富津市議会 2019-03-20
平成31年 3月20日全員協議会-03月20日-01号
平成31年 3月20日
全員協議会-03月20日-01号平成31年 3月20日
全員協議会
全員協議会議事録
1.日 時 平成31年3月20日(水)本
会議終了後
1.場 所 第3委員会室
1.出席議員
1番 猪 瀬 浩 君 2番 諸 岡 賛 陛 君 3番 三 木 千 明 君
4番 高 木 一 彦 君 5番 千 倉 淳 子 君 6番 山 田 重 雄 君
7番 平 野 英 男 君 9番 松 原 和 江 君 10番 岩 本 朗 君
11番 石 井 志 郎 君 12番 藤 川 正 美 君 13番 永 井 庄一郎 君
14番 平 野 明 彦 君 15番 鈴 木 幹 雄 君 16番 福 原 敏 夫 君
1.欠席議員
8番 渡 辺 務 君
1.執行部
市長 高 橋 恭 市 君 副市長 小 泉 義 行 君
教育長 岡 根 茂 君 総務部長 白 石 久 雄 君
総務部次長経営改革推進課長事務取扱 総務課長 石 川 富 博 君
秋 嶋 隼 人 君
企画課長 坂 本 秀 則 君 財政課長 高 梨 正 之 君
市民部長 鶴 岡 正 義 君
健康福祉部長 島 津 太 君
子育て支援課長 木 村 美 文 君
建設経済部長 宮 崎 一 行 君
建設経済部次長兼
農業委員会事務局長 選挙管理委員会事務局長兼
監査委員事務局長
庄 司 優 人 君 岩 名 生 麿 君
会計管理者 中 後 秀 樹 君 消防長 岩 崎 脩 君
教育部長 笹 生 忠 弘 君 水道部長 前 田 雅 章 君
業務課長 神 子 和 好 君 工務課長 石 井 秀 幸 君
1.
出席事務局職員
事務局長 大 塚 幸 男 主幹 牧 野 常 夫
係長 三 木 貴 好 副主査 平 野 智 裕
1.議 事
(1)富津市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略の改定について
(2)富津市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略実行計画(平成31年度当初予算版)について
(3)経営改革について
(4)第Ⅱ期富津市子ども・
子育て支援事業計画策定に係る
ニーズ調査の結果について
(5)
保育施設の利用定員の変更について
(6)かずさ
水道広域連合企業団条例及び予算概要について
(7)
議会運営委員会の
行政視察報告について
(8)各
常任委員会の
行政視察報告について
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開 会
平成31年3月20日(水) 午前11時39分 開会
○議長(
平野明彦君) それでは、ただいまから
全員協議会を開催いたします。
────────────────────────
議長あいさつ
○議長(
平野明彦君) 議員の皆様にはお忙しい中、御出席をいただきまして御苦労さまでございます。
本日の
協議事項につきましては、お手元の会議次第のとおりでございます。
それでは、よろしく御協議のほどお願い申し上げまして、私からの挨拶とさせていただきます。
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議長の報告
○議長(
平野明彦君) 次に、私から報告をいたします。
本日、渡辺議員から欠席届が提出されておりますので、御了承願います。
以上で、私からの報告を終わります。
────────────────────────
市長あいさつ
○議長(
平野明彦君) 開催に当たり、執行部を代表して、市長から御挨拶をお願いいたします。市長、高橋恭市君。
◎市長(高橋恭市君)
全員協議会の開会に当たりまして、御挨拶申し上げます。
議員の皆様方におかれましては、本
会議終了後、お疲れの中、本協議会を開催していただきまして、まことにありがとうございます。
本日御協議申し上げます案件は、富津市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略の改定について、ほか5件でございます。
詳細につきましては、この後、説明させていただきますので、御意見、御指導賜りますようお願い申し上げ、挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(
平野明彦君) ありがとうございました。
────────────────────────
協議事項
(1)富津市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略の改定について
(2)富津市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略実行計画(平成31年度当初予算版)について
○議長(
平野明彦君) それでは、直ちに
協議事項に入ります。
初めに
協議事項(1)富津市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略の改定についてを議題といたします。
それでは、執行部の説明を求めます。
企画課長、
坂本秀則君。
◎
企画課長(
坂本秀則君)
協議事項(1)の
総合戦略の改定及び(2)の
総合戦略実行計画(平成31年度当初予算版)につきましては、関連性がございますので、一括で御説明をさせていただきます。
初めに、
総合戦略の改定につきまして御説明申し上げますので、資料の1─1をごらんください。
まず、今回の改定は、
総合戦略の
計画期間の最終年度となる中でありますが、市長公約がまち・ひと・し
ごと創生を基本としていることから、年少人口の減少抑制のため、特に重点的に取り組む施策を定める富津市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略を改定し、市長公約に掲げた施策に係る事業を着実に実行するというのが趣旨でございます。
次に、2の
改定内容になりますが、大きく3点ございまして、1点目が、平成31年度
新規事業の追加、2点目が
既存事業の追加、裏面に移りまして、3点目が平成31年4月1日施行の
行政組織改編に伴う
事業担当課名の変更等になります。
具体的な
改定内容を別冊のA4横版の資料1─2、こちら
総合戦略新旧対照表にて御説明を申し上げたいと思います。
1点目の平成31年度
新規事業の追加につきましては、3ページをお開きください。
こちらは
基本目標の2「くらしやすく移住しやすい
環境づくり」の下に掲げます基本的な施策の
方向②住環境の整備における行政の
取り組みについて、施策の4、広域連携による
公共施設の共同化の事業に、(仮称)第2期
君津地域広域廃棄物処理事業(
環境保全課)を新規追加いたします。
次に、7ページをお開きください。
基本目標3「子どもの笑顔があふれるまちへ」の下に掲げます基本的な施策の方向③のびのび学ぶ教育環境の整備における行政の
取り組みについて、施策の2、子供の
学力向上推進の事業に、子供の
学習支援事業(
社会福祉課)を新規追加いたします。
2点目の
既存事業の追加につきまして御説明いたします。5ページをお開きください。
基本目標3の下に掲げる基本的な施策の
方向②出産、子育てしやすい環境の整備における行政の
取り組みについて、施策の1、切れ目のない
子育て支援の実施の事業に、
新生児支給用指定収集袋支給(
子育て支援課)及び妊娠・
出産包括支援事業(
健康づくり課)を追加いたします。
この2つの事業につきましては、平成30年度から
事業実施をしており、昨年度作成の
総合戦略実行計画(平成30年度当初予算版)におきましても、
実行計画書を追加していることから、今回、
総合戦略にも追加するものであります。
続きまして、10ページをお開きください。
基本目標の4「市の産業、仕事を創る」の下に掲げます基本的な施策の
方向③観光の振興における行政の
取り組みについて、施策の2、外国人や
スポーツ目的の
観光客受け入れ態勢の強化の事業に、
海水浴場管理運営事業(再掲)(
商工観光課)を追加いたします。
この事業につきましては、平成30年度の
実行計画から、施策の1、観光資源をつなぐ仕組みの調整、新たな観光資源の発掘と既にある資源の魅力発信に加え、施策2の外国人や
スポーツ目的の
観光客受け入れ態勢の強化にも該当する事業としたことから、再掲として追加するものであります。
続きまして、3点目の
行政組織改編に伴う
事業担当課名の変更等につきましては、資料戻っていただきまして、2ページをお開きください。中段に記載がございますが、一例といたしまして、福祉の窓口課のように、平成31年4月1日から、事業の所管に変更があるものについて、担当課名の変更等をするものであります。
以上が
改定内容となります。
続きまして13ページをお開きください。
本改定に伴いまして、資料編に、富津市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略の改定について、15ページの
総合戦略事業担当課一覧表、16ページの富津市
創生会議委員名簿、平成31年3月1日現在になります。
17ページの富津市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略改定経過を追加しております。
本改定の手続につきましては、今月27日開催の、富津市
創生会議においても、御説明をさせていただきます。
続きまして、
協議事項(2)の
総合戦略実行計画(平成31年度当初予算版)につきしまして御説明を申し上げます。別冊のこちらの
実行計画書をお開きください。資料番号は2となります。
こちらの13ページをお開きいただけますか。こちらは、一例といたしまして、
市民活動支援事業のシートとなっております。今回作成をいたしました平成31年度当初予算版の
実行計画は、昨年度末に作成の平成30年度当初予算版の
実行計画について、シート内の
年度別事業内容、
成果目標値達成に向けた
取り組み、
事業成果等を平成31年度当初予算案等の内容に更新し、各事業の平成31年度目標値に対する達成度、
取り組み状況について取りまとめたものとなっております。
この
実行計画につきましても、27日開催の富津市
創生会議において説明をし、委員の皆様から御意見、御質問をいただき、今後の
事業実施の改善方策として取りまとめていきたいと思っております。
最後になりますが、本年度から
次期総合戦略の策定に当たりまして、市民意識や
市外居住者の富津市への認知度等を把握するため、市民及び
市外居住者に対しまして、アンケートを実施いたしました。
また、昨年の11月及び本年の2月には、
富津市民委員会を開催し、現
総合戦略に掲げる数値目標や課題、地域・民間ができること、市民ができることなどについて、討議を行いました。
それらにつきましては、各報告書を作成いたしましたので、議員の皆様方に本日配付をさせていただく予定でございます。
以上で説明を終わります。
○議長(
平野明彦君) それでは、執行部の説明は終わりました。
協議事項の(1)と(2)を一緒に説明していただきましたので、まず1番の
総合戦略の改定のほうについて質疑を受けたいと思います、何かございますか。
石井志郎議員。
◆11番(
石井志郎君) ありがとうございました。3点ほど質問させていただきます。
最初に3ページの
都市計画マスタープランの見直しと書かれております。執行部側の考え方は、
都市計画区域外のところも、
都市計画マスタープランで計画作成することは何ら問題ないというふうに、以前の一般質問でもお答えいただいているんですが、私の考え方は、基本的には
都市計画マスタープランというのは、
都市計画区域内の
計画マスタープランであって、富津市全体をどのようにするかというのは、やはり
地域計画を含めた中で、市長の考える将来の富津市像、基本構想とか
基本計画をつくるべきだと思うんですね。
これは、何回質問しても、何ら問題ないという答えしか返ってこないのはわかるんですが、そこでその
都市計画マスタープランの見直し、前回配られたのを見ますと、佐貫、湊地区とか天羽、金谷地区とか書かれておって、それが果たしてどのように実現されるかということが、いまだ私には理解できないんですが、その辺はどのように改定するのか、お聞かせいただけますでしょうか。
○議長(
平野明彦君)
建設経済部長、
宮崎一行君。
◎
建設経済部長(
宮崎一行君) お答えいたします。
前回の見直しが、一昨年行われました。今度の
都市計画マスタープランは、どのような方向で見直しをするかという御質問だと思いますが、まだそこまでの作業になっておりませんので、平成31年度につきましては、
大佐和地区の
都市計画事業等、これらをどうするかという協議を県と進めて、まずはいきたいというふうに考えております。
○議長(
平野明彦君)
石井志郎議員。
◆11番(
石井志郎君) そうなんです。これ質問すると、
建設経済部長がお答えになりますよね。
都市計画マスタープランだから。
だけど、前回配られた資料というのは、北は青堀から南は金谷までの地域のことをいろいろ網羅して、この地域にはどういうことをやりたいよと書いてあるんですね。そこが違うんですよね。やっぱり本来は、
都市計画マスタープランというのは、
都市計画区域内の
計画策定なんです。だから、
建設経済部長がお答えになってしまうんですね。
