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09月02日-02号

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  1. 君津市議会 2022-09-02
    09月02日-02号


    取得元: 君津市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-31
    令和 4年  9月 定例会(第3回)            令和4年第3回君津市議会             定例会会議録(第2号)1.開議日時  令和4年9月2日 午前10時00分1.出席議員  21名       1番   三浦 章君         2番   鈴木高大君       3番   宇野晋平君         4番   村上幸人君       5番   高橋健治君         6番   石上 塁君       7番   松本裕次郎君        8番   佐藤葉子君       9番   野上慎治君        10番   奈良輪政五君      11番   船田兼司君        12番   橋本礼子君      13番   下田剣吾君        14番   保坂好一君      15番   高橋 明君        16番   須永和良君      17番   加藤喜代美君       18番   三浦道雄君      19番   小倉靖幸君        20番   磯貝 清君      21番   小林喜久男君1.欠席議員  なし1.地方自治法第121条規定により説明ため出席した者職氏名   市長         石井宏子君   教育長        粕谷哲也君   危機管理監      石倉丈士君   統括参事       中村文明君   総務部長       荒井淳一君   企画政策部長     竹内一視君   財政部長       和田祐一君   市民生活部長     茂田達也君   福祉部長       嶋野晃広君   健康こども部長    小石川 洋君   経済環境部長     鈴木広夫君   建設部長       出口 勝君   教育部長       安部吉司君   消防長        榎本 弘君   総務部次長              錦織 弘君   (事)総務課長1.職務ため出席した者職氏名   事務局長       占部和裕    事務局次長      西村泰典   主任主事       佐々木耕平--------------------------------------- △開議      令和4年9月2日午前10時00分 ○議長(三浦章君) おはようございます。 ただいま出席議員は21名でございます。よって、定足数に達しておりますので、これより本日会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程決定 ○議長(三浦章君) 本日日程につきましては、会議規則第20条規定により、議長において定め、お手元に配信してございます。その順序に従いまして会議を進めてまいりますので、ご了承願います。--------------------------------------- (参照) 議事日程(第2号) 9月2日(金)午前10時開議 日程第1 会議録署名議員指名 日程第2 一般質問--------------------------------------- △日程第1 会議録署名議員指名 ○議長(三浦章君) 日程第1、会議録署名議員指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第80条規定により、議長において12番、橋本礼子君、13番、下田剣吾君、15番、高橋明君を指名いたします。--------------------------------------- △日程第2 一般質問 ○議長(三浦章君) 日程第2、一般質問を通告順に行います。 質問時間は答弁を含めて45分以内といたしますので、ご了承願います。 7番、松本裕次郎発言を許します。 松本裕次郎君。     (7番 松本裕次郎君登壇) ◆7番(松本裕次郎君) 皆さん、おはようございます。議席番号7番、きみつ未来松本裕次郎でございます。 議長より発言お許しをいただきましたので、通告に従い一般質問を行わせていただきます。 令和元年房総半島台風上陸から、今年9月9日で3年が経過しようとしています。まだ皆さんも、あの夜風の音、朝を迎え、まち変わりようは今でも鮮明に記憶しているものと思います。 この令和元年房総半島台風被害を受け、君津市としても様々な対策を行ってきました。また、議会としても、特別委員会を立ち上げ、提言を行い、今後も発生するかもしれない災害に備えてきました。 台風被害次は、新型コロナウイルス感染症という目に見えない敵と闘いが始まりました。2019年12月、湖北省武漢集団感染に端を発するとされる新型コロナウイルス感染症は、グローバル化が進んだ経済活動を通じて瞬く間に全世界に広がりました。 日本においても、2020年1月16日に神奈川県で国内第1例目となる感染者が発見されたを皮切りとして、2月には北海道、東京などで集団感染が発生するなど、感染者は2月から3月にかけて増加していきました。 また、国外における感染拡大は顕著であり、世界保健機関WHOは、憂慮すべき拡大水準と深刻さにより、2020年3月11日に新型コロナウイルス感染症は世界的大流行として特徴づけられると見解を提示しました。 新型コロナウイルス感染症終息が見えない中、経済状況を見ますと、2022年度上期において、サプライチェーン混乱や中国都市ロックダウン影響はまだ完全に収束していないものの、感染抑え込みによってサービス等個人消費関連も持ち直しが進んでおり、また、中国主要都市ロックダウン解除に伴ってサプライチェーン混乱が収束すれば、緩やかな回復基調が続くものと想定されています。 一方、依然ウクライナ情勢や経済制裁による世界経済変調、加えて円安進展が国内経済に対しても大きな影響を及ぼしており、今後動向を見通すことは難しいですが、状況をよく見極めていくことが重要であります。 このような社会環境、経済環境中で、君津市抱える様々な問題、課題について、大綱5点、細目6点質問をいたします。 大綱1、「経済と環境が調和したまち」について、細目1、市内経済好循環に向けた取組について伺います。 商工業や観光業など、市内産業持続的成長が市発展には不可欠であり、新型コロナウイルス感染拡大により大きな影響を受けている市内経済をいち早く回復させることが必要だと思います。市内ゴルフ場2か所に設置予定ふるさと納税自動販売機について、現在状況と今後取組について伺います。 大綱2、高齢者へ移動支援取組について、細目1、タクシー等共通利用券交付について伺います。 本市公共交通へ市民満足度は低くなっており、免許返納後高齢者など自家用車を利用できない方が買物や通院等で気軽に移動できる環境づくりが必要と思われます。現在、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、タクシー等共通利用券を発行し、高齢者等移動支援を行っていますが、その実績を踏まえ、今後展開についてどのように考えているか伺います。 大綱3、防災対策について、細目1、台風、ゲリラ豪雨など被害対策について伺います。 近年、世界各地で大雨による洪水や干ばつなど自然災害が毎年ように起きています。我が国においても、平成30年7月豪雨や、本市にも多大な被害をもたらした令和元年東日本台風に伴う豪雨災害などが記憶に新しいところです。 気象庁では、日本降り方長期的な変化を監視するため、全国51観測地点における1901年以降観測データを解析しています。約120年にわたるそのデータによれば、1日降水量が200ミリ以上という大雨を観測した日数は、増減を繰り返しながらも、長期的に見れば明らかに増加傾向を示しています。近年頻発するこれら豪雨災害や将来豪雨災害に備える上で、河川氾濫を防ぐことが急務と思われますが、対策について伺います。 大綱4、健康増進について、細目1、小糸川右岸遊歩道整備について伺います。 急速に進展する少子高齢化や疾病構造変化等に伴い、市民健康意識高まりとともに、健康を取り巻く課題も複雑多様化しており、生涯を通じて健康づくりを積極的に推進するため環境整備が求められています。本市においても、小糸川右岸遊歩道に緩衝材を敷き、気軽にウオーキングジョギングができるように整備されていますが、直近状況を見ますと、緩衝材剥がれや樹木根上がりにより危険な状態に思います。今後整備方針について伺います。 大綱5、安全に安心して生活できる学校について、細目1、特別教室エアコン設置について伺います。 近年、夏場異常な暑さによって、多く人々が熱中症に悩まされています。特に子どもは、体力が乏しいだけにしっかりとした予防が必要で、エアコンによる温度コントロールが必要です。児童、生徒が意欲を持って学べる快適な環境整備と、近年平均気温上昇による夏季熱中症予防など、児童、生徒健康面へ配慮ため、本市においても普通教室にエアコンを設置しました。しかし、使用頻度高い理科室や音楽室など特別教室へエアコンは未設置となっており、健康被害が懸念されますが、設置に係る検討状況について伺います。 細目2、不審者対策および学校施設安全対策充実について伺います。 県内でも、子どもたちが巻き込まれる誘拐事件や交通事故など、痛ましい事件や事故が起きています。また、君津市内において児童、生徒を狙った不審者情報を聞くたびに、不安を感じている市民方も多いと思います。市内児童、生徒が不安なく登下校できるよう、警備員配置や全小学校へ防犯カメラ設置、また、不審者が侵入した際、職員同士が速やかに連絡を取り合うことができるよう、校内電話システム整備が必要と考えますが、今後整備方針について伺います。 以上で一次質問を終わります。二次質問につきましては質問席より行わせていただきますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(三浦章君) 石井市長。     (市長 石井宏子君登壇) ◎市長(石井宏子君) 7番、松本裕次郎議員ご質問にお答えいたします。 大綱1、「経済と環境が調和したまち」についてにつきましては担当部長からご答弁申し上げますので、よろしくお願いいたします。 大綱2、高齢者へ移動支援取組について、細目1、タクシー等共通利用券交付についてお答えをいたします。 近年、本市においても、人口減少等に伴い公共交通維持・確保が厳しくなる一方、少子高齢化進展に伴う移動困難者増加により、公共交通重要性はこれまで以上に高まっております。中でも、移動困難な高齢者が買物や通院等必要な外出際に、公共交通を利用して移動しやすくなる外出支援が求められております。 現在、高齢者に対する移動支援事業として、ひとり暮らし老人等福祉タクシー事業ほか、高齢者新型コロナワクチン接種交通支援事業を実施しております。また、昨日、令和4年9月1日からは、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用して、タクシー等複数公共交通機関を利用できる共通利用券を発行し、小糸地区で実証運行を開始した、こいっとバスを加えた令和4年度高齢者外出支援事業を実施しております。 誰もが住み慣れた地域で安心して暮らすことができるよう、買物や通院など、日常生活に必要な外出が可能となる環境を整備することが重要です。私は、これまで事業実績等を踏まえ、高齢者移動支援に関する施策をより一層充実させてまいります。 大綱3、防災対策について、大綱4、健康増進についてにつきましては担当部長から、大綱5、安全に安心して生活できる学校について、細目1、特別教室エアコン設置についてにつきましては教育長から、細目2、不審者対策および学校施設安全対策充実についてにつきましては担当部長からご答弁申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(三浦章君) 粕谷教育長。     (教育長 粕谷哲也君登壇) ◎教育長(粕谷哲也君) 私からは、大綱5、安全に安心して生活できる学校について、細目1、特別教室エアコン設置についてお答えいたします。 学校施設におけるエアコン設置状況については、令和元年度に児童、生徒が日常的に使用する全て普通教室整備を行いました。議員ご指摘とおり、近年猛暑は一層厳しさを増していることから、特別教室についても、熱中症等、児童生徒健康被害を予防する観点から、エアコン早期設置必要性を強く認識しているところでございます。 今後、国交付金などを活用し、使用頻度高い教室を優先しつつ、計画的にエアコン整備に取り組んでまいります。 私からは以上でございます。 ○議長(三浦章君) 鈴木経済環境部長。 ◎経済環境部長(鈴木広夫君) 自席よりご答弁申し上げます。 大綱1、「経済と環境が調和したまち」について、細目1、市内経済好循環に向けた取組についてお答えいたします。 ふるさと納税自動販売機につきましては、県内初試みといたしまして、鹿野山ゴルフ倶楽部ジャパンPGAゴルフクラブにそれぞれ1台ずつ設置が完了いたしまして、9月1日より寄附受付を開始したところでございます。当該ゴルフ場で寄附をしていただきますと、その場でゴルフプレー券や割引券をお渡しすることとなっております。 先行してふるさと納税自動販売機を導入いたしました県外自治体では、寄附額が大幅に増加した実績もございますので、都心からアクセスよい本市でも大きな効果が期待されるとともに、ゴルフ場利用者数増加や、またリピーター獲得につながり、地域経済活性化にも大きく寄与するものであると考えております。 このようなことを踏まえまして、自動販売機から寄附申込状況について随時確認いたしまして、他ゴルフ場観光施設等でも現地で手軽にふるさと納税ができる仕組み導入につきまして検討してまいります。 以上でございます。 ○議長(三浦章君) 出口建設部長。 ◎建設部長(出口勝君) 自席から答弁させていただきます。 大綱3、防災対策について、細目1、台風、ゲリラ豪雨など被害対策についてお答えいたします。 小糸川は千葉県が管理する二級河川で、昨年度は国緊急浚渫推進事業債を活用して、竹木等伐採や除草を外箕輪、杢師、中野地先において、堆積土砂撤去を外箕輪、中野地先において県で実施しており、本年度につきましても引き続き伐採、土砂撤去を実施することになっております。今後も計画的な維持管理等について、県と土木事業に関する連絡調整会議などで強く要望してまいります。 また、近年激甚化する災害に備え、ハザードマップなどを配布したところであり、避難誘導情報等につきましても、市民に対していち早く提供するよう努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(三浦章君) 小石川健康こども部長。 ◎健康こども部長(小石川洋君) 自席から答弁させていただきます。 大綱4、健康増進について、細目1、小糸川右岸遊歩道整備についてお答えいたします。 小糸川右岸遊歩道につきましては、遊歩道一部を弾性舗装により小糸川右岸ジョギングコースとして整備し、幅広い世代多く市民がウオーキングジョギングなど気軽にスポーツを楽しめる場所としてご利用いただいております。 しかしながら、年数経過に伴い、弾性舗装剥がれや樹木根上がりがある個所につきましては、部分的に補修を行い、維持管理に努めているところでございます。 今後、より計画的に補修を進めるため、弾性舗装材質や耐久性、整備方法など、先進事例について調査研究してまいります。 以上でございます。
