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令和 2年度予算審査特別委員会−03月18日-03号

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  1. 富津市議会 2020-03-18
    令和 2年度予算審査特別委員会−03月18日-03号


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    最終取得日: 2022-12-23
    令和 2年度予算審査特別委員会−03月18日-03号令和 2年度予算審査特別委員会                 予算審査特別委員会議事録 1.日  時  令和2年3月18日(水)午前10時 1.場  所  第3委員会室 1.出席委員   福 原 敏 夫 君       鈴 木 幹 雄 君       猪 瀬   浩 君   諸 岡 賛 陛 君       三 木 千 明 君       高 木 一 彦 君   千 倉 淳 子 君       山 田 重 雄 君       平 野 英 男 君   渡 辺   務 君       松 原 和 江 君       岩 本   朗 君   石 井 志 郎 君       藤 川 正 美 君       永 井 庄一郎 君 1.欠席委員   なし 1.議  長   平 野 明 彦 君 1.出席説明員   市長        高 橋 恭  君   副市長        小 泉 義 行 君   総務部長      白 石 久 雄 君   総務部次長      秋 嶋 隼 人 君   総務課長      石 川 富 博 君   財政課長       高 梨 正 之 君
      市民部長      鶴 岡 正 義 君   税務課長       平 野   勉 君   税務課徴収対策室長 秦 野 憲 一 君   健康福祉部長     島 津   太 君   介護福祉課長    藤 嵜   勉 君   健康づくり課長    牧 野 常 夫 君   国民健康保険課長  尾 形 卓 信 君   建設経済部長     宮 崎 一 行 君   建設経済部次長   庄 司 優 人 君   商工観光課長     阿 部 淳一郎 君 1.出席事務局職員   事務局長      大 塚 幸 男     主幹         大 川 美佐子   係長        三 木 貴 好     副主査        平 野 智 裕 1.議  事    議案第12号 令和2年度富津市国民健康保険事業特別会計予算    議案第13号 令和2年度富津市後期高齢者医療特別会計予算    議案第14号 令和2年度富津市介護保険事業特別会計予算    議案第15号 令和2年度富津市温泉供給事業特別会計予算           ────────────────────────                    開     議           令和2年3月18日(水) 午前10時00分 開議 ○委員長福原敏夫君) それでは、皆さんおはようございます。  ただいまから、本日の会議を開きます。           ────────────────────────                    委員長あいさつ委員長福原敏夫君) 昨日に引き続き、お忙しいところ御出席いただきまして御苦労様でございます。  本日は、議案第12号から議案第15号までの4議案につきまして御審査をいただくわけですので、よろしくお願いを申し上げます。           ────────────────────────                    議     事     議案第12号 令和2年度富津市国民健康保険事業特別会計予算委員長福原敏夫君) それでは、ただいまから議事に入ります。  初めに、議案第12号 令和2年度富津市国民健康保険事業特別会計予算を議題といたします。  これより議案第12号に対する質疑を行います。御質疑ございませんか。平野英男委員。 ◆委員平野英男君) 228ページ、お願いします。  国保税です。令和2年度のこの当初予算と昨年度、平成31年度当初予算の比較で構わないので、1人当たり保険税を教えていただきたいと思います。あと、差額も教えていただければと思います。 ○委員長福原敏夫君) 国民健康保険課長尾形卓信君。 ◎国民健康保険課長尾形卓信君) お答えします。  令和2年度当初予算で見込んだ1人当たり保険税額は8万892円で、平成31年度当初予算で見込んだ1人当たり保険税額は8万1,398円で、平成31年度と比較しますと506円の減額となっております。 ○委員長福原敏夫君) 平野英男委員。 ◆委員平野英男君) 数年前まで、なかなか10万円切っていなかったと思うんですけれども、かなり市民皆さん税負担の軽減につながっていると、そのように感じます。保険税の部分で関連ですけれども、令和2年度の18歳以下の被保険者保険税均等割り額の減額に係る、その対象となる見込み者数と1人当たり影響額を教えてください。 ○委員長福原敏夫君) 国民健康保険課長尾形卓信君。 ◎国民健康保険課長尾形卓信君) お答えします。  対象者は907人を見込み、1人当たり8,269円の減額を見込んでいるところでございます。 ○委員長福原敏夫君) 平野英男委員。 ◆委員平野英男君) わかりました。239ページに移ってください。  実際、給付費です。これは聞かなくても、富津市だけじゃなくて全国的に国保税のこの給付費は厳しい状況にあるかなと思うんですけども、来年度予算平成31年度の当初予算、やはり当初予算で1人当たり給付費が幾らだったのか、差額も教えていただきたいと思います。 ○委員長福原敏夫君) 国民健康保険課長尾形卓信君。 ◎国民健康保険課長尾形卓信君) お答えします。  令和2年度当初予算で見込んだ1人当たり保険給付費は38万3,708円で、平成31年度当初予算で見込んだ1人当たり保険給付費は37万6,047円で、平成31年度と比較しますと7,661円の増額となっております。 ○委員長福原敏夫君) 平野英男委員。 ◆委員平野英男君) 具体的な数字はわからなかったですけども、予測どおり上がっているんだなというような気がします。