君津市議会 > 2016-06-10 >
06月10日-04号

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  1. 君津市議会 2016-06-10
    06月10日-04号


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    平成28年  6月 定例会(第2回)           平成28年第2回君津市議会            定例会会議録(第4号)1.開議の日時  平成28年6月10日 午前10時00分1.出席議員  23名       1番   安藤敬治君         2番   下田剣吾君       3番   佐藤葉子君         4番   野上慎治君       5番   石上 塁君         6番   松本裕次郎君       7番   平田悦子君         8番   奈良輪政五君       9番   船田兼司君        10番   保坂好一君      11番   須永和良君        12番   加藤喜代美君      13番   橋本礼子君        14番   真木好朗君      16番   高橋 明君        17番   鈴木良次君      18番   三浦道雄君        19番   榎本貞夫君      20番   磯貝 清君        21番   小倉靖幸君      22番   三浦 章君        23番   小林喜久男君      24番   鴇田 剛君1.欠席議員  1名      15番   池田文男君1.地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市長         鈴木洋邦君   副市長        石井清孝君   教育長        山口喜弘君   総務部長       黒川倫行君   企画政策部長     浦田 泉君   財政部長       平田幸博君   市民環境部長     高橋 隆君   保健福祉部長     岸 行洋君   経済部長       中澤政義君   建設部長       藪谷直幸君   教育部長       鈴木盛一君   水道部長       前田幸彦君   消防長        青木一志君   総務部次長              企画政策部次長              茂田達也君   (事)企画政策    安部吉司君   (事)総務課長            課長   会計管理者              監査委員              本吉健次君              小石川 洋君   (事)会計課長            事務局長   農業委員会              選挙管理委員会              齋藤久夫君              嶋野 淳君   事務局長               事務局長1.職務のため出席した者の職氏名   事務局長       小礒勇二    次長         加藤美代子   主事         石井孝幸--------------------------------------- △開議 平成28年6月10日午前10時00分 ○副議長(小倉靖幸君) おはようございます。 議長がやむを得ぬ所用のため欠席でございますので、地方自治法第106条第1項の規定により、私が議長の職務を行いますので、ご了承願います。 ただいまの出席議員は21名でございます。よって、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 なお、11番、須永和良君からおくれる旨、また、15番、池田文男君から欠席する旨の届け出が提出されておりますので、ご報告をいたします。--------------------------------------- △議事日程の決定 ○副議長(小倉靖幸君) 次に、本日の日程につきましては、会議規則第20条の規定により、議長において定め、印刷配布してございます。その順序に従いまして会議を進めてまいりますので、ご了承願います。---------------------------------------(参照) 議事日程(第4号) 6月10日(金)午前10時開議 日程第1 一般質問 日程第2 議案第1号(質疑、委員会付託) 日程第3 議案第2号(質疑、委員会付託) 日程第4 議案第3号ないし議案第5号(質疑、委員会付託) 日程第5 議案第6号ないし議案第8号(質疑、委員会付託) 日程第6 議案第9号及び議案第10号(質疑、委員会付託) 日程第7 議案第11号ないし議案第13号(質疑、委員会付託) 日程第8 報告第1号ないし報告第3号(質疑) 日程第9 報告第4号(質疑) 日程第10 報告第5号(質疑) 日程第11 報告第6号(質疑) 日程第12 陳情第4号ないし陳情第8号(委員会付託) 日程第13 休会について--------------------------------------- △日程第1 一般質問 ○副議長(小倉靖幸君) 日程第1、一般質問を昨日に引き続きまして通告順に行います。 10番、保坂好一君の発言を許します。 保坂好一君。     (10番 保坂好一君登壇) ◆10番(保坂好一君) 皆さん、おはようございます。10番、君津創生、保坂好一でございます。 ただいま議長の許可を得ましたので、通告に従い質問をさせていただきます。 本年4月に熊本地震で被害に遭われました皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し深くお悔やみを申し上げます。被災された方々には一日も早く日常に戻れるよう、切に願っております。 さて、昨年3月の定例会において、経営改革について質問をさせていただきました。同時期に君津経営改革大綱が作成され、31年までの5年間で歳入歳出の均衡を図るべく、持続可能な行財政運営を確立していくということでした。また、公共施設マネジメント基本方針の位置づけは、の最上位計画である君津総合計画のもと、ファシリティマネジメントを推進していくことも周知のとおりです。今回は具体的になりつつある公共施設等総合管理計画について主に、大綱3点、細目9点を質問させていただきます。 大綱1では、公共施設等総合管理計画についてお聞きします。 公共施設は、地域にとって大変重要な役割を担っています。市民ニーズをどのように把握していくのか、また、改修方法、建てかえなどの対応などをお聞きします。また、施設の複合化、未利用地の活用や基本台帳の使い方などについてもお伺いします。そして、ファシリティマネジメントを推進していく際の庁内体制や計画策定業務の委託など、この事業の根幹になる部分についてもお伺いしたいと思います。 大綱2では、経済・観光振興について伺います。 花木センター自然休養村、森林体験交流センターの運営や今後の課題をお聞かせください。 大綱3では、消防団機庫の整備についてお伺いします。 以上で一次質問は終わります。再質問は質問席から行いますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(小倉靖幸君) 鈴木市長。     (市長 鈴木洋邦君登壇) ◎市長(鈴木洋邦君) 皆さん、おはようございます。 10番、保坂好一議員のご質問にお答えします。 大綱1、公共施設等総合管理計画について。 細目1、市民ニーズを把握する体制整備についてお答えいたします。 人口減少社会の進展や住民ニーズの変化、そして税収の大幅な増加が見込めない中で、生活に必須な社会基盤を維持し、持続可能な行政サービスの提供に向けて、経営的視点から行政財産全体の最適化を図ることは極めて重要であります。 では、公共施設マネジメント基本方針に基づき、公共施設の建てかえや統廃合、複合化など再配置の検討を進めてまいります。個別の公共施設の再配置を進めるにあたっては、施設の設置当時からの社会環境市民ニーズの変化、そして地域の実情把握や将来予測を含めた十分な検討を行う必要があります。平成27年度には小中学校の再編にあたり市内各地で説明会を実施し、保護者や地域の方々からさまざまなご意見をいただき、情報共有や基本的な考え方について合意形成を図ったところであります。 市民ニーズの把握方法や庁内体制につきましては、その施設の規模や用途等により最適な体制と方法を選択することとなりますが、経営改革推進本部などの既存の体制を十分活用し、にとっても市民の皆様にとっても最適な選択となるよう努めてまいります。 細目2、公共施設改修方法について、細目3、未利用財産の処分と活用について、細目4、縦割り組織を脱却した庁内での取り組みについて、細目5、計画策定業務の委託について、大綱2、経済・観光振興についてにつきましては担当部長から、大綱3、消防団機庫についてにつきましては消防長からご答弁申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(小倉靖幸君) 浦田企画政策部長。 ◎企画政策部長(浦田泉君) 自席から答弁をさせていただきます。 細目2、公共施設改修方法についてお答えいたします。 本市の公共施設の多くは、昭和40年代からの急激な人口増加を受けて、市内全域にわたり短期間に整備されてきたため、今後老朽化の進行等により大規模改修や建てかえなど更新時期を迎えることとなります。そのため、では、社会環境の変化や市民ニーズに対応した公共サービスを、今後とも良好な状態で提供していくため、平成25年度に資産管理室を設置し、施設所管課で個別に管理していた施設の情報を一元的に管理するための取り組みを開始し、公共施設カルテの整備に着手いたしました。 平成26年度には経営改革推進課を設置し、公共施設カルテの整備を完了し、公共施設マネジメント基本方針を策定いたしました。この基本方針では、公共施設の質、量、財政負担の最適化を図っていくことを定めており、具体的には施設の安全性の確保や統廃合、複合化、集約化、更新費用の平準化等を行ってまいります。平成27年度には、が保有する道路、橋梁などインフラを含む公共施設耐用年数評価額等を一元的に管理する、固定資産台帳の整備を行いました。固定資産台帳は、公共施設等総合管理計画の策定の際に必要なデータを提供するとともに、統一的な基準による財務書類の作成に必要なものとなっております。 公共施設マネジメント基本方針では、今後40年間の更新費用を推計いたしましたが、広大な面積と多くの公共施設を保有する本にとって、公共施設の再配置は積極的かつ計画的に進めてはおりますが、短期間で対応することが困難な問題でもあります。今後とも、公共施設を安全、安心に利用していただけるよう、公共施設の老朽化の程度や必要性、緊急性等を考慮し、優先度を定めて実施してまいります。 次に、細目3、未利用財産の処分と活用についてお答えいたします。 公共施設の複合化、集約化等の再配置を進める過程では、再配置後の遊休施設等の利活用も課題となってまいります。こうした未利用財産の利活用につきましては、今後の公共施設サービスのあり方や各種施策との整合を図りながら、公共施設等総合管理計画の策定過程において方針を検討し、経営改革、実施計画の中で取り組みを進めてまいります。 次に、が保有する不動産の取得価格、耐用年数等のデータを網羅的に記載した固定資産台帳の整備により、従来の数量面からの管理に加えて、施設の耐用年数評価額等を一元的に管理することが可能となりました。固定資産台帳は毎年度内容を更新いたしますので、公共施設等維持管理、修繕、更新等に係る中長期的な経費の見込みを算出することができるほか、統一的な基準による財務書類の作成のための貴重な資料となります。今後は、固定資産台帳のデータを分析し、施設全体の課題や問題点を把握した上で、公共施設カルテにより個別施設の状況の把握、分析を行うなど、施設の再配置にも活用してまいります。 次に、細目4、縦割り組織を脱却した庁内での取り組みについてお答えいたします。 公共施設等の再配置の推進にあたっては、市民に対し、わかりやすく説得力ある説明を行っていくことが必要と考えております。そのためには、職員一人ひとり情報共有を行い、組織の枠にとらわれず、本市の現状を理解し、将来に向けて何を行うべきかを考えていくことが重要となります。 では、平成27年度に千葉大学教授大塚成男氏を講師に、本市の財政状況や公共施設の課題について、職員の理解と自覚を深める研修を行いました。また、経営改革推進本部では、重要施設の取り組みを進行管理し、必要に応じて設置する専門部会で個別の事項を調査研究することで、組織の枠を超えて全庁的な体制で取り組んでまいりました。これからも、公共施設再配置推進にあたっては、庁内での情報共有合意形成を十分行い、全庁的、組織横断的に取り組んでまいります。 次に、細目5、計画策定業務の委託についてお答えいたします。 公共施設等総合管理計画の策定にあたっては、専門的な知識と技能を有する業務であることから、仕様の作成の際に外部の専門的な見地から助言をいただいた上、公募型プロポーザルによる随意契約により委託業者を選定することといたしました。選定方式としては、施設の所管課や企画財政部門の職員等による選定委員会において、書類審査とヒアリング審査を実施し選定を行ったところであります。事業者の評価につきましては、固定資産台帳公共施設カルテ人口ビジョン各種統計情報を有効活用でき、公共施設マネジメント基本方針を具現化していけるかを基本に、人口、財政等の将来見通し、施設の再配置の考え方、分析手法、市民説明等合意形成が円滑に実施できるかなどを評価いたしました。 委託の内容でありますが、まず、施設の現状や課題を把握するための資産ヒアリング、今後の資産の再配置の基礎となる人口分析、財政シミュレーション、施設の更新費用の推計、地図情報を用いたわかりやすい図面の作成等が主なものとなっております。平成28年度は本の財政状況や公共施設等の現状課題、今後のの方向性などについて市民説明を行う予定でありますが、わかりやすく丁寧な説明となるよう努めてまいります。