富津市議会 2017-08-30
平成29年 9月定例会−08月30日-01号
平成29年 9月
定例会−08月30日-01号平成29年 9月
定例会
平成29年8月招集
富津市議会定例会会議録(第1号)
議 事 日 程
平成29年8月30日(水) 午前10時開会
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2 会期の決定
日程第3 議案第1号から議案第18号及び報告第1号から報告第5号
(
提案理由の説明)
〇本日の会議に付した事件
1.開 会
1.開 議
1.市長の
あいさつ及び報告
1.議長の報告
1.
会議録署名議員の指名
1.会期の決定
お諮りいたします。会期につきましては、
議会運営委員会の決定のとおり、本日8月30日から9月28日までの30日間とし、お手元に配付してございます
会期日程表に従い、休会とする日も含め、とり行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平野明彦君) 御異議なしと認め、さよう決定させていただきます。
なお、9月6日、7日の両日については、
開議時刻を午前9時30分といたします。
また、7日、
一般質問終了後に
議案等質疑、
委員会付託及び
決算審査特別委員会の設置並びに付託をあわせて行います。
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議案等の上程
○議長(
平野明彦君) 日程第3、議案第1号から議案第18号まで及び報告第1号から報告第5号までを
一括議題といたします。
ただいま議題といたしました
議案等には、お手元に配付したございます
議案等一覧表のとおりでございますので、朗読については省略させていただきます。
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市長の
提案理由の説明
○議長(
平野明彦君) ただいま議題となっております
議案等につきまして、
提案理由の説明を求めます。市長、
高橋恭市君。
〔市長
高橋恭市君登壇〕
◎市長(
高橋恭市君) ただいま提案いたしました議案第1号から議案第18号までの
提案理由並びに報告第1号から報告第5号までの
報告理由について一括して説明をいたします。
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(議案第1号) 富津市
一般職の
任期付職員の
採用等に関する条例の制定について
◎市長(
高橋恭市君) 議案第1号 富津市
一般職の
任期付職員の
採用等に関する条例の制定については、専門的な
知識経験等が必要とされる業務、一定の期間内に終了することが見込まれる
業務等において、期間を限って必要な人材を
任期付職員として採用できるよう、
地方公共団体の
一般職の
任期付職員の採用に関する法律及び
地方公務員法の規定に基づき、職員の任期を定めた採用及び任期を定めて採用された職員の給与の特例に関し必要な事項を定めるため、条例を制定するものであります。
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(議案第2号) 富津市健全な
財政運営に関する条例の制定について
◎市長(
高橋恭市君) 議案第2号 富津市健全な
財政運営に関する条例の制定については、将来にわたり持続可能な
行政経営の実現に向け、市の
財政運営に関し、
基本理念及び基本となる事項を定めることにより、
財政規律の維持及び向上を図り、もって健全な
財政運営に資するため、条例を制定するものであります。
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(議案第3号) 富津市職員の再任用に関する条例の一部を改正する条例の制定について
◎市長(
高橋恭市君) 議案第3号 富津市職員の再任用に関する条例の一部を改正する条例の制定については、
定年退職等をした職員について、年金の支給が開始されるまでの間の雇用を確保するとともに、
当該職員が培った知識及び経験を有効に活用できるよう、再
任用職員における
任用年齢の制限の
見直し等を行うため、条例の一部を改正するものであります。
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(議案第4号) 富津市
税条例等の一部を改正する条例の制定について
◎市長(
高橋恭市君) 議案第4号 富津市
税条例等の一部を改正する条例の制定については、
社会保障の
安定財源の
確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための
地方税法及び
地方交付税法の一部を改正する
法律等の一部を改正する法律が施行されること等に伴い、
法人市民税法人税割の税率の引下げ、
軽自動車税環境性能割の
創設等を行うため、条例の一部を改正するものであります。
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(議案第5号)
富津市営土地改良事業の経費の
賦課徴収に関する条例の一部を改正する条例の制定について
◎市長(
高橋恭市君) 議案第5号
富津市営土地改良事業の経費の
賦課徴収に関する条例の一部を改正する条例の制定については、
土地改良法等の一部を改正する法律が施行されること等に伴い、関連する条文の
整備等をするため、条例の一部を改正するものであります。
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(議案第6号) 訴訟上の和解について
◎市長(
高橋恭市君) 議案第6号 訴訟上の和解については、平成27年(ワ)第184
号建物明渡等請求事件について、
千葉地方裁判所木更津支部から
和解勧告がなされ、
和解条項案が示されたこと並びに和解により原告及び被告との間の紛争が早期に解決することを踏まえ、本事件について訴訟上の和解をするものであります。
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(議案第7号) 千葉県
市町村総合事務組合の
共同処理する事務の変更及び千葉県
市町村総合事務組合規約の一部を改正する規約の制定に関する協議について
◎市長(
高橋恭市君) 議案第7号 千葉県
市町村総合事務組合の
共同処理する事務の変更及び千葉県
市町村総合事務組合規約の一部を改正する規約の制定に関する協議については、千葉県
町村会に委託している
軽自動車税の
賦課徴収に関する申告書の
受付事務について、平成30年4月1日から千葉県
市町村総合事務組合で
共同処理ができるよう、千葉県
市町村総合事務組合の
共同処理する事務の変更及び千葉県
市町村総合事務組合規約の一部を改正する規約の制定をするため、
地方自治法第286条第1項の規定により
関係地方公共団体と協議するに当たり、同法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。
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(議案第8号) 平成29年度富津市
一般会計補正予算(第2号)について
