鴨川市議会 > 2019-12-06 >
令和 元年第 4回定例会−12月06日-04号

  • 水道(/)
ツイート シェア
  1. 鴨川市議会 2019-12-06
    令和 元年第 4回定例会−12月06日-04号


    取得元: 鴨川市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-01
    令和 元年第 4回定例会−12月06日-04号令和 元年第 4回定例会                  令和元年第4回              鴨川市議会定例会会議録(第4号) 1.招集年月日  令和元年12月6日(金曜日) 1.招集の場所  鴨川市議会議場 1.出席議員   18名   1番 秋 山 貢 輔 君   2番 長谷川 倫 秀 君   3番 松 井 寛 徳 君   4番 本 吉 正 和 君   5番 杉 田   至 君   6番 佐 藤 和 幸 君   7番 佐々木 久 之 君   8番 川 股 盛 二 君   9番 川 崎 浩 之 君   10番 佐久間   章 君   11番 福 原 三枝子 君   12番 渡 邉   仁 君   13番 久 保 忠 一 君   14番 庄 司 朋 代 君   15番 平 松 健 治 君   16番 鈴 木 美 一 君   17番 渡 辺 訓 秀 君   18番 辰 野 利 文 君 1.欠席議員   なし 1.地方自治法第121条の規定により出席した者の職氏名   市長        亀 田 郁 夫 君    副市長       小 柴 祥 司 君   経営企画部長    平 川   潔 君    総務部長      増 田 勝 己 君   健康福祉部長    牛 村 隆 一 君    建設経済部長    佐久間 達 也 君   水道局長      角 田 敬 夫 君    健康推進課長    角 田   守 君
      税務課長      渡 邉 寿 美 君    代表監査委員    石 渡 雅 之 君   教育長       月 岡 正 美 君    学校教育課長    渡 邉 弘 仁 君   生涯学習課長    石 川 丈 夫 君    学校給食センター所長長谷川 幹 男 君 1.職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名   事務局長      大久保 孝 雄      次長        渡 邉   洋   主査        代 見 郁 夫           ──────────────────────── △開議  令和元年12月6日 午前10時00分 開議 ○議長(庄司朋代君) 皆様、おはようございます。ただいまの出席議員は全員です。よって、議会はここに成立いたしました。  これより本日の会議を開きます。  初めに、議案の受理について、本日、市長より議案の送付があり、これを受理し、皆さんのお手元に配付してございます。これによりご了承願います。           ──────────────────────── △議事日程 ○議長(庄司朋代君) 本日の日程は、あらかじめお手元に配付した印刷物のとおりですので、これによりご了承願います。 1.議 事 日 程 日程第1 議案第72号 専決処分の承認を求めることについて(令和元年度鴨 質疑・討論・採決            川市一般会計補正予算(第7号)) 日程第2 議案第73号 鴨川市会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁 質疑・委員会付託            償に関する条例の制定について 日程第3 議案第74号 鴨川市介護福祉士修学資金貸付条例の制定について      〃 日程第4 議案第75号 鴨川市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁     〃            償に関する条例の一部を改正する条例の制定について 日程第5 議案第76号 鴨川市証人等の費用弁償に関する条例の一部を改正す     〃            る条例の制定について 日程第6 議案第77号 鴨川市特別職の職員で常勤のものの給与等に関する条     〃            例の一部を改正する条例の制定について 日程第7 議案第78号 鴨川市一般職の職員の給与等に関する条例の一部を改     〃            正する条例の制定について 日程第8 議案第79号 鴨川市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条     〃            例の制定について 日程第9 議案第80号 鴨川市行政財産使用料条例の一部を改正する条例の制     〃            定について 日程第10 議案第81号 鴨川市災害救助基金条例の一部を改正する条例の制定     〃            について 日程第11 議案第82号 鴨川市青少年研修センターの設置及び管理に関する条     〃            例の一部を改正する条例の制定について 日程第12 議案第83号 鴨川市立認定こども園設置条例の一部を改正する条例     〃            の制定について 日程第13 議案第84号 鴨川市看護師等修学資金貸付条例の一部を改正する条     〃            例の制定について 日程第14 議案第85号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の     〃            施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定につい            て 日程第15 議案第86号 市道路線の認定について                  〃 日程第16 議案第87号 令和元年度鴨川一般会計補正予算(第8号)        〃 日程第17 議案第88号 令和元年度鴨川国民健康保険特別会計補正予算(第     〃            2号) 日程第18 議案第89号 令和元年度鴨川介護保険特別会計補正予算(第3号)    〃 日程第19 議案第90号 令和元年度鴨川後期高齢者医療特別会計補正予算      〃             (第2号) 日程第20 議案第91号 令和元年度鴨川水道事業会計補正予算(第1号)      〃 日程第21 議案第92号 令和元年度鴨川病院事業会計補正予算(第2号)      〃 日程第22       議案第93号及び議案第94号の上程(市長の提案     上程・説明            理由の説明)      議案第93号 令和元年台風第15号等による被害を受けた者に対    補足説明            する市税の減免の申請の期限の特例に関する条例            の制定について      議案第94号 令和元年台風第15号等による被害を受けた者に対       〃            する介護保険料の減免の申請の期限の特例に関する            条例の制定について 日程第23 議案第93号 令和元年台風第15号等による被害を受けた者に対   質疑・委員会付託            する市税の減免の申請の期限の特例に関する条例の            制定について 日程第24 議案第94号 令和元年台風第15号等による被害を受けた者に対      〃            する介護保険料の減免の申請の期限の特例に関する            条例の制定について 日程第25       休会の件           ──────────────────────── △議案に対する質疑・討論・採決 ○議長(庄司朋代君) これより、議案に対する質疑を行います。  この際、申し上げます。会議規則第56条の規定により、同一議員が同一議題について、その質疑の回数は3回を超えることはできませんので、念のため申し添えます。  また、議長より議事進行について一言申し上げます。質疑に当たっては、質疑、答弁とも要点を簡明にお願いします。  以上、ご協力くださいますようお願い申し上げます。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第1、議案第72号 令和元年度鴨川一般会計補正予算(第7号)の専決処分の承認を求めることについてを議題として、質疑に入ります。質疑ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。議案第72号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略して、ただちに討論に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) ご異議なしと認めます。よって、議案第72号は委員会付託を省略して、ただちに討論に入ります。反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、討論を終結いたします。  これより、議案第72号を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(庄司朋代君) 着席してください。起立全員です。よって、議案第72号は、原案のとおり承認されました。
    △議案に対する質疑・委員会付託   ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第2、議案第73号 鴨川市会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の制定についてを議題として、質疑に入ります。質疑ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第73号は、総務常任委員会に付託いたします。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第3、議案第74号 鴨川市介護福祉士修学資金貸付条例の制定についてを議題として、質疑に入ります。本案に対し、質疑の通告がありますので、発言を許します。杉田至さん。 ◆5番(杉田至君) それでは、お伺いをさせていただきます。  まず、議案の補足説明等いただいておりますけれども、改めてというようなことで、本条例を制定する政策的意図についてお伺いをさせていただきたいと存じます。 ○議長(庄司朋代君) 健康福祉部長、牛村隆一さん。 ◎健康福祉部長(牛村隆一君) それでは、介護福祉士修学資金貸付条例を制定する政策的意図につきましてお答えをさせていただきます。  本条例の目的につきましては、介護福祉士を養成する学校または養成施設に在学する者で、将来、市内で介護福祉士の業務に従事しようとする者に対しまして修学資金を貸し付けることにより、本市における介護人材の育成及び確保を図り、もって地域福祉の増進に資することでございます。  介護人材につきましては、本年1月に市内の介護サービス事業所等を対象に実施をいたしました調査では、その不足数が施設サービス在宅サービスを合わせて61名にのぼっておりまして、今後、不足が拡大する懸念もございます。介護の業務は必ずしも介護福祉士の資格を取得しなければできないわけではありませんけれども、介護福祉士はケアワーカーとも呼ばれ、現場の責任者となったり、あるいは介護者に対して介護の指導を行うことができるなど、いわば介護のスペシャリストとも言われているものでございます。  本市では、この修学資金とは別に、介護事業所等に対し介護職員初任者研修または介護福祉士実務者研修の受講に要する費用を助成することによって、介護に従事する人材の確保及び定着を図っておりますけれども、ここ数年は特に初任者研修受講者数は減少傾向にございます。  その中で、来年4月には亀田医療技術専門学校介護福祉士学科が開設予定でございます。加えて、県内市内社会福祉法人等でも介護人材確保においては留学生受け入れプログラムなども動き始めているところでございます。こうした状況を踏まえ、介護人材の量的確保だけではなく、質的向上を図るためにも、新たに介護福祉士を対象とする修学資金貸付制度を創設し、団塊世代の方々が後期高齢となる2025年、すなわち医療介護需要がピークを迎える前の令和6年度末までの5年間に不足する介護人材確保を図りたく、運用をしていきたいというものでございます。  以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) 杉田至さん。 ◆5番(杉田至君) 理解をいたしたとさせていただきます。  