君津市議会 > 2022-09-22 >
09月22日-05号

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  1. 君津市議会 2022-09-22
    09月22日-05号


    取得元: 君津市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-31
    令和 4年  9月 定例会(第3回)            令和4年第3回君津市議会             定例会会議録(第5号)1.開議の日時  令和4年9月22日 午後2時00分1.出席議員  21名       1番   三浦 章君         2番   鈴木高大君       3番   宇野晋平君         4番   村上幸人君       5番   高橋健治君         6番   石上 塁君       7番   松本裕次郎君        8番   佐藤葉子君       9番   野上慎治君        10番   奈良輪政五君      11番   船田兼司君        12番   橋本礼子君      13番   下田剣吾君        14番   保坂好一君      15番   高橋 明君        16番   須永和良君      17番   加藤喜代美君       18番   三浦道雄君      19番   小倉靖幸君        20番   磯貝 清君      21番   小林喜久男君1.欠席議員  なし1.地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市長         石井宏子君   教育長        粕谷哲也君   危機管理監      石倉丈士君   統括参事       中村文明君   総務部長       荒井淳一君   企画政策部長     竹内一視君   財政部長       和田祐一君   市民生活部長     茂田達也君   福祉部長       嶋野晃広君   健康こども部長    小石川 洋君   経済環境部長     鈴木広夫君   建設部長       出口 勝君   教育部長       安部吉司君   消防長        榎本 弘君   総務部次長              錦織 弘君   (事)総務課長1.職務のため出席した者の職氏名   事務局長       占部和裕    事務局次長      西村泰典   主任主事       佐々木耕平--------------------------------------- △開議      令和4年9月22日午後2時00分 ○議長(三浦章君) 本日もまたご苦労さまでございます。 ただいまの出席議員は21名でございます。よって、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。---------------------------------------追加議案受理の報告 ○議長(三浦章君) 本日、市長より追加議案の送付があり、これを受理いたしました。 なお、追加議案につきましては、お手元に配信してございます。--------------------------------------- (参照)                              君総第109号                              令和4年9月22日 君津市議会議長 三浦 章様                              君津市長 石井宏子               追加議案の送付について 令和4年第3回君津市議会定例会に付議する追加議案について、別添のとおり送付します。                   記 議案第14号 令和4年度君津市一般会計補正予算(第6号)---------------------------------------議事日程の決定 ○議長(三浦章君) 次に、本日の日程につきましては、会議規則第20条の規定により、議長において定め、お手元に配信してございます。その順序に従いまして会議を進めてまいりますので、ご了承願います。--------------------------------------- (参照) 議事日程(第5号) 9月22日(木)午後2時開議 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 議案第1号ないし議案第13号、認定第1号ないし認定第6号並びに陳情第7号及び陳情第8号(委員長報告、質疑、討論、採決) 日程第3 議案第14号(提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決) 日程第4 議員の派遣について--------------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(三浦章君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により議長において、12番、橋本礼子君、13番、下田剣吾君、15番、高橋明君を指名いたします。--------------------------------------- △日程第2 議案第1号ないし議案第13号、認定第1号ないし認定第6号並びに陳情第7号及び陳情第8号(委員長報告、質疑、討論、採決) ○議長(三浦章君) 日程第2、議案第1号ないし議案第13号、認定第1号ないし認定第6号並びに陳情第7号及び陳情第8号を一括議題とし、これより総括審議を行います。 去る9月6日の本会議におきまして、各常任委員会及び決算審査特別委員会に審査の付託をいたしました案件につきまして、各常任委員長及び決算審査特別委員長から審査の経過並びに結果について、ご報告をお願いいたします。 まず、総務常任委員長須永和良君から報告願います。 須永和良君。     (総務常任委員長 須永和良君登壇) ◆総務常任委員長須永和良君) ご報告申し上げます。 令和4年第3回君津市議会定例会において総務常任委員会に付託されました議案2件につきまして、去る9月8日午前10時から議会全員協議会室において、委員7名全員出席の下、本常任委員会を開会し、市当局より関係部課長の出席を求め、慎重審査いたしましたので、その経過並びに結果についてご報告申し上げます。 初めに、議案第1号 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について。 本議案は、国家公務員に係る妊娠、出産、育児等と仕事の両立支援のために講じた育児休業取得回数制限の緩和等の措置を踏まえ、非常勤職員育児休業の取得要件の緩和等を行うもので、子の出生後8週間以内に育児休業を取得する場合、非常勤職員の任期は、子が1歳6か月に達する日まで必要としていたものを、子の出生日から8週間と6か月を経過する日までに短縮するもの。 また、非常勤職員の子が1歳以降の育児休業を取得する場合、現行では取得開始日が1歳到達時または1歳6か月到達時に限定されていたものを、配偶者が育児休業中であれば、その期間内の希望する日から取得可能とするなど、条例の一部を改正しようとするもので、施行期日は令和4年10月1日とするものであるとの説明がありました。 委員から、育児休業の取得率について質疑があり、執行部から今年度の取得率は取得予定者を含め、令和4年9月1日時点で、女性職員は100%、男性職員は44.4%であるとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第12号 令和4年度君津市一般会計補正予算(第5号)のうち、本常任委員会所管事項に係る予算について。 本議案は、消防費のうち消防費、消防庁舎等管理費について、電気料金の高騰により予算不足が生じる見込みのため、476万8,000円を増額補正するもので、全額一般財源を充てるものであるとの説明がありました。 次に、消防活動備品等購入費について、個人からの寄附金を活用し、排水用エンジンポンプ及びポンプ附属品など、消防活動用備品を購入する費用として、110万1,000円を増額補正するもので、財源として寄附金100万円及び一般財源を充てるものであるとの説明がありました。 