君津市議会 > 2022-03-25 >
03月25日-06号

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  1. 君津市議会 2022-03-25
    03月25日-06号


    取得元: 君津市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-31
    令和 4年  3月 定例会(第1回)            令和4年第1回君津市議会             定例会会議録(第6号)1.開議の日時  令和4年3月25日 午後2時00分1.出席議員  21名       1番   三浦 章君         2番   鈴木高大君       3番   宇野晋平君         4番   村上幸人君       5番   高橋健治君         6番   石上 塁君       7番   松本裕次郎君        8番   佐藤葉子君       9番   野上慎治君        10番   奈良輪政五君      11番   船田兼司君        12番   橋本礼子君      13番   下田剣吾君        14番   保坂好一君      15番   高橋 明君        16番   須永和良君      17番   加藤喜代美君       18番   三浦道雄君      19番   小倉靖幸君        20番   磯貝 清君      21番   小林喜久男君1.欠席議員  なし1.地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市長         石井宏子君   教育長        粕谷哲也君   危機管理監      石倉丈士君   統括参事       田守光洋君   総務部長       荒井淳一君   企画政策部長     竹内一視君   財政部長       和田祐一君   市民環境部長     茂田達也君   保健福祉部長     嶋野晃広君   経済部長       鈴木広夫君   建設部長       出口 勝君   教育部長       安部吉司君   消防長        榎本 弘君   市民環境部参事    林 俊弥君   総務部次長      錦織 弘君1.職務のため出席した者の職氏名   事務局長       占部和裕    事務局次長      西村泰典   主任主事       佐々木耕平--------------------------------------- △開議      令和4年3月25日午後2時00分 ○議長(三浦章君) 本日もまたご苦労さまでございます。 ただいまの出席議員は21名でございます。よって、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。---------------------------------------追加議案受理の報告 ○議長(三浦章君) 本日、市長より追加議案の送付があり、これを受理いたしました。 また、議会運営委員長小倉靖幸君から発議案第1号 君津市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定についてが、会議規則第14条第2項の規定により提出されましたので、併せてご報告いたします。 なお、それぞれの議案につきましては、お手元に配信してございます。--------------------------------------- (参照)                              君総第37号                              令和4年3月25日 君津市議会議長 三浦 章様                              君津市長 石井宏子               追加議案の送付について 令和4年第1回君津市議会定例会に付議する追加議案について、別添のとおり送付します。                   記 議案第34号 危機管理監の任命について---------------------------------------議事日程の決定 ○議長(三浦章君) 次に、本日の日程につきましては、会議規則第20条の規定により議長において定め、お手元に配信してございます。その順序に従いまして会議を進めてまいりますので、ご了承願います。--------------------------------------- (参照) 議事日程(第6号) 3月25日(金)午後2時開議 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 議案第3号、議案第5号ないし議案第11号、議案第16号、議案第18号及び議案第25号ないし議案第33号(委員長報告、質疑、討論、採決) 日程第3 議案第34号(提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決) 日程第4 発議案第1号(提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決)--------------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(三浦章君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により議長において、5番、高橋健治君、6番、石上塁君、7番、松本裕次郎君を指名いたします。--------------------------------------- △日程第2 議案第3号、議案第5号ないし議案第11号、議案第16号、議案第18号及び議案第25号ないし議案第33号(委員長報告、質疑、討論、採決) ○議長(三浦章君) 日程第2、議案第3号、議案第5号ないし議案第11号、議案第16号、議案第18号及び議案第25号ないし議案第33号を一括議題とし、これより総括審議を行います。 去る3月9日の本会議におきまして、各常任委員会及び予算審査特別委員会に審査の付託をいたしました案件につきまして、各常任委員長及び予算審査特別委員長から審査の経過並びに結果についてご報告をお願いいたします。 まず、総務常任委員長須永和良君からご報告願います。 須永和良君。     (総務常任委員長 須永和良君登壇) ◆総務常任委員長須永和良君) ご報告申し上げます。 令和4年第1回君津市議会定例会3月9日の本会議において、総務常任委員会に付託されました議案5件につきまして、去る3月10日午前10時から議会全員協議会室において、委員7名全員出席の下、本常任委員会を開会し、市当局より関係部課長の出席を求め、慎重審査いたしましたので、その経過並びに結果についてご報告申し上げます。 初めに、議案第3号 君津市庁舎整備基金条例の制定について。 本議案は、多くの公共施設で老朽化が進み、その維持管理や更新等に多額の費用が見込まれる中、市庁舎の整備に係る事業に必要な財源確保に向け、君津市庁舎整備基金を設置する条例を新たに制定しようとするもので、施行期日は令和4年4月1日とするものであるとの説明がありました。 委員から、基金の目標額について質疑があり、執行部から、庁舎の規模等によっても変わってくるが、他市の事例を参考に、将来見込まれる既存施設の解体費やアスベストの除去費等も考慮し、事業費の2割程度を目指し積み立てるものであるとの答弁がありました。 また、委員から、庁舎の整備手法及び基金の使途について質疑があり、執行部から、整備手法については、延べ床面積の縮減を図りながら、市単独での整備だけでなく、民間活力の活用や様々な手法を検討するなど柔軟に取り組んでいく。また、基金の使途に関しては、将来の整備手法によっても異なってくるが、本体建設のほか、既存施設の解体に係る費用や備品の購入等にも充てることが考えられるとの答弁があり、委員から、整備の方向性や手法を定め、目標を持って積立てを行うことを望むものであるとの意見が出されました。 以上、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第5号 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について。 