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 中澤経済部長。 ◎経済部長中澤政義君) 自席からご答弁申し上げます。 大綱2、経済・観光振興について。 細目1、花木センターの運営についてお答えいたします。 花木センターは、市民の緑化高揚と幅広い緑化運動の展開を図るため、平成元年に設置されたものでございます。毎年小中学校、自治会、道路の美化活動をしているボランティア団体などに、春と秋の2回にわたり約6万本の草花を無料配布することにより、花と緑に彩られたまちづくりに寄与しており、市民の方々には大変喜ばれております。 当施設の管理は、公益社団法人シルバー人材センターに委託しており、ミツバツツジの生産拠点ともなっております。これまでの実績を踏まえた栽培技術の継承や安定供給を行うため、これからも同様の管理形態を続けつつ、今後は少ない投資でより多くの草花を生産できるよう、施設の修繕、種まきの効率化を図ってまいります。 続きまして、細目2、自然休養村の運営についてお答えいたします。 自然休養管理センターの運営につきましては、平成18年度から指定管理者制度を導入しており、現在は君津農業協同組合指定管理者に指定しております。農林業団体地域コミュニティの活動拠点として会議室が利用されているとともに、地元観光農園の案内のほか、夏はヒマワリ、秋にはコスモスの花摘み会場として多くの観光客が訪れております。また、直売所「里のめぐみ館」では、地元でとれた季節の農産物を販売しており、特に秋の自然薯は好評を得ております。 今後の事業展開につきましては、豊かな自然にふれあいながら四季折々の農村体験が楽しめる清和地区の特性を生かし、地元観光農園と連携を図りながら地域農業の活性化に取り組んでまいります。なお、(仮称)清和地区観光交流センターの開館後は、自然休養管理センターを廃止し、引き継いでいくということとしております。 続きまして、細目3、森林体験交流センターの運営についてお答えいたします。 森林体験交流センターは、自然の中で森林に親しみ、理解を深めるとともに地域の林業の活性化を図るため、平成7年度に建設したものでございます。当施設の昨年度の利用状況は、木工やドラム缶を利用した炭焼き体験などをはじめ、食堂のメニューをリニューアルし、猪の肉を取り扱った料理を盛り込むなど、施設全体では約1万人の利用者がありました。 本年度におきましては新たな指定管理者で運営しており、民間活力を利用し、大きな効果が生み出せるよう、新しい企画などを検討しております。今後は久留里地区全体の観光資源を取り入れ、地域の方々のお力もおかりしながら、官民一体で取り組んでまいります。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 青木消防長。 ◎消防長(青木一志君) 自席からご答弁申し上げます。 大綱3、消防団機庫について。 細目1、消防機庫の整備方針についてお答えいたします。 消防団機庫を整備するにあたりまして、当初予定していた在来工法だけではなく、プレハブ工法コンテナ施設など新たな建設工法も含め、工事費や耐用年数、工期、維持管理など、消防団機庫に求められる一定の生活環境や防災拠点としての機能の確保に配慮しながら、比較検討を行っております。 今後は、消防施設としての質の確保と充実、さらには補助金制度など行政が実施する事業としてどのような方法が適正な執行方法であり、コストの縮減につなげることができるのか、他の整備状況などを含め調査し、検討してまいります。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 保坂好一君。 ◆10番(保坂好一君) 順不同となりますが、二次の質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 まず最初に、消防団機庫の整備について質問させていただきます。 私、予算委員会のときにいろいろお話をさせていただいて、同期の高橋明議員もその他の議員もいろいろお話があったというふうに、皆さんもご理解していると思います。その中で、この公的な施設があるゆえに、一般的な建物と価格が高額になることについては理解をしております。 全く違う観点から質問いたしますが、消防団または自治会への補助金として、機庫への施設設備を行っていただくというような発想の転換もあるかと考えますが、ご見解をお伺いします。 ○副議長(小倉靖幸君) 青木消防長。 ◎消防長(青木一志君) お答えいたします。 地方自治体からの補助金を活用して、消防団機庫を建設している事例につきましては、消防団を実施主体とする事例は確認しておりませんが、自治会の事例は県内外において確認しております。その補助内容につきましては、面積あたりの補助や定額補助、全額補助などさまざまであります。 しかしながら、消防団機庫につきましては、災害時の重要な防災拠点となる公共施設であり、本来地方自治体が整備すべきものであると考えております。 以上でございます。
    ○副議長(小倉靖幸君) 保坂好一君。 ◆10番(保坂好一君) 今、消防長から、やはりこの機庫についてはしっかりとしたの対応でありということのご意見をいただきました。まさにそのとおりだというふうに考えます。しかしながら、高額であるということは市民の皆様、そして議会の我々も感じていることでありますので、また別の質問をさせていただきますけれども、官庁施設設計業務等の積算基準というのがありまして、今回積算した建築物については、類型、この用途の一覧を見ますと、建築物の類型でいうと6というところにあたりまして、これが共同住宅というところにあります。 この共同住宅に当てはめての業務報酬基準を算定しているというふうに聞いております。この業務報酬基準を違う形で、複合という形ですが、下は車庫、上は事務所というような算定の仕方ができるかどうか、お伺いします。 ○副議長(小倉靖幸君) 藪谷建設部長。 ◎建設部長(藪谷直幸君) 自席からお答えいたします。 業務報酬料の積算につきましては、車庫、事務所といった用途ごとに行うことによって経費の削減は可能と考えております。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 保坂好一君。 ◆10番(保坂好一君) 今、建設部長のほうから、用途ごとでまた積算ができるということであります。私が見た感じでは、やはり積算の基準については事務所という形、そして機庫であれば、それが駐車場、消防団の車両を入れるという重要な役割も持っていながらも、複合施設であれば少しでも安価に、そして、市民の血税を使うわけですので、その辺を加味していただければというふうに思います。もともと消防団機庫というのは、各地域での自衛消防という市民の財産、命を守る使命として活躍を、消防団の方々に一生懸命していただいております。早くこの消防団機庫を建設していただきたいというふうに考えております。 片や、市民目線でいきますと、新規建築の費用は高額があるというようなことは、皆さんも周知かというふうに考えていることは、私自身そして皆さんもわかっていると思います。ですので、これからいろいろな形での構造物の建て方についても、十分考慮していただきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。 続いて、大綱2に入りまして、経済・観光振興についてお伺いをいたします。 花木センターの運営についてになりますけれども、現在委託先であるシルバー人材センター、これは春、秋の時期に草花を生産して無料配布し、成果を上げていることはよくわかりました。しかしながら、これ以上の生産というのが、男性3人、女性2人の合計5人での働きであることがわかり、非常に難しいというふうに感じております。機械及び整備の投資というのは今後考えているのか、お尋ねいたします。 ○副議長(小倉靖幸君) 中澤経済部長。 ◎経済部長中澤政義君) お答えいたします。 現在、花木センターでは、種から苗を生育させて、年間6万本あまりの草花を生産しております。現在のところ大きな設備投資ということにつきましては考えておりませんけれども、場内の整備を進めて、種まきの効率を向上させるような機器を購入しまして、品質向上というものに努めてまいりたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 保坂好一君。 ◆10番(保坂好一君) ミツバツツジの生産の拠点ということでございますが、これまでの成果、そして技術の継承というのは、これからどのようになさっていくのかお伺いします。 ○副議長(小倉靖幸君) 中澤経済部長。 ◎経済部長中澤政義君) お答えいたします。 シルバー人材センターに委託している花木センターでは、年間約2,000本のミツバツツジを栽培しております。現場で携わる人間は継続的に配置されるよう調整しているところでございますし、その中で土壌のつくり方や種まきをする最適時期など、マニュアルづくりもしていることから、例えば新たな人員になっても、技術の継承というものができるような体制というものを整えるようにしております。 しかしながら、植物相手ということになりますと職人の長年の勘というようなところもありますし、技術を備えた民間企業でやっていただける企業があれば、選択肢にもなろうかと思いますけれども、そういったものを把握していきたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 保坂好一君。 ◆10番(保坂好一君) それでは、が考えるこれからの花木センター将来構想というのはどういったものでしょうか、お尋ねします。 ○副議長(小倉靖幸君) 中澤経済部長。 ◎経済部長中澤政義君) お答えいたします。 本は、日本一のミツバツツジの里づくりというものを目指しております。そのためには、民間の供給ルートだけではなくて、自前で生産ができる、確保できるというほ場が必要であります。そういったところが一つと、あとは、先ほど申しましたように市民の緑化意識の高揚と、幅広い緑化運動のための生産拠点ということでも位置づけておりますので、これからも活用してまいりたいというふうに思っております。 しかしながら、本市ファシリティマネジメントの方針もございますので、今後は総合的に考えていきたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 保坂好一君。 ◆10番(保坂好一君) 後でまた関連性がございますので、ちょっと質問を変えて話をさせていただきますけれども、続いて、自然休養村の運営についてお尋ねします。 多くの観光客が訪れるというふうに聞いておりますが、この時期、何人訪れているかお聞きします。 ○副議長(小倉靖幸君) 中澤経済部長。 ◎経済部長中澤政義君) お答えいたします。 観光客の状況でございますが、自然休養管理センターや周辺の観光農園等では、例えばイチゴ狩りが盛んな2月、3月には1万929人の方、9月の梨狩りシーズンには1万1,150人の方、自然薯が販売されます11月、12月には1万7,409人の方が今回訪れております。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 保坂好一君。 ◆10番(保坂好一君) 地域産業の活性化を今後図るというふうにお答えをいただきましたが、現在との違いをお聞かせください。 ○副議長(小倉靖幸君) 中澤経済部長。 ◎経済部長中澤政義君) お答えいたします。 近年、イチゴやブルーベリーなどを中心としました、観光農園収穫体験という体験型農業というのは非常に人気が高うございます。地方ならではの農業関連事業として注目されておりますので、引き続き事業の維持拡大、または新規参入というものを支援していきたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 保坂好一君。 ◆10番(保坂好一君) 仮称の清和地区観光交流センターに今後引き継ぐというふうにありますが、何を引き継ぐのかお伺いいたします。 ○副議長(小倉靖幸君) 中澤経済部長。 ◎経済部長中澤政義君) お答えいたします。 今、自然休養管理センターのほうでは、自然休養村の管理の部分と、先ほど申しましたように観光農園の部分のお客様相手とか、そういうようなものをやっております。(仮称)清和地区観光交流センターへ引き継いでいく内容といたしましては、今申しました観光情報の案内とか、地元の観光農園の誘導ですとか、あとは生産組合等の関係調整、こういったものを想定しております。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 保坂好一君。 ◆10番(保坂好一君) この問題も、また後からちょっと含めてお話をさせていただきます。 森林体験交流センターの運営について、続いて質問させていただきます。 新しい指定管理者のもと新しい企画を検討しているということでしたが、現在どのような検討が進んでいるのかお伺いします。 ○副議長(小倉靖幸君) 中澤経済部長。 ◎経済部長中澤政義君) お答えいたします。 以前の指定管理者につきましては、森林組合にお願いしていましたが、その中では木工づくりや炭焼き体験というものを実施しておりました。新たな指定管理者ということになりましたところ、JRや観光関連業者とのタイアップによりまして、地元提供の農家のイチゴを使ったジャムづくり教室、または房総の有名な太巻きずしのつくり体験教室のほか、野鳥探索などの自然体験ツアーなどを企画し、首都圏をはじめ多方面からの集客を考えているというふうに聞いております。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 保坂好一君。 ◆10番(保坂好一君) もともとの考え方の中でありますけれども、この森林体験交流センター、地域の林業の活性化を図るということですが、何か必要かということですが、この何が必要かの考えがありましたらお聞かせください。 ○副議長(小倉靖幸君) 中澤経済部長。 ◎経済部長中澤政義君) お答えいたします。 まずは、多くの方々に本の特徴である緑豊かな地域の里山に触れていただきたい。