1.議案第1号から議案第12号まで及び報告第1号から報告第6号まで
1.市長の
提案理由等の説明
1.
総務部長補足説明(議案第4号及び議案第8号)
1.
健康福祉部長補足説明(議案第9号から議案第11号まで)
1.散 会
〇
出席議員
1番 宮 崎 晴 幸 君 2番 渡 辺 純 一 君 3番 三 富 敏 史 君
4番 福 田 好 枝 君 5番 関 努 君 6番 猪 瀬 浩 君
7番 諸 岡 賛 陛 君 8番 三 木 千 明 君 9番 千 倉 淳 子 君
10番 山 田 重 雄 君 11番 平 野 英 男 君 12番 佐久間 勇 君
13番 渡 辺 務 君 14番 石 井 志 郎 君 15番 平 野 明 彦 君
16番 福 原 敏 夫 君
〇
出席説明員
市長 高 橋 恭 市 君 副市長 小 泉 義 行 君
教育長 岡 根 茂 君
総務部長 白 石 久 雄 君
総務部参与 前 田 雅 章 君
市民部長 中 山 正 之 君
健康福祉部長 坂 本 秀 則 君
建設経済部長 庄 司 優 人 君
会計管理者 赤 井 明 浩 君
農業委員会事務局長 茂 木 雅 宏 君
選挙管理委員会事務局長兼
監査委員事務局長 消防長 岩 崎 脩 君
平 野 勉 君
教育部長 相 澤 智 巳 君
総務部次長 市 原 岳 人 君
総務課長 牧 野 常 夫 君
〇
出席事務局職員
事務局長 重 城 祐 主幹 大 川 美佐子
庶務係長 三 木 貴 好 主査 平 野 智 裕
────────────────────────
開 会
令和2年8月26日 午前10時00分 開会
○議長(渡辺務君) 皆さん、おはようございます。ただいまから令和2年9月
富津市議会定例会を開会します。
────────────────────────
開 議
令和2年8月26日 午前10時00分 開議
○議長(渡辺務君) 直ちに本日の会議を開きます。
────────────────────────
市長の
あいさつ及び報告
○議長(渡辺務君) 日程に入るに先立ち、市長から発言を求められていますので、これを許可します。市長、高橋恭市君。
〔市長 高橋恭市君登壇〕
◎市長(高橋恭市君) おはようございます。令和2年9月
富津市議会定例会の開会に当たり、御挨拶並びに御報告を申し上げます。
議員の皆様方におかれましては、大変御多用の中、本定例会に御出席を賜り、誠にありがとうございます。
本定例会に御提案申し上げます案件は、
補正予算案など12議案並びに報告6件であります。よろしく御審議の上、御可決及び御認定を賜りますようお願い申し上げます。
次に、諸般の御報告を申し上げます。
PCR検査センターの設置について申し上げます。
8月20日、
新型コロナウイルス感染症の
検査体制を強化するため、千葉県からの委託を受けて、
君津木更津医師会が運営する
地域外来・
検査センターを君津郡
市広域市町村圏事務組合が設置いたしました。木更津市、君津市、富津市、袖ケ浦市の4市は、
地元自治体として君津郡
市広域市町村圏事務組合とともに
地域外来・
検査センターを運営する
君津木更津医師会を支援してまいります。
次に、
夏休み期間を終えた
小中学校の児童・生徒について申し上げます。
市内小中学校では、
新型コロナウイルス感染症対策等による
授業日数の確保から8月8日から23日まで短縮された
夏季休業が終了いたしました。8月24日に2学期の始業式を十分な距離の確保や換気をして体育館で行ったり、
校内放送により教室で行ったりするなど、各学校において
感染対策を考慮し、実施いたしました。また、今後も新しい
生活様式に対応した
学校生活を送れるよう細心の注意を払ってまいります。
次に、
高宕山自然動物園について申し上げます。
6月10日未明に、
仮設おりの
側面フェンスに穴が開けられ、飼育していたニホンザル約70頭が逸走するという事件が発生しましたが、7月下旬に捕獲が完了いたしました。新しいおりは、9月末に
竣工予定であり、その後、
頭数管理のための
個体識別措置等を実施し、動物園の再開に向け準備を進めてまいります。
次に、
岩瀬地先の海岸橋架け替え工事に伴う、
市道海岸線の
通行止めについて申し上げます。
海岸橋については、塩害等の影響により老朽化が進行しており、架け替えが必要となったことから、令和2年10月1日から令和4年3月下旬までの予定で
当該区間を
通行止めとし、橋梁の架け替えを実施してまいります。
以上で、開会に当たりましての御挨拶並びに御報告を終わらせていただきます。
○議長(渡辺務君) 以上で、市長の挨拶及び報告を終わります。
────────────────────────
議長の報告
○議長(渡辺務君) 続いて、私から報告いたします。
本定例会では、
新型コロナウイルス感染症拡大防止策として、マスクの着用、
換気措置、
議場等入室時の手指の消毒等を実施していますので、御了承願います。
次に、市長から議案等の提出があり、これを受理したので報告いたします。受理しました議案等については、お手元に配付したとおりです。
次に、9月
定例会会期日程表議運案については、お手元に配付したとおりであります。
次に、本定例会に説明員として
出席通知のあった者の職氏名についても、お手元に配付してありますので、御了承お願いします。
次に、陳情1件の提出がありました。お手元の
陳情文書表のとおり、所管の
常任委員会に付託しますので、御了承願います。
次に、
契約締結状況一覧については、お手元に配付したとおりです。
次に、
監査委員から
例月出納検査の結果報告がありました。
富津市議会申合せ事項により各控室にその写しを配付してありますので、御了承願います。
次に、令和2年第1回臨時会及び令和2年6月
定例会会議録については、お手元に配付したとおりです。
次に、本日、議場内の
写真撮影の申し出があり、これを許可しましたので、御了承願います。
以上で私からの報告を終わります。
────────────────────────
会議録署名議員の指名
○議長(渡辺務君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
富津市議会会議規則第81条の規定により、14番・
石井志郎君、15番・
平野明彦君、16番・
福原敏夫君を指名いたします。
────────────────────────
会期等の決定
○議長(渡辺務君) 日程第2、会期等の決定を議題といたします。
本定例会の会期は、去る8月19日に
