○議長(三浦章君)
安部教育部長。
◎教育部長(安部吉司君) 自席から答弁させていただきます。 大綱5、安全に安心して生活できる学校について、細目2、
不審者対策および
学校施設安全対策の充実についてお答えいたします。 学校施設における安全対策につきましては、門扉
の閉鎖、
周辺フェンスの設置、さすまた
の配備
のほか、全て
の中学校へ
防犯カメラの設置を行っております。 また、校内
の連絡手段として設置しております校内電話につきましては、不具合が発生した場合には、迅速に修繕を行っているところでございます。 不審者へ
の対応につきましては、
君津警察署や、保護者をはじめとした地域
の皆様
の協力を得ながら、在校時
の対策だけではなく、児童生徒
の登下校時も含め、ハード、ソフト
の両面から見直しを行い、引き続き、児童生徒
の安全確保に努めてまいります。 以上でございます。
○議長(三浦章君)
松本裕次郎君。
◆7番(
松本裕次郎君) それでは、これより二次質問をさせていただきます。 まず大綱1、「経済と環境が調和したまち」について、細目1、市内経済
の好循環に向けた取組について伺います。 昨日、9月1日から2か所に設置したと
のことですので、今後
の動向もしっかり把握していただければと思います。 先ほど言われた県外
の実績とかを見てみますと、令和2年に御殿場市が導入していて、御殿場市
のふるさと納税額は11億9,200万円で、うち2,600万円が
ゴルフ場5コースから
の納税額であると書いていまして、そのうち3コースが令和3年12月のみで1,000万円を超える
ふるさと納税があったということで、これから期待していますので、逐一確認してもらえればと思います。 また、今後
の利用状況によると思いますが、
ゴルフ場はもちろんですけれども、
観光施設等でも設置
の検討を行うと
先ほど答弁がありましたけれども、どのような場所で導入しようとしている
のかお伺いいたします。
○議長(三浦章君)
鈴木経済環境部長。
◎
経済環境部長(鈴木広夫君) お答えいたします。 例えばでございますが、
キャンプ場ですとか
貸しボート店、また
農産物直売所など、こうした施設へ
の設置が今後考えられるものと思っております。 以上でございます。
○議長(三浦章君)
松本裕次郎君。
◆7番(
松本裕次郎君)
新型コロナウイルスがまん延してから流行しているものといえば、やはりゴルフと釣りと
キャンプ場と、外で密にならない遊びというか娯楽になっていると思いますので、ぜひその辺も検討していただいて、設置していただければと思います。 それで、
ふるさと納税のサイトで返礼品を調べてみますと、
ゴルフプレー券で検索すると600件以上ヒットしまして、
ゴルフブームもあってか、
ふるさと納税でもプレー券が人気があるということがうかがえます。ただ、
ふるさと納税の寄附を行ったこと
のない
ゴルファーは、プレー券が返礼品になっている事実さえ知らない
のではないでしょうか。また、手続が面倒と考えてちゅうちょしている
ゴルファーもいると思います。
ふるさと納税の本来
の目的は地域を応援することですから、訪問先
のゴルフ場に設置されていれば、その地域を応援したい気持ちを、その場で
ふるさと納税という形で表すことができます。
ゴルファーにとっても、メンバーになっていたり、ひいきにしている
ゴルフ場のある自治体を応援しながらプレー券が受け取れるなら、一石二鳥ということです。しかも、
自動販売機となれば、気軽に寄附ができます。今回
の事例を受けて、さらなる市内経済
の好循環に向けて取り組んでいってください。 続きまして、大綱2、高齢者へ
の移動支援
の取組について、細目1、
タクシー等共通利用券交付について伺います。 交通行政について様々取り組んでいますが、乗車があってもなくても経費
のかかる
バス運行事業と比べて、
タクシー等共通利用券を交付する
外出支援事業は費用対効果からして有効と考えますが、さらなる拡充についてどのようなイメージがある
のか、見解を伺います。
○議長(三浦章君)
嶋野福祉部長。
◎福祉部長(嶋野晃広君) 自席から答弁をさせていただきます。 国
の臨時交付金を活用した
高齢者外出支援事業については、令和2年度にも同様
の事業を実施しており、タクシー以外にも様々な交通機関を利用できたことで、利用者
の方から好評をいただきました。 今年度
の事業
の利用状況を踏まえ、高齢者
の外出支援事業がより一層効果的な内容となるよう、さらなる充実に向けて検討してまいります。 以上でございます。
○議長(三浦章君)
松本裕次郎君。
◆7番(
松本裕次郎君) さらなる充実に向けて検討するということですので、市長も新たなステップに向けて踏み出そうとしているので、新年度で
の事業
の恒久化を願うものであります。ぜひよろしくお願いしたいと思います。 また、高齢者
の移動支援ということで、
コミュニティバスの最適化とか、路線バス
の市域を超えた連携などについても調査研究していただいていると思いますが、私も小糸地区出身だけに、周西線
の延伸についてもぜひともお願いしたいと考えています。周西線
の延伸について、現在
の検討状況をお伺いいたします。
○議長(三浦章君) 竹内
企画政策部長。
◎
企画政策部長(竹内一視君) 自席から答弁をさせていただきます。 周西線
の延伸につきましては、これまでも交通事業者と協議を重ねてきているところでございます。同路線
の延伸にあたりましては、運転手
の確保など
の課題もあるわけでございますが、市議会や地域住民
の多く
の方々からもご要請をいただいておりますので、その実現に向けてさらなる働きかけをするなど取り組んでまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(三浦章君)
松本裕次郎君。
◆7番(
松本裕次郎君) 周西線
の延伸が実現すれば、中島豊英線
の見直しにも必ずや貢献するものと思いますし、現在、旧秋元小
の整備が進められていますので、この開館を一つ
の目標として、ぜひとも実現していただくことをお願いいたします。 次に大綱3、防災対策について、細目1、台風、
ゲリラ豪雨など
の被害対策について伺います。 計画的に維持管理を行っていますが、伐採、土砂撤去には明確な基準はある
のでしょうか。木がここまで伸びたとか、竹が伸びたとか、土砂が何センチ堆積したとか、そういうものがある
のか、お伺いいたします。
○議長(三浦章君)
出口建設部長。
◎建設部長(出口勝君) お答えいたします。 千葉県によりますと、伐採や土砂撤去
の管理基準につきましては特に設けておらず、現地調査等を踏まえ、適切な河川機能
の維持等に努めているということです。 以上でございます。
○議長(三浦章君)
松本裕次郎君。
◆7番(
松本裕次郎君) 基準がないということで、順番というか、だんだんやっていく
のかなと思うんですけれども、やはり災害が起きてからでは遅いです。小糸川もやはり河川氾濫水位を超えたりする場所がありますので、ぜひともその辺も含めて要望していっていただければと思います。 あと、先ほど
の答弁では、県と
の土木事業に関する
連絡調整会議という
のがあるそうですが、その会議
の中でちょっと取り上げてもらいたいことがありまして、県道90号線という日本製鉄
の前
の道路なんですけれども、あそこ
の道路は中央分離帯というか土が盛ってあって、あそこから草木がすごく車道に出てきて、よけて通らないといけなくて、よけて通るということは、片側2車線ですので、真ん中に寄ってくるんです。あそこは大型車も多く通りますので、そうすると非常に危険を感じると。また、草木が当たってこすれるという苦情も聞きます。 定期的な伐採とかはやっているんですが、追いついていない
のが現状ですので、ぜひ現状を見ていただいて、その会議とかで取り上げてもらえればと思います。ぜひともよろしくお願いいたします。 次に大綱4、健康増進について、細目1、
小糸川右岸遊歩道の整備について伺います。
小糸川右岸のジョギングコース
の整備時期、今までかかった費用について伺います。また、今まで修繕を行っている
のかお伺いいたします。
○議長(三浦章君)
小石川健康こども部長。
◎
健康こども部長(小石川洋君) お答えいたします。
小糸川右岸ジョギングコースにつきましては、平成12年度、13年度及び平成18年度
の3期にわたりまして周西橋から大道沢南公園入り口まで
の約5.5キロメートルを整備いたしまして、これに約8,200万円
の整備費用がかかっております。 また、弾性舗装
の経年劣化によりまして、平成20年度から23年度にかけまして劣化
の大きい区間
の弾性舗装を張り替えるような修繕を行っております。 以上でございます。
○議長(三浦章君)
松本裕次郎君。
◆7番(
松本裕次郎君) 8,200万円かかって整備を行っているということですが、我がきみつ未来
の代表、磯貝議員があそこ
のところを車で走っていたら、歩道じゃなくて車道を歩いている人がいたということで、何で歩道を歩かない
のと聞いてみたら、いや、根上がりがあって危ないからこっちを歩いているという話をしていました。 本来であれば、
ジョギングコースなど
の歩道は、車が走る車道が危ないから歩道がある
のであって、歩道が危ないとなると、本末転倒ということになる
のではないでしょうか。今整備をやれば、原材料費も上がっているので多分もっとお金がかかるんですけれども、クラウドファンディングとかで募集してやってみるとか、様々お金を集める方法はあると思いますので、やはり市民から
の要望も多いので、ぜひ検討、調査研究して進めていってもらえればと思います。 続きまして、大綱5、安全に安心して生活できる学校について、細目1、特別教室
のエアコン設置についてですが、このエアコン
の件ですが、今週から2学期が始まりましたが、市
のメール配信では熱中症へ
の警戒が呼びかけられています。このような中、学校
の特別教室では授業を行っていると思います。 やはりもう昔みたいに気合と根性で乗り切るとか、そういうことは無理だと思いますので、学習環境として
の整備もそうですが、日々頑張っていただいている教職員
の皆さん
の良好な職場環境をつくることも重要と思います。それが教職員
の働き方改革につながり、ひいては君津
の子どもたちの教育環境
の向上に結びつくかと思います。先ほど
の答弁では、整備に取り組んでいくと
の回答をいただきましたので、未来を担う
子どもたちのためにも、早期
の実現をお願いいたします。 次に大綱5、安全に安心して生活できる学校について、細目2、
不審者対策および
学校施設安全対策の充実について伺います。 不審者
の対応について、ソフト、ハード
の両面から見直しを行うと
のことですが、現在ソフト面ではどのような対応を行っている
のかお伺いいたします。
○議長(三浦章君)
安部教育部長。
◎教育部長(安部吉司君) お答えいたします。 各学校におきましては、不審者等から児童、生徒
の安全を確保するために、危機管理マニュアルを作成いたしまして、それに基づき、安全管理体制を組織として対応できるよう整備を行っております。 また、緊急時における児童、生徒
の安全確保体制
の確立
のため、不審者
の侵入などを想定いたしました防犯訓練
の実施など、実践的な防犯教育を行っております。 登下校時
の対策につきましては、地域
の商店や協力者宅による緊急避難場所、いわゆる子ども110番
の家も利用するよう指導をするとともに、保護者やPTA、地域住民や警察などと連携、協働いたしました見守り活動
の実施や、連絡メールを活用いたしまして保護者
の皆様へ
の注意喚起なども行っているところでございます。 以上でございます。
○議長(三浦章君)
松本裕次郎君。
◆7番(
松本裕次郎君) ソフト面は非常に大事なことだと思います。また、やはり不審者
の対応というか、校内に入らせないことが重要だと思います。 登下校以外で
の不審者対策として、やはり校内に不審者を侵入させないということで、小学校
の門扉に
防犯カメラを設置する考えはある
のでしょうか、お伺いいたします。
○議長(三浦章君)
安部教育部長。
◎教育部長(安部吉司君) お答えいたします。 ご指摘
のとおり、
防犯カメラを設置することによりまして、犯罪予防をはじめといたしまして、児童や教員
の安心感
の向上が期待できるというふうに思っております。
不審者対策といたしまして、小学校へ
の防犯カメラの設置に向けて検討をしてまいりたいと思っております。 以上でございます。
○議長(三浦章君)
松本裕次郎君。
◆7番(
松本裕次郎君) 私も学校
の不審者
のことで調べていると、やはり大阪
の池田小学校
の事件
の記事が出てきまして、2001年6月8日にその事件が発生しております、8人も
の児童が殺害されました。既に21年経過していますが、やはり21年経過しても覚えている事件でございます。 やはりこれは風化させてはいけないものだと思います。一人ひとり大切な子ども
の命を預かっているという意識を常に持ち、改めてソフト、ハード両面から安全管理体制を見直していただいて、
子どもたちの安全確保に最大限努めていただきたいと思います。 学校関係を質問させていただきましたが、先日、市長もご存じ
のとおり、千葉県教職員組合
の議員学習会という
のがありまして、教育長も要望書を受け取られたと思いますけれども、様々な学校
の要望事項をたくさんいただきました。その中からちょっと抜粋して、今回2つ質問させていただきましたけれども、教育環境
