○
西村幸吉議長 議案第2号について討論を行います。 通告がありませんので、討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより、議案第2
号八千代市
税条例等の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する総務常任委員長の報告は可決であります。 本案に賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○
西村幸吉議長 起立多数であります。 したがって、議案第2号は原案のとおり可決されました。 -------------------------
○
西村幸吉議長 議案第3号について討論を行います。 植田進議員から通告がありますので、発言を許します。 植田進議員。 (植田 進議員登壇、拍手)
◆植田進議員 日本共産党を代表して、議案第3
号八千代市
都市公園条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例について、原案に反対の立場で討論を行います。 今回の条例改正の趣旨は、1点目に、指定管理公園の範囲を区域の全部または一部に改めることで、今後、市民野球場、
市民体育館、
市民プールなどの改修・解体に当たって、
指定管理者が公園全体を管理できないおそれがあるために、条例上の制約を取り払うというものであること、この点については問題はないというふうに思います。 ただ、2点目に、今後、民間事業者による公園管理を想定して、つまりパークPFI導入を可能とする仕組みを整えるというものであります。 公園の維持管理を誰が担うべきなのか、本来は直営で行われるべきものであります。
指定管理者制度の導入から、さらにパークPFI導入へと民間事業者にまで開放をしようとしております。国が進めようとしている、公的な部門を安易に利益優先の民間に委ねようとするあり方は、大いに疑問を持たざるを得ません。 よって、議案第3号については原案に反対を表明して、討論とさせていただきます。
○
西村幸吉議長 以上で討論を終わります。 これより、議案第3
号八千代市
都市公園条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する
産業都市常任委員長の報告は可決であります。 本案に賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○
西村幸吉議長 起立多数であります。 したがって、議案第3号は原案のとおり可決されました。 -------------------------
○
西村幸吉議長 議案第4号について討論を行います。 植田進議員から通告がありますので、発言を許します。 植田進議員。 (植田 進議員登壇、拍手)
◆植田進議員 日本共産党を代表して、議案第4
号八千代市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について、原案に反対の立場で討論を行います。 今回の条例改正の趣旨は、
コンビニエンスストア等で
印鑑登録証明書の交付を9月30日からできるようにするというものであります。 しかし、この前提となるマイナンバーカードの発行実績はわずか13.6%で、先ほど
委員長報告にありましたとおりです。なぜ発行枚数が伸びないのか。利用者からすれば、成り済ましや、あるいは紛失などへの懸念が拭い切れないからではないでしょうか。 そして、今回のコンビニエンスストアでの
印鑑登録証明書を交付する準備に当たって、4,000万円の費用がこれに投入されているわけであります。その中で、今年度の利用者数については、住民票を1,340件、
印鑑登録証明書では1,620件しか見込んでおりません。1件当たりの費用は約1万3,500円となり、市がよく問題にしている費用対効果という点でも、極めて問題ありと言わざるを得ません。 3点目に、国は躍起になって利用範囲を拡大しようとしておりますが、思惑どおりには進んでいないのは、そもそも住基カードもマイナンバーカードも政府の御都合主義で、利用者である国民の意思を無視して進めてきた結果にあります。 よって、議案第4号については反対の立場を表明して、討論といたします。
○
西村幸吉議長 以上で討論を終わります。 これより、議案第4
号八千代市印鑑条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する総務常任委員長の報告は可決であります。 本案に賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○
西村幸吉議長 起立多数であります。 したがって、議案第4号は原案のとおり可決されました。 -------------------------
○
西村幸吉議長 議案第5号について討論を行います。 伊原忠議員から通告がありますので、発言を許します。 伊原忠議員。 (伊原 忠議員登壇、拍手)
◆伊原忠議員 日本共産党を代表して、議案第5
号八千代市
放課後児童健全育成事業の整備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、反対の立場で討論します。 今回の条例の一部改正には、「5年以上
放課後児童健全育成事業に従事した者であって、市長が適当と認めたもの」が学童保育指導員として認められることになる条例です。 学童保育指導員の不足は、待遇の改善や正規職員の採用などを通して改善するべきものです。職員不足の解消を、5年以上従事した者と水準を下げて、専門的知識が不十分な人をもって補うべきではありません。 八千代市は、かつて全国に先駆けて、常勤の職員と保育士資格採用で専門的な知識と技能を備えた方が継続的に採用されることによって、子供に安定的・継続的にかかわることで、子供や保護者との信頼関係を築いてきました。このことで、八千代市の子供たちの健やかな成長と、八千代市で子育てしてきた家族の生活を守ってきたという歴史があります。 今、
