまうんじゃないかとか、いろいろな不安要素があると思うんですけれども、このマイナンバーカードというのが身分証明だけではなくて、決済も、いろいろな申請もできるということで、さらにマイナポイント還元というのがあって、使いこなせれば非常に便利なものではないのかなと思います。  国も機能を集約していくことに向けて動いているようですけど、カードの利便性、また不安要素を払拭して、分かりやすい説明で普及促進を進めていただきたいとお願いいたします。これは答弁結構です。  以上です。 ○委員長(平野明彦君) 続きまして、三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) 決算書の73ページ、成果説明書の45ページ、2款1項7目の区長関係費について伺います。  区長報償費については、数年前に見直しが実施されたと思うんですけれども、この記憶だと、たしか減額になったんだと思うんですけれども、令和2年度の近隣市の状況が分かれば教えてください。 ○委員長(平野明彦君) 市民課長、平野巳貴君。 ◎市民課長(平野巳貴君) お答えいたします。  区長報償費について、見直し前の平成26年度は3,631万7,519円でしたが、令和2年度は2,295万4,860円を支払い、1,336万2,659円が減額されています。  報償費の内訳ですが、均等割として年額12万4,000円、戸数割、1世帯当たり年額600円を支払っています。  近隣市の状況ですが、君津市では均等割として年額14万3,000円、戸数割1世帯当たり年額600円を支払っています。木更津市では年額7万円、200世帯を超えると1世帯につき50円を加算した額を支払っています。袖ケ浦市では20戸以下、14万4,000円、30から49戸が15万6,000円、50戸から99戸が16万8,000円、100戸以上が18万円を支払っています。 ○委員長(平野明彦君) 三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) 結構ばらつきがあって、その中で、ごめんなさい。先ほど、見直し前の額、総額で言われていたんですけど、これ、均等割でいくと富津市は、見直し前はどれぐらいだったんですか。お答えできれば。 ○委員長(平野明彦君) 市民課長、平野巳貴君。 ◎市民課長(平野巳貴君) お答えいたします。  見直し前の均等割は15万5,000円、戸数割1世帯当たりは1,200円でございました。 ○委員長(平野明彦君) 三木千明委員。
    ◆委員(三木千明君) 分かりました。  では、次の質問に移ります。決算書の146、147ページ、4款2項2目の最終処分場管理運営事業について伺います。  私、ここに今、令和2年度の予算書があるんですけれども、令和2年度の当初予算の委託料の中に、生活環境調査業務委託料161万5,000円が計上されています。  ただ、決算書にはそういう項目自体記載がなくて、また令和2年度の補正予算でも減額措置とされていないんですけれども、この扱いについて伺います。 ○委員長(平野明彦君) 環境保全課長、錦織和則君。 ◎環境保全課長(錦織和則君) お答えいたします。  生活環境影響調査業務につきましては、富津市一般廃棄物最終処分場の廃止に向けた手続の1つとして、令和2年度に実施する予定でございました。  しかしながら、経費削減のため、処分場内の浸出水の処理方法等の見直し協議を続けていましたが、調整が長引いてしまったことから、結果的に令和2年度は当業務の実施を見送ることとしたものでございます。  なお、当業務は令和3年6月議会におきまして、予算の組替えを御承認いただきました最終処分場整備事業の下水道放流施設工事管理等業務委託に含め、実施をしてございます。 ○委員長(平野明彦君) 三木委員、よろしいですか。 ◆委員(三木千明君) 分かりました。結構です。 ○委員長(平野明彦君) それでは、続きまして、石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) それでは、何点か質問させていただきます。  何人かの方が区長関係費を質問しました。成果説明書45ページ、2款総務費1項総務管理費7目市民活動推進費、区長関係費の中で、事業成果の成果のところで、令和2年度81%、令和元年度82%、平成30年度82%と、80%超で推移していると思われます。  特に佐貫地区なんかですと、八幡とか笹毛地区、また大貫地区ですと千種新田とか西大和田ですか、そういう地区で、やっぱり区に加入する人が少ない、また区に入らなくて、当然、その班というんですか、組組織にも入らない方が多いという中で、なかなか区長さんとか、その地区の方が、いろいろやっぱり苦慮している部分があろうかと思います。  そういう中でここに書かれているとおり、抜本的な対策を打ち出すことは限界だと考えられる、だけど、その行政地区の存在意識や必要性等周知ということが必要と考えられると書かれております。  台風の、台風9号ですか、大規模災害、また今後あるであろう首都圏の大地震等があったときに、やはり、その地区でどのようなことをするかと考えたときに、やはり、その区の活動というものを周知する必要があろうかと思います。その辺で行政として、どのような考えを持っているか。  それと、市の広報、区に入っていない方は郵便で送るというふうになっていますよね。あれが、要するに新聞折り込みだと、新聞取ってない方、今、結構多いんです。新しくこちらに来た方なんか。特に、今、若い方なんか新聞取らないです。  そうすると、やっぱりここに書かれている市が何を、行政が何をしているかということが、やっぱり周知されていない部分があろうかと思うんです。その辺で今後の課題をどのように考えているか、改めてお聞きしたいと思います。 ○委員長(平野明彦君) 市民課長、平野巳貴君。 ◎市民課長(平野巳貴君) お答えいたします。  自治会に加入しない理由について、特に市のほうでは聞き取りは行っておりませんが、アパート暮らしなど、その地に定住しない理由から加入をしないことが考えられます。  区の活動は、区域内の環境整備、管理、清掃、美化、防災、防犯活動、さらには地域の人々との交流、相互扶助、親睦行事など、様々な活動を行っております。  このような活動を地域住民との行政をつなぐ区長を通じて、これらの活動を地域住民に周知することが必要と考え、広報ふっつ、ホームページ、回覧板などでさらなる周知が必要と考えております。  また、転入者の方には、窓口で区への加入を促すチラシを配布して、区への加入を促進しております。 ○委員長(平野明彦君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) そのとおりなんですけど、当然、回覧もありません。区に入っていなければ、当然、回覧もありません。新聞取っていなければ市の広報は入りません。そういう方は、市の広報が、郵便で配送されるということも、当然分かりません。  今、一番最後に言った転居、転居してきたときに、市民課の窓口で、要するに行政の役割という中で、さっき話した広報だとか、いろんな行政サービスなんかの連絡手段として、区に入っていただきたいというような、そういうことも、やっぱり今後、推進していただきたい。  非常に、今、個人情報保護法という難しい問題があって、例えば地区の方が、行っても教えてくれないんです。要するに、そういうのを盾にして、個人情報を教えてくれない。要するに、別荘なのか、そこに永住してくれている人なのかということも、毎日顔を見ていれば、ああ、この人は永住かなと思ったら、要するに、東京に住居を持っていて、こちらで住んでいるけど、住所は移していないとかっていう、いろんな問題があります。  ぜひ、先ほど、ちょっと地区名を言いましたけど、そういう地区の中で、区長会かなんかで、そういう問題点、もう一度洗い出しして対応を考えていただければと思います。  次に、成果説明書145ページと146ページに係りますが、4款衛生費1項保健衛生費6目公害対策費について質問します。成果説明書145ページになります。  これ、両方ともそうなんですけど、いつからか、この成果説明というか、富津市の公害に対する問題提起というものが、何かなくなってきちゃっているんです。以前は、例えば降下ばいじん、粉じんで、146ページですと湊川地区の川の汚染水の問題ということで、こういう問題点がありますよと、そういうことが、この成果のとこだとか、問題点、書かれていたんです。それが、いつの間にかこの成果のところ、なくなってしまった。  やはり、一部、君津隣接地域の海岸沿いなんかの方に聞きますと、まだその降下ばいじん等があるようなこともお聞きします。うちの地区のほうというのは、ダンプ街道といって、その粉じんが一時問題になったんですが、やはり今、経済が停滞しているということでダンプが少ないんで、以前と比べると、国道のダンプが落とす砂とかほこりというのは少ないかなと思います。そういうところを、やっぱりその成果というのを、ちゃんとに書くべきじゃないかと思います。  今、ちょっと海岸線の隣接地にある大規模製鉄所だとか、あるいはその浅間山周辺の砂利採取場だとか、あるいは湊川の奥にある大規模最終処分場だとか、そういう問題がある中で、やっぱりその辺、もう少し成果説明というんですか、そういうところで、今現状というものを書くべきではないと思いますけれども、じゃあ実際に、今の降下ばいじん等の推移とか状況というのはどうなっているか、お聞かせいただきますか。 ○委員長(平野明彦君) 環境保全課長、錦織和則君。 ◎環境保全課長(錦織和則君) お答えいたします。  大堀地区につきましては、過去は降下ばいじん量が非常に多い時期もありましたが、現在は一時に比べると、数値も比較的下がった状態でございます。  ピーク時の、おおむね3分の1程度まで減少した状態で推移をしておる状態でございます。 ○委員長(平野明彦君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 今後とも、たしかに以前は水蒸気、黒い水蒸気が結構出ていたんです。その会社の方に「すごいね」って言ったら、「いや、あれは水蒸気です」「そうですか、黒い水蒸気ですか」っていう話をしたことがあるんですが、その辺はやっぱり今後、やはりそれで生活に、要するに不便を感じる人がいるという中で、やはりちゃんと成果の中に入れていただければと思います。  今、ちょっとお話ししたんですが、それで関連して歳入をお聞きします。決算書51ページ、22款諸収入5項雑入2節雑入で環境保全協力金1,057万円が入金されております。  以前、湊川の奥の企業から、たしか協力金みたいなのが払われたと思いますが、この1,057万円は、環境保全協力金、どのような名目で、どの、企業名が言えれば、企業名を含めてお話しいただければと思います。 ○委員長(平野明彦君) 環境保全課長、錦織和則君。 ◎環境保全課長(錦織和則君) お答えいたします。  富津市市外からの一般廃棄物の搬入に係る事前協議等に係る要項に基づきまして、市内に所在する民間の最終処分場、これは太平興産でございます。  ここに、一般廃棄物を搬入している市川市、鴨川市、富里市、八街市などの9自治体から、1トン当たり1,000円の協力金を頂いているもので、当処分場等の水質調査などに充当しているところでございます。 ○委員長(平野明彦君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 以前は産業廃棄物処分場の経営している方とか、そういうところから寄附金が入っていたんですが、これは要するにそういう協力金ということだというのを理解させていただきました。  この大気汚染だとか水質汚濁、以前と比べると、大分予算が少なくなってきました。その分、環境に対する対策が進んできたから被害も少なくなってきたというふうに思われますけれども、今後とも、やはりしっかり監視をしていただければと思います。  以上です。  次に、成果説明書151ページ、決算書145ページで、衛生費、清掃費、4款衛生費2項清掃費2目塵芥処理費で、今までコストの項目の中に報酬が入っていて、これが報酬がなくなったんです。ちょっと、いろいろお聞きしたところ、今まで臨時職員とか任期職員ですか、今度は会計年度職員等の任用基準が変わったというふうにお聞きしました。  その中で、総務の方が、今日、同席していますんでお聞きしたいんですけど、臨時職員等からの身分変更で会計年度職員へ変わることによって、令和2年度で大体影響額が幾らぐらいあって、大きなところでどこが変わったか、お答えいただけますでしょうか。 ○委員長(平野明彦君) 総務課長、高梨正之君。 ◎総務課長(高梨正之君) お答えいたします。  人数は年度途中で増減がございますので、一定の範囲で、ちょっと固定してお話しさせていただきますと、会計年度任用職員になったことで、影響額は約3,600万円ほど、全体で増という形になります。  これは、制度自体が変わりまして、賞与が増額になったところが、大きな違いかと思います。 ○委員長(平野明彦君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 今まで臨時職員さんの報酬というのが物件費という、たしか項目に入っていたと思うんです。それが、今度は要するに人件費として、しっかり出てくるということは、いいことじゃないかと思います。  先ほどの質問の中で、職員が少ないんでというような話もありました。やはり、その適材適所の中で、そういう会計年度任用職員を多様するということも必要になってくると思いますので、今後とも御努力いただければと思います。  次に、同じく決算書145ページの、ごめんなさい、145じゃないですね。環境センター運営費ですから何ページになりますか。(発言する者あり)いいですか。環境センター運営費の中から、需用費のうち修繕料が1,166万1,169円、これは以前も質問させてもらっています。毎年修繕料が計上されているんです。今後の修繕予定とか、環境センターの管理運営について、ちょっとお聞きしたいと思います。  ちなみに昨年の修繕費が376万6,463円、修繕費がかかっております。いつまで、たしか前回のときに、いつまでこの施設を運用するのかって質問したと思うんですが、環境センターの管理運営について、今後の予定、また修繕の予定についてお聞きします。 ○委員長(平野明彦君) 環境保全課長、錦織和則君。 ◎環境保全課長(錦織和則君) お答えいたします。  老朽化が著しい環境センターにつきましては、修繕料も例年高額となっております。このことから、本年度の業務委託におきまして、環境センターの今後の在り方について検討を行っているところでございます。  現状の業務内容、委託状況等について整理の上、業務形態や施設の位置、また業務委託の可能性や直営の範囲など、今後、どのような運営方法が効率的であるか、検討を進めてきているところでございます。方向性がまとまりましたら、改めて御報告をさせていただきたいと考えております。 ○委員長(平野明彦君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 次に、同じく委託料、プラスチック製容器包装処理委託料が947万5,752円計上されています。この内容をちょっとお聞きしたいんですが、どのような目的でこのような包装料というのが、梱包料がかかるのか、ちょっとお聞きしたいと思います。 ○委員長(平野明彦君) 環境保全課長、錦織和則君。 ◎環境保全課長(錦織和則君) お答えいたします。  こちらにつきましては、容器包装リサイクル法に基づきまして、分別された容器包装プラスチック、これらの選別、圧縮、梱包、保管を行っておりまして、容器包装リサイクル協会と契約をしている再商品化事業者へ出荷する業務でございます。 ○委員長(平野明彦君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) これちょっと、私、慌てて調べたんで、違っていたらごめんなさい。令和元年度の委託料、32万4,000円って書いてあったと思うんですけど、これ、私の間違いですか。 ○委員長(平野明彦君) 環境保全課長、錦織和則君。 ◎環境保全課長(錦織和則君) こちらの約30万円というのは、容器包装リサイクル協会に対して委託するものでありまして、こちらとは、ちょっと性質が違うものでございます。 ○委員長(平野明彦君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 昨年、だから委託料、プラスチック製容器包装処理業務委託料で32万4,000円というふうに、私、昨年度、成果説明書で確認させてもらったんですけど、それが32万4,000円だとすると、それが900万円、約30倍に上がっていると思ったんですけど、それは違いますか。 ○委員長(平野明彦君) 環境保全課長、錦織和則君。 ◎環境保全課長(錦織和則君) 恐らく、今、議員のおっしゃっている三十数万円というのは、分別基準適合再商品化委託料のほうをおっしゃっているんじゃないかなと思うんですが、こちらについては、先ほど言いましたとおり、容器包装リサイクル協会に直接委託する分の委託料でございまして、ただいま説明しましたそのプラスチック製容器包装処理料の九百数万円というものは、民間のほうに委託するものでございます。 ○委員長(平野明彦君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) もう一度、じゃあ、ちょっと1つ確認させてもらいますけど、ペットボトルだとかプラスチックの再生可能なものを梱包しているということですよね。それは、売りさばきですよね。ただでくれているんじゃなくて、業者さんに売っているということでよろしいんですか。 ○委員長(平野明彦君) 環境保全課長、錦織和則君。 ◎環境保全課長(錦織和則君) 品物によって違ってくるんですが、ペットボトルに関しては、有償での入札となっております。 ○委員長(平野明彦君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) これは私の私見なんですけど、この再生可能なものをという、何でしたっけ、国の難しい名前で、ちょっとあれなんですけど、正直、こんな無駄なことないんです。一番簡単なのは、全部まとめて燃やしちゃうのが、一番コストがかからないんです。なぜかというと、売りさばき代が1,400万円なんです。富津市の。これ、雑入のほうで出ていますけど、約、令和2年度、売りさばき代が、環境センターからの売りさばき代が1,400万円なんです。  1,400万円あって、その中には、今、言ったペットボトルだとか、そういう再利用ができるものの売りさばき代だとか、鉄だとか、要するにアルミニウムなんかの売りさばき代も入っています。  だけど、例えば1,400万円やっているうちに、この900万円がプラスチック製品の、そういうものに関わっているというと、これ、法律で決められたことですからしょうがないんですけど、やっぱりその辺も含めて、環境センターの業務というものの見直しというのが必要になると思いますけど、それ、いかがでしょうか。 ○委員長(平野明彦君) 環境保全課長、錦織和則君。 ◎環境保全課長(錦織和則君) 先ほども、ちょっと申し上げましたが、現在、環境センターの在り方について検討を実施しているところでございます。  またその辺の結果が出ましたら、また皆さんにも御報告させていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 ○委員長(平野明彦君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) この項、最後になります。成果説明書156ページ、4款衛生費2項清掃費3目し尿処理費、施設の計画的な修繕工事の実施についてお聞きします。  これは、これも以前に、たしか質問していたと思います。令和2年度決算で1,337万6,000円が計上され、事業の評価には、当施設は稼働から10年を経過しており、今後も安定稼働していくためには、計画的な修繕を行う必要があると書かれています。  ちなみに、昨年は7,700万円、工事の内容は違うと思うんですが、昨年は7,700万円の修繕費がかかっているんです。今後も安定して、ここに書かれているとおり、富津市の下水道率というのは低いです。要するにくみ取りが多いんで、このし尿処理場、必要だと。  法律の改正なのか、あと君津市との協議になりますけど、例えば下水処理場のほうに、要するにくみ取りしてきたし尿を入れられないかって、私、質問させてもらいましたけど、今後のクリーンセンターというんですか、クリーンセンターの修繕の計画、現状を含めてお答えいただけますか。 ○委員長(平野明彦君) 環境保全課長、錦織和則君。 ◎環境保全課長(錦織和則君) お答えいたします。  現状におきまして、富津市クリーンセンターは、施設機器の老朽化に伴う劣化状態等を判断しながら修繕を行い、安定稼働をさせ、現施設の延命を図ることとしております。  しかしながら、建設から年数も経過していることから、今後も修繕費用が多く見込まれることが想定されております。  このことから、今後、どういうふうにしたら効率的なし尿処理業務ができるか、今、委員がおっしゃったようなことも含めて、検討を行っていく必要があると考えております。 ○委員長(平野明彦君) 石井志郎委員。