の整備とかICT
の問題など様々な問題がありますので、その辺も含めて今後もまたしっかりと質問していきたいと思います。 少し早いですが、以上で私
の一般質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(三浦章君) 以上で7番、
松本裕次郎君
の一般質問を終わります。 ここで議事
の都合により暫時休憩をいたします。
△休憩宣告 午前10時35分
---------------------------------------
△再開宣告 午前11時00分
○議長(三浦章君) 再開いたします。 休憩前に引き続きまして、一般質問を行います。 14番、保坂好一君
の発言を許します。 保坂好一君。 (14番 保坂好一君登壇)
◆14番(保坂好一君) 皆さんこんにちは。14番、創政会、保坂好一です。 ただいま議長
の許可をいただきましたので、通告に従い質問を行います。 早速ですが、質問に入ります。 大綱1、職員
の労務管理について、細目1、地方公務員法
の一部を改正する法律・定年引上げについて伺います。 来年度から、地方公務員
の定年引上げが始まり、2年に1歳ずつ引き上げられます。条例改正
の時期がいつになる
のか伺います。 それに伴い再任用
の労働条件や退職手当など、様々な情報が職員
のライフプラン
の上では必要と考えますが、情報提供はできている
のか、また、勤務に関する意識調査は行っている
のか伺います。さらに、定年前再任用短時間勤務制とはどのような勤務体制な
のか伺います。 細目2、定年引上げ導入後
の新規採用者について伺います。 定年引上げ
の対象者が多い場合、再任用と
のバランスや新規採用者
の雇用など、今までとは異なった方針が必要ではないかと考えますが、見解を伺います。あわせて、会計年度任用職員等に対して
の説明は今後どのような段階で行う
のか伺います。 細目3、職員配置について伺います。 今年度は、働き方改革・生産性向上アンケートを踏まえた中で、部署
の追加、配置転換を行ったと思いますが、個々
の希望に沿った配置転換は何割行われている
のか伺います。また、専門性
の高い部署で
の職員教育はどのような形で行う
のか伺います。 細目4、働きやすい職場・
環境づくりについて伺います。 有給休暇取得率
の向上や時間外労働
の見直しなど、働きやすい環境は整いつつある
のか伺います。また、働き方改革・生産性向上アンケート実施後、どのような課題点を改善した
のか。また、追跡調査を行い、職場
の不安要素に対する改善などがなされた
のか伺います。 大綱2、防災について、細目1、河川内
の樹木について伺います。 小糸川
の富久橋付近では、樹木が大きく育ち、橋から眺めても水位などが見にくく、大雨
の際には河川内
の樹木が倒れる危険性があります。近隣住民からも、倒木が橋などに引っかかり大きな災害になるおそれがあるため、河川内
の樹木伐採について多く
の依頼がありますが、どのように対応している
のか伺います。 大綱3、拠点整備事業について、細目1、旧秋元小学校複合整備事業について伺います。 1、設計変更を行った後
の整備事業全体
の概算費用はどれぐらいになる
のか伺います。 2、整備終了後、この建物は何年使用する
のか伺います。 3、保育園事業について、令和5年度、清和地区から小糸保育園へ
の入園希望者、いわゆる入園予定者は何人いる
のか伺います。あわせて、創政会において、清和地区へ
の保育園入園アンケート調査を実施することを要望しておりましたが、調査を行った
のか伺います。 4、予定している拠点整備事業
の中心的な事業は改めて何な
のかを伺います。また、整備事業終了まで
のタイムスケジュールを伺います。 大綱4、住宅政策について、細目1、住生活基本計画について伺います。 住生活基本法では、住宅確保要配慮者
の居住安定
の確保が住宅政策
の基本理念
の一つとして位置づけられているところです。住生活
の安定
の確保及び向上
の促進に関する施策
の推進は、住生活
の基盤となる良質な住宅
の供給、良好な住居環境
の形成及び住居
の安定
の確保等が図られることを旨として行われなければなりません。これらを推進するにあたり、本市における住生活基本計画
の策定方針を伺います。 細目2、賃貸住宅供給促進計画及び居住支援協議会
の設立について伺います。 住生活基本法
の基本理念や住宅セーフティネット法
の目的にのっとり、住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅
の供給
の促進に関する施策を総合的かつ効果的に推進することが喫緊
の課題と認識しております。本市における住宅セーフティネット法に基づく、賃貸住宅供給促進計画
の策定方針を伺います。あわせて、民間賃貸住宅へ
の円滑な入居
の促進等、住宅確保要配慮者へ
の支援を行う居住支援協議会
の設立について見解を伺います。 細目3、市営住宅個別施設計画
の見直しについて伺います。 第3次千葉県住生活基本計画
の目標に、住宅セーフティネット
の確保を掲げ、住宅確保要配慮者がそれぞれ
の特性に応じた住宅を確保できるよう、公的賃貸住宅を適切に供給するとともに、民間賃貸住宅も活用した重層的なセーフティネット
の構築を目指すこととしております。このことを踏まえて、君津市営住宅個別施設計画
の見直しについて今後
の方針を伺います。また、本市
の住宅セーフティネット法に基づく賃貸住宅供給促進計画
の策定について伺います。 細目4、市営住宅
の安全性について伺います。 君津市営住宅個別施設計画では、今後
の詳細なスケジュールは、総合計画
の中でどの施設から整備を進めていくかを明確化することとし、具体的な整備計画として、実施
の時期を総合的に定めていくとありますが、現在
の総合計画においてどのように位置づけられているか伺います。また、現在耐震性
のない市営住宅に入居する方々
の安全性はどのように確保されている
のか伺います。 以上で、一次質問を終わります。再質問は質問席から行いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(三浦章君) 石井市長。 (市長 石井宏子君登壇)
◎市長(石井宏子君) 14番、保坂好一議員
のご質問にお答えいたします。 大綱1、職員
の労務管理について、細目1、地方公務員法
の一部を改正する法律・定年引上げについて、細目2、定年引上げ導入後
の新規採用者について、細目3、職員配置についてにつきましては、担当部長からご答弁申し上げますので、よろしくお願いいたします。 細目4、働きやすい職場・
環境づくりについてお答えいたします。 私は、就任以来、職員が明るく元気に働ける職場風土
の醸成に取り組んでおります。市政
の現場は市民生活にあり、多様化する市民ニーズに最前線で対応する職員が、持てる能力を十分に発揮しながら活躍し、やりがいを持って仕事に励むためには、職員が心身ともに健康で安心して働くことができる
環境づくりが大変重要であると認識しております。 そのため、昨年度実施した働き方改革・生産性向上に向けたアンケートで、多く
の職員から有効な取組として回答があった、有給休暇
の取得促進や時間外勤務
の縮減については、所属長による労務管理
の徹底や長時間労働を抑制するため
の庁用パソコン
の一斉シャットダウン
の実施など、すぐにできることから着実に進めております。 また、今年度は、組織力や生産性を高める要素として注目されている組織へ
の愛着や仕事へ
の情熱
の度合いを表すエンゲージメントを用いて、職員
の意識改革に向けた取組をスタートさせました。この取組は、組織課題
の改善など
のノウハウを持った外部
の専門家
の力を活用し、現状
の職員
の期待度や満足度を調査し、それを数値化することで、そこから見える組織課題
の改善を重ねながら、働きやすい職場環境をつくり上げるものです。 私は、日本一チャレンジする市役所をスローガンとして掲げ、職員一人ひとりが情熱とチャレンジ精神を持って主体的に働くため
の意識改革を推し進めてまいります。 大綱2、防災について、大綱3、拠点整備事業について、大綱4、住宅政策についてにつきましては、担当部長からご答弁申し上げますので、よろしくお願いいたします。
○議長(三浦章君) 荒井総務部長。
◎総務部長(荒井淳一君) 自席よりご答弁申し上げます。 大綱1、職員
の労務管理について、細目1、地方公務員法
の一部を改正する法律・定年引上げについて、細目2、定年引上げ導入後
の新規採用者について、関連がございますので一括してお答えいたします。 地方公務員法
の一部改正により、令和5年度から職員
の定年年齢が2年に1歳ずつ段階的に引き上げられ、令和13年度には制度が完成し、65歳が定年となります。定年引上げに関係する条例等
の整備につきましては、本年、第4回定例会へ
の提案に向けて現在準備を進めております。 この定年引上げにつきましては、地方公務員制度
の大きな改正となりますので、広く職員に周知することを予定しております。さらに、職員が60歳に達する年度
の前年度には、60歳以降
の勤務
の意思を確認するため、給与など身分に係る情報を提供いたします。 また、定年前再任用短時間勤務制度につきましては、定年引上げにより65歳までフルタイムで勤務することを原則とする中、高齢期職員
の多様な働き方
のニーズに対応するため、60歳以後定年前に退職した職員を週4日勤務など、フルタイムよりも短い時間で再度任用することができる制度でございます。定年引上げ導入後
の新規
の職員採用につきましては、将来にわたって公共サービス
の提供体制を維持するために計画的に行う必要があり、定年年齢が段階的に引き上げられる期間におきましても職員
の年齢構成等を考慮し、計画的に職員採用を行ってまいります。また、会計年度任用職員につきましても、多様化する行政需要に対応するため、引き続き必要に応じて雇用してまいります。 続きまして、細目3、職員配置についてお答えいたします。 本年4月1日付
の人事異動につきましては、部を再編する大きな行政組織
の見直しを行ったため、行政運営
の安定性確保等
の観点から、異動を最小限に抑えながらも今後
の組織体制や人事交流
の必要性、職員
の実績、意欲、能力や自己申告書等
の内容を十分に考慮した上で人員配置を行いました。さらに、働き方改革・生産性向上アンケートで
の人員配置に対する意見も参考に職員数を増やしております。 また、専門性
の高い部署
の職員教育につきましては、自治研修センター等で開催されます専門的な知識を習得できる実務研修へ
の積極的な参加やOJTによる日常業務
の遂行に通じて
の能力向上に加えて、e-ラーニングを導入し、職員一人ひとりが意欲的、積極的に自己研さんに取り組める環境を提供することで、人を育てる職場環境
の醸成を進めております。 以上でございます。
○議長(三浦章君)
出口建設部長。
◎建設部長(出口勝君) 自席から答弁させていただきます。 大綱2、防災について、細目1、河川内
の樹木についてお答えいたします。 小糸川で
の伐採等につきましては、河川管理者である千葉県に、富久橋も含め竹木等
の繁茂が著しい個所や土砂が堆積している個所について毎年要望しております。その結果、昨年度は竹木等
の伐採や除草を外箕輪、杢師、中野地先において、堆積土砂
の撤去を外箕輪、中野地先において県が実施したところであります。なお、小糸川河川区域内における雑木等
の伐採
のボランティアにつきましては、県が河川及び海岸
の美化活動を支援するアダプトプログラム制度が利用できることを紹介しており、今後は市
のホームページ等でも周知してまいります。 以上でございます。
○議長(三浦章君) 茂田
市民生活部長。
◎
市民生活部長(茂田達也君) 自席から答弁させていただきます。 大綱3、拠点整備事業について、細目1、旧秋元小学校複合整備事業についてお答えいたします。 旧秋元小学校複合整備事業につきましては、老朽化した清和行政センター、清和公民館、清和保育園
の行政機能について、旧秋元小学校を活用しコンパクトに複合化するもので、社会教育施設
の再整備第1期プランや保育環境整備計画、そして公共施設等総合管理計画
の基本方針に基づき、整備を図っていくものでございます。 また、あわせて住民をはじめ、各種団体等と
の連携や民間活力
の導入を進め、新たな人
の流れや仕事を生み出すことで、地域
の活性化や課題
の解決を図る地域活力創造機能を整備する事業に取り組んでおります。整備事業全体
の概算費用につきましては、基本計画においては約11億円を想定しておりましたが、整備内容
の精査、見直しにより約9億5,000万円を見込んでおります。 また、今後
の使用年数につきましては、鉄筋コンクリート造
の予防保全型施設に係る日本建築学会
の考え方を参考とし、目標使用年数を80年としております。このため、昭和62年竣工
の本施設につきましては、供用開始後
の目標使用年数は約43年となります。今後は、計画的な改修や工夫を凝らしながら長く使用していけるよう努めてまいります。 次に、令和5年度
の清和地区から小糸保育園へ
の入園予定者数につきましては、コーホート変化率法を用いて推計した児童数に対し、清和地区に居住する児童
の保育園へ
の入所率を乗じて試算し、12人程度を見込んでおります。また、アンケートにつきましては実施しておりませんが、新たな清和保育園に対してどのようなサービスや機能が求められている