委員から、寄附金の使途について質疑があり、執行部から寄附者の意向を踏まえて決定したとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上が本常任委員会に付託されました議案に対する審査の経過並びに結果でございます。 ご報告を終わります。 ○議長(三浦章君) 次に、教育福祉常任委員長佐藤葉子君から報告願います。 佐藤葉子君。     (教育福祉常任委員長 佐藤葉子君登壇) ◆教育福祉常任委員長佐藤葉子君) ご報告申し上げます。 令和4年第3回君津市議会定例会において教育福祉常任委員会に付託されました議案3件につきまして、去る9月7日午後2時から議会全員協議会室において、委員7名全員出席の下、本常任委員会を開会し、市当局より関係部課長の出席を求め、慎重審査をいたしましたので、その経過並びに結果についてご報告申し上げます。 初めに、議案第2号君津市保育園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について。 本議案は、君津市立内箕輪保育園及び君津市立南子安保育園を民営化することに伴い、公立保育園としての運営について、令和5年3月31日をもって廃止するため、君津市保育園の設置及び管理に関する条例の一部を改正しようとするもので、施行期日は令和5年4月1日とするものであるとの説明がありました。 委員から、今後、保育園を運営する法人の特色について質疑があり、内箕輪保育園を運営する社会福祉法人どろんこ会は、インクルーシブ保育子どもたちの年齢、発達にかかわらず、一緒に生活する異年齢保育を行っており、また、南子安保育園を運営する社会福祉法人調和の森は、印西市を拠点として保育事業を行っており、外部講師を招き英語教育などを行っているとの答弁がありました。 また、委員から、民営化に伴い、現在、公立保育園で勤務している会計年度任用職員の今後の雇用等に関する支援について質疑があり、当該職員に対して民営化後の保育園を運営する法人の情報提供などを行っているとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第12号 令和4年度君津市一般会計補正予算(第5号)のうち、本常任委員会所管事項に係る予算について。 本議案は、民生費のうち社会福祉費住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金給付事業については、住民税非課税世帯等に対し、1世帯当たり10万円を給付する事業で、令和4年度新たに住民税非課税となった世帯が当初見込みより増加していることから、900万円を増額補正するもので、財源については全額国庫補助金を充てるものであること。障害者自立支援給付事業 障害福祉サービス費支給事業については、国による障害福祉データベースの構築にあたり、本市の基幹システムで利用している障害福祉サービス事務処理システムを改修するため、383万4,000円を増額補正するもので、財源については国庫補助金及び一般財源を充てるものであること。児童福祉費市立保育園等管理運営事業 その他管理運営費については、電気料金の高騰により予算不足が生じる見込みのため、655万円を増額補正するもので、財源については全額一般財源を充てるものであるとの説明がありました。 次に、衛生費のうち保健衛生費保健福祉センター管理運営事業については、電気料金の高騰及びデイサービス事業用の設備故障に伴う水道及びガス料金の増加により予算不足が生じる見込みのため、989万円を増額補正するもので、財源については全額一般財源を充てるものであるとの説明がありました。 次に、教育費について、電気料金の高騰により予算不足が生じる見込みのため、中学校費学校運営事業に468万6,000円を、社会教育費管理運営経費に49万1,000円を、市民文化ホール関係費に735万6,000円を、生涯学習交流センター管理運営事業に198万4,000円を、上総地域交流センター管理運営事業に75万6,000円を、保健体育費調理場管理運営費に1,543万1,000円をそれぞれ増額補正するもので、財源については全額一般財源を充てるものであること。社会教育費市民文化ホール改修事業については、文化芸術振興費国庫補助金の内示を受け、文化ホールトイレ洋式化の改修を行うとともに、当初計上分の空調機等改修工事の部材の価格高騰に伴い、1,377万7,000円を増額補正するもので、財源については国庫補助金及び一般財源を充てるものであるとの説明がありました。 委員から、障害者自立支援給付事業 障害福祉サービス費支給事業に関し、データベースシステムの概要について質疑があり、各自治体で保有している障害福祉サービス受給者の情報を匿名化し、国のデータベースシステムに登録することで、様々な分析に活用できるようにするため、全国の自治体が実施するものであるとの答弁がありました。 また、委員から、保健衛生費保健福祉センター管理運営事業に関し、保健福祉センターふれあい館の老朽化と修繕の計画について質疑があり、竣工から23年が経過し、大規模な改修が必要になってくると考えており、個別施設計画において第1期に改修を予定しているため、庁内関係各課と協議しながら進めていきたいとの答弁がありました。 これに対し、委員から、同施設は福祉避難所となっているため、雨漏り等の施設の老朽化に対し、早急に対応されたいとの意見がありました。 また、委員から、中学校費学校運営事業に関し、電気料金高騰小学校費への影響について質疑があり、小学校は電力の供給事業者が中学校と異なり、電気料金が値上がりしていないため、当初見込みのとおり推移しているとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第13号 令和4年度君津市介護保険特別会計補正予算(第1号)について。 本議案は、基金積立金のうち、介護給付費準備基金積立金について、令和3年度事業の精算に伴い、第1号被保険者保険料収入の余剰分を準備基金に積み立てるため、9,763万3,000円を増額補正するもので、財源として全額繰越金を充てるものであること。 次に、諸支出金のうち、償還金については、令和3年度事業の各交付金等の精算に伴い、法定負担割合を超過して交付金等を受けたものについて返還金が生じたため、1億3,489万3,000円を増額補正するもので、財源として全額繰越金を充てるものであるとの説明がありました。 委員から、介護給付費準備基金積立金に関し、積立金の概要について質疑があり、積立金は第1号被保険者からの保険料のうち、介護給付費に充てられた分の余剰金を積み立てるものであり、介護給付費準備基金介護サービスの給付費に不足が生じた場合に取り崩して充当するもの、また、3年間の事業期間の最終年度に残高がある場合は、次期計画期間最低必要額を除いた分を取り崩し、次期の保険料の軽減に活用するものであるとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上が本常任委員会に付託されました議案に対する審査の経過並びに結果でございます。 ご報告を終わります。 ○議長(三浦章君) 次に、建設経済常任委員長、石上塁君から報告願います。 石上塁君。     (建設経済常任委員長 石上 塁君登壇) ◆建設経済常任委員長(石上塁君) ご報告申し上げます。 令和4年第3回君津市議会定例会において建設経済常任委員会に付託されました議案10件及び陳情2件につきまして、去る9月9日午前10時から議会全員協議会室において、委員7名全員出席の下、本常任委員会を開会し、市当局より関係部課長の出席を求め、慎重審査いたしましたので、その経過並びに結果についてご報告申し上げます。 初めに、議案第3号ないし議案第7号 市道路線の認定について。 本5議案は、宅地開発行為により整備された上湯江地先区域内道路5路線について、開発行為の完了に伴い、開発事業者から帰属を受けたもので、上湯江、若宮線については延長54.8メートルを、上湯江、市場1号線については延長97.8メートルを、上湯江、市場2号線については延長100.1メートルを、上湯江、市場3号線については延長99.7メートルを、上湯江、市場4号線については延長99.3メートルをそれぞれ新たに市道として認定しようとするものであるとの説明があり、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第8号ないし議案第11号 市道路線の認定について。 