鴨川市議会 > 2020-09-24 >
令和 2年第 3回定例会−09月24日-04号

  • 林道(/)
ツイート シェア
  1. 鴨川市議会 2020-09-24
    令和 2年第 3回定例会−09月24日-04号


    取得元: 鴨川市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-01
    令和 2年第 3回定例会−09月24日-04号令和 2年第 3回定例会                  令和2年第3回              鴨川市議会定例会会議録(第4号) 1.招集年月日  令和2年9月24日(木曜日) 1.招集の場所  鴨川市議会議場 1.出席議員   18名   1番 秋 山 貢 輔 君   2番 長谷川 倫 秀 君   3番 松 井 寛 徳 君   4番 本 吉 正 和 君   5番 杉 田   至 君   6番 佐 藤 和 幸 君   7番 佐々木 久 之 君   8番 川 股 盛 二 君   9番 川 崎 浩 之 君   10番 佐久間   章 君   11番 福 原 三枝子 君   12番 渡 邉   仁 君   13番 久 保 忠 一 君   14番 庄 司 朋 代 君   15番 平 松 健 治 君   16番 鈴 木 美 一 君   17番 渡 辺 訓 秀 君   18番 辰 野 利 文 君 1.欠席議員   なし 1.地方自治法第121条の規定により出席した者の職氏名   市長        亀 田 郁 夫 君    副市長       小 柴 祥 司 君   経営企画部長    平 川   潔 君    総務部長      岩 瀬 英 彦 君   健康福祉部長    牛 村 隆 一 君    建設経済部長    佐久間 達 也 君   水道局長      角 田 敬 夫 君    代表監査委員    石 渡 雅 之 君
      農業委員会会長   腰 越 勝 久 君    教育長       月 岡 正 美 君 1.職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名   事務局長      大久保 孝 雄      次長        山 口 勝 弘   主査        代 見 郁 夫           ──────────────────────── △開議  令和2年9月24日 午前10時00分 開議 ○議長(平松健治君) 皆さん、おはようございます。ただいまの出席議員は全員です。よって、議会はここに成立いたしました。  これより本日の会議を開きます。  議案の受理について、昨日、庄司朋代議員より、また、本日、総務常任委員会委員長及び市長より、追加議案を受理し、皆様のお手元に配付してございますので、これによりご了承を願います。           ──────────────────────── △議事日程 ○議長(平松健治君) また、本日の日程は、あらかじめお手元に配付した印刷物のとおりですので、これによりご了承願います。 1.議 事 日 程 日程第1 各常任委員長報告 日程第2 報告者に対する質疑                      質疑 日程第3 議案第78号 鴨川市一般職の職員の公益的法人等への派遣等に関す 討論・採決            る条例の一部を改正する条例の制定について 日程第4 議案第79号 鴨川市手数料条例の一部を改正する条例の制定につい     〃            て 日程第5 議案第80号 鴨川市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の     〃            運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例            の制定について 日程第6 議案第81号 鴨川市ひとり親家庭等医療費等の助成に関する条例の     〃            一部を改正する条例の制定について 日程第7 議案第82号 鴨川市重度心身障害者医療費助成に関する条例の一     〃            部を改正する条例の制定について 日程第8 議案第83号 事業契約の締結について(第2期君津地域広域廃棄物     〃            処理事業) 日程第9 議案第84号 令和2年度鴨川市一般会計補正予算(第6号)        〃 日程第10 議案第85号 令和2年度鴨川市国民健康保険特別会計補正予算(第     〃            2号) 日程第11 議案第86号 令和2年度鴨川市介護保険特別会計補正予算(第2号)    〃 日程第12 議案第87号 令和2年度鴨川市後期高齢者医療特別会計補正予算      〃            (第2号) 日程第13 議案第88号 令和2年度鴨川市病院事業会計補正予算(第2号)      〃 日程第14 議案第89号 令和元年度鴨川市水道事業会計利益の処分及び決算の     〃            認定について 日程第15 議案第90号 財産の無償譲渡及び減額貸付について            〃 日程第16 認定第1号 令和元年度鴨川市一般会計歳入歳出決算の認定につい     〃            て 日程第17 認定第2号 令和元年度鴨川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算     〃            の認定について 日程第18 認定第3号 令和元年度鴨川市介護保険特別会計歳入歳出決算の認     〃            定について 日程第19 認定第4号 令和元年度鴨川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決     〃            算の認定について 日程第20 認定第5号 令和元年度鴨川市病院事業会計決算の認定について  討論・採決 日程第21 陳情第17号 「日本政府に核兵器禁止条約の参加・調印・批准を求     〃            める意見書」の採択を求める陳情書 日程第22 発議案第20号 城西国際大学観光学部の存続等を求める要望書につ 上程・説明             いて                      質疑・討論・採決 日程第23 発議案第21号 城西国際大学観光学部の存続等に向けた積極的な取     〃             組みを求める決議について 日程第24 発議案第22号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の     〃             急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書             について 日程第25       議案第91号及び議案第92号の上程(市長の提案理由の 上程・説明            説明)      議案第91号 工事請負契約の締結について((仮称)小湊さとうみ 補足説明            学校整備工事)      議案第92号 令和2年度鴨川市一般会計補正予算(第7号)        〃 日程第26 議案第91号 工事請負契約の締結について((仮称)小湊さとうみ 質疑・討論・採決            学校整備工事) 日程第27 議案第92号 令和2年度鴨川市一般会計補正予算(第7号)        〃 ○議長(平松健治君) ここで、傍聴人より写真撮影の届け出があり、鴨川市議会傍聴規則第10条の規定により、議長においてこれを許可しましたのでご報告をいたします。           ──────────────────────── △各常任委員長報告 ○議長(平松健治君) 日程第1、今定例会において各常任委員会に付託した案件について、各常任委員長の報告を求めます。総務常任委員長、渡邉仁君。              〔総務常任委員長 渡邉 仁君登壇〕 ◎12番(渡邉仁君) 皆さん、おはようございます。総務常任委員長報告をいたします。  令和2年第3回定例会において、本委員会に付託されました案件は、条例の一部改正2件、事業契約の締結1件、特別会計補正予算2件、財産の無償譲渡及び減額貸付1件、特別会計歳入歳出決算の認定2件、陳情1件の計9件であります。  去る9月10日、委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その審査の概要と結果についてご報告いたします。  まず、議案第78号 鴨川市一般職の職員の公益的法人等への派遣等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第79号 鴨川市手数料条例の一部を改正する条例の制定について、議案第83号 事業契約の締結について(第2期君津地域広域廃棄物処理事業)、議案第85号 令和2年度鴨川市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、議案第87号 令和2年度鴨川市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の5件は、質疑、討論なく、採決するに、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第90号 財産の無償譲渡及び減額貸付についての審査に入り、質疑なく、討論に入り、耐震性を有していない施設のため、利活用が難しく、それに加え解体費も小学校、保育園を合わせ約1億5,000万円と伺っています。さらに、旅館を営業することにより雇用が生まれ、地元食材の使用など、地域の活性化が図られるものと、地元の皆さんも大変期待をしているところです。以上の理由をもって議案第90号に賛成しますとの発言がありました。討論終結後、採決するに、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、認定第2号 令和元年度鴨川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についての審査に入り、加入者世帯として177世帯、加入者数として382人減少している一方で、保険給付費が約35億4,000万円、1.4%増となっている理由はとの質疑に対し、加入者が75歳を迎え、後期高齢者医療制度に移行したことや、社会保険適用条件が緩和されたことにより、国民健康保険から社会保険へ移行する方が増加したことにより、被保険者は減少傾向にあります。一方、保険給付費の増加には大きく2点の要因があり、1点目として、被保険者の65歳から74歳までの割合が年々増加し、全体の50%を占めていることから、この世代の病気やけがのリスクが高く、医療費が増加していること。2点目は、がん患者が多く、高額な治療費を要する上、治療も長期間となることから全体の保険給付費が増加していること。これらの要因から1人当たりの診療費は増加傾向にありますとの説明がありました。  続いて、1人当たりの診療費の県下における状況はとの質疑に対し、県内54市町村中7番目に高い状況となっています。保険者規模が小さく、高齢化が進行している自治体、特に県南地域が上位を占めていますとの説明がありました。  続いて、国民健康保険税の徴収率は約76.5%、昨年度と比べると0.5%減と伺っているが、現年度課税分と滞納繰越分の徴収率はどうなっているかとの質疑に対し、現年度課税分は91.81%で、昨年度と比べ0.15%の増、滞納繰越分は20.72%で、0.78%の減となっていますとの説明がありました。  続いて、鴨川市の国民健康保険税は高いと聞くが、県下における状況はとの質疑に対し、平成30年度の決算時期における鴨川市の1人当たりの調定額は9万2,805円で、県内54市町村中32位、1世帯当たり14万477円で、県内54市町村中46位となっています。令和元年度においても大幅な変動はないと思いますとの説明がありました。  続いて、国民健康保険税の徴収業務はどのように行っているのかとの質疑に対し、税務課納税推進室を中心に、市税全般と一体的に、督促、電話催告、臨戸徴収、納税相談、分納誓約、財産調査、滞納処分等を行っています。なお、個人の状況に応じて配慮をしながら、計画的に滞納解消に向かえるよう、また、新たな滞納を増やさないよう、税収確保に努めていますとの説明がありました。  その後、討論なく、採決するに、全員異議なく、原案のとおり認定すべきものと決しました。  次に、認定第4号 令和元年度鴨川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定については、質疑討論なく、採決するに、全員異議なく、原案のとおり認定すべきものと決しました。  陳情第17号 日本政府に核兵器禁止条約の参加・調印・批准を求める意見書の採択を求める陳情書については、発言、討論なく、採決するに、賛成多数で採択すべきものと決しました。  以上で総務常任委員長報告を終わります。           ──────────────────────── ○議長(平松健治君) 次に、建設経済常任委員長、川股盛二君。             〔建設経済常任委員長 川股盛二君登壇〕 ◎8番(川股盛二君) 皆さん、おはようございます。建設経済常任委員長報告をいたします。  令和2年第3回定例会において、本委員会に付託されました案件は、令和元年度企業会計の利益の処分及び決算の認定の1件であります。
     去る9月11日、委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その審査の概要と結果についてご報告いたします。  議案第89号 令和元年度鴨川市水道事業会計利益の処分及び決算の認定についての審査に入り、給水状況において、1日最大給水量は例年8月のお盆前後であるが、令和元年度は9月10日となっている理由はとの質疑に対し、9月9日未明に到来した台風15号の影響により、大規模な停電が発生したため、横渚浄水場から配水池への送水ができなくなり、10日午前6時頃の停電解消に伴い、順次送水を開始いたしましたが、配水池の水がゼロであったことに加え、漏水も発生していたことによるものですとの説明がありました。  次に、平成17年の合併当時は約20億円であった内部留保資金の現状と方針はとの質疑に対し、内部留保資金は企業債元金の償還や改良工事、経常経費の支払いに加え、自然災害による緊急的な支出に備え、年間の給水収益以上の確保が必要と考えています。なお、企業債元金の縮減を主眼とした事業運営を行ってきたことにより、平成25年度には、流動資産が約8億円まで減少したため、平成26年度から企業債の借入れを再開したほか、一般会計からの補助金に加え、千葉県市町村水道総合対策事業補助金を活用し、現在は15億円まで回復するなど、償還ピークに備えるため、内部留保資金の確保に努めていますとの説明がありました。  次に、有収水量と給水収益がともに昨年度より減少しているが、今までの傾向と今後の予想はとの質疑に対し、給水収益について、例年見受けられる人口減少や観光客数等の減少による業務営業用の使用水量の減少に加え、昨年度は台風災害による影響がありました。令和元年度の水道事業損益勘定では、支出の約72%が固定費、変動費は約28%であるため、さらなる経費削減は非常に厳しい状況ですが、現在進めている水道事業の広域化の協議の中で、保有施設や浄水場等の統廃合、適正配置と管理について検討し、今後も設備の修繕や更新、改良等の実施による安定的な供給と、漏水が多い管路等の優先的な更新等による経常経費の削減に努めていきますとの説明がありました。  次に、その水道事業の広域化の進捗状況はとの質疑に対し、南房総広域水道企業団が幹事となり運営している南房総地域末端給水事業統合研究会において、本年8月26日に、南房総地域末端給水事業統合・広域化に関する覚書を交わしました。その後、安房郡市水道事業連絡協議会において、今後の統合、広域化の取り組みを進めており、現在、末端統合協議会の発足準備を行いつつ、その事務局を安房郡市広域市町村圏事務組合内に設置する協議を行っています。今後のスケジュールですが、令和3年度中に協議会組織の設立準備を、令和4年度から協議会の設立及び事務局の設置を、令和6年度に新事業体準備組織の設置に伴う認可申請や、事業統合に伴う規約、条例、規則、要綱等の制定、統合事業に関する交付金の申請等を行い、令和7年度に新たな経営主体による事業運営を予定していますとの説明がありました。  次に、過年度における未収金の回収状況は。また、過去の滞納分の対応はとの質疑に対し、決算書における令和元年度の未収金は6,731万7,979円となっていますが、銀行からの3月分の料金収入の振込が4月を超えてしまう場合、未収金として処理するもので、約6,700万円が見込まれておりますので、未収金としては解消されます。また、過去の滞納分は、おおむね3,000万円程度であり、随時、職員による集金等を行っていましたが、現在は新型コロナウイルス感染症の関係から、滞納整理のための給水停止措置を停止しているため、電話による入金依頼のみ実施していますとの説明がありました。  質疑終結後、討論に入りましたが、討論なく、採決するに、全員異議なく、原案のとおり可決及び認定すべきものと決しました。  以上で建設経済常任委員長報告を終わります。           ──────────────────────── ○議長(平松健治君) 次に、文教厚生常任委員長、川崎浩之君。             〔文教厚生常任委員長 川崎浩之君登壇〕 ◎9番(川崎浩之君) おはようございます。文教厚生常任委員長報告をいたします。  令和2年第3回定例会において本委員会に付託されました案件は、条例の一部改正3件、特別会計補正予算1件、事業会計補正予算1件、特別会計歳入歳出決算の認定1件、事業会計決算の認定1件の計7件であります。  去る9月14日、委員会を開催し、慎重に審査をいたしましたので、その審査の概要と結果についてご報告いたします。  