その辺のところを、次の質問でもやりますけど、その地域の教育どうするんですか、その地域の福祉どうするんですかということを考えて、富津市全体を網羅していかなきゃいけないと思うんです。
これはもうここでこれ以上質問しませんけど、そういうところを今後、
政策担当部署として見れば、
都市計画マスタープランで全部済ますんじゃないんですよと。やはりその地域に合ったものを、いろいろな部署から意見を吸い上げた中で、実行して、つくっていただきたいということをお願いして、これは答弁は結構です。
次に7ページ目、今お話しましたことと関連しますが、「地域の特色ある教育による、ふるさとに愛着を持つ子どもの育成」、いいですね。「富津の自然、歴史、社会の豊かさ
活用事業」、いいですね、すごくいいことですね。
この間も質問しましたけど、
公共施設の再
配置推進計画で、
佐貫小学校の統廃合が出ておりました。教育施設というのは、果たして
公共施設の再配置になるのかどうか。今後、残る学校が環小学校と
湊小学校と
天羽中学校が残るわけですね。
そうすると、
金谷小学校、
竹岡小学校、
佐貫中学校がなくなります。当分は小学校は残るようですが。
そういう中で、地域の特色ある教育によるふるさとに愛着を持つ子どもの育成、富津の自然、歴史、社会の豊かさ
活用事業ということで書かれていますが、今の
都市計画マスタープランのことと関連しまして、これをどのように進めるのか、まず最初に政策をつくっているほうの方にお聞きしたいと思います。
マスター計画プランをつくつているほうの方にお聞きしたいと思います。この計画をつくったほうで、どのように考えるか。
これ前回、あの中に網羅しちゃってつくってあったんですよね。それ、要するに、
笹生教育部長が手を挙げたので、協議してつくったということなら、
笹生教育部長でも結構ですけど、お答えいただけますか。
○議長(
平野明彦君)
教育部長、笹生忠弘君。
◎
教育部長(笹生忠弘君) 統廃合につきましては、今議員がお話のとおり、平成32年4月1日に統合がございます。地域の文化とかそういうものを学習するものにつきましては、今もお願いをしておりますが、地域の方に御協力いただく、または地域に出向いて学習をする、地域の産業の方々とも今後は御協力いただきながら、統廃合後の学校の中で教育を進めていきたいというふうに考えております。
○議長(
平野明彦君)
石井志郎議員。
◆11番(
石井志郎君) 模範回答だと思います。ただ現実として、来年が最後の小中学校の卒業式を迎える地域もあると思うんですけど、例えば金谷の子供が
湊小学校に行きましたよ。天神山の子供が
湊小学校に、天神山の場合には近隣ですから、文化というのは同じだと思うんです。
竹岡の子供が
湊小学校に行きましたよといったときに、どのようなその地域の特色だとかふるさとを愛着を持つ教育を進めようと思っているんでしょうか。
○議長(
平野明彦君) 教育長、岡根 茂君。
◎教育長(岡根茂君) 学校の再配置につきまして、保護者の方々や地域の方々と話し合いをした経過の中でも申し上げたんですけども、全てが
学校教育中心に考えるべきものかどうかということについては、やっぱり地域のお祭りですとか、地域のそれぞれの諸行事については、これからも学校あるなしにかかわらずに、子供たちの声掛けをお願いしますと、そのような形で地域の皆さん方に呼びかけてきました。
地域の特色について、今笹生部長が申し上げたように、学校の中でそれぞれの特色についての学習をしますけれども、さまざまな今まであった行事を含めて、それについては、社会教育を含めて対応していくというのが、今後の方向になるのじゃないかなと考えております。
○議長(
平野明彦君)
石井志郎議員。
◆11番(
石井志郎君) そのような回答は大体察しがつくんですけど、基本的に私は自分の地域のことしかわかりませんけど、やはりその地域のお祭りがあって、小中学校の文化祭だとか運動会、そういうものがあって、そこに地域の人が集まってきて、その地域というものの愛着というんですか、それが湧いてくるんですね。その片一方がなくなっちゃうわけなんですよね。
ですから、その辺のことは、今後しっかりやっていただきたい。じゃないと、今以上に地域との関係が希薄というんですか、連帯感がなくなっていって、地域というものが消滅する可能性があると思うのでその辺は、なぜさっき企画のほうに振ったかというと、これつくっているのは企画ですよね。
要するに、内容としてみれば、教育関係だと思うんですけど、その辺はちゃんと連携しながら、
地域づくりということを考えてもらいたいということで、最初に総務のほうへ振っちゃったんですけど、その辺はちゃんと考えてこれからつくってください。
最後になります。最後、10ページ、外国人や
スポーツ目的の
観光客受入態勢の強化と書かれております。10ページです。それと、もう一つ、
海水浴場の
管理運営事業というのが新しく入ったというんですけど、あれ何でしたか、竹岡の
海水浴場を閉鎖したところは。
〔「津浜」と呼ぶ者あり〕
◆11番(
石井志郎君) 津浜、結局そういう中で、
海水浴場をいろいろな駐車場がないかとか、いろんな問題点があると思うんですけど、閉鎖している現実があるわけです。
また、富津岬の岬荘がなくなって、スポーツで来る人たちが宿泊する施設が足りなくなったとかという話も聞いております。
その辺のところは、今後これはどのように進めるのか、ちょっとお聞かせいただけるでしょうか。
○議長(
平野明彦君)
建設経済部長、
宮崎一行君。
◎
建設経済部長(
宮崎一行君) まず、
津浜海水浴場につきましては、地元の観光協会さん等々と協議をさせてもらっておりますが、なかなか今までが借地だったということで、土地を借りている相手方の意向でもう貸せないというようなお話でございまして、ここについては、今のところ開設するめどが立っておりません。
岬荘が閉まってしまって、そういう宿泊施設もないというふうなお話ですけども、その辺につきましては、県の
公園緑地課のほうと
ジャンボプールだとか、県有施設がほかにもございます。そういうものとあわせた利用を考えていこうということで、年に数回の会議を持たせていただいております。
○議長(
平野明彦君)
石井志郎議員。
◆11番(
石井志郎君) 本当にこれから
インバウンドというんですか。金谷のほうは地域の方が一所懸命頑張ってやっていらっしゃると思うんですけど、まだまだそれ以外のところってのは、そういうのが進んでない状況だと思います。
その辺のところは、せっかくこのまち・ひと・し
ごと創生総合戦略という中で書かれていたら、今度は魂を入れていただきたい。
計画をつくって、それを実行するというところが一番難しいと思うんですけど、今後その辺をお願いしたいと思います。
以上です。
○議長(
平野明彦君) ほかにございますか。猪瀬 浩議員。
◆1番(猪瀬浩君) 4点ほど質問します。
まず1点目ですけども、議題の(1)のほうの資料なんですが、これはもう郵送したんでしょうか。それともきょうのこの全協が終わってから郵送するんでしょうか。
○議長(
平野明彦君)
企画課長、
坂本秀則君。
◎
企画課長(
坂本秀則君) 郵送というのは、委員に対して。
◆1番(猪瀬浩君) 委員に対してです。
◎
企画課長(
坂本秀則君) 本日発送予定になっております。
○議長(
平野明彦君) 猪瀬 浩議員。
◆1番(猪瀬浩君)
公共施設再
配置推進計画素案はこの中に入れるのでしょうか。というのは、
推進計画、富津市まち・ひと・しごとに非常にかかわってくる問題だと思うんですけど、それを郵送するのかどうなのか、教えていただければと思います。
○議長(
平野明彦君)
企画課長、
坂本秀則君。
◎
企画課長(
坂本秀則君) 今回の資料、
創生会議の資料につきましては、
公共施設関連の資料については、委員の皆様方には配付をいたしません。
○議長(
平野明彦君) 猪瀬 浩議員。
◆1番(猪瀬浩君) そうしましたら、当日の27日の会議、3月23日に
経営改革会議のほうでは、
推進計画に触れると書いてありますので、27日にやるときには、参考資料でもいいので、添付をしていただければなと思います。
続いてなんですけど、資料2のほうに移ります。これ、以前もちょっと質問したんですが、予算のときにこれを出してもらうことっていうのはできないんでしょうか。
といいますのは、私が今回いろいろ質問した焼却場についても、内訳が書かれていたりとか、この計画はこういうふうなことで予算を立ててますよということが、結構書かれているので、この資料があると、予算審査、大分スムーズに進むんじゃないのかなと思うんですが、いかがでしょうか。
○議長(
平野明彦君)
企画課長、
坂本秀則君。
◎
企画課長(
坂本秀則君) ただいまの質問、昨年も同じように頂戴をしたと思います。この
実行計画書につきましては、全ての事業が掲載されているものではありませんので、あくまでも
予算審査資料ではなくて、
創生会議に使用したいという資料となっておりますので、委員会等への事前配付というのは予定をしておりませんでした。
◆1番(猪瀬浩君) 資料2は、まだ質問、後ということで、資料2の質問もしてよろしいですか。
○議長(
平野明彦君) 最初から(1)(2)一緒になってますから。猪瀬 浩議員。
◆1番(猪瀬浩君) 大丈夫ですか、わかりました。では次の質問です。ちょっとお聞きしたいものとして、資料2のほうで、52ページ、
AFICCさんが実施するイベントとの連携と書かれているんですが、もう平成31年度4月から始まります。ということは、もう
事業計画、予算書、
AFICCさんできていると思うんですけど、具体的にどういった事業を連携して行っていくんでしょうか。
○議長(
平野明彦君)
企画課長、
坂本秀則君。
◎
企画課長(
坂本秀則君)
AFICCさんとの平成31年度の事業につきましては、今のところ、済みません、まだ
事業計画が上がってきておりませんので、これから4月から間もなく始まりますが、
事業計画を提出いただいて、調整をしていきたいと思っております。
○議長(
平野明彦君) 猪瀬 浩議員。
◆1番(猪瀬浩君) これも一般質問のほうでさせていただいたんですが、やはり一緒に連携していくと書いてあるので、
事業計画はしっかり把握をしていただいて、4月になってから、もう始まりますので、本来できてなきゃいけないと思いますので、そこはしっかりとお願いします。
あと39ページになりますが、空き家バンク、これ地方創生研究会のほうでテーマにしていた題材なんですが、今回ここに書かれているのは、宅建協会さんと協定を締結ということで書かれていますが、その概要をちょっと教えていただければと思います。どういった形で協定を結んでいくのか。
○議長(
平野明彦君)
企画課長、
坂本秀則君。
◎
企画課長(
坂本秀則君) お答えします。
空き家バンクにつきましては、平成31年度の設定を予定しておりますが、ただいま要綱、例規のほうの確認作業を担当課と実施しております。ここにも記載ございますが、その手段として宅建協会の南総支部との協定の締結が必要となりますので、それは今後進めていくという予定であります。
○議長(
平野明彦君) 猪瀬 浩議員。
◆1番(猪瀬浩君) そうしましたら、これは議会としても研究会を立てて、研究してきたテーマですので、議会のほうにもある程度まとまったら、御説明のほうをよろしくお願いします。
以上です。
○議長(
平野明彦君) ほかにございますか。協議(1)(2)もう一緒になっていますので、どちらでも結構です。藤川正美議員。
◆12番(藤川正美君) 何点かお聞きします。
実行計画のほうの28ページ、予算委員会のときもお聞きしましたけども、概略、浅間山のバスストップの二次交通確保事業ということで、カーシェアリング、私も大体カーシェアリングの内容というのをわかっているんですけども、ここで考えているカーシェアリングの内容というのは、どういう内容でしょうか。
○議長(
平野明彦君)
企画課長、
坂本秀則君。
◎
企画課長(
坂本秀則君) カーシェアリングについてお答えいたします。
ここでは、カーシェアリング事業と、レンタカーとこの前、一般質問の際には、ちょっと異なるんだということはお話をさせていただきました。カーシェアリングというのは、まずカーシェアリングの事業者がございますが、そこにまず会員登録が必要になります。
メンバーになっていただいたことで、例えば浅間山の駐車場に数台車が置かれます。そこにその利用者がバスをおりて、利用者が使いたいというときに、事前にスマホ等で予約ができますので、会員カードをかざすことによって、ドアが開錠されて、それがそこから利用が開始できるということになりまして、利用が終わりますと、元に戻していただいて、同じようにカードでロックをしていただくと、お返しするということになりますので、その流れでカーシェアリングとなっております。
○議長(
平野明彦君) 藤川正美議員。
◆12番(藤川正美君) ほかのアイデアというのは、その中に盛り込まれてないわけですね。今、課長が言われたような仕組みで、このカーシェアリングをやっていくということですか。
○議長(
平野明彦君)
企画課長、
坂本秀則君。
◎
企画課長(
坂本秀則君) ほかのアイデア。
○議長(
平野明彦君) 藤川正美議員。
◆12番(藤川正美君) はい。例えば、富津市独自のシステム、やり方とか、そういうものは特別ないということですか。