林業をなりわいとしている方々により、里山や森林を守っている大切さ、役割を知っていただくことが重要であるというふうに思っております。さらに、森林体験交流センターなどで木工加工や炭焼き体験等、実際に木材に触れて、木のぬくもりですとか利用価値の理解というものを深めていただくことということは大切だと思っております。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 保坂好一君。 ◆10番(保坂好一君) 体験交流ができる施設としては、充実しているというふうに思います。利用方法や指導者など、全て指定管理者に委ねていくことになるというふうに考えておりますが、として、この体験交流の考え方を指定管理者にどのように伝えておりますか。 ○副議長(小倉靖幸君) 中澤経済部長。 ◎経済部長中澤政義君) お答えいたします。 新しい指定管理者につきましては「くるりポータル」という、ポータルという概念を持っておりまして、久留里地域の特性を最大限に生かし、自然や森林に対する理解を深め、農業と食文化の振興、観光資源の発掘と地域経済の活性化を目的として、地域社会の発展に寄与する事業展開を図っていきたいという業者の思いがあります。そういったところを、行政としても連携していきたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 保坂好一君。 ◆10番(保坂好一君) 実は、3つそれぞれ違うような形で質問させていただきましたが、実はこれ全てにおいて関連性がありまして、我が君津というのは市域が広い、そして君津に何がありますかといったら、里山があり自然がありというところがありまして、それを最大限に生かすということで第2次まちづくりの中でも記載されております。 花木センター、また自然休養村等々を回ってまいりました。やはり当初一生懸命やっていた姿が見受けられたわけでありますけれども、今の現状を見ると非常に寂しいような状況です。しかしながら、周りの状況を見ると、トマトをつくったりイチゴをつくったりといった形で、非常にあの地域が、向郷の地域が非常に活性化しているのがよくわかりました。 先ほど中澤部長がお話しいただいた森林体験交流センターにも行きましたが、指定管理者の人は非常にやる気のある女性の方で、炭焼き体験をこれから希望する人がいるんで、これから行ってまいりますということで、5月のときに行ってまいりましたらにこにこしながら活動しておりました。あの人一人に任せるんではなく、我々行政のほうからも、やはり何か手を差し伸べていかなければならないかなというふうに思っております。 いっときではやはりあそこの上に行きますとミツバツツジがあったり、いろいろな歩く、森林浴ができるところもたくさんあり、久留里城がありということであります。ただ単に、あそこの一つだけを取り上げてしまったらやっぱりなかなか難しい。久留里の水、そしてお酒というのもあります。しかしながら、そこだけで終わってしまうことなく、次の段階においてはこの花木センターを利用した、例えば近くにバラ園もありますが、バラを利用するだとか、いろんな形であそこに入り込めるような要素はたくさんあるように感じました。入ってみますとハーブをつくったり、それからミツバツツジでも原木を少し改良しながら、また品種改良しながらという形で努力されているようなところもありました。しかしながら、現状はというと、草が生い茂ってなかなか育成が難しいというところでもありました。非常に寂しく感じたわけです。でも、これから君津がやっていくことについては、ひとまず仕事という形での連携をとるがために、どのようなことをしていくかということになると、あそこを活用したほうがいいんじゃないかと。 そして、最後に、清和地区観光交流センターをこれからまた新しくつくるということでありますけれども、これだけの人たち、2月、3月、1万人、9月にはまた1万1,000人、自然薯がとれるころには1万7,000人、年間トータル4万人ぐらいの方々がお見えになっている。では逆に、その間のときに何を活動しているか。そして、あそこを利活用しているかということになると、やはり見えるものが見えなくなってきてしまっているんじゃなかろうか。であるならば、清和地区観光交流センターをつくる前に、地元の方々がここでどのような形で自分たちがやっていくかということを、とともに地域の方々とやるべきではないかというふうに感じるわけです。そのことによって地域が活性し、そしてラインもつくれて、市内外からもたくさんのお客さんが呼び込めるという形になれば、非常にうれしいことだというふうに感じております。 今、お話をしましたけれども、まさにまち・ひと・しごと、この花木センター自然休養村、そして森林体験交流センター、立ち上がりでは全く違うものでありましたが、それぞれをつなぎ合わせていくことによって新しい観光ラインができると思いますが、ご所見をお伺いします。 ○副議長(小倉靖幸君) 中澤経済部長。 ◎経済部長中澤政義君) お答えいたします。 議員ご指摘のとおり、こちらのほうをつなげるというような発想につきましては、正直今まで発想はございませんでした。森林体験交流センターについては、以前久留里城と一体的な利用についてご提案をいただいた経緯もございますので、そういったところから、今後総合的に調査研究していきたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 保坂好一君。 ◆10番(保坂好一君) 地元の野菜を主とした商品づくり、枇杷倶楽部という、南房総のほうに行くと優秀なところもあります。それを見習うというわけじゃありませんが、この観光事業の促進を図って地域の活性化、そして個々の問題点を出した上で、君津の観光事業をさらに展開していくことを希望いたします。 それでは、大綱1にありました公共施設等総合管理計画についてお伺いします。 細目1ですけれども、市民ニーズを把握する体制整備についてですけれども、少しお答えの中で、小中学校の再編についてのお話をされておりましたけれども、私はこの学校再編については、あくまで新しいタイプの学校づくりを視野に入れた活力ある魅力的な学校づくりをするものであり、これは合意形成を図ったのではなく、地域ごとの方向性を示していくものだったというふうに理解をしております。やはり、このような取り組みの方法が非常にいいのかなというふうに、私は感じております。ただ単に合意形成だけではなくて、方向性を示していただいた上で、また新しいものを、そして魅力あるものをつくっていただきたいというふうに思っております。 それでは、質問に入ります。 昨年7月に市内11カ所で開催したまちづくり市民懇談会の市民は92名、そして、第2次まちづくり実施計画素案に関する意見公募では2人で6件でありました。意見の中で、市民の意見を聞くには情報の公開が必須であり、必要な情報は意見公募と同じく、身近な公民館や図書館で見られるようにしていただきたいというような言葉が示されました。 先ほどの一次回答では「最適な選択」とご答弁いただきました。まずは施設の活用など、地域の方の意見をしっかり踏まえての方針決定をお願いしたいが、ご見解を伺います。 ○副議長(小倉靖幸君) 浦田企画政策部長。 ◎企画政策部長(浦田泉君) お答えいたします。 公共施設等総合管理計画につきましては、全般の将来に立った老朽化対策の推進等について主に決定するものでございます。以上のことから、内容につきましては、ある程度外観的または抽象的にならざるを得ない部分がございます。 個別の施設の計画に際しましては、その施設の利活用等について地域の実情や地域の皆様のご意見、社会環境市民ニーズの変化を把握し、十分に検討してまいりたいと、そういうふうに考えております。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 保坂好一君。 ◆10番(保坂好一君) 細目2、公共施設改修方法について再度ご質問します。 一次回答の中で、老朽化の程度や必要性、緊急性等を考慮し、優先度を定め実施していくというふうに言っておりました。必要性に関しての質問ですが、現在の利用頻度、将来展望、活用方法を考慮した上での優先が必要と思いますが、ご見解をお聞かせください。 ○副議長(小倉靖幸君) 浦田企画政策部長。 ◎企画政策部長(浦田泉君) お答えいたします。 総合管理計画に際しましては、固定資産台帳、施設カルテ等、そういうものを使いながら必要性、または施設の設置目的、利用状況、市民サービスなどを考慮しながら、施設の将来の活用も踏まえて判断していきたいと考えております。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 保坂好一君。 ◆10番(保坂好一君) 細目3のほうの未利用地財産の活用について、ご質問いたします。 回答の中で、「公共施設等総合管理計画の策定過程において方針を検討し」とありました。ここで言う方針とはどういうことでしょうか。 ○副議長(小倉靖幸君) 浦田企画政策部長。 ◎企画政策部長(浦田泉君) お答えいたします。 具体的には未利用財産の利活用の方針でございますが、公共施設等につきましては地域、またはその施設の目的、将来によって、その利活用方法につきましてもまた検討すべきものがあろうかと思っております。あくまで方針ということで検討させていただきたいと思っております。また、それの作成に関しましては、固定資産台帳のデータをもとに、公共施設更新費用等の算出もしていきたいと考えております。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 保坂好一君。 ◆10番(保坂好一君) また、この固定資産台帳を基本に経費見込みを算出する際ですけれども、建物のライフサイクルコスト、LCCですけれども、これを計画に盛り込まなければならないというふうに私は感じております。ですので、このデータや算出方法については今どのような状況でございますか。 ○副議長(小倉靖幸君) 浦田企画政策部長。 ◎企画政策部長(浦田泉君) お答えいたします。 平成27年度に作成いたしました固定資産台帳の中には、再取得価格また維持管理経費、このようなものも含めて書いてございます。こちらの利活用につきましては、27年度に作成したものでございますので、これから十分検討しなければならないとは思っておりますけれども、十分活用させていただきます。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 保坂好一君。 ◆10番(保坂好一君) また新しく建物を建てたりというふうにするものについて、期間中のメンテナンス保守管理、そして保険、そして長期的な利払い、廃棄するまでの費用、これら全てにおいて顧慮して、総合的に見てイニシャルコストのみならず、ランニングコストも全て含めた中での総合的な費用の把握を、しっかりと盛り込んでいただきたいと思います。また、未利用地の財産処分についてですけれども、これは利活用を考えた上での必要性があると思いますので、よろしくお願いいたします。 細目4についてですけれども、縦割り組織を脱却した庁内の取り組みについて質問させていただきます。 回答の中に、将来に向けて何を行うべきかを考えていくことが重要というふうにありました。実現に向かい求められるものは、私は職員の資質であるというふうに思っております。何を行うべきかは、常日ごろから考えなくてはならないことだと。そして、実行する努力を、その持ち場、立場で最大限実力を発揮していくことが庁内体制には必要と感じておりますが、ご見解をお聞かせください。 ○副議長(小倉靖幸君) 浦田企画政策部長。 ◎企画政策部長(浦田泉君) お答えいたします。 議員おっしゃるとおり、これからの将来を考えるときには一つの部分、そのことだけを考える、これでは不十分でございます。庁内会議や庁内周知を通して、十分な情報共有を図りながら進めてまいりたいと、そういうふうに考えております。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 保坂好一君。 ◆10番(保坂好一君) 他においては、ファシリティマネジメントを推進していくという形において、推進委員というのを各部署において庁内を統括するという事例もあります。これは多分皆様も知っているかと思います。やはり、一人ひとりが公有財産の利活用に向けての、そういうことを常々目を向ける、常に考えるということが必要であると思います。可能な限りの努力をしていただきたいというふうに思います。 細目5、最後になりますが、計画策定業務の委託についてお伺いします。 資料作成の際に、外部の専門的な見地からご助言をいただいて、委託業者の選定をされたようであります。選定のときに専門者のアドバイスは受けなかったのでしょうか。また、審査の公開制はないのですか、お伺いします。 ○副議長(小倉靖幸君) 浦田企画政策部長。 ◎企画政策部長(浦田泉君) お答えいたします。 物品調達に係るプロポーザル方式の業者選定については、通常関係部局の職員による選定委員会で選定を行っております。事業者選定時の専門家のアドバイスにつきましては、事業内容や規模など総合的に勘案して決定しているところで、今回は事前にアドバイスをいただいていたため、関係部局の職員による選定委員会としたものでございます。 審査の公開性につきましては、開示請求があった場合には情報開示セオリーに基づき、不開示情報を除き公開することになります。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 保坂好一君。 ◆10番(保坂好一君) 一次回答の中に、市民説明等合意形成が円滑に実施できるかなどの評価とありますが、これは机上でなく現場での対応が求められると思います。まず、初めに地域ごとの現状と、そして意見の集約から始めていかなければならないと考えておりますが、ご見解をお伺いします。 ○副議長(小倉靖幸君) 浦田企画政策部長。 ◎企画政策部長(浦田泉君) お答えいたします。 公共施設等総合管理計画については、全体の公共施設のあり方を定めるものでございます。