• 消防団安全装備(/)
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  1. 富津市議会 2019-02-22
    平成31年 3月定例会−02月22日-01号


    取得元: 富津市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-23
    平成31年 3月定例会−02月22日-01号平成31年 3月定例会                 平成31年2月招集              富津市議会定例会会議録(第1号)                  議 事 日 程           平成31年2月22日(金) 午前10時開会 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期等の決定 日程第3 市長の施政方針 日程第4 議案の上程(議案第1号から議案第28号)      (提案理由の説明) 〇本日の会議に付した事件 1.開  会 1.開  議 1.市長のあいさつ及び報告 1.議長の報告 1.会議録署名議員の指名
    1.会期等の決定 1.市長の施政方針 1.議案等の上程(議案第1号から議案第28号) 1.市長の提案理由の説明 1.総務部長補足説明(議案第5号及び議案第22号) 1.建設経済部長補足説明(議案第6号) 1.健康福祉部長補足説明(議案第23号から議案第25号) 1.散  会 〇出席議員  1番 猪 瀬   浩 君   2番 諸 岡 賛 陛 君   3番 三 木 千 明 君  4番 高 木 一 彦 君   5番 千 倉 淳 子 君   6番 山 田 重 雄 君  7番 平 野 英 男 君   8番 渡 辺   務 君   9番 松 原 和 江 君  10番 岩 本   朗 君   11番 石 井 志 郎 君   12番 藤 川 正 美 君  13番 永 井 庄一郎 君   14番 平 野 明 彦 君   15番 鈴 木 幹 雄 君  16番 福 原 敏 夫 君 〇出席説明員  市長         高 橋 恭 市 君  副市長        小 泉 義 行 君  教育長        岡 根   茂 君  総務部長       白 石 久 雄 君  市民部長       鶴 岡 正 義 君  健康福祉部長     島 津   太 君  建設経済部長     宮 崎 一 行 君  会計管理者      中 後 秀 樹 君  農業委員会事務局長  庄 司 優 人 君  選挙管理委員会事務局長監査委員事務局長                                   岩 名 生 麿 君  消防長        岩 崎   脩 君  教育部長       笹 生 忠 弘 君  水道部長       前 田 雅 章 君  総務部次長      秋 嶋 隼 人 君  総務課長       石 川 富 博 君 〇出席事務局職員  事務局長       大 塚 幸 男    主幹         牧 野 常 夫  庶務係長       三 木 貴 好    副主査        平 野 智 裕           ────────────────────────                    開     会            平成31年2月22日 午前10時00分 開会 ○議長(平野明彦君) 皆さん、おはようございます。  ただいまから、平成31年3月富津市議会定例会を開会いたします。           ────────────────────────                    開     議            平成31年2月22日 午前10時00分 開議 ○議長(平野明彦君) 直ちに本日の会議を開きます。           ────────────────────────                  市長のあいさつ及び報告 ○議長(平野明彦君) 日程に入るに先立ち、市長から発言を求められておりますので、これを許可します。市長、高橋恭市君。                 〔市長 高橋恭市君登壇〕 ◎市長(高橋恭市君) おはようございます。  平成31年3月富津市議会定例会の開会に当たり、御挨拶と御報告を申し上げます。  議員の皆様方におかれましては、大変御多用な中、本定例会に御出席を賜りまことにありがとうございます。  本定例会に御提案申し上げます案件は、条例案など28議案であります。よろしく御審議の上、御可決及び御同意賜りますよう、お願い申し上げます。  次に、御報告を申し上げます。  千葉県民マラソンについて申し上げます。  第41回千葉県民マラソンが、3月3日日曜日、富津市総合社会体育館メーン会場に開催されます。  ことしの大会申込者数は4,018人で、ゲストランナーとして、富津市観光大使のえとう窓口さん、日本盲人マラソン協会から13人の参加が予定されています。  議員の皆様方におかれましては、ぜひ会場にお越しいただき、参加者への御声援を賜りますようお願い申し上げます。  以上で、開会に当たりましての御挨拶並びに報告を終わらせていただきます。 ○議長(平野明彦君) 以上で、市長の挨拶及び報告を終わります。           ────────────────────────                     議長の報告 ○議長(平野明彦君) 続いて、私から報告いたします。  本日、市長から議案の申し出があり、これを受理いたしましたので報告いたします。  受理いたしました議案につきましては、お手元に配付したとおりでございます。  なお、議案第1号から議案第4号までにつきましては、市長から事務執行上、先議の要請がありました。  次に、3月定例会会期日程表議運案をお手元に配付してございますので、ごらんいただきたいと存じます。  次に、本定例会に説明員として出席通知のありました者の職氏名につきましても、お手元に配付してございますので、御了承願います。  次に、市長からかずさ水道広域連合企業議会議員2名の選出依頼があり、本定例会2月25日に選挙を行いますので、御了承願います。  次に、市長から富津市介護保険運営協議会委員1名の選出依頼がありましたので、本定例会最終日までに御選考をお願いいたします。  次に、契約締結状況一覧の印刷物の提出がありましたので、お手元に配付してございます。  次に、議長会等関係行事諸報告をお手元に配付してございますので、ごらんいただきたいと存じます。  次に、大阪府、日米地位協定を見直す会、共同代表難波希美子氏から「全国知事会米軍基地負担に関する提言の主旨にもとづいて、地方自治の根幹を脅かす日米地位協定の見直しを国に求める意見書を提出することを求める」陳情書、千葉市、社会保障推進千葉県協議会、会長鈴木徳男氏から「後期高齢者の窓口負担の原則1割負担の継続を求める」陳情書、千葉市、自治労連千葉県本部、中央執行委員長斎藤実氏から「会計年度任用職員制度の施行に伴う、国の地方自治体への十分な財政措置を求める意見書の提出を要請する」陳情書及び「幼児教育・保育の無償化に係る制度の拡充及び国の地方自治体への十分な財政措置を求める意見書の提出を求める」陳情書、並びに兵庫県、一般財団法人日本熊森協会会長室谷悠子氏から「奥山等のスギ・ヒノキ、放置人工林森林環境譲与税(仮称)で順次計画的に皆伐を進め、天然林に戻すことを求める」陳情書の提出があり、富津市議会申合せ事項により、その写しをお手元に配付してございますので、ごらんいただきたいと存じます。  次に、監査委員から例月出納検査の結果報告がありました。富津市議会申合せ事項により各控室にその写しを配付してございますので、ごらんいただきたいと存じます。  次に、平成30年第2回臨時会及び平成30年12月定例会会議録をお手元に配付してございますので、ごらんいただきたいと存じます。  次に、本日、議場内の写真撮影の申し出があり、これを許可いたしましたので、御報告いたします。  以上で、私からの報告を終わります。           ────────────────────────                   会議録署名議員の指名 ○議長(平野明彦君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  富津市議会会議規則第81条の規定により、7番・平野英男君、8番・渡辺 務君、9番・松原和江君を指名いたします。           ────────────────────────                     会期等の決定 ○議長(平野明彦君) 日程第2、会期等の決定を議題といたします。  本定例会の会期は、去る2月15日に議会運営委員会が開催され、本日2月22日から3月20日までの27日間と決定されました。  お諮りいたします。  会期につきましては、議会運営委員会の決定のとおり、本日2月22日から3月20日までの27日間とし、お手元に配付してございます会期日程表に従い、休会とする日も含めとり行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