それでは、2点目に、医療・介護現場における人材、特に有資格者を確保するというような観点から、例えば介護福祉士に限らず、理学療法士ですとか作業療法士、あるいは言語聴覚士などというような職もあるかと思いますけれども、2025年を見据えてというようなことでありますならば、こういった職種の方々にも修学資金貸付制度の拡充を、今後考えておられるのかどうか、その点についてお伺いをさせていただきます。 ○議長(庄司朋代君) 健康福祉部長、牛村隆一さん。 ◎健康福祉部長(牛村隆一君) それでは、理学療法士作業療法士言語聴覚士などにも修学資金貸付制度を拡充するお考えはあるのかとのご質問に対しましてお答えをさせていただきます。  現時点では貸付制度の対象を拡大することは考えておりません。本市が貸付制度の対象とする看護師、准看護師、及び介護福祉士につきましては、安房郡市または本市全体で相当数の不足が把握されておりましたことから、千葉県または千葉県社会福祉協議会の制度とあわせて運用できるように、必要に応じて安房3市で連携を図りながら制度の構築を図ってまいりました。  なお、千葉県等の制度につきましては、医師、保健師、助産師、看護師、そして准看護師介護福祉士社会福祉士、保育士を対象とするものがございます。千葉県等の制度のうち、本市が対象としていない医師、保健師、助産師などのほか、例示された理学療法士作業療法士等医療福祉職につきましては、医療機関事業所等によっては不足が生じている場合もあると思われますけれども、現時点では本市が修学資金貸付制度によって確保を図る職種とは捉えていないところでございます。  以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) 杉田至さん。 ◆5番(杉田至君) 今現在の状況、また、今現在のご見解ということでお伺いをさせていただきます。 ○議長(庄司朋代君) ほかに質疑ありませんか。平松健治さん。 ◆15番(平松健治君) すみません、無通告で申しわけないのですが、通告があったということで、ちょっと一、二、不足部分をお聞きいたします。  議案説明資料6ページから8ページをお開きいただきたいと思うのですが、この介護福祉士養成施設対象年齢は、要は入学資格者は幾つから、年齢はどの年齢からが対象になるのか、まずお聞きしたいと思います。 ○議長(庄司朋代君) 健康福祉部長、牛村隆一さん。 ◎健康福祉部長(牛村隆一君) それでは、介護福祉士修学資金の制度の対象年齢ということでお答えをさせていただきます。  この介護福祉士修学資金につきましては、こちらの貸付対象といたしましては高校卒業後の卒業生以上ということで考えております。これは、市内あるいは県内の高校卒業後ということで、介護福祉士を養成する学校、または養成施設介護福祉士を目指すということで、今後入学し、学ぶ方々を対象としています。そのほかには、社会人からこの介護福祉士養成の施設、学校に入学して、介護福祉士国家資格を目指すという方も対象でございます。  以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) 平松健治さん。 ◆15番(平松健治君) 今お聞きしたのは、この条例を見ると、今も18歳、法的な契約、法律で問われるまだ年齢じゃないというようなことで、いろいろ条項を見ますと、やはり返還の免除についてはいいのですが、場合によっては第9条などでは、返還しなければならない義務もうたっているわけですね。そんな意味合いで、この条項に借り主だとか、その辺の9条の履行保全だとか、そういうものの補完を、この条例の中でする必要があると思うんですね。ざっくばらんに言えば、契約者が未成年の場合には、当然に、返還義務がありますからね、未成年、成年を問わず返還義務に対して連帯保証人をとると、そんなこともこの条例の中でしっかりうたったほうがいいと思うのですが、その辺についてお聞かせいただければと思います。 ○議長(庄司朋代君) 健康福祉部長、牛村隆一さん。 ◎健康福祉部長(牛村隆一君) それでは、この介護福祉士修学資金貸付に対しまして、貸付けを受けようとする者の連帯保証人についてお答えをさせていただきます。  本条例の案では、第5条に修学資金の貸付けを受けようとする者は、規則で定めるところにより連帯保証人を立てて市長に申請しなければならないということでうたっております。その中で、特に1点目のご質問にもありました、高校を卒業した後というと未成年ということにもなります。この場合には、連帯保証人の1人は親権者、親になりますけれども、親権者または後見人という形で規則のほうにうたわせていただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) ほかに質疑ございませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第74号は、文教厚生常任委員会に付託いたします。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第4、議案第75号 鴨川市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題として、質疑に入ります。質疑ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第75号は、総務常任委員会に付託いたします。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第5、議案第76号 鴨川市証人等の費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題として質疑に入ります。質疑ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第76号は、総務常任委員会に付託いたします。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第6、議案第77号 鴨川市特別職の職員で常勤のものの給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題として、質疑に入ります。質疑ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第77号は、総務常任委員会に付託いたします。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第7、議案第78号 鴨川市一般職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題として、質疑に入ります。質疑ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第78号は、総務常任委員会に付託いたします。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第8、議案第79号 鴨川市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題として、質疑に入ります。本案に対し、質疑の通告がありますので、発言を許します。平松健治さん。 ◆15番(平松健治君) 鴨川市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定についてお伺いいたします。議案説明資料で37ページから40ページをお開きいただければと思います。  今回のご提案は、この条例の6条では、旅費の種類として鉄道賃、船賃、航空賃、車賃、日当、宿泊料等があるわけですが、そのうち日当支給についてを対象から外し、今後は支給しないとするものであります。  私なりにこの条例について考えますと、今まで支給するには、それなりの役割があったと思うんですね。当然、この手当を出して、研修に行けとか、講習に行ったらとか、いろいろな訓練を受けるとか、そんな手当支給が、そういう間接的な命令に付随して機能を果たしていたと思うんですが、とりあえず当局から、今まで現行は、これも今年度末の3月31日まで有効な制度でございます。これの今まで果たしてきた、日当支給の役割についてお伺いをしたいと思います。 ○議長(庄司朋代君) 総務部長増田勝己さん。 ◎総務部長増田勝己君) お答えをさせていただきます。  この日当支給の果たした役割、効果についてでございますけれども、日当につきましては旅行中の昼食費及び通信費等の諸雑費、これらを賄うための旅費ということになります。これらの職員が出張先で昼食ですとか、そういったものをとるときのために、あと諸雑費ですよね、そういったもののために支給されていたということになります。  以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) 平松健治さん。 ◆15番(平松健治君) この食事の部分は別途、この規定の中で支給していなかったですかね。私が考えるのは、出張すれば、場合によっては、会議によっては時間的な超過勤務もあるし、当然、朝も早く行ったり、夜遅く帰ってきたり、そういうものの補完をする意味合いの機能をしてきたと思うんですね。あるいは先ほど申し上げたように、出張命令的な、行ってこいよという話の中で、それが長く出てきたわけですが、今回、これを取り上げた契機が事業仕分けだというような話も聞いておるのですが、公務員の場合には、我々議員と違った形で、ほかの職業の兼務とかいろいろできないわけですが、その辺を真剣にやっぱり考えないといけないわけですが、今回これがどういう形で具体化したかというのが既に皆さん承知だと思うんですが、平成30年7月27日の全協で公表と同意を我々に配付された強い鴨川づくりに向けた財政等適正化基本方針の18項目の1つだったわけですね。この18については既に1つ、諮問委員手当削減が具体化されているんですが、私はこの18項目の中で、この諮問委員の、既にそれは議論したんですが、削減と、職員に対する出張手当の取り消し、これはどうもね、仕分け人がそういうことを挙げても、市長は仕分け人採用の際に、幾ら仕分けで出ても残すべきものはしっかり残すんだと。やっぱり労働意欲が欠如したり、今、安倍政権の中で賃上げだ、賃上げだという方向の中、あるいは働き方改革の中で、皆さんご存じですかね、最近は銀行も、この手当の削減とはちょっと観点が違いますけれども、銀行も12時から1時にシャッターを閉めて休憩する時代に入ってきているんですね。  それを鴨川市にあっては今までつけていた手当、それが400人、500人を対象とするその制度が、年間60万、月にして5万円、その制度を削って、これが本当の数字の中の強い話っていうんじゃなくて、実質的に本当に強い鴨川のまちづくりにかなっているかっていうことになると、私は本当に大変に疑問に思っているわけですが、今言ったように、これが労働基準監督署のいろいろな問題に抵触しないのか。労働管理の中で今後抵触する問題はないのか。あるいは、その労働管理については、こちらにございます職員組合との、当然、時間外労働に関しての36協定というものがあるのですが、この提案前にそういうものの締結だとか組合との内輪話、そういう話ができているか。  これはとにかく職員が事務の効率化とかいろいろな中で戦うのはいいんだけど、職員はやはり労務対価をいただくために勤務しているわけですね。全体的な削減は人員適正化計画だとか、そういうもののきちんとした履行、あるいは制度にないような、特定な役職は言いませんけど、市長が新しい雇用計画を、いろいろ特別職、過去には収入役だとか水道局長だとか、そういう特別職を減らしている中で、新しい、いろいろ鴨川市を強くするんだということで特殊な雇用なんかも出ています。そういうものを増やしておいて、この削減はないんじゃないかと思うんですが、ちょっと長くなりました。労働基準法に違反していないのか、36協定等の備えはできているのか、それについてもう1回お聞きします。 ○議長(庄司朋代君) 総務部長増田勝己さん。 ◎総務部長増田勝己君) お答えをいたします。  まず、この日当の廃止についての議案でございますが、こちらは職員組合との協議は済んでおりまして、千葉県近隣自治体が日当を廃止しておりますことから、やむを得ないというような回答をいただいております。  また、先ほど36協定というお話がございましたが、こちらにつきましては正規の勤務時間を延長し、または休日に労働させるために使用者が労働者または労働組合との間で締結するという協定を言うものでございますので、今般の日当の廃止についての協定の締結については必要ないと、このように考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。  以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) 平松健治さん。 ◆15番(平松健治君) 先ほど、所管部長のほうからご答弁いただいている間に見たのですが、21条に日当のほかに食卓料ってあるんですが、先ほど日当が食事代に値するんだみたいな話ですけれども、この食卓料っていうのは何ですかね。テーブルの角材ですか。家具の設備等の話ですかね。これは食べるものの話じゃないかと思うんですけど。  それとあわせて、この議案とは違っちゃうんですが、今、いろいろ働き方改革の施策が出ている中で、この議案に対して本当に自信を持っているのかどうかお聞きします。  今の食卓料の話とね。
