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  1. 富津市議会 2019-09-10
    令和 元年度決算審査特別委員会−09月10日-02号


    取得元: 富津市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-23
    令和 元年度決算審査特別委員会−09月10日-02号令和 元年度決算審査特別委員会              決算審査特別委員会議事録 1.日  時  令和2年9月10日(木)午前9時30分 1.場  所  第3委員会室 1.出席委員   三 木 千 明 君       猪 瀬   浩 君       宮 崎 晴 幸 君   渡 辺 純 一 君       三 富 敏 史 君       福 田 好 枝 君   関     努 君       諸 岡 賛 陛 君       千 倉 淳 子 君   山 田 重 雄 君       平 野 英 男 君       佐久間   勇 君   石 井 志 郎 君       平 野 明 彦 君 1.欠席委員   なし 1.議  長   渡 辺   務 君 1.議会選出監査委員   福 原 敏 夫 君 1.出席説明員   市長         高 橋 恭 市 君   副市長        小 泉 義 行 君
      教育長        岡 根   茂 君   代表監査委員     磯 貝 昭 一 君   監査委員       福 原 敏 夫 君   総務部長       白 石 久 雄 君   総務部参与      前 田 雅 章 君   総務部次長資産経営課長事務取扱                                     市 原 岳 人 君   総務課長       牧 野 常 夫 君   防災安全課長     小野田 隆 博 君   防災安全課主幹    大 谷   寛 君   企画課長       阿 部 淳一郎 君   秘書広報課長     石 川 富 博 君   財政課長       高 梨 正 之 君   財政課主幹      宮 崎   悟 君   市民部長       中 山 正 之 君   市民課長       平 野 巳 貴 君   課税課長       石 井   太 君   納税課長       秦 野 憲 一 君   天羽行政センター所長 鳥 部 裕 志 君   環境保全課長     鹿 島 和 博 君   環境保全課災害廃棄物対策室長                                     曽 根 欣 一 君   健康福祉部長     坂 本 秀 則 君   社会福祉課長     中 山 貴 弘 君   福祉の窓口課長    木 村 美 文 君   子育て支援課長    中 山 淳 子 君   介護福祉課長     池 田 剛 和 君   健康づくり課長    藤 嵜   勉 君   国民健康保険課長   花 田 康 宏 君   建設経済部長     庄 司 優 人 君   建設経済部次長農業委員会事務局長      都市政策課長     義 崎 哲 也 君              茂 木 雅 宏 君   建設課長       藤 川 幸 男 君   商工観光課長     嶋 田 清 一 君   農林水産課長     棟 方 雅 典 君   農林水産課鳥獣対策室長松 下 順 一 君   会計管理者      赤 井 明 浩 君   選挙管理委員会事務局長監査委員事務局長                                     平 野   勉 君   消防長        岩 崎   脩 君   消防総務課長     角 田 安 隆 君   予防課長       宇 山 則 幸 君   消防署長       牧 野 安 浩 君   消防分署長      松 本 敏 宏 君   教育部長       相 澤 智 巳 君   教育部参事学校教育課長事務取扱        教育総務課長     尾 形 卓 信 君              須 藤 秀 明 君   学校教育課主幹    細 谷 憲一郎 君   学校教育課主幹    大 畑   光 君   生涯学習課長     樋 口 峰 昭 君   公民館長       平 野 隆 志 君 1.出席事務局職員   事務局長       重 城   祐     主幹         大 川 美佐子   係長         三 木 貴 好     主査         平 野 智 裕 1.議  事    (1)監査委員の決算審査意見書についての説明    (2)議案第8号 令和元年度富津市一般会計歳入歳出決算の認定について             (質疑、討論、採決)           ────────────────────────                    開     議           令和2年9月10日(木) 午前9時28分 開議 ○委員長(三木千明君) 皆さん、おはようございます。定刻前ではございますけれども、皆さんおそろいでございますので、ただいまから、決算審査特別委員会を開催いたします。           ────────────────────────                    委員長あいさつ ○委員長(三木千明君) 委員の皆様方には、お忙しい中をお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。  さて、本日9月10日と明日11日の2日間の予定で審査を行いますので、委員の皆様には、簡潔明瞭な質問をお願いいたしますとともに、慎重かつ十分なる審査を行いたいと思いますので、御協力のほどよろしくお願いいたします。  また、執行部の皆様方には、的確かつ簡明な答弁をお願いいたしまして、私からの御挨拶とさせていただきます。           ────────────────────────                    議長あいさつ ○委員長(三木千明君) 本日、議長がお見えですので、議長より御挨拶をお願いいたします。 ○議長(渡辺務君) 皆さん、おはようございます。お集まりいただきましてありがとうございます。  今日は9月10日で昨年の昨日ですね、ちょうど台風15号の被害を受けて、丸1年ということになります。この1年間で私たちはいろいろな経験をしたと思います。いまだに復旧が終わっていないところも多い。先日の新聞では、まだ50%とか60%としか直っていないよというような、復旧していないよというような記事も載っていました。  今回の決算なんですけども、この1年の検証、そして総括をする大切な委員会だと思います。ぜひ慎重審査、そして活発な議論をしていただいて、今後につながるようなことになればと期待を申し上げます。よろしくお願いします。 ○委員長(三木千明君) 議長、ありがとうございました。           ────────────────────────                    執行部あいさつ ○委員長(三木千明君) 次に、執行部より御挨拶をお願いいたします。市長、高橋恭市君。 ◎市長(高橋恭市君) おはようございます。決算審査特別委員会の開会に当たりまして、御挨拶を申し上げます。  委員の皆様方には、定例会開会中の御多用の中、本委員会を開催していただきまして、誠にありがとうございます。  今日、明日の2日間、本委員会に付託されました議案第8号から議案第12号までの各会計の令和元年度決算につきまして、御審査をお願いすることになりました。  委員の皆様方には御指導を頂きまして、原案どおり御認定賜りますようお願い申し上げ、会議冒頭の挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(三木千明君) 高橋市長、ありがとうございました。           ────────────────────────                    委員長の報告 ○委員長(三木千明君) では、本日の議事について説明申し上げます。  まず、監査委員から、令和元年度富津市決算審査意見書の説明を聴取いたします。  次に、議案第8号 令和元年度富津市一般会計歳入歳出決算の認定についての審査を行います。  議案第8号は、8月26日の本会議において、執行部より詳細な説明を受けておりますことから説明を省略し、直ちに質疑を行い、質疑終了後、討論、採決を行います。  以上のとおり、本日1日で議案第8号の審査を行う予定であります。  次に、9月11日の議事については、議案第9号から議案第12号までの4議案について審査いたします。  今日と明日の2日間で全ての審査を行いますので、委員の皆様方の御協力を何とぞよろしくお願い申し上げます。           ────────────────────────                    議     事     (1)監査委員の決算審査意見書についての説明 ○委員長(三木千明君) それでは、ただいまより議事に入ります。  監査委員の令和元年度富津市決算審査意見書についての説明を議題といたします。  令和元年度富津市決算審査意見書について説明を求めます。代表監査委員、磯貝昭一君。 ◎代表監査委員(磯貝昭一君) 監査委員の決算に係る意見について、監査委員からの概要説明をいたします。  令和元年度富津市一般会計・特別会計決算及び基金運用状況並びに公営企業会計決算について、地方自治法第233条第2項及び同法第241条第5項並びに地方公営企業法第30条第2項の規定により、市長から審査に付されましたので、福原監査委員とともに審査を実施いたしました。  審査の結果につきましては、私と福原監査委員2名の合議により、別冊「令和元年度富津市決算審査意見書」としてまとめ、去る8月17日に市長に提出いたしました。  それでは、意見書の概要について申し上げさせていただきます。  別冊、決算審査意見書の1ページをお開き願いたいと思います。  審査の対象に掲げる一般会計及び各特別会計決算の審査に当たりましては、富津市監査基準に準拠し、決算計数は正確であるか、予算の執行は適正かつ効率的であるか、資金の管理は適正であるか、財産の取得、管理及び処分は適正であるかを主眼といたしまして、各決算書及び証拠書類における各計数の照合に併せ、関係部局からの説明聴取を実施するとともに、過去に実施いたしました定期監査、例月出納検査の結果等を考慮し、慎重に審査を行ったものでございます。  これら審査による結果といたしまして、関係帳票及び証拠書類は、いずれも関係法令に適合し、かつ正確であることを認めました。
     2ページをお開きください。  第7に、審査の意見を記述いたしました。  まず、決算概要につきましてでございますが、4ページ、第8の1決算の総括表を掲載しております。  一般会計及び特別会計を合わせた決算額総額は、歳入が321億3,613万5,630円、歳出が305億2,712万1,860円でありました。  歳入歳出差引き額の16億901万3,770円から翌年度に繰り越すべき財源5億2,702万7,000円を差し引いた実質収支額は、10億8,198万6,770円の黒字であります。前年度と比較いたしますと1億4,845万1,294円、15.9%の増加でありました。  実質収支額の内訳といたしまして、一般会計は9億2,239万7,128円、特別会計は1億5,958万9,642円でありました。  なお、繰り越すべき財源5億2,702万7,000円につきましては、台風災害等の影響により、支出が終わらない見込みのもの、また、予算成立後の事由等により翌年度にその支出が終わらないものに対する繰越明許費事業41件と、予算成立後に避け難い事故事情により、事業が完了しなくなった事故繰越事業2件によるものでございます。  一般会計歳入では、自主財源の根幹であります市税の本年度決算額は87億6,217万5,844円で、前年度と比較いたしますと3,628万9,208円、0.4%減少したものの、徴収率につきましては95.4%で、前年度と比較いたしますと0.5ポイント向上しております。  また、不納欠損額につきましては3,670万1,294円で、前年度と比較いたしますと1,360万5,202円、27%の減額となっておりました。  加えまして、市税、国民健康保険税を合わせた収入未済額につきましては9億7,958万7,477円と、対前年度では1億4,000万4,600円、12.5%の減少となっております。  このようなことから、引き続き、納付者間の税負担の公平性の視点から、納期内納付等の納付指導による新たな滞納者の発生を抑制するとともに、滞納処分の適正な執行により、財源確保に努めていただきたい旨、申し上げました。  次に、財政運営についてでございます。  財政指標のうち、特に重要視するべき指標となる、財政構造の弾力性を示す経常収支比率につきましては、物件費及び扶助費の増加により91.1%となり、前年度より1.3ポイント上昇しておりますので、今後も、物件費の抑制及び扶助費の適正な執行などにより経常経費の抑制に努めるとともに、市税の徴収率の向上、財産収入の確保などによる歳入のより一層の確保を図られたい旨、申し上げました。  また、財政調整基金につきましては、当年度中に3億8,313万5,880円を積み立てましたが、台風等の影響による災害復旧事業費などの財源として3億8,705万4,000円を取り崩したことにより、当年度末現在高は、前年度から391万8,120円減少し、20億9,489万6,320円となっております。今後も、大規模災害等の不測の事態に対応可能な財政運営を望む旨、申し上げたところでございます。  3ページを御覧願いたいと思います。  次に、地方債の借入れについてでございます。令和元年度における地方債借入額は23億9,870万円であり、起債額は、前年度より10億1,650万円増加でありました。これにより、本年度末の地方債残高は、前年度から9億3,385万4,726円増加し、150億8,736万2,748円となっております。  このうち、地方交付税の基準財政需要額に算入される臨時財政対策債は78億2,746万9,553円で、全体の51.9%を占めております。  なお、財政健全化判断比率実質公債費比率につきましては8.6%となり、前年度と比較いたしますと0.6ポイント減少しておりますが、今後も、地方債の借入れに当たっては、事業の優先度を見極めるなど、長期的な視野に立ち慎重な取扱いが必要である旨申し上げました。  20ページをお開き願いたいと思います。  第14款の予備費でございます。当初予算5,000万円、補正予算1億円が計上され、1億5,000万円の予算でありました。  予備費充用につきましては、台風災害関連経費新型コロナウイルス感染症関連経費事業等82件を対象として、充用額は9,453万9,000円でございました。  以上が、一般会計及び各特別会計に係る決算審査の概要でございます。  次に、令和元年度富津市基金運用状況審査の概要を申し上げます。  40ページをお開きください。  貸付基金の運用状況の審査に当たりましては、富津市監査基準に準拠し、基金運用状況調書及び証拠書類における各計数を照合するとともに、各計数が正確であるか、当該基金の設置目的に沿って適切に運用されているかを主眼といたしまして、過去に実施いたしました例月出納検査、定期監査などの結果等も考慮し、慎重に審査を行いました。  審査対象のうち、土地開発基金及び富津市健康保険出産費資金貸付基金につきましては、基金の運用がないものの、高額療養費貸付基金につきましては、設置の趣旨に沿って適正な運用がなされていることを認めたものでございます。  以上が、基金運用状況審査の概要でございます。  続きまして、令和元年度富津市公営企業会計決算に係る審査の概要を申し上げます。  42ページをお開きください。  公営企業会計決算の審査に当たりましては、決算計数は正確であるか、事業が経営の基本原則に従い経済性を発揮し、公共の福祉を増進するよう、運営されているかを主眼といたしまして、決算報告書及び損益計算書をはじめとする財務諸表、その他附属書類における各計数の照合に併せ、これらが関係法令及び富津市監査基準に準拠し、正確に作成されているか、関係部局からの説明を聴取するとともに、過去に実施いたしました定期監査、例月出納検査などの結果等を考慮し、慎重に審査を行ったものでございます。  これら審査による結果といたしまして、関係帳票及び証拠書類はいずれも関係法令に適合し、かつ正確であることを認めたものでございます。  第7に、審査の意見を述べております。  温泉供給事業特別会計決算でございますが、令和元年度末の温泉供給戸数は12戸、営業3戸、一般9戸であり、前年度と比較いたしますと1戸の減少となっております。経営収支は、営業収益86万4,693円に対しまして、営業費用241万4,006円で、当年度は154万9,313円の純損失となっておりました。  供給施設、装置等の老朽化により営業費用が増加しており、当年度未処理欠損金は2,162万584円と極めて不健全な経営内容であります。事業開始から約50年が経過しており、供給施設、装置等の老朽化が進む一方で、供給戸数についても、昭和51年度の48戸、営業10戸、一般38戸、これらから年々減少し、本事業の継続自体が極めて難しい状況であります。  このような状況から、今後の在り方について温泉利用者等との協議、検討を進められ、令和2年度をもって廃止という方針が示されたところでございます。  意見といたしましては、引き続き、事業廃止に向けた利用者等との必要な調整、各種施設等の処分等、終末期における適切な対応を望むものである旨、申し上げました。  以上が、公営企業会計決算審査の概要でございます。  これをもちまして、令和元年度富津市決算審査意見書の概要説明とさせていただきます。よろしくお願いします。 ○委員長(三木千明君) ありがとうございました。以上で、監査委員の令和元年度富津市決算審査意見書についての説明を終わります。  委員の皆様におかれましては、ただいまの監査委員の説明を踏まえて審査していただきたいと存じます。  ここで、両監査委員は退席されます。  会議の途中でありますけれども、説明員入替えのため、ここで暫時休憩をいたします。再開時刻を10時といたします。                  