本議案は、国家公務員に係る妊娠、出産、育児等と仕事の両立支援のために講じる措置を踏まえ、非常勤職員育児休業を取得するために必要となる在職期間1年以上の要件を緩和するとともに、制度の周知や研修の実施、相談体制など、職員が育児休業を取得しやすい環境を整備するため条例の一部を改正しようとするもので、施行期日は令和4年4月1日とするものであるとの説明がありました。 委員から、育児休業の取得率及び目標値について質疑があり、執行部から、令和4年1月末現在の取得率は、女性は100%、男性は7.4%である。また、目標値については、特定事業主行動計画において男性の取得率を10%以上としているとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第6号 会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について。 本議案は、千葉県及び近隣市等の状況を踏まえ、会計年度任用職員期末手当の支給率の引下げを行うため、条例の一部を改正しようとするもので、施行期日は令和4年4月1日とするものであるとの説明がありました。 委員から、年間の1人当たりの影響額について質疑があり、執行部から、フルタイムの事務職については年間8,000円程度、パートタイムの事務職について年間5,000円程度の減額となるとの答弁がありました。 討論においては、反対の立場から、公務員の給与引下げ民間労働者の給与の引下げに連動する危険があり、地域経済に多大な影響を与える可能性があるとともに、若い世代の職員の生活設計への影響を鑑みると同意できないとの反対討論が、また賛成の立場から、昨年12月定例会で一般職の職員及び常勤の特別職の期末手当について、民間との支給格差を解消するとした千葉県人事院勧告を踏まえ引下げを行ったところであり、会計年度任用職員についても千葉県や近隣市で引下げを行っている状況を鑑み、一定の引下げを行うことはやむを得ないものと理解するとの賛成討論がありました。 以上、慎重審査の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第11号 君津市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定について。 本議案は、災害が多発化、激甚化している中、消防団員の減少により団員の負担が増加していることを踏まえ、団員確保を目的として、国から示された非常勤消防団員の報酬等の基準に沿うように消防団員の報酬等の見直しを行うため条例の一部を改正しようとするもので、施行期日は令和4年4月1日とするものであるとの説明がありました。 委員から、出動報酬について質疑があり、執行部から、夜警は警戒活動として出動報酬の対象とするものである。また、出動に際しては長時間にわたるものや小規模で短時間で終了する場合、あるいは誤報など、対応時間に長短があるため、4時間を区切りに報酬額を設定しているとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第31号 令和3年度君津市一般会計補正予算(第14号)のうち本常任委員会所管事項に係る予算について。 本議案は、総務費のうち総務管理費財政調整基金積立金について、本補正予算に伴う一般財源の減額分を財政調整基金積立金の増額にて措置しようとするもので、352万3,000円を増額補正するものであるとの説明があり、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上が本常任委員会に付託されました議案に対する審査の経過並びに結果でございます。 ご報告を終わります。 ○議長(三浦章君) 次に、教育福祉常任委員長佐藤葉子君から報告願います。 佐藤葉子君。     (教育福祉常任委員長 佐藤葉子君登壇) ◆教育福祉常任委員長佐藤葉子君) ご報告申し上げます。 令和4年第1回君津市議会定例会3月9日の本会議において、教育福祉常任委員会に付託されました議案5件につきまして、去る3月14日午前10時から、議会全員協議会室において、委員7名全員出席の下、本常任委員会を開会し、市当局より関係部課長の出席を求め、慎重審査いたしましたので、その経過並びに結果についてご報告申し上げます。 初めに、議案第7号 君津市山中育英基金の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について。 本議案は、当該基金を取り崩しながら活用することにより、寄附者の思いである周南小学校及び周南中学校教育振興をより一層推進するため条例の一部を改正しようとするもので、施行期日は令和4年4月1日とするものであるとの説明がありました。 委員から、見直しの経緯及び関係者への意向確認について質疑があり、執行部から、設立当初は運用益が1年に50万円程度あり、多くを図書購入費に充てることができていたが、年々利息が低下し、現在は9,000円程度となり運用が難しくなってきたことから、年間20万円から30万円程度を取り崩すことで基金の運用を継続しようとするものである。寄附者が亡くなっているため、ご遺族に対し意向確認を行い、同意をいただいたとの答弁がありました。 討論においては、賛成の立場から、時代の情勢に合わせて基金の運用方法を変化させることは理解するものである。基金の活用については、寄附者のご遺族をはじめ関係各位の理解を得て、丁寧に事務を進められたいとの討論がありました。 以上、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第9号 君津市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について。 本議案は、全世代対応型の社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律により、地方税法等の一部が改正されることに伴い、未就学児に係る国民健康保険被保険者の軽減措置を拡充するため、均等割額を半額にするとともに、関連する規定等を整備するため、条例の一部を改正しようとするもので、施行期日は令和4年4月1日とするものであるとの説明がありました。 委員から、軽減措置対象世帯について質疑があり、執行部から、令和3年6月30日時点の試算で246世帯が対象で、軽減額は307万6,000円であるとの答弁があり、委員から、子育て支援サイト等でさらなる周知を図られたいとの意見がありました。 以上、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第16号 君津市子だから祝金支給条例を廃止する条例の制定について。 本議案は、新たな総合計画の柱の一つに掲げている安心して子育て・子育ちでき学びを楽しめるまちの実現に向けて、子だから祝金給付事業を見直し、第1子目からを対象とした新たな子育て支援施策へと転換するため君津市子だから祝金支給条例を廃止しようとするものであり、施行日は周知期間を考慮し、令和4年10月1日とするものであるとの説明がありました。 委員から、新たな子育て支援策の詳細について質疑があり、執行部から、第1子目からを対象とし、特に負担の多いゼロ歳児を養育する家庭への支援、見守りを行うために、紙おむつ等の配送を通じて訪問、声かけを行い、経済的負担、子育ての不安などの軽減を図るものであるとの答弁がありました。 また、委員から、新たな子育て支援策に係る政策形成のプロセスについて質疑があり、執行部から、タウンミーティングにおける子育て世代との直接的な対話や、若手職員からの意見を聞き、対象となる子どものために生かせる事業にしたいという思いから、新たな施策について決定したとの答弁がありました。 これに対し委員から、多くの子育て世代のニーズを把握し、若い世代が実際に子育てをする中で喜ばれるよう、新たな支援策に取り組まれたいとの意見がありました。 以上、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第31号 令和3年度君津市一般会計補正予算(第14号)のうち本常任委員会所管事項に係る予算について。 本議案は、民生費のうち社会福祉費住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金給付事業については、住民税非課税である対象世帯数が当初見込みよりも下回ったことによる令和3年度の国庫補助金の減額と、事務経費においては、令和4年度分までの一括交付がされたことによる増額分との差額3億3,977万1,000円を減額補正するものであること。 