次に、3点目の
施設整備運営事業者の
選定に係る
アドバイザリー業務委託についてでございます。
協議会では、
次期施設の整備及び
運営を行う
事業者を今年度中に
選定する予定であり、そのため必要となる
実施方針の策定、
外部委員による
事業者選定委員会の
運営等を支援する
事業者選定アドバイザリー業務委託について、当初、平成31年4月の
契約を予定しておりましたが、
契約方法について、
価格競争によるものではなく、
技術提案を求めることにより、最適な
受注候補者を
選定し、かつ、より広く
提案を募集するに当たり、
公募型プロポーザル方式を選択し、本
協議会の第1回会議において、
公募型プロポーザル方式で実施することを決定し、
実施規定が承認されました。
公募型プロポーザル方式による
プレゼンテーションを5月15日に実施し、
受託候補者を
選定し、5月24日に
株式会社日本総合研究所と
施設整備運営事業者の
選定に係る
アドバイザリー業務委託の
契約を締結しております。
次に、4点目の
スケジュール変更についてでございます。
ただいま申し上げました、
施設整備運営事業者の
選定に係る
アドバイザリー業務委託について、
公募型プロポーザル方式により実施することになったことから、以前公表いたしました
スケジュール案に変更が生じましたので、御報告させていただきます。
施設整備運営事業者の
選定に係る
アドバイザリー業務委託の
契約が、当初、平成31年4月としておりましたが、
令和元年5月24日になった関係で、
債務負担行為設定に係る議決につきましては、変更前は6月の
市議会定例会に上程する予定でございましたが、こちらを8月上旬に御審議をお願いしたいと考えております。
入札公告を8月上旬から9月上旬に変更し、
優先交渉権者、
建設候補地の決定を
令和元年12月から
令和2年3月中旬に変更し、
事業契約の締結を
令和2年の3月から
令和2年の6月下旬に変更をさせていただきます。これらに伴い、
環境影響評価の手続が
事業契約締結後の
令和2年6月下旬となります。
それから、
入札公告から
優先交渉者決定までの手続に必要な事項を追加いたしました。
実施方針及び
要求水準書(案)への質問に対する回答、
特定事業の
選定に関する公表を8月下旬に行います。
入札公告への質問に対する回答を11月上旬に行い、
提案の
受け付けを12月に、
プレゼンテーションを
令和2年の2月に実施し、
優先交渉権者を決定してまいります。
協議会の会議につきましては、4月2日に第1回を、5月下旬にこちらの
スケジュール(案)について
書面会議を行い、第3回を7月上旬に開催する予定としております。
なお、このたびの
スケジュール変更により
事業全体が遅延するものではございません。当初の
予定どおり、
令和9年4月の
供用開始に向け、6
市1町で連携し、
事業を推進してまいります。
説明は、以上でございます。
○
議長(
平野明彦君) ただいまの説明につきまして、御
質問等ございますか。猪瀬
浩議員。
◆1番(
猪瀬浩君) 済みません、これ3月の
定例会でも指摘させていただいたんですが、今回2ページの表の6番のところにも、
木更津市の条例に定めるところによるということで、今後、もし、また新たな条例をつくったり、また改廃したりするときには、
木更津市議会だけに諮るような形になるかと思います。それに当たりまして、これ6
市1町で対等な立場で行う
広域事業ですので、その
木更津市議会以外の5
市1町の議会のほうにも、例えば、意見を聞くような場を設けていくということは考えているんでしょうか。
○
議長(
平野明彦君)
環境保全課長、
中山正之君。
◎
環境保全課長(
中山正之君) お答えいたします。
平成31年3月の
市議会定例会において議決をいただきました
協議会規約の第16条の第2項に、前項の条例、
規則等を制定し、または改廃しようとする市町の長は、あらかじめ
関係市町と
協議しなければならないと規定されておりますので、こちらの規定に基づきまして処理してまいりたいと考えております。
なお、今のところ、条例の
制定等は予定しておりませんが、条例の内容によりましては、
議員の皆様に御報告させていただきたいと考えております。
○
議長(
平野明彦君) 猪瀬
浩議員。
◆1番(
猪瀬浩君) 続いてなんですが、3ページのほう、
スケジュールが変更になりましたよということで、
債務負担行為設定に係る議決が8月上旬に延びたということなんですが、8月は
定例会が通常開かれないんですが、承認を得るために、これは
臨時会か何かを行うという考え方でいるということでよろしいんでしょうか。