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の従うべき基準を廃止、または参酌化の議論が進められようとしています。子供たちの保育に当たる上で必要な専門的な知識及び技能を有した
放課後児童支援員を全く配置しないことも起こり得ます。ともすれば、資格のない大人がたった1人で子供たちの保育に当たることにもなります。 そういう中で、6月11日、全国学童保育連絡協議会は、従うべき基準の廃止や参酌化されないように国会に請願署名を提出し、自民党の小林鷹之議員を初め、衆議院で46名、参議院で20名の紹介議員を通して請願を提出しました。党派を問わず、子供のために安全で安心できる毎日の生活の場を保障することは大切です。 3・11の東日本大震災のときに、常勤の職員がいたので、保護者が迎えに来るまで、遅くまで、または翌日まで子供たちを保護したということです。災害の多い日本では、責任を持った正規の職員が勤務する体制が必要です。職員不足の解消のための安易な規制緩和は、子供にも保護者にも安心できる学童保育はできないので、議案第5号に反対の討論といたします。
○
西村幸吉議長 以上で討論を終わります。 これより、議案第5
号八千代市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する福祉常任委員長の報告は可決であります。 本案に賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○
西村幸吉議長 起立多数であります。 したがって、議案第5号は原案のとおり可決されました。 -------------------------
○
西村幸吉議長 議案第6号について討論を行います。 通告がありませんので、討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより、議案第6号平成30年度八千代市
一般会計補正予算(第2号)を採決いたします。 本案に対する各常任委員長の報告は可決であります。 本案に賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○
西村幸吉議長 起立多数であります。 したがって、議案第6号は原案のとおり可決されました。 -------------------------
○
西村幸吉議長 議案第7号について討論を行います。 通告がありませんので、討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより、議案第7
号専決処分の承認を求めることについてを採決いたします。 本案に対する総務常任委員長の報告は承認であります。 本案に賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○
西村幸吉議長 起立全員であります。 したがって、議案第7号は原案のとおり承認されました。 -------------------------
○
西村幸吉議長 議案第8号について討論を行います。 伊原忠議員から通告がありますので、発言を許します。 伊原忠議員。 (伊原 忠議員登壇、拍手)
◆伊原忠議員 日本共産党を代表して、議案第8
号専決処分の承認を求めることについて(八千代市
指定地域密着型サービスの事業の人員,設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定について)、特に緊急を要するものと認め、次のとおり
専決処分の承認を求めることに対して反対の討論をいたします。 ことし4月1日からの国の法律改正によるものですが、
地域密着型サービス事業に関する条例の改正に関しては、3月議会から議論していますが、条例の中身としては規制緩和策です。 随時対応型訪問介護看護や夜間対応型訪問介護など、専門的な仕事は本来、介護福祉士などの専門職が行ってきました。それが今回緩和をされて、市の認定ヘルパーでもできるように緩和され、介護ができるようになってしまうことが問題ではないでしょうか。 介護は、高度な専門性を要する知的労働であり、利用者とのきめ細かなコミュニケーション抜きには、的確なサービスは提供できません。また、ヘルパーの資格を現行相当で行うか、緩和型にするかは市の裁量で決められてしまいます。その結果、自治体ごとの格差が広がってしまうことも問題です。 日本共産党は介護の質を高め、介護職の技能と社会的地位を向上させるために、資格取得一元化の早期実現、研修事業の充実と機会保障、介護職のキャリアアップに向けた職員、事業所への支援が必要と考えています。 今回の
専決処分は、介護の質を担保する規制を弱め、介護職の低賃金や劣悪な労働条件を放置することにもつながるので、反対の立場で討論いたしました。
○
西村幸吉議長 以上で討論を終わります。 これより、議案第8
号専決処分の承認を求めることについてを採決いたします。 本案に対する福祉常任委員長の報告は承認であります。 本案に賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○
西村幸吉議長 起立多数であります。 したがって、議案第8号は原案のとおり承認されました。 -------------------------
○
西村幸吉議長 これより、議案第9
号専決処分の承認を求めることについてを採決いたします。 本案に賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○