○議長(
平野明彦君)
企画課長、
坂本秀則君。
◎
企画課長(
坂本秀則君) 本市独自のシステムは、特に今、予定はしておりません。
○議長(
平野明彦君) 藤川正美議員。
◆12番(藤川正美君) 34ページですけれども、中ほどの平成29年に橋梁点検の実施というのがあって、私も確か一覧表というのをいただいた記憶があるんです。確かこのときは、2メートル以上の橋ということだったでしょうか。それで、平成30年に実施した、平成29年度に実施した点検結果とありますけども、点検結果の内容というのは、これ、我々が見ることはできますでしょうか。
○議長(
平野明彦君)
建設経済部長、
宮崎一行君。
◎
建設経済部長(
宮崎一行君) まず、2メートル以上の橋の点検というお話でございましたけれども、小さいもの、全部で192橋あるんですけれども、そのうちの182橋を点検しまして、メーター数、はっきり今は言えないんですけども、小さいもの10橋については自主点検ということで、職員が実施をいたしました。
その判定結果につきましては、閲覧することは可能です。
○議長(
平野明彦君) 藤川正美議員。
◆12番(藤川正美君) 承知しました。
最後1点になりますけども、39ページ、今、猪瀬議員が質問した空き家バンクというのをお聞きしてわかったんですけども、この計画書の中の一番最下段に、成果というところがあります。目標達成状況というのです。
ここに、転入者数というのがありますけども、この転入者数の意味です。ちなみに平成28年度が1,290分の1,501とありますけども、この数の読み方、ちょっとわかりやすく教えていただけますか。同じく平成29年、平成30年の見込みと数値が入ってますけども。
○議長(
平野明彦君)
企画課長、
坂本秀則君。
◎
企画課長(
坂本秀則君) お答えいたします。
表題が転入者数となっておりますが、例えば平成28年度につきましては、平成28年度中の市外からの転入者の目標値が1,290人に対しまして、実際には1,501人いらっしゃったということです。それ以降、それぞれの平成29年度以降は実績の人数を掲載、転入者数の実績数を掲載しておるところです。
○議長(
平野明彦君) 藤川正美議員。
◆12番(藤川正美君) そうしますと、平成28年度は1,501人富津市に転入されたという理解でよろしいですか。
○議長(
平野明彦君)
企画課長、
坂本秀則君。
◎
企画課長(
坂本秀則君) そのようになります。
○議長(
平野明彦君) 藤川正美議員。
◆12番(藤川正美君) 1,501人が他市から、他県から富津市に入ってきましたという数でよろしいですか。
○議長(
平野明彦君)
企画課長、
坂本秀則君。
◎
企画課長(
坂本秀則君) そのように考えております。
○議長(
平野明彦君) ほかにも質問される方いらっしゃいますか。猪瀬 浩議員。
◆1番(猪瀬浩君) 今の転入者についてなんですが、私もちょっと調べると、大体毎年千五、六百人ぐらい入ってくるんですが、出ていくのが1,600、700人で、100人以上多いんです。
なので、これだけ転入者だけ実績で1,500人ありましたとしても、転出者も把握をしていかないと、まずいと思うんですが、そこはどうお考えでしょうか。
○議長(
平野明彦君)
企画課長、
坂本秀則君。
◎
企画課長(
坂本秀則君) このシートのつくりが移住者の受け入れという項目となっておりますので、この成果の目標数値については、転入者のみの記載となっております。
○議長(
平野明彦君) 猪瀬 浩議員。
◆1番(猪瀬浩君) そうしましたら、ただ市民が見ると、こんなに来ているんだと、今、議員の皆さんからもそういう声が上がったんですが、そういうふうに解釈されてしまいますので、どこかコメント欄、向けた
取り組みなど、そういったところにそういった転出者の毎年成果として書いていただければなと思います。
以上です。
○議長(
平野明彦君)
石井志郎議員。
◆11番(
石井志郎君) 関連して、余分なことをお聞きしたいんですけど、要するに目標値というのが、実質増減の増で持っていくのか、要するに今の社会増減がマイナス200ということは猪瀬議員が言ったと思うんです。それに今度は自然増減でいくと、プラスマイナスで毎年500から600人ぐらい減っているというのが現実です。これは隠しようがない現実なんですね。
この目標値というのが、実質増加数の目標にするのか、あくまでも1,200人に対して1,500人入りましたよと持っていくかということは、今後検討していただきたいと思うんです。
やっぱり自然増減というのは、非常に厳しいです、今。だけど社会増減というのはふえているんだと。努力をしているということは認めたいと思うんですけど、結果的に富津市の人口が3万人になるところを3万4,000人にしようということで皆さん今、一所懸命御努力しているわけじゃないですか。
だけど、結果がこうですよということを、今、猪瀬議員が言ったとおり、わかりやすく、要するに生まれ育ったところに定着してくれるような、さっき教育長が話しましたけど、地域に愛着を持つ教育をしながら、外に出ていかないような教育をして、それは自然減です。自然増減、またその企業を誘致することによって、社会増減をふやしていくということをやっぱり書いていかないと、なかなか富津市の人口増加策というのが、結果が出ないと思いますので、お答えいただければお答えいただきますし、今後の目標としてやっていただけるかどうかということで、よろしくお願いいたします。お答えがあれば、なければ結構です。
○議長(
平野明彦君) 総務部長、白石久雄君。
◎総務部長(白石久雄君) 今回は、現行の
総合戦略作成したとき、事業業績評価指標として設定しております。これはこれから検証してまいりますので、次期の
計画策定の際に検討していきたいと思います。
◆11番(
石井志郎君) お願いいたします。
○議長(
平野明彦君) ほかに。
建設経済部長、
宮崎一行君。
◎
建設経済部長(
宮崎一行君) 先ほど藤川議員のほうから34ページの橋梁長寿命化修繕事業、これについて何メートル以上やったんだという御質問ですが、10メートル以上の橋については委託でお願いをしております。自主点検の10橋は10メートル以下ということでございます。
○議長(
平野明彦君) ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平野明彦君) ほかになければ、
協議事項(1)と(2)のほうを終了させていただきます。
ここで会議の途中ですが、休憩をしたいと思います。再開時間を午後1時といたします。
午後0時18分 休憩
────────────────────────
午後0時58分 開議
○議長(
平野明彦君) それでは皆さん、短い休憩時間ではありましたが、御協力感謝いたします。それでは、若干定刻前ではございますが、会議のほうを再開させていただきます。
────────────────────────
(3)経営改革について
○議長(
平野明彦君) それでは、
協議事項(3)の経営改革についてから、協議を進めたいと思います。
執行部の説明を求めます。
総務部次長経営改革推進課長事務取扱、秋嶋隼人君。
◎
総務部次長経営改革推進課長事務取扱(秋嶋隼人君) それでは、
協議事項(3)の経営改革について御説明いたします。
内容でございますが、第15回の富津市
経営改革会議についてとなります。
全員協議会資料の3をごらんください。会議次第でございますけれども、日時は平成31年の3月23日、土曜日、14時から、場所は市役所1階の大会議室となっております。
議題については6番でございますが、経営改革の進捗状況について、平成31年度当初予算について、富津市
公共施設再
配置推進計画素案についてでございます。
3枚おめくりください。資料の一覧でございますけれども、資料としましては、議題1の経営改革の進捗状況につきましては、資料1の富津市経営改革プラン
実行計画進捗状況一覧、資料2の平成30年度収納状況、議題2の平成31年度当初予算につきましては、平成31年度当初予算附属資料、議題3の富津市
公共施設再
配置推進計画素案についてにつきましては、素案の概要と素案の本体、また参考資料として小中学校の再配置計画となっております。
資料1をごらんください。富津市経営改革プラン
実行計画の進捗状況一覧でございますが、平成26年度のプランの策定前と比較しまして、経営改革の
取り組みによる目標額、そして実績額を記載しておりますが、平成30年度決算はまだ出ておりませんので、平成29年度までの実績となっております。
このため、数字につきましては、前回10月の会議と変わらないことになっております。
資料2をごらんください。市税等の収納状況でございますが、平成31年の2月末現在の状況でございまして、収納率の比較が右端にありますけれども、昨年の2月末現在との比較というふうになっておりますので、御留意いただければと思います。
資料3、4、5につきましては、これまで御説明した資料と内容が変わりませんので、説明のほうは省略させていただきます。こちらの資料で御説明いたしまして、御意見等いただくということになろうかと思います。
説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(
平野明彦君) 執行部の説明は終わりました。ただいまの説明につきまして、御質問等ございますか。猪瀬 浩議員。
◆1番(猪瀬浩君) 資料1について御質問させていただきます。資料1の1ページ目なんですが、滞納額の縮減対策で、滞納分滞納者への催告書と書いてあるんですが、これずっと催告書ですと5年の時効が来たときに流れてしまうと思うんですが、督促状とか、もしくは念書とか差し押さえとか、そういったのはどういうふうになっているんでしょうか。もう5年で時効間近の方とか、件とかってあるんでしょうか。
一般的に、公共の税の場合、5年の時効があると思うんです。それを回避するために、催告書は催告書なんですけど、督促状を出したり、もしくは本人に払いますよというような念書を書いてもらったり、差し押さえをして、時効のリセットを図ったりすると思うんですが、そういった滞納がずっと続いているような方に対する対策とか、どうなっているんでしょうか。
○議長(
平野明彦君) これは、答弁できる人、いらっしゃいますか。市民部長、鶴岡正義君。
◎市民部長(鶴岡正義君) お答えします。
これまでも督促状については、発送してございます。催告状についてこちらのほうをやっていこうということでございます。
また、消滅時効等迎えないような法的な措置というのも、今後も続けていくということでございます。
○議長(
平野明彦君) 猪瀬 浩議員。
◆1番(猪瀬浩君) 続きまして、3ページ目の職員数の見直しで、これ、計画で人数、ここに書いてある記載どおりでよかったですか。ちょっとうろ覚えなので、確かふやす方向だったんで、計画がふえた。まだ平成31年まで変わらないのでしたっけ。
○議長(
平野明彦君) 総務課長、石川富博君。
◎総務課長(石川富博君) 平成30年度末で458人でございます。平成31年度は組織上は461人の予定でございます。
計画は、470人だったと思います。
○議長(
平野明彦君) 猪瀬 浩議員。
◆1番(猪瀬浩君) この計画なんですけど、今回
経営改革会議でたしか1回諮っているはずなんですが、これ古い数字が載っていると思いますので、この平成30年度から平成34年度を新たな定員適正化計画を出しているんで、その人数も載せておいたほうがいいんではないのかなと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(
平野明彦君)
総務部次長経営改革推進課長事務取扱、秋嶋隼人君。
◎
総務部次長経営改革推進課長事務取扱(秋嶋隼人君) 経営改革プランをつくったときは、この記載の定員適正化計画ということになってまして、その後変更を行いまして、人数は定員適正化計画上も変わったわけでございますけれども、この資料としましては、当初の計画を載せて、この進捗状況を管理するという形にしたいと考えております。
○議長(
平野明彦君) 猪瀬 浩議員。
◆1番(猪瀬浩君) 進捗の中で、変えなければいけないということで、議会にもお示しいただいたわけで、議会としても、承認とかはなかったですけど、説明を受けたわけなので、その情報を書いておかないと、一応文書では計画を作成したと書いてある。具体的にどういうふうな人数になったのかというのを進捗状況のところでもいいので、書いておいたほうがいいのかなと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(
平野明彦君) 総務部長、白石久雄君。
◎総務部長(白石久雄君) 経営改革プランには、当初に、
実行計画を立てまして、それを基本として進めておりますので、定員適正化計画は見直しましたが、経営改革プランとしては、この記載の数値が、当初の計画になっていますので、これに対して進捗はどうかということで全て判断しておりますので、定員適正化計画を見直しました、それについて、ここで反映する考えはございません。
○議長(
平野明彦君) 猪瀬 浩議員。
◆1番(猪瀬浩君) 最後、7ページ目なんですけど、業務改善の徹底ということで、実行12件とあるんですが、これは平成30年度に実行したものということでよろしいでしょうか。