○
議長(
平野明彦君)
環境保全課長、
中山正之君。
◎
環境保全課長(
中山正之君) お答えいたします。
そのような形で御審議を賜りたいと考えております。
○
議長(
平野明彦君) 猪瀬
浩議員。
◆1番(
猪瀬浩君) じゃ、それに付随しまして、今回
アドバイザリー業務委託でいろいろ計画のほう、今後の
入札等にかけ、
優先交渉権者決定のための
入札公告の条件をいろいろ練っているところかと思います。
今現在、各
市議会に説明されているのは、(仮称)第2期
君津地域広域廃棄物処理事業基本構想(案)だと思うんですが、それが多分変更になってくるかと思います。この
債務負担行為の設定を議会に諮るときには、その変更の箇所もしっかりと説明していただきたいと思うんですが、そこは大丈夫でしょうか。
○
議長(
平野明彦君)
環境保全課長、
中山正之君。
◎
環境保全課長(
中山正之君) そのような形で、
PFI事業でございますので、
入札公告を実施する前には、
実施方針(案)及び
要求水準書(案)というものが出されますので、そちらについて適宜御説明させていただきたいと考えております。
○
議長(
平野明彦君) 猪瀬
浩議員。
◆1番(
猪瀬浩君) 最後にもう1点です。これ変更前も変更後もそうなんですが、
優先交渉権者決定から、ここで
建設候補地が決定をして、
事業契約締結、
環境影響評価が3カ月間の間に行われるということになっているんですが、ここはいろいろ検討する中で、間に合うように何か対策は考えていらっしゃるんでしょうか。
○
議長(
平野明彦君)
環境保全課長、
中山正之君。
◎
環境保全課長(
中山正之君)
スケジュールどおり優先交渉権者が決定後、
SPCの
落札業者のほうで
SPC特別目的会社を立ち上げますので、その
準備期間等を考慮し、6月の
事業契約締結ということで考えております。
○
議長(
平野明彦君) ほかに。
石井志郎議員。
◆11番(
石井志郎君) ちょっとこのごろ記憶が定かでないんで、教えていただきたいんですが。今回の
PFI方式で、これは1ページに書かれていて、
民間資金等の活用により
公共施設の
整備等の促進に関する法律、
PFI法第6条に基づいて、
民間提案を実施したところ、1社からの
提案があったと。それが今回、採用されたということで、今後、今これが通知・公表、
富津市議会に説明されているんですね。
この先に、入札してその
事業を
事業化していくということだと思うんですけど、この
民間提案というものと、この
事業者というもの、ここ
優先交渉権決定と書かれているんですけど、その辺は、これでいうと、
民間活用の資金を利用して
事業をやりますよと。この
事業者が入札でとれるかどうかということも、これ決まっていないということでよろしいんですか。
○
議長(
平野明彦君)
環境保全課長、
中山正之君。
◎
環境保全課長(
中山正之君) そのとおりでございます。
○
議長(
平野明彦君)
石井志郎議員。
◆11番(
石井志郎君) ちょっと、だから、難しくてわかんないんですけど。要するに、
民間提案が本来通ったら、その
事業費等というのは、その
民間提案した方がほとんどわかっているはずなんですね、ほとんど。その方が
提案しているわけですから。そうすると、それを、要するに、入札すれば、その人がほぼとるのは間違いないんじゃないかというふうに私は考えたんですね。
だから、その辺が、システム上はこういうふうになっていますけど、要するに、
民間提案した人が、
提案はするけど、A社という会社が
提案したけど、B社、C社がとるかもしれないということですよね。
PFI方式、
民間資金の活用だと言っていて、
債務負担行為を6月に
提案するような、波線がついていますよね。
だから、その辺も
PFI方式なんだけど、要するに、我々が
債務負担行為で認めることになるかもしれないということで理解した場合に、今、もう6月議会は始まっているんですけど、今回この
債務負担行為も全然出ていないですよね。要するに、入札も始まっていないから出るわけないんですけど。
だから、その辺がこの説明の中でちょっと私、理解ができなかったんで、教えていただきたいんですね。これ
PFI方式ですから、
民設民営ですよね、基本的には。この
債務負担行為というのは、だから、何に対する
債務負担行為なのかね。だから、その辺が、要するに、以前に説明して私が忘れているんなら、私が悪いんですけど、ちょっと今、理解できなかったんで、御質問をさせていただいているんですが、その辺はどういうふうに理解すればよろしいんでしょうか。要するに、
PFI方式で
