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平成31年度予算審査特別委員会−03月14日-03号

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  1. 富津市議会 2019-03-14
    平成31年度予算審査特別委員会−03月14日-03号


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    最終取得日: 2022-12-23
    平成31年度予算審査特別委員会−03月14日-03号平成31年度予算審査特別委員会   予算審査特別委員会議事録 1.日  時  平成31年3月14日(木)午前10時 1.場  所  第3委員会室 1.出席委員   福 原 敏 夫 君       諸 岡 賛 陛 君       猪 瀬   浩 君   三 木 千 明 君       高 木 一 彦 君       千 倉 淳 子 君   山 田 重 雄 君       平 野 英 男 君       渡 辺   務 君   松 原 和 江 君       岩 本   朗 君       石 井 志 郎 君   藤 川 正 美 君       永 井 庄一郎 君       鈴 木 幹 雄 君 1.欠席委員   なし 1.議  長   平 野 明 彦 君 1.出席説明員   市長        高 橋 恭  君   副市長        小 泉 義 行 君   総務部長      白 石 久 雄 君   総務部次長      秋 嶋 隼 人 君   総務課長      石 川 富 博 君   財政課長       高 梨 正 之 君
      市民部長      鶴 岡 正 義 君   税務課長       相 澤 智 巳 君   税務課徴収対策室長 阿 部 淳一郎 君   健康福祉部長     島 津   太 君   介護福祉課長    藤 嵜   勉 君   健康づくり課長    下 間 節 子 君   国民健康保険課長  尾 形 卓 信 君   建設経済部長     宮 崎 一 行 君   建設経済部次長   庄 司 優 人 君   商工観光課長     平 野   勉 君 1.出席事務局職員   事務局長      大 塚 幸 男     主幹         牧 野 常 夫   係長        三 木 貴 好     副主査        平 野 智 裕 1.議  事    議案第23号 平成31年度富津市国民健康保険事業特別会計予算    議案第24号 平成31年度富津市後期高齢者医療特別会計予算    議案第25号 平成31年度富津市介護保険事業特別会計予算    議案第26号 平成31年度富津市温泉供給事業特別会計予算           ────────────────────────                    開     議           平成31年3月14日(木) 午前9時58分 開議 ○委員長(福原敏夫君) 皆さん、おはようございます。  ただいまから本日の会議を開きます。           ────────────────────────                     委員長挨拶 ○委員長(福原敏夫君) 昨日に引き続き、お忙しいところ御出席いただきまして、御苦労様でございます。  本日は、議案第23号から議案第26号までの4議案につきまして御審査をいただくわけでございますので、よろしくお願いを申し上げます。  それでは、審査に入るに先立ち、私から報告いたします。  昨日の予算審査特別委員会に係る説明資料を皆さんのお手元に配付してございますので、御了承願います。  以上で、私からの報告を終わります。           ────────────────────────                    議     事     議案第23号 平成31年度富津市国民健康保険事業特別会計予算 ○委員長(福原敏夫君) それでは、ただいまから議事に入ります。  初めに、議案第23号 平成31年度富津市国民健康保険事業特別会計予算を議題といたします。  これより、議案第23号に対する質疑を行います。御質疑ございませんか。平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) では、232ページをお願いします。国民健康保険税の部分を含めて、幾つかちょっと数字のほうを伺っていきたいんですけれども、国民健康保険税、当初予算で前年度比較で2億4,682万5,000円減というふうになっていますけれども、1人当たりの保険税の見込み額を前年度と比較して教えてください。 ○委員長(福原敏夫君) 国民健康保険課長尾形卓信君。 ◎国民健康保険課長尾形卓信君) お答えします。平成31年度当初予算で見込んだ1人当たりの保険税額は8万1,398円で、平成30年度当初予算で見込んだ1人当たりの保険税額は9万5,463円で、平成30年度と比較しますと1万4,065円の減額となっております。 ○委員長(福原敏夫君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) ありがとうございます。かつて富津市は1人当たり保険税が10万円を切るのはちょっとなかなか難しいかなと思っていた時期もあるんですけども、当初予算の見込みで8万1,000円というのはすごいなというふうに思います。  では、次の質問ですけれども、平成31年度の国保に関しては、これは目玉と言える政策だと思うんですけれども、18歳以下の被保険者に係る国保税の均等割額の軽減をするということですけれども、見込みで、その対象者の1人当たりの減額がどのぐらいになるのか、ちょっと教えていただきたいと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 国民健康保険課長尾形卓信君。 ◎国民健康保険課長尾形卓信君) お答えします。1人当たり8,097円の減額を見込んでおります。 ○委員長(福原敏夫君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) どうもありがとうございます。では、今度、逆にですけれども、243ページ、軽減ができている部分は非常にいいと思うんですけれども、保険給付費、こちらのほうも年々厳しい状況が続いていると思うんですけれども、前年対比で保険給付費が1億1,624万6,000円減ということですけれども、1人当たりの保険給付費がいったいどのぐらいになっているのか、これも前年と比較して教えていただきたいと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 国民健康保険課長尾形卓信君。 ◎国民健康保険課長尾形卓信君) お答えします。平成31年度当初予算で見込んだ1人当たりの保険給付費は37万6,047円で、平成30年度当初予算で見込んだ1人当たりの保険給付費は35万2,134円で、平成30年度と比較しますと2万3,913円の増額となっております。 ○委員長(福原敏夫君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) やっぱりこちらのほうが高齢化の進展でいたし方ない部分もあるのかもしれないんですけれども、やっぱり上がっているということですよね。  富津市の場合は、さまざまな取り組みをしていただけていると思います。県内でもいろいろなことを取り組んでいる自治体ではあると思うんですけれども、253ページになるのかな、特定健康診査事業があります。こういった保険給付費抑制のために、来年度、具体的にどういうことを考えているのか、取り組んでいこうとしているのか、そのあたりをちょっとお聞かせいただきたいと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 健康づくり課長下間節子君。 ◎健康づくり課長下間節子君) お答えいたします。平成31年度は通常の業務に力を入れるほかに、3つほど新たな事業に取り組みます。  まず、11節の需用費の消耗品費108万5,000円の中になりますが、3年間継続して受診した方に、今まではごみ袋を進呈していましたが、平成31年度は減塩しょうゆを進呈することで受診勧奨を行う予定でおります。こちらでは3,000人で1人310円ということで、93万円を計上してございます。  次に、12節の手数料92万8,000円の中におきまして、腎臓病地域連携パス事業ということで、特定健診を受けてくださった方のその健診結果で医療が必要とされた方に医療機関への受診を勧めるわけなんですが、その後のことが不明となっていたため、その受診状況を医療機関からに報告をいただくということで、手数料1件200円というものを675人分で13万5,000円を計上してございます。