○議長(
平野明彦君)
総務部次長経営改革推進課長事務取扱、秋嶋隼人君。
◎
総務部次長経営改革推進課長事務取扱(秋嶋隼人君) こちらにつきましては、これまで実行してきたものでございますので、平成30年度以前に実行したものもございます。
○議長(
平野明彦君) 猪瀬 浩議員。
◆1番(猪瀬浩君) 平成30年度新たに実行したものというのは、どういったものがあるんでしょうか。
○議長(
平野明彦君)
総務部次長経営改革推進課長事務取扱、秋嶋隼人君。
◎
総務部次長経営改革推進課長事務取扱(秋嶋隼人君) 平成30年度新たに実行した項目はございません。
○議長(
平野明彦君) 猪瀬 浩議員。
◆1番(猪瀬浩君) では、いろいろ検討していって、12件と書いてあるんですが、平成29年度までの改善の実行で、平成30年度は特に新しくは見てないと。
平成31年度以降も、これ以上は改善を図っていかないのか、それともこの中でさらにこれを改善をしていきますというのがもしあれば、教えていただければと思います。
○議長(
平野明彦君)
総務部次長経営改革推進課長事務取扱、秋嶋隼人君。
◎
総務部次長経営改革推進課長事務取扱(秋嶋隼人君) まだ平成31年度ございますので、改善が図れるものは検討して行ってまいりたいと考えております。
○議長(
平野明彦君) ほかにございますか。
石井志郎議員。
◆11番(
石井志郎君) 先ほど説明した富津市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略の中の15ページに、新しく総務部に資産経営課というものをつくるということで、これはもう前々から議会にも御提案されております。
富津市の財産を一括して管理するというふうにお聞きしていたんですが、この資料の一番最後です。富津市小・中学校再配置計画基本方針で、平成30年3月29日の富津市教育委員会のものが、これ載っているんですね。
これ、今お話したとおり、去年の資料なんですね。これが参考資料で上がってて、要するに今回そういうのをつくった中で、跡地利用についてというのが、まだここの段階では地域の声を耳を傾けというものが添付されているんですね。
要するに、方針が平成31年度で一括管理をするということで、総務で管理をするようになったわけなんですけど、果たしてこの平成30年度版の再配置計画案をつけるというのは、何か意味があったんですか。
○議長(
平野明彦君)
総務部次長経営改革推進課長事務取扱、秋嶋隼人君。
◎
総務部次長経営改革推進課長事務取扱(秋嶋隼人君) 今回、参考資料としまして、小中学校の再配置計画を配付いたしましたのは、
公共施設の再
配置推進計画素案の中でも、本計画について触れておりますので、議論しやすいように、参考にということでという位置づけでございます。
○議長(
平野明彦君)
石井志郎議員。
◆11番(
石井志郎君) きょうこれだけ、ボリュームのあるやつをいただいて、ぱらぱらとめくって、今そこが気がついたので、質問したんですけど、要するに
経営改革会議の中で、当然この組織改編ということは説明していると思うんで、その辺のところもしっかり説明していただきたいと思います。
なぜならばというと、
佐貫中学校が来年閉校になって、その跡地利用について、私も佐貫区の皆さんと話をする機会が、区の会議のときにいろいろ御提案を受けました。
佐貫中学校を地元で使えないかという話になったんですね。
そのときに、例えばここで数字、アバウトの数字で申しわけないんですけど、年間維持費というのは100万円単位のお金でかかるとすると。それは誰が持つんですかという話をさせてもらいました。
当然それは市のほうとしてみれば、再配置計画という中で、売却だとか、撤去するとかという話になると思うと。じゃその佐貫区で100万円とか200万円というお金が持てますかという話をさせてもらいました。当然無理ですよね。
その先の話はまた今後、市とも協議しなきゃいけないとかと言いましたけど、その辺はちゃんと、こういう地域と、地域の声に耳を傾けるというのがまだ生きてますので、その辺をしっかり今後、訂正するところは訂正して、
経営改革会議のほうでも話をしていただくということで、じゃないと、市民の方、まだ地元で使えると勘違いするかもしれない。そのときの経費を誰が負担するかということを、やっぱりしっかりやっていかないと、せっかくの
公共施設の再
配置推進計画というのをつくっても、前と変わらない経費がかかる恐れもあると思うんで、その辺はよろしくお願いしたいと思います。
○議長(
平野明彦君) 答弁はよろしいですか。
◆11番(
石井志郎君) あればよろしくお願いします。
○議長(
平野明彦君) 答弁なければよろしいですか。
◆11番(
石井志郎君) 結構です。
○議長(
平野明彦君) それではほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平野明彦君) それでは、ほかにないようでございますので、
協議事項の(3)を終了といたします。
────────────────────────
(4)第Ⅱ期富津市子ども・
子育て支援事業計画策定に係る
ニーズ調査の結果について
○議長(
平野明彦君) 次に、
協議事項(4)第Ⅱ期富津市子ども・
子育て支援事業計画策定に係る
ニーズ調査の結果についてを議題といたします。
それでは執行部の説明を求めます。
子育て支援課長、木村美文君。
◎
子育て支援課長(木村美文君) それでは、
協議事項(4)第Ⅱ期富津市子ども・育て支援
事業計画策定に係る
ニーズ調査の結果について、御説明させていただきます。
去る平成30年9月21日開催の
全員協議会にて、第Ⅱ期富津市子ども・
子育て支援事業計画策定に係る
ニーズ調査の実施につきまして、御説明をさせていただいたところでございますが、ようやくその調査結果報告書が取りまとまりましたので、簡単にではございますが、内容を御説明させていただきます。
資料番号4の第Ⅱ期富津市子ども・
子育て支援事業計画策定に係る
ニーズ調査報告書をごらんください。
1枚めくっていただいて、目次でございますが、1ページから6ページが共通編、7ページから114ページまでが就学前児童編、115ページから194ページが小学生編、195ページから218ページまでが資料編となっております。
今回実施いたしました
ニーズ調査は、内閣府が示す調査票の標準仕様をもとに、市議会議員の皆様や子ども・子育て会議委員からの御意見をいただき、富津市独自の設問を設定したことから、調査項目が多岐にわたったため、膨大なページ数となっております。
当初予定しておりましたページ数よりも大幅にふえたことから、製本作業が終わらず、ファイルとじでの配付とさせていただいております。製本作業が終了し、納品され次第、再度配付をさせていただきますので、御了承くださるようお願い申し上げます。
次に5ページ、お開きください。2、調査票の種類と調査対象者等をごらんください。調査の実施方法につきまして、調査対象者は就学前児童(0~5歳)の全員の保護者と、就学児童(小学1~6年生)全員の保護者で、調査件数はそれぞれ1,493件と1,776件の合計3,269件でございました。
調査内容は、家庭等の子育て環境、保護者の就労状況、定期的な教育・
保育事業の現状・利用意向、地域の子育て事業の現状・利用意向、育児休業、児童虐待などに関することについて実施いたしました。
3、調査の実施方法と配布、回収状況の(1)、調査時期と調査方法につきましては、平成30年10月18日から10月31日までの2週間、調査方法は就学前児童が郵送による配布・回収、小学生が学校を通じての配布・回収を行いました。
6ページをごらんください。上段(2)調査の配布・回収状況につきましては、就学前児童が配布数1,493票、回収数741票、回収率49.6%、小学生が配布数1,776票、回収数1,422票、回収率80.1%で、合計いたしますと、配布数3,269票、回収数2,163票、回収率66.2%でございました。
ちなみに前回、平成25年12月に実施いたしました子ども・
子育て支援事業に関する
ニーズ調査では、就学前児童が配布数1,000票、回収数511票、回収率51.1%、小学生は1、2年生のみを対象に実施しておりまして、配布数613票、回収数556票、回収率90.7%で合計いたしますと、配布数が1,613票、回収数1,067票、回収率66.2%で、偶然にも同率でございました。
前回調査は、就学前児童が抽出、小学校1、2年生は全数で実施しており、今回調査は、就学前児童及び小学校1年生から6年生までの全児童を対象に調査したため、合計での回収率は同率でございましたが、調査票の回収数が約2倍となっており、大変多くの保護者の方々の生の声や、より実情に即したニーズ量や分析結果等を得ることができました。
4、報告書利用上の留意点につきましては、(1)で本調査報告書における年齢の定義を、(2)で調査結果の表示方法を記載してございます。
次に、11ページをごらんください。1、満足度状況・調査対象者の属性・家族状況の(1)市の
取り組みへの満足度でございますけれども、就学前児童の保護者の
子育て支援の環境や、支援に対する満足度は、普通40.1%、次いで満足度がやや低い20.8%となってございます。
平成25年度調査と比較いたしますと、満足度が高いが1.0%から3.6%へ2.6ポイント増加、満足度がやや高いが7.2%から14.0%へ6.8ポイント増加しております。
逆に満足度がやや低いが29.0%から20.8%へ8.2ポイント減少、満足度が低いが16.8%から9.9%へ6.9ポイント減少しており、満足度向上の傾向が明らかになったところでございます。
次に、119ページをごらんください。こちらは、小学生の保護者の市の
取り組みへの満足度でございます。
普通42.6%、次いで満足度がやや低い26.2%となっています。平成25年度調査と比較いたしますと、満足度が高いが1.1%から1.8%へ0.7ポイント増加、満足度がやや高いが4.9%から7.9%へ3ポイント増加しております。
逆に、満足度がやや低いが33.1%から26.2%へ6.9ポイント減少、満足度が低いが21.2%から9.9%へ11.3ポイント減少しており、就学前児童の保護者の満足度の向上ほどではございませんが、小学生の保護者の満足度も向上している結果となっております。
次に89ページをごらんください。1、今後希望する子育てサービスについてでございますが、就学前児童の保護者が今後充実を希望する
子育て支援サービスとして、
保育料の軽減の充実40.5%、子供の就学に係る費用の軽減38.1%、無料学習塾の充実28.1%、児童館・放課後児童クラブ・放課後子ども教室の充実27.4%など、費用負担の軽減に関する項目が多く希望されております。
159ページをごらんください。小学生の保護者が今後充実を希望する
子育て支援サービスとしては、子供の就学に係る費用の軽減46.3%、無料学習塾の充実38.3%、公民館や学校の図書室の充実29.7%、子供の医療費の軽減の充実28.2%、児童館・放課後児童クラブ・放課後子ども教室の充実24.3%など、費用負担の軽減と施設整備にかかわる項目を希望する割合が高くなっております。
就学前、小学生のいずれも経済的負担の軽減が強く希望されている結果となってございます。
次に93ページをごらんください。就学前児童の保護者の自由意見を、掲載に当たっては意図を踏まえ、調査票記述内容に対し一部編集を行っておりますが、ほぼ原文どおり、93ページから113ページにかけて御意見内容により、12分類して掲載してございます。
また、163ページから193ページにかけまして、小学生の保護者の自由意見も同様に、こちらは16分類して掲載してございます。
大変恐れ入りますが、その他事項につきましては、後ほど御確認くださるようお願いいたします。
また、来年度に本
ニーズ調査結果をもとに、第Ⅱ期富津市子ども・
子育て支援事業計画を策定してまいります。
都度、市議会へも報告をさせていただき、御意見など頂戴してまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。
簡単ではございますが、以上で説明とさせていただきます。
○議長(
平野明彦君) 執行部の説明が終わりました。ただいまの説明につきまして、御質問等ございますか。猪瀬 浩議員。
◆1番(猪瀬浩君) まず、この
ニーズ調査報告書なんですが、アンケート答えてくれた方々たくさんいらっしゃいます。その方々への報告等はどういった感じでやる、学校に配付をするとか、
保育所に配付するとか、そういったことを考えているのでしょうか。
○議長(
平野明彦君)
子育て支援課長、木村美文君。
◎
子育て支援課長(木村美文君) お答えいたします。
本
ニーズ調査は無記名方式で実施させていただいておりますので、周知に関しましては、市のホームページのほうに掲載をさせていただき、アンケート結果が取りまとまりましたということで、御案内をさせていただく予定でございます。
○議長(
平野明彦君) 猪瀬 浩議員。
◆1番(猪瀬浩君) そのアンケート結果自体はホームページに全部載るということで、報告にはアンケートの結果が出ましただけではなくて、この冊子自体のデータも全部載るということでよろしいでしょうか。
○議長(
平野明彦君)
子育て支援課長、木村美文君。