議案第80号 鴨川市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についての審査に入り、今回の一部改正の主な内容はとの質疑に対し、幼児教育、保育の無償化に伴い、園における食事の提供に要する費用の取り扱いを変更するものですとの説明がありました。  続いて、本市の条例改正前に、既に運用がなされているが、その理由はとの質疑に対し、令和元年10月1日施行の内閣府令において、施行の日から起算して1年を超えない期間内に市町村の条例が制定されるまでの間は、改正後の基準府令に定める基準は、当該市町村の条例で定める基準とみなす経過措置を適用しているためですとの説明がありました。  質疑終結後、討論なく、採決するに、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第81号 鴨川市ひとり親家庭等医療費等の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定についての審査に入り、15歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にあるものについて、助成対象としないこととするとあるが、この意味合いはとの質疑に対し、本市では、ひとり親家庭等の保護者が中学3年生以下の児童を扶養している場合、子ども医療給付ひとり親家庭等医療費等給付のどちらの制度も該当しますが、利用者の負担額が有利となる子ども医療給付を適用させるため、ひとり親家庭等医療費等給付の対象としないこととするものですとの説明がありました。  続いて、今回の改正は、保護者にとっても、有利な改正であるのかとの質疑に対し、償還払いから現物給付への変更により、手続きの煩わしさがなくなるとともに、一時立てかえ払いによる経済的負担が軽減されるほか、本人負担額も1,000円から300円またはゼロ円へ軽減されますとの説明がありました。  質疑終結後、討論なく、採決するに、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第82号 鴨川市重度心身障害者医療費助成に関する条例の一部を改正する条例の制定についての審査に入り、改正条文に、鴨川市ひとり親家庭医療費等の助成に関する条例に基づく助成の対象者について、受給権者としないとあるが、その理由はとの質疑に対し、今回の改正により、ひとり親家庭等医療費助成制度重度心身障害者医療費助成制度が重複する場合においては、ひとり親家庭等医療費助成制度のほうが有利であるため、こちらを適用することとするためですとの説明がありました。  続いて、本制度は、対象者本人だけではなく、世帯員全てに適用されるかとの質疑に対し、本制度の受給権者は、身体障害者手帳1級、2級を取得した重度心身障害者本人であり、世帯員の全てを対象とするものではありませんとの説明がありました。  質疑終結後、討論なく、採決するに、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第86号 令和2年度鴨川市介護保険特別会計補正予算(第2号)の審査に入り、総務管理費について、420万1,000円の減となっているが、この理由はとの質疑に対し、令和2年4月の定期異動により、介護保険係の正職員が1名減となったためですとの説明がありました。  続いて、地域支援事業の内容はとの質疑に対し、地域支援事業は、65歳以上の被保険者が要介護状態、要支援状態となることを予防し、地域で社会参加をしながら、生活をしていくための事業として、要支援1から要支援2の方、並びに自立となった者を対象とした総合事業と、地域包括支援センターの運営に関する包括的支援事業、認知症のケアと家族介護支援事業などの任意事業がありますとの説明がありました。  質疑終結後、討論なく、採決するに、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第88号 令和2年度鴨川市病院事業会計補正予算(第2号)の審査に入り、新病院建設1期工事の追加事業費に関する契約変更の方法と時期は。また、附帯工事費の執行手続きはどのように進めるのかとの質疑に対し、工事請負契約の変更については、建設工事請負契約約款に基づき、まずは第一段階として、受注者との協議により、工期を1カ月延長し、第二段階として、新病院建設事業費の本体工事による追加事業費分2,200万円について、設計内容の変更により、令和2年11月を目途に契約したいと考えています。また、附帯工事費2,000万については、本体工事と密接に関連する附帯的な工事であるため、地方自治法施行令の規定に基づき、東急・冨士三建特定建設工事共同企業体と随意契約をしたいと考えていますとの説明がありました。  続いて、工期を1カ月延長するとのことだが、2月中の開院に間に合うのかとの質疑に対し、変更後の工期を令和3年1月13日とし、県の完了検査等を経ながら、開院準備、移転引っ越し等を行うことにより、2月の開院までに間に合わせることは可能であることを業者との打ち合わせで確認しています。また、内覧会を2月中旬に予定していますとの説明がありました。  続いて、その他特別利益及びその他特別損失として、新型コロナウイルス感染症対策に関わった医療従事者の方に対する県からの給付金720万円のうち、20万円が給付される人数と、新型コロナウイルス感染症対策への関わり方はとの質疑に対し、新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金として千葉県から給付されるもので、鴨川市立国保病院以外で新型コロナウイルス感染症患者に診療等を行った医療機関に従事した医師2名となりますとの説明がありました。  質疑終結後、討論なく、採決するに、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、認定第3号 令和元年度鴨川市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についての審査に入り、介護給付費準備基金について、この基金を活用した本市の月額基準額の抑制策などをどのように考えているのかとの質疑に対し、現在、本市の月額基準額は、県下トップの6,000円であり、次期介護保険料基準額の算出の際は、負担と給付のバランスに応じた介護保険料の負担軽減策を講じる必要があると考えており、介護給付費準備基金の取り崩しなどを見込みながら、対応していきたいと考えていますとの説明がありました。  続いて、介護報酬の改定率の見込みなどは把握しているのかとの質疑に対し、現在、国においては、社会保障審議会が開催されており、最終的に介護報酬の改定率が示されるのは、おおむね年明けの令和3年1月末頃となるため、その状況を注視していきますとの説明がありました。  質疑終結後、討論なく、採決するに、全員異議なく、原案のとおり認定すべきものと決しました。  次に、認定第5号 令和元年度鴨川市病院事業会計決算の認定についての審査に入り、入院患者数は、前年度対比で延べ1,682人の増加、外来患者数は1,821人の減少となっているが、この主な理由は。また、この結果を踏まえた今後の経営方針はとの質疑に対し、入院患者数は、急性期病床52床のうち、32床分をリハビリ重視の地域包括ケア病床に転換したことによる病床利用率の増によるものと考えています。また、外来患者数については、長狭地区をはじめ、周辺地域の高齢化の進展が著しく、通院手段の確保が年々難しくなってきていることや、昨年度の台風被害により、2カ月間、外来機能を最小限の受け入れとした影響などが減少の要因と分析しています。今後の運営方針としては、新病院の開院を見据えた中、新鴨川市立国保病院改革プランに基づき、短期的には、入院における病床利用率の向上とともに、在宅医療の充実、医薬品や医薬材料費等の経費節減により経営改善を図ること。また、中長期的には、さらなる経営の安定化に向けた適切な事業形態の検討とともに、教育支援プログラムに基づく医療従事者の確保と医療の質的向上による収益確保を図り、持続可能な運営の実現を図っていきたいと考えていますとの説明がありました。  続いて、一般会計からの繰入金1億円の内訳はとの質疑に対し、公立病院における繰入基準は、総務省発出の地方公営企業繰出金通知に沿って、その経費分を計上しており、不採算地区病院の運営に要する繰入金8,216万3,000円に、病院事業へのその他実繰入額として、人材確保及び病院経営の効率化等に係る費用負担分1,783万7,000円となりますとの説明がありました。  質疑終結後、討論なく、採決するに、全員異議なく、原案のとおり認定すべきものと決しました。  以上で文教厚生常任委員長報告を終わります。           ──────────────────────── ○議長(平松健治君) 次に、予算常任委員長、庄司朋代君。              〔予算常任委員長 庄司朋代君登壇〕 ◎14番(庄司朋代君) 皆さん、おはようございます。予算常任委員会の委員長報告をいたします。  令和2年第3回定例会において本委員会に付託された案件は、議案第84号 令和2年度鴨川市一般会計補正予算(第6号)の1件です。  去る9月4日、委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その審査の概要と結果についてご報告いたします。  まず、歳入では、21款諸収入について、全国市長会防災・減災費用保険金103万9,000円は、何に対して支払われたものかとの質疑に対し、令和2年7月4日の大雨洪水警報及び土砂災害警戒情報の発表に伴い、災害応急業務に対応した職員の時間外勤務手当126人分の人件費ですとの説明がありました。  次に、22款市債では、臨時財政対策債について、発行可能額の根拠となる本市の財源不足額はどのように積算されているのかとの質疑に対し、本年度の基準財政需要額の86億5,328万5,000円から、基準財政収入額の42億2,214万2,000円を差し引いた44億3,114万3,000円が財源不足額となり、これに国が示す補正係数を乗じた4億5,534万円が発行可能額として算出されますとの説明がありました。  続いて、歳出についてですが、新規事業の概要について、担当課長から必要に応じて説明を受けた後、款順に質疑を行いましたので、主な質疑の概要を説明申し上げます。  2款総務費では、広報事業(新型コロナ対策)について、ホームページ管理システムの更新事業と情報系システムの更新事業は関連性がある事業だと思うが、別々の事業として実施するのかとの質疑に対し、ホームページ管理システムは、情報を提供するシステムであり、庁内のシステムと連動することは難しく、専門的なシステムとして整備、構築を考えていますとの説明がありました。  次に、職員の端末も更新するのかとの質疑に対し、令和元年度に更新ができていない残り110台の端末の更新を行いますとの説明がありました。  次に、コミュニティ振興事業(災害経費)について、地域コミュニティ施設等再建事業補助金403万円の内容はとの質疑に対し、曽呂の畑地区の峯組集会所の建て替えに対するものですとの説明がありました。  さらに、この事業については、令和元年度3月補正予算で1,400万円を措置し、全額を繰り越しているが、その進捗状況はとの質疑に対し、現在、事業を終了し、交付確定を行ったものが18施設628万円、交付決定を行ったものが5施設579万円、これから申請を予定しているものが3施設72万円となっていますとの説明がありました。  次に、公共交通対策事業(新型コロナ対策)について、特急君鴨ライナー実証運行のダイヤと延長期間はとの質疑に対し、亀田病院から君津バスターミナルを経由して君津駅までを1日4往復、8便運行しており、この9月末で終了となるため、12月31日までの3カ月延長するものですとの説明がありました。  次に、買物代行サービス支援補助金について、上限900円の根拠はとの質疑に対し、3キロまでの基本料金が1,000円で、利用者の負担が100円となる割引をタクシー事業者が自主的に行っておりますが、引き続き、利用者の負担が100円となるように900円の補助を行うものですとの説明がありました。  3款民生費では、福祉避難所運営事業(新型コロナ対策)について、消耗品費193万3,000円で、段ボールベッドと間仕切りを何人分購入するのかとの質疑に対し、福祉避難所として協定を結んでおります障害者施設及び高齢者施設の6施設と協議した結果、複数回使用可能な間仕切りつきの段ボールベッドを60人分配置しますとの説明がありました。  次に、基金積立金(災害対策)について、災害対策基金積立金2,210万4,000円の理由と積み立て後の基金残高はとの質疑に対し、一般寄附金のうち、災害復興支援金としていただいた2,027万円と、同様の趣旨で昨年度末に頂戴し、積み立てをできていなかった183万3,272円の合計額2,210万3,272円を積み立てるものです。また、積み立て後は2,755万9,000円の残高となりますとの説明がありました。  4款衛生費では、予防接種事業について、ロタウイルスワクチンは、市内何カ所で接種できるのかとの質疑に対し、市内の6医療施設となりますとの説明がありました。  次に、6市1町広域廃棄物処理事業の出資金8,200万円について、株式会社上総安房クリーンシステムの資本金20億円のうち、7自治体により35%に当たる7億円を出資することで、重要決議事項に対する影響力を確保するということだが、具体的にはどのような事項を指すのかとの質疑に対し、この重要決議事項とは、会社法により、持ち株比率3分の1を超える株主の権限として、定款の変更や取締役、監査役の解任、会社の解散、合併、事業譲渡、資本の減少など、特別決議とされる事項について単独で否決することができるものですとの説明がありました。  次に、特別会計繰出金(病院)について、病院事業会計繰出金4,210万円の財源はとの質疑に対し、合併特例債800万円と新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金3,410万円となりますとの説明がありました。  6款農林水産業費では、市単独漁港整備事業(新型コロナ対策)について、バイオマストイレは幾つあるのかとの質疑に対し、5カ所です。今回は、利用者の多い2カ所の改修を行います。残りの3カ所については、状況を見極めながら検討していきますとの説明がありました。  次に、漁業経営継続支援事業(新型コロナ対策)について、国の経営継続補助金の対象者はとの質疑に対し、農林漁業を営む個人または法人であること。常時使用する従業員数が20人以下であること。新型コロナウイルス感染拡大の影響を克服し、経営の継続を図るために、接触機会を減らす生産、販売への転換、または感染時の業務継続体制の構築に合致する投資に取り組むことなどの要件を全て満たす方となりますとの説明がありました。  さらに、申請手続きの方法はとの質疑に対し、経営計画書を作成し、農協や漁協などを通じて、一般社団法人全国農業会議所にて内容審査が行われますとの説明がありました。  7款商工費では、観光振興事業(新型コロナ対策)について、観光プロモーション事業補助金2,200万円の交付先と、その他経費200万円の使途はとの質疑に対し、交付先は鴨川観光プラットフォーム株式会社で、200万円は事務経費ですとの説明がありました。  次に、地域の魅力づくり推進事業補助金の補助累計額はとの質疑に対し、日蓮聖人御降誕800年観光客誘致委員会に、平成28年度は300万円、29年度は162万円、平成30年度が50万円、令和元年度は50万円で、今回の500万円を合わせて1,060万円となりますとの説明がありました。  次に、中小企業再建支援事業(新型コロナ対策)の鴨川市雇用調整助成金等申請支援金について、一律10万円とした理由はとの質疑に対し、他市の事例や類似制度を参考に一律10万円とし、企業の規模の大小は考慮していませんとの説明がありました。  次に、お買い物割引支援事業補助金について、大型店舗は対象となるのかとの質疑に対し、新型コロナウイルス感染症拡大防止等を講じている商工会の会員であれば、事業の規模に関わらず対象となりますとの説明がありました。  10款教育費では、新型コロナ対策の小学校教育振興事業と中学校教育振興事業について、事業概要と財源はとの質疑に対し、いずれも文部科学省の学校保健特別対策事業費補助金に基づく学校再開に伴う感染症対策・学習保障等に係る支援事業です。補助率2分の1のため、今後予定されている第3次の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金により、残り2分の1を充当する予定ですとの説明がありました。  その後、討論なく、採決するに、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、予算常任委員長報告を終わります。 ○議長(平松健治君) ここで午前11時まで休憩といたします。                 午前10時49分 休憩           ────────────────────────                 午前11時00分 再開 ○議長(平松健治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、決算常任委員長、佐藤和幸君。              〔決算常任委員長 佐藤和幸君登壇〕 ◎6番(佐藤和幸君) 皆さん、こんにちは。決算常任委員長報告をいたします。  令和2年第3回定例会において、本委員会に付託されました案件は、認定第1号 令和元年度鴨川市一般会計歳入歳出決算の認定についての1件であります。  9月7日から9日までの3日間の審査日程で、慎重に審査をし、さまざまな質疑がありましたが、主な質疑内容と結果についてご報告いたします。  初めに、歳入全般の質疑に入り、強い鴨川づくりに向けた財政等適正化基本方針において、市税徴収率の向上に関する取り組みの財政効果額9,220万9,000円とあるが、どのような取り組みを行ったのかとの質疑に対し、従来からの徴収業務に加え、県の特別徴収対策室との連携による徴収体制の強化、滞納者宅の捜索等、滞納対策の強化を行いましたとの説明がありました。  