提案書が決まりましたよと。今後、それアドバイザリー
契約して、その実行に向けて話が進んでいって入札になりますよと。これは
PFI方式ですから、
民間資金を活用した施設なんだけど、
債務負担行為という言葉も出てくると。要するに、
提案している人と入札している人も違うかもしれないと考えたときに、どういうふうに理解すればいいかというのをちょっと教えていただけますか。
○
議長(
平野明彦君)
環境保全課長、
中山正之君。
◎
環境保全課長(
中山正之君) まず、
民間提案と今後の関係なんですけども、
民間提案は、
PFIを実施する上での
実施方針案についての
提案でございますので、今後、
公共側のほうで
アドバイザリー業者の支援を受けながら、この
実施方針案というのをまとめていきます。そのための参考にするような
提案を受けたというような形でございます。
債務負担行為と
入札公告につきましては、
PFIではございますけども、
発注者は
公共側でございますので、
入札公告を行うための予算の裏づけが必要でございますので、各市、8月の段階で
債務負担行為の議決をお願いしたいというところでございます。
○
議長(
平野明彦君)
石井志郎議員。
◆11番(
石井志郎君) では、
債務負担行為というと、結構大きな金額というイメージがあるんで、だから、その辺で
債務負担行為という行為が出てきて、
PFI方式でやりますよというのがちょっと理解できなかったんで、お聞きしました。
また
債務負担行為のときに詳細な説明があると思いますので、そのとき、また検討をさせてもらいたいと思います。
最後に、
民間提案というのは、どういう
提案がなされたんですか。これ何もここに書かれていないんですね。要するに、今やっているのは何方式でしたっけ、溶融炉方式ですよね。今のかずさクリーンシステムは溶融炉方式なんですね。今回、溶融炉なのか何かということも、どこにも書かれていないんですね。それによって、じゃ場所は、この
提案書だと、例えば、
富津なのか、袖ケ浦なのか、君津なのかしかないんですけど、そういうのも、要するに、
入札公告の前だから教えられないのか。その辺も、だから、今、ここでしゃべれないならしゃべれないで結構ですけど、
提案内容というものも、我々としてみれば知らなきゃいけない内容だと思うんですけど、その辺はいかがなんでしょうか。
○
議長(
平野明彦君)
環境保全課長、
中山正之君。
◎
環境保全課長(
中山正之君) 済みません、
別紙資料の1の米印の3番目に記載があるんですけども、主な
提案概要については、民間
事業者からの
提案内容を大まかに記載しております。採用の内容に記載したこと以外は、今後の
事業者選定に際して拘束されるものじゃないということでございますので、そのような形で御理解いただきたいと思います。
○
議長(
平野明彦君)
石井志郎議員。
◆11番(
石井志郎君) お役所の書類ですから、非常にわかりにくい説明なんですけど。
ただ、要するに、
提案が決まりましたよといったら、最低こういう内容が
提案されましたというのは示されておかしくないんじゃないかということで聞きました。私、わかりましたと、ほかの人はわからないといったら、ほかの人がまた質問すると思うんですけど、その辺はやっぱり先ほど猪瀬
議員も言っていましたけど、これから4
市でやる中で、一番最初に言われたのは、
富津市が一番の候補地になりますよと言われているわけですね。今後、限られた期間の中で、要するに、用地の取得を含めて、環境アセスをとらなきゃいけないといったときに、
木更津のときみたいに反対運動が起きて、要するに、設置するのに時間がかかってもいけないし、その辺も含めながら、やっぱり皆さんに対応してもらいたいんですよ。やっぱり
木更津が管理者で、
職務代理者が君津かもしれないけど、もし
富津になったときに、皆さんが矢面に立たなきゃいけないわけね。我々もその矢面に立つんですよ。「
富津市にこんなのを持ってきて、おまえら、どう思っているんだ」と
議員も言われると思いますよ。「補償金、どうしてくれるんだ」とか、交通が、要するに、そういう4
市からごみの収集車がいっぱい来たとき、「交通安全をどうしてくれるか」と言われたときに、やっぱり我々がそれに対応しなきゃいけないんで、その辺はしっかり今後やっていただきたいと思います。
以上。
○
議長(
平野明彦君) ほかにございますか。猪瀬
浩議員。
◆1番(
猪瀬浩君) 済みません、ちょっと3ページに戻るんですが、3月に
優先交渉権者決定ということで、ここから当たって6月までに決定するということなんですが、このときにはまだ業者との
事業契約を締結していません。でも、その
