君津市議会 > 2001-02-19 >
02月26日-01号

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  1. 君津市議会 2001-02-19
    02月26日-01号


    取得元: 君津市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-31
    平成13年  3月 定例会(第1回)君津市告示第12号 平成13年第1回君津市議会定例会を次のとおり招集する。  平成13年2月19日                              君津市長 三浦公明                   記 1 日時  平成13年2月26日 午前10時 2 場所  君津市議会議事堂               第1回定例会会期日程                               (会期26日間)日次月日曜区分開議時刻摘要第1日2月26日月本会議午前10時開会 諸般の報告 会期の決定 会議録署名議員の指名 市長の施政方針 議案の上程(提案理由説明、補足説明) 議案の一部採決 陳情の上程第2日27日火休会  第3日28日水休会  第4日3月1日木休会 一般質問通告締め切り(正午)第5日2日金休会  第6日3日土休会  第7日4日日休会  第8日5日月休会午前10時議会運営委員会 議会第1委員会室第9日6日火休会  第10日7日水本会議午前10時一般質問第11日8日木休会  第12日9日金本会議午前10時一般質問第13日10日土休会  第14日11日日休会  第15日12日月本会議午前10時一般質問 議案に対する質疑 議案及び陳情の委員会付託第16日13日火休会  第17日14日水休会午前10時総務常任委員会 議会全員協議会室第18日15日木休会午前10時 午前10時文教民生常任委員会 議会全員協議会室 建設常任委員会 議会第3委員会室第19日16日金休会午前10時予算審査特別委員会 議会全員協議会室第20日17日土休会  第21日18日日休会  第22日19日月休会午前10時予算審査特別委員会 議会全員協議会室第23日20日火休会  第24日21日水休会午前10時予算審査特別委員会 議会全員協議会室第25日22日木休会  第26日23日金本会議午後2時委員長報告 委員長報告に対する質疑 討論 採決 閉会             平成13年第1回君津市議会             定例会会議録(第1号)1.招集年月日  平成13年2月26日1.招集の場所  君津市議会議事堂1.開会の日時  平成13年2月26日 午前10時00分1.出席議員  26名    1番   三浦道雄君        2番   三宅良一君    3番   磯貝 清君        4番   岡部順一君    5番   原 実義君        6番   小林喜久男君    7番   藤井 修君        8番   榎本貞夫君    9番   坂井 昭君       10番   安藤敬治君   11番   山中 彰君       12番   小倉義雄君   13番   大瀬 洋君       14番   篠森政則君   15番   宮末年泰君       16番   安藤 博君   17番   奥倉文雄君       18番   榎沢正雄君   19番   白熊禎輔君       20番   飯妻英夫君   21番   鳥飼昭夫君       22番   加藤健吉君   23番   高橋和夫君       26番   吉田昌弘君   27番   鴇田 剛君       28番   鈴木 武君1.欠席議員  2名   24番   若鍋静江君       25番   池田 宏君1.地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市長    三浦公明君       助役    杉浦 傳君   収入役   能星育子君       教育長   室 清三君   総務部長  唐鎌謙二君       企画部長  鈴木征二君   財政部長  渡辺澄雄君       市民部長  田丸保夫君   保健福祉         高山雅彦君       環境部長  鶴岡正義君   部長   経済部長  重田泰男君       土木部長  石塚史行君   都市部長  増子壽雄君       消防長   宮崎彌一郎君                     図書館   教育部長  真板一郎君       建設    大野 峻君                     事務局長                     総務部   水道部長  山口惠市君       参事(事) 宮崎国久君                     総務課長   監査委員              農業         吉野秀一君       委員会   和田 肇君   事務局長              事務局長   選挙管理   委員会   長谷川喜美子君     企画課長  山下誠一君   事務局長   財政課長  高橋 勇君1.職務のため出席した者の職氏名   事務局長  白土正康        次長    小沢和夫   議事係長  伊藤修一        庶務係長  坂元淳一 -------------------------------------- △開会及び開議          平成13年2月26日午前10時00分 ○議長(白熊禎輔君) おはようございます。 ただいまの出席議員は26名でございます。よって、定足数に達しておりますので、これより平成13年第1回君津市議会定例会を開会し、本日の会議を開きます。 -------------------------------------- △議長の報告 ○議長(白熊禎輔君) 日程に入るに先立ちまして、諸般の報告をいたします。 地方自治法第 121条の規定により、議長の出席要求に対する出席者は、別紙印刷物によりご了承願います。 次に、監査委員から、地方自治法第 199条第9項の規定により、平成12年度第2回定期監査等報告書の提出があり、お手元に配布してあります。 次に、1月17日、館山市において、千葉県南九市議会議長会正副議長研修会が開催され、本職及び副議長が出席いたしました。 次に、1月26日、木更津市において、千葉県自治体病院経営都市議会協議会研修会が開催され、本職が出席いたしました。 次に、1月30日から31日まで、神奈川県小田原市において、かずさ四市議会議長会正副議長研修会が開催され、本職及び副議長が出席いたしました。 次に、2月1日、千葉市において、千葉県市議会議長会研修会が開催され、本職が出席いたしました。 以上で諸般の報告を終わります。 --------------------------------------
    △議案受理の報告 ○議長(白熊禎輔君) 次に、本日、市長より議案の送付があり、これを受理いたしましたのでご報告いたします。 なお、議案につきましては、お手元に配布のとおりでございます。 -------------------------------------- (参照)                             12君総第900号                             平成13年2月26日      君津市議会議長        白熊禎輔様                           君津市長 三浦公明               議案の送付について 平成13年第1回君津市議会定例会に付議する議案について、別添のとおり送付します。                   記 議案第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 議案第2号 君津市議会政務調査費の交付に関する条例の制定について 議案第3号 君津市居宅サービス事業及び居宅介護支援事業手数料徴収条例の制定について 議案第4号 君津市法定外公共物の管理に関する条例の制定について 議案第5号 特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について 議案第6号 君津市税条例の一部を改正する条例の制定について 議案第7号 君津市国保診療所に関する条例の一部を改正する条例の制定について 議案第8号 君津市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について 議案第9号 君津市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について 議案第10号 君津市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について 議案第11号 千葉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び千葉県市町村総合事務組合規約の一部を改正する規約の制定に関する協議について 議案第12号 住居表示に関する法律第3条第1項の規定による当市における市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法について 議案第13号 市の区域内の字の区域及び名称の変更について 議案第14号 市の区域内の字の区域及び名称の変更について 議案第15号 市道路線の認定について 議案第16号 市道路線の認定について 議案第17号 市道路線の認定について 議案第18号 市道路線の認定について 議案第19号 市道路線の認定について 議案第20号 市道路線の変更について 議案第21号 市道路線の変更について 議案第22号 市道路線の変更について 議案第23号 市道路線の変更について 議案第24号 市道路線の廃止について 議案第25号 君津市森林体験交流センター炭焼き教室の事故に係る損害賠償の額の決定及び和解について 議案第26号 平成12年度君津市一般会計補正予算(第5号) 議案第27号 平成12年度君津市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 議案第28号 平成12年度君津市老人保健医療特別会計補正予算(第1号) 議案第29号 平成12年度君津市聖地公園事業特別会計補正予算(第1号) 議案第30号 平成12年度君津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) 議案第31号 平成12年度君津市介護保険特別会計補正予算(第1号) 議案第32号 平成13年度君津市一般会計予算 議案第33号 平成13年度君津市学校給食特別会計予算 議案第34号 平成13年度君津市駐車場事業特別会計予算 議案第35号 平成13年度君津市国民健康保険特別会計予算 議案第36号 平成13年度君津市老人保健医療特別会計予算 議案第37号 平成13年度君津市用地取得事業特別会計予算 議案第38号 平成13年度君津市聖地公園事業特別会計予算 議案第39号 平成13年度君津市農業集落排水事業特別会計予算 議案第40号 平成13年度君津市介護保険特別会計予算 議案第41号 平成13年度君津市水道事業会計予算 報告第1号 専決処分の報告について -------------------------------------- △議事日程の決定 ○議長(白熊禎輔君) 次に、本日の日程につきましては、会議規則第20条の規定により議長において定め、印刷配布してございます。この順序に従いまして会議を進めてまいりますので、ご了承願います。 -------------------------------------- (参照) 議事日程(第1号) 2月26日(月)午前10時開会・開議 日程第1 会期の決定 日程第2 会議録署名議員の指名 日程第3 施政方針 日程第4 議案第1号(提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決) 日程第5 議案第25号(提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決) 日程第6 議案第26号ないし議案第31号(提案理由説明、補足説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決) 日程第7 議案第2号ないし議案第24号、議案第32号ないし議案第41号及び、報告第1号(提案理由説明、補足説明) 日程第8 陳情第1号 日程第9 休会について -------------------------------------- △日程第1 会期の決定 ○議長(白熊禎輔君) 日程第1、会期の決定を議題といたします。 今期定例会の会期は、去る2月19日の議会運営委員会において、本日から3月23日までの26日間と決定いたしました。 お諮りいたします。会期につきましては議会運営委員会の決定のとおり、本日から3月23日までの26日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(白熊禎輔君) ご異議ないものと認めます。 よって、今期定例会の会期は、本日から3月23日までの26日間と決定いたしました。 なお、会期中の会議日程は印刷配布のとおりでございます。 -------------------------------------- △日程第2 会議録署名議員の指名 ○議長(白熊禎輔君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において、20番、飯妻英夫君、21番、鳥飼昭夫君、22番、加藤健吉君を指名いたします。 -------------------------------------- △日程第3 施政方針 ○議長(白熊禎輔君) 日程第3、平成13年第1回定例会でございますので、市長の施政方針を求めます。 三浦市長。         (市長 三浦公明君登壇) ◎市長(三浦公明君) 皆さん、おはようございます。 本日は、平成13年第1回君津市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様には大変お忙しい中ご出席を賜りまして、まことにありがとうございます。 本定例会に提案いたします議案は、平成13年度の各会計予算案10件を含む41議案並びに報告1件でございます。