                    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野明彦君) 御異議なしと認め、さよう決定いたします。  なお、3月5日、6日の両日については、開議時刻を午前9時30分といたします。           ────────────────────────                    市長の施政方針 ○議長(平野明彦君) 日程第3、市長の施政方針の説明を求めます。市長、高橋恭市君。                 〔市長 高橋恭市君登壇〕 ◎市長(高橋恭市君) 本日ここに、平成31年3月富津市議会定例会を招集し、平成31年度予算案を初め各議案の御審議をお願いするに当たり、市政運営の基本となる考え方を申し上げ、市民の皆さん並びに議員各位の御理解と御協力を賜りたいと存じます。  富津市の人口は、1985年の5万6,777人をピークに減少に転じ、平成31年2月1日現在で4万3,648人となっています。今後も人口減少が続くことが予想される中、平成28年3月に策定した「富津市人口ビジョン2040」でお示ししたとおり、2040年の人口3万4,000人を目標に人口減少を抑制すべく取り組んでいるところです。  私は、「市民の皆さんが自信を持って次世代にバトンを渡せる富津市づくり」を実現していくためには、市民の皆さんがより一層、富津市に誇りや愛着を持っていただくことが大切であると考えます。このため、市長に就任して以来、市民、市議会議員、各種団体の方々などとの対話が必要であると考え、いろいろな機会にさまざまな世代の皆さんの御意見をお伺いしてまいりました。皆さんからいただいた言葉を真摯に受けとめ、一つ一つ進んでいきたいと考えます。  市の抱える課題に対して、私たち市民一人一人が自分のこととして捉え、富津市の現状や取り組みを「知っていただく」「理解していただく」「協力していただく」ことが課題解決への大きな力になると考えております。  皆さんが笑顔で暮らし、幸せを感じていただけるよう、富津市まち・ひと・しごと創生総合戦略の実行により、活力あふれるふるさと富津市のまちづくりに全力で取り組んでまいります。  それでは、平成31年度施政方針について申し上げます。  平成31年度の予算は、引き続き厳しい財政状況ではありますが、「市民の皆さんが自信を持って次世代にバトンを渡せる富津市づくり」を念頭に、富津市経営改革プラン最終年度として持続可能な行政経営の実現と、富津市まち・ひと・しごと創生総合戦略に掲げた事業の推進を基本方針に、足元を固めながら新たな時代を見据え、焦点を絞った「未来思考型予算」として編成いたしました。  子育て世帯への支援や子育て環境の一層の充実、学校、道路、橋梁等公共施設の整備、長寿命化を初め、市民の皆さんが生涯を通じて安全で安心して生き生きと暮らし続けるためのさまざまな取り組みに係る費用を計上したところであります。  主な事業は、(仮称)地域交流支援センターの設置、天羽中学校校舎改築小中学校の再配置推進、市道浅間山線の整備、岩瀬地先の海岸橋の長寿命化修繕、移住・定住促進、公共交通の充実、広域行政の推進などであります。  一般会計は191億5,000万円で、対前年度比10.7%の増となったほか、国民健康保険事業特別会計は59億2,300万円、後期高齢者医療特別会計は6億400万円、介護保険事業特別会計は48億9,700万円、温泉供給事業特別会計は290万円、全会計の総額は305億7,690万円としました。  少子高齢化による財源の縮小、公共施設の老朽化に伴う更新費用の増大など、今後も本市の財政運営は厳しい状況が見込まれる中、平成27年度に策定した「富津市経営改革プラン」に基づき、持続可能な行政経営の実現のため経営改革に取り組んでまいりました。プラン最終年度を迎え、目標として掲げた「収支改善額」「財政調整基金残高」「地方債残高」の目標値を達成できるよう、引き続き気を緩めることなく職員一丸となって経営改革を断行してまいります。  経営改革の重要課題である公共施設の再配置につきましては、平成28年3月に策定した「富津市公共施設等総合管理計画」に基づき、今後、市議会や市民の皆さんから御意見をいただきながら、公共施設全体の再配置の方針を全庁横断的な視点により定める「富津市公共施設配置推進計画」を策定してまいります。  また、行政組織を見直し、多様化する市民ニーズや市の抱える行政課題に対応できる機能的な組織体制の構築を図ります。具体的には、組織の再編による効率化、「資産経営課」の新設による公共施設の再配置に向けた体制強化、「福祉の窓口課」の新設による福祉に関する相談窓口のワンストップ化などを進めてまいります。  私は、まち、ひと、しごとの創生のうち、まず、ひとの創生があり、まちの創生、しごとの創生へとつながると考え、市政運営に取り組んでまいりました。  富津市まち・ひと・しごと創生総合戦略最終年度を迎え、各施策の目標値達成に向けて、引き続き全力で取り組んでまいります。  初めに、子育てしやすいまちについて申し上げます。  子育てしやすいまち日本一を実現するため、安心して子育てができ、子供たちの笑顔があふれ、子育てが喜びとして感じられるまちづくりを目指してまいります。  そこで、結婚を希望される男女の出会いの場を提供する企業や団体に対して、その費用を助成します。また、引き続き結婚相談所を開設し、結婚の機会を望む人たちへの支援を行います。  不妊に悩み治療を受ける方々に対して、特定不妊治療費の助成を行い、経済的負担の軽減を図ります。  産後、退院間もない支援の必要な母子に対して、産後ケアサービス事業を実施し、心身のケアや育児のサポートを行います。  また、医師、保健師などの実務経験をもとに作成された「子どもノート」を新たに出産されたお母さんに配付します。このノートを活用して、乳幼児健康診査や母子相談を実施し、母子の健康保持、増進、健全な発育を支援します。妊娠期から子育て期を通して健診等の情報の一元化を図り、妊産婦とも顔の見える信頼関係を築きながら、きめ細かな子育て支援サービスの提供につなげてまいります。  子供の成長にとって本の読み聞かせをすることは大切であることから、4カ月児健診と連携して、市民ボランティアによる読み聞かせと初めての絵本をプレゼントするブックスタート事業は引き続き実施します。  子育て中の皆さんが、親子で気軽に訪れ、情報交換や子育てに関する相談ができる(仮称)地域交流支援センターの開設に向けて、天羽老人憩の家の改修を行います。  子育て期に安心、喜びを実感できるよう、引き続き、第三子以降の保育料無料化乳幼児紙おむつ処理用ごみ袋の支給、ファミリーサポートセンター利用助成赤ちゃん休憩室事業等を実施します。保育士支援アドバイザーが保育所を巡回し、保育士のスキルアップ及び離職防止に努め、保育の質の向上に取り組んでまいります。  学校教育については、知・徳・体の調和がとれたきめ細かな教育を推進し、心身ともに健康で確かな学力を身につけた、「富津を愛し、富津の未来を託せる児童・生徒の育成」を図ります。  授業でのつまずきの解消や学習に対する意欲の向上を目指した放課後学習教室は、引き続きその成果と課題を検証してまいります。  新富の富津地区工業用地には、世界有数の火力発電所産業機械メーカーなど多くの企業が操業しています。これらの企業と連携して工場見学や職場体験を行うなど、小中学校キャリア教育をさらに充実していきます。  現在、市内小中学校では、福祉教育の一環として、車椅子体験障害者スポーツ体験等を通じて障害者への理解を深めています。2020年には、東京オリンピックパラリンピックが開催されることから、千葉県で開催されるパラリンピック競技市内小中学校の児童、生徒が観戦することを企画しています。世界各国から来る障がいのある人がスポーツに果敢に挑戦する姿を通して、障がい者への理解をさらに深めていこうと考えています。  2020年度から小学校において新しい英語教育が全面実施されます。その円滑な移行を図るため、引き続き外国人英語指導助手及び英語指導員を各学校に派遣し、教材等を効果的に活用しながら、外国語及び外国語活動指導の充実に努めます。  天羽中学校については、学校関係者や地域の方々の意見を取り入れ、教育の変化や多彩な学習展開に対応し得る柔軟な施設、明快で機能的な配置、地域と学校をつなぐ場の3つを設計理念とし、来年の供用開始に向け新校舎建設を進めています。  児童、生徒の熱中症対策として着手した小中学校の普通教室への空調設備設置については、6月の稼働を予定しています。  家庭教育支援をより一層進めるために、現在、中央公民館で週1回開催している「放課後ルーム」をさらに富津地区、天羽地区の2つの小学校でも実施し、児童の体験活動や学習を支援するとともに、保護者が気軽に相談できる機会をふやしてまいります。  また、主に塾に通っていない中学3年生を対象に、社会教育指導員家庭教育指導員及び市民ボランティアによる学習サポート会を引き続き実施します。  次に、健康都市富津市の実現について申し上げます。  生涯を通じ、いつまでも住みなれた地域で体も心も元気に生き生きと暮らし続けることは、私たちにとって最大の目標であり喜びであります。  平均寿命が延びる中、自分らしく健康的な社会生活を送り、平均寿命を延ばしていくことが重要であると考えます。健康寿命の延伸を妨げる要因である脳卒中や心筋梗塞、慢性腎臓病等生活習慣病の発症予防や重症化予防のために、健康に対する意識を高め、適度な運動や睡眠、バランスのとれた食事を奨励します。より多くの市民の皆さんがみずからの健康状態を把握できるよう、40歳以上の国民健康保険被保険者に対する特定健康診査や、18歳から39歳までの方を対象とした若年健康診査等の受診率の向上を図ります。  がん検診につきましては、早期発見、早期治療につなげるため、年齢により子宮がん及び乳がん検診を無料で受診できるクーポン券を配付します。胃・肺・大腸の3つのがん検診を全て受診した方には奨励品を進呈し、受診率の向上を図ります。  さらに、いつまでも自分の歯で食べられる喜びを保つため、成人歯科健康診査に加え、新たに歯科衛生士による乳幼児から高齢者までの虫歯予防や歯周病予防指導を実施します。  市民一人一人が健康な生活を送る上で、地域における医療体制の充実は必要不可欠です。地域医療の核である君津中央病院企業の運営に必要な経費を負担し、地域医療の充実を図ります。  市民がいつでも安心して医療が受けられるよう、夜間及び休日の診療体制を維持してまいります。  次に、まちの創生について申し上げます。  富津市は、南北40キロに及ぶ海岸線と鹿野山や鋸山など海や山に囲まれ、潮干狩り、海水浴、マリンスポーツ、トレッキングなど家族で楽しめるところがたくさんあります。