本4議案は、宅地開発行為により整備された八重原地先区域内道路4路線について、開発行為の完了に伴い、開発事業者から帰属を受けたもので、八重原18号線については延長186.4メートルを、八重原19号線については延長158.6メートルを、八重原20号線については延長57.2メートルを、歩専223号線については延長13.2メートルをそれぞれ新たに市道として認定しようとするものであるとの説明があり、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第12号 令和4年度君津市一般会計補正予算(第5号)のうち、本常任委員会所管事項に係る予算について。 本議案は、農林水産業費のうち農業費、農業委員会による情報収集等業務効率化支援事業については、農地の集積、集約化に係る情報収集等の業務をより効果的に行うため、農地利用最適化推進委員が農地等の利用状況を調査するタブレット端末等を導入することから、96万2,000円を増額補正するもので、財源については県負担金県補助金及び一般財源を充てるものであること。有害獣捕獲等促進事業及び農業振興事務費については、令和3年度に受け入れた寄附金等を活用し、小動物用の捕獲おりやノートパソコン等を購入するため、102万1,000円を増額補正するものであるとの説明がありました。 次に、商工費のうち商工費、観光推進事業については、市内いちご園合併浄化槽設置及びトイレ改修に係る費用を補助するため、335万5,000円を増額補正するもので、財源については県補助金及び一般財源を充てるものであるとの説明がありました。 次に、土木費のうち道路橋梁費市道管理事業については、電気料金の高騰により予算不足が生じる見込みのため、763万6,000円を増額補正するもので、財源については全額一般財源を充てるものであるとの説明がありました。 次に、債務負担行為の補正について、衛生センター長期包括運営委託に係る事業者選定支援業務委託については、令和6年度から衛生センター長期包括運営委託を実施するにあたり、事業者選定支援業務を委託するため、令和5年度までの2年間で債務負担行為を設定しようとするものであるとの説明がありました。 委員から、農業委員会による情報収集等業務効率化支援事業に関し、事業概要及びタブレット端末活用方法について質疑があり、執行部から、当該事業は農業者の高齢化、担い手不足などが問題となっていることから、農地の集積、集約化を図ろうとするもので、タブレット端末の具体的な活用方法については、あらかじめ農地台帳、地図等の情報が入っている端末を現地に持参し、それを基に実際の農地の状況等を調査、記録していくものである。また、端末にはオンライン会議システムも入っており、タブレットによる会議等も行うことができるとの答弁がありました。 次に、衛生センター長期包括運営委託に係る事業者選定支援業務委託に関し、当該施設を長期包括運営委託とすることのメリット及びデメリットについて質疑があり、執行部から、メリットについては、修繕を計画的に実施できること、また、運転管理に必要な薬品等を効率的に調達できることなどから、財政負担の削減が図れることである。デメリットとしては、事業の監視には高度な技術力が求められることから、第三者機関へのモニタリング費用が必要となるが、これを含めても財政負担の削減を図ることができると考えるとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、陳情第7号 ナラ枯れ病防除策の推進を求める陳情書について。 まず、執行部から、千葉県におけるナラ枯れ被害は、平成29年度に南房総地域で確認され、県内に拡大しており、市内では令和元年に確認され、比較的太いマテバシイやコナラなどの広葉樹で被害が発生している。ナラ枯れの主な防除対策としては、粘着剤や殺虫剤の散布、伐採木の薫蒸処理、おとり丸太の設置などがあり、本市では、今年の5月から7月に三舟山のマテバシイ被害拡大防止対策及び現地調査としてわなを試験的に設置し、捕獲駆除を行うとともに、原因究明に努めたところである。 また、南房総地域では、個人所有の山林の被害木撤去に対する補助金制度を設置している自治体もあり、本市においては、道路脇や家屋に近接しているナラ枯れ被害木の対応について、現在、調査研究しているところであるとの参考意見がありました。 委員から、被害木の周辺におけるカエンタケの発生状況について質疑があり、執行部から、本市では現在確認されていないが、毒があり危険であることから、状況に応じて適切な情報提供等に努めていきたいとの答弁がありました。 また、委員から、森林環境譲与税の活用及び近隣市の状況、連携について質疑があり、森林環境譲与税は、森林の整備、促進に関する施策に活用できるものであり、ナラ枯れ対策についても、森林法の規定により定められた地域等であれば活用できる可能性がある。近隣市の状況については、木更津市、袖ケ浦市、富津市ともにナラ枯れ被害が発生しているが、今のところ対策についての検討はなされていないと聞いているとの答弁がありました。 続いて、委員から、ナラ枯れ病の原因究明、予防策の実施など、拡大するナラ枯れ被害を防止するため、また、市民や家屋に危険が及ぶ可能性のある被害木を増やさないためにも、行政がさらなる対策を講じていかなければならないという趣旨については理解できるが、個人所有地における被害木の伐採、撤去の方法、また補助金制度の創設ということを考えると、森林環境譲与税の活用も視野に入れた中での財源確保や補助対象の選定など、今後も先進地の調査研究や情報収集に努めながら検討していく必要があると考えることから、趣旨採択したいとの動議が提出され、全員異議なく、趣旨採択すべきものと決定いたしました。 次に、陳情第8号君津台の大関・新関の環境を守り、地球温暖化防止策の推進を願う陳情書について。 まず、執行部から、2つの池については、準用河川 本名輪川として、本市が管理しているものであり、現在、大関谷池は、東側及び北側の淵にカヤが群生し、その他水面には水草が繁茂している状況である。また、新関谷池は、北側の淵付近でアオコが一部発生し、近寄ると多少臭いがする状況となっており、今後アオコが大量発生し、悪臭を放つような事態になった場合には、近隣住民の日常生活に影響を及ぼすことになると思われる。 なお、アオコによる悪臭等が発生した際には、ボートなどを利用し、池の清掃を行っているところであるとの参考意見がありました。 委員から、これまでの管理状況及び水質等の把握について質疑があり、執行部から、池の管理については、経過観察をしながら、状況に応じて対応をしているところであり、当該地においては、平成30年までは清掃等を実施したが、令和元年以降は悪臭等の発生が確認できなかったため、清掃を実施していない。また、水質や湧水量については確認していないとの答弁がありました。 また、委員から、今後の管理の方向性について質疑があり、執行部から、現地を確認し、清掃等が必要な状況であれば対応していきたいとの答弁があり、委員から、調査をしっかり行い、実態等の把握に努め、適切な対応をお願いしたい。また、今後も近隣住民生活環境を守るために適切な管理を望むものであるとの意見が出されました。 以上、慎重審査の結果、全員異議なく、採択すべきものと決定いたしました。 なお、陳情の審査にあたりましては、願意を十分に理解し、慎重審査を期するため、別途協議会を開催し、陳情者から趣旨説明を受けておりますので、申し添えます。 以上が本常任委員会に付託されました議案及び陳情に対する審査の経過並びに結果でございます。 ご報告を終わります。 ○議長(三浦章君) 次に、決算審査特別委員長、高橋明君から報告願います。 高橋明君。     (決算審査特別委員長 高橋 明君登壇) ◆決算審査特別委員長(高橋明君) ご報告申し上げます。 去る9月6日の本会議において、委員10名からなる決算審査特別委員会が設置され、令和3年度君津市一般会計歳入歳出決算及び各特別会計歳入歳出決算の認定案件6件が付託されました。 本特別委員会は、9月13日、14日及び15日の3日間にわたり、議会全員協議会室において市当局より関係者の出席を求め、慎重審査いたしましたので、その経過並びに結果についてご報告いたします。 初めに、認定第1号 令和3年度君津市一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、審査をいたしました。 