次に、固定資産税の予算額と調定額の差が約2億円あるが、この要因はとの質疑に対し、新増築家屋や償却資産の増減については、特に見込みが困難であり、結果的に乖離が大きくなりましたとの説明がありました。  続いて、他市に本社があり、本市に出張所や事業所がある場合、法人市民税は課税されるのかとの質疑に対し、申告に基づき、従業員数に応じた税割と会社の規模に応じた均等割を負担していただきますとの説明がありました。  次に、国庫支出金の地方創生推進交付金8,181万332円の内訳はとの質疑に対し、海辺の魅力づくりを通じた交流まちづくり推進事業が4,559万5,446円、鴨川市総合交流ターミナルみんなみの里の機能拡充計画が1,355万4,018円、スポーツを通じた地域の稼ぐ力応援計画が2,266万868円ですとの説明がありました。  続いて、社会資本整備総合交付金781万2,000円の内容はとの質疑に対し、市道貝渚大里線の整備に係る設計、測量、地質調査、物件調査の事業費の50%、614万7,000円と、住宅取得奨励金交付事業の事業費の45%、166万5,000円になりますとの説明がありました。  続いて、生活保護費負担金について、生活保護受給世帯数と人数はとの質疑に対し、228世帯で対象者は268人ですとの説明がありました。  次に、普通交付税の算定方法はとの質疑に対し、基準財政需要額78億4,684万4,000円から、基準財政収入額40億9,913万2,000円を差し引いた財源不足額に、全国一律の調整率を乗じた額が、決算額の37億4,080万2,000円となりますとの説明がありました。  続いて、災害復旧事業査定設計委託費等補助金の内容はとの質疑に対し、昨年10月25日の豪雨が国の激甚災害に指定されたため、測量等の委託料について、50%の補助金が交付されたものですとの説明がありました。  次に、歳出についてですが、第2款総務費では、業務改善事業において、二つの業務でRPAを検証した結果、人の約10倍の速度で作業が処理されたとあるが、具体的な内容と今後の進め方はとの質疑に対し、被災者台帳への入力1件につき191秒がおよそ20秒に、源泉徴収票の1件の入力につき342秒がおよそ36秒と、それぞれおおむね9.5倍の処理速度が認められたもので、本年度は、実際の導入に向け作業を行っています。また、インターネットの無害化作業の自動化にも取り組んでいますとの説明がありました。  続いて、行政事業レビュー事業について庁内仕分けに使用している事業シートの今後の活用方針はとの質疑に対し、将来的には予算要求、決算審査、議会報告など、各種の事業評価に関する様式としての一本化の検討など、改良、活用拡大に努めていきますとの説明がありました。  続いて、遊休施設活用推進事業の遊休施設の活用に係る資料等作成委託料の内容はとの質疑に対し、地域住民からの要望でもある旧江見小学校を避難所、江見公民館や消防団詰所、文化サークル利用室、出張所が入所できる施設に改修、用途を変更する場合の課題として、建築基準法等の規制、耐震の問題等を把握するとともに、概算事業費を試算したものですとの説明がありました。  続いて、公共交通対策事業の高速バス実証運行業務委託料について、鴨川市内から、みんなみの里、横浜を結ぶ高速バス運行の可能性はとの質疑に対し、この実証運行期間の3カ月間に2,974名、1便当たり5.4人という利用結果となりました。基本的には、民間事業者が採算性等を検討し、判断することとなりますが、1便当たりの採算ラインは約14名で、なかなか厳しいと伺っています。事業者へ働きかけをしていきたいと考えていますとの説明がありました。  次に、第3款民生費では、福祉タクシーについて、述べ利用者数が1,881名で、平成30年度より825人も減少しているが、その要因はとの質疑に対し、事業仕分けの判定結果を踏まえ、対象者を在宅で住民税非課税者に限定をしたこと。自動車税及び軽自動車税の減免を受けている者を対象外としたこと。そして、透析者の通院支援を拡充したこと。これらの見直しを行ったことによるものですとの説明がありました。  続いて、避難行動要支援者支援事業のプログラム等開発委託料の内容はとの質疑に対し、これまで個別のプログラムで管理をしていた要介護認定者、障害者、独居高齢者の情報などを、各データシステムから直接取り込んで集計管理し、一覧表や地図データとして印刷できるシステムとしたものですとの説明がありました。  続いて、地域子ども・子育て支援事業費の旧東条幼稚園改修工事の主な内容はとの質疑に対し、8カ所のエアコン設置とトイレの改修、そして外壁と屋根の修繕等が主なものですとの説明がありました。  続いて、老人クラブ活動事業の内容はとの質疑に対し、21クラブ、会員数709人で、主な活動として、介護予防を中心としたスポーツ普及事業、食生活改善健康づくり料理教室事業、環境美化等奉仕普及事業等のクラブ活動に取り組んでいますとの説明がありました。  次に、第4款衛生費では、塵芥処理費が前年度対比で大幅な増となっている要因はとの質疑に対し、災害廃棄物運搬及び処分委託料、修繕料、仮置場内災害廃棄物仕分選別等業務委託料の増が要因ですとの説明がありました。
     続いて、中継施設整備運営事業について、81億1,690万円の大規模事業の契約が締結されているが、主要な施策の成果への掲載がないのはなぜかとの質疑に対し、契約は締結していますが、PFIの関係事業ということで、まだ支払いが発生していないため、反映していませんとの説明がありました。  次に、6款農林水産業費では、有害鳥獣対策事業の有害鳥獣捕獲委託料3,123万4,000円の内訳はとの質疑に対し、鴨川市有害鳥獣対策協議会に対し、報償費として2,918万円のほか、会議費5万6,180円、事業費190万6,334円、事務局費9万1,486円を合わせて委託したものです。報償費の内訳は、猿279頭、鹿1,081頭、イノシシ1,546頭、キョン1,194頭、事業費の内訳は、供養費用、傷害保険料などですとの説明がありました。  続いて、最近では、トンビ、カラス等の鳥による被害が増えているが、鳥類の対策はとの質疑に対し、カラスについて年間960羽の捕獲許可を受けていますが、住宅付近での駆除が困難であるため、捕獲件数は81羽ですとの説明がありました。  続いて、都市農村交流推進事業の大賀ハスの里管理委託料205万2,000円の内容と鳥獣被害対策はとの質疑に対し、有限会社山一園へ植栽管理や殺虫防除、除草、株分け、掘り起こし等や、揚水、排水等の水管理、通路の管理、清掃等を委託しています。なお、イノシシによる被害があったため、今年度、被害防止の電気柵を設置しましたとの説明がありました。  続いて、担い手支援事業の認定農業者等農業用機械整備事業補助金539万4,000円の内容はとの質疑に対し、新たに農業用機械等を整備する認定農業者に対し、農業用機械の購入費の10分の1を補助するもので、トラクターが2件、田植機が2件、選別機が1件、コンバインが4件となります。補助の上限はありませんが、購入費の下限が200万円以上となりますとの説明がありました。  続いて、総合交流ターミナル機能拡充事業の委託料699万3,470円の事業内容はとの質疑に対し、加工関連支援業務として、開発工房における加工手順の指導並びに衛生指導に関することについて、また、6次産業化支援業務については、開発工房の施設利用等に関することについて、それぞれのマニュアルを作成しました。また、生鮮品等物流効率化実証業務は、高速バスの貨客混載による物流の実証実験で、令和2年2月17日から3月31日までの週2回、合計13回、アクシー号東京タワー行きのトランクスペースを活用し、99箱、720キログラムの農産物を運搬しました。なお、東京タワーからは良品計画が運送業者に委託し、銀座店または市ヶ谷店へ運搬し、販売を行いましたとの説明がありました。  続いて、水産業振興補助事業の水産資源種苗放流事業補助金402万円の内容はとの質疑に対し、漁業経営の安定化のため、資源の増殖・確保として、ハマグリ、アワビの放流事業者に対して事業費の2分の1を補助するものです。鴨川市漁業協同組合では、ハマグリ1,030キログラム、アワビ455キログラム、東安房漁業協同組合の天津支所では、アワビ35キログラム、小湊支所では、アワビ50キログラムを放流しましたとの説明がありました。  続いて、林道整備工事779万9,673円の内容はとの質疑に対し、林道嶺岡中央2号線の舗装補修工事が2件、林道熊取線の舗装補修工事、林道嶺岡中央2号線の側溝整備工事ですとの説明がありました。  次に、7款商工費では、海辺の魅力づくり推進事業の(仮称)魅力体験広場の備品購入費として、キッチンカー1台を購入した目的と利用状況はとの質疑に対し、当初予定していたコンテナハウスの設置を見直し、低予算で飲食提供をすることが可能なキッチントレーラーを購入しました。6月から試行運用を予定していましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から運用を見合わせている状況ですとの説明がありました。  続いて、(仮称)魅力体験広場整備工事3,806万円の目的、工事内容はとの質疑に対し、前原・横渚海岸における交流拠点の整備により、海辺の魅力を高めることで、人のにぎわいの創出を図ることを目的に整備したものです。工事内容は、芝生広場、園路、白砂を用いたホワイトビーチ、植栽、照明設備、給水設備の整備を行いましたとの説明がありました。  続いて、海辺の魅力づくり推進事業の委託料3,656万7,900円に係る各委託料の委託先と契約方法はとの質疑に対し、民間事業者参入支援業務委託料及びプロジェクトマネジメント体制強化委託料は豊島まゆみ事務所に、外国人観光客獲得に向けた調査等委託料は鴨川観光プラットフォーム株式会社に委託をしています。契約方法は、いずれも随意契約ですとの説明がありました。  続いて、これら業務の検査や支払いはどのように行っているか。また、検査員の意見はとの質疑に対し、業務に適応した職員を検査員として選任し、契約書、仕様書等の関係書類に基づき、実施状況を検査し、合格した後に支払いを行います。また、検査結果は、契約に基づく仕様書のとおり完了を認めると記載されていますとの説明がありました。  続いて、プロジェクトマネジメント体制強化委託料の、プロジェクトマネージャーの派遣に600万円の支出があるが、受託者はとの質疑に対し、プロジェクトマネージャーは、事業全体の計画や実行などを総合的に進めていくため、経営戦略や新規事業開発の経験があり、自治体での業務実績があること、本市の進める施策等に関わりがあり、財政状況を理解し、総合戦略、まちづくり、建設、土木、会計といった識見を有すること、計画の推進に必要な専門知識のある多様な課題に対応できる人員体制を構築できること、市内に住所を有する入札参加事業者で打合せや進捗管理がしやすいこと、以上の項目を兼ね備えた方としていますとの説明がありました。  続いて、推進委員会の運営支援の具体的な内容はとの質疑に対し、委員会において、進捗状況や資料の作成と説明、委員からの事前ヒアリングなどですとの説明がありました。  続いて、前年度にも同様の業務を行っているように思うがとの質疑に対し、業務内容は似通っていますが、計画の推進に当たっての課題や、それに伴う附帯業務が異なっていますとの説明がありました。  続いて、民間事業者参入支援業務の内容は。また、この業務委託をもって所期の目的は達成したのかとの質疑に対し、PPPやPFIなどの活用方針や、民間事業者による事業展開の有効性の検討、民間資金導入に向けた準備体制支援となります。キッチンカーなどを活用したスモールビジネス環境が整ったため、目的は達成できていますとの説明がありました。  続いて、プロジェクトマネージャーとの定期的な打合せは毎週火曜日と聞いていたが、この業務報告書では月1回の報告しかないが、実際はとの質疑に対し、都合により開催できない日もありますが、基本的には毎週火曜日を原則として、計27回開催しています。報告書へのミーティング内容の記載については、調整したいと思いますとの説明がありました。  続いて、外国人観光客獲得に向けた調査等委託の内容と主な調査結果はとの質疑に対し、訪日旅行における情報収集の方法や、本市の認知度などについて、台湾及び香港在住の2,000人を対象にウェブアンケートを行ったものです。主な調査結果ですが、訪日外国人の情報収集においては、本市が旅行先として選ばれづらい一方で、実際に来ていただいた方の満足度は高いという結果を得ており、これらの結果を有効に活用して外国人の誘客を図っていきますとの説明がありました。  続いて、海辺の魅力づくり推進事業のチャレンジショップ開設支援補助金の交付要件と交付先はとの質疑に対し、前原・横渚海岸周辺において、飲食料品小売業や宿泊業などのチャレンジショップを開設する者に最大60万円、一月当たり10万円を限度に店舗の改修費や賃貸料、光熱水費について補助するもので、東京在住の方による、アート作品や家具の販売、飲食提供の店舗開設1件に交付をしましたとの説明がありました。  続いて、街路灯維持管理費において、旧鴨川地域における維持管理の状況と今後の対応はとの質疑に対し、職員や街路灯協会員による定期点検により、球切れや点滅器の交換を行っているほか、灯具の破損及び腐食の激しいものについては撤去を行っており、昨年度は39本を撤去しました。なお、設置後25年以上経過したものは、防犯灯への更新も考慮しながら、順次撤去していますとの説明がありました。  続いて、商工振興事業について、近隣市町を含めた商工会の会員数と補助金額はとの質疑に対し、鴨川市商工会の会員数は、平成30年度から21名減の1,001名で、補助額は850万円、南房総市は二つの商工会を合わせ929名で1,416万6,000円、館山市は948名で707万1,000円、鋸南町が231名で426万6,000円ですとの説明がありました。  続いて、企業立地促進事業について、奨励金を交付した事業所の新規雇用者数はとの質疑に対し、三つの事業所で合わせて11名となりますとの説明がありました。  次に、8款土木費では、被災住宅応急修理支援事業3,547万5,442円及び被災住宅修繕緊急支援事業1,402万1,000円について、支援実績と概要はとの質疑に対し、令和2年3月末現在の住宅修繕が完了した件数は、罹災の程度が半壊の住宅が12件、損壊割合が20%未満の一部損壊住宅が180件の、合わせて192件です。罹災証明は約2,000件発行されていますが、事業の対象とならないものもあるため、事業の想定利用件数は約7割の1,450件としています。この想定件数に対する補修工事完了率は約13.2%となります。また、半壊3件、一部損壊313件については、未完了のため、令和2年度へ繰り越していますとの説明がありました。  続いて、防災・安全社会資本整備交付金事業の橋梁点検業務による19橋の点検結果はとの質疑に対し、橋梁定期点検の結果は、四つの区分に分けられ、判定区分Tは健全、区分Uは予防保全段階、区分Vは早期措置段階、区分Wは緊急措置段階となります。点検結果は、判定区分Tが2橋、判定区分Uが17橋でしたとの説明がありました。  続いて、都市計画作成事業の都市計画策定業務委託の内容はとの質疑に対し、令和元年6月1日に、鴨川都市計画の変更を行ったことに伴う地図情報データの更新と縮尺1万分の1、B1判カラー刷りの更新後の都市計画図200枚の印刷を行いましたとの説明がありました。  続いて、投資的経費の構成比が10.2%、そのうち普通建設事業費は9.7%であるうえ、土木費が占める割合が非常に少ない気がするが、今後はどのように対応していくのかとの質疑に対し、地域から多くの要望をいただいており、財政が厳しい中で優先順位をつけて進めていますが、緊急度も考慮しながら、極力要望に応えていきたいと考えていますとの説明がありました。  次に、第9款消防費では、災害対策費の中の工事請負費247万8,300円の内容はとの質疑に対し、国保病院の建設工事に伴い、国保病院から長狭学園に防災行政無線の子局を移設したものですとの説明がありました。  続いて、自主防災組織補助事業27万6,000円について、補助金の交付先はとの質疑に対し、北小町と城戸の二つの区に交付していますとの説明がありました。  次に、第10款教育費では、小学校施設改修事業(繰越分)の設計委託料1,949万5,080円及び監理委託料1,415万7,492円について、かなり高額と思えるが、この算出方法はとの質疑に対し、国土交通省が発行している官庁施設の設計業務等積算要領に基づき積算したものですとの説明がありました。  続いて、小学校施設維持管理事業(繰越分)のブロック塀撤去等工事について、市内の小中学校におけるブロック塀安全対策の進捗状況はとの質疑に対し、令和元年8月30日の東条小学校の工事完了により、全て終了しましたとの説明がありました。  続いて、公民館維持管理費について、経年劣化による老朽化が顕著な施設も見受けられるが、今後の公民館の在り方はとの質疑に対し、地域コミュニティの核となる施設として、公民館が存在することは望ましいと思いますが、吉尾、田原、太海の3館が耐震基準を下回っているなど、市内の公民館11館については、施設や設備の改修が大きな課題であると認識しています。今後、社会教育委員や教育委員のご意見を伺うとともに、市として予定している公共施設の在り方を検討する中で、公民館の在り方についても一体的に検討したいと考えていますとの説明がありました。  続いて、私立幼稚園就園奨励補助事業の事業内容はとの質疑に対し、私立幼稚園就園に伴う保護者の経済的負担を軽減するため、多子世帯等にある保護者からの保育料等を減免または免除する私立幼稚園に対し、補助金を交付するものです。なお、令和元年10月からの幼児教育保育の無償化に伴い、同年9月をもって終了していますとの説明がありました。  続いて、スポーツを通じた地域の稼ぐ力推進事業のスポーツコミッション集客システム構築委託料2,905万6,320円の委託先と事業内容はとの質疑に対し、委託先は、一般社団法人ウェルネスポーツ鴨川で、スポーツと地域資源を活用し、地域外からの人の流れをつくるような取り組みを集客システムとして、市内の自然環境、農産物とスポーツを掛け合わせたモニターツアー、ウェブサイトやパンフレットの作成及びプロモーション、指定管理者制度の活用検討などを行いましたとの説明がありました。  