午前9時49分 休憩           ────────────────────────                  午前9時54分 開議 ○委員長(三木千明君) では、皆さんおそろいですので、休憩前に引き続き会議を開きます。           ────────────────────────     (2)議案第8号 令和元年度富津市一般会計歳入歳出決算の認定について              (質疑、討論、採決) ○委員長(三木千明君) 議案第8号 令和元年度富津市一般会計歳入歳出決算の認定について、この審査はお手元の審査区分表に従い質疑を行います。  歳入については、審査区分表1ページに記載の一般財源についてのみ行い、特定の歳出に充当する歳入については、その歳出を審査する際に併せて行いますので、御了承願います。  その際に、事前に配付いたしました、令和元年度決算歳入21款5項5目2節雑入の充当先歳出一覧表、これを活用してください。  この表は、決算書の50ページ、51ページの2節雑入の充当先の事業名称、決算金額及び決算書のページ番号を記載したものであります。  また、歳出についての質疑は、まず、第1款議会費及び2款総務費について、次に、3款民生費及び4款衛生費について、次に、5款労働費から8款土木費まで及び11款の災害復旧費について、最後に、9款消防費、10款教育費及び12款公債費から14款予備費まで、このようにそれぞれ分割して質疑を行います。  また、先ほど申し上げましたとおり、特定の歳出に充当する歳入については、その歳出の質疑の際に併せて行います。  なお、説明員は休憩ごとに入れ替えますので、質疑漏れ等がないよう、お願い申し上げます。  また、進行を円滑にするため、質疑の際には決算書、決算に係る主要施策の成果説明書の別、また、ページ番号を示してから発言するようにお願いいたします。  次に、説明員の方に申し上げます。  発言の際は、挙手と同時に起立し、指名された後に着席し、各自マイクのスイッチを入れてから発言するようお願い申し上げます。  以上で、私からの報告を終わります。  ただいまから議事に入ります。  議案第8号 令和元年度富津市一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  これより質疑に入ります。  初めに、審査区分表1ページの歳入について質疑を行います。御質疑ありませんか。佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) ただいま監査委員のほうから決算審査の意見のほうが報告がございましたけれども、予算の執行資金の管理等適正かつ正確に行われているということで、大変十分内容は分かりましたけれども、これちょっと質問をさせてください。  まず、決算書の6ページ、成果説明書の14ページをお願いします。  1款1項の市民税について、この市民税は予算構成の比率でいきますと、42.6%を占める大変重要な財源となっております。そのうち、個人市民税が対前年度比で5.1%の減収、これは昨年の台風被害から始まりまして、新型コロナの影響も加わって、これからさらに加速していくことも懸念されますけれども、徴税に当たりまして減免をするとか、減額するとか、もしくは遅延するとかという対応があったかと思うんですが、改めてお聞きしたいと思います。  この減収に至った影響、理由とその対応をお聞かせください。 ○委員長(三木千明君) 課税課長、石井 太君。 ◎課税課長(石井太君) お答えします。  前年度との比較で減という形でなっておりますが、その理由については、主に均等割の納税義務者の減、あるいは分離課税である一般株式等に係る譲渡所得の減、あるいは長期譲渡所得の減によるものでございます。 ○委員長(三木千明君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) はい、分かりました。それでは、今回の台風被害に伴う遅延とか、減免とかという、そういうのはなかったわけですね。 ○委員長(三木千明君) 課税課長、石井 太君。 ◎課税課長(石井太君) 今回の令和元年度台風による減免につきましては、個人市民税につきましては、件数については5件、減免額32万3,000円、固定資産税において件数につきましては42棟分、減免額19万2,500円ということでございます。 ○委員長(三木千明君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) はい、分かりました。ありがとうございます。  続きまして、決算書の42ページをお願いします。  17款2項財産売払い収入についてお聞きします。  この不動産売払い収入と物品売払い収入についてお聞きいたします。売り払った財産の種別とその数字を、例えば土地なら何筆とか、物品ならどういうものかということを、ちょっと教えてください。 ○委員長(三木千明君) 総務部次長資産経営課長事務取扱、市原岳人君。 ◎総務部次長資産経営課長事務取扱(市原岳人君) お答えします。不動産の売払い収入につきまして、私のほうからお答えさせていただきます。  件数としましては、昨年度につきましては計6件、土地のほう売却しております。内容につきましては、近隣の土地を所有している方のほうから、市のほうで所有している土地のほうを一体として利用したいとの申出があったもので、売却を行ったものでございます。 ○委員長(三木千明君) 都市政策課長、義崎哲也君。 ◎都市政策課長(義崎哲也君) 物品売払い収入につきましては、市民ふれあい公園で利用していましたストップウオッチ、これを8個の更新に伴いオークションにかけて売り払ったものです。 ○委員長(三木千明君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) ありがとうございます。  それでは、今回は差押え物件とか、そういうものの売払いはなかったということでよろしいんですかね。 ○委員長(三木千明君) 納税課長、秦野憲一君。 ◎納税課長(秦野憲一君) お答えいたします。  徴収のほうの差押え物件につきましては、インターネット公売で不動産と動産を公売しております。 ○委員長(三木千明君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 分かりました。何か項目が違ったそうで申し訳ございません。それが分かればオーケーです。  決算書の42ページからお願いします。18款1項1目一般寄附金についてちょっとお聞きします。  次のページにもまたがりますけれども、ふるさと納税の制度ができまして、また、その返礼品の人気からますます増えていると思うんですが、ふるさとふっつ応援寄附金が貴重な財源になっていると思うんです。  そこで、返礼の上限額の設定をされたり、御当地の返礼品に限られたりというところでいろいろな苦労をお察し申し上げますけれども、どの市町村もこの貴重な財源となってくるふるさと納税ですけれども、物品のみならず、御当地ならではの返礼としての富津独特の返礼があったらお聞かせ願いたいんですが。 ○委員長(三木千明君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。
     物品以外で、例えばモーターパラグライダー体験メニュー等、返礼品の中に加えております。 ○委員長(三木千明君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) はい、分かりました。モーターパラグライダーですね。あれで上から富津の景色が見られて非常にいいと思うんですが、そういうことで地域の特性を生かしながらも、独特の返礼品がこれからもどんどん戦略的に考えていただきたいと思います。  以上でございます。 ○委員長(三木千明君) ほかに御質疑はありませんか。石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) すみません。佐久間委員とかぶりますが、43ページ、同じ質問です。  不動産売払い収入の82万5,339円、6件で個人が市の土地を使用している中でというお話があったんですが、これは個人でしょうか、企業でしょうか。大体どういう条件か、それをちょっと教えていただけますか。 ○委員長(三木千明君) 総務部次長資産経営課長事務取扱、市原岳人君。 ◎総務部次長資産経営課長事務取扱(市原岳人君) お答えします。  売却先につきまして、法人か個人かということの御質問ですが、売却先につきまして、昨年度は個人が3件と法人が3件となってございます。  売却した内容につきましては、先ほども申し上げた部分もございますが、土地を所有している方々のほうで隣接している不動産、市のほうで所有している法定外道路等で利用していないものについて、御自分の所有している土地と一体として利用したいという申出があった場合、利害関係者など確認した上で売却のほうを行っております。 ○委員長(三木千明君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) ありがとうございました。続きまして、同じく財産貸付収入、ページ数は42の17の1です。  今、富津市は公共施設の再配置推進計画の中で、建物等の再編を行っております。その中で、今後、土地の売却、建物の売却、また貸付け等を行うと思うんですが、この1番の土地建物貸付収入1,985万7,374円の、細かいところまでは今お答えいただければいいんですけど、主な大きなところで一つ教えていただけますでしょうか。  それと、同じく旧学校施設等貸付収入の1番と2番の明細をお願いいたします。 ○委員長(三木千明君) 総務部次長資産経営課長事務取扱、市原岳人君。 ◎総務部次長資産経営課長事務取扱(市原岳人君) お答えします。  まず、土地建物貸付収入でございますが、主な貸付先としましては、山九株式会社君津支店へ富津市新富の土地1万2,000平米弱を約530万円で貸付けを行っているものが一番大きくございまして、また、庁内の自動販売機の設置に係る貸付料としてFVイーストジャパンというところに約350万円ほどで貸付けを行っております。  また、ちょっと細かいものなどございますが、大体全部で60件程度の貸付けを行っているものでございます。  また、2番の旧学校施設等貸付収入につきましては、閉校しました旧環南小学校について貸付けを行っているものでございまして、主にひかり芸術研究所というところに60万円程度で貸しているほか、合計4団体に貸付けを行っております。 ○委員長(三木千明君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) ありがとうございました。山九さんに貸している新富の岸壁のところの土地が530万円という結構いい値段で貸し付けられているというのを聞きまして、こういう収入の在り方もあるのかなというふうに今考えております。  これから、まあ、要らない土地というとおかしいんですけど、やっぱりそういう付加価値のある土地は有償で貸し付けたり、売却ということを今後進める必要があろうか、じゃないかと思います。  ただ、一つ危惧するのは、これから公共施設再配置計画の中で、いろいろな施設が貸付け、あるいは売却されるときにやっぱり適正な判断をしていただきたいということを意見等申し上げて、終わります。  以上です。 ○委員長(三木千明君) ほかに質疑はありますか。三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 私も先ほどの監査委員からの意見書で、もうおおむねそのとおりだと思っておりますけど、何点か質問させていただきます。  私も企業会計の予算決算を多少従事させていただく中で、予算が認められて決算が認められないというカテゴリーはないというふうな中で、あくまでも勉強のためにちょっと何点か、市の事業は多いなという関心の中でちょっと何点か見させていただいたところだけちょっと質問させていただきます。  多少、佐久間議員ともかぶるところありますけども、初め1点目なんですけども、市税についてということで、決算書の19ページになります。  こちら先ほど来ありましたけども、市税につきましては歳入のおよそ半分、今回は令和元年度42.6%で、非常に大事な財源という中で、やはり納税者の状況によって、財産や生活状況に応じては、未納になりまして滞納処分という手続を取るわけなんだけども、滞納処分できない場合は放置することなくして、不納欠損という手続を取るわけですけども、納税の公平性の観点からも、それは一つの基準で行っているというふうに私見ております。  もちろん債権管理条例で放棄する事例とかありますけども、やっぱり個々具体的にいろいろ事例が違うと思います。その中で、前年度と比較した場合ですけども、平成30年度は不納欠損が0.73%に対して、令和元年度は0.56と、0.17ポイントも割合が少なくなっている、非常にいい傾向だと思うんですけども、そういった劇的に下がって不納欠損がもう少なくなっている。何か具体的な取り組んだことがあれば、ちょっと参考に教えていただければと思っています。 ○委員長(三木千明君) 納税課長、秦野憲一君。 ◎納税課長(秦野憲一君) お答えいたします。  不納欠損額が少なくなった要因といたしましては、徴収率向上に向けた取組が要因と考えております。  徴収率向上に向けた具体的な取組につきましては、新規滞納者を増やさない取組といたしまして、現年度課税分のみ未納となっている滞納者に早期に催告書を送付して、納付または相談がなかった滞納者には早期に差押えを実施しております。これは、滞納金額が少額のうちに差押えを実施し、滞納者から納税者へ変えるための取組であります。  また、滞納繰越分につきましては、差押え強化による差押え件数の増加や自宅等への捜索の実施、その他市県民税高額滞納者を千葉県へ徴収引継ぎするなどの取組を行ったことが、不納欠損額の減少につながったものと考えております。 ○委員長(三木千明君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) ありがとうございます。では、引き続き債権管理、公平な観点で進めていただければと思います。  続きまして、もう1点質問させていただきます。  佐久間議員と若干重なるんですけども、決算書になりますと45ページ、成果説明書は44ページになります。ふるさとふっつ応援寄附金でございますけども、こちら先ほどいろいろ粗品とかいろいろ佐久間議員からの質問で分かりましたけども、やはりふるさと納税というのは現在、一般納税者のすごく認知も広がっておりまして、貴重な財源というふうに位置づけられる中で、寄附額、昨年と比較しますと、平成30年度が3億6,600万円に対して、令和元年度は4億7,200万円、約3割増加してすごく非常にいい傾向だと思います。  それに対しまして、この事業費、プロモーション実績を見ますと、ほとんど前年度と取組変わらない中で、事業費を抑えて成果が上げられたというすごく望ましい傾向なんですけども、もしこの辺の取組に力を入れたというところがありましたら、教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  まず最初に、寄附額1億円、前年度より増えた理由としましては、ふるさと納税ポータルサイトの増加、またウェブ広告を活用したこと、あと積極的なふるさと納税へのイベントに参加したことなど、これまで実施してきたプロモーション策、それにより富津市の返礼品が認知されてきたこと、それに加えまして、寄附者がふるさと納税ポータルサイトから返礼品の検索をかけたときに、富津市の返礼品が上位に掲載されるようなリスティング広告の実施をしまして、あと寄附者の動向を詳細に分析した取組を行ったことによるものと認識しております。  また、昨年度は台風15号による災害支援をふるさと納税ポータルサイトを活用して募ったことも、寄附金の増加の要因となっております。  それに対しまして、事業費が寄附額の増加割合ほど増加していないことにつきましては、法改正に伴いまして、返礼品の返礼率が平成30年6月29日から、従来の5割だったものが3割としたところですけども、法改正前、いわゆる駆け込みで平成30年4月から6月までの寄附金額が約7,600万円だったものに対して、昨年度の4月から6月までの寄附金額は約6,000万円でした。約1,600万円の減額となっております。  これに伴い、返礼品代や郵送料、ポータルサイトの手数料、委託料など通常寄附金額に連動して増加する経費に影響が出たこと、また、台風15号による災害支援に係る寄附につきましては、返礼品がなしとなっておりますので、そういう経費、報償費そういうものがかからなかったことが寄附額の増加割合ほど増加しなかった要因と考えております。 ○委員長(三木千明君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) ありがとうございます。ぜひ富津市のPRをはじめ、そういった成果を上げる取組を継続していただければと思います。ありがとうございました。  以上でございます。 ○委員長(三木千明君) ほかに質疑ありますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(三木千明君) 質疑もないようですので、審査区分表1ページの歳入についての質疑を終了いたします。  会議の途中ですが、説明員入替えのため、ここで暫時休憩とします。会議の再開を10時35分といたします。                  午前10時20分 休憩           ────────────────────────                  午前10時25分 開議 ○委員長(三木千明君) では、休憩前に引き続き会議を開きます。  説明員の方に申し上げます。  発言の際は挙手と同時に起立し、指名された後に着席し、各自マイクのスイッチを入れてから発言するようにお願いいたします。  以上で、私からの報告を終わります。  では、ただいまより、歳出及び特定の歳出に充当する歳入についての質疑に入ります。  冒頭に申し上げましたように、分割して質疑をお受けいたします。  それでは、審査区分表2ページの1款議会費及び2款総務費についての質疑を行います。御質疑ありませんか。三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) それでは、すみません、決算書ですと79ページになります。  