個別施設計画を策定する際に、地域の皆様にご意見をいただいていきたいと考えております。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 保坂好一君。 ◆10番(保坂好一君) 既に業者選定が終わっている、これは広報にも出ていたのですけれども、終わっているのかなというふうに思っておりますけれども、この業者選定の実績も重要であるというふうに考えておりますが、選考の結果がわかっておりましたら教えていただきたいと思います。 ○副議長(小倉靖幸君) 浦田企画政策部長。 ◎企画政策部長(浦田泉君) お答えいたします。 審査の結果につきましては、庁内職員による選考委員会の選考結果は出ております。今後必要な手続を経まして正式な決定となりますので、その後にということになります。ご理解いただけるようよろしくお願いいたします。 ○副議長(小倉靖幸君) 保坂好一君。 ◆10番(保坂好一君) 今ずらずらと、公共施設等の総合管理計画について質問ばかりになりましたけれども、昨年から引き続き、そして公共施設等の総合管理計画、本当に君津が今までにないくらいの規模でこれを進めていかなければならない。多くの議員が言っているように、君津の財政はどうですかと、逼迫していますよねというところの中で、これこそがまずやっていかなければならない一つであり、そして、31年度までにきちんとした考え方、そして地域の方々の意見聴取を全て網羅しながら、そして明るい未来に向かっての第一歩を、これで踏み出さなければならないというふうに考えております。 特に、君津は318キロ平方メートルという大きな市域であることから、また近隣との共有財産を利用する。これは広域的な連携という形での考え方ですけれども、市域が広いということは、他との接触の部分も多いかというふうに思います。ファシリティだけの話ではなく、広域連携を含めていかなければならないというふうに感じております。例えばの話ですが、公民館があったら、そこをほかのと一緒になって考えていきましょうとか、そういった部分というのはこれからやっていく可能性が大きいかなというふうに思います。そういった広域的な連携も踏まえて、十分地域の方々との情報交換、情報提供をしていただいて、策定していく必要があるというふうに思います。 公共施設を利用する方々、これは多くの市民の方々と、そして行政が問題意識を一つにして、幅広い議論を進めて将来の公共施設のあるべき姿を考えていく。そのような体制をとっていただきたいというふうに考えます。今回は、そういったまず最初の部分での正しい方向、そして我々も理解する、そして市民の方も理解をする。もちろん庁内の皆さんは、一人ひとりの考え方を一つにしていただくことが重要かと思いますので、ぜひともご努力していただきたいと思います。 これで私からの一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○副議長(小倉靖幸君) 以上で、10番、保坂好一君の一般質問を終わります。 ここで、議事の都合により暫時休憩をいたします。 △休憩宣告 午前10時56分--------------------------------------- △再開宣告 午前11時15分 ○副議長(小倉靖幸君) 再開いたします。 休憩前に引き続きまして一般質問を行います。 7番、平田悦子君の発言を許します。 平田悦子君。     (7番 平田悦子君登壇) ◆7番(平田悦子君) 皆さん、こんにちは。議席番号7番、きみつ未来、平田悦子です。 議長より発言の許可をいただきましたので、これより通告に従い質問をさせていただきます。 質問に先立ちまして、まずは、4月に熊本県熊本地方で発生した地震において被災された方々が、一刻も早く安心を取り戻せますようお見舞い申し上げます。それとともに、亡くなられた方々には心よりお悔やみを申し上げます。 現地での余震はおさまってきたようではありますが、いまだに避難生活を余儀なくされている被災者の方々がたくさんいらっしゃいます。新学期早々学校が避難所として使われたために、多くの子どもたちが学校に通えなくなりました。中には、震災のショックから精神的ストレスを抱え、心のケアが必要な子どもたちもいます。そんな状況でも、子どもたちは一日一日を元気に一生懸命に生きています。だからこそ、私たち大人は、子どもたちにとって何も不安もなく過ごせる環境を整備する義務があると、改めて感じさせられました。 先日、本市で行われたまちづくり高校生模擬議会でも、自分たちが暮らすまちのことを思う生き生きとした意見や提案がたくさん出されました。鋭い指摘も多く、答弁者である私たち議員も君津の現状や問題点を再認識させられました。答弁をした責任の重さを胸に刻み、これからもしっかりと市政と向き合っていきたいと思います。また、このように若いうちからまちづくりにかかわることで、自分たちの住むふるさとを愛し、ここで暮らしていきたいと、そう思ってもらえることにつながるのではないでしょうか。 厚生労働省が発表した平成26年の千葉県内市町村の合計特殊出生率は、君津は1.52、県内では館山の1.53に次いで第2位であります。しかし、人口減少と少子高齢化は依然として深刻化の一途をたどっています。若い世代が子どもを産み育てようと思える環境をつくるには、雇用の安定、福祉環境の整備など課題はたくさんあります。これからも君津が子どもを産み育てやすいまちとして前進をしていくために、若い女性市民の目線から、よい施策はよい、変えていただきたいものはしっかりとその改善策を述べさせていただきたいと思います。 それでは、これより通告に従い、大綱4点、細目7点の質問をさせていただきます。 大綱1点目、市政運営の基本的な考え方について。 細目1、君津のイメージアップ戦略についてお伺いいたします。 鈴木市長は、君津総合計画で定めた将来都市像である「人が集い活力あふれる健康都市きみつ~夢と誇りの持てるまち~」の実現に向けて、さまざまな施策に取り組んでいただいておられると思いますが、平成28年第1回定例会の代表質問において、君津のイメージ戦略の具現化がされていないことが課題であると指摘がございました。若者が、特に若い女性が君津から多く転出をしているのが現状です。私たちが君津に夢と誇りを持ち、君津はこんなまちなんだというイメージを持つことは、そういった若い世代が地元に残るという選択をするのに、非常に大きな役割を果たすと思われます。前回の代表質問を受けて、どのような対応をしていただけたのかお伺いいたします。 次に、大綱2、君津「まち・ひと・しごと創生」総合戦略について。 細目1、きみつ食の彩りプロジェクトについて。 きみつ食の彩りプロジェクトの事業概要は、食材や食文化等の地域資源を活用し、食のブランド化を創出することで、地域活性化等を図るとされていますが、今後の取り組みについてお伺いいたします。また、本市では、農家にとっては害獣である猪や鹿の肉を、新たな特産品として有効活用していく方針であると思います。その肉で地域産業の振興を図るため、普及に向けてどのような取り組みを行っているのか、供給体制と今後の見通しについてお伺いいたします。 次に、細目2、交流人口の増加について。 本は、数年前よりスマートフォンのGPS機能を活用した位置情報ゲームでのイベントを実施しており、それは近隣他にはない取り組みであり、評価できるものだと思っております。しかし、ターゲットが一部の利用者に限定されてしまうという問題もあると思います。本は市外の方々から見ても魅力的な部分はたくさんあると思いますので、そういった環境を利用した幅広い世代に働きかける観光施策があるのか、お伺いいたします。 次に、細目3、地方還流を促す仕組みの構築について。 総合戦略の中に、若者の地方還流を促す仕組みの構築として、地元に愛着を持った人材の育成とありますが、本市では進学で市外へ転出したまま、その先で就職、結婚をして戻ってこない若者も多くいます。いったんは転出しても、また戻ってきたいと思ってもらえるように、そして若者に地元の魅力を感じてもらうために、今後どのような取り組みを行うのかお伺いいたします。 次に、大綱3、市民協働のまちづくりについて。 細目1、若い世代の市政参加について。 前回の代表質問における関連質問でも、愛知県長久手市の20代から40代の市民と職員が一緒に取り組む協働プロジェクト「なでラボ」で、若い世代によるまちづくりのワークショップを行っていることなどについてお話をさせていただきました。現在、本が実施しているまちづくり市民懇談会や市民説明会は対面式で、職員の一方的な説明の後に手挙げで質問を受けつけるというスタイルがほとんどです。しかし、そのやり方では一部の方の意見しか出ず、市民の皆さんと思いを共有することは難しいと感じています。若い世代は特にそうです。今後、そういった会をどのような形式で行っていくのか、見解をお伺いいたします。 大綱4、子どもの健康診査について。 細目1、健診の実施状況について。 未来を担う子どもたちの健やかな成長は、社会全体の願いであります。本市では、1歳6か月児健診と3歳児健診が行われておりますが、その実施状況と、健診を受けない家庭に対してどのような対処がされているのかお伺いいたします。また、公立保育園、幼稚園での健康診断の内容と実施状況をお伺いいたします。 細目2、視力検査について。 3歳児健診においてはさまざまな診断項目があると思いますが、中でも視力検査のやり方と、健診時に要観察や専門医の診断を勧められる子どもの割合がどれぐらいいるのかをお伺いいたします。また、最近は病院だけではなく眼鏡屋の視力検査などでも使われている、画像を見て目の屈折異常を調べるオートレフラクトメーターという計測器を使ったオートレフ検査を、全ての子どもに実施すべきであると考えますが、その実現の可能性をお伺いいたします。 以上、一次質問とし、二次質問は質問席から行わせていただきます。 ○副議長(小倉靖幸君) 鈴木市長。     (市長 鈴木洋邦君登壇) ◎市長(鈴木洋邦君) 7番、平田悦子議員のご質問にお答えいたします。 大綱1、市政運営の基本的な考え方について、大綱2、君津「まち・ひと・しごと創生」総合戦略についてにつきまして、担当部長からご答弁申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。 大綱3、市民協働のまちづくりについて、細目1、若い世代の市政参加についてお答えいたします。 若い人たちの市政参加を促進するためには、積極的な情報共有のもと、市民と行政の信頼と協力の関係をより深めることで君津に愛着を持ってもらう、市民協働のまちづくりを推進することが重要であると考えております。 では、市民生活に影響を与える重要な計画の策定や変更などにつきましては、審議会、ワークショップ、懇談会の開催や意見公募手続をとることを定めております。これに従い、どの市民参加の方法をとるかは、その時々の施策の内容により適切な方法を採択してまいりました。 ご質問のワークショップは、新たな発想の発見や参加者の合意形成が図られるなどの効果がございます。その反面、参加者がふえてくると運営が難しくなることや、合意形成までに時間がかかることが挙げられます。今後、より多くの方々にさまざまな角度からご意見をいただくことが必要となることから、ワークショップの開催も含め適切に対応してまいります。 大綱4、子どもの健康診査についてにつきましては担当部長からご答弁申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(小倉靖幸君) 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川倫行君) 自席からご答弁申し上げます。 大綱1、市政運営の基本的な考え方について。 細目1、君津のイメージアップ戦略についてお答えいたします。 本市の魅力や施策を市内外に伝える手段の一つであるホームページにつきましては、来年2月を目途にリニューアルをいたします。その中で、議会はじめ市民の皆様からのご意見等を踏まえながら、さまざまな情報がよりわかりやすく伝わるページづくりに努めてまいります。 また、昨年度、20代から30代の若い女性や子育て世代をターゲットに、本市の魅力をPRするためのパンフレットを作成いたしました。現在、東京タワーや海ほたるなど、県外の人が多く集まる場所に設置しているほか、各種イベント等において配布を行っております。さらに、4月から運用開始したフェイスブックにより、写真、動画等を多用した情報発信に努めております。 今後も、職員一人ひとりの広報担当者であるという意識を高めるとともに、新たな魅力の発掘や創造に努め、それぞれの情報発信手段の持つ特性を生かし、本市のイメージアップに向け積極的な情報発信に努めてまいります。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 中澤経済部長。 ◎経済部長中澤政義君) 自席からご答弁申し上げます。 大綱2、君津「まち・ひと・しごと創生」総合戦略について。 細目1、きみつ食の彩りプロジェクトについてお答えいたします。 きみつ食の彩りプロジェクトでは、食を通じて農業や商工業、観光分野との連携を推進して、本市の活力を高めることを目的として、きみつの食づくり、カラー工房、君津ジビエの3つの事業を実施しております。 きみつの食づくりでは、君津産の食材を鉄器で提供する店舗の普及を図るアイアンディッシュプロジェクトを立ち上げ、そのキックオフイベントを開催し、6店舗の鉄品料理のお披露目を実施いたしました。本年度は、君津商工会議所や君津食品衛生連絡協議会などを通じて、プロジェクトの参加店舗数の拡大を図ってまいります。 カラー工房は、採取した酵母菌がお酒づくりに向く可能性があることから、今年度試作にあたって、若い女性が住みたいと思うまちプロジェクトチームの意見を取り入れるとともに、君津青葉高校と地元酒蔵と連携して進めてまいります。 君津ジビエの特産品化につきましては、昨年度アイアンディッシュプロジェクトで猪肉と、小糸在来のおからを使った「ししからボール」鍋を提供したところ、大変好評でした。