事業者優先交渉権者の方は、地元との交渉へ動かなきゃいけないとなると、費用が業者さんは発生すると思うんですね。でも、これ6月の
事業契約締結のとき、6
市1町の議会が承認しなければ、もちろん、この業者さんはできなくなってしまうことになるんですけど、そういった場合の、要は、交渉した費用とかというのは、宙に浮いちゃうことになると思うんですけど、どう考えているんでしょうか。
○
議長(
平野明彦君)
環境保全課長、
中山正之君。
◎
環境保全課長(
中山正之君) その辺は協定を結びますので、協定の中で記載していくような形になろうかと思います。
○
議長(
平野明彦君) 猪瀬
浩議員。
◆1番(
猪瀬浩君) 協定の中で結んでも、そうすると、
債務負担行為の中にはその費用は幾らぐらいで、要は、この業者で最終的に6月に
事業契約締結を結ぶことを議会が承認しようがしまいが、費用を使うことを認めてくださいというふうに6
市1町の議会にも求めておかないと、すごくまずいことになっちゃうのかなというふうに思います。
あと
事業契約が締結した後に環境アセスを行いますということなんですけど、環境アセスでいろいろ問題があったときに、この場所自体が、要は、白紙に戻ってしまう可能性も出てくると思うんですね。せっかく業者を決めて、この場所でやろうとしたけど、いろいろな問題ができなくなって。普通ですと、環境アセス、先に行政が予算を出して、ある程度調査、場所を決めてやっているのが普通だと思うんです。今回は場所が決まっていないで、業者はとりあえず
債務負担行為で決めてから、業者に場所を探してもらいますということなので、そこら辺は6
市1町の会議の中でどのようにお話しされているんでしょうか。
○
議長(
平野明彦君)
環境保全課長、
中山正之君。
◎
環境保全課長(
中山正之君) 最初の
債務負担行為の額のほうには、施設建設に係るものと、それから維持管理・
運営に係るものでございますので、そういった
優先交渉者決定後から
事業契約するまでの間の費用というのは、見込んでおりません。
それから、今回のケースは、
建設候補地がまだ決まっていないものですから、アセスのやりようがありませんので、
建設候補地が決まった段階で環境アセスメントの手続をきちんと踏んで、問題がないことを確認して、建設工事に入るというふうな形になるということで、6
市1町合意しているとこでございます。
○
議長(
平野明彦君) 猪瀬
浩議員。
◆1番(
猪瀬浩君) これも
提案というか、検討していただければと思うんですが、この
入札公告をやるときには、いろんな業者が出してくる案を精査するかと思います。そのときに、今言ったようなことも、後々問題にならないようにお話をしていただければと思います。
以上です。
○
議長(
平野明彦君) ほかに。松原和江
議員。
◆9番(松原和江君)
スケジュールを聞いていまして、今、3ページの
スケジュール、
入札公告から優先者決定、それで、結局、入札工事してから業者はここにつくりたいということを、そこで業者は候補地も決めて、環境アセスも業者独自に先にやっとかないと間に合わないんじゃないかと思うんですけれども。要は、候補地が決定してからアセス、3カ月しかないわけですよね。どういうふうにアセスというのは、そんなに簡単に決まる、できるんでしょうか。
○
議長(
平野明彦君)
環境保全課長、
中山正之君。
◎
環境保全課長(
中山正之君) お答えいたします。
アセスメントの手続については、今のところ3年間を見込んでおります。ですので、
令和2年度、
令和3年度、
令和4年度とアセスメントは続いてやりまして、
令和5年度、
令和6年度、
令和7年度、
令和8年度、4年間で建設して、
令和9年4月から
供用開始というふうな予定でございます。
◆9番(松原和江君) いや、よくわからないんですけど。
◎
環境保全課長(
中山正之君)
令和2年に
事業者契約を結びますので、
令和2年度、
令和3年度、
令和4年度と3年間、環境アセスメントの手続が要ります。問題がないよねということが確認されましたら、今度、
令和5年度、
令和6年度、
令和7年度、
令和8年度と4年間、建設しまして、
令和9年4月からの
供用開始ということです。
○
議長(
平野明彦君) 松原和江
議員。
◆9番(松原和江君) そうしますと、要は、「問題ないね」ならそうなんだけど、「問題があったね」と言ったらば、建設地は変わっちゃうんですか。
○
議長(
平野明彦君)
環境保全課長、
中山正之君。
◎
環境保全課長(