◎
子育て支援課長(木村美文君) 議員おっしゃるとおり、全てのものが掲載される予定でございます。
○議長(
平野明彦君) 猪瀬 浩議員。
◆1番(猪瀬浩君) 続いてなんですが、このデータ、非常に有効に使えると思うんですが、きょう報道発表資料ということで、オープンデータを公開しますということで、今後いろんなデータもオープン化していきますということで書いてあるんですが、今回ちょっといろいろ集計見させてもらいますと、単体集計しかしてないんです。クロス集計していないわけでして、例えばどこどこの地区の誰々、何年生の子だったら、
学童がこういうふうに必要だとか、そういったふうに分析をしたいというふうに思っているんですが、アンケートのデータの保管方法としては、1人1枚のアンケートに対して、レコードみたいな感じで閲覧できるような形で、データ保管しているんでしょうか。
もしそういうふうにしているのであれば、ぜひこういうのもオープンデータにしていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。
○議長(
平野明彦君)
子育て支援課長、木村美文君。
◎
子育て支援課長(木村美文君) お答えいたします。
アンケートの集計作業といたしましては、それぞれの設問ごとに数を積み上げてデータとしては保存してございます。
議員がおっしゃるようなクロス集計に関しましては、そのデータ、これ全てが載せられているわけではございません。主なものを載せてございますので、私どものほうで、次年度
計画策定する際に、皆様方や子ども・子育て会議の委員の皆様からこういうデータはないのかといったようなお話をいただければ、その都度クロス集計のデータを集計していくといったことも考えていきたいと思います。
○議長(
平野明彦君) 猪瀬 浩議員。
◆1番(猪瀬浩君) 例えば単体集計しかしてない中で、一番もったいないなと思うのが、現在の放課後児童クラブ、利用時間、18時台が多いというふうなデータがあるんですが、それが19時台希望になると、19時の時間帯が多少ふえていたりするので、18時の人が19時の利用がふえているのかとか、そういったところまで、やはりクロス集計をしていきたいと思うんです。
そういう情報があった上で、
学童の利用時間をもっとふやしていかなきゃいけないとかというふうな分析をしていくことになると思うんですけど、市だけでも難しいでしょうし、例えば今後一般質問等でしていくときに、そういったデータをいただけると、より深みのある質問ができるのかなと思うんですが、そういうようなデータ管理は、先ほどの答弁だとしていないから難しいということでしょうか。
○議長(
平野明彦君)
子育て支援課長、木村美文君。
◎
子育て支援課長(木村美文君) お答えいたします。
先ほども申し上げさせていただきましたが、調査項目が多岐にわたり、非常に膨大な量となっているところでございまして、全てのクロス集計ができているわけではございません。
そのため、望まれるデータがすぐに開示できるかどうかというと、そちらのほうは確認してからのことになりますので、事前にお申しつけいただければ、確認する時間をいただき、さらに御用意することも検討させていただければと思います。
○議長(
平野明彦君) 猪瀬 浩議員。
◆1番(猪瀬浩君) そういう集計ってすごい時間がかかるんですね。
普通ですと、データベース化すれば、質問ごとにフィールドをつくって、データを保管していくので、あとはこちらのほうでSQLなり何なりを組んで、必要な情報だけピックアップするという方法もあるわけなんです。
なので、本当であれば、1アンケートに対して、横にずらっと質問事項の回答を書いてもらえれば、市にお願いしなくても、こちらでどんどん分析することができるので、今回オープンデータの公開というところもあるので、ちょっと質問してみました。
続いてなんですけど、144ページなんですけど、問いの23‐2、小学校の近くに放課後児童クラブがあった場合の利用希望ということで、利用したいが大体25%、利用したいと思わないという方が75%ということで、市のまとめとしては、利用したいと思わないという方が7割以上占めていますということで、これだけ見ると、
学童は困ってないんだなというふうに受け取れるんですが、nを見ると、1,180ということで、約1,200なので、利用したい人25%ぐらいとすると、300人の方が利用したいという希望があるわけなんです。結構大きな数字です。
その後、先ほどその他のところを見てくださいということで、全部一通り目を通したんですけど、結構
学童のことがいろいろ書かれているのが多く見れるので、結構ニーズとしてはこの
学童を何とかしてほしいというのがあると思うんですが、市としては7割の人が利用したいと思わないということで、これからつくっていく子ども・子育ての第Ⅱ期の計画のほうは、
学童についてどうお考えなのかを教えていただければと思います。
○議長(
平野明彦君)
子育て支援課長、木村美文君。
◎
子育て支援課長(木村美文君) お答えいたします。
こちらに関しましては、あくまでも議員おっしゃるとおり、1,180人の方からの回答でございますので、全ての方が
学童を御利用、希望なされているわけではないという、ただそれだけの結果でございます。
次期子ども・
子育て支援事業計画におきましても、地域の子ども・子育て事業の主要になる13事業はそのままの設定でございまして、その主要13事業の中に、放課後児童健全育成事業も位置づけられております。
実情といたしましても、非常にニーズの高い地域があるということは、私どもも把握しているところでございますので、当然のことながら、計画書の中には位置づけていくといったことになると思われます。
○議長(
平野明彦君) 猪瀬 浩議員。
◆1番(猪瀬浩君) 今、地域によってはということで、それこそもちろんクロス集計されていくかと思うんですが、その数字だけではなくて、その他のところに結構いろいろなことが書かれてます。生の声が書かれていますので、こちらのほうも、数字だけにとらわれることなく、分析のほうに入れていっていただければと思います。
学童について、もう少し聞きたいのですが、それについては、青堀
保育園のほうでお聞きさせていただきたいと思いますので、これについては以上となります。
○議長(
平野明彦君) ほかにございますか。藤川正美議員。
◆12番(藤川正美君) 1点だけ確認をさせてもらいたいと思います。
このアンケートの内容ですが、国のほうである程度、項目決まってて、独自に富津市でプラスしてとったということ。ここ、アンケート内容を見ますと、グラフ化されて、下にちょっと文章でまとめてあります。この内容全部は委託業者が実施して、このようにつくり上げたという、そういう理解でよろしいでしょうか。
○議長(
平野明彦君)
子育て支援課長、木村美文君。
◎
子育て支援課長(木村美文君) お答えいたします。
基本的には、設問ごとに集計を業者のほうでさせて、その結果として私どものほうに原稿と申しますか、送られてまいります。その内容をチェックし、記載に当たっては整理をした中で、今回提出をさせていただいているといったことでございます。
○議長(
平野明彦君) ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平野明彦君) それでは、ほかにないようでございますので、
協議事項(4)を終了といたします。
────────────────────────
(5)
保育施設の利用定員の変更について
○議長(
平野明彦君) 次に、
協議事項(5)
保育施設の利用定員の変更についてを議題といたします。
執行部の説明を求めます。
子育て支援課長、木村美文君。
◎
子育て支援課長(木村美文君) それでは、
協議事項(5)
保育施設の利用定員の変更について、御説明させていただきます。資料番号5の特定教育・
保育施設(特定地域型
保育事業者)利用定員減少届をごらんください。
本件に関しましては、青堀保育園を運営する社会福祉法人高砂福祉会から市に対し、特定教育・
保育施設利用定員減少届が提出され、利用定員を減少することとなりましたので、その内容及び経緯などを御説明させていただきます。
なお、定員には認可定員と利用定員の2種類があり、認可定員は、保育園を設置するに当たり、県に認可された定員で、利用定員は、児童を
保育するために必要な委託費の単価水準を決める定員であり、今回は、利用定員のみを減少するものでございます。
また、利用定員の変更は、子ども・
子育て支援法第35条第2項の規定により、市へ届け出ることにより変更できますが、何度も高砂福祉会と協議を重ねた結果、届け出を受理したものでございます。
3ページをごらんください。現在の青堀
保育園は、平成18年4月に市から社会福祉法人高砂福祉会へ移管され、移管当初は200人定員のところ、122人でスタートいたしました。
資料には、平成26年度以降の園児数の推移を記載しておりますが、移管後、毎年順調に入園児もふえ、平成24年度から平成28年度までは、年間の平均入園児童数が定員の200人を超えておりました。
4ページをごらんください。しかし、近年の急速な
保育需要の増加による、全国的な
保育士不足の影響のため、青堀
保育園におきましても、平成27年度以降、退職者補充などを思うようにできず、年々
保育士数が減少してしまい、平成31年4月の
保育士数が14人の見込みとなっている状況でございます。
3ページにお戻りください。保育園で児童を預かる場合、年齢に応じて必要な
保育士数が国の配置基準により定められていることから、
保育士数の減少に伴い、平成29年度以降、年間の平均入園児童数が定員の200人を割り込むようになり、平成31年度は在園時、新規入園児を合わせて130人を受け入れられるだけの
保育士の配置となる見込みとなっております。
5ページをごらんください。
保育士確保に向けて、高砂福祉会におきましても、記載のとおりハローワーク、求人誌への求人情報の掲載や人材紹介会社への依頼、また
保育士養成校への働きかけや就職セミナーの開催など、
保育士確保に努力をしているところでございますが、思うように採用できない状況となっております。
6ページをごらんください。
保育を実施するために通常必要とする費用の額を勘案して、国が算定した公定価格を私立
保育園に対しては、委託料として支払っておりますが、公定価格の単価は利用定員が多いほど児童1人当たりの単価が低く設定されております。
利用定員200人の単価と150人の単価で、それぞれ平成31年4月の入所見込み児童数130人で算出した年額を比較いたしますと、約260万円の差額となり、安全・安心で安定した
保育の実施に悪影響を及ぼすことが明白であり、利用定員を減少することは必要であると認められることから、平成31年4月から青堀
保育園の利用定員を200人から150人とするものでございます。
なお、平成31年4月の入所見込み児童数が130人であるが、利用定員を150人とする理由でございますが、青堀
保育園といたしましても、年度途中に
保育士の採用を引き続き行って150人の児童の受け入れを目指すとのことによるものでございます。
また、将来
保育士を確保して、再び150人以上の児童を常時受け入れることができるようになった場合には、状況に応じて利用定員を引き上げることもございます。
いずれにいたしましても、青堀
保育園の利用定員の減少は、地域の
保育需要に対する受け皿の確保に確実に影響を及ぼすため、今後は官民一体となって
保育士不足の解消に向けた方策の検討を進めてまいります。
簡単ではございますが、以上で説明とさせていただきます。
○議長(
平野明彦君) 執行部の説明は終わりました。この件につきまして、御質問ございますか。
石井志郎議員。
◆11番(
石井志郎君) 以前私、実は青堀
保育園に入れない人からの質問で、待機児童の質問をしたことがあります。富津市というより、現場サイドとして見れば、30分以内に通えるところがあれば、それは待機児童としないということを言われて、実際に青堀地区の方が、吉野、佐貫も来ていたのかな。そういうところに預けている現状があろうかと思います。
今回またこれで定員を減らして、企業努力と言えばそれで終わっちゃうんですけど、最初の契約条項と違ってきて、安易に定員を削減するということが果たしていかがかなということを一つ感じます。
これ、富津市の運営しているところなら、内容を精査して、こういうところで無駄があるんじゃないかとか、
保育士の給料を上げられるんじゃないかというところがあるんですけど、当初の契約状況というので、要するに
保育士が集まらないから、定員を減らします、はい、わかりました。じゃ150を130人にしますということは、果たして許されるかどうかということをお聞きしたいんですが、契約上の問題と法律的な問題と道義的な問題も含めてお聞きしたいと思います。
○議長(
平野明彦君)
子育て支援課長、木村美文君。
◎
子育て支援課長(木村美文君) お答えいたします。
まず、移管時の移管条件、条項でございますけれども、その定員の減をしてはならないといったような記載項目は確認できておりません。
また、法的な根拠といたしましては、冒頭申し上げましたが、子ども・
子育て支援法の第35条第2項の規定により、市へ届け出るということで、届け出制といったことが規定されております。
