鴨川市議会 > 2018-09-27 >
平成30年第 3回定例会−09月27日-05号

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  1. 鴨川市議会 2018-09-27
    平成30年第 3回定例会−09月27日-05号


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    平成30年第 3回定例会−09月27日-05号平成30年第 3回定例会                  平成30年第3回              鴨川市議会定例会会議録(第5号) 1.招集年月日 平成30年9月27日(木曜日) 1.招集の場所 鴨川市議会議場 1.出席議員 18名   1番 秋 山 貢 輔 君   2番 長谷川 倫 秀 君   3番 松 井 寛 徳 君   4番 本 吉 正 和 君   5番 杉 田   至 君   6番 佐 藤 和 幸 君   7番 佐々木 久 之 君   8番 川 股 盛 二 君   9番 川 崎 浩 之 君   10番 佐久間   章 君   11番 福 原 三枝子 君   12番 渡 邉   仁 君   13番 久 保 忠 一 君   14番 庄 司 朋 代 君   15番 平 松 健 治 君   16番 鈴 木 美 一 君   17番 渡 辺 訓 秀 君   18番 辰 野 利 文 君 1.欠席議員 なし 1.地方自治法第121条の規定により出席した者の職氏名   市長        亀 田 郁 夫 君    副市長       小 柴 祥 司 君   経営企画部長    増 田 勝 己 君    総務部長      松 本 憲 好 君   健康福祉部長    牛 村 隆 一 君    建設経済部長    平 川   潔 君   水道局長      角 田 敬 夫 君    国保病院事務長   岩 瀬 英 彦 君
      代表監査委員    石 渡 雅 之 君    教育長       月 岡 正 美 君 1.職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名   事務局長      佐久間 達 也      次長        渡 邉   洋   主査        小 滝 卓 也           ──────────────────────── △開議  平成30年9月27日 午前10時00分 開議 ○議長(庄司朋代君) 皆様、おはようございます。ただいまの出席議員は全員であります。よって、議会はここに成立いたしました。  これより本日の会議を開きます。           ──────────────────────── △議事日程 ○議長(庄司朋代君) 本日の日程はあらかじめお手元に配付いたしました印刷物のとおりでありますので、これによりご了承を願います。 1.議 事 日 程 日程第1       諸般の報告 日程第2       各常任委員長報告 日程第3       報告者に対する質疑                質      疑 日程第4 議案第52号 鴨川市立認定こども園設置条例の一部を改正する条例 討論・採決            の制定について 日程第5 議案第53号 物品購入契約の締結について                〃 日程第6 議案第54号 平成30年度鴨川市一般会計補正予算(第4号)        〃 日程第7 議案第55号 平成30年度鴨川市国民健康保険特別会計補正予算       〃            (第1号) 日程第8 議案第56号 平成30年度鴨川市介護保険特別会計補正予算         〃            (第1号) 日程第9 議案第57号 平成30年度鴨川市後期高齢者医療特別会計補正予算      〃            (第1号) 日程第10 議案第58号 平成30年度鴨川市病院事業会計補正予算(第2号)      〃 日程第11 議案第59号 平成29年度鴨川市水道事業会計利益の処分及び決算の     〃            認定について 日程第12 認定第1号 平成29年度鴨川市一般会計歳入歳出決算の認定につい     〃            て 日程第13 認定第2号 平成29年度鴨川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算     〃            の認定について 日程第14 認定第3号 平成29年度鴨川市介護保険特別会計歳入歳出決算の認     〃            定について 日程第15 認定第4号 平成29年度鴨川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決     〃            算の認定について 日程第16 認定第5号 平成29年度鴨川市病院事業会計決算の認定について      〃 日程第17 陳情第1号 メガソーラー建設計画に反対する陳情書           〃 日程第18 陳情第5号 玄関まで来てくれる乗合タクシー実現に関する陳情書     〃 日程第19 陳情第6号 国保税の1世帯2万円引き下げに関する陳情書        〃 日程第20       建設経済常任委員会の閉会中の所管事務調査について 日程第21       議員派遣の件について           ──────────────────────── △諸般の報告 ○議長(庄司朋代君) 日程第1、諸般の報告をいたします。誠和会会派長から、9月26日付で鈴木美一さんが加入した旨の届け出がありましたので、ご報告いたします。           ──────────────────────── △各常任委員長報告 ○議長(庄司朋代君) 日程第2、今定例会において各常任委員会に付託した案件について、各常任委員長の報告を求めます。総務常任委員長佐々木久之さん。              〔総務常任委員長 佐々木久之君登壇〕 ◎総務常任委員長佐々木久之君) 皆様、おはようございます。総務常任委員長報告をいたします。  平成30年第3回定例会において、本委員会に付託されました案件は、物品購入契約の締結1件、特別会計補正予算2件、特別会計歳入歳出決算の認定2件、陳情2件の計7件であります。  去る9月14日、委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その審査の概要と結果について、ご報告いたします。  議案第53号 物品購入契約の締結についての審査に入り、厳しい財政状況が見込まれる中、消防車両の更新時期の見直しについて、考えがあるのかとの質疑に対し、現在は20年を目途に更新していますが、以前に比べ車両やポンプの性能がよくなっていますので、今後は延長する方向で消防委員会消防団本部と検討をしていますとの説明がありました。  その後、討論なく、採決するに、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第55号 平成30年度鴨川市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の審査に入り、国庫支出金等返還金について7,025万1,000円が計上されているが、昨年度より増額となっている要因はとの質疑に対し、国庫支出金は、過去の医療費の伸び率を参考に概算で交付されますが、平成29年度は過去増加傾向にあった医療費が対前年度で5億814万6,000円、13.5%の減となりましたことから、精算により7,025万1,000円を返還するものですとの説明がありました。  その後、討論なく、採決するに、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第57号 平成30年度鴨川市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)については、質疑、討論なく、採決するに、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、認定第2号 平成29年度鴨川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についての審査に入り、給付費は対前年度比で約1億9,800万円の減、医療費も約5億800万円の減となっているが、この要因について、どのように分析しているのかとの質疑に対し、1点目として、療養給付費のうち入院費用が対前年度で8,830万5,000円減少しており、特に6カ月以上の長期入院者が205件が173件、約3,528万円の減となりました。また、入院が減ったことから高額医療費なども減っています。  2点目として、社会保険適用の拡大により被保険者数が減少し、対前年で656人減っていますとの説明がありました。  続いて、特定健康診査等の事業費について、受診率向上に向けて改善策は何か考えているのかとの質疑に対し、平成29年度から日曜日の検診1日間を2日間とするとともに、特定検診を初めて受ける40才の方の自己負担額が無料となる取り組みを行いました。  また、鴨川健康ポイントシートを作成し、健康に関する目標値を達成した場合にはポイントを付与し、シートの提出者には、特定検診に加え、がん検診の1項目の自己負担金を無料としました。  また、平成30年度からは、未受診者への勧奨や不定期受診者に対し、きめ細やかな、受診案内を行っていますとの説明がありました。  続いて、国保税の滞納の要因はどのようなものがあったのかとの質疑に対し、事業の不振や離職等により納付が困難となったこと。また、累積している滞納額に分納が追いついていかないなど、市税同様の理由が考えられます。対策として、市税の滞納対策と一体的に行っており、督促状の送付や納税相談等の窓口対応、文書、電話等による催告、臨戸徴収等を行っていますが、資格証明書短期保険証等交付対象者もいますので、保険証の発行状況等にも配慮しながら個々の状況に応じた対応に努めていますとの説明がありました。  続いて、安定的に国民健康保険を運営するためには、基金はどの程度必要と考えているのかとの質疑に対し、厚生労働省より目安が示されており、過去3カ年における保険給付費後期高齢者支援金介護納付金を含む平均年額の5%以上を積むことが望ましいとされており、鴨川市では約2億円となりますとの説明がありました。  その後、討論なく、採決するに、全員異議なく原案のとおり認定すべきものと決しました。  