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12月22日-05号

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  1. 八千代市議会 2020-12-22
    12月22日-05号


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    令和 2年 12月 定例会(第4回)令和2年12月          八千代市議会会議録 第5号第4回定例会 ---------------------------------出席議員(28名)  議長    木下映実     副議長   小澤宏司  議員    飯川英樹           宮内 鋭        大澤一治           澤田新一        花島美記           伊原 忠        三田 登           高山敏朗        末永 隆           立川清英        堀口明子           河野慎一        山口 勇           塚本路明        大塚裕介           正田富美恵        林 隆文           植田 進        菅野文男           伊東幹雄        成田忠志           林 利彦        江野澤隆之          緑川利行        西村幸吉           嵐 芳隆 ---------------------------------出席事務局職員     事務局長         鎌形智明     議事課長         津花謙一     議事課主査補       加澤信太郎 ---------------------------------出席議事説明員     市長           服部友則     副市長          小野田吉純     教育長          小林伸夫     事業管理者        高橋次男     企画部長         小川 勝     総務部長         豊田和男     財務部長         出竹孝之     健康福祉部長       林 雅也     子ども部長        須藤泰子     経済環境部長       石川一俊     都市整備部長       鈴木智久     会計管理者        相原美恵子     消防長          関口一博     選挙管理委員会事務局長  江波戸 勝     監査委員事務局長     糟谷龍郎     農業委員会事務局長    村田順儀     教育次長         大澤利和 ---------------------------------    議事日程議事日程第5号                 令和2年12月22日午前10時開議第1 総括審議第2 追加議案の審議第3 発議案の審議 ---------------------------------          12月22日午前9時58分開議 ○木下映実議長 ただいまの出席議員は28名であります。定足数に達しておりますので、これより会議を開きます。 --------------------------------- △諸般の報告 ○木下映実議長 議事に入る前に、諸般の報告を行います。 市長から報告第3号の提出がありました。お手元に配付したとおりであります。 ○木下映実議長 以上で報告を終わります。 --------------------------------- △総括審議 ○木下映実議長 日程第1、議案第1号、第2号及び第5号から第20号まで、並びに請願第6号から第9号までを一括して議題とし、総括審議を行います。 各委員会に付託した案件の審査の経過及び結果について、委員長の報告を求めます。 初めに、嵐芳隆総務常任委員長。     (嵐 芳隆総務常任委員長登壇) ◆嵐芳隆総務常任委員長 皆さん、おはようございます。 私から、12月14日に開催された総務常任委員会の審査経過及び結果について御報告申し上げます。 本委員会に付託された案件は、条例の一部改正案1件、補正予算案6件、基本構想案1件、請願3件、都合11案件であります。 以下、順を追って御報告申し上げます。 初めに、議案第6号、八千代市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。 本案は、対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令の改正に伴い条例を改正するものであり、主な内容は、電気自動車等の普及が今後さらに加速すると予想されることから、急速充電設備の全出力の上限を50キロワットから200キロワットまで拡大することに伴い、関連する基準等の改正を行うものであります。 以下、本案審査における主な質疑について申し上げます。 市内における急速充電設備の設置数について質疑がなされ、これに対し、現在市内15か所に設置されているとの答弁がありました。 以上、議案第6号については、採決の結果、賛成者全員にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第7号、令和2年度八千代市一般会計補正予算(第8号)中、本委員会付託部分について申し上げます。 第1条、歳入歳出予算の補正のうち、歳入では、第16款国庫支出金、第2項国庫補助金、社会保障・税番号制度システム整備費補助金で、システム改修業務委託料の増に伴い1,522万円の増額。マイナンバー情報連携体制整備事業補助金で、個人番号住民税システム及び団体内統合利用番号連携サーバーデータ標準レイアウト改版対応業務委託料の減に伴い464万3,000円の減額。外国人受入環境整備交付金で、八千代市多文化交流センターの整備・運営に係る備品購入等で23万8,000円の増額。 第17款県支出金、第2項県補助金、地域防災力向上総合支援補助金で、避難所用備品購入費の増に伴い122万1,000円の増額。第20款繰入金、第2項基金繰入金、第1目財政調整基金繰入金で、12月補正予算に係る財源調整として2億1,698万3,000円の増額。第2目八千代こども国際平和文化基金繰入金で、事業の中止に伴い610万9,000円の減額。第5目庁舎整備基金繰入金で、新庁舎建設予定地買収に係る経費の追加に伴い5億2,107万6,000円の増額。第22款諸収入、第5項雑入、法令外負担金で、上下水道局庁舎等整備工事に係る家屋調査業務委託料の減に伴い364万1,000円を減額するものであります。 次に歳出では、第2款総務費、第1項総務管理費、第7目企画費、多文化交流センター運営管理事業において、外国人受入環境整備に係る備品購入費等として23万8,000円の増額。八千代こども国際平和文化事業において、事業の中止により610万9,000円の減額。第8目災害対策費災害対策施設整備等事業において、避難所用備品購入費として244万2,000円の増額。第10目情報管理費基幹情報システム管理事業において、個人番号住民税システム及び団体内統合利用番号連携サーバーデータ標準レイアウト改版対応業務委託料で696万5,000円の減額。第12目市民生活費市民相談事業において、市民法律相談及び市民税務相談業務委託料で30万8,000円の減額。第13目庁舎建設費庁舎建設事業において、市庁舎整備事業支援アドバイザリー及び家屋調査業務委託料の減額と、新庁舎建設予定地買収に係る経費の追加で、合わせて5億3,570万3,000円の増額。第14目諸費、選挙費県委託金返還金で、交付額確定に伴い、返還金利子及び割引料17万1,000円を追加。第3項戸籍住民基本台帳費で、戸籍住民基本台帳管理事業において、システム改修業務委託料で385万4,000円の増額。第4項選挙費、第3目千葉県知事選挙費で、期日前投票所の開設期間の延長や投票所従事者の増員等に係る報償費等で547万円の増額。第4目市長選挙費で、アルコール消毒液飛沫拡散防止のための段ボールパーティション等の消耗品費で95万6,000円の追加をするものであります。 また、第3条、債務負担行為の補正では、広報やちよ配布等業務委託及び広報やちよ編集印刷業務委託を追加するものであります。 以下、本案審査における主な質疑について申し上げます。 庁舎建設事業で、新庁舎建設予定地買収における土地所有者との交渉の状況について質疑がなされ、これに対し、現在庁舎整備事業は延期となっているが、上下水道局庁舎等の整備を進めるに当たり、工事の際の来庁者用駐車場として使用するため、今年度中の土地買収を目指し、交渉を続けているとの答弁がありました。 以上、議案第7号中、本委員会付託部分については、採決の結果、賛成者多数にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第12号、八千代市第5次基本構想について申し上げます。 本案は、「人がつながり 未来につなぐ 緑豊かな 笑顔あふれるまち やちよ」を将来都市像と定め、令和3年度を初年度とし、令和10年度を目標年度とするもので、人口減少や超高齢化の影響を踏まえた本市の将来の展望を描き、総合的かつ計画的なまちづくりを進めていくための指針となるものであります。 現行の第4次総合計画で掲げる「都市と自然とのバランスを活かしたまちづくり」や基本理念、計画の構成といった基本的な考え方を踏襲しつつ、令和7年に本市が人口減少の転換期を迎える見込みであること等を踏まえ、計画期間を10年間から8年間とし、人口減少社会に向き合い取り組む計画であること、持続可能な開発目標であるSDGsを施策に関連させること等を基本方針として策定されております。 以下、本案審査における主な意見・質疑等について申し上げます。 これまでの基本構想と第5次基本構想との大きな違いは、計画期間中に八千代市においても人口減少に転じるという点であり、将来都市像に掲げるように「人がつながる」施策の充実が求められることから、基本計画においては、それを具体化されたいとの意見がありました。 その他、ゼロカーボンシティ宣言の位置づけや、市民協働の考え方などについて質疑がなされました。 以上、議案第12号については、採決の結果、賛成者多数にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第16号中、本委員会付託部分及び議案第17号から議案第20号までについて申し上げます。 この5議案については、いずれも職員人件費を含む補正予算であることから、一括して審査を行いました。 