また、道義的な問題といたしましては、こちらも先ほども申し上げさせていただきましたが、年間で約260万円委託料が低くなってしまうといったことになります。
これが直接児童への
保育内容、例えば消耗品等一つとっても、影響が出てしまうといったところが懸念されることから、やはり保育園において児童を
保育することを何よりも優先するべきであるという考えのもとに、やむを得ず定員の減少の届け出を受けたというところでございます。
○議長(
平野明彦君)
石井志郎議員。
◆11番(
石井志郎君) 話はわかります。要するに実際に需要が多くて、青堀地区で困っている人がいっぱいいる中で、企業努力をしているけど、
保育士さんが集まらない。
実際に青堀
保育園の求人、何回か新聞折り込みで見たことがあります。そんなに大変なのかなと思ったんですけど、要するに企業努力でできるところとできないところ、ただ要するに契約で事業を民間に委託したわけなんですけど、最悪の場合、新たにこういう事業者を募集するということはできるのでしょうか。
○議長(
平野明彦君)
子育て支援課長、木村美文君。
◎
子育て支援課長(木村美文君) お答えいたします。
移管の際には、高砂福祉会に渡してしまうといったことでお願いをさせていただいておりますので、新たに募集するというようなことを想定した場合には、考えられることといたしましては、返還を受けたといったようなことにならない限りは、新たな事業者の募集を青堀
保育園で行うといったことは考えられないかと存じます。
◆11番(
石井志郎君) 結構です。
○議長(
平野明彦君) ほかにございますか。猪瀬 浩議員。
◆1番(猪瀬浩君) 4ページなんですけど、職員数が推移で減るという見込みでいるんですが、これは減るというのは確実なんでしょうか。
○議長(
平野明彦君)
子育て支援課長、木村美文君。
◎
子育て支援課長(木村美文君) お答えいたします。
こちらに関しましては、平成30年度までは実績数値となってございます。平成31年度に関しましては、この時点で確保できているといった見込みが立つ人数が14人でございまして、さらにその後も確保に努めていただいているところでございますので、ふえていくという可能性は十分に考えられるかと思います。
○議長(
平野明彦君) 猪瀬 浩議員。
◆1番(猪瀬浩君) 逆に減るということもあると思うんですが、これがさらにもっと退職者がふえてきてしまった場合は、130名すら受け入れられないという事態も起きてきたりするのでしょうか。
○議長(
平野明彦君)
子育て支援課長、木村美文君。
◎
子育て支援課長(木村美文君) お答えいたします。
先ほど申し上げましたとおり、保育園で児童を預かる場合には、年齢に応じて必要な
保育士数が国の配置基準により定められていることから、議員おっしゃるとおり、
保育士数がさらに減少してしまえば、預かれるお子さんの数も減ってしまうといったことになります。
○議長(
平野明彦君) 猪瀬 浩議員。
◆1番(猪瀬浩君) この青堀
保育園さんは、
学童を補助金を市から受けてないんですが、やっているかと思います。そちらのほうの影響はいかがでしょうか。
○議長(
平野明彦君)
子育て支援課長、木村美文君。
◎
子育て支援課長(木村美文君) お答えいたします。
青堀
保育園が現在は自主事業として
学童保育クラブを運営していただいているところでございまして、本体の保育園の
保育士が不足してしまっていることから、
学童保育クラブに従事させていた
保育士を引き上げたといった経緯が過去にございます。
その影響も相まって、現在、青堀
保育園で実施している
学童保育クラブの受け入れ人数を、平成31年4月からも大幅に減らすといった御案内を
保育園、または青堀小学校のほうにさせていただき、保護者の方々からたくさんの問い合わせをいただいたところでございます。
それに関しまして、市といたしましても、新たな担い手の確保等に努めまして、現在、青木遊輝塾さんという
学童保育クラブが、もう1カ所開設をしていただいたところでございます。
引き続き、市といたしましても、新たな受け皿の確保を進めていくといったことで、現在、担い手を探したり、あとは実際にもう事業を実施されている法人などと協議をしているというところでございます。
○議長(
平野明彦君) 猪瀬 浩議員。
◆1番(猪瀬浩君) 私もその話はちょっと聞いているので御質問させていただいたんですが、やはり保育園と
学童、両方やって、それで
保育士さんの方が、仕事がハードワークというふうになってしまっても、困るわけです。
学童自体もやってもらわなきゃいけない。保育園もやってもらわなければいけないということです。本当これは市も、先ほど石井議員がおっしゃいましたが、民間がやっているからではなくて、保育園さん、
学童さん、やってもらわないと、市としても困る問題ですので、市のほうもできるだけ力を入れていただければと思います。
以上です。
○議長(
平野明彦君) ほかにございますか。三木千明議員。
◆3番(三木千明君) ちょっと理想中の理想の話になってしまうかもしれませんけれども、先ほど発表のありましたこの
ニーズ調査、ここでも子育てに関してで、各施設の充実だとか、料金の云々ということで、皆さん要望としていろいろな声が上がっています。
それを踏まえた上で、私は個人的には、あくまでもこれ、徹底して努力を重ねてきた中でも、こういうことになってしまったということで、しかも民間ですから、当然想定していても、仕方がないことだなと思ってはいます。
また、昨今の
保育士の競争です。
保育士そのものを、よりいい条件のところに
保育士さんが集まっていくという現状で、これの中ではいたし方ないというと、随分投げやりな言い方かもしれませんけれども、これは現実の問題だと思っています。
が、それを踏まえて、富津市内の全部の保育園、
保育所などで、要は青堀ほど規模が大きくなくても、まだゆとりのあるところがあると思うんですが、そういうところ、だから市全体でこれ、この今回の報告は、1園の一青堀
保育園の実情に対しての報告で、それを認めざるを得ないということは、甘んじてというか、受けざるを得ないと思うんですが、ただ、やっぱり富津市として、子育ての充実だとか、人をふやしたいと、それも現役世代の、ここで家庭を持ってもらって、子育てをしていただいて、総体的に人口をふやしたいということ、また流出の抑制をしたいという大きな目的が、目標がある中で、市全体の保育園のキャパシティを、例えば分散しているものであれば、これは一朝一夕にいかないのはわかりますけれども、人の多い地域のほうに、シフトさせるだとか、その保育園のところの、受入数をふやしていくだとか、やたらと閉鎖するとか何とかじゃなくて、数の帳尻合わせをうまくやるというふうなことは、現段階でお考えの中でありますか。
○議長(
平野明彦君)
子育て支援課長、木村美文君。
◎
子育て支援課長(木村美文君) お答えいたします。
現状で申しますと、三木議員おっしゃるとおり、地域によって入所児童のばらつきはございます。御承知のとおり、青堀地区や富津地区においては入所児童が多いと。
また、今回青堀
保育園の利用定員を減少したことから、入園できなかったお子様方が、周辺の例えば公立
保育所の飯野
保育所であったり富津保育園であったり、あとは大貫
保育園さん等に分散したといったことにもなってございます。
保育士の人数に合わせた集約の問題でございますけれども、こちらに関しましては、やはり入所になっているお子さんによって、
保育士を配置せざるを得ないといった状況になってございますので、やはり入所の多い保育園には、多くの
保育士の配置になってございます。
また、あとやはり市の公立
保育所でも実施しております障害児
保育等の特別的な
保育を実施するためには、やはり加配の
保育士をつけなければ、お子さんを預かれないといったような状況等もあることから、一概に
保育士の集約を人数によって行うといったことも難しいといったようなこともございます。
ただ、いかに地域の実情に即した、要はニーズ量に対して適正な提供体制を図るかといったことを、次期の子ども・
子育て支援事業計画において定めていくといったことで、次年度検討を重ねていく予定になってございます。
○議長(
平野明彦君) 三木千明議員。
◆3番(三木千明君) 今この場でこの青堀の一事例を挙げて、市内にある
保育所、保育園の公立のものを例えばこの旧富津地区のほうに残すんですよ、残しておいても、例えば今定員が50人のところで、天羽とか大佐和のほうで50人のところがあれば、そこを30人に下げて、20人分プラスで受け入れられる体制を旧富津地区、大貫あたりでも増員増所というようなことで、全体の
保育士さんの数とかを変えずにやれたらどうかなと。それは個人的にはぜひやるべきだと思うんです。
いろいろハードルがあるのはわかるんですけど、現実にこのニーズが出てきて、こういう問題が出てきてしまっているということであれば、そこにまず即座に対応する姿勢を見せないと、実際問題、子供が預けられないというのは、皆さん百も承知でしょうけれども、共働きが普通の状態になってくると、特にお母さん方です、死活問題になっちゃうわけです。
保育園がないから、子供を自分で仕事を辞めてみるのか、それともその中で要は旦那だけの所得で、きゅうきゅうの生活の中で子育てをするのかというふうなことの択一になってしまうと思うんです。
これは今富津市の目指している方向性とはちょっとギャップがあると思うんです。難しいと思うんですけれども、ここに全力で取り組んでいただいて、じゃないと、要は取られちゃうわけですよ。アパートの多い君津や木更津のほうに持っていかれたりだとかということで、世帯そのものが動かざるを得ないという状況まで追い込まれるということも懸念しながら、これはもちろん子育ての部分だけの問題じゃなくて、総合政策だとか、そういう中にも落とし込みながら、ぜひこれは、本当にニーズも出ているので、前向きに措置を考えてください。
私がさっき言った保育園の集約だとか、増員だとかというのは、ほんの一つの考え方であるので、現実的に即した中で、速やかにこの問題に対して、この青堀
保育所の人数の削減ということを起点に、考えて踏み込んでもらいたいと思ってます。よろしくお願いします。
○議長(
平野明彦君)
石井志郎議員。
◆11番(
石井志郎君) 市役所1階おひさま広場で
保育士さんといろんなお話して、現状をちょっと聞きました。
うちにたまたま帰って、市のホームページ見てたら、市内の
保育所の空き状況というのがありました。それ、ちょっと時間ないと思いますけど、ちょっと要約して言ってもらえますか。知らない人が多いと思うんですよ。ゼロ歳から1歳でしたっけ、一番下の部分。ゼロ歳から3歳でしたっけ。1歳から2歳、要するにそれが全部×だったですよね。
5歳から6歳かなんかのところが、何カ所か空いている。そういうのを見たら、ほとんど入れないんですよ。今の話じゃないですけど、どこかに空きがあるかな。市のホームページを見たら、全部×になっている。そういうちょっとここで言ってもらえます。今の状況、市内の公立
保育所の状況がどうなっているかってやらないと、ここだけの問題じゃないんですよ。
実際にさっき言った青堀から吉野
保育所に行っている人がいるんですよ。皆さんが待機児童じゃないと言うから。それをやっぱり、吉野
保育所で入れるのかといったら入れないんです。
それをちゃんと言わないと、一つの問題じゃないんです。今三木議員が言いましたけど、全体として空きがないんですよ。それをどうするかなんです。それが一つあらわれたのが、この問題なんで、ちょっとそれ、市の
保育所の空き状況というのを話してもらえますか。
○議長(
平野明彦君)
子育て支援課長、木村美文君。
◎
子育て支援課長(木村美文君) お答えいたします。
石井議員がごらんになっていただいた市のホームページに、
保育所の空き状況を毎月更新して掲載させていただいております。年齢ごとに○、△、×の表示で、○が空きがあります。△がもうそろそろいっぱいになります。×が受け入れできませんといったような表示で御案内をさせていただいております。
年度当初でお話をまずさせていただきますと、年度当初でもう既に低年齢児、ゼロ歳から2歳までのいわゆる3歳未満児が受け入れもういっぱいですといったような保育園または公立
保育所も数カ所ございます。
ただ、それも夏ごろまでには、ほとんどの公立、私立の
保育所保育園が3歳未満児のお子さんの受け入れがいっぱいになってしまうといったようなことで、その後は申し込みがあって、石井議員が待機児童がいないといったようなお話の中で、国の基準で申し上げれば、近隣で空きがある場合には、待機児童としてカウントしなくてもよいといったことによることからでお答えさせていただいておりますけれども、やはりここじゃないとだめだとか、ここがいいんだといってお待ちになっている保護者さんは確かにいらっしゃいます。
そういった保護者さんたちにも、丁寧にお話をさせていただいて、どうしてもここじゃなきゃいけないという方に関しましても、実際にもうお勤めにならなければならないということであれば、近隣でこういったところが空いているので、いかがでしょうかといったような御案内を個別にさせていただいて、あとは保護者さんの御判断で入所するのかしないのかといったような手続を踏んでいるところでございます。
可能な限り、受け入れをできるようにしてはおりますけれども、やはり公立
保育所におきましても、