中山正之君) 今の技術の施設ですので、大気質ですとか、水質、騒音、振動、悪臭、周辺交通環境等々を含めて、問題があることは余り考えられないと思いますけども、そのような評価が出たときに、また解決策を
関係市町で
協議して図っていきたいというふうに考えております。
○
議長(
平野明彦君)
石井志郎議員。
◆11番(
石井志郎君) 最後に、前回、かずさ水道広域連合企業団のときに、我々が知らない内容のことが
木更津市議会に結構、内容が開示されていたんですね。
木更津市議会、
木更津市といろいろな話し合いをしていたというのは、途中からいろいろお話を聞いたんですけど、流れというものが非常に、我々としてみれば、悪い流れになったんじゃないかなと思っていたんですけど。
この内容が今、中山課長が言うとおり、実際にしゃべれること、しゃべれないことはあると思います。その内容が、まさか
木更津市議会の
議員の皆さんに開示されるということがないように、その辺はちゃんとしっかりしていただきたい。そうすると、また
木更津市議会のほうから情報をとった人が、
木更津市議会でこういうのを開示されているのに、何でおまえら開示しないんかとなると、また、いろんな問題が起きてくるんで、
木更津市議会、要するに、今回の参加するであろう市町村の中で、その対応で議会に開示している書類というのは、どういうものがあるかというのは、ちゃんと把握しておいていただきたいと思います。よそから情報を得ると、やっぱり
富津市議会としてみても、何だというのが先に立ちますんでね、その辺は、要するに、今後、こういう資料を配るときに、6
市1町の足並みがそろうような情報公開ができるような説明会を開いていただきたいと思います。これはお願いです。お願いです。何か答弁があれば答えていただいてもいいんですけど。
○
議長(
平野明彦君)
環境保全課長、
中山正之君。
◎
環境保全課長(
中山正之君) その辺につきましても、
部課長会議の中で十分に調整を図ってまいりたいというふうに考えております。
○
議長(
平野明彦君)
石井志郎議員。
◆11番(
石井志郎君)
部課長会議だとか、そこで十分話し合いしても、広域水道のときは
木更津は好き放題やったんですよ。今回もすごく
木更津が気になっていてね、要するに、この中でまた
木更津から情報を得たときに、
富津市議会の皆さんが、おまえら何やってんだとやっぱり言うと思いますよ。だから、その
部課長会議で十分じゃなくて、強く言っていただきたい。はっきり言っていいですよ、水道のようなことをしないでくれと、今後ね。それはしっかりお願いしたいと思う。
以上です。
○
議長(
平野明彦君) ほかにございますか。三木千明
議員。
◆3番(三木千明君) いろいろ今、皆さんからの、特に環境アセスだとか、
環境影響評価のことでいろいろ質問が出ていますけども、大前提は、こういう施設ですから、いわゆる候補地がどこになっても、工業用地ですよね、基本的には。そういう大前提ですよね。
○
議長(
平野明彦君)
環境保全課長、
中山正之君。
◎
環境保全課長(
中山正之君) 済みません、まだちょっと
入札公告のほうでどのような形でというのは明らかになっていないんですけども、恐らく
木更津市以外の君津
市、
富津市、袖ケ浦
市のいずれかの土地というふうなことで、用途とかは縛らないんじゃないかというふうには思っています。ただ、
選定委員会にかかったときに、その場所というのは評価の対象には十分なってくると思います。
○
議長(
平野明彦君) よろしいですか。ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
平野明彦君) それでは、ほかにないようでございますので、
協議事項(2)を終了といたします。
────────────────────────
(3)
地籍調査事業の実施について
○
議長(
平野明彦君) 最後に、
協議事項(3)
地籍調査事業の実施についてを議題といたします。
それでは、
執行部の説明を求めます。
都市政策課長、茂木雅宏君。
◎
都市政策課長(茂木雅宏君) それでは、
協議事項(3)
地籍調査事業の実施について御説明いたします。
本市の
地籍調査事業は、
富津地区において実施してまいりましたが、今年度から大佐和地区に着手し、順次天羽地区を実施する計画となっております。
本年3月議会において、本年度の
事業費について御承認いただいておりますが、今回、
議員の皆様に地籍調査に関して理解を深めていただきたく、本
協議会において説明させていただきます。
それでは、資料3「地籍調査を進めよう!!」を広げてごらんください。
左側のページ、地籍調査とはのページですが、ちょっと読まさせていただきますが、地籍調査とは、一筆ごとの土地に関する記録です。