主な内容は、人事院勧告及び千葉県人事委員会勧告に準じた期末手当の支給割合の改定及び一般職員の給与改定に伴う市長等及び議長等の期末手当の支給割合の改定によるものであり、一般会計及び特別会計における職員人件費について、合計で1億5,512万2,000円の減額をするものであります。 以上、議案第16号中、本委員会付託部分及び議案第17号から議案第20号までについては、採決の結果、いずれも賛成者多数にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、請願第7号、政府に「再審法改正」を求める請願について申し上げます。 審査中、委員より、冤罪が発生している状況に鑑み、法整備は必要であるとの意見のほか、裁判が長期化する可能性や様々なケースがあり、一概には言えないのではないかとの意見がありました。 以上、請願第7号については、採決の結果、賛成者少数にて不採択とすべきものと決定しました。 次に、請願第8号、日本学術会議会員の任命拒否の撤回の意見書を提出することを求める請願について申し上げます。 審査中、委員より、学問の自由を脅かすものであり、願意妥当とする意見のほか、人事に関することであり、あくまでも任命権は内閣総理大臣にあるとの意見がありました。 以上、請願第8号については、採決の結果、賛成者少数にて不採択とすべきものと決定しました。 最後に、請願第9号、高津支所存続を求める請願書について申し上げます。 審査中、委員より、高津団地及び周辺地域では高齢化が進行しており、利便性の確保の点から願意妥当とする意見のほか、市では高津支所の建物の老朽化も踏まえ、緑が丘への移転及び高津支所に代わる連絡所の設置を検討しており、一定の利便性は確保されるのではないかとの意見がありました。 以上、請願第9号については、採決の結果、賛成者少数にて不採択とすべきものと決定しました。 以上で総務常任委員会の報告を終わります。 ○木下映実議長 次に、末永隆福祉常任委員長。     (末永 隆福祉常任委員長登壇) ◆末永隆福祉常任委員長 おはようございます。 私からは、令和2年第4回定例会において福祉常任委員会に付託されました案件について、審査経過の概要及び結果を御報告します。 本委員会に付託された案件は、条例の制定案1件、条例の一部改正案1件、補正予算案4件、都合6件であります。 以下、順を追って御報告します。 初めに、議案第2号、地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について御報告します。 本案は、地方税法等の一部を改正する法律の一部が令和3年1月1日から施行されることに伴い、関係する6件の条例について所要の改正を行うものであります。 以上、議案第2号については、採決の結果、賛成者全員にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第5号、八千代市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について御報告します。 本案は、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定めた省令の改正等に伴い、居宅訪問型保育事業者が提供する保育の対象の追加などのため、条例を一部改正するものです。 本案審査において、家庭的保育事業等を実施する事業者を募集する際の設置基準や、事業者に対するチェック機能等の市の考え方について、質疑がなされました。 以上、議案第5号については、採決の結果、賛成者多数にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第7号、令和2年度八千代市一般会計補正予算(第8号)中、本委員会付託部分について御報告します。 初めに、歳入歳出予算の補正のうち、歳入では、第16款国庫支出金、第2項国庫補助金において、障害者総合支援システム改修業務委託料の追加に伴い、障害者総合支援事業費補助金571万3,000円を増額。新型コロナウイルス感染症に係るPCR検査助成に係る経費の追加に伴い、疾病予防対策事業費等補助金200万円を追加。新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金200万円を増額。第17款県支出金、第2項県補助金において、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金2,079万3,000円を増額。 一方、歳出では、第2款総務費、第1項総務管理費において、社会福祉費国庫負担金返還金として、令和元年度生活困窮者自立相談支援事業費等国庫負担金交付額確定に伴い、382万3,000円を追加。令和元年度障害者医療費国庫負担金交付額確定に伴い、289万円を追加。社会福祉費国庫補助金返還金として、令和元年度生活困窮者就労準備支援事業費等国庫補助金交付額確定に伴い、793万9,000円を追加。令和元年度地域生活支援事業費等国庫補助金交付額確定に伴い、5万4,000円を追加。児童福祉費国庫負担金返還金として、令和元年度障害児通所給付費等国庫負担金交付額確定に伴い、97万4,000円を追加。令和元年度子育てのための施設等利用給付費等国庫負担金交付額確定に伴い、3,168万円を追加。児童福祉費県負担金返還金として、令和元年度子育てのための施設等利用給付費等県負担金交付額確定に伴い、1,584万円を追加。児童福祉費国庫補助金返還金として、令和元年度母子家庭等対策総合支援事業費、未婚の児童扶養手当受給者に対する臨時・特別給付金給付事業費及び未婚の児童扶養手当受給者に対する臨時・特別給付金給付事務費国庫補助金交付額確定に伴い、436万4,000円を追加。 第3款民生費、第1項社会福祉費において、障害者総合支援システム改修業務委託料1,313万4,000円を増額。介護報酬改定等に伴うシステム改修業務委託に伴い、介護保険事業特別会計繰出金426万4,000円を増額。令和元年度後期高齢者医療療養給付費負担金の精算に伴い、後期高齢者医療療養給付費負担金2,051万3,000円を増額。高齢者医療制度見直し等に伴うシステム改修業務委託に伴い、後期高齢者医療特別会計繰出金453万9,000円を増額。また、第2項児童福祉費において、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業補助金2,079万3,000円を増額。高津南保育園建設工事基本設計及び実施設計業務委託料1,229万4,000円を追加。(仮称)阿蘇学童保育所建設工事実施設計業務委託料696万2,000円を追加。 第4款衛生費、第1項保健衛生費において、新型コロナウイルス感染症患者入院受入支援事業補助金5,000万円を追加。新型コロナウイルス感染症対策として、PCR検査費用の助成に係る経費403万円を追加。保健センター冷温水発生機更新工事請負費2,134万円を追加するものです。 次に、繰越明許費の補正においては、第3款民生費、第2項児童福祉費において、保育園整備事業及び学童保育事業について、契約締結後において年度内の完了が困難なことから、高津南保育園建設工事基本設計及び実施設計業務委託で1,229万4,000円、(仮称)阿蘇学童保育所建設工事実施設計業務委託で696万2,000円を繰越し。第4款衛生費、第1項保健衛生費において、保健センター管理事業について、契約締結後において年度内の完了が困難なことから、保健センター冷温水発生機更新工事2,134万円を繰り越すものです。 次に、債務負担行為の補正においては、腸内細菌等検査業務委託に要する概定金637万2,000円のうち、健康福祉部所管分として41万5,000円、子ども部所管分として365万5,000円に、それぞれ消費税及び地方消費税を加算した額の範囲内で債務負担行為を設定。学童保育事業委託に要する概定金1億17万6,000円の範囲内で債務負担行為を設定。健診結果等集配業務委託に要する概定金170万1,000円のうち、健康福祉部所管分として137万7,000円、子ども部所管分として32万4,000円に消費税及び地方消費税を加算した額の範囲内で債務負担行為を設定するものです。 本案審査において、本会議での質疑に関連して、高津南保育園建設工事に係る新園舎の定員及び現在の園舎の跡地利用について質疑がなされ、これに対し、新園舎の定員については、将来的な少子化等を考慮し70人を想定しているが、弾力的かつ柔軟な対応により定員以上の受入れを図ることとし、現在の園舎の跡地活用については、今後の高津地区、高津団地のUR都市機構まちづくりの考え方なども視野に入れ、園庭など保育需要に合わせた対応を検討する旨の答弁がありました。 また、八千代医療センターに対する新型コロナウイルス感染症患者入院受入支援事業補助金の算定根拠について質疑がなされ、これに対し、新型コロナウイルス感染症患者入院受入れにより空床となる1ベッド当たりの前年度の診療単価と、県の補助単価との差額から算定した旨の答弁がありました。 以上、議案第7号中、本委員会付託部分については、採決の結果、賛成者多数にて原案のとおり可決すべきものと決定されました。 次に、議案第8号、令和2年度八千代市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)について御報告します。 初めに、歳入歳出予算の補正のうち、歳入では、第3款国庫支出金、第2項国庫補助金において、介護報酬改定等に伴うシステム改修業務委託料の追加に伴い、介護保険事業費補助金414万円を増額。内示額の確定に伴い、介護保険保険者努力支援交付金1,413万円を追加。第7款繰入金、第1項一般会計繰入金において、介護報酬改定等に伴うシステム改修業務委託料の追加に伴い、事務費繰入金426万4,000円を増額。 一方、歳出では、第1款総務費、第1項総務管理費において、介護報酬改定等に伴うシステム改修業務委託料840万4,000円を追加。第5款基金積立金、第1項基金積立金において、介護保険保険者努力支援交付金の追加に伴い、介護給付費準備基金積立金1,413万円を増額するものです。 以上、議案第8号については、採決の結果、賛成者全員にて原案のとおり可決すべきものと決定されました。 次に、議案第9号、令和2年度八千代市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について御報告します。 初めに、歳入歳出予算の補正のうち、歳入では、第3款繰入金、第1項一般会計繰入金において、高齢者医療制度見直し等に伴うシステム改修業務委託に伴い、事務費繰入金453万9,000円を増額。第4款繰越金、第1項繰越金において、前年度剰余金の確定に伴い、前年度繰越金6,904万6,000円を増額。