続いて、総合運動施設維持管理費の陸上競技場天然芝改修工事について、工事の完成時期、完成後の利用状況等はとの質疑に対し、年内に洋芝の張りかえ作業を終了し、その後、芝の養生期間を設け、3月22日から使用しています。その日から3月末までの利用状況は、サッカーの試合が1件、陸上競技の個人練習が22件あり、その使用料は3万650円ですとの説明がありました。  次に、第12款公債費では、一般会計市債の平均借入利率はどの程度かとの質疑に対し、平成30年度末の地方債の現在高193億2,146万円に対し、令和元年度の利子償還額が1億2,786万3,000円であり、この額で計算すると、平均利率は0.7%程度となりますとの説明がありました。  以上が主な質疑答弁内容の概要でございます。  質疑終結後、討論に入り、今回の決算の中で、事業内容等を精査し、いろいろ質疑をし、その執行方法、執行内容等について疑念を抱かざるを得ない部分があります。特に継続事業、繰越事業の中で、事業の検証をされず、随意契約で行われたり、財政が厳しい中、市長の手足となって働いている職員の生活給まで削減を行い、事業を進めている。そんな執行内容がなかなか理解できない部分でもあります。市民への説明ができない状況でもあります。市長には改めて一考願い、承認できない部分として反対討論としますとの発言がありました。  討論終結後、採決するに、賛成少数で、不認定すべきものと決しました。  以上で決算常任委員長報告を終わります。 ○議長(平松健治君) 以上で各常任委員長の報告は終わりました。           ──────────────────────── △報告者に対する質疑 ○議長(平松健治君) 日程第2 ただいまの各常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。           ──────────────────────── △議案の討論・採決 ○議長(平松健治君) 日程第3 議案第78号の討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) なければ、討論を終結いたします。  これより、議案第78号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(平松健治君) 着席してください。起立全員です。よって、議案第78号は原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(平松健治君) 日程第4 議案第79号の討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) なければ、討論を終結いたします。  これより、議案第79号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(平松健治君) 着席してください。起立全員です。よって、議案第79号は原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(平松健治君) 日程第5 議案第80号の討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) なければ、討論を終結いたします。  これより、議案第80号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(平松健治君) 着席してください。起立全員です。よって、議案第80号は原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(平松健治君) 日程第6 議案第81号の討論に入ります。  本案に対して討論の通告がありますので、発言を許します。本吉正和君。 ◆4番(本吉正和君) それでは、議案第81号 鴨川市ひとり親家庭等医療費等の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について、賛成の立場で討論をさせていただきます。  本議案は、議案説明資料37ページ、内容2の鴨川市子ども医療費の助成に関する条例に基づく助成の対象者が監護する児童であって、15歳に達する日以降の最初の3月31日までの間にある者について助成対象者としないこととするという条文で、当初は理解するのが大変困難でした。しかしながら、文教厚生常任委員会における質疑等を通じて、ここでうたっているのは所得割課税世帯の保護者は、その監護する子どもが15歳に達する日以降の最初の3月31日まで、つまり中学3年いっぱいは本制度の対象者とはせずに、ゼロ歳から15歳未満の子どもが対象者となる通院、入院、入院時食事療養費、調合が全て無料となる子ども医療給付制度を利用することとなると理解するに至りました。  また、本制度は、対象が世帯ということなので、例えば、子どもの保護者が大きな手術を受けて長期に入院したとしても、本人の負担額は1日わずか300円となります。さらに、本条例改正の大きなポイントは、償還払いから現物給付になることで、あらかじめ相当の現金を用意しておくことなく、各医療機関へ本人の負担の300円だけを支払うか、または無料となる点にあります。  本条例は、コロナ禍で経済状況が逼迫している本市のひとり親世帯にとって画期的な制度であると評価し、以上、議案第81号に対する賛成討論といたします。 ○議長(平松健治君) 反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) なければ、討論を終結いたします。
     これより、議案第81号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(平松健治君) 着席してください。起立全員です。よって、議案第81号は原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(平松健治君) 日程第7 議案第82号の討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) なければ、討論を終結いたします。  これより、議案第82号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(平松健治君) 着席してください。起立全員です。よって、議案第82号は原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(平松健治君) 日程第8 議案第83号の討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) なければ、討論を終結いたします。  これより、議案第83号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(平松健治君) 着席してください。起立全員です。よって、議案第83号は原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(平松健治君) 日程第9 議案第84号の討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) なければ、討論を終結いたします。  これより、議案第84号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(平松健治君) 着席してください。起立全員です。よって、議案第84号は原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(平松健治君) 日程第10 議案第85号の討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) なければ、討論を終結いたします。  これより、議案第85号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(平松健治君) 着席してください。起立全員です。よって、議案第85号は原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(平松健治君) 日程第11 議案第86号の討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) なければ、討論を終結いたします。  これより、議案第86号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(平松健治君) 着席してください。起立全員です。よって、議案第86号は原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(平松健治君) 日程第12 議案第87号の討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) なければ、討論を終結いたします。  これより、議案第87号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(平松健治君) 着席してください。起立全員です。よって、議案第87号は原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(平松健治君) 日程第13 議案第88号の討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) なければ、討論を終結いたします。  これより、議案第88号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(平松健治君) 着席してください。起立多数です。よって、議案第88号は原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(平松健治君) 日程第14 議案第89号の討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) なければ、討論を終結いたします。  これより、議案第89号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決及び認定です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(平松健治君) 着席してください。起立全員です。よって、議案第89号は原案のとおり可決及び認定されました。
              ──────────────────────── ○議長(平松健治君) 日程第15 議案第90号の討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) なければ、討論を終結いたします。  これより、議案第90号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(平松健治君) 着席してください。起立全員です。よって、議案第90号は原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── △認定の討論・採決 ○議長(平松健治君) 日程第16 認定第1号の討論に入ります。  反対討論ありませんか。佐々木久之君。 ◆7番(佐々木久之君) それでは、認定第1号、反対の立場で討論をさせていただきます。  本案について、令和元年度の予算については、我々議員も賛成しておりますので、ほとんどの事業については、本市にとって重要で必要なものであると認識しておりますので、反対するつもりはありませんが、ただ、事業の執行方法については反対せざるを得ません。  3月定例会において、一般廃棄物中継施設整備運営事業については、同僚議員より、契約の相手方となる企業の株式保有状況などが問われ、何もそういうことは今ございません、法令に抵触することなく、公正、適正な事務手続きであることなどが明言されましたが、後日、新聞報道により、契約の相手先の株式62.5%を保有していること、なおかつ顧問でもあったということが明らかとなり、実質的な経営者であることがわかりました。  そうなると、これまでその企業が落札、契約してきた事業については、公金を自らが自分の会社に支出していたこととなります。これは誰がどう見ても公平性を疑わざるを得ないと思います。これらのことについて、私は市民へ問題はないと胸を張って説明することができません。  また、海辺のまちづくり事業では、複数年度にまたがる事業の上、毎年の事業費が大きい割に成果が見えず、その執行方法にも疑義があります。海辺の魅力づくり推進事業のうち、プロジェクトマネジメント体制強化委託料2,684万8,000円、民間事業参入支援業務委託料432万円は、いずれも同一人物、個人への随意契約により業務委託がされております。さきに配付されました成果品等も、この委託料に見合う内容とは到底思えません。単純に1カ月当たりに換算すると、約259万7,000円となり、業務日報などの内容からも到底使い切れる額ではありません。  なお、プロジェクトマネジメント体制強化委託料は、平成30年度分2,411万8,000円、令和2年度分2,090万9,000円の予算となっているほか、民間事業参入支援業務委託料についても、平成30年度分554万8,000円、令和2年度分の予算500万円が決算もしくは予算措置されております。この委託料の3年間の合計額は8,724万3,000円にものぼっており、この業務の継続理由や費用対効果も極めて疑問でございます。  さらに、魅力体験広場整備工事では3,806万円、令和元年度事業として竣工しているにもかかわらず、正式名称はなく、行政財産としての設置管理条例はどうなっているのか、財産調書への登載はされているのか、多くの疑問があります。  これらの事業執行については、我々議員にも大きな責任があると重く受け止めており、以上の理由から、残念ながら反対とさせていただきます。以上です。 ○議長(平松健治君) 原案に対する賛成討論はありませんか。鈴木美一君。 ◆16番(鈴木美一君) 議長のお許しをいただきましたので、認定第1号 令和元年度鴨川市一般会計歳入歳出決算の認定につきまして、賛成の立場で討論に参加させていただきます。  令和元年度の一般会計の決算は、歳入決算額が176億5,357万1,475円、歳出決算額は168億8,058万2,323円となり、前年度との比較では、歳入は4億9,350万4,000円、2.9%の増、歳出は1億9,053万3,000円、1.1%の増となりました。  令和元年度は、9月に相次いだ台風や10月の豪雨により、市内各所において被害が発生したことに加えまして、令和2年3月には新型コロナウイルス感染症の拡大により外出自粛が要請され、ふだんの生活を営むことができず、市民生活に大きなダメージを受けた1年となりました。いわば異常な事態が発生した1年ではありましたが、台風等の被害からの復興経費や、コロナウイルス感染症防止対策には的確に予算措置をされ、速やかな事業実施がされております。現在では、台風により被災された住宅の修理も徐々に進んでおり、台風経過後に市内各所で見られた屋根のブルーシートもだいぶ少なくなってきております。また、コロナ対策では、市内において1名の感染者が確認されたものの、それ以後は発生しておりません。いずれも早急な対応が功を奏したものと評価するものであります。  このような状況下においても、重点施策として位置づけられた経済再生、生活充実、インフラ整備への取り組みは可能な限り推進されております。経済再生では、交流人口の増加などによる地域活性化を図るために、国の地方創生推進交付金を活用した海辺の魅力づくりを通じた交流まちづくり推進事業、みんなみの里の機能拡充事業や、スポーツを通じた地域の稼ぐ力応援計画が実施されたほか、農業、漁業などの第1次産業や、観光業の振興に向けたさまざまな事業を実施しながら本市の地域活性化に取り組まれております。  また、生活充実では、教育面においては、平成30年度からの繰越事業である小学校、中学校及び幼稚園への空調設備の設置事業を実施され、近年の夏季の気温上昇傾向から将来を担う子どもたちの健康が守られるとともに、快適な学習環境が整ったものであります。特に本年度は、梅雨明け後の気温が高い日々が続いていることや、コロナ禍において休校を余儀なくされ、夏季休業が短くなり、8月からの登校が始まったことなど、異例の対応をせざるを得ない状況であることを鑑みますと、空調設備を設置したかいがあったものと存じております。  また、市民生活に密着するごみへの対応では、広域化を推進するための君津地域広域廃棄物処理事業への合流や、中継施設の整備をスタートさせるなど、今後を見据えた事業推進をされました。さらに、インフラ整備の面では、道路網の整備として市道貝渚大里線をはじめ、市内各所の市道改良などを実施したほか、県との協力により、坂下バイパスや清澄山道ループ橋などの整備が図られておるところであります。  こうして実施された事業の中には、すぐには効果が現れない事業もあろうかとは思いますが、本市の活性化を図っていく上で必要であることからこそ実施していることは言うまでもありません。厳しい財政状況の中、また、台風やコロナなどの特殊な事情がある中、幅広い分野において効果的な事業実施をされたものであり、その執行についても適正に行われているものであります。しかしながら、歳入不足により、その補填を基金に頼り続けた結果、財政調整基金は、ここ数年減少を続けており、令和元年度末残高は10億円を割り、7億1,400万円余りとなっております。今後の歳入状況についても好転することは見込めないと思われますが、安定した財源確保を図られるとともに、より一層の経費の節減に努め、健全な財政運営に取り組まれることを切望し、賛成討論とさせていただきます。 ○議長(平松健治君) 原案に対するほかに討論はございますか。反対討論ありませんか。福原三枝子君。 ◆11番(福原三枝子君) それでは、認定第1号 令和元年度鴨川市一般会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場で討論させていただきます。  まず、1年間の事務作業等に関して、職員の皆様、大変にお疲れさまでした。  