鴨川市議会 > 2021-03-29 >
令和 3年第 1回臨時会−03月29日-01号
令和 3年第 1回臨時会−03月29日-目次

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  1. 鴨川市議会 2021-03-29
    令和 3年第 1回臨時会−03月29日-01号


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    最終取得日: 2021-09-01
    令和 3年第 1回臨時会−03月29日-01号令和 3年第 1回臨時会                  令和3年第1回                鴨川市議会臨時会会議録 1.招集年月日  令和3年3月29日(月曜日) 1.招集の場所  鴨川市議会議場 1.出席議員   17名   1番 秋 山 貢 輔 君   2番 長谷川 倫 秀 君   3番 松 井 寛 徳 君   4番 本 吉 正 和 君   5番 杉 田   至 君   6番 佐 藤 和 幸 君   7番 佐々木 久 之 君   8番 川 股 盛 二 君   9番 川 崎 浩 之 君   10番 佐久間   章 君   11番 福 原 三枝子 君   12番 渡 邉   仁 君   13番 久 保 忠 一 君   14番 庄 司 朋 代 君   16番 鈴 木 美 一 君   17番 渡 辺 訓 秀 君   18番 辰 野 利 文 君 1.欠席議員    1名   15番 平 松 健 治 君 1.地方自治法第121条の規定により出席した者の職氏名   市長        長谷川 孝 夫 君    経営企画部長    平 川   潔 君   総務部長      岩 瀬 英 彦 君    健康福祉部長    牛 村 隆 一 君   建設経済部長    佐久間 達 也 君    代表監査委員    石 渡 雅 之 君
      選挙管理委員会委員長小 泉 秀 男 君    農業委員会会長   腰 越 勝 久 君   教育長       月 岡 正 美 君 1.職務のため議場に出席した事務局職員職氏名   事務局長      大久保 孝 雄      次長        山 口 勝 弘   主査        代 見 郁 夫           ──────────────────────── △開会  令和3年3月29日 午前10時00分 開会 ○副議長鈴木美一君) 皆さん、おはようございます。平松健治君から欠席の届け出がありましたのでご報告いたします。  ただいまの出席議員は17名で、定足数に達しております。よって、令和3年第1回鴨川市議会臨時会は、ここに成立いたしましたので開会いたします。  なお、ただいま報告申し上げたとおり、議長が欠席でございますので、地方自治法第106条の規定により、副議長である私が議長の職務を務めさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。           ──────────────────────── △開議  令和3年3月29日 午前10時00分 開議 ○副議長鈴木美一君) これより本日の会議を開きます。           ──────────────────────── △議事日程 ○副議長鈴木美一君) 本日の日程は、あらかじめお手元に配付した印刷物のとおりですので、これによりご了承を願います。 1.議 事 日 程 日程第1       会議録署名議員指名 日程第2       会期の決定 日程第3       諸般報告 日程第4       市長所信表明及び議案の上程・説明議案第25号   上程・説明            から議案第27号まで)      議案第25号 鴨川市市長の選任につき同意を求めることについて  補足説明省略      議案第26号 鴨川市教育委員会教育長任命につき同意を求めるこ     〃            とについて      議案第27号 鴨川市教育委員会委員任命につき同意を求めること     〃            について 日程第5 議案第25号 鴨川市市長の選任につき同意を求めることについて  質疑・討論・採決 日程第6 議案第26号 鴨川市教育委員会教育長任命につき同意を求めるこ     〃            とについて 日程第7 議案第27号 鴨川市教育委員会委員任命につき同意を求めること     〃            について           ──────────────────────── △会議録署名議員指名 ○副議長鈴木美一君) 日程第1、会議録署名議員指名を行います。会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において川股盛二君、川崎浩之君、佐久間章君を指名いたします。           ──────────────────────── △会期の決定 ○副議長鈴木美一君) 日程第2、会期の決定の件を議題といたします。この際、議会運営委員長報告を求めます。議会運営委員長杉田至君。              〔議会運営委員長 杉田 至君登壇〕 ◎議会運営委員長杉田至君) 皆さん、おはようございます。議会運営委員長報告をいたします。  本日招集されました、令和3年第1回市議会臨時会議事運営につきましては、去る3月25日に議会運営委員会を開催し、協議致しましたので、その結果をご報告します。  