    ○議長(三浦章君) 安部教育部長。 ◎教育部長(安部吉司君) 自席から答弁させていただきます。 大綱5、安全に安心して生活できる学校について、細目2、不審者対策および学校施設安全対策充実についてお答えいたします。 学校施設における安全対策につきましては、門扉閉鎖、周辺フェンス設置、さすまた配備ほか、全て中学校へ防犯カメラ設置を行っております。 また、校内連絡手段として設置しております校内電話につきましては、不具合が発生した場合には、迅速に修繕を行っているところでございます。 不審者へ対応につきましては、君津警察署や、保護者をはじめとした地域皆様協力を得ながら、在校時対策だけではなく、児童生徒登下校時も含め、ハード、ソフト両面から見直しを行い、引き続き、児童生徒安全確保に努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(三浦章君) 松本裕次郎君。 ◆7番(松本裕次郎君) それでは、これより二次質問をさせていただきます。 まず大綱1、「経済と環境が調和したまち」について、細目1、市内経済好循環に向けた取組について伺います。 昨日、9月1日から2か所に設置したとことですので、今後動向もしっかり把握していただければと思います。 先ほど言われた県外実績とかを見てみますと、令和2年に御殿場市が導入していて、御殿場市ふるさと納税額は11億9,200万円で、うち2,600万円がゴルフ場5コースから納税額であると書いていまして、そのうち3コースが令和3年12月のみで1,000万円を超えるふるさと納税があったということで、これから期待していますので、逐一確認してもらえればと思います。 また、今後利用状況によると思いますが、ゴルフ場はもちろんですけれども、観光施設等でも設置検討を行うと先ほど答弁がありましたけれども、どのような場所で導入しようとしているかお伺いいたします。 ○議長(三浦章君) 鈴木経済環境部長。 ◎経済環境部長(鈴木広夫君) お答えいたします。 例えばでございますが、キャンプ場ですとか貸しボート店、また農産物直売所など、こうした施設へ設置が今後考えられるものと思っております。 以上でございます。 ○議長(三浦章君) 松本裕次郎君。 ◆7番(松本裕次郎君) 新型コロナウイルスがまん延してから流行しているものといえば、やはりゴルフと釣りとキャンプ場と、外で密にならない遊びというか娯楽になっていると思いますので、ぜひその辺も検討していただいて、設置していただければと思います。 それで、ふるさと納税サイトで返礼品を調べてみますと、ゴルフプレー券で検索すると600件以上ヒットしまして、ゴルフブームもあってか、ふるさと納税でもプレー券が人気があるということがうかがえます。ただ、ふるさと納税寄附を行ったことないゴルファーは、プレー券が返礼品になっている事実さえ知らないではないでしょうか。また、手続が面倒と考えてちゅうちょしているゴルファーもいると思います。 ふるさと納税本来目的は地域を応援することですから、訪問先ゴルフ場に設置されていれば、その地域を応援したい気持ちを、その場でふるさと納税という形で表すことができます。ゴルファーにとっても、メンバーになっていたり、ひいきにしているゴルフ場ある自治体を応援しながらプレー券が受け取れるなら、一石二鳥ということです。しかも、自動販売機となれば、気軽に寄附ができます。今回事例を受けて、さらなる市内経済好循環に向けて取り組んでいってください。 続きまして、大綱2、高齢者へ移動支援取組について、細目1、タクシー等共通利用券交付について伺います。 交通行政について様々取り組んでいますが、乗車があってもなくても経費かかるバス運行事業と比べて、タクシー等共通利用券を交付する外出支援事業は費用対効果からして有効と考えますが、さらなる拡充についてどのようなイメージがあるか、見解を伺います。 ○議長(三浦章君) 嶋野福祉部長。 ◎福祉部長(嶋野晃広君) 自席から答弁をさせていただきます。 国臨時交付金を活用した高齢者外出支援事業については、令和2年度にも同様事業を実施しており、タクシー以外にも様々な交通機関を利用できたことで、利用者方から好評をいただきました。 今年度事業利用状況を踏まえ、高齢者外出支援事業がより一層効果的な内容となるよう、さらなる充実に向けて検討してまいります。 以上でございます。 ○議長(三浦章君) 松本裕次郎君。 ◆7番(松本裕次郎君) さらなる充実に向けて検討するということですので、市長も新たなステップに向けて踏み出そうとしているので、新年度で事業恒久化を願うものであります。ぜひよろしくお願いしたいと思います。 また、高齢者移動支援ということで、コミュニティバス最適化とか、路線バス市域を超えた連携などについても調査研究していただいていると思いますが、私も小糸地区出身だけに、周西線延伸についてもぜひともお願いしたいと考えています。周西線延伸について、現在検討状況をお伺いいたします。 ○議長(三浦章君) 竹内企画政策部長。 ◎企画政策部長(竹内一視君) 自席から答弁をさせていただきます。 周西線延伸につきましては、これまでも交通事業者と協議を重ねてきているところでございます。同路線延伸にあたりましては、運転手確保など課題もあるわけでございますが、市議会や地域住民多く方々からもご要請をいただいておりますので、その実現に向けてさらなる働きかけをするなど取り組んでまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(三浦章君) 松本裕次郎君。 ◆7番(松本裕次郎君) 周西線延伸が実現すれば、中島豊英線見直しにも必ずや貢献するものと思いますし、現在、旧秋元小整備が進められていますので、この開館を一つ目標として、ぜひとも実現していただくことをお願いいたします。 次に大綱3、防災対策について、細目1、台風、ゲリラ豪雨など被害対策について伺います。 計画的に維持管理を行っていますが、伐採、土砂撤去には明確な基準はあるでしょうか。木がここまで伸びたとか、竹が伸びたとか、土砂が何センチ堆積したとか、そういうものがあるか、お伺いいたします。 ○議長(三浦章君) 出口建設部長。 ◎建設部長(出口勝君) お答えいたします。 千葉県によりますと、伐採や土砂撤去管理基準につきましては特に設けておらず、現地調査等を踏まえ、適切な河川機能維持等に努めているということです。 以上でございます。 ○議長(三浦章君) 松本裕次郎君。 ◆7番(松本裕次郎君) 基準がないということで、順番というか、だんだんやっていくかなと思うんですけれども、やはり災害が起きてからでは遅いです。小糸川もやはり河川氾濫水位を超えたりする場所がありますので、ぜひともその辺も含めて要望していっていただければと思います。 あと、先ほど答弁では、県と土木事業に関する連絡調整会議というがあるそうですが、その会議中でちょっと取り上げてもらいたいことがありまして、県道90号線という日本製鉄の道路なんですけれども、あそこの道路は中央分離帯というか土が盛ってあって、あそこから草木がすごく車道に出てきて、よけて通らないといけなくて、よけて通るということは、片側2車線ですので、真ん中に寄ってくるんです。あそこは大型車も多く通りますので、そうすると非常に危険を感じると。また、草木が当たってこすれるという苦情も聞きます。 定期的な伐採とかはやっているんですが、追いついていないが現状ですので、ぜひ現状を見ていただいて、その会議とかで取り上げてもらえればと思います。ぜひともよろしくお願いいたします。 次に大綱4、健康増進について、細目1、小糸川右岸遊歩道整備について伺います。 小糸川右岸ジョギングコース整備時期、今までかかった費用について伺います。また、今まで修繕を行っているかお伺いいたします。 ○議長(三浦章君) 小石川健康こども部長。 ◎健康こども部長(小石川洋君) お答えいたします。 小糸川右岸ジョギングコースにつきましては、平成12年度、13年度及び平成18年度3期にわたりまして周西橋から大道沢南公園入り口まで約5.5キロメートルを整備いたしまして、これに約8,200万円整備費用がかかっております。 また、弾性舗装経年劣化によりまして、平成20年度から23年度にかけまして劣化大きい区間弾性舗装を張り替えるような修繕を行っております。 以上でございます。 ○議長(三浦章君) 松本裕次郎君。 ◆7番(松本裕次郎君) 8,200万円かかって整備を行っているということですが、我がきみつ未来代表、磯貝議員があそこところを車で走っていたら、歩道じゃなくて車道を歩いている人がいたということで、何で歩道を歩かないと聞いてみたら、いや、根上がりがあって危ないからこっちを歩いているという話をしていました。 本来であれば、ジョギングコースなど歩道は、車が走る車道が危ないから歩道があるであって、歩道が危ないとなると、本末転倒ということになるではないでしょうか。今整備をやれば、原材料費も上がっているので多分もっとお金がかかるんですけれども、クラウドファンディングとかで募集してやってみるとか、様々お金を集める方法はあると思いますので、やはり市民から要望も多いので、ぜひ検討、調査研究して進めていってもらえればと思います。 続きまして、大綱5、安全に安心して生活できる学校について、細目1、特別教室エアコン設置についてですが、このエアコン件ですが、今週から2学期が始まりましたが、市メール配信では熱中症へ警戒が呼びかけられています。このような中、学校特別教室では授業を行っていると思います。 やはりもう昔みたいに気合と根性で乗り切るとか、そういうことは無理だと思いますので、学習環境として整備もそうですが、日々頑張っていただいている教職員皆さん良好な職場環境をつくることも重要と思います。それが教職員働き方改革につながり、ひいては君津子どもたち教育環境向上に結びつくかと思います。先ほど答弁では、整備に取り組んでいくと回答をいただきましたので、未来を担う子どもたちためにも、早期実現をお願いいたします。 次に大綱5、安全に安心して生活できる学校について、細目2、不審者対策および学校施設安全対策充実について伺います。 不審者対応について、ソフト、ハード両面から見直しを行うとことですが、現在ソフト面ではどのような対応を行っているかお伺いいたします。 ○議長(三浦章君) 安部教育部長。 ◎教育部長(安部吉司君) お答えいたします。 各学校におきましては、不審者等から児童、生徒安全を確保するために、危機管理マニュアルを作成いたしまして、それに基づき、安全管理体制を組織として対応できるよう整備を行っております。 また、緊急時における児童、生徒安全確保体制確立ため、不審者侵入などを想定いたしました防犯訓練実施など、実践的な防犯教育を行っております。 登下校時対策につきましては、地域商店や協力者宅による緊急避難場所、いわゆる子ども110番家も利用するよう指導をするとともに、保護者やPTA、地域住民や警察などと連携、協働いたしました見守り活動実施や、連絡メールを活用いたしまして保護者皆様へ注意喚起なども行っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(三浦章君) 松本裕次郎君。 ◆7番(松本裕次郎君) ソフト面は非常に大事なことだと思います。また、やはり不審者対応というか、校内に入らせないことが重要だと思います。 登下校以外で不審者対策として、やはり校内に不審者を侵入させないということで、小学校門扉に防犯カメラを設置する考えはあるでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(三浦章君) 安部教育部長。 ◎教育部長(安部吉司君) お答えいたします。 ご指摘とおり、防犯カメラを設置することによりまして、犯罪予防をはじめといたしまして、児童や教員安心感向上が期待できるというふうに思っております。不審者対策といたしまして、小学校へ防犯カメラ設置に向けて検討をしてまいりたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(三浦章君) 松本裕次郎君。 ◆7番(松本裕次郎君) 私も学校不審者ことで調べていると、やはり大阪池田小学校事件記事が出てきまして、2001年6月8日にその事件が発生しております、8人も児童が殺害されました。既に21年経過していますが、やはり21年経過しても覚えている事件でございます。 やはりこれは風化させてはいけないものだと思います。一人ひとり大切な子ども命を預かっているという意識を常に持ち、改めてソフト、ハード両面から安全管理体制を見直していただいて、子どもたち安全確保に最大限努めていただきたいと思います。 学校関係を質問させていただきましたが、先日、市長もご存じとおり、千葉県教職員組合議員学習会というがありまして、教育長も要望書を受け取られたと思いますけれども、様々な学校要望事項をたくさんいただきました。その中からちょっと抜粋して、今回2つ質問させていただきましたけれども、教育環境整備とかICT問題など様々な問題がありますので、その辺も含めて今後もまたしっかりと質問していきたいと思います。 少し早いですが、以上で私一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(三浦章君) 以上で7番、松本裕次郎一般質問を終わります。 ここで議事都合により暫時休憩をいたします。 △休憩宣告 午前10時35分--------------------------------------- △再開宣告 午前11時00分 ○議長(三浦章君) 再開いたします。 休憩前に引き続きまして、一般質問を行います。 14番、保坂好一君発言を許します。 保坂好一君。     (14番 保坂好一君登壇) ◆14番(保坂好一君) 皆さんこんにちは。14番、創政会、保坂好一です。 ただいま議長許可をいただきましたので、通告に従い質問を行います。 