令和元年度鴨川市一般会計歳入歳出決算を決算常任委員会などで審議いたした結果、次に申し上げる予算執行による決算は、残念ながら認定することはできない結論に至りました。  まず、令和元年3月19日に契約締結した中継施設整備運営事業費約81億円の執行内容ですが、同僚議員が一般質問などで、契約締結などの適正な事務執行であるかを再三にわたり確認したところ、市長の答弁は、やましいことはないと断言された結果、私たちは信じて賛成しましたが、後日、新聞報道で、亀田市長が委託先業者のうち1社である株式会社ケイテイエスの筆頭株主であること、62.5%の株を所有していることが判明したことで、その事実を亀田市長は認めました。この事実で、私たち議員、ひいては市民の皆様に偽りの答弁をしたことが明らかになったのです。また、もう1社、委託先であるサテライト鴨川の亀田市長の株式所有については、質問いたしましたが答えません。これもまた疑義が残ったままです。これら一連の市政運営に対し、市民の方々からは驚きと怒りの声が上がっています。  2点目に、海辺の魅力づくり推進事業ですが、元年度対象事業費は9,119万892円、国からの交付金は4,559万5,446円です。これらの事業のうち、13節プロジェクトマネジメント体制強化委託料2,684万8,000円ですが、同僚議員が質問した支払いの際の検査内容が、答弁では不明確であったため、適切であるとの判断ができませんでした。また、平成30年度から3年間の事業委託先1社の随意契約であることと、事業成果が答弁からは契約額に見合った内容のものとは理解しがたいことです。  3点目は、漁港施設維持管理事業である鴨川漁港親水性防波堤等管理委託料240万円ですが、この管理委託料は、県の補助金130万円に、市が110万円上乗せをして、第三セクター株式会社鴨川マリン開発に支出しているものです。マリン開発からは、毎年決算報告が6月議会に提出されていますが、元年度の決算報告は、この9月議会においてもまだ提出されておりません。市の決算書に支出が掲載されていますが、マリン開発の歳入決算との確認ができないため、この委託料については決算を確定することはできません。  このような事態であるにもかかわらず、今9月議会に何ら説明さえありませんでした。このような執行方法で行われた各事業を含む決算を認定することはできません。亀田市長は今後、これらの各事業に対し、議員、市民の皆様への説明責任を果たしていただきたい。議員の皆様におかれましては、この旨をご理解、ご賛同を賜りますようお願い申し上げ、令和元年度鴨川市一般会計歳入歳出決算に対する反対討論とさせていただきます。 ○議長(平松健治君) 賛成討論ありませんか。庄司朋代君。 ◆14番(庄司朋代君) それでは、賛成の立場で討論に参加させていただきます。  令和元年度は、予算編成において三つの基本的な考え方がありました。一つ目の市民生活を最優先とした予算に基づき、公共交通対策事業として、長狭地区における予約乗り合いタクシーや、新たな高速バスの実証実験を行い、子育て支援事業として、天津小湊認定こども園の改修や、旧東条幼稚園を学童保育施設に改修しました。また、教育環境整備として、小中学校の空調設備の設置が整いました。さらに、清掃センターの老朽化を踏まえ、富津市を予定地とする6市1町での広域廃棄物処理事業では、協議会の設立から事業者の選定に至りました。併せて、市内でごみを積み替える中間施設の整備事業にも取り組まれました。  これらの実証実験や施設の整備には経費もかかりますが、将来にわたって効果が期待される事業として、予算の承認をしたものです。昨年度は台風被害の対応が必要とされる中、当初予算に基づく業務を遂行するのは大変なことであったと拝察いたします。その台風15号等の災害に際しましては、災害ボランティアセンターを立ち上げ、1,000トンを超える災害廃棄物を処理し、今後のために災害廃棄物処理計画を策定されました。非常時における緊急予算を適切に組まれたものと評価いたします。  当初予算の基本的な考え方の二つ目は、第2次総合計画及びまち・ひと・しごと創生総合戦略に係る取り組みの推進、三つ目は、強い鴨川づくりに向けた財政等適正化への取り組みでした。財政難が続く中ではありますが、公営企業においては、国保病院の病床利用率が増えたり、水道管の漏水を地道に修繕したりしていることなどは、本会計からの繰り出しを抑制することにつながっています。また、ふるさと納税の大幅な急増により、寄附金が前年比2億6,675万円の増となっています。これは商工会をはじめとする市民の皆様や、鴨川観光プラットフォームの皆様のお力の結集で、民と官の共同により、稼ぐ鴨川の兆しが見えた決算ともなりました。  同様に、スポーツを通じた地域の稼ぐ力推進事業として、一般社団法人ウェルネスポーツ鴨川や地域おこし協力隊の活動も注目に値するものと思い、こちらは今後のご活躍に期待を申し上げます。  しかしながら、まだまだ道半ばです。財政全体が好転したわけではありません。財政調整基金残高や、財務指標の数値をしっかりと受け止め、今後とも稼ぐ鴨川、強い鴨川へのベクトルを高く掲げ、健全な財政運営がなされることにより、市民生活の向上が図られるものと考えます。  議員の皆様におかれましては、大局的な視野に立ち、台風被災の対応と同時に、当初予算の執行にも努力をされた結果として、本決算の認定にご賛同いただきますようお願い申し上げ、賛成討論といたします。 ○議長(平松健治君) 反対討論ありますか。杉田至君。 ◆5番(杉田至君) それでは、議長のご指名をいただきましたので、認定第1号 令和元年度鴨川市一般会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場で討論に参加をさせていただきます。  さきの新聞報道や行政一般質問へのご答弁により、亀田市長におかれては、株式会社ケイテイエスの62.5%の株式を保有するとともに、同社の顧問として1,500万円ほどの報酬を得ており、同社の定款変更、取締役等の選任や解任といった人事、財務書類の承認など、会社の意思決定のほとんどを掌握する実質的な経営者であり、言わば同社のオーナー顧問の立場にあることが明らかになりました。  ご案内のとおり、令和元年度は、本市の中継施設整備運営事業を推進するため、向こう20年余にわたる債務負担行為予算を確保し、これを執行いたしました。本市と株式会社エコセンター鴨川との間にて契約締結した税込み総額で81億1,690万円のうち、約20億2,122万円が運搬業務委託料として同社に支払われる契約となっております。また、本市が通常業務として発注する土木建築工事や業務委託等につきましても、競争入札への参加事業者として同社を指名し、これに落札させ、契約を締結している事実も明らかになり、令和元年度においては、ごみの収集運搬業務について5,247万円の契約が締結されております。  このように、新たな事実が明らかとなる中、市長におかれては、今般の本会議や新聞各社の取材に対して、これら契約に関わる一連の事務はいずれも公正なものであったとのご答弁に加え、契約の相手方となる同社の取締役等や、これに準ずるような職の地位にあったことはないとのご答弁を繰り返されております。しかしながら、ただいまも指摘いたしましたとおり、会社の意思決定を掌握する実質的な経営者であり、オーナー顧問であるということは、取締役等をしのぐ地位の職にあることが明白であり、誰しもがそのように理解し、認識することが必然であります。  また、予算の執行は市長の担任事務であり、事業契約に関わる入札事務等は、まさに市長の名において執行されるわけですが、市長ご自身が実質的な経営者であると認められる会社にこれを落札させ、契約の相手方とすること、端的に申せば、市長として発注した公共工事を、ご自身の会社が受注すること自体、これが適切な入札に基づく契約事務であるとは到底言い切れるものではありませんし、多くの市民の皆様から疑念の声が上がっております。  俗にお金に色はないとよく言われます。こうした公共事業の発注と受注関係は、市長自らがご自身の会社に公金を支出するわけですから、これを顧問報酬として受け取っている関係に等しい、あるいは、利益相反の関係にあると言われても仕方なく、このような実態は公正かつ適正な行政事務を執行する、確保する観点からも改めていただかなければなりません。  令和という新たな時代を迎える中、昨年の9月から10月にかけては相次いで自然災害の猛威に見舞われました。まさに市民総出で、その復旧復興に全力を傾注してきたことも記憶に新しく、令和元年度に実施した広範な施策に関わる予算、そして、決算の全てを否定するつもりは当初から毛頭ありませんが、市政を監視する市民の皆様の代表機関として、先ほどから申し上げているとおり、公正かつ適正を欠く一部の事務事業の執行内容により、今般の決算を認定することができません。  議員皆様におかれましては、去る3月の中継施設整備に関わる市議会定例会での答弁内容が、今般明らかになった事実と大きく異なっていた点もご賢察の上、ご賛同賜りますよう申し上げ、令和元年度決算に対する反対討論とさせていただきます。 ○議長(平松健治君) 賛成討論ございますか。川股盛二君。 ◆8番(川股盛二君) 令和元年度歳入歳出決算の認定について、賛成の立場で討論に参加させていただきます。  先ほど、決算常任委員長からの報告がありましたが、私も決算委員会委員の1人として、審議に参加し、さまざまな角度から質疑応答が行われ、検証が行われました。決算の審議は、地方自治法第233条の規定により、歳入歳出決算書、事項別明細書、主要な施策の成果報告書等に加え、監査委員からの審査意見書をもって行い、その一環として議会本議会及び委員会での質疑応答が行われています。  その上で、同僚議員より反対討論が行われ、その中では、事業の執行方法、執行内容等について疑念を抱かざるを得ない、また、そうした中での事業の検証をされずに、随意契約を行ったこと等を理由に、不認定にすべきとの討論が行われました。確かに、細部にわたる質疑の中では、事業概要や効果等の説明の際、担当部課長の答弁が十分でない部分もあり、この点につきましては、市執行部にさらなる取り組みを求めたいと考えます。しかしながら、同僚議員が指摘をされた事務執行手続き等については、随意契約を含め、法で認められた手続きにのっとり、その都度、市当局の判断により、よりよい方法を選択しながら進められたものであり、それがすなわち不認定の理由に当たるものではないと考えます。  我々議会は、監査委員の審査、意見を踏まえた上で、議会が議決した予算が、その執行を委ねた市当局により適正に執行されているのか、事業は順調に進んでいるのか等について審議を行うこと、すなわち、支出命令等に基づき適正に会計処理が行われているか、計数に間違いはないか、適法であるか、そして、期待するところの成果を上げているか等について確認をすることが求められています。今般の決算認定に当たり、監査委員からも、決算審査に係る意見が付され、その意見は、いずれも関係法令に準拠して作成されており、その計数は、関係諸帳簿及び証拠書類と符合して正確であり、予算執行は所期の目的に沿い、適正かつ効果的になされたものと認められるものであり、法令に基づき、真摯に事務処理、会計処理を行ってきた職員方々のことを考え、不認定と判断するものではありません。  今後もますます厳しい財政状況の中での行政運営となりますが、一層の歳入確保、経費節減に努め、健全な財政運営を図られるよう要望し、賛成討論といたします。 ○議長(平松健治君) 反対討論ありませんか。久保忠一君。 ◆13番(久保忠一君) 反対の立場で討論させていただきます。  1点、利益相反についてご意見を申し上げたいと思います。  佐々木議員、福原議員、それから杉田至議員に反対討論がございましたけれども、私も今のお話を聞きながら、杉田至議員の2月28日の一般質問における、中間施設の債務負担行為に関わる質問と答弁の状況が出てまいりました。このときの市長の答弁というのは、この決算認定とは直接関係ございませんけれども、関連会社と市長との関係を示す意味では、非常に重要な言葉であったと思います。このとき、2月28日のときは、私は単に会社との問題がクリアと一応判断しましたけれども、その後、この件は、かなり私としても、今回の賛否について非常に重要なポイントとなると思いまして、何度も何度もユーチューブを見直しました。市長は、その中でいかがわしいことはございませんということでお答えになっております。  私はこの点、ちょっとほかの3議員とは意見を異にしますが、市長が決してうそを言ったとか、皆を欺いたとかということは、私は全く考えておりません。改めてこの前後関係とかから、この答弁を聞いたときに、市長は、真意はわかりませんけれども、また、言葉も足りませんけれども、どちらにとっても利益になることだと。どちらというのも、市にとっても利益になることを市長としてもやっていると。そして、例えば自分が株を持っていたとしても、しっかりと倫理感を持ってやっていくという趣旨に捉えることができると、私は私なりに感じました。個人としては、そのように信じたいと思っております。  ただ、これを議決する立場として、そのような単純なものかということをもう一度、私なりに自問自答させていただきました。議決というのは、やはり客観的で公正中立、また、社会的なきちんとした判断基準をもってなされなければならないと思っております。今、全ての社会制度が、監視したり、それからチェック機能、特に政治情勢の間というのは、そのような制度が、この人間の歴史を通じて出てきて、悪い政治を行えないように、独裁者にならないようにというような、その歴史の教訓から、このような政治システムが確立されているわけでございます。そうなると、私は、市長はいい人だと思っておりますが、性善説に立って物事を決めてはならないということが、この社会の在り方の大前提であるということを、まずもって考えていかなければならないということでございます。  したがいまして、この利益相反に当たるということについては、これは法的な責任については私、ここで申し上げるつもりもございませんし、政治的責任についてもうんぬんするつもりはございません。これについては、この執行がよかったのかどうかということは、後にならなければわかりませんし、今この時点で、政治的な市長に責任があるかどうかということも述べる場面ではございません。これらの、法的責任や政治的責任がクリアされたとしても、その上位に、私は道義的な責任というものがあると考えております。これが法治国家であり、民主主義国家の本質的な問題であり、これが最高機関であるべきだと私は思っております。  ですので、利益相反があるということは、まさに道義的責任が負われていると結論づけることができるわけでございます。もちろん市長の人柄や能力をうんぬんするつもりも全くございません。人柄においては個人的にはとてもよい人であると思っておりますし、人を欺くような人だとは全く思っておりません。また、能力的にも非常に経営能力が高く、リーダーシップがあるわけでございます。あり過ぎるから、このような疑義が生じてしまったということにもなるわけですが、それはさておき、今、議員が、この予算に賛成しておきながら、決算でうんぬんするのはいかがなものかという点も指摘があろうかと思いますが、議員はその場その場での執行権はございません。ですので、最後のこの議決において、私どもの権利を行使する以外、道はないわけでございます。今、私もいろいろ考えがございましたけれども、大前提に立って筋を通すことが必要であると、自分なりに結論付けさせていただきました。  また、この決算認定が、もし仮に不認定になったとしても、これは過去に向かって何か拘束力を生じるものではございません。入札をやり直すとか、そのようなことも全くないわけであります。ですので、もしこれで万が一、不認定となったとしても、市長は自らをリセットしていただいて、今後、より信頼度の高い公私ともの状態を築いていただいて、生意気なようではございますけれども、それが市長のためにもなることではないかと、私なりに考えておる次第でございます。  また、今、新型コロナ等々で、社会情勢、経済情勢も大変な中でございます。本当であれば、このようなことで、時間を使っている場合ではないのかもしれませんけれども、今後また、議会も一つとなって、この困難に立ち向かっていければと、一言申し付け加えさせていただきまして、討論とさせていきます。ありがとうございました。 ○議長(平松健治君) 賛成討論ございませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) 反対討論ございませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) なければ、討論を終結いたします。  これより、認定第1号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は不認定ですので、提案原案について採決をいたします。本案は、原案のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(平松健治君) 着席してください。起立少数です。よって、認定第1号は不認定とされました。  午後1時30分まで休憩いたします。                 午後 0時24分 休憩           ────────────────────────                 午後 1時30分 再開 ○議長(平松健治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第17 認定第2号の討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) なければ、討論を終結いたします。  これより、認定第2号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は認定です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(平松健治君) 着席してください。起立全員です。よって、認定第2号は原案のとおり認定されました。