次に、認定第4号 平成29年度鴨川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定については、質疑、討論なく、採決するに、全員異議なく原案のとおり認定すべきものと決しました。  次に、陳情第5号 玄関まで来てくれる乗合タクシー実現に関する陳情書の審査に入り、まず、執行部から本陳情にかかわる本市の状況の説明を求めたところ、乗合タクシーの概要等、県内の導入状況、運転免許証自主返納件数、鴨川市地域公共交通網形成計画における基本方針や、長狭地区での予約制乗合タクシー実証運行後の方針などについて詳細な説明がありました。その後、委員から、長狭地区での実証運行について、市から支出する金額はどのくらいかとの発言があり、本年度の運行期間は12月から来年の3月末までの4カ月で、159万7,423円ですとの説明がありました。  続いて、実証運行の期間はどの程度を考えているのかとの発言があり、実証運行は平成31年度末までの1年4カ月を予定しています。また、基本的には本格運行に移行することを考えていますが、想定以上の損失等が出た場合は運行方法などの見直しを行っていきたいと考えていますとの説明がありました。  続いて、公共交通ニーズ調査はどのように進められたのかとの発言があり、市民に対してアンケート調査を行うとともに、大型商業施設、医療機関において、ヒアリング調査を行いましたとの説明がありました。  その後、討論に入り、1点目として、デマンド型乗合タクシーは、全国各地で導入されているが、本市では、初の試みとして、12月から長狭地域で実証運行が行われますので、その有効性や課題等の検証の結果を踏まえ、判断を待つべきと考えます。  2点目として、デマンド型乗合タクシーは、その運行方式からタクシー事業者と競合することにもなります。地域公共交通網形成計画の基本方針にもあるとおり、公共交通に係る機能分担の明確化と連携強化による、持続可能な公共交通網の形成に努めていく必要があると考えます。  3点目として、長狭地域での実証運行は、地域公共交通会議等において、公共交通の空白地域の解消に向けたアンケート調査等の結果をもとに、多角的な協議、検討を重ね、導き出された運行方式と、導入地域であると認識しています。これらを総合的に踏まえ、本陳情に反対しますとの反対討論がありました。  その後、採決するに、賛成者なく不採択とすべきものと決しました。  次に、陳情第6号 国保税の1世帯2万円引き下げに関する陳情書の審査に入り、まず、執行部から本陳情にかかわる本市の状況の説明を求めたところ、世帯主の職業別構成割合、被保険者の年齢構成の推移、国民健康保険への国庫負担割合の推移、財政運営に係る基本的な考え方と取り組み、県内の法定外繰り入れの状況、本市の国民健康保険特別会計決算状況、滞納世帯の状況等について詳細な説明がありました。  その後、委員から、財政調整基金は、一番多いときで幾らあったのかとの発言があり、基金の最高額は約8億円であり、平成19年と平成26年の保険税の税率改正の際、基金を活用することとしたため、現在の基金残高は100万円ですとの説明がありました。  その後、討論に入り、国保制度については、制度の抱える構造的問題を解決し、持続可能な制度構築を求める旨を千葉県を通じ国へ要望していますし、全国市長会を通じても国保制度の健全運営を図るための各種要望や医療保険制度改革についての要望活動も継続しています。  また、国保税の引き下げについては、決算補填や国保税を引き下げるための法定外繰り入れの実績はありませんが、平成25年度以降、財政調整基金から繰り入れを行い、国保税率の抑制と被保険者の負担軽減に努めた結果、1人当たりの医療費は、県下で54団体中、上位から5番目となっていますが、1世帯あたりの負担水準は、県下54団体中の50番目と負担の低いほうから5番目に位置づけられています。  また、平成25年度以降の収支決算は、単純に歳入総額から歳出総額を差し引いた結果は、いずれも黒字となっていますが、単年度収支では、赤字となっているほか、基金の取り崩しを継続的に実施してきたため、基金現在高が100万円となっている状況の中、国保税を引き下げるためには、一般会計から法定外の繰入金に頼らざるを得ないわけであり、多額の税財源を継続して繰り入れていく必要があり、厳しい財政運営が続く中、法定外の繰入金を継続支出することは、財政的にも極めて困難であると思います。  また、総務省や千葉県の国民健康保険運営指針では、国保財政を安定的に運営していくためには、必要な支出を保険税や国・県の負担金等で賄い、国保会計の収支が均衡していることが原則であるとしており、一般会計からの法定外の繰り入れは、保険給付保険税負担の関係性が不透明となること、国保の被保険者以外の住民に負担を求めることとなることから、解消を図るべきである旨の指針も示されていることから、総合的に勘案し、本件陳情を採択することはかなわないものと判断しますとの反対討論がありました。  その後、採決するに、賛成者なく不採択とすべきものと決しました。  以上で、総務常任委員長報告を終わります。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 次に、建設経済常任委員長鈴木美一さん。             〔建設経済常任委員長 鈴木美一君登壇〕 ◎建設経済常任委員長鈴木美一君) 皆様、おはようございます。建設経済常任委員長報告をいたします。
     平成30年第3回定例会において、本委員会に付託されました案件は、利益の処分及び決算の認定が1件、また第2回定例会において本委員会に付託され継続審査となっておりました陳情1件の計2件であります。  去る9月18日、委員会を開催し、慎重に審査しましたので、その審査の概要と結果について、ご報告いたします。  議案第59号 平成29年度鴨川市水道事業会計利益の処分及び決算の認定についての審査に入り、昨年度の事業報告書内の改良工事について、現在、遠方監視体制が整っていない天津小湊地域を含めて一元的に管理できるよう横渚浄水場監視制御設備更新工事の実施に着手したとあるが、以前の管理状況と工事後の進捗状況はとの質疑に対し、旧鴨川市は遠方監視設備等を設け水道局で一括管理しており、旧天津小湊町は各単独の浄水場で個々に管理していました。この工事は、合併特例債を活用し、平成29年度から平成31年度までの3カ年で実施する予定で開始し、平成29年度の進捗率はおおむね59%であり、平成31年度実施分を30年度に前倒しをしていますので、今年度で100%となる予定ですとの説明がありました。  次に、業務の状況で、給水戸数の増により給水量は増えているが、有収率が減となっている理由に、発見困難な漏水が増加したとあるが、その状況と今後の漏水探査等への取り組みはとの質疑に対し、水道事業創設時に、人口の密集した沿岸部へ布設された石綿セメント管は、振動や曲げに対する応力がなく、近年では漏水の多い管であり、まだ沿岸部へ多く残っている状況です。また、地質的に砂層やれき層が多く、漏水したとしても地下へ浸透してしまうため発見できない場合が多くあります。そのような状況の中、昨年度に修繕を行った管は、石綿セメント管が8件で全体の4.5%、また近年圧倒的に多い管は硬質塩化ビニール管で110件で61.7%となっています。これらの管の残延長は、石綿セメント管が20.44キロメートル、硬質塩化ビニール管は199.73キロメートルとなっており、有収率の向上及び耐震化の促進を行うための重要な要素となっています。  また、今後の漏水探査等への取り組みですが、現在市が保有している水道管延長は約380キロメートルを超え、その管理は旧天津小湊町のマッピングによる管理と旧鴨川市の紙ベースの図面管理となっており、管の種類や口径、故障や漏水履歴等の管路の管理に苦慮しています。このことから、現在、管理等の資産管理ができ、マッピングの情報から管路評価を行い、管路更新計画の作成機能を有した施設の管理システムを、来年度の導入に向けて検討をしており、効率的な更新計画のもとに、従来の漏水探査や各所の水圧測定等を実施して有収率の向上に努めますとの説明がありました。  次に、収益的収支資本的収支の結果から、今後の水道料金に関する見直し等はあるのかとの質疑に対し、収益的収支の利益は、主に営業外収益一般会計補助金及び県補助金を受けた状態での利益であるため、この補助金がなくなった場合は水道料金を上げざるを得ないと考えますとの説明がありました。  質疑終結後、討論に入りましたが、討論なく、採決するに、全員異議なく、原案のとおり可決及び認定すべきものと決しました。  次に、平成30年第2回定例会において本委員会に付託され、継続審査となっていました陳情第1号 メガソーラー建設計画に反対する陳情書ですが、閉会中の7月17日及び8月9日に委員会を開催し、その間に民間事業者による大規模太陽光発電施設等の開発行為に関する調査を本市と同規模かつ同様の開発事業等のあった自治体に対して実施し、その調査結果や市執行部からの参考意見及び当該事業進捗状況ヒアリング、また各委員による住民ヒアリングや独自調査など、慎重に審議を重ねてまいりました。  そうした経緯や調査結果等をもとに陳情第1号の審査に入り、市長が事業者に対して提出した5つの要望について、不十分であった回答部分のその後の進捗状況は。また市から業者に対して催促等しているのかとの質疑があり、前回ご報告させていただいた内容と変わらない状況です。また、機会あるごとに回答を事業者へ求めていますとの説明がありました。  続いて、一般質問において開発区域内に文化財があるのではないかという質問があったが、再度確認をしたいとの質疑があり、埋蔵文化財の有無については、平成初めのゴルフ場開発の際の調査結果により確認している状況であり、その後、南部林業事務所に情報を伝え、県の判断をいただきながら整理しています。また、もしも事業施工中に発見された場合には速やかに事業を中止し、市へ届け出るよう付したところですとの説明がありました。  次に、委員よりさきの定例会において継続審査となった後、さまざまな資料やアンケート等を通して検討してきたが、大前提となるのは請願・陳情の採択基準であると思われ、第一に考慮すべきことは、当該地方公共団体の権限に関する事項であるかどうかということであり、他の地方公共団体に関する内容のものは不採択にするほかない、ということを重要視して考えたい。趣旨採択という選択肢もあるが、やはり採択基準に照らし合わせていくと、本陳情の、地元自治体が本計画を食いとめてという要旨の権限は県にあるため必然的に難しいと思うとの発言がありました。  