次に、児童福祉費、家庭・児童相談事業放課後児童健全育成事業ファミリーサポートセンター事業地域子育て支援センター事業市立保育園関係費市立保育園児童運営費民間保育園運営費補助金、衛生費のうち保健衛生費感染症予防事業各種がん検診事業、教育費のうち小学校費及び中学校費ICT学習環境整備事業社会教育費君津市民文化ホール改修事業については、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充てるため財源更正するものであること。 次に、保健体育費学校保健事業については、国の補正予算に伴う交付金の決定により、学校における感染症対策や学びの保障等の体制整備を促進するため、必要な消耗品等を購入する費用として2,115万円を増額補正するもので、財源として国庫補助金1,057万5,000円及び一般財源を充てるものであること。 次に、繰越明許費について、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金給付事業については、臨時特別給付金申請期限が9月30日までであること、子育て世代への臨時特別給付金給付事業については、臨時特別給付金申請期限が4月28日までであること、学校保健事業については、国の補正予算に伴う交付金の決定により実施する事業であることから、それぞれ年度内に事業を完了することが困難となったため、翌年度に繰り越すものであるとの説明がありました。 委員から、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金給付事業に関し、給付に係る状況について質疑があり、執行部から、3月11日時点での申請数は、住民税非課税世帯7,535世帯に対し6,892件が申請済み、また家計急変世帯等は179件が申請済みであるとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第32号 令和3年度君津市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についてを議題とし、審査いたしました。 保険給付費については、保険給付費実績の急激な増加に伴い、1億2,140万1,000円を増額補正するものであるとの説明があり、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上が、本常任委員会に付託されました議案に対する審査の経過並びに結果でございます。 ご報告を終わります。 ○議長(三浦章君) 次に、経済環境常任委員長、石上塁君から報告願います。 石上塁君。     (経済環境常任委員長 石上 塁君登壇) ◆経済環境常任委員長(石上塁君) ご報告申し上げます。 令和4年第1回君津市議会定例会3月9日の本会議において、経済環境常任委員会に付託されました議案5件につきまして、去る3月11日午前10時から、議会全員協議会室において、委員7名全員出席の下、本常任委員会を開会し、市当局より関係部課長の出席を求め、慎重審査いたしましたので、その経過並びに結果についてご報告申し上げます。 初めに、議案第8号 君津市手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について。 本議案は、所得税法等の一部を改正する法律による租税特別措置法の一部改正に伴い、優良住宅認定及び優良宅地造成認定申請手数料に係る租税特別措置法の改正部分を削除するため、条例の一部を改正しようとするもので、施行期日は、当該法律の施行日である令和4年4月1日とするものであるとの説明がありました。 慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第10号 君津市環境衛生施設設置に関する条例の一部を改正する条例の制定について。 本議案は、新たな君津市衛生センターの建設に伴い、施設の位置を戸崎2650番地の1から戸崎2650番地24に改めるため、条例の一部を改正しようとするもので、施行期日は令和4年4月1日とするものであるとの説明があり、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第18号 事故に係る損害賠償の額の決定及び和解について。 本議案は、平成30年2月18日、君津市中野四丁目15番9地先の市道歩道部の街路樹の根上がりによる隆起を原因とした自転車の転倒事故について、相手方と損害賠償に係る示談交渉を続けていたものの合意に至らず、令和2年2月21日に本市に対し損害賠償等を求めて訴えの提起がなされ、令和3年4月28日の第1審判決は、本市の道路の管理瑕疵を認定し、相手方の損害賠償請求の一部を認めるものであった。本市としては、判決内容を不服として、令和3年5月12日に控訴し、東京高等裁判所での審議の結果、過失割合については、君津市7割、原告3割、賠償金額370万円を支払うことで和解協議が調ったことから、地方自治法第96条第12項及び第13項の規定により議会の議決を求めるものであるとの説明があり、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第30号 市民体育館屋根外壁改修工事請負変更契約の締結について。 本議案は、新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響により、工事資材である屋根材の調達に不測の日数を要したこと、また外壁の改修において、当初設計では確認できなかったクラックが多数発見され補修個所が増加したことから、工事期限を令和4年6月30日まで延長するとともに、当初の請負金額に893万2,000円を増額し、変更後の請負金額を2億3,713万8,000円とする変更契約を締結しようとするもので、変更契約を締結するにあたり、地方自治法第96条第1項第5号の規定等により、議会の議決を求めるものであるとの説明がありました。 委員から、クラックが発見された経緯及びクラックの発生原因について質疑があり、執行部から、当初設計の段階では、足場等がない中で外周を回り、塗装の上からクラックの確認を行ったが、外壁改修工事の実施にあたり、足場を組んで塗装をはがしたところ、塗装の下に発生しているクラックが多数発見されたものである。発見されたクラックについては、経年劣化によるコンクリートの乾燥、収縮により発生したもので、クラックの大きさ等を確認し、対応が必要なものについて補修を行うものである。なお、構造物が変異するような大きなクラックは見つかっていない。また、今回の改修工事にあたり、損傷が激しい雨どいや軒下等の補修も併せて行う予定であるとの答弁がありました。 それに対し委員から、工事を進める中での追加対応についてはやむを得ない面もあるが、本来、当初設計の段階で現状をしっかり把握し、工事に着手すべきではないかと考える。今後もこういったことが起こらないよう、十分留意しながら事業を執行されたいとの意見が出されました。 また委員から、当該施設地盤沈下の状況について質疑があり、執行部から、当該施設は、基礎くいを369本設置しており、地盤沈下については確認されていないとの答弁がありました。 さらに委員から、屋根材の調達状況及び現在の世界情勢を踏まえた上での工期の見直しについて質疑があり、執行部から、屋根材については1月上旬から順次調達を行い、工事を進めているところである。また、工期についても、受注者との協議の中で、工事期限である令和4年6月30日までに完了できることを確認しているとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第31号 令和3年度君津市一般会計補正予算(第14号)のうち本常任委員会所管事項に係る予算について。 本議案は、繰越明許費道路新設改良工事八重原線道路新設改良三直~宮下地先)について、工事繁忙期における需要の増加による生コンクリートの調達が困難な状況や、災害協定により請負業者が市道及び県道の除雪作業に従事し、工程の見直しが生じたことから、一部の工事において年度内の完了が見込めないため、翌年度に繰り越すものであるとの説明があり、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上が、本常任委員会に付託されました議案に対する審査の経過並びに結果でございます。 報告を終わります。 ○議長(三浦章君) 次に、予算審査特別委員長加藤喜代美君から報告願います。 加藤喜代美君。     (予算審査特別委員長 加藤喜代美君登壇) ◆予算審査特別委員長加藤喜代美君) ご報告申し上げます。 