    ○議長(庄司朋代君) 総務部長増田勝己さん。 ◎総務部長増田勝己君) お答えさせていただきます。  今回、この日当の廃止に伴う昼食ということなんですけれども、原則的に職員が日帰りで出張した際の昼食を言うものでございますので、議員が言われる食卓料とはまた違うというふうに考えております。  この議案なんですけれども、近隣の状況を申し上げますと、千葉県内の日当の支給の状況につきましては、千葉県をはじめ安房地域の2市1町は既に廃止してございます。近隣及び県東部地区の市では14市のうち8市が廃止、残っておりますのは本市を含む勝浦、君津、茂原、匝瑳、銚子の6市が日当を支給しているという状況になっています。このような状況を鑑みまして、廃止をするというものでございます。  それから、先ほど食卓料の話がございましたけれども、食卓料と申しますのは、船賃もしくは航空賃のほかに、別に食事を要する場合というような場合に支給するというようなものになっております。  以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) ほかに質疑はありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第79号は、総務常任委員会に付託いたします。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第9、議案第80号 鴨川市行政財産使用料条例の一部を改正する条例の制定についてを議題として、質疑に入ります。質疑ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第80号は、総務常任委員会に付託いたします。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第10、議案第81号 鴨川市災害救助基金条例の一部を改正する条例の制定についてを議題として、質疑に入ります。質疑ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第81号は、総務常任委員会に付託いたします。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第11、議案第82号 鴨川市青少年研修センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題として、質疑に入ります。本案に対し質疑の通告がありますので、発言を許します。本吉正和さん。 ◆4番(本吉正和君) それでは、議案説明書の46ページ、新旧対照表のところで、宿泊施設使用料が市民以外の18歳未満の者が1,400円から2,000円、18歳以上の者が2,800円から4,000円になっておりますけれども、その料金にした根拠をまず伺います。 ○議長(庄司朋代君) 生涯学習課長、石川丈夫さん。 ◎生涯学習課長(石川丈夫君) それでは、青少年研修センターの宿泊施設使用料の改定の根拠についてお答えいたします。  青少年研修センターは、昭和51年に開設し、平成20年4月からNPO法人大山千枚田保存会を指定管理者として管理運営の業務を委託しております。現在、4期目の指定管理となっているところでございます。  この間、指定管理者制度導入時の消費税5%から、平成26年には8%に、そして本年10月に10%に、二度にわたって消費税率が上がった経緯がございます。あわせて、今回の改定には消費税増税以外にも、この11年間で千葉県最低賃金が1時間当たり、平成20年度の723円から、今年度923円と200円上昇したこと、また、光熱水費、燃料費、保守委託料等の施設の維持管理経費やシーツ等のクリーニング料など、人件費と諸物価の上昇があったことも要因として挙げられます。  加えて、平成20年度の指定管理者制度導入後、現在に至るまで一度も宿泊施設料金の改定を行っていないこと、平成30年度には7万1,001円の赤字収支となったことも踏まえ、このたび受益者負担の観点から、市外の利用者のみを対象として料金改定をしたいものでございます。  この宿泊施設料金の金額につきましては、良好な状態での施設の管理運営を行うために必要な収入を30年度の利用実績に照らして算出した結果でございます。  以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) 本吉正和さん。 ◆4番(本吉正和君) それでは、次に、研修センターの現在の利用状況を伺います。利用人数、利用目的等はどうなっているでしょうか。 ○議長(庄司朋代君) 生涯学習課長、石川丈夫さん。 ◎生涯学習課長(石川丈夫君) それでは、利用状況についてお答え申し上げます。  近年の利用状況を申し上げますと、平成29年度の宿泊利用につきましては、1,530人の宿泊者のうち、1,365人が市外の利用者、平成30年度の宿泊者につきましては、1,680人の宿泊者のうち、1,492人が市外の利用者であり、両年度とも約90%が市外の方の宿泊の利用となっております。  主な利用としては、大山千枚田の棚田のオーナー制度による都市農村交流事業への参加を目的とした方々、また、大山地区で活動する農家民泊を利用されている市外、県外の小学生の農業体験に伴う教職員及び学校関係者の方々の宿泊利用、また、県外の中学校の部活動単位での農業体験に伴う宿泊などとなっております。  また、市内におきましては、市内のスポーツ少年団、例えば剣道ですとかソフトボールなどの夏休み等の合宿で利用いただいております。  以上が利用状況でございます。 ○議長(庄司朋代君) 本吉正和さん。 ◆4番(本吉正和君) それでは、最後に、これは確認なんですけれども、先日の議案の補足説明の際に説明があったと思いますが、現在、100万円の指定管理料が支払われているようですけれども、将来、大幅な黒字を計上した場合、この指定管理料はどうなるのでしょうか。 ○議長(庄司朋代君) 生涯学習課長、石川丈夫さん。 ◎生涯学習課長(石川丈夫君) それでは、指定管理料につきましてお答えいたします。  鴨川市青少年研修センターの指定管理に関する基本協定書第2条により、指定管理料については指定管理者と市、両者協議の上、定めるということになりますことから、指定管理者が大幅な黒字を計上した場合には、上限100万円の指定管理料を減額する可能性もあり、この点では経費節減の効果も期待されるところでございます。  なお、指定管理料の減額の可能性につきましては、指定管理者である大山千枚田保存会からもその旨ご了承をいただいております。  以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) ほかに質疑ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第82号は、文教厚生常任委員会に付託いたします。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第12、議案第83号 鴨川市立認定こども園設置条例の一部を改正する条例の制定についてを議題として、質疑に入ります。質疑ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第83号は、文教厚生常任委員会に付託いたします。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第13、議案第84号 鴨川市看護師等修学資金貸付条例の一部を改正する条例の制定ついてを議題として、質疑に入ります。本案に対し、質疑の通告がありますので、発言を許します。久保忠一さん。 ◆13番(久保忠一君) それでは、議案第84号 鴨川市看護師等修学資金貸付条例の一部を改正する条例の制定について質疑をさせていただきます。  これに関連しまして、先ほどの74号の介護福祉士修学資金導入については私は賛成でございますが、それに伴い、この看護師修学資金を3万円から2万円に減額する必要があったかの理由についてお伺いいたします。  さらに申し上げれば、74号に関連いたしますが、牛村部長もおっしゃっていたとおり、介護する人材というのは、必ずしも介護福祉士でなくてもいいとおっしゃっておりましたが、そのとおりでありまして、介護する人材の不足は介護福祉士の不足イコールではないということで、介護福祉士の雇用を要件としている施設は限られ、看護師の不足とは単純な比較はできないはずであります。また、それぞれの資格を取るまでの平均的な学費、諸経費を考えた場合でも、差がついていたとしても、それは客観的に問題がないはずでございます。また、看護師の多く、もちろん介護士もそうですが、多くは女性なので、人員は常に流動的で、どこの医療機関でも常に看護師は募集していなければならない状況には変わりございません。  そのような状況にもかかわらず、これを減額した理由についてお聞かせ願います。 ○議長(庄司朋代君) 健康福祉部長、牛村隆一さん。 ◎健康福祉部長(牛村隆一君) それでは、看護師等修学資金の額を減額する理由につきましてお答えをいたします。  本制度につきましては、昨年の事業仕分けにおいて看護師確保のための取り組みとしての適否が論点となりまして、市民判定人の方々からは要改善、仕分け人の方々からは不要凍結との評価を受けたところでございます。  そこで本制度による看護師資格取得者数や市内事業所への就業者数などの効果の検証を行い、必要な見直しを図っていくことなどを対応方針としまして、具体的な内容を検討し、本年度の庁内仕分けなどで議論をしてまいりました。  本制度の貸付額は平成23年度から平成30年度までの8年間で1億1,859万円にのぼり、その財源には教育振興基金からの繰入金を充ててまいりましたけれども、平成30年度末時点では、その残高が約1億9,628万5,000円となるなど、制度の継続性が課題となっておりました。  なお、国におきましては、高等教育無償化の一環として、令和2年4月1日から、高等教育の修学支援新制度が施行されることになっておりまして、住民税非課税世帯及びそれに準ずる世帯の学生については、授業料等が減免されるほか、給付型の奨学金の支給の拡充等も行われることとなっております。  こうした状況を勘案いたしまして、来年度の貸付決定者から貸付金額を月額2万円に減額するとともに、貸付の期限を5年後の令和6年度末までとすることとしたものでございます。  以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) 久保忠一さん。 ◆13番(久保忠一君) 今のご答弁の中で、その残高が1億9,628万5,000円となるなど、制度の継続性が疑問視されているようなことをおっしゃいましたけれども、これは1億幾ら残っているということが、これは今まで使い過ぎたから減らせということなのか、これだけ残っていて、浸透していないから意味がないというのの、どちらの意味なんでしょうか。 ○議長(庄司朋代君) 健康福祉部長、牛村隆一さん。 ◎健康福祉部長(牛村隆一君) お答えいたします。  教育振興基金につきましては、看護師の修学資金の貸付だけに充てているというものではございません。教育委員会の教育振興の観点からということでも、その基金を財源で充てているというものもございまして、その中で今現在、看護師の確保につきましては、先ほどのお答えの部分にもなりますけれども、ある程度事業仕分けの中で看護師修学資金貸付制度の要改善というような市民判定人の評価を得たという中では、この制度を見直していかなければならないというようなこともございまして、そこにまた新たな鴨川市の課題という部分で、介護の人材など、そういう部分にも充てていくことが望ましいというような事業仕分けのご意見などもございました。  そういうようなところから、今回は看護師修学資金については金額を見直しさせていただいたというようなところでございます。  以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) 久保忠一さん。 ◆13番(久保忠一君) 今のお答えだと、今までの給付によって看護師は充足されたと、そういうふうに解釈してよろしいのでしょうか。  それと、3回目なので言うのですけれども、給付型奨学金の支給の拡充等も行われることになっているということが一つの減額の理由ということなんですけれども、これは来年から行われるわけではないですよね。なのに、これを理由としているということについては、いかがなものかということでお伺いいたします。 ○議長(庄司朋代君) 健康福祉部長、牛村隆一さん。 ◎健康福祉部長(牛村隆一君) 看護師の修学資金につきましては、こちらのほうは教育振興基金をこれまで活用させていただいてまいりましたけれども、繰り返しになりますけれども、修学資金のある程度の中で、看護師の充足という部分につきましては、こちらのほうは市内の医療機関のほうに、ある程度そういう状況を把握させていただいた中ということでの部分もございます。それによって、看護師のある程度充足がされてきた、それに伴っての教育振興基金が減少してきたというようなことが重なってという部分になります。  それと、給付型の奨学金の制度、こちらのほうは国の制度としてですけれども、大学あるいは専門学校、そういう部分で令和2年度の在学生からということで対象になるという制度でございますので、そういう部分でのお答えをさせていただいたところでございます。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 次に、松井寛徳さん。 ◆3番(松井寛徳君) それでは、私も同じく議案第84号 鴨川市看護師等修学資金貸付条例の一部を改正する条例の制定についてということで質疑させていただきます。  ただいま、同僚議員のほうから今回の3万円から2万円に改定する理由、根拠についてはご答弁いただきましたので結構です。私のほうからは、これまで修学資金を貸付けた人数、できれば市内、市外と、市内の医療機関で看護師として就業した人数をお伺いしたいと思います。  また、あわせて、このうち減免者数と、その後の就業状況は把握しているかどうか、お伺いをさせていただきます。 ○議長(庄司朋代君) 健康福祉部長、牛村隆一さん。 ◎健康福祉部長(牛村隆一君) それでは、看護師等修学資金の貸付けた人数、そしてまた、医療機関への就業した人数など、減免の状況についてということでお答えをさせていただきます。