まず、会期でありますが、本日1日限りと決定いたしました。  次に、本会議議事運営についてですが、諸般報告の後、議案を一括上程し、市長からの提案理由説明を求めます。また、いずれの議案人事案件ですので、補足説明は省略いたします。  その後、議案に対する質疑考案時間等を確保するための休憩を経て、議案に対する質疑・審議の後、鴨川市議会会議規則等に関する運用規程により、いずれの議案委員会付託を省略し、直ちに討論、採決を行うことと決定いたした次第でございます。  以上、議会運営委員長報告とさせていただきます。 ○副議長鈴木美一君) お諮りいたします。ただいまの議会運営委員長報告のとおり、今臨時会会期は、本日1日とすることにご異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長鈴木美一君) ご異議なしと認めます。よって、会期は本日1日と決定いたしました。           ──────────────────────── △諸般報告 ○副議長鈴木美一君) 日程第3、諸般報告をいたします。3件ございます。  最初の1件は、監査委員からです。令和3年1月分、2月分の一般会計特別会計基金会計及び企業会計現金出納検査の結果報告がありました。  2件目は、本臨時会出席報告です。議案審査のため、地方自治法第121条の規定による出席要求に対し、市長以下関係者出席報告がありました。  3件目は、議案受理報告です。本日、市長から議案の送付があり、これを受理いたしました。  以上で諸般報告を終わります。           ──────────────────────── △市長所信表明及び議案の上程・説明 ○副議長鈴木美一君) 日程第4、市長所信表明及び議案第25号から議案第27号までの計3件を一括議題として、提案理由説明を求めます。市長長谷川孝夫君。               〔市長 長谷川孝夫君登壇〕 ◎市長長谷川孝夫君) 議長のご指名をいただきましたので、私の所信を申し述べさせていただくとともに、提出議案についての提案理由について、ご説明させていただきますが、その前に、鴨川市立国保病院にて発生いたしました、新型コロナウイルス感染症につきまして、ご報告させていただきます。  国保病院では、3月21日に、新型コロナウイルス感染症院内クラスターが発生いたしました。  議員の皆様市民皆様には、多大なるご心配、ご迷惑をおかけいたしましたこと、深くお詫び申し上げます。  国保病院においては、引き続き、地域医療における公立病院としての役割をしっかりと担えるよう、これまで以上に感染防止の徹底に努めてまいりますので、ご理解をいただきたいと存じます。  さて、それでは、私の所信を述べさせていただきます。  私は、市政を離れた四年間、一人の市民としてこの鴨川市と向き合い、多くの市民事業者関係者皆様と対話を重ねてまいりました。お一人お一人の気持ちに触れ合い、さまざまなご意見やご要望を承りました。  災害への備えに不安を感じている皆様コロナ禍で厳しい中、頑張っている観光業商工業皆様障害者や妊婦さん、高齢者などさまざまな不安を抱える皆様など、多くの方々との語らいを通じ、本市の現状を自分なりの視点で捉えることができるようになりました。そして同時に、これまで以上に、明確に、市政運営に対する課題が見えてまいりました。  私自身の中で、そのような意識が日々高まっていくと同時に、市民皆様の間でも、市政変革必要性についての議論が深まっていく情勢を実感し、再度、市長選挙に臨む決意を固めたところでございます。  幸いにして、先の選挙におきましては、多くの皆様のご負託をいただき、再び市政を担う役割を与えられました。この使命と責任は極めて重いところでございますが、現在の心境は、この重さを背負い、皆様思いとともに、今後の市政運営に全力で向かう決意でございます。今般の立候補に当たり私の中にあったことは、過去や現状を否定するだけでなく、謙虚に見つめ、コロナ禍にある社会を見据えながら、希望に満ちた新しい鴨川を誕生させたいという思いであります。  令和元年房総半島台風と、その後の一連の大雨による災害、そして新型コロナウイルス感染症の蔓延という、かつてない逆風に晒され、市民生活市内経済は、元気を失いつつあります。しかしながら、このような極めて厳しい逆境の中でも、現在の状況をつぶさに見つめ、分析し、そして課題を見出し、解決していく、そういったことを一つ一つ丁寧に積み重ねていくことにより、この苦境を脱し、希望溢れる新しい鴨川市を誕生させることができるものと信じております。  そして、この鴨川新生のプロセスを実現していくためには、我々行政のみならず、市民事業者皆様関係機関など、あらゆる立場の皆様が一体となって解決に当たることができる体制づくりが重要であると考えております。  今回の選挙を含め、さまざまな所で、さまざまな立場で多様な意見が交わされ、また議論がなされたものと存じますが、今後は、コロナ禍という制約のもとではありますが、感染防止に努めながら、これまで以上に多くの対話や交流を通じ、一層の融和を進めることにより、オール鴨川体制による市政運営を進めるための基礎固めが急務であると存じております。  そのためには、市政に対する信頼性を向上させることが極めて重要でございますことから、今まで以上に透明性を高め、風通しのよい市政運営を目指してまいります。  次に、私の考える、希望に満ちた新しい鴨川の姿について申し上げます。  