まず、歳入について、市税の収入未済額の縮減に向けた取組について質疑があり、スマートフォン決済による納付方法の拡充を図ったほか、滞納者に対しては、差押え等の滞納処分や徴収猶予を適用するなど、滞納整理を進めたことで国民健康保険税を除く市税の収入未済額は、令和2年度に比べ7,791万507円の縮減につながったとの答弁がありました。 次に、歳出面における主な質疑としては、第2款総務費について、庁内情報系整備運営事業に関し、事業効果について質疑があり、庁用プリンターを複合機へ集約し、そのコスト削減分で会議等で使用する大型モニターを設置するなど、さらなるペーパーレス化、業務の効率化を図った。また、職員間で利用できるビジネスチャットの活用により、情報伝達の迅速化が図られたとの答弁がありました。 また、定住促進事業に関し、助成制度の利用実績及び周知方法について質疑があり、君津市住まいるきみつ移住者助成金は、地方創生推進交付金を活用し、県外で働き続けながら転入してきた40歳未満の方を対象に、テレワーク導入費用の一部を助成するもので、これまでに県外企業へのパンフレットの配架に加え、様々な周知等に努めてきており、令和3年度の利用実績は3人であったとの答弁がありました。 また、自治体間交流推進事業に関し、白岡市で行ったジビエ料理の試作材料の提供について質疑があり、白岡市内の飲食店7店舗において、ジビエの食材が様々なメニューに活用され、ジビエ料理を食された方にはおおむね好評で、調理人からは肉の品質も高いと好評であったとの答弁がありました。 これに対し、委員から、他の自治体にも積極的に情報発信を行い、市内のジビエをさらに広めていただくことを期待するとの意見がありました。 また、高速バス通学支援事業に関し、事業成果について質疑があり、高速バス通学費補助金は高速バスで通学する学生を支援することで、若い世代の転出の抑制を図り、併せて若者の地域活動への参加や郷土愛を育むことを目的としたもので、利用者数は、令和2年度は10人、令和3年度は40人と増加傾向にあり、同制度を利用し、令和3年度に大学等を卒業した7人全員が市内に在住しながら就職につながっているとの答弁がありました。 また、防犯ボックス運営事業に関し、犯罪件数の削減効果と今後の運営方針について質疑があり、南子安及び北子安における犯罪認知件数は、防犯ボックス設置前の平成29年度は101件であったものが、令和3年度は47件に減少した。また、今後の運営については、令和4年度をもって県補助金が終了することを踏まえて、自治会長、防犯協会及び関係機関と協議し、方向性を決めていきたいとの答弁がありました。 これに対し、委員から、犯罪抑制に効果が期待できることから、引き続き取り組まれたいとの意見がありました。 次に、第3款民生費について、生活困窮者等自立相談支援事業に関し、決算額が増加している要因について質疑があり、令和3年度から新たに就労準備支援事業、家計改善支援事業、アウトリーチ事業等を開始したことや、住居確保給付金事業において、給付実績が増加したことによるものとの答弁がありました。 これに関連して、委員から、ひきこもりの方に対する支援について質疑があり、565件のアウトリーチによる訪問支援を行い、市役所に来ることが難しい方に対し、困り事などの話を聞くことで安心感を持っていただく取組ができたとの答弁がありました。 また、市立保育園等ICTシステム導入事業に関し、導入の効果について質疑があり、欠席の連絡や園からのお知らせの確認がスマートフォン上で行えるなど、事務の効率化、利便性の向上に効果があり、アンケート調査では、職員の6割以上、保護者の8割以上から利便性が向上したという回答をいただいているとの答弁がありました。 次に、第4款衛生費について、子育て世代包括支援センター事業に関し、幼児期や児童期における関係機関との連携について質疑があり、保健師や助産師等による様々な相談事業において、生活困窮や虐待などの子育て期に係る相談があった場合にも、適切に担当部署と連携を取っているとの答弁がありました。 また、空家等対策推進事業に関し、略式代執行を行った経緯について質疑があり、当該物件は家屋の半分以上が腐朽状態である等の理由から、令和2年度に特定空家に指定されており、相続放棄により所有者が特定できなかったため、略式代執行により除却を行ったものとの答弁がありました。 次に、第5款労働費について、君津版ハローワーク管理運営事業に関し、事業成果について質疑があり、令和3年度に採用に至った件数は69件であり、相談件数に対して採用となった割合は約5%であった。相談者については、高齢の方が多く、企業の募集要件と合致しないケースもあったことから、今後も新聞折り込みの求人情報等の活用や求人条件の折衝等を行い、就業につながるよう努めていきたいとの答弁がありました。 次に、第6款農林水産業費について、市民農園整備運営事業に関し、利用率及び今後の取組について質疑があり、令和3年10月から新たに1法人が参入し、市内全体の区画数は336区画、全体の利用率はおよそ50%となっている。今後も貸手と利用希望者のマッチングの支援を行い、農地の有効活用につながるよう取り組んでいきたいとの答弁がありました。 次に、第7款商工費について、企業立地促進事業に関し、事業実績及び企業の雇用状況について質疑があり、令和3年度は5社に対して立地奨励金の交付を行ったもので、5社の従業員数の合計は146名、そのうち51名が君津市民であったとの答弁がありました。 これに対し、委員から、当該事業は雇用創出や定住促進につながり、効果も大きいと考えることから、引き続き制度の周知啓発や企業への丁寧なサポートをお願いしたいとの意見がありました。 また、郡ダム湖面活用推進事業に関し、今後の事業展開について質疑があり、令和3年度は水上スキー大会を開催し、そこで本市の特産品の提供やPRを行うなど、地域活性化につながる契機となったものと考える。令和4年度は、9月から実証実験を開始しており、選手の練習場としての利用、また水上スキー教室や大会の開催など、引き続き水上スキー競技への活用を図っていく予定であるとの答弁がありました。 次に、第8款土木費について、交通安全施設整備事業に関し、安全対策の進ちょく状況について質疑があり、警察や千葉県、教育委員会などの関係機関と連携して、通学路等の緊急合同点検を実施した結果、40か所において安全対策を講じる必要があったことから、令和3年度は交差点におけるポール設置など20か所で対策を行ったものである。令和4年度は16か所で路側帯のカラー舗装や防護柵の設置などの対策を行うとともに、残りの4か所については用地買収等が必要であることから、現在、現地の測量等を進めているところであるとの答弁がありました。 また、中古住宅取得補助事業に関し、補助実績及び補助の内訳について質疑があり、令和3年度の補助件数は22件であり、内訳として、転入、転居のものが20件、子育て世帯が13件、親世帯と同居、近居のものが5件、空き家バンク利用のものはゼロ件であった。また、8月をもって予算額に達したため、その時点で受付を終了したものであるとの答弁がありました。 さらに、委員から、受付終了後の相談対応について質疑があり、受付終了後も46件の相談があり、そのほとんどが中古住宅の購入、移住を検討している方からの問合せであった。また、申請に係る相談については、次年度の案内を行ったところであるとの答弁がありました。 これに対し、委員から、当該事業は定住人口の増加につながり、ニーズも高いことから、補正予算を組むなど、拡大して実施することがふさわしい事業ではなかったかと考える。また、新築に対する支援についても、費用対効果を十分検証した上で検討されたいとの意見がありました。 次に、第9款消防費について、常備消防費に関し、コロナ禍における出動体制について質疑があり、出動する救急隊員の感染防止対策として、発熱事案の場合は、感染防止衣、マスク、ゴーグルを装着の上出動し、コロナウイルス陽性者の搬送については、陽圧・陰圧装置付専用搬送器具を使用している。また、コロナウイルス感染症に係る搬送は増加しているが、全体の出動件数はコロナ禍前と比べて横ばいであり、通常どおりの体制で対応できているとの答弁がありました。 また、自主防災組織育成事業に関し、実績について質疑があり、令和3年度に新たに設置された3つの自主防災組織への支援として、1組織当たり30万円を上限とした資機材の交付を行った。