2款総務費2項徴税費2目賦課徴収費13節委託料でございますけども、こちらの委託費が10万2,696円ということでございますけども、ちょっと私の認識不足か分からないんですけども、このコンビニ納付制度というのは、もうかれこれ十数年スタートして経っていると思うんですけども、この委託料の算定というのは徴収額に対してなのか、それとも徴収件数に対しての単価契約ということで設定するのか、その辺ちょっと教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 納税課長、秦野憲一君。 ◎納税課長(秦野憲一君) お答えいたします。  委託料につきましては、データ作成業務などの経費といたしまして、月額1万円プラス消費税で契約しております。この支出につきましては、一般会計と国保会計で案分して支出しております。  コンビニ収納に関する経費といたしましては、そのほかにコンビニで取り扱った納付書の手数料といたしまして、1件当たり60円プラス消費税分などを支払っております。  全体的なコンビニ納付に関する一般会計分の経費といたしましては、委託料と手数料等の合計で252万2,114円となっております。国保会計分を含めますと、総額で329万9,420円となっております。 ○委員長(三木千明君) ほかに質疑ありませんか。石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 2款1項4目企画費の中から、成果説明書で40ページです。地域おこし協力隊関係費です。地域おこし協力隊で個人に支払われている部分ですので、それがいいとか悪いとか、多いとか少ないという質問ではございません。  事業実績と事業成果のところで、申し訳ないんですけど、目に見えてこないという私見でございます。ただ、皆さん、ほかの方々は分かりませんけど、私はどういう事業をして、どのような成果が出ているかというのが私には残念ながら見えない。  活動実績の中に北部ビジネスビューローの運営業務というようなことも書かれております。これは運営業務ですからどのようなことをしているか分かりませんけど、私がこの設置されている商業施設にお邪魔したときに、そこに人がいるのを見たことがないですね。何か人集めをやっているようなものも見たことないんですが、その辺の事業実績と事業成果について、改めて御説明いただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  地域おこし協力隊につきましては、NPO法人AFICCの北部ビジネスビューローの拠点でありますイオンモール富津ステーションの運営、また、昨年7月1日より、しごとサポートふっつというサイトを立ち上げまして、市内で働きたい方、そういう方への企業情報発信、また、市内に移住・定住を考えている方への富津市の紹介、そういうものをサイトのほうで行っております。  また、富津市商工会で行っております創業支援事業、創業を目指す方へのセミナーと連携し、これから市内で開業を考えている方にイオンモール富津ステーションの一部スペースを貸して、開業体験を行いたいという方にチャレンジショップを開催しております。  それが9月から12月、それと3月に開催しまして、合計5社のチャレンジショップに参加した会社がおります。実際、お客さんが来たのが115人、体験した5社のうち、1社は開業に至ったということを聞いております。 ○委員長(三木千明君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) ありがとうございました。商工会の創業支援はホームページで見させていただきました。なかなかこういう事業というのは目に見えてこないんですね。要するに成果というのがなかなか現しにくい。ぜひその辺のところはもう少し行政のほうも協力して、地域おこし協力隊ということじゃなく、やはり今後ともやっていただければと思います。  いろいろな地域に視察に行きますと、行政の皆さんが地域おこし協力隊だとか、そういう方々の成果というのをすごく自慢げに説明してくれるんですね。やはり富津市も成果が出るような事業をしていただいて、それを広く広報していって、また、新たな方がそれなら富津のために仕事してみようかなというようなものが、いい連鎖になっていけばいいと思いますんで、インターネットのアクセス数がどのぐらいあるかなんて、そんなやぼなこと聞きませんので、その辺も含めまして、今後とも事業を推進していただければと思います。  以上です。 ○委員長(三木千明君) 答弁よろしいですか。 ◆委員(石井志郎君) 答弁あれば、じゃ、お願いします。 ○委員長(三木千明君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) 成果説明書の40ページなんですけども、先ほど委員おっしゃいましたアクセス数は載せておりまして、成果のところ、しごとサポートふっつ年間アクセス数というところがありまして、ここは1万1,303件となっております。 ○委員長(三木千明君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) ありがとうございました。見間違えました。1万1,000の数字が何かと思ったら、その前に、あっ年間アクセス数と書いてありましたんで、成果として認めさせていただきます。お疲れさまでございます。 ○委員長(三木千明君) ほかに質疑ありませんか。千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) すみません。今の石井議員の御質問に関連してなんですけど、地域おこし協力隊、この事業については、下の評価のところに、AFICCと地域おこし協力隊が連携しというふうに書いてありますけど、今実際、この事業に関わっている人たち、この企画に関わっている主な人数、地域おこし協力隊は1名ですよね。それ以外にAFICC側として何人ぐらいの人たちが関わっているのかな。  それこそ全然動きが、すみません、勉強不足で見えないので、今AFICCのほうの動きとして、どんな関わりをしてくれているのかということが分かったら教えて、分からなかったら結構です。 ○委員長(三木千明君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) AFICCの会員につきましては、令和元年度の決算時点で13名ということになっておりますけども、実際の北部ビューローについては、どのくらいの人数で関わっているかというところにつきましては、申し訳ございませんけども、ちょっと把握しておりません。 ○委員長(三木千明君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) 分かりました。やはりこれいつも行って、地域おこし協力隊の方とお会いするときもあるんですけど、一人でやっていくというのはすごい切ないだろうなと思いますし、周知だとかやっていることをみんなに見える化するためには、やっぱり協力隊の方に協力をしてくれる人たちというのが、どうしても不可欠じゃないかなと思っていて、そういう見直しとか相談とかというのはやっぱり行政も、もちろん相談に乗っているんでしょうけども、それがどんどん協力体制ができることを望んでいます。回答は結構です。失礼します。 ○委員長(三木千明君) ほかに質疑ありますか。石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) すみません、今とんでもない答弁が出たんで質問させていただく気になりました。  補助金が七千数百万円という補助金が出て、南部ビューローと北部ビューローと上げたんですね。そのときに、ビジネスサポート等含めて北部ビジネスビューローで使用するであろう機器等、大変な金額、備品を買っているわけなんですね。
     それ今の担当課長が御存じかどうか分かりませんけど、富津市に監査責任があるのかどうかは分かりませんけど、その貸付けにお願いしに行ったときに貸してもらえないとか、発足当時に立ち上げに携わった方から、あれだけの機材がどこにあって誰が管理しているのかということを聞かれたことがあるんですね。  そうすると、申し訳ないです、今、何人北部に携わっているか分からないという答弁ですと、非常に我々として見れば、あのときにあれだけの金額を承認したというものが、立ち上げになったからいいんではなくて、やはり七千数百万円という貴重なお金が交付されて事業をやっているわけなんですね。  本当に分からなきゃ分からないで結構です。もし分からないようでしたら、今後、北部ビジネスビューロー及び南部ビジネスビューローの事業形態とか、補助金交付金で買った機材の管理状況とか、これやっぱり行政にも責任があろうかと思いますが、いかがでしょうか。 ○委員長(三木千明君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  委員おっしゃるとおり、平成28年度に国の交付金を活用して地方創生加速化交付金事業として、NPO法人AFICCが主体となって富津市観光・しごと・移住推進プロジェクトのほうを始めております。  その後も、事業規模とか内容を見直しながら、同プロジェクトのほうは取り組んでいるところであります。  北部ビューローに携わる人数は、2人から3人です。イベント等がある際は、他の会員の方も一緒に手伝って行っているということであります。  また、固定資産に関するものにつきましては、うちのほうでしっかり把握して管理のほうしていきたいと思います。 ○委員長(三木千明君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 私が本当に商業施設のほう、たまに顔出して、やっぱり心配だから見てくるんですけど、残念ながら人がいるのを見たことがないんですね。あるいは奥のほうにいるのかもしれませんけど、その辺しっかり今後指導していただければと思います。  それと、3階にあったときには、備品がいっぱいあったのを私確認しているんですよ。一番最初に北部ビジネスビューローを3階に設置したときは、施設が広かったんで、そこにいろいろな備品が置いてあったのを確認しているんですけど、2階になった時点で約半分ぐらいになってしまったんで、機材等そこに置けなくなったということで、どちらかに保管していると思うんですけど、その辺の備品台帳とか、要するに今までの購入履歴を見た中で、やはり適正な処理がされているかということは、今後やっぱりNPO法人の管理監督というのも行政にあろうかと思いますんで、その辺もしっかりやっていただければと思います。いかがでしょうか。 ○委員長(三木千明君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) おっしゃいますとおり、備品等台帳のほう当然あると思いますので、そちらと今実際にはどこに置いてあるのかと、その辺もしっかり把握したいと思います。 ◆委員(石井志郎君) よろしくお願いいたします。以上です。 ○委員長(三木千明君) ほかに質疑ありますか。佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 1点お伺いいたします。成果説明書の50ページ、お願いします。  このバス利便性維持・向上事業なんですけれども、この成果は見てのとおり、毎年度の対比がございますけれども、年々廃止代替バスの制度を維持するためにとか、また新たなルートを依頼したことによってとかってあって、金額が上がっているわけなんですけども、今後の方向性ですけども、このままの状態でずっと継続する形を取っていくべきなのか、その辺のところの考え、また企業努力じゃないですけども、電車とのアクセスの時間とか本数の問題とか、何社か入ってそれを運用させるとか、何かいろいろ方法論があると思うんですが、この行政からのそういう代替バスの維持のために負担するということの、この継続事業の中でこのままでいいかどうかのちょっとお考えをお聞きしたいと思います。 ○委員長(三木千明君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  委員おっしゃいますとおり、負担金について毎年上がっている状況ではあります。それで、これからの運行についてなんですけども、令和2年3月10日に、議員の皆様へお知らせした中に、運行事業者のほうも運転手の確保ができないという現状、また、市が4月からスクールバスを運行することによりまして、竹岡線の路線で児童生徒が乗車しなくなるとか、そういうことを加味して湊富津線、竹岡線、戸面原ダム線、このような便を減便いたしまして、この4月16日から運行をしております。  その減便に対する削減の効果としては、約300万円を見込んでいるところではありますけども、またこの4月からの減便の効果・検証につきましては、今後実施していかなければならないというふうに考えております。  今後の交通に関することなんですけども、現在、国のほうから特別交付税として支払いの80%は措置はされておりますけども、国土交通省の資料によりますと、全国で地域交通に特別交付税を払っている額というのは、平成22年から毎年上がっておりまして、平成22年から平成28年の約8年間で、約36%増加しているというような統計資料も示されております。  今後、この特別交付税の率が80%から例えば下がってくるような可能性もあると。そうした場合、当然市の負担金は増えてくるということですので、既存のバス路線の再編であったり、デマンド型等多様なサービスが運行可能であるかというものは現在研究を行っているところであります。 ○委員長(三木千明君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) ありがとうございます。交通弱者と言われる人たちに対して、便が増えるか減るかということもそうなんですけども、市民の利便性の向上のためにどういう方法が一番いいのかということを、さらなる研究をしていただきまして、市民密着型、やはり新たな交通体制を考えることも一つかもしれませんので、よろしくお願いいたします。以上です。答弁は結構です。 ○委員長(三木千明君) ほかに質疑ありますか。千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) 今の佐久間議員の質問とも関連してきますけれども、ちょっとまとめてお聞きさせていただきます。  2款1項8目の中で、幾つか聞かせていただきたいと思います。  成果表ですと、46、48、50になるかなと思います。決算書ですと75ページになります。  まず、今、佐久間議員のほうからも出ましたけれども、この路線の中で金谷線で、東京湾フェリー前から亀田病院というところ、ここの利用率は結構高いんではないかなというふうに思っているんですけれども、この利用率が高いところ、今の現状と、こういうふうに目的がはっきり絞られていると思うんですね、亀田病院に行く人たちがお使いになるという金谷からそちらに行くっていう、その目的をちゃんと果たした路線、こういうものがもしかしたら、利用率が若干でも高いのかなというふうに予想するわけですけれども、そういうふうにさっき佐久間議員の質問の中でお答えもあったのかもしれませんが、路線の方向性とかをしっかり市のほうで立てて、路線のルートを変えていくなんてことは可能なのかというところも含めてひとつお聞きしたいと思います。お願いします。 ○委員長(三木千明君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  金谷線の現状ですけども、実際に利用している方の多くは鴨川市内の方、あと鴨川への観光の方が多い路線であります。これは、東京湾フェリーから鋸南町、鴨川というような形で運行している便でありまして、実際バス停の数で申し上げますと、富津市部分はバス停は4か所になります。残り市外のバス停は53か所ということで、金谷を走っているものというのはあまりないということですので、負担割合についても、全体の10%を富津市が支出しております。あと残りは鋸南町、鴨川市のほうで負担をしているというような状況であります。  それから、目的を絞った走り方の変更につきましてですけども、まず、この交通ルートにつきましては、交通事業者のほうが運行ルートを決めて国土交通省の許可を得ております。それで運行しておるわけですけども、例えばほかのバス路線について、公共交通網形成計画にも書いてありますけども、再編の可能性を含めて利便性の向上に向けた協議を市のほうの要望だったりとか、そういうものを事業者に投げかけていくということは可能でありますので、今後、そういう目的のある交通というものがしっかり考えがまとまれば、その辺は事業者のほうと協議する余地はあるかと思います。 ○委員長(三木千明君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) ありがとうございます。すみません、ちょっと甘かったですね、ただ、金谷からそちらに行くというだけじゃなく、観光の面でかなり乗ってくださる人がいるということ、結局だから富津市の中に載っていますけど、富津市だけのバスではないということですよね。  ですから、どこかいいとこ探そうと思ったんですよ、せめてバスが走っている中でどこか富津市の中でそれが有効に使われているところはないかということで、一生懸命考えたところがここに至っちゃったんですけど、そう思うと、やはり先ほど課長のお答えにもあったように、その地域に合った形というのを探していくというほうが、もしかしたら早いのかななんていうふうに思うところです。すみません、分かりました。ありがとうございました。  続けてよろしいですか。 ○委員長(三木千明君) はい。 ◆委員(千倉淳子君) すみません、もう一つは、成果書の46ページ、予算書のほうは同じ75ページになります。  この中で、おでかけモデルプラン関係報償費というのがあるんですが、これ皆さんにあまりなじみがないのかなというふうに思ったんですが、私、お聞きしたところによると、このモデルを考えるのにとても職員の方頑張っていろんなところを調べて作ってくださったということなんで、この内容、そしてその経過等々をちょっともう1回御説明いただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  おでかけモデルプランについては、富津市にある魅力的な観光スポット、そこに公共交通で乗り慣れない市民の方とか、観光客の方向けに公共交通を利用して安心かつスムーズに目的地へ移動できるようなプランを、令和元年7月23日から8月31日まで、プラン公募をいたしました。  