西村幸吉議長 起立全員であります。 したがって、議案第9号は原案のとおり承認されました。 -------------------------
○
西村幸吉議長 議案第10号について討論を行います。 通告がありませんので、討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより、議案第10号路線の廃止についてを採決いたします。 本案に対する
産業都市常任委員長の報告は可決であります。 本案に賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○
西村幸吉議長 起立全員であります。 したがって、議案第10号は原案のとおり可決されました。 -------------------------
○
西村幸吉議長 議案第11号について討論を行います。 通告がありませんので、討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより、議案第11号路線の認定についてを採決いたします。 本案に対する
産業都市常任委員長の報告は可決であります。 本案に賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○
西村幸吉議長 起立全員であります。 したがって、議案第11号は原案のとおり可決されました。 -------------------------
○
西村幸吉議長 議案第12号について討論を行います。 通告がありませんので、討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより、議案第12号契約の締結についてを採決いたします。 本案に対する総務常任委員長の報告は可決であります。 本案に賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○
西村幸吉議長 起立全員であります。 したがって、議案第12号は原案のとおり可決されました。 -------------------------
○
西村幸吉議長 議案第13号について討論を行います。 通告がありませんので、討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより、議案第13号契約の締結についてを採決いたします。 本案に対する総務常任委員長の報告は可決であります。 本案に賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○
西村幸吉議長 起立全員であります。 したがって、議案第13号は原案のとおり可決されました。 -------------------------
○
西村幸吉議長 請願第1号について討論を行います。 三田登議員から通告がありますので、発言を許します。 三田登議員。 (三田 登議員登壇、拍手)
◆三田登議員 請願第1
号精神障害者も千葉県
重度心身障害者医療費助成制度の対象とする意見書の千葉県への提出を求める件につき、
委員長報告の採択に賛成の立場で討論を行います。
重度心身障害者医療費助成制度は、
障害者手帳1級から2級、あるいは知的障害者向けの療育手帳のAの2以上の所有者を対象にされてきましたが、いまだに精神障害者が除かれていることは明らかに障害者差別であり、それを県が容易に助長していることはゆゆしき問題であります。 同助成制度は、平成27年8月に改定されましたけれども、依然として精神障害者は対象外とされており、窓口では現物給付となり、手間が簡略されたものの、自己負担が従来は無料だったのに、通院や入院に毎回300円負担となって、さらには年齢制限が設けられ、改定後の65歳以上は対象外になるなど、制度改悪と言える内容となっています。 請願者が訴えているように、千葉県精神障害者家族会連合会が昨年に実施した当事者・家族へのアンケート調査結果でも、手帳の等級にかかわらず、ぎりぎりの生活を強いられており、助成がないがゆえに、一般医療の受診を控えている実態があります。 八千代市では、少なくとも1級から3級までの精神
障害者手帳を取得している方が昨年で1,192人おり、今年度はさらに増加の傾向であると聞いています。これは大きな問題であります。 助成制度の管轄が県であることに鑑みれば、千葉県も精神障害者の同制度適用を早急に開始するべきであります。判断は各都道府県に委ねられており、既に北海道、青森県、山形県、福島県、新潟県、福井県、山梨県、埼玉県、神奈川県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、大阪府、兵庫県、奈良県、島根県、山口県、福岡県、大分県、宮崎県と22道府県が何らかの形で実施しております。 千葉県の市レベルでも、千葉市、流山市、浦安市、旭市、野田市、習志野市、印西市は、市事業として精神障害者を対象とした助成を制度化しています。 本請願を受けて、議員発議も出されておりますけれども、請願にもあるように、障害の種別を問わず、精神障害者も
重度心身障害者医療費助成制度の対象となる意見書を千葉県に提出することともあわせて、私の見解として、県が実施するまでは助成制度を実施している他市に倣い、八千代市も、精神障害者も対象とした医療費助成制度を市の政策として実施すべきであることも指摘し、討論といたします。
○
西村幸吉議長 以上で討論を終わります。 これより、請願第1
号精神障害者も千葉県
重度心身障害者医療費助成制度の対象とする意見書の千葉県への提出を求める請願書を採決いたします。 本件に対する福祉常任委員長の報告は採択であります。 本請願に賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○
