○議長(鴇田剛君)
荒井総務部長。
◎
総務部長(
荒井淳一君) 自席よりご答弁申し上げます。 細目2、大地震や台風に備え、避難所である公民館の
防災対策を強化するためにについてお答えいたします。
マンホールトイレにつきましては、災害時に衛生的に使用できるトイレとして、国が自治体に導入を検討するよう促しており、その有効性を認識してございますので、今後、設置可能な場所等について調査してまいります。 また、
君津地区から上総・小櫃地区へ行く場合の経路につきましては、平常時は
県道小櫃佐貫停車場線を通行することが多いと考えております。 以上でございます。
○議長(鴇田剛君)
竹内企画政策部長。
◎
企画政策部長(竹内一視君) 自席から答弁をさせていただきます。 細目3、通院や買い物、
通勤通学に困る
交通弱者についてお答えをいたします。
コミュニティバス中島・豊英線は、
交通空白地域の解消のため、平成17年から、粟倉・豊英線として運行をスタートし、平成21年からは、中島・豊英線として運行してきております。 ご質問の中島・
豊英線バス運行事業におきましては、これまで最も事業費が少額であったのは、平成25年度の1,663万7,000円で、利用者1回当たりの経費は約600円でございました。 令和元年度からは、より安全・安心な
バス運行を図るため、専任の
運行管理者の配置や、慢性的な人手不足を背景といたしましたドライバーの
人件費等の増加もあり、令和2年度の
決算見込みは4,100万円程度で、利用者1回当たりの経費は2,300円程度を見込んでおります。 以上でございます。
○議長(鴇田剛君)
出口建設部長。
◎
建設部長(出口勝君) 自席から答弁させていただきます。 細目5、
大型車流入による
生活環境の悪化についてお答えいたします。 常代地先の市道六手貞元線は、
周南小中学校の通学路及び
生活道路として利用されていますが、令和元年7月から、
山砂採取事業者の
ダンプトラックの
通過交通量が増加している状況です。 このことから、令和2年5月に、
地元自治会や学校、PTA、議員による連名で、歩行者の安全や騒音、振動に対する改善を求める要望書が市に提出されたことを受け、
許可権者である千葉県に対し、
土砂運搬経路の変更を要望いたしました。県は、事業者に対し、経路変更の依頼、通行時間帯の厳守及び低速で走行するよう指導を行ったと伺っております。 しかし、依然として多くの
ダンプトラックなどの大型車が通行しており、地元からは、歩行者の安全や騒音、振動等に対する不安の声が寄せられているところです。 今後は、走行速度を抑制するための表示などの対策について、
関係機関と協議してまいります。 以上でございます。
○議長(鴇田剛君)
安部教育部長。
◎
教育部長(
安部吉司君) 細目6、
デジタル活用と実体験の両方を充実させる教育のために、につきましてお答えいたします。 1人1台
タブレット型端末につきましては、既に配備を完了し、同端末等の授業への活用を始めたところであります。 一方で、
タブレット型端末を十分活用できるよう、
校内情報通信ネットワークの
高速化工事も同時に行っておりますので、インターネットにつながりにくい状況が発生しておりますが、3月中旬には工事が完了し、改善される見込みでございます。 なお、
学習ソフトにつきましての不具合は、全国的な問題であり、断続的に全
小中学校で活用できない状況にあり、事業者と随時連絡を取り、対応しているところでございます。引き続き、早急に改善が図られるよう働きかけていくとともに、厳しく対処してまいりたいというふうに考えております。
体験学習は、通常の学習を補完するものといたしまして、重要な役割を担っているものと認識しております。今年度は、
新型コロナウイルス感染症対策のため、十分に実施できない状況でありました。昨年度の市内の
小中学校での実施状況につきましては、
農業体験が48%、
芸術体験が26%となっております。
音楽体験につきましては、
伝統音楽推進事業の中で行われる箏体験が全
小中学校で行われており、それ以外では43%となっております。 今後も、直接体験の有効性を
子どもたちに伝えていけるよう、取り組んでまいります。 以上でございます。
○議長(鴇田剛君)
上野保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(
上野裕之君) 自席から答弁させていただきます。 細目7、虫歯や歯根しか残らない歯が10本以上ある
口腔崩壊の子どもを助けるために、につきましてお答えいたします。 令和2年度における虫歯が10本以上ある児童等の状況につきましては、
小中学校では22人、保育園では17人、合計39人という結果であり、平成28年度時点の49人と比べて減少しております。 歯科健診後の
フォロー体制につきましては、
小中学校では、
受診勧告を行った児童、生徒の保護者に対し報告を求め、未受診の家庭へは、随時勧奨を行うなどの取組を推進しております。 保育園でも
受診勧告を行い、その後の受診状況についても、積極的な把握に努めるとともに、保育士が紙芝居を用いて、歯磨きの大切さを伝えることや、
歯科衛生士による
虫歯予防教室の実施などを行っているところでございます。 引き続き、保護者や