そうしましたところ、募集の結果、2名の方から5件の応募がありまして、それぞれ日帰りプランであったりとか、1泊プランであったりとか、そういうようなプランが5件あります。それ全て東京から出てきた場合というような形でしたけども、その2名の方の5件については、ホームページのほうに掲載しておりますけども、その方2名に記念品として、これはクオカードを進呈した形で6,000円の支出ということになっております。 ○委員長(三木千明君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) これうまく利用ができて、広くこのプランが広められればとてもいいものなんじゃないかなと思うんですね。  ただ一つ思うのは、公共交通を使ってというところで、すごくプランが限られてきてしまうのかなというふうにはちょっと思うところがあります。やっぱりマイカーでいらっしゃってとか、でも、公共交通の中には高速バスももちろん入っていると思うので、それが今回のカーシェアリングなんかとうまく相まって広まっていけば、どちらの施策にもプラスになるのかなというふうに期待はしていたところですが、ちょっと今のところ成果が出ていないということですが、これは継続する方向でありますか。 ○委員長(三木千明君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  おでかけモデルプランについては、令和元年度で実施して、令和2年度には実施する予定はないんですけども、委員おっしゃいますとおり、例えば公共交通を使わなくても例えばマイカーで行ったときとか、そういうことも富津市の魅力を伝えることには変わりはないと思いますので、その辺についてはまた検討していきたいと、そのように考えております。 ○委員長(三木千明君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) ありがとうございました。  続けてもう一つですね、カーシェアリングの結果をちょっとお聞きしたかったんですけれども、48ページです、ごめんなさい。結果を見ると、ちょっと残念な結果なのかなあというふうに思うんですが、これに対して業者の反応というのはどんな感じですかね、今後もこれ置いていかれそうな感じか、何かどのぐらいないと撤退するとかみたいな、そういう方向性はありますか、教えてください。 ○委員長(三木千明君) 企画課長、阿部淳一郎君。 ◎企画課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  カーシェアリングについて、事業者と話した内容なんですけども、台風15号の影響で、その当時南房総エリアは観光などできる状態ではなかったと、また3月からはコロナウイルスの影響で、当然利用者のほうは少ないということで、この成果説明書に載っているとおり、10月から3月までの車を動かした方の人数は25人であったということであります。  4月以降は徐々に、コロナウイルスの影響の中でも少しずつ増えてはいるというところで、今事業者と市と近くにあるマザー牧場、そちらとちょっと連携して、利用者獲得に向けた検討を行っていこうということで、交通事業者とは話にはなっています。  それから、委員がおっしゃいますように撤退の話なんですけども、撤退についても確認したところ、今のところそういうような考えはないと。  もともと南部のほうは採算が取れないのは分かっていたということを踏まえて、こちらのほうに立ち上げてもらいましたので、今のところそういう考えはないということで聞いております。 ○委員長(三木千明君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) ありがとうございました。安心しました。まだ始まったばっかりですからね、始まってすぐコロナがありましたので、いろんな皆さんで広報をしてあそこを使っていただける。マザー牧場とのお話とてもいいと思います。やはりプランありきで進めていかないと、ただあそこに置いても、いらした方がここから車を借りてどういうふうに回ろうかというようなところ、そういったものが見えてこないと、なかなか使う方向にいかないのかなというふうに思うところがあります。  さっきのおでかけプランもそれとともに、使っていただくためには提案型のものがないと、なかなか成功しないかなというのは、私も自分でいろいろやりながら思うとこでございますので、そういった努力を今後もしていただけたらなというふうに思っています。お疲れさまです、ありがとうございます。一応交通のほうは以上です。 ○委員長(三木千明君) 平野明彦委員。 ◆委員(平野明彦君) ちょっとお伺いしたいと思います。決算書の81ページです。  先ほどコンビニについてありましたけども、これちょっとまた別の決算だと思いますが、負担金でコンビニ交付市町村負担金というのがございます。これはどういうものかちょっと教えていただけますか。 ○委員長(三木千明君) 市民課長、平野巳貴君。 ◎市民課長(平野巳貴君) お答えいたします。  こちらは、令和元年度コンビニ交付証明書等自動交付事務に係る運営負担金でございます。 ○委員長(三木千明君) 市民課長、平野巳貴君。 ◎市民課長(平野巳貴君) お答えします。  住民票の写し、印鑑証明、課税非課税証明、所得証明の発行に係る負担金で地方公共団体情報システムに支払っている負担金となります。 ○委員長(三木千明君) 平野明彦委員。 ◆委員(平野明彦君) これは1件に幾らとかそういう形なんですか。 ○委員長(三木千明君) 市民課長、平野巳貴君。 ◎市民課長(平野巳貴君) お答えいたします。  こちらは、人口規模で年額幾らというふうに決まっておりまして、人口5万人未満ということで年額217万8,401円の支出となっております。 ○委員長(三木千明君) 平野明彦委員。 ◆委員(平野明彦君) 人口規模の割合ということで、固定ということであって、幾ら使っても変わらないということですか。 ○委員長(三木千明君) 市民課長、平野巳貴君。 ◎市民課長(平野巳貴君) お答えいたします。  委員のおっしゃるとおりでございます。 ○委員長(三木千明君) 平野明彦委員。 ◆委員(平野明彦君) もう1件、その下の通知カード・個人番号カード関連事務交付金とございます。これについてはずっと長年続けているとこで、今回は予算書に関してはちょっと少ない執行という形だと思うんですが、進捗状況等について、どういう状況になっているのかとお伺いしたいと思います。 ○委員長(三木千明君) 市民課長、平野巳貴君。 ◎市民課長(平野巳貴君) お答えいたします。  こちらは昨年度の通知カードと個人番号カード関連事務の委託に係る交付金でございます。 ○委員長(三木千明君) ちょっとすみません、平野明彦委員、これは通知カード・個人番号カードの富津市における進捗状況でいいですか。例えば対前年でどれくらい伸びたとか、申込み件数だとか。 ◆委員(平野明彦君) もう平成27年度からずっと続いているんですけども、令和2年度においては2,600万円の予算があって、これ609万円って、執行率が半分以下なんですけど、この辺含めて進捗はどういうことなんですかっていうことです。 ○委員長(三木千明君) 市民課長、平野巳貴君。 ◎市民課長(平野巳貴君) お答えいたします。  最新の8月31日の交付状況で申し上げますと、6,871件でございまして、交付率は15.6%でございます。 ◆委員(平野明彦君) はい、分かりました。 ○委員長(三木千明君) よろしいですか。 ◆委員(平野明彦君) はい。 ○委員長(三木千明君) ほかに質疑ありますか。千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) 成果書の45ページですね、区長関係費というところですね。決算書では73ページになります。  この成果書を見させていただいたときに、下の自己評価のところに、行政として、加入世帯を増加させる抜本的な対策を打ち出すことは限界があると考えられると。区未加入者は、地元区がどのような取組をしているか知らない場合も多いことから、今後も行政としては区の存在意義や必要性等を周知していくことが必要と考えられるというふうに書いてありました。  これに対して、何か施策、動きみたいなものがあったら教えてください。
    ○委員長(三木千明君) 市民課長、平野巳貴君。 ◎市民課長(平野巳貴君) お答えいたします。  区の活動は区域内の環境整備、管理、清掃、美化、防災、防犯活動、さらには地域の人々との交流、相互扶助、親睦行事など様々な活動を行っています。  この地域住民との行政をつなぐ区長を通して、こちらの活動を地域住民に周知する方法に加え、広報ふっつ、ホームページ、回覧板などで周知してまいります。  また、転入者の方には窓口で区への加入を促すチラシを配布しておりますので、それを引き続き区への加入の促進をしてまいります。 ○委員長(三木千明君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) 前回、去年災害があったりして、本当に区長さんになられていた方とても御苦労されたりしたと思うんですね。  そことの連携も本当に大変で、これからのこういう世の中、地域のリーダーシップってとても大切だと思っていて、そのときに区長さんという役割が本当に命綱になるかなというふうに思うんですが、今、お答えのあったことって、当然今までやってきたことなのかなというふうに思うんですが、新たに今、区長さんたちがぶつかっているのは、なかなか成り手がいない、集まりというとどうしても平日のお昼間なので、なる人が限られてきて、おうちにいらっしゃる方。お勤めされている方はなかなかできないというか、そうなると、過疎の地域だとなかなか成り手がいない。  結局、持ち回りになって、2年ごとにもう次になる人が決まっていてということになると、2年間で区長さんの役割だとか、どういうふうに動くだというのがなかなかうまく動いていないのかなというようなところも見受けられます。  そういったことに対して、何か抜本的に動けることとか、考えていることとかってもしありましたらということだったんですけども、そういうことっていうのはなかなか難しくないですかね。お願いします。 ○委員長(三木千明君) 市民課長、平野巳貴君。 ◎市民課長(平野巳貴君) お答えいたします。  例年と同じようなことになってしまいますけど、4月に全体の区長会議において、各部の方も出席して、区長の説明を実施しているところですが、今年度に限りましては、新型コロナウイルスの感染症の関係でちょっと開催はできなかったんですけど、各地区ごとの区長会とかにもこちらから出向いて、その区の情勢とか内容とかそういうことを説明してまいりました。 ○委員長(三木千明君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) ありがとうございます。これ質問していて大変なことを聞いているなって自分でも理解はしております。でも、本当に区長さんの在り方とか区長の決め方とか、そういったものを抜本的に見直さないと、なかなかこれだけの重責なんだけれども、そこに座るまでの過程があまりにも持ち回りで決まっていくとかということになると、本当にこれからこの区長制度、区長関係、なる人も大変だし、ここ本当に抜本的な改革が必要なんじゃないかな。  富津市がその先頭を切って何か抜本的に考えていく、それから区長さんたちとか区と本気で何か決め方とかをいろいろ討議していく時期にあるんじゃないかなというふうに思っているので、すぐすぐには出ないことかもしれませんけど、とっても大事なことだと思うので、ぜひその辺を今後検討いただければと思います。お答え結構です。以上です。 ○委員長(三木千明君) ほかに質疑ありますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(三木千明君) 質疑もないようですので、1款議会費及び2款総務費についての質疑を終了いたします。  会議の途中ですが、説明員入替えのため、ここで暫時休憩をします。会議の再開を11時25分といたします。                  午前11時10分 休憩           ────────────────────────                  午前11時19分 開議 ○委員長(三木千明君) では、休憩前に引き続き会議を開きます。  説明員の方に申し上げます。  発言の際には、挙手と同時に起立し、指名された後に着席の上、各自マイクのスイッチを入れてから発言するようにお願いいたします。  以上で、私からの報告を終わります。  では、ただいまより歳出及び特定の歳出に充当する歳入についての質疑に入ります。  冒頭に申し上げましたとおり、分割して質疑をお受けいたします。  それでは、審査区分表3ページの3款民生費及び4款衛生費についての質疑を行います。  御質疑ありませんか。石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 何点かお聞かせいただきます。1点目は、成果説明書100ページ、決算書で言いますと、123ページ、君津中央病院企業団負担金についてお聞きいたします。  負担金の負担割合というものは、この3年間では微増しております。一般質問で質問した方もいらっしゃいましたが、その中で今後の推移という中で、成果を見ますと平成29年、平成30年、令和元年度で数字がありますが、令和2年度コロナ禍のもと中央病院の患者さんも非常に減少しているというようなお話、また私も中央病院でお世話になっているんですが、行くたびに患者さんが少ないなっていうのを感じております。  そこで、お聞きしたいのは、この中央病院の富津市負担分の割合について、今後、どのように考えているかを、まず1点目、最初に聞きたいと思います。 ○委員長(三木千明君) 健康づくり課長、藤嵜 勉君。 ◎健康づくり課長(藤嵜勉君) 富津市の負担割合につきましては、本院、分院共に均等割で20%、利用者割で80%ということで4市に割り振りがあるものでございます。  また、利用者割につきましては、令和元年度については15.03%となっております。人口割の推移といたしましては、富津市の人口が減少傾向にあるというところで、年々減少している状況でございます。 ○委員長(三木千明君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) この中で、君津中央病院大佐和分院運営費負担分、これは当然、富津市に設置していただいております。当然、これは応分の負担をしなきゃいけないというふうには思うところであります。  それで、以前の国保中央病院と呼ばれていた時代と今は中央病院企業団ということで、「企業」というふうに解釈させていただければ、やはり企業としての努力が必要ではないかなと。私は、中央病院で診察できなかったので、急遽、紹介していただいて鴨川の病院に行きました。受け付けてもらって、その日に全部検査してくれました。もし、それが逆に中央病院だと予約が1か月後ですとか、そういうふうに断られた知り合いの方がいるわけなんですが、企業団としての経営方針、要するに午前中だけで午後は診察しないとか、今、一部は午後も診察してくれていますが、その辺の企業努力というものは、富津市として申入れしたり、その企業団の運営会議のときに申入れができるんでしょうか。また、しているかどうかその辺はお答えいただけるんでしょうか。 ○委員長(三木千明君) 健康づくり課長、藤嵜 勉君。 ◎健康づくり課長(藤嵜勉君) 委員おっしゃったとおり1年間の中でも何回かそういうような会議が4市構成市と企業団のでございます。その中で、そういうような申入れをしております。 ○委員長(三木千明君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) ありがとうございます。今後とも地域に必要な病院は、私も認めさせていただきます。赤字がたまって病院が行き届かなくなるということはやっぱり避けなきゃいけないと思いますが、その辺はしっかり協議をしていただいて、今後とも事業を継続できるようにお願いしたいと思います。  続きまして、お願いいたします。 ○委員長(三木千明君) はい。 ◆委員(石井志郎君) ページ数で言いますと144ページと、もう一つは139ページです。  成果説明書で言いますと134ページと129ページ。衛生費、清掃費、塵芥処理費、環境センター管理運営事業でお聞きいたします。  この中で、需用費の中の修繕費、これが毎年恒常的に計上されているわけなんですね。今年度は376万6,463円ということで、毎年大体このくらいの推移で修繕費がかかっているんですが、築もう40年、50年ですか、そういう施設を使うことによって、やはり恒常的に修繕費がかかるという状況の中で、過去5年間の修繕費の推移、それと、この環境センターが、今後もまた大きな経費がかかるという中で、お考えを聞きしたいと思います。  これは事前にお願いしてあったんですが、もう一つは先ほど話した決算書145ページのクリーンセンターの改修工事が今回、非常に大きな7,700万円という改修費が出ています。それは、成果説明書の中で大規模改修ということで、134ページで出ています。  こういう施設を運営するには、糞尿の場合には非常に塩分が強いので機械の維持管理ができないっていうことは前の決算委員会でも聞いておりますが、今後、このような施設をどのように運営するかということは環境センターもクリーンセンターも同じだと思うんです。その辺の考えを含めてお答えいただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 環境保全課長、鹿島和博君。 ◎環境保全課長(鹿島和博君) お答えいたします。  まず最初に、環境センターの修繕料のこの5年間にどのぐらいかかったという推移を申し上げます。  平成27年度は812万4,775円、平成28年度が1,291万7,253円、平成29年度が1,173万2,343円、平成30年度が1,554万9,482円、令和元年度は先ほど委員が申し上げましたように376万6,463円の修繕料となっております。