西村幸吉議長 起立全員であります。 したがって、請願第1号は採択されました。 -------------------------
○
西村幸吉議長 請願第2号について討論を行います。 2名の議員から通告がありますので、順次発言を許します。 初めに、三田登議員。 (三田 登議員登壇、拍手)
◆三田登議員 請願第2号森友学園問題及び加計学園問題に関する疑惑に対して国会に真相を求める意見書を提出する件は、
委員長報告では不採択でしたけれども、請願に賛成の立場で討論を行います。 森友学園問題及び加計学園問題の経緯についての説明はもはや不要と考えます。要は、民間事業に対する政治家のかかわり方、そしてそれに対する行政と官僚の旧態依然とした国民不在の実態がまたもやあらわになったこと。そして、今回はその責任がまさに総理、副総理というツートップに問われているという点であります。 ポイントは、森友学園建設は森友ありき、加計学園建設も加計ありきだったという通常では考えられない事実、そして双方とも安倍総理がかかわっていた可能性が極めて大きいこと。そして、安倍総理は国会で思わず、「自分や妻がかかわっていたら、総理も議員もやめる」とたんかを切ってしまったことにより、霞ケ関のお役人はつじつま合わせのために国会でうそにうそを重ね、官庁においては命とも言える公文書を改ざんしてしまったこと。あげくの果て、本当に人の命も絶たれたこと。こんなことが許されていいのかという点であります。 忖度とは何か、辞書では他人の気持ちを推しはかることとあります。しかし、官庁のお役人が幾ら推しはかったとしても、命である公文書を勝手に改ざんすることはあり得ないと言われています。つまりそうせざるを得ない圧力があって、初めて御奉公とか言って実行するのであります。そして、官僚事務方より力があるのは上司の政治家であります。 私は、今回の問題で思い起こすのが、秋葉市長(当時)に起きた公文書改ざん問題であります。比較するにはいささか小振りではありますけれども、類似性を感じます。秋葉市長(当時)は、改ざんという結果は認めつつも、自分は文章が長過ぎないかと言っただけだと弁明しました。いわば、部下が忖度して改ざんしたのだから、自分に直接の責任はない旨のロジックで、百条委員会でも逃げの答弁に終始しました。 しかし、私たち議会は、市長としての責任という点で納得がいかなくて、司法に告発したではありませんか。モリカケ問題も同じ視点で捉えるべきであります。 今回の問題は、国有地売却の大幅値引きや決裁文書の改ざんが違法かどうかという刑事責任、虚偽の文章と答弁で国会を欺き続けた財務省の行政責任、そして首相にまつわる疑念にふたをしたまま幕引きを図る安倍政権の政治責任であります。 ですから、共同通信の最新世論調査では、森友問題は未解決と回答した人が78%、朝日新聞の世論調査でも、森友・加計疑惑の解明に安倍政権が適切に対応していないと感じる人が75%という結果が出ています。多くの国民は納得していないわけであります。 私たちは地方自治体の議員ですが、政治家であります。国の問題と地方の問題は絶えず連動しています。別ではありません。もし、八千代市議会議員は八千代市のことだけ考えていればいいのだという認識があるのだとしたら、改めるべきであります。請願にあるように、安倍政権が関与していたのではないかという疑惑に関して真相を究明するために、国会で参考人招致または証人喚問を実施することを、八千代市議会として国会両院議長に意見書を提出し、地方の声を国政に届けるべきであるということを強く訴えて、私からの討論といたします。
○
西村幸吉議長 次に、植田進議員。 (植田 進議員登壇、拍手)
◆植田進議員 日本共産党を代表して、請願第2号森友学園問題及び加計学園問題に関する疑惑に対して国会に真相を求める意見書を提出する請願について、総務常任委員長の報告は不採択でありましたが、請願に賛成の立場で討論を行いたいと思います。 森友・加計疑惑に対して、多くの国民が真相が解明されず、参考人質疑や加計理事長の記者会見にもかかわらず、疑惑が一層深まったというのが実感ではないでしょうか。先日の朝日新聞の世論調査でも、森友問題について79%が決着はついていないとしております。また、安倍首相は、加計学園理事長との面会を否定しているが、その説明に75%が納得できないと答えております。その上で、森友・加計問題で国会は引き続き解明に取り組むべきというのが、57%で過半数を超えているのであります。 森友・加計問題は、まさに首相と昭恵夫人の個人的な関与が指摘されている問題でもあります。このもみ消しのために官僚がどれだけ迷惑をこうむったのか、有為な人材がどれだけ犠牲になったかははかり知れません。 翻って、八千代市でも庁議記録が長過ぎると当時の秋葉市長によって公文書が改ざんされ、市民の行政に対する信頼を失い、政治不信を招いたことは記憶に新しいものであります。この問題を放置すれば、公文書改ざんが常態化し、民主主義の根幹を破壊されることにつながりかねません。 加計理事長も、いつでも国会の証人喚問に応じる用意があると言っております。安倍首相も国会が決めることとしているが、それを拒んでいるのが政権与党でもあります。膿を出し切ると言うなら、真相解明のために関係者の証人喚問、参考人招致を行うべきであります。 八千代市議会の議員の皆さんの良識が今問われているというふうに思います。 よって、請願第2号が全会一致で採択されることを願って、討論といたします。
○
西村幸吉議長 以上で討論を終わります。 これより、請願第2号森友学園問題及び加計学園問題に関する疑惑に対して国会に真相を求める意見書を提出する請願を採決いたします。 本件に対する総務常任委員長の報告は不採択であります。 本請願に賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○