のか、保護者
の意向を把握しながらよりよい保育園運営を目指してまいります。 次に、整備事業終了まで
のタイムスケジュールにつきましては、管理教室棟、屋内運動場、外構等
の整備工事
の竣工予定を令和5年11月としております。 清和地区
の拠点を整備する本事業につきましては、住民、各種団体等と行政が一体となり取り組む持続可能な地域づくりに欠かすこと
のできないものであることから、施設供用開始に向け鋭意推進してまいります。 以上でございます。
○議長(三浦章君)
出口建設部長。
◎建設部長(出口勝君) 大綱4、住宅政策について、細目1、住生活基本計画について、細目2、賃貸住宅供給促進計画及び居住支援協議会
の設立について関連がございますので、一括してお答えいたします。 住生活基本計画につきましては、住宅政策を総合的に進める上で
の最上位計画として、行政はもとより民間事業者や住民等に対して住宅政策
の将来目標とその実現方法を示すものであります。また、本計画と併せて低額所得者、高齢者等
の住宅確保要配慮者が円滑に入居できるよう住宅政策と福祉政策
の一体的な対応による住宅セーフティネット機能
の強化を図る必要もあります。 本市におきましては、住まい
の安全・安心
の確保を図り、市民一人ひとりが真に豊かさを実感できる住生活が実現できるよう住生活基本計画
の策定を進めるとともに、賃貸住宅供給促進計画につきましては、同計画
の策定と併せて検討してまいります。現在、住宅セーフティネット構築について検討している関係部局と連携し、住宅確保要配慮者
の賃貸住宅へ
の円滑な入居
の促進等、課題解決に向け取り組んでまいります。 次に、居住支援協議会につきましては、住宅セーフティネット法に基づき、住宅確保要配慮者に対し民間賃貸住宅へ
の円滑な入居
の促進等に関し必要な措置について協議するもので、行政をはじめ宅地建物取引業者や社会福祉協議会等関係者と密接な連携を図るために必要となります。今後、設立準備会を立ち上げ、速やかに住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅
の供給促進を図るよう努めてまいります。 続きまして、細目3、市営住宅個別施設計画
の見直しについて、細目4、市営住宅
の安全性について関連がございますので、一括してお答えいたします。 本市では、総合計画
の前期基本計画や公共施設等総合管理計画により、将来にわたり持続可能な公共施設サービスを提供するため、施設
の集約化や複合化を進めながら、床面積
の削減を図ることを方針として公共施設
の再整備を推進しております。そのため、君津市営住宅個別施設計画
の具体的な取組につきましては、市営住宅
の集約、除却を進めるとともに、住宅が不足する場合には民間賃貸住宅
の活用など社会経済情勢
の変化に柔軟に対応し、予算編成と連動させるよう総合計画
の実施計画において整理してまいります。 一方、第3次千葉県住生活基本計画
の目標に、住宅確保要配慮者に対する適切な住宅
の確保が掲げられていることも承知しております。今後
の市営住宅
のあり方につきましては、低額所得者や高齢者などが安心して住み続けることができる住環境
の整備について、住宅政策と福祉政策を一体として、住生活基本計画を策定する中で検討してまいります。また、旧耐震
の市営住宅に居住している方
の安全確保につきましては、最優先課題として捉え、いつ大規模な地震が発生するか分からない状況にあることから、耐震性
のある団地へ
の転居をお願いしているところでございます。 以上でございます。
○議長(三浦章君) 保坂好一君。
◆14番(保坂好一君) それでは、二次質問をさせていただきます。 職員
の労務管理についてですけれども、今、市長から非常にありがたいお話をしていただきました。やはり職場づくり、こういったものについては、主体的に働くため
の意識改革、そういったものをきちんと捉えながら前に進むということで、方針が決まっているようです。そして、日本一チャレンジする市役所ということでスローガンを掲げていただいていると。これに向かって職員
の気持ちを前へ向かせていただければ非常にありがたいというふうに思います。 ただ、現実的なことをお話しすると、なかなか厳しい状況がアンケート
の中でもありました。そのこともありまして、改革を進めるために執行部
の改革をした
のかなというふうに、この4月思ったわけでもあります。そういった中で、オンザジョブトレーニング、日々
の業務
の中でそれを後輩たちにつないでいく、そういった業務に対して日常
のトレーニングをしていくという形もありますけれども、アンケート
の中で非常に業務が忙しいというところもかなりありました。そういった中で、現在、どのような形で各部署がそのマニュアル等々をもって動いている
のか、ご質問させていただきます。
○議長(三浦章君) 荒井総務部長。
◎総務部長(荒井淳一君) お答えします。 やはり、各部署
の業務
の特性によっては多忙となる時期もございますが、日常業務で
の指導教育は職員
の業務経験
の状況に応じて実施しております。また、その際
のマニュアルにつきましては、職場研修
の進め方や推進体制、実施方法などをまとめました職場研修
の手引を作成しており、所属長が中心となりまして、それぞれ
の職場
の実情に応じた職場研修を推進しております。 以上でございます。
○議長(三浦章君) 保坂好一君。
◆14番(保坂好一君) 今回、このような質問をさせていただいた中で、昨年度退職された方々
の中には、若手
の職員も含まれておりました。そういったところで、君津市
の今
の方向性という
のはどういうことがある
のかとか、そして若手
の職員たち自身が考える君津市像、そういったものが取り上げられることがなかったという話も反省点で私
の耳に入ってもおります。 そういったことを踏まえて、そういう方々が出ないような形を取っていただけるということでありますので、ぜひとも庁内
の職員
の改革、そして若手職員が希望をずっと持ち続けられるような、そういった職場づくりをお願い申し上げまして、これについては終わります。 次ですけれども、防災について
の河川内
の樹木についてですけれども、私
の住んでいる近く
の富久橋ですけれども、これについては常々小糸川を見るにあたって、県からお金を頂きながらきちんと整備されていること、しゅんせつもされていることも目にしております。ただ、どうしても最終的に残ったところがありまして、そこは今どのような観察をして、どう動いている
のかなという疑問がありましたのでご質問させていただきました。 答弁
の中で、きちんと見ている、そして写真撮影をしているということでありましたので、どうしても最優先的にしていただきたい。これは現地に行くと分かるように、川幅も非常に狭くなっていることもあり、こんなにも大きくなってしまった
のかというぐらい樹木が茂々としております。大雨
の注意喚起がなされるたびに、自治会長、自治会
の防災
の方々が時間を見計らって見に行って、今どういう状況かということを見て、そして市民
のほうに伝えている、そういった作業を一生懸命しております。そういった中で、自分たちがこの樹木を切ることができない
のかという話もありました。 ただ、これについては以前も私が一般質問で話をさせていただきましたが、中に入って伐採をするということは安全
の面でなかなか難しいよということもありました。ただそういった方々もきちんとおられる。そして、自分たちで作業を手伝って、県そして市
の方々とやりたいといった希望もあるということでありますので、そういったことをしっかりと分かっていただきたいなと思います。 それと、今現在、松川橋
のところに竹が非常に引っかかっていて、川幅をいっぱいに使って竹があるということでありますので、そういった状況下を素早く察知した中で、県土木と臨時に回ったりとか、臨時に予算を組んで除去するなど、対策についてどのように考えている
のか、ご質問いたします。
○議長(三浦章君)
出口建設部長。
◎建設部長(出口勝君) お答えいたします。 市
のほうでパトロールをしております。そのときに現地を確認いたしまして、状況等
の写真を撮って、県等
の管理者へ連絡をいたしまして、対応をお願いしているところでございます。 以上でございます。
○議長(三浦章君) 保坂好一君。
◆14番(保坂好一君) パトロールをしていただくということでありますので、毎回ではありませんが、最近
の気象状況において長雨になったりとか、急激に降った雨だとか、そういうところ
の心配が多分皆さんもあるかと思います。そういった中で河川
の近くに住まいを持たれている方々はもっと心配であるといったところもありますので、避難状況とか、広報が入る前にもっと早く動きたいなという方々もいらっしゃるということをご理解いただきたいと思います。 それでは、大綱3
の拠点整備事業についてですけれども、私たち会派が、この旧秋元小学校
の整備事業
の説明
の席で、入園者について
のアンケートを3月までに依頼したということがありました。しかしながら、なされていなかったという
のがここで分かったわけですが、このたびどのようなサービス機能が求められているかとか、意向
の把握などをするとありますけれども、君津市が公営で特色
のある保育園を目指すということでありますが、公営であるがゆえになかなか難しいところがあると思いますが、現在どのような特色を考えて動いている
のか。 それと、もう既に8月で設計
の契約とか実施設計が終わっているかと思います。そういった中で、保育園に関してハード面でほかと
の違いとかがございましたら、お教えいただきたいと思います。
○議長(三浦章君)
小石川健康こども部長。
◎
健康こども部長(小石川洋君) 自席から答弁させていただきます。 新たな清和保育園につきましては、地域
の方々と
の関わりを積極的に行いながら地域ぐるみで子育てをする、このような保育園を目指しております。また、近年、民間保育園などで取り入れられております保護者
の負担軽減や利便性
の向上につながる各種サービス
の採用も検討しているところでございます。 ハード面におきましては、小学校を活用いたしました複合整備施設
の利点を生かしまして、広々とした屋内運動場を利用した活動や公民館などと一体化されたことで、人が集まり、にぎわいや活気が創出され、コミュニティ活動や世代間交流など
の事業展開が行えることも新たな清和保育園
の特徴であると考えております。 以上でございます。
○議長(三浦章君) 保坂好一君。
◆14番(保坂好一君) 当初
の考え方、人が集い、まちを形成しながら動くと。
子どもたちを育むにはそういった方々
の支援が必要だということで、保育園事業をしたいということであります
のは理解をいたします。ただ、12名という厳しい状況をやはり市民
の方々にどう理解を求めるかということ
の議論、そういったものを我々議会にも求めていただきたい。 実施設計
の変更等々があった中で
のことも、また、どういった設備が入るかということは大まかには理解はしておりますけれども、小さいところで一つ一つ吟味をしていかなきゃいけないところがあるのかなというふうに思います。概算費用が9億5,000万円ということで、9億5,000万円
の価値をそこで43年間
の間、見いだしていく方策、そういったものを考えていかなければならないというふうに思います。 君津市
の財政から見ても、そういった大きな事業に対して君津市民がどのような反応を示すかということも非常に我々は敏感に感じ取っていかなければならないし、そのことについて議会としてきちんと議論をし尽くした
のかというところにおいても、我々は考えていかなければならないというふうに思います。全て
のことについて議会が知らないところで動いている
のではなく、議会とともに動く君津市であってほしいなというふうに思います。 最近
の事例に対して、所管が変わってなかなか難しくなっているようなことも感じますし、議論をし尽くしたというようなことで、大きな事業に対して、答えを出すべきものが少なくなっているようなそんな気がしてなりません。ぜひともそういった議論
の機会をきちんと持っていただきたい。そして、みんなが納得するような、そういった形勢を取りながら、大きな事業に対しては個々
の考え方をそこにきちんと出しながら、そしてそれを市民に対して理解を求めながら前に進む方策をどうか考えていただきたいというふうに思います。私は、常々議論をせずに前に進む
のはどうかなというふうに考えておりますのでお願いいたします。 最後になりますけども、住宅政策についてですけれども、かつて君津市が発展している段階において、君津市に居住してください、中山間地域でも住宅を構えますよという形で多分その当時はなされたかと思います。そういった中で、今そこにお住まい
の方々は、もう既にコミュニケーションができていて、古くなってもそこからなかなか立ち退くことができないという
のが実情でもあると思います。しかしながら、執行部が申し上げたとおり、古くなっているところで何かあったら困りますので、ほか
のところに移動してはいかがでしょうかという交渉をしていることも分かります。 ですが、かつて保育園事業等々で
子どもたち、そして職員たちが逃げられる時間をつくるという形で、耐震を補強したということで動いております。それと同じように、市民を守る市営住宅に関してもてこ入れをするべきではない
のかなと。それはお金