去る3月9日の本会議において、委員10名からなる予算審査特別委員会が設置され、令和4年度君津市一般会計予算、一般会計補正予算(第1号)及び各特別会計予算の議案6件が付託されました。 本特別委員会は、3月16日から18日までの3日間にわたり、議会全員協議会室において、市当局より関係者の出席を求め、慎重審査いたしましたので、その経過並びに結果についてご報告いたします。 初めに、議案第25号 令和4年度君津市一般会計予算及び議案第33号 令和4年度君津市一般会計補正予算(第1号)を一括議題とし、審査をいたしました。 まず、歳入に係る総括的質疑として、今後の税収全体の見通しについて質疑があり、令和4年度以降は回復傾向が期待されるが、市税に関しては、大幅な増収が見込めない状況にあることから、引き続き徴収率の向上を目指すとともに、遊休資産の売却及び貸付け、国庫補助金の活用等、財源の確保を図っていく。また、ファシリティマネジメントの推進や事業見直し等、経営改革に努め、財政運営を行っていくとの答弁がありました。 また、土地売払収入に関し、積算根拠について質疑があり、令和4年度に売却を予定している旧三島小学校、旧亀山保育園、千葉県警合同庁舎待機宿舎跡地及び秋元郵便局近くの市有林について、1億1,920万円を見込んで計上しているとの答弁がありました。 次に、歳出面における主な質疑としては、総務費については、DX推進事業に関し、事業内容について質疑があり、市民向けのスマートフォン講座の開催、公民館やコミュニティセンター等の公共施設への公衆無線LANの整備、公共施設のオンラインによる電子申請システムの導入など、市民サービスの向上を図るとともに、RPA業務や会議録作成支援システムの導入による業務の効率化を図るものであるとの答弁がありました。 また、清和地区拠点整備事業に関し、整備費の削減の取組について質疑があり、基本計画時は約11億円だったところ、施設の見直しを行い約9億円まで引下げを行ったが、引き続き整備内容の精査を行い、工事費と合わせて削減を図っていくとの答弁がありました。 また、情報発信ツール管理運営事業に関し、事業内容について質疑があり、現在のホームページのデザインは更新後5年を経過しており、ホームページ閲覧者の約70%がスマートフォン利用者であることを踏まえ、スマートフォンからの見やすさを改善するとともに、多文化共生の観点からやさしい日本語に変換する機能を追加し、リニューアルするものであるとの答弁がありました。 これに対し委員から、市民への情報発信において万全なセキュリティ対策を望むものであるとの意見がありました。 また、基幹業務システム管理運営費及び社会保障・税番号制度システム整備関係事業に関し質疑があり、マイナンバーカード保有者が行政手続等において利便性向上につながるよう、システム整備等を図るものである。また、マイナンバーカードの普及につなげるため、今後、国が予定しているマイナポイント付与に関し周知等サポートを行い、本市における経済の好循環が図られるよう努めていくとの答弁がありました。 次に、民生費については、障害者虐待防止支援事業及び児童虐待防止対策事業に関し、相談体制について質疑があり、障害者虐待防止支援事業については、障害者虐待防止センター窓口を設置し、休日や夜間に通報、相談があった際にも速やかに対応できるよう体制を整備している。児童虐待防止対策事業については、相談件数が増加し、長期化するケースも増えていることから、職員を1名増員するなど人員体制を強化しており、来年度は、児童家庭相談システムを導入し、住民基本台帳の情報との連携や相談記録の管理等を行うことで、迅速かつきめ細かな対応を図っていきたいとの答弁がありました。 これに対し委員から、両事業ともに虐待事例は社会問題となっていることから、障害者虐待については、医療機関における虐待発見時の行政機関への通報義務化、児童虐待については、警察や児童相談所との連携をより一層深めるなど、それぞれの事業が支援体制の強化、充実を図り、虐待を未然に防ぐ体制の構築に努められたいとの意見がありました。 また、きみつ赤ちゃん応援パック事業に関し、効果的な支援を行うための工夫等について質疑があり、見守り支援を行う職員に対し、個人情報の保護など法令面を理解した上で、訪問の際には、家庭内の環境に目を配り、心配な家庭のサインなどを発見できるよう、研修等の実施や訪問時チェックシートの作成などを考えている。また、支援を拒否された場合でも関係機関と連携しながら適宜家庭訪問を行うなど、様々な方面からのアプローチを行っていきたいとの答弁がありました。 これに対し委員から、訪問時には、ファミリーサポートセンター事業や病児・病後児保育事業など、他の支援制度の紹介を行いながら、包括的な子育て支援の推進を図られたいとの意見がありました。 また、男女共同参画施策推進事業に関し、次期計画策定に係る進ちょく状況及び交付金を活用した事業展開について質疑があり、次期男女共同参画計画については、男女共同参画推進懇話会等で意見をいただきながら作成を進めており、令和4年度に入り素案についてパブリックコメントを行う予定である。また、来年度は新規事業として、地域女性活躍推進交付金を活用し、女性のキャリア支援やリーダー育成などを目的としたセミナー等の実施や、地域少子化対策重点推進交付金を活用し男性の育児、家事参加を促す講座の開催を予定しており、これらの事業を通して職場や地域における男女の機会均等や政策方針決定への女性の参画などを推進していきたいとの答弁がありました。 また、(仮称)貞元保育園整備事業に関し、事業の進ちょく状況について質疑があり、(仮称)貞元保育園については、令和4年1月から基本設計を開始しており、保育現場の意見も取り入れながら、現在も協議を重ねているところである。また、子育て支援センターのあり方についても、十分な広さを確保し、2階部分も使えるような形で、地域の方々も気軽に立ち寄れる場所となるよう、配置や仕様の精査を行っているところである。今後も、都市計画マスタープランなど、市の各種計画との整合性も取りながら、子育て支援の拠点として、利用者、地域住民に親しまれる施設となるよう検討を進めていきたいとの答弁がありました。 次に、衛生費については、感染症予防事業に関し、HPVワクチンの接種勧奨に伴う事業展開について質疑があり、令和4年4月から子宮頸がん予防のため、HPVワクチンの積極的な接種勧奨を再開するものであり、キャッチアップ接種の対象者は約2,600人である。現在、君津木更津医師会と接種の進め方等について検討を行っているが、対象となる若者への効果的な周知方法等についても併せて検討していきたいとの答弁がありました。 これに対し委員から、若者が利用しているSNSツール等をうまく活用し、効果的な情報発信を行いながら接種勧奨に努められたいとの意見がありました。 また、聖地公園管理運営事業に関し、事業運営の見通し及び墓地の販売促進に向けた取組について質疑があり、当該事業については、第2期整備に係る借入金の償還が令和3年度末をもって終了し、令和4年度から特別会計から一般会計に編入となるが、歳入となる墓園使用料や管理手数料等については3,076万9,000円を見込んでおり、歳入が歳出を約1,100万円上回ることから、予算上十分運営ができるものと考えている。また、墓地の販売数についても年々伸びている状況であり、令和4年度は、新たにフリーペーパー「びびなび」に情報を掲載するなど、引き続き販売促進に向けて取り組んでいきたいとの答弁がありました。 これに対し委員から、少子高齢化など社会的な背景を受けて、お墓の種類や墓地の持ち方は多様化していることから、今後も市民のニーズに応えられるよう事業を進められたいとの意見がありました。 次に、労働費については、地元採用促進事業に関し、事業内容及び企業への周知について質疑があり、令和3年4月より、企業が社員の奨学金を日本学生支援機構に代理返還する制度が開始されたことに伴い、この制度を活用する市内の中小企業に対し代理返還分の一部を補助することで、定住促進及び市内中小企業の採用力強化を図るものである。制度の認知度が低いことからも、4月から積極的に周知を図っていくとの答弁がありました。 次に、農林水産業費については、農業担い手総合支援事業に関し、事業内容について質疑があり、これからの農業振興に必要となる支援メニューを市が設定し、新規就農者や認定就農者が行う新たな取組に対して補助を行うこと、及び相談に対して関係機関の紹介や事業計画作成の支援なども行い、長期的には国・県制度も活用できる取組になるよう農業経営の確立を図るものであるとの答弁がありました。 