議会運営委員会が開催され、本日8月26日から9月16日までの22日間と決定されました。
お諮りします。会期は、
議会運営委員会の決定のとおり、本日8月26日から9月16日までの22日間とし、お手元に配付した
会期日程表に従い、休会とする日も含め執り行うことに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渡辺務君) 異議なしと認め、そのように決定いたします。
なお、9月1日、2日の両日は、
開議時刻を午前9時30分といたします。
また、9月2日、
一般質問終了後に
議案等質疑及び
委員会付託並びに
決算審査特別委員会の設置及び
委員会付託を併せて行います。
────────────────────────
議案等の上程
○議長(渡辺務君) 日程第3、議案等の上程を議題といたします。
議案第1号から議案第12号まで及び報告第1号から報告第6号までを
一括議題とします。
ただいま、議題とした議案等は、お手元に配付の
議案等一覧表のとおりですので、朗読を省略いたします。
────────────────────────
市長の
提案理由等の説明
○議長(渡辺務君) ただいま、議題となっている議案等について、
提案理由等の説明を求めます。市長、高橋恭市君。
〔市長 高橋恭市君登壇〕
◎市長(高橋恭市君) ただいま提案いたしました議案第1号から議案第12号までの
提案理由及び報告第1号から報告第6号までの
報告理由について一括して説明をいたします。
────────────────────────
(議案第1号) 富津市
手数料条例の一部を改正する条例の制定について
◎市長(高橋恭市君) 議案第1号 富津市
手数料条例の一部を改正する条例の制定については、
情報通信技術の活用による
行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに
行政運営の簡素化及び効率化を図るための
行政手続等における
情報通信の技術の利用に関する法律等の一部を改正する法律により改正された
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律が施行されたことに伴い、
個人番号の
通知カードの再交付に係る手数料の規定を削除するため、条例の一部を改正するものであります。
────────────────────────
(議案第2号) 君津郡
市広域市町村圏事務組合の共同処理する事務の変更及び君津郡
市広域市町村圏事務組合規約の一部を改正する規約の制定に関する協議について
◎市長(高橋恭市君) 議案第2号 君津郡
市広域市町村圏事務組合の共同処理する事務の変更及び君津郡
市広域市町村圏事務組合規約の一部を改正する規約の制定に関する協議については、君津郡
市広域市町村圏事務組合で共同処理する事務のうち、
老人福祉法第15条第3項に規定する
養護老人ホームの設置及び管理に関する事務を廃止するため、君津郡
市広域市町村圏事務組合の共同処理する事務の変更及び君津郡
市広域市町村圏事務組合規約の一部を改正する規約の制定について、
地方自治法第286条第1項の規定により
関係地方公共団体と協議するに当たり、同法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。
────────────────────────
(議案第3号)
民間資金等の活用による
公共施設等の整備等の促進に関する法律に規定する
特定事業に係る契約の締結について
◎市長(高橋恭市君) 議案第3号
民間資金等の活用による
公共施設等の整備等の促進に関する法律に規定する
特定事業に係る契約の締結については、第2期
君津地域広域廃棄物処理事業について、
特定事業に係る契約を締結するに当たり、
民間資金等の活用による
公共施設等の整備等の促進に関する法律第12条及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。
────────────────────────
(議案第4号) 令和2
年度富津市
一般会計補正予算(第8号)
(議案第5号) 令和2
年度富津市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
(議案第6号) 令和2
年度富津市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
(議案第7号) 令和2
年度富津市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
◎市長(高橋恭市君) 議案第4号から議案第7号までは、令和2年度の
補正予算であります。
議案第4号 令和2
年度富津市
一般会計補正予算(第8号)については、既定の
歳入歳出予算の総額にそれぞれ6億8,231万2,000円を追加するもので、補正の主な内容は、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した事業、第2期
君津地域広域廃棄物処理施設整備事業、
公共施設再
配置関係費などに係る経費及びこれらに関連する歳入を計上するとともに
人事異動に伴う
人件費補正をするほか、
繰越明許費の設定、
債務負担行為及び地方債の補正をするものであります。
議案第5号 令和2
年度富津市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)については、既定の
歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億3,596万3,000円を追加するもので、補正の主な内容は、令和元
年度決算の確定に伴い、歳入では繰越金を、歳出では
国民健康保険基金積立金及び
県負担金返還金を増額するとともに、
人事異動に伴う
人件費補正をするものであります。
議案第6号 令和2
年度富津市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)については、既定の
歳入歳出予算の総額にそれぞれ73万6,000円を追加するもので、補正の主な内容は、令和元
年度決算の確定に伴い、歳入では繰越金を、歳出では
後期高齢者医療広域連合納付金を減額するとともに、
人事異動に伴う
人件費補正をするものであります。
議案第7号 令和2
年度富津市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)については、既定の