西村幸吉議長 起立少数であります。 したがって、請願第2号は不採択と決定されました。
---------------------------------
△発議案の上程
○
西村幸吉議長 日程第2、発議案第10号から第17号までを一括して議題とします。 各発議案の提案理由はお手元に配付のとおりであります。 -------------------------
○
西村幸吉議長 これより一括して質疑を行います。 質疑は通告を省略し、直ちに行います。 質疑ありませんか。--質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 -------------------------
○
西村幸吉議長 これより討論、採決を行います。 討論は通告を省略いたします。 発議案第10号について討論を行います。 討論ありませんか。--討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより、発議案第10
号精神障害者を千葉県
重度心身障害者医療費助成制度の対象とすることを求める意見書についてを採決いたします。 本案に賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○
西村幸吉議長 起立全員であります。 したがって、発議案第10号は原案のとおり可決されました。 -------------------------
○
西村幸吉議長 発議案第11号について討論を行います。 討論ありませんか。--討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより、発議案第11号地方消費者行政に対する財政支援の継続・拡充を求める意見書についてを採決いたします。 本案に賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○
西村幸吉議長 起立全員であります。 したがって、発議案第11号は原案のとおり可決されました。 -------------------------
○
西村幸吉議長 発議案第12号について討論を行います。 討論ありませんか。--討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより、発議案第12号オスプレイの配備を辞めるよう求める意見書についてを採決いたします。 本案に賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○
西村幸吉議長 起立少数であります。 したがって、発議案第12号は否決されました。 -------------------------
○
西村幸吉議長 発議案第13号について討論を行います。 討論ありませんか。--討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより、発議案第13号憲法第9条の改正を辞めるよう求める意見書についてを採決いたします。 本案に賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○
西村幸吉議長 起立少数であります。 したがって、発議案第13号は否決されました。 -------------------------
○
西村幸吉議長 発議案第14号について討論を行います。 討論ありませんか。--討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより、発議案第14号UR賃貸住宅に安心して住み続けられるよう求める意見書についてを採決いたします。 本案に賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○
西村幸吉議長 起立少数であります。 したがって、発議案第14号は否決されました。 -------------------------
○
西村幸吉議長 発議案第15号について討論を行います。 討論ありませんか。--討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより、発議案第15号東海第二発電所の運転期間延長と再稼働を認めないよう求める意見書についてを採決いたします。 本案に賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○
西村幸吉議長 起立少数であります。 したがって、発議案第15号は否決されました。 -------------------------
○
西村幸吉議長 発議案第16号について討論を行います。 討論ありませんか。 伊原忠議員。 (伊原 忠議員登壇、拍手)
◆伊原忠議員 日本共産党を代表しまして、種子法の意見書について討論をいたします。 種子法は、戦中から戦後にかけて食糧難の時代を経験した日本が、食糧を確保するためには種子が大事ということで、1952年5月に制定されました。主要農産物の米・麦・大豆などの種子の安定的な供給を国や都道府県に義務づけてきました。それを国が責任を持って実施してきたのです。 種子法がなくなることによって、次の3点が大きな問題になります。 1点目は、都道府県と関係者が積み上げてきた高い技術と公共性を持つ種子の生産・普及体制が崩壊する危険があること。 2点目は、品種の圃場の審査等に対して予算的な裏づけがなく、現状が継続される保障のないことです。 3点目は、現状では民間企業による育成品種が奨励品種となるなど、民間に不利益とは言えない上、むしろ開発にかかるコストがふえて種子価格が上がる危険性があります。また、このことでグローバル企業のモンサント社などによるGM、いわゆる遺伝子組み換えの種子しか扱えない農業にさせられてしまう危険が極めて高くなります。 種子法が廃止になり、自民党の地方議員や農協団体などからも反対や懸念の声が広がり、地方議会から50件以上の意見書が上がっています。また、新潟県、兵庫県、埼玉県では、米・麦・大豆の種子を守る条例を可決しています。