のかかることでもありますが、人一人
の命、そういったものを考えるときに、やはり住居が不安定なことではなく、ここだけは死守できる、逃げる時間をつくるために、耐震補強
の整備を図りたいので、それをしっかりさせていただきたいということはない
のかなというふうに私は思うわけでございます。 そういった考え方についてどのように考えている
のか、ちょっとご質問させていただきます。
○議長(三浦章君)
出口建設部長。
◎建設部長(出口勝君) お答えいたします。 市営住宅
の集約、除却を進めることとなっておりますので、現時点では居住者
の安全確保をすることが最優先であることから、耐震性
のある団地へ
の転居をお願いしているところでございます。 以上でございます。
○議長(三浦章君) 保坂好一君。
◆14番(保坂好一君) 考え方、体制、姿勢という
のをなかなか崩す
のは難しいなというふうには理解します。ただ、そういった方たちに日頃から市
の体制、気持ちをきちんと理解していただいておけばいい
のかなというふうには思います。ですが、このことについては、もう一回考えていただきたいなと。耐震診断をして、今これだけ建物が厳しい状況ですよということを数値的に出していただきながら、そしてあなたたち
の安全性を確保するために、私たちはきちんと皆さんとお話ししているんですよという気持ちをそういった方々にしていただきたいというふうに思います。 そして、この居住に関して
の基本法についていろいろあります。福祉関係
のものも全てに絡んできます。今日、市民一人ひとりが豊かさを実感できる住生活
の実現に向け住生活基本計画
の策定を進めるという答弁がございましたので、この住環境
の整備をきちんとさせていく前段階で協議会を立ち上げながら、協議会で得たものを順番ずつ形にしていただけるというお話を伺いましたので一安心なんですが、この協議会
の立ち上げを速やかに、本年度策定をしながら来年度には立ち上げていただきたいと思いますが、ご意見いただきます。
○議長(三浦章君)
出口建設部長。
◎建設部長(出口勝君) お答えいたします。 居住支援協議会につきましては、いち早く関係部署と打合せをしまして準備委員会を立ち上げまして、進めるよう努めてまいります。 以上でございます。
○議長(三浦章君) 保坂好一君。
◆14番(保坂好一君) セーフティネット法とかいろいろな分野で勉強しなきゃいけないことがたくさん出てくるかと思います。そういった中で、議会をまた活用しながら、進めていただきたいというふうに思います。 以上で質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(三浦章君) 以上で14番、保坂好一君
の一般質問を終わります。 ここで、議事
の都合により暫時休憩をいたします。
△休憩宣告 午前11時43分
---------------------------------------
△再開宣告 午後1時00分
○副議長(奈良輪政五君) 再開いたします。 議長に代わり私が議長
の職務を行いますので、ご了承願います。 休憩前に引き続きまして、一般質問を行います。 5番、高橋健治君
の発言を許します。 高橋健治君。 (5番 高橋健治君登壇)
◆5番(高橋健治君) 皆さん、こんにちは。議席番号5番、公明党、高橋健治でございます。 議長より発言
の許可をいただきましたので、通告に従い、大綱4点、細目6点にわたって質問させていただきます。 コロナ
の世界的流行、3年たった今も、コロナという言葉は、まだ日々
のニュースから消えていません。そのような中、世界に目を向ければ、ロシアによるウクライナ侵攻、各国で
の相次ぐ異常気象、日本においては約24年ぶりとなる円安水準は、経済にも大きな影響を及ぼしかねず、輸入依存度
の高い食料品など、今後
の市民生活に影を落としています。 暗い話題ばかり
のこんなときだからこそ、地域
の力が試される
のではないでしょうか。人と人、人と社会、必要なときに手助けや励ましをくれる親密な人がいるか、社会があるか、この結びつきがどれだけ強いかが、今後
の君津市を大きく変えていくものと考えます。 君津市総合計画基本構想において、「むすぶ~多様な“むすび”により君津
の未来を創る~」を行動姿勢としています。そんな君津
の底力を今こそ発揮して、市民一丸となって、暗い世の中を吹き飛ばしてまいりたいと思います。 それでは、質問に入らせていただきます。 大綱1、市民
の生命を守る設備について、細目1、停電時における夜間避難対策について。 災害は時と場所を選びません。どうしても夜間に避難しなければならないことも十分考えられます。状況によっては、停電等で真っ暗な中
の避難という場合もあるかもしれません。その際、段差や障害物に気づかず転倒する等、様々な危険があると考えます。 安全に避難してもらうため、市としてどのような対策を取っている
のか伺います。 細目2、緊急時AED
の利活用について。 突然に倒れる人
の大半は心室細動が原因であると言われており、心室細動は、心臓マッサージだけでは命を救うことはできません。心臓に電気ショックを与え、除細動を行うAEDを使用することが最も有効な方法と言われています。 いざというときにAEDがどこにある
のか分からなくては、救える命を救うことができません。今、多く
の自治体において、AEDを設置している施設等を示す地図をホームページなどで公開しています。本市においてもこのような取組が必要と考えますが、見解を伺います。 大綱2、安心して暮らせる環境保全について、細目1、スクラップヤードについて。 現在、全国各地で金属スクラップヤードと呼ばれる再生資源物を野外保管する業者が多数存在します。山積み
のスクラップ崩落や操業に伴う騒音・振動など、近隣住民
の生活に支障を来す事例も多くあり、本市においても同様
の事案が見受けられます。 千葉市では、昨年11月より、山積み
のスクラップ
の崩落や騒音など、近隣トラブルが増加している再生資源物
の野外保管場について、設置を許可制とする条例が施行されました。本市においても同様にガイドラインや条例
の制定などが必要でないかと考えますが、見解を伺います。 細目2、太陽光発電施設について。 森林を切り開いて、山
の斜面に太陽光発電所を建設する例が相次いでいます。傾斜地はこれまで利用用途が限られていましたが、太陽光発電は傾斜地にも設置ができるため、全国で広がりを見せております。 造成地や自然斜面に設置する場合、雨水や地下水など
の影響を受けやすくなり、地盤
の安定性低下にもつながります。また、適切な排水対策が講じられない施設では、降雨時に斜面下
の隣接地や河川に濁水、土砂が流れ込むことなどが考えられます。 現在、小規模なものはほぼルールがない状況ですので、早急にガイドライン等をつくるべきだと考えますが、見解を伺います。 大綱3、地域振興について、細目1、森林体験交流センター
の活用について。 森林体験交流センターは、3年間
の指定管理も来年3月末までとなりました。本施設は、活用次第で、今以上に地域振興に大いに貢献できるポテンシャルを有していると考えます。 コロナ禍で
の運営は非常に大変なものであったことは容易に推測できますが、そのような状況
の中で、現在まで
の利活用状況や今後
の運用について、市
の見解を伺います。 大綱4、行政手続における利便性向上について、細目1、市役所における総合窓口について。 令和2年9月
の定例会で質問したおくやみ窓口、おくやみコーナー
の設置について、市長よりワンストップ、ワンスオンリー窓口
の実現には、行政手続
のデジタル化を推進するとともに、おくやみ窓口も含め、数あるライフイベントに適した総合窓口として
の体制づくりが必要でありますので、国
の動向や他市
の状況を注視しながら検討してまいります。と
の答弁をいただいておりました。 その後、2年がたとうとしておりますが、検討された内容について伺います。 以上で一次質問を終わり、二次質問以降は質問席にて行いますので、よろしくお願いいたします。
○副議長(奈良輪政五君) 石井市長。 (市長 石井宏子君登壇)
◎市長(石井宏子君) 5番、高橋健治議員
のご質問にお答えいたします。 大綱1、市民
の生命を守る設備について、細目1、停電時における夜間避難対策についてお答えいたします。 近年、ヨーロッパにおける熱波や中国
の長江流域における大雨等、地球規模で異常気象が発生しており、日本においても記録的短時間大雨情報が頻繁に発表される等、いつどこで災害が発生してもおかしくない状況となっており、日々、緊張感を持って、防災対策に取り組んでいるところでございます。 このような状況
の中、本市では災害
の状況に応じ、即座に対応ができるよう警戒避難体制を取っており、台風等、事前に予測ができる場合は、風雨等がピークになる前に、また時間帯によっては暗くなる前に避難できるよう、避難に要する時間も考慮し、避難所
の開設に努めております。 しかしながら、局地的大雨や地震等はいつ発生するか分からないため、夜間
の避難を余儀なくされる場合もあります。 災害時
の避難経路は、
道路冠水や崩落により、平時より危険度が高くなり、夜間
の場合、その危険度はさらに高くなります。そのため、夜間避難
の安全性を高めることが必要であることから、非常持ち出し品として懐中電灯を準備していただくよう、広報や防災ハンドブック、防災講演会等で周知しております。また、夜間
の避難において少しでも安全に避難していただけるよう、発電機や投光器を準備しております。 避難時
の事故をなくすことやちゅうちょなく避難できるよう、環境整備を行うことは大変重要なことであるため、私は市民
の皆様が安心し、また安全に避難できるよう、引き続き避難所
の環境整備を進めてまいります。 細目2、緊急時AED
の利活用についてにつきましては消防長から、大綱2、安心して暮らせる環境保全について、大綱3、地域振興について、大綱4、行政手続における利便性向上についてにつきましては担当部長からご答弁申し上げますので、よろしくお願いいたします。
○副議長(奈良輪政五君) 榎本消防長。
◎消防長(榎本弘君) 自席から答弁させていただきます。 細目2、緊急時AED
の利活用についてお答えいたします。 AED
の利活用につきましては、救急隊が到着するまでに、その場に居合わせた方により使用されることが、救命率を向上させる上でとても重要となります。 AEDを設置している施設等を示す地図につきましては、本市では作成しておりませんが、市内設置場所については、市
のホームページから、千葉県が作成したAED設置状況及び日本救急医療財団が作成している全国AEDマップにより、閲覧が可能となっております。 今後も救命率向上
のため、引き続きAED
の設置場所
の周知に努めてまいります。 以上でございます。
○副議長(奈良輪政五君)
鈴木経済環境部長。
◎
経済環境部長(鈴木広夫君) 自席よりご答弁申し上げます。 大綱2、安心して暮らせる環境保全について、細目1、スクラップヤードについてお答えいたします。 近年、主に海外における金属スクラップをはじめといたしました再生資源物
の需要
の高まりによりまして、金属スクラップヤードが全国的に増加しております。当該施設は、資源リサイクル
の一翼を担う一方で、周辺住民
の生活環境へ
の悪影響が問題となっております。 本市におきましても複数
の金属スクラップヤードが存在しており、周辺住民から騒音、振動、悪臭等
の苦情が寄せられておりまして、事業者に指導を行った事例も発生しております。しかしながら、現状では、こうしたヤードそのものを規制する法令等はございません。市民生活に影響を及ぼすこのようなヤードは、事業者において適切に管理運営されることが重要でありまして、そのためには一定
の規制が必要であるというふうに考えております。 このような中で、県は令和4年6月定例県議会
の代表質問において、既に令和3年度から金属スクラップヤード等
の実態を把握するため
の調査を行っており、当該施設に着目した規制について、条例化
の検討を進めると答弁しております。 このことから、市といたしましては今後
の県
の動向を注視するとともに、県に対しまして早期
の条例制定について求めてまいります。 続きまして、細目2、太陽光発電施設についてお答えいたします。 太陽光発電施設につきましては、県内では16市町村におきまして、地上設置型
の事業用太陽光発電設備
の設置等に関し、条例、指導要綱またはガイドラインによりまして、一定
の規制やルール等を定めております。 現在、市内において太陽光発電施設を設置する際には、事業
の規模によりまして、森林法や県
の環境影響評価条例、君津市景観条例等に定められた手続が必要となってございますが、小規模な施設を含め、事業者から
の周辺地域
の住民に対する周知不足や関係法令等に対する事業者
の認識不足によりまして、トラブルになる事例も発生しております。 一方で、環境グリーン都市
の推進に向け、太陽光発電
の果たす役割は非常に大きいものであるというふうに認識しておりまして、再生可能エネルギー
の普及と地球環境
の調和を図ることが重要であると考えております。 このことを踏まえまして、本市におきましても地域住民
の理解を得ながら、脱炭素社会
の実現に向けて、太陽光発電事業が適正かつ円滑に行われるよう、ガイドライン等
の策定を現在進めております。 以上でございます。
○副議長(奈良輪政五君)
出口建設部長。