次に、委員より、この陳情を通して見えてきた大きな課題は、国が進める再生可能エネルギーの施策について地方の現状に則して改正が求められていることであり、現行法について心配ごとがあるのであれば、現場から声を上げ、市議会として国、関係省庁に意見書等を出すことも含め、その先を見据えて、地元市民の意見に目を向け、思いを届けるというふうに考え、陳情の一部の部分がどうということではなく、趣旨採択が大きな選択肢であると考えますとの発言がありました。  質疑終結後、討論に入り、本陳情にある、本計画を食いとめることに関して、林地開発の許認可は県の権限であること。また、当該建設計画に対し反対の意見がある一方で、賛成の意見等もあり、双方の主張が歩み寄り解決することは難しいこと。であれば、公平を保つ唯一の手段である法令に則して判断するしかないという結論に至り、本計画を食いとめることに関しては、本市に権限がないこと、そして実現の可能性が低いことから、不採択とされたいとの発言がありました。  次に、漁業・農業を中心とする1次産業は、長く本地域を支えてきた基幹産業であり、本市が将来にわたって守り伝えていくことの重要性は論ずるまでもなく、陳情者の環境問題に対し建設計画反対という主張は理解できること。  加えて、この陳情以外にも、本件に関して、本市に要望書や署名が提出されていること。さらには、国としても今後の法改正が検討されていることなども考慮し、実行権がないから不採択と割り切らず、鴨川の声を今後の法改正に生かしていくという意味合いからも、趣旨採択とされたいとの発言がありました。  続いて、確かに、同僚委員の言うとおり、基本的には市に権限がない案件については、内容にかかわらず不採択にすべきとは考えるが、本陳情が本年4月に議長宛て提出され、第2回定例会において継続審査と決し、閉会中の審査から今日に至るまでの間、ただやみくもに継続審査としたわけではなく、委員会としての調査や個人的にも賛成反対を問わずさまざまな方たちの意見等を伺う中で、当該建設計画の事業者の対応や回答に期待は持てないことや、これまでの経緯や陳情者の思いを踏まえれば、趣旨採択が妥当であると考えるとの発言がありました。  討論終結後、採決し、可否同数となったため、委員会条例第17条第1項の規定により、委員長裁決となり、趣旨採択すべきものと決しました。  以上で、建設経済常任委員長報告を終わります。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 次に、文教厚生常任委員長川崎浩之さん。             〔文教厚生常任委員長 川崎浩之君登壇〕 ◎文教厚生常任委員長川崎浩之君) 皆さん、おはようございます。文教厚生常任委員長報告をいたします。  平成30年第3回定例会において、本委員会に付託されました案件は、条例の一部改正1件、特別会計補正予算1件、事業会計補正予算1件、特別会計歳入歳出決算の認定1件、事業会計決算の認定1件の計5件であります。  去る9月19日、委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その審査の概要と結果についてご報告いたします。  議案第52号 鴨川市立認定こども園設置条例の一部を改正する条例の制定についての審査に入り、現在、OURSや今後予定している長狭認定こども園も一体型で運営されるが、一体型でなくとも認定こども園としての要件を満たすのかとの質疑に対し、認定の要件は、国の基準に基づき県が定めていますが、認定こども園は、施設が一体型でなくても認定の対象となりますとの説明がありました。  その後、討論なく、採決するに、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第56号 平成30年度鴨川市介護保険特別会計補正予算(第1号)の審査に入り、平成30年度からの介護保険の第7期保険料改定に当たって想定する額をどのように考えるかとの質疑に対し、介護保険料の設定の初年度は、介護保険料を積み立てられる年度ですので、初年度には積み立てをし、2年目以降に取り崩していく方向が、基金としては望ましい形と思っていますとの説明がありました。  その後、討論なく、採決するに、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第58号 平成30年度鴨川市病院事業会計補正予算(第2号)の審査に入り、大病院と同じ使用・機能を持った電子カルテは、新病院には経費の面等を考えると必要ではないと考えるがいかがかとの質疑に対し、システム自体を入れることが、新病院にとって本当にベストなものかどうかも含めて、安房保健医療圏内の医療機関と連携も踏まえた最善なものにしていきたいと考えていますとの説明がありました。  次に、事業のタイミングとして時期尚早ではないかとの質疑に対し、プライマリーケアや包括ケアの推進のため、そして病院の医師の確保のためにも、どんな電子カルテがよいかの判断が、今必要と考えていますとの説明がありました。  その後、討論なく、採決するに、賛成多数で、原案のとおり可決すべきものと決しました。  認定第3号 平成29年度鴨川市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についての審査に入り、不納欠損の詳細を伺いたいとの質疑に対し、対象者の人数は215名です。その内訳は死亡された方が10名、転出が8名、職権消除が1名、納付の意思がない方196名となっていますとの説明がありました。  その後、討論なく、採決するに、全員異議なく、原案のとおり認定すべきものと決しました。  認定第5号 平成29年度鴨川市病院事業会計決算の認定についての審査に入り、新病院が立ち上がる前に、あり方検討委員会で話の上がった経営改善はどうなっているのかとの質疑に対し、病院の稼働率を高め、またスタッフの研修充実等も医療参与の竹内先生と始めたところです。新病院ができる前から対応していこうとしていますので、今年末にもその成果が出てくると思っています。  その後、討論なく、採決するに、賛成多数で、原案のとおり認定すべきものと決しました。  以上で、文教厚生常任委員長報告を終わります。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 次に、予算常任委員長、福原三枝子さん。              〔予算常任委員長 福原三枝子君登壇〕 ◎予算常任委員長(福原三枝子君) 皆様、おはようございます。予算常任委員会の委員長報告をいたします。  平成30年第3回定例会において、本委員会に付託されました案件は、議案第54号 平成30年度鴨川市一般会計補正予算(第4号)の1件であります。  去る9月10日、委員会を開催し、慎重に審査しましたので、審査の概要と結果についてご報告いたします。  まず、歳入では、寄附金について、鴨川みらいソーラー合同会社からの寄附金は、過去にも実績があるのかとの質疑に対し、平成27年度から毎年50万円を防災対策資金としていただいていますとの説明がありました。  次に、寄附があった場合には無条件に受け入れるのかとの質疑に対し、寄附者の好意であり、受け入れますとの説明がありました。  次に、基金繰入金について、今後も、補正予算が予定されると思うが、自主財源を原資とする事業には慎重な対応を願いたいがいかがかとの質疑に対し、普通交付税の合併算定替えによる上乗せ交付額の減少により、一般財源についても減少傾向にあることから、これらの状況を踏まえ歳出予算を組んでいきたいと考えています。また、強い鴨川づくりに向けた財政等適正化計画を策定し、財政基盤の安定化に向けて取り組んでいきますとの説明がありました。  続いて、歳出についてですが、新規事業の概要について担当部課長から説明を受けた後に款順に質疑を行いました。  それでは、款順に、主な質疑の概要をご説明申し上げます。  第2款総務費では、コミュニティセンター小湊の修繕料について、空調を直すとの説明を受けたが、1階部分の空調を直すのかとの質疑に対し、基本的にコミュニティセンター小湊の冷暖房は1カ所で管理していますが、ボイラー関係の部品の交換等を行うものですとの説明がありました。  続いて、第4款衛生費では、骨髄移植ドナー等支援事業について、これまでの鴨川市内での実績はとの質疑に対し、平成29年度末までのドナー登録者数は145名であり、骨髄提供した方は、平成3年からの統計では3名ですとの説明がありました。  次に、対象は住民票のある方ということだが、市外の事業所に勤めていた場合は、事業所への1万円の助成はどうなるのかとの質疑に対し、ドナーの方がドナー休暇を取得した場合、国内の事業所であれば対象となりますとの説明がありました。  続いて、第6款農林水産業費では、市単土地改良整備事業について、この事業の内容はとの質疑に対し、加茂川沿岸土地改良区が管理している、金山ダムからの農業用水の幹線用水路が老朽化により漏水が生じているため、その付設替え工事を行うものです。場所は、県道千葉鴨川線の打墨、美の口バス停付近であり、口径は600ミリ、延長は200メートルです。また、補助率は、農業水路等長寿命化防災減災事業として国庫補助55%を予定しており、これにあわせ鴨川市土地改良事業補助金交付要綱に基づき10%の補助を加えるものですとの説明がありました。  続いて、8款土木費では、地域高規格道路整備促進事業補助金について、館山・鴨川道路の整備促進については、市長の公約にもなっているが、再度市長の思いを伺いたいとの質疑に対し、館山鴨川間の地域高規格道路の整備は、自動車専用道路として整備すべく期成同盟会も立ち上がり、地域一体で南房総の動脈をつくろうという気運が高まっており、国や県も前向きな姿勢となってきています。こうした中、本市としても50万人の署名やのぼり旗などにより、その機運を高め、情報発信してまいりたいとの思いでその関連予算を計上しましたとの説明がありました。  続いて、9款消防費では、災害対策費について、どのような研修を予定しているのかとの質疑に対し、防災行政無線の資格取得に係る2人分の旅費及び研修負担金ですとの説明がありました。  続いて、10款教育費では、小学校施設改修事業について、エアコン設置に係る今後の見通しはとの質疑に対し、来年夏までの設置に向け、設置に必要な施設の状況を調査するものです。また、次回の補正予算において、実施設計や工事額を計上し、その後工事に着手したいと考えていますとの説明がありました。  次に、エアコンの設置について、今年は6月くらいから暑かったが、体調を崩した児童生徒はいたのかとの質疑に対し、現時点で、各学校から熱中症の報告はありませんとの説明がありました。  次に、学校音楽鑑賞教室開催事業について、いつごろ、どこで実施するのかとの質疑に対し、現天津小学校体育館を会場として、2月6日、水曜日を考えていますとの説明がありました。  