関係機関と連携を図りながら、虫歯の予防や早期発見・早期治療など、児童等の健康増進に取り組んでまいります。 以上でございます。
○議長(鴇田剛君)
下田剣吾君。
◆13番(
下田剣吾君) まず冒頭、ちょっと話題をそれるんですが、市の操法大会が、県よりも国よりも早く中止の判断をしてくださったということで、市長や団長に、
様々市民からも感謝が寄せられておりますので、本当にありがとうございました。 では、二次質問に入ります。 まず歯の話からいきたいんですが、虫歯や歯根しか残っていない歯が10本以上ある
口腔崩壊の子どもを助けるためにということで、令和2年における状況としては、
小中学校が22人、保育園は17人、合計39人で、5年間で10人減少したよということがありました。資料でいうと、
小中学校の学校名が書いてあるやつと、あと様々細かく保育園の取組が書いてある、その4枚をご覧ください。 保育園や
小中学校で、様々な取組をこの5年間していただいたんだなということがよく分かります。現場の保健の先生のお話を聞いたところ、虫歯が3個、4個できるというのはまだ理解ができるんだけれども、10個というのは、虫歯をつくろうとしてもなかなかつくれない異常な状態であるということをお話しされていました。例えば虫歯が10個以上ある人が、学校でいうと、大和田小なんかは6人だったものが5人、君津中は1人だったものが5人ということで5倍に上がっています。 ぜひ想像していただきたいんですけれども、1本でも虫歯って私たちも痛いですよね。それが10個、口の中にあるということ、その
子どもたちの痛みや思いをぜひ想像してもらえたらなというふうに思います。かなりつらいと思います。受診後のフォロー、多くが改善して、虫歯ゼロの方も増えております。治療を勧めたり、それを確認してくれるという作業も、多くのところでやっていただいています。 ただ、よく図を見てみると、あれ、この園はやっていないなとかがありますよね、まだ残っています。ぜひ、
子どもたちのためにみんなで協力して、この虫歯が10本以上ある子をゼロにすると、10人減ったけれども、ゼロを目標に一緒に頑張っていきましょうということで、よろしくお願いいたします。 1つ、やっぱり指摘したいのは、
子ども医療費ですから、歯医者は無料でかかれるんです。ですので、中学生になったら、この近所の歩いて行ける歯医者に行ったらどうだいとか、カードか何か作って、これがある子は、歯医者の了解を取って、子どもでも診てあげるよ、そういうふうな制度をつくってもいいし、とにかくこのかわいそうな
子どもたちを助けてあげてほしいということで、市を挙げてよろしくお願いいたします。 続いては、1枚目のカラーの写真、明るい話題なんですが、
文化ホールの新カフェや
レストランで
文化芸術を活性化しようということで、これに対しては
石井市長も強い思い入れがあるはずだと思って、質問をいたしました。 今の喫茶室は撤退をしまして、
まちづくりプロジェクトでも、そういうものをつくってほしいという要望があることが分かりました。
文化ホールを訪れること自体が楽しくなるような施設にしていきたいという、非常に意欲ある答弁だったと思います。 市として大事な点として考えられるのは、来年3月に開通する予定の
八重原線を、本市の活性化にどうつなげていくのか。道路整備が終わるので、あの辺をどうやってやっていくかということが課題となり、企画力が問われると思います。 そういう中で、規制の厳しい
君津インター周辺にあって、
文化ホールの喫茶室というのは、カフェもできるし、
レストランもできる、ほかはできないわけですから、活性化の突破口になり得る重要な場所だというふうに思います。例えば、若い世代は
スターバックス欲しいななんていう声もあります。本市にない人気のカフェと出店交渉するというのも1案です。 北海道の北見市から連絡があったんですが、高校生が中心となって、若い人のために
スターバックスつくってほしいという活動をして、実際に来たそうです。誘致をして、大きな話題になって、
まちおこしにつなげたという例があります。これも一ついいので、ぜひまた情報をお伝えしますので、やってみましょう。 例えば、スタバができたら、バスターミナルを降りたら
スターバックスの看板が見えたり、あるいは幕間にコーヒーを少し飲んだり、あるいは市長も私も好きな
ジャズフェスティバルなんかは、お酒をちょっと出したりしてジャズを楽しむみたいなことがあってもいいのかなというふうに、夢は広がるなと思います。 あるいは、ここに写真があります。君津の食を感じられたり、活性化につながるような
レストランをつくるということもできるはずだというふうに思います。 資料をご覧ください。 これは、山形駅前に完成した新しいコンサートホールの入り口です。山形の食材を使った
有名イタリアンのアル・ケッチァーノがコンサートという意味らしいですが、コンチェルトという名前の
レストランを出しました。見ると、地酒があったり、特産品のアンテナショップの意味合いもあるということで、こういうのも夢があるなというふうに思います。 1点だけ指摘したいのは、今
コロナ禍で、