              ──────────────────────── ○議長(平松健治君) 日程第18 認定第3号の討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) なければ、討論を終結いたします。  これより、認定第3号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は認定です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(平松健治君) 着席してください。起立全員です。よって、認定第3号は原案のとおり認定されました。           ──────────────────────── ○議長(平松健治君) 日程第19 認定第4号の討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) なければ、討論を終結いたします。  これより、認定第4号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は認定です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(平松健治君) 着席してください。起立全員です。よって、認定第4号は原案のとおり認定されました。           ──────────────────────── ○議長(平松健治君) 日程第20 認定第5号の討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) なければ、討論を終結いたします。  これより、認定第5号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は認定です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(平松健治君) 着席してください。起立多数です。よって、認定第5号は原案のとおり認定されました。           ──────────────────────── △陳情の討論・採決 ○議長(平松健治君) 日程第21 陳情第17号の討論に入ります。  反対討論ありますか。辰野利文君。 ◆18番(辰野利文君) 私は本陳情に対し、不採択の立場から意見を申し上げます。  核兵器禁止条約についてですが、その目的は、核兵器の全面禁止と根絶にあります。この目的については理解し、賛同するところですし、以前、私もなぜ批准しないんだろうと思っていました。しかしながら、条約の効力を発するためには大きな課題があります。それは核兵器を所有する国の同意を必要としている点です。核保有国が批准しないまま進めることができるでしょうか。  今年8月、広島で行われた討論会では、広島2区選出の自民党、平口洋衆議院議員は、アメリカやロシアなどの核保有国も加盟している核拡散防止条約、これは米、ロ、英、仏、中は保有を認め、その5カ国以外は認めない、1976年に日本も批准している条約ですが、この条約の下で核軍縮を優先すべきと発言しています。公明党の山口那津男代表も、核禁止条約は非核3原則を国際規範にしたもので、評価はするものの、核保有国を巻き込んだ実質的な核軍縮を進めるべきという意見を述べております。そして、このほかにも、日本がアメリカと同盟関係を維持しながら、この条約を批准するとしたら、条件の整備が必要との意見もありますし、まだ議論が不足しているという意見も出されています。  すなわち、現状、北朝鮮や中国が核を保有している状況で、日本が参加するとしたら、アメリカの核の傘からも抜ける必要があり、北朝鮮による核の脅威にさらされることとなります。現在の国際社会が保っている安全保障上のバランスが崩れることとなり、逆に不安定な状況を作り出すこととなります。日本が安全保障上問題である極東アジアに位置している以上、理想と現実を見据えた上で熟慮しなければなりません。  批准するのは時期尚早と考え、本陳情は不採択とすべきものと判断いたします。議員皆様の賛同をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(平松健治君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) 反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) なければ、討論を終結いたします。  これより、陳情第17号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は採択です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(平松健治君) 着席してください。起立少数です。よって、陳情第17号は不採択と決しました。           ──────────────────────── △発議案の上程・説明・質疑・討論・採決 ○議長(平松健治君) 日程第22 発議案第20号 城西国際大学観光学部の存続等を求める要望書について、日程第23 発議案第21号 城西国際大学観光学部の存続等に向けた積極的な取組みを求める決議について、以上2件を一括して、提出者の庄司朋代君から提案理由の説明を求めます。庄司朋代君。               〔提出者 庄司朋代君登壇〕 ◎14番(庄司朋代君) それでは、発議案第20号及び第21号の提案理由の説明を申し上げます。  このたび明らかになりました城西国際大学観光学部移転の件は、鴨川市の将来に大きな影響を及ぼすものです。大学に対して鴨川市は申し入れを行いましたが、市議会としても態度を表明していく必要があります。そこで、地方自治法第112条及び鴨川市議会会議規則第14条第1項の規定に基づき、第20号議案として大学への要望をまとめ、第21号議案として議会の意思を表明していくものです。  文案を朗読させていただきます。まず、第20号議案です。  城西国際大学観光学部の存続等を求める要望書(案)。学校法人城西大学(以下、貴学という)におかれましては、令和4年4月1日から城西国際大学観光学部(以下、貴学部という)が、東金キャンパスに移転することが、令和2年第3回鴨川市議会定例会開会日の冒頭に、亀田郁夫市長から報告がなされました。安房地域初の大学の開設を、鴨川市とともに推進してまいりました本市議会といたしましては、突然の報告に驚愕しております。議員の大半は観光学部協力会に加盟し、アパートの賃貸やアルバイトなどを通じて、学生の方々と直接交流してきた議員もおります。このような中、多くの市民から、不安や経緯の説明を求める声に加え、30年間開学するという協定のとおりに、安房キャンパスの継続を求める要望などを日々受けております。  本市は、貴学の創設者、水田三喜男氏が本市出身であるご縁から、貴学を誘致申し上げました。貴学部が立地する太海多目的公益用地は、取得、造成に際し、88億円余りという地方小都市にとりましては巨費を投じたものです。その土地を貴学に無償譲渡した背景には、大学が有する知的資産の還元による教育文化の向上、官民連携による地域の活性化、交流はもとより、定住人口の増加、消費活動等による経済振興などの効果の恒久的な享受への願いがありました。しかし、移転により、300名余りが他市居住となった場合には、鴨川市は人口の1%を失うこととなり、恒久性はおろか、30年間の協定もまさしく道半ばで頓挫することとなります。  貴学部開学以来、貴学が、少子化の進む中で学生募集にご努力をされてきたこと、とりわけ本年はコロナ禍により、留学生の確保が困難であること等のご事情は承知しておりますものの、鴨川市の将来に甚大な影響を及ぼす事案でもあります。このような経緯と現状に鑑み、市民の不安の払拭と地域経済をはじめとした影響を最小限にとどめていくことが肝要と考えます。よって本市議会は貴学に対し、下記の事項を要望します。  記、1、城西国際大学観光学部を現在の安房キャンパスに存続させるよう最大限努力すること。また、移転がやむを得ない場合は、土地の返還を含め、当該地の活用について鴨川市の意向を尊重して協議を進めること。2、令和2年8月26日付で、鴨川市が城西国際大学に対して行った申し入れに基づき、早急に十分な協議を行うこと。  日付と、宛先としては、学校法人城西大学理事長 上原明様です。  次に、第21号議案です。城西国際大学観光学部の存続等に向けた積極的な取組みを求める決議(案)。城西国際大学観光学部(以下、観光学部という)が、令和4年4月1日から東金キャンパスへ移転することが、令和2年第3回市議会定例会開会日の冒頭に報告された。観光学部は、安房地域初の大学として誘致され、平成18年4月1日の開学以来、定住人口の増加、消費活動等による地域経済の振興はもとより、大学が有する知的資産の還元による教育文化の向上、官民連携による地域の活性化、交流など、本市に計り知れない恩恵をもたらしてきた。  その観光学部が立地する太海多目的公益用地は、旧鴨川市において巨費を投じて取得、造成した土地ではあるが、平成12年2月8日に締結した基本合意書に基づき、平成28年3月31日までの間に、数次にわたり無償譲渡が行われてきた背景には、これら効果の恒久的な享受を前提としたものである。また、かねてより観光学部、そして学生を日頃から献身的に支援していただいている城西国際大学観光学部協力会の皆様をはじめ、学生に快適な住環境を安定的に提供していただいている鴨川学生アパートオーナー会の皆様、鴨川市商工会の皆様も連名で緊急要望を行うなど、今般の事態に大きな不安を抱いている。  このような経緯と現状に鑑み、市民の不安の払拭と地域経済をはじめとした影響を最小限にとどめていくことが肝要である。よって本市議会は観光学部の存続等に向け、鴨川市において、下記の事項について努力することを強く求める。  記、1、城西国際大学観光学部を現在の安房キャンパスに存続させるよう最大限努力すること。また、移転がやむを得ない場合は、土地の返還を含め、官民連携により、地域の活性化を推進していくこと。2、令和2年8月26日付で鴨川市が城西国際大学に対して行った申し入れに基づき、早急に十分な協議を行うとともに、その結果の周知を図ること。  以上、決議する。千葉県鴨川市議会。  以上、2件の提案理由の説明をさせていただきました。何とぞご理解の上、ご賛同くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(平松健治君) 続いて、発議案第20号 城西国際大学観光学部の存続等を求める要望書についての質疑を行います。質疑ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。発議案第20号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略して、ただちに討論に入りたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) ご異議なしと認めます。よって、発議案第20号は、委員会付託を省略して、ただちに討論に入ります。反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) なければ、討論を終結いたします。  これより発議案第20号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(平松健治君) 着席してください。起立全員です。よって、発議案第20号は原案のとおり可決されました。  なお、ただいま可決されました発議案につきましては、要望書を議長名をもって学校法人城西大学に提出しますので、ご了承願います。           ──────────────────────── ○議長(平松健治君) 続いて、発議案第21号 城西国際大学観光学部の存続等に向けた積極的な取組みを求める決議についての質疑を行います。質疑はありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。発議案第21号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略して、ただちに討論に入りたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) ご異議なしと認めます。よって、発議案第21号は、委員会付託を省略して、ただちに討論に入ります。反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(平松健治君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) なければ、討論を終結いたします。  これより、発議案第21号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(平松健治君) 着席してください。起立全員です。よって、発議案第21号は原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(平松健治君) 日程第24 発議案第22号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書について、提出者の総務常任委員会委員長の渡邉仁君から提案理由の説明を求めます。総務常任委員長、渡邉仁君。               〔提出者 渡邉 仁君登壇〕 ◎12番(渡邉仁君) 議長のご指名をいただきましたので、発議案第22号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書について、提案理由の説明を申し上げます。  新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、我が国は戦後最大の経済危機に直面しております。地域経済にも大きな影響が及び、今年度はもとより、来年度においても、地方税、地方交付税など、一般財源の激減が避けがたくなっています。地方自治体では、医療の介護、子育て、地域の防災、減災、雇用の確保など、近々の財政需要への対応をはじめ、長期化する感染症対策にも迫られ、地方財政は巨額の財源不足が生じ、これまでにない厳しい状況に陥ることが予想されています。  よって、国においては、令和3年度地方財政対策及び地方税制改正を求め、意見書を提出いたしたいものです。  以上で、発議案第22号の提案理由の説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(平松健治君) 続いて、発議案第22号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書についての質疑を行います。質疑はありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。発議案第22号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略して、ただちに討論に入りたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) ご異議なしと認めます。よって、発議案第22号は委員会付託を省略して、ただちに討論に入ります。反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) なければ、討論を終結いたします。  これより、発議案第22号を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(平松健治君) 着席してください。起立全員です。よって、発議案第22号は原案のとおり可決されました。  なお、ただいま可決されました発議案につきましては、意見書を議長名をもって関係行政庁等に提出しますので、ご了承を願います。           ──────────────────────── △議案の上程・説明 ○議長(平松健治君) 日程第25 議案第91号及び議案第92号、計2件を一括議題として、提案理由の説明を求めます。市長、亀田郁夫君。               〔市長 亀田郁夫君登壇〕 ◎市長(亀田郁夫君) 本日、追加で提出をいたしました2議案について、提案理由の説明をいたします。  まず、議案第91号 工事請負契約の締結については、(仮称)小湊さとうみ学校整備のための工事請負契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号、及び鴨川市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により議決を求めるものでございます。  次に、議案第92号 令和2年度鴨川市一般会計補正予算(第7号)は、令和2年度鴨川市一般会計予算に変更を加える必要が生じ、補正予算(第7号)を調製したので、地方自治法第218条第1項の規定により議決を求めるものでございます。  以上2議案について、提案理由の説明をさせていただきました。各議案の詳細については、この後、担当から補足説明をいたしますので、十分なご審議をいただきますようお願いを申し上げます。よろしくお願いします。ありがとうございました。           ──────────────────────── △議案の補足説明 ○議長(平松健治君) 議案第91号 工事請負契約の締結について、議案第92号 令和2年度鴨川市一般会計補正予算(第7号)について、以上2件を一括して補足説明を求めます。経営企画部長、平川潔君。              〔経営企画部長 平川 潔君登壇〕 ◎経営企画部長(平川潔君) それでは、議案第91号、92号を一括して補足説明を申し上げます。  まず、議案第91号 工事請負契約の締結について補足説明を申し上げます。恐れ入りますが、議案書並びに議案説明資料の4の1ページをごらんいただきたいと存じます。  (仮称)小湊さとうみ学校整備工事につきましては、本年8月31日に制限付き一般競争入札の公告を行いましたところ、2社より入札参加申請書の提出があり、9月15日に入札を執行いたしました。