次に、天津・小湊小学校統合準備事業について、前の給食センターの進入路の部分はまだ測ってなかったのかとの質疑に対し、駐車場を広げるため樹木の伐採、遊具の配置の見直しを行い、入り口の拡幅、通行の安全面を考慮し、どのような駐車場にするかを検討するためですとの説明がありました。  次に、スクールバスは校庭に入るような設計なのかとの質疑に対し、天津駅のロータリーで回し、正門の脇を乗車場所に設定しているため、校庭へは入りませんとの説明がありました。  その後、討論なく、採決するに、賛成多数で、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、予算常任委員長報告を終わります。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 次に、決算常任委員長、久保忠一さん。              〔決算常任委員長 久保忠一君登壇〕 ◎決算常任委員長(久保忠一君) 皆様、改めまして、おはようございます。決算常任委員長報告をいたします。  平成30年第3回定例会において、本委員会に付託されました案件は、認定第1号 平成29年度鴨川市一般会計歳入歳出決算の認定についての1件であります。  9月11日から13日までの3日間の審査日程で、慎重に審査いたしましたので、審査の概要と結果について、ご報告いたします。  初めに、歳入全般の質疑に入り、不納欠損額について、未収金の対策はどうしているのかとの質疑に対し、督促状の送付、納税相談等の窓口対応、文書、電話等による催告、臨戸徴収等を行っています。また、事情を伺いながら個々の事情に応じた対応に努めていますが、場合によっては財産の差し押さえ等の滞納処分を実施していますとの説明がありました。  次に、不納欠損とした経緯や理由はとの質疑に対し、時効成立が2,459件、滞納処分の執行停止後、生活保護受給や所在不明等により3年間滞納状況が継続したものが36件、滞納者の死亡、相続放棄等による即時消滅が36件です。今後、不納欠損処理に当たり、早期に滞納者との面談等により状況把握に努め、個々の実情を十分に把握し、担税力の有無を見極め、滞納減少に努めていきますとの説明がありました。  次に、合併算定替えによる特例交付分の減少による普通交付税の今年度以降の見込みはとの質疑に対し、平成30年度が37億7,491万6,000円、平成31年度が37億円、平成32年度が約36億7,000万円と見込んでいますとの説明がありました。  次に、ふるさぽーと寄附金について、価格帯と、件数はとの質疑に対し、収入金額は2億2,695万4,381円、件数は2,463件です。寄付金額の多い層は、1万円から2万円未満で743件、構成比は30.2%、2番目が10万円から50万円未満で593件、構成比は24.1%、3番目が5万円から10万円未満で424件、構成比は17.2%となりますとの説明がありました。  次に、他市への寄附により、本市の市民税の減額はどのくらいあったのかとの質疑に対し、平成29年度の状況は、市民税で1,537万2,000円ですとの説明がありました。  次に、保健体育施設の減免状況はとの質疑に対し、野球場は182件中39件、ソフトボール場は239件中50件、文化体育館は707件中291件、陸上競技場は224件中57件、サッカー場は611件中479件となり、681万6,720円が減額措置されていますとの説明がありました。  次に、歳出についてですが、2款総務費では、事業仕分けを行った結果、平成30年度予算に反映されたものはあるのかとの質疑に対し、不要・凍結とされた2事業のうち、市税納期前納付報奨金は、平成30年第1回定例会において廃止を含む市税条例の一部改正を行い、平成31年度から廃止します。  また、市民ギャラリー維持管理は、遊休施設の移転や郷土資料館及び文化財センターとの統合を視野に入れながら、施設のあり方について検討を進めています。  また、要改善と判断された事業のうち、敬老行事事業及び美しい鴨川推進事業については、事業内容の変更や統合等を行うなどし、予算に反映していますとの説明がありました。  次に、証明書等コンビニ交付事業の内容はとの質疑に対し、市内のマルチ端末機が設置されているコンビニ15店舗で取り扱い、交付手数料として委託事業者へ1通当たり115円の手数料を支払っています。  また、市とコンビニ事業者等を中継するため、地方公共団体情報システム機構が管理運営を行う証明書交付センターに、人口による負担額として、220万円の運営負担金を支払っていますとの説明がありました。  次に、コンビニでの証明書発行には、マイナンバーカードが必要とのことだが、周知啓発の取り組みはとの質疑に対し、ホームページ上での案内、証明書を取りにきた方、転入した方に個人番号カードの取得、利用案内をしています。また、状況により土曜日、日曜日においてもマイナンバーカードの交付を実施し、交付率の向上に努めていますとの説明がありました。  次に、3款民生費では、保育士処遇改善事業の内容はとの質疑に対し、保育士の処遇改善のため、2万円を限度とし月額に上乗せした場合に2分の1の千葉県補助を受け実施しており、鴨川市ではOURSが対象となっていますとの説明がありました。  次に、介護人材確保対策事業の活用実績はとの質疑に対し、介護職員初任者研修に7事業所、8名、介護福祉士育成研修に5事業所、12名が受講しましたとの説明がありました。  次に、緊急通報体制等整備事業について、活用状況と効果はとの質疑に対し、相談件数は133件、うち緊急連絡が5件あり、有効な方法と考えていますとの説明がありました。  次に、学童保育の負担が厳しいという声に対し、どのような検討をしているのかとの質疑に対し、利用料金の検討は補助金の額につながることから、国の動向、周辺の動向も考えながら、検討していきたいと考えていますとの説明がありました。  次に、学童保育の今後の方向性はとの質疑に対し、学童保育は国も力を入れている事業でもあり、調整を図り、動向を見据え、社会福祉法人の運営に切り替えていければと考えていますとの説明がありました。  次に、市民後見推進事業の内容と実績はとの質疑に対し、認知症高齢者等の成年後見制度の円滑な利用促進のため、家庭裁判所の管轄する安房圏域において広域的に市民後見人の養成研修を実施をしたもので、参加は26名ですとの説明がありました。  次に、4款衛生費では、特定不妊治療助成金について、申請件数と効果はとの質疑に対し、平成29年10月から開始し、申請件数は8件で、出産に至った方は2名ですとの説明がありました。  次に、予防接種により身体に異常が発生したケースはあるのか。また、損害賠償に対する保険制度の内容はとの質疑に対し、予防接種の実施による健康被害はありません。本市では、被害者救済として補償負担金を支払い、千葉県市町村総合事務組合の予防接種事故救済措置事業を活用していますが、健康被害に及ばないよう、安房医師会の協力を得ながら、安全に予防接種が受けられるよう取り組んでいますとの説明がありました。  次に、看護師等就学資金貸付金が減少しているが、推移と今後の見込はとの質疑に対し、平成27年度は前年からの継続貸付者37名、新規貸付者19名の合計56名、平成28年度は前年からの継続貸付者38名、新規貸付者16名の合計54名、平成29年度決算では前年度からの継続貸付者34名、新規貸付者13名の合計47名であり、平成27年度に亀田医療大学の学生が1年から4年までとなり、横ばいの状況です。  また、貸付者のうち、市内医療機関への就職は平成27年度10名、平成28年度15名、平成29年度18名となりますとの説明がありました。  次に、6款農林水産業費では、田舎暮らし支援推進事業について、昨年度の相談窓口、帰農セミナー、空き地空き家見学会などの相談件数と移住等の成果実績はとの質疑に対し、窓口での相談件数としては94件、ブース等による窓口相談が60件、電話やメールなどの相談が165件、また事業等への参加が495件です。また、移住に至ったものが11件で19名、2地域居住という形で鴨川にお越しいただいた方々が3組で6名ですとの説明がありました。  加えて、市で委嘱している地域おこし協力隊の移住定住、ふるさと回帰支援センター等との連携はとの質疑に対し、現在、地域おこし協力隊は、清澄・四方木地区に1名、商工観光課に1名いますが、移住定住による人口増ということを目指し、ふるさと回帰支援センターでの相談業務等との連携や、観光的な視点からの滞在期間長期化や2地域居住等の推進などの活動を進めていますとの説明がありました。  続いて、総合交流ターミナル機能拡充事業について、体験交流協会から良品計画へ指定管理が変わったが、出品者に変化はあるのかとの質疑に対し、出品者は時期や季節によっても変動しますが、現在、220名の方が出品しており、昨年度に比べて若干減少傾向にありますとの説明がありました。  続いて、有害鳥獣対策事業について、昨年度の猿、鹿、イノシシ等の駆除の実績と捕獲頭数の増減はとの質疑に対し、平成29年度は、猿が273頭、鹿が1,452頭、イノシシが1,542頭、キョンが1,194頭で、合計で4,461頭です。平成28年度の合計が5,242頭ですので、比較すると若干捕獲頭数は減っていますとの説明がありました。  続いて、農道維持管理費内の農道整備(舗装)工事費で、東町地内の農道の舗装とあるが、この路線数と舗装延長、並びに農道舗装の実施要件はとの質疑に対し、東条農道舗装工事として1路線120メートルを行いました。また、農道舗装は農産物の荷傷み防止や作業の効率化を図り、農作業への意欲向上等につながることを目的としていますが、舗装の要件としては地元からのご要望等を確認し、優先度を判断して予算の範囲内で計画的に進めており、客観的な要件はありませんとの説明がありました。  続いて、担い手支援事業の認定農業者等農業用機械整備事業補助金の交付件数と内容、またその要件はとの質疑に対し、平成29年度の交付件数は7件で、その内容は乾燥機やもみすり機、コンバインやトラクターの購入、また農業用倉庫建設等です。補助の要件は、認定農業者であることが前提ですが、個人や営農組合等でも可能ですとの説明がありました。