「土地に関する記録の約半分は、明治時代の地租改正によってつくられた地図をもとにしたもので、土地境界が不明確であったり、測量も不正確であったりするため、土地の実態を正確に把握することができません」と記載されております。
要は、法務局にあります公図を現地に境界点等が復元できないということでございます。公図を現地に復元できるということは、今回、地籍調査をすることで地籍測量図の各境界点が座標値として記録されておりますので、境界ぐい等がなくなった場合においても、法務局にございますその座標値で再度測量することで境界点が復元できるということでございます。
こうしたことで限りある国土の有効活用・保全のためには、土地の実態調査を正確に把握する地籍調査を実施する必要があるということでございます。
次に、真ん中のページをごらんください。
地籍調査の効果についてですが、まず1番として、土地に係るトラブルの未然防止に役立ちますということです。土地の境界が不明確であると、住民間や官民間において境界紛争等さまざまなトラブルが発生しがちです。地籍調査を実施することでトラブルを未然に防ぐことにつながります。
次に、2番、災害復旧に役立ちますということです。地震、土砂崩れ等の災害が起きてしまった場合、土地の境界が明確になることで、被災後の復旧・復興
事業の迅速化が可能となります。これは東日本大震災の際にも、地籍調査を実施されていた地区と、していない地区においては、復興
事業のスピードが違ったというようなことも聞いております。
3番目として、公共
事業の円滑化に役立ちます。道路整備や河川整備などの社会資本整備を実施するためには、
事業予定区域に存在する土地の境界等を明確にし、円滑な用地調整を実施する必要があります。要は、例えば、道路をつくりたいと、建設したいという場合は、まずは、そこの買収する土地に関する境界立ち会いから始めて、それで境界立ち会いが決まった段階で、今度は用地買収へと、必要な場所の買収を進めていくんですけど、用地の境界立ち会いというのがなかなか進まないので、公共
事業が早く進まないという事例もございますので、そういった場合は、地籍調査をしておくことでその前段の作業が省けますので、公共
事業が早く進むということでございます。
次に、4番目として、課税の適正化に役立ちます。地籍調査の未実施の地域においては、固定資産税の課税が、必ずしも実態を正確に反映しているとは言えない土地登記簿や公図に基づいて行われている場合があります。地籍調査を実施すると、面積が正確に測量されるため、課税の適正化に役立ちます。
次に、右ページの地籍調査の進め方をごらんください。
基本的に地籍調査を進める上で、まず一番初めに、住民への説明会を行います。
次に、2番目として、一筆地調査、要は、それぞれの地権者の方においでいただいて、どこが境界ですかということを確認していただきます。
3番目に、その確認された境界の測量を行います。
そして4番目として、その測量した結果をもとに、地積の測定や地籍図等を作成いたします。
5番目として、成果の閲覧・確認ですが、地籍簿や地籍図の案を土地所有者に閲覧いただきまして、誤り等を訂正する機会を設けていきます。そして、全て整った段階で登記所へ送付されて、登記所では登記簿が書き改められ、地籍図が備えつけられるということになります。後ほどもう一度ちょっと詳しく説明させていただきます。
次に、ちょっと資料の裏面を、ちょっと折り畳んで、裏面をごらんください。
地籍調査に関する
事業経費についてですが、
事業費の2分の1を国が負担いたします。県が4分の1、
市が4分の1の負担となり、土地所有者の皆さんの負担はございません。
続きまして、お配りしている資料3をごらんください。
資料3、
地籍調査事業の実施についてという資料でございます。
国の地籍調査の状況でございますが、平成29年度末で52%の進捗率でございます。千葉県においては16%ということで、(2)の
富津市の状況のところの2、進捗率12%ということが書いてありますが、
富津市においては12%となっております。これは全国及び千葉県においての進捗率にも達していない状況でございます。
このようなことで地籍調査の進捗率が低い状況の中で、本年度から大佐和以南の
地籍調査事業を開始していくわけでございますが、この資料の2番、
令和元年以降5カ年の
地籍調査事業の実施についてという表をごらんください。今年度は、予算の
審査をしていただくときにも御説明いたしましたが、
令和元年度は西大和田の一部ということで、次のA3の地籍調査実施区域図をごらんください。