また、自主防災組織への啓発活動として、自主防災訓練や防災講座に職員を派遣し、地域防災力の向上に努めたとの答弁がありました。 これに関連し、自主防災組織における地区防災計画策定への取組について質疑があり、地区防災計画の策定を促進するための計画策定の手引を印刷し活用している。現在、86団体ある自主防災組織のうち、1団体が計画策定に取り組んでいるとの答弁がありました。 次に、第10款教育費について、大和田・坂田小学校統合施設整備事業に関し、進ちょく状況及び今後の見通しについて質疑があり、現在、基本設計の最終段階に入っているところであり、今後の具体的なスケジュールは、基本設計が完了次第、周知を図っていくとの答弁がありました。 また、屋内運動場LED照明改修事業に関し、進ちょく状況について質疑があり、中学校では全ての屋内運動場においてLED化が完了し、小学校では残り4校であるとの答弁がありました。 これに関連し、委員から、屋内運動場における非構造部材の耐震化について質疑があり、つり下げ式バスケットゴールの耐震化が全て完了したとの答弁がありました。 また、いじめ防止・虐待貧困対策事業に関し、登録者数及び相談件数について質疑があり、SNS相談事業として、市内中学校において登録方法や相談方法についての出前講座を実施したところ、登録者数は、令和2年度の75人から令和3年度は796人に増加した。アプリの活用により相談しやすくなったこともあり、相談件数は増えているが、その内容は学校生活に関することが中心で、勉強や部活動に関するものが多いとの答弁がありました。 続いて、認定第2号ないし認定第6号 令和3年度各特別会計歳入歳出決算を一括議題とし、審査いたしました。 国民健康保険特別会計では、小櫃診療所の収支が黒字となった要因について質疑があり、患者数の増加のほか、新型コロナウイルス感染症ワクチン接種などの協力金や集団接種参加委託料の収入があったことが要因の一つであると考えているとの答弁がありました。 また、委員から、同診療所の今後の運営について質疑があり、現在の建物は昭和43年に建設され、施設や設備が老朽化していることなどから、個別施設計画において、複合化も含めて施設のあり方を検討することとしているとの答弁がありました。 聖地公園事業特別会計では、販売の目標と実績について質疑があり、令和3年度は当初予算の39基の見込みに対し、販売が54基であり、収入額においても約670万円、予算を上回っているとの答弁がありました。 これに関連して、委員から、維持管理が不要な墓地の整備について質疑があり、近年では墓石等を持たない方も増えていることから、合葬墓地も整備している。今後もニーズを的確に捉えた墓地整備に努めたいとの答弁がありました。 介護保険特別会計では、徘徊高齢者等家族支援サービス利用助成事業の効果について質疑があり、令和3年度は徘徊等に関してSOSネットワークに寄せられた情報が9名、警察からの情報提供が47名あり、実績として1名の方にGPSを使用した位置探索システムをご利用いただいた。今後も関係機関からの情報提供を生かすことができるよう、制度の周知に努めるとの答弁がありました。 これに対し、委員から、徘徊の問題を抱える方に多く利用していただけるよう制度の周知に努められたいとの意見がありました。 以上が、審査の過程における主な質疑、意見等であります。 討論においては、認定第1号ないし認定第6号の全てに賛成の立場から、認定第1号については、令和2年度決算に引き続き、国庫補助金である新型コロナウイルス対応地方創生臨時交付金や緊急防災・減災事業債などを効果的に活用し、感染防止対策や中小企業支援、デジタル防災行政無線の整備を行うなど、市民の暮らしや地域経済の立て直しが図られたものと理解すること。 キャッシュレス決済を通じた消費喚起事業については、市民の利便性も高まり、参加店舗の活性化にもつながるものと理解する。令和3年度の実績も踏まえ、内容を精査しながら次回行う事業へつなげていくことを期待するものであること。 また、平成28年に議会が導入について政策提言を行った健康マイレージ事業に関し、参加者も増加しており、一定の効果があるものと理解する。 今後もコロナ禍で様々な制限を受けている子どもたちの健康増進や健康意識の向上のために、対象年齢の拡大など取組の推進を望むものであること。 認定第3号 聖地公園事業特別会計については、安定した事業運営のため、多様化する利用者のニーズに応えながら販売促進に取り組まれたものであること。 認定第5号 介護保険特別会計については、ひとり暮らしの高齢者等が増加する中、新たな地域包括支援センターの開設に向けた準備など、住み慣れた地域で安心して生活できるよう、サービスの充実に努められたものであるとの賛成討論がありました。 以上、慎重審査の結果、認定第1号ないし認定第6号については、それぞれ全員異議なく、原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。 以上が決算審査特別委員会における審査の経過並びに結果でございます。 さて、令和3年度は、市制施行50周年を迎えるとともに、新たな総合計画の策定の年であり、市の将来を考えるにあたって重要な年でありました。市民が安全・安心に暮らすことができ、魅力あるまちづくりを実現するためには、本市が抱える公共施設やインフラの老朽化、少子高齢化による人口減少対策等を講じるため、積極的な財源確保に努めるとともに、真に必要な施策の選択と集中により、持続可能な行財政運営基盤の構築を図っていかなければなりません。このようなことを念頭に置き、分かりやすい論点の形成に努め、審査を行いました。 また、君津市議会基本条例第15条第2項の規定に基づき、議員間討議を行い、委員会としての意見を集約いたしましたので、最後に申入れさせていただきます。 1点目として、市政発展に寄与する様々な施策において、当初予算額等を理由とし、年度内で事業を終了しているものや単年度で事業を終了しているものが見受けられました。市民ニーズが高く大きな効果が期待できる事業については、事業の拡大も視野に入れながら継続して実施できるよう、予算確保に努めていただきたい。 2点目として、本市の喫緊の課題である公共施設の老朽化対策において、既存施設に危険個所が多く存在している現状があることから、個別施設計画に基づき、施設の更新に努めるとともに、緊急を要する施設については、現状に応じた迅速な対応に努めていただきたい。 以上、2点について、決算審査特別委員会全会一致の意見として強く申入れを行うものであります。 本申入れは、審査の経過を踏まえ、委員間の討議を尽くし、委員全員が合意した委員会の意見であります。執行部におかれましては、本申入れをしっかり受け止め、次年度以降の予算編成、市政運営に生かしていただき、よりよい市政の発展につながるよう期待いたしまして、決算審査特別委員会委員長報告といたします。 ○議長(三浦章君) 以上で各常任委員長及び決算審査特別委員長の報告を終わります。 ここで議事の都合により、暫時休憩をいたします。 △休憩宣告 午後3時00分---------------------------------------
    △再開宣告 午後3時15分 ○議長(三浦章君) 再開いたします。 次に、委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦章君) 質疑もないようでございますので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦章君) ご異議ないものと認め、委員長報告に対する質疑を終結し、討論を行います。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 18番、三浦道雄君。     (18番 三浦道雄君登壇) ◆18番(三浦道雄君) こんにちは。日本共産党の三浦道雄でございます。 ただいま報告のありました各常任委員長決算審査特別委員長の報告に対しまして、討論を行います。 討論に先立ちまして、一言申し添えます。 ロシアがウクライナに侵略をして半年以上が経過をいたしました。今、平和を取り戻すためには、ロシアがウクライナから即時撤退するしかありません。私は、改めてロシアはウクライナから撤退せよということを申し述べます。 2番目は、安倍元首相の国葬は、国民の6割以上が反対をしております。