しかしながら、製造工程に多くの課題があり、まだまだ研究する必要があると考えております。また、普及にあたっては肉の安定供給が重要なことから、捕獲従事者への呼びかけを行い、処理頭数を増加させるとともに保管冷凍庫の利用契約の調整を進め、供給体制の整備を図ってまいります。 続きまして、細目2、交流人口の増加についてお答えいたします。 平成27年度に実施した位置情報ゲーム「イングレス」のミッションデーでは、全国から多くの来訪者を迎え一定の成果を得ることができました。また、参加されたゲームユーザーみずからが、ソーシャルネットワーキングサービスにより本の魅力を広く情報発信していただいたことにより、イベントが終了した現在でも来訪者を迎えております。 幅広い世代に向けた観光施策といたしましては、昨年度より取り組んでおります風を感じるプロジェクトにおいて、近年急増しているサイクルツーリストに本が持つ歴史的、文化的魅力や豊かな自然を、サイクリングを通じて体験していただけるコースを紹介した、君津サイクリングガイドマップを作成し、首都圏を中心にPRすることにより多くの誘客を図ってまいります。 また、新たな観光施策として、国の加速化交付金を活用した里山プロジェクトを市原との広域連携により実施いたします。これは、9月下旬から12月中旬に、JR久留里線と小湊鉄道をバスでつなぎ、新たな観光周遊ルートの創設を図り、市域を超えた観光施策として取り組んでまいります。今後とも、広域的な取り組みを積極的に進め、より効果的な誘客を図るとともに、インバウンドの獲得も見据えながら交流人口の増加に努めてまいります。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 浦田企画政策部長。 ◎企画政策部長(浦田泉君) 自席から答弁をさせていただきます。 細目3、地方還流を促す仕組みの構築についてお答えいたします。 君津「まち・ひと・しごと創生」総合戦略は、人口減少が地域経済の縮小を呼び、地域経済の縮小が人口減少を加速させるという考えから、地方に安定した雇用と新しい人の流れを創出することを基本目標としております。 中でも、地方活性化は「若者とよそ者から」と言われるように、若者が君津に魅力を感じ、君津を活躍の舞台として選んでもらうことが重要であります。そのため、税1%支援事業を見直し、高校生を含む若者が利用しやすくしたほか、久留里線沿線の活性化策につきましては、沿線の高校生との連携をさらに強めてまいります。また、若い理工系の学生や社会人が君津で課題解決や魅力発見を行う事業や、大学の留学生に君津の魅力を世界に発信する事業を今議会に提案しております。 これからの取り組みは、市内外の行政機関や産業界、大学などの関係機関と連携し、さまざまな地域資源を活用しながら実施してまいります。平成28年度は、君津総合戦略を本格的に展開する年であることから、基本目標に定めた施策を着実に実行することにより、君津の活性化に努めてまいります。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 岸保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(岸行洋君) 自席からご答弁申し上げます。 大綱4、子どもの健康診査について。 細目1、健診の実施状況についてお答えいたします。 本市で行う幼児健康診査は、母子保健法に基づき1歳6か月児と3歳児を対象に集団の健診を行っております。内科、歯科の診察、個別の育児相談と、3歳児健診では尿検査、視力、聴力検査を追加して実施しております。平成27年度の受診状況は、1歳6か月児、3歳児ともに約93%の受診率です。健診の対象者には健診日と予備日を通知し、未受診の場合には訪問や電話により受診勧奨を行い、受診率の向上に努めております。 公立保育園での健康診断につきましては、児童福祉施設の設備及び運営に関する基準に基づき、内科健診及び歯科健診を実施しており、内科健診につきましては、入園時及び年2回の定期健康診断を、歯科健診につきましては年1回実施しております。公立幼稚園の健康診断につきましては、学校保健安全法に基づき、年1回の内科健診及び歯科健診を実施しております。 今後も児童の健康の保持増進に努めてまいります。 続きまして、細目2、視力検査についてお答えいたします。 3歳児健康診査における視力検査は、事前に視力検査の用紙を配布し家庭で検査を実施していただき、その実施状況の確認を行い、未実施または見えなかったという場合には、当日検査を行います。その結果、来所による再検査、また必要に応じて眼科医療機関での精密健康診査を受診していただきます。平成27年度の眼科健康診査は572名が受診し、要観察が59名、要精密健康診査が33名となっております。 オートレフ検査は、目の屈折状態の測定を行い、近視、遠視、乱視などを検査するものです。県内の自治体では、平成26年度実績で千葉、船橋など10が、3歳児の眼科健康診査でオートレフ検査を一部対象者に行っております。検査を正しく行うために時間を要することで、子どもへの負担もふえることから、検査を全ての対象者に行うことは難しいと考えております。 今後、集団健診での対象者の振り分けの精度を上げることや、精密健康診査の対象者への受診を促し、確実な眼科健康診査となるよう努めてまいります。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 平田悦子君。 ◆7番(平田悦子君) それでは、これより、順不同の部分もございますが、私の思いを込めて二次質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 では、まず初めに、大綱1、市政運営の基本的な考え方について。細目1、君津のイメージアップ戦略についての部分ですが、先ほども述べさせていただきましたが、先月27日に行われましたまちづくり高校生模擬議会において、若者の目線から君津に対するたくさんの純粋な意見が寄せられました。その中でも、23人中10人が観光や特産品に関するもの、そして、君津のイメージにかかわるものなどの君津の魅力に対しての意見を述べてくれたものでした。 高校生の皆さんも、君津は自然が多く水と緑の美しいまちであるという認識をしてくれていますが、市外の友人に「君津には何があるの。何も魅力がないじゃん」と言われたり、「君津は鉄鋼関連企業の名前以外はあまり知らない」と言われ、がっかりしているそうです。同じ市内の高校の友人ですら、君津の特産品を知らないそうです。 ここで、ホームページについての答弁をいただきましたが、来年の2月を目途にリニューアルをされるというのはわかりました。現在本市のホームページは実用的ではありますが、近隣4と比べてみても本だけがトップページに大きなビジュアル、写真もなく、せっかくの自然あふれるイメージも浮かばない状態です。現在のホームページは、業者委託ではなく、頑張って職員の方がつくってくださっていることはわかっております。しかし、2月のリニューアルまでの期間に少しでも何かできないのかどうかをお伺いいたします。 ○副議長(小倉靖幸君) 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川倫行君) お答えいたします。 ホームページのリニューアル前にということでございますけれども、現在のシステムにおきましてはトップページの改修ということになりますけれども、それについても費用がかかるということでございます。リニューアルが何年か先ということであれば別ですけれども、今年度中に早くリニューアルしたいというふうに考えておりますので、そこにちょっとお金をかけるのはというふうに思っております。 それのかわりといってはあれなんですけれども、ホームページ上の画面ではないんですが、フェイスブックをホームページのところにバナーとして設けております。あるいは、ほかのものについても展開できるような形をしておりますので、フェイスブック、そういうことの中でのイメージアップにつながる話題をそこに入れるとか、そういうような形で努めていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 平田悦子君。 ◆7番(平田悦子君) では、新しいホームページは、先ほどの一次の答弁でもいただきましたが、市民の皆様のご意見を踏まえながらとお答えいただきました。リニューアルにあたっては、ではどのように市民の意見を取り入れていただけるのでしょうか。 ○副議長(小倉靖幸君) 黒川総務部長。
    ◎総務部長(黒川倫行君) お答えいたします。 リニューアルにつきましては、策定自体はプロポーザルによりまして業者を選定するというふうに、現在事務を進めているところでございます。市民からの意見ということでございますけれども、今までにも、例えば字が多くて見づらいとか、今議員もおっしゃいましたけれども、そういう事務的なものが多いとか、あるいは情報が探しにくいとか、そういったご意見をこれまでもいただいております。 そういうような中で、意見を踏まえまして、の職員で構成いたしますホームページリニューアル業務委託検討委員会、これをつくりまして、先ほどもお話ししましたが、若い世代の職員、女性も入れてというような形の中で考えていきたいと思っております。そこの検討の中で、今まで市民からいただいたご意見を取り入れていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 平田悦子君。 ◆7番(平田悦子君) 現在の本のホームページは、今はスマートフォンで見る方が多いと思うんですけれども、スマートフォンでの閲覧に対応していない状態でございます。近隣4でも君津だけがスマートフォン対応していないという状態なので、今後スマートフォン対応しているホームページが必須になると思います。 まず、現在のホームページの状態でスマートフォンの対応ができますでしょうか。もしできなければ、リニューアルのときには必ずやっていただきたいと思うんですが、ご見解をお伺いいたします。 ○副議長(小倉靖幸君) 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川倫行君) お答えいたします。 今の本の場合ですと画面が大きくというか、ある程度は大きくはなりますけれども、そのような状態になっています。リニューアルにつきましては、スマートフォンへの対応を考えていきたいと思っております。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 平田悦子君。 ◆7番(平田悦子君) ホームページに関してはわかりました。 では、ホームページ以外の部分で本市のイメージアップですが、先日、新日鐵住金かずさマジックが都市対抗野球の出場を決めてくれました。都市対抗野球は都市対抗であって、君津の代表として全国で戦うわけです。そもそも市民球団を持っているということがすごいことでありますし、選手たちは少年野球教室でも地域貢献もしてくださっております。そして、特に今期は渡辺俊介投手が戻ってきて活躍をしてくださっております。千葉ロッテ時代からの根強いファンもいまだにいらっしゃいます。 市長は市民応援団の団長をやられていると思いますが、のイメージアップに生かさない手はないと思われますが、としては何かアクションをされますでしょうか。 ○副議長(小倉靖幸君) 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川倫行君) お答えいたします。 市民球団であります新日鐵住金かずさマジックということで、私も第一代表決定戦のときに応援に行かせていただきました。そのときにはちょっと負けましたけれども、翌日めでたく第二代表ということで決定して、本当に喜ばしいというふうに考えております。 新日鐵住金かずさマジックのPRということで、私どものホームページにバナーを、ちょっと日にちは失念してございますけれども、バナーを張って、そこから市民応援団等々に飛べるようにしてございます。それともう1点、まだ実現してございませんけれども、本庁舎の1階に、場所的には今きみぴょんを置いてあるところ、1階のロビーというんですかね、あそこのあたりになろうかと思いますけれども、そこにPR用のコーナーを、きみぴょんを少しどかしてそこにコーナーを設けてPRしようということを考えております。都市対抗での市民一体となったイメージアップ、応援ということで考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(小倉靖幸君) 平田悦子君。 ◆7番(平田悦子君) 先日、会派の視察で北海道の苫小牧役所にお伺いをしましたときに、日本ハムファイターズの選手が応援大使として地域活性化のお手伝いをしてくれるという関係から、の職員の皆さんがファイターズのユニフォームを着て市民の方の対応にあたられていました。それを見て、を挙げて応援をしているんだなと、盛り上がっているなというふうに感じ取ることができました。 先ほど、職員一人ひとりの広報担当者であるという意識で取り組んでいただけるというふうにおっしゃっていただいたんですが、でしたら、本も職員がかずさマジックのユニフォームを着て仕事をするというのもいいんじゃないかなというふうに思います。べたではあるんですけれども、垂れ幕をつくったりというのはやはりお金がかかると思いますので、例えば、日よけも兼ねて庁舎の窓に内側から応援のメッセージを張り出すとか、そういった少しずつの職員、そして市民の目にあたるところでの啓蒙活動が、市内外から見てもイメージアップにもつながっていくんではないかなと思いますので、都市対抗前というのが期間が短いというか、限定をされていますのでそれまでに、かずさマジックを応援する気持ちがあるんでしたら、実行をお願いしたいなというふうに思います。 次に、先ほどお話しいただいたパンフレット、このピンク色の手づくりのパンフレットを私もじっくり見させていただいて、女性の職員の方々を集めていろいろ検討していただいたものが、こうして形になっているということはすごくいいことだと思います。