また、委員から、森林環境整備事業に関し、事業の進ちょく状況について質疑があり、令和元年房総半島台風において長期停電があった13路線を選定し、現在2路線に着手しており、令和4年度においても、計画している区間の事前伐採を予定しているとの答弁がありました。 これに対し委員から、当該事業には、令和6年度から課税される森林環境税が活用されるため、市民に税金の使途を理解してもらえるよう、事業の進ちょく状況をさらに周知されたいとの意見がありました。 次に、商工費については、キャッシュレス決済推進事業及びキャッシュレス決済を通じた消費喚起事業に関し、利用を促進する取組について質疑があり、利用者講座を開催し幅広い年齢層に普及を図ること。また、第2弾ということで、電子決済について、PayPayだけでなく、d払いやauPayなども加えて利便性を高めることで、より多くの消費者、企業に電子決済を導入していただき、2事業が両輪となりながら、市内経済の活性化を図っていくとの答弁がありました。 次に、土木費については、君津インターチェンジ周辺土地利用検討事業について質疑があり、新たな土地利用について、企業立地に向けた可能性や他の自治体における事例等を調査し、幅広く企業に対しニーズ調査を行っていくとの答弁がありました。 また、委員から、危険ブロック塀等除却事業に関し、実施方法について質疑があり、平成30年度から令和3年度にかけて、小中学校における全ての通学路沿いにあるブロック塀を点検し、現行基準に沿って所有者に対し指導等を行っているところであるが、その中でもひび割れや傾き等がある特に危険なブロック塀の撤去を速やかに実施してもらえるよう、所有者に対しその工事費の一部を補助することで、地震発生時におけるブロック塀の倒壊を未然に防ぎ、被害の防止を図っていくとの答弁がありました。 これに対し委員から、ここ最近地震が多いことからも、スピード感を持って事業に取り組まれたいとの意見がありました。 次に、消防費については、消防自動車購入事業に関し、更新が必要な消防団車両の台数について質疑があり、消防団車両の更新の計画はおおむね22年を経過したものとしており、更新を迎える車両は4台であるとの答弁がありました。 これに対し委員から、消防団車両は、災害時等において人命の救出にも関わることから、早急に更新されたいとの意見がありました。 また、災害時通信機器整備事業に関し、君津市ウェブ版防災マップ等によるDXの推進について質疑があり、現在導入しているシステムは、洪水浸水想定区域や土砂災害警戒区域、地震や津波に関する情報を地図に重ね合わせ、スマートフォンなどで確認することができるものである。今後、DX推進計画に基づき、合理化、適正化を図るため、個別システムの更新時期に合わせて庁内情報系システムの統合を進めていきたいとの答弁がありました。 これに対し委員から、業務のコスト削減と市民の利便性の向上のため、庁内の情報を統合し、さらなる活用を望むものであるとの意見がありました。 次に、教育費について、学校図書館司書補助員配置事業に関し、活動状況について質疑があり、学校図書館の環境整備や子どもたちへの読み聞かせや選書支援等、学校職員では手の届きにくい読書の環境づくりを担っており、本の貸出冊数が増えているという成果が出ているとの答弁がありました。 また、ICT活用推進事業に関し、これまでの実績について質疑があり、ICTの活用状況は、タブレット型端末や大型提示装置の導入前と比較して、小学校、中学校ともに月の平均で10時間以上増加しており、県の指導員からも子どもたちのタブレット操作のスキルが高いと評価を受けているとの答弁がありました。 これに対し委員から、児童、生徒のみならず、教職員へのサポートを継続されたいとの意見がありました。 また、公民館等再整備事業に関し、今後のスケジュールについて質疑があり、老朽化が進んでいる周南、小糸、小櫃の3つの公民館の再整備に向けた基本計画を令和4年度から令和5年度にかけて策定するとの答弁がありました。 また、きみつ少年少女合唱団育成事業に関し、活動内容について質疑があり、令和3年度は、合唱団設立20周年と東京オリンピックを記念し、世界の人々と歌でつながることを目的に、様々な国の国歌と愛唱歌を母国語で歌ったものを収めたCDつきの楽譜を販売した。令和4年度は、県内外から依頼のあった映像出演を中心とした様々な活動を予定しているとの答弁がありました。 これに対し委員から、多くの子どもたちが関われる事業となることを望むものであるとの意見がありました。 次に、議案第26号ないし議案第29号の各特別会計予算を一括議題とし、審査を行いました。 まず、議案第26号 令和4年度君津市国民健康保険特別会計予算では、一般被保険者高額療養費に関し、限度額適用認定証の発行状況について質疑があり、令和3年度の発行件数は、2月末時点で1,260件、発行率は、被保険者全体の7.1%となっており、所得区分が低所得者層となっている方への発行が多くなっているとの答弁がありました。 これに対し委員から、本制度は市民の負担軽減につながるため、周知を徹底し、普及の向上を図られたいとの意見がありました。 また、委員から、出産育児一時金に関し、子育て施策との連携について質疑があり、安心して子育てするためにはこれら事業は必要不可欠な取組であり、直接的な連携はなくとも、新たな子育て施策の周知等も図っていきたいとの答弁がありました。 次に、議案第28号 令和4年度君津市介護保険特別会計予算では、生活支援体制整備事業に関し、令和3年度予算と比較し増額となった理由について質疑があり、現在、第2層の生活支援コーディネーターを地区社会福祉協議会ごとに8人配置しており、令和4年度から、上総地区を久留里、松丘、亀山の3地区に分け、10人に増員したことに伴う増額であるとの答弁がありました。 これに対し委員から、本事業は、市民の声を聞き、地域の課題を取り上げる重要な役割を担っており、今後も、社会状況や生活支援コーディネーターの負担に応じて配置地区の見直しを検討するなど、事業体制の充実に努められたいとの意見がありました。 討論においては、議案第25号ないし議案第29号及び議案第33号全てに賛成の立場から、議案第25号については、障害を抱える方などを支援する地域の相談支援の拠点として基幹相談支援センターが設置されたことに伴い、障害等に関する相談事業の推進に大いに期待するものであること。飼料用米等拡大支援や収入保険加入促進の取組は、コロナ禍で大きな打撃を受けた農業者の経営安定化を図るための効果的な取組であると理解すること。生活バス路線の整備において、周西線を延伸し、君津駅から清和地区への直通バスを運行することは、コミュニティバスの経費の削減にもつながることから、実現を望むものであること。また、議案第28号については、第8期介護保険事業計画に基づき、介護基盤の整備や認知症高齢者の増加などに対応した相談支援体制の充実が図られるものと理解するとの賛成討論がありました。 以上、慎重審査の結果、議案第25号ないし議案第29号及び議案第33号については、それぞれ全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上が、予算審査特別委員会における審査の経過並びに結果であります。 さて、迎える令和4年度は、新たな総合計画のスタートの年であり、将来都市像の実現に向かって、変革と創造に挑む年度であります。新型コロナウイルス感染症の影響等により、依然として厳しい財政状況であることは理解しますが、感染症対策地域経済活動の両立、さらには公共施設等の整備やSDGsの目標達成に向けた取組を推進するなど、各施策を着実に実行し、改革を進めていただくことを期待します。 また、全ての質疑終了後、議員間討議を行い、新年度事業の確実な執行を求める中で、予算審査特別委員会として取りまとめた意見を最後に申し添えさせていただきます。 1点目として、インフラ整備は市として継続的に取り組むべき重要な事業であることを認識され、特に通学路は、児童、生徒の安全確保を第一とし、危険個所については、必要な安全対策を早急に実施すること。また、市道の整備や老朽化の進むトンネルや橋梁の長寿命化対策においても計画的な予算確保にあたること。 2点目として、清和地区拠点施設整備事業や小糸、小櫃、周南の3公民館をはじめとする本市の公共施設再整備については、建設費の抑制に留意しつつ、各施設計画に基づき遅滞なく着実に進めていくこと。 以上、執行部におかれましては、本申し添えを真摯に受け止めていただき、課題の解決に取り組まれるようお願い申し上げ、予算審査特別委員会委員長報告といたします。 ○議長(三浦章君) 以上で、各常任委員長及び予算審査特別委員長の報告を終わります。 ここで議事の都合により暫時休憩をいたします。 △休憩宣告 午後2時51分---------------------------------------