ただ、国保税に関しては、そういった中でも減額のほうを見込んでいるので、厳しいながらも市民税負担を軽減、実現してくれているので、非常にいい運営をしていただけていると思います。  最後の質問ですけれども、249ページ、どうしても国保運営というのは、構造上なかなか給付費が上がっていく部分はやむを得ないのかなとは思うんですけれども、ただそういった中でもそういった部分をできるだけ抑えて、適正化に向けた取り組みというのが当然重要になってくると思います。そこで、僕はこの保険事業費1項の特定健康診査等事業費、多分ここの部分に当たると思うんですけれども、保険給付費適正化に向けた具体的な取り組み、どういったことをされているのか、最後お聞かせいただきたいと思います。 ○委員長福原敏夫君) 健康づくり課長牧野常夫君。 ◎健康づくり課長牧野常夫君) お答えいたします。  保険給付費適正化の具体的な取り組みといたしましては、現在、特定健康診査受診率向上に向け、未受診者訪問市内事業所等周知用ポスターを掲出していただくなど、各種の取り組みを行っております。  また、医療機関の協力によりまして、治療中の健診未受診者に対し、本人の同意を得て、医療機関から健診項目と同等の検査データを提供いただく健診みなし受診について、今年度は市内の2つの医療機関に協力をいただいているところですけれども、来年度は市内13の医療機関に協力をいただける予定となっております。  加えて、重症化予防保健指導強化策として、令和2年度は新たに特定健康診査集団検診において、尿検査の項目にどのくらいの塩分を摂取しているかを数値化し、指導につなげるための推算塩分摂取量検査の追加や、これまで国の基準で高血圧や不整脈が疑われる方のみに行っていた心電図検査を40歳、45歳、50歳、55歳、60歳以上の方にも拡大し実施をいたします。さらに家庭での血圧測定習慣化を推進するため、健康診査受診後から保健指導を受けるまでの間、家庭で血圧を測定していただき、その結果を提出した方には、指定のごみ袋を進呈するなど、これまで以上に高血圧、糖尿病慢性腎臓病心疾患などの生活習慣病重症化予防取り組み医療費適正化を図ってまいります。 ○委員長福原敏夫君) 平野英男委員。 ◆委員平野英男君) ありがとうございます。  今後も市民皆さん健康増進につながる取り組み、期待していますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○委員長福原敏夫君) ほかにございませんか。猪瀬 浩委員。 ◆委員猪瀬浩君) すいません、予算書の230ページ、6款2項1目の基金繰入金なんですが、昨年度よりも1億800万程度多く基金を崩しているわけですが、この基金残高って幾らぐらいに今なる見込みなんでしょうか。 ○委員長福原敏夫君) 国民健康保険課長尾形卓信君。 ◎国民健康保険課長尾形卓信君) 令和2年の3月で、補正予算後の金額で申し上げますと、令和元年度末では6億9,000万円の予定でございます。 ○委員長福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員猪瀬浩君) 令和元年度末で6億9,000万ということは、この本年度の予算で繰り入れすると、残り4億2,000万円ぐらいになるということでよろしいんでしょうか。 ○委員長福原敏夫君) 国民健康保険課長尾形卓信君。 ◎国民健康保険課長尾形卓信君) 委員のおっしゃるとおり、令和2年度末では4億2,000万円の見込みでございます。 ○委員長福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員猪瀬浩君) すいません、ということは、あと2年ぐらいは基金繰入れで、先ほど平野委員のほうが説明しました給付費増加分と1人当たり国民健康保険の料金をなんとか維持できるような形でできるけど、その後は上がってくるということでよろしいんでしょうか。 ○委員長福原敏夫君) 国民健康保険課長尾形卓信君。 ◎国民健康保険課長尾形卓信君) 令和2年度につきましては、千葉県から示された標準保険税率及び国庫事業納付金が増加したにもかかわらず、国民健康保険税の税率を令和元年度と同率としまして基金を活用することで、被保険者の負担とならないようにしたところでございます。  今後につきましては、令和3年度からの保健税率につきましては、千葉県から示される令和3年度分の表示の保険料率国庫事業費納付金及び国庫基金残高を見た中で、見直しについて検討することを考えております。 ◆委員猪瀬浩君) はい、わかりました。 ○委員長福原敏夫君) よろしいですか。 ◆委員猪瀬浩君) はい。 ○委員長福原敏夫君) ほかにございませんか。松原和江委員。 ◆委員松原和江君) 228ページ、国民健康保険税のところの医療費給付年課税分というところで、特別徴収普通徴収分がわかれているんですけれども、その特別徴収分というのは、この中からどういう人たちから徴収しているものですか。企業が振り込んでくるということはあるんですか。 ○委員長福原敏夫君) 国民健康保険課長尾形卓信君。 ◎国民健康保険課長尾形卓信君) お答えします。  年金のほうから天引きという形で特別徴収ということでなっております。 ○委員長福原敏夫君) ほかにございませんか。松原和江委員。 ◆委員松原和江君) もう一つお伺いしますけれども、私、3月の議会で、要は国保税を滞納していると資格証明書短期保険証世帯があるということでもって、資格証明書世帯は85世帯と、これは令和元年1月1日の日付で教えていただいたんですけども、85世帯のうち何人対象になっているのか、そしてもう一つは短期保険証が377世帯で何人対象なのか教えてください。 ○委員長福原敏夫君) 国民健康保険課長尾形卓信君。 ◎国民健康保険課長尾形卓信君) 令和2年2月29日現在で申し上げますと、3カ月の短期保険者証につきましては165世帯、1カ月につきましては194世帯短期につきましては計359世帯となっており、資格証につきましては95世帯ということで、合計で454世帯となっております。 ○委員長福原敏夫君) 松原和江委員。 ◆委員松原和江君) その世帯はわかったんですけど、その中に人数、個人数なんですけど、どのくらいなんでしょうか。 ○委員長福原敏夫君) 国民健康保険課長尾形卓信君。 ◎国民健康保険課長尾形卓信君) 人数につきましては、数字のほうは特にありませんので、世帯でしかちょっと回答ができないところでございます。 ◆委員松原和江君) はい、わかりました、いいです。 ○委員長福原敏夫君) よろしいですか。 ◆委員松原和江君) はい。 ○委員長福原敏夫君) ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長福原敏夫君) ほかに質疑もないようですので、質疑を終結し、討論に入ります。