(議案第9号) 平成29年度富津市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について
(議案第10号) 平成29年度富津市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について
(議案第11号) 平成29年度富津市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について
(議案第12号) 平成29年度富津市
水道事業会計補正予算(第1号)について
◎市長(
高橋恭市君) 議案第8号から議案第12号までは、平成29年度の
補正予算であります。
議案第8号 平成29年度富津市
一般会計補正予算(第2号)については、既定の
歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億2,163万7,000円を追加するもので、補正の主な内容は、
地域介護・
福祉空間整備事業、
私立保育園運営事業、
水産振興事業などに係る経費及びこれらに関連する歳入を計上するとともに
人事異動に伴う
人件費補正をするほか、
債務負担行為の補正をするものであります。
議案第9号 平成29年度富津市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)については、既定の
歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,597万2,000円を追加するもので、補正の主な内容は、平成28年度決算の確定に伴い、歳入では繰越金などを、歳出では
国庫負担金返還金、
県負担金返還金などを増額するとともに、
人事異動に伴う
人件費補正をするものであります。
議案第10号 平成29年度富津市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)については、既定の
歳入歳出予算の総額にそれぞれ153万4,000円を追加するもので、補正の主な内容は、平成28年度決算の確定に伴い、歳入では繰越金などを、歳出では
後期高齢者医療広域連合納付金を増額するとともに、
人事異動に伴う
人件費補正をするものであります。
議案第11号 平成29年度富津市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)については、既定の
歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億4,267万4,000円を追加するもので、補正の主な内容は、平成28年度決算の確定に伴い、歳入では繰越金などを、歳出では
介護保険給付費準備基金積立金、
国庫負担金返還金などを増額するとともに、
人事異動に伴う
人件費補正をするものであります。
議案第12号 平成29年度富津市
水道事業会計補正予算(第1号)については、
収益的支出に292万9,000円を追加し、
資本的支出に9,521万4,000円を追加するもので、補正の主な内容は、
人事異動に伴う
人件費の補正及び
拡張工事費の増額に伴う
資本的収入及び支出の補正をするものであります。
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(議案第13号) 平成28年度富津市
一般会計歳入歳出決算の認定について
(議案第14号) 平成28年度富津市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について
(議案第15号) 平成28年度富津市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について
(議案第16号) 平成28年度富津市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について
(議案第17号) 平成28年度富津市
水道事業会計決算の認定について
(議案第18号) 平成28年度富津市
温泉供給事業特別会計決算の認定について
◎市長(
高橋恭市君) 議案第13号から議案第18号までは、平成28年度決算の認定であります。
議案第13号 平成28年度富津市
一般会計歳入歳出決算の認定について、議案第14号 平成28年度富津市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第15号 平成28年度富津市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について及び議案第16号 平成28年度富津市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定については、
地方自治法第233条第3項の規定により、議案第17号 平成28年度富津市
水道事業会計決算の認定について及び議案第18号 平成28年度富津市
温泉供給事業特別会計決算の認定については、
地方公営企業法第30条第4項の規定により、
監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものであります。
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(報告第1号) 平成28年度決算に基づく富津市
健全化判断比率及び富津市
資金不足比率の報告について
◎市長(
高橋恭市君) 報告第1号 平成28年度決算に基づく富津市
健全化判断比率及び富津市
資金不足比率の報告については、
地方公共団体の財政の
健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、平成28年度決算に基づく富津市
健全化判断比率及び富津市
資金不足比率を
監査委員の意見をつけて議会に報告するものであります。
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(報告第2号)
専決処分の報告について
(報告第3号)
専決処分の報告について
◎市長(
高橋恭市君) 報告第2号及び報告第3号の
専決処分の報告については、道路の
瑕疵等により発生した事故による
損害賠償の額を定めること及び和解について、
地方自治法第180条第1項の規定により
専決処分をしたので、同条第2項の規定により議会に報告するものであります。
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(報告第4号)
専決処分の報告について
(報告第5号)
専決処分の報告について
◎市長(
高橋恭市君) 報告第4号及び報告第5号の
専決処分の報告については、
車両事故による
損害賠償の額を定めること及び和解について、
地方自治法第180条第1項の規定により
専決処分をしたので、同条第2項の規定により議会に報告するものであります。
以上、議案第1号から議案第18号までの
提案理由並びに報告第1号から報告第5号までの
報告理由の説明といたします。
なお、議案第1号、議案第2号、議案第8号及び議案第13号から議案第17号までにつきましては、
担当部長から
補足説明をいたさせます。
十分御審議の上、
原案どおり御可決及び御認定賜りますようお願い申し上げます。
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補 足 説 明