大変飲食業界が低迷していることから、今急いで契約をしてしまうと、市にとってあまりよくない条件で契約せざるを得ないという可能性もありますので、人が集まり、芸術を楽しむことができる、そして食を結びつけた
まちおこしにつながる、まさにこういうことを
石井市長に実現していただきたいと、これは要望です。お願いいたします。 続きまして、大地震や台風に備えて、避難所である公民館の
防災対策を強化するためにということで、
マンホールトイレについては、有効性を認識しているので、設置可能な場所等を調査するというふうな答弁で、ありがとうございます。
南海トラフの巨大地震、
首都直下地震も迫っています。下水管を避難所まで延伸する費用は、国の防災安全交付金が活用できますので、今年載っていないというのはちょっと残念だなと思います。ぜひ、できるだけ早い設置をお願いいたします。 次に、資料にいきます。 千葉県の緊急輸送道路という資料を配信しました。 災害時に、市役所の職員はどこを通っていますかという質問をしました。そしたら、法木山の
県道小櫃佐貫停車場線を通っていますよという答弁が返ってきました。しかし、皆さん、この地図をご覧ください。君津市の久保から、そして上総出張所のほう、いわゆる上総公民館のほうだというふうに考えてください。ふだん通っているはずの法木山のところは、白いままですよね。 緊急輸送道路というのは何かといいますと、災害直後、避難や救助、物資供給等のため、緊急車両の通行を確保すべき重要な路線のことというふうに決まっています。青と赤がありまして、第1次が県庁所在地、地方中心都市及び重要港湾、空港等を連絡する道路、これはまさに国の観点で大事なところ。 第2次というのがあって、その第1次の道路と市町村役場、主要な防災拠点を連絡する道路というふうに決まっているんです。東日本大震災でもありましたし、
危機管理監も専門のところでありますが、国や国交省が優先的に重機を使って通していく、開いていくという道路になります。 しかしながら、地図を見てください。やはり、法木山のところ、君津市役所と上総地域交流センターまで行くふだん使っている道がつながっていないんです。国は、明確に市町村役場や防災拠点を結ぶというふうに書いているのになっていない。この地図どおりに行けば、議長の松丘地区にどうやって行くかといいますと、清和地区を回って行くことになります。小櫃地区はどう行くかというと、アカデミアパークを通ってうまくたの里まで回ってから小櫃に戻ってくださいというふうになっています。 よく見ていただきたいんですが、千葉県の地図を見ると、ほかの都道府県では、ちゃんと横串が書いてあるんですけれども、千葉県の地図だけ、県庁から行く道だけを緊急輸送道路に指定しているという、どういうことなのかなと思います。ただ、もしかしたら、うちが県庁に、ここを緊急輸送道路にしてくれと言っていないんじゃないかという懸念がありますので、それについてはしっかりやっていただきたいと思います。よろしくお願いします。 次は、コミュニティバス、中島・豊英線についていきます。 平成17年から粟倉・豊英線、21年からは中島・豊英線として運行していた。1,600万円だったもの、市民が1回乗ると600円の経費だったものが、何と今年4,100万円程度かかって、1回の料金でですよ、1人の市民がバス1回乗るのに2,300円かかっているということが分かりました。 配信資料の2枚目、君津市(小糸地区、清和地区)の公共交通の現状という紙を見てください。 もう既にいろんな課題が指摘をされているんですが、まず君津市の課題、現状というところにありますが、民間バスの赤字補てんの半分以上が小糸・清和地区に使われている。そして、もう1つ、市営
コミュニティバス中島・豊英線、小糸川循環線で、市税投入の9割が行われているという数字が出ております。ちょっと複雑ですが。 ここに合わせて、一番上の赤い数字になりますが、1億2,000万円というふうに公共交通かかっていますが、違うんですよね。これ古い数字になります。小糸川循環線、ここには2,800万円と書いてありますが、新年度は5,800万円かかります。そして、中島・豊英線も1,420万円と書いてありますが、4,100万円なんですよ、同じ路線なのに。なので、民間バスの路線もコロナで増えていますので、2億円を超えるということが分かります。朝夕以外は、人が乗っていないバスが多い状態でこの交通予算というのは、全国でも異常な数字だということを、ぜひ理解していただきたいというふうに思います。 もう1つは、
子どもたちの高校通学の話ですが、地元にアンケートを取っています。スクールバスがないため、志望校を選ぶことができないと答えた方は、小糸地区で53%、清和地区で何と84%に達しています。では、どうしたらいいのか。既に小糸・清和地区では、交通の改善に向けて、住民のワークショップも費用の検討が行われています。 提案2、3というのを見てください。 清和地区で最も要望が多いのは、君津駅までの直通のバスがないことです。これを、日東交通への補助金を増やして、周西線を延伸して、駅までの直通バスにすること。そして、残りの区間を、小糸・清和地区でスクールバスの昼間の利用を行う、この金額は幾らですか。3,280万円と書いてありますよね。4,100万円より安いですね。 スクールバスを使うのは、まだ時期尚早だと言うならば、民間のデマンドタクシーをお願いすることもできます。その場合は幾らかというと3,440万円ということで、つまりスクールバスでなくても、民間を使ったデマンドでも、この金額でできるということを、既に細かい試算を出しているということが分かりました。 住民主体という言葉を追求してきたんですが、一番は、高齢で車が運転できなくなると、買物にも病院にも行けないという人たちがいること、そしてもう1つは、バス路線がなくて通学に困る