歳入歳出予算の総額にそれぞれ4,821万7,000円を追加するもので、補正の主な内容は、令和元
年度決算の確定に伴い、歳入では繰越金などを、歳出では
介護保険給付費準備基金積立金、
国庫補助金返還金などを増額するとともに、
人事異動に伴う
人件費補正をするものであります。
────────────────────────
(議案第8号) 令和元
年度富津市
一般会計歳入歳出決算の認定について
(議案第9号) 令和元
年度富津市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について
(議案第10号) 令和元
年度富津市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について
(議案第11号) 令和元
年度富津市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について
(議案第12号) 令和元
年度富津市
温泉供給事業特別会計決算の認定について
◎市長(高橋恭市君) 議案第8号から議案第12号までは、令和元
年度決算の認定であります。
議案第8号 令和元
年度富津市
一般会計歳入歳出決算の認定について、議案第9号 令和元
年度富津市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第10号 令和元
年度富津市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について及び議案第11号 令和元
年度富津市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定については、
地方自治法第233条第3項の規定により、議案第12号 令和元
年度富津市
温泉供給事業特別会計決算の認定については、
地方公営企業法第30条第4項の規定により、それぞれ
監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものであります。
────────────────────────
(報告第1号) 令和元
年度決算に基づく富津市
健全化判断比率及び富津市
資金不足比率の報告について
◎市長(高橋恭市君) 報告第1号 令和元
年度決算に基づく富津市
健全化判断比率及び富津市
資金不足比率の報告については、
地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、令和元
年度決算に基づく富津市
健全化判断比率及び富津市
資金不足比率を
監査委員の意見をつけて議会に報告するものであります。
────────────────────────
(報告第2号) 令和元
年度富津市
一般会計継続費精算報告書について
◎市長(高橋恭市君) 報告第2号 令和元
年度富津市
一般会計継続費精算報告書については、
天羽中学校校舎改築事業について継続費に係る
継続年度が終了したので、
地方自治法施行令第145条第2項の規定により議会に報告するものであります。
────────────────────────
(報告第3号)
専決処分の報告について
(報告第4号)
専決処分の報告について
(報告第5号)
専決処分の報告について
(報告第6号)
専決処分の報告について
◎市長(高橋恭市君) 報告第3号から報告第6号までは、
専決処分の報告であります。
報告第3号が、
車両事故による
損害賠償の額を定めること及び和解について、報告第4号が、道路の瑕疵等により発生した事故による
損害賠償の額を定めること及び和解について、報告第5号が、
車両事故による
損害賠償の額を定めること及び和解について、報告第6号が、
除草作業中の飛び石により発生した事故による
損害賠償の額を定めること及び和解について、それぞれ、
地方自治法第180条第1項の規定により
専決処分をしたので、同条第2項の規定により議会に報告するものであります。
以上、議案第1号から議案第12号までの
提案理由及び報告第1号から報告第6号までの
報告理由の説明といたします。
なお、議案第4号及び議案第8号から議案第11号までにつきましては、
担当部長から
補足説明をいたさせます。
十分御審議の上、
原案どおり御可決及び御認定賜りますようお願い申し上げます。
────────────────────────
補 足 説 明
○議長(渡辺務君) 続いて、
補足説明に入ります。
初めに、議案第4号及び議案第8号について
補足説明を求めます。
総務部長、
白石久雄君。
〔
総務部長 白石久雄君登壇〕
◎
総務部長(
白石久雄君) 議案第4号 令和2
年度富津市
一般会計補正予算(第8号)について
補足説明を申し上げます。
補正予算書の2ページをお開きください。
補正予算の主な内容について御説明いたします。
初めに、歳入ですが、16
款国庫支出金2項
国庫補助金は5億1,789万5,000円の増額で、
感染症対策及び
防災対策に万全を期すための事業に係る
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金4億9,913万7,000円、
保育施設等の
感染症対策に係る子ども・
子育て支援交付金453万2,000円及び
保育対策総合支援事業費補助金525万円、
消防団活動における
防災対策及び感染症の
予防対策に係る
消防団設備整備費補助金277万2,000円、全
小中学校の児童・生徒に1人1台の端末を整備するための
校内通信ネットワーク整備事業に係る
公立学校情報機器整備費補助金343万2,000円などを計上するものでございます。
17
款県支出金2項
県補助金は1,459万5,000円の増額で、
保育施設等の
感染症対策に係る
新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金600万円、国の
補助対象外である
農業用ハウスの軽微な補強等に係る
被災農業施設等復旧支援事業補助金583万4,000円、
ノリ漁場の沖側から流れ込む潮流を防ぐための
防潮網設置に係る
東京湾漁業総合対策事業補助金191万円などを計上するものでございます。
20
款繰入金1項
基金繰入金は1,657万5,000円の減額で、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を