腎臓病の重症化を予防するために、医療が必要とされた方が的確に医療につながるようにしていきたいと考えております。  また、13節の委託料の指定収集袋製造業務等委託料の4,000円になりますが、額は少額ですけれども、国保加入者で勤務先の職場健診を受診した場合に、その結果をに提供してくれた方にごみ袋を進呈しようとするものでございます。約100人を見込んでおります。  このように、平成31年度は、さらに特定健診の受診率の向上につなげて、慢性腎臓病重症化予防に取り組んで、医療費の適正化につなげてまいりたいと考えております。 ○委員長(福原敏夫君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) ありがとうございます。しっかりと取り組んでいただいて、保険給付費、医療費などを適正化のほうに努めていただきたいと思います。ここの部分がさらに進めば、一層、税負担の軽減の実現も見込めると思いますので、頑張っていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 6款2項1目、ページで234ページ、基金繰入金の1億6,389万3,000円なんですが、平成29年度末が8億7,000万円ぐらいで、平成30年度で8,000万円切り崩して、また平成31年度に今回1億6,300万円切り崩すということで、平成31年度末は6億3,400万円ぐらいの残になるかと思います。これは、平成32年度以降も1億6,000万円程度切り崩していくと、4年程度で基金がなくなるかと思います。  先ほど平野委員のほうが、保険料が下がったというお話の中には、この基金を切り崩して下げている部分もあると思うんですが、今後、4年後に基金がなくなってしまうと、一気に下がった額が戻ってしまうような形になると思うんですが、利用者の方が、いきなり金額がふえてしまうと大変になってしまうと思うんですけど、そこら辺は、この基金の取り崩しについてどう考えているか教えていただければと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 国民健康保険課長尾形卓信君。 ◎国民健康保険課長尾形卓信君) お答えします。確かに、委員おっしゃるとおり、残高が少なくなった場合につきましては、国保会計の運営が厳しくなるということになりますので、各年度の収支状況を見ながら税率等の改正等の検討をしていきたいと考えております。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。 ◆委員(猪瀬浩君) はい。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) 232ページ、国民健康保険税の1目の一般被保険者国民健康保険税の件で、税率の件なんです。要は、徴収率の件なんですけれども、1節、医療費、2節の後期高齢者は同じなんですけど、3節も同じ、4節、5節、6節、それと次の退職者の医療費の1節ですけど、前年度よりも低く徴収率を見込んでいるんです。どうしてそういうようなことになったんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 国民健康保険課長尾形卓信君。 ◎国民健康保険課長尾形卓信君) お答えします。徴収率につきましては、過去の実績等を勘案した中で徴収可能な徴収率を設定したところでございます。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) そうしますと、徴収可能ということは、いや、やっぱり滞納した人たちは、もうなかなかそれを分納しても払うのが大変だというふうにも認めているということですよね。そういうことじゃないですか。 ○委員長(福原敏夫君) 税務課徴収対策室長阿部淳一郎君。 ◎税務課徴収対策室長阿部淳一郎君) 国民健康保険税滞納繰越額って大変多くて、一般の方の分割納付している方についてはなかなか終わっていかないというのが現状ではあります。ただ、うちのほうも、その方の生活状況等を、本当に払えないというようなところにつきましては、ことしも行ったんですけど、家の中を捜索して、本当にないというふうにわかったものについては執行を停止するというようなことを少しずつ始めております。  また、平成30年度については、徴収対策室の職員1名を千葉県の税務課のほうに派遣しております。そちらでも、やはりもう払えないというようなところについては、捜索を30件から40件ほど経験しているということなので、また来年度以降そのような形で捜索を進めて、払えないものは停止にするというような判断をこれからしていきたいと、そのように考えております。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 今の猪瀬委員の質問と松原委員の質問に関連してお聞きするんですけど、健全な保険、国保会計を運営するには、今のが両輪なんです。  8,000万円の繰り入れをしていて、今の課長さんのお話ですと、なくなったときには保険料率の検討をしなきゃいけないというお話があるよと。そのもう一つは、滞納者がいる。やっぱりその繰入金じゃなくて、あの基金が大きくなってきたから、それを切り崩してでも保険料を下げろといって下げてきて、結果が、あと数年で基金がなくなったときにどうするかという、今、質問をしていて、その辺のところをもう一度考えないと、間違いなく保険料を、保険料率を改定するといってでも上がるということじゃないかと思うんです。  その辺、要するに、その行政としてみれば、わかっているんだけどやらざるを得ないのか、今、それをもう一度考える必要があろうかと思うんですけど、その辺はどうなんですか。 ○委員長(福原敏夫君) 国民健康保険課長尾形卓信君。 ◎国民健康保険課長尾形卓信君) お答えします。確かに今は基金からの繰り入れをして、歳出に対する歳入に足りない部分を繰り入れをしているところでございますが、そのほかに、医療費の適正化ということで、特定健診などをさらに充実した中で医療費を下げることができれば、県に納める事業費納付金も下がってくることになりますので、その辺も検討しながら、国保会計収支状況を見ながら、税率等の改定もいろいろ検討していきたいと考えております。 ○委員長(福原敏夫君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) やっぱり国民の権利と義務があって、やはりその納めることによって運営されているこういう国保会計というものを維持するためには、やはり滞納率を軽減するとか、要するに、その徴収率を上げるとかということも必要になろうかと思うんです。  それともう一つは、その国保会計の基金を繰り入れるというところも、毎年、同額じゃなくてもいいから、やっぱりその辺をうまく調整しながらやらないと、なくなったときに、その8,000万円分のところをどういうふうに補填するかということは、もう先が見えているわけじゃないですか。例えば一般会計からその部分を繰り入れするということはできますか、ちょっとお聞きしますけど。それは、そっちじゃなくて財政のほうになるから向こうだと思うんですけど、要するに、その基金がなくなったときに保険会計を健全にするために、今、基金から繰り入れしていますけど、基金がなくなったときに、じゃ、その分は市民に負担をかけないためには一般財源のほうから1億数千万円というお金を繰り入れることができるかということなんです。できなかったら、今、考えていかなきゃいけないという意味でお聞きするんですけど。 ○委員長(福原敏夫君) 総務部長白石久雄君。 ◎総務部長白石久雄君) お答えします。基本的な考え方になりますが、当然、国保会計は、国保の加入者のために運営されているものですので、一般会計から繰り入れるということは、国民健康保険以外の加入者の分の負担も生じてくるということになりますので、原則としましては、一般会計から、国保会計へ繰り出しすることは現状では考えておりません。 ○委員長(福原敏夫君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) そういう中で、意見としてみれば、健全な経営をしなきゃいけないけど保険料を下げなきゃいけない、そのために基金から繰り入れする、基金がなくなったら一般財源からも補填しろよという意見がいっぱい出てくると思うんですけど、その辺は今後御検討いただきまして、私も、ここにいる方ほとんどの方が国民健康保険だと思うんです。一遍にその国民健康保険税が上がった場合に、その市民の反発というのはすごく大きくなると思いますので、その辺は健全な運営をしていただければと思いまして、終わります。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(福原敏夫君) ほかに質疑もないようですので、質疑を終結し、討論に入ります。反対討論ございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(福原敏夫君) 次、賛成討論。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(福原敏夫君) 討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決を行います。