◎建設部長(出口勝君) 自席から答弁させていただきます。 大綱3、地域振興について、細目1、森林体験交流センター
の活用についてお答えいたします。 森林体験交流センターは、都市生活者が自然
の中で森林に親しむとともに、地域
の林業
の活性化を図るため、平成8年度に設置したものです。 食堂来客数はコロナ禍
の影響により3割ほど減少いたしましたが、当センターへ
の来訪者数は、子どもを対象とする木工体験など
の自主事業
の充実により、令和2年度は約9,000人、令和3年度は約1万1,000人と、コロナ禍前
の水準に戻ってきております。 令和5年度から
の指定管理者
の公募条件につきましては、木工体験教室
の充実を図るとともに、森林
の大切さを伝えるため、子どもから高齢者まで、あらゆる世代へ
の森林教育
の実施を考えております。 さらに、近接する久留里城や久留里
の町並み
の魅力を十分引き出す連携事業により、久留里地区活性化
の一翼を担う施設として、利活用に努めてまいります。 以上でございます。
○副議長(奈良輪政五君) 荒井総務部長。
◎総務部長(荒井淳一君) 自席よりご答弁申し上げます。 大綱4、行政手続における利便性向上について、細目1、市役所における総合窓口についてお答えいたします。 ワンストップ、ワンスオンリー窓口
の実現に向け、千葉県内で総合窓口を実施している自治体
の視察や聞き取りなどを行っております。基本的には1か所
の窓口で、手続内容に応じて、職員が入れ替わり対応しているという状況でございました。 総合窓口は関係する手続が多岐にわたり、対応する職員が入れ替わる際
の関係課と
の引継ぎ時間
の発生や、本来1か所で済む手続についても総合窓口を経由することにより、待ち時間が長くなること、また対応に必要な住民記録や税、介護、福祉などに関する情報機器
の配置、庁舎
のレイアウトなど、多く
の課題がございました。これら
の課題を踏まえ、本市といたしましては、デジタル技術
の活用を含め検討を続けているところでございます。 なお、現在も複数
の窓口へ
の移動が難しい方につきましては、可能な限り職員が出向き、臨機応変に対応させていただいております。 以上でございます。
○副議長(奈良輪政五君) 高橋健治君。
◆5番(高橋健治君) それでは、質問席より二次質問に入らせていただきますので、よろしくお願いいたします。 まず、大綱1、市民
の生命を守る設備について、細目1、停電時における夜間避難対策についてということで、夜間に避難するということで、
先ほど答弁の中にもありました、まずは持ち出し品として懐中電灯を準備していただくことが非常に重要な部分という
のは理解したんですけれども、あと夜間
の避難において少しでも安全に避難していただけるよう、発電機や投光器を準備しておりますという答弁があったんですが、
道路に配備する
のは当然難しいというふうに思うんですが、設置場所等々という
のは決まっていたりする
のでしょうか。また、発電機や投光器は十分な数が配置されている
のかお伺いしたいと思います。
○副議長(奈良輪政五君) 荒井総務部長。
◎総務部長(荒井淳一君) お答えします。 投光器につきましては、避難所
の入り口など、敷地内
の照明として使用することを考えております。避難経路におきましては、各自で準備していただきます懐中電灯等を使用して避難していただくことを想定しております。 また、投光器につきましてはハロゲン式が多く、必要とする電力と
の関係上、最小限
の配備となってございます。 今後、LED投光器を配備するなどし、停電時における避難所
の環境を強化したいと考えております。 以上でございます。
○副議長(奈良輪政五君) 高橋健治君。
◆5番(高橋健治君) 安全に向かうためには、先ほども言いましたけれども、まず家庭において、しっかりと懐中電灯を準備してくださいと。私もそうですけれども、いざというときにつかないということがないように、しっかり電池
の確認もしたいなと、今、思ったわけですけれども、投光器は基本的に避難所
の入り口またはその周辺ということで、避難所
の中
の照明も兼ねるというような考え方でよろしいでしょうか。
○副議長(奈良輪政五君) 荒井総務部長。
◎総務部長(荒井淳一君) お答えします。 投光器につきましては、避難が一定程度落ち着きましたら、避難所内で
の使用も考えておりますが、基本的に避難所屋内で
の照明につきましてはLEDライトを使用する予定でございます。 以上でございます。
○副議長(奈良輪政五君) 高橋健治君。
◆5番(高橋健治君) ハロゲン式は電力がかかるということなんですかね。今後、LEDに変えていくというふうなことだと思うんですけれども、先ほど一次質問
のときにも言いましたけれども、近くに来るときに何かあって、物にぶつかったり、転んだりということがないように、まず避難所付近
の照明をしっかりしていただきたいということと、あとは、停電時に限った話に当然なっちゃうんですけれども、やっぱり室内真っ暗で過ごすわけにはいかないので、室内
の照明等を考えたときにハロゲンで照らすという
のは考えにくいので、しっかりLED
の設備を今後
のことも考えて増やしていっていただきたいなというふうに思います。 あと、これも停電時に限った話になるんですけれども、何時に何があります、どこに何かありますというような掲示物であったり、案内等を視認するために、今、手書き
の文字がLEDで光るようなアンブルボードというものもあったりしますので、LED
の投光器
の配備とともに、そういうものも検討していただければなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 続きまして、細目2、緊急時AED
の利活用についてお伺いいたします。 市
のホームページから、AEDを設置している施設等を示す地図にリンク先で行けると、これも既にやっていただいているということなので安心いたしました。ただし、実際探してみると、なかなかたどり着かなかったりしたという
のもありますので、もうちょっと、すぐ分かるような工夫をしていただけると非常にありがたいというふうに思いました。 現状、公共施設や大型店舗等はAED
の設置をしていただいているというわけなんですけれども、例えば利用者
の多いコンビニエンスストアなど、中小
の店舗に関して、そういう設置
の働きかけというものはできないものか、また導入するとなったときに、補助金または助成金など
の支援ができないものかということについてお伺いいたします。
○副議長(奈良輪政五君) 榎本消防長。
◎消防長(榎本弘君) お答えいたします。 通常24時間営業しているコンビニエンスストアへ
のAED
の設置につきましては、その営業形態から、昼夜を問わず使用できることから、緊急時に対応しやすく有効であると考えておりますが、今
のところ設置に対する助成金等もなく、維持管理に経費がかかることから、他市
の状況などを調査研究してまいります。 以上でございます。
○副議長(奈良輪政五君) 高橋健治君。
◆5番(高橋健治君) 助成金等々がないということで、設置に対するハードルがその分高くなる
のかなというふうに思うんですけれども、今後、調査研究していただけるということなので、よろしくお願いしたいと思うんですが、少しでも多く
のAEDが市内に設置されているというような状況に、ぜひともなっていっていただきたいというふうに思いますので、重ねてよろしくお願いいたします。 命を救うために必要なものは市民
の勇気とちょっとした技術であり、それがあれば、AEDを使って命を救うことができるというふうに思うんですけれども、大切な命を救うため
の技術を身につけるため
のAED講習は年間、どれぐらい行っている
のか、また、その広報についてどのように行っている
のか伺います。
○副議長(奈良輪政五君) 榎本消防長。
◎消防長(榎本弘君) お答えいたします。 AED
の普及啓発につきましては、コロナ禍前は消防署において、AED
の取扱いを含めた講習会や市内中学校に出向いた講習、9月9日
の救急
の日を活用した普及啓発に取り組んでおり、令和元年度では講習会を年52回、821名
の方が受講しておりました。 しかしながら、コロナ禍
の影響を受け、講習会実施
の制限を余儀なくされており、現在はSNSを活用し、市公式ユーチューブへAEDを使用した救命講習を掲載するなど
の広報活動を実施しております。また、本年1月から、コロナ対策及び人数制限を実施した上で、毎月第2日曜日に救命入門コースを再開したところです。 救命講習等
の周知方法につきましては、広報きみつやホームページ等へ
の掲載を行っておりますが、今後はコロナ禍
の状況を見極めながら、自治会回覧をはじめとするあらゆる機会を活用し、AED
の使用方法
の普及啓発に取り組んでまいります。 以上でございます。
○副議長(奈良輪政五君) 高橋健治君。
◆5番(高橋健治君) 令和元年度ではありますけれども、年52回、821人
の方が講習を受けたということで、すばらしいなというふうに思っております。また、コロナ
の影響でそういう講習ができなくなっている部分もある中でいろいろ工夫をしながらやっていただいており、広報に関しても行ってくださっているということで、君津
のAEDに対する取組
の仕方という
のは、すばらしいなというふうに思いますので、今後もしっかり取り組んでいただきたいなというふうに思うわけです。 ともすれば、生涯、一度もAED
の使用者になることはないかもしれないです。ですが、命を救う、守るために非常に大切な取組だというふうに思っておりますので、今後も講習、啓蒙等々を続けていって、本当に君津
の人は誰でもAEDを普通に扱えるよというふうになるように、それぐらい
の思いで続けていっていただきたいというふうに思いますので、今後もよろしくお願いいたします。 続きまして、大綱2
のほうに移ります。安心して暮らせる環境保全について、細目1、スクラップヤードについて伺います。 先ほど
の答弁
の中で、県は条例化を検討するということでありましたが、実際に条例制定まで
の見通しについて、分かっている範囲で教えてください。
○副議長(奈良輪政五君)
鈴木経済環境部長。
◎
経済環境部長(鈴木広夫君) お答えいたします。 県
の条例制定につきまして、県に伺いましたところ、現在、検討を進めている状況でありまして、制定
の時期等につきましては、まだお答えできる段階ではないというふうに聞き取っております。 以上でございます。
○副議長(奈良輪政五君) 高橋健治君。
◆5番(高橋健治君) 制定
の時期については、まだお答えできる段階ではないということで、随分あやふやな感じもいたしますが、実際、事実として、法律や条例
の規制がない施設が設置されて、環境を壊し、近隣住民に多大な実害、不安を与えている現状があるわけですよね。なので、そういうことも踏まえて、これから県に対して早期
の条例制定を強く求めていっていただきたいと。 本来、言ってしまえば、君津でつくっていただける
のが一番かなというふうに思うんですけれども、県
の条例をしっかり見ていくということですので、ただ見ているだけではなく、
先ほど答弁の中にもありましたが、しっかり働きかけをしていってください。よろしくお願いいたします。 では、条例が制定できる
のがいつか分からないけれども、しっかりやっていくよとなった後、条例ができるまで、君津としては、そういうヤードに対してどのような対応をしていく
のか、この点についてお伺いします。
○副議長(奈良輪政五君)
鈴木経済環境部長。
◎
経済環境部長(鈴木広夫君) お答えいたします。 条例制定につきましては、今後、県
のほうに強く働きかけをしていきたいというふうに思います。 また、条例が制定されるまで
の間でございますが、現在、市では定期的なパトロールによりまして、金属スクラップヤードにおけます周辺環境へ
の影響等について監視しておるところでございます。 また、周辺住民等から苦情がありましたら、速やかに現地確認を行った上で、事業者に対し、周辺地域に十分配慮をするとともに、環境に影響を及ぼさないよう指導しておりますので、今後もそういったことを継続して行ってまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○副議長(奈良輪政五君) 高橋健治君。
◆5番(高橋健治君) 実際にパトロール等をしていただいているという部分で、私も了解はしているんです。ただ、していただいているんですが、要は業者に言ってもなかなか改善されないというところがあるので、職員
の方々もさぞ歯がゆい思いをしているんじゃないかなというふうに思いますが、継続は力なりじゃないですけれども、言っていくことが大事だと思うんですね。なので、パトロールやいろんな指導について、今後も継続していっていただきたい。そして、早く条例ができて、しっかり規制できるようになって、近隣住民
の方が迷惑をしないような、そういう部分をつくっていっていただければというふうに思いますので、これも重ねてお願いしておきます。 続きまして、太陽光発電設備について、これも同じような話に少しはなるんですが、答弁
の中では、ガイドライン等
の策定を現在進めておりますということで、非常にありがたい答弁をいただいたわけですが、条例または指導要綱等
の制定ということも考えている
のか伺います。
○副議長(奈良輪政五君)
鈴木経済環境部長。
◎
経済環境部長(鈴木広夫君) お答えいたします。 一次答弁