いうまでもなく本には、豊かな観光資源と農水産資源、充実したスポーツ福祉施設と先進的な医療と小中一貫教育、さらには伝統ある文化と歴史があり、これらを生かすことで自立と活力あるまちづくりができるものと確信しております。  私は、その実現のため、市民皆様と一緒に働き、汗を流すことで、市民主役というテーマを、市政運営の全ての面で貫いてまいりたいと考えております。そして、同時に、市域全体で偏りや、むらのない政策、事業実施に努めてまいります。  また、市民代表者である市議会議員皆様、あるいは、地域皆様と、協議会懇談会などの機会を通じ、きめ細やかな協議を行います。  さらに、主役となる市民皆様の一層の参加を促進するため、皆様意見やアイデアを市政に反映できるような仕組みづくりを進め、市民一人ひとり、特に若い世代の皆様が積極的に関わりをもってもらえるような市政運営を目指してまいります。
     また、すべての市民主役となるためには、活躍の機会を増やしていく必要がございます。特に、障害者高齢者皆様が外出をためらうことなく積極的に活動していただけるよう、ハード・ソフト両面から、バリアフリー化推進してまいります。  間もなく開院を迎える新しい国保病院を中心とした地域包括ケアシステムなど、福祉・医療環境の充実は本市最大のセールスポイントであるものの、生活を維持するための移動手段や買い物、独居者の見守り体制など、全ての皆様が生活する上で解決すべき課題も多く、これらを支える地域コミュニティに対する支援を含め、皆様地域で安心して暮らしていける環境づくりに積極的に取り組みます。  次に、私が今後4年間、市政運営していくうえでの基本とする四つの方針、考え方についてお話しさせていただきます。  まず一つ目は、市民暮らしをしっかり守るということであります。  激甚災害に指定された令和元年房総半島台風では、県南地域が広範囲に被災し、住家に多くの被害が生じたことに加え、長期間の停電が発生したことで、各種インフラ機能不全に陥り、市民生活や財産、経済活動に大きな影響を及ぼしました。  加えて、新型コロナウイルス感染症対策では、特にワクチン接種体制整備など、経験のない対応が求められる事態が生じておりますが、市民暮らしを守るため、これまで以上に近隣市町連携し、広域的な対応を図るなど、状況に応じた危機管理体制を充実してまいります。  二つ目は、みなさんの思いをじっくり聞くことです。  市役所は、地域における最大のサービス機関であるということ、そして、これを職員全員がしっかりと自覚したうえで、市役所全体で、さまざまな皆様の話をじっくり聞くという意識を向上させていきます。  三つ目でございますが、鴨川の未来をはっきり示すことです。  本市財政は、歳入規模を超過した歳出規模となる状況が続き、結果として財政調整基金の減少が続いております。この状況が続いた場合、有事の際に頼るべき基金を失い、市民生活地域経済を守ることができない状態となることが懸念されます。希望に満ちた新しい鴨川実現のため、財政健全化取り組みを強力に推進し、持続可能な財政運営を確立することにより、鴨川市の未来をはっきりと示す必要があります。  コロナ禍で財政の緊縮に取り組むという極めて難しい課題ではございますが、市民生活をしっかり守るため、責任感を持って取り組んでまいります。  そして四つ目でございますが、将来の人材をがっちり育てることです。  地域活性化は、それを担う人材なくして成しえません。  市民皆様とお話しさせていただいた中でも、後継者の育成問題は皆様共通課題でございました。地域産業分野に関わらず、次世代を担う後継者づくりに向けた取り組み、これを幅広く支援していくとともに、市役所内部におきましても、特に若手職員が元気を出して仕事に取り組むことのできる環境整備を図ってまいります。  続きまして、これまで述べた理念、基本方針のもと実施していく取り組みについて申し上げさせていただきます。  初めに、市民暮らしに関する取り組みでございますが、やはり第一は、安全で安心して暮らせるまちづくり推進でございます。  令和元年房総半島台風に対する対応については、台風被害復興本部による検証結果を取りまとめ、これに基づく地域防災計画の改訂と業務継続計画の策定を行ったところであり、今後は、災害に応じた迅速な対応が図られるよう、訓練や研修等実施を通じ、市民暮らしを守る体制の拡充に努めるとともに、同時に策定した国土強靭化地域計画に従い、事前防災・減災と迅速な復旧・復興に資する施策を総合的かつ計画的に実施していきます。  新型コロナウイルス感染症対策といたしましては、去る21日に緊急事態宣言が解除されたところですが、人の移動や各種会合が増加し、感染リスクが高くなる年度末、年度初めを迎えるに当たり、一層の感染防止意識を高めていただくため、防災行政無線を通じ、自身の声で市民皆様にさらなる自粛を要請させていただきました。  現在、医療従事者を対象としてワクチン接種実施されており、今後、高齢者皆様から順次、接種を行っていく予定となっておりますが、まずは、このワクチン接種の迅速かつ円滑な実施が図られるよう、国県、近隣市町医療機関等連携しながら進めてまいります。  なお、長期化する感染症対策でご苦労をされている市民皆様事業者皆様に対しましては、しっかりとした相談体制を整えるとともに、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用を図りながら、適切な支援実施に努めてまいります。  