よろしくご審議を賜りますよう、お願い申し上げます。 次に、平成13年度の市政運営の基本となる施政方針及び予算案の概要を申し上げ、議員の皆様並びに市民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じますので、しばらくの間、よろしくお願い申し上げます。 初めに、21世紀の扉が開きました。激動の20世紀が終わりに近づくにつれ、高度経済成長を支えてきた我が国の政治、経済、社会のシステムに陰りが見られるようになり、新しい時代にふさわしいシステムを構築するため、抜本的な改革に迫られる状況が生じてまいりました。 こうした背景の中で、政府においては、中央省庁の改革をはじめ、行財政改革を進めており、一方、地方においては実質的な地方分権がスタートし、その試金石といわれた介護保険制度も順調に滑り出しております。 そして今や第二の「産業革命」といわれる「情報技術革命」の大きな波は、着実に私どもの生活に浸透しつつあり、社会経済はその変化のスピードをより速めることになるものと考えられます。 市政の推進に当たっては、こうした変化に的確に対応するとともに、ますます多様化する市民のニーズにこたえ、市民生活の安定と福祉の向上を図ってまいらなければなりません。 今年は、本市が市制を施行して30周年の記念の年であります。この大きな節目の年に当たり、私は、先輩諸氏が営々として築いてきた資産を基盤として、本市の特性にさらに磨きをかけ、21世紀にひときわ輝きを放つ、豊かで快適な、住む人すべてが愛着を持って誇ることのできる「ふるさと君津」の創造を目指し、全力で取り組んでまいる決意であります。 1点目、市政運営の基本的考え方について申し上げます。 私は、市長に就任して以来、公平で信頼される市政運営に努め、常に将来に向けてのまちづくりのために情熱を燃やし、その重責を果たすべく努力してきたところであります。 社会は、今まさに大きな変革のときを迎えております。 私は、この変革のときこそ、21世紀の君津の未来を築く千載一偶の機会ととらえ、市民の皆様方と手を携えながら、引き続き渾身の力をふりしぼり、市政運営を進めてまいります。 そこで、平成13年度の市政運営に当たっての基本的な考え方を次のように定め、指針とするものであります。 第1は、将来の飛躍に向け、都市基盤、産業基盤の整備を図ることであります。 より魅力と活力にあふれた、しかも個性豊かな地域づくりを進めていくため、市域全体を見据えた将来への確かな設計図を描きながら、都市基盤・産業基盤の整備をさらに積極的に進め、定住人口の増加と地域経済の活性化を図っていく考えであります。 これらの整備に当たっては、高齢者や身体障害者等へのバリアフリー化、環境・景観・安全等への配慮、高度情報化への対応も視野に入れ、適切に対応してまいります。 第2は、次代を担う人材育成のため、教育の振興を図ることであります。 21世紀の日本を支える子供たちが、伸び伸びと健やかに成長することは私どもの願いであり、その環境づくりを進めることは私どもの責務であります。 今、教育改革のための国民的議論が進んでおりますが、こうした動きに適切に対処するとともに、子供たちの健全で創造性に富んだ個性豊かな人間形成を図るため、教育環境の整備や生涯学習体制の充実と拠点施設の整備に努めてまいります。 第3は、少子・高齢化社会に対応する福祉の充実であります。 本格的な高齢化社会の到来は、ひとり、高齢者や中高年の老後の問題といった狭い範囲にとどまらず、各世代に共通したすべての市民にかかわる問題として位置づけ、介護保険制度の一層の充実を図るとともに、福祉、健康医療などいつでもどこでも適切なサービスを受けられる体制づくりを推進してまいります。 また、少子化問題の克服は21世紀の重要な課題となっており、活力ある地域社会を築くためには、将来を担う世代を健全に育成していく必要がありますので、子育てしやすい環境の整備を図るなど、総合的な取り組みを進めてまいります。 第4は、自然や資源を大切にする環境対策を推進することであります。 私どもには、後世に生きる子孫に、美しい自然・豊かな国土を引き継ぐ重大な責任があります。 地球環境に大きな負荷をかけないような努力が必要であり、資源循環型社会の構築をするため、引き続き自然環境の保全と資源の有効活用を図ってまいります。 第5は、高度情報化への対応であります。 政府は、「日本新生」の最も重要な柱として「IT戦略」を掲げ、世界の情報通信の最先端国家を目指すこととしておりますが、地方公共団体においても、行政の効率化、質の高い行政サービスの提供、社会・経済活動の活性化といった観点から、各種情報化施策を積極的に推進する必要があります。 このため、情報通信基盤の整備や行政サービスの電子化・ネットワーク化を進めるとともに、市民への普及も図ってまいります。 第6は、市民参加と行財政改革の推進であります。 地方分権の進展に伴い、地方自治体の主体的な取り組みが求められる中で、行政が市民ニーズに的確に対応していくためには、市民参加の行政を推進する必要が不可欠であります。 このため、分権時代にふさわしい総合的・効率的な市政運営ができるような体制を整備するとともに、行政情報の積極的な提供に努め、行政と市民の連携・協力による市政運営に努力してまいります。 私は、これらの基本的な考え方に立って、基本構想に定めた4つの柱、すなわち (1)心豊かでふれあいのあるまちづくり (2)すべての人にやさしいまちづくり (3)快適で暮らしやすいまちづくり (4)活力ある産業を展開するまちづくりに基づき、主要施策を重点的に実施してまいります。 2、国及び県の予算案の概要について申し上げます。 最近の我が国経済は、個人消費の回復がおくれるなど、厳しい状況をなお脱していないものの、企業部門を中心に自律的回復に向けた動きが継続し、全体としては緩やかな改善が進んでおります。これは国の予算編成当時の考え方であります。 このような状況の中で、国の平成13年度予算案については、景気を自律的回復軌道に確実に乗せ、新たな発展基盤を構築し、日本経済の新生を図るため、従来からの経済対策に引き続き「日本新生特別枠」を活用し、「IT革命の推進」「環境問題への対応」「少子・高齢化対策」「都市基盤・生活基盤の整備」の重要分野を中心に、重点的に予算を配分すること等を基本方針として編成されたところであります。 このような方針に基づいて編成されました平成13年度の一般会計予算の規模は82兆 6,524億円、前年度比2兆 3,347億円、 2.7%の減となっております。このうち、政策的経費である一般歳出は48兆 6,589億円、前年度比 5,675億円、 1.2%の増となっております。 また、地方財政対策につきましては、歳入面においては現下の経済状況等を踏まえると、地方税や地方交付税の大幅な伸びは見込めず、また、歳出面においては、累次の景気対策のための公共事業の追加や減税の実施などにより公債費の増加が見込まれるほか、景気の本格的回復に向けた積極的な取り組み、少子・高齢化社会に向けた地域福祉施策の充実、生活関連社会資本の整備等の課題に対処することが必要であることから、引き続いて生ずることとなった大幅な財源不足について、地方財政の運営上、支障が生じないよう対処することとしております。 このような中で策定された平成13年度の地方財政計画の規模は、89兆 3,100億円、前年度比 3,800億円、0.4 %増とされたところであります。 一方、千葉県の平成13年度当初予算は、知事選挙を控えていることから、政策的経費の計上を控えた「骨格予算」として編成されたところであり、一般会計の規模は1兆 5,621億 7,300万円、前年度比 826億 8,900万円、 5.0%の減で、4年連続で前年度当初予算を下回ることとなっております。 3点目、平成13年度の本市予算案の大綱について申し上げます。 我が国の経済は、いまだに本格的な回復基調に至っていない状況下で、国や地方の財政は大幅な財源不足が続いており、本市においても長引く景気の低迷や減税政策の影響を受け、収入の大半を占める市税収入の減少により、非常に厳しい状況にあります。 また、近年の急激な情報化社会の進展や少子・高齢化の進行、生活様式の多様化等に伴い、行政を自主的・総合的に広く担うことが求められており、少子・高齢化社会に向けた地域福祉施策の充実、市民に身近な社会資本の整備等を推進していく上でも、その担うべき役割は重要性が高まっており、これらに伴う財政需要のさらなる増加が見込まれております。 このような中で、平成13年度の予算編成に当たっては、自然と個性の豊かな活力に満ちた都市づくりを目指した「まちづくり計画」を基本といたしまして、21世紀、市制施行30周年を迎えての新たな事業の展開を図るとともに、社会経済情勢の変化や地方分権の進展に的確に対応し、新たな課題や多様な市民ニーズに即応できるような効率的かつ総合的な行政を展開し、市民福祉の向上、民主的で公正かつ効率的な行政の実現を目指して、行財政運営全般について不断の点検を実施し、引き続き行財政改革を強力に推進することを基本とすることといたしました。 歳入面においては、歳入の大半を占める市税について、滞納管理システムを導入し、税収の確保を図るほか、使用料等の受益者負担の適正化、国及び県の制度の活用等、財源の確保に最大限の努力を払うこととし、また、歳出面においては、内部管理的経費の徹底した削減を行い、経常経費のなお一層の節減合理化に努めることとし、財源の重点的・効率的な配分を行うなど、節度ある財政運営を基本に、通年型予算として編成したものであります。 この結果、平成13年度一般会計予算の規模は 273億 5,000万円で、前年度比5億 5,000万円、 2.1%増の積極型予算となりました。 主な事業といたしましては、(仮称)君津市立中央図書館建設事業亀山コミュニティセンター建設事業君津インターチェンジ周辺拠点施設整備事業、六手貞元線道路改良事業、小・中学校大規模改造事業等を実施するなど、普通建設事業費に41億 6,665万 2,000円を計上し、前年度比2億 1,319万 6,000円、 5.4%の増となっております。 また、高度情報化に対応した事業、国際化の進展に伴う小・中学生の英会話教育の充実、農業の持続的な発展のための新たな利子補給制度の創設等の事業を実施するほか、市制施行30周年にちなみ、さくら「2001」植栽事業や各種の記念事業を実施することといたしました。 また、特別会計においては予算規模 164億 8,020万円、前年度比6億 5,460万円、 4.1%の増となっております。 一般会計と各特別会計を合わせた予算は、 438億 3,020万円で、前年度比12億 460万円、 2.8%の増となり、水道事業会計を合わせた予算の総額は 477億 1,968万 9,000円で、前年度比12億 6,748万 9,000円、 2.7%の増となっております。 なお、一般会計における市民1人当たりの予算額は、29万 3,000円余りとなっております。 4点目、平成13年度の主要施策について申し上げます。 第1、心豊かでふれあいのあるまちづくり。 市民のライフスタイルや学習ニーズが多様化している中で、市民一人ひとりが生きがいと潤いのある生活を送ることのできる人間性豊かなまちづくりを目指し、次の施策を実施してまいります。 (1)男女共同参画社会の実現 女性と男性が性別にかかわりなく、あらゆる分野に共同参画し、だれもが生き生きと個性と能力を発揮できる社会の実現を目指すため、従来のハーモニーきみつプラン(女性行動計画)を見直し、「男女共同参画社会基本法」に基づく計画を策定し、本市の男女共同参画施策を推進してまいります。 (2)国際交流・地域間交流の推進 国際化に対応し、国際交流活動を推進するため、「君津市国際交流協会」や「海外交流推進協議会」などの団体に対する支援や協力をし、産業・教育・文化・スポーツなどのさまざまな分野にわたる国際交流ができるようにするとともに、外国人が住みやすいまちづくりを推進してまいります。 また、本市の持つ特性や地域の情報を提供・宣伝するため、広報紙・パンフレットの配布やインターネットを活用し、都市間交流や地域間交流を推進してまいります。 (3)生涯学習の推進 地域社会や家庭の教育力の向上を目指すため、地域、学校、家庭が連携し、子育ての支援や情報提供に努め、また、公民館を中心として学習活動を展開し、「人づくり」の視点に立った社会教育を推進してまいります。 さらに、女性の学習と地域づくりへの参画の視点から、学習機会や地域活動の拡充を図り、新たなネットワークづくりを進めるとともに、婦人会活動の支援を強化してまいります。 高度情報化が急速に進展していることから、地域ボランティアや民間など、幅広い関係者の協力を得ながら、学校、公民館を中心として、IT講習会を行い、市民に対してパソコン基礎技能の学習機会を提供し、情報化社会への対応を図ってまいります。 (仮称)君津市立中央図書館(地域情報センター)は、図書・雑誌だけでなく、映像情報や電子情報にも対応した市民の学習拠点として引き続き建設工事を進めるとともに、平成14年秋のオープンに向け、図書資料の購入などを進めてまいります。 また、君津中央公民館の改築に向けて調査を進めてまいります。 (4)学校教育・青少年育成の充実 学校教育においては、基礎学力の向上ときめ細かな指導を目指し、少人数での学習指導と1学級を複数教師で指導するティームティーチングの充実・拡大に向けて努力してまいります。 また、社会の変化に対応した教育を推進するため、ボランティア活動や自然体験活動などの体験活動を重視した指導の充実、市内19校すべての小学校で英会話学習ができるように英会話指導員の増員、また、情報教育の充実に向けた小学校へのインターネットの接続を行ってまいります。 さらに、地域に開かれた学校づくりを進めるために、学校の教育活動に対し、市民にその道の専門家として支援していただく「君津さわやかスクールボランティア事業」を開始いたします。 学校施設の整備については、南子安小学校及び久留里中学校の普通教室棟耐震補強と老朽化対策をあわせた大規模改造事業、松丘中学校、亀山中学校の屋内運動場の大規模改造事業を実施するほか、児童、生徒の安全性を確保するため、PCB使用照明器具の交換事業を行うなど、校舎等の整備を図り、学習環境の向上に努めてまいります。 学校給食につきましては、児童、生徒に喜ばれる給食を目指し、リクエスト給食の実施や地元産の食材を取り入れた献立づくりに努めてまいります。 