    △再開宣告 午後3時05分 ○議長(三浦章君) 再開いたします。 次に、委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦章君) 質疑もないようでございますので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦章君) ご異議ないものと認め、委員長報告に対する質疑を終結し、討論を行います。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 18番、三浦道雄君。     (18番 三浦道雄君登壇) ◆18番(三浦道雄君) 皆さん、こんにちは。日本共産党の三浦道雄でございます。 ロシアによるウクライナ侵略から1か月が経過をいたしました。攻撃は激しさを増し、ウクライナ国土は破壊され、人口の4分の1の人々が避難を余儀なくされております。まさに人道危機が深刻化いたしております。侵略やめよ、国連憲章に基づく戦後の国際秩序を守れの声は世界中に広がり、プーチン大統領を包囲しつつあります。私は、改めて怒りを込めてロシアはウクライナから即時撤退するよう強く訴えるものでございます。 それでは、討論に入ります。 私は、議案第6号の会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてと、議案第25号 令和4年度君津市一般会計予算、そして議案第26号 令和4年度君津市国民健康保険特別会計予算、それから議案第28号 令和4年度君津市介護保険特別会計予算及び議案第29号 令和4年度君津市後期高齢者医療特別会計予算に対して、反対の立場から若干の討論を行うものでございます。 最初に、議案第6号 会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、私は、昨年度末に同様の趣旨の一般職の期末手当等の一部を改正する条例の制定に対しても反対の立場を表明してまいりました。今回は、会計年度任用職員等へのものであって、一般職の職員ではありませんけれども、給与等の問題については同様の内容でありますので、同意できません。 実は私自身も、7年半ですが公務員を経験した経緯がございます。そうしたことを思うときに、公務員給与を引き下げると、これがボーナスであっても引き下げるということについては同意ができない、そういう思いを持っておりました。したがいまして、そういう視点も持ちながらのものであることをご理解いただきたいのでありますが、そういう視点で私は本議案には反対するものでございます。 次に、議案第25号 令和4年度君津市一般会計予算についてでございます。 歳入については、ただいま申し上げました一般職や会計年度任用職員等の給与削減等が予算に計上されております。そういう視点から1点目を指摘しておきたいと思います。 そして、歳出の面におきましては、先ほど議会全員協議会でも発言をいたしましたけれども、このきみさらず聖苑整備運営事業負担金というのが7億4,700万円余り計上されております。この新火葬場整備運営事業は、木更津市が主導で実施をされております。君津市民等に対しては、事業計画や見通し等について、十分な説明がありません。供用開始後の運営内容等も当然知らされておりません。 私もごく最近知ったわけでございますが、供用開始後の運営の中で、今取り沙汰されているのが、火葬場の使用料でございます。現在、君津市は、成人のご遺体1体について7,000円の火葬場使用料が払われておりますが、今度の木更津市の新火葬場については1万2,000円、言わば5,000円もの大幅値上げが予定をされているのでございます。これは理不尽としか言いようがありません。市民不在のきみさらず聖苑運営事業負担金は、私は認めるわけにはまいりません。 よって、令和4年度君津市一般会計予算には反対するものでございます。 なお、君津市として事業はこれからですので、木更津市に対して火葬場の使用料引上げをやめるように訴えていただきたいということを申し添えておきます。 次に、議案第26号 令和4年度君津市国民健康保険特別会計予算についてであります。 これも毎年同じようなことを申し上げておりますけれども、ともかく国保制度そのものは、不平等税制のまま今日まで運営をされております。他にはないものであって、本当にこれが社会保障なのかと言わざるを得ないものであります。その問題は、一般質問等でも繰り返し述べておりますが、国保には他の社会保険にはない応益割というのが課せられているのであります。ゆえに国民健康保険税というのは高くなる仕組みになっております。したがって、払いたくても払えない世帯等が発生いたします。なのに滞納世帯に対しては、資格証明書を発行する、あるいは短期被保険者証を発行する、こういう状況でございます。したがいまして、私は、滞納世帯等に対して資格証明書を発行している間は、君津市はすばらしい国保の事業を展開いたしておりますけれども、この予算案には同意できません。 よって、本議案に反対するものでございます。 議案第28号 令和4年度君津市介護保険特別会計予算についてでございます。 第8期介護保険事業が実施されて今年で2年目に入るわけでありますが、大幅に介護保険料が引き上げられました。そのときも私は反対をいたしました。そのままの予算計上となっております。 この介護保険制度の理念というのは、社会全体で障害者や、あるいは介護を必要とされる方々等を全体で支えていく、こういう社会制度であります。それなのになぜ要介護者等あるいは高齢者等に対して保険料を3年に1回引き上げていく、下げるんじゃなくて引き上げていくのであります。 私は、介護保険制度の中で、社会保障である以上、予算上の不足が生じたのであれば、これは国が社会保障費全体を増額して補てんすればいいじゃないかと、こういう考えを持っております。それこそが社会保障だと思うからであります。 そのことを指摘して、本議案に反対するものでございます。 最後に、令和4年度君津市後期高齢者医療特別会計予算についてであります。 これも今年で十二、三年になるんですが、私ども日本共産党は、この制度そのものが発足した当初から、反対をしてまいりました。そういう経緯がございます。 なぜかというと、これまでは社会保険に加入されている世帯の方々、ご家族の方というのは扶養家族になっておりました。ですから、社会保険料を払うことはなかったんですね。ところが75歳になった途端に、問答無用でこういう後期高齢者医療制度をつくりまして、それに強制加入をされて、そして保険料の徴収が始まると、こういうものでございます。これが何で社会保障なのかというふうに思うところでございます。 後期高齢者医療制度は、75歳以上の高齢者から医療分保険料を徴収するための言わば悪魔的な保険だと思うものでございます。したがいまして、同議案には同意できませんので、反対するものでございます。 ただいま触れませんでした他の議案等につきましては、委員長報告のとおり賛成いたします。 以上です。 ○議長(三浦章君) 14番、保坂好一君。     (14番 保坂好一君登壇) ◆14番(保坂好一君) 14番、保坂好一でございます。 議長の許可をいただきましたので、通告に従い討論を行います。 議案第25号 令和4年度君津市一般会計予算について賛成の立場から討論を行います。 令和4年度は、新たな総合計画の初年度でもあります。長引くコロナ禍にあって、市民の健康、生活を守るための取組を最優先としつつ、市内経済の活性化、さらにはデジタル化の推進、老朽化する公共施設等の整備など先送りできない課題が多い中で、新たな君津の未来をつくる予算編成がなされていると理解いたします。 そのような中で一言意見を述べさせていただきますが、ともに創る次世代につながるまちへのアプローチとして、地区の特色を基に、新たな拠点づくりと公共施設の再整備の推進を今後行う上で重要なポイントとして、今般の世界的なインフレ傾向は依然として先行きが不透明であり、建設資材価格においても高騰が続く中、公共施設の整備にあっては、要求する機能及び水準を維持した上で、延べ床面積を縮小するなど、様々な側面から検討することが重要となります。 