     反対討論はございますか。松原和江委員。 ◆委員松原和江君) 私は、この富津市国民健康保険の今まで県下一高かった国民健康保険税も引き下げられまして、そのことに対して担当者の方たち、そしての努力というのがとても評価いたしますけれども、今年度から、子供の均等割りが3割軽減になりましたけれども、やはり「子育てしやすいまち日本一」というスローガンのもとで5割軽減になるのかなというふうに期待していたんですけども、そこだけはとても残念でございます。  国民健康保険制度は、要は相互扶助ではなくて社会保障なので、貧富の格差などで差別をしていけない制度だと思います。ですから、滞納して資格証明書を発行して、医者にかかりにくくするなど、ペナルティを課すことは同意できないのです。加入者の多くが高齢者と低所得者が占めておりまして、収入に比較して高い国保税が払えず滞納している世帯が、今おっしゃったような資格証明書短期保険証世帯があります。全ての保険者に正規の保険証を本当に交付すべきだと思います。ましてや、資格証明書を交付するということは、医者に行くなということで、これは国民保険の思想に反していると思います。  以上の理由で、この短期保険証資格証明書の交付をすべきでないことを求めて、反対いたします。 ○委員長福原敏夫君) ほかに反対討論ございませんか。  次に、賛成討論はございますか。平野英男委員。 ◆委員平野英男君) 私、賛成の立場で討論させていただきます。  国保会計というのは、構造上、被保険者高齢者であったり個人事業主の方が比較的多いと思うんですけれども、そういったことから保険給付費に関しては年々上がっていくような傾向性、これは富津市に限らず全国的にそうだと思います。そういった厳しい状況にある中、保険給付費適正化のため、先ほど答弁でもありましたけれども、富津市に関してはいろいろな取り組みをしています。その成果として、毎年、保険者努力支援制度においては、千葉県54市町村中、富津市は常に今トップレベルの成績をおさめているのが実際のところです。そういった成果もあって、保険給付費適正化に努めていますし、実際、市民税負担も軽減も毎年実現しているような状況なので、私はこの令和2年度国保会計のほうに賛成をさせていただきたいと思います。 ○委員長福原敏夫君) ほかに賛成討論はございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長福原敏夫君) ほかに討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決を行います。  議案第12号を、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○委員長福原敏夫君) ありがとうございます。起立多数であります。よって、議案第12号は原案のとおり可決すべきものと決しました。           ────────────────────────     議案第13号 令和2年度富津市後期高齢者医療特別会計予算委員長福原敏夫君) 次に、議案第13号 令和2年度富津市後期高齢者医療特別会計予算を議題といたします。  これより議案第13号に対する質疑を行います。御質疑ございませんか。松原和江委員。 ◆委員松原和江君) 1つだけ質問します。  これは、後期高齢者の場合も、やはり滞納するとペナルティがかかって短期保険証が発行されているんですけれども、富津市の場合、何人ぐらい滞納されている人で短期保険証の交付がされているんでしょうか。 ○委員長福原敏夫君) 国民健康保険課長尾形卓信君。 ◎国民健康保険課長尾形卓信君) お答えします。  令和2年2月29日現在で、6カ月の短期保険者証の数につきましては、7名でございます。 ◆委員松原和江君) わかりました。 ○委員長福原敏夫君) よろしいですか。ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長福原敏夫君) ほかに質疑もないようですので、質疑を終結し、討論に入ります。  反対討論はございますか。松原和江委員。 ◆委員松原和江君) 私は、最初からこの後期高齢者医療制度ができたときから反対しております。なぜかというと、75歳になったからといって、今まで入っていた国保とか家族で扶養となっていて保険料を払わなかった人たちまで、この後期高齢者医療制度に強制加入させられて保険料を取られている、そして、年金から天引きされている。世界で最たる悪法だと思います。年齢による差別、この後期高齢者医療制度そのものに私は反対しますので、反対いたします。 ○委員長福原敏夫君) ほかに反対討論はございますか。  次に、賛成討論はございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長福原敏夫君) ほかに討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決を行います。  議案第13号を、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○委員長福原敏夫君) ありがとうございました。起立多数であります。よって、議案第13号は原案のとおり可決すべきものと決しました。           ────────────────────────     議案第14号 令和2年度富津市介護保険事業特別会計予算委員長福原敏夫君) 次に、議案第14号 令和2年度富津市介護保険事業特別会計予算を議題といたします。  