第6款国庫支出金、第1項国庫補助金において、高齢者医療制度見直し等に伴うシステム改修業務委託に伴い、高齢者医療制度円滑運営事業費補助金113万4,000円を追加。 一方、歳出では、第1款総務費、第1項総務管理費において、高齢者医療制度見直し等に伴うシステム改修業務委託料567万3,000円を追加。第2款後期高齢者医療広域連合納付金、第1項後期高齢者医療広域連合納付金において、令和元年度後期高齢者医療保険料納付金の精算に伴い、後期高齢者医療広域連合納付金6,904万6,000円を増額するものです。 以上、議案第9号については、採決の結果、賛成者全員にて原案のとおり可決すべきものと決定されました。 次に、議案第16号、令和2年度八千代市一般会計補正予算(第9号)中、本委員会付託部分について御報告します。 初めに、歳入歳出予算の補正のうち、歳入では、第16款国庫支出金、第2項国庫補助金において、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業実施に伴うシステム改修業務委託料の追加に伴い、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金381万2,000円を追加。 一方、歳出では、第4款衛生費、第1項保健衛生費において、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業の実施に伴うシステム改修業務委託料381万2,000円を増額するものです。 以上、議案第16号中、本委員会付託部分については、採決の結果、賛成者全員にて原案のとおり可決すべきものと決定されました。 以上、報告を終わります。 ○木下映実議長 次に、山口勇都市常任委員長。     (山口 勇都市常任委員長登壇) ◆山口勇都市常任委員長 おはようございます。 12月15日に開催しました都市常任委員会の審査経過及び結果を御報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、条例の制定案1件、補正予算案3件、路線の認定案1件、請願1件、都合6案件であります。 以下、順を追って申し上げます。 初めに、議案第1号、八千代市生産緑地地区の区域の規模に関する条例の制定について、主な内容を申し上げます。 本案は、近年減少している生産緑地地区を保全することを目的として、生産緑地地区の面積要件を500平方メートル以上から300平方メートル以上に引き下げるため、条例を制定するものであります。 本案審査においては、面積要件を引き下げる条例を制定することが可能となった平成29年から現在まで条例案を提出しなかった理由について質疑があり、これに対し、条例の制定時期について検討した結果、周辺自治体の動向を見極めてから条例案を提出することとしたために今議会での提案となりましたが、本市において平成29年以降に面積が500平方メートル未満になったことを理由とした生産緑地地区の解除の事例はなく、影響はなかったものと考えておりますとの答弁がありました。 次に、市街化区域内の農地の位置づけについて質疑があり、これに対し、以前は宅地化すべきものとして位置づけられておりましたが、土地の保水機能の維持、火災発生時の延焼防止、地震発生時の避難地の確保といった防災上の観点や、良好な都市環境の形成を図る観点から、現在は都市にあるべきものとしての位置づけとなっておりますとの答弁がありました。 以上、議案第1号については、採決の結果、賛成者全員にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第7号、令和2年度八千代市一般会計補正予算(第8号)中、本委員会付託部分について、主な内容を申し上げます。 歳入については、第17款第2項第5目土木費県補助金において、八千代台駅西口エレベーター設置に係る鉄道駅バリアフリー設備整備事業補助金の追加により、1,333万3,000円を増額するものであり、歳出については、第8款第4項第1目都市計画総務費において、勝田台駅南口エレベーター設置費補助金の追加により、2,000万円を増額するものであります。 繰越明許費については、交通安全施設整備事業ほか2件を追加するものであり、債務負担行為については、都市公園等管理業務委託ほか3件を追加するものであります。 また、地方債については、市道整備事業債を増額したことにより、起債の限度額を変更するものであります。 本案審査においては、今年度実施予定であった大和田新田302号線歩道整備工事に係る予算を来年度に繰り越す理由について質疑があり、これに対し、11月に実施した入札が不調となりましたが、再入札は2月下旬を見込んでいることから、年度内の工事完了が困難となったため、予算を繰り越したいとするものでありますとの答弁がありました。 以上、議案第7号中、本委員会付託部分については、採決の結果、賛成者全員にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第10号、令和2年度八千代市水道事業会計補正予算(第2号)について、主な内容を申し上げます。 本案は、庁舎移転に係る家屋調査業務委託を令和3年度執行とすることに伴う公共下水道事業会計からの工事寄附負担金収入の減額及び一般会計への負担金支出の減額、並びに令和3年度当初から開始する業務に係る2件の債務負担行為を新たに設定するものであります。 本案審査においては、公共工事の施工時期の平準化に関する取組について質疑があり、これに対し、令和元年度に公共工事の品質確保の促進に関する法律が改正されたことに伴い、従来の債務負担行為の活用に加え、繰越制度も活用して施工時期の平準化を図ることとしておりますとの答弁がありました。 以上、議案第10号については、採決の結果、賛成者多数にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第11号、令和2年度八千代市公共下水道事業会計補正予算(第1号)について、主な内容を申し上げます。 本案は、平成30年度から令和2年度までの3か年継続事業である八千代1号幹線浸水対策管渠布設(シールド工法)工事について、令和3年度までの4か年継続事業に変更し、継続費の総額及び年割額を併せて変更するものであります。 また、庁舎移転に係る家屋調査業務委託を令和3年度執行とすることに伴う水道事業会計への負担金支出の減額及び令和3年度当初から開始する業務に係る2件の債務負担行為を新たに設定するものであります。 以上、議案第11号については、採決の結果、賛成者多数にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第14号、路線の認定について、主な内容を申し上げます。 本案は、開発行為により築造された道路20路線を市道路線として認定するものであります。 本案審査においては、3路線の現地調査を実施し、他の路線については資料を用いた説明により確認をいたしました。 以上、議案第14号については、採決の結果、賛成者全員にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。 最後に、請願第6号、高津東29号線の道路整備に関する件について申し上げます。 本件は、高津東29号線について、路線バスの運行による振動を低減するため、速やかな道路整備等を求めるものであります。 本件審査においては、委員から、沿道住民にとっては長期間悩まされている重大な問題であり、速やかに対策を講ずる必要があるため、請願の願意は妥当であるとの意見等がありました。 以上、請願第6号については、採決の結果、賛成者全員にて採択すべきものと決定しました。 以上で都市常任委員会の報告を終わります。 ○木下映実議長 次に、立川清英文教経済常任委員長。     (立川清英文教経済常任委員長登壇) ◆立川清英文教経済常任委員長 おはようございます。 私から、12月14日に開催させていただきました文教経済常任委員会の審査の経過及び結果について御報告させていただきます。 本委員会に付託されました案件は、補正予算案1件、契約の締結案1件の都合2件でございます。 以下、順を追って御報告させていただきます。 初めに、議案第7号、令和2年度八千代市一般会計補正予算(第8号)中、本委員会付託部分について申し上げます。 本補正予算は、歳入歳出予算の補正のうち、歳入におきまして、第17款第2項県補助金では、飼料生産拡大整備支援事業補助金について、事業実施の取下げに伴い、794万8,000円を減額するものでございます。 一方、歳出におきましては、第6款第1項農業費では、ふるさとステーションの臨時駐車場整備に伴う工事請負費2,872万1,000円を追加。土地改良事業等補助金200万円を増額。飼料生産拡大整備支援事業補助金794万8,000円を減額。 第7款第1項商工費では、八千代どーんと祭の中止に伴い、補助金472万3,000円を減額。 第10款第2項小学校費では、令和3年度学級数の増加に伴う管理用・教材用の消耗品費及び備品購入費で、合わせて1,021万5,000円を増額。第10款第3項中学校費では、同じく令和3年度学級数の増加に伴う管理用・教材用の消耗品費及び備品購入費で、合わせて421万9,000円を増額。また、阿蘇中学校用地の確定測量業務委託料1,287万円を追加。第10款第5項社会教育費では、八千代台東南公共センターの空調更新工事請負費3,300万円を追加。八千代台文化センターの床改修工事請負費652万3,000円を追加。ニューリバーロードレースin八千代の支援業務委託料535万7,000円を減額するものでございます。 次に、繰越明許費の補正におきましては、農業費では農業の郷運営管理事業で2,872万1,000円を、農業農村振興事業で200万円を、商工費では観光推進事業で79万5,000円を、中学校費では中学校施設整備事業で1,287万円を、八千代台東南公共センター維持管理事業で3,300万円を、それぞれ繰越明許費として追加するものでございます。 次に、債務負担行為の補正におきましては、みどりが丘小学校増築校舎借上につきまして、同校に3階建ての12教室を増築し、令和18年度まで借り上げる費用として5億2,600万円に消費税及び地方消費税を加算した額の範囲内を限度額とする債務負担行為を追加し、国営手賀沼土地改良事業(農地防災)負担金につきまして、手賀沼地域において流域開発や地盤沈下などにより、農地の浸水被害や農業用水の取水・配水に支障等が発生しており、これに対応するため、令和2年度から令和31年度までの期間で、概定金1,015万円に利子相当額を加算した金額を限度額とする債務負担行為を追加するものでございます。 