以上、5年間で5,209万316円、年平均で1,041万8,063円であります。  環境センターの今後につきましては、今、申し上げましたように多大な毎年修繕費がかかっております。そのような中で環境センター既に45年ぐらいの年数がたっていますので、現在、今後の在り方として早急に進めなければいけないものとして、全面委託や一部委託などの委託の方法、それから必要な施設、それと立地の場所などの問題について、現在、検討を進めているところでございます。  2点目のし尿処理場につきましては、こちら昨年度大規模改修をして、し尿処理場自体の、これは壊れてから直すではなく、事前に様々なものを必要に応じて直し、長い期間を使いたいというものがございます。ただ、し尿処理場につきましては、今後もいろいろな面でまだまだ使わなければいけないと、これが延命をして長寿命化の中で使っていきたいというのが現在の考えでございます。 ◆委員(石井志郎君) ありがとうございました。 ○委員長(三木千明君) ほかにありますか。三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 企業団の質問、先ほど石井委員ありがとうございました。  私からは1点だけお伺いさせていただきます。決算書の93ページ、それから説明書ですと57ページになります。  生活困窮者自立支援事業につきましては、マネジメントシートで取組はよく理解できました。その中で本事業の目的というものはあくまでも自立支援ということになりますので、ぜひ、本事業によって自立した就業実績を教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 社会福祉課長、中山貴弘君。 ◎社会福祉課長(中山貴弘君) お答えいたします。  生活困窮者自立支援事業のうち、生活困窮者自立相談支援事業といたしまして、相談81件のうち30件につきまして就労支援を行い、うち10件が就労に結びつきました。また、生活困窮者住居確保給付金につきましては2人の方に給付いたしました。子どもの学習支援事業につきましては、中学1年生から3年生まで16名の方が支援を受けまして、そのうち中学3年生6人の方が高等学校へ全て進学いたしました。 ○委員長(三木千明君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) はい、ありがとうございました。ぜひ、今後も生活困窮者のため、社会福祉費抑制のためにもなりますけれども、自立支援に力を入れていただければと思います。ありがとうございます。 ○委員長(三木千明君) ほかにありますか。千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) 今の三富委員の同じページですので、そのまま質問させていただきたいと思います。  生活困窮者のところの子どもの学習支援事業の委託事業者ですが、今後もこれを続けていって同じ業者なのか、それとも今後また新たに公募するのかということを教えてください。 ○委員長(三木千明君) 社会福祉課長、中山貴弘君。 ◎社会福祉課長(中山貴弘君) お答えいたします。  子どもの学習支援事業につきましては、現在、ワーカーズコープ東関東事業本部と契約しておりまして、今後につきましては、担当課といたしましては現在の業者と契約を引き続き行いたいと考えております。  その理由といたしましては、本業務の支援対象であります生活困窮世帯には、学習習慣がなく学力が低下している生徒や、学校や家庭に居場所がない不登校等の複雑な事情を抱えている子供がおり、学習支援のみならず個々の状況に応じた進路支援や相談支援等を行っております。また、その生徒や保護者と学習支援員との信頼関係を構築することにより、不登校の解消や進学への意欲向上等へも力を注ぎまして、生徒の状況に応じて電話やメール等を活用し、家庭生活の状況把握にも努めております。  令和2年度は対象者を小学校4年生までに拡充して、現在、契約履行中でありまして本事業のますますの充実を図るためPDCAサイクルを実行しまして、その検証結果を次年度事業に反映させる必要があることから、令和3年度も継続して当該事業者に委託することが有効であると担当課では考えております。 ○委員長(三木千明君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) はい、ありがとうございます。先ほど成果の中にも16名の方がそのまま高校に進学したというような成果も出ているようですので、続けてということも納得できるかなというふうに思っております。今後も困窮世帯の子供たちがこういったものを受けてすくすくと育つことを願っております。よろしくお願いいたします。  続きましてもう一つよろしいですか、委員長。 ○委員長(三木千明君) はい。 ◆委員(千倉淳子君) 同じ3款1項1目の93ページですか、要援護者地域見守り事業についてちょっとお聞きをしたいと思います。  これは要援護者ということで、社会福祉課のほうで把握をしていただいて動いているんだと思うんですが、前回の災害のときに、要援護者の中には大部分が要介護者というか、介護のほうでケアマネがついてサービスを利用したりという方がたくさんいらっしゃると思うんですが、重なっている部分がちゃんと把握できなかったことによって、現場で動いている人たちが、もう確認できているところに、また改めて行ったりとかいう少し混乱が起こったようなことを覚えておりますが、そういったことはひもづけみたいなことができているか、これからそれに向けて動いている部分があるかどうか教えてください。 ○委員長(三木千明君) 社会福祉課長、中山貴弘君。 ◎社会福祉課長(中山貴弘君) お答えいたします。  要援護者地域見守り事業につきましては、独り暮らし高齢者世帯や障害者などの要援護者のうち、登録を希望する方に民生委員等による声掛け等の見守りサポートを平常時に実施している事業でございます。  委員おっしゃられたとおり昨年の台風等の教訓を生かしまして、災害時におきましては個別計画を、今後、策定に向けて現在、進めているところでございます。各種団体、例えばケアマネ協議会等と協議も行っております。今後も各種団体と連携を図り、対応を進めてまいりたいと考えております。 ◆委員(千倉淳子君) ありがとうございました。 ○委員長(三木千明君) 平野明彦委員。 ◆委員(平野明彦君) 今の件に続けてお伺いしたいと思うんですけども。  成果説明書の53ページの社会福祉協議会関係費というのと、56ページの地域見守り事業がいまいちちょっと自分では把握できないことあるんですけども、53ページの事業概要のほうでは、地区社協への登録者人数ってありますよね。この人数と、この下の成果のところの人数これは別ものなんでしょうか。 ○委員長(三木千明君) 社会福祉課長、中山貴弘君。 ◎社会福祉課長(中山貴弘君) お答えいたします。  事業概要のところにあります登録者数655人につきましては、地区社会福祉協議会に補助金を交付するときの基準日といたしまして、4月1日現在、こちらで言いますと平成31年4月1日現在の登録者数を基に算出しております。下の成果の658人につきましては、令和元年度末における登録者数が658人でございますので差がございます。 ○委員長(三木千明君) 平野明彦委員。 ◆委員(平野明彦君) そうすると、先ほどお話があったように平時の見守り事業というのと、災害時の見守り事業、見守りっていうか、その辺の作業はいろんな団体等も含めて、今度若干変わってくるということでよろしいですか。今、個別計画を策定しているということで、平時と災害時の見守りの違い、その辺はどうなっていますか。 ○委員長(三木千明君) 社会福祉課長、中山貴弘君。 ◎社会福祉課長(中山貴弘君) お答えいたします。  要援護者地域見守り事業の平時における声かけ等につきましては、普段、民生委員等登録している御本人の希望に応じまして、月1回から4回御本人の希望によりまして自宅を訪問しております。  また、災害時につきましては、先ほど千倉委員もおっしゃったとおり、同じ方のところに何回も安否確認に行ったりとかいうことがありまして、重なってしまった部分があると、そこら辺は反省いたしまして、どういった方法がいいかを含めまして、ちょっとまだ現在協議中でございまして詳細は決まっておりませんが、各種団体と連携を図り、すみわけ的なものを今後作る予定で考えております。 ○委員長(三木千明君) 平野明彦委員。 ◆委員(平野明彦君) その辺では十分連携が取れるような形で、無駄のないような形で進めていっていただきたいと思います。
    ○委員長(三木千明君) ほかにございますか。関 努委員。 ◆委員(関努君) 成果表の110ページ、決算書で行きますと125ページになりますかね。成果表の110ページ各種予防接種事業でございますが、予防接種名をずっと一覧表で上げていただいてありまして、対象者数、接種者数、それから接種率と書いていただいてございます。  上の部分の児童生徒が対象の部分の接種率は90%、100%と非常に高い接種率でございまして、下段にまいりますとインフルエンザ(高齢者)、高齢者肺炎球菌感染症、それから風疹となっていまして、接種率が52.5%、10.6%、28.1%ということで、非常に接種率が低くなっています。  今年はコロナウイルス感染症でなかなか予防接種も難しい部分もあるかと思うんですけども、これも高齢者に対するこの接種率を上げていくっていうことが、やっぱり重要な部分かなと思うんですけど、それに対していかがでしょうか。 ○委員長(三木千明君) 健康づくり課長、藤嵜 勉君。 ◎健康づくり課長(藤嵜勉君) お答えいたします。  現在、高齢者インフルエンザにつきましては、各医療機関へポスター掲示とか「広報ふっつ」への掲載など、高齢者肺炎球菌の予防接種につきましても、各医療機関へのポスター掲示や「広報ふっつ」あるいはホームページへの掲載、あと区長回覧とか対象年齢になる方が65歳到達者になりますので、65歳に到達者の方に対しては個人通知をするなど、周知を図っておる現状でございます。  今後、接種率の向上に向けまして、対象となる方に予防接種の重要性を理解していただくとともに、さらなる周知を検討してまいりたいと考えております。 ○委員長(三木千明君) 関 努委員。 ◆委員(関努君) 今回のコロナウイルス感染症でもそうですけれども、高齢者が肺炎になりますとかなり重症化するリスクが高いということでございますので、しっかりまた周知をして予防に努めていくことが大事かなというふうに思います。  今朝方の新聞にもコロナウイルス感染症のため、がんの検診率は例年より3割ぐらい落ちているというお話も載っていましたんで、なかなか大変な状況かと思いますが、しっかり接種率を上げる努力をしていくことが大事かなと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。 ○委員長(三木千明君) ほかにございますか。千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) 成果書の89ページなんですけども、子ども・子育て支援事業の中の放課後保育についてお聞きしますが、前回、なかなか放課後保育のほうで人が集まらなかったり、また一般の方がやっているときにいろいろ制度について難しいという討議があったと思うんですけども、それについて事業者同士の協議会などを作る方向化というところがあったと思うんですが、そういったところは進んでいますか、ちょっと教えてください。 ○委員長(三木千明君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。  協議会につきましては、どのような会として運営していくのか、現在、事業者と協議をしております、規約の整備を行っております。放課後児童クラブもコロナ感染防止の対策等があり、なかなか時間を要しておりますが、こういう時期だからこそ早くクラブとまた行政の間の情報共有が行えるように、早期に立ち上げてまいりたいと考えております。 ○委員長(三木千明君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) ありがとうございました。ぜひ、その辺で皆さん運営する方たちが安心して運営できるような方向性を助けてあげていただいければなと思います。よろしくお願いいたします。  引き続きまして、隣の88ページですが、富津市立の保育所運営についてちょっとお聞きいたします。保育所の再配置などはこの自己評価によりますと、保育士確保のために適正配置を行っていく等々がございますが、再配置についてどのようにお考えで進んでいるかを教えていただければと思います。お願いします。 ○委員長(三木千明君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。  公立保育所の再配置につきましては、ここにも記載のとおり保育士の数ですとか、児童数の今後の推移、こういったものを考慮いたしまして、どういった形がよいのか、保護者や事業者の意見を聞きながら、今年度から子ども・子育て会議で検討を始めております。 ○委員長(三木千明君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) ありがとうございます。検討をするといっても、今このコロナ禍の中で皆さん大変御苦労だと思いますけど、課長おっしゃいましたように、適正に進んでいくようによろしくお願い申し上げます。一回、終わりです。 ○委員長(三木千明君) ほかにございますか。千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) 成果書120ページ、不法投棄対策事業についてお聞きいたします。  これについて予算のとき防犯カメラ設置する方向はどうかなどという意見が出ていましたが、そういう方向は進んでいるか、何か所かについたかどうか、お聞きいたします。お願いします。 ○委員長(三木千明君) 環境保全課長、鹿島和博君。 ◎環境保全課長(鹿島和博君) お答えいたします。  現在、不法投棄をされた場所などへの防犯カメラの設置はまだしておりません。防犯カメラにつきましては、不法投棄等の防止の抑制効果は非常にあるものだと認識しております。検証等を行いながら様々な面で肖像権のプライバシーの問題等がありますので、その辺を慎重に検討して、その設置については判断をする必要があるというふうに考えております。 ◆委員(千倉淳子君) ありがとうございました。 ○委員長(三木千明君) ほかに質疑ございますか。佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 成果説明書の111ページから115ページまでなんですけれども、この検診事業について今回、決算ですのでこのことについてどうのこうのではないんです。これから予算組むに当っても含めてちょっとお考えをお聞きしたいということと、お願いをしたなと思うのが、111ページの胃がん検診が早期発見につながるということと、次の結核・肺がん・子宮がん検診、乳がん検診、大腸がん検診と早め早めの検診がやはり健康の意識の普及を啓発して適切な医療につながるということで、何でこういうことを言うかというと、実は私の妻が膵臓がんだったもので、物を申さない臓器ということで、悪くなって症状が出始めてからは、とても手が間に合わなかったということから考えると、例えば、これでは何歳でということがあるんですけど、最低限、還暦を迎えたときのは、CT、PETとか造影とかといういろんなのがあると思うんですが、CT検査を受けれるような体制づくりを考えていただけたらなと思うんですが、この予防として健康づくりの担当としてのお考えが、もしあるならちょっとお聞きしたいんですが。 ○委員長(三木千明君) 健康づくり課長、藤嵜 勉君。 ◎健康づくり課長(藤嵜勉君) お答えいたします。  現状、富津市で行っているがん検診につきましては、国の基準にのっとりやっておる検診になります。現状としては、今、委員からおっしゃっていただいたことは検討はしておりませんが、頭の中に入れて考えてまいりたいと思います。 ◆委員(佐久間勇君) ありがとうございました。 ○委員長(三木千明君) ほかにございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(三木千明君) 質疑もないようですので、3款民生費及び4款衛生費についての質疑を終了いたします。  会議の途中ですが、ここで暫時休憩をいたします。会議の再開を午後1時といたします。                  午前11時50分 休憩           ────────────────────────                  午後 0時57分 開議 ○委員長(三木千明君) 皆さん、おそろいですので休憩前に引き続き会議を開きます。  説明員の方に申し上げます。発言の際には、挙手と同時に起立し、指名された後に着席、そして各自マイクのスイッチを入れてから発言するようにお願いいたします。以上で私からの報告を終わります。  では、審査区分表4ページから5ページにかけての5款労働費から8款土木費まで及び11款災害復旧費について質疑を行います。御質疑ありませんでしょうか。三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 私から2点ほど質問をさせていただきます。  まず、6款の農林水産業1項農業費3目農業振興費19節負担金及び交付金の関係になります。説明資料ですと141ページになります。こちらは一般質問のところにもありましたけども、やはりこれから農業の従事者あるいは農業の後継者というのがどんどんどんどん、年々減っていくという中で、こういった取組は非常に重要だというふうに考えております。  シートの内訳で大体事業概要は把握できますけども、こちら経営が不安定な就農直後に5年以内で年間150万円の給付金を支給とする。非常にいい取組、ある意味奨学金的な要素はありますけども、こちらが例えば、目的を達成できる見込みがなくなった場合とかの対応というのは、これはきっと交付要綱にうたってあるのかもしれませんけども、この辺、教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 農林水産課長、棟方雅典君。 ◎農林水産課長(棟方雅典君) 農業次世代人材投資事業につきましては、50歳未満で地域農業を支える経営体であること、また就農5年後に農業所得が250万円以上、雇用日数が150日となるような就農計画を立てて認定を受ける必要がございます。  ただし、自然の作物でありますし、本人の体調もございますので、この就農後250万円、また雇用日数150日が達成されなくても返還することはございませんが、給付を受けた日数の1.5倍、5年受けますと7.5年は就農する必要がございます。 ○委員長(三木千明君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 分かりました。ぜひ新たな担い手を確保するために、また取組を継続していただければと思います。ありがとうございました。 ○委員長(三木千明君) ほかに質疑ございませんか。 ◆委員(三富敏史君) 委員長、なければもう1点、いいですか。 ○委員長(三木千明君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) もう一点は、決算書169ページの特に説明書はちょっと確認できなかったんですけども、7款商工費1項商工費、プレミアム付商品券事業なんですけども、こちらいろいろな部門で説明を受けて、大体、事業内容は理解できているんですけども、プレミアム付商品券事業の予算が6,944万9,000円に対しまして、不用額が3,570万5,920円、51.4%不用額ということなんですけども、ちょっと事業内容が分からないので質問なんですが、これは単なる執行残なのか、それとも事情変更なのか、またあるいはその辺の積算根拠、見積もりの段階とこの不用額との関係を、ちょっと教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 商工観光課長、嶋田清一君。 ◎商工観光課長(嶋田清一君) お答えいたします。  不用額3,570万5,920円のうち、主なものはプレミアム付商品券事業委託料プレミアム分でございます。  まず、積算根拠につきましては、対象者である非課税者及び3歳未満の者を住民基本台帳上1万人と見込み、一人につき5冊を購入限度としたもので5,000万円を計上しております。実際の申請見込みが3,110人となったため、一人が5冊購入することを見込み、事業費1,555万円に減額したため執行残となったものでございます。 ◆委員(三富敏史君) はい、分かりました。ありがとうございます。 ○委員長(三木千明君) ほかに質疑ございませんか。千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) 成果書の164ページ、市営住宅団地についてお聞きしたいと思いますが、市営団地のほうはこれからどんどん解体の方向になっているのかと思いますが、今の状況と今期壊された数とかを含めて、それと、あと今後、そうしたところに住むようになる困窮者についての施策としてはどのようにお考えでしょうか。お聞かせください。 ○委員長(三木千明君) 都市政策課長、義崎哲也君。 ◎都市政策課長(義崎哲也君) お答えします。  市営住宅の解体は老朽化した市営住宅を中心に、空き家となっている建物を解体している状況であります。新規入居者にあっては、新小原団地への入居募集を継続して行っております。  また、住宅困窮者に対しましては、様々な施策がありますので、関係する部局と協議し、今後検討してまいりたいと思います。 ◆委員(千倉淳子君) はい、ありがとうございました。 ○委員長(三木千明君) ほかに質疑はございますか。佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) それでは成果説明書の153ページをお願いいたします。地籍調査についてちょっとお聞きしたいんですが、エリア、エリアでやっていると思うんですが、その進捗の度合いと今後の予定、それから補助率、現段階での補助率お聞きしたいんですが。 ○委員長(三木千明君) 都市政策課長、義崎哲也君。 ◎都市政策課長(義崎哲也君) 地籍調査につきましては、令和元年度西大和田地区を行っておりまして、引き続き西大和田地区から区域を拡張して行っていく予定となっております。地籍の補助率は国が2分の1、県が4分の1となっております。 ◆委員(佐久間勇君) 分かりました。ありがとうございました。 ○委員長(三木千明君) ほかに御質疑ありますか。平野明彦委員。 ◆委員(平野明彦君) 成果説明書では147ページになります。ノリの共同利用施設ということですけども、現状ではいろいろな手立てではやって、支援というか振興策に努めておりますけども、現状ではもっと離職する人が多くなっていってしまうという非常に厳しい状況です。この辺の進捗状況と今後の展開についてお伺いしたいと思います。 ○委員長(三木千明君) 農林水産課長、棟方雅典君。 ◎農林水産課長(棟方雅典君) ノリの共同加工施設につきましては、令和元年度に富津漁協が建設いたしまして、令和2年度に新富津漁協、令和3年度に大佐和漁協が設置する予定でございます。  また、これに伴いまして5経営体がこちらに参加することができますので、少ない数ではございますが、こちらを利用してノリ養殖業を継続していきたいと考えております。 ○委員長(三木千明君) 平野明彦委員。 ◆委員(平野明彦君) ほかの水産関係については、どういう現状でしょうか。 ○委員長(三木千明君) 農林水産課長、棟方雅典君。 ◎農林水産課長(棟方雅典君) ほかの業種と言いますと、例えば今年度、竹岡漁港の荷さばき用の建設を行いまして、漁船漁業その他ノリ養殖以外の業種につきましても存続できるよう努めてまいります。 ○委員長(三木千明君) 平野明彦委員。 ◆委員(平野明彦君) 決算書のほうでは、ハード整備のほうに随分重点を置かれるとこでございますけども、ソフト的な運営というか、その辺の手助け云々等含めてこれからは考えていっていただきたいというふうに思います。 ○委員長(三木千明君) ほかに御質疑ないですか。石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 成果説明書で言いますと136、137、138ページ関連します農作物被害対策事業で、目的の野生鳥獣捕獲ですが、136ページですと1頭当たりイノシシが5,000円、鹿が6,000円、猿が7,000円ということで書かれております。あと県補助金1,119万1,000円で、10万5,000円で1,129万6,000円となっておりますが、今イノシシ1頭当たり合計で捕獲者に支払われる報酬は幾らになるんでしょうか。  また、イノシシ、鹿、猿等でここには要するに5,000円、6,000円、7,000円と書かれておりますが、これは最終的には幾らお支払いしているかということをお聞かせいただけますか。 ○委員長(三木千明君) 農林水産課鳥獣対策室長、松下順一君。 ◎農林水産課鳥獣対策室長(松下順一君) お答えします。  イノシシについては委託で5,000円、緊急捕獲国の補助金で8,000円、合計1万3,000円となっております。鹿については県と市の委託金で6,000円、国の緊急捕獲で7,000円、合計1万3,000円となっております。猿については委託で7,000円、緊急補助として8,000円で合計1万5,000円となっております。 ○委員長(三木千明君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) これ要するに136と137を足せばその金額になるんですけど、実際に近隣市と比べてこのイノシシの場合5,000円の8,000円で1万3,000円というのは金額として言えばどういうふうになるんでしょうか。 ○委員長(三木千明君) 石井委員、他市と比べて高いか安いかということですか。 ◆委員(石井志郎君) 事前に数字の件をお話していなかったので、結構です。要するに今、委員長のほうから補足してもらいましたけど、実際に猟友会の方、また駆除会の方曰く、富津市は安いというようなお話が聞こえてくるんですね。その辺で、市単独で補助金を出している行政もあれば、富津市の場合出していないんですが、その辺はどうなんでしょうかという意味で聞かせていただきました。 ○委員長(三木千明君) 農林水産課鳥獣対策室長、松下順一君。 ◎農林水産課鳥獣対策室長(松下順一君) 他市と比較をいたしまして同等の金額に調整しております。 ○委員長(三木千明君) 石井志郎委員。
    ◆委員(石井志郎君) では私の認識が違っていたかもしれないんですけど、他市と比べると富津市安いということは、現在ないということでよろしいんでしょうか。 ○委員長(三木千明君) 農林水産課鳥獣対策室長、松下順一君。 ◎農林水産課鳥獣対策室長(松下順一君) そのとおりでございます。 ○委員長(三木千明君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) これからそういう話を聞いたときには、今、他市に負けない捕獲費を支払っていることで説明させていただきます。  それと、もう一つ、くくりわなと捕獲用のおりといろいろやっているんですけど、まだ捕獲用のわなが足らないとかそういう話があるんですけども、昨年が18か所ということは18基だと思うんですけど、これ要するに増やすとかいうことは、ただやみくもに増やせば捕獲できるということではないと思うんですが、その辺のところはどのように判断しているのか、ちょっとお聞かせいただけますが。 ○委員長(三木千明君) 農林水産課鳥獣対策室長、松下順一君。 ◎農林水産課鳥獣対策室長(松下順一君) お答えします。  わなについては例年どおりの購入になると思われるんですけれども、近年、くくりわなのほうの購入を増やしているところでございます。 ○委員長(三木千明君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) その年によって捕獲頭数も多少増減しているんで、なかなか難しいと思うんですけど、まだまだイノシシ、またハクビシンとか小動物も市内旧富津地区のほうにも多数出没するようなお話を聞いております。その辺はぜひ駆除会また猟友会と相談をしていただきまして、もし予算があるようでしたら捕獲おりなどを、また増やす算段をしていただきたいと思います。これ要望で結構です。何しろ相手は生き物ですので、人間の感覚でおりを設置してもなかなか入ってくれないというような現状を知っております。その辺はよろしくお願いをしたいと思います。  これ最後になりますけど、今、非常に捕獲して屠殺した動物の埋設に苦労していますね。富津市が茂原にできる施設を使ってということが出ているんですが、処理をお願いするような話が出ていましたけど、その辺の今後の計画というのは、やはりこの鳥獣対策の中では必要になろうと思うんですが、その辺はどういうふうな計画になっているのかちょっと教えていただけますか。 ○委員長(三木千明君) 農林水産課鳥獣対策室長、松下順一君。 ◎農林水産課鳥獣対策室長(松下順一君) 従来の捕獲事業では、捕獲した個体を捕獲者自らが止め刺しした上で、書類を作成し個体を処分しなければいけない状況でした。  しかし、令和元年8月にALSOK千葉株式会社から提案を受け、食肉加工施設の処理スキームにより、捕獲おりにて捕獲したイノシシ、鹿、キョンを生体でALSOKのほうに引き取りが可能になっております。現在、試験的ではございますけども、従事者がALSOKと内容確認書を結び引き取りを行っているところでございます。 ○委員長(三木千明君) ほかに質疑ありますか。佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 成果説明書の150ページお願いします。この項であっているかどうかちょっと分かりませんけれども、観光総務関係のことでちょっとお聞きしたいんですが、富津市には観光大使がいらっしゃると思うんですが、任期が2年、当初からずっと続けている人とか、もうおやめになった方とか分からないんですけども、現在の観光大使が名前を挙げてもらってもいいと思うんですが、現在の観光大使と、さらに観光PRとしてその観光大使をどのようにPRで活用しているのかというところをちょっとお聞きしたいんですが。 ○委員長(三木千明君) 商工観光課長、嶋田清一君。 ◎商工観光課長(嶋田清一君) お答えいたします。  富津市観光大使につきましては、現在6名の方をお願いしております。名前でございますが、井上由美子さん、カジヒデキさん、WaKaNaさん、浅田美代子さん、えとう窓口さん、保田圭さんでございます。  観光大使のPRイベントにつきましては、昨年度ですが木更津のアウトレットで開催されましたイベントに、えとう窓口さんに出席参加いただいております。その他、今年度は開催されませんでしたが、「はかりめ丼」のフェアであるとか、今後、「海堡丼」のフェアなども開催される予定でございますので、そういったイベントに参加をしていただくことを検討しております。 ○委員長(三木千明君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 観光大使に任を受けていただいて、なかなかそういう事業に参加できにくいという方もいらっしゃるかもしれませんけれども、花田虎上さんは観光大使ではないんですか。 ○委員長(三木千明君) 商工観光課長、嶋田清一君。 ◎商工観光課長(嶋田清一君) はい、お答えいたします。  花田虎上さんは、現在は観光大使ではございません。 ◆委員(佐久間勇君) はい、分かりました。 ○委員長(三木千明君) ほかに質疑ございますか。猪瀬 浩副委員長。 ○副委員長(猪瀬浩君) すみません。ちょっとお時間いただきましたので、1点質問させていただきます。  成果説明書の165ページ、被災住宅支援事業なんですが、こちらのほうで一部損壊10%以上と10%未満ということで、96件ということで上がっているんですが、これは実際にはもう少し被害を受けた方は多いのかなと思うんですが、被害の認定をされた方の何パーセントに当たるのかというところと、あと下のほうの家賃等補助事業補助金なんですが、12か月までは補助をするということで今3世帯に補助をしているわけですが、もう多分この9月で期限を迎えるという形になると思うんですが、この3世帯の方々はもう現在は支援を受けなくても大丈夫になっているのかとか、そこら辺教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 都市政策課長、義崎哲也君。 ◎都市政策課長(義崎哲也君) 被災者住宅修繕緊急支援事業ですが、工事の完了後に補助金を支払う旨になっておりますので、昨年度3月末時点で完成したものが9件と87件になっております。実際問題では694件のうち96件の支払いとなっております。  被災者家賃等補助事業につきましては令和2年2月末で受付を完了し、令和元年度に補助した3世帯につきましては、1世帯が3月末、2世帯が4月末で賃貸住宅から退去しております。 ○委員長(三木千明君) 猪瀬 浩副委員長。 ○副委員長(猪瀬浩君) すみません、突然の質問でありましたので、お答えできなかったところもありますが、聞きたかったところは今694件中94件ということで、令和2年度も引き続きこちらの緊急支援事業のほうが引き続いているということと、家賃等補助事業補助金についても新たな方々が、今現在も利用されているということでよろしいでしょうか。 ○委員長(三木千明君) 都市政策課長、義崎哲也君。 ◎都市政策課長(義崎哲也君) 委員のおっしゃるとおりでよろしいと思います。 ○委員長(三木千明君) ほかに質疑ございますか。福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) 決算書の185ページなんですけれども、ふれあい公園の管理事業に関してなんですけれども、このふれあい公園はすごく広範囲にわたっていて、管理も大変だと思うんですけれども、私の友人が3年ほど前に野球をしに来て、駐車場に止めておいた車が車上荒らしに合って、その公園の人とかにも聞いたりしたら、やっぱりポツンポツンと止めてあるときは、あまり被害はないんですけど、大勢の方が例えば競技大会があったりとか、野球大会があって密集して車を止めていると車上荒らしもやりやすいみたいで、被害は多いっていうんですよ。それで監視カメラとかはどのあたりについているのか、ちょっとお聞きしたいんですけれども。 ○委員長(三木千明君) 都市政策課長、義崎哲也君。 ◎都市政策課長(義崎哲也君) ふれあい公園内に監視カメラは現在付けておりません。 ○委員長(三木千明君) 福田好枝委員。 ◆委員(福田好枝君) ちょっとそれやっぱりいろいろ問題っていうか、やっぱり監視カメラって今いろんな犯罪で検挙率が上がっているということもあって、広範囲なので全部に付けてくださいっていうふうに申し上げられないんですけれども、ある程度人が集まったりするときには、例えば陸上競技場の周辺の駐車場とか、野球場の周辺、より多くの車がちょっと止まったりするところの主要なところに付けていただければありがたいかなって、市民の方の要望もありましてお願い申し上げたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○委員長(三木千明君) 福田委員、これは決算に関する質問ですので、大体説明書だとか決算書の何ページというのが、ほぼ該当しないんですけれども。 ◆委員(福田好枝君) 検討していただければと思います。よろしくお願いします。 ○委員長(三木千明君) 答弁、結構です。ほかに質疑ありますか。農林水産課鳥獣対策室長、松下順一君。 ◎農林水産課鳥獣対策室長(松下順一君) 先ほど石井議員の捕獲量につきまして、他市と同等と申し上げましたが、正しくは、イノシシで申し上げますと木更津1万7,000円、君津1万3,000円、袖ケ浦1万7,100円、当市の金額は君津市に合わせております。 ○委員長(三木千明君) ほかに質疑ございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(三木千明君) 質疑もないようですので、5款労働費から8款土木費まで及び11款災害復旧費についての質疑を終了します。会議の途中ですが説明員入れ替えのため、ここで暫時休憩をします。会議の再開を午後1時40分といたします。                  