の中でも申し上げましたが、このガイドライン等につきましては、脱炭素社会に向けて、太陽光発電がスムーズに行われるような形でというふうに考えてございますので、太陽光発電施設に係りますルールをどのような形で定めていく
のが最も本市に適している
のか、現在、検討を行っているところでございます。 いずれにいたしましても、どのような形になりましても、市が事業者を指導できる旨
の規定を盛り込むことは必要であるというふうに考えております。 以上でございます。
○副議長(奈良輪政五君) 高橋健治君。
◆5番(高橋健治君) 今、最後にありました指導ができる旨
の規定、これは非常に大事であるというふうに思います。ただ、こういうルール
の中で、造っていいですよということじゃなくて、何かあったときには指導がしっかりできるというものは必要だと思いますので、これはぜひ盛り込んでいただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 では、つくっていただくことになっているわけですが、これはいつまでに策定を行う予定な
のか教えてください。
○副議長(奈良輪政五君)
鈴木経済環境部長。
◎
経済環境部長(鈴木広夫君) お答えいたします。 現在、検討を進めておりますが、こちらにつきましては、まず今年度内を目途に策定を進めております。その後、来年度早々に公表いたしまして、一定
の周知期間が必要でございますので、その周知期間を経まして、施行してまいりたいというふうに、現状
の中では考えております。 以上でございます。
○副議長(奈良輪政五君) 高橋健治君。
◆5番(高橋健治君) やるつもりで頑張りますじゃなく、しっかりロードマップもできているということなので、安心いたしました。 実際に困っている近隣
の方々がいたり、土が流れてきたり云々という
のもありますので、その重要性もいろいろ加味した中で、そういうものをつくっていただけると思いますので、しっかりしたものをつくっていただきたいなというふうに思います。 SDGs
の観点からも、本市
の掲げる環境グリーン都市宣言からも、太陽光発電は、自然を生かした発電であり、温室効果ガス
の排出も少なくて、脱炭素に向けた設備として地球温暖化防止に大きく貢献するということは本当に、皆さん、ご承知
のとおりだと思いますし、私もそう思います。 また、石油や石炭など
の化石燃料に関しましては、将来、枯渇するおそれもあるわけでありまして、燃料が枯渇した場合に、どうやって電力を得るんだというような問題等々も考えますと、今後も太陽光を含め、自然再生エネルギーという
のが増えていくというふうに考えられるわけです。 だからこそ、施設にあたっては環境問題、近隣対策、そういったものをしっかり加味したガイドライン、条例か分かりませんけれども、ルールづくりという
のを少しでも早く進めることが大切じゃないかなと思います。多くなってしまってからつくりましたでは、やっぱり遅いと思いますので、つくる前にしっかりルールづくりをしていただきたいなと。これは、君津
の未来
のためにも、しっかりしたものをつくっていただきたいと重ねてお願いしておきます。 続きまして、大綱3、地域振興について、細目1、森林体験交流センター
の活用についてお伺いいたします。 森林体験交流センターを観光資源
の一つとして捉えて、周辺
の久留里城や久留里
の町並み等と一体的に連携をする、要は点ではなくて平面として、久留里地区
の観光
の活性化がより図れるんじゃないかというふうに考えているわけです。 森林体験交流センター
の観光として
の活用について、市として何か考えがある
のか、お聞かせ願いたいと思います。
○副議長(奈良輪政五君)
鈴木経済環境部長。
◎
経済環境部長(鈴木広夫君) お答えいたします。 森林体験交流センターにつきましては、一次答弁でも申し上げましたが、地域
の林業
の活性化を図ることを目的に設置された施設ではございますが、体験型コンテンツ
のある施設といたしまして、久留里
のまち
の観光資源
の一つであるというふうに捉えてございます。 既存
の機能
の効果的な情報発信によりまして集客を促すとともに、交通事業者
の企画によるイベント等、こういったものとタイアップしながら、久留里地区を周遊するイベントや、森林体験交流センターを会場といたしましたイベント
の開催などに努めまして、観光利用
の促進を図ってまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○副議長(奈良輪政五君) 高橋健治君。
◆5番(高橋健治君) 今、しっかり観光
の一環として捉えているというような話をいただきました。 冒頭にもありましたが、林業
の活性化という目的で造ったというものであったりもします。森林体験交流センターにおいては、設置
の目的、あとは所管等
の問題など、今後いろいろとクリアしなければいけない問題という
のはいっぱいあるかと思うんですが、久留里
の副次核構想という
のがあるんですけれども、その中心となる
のは久留里地区なので、今後、活性化を進めるためにも多角的に、要は一つ
の部署で何とかしようではなくて、横串じゃないですけれども、経済も建設も、そういういろんなものを横断的にやっていくことが、やっぱり久留里という部分でいえば、活性化につながるんじゃないかなというふうに考えておりますので、ここら辺はよろしくお願いしたいというふうに思います。 最後になりますけれども、大綱4、行政手続における利便性向上について、細目1、市役所における総合窓口についてお伺いいたします。 ワンストップ、ワンスオンリー
の窓口
の実現に向けて、視察や聞き取りなどを行っていただいている、また検討してくださっているということは理解いたしました。 ただ、現実にはかなり時間がかかりそうな答弁をいただいたわけですけれども、おくやみ窓口、コーナーに限っていえば、分けて考えると、間仕切り等々を利用するだけで、要は新たなコーナーをつくれたり、機械など新たに買わなきゃいけない設備というものはないと思うんですね。 市で作っていただいたおくやみハンドブック等々を利用しながらという話もさっきありましたけれども、そういうものを通して、来庁者
の方と、そこで1対1でやるというふうになるわけですけれども、ほか
の市
の話で恐縮なんですけれども、こういう
のは結構、今、増えていまして、その中で、皆さん大体予約なんですね。突然来ていただいて、そこで対応するというよりも、あらかじめ予約をいただいて、大体
の話をして、こういうものが必要ですよねと分かっている段階で窓口に来ていただいて、やり取りをするという、そういうシステムを行っているわけなんです。 それだけであれば、市民
の方
のニーズに十分対応できるんじゃないかなというふうに考えるわけですけれども、そこら辺についてどういうふうに思っている
のか、見解を伺いたいと思います。
○副議長(奈良輪政五君) 茂田
市民生活部長。
◎
市民生活部長(茂田達也君) 自席から答弁させていただきます。 本市で作成しました、いわゆるおくやみハンドブックにつきましては、亡くなられた方に関しまして必要となる手続
の内容や担当部署を分かりやすく取りまとめております。 現在、こうした手続に関する専用
の窓口は設置しておりませんが、ご案内につきましては、先ほど
のおくやみハンドブックを活用しながら、市民課
のフロアマネジャーがお話を伺い、担当課にご案内しまして、その窓口担当者が必要に応じまして、次
の担当課にご案内していくというようなことをしております。
先ほど答弁させていただきましたように、他自治体
の視察等により判明しました様々な課題、こちらを踏まえまして、おくやみ窓口を含めました総合窓口につきまして、市民
の利便性
のさらなる向上に向けて検討してまいりたいと思います。 以上でございます。
○副議長(奈良輪政五君) 高橋健治君。
◆5番(高橋健治君) いろいろ工夫をしていただいているという
のは、今
の答弁で分かりました。 ただし、本来、総合窓口という
のはDX構想において、一元化をしていく中でおくやみコーナー等々も含めてやっていくという流れだと思います。 マンパワーを使って
のコーナーという
のは、私が言っているような、そういうものとはちょっと相入れない部分があるので、なかなかかみ合わない部分もあるかなというふうには思うんですけれども、一次質問
の中でもちょっと触れました、また先ほどもちょっと言ったんですけれども、そういう窓口やコーナーを含めた総合窓口、それを一くくりで考えてしまうと、これは先
の話になって、いつになったらできるんだろうというふうに思ってしまうわけですけれども、実際、全国的な流れを見ても、おくやみコーナーという
のは、平成30年度には6自治体が行っていました。それが、令和2年度には169自治体へ増えています。 県内においても、私が調べたところなので定かではない部分あるんですけれども、近隣
の木更津市、袖ケ浦市を含め、9市が既に導入をしているというふうになっております。おくやみコーナーを設置した自治体におきましては、手続にかかる時間が短縮され、遺族と担当職員双方
の負担軽減が確認されたというようなこともあります。 今後、高齢化という
のはますます進んでいくわけです。そして、それに伴って、年間
の死亡者数という
のも当然増加傾向にあるわけですけれども、おくやみコーナーまたはそういう窓口が必要とされるということは今後増えていくんじゃないか、おくやみコーナー
の窓口という
のは、時代に合った施策というふうに考えられるわけであります。 どうか、こういうコーナーを私としてはつくっていただきたいというふうに、これは強く申し上げさせていただいて、これは要望というふうにさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 以上をもちまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○副議長(奈良輪政五君) 以上で、5番、高橋健治君
の一般質問を終わります。 ここで、議事
の都合により暫時休憩をいたします。
△休憩宣告 午後1時43分
---------------------------------------
△再開宣告 午後2時00分
○副議長(奈良輪政五君) 再開いたします。 休憩前に引き続きまして一般質問を行います。 16番、須永和良君
の発言を許します。 須永和良君。 (16番 須永和良君登壇)
◆16番(須永和良君) 16番、須永和良でございます。 議長より質問
の許可を得ましたので、通告に従い一般質問を行います。 大綱5点、細目6点
の質問です。 早速質問に入ります。 大綱1、市内産業廃棄物最終処分場について、細目1、土堰堤底部に遮水工が施されていなかったことについて質問をいたします。 環境省
の省令には、土堰堤が埋立地
の側壁を構成しており遮水工が必要とあり、千葉県
の指導要綱にも、管理型処分場
の土堰堤は遮水工を施すことと規定されています。 市内産業廃棄物処分場は土堰堤底部に遮水工が施されていないことが明らかとなりましたが、遮水工を施し、安全性が確保されるまで何らかの措置が必要だと考えます。市としても、市営林道
の通行許可や青道へ
の排出水流出許可などを見直すべきと考えますが、見解を伺います。 細目2、市長公約「産業廃棄物処分場
の増設中止」
の実現について伺います。 石井市長は、2期目へ
の意欲を表明されていますが、4年前
の選挙で掲げた産業廃棄物処分場
の増設中止
の公約実現に向けてどのような行動を起こした
のか。また、2期目
の公約では処分場
の増設中止を掲げる
のか、伺います。 大綱2、地籍調査事業
の推進について、細目1、地籍調査事業
の迅速で計画的な推進についてお聞きします。 現在
の公図や
登記簿
の多くは、明治政府が地租改正を行ったとき、土地所有者
の手による測量結果を基本としたものが多く、長い年月を経た今日では
登記簿記載
の面積と実際
の面積が異なっている状況となっています。このような不完全な公図や
登記簿では、大切な土地を守ることができないばかりでなく、紛争
の原因にもつながり、また特に近年では、想定外
の大災害が頻繁に起きており、災害などで境界くいがなくなってしまったり、土地
の形が変わってしまったりすると復元することができません。また、災害復旧に遅れが生じます。 そこで、電子技術
の測量
の成果を用いた地籍調査によって、精度
の高い公図や
登記簿を作成する必要があります。地籍調査は、国土調査法という法律に基づいて行われ、正しい測量方法によって新しく公図や
登記簿を作り、土地
の正しい位置や形、地目、面積などを明らかにするため
の調査であり、市民
の財産を守る極めて意義
の高い事業です。 本市
の地籍調査
のすばらしい点として、まず境界確定率
の高さです。第5工区まで5,314筆
の土地において境界確定率100%を継続中です。これは他市にもない誇るべき数字であり、この結果があるので、君津市
の地籍調査
の事業計画が一度も却下されず毎年通ってきた一因であると思われます。 また、国
の社会資本整備総合交付金
の対象であるため一般財源
の支出が少なく抑えられています。八重原線
の整備では、地籍調査をしていたために従来
の測量費に比べ、用地測量費が85%
の減額につながりました。小糸公民館周辺など、今後測量が必要になるであろう地区を地籍調査で境界確定しておくことで、市
の一般財源