既存事業に充当したことなどに伴う
財政調整基金繰入金2,007万5,000円の減額、
庁舎外壁防水改修工事の増額に伴う
公共施設維持管理基金繰入金350万円の増額でございます。
2項
特別会計繰入金は3,000円の増額で、令和元
年度決算の確定に伴う
事務費分の
介護保険事業特別会計繰入金でございます。
21
款繰越金1項繰越金は6,404万4,000円の増額で、
歳出予算に係る
一般財源の調整分として計上するものでございます。
22款諸収入5項雑入は435万円の増額で、昨年度実施した
プレミアム付商品券事業の精算に伴う、
市商工会からの
委託料返還金でございます。
23款市債1項市債は9,800万円の増額で、
庁舎中長期保全計画に基づき実施する
庁舎改修工事設計業務委託に係る
庁舎整備事業債1,060万円、
庁舎外壁防水改修工事の増額に伴う
庁舎整備事業債1,050万円、
公立保育所の
空調設備設置工事監理業務委託に係る
保育所施設整備事業債290万円、第2期
君津地域広域廃棄物処理施設整備事業の出資金に係る出資債6,750万円、7月の豪雨に伴う
農業用施設の
災害復旧工事に係る過
年発生農業用施設災害復旧事業債650万円を計上するものでございます。
次に、歳出について御説明いたします。
3ページを御覧ください。
今回の
補正予算におきましては、4月の
人事異動等に伴い予算を組み替えるため、各款、各項に人件費を計上しております。このため、補正額のうち、
職員人件費以外の主な内容を御説明申し上げます。
1
款議会費は736万3,000円の減額でございます。1項議会費は、
議員報酬及び
視察研修費が削減されたことによるものでございます。
2
款総務費は1億1,535万1,000円の増額でございます。1項
総務管理費は、庁内における
ウェブ会議システムの導入及び
分散勤務体制の整備に要する経費1,579万8,000円、庁内の
ICT環境の基盤強化に要する経費7,576万3,000円、
公共施設等総合管理計画及び
公共施設再
配置推進計画の方針等を踏まえ、
公共施設個別施設計画を策定するための
支援業務委託料1,507万円、
市ホームページを安全で分かりやすく閲覧できるようにするための
ホームページリニューアル委託料484万円、
庁舎中長期保全計画に基づき実施する
庁舎改修工事設計業務委託料1,423万4,000円、現在実施している
庁舎外壁防水改修工事の増額分1,400万円、
公共交通事業者に対し最大30万円を給付する
公共交通事業者応援給付事業150万円などを計上するものでございます。
3項
戸籍住民基本台帳費は、
国外転出者による
マイナンバーカードの利用を実現するための
住民記録システム改修業務委託料201万3,000円、
マイナンバーカードの普及を促進するための資機材に要する経費53万2,000円を計上するものでございます。
3
款民生費は7,877万7,000円の増額でございます。1項
社会福祉費は、
市社会福祉協議会の職員の異動に伴う
市社会福祉協議会補助金の増額分149万3,000円、
大佐和老人憩の家の廃止に伴う
解体設計業務委託料226万6,000円を計上するものでございます。
2項
児童福祉費は、子育てを支援するとともに子育ての孤立化を防ぐための
きずなメール配信委託料92万6,000円、
児童扶養手当受給資格世帯に対し商品券を給付する
ひとり親世帯プレミアム付商品券給付事業698万1,000円、保育所に通う子供の保護者との緊急時等の連絡手段とするための
保育所メール配信委託料46万2,000円、
公立保育所の
空調設備設置工事に伴う
監理業務委託料325万6,000円、特別定額給付金及び子育て家庭応援給付金の基準日以降に生まれた新生児についても同様の給付金の対象とするための新生児家庭応援給付事業1,652万9,000円、私立保育園等の登園自粛期間中に係る給食費補助金125万1,000円、市内における子供の遊び場の整備に要する経費1,224万8,000円、
保育施設等の
感染症対策に要する経費1,577万7,000円などを計上するものでございます。
3項生活保護費は、生活保護法の改正に伴うシステム改修業務委託料66万円の増額でございます。
4款衛生費は1億6,532万9,000円の増額でございます。1項保健衛生費は、君津中央病院企業団の負担金が確定したことに伴う増額分585万6,000円及び
新型コロナウイルス感染症患者の受け入れ体制の整備に対する特別負担金3,240万3,000円、市役所業務における
感染症対策に要する経費679万5,000円、富津聖苑給水ポンプの交換工事費137万5,000円を計上するものでございます。
2項清掃費は、環境センターの機器修繕料510万1,000円、第2期
君津地域広域廃棄物処理施設整備事業について、事業系ごみの受入れ検討に伴う負担金の増額分166万6,000円、事業主体である株式会社上総安房クリーンシステムへの出資金9,000万円、クリーンセンターの修繕工事費232万1,000円を計上するものでございます。
6款農林水産業費は2,175万7,000円の増額でございます。
1項農業費は、国の
補助対象外である
農業用ハウスの軽微な補強等に係る県補助事業として、
被災農業施設等復旧支援事業補助金583万4,000円、農道等の施設保全に係る長寿命化計画策定業務委託料327万8,000円を計上するものでございます。
2項林業費は、昨年度の台風の影響により事業に遅れが生じたことなどに伴う
林道竹岡線開設事業負担金の増額分72万6,000円、
林道等の施設保全に係る長寿命化計画策定業務委託料327万8,000円を計上するものでございます。
3項水産業費は、新富津漁協による
ノリ漁場の沖側から流れ込む潮流を防ぐための
防潮網設置に要する補助金229万2,000円、富津漁協によるノリ共同加工施設への井戸の設置に要する補助金133万5,000円を計上するものでございます。
4ページを御覧ください。
7款商工費は6,764万2,000円の増額でございます。
1項商工費は、市観光協会が事業主体となり行う宿泊客へのサービス等に要する経費に対する、みんなで元気に!ちばの「おもてなし」提供事業費補助金236万3,000円、市内の消費喚起策として実施する
プレミアム付商品券事業6,101万6,000円を計上するものでございます。
8款土木費は898万3,000円の減額でございます。
1項土木管理費は、市道関線用地の取得に要する経費342万円の増額でございます。