国民合意の得られない国葬は中止することも併せて訴えるものでございます。 それでは、討論に入ります。 一般会計と特別会計3件の4件について、反対の立場から発言をいたします。 決算審査特別委員長報告に対しまして、4つの認定案件、認定第1号、認定第2号、認定第5号及び認定第6号について行います。 この4つの認定案件は、いずれも歳入歳出において評価できる施策が多々ございます。しかしながら、これまでどおりでありますが、その中に1つでも、2つでも同意できないものがあれば、私は反対の立場に立たざるを得ないということでございます。 最初に、認定第1号の令和3年度君津市一般会計歳入歳出決算の認定について。 これは3月議会でも反対の理由として述べましたが、一般職の職員等の給与カット分が含まれていること、また、私は大きな問題だと思っております広域火葬場整備事業に対して、2,750万円がございます。本年度の12月に供用開始予定のきみさらず聖苑整備運営事業負担金7億4,000万円余りは、市民の皆さんにはいまだ十分な説明がないまま推移をしている事業でございます。何と供用開始になりますと、火葬場の料金が今現在は7,000円でありますが、これが1万2,000円もの大幅値上げとなるものでございます。市民不在のきみさらず聖苑運営負担金は認めることができません。 冒頭述べましたとおり、君津市にはすばらしい事業がたくさんあります。二、三の例を申し上げますと、デマンド交通タクシー事業、中学校卒業までの子どもの医療費無料化への助成事業、そして健康体操モデル事業等々であります。しかしながら、本案件は、先ほど申しましたとおり、一括採決でありますので、評価ができる施策があっても、同意できない事業がある以上、反対せざるを得ませんので、令和3年度君津市一般会計歳入歳出決算の認定については反対するものでございます。 次に、認定第2号の令和3年度君津市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について。 市の独自施策は評価できるものが多々ございます。先ほど委員長報告の中にもあったとおりでございます。しかしながら、国保税の滞納者への資格証明書や短期保険証の発行が中止されない限り、私はこれまでも反対をしてまいりました。今回は、決算審査特別委員ではございませんでしたので、この問題について聞き取りを行いましたところ、令和4年8月末現在、793世帯が滞納をしております。そのうち229世帯318人に資格証明書が交付をされ、430世帯663人には3か月の短期保険証が交付されているのであります。正規の保険証がなければ、また正規の保険証がないために医療が抑制され、重篤な患者が発生をしております。これでは医療費が高騰するばかりではないでしょうか。正規の保険証の交付を強く訴えるものです。 現在も資格証明書が発行され続けておりますので、認定第2号の令和3年度君津市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定には同意できません。 認定第5号 令和3年度君津市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてでありますが、これはコロナ禍であっても、介護職場でのサービス等の努力が見られていることは承知をいたしております。しかしながら、市民の皆さんからも相変わらず「保険あって介護なし」という苦情も寄せられています。ですから、およそ保険制度には値しない制度だと私は思っております。 何らかの理由で障害を持つ、あるいは加齢に伴って障害を持つ方もいらっしゃいます。しかしながら、非該当だと認定されれば、保険では何のサービスも受けられません。私は、本来の介護保険制度の理念に立った介護保険制度に改善すべきだということを主張いたします。3年に一度の見直しがあるたびに、介護保険料は上がります。そして、介護サービスそのものが改悪をされます。その状態が今なお推移いたしておりますので、認定第5号 令和3年度君津市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定には同意できませんので、反対するものです。 次に、認定第6号の令和3年度君津市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。 私は毎回のように、この制度自体が高齢者の尊厳をないがしろにしている、そういうことで日本共産党も当初からこの制度には反対をしてまいりました。わざわざ別立ての保険制度をつくり、しかも年齢で差別するという希代の悪法であります。高齢者に優しい医療どころか、高齢者に痛みを負わせるもので、高齢者は早く死ねと言わんばかりの制度であります。 これまで無料だった保険料が、75歳になった途端に保険料支払いが発生するという世界のどこにも類例のない恥ずべき保険制度であります。また、本年10月1日からは、医療費の窓口負担が原則1割だったものが2割負担となる高齢者が発生をいたします。高齢者の尊厳をないがしろにする2割負担増に反対するものでございます。 こうした理不尽な後期高齢者医療制度を廃止して、元の老人保険制度に戻すよう強く主張いたします。 これまで家族と一緒の国民健康保険制度に加入していたのに、75歳になった途端、問答無用で後期高齢者医療制度に強制加入の仕組みでございます。扶養家族として保険料支払いがなかった組合健保の高齢者の方も、75歳以上になれば自動的に保険料支払いが発生します。75歳以上の高齢者に対して、自己責任で保険料も医療費も払いなさい、医療を受けろという、まさに安倍、菅政権が強調していた自助そのもので、社会保障制度の名に値しない悪法でございます。私は、即刻廃止すべき制度だということを主張いたします。 よって、認定第6号の令和3年度君津市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定については、反対するものでございます。 なお、私は、これまで公立保育園の民営化には反対の立場を貫いてまいりました。今議会では、議案第2号で君津市保育園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてが上程、付議されております。本議案は、民間の認可保育園が事業を開始するにあたりまして、現在の公立保育園の内箕輪、南子安保育園の事業を今年度で廃止をして、令和5年4月1日からは民間保育園がこれに取って代わるというものです。 今でも私は公立保育園の民営化には同意できませんが、市民、保護者等の目線で考えた場合、公立保育園ではないが、安心・安全が担保され、待機児童の解消につながるのであれば、よしとも考えられるのではないでしょうか。 私は、そうした視点も考慮しまして、主張そのものを変えるつもりはありませんが、議案第2号の君津市保育園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定には同意することを申し添え、討論を終わります。 ただいま触れませんでした他の議案及び認定案件及び陳情につきましては、委員長報告に同意するものです。 以上です。 ○議長(三浦章君) 19番、小倉靖幸君。     (19番 小倉靖幸君登壇) ◆19番(小倉靖幸君) 19番、小倉靖幸でございます。 私は、全ての議案、認定案件及び陳情について、委員長報告に賛成の立場から、特にただいま反対討論がありました認定案件につきまして、討論をさせていただきます。 初めに、認定第1号 令和3年度君津市一般会計歳入歳出決算の認定についてですが、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などの特定財源を活用し、積極的な生活支援を行うとともに、行政ニーズの変化に合わせ、各種基金の運用の見直しを図り、財源の確保や効率的な財政運営に努めながら各事業が執行されたものと理解をいたします。 特に、コロナ禍において、当初の計画どおりに事業を行うことが困難な状況であっても、執行方法の創意工夫に努め、当初の事業目的を達成できた事業が多く見られたことは評価するものであります。 今後も、各事業の実施にあたっては、市民ニーズや費用対効果等について十分な検討を行い、市民の理解が得られるような形で執行されることを望むものであります。 以上、成果が見られた事業も多く、全体としておおむね適切に執行されていたものと理解をいたします。 