午後1時28分 休憩           ────────────────────────                  午後1時36分 開議 ○委員長(三木千明君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  説明員の方に申し上げます。発言の際には、挙手と同時に起立し、指名された後に着席、各自マイクのスイッチを入れてから発言されるようお願いいたします。  ただいまより、審査区分表5ページの9款消防費、10款教育費及び12款公債費から14款予備費までについて質疑を行います。  御質疑ございませんでしょうか。三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 私から2点ほど質問させていただきます。  決算書201ページ、説明書170ページになります。  防災情報通信ネットワーク整備事業についてお尋ねいたしますけども、事業の概要につきましては、マネジメントシートでよく分かります。計画では、平成26年から令和2年の5か年の整備ということでございますけども、まず今年度が最終年度ということもありますので、その進捗状況を教えていただきたいということと、あと成果は、記載のとおり、デジタル化更新を行った局数及び戸別受信機の設置数を指標としておりますけども、本来の目的は、上段にもうたってありますけども、正確な防災情報を迅速に市民に伝達し、被害の発生を防止するというところが大きな目標ということですので、私なんかの市民感覚でいいますと、やはり聞こえにくいところ、迅速に伝達できないところを改善するのが本来の指標ではないかというふうに考えます。  安心安全メールが操作できない御高齢の方がたくさんいるという中で、やはりこの聞こえにくい、いわゆる速やかに伝達できない箇所を改善するための事業というふうに私なんか考えたときに、やはりこの検証する方法というものは、ある意味その聞取り調査あるいはアンケートなどによって、どの程度改善されたのかなというところを本来の指標にするべきではないかなというところでちょっと質問させていただきます。 ○委員長(三木千明君) 防災安全課長、小野田隆博君。 ◎防災安全課長(小野田隆博君) お答えいたします。  まず、防災情報通信ネットワーク整備事業の進捗状況でございますが、記載のとおり、今年度天羽地区の整備を行い終了となります。現時点での天羽地区の進捗状況といたしましては、屋外拡声子局設備また戸別受信設備の機器を今現在製作しているところでありまして、現場の工事については、提出いただいている工程表でいきますと、11月から始まるという予定となっております。  天羽地区において、この工事が始まるという旨、回覧等で周知をさせていただいているところでございます。  次に、成果指標の関係でございますが、この整備事業は、背景としまして、電波関係法令の改正に伴いまして、令和4年12月以降新たな基準に適合した無線機でなければ使用できないということがありまして、デジタル方式により再整備することというものがありました。ということから、計画全体の進捗状況が分かるようにこのような成果指標としてきたところでございます。  委員おっしゃるように、聞こえにくい場所、そこの辺の改善についてですが、この事業実施に当たりましては、今申し上げたように電波がアナログからデジタルに変わるということから、今までと同じような電波状況ではなくなってくるところがありますので、個々に電波の受信状況を確認しながら位置も決定しています。  その状況の場合によっては移設したり、既存の位置で問題ない場合においても、地形や住宅の密集、そういう状況等を考慮して拡声機の方向をまた調整したり、可能な限りの改善に努めて進めているところでございます。  改善の成果の検証につきましては、その手法も併せて、全体整備を終わったときに検討したいと考えております。 ○委員長(三木千明君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) ありがとうございました。ぜひ、アナログからデジタルに、もう画期的に変わって、やはり迅速に伝達できるように取り組んでいただければと思います。  続きまして、決算書211ページ、説明書175ページ、関連しますんで、これ小学校の空調設備設置事業でございます。それから、内容的には同じなんですけども、決算書の217、説明書の180、こちらが中学校空調設備事業ということで、大体記載内容が同じでございます。  その中でちょっと質問させていただきますけども、この説明書によりますと、やはり小学校の空調設置事業では106基設置します。中学校については35基。空調を設置するということですけども、これ記載を見ますと、いわゆる6か月リース契約を行った後、期間満了後、半年後ですね、こちらをもって財産を取得するということに記載されております。事後評価のところで。  ですけど、私なんか企業会計の立場から考えますと、やはりこういった付加価値が上がるもの、資産価値を上げて取得するものは、当初から、リースなのか、あるいは購入、工事のほうが利点があるのかというのをよく比較検討して設置を考えるんですけども、今回のようにスタート時点で半年リースします、その後購入、あるいは法定耐用年数をずっと通してリースしたほうがいいのか、あるいは最初から購入したほうがいいのかというところの比較検討をした結果を参考までにちょっと教えていただきたいということと、あとは、本来この、先ほどのように、こういった資産価値の上がるものを、普通建設事業費というのは投資的な経費になりますので、それに対して、本来でしたら減価償却とかという手続するんですけども、一般会計の場合はその辺の相違があるんですけども、あとのこういったリースというのは、賃借料、いわゆる物件費というふうに考えますと、予算の性質が全くちょっと異なるというふうに見るんですけども、一般会計的には、こういう取入れの方針が非常にメリットがあるのかどうかを含めて、ちょっと教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 教育総務課長、尾形卓信君。 ◎教育総務課長(尾形卓信君) お答えします。  小中学校の普通教室への空調設備の導入につきましては、御指摘のとおり、リース後の取得という形で事業を実施いたしました。  1点目の御質問のメリット、デメリット等の比較検討につきましては、平成30年度の猛暑等を踏まえ、児童生徒に健康被害を及ぼさないよう、熱中症対策として教育環境について早期に対応するためには、設計が必要となる工事実施に比べ、リース方式が有効であり、また財政負担面から国の補助制度を活用するためには取得の必要があることから、国への確認を行い、このような手法による導入をし、早期の学校環境改善を図ったところでございます。  2点目の御質問の予算の性質に応じた適正な執行であるかにつきましては、財政担当とも協議をし、公有財産購入費で支出し財産取得をしてまいりましたので、適正と考えております。 ○委員長(三木千明君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 分かりました。ありがとうございます。  そうですね。実施設計を、ある程度リースというところで、仕様書発注したというところで速やかに対応したというところで、すごく理解できました。ありがとうございます。 ○委員長(三木千明君) ほかに質疑はございますか。佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 決算書の211ページですが、それと217ページとかと絡むんですが、学校施設の中の小学校、中学校の中のAED借上げ料についてお聞きします。  これ項目別の記載ですから、小学校のAED借上げ、中学校のほうのAED借上げということで学校の数が違うからこの数字になっていると思うんですが、その契約について、個々の契約になっているものか1か所での契約になっているかということ。  それと、公民館関係もまた併せてお聞きします、AED関係。公民館、市民会館、ここにAEDのほうが載っていますが、その契約の形を教えてください。 ○委員長(三木千明君) 教育部参事学校教育課長事務取扱、須藤秀明君。 ◎教育部参事学校教育課長事務取扱(須藤秀明君) お答えいたします。  AEDに関しましては、小学校は一括で3年リースで契約をしております。ただ、昨年度末で閉校する学校がございましたので、そこについては計画的に期間を合わせて、佐貫小、環小学校については、閉校しました佐貫中、天羽東中のものを移動して今設置をしているところです。 ○委員長(三木千明君) 公民館長、平野隆志君。 ◎公民館長(平野隆志君) お答えいたします。  公民館のAEDですが、こちらに関しては一括で契約しております。 ○委員長(三木千明君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 分かりました。ありがとうございます。  公民館は、市民会館、公民館も一括でということで、小学校の場合は、小学校一括は分かりましたが、中学校のほうのAEDのほうはどうなっているんですか。別に中学校で。 ○委員長(三木千明君) 教育部参事学校教育課長事務取扱、須藤秀明君。 ◎教育部参事学校教育課長事務取扱(須藤秀明君) 中学校も一括してリースをしております。 ○委員長(三木千明君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 中学校は中学校で一括ということですか。それとも小学校も中学校も、要するに一括となっているのか、項目が違うから、小学校は小学校で全部一括、中学校は中学校で全部一括。その一括先が同じ業者なものか別々な業者なものかというところの話をちょっと聞きたいんです。 ○委員長(三木千明君) 教育部参事学校教育課長事務取扱、須藤秀明君。
    教育部参事学校教育課長事務取扱(須藤秀明君) 小学校は小学校で一括、中学校は中学校で一括でリースをしております。業者は別となっております。 ◆委員(佐久間勇君) 分かりました。ありがとうございました。 ○委員長(三木千明君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 関連してお聞きいたします。  今のお話で、一括で借りるのは分かるんですけど、中学校がAED借上げ料28万5,120円。このときは、中学校は富津中、大貫中、佐貫中、天羽東中ですね。そうすると20万ですから、4つ出すと約5万円ですよね。小学校のほうのAEDが135万2,412円ですね。そうすると、小学校は全部で青堀、飯野、富津、吉野、大貫、佐貫、湊、天神山ってこう計算していって計算が合うんでしょうか。  要するに、そこのところが、一括で借りるのは分かるんですね。業者によってこんなに値段が下がるのか。さっき何か2年リースというようなことで、2年間の契約の120万なのか。そこもだからうまく説明が聞き取れなかったんですが、この要するに、今お話した中学校の28万と小学校の135万2,000円、小学校、中学校の5倍ないですよね。だから、その辺ちょっと御説明いただけますか。 ○委員長(三木千明君) 教育部参事学校教育課長事務取扱、須藤秀明君。 ◎教育部参事学校教育課長事務取扱(須藤秀明君) お答えします。  小学校につきましては、すみません、先ほど一括と申しましたが、佐貫小、天神山小、竹岡小、金谷小、環小が1年リースです。これは、閉校を見越して1年間で借りております。残る青堀小、富津小、飯野小、大貫小、吉野小、湊小につきましては、3年リースで令和4年の3月31日までリースしております。  逆に中学校のほうは、富津中、大貫中、佐貫中、天羽中、天羽東中分が、平成29年からの5年間リースで借りております。昨年度閉校しました佐貫中、天羽東中のものを佐貫小、環小へ移設しまして、令和4年3月31日に小中ともリース期間が終わるので、その後は安いほうの業者で一括してリースをする方向で検討しております。 ○委員長(三木千明君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) ありがとうございました。  以前、これやっぱり佐久間委員から質問がたしか出たと思うんですけど、いろいろなところでAEDをリースしていると思うんですね。そういうのを一括で借りることによって、単価というのを下げられるかもしれないんですね。これは、要するに教育委員会だけじゃなくて、そのほかの部署も含めて、やっぱりそれは今後検討するべきだとは思うんですけど。  款が違うんで、またお答えはいただけないと思うんですけど、その辺は行政の皆さんとしてみれば、今後御検討していただければと思います。やはり、その単独で借りるのと一括で入札で借りるのでは、その単価違ってくると思いますんで、その辺は今後よろしく御検討いただければと思います。  以上です。 ○委員長(三木千明君) ほかに質疑ございますか。千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) 成果説明書201ページ、それから決算書のほうが231ページ、図書管理システムの運用状況と市民への周知状況についてお聞かせいただければと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員長(三木千明君) 生涯学習課長、樋口峰昭君。 ◎生涯学習課長(樋口峰昭君) お答えします。  図書システムは、2月から運用を開始いたしました。初めて利用される方は、移動図書館、公民館等の図書施設の窓口でパスワードなどの登録が必要ですが、その後は、パソコンやスマートフォンから富津市図書システムにアクセスしていただければ、24時間本の検索や予約などができるようになりました。  システムの機能上、システムへの検索数はデータ把握できませんが、今まで紙ベースの予約、リクエストカードを利用していた方が、徐々にシステムを利用した予約に変わってきております。  リクエスト数は、昨年度900件でありましたが、今年度は、9月9日現在において864件であり、昨年の数字に近づいてきており、伸びている状況にあります。そのうち、システムを利用した予約が約4割となっております。  また、市民への周知といたしましては、広報ふっつに図書システムの導入及び利用方法、アクセス方法について掲載するとともに、市ホームページや公民館、市民会館への掲示などにより周知しております。今後も周知に努めてまいります。 ○委員長(三木千明君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) ありがとうございました。  もう本当子供でも、小学校の高学年から中学生なんかになるとこういったものも使えるようになると思うので、続けてそういった学生たちにも周知徹底等をしていただいて、このシステム利用が伸びて、図書館のない富津市ですけど、たくさんの人が図書になじめるようになればいいなというふうに思っております。よろしくお願いします。  続けてよろしいでしょうか、委員長。 ○委員長(三木千明君) はい。 ◆委員(千倉淳子君) それでは、成果書188ページ、決算書の223ページ、バスについてですね。生涯バスについてお伺いをいたします。  その評価のところに書いてあるように、いざ使いたいと思っても、抽選時に既に優先的な予約で埋まってしまっていることもあると。利用者からは、複数台の配備を求む声もあるとありますが、確かに使いたいという人がたくさんいても、なかなか予約が取れないという声をよくお聞きします。  この複数台の配置についての可能性だとかお考えをお聞かせいただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 生涯学習課長、樋口峰昭君。 ◎生涯学習課長(樋口峰昭君) 生涯学習バスですが、学校教育、社会教育、青少年育成などを行う団体の研修、学習などに御利用いただいておりますが、利用団体が利用しやすい日に使えるよう複数台あるほうが望ましいというわけですが、まずは現状できる環境整備に努めていきたいと考えております。 ◆委員(千倉淳子君) ありがとうございました。もう一つですね。お願いします。 ○委員長(三木千明君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) 決算書の225ページから227ページにかけてですかね。市民会館についての修繕状況をちょっとお聞きしたいと思っております。すみません、ちょっと目が飛んじゃいました。よろしくお願いします。 ○委員長(三木千明君) 修繕の状況ですか。 ◆委員(千倉淳子君) はい。修繕にかかった予算と、それがどのくらいの範囲で終わって完成しているのか。多分雨漏りのことで大分いろいろ今年度お聞きをしたんですが、その辺の改善がどのようにできたかを教えていただければと思います。よろしくお願いします。 ○委員長(三木千明君) 公民館長、平野隆志君。 ◎公民館長(平野隆志君) お答えいたします。  令和元年度の市民会館の修繕ですが、修繕箇所は5か所行っており、49万3,430円修繕のほうを行っております。  雨漏りのほうの質問ですが、雨漏り、トップライト、2階の通路に関しての修繕ですが、こちらに関しても99万円かけ、3月に修繕を行って終了しております。  今後の雨漏り箇所の修繕ですが、市民会館の第2会議室の窓から雨が吹き込む状況でありまして、これについては、今年度修繕を考えております。 ○委員長(三木千明君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) ありがとうございました。まだ全部一気にというわけにはいかないと思いますが、来年度、予定してくださっているということなのでよろしくお願いいたします。  以上です。 ○委員長(三木千明君) ほかに質疑ございますか。諸岡賛陛委員。 ◆委員(諸岡賛陛君) 決算書219ページ、成果説明書の184ページ、天羽中学校校舎改築の件なんですが、当初予算と決算額、さほど変更なく終えていますが、当初かなりの概略設計で行われたと思うんですけど、当初の計画と比べ、どのくらい変わっているかが分かったら教えていただきたいと思います。 ○委員長(三木千明君) 教育総務課長、尾形卓信君。 ◎教育総務課長(尾形卓信君) お答えいたします。  ただいまの御質問ですが、今回の議案等のつづりをお持ちでしたら、14ページを御覧いただきたいと存じます。14ページをお願いします。  中央の列に実績額が計上してありますが、支出済額は11億574万7,200円となりました。