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平成30年度予算審査特別委員会−03月12日-02号

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  1. 富津市議会 2018-03-12
    平成30年度予算審査特別委員会−03月12日-02号


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    最終取得日: 2022-12-23
    平成30年度予算審査特別委員会−03月12日-02号平成30年度予算審査特別委員会   予算審査特別委員会議事録 1.日  時  平成30年3月12日(月)午前10時 1.場  所  第3委員会室 1.出席委員   猪 瀬   浩 君       諸 岡 賛 陛 君       三 木 千 明 君   高 木 一 彦 君       千 倉 淳 子 君       山 田 重 雄 君   平 野 英 男 君       渡 辺   務 君       松 原 和 江 君   岩 本   朗 君       石 井 志 郎 君       藤 川 正 美 君   永 井 庄一郎 君       鈴 木 幹 雄 君       福 原 敏 夫 君 1.欠席委員   なし 1.議  長   平 野 明 彦 君 1.出席説明員   市長        高 橋 恭 市 君   副市長        小 泉 義 行 君   教育長       岡 根   茂 君   総務部長       白 石 久 雄 君   総務部参与経営改革推進課長事務取扱     総務課長       前 田 雅 章 君
                池 本 幸 司 君   防災安全課長    小野田 隆 博 君   企画課長       重 城   祐 君   秘書広報課長    鹿 島 和 博 君   財政課長       石 川 富 博 君   市民部長      村 上 泰 隆 君   市民課長       赤 井 明 浩 君   市民活動推進室長  高 梨 正 之 君   税務課長       相 澤 智 巳 君   税務課徴収対策室長 阿 部 淳一郎 君   天羽行政センター所長 荒 井   晃 君   環境保全課長    平 野 正 行 君   健康福祉部長     島 津   太 君   社会福祉課長    小 泉   等 君   子育て支援課長    木 村 美 文 君   介護福祉課長    坂 本 秀 則 君   健康づくり課長    下 間 節 子 君   国民健康保険課長  尾 形 卓 信 君   建設経済部長     宮 崎 一 行 君   建設経済部次長農業委員会事務局長     都市政策課長     中 山 正 之 君             庄 司 優 人 君   建設課長      藤 川 幸 男 君   農林水産課長     茂 木 雅 宏 君   商工観光課長    平 野   勉 君   会計管理者      中 後 秀 樹 君   選挙管理委員会事務局長監査委員事務局長  消防長        五月女 正 巳 君             大 塚 幸 男 君   総務予防課主幹   角 田 安 隆 君   総務予防課長     宇 山 則 幸 君   消防署長      岩 崎   脩 君   天羽分署副分署長   鈴 木 幸 夫 君   本署副署長     松 本 敏 宏 君   教育部長       能 城 雅 幸 君   参事学校教育課長事務取扱          教育総務課長     鶴 岡 正 義 君             高 梨 正 已 君   学校教育課主幹   河 野 信 成 君   学校教育課学校再配置推進室長                                    鈴 木 規 幸 君   教育センター所長  竹 谷 覚 治 君   教育センター主幹   鳩 飼   直 君   生涯学習課長    岩 名 生 麿 君   公民館長       渡 邉 房 男 君   水道部長      加 藤 博 一 君   業務課長       神 子 和 好 君   工務課長      石 井 秀 幸 君   工務課主幹      刈 込 利 雄 君 1.出席事務局職員   事務局長      笹 生 忠 弘     主幹         牧 野 常 夫   主任書記      平 野 智 裕 1.議  事    議案第15号 平成30年度富津市一般会計予算           ────────────────────────                    開     会           平成30年3月12日(月) 午前9時58分 開会 ○委員長(福原敏夫君) それでは、皆さんおはようございます。  ただいまから、予算審査特別委員会を開会いたします。           ────────────────────────                    委員長あいさつ ○委員長(福原敏夫君) 委員並びに執行部の皆様には、御出席いただきまことにありがとうございます。  さて、本日とあすの2日間の予定で審査を行うわけでございますが、皆様方の御協力のもと、慎重かつ十分なる審査を行いたいと思います。  また、執行部の皆様には的確かつ簡潔な答弁をお願いいたしまして、私の挨拶とさせていただきます。  それでは、議長がお見えでございますので、御挨拶をお願いをいたします。平野明彦議長。           ────────────────────────                    議長あいさつ ○議長(平野明彦君) 皆さんおはようございます。  高橋市政になって2年目、本格的な予算ということになると思います。そして、今回予算においても、結構いろんなところで変わっているところが多々ございます。  皆さんの慎重審議をお願いしまして、挨拶にかえさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。 ○委員長(福原敏夫君) ありがとうございました。  次に、執行部から御挨拶をお願いいたします。市長、高橋恭市君。           ────────────────────────                    執行部あいさつ ◎市長(高橋恭市君) おはようございます。予算審査特別委員会の開会にあたりまして、一言御挨拶をさせていただきます。  議員各位におかれましては、3月定例会中の大変御多用の中、本委員会を開催していただきまして、まことにありがとうございます。  2月23日の本会議におきまして、本委員会に付託されました平成30年度の一般会計、各特別会計、水道事業会計及び温泉供給事業特別会計の予算(案)につきまして、本日とあすの2日間にわたり審査をお願いすることになりました。どうぞよろしくお願いいたします。  予算編成にあたりましては、富津市の将来を見据え少子高齢化への対応、市の特色や強みを生かしさらなる充実を図るべく取り組んだところでございます。特に子育て世帯への支援や子育て環境の一層の充実、市内産業の育成や振興、道路、公園施設などの整備や長寿命化、小・中学校再配置関連の事業費など、直面する諸課題にスピード感を持って対応する当初予算を編成したところであります。  引き続き、市政発展のため鋭意努力してまいりますので、委員各位におかれましては、慎重なる御審議を賜り原案どおり御可決いただけますようお願い申し上げます。  以上、簡単でありますが、会議冒頭の挨拶とさせていただきます。よろしくお願いします。 ○委員長(福原敏夫君) ありがとうございました。           ────────────────────────                    議     事     議案第15号 平成30年度富津市一般会計予算 ○委員長(福原敏夫君) それでは、ただいまから議事に入ります。  議案についての審査でありますが、執行部による説明につきましては、議案第20号以外は本会議において詳細な提案理由の説明がなされておりますので、説明は省略し、質疑から行いますので御了承願います。  本日の議事につきましては、お手元に配付してあります会議次第のとおり、議案第15号 平成30年度富津市一般会計予算から議案第20号 平成30年度富津市温泉供給事業特別会計予算までの審査を順次行うこととし、午後5時までを目途に審査を進め、続きは2日目に行います。  本日、全ての審査が終了した場合は、閉会といたしますので、御了承願います。  審査の順番は、まず、お手元に配付してあります審査区分表1ページ、歳入の白抜きになっている項目を審査し、網掛けになっている項目は、関連のある歳出を審査する際にあわせて行うことといたしますので、御了承願います。  また、歳出についての質疑は、まず2ページの1款及び2款について、次に3ページの3款及び4款について、次に4ページの5款から8款まで及び11款について、最後に5ページの9款、10款、12款から14款までというように、それぞれ分割して質疑をお受けします。  その際に、事前に配付してございます平成30年度当初予算雑入にかかる歳出充当内訳を御活用ください。  この表は、予算書の33ページ、2節雑入に対する歳出、説明欄の24千葉県市町村振興協会市町村交付金及び26雑入を除く事業名称、金額及び予算書のページを記入してございます。  なお、審査区分表5ページ下段に記載してございますとおり、平成30年度富津市一般会計予算にかかる総体的な質疑を設けてございます。  これは、各款ごとの質疑終了後に行うこととし、この際には総体的な質疑のみとし、詳細な内容の質疑につきましては、各款ごとの時間内にお願いをいたします。  質疑に関しましては、説明員の入れかえをするため、質疑漏れ等がないようにお願いをいたします。  それでは、議案第15号 平成30年度富津市一般会計予算を議題といたします。  まず、審査区分表1ページの白抜きでお示ししてある部分、歳入に対する質疑を行います。  委員の皆様には、円滑な進行のため、ページ、款、項、目と示しながら、委員におかれましても簡潔な御質問をしていただければ幸いと思います。  それでは質疑に入ります。御質疑ございませんか。平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) 14ページお願いします。  1款市税の部分で、個人市民税と法人市民税の徴収率向上に向けた具体的な取り組みをお聞かせください。 ○委員長(福原敏夫君) 税務課徴収対策室長、阿部淳一郎君。 ◎税務課徴収対策室長(阿部淳一郎君) お答えいたします。  個人市民税につきましては、平成28年度から個人市民税の特別徴収を県下一斉でスタートしております。  また、早い段階での滞納者に催告書のほうを送付しまして、反応がなければ、その年度中に差し押さえ、また回収のほうを行っていくと。それから、平成28年度から行っております口座振替のキャンペーン、これはごみ袋30枚を進呈するものですけれども、そちらのほうを行っております。  また、滞納繰越分に関しましては、平成27年度から市県民税の高額滞納者のほう、千葉県のほうに徴収引き継ぎを行っております。これは千葉県のほうで、滞納処分のほうを実施しているというところです。また、法人市民税ですけれども、法人市民税につきましては、財産調査、差し押さえ等、適正に行っております。  以上です。
    ○委員長(福原敏夫君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) 引き続き、徴収率1%でも、0.1%でも向上するように努めていただきたいと思っています。  御存じのように、富津市も人口のほう減っているわけなんですけども、全国的に人口減少社会に伴って歳入減少時代ですよね。迎えているわけなんですけれども。この前、一般質問とかでも、たびたび発言させてもらっていますが、新しい歳入増加策です。これ考えていかないといけないかなと思っています。人口が減少しているということは、例えば、徴収率が上がったとしても、これも以前発言しましたけど、徴収率が上がったとしても、やっぱり分母が縮小しているんで、税収が減っていくことが予測されるわけなんで、新しい策を考えなければいけない。  今回私が着目しているのが、市税の中で非常に大きい割合を占めている固定資産税の部分です。固定資産税の中でも、さらに大きな割合を占めている半分以上になりますかね。償却資産にかかる部分なんですが、ここをうまく刺激できないかなというふうに今回考えているわけです。だから、今から私が言おうとしていることは、これしっかりと企業に対してのニーズの調査をした上でないと、やみくもにやればいいというものではないんで、ぜひとも検討していただきものなんですけれども。例えば、固定資産税の増加、あとは企業活動の活性化、これを目的として設備投資に対する税政の優遇措置、今回は償却資産の増加に伴って1億円以上、前年対比プラスということなんですけれども。ここをうまく税政優遇措置でプラスに転じることができないかというふうに思っているんですけれども、そういったものに対する考え方を聞かせていただきと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 税務課長、相澤智巳君。 ◎税務課長(相澤智巳君) お答えいたします。  償却資産設備投資に対する税政の優遇措置ということでございます。  現在、中小企業者に対します優遇措置といたしまして、一定の要件、生産性向上1%以上というような条件等がございますが、機械装置の買いかえに対しまして、課税標準の減額の規定がございます。これについては、7社、約100万円程度の減額の対応が起きているわけでございますけれども、これらの制度を生かした中で対応してまいりたいと考えております。 ○委員長(福原敏夫君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) そういったものをぜひ生かしていただいて、先ほど言ったように企業ニーズをしっかりと、今後も把握していただいて、一層進められるものがあれば、さらなる優遇措置というものを考えていただきたいと思います。  続きまして、別の質問ですけれども、28ページ。  16款財産収入2項財産売払収入のところなんですけれども、インターネットとかでも、不動産の売却進めているのは把握しております。平成30年度に関して不動産売払収入、これはどこの不動産を見込んでいるのか。また、物品売払収入、これは何の物品を見込んでいるのかお聞かせください。 ○委員長(福原敏夫君) 財政課長、石川富博君。 ◎財政課長(石川富博君) お答えいたします。  まず、土地の売払いのほうでございますけれども、現在、売却を見込んでいる土地につきましては、富津市富津地先2カ所、青堀四丁目の地先の1カ所を見込んでございます。  これは、平成29年度一般の公売を実施しましたけれど、ヤフーオークション等も実施しましたが、売れなかったものですから、平成30年度もかけたいと思っていますけれども、予算上はまた売れない可能性ありますもので、1,000円と費目計上だけしてございます。  物品のほうでございますけれども、これについては、関豊小学校の各教室の整理を行った際に、廃棄処分になりました物品をヤフーオークションのほうにかけたいというふうに考えてございます。これについては、まだ売れるか売れないかわからないものですから、費目計上してございます。  ちなみに、平成29年度につきましては、水槽つきのポンプ自動車とか、人体模型、ガラス食器等12件を売却いたしまして、売却額としたら90万円程度の歳入を予定してございます。ただ、平成30年度については、売れるか売れないかわからないものですから、費目計上しているということでございます。 ○委員長(福原敏夫君) 永井庄一郎委員。 ◆委員(永井庄一郎君) 売れるといいですね。じゃあ、土地の富津市富津で2カ所で、青堀で1カ所ということなですけれども、それ以外の土地、常識的に考えて不整形なものとか、そういったものとかも除いて、今言った以外の売却可能な遊休地というのは、ほかにあるのか、教えてください。 ○委員長(福原敏夫君) 財政課長、石川富博君。 ◎財政課長(石川富博君) 今、考えてございますのは、千葉銀の前の旧青堀分館の土地でございまして、長らく隣接地権者との境界について、了解が得られなかったこと等ありまして、これ手がつけられなかったんですけども。それが解決に向かいましたので、平成30年度については、これについても挑戦してみたいというふうに考えてございます。 ○委員長(福原敏夫君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) 非常に場所としては、すごくいい場所なんで、いい方向に進めばと思っています。  次の質問、29ページになりますけれども、17款寄附金1項寄附金1目一般寄附金のふるさと納税です。昨年度は約2億6,400万円、今年度が2月末時点で約3億3,000万円ということで、右肩上がりで非常にいいと思っているんですけど。これ目標額達成するために、やっぱり一層の商品、返礼品の魅力アップをしていかないといけないのかなと思っています。地元のそういった生産者であったり、企業の活動も活発化していくので、新しい商品、物産、産品の掘り起こしというのは、やっぱり必要かなと思っているんですけど、この返礼品の魅力を高めるための産品、商品の掘り起こし、どういったことを行っているか、お聞かせください。 ○委員長(福原敏夫君) 企画課長、重城 祐君。 ◎企画課長(重城祐君) 新たな産物、物品、ふるさと納税の返礼品の掘り起こしをどうやって行っているかという御質問につきましては、まず、随時、返礼品協賛事業者市ホームページによって募集しています。具体的に何をやっているかと申しますと、年4回の事業者会議における新規返礼品の開発、検討が行われています。それで、具体的に結びついたものが既設返礼品とか、米とノリのコラボ商品とかいうのがございます。  また、随時アンテナを高くしまして、庁内外からの情報収集による新規返礼品の開発の提案を行っています。これはもちろん職員だけではなくて、さまざまな事業者さん、あるいは職員からの情報と、また委託事業者からの提案によって新規返礼品の開発に結びつけております。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。ほかにございませんか。永井庄一郎委員。 ◆委員(永井庄一郎君) 予算書の17ページですけれども、まず、6款の地方消費税交付金8億3,400万円、前年度比1億100万円増になっています。その内容について前回説明を受けたかと思いますけれども。  もう1点、10款の地方交付税が7億9,700万円、マイナスの1億7,300万円、内容について説明願いたいと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 財政課長、石川富博君。 ◎財政課長(石川富博君) 地方消費税交付金のほうから御説明申し上げます。  地方消費税交付金は、地方消費税を国が一括して徴収し、国から都道府県に払い込まれた後に、都道府県ごとに精算を行い、精算後の地方消費税の2分の1に相当する額が市町村に交付されてくる交付金でございます。  前年度よりも増額となった理由につきましては、千葉県の交付金見込み額が前年度比較で増額となったことによるものでございます。具体的には、県の交付金推計資料によりますと、平成28年度決算額に対する平成29年度決算見込みが5.3%の増、さらにこの決算見込み額に対する平成30年度の見込みが8.4%の増となっておりまして、平成30年度当初予算額は平成29年度当初予算額に対して、1億100万円増の8億3,400万円を計上したところでございます。  税政改正の影響につきましても、影響があるものと考えてございまして、都道府県ごとの精算方法について変更がありました。これは現行の精算基準について地方消費税をより適切に最終消費値に帰属させる観点から、精算基準を用いていました従業者数割を廃止しまして、人口割を拡充させるものでございます。  なお、この精算の基準の見直しによりまして、千葉県の交付金見込額である平成29年度決算見込額に対する平成30年度の見込額が8.4%の増になったというふうに考えてございます。  平成30年度の地方交付税につきましては、まずこれを見込むにあたって、平成29年度の交付税がどうなったかということになりますけれども、今年度の決算見込みは7億3,411万3,000円でございます。この算定のもとになりました基準財政需要額基準財政収入額の費目ごとに来年度の基礎数値、税の見込み等を代入いたしまして、地方財政計画の伸び率、これはマイナスの2.0%でございますけれども、そのこと等から増減を推計し、算出したものでございます。  具体的には、基準財政需用額については、臨時財政対策債の償還費の増などを見込み、全体では対前年度7,800万円の増、基準財政収入額につきましては、固定資産税の償却分、地方消費税交付金等の増収等を見込んでございますので、全体では、対前年度で1億5,100万円の増を見込んでおります。よって、前年度よりも需用費と収入額の入りが少なくなりまして、平成29年度の交付見込額に対して9,700万円の減額、前年度当初予算比較では1億7,300万円の減額の6億3,700万円を見込んだところでございます。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。ほかにございませんか。猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 17款1項1目ふるさとふっつ応援寄附金についてなんですが、今回、合計目標に上げておりまして、返礼品率をちょっと歳出のほうから見ますと50%で設定されているかと思います。今現在、総務省のほうは、4月からの返戻率を30%程度に抑えるようにという通達が出ているかと思いますが、まだ強制ではないので、このままで行くのかなと思いますが、そこら辺、今後、どのようにお考えでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 企画課長、重城 祐君。 ◎企画課長(重城祐君) 今、議員の質問の趣旨は昨年4月1日に出た総務大臣通知のことということでしょうか。 ◆委員(猪瀬浩君) はい。 ◎企画課長(重城祐君) 総務大臣通知の内容につきましては、まず金券の廃止ということにつきましては、昨年9月から実施済みでございます。また、予算上における返戻率50%というものは、予算上のものでございまして、その返戻率を30%に抑える内容につきましては、消費税抜き、送料抜き、30%という内容で自治体の判断を待つというふうな内容でございます。  これにつきましては、富津市内におきましては、消費税込みの予算上で50%というふうに組んでおります。これの実施時期につきましては、地元事業者の影響を考慮しつつ、今、実施時期について延期中でございますので、実施時期を適切な時期に、地元事業者への影響を配慮しつつ決めてまいりたいと考えております。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 今、返礼品に対するものは、とりあえず50%ということでしたが、実際今ポータルサイトを使っていて、多分10%が手数料でとられているのかなと思います。また、役務費としても10%程度の経費がかかっておりますんで、実際には5億入っても30%程度、1億5,000万円程度の収入にしかならないかと思います。  今、質問したのは、やっぱり30%にしてしまいますと、10%しか残らないので、5億円にしても5,000万円しか残らない形になりますんで、そこら辺も含めて今回5億円で計上していて30%で1億5,000万円残りますが、例えば本年と同じで約3億円程度だった場合は、多分6,000万円程度しか残らないことになるかと思います。  この残ったものについては、財政調整基金のほうに積み立てるということになっているんで、減っても問題はないとは思うんですが、今後、財政調整基金というのは非常に大事な財源になってくるかと思いますので、そこら辺の寄附金が減ったときの財政調整基金を使っていく、めどとか、そういったものが問題ないかを教えていただければと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 財政課長、石川富博君。 ◎財政課長(石川富博君) 委員おっしゃるとおり、寄附金の歳入を当てに歳出予算を組むことできませんもので、ふるさと応援寄附にかかる歳入歳出の差し引き額を財政調整基金として積み立てる予定で予算計上してございます。仮に目標に達しない場合でも、既存の事業などの財源に充てていないので、事務事業の予算執行には影響を与えるものではございません。  あと、財政調整基金の使い道については、長期財政計画の中で積立の目標額を立ててございますので、その目標を達成、あるいは超えるような状況になりましたら、それを使えるような方策を考えて行きたいというふうに考えてございます。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) もう1点だけ、ふるさとふっつ応援寄附金についてなんですが、今、返礼品を対象に考えていますが、例えば、よその市ですと史跡とか文化財の維持に対して返礼品を出さない形で寄附金を求めているところもございます。鋸山を世界遺産に目指したいというところで、例えば、そういうのを準備金として募るとか、そういったお考えはございますでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 企画課長、重城 祐君。 ◎企画課長(重城祐君) 返礼品がない寄附金の考え方につきましては、平成29年度新たな取り組みといたしまして、台風21号、皆さん御存じのとおり10月に高潮被害がひどかったものにつきましては、返礼品なしで今の実績で220万円程度の金額が富津市に対して全国から寄せられております。  そういうのをやるか、やらないかにつきましては、できるところから取り組んでまいりたいというふうに考えております。 ◆委員(猪瀬浩君) ありがとうございます。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(福原敏夫君) ほかに質疑もないようでございますので、審査区分表1ページの歳入に対する質疑を終了いたします。  ここで説明員の入れかえのため暫時休憩をいたします。                 午前10時27分 休憩           ────────────────────────                 午前10時32分 開議 ○委員長(福原敏夫君) 会議を開きます。  これより歳出及びその歳出に関連する歳入についての質疑に入ります。  冒頭に申し上げましたように、分割して質疑をお受けいたしたいと思います。  初めに、審査区分表2ページの1款及び2款について、質疑をお受けいたします。  御質疑ございませんか。石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 46ページ、総務費、総務管理費、企画費の8報償費、移住・定住促進事業費中の報償費です。今回、新規事業ということで、当初予算附属資料のほうですと15ページになりますが、400万円計上されております。内容として見れば、地域おこし協力隊関係費1名分、活動費と報償費、200万円ずつと計上されております。地域と事業名について、御説明いただきたいと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 企画課長、重城 祐君。 ◎企画課長(重城祐君) 地域おこし協力隊、報償費及び補助金につきましての活動予定についての御質問にお答えいたします。  施政方針に書いてございますとおり、富津市観光・しごと・移住推進プロジェクト、事業主体AFICCでございますが、これに、従事する予定でございます。 ○委員長(福原敏夫君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) AFICC、NPO法人で、決算書、予算書を見さてもらいました。収入がない中で、後づけで市のほうが予算をつけるためにこういう事業をつくったのかというふうに、私は個人的に考えております。本来、NPO法人にこのような協力報償費200万円と事業費として、交付金を給付する。例えば、佐貫の駅前に事業を始めた方がいて、非常に資金がなくて苦労をしながら自分たちで出資して、やっている事業があります。  そういう中で、なぜここにこのようなものを払うのか、改めてお聞きします。 ○委員長(福原敏夫君) 企画課長、重城 祐君。 ◎企画課長(重城祐君) なぜ、市が予算化するのかということについてお答えいたします。  委員御承知のとおり、富津市観光・しごと・移住推進プロジェクトにつきましては、平成27年度繰り越しの加速化交付金事業で実施し、自立を促すというふうな仕組みになっておりました。その後、平成29年度においてなかなか振興が円滑にいっていないというふうな現状から、平成30年度については、こういう人材及び財政的な支援をすることとしたところでございます。 ○委員長(福原敏夫君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) ここだけ長く質問をするつもりはございませんから、これで終わりにしますが、AFICCの中に、事業計画の中に、そのようなものが書かれているはずです。本来は、AFICCの中の予算で執行するべきもので、それになぜ市が後づけで予算をつけるのかと。今回、総額大きい中での小さなことなので、これをもって予算案を否決するつもりはございませんけど、本来はAFICCの中で単独事業の中でそのような事業を組んでいるわけですから、本来はAFICCが単独事業でやるべきもの。もし、こういうものをやるんなら、AFICC以外で事業者を公募して、そういう人の中でやるべきだと思うんですよ。それ、市長の考えもあるでしょうけど。要するに、広く市民にこういう事業をやりますよと、事業者いますかということを、本来はやるべきじゃないかと思います。  今回は、ここまで書いてありますんで、それ以上追及するつもりございませんけど、今後は、そのようなことがないように、地域おこし協力隊ですから、やはりそういうことを市内でやっている大勢の方、いらっしゃいますので、その方々にも、声をかけるということ、次は続けていただきたいと。  これは、要するに、NPO法人にお金を払うんですか。それとも、個人にやるわけですか。NPO法人にこういうお金を出した場合には、今後、NPO法人がそのようなものを企画した場合には、今後もそういうNPO法人に補助金、交付金をするつもりがあるか、それを最後にお聞きします。 ○委員長(福原敏夫君) 企画課長、重城 祐君。 ◎企画課長(重城祐君) 事業主体についての御質問ですが、地域おこし協力隊につきましては、この制度設計として、あくまで市が雇ったことに対して報償費、また、活動費や補助金につきましても、その内容としては、当該移住される方の住居、研修活動費を予定しておりますので、補助交付先としては、採用された報償費を払う方の予定です。 ○委員長(福原敏夫君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 質問、これで終わりにしようと思ったんですが、全市的な、これ、市の予算ですよね。例えば、青堀地区から旧富津地区から大佐和地区、天羽地区という、大きな中での事業をやっていただくということは、ここでお答えいただけますか。  要するに、金谷とかそういう特定の地域ではなくて、全市的なそういう計画をつくる予定があるか、最後にお聞きします。 ○委員長(福原敏夫君) 企画課長、重城 祐君。 ◎企画課長(重城祐君) 全市的な事業かどうかということにつきましては、富津市観光・しごと・移住推進プロジェクトにつきましては、北部ビューロー、南部ビューローを初めとして、全市的に展開するということになっておりますので、採用された方、採用され募集に応募される方、1年間で全市的なところができるのかどうかは、済いません。当然、移住推進プロジェクトについては、地域的なものと限るものではなく、全市的な取り組みであるというふうに考えております。 ○委員長(福原敏夫君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 本当に、もう終わりにしようと思っているんですけど、次から言葉が出てくるんで。これ、じゃあ、継続事業でやるということで、今の課長の答えですと1年で結果が出ないんでというようなことですから、継続事業でやろうとした場合に、その継続事業という計画はどのような計画で、何年ぐらいの予定でいるか、お聞かせください。 ○委員長(福原敏夫君) 企画課長、重城 祐君。 ◎企画課長(重城祐君) 何カ年計画かという御質問につきましては、まだ募集要項が決定しておりません中で、地域おこし協力隊制度は、最長3年の予定でございます。ただ、それにつきましては、今度、地域おこし協力隊に実際に来られる方が、公費を使う以上、市の移住定住に役に立つというふうな実績をもとに、それで更新することを予定しております。 ○委員長(福原敏夫君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) ありがとうございました。今後とも、この問題に関しましては、私なりに調べてまた場所を変えて質問したいと思います。 ○委員長(福原敏夫君) ほかに。松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) 42ページ、総務費の一番上のところの公共施設再配置関係というということでもって、予算が組まれていますけれども、平成29年度も同じように組まれていたんですね。そのときの説明では、平成29年度中に案を作成しますよということだったんですけど、作成できなかったから、また同じようにやるということでしょうか。
    ○委員長(福原敏夫君) 総務部参与経営改革推進課長事務取扱、池本幸司君。 ◎総務部参与経営改革推進課長事務取扱(池本幸司君) 公共施設再配置につきましては、松原委員が今おっしゃられたように、再配置の推進計画、平成29年度中の取りまとめがかなわなかったということで、引き続き早急に再配置推進計画、取りまとめに向けて、努力をしていくという形になります。なるべく早急にその再配置の推進計画を取りまとめて、住民に説明できるような体制をとっていくということで、平成30年度を取り組んでいきたいというふうに考えております。 ○委員長(福原敏夫君) 松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) まだ、案がとりまとまっていないのに、要は、市民の方から、大貫にある大佐和老人憩いの家が来年3月で廃止になるから、利用している人が出てくださいというお話をされたというんですけども、もうここは、どうにかするということが決まったんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 総務部参与経営改革推進課長事務取扱、池本幸司君。 ◎総務部参与経営改革推進課長事務取扱(池本幸司君) お答えいたします。  済いません、大佐和老人憩の家については、私のほうで、廃止するという御案内が出ているということは、ちょっと存じ上げてはいないんですけれども、先ほどお話ししたように全庁で、公共施設再配置をどうするかということで、取りまとめる再配置推進計画自体は、まだ、できてございませんので、その中で正式にそこが廃止になるとかということについては、まだ、未定だと思っております。 ◆委員(松原和江君) ああ、そうですか。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。  松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) 利用者の方が心配されて、場所がないから、どうにかしたいんだけどと言うて、どっかいいとこないですかと相談に来たわけです。まだ、決まってないわけですね。  もう一つ、天羽老人憩の家、これも説明では、今度、子育て支援の設備になるという話ですよね。それも、決まったんですか。そういうふうにはっきりと。公共施設の関係で。 ○委員長(福原敏夫君) ちょっと内容的に、今のちょっと民生に近い内容なってくるのかな。 ◆委員(松原和江君) はい、またそこで、聞きましょうか。公共施設の再配置ということで、もう老人憩の家の廃止が決まったようなことでもっていうことが進んでいるんですけど。 ○委員長(福原敏夫君) 総務部長、白石久雄君。 ◎総務部長(白石久雄君) お答えいたします。  天羽老人憩の家につきましては、今年度、地域支援センターとして改修ということで、設計費を平成30年度予算で計上しております。それで、平成31年度に改修を予定しておりますが、その中では、今の高齢者の方には御利用いただいていますので、その方たちも使えるような形で整備は考えております。世代間の交流とか持てるような形での予算計上をしておりまします。 ○委員長(福原敏夫君) 松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) 次に、46ページ、石井委員が質問した移住・定住促進事業のことなんですけども。そこでもって、活動補助金が200万円、この方に支給されるということですけれども、きちんとこのことは市が財政を出したわけですから、会計報告というのは考えているのでしょうか。ここの中へ、決算の中に報告されるんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 企画課長、重城 祐君。 ◎企画課長(重城祐君) 地域おこし協力隊活動費補助金につきましては、当然、補助金でございますので、実績報告をとりまして、それを決算において公表するというのは当然予定しております。  なお、内容につきましては、先ほど申し上げましたとおり住居、活動費、研修費等を予定しております。 ○委員長(福原敏夫君) 松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) じゃ次、53ページです。公共交通関係のことでお伺いいたします。ここに52ページ、53ページの13委託料なんですけども、市地域公共交通利用促進業務委託料450万円が計上されていますが、どこにどんなものを委託するんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 企画課長、重城 祐君。 ◎企画課長(重城祐君) お答えいたします。53ページの450万円の内容についてお答えいたします。  まず、来年度の実施計画といたしましては、今年度取りまとめる網形成計画の利用促進のために、市民全戸配付を予定しておる公共交通マップの策定を予定しております。その他、地域とともに、コミュニケーション公共交通の利用促進に向けた会議等を予定しております。 ○委員長(福原敏夫君) 松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) じゃあ、2つあるわけですね。委託料は、マップの作成と地域の会議に対する補助委託料ですか。委託するわけですか、その地域の会議に委託をするんですか。 ○委員長(福原敏夫君) 企画課長、重城 祐君。 ◎企画課長(重城祐君) 仮称として、地域座談会という設定にしておりますが、それについて実施を委託するわけではなくて、資料等の作成支援を予定しております。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) それは、どこの業者に委託するんですか。もう、業者決まっているんですか。 ○委員長(福原敏夫君) 企画課長、重城 祐君。 ◎企画課長(重城祐君) 委託先につきましては、新年度始まり次第、選定し、決定する予定でございます。 ◆委員(松原和江君) はい、わかりました。 ○委員長(福原敏夫君) 松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) 次は、53ページ、バスの利便性維持・向上事業についてお伺いします。これでは、今年度も、前年度よりも補助金はふえているわけですね。ということは、市としては、市民の乗り方がまた少ないので、ことしもバス会社に対して補助金を上乗せしなきゃいけないだろうということで、見積もったということを考えてよろしいですか。 ○委員長(福原敏夫君) 企画課長、重城 祐君。 ◎企画課長(重城祐君) バス利便性維持・向上事業につきましては、前年度決算と同額を計上させていただきましたというふうに私説明させていただきましたが、1路線だけ、前年度決算ではなくて、浜金谷港から鴨川まで行っている金谷線つきましては、国庫補助が今年度なくなったことから、それの理由は利用者数の減少でございます。バス路線維持費補助金の中に57万1,000円につきましては、決算ではなく、本年度から新たに計上したところでございます。 ○委員長(福原敏夫君) 松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) わかりました。55ページ、徴税費のコンビニの関係なんですけども、新しく、コンビニに委託するわけですよね。コンビニ交付システム構築委託料、コンビニ交付システム利用料ということで、数十万円の金額なんですけれども、これは新しいもので、要は、収納率を上げたいためにこういうことを実施したいということで上げていらっしゃるわけですね。 ○委員長(福原敏夫君) 税務課長、相澤智巳君。 ◎税務課長(相澤智巳君) 55ページ、税務総務費の中のコンビニ交付という形で新しい事業ということでございますけれども、これにつきましては、市民課のほうで出しております住民票あるいは印鑑証明とあわせて、税証明もコンビニでマイナンバーカードを利用した中で取得できるような新しい取り組みを実施したいということでございます。  こちらのほうに、計上しておりますのは、市民課分を除く税務のほうの負担分として、計上したものでございます。 ○委員長(福原敏夫君) 松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) そうしますと、55ページのほうは、徴収には関係ないということですね。そして、56ページの賦課徴収費ということでもって、13委託料のコンビニ収納委託料というのは、これは固定資産税とか、そのほかのことですか、一般市民税もそうなんですか。 ○委員長(福原敏夫君) 税務課長、相澤智巳君。 ◎税務課長(相澤智巳君) お答えいたします。  56ページ記載のコンビニ収納委託料につきましては、平成21年から行っております固定資産税、市民税等、コンビニにおいて税金を納めていいただくための関係の経費でございます。 ○委員長(福原敏夫君) 松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) このことによって、市民税の徴収率が、上がったという実績はあるんですか。 ○委員長(福原敏夫君) 税務課長、相澤智巳君。 ◎税務課長(相澤智巳君) 従来は、銀行もしくは市役所等で納めていただいておりましたけども、コンビニにおきましては、時間設定もなく納めることが可能ですので、ちょっと細かな数字のデータを今持っておりませんけども、収納率の向上にはつながっていると理解しております。 ○委員長(福原敏夫君) 松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) 要は、そういうふうに、市が、コンビニで徴収して、徴収率を上げようとして、努力されていて、もう、要は、市税が終わってしまったんですけども、市税の中の税の徴収率が、前年度より低く見積もっているのは、どうしてなのかということを、疑問に持ちましたので、質問しました。答えは結構です。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。  ほかに質問ございませんか。猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) まず、42ページの公共施設再配置の関係なんですが、ことし確か1月にアンケートをとっていらっしゃるかと思いますけど、そのアンケートは、まだ、集計中でしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 総務部参与経営改革推進課長事務取扱、池本幸司君。 ◎総務部参与経営改革推進課長事務取扱(池本幸司君) 公共施設再配置に関するアンケートにつきましては、本会議でも答弁させていただきましたけれども、現在集計中ということでございます。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) じゃあ、まだ集計中ということですが、また平成30年度もさらに、通信運搬費になっているんで、アンケートを郵送されるのかなと思うんですけど、どういったようなアンケートを集計するとかは、もう、決めてあるんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 総務部参与経営改革推進課長事務取扱、池本幸司君。 ◎総務部参与経営改革推進課長事務取扱(池本幸司君) 公共施設再配置のアンケートにつきましては、さきほど本会議の答弁でも御説明したとおり、一つには、市民の皆さんに説明するに当たって、前提として、富津市の公共施設がおかれている現状を我々と共有していただくということで、富津市の公共施設の現状をまず知っていただくということが、一つの目的です。  それと、もう一つは、その再配置の検討に当たって市民の皆さんの声というのをアンケートで集めさせていただきたいという2つの目的でやらせていただいております。  平成30年度につきましては、猪瀬委員御指摘のとおり、通信運搬費、これ、アンケートの経費として、予算計上させていただきました。公共施設のアンケートにつきましては、利用状況等のアンケートをこのアンケートについては、平成28年、平成29年と2年続けてやっております。対象1,500名ということでやらせていただいておりまして、平成30年度まで、3年スパンで担当としては、考えてございます。1,500人ずつ3年間で約4,500人ということで、市民の1割程度の皆さんに、周知と意見の紹介というのが、図らせていただければということでやらせていただいております。  平成30年度の具体的なアンケートの内容につきましては、再配置推進計画策定取りまとめの議論の中で、必要に応じて、項目等を検討していきたいというふうに考えてございます。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩君。 ◆委員(猪瀬浩君) ちょっと予算とかけ離れてしまうかもしれませんが、今3年間というお話しですと平成29年度、平成30年度、平成31年度、アンケートをとるので、公共施設の再配置を考えていくのは、具体的な平成32年度以降という考え方になるんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 総務部参与経営改革推進課長事務取扱 池本幸司君。 ◎総務部参与経営改革推進課長事務取扱(池本幸司君) 先ほど、3年間と御説明したのは、平成28年、平成29年、平成30年の3年間ということで御説明をさせていただきました。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 次に、先ほど46ページの地域おこし協力隊について御質問したいと思います。先ほどの課長のお答えですと、市が雇うというようなお話が出たと思うんですけど、具体的に市が雇うということでよろしいんでしょうか。報償費ってなっているんで。直接本人に御支払いして、補助金は多分AFICCさんに御支払いするとか、そういうふうな感じになってくるのかなと思うんですけど、そこら辺をちょっと教えていただければと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 企画課長、重城 祐君。 ◎企画課長(重城祐君) 地域おこし協力隊につきましては、市が公募し、市が雇うと雇用関係にあるかどうかということにつきましては、報償費という形式をとりますので、市が雇うということになります。補助金につきましては、補助金の交付先については、雇われた個人の活動費、住居費等を予定しております。交付先は個人です。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 済いません、今回の一般質問で放課後児童クラブの支援員を市で雇って、職員として雇って、派遣できないかというときには、できませんというようなお答えだったと思うんですけど、今回、これ、市で雇ってNPO法人のAFICCさんのほうに派遣をするという形でなっちゃわないんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 企画課長、重城 祐君。 ◎企画課長(重城祐君) 地域おこし協力隊制度について、御説明しますと、都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を移動し、地域活動を行いながら、その地域の定住を図る取り組みをする人を雇って活動するというのが、地域おこし協力隊制度でございます。このことから、市があくまで募集し、採用決定まで行って、地域活動を行うというのが、地域おこし協力隊制度の制度設計でございます。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) そうしますと、放課後児童クラブの支援員も地域おこし協力隊を使えば対応できるという考え方になると思うのが1点質問と、もう一つ、労務管理を市で行っていくとなりますと、いろいろな社会保険関係等は、この200万円の中で含まれているということで、よろしいんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 企画課長、重城 祐君。 ◎企画課長(重城祐君) 補助金の内容につきましては、社会保険料はあくまで、個人が払うものでございますので、先ほど申し上げましたとおり、活動費に係る補助金でございます。住居費、研修費、活動費等を予定しております。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 社会保険は一般的に労使折半かもしくは、企業側が、法人側が全額のどちらかだと思うんですけど、そこら辺、もう一度お答えいただければと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 企画課長、重城 祐君。 ◎企画課長(重城祐君) お答えいたします。  市の職員として雇うわけではないので、雇用関係が生じないのが、地域おこし協力隊の一般的な考え方でございます。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 今、市で雇うことじゃないと回答が逆転してしまったんで。ここら辺は、回答は求めませんが、しっかり調べて、報告をいただければと思います。  続きまして、質問させていただきますが、53ページの公共交通関係費なんですけども、今、松原委員のほうが質問されて、公共交通マップに使うものですよということと地域座談会の費用としても、ここの中には含まれているんでしょうか。もう一度確認させていただきたいと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 企画課長、重城 祐君。 ◎企画課長(重城祐君) お答えします。  先ほども御答弁しましたとおり、この委託料の中では公共交通マップの作成及び地域座談会の実施を予定しております。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) じゃあ、今含まれているということでしたが、特に地域の会議をする必要があるものは、竹岡地区、天神山地区、環地区、関豊地区、飯野地区、吉野地区は特に公共交通が通らないということで、ここの地域が会議をしていかなければならないと思います。  それぞれの地域に対して、この業務委託している業者さんがサポートに入っていただけるという認識でよろしいんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 企画課長、重城 祐君。 ◎企画課長(重城祐君) 地域に対しての説明の仕方と入り方なんですけども、それにつきましては、はやり委託事業任せではなく、行政がっていうことは、今でも議会から、また地域からも言われているところでございますので、連携することは確かなんですが、入り方については、どこの地区も含めまして、実施段階において検討していきたいと思います。
    ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 続いて、52ページの区長関係費のほうに移りますが。今、これから公共交通のあり方は、この業務委託とあわせて考えていきますよということでしたが、今、区長さん、公共交通もそうですが、自主防災組織、いろいろやることがふえてきています。一時期、財政難報道を受けて、一旦、区長さんの報酬を下げたと思うんですけど、これだけ、区長さんがやることがふえてきている中で、市としては、例えば、一々そういう検討費等、または報酬等を見直すような考えはございますでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 市民活動推進室長、高梨正之君。 ◎市民活動推進室長(高梨正之君) お答えいたします。  再度、庁内の各部局の業務量を把握いたしまして、今後、検討してまいりたいと考えております。以上でございます。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。  猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) じゃあ続いて、39ページのICTアドバイザー報償費について、お聞きいたします。こちら、平成28年度が4,360円、平成29年度、平成30年度が2万2,000円の予算をとっていますが、現在どのようなことを行っているのか教えていただければと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 総務部参与経営改革推進課長事務取扱、池本幸司君。 ◎総務部参与経営改革推進課長事務取扱(池本幸司君) ICTアドバイザーにつきましては、富津市、本市御出身の島野氏、日本電信電話株式会社の未来ネット研究所に席を置かれている方になりますけれども、御自分の専門的な知識を生かして、市のほうに何か役に立てればということで、申し出いただいて、ICTアドバイザーに御就任いただいているという状況です。  こちらの予算の執行費の内容につきましては、ICTアドバイザーの島野さんのほうから、御提案いただいたテーマ等に基づいて、職員の勉強会を開催させていただく、その島野さんへの費用ということで、計上させていただいております。こちらについては、実費分ということで、一応島野さんの御厚意によって、交通費の実費分について、島野さんにお支払いしているというような中身になってございます。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 私がたしか昨年質問したときに、議員も聞けますかと言ったときには、議員は御遠慮いただきという話があったかとは思うんですが、議会でも今後、タブレット会議等を検討していくなどが出てくるかとは思うんですけど、そういったときにICTアドバイザーの方を議会として利用させていただくことは可能なんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 事務局長、笹生忠弘君。 ◎事務局長(笹生忠弘君) 形式上の答えになりますが、先ほど、参与が申し上げたとおり、一部費用の負担が議会のほうで計上して活用するんであれば可能だというふうに思います。  また、職員が行う研修について、議員が望むような研修じゃないかもしれませんが、そこに自由参加できるかどうかは、執行部のほうの判断だというふうに考えております。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) それについては、議会のほうでも検討をして、話をしていきたいと思います。  続きまして、40ページの例規システムの委託料についてお聞きいたします。例規システムは私のほうもよく利用させていただいているんですが、ほかの検索システム、議会会議録の検索システムとか消防情報支援システムなどの保守料、また、安全安心メールの保守料を見ますと、大体90万円から100万円程度なんですが、この予算だけ、277万8,000円がついています。実際に例規システムのほうを見ますと、あいうえお順で検索ができるものと、あとは、款ごとに対してのいろいろな例規が載っているんですが、それだけの機能ですと277万8,000円というのは、割高なような感じを受けるんですが、何かほかに裏でこういうサービスがついているとかそういったのがあるんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 総務課長、前田雅章君。 ◎総務課長(前田雅章君) お答えします。  私は、ほかの議会のシステムであるとか、消防のシステムであるとか、いろいろシステムの細かいところまではわかりませんが、例規システムとほかのシステム、内容的には全く違いますので、一概に比べることはできないと思います。  ただ、その内容につきましては、まず、例規検索のシステム利用料といたしましては、69万9,000円ほどでございます。これは、システムを第一法規のシステムを使っておりますが、第一法規でつくったシステムを利用するための利用料が60万円。それからあと、それを第一法規のサーバーを利用しておりますので、その職員用のサーバ―を使うのに、職員用として38万円ほど、それから、ホームページのほうの公開するに当たって、第一法規のサーバーを利用しておりますので、そのサーバー利用料が13万円ほどと。  それ以外に、憲法から告示等の法令や凡例等の要旨や解説の情報などを文献情報を利用するためのD1─Law.com現行法規利用料というのがございまして、それが約20万円。それから、法令の改正がされた際に市、例規の改正情報が週に1回提供されるものとして、e─Reiki CLUBというものがございます。  それ以外に例規改正があるたびにデータ更新をやっていただくものが1本当たり5,000円で、年間約100万円。それ以外に市議会の定例会ごとにデータ保存をCDにバックアップをしております。それが、1枚につき200円ということで、等々、ほかにもコンシェルジュディスクと言いまして、情報公開や個人情報や法令などのQ&Aに答えていただくようなものもございます。等々、ございまして、決して高くない金額であると考えております。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 詳細まで教えていただいてありがとうございます。システム自体の費用としては、今、お聞きした限りでは、またどうなのかなと思います。また、法令が変わったときなどの相談としての費用もこの中に含まれているということだったので、わかりました。  続いて41ページ、負担金補助及び交付金の中で、今回新しく全国LNG火力発電所所在市町村連絡協議会負担金が加わったんですが、内容を教えていただければと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 財政課長、石川富博君。 ◎財政課長(石川富博君) この負担金につきましては、国が実施するエネルギーの安定供給確保に向けた取り組みの一端を担いますエネルギー貯蔵施設が立地する自治体といたしまして、住民の安全を確保し、不安のない地域社会を構築するため、安全防災対策や環境整備等を積極的に、推進していく必要があります。そのためには、石油貯蔵施設立地市、この市については、石油貯蔵施設立地対策等交付金が交付されていますので、これと同様に、その交付金に対する新たな交付金の創設、あるいは貯蔵施設立地対策等交付金にLNGも追加していただきたいという要望活動を積極的に行って行くために、富津市、1市だけでは限界がありますので、LNG基地が所在する市町村の協議会にはいりまして、一緒に要望活動を実施していこうということで、今回新たに予算計上したところでございます。 ◆委員(猪瀬浩君) これ、三木議員が一般質問でされたかと思いますが、ぜひ、こういった施設がある市としては、交付金をもらえれば非常に助かるかなと思いますので、ぜひ積極的な利用のほうをしていっていただければと思います。  続いて、46ページになります。定住奨励金、これは、過去の政策に対する支払いの予算計上だと思うんですけど、新たに定住奨励金、例えば若者とか農業者、そういった方を定住の奨励をするための制度というものは考えていかないんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 企画課長、重城 祐君。 ◎企画課長(重城祐君) 定住奨励金についての御質問にお答えします。  昨年度、公表した事業シートにも掲載させていただいたとおり、定住奨励金、補助金を出すのが目的になるんではなくて、今のところ、総合戦略に掲げる各事業を着実に実行することによって、定住移住を促進してまいりたいというふうに考えております。 ○委員長(福原敏夫君) いいですか。  猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 続いて、52ページの市民活動支援事業についてお聞きいたします。まず、この保険料の内訳なんですが、保険がつくものとしては、ボランティア作業者の傷害保険とボランティア作業者が第三者へ、例えば、車を傷つけしまった、そういったような第三者の財産等に損害を与えた場合の損害保険、この2つが、この中に含まれているということでよろしいんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 市民活動推進室長、高梨正之君。 ◎市民活動推進室長(高梨正之君) お答えいたします。  まず、市民災害、災害補償保険につきましての御質問でございますので、内容につきまして、簡潔に御説明させていただきます。  この保険につきましては、まず、市が保険料の全額を負担するもので、損害賠償、障害、特定疾病を補償するものでございます。対象となりますものは、市民活動団体や個人ボランティア活動者、この方々が市民活動、いわゆる自主的、自発的に行う広域活動に対する保険でございます。事前の加入手続はございません。また、事故が発生した際は、市民課のほうに御連絡いただくとともに事故報告書を提出いただく形となります。なお、市民活動団体につきましては、事故が発生した際に、必要となる団体である証でございます。規約または会則、会員名簿を備えておく必要があるものでございます。  また、規約や会則、これらを持たない個人ボランティア活動者につきましては、現在も活動前に提出していただいておりますけれども、ボランティア活動計画書を提出していただくといったような形となっております。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。 ◆委員(猪瀬浩君) はい、以上で。 ○委員長(福原敏夫君) ほかに意見ございませんか。藤川正美委員。 ◆委員(藤川正美君) 44ページ、中段の車両管理費、これをお聞きしたいんですが、私、実は知らなくて、総務のほうで一括して、公用車は管理しているのかなあと思ったら、ちょっと伺いましたら、各部でやっているということですので、急な質問で大変申しわけないんですが、公用車の車両数、内訳を普通と特殊とできれば消防車、この3つぐらいに分けて、現在、数、わかりましたらお願いいたします。 ○委員長(福原敏夫君) 財政課長、石川富博君。 ◎財政課長(石川富博君) お答えします。  公用車、全体は136台でございます。そのうち普通車は75台、特殊車両、重機等でございますけれども19台、そのほか消防に係るものは42台でございます。 ○委員長(福原敏夫君) 藤川正美委員。 ◆委員(藤川正美君) このうち、リース車は何台でしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 財政課長、石川富博君。 ◎財政課長(石川富博君) リースにつきましては、国保会計、介護会計にあるものも含めまして18台でございます。 ○委員長(福原敏夫君) 藤川正美委員。 ◆委員(藤川正美君) 同じく、車に関してですけども、車検、定期点検の契約状況というのをお聞きしたいんですが。随意なのか競争なのか。その点、お願いいたします。 ○委員長(福原敏夫君) 財政課長、石川富博君。 ◎財政課長(石川富博君) 車検、定期点検等の契約状況でございますけれども、2者より、見積もりをとりまして、安価な業者と随意契約といたしてございます。これにつきましては、50万円以下ということになりますので、地方自治法施行令167条の2第1項の規定によりまして、随意契約としてございます。 ○委員長(福原敏夫君) 藤川正美委員。 ◆委員(藤川正美君) 富津市との友好都市の山梨県甲州市、ここを見てみますと、甲州市の公用車の車検及び法定点検の募集についてということで、甲州市実施しているんですね。車両数も限られていますけども、こういうやり方もあるのかなというのを感じましたので、質問させていただきました。  最後になりますけども、この車両に関して、今後、富津市として何か方向性持っていらっしゃるのか、その辺お聞きします。 ○委員長(福原敏夫君) 財政課長、石川富博君。 ◎財政課長(石川富博君) 目的が限定される車両、例えば、重機とか、そういう車両につきましては、購入し維持管理をしていきます。また、職員が日常的に使用する公用車につきましては、メンテナンスリース車両を導入することによりまして、人件費、維持管理費の削減を図ってまいりたいという考えでございます。 ◆委員(藤川正美君) 終わります。 ○委員長(福原敏夫君) ほかに、ございませんか。渡辺 務委員。 ◆委員(渡辺務君) 済いません、不勉強で申しわけない。ちょっと教えてもらいたいんですけど、さっきの猪瀬議員の質問の中で、52ページの市民活動の保険料のお話しがあったと思うんですけど、これ、不勉強で申しわけない、社会福祉協議会がやっているボランティア保険ってありますよね。その辺との関係というのは、どういうふうになっているのかを教えていただければと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 市民活動推進室長、高梨正之君。 ◎市民活動推進室長(高梨正之君) お答えいたします。  現在ございます社会福祉協議会の保険でございますけれども、ボランティア保険、これにつきましては、事前の登録が必要になります。  今度導入します保険につきましては、ただいま申し上げましたとおり、規約だとか名簿等を取りそろえていただければ、団体につきましては、事故が起きてからの報告書をいただければ、いわゆる事前報告、登録なしでも、市内で公益的な活動をされている方につきましては、対象となるということでございます。  ちょっとそれるかもしれませんけれども、現在でも、各地区におきましては、独自に行う活動につきましては、それぞれ保険に加入されておると思いますけれども、そういったものにつきましても、事後報告、報告いただければ対象となるものでございます。 ○委員長(福原敏夫君) 渡辺 務委員。 ◆委員(渡辺務君) ありがとうございます。  そうすると確認しますけど、事前に活動の計画が出ているか出ていないかというところで、社協がやるか市民部がやるかということなんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 市民活動推進室長、高梨正之君。 ◎市民活動推進室長(高梨正之君) お答えいたします。  活動報告につきましては、団体につきましては、公益的な活動を行っているという規約を持っていれば、済いません、言い方が悪いかもしれませんけど、後づけで問題ございません。ただし、個人ボランティアにつきましては、事前に届け出が必要でございます。  なぜ、個人のほうは必要なのかと言いますと、やはり、保険会社に言わせますと個体といったちょっと言い方は悪いんですけども、もし、識別がつかなくなった場合に、確認する人がいないということで、要は、住所、生年月日、性別といったものを事前に登録しておく必要があるということで、個人ボランティアにつきましては、事前の登録のような形になってしまいますけれども、活動計画書とあわせてそれらを報告いただくというような形で、一般の団体につきましては、規約、名簿さえ持っていれば、こちらに報告いただければ、大丈夫でございます。 ◆委員(松原和江君) そのことに関連して。いいですか。 ○委員長(福原敏夫君) はい、どうぞ。松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) 関連して、今のことなんですけど、そうしますと、自治会で例えば、行事があったときには、もう何も届けがなくて、事故があった場合に届ければいいということですか。 ○委員長(福原敏夫君) 市民活動推進室長、高梨正之君。 ◎市民活動推進室長(高梨正之君) お答えいたします。  基本的に、ただいま申し上げましたとおり、規約だとか、区の規約とかそういったものを備えていただければ、事後報告、何かあったときの報告で、報告書を上げていただければ結構でございます。 ◆委員(松原和江君) はい。わかりました。 ○委員長(福原敏夫君) ほかに。石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) ほかにいないですね。  先ほどの地域おこし協力隊の関係で、私の質問と猪瀬議員の質問で、整合性がとれないようなところがあったんで、委員長申しわけないですけど、もう一度やらさせていただきます。  私が質問したときに、全市的にどうするのかと言ったときに、北部ビジネスビューローと南の観光ビューローがある。その前の段階で、これは、AFICC関係で、この事業をやるのかなということで、今後、どういう動向になるのか注視しながらという答えで閉めたんですが。地域おこし協力隊は、市が直接契約するような答弁だったと思うんですね。今、市民活動支援事業というやつで、52ページに、皆さんが十分知っている市民が誇れる市の顔づくり関連事業補助金というのが60万円計上されていて、これは、20万円掛ける3件で都合3年間継続するという事業です。  この事業をやるに当たっても、いろいろな書類だとか、公募して事業者を募集しているわけなんですね。  じゃあ、例えば、地域おこし協力隊、報償費200万円、それとそれに伴う補助金が200万円、400万円ある。これ、公募するべきじゃないですか。公募して、広く市民の方また市外の方が、私ならこういう考えありますよと。地方創生加速化交付金のときも、やはり、広く公募して、プロポーザルを受けて、その中で判断したわけですね。  先ほど私の質問に対しては、AFICCありきのような答えだったから、今後、注視すると言ったんですけど、今の猪瀬議員の質問ですと、直接、市が契約して補助金出すんだと、報償費を出すんだということになれば、これは当然、広く市民、市民外の方々に公募するべきだと思うんですが。もう、雇用する人ありきの話じゃ困るんですよ。今、聞きますから。そこで、この事業を広く広報紙等を使って、市民、市内外のそういう事業者に公募するかどうか、最後に1点、お聞かせください。 ○委員長(福原敏夫君) 企画課長、重城 祐君。 ◎企画課長(重城祐君) 公募するかどうかということにつきましては、公募要件か市外から市内に転入する方を広く公募する予定でございます。 ○委員長(福原敏夫君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 事業をやる人を公募するかどうかなんですよ。意味わかりますか。石井が手を挙げて、藤川手を挙げて、そういうふうに松原が手を挙げて、その中で3人がプロポーザルして、提案型にして、一番藤川の案がいいから、「藤川さん、あなたにやらせますよ」という方法をとるのか、継続して、金谷地区で地域おこしみたいなことをやっている方がいらっしゃるんですけど、その方を雇用するのかどうかということを聞いているんです。  市が直接契約して、雇用じゃないといいましたよね。雇用の場合には社会保険もつけなきゃいけないからということで。でも、直接、市が契約するんならば、要するに広く、市内外の人にこの事業を、要するに、地域おこし協力隊のこういう事業を募集しますけど、提案して応募してくださいということをやるかどうかなんですよ。最初からAFICCでありきですよというんなら、AFICCありきでいいですよ。意味わかんない。来る人を公募するんじゃなくて、移住する人を公募するんじゃなくて、その事業をやる人を公募するかどうか、という意味です。そうすれば、何ら問題ないと思うんです。公募した結果、特定の人が推した人が通ってもそれは、しょうがないですから、ただ、最初から特定の関係のところの人を雇用するのはおかしいんじゃないかということで、改めて答えを合わせていただければと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 総務部長、白石久雄君。 ◎総務部長(白石久雄君) 地域おこし協力隊につきましては、これは、本来、条件がありますが、都市住民に、その地域に定住してもらうのが目的であります。  今回、市でやろうとしているのが、これは、AFICCと申し上げましたが、市で条件をつけまして、こういうことを市でやりますけど、これに応募がありませんかと公募します。それは、市内の方は対象になりませんので、市外、その条件に合う地域の方に応募していただき、その中から市が採用することになります。
     ですから、今後、その条件については、また詰めてまいりますが。あと、形態につきましては、報償費は謝礼ですので、純粋な雇用関係に市とあるわけではありません。あくまでも謝礼という形で。それで、補助金については、住居費などの必要な経費について、その隊員になった方に補助金として交付することになります。 ○委員長(福原敏夫君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 木更津市が、企業創出でしたっけ、広く公募して、すごく有名な方が応募してくれて今、市が事業を始めているのがありますね。できれば、これ、すごくいいことなので、大手新聞社を含めて、ぜひ、記事にしていただいて、市内外、特に東京とかそういうところで、こういう事業をやりたいという人が大勢いらっしゃると思うんで、ぜひ、広く公募していただきたいと思います。その結果、決められたのなら、何ら問題もないんで、その辺のところを、今後、今のお話しですとこれから煮詰めていくということですので、公募の仕方だとか、公募したときのプロポーザル、提案型にしてそれを精査した中で、一番いい計画をつくっていただければと思います。  以上です。これは、お願いで、終わります。 ○委員長(福原敏夫君) ほかに御意見ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(福原敏夫君) ほかに質疑もないようですので、1款及び2款に対する質疑を終了いたします。  ここで、説明員入れかえのため、暫時休憩をいたします。                 午前11時32分 休憩           ────────────────────────                 午前11時37分 開議 ○委員長(福原敏夫君) それでは、休憩前に引き続き、会議を開きます。  審査区分表3ページの3款及び4款について質疑をお受けいたします。  御質疑ございませんか。平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) 92ページお願いします。  3款民生費3項生活保護費2目扶助費のところで伺いたいと思います。生活保護者の見込数はどの程度になるのか教えてください。 ○委員長(福原敏夫君) 社会福祉課長、小泉 等君。 ◎社会福祉課長(小泉等君) お答えします。過去の推移を勘案して、平成30年度当初予算においては、月平均365人で見込んでおります。 ○委員長(福原敏夫君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) では、5年間の受給者数の推移ってわかりますか。 ○委員長(福原敏夫君) 社会福祉課長、小泉 等君。 ◎社会福祉課長(小泉等君) 平成24年では、月平均328人、平成25年度は月平均360人、平成26年度は月平均372人、平成27年度は月平均352人、平成28年度は月平均344人となっております。 ○委員長(福原敏夫君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) 340人ぐらいから372人というのも平均であるということですね。自立支援に向けた具体的な支援というのは、どういうふうにしているのかお聞かせください。 ○委員長(福原敏夫君) 社会福祉課長、小泉 等君。 ◎社会福祉課長(小泉等君) お答えします。ケースワーカーが稼働能力のある世帯への訪問時に、就労を促すほか、富津市社会福祉協議会に委託している被保護者就労支援事業へとつなぎ、就労支援員が生活保護者からの就労に関する相談や面接指導、履歴書作成指導を行うほか、ハローワークへの同行訪問等の就労支援を実施しております。 ○委員長(福原敏夫君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) こういった生活保護者、財政の部分も数がふえていくと当然財政を圧迫するんで減っていく方向で自立支援に向けた支援を継続していただきたいんですけれども。例えばなんですけれども、その生活保護者の方がいて、近隣住民の方たちが何気ない日常で感じること。当初は生活保護を受けるに当然、適正な人なんですけれども、ふとした日常のシーンを見てたときに、あれこの人、当初は適正だったけれども、今ちょっと状況変わっているんじゃないかと。もう必要ないんじゃないかというようなものを感じて、そういった指摘が入ったときに、どういった対応、調査をしているのか教えてください。 ○委員長(福原敏夫君) 社会福祉課長、小泉 等君。 ◎社会福祉課長(小泉等君) 家庭訪問による事実確認等を行った後に必要に応じて預貯金、課税、資産等の調査を実施することや、一定期間の行動監視等を行いながら、指導し不正受給の防止に努めております。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) 正当に受けるべき人は当然、受給してもらうべきなんですけれども、適正でないような人が不正に受給することがないように、今後も努めていただきたいと思います。 ○委員長(福原敏夫君) ほかに御質疑ありませんか。松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) 90ページ、子どもの支援で13委託料なんですけど、(仮称)地域交流支援センター設置工事設計業務委託料ということでもって、500万円計上されて、こちらの補足資料を見ますと、その財源が特定財源のその他になっているんですけど。どこから、財源はどういうことなのでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 子育て支援課長、木村美文君。 ◎子育て支援課長(木村美文君) お答えいたします。  こちらの財源につきましては、平成29年度3月補正予算で計上させていただきましたふるさとふっつ応援寄附の積立金から平成30年度のこちら等の予算へ充当させていただくものでございます。児童福祉基金に積み立てさせていただいたものから、こちらのほうへ充当させていただくということでございます。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。ほかに。石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 本会議でも多少関連して新規事業ということで、市長の考え方を聞いた方もいらっしゃったんですが、結婚支援事業です。69ページです。婚活支援事業補助金でこの下の19の90万円ってありますよね。結婚相談員報酬っていうのをわかるんですけど、これが新しい事業で婚活のグループとか企業に補助金するってことでよろしいんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 市民活動推進室長、高梨正之君。 ◎市民活動推進室長(高梨正之君) そのとおりでございます。 ○委員長(福原敏夫君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 今の市民課長が答えたんです。民生費の社会福祉費なっているんですど、それでいいんですか。 ○委員長(福原敏夫君) 市民活動推進室長、高梨正之君。 ◎市民活動推進室長(高梨正之君) お答えいたします。  平成30年度より婚活支援事業といった形で項目立てをいたしました。実は昨年度までは、同じ科目の中で結婚相談にかかる報償費といった形で中に混ざって載っていたということで、今度こういった補助金を立てるにあたりまして、こういった事業立てが必要じゃないかなということで、立てさせていただいたところでございます。 ○委員長(福原敏夫君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) じゃあ、窓口は市民課のほうでよろしいんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 市民活動推進室長、高梨正之君。 ◎市民活動推進室長(高梨正之君) お答えいたします。窓口につきましては、市民課市民活動推進室で行うものでございます。 ○委員長(福原敏夫君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 富津市に結婚相談所というか、そういうのがあるというのは存じているんですけど。市内にこのような婚活支援等をやっているおせっかいおばさん、おせっかいおじさんという方はどのぐらいあるか把握していて、今回これが要するに佐貫地区でも結構女性の方も男性の方、富津中がそういう30代から40代ぐらいで独身の方多いんですけど。