なお、反対のありましたきみさらず聖苑の整備運営事業についてですが、令和4年12月1日の木更津市新火葬場の供用開始に向け、広域連携による火葬業務を進めていくことは、将来にわたって持続可能な行財政運営を図るためにも有効な方策であると理解をいたします。 次に、認定第2号 国民健康保険特別会計についてですが、国保税を滞納している方に対する短期被保険者証、資格証明書の発行については、負担の公平性を担保する観点から、適切な運用がなされているものと理解をいたします。 また、令和3年度は、新たな取組として、スマートフォンによる決済において納付方法の拡充を図るなど、収納率向上に向けた取組が強化されたものと考えます。 次に、認定第5号 介護保険特別会計についてですが、地域包括支援センターを中心として相談、支援体制の充実が図られており、地域包括ケアシステムの構築が着々と進んでいるものと理解をいたします。 今後も適切なサービスを提供するために、介護給付費の適正化などに努めるなど、円滑な事業運営を望むものであります。 次に、認定第6号 後期高齢者医療特別会計についてですが、後期高齢者医療制度は、高齢者の医療を安定的に支えていくために必要不可欠な社会保障制度であり、本市においても健全な運営がなされているものと理解をいたします。 以上、申し述べた以外の議案、認定案件及び陳情についても、委員長報告のとおり賛成であることを表明し、賛成討論といたします。 ○議長(三浦章君) 以上で通告による討論は終わりました。 討論を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦章君) ご異議ないものと認め、討論を終結し、採決いたします。 初めに、議案第1号 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第2号君津市保育園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第3号 市道路線の認定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第4号 市道路線の認定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第5号 市道路線の認定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第6号 市道路線の認定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第7号 市道路線の認定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第8号 市道路線の認定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第9号 市道路線の認定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第10号 市道路線の認定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第11号 市道路線の認定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第12号 令和4年度君津市一般会計補正予算(第5号)、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第13号 令和4年度君津市介護保険特別会計補正予算(第1号)、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 次に、認定第1号 令和3年度君津市一般会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立多数。 よって、本案は原案のとおり認定することに決定いたしました。 認定第2号 令和3年度君津市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立多数。 よって、本案は原案のとおり認定することに決定いたしました。 認定第3号 令和3年度君津市聖地公園事業特別会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり認定することに決定いたしました。 認定第4号 令和3年度君津市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり認定することに決定いたしました。 認定第5号 令和3年度君津市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立多数。 よって、本案は原案のとおり認定することに決定いたしました。 認定第6号 令和3年度君津市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立多数。 よって、本案は原案のとおり認定することに決定いたしました。 次に、陳情第7号 ナラ枯れ病防除策の推進を求める陳情書、委員長報告は趣旨採択でありましたので、趣旨採択について採決いたします。 本陳情を趣旨採択することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本陳情は趣旨採択することに決定いたしました。 なお、ただいま趣旨採択された陳情は、執行機関に送付することといたします。 陳情第8号君津台の大関・新関の環境を守り、地球温暖化防止策の推進を願う陳情書、委員長報告のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本陳情は採択することに決定いたしました。 なお、ただいま採択された陳情は、執行機関に送付することといたします。--------------------------------------- △日程第3 議案第14号(提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決) ○議長(三浦章君) 日程第3、議案第14号を議題といたします。 なお、議案の朗読につきましては省略いたしますので、ご了承願います。 直ちに提案理由の説明を求めます。 石井市長。     (市長 石井宏子君登壇) ◎市長(石井宏子君) 議案第14号 令和4年度君津市一般会計補正予算(第6号)について提案理由の説明を申し上げます。 本議案は、新型コロナウイルス感染症のオミクロン株対応ワクチン接種等を実施するため、医療機関での個別接種及び市の施設での集団接種のほか、接種券の発送等に係る経費や75歳以上の高齢者の交通支援に要する経費を計上したもので、歳入歳出それぞれ4億9,649万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を375億7,355万8,000円とするものでございます。 以上、議案第14号について提案理由の説明を申し上げました。 よろしくご審議をいただきますようお願い申し上げます。 ○議長(三浦章君) 以上で市長の提案理由の説明が終わりましたので、ただいま議題となっております議案第14号に対する質疑を行います。 下田剣吾君。 ◆13番(下田剣吾君) 13番、下田剣吾でございます。 ただいまの追加議案に対して、2点ご質問させていただきます。 1点目は、本市の感染状況について、どのような状況と認識しているかということを教えてください。 2点目は、今回はワクチン接種に関わるところですが、過去のワクチン接種の接種率等を見て、工夫しようと考えている点があれば、お聞かせ願います。 ○議長(三浦章君) 小石川健康こども部長。 ◎健康こども部長(小石川洋君) 自席からお答えさせていただきます。 ただいまご質疑いただきました件について、まず1点目の本市の感染状況でございます。全国的な感染状況と同様に、今年の初めに第6波がまいりまして、本市におきましても、夏の期間に第7波と見られる感染状況の著しい増加がございました。第6波までの人数と比べまして非常に多い、瞬間的には1日の感染確認が200人に到達するような大きい状況でございました。この昨今では、だんだん落ち着きを見せまして、最近では50名以下になってきているところでございます。