君津市議会 > 2021-09-29 >
09月29日-04号

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  1. 君津市議会 2021-09-29
    09月29日-04号


    取得元: 君津市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-31
    令和 3年  9月 定例会(第3回)            令和3年第3回君津市議会             定例会会議録(第4号)1.開議の日時  令和3年9月29日 午前10時00分1.出席議員  21名       1番   三浦 章君         2番   鈴木高大君       3番   宇野晋平君         4番   村上幸人君       5番   高橋健治君         6番   石上 塁君       7番   松本裕次郎君        8番   佐藤葉子君       9番   野上慎治君        10番   奈良輪政五君      11番   船田兼司君        12番   橋本礼子君      13番   下田剣吾君        14番   保坂好一君      15番   高橋 明君        16番   須永和良君      17番   加藤喜代美君       18番   三浦道雄君      19番   小倉靖幸君        20番   磯貝 清君      21番   小林喜久男君1.欠席議員  なし1.地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市長         石井宏子君   教育長        粕谷哲也君   危機管理監      石倉丈士君   総括参事       田守光洋君   総務部長       荒井淳一君   企画政策部長     竹内一視君   財政部長       和田祐一君   市民環境部長     茂田達也君   保健福祉部長     嶋野晃広君   経済部長       鈴木広夫君   建設部長       出口 勝君   教育部長       安部吉司君   消防長        榎本 弘君   市民環境部参事    林 俊弥君   総務部次長      錦織 弘君1.職務のため出席した者の職氏名   事務局長       占部和裕    事務局次長      西村泰典   議事係長       三木有香子   主任主事       佐藤佑哉--------------------------------------- △開議      令和3年9月29日午前10時00分 ○議長(三浦章君) 本日もまたご苦労さまでございます。 ただいまの出席議員は21名でございます。 よって、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。--------------------------------------- △追加議案受理の報告 ○議長(三浦章君) 本日、市長より追加議案の送付があり、これを受理いたしました。 また、小倉靖幸君から発議案第5号 コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書についてが、所定の賛成者とともに会議規則第14条第1項の規定により提出されましたので、併せてご報告いたします。 なお、それぞれの議案につきましては、お手元に配信してございます。--------------------------------------- △議事日程の決定 ○議長(三浦章君) 次に、本日の日程につきましては、会議規則第20条の規定により、議長において定め、お手元に配信してございます。その順序に従いまして会議を進めてまいりますので、ご了承願います。--------------------------------------- (参照) 議事日程(第4号) 9月29日(水)午前10時開議 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 議案第3号ないし議案第15号及び認定第1号ないし認定第6号並びに陳情第5号(委員長報告、質疑、討論、採決) 日程第3 議案第16号及び議案第17号(提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決) 日程第4 発議案第5号(提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決) 日程第5 常任委員の選任 日程第6 議会運営委員の選任 日程第7 千葉県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙 日程第8 かずさ水道広域連合企業団議会議員の選挙 日程第9 君津郡市広域市町村圏事務組合議会議員の選挙 日程第10 君津中央病院企業団議会議員の互選 日程第11 君津富津広域下水道組合議会議員の選挙 日程第12 君津市消防委員会委員の選任 日程第13 議員の派遣について--------------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(三浦章君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において、11番、船田兼司君、12番、橋本礼子君、13番、下田剣吾君を指名いたします。--------------------------------------- △日程第2 議案第3号ないし議案第15号及び認定第1号ないし認定第6号並びに陳情第5号(委員長報告、質疑、討論、採決) ○議長(三浦章君) 日程第2、議案第3号ないし議案第15号及び認定第1号ないし認定第6号並びに陳情第5号を一括議題とし、これより総括審議を行います。 去る9月7日の本会議におきまして、各常任委員会及び決算審査特別委員会に審査の付託をいたしました案件並びに令和3年第2回定例会において、総務常任委員会に審査の付託をいたしました陳情第5号につきまして、各常任委員長及び決算審査特別委員長から審査の経過並びに結果について、ご報告をお願いいたします。 まず、総務常任委員長、野上慎治君から報告願います。 野上慎治君。     (総務常任委員長 野上慎治君登壇) ◆総務常任委員長(野上慎治君) ご報告申し上げます。 令和3年第3回君津市議会定例会において、総務常任委員会に付託されました議案4件及び令和3年第2回定例会において本常任委員会に付託され、閉会中の継続審査となっております陳情1件につきまして、去る9月13日午前10時から、議会全員協議会室において、委員8名全員出席の下、本常任委員会を開会し、市当局より関係部課長の出席を求め、慎重審査いたしましたので、その経過並びに結果についてご報告申し上げます。 初めに、議案第3号 君津市基本構想の策定について。 本議案は、新たな君津市基本構想の策定にあたり、君津市基本構想を議会の議決事件として定める条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものであり、将来都市像として、「ひとが輝き 幸せつなぐ きみつ」を目指していくこと。行動姿勢については、「むすぶ」とし、従来にも増して多様な結びを強め、君津の未来をつくっていこうという考え方をよりどころにしていくこと。さらには将来ビジョンを実現するための5つの柱を掲げ、基本構想を策定するものであるとの説明がありました。 委員から、脱炭素社会の実現に向けた取組について質疑があり、執行部から、9月1日に環境グリーン都市宣言を行い、今後、市民や企業の協力の下、総合計画や君津市版ロードマップを策定していくとの答弁がありました。 また、委員から、バリアフリー化による安全・安心な道路環境整備について質疑があり、執行部から、現在、君津市バリアフリー基本構想推進協議会を立ち上げており、まず、重点整備地区を決めて問題を解決し、市内全域の整備へ広めていきたいとの答弁がありました。 討論においては、賛成の立場から、君津市の強みは多種多様な結びであり、夢と希望の持てる基本構想と理解するものであり、市民の理解の下、実現されたいとの討論がありました。 以上、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第4号 押印を求める手続の見直しのための関係条例の整備に関する条例の制定について。 本議案は、押印見直し方針に基づき、条例で押印を求めている条文や様式を整備しようとするものとの説明がありました。 委員から、押印廃止の件数について質疑があり、執行部から、市民等からの申請手続約1,100件のうち、請求書や委任状を除く約700件の押印を廃止するものであるとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第5号 君津市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について。 本議案は、デジタル庁設置法及びデジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律の制定による関係法律の改廃に伴い、条例の規定を整理しようとするものとの説明があり、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第12号 令和3年度君津市一般会計補正予算(第6号)のうち、本常任委員会の所管事項に係る予算について。 本議案は、総務費のうち総務管理費、市制施行50周年記念事業について、君津ビジネスサービス株式会社からの寄附金100万円を活用し、市制施行50周年を広く周知するため、啓発用品を購入するとともに、令和4年1月8日に開催予定の記念式典に係るオンライン配信用の費用として123万6,000円を増額補正するもので、財源のうち、一般財源として、前年度繰越金で措置するものであること。 次に、歳入について、普通交付税998万8,000円については、主な要因として、新型コロナウイルス感染症の影響により、個人、法人市民税が落ち込んだこと。高齢者福祉やデジタル社会推進のための交付税算定上の需要額が増加したことから、本市が普通交付税交付団体となったことにより、国から交付されるものであること。また、臨時財政対策債7,650万円については、普通交付税の算定上、財源不足団体となったことから、臨時財政対策債を借り入れようとするものであるとの説明があり、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 最後に、継続審査となっております陳情第5号 アクアステーション(仮称)のハブ化された高速バスターミナルの設置を求める陳情書について。 去る8月12日、閉会中に協議会を開催し、陳情提出者から、これまでの経緯と進ちょく状況の説明を受けた内容について報告を行い、執行部からは、6月の委員会において、近隣市、事業者への主な聞き取り状況の報告を行ったところであるが、その後の状況等に大きな変化はないことの報告がありました。 委員からは、これまでの協議状況や地元である木更津市の動向を注意することが必要なことから、改めて委員会を開催する動議が提出され、改めて委員会を開催すべきものと決定いたしました。 これを受け、9月24日、委員8名全員出席の下、本常任委員会を開会し、慎重審査したところ、委員から、現状では、高架橋にターミナルを設置することの安全面を含む実現性や本市の財政負担、また君津市民のメリット、デメリット等の判断材料が不足しており、採択は難しいものの、今後も十分な時間をかけて情報収集する必要がある。しかしながら、南房総全体で考えた場合、東京湾アクアラインを利用した高速バス網を充実させ、地域の活性化を図ろうとする部分について、陳情者の願意は理解できることから、現時点においては、今後の動向を見守っていくべきであると考えることから、意見書の提出には至らないが、趣旨採択としたいとの動議が提出されたことから、動議について採決を諮り、全員異議なく、趣旨採択すべきものと決定いたしました。 