○議長(
平野明彦君) 続いて、
補足説明に入ります。
初めに、議案第1号及び議案第8号並びに議案第13号について
補足説明を求めます。
総務部長、
白石久雄君。
〔
総務部長 白石久雄君登壇〕
◎
総務部長(
白石久雄君) それでは、議案第1号 富津市
一般職の
任期付職員の
採用等に関する条例の制定について説明申し上げます。
恐れ入りますが、
議案つづりの1ページをお開きください。
この条例は、専門的な知識、経験を有する者の活用や業務量の増減、
サービス提供体制の充実に対応するため、
任期付職員の採用について条例を制定しようとするものでございます。
議案つづりの2ページをお開きください。
条文ごとに説明を申し上げます。
第1条は、条例の趣旨を規定するものでございます。
第2条第1項は、高度の専門的な知識、
経験等を有する者を一定の期間活用することが特に必要な場合に任期を定めて採用できることを規定するものでございます。
同条第2項は、専門的な知識、経験を有する者を期間を限って業務に従事させることが必要な場合に、任期を定めて採用できることを規定するものでございます。
3ページをごらんください。
第3条は、一定の期間内に業務の終了が見込まれる場合や一定の期間内に業務の増加が見込まれる場合に任期を定めて採用できるとことを規定するものでございます。
第4条は、市民に直接提供される
サービスの
提供期間の延長、繁忙時における
提供体制を充実させる場合等に任期を定めて短時間
勤務職員として採用できることを規定するものでございます。
4ページをお開きください。
第5条は任期の特例を規定するもので、第3条及び第4条に規定する職員について3年以内とされている任期を特に必要な場合は5年以内とするものでございます。
なお、第2条に規定する職員の任期は5年以内でございます。
第6条は任期の更新を規定するものでございます。
第7条は、第2条第1項の規定により採用された職員である特定
任期付職員の給与の特例として、その高度な専門性や優れた見識に鑑み、他の
任期付職員とは別の給料表を設けるとともに、特に顕著な業績を上げた場合には、特定
任期付職員業績手当を支給できることを規定するものでございます。
5ページをごらんください。
第8条は、特定
任期付職員に対し、
一般職の職員の給与等に関する条例の適用除外等として、扶養手当、住居手当、管理職手当、勤勉手当等を支給せず、また、期末手当について別に支給率を定めることを規定するものでございます。
第9条につきましては、委任を規定するものでございます。
次に、付則の規定でございますが、第1項は施行期日を平成30年4月1日と規定するものであります。
6ページをお開きください。
第2項は、この条例の施行日前に採用に必要な手続を行えるよう規定するものでございます。
第3項は、
一般職の職員の給与等に関する条例について、
任期付職員の給料表を新たに設けること等、所要の改正をしようとするものでございます。
第4項は、職員の勤務時間、休暇等に関する条例について所要の改正をしようとするものでございます。
以上で、議案第1号 富津市
一般職の
任期付職員の
採用等に関する条例の制定についての説明を終わります。
次に、議案第8号 平成29年度富津市一般会計予算(第2号)について説明申し上げます。
補正予算書の2ページをごらんください。
補正予算の主な内容について説明申し上げます。
初めに、歳入ですが、12款の分担金及び負担金は38万7,000円の増額でございます。内容は、2項の負担金で、私立保育園に係る管外委託児童数の増加に伴い、保護者負担金を増額するものでございます。
14款の国庫支出金は、524万円の増額でございます。内容は、1項の国庫負担金は、私立保育園に係る管外委託児童数の増加に伴う子どものための教育・保育給付費負担金が174万6,000円、2項の国庫補助金は、マイナンバーカード等の記載事項を充実するためのシステム改修に係る
社会保障・税番号制度システム整備費補助金が60万5,000円、既存の介護施設等にスプリンクラーを設置する
事業者に対して補助を行う
地域介護・福祉空間整備推進交付金が288万9,000円でございます。
15款の県支出金は、634万6,000円の増額でございます。
内容は、1項の県負担金は、子どものための教育・保育給付費負担金が87万3,000円、2項の県補助金は、保育人材の確保及び定着を図る保育士処遇改善事業補助金が492万円、自主防災組織へ支給する資機材購入に係る地域防災力向上総合支援事業補助金が38万円、防犯パトロール用の公用車にドライブレコーダーを設置する費用に係る地域の防犯力アップ事業補助金が1万5,000円でございます。
3項の委託金は、県からの委託を受けて、認知症サポーターの資質向上を図る認知症サポーター活用促進事業委託金15万8,000円でございます。
19款の繰越金は1億966万4,000円の増額で、補正総額に必要な一般財源を計上したものでございます。
以上、歳入補正額合計1億2,163万7,000円の増額でございます。
続きまして、歳出について説明申し上げます。
3ページをごらんください。
初めに、各款各項に計上しました
人件費につきましては、4月の
人事異動に伴う、会計間、科目間の異動及び昇格等を調整する予算の組みかえと共済組合負担金等の負担率の改定に伴う増額に必要な補正額を計上するものでございます。
各款の補正額のうち
人件費以外の主な内容を説明申し上げます。
2款の総務費は、1,098万5,000円の増額でございます。主な内容は、1項の総務管理費で、県補助金を活用して防犯パトロール用公用車にドライブレコーダーを設置する費用が3万1,000円、2項の徴税費は、相続人がいない滞納者の財産について、当該財産の売却により滞納の解消を図るため、相続財産管理人の選任等に係る手数料などが100万5,000円、3項の戸籍住民基本台帳費は、国庫補助金を財源としてマイナンバーカード等の記載事項を充実するための住民基本台帳システム改修委託料60万5,000円を新たに計上するものでございます。
3款の民生費は、1,901万1,000円の増額でございます。主な内容は、1項の社会福祉費で、スプリンクラーを設置する市内有料老人ホームの
事業者に対して国庫補助金を財源として設置費補助を行う
地域介護・福祉空間
整備等補助金が288万9,000円、認知症養成講座を受講した認知症サポーターの資質向上を図るためのフォローアップ研修を県からの委託事業として実施する認知症サポーター活用促進事業が15万8,000円、2項の児童福祉費は、私立保育園に係る管外委託児童数が当初予算の見込みより増加したため、児童保育管外委託料を390万9,000円増額するほか、保育人材の確保及び定着を図るため、県の補助金を活用して市内の私立保育園等に勤務する保育士の月額給与の引き上げに要する経費を補助する保育士処遇改善事業補助金984万円を新たに計上するものでございます。
6款の農林水産業費は、2,204万3,000円の増額でございます。主な内容は、3項の水産業費で、魚類による食害などにより生産量が減少しているノリ生産量の増大を図るため、防御ネットを設置するかん水蓄養殖施設設置事業補助金が474万7,000円と、近年、稚貝発生量の減少などにより激減しているアサリ資源を回復するため、アサリの放流を実施する魚貝類種苗放流事業補助金1,500万円をそれぞれ事業主体である漁業協同組合へ補助するほか、市営漁港内に強風により堆積した土砂等の除去などに係る重機借上料を30万円増額するものでございます。