の支出減額ができます。何といっても市民に大きなメリットがあります。個人で境界確定をしようとすれば、土地家屋調査士に依頼するなどして数十万円かかります。これが無料で行政が間に入り境界確定してくれる
のです。 どの点から見ても、地籍調査は推進すべき事業だと考えます。当初基本計画では40年間で完了予定でしたが、近年は大きく予算を減額しているように思えます。来年度以降
の見通しと全体を何年で終えようとしている
のか伺います。また、市民が公平に恩恵を受けられるように数か所を同時に行うことなどを考えている
のかも伺います。 大綱3、学校給食費
の無償化に向けて、細目1、継続的な学校給食費無償化について伺います。 千葉県では、来年度から
の学校給食費無償化に向け制度づくりに入っており、本市にも県からアンケートが来たと思います。県と協力して学校給食費
の恒久的な無償化を実現するべきだと考えますが、本市
の対応と見通しを伺います。 大綱4、アスベストに関する規制強化について、細目1、公共施設
のアスベスト含有量等
の調査について伺います。 国
の推計では、石綿を使った建物は国内に280万棟あると見られ、今後解体
のピークを迎える見通しです。それに伴い、大気汚染防止法が改正され、令和4年からは事前調査
の報告が義務化され、令和5年からは有資格者による調査が義務づけられます。 北九州市では、北九州市立総合体育館
の設備管理に従事した男性が肺がんで亡くなり、市が体育館
のアスベスト対策を怠ったとして市
の管理責任を認める判決が出ました。小糸公民館でも最も悪いレベル1
のアスベストが確認されましたが、市民や勤務している人
の健康を守るために、市内
の公共施設
のアスベスト
の質、量等を調査すべきだと考えますが見解を伺います。また、職員に建築物石綿含有建材調査者
の資格保持者がいるかどうか伺います。 大綱5、男性トイレへ
の汚物入れ設置について、細目1、男性用トイレへ
のサニタリーボックス設置について伺います。 近年、食文化
の欧米化に伴い、前立腺がんや膀胱がんになる男性
の方が増えています。手術等をして、尿漏れパッドやおむつを使う男性も増えてきていますので、市役所
の男性用トイレにも汚物入れが欲しいという市民
の声を受けます。以前からお願いしてきましたが、進ちょくを伺います。 以上で一次質問を終わります。二次質問は質問席から伺います。
○副議長(奈良輪政五君) 石井市長。 (市長 石井宏子君登壇)
◎市長(石井宏子君) 16番、須永和良議員
のご質問にお答えいたします。 大綱1、市内産業廃棄物最終処分場について、細目1、土堰堤底部に遮水工が施されていなかったことについてにつきましては、担当部長からご答弁申し上げますので、よろしくお願いいたします。 細目2、市長公約「産業廃棄物処分場
の増設中止」
の実現についてお答えいたします。 私は、市民
の財産であるかけがえ
のない水と緑を守ることは市長として課せられた責務であると考えており、水源涵養地である小櫃川
の上流域に立地している新井総合施設株式会社
の産業廃棄物最終処分場につきましては、市長就任以来、市議会をはじめ様々な場面を通じて、再三にわたり断固反対であることを申し上げております。私は、これまで複数回にわたり現地
の処分場に赴き、
令和元年房総半島台風等
の被災状況や第3期増設工事
の進ちょく状況、第3
の1処分場
の稼働状況等について、じかにこの目でしっかりと確認してきております。 その上で、当該施設
の許可権者である県に、折あるごとに訪問し、当該処分場には反対であることを強く訴えるとともに、第1期処分場問題
の抜本的な改善対策を事業者に速やかに実施させること及び当該問題
の解決が進んでいない状況において、第3期増設事業が許可され、建設工事が進められることは大変遺憾であることを強く申し入れております。 私は、市長就任当初から本事業に対して一貫して反対
の姿勢を取っており、それは今現在も何ら変わっておりません。本市
のこの豊かな自然環境を後世につなぐとともに、市民
の安全と安心を確保するため、今後もこの問題に対しこれまでと同様
の強い姿勢で臨んでまいります。 大綱2、地籍調査事業
の推進についてにつきましては、担当部長から、大綱3、学校給食費
の無償化に向けてにつきましては、教育長から、大綱4、アスベストに関する規制強化について、大綱5、男性トイレへ
の汚物入れ設置についてにつきましては、担当部長からご答弁申し上げますので、よろしくお願いいたします。
○副議長(奈良輪政五君)
粕谷教育長。 (教育長 粕谷哲也君登壇)
◎教育長(粕谷哲也君) 私からは、大綱3、学校給食費
の無償化に向けて、細目1、継続的な学校給食費無償化についてお答えいたします。 県は、市町村が行う学校給食費
の無償化事業に対する補助制度として、令和5年1月から3人以上
の子を扶養する多子世帯において、給食費無償化に要する経費
の2分の1を補助すると公表しました。本市といたしましても、
新型コロナウイルス感染症の流行が長期化する中で、物価高騰等による家計負担増加に対する影響が特に大きい多子世帯を支援するべく、県
の補助制度を活用し、多子世帯に対する学校給食費無償化
の実施に向けて取り組んでまいります。 私からは以上でございます。
○副議長(奈良輪政五君)
鈴木経済環境部長。
◎
経済環境部長(鈴木広夫君) 自席よりご答弁申し上げます。 大綱1、市内産業廃棄物最終処分場について、細目1、土堰堤底部に遮水工が施されていなかったことについてお答えいたします。 産業廃棄物最終処分場につきましては、当該埋立地から
の浸出液によりまして公共用水域や地下水が汚染されることを防止するために、処分場
の構造等が環境省令で定めます技術上
の基準に適合している必要がございます。その判断につきましては、処分場
の設置許可を行う都道府県知事等により個々
の事案に応じて行われるものとされております。 新井総合施設株式会社
の産業廃棄物最終処分場
の第1期処分場におけます土堰堤底部へ
の遮水工に関しましては、県は令和4年6月定例県議会におきまして、技術上
の基準では土堰堤
の底面へ
の遮水シート
の敷設は求められていないというふうに見解を示しております。 このように、許可権者でございます県が技術上
の基準に問題がないと認識している状況である一方で、市営林道
の使用許可や法定外公共物へ
の排出水流出許可は、それぞれ
の申請目的に対しまして条例等に基づいて許可したものでございますので、こうした現状におきましては見直し
の必要性は生じていないものというふうに考えております。 以上でございます。
○副議長(奈良輪政五君)
出口建設部長。
◎建設部長(出口勝君) 自席から答弁させていただきます。 大綱2、地籍調査事業
の推進について、細目1、地籍調査事業
の迅速で計画的な推進についてお答えいたします。 本市における地籍調査につきましては、平成27年度から実施し、現在、第5工区まで完了しております。また、土地所有者と
の現地立会いを個別に2回行うなど、慎重に調査を実施することで境界同意率が100%となっております。 現在、効率性
の観点から、接近した工区を2か所同時に進めておりますが、今後も市全域を均等に、優先順位を見極めながら、補助事業
の予定区域等についても考慮し複数個所で進め、当初計画期間を目標に完了できるよう努めてまいります。 以上でございます。
○副議長(奈良輪政五君) 竹内
企画政策部長。
◎
企画政策部長(竹内一視君) 自席から答弁をさせていただきます。 大綱4、アスベストに関する規制強化について、細目1、公共施設
のアスベスト含有量等
の調査についてお答えをいたします。 アスベストは、不燃性、耐熱性、耐腐食性に優れ、安価でもあったことから以前は建築物等に使用されておりましたが、吸引による健康被害等
の指摘を受け、平成18年9月からは使用等が禁止されたところでございます。また、阪神淡路大震災
の被災地では解体する建物から飛散したアスベストが問題となり、その後アスベストを使用した既存建築物
の解体工事等
の規制が段階的に強化されてまいりました。 こうした中、本市
の公共施設に使用されましたアスベストにつきましては、設計図書と現場確認による調査を行い、アスベスト
の飛散が疑われた場合には分析調査を行い、必要な除去工事や飛散防止対策を講じるなどしてきたところでございます。しかしながら、施設
の老朽化も進んでいることなどから、改めて当該個所
の状況を確認する中で必要な対策を講じ、施設利用者や職員に健康被害が生じないよう、公共施設
の適正管理に取り組んでまいります。 さらには、公共施設
の解体や改修を行う際には設計段階で分析調査などを行い、必要な対策と適正な工期を確保した上で工事を発注するよう徹底するとともに、令和5年度から解体工事等
の受注者に義務づけられる有資格者による事前調査についても、現在は同資格を有する本市職員はおりませんが、受注者が契約締結後速やかに事前調査を行えるよう、市が実施した調査結果
の情報提供などを行ってまいります。 以上でございます。
○副議長(奈良輪政五君) 荒井総務部長。
◎総務部長(荒井淳一君) 自席よりご答弁申し上げます。 大綱5、男性トイレへ
の汚物入れ設置について、細目1、男性用トイレへ
のサニタリーボックス設置についてお答えいたします。 病気や高齢により尿漏れパッドやおむつを使用する方が安心して外出できるよう、男性用トイレにサニタリーボックスを設置する動きが進んでいることは承知いたしております。市役所本庁舎におきましても、市民
の皆様
の利用が多い1階
の男性用トイレ及び多目的トイレに、本年8月からサニタリーボックスを設置いたしました。 以上でございます。
○副議長(奈良輪政五君) 須永和良君。
◆16番(須永和良君) それでは、二次質問をしたいと思います。 順不同になると思いますが、よろしくお願いいたします。 まず、先ほど
の大綱5
の男性トイレへ
のサニタリーボックス設置なんですが、本庁舎1階
の男性用トイレそれから多目的トイレに設置ということで、ありがとうございます。 やはり病気になった人にしか分からない、その人にとっては非常に不便なことがあると思いますので、こういうところをやっていただける
のはありがたいなと思うんですが、本庁舎以外
の公共施設にも設置を広げるというような予定はあるんでしょうか。
○副議長(奈良輪政五君) 荒井総務部長。
◎総務部長(荒井淳一君) 今後、サニタリーボックスを設置する公共施設を増やしてまいります。 以上でございます。
○副議長(奈良輪政五君) 須永和良君。
◆16番(須永和良君) 公共施設
のほうでその流れが増えれば、スーパーですとかそういった民間
のほうにもそれが波及していくと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。 次に、大綱3
の学校給食
の無償化なんですが、通告をした
のは8月22日でしたが、通告後に県
のほうが公表されて、多子世帯へ
の給食費無償化に対する補助制度ができるということで、それはすばらしいことなんですが、確認なんですけれども、県
のほうは令和5年1月からということなんですが、令和5年
の4月、来年度以降も君津市はこの制度を活用して学校給食
の無償化を継続するということでよろしいんでしょうか。
○副議長(奈良輪政五君)
安部教育部長。
◎教育部長(安部吉司君) 自席から答弁をさせていただきます。 県
のこの補助制度を活用しまして、令和5年度以降につきましても継続して給食費
の無償化に向けて取り組んでまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○副議長(奈良輪政五君) 須永和良君。
◆16番(須永和良君) これは、君津市
の場合は多子世帯に限らずということになるんですか。その辺、もし今
の段階で分かる範囲で教えてください。
○副議長(奈良輪政五君)
安部教育部長。
◎教育部長(安部吉司君) お答えいたします。 今、議員がおっしゃられたとおり、県
のスキームは3子以上を扶養しているということが要件になっておりますので、本市も県
の補助制度を活用しますので、同じスキームで対象としていきたいというふうに考えております。 以上でございます。
○副議長(奈良輪政五君) 須永和良君。
◆16番(須永和良君) 分かりましたが、恐らくこれが始まると上乗せ補助をしてくる自治体が必ず出てきますよね。うちは2子以上ですよとか、うちは何子いるからなんて、そんな縛りをつけませんよとなってくる流れに必ずなります。なので、それで後出しで、袖ケ浦や木更津がやっているから君津もやらなきゃとなるよりは、最初から、君津は多子世帯かどうかじゃなくて全て
の子どもに対してどうかということで、この制度をうまく活用して、あとは予算と
の兼ね合いだと思うんですけれども、試算をしてみて、やるならば他市より先んじてやっていただきたいなというふうに要望をしておきます。 次に、大綱2
の地籍調査事業に関してなんですが、境界同意率100%ということで、世の中にはいろんな人がいるはずなのに、その五千何筆で100%
の同意を得るという
のはすごい努力だなと思います。今後も2か所同時に進めていくということ、それから当初計画期間を目標に完了できるようにということなんですが、この国
の補助が今は補助率が高いですが、君津は先行して始めているほうなんですけれども、市原とか館山なんかも最近始めるとか始め出したとかということで、そうするとどうしてもだんだん補助率が下がってくる可能性があると思います。今までと同じ補助率でいつまでもこの制度があるとは限りませんので、当初期間よりも早くするぐらい