どういうところに、どういうふうな対象でどのようにやるかっていうのは、これから計画つくるのか。ある程度計画ができているのか、ちょっとお聞かせいただけますか。 ○委員長(福原敏夫君) 市民活動推進室長、高梨正之君。 ◎市民活動推進室長(高梨正之君) 前段のおせっかいおばさんと言いますか、結婚相談とかそういったことを個人でやられている方は申しわけございません。こちらについては把握はしておりません。  また、平成30年度から行います婚活支援事業につきましては、どういった内容かということかと思いますけれども、今回この団体だとか、企業に補助金を出すという方法は、以前平成27年度に市のほうで直営で行ったわけでございます。そういった中で、反省点としまして、どうしても行政がやってしまうと、幅広く人を募らなくちゃいけないとなってしまうようなところもございまして、その反省点を踏まえまして、やはりバラエティーに富んだ形で企業、団体にお願いしたほうがいいのじゃないかということで、このように新たに補助金を設定したところでございます。  詳しい企業だとか、どういった企業でやるだとか、そういったところにつきましては、まだ今後になります。 ○委員長(福原敏夫君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 本当に期待したいと思います。君津はきみコンでしたっけ。木更津はきさコン、袖ヶ浦はそでコン、コンクリートの会社みたいですけど、そういうふうに各市がいろんな独自性を持ってやっているんです。富津だけ残念ながら、今のお話以前やったというのを聞いていますし、民間でマザー牧場さんとだとか、フィッシュさんですか。そういうところで、東京湾フェリーでしたっけ。やったというのを聞いているんですが、ぜひ、本当に少子高齢化の一つの解決の窓口になればと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 76ページのシルバー人材センター運営事業についてお聞きいたします。  今現在、社協さんからの一般社団法人に独立されたかと思うのですが、その後ちょっとホームページが見当たらなくなっております。そこについては、シルバー人材センターさんのほうにお伝えいただきたいと思うのですが、今まで市外で働いていた方が60歳で早期退職をされたときに、やっぱり富津市で仕事を探したいという方、声とかを聞いております。  そこで、例えばシルバー人材センターさんと協力して、会社が高齢者雇用、今、本当に人材不足なところがあるんで、高齢者であっても、雇用するという会社さんもあるかと思います。そういった情報などは例えば、シルバー人材センターさんのホームページとかに掲載をして、マッチングを図るとかそういったようなことをシルバー人材センターさんのほうと一緒に進めていく考えはございますでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 介護福祉課長、坂本秀則君。 ◎介護福祉課長(坂本秀則君) お答えいたします。  やっぱり、情報提供というのは非常に大事だと思っております。  シルバー人材センターに伺っている中では、平成30年度前半にも、ホームページへの掲載を予定して、ただいま準備をしているという状況と伺っております。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 続きまして、84ページ、85ページの赤ちゃん休憩室についてお聞きいたします。  今回赤ちゃんのおむつかえとか、授乳とかを安心してできる休憩室を設置するために、協力している事業所に助成金を出すという制度だと思いますが、今回、受動喫煙防止の陳情も上がってきています。例えば、この協力してくれる事業所というのは、禁煙、喫煙あと分煙、そういったのを関係なく助成金を出していく考えなのでしょうか。そこら辺をお聞きいただかせていただければと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 子育て支援課長、木村美文君。 ◎子育て支援課長(木村美文君) お答えいたします。  こちらの補助金の交付対象を市内に商業施設その他の不特定多数の人が利用することができる施設を有する民間事業者さんとさせていただく予定でございまして、特に禁煙等を要件とはしてございません。  しかし、赤ちゃんを連れて利用することがあまり望ましくないと思われるような環境である場合につきましては、事業者さんと相談をさせていただきたいと考えております。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいでしょうか。猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) ぜひ、せめて受動喫煙が赤ちゃん、大事な富津市の財産でございますので、そこのところはできるだけ市のほうとしても受動喫煙にならないように検討いただければと思います。  もう1点なんですけど、この赤ちゃん休憩室が事業所さん協力してくれてきて、いっぱいいろんな支援が出てくるかと思います。その周知はどのように行うつもりなんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 子育て支援課長、木村美文君。 ◎子育て支援課長(木村美文君) お答えいたします。  登録施設等の所在地や名称、また施設内の設置場所等を市のホームページ及び刊行物等で公表させていただきまして、市民の皆様方に広く周知してまいりたいと考えております。 ◆委員(猪瀬浩君) わかりました。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 続いて、今、市長のほうが子育てしやすいまち日本一をうたって、いろいろな事業を展開しております。  ただ、これは市内の方はそういった情報をわかっているんですが、他市の方に対するアピールというものがどうなっているのかなと思います。かずさFMに出演するとかの予算も上がっていますが、そのほかにもいろいろ市外から来る方のいろんなイベントもありますが、そういったところでPRをするとかっていうことは考えていらっしゃいますでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 子育て支援課長、木村美文君。 ◎子育て支援課長(木村美文君) お答えいたします。  こちら広報手段等につきましては、昨年9月に市内の子育て支援サービス等に関する情報を1冊にわかりやすくまとめて掲載いたしました富津市子育て応援ガイドブックを官民共同で作成をさせていただきまして、市内在住の子育て世帯へ配布させていただきました。それと同時に、市外の子育て世帯の方々の転入を促進するためにも、電子版を市のホームページに公開させていただいております。それも含めて、今後は議員おっしゃるとおり、さまざまな場面でのPR活動も検討してまいりたいと考えております。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) まだちょっと何点かあるんですが、続いて105ページ、106ページの不法投棄監視員報償費が今回60万円計上されています。大体毎年60万円計上されているわけなんですけど、具体的にどの場所をどのぐらいの頻度で監視をされているか教えていただければと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 環境保全課長、平野正行君。 ◎環境保全課長(平野正行君) お答えいたします。  不法投棄監視員は10名に委嘱しております。各監視員は監視員の地元、ここは富津地区、大掘、青木地区、飯野地区、吉野地区、大貫地区、佐貫地区、湊、天神山地区、竹岡、金谷地区、志駒、山中地区、環、関豊地区となりますが、月1、2回程度、定期的に監視巡回を実施しております。  また、年に一度、市職員と合同でパトロールを実施し、不法投棄の防止に努めているところでございます。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 今、10名というお答えいただいたんですが、やっぱり富津市広くて、月1、2回程度だとなかなか監視というのは難しいのかなと思います。勝浦市や鴨川市のほうは、もう監視カメラを設置するような検討をされて予算づけもしておりますが、そういったようなことは今後広い場所については、検討されていますでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 環境保全課長、平野正行君。 ◎環境保全課長(平野正行君) お答えします。  監視カメラの設置につきましては、個人情報保護や条例整備等が必要でございます。不法投棄の抑止に効果的だと考えておりますので、慎重に検討してまいりたいと考えております。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 続けて、今度107ページの富津聖苑の業務委託料についてお聞きいたします。これ12月だったか、何月だったか忘れたんですが、ことしの2月末に契約が1回切れるということで、新たに入札を行って業者を選定していきたいというお答えいただいたかと思うんですけど、今回入札というものは行われるんでしょうか。
    ○委員長(福原敏夫君) 環境保全課長、平野正行君。 ◎環境保全課長(平野正行君) お答えします。  契約期間につきましては、平成30年ことしの1月31日となっておりました。年度途中でもありますし、新しい事業者に委託した場合の準備期間もないことから、2月、3月分につきましては、今の事業者と随意契約でお願いしております。平成30年度からは指名入札で事業者を選定したいと考えております。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 続いて、111ページの環境センター管理運営事業について御質問いたします。  これ昨年も質問したかと思うんですが、昭和50年に建設されたものなんで、築40年を超えて大分老朽化が進んでいるかと思います。毎年1,000万円ずつの修繕費を計上していますけど、この先考えて行きますと、建てかえ等も検討しなければいけないという回答を去年いただいたかと思います。  現在、8年後に焼却場を新たに建設をする予定がある計画が出ていますが、そのときに例えば資源ごみの分別処理施設なんかを併設したりするようなお考えはございますでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 環境保全課長、平野正行君。 ◎環境保全課長(平野正行君) お答えいたします。  資源ごみ分別処理施設につきましては、各市の老朽化具合や機械の更新時期につきまして違いがあります。ただ、統合の際のメリット、デメリット、課題等を整理しまして、現在4市で策定中の次期、広域廃棄物処理施設の基本構想の中で検討したいと考えております。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) 77、78ページお願いします。  重度心身障害者医療費等助成事業なんですけれども、扶助費が昨年度から900万円減っているんですけれども、何か要因はあるでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 社会福祉課長、小泉 等君。 ◎社会福祉課長(小泉等君) 減額の理由につきましては、償還分がマイナス59万9,000円、現物給付分につきましては、841万7,000円、柔道整復費のほうで1万1,000円、その合計で902万8,000円の減額となっております。 ○委員長(福原敏夫君) 松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) 現物給付で80万円以上と言っているわけで、どういうことでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 回答のほうよろしいですか。健康福祉部長、島津 太君。 ◎健康福祉部長(島津太君) お答えいたします。  この重度心身障害者医療費等助成事業につきましては、現物給付をする際に県のほうの要綱と同様にしておりまして、65歳以上の新規の手帳取得者は該当にならないということで、今まで継続している65歳以上の方はそのまま利用できるんですけど、新たな対象者が発生してこないこということで、人数が減少してきております。 ○委員長(福原敏夫君) 松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) それは、要は65歳以上の新たな人は介護保険のほうで対応しろということなんですか。違うんですか。 ○委員長(福原敏夫君) 健康福祉部長、島津 太君。 ◎健康福祉部長(島津太君) 65歳以上の手帳の取得者は非常に介護保険のほうのサービスを利用する方が多いですので、その方を全て重度心身の対象にするということが、県のほうではしないということになっておりますので、市も要綱に準じて65歳以上の対象者は新たに発生しないということで対応しております。 ○委員長(福原敏夫君) 松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) そうしますと、ここに予算が入ってこないわけですよね。そうすると、新たに65歳以上になった方たちは、どこから医療費出てくるんですか。 ○委員長(福原敏夫君) 健康福祉部長、島津 太君。 ◎健康福祉部長(島津太君) お答えいたします。  65歳以上で手帳を取得した場合に、75歳になる前に後期高齢のほうに移行できる制度もございますので、そういった方は後期高齢のほうに加入をしていただくように、お話をしております。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。  それでは、会議の途中ですけれども、ここで暫時休憩をいたします。  開会は午後1時ということでお願いをいたします。                 午後0時02分 休憩           ────────────────────────                 午後0時58分 開議 ○委員長(福原敏夫君) それでは休憩前に引き続き会議を開きます。午前中の引き続きになりますのでよろしくお願いをいたします。皆さんから質疑ございますか。三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) 済いません、よろしくお願いします。  では、111ページ、お願いします。4款衛生費の2項清掃費の塵芥処理費の中の111ページの環境センター管理運営事業の中の修繕料。先ほど、猪瀬議員が前年度からということで1,000万円ほどの修繕費が毎年かかっているということなんですけども、この1,000万円の具体的な内容をお知らせいただければと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 環境保全課長、平野正行君。 ◎環境保全課長(平野正行君) お答えいたします。  修繕料ですが、まず、大きなもので手選別コンベアが450万円。あと、手選コンベアの修繕が144万円。あと、金属プレス機の修繕が236万円。以上で、主なものになります。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) ありがとうございました。  引き続きですね、同じ款項目なんですけれども、ページは112ページ。今回、新規で、小型家電処理業務委託料が100万円ほど計上されておりますけれども、これの内容をお知らせください。 ○委員長(福原敏夫君) 環境保全課長、平野正行君。 ◎環境保全課長(平野正行君) お答えいたします。  小型家電類ですが、今までは有価物として処理しまして、主に資源として中国に輸出しておりました。しかし、中国政府が、昨年の12月末から、生活由来の廃プラスチックや紙などの一部廃棄物の輸入を停止しました。このため、小型家電に含まれていますプラスチック類等の処理は国内で処理しなければならなくなりましたので、そのための処理費分として計上させいただいております。 ○委員長(福原敏夫君) 三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) じゃ、これ、今まで、お金を市がもらえていたものが、今度、逆に、お金払わないと処理できないということで、新たな計上をされたという解釈でよろしいですか。 ○委員長(福原敏夫君) 環境保全課長、平野正行君。 ◎環境保全課長(平野正行君) 委員、おっしゃるとおりです。  去年の予算では、1キロ当たり1円、2月で0.5円ぐらいで引き取っていただいておりました。 ○委員長(福原敏夫君) 三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) 次に、これは民生費のところで、ページで言うと90ページですね。子ども・子育て支援費の中なんですけれども、保育士処遇改善事業補助金。これが、県の支出金と市の一般財源からは2,000万円ほど計上されておりますけれども、これ、新聞等で、保育士の処遇改善ということはいろいろ騒がれておりましたけれども、この補助金の内訳等を御説明いただければと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 子育て支援課長、木村美文君。 ◎子育て支援課長(木村美文君) お答えいたします。  こちら、県と市で2分の1ずつ負担ということになってございます。内容といたしましては、私立保育園等に勤務する保育士に対しまして月額2万円を補助すると。その補助する月額2万円も、既存の給与に上乗せということが条件になってございます。 ○委員長(福原敏夫君) 三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) ありがとうございます。じゃ、これ、最後なんです。  大体、様子わかっているんですけど、例えば、これで、各自治体間で、要は、保育士さんの取り合いのような状況も出てくると思います。私の感覚でいくと、当市においては、いわゆる、千葉県内の県北のほうの松戸市ですとか、そういったところに比べれば標準的な支援ということで、保育士の処遇改善というのが見込めると思うんですけれども、これは、今、これ、県と市で折半なんですけれども、例えば、これ、例えばですよ。君津市と競争が激化していって、保育士さんの処遇をもっと上げないと、ここの市内での保育士さんが減るとか何とかといった場合というのは、今後、これが上がる可能性というのはあり得ますか。 ○委員長(福原敏夫君) 子育て支援課長、木村美文君。 ◎子育て支援課長(木村美文君) お答えいたします。  県の補助要項では、県は1万円を上限にしてございます。議員おっしゃるとおり、これから競争が激化していった中で、もう少し補助額を上げなければならないといったことが生じた場合には、単費での負担になってくると考えられます。 ○委員長(福原敏夫君) 三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) ありがとうございます。  私、感想なんですけれども、あんまりお金でやった場合というのは、財政力のある自治体にはどうしてもかなわなくなってしまう。それを、それで指くわえて見てるというわけにはいかないと思うんですけども、一定の範囲内で、お金じゃないところでも保育士さんが充実して働いてくれる。また、富津市の保育士を続けてくれるっていうことも、今後、踏まえておいていただければ。そういった策も、御検討いただければと思います。 ○委員長(福原敏夫君) ほかに意見ございますか。千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) 107ページ、衛生費1項保健衛生費の一番下のほうです。2つ。富津聖苑の地元整備事業ということで予算立てがされていますが、これが、今年度はこの金額ということで、今後、どんなふうに予算立てされていくのかというところをお聞かせいただいていいですか。 ○委員長(福原敏夫君) 環境保全課長、平野正行君。 ◎環境保全課長(平野正行君) お答えいたします。  富津聖苑地元整備事業ですが、先に交わしました覚書に基づく交付金でございます。平成30年度を1年目として、平成30、平成31、平成32、平成33の4年間、この金額を交付する予定となっております。 ○委員長(福原敏夫君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) ありがとうございました。  では、その下の広域火葬場整備事業というとこで、これ、確認なんですが、これは設計費の一部ということでよかったかということと、負担額が均等割りということで4分の1、25%でよかったかというところを確認させてください。 ○委員長(福原敏夫君) 環境保全課長、平野正行君。 ◎環境保全課長(平野正行君) お答えします。議員おっしゃるとおりでございます。  中身につきましては、工事用道路調査設計業務委託費498万円、PFIアドバイザリー業務委託が3,109万円、PFI事業者の選定審査会委員報酬及び費用弁償が83万1,000円。合計で3,690万1,000円となりますので、4分の1の922万5,250円となりますが、その金額で予算計上させていただいております。 ◆委員(千倉淳子君) ありがとうございました。 ○委員長(福原敏夫君) ほかに質疑ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(福原敏夫君) ほかに質疑もないようでございますので、3款及び4款に対する質疑を終了いたします。  ここで説明員入れかえのため暫時休憩をいたします。                 午後1時07分 休憩           ────────────────────────                 午後1時12分 開議 ○委員長(福原敏夫君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  審査区分表4ページの5款から8款及び11款について質疑をお受けいたします。御質疑ございませんか。永井庄一郎委員。 ◆委員(永井庄一郎君) 予算書の119ページから120ページですけれども、農作物被害対策事業で全体的には9,570万2,000円になっておりますけれども、120ページの中の19節、負担金補助及び交付金、鳥獣被害防止総合対策交付金が7,090万円とありますけども、かなり突出して非常に地域のためにはいいことだと思いますけど、特に天羽、大佐和のほうについてはイノシシ、猿、鹿、キョン等からかなり被害を受けて、農家の人も大変困っているような状況ですけれども。このふえた内容的なものについて、説明願います。 ○委員長(福原敏夫君) 農林水産課長、茂木雅宏君。 ◎農林水産課長(茂木雅宏君) お答えいたします。  特に、平成29年度予算から平成30年度予算へ3,100万円ほど増額しておりますが、これの増額の主な内容につきましては、侵入防止柵の設置費用を増額しております。 ○委員長(福原敏夫君) 永井庄一郎委員。 ◆委員(永井庄一郎君) 設置柵の特にフェンス等はその対象に入っているんですか。 ○委員長(福原敏夫君) 農林水産課長、茂木雅宏君。 ◎農林水産課長(茂木雅宏君) お答えいたします。  当市が来年度予定している柵の種類でありますが、電気柵が2段張り、3段張り、4段張り、ワイヤーメッシュの高さ1.2メートルとワイヤーメッシュの2.0メートル、あと金網柵が高さ1.2メートルと金網柵2.0メートルを予定しております。 ○委員長(福原敏夫君) 永井庄一郎委員。 ◆委員(永井庄一郎君) この補助対象については、今までと同様の補助対象ですか。 ○委員長(福原敏夫君) 農林水産課長、茂木雅宏君。 ◎農林水産課長(茂木雅宏君) お答えいたします。