6項住宅費は、空家等対策協議会の開催に係る委員報酬及び費用弁償17万7,000円を計上するものでございます。
9款消防費は7,207万2,000円の増額でございます。
1項消防費は、消防活動における防災対応の充実と感染症
予防対策を徹底するための資機材の整備等に要する経費2,972万2,000円、災害対応や
感染症対策に万全を期すための避難所設備の強化等に要する経費5,742万円、安全安心メールの機能強化に伴う安全安心メール配信委託料291万1,000円を計上するものでございます。
10款教育費は1億6,618万1,000円の増額でございます。
1項教育総務費は、幼児教育・保育の無償化に係る昨年度実績に基づく国庫負担金返還金1,470万8,000円、
県負担金返還金735万4,000円及び
国庫補助金返還金112万円を計上するものでございます。
2項小学校費は、小学校における
感染症対策に要する経費53万8,000円、全小学校の児童に1人1台の端末を整備するための
校内通信ネットワーク整備事業9,375万8,000円を計上するものでございます。
3項中学校費は、中学校における
感染症対策に要する経費32万3,000円、全中学校の生徒に1人1台の端末を整備するための
校内通信ネットワーク整備事業4,179万1,000円を計上するものでございます。
4項社会教育費は、富津公民館、中央公民館及び市民会館の避難所機能を適切に維持するための設備等の修繕料709万8,000円の増額でございます。
5項保健体育費は、総合社会体育館の非常放送設備修繕料336万8,000円の増額でございます。
11款災害復旧費は1,154万9,000円の増額でございます。
2項農林水産業施設災害復旧費は、昨年度の台風の影響により被災し、補修を予定していた関尻地先の
農業用施設が、7月の豪雨により増破したことに伴う
災害復旧工事1,000万円、また、7月の豪雨により被災した林業施設の復旧に要する重機借上料154万9,000円を計上するものでございます。
以上、
歳入歳出予算の補正額合計は、それぞれ6億8,231万2,000円の増額で、補正後の予算額を253億6,267万2,000円とするものでございます。
5ページを御覧ください。
「第2表
繰越明許費」は、3
款民生費の新生児家庭応援給付事業につきましては、令和3年4月1日生まれまでの新生児が対象であること、また、10款教育費の小学校施設整備事業及び中学校施設整備事業につきましては、トイレ改修工事等に必要な工期を確保する必要があることから、予算を翌年度に繰り越して使用することができるよう
繰越明許費を設定するものでございます。
6ページを御覧ください。
「第3表
債務負担行為補正」、公共資産売却業務包括民間委託料は、業務の継続性を確保するため、複数年度にわたり業務を委託しようとすることから
債務負担行為を設定するものでございます。
7ページを御覧ください。
「第4表 地方債補正」は、歳入で御説明いたしましたが、上段の「追加」につきましては、第2期
君津地域広域廃棄物処理施設整備事業に係る出資債6,750万円、
農業用施設の
災害復旧工事に係る過
年発生農業用施設災害復旧事業債650万円を新たに計上するものでございます。
下段の「変更」につきましては、
庁舎改修工事設計業務委託に係る
庁舎整備事業債1,060万円、
庁舎外壁防水改修工事に係る
庁舎整備事業債1,050万円、
公立保育所の
空調設備設置工事監理業務委託に係る
保育所施設整備事業債290万円を増額するものでございます。
以上で、議案第4号 令和2
年度富津市
一般会計補正予算(第8号)の
補足説明を終わります。
続きまして、議案第8号 令和元
年度富津市
一般会計歳入歳出決算の認定について、
補足説明を申し上げます。
「令和元年度 決算に係る主要施策の成果説明書」の2ページをお開きください。
「会計別決算総括表」の「一般会計」の欄を御覧ください。
令和元年度及び平成30年度からの繰越事業を含む予算現額242億1,649万3,000円に対し、歳入決算額は205億7,788万2,506円、歳出決算額は191億2,845万8,378円で、歳入歳出差引額は14億4,942万4,128円でございます。
この額から、令和2年度へ繰り越すべき財源である、
繰越明許費の
一般財源等5億2,307万3,000円及び事故繰越の
一般財源395万4,000円を差し引いた実質収支額は9億2,239万7,128円でございます。
なお、予算額に対する決算額の比率は、歳入85.0%、歳出79.0%でございます。
次に、歳入の概要を御説明いたします。4ページ、5ページを御覧ください。
この表は、列が歳入の款別、行が財源別の決算額となっております。
下から3行目、令和元
年度決算額を御覧ください。
1款市税は87億6,217万6,000円、前年度比0.4%の減でございます。
市税につきましては別の表で御説明いたしますので、恐れ入りますが、14ページ、15ページをお開きください。
この表は、「税目別決算の推移」でございます。
表の一番右側、令和元年度の欄を御覧ください。
1、市民税のうち、「個人市民税」は分離譲渡所得の減により所得割が減額、「法人市民税」は一部企業の増収により法人税割が増額、2、固定資産税は、新増築の評価による家屋分、大規模企業の償却資産分の増により増額、3、軽自動車税のうち、「軽自動車税」は、新税率適用台数の増により増額、「環境性能割」は令和元年10月の消費税率引上げ時に自動車取得税に代わり導入された市税でございます。4、市たばこ税は、たばこの消費本数の減により減額、5、入湯税は、台風の影響に伴う入湯客数の減により減額でございます。
16ページ、17ページを御覧ください。
この表は、「税目別の徴収実績」でございます。
市税全体の徴収率は、17ページの右から2列目、下から3行目を御覧ください。
令和元年度の徴収率は95.4%で、前年度比0.5%の増でございます。
17ページの左から2列目、不納欠損額は3,670万1,000円、また、収入未済額は3億8,337万6,000円でございます。
恐れ入りますが、4ページにお戻りください。
2款地方譲与税は2億6,098万2,000円、前年度比5.0%の増でございます。主な要因は、特別とん譲与税について、入港実績の増によるものでございます。
3款利子割交付金は386万2,000円、前年度比46.2%の減でございます。主な要因は、預貯金利子の減少によるものでございます。