子どもたちがいて、通勤に困る市民がいるということが一番大事です。それを何とかしたいということで、
石井市長は、乗り合い交通網の整備を公約に掲げているから、
石井市長は市民の思いを分かっているんです。それを交通政策部門が実現できていないことが問題だというふうに指摘をいたします。 日本大学もいろいろ知恵を出してくれて、改善案は既に出されています。何かというとスクールバスが始まった後に、周西線をまず延伸して、清和から直通バスで行けるようにします。2つ目、高校生の通学支援をいたします。3番目、その先に、使っていないスクールバスの昼間、市民に利用してもらいます。この3つのうち、幾つ実現しましたか。
○議長(鴇田剛君)
竹内企画政策部長。
◎
企画政策部長(竹内一視君) 日大理工学部との共同研究におけるご提案で、実現に至ったものは、現状ございません。 以上でございます。
○議長(鴇田剛君)
下田剣吾君。
◆13番(
下田剣吾君) 2億円近くの交通予算は、あまりに巨額です。ただ、市民の役に立っていればいいんです。だけど、そうじゃないですよね。小糸でも、清和でも、山あいなど、バスが通らない地域があって、市街地でも、周西公民館の周りは通らない、北子安も困っている、貞元も周南の山間部も困っているなど、交通空白域があります。 他市では、乗り合い交通は大体タクシーを使ったりしても二、三千万円の予算ですね。そういう中で、君津市は、1日二、三人のバスに4,100万円使おうとしている。これはおかしいと思わないほうがおかしいということを指摘をいたします。
石井市長の願い、市民の願いをきちんと実現していただくように、交通政策の担当部署にお願いをいたします。 本市の移住・定住の話にいきましょう。 資料は、千葉県地図の白地図をご覧ください。 国が、移住の支援、かなりお金を今使ってきていまして、君津市に来て
起業した場合は最大300万円、そして、引っ越しをする場合に100万円、そして国及び県がその4分の3を補助するということを全国で始めているということでございます。 その国の4分の3を受けられる自治体というのが、こちらでございます。隣の富津市も、鴨川市もそれが使える。なのに、君津市はもらえないということで、例えば、富津市が100万円の補助をできたとしても、君津市は新年度何とかやってみようということで5万円と、大きな差が出てしまうことになります。これは
条件不利地域というふうに決まっているんですが、実態をぜひ見ていただきたくて、次のページをご覧ください。 上総地区、清和地区は、今の現状、人口が7割減って、高齢化率は53%を超えているということで、まさに内容を見ると、
条件不利地域にあたるということでございます。今後も、国の支援メニュー、様々金額も増えていくと思いますので、ぜひ市長、副市長、国に一生懸命お願いして、鴨川だって、天津小湊の論理で入っているわけですから、上総の場合、清和の場合だけでも使えるように、ぜひ働きかけを何度も言っていただければというふうに思います。よろしくお願いをいたします。 次は、
大型車流入による
生活環境の悪化について。 通学路及び
生活道路でもあるにもかかわらず、令和元年7月から、
ダンプトラックの交通量が増加しているということで、既に学校やPTA、自治会による要望書も出されたこと、そして県に経路変更も要望した、そして事業者に低速運行など依頼を行ったということでございます。ただ、市の答弁では、依然として多くの大型車が通行しており、地元からは、歩行者の安全や騒音・振動に対する不安の声が寄せられていると。要望書を出した後も、こういう声が寄せられているということでございます。 地域を挙げて、市民が困っているということで要望書を出しました。地元の小林議員も、学校やPTAを回って、一つ一つ要望を集めて提出をしたと、それでも変わらないということに対して、現状を見ると、実際言ったところの交通事業者は、改善したところもあります。ただ、通っている姿を見て、多くの個人や小規模の大型車の事業者の方が入ってきて、かなり実際は交通量が増えてしまっているような状態です。 ですので、何とかしていただきたいと思うんですけれども、どうですかね。何とかしてください。
市民環境部長も、
建設部長も知恵を合わせて、何とかしていただくようにぜひお願いをいたします。ダンプカー協会とかそういうところも含めて、新たに動いて、少しでも改善してください。私たちはやりますので、皆さんもやってください。お願いをいたします。 次は、
デジタル活用と実体験の教育について。 実際には、
学習ソフトがつながっていないということが分かりました。全国で起きているんだということです。重大な問題だと思います。議会は専決処分も認めたし、