西大和田地区の右側のほうですね、丸元と書いてあるところがあると思うんですが、こちらのほうが西大和田の1番地のほうでございまして、今年度はこちらの地区を実施する予定でございます。順次2番、3番、4番ということで、西大和田地区を4カ年かけて現地の調査する予定でございます。
令和5年度については、千種新田地区、⑤と書いてあるとこがあると思うんですが、そちらのほうを着手する予定となっております。
ただ、
令和2年度以降については、また国・県との
協議も必要となってきますので、また
協議によって変更になる場合もあるかもしれません。
次に、先ほど御説明したんですけど、地籍調査の手順についてということで御説明いたします。A4の紙の裏面をごらんください。
地籍調査の手順ですが、地籍調査は、この表にあるとおり、事前準備から法務局へ調査の成果を送付するまで、おおむね3年間を予定しております。
まず、初年度の工程といたしましては、先ほど説明した調査の事前準備から、土地所有者への説明会、また現地を立ち会っていただいて、それから地積測量を行って、地籍図の作成までを初年度の工程と考えております。この工程に関しては、業務委託することとなっております。
2年目の工程といたしましては、先ほどの測量、1年目でつくりました地籍図、測量成果をもとに、地積測定や地籍簿の作成をするということが2年目の工程でございます。これも業務委託する予定でございます。
3年目の工程で、1年目、2年目につくりました成果を所有者の皆さんに閲覧して、修正等を行った中で、県・国と
協議して承認、認証を得られましたら、法務局のほうに送付ということで、おおむね3カ年の予定でございます。
よって、今年度は初年度の工程を西大和田地区で着手しまして、
令和2年度につきましては、本年度着手した地区の2年目の工程と来年度新たに着手する初年度の工程を実施することになります。3年目になりますと、初年度の工程と2年目の工程と3年目の工程ということで、それぞれ地区ごとに1年ずつずれた感じで3年ずつ進んでいくということでございます。
以上で、簡単ではございますが、地籍調査の実施についての説明を終わらせていただきます。
○
議長(
平野明彦君) ただいまの説明につきまして、御
質問等ございますか。猪瀬
浩議員。
◆1番(
猪瀬浩君) 済みません、市民の負担がゼロということなんですけど、これ立ち会いは当人がしなきゃいけないんですか、家族とかは基本だめですよね、そこを。
○
議長(
平野明彦君)
都市政策課長、茂木雅宏君。
◎
都市政策課長(茂木雅宏君) 基本的に所有者がすることでございますが、所有者から委任を受けた方も可能でございます。
○
議長(
平野明彦君) 猪瀬
浩議員。
◆1番(
猪瀬浩君) ちょっと今の質問をさせていただいたのは、相続人が不明とかという土地が大分ふえているというのが、ニュース等でもあるんですが、そこら辺が発生した場合はどうなるんでしょうか。
○
議長(
平野明彦君)
都市政策課長、茂木雅宏君。
◎
都市政策課長(茂木雅宏君) 相続されていない土地に関しましては、現在、都市政策課のほうで相続人のほうを調査しているところでございます。
ただ、それでも相続人が見つからない場合については、立ち会いが行われないということになると思います。そうなると、そこの境界につきましては、地籍調査、調査自体は済みになるんですけど、どうしても境界が決まらないということで、筆界未定ということで法務局のほうには、そういった形で送付されることになると思います。
○
議長(
平野明彦君) 猪瀬
浩議員。
◆1番(
猪瀬浩君) 済みません、あと2点よろしいでしょうか。ちょっとこの地籍調査を行うよということで、
富津地区の方が過去協力したんだけど、うちの地区は認証まで終わったのかなということを聞かれるんですが、ここのA4の用紙に書いてある再調査で認証面積ということが書いてあるんで、そこを終わっていない部分があって、今回それも一緒に調査をして認証を得るということでよろしいんでしょうか。
○
議長(
平野明彦君)
都市政策課長、茂木雅宏君。
◎
都市政策課長(茂木雅宏君)
富津地区において、まだ認証になっていないところはございます。そこに関しましては、都市政策課で今、調査等を行いまして、県と
協議した中で認証に向けて事務を行っているところでございます。今回、予算化されたものには、その
富津地区の分は含まれておりません。
○
議長(
平野明彦君) 猪瀬
浩議員。
◆1番(
猪瀬浩君) 最後1点です。A4の用紙の最初のところに、
木更津市、君津