産業都市常任委員会では、種子法廃止に伴う万全の対策を求める陳情が反対多数で不採択でした。理由は、千葉県が主要農作物種子対策要綱を策定して、今までどおりに種子を生産できるようにしたというものです。しかし、要綱は条例とは違い、知事の運営方針なので知事次第ということにもなります。 陳情にも求められていたように、万全の対策が必要です。国内産の種子がなくなれば取り返しがつかなくなります。今、野党6会派が主要農作物種子法復活法案を国会に提出しています。種子は国民の食糧主権を守る重要な問題です。 よって、この意見書の採択を願って討論といたします。
○
西村幸吉議長 他に討論ありませんか。--討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより、発議案第16号種子法廃止に伴う万全の対策を求める意見書についてを採決いたします。 本案に賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○
西村幸吉議長 起立少数であります。 したがって、発議案第16号は否決されました。 -------------------------
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西村幸吉議長 発議案第17号について討論を行います。 討論ありませんか。 三田登議員。 (三田 登議員登壇)
◆三田登議員 原子力規制委員会のモニタリングポスト撤去の決定を撤回し、継続配置を求める意見書を、国・環境省に意見書を提出する発議案に賛成の立場で討論を行います。 モニタリングポストとは、大気中の放射線量を継続的に測定する備え置き型の装置ですけれども、福島第一原子力発電所事故以後、国は福島県及び全国の自治体に増設しました。しかし、原発から半径30キロ圏内で台数が足りると答えた自治体は20%にとどまっているのが現状です。にもかかわらず、環境省の外局組織である原子力規制委員会が、福島県内設置のモニタリングポストについて、避難指示が出た12市町村以外にある約2,400台について、2021年3月までに順次撤去することを決定しました。 撤去の理由としては、線量に大きな変動がなく安定しているため、継続的な測定の必要性は低いと判断したとされています。しかし、発議文にもあるように、福島原発事故の廃炉は今後数十年かかる見込みであり、その間の事故や天災などにより、再び放射性物質が周辺に拡散する可能性は否定できません。何よりも、原子力緊急事態宣言は解除されていません。原子力規制委員会の決定は原発被害を風化させるものであり、現実を無視した判断であります。 また、原子力規制委員会は、福島県及び県内市町村への意見照会を経て、必要な見直しを行うと言いながら、その意見照会で福島県及び27市町村のうち、97%の27県市町村が継続設置を求める意見を提出しているにもかかわらず、その意見を無視して撤去方針を継続しています。 私は、5月に八千代市民とともに、福島県の富岡町から大熊町、それから双葉町、浪江町のルートで現地視察に行ってきました。現在も5万人以上の市民が避難所生活を強いられています。当時瓦れきの山だった富岡駅は再建されましたけれども、駅前に人影はありませんでした。バスで国道6号線を走ると、道沿いの住宅、商店、会社、学校など、帰還困難区域が延々と続き、人影はありません。まさにゴーストタウンです。7年前の震災時と変わらぬ景色が続きます。計測器ではかると、高めの放射線を示していました。そして、至るところに汚染廃棄物や汚染土のフレコンバックが延々と山積みされていました。 事はモニタリングポストだけではありません。驚いたことに、環境省は除染で集めた汚染土を農地造成に再利用する方針を決定しました。飯舘村では、今秋には実際に着手する見込みだそうであります。以前は、放射性廃棄物の再利用の基準値は1キロ当たり100ベクレルでした。今や8,000ベクレルのものが身近な道路や防波堤の盛り土など公共場用に、また5,000ベクレル以下であれば農業用として全国的に再利用されることになります。国民の命と健康を何と心得ているのでありましょうか。 そうやって政府は、福島原発事故をもはや過去の遺物化としたい思惑があります。それは、政府がこの夏の閣議決定を目指す第5次エネルギー基本計画にあります。計画では、原発割合を20%から22%まで、核燃料サイクル政策は維持し、原発輸出も積極的に進めると発表。原発を重要なベースロード電源として重大計画の位置づけを維持、原発推進という従来の姿勢を崩していないといいます。しかし、そうなると原発を30基は稼働する必要があります。無理やり再稼働させた原発でも現在9基、現実を無視したむちゃくちゃな計画であります。 忘れてはなりません、原子力緊急事態宣言は解除されていないことを。4月16日には、モニタリングポストの継続配置を求める市民の会が182団体の賛同を得て、原子力規制委員会に継続配置を求める請願書を提出しています。また、5月28日の河北新報によれば、伊達市、福島市、郡山市、いわき市、会津若松市などの各首長が撤去反対の立場を明らかにしています。福島原発事故の影響や、その対応は、廃炉作業が継続し、放射性廃棄物の対応が未完了で、多くの被災者、避難者が残っている間は全く完了していません。 そして、八千代市においても、福島第一原子力発電所事故により、市内に降り注いだ放射性物質を含む土壌など、中間貯蔵として小・中学校の校庭や公園の地中に埋設しており、放射線量の点検・観測などを継続しており、原発事故による影響やその対応は全く完了していません。 以上の点から、本発議案は願意妥当であり、福島県におけるモニタリングポストの継続配置を求める意見書を、国・環境省・原子力規制委員会に対して提出する本発議案が賛同・可決されることを強く求めて、討論といたします。