保育士の確保には努めておりますけれども、御希望される方全てを受け入れられるような状況ではないといったことになっております。
○議長(
平野明彦君)
石井志郎議員。
◆11番(
石井志郎君) そうなんですね。要するに、ここだけの問題じゃないです。市全体として
保育所の
保育士不足ということが、預けられる子供の減少につながっているということになると思います。
そういう中で、今回この青堀
保育所というのが民間に移管した中で、こういう問題ができて、軽々に減らしたいからオーケーですよというのを、認めるかどうかというのは、判断難しいんですけど、その辺は要するに、さっきちょっと言いましたけど、どういう経営をしてて、本当に
保育士に払う
保育料がないのか、これは民間ですから、最終的にはもうからないとやらないというところだと思いますので、だからといって、
保育士がいないから、利益が、損益分岐点の利益が出るところで、130人にやりますよ、はい、そうですかというのは、言えないというのは私の考えです。
以上です。
○議長(
平野明彦君) ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平野明彦君) ほかにないようでございますので、
協議事項の(5)を終了といたします。
────────────────────────
(6)かずさ
水道広域連合企業団条例及び予算概要について
○議長(
平野明彦君) 次に
協議事項(6)かずさ
水道広域連合企業団条例及び予算概要についてを議題といたします。
それでは、執行部の説明を求めます。水道部長、前田雅章君。
◎水道部長(前田雅章君) 説明に入るに先立ちまして、私から一言申し述べさせていただきます。
本日御報告いたします案件は、かずさ
水道広域連合企業団条例及び予算概要についてとしておりますが、条例案及び予算案等の詳細につきましては、3月25日開催のかずさ水道広域連合企業団議会臨時会におきまして御審議いただくものでございますので、本日は要点のみの報告とさせていただきますので、何とぞ御理解いただきますようお願い申し上げます。
それでは、条例案等につきましては、神子業務課長より、また予算案の概要のうち、工事等に係る部分につきましては、石井工務課長より御説明申し上げますので、お聞き取りのほどよろしくお願いします。
○議長(
平野明彦君) 業務課長、神子和好君。
◎業務課長(神子和好君) それでは、御説明申し上げます。
君津地域水道事業を統合したかずさ水道広域連合企業団の事業について、事業開始に向け準備をしておりましたが、関係条例等が整いましたので、3月25日に開催予定の広域連合企業団議会に議案の上程を予定しております。
可決後は、速やかに厚生労働省に事業認可申請書を提出いたしまして、平成31年4月1日からの事業開始としております。
恐れ入りますが、右上に記載されております
全員協議会資料のうちの資料1をごらん願います。
3月25日に開催予定の広域連合企業団議会臨時会の付議議案について御説明いたします。
議案は43件でございます。議案第1号、第42号及び第43号は、副広域連合企業長及び監査委員選任の人事案件でございます。
議案第2号から第8号までは、企業団設立後の1月23日から事業開始前日の3月31日までの間の準備業務を行うための専決処分の承認を求める議案でございます。
議案第9号から第41号までは、設置等に関する条例の制定から専決処分条例の一部改正条例、事務の委託に関する規約の制定に関する協議、会計予算及び広域計画についてでございまして、各構成団体からの選出議員13名で審議するものでございます。
次に、平成31年度かずさ水道広域連合企業団水道事業会計予算概要について御説明いたします。資料2をごらん願います。
まず、収益的収支の部、これは3条予算でございます。表の一番左側上段になりますが、水道事業収益、これは収入でございます。用水供給事業と水道事業を合わせた合計で136億9,666万円でございます。
表の金額は1,000円単位の消費税込みとなっております。このうち、右のほうの富津市分としては、17億6,227万1,000円でございます。
次に、水道事業費用、これは支出でございます。用水供給事業と水道事業を合わせた合計で117億4,928万3,000円で、富津市分は16億1,237万3,000円でございます。
次に、表一番下の行、税抜きの純損益では、合計で13億1,918万5,000円の純利益でございます。富津市分は5,464万6,000円の純利益でございます。
次に、2ページの資本的収支の部、これは4条予算でございます。
資本的収入は、合計で38億9,494万円、富津市分は8億2,253万3,000円でございます。
次に、資本的支出は、合計で105億3,710万2,000円、富津市分は13億3,101万1,000円でございます。
次に、表一番下の行、収支差では合計で、マイナスの66億4,216万2,000円で、この不足額は表の下欄外に記載の財源をもって補填することといたします。このうち、富津市分の収支差はマイナスの5億847万8,000円でございます。
次に、2の業務の予定量でございます。年間総給水量は、4市域合計で3,877万6,796立方メートル、うち富津市は559万9,924立方メートル、給水人口は全体で32万939人、うち富津市は、4万1,183人でございます。
次に、3ページの3の主要事業についてでございます。
(1)の水道事業の部の4市合計の建設改良事業費は、41億6,615万3,000円でございます。富津市は、1枚めくっていただきまして4ページで、拡張及び改良事業で、10億3,574万2,000円でございます。工事箇所等は後ほど工務課長から御説明いたします。
次に、かずさ水道広域連合企業団組織及び職員配置図(案)について御説明いたします。恐れ入りますが、資料4をごらん願います。
現在予定されています組織体制でございます。上から総務企画課、経理課、業務課、工務1課、浄水1課、工務2課、浄水2課の計7課19班で構成されております。
総職員数は、157名で、うち富津市からの派遣職員は課長級以下の職員18名で、表中の太枠で囲った部分でございます。なお、表の中央、工務1課及び浄水1課は、用水供給に係る業務を、下の工務2課及び浄水2課は末端給水事業に係る業務を行うものでございます。
また、表の右側に各課の主な事務分掌を記載してございますので、後ほどごらん願います。
今後の周知方法につきましては、統合後、かずさ水道広域連合企業団での広報誌の発行やホームページにより、市民の皆様や事業者の方などに情報を発信していくこととしております。
私からの説明は以上となります。
○議長(
平野明彦君) 工務課長、石井秀幸君。
◎工務課長(石井秀幸君) 続きまして、予算の概要のうち、富津市市域における工事関係について御説明申し上げます。
恐れ入りますが、資料の3の1をごらんください。平成31年度に予定する主要工事等の一覧表でございます。事業費の金額は、予算ベースで、単位は1,000円でございます。
表の1行目、拡張事業として、工事は志駒地先配水管布設(その5)工事ほか1件、業務委託は田倉地区配水管布設実施設計業務委託ほか3件でございます。
事業費は、1億8,333万6,000円で、財源内訳は、表に記載のとおりでございます。このうちの2件の工事は、国、県補助事業を予定しております。
なお、補助対象事業は、工事名の後ろに括弧書きで補助金と記したものでございます。
次に、拡張事業の場所について御説明申し上げますので、資料の3の2をごらんください。
最初に工事ですが、図面下段の中央、(拡①)志駒地先配水管布設(その5)工事及び(拡②)志駒第二増圧ポンプ場新設工事を予定しており、この工事の完了をもって志駒地区の拡張工事は終了となる予定です。
次に、業務委託ですが、図面中段の右、(委①)田倉地区、その下、(委③)高溝・宇藤原地区、下段中央、(委②)山中地区、以上3地区の未普及地域解消のため、配水管布設実施設計業務委託を予定しております。
なお、平成31年度事業ではございませんが、図面の下段右の点の丸で囲った箇所は、継続して行っている豊岡地先の配水管布設及び増圧ポンプ場新設工事の予定箇所でございます。
議員の皆様御承知のとおり、市民の森キャンプ場地先の、市道戸面原宇藤木線が、平成27年1月に発生した山腹崩壊により不通となっております。
現在、千葉県中部林業事務所が行っている復旧工事の完了予定が、平成32年度となっておりますので、その後に本工事を行い、豊岡地区の拡張事業は、ほぼ完了となる予定でございます。
恐れ入りますが、資料の3の1にお戻りください。
表の2行目、改良事業として、工事は、西川地先配水管改良(その2)工事ほか10件で、業務委託は、広域化事業に係る配水管改良工事設計業務委託ほか2件でございます。
事業費は、5億5,558万7,000円で、財源内訳は表に記載のとおりでございます。
このうちの8件の工事は、国からの交付金事業を予定しております。
なお、交付金対象事業は、工事名の後ろに括弧書きで交付金と記したものでございます。
次に、表の3行目、配水管等整備事業は、統合広域化事業として予定しております富津市二間塚地先と君津市人見地区をつなぐ二間塚地先配水連絡管布設工事及び4市間をつなぐ配水連絡管の詳細検討業務の2件で、事業費は2,715万6,000円で、うち1件が交付金対象事業で、もう1件は4市の共通経費となる事業で、そのうちの富津市負担分を計上するものでございます。
次に、表の4行目、施設整備事業として、亀田送水ポンプ場受変電設備改修工事ほか1件を予定し、事業費は2億6,966万3,000円で、2件とも交付金対象事業を予定しております。
次に、改良事業等の場所について御説明申し上げますので、資料の3の3をごらんください。
地区ごとに申し上げます。
富津地区は、図面上段左、(改⑩)新井地先橋梁添架管更新工事、その横、(改⑧)西川地先配水管改良工事、その下、(改③)富津下洲地先配水管改良(その2)工事、その右、(改①)西川地先配水管改良(その2)工事、その右上、(配①)二間塚地先配水連絡管布設工事、その下、(改⑨)二間塚地域排水整備に伴う配水管改良工事、以上6件を予定しております。
大佐和地区では、図面中段の中央、(改④)上地先配水管改良(その2)工事、その下、(改⑤)亀沢地先配水管改良工事、その左、(改⑥)亀田地先配水管改良工事、その右、(施①)亀田送水ポンプ場受変電設備改修工事、その左、(委①)亀田地先橋梁添架管更新設計業務委託でございますが、図面上の名称には更新という文字の後ろに工事という文字が抜けておりました。正しくは更新工事設計業務委託でございます。おわびし、訂正させていただきます。
以上、5件を予定しております。
天羽地区では、図面中段の左、(改②)岩坂地先配水管改良工事、その下、(改⑦)売津地先配水管改良工事、その左、(施②)竹岡増圧ポンプ場受変電設備改修工事、以上3件を予定しております。
また、図面下段に記載の(委②)広域化事業に係る配水管改良工事設計業務委託につきましては、平成32年度以降に実施を予定しております配水管改良工事について、その設計業務を委託するものでございますが、工事場所につきましては、交付金対象となっている管路の中から選定することとしております。
以上で説明を終わります。
○議長(
平野明彦君) 執行部の説明は終わりました。ただいまの説明につきまして、御質問はございますか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平野明彦君) 質問もないようでございますので、
協議事項の(6)を終了といたします。
────────────────────────
(7)
議会運営委員会の
行政視察報告について
○議長(
平野明彦君) 次に、
協議事項(7)
議会運営委員会の
行政視察報告についてを議題といたします。報告をお願いいたします。渡辺委員長が欠席のため、三木副委員長からお願いいたします。三木千明副委員長。
◎
議会運営委員会副委員長(三木千明君) それでは、私から
議会運営委員会の平成30年度行政視察の報告をさせていただきます。着座にて失礼いたします。
議会運営委員会は、10月30日、31日に北海道の帯広市立図書館と芽室町議会を行政視察してまいりました。
まず、帯広市立図書館につきましては、市直営の運営方式による現状について、館長を初めとする職員の方々にお話を伺ってまいりました。
帯広市は、人口約16万7,000人、一般会計で言う財政規模は約859億円と大きな自治体ですが、平成18年度老朽化した図書館を廃止し、JR帯広駅前に新たに設置したものであります。
この図書館の蔵書数は55万冊で、お隣の君津市立中央図書館とほぼ同規模で、その建設費はおおよそ35億円と伺っております。
建物は、地下水を床暖房やトイレの水などに利用し、ナイトパージと呼ばれる夏の蒸気を利用した建物冷却システムや太陽光発電など、エコロジーに配慮した建物で、北海道という地域性を十分に考慮した建物であったという印象でありました。
図書館自体3階建ての各フロアには、それぞれの特色を持たせており、例えば1階には児童図書館やオーディオブックが視聴できるスペースを確保するなど、また2階は閲覧室や読書テラスを設け、3階には憩いのコーナーなどを配置している様子であります。