以上が、本常任委員会に付託されました議案及び陳情に対する審査の経過並びに結果でございます。 ご報告を終わります。 ○議長(三浦章君) 次に、教育福祉常任委員長、松本裕次郎君から報告願います。 松本裕次郎君。     (教育福祉常任委員長 松本裕次郎君登壇) ◆教育福祉常任委員長(松本裕次郎君) ご報告申し上げます。 令和3年第3回君津市議会定例会において、教育福祉常任委員会に付託されました議案5件につきまして、去る9月9日午前10時から、議会全員協議会室において、委員6名全員出席の下、本常任委員会を開会し、市当局より関係部課長の出席を求め、慎重審査をいたしましたので、その経過並びに結果についてご報告申し上げます。 初めに、議案第7号 君津市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について。 本議案は、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準の一部改正に伴い、保育所等の事業者等が作成、保存等を行うものや、保育所等と保護者との間の手続に関する書面等の電子化について、業務の負担軽減及び利便性の向上を図ることから、電磁的記録により行うことができる旨を新たに規定するとともに、条例の規定を整備するものであるとの説明があり、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第10号 ICT学習環境整備システム機器賃貸借契約の債務不履行に係る和解について。 本議案は、令和2年度に締結したICT学習環境整備システム機器賃貸借契約において、令和3年2月1日から同年3月7日の期間、児童生徒に配布したタブレット型端末に導入されている学習支援ソフトがアクセスできないことや、ソフトを使用中に動作が停止してしまうなどの障害が発生した事象が生じたことについて、賃貸借契約の相手方であるNTT・TCリース株式会社との話合いの結果、和解金として157万2,329円をNTT・TCリース株式会社が市に支払うことで和解協議が調ったことから、地方自治法第96条第1項第12号の規定により、議会の議決を求めるものであるとの説明がありました。 委員から、和解金の妥当性について質疑があり、対象となる2か月分の委託料が256万5,380円であり、障害が発生した2月の1か月分の委託料と3月の7日分の委託料を日割り計算して合計したものであるとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第12号 令和3年度君津市一般会計補正予算(第6号)のうち、本常任委員会の所管事項に係る予算について。 本議案は、衛生費のうち保健衛生費、感染症予防事業については、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく予防接種を行う際に、住民の接種歴を正確に把握し適切に接種するため、予防接種台帳システムの改修に係る費用として193万2,000円を増額補正するもので、財源として国庫補助金51万3,000円及び一般財源を充てるものであること。新型コロナウイルスワクチン接種対策事業については、新型コロナウイルスワクチン接種に要する接種単価について、休日、時間外加算措置が延長されたことや、接種率が当初の見込みより上昇していること、集団接種会場に係る人材派遣契約を2か月延長し、11月末までとすることによる委託費用として7,198万1,000円を増額補正するもので、財源として国庫負担金4,643万9,000円及び一般財源を充てるものであるとの説明がありました。 次に、教育費のうち社会教育費、公民館応急耐震補強事業については、耐震性が課題となっている周南公民館、小糸公民館、小櫃公民館の3館について、応急的な耐震補強工事を行うための設計業務委託の費用として1,324万9,000円を増額補正するもので、財源として全額一般財源を充てるものであること。中央図書館設備改修事業については、中央図書館において、現在使用している空調設備の故障及び冷媒ガスの生産終了に伴う設備更新と照明設備のLED化の改修工事を2か年で実施するため、今年度分の費用として1億2,544万3,000円を増額補正するもので、財源として地方債9,360万円及び一般財源を充てるものであること。君津市民文化ホール改修事業については、国の補助金の内定を受け、新型コロナウイルス感染症感染防止対策のため、市民文化ホールの空調及び換気設備を修繕するための費用として1,994万1,000円を増額補正するもので、財源として国庫補助金997万円、基金繰入金997万1,000円を充てるものであるとの説明がありました。 次に、継続費補正、中央図書館設備改修事業については、工期が2か年にわたることから、令和3年度の年割額を1億2,489万9,000円、令和4年度の年割額を2億9,142万9,000円とし、継続費の総額を4億1,632万8,000円とするものであるとの説明がありました。 委員から、公民館応急耐震補強事業に関し、金額の内訳について質疑があり、各公民館の設計業務委託費は、周南公民館については517万円、小糸公民館については314万6,000円、小櫃公民館については493万2,400円であるとの答弁がありました。 また、委員から、中央図書館設備改修事業に関し、補助金の活用状況について質疑があり、国・県等の補助金を調査したところ、該当するものがなかったが、今後も活用できる補助金がないか、継続して調査を行っていくとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第13号 令和3年度君津市介護保険特別会計補正予算(第1号)について。 本議案は、初めに、基金積立金のうち、介護給付費準備基金積立金について、令和2年度事業の精算に伴い、第1号被保険者保険料収入の余剰分を介護給付費準備基金に積み立てるため、1億4,111万2,000円を増額補正するもので、財源として全額繰越金を充てるものであること。 次に、諸支出金のうち、償還金については、令和2年度事業の各交付金等の精算に伴い、返還金が生じたため、7,945万6,000円を増額補正するもので、財源として全額繰越金を充てるものであるとの説明があり、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第15号 令和3年度君津市一般会計補正予算(第7号)について、本議案は、民生費のうち児童福祉費、保育園環境整備事業については、(仮称)君津市立貞元保育園の令和6年4月の開園に向けて、基本・実施設計業務委託及び保育園用地の地質調査を行う費用として3,212万9,000円を増額補正するもので、財源として全額一般財源を充てるものであるとの説明がありました。 次に、債務負担行為の補正については、(仮称)貞元保育園基本実施設計業務委託について、令和4年度にかけて、本年度から2か年で設計業務を行うことから、令和4年度の限度額を5,497万7,000円とし、債務負担行為を設定しようとするものであるとの説明がありました。 委員から、(仮称)貞元保育園基本実施設計業務委託に関し、パブリックコメントの実施について質疑があり、令和2年9月策定の君津市保育環境整備計画の中で、(仮称)貞元保育園について方向性を示しており、当該計画を作成する際にパブリックコメントを実施している。また、子ども・子育て会議の中でも、当該施設について意見をいただいているとの答弁がありました。 これに対し、委員から、建築の有識者等からの視点が欠けており、多角的な視点から議論するよう努められたいとの意見がありました。 また、委員から、当該施設を平屋建てにする経緯について質疑があり、施設整備の初期段階で保育環境の提供を含め、コンセプトを議論し、現段階の施設の構造については平屋建てとなった。詳細については、設計で決定していくとの答弁がありました。 討論においては、当該施設は公立保育園の拠点であり、建物の構造や敷地の活用について慎重に検討する必要があるが、平屋建てと二階建てのコスト比較等がされていないことから、早急に示していただきたいとし、現時点において反対の立場から討論がありました。 以上、慎重審査の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上が、本常任委員会に付託されました議案に対する審査の経過並びに結果でございます。 ご報告を終わります。 ○議長(三浦章君) 次に、経済環境常任委員長、奈良輪政五君から報告願います。 奈良輪政五君。     (経済環境常任委員長 奈良輪政五君登壇) ◆経済環境常任委員長(奈良輪政五君) ご報告申し上げます。 令和3年第3回君津市議会定例会において、経済環境常任委員会に付託されました議案7件につきまして、去る9月10日午前10時から議会全員協議会室において、委員7名全員出席の下、本常任委員会を開会し、市当局より関係部課長の出席を求め、慎重審査いたしましたので、その経過並びに結果についてご報告申し上げます。 初めに、議案第6号 君津市手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について。 本議案は、デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律による行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正により、地方公共団体情報システム機構個人番号カードの発行に係る手数料の徴収を行うこととなったことから、再交付手数料の規定を削除するため、条例の一部を改正しようとするもので、施行期日は公布の日からとするものであるとの説明がありました。 委員から、マイナンバーカードの取得状況及び改正後の手数料の額、また昨年度の実績について質疑があり、執行部から、本市におけるマイナンバーカードの取得率は令和3年8月1日時点で35.4%である。また、今回の改正により、再交付に係る手数料は地方公共団体情報システム機構が定めることとなるが、改正後の手数料も800円であり金額の変更はない。なお、昨年度の再発行件数は107件、手数料収入は8万5,600円であったとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第8号 君津市中小企業資金融資及び利子補給に関する条例の一部を改正する条例の制定について。 本議案は、産業競争力強化法及び中小企業等経営強化法の一部改正に伴い、創業者に対する信用保証制度について、事業者の利便性向上等の観点から、産業競争力強化法に一本化されたことにより、同法を引用している規定を整理する必要が生じたことから、条例の一部を改正しようとするもので、施行期日は公布の日からとするものであるとの説明がありました。 委員から、当該支援制度の利用状況について質疑があり、執行部から、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、中小企業への資金融資は増加しているとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第9号 市道路線の一部廃止について。 本議案は、市道草牛馬登線について、隣接地権者から市道の一部廃止要望を受け、現地調査を行った結果、道路の一部が崩落し、危険な状態であることなどから、路線の一部を廃止し、道路延長を1,296.7メートルから963.3メートルに変更しようとするものであるとの説明がありました。 委員から、廃止の要望が出された経緯及び廃止後の取扱いについて質疑があり、執行部から、当該道路部分は、砂利採取事業者による林地開発に伴う事業の拡大が計画されており、地元自治会等の同意を得た上で、本市に一部廃止要望が出されたものである。廃止後は法定外道路となり、市が管理を行うものであるが、その後、協議等を行い、隣接地権者の同意を得た場合は売却となることも想定されるとの答弁がありました。 