    ◆委員(石井志郎君) 最後にちょっとこれ、これも以前に聞いたと思うんですけど、市外からふん尿の処理、一般的に言うバキュームカーですか、が入っているのを、私、見たことあるんです。  ないというふうに言われていると思うんですが、ごみと同じで、名前が書いていないんです。どこどこで発生したって書いていないんで、分かりづらいと思うんですが、その辺の、要するにその市外からの申込みがあるのかどうかということと、市外から持ち込んだ場合には、要するに料金が市内とは別の料金を取っているかって、ちょっと簡単で答えられたらお願いいたします。 ○委員長(平野明彦君) 環境保全課長、錦織和則君。 ◎環境保全課長(錦織和則君) お答えいたします。  基本的に市内のものは市内で処理することに決まっておりますので、市外から入ってくるということはないというふうに考えております。 ○委員長(平野明彦君) よろしいですか。 ◆委員(石井志郎君) はい。 ○委員長(平野明彦君) 通告による質疑は終わりました。ほかに、漏れはございますか。副委員長、よろしいですか。 ○副委員長(渡辺純一君) ありません。 ○委員長(平野明彦君) それでは、委員外議員の質疑に入ります。  それでは、あらかじめ通告のあった議員の発言を通告順に許可します。それでは、猪瀬 浩委員外議員どうぞ。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) それでは、成果説明書141ページ、4款1項4目の不法投棄対策事業について質問をさせていただきます。  成果説明書を見ますと10名の監視員で201回パトロールを行っているということで、1人当たり20回、月2回程度の巡回パトロールを行っているかと思います。  それで発見されたものが32か所ということで、平均3件ぐらいの不法投棄を発見したと思うわけですが、この不法投棄のごみというものは、どういった性質のものなのか。例えば事件性が高い不法投棄の報告がされているのか、一般に言うポイ捨て程度のごみも報告に入っているのか、教えていただければと思います。 ○委員長(平野明彦君) 環境保全課長、錦織和則君。 ◎環境保全課長(錦織和則君) お答えいたします。  以前は産業廃棄物のような不法投棄もされましたが、近年は家電とか家具などの家庭ごみが多くなっております。 ○委員長(平野明彦君) 猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) 家庭ごみということで、家電ごみもあるということなんで、それ、結構大きいものかなと思うんですが、そういったようなものが、毎回、毎年パトロールをして発見されているわけですけど、捨てられる場所というものは、大体同じ場所なのか教えていただければと思います。 ○委員長(平野明彦君) 環境保全課長、錦織和則君。 ◎環境保全課長(錦織和則君) お答えいたします。  不法投棄されやすい場所もありますが、道路脇など様々な場所で確認がされているところでございます。 ○委員長(平野明彦君) 猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) 分かりました。ここに、成果説明書にはごみを捨てられない環境づくりが必要ということで、今、道路脇というお話もあったわけですが、市として、その道路脇の草刈りとか、そういったものも、やはり不法投棄をされないということでは大事だと思うんですけど、そこら辺の考えはいかがお考えでしょうか。 ○委員長(平野明彦君) 環境保全課長、錦織和則君。 ◎環境保全課長(錦織和則君) お答えいたします。  令和2年度につきましては、88件の不法投棄が確認をされております。うち67件につきましては、市で回収などを行っているところでございます。  また、市としまして、自主的に清掃活動に取り組んでいただいている皆様には、ボランティア袋の配布ですとか、ごみの回収など、支援をさせていただいているところでございます。  引き続き可能な範囲で、このようなサポートをさせていただきたいと考えております。 ○委員長(平野明彦君) 猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) では、続きまして、何名かの議員も質問しているんですが、主要成果説明書の45ページ、2款1項7目の区長関係費について御質問させていただきます。  今、成果説明書のほうでは加入率が81%ということになっているんですが、年々、若干ずつ下がっているのが分かります。市としては、この区長さん方と地域の要望を伝えたりしているわけですが、これが加入率が下がってくると、区長さんに市が要望をして、区の話を聞いてほしいといっても、全部を網羅できなくなってくる状態になると思いますが、今後、市としては加入率が下がってきた場合に、市と、その自治会の連携というものを、ほかの方法で何か考えていたりするのでしょうか。 ○委員長(平野明彦君) 市民課長、平野巳貴君。 ◎市民課長(平野巳貴君) お答えいたします。  区加入世帯割合の減少は、市における行政運営の課題として捉えております。今のところは、まだ80%程度で推移しておりますので、地域、区の区長との連携をして解決する方針を変更する必要はないと考えておりますが、今後は加入率の低い近隣市の取組や、また加入率の高い市町村の取組を参考に調査研究してまいります。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) 分かりました。 ○委員長(平野明彦君) あと1分ですが、気をつけてください。猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) これは予算書にあって決算書にないものですが、3款1項1目の婚活支援事業補助金が、予算書のほうに計上されていました。決算書のほうに報告をされていないわけですが、この理由を教えていただければと思います。 ○委員長(平野明彦君) 市民課長、平野巳貴君。 ◎市民課長(平野巳貴君) お答えいたします。  令和2年度は婚活支援事業補助金を活用した取組として、田舎暮らしをしたい女性を東京方面からバスツアーでお連れして、結婚を望む男女の交流会を実施する計画を進めた事業者が1者ございましたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、中止となりました。  令和3年度も引き続き計画を模索いたしておりますが、新型コロナウイルスの感染状況が収まらないことから、現在のところ申請はございません。 ○委員長(平野明彦君) 時間でございます。  続きまして、福田好枝委員外議員。 ◆委員外議員(福田好枝君) 先ほど最初のほうで、関委員のほうからも、市民活動支援事業の質問があったと思うんですけど、ページとしたら73ページの2款1項7目です。どのような市民活動、件数は先ほどお答えいただいたんですけど、主なものにどのようなものがあって、どのような支援、具体的に何かを、例えばごみ袋の配布とか、あとは花壇とかの整備をしてくださる方に苗代とか、どういったものを支援されているのかを、ちょっとお聞きしたいと思います。 ○委員長(平野明彦君) 市民課長、平野巳貴君。 ◎市民課長(平野巳貴君) お答えいたします。  ごみ拾いや児童の見守り活動などを、自発的かつ自主的に社会貢献活動をされる活動団体や、個人ボランティアを支援しております。  一番多い活動内容は、海岸などの清掃活動であり、ごみ収集用のボランティア袋の配布をしたり、拾ったごみの収集をして支援しています。  また、市民が誇れる市の顔づくり関連事業補助金や、活動物品の貸出しなどを行っております。さらに、これらの皆さんが社会貢献活動を行うときに生じた賠償責任や傷害保障するための保険を掛けております。 ○委員長(平野明彦君) よろしいですか。 ◆委員外議員(福田好枝君) 大丈夫です。 ○委員長(平野明彦君) それでは、千倉淳子委員外議員、どうぞ。 ◆委員外議員(千倉淳子君) では、成果書の45ページです。それから決算書の73ページ、区長関係費のところでお聞きをいたしたいと思います。  成果書のほうに、天羽8区のほうで途中で退任とありますが、この後任が決まったかということと、そのいらっしゃらない間はどんなふうに対応していたかなというところを教えていただければと思いますが。 ○委員長(平野明彦君) 市民課長、平野巳貴君。 ◎市民課長(平野巳貴君) お答えいたします。  湊8区は大字更和を区域とする区です。当時の区長が辞任を申し出て、区の総会で議決され、令和2年11月末をもって退任されました。12月以降は、区の規約に基づき、副区長が区長を代行いたしました。令和3年度は、新任区長が区から推薦され、就任しています。 ○委員長(平野明彦君) 千倉淳子委員外議員。 ◆委員外議員(千倉淳子君) やっぱり区長さんって、今、決めるのも大変だし、いろんなことでなかなか難しい選択肢があるとは思うんですけれども、こういった考え方も全体的に何か御指導いただけたりとか、各区の困っているところには話合いみたいなものに、相談等乗っていただけたらありがたいなと思うところがありますので、今後とも大変だと思いますけど、区長との連携、よろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○委員長(平野明彦君) 以上で質疑のほうは終了いたしました。  以上で、審査区分表3ページに関する質疑を終了いたします。  それでは、暫時休憩とします。再開時刻を13時といたします。                  午後0時00分 休憩           ────────────────────────                  午後0時59分 開議 ○委員長(平野明彦君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  審査区分表4ページ、3款及び4款の健康福祉部所管に関する質疑を行います。  初めに、あらかじめ通告のあった委員の発言を通告順に許可します。初めに、関 努委員、どうぞ。 ◆委員(関努君) 引き続きよろしくお願いいたします。  成果説明書の57ページ、1款民生費1項社会福祉費1目社会福祉総務費のうち社会福祉協議会関係事業でございます。  これは、買い物支援なんでございますが、コロナ禍でこの買い物支援が多分ゼロ件になったというふうにお伺いしてるんですけど、今までの利用者へのフォローとかについてお聞かせ願えればと思いますが。 ○委員長(平野明彦君) 社会福祉課長、中山貴弘君。 ◎社会福祉課長(中山貴弘君) お答えいたします。  買い物支援につきましては、ボランティアさんによって事業を実施しております。車で乗り合わせで買い物に行くということで、大変密になっておりました。コロナ禍ということで、ボランティアまた利用者の方双方が了承の上、コロナ禍ということで事業を中止いたしました。  利用者のほうからは、特段支援がどうしても必要というそういう要請がなかったということで聞いておりますので、フォローということは特段いたしておりません。 ○委員長(平野明彦君) 関 努委員。 ◆委員(関努君) 分かりました。私の知り合いもこの買い物支援を利用してた方が何人かいらっしゃるんです。その方たちは、知り合いの方が、いいよ、買い物に頼まれて行ってあげるよということで、代わりに頼まれて行ったということで安心したんですけど。たくさんの方が利用してたんで、皆さんどうしたのかなということでちょっとお聞きをさせていただきました。  次に、主要成果説明書の60ページになります。  3款民生費1項社会福祉費1目社会福祉総務費のうちの生活困窮者自立支援事業についてでございます。  コロナ禍で支援が増えたようでございますが、生活困窮者居住確保支給者17人、それから就労支援対象者93人いらっしゃいましたが、その後についてどうなったかということをちょっと少し教えていただければと思います。 ○委員長(平野明彦君) 社会福祉課長、中山貴弘君。 ◎社会福祉課長(中山貴弘君) お答えいたします。  17人につきましては、その後、転職や仕事に復帰するなど全ての方が経済的な困窮から脱することができました。  また、就労支援対象者93人につきましては、一般就労を開始した人は20人、また収入が増加した人が17人、また残念ながら生活保護開始となった方が7人、その他の方につきましては現在も支援を継続しております。 ○委員長(平野明彦君) 関 努委員。 ◆委員(関努君) ありがとうございます。住居確保給付金について一般質問で前に質問したときに、まだ2人残っていたんです。その方も解消されたということでございますので、本当によかったなと思います。  それから、続きまして、主要成果説明書の91ページになります。  3款民生費2項児童福祉費1目児童福祉総務費、子ども医療対策費についてお伺いをいたします。  コロナのせいだと思うんですけど、受診控えにより助成金額が減ったということになっております。近隣市の1人当たりの負担額について教えていただきたいということと。予算額に対して残金が出たわけですけれども、昨年度の利用は4万4,584件ということで、例えばここを負担額富津市ゼロにしても、コロナ禍で減ったということもあるんですけども、その辺も何とかなるんじゃないかななんて思うんですけども、よろしくお願いします。 ○委員長(平野明彦君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。  木更津市、君津市、袖ケ浦市の状況についてお答えいたします。  いずれの市も中学3年生までの助成をしており、自己負担金は、君津市はゼロ円ですが、木更津市、袖ケ浦市は富津市と同様にゼロ円または200円の自己負担をお願いしております。  全額負担についてですが、現行の助成制度でも子供のいる家庭にとって経済的支援としては一定の効果は上げているものと考えております。 ○委員長(平野明彦君) 関 努委員。 ◆委員(関努君) 今、ゼロ円または200円という回答があったんですが、その辺ちょっと教えて、詳しく。 ○委員長(平野明彦君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。
     市民税の所得割が課税されている世帯については、1回当たり200円の自己負担をお願いしております。 ○委員長(平野明彦君) 関 努委員。 ◆委員(関努君) 意見なんですけども、本当にありがたいことなんですけども。いずれ、富津市もゼロになったらいいななんて思ってます。  以上でございます。 ○委員長(平野明彦君) 続きまして、宮崎晴幸委員。 ◆委員(宮崎晴幸君) 決算書110ページ、主要成果説明書が89ページの3款2項1目の子育て応援きずな事業についてお伺いいたします。  成果説明書に記載の8割以上が登録してよかったとの回答があったのですが、2割の意見というのはどういった意見だったのかと、今後の取組の方法について教えてください。 ○委員長(平野明彦君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。  ふっつ子育てきずなLINEの登録者アンケートでは、残りの方は、普通と答えた方が約12%、あまりよくなかったと答えた方が約4%で、あまりよくなかったと答えた方にその理由を聞いたところ、文字ばかりで読みにくいやきずなLINEと富津市公式LINEが同じ画面に表示され読みづらいといった理由が上げられておりました。アンケート以外でもこうした声が寄せられておりますので、より読みやすく、情報を届けやすくするため、きずなLINEを単独で配信できるよう9月補正予算案に必要な経費を計上しております。 ○委員長(平野明彦君) 宮崎晴幸委員。 ◆委員(宮崎晴幸君) それと、あともう1つ教えていただきたいんですけど、成果説明書の負担金及び交付金の同じページに、赤ちゃん休憩室設置費補助金30万円があるんですが、この設置場所を教えていただけたらと思います。 ○委員長(平野明彦君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。  補助金の交付先はイオンモール富津、設置場所は専門店街各階の男子トイレ3か所にベビーベッドを3台新設したものです。 ○委員長(平野明彦君) 宮崎晴幸委員。 ◆委員(宮崎晴幸君) ありがとうございました。今後も引き続き、子育てというところで一番市長も力を入れてらっしゃるところですので、今後も継続してよろしくお願いいたします。  以上です。 ○委員長(平野明彦君) 続きまして、三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) すいません、審査区分表4につきましては何点か質問させていただきます。  初めに、決算書119ページ、成果説明書101ページの子ども・子育て支援事業についてお伺いします。  本件事業につきましては、まさに少子化対策としては有効な支援事業と考えておりますけども。  活動実績を拝見いたしますと、前年度とほぼ変わりませんが、決算額は令和元年度8,004万8,000円に対しまして、令和2年度は1億5,000万9,000円と約2倍近く増加しておりますが、主な増加要因についてお伺いいたします。 ○委員長(平野明彦君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。  各事業の国の補助単価が上がったことと、及び新規の放課後児童クラブの施設整備があり、こちらの補助金6,291万6,000円が大きな増額要因となっております。 ○委員長(平野明彦君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 分かりました。  同じく、同ページのところで、ファミリーサポート事業についてですが、こちらは生後6か月から小学校6年生までの児童を対象にワクチン接種などのサポートする事業と認識しておりますけども。一時預かり事業としては大変有意義な施策と考えておりますが、利用実績を今後増やす取組としてはどのようなことが予定しているのか、お伺いいたします。 ○委員長(平野明彦君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。  ファミリーサポート事業は、コロナワクチン接種以外にも学校や塾等の送迎、一時預かり等援助活動を行っており、こうした利用をされた方の感想等をPRに重ねていきたいと思っております。 ○委員長(平野明彦君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) ありがとうございます。  続きまして、決算書121ページ、成果説明書は105ページになります。  3款2項5目私立保育園の運営事業についてお伺いいたします。  本件事業につきましては、市内児童、受託児童延べ人数ともに昨年より減少しておりますが、私立保育園の施設は前年度と変わっておりません。しかし、事業費は約12%、およそ4,600万ほど増額しておりますが、運営費が増額している理由についてお伺いいたします。 ○委員長(平野明彦君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。  まず、国の公定価格の単価がアップしたこと。2点目としては、単価の高い3歳未満児の割合が前年より増えたこと。3点目として、青堀保育園の利用定員が200人から120人に変更になり、単価の高い区分が適用されたことと考えております。 ○委員長(平野明彦君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 続きまして、保育園の運営事業についてなんですけども。  委託費の算出についてなんですけども、定員の充足率が100%を超えている施設とそうでない施設がありますけども、やはり保育の密度という点ではかなり異なっていると思いますけども。そういった施設のばらつきがある中で委託費の算出方法というのが同じかどうか、教えていただければと思います。 ○委員長(平野明彦君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。  利用定員によって適用する単価の区分は異なりますが、単価と現在在籍している児童数を掛け合って算出する方法としては同じです。 ○委員長(平野明彦君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 分かりました。ありがとうございます。  続きまして、主要成果説明書114ページ、ちょっとこちら聞き漏らしたかもしれませんけど、もう一度お伺いしますけども。保育料第三子以降の完全無料化についてなんですけども。  本事業は、まさに保育料の第三子以降完全無料化ということですけども、令和2年度146人に対し、事業費ゼロ、款項目も斜線という中で、その事業の考え方、事業費の算出の考え方についてちょっと教えていただければと思います。 ○委員長(平野明彦君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。  こちらの事業シートにつきましては、歳入の影響額を減額として表記しておりまして、歳出としては支出がなかったことから事業費としてゼロ円というふうに記載してございます。 ○委員長(平野明彦君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 分かりました。  続きまして、決算書129ページ、成果説明書120ページでございます。  こちら、君津中央病院企業団負担金についてお伺いいたします。  本件負担金につきましては、昨年9月議会でも一般質問させていただきましたが、こちらは一部事務組合が行います不採算部門の医療に対して構成市の一般会計から支出するものでございますけども、負担金として支出する場合は普通交付税や特別交付税で措置されるものと規定されておりますけども、実際には富津市には幾らの交付金の措置額が入ったのか、参考までにお伺いいたします。 ○委員長(平野明彦君) 財政課長、花田康宏君。 ◎財政課長(花田康宏君) お答えいたします。  令和2年度におきまして、普通交付税の基準財政需要額で算定された額は2億4,951万7,000円、特別交付税で算定された額につきましては5,438万6,000円であり、合計では3億390万3,000円でございます。 ○委員長(平野明彦君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) ありがとうございます。負担金につきましては、地方公営企業繰出金に基づき負担していただくものでございますけども、ぜひ富津市主導で適正な繰出金を措置していただきますよう、よろしくお願いをいたします。  続きまして、決算書131ページ、成果説明書は123ページでございます。  こちらは、後期高齢者予防事業についてでございますけども、短期人間ドック費用助成事業として530万8,000円を支出しているわけでございますけども、一方では、明日の審査いたします国保のほうでの短期人間ドック助成事業、こちらは成果説明書では253ページになりますけども、そちらでは同じくドック助成事業については国保特別会計で負担してるわけなんですけども。後期高齢者予防事業のドックは一般会計で支出しまして、国保加入者は特別会計で支出してるという、その辺の相違についてお伺いいたします。 ○委員長(平野明彦君) 国民健康保険課長、平島光洋君。 ◎国民健康保険課長(平島光洋君) お答えいたします。  後期高齢者短期人間ドック費用助成事業につきましては、高齢者に対する保健事業であるため、実施主体は保険者であります千葉県後期高齢者広域連合となります。本事業は、広域連合と連携により市において実施するものとしているため、一般会計により支出しております。  また、国民健康保険事業特別会計における短期人間ドック費用助成事業は、保険者は富津市となっておりますので、富津市が直接実施する保健事業であるため、特別会計からの支出するということになっております。  したがって、事業の事業主体が相違することによって会計区分が異なるということになります。 ○委員長(平野明彦君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 分かりました。ありがとうございます。  私、質問は以上でございます。ありがとうございます。 ○委員長(平野明彦君) 続きまして、佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) それでは、決算書93ページの成果説明書の60ページをお願いします。  これは、生活保護に至る前の状況にある人に対して相談支援をする事業だと思っています。令和2年度、相談件数も給付金の支給も増えています。その成果については関委員からの質問がありましたので、これは割愛させていただきます。  