4款配当割交付金は2,697万円、前年度比14.4%の増でございます。主な要因は、上場株式などの配当に係る所得が増加したことによるものでございます。
5款株式等譲渡所得割交付金は1,780万9,000円、前年度比18.1%の減でございます。主な要因は、株式等の取引に係る譲渡所得が減少したことによるものでございます。
6款地方消費税交付金は8億2,062万2,000円、前年度比2.7%の減でございます。主な要因は、消費の減少などによるものでございます。なお、令和元年10月から消費税率が10%に引き上げられましたが、企業の決算時期、また、消費税の支払時期の関係で増額の影響はなかったものと考えています。
7款ゴルフ場利用税交付金は6,206万2,000円、前年度比10.5%の減でございます。主な要因は、台風の影響により、利用者数が減少したことによるものでございます。
8款自動車取得税交付金は3,405万8,000円、前年度比42.2%の減でございます。
主な要因は、消費税率引上げ時に自動車取得税が廃止され、環境性能割が導入されたことによるものでございます。
9款環境性能割交付金は995万2,000円でございます。この交付金は、消費税率引上げ時に自動車取得税に代わり導入された環境性能割に対する交付金でございます。
10款地方特例交付金は7,458万円、前年度比199.7%の増でございます。主な要因は、消費税率引上げ時に導入された環境性能割の臨時的な軽減措置として、税率を1%分軽減することによる自治体の減収補填に係る特例交付金、また、消費税率引上げに伴う幼児教育の無償化に要する地方負担額の補填に係る子ども・子育て支援臨時交付金の増額でございます。
11款地方交付税は11億4,443万8,000円、前年度比58.1%の増でございます。主な要因といたしましては、普通交付税は、基準財政収入額の算定において、法人市民税法人税割の推計基準税額が実績額と比較し大幅な減となったため、交付額が増額となったものでございます。
特別交付税は、台風の影響に伴う特別な財政需要として、ビニールハウス等の復旧に係る被災農業者支援事業、被災住宅の復旧に係る被災住宅修繕緊急支援事業が算定項目に追加されたことによる増額でございます。内訳は、普通交付税6億9,974万8,000円、特別交付税4億4,469万円でございます。
12款交通安全対策特別交付金は403万5,000円、前年度比6.6%の減でございます。主な要因は、道路交通法に定める反則金の収入相当額の減少によるものでございます。
13款分担金及び負担金は、1億3,199万6,000円、前年度比22.6%の減でございます。主な要因は、幼児教育・保育の無償化に伴う保育所入所児童保護者負担金の減によるものでございます。
14款使用料及び手数料は2億6,540万5,000円、前年度比11.9%の減でございます。主な要因は、ごみ処理に係る塵芥処理手数料の減及び施設使用料を指定管理者の収入としたことに伴う都市公園使用料の減などによるものでございます。
15
款国庫支出金は28億8,915万円、前年度比41.0%の増でございます。主な要因は、
天羽中学校校舎改築事業に係る公立学校施設整備費負担金、台風災害関連事業に係る防災・安全交付金、災害等廃棄物処理事業費補助金などの増によるものでございます。
16
款県支出金は14億1,435万3,000円、前年度比8.8%の増でございます。主な要因は、台風災害関連事業に係る災害救助費負担金の増などによるものでございます。
17款財産収入は2,170万3,000円、前年度比36.3%の減でございます。主な要因は、土地建物売払収入の減によるものでございます。
18款寄附金は5億1,003万2,000円、前年度比35.8%の増でございます。主な要因は、ふるさとふっつ応援寄附金及び災害復旧費寄附金の増によるものでございます。
19
款繰入金は5億8,399万7,000円、前年度比85.2%の増でございます。主な要因は、台風災害関連事業に係る
財政調整基金繰入金の増によるものでございます。
20
款繰越金は6億9,744万円、前年度比49.6%の増でございます。これは、平成30年度から繰り越されたものでございます。
21款諸収入は4億4,356万1,000円、前年度比1.4%の増でございます。主な要因は、原発事故関連
損害賠償金の増などによるものでございます。
22款市債は23億9,870万円、前年度比73.5%の増でございます。主な要因は、
天羽中学校校舎改築事業及び
小中学校空調設備設置事業に係る学校教育施設整備事業債、上水道事業の統合に伴うかずさ水道広域連合企業団出資金に係る上水道出資債の増などによるものでございます。なお、市債のうち
一般財源欄の6億円は、臨時財政対策債でございます。
以上、歳入合計は205億7,788万3,000円で、前年度比16.5%の増となりました。このうち特定財源は、国・県支出金41億4,401万2,000円、地方債17億9,870万円、その他12億6,705万円、また、
一般財源は133億6,812万1,000円でございます。
続きまして、歳出の概要を御説明いたします。
6ページ、7ページを御覧ください。
この表は、列が歳出の款別、行が性質別の決算額となっております。
下から3行目、令和元
年度決算額を御覧ください。
1
款議会費は1億6,826万円、前年度比0.4%の増でございます。主な要因は、時間外勤務手当の増などによるものでございます。
2
款総務費は24億4,673万4,000円、前年度比3.7%の増でございます。主な要因は、固定資産税の評価替えに係る不動産鑑定評価業務手数料、地区集会所の整備に係るコミュニティ助成事業補助金の増などによるものでございます。
3
款民生費は63億8,011万4,000円、前年度比6.5%の増でございます。主な要因は、地域交流支援センター設置事業、生活保護扶助費の増などによるものでございます。
4款衛生費は20億9,337万3,000円、前年度比27.1%の増でございます。主な要因は、上水道事業の統合に伴うかずさ水道広域連合企業団出資金、台風災害に伴う災害廃棄物の処理関連経費の増などによるものでございます。
5款労働費は53万1,000円、前年度比240.4%の増でございます。主な要因は、勤労者退職金等共済掛金補助金を7款の商工費から組み替えたことによるものでございます。