青少年の健全育成については、子供たちや若い世代に夢と希望をはぐくむため、引き続き「子どもプラン事業」や青年層のライブコンサートの実施、きみつ少年少女合唱団等の育成を図り、豊富な体験や自主的な活動を支援し、一層の交流活動の促進に努めてまいります。 また、青少年相談員活動の一環として「ふるさとかるた」君津版の作成を支援し、友達同士や親子のコミュニケーションを深めるとともに、ふるさと君津の自然や文化財など郷土への関心を高め、青少年健全育成の一助といたします。 さらに、地域で子供を育てる環境を整備するため、「子ども 110番の家」の一層の推進・啓発を図ってまいります。 (5)スポーツ・レクリエーションの振興 学校体育施設の開放やメディカルスポーツセンターの活用など、身近なスポーツ施設の提供に努めるとともに、スポーツ実践教室や高齢者の健康教室を開催し、スポーツに親しむ機会の提供に努めてまいります。 また、小糸川右岸ジョギングコースの全コースを弾性舗装に改修し、快適にジョギングが楽しめるような整備を進めてまいります。 さらに、国のスポーツ振興基本計画が昨年9月に告示されたことを踏まえ、スポーツ施設の整備や事業推進のための指針となる「スポーツ振興マスタープラン」を策定してまいります。 (6)地域文化・コミュニティの推進 市制施行30周年記念事業として、「NHK交響楽団特別公演」を行い、薫り高い芸術文化の向上に努めるともに、市内の合唱団が一堂に会し、日ごろの成果を発表し合う「市民合唱のつどい」等を開催いたします。 文化財の保存・活用については、郷土芸能や工芸技術などの伝統的な文化活動の保存と継承を図り、後継者育成に努めるとともに、縄文時代の大土木工事跡が発見された三直貝塚、遺構の保存状況が良好である戦国時代の秋元城跡などの重要遺跡の発掘調査を行ってまいります。 また、20世紀に築造、発掘、発見された貴重な遺産を保存し、本市の宣伝や地域づくりを進めるため、21世紀に引き継ぐ遺産事業で指定した遺産の標示や遊歩道の整備を実施してまいります。 さらに、久留里城址資料館につきましては、常設展示や企画展の開催、各種の講座、歴史散歩等を実施するとともに、上総ノリ発祥の地として、特色ある展示活動を行っている漁業資料館の活用を推進し、学校教育及び地域との連携を深め、本市のオリジナルな文化資源の発信に努めてまいります。 市史編さんにつきましては、最終刊行物として「通史」を発刊するとともに、既に発刊した史料集等の活用を図るため、市民を対象とした「君津の歴史」を学ぶ講座について検討してまいります。 地域コミュニティの醸成を図るため、自治会をはじめ各種地域団体の育成に努めるとともに、活動の拠点整備を促進するため、上湯江、辻森の自治会集会施設の建設へ助成いたします。 さらに、亀山地区のコミュニティ活動の拠点を整備するため、コミュニティセンター建設に向けて、用地の地形測量及び地質調査を行うとともに、土地造成を進めてまいります。 また、市民生活の利便性向上のため、郡・常代土地区画整理区域内において、住居表示を実施してまいります。 第2、すべての人にやさしいまちづくり。 少子・高齢化社会の進展や家族形態の変化等に伴い、市民の福祉ニーズが多様化・高度化する中で、高齢者や障害者をはじめとしたすべての人の人権が尊重され、「誰もが住み慣れた地域社会で安心して暮らせる心豊かな思いやりのあるまちづくり」を目指し、次の施策を実施してまいります。 (1)高齢者福祉の推進 高齢者が生きがいを持って、住みなれた地域で安心して暮らせる福祉社会を実現するため、老人クラブ活動への支援を行うとともに、働く場の拡大を図るため、シルバー人材センターへの助成をしてまいります。 介護保険については、介護サービスの適正な運営を図るため、サービス計画を作成する指定居宅介護支援事業者や訪問介護等を行う介護サービス提供事業者と連絡を密にし、制度の円滑な推進に努めてまいります。 また、保健福祉センター「ふれあい館」では、要介護者や要支援者が家族と安心して暮らせるよう、居宅介護支援事業や訪問介護及び通所介護の居宅サービス事業を実施するほか、要介護または要支援にはならないが、日常生活に何らかの支援の必要な方やひとり暮らしの方々に対しても各種事業を実施し、これらの方々が要介護状態とならないよう、支援してまいります。 さらに、全国的に廃止の状況にあり、千葉県でも廃止が予定されている「ねたきり老人福祉手当」及び「重度痴呆性老人介護手当」については、市の単独事業として継続して実施してまいります。 (2)社会福祉の充実 女性の社会進出の増加等に伴う保育ニーズの多様化に対応するため、保育内容の充実及び学童保育の推進を図るなど、子育てしやすい環境の整備を進めてまいります。 また、改築されました小櫃保育園内に小規模型の子育て支援センター「コアラルーム」を設置し、育児不安に対する相談・指導を実施するとともに、保護者の意見交換の場として活用するなど、特色ある保育を実施してまいります。 母子福祉については、母子家庭等に対し各種事業を行い、自立促進と児童の健全育成を推進してまいります。 障害者福祉については、在宅福祉として生活の質の向上を図るため、補装具や日常生活用具の給付及び住宅改善への助成を行うとともに、社会参加の促進を図るため、デイサービスや相談・通訳をはじめ、パソコンを利用して情報収集、情報交換などができるよう「情報バリアフリー事業」を推進してまいります。 また、障害者やその家族の経済的負担の軽減や生活の安定を図るために、1級の身体障害者手帳所持者を対象とする福祉手当をはじめ、福祉タクシーの初乗り運賃の助成事業や精神障害者に対する医療費助成事業等を引き続き、市単独事業で実施してまいります。 (3)社会保険の充実 国民年金は、高齢化社会における老後生活の経済的支えとなる重要な役割を担っているため、今後とも制度の周知を図るとともに、加入の促進と保険料検認率の向上に努めてまいります。 国民健康保険制度及び老人医療制度については、高齢化の進展、医療技術の高度化などにより、医療費が年々増加し、厳しい財政状況にあるため、短期人間ドック事業や健康教育等保健事業を活用し、疾病の早期発見、早期治療により医療費の抑制を図るとともに、高額療養費貸付基金の活用により、円滑な運営に努めてまいります。 (4)保健・医療の充実 壮年期から高齢期に至る健康管理と健康増進を図るため、疾病や身体機能低下の予防対策に加え、個々の身体状況や栄養状態などに応じた具体的な生活習慣の改善指導及び生活の質の向上のため、個別健康教育や機能訓練などを実施してまいります。 また、少子化時代の子育てや乳幼児の健やかな育成を支援するため、予防接種や乳幼児健康診査、妊産婦指導などの母子保健事業の充実に努めてまいります。 清和地区に建設を進めている診療所については、国保直営の医療機関として5月に開設し、初期診療体制の強化を図るとともに、いつでも安心してかかれる地域医療や救急医療の充実に努めてまいります。 (5)市民生活の安定 日常生活の複雑・多様化に伴い、市民の悩みも広範囲に及んでいるため、人権擁護委員、行政相談員等、関係機関と連携をとりながら、法律、人権、行政、交通事故、消費生活、結婚等の各種相談事業に取り組んでまいります。 特に、近年のクレジット社会の進行、商取引の多様化、悪質な商法の広がりや土地・相続についての相談の急増に対処するため、消費生活相談及び法律相談体制の強化を図るとともに、本年度も引き続き「消費者大学」を実施し、賢い消費者の育成に努めてまいります。 また、市民だれもが平等に人権を尊重され、幸せな生活を送れるように、子供、女性、高齢者、障害者、同和問題、在日外国人、HIV等難病罹患者など、各種の人権課題の解決のため、人権施策推進のための指針を策定し、施策の確立と市民の人権意識の醸成に努めてまいります。 第3、快適で暮らしやすいまちづくり。 生活と環境との調和を大切にしながら、だれもが機能的で快適な生活が送れるまちづくり、暮らしの中に安心と安全が備わったまちづくりを目指し、次の施策を実施してまいります。 (1)市街地整備 計画的なまちづくりを進めるため、都市計画の基本的な方針である「都市計画マスタープラン」の策定をするほか、都市計画に関する基礎調査を実施し、総合的な土地利用との調整を図り、適正な誘導に努めてまいります。 また、「都市計画マスタープラン」とあわせ、君津駅や久留里駅周辺を含め、10地区に地域の特性や資源を活用し、地域の活性化を図るため、「地域整備計画」を策定してまいります。 都市計画事業につきましては、内箕輪南子安線の「まちなみ景観整備事業」、郡・常代両土地区画整理事業の公共施設整備に係る負担とともに、新子安地区の市街化区域編入に向けた手続を進めてまいります。 (2)緑の環境整備 将来において君津市を桜の名所とするため、市内の公共施設をはじめとし、各所に桜の植樹を実施してまいります。 また、「市の花」ミツバツツジの保護・育成を図るとともに、花木センターで生産する草花等を自治会等に配布し、花と緑による美しい地域づくりを進めてまいります。 さらに、生け垣奨励事業の活用や都市緑化祭などを通じまして、緑化の推進、緑化意識の高揚を図ってまいります。 公園については、かずさ4号公園の整備、常代土地区画整理区域内の街区公園の整備、内みのわ運動公園内の鐘ヶ淵の湧水復元や既存公園施設の充実、改修を進めてまいります。 なお、公園の管理につきましては、適切な維持管理に努めることはもとより、一層地域の方々に愛着を持たれる公園とするため、地域住民のボランティアによる管理活動等について研究してまいります。 (3)ネットワーク整備 通勤・通学をはじめとする日常生活の利便性の向上とともに、定住人口の増加を図るため、鉄道及びバス路線について関係機関への要望活動、生活バス路線の再編等に合わせた協議や路線維持への助成、高速バス路線の整備を進め、交通体系の確立に努めてまいります。 東京湾アクアラインや首都圏中央連絡自動車道、館山自動車道などの高規格幹線道路と一体となって機能し、地域の活性化につながる国道 127号、 410号、 465号及び主要県道等の整備を引き続き促進してまいります。 また、館山自動車道君津インターチェンジ周辺においては、拠点施設整備事業として、高速バスターミナル及び駐車場の整備を実施するほか、周辺整備を進めるための取り付け道路の調査を実施してまいります。 市道については、国・県道にアクセスし、日常生活の利便性の向上を図るため、六手貞元線や久留里大谷線などの整備を進めるほか、地域住民の生活に密着した道路の整備や維持補修、河川改修及び排水整備等を実施し、生活基盤の強化と良好な生活環境の確保に努めてまいります。 また、快適な道路環境づくりのため、歩道の整備や街路樹の植栽、道路照明の整備などを実施するとともに、歩道の段差解消など、バリアフリーに配慮した事業を進めてまいります。 さらに、都市計画道路外箕輪人見線については、富津市の事業計画にあわせ、交差点の改良を実施してまいります。 また、飛躍的に発展する情報通信技術を積極的に活用するため、「君津市情報化推進本部」を設置し、情報化計画を策定するとともに、地方自治体が緊急に整備すべき課題となっている庁内LANの整備及びIT講習推進特例交付金事業を進めてまいります。 (4)上・下水道の整備 上水道につきましては、市長が水道事業管理者の権限を行うこととしておりましたが、一層の経営の健全化と責任の明確化を図るため、専任の常勤水道事業管理者を置くこととし、第2次拡張事業をはじめとする施設整備事業の計画的な推進に努めてまいります。 下水道につきましては、平成12年度末現在で、事業認可区域 1,276ヘクタールのうち、約50%の区域で処理を開始しており、本年度においても供用開始区域の拡大に向け、管渠の建設を進めるとともに、終末処理場の整備を図ってまいります。 (5)生活環境の保全 「君津市まちをきれいにする条例」に基づき、ごみのポイ捨ての禁止、空き地の雑草の除去や廃棄物の不法投棄監視体制の強化に努めるとともに、散乱ごみ一掃クリーン作戦の年2回実施や「おはよう5分間清掃」により、ごみの散乱防止や環境美化の推進に努力してまいります。 ごみの減量化・再資源化を図るため、資源ごみの収集や集団回収のなお一層の推進とともに、「家電リサイクル法」による廃棄物の適正な処理及び資源有効利用を進め、資源循環型社会の構築を目指してまいります。 なお、家庭系ごみの排出ルールの変更に伴い、不燃ごみ及び粗大ごみが大幅に減量化・資源化されたことから、不燃ごみ・粗大ごみの収集回数を月2回から月1回にするとともに、ペットボトル・容器包装プラスチック類の資源ごみの収集回数につきましては、現在の月2回を週1回に増加し、さらに、資源ごみステーションの数を増設してまいります。 清掃工場の焼却施設については、ダイオキシン対策工事を行い、国の恒久対策の基準値5ナノグラムを下回る数値で施設の稼働を行っておりますが、引き続き排出量の削減を図り、市民の健康保持に努めてまいります。 衛生センターにつきましては、稼働後28年を経過し、施設全般にわたり老朽化しているため、施設改造に向けた計画を進めてまいります。 また、環境汚染対策につきましては、建設残土の搬入の増加が懸念されているため、県と連携し、監視の強化を図るとともに、大規模な開発行為に対しては環境影響評価の実施や企業の立地に対する審査及び公害防止協定の締結等の指導を行い、公害を未然に防止することはもとより、環境の保全が総合的に図られるよう、努めてまいります。 河川等の水質汚濁防止については、合併処理浄化槽や集落排水事業を進め、大気汚染については公害計器により各種調査を実施し、監視体制の充実を図ってまいります。 (6)防災・消防体制の整備 君津市地域防災計画に基づき、防災体制の一層の充実を図るとともに、大規模な災害が発生した場合を想定し、防災関係機関が相互に連携し、迅速な災害応急対策がとれるよう「総合防災訓練」を実施いたします。 また、「自らの地域は自らの手で守る」という地域防災活動を支援するため、自主防災組織の育成と強化を推進するとともに、防災に関する啓発訓練を実施してまいります。災害時において迅速な救護活動を実現するため、避難場所となる学校施設において、防災備蓄倉庫や避難場所標識柱の設置を行い、あわせて災害時用備蓄品等の整備を進めてまいります。 さらに、「耐震診断相談窓口」を継続開設、既存建物の耐震性向上に向け、耐震診断・耐震改修の促進を図ってまいります。 消防関係については、高度化する救急要請に対処するため、小櫃・上総地区を管轄する上総分署に高規格救急車を配備するほか、救急救命士の養成と救急フェアーや各種救命講習会による応急手当の普及に努め、市民と一体となった救急体制の整備を進めてまいります。 