また、委員から、過去に提出された要望書等の対応を踏まえた上での砂利採取事業の拡大における懸念事項等について質疑があり、執行部から、令和2年5月に周南地区自治会連合会長学校関係者等から大型ダンプ車両の通行量が増加し、地域住民、通学児童、生徒が危険にさらされており、運搬経路の変更等の指導などを求める要望書が提出されたことから、市は事業者に対し、安全運転の徹底や六手貞元線を通行しないこと等の指導を行い、ダンプ車両の通行量は減ったものと理解している。また、現在事業区域の拡大が計画されているが、それに伴うダンプ車両の通行数については変更がないことや、引き続き安全運転等を行うなどを改めて確認しているとの答弁があり、委員から、依然として周辺地域のダンプ車両の通行量は減っておらず、状況は改善されていないものと認識しているとの意見が出されました。 また、審査の中では、砂利採取事業に関する質疑等が多く出されましたが、執行部からは、当該道路部分については、崩落等があり危険な状態であること、一般交通の用に供していないことから、一部廃止しようとするものであると、改めて説明がありました。 討論においては、反対の立場から、地域の小中学校に通う多くの児童、生徒の安全を確保することが最優先であると考える。市道路線を一部廃止することにより、当該地域の大型車両の通行量の増加につながり、地域住民の安全が脅かされる可能性があると考えることから、議案には反対するものであるとの討論がありました。 以上、慎重審査の結果、賛成者なしで、否決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第11号 市道八重原線道路新設改良工事(橋梁上部工桁製作・架設工)請負変更契約の締結についての専決処分の承認を求めることについて。 本議案は、河川管理者である千葉県との協議の結果、仮設の構造形式を変更する必要が生じたことから、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分としたので、同条第3項の規定により議会の承認を求めるもので、工事期限を令和3年7月30日から令和3年8月31日まで延長するとともに、変更前の請負金額に740万1,900円を増額し、変更後の請負金額を1億6,232万1,500円とする変更契約を締結するものであるとの説明がありました。 委員から、変更契約締結の経緯について質疑があり、執行部から、河川管理者である千葉県より、施工が梅雨時期に入り、河川流量の増加も想定されることから、橋桁の設置に必要な仮設台の構造形式について、流出及び沈下防止などの安全対策を講じるよう指導を受け、請負変更契約の締結に至ったものであるとの答弁がありました。 また、委員から、工事の進ちょく状況及び完成の見通しについて質疑があり、執行部から、令和2年度末時点における契約額ベースでの執行率は60.8%であり、現在は、主な道路改良工事について執行済みである。今後も、交差点改良工事などを行い、令和4年3月の工事完成に向け、事業を進めていきたいとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第12号 令和3年度君津市一般会計補正予算(第6号)のうち、本常任委員会の所管事項に係る予算について。 本議案は、商工費のうち商工費、観光推進事業については、新型コロナウイルス感染症の影響により、観光需要の低迷が続いていることから、マイクロツーリズムを推進し、観光産業の活性化を図るため、374万4,000円を増額補正するもので、財源については、寄附金300万円及び一般財源を充てるものであるとの説明がありました。 次に、災害復旧費については、令和3年7月2日、3日の大雨により被災した施設等の復旧を図るもので、農林水産業施設災害復旧費、農業施設災害復旧事業については、被災した農道や水路等の農業施設について早期復旧を図るため、7,449万9,000円を増額補正するものであること。農地災害復旧事業については、被災した農地について復旧に係る原材料を支給するため、100万円を増額補正するものであること。土木施設災害復旧費、道路橋梁災害復旧事業については、被災した道路の復旧のため、1,130万円を増額補正するものであること。河川災害復旧事業については、被災した河川の復旧のため、4,309万9,000円を増額補正するものであるとの説明がありました。また、財源については、農業施設災害復旧事業については県負担金及び市債を、河川災害復旧事業については国庫負担金及び市債をそれぞれ充てるものであるとの説明がありました。 委員から、観光推進事業に関し、事業概要について質疑があり、執行部から、市民等に地元の魅力を再発見していただき、観光産業の活性化につなげようとするものであり、君津市観光協会と連携し、11月下旬から12月上旬の間に、紅葉狩り等の自然に親しむコース、日本製鉄の工場見学等の市街地を中心としたコースの2ルートを設け、マイクロツーリズムを実施する予定であるとの答弁がありました。 次に、各災害復旧事業に関し、被災個所等の事業について質疑があり、執行部から、今回の補正予算により、農業施設28か所、農地3か所、道路21か所、河川10か所の復旧を予定しているが、のり面の崩れた道路や崩落があった河川など、早期に対応する必要があった個所については、予備費等の充当により復旧工事を既に実施したものであるとの答弁がありました。 討論においては、賛成の立場から、コロナ禍における経済支援や災害復旧など、補正予算の各事業については、早急な対応、緊急的な措置が必要であるという観点から執行されたものと理解するが、その後の事業の進ちょく状況などを確認する必要があることから、適宜経過の報告をお願いしたいとの意見が付されました。 以上、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第14号 市民体育館屋根・外壁改修工事請負契約の締結について。 本議案は、去る7月26日、総合評価落札方式による期限付一般競争入札の開札において、参加申込み7社のうち、5社応札の結果、第1順位となった事業者の入札金額が低入札価格調査基準価格を下回っており、審査の結果、契約内容に適合した履行が不可能と判断したことから、第2順位であるホーナン建設工業株式会社を請負金額2億2,820万6,000円で落札者と決定したものである。工事内容については、老朽化した屋根からの雨漏りや外壁の劣化が進行しているため、屋根及び外壁の改修を行うもので、工期については令和4年3月25日までである。契約を締結するにあたり、地方自治法第96条第1項第5号の規定等により、議会の議決を経た上で本契約とするものであるとの説明がありました。 委員から、落札者決定の経緯等について質疑があり、執行部から、入札は施工実績などの評価に加え、入札価格を含めて落札者を決定する総合評価落札方式で実施したが、第1順位となった事業者については、低入札に該当したため審査をしたところ、積算に漏れがあったことから失格とし、第2順位のホーナン工業株式会社を繰り上げ、落札者と決定したとの答弁がありました。 また、委員から、当該工事に伴う市民への影響について質疑があり、執行部から、工事中は体育館の外周に仮設足場を設置することになり、弓道場の一部は影響を受けるが、体育館を含め、全ての施設の利用が可能であるとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第15号 令和3年度君津市一般会計補正予算(第7号)のうち、本常任委員会の所管事項に係る予算について。 本議案は、商工費のうち商工費、中小企業等一時支援金給付事業については、売上げが50%以上減少した事業者を対象として、中小企業等一時支援金を支給したものの、長引く緊急事態宣言等の影響を鑑み、再度支援を行うため4,092万1,000円を、新型コロナウイルス感染症検査キット配布事業については、陽性者が出た事業所からの申請に応じて、抗原検査キットを配布し、事業所内での感染症の拡大防止を図るため998万3,000円を、それぞれ増額補正するもので、財源については国庫補助金である新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金4,909万2,000円及び一般財源を充てるものであるとの説明がありました。 次に、土木費のうち道路橋梁費、貞元喜平線道路改良(貞元地先)については、(仮称)貞元保育園の令和6年4月の開園に向けて、当該路線における歩道整備などの道路改良に必要な基準点測量及び地形測量を行うため、190万1,000円を増額補正するもので、財源については、全額一般財源を充てるものであるとの説明がありました。 委員から、新型コロナウイルス感染症検査キット配布事業に関し、抗原検査キットの数量及び配布方法について質疑があり、執行部から、約2,750人分の抗原検査キットの確保を予定しており、配布方法については、大規模な事業所からの申請があった際には検査キットがすぐになくなることも想定されるため、例えば事業所単位ではなく、感染者が発生したフロア単位で検査キットを配布するなどの運用方法を検討しているとの答弁がありました。 次に、貞元喜平線道路改良(貞元地先)に関し、補助金の活用について質疑があり、執行部から、来年度から国庫補助金である社会資本整備総合交付金の活用を予定しているとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上が、本常任委員会に付託されました議案に対する審査の経過並びに結果でございます。 ご報告を終わります。 ○議長(三浦章君) 次に、決算審査特別委員長、保坂好一君から報告願います。 保坂好一君。     (決算審査特別委員長 保坂好一君登壇) ◆決算審査特別委員長(保坂好一君) ご報告申し上げます。 去る9月7日の本会議において、委員10名からなる決算審査特別委員会が設置され、令和2年度君津市一般会計歳入歳出決算及び各特別会計歳入歳出決算の認定案件6件が付託されました。 その経過並びに結果についてご報告いたします。 初めに、認定第1号 令和2年度君津市一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、審査をいたしました。 まず、第2款総務費について、IT基盤整備運営事業に関し、テレワークの具体的な内容について質疑があり、会議資料、計画書等の書類作成及びオンライン研修への参加等の業務を自宅から行ったとの答弁がありました。 これに対し、委員から、新型コロナウイルス感染防止対策の観点から、テレワークの普及促進に努められたいとの意見がありました。 また、携帯メール配信管理運営事業に関し、登録者数について質疑があり、メール及びLINEの登録者数は順調に増加しており、今後もこれらを利用し、発信の強化を図っていくとの答弁がありました。 これに対し、委員から、さらなる登録者の増加に努めるとともに、ターゲット層に合わせたきめ細やかな情報発信を検討されたいとの意見がありました。 また、特別滞納整理事業に関し、納税の猶予制度の状況について質疑があり、令和2年度における徴収の猶予の適用は12件、職権による換価の猶予適用は4件、新型コロナウイルスの感染症等に係る徴収猶予の特例制度の適用は56件であった。 これに対し、委員から、猶予制度を適用することで納税が困難な状況に寄り添うことは評価する。引き続き猶予制度の周知に努められたいとの意見がありました。 また、住民基本台帳事務関係事業に関し、外国人への窓口対応について質疑があり、英語による対応については、英語の話せる職員への協力依頼、その他の言語による対応については、県や国のコールセンターの活用等により対応しているとの答弁がありました。 これに対し、委員から、外国人が増えていることを踏まえ、翻訳アプリ等を導入し、外国人へのサービスの向上に努められたいとの意見がありました。 次に、第3款民生費について、災害時要援護者支援計画推進事業に関し、事業の進ちょく及び今後の事業展開について質疑があり、当該事業は、令和元年の台風災害や全国的な制度改正を受け、避難行動要支援者避難支援計画として計画の見直しを進めているものであり、今年の10月を目途に計画をまとめ、今年度中に自治会や民生委員への説明を行い、対象者名簿を作成する予定である。