現在進行中及び今後発注予定の工事、設計委託にあたっては、資材の調達や人材の確保が確実にできるよう、今般の情勢等を鑑みた適正な工事期間及び委託期間の確保に努めていただきたいと思います。 最後に、施設整備を進めるにあたり、時には事業スケジュールの見直しを視野に入れるなど、最少のコストで最大の効果が発揮されることを期待し、賛成の討論といたします。 ○議長(三浦章君) 20番、磯貝清君。     (20番 磯貝 清君登壇) ◆20番(磯貝清君) 20番、磯貝清でございます。 私は、全ての議案について、委員長報告に賛成の立場から、特にただいま反対討論がございました議案につきまして討論をさせていただきます。 初めに、議案第6号 会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてですが、昨年の12月の定例会において、一般職の職員の期末手当について、千葉県人事院勧告に準じて引下げを行ったところであり、会計年度任用職員期末手当につきましても、千葉県や近隣市の状況を踏まえ、民間との支給格差を解消するために、一定の引下げを行うことはやむを得ないものと理解いたします。 次に、議案第25号 令和4年度君津市一般会計予算についてでございますが、来年度から新たな総合計画がスタートとなります。実施計画と予算を連動し、基本構想に掲げる5つの柱や子育て世代が住みやすいまちをつくるなどの4つの戦略的プロジェクトを推進しながら、希望に満ちた君津の未来をつくっていくための予算編成がなされているものと理解いたします。 今後も、市民の命と暮らしを守るため、円滑なワクチン接種等の感染防止対策や継続的な生活支援、経済支援等、喫緊の課題に取り組むとともに、公共施設等の整備をはじめとする各事業についても先送りすることなく、スピード感を持って取り組まれることを期待するものであります。 なお、反対のございましたきみさらず聖苑整備運営事業につきましては、令和4年12月の新火葬場の供用開始に向け、適宜市民等に対して説明や報告を行っていること、また広域化することについては、将来にわたり持続可能な行政運営を図るためにも有効な方策であると理解いたします。 次に、議案第26号 令和4年度君津市国民健康保険特別会計予算についてでございますが、国保税を滞納している方に対する短期被保険者証や資格証明書の発行については、負担の公平性の観点からも適正な運用がなされているものと考えます。 次に、議案第28号 令和4年度君津市介護保険特別会計予算についてですが、住み慣れた地域で安心して暮らせるまちを目指し、支援体制の構築や介護基盤の整備に努めているものと理解いたします。今後も、介護給付費の適正化の取組などを行いながら、介護保険制度の円滑な運営を望むものであります。 次に、議案第29号 令和4年度君津市後期高齢者医療特別会計予算についてでございますが、団塊の世代の高齢化など、急速に高齢者人口が増加する中で、後期高齢者医療制度は、高齢者が安心して医療が受けられるための必要不可欠な社会保障制度であると理解いたします。 以上、申し述べた以外の議案についても委員長報告のとおり賛成であることを表明し、賛成討論といたします。 ○議長(三浦章君) 以上で通告による討論は終わりました。 討論を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦章君) ご異議ないものと認め、討論を終結し、採決いたします。 議案第3号 君津市庁舎整備基金条例の制定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第5号 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第6号 会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立多数。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第7号 君津市山中育英基金の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第8号 君津市手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第9号 君津市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第10号 君津市環境衛生施設設置に関する条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第11号 君津市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第16号 君津市子だから祝金支給条例を廃止する条例の制定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第18号 事故に係る損害賠償の額の決定及び和解について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第25号 令和4年度君津市一般会計予算、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立多数。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第26号 令和4年度君津市国民健康保険特別会計予算、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立多数。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第27号 令和4年度君津市農業集落排水事業特別会計予算、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第28号 令和4年度君津市介護保険特別会計予算、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立多数。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第29号 令和4年度君津市後期高齢者医療特別会計予算、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立多数。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第30号 市民体育館屋根外壁改修工事請負変更契約の締結について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第31号 令和3年度君津市一般会計補正予算(第14号)、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第32号 令和3年度君津市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第33号 令和4年度君津市一般会計補正予算(第1号)、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 ここで議事の都合により暫時休憩をいたします。 △休憩宣告 午後3時30分--------------------------------------- △再開宣告 午後3時31分 ○議長(三浦章君) 再開いたします。--------------------------------------- △日程第3 議案第34号(提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決) ○議長(三浦章君) 日程第3、議案第34号 危機管理監の任命についてを議題といたします。 なお、議案の朗読につきましては省略いたしますので、ご了承願います。 直ちに提案理由の説明を求めます。 石井市長。     (市長 石井宏子君登壇) ◎市長(石井宏子君) 議案第34号 危機管理監の任命について、提案理由の説明を申し上げます。 本議案は、石倉丈士氏を危機管理監として任命したいので、君津市特別職の指定等に関する条例附則第2項の規定により、議会の同意を求めようとするものでございます。 石倉氏の経歴について申し上げますと、平成5年4月に旧建設省に入省して以来、関東地方整備局建設専門官、東京外かく環状国道事務所副所長などを歴任し、令和2年4月からは、建設行政に対する深い知識と経験を生かし、本市の特別職の職員として危機管理やインフラの強靱化に尽力されております。 