6款農林水産業費は6億8,453万8,000円、前年度比4.9%の増でございます。主な要因は、県営富津漁港の整備に係る水産流通基盤整備事業負担金、台風災害に伴う重機借上料の増などによるものでございます。
7款商工費は2億5,318万9,000円、前年度比24.5%の増でございます。主な要因は、
プレミアム付商品券事業及び対象企業の増加に伴う企業誘致奨励金の増などによるものでございます。
8款土木費は12億272万6,000円、前年度比7.6%の減でございます。主な要因は、平成30年度に実施したふれあい公園陸上競技場改修工事の減などによるものでございます。
9款消防費は11億1,626万2,000円、前年度比5.5%の増でございます。主な要因は、台風災害に伴う時間外勤務手当、防災
情報通信ネットワーク整備事業の増などによるものでございます。
10款教育費は30億7,478万4,000円、前年度比90.2%の増でございます。主な要因は、
天羽中学校校舎改築事業、
小中学校空調設備設置事業の増などによるものでございます。
11款災害復旧費は1億1,384万3,000円、前年度比303.3%の増でございます。主な要因は、台風災害に伴う
災害復旧工事の増によるものでございます。
12款公債費は15億4,416万円、前年度比3.7%の増でございます。主な要因は、平成27年度に借り入れた臨時財政対策債の償還が開始となったことによるものでございます。
13款諸支出金は4,994万4,000円、前年度比23.5%の減でございます。主な要因は、バスストップ用地取得事業の償還が終了したことによるものでございます。
以上、歳出合計は191億2,845万8,000円で、前年度比15.4%の増となりました。
最後に、財政状況の硬直性を示す経常収支比率について申し上げます。
令和元年度に経常的経費に充当した
一般財源を経常
一般財源で除した経常収支比率は91.1%で、前年度と比較し1.3%上昇しました。これは、物件費や生活保護などの扶助費に係る経常的経費が増加したことが主な要因でございます。
以上で、議案第8号 令和元
年度富津市
一般会計歳入歳出決算の認定についての
補足説明を終わります。
────────────────────────
○議長(渡辺務君) 次に、議案第9号から議案第11号まで、について
補足説明を求めます。
健康福祉部長、坂本秀則君。
〔
健康福祉部長 坂本秀則君登壇〕
◎
健康福祉部長(坂本秀則君) 議案第9号 令和元
年度富津市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について
補足説明を申し上げます。
「決算に係る主要施策の成果説明書」の211ページを御覧ください。
初めに、事業概要でございますが、令和元年度末の加入状況は、世帯数7,172世帯、被保険者数1万1,223人で、前年度より261世帯、595人の減となっております。
事業といたしましては、被保険者の医療に対する保険給付を行うとともに、健康の保持増進及び医療費適正化のため、特定健康診査事業、特定保健指導事業、短期人間ドック費用助成事業などの保健事業を実施したところでございます。
それでは、決算について御説明を申し上げます。
別冊の「歳入歳出決算書」の2ページ「会計別決算総括表」の国民健康保険事業特別会計の欄を御覧ください。
予算現額59億4,804万5,000円に対し、歳入総額は58億9,934万6,657円、歳出総額は57億6,020万9,598円で、歳入歳出差引額は1億3,913万7,059円でございます。
次に、歳入、歳出の主なものを御説明いたします。
決算書の256ページ及び257ページを御覧ください。
初めに、歳入でございますが、1款の国民健康保険税は、調定額17億1,329万718円に対し、収入済額は10億6,881万18円でございます。
徴収率は、現年度分で91.12%、滞納繰越分で19.35%となり、対前年度比では、現年度分で0.53ポイント、滞納繰越分で1.80ポイント増加いたしました。
4款の県支出金の収入済額は42億4,108万4,337円でございます。主に、歳出の保険給付費のうち出産育児一時金及び葬祭費等を除く費用に対して交付された普通交付金は41億1,718万3,337円、医療費の適正化に向けた取組に対する支援として交付される保険者努力支援分及び特定健康診査等負担金の交付金などの特別交付金は1億2,390万1,000円でございます。
6款の繰入金の収入済額は5億2,226万7,909円でございます。主に、一般会計繰入金では、法定繰入として、国民健康保険税軽減分や保険者支援のための基盤安定繰入金、事務費繰入金、職員給与費等繰入金などでございます。
7款の繰越金は、前年度からの繰越金で3,716万4,093円でございます。
以上、収入済額の合計は58億9,934万6,657円で、予算現額に対する決算額の比率は99.2%でございます。
続きまして、歳出について御説明申し上げます。
決算書の258ページ及び259ページを御覧ください。
1款の総務費の支出済額は、事務費と人件費で1億6,147万3,187円でございます。
2款の保険給付費の支出済額は41億4,425万5,573円でございます。被保険者数は減少しておりますが、1人当たりの保険給付費が増加したことなどから、前年度と比較し457万9,479円の増額となっております。
3款の国民健康保険事業費納付金は13億3,615万3,157円で、医療給付費分、後期高齢者支援金等分及び介護納付金分に係る富津市に割当てられた負担分として、千葉県に納付いたしました。
5款の保健事業費は、特定健康診査、特定保健指導、短期人間ドック費用助成事業、レセプト点検などを行う経費で7,168万8,087円を支出いたしました。
6款の基金積立金は3,721万1,534円で、国民健康保険基金に積立をいたしました。
以上、支出済額の合計は57億6,020万9,598円で、予算現額に対する決算額の比率は96.8%でございます。
以上で、議案第9号 令和元
年度富津市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についての
補足説明を終わります。
次に、議案第10号 令和元
年度富津市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についての
補足説明を申し上げます。
「決算に係る主要施策の成果説明書」の216ページを御覧ください。
初めに、事業概要でございますが、令和元年度末の被保険者数は8,336人で、前年度より120人、1.46%の増となっております。