ただ、今度はどちらかというと、第7波のピークアウトから、このオミクロン株のワクチンもそうでございますが、第8波への警戒ということが注目をされているところでございます。 もう1点いただきましたワクチン接種への工夫でございます。こちらにつきましては、各市でどちらかというと国の指示によって始めなきゃいけないという制約がございますが、その中でも、市内の医師会に入っております医療機関の皆様には、なるべく柔軟な予約の受付対応をお願いしていますと同時に、こちらで集団接種の会場も用意して、その2系統でなるべく予約が速やかに取れて接種が進むように工夫していること、また、本市では、ご案内のとおり、高齢者の予約あるいは接種についての配慮を重く見ておりまして、その中でも交通手段が厳しい高齢者の方に対し、本市は市域が広いという特徴もございますので、それによってワクチン接種を断念されることがないように、その一助といたしまして、タクシー券を今回も入れさせていただくということと、あと予約も最初はちょっとできないかもしれませんが、途中から高齢者の方には暫定的にうちのほうで予約を入れまして、変更がある場合だけコールセンターへかけていただければいいと、そのような配慮をしているところでございます。 以上でございます。 ○議長(三浦章君) 嶋野福祉部長。 ◎福祉部長(嶋野晃広君) 自席から答弁させていただきます。 ご質問の2点目のワクチン接種率の向上に対する工夫について、昨年度当初、接種予約のシステムを利用したり、コールセンターなどもやっておりましたけれども、なかなか予約が取りづらいとかいうような状況がありました。その中で、予約システムをより使いやすいものに変更したり、コールセンターの体制を拡充するなど、予約が取りやすい状況に努めてまいりました。 以上でございます。 ○議長(三浦章君) ほかに。     (発言する者なし) ○議長(三浦章君) 質疑もないようでございますので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦章君) ご異議ないものと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第14号につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦章君) ご異議ないものと認め、議案第14号については、委員会付託を省略することに決定いたしました。 次に、討論を行います。     (発言する者なし) ○議長(三浦章君) 討論もないようでございますので、議案に対する討論は終結し、採決いたします。 議案第14号 令和4年度君津市一般会計補正予算(第6号)、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。--------------------------------------- △日程第4 議員の派遣について ○議長(三浦章君) 日程第4、議員の派遣についてを議題といたします。 会議規則第163条第1項の規定により議員を派遣したいと思います。 かずさ4市議会議長会の臨時総会及び千葉県知事に対する要望活動への派遣でございますが、派遣の目的は、かずさ4市議会議長会による千葉県知事に対する要望活動とそれに係る協議。派遣場所は木更津市及び千葉市。派遣期間は令和4年10月25日、1日間。派遣議員につきましては、奈良輪政五君でございます。 お諮りいたします。 ただいま申し述べたとおり、かずさ4市議会議長会の臨時総会及び千葉県知事に対する要望活動に奈良輪政五君を派遣したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦章君) ご異議ないものと認めます。 よって、ただいま申し述べたとおり、議員を派遣することに決定いたしました。 この際お諮りいたします。 ただいま決議した議決事項について、諸般の事情により変更する場合には、議長に一任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦章君) ご異議ないものと認めます。 よって、そのように決定いたしました。 以上をもちまして、今期定例会に付議されました案件の全部を議了いたしました。--------------------------------------- △市長あいさつ ○議長(三浦章君) ここで閉会にあたりまして市長からあいさつがあります。 石井市長。     (市長 石井宏子君登壇) ◎市長(石井宏子君) 令和4年第3回君津市議会定例会の閉会にあたりまして、一言御礼のごあいさつを申し上げます。 去る8月31日に開会いたしました本定例会は本日をもちまして閉会となりますが、当初提案いたしました13議案と認定6件、報告4件及び追加議案1件につきましては、慎重なるご審議を賜り、いずれも原案どおり可決確定をいただきまして、誠にありがとうございました。 会期中に皆様方からいただきました貴重なご意見やご提言などにつきましては、十分これを尊重し、今後の市政運営に当たってまいります。 次に、この場をお借りいたしまして、名水サミットinきみつの開催についてご報告を申し上げます。 来る9月24日に君津市民文化ホールにおいて、千葉県内では初となる名水サミットinきみつを開催いたします。 名水サミットは、水環境保全の啓発を目的に、毎年、全国の名水百選が所在する市町村で開催されており、今回本市では、水と共鳴する伝統の技をテーマにシンポジウム等を行う予定でございます。私たちの生活に欠かせない水の大切さについて改めて考えるきっかけとなりましたら幸いでございます。 さて、本定例会は、私の任期中の最後の市議会となりましたので、この場をお借りいたしまして、一言ごあいさつと感謝の言葉を申し上げたいと存じます。 私は、市民の皆様をはじめ、様々な方面からの力強いご支援の下、君津市長として4年間、市政運営のかじ取りを行ってまいりました。 この間、令和元年房総半島台風等や、今も続く新型コロナウイルス感染症の感染拡大など、市民生活に直結する未曽有の災害に見舞われました。 さらには、ロシアのウクライナ侵攻に端を発した物価高騰など、市民生活を取り巻く環境は厳しさを増しています。 そのような中、市政を停滞させることのないよう、迅速な災害復旧と強靱なまちづくり、感染拡大防止と社会経済活動の両立や市民生活の支援に不退転の覚悟で取り組み、邁進してまいりました。 また、市制施行50周年を迎えた昨年には、脱炭素を未来のまちづくりに積極的に生かす環境グリーン都市を目指すことを宣言するとともに、目まぐるしく変容する社会情勢に対応するため、市の最上位計画である総合計画を1年前倒しで策定いたしました。様々な地域や年代の市民の皆様、君津に関わる多くの方々とともに、希望あふれる未来を考え、対話を重ねてつくり上げた新たな総合計画は、将来都市像「ひとが輝き 幸せつなぐ きみつ」を実現するためのロードマップであり、今、着実にその実行段階に歩みを進めております。 これもひとえに、よりよい市民生活を目指し、市政運営の両輪として、多大なるお力添えをいただきました市議会議員の皆様方、市民の皆様、君津に関わる多くの方々の温かいご理解、ご支援、ご協力があったからこそと、そのご厚情、ご鞭撻に心から感謝を申し上げます。ありがとうございます。 加えて、市政の推進にあたり、献身的に尽力し、共に汗をかいていただいた職員の皆様に重ねて感謝いたします。 結びに、愛するふるさと君津の限りない発展に向け、引き続き、皆様方のお力添えをいただきますよう、心からお願いを申し上げまして、閉会のあいさつといたします。ありがとうございました。--------------------------------------- △閉会 ○議長(三浦章君) これをもちまして、令和4年第3回君津市議会定例会を閉会といたします。 長期間にわたりまして、誠にご苦労さまでございました。                       令和4年9月22日午後3時52分                                     閉会上記会議の顛末を録し相違ないことを証するためここに署名する。  令和  年  月  日            君津市議会議長   三浦 章            君津市議会副議長  奈良輪政五            署名議員      橋本礼子            署名議員      下田剣吾            署名議員      高橋 明...