その人格は高潔にして識見豊かであり、本市の危機管理監として適任者であると考える次第であります。 よろしくご審議をいただきますようお願い申し上げます。 ○議長(三浦章君) 以上で市長の提案理由の説明が終わりましたので、ただいま議題となっております議案第34号に対する質疑を行います。     (発言する者なし) ○議長(三浦章君) 質疑もないようでございますので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦章君) ご異議ないものと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第34号については人事案件でございますので、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦章君) ご異議ないものと認め、議案第34号については委員会付託を省略することに決定いたしました。 次に、討論を行います。     (発言する者なし) ○議長(三浦章君) 討論もないようでございますので、議案に対する討論は終結し、採決いたします。 議案第34号 危機管理監の任命について、原案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。 ここで、ただいま危機管理監として同意されました石倉危機管理監から発言を求められておりますので、これを許します。     (危機管理監 石倉丈士君登壇) ◎危機管理監(石倉丈士君) 危機管理監となりました石倉丈士でございます。本日は、本会議の貴重な時間をいただき誠にありがとうございます。 ただいま三浦議長より発言のお許しをいただきましたので、一言ごあいさつを申し上げます。 ご承知のように、さきの令和元年房総半島台風をはじめとする近年の台風や大雨による災害は、本市にも大きな被害をもたらすとともに、危機管理の重要性を改めて認識させたところでございます。以来、私は、微力ではありますが、君津市国土強靱化地域計画の策定、君津市地域防災計画の改定などに携わらせていただき、防災力の向上に努めてまいりました。 一方、近年の自然災害は、地球温暖化に伴いこれまでにない風水害や太平洋プレート、南海トラフの活発化によって大規模地震による被害が取り沙汰されており、私は、引き続き災害に万全を期したさらなる防災力の強化に尽力したい所存でございます。 本日、議員の皆様方のご同意を賜り、改めて危機管理監として責任の重さに身の引き締まる思いでございます。今後ともご指導、ご支援を心よりお願い申し上げまして、私のごあいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。--------------------------------------- △日程第4 発議案第1号(提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決) ○議長(三浦章君) 日程第4、発議案第1号を議題といたします。 なお、議案の朗読につきましては省略いたしますので、ご了承願います。 発議案第1号の提出者であります議会運営委員長小倉靖幸君から提案理由の説明を求めます。 小倉靖幸君。     (議会運営委員長 小倉靖幸君登壇) ◆議会運営委員長小倉靖幸君) 19番、小倉靖幸でございます。 発議案第1号 君津市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について、議会運営委員長の私から提案理由の説明をさせていただきます。 本議案につきましては、令和4年度から始まる新たな総合計画を着実に進めるため、行政組織の見直しを行ったことに伴い、効率的で効果的な委員会活動が行えるよう、君津市議会委員会条例について所要の改正を行うものでございます。 第2条第2項第1号中、総務常任委員会所管事項の規定に市民生活部の所掌に属する事項を加え、同項第2号中、教育福祉常任委員会所管事項の規定中、保健福祉部を福祉部及び健康こども部の所掌に属する事項に改め、同項第3号中、経済環境常任委員会を建設経済常任委員会に改め、所管事項の規定中、市民環境部及び経済部を経済環境部の所掌に属する事項に改めるものであります。 なお、施行期日につきましては、令和4年4月1日としようとするものでございます。 よろしくご審議賜り、全会一致をもちまして可決いただきますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(三浦章君) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、ただいま議題となっております発議案第1号に対する質疑を行います。     (発言する者なし) ○議長(三浦章君) 質疑もないようでございますので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦章君) ご異議ないものと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております発議案第1号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託をしないこととし、討論を行います。     (発言する者なし) ○議長(三浦章君) 討論もないようでございますので、議案に対する討論を終結し、採決いたします。 発議案第1号 君津市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 以上をもちまして、今期定例会に付議されました案件の全部を議了いたしました。--------------------------------------- △市長あいさつ ○議長(三浦章君) ここで、閉会にあたりまして、市長からあいさつがあります。 石井市長。     (市長 石井宏子君登壇) ◎市長(石井宏子君) 令和4年第1回君津市議会定例会の閉会にあたりまして、一言御礼のごあいさつを申し上げます。 去る2月17日に開会いたしました本定例会は、本日をもちまして閉会となりますが、当初提案いたしました29議案と報告2件並びに追加提案いたしました5議案につきましては、慎重なるご審議をいただき、いずれも原案どおり可決確定をいただき、誠にありがとうございました。 会期中に皆様からいただきました貴重なご意見やご提言などにつきましては、十分これを尊重し、今後の市政運営にあたってまいります。 迎える令和4年度は、市の最上位計画である新たな総合計画がスタートし、私たちは、次なる時代を切り開く第一歩を踏み出します。総合計画に掲げる5つの柱と4つの戦略的プロジェクトを推進し、将来都市像「ひとが輝き 幸せつなぐ きみつ」の実現とともに、新型コロナウイルス感染拡大防止対策と地域経済活動との両立に向け取り組んでまいります。 また、公共施設等の整備については、大きな財政負担が伴います。議員の皆様、市民の皆様のご理解、ご協力をいただきながら、将来に先送りすることなく、着実に進めていく所存でございます。 さて、去る3月21日をもって、千葉県全域に適用されていましたまん延防止等重点措置が解除されました。しかしながら、新型コロナウイルスの新規感染者数は依然高い水準で推移しております。皆様には、油断することなく、引き続き基本的な感染拡大防止対策へのご協力をいただき、感染防止に努めていただきますようお願い申し上げまして、閉会にあたってのあいさつといたします。ありがとうございました。--------------------------------------- △閉会 ○議長(三浦章君) これをもちまして、令和4年第1回君津市議会定例会を閉会といたします。 長期間にわたりまして、誠にご苦労さまでございました。                       令和4年3月25日午後3時43分                                     閉会上記会議の顛末を録し相違ないことを証するためここに署名する。  令和  年  月  日            君津市議会議長   三浦 章            君津市議会副議長  奈良輪政五            署名議員      高橋健治            署名議員      石上 塁            署名議員      松本裕次郎...