豊かな自然がはぐくむ米、野菜、果物、魚介、ノリなどの良質な農林水産物も豊富です。  また、南関東最大内裏塚古墳などの古墳群、日本三陣屋の一つと言われている飯野陣屋跡、日本の近代化を支えた房州石の産地鋸山や第一海堡・第二海堡など、歴史や文化を伝える史跡が数多く残っています。東京湾越しに見える富士山も、朝に夕に心を和ませてくれます。  このように、私たちの生活を豊かにしてくれるものが富津市にはあふれています。富津市が持っている他の自治体に負けない豊かな資源をさまざまな形で発信し続けることで、より一層多くの人に集まっていただけるような、人に優しい、魅力あふれる、ふるさと富津市のまちづくりを行ってまいります。  市内への移住・定住を促進するため、一定の要件を満たし、新たに市内に移住し、県が開設するマッチングサイトに掲載される法人に就業した人に対し、UIJターンによる企業・就業者創出事業補助金を交付します。  市民の移動手段を確保し、生活利便性の維持・向上を図るため、持続可能な公共交通網の形成を目指します。公共交通空白地域において、地域住民が主体となった移動手段の実現に向け支援してまいります。  みずから運転することが困難な高齢者等移動手段の一つとして、タクシーの利用を促進し、費用負担を軽減するため、タクシーの利用料金を助成します。  (仮称)浅間山バスストップの供用開始に合わせて、利用者の二次交通を確保するため、カーシェアリングを誘致します。  道路整備につきましては、市民の利便性の向上を目指し、市道浅間山線市道下飯野線市道山王下飯野線市道小久保岩瀬線などの整備を進めてまいります。  インフラの長寿命化につきましては、トンネル、舗装、法面の長寿命化計画を策定します。橋梁につきましては、岩瀬地先の海岸橋の補修工事を実施します。  土地に関する境界紛争などのトラブルを未然に防止し、効率的な土地利用や災害復旧の迅速化、公共事業の円滑な推進やコスト縮減のため、地籍調査を推進します。  消防体制につきましては、車両・施設等の整備をさらに進めるとともに、消防活動に関する訓練や研修を通じて、消防員の連携を深めてまいります。さらに、消防団経験者に火災や災害活動に特化した機能別員として再入団を促し、地域消防力の向上を図ります。  近年頻発する豪雨災害や大規模地震などによる人的被害を最少化するには、日ごろから防災に対する意識を高めることが重要です。自主防災組織の設立及び育成を推進し、地域防災力の向上に努めます。防災講演会や出前講座、地域の特性に応じた防災訓練を引き続き実施するとともに、新たに地域の防災リーダーとなる「災害対策コーディネーター」を養成します。  交通安全対策につきましては、特に高齢者がかかわる交通事故が増加しています。警察署及び関係機関との連携を強化し、高齢者向けの交通安全教室の開催やドライバー向けの啓発活動を推進し、交通安全対策に取り組みます。  防犯対策につきましては、特に高齢者の被害が急増している電話de詐欺や空き巣等の犯罪に対して、警察署や自主防犯団体等と連携し、さまざまな広報啓発活動を行い、市民の防犯意識のさらなる高揚を図ります。新たに設立した自主防犯団体には、資器材を支給します。また、犯罪抑止対策として、子供、女性、高齢者及び障害者に配慮し、防犯カメラの設置や死角となる危険箇所の点検・改善などを行います。  市民参加による活力あるまちづくりを推進するため、市民活動を積極的に支援します。誰もが安心してボランティアなどの市民活動に参加できるよう、保険に加入し、万一の事故に備えます。また、市民活動推進物品貸出制度における貸し出し物品を充実し、地域等で行う活動に少しでも役立てていただけるよう努めます。さらに、市民活動への参加機会の拡大と市民活動団体のネットワークを築くため、団体登録制度を確立し、登録団体の情報を積極的に発信していきます。  市民サービス向上のため、パスポートの申請受け付け、交付を10月から市民課窓口で実施します。  市民の利便性及び収納率の向上のため、市税のクレジットカードでの納付を開始します。  窓口などで行う手続や観光、イベント情報などを1冊にまとめた、富津市市民便利帳2019を発行します。  市民の憩いの場である市民ふれあい公園につきましては、長寿命化計画を策定し、計画的に施設の維持管理、更新を推進します。  広域連携を進めていくことは、住民サービスを維持しつつ、新しい行政ニーズに対応していくための方法の一つと考えます。水道事業は、本年4月にかずさ水道広域連合企業に移行します。また、現在進めている(仮称)木更津市火葬場整備運営事業及び(仮称)第2期君津地域広域廃棄物処理事業につきましては、関係自治体と連携して進めてまいります。  富津市は、市民1人の1日当たりのごみ排出量が千葉県平均を上回っていることから、1日のゴミ排出量を1人100グラム減量する「富津市ごみダイエット作戦100」を実施し、環境負荷の軽減、ごみの処理経費の削減を進めてまいります。「生ごみの水切り」「食べ残しを減らす3010運動」「食材を有効に使い切る」など、ごみの減量化に関する情報を発信し、皆さんとともにごみの減量化に取り組んでまいります。削減された経費の一部は、市民生活に直結した事業として還元したいと考えています。  次に、福祉に関するさまざまな相談業務を集約し、児童、高齢者、障がい者への虐待とDV等への対応を一元化するため、「福祉の窓口課」を設置します。  高齢者福祉につきましては、「高齢者が地域でいきいきと輝くまち」の実現に向けて、地域包括ケアシステムのさらなる深化・推進を図ってまいります。  また、高齢者や障がいのある人たちが地域で安全に安心して暮らせるよう、民生委員・児童委員、地区社会福祉協議会、民間事業者等と連携し、声かけや安否確認などの見守り支援を行い、要援護者の状況を把握することで、孤独死の防止などに努めてまいります。  生活困窮者への自立支援につきましては、昨年4月に市役所内に相談フロアを設置したことから、相談件数、就労支援件数ともに増加傾向にあります。引き続き、生活困窮者自立支援事業を実施し、個々のニーズに対応した生活困窮状態からの自立を支援します。生活困窮世帯の子供が安心して集まり学習ができる環境を提供するための学習支援事業を実施します。  国民健康保険につきましては、引き続き、被保険者の健康を守り、医療費の適正化、財政の健全化に努めてまいります。子育て世帯の負担軽減を図るため、18歳以下の被保険者に係る国民健康保険税均等割額を減額します。  後期高齢者医療保険につきましては、引き続き制度の周知をするとともに、各種申請などの受け付け業務、被保険者証の引き渡し、保険料の収納を適正に行ってまいります。  次に、しごとの創生について申し上げます。  富津市には、新富地区に代表される工業、豊富な資源を有する東京湾が育む水産業、緑豊かな大地が育む農業、豊かな自然とスポーツレジャー施設などを活用した観光業など、さまざまな産業があります。都心から1時間というアクセスのよさも富津市の魅力の一つになっています。  「富津市に来たい」「富津市で何かしてみたい」「富津市で生活したい」そんな人々をふやしていきたい。そんな思いでこれらの魅力を磨き上げ、さまざまな方法により全国に発信してまいります。  富津市には、水稲、メロン、トマト、菜花、シイタケ、アジ、アナゴ、タチウオ、ノリなど多くの特産品があります。これら自慢の産品のブランド化を進め、地場産業である農業や水産業の活性化を図ってまいります。  ふるさとふっつ応援寄附につきましては、返礼品協賛事業者を初め関係者が一丸となり返礼品のPRに努め、これまで全国の皆様からたくさんの応援をいただいております。引き続き、返礼品の充実、拡大を図るとともに、生産者の思いやこだわりを全国に広め、富津市の特産品のブランド力を高めてまいります。  農業においては、従事者の高齢化、有害鳥獣による農作物被害の増加による耕作意欲の減退を一因とする離農、新規就農者の減少などの問題が発生しています。これらの問題に対応するため、農地の利用集積、集約化の推進、次代を担う青年就農者の経営確立の支援、地域農業の担い手の育成・確保のために、農業機械・施設の導入支援を引き続き行ってまいります。  有害鳥獣対策につきましては、捕獲わなの増設、侵入防止柵の設置範囲の拡大などにより、農林産物の被害防止対策を強化してまいります。捕獲した有害獣の処分が大きな課題となっていることから、その処理方法について引き続き検討してまいります。  また、国土保全、水源かん養、自然環境を維持するなど、農業・農村が持ついわゆる多面的機能の維持・発揮を図るために、地域の共同活動や生産条件の不利な中山間地域等における農業生産活動を支援します。  水産業においては、従事者の高齢化、温暖化を初めとする海況の変化による不漁、新規漁業就業者の減少などの問題が発生しています。これらの問題に対応するため、ノリ養殖で使われる高速浸漬処理船の導入や共同加工施設の整備を行うことで、ノリの品質向上や生産者の労力軽減を図り、経営の安定につなげてまいります。  竹岡漁港の荷さばき施設の整備を行い、漁船漁業における生産・流通の効率化、品質・衛生管理の高度化及び市場機能の集約化を推進し、魚価の向上を図り、漁船漁業者の所得の向上につなげてまいります。水産基盤施設機能保全計画に基づき、安全で安定した水産物基盤施設としての漁港機能を維持するため、大貫漁港の機能保全工事を行います。  また、干潟の保全など、環境・生態系水産多面的機能の維持、回復や、安心して活動できる海域の監視など、漁業者等が行う地域活動を支援します。  商工振興につきましては、中小企業者及び創業者に対して事業に要する資金を円滑に調達できるよう、千葉県信用保証協会や市内の取り扱い金融機関と連携し、運転資金や設備資金の貸し付け融資及び利子補給を引き続き行います。  日本政策金融公庫の小規模事業者経営改善資金融資を受けた事業者に対する利子補給を引き続き行います。  