そして、これを観光地に置いていただいているということだったんですけれども、例えば、女性がターゲットということでしたら、市内のゴルフ場のレディースのロッカールームのほうに置いていただくだとか、高速バスの座席でも空港線だとパンフレットが座席に入っているものがあって、あのときは時間が皆さん余っているので、結構見ていただけるんじゃないかなというふうに思いますので、せっかくいいものができているので、もっとアピールをしていただいてもいいのかなというふうに思います。 それぐらいにいいできのものだなというふうには感じているんですが、昨日、船田議員も触れられておりましたが、このパンフレットはちょっと前に出されていると思うんですけれども、表紙に今話題の濃溝の滝の写真が使われています。今、ネットのおかげで観光客が押し寄せているそうですが、数日前にもヤフーで記事がアップされシェアをされて、全国的にもだいぶ有名になっていると思います。早速本のフェイスブック、先ほど言っていただきましたが、フェイスブックでも昨日、そのヤフーに載せられたということが今度フェイスブックのほうでも掲載されまして、これも素早い対応でいいことだなというふうに感じております。観光課や観光協会にも平均で、1日約5件ペースで問い合わせが来るというふうに伺っております。これもすごいことだと思っております。ただで、SNSで勝手に広まってくれるというのは本当にありがたいことだと思いますので、まだ波があるうちにしっかりとこの波に乗ってください。 観光課や観光協会に問い合わせが来るんでしたら、問い合わせが来るということはわからないことが多いということなんですよね。なので、交通情報だったり、何時ごろだったらこういう写真が撮れるとかの情報が載った特設サイトをつくるとか、ウエブ上でもいいのでわかりやすいマップを載せていただくとか。さらに、それだけではなくて、周辺で来た人がお金を落としてくれるようにして、ほかにも君津には濃溝の滝だけではなくてきれいなところがたくさんあります。こっちもあっちもついでに寄っていってくださいというような、いい意味でもっと商売っ気を出して、お金を落としていただけるように促していただきたいなと思っております。 これを機にフェイスブックでも、濃溝の滝の話題はそうやって出してもいただいているんですけれども、紹介だけではなくて、滝のそばには実はこんなスポットもあるんですよということだったり、例えば、房総スカイラインの途中の駐車場から見る朝の景色は、雲海が本当にすばらしい景色が見えるところもあると思います。また、上総富士のゴルフ場の駐車場からも、ものすごくきれいな朝の雲海が見えます。そういったところもどんどん、濃溝の滝と抱き合わせでというか一緒に広めていただけるように、うまく出していっていただければいいなというふうに思います。 君津には、今のようにお金をかけてもつくれない美しい自然というのがたくさんあります。遊漁まつりもこの間行われましたが、蛍観察会もすばらしいです。そして、君津にはゴルフ場がたくさんありますので、ゴルフ場に協力をしてもらって、例えば星空の観察会をやるだとか、都会の人には珍しいカブトムシ狩りのイベントを企画するなど、そういったものもおもしろいと思いますので、もっと、濃溝の滝が本当に飛び抜けて今人気が出ているんですが、バスツアーのお客さんもそこだけ寄って、次は南房総のほうへというふうなルートを組まれているところもたくさんあるそうなので、ほかの部分ももっと多くの人に伝わるように情報発信をお願いしたいと思います。 次に、大綱2、君津「まち・ひと・しごと創生」総合戦略について。細目1、きみつ食の彩りプロジェクトについてなんですが、こちらにチラシもありますが、アイアンディッシュプロジェクトというものが実施されまして、君津産の食材を鉄器で提供する店舗の普及を図るという目的で開催され、今後も参加店舗の拡大を図っていくというふうに答弁をいただきました。 では、第1回のキックオフイベントに出店した店舗、ここに6つ載っていますが、その6店舗の料理は現在どこで食べることができるのか教えてください。 ○副議長(小倉靖幸君) 中澤経済部長。 ◎経済部長中澤政義君) お答えいたします。 6店舗のうち、今食べられるのは2店舗です。6店舗のうち1店舗のみそ焼きそばにつきましては、そのときのお披露目的なものです。今後お店展開をしようという思いはずっと持っていますけれども、今のところはございません。今、通年で食べられるというのは、ぽーたる亭でいうジビエ丼です。それと、せんねんの木さんのフレンチバウム、これはイベントのとき等に出していただくということになっています。それから、鹿野山ゴルフ場ではもち豚バラ肉の煮込み、これは2月から3月の限定商品でしたので現在のところはございませんが、来年の2月、3月には食べることはできます。それから、残りの、ギョーザのほうは今ちょっとやっておりませんし、野菜の重ね煮ライスですね。こちらのほうはお店自体がちょっと今閉じておりますので、現在のところ、きょう行って食べられるというのは2店舗ということになります。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 平田悦子君。 ◆7番(平田悦子君) 今お答えいただきましたが、きょう食べられるところが6店舗中2つしかないというような状態で、答弁でも、今年度はプロジェクトの参加店舗数の拡大をするという答弁をいただいておりますが、先ほどの焼きそばの件もそうなんですが、思いを持っているだけでは、見えないとやっているのかやっていないのか市民の方には伝わりません。6店舗だったのに、拡大どころかむしろマイナスでお店も閉まっているところもあるということで、それはお店の事情もあるとは思うんですが、そもそもご協力いただけるのはありがたいんですが、もとから店舗がない団体が参加だったりとか、その設定のときにもう少し考えられたのではないかなという部分もあります。 数年前にグルメグランプリも開催をされているとは思うんですが、そのときの優勝メニューというのも覚えていらっしゃるとは思うんですけれども、現在市内で食べられないのではないかなというふうに思っております。それぐらい、私も知らないぐらい、食べられたとしても知名度がないんです。新しいイベントを企画しても、単発で終わってしまっては本当に意味がないことなんです。 アイアンディッシュイベントの中でししからボールが振る舞われたと思うんですけれども、こちらもフードコーディネーターをお願いしてまでやっていたというふうに認識をしているんですけれども、それも普及まで至っていない。それ以前に、肉の安定供給ができていないというように聞こえました。これでまた去年、駅そばでJRのほうにたくさんお肉を買っていただいたとは思うですけれども、もしまたそういう大口注文が来たら、今度は地元に普及させようというふうに言っているのに、地元で出回る分もなくなってしまうのではないかというふうに思います。 本年度、千葉県の予算で房総ジビエというブランディングをして、今後普及活動をしていくというふうに予算がとられているんですけれども、それについて調査や準備等何かされていますでしょうか、お伺いいたします。 ○副議長(小倉靖幸君) 中澤経済部長。 ◎経済部長中澤政義君) お答えいたします。 本市では、市内飲食店を対象としまして、猪肉の利用に対するアンケート調査を実施しております。集計の結果、利用意向のある飲食店を確認しているため、県と連携して普及活動ができるよう積極的に提案しつつ、肉の供給を確保していきたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 平田悦子君。 ◆7番(平田悦子君) 千葉県の自然保護課によると、平成26年度の県内での猪の捕獲数は1万7,741頭。一番多いのが南房総、そして次が君津というふうになっています。捕獲頭数が多いのに供給ができないという問題についてはわかっていらっしゃるとは思うんですけれども、ともかくこの県の企画がゴーになれば、房総ジビエという名前がついておりますので、君津は絶対に絡んでいくべきだと思います。なので、しっかりとその企画に乗れるように、店内の店舗にもしっかりとお話をしていただいて、準備をお願いしたいと思います。 次に、素朴な疑問なんですが、このカラー工房のお酒づくりに関して「青葉高の高校生と連携して」とありますが、高校生は未成年ですので、どういった形で連携していくのか教えていただければと思います。 ○副議長(小倉靖幸君) 中澤経済部長。 ◎経済部長中澤政義君) お答えいたします。 青葉高校の生徒がつくる酒米、仕込みの酒米をつくっていただくということで進んでおります。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 平田悦子君。 ◆7番(平田悦子君) わかりました。 では、このお酒も高校生と、そして女性の意見を入れるというふうに聞きましたので、それもよい考えだというふうに思います。しかし、食の彩りプロジェクト(きみつの食づくり)、カラー工房、君津ジビエの3本柱の事業のうち、アイアンディッシュはお店がふえない、猪は捕獲量がどうなるかわからない。そうなると、今のところうまくいきそうなのはカラーの地酒のみかなと、少し不安に感じています。 先月、先ほども言いましたが会派の視察で北海道に行きまして、室蘭にもお伺いしたんですが、そちらは室蘭のカレーラーメンという、ご当地グルメの普及を何年も前からずっとやられているそうなんですが、市内の店舗にのぼりが立っているのはもちろん、キャラクターを使った紙エプロンだったり、ステッカーを配布していたり、あとお店の前に顔出しのパネルがあったり、市内のあちこちでそういったものを見かけて、嫌でもここの名物はこれなんだなというふうに認識をすることができました。地元のB級グルメでも特産品でも、やるんだったらそれぐらいわかるように徹底的にやって、一発のイベントで終わらせない。本当にこれをしっかりと念頭に置いてやっていただきたいと思います。 次に、細目2点目、交流人口の増加について。 風を感じるプロジェクトですが、君津サイクリングガイドマップ以外に、サイクリング客向けの設備の充実など考えておられるのか、お伺いいたします。 ○副議長(小倉靖幸君) 中澤経済部長。 ◎経済部長中澤政義君) お答えいたします。 今年度は国の加速化交付金、これを利用しまして市内の観光スポットの五、六カ所にサイクルスタンドを設置する予定でおります。サイクリングのお客さんが休憩の拠点として、食事や観光を楽しんでいただくようにというようなことで考えております。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 平田悦子君。 ◆7番(平田悦子君) サイクルスタンドとガイドマップだけなのかなというふうに、ちょっと感じてしまうんですが。 私も、国内でほかにサイクリングに力を入れている例を調べていたんですけれども、広島県と愛媛県をつなぐ「しまなみ海道」というところが、サイクリングロードが海の上を渡れるということで、サイクリストの間で人気があるそうで、その中で愛媛県が、愛媛マルゴト自転車道という活動を推進しているそうです。その取り組みの中でおもしろかったのが、日本マイクロソフト社と連携をして県内のサイクリングロードのルートをウエブ上の地図サービスで紹介して、コースの高低図、走行動画、グルメ観光スポットも提供し、現地を訪れたサイクリストからの写真や情報の投稿も受け付け、地図上で検索できるという仕組みをやっていました。 こちらは、やはりシステムの関係もあって取り組むのは難しいのかなと思うんですが、もう1個、折り畳まずに自転車を持ち込み乗車できるサイクルトレインというものを実施されていて、地元の路線で、気候のいい時期の土日など期間限定で運行しているそうです。本市でも、久留里線に協力をしてもらうなどすれば、話題性と近隣をまたいだサイクリングコースの開拓にもつながり、サイクリング客を呼び込むにはとてもいい考えだと思いますので、風を感じるプロジェクトでも参考にしていただきたいなというふうに思います。 加速化交付金を活用した里山プロジェクトも実施するというふうにおっしゃられておりましたが、をまたいでの観光施策となりますので、今後両市間でどのように展開をされるのかお伺いをいたします。 ○副議長(小倉靖幸君) 中澤経済部長。 ◎経済部長中澤政義君) お答えいたします。 今、議員がおっしゃった自転車の話につきましては、過去に久留里線のほうではもうお話をして、もう断られております。ただ、今回の里山プロジェクトのほうでは、小湊鉄道のほうでは乗せることができますので、そういったこともございますから、今後も話しに行ってまいりたいというふうに思っております。 今回、市原との連携ということで里山プロジェクト、これは大多喜町とも連携しまして、中房総地区という広域的なエリアで考えております。そういったことで、市原とうちと、あの一画を、要は旅行客にしてみれば圏域は関係ございませんので、そういった地域全体でおいでいただこうというふうに考えおるところでございます。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 平田悦子君。 ◆7番(平田悦子君) 今、撮り鉄という言葉がはやっていたり、イベント列車などをやって、小湊鉄道だったりいすみ鉄道も人気がありますので、それと一緒に君津もどんどん盛り上がっていければいいなというふうに思いますので、こちらのほうもお客さんが来るように頑張って進めていただきたいなというふうに思います。 次に、細目3の地方還流を促す仕組みの構築についてで、冒頭でも述べさせていただきましたように、高校生議会などを通して、子どものころから自分たちの地域について考えることが、将来的に若い世代の地方還流につながると思います。1%支援事業に関して、若者が利用しやすくしたというのは非常にいい取り組みだと思いますので、その1%支援事業の若い世代の応募状況についてお伺いいたします。 ○副議長(小倉靖幸君) 浦田企画政策部長。 ◎企画政策部長(浦田泉君) お答えいたします。 5月に行った第一次募集では、市内の4つの高等学校と、市内の高等学校の卒業生で組織するボランティア団体1団体から、合計5つの事業の応募を受けております。