     これまでの貸付けた人数でございますが、平成30年度までで市内では112名、市外は42名と、合計では154名でございます。卒業者数は98名で、そのうち90名が看護師免許を取得しておりまして、市内の医療機関に就業した方は84名でございます。修学資金の貸付けを受けた期間と同じ期間、市内の医療機関等で継続して就業し、返還を免除した方につきましては、現時点では20名でございます。  また、この方々の返還免除後の就業状況についてでございますけれども、就業等の状況の報告義務がなくなりますことから、把握はいたしておりませんが、就業した市内の医療機関からは、修学資金貸付を受けられた方の多くは継続した就業をされていると聞き及んでいるところでございます。  以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) 松井寛徳さん。 ◆3番(松井寛徳君) ありがとうございます。  それでは、今回のこの貸付制度、安房医師会のほうからの要望により、館山市、南房総市と同時に開始した制度と承知はいたしておりますけれども、そこで、館山市、南房総市では、今回の修学資金制度はどうなっているのかお伺いをいたします。 ○議長(庄司朋代君) 健康福祉部長、牛村隆一さん。 ◎健康福祉部長(牛村隆一君) それでは、この看護師等修学資金貸付制度、安房の館山市、南房総市などの状況ということでお答えをさせていただきます。  こちらのほうは、館山市、南房総市、本市は、3市共通の制度として平成23年度に開始をしたものでございます。現在、館山市におきましては金額の見直し予定はないとのことでございます。また、南房総市におきましては、本年、この12月定例会に条例の一部改正議案を提出をいたしておりまして、貸付金額を、本市と同様の月額2万円に改める予定ということでございますが、貸付期限の設定はしていないとのことでございます。  以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) 松井寛徳さん。 ◆3番(松井寛徳君) 最後になりますけれども、今回、質疑させていただいている思いは、私は福祉、医療が充実している本市においては、修学資金制度は現状の3万円を維持すべきという思いがあって質問させていただいております。  また、加えて、ただいま貸付けた人数、市内、市外等々伺った中で、少なからず市外からも来ているわけですので、市外からの流入人口、市外への流出も防げる事業じゃなかろうかなと。大きくは、少なからずは定住促進にも、お礼奉公じゃありませんけど、3年間の間で市内で出会いがあって結婚する方もひょっとしたらいるかもしれません。そういう観点からも質疑をさせていただいております。  最後になりますけれども、今回、この終期を令和7年3月31日とするとのことですけれども、その理由についてお伺いをさせていただきます。また、その終期を設定したとしても、その時期に看護師の充足度が、先ほど答弁しておりましたけれども、満たない場合はどうするのかもあわせてお伺いをいたします。 ○議長(庄司朋代君) 健康福祉部長、牛村隆一さん。 ◎健康福祉部長(牛村隆一君) それでは、お答えをいたします。  終期を令和7年の3月31日とした理由についてでございますが、先ほどお答えをいたしました中にもございましたが、財源としている教育振興基金に限りがあることに加えまして、看護師の不足という部分が解消をされてきている状況ということを踏まえたものでございます。  そして、看護師の状況等につきましては、平成30年度に市内の病院10病院を対象に調査した結果では、配置基準の中では不足数は2人という結果になっておりましたが、平成25年度に実施した調査では213名となっておりましたことから、看護師等の不足は相当程度の解消がされてきているものと考えられます。  こうした状況を踏まえ、今後の進学希望者への影響も考慮し、令和6年度末までの5年間に限って運用していくことといたしたものでございます。  終期の時点で看護師が充足しない場合の対応についてということでございますけれども、昨年度時点で大きな不足が生じておらず、貸付制度がなくてもある程度の就業数は確保されていくということも考えられますことから、需給の逼迫する可能性は低いと推測してはおりますけれども、今後の看護師等の就業状況によっては、修学資金貸付制度に限らず、改めて看護師等の確保対策を検討する必要があるものと考えております。  以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) ほかに質疑ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第84号は、文教厚生常任委員会に付託いたします。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第14、議案第85号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてを議題として、質疑に入ります。質疑ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第85号は、総務常任委員会に付託いたします。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第15、議案第86号 市道路線の認定についてを議題として、質疑に入ります。本案に対し、質疑の通告がありますので、発言を許します。平松健治さん。 ◆15番(平松健治君) 議案説明資料67ページ、68ページをお開きいただければと思うのですが。  今回、被災後初の定例会となったわけですが、今回の同僚議員の各提案、質疑に対して、亀田市長より今回の台風及び豪雨災害により得たものが大きくありました。今後、取り組む予定の土砂災害地域の見直しや、避難場所の見直しを内容とする地域防災計画の変更に今回の教訓を反映させたいとの話を再々いただきました。  それとは別に、津波想定の高さの変更、10メートルから17.1メートルというようなことの、これに関した整備も今後進めたいよというお話を頂戴しました。積極的にお願いしたいと思うんですが、その中で、当然、避難路の確保や市道整備の問題が出てくるわけですが、そんな観点で今回これをお聞きしたいと思うのですが、この事業が、この厳しい財政状況下の中であろうけれども、事業優先として採択されて今回取り上げられているようですが、その取り上げ、選定の契機と申しますか、取り上げ理由、それらをまずお聞きしたいと思います。 ○議長(庄司朋代君) 建設経済部長、佐久間達也さん。 ◎建設経済部長(佐久間達也君) それでは、お答えをさせていただきます。  事業選定の契機と理由についてでございますけれども、本事業につきましては、合併前の平成12年に地元町内会長より、現在の市道大風沢線の拡幅要望がございまして、旧町時代に事業化されたものでございます。この市道の幅員は2.1メートルで、自動車と歩行者とのすれ違いができないため、JR外房線北側の大風沢谷地区の住民が踏切を渡り、県道や安房小湊駅へ行くために、支障を来していることから拡幅整備をするものでございまして、これまで整備のための境界立ち会いを何度か行いましたけれども、合意に至らず、事業の進展がございませんでした。  このため、本議案の市道大風沢2号線を整備し、自動車を市道塩手川上線へ誘導することで市道大風沢線の歩行者の安全を確保しようとするものでございます。  以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) 平松健治さん。 ◆15番(平松健治君) 鴨川市、市道の管理が本数が多いよというようなことでございますが、この図面を見ますと、今回の大風沢2号線、前に4,305とあるのですが、今言ったように市道が本数が多い。これは通番で取って、現在4,305とあるんですかね。そのちょっと事務的なことと、先ほども言いましたように、現在も既に避難場所だとか避難通路だとか、既に市長から先ほど言いましたように、それを一生懸命改定しなきゃいけないということで言われていますが、鴨川市、これからいろいろ財政圧縮して、この辺のインフラ整備に向かわなきゃいけないと思うんですが、今のこの番号の意味合いと、現在、鴨川市の市道として抱えている本数だとか、総距離だとか、そういうものがわかればお知らせいただきたいし、市長のそういう整備、人命を守る福祉の最たるこういう道路整備、そういうものに対する向き合いの考えがあれば、副市長でも市長でもひとつお答えをいただきたいと思います。よろしく。  災害の後ですからね、この道路整備の必要性が特に叫ばれていますので、高台移転だとか、そういうものが随分叫ばれていますので、その辺についてお聞かせをいただければと思います。 ○議長(庄司朋代君) 建設経済部長、佐久間達也さん。 ◎建設経済部長(佐久間達也君) それでは、私のほうからは市道路線数の認定数、そして延長、路線番号の表記の仕方につきましてご説明をさせていただきます。  現在の市道路線の認定数は2,113路線、総延長といたしましては約742キロでございます。その中で路線番号を表記しておりますけれども、主要な幹線市道である1・2級市道を除きまして、その他市道の路線番号は、鴨川地区は1,000番台と、そして江見地区は2,000番台、長狭地区は3,000番台、天津小湊地区は4,000番台として付番をし、管理を行っておるところでございます。  続きまして、市道整備の方向性につきましてご説明をさせていただきます。  本路線につきましても、これが整備されましたならば、万が一、津波等が発生した場合には大風沢谷地区の高台への避難路となるものでございまして、本事業を実施する意義は大変高いと思っております。  今後ともそういったご要望等がありましたら、検討を加え、整備に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) 平松健治さん。 ◆15番(平松健治君) よく既存で整備されたものを認定してくれというような民の要望があるんですが、これはまだ、これから工事をするという形なんでしょうね。私も建設経済常任委員会に所属したときは、こういう市道認定の際には、結構現地視察なんかも計画したんですが、参考にまた委員長あたりに計画をいただくとありがたいと思っているんですが、その辺の状況ですね。これから工事やるのか。  それと、この事業費、これは土地の買収から始まるんですかね。測量から買収。それと周辺にかなり受益者がいるんでしょうけど、そういう受益者負担があるのか。場合によっては負担をいただきたいというような流れもあるようですけど、今回の事業はどうなっているのか。  それを事務当局からお答えいただいて、再度、副市長に、市長は昨日、災害の道路について答弁していますけれども、片腕として避難路等の整備に対する今後の予算の確保だとか取り組みについて、災害の後ですから、地震の津波の高さの再指定なんかも出すんですから、それに対して、もうちょっとしっかりした答えをいただきたいと思います。 ○議長(庄司朋代君) 建設経済部長、佐久間達也さん。 ◎建設経済部長(佐久間達也君) それでは、お答えをさせていただきます。  まず初めに、事業の内容でございますが、計画延長は本議案の市道大風沢2号線が40メートル、そして現在の市道大風沢線の一部が25メートル、合わせまして延長65メートルを幅員4メートルに整備するものでございまして、片側に道路側溝を配置し、アスファルト舗装とする計画でございます。  事業費でございますけれども、測量や物件調査、登記の委託料が約800万円、用地及び移転補償費が約1,300万円、工事費が約1,000万円、合わせた総事業費は約3,100万円を予定しておりまして、新年度予算に計上させていただきたいと考えております。  また、受益の範囲ということでご質問がございました。町内会の要望により実施するため、受益者は主に地元町内会の皆様と考えておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) 副市長、小柴祥司さん。 ◎副市長(小柴祥司君) お答えいたします。  避難路につきましては、当然ながら確保しなくちゃならないというふうには考えております。  そして、市道認定に当たりましては、当然ながら、現場、認定するものもありますし、既存のまま、そのまま運用していくものもあるということになろうかと思います。いずれにしても、そういうお話があれば、現地状況を確認いたしまして、今後判断させていただくということになります。  以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) ほかに質疑ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第86号は、建設経済常任委員会に付託いたします。  午前11時15分まで休憩いたします。                 午前11時03分 休憩           ────────────────────────                 午前11時15分 再開 ○議長(庄司朋代君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第16、議案第87号 令和元年度鴨川一般会計補正予算(第8号)を議題として、質疑に入ります。本案に対して、質疑の通告がありますので、発言を許します。渡邉仁さん。 ◆12番(渡邉仁君) では、私のほうから、補正予算の教育費の小学校並びに中学校の学校管理運営費の中の光熱水費の内訳についてお伺いしたいと思います。1点目。よろしくお願いします。 ○議長(庄司朋代君) 学校教育課長、渡邉弘仁さん。 ◎学校教育課長(渡邉弘仁君) それでは、お答えのほうを申し上げます。  今回の小学校、中学校それぞれの光熱水費の補正要求の内訳でありますが、電気料、水道料、ガス代、全ての使用料の今年度前期利用実績をもとに年間の決算見込みを算出いたしまして、それに今般設置をしましたエアコン使用見込み分、約270万円を加え、当初予算不足分を補正としてお願いしたものでございます。  したがいまして、小学校においては補正額はほぼエアコン使用見込み分の電気料、中学校においてはエアコン使用見込み分の電気料に加え、昨年度比で不足が見込まれる部分について計上いたしました。  以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) 渡邉仁さん。 ◆12番(渡邉仁君) そうなりますと、実は、空調設備の進捗状況の中に、学校における冬場の暖房は、小中学校における冬期の暖房は従来どおり灯油ストーブを優先的に使用する。今のお答えでいきますと、エアコン等の関係の空調設備の電気料が入っているということになりますと、これらの対象はまだ空調設備が整っていない学校について灯油でいく、油を使ったストーブでいくというふうな理解でよろしいんでしょうか。 ○議長(庄司朋代君) 学校教育課長、渡邉弘仁さん。 ◎学校教育課長(渡邉弘仁君) 小中学校の冬期の暖房につきましては、経済性等を考慮し、ストーブの使用を前提としておりますということで、これまでもご説明をさせていただいておりますところです。ただ、それはそのまま、エアコンの使用をしてはならぬということではございませんので、今後、気候ですとか学校の使用環境に応じたストーブとエアコンの併用ですとか、子どもたちにとって、よりよい環境の実現ということに向けて学校とも協議をしながら、柔軟な活用の仕方については進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) 渡邉仁さん。 ◆12番(渡邉仁君) では、お手数ですけれども、また今の教育委員会のほうの方針、ぜひとも校長会等でよく学校側にも理解していただけるように進めていただきたいと思います。実際に電気代と灯油代ではそんなに誤差はないんじゃないかなというふうに思いますので、いろいろ石油ストーブじゃなきゃいけないということじゃなくて、また、せっかく設置したエアコン、冬場が暖房で使えないような状況になっちゃうと、いざ使うときになりますと、専門業者に聞くと支障を来すこともあるので、定期的に使うようにというような話も伺っていますので、できるだけ、せっかく設置したものを、冬場も活用できるように進めていただきたいと思います。  また、財政のほうも、あまり予算査定の中で電気代とストーブ代、その辺のコスト的なものをよく調べての査定で進めてやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  以上です。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 次に、杉田至さん。
    ◆5番(杉田至君) それでは、2点についてお伺いをさせていただきたいと思います。  まず1点目は、予算書の18ページになります。歳入、地方交付税、特別交付税の追加でございますけれども、従来ですと、この時期に特別交付税は追加補正するということはあまりない。あまりといいましょうか、例がないのかなというようなことから考えますと、今般は災害関連に関するものだというふうに思われますけれども、では、この2億866万9,000円、今般の追加ですけれども、この交付内訳についてお伺いをしたいと思います。  それと2点目が、今度は歳出のほうで、35ページになります。農林水産業費のうちの3目農業振興費、強い農業担い手づくり総合支援事業の中の、台風第15号による被災農業者支援補助金3億6,082万7,000円とございますけれども、まずは、この補助金の財源内訳についてお尋ねをさせていただきます。 ○議長(庄司朋代君) 経営企画部長、平川潔さん。 ◎経営企画部長(平川潔君) それでは、私のほうから特別交付税の内訳につきましてお答えをさせていただきます。  今回計上いたしました特別交付税2億866万9,000円の内訳でございますけれども、こちらはご指摘のとおり、今回の災害関係で5項目で算定をした額の合計額となっております。  まず一つ目は、特別交付税に関する省令第3条第1項第1号、イの表中1に規定をされております災害による財政需要の増加として、その年の1月1日から10月31日までの間に発生した火災を除く災害についての経費といたしまして、罹災世帯数、全壊家屋戸数及び半壊家屋戸数による措置でございます。この合計額が3,697万円となっております。  次に二つ目は、同省令第3条第1項第1号、ロの表中1に規定されている災害による財政需要の増加といたしまして、一つ目で算定をいたしました額に0.2を乗じた額として739万4,000円の算定でございます。  続きまして、3点目が、同省令第3条第1項第1号、ロの表中3に規定をされております災害等廃棄物処理事業に要する経費でございます。具体的に申し上げますと、仮置き場で処理をした災害ごみに係る経費がこれに該当するものでございまして、対象事業費から国庫補助金などの特定財源を差し引いた、市が負担をする額に0.8を乗じた額でございまして、これが9,358万5,000円の算定でございます。  四つ目は、本年10月17日付で通知のございました令和元年台風15号により被災した住宅の補修に係る防災安全交付金を活用した支援として、一部損壊の防災安全交付金対象部分、こちらは上限30万円の部分となりますが、この負担額の8割が措置をされるもので、補正予算第7号計上分として729万6,000円、そして今般の補正予算第8号分に計上した分といたしまして、同額の729万6,000円、これを合計いたしまして1,459万2,000円となります。  最後に五つ目は、本年11月8日付、令和元年度一般会計の予備費の使用に伴う地方負担への対応についてで通知のございました、強い農業担い手づくり総合支援交付金事業として市が負担する額の70%が措置をされるもので、今回、補正予算に計上させていただきました分に係るものといたしまして5,612万8,000円。  以上5項目で算定をした額の合計額が予算計上の2億866万9,000円となるものでございます。  以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) 建設経済部長、佐久間達也さん。 ◎建設経済部長(佐久間達也君) それでは、私のほうからは、台風第15号による被災農業者支援補助金3億6,082万7,000円の内訳についてお答えを申し上げます。  国庫を含む県支出金につきましては、2億8,064万3,000円。市費につきましては、8,018万4,000円となります。なお、市費分につきましては、ただいま経営企画部長が答弁したとおり、70%の特別交付税措置を見込んでおります。  以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) 杉田至さん。 ◆5番(杉田至君) ありがとうございました。  1点目につきましては理解をいたしました。  それでは、2点目なのですけれども、こちらの補助金については、10月の下旬に農家の個別の事業相談会が実施されたのかなというふうに思います。この補助金の積算基礎となった被災農業施設等の件数、あるいはその金額ですか、これらの内訳について把握されていると思いますので、お尋ねしたいと思います。 ○議長(庄司朋代君) 建設経済部長、佐久間達也さん。 ◎建設経済部長(佐久間達也君) それではお答えをさせていただきます。  このたびの予算計上させていただいた内容につきましては、ただいま議員ご指摘のとおり、個別相談会時に受け付けた内容を積み上げたものとなっております。相談人数といたしましては136人ございました。その被災農業施設別の件数及び金額でございますけれども、金額につきましては被災農業者の負担を含む事業ベースとなりますのでご了承いただきたいと思います。  まず、パイプハウスにつきましては168件で約1億2,600万円でございます。  次に、鉄骨ハウスにつきましては29件、約5,548万円でございます。  次に、ガラスハウスでございますが、22件、965万8,000円でございます。  次に、農機具格納庫につきましては49件、約5,436万円でございます。  次に、農作業用施設でございますが、11件で約671万円でございます。  次に、集出荷施設は4件で496万円でございます。  畜産関連施設につきましては24件、約1億1,984万円でございます。  次に、農業用機械等につきましては、15件、2,385万円でございます。  件数にしますと合計で322件、事業費ベースでいきますと、約4億90万円となります。  以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) 杉田至さん。 ◆5番(杉田至君) わかりました。ありがとうございます。  3回目ということになりますので、では、この補助金の交付申請手続きなど、いつごろからを考えていらっしゃるのか。それぞれ農家の今現在の復旧状況等からしますと、これはもう翌年度への繰り越しも必須かなといったような状況ではないかと思われますけれども、この辺の今後の事務的なスケジュールについて、概略で結構ですのでお話しいただければと。お伺いしたいと思います。 ○議長(庄司朋代君) 建設経済部長、佐久間達也さん。 ◎建設経済部長(佐久間達也君) それでは、お答えをさせていただきます。  現状では県に要望額の取りまとめ報告を進めております。その締め切りにつきましては、延長される方向との情報も入っておりますので、今後改めて皆様に周知をしていきたいと考えております。  また、申請につきましては、要望締め切り後ということになりますので、1月から2月にかかるものと想定をいたしておるところでございます。  今回の甚大な被害の状況を踏まえ、県では年度末までの再建が困難な場合は、状況に応じて繰越対応も検討する方向にあるとのことでございますので、情報収集と今後、周知に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 次に、長谷川倫秀さん。 ◆2番(長谷川倫秀君) それでは、令和元年度鴨川一般会計補正予算書の21ページ、歳入でございますが、第19款繰入金、2項基金繰入金、5目三日月基金繰入金について、あわせまして15ページの地方債補正、陸上競技場改修事業をごらんください。  それでは、まず、今回、補正予算の歳入で三日月基金繰入金5,000万円が計上されていますが、この三日月基金の原資や昨年度末残高を含めた概要をお伺いいたします。 ○議長(庄司朋代君) 経営企画部長、平川潔さん。 ◎経営企画部長(平川潔君) お答えを申し上げます。  ご質問の三日月基金につきましては、高齢者福祉の増進、子どもたちの教育振興など、広く地域福祉の充実やまちづくりに資するため設置をされた基金でございます。  まず、経緯でございますが、合併前の旧天津小湊町におきまして、三日月福祉基金として設置しておりましたものを、市町合併により新市へ引き継いだものでございます。その後、平成20年度に、本市名誉市民であられました故・小高芳男様から、さらなるご寄附を頂戴した際に、より広範なまちづくりのためにというお申し出をいただきましたことから、基金の名称を三日月基金へと変更するとともに、設置目的もより広範なものへと変更し、現在に至った経緯がございます。  また、本基金の原資といたしましては、ただいま申し上げました故・小高芳男様、株式会社小湊ホテル三日月様、株式会社勝浦ホテル三日月様から頂戴した寄附金を積み立てておりまして、平成30年度末の基金残高は1億5,615万6,095円となっているところでございます。  以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) 長谷川倫秀さん。 ◆2番(長谷川倫秀君) 三日月基金を取り崩して使用できる経費はどのようなものがあるのでしょうか。  また、実際にこれまで使用した実績があればお伺いしたいのですが。 ○議長(庄司朋代君) 経営企画部長、平川潔さん。 ◎経営企画部長(平川潔君) お答えを申し上げます。  この基金を活用できる経費につきましては、基金の設置目的と同様に、高齢者福祉の増進、子どもたちの教育振興等、広く地域福祉活動の充実やまちづくりに資する経費に充てる場合に限り使用できるものでございます。  また、これまでの実績でございますけれども、新市となりましてからは、平成24年度に一度、一般会計への繰り入れを行い、活用させていただいております。その内容は、緊急通報センター装置購入費、体育センターのフェンスの張りかえ及び砂防・防球ネット設置工事費、野球場のブルペン改築工事費、中学校及び小学校の楽器購入費へ、これらの合計で2,446万8,000円を充当させていただきました。  以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) 長谷川倫秀さん。 ◆2番(長谷川倫秀君) 今回の秋の台風災害におきまして、ホテル三日月グループさんにおかれましては、入浴施設ですとか飲食の提供ですとか、日ごろより多大なる貢献が鴨川市にあるわけですけれども、先日の議案の補足説明の中で、陸上競技場天然芝改修工事の財源との説明がありましたけれども、この件について寄附者へ説明、確認はとられたのでしょうか。  また、今回、補正予算での計上となった経緯、繰り入れによる起債の変更等の影響について教えてください。 ○議長(庄司朋代君) 経営企画部長、平川潔さん。 ◎経営企画部長(平川潔君) お答えを申し上げます。  本基金の活用に当たりましては、寄附者のご意向を確認させていただいた上で利用させていただいております。  今回計上いたしました5,000万円の繰入金につきましては、補正予算第1号で計上いたしました陸上競技場改修事業に充当させていただくものでございますが、この施設整備やスポーツを通じた地域活性化、子どもたちの教育振興に資する事業として、本基金の活用につきご協議をさせていただき、今般の補正予算に計上させていただいたものでございます。  また、この繰り入れによる影響といたしましては、本繰入金は特定財源として取り扱うこととなりますので、起債の対象事業費が変更となります。具体的には、起債対象経費が5,000万円の減額となり、これに伴い、起債、これは充当率が75%ということで、この起債額も3,750万円減額となりますほか、これまで充当しておりました一般財源も減額となってまいります。現在、災害等への対応の中で、非常に厳しい財政状況にある本市にとりましては、誠にありがたく、今後も寄附者の方としっかりと協議をしながら活用させていただきたいと、このように考えております。  以上でございます。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 次に、平松健治さん。 ◆15番(平松健治君) 議案書第1表についてお伺いをいたします。ページにして2ページから6ページにわたってお伺いをしたいと思います。  本補正予算は、補正規模を5億1,000万円としていますが、縮減、取り消しを含んでおりますことから、内容を見ますと災害経費で7億3,550万円となっています。さきの第3回臨時議会での専決で5億2,866万円を、今回の72号議案での専決分が1億4,000万円となっています。本議案での災害経費を含め、これまでの災害経費がおおむね14億400万円が予算化されているということになるわけですが、これでよいのかをお伺いいたします。  また、この財政出動に対して鴨川市の財政調整基金の残高も大変気になっておるところでございますので、そこでお伺いしたいと思うのですが、国、県からの負担金、交付税、先ほど出ていました特別交付税等の支援、歳入を見込むわけですが、14億400万円のうち、実質一般財源からの持ち出しが幾らになるのか、災害経費総額に対する比率と、あと、気になる財政調整基金の残高見込み、それについてまずお伺いしたいと思います。  あと、後ほど他市の状況だとか、今後の鴨川市の状況について2回目お聞きしたいと思いますが、1回目はここでお聞きしたいと思います。 ○議長(庄司朋代君) 経営企画部長、平川潔さん。 ◎経営企画部長(平川潔君) お答えを申し上げます。  まず、これまでの災害関係経費の総額でございますが、順を追って申し上げますと、まず10月11日付で専決処分をいたしました一般会計補正予算(第5号)におきまして、補正額5億5,739万2,000円のうち、5億2,866万9,000円、続きまして今般上程をいたしました議案第72号、10月28日付で専決処分をいたしました一般会計補正予算(第7号)では、補正予算全額の1億4,000万円、そして今般の補正予算(第8号)におきましては7億3,550万6,000円の災害経費として計上いたしておりまして、これらを合わせますと合計で14億417万5,000円となります。  また、これに対します一般財源の負担でございますが、今般の補正予算(第8号)までの状況で、特別交付税分、これを除きまして2億3,070万1,000円、全体経費の16.4%となっておるところでございます。  そして、12月補正までの財政調整基金の見込みでございますが、予算ベースで基金積立額が2億2,053万2,000円、そして基金から一般会計への繰入額が10億695万2,000円、この差引額が7億8,642万円の取り崩しとなりまして、基金残高は5億5,667万2,000円を見込んでおるところでございます。  以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) 平松健治さん。 ◆15番(平松健治君) ありがとうございました。  関係の皆さんも新聞報道等でご存じだと思いますが、近隣の市、それぞれ定例会が開かれているわけですが、南房総市をとりますと、10月30日に臨時会で19億4,400万円、今定例会、これが3日から始まっていますかね、そこで50億1,400万円、館山市は11月22日の臨時会で55億8,300万円を、12月4日からの定例会では42億3,000万円の予算計上をしています。全てが災害経費ということではないと思いますが、とにかく両市合わせて約160億以上の、臨時会を含めて予算措置が災害以降されているわけです。  この近隣市と鴨川市の違いだとか、そういうものについて当市としてどのように感じているのか。また、市民もこの辺の違いについて大変関心の高いところだと思いますので、その辺のご答弁をいただきたい。  それとあわせて、もう時間も押していますので、じゃあ、あわせて鴨川市の最終被害見込み。現行での災害支援策で見込んだ財政出動について、今後、あとどのぐらい残されているのかということをお聞きいたしたいと思います。 ○議長(庄司朋代君) 経営企画部長、平川潔さん。 ◎経営企画部長(平川潔君) お答えを申し上げます。  まず、他市の状況ということでご質問を頂戴しました。今回の災害によりまして、本市を含め大きな被害を受けております。こうした中で、それぞれの市、町の被害状況、これは一例でございますけれども、12月5日時点の罹災証明の数を見ましても、館山市が8,461件、南房総市が7,599件、鋸南町が3,598件、これに対します鴨川市は1,926件と、館山市、南房総市とは4倍以上の違いがあるという状況でございます。  また、これらと同様に、農業被害、漁業被害などの状況も、やはり相応の違いがあるものと考えており、こうした被害状況の違いが予算額の違いとしてあらわれているのではないかというふうに考えております。  続きまして、今後見込まれる経費予算でございますけれども、まだまだ不確定な部分も多く、現状におきまして、はっきりとした金額を申し上げることは難しい状況にありますが、まずはこれまで全体件数の4割を計上しております被災住宅に係る支援経費でございます。こちらにつきましては、残りの6割分といたしまして被災住宅応急修理支援業務委託料、こちらが1億80万円、被災住宅修繕緊急支援補助金が3億1,920万円、これらを合わせた金額が4億2,000万円となります。  また、先ほど申し上げましたとおり、本市の罹災証明の発行状況も増えております。こうしたものへの対応も必要であるというふうに考えております。  また、被災した道路や橋梁、公共施設等につきましては、今般の補正予算までの間で可能な限り予算化をさせていただいておりますが、一部、農業関連施設等につきましては、災害査定の結果待ちのものもございまして、これらの事業費が約1,700万円程度見込まれております。加えて、漁業関係施設、いわゆる漁港等につきましても、現在、関係団体と協議中というものもございまして、それらも状況によりまして予算化を進めてまいります。  なお、一般質問の際にも申し上げましたが、集会施設に係る補助制度、あるいは中小企業者に対する復旧支援事業など、現在、県におきまして制度設計、予算措置に向けた検討が進められております事業も幾つかございます。こうしたものにつきましては、県の動向を見ながら十分な活用ができるよう、迅速に対応してまいります。  また、これらに加えまして、復旧、復興の状況を見ながら、市独自の支援制度などにつきましても、その要否を検討し、必要なものから予算化を進めてまいりたいと考えておりますし、次の災害に備えて必要となる物資、物品、備品等につきましても、必要に応じ整備をしていく必要があると考えております。