また、腸内細菌等検査業務委託ほか2件につきまして、本年度中に契約し、令和3年度当初から業務を実施するため、債務負担行為を追加するものでございます。 審査におきまして、東南公共センターの空調更新工事に関する質疑に対し、現在、冷風等が出ない状況となっており、故障の原因について確認・調査をした上で工事をする内容になっておりますとの答弁がございました。 以上、議案第7号中、本委員会付託部分につきましては、採決の結果、賛成者多数にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第13号、契約の締結について申し上げます。 本案は、(仮称)八千代市学校給食センター東八千代調理場整備・運営事業につきまして、総合評価一般競争入札により、60億5,437万6,241円に金利変動及び物価変動に伴う増減額、並びに消費税及び地方消費税を加算した額の範囲内で、株式会社東八千代学校給食サービスと契約を締結するものでございます。 また、本事業は、保品の八千代カルチャータウン内の公共公益用地に学校給食センターを整備し、1日当たり6,000食及びアレルギー対応給食120食の提供を可能とし、令和4年9月から15年間、運営及び維持管理を行うものでございます。 本案審査におきまして、総合評価一般競争入札での評価に関する質疑に対し、価格の面だけでなく、技術力・安全性など質を総合的に評価したもので、経験が豊富なことというものも評価の一つとなっておりますとの答弁があり、また、応募が1グループであった理由はとの質疑に対し、他の運営会社から参加の意向を伺っていましたが、他市のPFI事業を優先するということで、今回の入札はしなかったとの話を聞いていますとの答弁がありました。 以上、議案第13号につきましては、採決の結果、賛成者多数にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。 以上で報告を終わります。 ○木下映実議長 以上で委員長報告を終わります。 --------------------------------- △追加議案の審議 ○木下映実議長 日程第2、本日、市長から追加提出された議案第21号を議題とします。 議案及び資料につきましては、配付のとおりであります。 ○木下映実議長 市長に提案理由の説明を求めます。 服部友則市長。     (服部友則市長登壇) ◎服部友則市長 皆さん、おはようございます。 本日、追加提案させていただきました案件につきまして御説明を申し上げます。 追加提案させていただきました案件といたしましては、補正予算案1件でございます。 令和2年度補正予算について申し上げます。 議案第21号、令和2年度八千代市一般会計補正予算(第10号)につきましては、歳入歳出それぞれ7,757万円を追加し、補正後の額を822億3,440万1,000円といたしたいとするものでございます。 補正理由といたしましては、本年12月11日に、新型コロナウイルス感染症の影響により心身に大きな困難が生じている独り親世帯に対し、年内を目途にひとり親世帯臨時特別給付金の再支給を行うための予備費使用について閣議決定がなされ、給付に係る国庫補助金が増額となることに伴い、急遽、議会最終日にて所要額の補正を提案することになったものでございます。 まず、歳入予算の内容につきましては、第16款国庫支出金で、ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業費補助金9,257万円の増額。第20款繰入金で、財政調整基金繰入金1,500万円の減額をするものでございます。 次に、歳出予算の内容につきましては、第3款民生費で、ひとり親世帯臨時特別給付金7,757万円の増額をいたしたいとするものでございます。 以上、追加提案いたしました案件につきまして御説明を申し上げましたが、慎重御審議の上、御議決を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○木下映実議長 以上で提案理由の説明を終わります。     -------------------------
    ○木下映実議長 これより議案第21号に対する質疑を行います。 通告は省略します。 質疑ありませんか。-質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。     ------------------------- ○木下映実議長 委員会付託を行います。 議案第21号については、福祉常任委員会に付託します。     ------------------------- ○木下映実議長 これより委員長報告に対する質疑を行いますが、質疑に当たっては通告をお願いします。 また、質疑終了後、討論、採決を行いますので、併せて討論の通告をお願いします。 11時30分までに発言通告書を提出願います。 この際、暫時休憩します。              午前10時46分休憩     -------------------------              午後1時29分開議 ○木下映実議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 委員長報告に対する質疑は通告がありませんので、質疑なしと認めます。 以上で委員長報告に対する質疑を終わります。     ------------------------- ○木下映実議長 先ほど福祉常任委員会に付託した議案の審査の経過及び結果について、委員長の報告を求めます。 末永隆福祉常任委員長。     (末永 隆福祉常任委員長登壇) ◆末永隆福祉常任委員長 本日、追加議案として上程され、福祉常任委員会に付託されました案件について、審査経過の概要及び結果を御報告します。 本委員会に付託された案件は、補正予算案1件であります。 議案第21号、令和2年度八千代市一般会計補正予算(第10号)について御報告します。 歳入歳出予算の補正のうち、歳入では、第16款国庫支出金、第2項国庫補助金において、ひとり親世帯臨時特別給付金給付に係るひとり親世帯臨時特別給付金給付事業費補助金9,257万円を増額。第20款繰入金、第2項基金繰入金において、ひとり親世帯臨時特別給付金の給付に伴う財源調整として、財政調整基金繰入金1,500万円を減額。 一方、歳出では、第3款民生費、第2項児童福祉費において、ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業基本給付の再支給に伴い、ひとり親世帯臨時特別給付金7,757万円を増額するものです。 本案審査において、ひとり親世帯臨時特別給付金の支給対象に公的年金受給者も含むのかとの質疑がなされ、これに対し、児童扶養手当の受給資格世帯以外の公的年金受給者も支給対象となっており、既に支給決定された42世帯に年内支給を行う旨の答弁がありました。 以上、議案第21号については、採決の結果、賛成者全員にて原案のとおり可決すべきものと決定されました。 以上で報告を終わります。 ○木下映実議長 以上で委員長報告を終わります。     ------------------------- ○木下映実議長 これより、ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。 通告は省略します。 質疑ありませんか。-質疑なしと認めます。 以上で委員長報告に対する質疑を終わります。 --------------------------------- △討論・採決 ○木下映実議長 これより討論、採決を行います。 議案第1号について討論を行います。 通告がありませんので、討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 申し上げます。 採決に当たりましては、明確に御起立を願います。 これより議案第1号、八千代市生産緑地地区の区域の規模に関する条例の制定についてを採決します。 本案に対する都市常任委員長の報告は可決であります。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○木下映実議長 起立全員であります。 したがって、議案第1号は原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○木下映実議長 議案第2号について討論を行います。 通告がありませんので、討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより議案第2号、地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてを採決します。 本案に対する福祉常任委員長の報告は可決であります。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○木下映実議長 起立全員であります。 したがって、議案第2号は原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○木下映実議長 議案第5号について討論を行います。 堀口議員から通告がありますので、発言を許します。 堀口明子議員。     (堀口明子議員登壇、拍手) ◆堀口明子議員 日本共産党を代表して、議案第5号、八千代市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、反対の討論を行います。 そもそも家庭的保育事業について、有資格でなくても運営できてしまうことについて懸念があります。県の講習を受ければ保育資格者と同等とみなすなど、子供の命を預かることに対しての不安点であります。 今回の一部改正は、資格の有無についてはそのままとなっており、さらに、乳児・幼児と対象年齢が書き加えられています。千葉県内ではまだ事故等の報告はありませんが、東京都では報告されていると常任委員会の中でも発言がありました。八千代市に家庭的保育事業はまだないとはいえ、子供の命を預かる事業だからこそ、安心できるものへと改善すべきであります。 有資格でなくても進められているこの事業に対して反対であること、また今回の改正は、さらに受け入れられないものであるため、議案第5号に対する反対の討論といたします。 ○木下映実議長 以上で討論を終わります。 これより議案第5号、八千代市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。 本案に対する福祉常任委員長の報告は可決であります。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○木下映実議長 起立多数であります。 