     昨年度までと同様の要件であります。なので、同じでございます。 ○委員長(福原敏夫君) 永井庄一郎委員。 ◆委員(永井庄一郎君) そうしますと、今までと同じということは、市が3分の1の負担ということですか。 ○委員長(福原敏夫君) 農林水産課長、茂木雅宏君。 ◎農林水産課長(茂木雅宏君) お答えいたします。  侵入防止柵につきましては購入費を計上しておりますので、全額、県の補助金でございます。全額、交付金で賄うということでございます。 ○委員長(福原敏夫君) 永井庄一郎委員。 ◆委員(永井庄一郎君) ただいま全額ということですけど、今までは市でやってくれたのと、3人以上の共同でやるので、その共同でやるほうは国のほうの施設を貸与してもらったんですが、じゃあ市のほうでは今までどおりのものはやらないということですか。 ○委員長(福原敏夫君) 農林水産課長、茂木雅宏君。 ◎農林水産課長(茂木雅宏君) お答えいたします。  この補助金につきましては、国の交付金については永井議員おっしゃったとおり、3人以上の受益者がいないと国の交付金は活用できないんですが、あわせて県独自の交付金もございますので、県のほうでは3人以上という要件はないということでございまして、市の負担はなく、全額、市の補助金で賄っているところであります。 ○委員長(福原敏夫君) 永井庄一郎委員。 ◆委員(永井庄一郎君) 大変、地域の人が困っていますので、ぜひ一つよろしくお願いしたいと思います。  その下の狩猟免許取得促進事業補助金について3万1,000円あるんですが、昨年の説明だと、その資格取得するのに5名ぐらい考えているということですけども、その実績と本年の対象人員を教えていただきたいと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 農林水産課長、茂木雅宏君。 ◎農林水産課長(茂木雅宏君) お答えいたします。  今年度については、まだ実績等が出ておりませんので、平成28年度については2人の方に補助いたしました。今年度の予算につきましては、3万1,000円ということでございますが、補助につきましては1人当たり1万円が限度となっておりますので、3名分を今年度は計上したというところでございます。 ○委員長(福原敏夫君) 永井庄一郎委員。 ◆委員(永井庄一郎君) どうもありがとうございました。  引き続きまして、商工費、ページ、136ページをお願いします。  補償補填及び賠償金訴訟和解金として2,000万円。富津岬荘の関係で立ち退き費用ということで前年度説明を受けたんですが、これ2,000万円払って最終的利用者は、いつこの建物から実質、市のほうに建物を返すようになるのか。時期的なものを説明願います。 ○委員長(福原敏夫君) 商工観光課長、平野 勉君。 ◎商工観光課長(平野勉君) お答えいたします。  平成27年(ワ)第184号 建物明け渡し等請求事件の今回の件でございますが、この和解金を支払う月日、また、営業廃止の時期につきまして御説明申し上げますと、営業廃止につきましては平成30年4月2日、明け渡しにつきましてが平成30年4月23日をもって明け渡しで、立ち退きその日に支払いという形をとりまして、立ち入り禁止措置につきましては、平成30年4月23日以降の撤去までの間ということで対応を考えてございます。 ○委員長(福原敏夫君) 永井庄一郎委員。 ◆委員(永井庄一郎君) ありがとうございました。  ところで、自分は本当はあわせて市のほうが解体して返却するというようなことを聞いていましたので、解体費用は計画はしていなかった理由は、もしわかったら。 ○委員長(福原敏夫君) 商工観光課長、平野 勉君。 ◎商工観光課長(平野勉君) お答えいたします。  本件につきましての解体につきましての費用でございますが、先般1月の29日に千葉県の都市整備局を訪れまして、財源的なものも含めまして千葉県への協力をお願いしたところでございます。  千葉県としての回答といたしましては、来年度、岬荘の取り扱いにつきまして土地・建物等を含めまして検討していきたいというようなお話でございますので、今後、引き続き、県と協議・連携を図りながら対策を進めてまいりたいと考えてございます。 ○委員長(福原敏夫君) 永井庄一郎委員。 ◆委員(永井庄一郎君) 引き続き、よろしくお願いします。  以上です。 ○委員長(福原敏夫君) ほかに御質疑ございますか。松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) 117ページ、農林水産、一番最初の農業委員会委員関係費のところの報酬の件なんですけれども、2番目の農地利用最適化推進委員報酬っていうのが400万円あるんですけども、前年度は288万円だったんですれども、人数が変わったんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 建設経済部次長農業委員会事務局長、庄司優人君。 ◎建設経済部次長農業委員会事務局長(庄司優人君) お答えいたします。  農業委員会の体制が変わったのが前年度の7月ということでございます。前年度は7月から3月分、今年度は4月から3月分ということでの増額でございます。 ○委員長(福原敏夫君) 松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) ちょうど1年分になったっていうことですよね。はい、わかりました。  それからもう一つ、120ページです。  120ページの下のほう、農業次世代人材投資事業なんですけれども、これは前年度は、新しい事業だと思うんですけれども、多分、去年は「農業就農給付金事業」として600万円あったのが名前が変わって、今度この「農業次世代人材投資事業」に変わったっていうことでよろしいんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 農林水産課長、茂木雅宏君。 ◎農林水産課長(茂木雅宏君) お答えいたします。  ただいま議員おっしゃったとおり、平成29年度から国の要綱等が改正となりまして、「青年就農給付金事業」だったものが「農業次世代人材投資事業」ということで変更となったためでございます。 ○委員長(福原敏夫君) 松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) もう一つ、次のページの121ページの同じ項目の経営体育成支援事業600万円なんですけれども、これは、財源は全部、県の補助金ということでよろしいんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 農林水産課長、茂木雅宏君。 ◎農林水産課長(茂木雅宏君) お答えいたします。  経営体育成支援事業につきましては、おおもとは国の事業でございまして、補助金は県からという間接補助事業となっております。おっしゃるとおり、全額、国・県のお金ということでございます。 ○委員長(福原敏夫君) 松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) もう一件、商工費で133ページ、企業誘致対策関係費なんですけれども、1,124万3,000円。これは多分、去年から始まった奨励金事業だと思うんですけれども、企業名と、それから働いている人たちの人員、市内の人は何人ですか。教えてください。 ○委員長(福原敏夫君) 商工観光課長、平野 勉君。 ◎商工観光課長(平野勉君) お答えいたします。  今回、企業誘致奨励金を支払う業者は、赤星工業株式会社でございます。2年目のお支払いという形でございます。  赤星工業の職員数につきましては、現在、手元にございませんので、後ほどお話させていただきます。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。 ◆委員(松原和江君) はい、結構です。 ○委員長(福原敏夫君) ほかに御質疑ございませんか。猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) そうしましたら5款から8款と11款で、款項目で10項目ぐらい質問させていただきたいと思います。  まず、120ページ、119ページの農地利用最適化推進員制度なんですが、これ、昨年度このような形になって、これから農地中間管理事業としていろいろ農地の集積の強化を図っていくことと思います。  その中で、今現在、市が業務委託をしています農地・農家基本台帳システム、こちらも予算として計上されていますが、この台帳システムを利用して最適化を図っていくこととかっていうのは、委員の方に情報を与えるとか、そういったことは考えていますでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 建設経済部次長農業委員会事務局長、庄司優人君。 ◎建設経済部次長農業委員会事務局長(庄司優人君) お答えいたします。  農地・農家基本台帳システムにつきましては、農地の利用集積の促進や遊休農地解消等のため、農地情報を公開し、広く希望者を募るというような目的で導入したものでございますので、推進員の方が利用するのは可能でございます。  また、本システムのデータにつきましては、全国の農地情報がインターネットで閲覧できる全国農地ナビに提供しておりますので、そちらを検索していただければ、推進員のみならず全国誰でも利用できるものでございます。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 今、利用できるということですので。ただ、印刷はなかなか委員の方が出すのは難しいと思いますので、そういったところでも市のほうが例えば大きい図面として出してあげるとか、そういったところも検討していただければと思います。  続きまして、農作物被害対策事業のほうで、昨年度、加水分解処理のほうが実証実験をされて、今、検証中ということで予算のほうは計上されていないようなんですが、これは本年度、もし分析結果が良好であれば途中、補正予算等で計上される見込みはあるのでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 農林水産課長、茂木雅宏君。 ◎農林水産課長(茂木雅宏君) お答えいたします。  有害鳥獣処理技術実証実験は、昨年9月からことし1月までの期間で実施し、現在、結果を取りまとめている状況です。今後、実証実験の結果を踏まえて、施設規模、運営方法、生成物の活用等、施設導入について検討を行ってまいります。  まずは今、補正予算に計上するかという御質問でございますが、まずは検討を進めていきたいと今の段階では考えているところでございます。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 続きまして134ページ、宿泊・滞在型観光促進事業についてお聞きいたします。  これ、先ほどのAFICCさんとかでファムトリップ等を去年でしたっけ、行ったと思うんですが、市長の施政方針とか一般質問だったかちょっと忘れてしまったんですが、ファムトリップは今後、推進をしていきたいというお話があったかと思いますが、今回の予算の中にそういったものが含まれていますでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 商工観光課長、平野 勉君。 ◎商工観光課長(平野勉君) お答えいたします。  宿泊・滞在型観光促進事業につきましては、本年予算額105万円の予算額がございます。この中の内容といたしましては、今、議員御指摘のとおり、ファムトリップ等を内容として入れ込みまして、インバウンドモニターツアー、久里浜フェリーターミナルでのPR、その他東京湾クルーズ等も行いながら、この中で対応していきたいというふうに考えております。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) そうしましたら、一つ、案としてお伝えしますが、ジャパントラベルガイドさんっていうインターネットサイトがあるかと思いますが、ここで鋸山も上位のほうで掲載されて、新聞等にも載ったかと思います。実際に、ここサイトの方にお聞きしたところ、アプリを外国人の方に使ってもらって、どこの外国人っていうのを最初に利用者で登録してもらうそうです。で、それを利用して登録してもらってアプリを利用してもらうと、どこにいつ、その外国人の方がいたかということで、どういった外国人の方がどこにどれだけ利用されているかというのがわかるというようなサービスも提供されているということでしたので、例えば、そういうジャパントラベルガイドさん等を利用されて、ファムトリップの記事を載せて、なおかつ金谷とかに来てもらった時には、どこが人気があるいかとかっていう情報収集なんかもしてみたらどうかなと思います。  また、現在、富津市観光大使にもなっていただいています、えとうさんとか、そのほかの方々なんかの例えばブログをやっている方なんかに、例えば、そういうファムトリップ体験なんかを記事に上げてもらって、自身のSNSに上げてもらったり、観光協会ホームページ等に特設ページを設けたりすれば、かなりのビューワーの方がいらっしゃいますので、そういったのでも滞在型の観光促進になるのではないかと思いますので、御一考いただければと思います。  では、続きまして140ページの地籍調査についてお聞きいたします。こちら、平成28年の3月議会に地籍調査の未確認地区の再調査と未着手地区の調査ということで、早期実現の陳情が上がってきて、議会としても採択されたと思います。で、平成28年度決算では4万6,760円で、平成29年度予算としては481万5,000円が計上されていますが、もう平成30年度が5万4,000円になってしまっているんですが、その陳情に対する市の検討状況と計画を教えていただければと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 都市政策課長、中山正之君。 ◎都市政策課長(中山正之君) お答えいたします。  地籍調査事業につきましては、その推進を図るため、今年度、地籍調査実施計画のほうを策定しております。そちらをもとに平成30年度、国・県に対しまして事業にかかる平成31年度からの負担金要望を協議を行いまして、平成31年度から調査を再開する予定としております。 ◆委員(猪瀬浩君) じゃあ、続きまして142ページの防犯灯整備事業についてお聞きいたします。  こちら平成26年度、まだLEDにする前は光熱費として約2,960万円かかっておりますが、今現在、LED化を進めてLEDの防犯灯のリースが毎年770万円ほどかかっていますが、実際の光熱費等も含めまして780万円ぐらいの歳出削減になっているかと思います。  その中で、やはりこの防犯灯というのは地域の方の要望が非常に多いものなんですが、今現在、防犯灯の光熱費、また設置費だけ考えると780万円の歳出削減になっているので、もう少し数をふやしたりとか、そういったことは検討できないのかなというところで、市の見解のほうを教えていただければと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 建設課長、藤川幸男君。 ◎建設課長(藤川幸男君) ただいまの御質問にお答えします。  新規設置につきましては、今年度は38灯設置をする、まだ全部が設置を終わってないんですけども、設置をする予定でございます。700万円分全部をつけろっていうのは、私どもとしても良否の判定等もありますんで、その辺、全部が全部ということではないんですけども、ある程度一定数、30ぐらいの予定を大体毎年、予算に計上させていただいております。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 今、お答えいただいたとおり、780万円歳出削減したのに全部それにLEDにしてしまったら、やはり効果というところが薄いのでお答えわかりますが、例えば、今、38灯で90万円予算見込んでいますので、1灯台当たり、多分2万5,000円ぐらいの工事費に当たるのかなと思います。  例えば、1基ふえれば年間の光熱費っていうのはどれくらいふえるか、もし算出できるのであれば教えていただければと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 建設課長、藤川幸男君。 ◎建設課長(藤川幸男君) 電気料につきましては、算出の方法が複雑でありまして、基本料金に電力量の料金、それに再生可能エネルギー発電促進賦課金を足して算出するものになっていまして、毎月値段が変わるんですけども、現状ですと、年間1基当たり1,800円前後の電気料になると思います。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 続きまして144ページの二間塚地域排水整備事業について御質問させていただきます。
     これは、私のほうの12月の一般質問で質問させていただいたんですが、今、小糸川のかんがい排水整備事業で二間塚の大山地域の農業用水路が不要になるということで、今回、計上していただいている事業だと思いますが、このエリア、どうしても以前から交通量も多くて、非常に交通事故が多発しているエリアとなります。地域住民の方からは、児童の通学路でもあるので、子供たちが安全に登下校できるように歩道をつけてほしいという陳情が、市のほうにも上がってきているかと思います。  今回、排水整備事業ということで、なかなかそこまで考えているのかわからないんですが、そういった市民の陳情もある中で立派なものじゃなくてもいいんで、例えば子供たちが安全に登下校できるような歩道というものを検討する余地はございますでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 建設課長、藤川幸男君。 ◎建設課長(藤川幸男君) ただいまの二間塚地域排水整備事業につきましては、議員おっしゃるとおり、小糸川沿岸土地改良区が排水用水を必要なくなるということで、それにかわる排水路として富津市で整備するものであります。  細かい設計につきましては、平成30年度予算計上をして細かい設計に入りますけれども、今の現状の水路の幅が1メーター20から1メーター50ぐらいあると思いますので、それに伴って道路の排水等がおそらく両側入れないといけない状態でありますので、その分引きましても、1メーター弱の現状としては埋め立て幅員がふえる用地が1メーター弱ぐらいというふうな感じであると思います。  それを車道にするのか、歩道にするのかにつきましては、以後、次年度の設計で考えていきたいというふうに考えております。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 今、排水路が1メートル20から1メートル50ということだったんですけど、私のほうでも実際に測ってきたら、2.5から3メーターぐらいあるので、実際、道路の今6メートルぐらいで、少なくとも七、八メートルぐらいはとれると思いますので、そこら辺、また設計する際には検討いただければと思います。  どうしてもこのエリア、都市計画道路の計画がまだ残っているものなので、そっちのほうとの兼ね合いでいろいろ難しいこともあるかと思いますが、どうしても都市計画道路がいつできるかわからないというところの中では、せっかくこの排水整備事業をやっていただけるという中で、立派なものでなくても良いので歩道のほうをぜひ検討いただければなというふうに思います。  では、続いて146ページの下飯野線の整備事業についてお聞きいたします。  こちら、今現在、本郷バイパスの接合部から上飯野公民館まで道路のほうが出来上がっていますが、地域の住民の方から、「今までの道路のほうがかさ上げになっているので、自分たちの地域が低いよ」ということでお話いただいています。これから行う上飯野公民館から市役所の道路までの間も、今度つくる道路のほうが高くなるということでお話が出ているということで、やはり排水整備を非常に心配されている方が多い状況です。そういった中で、後々また排水整備事業をやらなければいけなくなってしまうとなると大変になってしまうかと思いますが、そこら辺、市としてはどのようにお考えでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 建設課長、藤川幸男君。 ◎建設課長(藤川幸男君) 排水対策につきましては、地元住民の方々の要望を踏まえて、別に排水整備をするんではなくて、今回の道路事業に合わせてやる方向で考えていきたいなと。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 続けて山王下飯野線の整備事業についてお聞きいたします。  こちら、まだ用地買収をされているということですが、今回の神明山1号線の地番図を見ても、使えない土地が一部地権者の方に残ってしまうのかなと思います。山王下飯野線についてもそういうようなところが一部あるというようなお話で、なかなかその土地だけ余らされても困ってしまうよという要望等をいただいております。  その中で、市がいらない土地を買うというのはなかなか難しいかと思うんですが、例えば、当人たちが無償で譲るとかっていうことがあれば受け入れることが可能なのかっていうところと、あと、余った土地をお隣の地権者の方に売りたいっていったときに、どうしても売る側のほうが境界線の確認をしたり、不動産の確認の費用を負担したり、また不動産売買も手数料等がかかって、非常に負担がかかってしまいますので、そういったところを例えば市のほうでうまくいくようにお手伝いをするとか、そういったこととかっていうのは考える余地はあるのでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 建設課長、藤川幸男君。 ◎建設課長(藤川幸男君) 今の御質問に対してですけども、基本的に事業用地以外の残地の取得については、市はしないというような方針です。狭小な土地とかで隣地と一体利用が全然できない場合とかにつきましては、取得しているケースもございます。なので、もう取得した場合には隣地の地権者に取得の打診とかは、隣を持っている人に買ってくれませんかみたいな打診はしているんですけども、そういうのがないときについては事業用地として取得しているというような状況でございます。基本的には、事業用地以外は交付金の対象にもなりませんので、取得しない方針ではおります。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) わかりました。もちろん、やっぱりいらない土地を購入するというのはなかなか難しいと思います。これからもいろいろ市のほうで計画をしていく際には用地買収とか入ると思いますので、できるだけそういったような土地がないように計画をしていただきたいのと、もしどうしても発生してしまう場合には、何かしら地権者の方が困らないような措置を講じていただければなと思います。  続いて、149ページの防災・安全交付金事業についてお聞きいたします。  こちら、平成29年度、今年度7,110万円の予算を計上して点検作業を行って、平成30年度はその点検結果に基づいて設計業務を行う予定だと思います。  そこで、お答えできる範囲でいいんですが、まだ平成29年度終わってないんですが、ことし点検作業を行って、修繕しなければいけない箇所っていうのはどれくらいあったのかというところと、もし、場所等も差し支えなければ教えていただければと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 建設課長、藤川幸男君。 ◎建設課長(藤川幸男君) 現在、委託した事業がまだ完結しておりませんけども、一時的に報告を受けて、修繕が必要な橋としてホームページで公表しているものは3橋でございます。岩瀬の海岸橋、湊の神田橋、豊岡の毘沙門橋の3橋でございます。あと、それ以外については年度末まとめて報告を受ける予定でございます。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) わかりました。  ということは、平成30年度の設計業務などにそういうのが入ってきて、また平成31年度、今言った3つプラスほかにもあれば修繕をしていかなければならない予算が上がってくることだと思います。  続いて、145ページのバスストップ整備事業についてお聞きしたいと思います。  これ、多分、高木議員の一般質問のときだったと思うんですが、高速バスの乗り降りの利便性を考慮しているというようなお答えがあったかと思いますが、具体的にどのような対策を講じてらっしゃるのか、教えていただければと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 建設課長、藤川幸男君。 ◎建設課長(藤川幸男君) 利便性のことにつきましては、一般質問のときにもお答え申し上げましたとおり、バスストップと駐車場までの距離を最短にして計画を立てていることと、あと乗り降りのための階段を設置して、まだ計画、絵ができてないんですけども、直接、送迎からバスストップへ上がれる階段を設置しようというふうに、計画は立てております。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 今、送迎から乗り降りということは、何か近場に乗り降りができる場所等を考えているということでよろしいんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 建設課長、藤川幸男君。 ◎建設課長(藤川幸男君) 上り線につきましては、コメリ側になりますけども、一画を利用して普通乗用車が乗り入れられるような施設を設けようかなというふうに計画は立てております。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) ぜひそのようなほうが多分、駐車場にとめて通われる方もいらっしゃると思いますが、大体、多分送迎になってくるかと思いますんで、ぜひそういう検討はしていただければなと思います。  続いて、152ページの都市計画審議会委員報酬なんですが、こちらは平成29年度に都市計画の見直し業務として132万9,000円の予算が計上されて、本年度は印刷製本費という予算が計上されていますが、ということは、平成30年度に都市計画の見直しが進められる、かつ決定をするような形で事業が動いていくんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 都市政策課長、中山正之君。 ◎都市政策課長(中山正之君) お答えいたします。  平成29年度の都市計画見直し業務の132万9,000円につきましては、大堀地区の(仮称)ふっつショップアンドターミナル計画、こちらが進捗した場合に備えまして、都市計画としての地区計画の都市の策定業務委託を予算措置しておりましたが、残念ながら進捗が見られない状況でございます。  平成30年度の印刷製本費につきましては、窓口で販売しております2,500分の1の白図の在庫が少ないため、印刷するものでございます。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。 ◆委員(猪瀬浩君) じゃあ、あともう3点ほど質問させていただきたいと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 続きまして153ページの公園管理事業なんですが、こちら、平成29年の12月の定例会にて公園条例等の一部改正を図って、平成31年度から市の負担が減るような業務委託をするというようなお話だったと思いますが、それに向けて平成30年度、何か準備をされていくとか、そういうようなことはお考えでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 都市政策課長、中山正之君。 ◎都市政策課長(中山正之君) お答えいたします。  平成31年度からの指定管理者の選定に向けましては、公募による選定を行う方法で検討しております。利用料金制の導入とあわせまして、施設の管理だけではなく、指定管理者の創意工夫による施設の有効活用について重きを置いた選定基準を設けてまいりたいというふうに考えております。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) あとじゃあもう一つ、156ページの住宅管理事業なんですが、今回、市営住宅の解体工事費として予算が上がってきていますが、どこの市営住宅か、御説明いただいたかと思いますが教えていただきたいのと、その解体した後の跡地利用はどのように考えているかを教えていただければと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 都市政策課長、中山正之君。 ◎都市政策課長(中山正之君) お答えいたします。  団地名は、竹岡団地になります。跡地利用といたしましては、消防団の9分団1部の詰所の予定でございます。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) じゃあ、最後です。先ほどふるさとふっつのほうで一部予算を充てているということでしたが、昨年度の台風被害で富津漁港や新富津漁港、それ以外の漁港にも多大な被害を与えていまして、特に、新富津漁港や富津漁港のところについては、海砂や貝等が沖に上がってしまって大変な状態になっております。また、富津岬先端についても護岸が崩れたりしていますが、ここら辺、管轄としては県になるかと思いますが、市のほうも把握しておられるかと思います。  ただ、直接県がやるのかどうなのかわからないんですが、市の予算が上がっていないということで、市としては県に直接やってもらいたいということで動いているということでよろしいんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 農林水産課長、茂木雅宏君。 ◎農林水産課長(茂木雅宏君) お答えいたします。  漁港や富津岬周辺の護岸等の御質問でございますが、それぞれに管理者というものがいます。それぞれ管理者は、県のそれぞれ所管するところが管理しておりますが、今言いましたように千葉県が管理者となっておりますので、千葉県のほうで対応すると考えております。 ◆委員(猪瀬浩君) はい、以上です。 ○委員長(福原敏夫君) ほかに御質疑ございますか。松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) 146ページをお願いします。トンネル長寿命化修繕事業が入っていますけれども、富津市にあるトンネルっていうのは、不入斗と鹿原の間と、君津市と田倉の間だけだと思うんですけど、その2つのトンネルのことでよろしいんでしょうか。どういう工事をするんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 建設課長、藤川幸男君。 ◎建設課長(藤川幸男君) トンネル事業につきましては、富津市内市道にかかるトンネルが15件ございます。 ○委員長(福原敏夫君) 松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) それ、全部それぞれっていうことですか。 ○委員長(福原敏夫君) 建設課長、藤川幸男君。 ◎建設課長(藤川幸男君) 15カ所についてそれぞれ全部。道路法による管理上の要件で、施工規則で点検するように定められておりますので、市の管理するトンネルについて全部点検をします。 ○委員長(福原敏夫君) 松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) 竹岡から相川へ抜けるトンネルも市道ですよね、そこ。あれも入っているわけですね、そうしますと。そうすると、学校のほうでスクールバスをあそこに通すようなことをちらっと案があるように聞いたんですけれども、そのことで安全性とか何とかは、要は、そちらの担当としては、あそこがスクールバスが入ることに対してどういう認識を持っていますでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 建設課長、藤川幸男君。 ◎建設課長(藤川幸男君) スクールバスが走るとか、走らないとかでなくて、危険な状態であれば、うちのほうは市道でも通行どめをかけたりしますんで、うちで通行どめをかけないということは、通行上支障がないというふうに考えております。 ○委員長(福原敏夫君) 松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) はい、わかりました。  じゃあ、また一つ、144ページ、バスストップ整備事業のことでお伺いしたいんですけれども、ここが来年の4月から4車線が開始されて、要はバスストップが始まる、要はそこで使用するってことでよろしいわけですね。 ○委員長(福原敏夫君) 建設課長、藤川幸男君。 ◎建設課長(藤川幸男君) はい、現段階では平成31年3月末に終了して、4月から使えるように整備を進めていくということでございます。 ○委員長(福原敏夫君) 松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) この予算には、市道浅間山線の予算が平成30年度予算に入っていないんですけれども、それでも、このバスストップ整備事業は完成するって考えでよろしいんですか。 ○委員長(福原敏夫君) 建設課長、藤川幸男君。 ◎建設課長(藤川幸男君) 今回の社会資本総合整備交付金事業のワンパッケージの中での事業完了は見ないということなんですけれども、バスストップに関するNEXCOの4車線化の事業が終わりますので、それに合わせた形でバスストップは運行できるような状態で、うちのほうは計画を進めてまいりたいというふうに考えております。 ○委員長(福原敏夫君) 松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) じゃあ、市道浅間山線は開通しなくても、バスストップ整備事業は要は成立しているっていうことですね。  そうしますと、一応、この市道浅間山線を入れて国庫支出金が55%くるかなということで入れたわけですよね。この浅間山線が今回入らなかった場合、国からの補助金はどうなるんでしょうか。例えば、ここには、バスストップ整備事業の中には道路の工事費が入らないわけですね、平成30年度は。その場合、補助費なんてどうなってくるんですか。国からの55%はちゃんと出るんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 建設課長、藤川幸男君。 ◎建設課長(藤川幸男君) もともとの計画段階では、道路事業浅間山線1本でそれに付随する効果促進事業でほかの事業をやっておったんですけれども、今年度から主幹事業に全部振りかえてやっておりますので、とりあえずは市道浅間山線をやらなくても55%の補助金をくれるということにはなっております。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいでしょうか。  ほかに御質疑ございますか。三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) 131ページ、簡潔に話します。  水産物供給基盤機能保全事業、これ、付属資料によると、大貫漁港が対象だということになっているんですが、具体的な内容だけ教えてください。 ○委員長(福原敏夫君) 農林水産課長、茂木雅宏君。 ◎農林水産課長(茂木雅宏君) お答えいたします。  水産物供給基盤機能保全事業の委託を平成28年度、平成29年度で行いました。その結果、大貫漁港の6号防砂堤が健全度評価、A評価ということで。この場合、A評価というのは、施設主要部に著しい老朽化が発生しておって、すぐにでも対策をしなければいけないということでございますので、大貫漁港の6号防砂堤の改修を行うための設計業務委託でございます。 ○委員長(福原敏夫君) 三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) ごめんなさい、余計わかんなくなっちゃったんですけど。 ◎農林水産課長(茂木雅宏君) ああ、済いません。 ◆委員(三木千明君) 6号防砂堤って、もっと簡単に言ってもらって。
    ○委員長(福原敏夫君) 農林水産課長、茂木雅宏君。 ◎農林水産課長(茂木雅宏君) 漁港には、たくさん防波堤とかいろいろあるんですけど、6号防砂堤は、県の施設があるんですけど、その先に大貫漁港は大変、砂がたまりやすい漁港ということで、古くは昭和55年、昭和56年、それから平成5年から平成7年度にかけまして、砂が漁港に入らないように、防砂堤といった砂をためるように漁港にいかないような施設を建設したんですけど、それの防砂堤の先端部、防砂堤自体が鉄でできているんですけど、通常、腐食とかはしないような措置はしてあったんですが、外的な何かぶつかったような形で穴があいてしまっております。それで、中に詰めてある砂とかが流出していて、もうこのままではいけないという調査結果でございますので、それを早く修理するっていうことで、来年度は設計業務の委託を計上させていただいております。 ○委員長(福原敏夫君) 三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) 大貫漁港が対象だっていうことはわかりました。後で伺って。 ◎農林水産課長(茂木雅宏君) はい、行きます。 ◆委員(三木千明君) 終わります。 ○委員長(福原敏夫君) ほかに御質疑ございますか。諸岡賛陛委員。 ◆委員(諸岡賛陛君) 143ページの道路維持事業のところの17の道路用地取得費なんですけど、説明してもらってはいたんですけど、もう一回確認したいんですけど、これ何の費用だったでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 建設課長、藤川幸男君。 ◎建設課長(藤川幸男君) この8款2項2目の予算の公有財産購入費、道路用地取得費の1,760万8,000円のことですね。これにつきましては、旧天羽行政センターの土地を跡地利用として、うちの維持補修第二係の資材置き場として購入をするということで、1,760万8,000円を計上させていただいております。 ○委員長(福原敏夫君) 諸岡賛陛委員。 ◆委員(諸岡賛陛君) 旧市役所のところということなんですけど、全体的に全面ということでよろしいんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 建設課長、藤川幸男君。 ◎建設課長(藤川幸男君) 分団の詰所が半分、うちが半分というぐらいに。で、真ん中に道路敷きをとっています。 ◆委員(諸岡賛陛君) はい、わかりました。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。  ほかに御質疑ございますか。石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 今のに関連してお聞きします。  天羽行政センターの土地が1,700万円で、これ、款項目違うんでお答えいただけないんですけど、消防のほうでも今回二千何百万円、消防はまた後でやりますけど、一応その確認だけさせてください。  消防費のほうで7分団の詰所用地が2,948万2,000円で予算がつけられているんです。これ、財政課で所管しているのかどうかわからないんですけど、契約の問題で、単価的には同じ単価で買っているということでよろしいんでしょうか。今、消防いないんで、また消防のときに聞けばいいんですけど。とりあえず、消防と今の藤川建設課長が、半分が詰所で、半分が材料の置き場で使うっていうことで、真ん中に道路をつくるって聞いたんですが、当然、これ値段は同じ単価で買っているということでよろしいんでしょうか。                 〔発言する者あり〕 ◆委員(石井志郎君) 同じでしょう。今、だから、藤川建設課長がそういうふうに言ったんで、単価的には同じ単価で契約して、あれを全部買っちゃったんですか。それをちょっと聞きたいんで。 ○委員長(福原敏夫君) 財政課長、石川富博君。 ◎財政課長(石川富博君) 旧天羽行政センターの用地につきましては、消防団の第7分団1部の分団と、あとこちらの第二係、建設課補修第二係の2つで1つの土地を買う形になります。  で、地権者はたしか4人だったと思うんですけれども、単価的には同じ単価だったと思います。こっちのほうは、天羽行政センターのほうが所管してございまして、詳しい単価は今手元にございませんけれども、たしか同じ単価だったと思われます。 ○委員長(福原敏夫君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) イメージして、要するに奥のほうの住んでいる方のために道路を維持しなきゃいけないっていうのは、前から言っていたのは覚えています。その道路の部分は道路用地と買って、資材置き場のほうは資材置き場で買って、左側の詰所用地は詰所用地で買うっていうことで、そうすると最終的には土地が3筆になるっていうことでよろしいんでしょうか。  これ、石川財政課長に聞いてもしょうがないんだけど、結局、一体の売買だとした場合に、今、藤川建設課長のほうの部門と消防の部門と道路部門があるんですけど、その辺のことをちょっとだけ確認させてください。 ○委員長(福原敏夫君) 建設経済部長、宮崎一行君。 ◎建設経済部長(宮崎一行君) 土地が3分割になるようになります。真ん中に道路という話ですけども、市道認定するかどうかとかいう問題は、まだそこまで詰めてませんので、それをしなければ特に分筆をする必要も今のところありません。  道路っていっても、奥の人たちが行き来ができるように残すということであって、それを市役所の土地を一体とした中でそこを通すのか、市道整備をするのかっていうところまでちょっと詰めてませんので、ただ、土地は今買わなきゃいけないっていうことで、目的別に今、予算措置がされているところです。 ○委員長(福原敏夫君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 市内でいろいろな私道路を含めて、今のお話ですと、道路状態だけど市道じゃないっていう道路を通らなきゃいけない人たちが、奥に権利が発生するわけなんです。そのときに後でいろいろな問題が起きるといけないので、できれば市道部分は市道部分で、道路用地ということで大手を振って奥の方が通れるようなことでやっていただかないと、また今後、問題が起きるおそれがあるので、ぜひお願いしたいと思います。これは、まあ、今後検討ということで結構ですけど、答えがあればあれですけど。なきゃ、いいです。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。副市長、小泉義行君。 ◎副市長(小泉義行君) 全体のことですので、私のほうから回答をさせていただきますけども、これは議員おっしゃるとおり、道路として旧庁舎からずっと使われていますんで、これ、とめるわけにはいかないっていうのが、庁内の一致した、市長もそういう考えですので。今後、道路部分と今、建設経済部長が言ったとおり、道路部分、また消防の部分、それと建設の資材置き場とかっていうところで活用したらいいんではないかということで結論づけしてありますけども、これ一体して使ってたもの全部買うわけではございませんので、必要のない部分も出てきておりますんで、必要である部分、また補助金の絡みも出てきますんで、消防部分は補助金がいただける可能性もあります。そういうものを含めて、今、庁内で検討しております。 ○委員長(福原敏夫君) 松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) 一つ質問させてください。例えば、道路ができた場合、先ほど上のほうに住んでいる人が通れるようにっていう、ちゃんと車が行き来できるような道路にしてくださるんでしょうか。私、年中あそこを使っていますので。 ○委員長(福原敏夫君) 副市長、小泉義行君。 ◎副市長(小泉義行君) これは、担当部署もちゃんと考えると思いますけども、御存じのとおり坂道になっていまして、現道の国道ですか、県道ですか、下りるところの問題とか、あとアールですとか、今、更地になっていますから、どこでも使えるような形になっていますけども、先行って狭くなりますとか、そういうもの、地元の意見も聞きながら進めていかないとできない問題と思っていますんで、今後、またその協議になると思います。 ○委員長(福原敏夫君) ほかに御質疑ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(福原敏夫君) 商工観光課長、平野 勉君。 ◎商工観光課長(平野勉君) 先ほど、松原委員から御質問がございました、歳出133ページの負担金補助及び交付金の企業誘致奨励金の赤星工業株式会社の従業員ということでございますが、平成29年5月1日現在の資料によりますと、富津工場につきましては総数52名、うち市内の方が7名、市外の方が45名でございました。 ○委員長(福原敏夫君) それでは、質疑もないようでございますので、5款から8款及び11款に対する質疑を終了いたします。  ここで、説明員入れかえのため、暫時休憩をいたします。                 午後2時10分 休憩           ────────────────────────                 午後2時14分 開議 ○委員長(福原敏夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  審査区分表5ページの9款、10款、12款から14款までについて質疑をお受けいたします。  御質疑ございませんか。石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) すみません。164ページの上段のほうです。  当初予算の補足資料の中に書かれていて、第9分団1部の工事請負費、消防団詰所改築工事3,280万円と出ています。佐貫の6分団の詰所が解体費を含めて、約2,300万円でやったと思うのです。今回3,280万円ということで、約1,000万円ほど佐貫の6分団と比べると、この9分団の詰所が高額になっているんですが、その辺のところを御説明いただけますか。 ○委員長(福原敏夫君) 総務予防課長、宇山則幸君。 ◎総務予防課長(宇山則幸君) 9分団第1部の詰所が6分団第1部の詰所に対して、高額となっている理由でございます。  まず1つ目は、9分団第1部は現在竹岡保育所の隣の詰所、それと竹岡駅の下のところの漁協のところにあります機庫の2カ所がございます。それを1カ所にして車両2台を入れる詰所をつくるということが1つの理由でございます。  それとその2件の詰所を解体するということ、あと敷地の排水が不良なため、そういった地盤改良等々を行うことによる増額となります。 ○委員長(福原敏夫君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) わかりました。要するに佐貫の詰所は機動車1台、今度は2台分を確保するということでわかりました。設置場所というのが、今の萩生港のところが1カ所と保育所、2カ所あるのを、どこに1カ所まとめるかが1つ。それとこれ竹岡の保育所のそばに建て直しだとすると、今度、萩生のほうの出動に時間がかかることもあるかもしれないんで、その辺のことを検討した上で1カ所にしたのかお聞かせください。 ○委員長(福原敏夫君) 総務予防課長、宇山則幸君。 ◎総務予防課長(宇山則幸君) 今回、9分団第1部詰所を建設しようとする用地でございますが、市営住宅の竹岡団地の中に建設をしようとしております。ここに1カ所に集約するわけでございますが、このことにつきましては、地元説明を含めて御理解をいただいているところでございます。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。ほかに、平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) 164ページお願いします。  9款消防費1項消防費4目の防災費ですけれども、164ページの説明欄の一番下、気象情報提供業務委託料。まず、これをどういうものか教えてください。 ○委員長(福原敏夫君) 防災安全課長、小野田隆博君。 ◎防災安全課長(小野田隆博君) お答えいたします。  民間の持つ気象情報に関する手法を活用して、防災体制に万全を期すことを目的に委託しております。概要としましては、独自の20分単位の雨量予想や、県の雨量計、河川水位計データ等をもとに3時間先まで、また3時間先以降の水防体制指標が示されるなど、配備体制の判断に有効な情報の提供がなされておりまして、委託しております。  なお、委託先はウエザーニュースという会社で平成21年から委託しているところでございます。 ○委員長(福原敏夫君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) ありがとうございます。では、165ページの安全安心メール配信委託料のところで伺いたいんですけれども、今御説明をいただいた内容も絡んでくるのかもしれないですけれども、安全安心メールに関しましては、富津市役所以外の情報、例えば緊急地震速報であったり、あるいは千葉県気象警報、注意報、また富津警察署からのお知らせ、こういったものも配信されてくると思います。これどういった仕組みでシステムで連動されているのか。そのあたりをわかりやすくお聞かせいただければと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 防災安全課長、小野田隆博君。 ◎防災安全課長(小野田隆博君) お答えいたします。  今議員おっしゃったように、緊急地震速報や千葉県の気象状況の警報ですと、全国瞬時警報システム。いわゆるJ─ALERTです。そちらのほうと連動しておりまして、そちらは自動的に防災行政無線とともに、安全安心メールのほうが配信されるようになっております。そのほかですと、メールについては、情報が入って来次第、精査しながらこちらのほうで配信しているというところでございます。 ○委員長(福原敏夫君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) わかりました。じゃあ、あともう1点、これは富津市からの発信だと思いますけれども、台風が発生した場合、当然接近してくるわけなんですけれども。それに伴って自主避難所開設のメールが配信されてきます。この避難所開設に関しまして、例えば台風上陸の何時間前に行うか、そういう取り決めとかがあるんであれば、時間的な取り決めです。あれば教えていただきたいんですが。 ○委員長(福原敏夫君) 防災安全課長、小野田隆博君。 ◎防災安全課長(小野田隆博君) お答えいたします。  何時間前という具体的な時間の定めはございません。自主避難所を開設しますので、避難する方の安全が図れるうちにということで、夜間に一番最盛期迎えるようであれば、やはり明るいうちとか、暗くならないうちとか、最盛期の前というようなところを考慮して、自主避難所を開設しております。 ○委員長(福原敏夫君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) 私がここで最終的に持ってきた質問が時系列の防災行動計画、タイムラインの策定、これが必要なんじゃないかなと思う質問なんですけれども、御存じのようにタイムラインに関しましては、国土交通省のほうも推奨しています。日本国内の自治体でも、タイムラインを策定しているところはあるんですけれども、ただ、世界標準で言うとこれに関しては、日本おくれているのかなというふうに感じています。  これは例えば、1枚のシートで横軸が例えば国、交通サービス、企業、自治体、地域住民、横軸がそういうふうになっていまして、縦軸が時間です。例えば、5日前、3日前、前日、台風の直撃、このタイムラインに関しましては、地震とかなど突発的な災害には、不向きかなとは思うんですけれども、ただ進行形の災害で台風というのは、もうある程度予測が何日も前から立ちますよね。これを横軸で国は何日前に何をするのか、交通サービスはどうなっているのか。民間企業、市町村、また地域住民は何をするのかというのを縦軸でいつ、だれが、どういう行動をするのかというのを一覧にすると、非常に例えば住民の人たちも安心する要素だと思うのです。  先ほど言いましたけれども、日本国内の自治体でもこういったタイムラインを策定して、住民の方にお配りして安全、安心のための一つの材料にしているわけなんですけれども。こういったものの策定、配布とかが今後富津市でも必要になってくるかなというふうに思うんですけれども、そこの部分の考え方をお聞かせいただきたいと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 防災安全課長、小野田隆博君。 ◎防災安全課長(小野田隆博君) お答えいたします。  タイムラインにつきましては、やはりそういう具体的なものがあったほうが、災害時に対応するにはあるべきかなというところは感じておるところでございます。今現在ですと、地域防災計画の中で大まかですが、災害発生から約3日間の初動期に何をする。4日目から2週間の間の応急期には何をする。また15日目から4週間の復旧期にはどういうことをするというようなことで定めておりますけれども、やはり議員おっしゃるようにタイムラインの必要性というのは感じておりますので、今後、参考にして研究し、整備していきたいと考えております。 ○委員長(福原敏夫君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) ぜひ、進めていただければと思います。よろしくお願いします。  では、次ですけれども、193ページ、10款教育費4項社会教育費6目文化財保護費ですけれども、やや下段のほう、指定文化財保存整備事業補助金100万円、この具体的な内容を教えてください。 ○委員長(福原敏夫君) 生涯学習課長、岩名生麿君。 ◎生涯学習課長(岩名生麿君) 指定文化財保存整備事業補助金につきましては、市内の指定文化財の日常的な維持、管理、修理工事や無形民俗文化財を保持していくために実施する事業を対象に、その必用な経費に対して市が2分の1以内の予算の範囲内で補助することを目的に制定されております。 ○委員長(福原敏夫君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) これはどこを対象。何を対象とした。例えば、文化財ありますよね。 ○委員長(福原敏夫君) 生涯学習課長、岩名生麿君。 ◎生涯学習課長(岩名生麿君) 竹岡にございます三柱神社本殿でございます。 ○委員長(福原敏夫君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) じゃあ、その三柱神社の有している歴史等、富津市にとっての価値を教えていただきたいと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 生涯学習課長、岩名生麿君。 ◎生涯学習課長(岩名生麿君) 県指定有形文化財三柱神社本殿について御説明いたします。  三柱神社本殿は、奈良時代の養老3年、719年創建と言われる古くからある神社でございます。江戸時代の寛文10年、1670年に地頭の秋元時朝の支援によって改築されたことが確認されております。社殿は他に類例の少ない優れた装飾技術を見ることができ、中央の棟梁が施工したものと推定されております。  市といたしまして、三柱神社本殿は、本市に残された数少ない有形文化財の1つであるため、これを絶やすことのないよう確実に後世へと残していかなければならないものと考えております。