また、耐震性防火水槽や消防施設の整備を図り、消防力の向上に努めるほか、防火団体等を育成し、予防消防の充実を図ってまいります。 非常備消防については、消防団活動の基礎となる分団機庫の整備を行うとともに、魅力ある消防団づくりに努めてまいります。 (7)交通安全・防犯対策の推進 交通事故を防止し、市民すべてが安心して生活できる交通環境を実現するため、白線、防護さく、カーブミラーなどの交通安全施設の整備や、幼児、児童、高齢者の交通安全教育の推進、チャイルドシート貸与事業の充実を図るほか、各種イベントや広報・啓発を強化し、交通安全意識の高揚に努めてまいります。 また、君津駅北口及び南口の自転車駐輪場の改修を行い、利便性の向上を図ってまいります。 さらに、安全なまちづくりのため、警察署や防犯団体と協力し、広報、座談会、防犯診断等を実施し、防犯意識の高揚に努めてまいります。 第4、活力ある産業を展開するまちづくり。 豊かで活力あるまちづくりのため、水と緑に囲まれた豊かな自然と地理的優位性を生かした産業の振興を図るとともに、生活基盤の強化や生活環境の充実を目指し、次の施策を実施してまいります。 (1)観光の振興 観光客がスムーズに移動できて、楽しみが倍加する体制づくりや、だれをも温かく迎え入れるホスピタリティに富んだ受け入れ体制づくりのため、観光案内板や観光利便施設等の整備、観光地の美化や清掃とともに、観光客の受け入れ体制の充実・強化を図り、快適で魅力的な観光君津の創造に努めてまいります。 特に、片倉ダム周辺地域においては、新たな観光拠点として市民や観光客が自然に親しむことができるように、桜などの植栽による美化事業を展開してまいります。 また、君津の特色やよさを広く宣伝し、観光客の集客につながるよう、観光ラリーや各種観光キャンペーンを展開してまいります。 (2)農林・畜産業の振興 地理的優位性と豊かな資源を持つ農村空間を総合的に活用し、農林業を守り、農村地域の発展と振興を図るため、「地域農業活性化推進事業」により、新たな産業の起業や地域特産物の育成・販路拡大を促進するとともに、高齢者、女性の就業機会の創出などについて検討してまいります。 また、農業、農村における担い手育成は急務なことから、意欲的な農業者を支援するため、各種資金融資に対する利子補給に加えて、認定農業者などに対し据置期間内の利息を5年程度として全額助成するなど、農業経営者の負担軽減に努めてまいります。 都市近郊型農業への展開と体験型観光農業を促進するため、「千葉の園芸施設化促進事業」を導入し、バラ・イチゴ・インゲンなど、主な農産物の生産性向上を支援するとともに、「さわやか畜産総合展開事業」により、畜産経営の安定と環境にやさしい畜産振興を推進してまいります。 また、農業生産条件が不利な中山間地域の耕作放棄を防止し、多面的機能を維持・確保するため、直接支払制度の拡充に努めるとともに、水稲と麦・大豆等を組み合わせた生産性の高い安定した水田農業経営の確立を図るため、機械・施設の整備、景観形成作物等の作付に対して助成を行ってまいります。 なお、米の生産調整については、さらに厳しい目標面積の配分がされたところでありますが、生産者の意向を最優先し、農協等との密接な連携を図り、制度内容の周知等、細やかな対応をしてまいります。 農業生産基盤の整備については、引き続き片野地区及び加名盛地区の基盤整備を行い、さらに農業用用排水の水質保全、農村の生活環境の改善、公共用水域の水質保全を図るため、折木沢地域の農業集落排水事業を引き続き実施してまいります。 市域の面積の3分の2を占める森林は、林産物の持続的な供給のみならず、国土保全、水資源の涵養、自然環境の保全、保健休養の場の提供等の公益的機能を発揮していることから、森林の整備促進を図るとともに、市民が気軽に自然に親しめる森林空間を創出するため、法木山と三舟山の公益林整備を引き続き実施してまいります。 また、「みどりの環境整備21」事業として、福岡地先より鹿野山まで、県道小櫃佐貫停車場沿線の森林整備を実施し、美しい沿道森林景観の創出、桜並木の更新・復元を図るほか、三舟山の市有林を活用し、憩いの森や都市公園等として整備を進めるための調査や基本計画づくりに着手いたします。 (3)商工業の振興 中小企業の健全な発展を図るため、経営の安定化、近代化に必要な設備資金等の融資や商店街の活性化と顧客の増加等を図るため、街路灯施設の整備や期限付商品券の発行に対する補助を行ってまいります。 また、商工業の振興と地域社会の福祉の増進のため、「君津商工会議所」への支援をするとともに、地場産業の発展や商業の活性化を図るため、君津で生産される大豆を素材とした君津ブランドの商品開発を行う「君津ふるさと産品育成事業」を推進してまいります。 館山自動車道君津インターチェンジ周辺については、交通結節点としてのバスターミナル及び駐車場の整備にあわせて農業や観光の拠点づくりを進めるため、地元を主体とする協議会を支援し、短期計画の実現のための取り組みを進めるとともに、中長期計画を策定するための調査研究を進めてまいります。 また、定住人口や雇用機会の拡大のため、市域内への新たな企業の誘致に努めてまいります。 (4)勤労者環境の充実について 勤労者総合福祉センターにおいて、職業情報の提供やスポーツ活動が活発に展開されるよう、管理運営の一層の充実に努めるとともに、企業・行政の代表者や勤労者で構成される「君津市労働経済活性化懇話会」を開催し、地域経済の活性化と勤労者福祉の向上に取り組んでまいります。 また、中小企業退職金共済制度に加入した中小企業者に対して、その掛金の一部を助成する「勤労者退職金共済掛金補助金制度」を創設し、従業員の福祉の向上と雇用の安定を図ってまいります。 さらに、勤労者の持ち家促進を図るため、住宅建設資金の利子補給や高齢者等の雇用環境に的確に対応するため、高齢者職業相談業務事業を充実してまいります。 終わりに、以上、平成13年度の施政方針並びに予算案の概要を申し述べさせていただきました。 長びく景気の低迷により、依然として厳しい財政事情ではありますが、多くの市民の参加を得ながら知恵と発想を結集し、市民だれもが愛着を持って誇れる「自然と個性の豊かな活力に満ちた都市君津」の創造に向けて全力を傾注してまいる所存であります。 何とぞ、市議会をはじめ関係各機関のご理解と市民の皆様のご支援、ご協力を切にお願いいたしまして、平成13年度の施政方針といたします。 ありがとうございました。 ○議長(白熊禎輔君) 以上で市長の施政方針は終わりました。 ここで、議事の都合により、暫時休憩いたします。 △休憩宣告 午前10時53分 -------------------------------------- △再開宣告 午前11時10分 ○議長(白熊禎輔君) 再開いたします。 -------------------------------------- △日程第4 議案第1号(提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決) ○議長(白熊禎輔君) 日程第4、議案第1号を議題といたします。 なお、議案の朗読につきましては省略いたしますので、ご了承願います。 直ちに提案理由の説明を求めます。 三浦市長。         (市長 三浦公明君登壇) ◎市長(三浦公明君) 議案第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、提案理由の説明を申し上げます。 本議案は、平成13年1月26日に逝去されました人権擁護委員の石井由理子氏の後任として、成川敏則氏を人権擁護委員候補者に推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものでございます。 成川氏は、人格、識見ともにすぐれ、豊富な経験を生かして地域住民の福祉向上のため熱心に活躍されており、本市の人権擁護委員として適任者であると考える次第であります。 どうかよろしくご審議を賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(白熊禎輔君) 以上で市長の提案理由の説明が終わりましたので、ただいま議題となっております議案第1号に対する質疑を行います。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(白熊禎輔君) 質疑もないようでございますので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(白熊禎輔君) ご異議ないものと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第1号につきましては、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(白熊禎輔君) ご異議ないものと認めます。 よって、議案第1号については委員会付託を省略することに決定いたしました。 次に、討論に入ります。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(白熊禎輔君) 討論もないようでございますので、議案に対する討論は終結し、採決いたします。 議案第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、原案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。         (賛成者起立) ○議長(白熊禎輔君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり同意いたしました。 -------------------------------------- △日程第5 議案第25号(提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決) ○議長(白熊禎輔君) 日程第5、議案第25号を議題といたします。 なお、議案の朗読につきましては省略いたしますので、ご了承願います。 直ちに提案理由の説明を求めます。 三浦市長。         (市長 三浦公明君登壇) ◎市長(三浦公明君) 議案第25号 君津市森林体験交流センター炭焼き教室の事故に係る損害賠償の額の決定及び和解について、提案理由の説明を申し上げます。 本議案は、平成12年12月10日に、君津市森林体験交流センター駐車場において発生した車両火災事故に係るものでございます。 本件事故は、君津市森林体験交流センターで実施された炭焼き教室の参加者の川原理恵子さんが、この教室でつくった炭を自家用車に積んだ後、反省会に出席し、その終了後に帰宅しようとした際、炭の火が完全に消えていなかったことが原因の車両火災事故が発生しており、車の内部及び積んでいた衣類などが焼けたものでございます。 その後、当事者との話し合いの結果、和解協議が調い、合意を見たので損害賠償の額を決定し、和解したいので地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。よろしくご審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(白熊禎輔君) 以上で市長の提案理由の説明が終わりましたので、ただいま議題となっております議案第25号に対する質疑を行います。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(白熊禎輔君) 質疑もないようでございますので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(白熊禎輔君) ご異議ないものと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第25号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(白熊禎輔君) ご異議ないものと認めます。 よって、議案第25号については委員会付託を省略することに決定いたしました。 次に、討論に入ります。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(白熊禎輔君) 討論もないようでございますので、議案に対する討論は終結し、採決いたします。 議案第25号 君津市森林体験交流センター炭焼き教室の事故に係る損害賠償の額の決定及び和解について、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。         (賛成者起立) ○議長(白熊禎輔君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 -------------------------------------- △日程第6 議案第26号ないし議案第31号(提案理由説明、補足説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決) ○議長(白熊禎輔君) 日程第6、議案第26号ないし議案第31号を一括議題といたします。 なお、議案の朗読につきましては省略いたしますので、ご了承願います。 直ちに提案理由の説明を求めます。 三浦市長。         (市長 三浦公明君登壇) ◎市長(三浦公明君) 議案第26号から31号までを一括して提案理由の説明を申し上げます。 議案第26号 平成12年度君津市一般会計補正予算(第5号)について。 今回の補正予算は、各事業費の確定、国、県支出金、市債等の特定財源の確定に伴うもの、さらに事業の執行を次年度に送り、事業費の調整を図ったもので、歳入歳出それぞれ1億 8,612万 9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を 274億 1,133万 9,000円とするものでございます。 歳入につきましては、市税及び財産売払収入の減額、普通地方交付税の確定による増額と繰越金を調整することにより、本年度予定しておりました財政調整基金からの繰入金のうち、2億 7,334万 1,000円を減額するものでございます。 歳出につきましては、総務費の財政調整基金積立金、民生費の生活保護費、衛生費の国民健康保険特別会計、老人保健医療特別会計及び聖地公園事業特別会計への繰出金、教育費の情報通信技術(IT)講習推進事業が主なものでございます。 