補正予算でも繰り返し協力をしてきました。受験のある中学生は10月に配りますよ、ほかは2月に配りますよという説明が最後。実際は、12月から既につながらないという声があり、今現在も、
学習ソフトはきちんとつながらないんです。 改善の増強工事は3月までということで、理解できる部分もありますが、会社は何と言ったか。多分、私の調査では、4月にはつながるので頑張ると今言っているようなところがあるんじゃないでしょうか。しかし、12月につながらないと連絡したときは、1月にはつながると言っていたんですよね。だから、本当に、そのときに厳しい対応を教育委員会がしていたら、現状は違ったんじゃないかというふうに思います。 そこに支払っているお金は、月410万円、5年間で大体2億5,000万円ぐらいですかね。生徒1台当たりでいうと四、五万円というところになりますが、特に2月1日からは、契約期間が始まっているにもかかわらずつながっていない。インターネットは最初の月は無料とかありますが、無料期間だからつながらないなんて、業者ではあり得ないですよね。 自分の家のネットが、2月1日から契約なのに、無料期間だからつながらなくてオーケーというふうに思いますか。これまさに税金で、市役所の仕事だから対応が甘くなっていると言わざるを得ませんので、この点については、しっかり取り組んでいただきたいとお願い申し上げます。
体験学習については、農業が48%、
芸術体験26%、音楽は43%ということですので、ぜひ本物の音楽や農業を体験させてあげようじゃないですか。これを100%にして、デジタルもやるけれども、うちは本物の芸術も音楽も農業も体験させますという教育をぜひ本市でやっていただきたいなというふうに、これは要望をいたします。 次は、公民館について、避難所のことなので、公共施設について会派からも声がありました。市からは、総合管理、ファシリティマネジメント、個別施設計画などの用語が繰り返し出てきて、私たち議会も市民も、何かそういうものかなということで、分かったような気になっていますが、そういう時代なのかなというふうに思います。 なので、今回はポイントを絞って、公民館の耐震性について聞きます。東日本大震災から10年。私たちと同じ議員や行政職員、教育者の方も亡くなりました。そういうつもりでお答えいただければと思うんですが、第2期の教育計画では、平成25年から29年にかけて、公民館耐震促進計画に基づき直すというふうに決めてあります。 最後の資料をご覧ください。 平成21年と22年に、教育委員会は公民館の耐震診断を行っています。まず、公共施設に必要なIs値は、災害対策本部を設置する本庁舎などは0.9以上、避難所である公民館は0.75以上ということで定められています。昭和49年建設の小櫃公民館はIs値0.47、昭和46年建設の小糸公民館はIs値0.49、昭和48年建設の周南公民館は0.58です。これはまさに、市民の命が失われる状況であるということを忘れていないかというふうに思います。 耐震診断から10年以上が経過しています。その後の老朽化、雨漏りしたり、いろんな被害もありました。その後の老朽化の状況を考えると、今診断すれば、耐震性はさらに悪化しているんじゃないですか。確認です。
○議長(鴇田剛君)
安部教育部長。
◎
教育部長(
安部吉司君) お答えいたします。 議員のおっしゃるとおり、10年という期間が経過しておりますので、施設のほう、老朽化等進んでいる可能性はあろうかというふうに認識しております。 以上でございます。
○議長(鴇田剛君)
下田剣吾君。
◆13番(
下田剣吾君) 耐震性は、さらに悪化しているというふうに思います。 幾つかちょっと発言を紹介したいと思うんですが、平成25年3月議会、公明党榎本貞夫議員の質問です。公民館の耐震計画を策定していたが、ファシリティマネジメントの体制づくりをするという教育部の答弁に対して何と言ったか。「ただいま答弁をいただきましたけれども、執行部の怠慢だというふうに言わなければなりません。学校の耐震化についても、また老朽公民館の整備についても、今急に出てきた問題ではありません。市民の安心・安全のために、全力で知恵を絞って取り組んでいただきたい」。 もう1つは、平成27年3月議会、鈴木良次前議長の質問を抜粋いたします。「公民館は、皆さんが言うように防災の拠点なんです。ファシリティマネジメントだか何だか分からないけれども、それをしなきゃ話ができないなんて、そんなばかな話ないじゃないですか。君津の防災、市民の安全を守るために、一番先にやろうと決めたわけじゃないですか。それが全然施行されていない。やはり、この学校耐震が終わった次には、即そういうことができる、すぐ判断できるような状況をつくっていただきたい。今から公民館を造るからといって、各部署集まりましょうなんて、そんなばかな話はないわけです。全部止まっているじゃないですか。こういうことの仕事の段取りができないと、次に