早速ですが、質問に入ります。 大綱1、職員労務管理について、細目1、地方公務員法一部を改正する法律・定年引上げについて伺います。 来年度から、地方公務員定年引上げが始まり、2年に1歳ずつ引き上げられます。条例改正時期がいつになるか伺います。 それに伴い再任用労働条件や退職手当など、様々な情報が職員ライフプラン上では必要と考えますが、情報提供はできているか、また、勤務に関する意識調査は行っているか伺います。さらに、定年前再任用短時間勤務制とはどのような勤務体制なか伺います。 細目2、定年引上げ導入後新規採用者について伺います。 定年引上げ対象者が多い場合、再任用とバランスや新規採用者雇用など、今までとは異なった方針が必要ではないかと考えますが、見解を伺います。あわせて、会計年度任用職員等に対して説明は今後どのような段階で行うか伺います。 細目3、職員配置について伺います。 今年度は、働き方改革・生産性向上アンケートを踏まえた中で、部署追加、配置転換を行ったと思いますが、個々希望に沿った配置転換は何割行われているか伺います。また、専門性高い部署で職員教育はどのような形で行うか伺います。 細目4、働きやすい職場・環境づくりについて伺います。 有給休暇取得率向上や時間外労働見直しなど、働きやすい環境は整いつつあるか伺います。また、働き方改革・生産性向上アンケート実施後、どのような課題点を改善したか。また、追跡調査を行い、職場不安要素に対する改善などがなされたか伺います。 大綱2、防災について、細目1、河川内樹木について伺います。 小糸川富久橋付近では、樹木が大きく育ち、橋から眺めても水位などが見にくく、大雨際には河川内樹木が倒れる危険性があります。近隣住民からも、倒木が橋などに引っかかり大きな災害になるおそれがあるため、河川内樹木伐採について多く依頼がありますが、どのように対応しているか伺います。 大綱3、拠点整備事業について、細目1、旧秋元小学校複合整備事業について伺います。 1、設計変更を行った後整備事業全体概算費用はどれぐらいになるか伺います。 2、整備終了後、この建物は何年使用するか伺います。 3、保育園事業について、令和5年度、清和地区から小糸保育園へ入園希望者、いわゆる入園予定者は何人いるか伺います。あわせて、創政会において、清和地区へ保育園入園アンケート調査を実施することを要望しておりましたが、調査を行ったか伺います。 4、予定している拠点整備事業中心的な事業は改めて何なかを伺います。また、整備事業終了までタイムスケジュールを伺います。 大綱4、住宅政策について、細目1、住生活基本計画について伺います。 住生活基本法では、住宅確保要配慮者居住安定確保が住宅政策基本理念一つとして位置づけられているところです。住生活安定確保及び向上促進に関する施策推進は、住生活基盤となる良質な住宅供給、良好な住居環境形成及び住居安定確保等が図られることを旨として行われなければなりません。これらを推進するにあたり、本市における住生活基本計画策定方針を伺います。 細目2、賃貸住宅供給促進計画及び居住支援協議会設立について伺います。 住生活基本法基本理念や住宅セーフティネット法目的にのっとり、住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅供給促進に関する施策を総合的かつ効果的に推進することが喫緊課題と認識しております。本市における住宅セーフティネット法に基づく、賃貸住宅供給促進計画策定方針を伺います。あわせて、民間賃貸住宅へ円滑な入居促進等、住宅確保要配慮者へ支援を行う居住支援協議会設立について見解を伺います。 細目3、市営住宅個別施設計画見直しについて伺います。 第3次千葉県住生活基本計画目標に、住宅セーフティネット確保を掲げ、住宅確保要配慮者がそれぞれ特性に応じた住宅を確保できるよう、公的賃貸住宅を適切に供給するとともに、民間賃貸住宅も活用した重層的なセーフティネット構築を目指すこととしております。このことを踏まえて、君津市営住宅個別施設計画見直しについて今後方針を伺います。また、本市住宅セーフティネット法に基づく賃貸住宅供給促進計画策定について伺います。 細目4、市営住宅安全性について伺います。 君津市営住宅個別施設計画では、今後詳細なスケジュールは、総合計画中でどの施設から整備を進めていくかを明確化することとし、具体的な整備計画として、実施時期を総合的に定めていくとありますが、現在総合計画においてどのように位置づけられているか伺います。また、現在耐震性ない市営住宅に入居する方々安全性はどのように確保されているか伺います。 以上で、一次質問を終わります。再質問は質問席から行いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(三浦章君) 石井市長。     (市長 石井宏子君登壇) ◎市長(石井宏子君) 14番、保坂好一議員ご質問にお答えいたします。 大綱1、職員労務管理について、細目1、地方公務員法一部を改正する法律・定年引上げについて、細目2、定年引上げ導入後新規採用者について、細目3、職員配置についてにつきましては、担当部長からご答弁申し上げますので、よろしくお願いいたします。 細目4、働きやすい職場・環境づくりについてお答えいたします。 私は、就任以来、職員が明るく元気に働ける職場風土醸成に取り組んでおります。市政現場は市民生活にあり、多様化する市民ニーズに最前線で対応する職員が、持てる能力を十分に発揮しながら活躍し、やりがいを持って仕事に励むためには、職員が心身ともに健康で安心して働くことができる環境づくりが大変重要であると認識しております。 そのため、昨年度実施した働き方改革・生産性向上に向けたアンケートで、多く職員から有効な取組として回答があった、有給休暇取得促進や時間外勤務縮減については、所属長による労務管理徹底や長時間労働を抑制するため庁用パソコン一斉シャットダウン実施など、すぐにできることから着実に進めております。 また、今年度は、組織力や生産性を高める要素として注目されている組織へ愛着や仕事へ情熱度合いを表すエンゲージメントを用いて、職員意識改革に向けた取組をスタートさせました。この取組は、組織課題改善などノウハウを持った外部専門家力を活用し、現状職員期待度や満足度を調査し、それを数値化することで、そこから見える組織課題改善を重ねながら、働きやすい職場環境をつくり上げるものです。 私は、日本一チャレンジする市役所をスローガンとして掲げ、職員一人ひとりが情熱とチャレンジ精神を持って主体的に働くため意識改革を推し進めてまいります。 大綱2、防災について、大綱3、拠点整備事業について、大綱4、住宅政策についてにつきましては、担当部長からご答弁申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(三浦章君) 荒井総務部長。 ◎総務部長(荒井淳一君) 自席よりご答弁申し上げます。 大綱1、職員労務管理について、細目1、地方公務員法一部を改正する法律・定年引上げについて、細目2、定年引上げ導入後新規採用者について、関連がございますので一括してお答えいたします。 地方公務員法一部改正により、令和5年度から職員定年年齢が2年に1歳ずつ段階的に引き上げられ、令和13年度には制度が完成し、65歳が定年となります。定年引上げに関係する条例等整備につきましては、本年、第4回定例会へ提案に向けて現在準備を進めております。 この定年引上げにつきましては、地方公務員制度大きな改正となりますので、広く職員に周知することを予定しております。さらに、職員が60歳に達する年度前年度には、60歳以降勤務意思を確認するため、給与など身分に係る情報を提供いたします。 また、定年前再任用短時間勤務制度につきましては、定年引上げにより65歳までフルタイムで勤務することを原則とする中、高齢期職員多様な働き方ニーズに対応するため、60歳以後定年前に退職した職員を週4日勤務など、フルタイムよりも短い時間で再度任用することができる制度でございます。定年引上げ導入後新規職員採用につきましては、将来にわたって公共サービス提供体制を維持するために計画的に行う必要があり、定年年齢が段階的に引き上げられる期間におきましても職員年齢構成等を考慮し、計画的に職員採用を行ってまいります。また、会計年度任用職員につきましても、多様化する行政需要に対応するため、引き続き必要に応じて雇用してまいります。 続きまして、細目3、職員配置についてお答えいたします。 本年4月1日付人事異動につきましては、部を再編する大きな行政組織見直しを行ったため、行政運営安定性確保等観点から、異動を最小限に抑えながらも今後組織体制や人事交流必要性、職員実績、意欲、能力や自己申告書等内容を十分に考慮した上で人員配置を行いました。さらに、働き方改革・生産性向上アンケートで人員配置に対する意見も参考に職員数を増やしております。 また、専門性高い部署職員教育につきましては、自治研修センター等で開催されます専門的な知識を習得できる実務研修へ積極的な参加やOJTによる日常業務遂行に通じて能力向上に加えて、e-ラーニングを導入し、職員一人ひとりが意欲的、積極的に自己研さんに取り組める環境を提供することで、人を育てる職場環境醸成を進めております。 以上でございます。 ○議長(三浦章君) 出口建設部長。 ◎建設部長(出口勝君) 自席から答弁させていただきます。 大綱2、防災について、細目1、河川内樹木についてお答えいたします。 小糸川で伐採等につきましては、河川管理者である千葉県に、富久橋も含め竹木等繁茂が著しい個所や土砂が堆積している個所について毎年要望しております。その結果、昨年度は竹木等伐採や除草を外箕輪、杢師、中野地先において、堆積土砂撤去を外箕輪、中野地先において県が実施したところであります。なお、小糸川河川区域内における雑木等伐採ボランティアにつきましては、県が河川及び海岸美化活動を支援するアダプトプログラム制度が利用できることを紹介しており、今後は市ホームページ等でも周知してまいります。 以上でございます。 ○議長(三浦章君) 茂田市民生活部長。 ◎市民生活部長(茂田達也君) 自席から答弁させていただきます。 大綱3、拠点整備事業について、細目1、旧秋元小学校複合整備事業についてお答えいたします。 旧秋元小学校複合整備事業につきましては、老朽化した清和行政センター、清和公民館、清和保育園行政機能について、旧秋元小学校を活用しコンパクトに複合化するもので、社会教育施設再整備第1期プランや保育環境整備計画、そして公共施設等総合管理計画基本方針に基づき、整備を図っていくものでございます。 また、あわせて住民をはじめ、各種団体等と連携や民間活力導入を進め、新たな人流れや仕事を生み出すことで、地域活性化や課題解決を図る地域活力創造機能を整備する事業に取り組んでおります。整備事業全体概算費用につきましては、基本計画においては約11億円を想定しておりましたが、整備内容精査、見直しにより約9億5,000万円を見込んでおります。 また、今後使用年数につきましては、鉄筋コンクリート造予防保全型施設に係る日本建築学会考え方を参考とし、目標使用年数を80年としております。このため、昭和62年竣工本施設につきましては、供用開始後目標使用年数は約43年となります。今後は、計画的な改修や工夫を凝らしながら長く使用していけるよう努めてまいります。 次に、令和5年度清和地区から小糸保育園へ入園予定者数につきましては、コーホート変化率法を用いて推計した児童数に対し、清和地区に居住する児童保育園へ入所率を乗じて試算し、12人程度を見込んでおります。また、アンケートにつきましては実施しておりませんが、新たな清和保育園に対してどのようなサービスや機能が求められているか、保護者意向を把握しながらよりよい保育園運営を目指してまいります。 次に、整備事業終了までタイムスケジュールにつきましては、管理教室棟、屋内運動場、外構等整備工事竣工予定を令和5年11月としております。 清和地区拠点を整備する本事業につきましては、住民、各種団体等と行政が一体となり取り組む持続可能な地域づくりに欠かすことできないものであることから、施設供用開始に向け鋭意推進してまいります。 以上でございます。 ○議長(三浦章君) 出口建設部長。 ◎建設部長(出口勝君) 大綱4、住宅政策について、細目1、住生活基本計画について、細目2、賃貸住宅供給促進計画及び居住支援協議会設立について関連がございますので、一括してお答えいたします。 住生活基本計画につきましては、住宅政策を総合的に進める上で最上位計画として、行政はもとより民間事業者や住民等に対して住宅政策将来目標とその実現方法を示すものであります。また、本計画と併せて低額所得者、高齢者等住宅確保要配慮者が円滑に入居できるよう住宅政策と福祉政策一体的な対応による住宅セーフティネット機能強化を図る必要もあります。 本市におきましては、住まい安全・安心確保を図り、市民一人ひとりが真に豊かさを実感できる住生活が実現できるよう住生活基本計画策定を進めるとともに、賃貸住宅供給促進計画につきましては、同計画策定と併せて検討してまいります。現在、住宅セーフティネット構築について検討している関係部局と連携し、住宅確保要配慮者賃貸住宅へ円滑な入居促進等、課題解決に向け取り組んでまいります。 次に、居住支援協議会につきましては、住宅セーフティネット法に基づき、住宅確保要配慮者に対し民間賃貸住宅へ円滑な入居促進等に関し必要な措置について協議するもので、行政をはじめ宅地建物取引業者や社会福祉協議会等関係者と密接な連携を図るために必要となります。今後、設立準備会を立ち上げ、速やかに住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅供給促進を図るよう努めてまいります。 続きまして、細目3、市営住宅個別施設計画見直しについて、細目4、市営住宅安全性について関連がございますので、一括してお答えいたします。 本市では、総合計画前期基本計画や公共施設等総合管理計画により、将来にわたり持続可能な公共施設サービスを提供するため、施設集約化や複合化を進めながら、床面積削減を図ることを方針として公共施設再整備を推進しております。そのため、君津市営住宅個別施設計画具体的な取組につきましては、市営住宅集約、除却を進めるとともに、住宅が不足する場合には民間賃貸住宅活用など社会経済情勢変化に柔軟に対応し、予算編成と連動させるよう総合計画実施計画において整理してまいります。 一方、第3次千葉県住生活基本計画目標に、住宅確保要配慮者に対する適切な住宅確保が掲げられていることも承知しております。今後市営住宅あり方につきましては、低額所得者や高齢者などが安心して住み続けることができる住環境整備について、住宅政策と福祉政策を一体として、住生活基本計画を策定する中で検討してまいります。