4ページをごらんください。
7款の商工費は、1,121万3,000円の減額でございます。主な内容は、1項の商工費で、富津岬荘の明け渡しを求める裁判に係る弁護士委託料43万2,000円を計上するものでございます。
9款の消防費は、1,880万3,000円の増額でございます。主な内容は、1項の消防費で、自主防災組織に支給する資機材を購入するもので、当初の見込みから2団体増えたことから、備品購入費76万円を増額するものでございます。なお、財源は2分の1が県補助金でございます。
10款の教育費は、3,803万3,000円の増額でございます。主な内容は、2項の小学校費で、富津小学校渡り廊下等の雨漏り修繕及び竹岡小学校の職員室などのPCB含有照明器具交換修繕が250万円、3項の中学校費は、天羽中学校及び天羽東中学校の特別教室のPCB含有照明器具交換修繕が23万円でございます。
11款の災害復旧費は、90万円の増額でございます。6月18日の降雨により、のり面が崩落した林道山中線を復旧するもので、重機借上料90万円を計上するものでございます。
5ページをごらんください。
債務負担行為の設定について、表の上段は、君津地域の水道事業統合広域化に向け、平成31年4月の新しい組織への統合を目指していることから、
債務負担行為を設定するものでございます。
平成31年度から、国の統合交付金の交付期間である平成40年度までの10年間に予定されている出資金でございます。
下段の富津岬荘和解金については、富津岬荘の建物明け渡しについての裁判を行ってきましたが、このたび、裁判所の
和解勧告に伴い、和解条項(案)に合意し、来年4月に支払い予定の和解金について
債務負担行為を設定するものです。
以上、歳出補正額合計1億2,163万7,000円の増額で、補正後の予算額を歳入歳出それぞれ169億7,772万1,000円にするものでございます。
以上で、議案第8号 平成29年度富津市
一般会計補正予算(第2号)の説明を終わります。
続きまして、議案第13号 平成28年度富津市
一般会計歳入歳出決算の認定について説明を申し上げます。
恐れ入ります。「決算に係る主要施策の成果説明書」の2ページをごらんください。
会計別決算総括表の一般会計の欄をごらんください。
平成27年度からの繰越事業を含む予算現額177億5,039万8,000円に対し、歳入決算額は170億5,326万5,561円、歳出決算額は162億946万3,549円で、歳入歳出差引額は8億4,380万2,012円でございます。
この額から平成29年度へ繰り越すべき財源として、繰越明許費の一般財源8,535万1,000円を差し引いた実質収支額は7億5,845万1,012円でございます。
予算額に対する決算額の比率は、歳入96.1%、歳出91.3%でございます。
次に、歳入の概要を説明申し上げます。4ページと5ページをごらんください。
この表は、列が歳入の款別、行が財源別の決算額でございます。下から3行目の平成28年度決算額をごらんください。
1款の市税は84億275万9,000円で、前年度比1%の増額でございます。
恐れ入りますが、14ページをごらんください。
市税の税目別決算の推移をまとめたものでございます。
表の一番右側の平成28年度の欄をごらんください。
1の市民税のうち、個人については徴収率の上昇により、法人については、一部企業の法人税割の増収に伴い、それぞれ増額となったものでございます。
2の固定資産税については、電力関係企業の大規模償却資産の経年減価により減額となったものでございます。
3の
軽自動車税は、税制改正による標準税率引き上げが行われたために増額となったものでございます。
4の市たばこ税は、課税標準となる製造たばこの本数が減少したことにより減額となったものでございます。
5の入湯税は、入湯客の減少により減額となったものでございます。
16ページをごらんください。
税目別の徴収実績をまとめたもので、下から3行目の合計の金額で申し上げます。
市税全体の徴収率は、17ページの右から2列目、現年課税分と滞納繰越分を合わせて93.2%で、27年度と比較し、1.3%の増でございます。
また、17ページの左から2列目、不納欠損額は6,480万7,000円で、平成28年度末における市税の収入未済額は5億4,698万4,000円となります。
恐れ入りますが、4ページをごらんください。
2款の地方譲与税は2億5,069万1,000円で前年度比2.5%の減額でございます。主な減額要因は、特別とん譲与税の減額によるものでございます。
3款の利子割交付金は465万3,000円で前年度比43.6%の減額でございます。
この交付金は県から交付されるもので、預貯金利子の減少により減額となったものでございます。
4款の配当割交付金は2,040万円で、前年度比32.3%の減額でございます。この交付金も同じく県から交付されるもので、上場株式などの配当に係る所得が減少したことにより減額となったものでございます。
5款の株式等譲渡所得割交付金は1,504万1,000円で、前年度比52.3%の減額でございます。この交付金も県から交付されるもので、減額の要因は、株式等の取引に係る譲渡所得が減少したことによるものでございます。
6款の地方消費税交付金は7億4,663万2,000円で前年度比12%の減額でございます。この交付金は、地方消費税に相当する額を都道府県間で清算した後、県から交付されるもので、個人消費の低迷等により減額となったものでございます。
7款のゴルフ場利用税交付金は6,735万4,000円で前年度比4.4%の増額でございます。この交付金は、市内ゴルフ場の利用者から、県が徴収したゴルフ場利用税の7割が交付されるもので、利用者の増加により増額となったものでございます。
8款の自動車取得税交付金は4,355万円で前年度比0.3%の減額でございます。この交付金は、自動車取得税の66.5%が市道の延長と面積の案分により県から交付されるものでございます。
9款の地方特例交付金は2,045万3,000円で前年度比7.3%の増額でございます。
この交付金は、個人住民税の住宅借入金等特別税額控除に係る減収分について国から交付されるものでございます。
10款の地方交付税は9億418万1,000円で前年度比0.8%の減額でございます。
主な減額要因は、交付税の算定において、基準財政需要額では、臨時財政対策債の償還費等が増加したものの、基準財政収入額では地方消費税交付金見込み額の増加等により、前年度比で微減となったものでございます。
内訳は、普通交付税6億7,468万2,000円、特別交付税2億2,949万9,000円でございます。この結果、平成28年度の単年度の財政力指数は0.915、3カ年平均では0.922となっております。
11款の交通安全対策特別交付金は464万9,000円で前年度比1.2%の減額でございます。この交付金は、道路交通法に定める反則金の収入相当額等を交通事故発生件数等の指標を用いて交付されるものでございます。
12款の分担金及び負担金は2億1,798万5,000円で前年度比4.6%の増額でございます。主な増額要因は、漁港整備事業に係る受益者分担金の増額によるものでございます。