次に、第2表、継続費の補正につきましては、(仮称)君津市立中央図書館建設事業の事業費の確定に伴い、総額を減額し、年割額を変更するものでございます。 次に、第3表、繰越明許費でございますが、道路新設改良事業、六手貞元線道路改良ほか4事業につきまして、本年度中に事業を完了することが困難となりましたので、翌年度に繰り越しするものでございます。 次に、第4表、債務負担行為の補正につきましては、亀山コミュニティセンターの建設に伴う用地買収事業費について債務負担行為を設定しようとするものでございます。 次に、第5表、地方債の補正につきましては、事業費の確定に伴い、所要の措置を講ずるものでございます。 議案第27号につきましては、平成12年度君津市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)でございますが、事業勘定に係る保険給付費の減額、保険事業費等の増額について計上したもので、歳入歳出それぞれ 309万9,000 円を追加し、歳入歳出の総額を61億 3,391万 3,000円とするものでございます。 議案第28号につきましては、平成12年度君津市老人保健医療特別会計補正予算(第1号)でございますが、老人保健医療費の増額について計上したもので、歳入歳出それぞれ 7,030万円を追加し、歳入歳出の総額を52億 5,730万円とするものでございます。 議案第29号につきましては、平成12年度君津市聖地公園事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、墓地使用料の減額分 4,519万 9,000円を、繰越金及び一般会計からの繰入金で措置しようとするものでございます。 議案第30号につきましては、平成12年度君津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、農業集落排水整備事業につきまして、今年度中に事業を完了することが困難となりましたので、翌年度に繰り越しするものでございます。 議案第31号につきましては、平成12年度君津市介護保険特別会計補正予算(第1号)でございますが、介護保険電算システム修正費について、今年度中に事業を完了することが困難となりましたので、翌年度に繰り越しをするものでございます。 以上、議案第26号から議案第31号までを一括して提案理由の説明を申し上げた次第であります。 なお、詳細につきましては担当部長から説明させますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(白熊禎輔君) 以上で市長の提案理由の説明が終わりましたので、補足説明を求めます。 渡辺財政部長。         (財政部長 渡辺澄雄君登壇) ◎財政部長(渡辺澄雄君) 私の方から補足説明をさせていただきます。 議案第26号 平成12年度一般会計補正予算(第5号)について補足説明をさせていただきます。 お手元の別冊となっております、平成12年度一般会計補正予算書(第5号)をごらんいただきたいと存じます。 初めに、歳入の主な項目についてご説明申し上げます。 15ページをお開きいただきたいと思います。 第1款の市税につきましては、1億 5,300万円の減額でございます。最近の税収の実績等から、個人市民税の現年課税分を1億 5,300万円減額しようとするものでございます。 第9款の地方交付税につきましては、普通地方交付税の確定に伴う1億 1,427万円の増額でございます。 第13款の国庫支出金につきましては、 4,430万 1,000円の増額でございます。主なものは民生費国庫負担金3,524 万 9,000円の増額、土木費国庫補助金 1,350万円の減額、次の16ページに書いてございますが、消防費国庫補助金が 1,370万 3,000円の減額、教育費国庫補助金が 2,600万 6,000円の増額でございます。 第14款の県支出金につきましては、 2,317万 3,000円の減額でございます。主なものは、中山間地域等直接支払事業県補助金等の農林水産業費県補助金 2,538万 3,000円の減額でございます。 17ページの第15款財産収入につきましては、 9,158万 9,000円の減額でございます。今年度売却を予定しておりました旧周西小学校プール跡地の売却が今年度中には困難となったことが主なものでございます。 第17款の繰入金につきましては、2億 7,334万 1,000円の減額でございます。財政調整基金からの繰入額を減額しようとするもので、これによりまして平成12年度末の財政調整基金の残高は、今回積み立てる分を含めまして23億 5,699万 9,000円となる見込みでございます。 第18款繰越金につきましては、各事業の確定によりまして前年度からの繰越金を5億 2,943万 3,000円を増額するものでございます。 第19款諸収入につきましては、 379万 4,000円の増額でございますが、次の18ページをお開きいただきたいと存じます。旧千葉県競輪組合の解散に伴う清算事務を行っております市川市の特別会計からの配分金が主なものでございます。 第20款市債につきましては、 3,480万円の増額でございますが、各事業の事業費の確定による市債の増額であり、これに伴いまして9ページの第5表の事業に係る地方債の追加と変更をお願いするものでございます。 続きまして、歳出につきましてご説明申し上げます。 19ページをごらんいただきたいと存じます。 第2款総務費の 8,155万 2,000円の増額でございますが、財政調整基金積立金 7,573万 4,000円、木更津食肉組合木更津と畜場と印旛食肉センター事業協同組合との統合に伴う建設事業費の一部を補助するための君津郡市広域市町村圏事務組合負担金の増額が主なものでございます。 第3款民生費でございますが、 5,288万 1,000円の増額となっております。主なものとしまして、社会福祉総務費は難病患者療養見舞金支給事業の増額と心をつなぐ福祉基金の積み立てでございます。 20ページをお開きいただきたいと存じます。 次に、身体障害者福祉費 378万 9,000円の減でございますが、県心身障害者扶養年金事業の権限委譲に伴う制度改正による減額が主なものでございます。 21ページの生活保護費でございますが、生活保護世帯に係る医療費の増によりまして、 4,700万円の増額でございます。 次に、第4款衛生費でございますが、1億 482万 8,000円の増額となっております。主なものは国民健康保険特別会計、老人保健医療特別会計及び聖地公園事業特別会計への繰出金でございます。 第6款農林水産業費 4,944万 8,000円の減額でございますが、中山間地域活性化対策事業の実施集落が少なかったことによる事業費の減額が主なものでございます。 22ページをお開きいただきたいと存じます。 第8款土木費でございますが、 2,628万 2,000円の減額となっております。道路橋梁費の道路新設改良事業、六手貞元線の国庫補助事業費の確定による事業費の減額 5,500万円、同じく8号環線道路改良、皿引地先の国庫補助事業、新規採択による事業費の増額 2,100万円が主なものでございます。 23ページの消防費は、消防車両購入事業について事業費の確定に伴う財源更正でございます。 次に、第10款教育費の 2,259万 8,000円の増額でございますが、24ページをお開きいただきたいと思います。 公民館の情報通信技術(IT)講習推進事業の 1,885万 3,000円が主なものでございます。 小櫃中学校管理教室棟大規模改造事業及び(仮称)君津市立中央図書館建設事業につきましては、事業費の確定に伴う財源更正でございます。 以上で議案第26号についての補足説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。 続きまして、議案第27号から議案第31号にかかわります平成12年度特別会計補正予算の補足説明をさせていただきます。 お手元の別冊となっております、平成12年度君津市特別会計補正予算書をごらんいただきたいと存じます。 まず初めに、3ページをお開きいただきたいと思います。 議案第27号 君津市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)でございます。 本特別会計の補正額でございますが、事業勘定で歳入歳出それぞれ 309万 9,000円を増額し、歳入歳出の総額をそれぞれ61億 3,391万 3,000円とするものでございます。 歳入についてご説明申し上げます。 11ページをごらん願います。 第1款国民健康保険税は、一般被保険者、退職被保険者等を合わせまして 9,513万 2,000円の減額でございます。 第2款国庫支出金の 3,633万 8,000円につきましては、医療給付費等負担金及び財政調整交付金の増額でございます。 第3款療養給付費交付金の 9,568万円の減額でございますが、退職被保険者にかかわります療養給付費交付金の交付額の決定に伴う減額でございます。 第8款繰入金でございますが、12ページをお開きいただきたいと思います。 保険基盤安定繰入金としての一般会計からの繰入金、 1,152万 6,000円でございます。 第9款繰越金につきましては、事業の確定によりまして前年度からの繰越金、1億 2,522万 8,000円を増額するものでございます。 次に第11款連合会支出金でございますが、介護円滑導入給付金の 2,081万 9,000円でございます。 続きまして歳出でございますが、13ページをお開きいただきたいと存じます。 第2款保険給付費でございますが、一般被保険者療養給付費については、医療費の増嵩によりまして 5,583万 1,000円を増額し、退職被保険者等療養給付費については 7,617万 9,000円の減額をするものでございます。 第3款の老人保健拠出金につきましては、概算医療費算出額の確定によりまして、 319万 5,000円の増額をするものでございます。 14ページをお開きいただきたいと存じます。 次に、第6款の保健事業費でございますが、平成11年度に受け入れている君津中央病院分の特別調整交付金1,504 万 2,000円を君津中央病院に支出するものでございます。 第9款諸支出金につきましては、平成11年度の療養諸費等の確定に伴う国庫負担金の返還に要する費用でございます。 続きまして、議案第28号 平成12年度君津市老人保健医療特別会計補正予算(第1号)でございます。 19ページをお開きいただきたいと存じます。 本特別会計の補正額につきましては、歳入歳出それぞれ 7,030万円を増額し、歳入歳出の総額をそれぞれ52億 5,730万円とするものでございます。 27ページをお開きいただきたいと存じます。 歳入につきましては、老人保健医療費の増嵩による国庫支出金の増額と、一般会計からの繰入金が主なものでございます。 28ページをお開きいただきたいと存じます。 歳出につきましては、老人保健医療費の増嵩による医療給付費の増額でございます。 続きまして、議案第29号 君津市聖地公園事業特別会計補正予算(第1号)でございます。 36ページをお開きいただきたいと存じます。 歳入の補正についてご説明いたします。 第1款事業収入の使用料でございますが、当初予定いたしました使用許可基数を確保することが困難なため、4,519 万 9,000円を減額するものでございます。 次に、第2款繰入金及び第3款繰越金でございますが、使用料の減額分を措置するもので、それぞれ 3,975万 4,000円と 544万 5,000円を増額するものでございます。 次に、議案第30号 君津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、42ページをお開きいただきたいと存じます。 繰越明許費についてご説明申し上げます。 農業集落排水整備事業に係る処理場建設に必要となる進入路用地の確保に不測の日数を要したため、本年度中に事業を完了することは困難となりましたので、翌年度に繰り越しするものでございます。 続きまして、議案第31号 君津市介護保険特別会計補正予算(第1号)でございますが、46ページをお開きいただきたいと存じます。 繰越明許費についてご説明申し上げます。 介護保険電算システム修正費について、国からの修正仕様の提示がおくれたため、今年度中に事業を完了することが困難なため、翌年度に繰り越しするものでございます。 以上で特別会計の補足説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(白熊禎輔君) 以上で補足説明を終わります。 ただいま議題となっております議案第26号ないし議案第31号に対する質疑を行います。 榎沢正雄君。 ◆18番(榎沢正雄君) 第26号の一般会計の補正ですけれども、参考に伺っておきますが、個人市民税が1億5,000 万円、減額補正ということで、この不況による所得の減収が原因であることは言うまでもありませんけれども、やはりこれだけ減収するような状況ですから、滞納も相当ふえてきているんじゃないかと思いますが、現時点での滞納率、滞納というのはどういう状況なのかというのが1つ。それからもう一つは、法人市民税の状況はどうなのかということが2点。 それから、歳出の方で、中山間地域の活性化対策で、 4,660万円ばかりの減額補正ですが、今の説明ですと実施地域が少なかったということでございますが、実施地域が少ない理由というのはどういう理由だったのか、その点について伺っておきます。これが第26号。 それから第27号は、国保税も 9,500万円ばかりの減額補正、これも市民税と同じように所得の減収であるわけですが、これもまた同じように、こういう状況ですと滞納が相当ふえていると思いますので、そこら辺の滞納率について参考に伺っておきたい。 それから、聖地公園事業特別会計では、毎年そうですけれども、要するに墓地が売れないということでございますけれども、 4,500万円というのは内訳として、あそこには2種類の墓地がありますけれども、そこら辺の内訳と、あわせて現在の市内、市外の方々の使用料の比率を参考に伺っておきたい。 以上です。 ○議長(白熊禎輔君) 渡辺財政部長。 ◎財政部長(渡辺澄雄君) 自席からお答えさせていただきます。 税の関係の徴収の状況でございますが、お尋ねの個人の市民税でございますが、平成13年1月末現在の徴収率は66.8%となっております。