また、旧耐震市営住宅に居住している方安全確保につきましては、最優先課題として捉え、いつ大規模な地震が発生するか分からない状況にあることから、耐震性ある団地へ転居をお願いしているところでございます。 以上でございます。 ○議長(三浦章君) 保坂好一君。 ◆14番(保坂好一君) それでは、二次質問をさせていただきます。 職員労務管理についてですけれども、今、市長から非常にありがたいお話をしていただきました。やはり職場づくり、こういったものについては、主体的に働くため意識改革、そういったものをきちんと捉えながら前に進むということで、方針が決まっているようです。そして、日本一チャレンジする市役所ということでスローガンを掲げていただいていると。これに向かって職員気持ちを前へ向かせていただければ非常にありがたいというふうに思います。 ただ、現実的なことをお話しすると、なかなか厳しい状況がアンケート中でもありました。そのこともありまして、改革を進めるために執行部改革をしたかなというふうに、この4月思ったわけでもあります。そういった中で、オンザジョブトレーニング、日々業務中でそれを後輩たちにつないでいく、そういった業務に対して日常トレーニングをしていくという形もありますけれども、アンケート中で非常に業務が忙しいというところもかなりありました。そういった中で、現在、どのような形で各部署がそのマニュアル等々をもって動いているか、ご質問させていただきます。 ○議長(三浦章君) 荒井総務部長。 ◎総務部長(荒井淳一君) お答えします。 やはり、各部署業務特性によっては多忙となる時期もございますが、日常業務で指導教育は職員業務経験状況に応じて実施しております。また、その際マニュアルにつきましては、職場研修進め方や推進体制、実施方法などをまとめました職場研修手引を作成しており、所属長が中心となりまして、それぞれ職場実情に応じた職場研修を推進しております。 以上でございます。 ○議長(三浦章君) 保坂好一君。 ◆14番(保坂好一君) 今回、このような質問をさせていただいた中で、昨年度退職された方々中には、若手職員も含まれておりました。そういったところで、君津市方向性というはどういうことがあるかとか、そして若手職員たち自身が考える君津市像、そういったものが取り上げられることがなかったという話も反省点で私耳に入ってもおります。 そういったことを踏まえて、そういう方々が出ないような形を取っていただけるということでありますので、ぜひとも庁内職員改革、そして若手職員が希望をずっと持ち続けられるような、そういった職場づくりをお願い申し上げまして、これについては終わります。 次ですけれども、防災について河川内樹木についてですけれども、私住んでいる近く富久橋ですけれども、これについては常々小糸川を見るにあたって、県からお金を頂きながらきちんと整備されていること、しゅんせつもされていることも目にしております。ただ、どうしても最終的に残ったところがありまして、そこは今どのような観察をして、どう動いているかなという疑問がありましたのでご質問させていただきました。 答弁中で、きちんと見ている、そして写真撮影をしているということでありましたので、どうしても最優先的にしていただきたい。これは現地に行くと分かるように、川幅も非常に狭くなっていることもあり、こんなにも大きくなってしまったかというぐらい樹木が茂々としております。大雨注意喚起がなされるたびに、自治会長、自治会防災方々が時間を見計らって見に行って、今どういう状況かということを見て、そして市民ほうに伝えている、そういった作業を一生懸命しております。そういった中で、自分たちがこの樹木を切ることができないかという話もありました。 ただ、これについては以前も私が一般質問で話をさせていただきましたが、中に入って伐採をするということは安全面でなかなか難しいよということもありました。ただそういった方々もきちんとおられる。そして、自分たちで作業を手伝って、県そして市方々とやりたいといった希望もあるということでありますので、そういったことをしっかりと分かっていただきたいなと思います。 それと、今現在、松川橋ところに竹が非常に引っかかっていて、川幅をいっぱいに使って竹があるということでありますので、そういった状況下を素早く察知した中で、県土木と臨時に回ったりとか、臨時に予算を組んで除去するなど、対策についてどのように考えているか、ご質問いたします。 ○議長(三浦章君) 出口建設部長。 ◎建設部長(出口勝君) お答えいたします。 市ほうでパトロールをしております。そのときに現地を確認いたしまして、状況等写真を撮って、県等管理者へ連絡をいたしまして、対応をお願いしているところでございます。 以上でございます。 ○議長(三浦章君) 保坂好一君。 ◆14番(保坂好一君) パトロールをしていただくということでありますので、毎回ではありませんが、最近気象状況において長雨になったりとか、急激に降った雨だとか、そういうところ心配が多分皆さんもあるかと思います。そういった中で河川近くに住まいを持たれている方々はもっと心配であるといったところもありますので、避難状況とか、広報が入る前にもっと早く動きたいなという方々もいらっしゃるということをご理解いただきたいと思います。 それでは、大綱3拠点整備事業についてですけれども、私たち会派が、この旧秋元小学校整備事業説明席で、入園者についてアンケートを3月までに依頼したということがありました。しかしながら、なされていなかったというがここで分かったわけですが、このたびどのようなサービス機能が求められているかとか、意向把握などをするとありますけれども、君津市が公営で特色ある保育園を目指すということでありますが、公営であるがゆえになかなか難しいところがあると思いますが、現在どのような特色を考えて動いているか。 それと、もう既に8月で設計契約とか実施設計が終わっているかと思います。そういった中で、保育園に関してハード面でほかと違いとかがございましたら、お教えいただきたいと思います。 ○議長(三浦章君) 小石川健康こども部長。 ◎健康こども部長(小石川洋君) 自席から答弁させていただきます。 新たな清和保育園につきましては、地域方々と関わりを積極的に行いながら地域ぐるみで子育てをする、このような保育園を目指しております。また、近年、民間保育園などで取り入れられております保護者負担軽減や利便性向上につながる各種サービス採用も検討しているところでございます。 ハード面におきましては、小学校を活用いたしました複合整備施設利点を生かしまして、広々とした屋内運動場を利用した活動や公民館などと一体化されたことで、人が集まり、にぎわいや活気が創出され、コミュニティ活動や世代間交流など事業展開が行えることも新たな清和保育園特徴であると考えております。 以上でございます。 ○議長(三浦章君) 保坂好一君。 ◆14番(保坂好一君) 当初考え方、人が集い、まちを形成しながら動くと。子どもたちを育むにはそういった方々支援が必要だということで、保育園事業をしたいということでありますは理解をいたします。ただ、12名という厳しい状況をやはり市民方々にどう理解を求めるかということ議論、そういったものを我々議会にも求めていただきたい。 実施設計変更等々があった中でことも、また、どういった設備が入るかということは大まかには理解はしておりますけれども、小さいところで一つ一つ吟味をしていかなきゃいけないところがあるのかなというふうに思います。概算費用が9億5,000万円ということで、9億5,000万円価値をそこで43年間間、見いだしていく方策、そういったものを考えていかなければならないというふうに思います。 君津市財政から見ても、そういった大きな事業に対して君津市民がどのような反応を示すかということも非常に我々は敏感に感じ取っていかなければならないし、そのことについて議会としてきちんと議論をし尽くしたかというところにおいても、我々は考えていかなければならないというふうに思います。全てことについて議会が知らないところで動いているではなく、議会とともに動く君津市であってほしいなというふうに思います。 最近事例に対して、所管が変わってなかなか難しくなっているようなことも感じますし、議論をし尽くしたというようなことで、大きな事業に対して、答えを出すべきものが少なくなっているようなそんな気がしてなりません。ぜひともそういった議論機会をきちんと持っていただきたい。そして、みんなが納得するような、そういった形勢を取りながら、大きな事業に対しては個々考え方をそこにきちんと出しながら、そしてそれを市民に対して理解を求めながら前に進む方策をどうか考えていただきたいというふうに思います。私は、常々議論をせずに前に進むはどうかなというふうに考えておりますのでお願いいたします。 最後になりますけども、住宅政策についてですけれども、かつて君津市が発展している段階において、君津市に居住してください、中山間地域でも住宅を構えますよという形で多分その当時はなされたかと思います。そういった中で、今そこにお住まい方々は、もう既にコミュニケーションができていて、古くなってもそこからなかなか立ち退くことができないというが実情でもあると思います。しかしながら、執行部が申し上げたとおり、古くなっているところで何かあったら困りますので、ほかところに移動してはいかがでしょうかという交渉をしていることも分かります。 ですが、かつて保育園事業等々で子どもたち、そして職員たちが逃げられる時間をつくるという形で、耐震を補強したということで動いております。それと同じように、市民を守る市営住宅に関してもてこ入れをするべきではないかなと。それはお金かかることでもありますが、人一人命、そういったものを考えるときに、やはり住居が不安定なことではなく、ここだけは死守できる、逃げる時間をつくるために、耐震補強整備を図りたいので、それをしっかりさせていただきたいということはないかなというふうに私は思うわけでございます。 そういった考え方についてどのように考えているか、ちょっとご質問させていただきます。 ○議長(三浦章君) 出口建設部長。 ◎建設部長(出口勝君) お答えいたします。 市営住宅集約、除却を進めることとなっておりますので、現時点では居住者安全確保をすることが最優先であることから、耐震性ある団地へ転居をお願いしているところでございます。 以上でございます。 ○議長(三浦章君) 保坂好一君。 ◆14番(保坂好一君) 考え方、体制、姿勢というをなかなか崩すは難しいなというふうには理解します。ただ、そういった方たちに日頃から市体制、気持ちをきちんと理解していただいておけばいいかなというふうには思います。ですが、このことについては、もう一回考えていただきたいなと。耐震診断をして、今これだけ建物が厳しい状況ですよということを数値的に出していただきながら、そしてあなたたち安全性を確保するために、私たちはきちんと皆さんとお話ししているんですよという気持ちをそういった方々にしていただきたいというふうに思います。 そして、この居住に関して基本法についていろいろあります。福祉関係ものも全てに絡んできます。今日、市民一人ひとりが豊かさを実感できる住生活実現に向け住生活基本計画策定を進めるという答弁がございましたので、この住環境整備をきちんとさせていく前段階で協議会を立ち上げながら、協議会で得たものを順番ずつ形にしていただけるというお話を伺いましたので一安心なんですが、この協議会立ち上げを速やかに、本年度策定をしながら来年度には立ち上げていただきたいと思いますが、ご意見いただきます。 ○議長(三浦章君) 出口建設部長。 ◎建設部長(出口勝君) お答えいたします。 居住支援協議会につきましては、いち早く関係部署と打合せをしまして準備委員会を立ち上げまして、進めるよう努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(三浦章君) 保坂好一君。 ◆14番(保坂好一君) セーフティネット法とかいろいろな分野で勉強しなきゃいけないことがたくさん出てくるかと思います。そういった中で、議会をまた活用しながら、進めていただきたいというふうに思います。 以上で質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(三浦章君) 以上で14番、保坂好一君一般質問を終わります。 ここで、議事都合により暫時休憩をいたします。 △休憩宣告 午前11時43分--------------------------------------- △再開宣告 午後1時00分 ○副議長(奈良輪政五君) 再開いたします。 議長に代わり私が議長職務を行いますので、ご了承願います。 休憩前に引き続きまして、一般質問を行います。 5番、高橋健治君発言を許します。 高橋健治君。     (5番 高橋健治君登壇) ◆5番(高橋健治君) 皆さん、こんにちは。議席番号5番、公明党、高橋健治でございます。 議長より発言許可をいただきましたので、通告に従い、大綱4点、細目6点にわたって質問させていただきます。 コロナ世界的流行、3年たった今も、コロナという言葉は、まだ日々ニュースから消えていません。そのような中、世界に目を向ければ、ロシアによるウクライナ侵攻、各国で相次ぐ異常気象、日本においては約24年ぶりとなる円安水準は、経済にも大きな影響を及ぼしかねず、輸入依存度高い食料品など、今後市民生活に影を落としています。 暗い話題ばかりこんなときだからこそ、地域力が試されるではないでしょうか。人と人、人と社会、必要なときに手助けや励ましをくれる親密な人がいるか、社会があるか、この結びつきがどれだけ強いかが、今後君津市を大きく変えていくものと考えます。 君津市総合計画基本構想において、「むすぶ~多様な“むすび”により君津未来を創る~」を行動姿勢としています。そんな君津底力を今こそ発揮して、市民一丸となって、暗い世の中を吹き飛ばしてまいりたいと思います。 それでは、質問に入らせていただきます。 大綱1、市民生命を守る設備について、細目1、停電時における夜間避難対策について。 災害は時と場所を選びません。どうしても夜間に避難しなければならないことも十分考えられます。状況によっては、停電等で真っ暗な中避難という場合もあるかもしれません。その際、段差や障害物に気づかず転倒する等、様々な危険があると考えます。 安全に避難してもらうため、市としてどのような対策を取っているか伺います。 細目2、緊急時AED利活用について。 突然に倒れる人大半は心室細動が原因であると言われており、心室細動は、心臓マッサージだけでは命を救うことはできません。心臓に電気ショックを与え、除細動を行うAEDを使用することが最も有効な方法と言われています。 いざというときにAEDがどこにあるか分からなくては、救える命を救うことができません。