     議案第23号を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○委員長(福原敏夫君) 起立全員であります。よって、議案第23号は原案のとおり可決すべきものと決しました。           ────────────────────────     議案第24号 平成31年度富津市後期高齢者医療特別会計予算 ○委員長(福原敏夫君) 次に、議案第24号 平成31年度富津市後期高齢者医療特別会計予算を議題といたします。  これより議案第24号に対する質疑を行います。御質疑ございませんか。松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) 276ページ、1款、後期高齢者医療保険料の件なんですけれども、後期高齢者医療制度が2008年にできてから、今、11年になろうとしているわけですけど、当初は、国民健康保険に入っている人たちが75歳になったらば後期高齢者に強制的に入れられて、一応いろんな軽減措置があったわけですよね。その軽減措置が昨年ですかね、少しなくなって、今年度はどのように当初と変わるのでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 国民健康保険課長尾形卓信君。 ◎国民健康保険課長尾形卓信君) お答えします。平成30年度までにつきましては、軽減につきましては変更は特にございませんが、平成31年度から、7割軽減の方については特例として、ただいま9割軽減を受けております。消費税が2019年の10月から改正になることに伴いまして、9割軽減の方が本則の7割軽減となることとなっております。その理由としましては、年金生活支給給付金の支給の対象となっていることから、その給付金が受けられるため、今まで9割軽減だった方が本則の7割軽減に2019年の10月から変更になるということで、千葉県の後期高齢者連合のほうの定例会でも議案で上がり、可決されたところでございますけど、そのように変更になることを聞いております。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。ほかにございませんか。松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) もう一つ、その保険料を滞納した場合のペナルティーなんですけども、今どのくらいの方たちがそのペナルティーを受けていますでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 国民健康保険課長尾形卓信君。 ◎国民健康保険課長尾形卓信君) お答えします。平成31年3月13日現在で、6カ月の短期被保険者証の数につきましては13名でございます。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(福原敏夫君) ほかに質疑もないようですので、質疑を終結し、討論に入ります。反対討論ございませんか。松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) 私、後期高齢者医療制度そのものに反対しているんです。なぜかというと、75歳を区別して新しい医療制度に移すという、その差別制度だと思っています。  今も、そのペナルティーの数を伺いましたらば、だんだん減っていることは確かです、前のときよりも。確かなんですけども、昔は、老人医療のときにはこういうペナルティーはなかったんですよね。後期高齢者になってからこういうペナルティーがあったんで、やっぱり、そもそも年金から引き落とされない方が滞納するんであって、そういう弱者に対する、ましてや高齢者に対するそういうペナルティーを科すこと自体も、この後期医療保険制度のもう本当に悪いことだと思っています。私は、もう制度そのものに反対していますので、この予算は反対です。 ○委員長(福原敏夫君) ほかに反対討論ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(福原敏夫君) なければ、次に、賛成討論ございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(福原敏夫君) 討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決を行います。  議案第24号を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○委員長(福原敏夫君) 起立多数であります。議案第24号は原案のとおり可決すべきものと決しました。           ────────────────────────     議案第25号 平成31年度富津市介護保険事業特別会計予算 ○委員長(福原敏夫君) 次に、議案第25号 平成31年度富津市介護保険事業特別会計予算を議題といたします。  これより議案第25号に対する質疑を行います。御質疑ございませんか。千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) ページが320ページ、3款3項1目包括的支援事業費の中です。その中の在宅医療介護連携推進事業というのに278万7,000円の予算がついております。在宅医療につきましては、介護の現場の中でも、これからの高齢化率の高い富津にとっても大変重要なことだと思っております。これが現在どのように進められる予定でこの予算がとられているのかお聞かせください。 ○委員長(福原敏夫君) 介護福祉課長、藤嵜 勉君。 ◎介護福祉課長(藤嵜勉君) お答えいたします。本事業の中の主たる業務は2つございます。  1つ目は、本市では平成29年12月に、医師、歯科医師、薬剤師、看護師、理学療法士ケアマネジャー地域包括支援センター、自治体など、25名で構成されております富津市在宅医療介護連携会議というものを設置し、住みなれた地域で安心して医療と介護を受けられるよう医療・介護関係者の連携を深めること、また、在宅医療介護連携における課題解決のための対応を検討するため、今年度は2回の検討会と2回のワーキンググループ会議を開催いたしました。そこでは、在宅療養と在宅みとりのガイドブックの策定や地域住民への認知症施策の周知活動についてなど、検討されているところでございます。予算上では委員報償費に当たり、平成31年度は4回の検討会議と6回のワーキンググループ会議を予定し、予算計上をさせていただいております。  2つ目は、在宅医療が必要な高齢者に係る在宅医療と介護の連携推進を円滑に実施するため、本年度、君津木更津医師会君津地域各4との間で医療・介護連携地域相談サポート医設置事業業務委託というものを締結いたしました。これは、医療的な面を含む支援に困難が生じている高齢者に対する支援を、各地域にあります地域包括支援センターを相談窓口としまして、介護関係者の方々等が君津木更津医師会サポート医に相談ができる仕組みでございます。予算上では、在宅医療介護連携推進事業委託料が該当しまして、富津市負担分として80万1,000円を計上させていただいております。 ○委員長(福原敏夫君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) じゃ、今のお答えに、また2つ御質問させていただきます。  まず最初の医療等の連携チームです。25名というふうにおっしゃいましたけれども、どんな基準で選ばれたのかというところをひとつお聞きしたいと思います。1つずつ行きます。お願いします。 ○委員長(福原敏夫君) 介護福祉課長、藤嵜 勉君。 ◎介護福祉課長(藤嵜勉君) こちらにつきましては、他職種における課題解決等を念頭に置きまして、それぞれの分野に精通されている方々を対象に選出をさせていただいております。 ○委員長(福原敏夫君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) わかりました。あと、その後の2番目の施策でありますサポート医療の設置委託ですかね、こちら、君津と木更津に相談ができるというふうに今聞いたと思うんですが、富津市の中にではなくて、君津木更津地区の医者に相談をできるということですか。 ○委員長(福原敏夫君) 介護福祉課長、藤嵜 勉君。 ◎介護福祉課長(藤嵜勉君) こちらにつきましては、それぞれの各市にございます地域包括支援センターが相談窓口となりまして、窓口に寄せられた問い合わせについてを君津木更津医師会の、今は、サポート医リーダーという方、医師がいらっしゃいますけれども、そちらに相談に行くことができるという仕組みになっております。 ○委員長(福原敏夫君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) じゃ、確認ですけど、包括に相談が入ったり、包括で医療が困難だなということになりました。そうしましたら、包括のほうから木更津君津医療医師会に御相談を入れると。そうすると、それに対しての何らかの対応策がそちらからいただけるというような形になるということでよろしいですか。 ○委員長(福原敏夫君) 介護福祉課長、藤嵜 勉君。 ◎介護福祉課長(藤嵜勉君) 委員のおっしゃったとおりでございます。 ◆委員(千倉淳子君) ありがとうございます。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。 ◆委員(千倉淳子君) 済みません、いいですか。 ○委員長(福原敏夫君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) 確かに進んでいるんだなというふうに思います。御苦労されているなというふうに思いますが、ちょっとお時間がかかってしまうなという懸念は大変ございます。  特に、君津木更津の医師会ということで、富津もその一部になって、富津の医師会もその中に入っているということですよね。ですから、もうちょっと近場で、今、困っている人たちへの手の差し伸べる方法について、早急にこの方々の御意見もいただきながら決めていただけたらうれしいなというふうに思いますので、平成31年度に立ち上がるということでしたか。ごめんなさい、もう1回お願いします。 ○委員長(福原敏夫君) 介護福祉課長、藤嵜 勉君。 ◎介護福祉課長(藤嵜勉君) 検討自体は昨年度から検討していたんですけれども、医師会と調整がついたのが昨年の11月になりまして、11月から委託のほうを開始させていただいております。 ○委員長(福原敏夫君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) では、まだ今年度も終わりに立ち上がったということでございますので、今後の検討だと思いますので、この中でお知恵を借りて、早急な対応方法が検討されることを期待しております。よろしくお願いいたします。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。ほかにございませんか。松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) 私、どこに当たるかわからないんですけど、富津市には訪問リハビリの機関が少ないんです。それは、この予算書のどこに当たるんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 介護福祉課長、藤嵜 勉君。 ◎介護福祉課長(藤嵜勉君) お答えいたします。保険給付費の中に入るんですけれども、保険給付費に入ってくるのは、あくまでもサービス利用をされた方に対しての給付費という形になりますので、その施設に対してということでは、この予算書の中には出てはこないかと考えております。 ○委員長(福原敏夫君) 松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) 保険給付費に入るということは、利用している、給付費ということは、支出ですよね。いろいろな施設に対して、施設の方というのは、いろんな介護保険のサービスをしていますね。それがみんなここに入ってくるということですか。 ○委員長(福原敏夫君) 介護福祉課長、藤嵜 勉君。 ◎介護福祉課長(藤嵜勉君) 施設利用サービスあるいは在宅介護サービス等を受けたときの介護サービス費がこちらのほうの計上になっております。 ○委員長(福原敏夫君) 松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) 実は、私の夫が初めて要介護1になりまして、初めてその介護申請から認定から申請から、今、訪問リハビリを受けているところです。そこで、本当はもっとリハビリを受けたいなと思ったんですけど、要は、そのリハビリをやってくれる方がいないということでもって、それで週2回になってしまったんです。本来ならば、早くもっとリハビリを受けて歩けるようになりたいと思っているんですけれども、そういう機関がないということは、いや、今まで介護保険料を払ったのに何だったろうなというような疑問をすごく思っております。  もう一つが、私が働いているので介護1になっても、要は、在宅のサービスが、御飯をつくってくれとか、お掃除をしてくれとか、そういうサービスが一切受けられないんです、私がいるということで。私が働いていても、いるということで。そういう矛盾をすごく感じました。  それで、私が仕事をして、きょうもきのうも、お昼、要は帰れないわけです。今までは、議会がないときは御飯を食べに、お昼には急いで帰ってまた出直してくるというようなことをやっていたんですけど、たまたま金谷の里のところで、介護の給付にはならないけれども、給食サービスがありますよということを言われて、毎日やってくださるということで、それをやってもらっております。それでずいぶん助かりました。  でも、やっぱりお掃除をしてもらったりとか、やってもらいたいことがあるんですけど、やはりその、働いても、誰かがうちにいるという制限があって受けられないということ。だから、今まで、まさかこんな介護を受けるとは思わなかったんですけど、そういう事態に立ち入って、いや、すごい矛盾を感じています。  ですから、どこでそういうものが支払われて、そういう施設、もっと富津にそういう在宅サービス、訪問介護をしてくれたり、行きたいときに訪問リハビリに行けるような施設が、自分の好きな、要は要求に合ったようなところがもっとできてほしいなと思うんですけれども、それはやっぱりそういうふうにできるためには、またこの介護保険料が上がってくるというような矛盾を抱えているこの制度だなと、つくづく思いました。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。 ◆委員(松原和江君) いいです、はい。 ○委員長(福原敏夫君) 答弁はいいですね。  はい、じゃ、進行します。  ほかにございませんか。千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) 済みません、もう1ついいですか。3款3項です。今度は予防給付のほうです。321ページ、中段ぐらいのところに、認知症総合支援事業というふうになっておりまして、初期集中支援チームの報酬が出ております。これが実施されているんだと思うんですが、今までの実績、この集中支援チームでどういったことが何件ぐらい行われているのかという内容を聞かせていただいてよろしいですか。 ○委員長(福原敏夫君) 介護福祉課長、藤嵜 勉君。 ◎介護福祉課長(藤嵜勉君) お答えいたします。支援状況でございますが、第1回のチーム員会議につきましては、平成30年4月20日に開催しまして、以降、先月末までに10回開催をしております。  成果といたしましては、会議の中で支援が必要となった方に対して、その状況に応じて支援チームを編成し、訪問などを行い、現在まで6人の方の支援に携わり、5人の方を医療や介護サービスにつなげることができ、最終モニタリングも完了をしております。  効果といたしましては、認知症初期集中支援チームの活動によりまして、認知症の早期診断、早期対応が可能となり、認知症になっても住みなれた地域で安心して生活していけるよう、認知症の人に危機が発生してからの事後的な対応ではなく、早期支援、危機回避支援機能の整備等の支援体制がつくり上げられるものと考えております。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) ありがとうございます。この支援チームというのは、たぶんモニタリングが最後とても大事なところになってきて、これは、今は包括とか限られたメンバーを決めてやっておりますけど、これが将来的にはどこの支援チームでもそれができるようになっていかなきゃいけないというところの先駆けだと思っております。  ですから、今6人の方をサポートして5人の方がよい方向に行ったという、この方向を、事業所ないしは利用者様たちに広くお話いただくことで、それが広がっていくのかなというふうに考えています。