その結果、予定価格7億2,439万7,300円のところ、落札額が7億2,380万円をもって、鴨川市浜荻405番地、株式会社久野工業が落札をいたしましたことから、地方自治法第96条第1項第5号及び鴨川市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により、工事請負契約の締結につきまして、議会のご議決を賜りたいものでございます。  本工事は、小湊小・中学校跡地等活用事業に係る基本構想に基づき、地域内外のスポーツ、文化交流の促進を図るため、旧小湊小学校の校舎、屋内運動場及び運動場をスポーツ等合宿施設として整備をいたすもので、議案書にございますとおり、契約の目的は(仮称)小湊さとうみ学校整備工事、契約の方法は制限付き一般競争入札、契約金額は落札金額である7億2,380万円、そして、契約の相手方は鴨川市浜荻405番地、株式会社久野工業、代表取締役 渡辺良治氏となります。  次に、工事概要でございます。恐れ入りますが、議案説明資料4の1ページをごらんいただきたいと存じます。なお、資料の4ページには校舎1階、5ページには2階、3階、6ページには屋内運動場の改修平面図がございますので、併せてごらんをいただきたいと存じます。今般の工事につきましては、旧小湊小学校校舎部分につきましては、合宿向け宿泊施設としての整備を行うとともに、屋内運動場につきましては、多目的に利用できる屋内運動場としての整備を、そして、運動場部分につきましては、フットサルコートの整備を行うことといたしたものでございます。  まず、合宿向け宿泊施設の整備といたしましては、資料の4ページをごらんいただきたいと存じますが、校舎1階にエントランスホール、浴室、脱衣室、洗濯室、食堂などからなります合宿棟と、交流室、談話室等の交流棟を整備するとともに、次に、資料の5ページとなりますけれども、2階部分につきましては多目的室7室、3階部分につきましては個室8室、和室5部屋の宿泊室の整備を予定いたしております。また、災害時の避難所としての活用なども想定をいたしまして、多目的便所を1階及び3階に新設をするとともに、昇降機棟を増築し、昇降機、エレベーターを設置いたします。なお、平面図の網掛け部分が増築部分となるものでございます。  次に、資料の6ページとなりますが、多目的に利用できる屋内運動場の整備といたしまして、屋内運動場に風除室、多目的便所、輻射式冷暖房設備の整備をいたしますとともに、十分な更衣スペースを確保するために女子更衣室部分を増築いたします。そして、運動場部分の整備といたしましては、運動場に1面の大きさが38メートル×18メートルの人工芝のフットサルコート3面を整備いたすものでございます。以上が工事の概要となります。  次に、契約工期でございますけれども、契約の日の翌日から令和3年3月26日までといたしたいものでございます。本事業につきましては、統合いたしました小湊小学校、中学校等の跡地活用に向け、小湊100人会議等を通じまして、その活用方策を検討した結果として進められてきた事業でございます。工事中の安全対策には万全を期しますとともに、早期完成に努め、しっかりと所期の目的を果たせるよう努めてまいりたいと存じますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、議案第92号 令和2年度鴨川市一般会計補正予算(第7号)につきまして、補足説明を申し上げます。今回の補正につきましては、高齢者等インフルエンザ予防接種の公費負担額の引き上げに伴う予算を計上するものでございます。  新型コロナウイルス感染症の拡大が長期化する中、季節性インフルエンザの流行期を迎えることとなりますが、この状況下で発熱患者が発生した場合に、その原因が新型コロナウイルスによるものなのか、インフルエンザによるものなのかを識別することが難しい状況となることが想定をされております。また、新型コロナウイルス及びインフルエンザともに、重症化リスクが高い65歳以上の高齢者の方々は、インフルエンザの感染予防が重要となりますので、その予防接種の接種率を上げることにより重症化リスクを軽減させるとともに、感染予防を促進するものでございます。今般、安房管内の3市1町が足並みをそろえまして、高齢者等インフルエンザ予防接種の公費負担額を1人当たり1,500円から2,500円へ引き上げることといたし、かかる所要額の補正をお願いするものでございまして、議会最終日の追加提出となりましたことをご理解を賜りたいと存じます。  それでは、補正予算書をごらんいただきたいと存じます。今回の補正につきましては、既定の予算額に歳入歳出それぞれ1,390万8,000円を追加いたしまして、補正後の予算総額を236億7,013万3,000円といたしたいものでございます。  次に、事項別明細書によりご説明を申し上げますので、6ページをごらんいただきたいと存じます。  歳入でございますが、19款繰入金で、2項1目の財政調整基金繰入金1,390万8,000円の追加でございます。今般の補正におきましては、特定の財源がございませんことから、財政調整基金からの繰り入れをいたしたいものでございます。なお、本市におきましては、これまでの補正予算におきましても、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用事業を計上してまいりました。今般の予防接種事業につきましても、この交付金の交付対象となり得るものでございまして、現在、予定をしておりますさまざまな事業の執行状況等を見ながら、可能であれば当該交付金の充当も検討してまいりたいと、このように考えております。  次に、7ページの歳出でございます。  4款衛生費は1,390万8,000円の追加でございます。1項2目の予防接種事業では、高齢者等インフルエンザ予防接種の公費負担額の引き上げに伴いまして、予防接種委託料1,390万8,000円の追加でございます。  以上で議案第92号の補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(平松健治君) 補足説明が終了しました。ここで、質疑の考案時間及び質疑通告書の提出のため、午後2時30分まで休憩といたします。                 午後2時03分 休憩           ────────────────────────                 午後2時30分 再開 △議案に対する質疑・討論・採決 ○議長(平松健治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第26 議案第91号 工事請負契約の締結についてを議題として、質疑に入ります。質疑ございませんか。杉田至君。 ◆5番(杉田至君) それでは、本件整備工事につきまして、端的に何点かお伺いしたいと存じます。  まず、1点目に、この契約事業費に係る財源内訳についてお尋ねしたいと思います。また、恐らくこれは地方債、特に過疎債を活用してというようなことで承知をいたしておりますけれども、この過疎債については、本市が希望する額どおり確保できる状況にあるのかどうか、その点について財源内訳ということでお尋ねをしたいと思います。  2点目として、この契約事業費の範囲内で整備工事のほうは実施するというような基本的なスタンスとして考えてよろしいのか、それを2点目としてお伺いしたいと思います。  それから3点目に、いわゆるその時限立法である過疎地域自立促進特別措置法、このうちの、本市が該当となっている一部過疎地域、この制度が、いわゆる来年というか今年度末というんでしょうか、来年の3月末で、今現在の予定ですと失効するのではないかという懸念が非常にされております。懸念が強くなっております。それに対して、何とかこれらの措置が存続されるようにということで、積極的な取り組みをというようなことで、過去にも申し上げたことがございますけれども、今現在、その状況と、その見込みについてお伺いしたいと思います。  よろしくお願いいたします。 ○議長(平松健治君) 経営企画部長、平川潔君。 ◎経営企画部長(平川潔君) それでは、お答えを申し上げます。  まず、1点目の財源内訳でございますが、こちらにつきましては、契約金額満額7億2,380万円、この全てを過疎対策事業債で賄う予定でございます。具体的に、この確保という部分につきましては、既に、この金額について同意をいただいておりますので、この金額で執行させていただきたいと考えております。  また、2点目といたしまして、この金額で全てのものを執行というようなお話ですけれども、この工事につきましては、この金額で全てやらせていただきたいと思っております。  そして3点目でございます。一部過疎の取り扱いでございますが、去る9月15日に自由民主党の過疎対策特別委員会が開催をされたという情報が入ってまいりました。この中で、一部過疎地域、これは鴨川市が該当するところですけれども、こちらの取り扱いにつきましては、その制度を存続させることを前提に、人口要件、財政力要件を設けるというものでございまして、特に鴨川市が該当いたします平成の合併によって、市、町、村の構成比に相当程度の変化があったこと等を踏まえまして、この要件の基準値、あるいは適用期間については引き続き検討するということでございまして、通常のものよりも存続に向けて、ある程度の猶予、あるいは要件としての緩和ということが見込まれるのかなというふうには考えております。  ただ、現状鴨川市の状況で申し上げますと、財政力指数等も全国の市町村平均より上回っているという状況でございまして、これが適用になるか否かというところについては、まだまだ予断を許さないという状況がございますので、引き続き要望活動は続けていきたいと、このように考えております。  以上でございます。 ○議長(平松健治君) 杉田至君。 ◆5番(杉田至君) ありがとうございました。  とにかく、今般の事業の実施に関わらず、やはり一部過疎地域として、鴨川市がそのまま引き続き該当になるようにというようなこと、これは今後の事業展開、いろいろな事業展開というようなものに大きく関わってくると、大きく影響してくるというふうに思われますので、ぜひともこの一部過疎地域、この制度については堅守されるよう、ぜひともお願いをしておきまして、質問を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(平松健治君) ほかに質疑ありませんか。渡邉仁君。 ◆12番(渡邉仁君) お尋ねいたします。実は、この契約のほうの内容でございますが、今回の国保病院の補正にもございましたけれども、契約の中で、長雨等の工事で工事が延びた場合に、病院のように追加費用というのは出るようになっているのか。この辺の契約内容についてお知らせいただきたいと思います。 ○議長(平松健治君) 経営企画部長、平川潔君。 ◎経営企画部長(平川潔君) お答えを申し上げます。工期の延長等については、さまざまな理由があろうかと思いますが、こと、この工事に関しましては、現状においてその金額、あるいは工期も令和3年の3月26日までということで契約をすることといたしております。その範囲内で進行できるように努めてまいりたいと、このように考えております。  以上でございます。 ○議長(平松健治君) 渡邉仁君。 ◆12番(渡邉仁君) いや、病院もちゃんと間に合わせるということだけども、契約期間中の中で、長雨だったためにということで、補正の説明はそのように伺っているんですよね。ですから、今回もこの7億という大きな金額の中で、また同じようにこれから台風なり何かがあったときに、そういった理由で、また重機のリース代がかかりました、何がかかりましたみたいな形で補正というものが上がってくるのか。ここらは、契約書の中身は我々も提示されていませんからわかりませんけれども、きちっと契約の中でうたっているのか。それはないのか。  仮にそういうことがあれば、もしそういった何か理由なり、甲乙協議の上で何かいろいろあるんでしょうけども、そういった形でね、きちっとしておかないと、何かこう、暗黙の中で進めたような感じになっちゃいますので、今回の契約の事項の中には、そういったことは入っていないのかどうか、それだけ確認したいです。 ○議長(平松健治君) 経営企画部長、平川潔君。 ◎経営企画部長(平川潔君) 契約の中では、具体的な仕様と、それからあと、契約の期間がございます。ただ、どうしても長丁場の工事になりますので、さまざまな理由で工期が延びるというようなことがあろうかと思います。そういった部分については、その事由が生じた時点で双方で話し合いをし、工期の延長をする。あるいは工事費が、例えば、これまでも地盤が当初想定したよりも違って、工事費がかかったというようなケースもあろうかと思いますが、ちょっとさまざまなケースでその都度ごとに対応していく形になろうかと思います。  ただ、基本的には、現行のこの予算、あるいはこの工期の中で進めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(平松健治君) 渡邉仁君。
    ◆12番(渡邉仁君) いずれにしても、周りから誤解を生まないように、ぜひともきちんとした形で契約は結んでいただきたいと思います。よろしくお願いします。以上です。 ○議長(平松健治君) ほかに質疑ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。議案第91号は会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略して、ただちに討論に入りたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) ご異議なしと認めます。よって、議案第91号は委員会付託を省略して、ただちに討論に入ります。反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) なければ、討論を終結いたします。  これより、議案第91号を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(平松健治君) 着席してください。起立多数です。よって、議案第91号は原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(平松健治君) 日程第27 議案第92号 令和2年度鴨川市一般会計補正予算(第7号)についてを議題として質疑に入ります。本案に対し、質疑の通告がありますので、発言を許します。本吉正和君。 ◆4番(本吉正和君) それでは、議案第92号 令和2年度鴨川市一般会計補正予算(第7号)に対する質疑をさせていただきます。  説明資料の10ページになります。4款1項2目、予防接種事業1,390万8,000円について質疑をさせていただきます。  まず、初めに、予防接種の概要について伺います。接種は1回で済むのか。また、接種は不可となる場合があるのか。さらに、本市は接種率を70%と見込んでおるようですが、安房医師会はなるべく多くの高齢者の接種を目標としているのか。まずは、伺います。 ○議長(平松健治君) 健康福祉部長、牛村隆一君。 ◎健康福祉部長(牛村隆一君) それでは、お答えをいたします。高齢者等のこのインフルエンザ予防接種でございますけれども、これは予防接種法の定期接種に分類されるものでございまして、流行予想時期に合わせ、より有効性が高い予防接種となるよう、接種期間を10月から12月と設定をし、毎年実施をしておりまして、その中で接種回数は1シーズンで1回でございます。  また、本吉議員ご指摘の中でございますけれども、接種が不可となる場合、このような場合という部分も併せてお答えさせていただきたいと思いますけれども、例えば、37.5度以上の発熱のある方のほか、重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな方、また、インフルエンザの予防接種に含まれる成分によって、血圧低下や意識レベルの低下など、命に危険な状態となるアレルギー症状、いわゆるアナフィラキシーを起こしたことがある方など、接種不可となる例がございます。  また、高齢者の接種の目標でございますけれども、高齢者等のインフルエンザ予防接種の接種目標についてですが、厚生労働省においては、インフルエンザワクチンのこの接種につきましては、過去最大の6,300万人分の供給を目標としておりまして、これらを勘案いたしまして、安房医師会とも調整を図らせていただき、例年よりも20%増の接種率を目標とすることといたしました。これにより、本市の場合は、平成29年度から令和元年度までの過去3年間の平均の接種率は51.3%でございます。これに20%増を基に、安房3市1町もほぼ同様の割合ではございますが、接種率70%を目標に見込んだものでございます。  以上でございます。 ○議長(平松健治君) 本吉正和君。 ◆4番(本吉正和君) それでは、次に、副反応について伺います。以前の説明の中で、心臓、腎臓または呼吸器の機能に重い障害のある人等へのインフルエンザの接種は、接種以降、発熱をしたり、元気がなくなったり、食欲不振などの症状を呈することもありますが、こういった副反応を加味しても接種すべきなのか。高齢者によっては、副反応を恐れ、タミフルやリレンザといったようなインフルエンザ治療薬に頼ればよいというような選択をする方もいるようですが、この点についてはいかがでしょうか。 ○議長(平松健治君) 健康福祉部長、牛村隆一君。 ◎健康福祉部長(牛村隆一君) それでは、お答えいたします。本吉議員ご指摘のとおり、インフルエンザワクチン接種後に発熱、食欲不振などの症状を呈することもありますことから、予防接種の安全性の確保を目的に、ワクチン接種前に、必ず予診票によりまして、現在かかっている病気や心臓血管系の病気、腎臓病、肝臓病や血液疾患等の慢性疾患の確認のほか、体調等の質問事項にご回答をいただき、医師の診察、説明を受けまして、予防接種の効果、副反応などについて理解をした上で、接種者ご本人の希望に基づき接種を受けていただくことになっております。  その中で、このインフルエンザ予防接種は、重症化予防や発症をある程度抑える効果が期待できますけれども、その一方では、健康状態等によっては副反応などを生じる場合もありますので、ワクチンの接種の必要性や効果、また、インフルエンザを発症した場合、タミフルやリレンザ等治療薬の投与による効果等につきまして、特に新型コロナウイルス感染症の終息が見えない中にありましては、かかりつけ医等に十分にご相談をしつつ、接種を検討いただくことが肝要であろうと考えております。  