国の認定を受けた創業支援事業計画の期間を延長し、引き続き計画に基づく創業支援の取り組みを富津市商工会や千葉県信用保証協会と連携し進めてまいります。  さらに、富津市商工会の経営指導員や専門家の指導及び支援をいただきながら、事業承継セミナーや後継者育成セミナーなど、事業者や後継者への継続的なサポートを行ってまいります。  本年10月の消費税率引き上げに伴い、低所得者及び子育て世帯の消費に与える影響を緩和するため、2万円で2万5,000円分の買い物ができるプレミアム付商品券を販売します。  富津市には、豊かな観光資源のもと多くの観光客が訪れています。近年、自然とスポーツを融合させた取り組みとして、鴨川から金谷までを走り抜ける房総半島横断トレイルラン&アウトドアクエスト、富津岬周辺を会場として行われるオープンウォータースイムやアクアスロン大会など多くのスポーツイベントが開催されています。  昨年、観光立国の推進に向けたインフラや公共施設の開放、公開の一環として、第二海堡上陸トライアルツアーが実施されました。好評であったことから、事業者と協力し、本格ツアーの実現に向け取り組んでまいります。  JR東日本千葉支社では、これまで市及び地元関係団体と協力し、浜金谷駅周辺で「駅からハイキング」を行っています。先月、新たに竹岡駅を起点として上総湊駅までを歩く「話題の灯籠坂大師と切通しトンネルと東京湾の絶景を楽しむハイキング」が行われ、700人余りの参加がありました。  今後とも、多くの人に訪れていただけるよう、観光資源の掘り起こしや地域の魅力を発信し、交流人口の増加を図ってまいります。  現在、鋸山は日本寺羅漢石像群が県の名勝として指定されていますが、この指定範囲を石切場跡まで広げることにより、国指定の名勝へつなげるとともに、鋸南町と力を合わせ日本遺産登録を目指し、さらなる地域の活性化を図ります。  以上、私の考え、またそれに基づく施策を申し上げてまいりました。富津市は、あふれる魅力、底力があるまちです。そして、それを磨き上げていくのは、私たち市民一人一人です。
     現在、富津市は経営改革の真っただ中にあります。課題は少なくありませんが、行政だけでなく、取り組みを知っていただき、理解していただき、協力していただくことで、市民の皆さん、市議会議員の皆さん、地域、企業などあらゆる分野の皆さんと力を合わせて改革を実現してまいります。  これからも対話を大切に、市民の皆さん一人一人が富津市に住むことに誇りや愛着を持ち、幸せを感じられるまちづくりに全力で取り組みます。  市民の皆さん並びに議員各位におかれましては、より一層の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(平野明彦君) 以上で、市長の施政方針を終わります。           ────────────────────────                     議案の上程 ○議長(平野明彦君) 日程第4、議案の上程を議題といたします。  議案第1号から議案第28号までを一括議題といたします。  ただいま議題といたしました議案は、お手元に配付してございます議案一覧表のとおりでございますので、朗読につきましては省略させていただきます。           ────────────────────────                   市長の提案理由の説明 ○議長(平野明彦君) ただいま議題となっております議案につきまして、提案理由の説明を求めます。市長、高橋恭市君。                 〔市長 高橋恭市君登壇〕 ◎市長(高橋恭市君) ただいま提案いたしました議案第1号から議案第28号までの提案理由について、一括して説明をいたします。           ────────────────────────   (議案第1号) 平成30年度富津市一般会計補正予算(第4号)   (議案第2号) 平成30年度富津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)   (議案第3号) 平成30年度富津市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)   (議案第4号) 平成30年度富津市介護保険事業特別会計補正予算(第3号) ◎市長(高橋恭市君) 議案第1号から議案第4号までは、平成30年度の補正予算であります。  議案第1号 平成30年度富津市一般会計補正予算(第4号)については、既定の歳入歳出予算の総額からそれぞれ3億8,641万4,000円を減額するもので、補正の主な内容は、決算見込みにより既定予算の調整をするとともに、児童福祉基金及び学校教育振興基金を積み立て、プレミアム付商品券事業に係る経費及びこれに関連する歳入を計上するほか、継続費、繰越明許費及び地方債の補正をするものであります。  議案第2号 平成30年度富津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)については、既定の歳入歳出予算の総額からそれぞれ1,483万1,000円を減額するもので、補正の主な内容は、特定健康診査事業費及びこれに関連する歳入を減額するとともに、決算見込みにより既定予算の調整をするものであります。  議案第3号 平成30年度富津市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)については、既定の歳入歳出予算の総額からそれぞれ2,338万4,000円を減額するもので、補正の主な内容は、後期高齢者医療保険料及びこれに関連する後期高齢者医療広域連合納付金を減額するとともに、決算見込みにより既定予算の調整をするものであります。  議案第4号 平成30年度富津市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)については、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ2,431万2,000円を増額するもので、補正の主な内容は、介護サービス等給付事業、特定入所者介護サービス事業などに係る経費及びこれらに関連する歳入を計上するとともに、決算見込みにより既定予算の調整をするものであります。           ────────────────────────   (議案第5号) 富津市犯罪のない安全で安心なまちづくり推進条例の制定について ◎市長(高橋恭市君) 議案第5号 富津市犯罪のない安全で安心なまちづくり推進条例の制定については、犯罪のない安全で安心なまちづくりの推進についての基本理念を定め、市の責務並びに市民、自治会等及び事業者の役割について明らかにするとともに、犯罪を未然に防止する環境の整備に関する事項等を定めることにより、市民が安心して暮らすことができる地域社会の実現を図るため、条例を制定するものであります。           ────────────────────────   (議案第6号) 富津市森林環境基金条例の制定について ◎市長(高橋恭市君) 議案第6号 富津市森林環境基金条例の制定については、市が行う森林整備及びその促進に要する経費の財源に充てる基金を設置するため、条例を制定するものであります。           ────────────────────────   (議案第7号) 非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について ◎市長(高橋恭市君) 議案第7号 非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定については、社会教育指導員及び家庭教育指導員の報酬の額等を見直すとともに、非常勤特別職の職員として家庭教育支援員を設置するほか、水道審議会委員、市税等徴収補助員及び水道料金等徴収補助員を廃止するため、条例の一部を改正するものであります。           ────────────────────────   (議案第8号) 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について ◎市長(高橋恭市君) 議案第8号 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、超過勤務命令を行うことができる上限を定める措置等に係る人事院規則の改正がなされたことに伴い、職員の正規の勤務時間以外の時間における勤務について所要の措置を講じるため、条例の一部を改正するものであります。           ────────────────────────   (議案第9号) 富津市個人情報保護条例及び富津市情報公開条例の一部を改正する条例の制定について ◎市長(高橋恭市君) 議案第9号 富津市個人情報保護条例及び富津市情報公開条例の一部を改正する条例の制定については、個人情報の保護に関する法律及び行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、個人情報の定義の明確化等をするとともに、富津市水道事業の廃止に伴う関係規定の整備等をするため、条例の一部を改正するものであります。           ────────────────────────   (議案第10号) 富津市廃棄物の減量化、資源化及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例の制定について ◎市長(高橋恭市君) 議案第10号 富津市廃棄物の減量化、資源化及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則の一部を改正する省令が施行されることに伴い、市が設置する一般廃棄物処理施設に置かれる技術管理者の資格要件について見直しを行うため、条例の一部を改正するものであります。           ────────────────────────   (議案第11号) 富津市精神障害者医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について ◎市長(高橋恭市君) 議案第11号 富津市精神障害者医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定については、持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険等の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、関係する規定を整備するとともに、医療費の助成を受けることができる者の範囲を広げるため、条例の一部を改正するものであります。           ────────────────────────   (議案第12号) 富津市重度心身障害者医療費等の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について ◎市長(高橋恭市君) 議案第12号 富津市重度心身障害者医療費等の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定については、持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、関係する規定を整備するとともに、医療費等の助成を受けることができる者の範囲を広げるため、条例の一部を改正するものであります。           ────────────────────────   (議案第13号) 富津市ひとり親家庭等医療費等の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について ◎市長(高橋恭市君) 議案第13号 富津市ひとり親家庭等医療費等の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定については、千葉県ひとり親家庭等医療費等助成事業実施要領の一部が改正されたことに伴い、受給資格者等の所得について、前々年所得を確認する申請期間を変更するため、条例の一部を改正するものであります。           ────────────────────────   (議案第14号) 富津市老人憩の家の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について ◎市長(高橋恭市君) 議案第14号 富津市老人憩の家の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定については、天羽老人憩の家としての利用に供していた施設を、新たに(仮称)地域交流支援センターとしての利用に供するに当たり、改修工事その他の準備手続を行う必要があることから、平成31年3月31日をもって天羽老人憩の家を廃止するため、条例の一部を改正するものであります。           ────────────────────────   (議案第15号) 富津市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について ◎市長(高橋恭市君) 議案第15号 富津市介護保険条例の一部を改正する条例の制定については、2019年10月の消費税率の引き上げに伴う低所得者の保険料率の軽減強化に関する規定等を整備するため、条例の一部を改正するものであります。
              ────────────────────────   (議案第16号) 富津市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について ◎市長(高橋恭市君) 議案第16号 富津市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定については、国民健康保険に加入する子育て世帯の負担軽減を図ることを目的に、18歳以下の国民健康保険の被保険者が属する世帯の当該被保険者に係る国民健康保険税均等割額を減額するため、条例の一部を改正するものであります。           ────────────────────────   (議案第17号) 富津市水道事業の設置等に関する条例等を廃止する条例の制定について ◎市長(高橋恭市君) 議案第17号 富津市水道事業の設置等に関する条例等を廃止する条例の制定については、君津地域水道事業を統合した、かずさ水道広域連合企業の事業が、平成31年4月1日から開始されることに伴い、平成31年3月31日をもって富津市水道事業を廃止するため、関係する条例を廃止するものであります。           ────────────────────────   (議案第18号) 木更津市、君津市、富津市、袖ケ浦市、鴨川市、南房総市及び鋸南町広域廃棄物処理事業協議会規約の制定に関する協議について ◎市長(高橋恭市君) 議案第18号 木更津市、君津市、富津市、袖ケ浦市、鴨川市、南房総市及び鋸南町広域廃棄物処理事業協議会規約の制定に関する協議については、広域廃棄物処理に関する事務を共同して管理し、及び執行するための協議会の設置に関する木更津市、君津市、富津市、袖ケ浦市、鴨川市、南房総市及び鋸南町広域廃棄物処理事業協議会規約の制定について、地方自治法第252条の2の2第1項の規定により、木更津市、君津市、袖ケ浦市、鴨川市、南房総市及び鋸南町と協議するに当たり、同条第3項の規定により議会の議決を求めるものであります。           ────────────────────────   (議案第19号) 君津広域水道企業の解散に関する協議について ◎市長(高橋恭市君) 議案第19号 君津広域水道企業の解散に関する協議については、平成31年3月31日をもって君津広域水道企業を解散することについて、地方自治法第288条の規定により、千葉県、木更津市、君津市及び袖ケ浦市と協議するに当たり、同法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。           ────────────────────────   (議案第20号) 君津広域水道企業の解散に伴う財産処分に関する協議について ◎市長(高橋恭市君) 議案第20号 君津広域水道企業の解散に伴う財産処分に関する協議については、君津広域水道企業の解散に伴う財産処分を定めることについて、地方自治法第289条の規定により、千葉県、木更津市、君津市及び袖ケ浦市と協議するに当たり、同法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。           ────────────────────────   (議案第21号) 富津市と君津富津広域下水道組合との間の下水道使用料賦課徴収事務の委託に関する規約の廃止に関する協議について ◎市長(高橋恭市君) 議案第21号 富津市と君津富津広域下水道組合との間の下水道使用料賦課徴収事務の委託に関する規約の廃止に関する協議については、富津市と君津富津広域下水道組合との間の下水道使用料賦課徴収事務の委託に関する規約を廃止することについて、地方自治法第252条の14第2項の規定により、君津富津広域下水道組合と協議するに当たり、同条第3項において準用する同法第252条の2の2第3項本文の規定により議会の議決を求めるものであります。           ────────────────────────   (議案第22号) 平成31年度富津市一般会計予算について   (議案第23号) 平成31年度富津市国民健康保険事業特別会計予算について   (議案第24号) 平成31年度富津市後期高齢者医療特別会計予算について   (議案第25号) 平成31年度富津市介護保険事業特別会計予算について   (議案第26号) 平成31年度富津市温泉供給事業特別会計予算について ◎市長(高橋恭市君) 議案第22号から議案第26号までは、平成31年度の当初予算であります。  議案第22号 平成31年度富津市一般会計予算については、富津市経営改革プラン最終年度として「市民の皆さんが自信を持って次世代にバトンを渡せる富津市づくり」を念頭に、将来に向け持続可能な行政経営を実現していくための礎となる事業に取り組むとともに、富津市まち・ひと・しごと創生総合戦略に掲げた事業を力強く推進する編成方針とした中で予算を編成し、予算額は、対前年度比10.7%増の191億5,000万円としました。  議案第23号 平成31年度富津市国民健康保険事業特別会計予算については、糖尿病などの生活習慣病重症化予防のため、特定健康診査及び特定保健指導を中心とした事業を推進するほか、医療費の適正化に配慮した予算とし、予算額は、対前年度比5.2%減の59億2,300万円としました。  議案第24号 平成31年度富津市後期高齢者医療特別会計予算については、後期高齢者医療保険料などを後期高齢者医療広域連合納付金として納付するほか、制度の趣旨普及を推進するとともに、被保険者の利便性の向上に配慮した予算とし、予算額は、対前年度比0.2%増の6億400万円としました。  議案第25号 平成31年度富津市介護保険事業特別会計予算については、介護サービス利用者の見込みにより保険給付費を推計するとともに、給付の適正化と地域包括ケアシステムの推進に配慮した予算とし、予算額は、対前年度比0.1%増の48億9,700万円としました。  議案第26号 平成31年度富津市温泉供給事業特別会計予算については、温泉供給業務の予定量を供給戸数13戸、年間総供給量5,992立方メートルとし、予算総額を、対前年度比14.7%減の290万円としました。           ────────────────────────   (議案第27号) 富津市教育委員会教育長の任命につき議会の同意を求めることについて ◎市長(高橋恭市君) 議案第27号 富津市教育委員会教育長の任命につき議会の同意を求めることについては、富津市教育委員会教育長岡根茂氏の任期が平成31年3月31日をもって満了となることに伴い、同氏を再任することについて、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により議会の同意を求めるものであります。           ────────────────────────   (議案第28号) 富津市教育委員会委員の任命につき議会の同意を求めることについて ◎市長(高橋恭市君) 議案第28号 富津市教育委員会委員の任命につき議会の同意を求めることについては、富津市教育委員会委員榎本純子氏の任期が平成31年3月31日をもって満了となることに伴い、後任者として嶋野和正氏を任命することについて、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により議会の同意を求めるものであります。  以上、議案第1号から議案第28号までの提案理由の説明といたします。  なお、議案第5号及び議案第6号並びに議案第22号から議案第25号までについては、担当部長から補足説明をいたさせます。  また、議案第1号から議案第4号までについては、事務の執行上、先議をお願いいたします。  十分御審議の上、原案どおり御可決、御同意賜りますようお願いいたします。           ────────────────────────                    補 足 説 明 ○議長(平野明彦君) 続いて、補足説明に入ります。  議案第5号及び議案第22号について、補足説明を求めます。総務部長、白石久雄君。                〔総務部長 白石久雄君登壇〕 ◎総務部長(白石久雄君) 議案第5号 富津市犯罪のない安全で安心なまちづくり推進条例の制定について補足説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案つづりの2ページをお開きください。  条文ごとに御説明申し上げます。  第1条は、条例の目的を規定するものでございます。  第2条は、用語の定義を規定するものでございます。  第3条は、基本理念といたしまして、第1項で、みずからの安全はみずから守るという自立の精神、地域の安全は地域で守るという相互扶助の精神を、第2項で、市及び市民等が相互に連携し、協働することを、第3項で、他社の権利に配慮することを規定するものでございます。  第4条は、市の責務を規定するものでございます。  3ページをごらんください。  第5条は、市民の役割を規定するものでございます。  第6条は、自治会等の役割を規定するものでございます。  第7条は、事業者の役割を規定するものでございます。  第8条は、関係行政機関等との連携を規定するものでございます。  第9条は、犯罪弱者への配慮を規定するものでございます。  第10条は、土地または建物の適正な管理を規定するものでございます。  4ページをお開きください。  第11条は、公共施設の整備及び管理を規定するものでございます。  第12条は、補則といたしまして、委任を規定するものでございます。  次に、附則の規定でございますが、条例の施行を公布の日とするものでございます。  以上で、議案第5号 富津市犯罪のない安全で安心なまちづくり推進条例の制定についての補足説明を終わります。  次に、議案第22号 平成31年度富津市一般会計予算の補足説明を申し上げます。  恐れ入りますが、別冊の平成31年度富津市予算書の1ページをお開き願います。  一般会計の予算総額は、第1条で歳入歳出それぞれ191億5,000万円と定めるものでございます。  2ページをごらんください。  予算の主な内容について御説明申し上げます。  初めに、歳入でございますが、1款市税は86億2,559万円でございます。
     このうち、1項市民税は25億1,744万7,000円で、所得割及び法人税割の増収を見込み、前年度と比較して増額でございます。  2項固定資産税は56億1,444万6,000円で、家屋については新築棟数の増加、償却資産は富津地区工業用地内企業の償却資産の増加が見込まれることから、前年度と比較して増額でございます。  3項軽自動車税は1億4,605万8,000円で、軽自動車等の台数見込みから算出し、4項市たばこ税の3億4,227万2,000円、5項入湯税の536万7,000円は、平成30年度の決算見込額から算出したものでございます。  市税につきましては、全体の徴収率を前年度以上に設定し、税の公平性及び財源の確保に取り組むものでございます。  2款地方譲与税は2億5,400万円でございます。  1項地方揮発油譲与税4,600万円、2項自動車重量譲与税1億1,400万円及び4項特別とん譲与税9,000万円は、平成30年度決算見込額に地方財政計画の増減率等を勘案して算出したものでございます。  3項森林環境譲与税の400万円は、市町村が実施する森林整備等に必要な財源に充てるため、平成31年度税制改正において創設されたものであります。  3款の利子割交付金から、3ページ、10款の地方特例交付金までは、県推計による増減率等を勘案し見込んだものでございます。  このうち、9款の環境性能割交付金1,300万円は、消費税率の引き上げに伴い、本年10月1日から自動車取得税が廃止されることから代替財源として創設されたものであります。  9款環境性能割交付金は普通自動車に係るものでありまして、軽自動車に係る環境性能割は市税の軽自動車税に計上しています。  また、10款2項(仮称)子ども・子育て支援臨時交付金2,900万円は、消費税率引き上げに伴う幼児教育の無償化に要する地方負担額を全額国費で措置するため創設されたものであります。  なお、名称につきましては、現段階で法令整備がなされておらず、正式な発表がなされていないことから(仮称)としているものであります。  11款地方交付税は、地方財政計画の増減率等を勘案して算出し、普通交付税、特別交付税合わせて8億4,900万円を見込むものでございます。  12款交通安全対策特別交付金は、450万円でございます。  13款分担金及び負担金は1億3,440万7,000円で、保育所入所児童保護者負担金、火葬場共同処理負担金などでございます。  14款使用料及び手数料は2億6,883万4,000円で、塵芥処理手数料、道路占用料、住宅使用料などでございます。  15款の国庫支出金は26億464万8,000円で、天羽中学校校舎改築事業に伴う公立学校施設整備費負担金、プレミアム付商品券事業費補助金のほか、道路整備に係る社会資本整備総合交付金、橋梁修繕に係る防災・安全交付金、社会保障給付に係る生活保護費負担金、障害者介護給付費負担金、児童手当負担金などでございます。  4ページをごらんください。  16款県支出金は14億1,966万4,000円で、地籍調査事業負担金、ノリの共同加工施設建設に係る水産業強化施設整備支援事業補助金、障害者介護給付費負担金、国民健康保険基盤安定負担金、後期高齢者医療特別会計保険基盤安定負担金、参議院通常選挙費委託金などでございます。  17款財産収入は2,084万8,000円で、土地建物貸付収入などでございます。  18款寄附金は、5億411万円で、ふるさとふっつ応援寄附金などでございます。  19款繰入金は2億381万8,000円で、公共施設維持管理基金、児童福祉基金、学校教育振興基金などの特定目的基金からの繰入金でございます。  20款繰越金は1億円の計上でございます。  21款諸収入は5億4,568万1,000円で、プレミアム付商品券販売収入、中小企業融資貸付金元金収入、給食事業収入などでございます。  5ページをごらんください。  22款市債は25億7,290万円で、臨時財政対策債が8億1,000万円、建設事業等に充当する起債が17億6,290万円でございます。  以上、歳入合計は191億5,000万円でございます。  続きまして、歳出について御説明申し上げます。  6ページをごらんください。  1款議会費は1億7,591万3,000円で、議員及び職員の人件費ほか議会運営に係る経費でございます。  2款総務費は27億7,738万5,000円で、1項総務管理費はふるさとふっつ応援寄附関係費、公共施設維持管理基金積立金などを計上するほか、新たに庁舎中長期保全計画策定業務委託料、UIJターンに起業・就業者創出事業、公共交通計画推進事業に係る経費などを計上しております。  また、2項徴税費で市税のクレジットカード納付に係る経費を、3項戸籍住民基本台帳費で、市民課窓口での旅券申請・受け取り事務に係る経費を、そのほか参議院議員選挙経費、市議会議員選挙の準備経費を新たに計上しております。  3款民生費は64億3,843万2,000円で、新たな事業といたしまして、1項社会福祉費で、生活困窮世帯の子供が安心して集まり学習ができる環境を提供するための学習支援事業を計上するほか、主な事業といたしまして、子育て応援きずな事業、(仮称)地域交流支援センター設置事業、国民健康保険・介護保険事業会特別会計への繰出金、障がい者の介護・訓練等給付費、後期高齢者医療療養給付費負担金、児童手当給付事業などを計上しております。  なお、昨年度に引き続き、第三子以降の保育料等の無料化を実施します。  4款衛生費は19億6,493万3,000円で、新たな事業といたしまして、1項保健衛生費で、幼児期から高齢者までの歯科健診や口腔指導のさらなる充実を図るため歯科衛生士を配置する経費、2項清掃費で、第2期君津地域広域廃棄物処理施設整備事業のPFIアドバイザリー業務委託等に係る負担金、クリーンセンター改修工事、3項上水道費で、かずさ水道広域連合企業に対する上水道事業負担金及び出資金を計上しております。  