地方創生をやるんだと言っても、自分たちの問題点が発見できませんよ。それをやっていただきたい」。 本当に思いの籠もった先輩の言葉だというふうに感じます。でも、なぜ今も公民館は危険なまま放置をされているのか、それは半分、私たち議会、後輩たちの責任だというふうに考えます。そして、もう半分は、今の教育委員会、教育長の責任ではないでしょうか。 昔の教育委員会が策定した耐震促進計画には、決定、公表に至らなかったんですが、その耐震促進計画という内部案がございました。そこには、真っ当な行政の姿があります。最初のページはこう始まります。「平成23年3月11日に発生した東日本大震災の際にも、公民館は避難先として役割を果たしている。よって、早期の耐震化に努め、大規模地震に対応できる公民館整備を行うものとする」というふうに始まっています。 整備にあたっての注意点も、次のように書いてあります。「将来的な新築を決定した場合、老朽化し、耐震性が確保されていない公民館を使用し続けることは、安全面から適切とは言えない」。そう書いていた教育委員会が、台風のとき、その後の地震のとき、使用禁止をしたでしょうか。今も、耐震性のない公民館に人を入れています。 時代が変わったから、公共施設の総合管理が必要、ファシリティマネジメントの時代、計画的にやる、そういうことを否定するわけではありませんが、考えていただきたいんです。直下型地震、
南海トラフや
首都直下地震は、阪神大震災のときと同じようなことになると言われています。死者のほとんどは、倒壊した建物の下敷きになって亡くなりました。ですから、耐震化が求められ、本市も学校を耐震化した。 その後に、東日本大震災もあった。ここが一番肝腎なところではないですか。公民館は、利用者がほとんどいない施設と違います。朝から夜まで多くの市民が利用します。何十人が、何百人が被害に遭ったときに、誰が責任を取ることができますか。
首都直下地震、
南海トラフ地震は、30年以内に8割の確率で起きると、これは国が既に言っていることです。地震が起きない前提ならば、3つの公民館の更新に10年かけても、15年かけてもいいですが、そうではないですよね。 教育長にお聞きします。市民の安全の観点から、すぐに使用禁止の措置、同時に補強や更新の準備を急がせるべきと考えますが、どうですか。
○議長(鴇田剛君) 粕谷教育長。 (教育長 粕谷哲也君登壇)
◎教育長(粕谷哲也君) まず、老朽化が進んでおりますこの公共施設、公民館の再整備につきましては、繰り返しになりますけれども、君津市社会教育施設の再整備第2期プランとして、令和3年度中の策定を目指してまいりたいと考えております。 ただいまのご質問でございますけれども、市民の安心・安全のための公共施設でございますけれども、こちらのほうで検討いたしまして、結論を出した上で、方向性をお示ししたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(鴇田剛君)
下田剣吾君。
◆13番(
下田剣吾君) ちょっと十分でない答弁だというふうに思います。まさに市民の命がかかっていることですから、使用禁止の措置などしっかり考えて、すぐにやってください。 衛生センターのお金、今年でいうと21億円、ほかの事業をやめないで工面できました。公民館の更新は、3.5億円から5億円だと考えても、3つやっても15億円、5年あれば必ずできるというふうに思います。地域拠点を整備する、公民館そのものじゃ無理だったとしたら、公民館が入った小櫃地域交流センター、周南地区交流センター、小糸地区交流センター、やりましょうよ。 大地震の時代に、台風やコロナを経験した市民を守りたいという
石井市長だったらできるというふうに、私は信じています。議会と一緒になって、ぜひ公民館を新しい交流施設として、できるだけ早く建て替えたい。応援しますので、ぜひよろしくお願いしまして、質問を終わります。
○議長(鴇田剛君) 以上で、13番、
下田剣吾君の個人質問を終わります。
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△日程第4 議案第2号(質疑、
委員会付託)
○議長(鴇田剛君) 日程第4、議案第2号を議題といたします。 直ちに質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(鴇田剛君) 質疑もないようでございますので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(鴇田剛君) ご異議ないものと認め、質疑を終結し、ただいま議題となっております議案第2号をお手元に配信してあります付託表のとおり、所管の常任委員会に審査の付託をいたします。
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△日程第5 議案第3号(質疑、
委員会付託)
○議長(鴇田剛君) 日程第5、議案第3号を議題といたします。 直ちに質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(鴇田剛君) 質疑もないようでございますので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(鴇田剛君) ご異議ないものと認め、質疑を終結し、ただいま議題となっております議案第3号をお手元に配信してあります付託表のとおり、所管の常任委員会に審査の付託をいたします。
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△日程第6 議案第4号(質疑、