それから、法人市民税につきましては、同じ1月末現在で 89.76%。それから、国保税の徴収率でございますが、 51.93%となっております。 以上でございます。 ○議長(白熊禎輔君) 重田経済部長。 ◎経済部長(重田泰男君) 自席からお答え申し上げます。 中山間地域直接支払制度でございますけれども、我が国において平成12年度から初めて取り組んだ事業でございまして、当初予算に比べまして大変実施集落が少なかったわけでございます。 この原因ということでございますけれども、まず、集落内の協定というのがございまして、集落の一部が中山間地域の指定を受けるということにつきましては、集落内の調整が必要だということで、これらについての十分集落内の話し合いとか理解を得ることが大変難しいということ。 2点目といたしまして、生産調整がやはりネックになっておりまして、生産調整が必ずその集落地域で 100%達成していなければ中山間地の直接支払制度を受けることができないということでございまして、本市の生産調整、実際には80数%でございますので、そういったことについても問題になっております。 それから、あともう1点は、この制度が5年間の期限つきということでございまして、途中でできなくなった場合には、そういった交付金について返還する事務というのが生じておりまして、高齢化が進んでおり、地域のリーダーあるいは担い手が少ない状況の中で、5年間の約束はできないという集落が大変ございまして、その実効性が非常に少なかったということでございます。 今後につきましては、地域あるいは農協等とも十分話し合いを進めて、もう少し実施ができるように話し合いを進めているわけでございますけれども、この直接支払制度につきましては、従来の農業施策と違いまして、非常に地域の裁量を認めたものでございまして、やはり地域が一体となって集団営農に取り組んでいくという姿勢が大切だと思っております。 以上です。 ○議長(白熊禎輔君) 鶴岡環境部長。 ◎環境部長(鶴岡正義君)  4,500万円の内訳でございますけれども、市内の4平米が当初50基だったものを33基に減らしまして、金額で 938万 4,000円、17基減ということになります。 それから、市内の8平米でございますけれども、当初5基を1基にいたしまして4基減ということで、 441万 6,000円、それから市外の4平米でございますけれども、当初 100基を55基に減らしまして、45基減ということになりますが、 2,731万 5,000円。 それから、市外の8平米でございますけれども、当初5基、3基減額いたしまして2基にいたしまして、364 万 2,000円。 それから市内の芝生墓地でございますけれども、これは15基ということで変わりありません。 なお、現年の返還分が1基ございまして、これが44万 1,600円ほどございますので、これらを合わせますと4,519 万 8,600円ということになります。 なお、市外と市内の割合でございますけれども、2月22日現在のトータルで申し上げますと、 1,594基に使用許可を出しておりますが、そのうち市内が 733基の46%、市外が 861基の54%となっております。 ○議長(白熊禎輔君) 榎沢正雄君。 ◆18番(榎沢正雄君) 法人の状況ですが、私が聞き漏らしたのかどうか、説明がなかったのかちょっとわかりませんが、もう1回、済みませんが。 それと、特に第27号の国保の場合には、徴収率が52%ということですが、会計年度は閉鎖が5月ですからまだ何か月がありますけれども、そこら辺の見通しはどの程度見通しているのか。 それと、特別会計の墓地ですけれども、やはり聞いてみますと市外の方が非常に市内よりも多くなってきているということですけれども、来年度予算も上程されているところですけれども、参考に基本的に今後どういうことを抜本的な対策としてどういうことが検討されているのか、その点を参考にちょっと伺っておきたいと思います。 ○議長(白熊禎輔君) 渡辺財政部長。 ◎財政部長(渡辺澄雄君) 自席からお答えさせていただきます。 法人の状況でございますけれども、1月末の徴収率、現年、繰越を合わせました合計の率ですけれども、89.76 %でございます。 それから、国保税の徴収率 51.93%と先ほど申し上げました。現年課税分と滞納繰越分、それぞれ現年分が66.17 %、滞納繰越分が 14.82%ということで、滞納繰越分の占める調定のウエートが大変高くなってきておりまして、滞納の整理等にも大変苦労しておるところでございますけれども、今後、出納閉鎖までのあと約3カ月間、徴収努力いたしまして、前年度の徴収率を下回らないように努力してまいりたいと考えております。 ○議長(白熊禎輔君) 鶴岡環境部長。 ◎環境部長(鶴岡正義君) 墓地の関係でございますけれども、市外の許可の基本的な考え方でございますが、当初市外に使用許可を出すときに、約 1,000基を目標として使用許可を出したいということでお話ししたことがございますが、2月22日現在で申し上げますと、市外許可の残りは 139基ほどあるわけでございますが、これが終わったときに、 1,000基になったときにどうするかという問題でございますが、これらについても今後財政的な問題もございますし、十分検討した中で市内の方々に迷惑のかからないような方法で許可してまいりたいというふうに考えております。 なお、販売等のPR等につきましては、この1月から市内の循環バスを回していただきましたし、また市外等へのPRも行っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(白熊禎輔君) ほかに。 三浦道雄君。 ◆1番(三浦道雄君) それでは、私の方から1つだけお聞きしたいのは、実は昨年末の補正予算のときに、私はPCBによる発がん性のおそれのある蛍光灯については、一刻も早く補正化して学校現場から撤去すべきだということを主張したわけですが、あれから3カ月たつわけですけれども、この補正予算書の中にはそういう予算化がされていないので、なぜなのかなというふうに疑問に思ったので、簡単で結構ですから参考までにお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(白熊禎輔君) 真板教育部長。 ◎教育部長(真板一郎君) 自席からお答えいたします。 PCBの関係でございますが、昨年の議会の際に、使用している可能性のある機器が 6,600程度あるというふうに申し上げました。その後、昨年末、そして今年に入りまして1月中旬までに専門業者による調査をいたしました。その結果、教育委員会で使用している台数が約 2,500程度だったと思います。これにつきましては、13年度予算で対応していきたい。この修理につきましては、やはり相当の期間がかかります。したがいまして、ことしの夏休みを目途に改修していきたいと考えております。 以上です。 ○議長(白熊禎輔君) ほかに質疑ございませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(白熊禎輔君) 質疑もないようでございますので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(白熊禎輔君) ご異議ないものと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第26号ないし議案第31号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(白熊禎輔君) ご異議ないものと認めます。 よって、議案第26号ないし議案第31号については委員会付託を省略することに決定いたしました。 次に、討論に入ります。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(白熊禎輔君) 討論もないようでございますので、議案に対する討論は終結し、採決いたします。 初めに、議案第26号 平成12年度君津市一般会計補正予算(第5号)、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。         (賛成者起立) ○議長(白熊禎輔君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第27号 平成12年度君津市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。         (賛成者起立) ○議長(白熊禎輔君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第28号 平成12年度君津市老人保健医療特別会計補正予算(第1号)、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。         (賛成者起立) ○議長(白熊禎輔君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第29号 平成12年度君津市聖地公園事業特別会計補正予算(第1号)、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。         (賛成者起立) ○議長(白熊禎輔君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第30号 平成12年度君津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。         (賛成者起立) ○議長(白熊禎輔君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第31号 平成12年度君津市介護保険特別会計補正予算(第1号)、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。         (賛成者起立) ○議長(白熊禎輔君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 ここで議事の都合により、暫時休憩いたします。 △休憩宣告 午前11時52分 -------------------------------------- △再開宣告 午後1時00分 ○議長(白熊禎輔君) 再開いたします。 -------------------------------------- △日程第7 議案第2号ないし議案第24号、議案第32号ないし議案第41号及び、報告第1号(提案理由説明、補足説明) ○議長(白熊禎輔君) 日程第7、議案第2号ないし議案第24号、議案第32号ないし議案第41号及び、報告第1号を一括議題といたします。 なお、議案の朗読につきましては省略いたしますので、ご了承願います。 直ちに提案理由の説明を求めます。 三浦市長。         (市長 三浦公明君登壇) ◎市長(三浦公明君) 議案第2号から議案第24号まで及び議案第32号から議案第41号まで、並びに報告第1号を一括して提案理由の説明を申し上げます。 議案第2号 君津市議会政務調査費の交付に関する条例の制定について。 本議案は、地方自治法の一部改正により、市議会の会派に対して政務調査費を交付しようとするもので、政務調査費の額、交付の方法、その他必要な事項を新たに条例で規定しようとするものでございます。 次に、議案第3号 君津市居宅サービス事業及び居宅介護支援事業手数料徴収条例の制定について。 本議案は、介護保険法の規定に基づき、本市で行う居宅サービス事業及び居宅介護支援事業について手数料を徴収しようとするもので、手数料の額、その他徴収に関し必要な事項を新たに条例で規定しようとするものでございます。 議案第4号 君津市法定外公共物の管理に関する条例の制定について。 本議案は、国から譲与されることとなる法定外公共物について、使用の許可、使用料、その他適正な管理に関し必要な事項を新たに条例で規定しようとするものでございます。 議案第5号 特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について。 本議案は、水道事業管理者の給与及び旅費に関する事項を新たに規定しようとするものでございます。 議案第6号 君津市税条例の一部を改正する条例の制定について。 本議案は、地方税法の一部改正に伴い、個人市民税の配当控除に係る規定を整理するとともに、法人市民税の不均一超過課税を、平成13年4月1日から平成18年3月31日までの5年間、延長しようとするものでございます。 議案第7号 君津市国保診療所に関する条例の一部を改正する条例の制定について。 本議案は国保清和診療所を新たに設置しようとするもので、診療所の名称、位置、その他必要な事項を規定するとともに、清和診療所長の報酬の額等について関係条例の規定を整備しようとするものでございます。 議案第8号 君津市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について。 本議案は、介護保険法の一部改正に伴い、条例における罰則規定の適用対象者に新たに被保険者の世帯に属する者を加えようとするものでございます。 議案第9号 君津市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について。 本議案は、地方公営企業法第7条の規定に基づき、平成13年4月1日から本市に水道事業の管理者を置くとともに、あわせて関係条例の規定を整理しようとするものでございます。 議案第10号 君津市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について。 本議案は、水道法施行令及び君津市水道事業の設置等に関する条例の一部改正に伴い、必要な事項を改正しようとするものでございます。 議案第11号 千葉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び千葉県市町村総合事務組合規約の一部を改正する規約の制定に関する協議について。 本議案は、関係団体の解散及び白井町の市制施行に伴い、構成団体等を変更しようとするものでございます。 議案第12号 住居表示に関する法律第3条第1項の規定による当市における市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法について。 