以上でございます。 ○議長(平松健治君) 本吉正和君。 ◆4番(本吉正和君) それでは最後に、ワクチンの供給量と、ワクチン接種の優先順位について伺います。  国は新型コロナウイルス感染症の流行が懸念される中、この冬に向けて、インフルエンザワクチンの需要が高まる可能性を見越して、過去5年間で最大の、先ほど牛村部長がおっしゃったように6,300万人分のワクチンの供給予定との報道がございましたが、ワクチン接種の希望者は、高齢者だけではなく、医療関係者、妊婦、乳幼児等が予想されますが、期日での振り分け等、優先順位はあるのか。また、振り分けがあるとしたら、その理由は何か伺います。 ○議長(平松健治君) 健康福祉部長、牛村隆一君。 ◎健康福祉部長(牛村隆一君) お答えをいたします。本吉議員ご指摘のとおり、国ではインフルエンザワクチンの需要が高まる可能性を見越しまして、過去5年間で最大の6,300万人分のワクチンを供給するものとしておりまして、これにより安房地域における医療機関はもとより、本市におきましても、10医療機関においてインフルエンザ予防接種を実施していくことを確認をしております。  また、国ではインフルエンザワクチンについて、10月1日以降、65歳以上の方等で接種を希望する方に早めに接種を促すとともに、10月26日以降については、医療従事者、基礎疾患を有する方、妊婦、生後6カ月から小学校2年生までの方で、接種を希望する方への接種を呼びかけをしております。  このように国は、予防接種時期を振り分けて、より必要とされる方に予防接種ができるように進めておりますけれども、その中で、このような振り分け、中でも高齢者を優先に接種を行う理由といたしましては、本年4月1日現在で申し上げますと、安房地域の中でも、この安房地域全体で高齢化率が41.6%と、既に40%を超えている現状、特にこの新型コロナウイルス、季節性インフルエンザウイルスに感染しますと、高齢者の場合、どちらに感染しましても重症化リスクの割合が高いため、この感染予防の観点から、現在、ワクチン接種可能なインフルエンザの予防接種の接種率を高めることが重要であると、安房医師会からのご意見もいただいておりますことから、高齢者の接種を最優先させていただいたものでございます。  このような形で、振り分けということで、国の通知などに基づいて、中でも特に安房地域の場合は高齢化の進展著しい中で、高齢の方々を最優先にというような形を進めていこうとなったところでもございます。  このような形で、安房3市1町協調のもとに、今般、急遽ではございますけれども、このように高齢者等インフルエンザ予防接種費用につきましては、追加補正予算の計上をさせていただいたものでありますことをご理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(平松健治君) ほかに質疑ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。議案第92号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略して、ただちに討論に入りたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) ご異議なしと認めます。よって、議案第92号は、委員会付託を省略して、ただちに討論に入ります。反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) なければ、討論を終結いたします。  これより、議案第92号を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(平松健治君) 着席してください。起立全員であります。よって、議案第92号は原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── △閉会 ○議長(平松健治君) 以上をもって、全議案を議了いたしました。  お諮りいたします。これにて第3回定例会を閉会したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平松健治君) ご異議なしと認め、令和2年第3回鴨川市議会定例会を閉会いたします。どうもご苦労さまでした。                 午後 2時51分 閉会           ────────────────────────                 本日の会議に付した事件 1.開  議 1.議事日程 1.各常任委員長報告 1.報告者に対する質疑 1.議案の討論・採決(議案第78号〜議案第90号) 1.認定の討論・採決(認定第1号〜認定第5号) 1.陳情の討論・採決(陳情第17号) 1.発議案の上程・説明・質疑・討論・採決(発議案第20号〜発議案第22号) 1.議案の上程・説明(議案第91号及び議案第92号) 1.議案の補足説明(議案第91号及び議案第92号) 1.議案に対する質疑・討論・採決(議案第91号及び議案第92号) 1.閉  会                  署 名 議 員          地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                   議  長  平 松 健 治                   議  員  鈴 木 美 一                   議  員  渡 辺 訓 秀                   議  員  辰 野 利 文
                定 例 会 議 案 等 議 決 結 果 【市長提出議案】 ┌─────┬────────────────────┬────┬────┬────┐ │     │                    │付 託 先│議  決│本会議の│ │ 議案番号 │     件        名     │    │    │    │ │     │                    │委 員 会│年 月 日│議決結果│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第78号│鴨川市一般職の職員の公益的法人等への派遣│総  務│2.9.24│可  決│ │     │等に関する条例の一部を改正する条例の制定│    │    │全会一致│ │     │について                │    │    │    │ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第79号│鴨川市手数料条例の一部を改正する条例の制│総  務│2.9.24│可  決│ │     │定について               │    │    │全会一致│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第80号│鴨川市特定教育・保育施設及び特定地域型保│文教厚生│2.9.24│可  決│ │     │育事業の運営に関する基準を定める条例の一│    │    │全会一致│ │     │部を改正する条例の制定について     │    │    │    │ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第81号│鴨川市ひとり親家庭等医療費等の助成に関す│文教厚生│2.9.24│可  決│ │     │る条例の一部を改正する条例の制定について│    │    │全会一致│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第82号│鴨川市重度心身障害者医療費助成に関する│文教厚生│2.9.24│可  決│ │     │条例の一部を改正する条例の制定について │    │    │全会一致│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第83号│事業契約の締結について(第2期君津地域広│総  務│2.9.24│可  決│ │     │域廃棄物処理事業)           │    │    │全会一致│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第84号│令和2年度鴨川市一般会計補正予算(第6 │予  算│2.9.24│可  決│ │     │号)                  │    │    │全会一致│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第85号│令和2年度鴨川市国民健康保険特別会計補正│総  務│2.9.24│可  決│ │     │予算(第2号)             │    │    │全会一致│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第86号│令和2年度鴨川市介護保険特別会計補正予算│文教厚生│2.9.24│可  決│ │     │(第2号)               │    │    │全会一致│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第87号│令和2年度鴨川市後期高齢者医療特別会計補│総  務│2.9.24│可  決│ │     │正予算(第2号)            │    │    │全会一致│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第88号│令和2年度鴨川市病院事業会計補正予算(第│文教厚生│2.9.24│可  決│ │     │2号)                 │    │    │賛成多数│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第89号│令和元年度鴨川市水道事業会計利益の処分及│建設経済│2.9.24│可決及び│ │     │び決算の認定について          │    │    │認  定│ │     │                    │    │    │全会一致│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第90号│財産の無償譲渡及び減額貸付について   │総  務│2.9.24│可  決│ │     │                    │    │    │全会一致│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第91号│工事請負契約の締結について((仮称)小湊│付託省略│2.9.24│可  決│ │     │さとうみ学校整備工事)         │    │    │賛成多数│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第92号│令和2年度鴨川市一般会計補正予算(第7 │付託省略│2.9.24│可  決│ │     │号)                  │    │    │全会一致│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │認定第1号│令和元年度鴨川市一般会計歳入歳出決算の認│決  算│2.9.24│不 認 定│ │     │定について               │    │    │賛成少数│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │認定第2号│令和元年度鴨川市国民健康保険特別会計歳入│総  務│2.9.24│認  定│ │     │歳出決算の認定について         │    │    │全会一致│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │認定第3号│令和元年度鴨川市介護保険特別会計歳入歳出│文教厚生│2.9.24│認  定│ │     │決算の認定について           │    │    │全会一致│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │認定第4号│令和元年度鴨川市後期高齢者医療特別会計歳│総  務│2.9.24│認  定│ │     │入歳出決算の認定について        │    │    │全会一致│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │認定第5号│令和元年度鴨川市病院事業会計決算の認定に│文教厚生│2.9.24│認  定│ │     │ついて                 │    │    │賛成多数│ └─────┴────────────────────┴────┴────┴────┘ 【議員提出議案】 ┌─────┬────────────────────┬────┬────┬────┐ │     │                    │付 託 先│議  決│本会議の│ │発議案番号│     件        名     │    │    │    │ │     │                    │委 員 会│年 月 日│議決結果│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │発議案  │城西国際大学観光学部の存続等を求める要望│付託省略│2.9.24│可  決│ │  第20号│書について               │    │    │全会一致│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │発議案  │城西国際大学観光学部の存続等に向けた積極│付託省略│2.9.24│可  決│ │  第21号│的な取組みを求める決議について     │    │    │全会一致│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │発議案  │新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方│付託省略│2.9.24│可  決│ │  第22号│財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を│    │    │全会一致│ │     │求める意見書について          │    │    │    │ └─────┴────────────────────┴────┴────┴────┘ 【報 告】 ┌─────┬────────────────────┬────┬────┬────┐ │     │                    │付 託 先│議  決│本会議の│ │ 報告番号 │     件        名     │    │    │    │ │     │                    │委 員 会│年 月 日│議決結果│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │報告第7号│令和元年度鴨川市の健全化判断比率について│    │    │    │ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │報告第8号│令和元年度鴨川市水道事業会計の資金不足比│    │    │    │
    │     │率について               │    │    │    │ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │報告第9号│令和元年度鴨川市病院事業会計の資金不足比│    │    │    │ │     │率について               │    │    │    │ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │報告第10号│一般財団法人鴨川市開発公社の経営状況につ│    │    │    │ │     │いて                  │    │    │    │ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │報告第11号│専決処分の報告について(損害賠償の額の決│    │    │    │ │     │定及び和解)              │    │    │    │ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │報告第12号│専決処分の報告について(損害賠償の額の決│    │    │    │ │     │定及び和解)              │    │    │    │ └─────┴────────────────────┴────┴────┴────┘ 【陳 情】 ┌─────┬────────────────────┬────┬────┬────┐ │     │                    │付 託 先│議  決│本会議の│ │ 陳情番号 │     件        名     │    │    │    │ │     │                    │委 員 会│年 月 日│議決結果│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │陳情第17号│「日本政府に核兵器禁止条約の参加・調印・│総  務│2.9.24│不 採 択│ │     │批准を求める意見書」の採択を求める陳情書│    │    │賛成少数│ └─────┴────────────────────┴────┴────┴────┘...