このフロア配置は特徴的で、一般的な図書館では、1階にまず開架式の書庫があることが多いと思っていましたが、それがなく、解放的な空間が広がっておりました。
図書館運営を支援する組織もあり、友の会や宅配ボランティア、高校生の図書紹介コーナーなど、市民の活発な
取り組みも行われておりました。
また、近くにある帯広畜産大学との連携も行われているとのことでした。
我が市に置きかえて考えると、財政や人口など規模の違いはありますが、この帯広図書館は十勝管内全体を対象とした施設運営をしているところは、大いに参考になったところであります。
また、確かに視察に行ったメンバー、皆さんが、これは確認とれておりませんけれども、館内に入った瞬間から、大変立派な建物だ、また説明を受ける中で、すばらしいと、一言だというふうな様子だったんですけれども、これは個人的な感想ですけれども、それはそれとして、まず我が市においては、あればいいというものから、現在の各公民館等に配置の図書館、図書室の充実がまず先ではないかなというのが私自身の感想でありました。建物は大変すばらしいものだったと思います。
また、翌日の芽室町議会での視察テーマ、これは市民と一体となったまちづくりの
取り組みについてということで伺った次第であります。
芽室町議会は、早稲田大学マニフェスト研究会の議会改革度コンテストで常に上位にランキングされているまちの開かれた議会のあり方、市民との対話の手法を学ぼうということで調査に伺いました。
芽室町は人口約1万8,700人、一般会計での財政規模はおおよそ132億円、主な産業は畑作中心の農業と農機具製作工場や農作物の加工工場などでありまして、道内では数少ない人口の増加している自治体でありました。
芽室町議会の議会改革先進地としての転機は、平成25年に議会基本条例を制定したことにより、この条文の中での第10条に、1、議会及び議員の活動内容を公表し、情報を共有することにより、議会活動の活性化を図る。2、毎年議会白書を町民に公表する。3、評価を1年ごとに行い、評価の結果を町民に公表する。
また第24条で、議会活性化計画を策定し、実行と評価について、全議員で協議するなど、議会の責務を具体的に明文化している点が大きな特徴であったと捉えております。
このことは、言いかえますと、条文化したことにより、一層議会議員の役割が明確になり、町民と向き合う機会と説明責任が必要となり、それをどのように議員が実践していくかが大きなテーマとなっている。
また、そのために、それぞれの議員が多くの時間を費やし、町民から厳しい評価を受けていることが報告されたものであります。
富津市議会においても、議会報告会をここのところ続けてきたところでありますけれども、報告会への市民の参加者が少なく、どのようにこれから議会活動を市民の皆さんに知っていただくかというのが、大きな課題だと捉えております。
毎回多くの参加者を集めている芽室町議会の報告会、また本会議での傍聴などについて、そのヒントを探ろうと伺った今回の視察でありますが、そこには芽室町議会の議員の皆様方、また町議会事務局の皆様方の日々の地道な活動があるのだということを学び、今後の当市における議会改革の大きな指標になるものでありました。
市民サポーター制度や市民モニターなど、外向けの
取り組みもさることながら、自己評価の仕組みや市民への公表の方法などは、当市の市議会で取り組むべき課題なのだと再認識したところであります。
以上をもちまして、10月の
議会運営委員会の行政視察の報告を終わらせていただきます。
○議長(
平野明彦君) ありがとうございます。以上で、
協議事項(7)を終了といたします。
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(8)各
常任委員会の
行政視察報告について
○議長(
平野明彦君) 次に、
協議事項(8)各
常任委員会の
行政視察報告についてを議題といたします。
まず、総務産業
常任委員会から報告をお願いいたします。永井庄一郎委員長。
◎総務産業
常任委員会委員長(永井庄一郎君) 総務産業
常任委員会の行政視察におきましては、京都府の綾部市、それから滋賀県の近江八幡市に行ってきました。詳細については、副委員長の諸岡議員のほうから報告願います。
○議長(
平野明彦君) 諸岡賛陛副委員長。
◎総務産業
常任委員会副委員長(諸岡賛陛君) それでは、総務産業
常任委員会の行政視察の報告をさせていただきます。
平成30年11月5日から6日にかけまして、京都府綾部市と滋賀県近江八幡市を行政視察のため訪問しました。
綾部市では、
都市計画区域区分、線引きの廃止について、近江八幡市では市民バスの
取り組みについて研修しました。
まず綾部市では、昭和56年に
都市計画区域区分を決定し、30年以上が経過し、少子高齢化の急速な進行など、社会経済状況が大きく変化する中、自分の土地であっても、思うように土地利用がしづらいなど、定住促進や地域コミュニティの維持に支障が生じてきた。
このため、将来を見据えて、持続的な振興活性化を図るため、綾部市
都市計画マスタープランを策定し、線引きを廃止する方向で検討し、U・I・Jターンの促進と既存集落の維持と産業振興など、綾部市が目指すまちづくりの実現のために、平成28年5月10日に線引きが廃止されました。
綾部市が目指すまちづくりが明確に示されており、全体の
総合戦略まで築き上げることにより、さまざまな事業が連携し、遂行されていました。
今後、富津市も少子高齢化が進み、
都市計画区域区分の線引きが行われている地域では利用が制限され、開発がなかなか進まない地域が存在しています。
また、
公共施設の再配置の観点からも、まちづくりの重要性が求められています。
富津市のまちづくりの基礎となる考え方の構築と、住民意識の向上を検討していく必要があると思いました。
次に、近江八幡市では、平成18年に前市長の公約により、市民バスの検討事業がスタートしました。路線バスが近江八幡駅を起点に、11路線運行していましたが、幹線道路のみで、交通空白が残っていました。
公共交通の活性化及び再生に関する法律が施行され、平成20年4月に3路線の市民バスが運行されました。近江八幡市地域公共交通活性化協議会及び地域公共交通会議等の事業を行いながら、平成29年6月に12路線で現在運行しています。
平成20年当初利用者2万3,000人、運賃収入57万円、事業費8,750万円で3路線でスタートしました。
平成29年度現在、利用者数12万人、運賃収入2,000万円、事業費9,600万円で、12路線で実施しています。
利用客の増加に伴って、運賃収入が増加、路線数も12路線にふえていますが、事業費をそんなに増加させることなく行われています。
財源としては、社会資本整備総合交付金等の事業費を活用していますが、今後、高齢者の免許証等自主返納など、増加が見込まれますが、事業費の増加に伴い、財源の確保が課題になっております。
富津市でも、高齢化が進み、交通弱者もふえ、公共交通空白地もふえています。今年度、富津市地域公共交通網形成計画を策定しましたが、市民のニーズに対応したきめ細かな計画を遂行し、事業を推進していかなくてはならないと考えました。
以上で、総務産業
常任委員会の報告を終わります。
○議長(
平野明彦君) ありがとうございました。次に、教育福祉
常任委員会から報告をお願いいたします。平野英男委員長。
◎教育福祉
常任委員会委員長(平野英男君) 教育福祉
常任委員会で昨年10月に実施した行政視察の報告に関しては、副委員長の山田重雄議員から行わせていただきます。
○議長(
平野明彦君) 山田重雄副委員長。
◎教育福祉
常任委員会副委員長(山田重雄君) それでは、平成30年度教育福祉
常任委員会の
行政視察報告をさせていただきます。
昨年10月23日、火曜日、東京都の足立区と大田区を行政視察のため訪れました。
足立区では、子供の貧困対策について、大田区では就学援助率向上の
取り組みについて、検証させていただきました。
まず、足立区ですが、かつての足立区は、実際のまちと異なるイメージが定着していました。それはヤンキーが多く危ないまちという事実と異なるもので、区内外で面白おかしく宣伝されていました。足立区では生活保護就学援助受給者が23区内で一番多いことから、貧困が子供に連鎖しているということもあり、この連鎖を断ち切り、区のイメージを回復するには、次代を担う子供への支援が不可欠と判断。
そこで克服のための根本課題を、治安、学力、健康、貧困の連鎖と位置づけしました。
治安に関しては、刑法犯罪件数が23区内でワーストワンという不名誉な年もあり、その軽減に向けて「美しいまちは安全なまち」を合言葉に、ビューティフル・ウィンドウズの運動に
取り組みました。
学力に関しては、小中学校の学力テストの結果が23区内で低位だったため、どのような家庭環境でも将来に希望が持てるよう、基礎学力を定着させることに
取り組みました。
健康に関しては、区民の健康年齢が東京都平均よりも2歳短かったため、健康と貧困は連鎖するものと考え、子供への食育を通し、野菜の重要性を説くことで、家庭に同居している高齢者の糖尿病の重症化を防ぐ啓発にも
取り組みました。
足立区では、このような貧困の連鎖を断ち切るためのいろいろな事業の効果を上げるためには、子供の健康や生活が家庭環境や生活習慣、また経済状況からどのような影響を受けるかを明らかにすることが必要と考え、平成27年度から毎年子供の健康生活実態調査を行い、有効回答率80%以上の調査結果を踏まえ、子供たちの未来につながる施策を再構築しています。
今年度富津市では、2020年度改定の第Ⅱ期子ども・
子育て支援事業計画策定のためのアンケート調査を行いました。これは足立区と調査趣旨の異なるものですが、富津市の子供たちが自分の将来に夢と希望を持てるよう、調査結果を有効活用し、生活実態に即した施策の展開につなげることを望みます。
次に大田区ですが、東京都23区では、最大面積を誇る大田区では約4万人の児童生徒が在籍しています。就学援助制度では、経済的理由によって、就学困難と認められる生徒の保護者に対し、市区町村は必要な援助を与えなければならないとされていますが、大田区では、就学援助が必要な子供だけでなく、全ての保護者に就学援助費受給希望調査書を配り、全ての保護者から就学援助費受給希望調査書を回収することで、100%の回収率を誇っています。
調査書に就学援助費支給希望の有無を記載し、全て回収することで、就学援助が必要な子供が申請書を先生に渡すところを見られることで生じるいじめ等の問題を回避することができる。人権を配慮した対応を行っていました。
また、区内には30カ国以上の子供が在籍しているため、英語、中国、ハングル、タイ、タガログの5カ国語に対応した受給調査書を配付しています。
受給時期の問題で区議会から要望が出た就学予定者申請では、平成29年度までは入学のために必要なお金が、入学後の7月中旬にようやく入る状態でしたが、これを改善するため、平成30年度から入学者への入学のために必要なお金は入学前の3月中旬に支給されるように切りかえを行いました。
これは、住民基本台帳をもとに、入学予定者の数を事前に把握し、対象となる全ての保護者に10月下旬に就学援助制度の案内を送ることで対応しました。
富津市でも、昨年度と今年度で段階的に入学前支給を実現しましたが、少子高齢化の影響で社会を支えるパイが先細っている中、次代を担う子供たちに活力を与え、健康に成長できる機会を与えてこそ、富津市も進化します。
子供たちに充実した教育を行うため、就学援助制度の周知や受給の方法は、常に改善していくことが必要であると感じました。
以上をもちまして、教育福祉
常任委員会の
行政視察報告を終わります。
○議長(
平野明彦君) ありがとうございました。
以上で、
協議事項(8)を終了といたします。
協議事項は全て終了いたしました。
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市長あいさつ
○議長(
平野明彦君) 閉会に当たり、執行部を代表して、市長に御挨拶をお願いいたします。市長、高橋恭市君。
◎市長(高橋恭市君) 閉会に当たりまして、御挨拶申し上げます。
本日は大変お忙しい中、本協議会を開催していただきまして、まことにありがとうございました。
本協議会の終了をもちまして、平成30年度の議会の日程も全て終了となります。1年を通しまして、貴重な御意見御指導、そして御提言もいただいたこと、感謝申し上げます。
新年度も市役所として、市民の皆様そして市議会議員の皆様との対話ということを大きなテーマとして、市の
取り組みを知っていただく、理解していただく、協力していただく、そして皆さんとともに行政を進めていくと、そういう精神で進んでいきたというふうに思っております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。1年間大変お世話になりました。ありがとうございました。
○議長(
平野明彦君) ありがとうございました。
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閉 会
○議長(
平野明彦君) ありがとうございました。以上で閉会といたします。どうも御苦労さまでございました。
午後2時37分 閉会
上記会議の概要を記載し事実と相違ないことを証するためにここに署名する。
平成 年 月 日
富津市議会議長 平 野 明 彦...