のつもりで、しっかりとやっていっていただきたいと思います。 これはいい答弁だったんで、これでよろしいと思います。ぜひ、来年度もよろしくお願いいたします。 次、大綱4
のアスベストに関する部分なんですが、今
の一次質問
の答弁では、分析調査を行い飛散防止対策などをしてきたところですという答えだったんですけれども、小糸公民館は分析調査をしていなかったんでしょうか。
○副議長(奈良輪政五君)
安部教育部長。
◎教育部長(安部吉司君) お答えいたします。 今回
の応急対策工事
の設計段階では分析調査を行っておりませんでした。結果的に、工事着工にあたって
の事前調査で行った分析結果によって、アスベスト材が入っていたということが判明したところでございます。本来であれば設計段階でやるところ、事務
の遺漏があったということでございます。 今後、こういうことがないように努めてまいりたいと思います。申し訳ございませんでした。
○副議長(奈良輪政五君) 須永和良君。
◆16番(須永和良君) 非を認めたところで、それはそれできちんと反省して次に生かしていただければなと思うんですが、ちなみに小櫃公民館はやっているんでしょうか。
○副議長(奈良輪政五君)
安部教育部長。
◎教育部長(安部吉司君) お答えします。 小櫃公民館も工事着工前
の事前調査という
のを行いまして、小櫃公民館については含まれていなかったという調査結果になっております。 以上でございます。
○副議長(奈良輪政五君) 須永和良君。
◆16番(須永和良君) さらにちょっと聞きたいんですけれども、今サウンディング調査で幾つか
の学校で公募をかけていると思います。その学校なんかは、どこにどれだけ
の量、どれだけ
のレベル
のアスベストがある
のかという調査をやっているんでしょうか。
○副議長(奈良輪政五君) 竹内
企画政策部長。
◎
企画政策部長(竹内一視君) お答えさせていただきます。 現在、サウンディング調査では3施設、調査をかけてございます。このうち、旧小糸小学校そして旧きみつ自然体験センター清和ふれあい館、旧国民宿舎でございますが、この2施設におきましてアスベスト
の使用があるということを認識してございますので、現場説明などを踏まえて、しっかりと民間事業者に周知し、土地、施設
の利用
の可能性について、サウンディングをしてまいりたいと考えております。 以上でございます。
○副議長(奈良輪政五君) 須永和良君。
◆16番(須永和良君) 個別施設計画が、各公共施設
のほうにあって、この建物を継続して使うかどうかということを考えていく部分でも、このアスベストがあるかどうかという
のは一つ
の判断材料になると思うんです。 来年度またその法改正後は、恐らくアスベスト
の除去費用という
のは非常に高くなると思います、手間がかかりますので。そうなるとレベル1
のアスベストが大量に使われているような建物であれば、恐らく今後はもう解体していく、なるべく早く解体したほうがいいということになっていくと思うんです、当然老朽化とともに飛散しやすくなってきますから。 そう考えたときには、サウンディング調査あるいは耐震工事なんかをする前、その前段階で、ここはどこにどれだけあるかを調べて、これだけあるんだったらもうこれは壊しちゃったほうがいいんじゃない
のとか、そういう判断をする
のに必要だったなと思って申し上げております。 例えば、小糸公民館に関しては今回耐震で包帯みたいな
のを巻くんですよね。それをやる工事
のときにアスベストがあることが分かったんですが、その工事
のところで、要は邪魔になるというか、そこ
の部分
のアスベストだけを撤去するんですか、それともその全体
のアスベストを撤去するんですか。
○副議長(奈良輪政五君)
安部教育部長。
◎教育部長(安部吉司君) お答えいたします。 現在
のアスベストにつきましては、通常何ら施工しなければ飛散がしないというようなものであるというふうに認識しております。ですので、今回
のアスベスト除去
の範囲についてはその施工範囲について行っていくというような考えでおります。 以上でございます。
○副議長(奈良輪政五君) 須永和良君。
◆16番(須永和良君) そのアスベスト
の撤去なんかでまた増額となってくるということで、トータルで幾らかかる
のかな、何千万円かかかるんでしょうけれども、小糸公民館
のまた建て直しがある
のに無駄なお金になっちゃうんじゃないかなという心配もあります。 なので、今後なるべく早めに事前調査して、どこにどれだけ
の量
のアスベストが入っているか、もちろんそれとともに、そこに勤務していた職員さんなんかが、何もしなければ飛散しないといっても、吹きつけアスベストが見えているところで、実際アスベスト
の調査をしたら数字が高いなんていうこともありますよね。だから、そうならないように、健康を害さないように事前にきちんと検査をしてください。これもお願いしておきます。 次、市内産業廃棄物最終処分場に関してなんですけれども、県
の見解として技術上
の基準では土堰堤底部へ
の遮水シート
の敷設は求められていないという見解なんですが、県としては許可をしていますので自分たち
のミスを認めたくないという思いもある
のかもしれません。なので、底部へ
の遮水シートについて県
の見解という
のはそういうふうになるんだろうなと思います。 一方で、それを聞いて、市
の見解としてはどういうものな
のか、教えてください。
○副議長(奈良輪政五君)
鈴木経済環境部長。
◎
経済環境部長(鈴木広夫君) お答えいたします。 国が申しておりますように、個々
の事案に応じて県が判断するものというふうに言ってございますので、あくまでもこの遮水シートにつきましては、許可権者でございます県が判断すべきものというふうに考えております。 以上でございます。
○副議長(奈良輪政五君) 須永和良君。
◆16番(須永和良君) それは、ちょっと私とは意見が違うんですけれども、市民
の命と財産を守る市として、市
の見解を示して、いや市としてはこれじゃ水が漏れるでしょう、だからその見解はおかしいんじゃないんですかと市民
の代弁者として、市民
の代理人として県ときちんと交渉してほしいと思うんです。 ちょっと分からない人もいらっしゃると思うんで、例える
のが難しいんですけれども、その土堰堤
の底部に遮水シートがないという
のはどういうことかというと、先ほど一次質問で紹介しましたが、環境省
の省令とかでは土堰堤に関して遮水工が必要ですというふうに書いてあるんです。何でかというと、要は土堰堤は丼なんで水が漏れないようにしてくださいという話なんですけれども、その丼
の縁
の、土堰堤は積んでいく堤
の部分なんですけれども、そこ
の底
の部分に遮水シートがないんです。 これはどういうことかというと、恐らく最初
の段階では、ご飯茶わん
のつもりで造っているんです。ご飯茶わんにご飯入れても、多少小さい穴があってもご飯は漏れませんよね。だけど実際にはそれをお茶漬けにしたら漏れますよね。要はそういうことなんですよ。 隙間、遮水シートがないということは水分が入ればそこは水圧で漏れてしまうんですね。でありながら、県
の見解ではこれは必要ないよということなんですけれども、今回この部分が明らかになったということで、先ほど
の細目1
の部分で市営林道
の許可や法定外公共物へ
の排出許可、これは今許可を1年ごとに出していると思うんですけれども、見直し
の必要性というか、更新
の時期があると思うんです。更新
の時期にはきちんと審査をすべきものだと思うんですが、審査はするんですか。
○副議長(奈良輪政五君)
出口建設部長。
◎建設部長(出口勝君) お答えいたします。 毎年
の申請が上がっていくごとに、申請
の内容について適正に審査しているということでございます。 以上でございます。
○副議長(奈良輪政五君) 須永和良君。
◆16番(須永和良君) 先ほど
の土堰堤
の底部へ
の遮水シートがないことだとか、あるいは前
の議会
のときにやった、規定以上に廃棄物を積んでいたことなど、毎年いろんなことがあって、いろんな状況が変わったりしています。 なので、これをまた更新時期に審査をするときには、前もお願いしていますが、環境審議会にかけたほうがきちんと審査できるんではないかと思うんですが、見解をお願いします。
○副議長(奈良輪政五君)
鈴木経済環境部長。
◎
経済環境部長(鈴木広夫君) 環境審議会にかける案件につきましては、環境
の保全に資する問題ということになってございますので、この林道使用許可また法定外公共物
の使用に関する許可に関しましては、環境審議会にかける必要は現在
のところないものと考えてございます。 以上でございます。
○副議長(奈良輪政五君) 須永和良君。
◆16番(須永和良君) 環境審議会は、市長が諮問すればそれをかけられるわけです。 また、法定外公共物へ
の流出水
の排出許可に関しては、流出水
の温度、それからペーハー、流量、そういったものは当然環境に関係してくると思うので、これを環境に関係していないという
のはちょっと無理があるんではないかと思うんですが、どうでしょうか。
○副議長(奈良輪政五君)
鈴木経済環境部長。
◎
経済環境部長(鈴木広夫君) 法定外公共物に排出してございます処理水につきましては、法令で定めた排出基準をクリアしてございます。そうしたものにつきましては、公共用水域に排出することは法令上認められているということでございますので、ご理解いただきたいというふうに思います。 以上でございます。
○副議長(奈良輪政五君) 須永和良君。
◆16番(須永和良君) 分かりました。 ただ、これを審議するにあたって、当然その流れ出た先
の流量が変わる可能性があるわけですよね。そうすると、これに関してはそこ
の水文環境だとかも変わる可能性がありますし、今回新たに分かった土堰堤底部なんかとも合わせた流量になるわけですから、これは環境審議会にかけられないわけじゃないですよね。丁寧に議論しようと思えば環境審議会にかけることはできますよね、できる、できない論で言えば。やったら違法行為なわけじゃないですよね。なので、これはできないことはないと思うんですけれども、どうでしょうか。
○副議長(奈良輪政五君)
鈴木経済環境部長。
◎
経済環境部長(鈴木広夫君) お答えします。 排出先
の水量が変わることにつきましては、これは防災上
の問題とかそういったことに関わってくるものというふうに理解してございますので、そういったことで環境審議会に、現状
の中ではかけないというふうに考えております。 以上でございます。
○副議長(奈良輪政五君) 須永和良君。
◆16番(須永和良君) なるほど。それはそれで一理あるように確かに私も思います。 ですが、市長が諮問したことに関してはかけられるというふうに、たしか環境審議会条例でなっていたと思うんですけれども、ということは市長がそれに諮問すればできますよね。
○副議長(奈良輪政五君)
鈴木経済環境部長。
◎
経済環境部長(鈴木広夫君) お答えいたします。 環境審議会に諮問できる事項については、全て
の事項について諮問できるということではございませんで、環境
の保全に資することということでなっておりますので、そうしたことからも先ほど
の水量等
の問題については防災上
の問題というふうに考えてございます。 以上でございます。
○副議長(奈良輪政五君) 須永和良君。
◆16番(須永和良君) その流出水
の排出許可と、流出水
の関係と市営林道
の関係は環境
の問題に、環境
の保全に資さないという見解だということですね。それはちょっと私とは見解が違うなと思うんですけれども、これ以上やっても、多分なかなかこの落としどころというか、お互い
の合意が取れないんだなとちょっと残念なんですけれども。 続きまして、一次答弁
の中で市長
のほうは一貫して反対であるという答弁でした。これまでと同様
の強い姿勢で臨んでいくという答弁があったんですが、この姿勢が変わっていないということならば、これは2期目
の公約にも当然このことが盛り込まれてくるというふうに考えていいんですか、これは。うなずいているということはそうですね。 今、多分インターネットで見ている方もいらっしゃると思うんですけれども、2期目
の公約にもこれは入ってくるというふうに理解をしておきます。 この件については、前回
の議会でもありましたその積み過ぎ
の問題、それから今回
の市民団体と
の裁判なんかでも明らかになった遮水工
の問題等々ありますけれども、市としては県
の追認機関ではないと、あくまでも市民
の代理人、代弁者、市民
の命と財産を守るという立ち位置に立ってほしい。どうしても県
の追認になっている、許可権者は県だからという
のではなくて、君津市
のその環境を守るために、県にこうやってくださいよという強い姿勢で臨んでほしいなと思います。 以上で質問を終わります。
○副議長(奈良輪政五君) 以上で、16番、須永和良君
の一般質問を終わります。
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○副議長(奈良輪政五君) 以上をもちまして、本日
の日程は全部終了いたしましたので、これにて散会といたします。 なお、9月5日
の本会議は定刻より開きますので、ご参集願います。 長時間にわたりまして、ご苦労さまでございました。
△散会宣告 午後2時36分...