したがって、議案第5号は原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○木下映実議長 議案第6号について討論を行います。 通告がありませんので、討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより議案第6号、八千代市火災予防条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。 本案に対する総務常任委員長の報告は可決であります。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○木下映実議長 起立全員であります。 したがって、議案第6号は原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○木下映実議長 議案第7号について討論を行います。 伊原議員から通告がありますので、発言を許します。 伊原忠議員。     (伊原 忠議員登壇、拍手) ◆伊原忠議員 日本共産党を代表して、議案第7号、令和2年度八千代市一般会計補正予算(第8号)について、委員長報告の可決に対し反対の立場で討論を行います。 歳入歳出それぞれ約8億7,800万円を追加するもので、コロナ対策や鉄道バリアフリーの予算が計上されていることは評価できるものの、その一方で、八千代市新庁舎建設予定地買収費用として約5億5,000万円が計上され、その財源として庁舎整備基金5億2,000万円が取り崩されています。 そもそも今年度の庁舎建設については延期するということで、予算計上されていません。それなのに今議会に予算を計上することは、市民と議会への信義に反するものと言わざるを得ません。 また、昨日閣議で、来年度の国家予算において、緊急防災・減災事業債制度が令和7年度まで存続することが決まりました。この制度を利用することで、耐震補強、大規模改修が可能です。庁舎建て替えを根本的に見直すことが求められていることからも納得できません。 さらに、学童保育事業として、(仮称)阿蘇学童保育所建設工事実施設計業務委託料として696万2,000円が計上されていますが、阿蘇中学校に設置することに、地元住民の理解を得ているのか。特に、米本団地内の学童保育所がなくなってしまうのではないかとの不安の声が寄せられています。 また、地元住民の理解が得られていない阿蘇中学校に、小中一貫校を造るための阿蘇中学校用地確定測量業務に1,287万円を使うことは筋違いです。 最後に、マイナンバー関連予算が計上されていますが、議会で度々指摘しているように、政治への信頼を得られていないこと、情報漏えいが頻発していることや、国民の個人情報が一元化され、国家による監視社会になるのではとの危惧が払拭されず、マイナンバーカードの普及は遅々として進まず、いまだに3,000万枚、23%の発行と停滞しているのが現状です。 以上、問題点を指摘して反対の討論とします。 ○木下映実議長 以上で討論を終わります。 これより議案第7号、令和2年度八千代市一般会計補正予算(第8号)を採決します。 本案に対する各常任委員長の報告は可決であります。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○木下映実議長 起立多数であります。 したがって、議案第7号は原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○木下映実議長 議案第8号について討論を行います。 通告がありませんので、討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより議案第8号、令和2年度八千代市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)を採決します。 本案に対する福祉常任委員長の報告は可決であります。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○木下映実議長 起立全員であります。 したがって、議案第8号は原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○木下映実議長 議案第9号について討論を行います。 通告がありませんので、討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより議案第9号、令和2年度八千代市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を採決します。 本案に対する福祉常任委員長の報告は可決であります。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○木下映実議長 起立全員であります。 したがって、議案第9号は原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○木下映実議長 議案第10号について討論を行います。 飯川議員から通告がありますので、発言を許します。 飯川英樹議員。     (飯川英樹議員登壇、拍手) ◆飯川英樹議員 日本共産党を代表して、議案第10号、令和2年度八千代市水道事業会計補正予算(第2号)及び議案第11号、令和2年度八千代市公共下水道事業会計補正予算(第1号)について、それぞれ庁舎移転に関する内容が含まれていますので、一括して反対の立場で討論を行います。 本議案は、上下水道局の庁舎移転に関わるものであり、内容は、来年度に執行することに伴う減額というものではあるものの、一方で、市役所庁舎に関しましては、昨年10月、11月の台風と大雨によって避難所となる体育館が使えなくなり、避難所復旧のために、令和2年度予算には市役所庁舎建て替え費用を含めないことになっています。さらに、コロナ禍によって、市役所庁舎の建て替えについては実質的に凍結となっています。 この市役所庁舎の建て替えについては、市の財政面からしても非常に厳しいものがあり、仮に市役所庁舎の建て替えを行わなくても、財政面で厳しい状況であるという声もあります。 そんな中で、昨日21日に、日本政府は閣議で来年度、令和3年度予算案を決定し、自治体の防災対策を支援する緊急防災・減災事業債の5年間の延長が決まりました。今後はこの事業債を利用し、上下水道局の建物を免震化するという選択肢も考えられます。恐らく免震化工事では、この事業債によって国から7割の補助があるものと考えています。また、免震化工事は、建物はそのままで業務を続けたまま行えるとも聞いております。 このような選択肢が増えた今こそ、今はコロナ禍で大変な人たちを救うために力を注ぎ、そして、コロナ禍で今後の財政面も心配される状況で、財政面で少しでも未来の明るい八千代市にすることを考慮した上で、上下水道局の庁舎移転につきまして一旦踏みとどまるべきという考えから、本議案に対して反対を表明し、討論といたします。 ○木下映実議長 以上で討論を終わります。 これより議案第10号、令和2年度八千代市水道事業会計補正予算(第2号)を採決します。 本案に対する都市常任委員長の報告は可決であります。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○木下映実議長 起立多数であります。 したがって、議案第10号は原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○木下映実議長 議案第11号について討論を行います。 先ほど飯川議員から討論がありましたが、他に通告がありませんので、討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより議案第11号、令和2年度八千代市公共下水道事業会計補正予算(第1号)を採決します。 本案に対する都市常任委員長の報告は可決であります。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○木下映実議長 起立多数であります。 したがって、議案第11号は原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○木下映実議長 議案第12号について討論を行います。 三田議員ほか2名の議員から通告がありますので、順次発言を許します。 初めに、三田登議員。     (三田 登議員登壇、拍手) ◆三田登議員 議案第12号、八千代市第5次基本構想について、総務常任委員会の委員長報告では可決でしたけれども、議案に反対の立場で討論いたします。 まずその前に、本議案がまさに本日の本会議で賛否の討論をしている最中だというのに、この基本構想を骨格に作成されているであろう第5次総合計画前期基本計画のパブリックコメントを1月7日までとして、既に実施されていることに強い違和感を感じるわけであります。しかも、この基本計画、未定稿部分があるなど、どたばたぶりが見てとれる代物であります。 いずれにせよ、議会の承認を得ていない基本構想を骨格とした施策を含めた前期基本計画のパブリックコメントが実施されていることは、まさに議会軽視につながるものです。議案第12号にも関連することなので、この場を借りて異議を表明するものであります。 さて、私は、さきの9月議会において、まだ素案であった基本構想について質問し、「構想の推進のために」という大項目の中で第4次計画の基本構想にはあった市民主体による自主的運営、あるいは市民主体による自立的な行政経営を基本方針と定めるという極めて重要な文言が今回はすっかり消えてしまった。つまり、市民主体という肝とも言える極めて重要なビジョンが消えてしまったわけを問いただしましたが、納得のいく説明はありませんでした。 その代わりに登場したのが、「市民にわかりやすいまちづくりの推進」というものでした。この「わかりやすい」とは市が説明する立場を意味しており、市民は聞いたり読んだりする立場を意味します。つまり分かりやすく言えば、市民との議論も協働も要らないという結論さえ導きかねない危険性をはらんでいるわけであります。 そもそも、何をもって分かりやすさを定義するのか。今まで判を押したように行われてきたパブリックコメント、アンケート、僅か一、二名の市民公募委員が参加した個別委員会なども、市民説明も合意も極めて不十分な事例を繰り返してきました。今後はさらにひどくなるのではと危惧いたします。 行政を遂行する上で、大前提である市民参画と市民合意を追求する基本的スタンスを維持し、よって、第4次基本構想にあった市民主体による自立的な行政経営という概念を堅持するべきであります。 