二点目でございますが、総合計画及び次期総合戦略に基づく仕事づくり、結婚・出産・子育て、ひとの流れに関する施策の総合的な推進でございます。  新型コロナウイルス感染症の蔓延は仕事の仕方、働き方に大きな変化をもたらしました。出勤することなく仕事をこなすリモート勤務や遠方の事務所とネットワークを介した会議・取引を行うことができるようになったことは、首都圏に近く、自然や医療福祉が充実した本にとって、新たな仕事を生み出す大きなチャンスでもあります。この機を捉え、幹線高規格道路整備促進鴨川版CCRCの促進等々と併せ、ウィズコロナ時代仕事づくりや人、物の流れを生み出す新たな取り組みを進めてまいります。特に、若手人材の育成は地域活性化に欠かすことのできない重要課題であるとの認識に立ち、新たな起業に対する積極的な支援を行うことにより、地域経済活性化とともに、人材の呼び込みから移住につなげる仕組み強化を図ります。  また、結婚・出産・子育ての分野では、地域の明るい将来を担う人材確保に向けまして、地域全体で出産・子育てがしやすい環境をつくることと併せ、子育て世帯に対して、手厚い支援を行うことが必要と考えております。将来の地域を支える子育て世帯に対する支援について改めて検討してまいります。  次に、活力ある産業のまちづくりに向けた取り組みでございます。  基幹産業である農業、漁業においては、コロナ禍状況に応じた対策を図りつつ、一層の連携、交流の強化を進めます。  農業においては、有害鳥獣対策生産力向上に資するほ場整備推進など、営農環境強化を図ることで攻めの農業を展開するとともに、漁業においては、鴨川産鮮魚のブランド化に対する支援を行います。  観光業については、引き続き観光プラットフォーム機能強化を図りつつ、コロナ禍の影響を勘案しながら、積極的にユニバーサルツーリズムを推進します。  また、スポーツコミッションの育成・支援により、スポーツ地域資源を掛け合わせた地域振興取り組み市民皆様健康増進に向けた取り組み推進します。  地域生活経済活動を支える道路、ごみ処理施設などインフラ対策については、それぞれの管理計画等に沿った整備適正管理を進めます。  教育及び文化・芸術に関する取り組みといたしましては、郷土を愛し、たくましく生きる子どもを育成するため、教育環境の充実に努めてまいります。  今年度、全ての児童生徒を対象に一人一台のタブレットパソコン整備がなされたところであり、今後は、これらICT機器を活用した効果的な教育を展開することが重要な課題となります。  新型コロナウイルス感染状況によっては、今後さらなるリモート教育実施するなど、学校教育においては先行き不透明な部分もございますが、これまで進めてきた幼保小中一貫教育を一層発展させるとともに、高校大学連携教育の発展に向けた取り組みを進めてまいります。  また、城西国際大学安房キャンパスの閉鎖問題は、非常に重要な課題でございます。  これまで同大学とは良好な環境のもと連携を図ってまいりましたが、このたびの学部移転への対応につきましては、一層の連携のもと、譲渡した土地の返還に加え、市民の重要な財産であります公益用地全体の活用を視野に入れた対策を図ります。  文化・芸術面につきましては、市民会館市民ギャラリー利用休止等を踏まえ、新たな施設の整備について検討を進め、道筋をつけたい。このように考えてまいります。  また、現在、施設廃止に伴い活動の場に苦慮されている皆様に対しましては、代替施設活用に対する支援策を講じてまいります。  最後に、行財政改革の一層の推進についての取り組みでございます。  先ほど申し上げましたとおり、本市財政は非常に厳しい状況にありまして、この苦境から脱するためには、大胆な行財政改革を断行していかなければならないものと理解しているところでございます。そのため、現在の事業をしっかりと検証し、費用対効果を見極めながら、あらゆる手段を講じて歳入の確保、歳出削減を図ってまいります。  経済原則のひとつに、入るを量りて出ずるを制すというものがございますが、その意味するところをしっかりと念頭に置きながら、ふるさと納税の一層の推進はもちろんのこと、あらゆる可能性を模索しながら新たな財源を見出すとともに、全ての事業をしっかりと検証し、無駄を省き、効率性を高めるとともに、人件費を含む歳出縮減に向けて、経営意識をもった行財政運営を展開してまいります。  なお、財政改革を進める上では、市民事業者皆様に一定の我慢をお願いすることもございますので、叶うならば私も自身の給与の一部を削減してまいりたく、しかるべき時期に削減条例を提案したいと考えております。  私は、市政運営の基本は、皆さん思い実現させることにある。このように考えております。  そのため、多くの市民事業者関係者皆様、そしてもちろん、市議会皆様を含む市政に携わる全ての皆様のご意見をしっかりと伺い、それをまちづくりに繋げていくこと、これこそが私の思う、市民主役まちづくりであり、その実現に全力で邁進する所存でございます。  信無くんば立たず。すなわち、政治というものは、市民の信頼なくしては成り立たないという孔子の言葉でございますが、これは変わることのない私の信条でございまして、一つの仕事を成すには、最終的には信頼関係がその成否を決する、このように考えております。  私と市民皆様方との信頼関係、これなくして鴨川市の発展は望めない、さらに申せば、市議会皆様市役所職員との関係につきましても、またしかりであろうと存じます。  