13款の使用料及び手数料は2億8,780万9,000円で前年度比0.9%の減額でございます。
14款の国庫支出金は、23億6,939万9,000円で前年度比14.9%の増額でございます。
主な増額要因は、低所得の高齢者等に対する国が実施した臨時福祉給付措置に係る補助金、平成27年度からの繰越事業である地方創生加速化交付金や橋梁のかけかえ及び防災行政無線のデジタル化に係る防災安全交付金の増額等によるものでございます。
15款の県支出金は12億7,857万2,000円で前年度比20.8%の増額でございます。主な増額要因は、ノリの共同加工施設建設に係る産地水産業強化施設整備支援事業補助金のほか、参議院通常選挙費や千葉県知事選挙費に係る委託金の増などによるものでございます。
16款の財産収入は5,829万4,000円で前年度比163.2%の増額でございます。主な増額要因は、旧関豊小学校の土地建物売払収入の増によるものでございます。
17款の寄附金は2億6,779万6,000円で前年度比514.5%の増額でございます。主な増額要因は、ふるさとふっつ応援寄付金の増額によるものでございます。
18款の繰入金は7,585万8,000円で前年度比52.6%の減額でございます。主な減額要因は、君津富津広域下水道組合負担金基金繰入金の減などによるものでございます。
19款の繰越金は5億1,859万円で、平成27年度から繰り越されたものでございます。
20款の諸収入は4億1,280万円で前年度比1.8%の増額でございます。
21款の市債は10億8,580万円で前年度比0.4%の減額でございます。主な減額要因は、旧消防庁舎解体などに係る消防債が増額となる一方で、臨時財政対策債の発行抑制などにより減額となるものでございます。
なお、市債のうち一般財源欄の額6億5,000万円は臨時財政対策債でございます。
以上、歳入合計は170億5,326万6,000円で、このうち特定財源は国県支出金36億3,686万1,000円、地方債4億3,580万円、その他10億3,817万1,000円、また、一般財源は119億4,243万4,000円でございます。
続きまして、歳出について説明申し上げますので、6ページ及び7ページをごらんください。
この表は、列が歳出の款別、行が性質別の決算額でございます。下から3行目の平成28年度決算額の行をごらんください。
初めに、1款の議会費は1億6,597万9,000円で前年度比20.4%の減額でございます。主な減額要因は、議員報酬の20%減額及び議員定数2名削減によるものでございます。
2款の総務費は23億8,735万4,000円で前年度比15.4%の増額でございます。主な増額要因は、ふるさとふっつ
応援寄附関係費の返礼品等の増加や財政調整基金への積み立て、参議院議員選挙費、市長・
市議会議員選挙費などの増によるものでございます。
3款の民生費は61億529万円で、前年度比2.8%の増額でございます。主な増額要因は、低所得の高齢者等に対し、個人消費の下支えに資するよう国が実施した年金生活者等支援臨時福祉給付金の増額などによるものでございます。
4款の衛生費は15億9,844万円でございます。主な増減内容は、君津中央病院企業団負担金が増額となる一方で、固定費の減額や処理量の減少により、君津地域広域廃棄物処理事業委託料が減額となったものでございます。
5款の労働費は15万6,000円でございます。
6款の農林水産業費は6億1,383万1,000円で前年度比60%の増額でございます。主な増額要因は、ノリの共同加工施設建設に係る産地水産業強化施設整備支援事業補助金や市営漁港の長寿命化を図る水産基盤施設機能保全計画策定業務委託料の増などによるものでございます。
7款の商工費は1億7,336万6,000円で前年度比22%の減額でございます。主な減額要因は、平成27年度に国庫補助で実施したプレミアム付き地域商品券補助金の減額などによるものでございます。
8款の土木費は11億3,713万4,000円で前年度比7.8%の減額でございます。主な減額要因は、市道下飯野線整備事業などに係る社会資本整備総合交付金事業費の減などによるものでございます。
9款の消防費は10億7,814万3,000円で前年度比39.3%の増額でございます。主な増額要因は、旧消防庁舎等解体工事、防災情報通信ネットワーク整備事業の増によるものでございます。
10款の教育費は12億4,729万6,000円で前年度比2.8%の減額でございます。主な減額要因は、社会教育施設管理運営基金積立金や中学校施設整備事業の減によるものでございます。
11款の災害復旧費は1,482万8,000円で前年度比48.7%の減額でございます。主な減額要因は、公共土木施設に係る災害復旧事業費等の減によるものでございます。
12款の公債費は16億2,957万7,000円で前年度比4.4%の増額でございます。増額要因は、退職手当債、消防防災センター整備に係る消防債、平成25年度借入の臨時財政対策債などの元金償還が開始されたことにより増額となったものでございます。
13款の諸支出金は5,807万円で前年度比3.6%の減額でございます。主な減額要因は、平成18年度に市土地開発公社が取得した都市計画道路千種新田高根線用地に係る借入金の償還が終了したことなどによる減でございます。
以上、歳出合計は162億946万4,000円で、性質別構成比は、
人件費、扶助費、公債費の義務的経費が53.6%、普通建設事業費と災害復旧事業費の投資的経費が7.8%、物件費等のその他が38.6%でございます。
最後に、財政状況の硬直性を示す経常収支比率について申し上げます。
平成28年度に経常経費に充当した一般財源を経常一般財源で除した経常収支比率は90.8%でした。前年度と比較し、3.5%上昇しておりますが、これは、経常一般財源である地方消費税交付金や臨時財政対策債の発行抑制による減収などが主な要因でございます。
以上で、議案第13号 平成28年度富津市
一般会計歳入歳出決算の認定についての説明を終わります。
────────────────────────
○議長(
平野明彦君) 次に、議案第2号について
補足説明を求めます。
総務部参与、池本幸司君。
〔
総務部参与 池本幸司君登壇〕
◎
総務部参与(池本幸司君) それでは、議案第2号 富津市健全な
財政運営に関する条例の制定について御説明申し上げます。
恐れ入りますが、
議案つづりの8ページをお開きください。
条文ごとに御説明申し上げます。
第1条は、条例の目的について規定するものでございます。
第2条は、条例の
基本理念について規定するものでございます。
第3条は、健全な
財政運営の確保に向けて市長の責務を規定するものでございます。
第4条は、
財政運営の基本原則としまして、歳入及び歳出の基本原則を規定するものでございます。
9ページをごらんください。
第5条は、使用料、手数料、負担金等の見直しについて規定するものでございます。
第6条は、補助金の見直しについて規定するものでございます。
第7条は、基金の管理について規定するものでございます。
第8条は、資産の管理について規定するものでございます。
第9条は、負債の管理について規定するものでございます。
第10条は、財政状況の公表について規定するものでございます。
10ページをお開きください。
第11条は、将来にわたって計画的な
財政運営を行っていくため、中期財政計画の策定・公表について規定するものでございます。