付け加えて指摘するならば、来年もしばらくは市民の命と健康や経済活動に深刻な影響を与え続けるであろうコロナ禍について、第5章の前書きで僅か3行だけ触れているだけで、施策では何も掲載されていないのはどういうわけでありましょうか。文章量も第4次の約半分と簡略化された中身となっており、失礼ながら、真剣味が足りないと言わざるを得ません。 したがって、本基本構想をこのまま容認するわけには到底いきません。議場の皆さん、本当にこれでいいんでしょうか。こんなやっつけ仕事の基本構想を骨格とした第5次総合計画が策定されていいんでしょうか。改めて、市民主体と市民参画という基本理念の下に基本構想を修正することを求めて、原議案には反対の討論といたします。 ○木下映実議長 次に、高山敏朗議員。     (高山敏朗議員登壇、拍手) ◆高山敏朗議員 議案第12号、八千代市第5次基本構想についてに関しまして、会派新未来を代表して、賛成の立場で討論いたします。 本議案の第5次基本構想は、来年度2021年度から8年間の本市の新しいまちづくりの計画、第5次総合計画の中でも最上位に位置づけられるまちづくりの指針とも言えるものだと認識しています。 今、地球規模で社会の転換点にある中で、これからの本市がどのようなまちを目指すのか、八千代の未来ビジョンそのものだと考えます。 世界がコロナ危機・気候危機に直面しています。そして、日本全体が人口減少・超高齢社会という前例やモデルが世界のどこにもない課題に直面しています。 本市でも、今年、人口20万人を超え、今なお増加が見込まれていますが、人口ピークは5年前の推計では2027年。しかし、最新の推計では2025年と2年前倒しになりました。確実に人口減少局面が近づきつつあり、第5次基本構想期間の途中で減少フェーズに入ることが見込まれています。だからこそ、これらの問題にしっかり向き合うビジョンを掲げることが必要です。 八千代の未来ビジョンとして、人口減少・超高齢社会、コロナ危機・気候危機の現実にどう向き合うのか。さらにはSDGsや脱炭素社会の実現、未来へ続く八千代に向けて、どのような都市像を目指し、何を柱に取り組むのか。これを掲げるのはまちのリーダー、市長の最大の役割だと思います。 この基本構想は、本年7月の議員説明会にて初めてその素案が示されましたが、その際に市長から、市長としての特色をあまり加えるべきではないといった趣旨の発言がありました。そして、示された素案には、人口減少・超高齢化への記述も従来とさほど違いがなく、コロナ危機・気候危機・SDGs・脱炭素などの言葉もなく、八千代ならではの特色や取組もほぼ明記されていない。一言で言えば、これまでとさほど変わらない、特徴のない構想となっていたように思います。これは説明を頂き、大変心配になったところでした。 しかしながら、その後、議会の意見、パブリックコメントでの市民の皆様の御意見、審議会での御意見を踏まえて、かなり大幅な変更を入れていただきました。今回付議された基本構想に修正いただいたと理解しています。SDGsを見据えた持続可能なまちづくりの推進、人口減少の抑制に向けた施策の推進、新型コロナや気候危機への対応、市民と行政との協働体制の確立、市のシンボルであるツツジやバラ、市民参加によって形づくられた新川千本桜の活用など、いずれもこれからの本市が未来へ続く八千代であり続けるためにとても大事な視点であり、これらが素案の段階から込められていなかったことは指摘せざるを得ませんけれども、対応いただいて、必要な方向性やキーワードは込められたのではないかと思います。大幅変更に御対応いただいた行政の皆さんの御尽力には感謝をお伝えしたいと思います。 しかしながら、これだけで十分なわけではありません。人口減少・超高齢化で想定される市税や歳入の減少に対して、新たな歳入創出のための産業や経済政策、財政政策の軸となるようなビジョンが掲げられておりませんし、また先日、総務常任委員会で河野議員からも指摘がありましたが、市長がゼロカーボンシティ宣言を行いましたけれども、宣言に整合するビジョンも掲げられておりません。 また、これからの時代においてより求められる市民協働、市民と行政とのパートナーシップの確立に関しましては、少し修正していただいたものの、ビジョンとしてはこれまでより後退していると言わざるを得ません。 何より、この基本構想の策定に当たって、素案作成後に、市民意見を踏まえた市民説明会などの市民参加の取組がパブリックコメントしか行われていないことについて、今議会の山口議員の質問でも指摘がありましたけれども、不十分であると指摘します。コロナ禍においても、オンライン説明会などを開催することは十分に可能なはずです。 以上から、本市の基本構想、ビジョンとして一定の方向性は示せたものの、中身としては十分でない部分もあることを指摘させていただきまして、市長のリーダーシップを発揮していただいて、現在パブリックコメント中の第5次総合計画前期基本計画の中で、これらを踏まえた計画・施策・目標・プロジェクトを策定いただくこと、基本計画の素案をしっかり見直していただくことを強く指摘・要請させていただいた上で、賛成の討論とさせていただきます。 ○木下映実議長 次に、植田進議員。     (植田 進議員登壇、拍手) ◆植田進議員 日本共産党を代表して、議案第12号、八千代市第5次基本構想について、反対の立場で討論を行います。 この基本構想は、令和3年度から令和10年度までとする8年間に及ぶものでありますけれども、今も発言ありましたように、本格的な人口減少社会を迎える中で、どのようなまちづくりを目指すのかが問われるものだと思います。 今回の基本構想の中の八千代市の将来都市像について、「人がつながり 未来につなぐ 緑豊かな 笑顔あふれるまち やちよ」というのがキャッチフレーズとして掲載されておりました。私は、非常に美しい言葉でつながれていますけれども、やはり八千代市の特色あるまちづくりの中で、どうも違和感を感じざるを得ません。 そして2つ目に、八千代市が今この人口減少社会の中で、どのような形でこの活力ある八千代市をつくり上げるのか。その最大のテーマは、やはり子育てを中心にした新しいまちづくりをどう進めるのか。特に合計特殊出生率、今、八千代市が1.38、これをどこまで引き上げていくのかということでは、1.8という希望的な数字が出されておりますが、これを裏づけるためのどのような工夫がなされるのか。 さらに今、市内の働く人たちに非正規労働者がかなり増えているこの状況の下で、どうやってその収入を増やしながら、子育てしやすい、そして流入人口を増やすような魅力あるまちづくりに仕上げていくのか。その点では残念ながら、そういう課題が含まれておりません。 それから3点目に、八千代市は7つのコミュニティー圏域としてこれまで進められてきました。日本共産党は、このコミュニティー圏域を少なくとも中学校区域に拡大すべきだという意見を上げてまいりましたけれども、残念ながら、これも反映されておりません。 4点目に、基本構想づくりが、市民参加で進められたとはとても言えません。したがって、この基本構想が市民の関心を得ることが私は難しいのではないかと考えております。その反映として、基本構想の中にも市民との協働、市民参加型行政の推進が抜け落ちているというふうに私は感じております。 5点目に、施策の大綱中、「第1節 ともに支え合い健やかでいきいきと過ごせるまちづくり」の中で、社会保険制度が掲げられておりますけれども、私はこの中身として社会保障という概念が盛り込まれていない、この点に懸念を抱いているわけでございます。 以上5点の問題点を指摘して、反対の討論といたします。 ○木下映実議長 以上で討論を終わります。 これより議案第12号、八千代市第5次基本構想についてを採決します。 本案に対する総務常任委員長の報告は可決であります。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○木下映実議長 起立多数であります。 したがって、議案第12号は原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○木下映実議長 議案第13号について討論を行います。 伊原議員から通告がありますので、発言を許します。 伊原忠議員。     (伊原 忠議員登壇、拍手) ◆伊原忠議員 日本共産党を代表して、議案第13号、契約の締結について((仮称)八千代市学校給食センター東八千代調理場整備・運営事業)について、反対の立場で討論を行います。 PFI方式は、もともと民間の利益を生み出すための方式で、公共サービスの学校給食の事業には適しません。15年間で60億円もの費用をかけて、利益の保障をする事業です。今ある4校の自校方式の学校給食をなくさず、さらに増やしていくことに市民の税金を使うべきです。 自校方式は、去年の台風災害のときに休まず機能しました。ところが、センター方式は、八街の米飯調理ができなかったので、1週間近く保護者を煩わせて、御飯やパンを持たせることになりました。そしてまた、今度の東八千代調理場も、八街のほうで白米を炊いて届ける方式で、全く改善が見られません。 今、気候変動問題で、2050年までに二酸化炭素を実質排出ゼロにすることは必須です。そのために2030年までに50%削減といえば、残り10年です。15年間もセンター方式で行うということは、そのための検討がなされていません。 自校方式の給食であれば、八千代市内の農家から地産地消で農産物を供給してもらうことが可能です。市内には、ソーラーシェアリングという自然環境を生かした農業者もいます。そういう農家を増やすことが今求められています。 東八千代調理場をやめて、温かく作り手の見える自校方式の学校を15校造れば、市内の働く場所を新たに15か所増やすことにもなります。 また、センター方式は残菜が多く、フードロスが問題になっています。子供たちの未来がかかっている二酸化炭素排出問題に真剣に取り組むべきときに、センター方式は時代に合いません。 このことを指摘して、反対の討論とします。 ○木下映実議長 以上で討論を終わります。 これより議案第13号、契約の締結についてを採決します。 本案に対する文教経済常任委員長の報告は可決であります。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○木下映実議長 起立多数であります。 したがって、議案第13号は原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○木下映実議長 議案第14号について討論を行います。 通告がありませんので、討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより議案第14号、路線の認定についてを採決します。 