ちょっとお聞きしたかったのは、もう1点で、一度相談をしたら就労できるまで面倒を見るのか、それとも毎回毎回相談に行かなければならないのか、ちょっとお聞きします。 ○委員長(平野明彦君) 社会福祉課長、中山貴弘君。 ◎社会福祉課長(中山貴弘君) お答えいたします。  一度申請していただきますと、その方が何かしらの結論が、結果が出るまで、継続して就労支援を行っております。  また、ハローワーク等へも同行したりですとか、履歴書の書き方、面接の仕方、そういったものを含めまして、総合的に継続して支援を実施しております。 ○委員長(平野明彦君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 分かりました。  心身の理由とか、仕事がこれが好きとか嫌いとかということによって、現在生活保護の対象になっている人の中にも自立したいと思っている人がいると思うんです。生活保護の状態から自立支援の相談に回って、就労したいという事例はありますでしょうか。 ○委員長(平野明彦君) 社会福祉課長、中山貴弘君。 ◎社会福祉課長(中山貴弘君) お答えいたします。  生活困窮者自立相談支援事業のうち、就労支援93件実施いたしました。そのうち就労達成が20件ありましたが、そのうち生活保護の方が2件就労を達成しております。 ○委員長(平野明彦君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 分かりました。ありがとうございます。  では、生活保護扶助費についてちょっとお聞きします。  決算書の126ページ、成果説明書では116ページです。  この生活保護費というのは、最低生活を保障するために支給される税金でありまして、あくまでも期限と返還を要しないということで、差し上げるものではないと思ってます。理由があって、今生活保護の状態にある人でも働くことができるようになった暁には、解除をしてもらいたいと思っている人もいるのではないかと、そう思いたいんですけれども。  自立の助長と保護の見直しのタイミングを教えてください。 ○委員長(平野明彦君) 社会福祉課長、中山貴弘君。 ◎社会福祉課長(中山貴弘君) お答えいたします。  自立の助長につきましては、各ケースワーカーがその人の世帯の訪問状況によりまして、毎月訪問する世帯もあれば3か月に1回、また半年に1回、施設入所されてる方につきましては1年に1回など、様々な訪問の類型があります。  その中で、自立の助長としましては、まず就労による経済的自立、あと身体や精神の健康を回復、維持し、自分で自分の健康や生活管理を行うことができる日常生活において自立した生活を送る日常生活自立、また社会的なつながりを回復、維持し、地域社会の一員として充実した生活を送る社会生活自立というふうに、自立の種類も様々でございます。  また、扶養義務者、身内による引取りによって生活保護が廃止になるケース、また施設入所等によりまして介護施設等の入所でサービス利用料を減額措置、いわゆる境界層措置という措置があるんですが、そちらによって減額することによって御自分の年金収入だけで賄えることになって生活保護を廃止する場合。また、年金受給資格を得られたことによって年金だけで生活できるようになったという、また自立、また生命保険料収入等いろいろ自立の種類もあります。  また、昨年度はそういった自立によりまして生活保護の廃止が40件ございました。  また、普段ケースワーカーが訪問することによってその世帯の状況を調査いろいろしまして、この方が、例えば生活保護費より就労収入が上回った等、状態を随時調査しております。
     また、課税状況調査、扶養義務調査、預貯金調査等、全ていろいろ勘案しまして、この方がお一人でも生活していけるという判断を見まして、生活保護を廃止すると、自立の助長ということで普段ケースワークをしております。 ○委員長(平野明彦君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) よく分かりました。自立の助長ということで、むやみやたらに切るんじゃなくて、本人の自立をどう支援していくかということで、今後ともぜひともよろしくお願いいたします。  次の質問に入ります。決算書の277ページなんですが、この出産育児一時金について。  これが、どの区分でやっていいかというのをちょっと何かいろいろ悩んだんですけれども、教育福祉常任委員会でも質問いたしましたけれども、国民健康保険事業特別会計から出産育児一時金として1件につき42万円を支給していると。でも、病院に実質支払う金額は、高いところでは67万円ほどあるというようなことをお聞きしましたけど。  子育てしやすいまち日本一を掲げ、妊娠、出産、育児に関する相談指導を富津市はやっております。ここで、実質払う金額と支給される金額の格差なんですけども、出産育児一時金を無尽蔵に上げてくれとは言いません。  ただ、今できることとするならば、富津市民の出産に対して独自事業として一時金に加えて、せめて休日や祝日などの特別加算分、これを支給することは考えてもらないでしょうか。ちょっとその辺を聞きたいんですが。 ○委員長(平野明彦君) 国民健康保険課長、平島光洋君。 ◎国民健康保険課長(平島光洋君) お答えいたします。  御承知のとおり、正常分娩における出産費用は公的医療保険が適用されない自由診療になりますので、休日や夜間料金等は病院の規模やサービス、あるいは個々の病院の休診日や診療時間などによって異なってまいりますので。  したがいまして、加算につきましては公平性や給付事務の簡素化の観点から制度化が難しいものと考えております。 ○委員長(平野明彦君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) そうですか、ちょっと難しいですかね。私はもう該当外なんですけども。  もう1点お聞きします。富津市には出産祝い金という支給制度はありますでしょうか。 ○委員長(平野明彦君) 国民健康保険課長、平島光洋君。 ◎国民健康保険課長(平島光洋君) お答えいたします。  出産祝い金制度はございません。 ○委員長(平野明彦君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 先ほども言ったように、子育てしやすいまち日本一ということの中で、富津に移り住もう、富津に住んだら子育てしやすいよということに対して、どこまで行政サービスまた支援ができるかということの話になってくると思うんですが。  自治体によっては、子宝給付金とか出産祝い金とか誕生祝い金とかという名目で支給しているところがあります。どうでしょうか。富津市民として生まれてくれた赤ちゃんです。出生祝い金を出すということについてどうお考えでしょうか。 ○委員長(平野明彦君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。  出産一時金については効果があるものとは考えておりますが、その後の長い育児の期間にわたりきめ細やかな支援に努めることが有効と考えております。 ○委員長(平野明彦君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 分かりました。そのことも一応考えていただいて、同じ産むならどこがいいかということは、やはりその対象者はいろいろ考えてると思うんです。子育てしやすいことの中をうたうならば、後も見るけれども、やっぱり喜びを共有したいということで市の気持ちとしてという形で表している自治体もありますので、それも1つの効果になるのかなと。寄り添うということから思えば、1つの効果にはなると思いますので、検討してみてください。  以上です。 ○委員長(平野明彦君) それでは、続きまして、三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) 決算書93ページ、成果説明書の57ページ、3款1項1目社会福祉協議会関係事業の中の社会福祉協議会補助金について伺います。  これは、まず社会福祉協議会の職員数何名なのか、教えてください。 ○委員長(平野明彦君) 社会福祉課長、中山貴弘君。 ◎社会福祉課長(中山貴弘君) お答えいたします。  職員数につきましては、正職員8人、臨時職員6人の計14人でございます。 ○委員長(平野明彦君) 三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) この成果説明書の中に、今、正職が8名、臨時が6名、計14名とあるんですが、その中で補助対象職員4名というのがあるんですけれども、この補助対象職員ということについての説明を求めます。 ○委員長(平野明彦君) 社会福祉課長、中山貴弘君。 ◎社会福祉課長(中山貴弘君) お答えいたします。  正職員の8人のうち4名についてですが、8人のうち2人につきましては、生活困窮自立支援事業の委託としまして、くらしと仕事の相談支援センター職員の2名でございます。残り6人のうちのさらに2人につきましては、大佐和地区の地域包括支援センターの職員2名でございますので、地域包括支援センターのほうの予算で2名分は賄っております。残り4名につきまして、市のこちらの補助金で人件費を補助しております。 ○委員長(平野明彦君) 三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) ちょっと早口でうまくメモ取れなかったんですけども。  その中で、補助の金額が、要はこの成果説明書でいくと4名で2,560万5,408円。これ、4名で割ると604万1,352、これ年だと思うんですけれども、約1人当たり年額604万。これ、12か月で割ると月額53万3,446円というふうな数値になるんですけれども。数字的には結構大きい人件費だなと思うんですが、ここら辺はさっきの地域包括支援センターの担当の方ですとか、あと補助対象のうちの4名のうちの2名が地域包括のほうの担当の方ですとか、あと何かもう1個補助の事業の担当の方2名という方でいらっしゃるんですけど。  これは、内訳的に4名のうち、今言ったような1人当たり、単純に4で割ると604万相当になるんですけれども、これがその4名の方の単体でのいわゆる報酬というか給料というか、それになっているのかということでちょっとお尋ねしたいんですけれども。 ○委員長(平野明彦君) 社会福祉課長、中山貴弘君。 ◎社会福祉課長(中山貴弘君) お答えいたします。  こちらの4名につきましては、内訳としましては、本給また諸手当、社会保険料、労働保険料、退職積立料など、全て含まれた金額となっております。  また、職員4名のうち事務局長につきましては約30年ほど勤務しておりまして、毎年昇給もしております。また、そのほかの職員につきましてもやはり30年近く勤めてる職員もおりますし、毎年昇給しておりまして、このような金額になっております。  また、平成26年1月に策定した経営改善計画によりまして、なるべく市からの補助金を減額するということで、市の職員ですと1年間で4号給昇給するところを、この経営改善計画によりまして半分の2号給に縮小して、なるべく補助金を減額するということで努力をしております。 ○委員長(平野明彦君) 三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) ちょっとさっきの最初の職員の4名の方の内訳聞いたときに聞きそびれちゃったところもあるんですが。  要は、この4名の方たちって、いわゆる資格とかそういった特別なものを持ち合わせてる方という解釈ができますか。 ○委員長(平野明彦君) 社会福祉課長、中山貴弘君。 ◎社会福祉課長(中山貴弘君) お答えいたします。  社会福祉士資格ですとか介護支援専門員資格、いわゆるケアマネジャー資格、主任介護支援専門員資格等々、社会福祉に必要な資格を備えてる職員もおります。また、一般の事務職職員もおります。 ○委員長(平野明彦君) 三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) おぼろげにですけど、この補助金の内容というのは見えてきましたし、なるほどそういう資格持った方たちへのお金だということも、内容も分かりました。  これ、ちょっと通告の中で細かいことで今すぐにできなかったらあれなんですけれども。  今おっしゃられたこの4名の方の、いわゆる年間で、単純にこの補助金額を4で割るとさっき言ったとおり604万、月額で53万、いろいろ込み込みでそういうことになると思うんですけれども。これは、実際、だから各自治体の情勢だとか判断でこの金額は定めても僕は構わないとは思ってるんですが、4市の中で見た場合、この金額というのはどうなんでしょう。  今、数字的なものお答えできなければ、後で伺いますんで。 ○委員長(平野明彦君) 社会福祉課長、中山貴弘君。 ◎社会福祉課長(中山貴弘君) お答えいたします。  4市の状況につきましては、現在正確な資料がございませんので、また後日お答えさせていただきます。よろしくお願いします。 ○委員長(平野明彦君) 三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) 分かりました。  次に質問入ります。  成果説明書の72ページ、決算書の101ページ、重度心身障害者医療費等助成事業について伺います。  これ、成果説明書で見ると、年々コスト的に減少していってます。令和2年度は7,985万9,000円となっているところなんですけれども。平成30年度と比較すると1,200万円弱減額となっていますけれども、この主な要因というのはどんなことが当てはまるんでしょうか。 ○委員長(平野明彦君) 福祉の窓口課長、木村美文君。 ◎福祉の窓口課長(木村美文君) お答えいたします。  まず、医療費助成件数自体が減少していることが主な要因ということでございまして、詳細は把握してはおりませんけれども、恐らく新型コロナウイルス感染症の影響により受診そのものを控える方が増えているといった可能性がございます。 ○委員長(平野明彦君) 三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) 続きまして、成果説明書89ページ、3款2項1目の子育て応援きずな事業について伺います。  多分、これ平成30年から始まった事業だと思うんですけれども、主に授乳やおむつ替え等ができる施設の整備に対する補助金、赤ちゃん休憩室設置費補助金についてなんですけれども。  これ、登録事業者数が通算して2件なんですけれども、この補助金はどういった趣旨でというか、どこに補助している分になりますか。 ○委員長(平野明彦君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。  平成30年度の際には、イオンモール富津のみんなのトイレ3か所、令和2年度についてはイオンモール富津の男子トイレ、こちらのほうに設置をいたしました。 ○委員長(平野明彦君) 三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) これ、直接担当課のほうでお答えできるかどうか分かんないですけども。  要は、イオン、僕なんかもよく行ってるんですけれども、言われてみると、この事業名とその設置した内容というのがうまく私の中で理解できてなかった、理解というかよく分かってなかったかもしんないですけども。  できるだけ、もうちょっと、こういうものを設置したというのは、いわゆる広報的な部分というのはイオン任せなのか、それとも市で広報してるのか、その点だけちょっとお答えいただければ。 ○委員長(平野明彦君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。  イオンモールでも当然PRはされておりますが、市のほうでもホームページや子育て応援ガイドマップそういった、また子育て応援きずなLINE、こういうところで情報発信は行っております。 ○委員長(平野明彦君) 三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) 最後の質問です。  成果説明書の105ページ、3款2項5目の私立保育園の運営事業について伺います。  今、成果説明書の105ページと言ったんですけれども、その同じ中の100ページには、市立保育所の空調設備、この空調設備の設置を実施したという記載があります。  そこで、私立保育園が空調設備を設置する場合、これは何かしらの補助があるんでしょうか。運営費の補助金やそこいら見たんですけれども、保育士の処遇改善事業補助金等々確認したんですけれども、補助したということがちょっと見当たらないんで、私立保育園がこの空調設備を設置する場合に何かしら補助があるのか、ちょっと伺います。 ○委員長(平野明彦君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。  国の保育環境改善等事業のうち環境改善、設備整備等といったメニューがあり、熱中症対策として空調設備設置に活用ができます。  園から協議があった際は、必要な手続を取っておりますが、令和2年度には申請はございませんでした。 ○委員長(平野明彦君) よろしいですか。 ◆委員(三木千明君) 結構です。 ○委員長(平野明彦君) 続きまして、石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 成果説明書132ページから136ページにかけて、4款衛生費1項保健衛生費2目予防費、胃がん、肺がん、結核、子宮がん、乳がん、大腸がん検診事業について御質問いたします。  各がん検診事業がコロナ対策で受診率が減少しているが、受診率を上げる方策が必要であるというようなこともここに書かれております。どのような改善が必要か、ちょっとお聞きしたいと思います。 ○委員長(平野明彦君) 健康づくり課長、藤嵜 勉君。 ◎健康づくり課長(藤嵜勉君) お答えいたします。  令和2年度と令和3年度につきましては、各種がん検診を実施するに当たりまして、コロナ感染拡大対策といたしまして、人数を制限して3密を避けるため、時間枠を設けながら完全予約制で実施しております。委員御指摘のとおり、令和2年度の検診受診者数は、コロナ禍のため、コロナの影響もありまして減少をしております。  また、コロナのために受診控えとともに、完全予約制というところもありまして、予約をすること自体が手間であるとかという形で検診のほうを控えていらっしゃる方もいたかもしれません。
     しかしながら、このコロナが収束するまでにつきましては、感染拡大防止のために御理解を頂きながら予約制にて実施をしていきたいと考えております。  また、私どもにつきましても、適切に運用ができるよう改善を検討し、実施していきたいと思っております。  なお、受診率を上げる方策としましては、今年度、乳がん検診を実施する際に、事前に空きがあった場合には検診の1週間ほど前にSNS等を利用しながら受診勧奨等というものを行いました。その結果、空席であった部分が埋まったというところもございますので、今後もそのような形で工夫を考えながら周知徹底をしてまいりたいと考えております。 ○委員長(平野明彦君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 133ページの結核・肺がん検診事業、平成30年度が3,300人、令和元年3,100人、令和2年度1,519人、約半減してます。これ、今、課長がおっしゃったとおり、コロナの関係等も含めて受診率が減ってると思うんです。  ただ、コロナ禍で3,000人超えているときというのは、やっぱり結核・肺がん検診の精密検査受診率だとか、結核、肺がんの発見数というのが、やっぱり高いんですね。今回、こういうふうに減っているということは、もしかすると、機会を外して重症化する方も出るかもしれない。  そこでちょっとお聞きしたいんですけど、この3,314人というのは非常に多いんですね。これ、特定健診と一緒に併せて、結核、肺がん検診をやっていると思います。  それで、ちょっとその前見ていただきたいんですけど、124ページを見ますと、これ、健康診査事業ということで、40歳以上の健康保険未加入者、生活保護者に対して、特定健診と同等の健康診査をやりますよというふうに書かれています。その成果のところにこれ、107分の6ですよね。それでいいんですよね。その下が4,225分の325人とかって、こういうふうに書かれています。  この3,314人と1,519人というのは、今回、特定検診を受けるべきあった方が、やっぱり、パーセントで書いてくれるとわかりやすかったんですけど、令和2年度で、特定健診を受診するであろう人たちというのは何人ぐらいいらっしゃったんですか。要するに、特定健診受診票というんですか、それを個人に送っていますよね。 ○委員長(平野明彦君) 健康づくり課長、藤嵜 勉君。 ◎健康づくり課長(藤嵜勉君) 特定健康診査を実施するに当たりましては、各対象者の方に対して通知のほうをさせていただいております。 ○委員長(平野明彦君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 私が今言ったのは、要するに、健康診査事業には、そういうふうに何人対象者がいて何人受けたというのが書かれているわけなんですね。特定健診はなくていいですよ。本当はだから、特定健診が何人ぐらい送って、何人受診したかということも、やはり、特定健診の受診率を上げなきゃいけないって啓発活動をしていますよね。今も特々調ってあるんですよね。  そのために、啓発活動をしている中で、特定健診の受診券の発行枚数と受診者数というのが書かれてなかったから、あえて聞いているんですけど、それが、結核・肺がん検診事業がイコールだとすると、今回、何人の方に送って、特定健診を受けた方がいるかというのがこの数字だとすると、何人ぐらいいるかというのをちょっと聞きたかったんですよ。そうすると、受診率がわかるじゃないですか。 ○委員長(平野明彦君) 健康づくり課長、藤嵜 勉君。 ◎健康づくり課長(藤嵜勉君) お答えいたします。  特定健康診査につきましては国民健康保険の被保険者になりますので、こちらで記載されている肺がん検診等につきましては、市民全体で40歳以上の方全てが対象となります。40歳以上のこのときの対象者といたしましては、3万731人が肺がん検診の対象者と、令和2年度なんですけれども、3万731人が全体の母数となります。 ○委員長(平野明彦君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) すいません。ちょっと確認させてもらいたいんですけど、国民健康保険の加入者が受ける健診は事業所で入っている社会保険で受ける権利のある人は受けられないですよね。国民健康保険の該当する人の健診と、あと、社会保険に入っている人が、この国保の補助金がある健診は受けられないと思うんですけど、この3万人というのは、要するに、40歳以上の国民健康保険の加入者が3万人ということですか。 ○委員長(平野明彦君) 健康づくり課長、藤嵜 勉君。 ◎健康づくり課長(藤嵜勉君) 今お話ししました3万人というのは、市民全体で40歳以上の方が、今回のこの肺がん検診のほうの対象者となります。 ○委員長(平野明彦君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) はい、わかりました。肺がんの場合は、国民健康保険の関係じゃないということで理解しました。  何言いたかったかというと、これ見たときに、やっぱり健診率が低いんですよ。私、おかげさまで、市のほうからいろいろ指摘されまして、令和3年度の特定健診では、ほとんどクリアしました。何箇所か保健師さんに指摘されて、頑張ってクリアしました。ただ、残念ながら、2年おき、3年おきぐらいに肺だとか胃がんの精密検査引っかかるんですね。  でも、そのときに、お医者さんに行って精密検査受けることによって、要するに、がんじゃないよ、結核じゃないよ。そういうふうに言われることによって、自分が安心して、また生活をちゃんとしっかりしようというようになるわけですね。  やっぱり健診率というのを、コロナはわかりますけど、日にちと時間と完全予約制というのは、やっぱり無理があるんですよ。  たまたま私、空いたときに入れてもらってとれたんですね。じゃあないと、とれなかったんですね。そういうのも含めまして、やっぱり、健診率を上げるには、その辺のところ、もう少し日にちを増やすのか、もう少し条件を緩和するとかしないと、せっかく機会があって、検診受けようかなと思ったけど時間が取れない、時間が合わないと言って、もしかすると、その人は受けてればがんが発見されて延命できたものがって私、自分が指摘されたとき思うんですけど、その辺、令和3年度、令和4年度の検診に対して、何か考え方はありますか。 ○委員長(平野明彦君) 健康づくり課長、藤嵜 勉君。 ◎健康づくり課長(藤嵜勉君) お答えいたします。  令和4年度の検診に向けましては、今、委員、御提案いただいたような形のものを検討をしながら、例えば、午前中は、コロナ禍がもし続くようであれば、また来年度も予約制のほうを一部取り入れさせていただくことになるかもしれないんですけれども、例えば、午前中だけ予約制にして、午後からはフリーのような形で、枠を決めた中で整理券等を配りながら、その枠の中に入っていただくとか、そういう形の体制を検討していきたいと思います。 ○委員長(平野明彦君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) ありがとうございます。本当にコロナの中で、大勢の人が集まって密になるというのは避けなきゃいけないと思うんです。  ただやっぱり、市民の方が検診を受けたいというときに検診を受けられるような状況をつくっていかなければと思います。検診は、民間の医療機関でやれるんでしょうか。この検診ですね。 ○委員長(平野明彦君) 健康づくり課長、藤嵜 勉君。 ◎健康づくり課長(藤嵜勉君) 特定健診。 ◆委員(石井志郎君) 特定健診にかかわる肺がん検診だとか胃がん検診というものを。今、胃がん検診500円ですよ。1,000円だったかな。1,000円負担ですよね。肺がんが500円でやっているのが、これがとれないから、かかりつけ医でこれをやった場合に、持病があれば、その医療行為の中でレントゲンとれますよね。胃カメラやれますよね。だけど、これをやりたい場合には、精密検査はいけますよね。それはできないということでよろしいわけですよね。 ○委員長(平野明彦君) 健康づくり課長、藤嵜 勉君。 ◎健康づくり課長(藤嵜勉君) はい。がん検診、今、委員からお話のありました肺がん検診等につきましては集団検診で実施しておりまして、個別検診では、現状はやっておりません。 ○委員長(平野明彦君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) ありがとうございました。大勢の市民の方が検診を受けられるように、コロナ禍の中、大変だと思いますけど、もう少し御検討していただいて、健診率が上がるように御努力いただきたいと思います。 以上です。 ○委員長(平野明彦君) 以上で、通告による質疑は終わりました。  では、ほかに質疑。佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 関連です。今のがん検についてちょっと関連で質問させてください。  確かに私、特定検診に関しては検診日が公表されています。公表されていますけども完全予約制ということで、予約をとらなければということで、まだ予約、自分がいつが空いているかということの予約は、ちょっと未確定なもんで、なかなかちゅうちょしている状態ですけども、その検診率を上げるということについて、ちょっとお話なんですけども、様々ながんに対して早期発見をするための方法として、いろいろな手法、例えば、乳がんに関してはマンモグラフィーとかってやっていますけれども、今最近言われているのが、唾液による検査、尿による検査、また、血液による検査ということで、本当にがん細胞に早めに反応して、早期発見ができるという新しい技術もできているようなんです。  ですから、コロナ禍において、本当に人が集まることができない。そのために、密を防ぐために完全予約制にしていくって、そういうことで受診率が下がってくるというよりも、早期発見がいかに大切かということから思うと、新たな検診方法ということも模索していく必要があるのではないかと、そう思うんですが、その辺いかがでしょうか。 ○委員長(平野明彦君) 健康づくり課長、藤嵜 勉君。 ◎健康づくり課長(藤嵜勉君) 現在、富津市が実施しております5つのがん検診につきましては、国が推奨するがん検診というところがありまして、実施をしております。今、委員のほうからお話のありました件につきましては、また、調査等をした中で研究をしてまいります。 ○委員長(平野明彦君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 確かにね、補助金とか国の動きとかありますけども、一命にかかっている問題ですから、国の動向を待っているというよりも、新たな技術を導入するというぐらいの行政の指導力もこれからは必要ではないのかなと思いますので、目いっぱい検討してください。お願いします。 ○委員長(平野明彦君) ほかにございませんか。宮崎晴幸委員。 ◆委員(宮崎晴幸君) すいません。先ほど、質問のほうで漏れてしまったので教えていただきたいんですけど、決算書113ページ、3款2項1目基金費について、ここのいわゆる積立金、児童福祉基金積立金8,800万1,435円のこの目的と、目指す金額というか、ここまで、こういう目的だからこういうふうにして、この金額まで積み立てたいみたいなのがあれば、教えてもらえればと思います。 ○委員長(平野明彦君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。  この児童福祉基金の目的は、児童福祉の振興を図る経費に充てることが目的です。この基金についての目標額は設定はございませんが、有効に活用してまいりたいと考えております。 ○委員長(平野明彦君) 宮崎晴幸委員。 ◆委員(宮崎晴幸君) ありがとうございました。 ○委員長(平野明彦君) ほかにございますか。三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) すいません。通告してありましたけども、中山社会福祉課長と目が合ったらちょっと飛ばしてしまって、申し訳ございませんでしたけども、生活保護関係費について、ちょっとお伺いさせていただきます。  決算書125ページの成果説明書115ページになります。  生活保護関係費でございますけども、こちら、前年度と比較しますと、活動実績は342件ほど増加しておりますが、事業費を見ますと、約7割ほど低下しております。  この事業費内訳を拝見いたしますと、償還金利子及び割引料が約5,200万円ほど下がっておりますけども、実際、その事業費の全体が4,994万5,000円下がってますので、ほぼ、この項目が影響しているかと思うんですけども、ほかにも、下がっている事業ありますけども、1年でこれほど変動している理由について教えていただければと思います。 ○委員長(平野明彦君) 社会福祉課長、中山貴弘君。 ◎社会福祉課長(中山貴弘君) お答えいたします。  こちらの償還金につきましては、生活保護費の国庫負担金を返還するものでございますが、こちらの事業につきましては、翌年度精算となっております。こちらの元年度の償還金の額が大分大きい理由としましては、元年度の精算ですので、その前年度の30年度の生活保護の事業費の交付申請を行ったわけですが、通常、現在ですと、交付申請額というのは、実際の支出見込額によりまして交付申請をしておりますが、このときに限りましては、予算額ベースで国に交付申請をしたことによりまして、実際の支出額との差が大きかったことから、返還額が、このときだけは大分多くなったということでございます。現在は、なるべく実績に近い数字で交付申請をしておりますので、数字は少なくなっております。 ○委員長(平野明彦君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) わかりました。ありがとうございます。 ○委員長(平野明彦君) いいですか。 ◆委員(三富敏史君) はい。 ○委員長(平野明彦君) ほかにございますか。  では、ほかにないようでございますので、委員外議員の質疑に入ります。  初めに、通告のありました議員の発言を通告順に許可します。  では初めに、猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) それでは、成果説明書の101ページを御覧いただければと思います。  その中の放課後児童クラブ運営に関する件なんですが、こちら前期のときに、議会からも運営協議会をつくってほしいという話をして、市のほうも、検討します、つくりますという話だったと思うんですが、この令和2年度の成果のところに載っていないんですが、行われたのかどうか、教えていただければと思います。 ○委員長(平野明彦君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。  放課後児童クラブ連絡協議会の開催は、各クラブに意向確認をしたところ、コロナの影響がある中では、集まりは好ましくないという御意見が多くあり、令和2年度には開催をしておりません。 ○委員長(平野明彦君) 猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) わかりました。コロナということで、コロナが落ち着いたら、じゃあ行うということだと思います。  この成果説明書を見ていただきますと、運営事業者が幾つかある中で、基本、補助金の額というものは、子供の預かっている人数と開所日数で算出されると思うんですけど、それが予算として出して、余ったら返還をするというような形でばらつきが出ているかと思います。  富津市としましては、より質の高い学童運営を行えるようにするためには、できるだけ、この予算で組んだものをしっかりと要求してもらって、学習備品とかの購入に充ててもらえるなどが好ましいかと思うんですけど、今、運営協議会がないということだったので、市のほうで、そういったアドバイス等は行いましたでしょうか。 ○委員長(平野明彦君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。  各クラブの支出実績額や、利用料収入に応じて補助額は決定しております。このため、クラブごとに交付する補助額は異なります。経理については、それぞれのクラブで行っており、市で年度途中での決算見込み等の把握はできませんが、クラブから相談があった場合、適切に対応しております。 ○委員長(平野明彦君) 猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) わかりました。今はほぼ民間の事業所の運営になっているので、そこら辺はできるかと思うんですけど、以前、御相談したときには、保護者運営のところも多かったので、なかなかそこができなかったという部分で、相談があったときには適宜お答えいただければと思います。  じゃあ、続いてなんですが、成果説明書の89ページになります。  3款2項1目のファミリーサポート援助活動報奨費、こちら、当初予算のときには利用促進事業補助金ということで9万円、社協さんへの予算が組まれていたかと思いますが、社協さんができないということで、民間事業所を探すということで、この予算がついたんだと思います。  このファミリーサポート援助活動報奨費の950万円の対象となった事業所さんと、この950万円、どういう内訳で使われたのか、教えていただければと思います。 ○委員長(平野明彦君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。  ファミリーサポート事業は、市直営で現在は行っております。  ファミリーサポート援助活動報奨費は、予算額1万円に対して9,500円の歳出でした。9,500円の内訳は、クーポン券を活動の報奨費に使われた場合、その任せて会員さんに対して、その分を市からお支払いをしておるものです。 ○委員長(平野明彦君) 猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) すいません。私がちょっと勘違いしておりました。  じゃあ、社協さんからその後は、もう市で、ずっと今現在も行っているということ。クーポンに対する費用だということだと思います。  そうしますと、ちょっとてっきり移ったかと思ったんですけど、令和3年度は1万円しか予算がついていなかったので、この差額が非常に大きいなと思うんですけど、このファミリーサポート事業、今後も市で運営をしていく予定なのか、ちょっとお答えいただければと思います。 ○委員長(平野明彦君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。
     現在の形を継続することは原則だったと思っておりますが、今後、事業者等ありました場合には、検討はしていきたいと考えております。 ○委員長(平野明彦君) 続きまして、福田好枝委員外議員どうぞ。 ◆委員外議員(福田好枝君) 決算書の97ページで、成果説明書の66ページです。  新型コロナウイルス感染症の流行下における一定の高齢者への検査助成事業についてなんですけれども、成果説明書のほうには、助成対象者の見込みを、高齢者数の1%として算出したが、見込みが過大となってしまったというふうにあるんですね。  これで、改めてお聞きしたいんですけど、ちょっと通告してなかったんでお答えできなければあれですけど、高齢者数の1%というのは何人と見込んで計算したんでしょうか。 ○委員長(平野明彦君) 介護福祉課長、長谷川 栄君。 ◎介護福祉課長(長谷川栄君) お答えいたします。  高齢者の1%につきましては、人数を算出するに当たりまして4市で相談したところ、65歳以上の対象者の1%程度が妥当であろうというふうなことから算出しております。 ○委員長(平野明彦君) 福田好枝委員外議員。 ◆委員外議員(福田好枝君) 富津市の具体的な人数というのをここでお答えできませんか。 ○委員長(平野明彦君) 介護福祉課長、長谷川 栄君。 ◎介護福祉課長(長谷川栄君) お答えいたします。  高齢者の人口の1%につきましては、富津市ですと165人。当時ですけども、基礎疾患を有する方については、健康づくり課のほうから情報をいただきまして、こちらが156人、合わせまして321人を対象者として見込んでおりました。 ○委員長(平野明彦君) 福田好枝委員外議員。 ◆委員外議員(福田好枝君) それで、実際に受けた方というのは、ここにあるように12人。結構これって、単に見込みが過大となってしまったというだけじゃなくて、やっぱり私、一般質問で申し上げたんですけど、個人負担が大きかったじゃないですか。要は検査費用の半額。今もこの検査は継続していただいて、大変その点、ありがたいとは思っているんですけれども、やっぱり負担額が1万円って、やっぱり、高額だと思うんですよね。  だから、また改めてこれを継続していただけるとすれば、もうちょっと個人の負担が少ないように設定していただければ、ワクチンも進んで、高齢者の方が受けるのが少なくなってくるという傾向もあるとは思うんですけれども、でも、まだまだワクチン頼みで、やっぱり、ワクチンを受けてもかかってしまう方とかっていらっしゃるし、テレビの報道等でされてて、改めて、PCRの検査を受けたいという高齢の方もいらっしゃると思うので、ここのところの今後、もうちょっと個人負担を、ちょっと通告書には無料って書いたんですけれども、もうちょっと個人が受けやすい金額の設定にしていただければと思っておりますけど、いかがでしょうか。 ○委員長(平野明彦君) 介護福祉課長、長谷川 栄君。 ◎介護福祉課長(長谷川栄君) お答えします。  今後の助成額につきましては、新型コロナウイルスの動向ですとか、国や県の対応ですとか、そういったものを考えてみて、委員おっしゃられるとおり、負担が軽減していくようなことも考えていきたいと考えております。 ○委員長(平野明彦君) 福田好枝委員外議員。 ◆委員外議員(福田好枝君) ありがとうございます。これ、継続していただいているのは富津市だけなんですよね。その点においては、すごくありがたいなとは思っております。  続いて、決算書の105ページですね。地域生活支援事業で、手話奉仕、この研修事業で何人が受講し、現在、手話のできる職員は何人いるのでしょうかということをお聞きしたいんですけれども。 ○委員長(平野明彦君) 福祉の窓口課長、木村美文君。 ◎福祉の窓口課長(木村美文君) お答えいたします。  令和2年度の受講者は、富津市の方では3人でございます。また現在、手話のできる職員は1名でございます。 ○委員長(平野明彦君) 福田好枝委員外議員。 ◆委員外議員(福田好枝君) 1名で今のところ、対応できているんですかね。 ○委員長(平野明彦君) 福祉の窓口課長、木村美文君。 ◎福祉の窓口課長(木村美文君) お答えいたします。  実質、1名ではなかなか厳しいといったこともございますので、職員のこの講習会の受講ということを令和2年度から受けさせているといったことをやっておりまして、今後も継続できればと考えております。 ○委員長(平野明彦君) 福田好枝委員外議員。 ◆委員外議員(福田好枝君) 理想とする人数、大体何人いれば。今1人とお答えされたんですけど。 ○委員長(平野明彦君) 福田議員、申し訳ない。時間でございますので。  千倉議員、最後でございます。よろしくお願いします。千倉淳子委員外議員どうぞ。 ◆委員外議員(千倉淳子君) 決算書の97ページ、成果書の67ページ、時間がないので、併せて同じ決算書の97ページの成果書の68ページ。  竹岡養護老人ホームが2年度で終息しましたということなので、この2つの施設入所措置事業と、あと組合の負担金というのは今年度で終わりになるのかなということを1つ御確認をさせていただきたい。  その上で、施設と成果書の67ページのほうで、自己の評価のところにも書いてございますが、これから養護老人ホームがやまぶきさんのほうに移られて、今後の課題とかあると思うんですけど、そういうことに対して、市のほうはどういうふうにお考えか、もう、今後は市で運営しているわけではないですけれども、市内にそういう施設を置いてあるということで、高齢者に対する問題が、やっぱりいろいろあると思いますので、その辺の今の現状と課題をどういうふうにお考えかということを教えていただければと思っております。お願いします。 ○委員長(平野明彦君) 介護福祉課長、長谷川 栄君。 ◎介護福祉課長(長谷川栄君) お答えいたします。  まず、成果説明書67ページの施設入所者措置事業に関してでございます。  富津市が措置を行っている養護老人ホームは、市内では天羽養護老人ホーム、望みの門楽生園の2か所、市外では、館山養護老人ホーム、四街道老人ホームの2か所、計4か所となっております。そのうち、天羽養護老人ホーム、館山養護老人ホーム、四街道老人ホームは、特定施設入居者生活介護事業者となっており、施設に入所している要介護者を対象として行われる日常生活の世話や機能訓練等について、介護保険サービスの提供をすることが可能となっておりますので、適宜対応を依頼しておる状況でございます。  なお、市としましては、独自の対策は現在ありません。各施設の法人による対応となってございます。67ページは以上でございます。  続きまして、成果説明書68ページの天羽養護老人ホームの現状についてでございます。  君津郡市広域市町村圏事務組合により、準備を進めてきました民間事業者による運営施設の意向により、令和3年4月1日から、社会福祉法人あたご会が天羽養護老人ホームの運営を開始しております。新しい施設につきましては、豊岡の旧関豊小グラウンドのところに新しい施設が建ってございます。50床の施設となっております。  また、竹岡にございました旧天羽養護老人ホームにつきましては、君津郡市広域市町村圏事務組合が、令和3年度中の解体に向け準備を進めてございます。  なお、旧建物の竹岡の跡地につきましては、君津郡市広域市町村圏事務組合による解体後、富津市へ返還となります。土地は富津市の所有となってございます。  なお、跡地の利用につきましては、現時点では未定となってございます。 ○委員長(平野明彦君) 千倉議員、あと1分でございます。千倉淳子委員外議員。 ◆委員外議員(千倉淳子君) じゃあ、これで終わりにしたいと思いますけど、丁寧な御説明ありがとうございました。  今後、あたご会さんに移られて、運営のほうはあちらに任せることとなりますけど、今後また、介護の問題のほうでもちょっとお話ししたいと思っておりますが、なかなか人数が足りなく、ヘルパー等々が足らずに大変苦労している様子でございます。また、いろんな意味で手助けなり相談なりに乗っていただければありがたいなというふうに思っておりますので、今後もよろしくお願いします。 ○委員長(平野明彦君) 以上で質問は終わりました。  以上をもちまして、審査区分表4ページに関する質疑を終了いたします。  ここで、説明員入替えのための暫時休憩とします。再開時刻を14時25分とします。                  午後2時15分 休憩           ────────────────────────                  午後2時23分 開議 ○委員長(平野明彦君) それでは、休憩前に引き続き、会議を開きます。  審査区分表5ぺージ、2款及び3款の建設経済部所管、5款、6款、7款、8款、11款に関する質疑を行います。  あらかじめ通告のあった委員の発言を通告順に許可します。  初めに、関委員の発言を許可します。関 努委員。 ◆委員(関努君) それでは、成果説明書の158ページから伺います。  6款農林水産業費1項農業費3目農林振興費の農業作物被害対策事業についてでございます。  有害鳥獣の捕獲が進んだ理由と今後の課題と方針。また、緊急出動の内容と金額の増額について伺います。 ○委員長(平野明彦君) 農林水産課鳥獣対策室長、松下順一君。 ◎農林水産課鳥獣対策室長(松下順一君) お答えいたします。  令和2年度の有害鳥獣の捕獲が進んだ理由として、令和元年度については、9月、10月の台風による影響で捕獲活動ができない日数が多くなったため捕獲頭数が減っており、令和2年度においては、年間通しての捕獲活動ができたことから増加したと考えております。  イノシシの捕獲の状況については、長い例年で見ますと3,000頭前後は捕まっているというぐらいになっていますので、一般的にはイノシシについてはさほど、増えてきているんですけど、例年どおりになっております。  捕獲の課題と方針として、捕獲従事者の高齢化による担い手不足や捕獲個体の処理等の課題解決に向け、新たな担い手の確保に努めるとともに捕獲従事者が駆除した有害獣の処理について、民間企業との協働により強化を図ってまいります。  また引き続き、捕獲機材等の導入を支援し、捕獲体制を強化していきたいと考えております。  次に、緊急出動については、市民や警察などから通報があった場合に、捕獲従事者に依頼し、捕獲や駆除や追い払い、パトロールなどを行っております。  次に、緊急出動の増額については、出動の際、迅速に対応することが必要であり、猟銃を使用するケース等特殊な出動となることから、富津市有害鳥獣対策協議会と協議した中で出動単価の見直しを行い、一斉駆除の単価と同額の1回3,000円としたところでございます。 ○委員長(平野明彦君) 関 努委員。 ◆委員(関努君) ありがとうございます。緊急出動の1回3,000円はまだ安いかなって思っています。実際のところですね。なかなか本当に時間取っていただいてやっていただくので、この3,000円という金額もまだまだどうかなっていうふうに思っている次第でございます。  次に、成果説明書の163ページでございます。6款農林水産業費1項農業費3目農業振興費、農業次世代人材投資事業について伺います。  今回、新規就農者が残念ながらおりませんでしたが、申込みはあったけども該当しなかったとか、その辺ところとまた今後の担い手の育成について伺います。 ○委員長(平野明彦君) 農林水産課長、三ツ俣光浩君。 ◎農林水産課長(三ツ俣光浩君) お答えいたします。  農業次世代人材投資事業につきまして、認定新規就農者がいなかったということなんですけれども、農業次世代人材投資事業を活用した認定新規就農者は令和2年度はおりませんでしたが、認定新規就農者自体は4名ほどおりました。4名のうち1名は事業の活用を希望いたしましたが、要件に合わず採択されませんでした。  今後の担い手の育成については、令和3年度に認定新規就農者が2名おり、本事業の活用を予定しております。ほかには認定農業者の認定を3法人ほど取得しておりまして、担い手の増加に期待しております。 ○委員長(平野明彦君) 関 努委員。 ◆委員(関努君) ありがとうございます。いろいろお聞きしますところだと、これから農業にまだ従事していきたいという方も結構いらっしゃるようでございますので、しっかりまたフォローしていただければと思いますので、よろしくお願いをいたします。  続きまして、成果説明書の185ページになります。8款土木費1項土木管理費1目土木総務費で地籍調査事業について伺います。  現在、西大和田地区を調査中かと思っておりますが、住民の皆さんとかのトラブルとかがまずないかという部分と、あと今のペースでいって大佐和地区の調査終了予定はいつ頃になるのかと。また、他市においては事業の拡大をかなりやっているところもあるようでございますが、その辺について伺います。 ○委員長(平野明彦君) 都市政策課長、義崎哲也君。 ◎都市政策課長(義崎哲也君) 地籍調査につきましては、令和元年度より西大和田地区を始めております。境界査定率、確定率なんですが、所有者数557名と境界確定をしまして、確定率は100%となっています。トラブルについては伺っておりません。  西大和田地区が終わりましたら、次は千種新田地域を予定しております。その後、岩瀬と小久保、続いてはいますが、予定ですと15年以上は多分かかるんではないかと想定しております。 ○委員長(平野明彦君) 関 努委員。 ◆委員(関努君) 結構気が遠くなる話でございますが、やっぱり土地の場所をしっかり決めるということがやっぱり大事なことかなというふうに思っています。いろんな災害がないことが一番いいんですけれども、災害がもし起こってしまった後もこの復興ということを考えたときに、この地籍調査をしっかりやってあったところとやっていないところとのやっぱり復興の時間差がかなりのものがあるのかなというふうに思います。この地籍調査って本当に地味な部分もあるんですけども、しっかりやっていくことがやっぱり大事かなと思います。  また、できれば本当に事業の拡大をしっかりまた考えていただいて、もう少し速いスピードでもうこれが進んでいくことも大事なことかなと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。  以上でございます。 ○委員長(平野明彦君) 続きまして、宮崎晴幸委員。 ◆委員(宮崎晴幸君) 決算書153ページ、成果説明書158、159ページで、これ単純に成果説明書を見ると、年々いわゆる事業費というふうなのは拡大していると思います。それで単純にまずこれが、この事業費と人員を含めて、現在足りているのか足りていないのかを率直に教えてもらえればと思います。 ○委員長(平野明彦君) 農林水産課鳥獣対策室長、松下順一君。 ◎農林水産課鳥獣対策室長(松下順一君) お答えいたします。  有害鳥獣被害防止対策については、近年、鹿の捕獲数が伸びていることからイノシシと鹿の対応ができる単価の高い対策用防護柵の要望が増えており、全体要望が増加しているところであります。  また、農作物被害以外の対策について、今後必要となってくると思われるので、事業費については増加傾向にあると考えております。 ○委員長(平野明彦君) 宮崎晴幸委員。 ◆委員(宮崎晴幸君) ありがとうございました。  それとあともう1点ちょっと教えていただきたいのが、158ページと159ページのこれ実際頭数が微妙にちょっと、例えば捕獲駆除の部分で3,061頭で捕獲支援活動で3,109頭と書いてあるんですけど、これどういうふうに数字が違っているのかの説明をお願いできればと思います。 ○委員長(平野明彦君) 農林水産課鳥獣対策室長、松下順一君。
    農林水産課鳥獣対策室長(松下順一君) 捕獲駆除について、158ページ、有害鳥獣捕獲事業委託料と159ページ、鳥獣被害防止総合対策交付金の2つの事業で行っているところであります。  頭数の差異については、159ページの頭数については、国の事業であるため、支払い事務の関係により、年度終了前の確定頭数の支払いとなり、前年度未払い分の頭数と令和2年度の2月末頃までの頭数に対し交付をしております。158ページの頭数は、令和2年度として捕獲した令和2年度の実績頭数となっております。それぞれの事業の集計期間にずれがあることから、頭数に差異が出ているところでございます。 ○委員長(平野明彦君) 宮崎晴幸委員。 ◆委員(宮崎晴幸君) ありがとうございました。また引き続きこれ、今、今年に限って言うならばイノシシのほうはなかなか捕れないという話は聞いたんですけど、まだまだ被害がその分ほかの猿等でも被害が出ておりますので、引き続き何とかこの予算を取っていただいて、捕獲に携わってもらえればと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員長(平野明彦君) それでは、続きまして、三富敏史委員。どうぞ。 ◆委員(三富敏史君) 1点質問をさせていただきます。  決算書175ページ、成果説明書184ページ、7款1項5目のプレミアム付商品券事業についてお伺いいたします。  本件事業につきましては、事務処理を一部外注しているものと認識しておりますが、委託料、こちらは6,007万4,462円となってございますが、それに対しまして、決算書の51ページの雑収入のところ、諸収入というんですか、下から6段目のところにプレミアム付商品券事業委託料返還金434万9,400円と雑収入が入っておるんですけども、その関係性について教えていただければと思います。 ○委員長(平野明彦君) 商工観光課長、嶋田清一君。 ◎商工観光課長(嶋田清一君) お答えいたします。  成果説明書184ページのプレミアム付商品券事業につきましては、富津市商工会に委託し、令和2年度に新型コロナウイルス感染症対策として実施した事業であります。22款5項5目の雑入、プレミアム付商品券事業委託料返還金434万9,400円につきましては、令和元年度に行ったプレミアム付商品券事業の精算により生じたプレミアム分の返還金でありますので、関係性はございません。  なお、当該返還金につきましては、全額、国庫補助金返還金、決算書175ページに記載してありますけれども、返還金として支出を完了しております。 ○委員長(平野明彦君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 分かりました。ありがとうございます。  プレミアム付商品券事業につきましては、いろいろ改良する点は幾つかあるようでございますけども、やはり消費低迷による消費の喚起ということで、市内業者の支援策としてはすごく有効な事業と考えておりますので、引き続きよろしくお願いをいたします。ありがとうございます。 ○委員長(平野明彦君) それでは、続きまして、佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) それでは、私から何点か質問させていただきます。  決算書の167ページをお願いいたします。水産振興事業につきましてお聞きいたします。6款3項2目ですか。コロナ禍において飲食店の経営自粛などで消費が落ち込んで魚貝類のニーズが減っております。それ以前に東京湾に捕るものがないよとよく耳にする言葉ですけれども、海水の栄養度は下がり、水温は下がらず、生産時期の遅れ、ノリの色落ちなど、散々です。若い後継者が夢を抱いてやる気みなぎるような事業はないものかと思っておるところですけれども、水産振興事業で担い手の支援として、漁業用施設の再建、または補修等を行っていただいております。今回お聞きしたいのは、魚貝類種苗放流についてと特認事業について、その事業概要を教えてください。 ○委員長(平野明彦君) 農林水産課長、三ツ俣光浩君。 ◎農林水産課長(三ツ俣光浩君) お答えいたします。  水産振興事業の魚貝類種苗放流事業につきましてですけれども、概要は、稚貝発生量の減少やカイヤドリウミグモの寄生等により、激減してしまったアサリ資源の回復に必要な産卵量を確保するため、親貝を増やし、アサリ資源の維持増大及び漁業経営の安定を図るものであります。令和2年度はアサリの種苗4万4,000キログラムを放流いたしました。  次に、特認事業の概要でございますけれども、令和2年度は2件ございました。1件目は、潮干狩り場が新型コロナウイルス感染症の影響で休業し、資金の調達が困難になっていることから、アサリの確保や食害防止対策へ補助することにより、次期潮干狩り場開設を支援するもので、食害生物、漂流物等の除去、養貝場周辺からのアサリの移動等に補助するものでございました。  2件目ですけれども、ノリ共同加工施設の作業で使用する水の一部を上水から井戸水に切り替えることにより、今期だけでなく、継続的に経費を削減することにより、漁協及び漁業者の経営の安定を図るため、深井戸を掘り、くみ上げるポンプを設置することに補助するものでございました。 ○委員長(平野明彦君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) ありがとうございます。今、新富津漁業協同組合では富津産のオイスターの養殖を手がけているようで、順調に育成しているということを聞いているんですけれども、市との関わり、また現況について分かりましたら教えてください。 ○委員長(平野明彦君) 農林水産課長、三ツ俣光浩君。 ◎農林水産課長(三ツ俣光浩君) 市との関わりでございますけれども、カキの養殖について、現在予定していますのが、紫外線の殺菌機を導入するということで、それに対して補助を今予定しております。 ○委員長(平野明彦君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) これ、小さな稚貝から出荷できるまで年数かかると思うんですけれども、今の流れからするとどれぐらいで出荷に至るぐらいになるか分かりますか。 ○委員長(平野明彦君) 農林水産課長、三ツ俣光浩君。 ◎農林水産課長(三ツ俣光浩君) 申し訳ございません。貝の育成については、ちょっと手元に資料がございませんので、お答えしかねます。 ○委員長(平野明彦君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 分かりました。これ通告していませんからね。順調に育っているということでそのうち出荷できる大きさになるのかなと。何か貝自体は大きくなくても身がぷりぷり入っているらしくて、大変おいしそうですので、またPRに行政のほうも協力していただきたいなと思いますけども、ただ、先ほど申しましたように、東京湾の海水栄養度が非常に悪くなっているということもあって、県にも働きかけていただきまして、海水栄養価を上げていただく努力をお願いしたいと思います。  次の質問に入ります。  決算書193ページ、成果説明書197ページです。8款6項1目住宅管理事業につきまして、お聞きいたします。  市が管理する公営住宅のうち、借地に建つ住宅の入居状況をお聞きかせください。 ○委員長(平野明彦君) 都市政策課長、義崎哲也君。 ◎都市政策課長(義崎哲也君) 借地における市営住宅は、7団地、33戸の入居があります。 ○委員長(平野明彦君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 分かりました。  また、うちのほうの地区にも大変老朽した市営住宅があるんですけども、耐用年数が経過した住宅の扱いについて教えてください。 ○委員長(平野明彦君) 都市政策課長、義崎哲也君。 ◎都市政策課長(義崎哲也君) 耐用年数を経過した市営住宅につきましては、空き家になり次第、解体する、こういう考え方でおります。 ○委員長(平野明彦君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 分かりました。借地に建つ住宅33戸ということで、7団地33戸まだ入っているということですけども、入居者の高齢化によって時間が解決する問題もあろうかとは思いますけれども、市営住宅の中で古い鉄筋コンクリートの住宅の中でもエレベーターがなくて、高齢とともに階段を上がっていくのが大変苦しい、苦労するとかっていろいろなことを聞くんですけども、貸すほうも心苦しいとは思うんですけども、事業の成果目標や自己評価、いろいろ書かれているんですけれども、これが実行できるようにできる限り努めていただきまして、これは御答弁よろしいです。  以上です。 ○委員長(平野明彦君) それでは、続きまして、三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) 委員長、すみません。私、通告しておいてあれなんですけども、内容がちょっと決算にそぐわないと思いますんで、ちょっとこの質問は取りやめさせてください。 ○委員長(平野明彦君) 分かりました。  それでは、続きまして、石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) それでは、質問させていただきます。  成果説明書177ページ、決算書169ページ、7款商工費1項商工費2目商工振興費、中小企業資金融資対策事業についてお聞きいたします。  事業費の負担金補助及び交付金が増額され、また保証補填及び賠償金も計上されているが、コロナ禍ということもあると思うが、貸付け事業の現状と借主の返済は契約どおり進んでいるかお聞きかせください。 ○委員長(平野明彦君) 商工観光課長、嶋田清一君。 ◎商工観光課長(嶋田清一君) お答えいたします。  当該事業費の負担金補助及び交付金の増額につきましては、令和2年4月から実施している中小企業緊急融資信用保証料及び利子補給事業によるものが大きな要因であります。  なお、資金の返済につきましては、取扱い金融機関との間で立てられた返済計画により進められておりますが、新型コロナウイルス感染症の影響により、返済が滞っている案件が増えているというような話は伺っておりません。  なお、成果説明書に記載の保証補填金及び賠償金の1件につきましては、企業が業績不振等により返済が困難となり代位弁済を行ったものであり、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けたものではないということを聞いております。 ○委員長(平野明彦君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 預託金7,000万で融資枠7億円ですよね。非常に大きな融資枠を保証しているわけなんですが、今、ということは内訳の中に千葉銀行から君津信用組合、書かれております。ということは、融資も7億円が済んでいるということでよろしいんでしょうか。 ○委員長(平野明彦君) 商工観光課長、嶋田清一君。 ◎商工観光課長(嶋田清一君) お答えいたします。  令和2年度末の、今委員がおっしゃいました7,000万円の預託金に対して7億円の融資ということで融資枠を設けておりますけれども、融資残高につきましては、令和2年度末現在の数字でございますが、3億2,329万1,666円の融資残額があると聞いております。 ○委員長(平野明彦君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) では、去年もたしか質問したと思うんですけど、信用保証協会等で保証をつけているということで、今回その99万7,560円を代位弁済損失補償金で払っています。この7億ですから、約3億8,000万ぐらいが融資されているんですけど、事業形態としてみれば小売業、生産業ってありますよね。大体どこがメインで今この融資されているんですか。要するに3億2,700万が融資残になっているということは、逆算すると3億7,300万円融資されているんですね。それが商工会窓口なのか、あるいは市役所が窓口なのか、もう完全に金融機関が窓口か、どこか窓口になっているわけじゃないですか。だけど借りるにはそれなりのそういう決まりの中で貸付けを受けているということになると、要するに一般小売業なのか、生産業なのかってありますけど、メインはどういう業種が多いんですか。農林漁業は入らないでしょう。そこをちょっとお聞きしたいんですけど。 ○委員長(平野明彦君) 商工観光課長、嶋田清一君。 ◎商工観光課長(嶋田清一君) お答えいたします。  融資につきましては、千葉銀行、京葉銀行、千葉信用金庫、君津信用組合の4行によりまして窓口になっていただいておりますが、御質問のどういった業種というようなところは、申し訳ありません、把握してございません。 ○委員長(平野明彦君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) そういう目的で融資枠つくっていないというふうに善意に聞かせていただきますけど、要するに融資枠を設けて貸出ししていて、最低そのどこが借りているかというところはともかく、どういう業態が借りているかというのはやっぱりその金融機関と情報交換しながらやらなきゃいけないと思うんですね。それが要するに金融機関任せになっていて管理ができないということは非常にある意味怖いと思うんです。そこでこの99万7,560円というのは、どういう業態の事業者なんでしょうか。金額は幾らで、要するに返済不能になったのが幾らで99万7,560円の代位弁済あるいは損失補償金を信用保証協会に払ったのかということをちょっとお聞かせいただけますか。 ○委員長(平野明彦君) 商工観光課長、嶋田清一君。 ◎商工観光課長(嶋田清一君) お答えいたします。  令和2年度に支出いたしました代位弁済損失補償金1件につきましては、建設業というところを確認しております。  なお、代位弁済請求額につきましては831万3,000円、それに対しまして市の損失補償額として99万7,560円を支出したものでございます。 ○委員長(平野明彦君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) そうすると831万7,000円の99万7,000円ですから、約10%強、1割強の補償金を払わなきゃいけないんですね。今3億8,000万、そうすると約3,000万、全部が駄目になっちゃうと3,000万を市が負担しなきゃいけないという、単純計算ですよ、それだけの補償をしているということなんですね。要するに7億丸々融資枠使って、それが全部破綻した場合には7,000万負担しなきゃいけないということだと、もっとこれ内容というのを熟知していなきゃいけないと思うんです。どういう業態のどういう会社が借りているかということもやっぱりしっかりしておかないと、ただ要するに融資枠、7,000万で7億円の融資額があって、あと銀行に任せますよということじゃいけないと思うんですね。これ本当に1割の補償料っていうけど、1割大きいですよ、これ。万が一、高額の破綻が出た場合に、その辺、今後を含めてどのように考えるか、ちょっとお聞かせいただけますか。これ、課長で答えられるのか、部長になるのか分かりませんけど。 ○委員長(平野明彦君) 建設経済部長、茂木雅宏君。 ◎建設経済部長(茂木雅宏君) お答えいたします。  先ほど課長のほうから貸し付けている会社についてはということで回答、把握していない旨の回答があったところなんですが、今資料がないということで、ということでちょっとお答えできないという旨だったので、訂正させていただきます。  そうした中で貸し付けている会社につきましては、今回補償している会社につきましては、市のほうも把握しているところでございます。そうした中で審査につきましては、金融機関のほうでされておりますので、そういった中で私どものほうに連絡が来るというシステムになっておりますが、そういった中でどのような業態が、業種がどのような状態であるかというのは、やはり市のほうも把握しなければいけないと感じておりますので、その辺は十分にそういったことを把握に努めるようにしていきたいと考えております。 ○委員長(平野明彦君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 私もかつて商売やったことあります。やはりこういう時期になるとやっぱり商売やっている人、非常に苦しいです。最後にやっぱりこうやって蜘蛛の糸じゃないですけど、1本天から下がってきてそこにしがみつきたいというのはあるんですけど、やはり延命するんじゃなくて、その事業者が発展するようなことじゃないとなかなか厳しいかもしれないです。