これより、議案第14号に対する質疑を行います。御質疑ございませんか。千倉淳子委員。 ◆委員千倉淳子君) 306ページの2款1項1目介護サービス等給付事業のところについて御質問させていただきます。  それぞれのサービスについて、給付がふえていることについては全国的なことと思っておりますが、一番下の居宅介護サービス計画給付費というのがありますが、これはケアマネ計画を立てることに対する給付ですよね……。1回ここで、お願いします。大丈夫ですか、1回ここで質問を切ります。 ○委員長福原敏夫君) 介護福祉課長藤嵜 勉君。 ◎介護福祉課長藤嵜勉君) 委員おっしゃるとおりでございます。 ○委員長福原敏夫君) 千倉淳子委員。 ◆委員千倉淳子君) この計画が立ったところから介護保険給付というのは多分スタートする、その計画の立て方によって、またいろいろ御本人の生活が変わっていくわけですけれども、これを立てるべきケアマネの数、今、現場ではとても不足をしていて、天羽地区では、もう今、新しく給付を受けたいという計画を立ててほしいということになりますと、ほとんどが鋸南町からケアマネが来るような形になっております。一時期ピークのときには大分いたと思われるケアマネですが、ケアマネ協議会に出ましても、前回は50人を割っておりました、富津市全部で。これ、今の高齢者の数、それから給付を新しく受ける人たちの数に鑑みますと、非常に少ない。その50人の中で、在宅の計画を立てるケアマネと施設のケアマネとおります。施設のケアマネは中に入った方の計画を立てるのであって、在宅で暮らしている新しい人たちへの計画はほぼ立てません。そうすると、1人につき30人、40人という人たち計画を立てるような形になりますと、今度書類も厳しいですし、全く回らない状態があって、私の近くでも令和元年だけでも何人ものケアマネ資格を持ちながらやめております。こんな状況を、ぜひのほうでもしっかりと数を見ていただいて、今後の方策というか施策を一緒に事業者たちと考えていかないと、これからの介護給付、大変なことになると思っております。今ここで、それに対する答えを求めるわけではございませんが、とにかくひっぱくしていますということだけはお伝えして、今後ともにこれについては考えていかなきゃいけないなと思ってお願いをしたいところでございます。 ○委員長福原敏夫君) 答弁はよろしいですね。 ◆委員千倉淳子君) 一応、お答えを。 ○委員長福原敏夫君) 介護福祉課長藤嵜 勉君。 ◎介護福祉課長藤嵜勉君) 私のほうでもケアマネの不足については重々把握をさせていただいております。その中で、来年度以降について、ケアマネ協議会さん等とも話を、協議等をしながら、調査・研究をしたいなと考えております。 ○委員長福原敏夫君) よろしいですか。千倉淳子委員。 ◆委員千倉淳子君) 続けてよろしいですか。311ページ、3款1目1項です、予防のところだけじゃないですね、ごめんなさい、介護給付の中の生活支援サービスについて御質問させていただきたいと思っております。  これもまた同じなんですけれども、ヘルパーの不足も大変なことになっておりまして、在宅にヘルパーに行くという支援員が、本当にどんどんいなくなっております。これなんですけれども、訪問ヘルパーのお仕事のメリットというのは実はあると思っているんです。ある程度時間が拘束でなくて自由になる、その出られる時間でやっていける、それから1人の方を丁寧に見られる。施設ですと、たくさんの人を一度に時間で見ていくわけですけども、1人のお宅に行く時間が決まっているので、非常に丁寧にお仕事ができる。やり方によっては、自分の近く、通勤というかお仕事に行くまでの時間が非常に近くて済む。それから、子育て中だったり定年後だったりする方たちが、まだまだ時間を選んで働くことができる。こういう働き方をしようと思うと、やっぱり登録制ヘルパーという数をふやしていかなきゃいけないというふうに思うんですが、2つお聞きします。  1つは、以前まではヘルパー2級という資格でしたが、今、初任者研修というものになっていますが、その初任者研修を2級のときにはで受けられる研修がございましたが、初任者研修になってからは、富津市じゃないですか、社会福祉協議会ですかね、受けられるものがありましたが、今あるかどうか御存じですか。 ○委員長福原敏夫君) 介護福祉課長藤嵜 勉君。 ◎介護福祉課長藤嵜勉君) 今の御質問ですが、のほうでは、現在、やっていない状況でございます。 ○委員長福原敏夫君) 千倉淳子委員。 ◆委員千倉淳子君) 福祉協議会のほうはちょっとわからないということですか。ありがとうございます。これ、一般の事業所で受けますと、今、安くても8万円ぐらい、多いところでは十二、三万円かかります。それが、2級のときも同じだったんですけど、テキスト代と講師の方の金額で大体半分ぐらいで昔できていたような気がしております。前回、ほかの事業ですけれども、タクシーの運転手さんなんかの講習──あれは違いますね、講習ではないですね、失礼しました──そういう講習を安く受けるような形を考えていただくことができたら、広く先ほど言ったような子育て中の方とか、定年後の方がヘルパー資格を取って、それを生かして自分のできる時間でヘルパーに入るというようなことが可能なのではないかなというふうに思っておりますので、そういう研修なども考えていただけるような予算が取れないものかというふうには思っておりますが、感想だけでも結構です、お返事いただいてよろしいですか。 ○委員長福原敏夫君) 介護福祉課長藤嵜 勉君。 ◎介護福祉課長藤嵜勉君) ヘルパーさんの不足につきましても、私のほうでも今、不足しているという状況は感じておりました。今の委員おっしゃいました研修等については、また、調査・研究しまして、検討させていただければと思います。 ○委員長福原敏夫君) 千倉淳子委員。 ◆委員千倉淳子君) すいません、あともう1つです。313ページなんですけれども、3款2項1目下のほうになりますが、地域介護予防活動支援事業というのがありますが、この支援事業というのは、私の中では認知症カフェだとかふれあいサロンだとか訪問介護のB型などという呼び方などをしますが、そういった市町村で計画を立てて行えるような活動に支援していただけるような予算なのかなと思うんですが、そういうことではないですか。 ○委員長福原敏夫君) 介護福祉課長藤嵜 勉君。 ◎介護福祉課長藤嵜勉君) こちらの予算につきましては、いきいき百歳体操の関係の経費となります。 ○委員長福原敏夫君) 千倉淳子委員。 ◆委員千倉淳子君) わかりました。ということは、でも、方向性としてはそういう、今、言ったようなことも、今後の市町村の計画によっては、こういった予算が取っていけるというふうに思うのですが、いかがでしょうか。 ○委員長福原敏夫君) 介護福祉課長藤嵜 勉君。 ◎介護福祉課長藤嵜勉君) 認知症カフェの助成金については、違う項目の中で含まれております。 ○委員長福原敏夫君) 千倉淳子委員。 ◆委員千倉淳子君) ではすいません、教えていただきたいんですが、例えば認知症カフェ、それからデイサービスの2型、訪問サービスの2型という、B型というようなその市町村で決められるような所というのはどこの予算に入りますか、教えていただいていいですか。もし計画できるとしたら。 ○委員長福原敏夫君) 介護福祉課長藤嵜 勉君。 ◎介護福祉課長藤嵜勉君) お答えいたします。  この地域支援事業の項目の中で検討できるのかなと思います。 ○委員長福原敏夫君) よろしいですか。 ◆委員千倉淳子君) はい、ありがとうございました。ぜひ、御検討のほうをよろしくお願いします。とにかくもう事業所任せでは成り立たないような形になっております。ぜひ、行政の力でたくさんの施策ができて、使いやすく、またヘルパーでなくても一般の人でも助けてもらえるような、そういう形をつくっていかないと、さっきも言ったように専門職の不足で高齢者があふれてしまいますので……。 ○委員長福原敏夫君) 千倉委員、そろそろ……。 ◆委員千倉淳子君) ごめんなさい、よろしくお願いします。 ○委員長福原敏夫君) ほかに。松原和江委員。 ◆委員松原和江君) やはり私、306ページの先ほど介護保険給付の事なんですけど、実際私が夫が介護認定を受けて、この介護保険というのがいかに使えないものかというものが実感しました。なぜかというと、夫は介護認定1を受けました。1を受けて、私が望んでいたのは、やはり夫の食事の世話と、それから部屋の掃除を望んでいましたけれども、私がいるということでもって一切拒否されました。なぜかと言うと、あなたもご飯を食べるでしょ、お昼お弁当作って出かけなさいということなんです。お部屋も、夫と一緒に寝ていますか、いえ、別々ですと言ったら、夫だけの部屋はやってあげますけど、あなたの部屋はだめですよということなんです。お風呂もおトイレの掃除も、あなたもおトイレ入るでしょ、お風呂入るでしょ、だからだめです。単身の方は、それらのサービスが受けられるんですけど、同居している家族がいるとそれが受けられないんです。それはケアマネさんもおっしゃっていたんですけど、のほうの担当者に伺ったらそういうことで、そういうことを認めたならば、幾らあっても介護保険は足りませんよということなんです。だから介護の離職とかが出てくるわけでもって、私はもう、こういう仕事しているときに、夫のお昼の食事をどうするかっていうことを悩みましたらば、配食サービスがあるということでもって、それは自費でやりましたし、お掃除もどうにかしてもらいたいと思っても、それも自費でやりました。長年介護保険払っていても使えないんです。でも、こういうパンフレット見ると、「介護が必要になっても安心して自立した生活を送れるように、社会全体で支えていこうという仕組みです」と書いてあるんですけど、こういうようなパンフレットの中にきちんと同居がいる場合はこういうサービスは受けられませんよということを明記していただきたいと思うんですけど、いかがでしょうか。 ○委員長福原敏夫君) 介護福祉課長藤嵜 勉君。 ◎介護福祉課長藤嵜勉君) 介護サービスというのは、やはりあくまでもその利用者の方へのサービスとなっているかと思います。パンフレット等については、簡略化したものを載せてあるのかなとも思います。その中で、実際に介護サービスを使うとなったときに、ケアマネの方に計画を立てていただくかと思いますけれども、重々その辺のところを話し合いをしながら、どういうサービスが受けられるかを承知していただきながら使っていただければと思います。 ○委員長福原敏夫君) 松原和江委員。 ◆委員松原和江君) 実際、そういう立場になってみなければわからないんですけども、すごく矛盾を感じました。私がいなければ、みんなやってくれるんだろう、私がいるから何にも利用できないのかということです。それは、介護制度そのものの問題だと思うので、それはここでのほうにどうこうしてもらいたいということはありませんけれども、やはり制度そのものをよくしていくためには、それなりの声を上げていただきたいなと思っております。以上です。 ○委員長福原敏夫君) よろしいですか。ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長福原敏夫君) ほかに質疑もないようですので、質疑を終結し、討論に入ります。  反対討論はございますか。松原和江委員。 ◆委員松原和江君) 私は、本当にこの介護保険の制度、それはとてもいい場合と悪い場合があると思います。社会で支えましょうと始まった介護保険制度ですが、富津市保険料を調べてみますと、10年前の第3期は第5段階の標準のところでは4万1,760円でした。第7期の現在は6万8,400円で1.64倍になっております。保険料が上がっただけでなく、安倍政権によって原則1割負担だった利用料が、収入により2割負担になったほか、補足給付に資産要件を導入するなど、次々に改革されてきました。介護認定されても、同居の家族がいれば受けられないサービスもあり、本当に困りました。誰もが安心して介護サービスが受けられるよう、国と県との公費の負担割合、これが今50%ですが、この割合をふやすよう求めて、反対の討論といたします。 ○委員長福原敏夫君) ほかに、反対討論がございますか。  次に、賛成討論はございますか。三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) 私は、令和2年度の介護保険事業特別会計の予算については、賛成の立場で討論させていただきます。調べましたのは、富津市の高齢化率が1月末現在ですけれども37.5%、非常に高いという状況であります。このことに鑑みて、市内の高齢者への支援対策というのは、今後も非常に重要なものだと考えております。その中で、第7期の富津市介護保険事業計画は2年を過ぎまして、来年度は最終年度、担当の部署等では時期の第8期に向けてニーズ調査での分析、また、課題の整備に取り組まれていると思います。その中で、本予算は、介護保険制度の円滑な運営を図るための介護給付費等の適正化の推進、また、地域の支援事業での課題解決のためのさまざまな事業の展開など、施政方針でもうたわれている「高齢者が地域でいきいきと輝くまち」このことの実現に向けた積極的な高齢者支援の取り組みが期待できるものと捉えております。よって、私は今回の今予算について賛成をいたします。  以上です。 ○委員長福原敏夫君) ありがとうございました。  賛成討論、その他ございますか。千倉淳子委員