    ○委員長(福原敏夫君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) 非常に歴史のある神社だということが理解できますけれども、災害で今ひどい状況だと思います。これ完全復旧するために、かかるであろう見込みの全体額、おおよそでも構わないんですけど、わかれば教えていただきたいと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 生涯学習課長、岩名生麿君。 ◎生涯学習課長(岩名生麿君) 被災より再建までということ、総額ということですので、1億円を超える額と推定されております。 ○委員長(福原敏夫君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) かなりかかるわけですよね。私も昨年教育福祉常任委員会の視察に同行させてもらって、現場を拝見させてもらったんですけれども。本当にひどい状態で、なおかつ先ほど御説明ありましたけれども、非常に歴史的な意味合いがある場所ですよね。大げさでもなんでもなくて、富津市の宝の一つだと思いますので、一日も早く復旧しなければいけないんですけれども、視察に行ったときに思ったのが、一番最初にピンときたのが、かなりの額がやっぱりかかるんで、当然、市からのこういった補助金も大事に使わせていただければならないんですが、ただやっぱり全体額を考えると、まだ全然やっぱり足らないですよね。  かと言って、市が全部これ負担するわけにもいなかいですし、ピンときたのが、ガバメントクラウドファンディングを、やっぱり活用すべきなのかなというふうに思います。  ふるさと納税に関しても、今の富津市のやっているふるさと納税は、原則お礼の品から選んで、ただ最終的には使い道も選べるわけなんですけど、一方で今申し上げたガバメントクラウドファンディングに関しては、使い道から選ぶ、ふるさと納税で例えば、犬、猫の殺処分ゼロを目指すプロジェクトであったり、あるいはイベント開催の支援であったり、NPOに対する支援であったり、あるいは歴史的建造物、こういったものを保護、保存するプロジェクト、当然、ある意味何でもいいんですけれども、ただ、今一例で挙げた歴史的建造物、そういったものを保存、保護するプロジェクト、こういった部分に合致してくるのかなというふうに思うんですけれども。  このガバメントクラウドファンディングに関しては、目標額を定めて、仮にその金額に到達しなかったとしても、それを返金する必要はないんで、その企画に理解を示してくれる人がいれば、有効に使えるんで、こういったものを積極的に活用して三柱神社の再建に役立てていくべきかなとは思うんです。当然、何よりも地元の人たちからも盛り上がりが大事ですけれども、ただ行政のほうもこういったもので旗振りをして、富津市内にある宝の再建を目指してもいいんじゃないかと思うんですけど、そこの考え方を聞かせてください。 ○委員長(福原敏夫君) 生涯学習課長、岩名生麿君。 ◎生涯学習課長(岩名生麿君) 三柱神社の氏子や関係する方々とガバメントクラウドファンディングについても、検討してまいりたいと考えております。 ○委員長(福原敏夫君) ほかに御質疑ございませんか。猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 165ページの自主防災組織促進事業について御質問させていただきます。  先日の総務産業常任委員会のほうで、今後の方針のほうをお聞きいたしましたが、自主防災組織は今後地域にとって、非常に大事になってくるかと思いますが、そのときに出た意見としては、やはり素人がやっては難しいということで講習なんかもしっかりやっていってほしいということだったと思いますが、そこら辺の火災予防訓練、いろいろな消火栓の使い方も含めて、そういった講習をやっていく費用などはここに含まれていますでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 防災安全課長、小野田隆博君。 ◎防災安全課長(小野田隆博君) ただいまの消火栓の取り扱い訓練等の予算は、この予算の中には特に含まれてはおりません。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 消防費として、全体の款として、その中で予算を計上されている場所がございますでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 総務予防課長、宇山則幸君。 ◎総務予防課長(宇山則幸君) 自主防災組織の消火栓の取り扱いにかかる予算につきましては、特別に消防費のほうで見てはおりません。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) わかりました。まだ、計画で案ということで御説明いただいたんで、これから検討されていくかと思いますが、何年度からやるかわかりませんが、やる1年度前からはそういうのも必要になってくるかと思いますので、そのような方向が続くときには、予算計上のほうお願いできればと思います。  続きまして、170ページの学校バス運営事業についてお聞きいたします。  公共交通網形成計画の中で、スクールバスを公共交通網の手段としても利用していくという考えが示されておりまして、今現在、スクールバスの運転の業務委託費としては998万円が計上されているわけですが、この今スクールバスの運転の業務委託というのは、日中なども走ることを想定しての費用として含まれているんでしょうか。何台のスクールバスの運行を委託して、運行する時間帯等がどの時間で運行する契約になっているのか、教えていただければと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 参事学校教育課長事務取扱、高梨正已君。 ◎参事学校教育課長事務取扱(高梨正已君) 業務委託仕様書によりますと、環小学校から山中、田倉、関豊、それぞれの方面に1日往復3便、天羽東中学校から同じく、山中、関豊方面に1日往復3便、これを朝、晩のみの委託契約となっております。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) わかりました。今回の予算では、朝、晩の6便ということの予算ということで、数字があれば大体どれぐらいの予算かというのは出てくるんですが、今後、教育部のほうの所管じゃなくなってくるので、予算どういうふうにするのか難しいと思うんですけど、公共交通網でこのスクールバスを日中も走らせるとなると、やはり運転手さんの人件費というのが非常にかかってきたり、また燃料代もふえたりしてくるので、予算計上をすることになってくると思いますが、そういったような考え方でよろしいんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 参事学校教育課長事務取扱、高梨正已君。 ◎参事学校教育課長事務取扱(高梨正已君) 公共交通網というのは、総務部のほうの担当になるわけですけれども、スクールバスを市民混乗にするか否かというのは、公共交通網の計画でも今後検討するということになっておりますので、検討する中でさまざまなことが出てくるかと思います。よろしいでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 非常に予算立てが難しいかと思いますし、また、予算立てすれば業務委託も分けてするのかとか、そういったこともいろいろ出てくるかと思いますが、計画が済み次第御報告いただければと思います。  続きまして、173ページの小学校管理運営費について、お聞きいたします。  特定の学校の話になってしまうんですが、飯野小学校の校舎からグラウンドに出るところなんですけど、ふたがされていない側溝がありまして、かつては児童が側溝に足をとられて骨折をするなどの事故が出てきているということで、学校のほうからも要望等が出ているかと思います。  また、なかなか予算がつかないということで、難しいというお話を聞いておりますが、今、事故してしまうと、市の損害賠償の対象になってしまうかと思いますが、そこら辺の考え方はどのようにお考えでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 教育総務課長、鶴岡正義君。 ◎教育総務課長(鶴岡正義君) お答えいたします。  飯野小学校の鋼製グレーチングにつきましては、平成30年度原材料費の中でこちらのほうの購入費を見てございます。設置につきましては、今後学校側と協議し、どのように対応していくかということで検討させていただきたいと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) ありがとうございます。もう対応いただいているということでわかりました。  続きまして、175ページの備品購入費についてです。  今回、英語教育でデジタル備品を導入するということで、教材備品費として223万2,000円が予算計上されています。1クラス30名程度として、現在市内に11校ありますので、300台近くの機材を用意する形になるかと思うのですが、そのような考え方でよろしいのかというところと、どんなデジタル備品を用意するのかを教えていただければと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 教育センター所長、竹谷覚治君。 ◎教育センター所長(竹谷覚治君) お答えいたします。  175ページの教材備品の備品購入費ではなくて、英語教育のほうは176ページ、英語教育推進事業とございます。18備品購入費の備品98万5,000円、こちらがその予算になっております。そして、このデジタル教材ですけども、ハードの教材ではなく、ソフトということで校内の教師用パソコンにインストールが可能なソフトになっております。それを教師用パソコンにインストールをして授業に活用するというものです。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 今御説明いただいて、教師用のパソコンにということは、多分教室に1台か何かあって、それを教室に持って行ってやるという形なんですか。テレビか何かに映してヒヤリングしたりとか、そういった発音の練習をしたりというようなイメージになるんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 教育センター所長、竹谷覚治君。 ◎教育センター所長(竹谷覚治君) 小学校には、パソコン関係で児童用パソコン、教師用パソコン、あと短焦点のプロジェクターを配置しております。ですから、プロジェクターで投影をして、そのプロジェクターが電子黒板みたいな機能を持っておりますので、そこでタッチをすることで文字の音とか、単語の音とか、会話とかそういうようなことができるようなソフトになっております。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) わかりました。続きまして、182ページの天羽中学校校舎改築事業について、お聞きいたします。今回工事監理業務委託料というものがついております。解体工事費とは別に、基本は設計業者さんが工事監理業務を一緒に行う形になると思うのですが、設計業務については平成29年度予算のほうで計上されております。  平成30年度ここで上がっているということは、随意契約で基本やるような形をとるということで、そういう認識でよろしいんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 教育総務課長、鶴岡正義君。 ◎教育総務課長(鶴岡正義君) お答えいたします。  工事監理業務につきましては、入札、随意契約、こちらの2通りの実施方法があると思われますが、双方のメリット、デメリットがございますので、こちらのほう精査した上で実施方法を決定したいというふうに考えてございます。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 今回ちょっと別予算ということで、今のお答えだったんですが、やはり、今、設計業者さんが一番設計についてわかっていると思いますので、本来だったら一緒のほうがよいのかなと思います。  そうしますと、本来だったら平成29年度予算でこの工事監理業務まで含んだ入札をしたほうがいいんではないのかなと思うのですが、そこら辺、今後そういうような対応とかっていうのは、検討の余地はあるんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 教育総務課長、鶴岡正義君。 ◎教育総務課長(鶴岡正義君) 解体工事費につきましては、工事請負費、また工事監理業務につきましては委託料ということで予算措置されてございます。業種も相違していることから、1本にして入札することについては、現状では難しいというふうに考えております。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) わかりました。じゃあ、続きまして、184ページの生涯学習バス管理運行業務委託料についてお聞きいたします。これ多分皆さんも感じていると思うのですが、今、生涯学習バス、ドリンクホルダーがないので不便だなと思うのですが、一般の市民の利用者の方からもそのような意見は出ていないんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 生涯学習課長、岩名生麿君。 ◎生涯学習課長(岩名生麿君) 出てはおりません。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) わかりました。出てないということなんで、そうすると検討の余地はないのかなと思いますが、可能であれば後づけでもいいんで、予算多分そんなにかからないと思いますので、検討をいただければなというふうに思います。 ○委員長(福原敏夫君) 生涯学習課長、岩名生麿君。 ◎生涯学習課長(岩名生麿君) もし、そのような御意見が多数ございましたら、構造上の後づけですので、安全が後づけでもできるようであれば検討してまいりたいと考えております。 ◆委員(猪瀬浩君) 以上です。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。ほかに御質疑ございませんか。松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) 175ページです。教育振興費のところの一番下の19、負担金補助及び交付金のところで、通学費補助金205万7,000円なんですけれども、これは多分路線バスで通っている子どもたちの通学費の補助だと思うのですけど、去年から比べて補助費が上がっているんですが、人数がふえたのか。それとも通っている子どもたちが遠くなってバス代が上がったのか、竹岡、佐貫、富津の3つの学校が対象だと思うのですけれど、対象の人数がわかりましたら教えてください。 ○委員長(福原敏夫君) 参事学校教育課長事務取扱、高梨正已君。 ◎参事学校教育課長事務取扱(高梨正已君) 一概にということはないんですけれども、人数はふえております。  来年度の人数の見込みですが、富津小学校が26名、佐貫小学校が13名、竹岡小学校が15名で予算を算出しております。 ○委員長(福原敏夫君) 松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) わかりました。佐貫がすごくふえたんですね。去年から10名もふえて嬉しいことだと思います。  それからもう1つ、176ページです。  一番上の要保護及び準要保護児童就学援助事業のことで、この予算の説明のときに、入学準備金を3月に支給するようにしたということで、その入学準備金を今までは、要はことし入る子は間に合わない。3月のときに入学ランドセルが買えなくて、7月にならないと給付が降りなかったんですけど、今度降りるようになったという説明をされたんですけれども。一応どのぐらいの人数の子どもたちが、新しく小学校に上がって、対象児童がいるというふうに見込んだでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 参事学校教育課長事務取扱、高梨正已君。 ◎参事学校教育課長事務取扱(高梨正已君) この準要保護のうちの入学準備金については、本年度小学校1年生に入学する児童が11名おりますので、来年度の入学する生徒というのが、まだ未確定でございますので、本年度と同じ11人で計算して、44万6,600円という金額を予算として上程してございます。 ○委員長(福原敏夫君) 松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) そうしますと、来年度上がる子どもたちが入学前に準備金が支給できるようにするためには、やはり入学前の説明会のときに、あなたは受けますか、受けませんかというような希望をとらなきゃいけないと思うんですけど。それは、10月か11月ごろそのようにするということでよろしいんですね。 ○委員長(福原敏夫君) 参事学校教育課長事務取扱、高梨正已君。 ◎参事学校教育課長事務取扱(高梨正已君) この制度の広報ということでお答えしてよろしいでしょうか。  それと、年末、11月、12月ということになると思いますけど、広報を1度行った上で入学説明会、それから就学時健康診断等を使いまして周知をしていく予定でございます。 ○委員長(福原敏夫君) 松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) ぜひ、よろしくお願いします。  なるべく早目にお願いします。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。 ◆委員(松原和江君) はい。 ○委員長(福原敏夫君) ほかに御質疑ございませんか。藤川正美委員。 ◆委員(藤川正美君) すみません。1点だけ、今、松原委員が言われた、この援助金ですけれども。これは法律が変わったからこのようになったという理解でよろしいですか。 ○委員長(福原敏夫君) 参事学校教育課長事務取扱、高梨正已君。 ◎参事学校教育課長事務取扱(高梨正已君) 法律が変わったというよりも、この制度自体が周知をされてきたというのが大きいと思います。今までも、入学してからお支払いしていたんですけども、それを入学前にお支払いしたほうがいいということで、そうすると、今までは認定とかの方法でいろいろ難しいことがあったんですけれども。それよりも、入学前にお支払いするほうがより生活の苦しい世帯にとっては、助かるだろうということで市町村が次から次にというふうに入ってきているという現状がございます。 ○委員長(福原敏夫君) 藤川正美委員。 ◆委員(藤川正美君) そういう声があって、最終的に国のほうもそのような方向で行きましょうということで、なったという理解でよろしいですか。 ○委員長(福原敏夫君) 参事学校教育課長事務取扱、高梨正已君。 ◎参事学校教育課長事務取扱(高梨正已君) そのとおりでございます。 ◆委員(藤川正美君) ありがとうございます。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。三木千明委員。
    ◆委員(三木千明君) すみません。これ通告してなかったんで、お答えできる範囲で結構です。  193ページ、文化財保護費のうちの13委託料、その中の文化財周知板設置委託料7万3,000円、これについてなんですけど、まず1つ目がこの文化財の市内のこれは国、県、市といろいろ何かあると思うんですけど、この文化財の対象先件数がどれぐらいあるのかというのが1つ目、今回この7万3,000円、これはそのうちの周知板を設置する件数としては、対象は7万3,000円で件数として何件を予定しているのか。まず、その点お答えいただければと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 生涯学習課長、岩名生麿君。 ◎生涯学習課長(岩名生麿君) はじめに文化財周知板設置委託料7万3,000円ですけれども、これについては2カ所を予定しております。  続いて、看板のほうなんですけれども、今現在、設置してあるものが56カ所ございます。これから要望が出てくるものについては、33カ所ほど想定されています。そのうち56カ所のうち、かなり老朽化しているものもございます。 ○委員長(福原敏夫君) 三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) すみません。お答えいただいてありがとうございました。ここのところの記憶していた中で、永井議員の文化財に関する12月たしか質問があったりですとか、先ほど平野英男議員からも市の文化財というのは、それこそ市の宝であると。それによって富津市に足を運んでくれるお客様というのが出てくる。そこによって、経済が活性化されるという可能性ももちろんあります。そもそも文化財というのは、商業的な意味合いというよりも、それを保護する。それを我々で後世にもきちんと伝えていく。その中でもろもろ効果出てくるものだと思っておりますけれども、これ7万3,000円で今回予算組んでおって、2カ所、せめてこの看板の未設置ですとか、交代というのはさまざまな要因からあまり時間かけずにやるべきだというふうに私、考え持っていますので、いろいろほかにも振り分けでなかなか予算どりができないかもしれないですけれども、ぜひ、課長にも頑張ってもらって来年度これよりもゼロが1個ぐらいついたような予算措置があれば、教育長も今笑ってくれていますので、応援してくれると思いますので頑張ってもらえればと。要望を含めてです。 ○委員長(福原敏夫君) ほかに御質疑ございませんか。石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 190ページです。  市民会館管理運営費、2点ほど聞きたいんですが、1点目は191ページの一番上に旧市役所第二庁舎解体工事で1億4,000万円入っております。旧市役所の先ほどの予算審査でも話あったんですけど、今、壊し始めて、あそこが年間地代が350万、ここが年間671万5,000円の家賃が払われています。この庁舎壊して、以前説明があったと思うのですが、これ庁舎壊した後に駐車場が3倍ぐらいの広さになると思うんですけど、当然、市民会館を含めて、今後また670万の地代を払い続けなきゃいけない中で、今回壊すことによって跡地利用、以前何か説明受けたと思うんですけど、跡地利用をどうするのか。要するに、本庁舎のほうは壊しちゃって、土地を返したけど市が買い上げるような格好になりましたけど。この市民会館のほう、旧ボーリング場跡地、あれ壊した後に、その跡地をどうするのかと。例えば670万円、合併後もう50年たっていますから、約3億3,500万円ぐらいの地代が払われているんです。延々と、それがまたこの後壊された後も、市民会館を使っている限り670万円の地代を払わなきゃいけない。市民会館だけ残して、こっち返しますよって言ったら、「いや、市民会館も壊して、一緒に返してくれよ」という話があったとか、ないとかも聞いていますけど。今後、これどうするのか。それと、旧市役所第二庁舎を解体するのに、今回、教育のほうで予算つけてありますけど、本来は第二庁舎ですから、本体の総務のほうでお金持たなきゃいけなかったのが、今回こういうふうになった。それも以前聞いたときに、ここに文化財が入っていたというんですよね。  市の文化財をここに保管してあったらから、保管場所だという話だったんです。首かしげてるんで、知っている人がいるかどうかわかりませんけど。それで建設部の資材置き場という話があって、その後に文化財入れてあったという話があったんです。それを含めて、この跡地利用を含めてどういうふうになっているか、お答えいただけますか。 ○委員長(福原敏夫君) 公民館長、渡邉房男君。 ◎公民館長(渡邉房男君) 来年度解体工事始まりますが、跡地利用につきましては、まず借地であるということ。市民会館の大きなイベント等で駐車場不足が発生しております。その観点から駐車場ということで、今、教育部では協議しております。今後、市長協議となると思います。それで、その部分を返せばということなんですが、一部、市民会館のタンクが引っかかっているところがございます。全体ではほんの一部なんですが、どうしてもその一体の地目では、どうしてもかかっておりますので、返還はできないということで借地でありますし、駐車場が最適だと判断しております。 ○委員長(福原敏夫君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) さっき話しましたけど、小久保にある消防本庁舎、あれがやっぱり年間350万円、返却が終わって壊して更地になった。今回、市役所の旧庁舎も返すことによって更地にした。最終的にこの670万円というのがずっと続くわけなんです。今、おっしゃったとおりこれ使っていますから、返すわけにいかないと思うんですけど、その辺も含めて天羽地区の皆さんにしてみれば、市民会館がなくなるということに対しては、非常に抵抗があると思いますけど、その辺も含めて、地代が670万円かかっているのを含めた中で考えていただければと思います。  以前、バス使う人が駐車場使うとかっていう話もあったんです。東京行きのバスの人が置かしてもらっているとかって話あったんで、使い勝手いいような地代670万円が高過ぎるよと言われないようなことを考えていただければと思います。  次に、もう1ついいですか。もう1つ、これも前から言っているんですけど、土地自体はたいしたことないんです。小学校が165万円、中学校が319万円の借地料を払っている。それを市内、至るところに小中学校あって、1カ所、1カ所を見れば幾らでもないと思うんですけど、今後、統廃合になって跡地利用というのも、総務部のほうと公共施設の再配置の中でいろんな話出ているんですけど、今後学校がどういうふうになるかわからないんですけど。その辺の借地料というのはどういうふうに、今後、統廃合が進んだ中でこの借地料というのはどうなるか。これも事前に言ってなかったんで、お答えが難しかったら結構なんですけど、中学校で市内5校がある中で319万円の地代を払っている。小学校は165万円の借地料を払っているということで、今後どのような統廃合によって、変わるかっていうのを、もし答えられればでいいです。難しい問題なんで、答えられなかったら、また内部で調整していただいてからも結構なんで、いかがでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 教育総務課長、鶴岡正義君。 ◎教育総務課長(鶴岡正義君) お答えします。小中学校の借地料につきましては、今後閉校を迎える学校、また存続する学校等に借地している部分がございます。閉校を予定している学校につきましては、今後の公共施設の再配置計画、こちらのほうで方針を決めていかないと、それを購入するべきなのか、解体して返還するべきかというところの判断が難しいと思われますので、そちらのほうと並行した中で検討させていただければというふうに考えてございます。 ○委員長(福原敏夫君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 市民会館の話も、今、小中学校の話もしました。ほとんど今、借地料というのが減ってきているんですけど、今言った部分がちょっと大きく借地料で出ていますので、一番いいのは買い取っちゃうのが一番いいんですけど。将来使えるんなら、その辺も含めまして御検討いただくということで答え結構です。ありがとうございました。 ○委員長(福原敏夫君) 松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) 今、市民会館の旧第二庁舎の解体ということでもって、来年度解体が始まります。そうしますと、そこに解体のためにいろいろと工事者が入り、市民会館のほうから利用している方たちに対して、なるべく車で乗り合わせてくださいということで、そういう通知が回っているんです。それで、代替の駐車場を設けるということは、ないんですか。この予算の中には入ってないようです。 ○委員長(福原敏夫君) 公民館長、渡邉房男君。 ◎公民館長(渡邉房男君) 代替の駐車場は考えておりません。今、職員が日常駐車しているところがございます。職員につきましては、駅のほうの市の駐車場に置くように話をしております。ですから、15台ぐらいは確保できるという考えでございます。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) もう1つ、文化財のこと。193ページ、三柱神社のことなんですけど、私そこで質問しようと思ったんですけど、新しく100万円入りましたよね。補助金が。これは、どこまで続くんですか。補助金はいつまで続くんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 生涯学習課長、岩名生麿君。 ◎生涯学習課長(岩名生麿君) 今回の改修工事につきましては、8年ほど予定されております。 ◆委員(松原和江君) 8年間。 ◎生涯学習課長(岩名生麿君) を予定しております。 ○委員長(福原敏夫君) 質問は100万円がどこまで続くかという質問ですけれども、よろしいですか。今、100万円が計上されましたけれども、以後、何年これが続くのかという質問だと思いますけれども。そういうことで。 ◆委員(松原和江君) そうです。 ◎生涯学習課長(岩名生麿君) 事業としたしましては、8年ほど継続いたします。補助金につきましては、単年度で考えています。 ○委員長(福原敏夫君) 松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) そうしますと、来年も100万円、8年間100万円、800万円ということで考えていいですか。 ○委員長(福原敏夫君) 生涯学習課長、岩名生麿君。 ◎生涯学習課長(岩名生麿君) 単年度ごとに考えていきたいと考えております。 ○委員長(福原敏夫君) 松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) ということは、来年度は幾らになるかわからないということですね。 ○委員長(福原敏夫君) 生涯学習課長、岩名生麿君。 ◎生涯学習課長(岩名生麿君) 来年度につきましても、工事費が幾らであるかもわかりませんので、先ほど説明いたしましたとおり、工事費の2分の1以内というようなことになっておりますので、来年度の金額については未定でございます。