この表の中では、全体計画との比較では9万8,200円の減となっているところですが、天羽中学校校舎改築事業の2年間における当初の金額としましては、平成30年6月に一般会計補正予算に継続費として計上しました額11億1,778万2,000円であり、当初との比較では1,203万4,800円減額となりました。  この現額の主な要因は、入札執行によるものでございます。 ◆委員(諸岡賛陛君) ありがとうございました。 ○委員長(三木千明君) ほかに質疑ございますか。佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) やはり、ちょっと古巣に関わることが心配なもので、1点お聞きします。  成果説明書の166ページで、消防の自動車の整備事業についてお聞きします。  消防団車両が、老朽化に伴う更新ということで、更新をしていくに当たって、通常今までの車両でいきますと、普通消防車にポンプがついているとか、もしくは積載型とかとあると思うんですが、今後のことを含めて、車両更新をしていくに当たって何か留意するようなこととか、こういう方向に向かっていきたいということとかありましたら、ちょっとお聞きしたいんですが。 ○委員長(三木千明君) 消防総務課長、角田安隆君。 ◎消防総務課長(角田安隆君) お答えいたします。  車両の更新につきましては、今回の軽車両につきましては、消防団でよく検討した結果このような形となりました。  また、今後隔年で計画がありますが、今のところ、今ある車と同等のタイプの車の更新を考えております。 ○委員長(三木千明君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) その地域性があると思いますけども、道路の狭隘もありますし、また車両の能力も上がってきているということで、それは消防団のほうとの話合いの中で最適な車両を更新していただけたらなと思います。  これは、別に答弁は結構です。ありがとうございます。 ○委員長(三木千明君) ほかに質疑ございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(三木千明君) 質疑もないようですので、9款消防費、10款教育費及び12款公債費から14款予備費までについての質疑を終了といたします。  会議の途中でありますが、説明員入替えのため、ここで暫時休憩をします。会議の再開を2時20分といたします。                  午後2時04分 休憩           ────────────────────────                  午後2時10分 開議 ○委員長(三木千明君) では、休憩前に引き続き、会議を開きます。  審査区分表6ページの、議案第8号 令和元年度富津市一般会計歳入歳出決算の認定についての総括的な質疑を行います。  今まで歳入・歳出を分割して項目ごとの質疑を行いましたので、ここでは、本議案に対して、全体を総合して締めくくりの総括的な質疑とさせていただきます。  御質疑ございませんでしょうか。平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) では、決算書の2ページお願いします。  会計別決算総括表の、当然一般会計のところですけれども、下段のほう、実質収支です。9億2,239万7,128円とのことですけれども、この9億円以上、要するに決算剰余金が生じた要因のほうを教えていただきたいと思います。 ○委員長(三木千明君) 財政課長、高梨正之君。 ◎財政課長(高梨正之君) お答えいたします。  ここ数年ですけれども、やはり剰余金は7億、8億円台で推移しているかと思います。  令和元年度につきましては、特殊な事情がございまして、まず被災住宅の国庫補助金につきましては、年度間調整金といいまして、本来その年の国庫補助が当然来るわけなんですけれども、この被災住宅につきましては、いわゆる本年度分ですね、先回りして2か年分の年度間調整金と言いまして、国庫補助金を2年分先払いして前金で受領しました。この金額が1億1,200万円ほどございます。  それと併せまして同じ災害ですけれども、特別交付税、これにつきましては、予算額で交付税の額を確定するということになっております。したがいまして、予算計上分で特別交付税が交付されまして、これ約4,600万円ほど超過で入ってきているような状況でございます。特に、特別交付税につきましては、これは今年度の3月で精算するような形になります。  したがいまして、合計で1億5,800万円程度の歳入、実際翌年度分も先回りして来ているということで、これを除きますと7億5,000万円程度の剰余金になるということになっているような状況でございます。 ○委員長(三木千明君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) ありがとうございます。令和元年度突出している理由が分かりました。  平成26年度以降を見てみると、課長からも先ほど答弁の前半で、七、八億ぐらいが出ているという部分あったんですけども、平成26年度に関しては約6億1,000万、平成27年度に関しては約7億6,000、平成28年度が約7億5,000、平成29年度が約8億ですね。平成30年度に関しては約7億6,500万ということですけれども。  要するに、言いたいことは、平成25年度前までと比較すると、決算剰余金が多すぎるということを言いたいわけなんですけれども、ただ経営改革で、標準財政規模の20%まで財調をためるという部分があったんで、そこの部分は当然理解はしているんですけれども、今後もこういう状況を目指すのか、続けるのか。  要するに、一般家庭であったり事業経営者であれば、収入に対して支出が少なければ、浮かせられれば、当然御の字なわけなんですけれども、行政経営の場合は、当然御存じのように違うわけじゃないですか。行政経営の収入に関しては、税金で成り立っているんで、限りなく収支均衡を保って、市民の皆さんに、住民福祉の向上のために還元をしていかなければいけないわけですよね。  だから、余り過ぎると、要するに本来提供すべき住民サービスができていないという考え方も成り立つので、今後この状態が続いていってしまうと、決算剰余金の2分の1以上は財政調整基金に積み立てることになるので、崩す要因がなければ、今後30億、40億、かなりの相当額になってしまうと思います。  当然、これ人がやることなので、教科書どおりにいかないということは分かっているんですけれども、今後もこういった経営を続けていくのか。それとも、もう少しこうめり張りをつけて住民の皆さんにサービスを還元していくのか。どういうふうに今後の経営を考えているのか。そこをちょっと教えていただきたいと思います。 ○委員長(三木千明君) 総務部長、白石久雄君。 ◎総務部長(白石久雄君) お答えいたします。  財政運営に当たりましては、限られた収入、財源の中、適切な行政サービスを提供することが、やはりまずは優先すべきだと考えます。一方で、何十年もわたり、使用する施設、経費などをその年の収入で賄うことは難しいのが現実です。そのため、資金を借り入れ、返済する元金利息などを、後年度の、次の世代に負担していただくことになります。  このようなことから、適切な行政サービスを市民に提供しつつ、後年度に過大な負担が生じないような持続可能な行政経営を行っていかなくてはならないと考えております。  これを念頭にしつつ、財政調整基金については当初の目的を達成しましたので、今後は意欲的に住民福祉の向上に資するような財政運営に努めていきたいと考えております。 ○委員長(三木千明君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) ありがとうございます。ぜひ、こうめり張りをつけていただきたいと思います。  例えば、富津市が、子育てしやすいまち日本一、これを掲げているんであれば、そこへの資金投入を一層考えるであったりとか、あるいは、近隣市と比較して遅れているインフラですね。そこに資金を投入するとか。そこは行政の経営判断だと思いますけれども、とにかくこうめり張りをつけて、部長おっしゃっていただいた住民福祉の向上につながるような、そういった行政経営のほうを目指していただきたいと思います。  以上です。
    ○委員長(三木千明君) ほかに質疑ございますか。三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) 私から1点、財政運営を判断するための指標であります経常収支比率、これまで公表しております決算カード、今回暫定版としていただきましたけども、こちらをちょっと比較させていただきますと、平成20年度が経常収支比率93.9%、その後、若干下がっているんですけども、平成25年度が93.1%、そちらをピークに徐々に改善傾向にあるというふうに見受けられますけども、再び今回の暫定版、令和元年度版を見ますと91.1%ということで、悪化しているというふうに見られるんですけども、特にその中で、平成20年度と令和元年度の暫定版を比較しますと、経常経費で扶助費と公債費は若干上がっておりますけども、やはり人件費が、構成比の中で、平成20年度は27.1%に対して令和元年度は19.6%、いわゆる7.5ポイント下回っているわけですね。  それに対して、やはり歳入の地方交付税等増加しているのに、こういった経常収支比率が悪化しているというところの分析ちょっと教えていただければと思います。 ○委員長(三木千明君) 財政課長、高梨正之君。 ◎財政課長(高梨正之君) お答えいたします。  2段階でちょっとお話をさせていただきます。  まず、平成20年度と令和元年度の比較、平成20年93.9%、本年度は91.1%でございますが、まずここの差異の理由は何かといいますと、まず計算式の中で、委員おっしゃいましたとおり、人件費は平成20年と比較して下がっております。公債費、扶助費、物件費等は逆に増額となっております。  当時不交付団体でございましたが、現在は交付団体でございまして、分母でのこの経常一般財源が、これは普通交付税分あるいは譲与税交付金等も増額しておりまして、そういった関係で分母も増しているということで、この差が91.1と93.9の差でございます。  それと、委員御指摘のとおり、昨年度は、経常収支比率が89.8%、そして令和元年度が91.1%と上がっているというところの部分でございますけれども、この理由につきましては、この分子の、特に物件費等でございますが、ごみ収集委託料、それと体育施設の指定管理料が以前と比べて増額になったということ。また、介護・訓練等給付費だとか医療費の扶助も増額しているということと、あと分母のほうになりますが、法人税割が若干減をしていると。これが経常収支比率89.8%と令和元年度のこの91.1%の差額の理由でございます。 ○委員長(三木千明君) 三富敏史委員。 ◆委員(三富敏史君) ありがとうございます。  経常経費の中でも、特に、先ほどのように平成20年度と令和元年度を比べますと7.5ポイント下回っている。特に、その職員の人件費でいいますと6.8ポイントも下がっているということは、やはり職員一丸となって経営努力しているというふうに評価できると思います。  それに対して、ちょっとその経常収支比率の数値的にはあまりよくなかったというところで、もう少しこの職員の取組というのをアピールしてもいいんじゃないかなというふうに思って質問させていただきました。  ありがとうございます。 ○委員長(三木千明君) ほかに質疑ございますか。平野明彦委員。 ◆委員(平野明彦君) 以前から比べて随分よくなってきたというのが印象があります。以前財調が2億しかなかったという頃の運営の仕方を見ると、目先にとらわれた運営をしていた、せざるを得なかったというような状況から、経営改革の結果ここまで来たということは、非常に成果があがっていると思いますし、その成果の上に、昨年の災害含めて十分な対応ができたんだろうなと思っています。  その辺は、そういった財調があるという背景のもとと、これは市長の速い展開ですよね。展開が速い運営をされているということを含めて、いろいろいい結果につながっているんだろうなというふうに思っております。  それで、経営改革につきましては、既に見えるところの改革はされて、もう過ぎているという、もうこれ以上はあまりないのかなという気がします。そうすると、これからは、今度今まで見えないところといいますか、事業の展開であるとか事業の内容であるとか、その辺の事務事業の効率化というものをもう少し含めていかないと、償却資産ではもう既にピークを迎えてしまっている。  これからやることはどんどん増えてきているというときと比べていくと、これからもまださらに改革というものは進めていかなきゃいけない。人材だって限界があるわけですから、そういう仕事の余力を持って次の事業展開というかそういうものに向かっていかなきゃいけないという部分を含めていきますと、その仕事量といいますか、そういった事務事業の改善といいますか、そういったことの取組はこれからさらに必要になってくると思うんですけども、その辺について見解があればお伺いしたいなと思います。 ○委員長(三木千明君) 総務部長、白石久雄君。 ◎総務部長(白石久雄君) お答えします。  今まで経営改革取り組んでまいりましたが、一定の成果はここまで出てきたということで、おっしゃるとおり、今後は、例えば業務についても、ある程度単純なものとか外部委託できるようにして、その分その人員を創造的、企画的事業に振り向けるとか、そういう構造的な改革もしつつ、人口減少もやっぱりいまだに抑制にはつながっておりませんので、そういう面で根本的に政策を見直して、どのように重点的に施策を実施していくか、そういうのを考えてこれから、今まで守りだったとすれば、私が言うのはなんですが、攻めというか、そういうような施策の展開が必要だとは考えております。 ○委員長(三木千明君) 平野明彦委員。 ◆委員(平野明彦君) ぜひとも、守りということではなくて攻めの行政改革という形で進めていっていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(三木千明君) ほかに質疑ございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(三木千明君) 質疑がないようですので、質疑を終了します。  続いて、討論に入ります。反対討論は、ありますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(三木千明君) 賛成討論はございますか。平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) 私は、賛成の立場で討論させていただきたいと思います。  令和元年と言えば、何といっても令和元年房総半島台風を思い浮かべるわけなんですけれども、富津市はこの災害復旧活動に際して躊躇なく多くの資金を投入することができました。これは、経営改革の成果として積み上げられた20億円以上にも上る財政調整基金があったからです。  残念ながら、いまだ復旧の途上にあるところもあるわけなんですけれども、ただ、今触れたように、多くの資金をスピーディーに投入できたことは、市民の安全・安心につながる対応だったと思っています。  また、経営改革の成果として、近年一般財源の総額としては年々増加傾向にあります。さらに、財政の健全化判断比率の一つである将来負担比率、これ実は10年前は160%を超えているときもありました。ただ、令和元年度に関しては69%にまで劇的に改善されているわけです。  このように、多くの数字、指標は改善傾向にあるわけです。  ただ、先ほど総括的質疑のところでも触れたわけなんですけれども、近年多くの決算剰余金が生じ続けていること、これに関してはちょっと気になるところがあります。こういった状況、今後続いてしまうと緊縮財政の領域を出ていないことになってしまって、本来提供できるはずの住民サービスを提供しきれていないことの表れが、このような数字に表れているんだと思います。  ただ、総じて令和元年度決算を見たときに、今触れたように気になるところ、改善の余地はあるものの、全体としておおむね経営状況は良好であると判断できるので、私はこの決算に対して賛成をさせていただきたいと思います。 ○委員長(三木千明君) ほかにございませんか。千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) 私も賛成の立場で討論させていただきます。  私、今日の質問、民生への部分が大変多かったんですけれども、やはり先ほど総務部長からもございましたとおり、やはりここまで市民の皆様に耐えていただくところもたくさんありながらの今の健全な富津に近づいてきて、今があると思っております。  そして、これからそういった努力で実ったものが、この次には必ず市民への住民福祉に与えていただけるものと信じまして今回の決算に賛成させていただきたいと思います。期待しております。  以上です。 ○委員長(三木千明君) ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(三木千明君) 討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決を行います。  議案第8号を、原案のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○委員長(三木千明君) 起立多数であります。  よって、議案第8号は、原案のとおり認定すべきものと決しました。           ────────────────────────                    散     会 ○委員長(三木千明君) 以上をもちまして、本日の審査を終了とします。  次の決算審査特別委員会は、明日9月11日午前10時、議案第9号 富津市国民健康保険事業特別会計決算の認定について、この審査から会議を始めます。  本日は、これにて散会とします。お疲れさまでした。                  午後2時30分 散会  上記会議の概要を記載し事実と相違ないことを証するためにここに署名する。    令和  年  月  日             決算審査特別委員会委員長  三 木 千 明...