     以上、限られた予算の中ではございますけれども、1日も早い復旧復興に向けまして、有効な財源等を活用しながら取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りますようお願いを申し上げます。  以上でございます。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 次に、福原三枝子さん。 ◆11番(福原三枝子君) それでは、ページ数が21ページ、基金繰入金についてお伺いいたします。  このたび、各財政調整基金繰入金、三日月基金繰入金、災害救助基金繰入金、ふるさぽーと基金繰入金と、歳入で予算が上がっております。この件に関しましてご質問いたします。  5目の三日月基金繰入金につきましては、先ほど同僚議員の質問にて内容もよくわかりましたので省略いたしますが、その答弁にもありましたように、ホテル三日月さんは基金、また並びに災害時の対応を本当にやっていただきまして、私も本当にホテル三日月さんのこのような基金、また、災害への支援をしていただくことに感謝をいたしたいと思っております。  それと、1目の財政調整基金繰入金ですが、またこれも同僚議員が先ほど残高等を確認されておりました。私はこれに関しましては、ほぼ半分ぐらい、先ほどの同僚議員の答弁になっていますが、この1億5,262万9,000円の繰り戻しの内容、それを残高のほうは先ほどありましたので、内容のほうをいま一度ご説明いただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(庄司朋代君) 経営企画部長、平川潔さん。 ◎経営企画部長(平川潔君) お答えを申し上げます。  今回、補正予算に計上いたしました財政調整基金繰入金1億5,262万9,000円、この減額でございますけれども、この内容といたしましては、補正予算全体の財源調整によるものでございます。これまでの災害復旧経費等に係る一般財源、これは当該基金からの繰り入れで予算措置をしてまいりましたが、今回、これまでの分も含めまして災害復旧経費等に対する特別交付税措置額2億866万9,000円を見込み、予算計上いたしました。こうしたことから、全体として繰入金の減額となったものでございます。  以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) 福原三枝子さん。 ◆11番(福原三枝子君) それでは、続きまして17目の災害救助基金の繰入金の1,018万1,000円の取り崩しの内容と、現在の残高、それと今後の取り崩しの見込みなどをお願いいたします。 ○議長(庄司朋代君) 経営企画部長、平川潔さん。 ◎経営企画部長(平川潔君) お答えを申し上げます。  このご質問の災害救助基金につきましては、補正予算(第6号)で580万8,000円、今回の補正予算で437万4,000円の、合計1,018万2,000円を積み立てさせていただいておりますが、これらはいずれも今般の災害に対する災害のお見舞い及び復興支援として法人や団体等から頂戴した寄附金を積み立てているものでございます。  また、今回の補正の繰入額につきましては、こうした災害見舞いあるいは復興支援としてご寄附いただきました同額を繰り入れるものでございまして、災害復旧経費の一助として活用させていただいたものでございます。  そしてまた、今回、補正後の残高でございますけれども、今般、積み立てた額と取り崩した額がほぼ同額でありますことから、昨年度末残高の545万5,089円とほぼ同額を見込んでおるところでございます。  また、今後の活用の見込みでございますけれども、これまでと同様の趣旨でご寄附をいただきましたならば、復興支援等に有効に活用させていただきたいと、このように考えております。  以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) 福原三枝子さん。 ◆11番(福原三枝子君) 今の説明でもありましたが、本当に寄附をしてくださる方がいて、これだけの大きな金額を取り崩して災害等に使えるということは本当に皆さんに感謝しかないと思っております。  続きまして、ふるさぽーと基金繰入金につきましても、やはり3,188万円の取り崩しの内容と現在の残高をお願いいたします。 ○議長(庄司朋代君) 経営企画部長、平川潔さん。 ◎経営企画部長(平川潔君) お答えを申し上げます。  このふるさぽーと基金につきましては、先ほどの災害救助基金繰入金と同様に、個人の方から復興支援等の趣旨で頂戴した寄附金を補正予算(第6号)で3,188万1,000円を積み立てをいたしておりまして、今回の補正ではこの分を災害復旧経費に活用させていただくために繰り入れをさせていただきました。  また、現段階では通常の寄附金の積み立てを含み、3億8,189万8,000円の積立金を計上している一方で、繰入金は2億7,060万5,000円計上いたしておりますので、今回補正後の予算上の残高は5億2,168万4,381円を見込んでいるところでございます。  以上でございます。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) ほかに質疑ありませんか。久保忠一さん。 ◆13番(久保忠一君) 予算書20ページの土木費県補助金、被災住宅修繕緊急支援事業補助金4,800万円余りなのですが、この金額で一番ニーズの多かった当市の屋根の補修、それを全てカバーできるのか教えていただけますでしょうか。 ○議長(庄司朋代君) 建設経済部長、佐久間達也さん。 ◎建設経済部長(佐久間達也君) それではお答えをさせていただきます。  今回の被災住宅修繕緊急支援事業補助金につきましては、一部損壊住宅の対象となる世帯、さきの専決処分では約2割を計上させていただきましたが、今回については加えて2割分を加え、合計で4割分となるものでございまして、先ほど経営企画部長のほうからもお話があったとおり、全体の4割のカバーということになっております。  以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) 久保忠一さん。 ◆13番(久保忠一君) ありがとうございました。  先ほど平松議員からもありましたけれども、この複雑な法令制度の中で、担当部署も異なる中で、今までのやり方で被災者を全部カバーできる、そのような確認と、あと、この予算の外になる見舞金や義援金、応急修理貸付制度を含めて、市民に丁寧なご案内をしているのか、その点について現在の姿勢をお伺いしたいと思います。 ○議長(庄司朋代君) 建設経済部長、佐久間達也さん。 ◎建設経済部長(佐久間達也君) それでは、お答えをさせていただきます。  今回の被災住宅修繕緊急支援事業補助金につきましては、一部損壊住宅が対象であるものの、その下限額20万円を超えるものということになっておりますので、被災された全ての方がカバーできるという制度ではございません。よって、これについては残念ながらカバーできていないということを申し上げさせていただきますが、さきに新聞報道でもございましたが、被災された方については今後、義援金等の支払いも予定されているものと認識をいたしておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) 総務部長増田勝己さん。 ◎総務部長増田勝己君) 被災者の支援、こちらのほうの総括、そちらにつきましては、12月2日に設置をいたしました災害復興本部、こちらのほうで被災者の支援全般についての検討を行っていく予定でおります。今後、復興本部のほうで、そちらのほうを検討していきまして、周知等をしっかりしていきたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。  以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) ほかに質疑ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第87号は、予算常任委員会に付託いたします。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第17、議案88号 令和元年度鴨川国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題として、質疑に入ります。質疑ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。    ただいま議題となっております議案第88号は、総務常任委員会に付託いたします。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第18、議案第89号 令和元年度鴨川介護保険特別会計補正予算(第3号)を議題として、質疑に入ります。質疑ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第89号は、文教厚生常任委員会に付託いたします。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第19、議案第90号 令和元年度鴨川後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を議題として、質疑に入ります。質疑ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第90号は、総務常任委員会に付託いたします。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第20、議案第91号 令和元年度鴨川水道事業会計補正予算(第1号)を議題として質疑に入ります。質疑ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第91号は、建設経済常任委員会に付託いたします。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第21、議案第92号 令和元年度鴨川病院事業会計補正予算(第2号)を議題として、質疑に入ります。本案に対し、質疑の通告がありますので、発言を許します。川崎浩之さん。 ◆9番(川崎浩之君) それでは、議案第92号 令和元年度鴨川病院事業会計補正予算(第2号)について質疑をさせていただきます。工期のおくれが大変心配している中での質疑ですので、よろしくお願いいたします。  最初に、債務負担行為の変更についてお伺いします。当初予算時に設定した令和2年度の限度額7億6,000万円を、変更後は18億4,511万9,000円とするとのことですが、具体的な変更理由についてお伺いいたします。 ○議長(庄司朋代君) 健康福祉部長、牛村隆一さん。 ◎健康福祉部長(牛村隆一君) それでは、お答えをいたします。  今般の鴨川市立国保病院建設事業1期工事でございますけれども、これは現病院の南側の敷地に新病院を整備するため、本年9月14日から令和2年12月13日までの15カ月の工期をもって建設工事を進めております。  その中で、全体事業費21億7,140万円に変更はないものの、本年度に施工される工事内容としましては、新病院の建設予定地内の旧医師住宅5棟を解体し、整地、地盤改良が主でありますことから、事業費ベースでは当初予算時点で本年度事業費を全体事業費の65%と見込んでおりましたが、これを15%に変更。これによりまして令和2年度は主に建物本体工事となりますことから、新病院建設に係る事業費は、当初予算時点で全体事業費の35%と見込んでおりましたものを、これを85%に変更をいたしたいものでございます。  このため、第1期工事の年度別事業費割合が変更となり、当初予算時点の債務負担行為の限度額7億6,000万円を18億4,511万9,000円へと変更させていただきたいものでございます。  以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) 川崎浩之さん。 ◆9番(川崎浩之君) それでは、事業費割合の変更に伴う債務負担行為の変更については理解いたしました。  これに伴い令和2年度はどのように工事を進めていくのか、工事概要についてお聞きします。 ○議長(庄司朋代君) 健康福祉部長、牛村隆一さん。 ◎健康福祉部長(牛村隆一君) それでは、令和2年度の工事概要についてお答えいたします。  令和2年度は債務負担行為の変更後の限度額を18億4,511万9,000円をもって1期工事を進めさせていただきたいと考えておりますが、まずは令和元年度末からの継続工事分として、基礎躯体コンクリート打設を行った後、1階部分の躯体から2階部分の躯体、3階部分の躯体へと工事を進め、各階の仕上げ工事、設備工事、外構工事を行ってまいります。