     続いて、森林整備事業の造林業補助金について、その事業内容と効果はとの質疑に対し、国の補助金を活用し、植栽や枝打ち、伐採等を実施した事業費の10%以内の補助をするもので、森林環境保全直接支援事業として、横尾地区ほかの森林整備に対し27万9,991円を、また森林吸収源対策間伐促進事業として、宮山地区ほかの間伐事業に対し379万2,817円の補助を行いました。事業の効果としては、人工林や間伐等による森林環境の整備、またCO2吸収林としての役割を増進することができますとの説明がありました。  続いて、総合交流ターミナル機能拡充事業の安心安全な農産物の集荷システム構築業務委託料について、市内認定農業者等のGAP取得に向けた取り組み支援の内容とその取得状況はとの質疑に対し、取り組み支援の内容は、認定農業者研修会等でのGAPについての講演等やモデル農家の個別指導、またGAPの説明に農家を訪問したり、また、千葉県の動向も含め、農産物の販売状況や販売農家の状況チェックなどを委託しています。また、GAPの取得状況ですが、現在2名の方が申請中ですとの説明がありました。  続いて、大賀ハスの里管理委託料で管理を委託した内容はとの質疑に対し、鴨川市農林業体験交流協会に平成29年4月1日から平成30年3月31日まで管理を委託し、総面積で9,422平方メートルの大賀ハスの圃場とその周辺の環境整備として、草刈りや施肥、また水の管理、株づくり等の作業を委託しましたとの説明がありました。  次に、7款商工費では、商工振興事業費に、各種団体事業等に対する補助金の交付があるが、その事業内容と効果はとの質疑に対し、平成29年度は全部で8件の事業に補助しました。主なものとして、鴨川市商工会補助金850万円、これは鴨川市商工会の運営費補助で、具体的には経営改善普及事業による講演会や経営相談、金融指導、記帳指導等の実施、また地域総合振興事業として新春賀詞交歓会の開催や共同イベントへの参加、そして建設工業振興事業として海岸清掃等のボランティア活動への参加や、商工関係の外部団体の事務局を務めており、商工会全体事業費7,836万1,594円の事業費に対する補助です。  次に、物産交流協会補助金142万円、これは物産交流協会への補助で、活動としては東京都板橋区で実施しているアンテナショップ事業や友好交流都市等での物産展等への参加、またふるさと納税の返礼品の取り扱い業務などを行っています。  他に、商工会共同広告・協働イベント賑わい創出事業補助金や鴨川新町通り歩行者天国事業補助金などがあり、これらの事業支援により、核となる地域商店街や参加事業者の販売促進活動の活性化や情報発信による新たな顧客獲得の機会増大、また新たなビジネスチャンスの創出、地域経済の高循環化と消費拡大など、地域活性化につながる効果が得られていると考えますとの説明がありました。  加えて、補助金を交付した事業等への具体的な検証方法や体制の整備はしているのかとの質疑に対し、まず、補助金交付の際には、具体的な実施内容や予算等を記した事業計画書を、また事業終了後には実施した事業内容や効果、決算等を含んだ実績報告書の提出を求めています。また、現在、観光プラットフォームにおいて、イベント関係について統一のフォーマットで事業内容や効果等を検証することに取り組んでおり、スタッフ等がイベント等に訪れ、参加者のヒアリングアンケート調査等を行いながら検証を始めていますとの説明がありました。  続いて、観光振興事業の前原横渚海岸周辺の魅力づくりに関するコンサルティング委託料において、魅力体験広場のグランピングの実証実験を行っているが、その成果と今後の計画はとの質疑に対し、海岸における交流拠点空間整備に関する実証実験として、今年の3月後半にフィッシャリーナ後背地に1泊2日のグランピングエリアを設営し、モニタリングを実施しました。参加者からは環境もよく、このような事業があればまた鴨川に来たいというご意見等いただきました。今後は、この実証実験を踏まえ、用地の選定や設営は固定式なのか、移動式なのかといった検討をしており、この事業の方向性を見極め推進していきたいと考えますとの説明がありました。  続いて、観光振興事業のDMO候補法人運営強化事業補助金について、その事業内容と効果、またDMOの候補法人と候補が外れる要素はとの質疑に対し、この事業は、地方創生推進交付金を活用したもので、DMOの候補法人である観光プラットフォームに、人材強化として1名の契約社員を、プロモーション担当として1名の臨時職員を雇用し、観光案内の充実を図るため、タブレット端末やソフト構築のシステム構築等を行いました。さらに、観光プラットフォームを本市の観光窓口とするための機能強化と事業実施環境の整備を図っています。また、DMO候補法人からDMO法人になるには、マーケティング等を活用した商品づくりなどさまざまな要素が必要ですが、現在はそれを満たしていない状況ですので、早急にDMO法人になれるよう事業を推進していきますとの説明がありました。  続いて、観光費について、平成28年度及び29年度の入り込み数はとの質疑に対し、市内全体の入り込みですが、平成28年度が285万4,000人、平成29年度が280万7,000人で、宿泊については平成28年度が81万人、平成29年度が77万5,000人となっていますと説明がありました。  次に、8款土木費では、地域住宅支援事業の住宅取得奨励補助金について、昨年度の事業実績はとの質疑に対し、平成29年度は14件、458万5,000円の補助金を交付し、31名の方が転入しています。内訳は、中古住宅の取得が6件、新規住宅の取得が8件です。また、事業開始の平成23年度から昨年度末までの7年間では76件で3,819万2,000円を交付し、200名の方が転入していますとの説明がありました。  続いて、市道整備事業について、市内各地からの市民の要望に応えていくために必要な予算の見込みと担当課の人員配置についてどう考えているのかという質疑に対し、数字としての予算の見込み額は押さえていませんが、道路等のインフラ整備に要する予算は、当然、多いほど住民の要望に速やかに応えることができ、生活向上が図られますが、市の予算には限りがあるため、要望者や地元の皆さんと相談しながら優先順位をつけて対応しています。また、職員体制については、維持係5名、整備担当の土木係が5名で取り組んでおり、この人員で予算の適正な執行に努めていますとの説明がありました。  加えて、道路橋梁維持補修事業には、修繕と工事請負、あるいは原材料の補修材料といったものがあると思うが、工事請負と資材支給の区分の仕方はとの質疑に対し、工事請負は、舗装補修工事と側溝や排水路の補修工事になります。資材支給は地域の皆様による舗装作業に対する生コンの支給になります。なお、路盤の整正や舗装を剥がすような重機を伴う作業については市で対応していますとの説明がありました。  続いて、公園費について、今後廃止を考えているような公園、あるいは、緑地公園のような整備計画はあるのかとの質疑に対し、市内12カ所の公園の適正管理に努め、廃止の予定はありません。また、現在、総合運動施設内のサッカー場の脇の用地、約8,000平方メートルを芝生広場とする公園整備を計画しており、市民の皆様が憩える場となるよう整備を進めますとの説明がありました。  次に、9款消防費では、災害対策事業費での備蓄状況はとの質疑に対し、平成29年度に購入した主な備蓄品は、アルファ化米が6,300食、長期保存パンが1,500食、非常用保存水500ミリリットルが6,312本、ベンリートイレ31台、簡易トイレ袋20セット、避難所用簡易テント55セット、災害用トイレットペーパー570ロール、LPガス発電機1台、自動ラップ式トイレ4台等を購入し保管しました。  発電機やチェーンソー、ハンマー、スコップ等の災害用資機材や、備蓄食料、非常用飲料水などが、市内の小中学校を初め、教育施設や各公民館、コミュニティセンター小湊、市内にある8カ所の備蓄倉庫等、市内の39カ所に分散備蓄をしている状況ですとの説明がありました。  続いて、備蓄品の充足率はどの程度かとの質疑に対し、備蓄食料は、約3万7,000食の備蓄が必要であり、本年度分を購入すると目標を達成することができますとの説明がありました。  続いて、今後、飲料水以外の水もあわせて、備蓄すべきと考えられるもの、あるいは、不足していると思われる資機材などがあるかとの質疑に対し、本年度、水道局で3トンの給水車を導入する予定で、これにより、備蓄で賄い切れない分の一部を対応できたらと考えています。また、非常用飲料水は、平成30年度の購入分6,240本を足して、約3万2,000本の備蓄となる見込みです。今後、最低でも1食当たり1本は確保していきたいと考えています。  資機材については現在の備蓄品に加え、避難所でのプライバシーを確保するための簡易テントなどを購入したいと考えていますとの説明がありました。  続いて、支団の運営交付金の交付目的はとの質疑に対し、支団単位での活動を支援するため、第1支団に34万円、第2支団、第3支団、第4支団に各22万円を交付していますとの説明がありました。  次に、10款教育費では、図書・AV資料購入費において何冊の図書を購入し、その決定は誰がするのかとの質疑に対し、図書館で購入した冊数は3,512冊で、この購入に際しては、最終的には図書館長が決定しますが、図書館の司書が、図書の出版状況、刊行情報を収集し、各出版社からの新刊案内、インターネットや新聞書評などとあわせて、図書館協議会の委員からの意見も伺い、それらの情報や利用者からのリクエストなども参考にした上で、月に1回、図書館の職員間で選書会議を行った後、図書館長が最終的に購入の決定をしていますとの説明がありました。  続いて、青少年海外派遣事業について、派遣先、滞在期間並びに滞在方法、現地での活動内容、派遣者の負担、保護者の負担はとの質疑に対し、中高生6人を派遣しましたが、派遣期間は平成29年7月31日から8月9日、姉妹都市であるマニトワック市です。派遣先では、役所の表敬訪問を初め、警察署などの各種公共施設や観光地、あるいはスポーツ観戦等を行い、姉妹都市の風土と文化に触れることによって見聞を広め、国際社会の一翼を担う人材をつくるきっかけづくりを行いました。1人当たり23万7,260円の経費に対し、9万9,000円の補助を行いました。それ以外の経費、現地での滞在費用等も含めて、派遣者の家庭の負担となりますとの説明がありました。  続いて、総合運動施設の維持管理費について、現在の使用料では、土地借上料も支払うことができない状況であり、使用料の引き上げや指定管理への移行も考えられるのではないかとの質疑に対し、収入割合の改善策として1点目として、現行の使用料がかかるコストに対して適正な額なのかどうなのかの検証を進めつつ、来年10月に予定されている消費税の改定時期にあわせて検討させていただきます。  また、2点目として指定管理者制度の導入や施設への広告も考えられますが、現在、スポーツで稼ぐ力応援計画事業に取り組んでいますので、その中で一体的に検討していきたいと考えていますとの説明がありました。  次に、11款災害復旧費では、市内漁港の復旧工事等の進捗状況はとの質疑に対し、工事につきましては、浜荻漁港と太海の浜波太漁港の災害復旧工事は3月に着手し、本年8月末時点で完了している状況ですとの説明がありました。  