そのほかの主な事業といたしましては、君津地域広域廃棄物処理事業委託料や君津中央病院企業負担金、ごみ収集委託料などでございます。  5款労働費は、53万9,000円でございます。  6款農林水産業費は、6億9,799万円でございます。  7ページをごらんください。  新たな事業といたしまして、3項水産業費で、東京湾漁業総合対策事業の漁場覆砂工事、荷さばき施設建設事業のほか、主な事業といたしまして、有害鳥獣による農作物への被害防止対策の拡充、ノリ共同利用施設建設事業、富津漁港水産流通基盤整備事業などを計上しております。  7款商工費は4億5,080万6,000円で、新たな事業といたしまして、1項商工費で、新舞子海岸への簡易トイレの設置、本年10月の消費税率引き上げに伴い、低所得者及び子育て世帯の消費に与える影響を緩和するため実施されるプレミアム付商品券事業のほか、市商工会が小規模商工事業者のために行う指導事業及び地域商工振興事業に対する補助金の拡充などを計上しております。  8款土木費は13億827万3,000円で、新たな事業といたしましては、1項土木管理費で地籍調査事業、2項道路橋梁費で、下飯野地先の市道稲荷口線排水整備事業、道路舗装・法面に係る長寿命化計画策定業務、岩瀬地先の市道海岸線・海岸橋の補修工事、5項都市計画費で、ふれあい公園の機能維持のための施設長寿命化計画策定経費などのほか、主な事業といたしまして、庁舎周辺地区の道路整備、市道浅間山線整備事業、金谷地先の市道学校前線整備事業、市道湊富士見台線整備事業、二間塚地域排水整備事業、市道小久保岩瀬線整備事業、君津富津広域下水道組合負担金などを計上しております。  9款消防費は11億81万7,000円で、新たな事業といたしまして、機能別消防団員の安全装備品の購入費、消防団第11分第1部及び第2部の車両更新、消防団第7分第1部の詰所改築工事のほか、主な事業といたしまして、防災情報通信ネットワーク整備事業などを計上しております。  10款教育費は25億9,808万1,000円で、新たな事業といたしまして、1項教育総務費で、2020年に千葉県で開催されるパラリンピック競技を市内小中学生が観戦するためのチケット購入費、4項社会教育費で、公民館及び市民会館の図書室と移動図書館の蔵書データを一括管理するためのシステム導入、5項保健体育費で、総合社会体育館の今後の修繕方針等を検討するための調査費用のほか、学校統廃合に伴う経費、天羽中学校校舎改築工事、富津公民館の空調機改修及びホール棟屋上防水工事、旧社会体育館解体工事などを計上しております。  11款災害復旧費は372万3,000円でございます。  8ページをごらんください。  12款公債費は市債の償還や利子の支払いに要する経費で、15億3,316万3,000円でございます。  13款諸支出金は、土地開発公社からの土地取得費で4,994万5,000円でございます。  14款予備費は、災害等に迅速に対応するために5,000万円を計上するものでございます。  以上、歳出合計は191億5,000万円でございます。  9ページをごらんください。  第2表は、債務負担行為で、最上段の県自治体情報セキュリティクラウド運用保守委託料及び下から2番目の防犯灯LED化事業は、消費税率の引き上げに伴い、既定の債務負担行為に追加して設定するものでございます。  2番目の広域火葬場整備事業(PFI事業)は、施設整備から維持管理・運営までの業務をPFI事業として実施するため設定するものでございます。  広域火葬場整備事業(設計・建設モニタリング業務委託)は、PFI事業を実施するに当たり、施設整備における設計・建設段階のモニタリング業務を実施するため設定するものでございます。  県営かんがい排水事業(小糸川地区)融資年賦償還金は、小糸川地区県営かんがい排水事業の期間延長に伴い設定するものでございます。  スクールバス運行事業は、学校再配置に伴うスクールバス運行に関し、子供の安心安全な通学手段を確保し、安定的な運行を行うため複数年の契約を締結することに伴い設定するものでございます。  10ページをごらんください。  第3表は、地方債で、平成31年度の借り入れ限度額の総額は25億7,290万円で、各事業の目的別借り入れ限度額は、表に記載のとおりでございます。  以上で、平成31年度富津市一般会計予算の補足説明を終わります。           ──────────────────────── ○議長(平野明彦君) 次に、議案第6号について補足説明を求めます。建設経済部長、宮崎一行君。               〔建設経済部長 宮崎一行君登壇〕 ◎建設経済部長(宮崎一行君) 議案第6号 富津市森林環境基金条例の制定について補足説明を申し上げます。  議案つづりの5ページをお開きください。  平成31年度税制改正において、我が国の温室効果ガス排出削減目標の達成や災害防止を図るための地方財源を安定的に確保する観点から、森林環境税及び森林環境譲与税が創設されることとなり、平成31年度から森林環境税の税収を財源として、市が行う森林整備及びその促進に要する経費に充てる基金を設置するため、条例を制定するものでございます。  6ページをお開きください。  第1条は、基金の設置について定めるもので、先ほど市長が申し上げたとおりでございます。  第2条は、基金の積み立てについて定めるもので、基金として積み立てる額については、一般会計歳入歳出予算で定めるものとしております。  第3条は、基金の管理について定めるもので、金融機関への預金、有価証券での管理を規定しております。  第4条は、基金の運用益金の処理について定めるもので、基金の運用から生じる収益について規定しております。  第5条は、繰り替え運用について定めるもので、市長が財政上必要であると認めるときの繰り替え運用について規定しております。  第6条は、基金の処分について定めるもので、基金の使途について規定しております。  第7条は、基金の委任について定めるもので、この条例に定めるもののほか、基金の管理に関し必要な事項は、市長が別に定めるとしております。  最後に、附則でございますが、施行期日を定めるもので、平成31年4月1日から施行するものとしております。  以上で、議案第6号 富津市森林環境基金条例の制定についての補足説明を終わらせていただきます。           ──────────────────────── ○議長(平野明彦君) 次に、議案第23号から議案第25号までについて、補足説明を求めます。健康福祉部長、島津 太君。               〔健康福祉部長  島津 太君登壇〕 ◎健康福祉部長(島津太君) 議案第23号 平成31年度富津市国民健康保険事業特別会計予算について補足説明を申し上げます。  別冊の平成31年度富津市予算書の225ページをごらんください。  初めに、国民健康保険の加入状況を申し上げます。  平成31年1月31日現在の世帯数は7,463世帯で、全世帯の37.4%、被保険者数は1万1,919人で、人口の26.7%という状況でございます。  平成31年度の予算総額は、第1条で歳入歳出それぞれ前年度比5.2%減の59億2,300万円と定めたところでございます。  次に、歳入について御説明申し上げます。  226ページをごらんください。  1款の国民健康保険税は9億4,892万4,000円で、被保険者数の減によるものでございます。  次に、2款の使用料及び手数料は60万円で、国民健康保険税にかかる督促手数料でございます。  次に、3款の国庫支出金は20万円で、災害臨時特例補助金でございます。  恐れ入りますが、予算書の233ページ下段と、234ページ上段をごらんください。  4款の県支出金は、43億6,743万3,000円でございます。  県支出金のうち、1節の普通交付金は42億5,511万6,000円で、歳出の保険給付費のうち出産育児一時金及び葬祭費を除く費用に対して交付されるもので、保険給付費の減額によるものでございます。  2節の特別交付金は1億1,231万7,000円で、医療費の適正化に向けた取り組みに対する支援として交付される保険者努力支援分及び特定健康診査負担金等の交付金でございます。  恐れ入ります、226ページにお戻りください。  5款の財産収入は5万円で、国民健康保険基金の利子でございます。  次に、6款の繰入金は5億9,924万5,000円でございます。  1項の一般会計繰入金は4億3,535万2,000円で、低所得世帯の保険税軽減分等の保険基盤安定繰入金、国民健康保険を運営するための事務費繰入金及び職員給与費等繰入金等でございます。