この5人が救われたことは大変すばらしいことだと思いますけど、そこでとまってしまっては、予算をとって集中チームをつくった意味がないので、そこのところの周知とか広げ方について、今後も考えていただければなというふうに思っております。よろしくお願いします。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 302ページの7款2項1目の基金繰入金になります。今回は415万7,000円を切り崩すことになっていますが、平成30年度は最初1,800万円ほど切り崩す予定が、逆に1億円ほど積みまして、今、3億2,000万円ほどの残高に、たぶん平成31年度末になるかと思うんですが、ここら辺の基金の取り扱いについてどのようにお考えなのかお聞かせいただければと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 介護福祉課長、藤嵜 勉君。 ◎介護福祉課長(藤嵜勉君) こちらの介護保険給付費準備基金につきましては、いわゆる保険料の上昇抑制のために必要な額を取り崩し、支出するものでございますので、そのときの必要に応じての取り崩しということになるかと考えております。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。ほかにございますか。石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) ちょっと教えていただきたいんですけど、先ほど松原委員の質問の中に、訪問介護サービスの中の訪問リハビリというお話がありました。  その介護保険サービス事業の中に、いろいろなところに訪問サービスという、在宅サービスというのが入っているんですけど、医療ですと往診という項目ですよね。国民健康保険でいうとお医者さんに行くか、動けない人が自宅でお医者さんが来てくれるのは往診ということで、医療行為になるんです。  リハビリというのが、やっぱり医療行為の部分と、その介護サービス、要するに、医療で補填されるのか、その介護保険で補填されるかというのは、そのリハビリに来る人がどういう自覚を持っているかというふうに、ちょっと今、考えたんです。要するに、その運動療法士だとか、介護士だとか、そういう資格を持っている人がリハビリをするというのは、どういうその決めがあるかということを、ちょっと聞きたかったんです。
     なぜかというと、例えば、医療、病院、診療所なんかで運動療法士を持っているところが、もし行けば、それは往診ですよね。介護事業所が、そういう介護リハビリを事業としてやっているところであったら介護保険じゃないですか。  その辺の、もしどうしても人が足らないなら、医療行為のほうでそれができるのかどうか、そういうのは検討をしたことはあるんですか。今実際にサービスが受けられないという人がいたときに、要するに医師会なんかに相談して、そういう在宅のリハビリを受けたい人がいるんだけど御協力いただけませんかと聞けば、それは国保の医療行為じゃないですか。だけど、今の介護事業所が行っている在宅リハビリは介護保険対象なら、介護事業でしょう。その辺はどういうふうに色分けして進めているんですか。 ○委員長(福原敏夫君) 介護福祉課長、藤嵜 勉君。 ◎介護福祉課長(藤嵜勉君) お答えいたします。医師の指示書等出たときの医療行為についての訪問リハビリであれば、医療保険のほうの対応になるかと思います。また、介護、介護予防として在宅に赴いてリハビリを行う行為については、介護保険のほうの対象になるかと考えております。 ○委員長(福原敏夫君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 済いません、私、専門家じゃないので、わからないので今聞いたんですけど、だから、要するに、リハビリ士が足らないなら、医療行為として在宅でリハビリを受けられる制度をつくっていくのか、実際にそういう制度はあると思うんですけど、それでやるのか、こっちで聞いてもしようがないんですけど、介護保険事業所でリハビリをやっている事業所は何カ所あるんですか、富津市内に。もっと言えば、何人いるかということなんです。足らないんなら、そういう医療、医師会か何かと連携して、その医療行為としてのリハビリ士を派遣するのも、やっぱり今後、富津市、考えていく必要があると思うんですけど、その辺はいかがなんでしょうかということなんです。 ○委員長(福原敏夫君) 介護福祉課長、藤嵜 勉君。 ◎介護福祉課長(藤嵜勉君) お答えいたします。人数については、済みません、把握していないんですが、リハビリの事業所につきましては、富津市内に5カ所ございます。                〔「リハビリ施設」と呼ぶ者あり〕 ◎介護福祉課長(藤嵜勉君) 訪問リハビリの事業所でございます。 ○委員長(福原敏夫君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 医療と、だから介護事業のいろいろあると思うんですけど、そういう市民のたまたま、松原委員の御主人さんがそういう状況になったっていうことで今現況がわかった、私もわかったんですけど、そういうもし事例があったときに相談受けたときに、医療行為でお願いするのか介護事業でお願いするのか、医療行為の場合には自己負担かかりますよ、だけど介護の場合には介護保険で補填される部分と、自己負担分があるというのを丁寧に説明して、サービスを受けたい人が受けられるような、ただやっぱり今のお話ですと、失礼な言い方ですけど、週2日でいいでしょうというふうに診断のもとで週2日かもしれないし、ですからそれはわからないですけど。 ○委員長(福原敏夫君) ちょっと、質疑の本題に戻してください。 ◆委員(石井志郎君) すいません、そういうことで今後御検討いただければと思います。以上です。長くなりました。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。渡辺 務委員。 ◆委員(渡辺務君) 1つ、さきの認知症の件でちょっと、1つ伺いたいんですけど、321ページの認知症総合支援事業の中の話で、支援チームができたということであれなんですけれども、私もいろいろこう、人から相談受けるときに、この制度、認知症に関してなんですけど、制度がわからなくて、知らなくて、その制度のシステムの中にのれない人っていうのが結構いるんじゃないかなというのが実感としてあるんですけど。  要は、家庭の中で認知症の家族を抱えて苦労しているんだけど、どこに相談したらいいかわからなくて、ちょっとこう渡辺さん、こういうのどうしたらいいって聞かれたりというのが何回かあって、それは包括に行ったらいいですよとか説明するんだけど、その辺のあぶり出しというか拾い出しというかピックアップというか、そういうことの取り組みを具体的にどんなことをやっているかを教えていただければと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 介護福祉課長、藤嵜 勉君。 ◎介護福祉課長(藤嵜勉君) 今、委員おっしゃったとおり、相談窓口としては地域包括支援センターがございます。ただ、地域に民生委員さんあるいは地区社協さん等いらっしゃいますので、そちらの方々に御相談いただければ、うまいぐあいに包括あるいはのほうにつながるものと考えております。 ○委員長(福原敏夫君) 渡辺 務委員。 ◆委員(渡辺務君) この制度すごくいい制度で、いろいろこう、坂本前課長も言ってたけど、進化していくって、どんどん深まっていく、内容をまとめていくということを非常にすばらしいことだと思うんですよね。一番やっぱり難しいのがそういう人たちをどうやってネットでかけていくか、網がけしていくかっていうことだと思うんで、大変だと思うんですけど、ぜひ引き続き頑張っていただければと思います。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) 今、渡辺委員の発言に関係してなんですけど、やっぱり包括支援センターに行って、そこから民生委員さんたちにお願いをしてという流れはもう基本的なもので、それは間違いないことだと思うんです。ただ、やはり担い手が足りないというところ、これはやっぱり包括支援センターの人数、皆さん行って見られたらよくわかると思うんですが、あれだけの人数で、それぞれの広い地域、3つに分けましたけれども、とても今の認知症の相談の件数に対してそれが追いついていない。  で、あそこは認知症だけじゃなくて予防に関して、まずは一回あそこで総括しなければいけないということになりますと、集中チームを立ち上げて今一所懸命やっておりますが、何にしても担い手不足でございます。