今、多く自治体において、AEDを設置している施設等を示す地図をホームページなどで公開しています。本市においてもこのような取組が必要と考えますが、見解を伺います。 大綱2、安心して暮らせる環境保全について、細目1、スクラップヤードについて。 現在、全国各地で金属スクラップヤードと呼ばれる再生資源物を野外保管する業者が多数存在します。山積みスクラップ崩落や操業に伴う騒音・振動など、近隣住民生活に支障を来す事例も多くあり、本市においても同様事案が見受けられます。 千葉市では、昨年11月より、山積みスクラップ崩落や騒音など、近隣トラブルが増加している再生資源物野外保管場について、設置を許可制とする条例が施行されました。本市においても同様にガイドラインや条例制定などが必要でないかと考えますが、見解を伺います。 細目2、太陽光発電施設について。 森林を切り開いて、山斜面に太陽光発電所を建設する例が相次いでいます。傾斜地はこれまで利用用途が限られていましたが、太陽光発電は傾斜地にも設置ができるため、全国で広がりを見せております。 造成地や自然斜面に設置する場合、雨水や地下水など影響を受けやすくなり、地盤安定性低下にもつながります。また、適切な排水対策が講じられない施設では、降雨時に斜面下隣接地や河川に濁水、土砂が流れ込むことなどが考えられます。 現在、小規模なものはほぼルールがない状況ですので、早急にガイドライン等をつくるべきだと考えますが、見解を伺います。 大綱3、地域振興について、細目1、森林体験交流センター活用について。 森林体験交流センターは、3年間指定管理も来年3月末までとなりました。本施設は、活用次第で、今以上に地域振興に大いに貢献できるポテンシャルを有していると考えます。 コロナ禍で運営は非常に大変なものであったことは容易に推測できますが、そのような状況中で、現在まで利活用状況や今後運用について、市見解を伺います。 大綱4、行政手続における利便性向上について、細目1、市役所における総合窓口について。 令和2年9月定例会で質問したおくやみ窓口、おくやみコーナー設置について、市長よりワンストップ、ワンスオンリー窓口実現には、行政手続デジタル化を推進するとともに、おくやみ窓口も含め、数あるライフイベントに適した総合窓口として体制づくりが必要でありますので、国動向や他市状況を注視しながら検討してまいります。と答弁をいただいておりました。 その後、2年がたとうとしておりますが、検討された内容について伺います。 以上で一次質問を終わり、二次質問以降は質問席にて行いますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(奈良輪政五君) 石井市長。     (市長 石井宏子君登壇) ◎市長(石井宏子君) 5番、高橋健治議員ご質問にお答えいたします。 大綱1、市民生命を守る設備について、細目1、停電時における夜間避難対策についてお答えいたします。 近年、ヨーロッパにおける熱波や中国長江流域における大雨等、地球規模で異常気象が発生しており、日本においても記録的短時間大雨情報が頻繁に発表される等、いつどこで災害が発生してもおかしくない状況となっており、日々、緊張感を持って、防災対策に取り組んでいるところでございます。 このような状況中、本市では災害状況に応じ、即座に対応ができるよう警戒避難体制を取っており、台風等、事前に予測ができる場合は、風雨等がピークになる前に、また時間帯によっては暗くなる前に避難できるよう、避難に要する時間も考慮し、避難所開設に努めております。 しかしながら、局地的大雨や地震等はいつ発生するか分からないため、夜間避難を余儀なくされる場合もあります。 災害時避難経路は、道路冠水や崩落により、平時より危険度が高くなり、夜間場合、その危険度はさらに高くなります。そのため、夜間避難安全性を高めることが必要であることから、非常持ち出し品として懐中電灯を準備していただくよう、広報や防災ハンドブック、防災講演会等で周知しております。また、夜間避難において少しでも安全に避難していただけるよう、発電機や投光器を準備しております。 避難時事故をなくすことやちゅうちょなく避難できるよう、環境整備を行うことは大変重要なことであるため、私は市民皆様が安心し、また安全に避難できるよう、引き続き避難所環境整備を進めてまいります。 細目2、緊急時AED利活用についてにつきましては消防長から、大綱2、安心して暮らせる環境保全について、大綱3、地域振興について、大綱4、行政手続における利便性向上についてにつきましては担当部長からご答弁申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(奈良輪政五君) 榎本消防長。 ◎消防長(榎本弘君) 自席から答弁させていただきます。 細目2、緊急時AED利活用についてお答えいたします。 AED利活用につきましては、救急隊が到着するまでに、その場に居合わせた方により使用されることが、救命率を向上させる上でとても重要となります。 AEDを設置している施設等を示す地図につきましては、本市では作成しておりませんが、市内設置場所については、市ホームページから、千葉県が作成したAED設置状況及び日本救急医療財団が作成している全国AEDマップにより、閲覧が可能となっております。 今後も救命率向上ため、引き続きAED設置場所周知に努めてまいります。 以上でございます。 ○副議長(奈良輪政五君) 鈴木経済環境部長。 ◎経済環境部長(鈴木広夫君) 自席よりご答弁申し上げます。 大綱2、安心して暮らせる環境保全について、細目1、スクラップヤードについてお答えいたします。 近年、主に海外における金属スクラップをはじめといたしました再生資源物需要高まりによりまして、金属スクラップヤードが全国的に増加しております。当該施設は、資源リサイクル一翼を担う一方で、周辺住民生活環境へ悪影響が問題となっております。 本市におきましても複数金属スクラップヤードが存在しており、周辺住民から騒音、振動、悪臭等苦情が寄せられておりまして、事業者に指導を行った事例も発生しております。しかしながら、現状では、こうしたヤードそのものを規制する法令等はございません。市民生活に影響を及ぼすこのようなヤードは、事業者において適切に管理運営されることが重要でありまして、そのためには一定規制が必要であるというふうに考えております。 このような中で、県は令和4年6月定例県議会代表質問において、既に令和3年度から金属スクラップヤード等実態を把握するため調査を行っており、当該施設に着目した規制について、条例化検討を進めると答弁しております。 このことから、市といたしましては今後動向を注視するとともに、県に対しまして早期条例制定について求めてまいります。 続きまして、細目2、太陽光発電施設についてお答えいたします。 太陽光発電施設につきましては、県内では16市町村におきまして、地上設置型事業用太陽光発電設備設置等に関し、条例、指導要綱またはガイドラインによりまして、一定規制やルール等を定めております。 現在、市内において太陽光発電施設を設置する際には、事業規模によりまして、森林法や県環境影響評価条例、君津市景観条例等に定められた手続が必要となってございますが、小規模な施設を含め、事業者から周辺地域住民に対する周知不足や関係法令等に対する事業者認識不足によりまして、トラブルになる事例も発生しております。 一方で、環境グリーン都市推進に向け、太陽光発電果たす役割は非常に大きいものであるというふうに認識しておりまして、再生可能エネルギー普及と地球環境調和を図ることが重要であると考えております。 このことを踏まえまして、本市におきましても地域住民理解を得ながら、脱炭素社会実現に向けて、太陽光発電事業が適正かつ円滑に行われるよう、ガイドライン等策定を現在進めております。 以上でございます。 ○副議長(奈良輪政五君) 出口建設部長。 ◎建設部長(出口勝君) 自席から答弁させていただきます。 大綱3、地域振興について、細目1、森林体験交流センター活用についてお答えいたします。 森林体験交流センターは、都市生活者が自然中で森林に親しむとともに、地域林業活性化を図るため、平成8年度に設置したものです。 食堂来客数はコロナ禍影響により3割ほど減少いたしましたが、当センターへ来訪者数は、子どもを対象とする木工体験など自主事業充実により、令和2年度は約9,000人、令和3年度は約1万1,000人と、コロナ禍前水準に戻ってきております。 令和5年度から指定管理者公募条件につきましては、木工体験教室充実を図るとともに、森林大切さを伝えるため、子どもから高齢者まで、あらゆる世代へ森林教育実施を考えております。 さらに、近接する久留里城や久留里町並み魅力を十分引き出す連携事業により、久留里地区活性化一翼を担う施設として、利活用に努めてまいります。 以上でございます。 ○副議長(奈良輪政五君) 荒井総務部長。 ◎総務部長(荒井淳一君) 自席よりご答弁申し上げます。 大綱4、行政手続における利便性向上について、細目1、市役所における総合窓口についてお答えいたします。 ワンストップ、ワンスオンリー窓口実現に向け、千葉県内で総合窓口を実施している自治体視察や聞き取りなどを行っております。基本的には1か所窓口で、手続内容に応じて、職員が入れ替わり対応しているという状況でございました。 総合窓口は関係する手続が多岐にわたり、対応する職員が入れ替わる際関係課と引継ぎ時間発生や、本来1か所で済む手続についても総合窓口を経由することにより、待ち時間が長くなること、また対応に必要な住民記録や税、介護、福祉などに関する情報機器配置、庁舎レイアウトなど、多く課題がございました。これら課題を踏まえ、本市といたしましては、デジタル技術活用を含め検討を続けているところでございます。 なお、現在も複数窓口へ移動が難しい方につきましては、可能な限り職員が出向き、臨機応変に対応させていただいております。 以上でございます。 ○副議長(奈良輪政五君) 高橋健治君。 ◆5番(高橋健治君) それでは、質問席より二次質問に入らせていただきますので、よろしくお願いいたします。 まず、大綱1、市民生命を守る設備について、細目1、停電時における夜間避難対策についてということで、夜間に避難するということで、先ほど答弁中にもありました、まずは持ち出し品として懐中電灯を準備していただくことが非常に重要な部分というは理解したんですけれども、あと夜間避難において少しでも安全に避難していただけるよう、発電機や投光器を準備しておりますという答弁があったんですが、道路に配備するは当然難しいというふうに思うんですが、設置場所等々というは決まっていたりするでしょうか。また、発電機や投光器は十分な数が配置されているかお伺いしたいと思います。 ○副議長(奈良輪政五君) 荒井総務部長。 ◎総務部長(荒井淳一君) お答えします。 投光器につきましては、避難所入り口など、敷地内照明として使用することを考えております。避難経路におきましては、各自で準備していただきます懐中電灯等を使用して避難していただくことを想定しております。 また、投光器につきましてはハロゲン式が多く、必要とする電力と関係上、最小限配備となってございます。 今後、LED投光器を配備するなどし、停電時における避難所環境を強化したいと考えております。 以上でございます。 ○副議長(奈良輪政五君) 高橋健治君。 ◆5番(高橋健治君) 安全に向かうためには、先ほども言いましたけれども、まず家庭において、しっかりと懐中電灯を準備してくださいと。私もそうですけれども、いざというときにつかないということがないように、しっかり電池確認もしたいなと、今、思ったわけですけれども、投光器は基本的に避難所入り口またはその周辺ということで、避難所照明も兼ねるというような考え方でよろしいでしょうか。 ○副議長(奈良輪政五君) 荒井総務部長。 ◎総務部長(荒井淳一君) お答えします。 投光器につきましては、避難が一定程度落ち着きましたら、避難所内で使用も考えておりますが、基本的に避難所屋内で照明につきましてはLEDライトを使用する予定でございます。 以上でございます。 ○副議長(奈良輪政五君) 高橋健治君。 ◆5番(高橋健治君) ハロゲン式は電力がかかるということなんですかね。今後、LEDに変えていくというふうなことだと思うんですけれども、先ほど一次質問ときにも言いましたけれども、近くに来るときに何かあって、物にぶつかったり、転んだりということがないように、まず避難所付近照明をしっかりしていただきたいということと、あとは、停電時に限った話に当然なっちゃうんですけれども、やっぱり室内真っ暗で過ごすわけにはいかないので、室内照明等を考えたときにハロゲンで照らすというは考えにくいので、しっかりLED設備を今後ことも考えて増やしていっていただきたいなというふうに思います。 あと、これも停電時に限った話になるんですけれども、何時に何があります、どこに何かありますというような掲示物であったり、案内等を視認するために、今、手書き文字がLEDで光るようなアンブルボードというものもあったりしますので、LED投光器配備とともに、そういうものも検討していただければなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 続きまして、細目2、緊急時AED利活用についてお伺いいたします。 市ホームページから、AEDを設置している施設等を示す地図にリンク先で行けると、これも既にやっていただいているということなので安心いたしました。ただし、実際探してみると、なかなかたどり着かなかったりしたというもありますので、もうちょっと、すぐ分かるような工夫をしていただけると非常にありがたいというふうに思いました。 現状、公共施設や大型店舗等はAED設置をしていただいているというわけなんですけれども、例えば利用者多いコンビニエンスストアなど、中小店舗に関して、そういう設置働きかけというものはできないものか、また導入するとなったときに、補助金または助成金など支援ができないものかということについてお伺いいたします。 ○副議長(奈良輪政五君) 榎本消防長。 ◎消防長(榎本弘君) お答えいたします。 通常24時間営業しているコンビニエンスストアへAED設置につきましては、その営業形態から、昼夜を問わず使用できることから、緊急時に対応しやすく有効であると考えておりますが、今ところ設置に対する助成金等もなく、維持管理に経費がかかることから、他市状況などを調査研究してまいります。 以上でございます。 ○副議長(奈良輪政五君) 高橋健治君。 ◆5番(高橋健治君) 助成金等々がないということで、設置に対するハードルがその分高くなるかなというふうに思うんですけれども、今後、調査研究していただけるということなので、よろしくお願いしたいと思うんですが、少しでも多くAEDが市内に設置されているというような状況に、ぜひともなっていっていただきたいというふうに思いますので、重ねてよろしくお願いいたします。 命を救うために必要なものは市民勇気とちょっとした技術であり、それがあれば、AEDを使って命を救うことができるというふうに思うんですけれども、大切な命を救うため技術を身につけるためAED講習は年間、どれぐらい行っているか、また、その広報についてどのように行っているか伺います。 ○副議長(奈良輪政五君) 榎本消防長。 ◎消防長(榎本弘君) お答えいたします。 AED普及啓発につきましては、コロナ禍前は消防署において、AED取扱いを含めた講習会や市内中学校に出向いた講習、9月9日救急日を活用した普及啓発に取り組んでおり、令和元年度では講習会を年52回、821名方が受講しておりました。 しかしながら、コロナ禍影響を受け、講習会実施制限を余儀なくされており、現在はSNSを活用し、市公式ユーチューブへAEDを使用した救命講習を掲載するなど広報活動を実施しております。また、本年1月から、コロナ対策及び人数制限を実施した上で、毎月第2日曜日に救命入門コースを再開したところです。 救命講習等周知方法につきましては、広報きみつやホームページ等へ掲載を行っておりますが、今後はコロナ禍状況を見極めながら、自治会回覧をはじめとするあらゆる機会を活用し、AED使用方法普及啓発に取り組んでまいります。 以上でございます。