    委員千倉淳子君) 私も、今予算賛成の立場で討論させていただきます。  確かに、全ての人が普通の生活を続けながら高齢者を見ていくということについて、それができればベストだとは思いますが、そういうことはなかなかできないのかなというふうに思っております。家族の中に病気の人ができたり高齢化していく人ができたときに、今までの生活が家族の中で少しずつ変わっていくというのは、それは否めないことなんだろうと思います。でも、そこが崩壊をしないように、外からお支えをするというところでのこの介護保険なのかなというふうに思っております。ですから、できる部分、できない部分、事業所としましては身体の介護をするのと、家事の介護をするのと、報酬が約倍違います。ヘルパーというのは、もちろんご飯をつくることや食事の介助をすることの助けも、研修も受けますが、基本的にはどうやって体を介護してあげるかというところのプロになるためのみんな研修をして出てまいります。ですから、その中でどうしても食べられない人はもちろんお食事もしていただきますけれども、今の制度はぎりぎりしっかりできているのかな、ヘルパーと家政婦さんとは違うというところでは、よくできているのかな、あと、入所をするときと在宅で見るとき、やっぱり同じように家族の負担がかかってくるような形にたくさんの人を見てきましたけど、なっております。預けてしまえばそれなりにお金がかかります。お家で見るということは大変ですけれども、それだけ経済的には何とかやりようがあるというところでは、私はこの介護保険、決して満足が皆さんが行くものではないと思うけど、よくできていると思います。なので、その中でのっとられてつくられたこの予算について、私は賛成をいたします。  ただ一つ、先ほどから申し上げているように、市町村それぞれの施策をしっかり考えてほしいというような方向で進んでおりますので、三木委員討論の中にもありましたけれども、そういうものを考えていく方向性に期待をいたしまして、私はこの予算賛成をさせていただきます。  以上です。 ○委員長福原敏夫君) ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長福原敏夫君) ほかに討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決を行います。  議案第14号を、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○委員長福原敏夫君) ありがとうございました。起立多数であります。よって、議案第14号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  ここで、説明員入れかえのため、暫時休憩をいたします。                  午前10時41分 休憩           ────────────────────────                  午前10時44分 開議 ○委員長福原敏夫君) それでは、定刻前ですけども、全員がお集まりしておりますので、休憩前に引き続き会議を開きます。           ────────────────────────     議案第15号 令和2年度富津市温泉供給事業特別会計予算委員長福原敏夫君) 議案第15号 令和2年度富津市温泉供給事業特別会計予算を議題といたします。  議案に対する説明を求めます。商工観光課長、阿部淳一郎君。 ◎商工観光課長(阿部淳一郎君) 議案第15号につきまして御説明いたします。  予算書の1ページをお開きください。  はじめに、業務の予定量でありますが、供給戸数は12戸で、内訳は、旅館等の営業が3戸、一般家庭が9戸であります。年間総供給量は5,926立方メートル、1日平均供給量は16.24立方メートルであります。  収益的収入及び支出の予定額でありますが、収入が、温泉事業収益で91万2,000円であり、内訳は、営業収益91万1,000円、営業外収益1,000円であります。支出につきましては、温泉事業費用で319万9,000円、全て営業費用であります。  次に、資本的収入及び支出の予定額でありますが、資本的収入が1,000円で、費目計上であります。資本的支出でありますが、1,000円で、費目計上であります。  次に、3ページをお開きください。  令和2年度の予算実施計画について御説明いたします。  収益的収入及び支出でありますが、先程御説明申し上げましたとおり、収入91万2,000円、支出319万9,000円であります。  なお、詳細な説明につきましては、9ページ、10ページで御説明させていただきます。  恐れ入りますが、9ページをお開き願います。  (1)収益的収入及び支出の見積り基礎につきまして御説明いたします。  初めに、収入でありますが、1款温泉事業収益は91万2,000円で、前年度比較2万9,000円の減額であります。  次に、支出でありますが、1款温泉事業費用は319万9,000円で、前年度比較30万円の増額でございます。  主な理由でありますが、動力費の増として、昨年度、小型空気圧縮機の故障により電源が切れず電気代が上昇したため、同様の事態を想定した電気代の増額、また、修繕費の増として、送湯ポンプの老朽化に伴うオーバーホール費用の増額であります。