来年度は作成した名簿を地域の関係団体に提供することで、地域での避難支援体制の構築を図っていきたいとの答弁がありました。 また、地域子育て支援センター事業に関し、コロナ禍における対応状況について質疑があり、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、開所時間の短縮や予約制による利用などの対応を行っており、令和2年度における利用人数の合計は1万5,001人で、令和元年度と比較すると大きく減少しているものの、緊急事態宣言による休館時には、育児不安のある方の孤立を防ぐため、電話による相談対応や手紙等により連絡を取るなど、コロナ禍においても、利用者との関係性を切らさぬよう努めているとの答弁がありました。 さらに、委員から、君津市子育て支援センターの今後のあり方について質疑があり、当該施設の個別施設計画において、複合化の方向を示していることから、現在整備を進めようとしている(仮称)貞元保育園の中に複合化することを検討しているとの答弁がありました。 これに対し、委員から、収容人数の減少等によるサービスの質の低下を招かぬよう、移転予定先については、十分なスペースの確保を検討されたいとの意見がありました。 次に、第4款衛生費について、ジェネリック医薬品の使用状況に関し、生活保護費及び子ども医療費における使用率について質疑があり、生活保護費については、令和元年度の84.8%から令和2年度は86.9%に、子ども医療費については、令和元年度の73.4%から令和2年度は77.9%に、それぞれ使用率が上昇している。なお、生活保護費については80%以上の使用率としている国の目標値を達成できているとの答弁がありました。 また、災害廃棄物処理事業に関し、公費解体及び自費解体償還制度における解体費用について質疑があり、公費解体分については1件当たり約470万円、自費解体償還分については1件当たり約290万円の費用がかかっている。また、自費解体費用と比較し、公費解体費用が高額となっている背景としては、測量等の現地調査や解体により発生する廃棄物の細かい分別を行っていることや、状況に応じて重機の進入路の整備を行うなど、現場で発生した工事費用の加算等があることが要因の1つであると考えているとの答弁がありました。 これに対し、委員から、当該支援制度は、令和元年房総半島台風等で被災した方々の生活再建を支援するよい取組だったと考える。今後も解体に伴う諸手続の案内など、きめ細やかな支援をお願いしたいとの意見がありました。 次に、第6款農林水産業費について、特産品奨励事業に関し、白岡市で行ったカラーの展示の反響について質疑があり、白岡市の庁舎でカラーの展示や販売等を行ったところ、現地では珍しい花ということで、販売開始後、即完売になるほど大変好評であった。今後は白岡市だけでなく、幅広くカラーの展示等を行い、特産品の魅力を伝えていきたいとの答弁がありました。 また、有害獣被害防止対策事業補助金に関し、鳥獣害対策クラウドシステムの導入及びトレイルカメラの活用について質疑があり、鳥獣害対策クラウドシステムについては、捕獲個所、被害情報及び電気柵等のデータを蓄積することで、鳥獣被害の傾向を把握し、分析を迅速に行うものである。また、トレイルカメラについては、捕獲従事者が自ら設置し、有害獣の動きを観察することで、わなの設置個所が効果的になるものであるか確認するものであり、今後は猿被害の防止パトロールや一斉捕獲にも有効活用する予定であるとの答弁がありました。 これに対し、委員から、捕獲従事者の中には高齢者が多いことを踏まえ、幅広く活用できるものを購入し、支援できるよう努められたいとの意見がありました。 次に、第7款商工費について、外国人技能実習生受入れのための商工会議所育成補助金について質疑があり、令和2年度については、監理団体設立のための経費に対し補助金を交付した。今後も商工会議所と協議を重ね、補助対象と補助割合について明確にし、適切に補助をしていくとの答弁がありました。 これに対し、委員から、今後、実際の受入れに際しては、生活面や語学面など多くの支援が必要になる中で、引き続き、外国人実習生の労働環境等の整備に努められたいとの意見がありました。 また、マイナンバーカードを活用した消費活性化事業に関し、令和2年度の申請状況及び事業概要について質疑があり、令和2年7月から令和3年3月まで、1,476件の申請があり、市の窓口や電話で、マイキーIDの設定やマイナポイントの申込みに関するサポートを行ったとの答弁がありました。 また、きみつ魅力あふれるお店づくり事業に関し、令和2年度の補助金の交付状況及び店舗の内容について質疑があり、申請件数を3件と見込んでいたところ、6件の申請があり、飲食料品小売業1件、飲食店2件、持ち帰り飲食サービス業2件、美容業1件の全てに補助金を交付した。今後も見込み以上に申請が来た場合についても、積極的に支援していくとの答弁がありました。 次に、第8款土木費について、中古住宅取得補助事業に関し、補助の内訳及び周知方法について質疑があり、令和2年度の補助内訳は、基本補助額である30万円の申請は26件であり、加算補助額である10万円の申請は、空き家バンク利用がゼロ件、転入、転居の申請が21件、子育て世帯が14件、親世帯と同居、近居が7件である。広報、ホームページのほか、自治会回覧、不動産事業者へ広告を配布し、周知を行っているとの答弁がありました。 これに関連して、委員から、空き家バンクの物件登録状況と物件を増やす取組について質疑があり、登録物件数は令和3年8月末時点の累計で19件であり、成約件数は9件である。令和3年度の新しい取組として、不動産事業者との専任媒介契約を結んだ空き家、解体前提の空き家、農地つき空き家も登録できるようになったとの答弁がありました。 これに対し、委員から、空き家バンクの登録件数を増やし、中古住宅取得補助事業を活用することで、空き家の管理不全の改善や転入促進につながるため、他市の事例を参考に、両事業ともさらなる推進に努められたいとの意見がありました。 次に、第9款消防費について、デジタル防災行政無線施設整備事業に関し、工事の進ちょく状況について質疑があり、令和2年度に繰越した工事については無事完了し、令和2年度予算の工事については、令和3年度に繰越し、実施しているところである。新スプリアス規格への移行期間については、令和4年11月末日までとなっていた期間が当分の間延長されたが、残された無線局について今後も速やかに整備を進めていくとの答弁がありました。 これに関連して、委員から、防災行政無線放送を聞き逃した方等に対し行っているテレホンガイドサービスは、ネットや電子メール等の操作が苦手な高齢者にも役立つものであり、テレホンガイドの電話番号等を電話機に貼るシールにして配るなど、高齢者の緊急時における安全確保策について検討されたいとの意見がありました。 また、災害用トイレトレーラー配備事業に関し、トイレトレーラーの活用について質疑があり、積極的に被災地への派遣を行うほか、平常時においても、イベント等に活用し、防災意識を高める取組を行っていくとの答弁がありました。 次に、第10款教育費について、ICT学習環境整備事業に関し、教職員のスキルの違いによる授業への対策について質疑があり、全教職員がICT支援員から利用方法のスキルを学び、教員同士の情報共有を図り、スキルアップに努めているとの答弁がありました。 これに関連して、委員から、1人1台端末におけるいじめ防止対策として、チャット機能の規制及びパスワードの使い回し防止について質疑があり、チャット機能は端末には備えておらず、使用できないようになっており、パスワードについては、指紋認証機能によりセキュリティーが確保されており、今後も年齢に応じた適切なパスワードの管理方法を指導していくとの答弁がありました。 また、就学援助事業に関し、入学準備金の入学前の支給人数及び小学校入学前の対象者への周知方法について質疑があり、令和2年度の入学前の支給人数は、小学校は対象者39名のうち19名に、中学校は対象者74名のうち54名に支給を行った。また、小学校入学前の対象者への周知は、ホームページ及び就学時健診において行っているとの答弁がありました。 これに対し、委員から、入学前に支給することにより、ランドセルや制服の購入が可能となり、保護者の負担軽減につながるものと理解する。引き続き必要とする家庭が利用できるよう、周知に努められたいとの意見がありました。 また、学校給食食物アレルギー対応事業に関し、アレルギー食の対象でありながら、代替食を希望しない生徒、児童がいる理由について質疑があり、代替食は個人のアレルギー状況に応じた食の提供ではなく、卵、牛乳、エビ、カニの4品目を全て取り除いた食の提供となるため、食べられるものまで除かれてしまうといった声などがあるとの答弁がありました。 これに対し、委員から、安全面を重視しながら、より多様なアレルギー食対応ができるように、先進事例等を研究されたいとの意見がありました。 続いて、認定第2号ないし認定第6号の令和2年度各特別会計歳入歳出決算を一括議題として審査いたしました。 国民健康保険特別会計では、特定健診の受診率向上に向けた取組について質疑があり、緊急事態宣言発令中は特定健診を中止していたことから、個別健診については、5月から8月までの実施期間を1か月延長して9月までとし、集団健診においては、安全・安心に受診をしていただくため、新たな取組として、事前予約制を取り、人数制限を行った。受診率については、令和元年度の48.2%から令和2年度は暫定で44.8%に減少しているが、県内では暫定で3位であるとの答弁がありました。 また、ジェネリック医薬品の使用状況に関し、国民健康保険及び後期高齢者医療保険での使用率について質疑があり、国民健康保険については、令和2年7月の76.5%から令和3年7月は78.2%に、後期高齢者医療保険については、令和元年度の72.1%から令和2年度は74.9%に、それぞれ使用率が上昇しているとの答弁がありました。 介護保険特別会計では、現年度分普通徴収保険料に関し、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う減免状況とコロナ禍での徴収対策について質疑があり、減免件数は33件で、減免額は190万9,020円である。徴収対策については、臨戸徴収が困難であったため、催告書に加えて、新たな取組として警告書を発送し、収納率の向上に努めたとの答弁がありました。 以上が、審査の過程における主な質疑、意見等でございます。 討論においては、認定第1号ないし認定第6号の全てに賛成の立場から、認定第1号については、コロナ禍により減収が見込まれる厳しい状況の中でも、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金や、緊急防災・減災事業債などを積極的に活用し、感染防止対策や生活支援に取り組んだことは評価できるものであること。地域ポータルサイトを通じた消費喚起事業については、デジタルクーポンの発行が事務費等の削減につながり、迅速に、そして高い還元率により、経済支援をされたことは高く評価できるものであること。また、学校保健事業に関し、平成30年に議会が全会一致で決議した希望する小学4年生へのコチニン測定の実施については、前年度と比較し、基準値を超えていた児童は減少しており、受動喫煙に関する意識啓発が進んでいるものと理解すること。認定第2号については、小櫃診療所において、指定管理制度を導入し夜間診療を開始するなど、利用者も増加し、地域医療の充実が図られたものと理解するとの賛成討論がありました。 以上、慎重審査の結果、認定第1号ないし認定第6号については、それぞれ全員異議なく、原案のとおり認定すべきものと決定をいたしました。 以上が、決算審査特別委員会における審査の経過並びに結果でございます。 さて、令和2年度は、新型コロナウイルス感染症拡大影響による地域経済が低迷を続けている中、補助金や基金を有効活用し、あらゆる工夫をした経済支援の実施、また令和元年の台風第15号等を教訓とした早期の災害復旧、復興に最優先に取り組む必要がありました。