それを最終的に包括から請け負うのはそれぞれの事業所のケアマネでございますが、私が一般質問でも申し上げましたとおり、ケアマネの数が一気に今減ってきております。で、疲弊して辞めていくケアマネもたくさんおります。  そういうところで、今、ここで議員の皆さんが関心を持ってこうやって話をしてくださるのはとてもすばらしいことだと思っていて、要は各事業所だとか、それの担い手を一般の人たちだけに任せておいたのではもう立ち行かない状況まで来てますよ、これが社会現象である以上は、行政がもっとそこに踏み込んで、事業所なり、それからそういった人材なりを発掘したり、支えていくような仕組みを早急に考えていかないと、なかなか今後、形だけはできても絵に描いた餅になってしまうのではないかなと、そういうことを。 ○委員長(福原敏夫君) 千倉淳子委員、簡潔にひとつ。 ◆委員(千倉淳子君) ごめんなさい。感じておりますので、ぜひその辺も含めまして、今の渡辺委員のお願いにもありましたけど、私も重ねてその辺の支援をよろしくお願いします。以上です。失礼しました。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(福原敏夫君) ほかに質疑もないようでございますので、質疑を終結し、討論に入ります。反対討論ございますか。松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) 私は、介護保険制度が始まった目的っていうのは、個人ではなく、社会的に介護を見ましょうよということで始まって、40歳以上の者が介護保険料を納めているという、そういう制度なんです。それが今になって、それが破綻してきていると思うんです。  なぜかっていうと、やはり制度そのものの矛盾というか、サービスを受けたり、それから介護者の報酬を待遇をよくするとそれがみんな被保険者に跳ね返ってくる、ここの矛盾が一番この制度の大きな矛盾だと思います。それを解決するのは保険料を値上げするのでは絶対解決できないと思います。だんだん上がっていくだけです。  ですから、私は、が太刀打ちできないんだ、介護や国保の担当者の方は大変苦労されていると思います。太刀打ちできないんだから国がもっと支援せよ、この声を挙げていただきたいと思うんです。国にはお金がないわけじゃありません。無駄なことを削ればできます。そういうことでもって、やはりが国に対して、これ以上、市民に負担をかけないような施策をぜひとってほしいと思います。 ○委員長(福原敏夫君) ほかに反対討論ございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(福原敏夫君) 次に、賛成討論はございますか。渡辺 務委員。 ◆委員(渡辺務君) 費用負担の問題っていろいろあると思うんです。だけど地域のことは地域のことでっていう補完性の原則というのがあって、この日本の文明国家の中で、今もそもそもの憲法で健康で文化的な生活をする権利があるっていうのは憲法で認められていることで、それを国のせいにするだけじゃなくて、地域で担えることは地域で担わなきゃいけないと。ということは、私、自治の基本だと思っています。  いまだ、世界が経験したことのない超高速で高齢化社会が進むこの日本で、どんなシステムをつくるかというのは非常に問題だと思うんですよね。ただ、私も自分の母が介護でお世話になるようになって、まあ今、介護の真っただ中にいるんですけども、このシステムというのはいろいろ問題はあるんですけど、例えば私は仕事であったり、こうやってこういう所で会議出てたりというのは、このシステムがあるからだっていうふうに思ってます。介護保険制度のシステムがあるから、本来はマンツーマンでかからなきゃいけないものをみんなでそれぞれの分野で分担し合ってもらえるメニューがある、介護サービスがあるっていうことだと思うんですよね。その中で本人の人間の尊厳というか、そういうのも何とか保たれているんじゃないかなと思います。  いろいろ課題はあります。人材の問題とか、あるいはレールとかシステムにのれない人をどうしていくのかとか、あるいは医療と、さっき質問ありましたけれども、医療との連携とかいろいろこれからの課題やるべきことあると思うんですけれども、これがなかったら困る人はいっぱいいるんじゃないかなと思います。そういう意味で私は、この予算案に賛成をさせていただきたいと思います。 ○委員長(福原敏夫君) ほかに賛成討論ございますか。千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) 私も賛成の立場から討論させていただきます。  これから高齢者がふえたこの世の中、自助、互助、共助、ここがとても大切になってくると思います。公助だけに頼った状態では、今、ここは乗り切れないというふうに思っております。  その中で確かに問題はございますけれども、1つに賛成と言いながらも1つお願いでございますが、先ほども言いましたが、この中の予算で、今、地方自治体に任された部分、市町村に任された部分の予算をどのようにするのか、富津市独自の施策をしっかりと考えていくことによって大分ここはやわらげられる部分とか、助けられる部分があるのではないかなというふうに思っています。  保険ですから、みんなに平等に出ろということではなくて、困ったところにちゃんと手が届くようになっていかなくてはいけないというふうに思っています。平等の考え方はいろいろあると思いますけれども、とにかく最期まで文化的な生活を送れるような最後のとりでとして保険があるということを頭の中に置きながら、自分でできることは自分で、近所で賄えることは近所で、そういった体制をつくるには、地域に任された予算をどのように使っていくのかという独自の施策を早急につくっていく方向をお願いいたしまして、賛成とさせていただきます。 ○委員長(福原敏夫君) ほかに賛成討論ございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(福原敏夫君) ほかに討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決を行います。  議案第25号を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○委員長(福原敏夫君) 賛成多数であります。よって、議案第25号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  ここで説明員の入れかえのため暫時休憩をいたします。                  午前10時55分 休憩           ────────────────────────                  午前11時00分 開議 ○委員長(福原敏夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。           ────────────────────────     議案第26号 平成31年度富津市温泉供給事業特別会計予算 ○委員長(福原敏夫君) 議案第26号 平成31年度富津市温泉供給事業特別会計予算を議題といたします。  議案に対する説明を求めます。商工観光課長、平野 勉君。 ◎商工観光課長(平野勉君) 議案第26号 富津市温泉供給事業特別会計予算概要説明をいたします。  予算書の1ページをお開きください。  初めに、業務の予定量でありますが、供給戸数は13戸で、内訳は、旅館等の営業が3戸、一般家庭が10戸であります。  年間総供給量は、5,992立方メートル、1日平均供給量は、16.42立方メートルであります。  収益的収入及び支出の予定額でありますが、収入が、温泉事業収益で94万1,000円であり、内訳は、営業収益94万円、営業外収益1,000円であります。  支出につきましては、温泉事業費用で289万9,000円、全て営業費用であります。  次に、資本的収入及び支出の予定額でありますが、資本的収入が1,000円で、費目計上であります。  資本的支出でありますが、1,000円で、同じく費目計上であります。  次に、3ページをお開きください。平成31年度の予算実施計画について御説明いたします。  収益的収入及び支出でありますが、先ほども御説明申し上げましたとおり、収入94万1,000円、支出289万9,000円であります。  なお、詳細な説明につきましては、9ページ、10ページで御説明させていただきます。  恐れ入りますが、まず9ページをごらんください。  (1)収益的収入及び支出の見積り基礎につきまして、御説明いたします。  初めに、収入でありますが、1款、温泉事業収益は、94万1,000円で、前年度比較13万8,000円の減額であります。  次に、支出でありますが、1款、温泉事業費用は、289万9,000円で、前年度比較46万8,000円の減額でございます。  