次に、総括的な質問として、平成29年度決算に係る経常収支比率はとの質疑に対し、平成28年度と比較して2.9%ほどの増となることを見込んでいます。この増加の理由は、市税や普通交付税等の経常一般財源では、普通交付税が約2億円ほど減額となっていますことから、全体として1億5,800万円ほどの減となります。経常的経費に充当する一般財源は、1億2,400万円ほどの増となっていますので、それらを計算すると、2.9%の増となったところですとの説明がありました。  以上が、主な質疑、答弁内容の概要でございます。  質疑終結後、討論において、平成29年度決算については、国県の補助、交付金を調達しながら、重要施策への予算を重点的かつ集中的に配分し、これを執行したこと、また、急施を要すると判断した災害対応などについても、前例のない5次にわたる補正予算を編成し、その都度、速やかに対処したことについては、評価すべきものとの賛成討論がありました。  その後、採決するに、賛成多数で認定すべきものと決しました。  以上で、決算常任委員長報告を終わります。ありがとうございました。 ○議長(庄司朋代君) 11時30分まで休憩いたします。                 午前11時20分 休憩           ────────────────────────                 午前11時30分 再開 △報告者に対する質疑 ○議長(庄司朋代君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  以上で、各常任委員長の報告は終わりました。  各常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。           ──────────────────────── △議案の討論・採決 ○議長(庄司朋代君) 日程第4、議案第52号の討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、討論を終結いたします。  これより議案第52号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(庄司朋代君) 起立全員です。よって、議案第52号は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第5、議案第53号の討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、討論を終結いたします。  これより議案第53号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(庄司朋代君) 起立全員です。よって、議案第53号は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第6、議案第54号の討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、討論を終結いたします。  これより議案第54号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(庄司朋代君) 起立多数です。よって、議案第54号は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第7、議案第55号の討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、討論を終結いたします。  これより議案第55号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(庄司朋代君) 起立全員です。よって、議案第55号は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第8、議案第56号の討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(庄司朋代君) なければ、討論を終結いたします。  これより議案第56号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(庄司朋代君) 起立全員です。よって、議案第56号は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第9、議案第57号の討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、討論を終結いたします。  これより議案第57号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(庄司朋代君) 起立全員です。よって、議案第57号は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第10、議案第58号の討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、討論を終結いたします。  これより議案第58号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(庄司朋代君) 起立多数です。よって、議案第58号は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第11、議案第59号の討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、討論を終結いたします。  これより議案第59号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決及び認定です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(庄司朋代君) 起立多数です。よって、議案第59号は、原案のとおり可決及び認定されました。           ──────────────────────── △認定の討論・採決 ○議長(庄司朋代君) 日程第12、認定第1号の討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。賛成討論、長谷川倫秀さん。 ◆2番(長谷川倫秀君) 認定第1号 平成29年度鴨川市一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場で討論いたします。  平成29年度の鴨川市一般会計の決算は、歳入決算額が165億5,403万5,191円、歳出決算額は160億6,595万9,490円となり、前年度と比較いたしますと、歳入は3億8,393万3,000円、2.3%の減、また歳出は2億3,265万7,000円、1.4%の減となっております。  平成29年度は地方創生に関する交付金を活用しながら、里山オフィス整備工事、総合交流ターミナル機能拡充工事などの実施を初め、清掃センター基幹的設備改良工事など、施政方針で掲げた政策に向けた事業を実施されたものと存じております。  加えまして、住民生活の充実に直結する水道事業の施設更新工事などに対する繰出金、市道貝渚大里線などにかかわる各種市道整備事業には、交付税措置のある有利な合併特例債を活用するなど、一般財源の軽減を図るための努力が伺えます。  このように厳しい財政状況の中、財源確保を図りながら、やるべき事業を着実に実施しておりますことに対し、評価をいたします。しかしながら、本市の財政状況は非常に厳しい状況であります。不測の事態に備えるための財政調整基金の残高は、平成28年度末の20億4,525万9,000円から平成29年度末には17億3,237万8,000円となり、所要の積み立てをしているものの、結果として3億1,288万1,000円を取り崩しております。  また、健全化判断比率である実質公債費比率は0.3%の増加、将来負担比率は0.4%の増加、さらに経常収支比率は2.9%の増加見込みであり、財政指標はいずれも上昇するなど、厳しい財政状況を反映した結果となっております。  このような状況をしっかりと受けとめ、今後の財政運営に当たっては、経常経費のさらなる節減に努めながら、進めるべき事業を的確に実施すること、また、事業実施に際しては、特定財源を確保することなどにより健全な財政運営に取り組まれ、より一層の市民生活の向上を図られますよう、お願いいたしまして、賛成の討論といたします。 ○議長(庄司朋代君) 反対討論ありませんか。平松健治さん。 ◆15番(平松健治君) 私のほうからは平成29年度一般会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場で討論をいたします。  本市の財政状況については、その健全化を示す各指標を見てみますと、全国基準に比べても、決してよいものではありません。これは千葉県内の自治体で見ても、鴨川市の各指標は県下でワースト3、ワースト4に位置していることは既に論じているところであります。  さて、ここで今回の決算が昨年度と比べてどうかについて分析をいたしましたので、その報告と検証をさせていただきます。実質収支比率が昨年度6%であったのに対し、今年度は4.5%と1.5ポイント悪化をしております。これは財政の赤ランプとする3%により近づいた状況になったのであります。  次に、財政の弾力化を示す経常収支比率についてですが、昨年度93.7%に対し、今年度96.6%と、2.9ポイントも悪化をしております。これについては、5年前の平成24年度の86.7%に比べると、10ポイントも悪化しております。急降下をしている状況でございます。  次に、実質公債費も、昨年度10.5%でしたか、今年度決算では10.8%と、0.3ポイント悪化をしています。  次に、将来負担比率も、昨年度105%が、今年度決算では105.4%と、0.4ポイント悪化をしています。  以上、各種指標を見てみました。  次に、自治体の貯金と言われる財政調整基金残高について見てみますと、先ほど賛成討論の中で数値は出ていましたが、昨年は20億4,525万円を残高としていたのですが、今年度は3億1,280万円減らし、17億3,237万円との報告です。この基金については、私は既に平成25年度には30億6,400万円あったことを一般質問で取り上げ、議論させていただきましたが、今年はその数値の半分近くになってしまったことにあります。  以上、各数値をるる申し上げましたが、平成29年度一般会計決算は決して賛成できる、認定できる内容ではなかったことを報告させていただき、これをもって反対討論といたします。 ○議長(庄司朋代君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) 反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、討論を終結いたします。  これより認定第1号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は認定です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(庄司朋代君) 起立多数です。よって、認定第1号は、原案のとおり認定されました。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第13、認定第2号の討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、討論を終結いたします。  これより認定第2号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は認定です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(庄司朋代君) 起立全員です。よって、認定第2号は、原案のとおり認定されました。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第14、認定第3号の討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、討論を終結いたします。  これより認定第3号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は認定です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(庄司朋代君) 起立全員です。よって、認定第3号は、原案のとおり認定されました。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第15、認定第4号の討論に入ります。  反対討論ありませんか。
                  〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、討論を終結いたします。  これより認定第4号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は認定です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(庄司朋代君) 起立多数です。よって、認定第4号は、原案のとおり認定されました。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第16、認定第5号の討論に入ります。  反対討論ありませんか。平松健治さん。 ◆15番(平松健治君) 本決算に反対の立場で討論をいたします。さて、決算報告書によると、普通会計からの繰入金を当初予算5,000万円としておったが、3,000万円の追加補正をし、決算額を8,000万円としています。この額は、合併新市での最高額であったわけですが、この処置を行ったにもかかわらず、実質収支が3,621万2,000円の赤字であったとの報告がありました。この2件の累計額、つまり本年度実質赤字は1億1,621万円となっております。この赤字額も合併新市での最高額と認識しております。これらから、私は、国保病院経営については、大幅な改善としっかりとした経営管理をしていただくことをお願いをいたします。  以上、申し述べ、本決算の認定に反対をいたします。 ○議長(庄司朋代君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) 反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、討論を終結いたします。  これより認定第5号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は認定です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(庄司朋代君) 起立多数です。よって、認定第5号は、原案のとおり認定されました。           ──────────────────────── △陳情の討論・採決 ○議長(庄司朋代君) 日程第17、陳情第1号の討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) 賛成討論ありませんか。平松健治さん。 ◆15番(平松健治君) 本件については、先ほど建設経済常任委員長からは、委員会としての採決結果を趣旨採択としたとの報告をいただきました。私から、この委員長報告結果である趣旨採択に賛成の立場で討論をさせていただきます。  さて、このメガソーラー発電施設計画があることを昨年6月、平成29年第2回定例会で私が一般質問として取り上げ、そこで詳細をお聞き取りいたしました。その後すぐに同僚議員であった滝口議員の協力もあり、市民の皆様へ事業計画の周知をいただいたものでありました。一般質問では私からは、本計画について6項目を上げ、1項目めから5項目めまでは、事業概要についてお伺いをいたしました。6点目では環境保護、災害発生への懸念、市民生活への影響、そして漁業、観光業や林業を初めとする各産業への影響、そして動植物の拡散による市民生活や農業への影響等についてお伺いをいたしました。  この6項目めの質問に対し当局からは、この事業は開発企業からも本市において非常に大きな事業であり、今後の事業者との協議を進めていく中、関係各課の連絡や調整も必要と考えます、今後市役所庁内にも事業の進捗の確認や要望を取りまとめる場としての調整会議等を設置したいとの答弁もいただいたところでありました。  また、これとは別に、当局は、この開発については、林地開発許可と自然保護協定の審査が想定されるが、いずれも県が担当するとの答弁で明らかにしておりました。この質問の中で、私はほかにも、過去にこの事業地で産業廃棄物処理場建設計画があったことと、その施設が今回と同様に、法律の定めがある施設であるとしながらも、鴨川市議会が周辺環境への影響や公害発生について懸念があるとし、昭和62年に全会一致で反対決議をしていることをただし、このことも明らかにさせていただきました。  私の質問後、その後についてですが、9月の第3回定例会以降、元滝口議員、現佐藤和幸議員ほか建設常任委員会を初めとする同僚議員より活発な議論展開をいただいたところであり、それについては敬意を申し上げる次第であります。  さて、討論についての本論ですが、委員長報告によると、不採択の議員も、趣旨採択の議員も、いずれも鴨川市に許認可権限がないことを述べられています。私は、鴨川市に権限がないのであれば、鴨川市議会から県への意見書要請としての陳情書をしてもらうなどの方法論もあったのではないかと考えております。  先ほど委員長からも、平成30年に入ってから本市への要望や反対署名等が市と議会に提出されていることが報告されていますが、それ以外にもこの開発計画に対し、農業者を初めとした多くの市民が動物の拡散や環境汚染、自然破壊等について、そして鴨川の将来の心配をされています。私はこれらの市民の声を重く受けとめ、今回の建設常任委員会の決定した趣旨採択に賛成をいたします。  以上で、趣旨採択に賛成討論といたします。 ○議長(庄司朋代君) 反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) 賛成討論はありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、討論を終結いたします。  これより陳情第1号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は趣旨採択ですので、本案は、委員長の報告のとおり趣旨採択と決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(庄司朋代君) 起立多数です。よって、陳情第1号は、趣旨採択と決しました。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第18、陳情第5号の討論に入ります。  賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) 反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、討論を終結いたします。  これより陳情第5号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は不採択です。原案について採決いたします。本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(庄司朋代君) 起立なしです。よって、陳情第5号は、不採択と決しました。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第19、陳情第6号の討論に入ります。  賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) 反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、討論を終結いたします。  これより陳情第6号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は不採択です。原案について採決いたします。本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(庄司朋代君) 起立なしです。よって、陳情第6号は、不採択と決しました。           ──────────────────────── △建設経済常任委員会の閉会中の所管事務調査について ○議長(庄司朋代君) 日程第20、建設経済常任委員会の閉会中の所管事務調査についてを議題といたします。  お諮りいたします。建設経済常任委員会委員長から、会議規則第104条の規定により、お手元に配付した印刷物のとおり、閉会中において追加の継続調査の申し出がありましたので、閉会中の継続調査とすることにご異議ございません。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) ご異議なしと認めます。よって、建設経済常任委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決しました。           ──────────────────────── △議員派遣の件について ○議長(庄司朋代君) 日程第21、議員派遣の件についてを議題といたします。本件につきましては、地方自治法第100条第13項及び会議規則第159条の規定により、議員の派遣をしたいものです。  お諮りいたします。山梨県身延町への議員派遣について、お手元に配付した印刷物のとおり派遣したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) ご異議なしと認め、山梨県身延町へ議員派遣をすることに決しました。           ──────────────────────── △閉会 ○議長(庄司朋代君) 以上をもって全議案を議了いたしました。  お諮りいたします。これにて第3回定例会を閉会いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) ご異議なしと認め、平成30年第3回鴨川市議会定例会を閉会いたします。どうもお疲れさまでございました。                 午前11時58分 閉会