市政に関わる皆様との信頼関係をしっかりと築きながら、新型コロナウイルス感染症の全世界的流行という歴史に残る事態が継続する中で、市政を担う職責を十分認識し、誰もが希望を持ち、豊かさを実感することができるまちづくり実現に向けて尽力してまいりますので、議会皆様方をはじめ、市民皆様の一層のご理解、ご協力をお願い申し上げ、初めての議会に当たりまして、私の所信表明とさせていただきます。  続きまして、本日の臨時議会に提出をいたしました各議案につきまして、提案理由説明させていただきます。  今、臨時議会に提出をいたしました案件は、人事案件3件でございます。議案番号の順に、説明をさせていただきます。  まず、議案第25号は、鴨川市市長の選任につきまして同意を求めることについてでございます。  副市長小柴祥司氏が、令和3年3月21日をもって退職したことに伴いまして、その後任として、平川潔氏を選任いたしたく、地方自治法第162条の規定により、同意を求めるものでございます。  次に、議案第26号は、鴨川市教育委員会教育長任命につき同意を求めることについてでございます。  教育長月岡正美氏が、令和3年3月31日をもって退職することに伴いまして、その後任として、鈴木希彦氏任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定によりまして、同意を求めるものでございます。  次に、議案第27号は、鴨川市教育委員会委員任命につき同意を求めることについてでございます。  教育委員会委員、永島康弘氏の任期が令和3年3月30日をもって満了することに伴い、同氏を適任者と認め、引き続き任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、同意を求めるものでございます。  なお、ただいまの3人の方の経歴等々につきましては、配付をいたしました経歴書をごらんくださるようお願いいたします。  以上、3議案につきまして、提案理由説明をさせていただきました。これらの人事案件は、法律に基づく議会同意案件でございますので、十分なご審議のうえ、全議案同意をいただきますようにお願いを申し上げます。  本日、同意をいただきましたならば、この執行体制をもちまして、今後の市政運営に努めてまいる所存でございます。議員皆様方のご理解とご協力を重ねてお願い申し上げまして、提案理由説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○副議長鈴木美一君) 議案第25号から議案第27号までの3件は、人事案件ですので、補足説明は省略いたします。  ここで、質疑の考案時間及び質疑通告書の提出のため、10時55分まで休憩をいたします。                 午前10時33分 休憩           ────────────────────────                 午前10時55分 再開 △議案に対する質疑・討論・採決 ○副議長鈴木美一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより議案に対する質疑を行います。  この際、申し上げます。会議規則第56条の規定により、同一議員が同一議題について、その質疑の回数は3回を超えることはできませんので、念のため申し添えます。  また、議長から議事進行について一言申し上げます。質疑に当たっては、質疑、答弁とも要点を簡明にお願い申し上げます。以上、ご協力お願いいたします。  日程第5、議案第25号 鴨川市市長の選任につき同意を求めることについてを議題として、質疑に入ります。質疑はありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○副議長鈴木美一君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。議案第25号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略して、直ちに討論に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長鈴木美一君) ご異議なしと認めます。よって、議案第25号は、委員会付託を省略して、直ちに討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○副議長鈴木美一君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○副議長鈴木美一君) なければ、討論を終結いたします。  これより、議案第25号を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○副議長鈴木美一君) はい。起立全員です。よって、議案第25号は、原案のとおり同意されました。           ──────────────────────── ○副議長鈴木美一君) 日程第6、議案第26号 鴨川市教育委員会教育長任命につき同意を求めることについてを議題として質疑に入ります。質疑はありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○副議長鈴木美一君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。