主な理由でありますが、前年度予算の修繕費で供給圧力タンクが腐食し、爆発の危険性があるため、59万8,000円計上していたものが、本年度の計上はないため、減額となっております。  恐れ入りますが、10ページをお開き願います。  (2)資本的収入及び支出の見積り基礎について、御説明いたします。  初めに、収入でありますが、1款資本的収入は1,000円であります。本年度の新規加入は、見込めないため費目計上としたものです。  次に、支出の1款資本的支出は1,000円であります。歳入同様に新規加入を見込めないため、費目計上としたものです。  恐れいりますが、戻っていただき、5ページをお開きください。  (3)平成31年度 富津市温泉供給事業特別会計予定貸借対照表について、御説明いたします。  この貸借対照表は、平成31年度末の見込みで計算しております。  資産の部、1、固定資産では、(1)有形固定資産、イ、建物1万2,293円、ロ、構築物586万2,066円、ハ、機械及び装置292万3,473円、合計879万7,832円です。  2、流動資産では、(1)現金預金432万356円、(2)未収金ゼロ円、(3)その他流動資産ゼロ円、合計432万356円、資産の部の合計は、1,311万8,188円であります。  負債の部と資本の部の説明をいたします。  負債の部といたしましては、3、流動負債として115万円。次に、4、繰延収益は、(1)長期前受金877万2,400円、(2)収益化累計額マイナス852万1,424円、繰延収益合計25万976円であります。  資本の部としては、5、資本金2,600万円。6、剰余金、(1)資本剰余金、イ、負担金556万2,898円、ロ、県補助金295万8,526円、資本剰余金合計852万1,424円であります。  (2)欠損金、イ、当年度未処理欠損金、欠損金合計マイナス2,280万4,212円、剰余金合計マイナス1,428万2,788円、資本合計1,171万7,212円、負債資本合計1,311万8,188円であります。  6ページの平成30年度富津市温泉供給事業特別会計予定損益計算書及び、7ページの平成30年度富津市温泉供給事業特別会計予定貸借対照表につきましては、平成30年度の見込みとなりますので、参考としてごらんいただきたいと思います。  以上をもちまして、平成31年度 富津市温泉供給事業特別会計予算の説明を終わらせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長(福原敏夫君) これより議案第26号に対する質疑を行います。御質疑ございませんか。石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 1点お聞きします。財政いらっしゃいますので、ちょっと申しわけないんですけど、15ページの入湯税というところで、金谷地区の温泉供給に伴う入湯税の内訳、これは商工観光課のほうでわかればいいんですけど、それでもいいんですけど、入湯税のうち金谷の温泉供給事業に伴う入湯税、観光課長のほうでわかればそれで結構です。幾らがこの中に含まれているか、ちょっと教えていただけますか。 ○委員長(福原敏夫君) 商工観光課長、平野 勉君。 ◎商工観光課長(平野勉君) お答えいたします。  具体的に金谷の温泉供給をしていただいている施設のほうの税額でございますが、平成30年度入湯税、総額で186万6,900円となります。 ○委員長(福原敏夫君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) そのほかの部分があるんで思ったよりちょっと少ないと思ったんですけど、そういう入湯税もいただいている中で、今後の温泉供給事業、施設の老朽化だとか言われてますけど、最終的に累計の欠損金が資産を超えたときにどうするかという問題、いつも聞くんですが、今後の見通しとしてみれば、たしか去年か何かのときには施設の老朽化が進んでいるので継続は難しいというようなお話があったと思うんですけど、その辺はどういうふうなことでしょうか、変わらず同じでしょうか。
    ○委員長(福原敏夫君) 商工観光課長、平野 勉君。 ◎商工観光課長(平野勉君) お答えいたします。  平成29年度の決算審査特別委員会のときに申し上げましたとおり、地元説明を行ってまいりました。  そうしまして、その後、決算審査終わった後に地元の方が、まあ地元代表の方がお見えになりましてお話をさせていただきました。そうしましたら、のスタンスということで、今まで申し上げたとおりではございますが、要するに事業費用ですね、直す費用が大幅に上回るということ、それからあと今後の加入者の方がどんどんと減ってしまっているということ、それから料金をある程度上げたとしても安定供給が保証できないこと、それから公営企業として、本来、一般の安定安心した供給ができないというところ、そういったことを御説明申し上げてまいりました。  今後のお話といたしましても、本市といたしましての公営企業はもう成り立たないというような判断になろうかと思っております。そこの御理解をいただくために、地元のほうにもそのときにも御説明申し上げているんですが、地元の何か協力できること、例えば地元で起こすとか、それとかあとは何か協力して支援的なものを考えるとか、そういったものをお聞きしたいということは御説明申し上げております。そうしまして、あと、営業者の方、あと、一般の方々に年度内、これからもでございますが、それぞれに御説明申し上げて、状況をもう一度御説明していきたいというふうに考えています。 ○委員長(福原敏夫君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 営業収益っていうのは、要するに温泉供給収益ということで、売り上げですよね。で、例えば今お話の中に186万6,900円というものが入湯税で入っているわけです。商売の原理原則だと、そのお金はたとえで言えば温泉供給事業に本来100%回してもいいんじゃないかなと。要するに、この温泉をやめることによって186万6,000円がなくなっちゃうと考えれば、このお金は丸々、設備投資等に使えるというふうにも考えられると思うんですけど。要するに入湯税がなくなるならその分を金谷のできる限り継続できるんならそれを回してもいいんじゃないかと思うんですけど、その辺のところは行政として見ればやはり廃止する方向で進むということでよろしいでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 商工観光課長、平野 勉君。 ◎商工観光課長(平野勉君) 入湯税を充当できるということがございますれば、まあそれもあるんですが、現段階では入湯税は、この温泉供給事業には入れないということ。あと、料金も引き上げたとしても、相当程度の料金改定をしないといけないので現実的ではないこと等がございますので、これは非常に難しい問題だということでございます。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 済みません、9ページなんですが、温泉供給収益等を合わせて94万円の収益があるのに対して、揚湯供給費と総係費だけを見ますと214万円出ると。そのうちの修繕費で128万4,000円出ますんで、修繕がないとすれば83万円で済むんで、11万円のプラスになります。  ただ、修繕は絶対出てくると思いますが、その中で5ページ等を見ますと、現金預金が残り430万円ということなので、修繕費があと450万円ぐらいになってくると今度は借り入れを起こして運営をしないといけなくなると思うんですが、先ほど修繕等の計画、ある程度はじいているのかどうかわかんないですが、この現金がなくなるぐらいの修繕が行われる予定というのは、平成31年度は何とかこの128万円で大丈夫ですけど、平成32年度以降の修繕計画、今現状ですとどういうふうに見込んでますでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 商工観光課長、平野 勉君。 ◎商工観光課長(平野勉君) お答えいたします。  例年、温泉ポンプ修繕ということを行っております。今後の温泉供給ができないという理由の中には、恒常的に施設を保っていくというところの修繕計画というのが成り立たないと計画ができないと。今、場対応で年度内で修繕するというところのときに、もし予算がなければ補正を、先般も滅菌機であったり修繕であったりというところはそういった補正なりで対応してきているというところで、それを将来的に見て、きちんとした改善策を設けるということになりますと、地元説明を申し上げているとおり莫大な費用がかかってまいります。