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 平田悦子君。 ◆7番(平田悦子君) 若い世代の取り組みに投資をするというのはいい案だと思いますし、きっかけをつくってあげることで、に貢献し郷土愛も生まれるというふうに思いますので、その提案された活動がうまくいくように進めていってほしいと思います。 また、北海道の視察での話での経験なんですけれども、室蘭が本と同じように大手鉄鋼関連企業がありまして、そのほか関連企業などもあって、町なかに鉄のオブジェがあったりと、まち全体が産業のまちという雰囲気に包まれておりました。今回の視察では、加速化交付金を利用して行われている鉄育という事業についてお話を聞かせていただきました。鉄育というものは、食育だったりという言葉がありますが、地域に根づいた鉄に関しての学習を推進していこうというもので、室蘭は鉄鋼関連会社のほかにも工業高校、工業大学もございますので、そこと連携して、小学生にものづくりワークショップを行うなど、鉄のまちという意識を若い世代が認識し、地元産業に誇りと愛着を持てるような活動に取り組んでいるそうです。 先日の野上議員の質問にあった、鉄と君津の未来スクールにも近いものがあると思うんですが、その鉄育の中で工場見学のお話がありまして、そこの中で特にすばらしいと感じたのは、が工場見学の受け入れ先を取りまとめて、先生方の工場見学のコーディネーターとなってつないでくださっているということでした。もっと地元の子どもたちに工場見学をというふうに、だったり会社だったり感じているとは思うんですが、そういっても子どもの授業計画というのは学校の先生が決めることですから、室蘭では、まず学校の先生方向けに工場見学のセッティングをして、そして一度先生が見に行って、これはいい施設だなと、授業に使えるなというふうに感じてもらって、それが大切だということに気づいたそうです。 これが先生方にも好評で、小学校の先生方の実態は、人気のある工場見学の予約は受付開始日に年休をとって朝からインターネットで予約をしたり、いろいろなところに連絡するにも授業の合間の休み時間を利用して、大変な思いをして取り組んでいます。それでも、少しでも子どもたちのためになるところを探して、必死にやってくださっています。もちろん、見学場所というのは教科書の趣旨に合ったところである必要がありますので、どこでもいいわけではありませんが、そのマッチングの手助けをがしていただければ、地元企業も先生も子どもたちも、そして君津自体にもいいことがあると思います。地域を愛する君津っ子を育てるためにも、ぜひこういった取り組みも参考にしていただきたいなというふうに思います。よろしくお願いいたします。 次に、子どもの健康診査について、大綱4番目です。 私、先日3歳児健診の会場の見学をさせていただきました。実際にどういった状況で行われているのかを見させていただきましたが、保健師の皆さん、保護者の一人ひとりとしっかりと対面してお話を聞いて対応していて、本当に大変なお仕事をやられていてすごいなというふうに感心をいたしました。そして、健診を受けない家庭が、先ほど受けている方が93%だったので、受けない7%の家庭に対して、受けない事情はさまざまではあると思うんですが、訪問や電話などの対応をしてくださっているとのことで、そういった足を運んで努力をしていただくおかげで、虐待の発見などにもつながっていると聞いておりますので、大変かと思いますが、これからも引き続き頑張っていただきたいなというふうに感じました。 そして、1歳6か月健診と3歳児健診以外で子どもが健診を受ける機会が、保育園、幼稚園での健診でありますので、その実施状況もお伺いさせていただきましたが、幼稚園や保育園での健診がなければ、3歳児健診以降は就学前まで、3年間も健診を受ける機会がないということになります。そこで、視力検査のほうのお話になるんですが、572人中、要観察と要精密検診を合わせた92名は、早い段階で見つかったほうでよかったんですが、逆に異常なしの450人以上の子どもたちは、その子どもたちは事前に配布された視力検査の用紙を使って家庭で、自己検診で判断をされております。そこにスクリーニング漏れが出ているんではないかというふうに感じております。 日本小児科学会の資料によると、生後間もない赤ちゃんの視力は0.02ほどで、生後3カ月ぐらいで0.1、1歳で0.2ぐらいになって、その後視力がどんどん発達をしていくんですが、つまり、赤ちゃんのうちはそこまで見えていないので、成長しても見えていないことがおかしいという状況は、子ども本人にはわからないことがあります。そうすると、それが当たり前でそのまま成長してしまうことがあります。小さいうちは、家族の顔、絵本などしか見えていなくても生活はできます。人によって違いはあるんですが、この家庭で実施をするようにと配られているものも、3歳児の子をお母さんから2.5メートル離して、ガーゼで眼帯をして、練習をしてやってくださいというような非常に難しいもので、3歳の、特に男の子は落ち着いて座っていられない状態でいると思います。 健診当日も、私の3歳の男の子を持った友人に会ったんですが、目を隠すことも嫌がるし、うそもつき始めるので、本当のことを言っているのかわからないというふうに言っていました。子どもの視力は、実は6歳ごろまでに発達が完成するということがわかっていて、つまり、早く見つけて矯正をすれば治ります。そこでお伺いいたします。 3歳児健診を保健所から市町村に任されるようになったのが平成9年、その当時のままのスタイルで健診を行っているのか。また、視力検査を自宅で行うマニュアルも、20年前のものをそのまま使用されているんでしょうか。 ○副議長(小倉靖幸君) 岸保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(岸行洋君) お答えいたします。 3歳児健診に関しましては、通知の方法ですとか健診の内容、従事者などを検討いたしまして、その都度見直しを行いながら対応しているという状況でございます。 また、視力検査の実施方法につきましては、母子保健法などの政令によりまして、乳幼児に対する健康診査の実施要綱が定められておりますので、その要綱に沿った形で家庭での検査を行っていただいているというようなところでございます。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 平田悦子君。 ◆7番(平田悦子君) 見直しはされているとのことなんですけれども、現代の子どもというのは昔と状況が違って、スマートフォンが普及して、早いと一、二歳のうちから、あやすために親がスマートフォンで動画を見せていることが本当にたくさんあります。そうすると、成長過程でずっと電子機器の画面を見続けることになって、目の神経が発達しないうちからブルーライトの影響を受けてしまうんです。 オートレフ検診は、全ての子どもに検査を行うことは難しいというふうに答弁をいただきましたが、今後スマートフォンで育った子どもたち、視力に問題を抱える子どもたちもふえていくことが予想されますので、費用だったり負担もあると思うんですが、例えば近隣で機械を共同で持つなど考えていただいて、1人でも、視力が弱くて困る子どもが君津から減るように努力をしていっていただきたいと思います。早期発見で治って幸せになる子どもがいるんだったら、助けてあげたいなというふうに感じております。 では、以上で質問を終わらせていただきます。 ○副議長(小倉靖幸君) 以上で、7番、平田悦子君の一般質問を終わります。 ここで議事の都合により、暫時休憩をいたします。 △休憩宣告 午後零時15分--------------------------------------- △再開宣告 午後1時15分 ○議長(安藤敬治君) 再開いたします。--------------------------------------- △日程第2 議案第1号(質疑、委員会付託) ○議長(安藤敬治君) 日程第2、議案第1号を議題といたします。 直ちに質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安藤敬治君) 質疑もないようですので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安藤敬治君) ご異議ないものと認め、質疑を終結し、ただいま議題となっております議案第1号をお手元に配布してあります付託表のとおり、所管の常任委員会に審査の付託をいたします。--------------------------------------- △日程第3 議案第2号(質疑、委員会付託) ○議長(安藤敬治君) 日程第3、議案第2号を議題といたします。 直ちに質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安藤敬治君) 質疑もないようでございますので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安藤敬治君) ご異議ないものと認め、質疑を終結し、ただいま議題となっております議案第2号をお手元に配布してあります付託表のとおり、所管の常任委員会に審査の付託をいたします。--------------------------------------- △日程第4 議案第3号ないし議案第5号(質疑、委員会付託) ○議長(安藤敬治君) 日程第4、議案第3号ないし議案第5号を一括議題といたします。 直ちに質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安藤敬治君) 質疑もないようですので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安藤敬治君) ご異議ないものと認め、質疑を終結し、ただいま議題となっております議案第3号ないし議案第5号をお手元に配布してあります付託表のとおり、所管の常任委員会に審査の付託をいたします。--------------------------------------- △日程第5 議案第6号ないし議案第8号(質疑、委員会付託) ○議長(安藤敬治君) 日程第5、議案第6号ないし議案第8号を一括議題といたします。 直ちに質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安藤敬治君) 質疑もないようですので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安藤敬治君) ご異議ないものと認め、質疑を終結し、ただいま議題となっております議案第6号ないし議案第8号をお手元に配布してあります付託表のとおり、所管の常任委員会に審査の付託をいたします。--------------------------------------- △日程第6 議案第9号及び議案第10号(質疑、委員会付託) ○議長(安藤敬治君) 日程第6、議案第9号及び議案第10号を一括議題といたします。 直ちに質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安藤敬治君) 質疑もないようですので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安藤敬治君) ご異議ないものと認め、質疑を終結し、ただいま議題となっております議案第9号及び議案第10号をお手元に配布してあります付託表のとおり、所管の常任委員会に審査の付託をいたします。--------------------------------------- △日程第7 議案第11号ないし議案第13号(質疑、委員会付託) ○議長(安藤敬治君) 日程第7、議案第11号ないし議案第13号を一括議題といたします。 直ちに質疑を行います。 下田剣吾君。 ◆2番(下田剣吾君) 2番、下田剣吾でございます。 議案第11号、一般会計補正予算の第1号に関して質問いたします。 こちらの総務費の中の企画費、官学連携アイデアコンテスト事業についてお聞きいたします。 理工系の学生などを使ったフィールドワークなど、大学生30人程度を募集して寄付金を活用した事業ということですが、3点お聞きします。 1点目は、これは以前、地方創生の国の選考に漏れた事業であるかどうかというのが確認の質問の1点目。 2点目は、賛同する企業から寄付金があるということなので、この寄付金の詳細について。どういった方々から幾らのお金をもらうのかというのが2点目。 3点目は、地方創生に関して、もちろん主義、考え方自体は正しいものだというふうに考えますが、国費の地方創生のお金を使ってやっていくというのが大方の、ほとんどの市町村の考え方だと思います。ですので、考え方として、国の選考に入らなかったものに関して、一般財源を使ってこれからも復活させていくということをやっていくのかどうか。考え方として、アイデアとして未熟なもの、そういうものが含まれる可能性を含むために気をつけるべきだと考えますが、それについての見解。 3点お聞きします。 ○議長(安藤敬治君) 浦田企画政策部長。 ◎企画政策部長(浦田泉君) お答えいたします。 この事業は、加速化交付金事業で提案した結果、採択されなかった事業について改善したものでございます。 2つ目、協賛金等の考え方についてですが、事業提案を現在補正予算案として提出している状況でございますので、事業内容についての概要説明はさせていただいておりますが、具体的に幾ら出しますとかいうようなことは、確答はいただいておりません。 3つ目でございます。この事業で国の採択を受けなかったその理由。これは公表していないということを先般の議会でもお答えさせていただきましたが、そのときの担当の話では、地域間連携や政策間連携について少し具体性に欠けるような印象を受けたのではないのか、というようなことでありました。そういう関係から、1点目としては、企業に参加を促すことによって一つビジネスへの転換に至るように、具体性というものをつけ加えたわけでございます。 