     2項の基金繰入金は1億6,389万3,000円で、国民健康保険基金からの繰入金で、18歳以下の被保険者の国民健康保険税均等割額の減額に伴う繰り入れ、後期高齢者支援金等課税額均等割額及び介護納付金課税額均等割額の上昇を抑えるための繰り入れ等でございます。  次に、7款の繰越金は1,000円で、平成30年度からの繰越金で、費目計上でございます。  次に、8款の諸収入は654万7,000円で、国民健康保険税に係る延滞金、第三者行為による保険給付費の返還金などでございます。  続きまして、歳出について御説明申し上げます。  227ページをごらんください。  1款の総務費は1億7,557万2,000円で、国民健康保険を運営するための一般職員人件費、事務費、国民健康保険事業運営協議会に係る経費及び趣旨普及に係る経費で、この総務費は一般会計からの繰入金で賄われます。  次に、2款の保険給付費は42億7,612万4,000円で、一般被保険者及び退職被保険者に係る療養給付費、療養費、高額療養費、出産育児一時金、葬祭費などの支給に係る経費で、被保険者数の減によるものでございます。  次に、3款の国民健康保険事業費納付金は13億3,900万円で、医療給付費分、後期高齢者支援金等分及び介護納付金分に係る富津市に割り当てられた負担金として千葉県に納付するもので、千葉県全体の被保険者数の減によるものでございます。  次に、4款の共同事業拠出金は5,000円で、国民健康保険団体連合会で行っている一般被保険から退職被保険への切替用年金受給者リスト作成に係る事務費拠出金でございます。  次に、5款の保健事業費は1億221万9,000円で、40歳から74歳までの被保険者に対して実施する特定健康診査及び特定保健指導に係る経費や医療費の適正化を図るための経費、疾病予防事業の経費などでございます。  次に、6款の基金積立金は5万円で、国民健康保険基金から発生する利子の積み立てでございます。  228ページをごらんください。  7款の公債費は50万円で、一時借入金の利息でございます。  次に、8款の諸支出金は1,953万円で、国民健康保険税に係る過誤納還付金及び特定健康診査等県負担金返還金等でございます。  次に、9款の予備費は1,000万円でございます。  以上で、議案第23号 平成31年度富津市国民健康保険事業特別会計予算についての補足説明を終わります。  続きまして、議案第24号 平成31年度富津市後期高齢者医療特別会計予算について補足説明を申し上げます。  別冊の平成31年度富津市予算書の269ページをごらんください。  初めに、後期高齢者医療の加入状況を申し上げます。  平成31年1月31日現在の被保険者数は8,191人で、人口の18.3%という状況でございます。  平成31年度の予算総額は、第1条で、歳入歳出それぞれ前年度比0.2%増の6億400万円と定めたところでございます。  次に、歳入について御説明を申し上げます。  270ページをごらんください。  1款の後期高齢者医療保険料は4億1,808万1,000円で、調定見込額の減により、前年度比0.6%の減でございます。  平成31年度の保険料率は、平成30年度と同じで、所得割率7.89%、均等割額4万1,000円でございます。  次に、2款の使用料及び手数料は5万円で、保険料に係る督促手数料でございます。  次に、3款の繰入金は1億7,826万7,000円で、後期高齢者医療を運営するための事務費繰入金、職員給与費等繰入金及び低所得者の後期高齢者医療保険料軽減分の保険基盤安定繰入金でございます。  次に、4款の繰越金は401万円でございます。  次に、5款の諸収入は359万2,000円で、1項の延滞金加算金及び過料は10万円で、保険料に係る延滞金でございます。  2項の償還金及び還付加算金は155万円で、広域連合から保険料の還付金分と還付加算金でございます。  3項の受託事業収入は193万6,000円で、広域連合から賦課決定通知書作成等に係る受託事業の収入でございます。  4項の雑入は、6,000円でございます。  続きまして、歳出について御説明申し上げます。  271ページをごらんください。  1款の総務費は3,430万7,000円で、1項の総務管理費は2,261万2,000円で、後期高齢者医療を運営するための一般職人件費及び事務費でございます。  2項の徴収費は1,169万5,000円で、徴収業務に係る一般職員人件費及び事務費でございます。  次に、2款の後期高齢者医療広域連合納付金は5億6,614万3,000円で、保険料徴収分、保険料延滞金及び基盤安定繰入金を後期高齢者医療広域連合に納付するものでございます。  次に、3款の諸支出金は155万円で、後期高齢者医療保険料に係る過誤納還付金及び還付加算金でございます。  次に、4款の予備費は200万円でございます。  以上で、議案第24号 平成31年度富津市後期高齢者医療特別会計予算についての補足説明を終わります。  続きまして、議案第25号 平成31年度富津市介護保険事業特別会予算について補足説明を申し上げます。  別冊の平成31年度富津市予算書の291ページをお開きください。  初めに、被保険者数等の状況を申し上げます。  平成31年1月1日現在の65歳以上の第1号被保険者数は1万6,283人、介護認定者数は2,947人で、認定者の第1号被保険者数に対する割合は18.1%という状況でございます。  平成31年度の予算総額は、第1条で、歳入歳出それぞれ対前年度比0.1%増の48億9,700万円と定めたところでございます。  次に、歳入について御説明申し上げます。  292ページをごらんください。  1款の保険料は、第1号被保険者の介護保険料10億5,079万5,000円で、主な増額要因は、平成30年度当初予算編成段階では介護保険料の基準額が確定しておらず、概算額6万6,000円で予算編成となりましたが、第7期介護保険事業計画により6万8,400円と設定し、基準額が増となったことによるものでございます。  なお、収納率は、平成29年度決算における実績収納率を参考に算出しております。  次の2款の使用料及び手数料は、介護保険料の督促手数料8万円で、前年度と同額でございます。  3款の国庫支出金は11億1,102万4,000円で、主な減額要因は、施設介護サービス給付費の減によるものでございます。  1項の国庫負担金8億1,758万9,000円は、居宅サービス分の保険給付費の20%相当額及び施設サービス分の保険給付費の15%相当額の介護給付費負担金でございます。  2項の国庫補助金の2億9,343万5,000円は、保険給付費の5%相当額の調整交付金、介護予防事業費の20%相当額、包括的支援事業・任意事業費の38.5%相当額の地域支援事業交付金及び市町村の地域支援事業としての取り組みを支援するための保険者機能強化交付金の費目計上の1,000円でございます。  4款の支払基金交付金は12億5,467万円で、主な減額要因は、施設介護サービス給付費の減によるものでございます。  なお、支払基金交付金は保険給付費及び地域支援事業費の27%相当額の介護給付費交付金と地域支援事業支援交付金でございます。  次の5款の県支出金は6億9,098万9,000円で、主な減額要因は、施設介護サービス給付費の減によるものでございます。  1項の県負担金6億5,810万6,000円は、居宅サービス分の保険給付費の12.5%相当及び施設サービス分の保険給付費の17.5%相当額の介護給付費負担金でございます。  2項の県補助金3,288万3,000円は、介護予防事業費の12.5%相当額及び包括的支援事業・任意事業費の19.25%相当の地域支援事業交付金でございます。  次の6款の財産収入の3万4,000円は、介護保険給付費準備基金の利子でございます。  7款の繰入金は7億8,728万1,000円で、主な増額要因は、低所得者に対する保険料軽減強化拡大によるものでございます。  1項の一般会計繰入金の7億8,312万4,000円は、保険給付費の12.5%相当額の介護給付費繰入金、介護予防事業費の12.5%相当額及び包括的支援事業・任意事業費の19.25%相当の地域支援事業繰入金、介護保険料の軽減強化を実施するための低所得者保険料軽減繰入金並びに介護保険を運営するための職員人件費及び事務費の繰入金でございます。  2項の基金繰入金の415万7,000円は、介護保険給付費準備基金を取り崩すものでございます。  8款繰越金の190万7,000円は、平成30年度からの繰越金で見込まれる未還付保険料などでございます。  9款諸収入の22万円は、介護保険料の延滞金、第三者行為による保険給付費の返納金などでございます。  続きまして、歳出について御説明申し上げます。  294ページをごらんください。  1款の総務費は1億3,573万円で、主な増額要因は、第8期介護保険事業計画策定に伴うアンケート調査等の委託料の計上によるものでございます。  なお、総務費は、介護保険を運営するための職員給与費等及び物件費並びに介護認定審査、介護保険運営協議会及び趣旨普及に要する経費でございます。  2款の保険給付費は45億4,060万4,000円で、主な減額要因は、施設介護サービス給付費及び高額医療合算介護サービス費の減によるものでございます。  なお、保険給付費は介護認定を受けた要介護認定者及び要支援認定者が利用する介護保険サービスに対する保険給付費、また利用者負担額が一定額を超えた場合の高額介護サービス費などの支給に要する経費でございます。  3款の地域支援事業費は2億822万5,000円で、主な増額要因は、総合事業の通所型サービス費の増によるものでございます。  なお、地域支援事業は、総合事業の介護予防・生活支援サービス事業、高齢者の方が要介護状態または要支援状態に陥ることを予防する一般介護予防事業、市内3圏域で地域包括支援センターを設置する委託料、住みなれた地域で自立した生活を送れるよう支援する事業、介護サービスの内容点検などを行う経費でございます。  4款の基金積立金の3万4,000円は、介護保険給付費準備基金から発生する利息を積み立てるものでございます。  5款の公債費は、一時借入金の利息50万円でございます。  6款の諸支出金の190万7,000円は、見込まれる保険料還付金などでございます。  7款は、予備費1,000万円の計上でございます。  296ページをごらんください。  第2表は、債務負担行為で、介護保険事業計画作成委託のため債務負担行為を設定するものでございます。  以上で、議案第25号 平成31年度富津市介護保険事業特別会計についての補足説明を終わります。 ○議長(平野明彦君) 以上で、提案理由の説明を終わります。           ────────────────────────                    散     会 ○議長(平野明彦君) 以上をもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。  次の本会議は、2月25日午前10時から会議を開きますので、念のため申し添えます。  本日はこれにて散会といたします。御苦労さまでございました。                  午前11時48分 散会...