君津の将来を見据え、市民の安全・安心はもとより、持続可能な行財政運営の確立を図っていかなければなりません。このようなことを念頭に置き、分かりやすい論点形成に努め、審査を行いました。 また、君津市議会基本条例第15条第2項の規定に基づき、議員間討議を行い、委員会としての意見を集約いたしましたので、最後に申入れさせていただきます。 1点目として、令和2年度決算の審査において、昨年度から引き続き、事業の中止、縮小による執行残や繰越しなどが目立ちました。 コロナ感染防止の観点からやむを得ないところでありますが、コロナ禍にあっても、当初の事業目的を達成するためにほかに取り組めることはないか、常に模索し、創意工夫して、適切な予算の執行に努めていただきたい。 2点目として、平成26年度の事務事業総点検において、見直しや廃止とされた事業で、いまだ改善されていないものが見受けられます。 効果や成果の見えない事業を漫然と継続することなく、新たな事業へと切り替える決断も必要であると考えます。不断の経営改革を進めていただきたい。 以上2点について、決算審査特別委員会全会一致の意見として強く申入れを行うものであります。 本申入れは、審査の経過を踏まえ、委員間の討議を尽くし、委員全員が合意した委員会の意見であります。執行部におかれましては、本申入れをしっかり受け止め、次年度以降の予算編成、市政運営に生かしていただき、よりよい市政の発展につながるよう期待いたしまして、決算審査特別委員会の委員長報告といたします。 また、今回、この特別委員会に際し、コロナ感染防止対策として時間の短縮及び空気の入替え等を1時間に1回行いながら、また質問の事前通告をしながら、会議を進めてまいりました。このことが、今後、委員会活動に有意義な活動となるよう、お願い申し上げまして、委員長の報告といたします。 ○議長(三浦章君) 以上で各常任委員長及び決算審査特別委員長の報告は終わります。 ここで議事の都合により、暫時休憩をいたします。 △休憩宣告 午前11時11分---------------------------------------
    △再開宣告 午前11時25分 ○議長(三浦章君) 再開いたします。 次に、委員長報告に対する質疑を行います。 保坂議員。 ◆14番(保坂好一君) 14番、保坂好一です。それでは、質疑をさせていただきます。 内容ですけれども、経済環境常任委員会の委員長報告の中で、認定第9号 市道路線の一部廃止についてでございます。 委員長報告の中に、一部廃止の要望が出された経緯及び廃止後の取扱いについて質疑内容報告がございました。 隣地地権者の要望内容について、執行部から道路の一部が危険な状態など説明がありましたが、危険な状態であれば、どのような崩落危険があるのかなど、具体的な距離、また高低差のあるのり面など、また幅や深さなどといったことの説明やその質疑はなかったんでしょうか。 もう1点、地元自治会としては、これがいつ同意がなされたかなど、質疑はなかったのか、教えていただきたいと思います。 よろしくお願いします。 ○議長(三浦章君) 奈良輪委員長。     (経済環境常任委員長 奈良輪政五君登壇) ◆経済環境常任委員長(奈良輪政五君) 保坂議員の質問に対しまして、お答えいたします。 ただいまの廃止の要望が出された時点での道路の一部危険があったかどうか、どういう危険個所についての説明があったかどうかというご質問でございますが、先ほどの委員長報告のとおり、具体的な説明、質疑はございませんでしたので、ご報告いたします。 もう1点、市道廃止に関しての自治会の同意は、説明、そして質疑はあったかどうかにつきましても細かな説明、質疑はございませんでしたので、ご報告いたします。 ○議長(三浦章君) よろしいですか。 ほかにございますか。     (発言する者なし) ○議長(三浦章君) ほかに質疑もないようですので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦章君) ご異議ないものと認め、委員長報告に対する質疑を終結し、討論を行います。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 18番、三浦道雄君。     (18番 三浦道雄君登壇) ◆18番(三浦道雄君) こんにちは。日本共産党の三浦道雄でございます。 ただいま報告のありました各常任委員長と決算審査特別委員長の報告に対しまして、幾つかの点について同意できない部分がございますので、反対の立場で討論を行います。 最初に、議案第5号 君津市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。 9月1日からデジタル庁が発足したところでございますが、これに伴う条例改正ではないかと認識しているものでございます。 これは、デジタル監視法案とも言われているものであり、各種諸団体、特に法律家団体等も反対をしていた経緯がございます。 このデジタル関連法案というのが強行採決されたのでありますが、我が党は、この国民監視強化のデジタル関連6法案に反対をしてまいりました。今撤回を求めているところでございます。 この法律の何が問題なのか。これは政府による国民の個人情報監視や民間企業利益のために利用されることが懸念をされていることでございます。また、個人情報がデジタル庁、とりわけ内閣総理大臣に集中することになっております。今の菅政権に全ての情報が集中し、一元管理される、そういう仕組みのものでございます。国民の同意もなく、政府や一部企業が利活用することが可能となる、そういう仕組みもあります。 そのような、言わば、恐ろしいデジタル庁設置法をうのみにして、市が条例改正するということについては、私は懸念をしているところでございます。 したがいまして、この議案第5号の君津市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定については反対するものでございます。 先ほど質疑もありました議案第9号の市道路線の一部廃止については、砂利採取業者の利便性向上を狙うものだという視点もあり、もっともな報告でございましたので、私は委員長報告を支持するものでございます。 次に、決算審査特別委員長報告に対しましては、4つの認定案件に対しまして、反対の立場で討論を行います。 最初に、認定第1号の令和2年度君津市一般会計歳入歳出決算についてでございます。 歳入面では、これまでも疑義を唱えてまいりましたが、市有財産処分事業において、地方自治体が本来保有すべき山林等を、生態系を維持する立場からも保有すべきものだったものである愛宕地先の山林約7万1,000平米を山砂採取業者に売却しました。8,624万3,000円の計上がされております。自然保護に逆行する行為でございます。したがいまして、この件については同意できません。 また、ただいまも申し上げましたが、政府が進めている監視社会づくりに積極的に参画するDX推進課を設置して、菅政権が進めている、言わばアメリカ言いなり、財界、大企業優遇政治に市政を傾注させる、そういうことが危惧されておりますので、この点についても同意ができません。 私は、国言いなりの市政ではなくて、市民の命と暮らし最優先の行財政運営を強く求めてまいりました。そうあるべきではないでしょうか。 歳出面においては、先ほど委員長から多々報告のありましたように、君津市にはすばらしい事業がたくさんございます。 二、三の例を申し上げますと、デマンドタクシー事業、それから中学校卒業までの子ども医療費の無償化助成、健康体操モデル事業等々たくさんあります。 しかしながら、本認定案件は一括採決となっているために、評価できる施策があっても、同意できない事業案件がある以上、反対せざるを得ませんので、よって、令和2年度君津市一般会計歳入歳出決算の認定には同意できませんので、反対するものでございます。 次に、認定第2号 君津市国民健康保険特別会計の歳入歳出決算についてであります。 市の独自施策などは、評価できるものが多々ございます。 しかしながら、私は一貫して主張してまいりましたが、国保税の滞納者への資格証明書や短期保険証の発行が中止されない限り、どんなにすばらしい施策があっても反対せざるを得ないのでございます。 今回の審査の中でも、277世帯392人に資格証明書が交付をされております。503世帯820人に短期保険証が交付されているなど、改善が見られておりません。滞納世帯がいまだに912世帯もあるのでございます。これは、高過ぎる国保税、払いたくても払えないという状況もあるからではないでしょうか。誰でも払える安い保険料とすべきでございます。社会保障制度である以上、当然ではないでしょうか。正規の保険証がないため、医療抑制が起こっております。重篤な患者になってしまうので、医療費が高騰するのが現状ではありませんか。正規の保険証の交付を強く訴え、認定第2号の令和2年度君津市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定に反対するものでございます。 次に、認定第5号の君津市介護保険特別会計の歳入歳出決算については、コロナ禍であっても、先ほど来から報告があったように、現場ではサービス等に全力を向けているものであります。 しかしながら、保険があって介護なしという、およそ保険制度に値しない部分もあります。何らかの理由で障害を持つ、加齢に伴って障害者になる方もいらっしゃいます。しかしながら、非該当と認定されれば、保険では何のサービスも受けられません。 私は、本来の介護保険制度の理念に立った介護保険制度にすべきだということを主張するものでございます。3年に1度の制度の見直しのたびに、介護保険料、そしてサービス料金等が改定をされ、負担が強いられております。到底許されるものではありません。 よって、認定第5号 君津市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定には同意できませんので、反対をいたします。 次に、認定第6号 君津市後期高齢者医療特別会計決算についてでございます。 この制度自体は、私たちは、発足当時から、高齢者の尊厳をないがしろにするもので反対をしてまいりました。わざわざ別立ての保険制度をつくり、しかも年齢で差別する希代の悪法でございます。高齢者に優しい医療どころか、高齢者に痛みを持たせるもので、高齢者は早く死ねと言わんばかりの制度だと思っております。これまで無料だった保険料が75歳になった途端、保険料支払いが発生するという、世界のどこにも類例のない恥ずべき保険制度でございます。私は元の老人保健制度に戻すよう強く主張するものでございます。 これまで家族と一緒の国民健康保険に加入していたのに、75歳になった途端、問答無用で後期高齢者医療制度に強制加入の仕組みとなっております。保険料も医療費も本人払いで医療サービスを受けるという、まさに菅首相が主張している自助そのもので、社会保障制度の名に値しない悪法でございます。また、窓口負担2割化、2倍化なども今進められております。私は、この2割負担増も撤回すべきだと主張するものでございます。 よって、認定第6号の君津市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、反対するものでございます。 以上ですが、ただいま触れませんでした他の議案及び認定等につきましては、委員長報告のとおり賛成するものです。 以上です。 ○議長(三浦章君) 次に、16番、須永和良君。     (16番 須永和良君登壇) ◆16番(須永和良君) 議案第15号 令和3年度君津市一般会計補正予算(第7号)について、賛成の討論をいたします。 この議案には、債務負担行為として、(仮称)貞元保育園の設計費が含まれており、本市が抱える公立保育園の老朽化と待機児童の問題解決のためには遅らせるわけにはいきません。 しかしながら、現行の計画は平屋であり、敷地の有効利用、建設コスト、垂直避難の可能性、渋滞対策、交通安全対策など、あらゆる点から二階建ても前向きに検討するべきだと考えます。 