    ○副議長(奈良輪政五君) 高橋健治君。 ◆5番(高橋健治君) 令和元年度ではありますけれども、年52回、821人方が講習を受けたということで、すばらしいなというふうに思っております。また、コロナ影響でそういう講習ができなくなっている部分もある中でいろいろ工夫をしながらやっていただいており、広報に関しても行ってくださっているということで、君津AEDに対する取組仕方というは、すばらしいなというふうに思いますので、今後もしっかり取り組んでいただきたいなというふうに思うわけです。 ともすれば、生涯、一度もAED使用者になることはないかもしれないです。ですが、命を救う、守るために非常に大切な取組だというふうに思っておりますので、今後も講習、啓蒙等々を続けていって、本当に君津人は誰でもAEDを普通に扱えるよというふうになるように、それぐらい思いで続けていっていただきたいというふうに思いますので、今後もよろしくお願いいたします。 続きまして、大綱2ほうに移ります。安心して暮らせる環境保全について、細目1、スクラップヤードについて伺います。 先ほど答弁中で、県は条例化を検討するということでありましたが、実際に条例制定まで見通しについて、分かっている範囲で教えてください。 ○副議長(奈良輪政五君) 鈴木経済環境部長。 ◎経済環境部長(鈴木広夫君) お答えいたします。 県条例制定につきまして、県に伺いましたところ、現在、検討を進めている状況でありまして、制定時期等につきましては、まだお答えできる段階ではないというふうに聞き取っております。 以上でございます。 ○副議長(奈良輪政五君) 高橋健治君。 ◆5番(高橋健治君) 制定時期については、まだお答えできる段階ではないということで、随分あやふやな感じもいたしますが、実際、事実として、法律や条例規制がない施設が設置されて、環境を壊し、近隣住民に多大な実害、不安を与えている現状があるわけですよね。なので、そういうことも踏まえて、これから県に対して早期条例制定を強く求めていっていただきたいと。 本来、言ってしまえば、君津でつくっていただけるが一番かなというふうに思うんですけれども、県条例をしっかり見ていくということですので、ただ見ているだけではなく、先ほど答弁中にもありましたが、しっかり働きかけをしていってください。よろしくお願いいたします。 では、条例が制定できるがいつか分からないけれども、しっかりやっていくよとなった後、条例ができるまで、君津としては、そういうヤードに対してどのような対応をしていくか、この点についてお伺いします。 ○副議長(奈良輪政五君) 鈴木経済環境部長。 ◎経済環境部長(鈴木広夫君) お答えいたします。 条例制定につきましては、今後、県ほうに強く働きかけをしていきたいというふうに思います。 また、条例が制定されるまで間でございますが、現在、市では定期的なパトロールによりまして、金属スクラップヤードにおけます周辺環境へ影響等について監視しておるところでございます。 また、周辺住民等から苦情がありましたら、速やかに現地確認を行った上で、事業者に対し、周辺地域に十分配慮をするとともに、環境に影響を及ぼさないよう指導しておりますので、今後もそういったことを継続して行ってまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○副議長(奈良輪政五君) 高橋健治君。 ◆5番(高橋健治君) 実際にパトロール等をしていただいているという部分で、私も了解はしているんです。ただ、していただいているんですが、要は業者に言ってもなかなか改善されないというところがあるので、職員方々もさぞ歯がゆい思いをしているんじゃないかなというふうに思いますが、継続は力なりじゃないですけれども、言っていくことが大事だと思うんですね。なので、パトロールやいろんな指導について、今後も継続していっていただきたい。そして、早く条例ができて、しっかり規制できるようになって、近隣住民方が迷惑をしないような、そういう部分をつくっていっていただければというふうに思いますので、これも重ねてお願いしておきます。 続きまして、太陽光発電設備について、これも同じような話に少しはなるんですが、答弁中では、ガイドライン等策定を現在進めておりますということで、非常にありがたい答弁をいただいたわけですが、条例または指導要綱等制定ということも考えているか伺います。 ○副議長(奈良輪政五君) 鈴木経済環境部長。 ◎経済環境部長(鈴木広夫君) お答えいたします。 一次答弁中でも申し上げましたが、このガイドライン等につきましては、脱炭素社会に向けて、太陽光発電がスムーズに行われるような形でというふうに考えてございますので、太陽光発電施設に係りますルールをどのような形で定めていくが最も本市に適しているか、現在、検討を行っているところでございます。 いずれにいたしましても、どのような形になりましても、市が事業者を指導できる旨規定を盛り込むことは必要であるというふうに考えております。 以上でございます。 ○副議長(奈良輪政五君) 高橋健治君。 ◆5番(高橋健治君) 今、最後にありました指導ができる旨規定、これは非常に大事であるというふうに思います。ただ、こういうルール中で、造っていいですよということじゃなくて、何かあったときには指導がしっかりできるというものは必要だと思いますので、これはぜひ盛り込んでいただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 では、つくっていただくことになっているわけですが、これはいつまでに策定を行う予定なか教えてください。 ○副議長(奈良輪政五君) 鈴木経済環境部長。 ◎経済環境部長(鈴木広夫君) お答えいたします。 現在、検討を進めておりますが、こちらにつきましては、まず今年度内を目途に策定を進めております。その後、来年度早々に公表いたしまして、一定周知期間が必要でございますので、その周知期間を経まして、施行してまいりたいというふうに、現状中では考えております。 以上でございます。 ○副議長(奈良輪政五君) 高橋健治君。 ◆5番(高橋健治君) やるつもりで頑張りますじゃなく、しっかりロードマップもできているということなので、安心いたしました。 実際に困っている近隣方々がいたり、土が流れてきたり云々というもありますので、その重要性もいろいろ加味した中で、そういうものをつくっていただけると思いますので、しっかりしたものをつくっていただきたいなというふうに思います。 SDGs観点からも、本市掲げる環境グリーン都市宣言からも、太陽光発電は、自然を生かした発電であり、温室効果ガス排出も少なくて、脱炭素に向けた設備として地球温暖化防止に大きく貢献するということは本当に、皆さん、ご承知とおりだと思いますし、私もそう思います。 また、石油や石炭など化石燃料に関しましては、将来、枯渇するおそれもあるわけでありまして、燃料が枯渇した場合に、どうやって電力を得るんだというような問題等々も考えますと、今後も太陽光を含め、自然再生エネルギーというが増えていくというふうに考えられるわけです。 だからこそ、施設にあたっては環境問題、近隣対策、そういったものをしっかり加味したガイドライン、条例か分かりませんけれども、ルールづくりというを少しでも早く進めることが大切じゃないかなと思います。多くなってしまってからつくりましたでは、やっぱり遅いと思いますので、つくる前にしっかりルールづくりをしていただきたいなと。これは、君津未来ためにも、しっかりしたものをつくっていただきたいと重ねてお願いしておきます。 続きまして、大綱3、地域振興について、細目1、森林体験交流センター活用についてお伺いいたします。 森林体験交流センターを観光資源一つとして捉えて、周辺久留里城や久留里町並み等と一体的に連携をする、要は点ではなくて平面として、久留里地区観光活性化がより図れるんじゃないかというふうに考えているわけです。 森林体験交流センター観光として活用について、市として何か考えがあるか、お聞かせ願いたいと思います。 ○副議長(奈良輪政五君) 鈴木経済環境部長。 ◎経済環境部長(鈴木広夫君) お答えいたします。 森林体験交流センターにつきましては、一次答弁でも申し上げましたが、地域林業活性化を図ることを目的に設置された施設ではございますが、体験型コンテンツある施設といたしまして、久留里まち観光資源一つであるというふうに捉えてございます。 既存機能効果的な情報発信によりまして集客を促すとともに、交通事業者企画によるイベント等、こういったものとタイアップしながら、久留里地区を周遊するイベントや、森林体験交流センターを会場といたしましたイベント開催などに努めまして、観光利用促進を図ってまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○副議長(奈良輪政五君) 高橋健治君。 ◆5番(高橋健治君) 今、しっかり観光一環として捉えているというような話をいただきました。 冒頭にもありましたが、林業活性化という目的で造ったというものであったりもします。森林体験交流センターにおいては、設置目的、あとは所管等問題など、今後いろいろとクリアしなければいけない問題というはいっぱいあるかと思うんですが、久留里副次核構想というがあるんですけれども、その中心となるは久留里地区なので、今後、活性化を進めるためにも多角的に、要は一つ部署で何とかしようではなくて、横串じゃないですけれども、経済も建設も、そういういろんなものを横断的にやっていくことが、やっぱり久留里という部分でいえば、活性化につながるんじゃないかなというふうに考えておりますので、ここら辺はよろしくお願いしたいというふうに思います。 最後になりますけれども、大綱4、行政手続における利便性向上について、細目1、市役所における総合窓口についてお伺いいたします。 ワンストップ、ワンスオンリー窓口実現に向けて、視察や聞き取りなどを行っていただいている、また検討してくださっているということは理解いたしました。 ただ、現実にはかなり時間がかかりそうな答弁をいただいたわけですけれども、おくやみ窓口、コーナーに限っていえば、分けて考えると、間仕切り等々を利用するだけで、要は新たなコーナーをつくれたり、機械など新たに買わなきゃいけない設備というものはないと思うんですね。 市で作っていただいたおくやみハンドブック等々を利用しながらという話もさっきありましたけれども、そういうものを通して、来庁者方と、そこで1対1でやるというふうになるわけですけれども、ほか話で恐縮なんですけれども、こういうは結構、今、増えていまして、その中で、皆さん大体予約なんですね。突然来ていただいて、そこで対応するというよりも、あらかじめ予約をいただいて、大体話をして、こういうものが必要ですよねと分かっている段階で窓口に来ていただいて、やり取りをするという、そういうシステムを行っているわけなんです。 それだけであれば、市民ニーズに十分対応できるんじゃないかなというふうに考えるわけですけれども、そこら辺についてどういうふうに思っているか、見解を伺いたいと思います。 ○副議長(奈良輪政五君) 茂田市民生活部長。 ◎市民生活部長(茂田達也君) 自席から答弁させていただきます。 本市で作成しました、いわゆるおくやみハンドブックにつきましては、亡くなられた方に関しまして必要となる手続内容や担当部署を分かりやすく取りまとめております。 現在、こうした手続に関する専用窓口は設置しておりませんが、ご案内につきましては、先ほどおくやみハンドブックを活用しながら、市民課フロアマネジャーがお話を伺い、担当課にご案内しまして、その窓口担当者が必要に応じまして、次担当課にご案内していくというようなことをしております。 先ほど答弁させていただきましたように、他自治体視察等により判明しました様々な課題、こちらを踏まえまして、おくやみ窓口を含めました総合窓口につきまして、市民利便性さらなる向上に向けて検討してまいりたいと思います。 以上でございます。 ○副議長(奈良輪政五君) 高橋健治君。 ◆5番(高橋健治君) いろいろ工夫をしていただいているというは、今答弁で分かりました。 ただし、本来、総合窓口というはDX構想において、一元化をしていく中でおくやみコーナー等々も含めてやっていくという流れだと思います。 マンパワーを使ってコーナーというは、私が言っているような、そういうものとはちょっと相入れない部分があるので、なかなかかみ合わない部分もあるかなというふうには思うんですけれども、一次質問中でもちょっと触れました、また先ほどもちょっと言ったんですけれども、そういう窓口やコーナーを含めた総合窓口、それを一くくりで考えてしまうと、これは先話になって、いつになったらできるんだろうというふうに思ってしまうわけですけれども、実際、全国的な流れを見ても、おくやみコーナーというは、平成30年度には6自治体が行っていました。それが、令和2年度には169自治体へ増えています。 県内においても、私が調べたところなので定かではない部分あるんですけれども、近隣木更津市、袖ケ浦市を含め、9市が既に導入をしているというふうになっております。おくやみコーナーを設置した自治体におきましては、手続にかかる時間が短縮され、遺族と担当職員双方負担軽減が確認されたというようなこともあります。 今後、高齢化というはますます進んでいくわけです。