その負担があるので、こういった経営改革上の判断も成り立ちませんし、修繕計画的なものもあれば、要するに予算が潤沢にあれば対応できるのですが、これがもうできないというような判断がございますので、修繕計画というのはその場のその予算の範囲内で対応しているというのが現実でございます。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) ということは、この432万356円の現金を上回る修繕が出てきた時点で、もうその場でこの事業は終了ということになるということでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 商工観光課長、平野 勉君。 ◎商工観光課長(平野勉君) 今現在も内部留保資金が削減してしまうということ等を踏まえまして、地元の皆様方と協議を進めております。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) あともう一点、5ページなんですが、今現在、固定資産が資産のほうに入っていますが、終了するとなれば、売却できれば幾らか収入が入ってきて、最後の清算に充てられると思うんですが、買い手がつかない場合、これ今後解体をする費用が負債に回ってくることになると思うんですが、そこら辺のもし売れなかった場合、解体費としてどれくらいかかってくるかとかって見込んでますでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 商工観光課長、平野 勉君。 ◎商工観光課長(平野勉君) 地元の皆様方に御説明申し上げた資料に基づきまして御説明いたしますと、解体に係る費用につきましては、源泉地だけであっても500万円ほどかかります。また固定資産につきましては対応を検討させていただきます。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) まだ金額が正確にはじけてないということですが、どう考えても、そうするとお金がないということになると、一般会計から最終的には解体費用を補填をするという考え方になるんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 商工観光課長、平野 勉君。 ◎商工観光課長(平野勉君) はい。協議を進めたいと思っております。 ○委員長(福原敏夫君) ほかに、いいですか。石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) さっき、入湯税の話ししたんですけど、利用できないという話がありました。例えば、何か基金じゃないですけど、積み立てしといてね、今のお話聞いてると土地は借地ですよと、で、固定資産に含まれている水道部と同じで水道の配管まで固定資産に入っているんですよね。それをじゃあ逆に言うと、それを温泉供給事業を廃止したときに、その撤去費ったらべらぼうな金額がかかるわけですね。そうすると、そのまま埋設したままそれは手をつけないというのが現状だと思うんです、供給管は。そうすると今お話であった、あそこのポンプ場だけで解体費用が500万円以上かかるつったら、正直な話、今の時点でこれ破綻ですよね。今の時点で。  だから、それをできるだけ長くやりながら、やめるタイミングを図っていると言ったら失礼な言い方なんですけど、そういう状況だと思うんです。  さっき言いましたけど、入湯税、一般財源だけど、もともとはこの事業があるからこれが収入として入っているんです。これがなくなればどっちにしろ180万円入らないんなら、僕、財政のこと、法律のことわからないから勝手に言ってますけど、いざこれを壊すときのために、ただの一般財源から使用するといったら市民の了解を得る、議会の了解を得るとなかなか難しいと思うんです。だったら入湯税の中から幾らかでもそういうふうに。何かこう基金みたいものをつくって対策費積んどかないとどうなるかって、これ、今回認めないわけいかないと思うんだけど、その辺ちゃんとしっかりしていただかないと、もう破綻、正直破綻ですよね。解体費がもう500万円以上かかっていて、現金預貯金が400万円代しかないつったら100万円そこで足らないわけじゃないですか。その辺はどういうふうに考えますか。これは課長じゃなくてやっぱり部長。 ○委員長(福原敏夫君) 建設経済部長、宮崎一行君。 ◎建設経済部長(宮崎一行君) まず、入湯税をこの温泉会計に使用させていただくという話ですけれども、制度上だめだということで聞いております。  今後の運営のあり方ですけれども、さっき、石井委員おっしゃったように、もう解体が500万円、留保資金がそこまでないというようなことなので、一刻も早く廃止の方向に向けて今話し合いをしています。  で、あと一つといたしまして、温泉の成分、これがもうぎりぎりの状況です。温泉の効能が例えば1だとすると、ほんのちょっと上回っている今現状です。  ということからも地元の、個人の方々はおおむね納得していただいたと思っています。ただ、営業中の方がいますので、この人たちと細かな協議を行った中で廃止の方向にもっていくということだと思います。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 済みません、今、公共施設の民間移譲等を検討しているんですが、このホテルとかやってる方が移譲を受けるとかっていうのはないですか。 ○委員長(福原敏夫君) 建設経済部長、宮崎一行君。 ◎建設経済部長(宮崎一行君) 民間の企業っていうか旅館業をやっている方には譲渡のお話もさせてもらっています。ただし、かなり老朽してますので、いつ壊れてもおかしくない物を、どうぞ・壊れちゃいましたって、その辺もありますので、うちとしてはもらっていただければそんなありがたいことはないですけど、なかなかそういうことも難しいのかなと。あとは、旅館の方たちが、例えばそこから運んで自主運営するとかという方法もありますけど、あんまり現実的ではないのかなというような気がしています。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。ほかにございませんか。ほかに質問もないようでございますので、質疑を終結し、これより討論に入ります。  反対討論ございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(福原敏夫君) 賛成討論ございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(福原敏夫君) 討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決を行います。  議案第26号を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。ありがとうございました。                   〔賛成者起立〕 ○委員長(福原敏夫君) 起立全員であります。よって、議案第26号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。           ────────────────────────                    閉     会 ○委員長(福原敏夫君) 以上をもちまして本委員会に付託されました議案についての審査は全て終了いたしました。  なお、委員会報告書の作成及び委員長報告につきましては、私に一任願いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(福原敏夫君) 御異議なしと認め、さよう決定いたします。  閉会に当たり執行部から御挨拶をお願いいたします。市長、高橋恭君。 ◎市長(高橋恭君) 閉会に当たりまして一言御挨拶申し上げます。  委員の皆様方におかれましては、2日間にわたる予算審査特別委員会におきまして、終始、慎重なる御審査をいただき、まことにありがとうございました。  また、平成31年度予算5議案につきまして、全議案とも原案どおり御可決賜り、厚く御礼を申し上げます。  審査の中でいただきました御意見等につきましては、今後十分留意いたしまして、市政の発展と市民福祉向上のために努めてまいりたいと思っております。今後ともご指導のほど、よろしくお願いいたします。どうもありがとうございました。 ○委員長(福原敏夫君) ありがとうございました。2日間にわたり、慎重審査をしていただきまして、まことにありがとうございました。  以上をもちまして、予算審査特別委員会を閉会いたします。どうもありがとうございました。御苦労さまでした。                  午前11時24分 閉会  上記会議の概要を記載し事実と相違ないことを証するためにここに署名する。    平成  年  月  日              予算審査特別委員会委員長 福 原 敏 夫...