この事業、アイデアコンテストでございますから、長い期間をかけてフィールドワークをすることで、実際に君津に来ていただく。これがこの事業の本旨でございます。今回の交付金事業につきましては、交付要綱の中で、交付決定をした以降でなければこの事業をやってはならないという限定がございます。9月に交付決定ということになりますと、理工系の大学生または若い方に君津に来ていただいて、そして実際にフィールドワークしていただくという事業期間を確保することができません。そういうことから、この事業を何とか工夫した中で提案させていただいたことであります。 この一つをもって、今後の地方創生交付金事業について、漏れても単費でやるというような判断でやったわけではないということでございます。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 下田剣吾君。 ◆2番(下田剣吾君) 1点確認ですが、寄付金については、相手先が決まっているけれども金額が決まっていないという話なのか、相手先が決まっていないという話なのか、お答えください。 ○議長(安藤敬治君) 浦田企画政策部長。 ◎企画政策部長(浦田泉君) お答えいたします。 基本的には出しても構わない。ただ、まだ金額についての明示は避ける。そういう企業もいらっしゃいます。ですから、今こちらのほうに提案している金額、100万円ということで補正予算案に寄付金を入れてありますけれども、この割り振りについて確定しているわけではございませんが、全く当てがないまま出しているわけではございません。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) ほかに質疑はありませんか。 須永和良君。 ◆11番(須永和良君) 同じ官学連携アイデアコンテスト事業についてお聞きします。 ちょっと確認ですが、1点目、国の採択に落ちたものを改善したものと言いましたが、どこの点を改善したのか、もうちょっとわかりやすく教えてください。 それと、2点目、その企業からの寄付ということなんですけれども、例えばアイデアコンテストに出てきたアイデアを実現化するのに、その寄付金を出してくれた企業が優先的に、例えば交渉権を握るとか、そういったインセンティブなんかが絡んでくると、どうなんでしょう。コンプライアンス的に、寄付をもらった企業が、メリットがあるように物を進めるようなことになってしまわないかなと思って、ちょっとコンプライアンス的にどうなんだろうなというところがあるんですが、その点を教えてください。 ○議長(安藤敬治君) 浦田企画政策部長。 ◎企画政策部長(浦田泉君) お答えいたします。 事業の改善につきましては、期間が短くなったことから、全体的な経費はおおむね半分程度になっております。 次に、先ほどちょっとお話をさせていただきましたが、企業協賛を受けることで、この事業化が促進しやすいようにするということでございます。寄付金の内容につきましては、企業賞としての報償費のほか運営経費に係るもの、この2つで募集をするような形になっております。須永議員がおっしゃるように、これをやったために企業に利することがないように、事業の組み立てについては留意させていただきたいと、そういうふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安藤敬治君) ほかに質疑もないようですので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安藤敬治君) ご異議ないものと認め、質疑を終結し、ただいま議題となっております議案第11号ないし議案第13号をお手元に配布してあります付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に審査の付託をいたします。--------------------------------------- △日程第8 報告第1号ないし報告第3号(質疑) ○議長(安藤敬治君) 日程第8、報告第1号ないし報告第3号を一括議題といたします。 直ちに質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安藤敬治君) 質疑もないようですので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安藤敬治君) ご異議ないものと認め、質疑を終結いたします。--------------------------------------- △日程第9 報告第4号(質疑) ○議長(安藤敬治君) 日程第9、報告第4号を議題といたします。 直ちに質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安藤敬治君) 質疑もないようですので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安藤敬治君) ご異議ないものと認め、質疑を終結いたします。--------------------------------------- △日程第10 報告第5号(質疑) ○議長(安藤敬治君) 日程第10、報告第5号を議題といたします。 直ちに質疑を行います。 下田剣吾君。 ◆2番(下田剣吾君) 2番、下田剣吾でございます。 今回、文化ホールをやっている君津文化振興財団の経営状況説明書についてお伺いいたします。 1点目は、この説明書の10ページを開いていただくと、自主事業に関して、チケット販売予定数の7割以上をやるということでパーセンテージが書いてあります。これの達成率をお聞かせください。 2点目は、経営ということに関して、その職員の話なんですが、現在の理事長や、あるいは正規職員の数、が負担している金額についてお答えください。 3点目なんですが、我々が視察で伺う文化会館や、あるいは近隣も含めて、かなり貸し館事業に関して民間団体やNPOがやっているパターンが多くふえてきたと思われますが、その状況について、そのふえてきたことについてお答えください。 以上です。 ○議長(安藤敬治君) 鈴木教育部長。 ◎教育部長(鈴木盛一君) お答えいたします。 まず1点目の自主事業に関するチケット販売の関係でございますが、平成27年度中の自主事業37事業中、7割以上の販売があったものは27事業、全体の73%でございます。7割以下が10事業ということで、27%となっております。 それから、役員あるいは職員等の関係でございますが、評議員が8名、理事、監事が10名、そして職員につきましては非常勤の館長が1名、正規職員が5名、嘱託職員8名となっております。 貸し館事業等の関係でございますが、現在指定管理で行っている状況ですけれども、例えば、近隣の市原などにつきましても、現在本市と同様の形での運営を行っているという状況であります。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 下田剣吾君。 ◆2番(下田剣吾君) 1点だけ確認しますが、理事長は前回は副市長だったと思いますが、現在も副市長であるということで。はい、わかりました。 では最後、内容に関しては、人事とか職員の人件費なんていうのも、経営に関してはかなり重要なことを占めると思いますので、次回報告には記載していただけるようにお願いいたしたいというふうに思います。また、市原の例をおっしゃっていただきましたが、単純に民間委託がいいというふうには考えませんが、木更津とか、飛ばしていただいたそういうところは民間委託なんかもしていると思いますので、もう一度経営の視点から再考していただければなというふうに考えます。 以上です。 ○議長(安藤敬治君) 鈴木教育部長。 ◎教育部長(鈴木盛一君) 今ご指摘の点については、十分に協議してまいります。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安藤敬治君) ほかに質疑もないようですので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安藤敬治君) ご異議ないものと認め、質疑を終結いたします。--------------------------------------- △日程第11 報告第6号(質疑)
    ○議長(安藤敬治君) 日程第11、報告第6号を議題といたします。 直ちに質疑を行います。 須永和良君。 ◆11番(須永和良君) すみません。この和解の相手方が個人となっているんですけれども、地下駐車場に個人の方が車をとめていいんですかね。ちょっとわからないので教えてください。 ○議長(安藤敬治君) 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川倫行君) お答えいたします。 この地下駐車場にとめてあった車、職員の車でございます。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 須永和良君。 ◆11番(須永和良君) 職員なら職員駐車場にとめるべきだと。ここにとめていいということがちょっとよくわからないんですが。その人だけは特別に、この雨のあたらないところ、ここにとめていいということになっているんですかね。 ○議長(安藤敬治君) 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川倫行君) お答えいたします。 この職員はドライバーでございまして、そこにあった車をそこから出して、交換してそこで運転を開始したということでございます。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) ほかに。 鴇田剛君。 ◆24番(鴇田剛君) 今の質問と重なる点があるわけですけれども、過去にも、これは一般市民の方だったんですけれども、同じようなケースがあるんですよ。あそこに駐車できるのは、たとえ職員だろうが何だろうが個人のものは駐車できないはずなんだよね。そのときは逆に、あの奥のほうに我々の仲間の人がとめていたこともあって、市民からクレームが出た時代があります。 たまたま市民の人がとめていたところを、当時は目立たなかったの。今はちゃんとあそこに駐車禁止とあるんだけれども。ちょうどその端境のようなところではあったんだけれども、こういうものはどういう形で徹底して指導しているんですか。 今お尋ねしたところが、確認したところが、先ほどの答弁だと運転手だからこうだと。時間帯も不自然なんだよね。そういうことがなければ、この事故は起きなかったでしょう。そう思うんですよ。結果的には過失もあるかもしれない。とまっていた人が、例えば市長だとか議長車の公用車にぶつけたというならいいんですけれども、これは個人ということだった。その点の解釈の仕方。これは100%、結局相手に補償するようなことになっているんですよ。それなりの動きをとられたとき、これで正しかったと言い切れますか。その点だけ確認させてもらいます。 ○議長(安藤敬治君) 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川倫行君) お答えいたします。 今現在、地下につきましては個人でとめているのは障害者の許可はしてございます。それ以外については、基本的には職員の駐車場ということになっておりますので、今後はその辺の駐車に関しまして徹底してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 鴇田剛君。 ◆24番(鴇田剛君) 今、総務部長のほうから答弁いただきました。過去も同じようなことを言っているんですよ。やっぱり時期がたつとまた同じことが起きるのね。もうこれはきちっと守るべきことは守っていかないと。表沙汰にならなかったケースで、私もその場で直面したことがあるんですけれども、納入業者の方としたことがあったけれども、それはお互いにその場で和解した経緯もありますけれども。何しろやっぱり出ないと、特定の人はよくてという話になりますのでその点をもう少し。同じようなことを言うんですけれども、これを契機に、きちんとやっぱりけじめだけはつけて対応してください。 以上です。 ○議長(安藤敬治君) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安藤敬治君) ほかに質疑もないようですので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安藤敬治君) ご異議ないものと認め、質疑を終結いたします。--------------------------------------- △日程第12 陳情第4号ないし陳情第8号(委員会付託) ○議長(安藤敬治君) 日程第12、陳情第4号ないし陳情第8号を一括議題といたします。 ただいま議題となっております陳情第4号ないし陳情第8号を、お手元に配布してあります付託表のとおり所管の常任委員会に審査の付託をいたします。--------------------------------------- △日程第13 休会について ○議長(安藤敬治君) 日程第13、休会についてを議題といたします。 お諮りいたします。 議案調査及び委員会審査のため、6月11日から6月22日までの12日間を休会としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安藤敬治君) ご異議ないものと認め、6月11日から6月22日までの12日間を休会とすることに決定いたしました。 なお、委員会の開催日及び日程につきましては、会期日程表のとおりお願いいたします。 また、6月23日の本会議は、議事の都合により午後2時から開きますので、ご参集願います。--------------------------------------- ○議長(安藤敬治君) 以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしましたので、これにて散会いたします。 長時間にわたりましてご苦労さまでございました。 △散会宣告 午後1時35分...