     以上が令和2年度における1期工事の概要でございます。 ○議長(庄司朋代君) 川崎浩之さん。 ◆9番(川崎浩之君) それでは、私のほうで一番質疑の中でこれを聞きたいというものなのですけれども、厚生労働省による再編・統合の議論が必要な公立・公的病院として公表された中での病院建てかえでございます。今般の債務負担行為は全体事業費は変わらないが、工事の進捗状況に応じた事業費ベースでの金額の割合が変更になったことも理解いたしました。  こうした中、厚生労働省は、全国の公立・公的医療機関のうち、診療実績データの分析に基づき、診療実績が少ない、または近接の医療機関と診療実績が類似していると位置づけられた424病院は、再編・統合の議論が必要な病院として公表いたしましたが、その中に安房地域では、鴨川市立国保病院と南房総市の富山国保病院の2つが入っております。今後は安房医療圏における地域医療構想調整会議にて再編・統合の議論が必要になるようですが、そのような中で国保病院の建てかえは計画どおり進められるのかお伺いいたします。 ○議長(庄司朋代君) 健康福祉部長、牛村隆一さん。 ◎健康福祉部長(牛村隆一君) それでは、お答えをいたします。  議員からご質疑いただきましたように、厚生労働省では、診療実績データ分析に基づき、がんや心疾患、脳卒中などの高度急性期、急性期機能の診療領域において、診療実績が少ない病院、診療実績が類似かつ近接している病院を本年9月26日に公表をいたしたところでございます。この公表によりまして、全国組織の医療関係団体からは、急性期医療に限定された全国一律の基準により分析したデータだけで再編・統合を進めることは適切ではないなどの意見が出されていたところでもございます。  そんな中で、対象の病院の一つに鴨川市立国保病院が入っており、再編・統合の議論を医療圏における地域医療構想調整会議において行うよう、厚生労働省が求めております。この再編・統合とは、病床の削減、病床機能の転換等も含まれておりまして、厚生労働省では、この再検証によって、必ずしも医療機関そのものの再編・統合を決めるものではない、今回の分析だけでは判断し得ない診療領域や地域の知見も補いながら、地域医療構想調整会議で議論を尽くしていただきたいと見解を示しております。  その中で鴨川市立国保病院の対応方針といたしましては、急性期医療の領域において可能なものは引き続き対応をしていくこと、その中で安房保健医療圏において不足している回復期病床に位置づけられております地域包括ケア病床への計画的な機能転換を図ること、さらに介護療養病床の廃止期限である令和5年度末までには、介護医療院を視野に入れ転換を検討していくこととしております。  なお、この方針は竹内公一保健医療参与の助言のもとに、対応方針の具現化に向けて取り組んでいるところでございまして、これについては、これまでも安房保健医療圏における地域医療構想調整会議においても、既に国保病院建てかえとともに了承を得ておりますことから、今後この件で同会議において再検証するといたしましても、新病院建設事業に影響はないものと捉えております。  以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) ほかに質疑はありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第92号は、文教厚生常任委員会に付託いたします。           ──────────────────────── △市長の議案の上程・説明 ○議長(庄司朋代君) 日程第22、議案第93号及び議案第94号の2件を一括議題として、提案理由の説明を求めます。市長、亀田郁夫さん。               〔市長 亀田郁夫君登壇〕 ◎市長(亀田郁夫君) 本日、追加で提案いたしました2件の議案について、提案理由の説明をいたします。  議案第93号は、令和元年台風第15号等による被害を受けた者に対する市税の減免の申請の期限の特例に関する条例の制定、議案第94号は、令和元年台風第15号等による被害を受けた者に対する介護保険料の減免の申請の期限の特例に関する条例の制定でございます。  それぞれ令和元年台風第15号、同年台風第19号、または同年10月25日の豪雨による被害を受けた方の、令和元年度分の市税及び介護保険料の減免の申請の期限を延長するため、この特例に関する条例を制定することについて、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議決を求めるものでございます。  議案の詳細につきましては、この後、担当から補足説明をいたしますので、慎重なご審議をいただきますようお願いを申し上げます。よろしくお願いいたします。           ──────────────────────── △議案の補足説明 ○議長(庄司朋代君) 議案第93号 令和元年台風第15号等による被害を受けた者に対する市税の減免の申請の期限の特例に関する条例の制定について、補足説明を求めます。総務部長増田勝己さん。               〔総務部長 増田勝己君登壇〕 ◎総務部長増田勝己君) それでは、議案第93号 令和元年台風第15号等による被害を受けた者に対する市税の減免の申請の期限の特例に関する条例の制定につきまして補足説明を申し上げます。議案書及び説明資料1ページをごらんください。  本議案は、令和元年台風第15号及び台風第19号並びに10月25日の豪雨による被害を受けた者に対し、市税の減免の申請の期限を延長する特例について、条例を制定したいものでございます。  災害等の特別な事情があり、市税の納付が困難な場合、個別にご事情を伺って確認をさせていただき、必要と認められる場合に、鴨川市税条例、鴨川市国民健康保険税条例の規定により、市税の減免が受けられることとなっております。去る9月から10月にかけましての台風第15号からの一連の災害は、多くの被害をもたらし、被害を受けた皆様にとりましては生活再建が第一であり、市税の減免申請について条例上は納期限の7日前までとなっている本来の期限までに申請を行うことが実際には困難であったと考えられることなどから、この一連の災害により災害救助法の適用を受けた区域内の被害者を対象に、一連の災害による被害を受けた日以後に納期限が到来する令和元年度の個人の市民税、固定資産税、国民健康保険税について減免の申請の期限を延長し、今年度末の令和2年3月31日までとしたいものでございます。  最後に、改正条例の附則でございますが、この条例は公布の日から施行し、令和2年3月31日をもってその効力を失うものとするものでございます。  以上、議案第93号の補足説明とさせていただきます。 ○議長(庄司朋代君) 議案第94号 令和元年台風第15号等による被害を受けた者に対する介護保険料の減免の申請の期限の特例に関する条例の制定について、補足説明を求めます。健康福祉部長、牛村隆一さん。              〔健康福祉部長 牛村隆一君登壇〕 ◎健康福祉部長(牛村隆一君) それでは、議案第94号 令和元年台風第15号等による被害を受けた者に対する介護保険料の減免の申請の期限の特例に関する条例の制定につきまして補足説明を申し上げます。恐れ入りますが、議案書並びに議案説明資料の2ページをお開き願います。  本条例につきましては、議案第93号に関連するものでございますけれども、令和元年の台風第15号及び第19号並びに10月25日の豪雨による被害を受けた65歳以上の第1号被保険者に対する令和元年度分の介護保険料の減免の申請の期限を延長するため、特例に関する条例を制定いたしたいものでございます。  それでは、議案説明資料の2の内容をごらんください。減免の対象者は、被害を受けた65歳以上の第1号被保険者であって、その属する世帯の生計を主として維持する者が、被害を受けた場合の65歳以上の第1号被保険者を含み、今般の災害について災害救助法の適用を受けた区域に住所を有する者に限るとするものでございます。  内容といたしましては、令和元年度分の介護保険料のうち、被害を受けた日以後に納期の末日が到来するものの減免の申請の期限につきましては、令和2年3月31日といたしたいものでございまして、議案書中段にありますとおり、鴨川市介護保険条例第10条第2項の規定の適用については同項中、普通徴収の方法により保険料を徴収される者については、納期限前7日余り、特別徴収の方法により保険料を徴収される者については、特別徴収対象年金給付の支払いに係る月の前々月の15日とあるのを、令和2年3月31日といたしたいものでございます。  なお、附則といたしましては、この条例は公布の日から施行し、令和2年3月31日限り、その効力を失うといたしたいものでございます。  以上で議案第94号の補足説明を終わらせていただきます。 ○議長(庄司朋代君) ここで質疑の考案及び質疑通告書の提出のための時間を含み、午後1時15分まで休憩といたします。                 午後 0時13分 休憩           ────────────────────────                 午後 1時15分 再開 △議案に対する質疑・委員会付託 ○議長(庄司朋代君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第23、議案第93号 令和元年台風第15号等による被害を受けた者に対する市税の減免の申請の期限の特例に関する条例の制定についてを議題として、質疑に入ります。本案に対し、質疑の通告がありますので、発言を許します。久保忠一さん。 ◆13番(久保忠一君) それでは、今回の減免に必要な証明書等の要件についてお伺いいたします。罹災証明書あるいは被災証明書等の証明書と、この減免がリンクしているのかお伺いしたいと思います。 ○議長(庄司朋代君) 総務部長増田勝己さん。 ◎総務部長増田勝己君) お答えをさせていただきます。  減免判断の基準とさせていただくのは、国から示されている災害被害者に対する地方税の減免措置等についてという取扱い例でございまして、ご相談、申請があった場合は、これを参考に住宅等の損壊状況や世帯の収入源の状況など、納付困難な事情として人命に関する被害、所有する住宅等に関する被害、減収等による損失等について状況を伺い、総合的に判断をさせていただくこととなります。  そのため、罹災証明書等、証明書の取得が必ずしも要件ではありませんが、住宅の損壊状況については罹災証明書の内容が判断基準の一つとなりますので、取得済みの方については税務課にあるデータにより発行状況を確認し、取得がまだの方には申請のご案内をして、証明書を発行した上で、その他の状況とともに総合的に判断をさせていただくこととなります。  以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) 久保忠一さん。 ◆13番(久保忠一君) 了解いたしました。  それでは、滞納がある場合、どのような対応をされるかお伺いいたします。 ○議長(庄司朋代君) 総務部長増田勝己さん。 ◎総務部長増田勝己君) お答えをさせていただきます。  滞納がある場合につきましても、災害発生前の納期分については対象とはなりませんが、災害発生日以後に納期限が到来するものについては、同様にご事情を伺った上で総合的に判断をさせていただくこととなります。  以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) 久保忠一さん。 ◆13番(久保忠一君) ここには法人市民税については対象とならないように見受けられますけれども、法人の場合の方の、法人市民税が払えない状況にある場合のご相談とかは受け付けていただけるのでしょうか。 ○議長(庄司朋代君) 総務部長増田勝己さん。 ◎総務部長増田勝己君) 法人市民税の減免につきましては、税務課のほうで対応するということになっておりますので、その都度、税務課のほうにご相談をいただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) ほかに質疑ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第93号は、総務常任委員会に付託いたします。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第24、議案第94号 令和元年台風第15号等による被害を受けた者に対する介護保険料の減免の申請の期限の特例に関する条例の制定についてを議題として、質疑に入ります。質疑ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第94号は、文教厚生常任委員会に付託いたします。           ──────────────────────── △休会の件 ○議長(庄司朋代君) 日程第25、休会の件を議題といたします。  お諮りいたします。7日は、土曜日。8日は、日曜日。9日は、予算常任委員会。10日は、総務常任委員会。11日は、建設経済常任委員会。12日は、文教厚生常任委員会。13日は、委員長報告書作成のため。14日は、土曜日。15日は、日曜日。16日から18日までの3日間は、委員長報告書作成のため。  よって、12月7日から18日までの12日間は休会いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) ご異議なしと認め、12月7日から18日までの12日間は休会することに決しました。  なお、次の本会議は、来る12月19日、木曜日、午前10時から開きます。  以上をもって本日の日程は終了いたしました。           ────────────────────────
    △散会 ○議長(庄司朋代君) お諮りいたします。本日はこれをもって散会いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) ご異議なしと認め、本日はこれをもって散会いたします。お疲れさまでございました。                 午後 1時20分 散会           ────────────────────────                 本日の会議に付した事件 1.開  議 1.議事日程 1.議案に対する質疑・討論・採決(議案第72号) 1.議案に対する質疑・委員会付託(議案第73号〜議案第92号) 1.市長の議案の上程・説明(議案第93号及び議案第94号) 1.議案の補足説明(議案第93号及び議案第94号) 1.議案に対する質疑・委員会付託(議案第93号及び議案第94号) 1.休会の件...