市、鋸南町も調査中ですとか、いろいろ書かれていますが、これちょっと県の担当者の方に聞きますと、やっぱり結構申請が出ていて、最後のこの裏のA4の2ページ目の9のところの県の認証というところで、いろいろ
スケジュールが立て込んでいるんで、早目に
富津市のほうの計画も出してくださいというようなことも言われていますね。そこはうまく県のほうと連携をしてお願いをしたいと思います。
以上です。
○
議長(
平野明彦君) 松原和江
議員。
◆9番(松原和江君) 大分進んできているんですけど、要は、1ページの2番のところで、5カ年計画でやりますということで、5番までの丸は、西大和田の、
令和元年、
令和2年、
令和3年、
令和4年、
令和5年とあって、まだそれだけでも大貫は終わんないでしょうね。あと岩瀬も残っているし、絹も残っているし。じゃ天羽はいつ来るんですかということなんですけど、何年先ぐらいになるんでしょうかね。もう早急に調べていただきたいところがあるんです。
○
議長(
平野明彦君)
都市政策課長、茂木雅宏君。
◎
都市政策課長(茂木雅宏君) 現在、国においては、第6次国土調査十箇年計画というのが、
令和元年度で終了いたしまして、
令和2年度からまた新たに第7次国土調査十箇年計画というものが今、計画を策定中と聞いております。
そうした中で、やはり国土調査に関しましては、先ほど御説明いたしましたとおり、国の負担が2分の1ということでございますので、国があくまで負担するということは、国の予算の関係もありますけど、やはり国が負担するからには、政策効果の高い調査をまずはやっていきましょうということが国のほうでは示されております。今の第6次の地籍調査の推進に関しましては、防災対策と、あと都市開発、あと社会資本整備ということにつながるという地籍調査を優先的に実施していきましょうということになっておりますので、なるべくそれに合致したような計画を立てまして、
市といたしましても、なるべく早く推進していきたいということで、ちょっとまだ天羽地区はいつかという御質問でございますが、なるべくそういったものに合致するようなところから順次行っていきたいと考えております。
○
議長(
平野明彦君) ほかに、よろしいですか。藤川正美
議員。
◆12番(藤川正美君) このA4の資料の1ページ目の上のほうの(2)
富津市の状況とありますけども、この中に実施済み面積21.76平方キロメートルとあるんですね。その下のほうに認証面積というのが11.28平方キロメートル、実際に実施したんだけども、認証されているのは約半分なんですね。これは当然、問題があったから認証されていないと思うんですけども、この残りの部分、引き算すれば出てくるんですが、状況はどのようになっているのか。
○
議長(
平野明彦君)
都市政策課長、茂木雅宏君。
◎
都市政策課長(茂木雅宏君) 詳しい資料を持っていないんで申しわけないんですけど、この認証になっていない地域は、主に川名とか篠部の地域が多いということで聞いております。なかなか、境界立ち会いしても決まらず、認証の手続には至っていないというようなことで聞いております。
○
議長(
平野明彦君) 藤川正美
議員。
◆12番(藤川正美君) そうしますと、実際に実施済み面積は21.76なんだけれども、認証されているのは11.28で、実際は半分だということなんですね。わかりました。ありがとうございます。
○
議長(
平野明彦君) ほかによろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
平野明彦君) それでは、ほかにないようでございますので、
協議事項(3)を終了といたします。
協議事項は全て終了いたしました。
────────────────────────
市長あいさつ
○
議長(
平野明彦君)
執行部を代表して市長に御挨拶をお願いいたします。市長、
高橋恭市君。
◎市長(
高橋恭市君) 閉会に当たりまして、一言御礼の御挨拶をさせていただきます。
本日は大変御多用の中、
協議会を開催していただき、御説明申し上げました3案件につきまして、十分なる御意見、御指導を賜りました。どうもありがとうございました。
いただきました御指導、御意見に対しましては、今後十分留意しながら対処してまいりたいと考えております。
本日はまことにありがとうございました。
────────────────────────
閉 会
○
議長(
平野明彦君) ありがとうございました。以上で、閉会といたします。御苦労さまでございました。
午前11時33分 閉会
上記会議の概要を記載し事実と相違ないことを証するためにここに署名する。
令和 年 月 日
富津市議会議長 平 野 明 彦...