議案第26号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略して、直ちに討論に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長鈴木美一君) ご異議なしと認めます。よって、議案第26号は、委員会付託を省略して、直ちに討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○副議長鈴木美一君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○副議長鈴木美一君) なければ、討論を終結いたします。  これより、議案第26号を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○副議長鈴木美一君) はい。起立全員です。よって、議案第26号は、原案のとおり同意されました。
              ──────────────────────── ○副議長鈴木美一君) 日程第7、議案第27号 鴨川市教育委員会委員任命につき同意を求めることについてを議題として質疑に入ります。質疑はありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○副議長鈴木美一君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。議案第27号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略して、直ちに討論に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長鈴木美一君) ご異議なしと認めます。よって、議案第27号は、委員会付託を省略して、直ちに討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○副議長鈴木美一君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○副議長鈴木美一君) なければ、討論を終結いたします。  これより、議案第27号を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○副議長鈴木美一君) はい。起立全員です。よって、議案第27号は、原案のとおり同意されました。           ──────────────────────── △閉会 ○副議長鈴木美一君) 以上をもって、全議案を議了いたしました。  お諮りいたします。これにて第1回臨時会を閉会したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長鈴木美一君) ご異議なしと認め、令和3年第1回鴨川市議会臨時会を閉会いたします。  どうもお疲れさまでした。                 午前10時59分 閉会           ────────────────────────                 本日の会議に付した事件 1.開  会 1.開  議 1.議事日程 1.会議録署名議員指名 1.会期の決定 1.諸般報告 1.市長所信表明及び議案の上程・説明議案第25号〜議案第27号) 1.議案に対する質疑・討論・採決(議案第25号〜議案第27号) 1.閉  会                  署 名 議 員   地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                 副 議 長  鈴 木 美 一                 議  員  佐久間   章                 議  員  川 崎 浩 之                 議  員  川 股 盛 二            臨 時 会 議 案 議 決 結 果 【市長提出議案】 ┌─────┬────────────────────┬────┬────┬────┐ │     │                    │付 託 先│議  決│本会議の│ │ 議案番号 │     件        名     │    │    │    │ │     │                    │委 員 会│年 月 日│議決結果│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第25号│鴨川市市長の選任につき同意を求めること│付託省略│3.3.29│同  意│ │     │について                │    │    │全会一致│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第26号│鴨川市教育委員会教育長任命につき同意を│付託省略│3.3.29│同  意│ │     │求めることについて           │    │    │全会一致│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第27号│鴨川市教育委員会教育委員の任命につき同意│付託省略│3.3.29│同  意│ │     │を求めることについて          │    │    │全会一致│ └─────┴────────────────────┴────┴────┴────┘...