また、審議の過程で、平屋建てと二階建てとのコスト比較をしていなかったことが明らかになりましたが、そのような基礎的なコスト比較もせずに予算を組むことのないように、猛省していただきたいと思います。 今回、設計費用の計上については認めるものの、計画内容については再度見直すべきだと一言申し添えまして、賛成討論といたします。 その他の議案については、委員長報告に賛同するものでございます。 ○議長(三浦章君) 次に、8番、佐藤葉子君。     (8番 佐藤葉子君登壇) ◆8番(佐藤葉子君) 教育福祉常任委員会に付託されました議案第15号 令和3年度君津市一般会計補正予算(第7号)に対し、委員長報告に賛成の立場から討論させていただきます。 今議案において、(仮称)貞元保育園基本・実施設計の業務委託費用が計上されております。 令和6年度開設予定の(仮称)貞元保育園は、本市の老朽化した公立保育園の再整備や保育士確保に向けた取組のほか、君津市全体の保育及び子育て支援の質の向上を図る役割を担う基幹保育園となり、子育て家庭を支える拠点として重要な位置づけになるものと考えます。 過日示されました、(仮称)貞元保育園基本計画案では、通常の保育機能に加え、地域に開かれた子育て支援センターや子育て相談機能等を併設させ、気軽に利用できる配置など、細やかな配慮がなされています。 一方で、公共施設の老朽化が進行する本市は、公共施設再配置方針に基づく個別施設計画において、現行の君津市子育て支援センターを数年後には売却、機能は継続し、複合化していく方向性が示されております。 この方向性が、貞元保育園内への複合化というのであれば、面積の縮減が著しく、広々とした屋内で天候に左右されず、乳幼児を遊ばせることができるというメリットが低下するものと考えます。 (仮称)貞元保育園は、他市にはないコンセプトであり、大変期待できるものですが、子育てセンターを含む子育て支援機能部分につきましては、現行施設機能複合化等の方向性を明らかにした上で、これに合わせて再検討いただくことを要望し、賛成討論とさせていただきます。 以上でございます。 ○議長(三浦章君) 次に、20番、磯貝清君。     (20番 磯貝 清君登壇) ◆20番(磯貝清君) 20番、磯貝清でございます。 私は、全ての議案及び認定案件並びに陳情につきまして、委員長報告に賛成の立場から、特にただいま反対討論がございました議案及び認定案件につきまして、討論をいたします。 初めに、議案第5号 君津市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、デジタル社会の実現に向け、セキュリティーの確保を図るために必要不可欠な改正であり、行政のデジタル化が進むことで、地域や組織の枠を超えた連携が図られ、住民の利便性向上や行政運営の効率化などが期待できるものと考えます。 次に、認定第1号 令和2年度君津市一般会計歳入歳出決算の認定についてですが、新型コロナウイルス感染症の収束の見通しが立たない厳しい状況の中で、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金等の特定財源を積極的に活用し、感染防止対策や生活支援に取り組まれており、全体としておおむね適切に執行されていたものと評価いたします。 なお、反対のございました市有財産の処分につきましては、地元自治会等も理解を示していること、また契約の中で事業計画以外の用途での使用を厳しく制限していることから、必要な措置が講じられた上で売却がなされたものと理解します。 また、デジタルトランスフォーメーションに関連する各施策についても、コロナ禍もあり、需要が急速に高まっていることから、市民サービスの向上のため、さらなる推進を望むものであります。 認定第2号 国民健康保険特別会計については、滞納者に対する短期被保険者証、資格証明書の発行について、負担の公平性の確保の観点から、適切な運用がなされているものと理解するものであり、コロナ禍で経済状況が厳しい方に配慮しつつも、納税機会の確保に努め、徴収率の向上につながったことは評価できるものと考えます。 認定第5号 介護保険特別会計については、要介護者及び保険給付費が増加傾向にある中で、介護保険料の見直しは、介護保険サービスの安定した事業継続の確保、サービスの向上に必要なものであると理解をします。今後もケアプランの点検や介護給付費の通知を行うなど、引き続き、介護給付費の適正化の推進を望むものであります。 認定第6号 後期高齢者医療特別会計については、急速に高齢化が進んでいる状況の中で、高齢者の医療を安定的に支えていくために必要不可欠な社会保障制度であると理解いたします。 以上、申し述べた以外の議案及び認定案件並びに陳情についても、委員長報告のとおり、賛成であることを表明し、賛成討論といたします。 ○議長(三浦章君) 以上で通告による討論は終わりました。 討論を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦章君) ご異議ないものと認め、討論を終結し、採決いたします。 初めに、議案第3号 君津市基本構想の策定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第4号 押印を求める手続の見直しのための関係条例の整備に関する条例の制定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第5号 君津市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立多数。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第6号 君津市手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第7号 君津市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第8号 君津市中小企業資金融資及び利子補給に関する条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第9号 市道路線の一部廃止について、委員長報告は否決でありますので、原案について採決いたします。 原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立少数。 よって、本案は否決されました。 議案第10号 ICT学習環境整備システム機器賃貸借契約の債務不履行に係る和解について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第11号 市道八重原線道路新設改良工事(橋梁上部工桁製作・架設工)請負変更契約の締結についての専決処分の承認を求めることについて、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第12号 令和3年度君津市一般会計補正予算(第6号)、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第13号 令和3年度君津市介護保険特別会計補正予算(第1号)、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第14号 市民体育館屋根・外壁改修工事請負契約の締結について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第15号 令和3年度君津市一般会計補正予算(第7号)、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 次に、認定第1号 令和2年度君津市一般会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立多数。 よって、本案は原案のとおり認定することに決定いたしました。 認定第2号 令和2年度君津市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立多数。 よって、本案は原案のとおり認定することに決定いたしました。 認定第3号 令和2年度君津市聖地公園事業特別会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり認定することに決定いたしました。 認定第4号 令和2年度君津市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり認定することに決定いたしました。 認定第5号 令和2年度君津市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立多数。 よって、本案は原案のとおり認定することに決定いたしました。 認定第6号 令和2年度君津市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立多数。 よって、本案は原案のとおり認定することに決定いたしました。 陳情第5号 アクアステーション(仮称)のハブ化された高速バスターミナルの設置を求める陳情書、委員長報告は趣旨採択でありましたので、趣旨採択について採決いたします。 本陳情を趣旨採択することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本陳情は趣旨採択することに決定いたしました。--------------------------------------- △日程第3 議案第16号及び議案第17号(提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決) ○議長(三浦章君) 日程第3、議案第16号及び議案第17号を一括議題といたします。 なお、議案の朗読につきましては省略いたしますので、ご了承願います。 直ちに提案理由の説明を求めます。 石井市長。     (市長 石井宏子君登壇) ◎市長(石井宏子君) 議案第16号及び議案第17号を一括して提案理由の説明を申し上げるにあたり、まず初めに、今般判明いたしました平成16年度からの聖地公園事業における消費税の不適切な事務処理につきまして、深くおわび申し上げます。 今後、このような事態を招かぬよう、組織内でのチェック機能の強化を図るとともに、各種研修制度等を活用し、職員の能力及び知識の向上を図り、再発防止と市民の皆様の信頼回復に全力で取り組んでまいります。 それでは、議案第16号及び議案第17号を一括して提案理由の説明を申し上げます。 議案第16号 令和3年度君津市一般会計補正予算(第8号)、議案第17号 令和3年度君津市聖地公園事業特別会計補正予算(第1号)、本2議案は、聖地公園事業特別会計における消費税及び地方消費税の申告納付を遺漏していたことから、平成27年度から令和2年度までの決算及び令和3年度中間申告に対する消費税及び地方消費税504万2,000円、並びに、延滞税及び無申告加算税47万3,000円を計上しようとするもので、一般会計から聖地公園事業特別会計に繰り入れ、整地公園事業特別会計において支出するものでございます。 各会計において、歳入歳出それぞれ551万5,000円を追加し、一般会計にあっては、歳入歳出予算の総額を353億2,323万8,000円とし、聖地公園事業特別会計にあっては、歳入歳出予算の総額を6,651万5,000円とするものでございます。 以上、議案第16号及び議案第17号を一括して提案理由の説明を申し上げました。 よろしくご審議をいただきますようお願い申し上げます。 ○議長(三浦章君) 以上で市長の提案理由の説明が終わりましたので、ただいま議題となっております議案第16号及び議案第17号に対する質疑を行います。     (発言する者なし) ○議長(三浦章君) 質疑もないようでございますので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦章君) ご異議ないものと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第16号及び議案第17号につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦章君) ご異議ないものと認め、議案第16号及び議案第17号については、委員会付託を省略することに決定いたしました。 