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西村幸吉議長 他に討論ありませんか。--討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより、発議案第17号原子力規制委員会のモニタリングポスト撤去の決定を撤回し、継続配置を求める意見書についてを採決いたします。 本案に賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
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西村幸吉議長 起立少数であります。 したがって、発議案第17号は否決されました。
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△議事日程追加・追加発議案の上程
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西村幸吉議長 申し上げます。 木下映実議員外22名から、発議案第18号塚本路明議員に対する辞職勧告決議について、成田忠志議員外22名から、発議案第19号橋本淳議員に対する問責決議について、成田忠志議員外5名から、発議案第20号市庁舎整備に関する調査特別委員会の設置についてが提出されました。 この際、発議案第18号から第20号までを日程に追加し、直ちに議題としたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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西村幸吉議長 御異議なしと認め、発議案第18号から第20号までを日程に追加し、議題とします。 発議案第18号の審議に当たり、地方自治法第117条の規定に該当するため、塚本路明議員の退場を求めます。 (塚本路明議員退場)
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西村幸吉議長 本案の提案理由は、お手元に配付のとおりであります。 -------------------------
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西村幸吉議長 これより質疑を行います。 質疑は通告を省略し、直ちに行います。 質疑ありませんか。--質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 -------------------------
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西村幸吉議長 これより討論を行います。 通告を省略します。 討論ありませんか。--討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより、発議案第18号塚本路明議員に対する辞職勧告決議についてを採決いたします。 本案に賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
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西村幸吉議長 起立多数であります。 したがって、発議案第18号は原案のとおり可決されました。 塚本路明議員の入場を許可します。 (塚本路明議員入場) -------------------------
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西村幸吉議長 発議案第19号の審議に当たり、地方自治法第117条の規定に該当するため、橋本淳議員の退場を求めます。 (橋本 淳議員退場)
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西村幸吉議長 本案の提案理由の説明を求めます。 成田忠志議員。 (成田忠志議員登壇)
◆成田忠志議員 橋本淳議員に対する問責決議。 議員は、市民全体の奉仕者として人格と倫理の向上に努めるとともに、その地位による影響力を不正に行使してはならず、その責務を深く自覚し、市民の信頼に応えるため、より高い倫理観を持たなければならない。 橋本淳議員はその職責と立場を十分に認識して行動しなければならないにもかかわらず、自身のツイッター上において、社会通念上不適切ととられる内容を掲載していた。このことは、議員としての自覚及び品位に欠ける極めて軽率な行為である。 また、橋本淳議員は過去にも同様の問題を起こしており、SNSの使用については、議会から再三の注意を行っている。加えて、会派報や自身のブログにおいて事実と異なる情報を掲載したことなどを理由に、橋本淳議員に対する問責決議が可決されたという経緯もある。 このような事実があったにもかかわらず、再び同様の問題が発生したことについては、誠に遺憾であり、公人である議員としてあるまじき行為である。 よって、議会は、橋本淳議員に対して猛省を促すとともに、議員としての責務を自覚するよう強く求める。 以上、決議する。 平成30年6月27日、八千代市議会。