委員会付託)
○議長(鴇田剛君) 日程第6、議案第4号を議題といたします。 直ちに質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(鴇田剛君) 質疑もないようでございますので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(鴇田剛君) ご異議ないものと認め、質疑を終結し、ただいま議題となっております議案第4号をお手元に配信してあります付託表のとおり、所管の常任委員会に審査の付託をいたします。
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△日程第7 議案第5号(質疑、
委員会付託)
○議長(鴇田剛君) 日程第7、議案第5号を議題といたします。 直ちに質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(鴇田剛君) 質疑もないようでございますので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(鴇田剛君) ご異議ないものと認め、質疑を終結し、ただいま議題となっております議案第5号をお手元に配信してあります付託表のとおり、所管の常任委員会に審査の付託をいたします。
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△日程第8 議案第6号ないし議案第12号(質疑、
委員会付託)
○議長(鴇田剛君) 日程第8、議案第6号ないし議案第12号を一括議題といたします。 直ちに質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(鴇田剛君) 質疑もないようでございますので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(鴇田剛君) ご異議ないものと認め、質疑を終結し、ただいま議題となっております議案第6号ないし議案第12号をお手元に配信してあります付託表のとおり、所管の常任委員会に審査の付託をいたします。
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△日程第9 議案第13号(質疑、
委員会付託)
○議長(鴇田剛君) 日程第9、議案第13号を議題といたします。 直ちに質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(鴇田剛君) 質疑もないようでございますので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(鴇田剛君) ご異議ないものと認め、質疑を終結し、ただいま議題となっております議案第13号をお手元に配信してあります付託表のとおり、所管の常任委員会に審査の付託をいたします。
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△日程第10 議案第14号及び議案第15号(質疑、
委員会付託)
○議長(鴇田剛君) 日程第10、議案第14号及び議案第15号を一括議題といたします。 直ちに質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(鴇田剛君) 質疑もないようでございますので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(鴇田剛君) ご異議ないものと認め、質疑を終結し、ただいま議題となっております議案第14号及び議案第15号をお手元に配信してあります付託表のとおり、所管の常任委員会に審査の付託をいたします。
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△日程第11 議案第16号及び議案第17号(質疑、
委員会付託)
○議長(鴇田剛君) 日程第11、議案第16号及び議案第17号を一括議題といたします。 直ちに質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(鴇田剛君) 質疑もないようでございますので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(鴇田剛君) ご異議ないものと認め、質疑を終結し、ただいま議題となっております議案第16号及び議案第17号をお手元に配信してあります付託表のとおり、所管の常任委員会に審査の付託をいたします。
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△日程第12 議案第25号ないし議案第30号及び議案第32号(質疑、
予算審査特別委員会設置、同
委員会付託)