本議案は、住居表示に関する法律第3条第1項の規定による当市の市街地の区域について、都市計画市街化区域の変更に伴い、従前の区域を改めようとするものでございます。 議案第13号 市の区域内の字の区域及び名称の変更について。 本議案は、上総新研究開発土地区画整理組合が実施した土地区画整理事業に伴い、字の区域及び名称を整備するため、長石ほかの一部をかずさ小糸に変更しようとするものでございます。 議案第14号 市の区域内の字の区域及び名称の変更について。 本議案は、木更津土地改良事務所が実施した県営ほ場整備事業、長谷川工区の土地改良事業に伴い、長谷川ほかの一部について字の区域及び名称の変更をしようとするものでございます。 議案第15号から議案第19号までは、市道路線の認定についてでございます。 議案第15号に係る路線につきましては、これまで歩行者専用道31号線として利用してきたものでございますが、東坂田2丁目4号線と、坂田商店街とを結ぶ車両の通行が可能な道路に機能変更することに伴い、市道として認定しようとするものでございます。 議案第16号に係る路線につきましては、君津市常代土地区画整理事業の施行区域内に位置するものでございますが、同組合内の区画整理道路の工事が完了し、土地区画整理法第 106条第2項の規定により、管理の引き継ぎが行われたことから、市道として認定しようとするものでございます。 議案第17号に係る路線につきましては、上総新研究開発土地区画整理事業の施行区域内に位置し、その一部が木更津市域に属するものでございますが、土地区画整理法第 106条第2項の規定により、管理の引き継ぎが行われ、道路法第8条第3項の規定による関係市長の承諾を得られたことから、市道として認定しようとするものでございます。 議案第18号及び議案第19号に係る路線につきましては、開発行為により設置されたものでございますが、千葉県宅地開発指導要綱に基づき管理の引き継ぎが行われたことから、それぞれ市道として認定しようとするものでございます。 議案第20号から議案第23号までは市道路線の変更についてでございます。 議案第20号及び議案第21号につきましては、君津市常代土地区画整理事業の施行に伴い路線の形態の変更に係るもので、市道6号環線については起点を、また市道常代、辻線については終点をそれぞれ変更しようとするものでございます。 議案第22号に係る路線につきましては、農道整備事業により拡幅整備がなされたことに伴い、機能の向上が見られ、また地域住民の生活道路として欠かせないものであることから、終点を変更しようとするものでございます。 議案第23号に係る路線につきましては、市道平山四ノ宮線のJR久留里線に架かる高畑橋が完成し、旧高畑橋を撤去したことに伴い、起点を変更しようとするものでございます。 議案第24号 市道路線の廃止について。 本議案は、議案第15号の市道路線の認定に伴い、旧路線を廃止しようとするものでございます。 議案第32号から議案第41号までは、別冊によります一般会計及び特別会計の平成13年度当初予算でございますが、施政方針で概要を申し上げましたので、説明を省略させていただきます。 報告第1号 専決処分の報告について。 本報告は、平成12年11月20日、君津市正木 130番地1地先で発生した物損事故に係るもので、本市所有の小型貨物自動車が小糸川沿岸土地改良区が管理する電柱に衝突したものでございます。 その後、当事者との話し合いの結果、報告書のとおり和解し、地方自治法第 180条第1項の規定により専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により報告するものでございます。 以上、議案第2号から議案第24号まで及び議案第32号から議案第41号まで、並びに報告第1号を一括して提案理由の説明を申し上げた次第でございます。 なお、詳細につきましては担当部長から説明させますので、よろしくご審議を賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(白熊禎輔君) 以上で市長の提案理由の説明が終わりましたので、補足説明を求めます。 渡辺財政部長。         (財政部長 渡辺澄雄君登壇) ◎財政部長(渡辺澄雄君) 私の方からは、議案第32号から第40号までの平成13年度君津市一般会計予算及び8つの特別会計予算について補足説明させていただきます。 まず最初に、議案第32号 平成13年度君津市一般会計予算でございます。 お手元の別冊となっております平成13年度君津市一般会計予算書の1ページをお開きいただきたいと存じます。 各条項について申し上げます。 第1条、歳入歳出の予算の総額でございますが、歳入歳出それぞれ 273億 5,000万円とするものでございます。その概要につきましては、後ほどご説明させていただきます。 第2条は債務負担行為、第3条は地方債でございます。これらは11ページの第2表から第3表に記載のとおりでございますので、後ほどご説明させていただきます。 第4条は一時借入金の限度額を40億円とするものでございます。 2ページをお開きいただきたいと存じます。 第5条は歳出予算の各項目の流用につきまして、可能な場合を定めるものでございます。 3ページをごらんいただきたいと存じます。 歳入歳出予算の予算概要につきましては、3ページ以降に記載してある第1表歳入歳出予算によりご説明させていただきます。 なお、予算の内容につきましては概要的にご説明させていただきますので、ご了解いただきたいと存じます。 まず最初に、歳入でございます。 第1款の市税でございますが、 177億 3,000万円で、対前年度比1億 9,000万円、 1.1%の減となっております。 主な税目でございますが、第1項の市民税は47億 6,169万 4,000円でございます。減税政策の実施によります影響額約6億 4,000万円を含めまして、対前年度比 9,223万 2,000円、 2.0%の増となっております。これは、企業収益の好転による法人市民税の増収が見込まれるため、増額となっております。 第2項の固定資産税は、 107億 8,965万 9,000円でございます。地価の下落による影響などで、対前年度比2億 157万 8,000円、 1.8%の減となっております。 第5項の特別土地保有税は、1億 7,678万 2,000円で、対前年度比 3,532万 7,000円、16.7%の減となっております。 第7項の都市計画税は、10億 6,615万 6,000円で、対前年度比 5,668万 4,000円、 5.0%の減となっております。 次に、第2款の地方譲与税でございますが、5億 9,600万円で、対前年度比 4,500万円、 8.2%の増となっております。 第3款の利子割交付金でございますが、2億 2,900万円を計上しております。 4ページをお開きいただきたいと存じます。 第4款の地方消費税交付金でございますが、9億 8,500万円で、対前年度比 500万円、 0.5%の増を見込んでおります。 第7款の地方特例交付金につきましては、4億 900万円、対前年度比 2,000万円、 4.7%の減でございます。 第8款の地方交付税でございますが、特別地方交付税分として3億 5,000万円を計上しております。 第10款の分担金及び負担金でございますが、4億 1,305万円を見込んでおります。 第11款の使用料及び手数料でございますが、他の市、町からのごみ焼却処理の受託に係る手数料等を含めまして、4億 3,423万 4,000円、対前年度比1億 4,271万 6,000円、49.0%の増を見込んでおります。 5ページをごらんいただきたいと存じます。 第12款の国庫支出金は、15億 3,547万 7,000円でございます。主なものは福祉関係の措置費に要する国庫負担金、児童手当の就学前特例給付国庫負担金、また、(仮称)君津市立中央図書館建設事業、道路改良事業等に係る国庫補助金などでありまして、対前年度比2億 6,240万 7,000円、20.6%の増でございます。 第13款の県支出金は、12億 5,494万 5,000円でございます。主なものは、民生費県負担金の児童福祉費負担金、民生費県補助金、土木費県補助金の道路橋梁費県補助金、教育費県補助金の(仮称)君津市立中央図書館建設事業の県補助金などでありまして、対前年度比 3,945万 7,000円、 3.0%の減でございます。 第14款の財産収入でございますが、財産貸付収入、不動産売払収入等で3億 4,064万 3,000円、対前年度比7,436 万円、27.9%の増を見込んでおります。 6ページをお開きいただきたいと存じます。 第16款の繰入金は、7億 4,156万 3,000円でございます。景気の低迷や減税政策の実施によりまして、市税の減収等、厳しい財政状況となっておりますが、緊急を要する事業、市民ニーズの高い事業などを積極的に推進するため、財政調整基金から5億 5,000万円、公共施設整備基金から1億 5,000万円、さらに駐車場事業特別会計から 3,500万円などを繰り入れるものでございます。 なお、平成12年度末の基金の残高見込みでございますが、財政調整基金は23億 5,699万 9,000円、公共施設整備基金は1億 7,700万円の見込みとなっております。 第19款の市債につきましては、11ページの第3表に記載のとおりでございますので、後ほどご説明させていただきます。 なお、歳入の内訳を自主財源と依存財源に分けて申し上げますと、市税や使用料及び手数料などの自主財源につきましては、 205億 3,007万 8,000円、構成比で75.0%となっております。また、地方譲与税や国、県支出金などの依存財源につきましては、68億 1,992万 2,000円、構成比で25.0%となっております。 続きまして、歳出のご説明を申し上げます。 7ページをごらんいただきたいと存じます。 第1款の議会費につきましては、議会関係費及び議会運営費等の経費で、3億 3,957万 4,000円でございます。 第2款の総務費につきましては、総務管理費、徴税費、戸籍住民基本台帳費及び選挙費等の経費で45億7,319 万 9,000円でございます。 第3款の民生費につきましては、各保育園運営費、介護保険特別会計への繰出金等をはじめといたしまして、心身障害者、高齢者、母子等の社会福祉費並びに生活保護費等の経費で、41億 3,010万 2,000円でございます。 第4款の衛生費につきましては、国民健康保険特別会計、老人保健医療特別会計への繰出金をはじめといたしまして、保健福祉センター管理事業や各種の予防衛生対策、公害対策、また、ごみの分別収集及び減量化施策推進事業、塵芥処理施設、し尿処理施設の整備、管理経費等で41億 447万 8,000円でございます。 8ページをお開きいただきたいと存じます。 第5款の労働費につきましては、勤労者総合福祉センター管理運営事業等の経費で、 4,486万円でございます。 第6款の農業水産業費につきましては、みどりの環境整備21や基盤整備促進事業をはじめといたしまして、農業、畜産業、林業の振興並びに農林道の整備等の経費で6億 7,964万 1,000円でございます。 第7款の商工費につきましては、商店街共同施設整備事業をはじめといたしまして、中小企業経営者に対する融資事業や商工団体の育成等の経費で、2億 4,948万 7,000円でございます。 第8款の土木費につきましては、六手貞元線道路改良事業、久留里大谷線道路改良事業をはじめといたしまして、市道や橋梁の維持補修費、また、土地区画整理事業、公園整備等の経費で46億 7,616万 6,000円でございます。 9ページをごらんいただきたいと存じます。 第9款の消防費につきましては、市民の安全確保の観点から、消防施設の整備、消防団機庫の整備や防災まちづくり事業をはじめといたしまして、救急業務や常備、非常備の消防に要する経費で14億 8,166万 9,000円でございます。 第10款の教育費につきましては、(仮称)君津市立中央図書館建設事業、南子安小学校普通教室棟大規模改造事業をはじめといたしまして、情報通信技術(IT)講習推進事業など、学校管理費や教育振興費、社会教育の充実並びに保健体育の推進等に要する経費で、47億 4,109万円でございます。 第12款の公債費でございますが、市債の元利償還金及び一時借入金の利子で22億 2,973万円でございます。 以上が歳出の概要でございます。 なお、歳出を性質別に申し上げますと、人件費、扶助費、物件費などの経常的経費は 194億 4,032万 5,000円、構成比にいたしまして71.1%となっております。 また、積立金、繰出金などのその他の経費は37億 4,301万 9,000円、構成比で13.7%となっております。 さらに、投資的経費は41億 6,665万 6,000円、構成比で15.2%、対前年度比2億 1,319万 7,000円、 5.4%の増となっております。 11ページをごらんいただきたいと存じます。 第2表は本文第2条に規定するもので、債務負担行為でございます。これは亀山コミュニティセンター建設用地造成事業及び家庭系ごみ指定袋制推進事業について債務負担行為の内容を示したものでございます。亀山コミュニティセンター建設用地造成事業につきましては、平成13年度から平成14年度までで 2,352万円に長期プライムレート以下の利子を加えた額、家庭系ごみ指定袋制推進事業につきましては、平成14年度から平成15年度までで 8,100万円を設定しようとするものでございます。 次の第3表は、本文第3条の地方債に係るものでございまして、君津広域水道企業団出資事業、都市計画道路整備事業、公園施設整備事業、小学校校舎大規模改造事業、(仮称)君津市立中央図書館建設事業などや市民税の減収分にかかる補てんとしての市民税減税補てん債の発行について、限度額、利率及び償還の方法等を定めるものでございます。 以上で平成13年度君津市一般会計の補足説明を終わらせていただきます。 続きまして、議案第33号から議案第40号までの平成13年度君津市特別会計当初予算の補足説明をさせていただきます。 お手元の別冊となっております平成13年度君津市特別会計予算書をお開きいただきたいと存じます。 3ページをお開きください。 まず、議案第33号 平成13年度君津市学校給食特別会計予算でございます。 第1条、歳入歳出予算の総額でございますが、歳入歳出それぞれ8億 7,800万円とするものでございます。 第2条は一時借入金の限度額を 1,000万円とするものでございます。 