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西村幸吉議長 以上で提案理由の説明を終わります。 これより質疑を行います。 質疑は通告を省略し、直ちに行います。 質疑ありませんか。--質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 -------------------------
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西村幸吉議長 これより討論を行います。 通告は省略します。 討論ありませんか。--討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより、発議案第19号橋本淳議員に対する問責決議についてを採決いたします。 本案に賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
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西村幸吉議長 起立全員であります。 したがって、発議案第19号は原案のとおり可決されました。 橋本淳議員の入場を許可します。 (橋本 淳議員入場) -------------------------
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西村幸吉議長 発議案第20号を議題とします。 本案の提案理由は、お手元に配付のとおりであります。 -------------------------
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西村幸吉議長 これより質疑を行います。 質疑は通告を省略し、直ちに行います。 質疑ありませんか。--質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 -------------------------
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西村幸吉議長 これより討論を行います。 通告は省略いたします。 討論ありませんか。--討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより、発議案第20号市庁舎整備に関する調査特別委員会の設置についてを採決いたします。 本案に賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
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西村幸吉議長 起立全員であります。 したがって、発議案第20号は原案のとおり可決されました。
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△市庁舎整備に関する調査特別委員会委員の選任
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西村幸吉議長 ただいま発議案第20号が可決されましたので、市庁舎整備に関する調査特別委員会の委員を選任します。 委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、私が指名いたします。 委員に、伊東幹雄議員、植田進議員、小澤宏司議員、木下映実議員、河野慎一議員、高山敏朗議員、立川清英議員、成田忠志議員、橋本淳議員、林利彦議員を指名いたします。 -------------------------
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西村幸吉議長 この際、正副委員長の互選のため、委員会条例第10条第1項の規定により、市庁舎整備に関する調査特別委員会を第2委員会室に招集いたします。 委員会開催のため、暫時休憩いたします。 午後2時24分休憩 ------------------------- 午後2時34分開議
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西村幸吉議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 市庁舎整備に関する調査特別委員会の正副委員長の互選結果について、御報告いたします。 委員長 木下映実議員 副委員長 成田忠志議員 以上のとおりであります。 -------------------------
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西村幸吉議長 以上で今定例会における案件の審議は全て終了いたしました。
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△閉会
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西村幸吉議長 これにて平成30年八千代市議会第2回定例会を閉会いたします。 御苦労さまでした。 平成30年6月27日午後2時35分閉会
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△本日の会議に付した事件 1.諸般の報告1.
総括審議1.発議案の上程1.議事日程追加・追加発議案の上程1.市庁舎整備に関する調査特別委員会委員の選任1.閉会地方自治法第123条第2項の規定により、署名する。 八千代市議会議長
西村幸吉 八千代市議会副議長 林 隆文 会議録署名議員 八千代市議会議員 奥山 智 八千代市議会議員 塚本路明...