事業といたしましては、各種申請などの受付業務、被保険者証の交付、保険料の収納を行ったところでございます。
それでは、決算について御説明を申し上げます。
別冊の「歳入歳出決算書」の3ページ「会計別決算総括表」の後期高齢者医療特別会計の欄を御覧ください。
予算現額6億207万9,000円に対し、歳入総額は5億8,705万1,238円、歳出総額は5億8,507万732円で、歳入歳出差引額は198万506円でございます。
次に、歳入、歳出の主なものを御説明いたします。
決算書の290ページ及び291ページを御覧ください。
初めに、歳入でございますが、1款の後期高齢者医療保険料は、調定額4億3,013万4,114円、収入済額4億2,448万4,392円で、徴収率は98.69%でございます。
3款の繰入金の収入済額は1億5,662万6,587円で、一般会計からの事務費及び職員給与費等繰入金が2,442万7,701円、保険基盤安定繰入金が1億3,219万8,886円でございます。
以上、収入済額の合計は5億8,705万1,238円で、予算現額に対する決算額の比率は97.5%でございます。
続きまして、歳出について御説明を申し上げます。
決算書の292ページ及び293ページを御覧ください。
1款の総務費の支出済額は2,622万9,534円でございます。
1項の
総務管理費及び2項の徴収費は、後期高齢者医療保険業務に携わる職員の人件費及び事業運営に係る事務費でございます。
2款の
後期高齢者医療広域連合納付金の支出済額は5億5,827万2,148円で、市が徴収した保険料等を千葉県後期高齢者医療広域連合に納付したものでございます。
以上、支出済額の合計は5億8,507万732円で、予算現額に対する決算額の比率は97.2%でございます。
以上で、議案第10号 令和元
年度富津市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についての
補足説明を終わります。
次に、議案第11号 令和元
年度富津市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について
補足説明を申し上げます。
「決算に係る主要施策の成果説明書」の217ページを御覧ください。
初めに、事業概要でございますが、令和元年度末の第1号被保険者数は1万6,478人、要介護・要支援認定者数は2,977人で、前年度より被保険者は183人の増、認定者は33人の増となっております。
事業といたしましては、介護保険料の賦課徴収、介護認定調査、要介護状態区分の審査判定、介護保険制度の周知や介護保険給付を行うとともに、介護予防事業等を実施し、要介護者及びその家族の生活を支援したところでございます。
それでは、決算について御説明申し上げます。
別冊の「歳入歳出決算書」の3ページ「会計別決算総括表」の「介護保険事業特別会計」の欄を御覧ください。
予算現額51億4,378万9,000円に対し、歳入決算額は50億7,185万5,229円、また、歳出決算額は、50億5,338万3,152円で、歳入歳出差引額は1,847万2,077円でございます。
次に、歳入、歳出の主なものを御説明いたしますので、決算書308ページ及び309ページを御覧ください。
初めに、歳入でございますが、1款保険料、これは65歳以上の介護保険被保険者の介護保険料でございます。調定額11億1,113万9,060円に対しまして、収入済額10億7,248万570円で、徴収率96.52%でございます。
3
款国庫支出金の収入済額11億3,695万4,932円は、介護給付費負担金、調整交付金、地域支援事業交付金、保険者機能強化推進交付金等でございます。
4款支払基金交付金の収入済額12億5,903万5,991円は、介護給付費交付金と地域支援事業支援交付金で、いずれも、社会保険診療報酬支払基金から交付されたものでございます。
5
款県支出金の収入済額6億9,340万1,311円は、介護給付費負担金、地域支援事業交付金等でございます。
7
款繰入金の収入済額は7億7,594万9,772円でございます。主に一般会計繰入金では法定内繰入として、保険給付費の12.5%相当額の介護給付費繰入金、地域支援事業繰入金、介護保険料軽減分の繰入金、職員給与費等の繰入金でございます。
8
款繰越金は、平成30年度の繰越金で1億2,759万4,209円でございます。
以上、収入済額の合計は50億7,185万5,229円で、予算現額に対する決算額の率は98.60%でございます。
続きまして、歳出について御説明申し上げますので、決算書310ページ及び311ページを御覧ください。
1
款総務費の支出済額1億2,725万3,915円は、
職員人件費のほか、事務費等に支出いたしました。
2款保険給付費の支出済額46億91万5,882円は、要介護認定者に対する介護サービス等諸費、要支援認定者に係る介護予防サービス等諸費、高額介護サービス等費、特定入所者介護サービス等費に支出いたしました。前年度と比較し1億6,960万9,948円の増となっております。
3款地域支援事業費の支出済額1億9,932万7,868円は、要支援者等に対する介護予防・生活支援サービス事業費、65歳以上の全ての高齢者に対する一般介護予防事業費、地域包括支援センターの運営委託料等に支出いたしました。
4款基金積立金の6,316万3,656円は、平成30年度の繰越金と介護保険給付費準備基金から発生した利子を同基金に積み立てたものでございます。
最後に、6款諸支出金の支出済額は6,272万1,831円で、主に介護保険料過誤納還付金と平成30年度に超過交付のあった国庫負担金返還金等でございます。
以上、支出済額の合計は50億5,338万3,152円で、予算現額に対する決算額の率は98.24%でございます。
以上で、議案第11号 令和元
年度富津市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についての
補足説明を終わります。
○議長(渡辺務君) 以上で、
提案理由等の説明を終わります。
────────────────────────
散 会
○議長(渡辺務君) 以上をもちまして、本日の日程は全て終了しました。
次の本会議は、9月1日午前9時30分から会議を開く予定です。
本日は、これにて散会といたします。お疲れさまでした。
午前11時16分 散会...