4ページ、5ページをお開きいただきたいと存じます。 歳入でございますが、保護者からの給食費負担金と一般会計からの繰入金が主なものでございます。 歳出でございますが、人件費、共同調理場の管理運営費等の総務管理費と給食賄材料費を主とする共同調理費が主なものでございます。 27ページをお開きいただきたいと存じます。 議案第34号 平成13年度君津市駐車場事業特別会計予算でございます。 第1条、歳入歳出予算の総額でございますが、歳入歳出それぞれ 5,650万円とするものでございます。 第2条は一時借入金の限度額を 100万円とするものでございます。 28ページ、29ページをお開きいただきたいと存じます。 歳出でございますが、使用料と繰越金でございます。 歳出でございますが、駐車場の管理委託料及び一般会計への繰出金でございます。 41ページをお開きいただきたいと存じます。 議案第35号 平成13年度君津市国民健康保険特別会計予算でございます。 第1条、歳入歳出予算の総額でございますが、事業勘定を64億 5,500万円、直営診療施設勘定を2億 9,400万円とするものでございます。 第2条は一時借入金の限度額を事業勘定につきましては1億円、また、直営診療施設勘定につきましては1,000 万円とするものでございます。 第3条は歳出予算の流用につきまして可能な場合を定めるものでございます。 42ページ、43ページをお開きいただきたいと存じます。 まず、事業勘定の歳入でございます。 第1款の国民健康保険税につきましては、一般被保険者と退職被保険者分を合わせまして、29億 110万6,000 円でございます。 第2款の国庫支出金につきましては、療養給付に対する国の負担分が主なもので、19億 4,683万 4,000円でございます。 第3款の療養給付費交付金につきましては、退職者医療制度により、千葉県社会保険診療報酬支払基金から受け入れるもので、8億 2,441万 9,000円でございます。 第9款の繰入金につきましては、保険税負担軽減分としての1億 5,000万円を含む一般会計からの繰り入れと財政調整基金からの繰り入れを合わせまして、5億 5,392万 3,000円でございます。 44ページ、45ページをお開きいただきたいと存じます。 次に、事業勘定の歳出でございます。 第1款の総務費につきましては、人件費、電算処理費等が主なもので、1億 5,895万 3,000円でございます。 第2款の保険給付費につきましては、41億 580万 7,000円でございます。一般被保険者の療養給付費の増額によりまして、対前年度比 0.5%の増となっております。 第3款の老人保健拠出金につきましては、16億 8,770万 5,000円でございます。 第4款の介護納付金につきましては、介護保険制度の第2号被保険者に係る介護納付金3億 7,052万 1,000円でございます。 46ページ、47ページをお開きいただきたいと存じます。 直営診療施設勘定の歳入でございます。 第1款の診療収入につきましては、小櫃診療所、松丘診療所及び本年5月に開所する清和診療所の外来の診療収入で、2億 4,253万円でございます。 第6款の繰入金につきましては、事業勘定からの繰入金 3,521万 3,000円でございます。 48ページをお開きいただきたいと存じます。 直営診療施設勘定の歳出でございます。 第1款の総務費につきましては、小櫃診療所、松丘診療所及び清和診療所の医師及び看護婦等の人件費が主なもので、1億 6,571万円でございます。 第2款の医業費につきましては、医薬材料費、検査委託料等が主なもので、1億 1,501万 9,000円でございます。 99ページをお開きいただきたいと存じます。 議案第36号 平成13年度君津市老人保健医療特別会計予算でございます。 第1条、歳入歳出予算の総額でございますが、歳入歳出それぞれ52億 7,200万円とするものでございます。  100ページ、 101ページをお開きいただきたいと存じます。 歳入でございますが、千葉県社会保険診療報酬支払基金からの支払基金交付金、国及び県からの負担金並びに市の負担分としての一般会計からの繰入金でございます。  101ページの歳出でございますが、老人保健医療にかかる医療給付費が主なものでございます。  113ページをお開きいただきたいと存じます。 議案第37号 平成13年度君津市用地取得事業特別会計予算でございます。 第1条、歳入歳出予算の総額でございますが、歳入歳出それぞれ1億 4,570万円とするものでございます。  114ページ、 115ページをお開きいただきたいと存じます。 坂田地先の君津駅前自転車駐車場、松丘駅前、亀山駅前用地取得に係る償還に要する経費等でございまして、全額一般会計からの繰入金で措置するものでございます。  127ページをお開きいただきたいと存じます。 議案第38号 平成13年度君津市聖地公園事業特別会計予算でございます。 第1条は歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億 9,100万円とするものでございます。 第2条は一時借入金の限度額を 5,000万円とするものでございます。  128ページ、 129ページをお開きいただきたいと存じます。 歳入につきましては、墓地の使用料、一般会計からの繰入金及び繰越金が主なものでございます。 歳出につきましては、管理運営費及び借入金に係る償還金等でございます。  141ページをお開きいただきたいと存じます。 議案第39号 平成13年度君津市農業集落排水事業特別会計予算でございます。 第1条は歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億 5,500万円とするものでございます。 第2条の地方債は、 144ページの第2表記載の地方債に係るものでございまして、起債の限度額、利率及び償還の方法等を定めるものでございます。 第3条は一時借入金の限度額を 1,000万円とするものでございます。  142ページ、 143ページをお開きいただきたいと存じます。 歳入でございますが、本年度から徴収を始める受益者分担金と県支出金、一般会計繰入金及び市債が主なものでございます。 歳出でございますが、折木沢地区の建設事業費が主なものでございます。  157ページをお開きいただきたいと存じます。 議案第40号 平成13年度君津市介護保険特別会計予算でございます。 第1条、歳入歳出予算の総額でございますが、歳入歳出それぞれ29億 3,300万円とするものでございます。 第2条は一時借入金の限度額を 1,000万円とするものでございます。 第3条は歳出予算の流用につきまして可能な場合を定めるものでございます。  158ページ、 159ページをお開きいただきたいと存じます。 まず歳入でございます。 第1款の保険料につきましては、65歳以上の第1号被保険者に係る特別徴収及び普通徴収の保険料で、3億6,973 万 8,000円でございます。 第3款の国庫支出金につきましては、介護給付費負担金等で6億 9,442万 8,000円でございます。 第4款の支払基金交付金につきましては、千葉県社会保険診療報酬支払基金からの介護給付費交付金で、9億 806万 8,000円でございます。 第5款の県支出金につきましては、介護給付費負担金の3億 4,396万 5,000円でございます。 第7款の繰入金につきましては、人件費及び介護給付費に対する一般会計からの繰入金4億 4,500万円と、第1号被保険者に係る保険料の軽減分を補う介護保険円滑導入基金等からの繰入金、1億 2,297万 4,000円の5億 6,797万 4,000円でございます。  160ページをお開きいただきたいと存じます。 次に歳出でございますが、第1款の総務費につきましては、人件費や介護認定審査会にかかる経費が主なもので、1億 5,734万 6,000円でございます。 第2款の保険給付費につきましては、介護保険の目的であります居宅介護サービス給付費、施設介護サービス給付費等にかかる経費で、27億 5,172万 4,000円でございます。 以上で特別会計の補足説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(白熊禎輔君) 山口水道部長。         (水道部長 山口惠市君登壇) ◎水道部長(山口惠市君) 議案第41号 平成13年度君津市水道事業会計予算の補足説明をさせていただきます。 別冊の予算書、1ページをお開きいただきたいと思います。 第2条は、平成13年度君津市水道事業の業務の予定量を定めようとするもので、給水戸数3万 1,600戸、年間総給水量 1,240万 6,000立方メートル、1日平均給水量3万 3,989立方メートルを見込みました。 4の主要な建設改良事業でございますが、第2次拡張事業といたしまして、4億 8,264万円を計上しました。この主な内容でございますが、久保配水池耐震診断及び補強設計業務委託、久保浄水場中央監視制御設備更新工事、塚原ほか5カ所の老朽管更新工事でございます。 新設事業といたしましては、郡土地区画整理内給水管新設工事、 157万 5,000円を計上してございます。 次に、改良事業でございますが、河川、国、県道等の改良に伴うものや老朽施設の改良費として21件、2億6,104 万 6,000円を計上してございます。 この主なものは、県道改良に伴う三直配水管切廻し工事、高間橋架けかえに伴う配水管改良工事等でございます。 次に、2ページをお開きいただきたいと思います。 第3条は収益的収入及び支出の予定額を定めようとするものでございます。 第1款水道事業収益、27億 2,235万 1,000円、対前年度比 3.9%の減でございます。 第1項の営業収益25億 5,802万 2,000円ですが、主なものは水道料金でありまして、25億 1,306万 9,000円、収入全体の92.3%を占めております。 第2項営業外収益、1億 6,432万 9,000円ですが、主なものは加入金1億 2,600万円、一般会計からの営業助成補助金 3,458万 4,000円でございます。 次に、支出でございますが、第1款水道事業費用26億 9,002万 1,000円、対前年度比 2.2%の減でございます。 第1項の営業費用、22億 8,628万円でございますが、主なものは君津広域水道企業団及び鹿野山水道からの受水費、8億 6,824万 6,000円、減価償却費6億 7,542万 1,000円でございます。 第2項の営業外費用、4億 274万 1,000円ですが、主なものは企業債の支払利息、3億 6,126万 3,000円でございます。 第3項の予備費でございますが、 100万円を計上してございます。 次に、第4条の資本的収入及び支出でございますが、第1款資本的収入4億 1,916万 9,000円、対前年度比1.1 %の増でございます。 第1項の企業債ですが、第2次拡張事業費として、3億 3,640万円を計上しております。 次に、3ページの第2項負担金 5,852万円でございますが、下水道組合からの配水管切廻し工事等に伴う工事負担金 5,348万円及び開発負担金 504万円でございます。 第3項の補助金 2,424万 9,000円ですが、一般会計からの建設事業助成補助金でございます。 次に、第1款資本的支出、11億 6,713万 8,000円、対前年度比17.3%の増でございます。 第1項の建設改良費でございますが、先ほど業務予定量で説明いたしましたので、省略させていただきます。 第2項の企業債償還金3億 7,668万 7,000円ですが、財務省及び公営企業金融公庫から借り入れの企業債元金の償還金でございます。 なお、資本的収入額が支出額に対し不足する額7億 4,796万 9,000円は、過年度分損益勘定留保資金7億1,776 万 1,000円及び当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額 3,020万 8,000円で補てんする予定でございます。 次に、第5条の企業債でございますが、限度額を3億 3,640万円、起債の方法は証書借り入れ、利率は7%以内、償還の方法は記載のとおりでございます。 第6条は一時借入金でございまして、限度額を3億円に定めようとするものでございます。 次に、4ページをごらんいただきたいと思います。 第7条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費ということで、職員給与費と交際費の額をそれぞれ定めてございます。 次に、第8条、他会計からの補助金でございますが、営業及び建設事業助成のための補助金として 5,883万3,000 円を負担区分に基づき一般会計から補助していただくものです。 第9条、たな卸資産購入限度額ですが、量水器等の購入限度額を 1,122万 2,000円と定めようとするものでございます。 以上で、平成13年度君津市水道事業会計予算の補足説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(白熊禎輔君) 以上で補足説明を終わります。 -------------------------------------- △日程第8 陳情第1号 ○議長(白熊禎輔君) 日程第8、陳情第1号を議題といたします。 ただいま議題となりました陳情につきましては、陳情文書表をお手元に配布してあります。 なお、陳情の朗読につきましては省略いたしますので、ご了承願います。 -------------------------------------- △日程第9 休会について ○議長(白熊禎輔君) 日程第9、休会についてを議題といたします。 お諮りいたします。 議案調査のため、2月27日から3月6日までの8日間を休会としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(白熊禎輔君) ご異議ないものと認め、2月27日から3月6日までの8日間を休会とすることに決定いたしました。 -------------------------------------- ○議長(白熊禎輔君) 以上をもちまして本日の日程は全部終了いたしましたので、これにて散会いたします。 なお、3月7日の本会議は定刻より開きますので、ご参集をお願いいたします。 長時間にわたりまして、ご苦労さまでございました。 △散会宣告 午後1時46分...