本案に対する都市常任委員長の報告は可決であります。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○木下映実議長 起立全員であります。 したがって、議案第14号は原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○木下映実議長 これより議案第15号、監査委員の選任についてを採決します。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○木下映実議長 起立全員であります。 したがって、議案第15号は原案のとおり同意されました。     ------------------------- ○木下映実議長 議案第16号について討論を行います。 植田議員から通告がありますので、発言を許します。 植田進議員。     (植田 進議員登壇、拍手) ◆植田進議員 日本共産党を代表して、議案第16号及びそれに関連がありますので、第20号まで含めて一括で討論を行いたいと思います。 八千代市一般会計補正予算(第9号)並びに特別会計補正予算は、先議で行われた議案第3号、第4号の条例改正を受けて予算計上されたものであります。したがって、議案第16号から第20号まで、一括しての反対討論を行います。 人事院は、2020年度の国家公務員一般職の一時金に当たる期末・勤勉手当の支給に関して、前年度より0.05か月少ない4.45か月とするよう、国会と内閣に勧告を行い、そしてその勧告に基づいて引下げが決められましたけれども、これは何と2010年度以来10年ぶりというものであります。 新型コロナ感染拡大に伴う景気後退などを背景に、民間企業の一時金水準、人事院が7月に実施した調査等を踏まえて、民間の支給月数4.46に対して、公務員が下回ったということで、これが行われたというものであります。 しかし、コロナ禍で奮闘する公務員労働者の労苦には応えず、コロナを経て求められる内需主導型への経済転換にも背を向けるものではないでしょうか。 公務員給与の引下げは、民間への給与引下げのてこ入れともされ、それがさらに公務労働者への引下げへとつながって、まさに負のスパイラルに陥れるものではないでしょうか。 一時金を含めた給与水準が一貫して下がり続けているのは、正規労働者から非正規労働者への転換が、日本の労働者の賃金が先進諸国と比べても唯一マイナスとなっている、それが背景にあるのではないでしょうか。今こそ、大企業がコロナ禍の中でも着実にため込んでいるこの内部留保資金459兆円、これを労働者の雇用維持と賃上げに回し、景気回復をすべきではないでしょうか。賃金を抑制し、我慢を強いることは、リーマン・ショック後に経験した失われた20年の経済を繰り返すことになるものです。この過ちを繰り返さないためにも、労働者、国民の賃上げ、労働条件の改善で、地域経済の活性化を促そうではありませんか。 以上を述べて、反対の討論といたします。 ○木下映実議長 以上で討論を終わります。 これより議案第16号、令和2年度八千代市一般会計補正予算(第9号)を採決します。 本案に対する総務常任委員長及び福祉常任委員長の報告は可決であります。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○木下映実議長 起立多数であります。 したがって、議案第16号は原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○木下映実議長 議案第17号について討論を行います。 先ほど植田議員から討論がありましたが、他に通告がありませんので、討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより議案第17号、令和2年度八千代市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)を採決します。 本案に対する総務常任委員長の報告は可決であります。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○木下映実議長 起立多数であります。 したがって、議案第17号は原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○木下映実議長 議案第18号について討論を行います。 先ほど植田議員から討論がありましたが、他に通告がありませんので、討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより議案第18号、令和2年度八千代市介護保険事業特別会計補正予算(第5号)を採決します。 本案に対する総務常任委員長の報告は可決であります。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○木下映実議長 起立多数であります。 したがって、議案第18号は原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○木下映実議長 議案第19号について討論を行います。 先ほど植田議員から討論がありましたが、他に通告がありませんので、討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより議案第19号、令和2年度八千代市墓地事業特別会計補正予算(第1号)を採決します。 本案に対する総務常任委員長の報告は可決であります。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○木下映実議長 起立多数であります。 したがって、議案第19号は原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○木下映実議長 議案第20号について討論を行います。 先ほど植田議員から討論がありましたが、他に通告がありませんので、討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより議案第20号、令和2年度八千代市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)を採決します。 本案に対する総務常任委員長の報告は可決であります。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○木下映実議長 起立多数であります。 したがって、議案第20号は原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○木下映実議長 議案第21号について討論を行います。 通告がありませんので、討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより議案第21号、令和2年度八千代市一般会計補正予算(第10号)を採決します。 本案に対する福祉常任委員長の報告は可決であります。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○木下映実議長 起立全員であります。 したがって、議案第21号は原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○木下映実議長 請願第6号について討論を行います。 通告がありませんので、討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより請願第6号、高津東29号線の道路整備に関する件を採決します。 本件に対する都市常任委員長の報告は採択であります。 本件に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○木下映実議長 起立全員であります。 したがって、請願第6号は採択されました。     ------------------------- ○木下映実議長 請願第7号について討論を行います。 植田議員から通告がありますので、発言を許します。 植田進議員。     (植田 進議員登壇、拍手) ◆植田進議員 日本共産党を代表して、請願第7号、政府に「再審法改正」を求める請願について、賛成の立場で討論を行います。 日本の裁判制度の下で、冤罪と言われる罪を犯していない人が犯罪者に仕立てられ、今でも多くの冤罪被害者が身柄を拘束されております。判決が確定してしまった冤罪被害者を救う唯一の道が再審であります。 日本では、この再審制度に多くの問題があり、再審決定が出されても検事の上告、つまり上訴で裁判が引き延ばされるという事例が後を絶ちません。 そもそも冤罪が生まれるその背景には、取調べの段階で自白を強要され、証拠が捏造されたり、証拠が隠滅されたりすることなどが横行しているからにほかなりません。だからこそ取調べの可視化が求められております。 一度刑が確定した判決でも、もし冤罪のおそれがあるならば、基本的人権の尊重という立場から、でき得る限り救済の道を開くことが必要であります。そのためにも再審法、つまり刑事訴訟法の再審規定の改正が必要となり、国会やマスコミなどでも取り上げられるなど、法改正の機運が高まっております。 私はこの問題で、日本共産党もこの冤罪をなくすために努力をしておりますが、公明党も、この点では非常に頑張っておられるというふうに聞いております。日弁連と公明党の山口代表との間でも懇談が持たれ、法に照らして改善の余地があるとの合意を得たという報道がございますし、2018年10月22日、公明新聞の主張には、「確定判決の重みを理由に再審に消極的な意見もあるようだが、それが無実の罪を着せられた人の人生の重みに勝るはずがない」ということで、この再審法の改正を、公明党の新聞の主張でこのように高らかにうたわれております。 私は、この請願で出されている3項目、つまり1つは再審のための全ての証拠を開示させる規定を設けること、2つ目に検察官の不服申立ては禁止する、そして3つ目には再審における手続を整備する。このことの願意は妥当だと認めて、本請願がこの議会でも採択されるよう願って、賛成の討論といたします。 ○木下映実議長 以上で討論を終わります。 これより請願第7号、政府に「再審法改正」を求める請願を採決します。 本件に対する総務常任委員長の報告は不採択であります。 本件に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○木下映実議長 起立少数であります。 したがって、請願第7号は不採択と決定されました。     ------------------------- ○木下映実議長 請願第8号について討論を行います。 堀口議員から通告がありますので、発言を許します。 堀口明子議員。     (堀口明子議員登壇、拍手) ◆堀口明子議員 日本共産党を代表して、請願第8号、日本学術会議会員の任命拒否の撤回の意見書を提出することを求める請願について、採択を願って討論いたします。 請願者が求めているように、この問題については多くの市民、そして団体、マスコミからも、任命拒否の不当性を批判する声が上がっております。6名を任命しなかった具体的な理由も述べず、人事権に対しても、従来首相の任命権は形式的なものとしていたものを、恣意的に変更し違法なことを行うなど、このまま突き進めば、民主主義が脅かされるとの声が上がるのも当然ではないでしょうか。 この請願でも、とても大事なことを私たちに投げかけています。「憲法とそれに基づく法令を遵守することは、首相はもとより各地方議会を含めた公務員の義務であること」、この言葉です。 地方議会の役割として、民主主義を破壊する暴挙にもなり得ると危機感を感じ始めている市民から、国に対してしっかりと回答を求めること、そのことを代弁し、意見書を上げることは、私たちの役割ではないでしょうか。 さらに付け加えるならば、同趣旨の発議案を、日本共産党と三田議員を含め5名にて提出させていただきました。ぜひ、この請願第8号について皆様の賛同を得て、国へ意見書を提出できますことを願い、賛成の討論といたします。 ○木下映実議長 以上で討論を終わります。 これより請願第8号、日本学術会議会員の任命拒否の撤回の意見書を提出することを求める請願を採決します。 本件に対する総務常任委員長の報告は不採択であります。 本件に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○木下映実議長 起立少数であります。 したがって、請願第8号は不採択と決定されました。     ------------------------- ○木下映実議長 請願第9号について討論を行います。 飯川議員から通告がありますので、発言を許します。 飯川英樹議員。     (飯川英樹議員登壇、拍手) ◆飯川英樹議員 日本共産党を代表して、請願第9号、高津支所存続を求める請願書について、賛成の立場で討論をいたします。 高津支所について、市は耐震性が不足しているということで八千代緑が丘駅周辺へ移転、及び高津支所周辺へは支所機能の一部を持つ連絡所の設置を検討ということになっていますが、それにもかかわらず、高津支所の存続を求める請願書が提出されています。 本件は、地域に連絡所を設置するという検討に対して、まだ検討段階ということではありますが、地域住民に不安があることは理解ができます。地域からは支所を残してほしいという市民からの願いが届いています。 この高津支所存続を求める請願書は、総務常任委員会に付託されましたが、その委員会中の質疑では、高津支所での業務内容の半数以上が、本来担当部署である戸籍住民課で扱う業務以外のものであるという実態が明らかになっています。このような実態は、高齢化に伴い、どこの地域でも発生している問題でもあると推測されますが、このことからも、地域住民は支所から連絡所になることで、戸籍住民課以外の業務に対応してもらえなくなるという不安を抱えているものだと考えられます。つまり、支所が連絡所になることで、市民サービスが大きく減少してしまう可能性があるということです。 以上のことからも、地域に支所を残すべきであり、高津支所存続を求める請願書につきましては、ぜひ皆様には採択していただきたくお願いを申し上げまして、賛成の立場で討論とさせていただきます。 ○木下映実議長 以上で討論を終わります。 これより請願第9号、高津支所存続を求める請願書を採決します。 本件に対する総務常任委員長の報告は不採択であります。 本件に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○木下映実議長 起立少数であります。 したがって、請願第9号は不採択と決定されました。 --------------------------------- △発議案の審議 ○木下映実議長 日程第3、発議案第30号から第37号までを一括して議題とします。 各発議案の提案理由は、お手元に配付したとおりであります。     ------------------------- ○木下映実議長 これより質疑を一括して行います。 通告は省略します。 質疑ありませんか。-質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。     ------------------------- ○木下映実議長 これより討論、採決を行います。 なお、討論は通告を省略します。 発議案第30号について討論を行います。 討論ありませんか。-討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより発議案第30号、犯罪被害者支援の充実を求める意見書についてを採決します。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○木下映実議長 起立全員であります。 したがって、発議案第30号は原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○木下映実議長 発議案第31号について討論を行います。 討論ありませんか。-討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより発議案第31号、不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書についてを採決します。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○木下映実議長 起立全員であります。 したがって、発議案第31号は原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○木下映実議長 発議案第32号について討論を行います。 討論ありませんか。-討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより発議案第32号、核兵器禁止条約を批准し、参加するよう求める意見書についてを採決します。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○木下映実議長 起立少数であります。 したがって、発議案第32号は否決されました。     ------------------------- ○木下映実議長 発議案第33号について討論を行います。 討論ありませんか。-討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより発議案第33号、日本学術会議が推薦した105名全員の任命を求める意見書についてを採決します。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○木下映実議長 起立少数であります。 したがって、発議案第33号は否決されました。     ------------------------- ○木下映実議長 発議案第34号について討論を行います。 討論ありませんか。-討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより発議案第34号、国家戦略特別区域法の一部を改正する法律(スーパーシティ法)の廃止を求める意見書についてを採決します。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○木下映実議長 起立少数であります。 したがって、発議案第34号は否決されました。     ------------------------- ○木下映実議長 発議案第35号について討論を行います。 討論ありませんか。-討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより発議案第35号、新型コロナウイルス感染拡大防止のための検査と医療の抜本的拡充に対する国の財政支援を求める意見書についてを採決します。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○木下映実議長 起立少数であります。 したがって、発議案第35号は否決されました。     ------------------------- ○木下映実議長 発議案第36号について討論を行います。 討論ありませんか。-討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより発議案第36号、新型コロナウイルスから暮らしと営業を守るための実効性のある支援策を求める意見書についてを採決します。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○木下映実議長 起立少数であります。 したがって、発議案第36号は否決されました。     ------------------------- ○木下映実議長 発議案第37号について討論を行います。 討論ありませんか。-討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより発議案第37号、有料公共施設の使用料減免を求める決議についてを採決します。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○木下映実議長 起立少数であります。 したがって、発議案第37号は否決されました。     ------------------------- ○木下映実議長 以上で今定例会における案件の審議は全て終了しました。 --------------------------------- △閉会 ○木下映実議長 これにて令和2年八千代市議会第4回定例会を閉会します。 御苦労さまでした。          令和2年12月22日午後2時26分閉会 --------------------------------- △本日の会議に付した事件 1.諸般の報告1.総括審議1.追加議案の審議1.発議案の審議1.閉会地方自治法第123条第2項の規定により、署名する。    八千代市議会議長   木下映実    八千代市議会副議長  小澤宏司   会議録署名議員    八千代市議会議員   伊東幹雄    八千代市議会議員   成田忠志...