そういう中でこの事業すごくいいことだと思うんですけど、しっかりその辺は今後も金融機関と情報交換しながら対応していただきたいと思います。  もう1つ、これは商工観光課、建設経済部の責任じゃないんですけど、破綻することによって市税だとかそういうのの徴収率も変わりますし、要するに事業者が減ることによって市税も減るということになりますので、やっぱりできればそういう事業者の方には頑張ってこのコロナ禍の中乗り切って商売してもらうためには、いい政策だと思います。ただ、政策がいいでも、それを運用するほうがしっかり管理していかないといけないと思うんで、その辺よろしくお願いします。  以上です。 ○委員長(平野明彦君) 通告による質問は、質疑は終わりましたけど、ほかにございますか。三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) 私、さっき通告したもの、ちょっと内容がそぐわないということで、別なことを確認して、質問させてもらいたいと思います。  決算書155ページ、成果説明書でいくと159ページ、6款1項3目の鳥獣被害防止総合対策交付金、このことについて確認なんですけれども、これ当初予算が9,571万3,000円予算組まれていました。決算上、記載のとおり、6,656万8,800円ということになっています。これ、そのうち、これ予算に対しての決算額が69.5%、つまり見込んでいた予算が9,571万3,000円あったうち、これ交付金ですから、交付が69.5%にとどまっての交付金でこのそれぞれの事業を行ってきたということだというのはここから分かるんですけれども、この6,656万8,800円のうち、まず、この成果説明書を見てみますと、うち交付金が6,618万4,000円、差額が38万4,000円あるんですけれども、これ交付金以外のこの38万4,000円というのは何が該当するんでしょうか。まずそこを聞きます。 ○委員長(平野明彦君) 答弁、大丈夫ですか。質問内容、分かりますか。  農林水産課鳥獣対策室長、松下順一君。 ◎農林水産課鳥獣対策室長(松下順一君) お答えいたします。  それについては、補助対象にならない電牧機とかその他端数とかになっております。 ○委員長(平野明彦君) 以上ですか。 ◎農林水産課鳥獣対策室長(松下順一君) 以上です。 ○委員長(平野明彦君) 三木委員、いいですか。もう一度聞きますか。三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) 通告していなかったんで、ちょっとあれなんですけど、結局これ、私、定例会の一般質問でもやったんですけれども、この成果説明書の中にまず目的としては地域全体でこの鳥獣被害の防止対策に取り組むための体制を整備することが必要とされていると明確に書かれています。自己評価の中でも駆除頭数は増加しているけれども、農作物被害は年々増加傾向、また対策事業に関わる要望も増加傾向にあると。また、併せていわゆる農地だけではなくて、生活圏への被害拡大が懸念されているというふうに明確に、これ事業の自己評価ですから、市の見解としてもこういうことをうたっているわけですね。この中で内容的には主だったものでいくと、田んぼや畑にイノシシや鹿が入らないための電気柵の設置だとか、ワイヤーメッシュの設置に係る現物の対策ということが見て取れるんですけれども、これがこの交付金頼みだけでこれだけ理由がはっきり分かっていて、年度によってこれ交付金ですから、その交付の率も要望しても、さっき申し上げましたけど、今回は予算上は9,571万3,000円予算組んでいて、結果的にはそのうちの69.5%しか実質事業が行われなかったということになります。ただ、実態として被害は拡大している、場合によっては生活圏までにも被害が拡大というのが見込まれるということまでうたっている中で、今、時期的に、これ予算になっちゃうのでまたちょっと脱線するかもしれませんけれども、ぜひこれについては、交付金頼みではなくて、市のほうとしても市の基幹産業とも言えるような農業であります。それに対して時期的に間に合うかどうか分かんないですけども、次年度、または次々年度に予算にうまく反映するように、交付金頼みでないような対策というのも市の予算としても組んでもらうようなことを要望して、質問を終わります。  以上です。 ○委員長(平野明彦君) これ、答弁要るんですか。 ◆委員(三木千明君) 結構です。 ○委員長(平野明彦君) いいですか。  ほかにございますか。
                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(平野明彦君) ほかにないようでございますので、委員外議員の質疑に入ります。  初めに、通告のありました議員の猪瀬 浩議員の発言を許可します。どうぞ。猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) そうしましたら、成果説明書187ページ、188ページの8款2項3目の市道山王下飯野線と市道下飯野線についてお聞きいたします。  こちら、山王下飯野線のほうは先日お聞きした二間塚地区の排水整備事業のほうも令和3年度中に終わるということと、また県のほうの笹塚バイパスも来年度までには何とかできるというような話が今飛び込んできています。そうすると市役所までにつながる道路としては、この山王下飯野線のほうが重要になってくるかと思うんですけど、用地買収が今年度、令和2年度に終わったという実績があるんですが、これで全て終わって今後、整備が進んでいくのかという点ともう1つ、本郷バイパスのほう、君津からのほうの本郷バイパスとつながる下飯野線のほうですが、こちら本郷バイパスのほうが令和5年度に開通予定だということですので、下飯野線もその令和5年度に向けて間に合うような形で計画どおり進んでいるのかというところをお聞かせいただければと思います。 ○委員長(平野明彦君) 建設課長、棟方雅典君。 ◎建設課長(棟方雅典君) 県の開通に合わせまして市のほうも開通をさせる予定でございます。 ○委員長(平野明彦君) 猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) 1点ちょっと確認ですが、山王下飯野線のほうはこれで全て用地買収が終わったということでよろしいんでしょうか。 ○委員長(平野明彦君) 建設課長、棟方雅典君。 ◎建設課長(棟方雅典君) 未買収の用地も残ってございますが、今後の予定については、開通する千葉県の道路と調整しながら進捗に合わせて検討してまいりたいと考えております。 ○委員長(平野明彦君) 猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) 分かりました。  では、続いて成果説明書の190ページ、8款2項3目、同じですが、小久保岩瀬線のほうを確認させていただきます。こちら、本年度に入って出来上がったわけですが、出来上がった先の大貫中、今は大佐和中ですね、のほうに向かうところの道路が狭くなってしまっているようなところが見受けられるんですが、これは今後、今回の事業とは関係ないのかもしれないですが、今後何か、車もしっかり通れるような形で拡幅していくような計画はあるのか教えていただければと思います。 ○委員長(平野明彦君) 建設課長、棟方雅典君。 ◎建設課長(棟方雅典君) 議員御指摘の箇所につきましては、千葉県警察交通規制課の指導により、通学児童等歩行の安全を確保するために実施しております。  また、延伸につきましては、利用状況等を勘案し、市の道路計画の中で検討してまいりたいと考えております。 ○委員長(平野明彦君) 猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) 確かに歩行者にとっては、児童にとっては大分よくなったと思うんですけど、車がどうしても擦れ違えないような道路になってしまっていますので、車同士の事故で児童の方が事故に巻き込まれるようのないよう、検討を引き続きお願いしたいと思います。  続いて、成果説明書178ページ、7款1項2目の新型コロナウイルス感染症対策ということで昨年の5月だったと思うんですけど、飲食観光業以外の全産業等に対して給付事業が行われたと思っております。その後、特に行われていないんですけど、今現在のほうが厳しい状況の中、市としてどのような認識でいるのか、新たな給付事業などは展開を考えているのかを教えていただければと思います。 ○委員長(平野明彦君) 商工観光課長、嶋田清一君。 ◎商工観光課長(嶋田清一君) お答えいたします。  新型コロナウイルス感染拡大に伴い、千葉県への緊急事態宣言の発令、富津市へのまん延防止等重点措置対象区域の指定など、事業者にとって厳しい状況が続いていると認識しております。本市における事業者への支援事業につきましては、令和2年度繰越し事業として、本年4月から6月に中小企業者等事業継続支援給付事業を実施いたしました。今後につきましても、新型コロナウイルス感染症による事業者への影響を注視するとともに、商工会、また金融機関等の団体への状況把握に努めるとともに、国や県の支援策の動向を踏まえて必要な対策に取り組んでまいりたいと考えております。 ○委員長(平野明彦君) 以上で時間ですので終わりにしてください。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) 分かりました。 ○委員長(平野明彦君) 続きまして、千倉淳子委員外議員。 ◆委員外議員(千倉淳子君) ページが、成果書の168ページ、6項、ごめんなさい、168ページをお願いします。  多面的機能交付金についてお伺いしたいと思います。  この成果から見ると平成30年度から令和元年は微増で、令和元年から令和2年はまた少し減っていますが、今どのような事業が進められていて、今後の見込みはどんなふうになっているのか、ちょっと教えていただければと思います。 ○委員長(平野明彦君) 農林水産課長、三ツ俣光浩君。 ◎農林水産課長(三ツ俣光浩君) お答えいたします。  多面的機能なんですけれども、交付金の増減につきましては、活動状況を現地確認し、その状況により決定するため、整備状況等により増減が生じるものでございます。  活動内容ですけれども、農用地の適切な保全管理の実施や農用地、水路、農道等の地域資源の基礎的な保全管理活動を行っております。 ○委員長(平野明彦君) 千倉淳子委員外議員。 ◆委員外議員(千倉淳子君) ありがとうございます。これ、農業のその農地以外に以前どこかで市民と一緒に何か花壇を植えたりとかっていうようなことをやっていらっしゃったところがあったんじゃないかな。長崎のほうだったかしら。そういったものへのお申込み等はなかったですかね。相変わらずそのままでしたら、それで結構です。ありがとうございます。結構です。 ○委員長(平野明彦君) これ、答弁よろしいですか。 ◆委員外議員(千倉淳子君) はい、大丈夫です。 ○委員長(平野明彦君) 以上で、委員外の質疑のほうも終わりました。  以上をもちまして、審査区分表5ページに関する質疑を終了いたします。  農林水産課鳥獣対策室長、松下順一君。 ◎農林水産課鳥獣対策室長(松下順一君) 三木委員の質問に対してお答えいたします。  有害鳥獣被害防止総合対策交付金の中ではおりと柵のほうを購入しているわけなんですけども、おりの購入の中で事業費157万800円に対して交付金129万8,000円、差額27万2,800円、それと侵入防護柵の整備交付金のほうで災害繰越し分が事業費209万3,575円に対して198万2,000円、電牧機これ2基が補助対象外ということでこの金額が対象になっています。  それと令和2年度整備事業交付金として、3,101万6,425円のうち、交付金3,101万6,000円、端数分425円、合計で38万4,800円となっております。 ○委員長(平野明彦君) よろしいですか。(「はい」と呼ぶ者あり)  詳細については、また聞き直してください。  それでは、審査区分表5ページに関する質疑を終了します。  ここで説明員入替えのため、暫時休憩とします。再開時刻を午後3時25分といたします。                  午後3時12分 休憩           ────────────────────────                  午後3時21分 開議 ○委員長(平野明彦君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  審査区分表6ページ、上段、10款に関する質疑を行います。  あらかじめ通告のあった委員の発言を、通告順に許可します。関委員の発言を許可します。関 努委員。 ◆委員(関努君) お願いします。決算書の207ページから209ページになります。10款教育費1項教育総務費2目事務局費、学校バス運営事業でございますが、運行管理委託料は当初予算から110万円ほど増額になっておりますが、理由があればということと、あと、運行の増便減便は運行代金に反映されるのか。成果説明書の207ページにはバスの増便代ということで20万970円と出てきますけれども、それについてです。  あと、運営に関しての事故等はなかったのかということに関して伺います。 ○委員長(平野明彦君) 教育部参事学校教育課長事務取扱、須藤秀明君。 ◎教育部参事学校教育課長事務取扱(須藤秀明君) それでは、お答えいたします。  まず、110万円ほどの増額ですが、昨年度夏季休業を短縮したために、授業日数が増加しました。その授業を行うところが契約期間外の日にちであったため、臨時運行に係る委託料で110万円かかっております。  それと、増便減便で運行代金に反映されるのかというところですが、スクールバスの5年の長期継続契約をしているため、契約期間内の多少の増便減便に関しては運行代金には反映されておりません。  あと、事故のほうですが、昨年度事故件数はゼロでした。 ◆委員(関努君) 了解です。 ○委員長(平野明彦君) 関 努委員、よろしいですか。 ◆委員(関努君) はい。 ○委員長(平野明彦君) 続きまして、宮崎晴幸委員。 ◆委員(宮崎晴幸君) 決算書207ページ、10款1項2目育英資金貸付金事業について教えてください。  育英資金貸付金の内訳と、6月議会にて貸付条例を改正するのに賛成しましたが、それの利用者がいたのかどうか、そこら辺を教えてください。 ○委員長(平野明彦君) 教育総務課長、小野田隆博君。 ◎教育総務課長(小野田隆博君) お答えいたします。  2年度の内訳としましては、大学生が2名、専門学校生1名の計3名でございました。  大学生2名につきましては、月額2万円の12か月で、2人で48万円、専門学校生1名につきましては、7月からの貸与で、月2万円の9か月で18万円、合計66万円でございました。  また、昨年6月、条例改正をしたことによる利用者でございますが、令和2年6月分から令和3年3月分まで、月額10万円を限度に育英資金貸付金を拡大する改正をしたところでございますが、申請者はおりませんでした。 ○委員長(平野明彦君) 宮崎晴幸委員。 ◆委員(宮崎晴幸君) 分かりました。ありがとうございました。 ○委員長(平野明彦君) 続きまして、三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 1点質問をさせていただきます。  決算書209ページ、成果説明書206ページ、10款1項2目の幼児教育無償化事業ついてお伺いいたします。  本件事業につきましては、令和2年度は幼稚園7施設となっておりますが、前年度の成果説明書を拝見しますと、交付団体は10団体、いわゆる令和2年度は3施設減っているわけなんですけども、対象人数も昨年度の事業内訳と見ると26人、令和2年度は減っております。  ですが、幼稚園施設利用給付費は約2倍以上と増加しておりますが、主な増額要因についてお伺いいたします。 ○委員長(平野明彦君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。  こちらの幼稚園施設利用給付費は、教育保育無償化に該当する利用料を施設にお支払いする事業であります。  この無償化につきましては、前年度の10月から無償化がスタートしており、その年には半年分だったものが、令和2年度からは1年通年となり、倍増いたしました。 ○委員長(平野明彦君) よろしいですか。 ◆委員(三富敏史君) 分かりました。ありがとうございます。 ○委員長(平野明彦君) 続きまして、佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) それでは、決算書の235ページ、成果説明書の235ページをお願いします。  10款4項6目の文化財保護関係費についてお伺いいたします。  内裏塚古墳を筆頭に多くの古墳群を有している富津市でございます。また、この文化財といたしましても埋蔵文化財だけではなく、自然文化財等もいろいろ点在している中でございますけれども、これまで発掘されました多くの収蔵文化財があると思うんですが、この収蔵文化財の展示とか公表ということについて、また、これから文化財の資料の作成ということについて、そういった状況についてお聞かせください。 ○委員長(平野明彦君) 生涯学習課長、樋口峰昭君。 ◎生涯学習課長(樋口峰昭君) お答えいたします。  初めに、資料作成状況でありますが、出土した遺物については、市内発掘調査報告書を作成し、令和2年度版を市役所1階の行政資料コーナーで公表をしております。  今後は、報告書を市民の方がいつでも見ることができるよう、図書館管理システムに登録し、貸出できる蔵書といたします。  埋蔵文化財の公開につきましては、富津公民館2階の富津ふるさと展示室と、市役所1階大会議室前に展示しております。  出土した遺物をどう生かしていくか、どう周知していくか、非常に重要なことと認識しております。  新たに出土した遺物を展示するなど活用することにより、地域の歴史文化に対する認識を深めていただけるよう検討をしていきたいと思っております。 ○委員長(平野明彦君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) ありがとうございます。どこで発掘されたのかということとか、それまた写真を撮ったりして、市民に、市内にはこういうところがあって、こういう物が出てきましたよということを知らしめていただきたいなと思います。  さらにまた、図書館ができるようになれば、資料をまた公表できますので、よろしくお願いします。  鋸山の石切り場跡が産業遺跡といたしまして日本遺産の候補に上げられたと思うんですけども、関連自治体とともに認定に向けて動いていると思うんですが、その現況とかちょっと分かったら教えてください。 ○委員長(平野明彦君) 生涯学習課長、樋口峰昭君。
    ◎生涯学習課長(樋口峰昭君) お答えいたします。  鋸山の石切り場跡の現況ということでございますが、今年度、日本遺産の候補地域ということで認められましたので、今後の事業の中で現況の調査も進めていきたいというふうに考えております。 ○委員長(平野明彦君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) ありがとうございます。決算ですけれども、PRを兼ねて、意気込みを聞きたかったなと思いまして。  決算書の237ページで、これもやっぱり10款4項6目なんですけども、市内の遺跡発掘調査事業についてお聞きします。  先ほども言いましたように、遺跡群が点在しているこの富津市ですけれども、造成工事とか開発行為というのがなかなか難しくなっていると思うんですが、やたらめったら掘って土器が出てきたら大変だということになりかねませんけれども、市内の遺跡発掘調査事業についての現況というのを教えてください。 ○委員長(平野明彦君) 生涯学習課長、樋口峰昭君。 ◎生涯学習課長(樋口峰昭君) 市内には土器、石器や住宅などが埋まっていると想定される土地であります。周知の埋蔵文化財包蔵地が数百か所ございます。令和2年度は周知の埋蔵文化財包蔵地のエリア内での小規模宅地造成の申請が2件ありました。千葉県埋蔵文化財発掘調査積算基準に規定に基づき、申請面積の約10%に対し埋蔵文化財の調査を行いました。  調査において、文化財が発見された場合には、その都度事業者と取扱いの協議を行い、埋蔵文化財の保存に御協力を頂いております。 ○委員長(平野明彦君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 分かりました。それもまた埋蔵文化財があるだろうと思われる地域の部分で出てきた場合は、市のほうで負担、ある程度ちょっとお金を負担してということで発掘すると思うんですが、例えば、その地域以外でも、どこに埋蔵文化財があるか分からない中で、開発事業をして掘ったら出てきちゃったよといって、これ黙ってやっちゃおうということで、やっちゃうというようなことは、そういうことはできないということでいいんですかね。 ○委員長(平野明彦君) 生涯学習課長、樋口峰昭君。 ◎生涯学習課長(樋口峰昭君) 今申し上げました周知の埋蔵文化財包蔵地、約460か所ぐらいあるんですが、地図に想定される場所は全部落とした中で、そこの奥行きでは文化財保護法に基づいて届出を頂いております。  それ以外ということであれば、御連絡頂ければ別途協議したいと考えております。 ○委員長(平野明彦君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) ありがとうございました。貴重な埋蔵文化財、埋蔵ですから見られませんけれども、業者との連携を取りながらも、失われないように今後も監視のほうをよろしくお願いいたします。 ○委員長(平野明彦君) 続きまして、三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) これ小学校と中学校絡んでいますので、2ページになるんですけど、成果説明書の211ページ、これは小学校関連です。中学校関連が218ページ、それぞれ10款2項1目、もしくは10款3項1目、校内通信ネットワーク整備事業について伺いたいんですけれども、これいわゆるGIGAスクール構想に絡んで、これは私も、少なくとも4市の中で徹底して富津市がナンバーワンになるような施策展開をしていくべきだというふうに一般質問でも要望方々質問をしたことがあります。  この中で、富津市、計画どおり児童生徒1人1台ずつパソコン等端末の配備が実現した、また、その中で、この先見的な目があったわけではないとは思うんですけれども、結果的に、このコロナ禍で学校の授業の短縮だとか時差登校ですとか、もろもろの要因で、みんなが集まって本来の授業を受けるという形がなかなか難しくなってきた中で、これら端末等学校内の高速大容量の通信網を整備したということで、子供たちにいろいろな意味で恩恵が与えられて、授業の遅れということもそんなになかったんじゃないかなと思っておるんですけれども。  これ、学校サイドから子供に端末を渡して、校舎内も大容量の回線配備行ったということで、これに対して、学校としての反応というのはどんなものがあったのかお聞かせいただければと思います。 ○委員長(平野明彦君) 学校教育課主幹、保坂典江君。 ◎学校教育課主幹(保坂典江君) お答えいたします。  各学校からは、前向きにICT機器を活用しようという反応が見られています。夏の市内夏季研修、教職員研修では、ICT研修に一番多くの教員が参加しました。このことからもICT教育への関心の高さが伺えます。  ある小学校では、児童がタブレットを自在に取り扱えるように育てるために、タブレットを使って友達と自分の考えを共有し比べることや発表し合うことを重ねて、新しい時代の授業づくりに挑戦しています。大型提示装置やデジタル教科書の活用も進んでいます。  これにより、タブレットを抵抗感なく使えるようになってきた児童生徒が多く見られます。  また、学習だけでなく、学校行事や児童会、生徒会活動などの場面においても、児童生徒の発想を生かしたタブレットの活用が進んでおります。  ICT機器を活用した学習は、今後幅広い活用をすることで、児童生徒の学習への興味、関心を高め、進展する可能性があると感じております。 ○委員長(平野明彦君) 三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) もちろんお金をかけて、私もGIGAスクール構想を、さっきも申し上げました。4市の中でもほかの市に負けないぐらい徹底して行えということで発言もしていましたし、要望もしていました。その中では100点満点の答えで、まさか悪いところがあったと言えないと思いますけれども、100点満点の回答だと思っております。  一方で、今、配備をした、また、環境を整えて学校サイドでの、これ先生方も大変だったと思うんですね。今まで板書でやっていたものが、タブレットを使ってインターネット上で、いい面もあったし、悪い面もやりづらかったところもあると思うんですけど、これからのことだと思っています。  一方で、今度、児童生徒、特に家庭に持ち帰ったときの各家庭のインターネットの環境の状況とかというのは、事前に調査をしたりだとかということは伺っていましたけれども、例えば、環境が整っていない家庭に対する、教育部として、教育委員会としての、家にインターネット回線、無線LANの環境が整っていないだとか、またそれ、速度に難があるだとか、そういった回答があった家庭等に対する配慮とか、何らかの対応策というか、方針というのは、部として、委員会として、何か定めているものがあるのか。それとも、それは各々の学校任せになっているのかという状況が分かれば。 ○委員長(平野明彦君) 学校教育課主幹、保坂典江君。 ◎学校教育課主幹(保坂典江君) お答えいたします。  令和3年5月から7月にかけて行ったインターネット接続確認調査では、市内全児童生徒のうち94.2%が休校の際は端末を家庭でWiFi接続できると回答がありました。  長期休校等があった場合は、WiFi環境が整っていない児童生徒については、登校しても密にならないことから、学校のWiFi環境を使って学習に参加することを想定しております。 ○委員長(平野明彦君) 三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) ありがとうございました。そこら辺、いろいろ対応もしてもらっているということで安心しました。  この場を借りて、先ほどから申し上げているとおり私、GIGAスクール構想というのに関しては率先してやるべき、ましてこのコロナ禍で今、これ高校だけかな、時差登校したりとかという背景もある中で、これうまく活用していって、一般質問の際にも言ったんですけれども、皆さん覚えていないかもしれません。  ハード面と、中に入れるデジタル教科書とかの内容、ソフト面が整って、私が見ている中では、当時、経産省と文科省とでやっぱりせめぎ合いがあって、まだ整っていないというような1年前、1年半前ぐらいかな、そんなことがありました。  それは時間の経過とともに、どっちかの形に一本化していって、子供たち、また、学校の先生たちがやりやすい環境、生かせる環境というのを整えていく、整ってきたんじゃないかなと思っているんですけれども、その一方で、ちょっと新聞記事とか見ていると、どうも、これからまさしく我々議会のほうでも、議運のほうでペーパーレス化、タブレットの導入ということを去年とかいろいろもんでいます。  ただ、ルールづくりだとか、あと学校に関して言うと、先生方の教え方ですね。環境が整っても、教え方がうまくいかないといけないというんで、今はまだ、言葉は悪いですけど、試行的に板書からタブレットに入っていくという中で、いい面ばっかり出てくるかもしれませんけれども。  例えば、僕らもペーパーレス化、タブレット導入という中でいくと、まさしくこの決算とかというと、こういう冊子じゃないとメモが取れないだとか、べろべろ付箋が貼れないだとか、そこら辺の使い方もマスターしていかなきゃいけないし、どうしてもこれとは違うようになっていく、子供たちの授業も、板書と、みんなが集まってやっていかなかったら、どうやってうまくやっていくかということを、これからいろいろ模索していかなきゃいけないところもあると思うので。  ただ、せっかくいい形で配備できたんであれば、これから有効活用できるように皆さん方もいろいろ切磋琢磨していってもらえればと思います。  ちょっとこれ、関連するんですけれども、最後の質問です。  ちょっとここの中には記載していなかったんですけれども、この中で、例えば小学校の、成果説明書の211ページでいきますと、整備事業の中で、教育用パソコンの借上料が9,585万1,980円になっています。これ、当初予算で私、見間違いがなければ、2,356万4,000円という中で、これ借上料だけで4倍になっています。  中学校のほうで見てみても、パソコンの借上料は4,304万7,000円、これが決算額です。予算でいくと1,481万1,000円、こちら3倍ぐらいになっているんですけど、この開きについて要因等が分かれば。 ○委員長(平野明彦君) 教育部参事学校教育課長事務取扱、須藤秀明君。 ◎教育部参事学校教育課長事務取扱(須藤秀明君) お答えいたします。  令和2年度の予算要求時は、まだ5か年計画でタブレットを入れる計画となっていました。5年の中の1年分で借上料等要求していたんですが、昨年度コロナの影響で、文科省のほうが今年1年で整備しなさいという形で5年分を1か年でやったために、予算のほうが増額したというところでございます。 ○委員長(平野明彦君) 三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) 分かりました。随分、富津市、金あるなと思ったんですけど、国のほうから、本当このコロナの関係で、これ配備が遅れて子供たちだとか学校の授業の進捗具合、影響があるよりは、即座に対応してもらって、皆さん大変だったと思うんですけれども、様子分かりました。大変でした。  以上です。 ○委員長(平野明彦君) 通告のあった委員の質疑は終わりました。  このほかにございますか。  石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) すみません。質問するつもりで書いてあったんですけど、主意書に書き忘れたんで、質問させていただきます。  ちょっと簡単なことなんですけど、成果説明書210ページ、10款教育費2項小学校費1目学校管理費、小学校空調設備設置事業です。今回24台が空調設備移設工事で動いたということで、これちょっと見させていただいて、移設元24台、移設先23台、1台行方不明になっているんですけど、これ行方不明、どこに行方不明になったということを、ちょっと、要するにプリントミスなのか、実際に移設し忘れたのか、その辺1点ひとつ聞きたいんです。  それと併せまして、後でもう1回中学校のやつを聞くんですけど、同じく217ページで中学校の空調設備移設事業で、これ竹岡小学校から4台大佐和中学校に移しているんですね。それと、今回、移設元が14台の4台で18台、今回、小学校から中学校に移転されています。そうすると小学校に106台、令和元年度で入れてて、24台移しているんですけど、小学校に移設したのが18台ですから、106から18引くと88台の数字になるんですけど、要するに、今回の閉校したところにあったエアコンは何台あって、どういう状況になっているかということを、まず小学校で教えてください。  要するに、天神山、竹岡、金谷が今回、小学校が閉校になりました。そこで配置されていたエアコンが今実際どうなっているか。  それと、後で中学校ので聞きますけど、天羽中学校と佐貫中学校、市内中学校35台エアコンが配置されたんですけど、それが幾つあって、どこへ移設されて、今現状としてどっかに保管しているのかということで、ちょっとお聞かせください。  まず小学校のほうでお願いいたします。 ○委員長(平野明彦君) 教育総務課長、小野田隆博君。 ◎教育総務課長(小野田隆博君) お答えいたします。  まず、小学校空調設備設置事業のほうの関係ですが、成果説明書の移籍先の小学校の計が、たしか御指摘のとおり21台、天羽小学校2台の23台ということで、24台と数字が合わないということなのですが、その点については、ちょっと確認させていただきたいと思います。  御心配のように移設した物がどこかに保管とかということはありません。全て移設先の存続校のほうの小学校であったり中学校であったりの特別教室のほうへ移設しております。  ちょっと内訳の数につきましては、少しお時間を頂きたいと思います。 ○委員長(平野明彦君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 残念な答えだったんですけど、24台移設して、確認が取れているのが23台しかない、ちょっと確認させてくれということ、確認されて無事に1台出てくればいいんですけど。  あともう1つ、令和元年度に106台小学校にあって、それが今回何台要するに回収されて、それが全部うまく再配置されているかというのもひとつ問題だと思うんです。これは教育財産から今、資産経営課のほうのこのエアコンが財産なのか、教育部のほうの教育財産としてエアコンを持っているか分かりませんけど、その辺が、要するにちゃんと移動がされているのか。  要するに、令和2年度はこうだけど、令和3年度、来年決算に出てくるときには全部ちゃんとした数字が出てくれば何ら問題ないです。別に適正にエアコンが、廃校になったところから必要なところに移動させたのは何ら問題ないです。  ただ、今回これは決算ですので、決算で24台分の支出明細のところに23台というのは、ちょっとこれプリントミスで済ませられれば何ら問題ないです。だから、その辺のところをちゃんとやっていただければと思います。  もっと細かいことを言っちゃうと、5,100万円を24台で計算すると1台216万円の移設費用なんです。中学校のほうが4台、644万9,000円だと約161万円なんです、1台の移設費が。これ同じエアコンだと思うんです。熱交換式だか何とか、電気式のやつですよね。そうすると、その単価も違うというのもちょっと気になったんですけど、その辺お答えは頂けますか。 ○委員長(平野明彦君) 教育総務課長、小野田隆博君。 ◎教育総務課長(小野田隆博君) お答えいたします。  単価の違いについては、今手元に細かい資料がございませんが、学校ごとに施設の状況が違いますので、いろいろな面から平均すると単価的に変わる部分は出てこようかと思います。  それと、先ほど小学校の移設先のほうの数の違いでございますけれども、飯野小学校へ3台となっていますが、こちらが、訂正させていただき4台ということになりますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(平野明彦君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) ありがとうございました。事前通告していなかったので、数字的にいろいろまた調べなきゃいけないと思うので結構なんですが、小学校のほうで106台、令和元年度に新規事業で空調設備を行った、そのうち天神山、竹岡、金谷が閉校になって、そのうちそこに何台エアコンが設置されていて、それが要するに無事に移設が終わった。  また、中学校のほうが天羽東中と佐貫中学校が閉校になって、令和元年度に35台エアコンが設置された、それが無事に何台移設されたというのを、今急にここで言っていますので、また改めてお答えいただければ、ここで答えられれば答えていただきたいんですけど。  要するに35台のうち例えば10台移設しましたよ、その移設先はどこですよで、分かればお願いします。 ○委員長(平野明彦君) 教育総務課長、小野田隆博君。 ◎教育総務課長(小野田隆博君) お答えいたします。  成果説明書の順で行きますと、旧天神山小学校の6台ですが、吉野小学校へ4台、佐貫小学校へ2台でございます。  次に、竹岡小学校でございますが、大貫小学校、環小学校、大佐和中学校へ移設しております。  旧金谷小学校でございますが、青堀小へ1台、飯野小へ4台でございます。  旧佐貫中学校につきましては、青堀小へ3台、大貫小へ2台。  旧天羽東中学校3台につきましては、富津小学校へ移設しております。 ○委員長(平野明彦君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 分かりました。適切に対応をしていただけるというので理解できました。ありがとうございました。  以上です。 ○委員長(平野明彦君) ほかにございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(平野明彦君) ほかにないようでございますので、委員外議員の質疑のほうに移ります。  委員外議員の質疑、まず猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) そうしましたら、成果説明書209ページ、10款2項1目のうちの青堀小学校の校舎の耐力度調査、こちら令和3年度の予算のときにも聞いたものですが、今回の調査によって建て直しの可能性が非常に高いというお話を当時頂きました。  それから半年たっているわけですけど、やはり建て直しをしなければいけないのか、また、建て直しをする場合の今後の計画などは現在練られているのか教えていただければと思います。 ○委員長(平野明彦君) 教育総務課長、小野田隆博君。 ◎教育総務課長(小野田隆博君) お答えいたします。  まず、事業体制の確立ですが、建て替えに際しましては、基本的には仮設校舎を建設するか、敷地の内外を問わず別の場所に校舎を建築するか、あるいは天羽中学校の改築時のように別の学校の余裕教室を使うか、また、富津中改築時のように別棟のほうへ移動しながら順に改築するかの方法が考えられます。  いずれにしましても校舎改築に当たりましては、子供たちの学習環境の確保を最優先に、様々な観点から今後の青堀小学校全体の施設整備方針を検討していきたいと思っています。
     まず第1段階としまして、教育部を中心とした庁内関係職員による検討会によりまして、いろいろな課題の洗い出しや基本方針をまとめていく予定であります。現在その準備を進めているところであります。 ○委員長(平野明彦君) 猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) 分かりました。これからだと思うんですけど、やはり青堀小の、この富津市の中では一番大きい学校ですので、子供たちが授業に支障がないように計画のほうをお願いしたいと思います。  続いて、成果説明書234ページ、10款4項5目の図書館管理システムについてお聞きいたします。  これ昨年度スタートしたものだったと思いますけど、コロナ禍というところの中で、図書全体の利用実績は大幅に減となっている中で、この図書システムを使ってどれくらい利用者があったか、通常の窓口よりもこのネットを使って利用した人がどれくらいいるかを教えていただければと思います。 ○委員長(平野明彦君) 生涯学習課長、樋口峰昭君。 ◎生涯学習課長(樋口峰昭君) お答えいたします。  成果説明書234ページの事業成果に記載していますリクエスト数は、窓口受付分を記載していますので、令和元年度の900冊から令和2年度577冊と減少しております。  令和2年2月に導入した図書館管理システムからのリクエスト数については、成果説明書に記載しておりませんので、申し上げますと、令和元年度は、2月、3月の2か月間で延べ47人、134冊、令和2年度は、延べ397人、822冊でありました。  来年度からは、ただいま申し上げました図書館管理システムからのリクエスト数を窓口受付分に加算し、合算して計上をしてまいります。 ○委員長(平野明彦君) 猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) 分かりました。今聞くと、令和2年度は窓口が577冊で、ネットが397冊ということで、ネットの割合がかなり、始まったばっかりなのに多いように見受けられますので、ぜひ、コロナ禍というところもありますが、図書を借りたい人がしっかり借りられるよう引き続きよろしくお願いします。  以上です。 ○委員長(平野明彦君) 委員外議員のほかの方はございますか。よろしいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(平野明彦君) 以上で、審査区分表6ページ上段に関する質疑を終了します。  ここで、説明員入替えのため暫時休憩とします。再開時刻を4時10分とします。                  午後3時58分 休憩           ────────────────────────                  午後4時02分 開議 ○委員長(平野明彦君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  審査区分表6ページ下段、9款、12款、13款、14款に関する質疑を行います。  あらかじめ通告のあった委員の発言を通告順に許可します。初めに、関 努委員。 ◆委員(関努君) 9款消防費からです。1項消防費4目防災費の防災関係費から2点ほど伺います。  防災関係費のうち防災備品なんですけども、新たに多くの備品購入がございました。非常にいいことなんですけども。防災用品のこの備品なんですけども、各避難所等に保管するものなのか、また備品によっては災害発生時に発生場所に運んでいくのかというそういう2つについてお願いします。 ○委員長(平野明彦君) 防災安全課長、秦野憲一君。 ◎防災安全課長(秦野憲一君) お答えいたします。  一番上段にあります可搬型蓄電システム太陽光パネルセットにつきましては、富津公民館、中央公民館、市民会館、天羽行政センター、峰上出張所、消防本部、消防署天羽分署などに設置しております。  次の屋外シャワーキット、ラップ式トイレなどにつきましては、主に備蓄倉庫で保管しており、災害時に移送する形となっております。その下のLPガス発電機につきましては、富津公民館、中央公民館、市民会館、各コミュニティセンター、各ふれあいシニア館、カナリエに設置しております。 ○委員長(平野明彦君) 関 努委員。 ◆委員(関努君) ありがとうございます。その下にございます避難行動要支援者名簿システム使用料ということで出てまいりますけども、この避難行動要支援者名簿システムを使用して、現在までどの程度の名簿作成状況にいっているのかというのを教えてください。 ○委員長(平野明彦君) 防災安全課長、秦野憲一君。 ◎防災安全課長(秦野憲一君) お答えいたします。  避難行動要支援者名簿につきましては、協定を結んでいる自治会へ提供しておりますが、市内107区中96区へ提供しております。 ○委員長(平野明彦君) 関 努委員。 ◆委員(関努君) 提供している分は出来上がったものを提供しているという、そういう解釈でいいんですか。 ○委員長(平野明彦君) 防災安全課長、秦野憲一君。 ◎防災安全課長(秦野憲一君) お答えいたします。  このシステムで全部の地区の避難行動要支援者名簿はできておるんですが、協定を結んでいる地区のみに提供している関係で、96となっております。 ○委員長(平野明彦君) 続きまして、佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 決算書205ページ、成果説明書204ページをお願いいたします。  9款1項4目防災情報通信ネットワーク整備事業についてお聞きいたします。  大規模災害時に中核となる指定避難所に相互交信ができるアンサーバック機能付きの子局を、平成28年度、29年度で20か所設置したとありますけれども、まず、この20か所というのはどこでしょうか。 ○委員長(平野明彦君) 防災安全課長、秦野憲一君。 ◎防災安全課長(秦野憲一君) お答えいたします。  設置している場所につきましては、富津中学校、富津小学校、青堀小学校、飯野小学校、大佐和中学校、吉野小学校、佐貫小学校、天羽中学校、天羽小学校、旧竹岡小学校、旧金谷小学校、旧天神山小学校、旧環南小学校、環小学校、富津公民館、中央公民館、市民会館、市民の森管理棟、中組公会堂、山中の公民館でございます。 ○委員長(平野明彦君) 続きまして、佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) はい、分かりました。  このアンサーバック付の防災の子局なんですけども、通常のパンザマストと一見してアンサーバック機能付きだよっていうのが判別できるんですか。 ○委員長(平野明彦君) 防災安全課長、秦野憲一君。 ◎防災安全課長(秦野憲一君) お答えいたします。  アンサーバック機能付きの子局につきましては、外見で判別することはできません。 ○委員長(平野明彦君) 続きまして、佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 分かりました。では、その鍵の管理とか誰が使えるかという、使用範囲というのを教えてください。 ○委員長(平野明彦君) 防災安全課長、秦野憲一君。 ◎防災安全課長(秦野憲一君) お答えいたします。  連絡の取れる電話機等につきましては、この施設の事務室や職員室に設置されておりまして、防災行政無線の電波を利用して、内線電話のように通話ができるものとなっております。また、この子局の接続箱の鍵につきましては、市と保守会社で管理しております。 ○委員長(平野明彦君) 続きまして、佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) では、その相互交信も今ちょっと電話みたいな形と言ったんですけども、もう一度お聞きしますけども、デジタル化に伴ってのこの相互交信ということで、映像っていうものの情報交換はできるんですか、映像。 ○委員長(平野明彦君) 防災安全課長、秦野憲一君。 ◎防災安全課長(秦野憲一君) 映像での交信はできません。 ○委員長(平野明彦君) 続きまして、佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) なんでこういうことを聞いたかというと、やはり防災行政無線として主たる避難所につけたということで相互交信ができる。それに伴って、大規模災害のときに情報の一元化ができると、そのために活用すると思うんですが、このアンサーバックをどう使うかという取扱いに対して特定の人間しか使えない、開けられないってなった場合、災害規模によってですけども、非常に人はパニくると頭が真っ白になると。その中でそんなことは分からなくなって忘れてくる、それよりか目の前の事態をどう対処したらいいかってそれに追われてまず終わります。  ですから、せっかくアンサーバック機能はどういう人が使えるか、こういう効果があるよっていうことは、ある程度の方たちの人に知ってもらって情報は早い段階でやれるし、そのところのマイクを使って、その周辺の人に被害状況を放送もできると思うんです、本局からでなくても。なぜそういうことが必要かっていったら、やはり大地震が発生したときに津波が起こる可能性があった場合は、その子局を使って津波が来てますとかっていって、直ちに高いところに逃げてくださいということをその場で言えるからです。それを本局のほうから待ってはいられません。  ですからこのアンサーバック機能という、デジタル化に伴ってこの機能を十分使うためには、やっぱり映像もそうですし、音声もそうですし、その使用範囲というのをしっかりと決めておかないと、効果を出し切れないで終わってしまうのかなと、そういうことを懸念したもんで、ちょっと質問させていただきました。もうちょっと検討してみてくださいこれは。  それから次の質問ですけども、決算書194ページ、成果説明書200ページ。やっぱり消防にいたことによって消防のことを1回は聞かないといけないもんで。  9款1項1目の警防活動運営事業につきましてお聞きいたします。  消防用ホースというのは消耗品であると私は思っております。事業所の屋内消火栓というのは耐圧式を10年でやりなさいということで、またその都度、耐圧出すのは大変だからと新たなものを購入する形が多いと思うんですが、もちろん消防用ホースもそういうことに準じる部分があると思うんです。プロが使っているものに対して穴が開いててもいいよということじゃないと思いますけども、今回のこの購入を見ますと非常に本数が少ない気がするんです。消防用のホースというのは、今言ったようにある程度の耐用年数があるとなれば定期的流れで購入しなければいけないのかなと思うんですが、消防用ホースの更新計画というのはありますでしょうか。 ○委員長(平野明彦君) 消防署長、松本敏宏君。 ◎消防署長(松本敏宏君) お答えします。  消防ホースの更新計画につきましては特に定めていません。成果説明書200ページ事業成果に記載のとおり65ミリホース290本、50ミリ130本を配備基準とし、毎年破損等により使用できなくなった分を更新整備しております。 ○委員長(平野明彦君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) となると、65ミリホースを例えますと、この290分の238というのは、この本数を必要なのに238という見方でよろいしいんですか。 ○委員長(平野明彦君) 消防署長、松本敏宏君。 ◎消防署長(松本敏宏君) そのとおりです。 ○委員長(平野明彦君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) そういうわけで消耗品ということを重々理解していただきながらのことで、この本数の充足もそうなんですけども、65ミリホース保有本数、基準が290で、50ミリホースの基準の目標数が130ということで、活動に必要な分の本数だと思います。  最近は男女雇用機会均等に伴いまして、女性職員も火災現場に出ます。昔は母体保護法みたいな形があって煙の出るところに行っちゃいけない、何十キロ以上持たせてはいけないと、いろんな制限があったんです。ですから予防業務とか指令室業務とかの中からもう現場に出るとことができると。  この前の火災のときにも私現場に行きましたけども、女性職員が呼吸器をしょって防護服を着てということでホースを延ばしていました。そういったことから思いますと、やっぱり消火作業ということを容易に進める上で、さらにもちろん水損防止等の対策もあろうと思います。  今後の方向性のお話をちょっと聞きたいんですが、活動するに当たって転戦が容易、活動が容易、水損防止にかかわるということで、保有本数40ミリホースもしくは50ミリホースを主力として増やしていこうという考えはあるでしょうか。 ○委員長(平野明彦君) 消防署長、松本敏宏君。 ◎消防署長(松本敏宏君) 50ミリホースにつきましては活動上、有効であると認識しています。また、ホースの本数を増やすことについては、今後、活動上支障を来すようなことがあるようであれば、また検討してまいりたいと思います。 ○委員長(平野明彦君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) ぜひともよろしくお願いします。  もちろん昔の家は、私も現役のときも重々承知しておりますが、瓦を突き抜け屋根に抜けた場合は、これはもう燃えちゃっている、それだからもうその隣に移さないためにどうしたらいいかと延焼防止にやるんですが、今、一般住宅でも耐火構造に近い状態、外壁がサイディングになったり内壁も漆喰を使ったりして、ほとんど燃えにくくなっている状況がありますので、転戦もしくは水損防止を含めましてレイマン戦法という戦法もありますので、40ミリホースということが非常に活動をしたときに効果があるということで、他市町村の消防本部もそれを使っていることが多々あるようですので、その40ミリ、50ミリを活用をするようなことも、今後考えてしていただきたいとそう思います。これはもう要望で終わりです。 ○委員長(平野明彦君) 以上、通告による質疑は終わりました。委員の皆様、ほかにございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(平野明彦君) よろしいですか。それでは委員外議員の質疑に入ります。  事前の通告はありませんが、質疑ございますか。猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) 関委員の質問にちょっと続きまして、成果説明書の202ページの防災関係費についてお聞きいたします。  先ほど峰上出張所とか各コミュニティセンターのほうに備蓄があるということだったんですが、峰上出張所はたしかもう老朽化で壊す計画も立ち上がっているかと思います。今後、そういった民間譲渡とかをしていったときに、今ある備蓄品はどうするかという計画はあるんでしょうか。 ○委員長(平野明彦君) 防災安全課長、秦野憲一君。 ◎防災安全課長(秦野憲一君) お答えいたします。  先ほど申し上げました可搬型蓄電システムが峰上出張所のほうに設置してありますが、それは持ち運び可能な蓄電のシステムですので、閉鎖となった場合は違う施設へ移動させます。 ○委員長(平野明彦君) 猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) わかりました。できるだけその地区はその地区にどっか多分移ると思いますが、よろしくお願いします。  続いて、先ほど避難者支援名簿なんですが、107自治会中96自治会ということで協定を結んでいるとこと渡すということだったんですが、残り11は協定を結ばれてない理由と、その地区に対する非難者支援の体制はどうなっているか教えていただければと思います。 ○委員長(平野明彦君) 防災安全課長、秦野憲一君。 ◎防災安全課長(秦野憲一君) お答えいたします。  協定を結んでいない地域につきましては、毎年区長さんのほうにお願いは市のほうから説明を含めさせていただいております。
     やはり、地域全体の支援者は多い地域もございますので、なるべく地域の方で助け合っていただけるよう努力しておる次第ですが、なかなか地域の方も協定ってなりますと難しいという話もございますので、なるべく分かりやすく説明をして、今後も続けて行きたいと考えております。 ○委員長(平野明彦君) 猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) 続いて、佐久間委員が質問しました成果説明書の204ページのアンサーバックについてお聞きします。  こちら、旧竹岡小学校と旧金谷小学校にあるということで、職員室に設置をされているというお話ですが、これ今2つ閉まっている状況の中で、住民の方は活用ができるということでよろしいんでしょうか。 ○委員長(平野明彦君) 防災安全課長、秦野憲一君。 ◎防災安全課長(秦野憲一君) お答えいたします。  現在、旧竹岡小学校、旧金谷小学校の職員室のほうに設置をしてございます。現在、避難所となった場合にコロナ対策として発熱等の方につきましては、体育館ではなく教室棟のほうの別室で対応するようなことになっておりますので、避難所自動解錠ボックスのほうに校舎の鍵も入っておりますので、両方で対応できるような形となっております。 ○委員長(平野明彦君) よろしいでしょうか。福田議員、千倉議員よろしいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(平野明彦君) それでは、以上をもちまして審査区分表6ページ下段に関する質疑を終了します。  以上で、一般会計歳入歳出決算の歳出及び特定の歳出に充当する歳入についての質疑を終了します。  ここで、説明員入替えのため暫時休憩とします。再開時刻を4時25分とします。                  午後4時20分 休憩           ────────────────────────                  午後4時25分 開議 ○委員長(平野明彦君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  これより、審査区分表7ページ、議案第15号の総括的な質疑を行います。  今まで歳入歳出を分割して項目ごとに質疑を行いましたので、ここでは本議案について全体を総合して締めくくりの総括的な質疑を行います。  あらかじめ通告のあった委員の発言を通告順に許可します。宮崎委員の発言を許可します。宮崎晴幸委員。 ◆委員(宮崎晴幸君) すみません。私の教えていただきたいのは令和元年発生しました台風災害において被害金額の総額、いわゆるごみ処分、道路被害、農作物及び設備被害、市内家屋被害、その他、総額のほうを教えていただけたらと思いますので、よろしくお願いします。 ○委員長(平野明彦君) 財政課長、花田康宏君。 ◎財政課長(花田康宏君) お答えいたします。  令和元年台風におきます被害総額というのは、市のほうでは把握しておりませんので、市で行った災害復旧費の総額ということでお答えさせていただきます。  令和元年台風災害に伴います災害復旧費といたしましては、市道、河川、農林水産業施設などの市の公共施設全般に及ぶ災害復旧工事に3億8,178万2,000円、損壊家屋撤去事業に3億3,685万4,000円、被災住宅支援事業に2億5,207万6,000円、被災農業者支援事業に2億4,418万円など、令和元年度と令和2年度の事業費の総額で18億8,973万8,000円でございます。 ◆委員(宮崎晴幸君) ありがとうございました。 ○委員長(平野明彦君) よろしいですか。 ◆委員(宮崎晴幸君) はい。 ○委員長(平野明彦君) 続きまして、三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 私のほうから総括的な質疑1点をお伺いいたします。令和2年度財政力指数0.93についてお伺いいたします。  初めに、令和2年度の決算状況につきましては、コロナ禍による影響に加え少子高齢化人口減少の加速により、財政運営はかなり厳しい数字と思われましたが、本市の財政力指数、暫定版になりますが0.93と、昨年より0.1ポイント上昇しております。本市が公表しております決算カードの推移を拝見いたしますと、平成20年度の1.07から年々下がり、平成22年の1.0から年々0.1から0.2ポイントずつ低下しております。平成29年の0.91から上昇傾向に転じており、令和2年度の暫定版では0.93と過去最高の数値となっておりますが、非常によい傾向ではございますが、好転した主な要因について教えていただければと思います。 ○委員長(平野明彦君) 財政課長、花田康宏君。 ◎財政課長(花田康宏君) お答えいたします。  財政力指数は基準財政収入額を基準財政需要額で除して数値の過去3か年平均値で算出いたしますが、令和2年度は昨年度と比較いたしまして、固定資産税、償却資産及び地方消費税交付金の大幅な増額により基準財政収入額が増額となったため、財政力指数が上昇したものでございます。 ○委員長(平野明彦君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 分かりました。やはり新型コロナウイルスによる影響につきましは健康被害をはじめ社会経済の被害など、自然災害の一種としても捉えられておりますが、今後も好転する中でも、やはり市民の健康と生活を守るために優先すべき事業と見直すべき事業を総合的に考えていただき、財政運営をしていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○委員長(平野明彦君) 続きまして、三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) 決算書の2ページ、会計別決算総括表で実質収支額7億5,487万3,411円、このような数字が出ております。毎年度決算剰余金の一部については、財政調整基金へ決算積立を行っているものと捉えておりますけれども、令和2年度決算剰余金7億5,487万3,411円の決算積立について、どのような考えでいるか、また状況等を伺います。 ○委員長(平野明彦君) 財政課長、花田康宏君。 ◎財政課長(花田康宏君) お答えいたします。  委員おっしゃられますとおり、令和2年度におきましても決算積立を行っております。具体的には、恐れ入りますが決算書の254ページをお開きください。  254ページの一番下の行に記載しておりますのが決算積立額でありまして、地方財政法の規定に基づき令和2年度決算剰余金の2分の1を下らない額として3億7,800万円を予算を通さずに、財政調整基金へ繰入れを行ったものでございます。 ○委員長(平野明彦君) 通告による質問は終わりましたが、ほかにございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(平野明彦君) ないようでございますので、委員外議員の質疑のほうに移ります。  初めに、通告のありました猪瀬 浩議員、質疑どうぞ。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) それでは入札制度についてお聞きいたします。  国交省のほうが平成29年から公共工事については、元請け及び下請け事業所に対して社会保険の加入を徹底するようにという通達を出しました。当時、お答えいただいたときには、富津市としては元請けは確認しているが、下請けは確認していませんということでした。  昨年の10月1日より下請けも含めてしっかりと確認するようにということが、改めて国交省のほうから通達を出されたわけですけど、富津市としては今後、その下請け事業とか全作業員に対して社会保険に入っているかなど確認を行っていく考えはあるのか教えていただければと思います。 ○委員長(平野明彦君) 財政課長、花田康宏君。 ◎財政課長(花田康宏君) お答えいたします。  本市におきましては、富津市建設工事適正化指導要綱に基づきまして、その工事の一部を下請け業者に請け負わせたときは、下請け業者選定通知書の添付書類、下請け人に関する事項の健康保険等の加入状況欄がございますので、そこの記載により確認を行っております。  また、二次以下の下請け業者につきましても、再下請通知書の添付書類にて同様の確認を行っております。 ○委員長(平野明彦君) 猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) 続いてもう1個、入札制度と、あと取引業者について確認なんですが、千葉電子入札システムを見ますと、法人番号がついてない業者さんとの取引がありました。それ自体は違法ではないわけですが、今度、2023年からスタートしますインボイス制度に合わせて、今年の10月から課税事業所の番号を取得する準備がスタートするかと思いますが、富津市としては今後、取引を行う事業所に対して、この課税事業所の番号のほうの取得を推進していく考えとかはありますでしょうか。 ○委員長(平野明彦君) 市民部長、鹿島和博君。 ◎市民部長(鹿島和博君) お答えいたします。  消費税のインボイス制度を利用するための登録申請案内や、また令和3年10月1日からの登録受付の周知につきましては、国税庁が行っているものとなっております。  また、本市では、こちらにつきまして税務署等からの依頼があったために、現在、課税課の窓口においてチラシ等の一定の周知に協力をしているところでありますので、それに基づきまして今後、事業者のほうの対応になると考えております。 ○委員長(平野明彦君) 猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) 分かりました。先ほど市税収入のところでもしっかりと徴収をしていくようにというような話とか出ている中で、やはりこういった法制度が変わっているところで、市が取引をする業者さんにはしっかりと国の方針を伝えてあげえて、税の徴収というところの公平性を保っていただければと思います。よろしくお願いします。 ○委員長(平野明彦君) よろしいですか。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) はい。 ○委員長(平野明彦君) 福田議員、千倉議員、ございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(平野明彦君) ほかに質疑もないようですので、質疑を集結し、討論に入ります。  反対討論はありますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(平野明彦君) 次に、賛成討論はありますか。宮崎晴幸委員。 ◆委員(宮崎晴幸君) 私は賛成の立場から討論をさせていただきますが、まず、令和2年度の行政経営は非常に厳しいかじ取り強いられることになったと思われます。それは令和元年房総半島台風の傷跡も癒えない中、新型コロナウイルス感染症のパンデミックに世界が襲われたからです。  4億円近くの切り崩しを貯金の切り崩しを行い、災害復旧に追われることになった後、新型コロナウイルス感染症対策及び富津市創生のため、3億円近くの貯金をさらに切り崩しを行っております。2年間で7億円近くの貯金を崩さなければならない逆風の中でも、令和2年度は大幅な固定資産税増加と市税の徴収率を向上させること等で、前年比に対し8億円以上の税増収を実現しました。  このようなことが標準財政規模の約20%に当たる22億円の財政調整基金の積立と、財政指数や健全化判断比率の数値改善にもつながりました。毎年、危機対応に追われながらも普通建設事業をしっかり行い、また子育てしやすいまち日本一の実現に向けた事業も着実に進め、市民の皆さんが暮らしやすい富津市が一歩ずつ実現しています。  このように危機の中にありながら、ハード面、ソフト面ともに富津市の明るい未来を予感させる決算内容となっており、私は令和2年度決算に対し賛成をさせていただきます。  以上です。 ○委員長(平野明彦君) ほかにございますか。三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) 私も賛成の立場で討論させていただきます。  令和2年度は経営改革の基本となる持続可能な行政改革、行政経営、これを念頭に、例えば保育所のエアコン設置などの子育て環境の充実、また、小中学校における子供1人につき1台の教育用パソコン端末の整備などの教育環境の整備、道路橋梁の整備や長寿命化など様々な施策を実施してきたところでありますけれども、中でも大変大きな事業といたしましては、新型コロナウイルス感染症対策、また、令和元年度から取り組んできた令和元年度房総半島台風からの災害復旧の2点が上げられると思います。  このような不測の事態に対応するため、感染症対策では生活に困っている市民への支援、また、事業の継続が困難な事業者への支援、プレミアム付商品券の発行による経済対策、オンライン相談やきずなLINEの配信による子育て環境の充実、これらに係る施策を実施するとともに、感染拡大の防止策にも取り組んでこられました。  また、台風被害からの復旧といたしましては、損壊家屋撤去事業、被災住宅支援事業、加えて被災農業者支援事業など、市民が被災前の生活を取り戻すための施策を着実に実施されてきたところであります。  このような状況の中、前年度決算剰余金の積立により財政調整基金の積み増し、また今後の公共施設の再配置に取り組むため、公共施設等マネジメント基金についても大幅に増額となっており、経営改革プラン終了後も経営改革の成果は確実に引き継がれているものと認識しております。  以上のことから令和2年度決算は各種市民サービスの向上に積極的に取り組んだ内容であり、今後の富津市の将来につながるもの、すなわち持続可能な富津市づくりを実行に沿った内容と判断できることから、私も本決算には賛成いたします。  以上です。 ○委員長(平野明彦君) ほかにございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(平野明彦君) ほかにないようでございますので、討論を集結し直ちに採決を行います。  議案第15号を原案のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○委員長(平野明彦君) はい、ありがとうございます。起立全員であります。よって、議案第15号は原案のとおり認定すべきものと決しました。           ────────────────────────                    散     会 ○委員長(平野明彦君) 以上をもちまして、本日の審査を終了とします。  次の決算審査特別委員会は、明日9月15日午前10時、議案第16号 令和2年度富津市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についての審査から会議を始めます。  本日は、これにて散会といたします。どうも御苦労さまでございました。                  午後4時41分 散会
     上記会議の概要を記載し事実と相違ないことを証するためにここに署名する。    令和  年  月  日              決算審査特別委員会委員長  平 野 明 彦...