そして、それに伴って、年間死亡者数というも当然増加傾向にあるわけですけれども、おくやみコーナーまたはそういう窓口が必要とされるということは今後増えていくんじゃないか、おくやみコーナー窓口というは、時代に合った施策というふうに考えられるわけであります。 どうか、こういうコーナーを私としてはつくっていただきたいというふうに、これは強く申し上げさせていただいて、これは要望というふうにさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 以上をもちまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○副議長(奈良輪政五君) 以上で、5番、高橋健治君一般質問を終わります。 ここで、議事都合により暫時休憩をいたします。 △休憩宣告 午後1時43分--------------------------------------- △再開宣告 午後2時00分 ○副議長(奈良輪政五君) 再開いたします。 休憩前に引き続きまして一般質問を行います。 16番、須永和良君発言を許します。 須永和良君。     (16番 須永和良君登壇) ◆16番(須永和良君) 16番、須永和良でございます。 議長より質問許可を得ましたので、通告に従い一般質問を行います。 大綱5点、細目6点質問です。 早速質問に入ります。 大綱1、市内産業廃棄物最終処分場について、細目1、土堰堤底部に遮水工が施されていなかったことについて質問をいたします。 環境省省令には、土堰堤が埋立地側壁を構成しており遮水工が必要とあり、千葉県指導要綱にも、管理型処分場土堰堤は遮水工を施すことと規定されています。 市内産業廃棄物処分場は土堰堤底部に遮水工が施されていないことが明らかとなりましたが、遮水工を施し、安全性が確保されるまで何らかの措置が必要だと考えます。市としても、市営林道通行許可や青道へ排出水流出許可などを見直すべきと考えますが、見解を伺います。 細目2、市長公約「産業廃棄物処分場増設中止」実現について伺います。 石井市長は、2期目へ意欲を表明されていますが、4年前選挙で掲げた産業廃棄物処分場増設中止公約実現に向けてどのような行動を起こしたか。また、2期目公約では処分場増設中止を掲げるか、伺います。 大綱2、地籍調査事業推進について、細目1、地籍調査事業迅速で計画的な推進についてお聞きします。 現在公図や登記簿多くは、明治政府が地租改正を行ったとき、土地所有者手による測量結果を基本としたものが多く、長い年月を経た今日では登記簿記載面積と実際面積が異なっている状況となっています。このような不完全な公図や登記簿では、大切な土地を守ることができないばかりでなく、紛争原因にもつながり、また特に近年では、想定外大災害が頻繁に起きており、災害などで境界くいがなくなってしまったり、土地形が変わってしまったりすると復元することができません。また、災害復旧に遅れが生じます。 そこで、電子技術測量成果を用いた地籍調査によって、精度高い公図や登記簿を作成する必要があります。地籍調査は、国土調査法という法律に基づいて行われ、正しい測量方法によって新しく公図や登記簿を作り、土地正しい位置や形、地目、面積などを明らかにするため調査であり、市民財産を守る極めて意義高い事業です。 本市地籍調査すばらしい点として、まず境界確定率高さです。第5工区まで5,314筆土地において境界確定率100%を継続中です。これは他市にもない誇るべき数字であり、この結果があるので、君津市地籍調査事業計画が一度も却下されず毎年通ってきた一因であると思われます。 また、国社会資本整備総合交付金対象であるため一般財源支出が少なく抑えられています。八重原線整備では、地籍調査をしていたために従来測量費に比べ、用地測量費が85%減額につながりました。小糸公民館周辺など、今後測量が必要になるであろう地区を地籍調査で境界確定しておくことで、市一般財源支出減額ができます。何といっても市民に大きなメリットがあります。個人で境界確定をしようとすれば、土地家屋調査士に依頼するなどして数十万円かかります。これが無料で行政が間に入り境界確定してくれるです。 どの点から見ても、地籍調査は推進すべき事業だと考えます。当初基本計画では40年間で完了予定でしたが、近年は大きく予算を減額しているように思えます。来年度以降見通しと全体を何年で終えようとしているか伺います。また、市民が公平に恩恵を受けられるように数か所を同時に行うことなどを考えているかも伺います。 大綱3、学校給食費無償化に向けて、細目1、継続的な学校給食費無償化について伺います。 千葉県では、来年度から学校給食費無償化に向け制度づくりに入っており、本市にも県からアンケートが来たと思います。県と協力して学校給食費恒久的な無償化を実現するべきだと考えますが、本市対応と見通しを伺います。 大綱4、アスベストに関する規制強化について、細目1、公共施設アスベスト含有量等調査について伺います。 国推計では、石綿を使った建物は国内に280万棟あると見られ、今後解体ピークを迎える見通しです。それに伴い、大気汚染防止法が改正され、令和4年からは事前調査報告が義務化され、令和5年からは有資格者による調査が義務づけられます。 北九州市では、北九州市立総合体育館設備管理に従事した男性が肺がんで亡くなり、市が体育館アスベスト対策を怠ったとして市管理責任を認める判決が出ました。小糸公民館でも最も悪いレベル1アスベストが確認されましたが、市民や勤務している人健康を守るために、市内公共施設アスベスト質、量等を調査すべきだと考えますが見解を伺います。また、職員に建築物石綿含有建材調査者資格保持者がいるかどうか伺います。 大綱5、男性トイレへ汚物入れ設置について、細目1、男性用トイレへサニタリーボックス設置について伺います。 近年、食文化欧米化に伴い、前立腺がんや膀胱がんになる男性方が増えています。手術等をして、尿漏れパッドやおむつを使う男性も増えてきていますので、市役所男性用トイレにも汚物入れが欲しいという市民声を受けます。以前からお願いしてきましたが、進ちょくを伺います。 以上で一次質問を終わります。二次質問は質問席から伺います。 ○副議長(奈良輪政五君) 石井市長。     (市長 石井宏子君登壇) ◎市長(石井宏子君) 16番、須永和良議員ご質問にお答えいたします。 大綱1、市内産業廃棄物最終処分場について、細目1、土堰堤底部に遮水工が施されていなかったことについてにつきましては、担当部長からご答弁申し上げますので、よろしくお願いいたします。 細目2、市長公約「産業廃棄物処分場増設中止」実現についてお答えいたします。 私は、市民財産であるかけがえない水と緑を守ることは市長として課せられた責務であると考えており、水源涵養地である小櫃川上流域に立地している新井総合施設株式会社産業廃棄物最終処分場につきましては、市長就任以来、市議会をはじめ様々な場面を通じて、再三にわたり断固反対であることを申し上げております。私は、これまで複数回にわたり現地処分場に赴き、令和元年房総半島台風被災状況や第3期増設工事進ちょく状況、第31処分場稼働状況等について、じかにこの目でしっかりと確認してきております。 その上で、当該施設許可権者である県に、折あるごとに訪問し、当該処分場には反対であることを強く訴えるとともに、第1期処分場問題抜本的な改善対策を事業者に速やかに実施させること及び当該問題解決が進んでいない状況において、第3期増設事業が許可され、建設工事が進められることは大変遺憾であることを強く申し入れております。 私は、市長就任当初から本事業に対して一貫して反対姿勢を取っており、それは今現在も何ら変わっておりません。本市この豊かな自然環境を後世につなぐとともに、市民安全と安心を確保するため、今後もこの問題に対しこれまでと同様強い姿勢で臨んでまいります。 大綱2、地籍調査事業推進についてにつきましては、担当部長から、大綱3、学校給食費無償化に向けてにつきましては、教育長から、大綱4、アスベストに関する規制強化について、大綱5、男性トイレへ汚物入れ設置についてにつきましては、担当部長からご答弁申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(奈良輪政五君) 粕谷教育長。     (教育長 粕谷哲也君登壇) ◎教育長(粕谷哲也君) 私からは、大綱3、学校給食費無償化に向けて、細目1、継続的な学校給食費無償化についてお答えいたします。 県は、市町村が行う学校給食費無償化事業に対する補助制度として、令和5年1月から3人以上子を扶養する多子世帯において、給食費無償化に要する経費2分の1を補助すると公表しました。本市といたしましても、新型コロナウイルス感染症流行が長期化する中で、物価高騰等による家計負担増加に対する影響が特に大きい多子世帯を支援するべく、県補助制度を活用し、多子世帯に対する学校給食費無償化実施に向けて取り組んでまいります。 私からは以上でございます。 ○副議長(奈良輪政五君) 鈴木経済環境部長。 ◎経済環境部長(鈴木広夫君) 自席よりご答弁申し上げます。 大綱1、市内産業廃棄物最終処分場について、細目1、土堰堤底部に遮水工が施されていなかったことについてお答えいたします。 産業廃棄物最終処分場につきましては、当該埋立地から浸出液によりまして公共用水域や地下水が汚染されることを防止するために、処分場構造等が環境省令で定めます技術上基準に適合している必要がございます。その判断につきましては、処分場設置許可を行う都道府県知事等により個々事案に応じて行われるものとされております。 新井総合施設株式会社産業廃棄物最終処分場第1期処分場におけます土堰堤底部へ遮水工に関しましては、県は令和4年6月定例県議会におきまして、技術上基準では土堰堤底面へ遮水シート敷設は求められていないというふうに見解を示しております。 このように、許可権者でございます県が技術上基準に問題がないと認識している状況である一方で、市営林道使用許可や法定外公共物へ排出水流出許可は、それぞれ申請目的に対しまして条例等に基づいて許可したものでございますので、こうした現状におきましては見直し必要性は生じていないものというふうに考えております。 以上でございます。 ○副議長(奈良輪政五君) 出口建設部長。 ◎建設部長(出口勝君) 自席から答弁させていただきます。 大綱2、地籍調査事業推進について、細目1、地籍調査事業迅速で計画的な推進についてお答えいたします。 本市における地籍調査につきましては、平成27年度から実施し、現在、第5工区まで完了しております。また、土地所有者と現地立会いを個別に2回行うなど、慎重に調査を実施することで境界同意率が100%となっております。 現在、効率性観点から、接近した工区を2か所同時に進めておりますが、今後も市全域を均等に、優先順位を見極めながら、補助事業予定区域等についても考慮し複数個所で進め、当初計画期間を目標に完了できるよう努めてまいります。 以上でございます。 ○副議長(奈良輪政五君) 竹内企画政策部長。 ◎企画政策部長(竹内一視君) 自席から答弁をさせていただきます。 大綱4、アスベストに関する規制強化について、細目1、公共施設アスベスト含有量等調査についてお答えをいたします。 アスベストは、不燃性、耐熱性、耐腐食性に優れ、安価でもあったことから以前は建築物等に使用されておりましたが、吸引による健康被害等指摘を受け、平成18年9月からは使用等が禁止されたところでございます。また、阪神淡路大震災被災地では解体する建物から飛散したアスベストが問題となり、その後アスベストを使用した既存建築物解体工事等規制が段階的に強化されてまいりました。 こうした中、本市公共施設に使用されましたアスベストにつきましては、設計図書と現場確認による調査を行い、アスベスト飛散が疑われた場合には分析調査を行い、必要な除去工事や飛散防止対策を講じるなどしてきたところでございます。しかしながら、施設老朽化も進んでいることなどから、改めて当該個所状況を確認する中で必要な対策を講じ、施設利用者や職員に健康被害が生じないよう、公共施設適正管理に取り組んでまいります。 さらには、公共施設解体や改修を行う際には設計段階で分析調査などを行い、必要な対策と適正な工期を確保した上で工事を発注するよう徹底するとともに、令和5年度から解体工事等受注者に義務づけられる有資格者による事前調査についても、現在は同資格を有する本市職員はおりませんが、受注者が契約締結後速やかに事前調査を行えるよう、市が実施した調査結果情報提供などを行ってまいります。 以上でございます。 ○副議長(奈良輪政五君) 荒井総務部長。 ◎総務部長(荒井淳一君) 自席よりご答弁申し上げます。 大綱5、男性トイレへ汚物入れ設置について、細目1、男性用トイレへサニタリーボックス設置についてお答えいたします。 病気や高齢により尿漏れパッドやおむつを使用する方が安心して外出できるよう、男性用トイレにサニタリーボックスを設置する動きが進んでいることは承知いたしております。市役所本庁舎におきましても、市民皆様利用が多い1階男性用トイレ及び多目的トイレに、本年8月からサニタリーボックスを設置いたしました。 以上でございます。 ○副議長(奈良輪政五君) 須永和良君。 ◆16番(須永和良君) それでは、二次質問をしたいと思います。 順不同になると思いますが、よろしくお願いいたします。 まず、先ほど大綱5男性トイレへサニタリーボックス設置なんですが、本庁舎1階男性用トイレそれから多目的トイレに設置ということで、ありがとうございます。 やはり病気になった人にしか分からない、その人にとっては非常に不便なことがあると思いますので、こういうところをやっていただけるはありがたいなと思うんですが、本庁舎以外公共施設にも設置を広げるというような予定はあるんでしょうか。 ○副議長(奈良輪政五君) 荒井総務部長。 ◎総務部長(荒井淳一君) 今後、サニタリーボックスを設置する公共施設を増やしてまいります。 以上でございます。 ○副議長(奈良輪政五君) 須永和良君。 ◆16番(須永和良君) 公共施設ほうでその流れが増えれば、スーパーですとかそういった民間ほうにもそれが波及していくと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。 次に、大綱3学校給食無償化なんですが、通告をしたは8月22日でしたが、通告後に県ほうが公表されて、多子世帯へ給食費無償化に対する補助制度ができるということで、それはすばらしいことなんですが、確認なんですけれども、県ほうは令和5年1月からということなんですが、令和5年4月、来年度以降も君津市はこの制度を活用して学校給食無償化を継続するということでよろしいんでしょうか。 ○副議長(奈良輪政五君) 安部教育部長。 ◎教育部長(安部吉司君) 自席から答弁をさせていただきます。 