第12条は、各施策を実行する計画策定の原則について規定するものでございます。
第13条は、補則としまして、この条例の運用に当たって必要な詳細について市長が別に定めることとしてございます。
次に、附則の規定でございますが、施行期日を「公布の日」とするものでございます。
以上で、議案第2号 富津市健全な
財政運営に関する条例の制定についての説明を終わります。
────────────────────────
○議長(
平野明彦君) 次に、議案第14号から議案第16号までについて
補足説明を求めます。
健康福祉部長、島津 太君。
〔
健康福祉部長 島津 太君登壇〕
◎
健康福祉部長(島津太君) 議案第14号 平成28年度富津市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についての
補足説明を申し上げます。
恐れ入りますが、「決算に係る主要施策の成果説明書」の233ページをごらんください。
初めに事業概要でございますが、平成28年度の年間平均の加入状況は、世帯数8,393世帯、被保険者数1万4,026人で減少傾向となっております。国民健康保険加入者が富津市全体に占める割合は、平成28年度末で世帯数で41.04%、人口で29.25%という状況でございます。
事業といたしましては、被保険者の医療に対する保険給付を行うとともに、健康の保持・増進及び医療費の適正化のため、特定健康診査事業、特定保健指導事業、短期人間ドック費用助成事業などの保健事業を実施したところでございます。
それでは、決算について御説明申し上げます。
恐れ入ります。決算書の2ページ、会計別決算総括表の国民健康保険事業特別会計の欄をごらんください。
予算現額78億4,444万8,000円に対し、歳入決算額は75億2,410万8,836円、また歳出決算額は75億1,456万586円で、歳入歳出差引額は954万8,250円でございます。
次に、歳入歳出の主なものを御説明いたします。恐れ入ります。決算書の232ページ及び233ページをごらんください。
初めに、歳入でございますが、1款の国民健康保険税は、調定額24億1,003万1,006円に対し、収入済額は14億5,159万3,501円でございます。徴収率は、現年度分で88.47%、滞納繰越分で17.32%となり、対前年度比では、現年度分で0.36ポイント、滞納繰越分で1.6%上昇いたしました。
2款の使用料及び手数料の収入済額は、国民健康保険税に係る督促手数料で49万4,500円でございます。
3款の国庫支出金の収入済額は13億1,590万6,005円でございます。保険給付費等に対する32%の療養給付費等負担金及び保険給付費等に対する9%の財政調整交付金が主なもので、前期高齢者交付金の増加に伴い、療養給付費等負担金が減少したことなどにより、対前年度1億6,959万7,057円の減額となっております。
なお、国庫補助金には、経営姿勢が優良な保険者に交付される特別調整交付金7,714万3,000円が含まれております。
4款の療養給付費等交付金の収入済額は、7,717万1,000円で、退職被保険者に係る保険給付費等の額から退職被保険者分の国民健康保険税及び前期高齢者交付金を控除した額が社会保険診療報酬支払基金から交付されるものでございます。
5款の前期高齢者交付金の収入済額は、19億8,211万6,111円で、65歳から74歳までの高齢被保険者の偏在による医療保険者間の財政負担の調整を行う目的で、社会保険診療報酬支払基金から概算交付されるものでございます。
6款の県支出金の収入済額は、3億9,430万2,185円で、高額医療費共同事業負担金と保険給付費等に対する9%の調整交付金が主なものでございます。
7款の共同事業交付金の収入済額は、15億1,896万1,837円で、全ての医療費の額を対象に前期高齢者交付金相当額を控除した額の59%が千葉県国民健康保険団体連合会で行っている共同事業から交付されるものでございます。
8款の財産収入の収入済額は5万4,215円で国民健康保険基金の利子収入でございます。
9款の繰入金の収入済額は、4億7,628万538円でございます。
一般会計繰入金では、低所得者に係る国民健康保険税軽減分や保険者支援のための基盤安定繰入金、国民健康保険を運営するための職員給与費等、物件費の繰入金、出産育児一時金の繰入金が主な内容でございます。
10款の繰越金は、平成27年度からの繰越金で、2億8,075万5,574円でございます。
11款の諸収入の収入済額は2,647万3,370円で延滞金及び雑入でございます。
以上、収入済額の合計は75億2,410万8,836円で、予算現額に対する執行率は95.92%でございます。
続きまして、歳出について御説明申し上げます。
恐れ入ります。決算書の234ページ及び235ページをごらんください。
1款の総務費でございますが、国民健康保険事業を運営するための事務経費と
人件費で1億5,511万5,835円を支出いたしました。この経費の全てが一般会計からの繰入金で賄われます。
2款の保険給付費は43億8,993万7,759円を支出いたしました。平成27年度と比較すると保険給付費全体では0.89%減少しており、被保険者1人当たりの保険給付費は31万2,986円で、平成27年度に対して5.85%伸びております。
3款の高齢者支援金等は、後期高齢者医療制度を支援するため、後期高齢者医療の保険給付費の40%相当額の拠出金7億6,265万9,704円を社会保険診療報酬支払基金に支出いたしました。
4款の前期高齢者納付金等は、高齢被保険者の偏在による医療保険者間の財政調整を行う前期高齢者交付金の被保険者数割の拠出金で53万2,685円を社会保険診療報酬支払基金に支出いたしました。
5款の老人保健拠出金は、平成20年度に概算納付してあります事務費拠出金の精算分で2万6,621円を社会保険診療報酬支払基金に支出いたしました。
6款の介護納付金は、介護保険給付費の28%相当額を医療保険者として負担するもので、2億4,883万5,352円を社会保険診療報酬支払基金に支出いたしました。
7款の共同事業拠出金は、千葉県国民健康保険団体連合会で実施する全ての医療費の額を対象に再保険事業として共同事業に対する拠出金で15億9,503万4,888円を千葉県国民健康保険団体連合会に支出いたしました。
8款の保健事業費は、特定健康診査、特定保健指導、短期人間ドック費用助成事業、レセプト点検などを行う経費で7,633万8,642円を支出いたしました。
9款の基金積立金は、平成27年度からの繰越金と国民健康保険基金から生じた利息の合計額2億4,022万5,215円を国民健康保険基金に積み立てをしたものでございます。
11款の諸支出金の支出済額は4,585万3,885円で、国民健康保険税過誤納還付金と平成27年度に超過交付となった
国庫負担金返還金等が主なものでございます。
以上、支出済額の合計は75億1,456万586円で、予算現額に対する執行率は95.79%でございます。
以上で、議案第14号 平成28年度富津市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についての
補足説明を終わります。
次に、議案第15号 平成28年度富津市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についての