次に、討論を行います。     (発言する者なし) ○議長(三浦章君) 討論もないようでございますので、議案に対する討論を終結し、採決いたします。 議案第16号 令和3年度君津市一般会計補正予算(第8号)、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第17号 令和3年度君津市聖地公園事業特別会計補正予算(第1号)、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。--------------------------------------- △日程第4 発議案第5号(提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決) ○議長(三浦章君) 日程第4、発議案第5号を議題といたします。 なお、議案の朗読につきましては省略いたしますので、ご了承願います。 発議案第5号の提出者であります小倉靖幸君から提案理由の説明を求めます。 小倉靖幸君。     (19番 小倉靖幸君登壇) ◆19番(小倉靖幸君) 19番、小倉靖幸でございます。 発議案第5号 コロナ禍による厳しい財政状況に対し地方税財源の充実を求める意見書について、高橋明議員、磯貝清議員、佐藤葉子議員、橋本礼子議員のご賛同をいただきましたので、私から提案理由の説明をさせていただきます。 昨年から続いている新型コロナウイルス感染症の蔓延は大きな影響を及ぼしており、現在、全国的に感染者は減ってきてはいるものの、収束の見込みは立っておらず、先行きが見通せない状況にあります。 また、地域経済においても、地方税など一般財源の減収等による財源不足が大きな問題となっており、来年度以降も厳しい財政状況が続いていくものと予想されます。 本市においても、子育て支援、防災対策、長期化する感染症対策など、きめ細やかな行政サービスの提供のため、さらには増加の一途をたどる医療や介護などの社会保障のために、財源の確保が必要不可欠であることから、国に対し地方税財源の充実確保などを要望するため、意見書を提出するものであります。 以上、発議案第5号の提案理由とさせていただきます。 よろしくご審議賜り、全会一致をもちまして可決いただきますようお願いを申し上げます。 ○議長(三浦章君) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、ただいま議題となっております発議案第5号に対する質疑を行います。     (発言する者なし) ○議長(三浦章君) 質疑もないようでございますので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦章君) ご異議ないものと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております発議案第5号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦章君) ご異議ないものと認め、発議案第5号については、委員会付託を省略することに決定いたしました。 次に、討論を行います。     (発言する者なし) ○議長(三浦章君) 討論もないようでございますので、議案に対する討論は終結し、採決いたします。 発議案第5号 コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書について、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(三浦章君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。--------------------------------------- △日程第5 常任委員の選任 ○議長(三浦章君) 日程第5、常任委員の選任を行います。 お諮りいたします。 常任委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、議長において指名し、決定したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦章君) ご異議ないものと認め、議長において指名いたします。 委員会名及び氏名を事務局長に朗読させます。 占部事務局長。 ◎議会事務局長(占部和裕君) それでは、朗読いたします。 初めに、総務常任委員会でございますが、  高橋健 治議員  船田兼司議員   須永和良議員  加藤喜代美議員  三浦道雄議員   磯貝 清議員  小林喜久男議員 以上7名でございます。 次に、教育福祉常任委員会でござまが  三浦 章議員   鈴木高大議員   宇野晋平議員  松本裕次郎議員  佐藤葉子議員   橋本礼子議員  下田剣吾議員 以上7名でございます。 次に、経済環境常任委員会でござまが  村上幸人議員   石上 塁議員   野上慎治議員  奈良輪政五議員  保坂好一議員   高橋 明議員  小倉靖幸議員 以上7名でございます。 以上で朗読を終わります。 ○議長(三浦章君) お諮りいたします。 ただいま議長において指名いたしました諸君をそれぞれの常任委員に選任することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦章君) ご異議ないものと認めます。 よって、ただいま指名いたしました諸君をそれぞれの常任委員に選任することに決定いたしました。 なお、各常任委員は、休憩中に委員会を開催し、正副委員長の互選を行い、その結果についてご報告願います。 ここで議事の都合により、暫時休憩をいたします。 △休憩宣告 午後零時06分--------------------------------------- △再開宣告 午後1時50分 ○議長(三浦章君) 再開いたします。 先ほど開催されました各常任委員会におきまして、正副委員長が互選されましたので、その結果を報告いたします。 総務常任委員会については、  委員長  須永和良君    副委員長  高橋健治君 教育福祉常任委員会については、  委員長  佐藤葉子君    副委員長  鈴木高大君 経済環境常任委員会については、  委員長  石上 塁君    副委員長  村上幸人君 以上の諸君が各常任委員会の正副委員長に決定いたしました。--------------------------------------- △日程第6 議会運営委員の選任 ○議長(三浦章君) 日程第6、議会運営委員の選任を行います。 お諮りいたします。 議会運営委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、議長において指名し決定したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦章君) ご異議ないものと認め、議長において指名いたします。 氏名を事務局長に朗読させます。 占部事務局長。 ◎議会事務局長(占部和裕君) 朗読いたします。 議会運営委員会に、  村上幸人議員   石上 塁議員   佐藤葉子議員  野上慎治議員   橋本礼子議員   高橋 明議員  須永和良議員   小倉靖幸議員   磯貝 清議員 以上9名でございます。 以上で朗読を終わります。 ○議長(三浦章君) お諮りいたします。 ただいま議長において指名いたしました諸君を議会運営委員に選任することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦章君) ご異議ないものと認めます。 よって、ただいま指名いたしました諸君を議会運営委員に選任することに決定いたしました。 なお、議会運営委員は、休憩中に委員会を開催し、正副委員長の互選を行い、その結果についてご報告願います。 ここで議事の都合により、暫時休憩をいたします。 △休憩宣告 午後1時52分--------------------------------------- △再開宣告 午後2時30分 ○議長(三浦章君) 再開いたします。 先ほど開催されました議会運営委員会におきまして、正副委員長が互選されましたので、その結果を報告いたします。 議会運営委員会委員長に小倉靖幸君、副委員長に高橋明君が決定いたしましたので報告いたします。--------------------------------------- △日程第7 千葉県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙 ○議長(三浦章君) 日程第7、千葉県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を行います。 千葉県後期高齢者医療広域連合議会議員の佐藤葉子君が辞職をされ、同議会議員が欠員となりました。 お諮りいたします。 選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦章君) ご異議ないものと認めます。 よって、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。 お諮りいたします。 指名の方法につきましては、議長において指名することにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦章君) ご異議ないものと認め、議長において指名することに決定いたしました。 千葉県後期高齢者医療広域連合議会議員に、野上慎治君を指名いたします。 お諮りいたします。 ただいま議長において指名いたしました野上慎治君を千葉県後期高齢者医療広域連合議会議員に指名することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦章君) ご異議ないものと認めます。 よって、野上慎治君が千葉県後期高齢者医療広域連合議会議員に当選されました。 ただいま当選をされました野上慎治君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により、千葉県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙の当選人である旨告知いたします。--------------------------------------- △日程第8 かずさ水道広域連合企業団議会議員の選挙 ○議長(三浦章君) 日程第8、かずさ水道広域連合企業団議会議員の選挙を行います。 かずさ水道広域連合企業団議会議員の須永和良君、磯貝清君が辞職をされ、同議会議員が欠員となっております。 お諮りいたします。 選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦章君) ご異議ないものと認めます。 よって、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。 お諮りいたします。 指名の方法につきましては、議長において指名することにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦章君) ご異議ないものと認め、議長において指名することに決定いたしました。 かずさ水道広域連合企業団議会議員に、石上塁君、橋本礼子君、小倉靖幸君を指名いたします。 お諮りいたします。 ただいま議長において指名いたしました石上塁君、橋本礼子君、小倉靖幸君をかずさ水道広域連合企業団議会議員に指名することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦章君) ご異議ないものと認めます。 よって、石上塁君、橋本礼子君、小倉靖幸君がかずさ水道広域連合企業団議会議員に当選されました。 