県この補助制度を活用しまして、令和5年度以降につきましても継続して給食費無償化に向けて取り組んでまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○副議長(奈良輪政五君) 須永和良君。 ◆16番(須永和良君) これは、君津市場合は多子世帯に限らずということになるんですか。その辺、もし今段階で分かる範囲で教えてください。 ○副議長(奈良輪政五君) 安部教育部長。 ◎教育部長(安部吉司君) お答えいたします。 今、議員がおっしゃられたとおり、県スキームは3子以上を扶養しているということが要件になっておりますので、本市も県補助制度を活用しますので、同じスキームで対象としていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○副議長(奈良輪政五君) 須永和良君。 ◆16番(須永和良君) 分かりましたが、恐らくこれが始まると上乗せ補助をしてくる自治体が必ず出てきますよね。うちは2子以上ですよとか、うちは何子いるからなんて、そんな縛りをつけませんよとなってくる流れに必ずなります。なので、それで後出しで、袖ケ浦や木更津がやっているから君津もやらなきゃとなるよりは、最初から、君津は多子世帯かどうかじゃなくて全て子どもに対してどうかということで、この制度をうまく活用して、あとは予算と兼ね合いだと思うんですけれども、試算をしてみて、やるならば他市より先んじてやっていただきたいなというふうに要望をしておきます。 次に、大綱2地籍調査事業に関してなんですが、境界同意率100%ということで、世の中にはいろんな人がいるはずなのに、その五千何筆で100%同意を得るというはすごい努力だなと思います。今後も2か所同時に進めていくということ、それから当初計画期間を目標に完了できるようにということなんですが、この国補助が今は補助率が高いですが、君津は先行して始めているほうなんですけれども、市原とか館山なんかも最近始めるとか始め出したとかということで、そうするとどうしてもだんだん補助率が下がってくる可能性があると思います。今までと同じ補助率でいつまでもこの制度があるとは限りませんので、当初期間よりも早くするぐらいつもりで、しっかりとやっていっていただきたいと思います。 これはいい答弁だったんで、これでよろしいと思います。ぜひ、来年度もよろしくお願いいたします。 次、大綱4アスベストに関する部分なんですが、今一次質問答弁では、分析調査を行い飛散防止対策などをしてきたところですという答えだったんですけれども、小糸公民館は分析調査をしていなかったんでしょうか。 ○副議長(奈良輪政五君) 安部教育部長。 ◎教育部長(安部吉司君) お答えいたします。 今回応急対策工事設計段階では分析調査を行っておりませんでした。結果的に、工事着工にあたって事前調査で行った分析結果によって、アスベスト材が入っていたということが判明したところでございます。本来であれば設計段階でやるところ、事務遺漏があったということでございます。 今後、こういうことがないように努めてまいりたいと思います。申し訳ございませんでした。 ○副議長(奈良輪政五君) 須永和良君。 ◆16番(須永和良君) 非を認めたところで、それはそれできちんと反省して次に生かしていただければなと思うんですが、ちなみに小櫃公民館はやっているんでしょうか。 ○副議長(奈良輪政五君) 安部教育部長。 ◎教育部長(安部吉司君) お答えします。 小櫃公民館も工事着工前事前調査というを行いまして、小櫃公民館については含まれていなかったという調査結果になっております。 以上でございます。 ○副議長(奈良輪政五君) 須永和良君。 ◆16番(須永和良君) さらにちょっと聞きたいんですけれども、今サウンディング調査で幾つか学校で公募をかけていると思います。その学校なんかは、どこにどれだけ量、どれだけレベルアスベストがあるかという調査をやっているんでしょうか。 ○副議長(奈良輪政五君) 竹内企画政策部長。 ◎企画政策部長(竹内一視君) お答えさせていただきます。 現在、サウンディング調査では3施設、調査をかけてございます。このうち、旧小糸小学校そして旧きみつ自然体験センター清和ふれあい館、旧国民宿舎でございますが、この2施設におきましてアスベスト使用があるということを認識してございますので、現場説明などを踏まえて、しっかりと民間事業者に周知し、土地、施設利用可能性について、サウンディングをしてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○副議長(奈良輪政五君) 須永和良君。 ◆16番(須永和良君) 個別施設計画が、各公共施設ほうにあって、この建物を継続して使うかどうかということを考えていく部分でも、このアスベストがあるかどうかというは一つ判断材料になると思うんです。 来年度またその法改正後は、恐らくアスベスト除去費用というは非常に高くなると思います、手間がかかりますので。そうなるとレベル1アスベストが大量に使われているような建物であれば、恐らく今後はもう解体していく、なるべく早く解体したほうがいいということになっていくと思うんです、当然老朽化とともに飛散しやすくなってきますから。 そう考えたときには、サウンディング調査あるいは耐震工事なんかをする前、その前段階で、ここはどこにどれだけあるかを調べて、これだけあるんだったらもうこれは壊しちゃったほうがいいんじゃないとか、そういう判断をするに必要だったなと思って申し上げております。 例えば、小糸公民館に関しては今回耐震で包帯みたいなを巻くんですよね。それをやる工事ときにアスベストがあることが分かったんですが、その工事ところで、要は邪魔になるというか、そこ部分アスベストだけを撤去するんですか、それともその全体アスベストを撤去するんですか。 ○副議長(奈良輪政五君) 安部教育部長。 ◎教育部長(安部吉司君) お答えいたします。 現在アスベストにつきましては、通常何ら施工しなければ飛散がしないというようなものであるというふうに認識しております。ですので、今回アスベスト除去範囲についてはその施工範囲について行っていくというような考えでおります。 以上でございます。 ○副議長(奈良輪政五君) 須永和良君。 ◆16番(須永和良君) そのアスベスト撤去なんかでまた増額となってくるということで、トータルで幾らかかるかな、何千万円かかかるんでしょうけれども、小糸公民館また建て直しがあるに無駄なお金になっちゃうんじゃないかなという心配もあります。 なので、今後なるべく早めに事前調査して、どこにどれだけアスベストが入っているか、もちろんそれとともに、そこに勤務していた職員さんなんかが、何もしなければ飛散しないといっても、吹きつけアスベストが見えているところで、実際アスベスト調査をしたら数字が高いなんていうこともありますよね。だから、そうならないように、健康を害さないように事前にきちんと検査をしてください。これもお願いしておきます。 次、市内産業廃棄物最終処分場に関してなんですけれども、県見解として技術上基準では土堰堤底部へ遮水シート敷設は求められていないという見解なんですが、県としては許可をしていますので自分たちミスを認めたくないという思いもあるかもしれません。なので、底部へ遮水シートについて県見解というはそういうふうになるんだろうなと思います。 一方で、それを聞いて、市見解としてはどういうものなか、教えてください。 ○副議長(奈良輪政五君) 鈴木経済環境部長。 ◎経済環境部長(鈴木広夫君) お答えいたします。 国が申しておりますように、個々事案に応じて県が判断するものというふうに言ってございますので、あくまでもこの遮水シートにつきましては、許可権者でございます県が判断すべきものというふうに考えております。 以上でございます。 ○副議長(奈良輪政五君) 須永和良君。 ◆16番(須永和良君) それは、ちょっと私とは意見が違うんですけれども、市民命と財産を守る市として、市見解を示して、いや市としてはこれじゃ水が漏れるでしょう、だからその見解はおかしいんじゃないんですかと市民代弁者として、市民代理人として県ときちんと交渉してほしいと思うんです。 ちょっと分からない人もいらっしゃると思うんで、例えるが難しいんですけれども、その土堰堤底部に遮水シートがないというはどういうことかというと、先ほど一次質問で紹介しましたが、環境省省令とかでは土堰堤に関して遮水工が必要ですというふうに書いてあるんです。何でかというと、要は土堰堤は丼なんで水が漏れないようにしてくださいという話なんですけれども、その丼、土堰堤は積んでいく堤部分なんですけれども、そこ部分に遮水シートがないんです。 これはどういうことかというと、恐らく最初段階では、ご飯茶わんつもりで造っているんです。ご飯茶わんにご飯入れても、多少小さい穴があってもご飯は漏れませんよね。だけど実際にはそれをお茶漬けにしたら漏れますよね。要はそういうことなんですよ。 隙間、遮水シートがないということは水分が入ればそこは水圧で漏れてしまうんですね。でありながら、県見解ではこれは必要ないよということなんですけれども、今回この部分が明らかになったということで、先ほど細目1部分で市営林道許可や法定外公共物へ排出許可、これは今許可を1年ごとに出していると思うんですけれども、見直し必要性というか、更新時期があると思うんです。更新時期にはきちんと審査をすべきものだと思うんですが、審査はするんですか。 ○副議長(奈良輪政五君) 出口建設部長。 ◎建設部長(出口勝君) お答えいたします。 毎年申請が上がっていくごとに、申請内容について適正に審査しているということでございます。 以上でございます。 ○副議長(奈良輪政五君) 須永和良君。 ◆16番(須永和良君) 先ほど土堰堤底部へ遮水シートがないことだとか、あるいは前議会ときにやった、規定以上に廃棄物を積んでいたことなど、毎年いろんなことがあって、いろんな状況が変わったりしています。 なので、これをまた更新時期に審査をするときには、前もお願いしていますが、環境審議会にかけたほうがきちんと審査できるんではないかと思うんですが、見解をお願いします。 ○副議長(奈良輪政五君) 鈴木経済環境部長。 ◎経済環境部長(鈴木広夫君) 環境審議会にかける案件につきましては、環境保全に資する問題ということになってございますので、この林道使用許可また法定外公共物使用に関する許可に関しましては、環境審議会にかける必要は現在ところないものと考えてございます。 以上でございます。 ○副議長(奈良輪政五君) 須永和良君。 ◆16番(須永和良君) 環境審議会は、市長が諮問すればそれをかけられるわけです。 また、法定外公共物へ流出水排出許可に関しては、流出水温度、それからペーハー、流量、そういったものは当然環境に関係してくると思うので、これを環境に関係していないというはちょっと無理があるんではないかと思うんですが、どうでしょうか。 ○副議長(奈良輪政五君) 鈴木経済環境部長。 ◎経済環境部長(鈴木広夫君) 法定外公共物に排出してございます処理水につきましては、法令で定めた排出基準をクリアしてございます。そうしたものにつきましては、公共用水域に排出することは法令上認められているということでございますので、ご理解いただきたいというふうに思います。 以上でございます。 ○副議長(奈良輪政五君) 須永和良君。 ◆16番(須永和良君) 分かりました。 ただ、これを審議するにあたって、当然その流れ出た先流量が変わる可能性があるわけですよね。そうすると、これに関してはそこ水文環境だとかも変わる可能性がありますし、今回新たに分かった土堰堤底部なんかとも合わせた流量になるわけですから、これは環境審議会にかけられないわけじゃないですよね。丁寧に議論しようと思えば環境審議会にかけることはできますよね、できる、できない論で言えば。やったら違法行為なわけじゃないですよね。なので、これはできないことはないと思うんですけれども、どうでしょうか。 ○副議長(奈良輪政五君) 鈴木経済環境部長。 ◎経済環境部長(鈴木広夫君) お答えします。 排出先水量が変わることにつきましては、これは防災上問題とかそういったことに関わってくるものというふうに理解してございますので、そういったことで環境審議会に、現状中ではかけないというふうに考えております。 以上でございます。 ○副議長(奈良輪政五君) 須永和良君。 ◆16番(須永和良君) なるほど。それはそれで一理あるように確かに私も思います。 ですが、市長が諮問したことに関してはかけられるというふうに、たしか環境審議会条例でなっていたと思うんですけれども、ということは市長がそれに諮問すればできますよね。 ○副議長(奈良輪政五君) 鈴木経済環境部長。 ◎経済環境部長(鈴木広夫君) お答えいたします。 環境審議会に諮問できる事項については、全て事項について諮問できるということではございませんで、環境保全に資することということでなっておりますので、そうしたことからも先ほど水量等問題については防災上問題というふうに考えてございます。 以上でございます。 ○副議長(奈良輪政五君) 須永和良君。 ◆16番(須永和良君) その流出水排出許可と、流出水関係と市営林道関係は環境問題に、環境保全に資さないという見解だということですね。それはちょっと私とは見解が違うなと思うんですけれども、これ以上やっても、多分なかなかこの落としどころというか、お互い合意が取れないんだなとちょっと残念なんですけれども。 続きまして、一次答弁中で市長ほうは一貫して反対であるという答弁でした。これまでと同様強い姿勢で臨んでいくという答弁があったんですが、この姿勢が変わっていないということならば、これは2期目公約にも当然このことが盛り込まれてくるというふうに考えていいんですか、これは。うなずいているということはそうですね。 今、多分インターネットで見ている方もいらっしゃると思うんですけれども、2期目公約にもこれは入ってくるというふうに理解をしておきます。 この件については、前回議会でもありましたその積み過ぎ問題、それから今回市民団体と裁判なんかでも明らかになった遮水工問題等々ありますけれども、市としては県追認機関ではないと、あくまでも市民代理人、代弁者、市民命と財産を守るという立ち位置に立ってほしい。どうしても県追認になっている、許可権者は県だからというではなくて、君津市その環境を守るために、県にこうやってくださいよという強い姿勢で臨んでほしいなと思います。 以上で質問を終わります。 ○副議長(奈良輪政五君) 以上で、16番、須永和良君一般質問を終わります。--------------------------------------- ○副議長(奈良輪政五君) 以上をもちまして、本日日程は全部終了いたしましたので、これにて散会といたします。 なお、9月5日本会議は定刻より開きますので、ご参集願います。 長時間にわたりまして、ご苦労さまでございました。 △散会宣告 午後2時36分...