補足説明を申し上げます。
「決算に係る主要施策の成果説明書」の238ページをごらんください。
初めに事業概要でございますが、平成28年度末の被保険者数は7,901人で前年度より232人、3.03%の増となっております。
事業といたしましては、各種申請などの受付業務、被保険者証の交付、保険料の収納を適正に行ったところでございます。
それでは、決算について御説明いたします。
恐れ入ります。決算書の3ページ、会計別決算総括表の後期高齢者医療特別会計の欄をごらんください。
予算現額5億781万2,000円に対し、歳入決算額は5億550万9,103円、また歳出決算額は5億130万323円で、歳入歳出差引額は420万8,780円でございます。
次に、歳入歳出の主なものを御説明いたします。恐れ入ります。決算書の272ページ及び273ページをごらんください。
初めに、歳入でございますが、1款の後期高齢者医療保険料は、調定額3億5,975万7,158円、収入済額3億4,939万2,226円で徴収率97.12%でございます。
2款の使用料及び手数料の収入済額は、保険料の督促手数料で5万6,950円でございます。
3款の繰入金の収入済額は1億5,057万2,528円で、一般会計からの事務費繰入金2,320万4,941円及び保険基盤安定繰入金1億2,736万7,587円でございます。
4款の繰越金は平成27年度からの繰越金で299万6,000円でございます。
5款の諸収入の収入済額は249万1,399円でございます。主に、3項の受託事業収入で、千葉県後期高齢者医療広域連合の保険料賦課決定通知書作成受託などによるものでございます。
以上、収入済額の合計は5億550万9,103円で、予算現額に対する執行率は99.55%でございます。
続きまして、歳出について御説明申し上げます。
決算書の274ページ及び275ページをごらんください。
1款の総務費の支出済額は2,497万8,140円でございます。1項の総務管理費、2項の徴収費は、後期高齢者医療保険業務に携わる職員の
人件費及び事業運営に係る物件費でございます。
2款の
後期高齢者医療広域連合納付金の支出済額は4億7,558万533円で、市が徴収した保険料等を千葉県後期高齢者医療広域連合に納付したものでございます。
3款の諸支出金の支出済額74万1,650円は、被保険者が過誤納や死亡によって生じた超過分となっている平成27年度以前に納付した保険料を被保険者、また、その相続人に還付したものでございます。
以上、支出済額の合計額は5億130万323円で、予算現額に対する執行率は98.72%でございます。
以上で、議案第15号 平成28年度富津市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についての
補足説明を終わります。
次に、議案第16号 平成28年度富津市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について
補足説明を申し上げます。
恐れ入ります。「決算に係る主要施策の成果説明書」239ページをごらんください。
初めに、事業概要でございますが、平成28年度末の第1号被保険者数は1万6,060人、要介護認定者数は2,754人で増加傾向となっております。認定率は17.15%という状況でございます。
事業といたしましては、介護保険料の
賦課徴収、介護認定調査、要介護状態区分の審査判定、介護保険制度の周知や介護保険給付を行うとともに介護予防事業等を実施し、要介護者及びその家族の生活を支援したところでございます。
それでは、決算について御説明申し上げます。
歳入歳出決算書3ページの会計別決算総括表の介護保険事業特別会計の欄をごらんください。
予算現額48億653万4,000円に対し、歳入決算額は47億4,257万9,922円、また、歳出決算額は45億9,384万9,006円で、歳入歳出差引額は1億4,873万916円でございます。
次に、歳入歳出の主なものを御説明いたしますので、決算書の290ページと291ページをごらんください。
初めに、歳入でございますが、1款保険料、これは65歳以上の介護保険被保険者の介護保険料でございます。調定額10億2,410万1,190円に対しまして収入済額9億7,956万410円で徴収率95.65%でございます。
2款使用料及び手数料の収入済額9万3,200円は介護保険料の督促手数料でございます。
3款国庫支出金の収入済額は11億1,109万8,811円でございます。1項の国庫負担金8億4,138万9,141円は介護給付費負担金で、2項の国庫補助金2億6,970万9,670円は調整交付金、介護予防事業費及び包括的支援事業・任意事業費に係る地域支援事業交付金、介護保険災害臨時特例補助金でございます。
4款支払基金交付金の収入済額12億986万7,000円は、介護給付費交付金と地域支援事業支援交付金で、いずれも社会保険診療報酬支払基金から交付されるものでございます。
5款県支出金の収入済額は6億5,731万6,123円でございます。1項の県負担金6億3,790万6,788円は介護給付費負担金で、2項の県補助金1,940万9,335円は、介護予防事業費及び包括的支援事業・任意事業費に係る地域支援事業交付金でございます。
6款財産収入の1万4,474円は、介護保険給付費の準備基金利子でございます。
7款繰入金の収入済額は6億8,038万8,860円でございます。1項の一般会計繰入金は、保険給付費の12.5%相当額の介護給付費繰入金と介護予防事業費及び包括的支援事業・任意事業費に係る地域支援事業繰入金と低所得者保険料軽減繰入金、介護保険を運営するための
人件費分及び物件費分のその他一般会計繰入金でございます。
2項の基金繰入金は、保険料収入不足を補填するなどのための介護保険給付費準備基金ですが、平成28年度は取り崩しを行いませんでした。
8款繰越金は、平成27年度の繰越金で1億230万6,961円でございます。
9款諸収入の収入済額は、193万4,083円でございます。1項の延滞金、加算金及び過料の9万1,100円は第1号被保険者介護保険料延滞金で、2項の雑入184万2,983円は介護給付費の返納金などでございます。
以上、収入済額の合計額は47億4,257万9,922円で予算現額に対する執行率は98.67%でございます。
続きまして、歳出について御説明申し上げます。決算書の292ページ及び293ページをごらんください。
1款総務費の支出済額は1億1,874万6,834円でございます。1項の総務管理費は職員
人件費のほか、事務経費でございます。
2項の徴収費は、介護保険料の
賦課徴収業務のための職員
人件費及び電算業務委託料等の経常経費でございます。
3項の介護認定審査会費は、介護認定調査と介護認定審査に係る
人件費のほか、主治医意見書手数料等の経常経費でございます。
4項の運営協議会費は、介護保険運営協議会開催に係る経費でございます。
5項の趣旨普及費は、介護保険制度周知のための費用でございます。
次に、2款保険給付費の支出済額は42億6,604万7,085円でございます。1項の介護
サービス等諸費は要介護認定者に対する保険給付費、2項の介護予防
サービス等諸費は要支援認定者に係る保険給付費、3項のその他諸費は千葉県国民健康保険団体連合会に支払った介護報酬の審査支払手数料でございます。