なお、ポンプのオーバーホールにつきましては、令和2年度をもって温泉供給事業の廃止を予定していることから、ポンプの状況に応じて予算執行を判断するものといたします。  恐れ入りますが、10ページをお開き願います。  (2)資本的収入及び支出の見積り基礎について御説明いたします。  初めに、収入でありますが、1款資本的収入は1,000円であります。本年度の新規加入は見込めないため、費目計上としたものであります。  次に、支出の1款資本的支出は1,000円であります。歳入同様に新規加入を見込めないため、費目計上としたものであります。  恐れ入りますが、戻っていただき、5ページをお開きください。  (3)令和2年度富津市温泉供給事業特別会計予定貸借対照表について御説明いたします。  この貸借対照表は、令和2年度末の見込みで計算しております。  資産の部。  1、固定資産では、(1)有形固定資産、イの建物1万2,293円、ロ、構築物548万8,121円、ハ、機械及び装置241万2,921円、合計791万3,335円となっております。  2、流動資産では、(1)現金預金408万9,923円、(2)未収金ゼロ円、(3)その他流動資産ゼロ円、合計408万9,923円、資産の部の合計は1,200万3,258円であります。  負債の部と資本の部の説明をいたします。  負債の部といたしましては、3、流動負債として115万円。  次に、4、繰延収益は、(1)長期前受金877万2,400円、(2)収益化累計額マイナス853万8,016円、繰延収益合計23万4,384円であります。  資本の部としては、5、資本金2,600万円、6、余剰金(1)資本剰余金、イの負担金ですが、557万9,490円、ロ、県補助金295万8,526円、資本剰余金合計853万8,016円であります。  (2)の欠損金ですが、イ、当年度未処理欠損金、欠損金合計マイナス2,391万9,142円、剰余金合計マイナス1,538万1,126円、資本合計1,061万8,874円、負債資本合計1,200万3,258円であります。  6ページの令和元年富津市温泉供給事業特別会計予定損益計算書及び、7ページの令和元年富津市温泉供給事業特別会計予定貸借対照表につきましては、令和元年度の見込みとなりますので、参考としてごらんいただきたいと思います。  なお、令和2年度末をもって温泉事業を廃止するに当たり、廃止後の撤去費については、道路掘削、温泉管モルタル注入、源泉地にある機械類、タンク、貯水槽、井戸の撤去等で約1,000万かかる積算であります。  温泉管の撤去については多額の費用がかかることから、千葉国道事務所、君津土木事務所と協議の結果、モルタルを注入して埋め殺しする方法で認めていただきました。  温泉利用者のうち営業をされている方から、仮に温泉をから引き継いだ場合、占用料関係、施設撤去費等が出たら教えてもらいたいと言われておりますので、今後回答を行い、継続の意思について最終確認をしてまいりたいと思います。  また、継続することがないということになれば、温泉供給事業特別会計の現金残高は、令和2年度末で約300万円であり、解体費用等が不足することから、今後、一般会計からの支出についても協議を行ってまいりたいと思います。  以上をもちまして、令和2年度富津市温泉供給事業特別会計予算の説明を終わらせていただきます。 ○委員長福原敏夫君) 執行部の説明は終わりました。  これより、議案第15号に対する質疑を行います。御質疑ございませんか。石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 本当にお疲れさまでございます。  何点かお聞きしたいんですが、令和2年をもって温泉供給事業を廃止するということで、よく今まで持ちこたえたなというふうな感じであります。処理費は1,000万円かかるということで、もしその処理した場合の資金の捻出方法はどうするか、それと会計上、欠損金が大分出ておりますが、その欠損金の処理の中でもう一つお聞きしたいのは、5ページの長期前受金が計上されています。5ページの負債の部の4番の繰延収益の中の(1)長期前受金という項目があるんです。これ、長期前受金ということは、契約上お金を先にいただいたというふうに一般的に考えられるんですが、このお金の処理というのは、要するに前受金がどのようなお金の前受金で、これが廃止された場合、この金はたとえば契約者からお預かりしているお金なら返さなきゃいけないでしょうし、その辺のところは、まず最初に2点、その処理費の1,000万円の拠出方法と、貸借対照表の長期前受金の870万円の内訳と処理方法について、この事業をやめるに当たってどのようにするかお聞かせいただけますか。 ○委員長福原敏夫君) 商工観光課長、阿部淳一郎君。 ◎商工観光課長(阿部淳一郎君) 解体費用につきまして、不足するものはどこから支出するかということでありますけども、これについては、一般会計のほうと今後協議を重ねて、補填について協議してまいりたいと思っております。それから、長期前受金の関係ですけども、これにつきましては、当初、昭和46年のときも、資本金が300万円と加入者負担金を含めたもの、合計が877万2,400円という形になっております。  また、この返し方というお話ですけども、当初、加入者に支払っていただいたものプラスのほうで補助金として出した資本金ということですので、返すという考えは今のところないんですけども、その辺も含めまして、今後協議のほうを進めてまいりたいと考えております。 ○委員長福原敏夫君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 項目では長期前受金となっていますから、前受金というのは清算するときには残存分は返さなきゃいけないというのは一般的な考えだったんで、ちょっとお聞きしたんです。今、答弁の中で、散らかしちゃったもんは片づけなきゃいけないんで、最終的に令和3年度の予算の中で、この処理料含めたものが出てくると思うんですが、その辺はやっぱりしっかり説明していただかないと、要するに先延ばしで今、来ているわけです。その辺は、もう一度改めてお聞きしますが、今後のこの処理の方法、最終的にお金が幾らかかるのか、その試算はいつごろ議会に報告されるのかを、今、お話できたらお願いしたいと思うんです。 ○委員長福原敏夫君) 商工観光課長、阿部淳一郎君。 ◎商工観光課長(阿部淳一郎君) 国道と県道の調整がようやくついて、あと掘削の費用がようやく今出た段階で、それで地元に最終的にこのぐらいの費用がかかるというものを説明して、確かにもう受けないよということであれば、で撤去する必要があると、その辺まずは、金谷の営業の方に説明をして、その後、財政課とどういう形で行っていくのか検討して、それが決まり次第、議会のほうに報告したいと思います。 ○委員長福原敏夫君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 今回の予算案は、令和2年度が継続するという予算ですので、それ以上質問するつもりはございませんけど、一般的にこの予算書を見た場合には、一般の企業だったら破綻している企業の予算書というふうになるんですが、その辺は、今後しっかり議会のほうにどれだけの費用がかかるのと、時期はいつごろになるかということは、しっかり説明していただきたいと思います。今、1,000万円と言いましたけど、最終的に1,000万円で済まないとか、たとえば長期前受金を返さなきゃいけなくなるといったときに、先ほどの資本金と300万円のほかは、ですから約570万円というお金は一般の方から預かったお金になるわけですから、その辺の要するに法的なの貸しというものがどうなるかということがありますんで、それはしっかりやっていただきたいと思います。  何かあれば、なければ結構です。 ○委員長福原敏夫君) 商工観光課長、阿部淳一郎君。 ◎商工観光課長(阿部淳一郎君) 今、解体を1,000万円ということで、仮の見積もりを出してもらったんですけども、最終的に、現金から差し引いてどのくらいかかるのか、その辺につきまして決まった段階で早めに議会のほうにも報告していきたいと思います。 ◆委員(石井志郎君) お願いいたします。 ○委員長福原敏夫君) ほかにございませんか。猪瀬 浩委員。 ◆委員猪瀬浩君) 先ほど説明の中で、ポンプの状況に応じては事業を判断するみたいなお話があったんですが、ポンプがもし壊れてしまったら、そこでもう終わりということでよろしいでしょうか、それとも、なんとか年度まではオーバーホールか何かしていくんでしょうか。 ○委員長福原敏夫君) 商工観光課長、阿部淳一郎君。 ◎商工観光課長(阿部淳一郎君) 先ほど述べましたことなんですけども、オーバーホールの費用が約70万円ぐらいかかるんです。令和2年度で終わりですので、業者とも協議をしながらやっていきますけども、オーバーホールが必要なければこの費用は使わないでおこうと思っております。ただ、どうしても動かない、金額的にもこの修理に対しては相当な額がかかるといった場合には、地元の方たちには令和2年度と言ってはありますけども、途中で機械の故障等で辞めざるを得ないこともあるということで説明はして、了承してもらっております。 ○委員長福原敏夫君) よろしいでしょうか。ほかにございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長福原敏夫君) ほかに質疑のないようですので、質疑を終結し、討論に入ります。  反対討論はございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長福原敏夫君) 次に、賛成討論はございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長福原敏夫君) ほかに討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決を行います。  議案第15号を、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○委員長福原敏夫君) ありがとうございました。起立全員であります。よって、議案第15号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、本委員会に付託されました議案についての審査は終了いたしました。  なお、委員会報告書の作成及び委員長報告につきましては、私に一任願いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長福原敏夫君) 御異議なしと認め、さよう決定いたします。           ────────────────────────                    市長あいさつ ○委員長福原敏夫君) 閉会に当たり、執行部から御挨拶をお願いいたします。市長、高橋恭君。 ◎市長(高橋恭君) 閉会に当たりまして、一言御礼の御挨拶を申し述べさせていただきます。委員の皆様方には2日間にわたる予算審査特別委員会におきまして終始慎重なる御審議をいただき、まことにありがとうございました。
     また、付託されました令和2年度予算議案につきまして、全議案とも原案どおり御可決賜り、重ねて厚く御礼を申し上げます。  審査の中で頂戴いたしました御意見等につきましては、今後十分留意いたしまして、市政の発展と市民福祉の向上に努めてまいりますので、より一層の御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。  簡単ではございますが、閉会に当たっての挨拶にかえさせていただきます。ありがとうございました。 ○委員長福原敏夫君) ありがとうございました。  皆さんには、2日間にわたり慎重審査をしていただきまして、まことにありがとうございました。           ────────────────────────                    閉     会 ○委員長福原敏夫君) 以上をもちまして、予算審査特別委員会を閉会いたします。お疲れさまでございました。御苦労さまです。                  午前11時04分 閉会  上記会議の概要を記載し事実と相違ないことを証するためにここに署名する。    令和  年  月  日              予算審査特別委員会委員長  福 原 敏 夫...