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 今の質問に対して、先ほど、平野委員のほうが復旧費の総額が1億円ぐらいという話をお聞きしたと思うのですが、工事費の2分の1ということは、最大でもし1億円かかって8年間のうちにやった場合には、5,000万円まで市が出す考え方というのはあるんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 生涯学習課長、岩名生麿君。 ◎生涯学習課長(岩名生麿君) 工事費につきましては、改修の工事費についてということでございます。改修の工事費なんですけども、県のほうからも補助金がございますので、その補助金を引いた額の2分の1以内というようなことになります。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。ほかに御質疑ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(福原敏夫君) ほかに質疑もないようでございますので、9款、10款、12款から14款までに対する質疑を終了いたします。  以上で、歳出にかかる質疑を終了いたします。  ここで説明員入れかえのため暫時休憩をいたします。                 午後3時05分 休憩           ────────────────────────                 午後3時12分 開議 ○委員長(福原敏夫君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  これより審査区分表5ページ、議案第15号の総体的な質疑をお受けいたします。ここでは、今まで、歳入、歳出と各款ごとに質疑をいただきましたので、本議案に関する総体的な質疑とさせていただきます。御質疑ございますでしょうか。平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) 平成30年度予算編成に関しましては、平成29年度予算編成に引き続き、1件ずつの査定で積み上げる。そういった方式を取ったと思います。平成29年度に関しては、高橋市長就任後、初の予算編成だったんで、ある意味、全てをゼロベースで考えて1件ずつ積み上げる査定方式で、そのとおりだろうなというふうに思ってたんです。  質問したいのは、ことしも引き続き1件ずつの査定方式にした理由ですね。これを平成27、平成28年度で採用した枠配分方式ありますけれども、その違いと合わせて、今回の編成のその理由を教えていただきたいと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 財政課長、石川富博君。 ◎財政課長(石川富博君) お答えいたします。  委員おっしゃるとおり、平成29年度の予算要求から事業シートを活用し、各担当課で各事業の総点検を行った上での予算要求としたところでございます。これは、PDCAサイクルを確実に実行するために1件査定としてございます。  1件査定のメリットでございますけれども、枠配分においては、部の中で、この部分についてはうちの部の予算だからということで、いわゆる、聖域化されてしまう部分がありましたけれども、これについて、全事業について、詳細に財政課のほうで踏み込んだ査定を行うことができる点だというふうに考えてございます。また、デメリットといたしましては、査定に非常に時間がかかるという点がございます。  今後は、3月6日に、平成28年度決算にかかる全事業シートを公開をしました。この情報公開等にも積極的に取り組みながら、効率的かつ効果的な予算編成について、さらに、研究、検討してまいりたいというふうに考えてございます。 ○委員長(福原敏夫君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) ありがとうございます。当然、これ、よしあしあるんで、どっちがいいとか、悪いとか、そういうふうなことは言うつもりはないです。その時の富津市の状況によっても査定方式というのは、当然、違ってきて当たり前だと思ってます。  ただ、枠配分の時に感じたのが、これ、予算編成だけじゃなくて人間ってふしぎなもんで、追い込まれると、何か、やっぱり、知恵を出さなきゃいけない。やっぱり、考える部分があると思うんですね。枠配分が初めて採用された時に、岩本議員の一般質問だったと思うんですけども、当時の水道部に対する質問で、どういう部分を工夫したのかっていう部分で、水道部が工夫した部分を質問から導き出してたんですけれども、そういった部分が生まれやすいのは枠配分なのかなっていうふうに思います。  当時も、各部局長さんたちが経営者的な視点で予算決めをしなさいっていうふうな形で編成が成り立ったと思います。先ほど言ったように、当然、よしあしで、また、その時の富津市の状態にもかかわってくる問題なんで、今回に対してはどうこう言うつもりはないですけども、今後も健全な状態が維持ができるように編成に臨んでいただきたいと思います。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。渡辺 務委員。 ◆委員(渡辺務君) 今のに関連するんですけど、これは、ぜひ、副市長に伺いたいんですけども、私がここで伺いたいのは人事管理です。人件費も含めてなんですけども、今、国会でも生産性向上とか、働き方改革って言っている。議論、盛んにされていると思うんですけど、その中で、この間、一般質問で、諸岡議員の質問の中であったんですけど、要は、人件費、人員管理計画で、ちょっと見直しがあって、結果、人件費もふえるんですけど、私、その人件費だめだとか、何とか言うんじゃないんです。  ほんとに困ってて、ほんと大変なんだろうって思うんですけども、それって、やっぱり、会社ではそうなんだけど、民間でもそうなんだけど、担当者に人足りてるかって、もっと暇だろうって言うと、絶対足りないですって言うんですよね。100人居たら100人ぐらいは、105人ぐらいは足らないって言うと思うんですよね。  それって、やっぱり、どっかで、きちんと、ほんとに足らないのか、ほんとに大変なのかっていうのは検証しなきゃいけない部分があると思うんですよね。そのへんの人事管理っていうのをわかりやすくできていかないと、なかなか、無尽蔵にっていうか、青天井でふえていっちゃうような可能性があるんじゃないかっていうところをちょっと心配になったんですよね。  諸岡議員の質問の中で、平均の残業時間が15時間かな。ですよね。月15時間、1人っていうのが平均だっていうんで、多いとこは48時間かなっていうことで、じゃ、それって、果たして、定数を上げるっていうこと、ふやすっていうことの正当な口実として、なかなか、私、ちょっと弱いんじゃないかなって思っているんです、正直なところ。  例えば、精神的な、心身の故障って言ったかな、一般質問で。答弁であったと思うんですけど。それとか、よく言われるワークライフバランスとかってあると思うんですけど、そのへん含めて、人事管理についてどういう方針をもって臨んでるのかということを、改めて、お話いただければなと思うんですけども。 ○委員長(福原敏夫君) 副市長、小泉義行君。 ◎副市長(小泉義行君) 私に聞かれたということは、前の定員適正化計画の時に、私が担当させてもらって、420人、最終目標だということでやっていたものを、今年度、上方修正をさせていただいたということも絡んでいるかと思います。  ただ、非常に難しい問題だと思います。420人にした時も、非常に、一番の論議、私が記憶しているのは、事務量をどうやって見るんだというのが一番の論点だったと思います。人件費比率と、よく言う言葉を使いますけども、人件費比率というのは、非常に数字のマジックであって、これが、例えば、収入がふえて、パイがふえれば人件費、同じ、例えば、30億、40億でも小さくなってきます、率とすれば。これが、また、歳入が減ってくれば、全体のパイが減ってくれば、分母が減りますんで、人件比率が上がってくると、こういうマジックがあります。  ただ、今、議員はそういう人件費比率を問題にしているわけではないと思いますんで、時間外での、仮に、時間外の話をとっても、事実、今、電算化ですから、誰がどのぐらい年間やっている、月に取っているって全部出ます。で、今、言われたことも事実ですね。5時間のとこもあれば、月30時間もやっているとこもあるということの中で、事務量が、じゃ、絶対数がその課で多いのか。また、その人が多いのかというのも非常に問題になってくると思います。また、その人の能力も問題になってくると思います。いろんな要素が重なり合いまして、その人が時間が多いだとか、少ないだとか。  これも、また、核に戻りますけども、私が総務部長時代に、機構改革もやらせていただきました。これは、課、部を統合してコンパクトにすることによって、1つの仕事を、1年中ずっと忙しいっていう仕事はあるものもありますけども、時期を通じて、これは、まだ、手つけなくてもいいっていうな時に、2人でこの仕事をやれば早く終わるよとかいうことで、課をまとめたほうがそういう動きができるんだろうというもとに機構改革もやってきましたし、また、盛んに私も言わしていただいているのは、やめる仕事もつくらなきゃいけないでしょうと。同じことをやって、新しいものがどんどん下りてくれば、それだけ、また、仕事もふえますんで、人間がかわらない中で仕事ふえれば、また、残業もふえるしということも、いろいろなこともあります。  人事管理というのは、先ほども申しましたように、人の能力もありますし、仕事の量をどうやって自分でこなすかということもありますし、それを、また、時間外、後づけで上司が決裁するんではなくて、今、機械化ですから事前にちゃんともらって、どういう仕事をきょうやりますから許可をくださいということをちゃんと確立してくださいということもやってます。  以前、時間外手当というのは各課に割り振られたんですが、今、総務のほうで一括管理をして、なるべく。これはなるべくという言葉使いますけど、なるべく平等にいくような形で配分をしているつもりなんですが、どうしても例にとれば、社会福祉のほう、生保の担当をすれば、昼間、ケースワーカー外へ出てますんで、その該当者と昼間やっているものを、今度、帰ってきて5時以降にまとめるような形になるんで、物理的に時間外が発生してしまうことも、これはしょうがないものであって、ただ、そういう話を、ヒアリングをされる中で、私が考え方として、今、臨時を使わしてもらっているんで、ヒアリングは頭の中へ全部返ってくるわけじゃなくてメモをしてくるでしょうから、そのまとめを正職じゃなくて臨時の職員にやってもらえば、それだけのパイが、今度、違うほうにいくんじゃないのという話もしたんですが、どうしても熱心な職員、真面目ですから、じかにやってきたものを自分で起こしたほうがよりその人のためになるとか、生きた報告書になるなんていうことも、それも一つかなとは思いますけども、部署によって時間外が多い所、少ない所。  人事管理ということですから、そういう部署にずっと5年も10年もそういうことを置くんではなくて、ジョブローテーションで忙しい所へ行ったら、今度は違う所にもっていくとかっていう管理をして、その人の心の故障って言いますかね。そういうものが発生しないようにみてやるっていうのも人事管理の一つだと思います。  一番重要なのは、今ある仕事。また、これを一緒にできる、課が違っても一緒にできるものは一緒にする。やらなくなる仕事もふやしていくっていうのが非常に重要だと思ってます。答えになっているかわかりませんけども、非常に個人差もありますし、そういう面では、職員全員見ていかなきゃいけないなと個人的は思ってます。 ○委員長(福原敏夫君) 渡辺 務委員。 ◆委員(渡辺務君) 今のお話、大部分が事務量の偏在化っていう話だと思うんですよね。  一つには、それを開示するのは、今、平野英男議員のおっしゃったように、包括的な予算配分というのは必要かなと。その課内でやりくりするというのは必要なのかなというふうに、一つの手段としてあるのかなって思いますが、この質問が出たんで、お話させていただいたんですけども、あと、能力に関して個人差があるっていうのは、もちろん、それはそうだと思うんですよね。  これって、いろんな所で、今回の一般質問の予算でも出てたけど、ICT化とかで効率化させようとかっていうことをやっていくんですけども、その中で、県とか、国から移管されてくる仕事がどんどんふえてきて、仕事量、事務量がふえているっていうのは、確かに、事実だと思うんですよね。  私も、会議なんかで、夜遅く市役所に行くと、1階のあっちの所とこっちの所がいつまでもいつまでも電気ついてたり、仕事帰ってくると、夜、夜中に、4階で電気がついてたりというのがあって、大変だっていうのはわかるんで、それを、そんなのだめだって言うつもり全くないんですけどね。例えば、マニュアルをつくるっていうのをうまくICTを使うんだったら、そのへんをうまく使ったらどうかっていうのは、一つの提案です。  例えば、私、この間、フェイスブックにも載せたんですけど、キッチンに水栓がついているんですよ。それをとっかえろって、うちの奥さん、厳しい人なんで言われるんですけど、水道屋さん頼めば簡単なんですけど、自分で水栓つけるにはどうしたらいいかなって言うと、ユーチューブ見るとやり方出ているんですよね。マニュアルが入っている。例えば、ほかのところでも、エアコンの外し方とか、何のやり方って、ちょっとユーチューブとか、クックパッドとか、そんなの見ると、すぐやり方、簡単に、誰でもできるようなやり方が出ている。  これ、一般の企業とか、例えば、行政の仕事でも使えないかなと思って、あ、これ、すごいいいこと考えたなと思って調べたら、ある企業はもうやっているんですよね。マニュアルをつくる、作成する会社っていうのがあるんですよね。そんなのを利用して、要は、今までやっていたのを、担当者がかわったらゼロから教えるとか、そんな、自分だって移動してんだから、そんな教える暇ないよっていうところあると思うんですよ。  それを、紙で書いたマニュアルじゃなくて、動画とか、そういうもので簡単に、誰でも見れるようなマニュアルっていうのをつくっておくと、それで作業を効率化する。それこそ、生産性革命の一翼を担えるんじゃないかなって、私は思うんですよね。そういう具体的な施策っていうのを見ていくっていうのが必要なんじゃないかなって思います。  同じことを、担当職員がかわっちゃうと、また、一から教える。マニュアル残しているんだけど、紙で書いたマニュアルなんか誰も見ない。見てもわからないっていう話になるんであれば、そういうことも、ちょっとお金かかるかもしれないけども、やってもいいんじゃないかなっていうふうに思ってます。これは、まさに、生産性の向上じゃないかなと思うんですよね。  それと、働き方改革で、この定員適正化計画の中の理由の一つとして、心身の故障でっていうことがあったんですけども、じゃ、その心身の故障した人が残業ゼロなら故障しないかとか、人をふやしたら解決できるかっていうと、必ずしもそうじゃない部分ってあると思うんですよね。そのへんも、もう少し踏み込んで考えるべきじゃないかなって思います。  心身の故障、一番の問題は、私、この働き方改革、生産性向上って、一番の問題は、それぞれの人たちの、この間、一般質問でも言ったんですけど、自己実現をいかに可能にするかっていうことだと、私は思っているんですよ。やる気を出したり、これを何とかやってみようっていう自己実現をしたりっていうことを、職員がいかにしてわかってもらうか。持ってもらうかっていうことを、みんな持つべきだと思うんですけど、そのへんに関しては副市長、どうお考えですか。 ○委員長(福原敏夫君) 副市長、小泉義行君。 ◎副市長(小泉義行君) 非常に有効な意見だと思います。また、マニュアルに関しても、これ、渡辺議員のブログで拝見したんですけども、ちゃんとしたマニュアルがあって、これ、つくっても、ちょっとしたミスで、きょう、無駄になっちゃったなあなんていうのが書かれてた時があったと思うんですけども、非常に、こういう人間の生理的な1日全部、朝から晩まで緊張していろというのも非常に難しい話であって、体調のいい日、悪い日もありますけども、そういうものを加味した中で自分をコントロールできるっていうのが非常重要だし、難しいと思います。  また、心身の故障だけではなくて、人員っていうのは、やはり、今、非常に、うちのほうでも力を入れている子育てと、子供さんができるとか、そういう人数の関係もありますし、一番は、やはり、その人のモチベーションを上げるっていうのが非常に課題かなと思ってます。モチベーションっていうのはやりがいですね。そういう点はお金だけじゃないと思いますけども、そういう面をよく見てやるとか。これ、この前、こういうことがあったよねとかっていうのを、高橋市長はそういうのを、非常に見せてますんで、ちょっと声かけることでも違うと思いますし、富津市の職員、よくなったよねって言ってもらえる。自然に言ってもらえるようなことにしようよって、皆で声はかけてますけども、非常に、渡辺議員の質問難しいんで、私のが答えになるかわかりませんけども、一人一人の意識っていうのをもっと上げていけば、到達点までは行くかわかりませんけども、もっとよくなるかなとは思ってます。 ○委員長(福原敏夫君) 渡辺 務委員。 ◆委員(渡辺務君) 長くなっちゃって申しわけないんですけど、目標設定と、私、報賞というのは一つの方法だと思うんですよね。これをやったら御褒美もらえるじゃないけども、目標達成したら達成感で一生懸命働くとか、そういう具体的なことを取り組んでいったらどうかなっていうふうに思います。  まさに、それをやるのは担当の係長でも、課長でも、部長でもなくて、私はやっぱり前に座ってらっしゃる3役の皆さんが率先してやらなければいけないことなんじゃないかなって思います。人事管理、労務管理ですよね。大貫中学校のPTA会報につちかいっていうのがあるんですけど、最新号に載ってたんですけどね。これ、楽天の藤平尚真に教わった言葉なんですけど、目標はその日その日を支配するっていう言葉なんですよ。目標を立てると、それに向かってやるために、その日その日が支配されるっていう。これは、横浜高校の野球部のスローガンらしいんですけども。だから、ああいう高校はすごい学校になっているんだなと思うんですけどね。  要は、そういうのって、個々人の働き方改革の中で、上に立つ人たちが意識させるもんなんじゃないかなっていうふうに思ってます。人材確保ってすごく重要で、この間も1.26の有効求人倍率で、このへんのハローワークの圏内は1.36っていうことで、需給関係、大変、逼迫している中で、優秀な人材とか取り合いなんですよね。その中で、正直言って、市役所にいい人材、どんどん取られちゃうと、その下まで人材が回ってこないっていうやっかみもあるんですよ。
     そのへんをうまく使って、やめない方法とか、心身が故障しない方法っていうのを考えて、今居る職員も有効にきっちり働いてもらうっていうことをどう考えるかっていうこともやっていただければなっていうふうに思います。ぜひ、お考えいただければと思います。要望です。 ○委員長(福原敏夫君) ほかに御質疑ございます。猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 私は、当初予算のほうを、今回、見させていただいて、いろいろ、最初の要求から査定。一次査定、最終査定見させていただいたんですが、その中で、やはり、今回、見させていただいて、市税が最終査定のところで上がっているというところと、あとは、基金を、最初4,000万円程度だったものを1億7,000万円ということで1億3,000万円ほど上げて、何とか予算を173億でもたせているというところが見受けられます。  一方、市債のほうは196億円の最初の当初予算。当初要求に対して175億円っていうところで下げているんで、そこは非常に評価できるところなんですが、一方で、歳出のほうを見ますと、もともと183億円あったものが10億円削って173億円にしたということで、要求額1,000万円以上の事業のところを見ますと、中期財政計画に載っていなかった天神山コミュニティーセンターも1,150万円ほど要求していたのに対して450万円とか。また、青堀保育園の整備事業交付金なんかについては1,200万円ほどほしいということで上がってたんですが、最終的には0になってしまっているところを見ますと、いろいろ事業があと送りになっているところも見受けられます。  そこで、やっぱり、非常に大事になってくるのが、基金につきましては、今回、1億7,000万円ほど取り崩してしまうということはあとどれくらい残っているのか。また、債務負担行為もこちら載せていますが、平成30年度以降、水道については、この前、質問したとおりわかっているんですが、それ以外のところが、債務負担行為に年間どれくらいかかっていくのか。また、地方債については、今回、庁舎の償還が終わったという御報告はいただきましたが、それ以外のもので地方債を発行しているものがどれくらいあって、それぞれが何年でこれが終わるのかっていうものが、やはり、この予算の中でもわかるようにしていただきたいなというふうに思います。  当年度は、何とか173億円っていうところで数字をそろえていろいろ事業やるということですが、その先も見据えますと、そういったところも、今後、いろいろ、御確認させていただきたいと思いますので、また、来年度等については、そういうところも御検討いただければと思います。 ○委員長(福原敏夫君) ほかに御質疑ございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(福原敏夫君) ほかに質疑もないようですので、質疑を終結し討論に入ります。反対討論はございますか。松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) 私、この一般会計の予算に対して反対討論させていただきます。この予算の中には、私、いつも言っているんですけれども、市民の暮らしを守るさまざまなことが入っていることはもう重々承知です。その上で、今、バスストップのことについては、私は非常に懸念を持っております。  なぜかと申しますと、富津市の財政危機のさなかに、館山道4車線化に合わせて、富津市南部の活性化と人口の流出をとめることを目的にして進めてきたのが、(仮称)浅間山バスストップの建設です。バスストップと駐車場建設だけでは、国の補助金の率が少ないと言って、市道浅間山線を抱き合わせました。今回は、市道浅間山線の予算は一切入っておりません。  この2018年度、平成30年度予算で、浅間山バスストップは完成の予定ですが、バスストップまで行く公共交通の予算は一切計上されておりません。本当に、市が南部の活性化を目指すと言ってこのバスストップを進めたならば、なぜ、バスストップまでの公共交通を市の裁量で実現させることができなかったのか。本年の予算でぜひ実現させるべきではなかったかと思います。市民は、富津市地域公共交通網形成計画が決まれば、何らかの新しい公共交通網が示されるとみんな期待していました。市民は、一刻も早く、自分の意思で気軽に移動できる交通手段を求めております。しかし、この予算にはそれがありません。  市が進めようとした施策には、市債を発行してでも実現しているじゃないんですか。それなのに、何で公共交通を、せめてバスストップまで。市民の足を守るために、なぜ、ここの中に公共交通の予算がわずかな。先ほども言ったように、わずかな金額ですね。それは、とても信じがたいことです。一番、移動に困難な高齢者の足を確保する予算が、わずか、地域懇談会の実施への委託のほんのわずかな金額です。わかりません、その金額は。とても残念です。  そして、子育てしやすいまち日本一。これはどこの市でも掲げている問題です。富津市でも、ほんとに少しずつ進んできたこと。それは、ほんとにいいことだと思っております。今までなかったことがいろいろと進められております。しかし、学校給食の補助とか、困っている人たちの子供たちの就学援助の拡充とか、義務教育に対する負担軽減の予算がないんです。  もう一つは、農業の問題です。富津市は、自然災害も少なく、温暖な気候に恵まれ、身近に大消費地がある地の利を生かして農業の育成を進めることをまちづくりの基本にしてほしいと思います。しかし、この予算の中には、有害鳥獣による被害防止策の予算はふえましたけれども、それも、県の農業振興策に沿ったもの。全て県の農業振興策に沿ったもので、富津市として、富津市の農業をこうするんだっていう農業振興策はないんです。そのことに対して、私はとても不安に思っております。 ○委員長(福原敏夫君) あとは、反対討論ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(福原敏夫君) 次に、賛成討論はございますか。平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) 私は、賛成の立場から討論させていただきたいと思います。  この平成30年度の予算案に関しましては、前年と比較すると、4億9,000万円増の173億円で予算編成されてますけれども、数年間に、ひところ不安視された財政行動の不安定さですね。そういった部分も、経営改革の成果が出て非常に改善されています。この予算案を見ても、健全経営の、私の中では3本柱としている弾力性であったり、持続性、自主性。そういったものが健全に確保されている予算案になっているかなと判断しています。  もちろん、今後、市民の皆さんの生活の利便性向上を考えた時に、まだまだ努力していかなければいけない箇所というのはあるかもしれません。ただ、この予算案を、全体を俯瞰して見た時に、おおむね、市民の皆さんの生活に寄り添った、及第点を与えるには十分な予算編成となっていることが見受けられます。なので、私は本予算案に対して賛成させていただきたいと思います。 ○委員長(福原敏夫君) ほかに討論ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(福原敏夫君) ほかに討論もないようでございますので、討論を終結し、直ちに採決を行います。議案第15号を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○委員長(福原敏夫君) 起立多数であります。よって、議案第15号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  本来では、そこで説明委員の入れかえがございますけども、ちょっとここで暫時休憩をさせていただきます。                 午後3時45分 休憩           ────────────────────────                 午後3時46分 開議 ○委員長(福原敏夫君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きたいと思います。           ────────────────────────                    散     会 ○委員長(福原敏夫君) それでは、私に一任されましたので、以上をもちまして、本日の日程を終了といたします。次の予算審査特別委員会は3月13日、あす午前10時から。本日の続き、議案第16号 国民健康保険事業特別会計予算から会議を再開いたしますので、念のため申し添えます。本日はこれにて散会といたします。お疲れさまでございました。                 午後3時46分 散会  上記会議の概要を記載し事実と相違ないことを証するためにここに署名する。    平成  年  月  日              予算審査特別委員会委員長 福 原 敏 夫...