○議長(鴇田剛君) 日程第12、議案第25号ないし議案第30号及び議案第32号を一括議題といたします。 直ちに質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(鴇田剛君) 質疑もないようでございますので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(鴇田剛君) ご異議ないものと認め、質疑を終結し、ただいま議題となっております議案第25号ないし議案第30号及び議案第32号につきましては、11名をもって構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(鴇田剛君) ご異議ないものと認めます。 よって、議案第25号ないし議案第30号及び議案第32号は、11名で構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。 次に、予算審査特別委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、2番、
宇野晋平君、3番、鈴木高大君、5番、高橋健治君、6番、石上塁君、7番、
松本裕次郎君、9番、野上慎治君、10番、奈良輪政五君、13番、
下田剣吾君、14番、保坂好一君、16番、須永和良君、18番、三浦道雄君、以上11名を指名いたします。 お諮りいたします。 ただいま指名いたしました11名の諸君を予算審査特別委員に選任したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(鴇田剛君) ご異議ないものと認めます。 よって、ただいま指名いたしました11名の諸君を予算審査特別委員に選任することに決定いたしました。 ここで、予算審査特別委員は、休憩中に予算審査特別委員会を開催し、正副委員長の互選を行い、その結果についてご報告願います。 ここで、議事の都合により暫時休憩をいたします。
△休憩宣告 午前10時55分
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△再開宣告 午前11時40分
○議長(鴇田剛君) 再開いたします。 休憩中に予算審査特別委員会が開催され、正副委員長の互選を行った結果、委員長に須永和良君、副委員長に保坂好一君がそれぞれ決定いたしましたので、ご報告いたします。
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△日程第13 議案第31号(質疑、
委員会付託)
○議長(鴇田剛君) 日程第13、議案第31号を議題といたします。 直ちに質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(鴇田剛君) 質疑もないようでございますので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(鴇田剛君) ご異議ないものと認め、質疑を終結し、ただいま議題となっております議案第31号をお手元に配信してあります付託表のとおり、所管の常任委員会にそれぞれ審査の付託をいたします。 なお、
補正予算審査分類表をお手元に配信してありますので、ご了承ください。
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△日程第14 報告第1号及び報告第2号(質疑)
○議長(鴇田剛君) 日程第14、報告第1号及び報告第2号を一括議題といたします。 直ちに質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(鴇田剛君) 質疑もないようでございますので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(鴇田剛君) ご異議ないものと認め、質疑を終結いたします。
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△日程第15 陳情第1号及び陳情第2号(
委員会付託)
○議長(鴇田剛君) 日程第15、陳情第1号及び陳情第2号を一括議題といたします。 ただいま議題となっております陳情第1号及び陳情第2号をお手元に配信してあります付託表のとおり、所管の常任委員会にそれぞれ審査の付託をいたします。
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△日程第16 休会について
○議長(鴇田剛君) 日程第16、休会についてを議題といたします。 お諮りいたします。 議案調査及び委員会審査のため、3月10日から3月22日までの13日間を休会としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(鴇田剛君) ご異議ないものと認め、明日3月10日から3月22日までの13日間を休会とすることに決定いたしました。 なお、委員会の開催日及び日程につきましては、会期日程表のとおりお願いいたします。 また、3月23日の本会議は、議事の都合により午後2時から開きますので、ご参集願います。
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○議長(鴇田剛君) 以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしましたので、これにて散会といたします。 長時間にわたりまして、ご苦労さまでございました。
△散会宣告 午前11時42分...