              ────────────────────────                 本日の会議に付した事件 1.開  議 1.議事日程 1.諸般の報告 1.各常任委員長報告 1.報告者に対する質疑 1.議案の討論・採決(議案第52号〜議案第59号) 1.認定の討論・採決(認定第1号〜認定第5号) 1.陳情の討論・採決(陳情第1号、陳情第5号〜陳情第6号) 1.建設経済常任委員会の閉会中の所管事務調査について 1.議員派遣の件について 1.閉  会                  署 名 議 員          地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                   議  長  庄 司 朋 代                   議  員  本 吉 正 和                   議  員  杉 田   至                   議  員  佐 藤 和 幸            定 例 会 議 案 等 議 決 結 果 【市長提出議案】 ┌─────┬────────────────────┬────┬────┬────┐ │     │                    │付 託 先│議  決│本会議の│ │ 議案番号 │     件        名     │    │    │    │ │     │                    │委 員 会│年 月 日│議決結果│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第51号│専決処分の承認を求めることについて(平成│付託省略│30.9.7│承  認│ │     │30年度鴨川市一般会計補正予算(第3号))│    │    │全会一致│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第52号│鴨川市立認定こども園設置条例の一部を改正│文教厚生│30.9.27│可  決│ │     │する条例の制定について         │    │    │全会一致│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第53号│物品購入契約の締結について(消防ポンプ自│総  務│30.9.27│可  決│ │     │動車購入)               │    │    │全会一致│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第54号│平成30年度鴨川市一般会計補正予算(第4 │予  算│30.9.27│可  決│ │     │号)                  │    │    │賛成多数│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第55号│平成30年度鴨川市国民健康保険特別会計補正│総  務│30.9.27│可  決│ │     │予算(第1号)             │    │    │全会一致│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第56号│平成30年度鴨川市介護保険特別会計補正予算│文教厚生│30.9.27│可  決│ │     │(第1号)               │    │    │全会一致│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第57号│平成30年度鴨川市後期高齢者医療特別会計補│総  務│30.9.27│可  決│ │     │正予算(第1号)            │    │    │全会一致│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第58号│平成30年度鴨川市病院事業会計補正予算(第│文教厚生│30.9.27│可  決│ │     │2号)                 │    │    │賛成多数│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第59号│平成29年度鴨川市水道事業会計利益の処分及│建設経済│30.9.27│可決及び│ │     │び決算の認定について          │    │    │認  定│ │     │                    │    │    │賛成多数│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │認定第1号│平成29年度鴨川市一般会計歳入歳出決算の認│決  算│30.9.27│認  定│ │     │定について               │    │    │賛成多数│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │認定第2号│平成29年度鴨川市国民健康保険特別会計歳入│総  務│30.9.27│認  定│ │     │歳出決算の認定について         │    │    │全会一致│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │認定第3号│平成29年度鴨川市介護保険特別会計歳入歳出│文教厚生│30.9.27│認  定│ │     │決算の認定について           │    │    │全会一致│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │認定第4号│平成29年度鴨川市後期高齢者医療特別会計歳│総  務│30.9.27│認  定│ │     │入歳出決算の認定について        │    │    │賛成多数│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │認定第5号│平成29年度鴨川市病院事業会計決算の認定に│文教厚生│30.9.27│認  定│ │     │ついて                 │    │    │賛成多数│ └─────┴────────────────────┴────┴────┴────┘ 【報  告】 ┌─────┬────────────────────┬────┬────┬────┐ │     │                    │付 託 先│委員会の│本会議の│ │ 報告番号 │     件        名     │    │    │    │ │     │                    │委 員 会│審査結果│議決結果│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │報告第10号│平成29年度鴨川市の健全化判断比率について│    │    │    │ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │報告第11号│平成29年度鴨川市水道事業会計の資金不足比│    │    │    │ │     │率について               │    │    │    │ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │報告第12号│平成29年度鴨川市病院事業会計の資金不足比│    │    │    │ │     │率について               │    │    │    │
    └─────┴────────────────────┴────┴────┴────┘ 【陳  情】 ┌─────┬────────────────────┬────┬────┬────┐ │     │                    │付 託 先│委員会の│本会議の│ │ 陳情番号 │     件        名     │    │    │    │ │     │                    │委 員 会│審査結果│議決結果│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │陳情第1号│メガソーラー建設計画に反対する陳情書  │建設経済│30.9.27│趣旨採択│ │     │                    │    │    │賛成多数│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │陳情第5号│まで来てくれる乗合タクシー実現に関する陳│総  務│30.9.27│不採択 │ │     │                    │    │    │賛成なし│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │陳情第6号│国保税の1世帯2万円引き下げに関する陳情│総  務│30.9.27│不採択 │ │     │書                   │    │    │賛成なし│ └─────┴────────────────────┴────┴────┴────┘...