ただいま当選されました各議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により、かずさ水道広域連合企業団議会議員の当選人である旨告知いたします。--------------------------------------- △日程第9 君津郡市広域市町村圏事務組合議会議員の選挙 ○議長(三浦章君) 日程第9、君津郡市広域市町村圏事務組合議会議員の選挙を行います。 お諮りいたします。 選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦章君) ご異議ないものと認めます。 よって、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。 お諮りいたします。 指名の方法につきましては、議長において指名することにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦章君) ご異議ないものと認めます。 よって、議長において指名することに決定いたしました。 君津郡市広域市町村圏事務組合議会議員に保坂好一君を指名いたします。 お諮りいたします。 ただいま議長において指名いたしました保坂好一君を君津郡市広域市町村圏事務組合議会議員に指名することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦章君) ご異議ないものと認めます。 よって、保坂好一君が君津郡市広域市町村圏事務組合議会議員に当選されました。 ただいま当選をされました保坂好一君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により、君津郡市広域市町村圏事務組合議会議員選挙の当選人である旨告知いたします。--------------------------------------- △日程第10 君津中央病院企業団議会議員の互選 ○議長(三浦章君) 日程第10、君津中央病院企業団議会議員の互選を行います。 君津中央病院企業団議会議員の小倉靖幸君が辞職され、同議会議員が欠員となりました。 お諮りいたします。 互選の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦章君) ご異議ないものと認めます。 よって、互選の方法は指名推選によることに決定いたしました。 お諮りいたします。 指名の方法につきましては、議長において指名することにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦章君) ご異議ないものと認め、議長において指名することに決定いたしました。 君津中央病院企業団議会議員に高橋明君を指名いたします。 お諮りいたします。 ただいま議長において指名いたしました高橋明君を君津中央病院企業団議会議員に指名することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦章君) ご異議ないものと認めます。 よって、高橋明君が君津中央病院企業団議会議員に当選されました。 ただいま当選されました高橋明君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により、君津中央病院企業団議会議員選挙の当選人である旨告知いたします。--------------------------------------- △日程第11 君津富津広域下水道組合議会議員の選挙 ○議長(三浦章君) 日程第11、君津富津広域下水道組合議会議員の選挙を行います。 君津富津広域下水道組合議会議員の松本裕次郎君、野上慎治君及び本職が辞職し、同議会議員が欠員となっております。 お諮りいたします。 選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦章君) ご異議ないものと認めます。 よって、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。 お諮りいたします。 指名の方法につきましては、議長において指名することにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦章君) ご異議ないものと認め、議長において指名することに決定いたしました。 君津富津広域下水道組合議会議員に、宇野晋平君、村上幸人君、高橋健治君、磯貝清君を指名いたします。 お諮りいたします。 ただいま議長において指名いたしました諸君を君津富津広域下水道組合議会議員に指名することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦章君) ご異議ないものと認めます。 よって、ただいま指名いたしました宇野晋平君、村上幸人君、高橋健治君、磯貝清君が君津富津広域下水道組合議会議員に当選されました。 ただいま当選をされました各議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により、君津富津広域下水道組合議会議員選挙の当選人である旨告知いたします。--------------------------------------- △日程第12 君津市消防委員会委員の選任
    ○議長(三浦章君) 日程第12、君津市消防委員会委員の選任を行います。 君津市消防委員会委員の村上幸人君、高橋健治君、石上塁君、下田剣吾君、高橋明君が辞職され、同委員会委員が欠員となりました。 お諮りいたします。 選任の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定を準用し、指名推選により行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦章君) ご異議ないものと認めます。 よって、選任の方法は指名推選によることに決定いたしました。 お諮りいたします。 指名の方法につきましては、議長において指名することにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦章君) ご異議ないものと認め、議長において指名することに決定いたしました。 君津市消防委員会委員に松本裕次郎君、佐藤葉子君、奈良輪政五君、須永和良君、小倉靖幸君を指名いたします。 お諮りいたします。 ただいま議長において指名いたしました諸君を君津市消防委員会委員に指名することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦章君) ご異議ないものと認めます。 よって、ただいま指名いたしました松本裕次郎君、佐藤葉子君、奈良輪政五君、須永和良君、小倉靖幸君を君津市消防委員会委員に選任することに決定いたしました。--------------------------------------- △日程第13 議員の派遣について ○議長(三浦章君) 日程第13、議員の派遣についてを議題といたします。 会議規則第163条第1項の規定により議員を派遣したいと思います。 かずさ4市議会議長会正副議長会議への派遣でございますが、派遣の目的は、正副議長の視察研修。派遣場所は木更津市。派遣期間は令和3年10月4日、1日間。派遣議員につきましては、奈良輪政五君でございます。 お諮りいたします。 ただいま申し述べたとおり、かずさ4市議会議長会正副議長会議に奈良輪政五君を派遣したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦章君) ご異議ないものと認めます。 よって、ただいま申し述べたとおり、議員を派遣することに決定いたしました。 この際お諮りいたします。 ただいま決議した議決事項について、諸般の事情により変更する場合には、議長に一任願いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三浦章君) ご異議ないものと認めます。 よって、そのように決定いたしました。 以上をもちまして、今期定例会に付議されました案件の全部を議了いたしました。--------------------------------------- △市長あいさつ ○議長(三浦章君) ここで閉会にあたり市長からあいさつがあります。 石井市長。     (市長 石井宏子君登壇) ◎市長(石井宏子君) 令和3年第3回君津市議会定例会の閉会にあたりまして、一言御礼のごあいさつを申し上げます。 去る9月2日に開会いたしました本定例会は本日をもちまして閉会となりますが、当初提案いたしました13議案と認定6件及び報告2件、並びに、追加提案いたしました4議案につきましては、慎重なるご審議をいただき、誠にありがとうございました。 会期中に皆様からいただきました貴重なご意見やご提言などにつきましては、十分これを尊重し、今後の市政運営に当たってまいります。 さて、本定例会で新たに君津市議会の議長に就任されました三浦章様並びに副議長に就任されました奈良輪政五様、そして、本日、各常任委員会の正副委員長及び議会運営委員会の正副委員長、さらには各種行政委員会の委員に選出されました皆様にはご就任を心からお祝い申し上げます。これまで培われました豊富な経験と卓越した手腕を存分に発揮され、公平で円滑な議会運営に努められますとともに、市民福祉の向上のため、より一層のお力添えをいただきますようお願い申し上げます。 また、前議長の故鴇田剛様並びに前副議長の保坂好一様をはじめ、それぞれの分野でご活躍をいただきました議員の皆様方には、常に市民の代表として、広い見地と行政的視野に立って献身的なご活躍をいただきました。そのご功績に対しまして、衷心より敬意と感謝の意を表する次第でございます。誠にご苦労さまでございました。 次に、この場をお借りいたしまして、諸般の報告を2点ほど申し上げます。 1点目は、君津市民栄誉賞の授与についてご報告申し上げます。 東京2020パラリンピック競技大会、ボッチャ競技において、北子安にお住まいの廣瀬隆喜さんが見事団体戦銅メダルを獲得いたしました。 前回、ブラジルのリオデジャネイロで開催されましたパラリンピック競技大会での銀メダルに続き、このたびの銅メダルの獲得は、広く市民に明るい希望を与えるとともに、君津市の名を高め、広めるものであり、市ではこの栄誉を称え、廣瀬さんに対し君津市民栄誉賞特別賞を授与することといたしました。 廣瀬さんには深甚なる敬意を表するとともに、今後ともさらなるご活躍をご期待申し上げる次第でございます。 2点目は、公共施設等の再開についてでございます。 明日9月30日をもって、千葉県の緊急事態宣言が解除されることを受け、昨日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催し、現在休館としている公共施設等について、10月1日から順次再開することを決定いたしましたので、ご報告申し上げます。 さて、朝夕はめっきり涼しくなってまいりましたが、皆様にはくれぐれも健康にご留意され、引き続き、本市のさらなる発展のためにお力添えをいただきますよう、お願い申し上げまして、閉会にあたってのあいさつといたします。ありがとうございました。--------------------------------------- △閉会 ○議長(三浦章君) これをもちまして、令和3年第3回君津市議会定例会を閉会といたします。 長期間にわたりまして、誠にご苦労さまでございました。                       令和3年9月29日午後2時46分                                     閉会上記会議の顛末を録し相違ないことを証するためここに署名する。  令和3年  月  日            君津市議会議長   三浦 章            君津市議会副議長  奈良輪政五            旧君津市議会副議長 保坂好一            署名議員      船田兼司            署名議員      橋本礼子            署名議員      下田剣吾...