4項の高額介護
サービス等費は、介護
サービスの利用者一部負担金がその被保険者の所得区分によって定められた負担限度額を超えた場合に、その超えた部分を保険給付したものでございます。
5項の特定入所者介護
サービス等費は、所得の低い方の施設入所、または短期入所に係る食費負担額と居住費負担額を軽減したものでございます。
次に、3款地域支援事業費の支出済額は1億675万1,122円でございます。1項の介護予防事業費は、要支援、要介護状態の予防や悪化防止のための
サービス費用でございます。
2項の包括的支援事業・任意事業費は、要支援状態または要介護状態に陥る可能性の高い高齢者に対するマネジメント事業費、地域包括支援センターの運営委託料や家族介護支援事業等でございます。
4款基金積立金の3,678万3,715円は、平成27年度の繰越金と介護保険給付費準備基金から発生した利子を同基金に積み立てたものでございます。
最後に、6款諸支出金の支出済額は6,552万250円で、これは、平成27年度に概算交付を受けた国庫などからの負担金や補助金の精算による返還金と介護保険料等の過誤納還付金でございます。
以上、支出済額の合計額は45億9,384万9,006円で予算現額に対する執行率は95.58%でございます。
以上で、議案第16号 平成28年度富津市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についての
補足説明を終わります。
────────────────────────
○議長(
平野明彦君) 次に、議案第17号について
補足説明を求めます。
水道部長、加藤博一君。
〔
水道部長 加藤博一君登壇〕
◎
水道部長(加藤博一君) それでは、議案第17号 平成28年度富津市
水道事業会計決算の認定について
補足説明を申し上げます。
恐れ入りますが、お手元の別冊資料になっております平成28年度富津市
水道事業会計決算及び事業報告書を御用意いただきたいと思います。
初めに、平成28年度におきます業務概要を説明させていただきますので、恐れ入りますが、13ページをお開きいただきたいと思います。
平成28年度におきます給水人口は4万2,464人、給水戸数は2万686戸、給水普及率は95.03%でございます。また、給水状況につきましては、年間総給水量は569万2,723立方メートルで前年比較で1.0%の減量でございます。この要因といたしましては、給水人口の減少による生活用水量及び夏場の渇水報道に伴う使用量の減量によるものでございます。
次に、決算内容について御説明申し上げますので、恐れ入りますが、35ページをお開きいただきたいと思います。
収益的収支費目別構成表をごらんいただきたいと思います。収入の平成28年度の欄でございますが、まず給水収益は13億9,183万円でございます。これは水道料金で前年比で0.9%の減額となりました。
次に、長期前受金戻入の1億3,098万6,000円は、みなし償却制度の廃止に伴い、補助金等で取得した資産の減価償却分を収益に計上するものでございます。
次に、加入負担金5,814万7,000円は新規加入235件と口径変更12件分でございます。
次に、その他収益1,851万5,000円は、下水道組合からの受託事務経費交付金、消火栓維持管理経費に伴う負担金及び手数料等でございます。
以上、収入合計は15億9,947万8,000円で仮受消費税及び地方消費税1億730万2,000円を差し引きますと14億9,217万6,000円となり、前年度と比較して0.7%の減額となりました。
続きまして、支出について主なものを申し上げます。
まず、委託料1億2,495万9,000円は、亀田浄水場管理業務委託、水道料金徴収等業務委託などに伴う経費でございます。
次に、修繕費1億3,063万7,000円は、施設の老朽化に伴う配給水管漏水修繕等に係る経費でございます。
次に、動力費3,874万円は、浄水場、ポンプ場等の電気料金などでございます。
次の薬品費240万8,000円は前年比113.5%の増額で理由は亀田浄水場内の薬品貯留室を出たところの地下で漏水したことにより増加となりました。
次に、その他費用2,302万円は、施設の借り上げ料、固定資産除去費等でございます。
以上、支出総額は15億4,495万1,000円でございます。
よって、仮払消費税及び地方消費税6,255万2,000円、消費税及び地方消費税納付額2,708万3,000円を差し引きますと税抜きの支出額は14億5,531万6,000円となり、収益的収支では3,686万円の純利益となったところでございます。
詳細につきましては、3ページから7ページの損益計算書、貸借対照表の各計算書がございますので、後ほどごらんいただきたいと存じます。
続きまして、36ページの資本的収支費目別構成表をごらんいただきたいと思います。収入の平成28年度欄でございます。
まず、企業債1億6,480万円は、財務省の財政融資資金でございます。
次に、工事負担金566万5,000円は、消火栓新設工事に伴う工事負担金でございます。
次に、開発負担金1,327万2,000円は、富津地先外3件の開発行為に伴う負担金でございます。
次に、国庫補助金3,235万3,000円及び次の県補助金606万5,000円は、水道未普及地域解消事業補助金でございます。
以上、収入合計は2億2,215万5,000円でございます。
次に、主な支出について申し上げます。
初めに、工事請負費2億4,786万3,000円は、拡張工事では、豊岡第三増圧ポンプ場新設工事外2件、改良工事では、有収率の向上及び管網
整備等のため海良地先配水管改良工事外5件の工事を実施いたしました。
なお、詳細につきましては、11ページから12ページに工事明細がございますので、後ほどごらんいただきたいと存じます。
次に、固定資産購入費81万3,000円は量水器399個の購入費でございます。
次に、企業債償還金2億637万2,000円は借入金元金償還分でございます。
なお、詳細につきましては、27ページから29ページに記載してございますので、後ほどごらんいただきたいと存じます。
また、平成28年度末の企業債未償還残高は、16ページ下段にございますが、企業債の概要に記載のとおり、107本、46億4,498万8,058円でございます。
以上、支出総額は5億1,775万5,000円でございます。
この結果、収入が支出に対して不足する額2億9,560万円につきましては、損益勘定内部留保資金等の補填財源をもって補填したところでございます。
なお、補填財源の内訳につきましては、32ページに明細表がございますので、後ほどごらんいただきたいと存じます。
以上で、議案第17号 平成28年度富津市
水道事業会計決算の認定についての
補足説明を終わらせていただきます。
○議長(
平野明彦君) 以上で、
提案理由の説明を終わります。
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散 会
○議長(
平野明彦君) 以上をもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。
次の本会議は、9月6日午前9時30分から会議を開きますので、念のため申し添えます。
本日はこれにて散会といたします。御苦労さまでございました。
午前11時33分 散会...